士郎「Fate/stay nightが再アニメ化だって!?」 (148)

士郎「それは本当なのか!?」

言峰「PVも出ているし、間違いない」

セイバー「やりましたね、士郎!」

士郎「ああ!今からワクワクしてきたぜ!」



凜「派生には出てたけど、やっぱり本編よね」

アーチャー「それについては賛同だな」



桜「先輩!再アニメ化って本当なんですか!?」

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士郎「ああ、楽しみだな桜!」



桜「良かった…」

桜「ついに heavens feel がアニメになるんですね!」



士郎「え?」

セイバー「ん?」

凜「は?」


桜「あ、 heavens feel ってのは私のルートのことで…」

セイバー「待ってください桜。誰がそんなことを言ったのですか?」

凜「そうよ、どうして桜がヒロインになるのよ」




桜「だって、アニメ化していなのは私のルートだけじゃないですか」

桜「じゃあ heavens feel がアニメになるのは当然ですよ」


士郎「そういえば、誰のルートをやる予定なんだ、言峰?」

言峰「さぁ‥どうだろうな…」プルプル

士郎(嫌な予感がする…)


セイバー「納得できませんね、Fate/stay night のヒロインは私に他ならない」

セイバー「当然、私のルートを再アニメ化すべきです」

桜「な…」


セイバー「士郎も私がヒロインなのを望んでいるはずです。違いますか?」

言峰「なるほど。確かにセイバーは Fate/stay night のメインヒロイン」

言峰「Fateルートをアニメ化すのは合理的な選択と言えよう」



セイバー「さすが、神父はものわかりがいい」

セイバー「ということでよろしいですね、皆さん」



凜「待って」


セイバー「何でしょうか、凜」

凜「セイバー、あなたのルートはすでにアニメ化されているわ」

凜「また同じ話を作る意味があるのかしら?」

セイバー「む…」


言峰「確かに、セイバールートはすでにアニメ化されている」

言峰「同じストーリーをやってもファンは満足しないだろう。よく見ぬいたな、凜」



凜「ふん…あんたに褒められても嬉しくないわ」

凜「でもそういうことよ。少なくともあなたのルートをアニメ化する価値は無いわ」


セイバー「私のルートに価値が無い…聞き捨てなりませんね、リン」

凜「あら、私は事実を言っただけよ」

セイバー「発言を訂正してください、さもなくば…」カチャ

凜「やろうっていうの、上等じゃない」

アーチャー(戦うのは私なのだが…)


桜「二人とも待ってください!」

凜「桜、危険だから下がっていて」

セイバー「そうです。あなたを巻き込みたくはない」

アーチャー(だから戦うのは私なのだが…)

桜「さっきから勝手に話を進めて…姉さんはアニメ化したじゃないですか!」

凜「ぐ…」

桜「UBWは映画化ましたよね?」

桜「さっきも言いましたが、私のルートをアニメ化するのが最良の選択ではないでしょうか?」

桜「だって、わ た し だ け、アニメ化がされていなんですから」



言峰「一理ある。 heavens feel をアニメ化することに反対するファンはいないであろう」

言峰「公平さという観点から見ても、妥当な判断だな」

桜「ありがとうございます。神父さん」



凜「あんたどっちの味方よ・・・」

言峰「私は正しいものの味方だ」


言峰「まぁ三人とも落ち着け。ここは民主的な議論が必要だ」

言峰「互いに話し合い、納得したうえでなければ、アニメ化などできまい」

言峰「ここはひとつ、問答をしてはどうだろうか」


セイバー「なるほど…受けて立ちましょう」

セイバー「この問答によって、セイバールートの正しさを証明させてもらう」

凜「望むところよ」

凜「セイバー、あなたのプライドをへし折ってあげる」



桜「神父さんは私の味方じゃないんですか?」ゴゴゴゴ


言峰「私はおもs…公平な議論を提案しただけに過ぎん」

言峰「それとも、君は不戦敗にするかね?」

桜「…いいですよ。参加します」


士郎「待ってくれ、この展開は何かおかしいって!」

セイバー「シロウ、私は受けた勝負を降りることはできません。騎士の誇りに反します」

凜「遠坂の後継者として、ここで負けたら恥よ。だから私は逃げないわ」



士郎「そんなのめちゃくちゃだ…!桜ならわかってくれるよな!?」

桜「先輩、ごめんなさい。私のプライドがかかっているです!」



士郎「どうしてこんなことで争わなきゃいけないんだ…!」

言峰「-----!!」プークスクス


セイバー「しかし、どのように勝敗を決めるのですか」

凜「そうね、公平な審判が必要ね。あんた以外で」

言峰「ほう。私では不満かね…」

言峰「ならば衛宮士郎に決めてもらうしかあるまい」

士郎「え、俺かよ!?」


言峰「Fate/stay night の主人公は君に他ならない」

言峰「君の選択がルートを決めるのだ。君の答えならば、誰にも文句は言えまい」

士郎「俺が…3人から1人を選ぶのか…」



セイバー「シロウ、私はサーヴァントとしてあなたを信じます」

士郎「セイバー、待ってくれ!」


凜「士郎なら正しい選択をしてくれるわよね?」

士郎「遠坂まで…こんなの間違ってる…!」


桜「先輩、私は先輩に全てをかけます」

士郎「アワワ・・・」


セイバー「セイバールートの正しさを証明するにあたり、タイプムーンのサイトを見ていただきたい」

士郎「タイプムーンのサイト?…人気投票の結果が載ってるな」カチカチ

セイバー「そうです。士郎、一位は誰ですか?」

士郎「それは…セイバーだ」カチカチ



セイバー「私は人気投票で一位を取ったのです。それも、Fateのみならず、全体の人気投票で!」

セイバー「私をドル箱などと呼ぶ輩もおりますが、それは人気の裏返し」フフン

凜(ぐ…単純ゆえ反論が難しいわ…)

桜(これが一位の力ですか…!)


セイバー「売上、支持率という面から見ても、私をヒロインにすべきなのは、約束されています」

セイバー「どうですかシロウ?私のルートこそアニメにふさわしい」



士郎「なるほど…」

士郎(セイバーが一番人気がある…やっぱりセイバーがヒロインなのかな)


凜「いいえ、士郎、あなたは騙されているわ。セイバーは自分のことしか考えていない」

セイバー「何だと?」

凜「セイバーの発言は全て自分を擁護したものに過ぎない。セイバーは自分さえ良ければいいと思っているのよ」




凜「UBWは、士郎が活躍するルートよ」

セイバー「!」


凜「セイバーは自分が目立つかどうかしか考えていなかった。でも私は違うわ」

凜「士郎が自らの理想と向きあい、成長するUBW…これこそアニメにふさわしいルートよ!」

セイバー(しまった…士郎を出されるとは…!)


凜「さらに、人気投票3位のアーチャーも活躍するわ!」

士郎「言われてみれば確かに…遠坂は俺のことも考えてくれるんだな」

アーチャー「何か騙されている気がするが、悪い気分ではないな」

セイバー(しまった!これではUBWがアピールされるだけでなく、私の心象も悪くなってしまう…!)



凜(ぬかったわねセイバー…確かに私は人気ではあなたに勝てない。ならば私ではなく士郎を使えばいいだけのこと!)

凜「もちろんよ!士郎のことも考えて、私はUBWを推薦するわ!」



桜(さすがです姉さん、まさか先輩をダシにして...)

桜(私は人気ではセイバーに勝てない。姉さんと同じ方法でも勝てない)

桜(だったらーーー)



言峰「おや、君は何も言わないのかね」

桜「...先輩、私はヒロインになりたいです」


桜「・・・」

士郎「えと・・・」

桜「以上です」



セイバー「以上とは…どういうことでしょう」

凛「勝負を投げたのかしら・・・??」

士郎(どうして桜は何も言わないんだ?)




桜「…」ウルウル

セイバー・凛「!」


桜(私はセイバー・姉さんの様にはできません…)

桜(ヒロインの中では順位最下位、あげくにはライダーにさえ負ける始末…)

桜(そんな私が勝つにはこれしかありません、可憐で薄幸なスタイル抜群美少女の涙です!!)



セイバー「涙とは卑怯ではありませんか!?」

凛「私たちではできない芸当ね、さすがだわ…」




言峰「さて、全員の意見を聞いたうえで、誰を選ぶ、偉宮士郎」

士郎「俺は…」

士郎(俺は誰を選べばいいんだ…くそっ!みんないい子なのに…!)




士郎「…俺は誰も不幸にしたくない。だから…」

アーチャー「偉宮士郎、お前が考えていることを当ててやろう」


アーチャー「お前は今、複合ルートを考えているだろう?」

士郎「!?」

アーチャー「図星か、貴様は誰も不幸にしたくないと考えたのだろう」




アーチャー「しかし、そのような半端なマネをしたところで、誰が満足する?」

士郎「違う!俺はそういうつもりじゃ

アーチャー「シナリオは中途半端になり、誰もが『ルートを絞るべきだった』と嘆くだろう」

アーチャー「結果的に、お前は多くのファンを不幸にしようとしている」



アーチャー「正義の味方()が聞いてあきれるな」

凛(なんでこいつスイッチ入ってるのよ)

桜(言ってることはかっこいいのに、気持ち悪い…)


イリヤ「あれ、シロウなにしてるの?」

バーサーカー「グルル」

士郎「イリヤ!?」

イリヤ「こんなに集まって、私も呼んでよー」


言峰「なんと言うことはない、真のヒロインを決めているところだ」

言峰「ちなみに、君は候補にも入っていないようだが」ニヤニヤ

イリヤ「む…」

士郎(言峰のやつ、なんてことを…!)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

イリヤ「私は最初から除外ってわけ!?もう怒った!」

イイヤ「皆つぶれちゃえ!!やっちゃえ、バーサーカー!」

バーサーカ「オオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


士郎(なんてことになったら…!!)

言峰「君はどうするかね、アインツベルンのマスターよ」ニヤニヤ

イリヤ「…」


士郎「イリヤ待ってくれ!これにはわけがあるんだ!」

イリヤ「私は気にしないよ」

士郎「え?」

言峰「何だと?」




イリヤ「だって、私は主役できたし」



言峰「!---プリズマ☆イリヤか…!」

イリヤ「そういうこと、私はすでに3人とは次元が違うんだよ」エッヘン


言峰(くそ…これでは面白い展開にならないではないか!)グヌヌ

凛「とか思ってるでしょうねぇ、あの性悪神父」

セイバー「同感です」





イリヤ「それにさーーー」

言峰「…まだ理由があるのか」

イリヤ「今にも泣いちゃいそうな士郎に、ヒロインにしてなんて言えないかな」


士郎「俺が泣きそう…」

イリヤ「うん、シロウはきっと、考えるのに夢中で気づけないんだよ」

イリヤ「誰を選ぶかなんて、シロウには辛すぎるもん」

セイバー(まったく気づきませんでした…)

凛(私たち、自分のことばっかりだったわ…)




イリヤ「私はシロウのお姉ちゃんだから、私はシロウに辛い思いをしてほしくない」

桜(この余裕…これが彼女の、ヒロインじゃないのに私より人気のイリヤちゃんの力ーー!)


士郎「俺はーーーー

3つの道がある。ひとつは、正義の味方に殉じる道。
多くの人を幸せにするために、目の前の女の子を切り捨てる道。
もうひとつは、目の前の女の子を幸せにするために、より多くの人を切り捨てる道。
もうひとつは、定められた運命に従う道。

イリヤ「シロウは、どんな選択をすべきか、わかってるよね」

士郎「ああ」

士郎(そうだ、俺のとる道はずっと前から決まっていたんだ)

士郎(遠坂ごめんな、俺は俺だけのためにルートを選ぶことはできない」

士郎「俺は、○○ルートを選ぶ」

以下10レスの投票で決定、安価以外は除外

①多くの人を幸せにするため、最も人気のセイバーを選ぶ
②目の前で泣いている女の子を幸せにするため、可憐で薄幸な桜を選ぶ
③10年前のあの日から決まっていたルート、fate最強の美女、藤ねえを選ぶ


士郎「俺は…藤ねえを幸せにする!」

セイバー「え?」

凛「なんで藤村先生が出てくるの?」



藤ねえ「よくぞ言ってくれた士郎!」

イリヤ「ええ??どうして師匠が出てくるの!?」

藤ねえ「全ては10年前から決まっていたのよ、イリヤ、もといロリブルマ!」

ロリブルマ「おかしいでしょ!?ここは桜を選ぶところでしょう!?」


桜「え?私じゃないんですか??」

美しい藤村先生「惜しかったわねぇ桜ちゃん、私の魅力に後一歩及ばなかったかー」

士郎「藤ねえ、跡で部屋に来てくれないか?もちろん一人で」

超美女☆藤ねえ「もう士郎ったら//男の子ね//」

こうして正妻問答は終結した。


アーチャー「そうか、お前は藤ね…藤村大河を選ぶのか」

士郎「ああ、悪いが、俺はこの決定を後悔しない。お前になんと言われようがな」

アーチャー「お前が自ら選んだ道だ、私は何も言うまい」





アーチャー(爺さん、俺は一人の女の子を幸せにしようとしてる…これで良かったんだよな)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

セイバー「シロウ、凛に送っためえるの意味を説明してください!」

『今度俺のアゾット剣でニャンヤンしたいなはあと』

凛「士郎、あんたセイバーと別れたんじゃなかったの!?」

桜「え?そんなこと聞いてませんよ先輩」ゴゴゴゴ

ライダー「私だけが好きだといったのは嘘だったのですか!?」

士郎「違う…俺は皆を幸せにしたくて、ただそれだけだったんだ!…あ、頼むから話を・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


アーチャー「がんばれ、衛宮士郎。藤ねえと幸せにな」

おわりです
最後gdgdですが楽しかったです
安価あいがとうございました

>>142
30秒で十分だろ

>>146
虎「しろー結婚しよー」
しろー「おk」
こんな設定なんだっけ

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