士郎「それは本当なのか!?」
言峰「PVも出ているし、間違いない」
セイバー「やりましたね、士郎!」
士郎「ああ!今からワクワクしてきたぜ!」
凜「派生には出てたけど、やっぱり本編よね」
アーチャー「それについては賛同だな」
桜「先輩!再アニメ化って本当なんですか!?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394021273
士郎「ああ、楽しみだな桜!」
桜「良かった…」
桜「ついに heavens feel がアニメになるんですね!」
士郎「え?」
セイバー「ん?」
凜「は?」
桜「あ、 heavens feel ってのは私のルートのことで…」
セイバー「待ってください桜。誰がそんなことを言ったのですか?」
凜「そうよ、どうして桜がヒロインになるのよ」
桜「だって、アニメ化していなのは私のルートだけじゃないですか」
桜「じゃあ heavens feel がアニメになるのは当然ですよ」
士郎「そういえば、誰のルートをやる予定なんだ、言峰?」
言峰「さぁ‥どうだろうな…」プルプル
士郎(嫌な予感がする…)
セイバー「納得できませんね、Fate/stay night のヒロインは私に他ならない」
セイバー「当然、私のルートを再アニメ化すべきです」
桜「な…」
セイバー「士郎も私がヒロインなのを望んでいるはずです。違いますか?」
言峰「なるほど。確かにセイバーは Fate/stay night のメインヒロイン」
言峰「Fateルートをアニメ化すのは合理的な選択と言えよう」
セイバー「さすが、神父はものわかりがいい」
セイバー「ということでよろしいですね、皆さん」
凜「待って」
セイバー「何でしょうか、凜」
凜「セイバー、あなたのルートはすでにアニメ化されているわ」
凜「また同じ話を作る意味があるのかしら?」
セイバー「む…」
言峰「確かに、セイバールートはすでにアニメ化されている」
言峰「同じストーリーをやってもファンは満足しないだろう。よく見ぬいたな、凜」
凜「ふん…あんたに褒められても嬉しくないわ」
凜「でもそういうことよ。少なくともあなたのルートをアニメ化する価値は無いわ」
セイバー「私のルートに価値が無い…聞き捨てなりませんね、リン」
凜「あら、私は事実を言っただけよ」
セイバー「発言を訂正してください、さもなくば…」カチャ
凜「やろうっていうの、上等じゃない」
アーチャー(戦うのは私なのだが…)
桜「二人とも待ってください!」
凜「桜、危険だから下がっていて」
セイバー「そうです。あなたを巻き込みたくはない」
アーチャー(だから戦うのは私なのだが…)
桜「さっきから勝手に話を進めて…姉さんはアニメ化したじゃないですか!」
凜「ぐ…」
桜「UBWは映画化ましたよね?」
桜「さっきも言いましたが、私のルートをアニメ化するのが最良の選択ではないでしょうか?」
桜「だって、わ た し だ け、アニメ化がされていなんですから」
言峰「一理ある。 heavens feel をアニメ化することに反対するファンはいないであろう」
言峰「公平さという観点から見ても、妥当な判断だな」
桜「ありがとうございます。神父さん」
凜「あんたどっちの味方よ・・・」
言峰「私は正しいものの味方だ」
言峰「まぁ三人とも落ち着け。ここは民主的な議論が必要だ」
言峰「互いに話し合い、納得したうえでなければ、アニメ化などできまい」
言峰「ここはひとつ、問答をしてはどうだろうか」
セイバー「なるほど…受けて立ちましょう」
セイバー「この問答によって、セイバールートの正しさを証明させてもらう」
凜「望むところよ」
凜「セイバー、あなたのプライドをへし折ってあげる」
桜「神父さんは私の味方じゃないんですか?」ゴゴゴゴ
言峰「私はおもs…公平な議論を提案しただけに過ぎん」
言峰「それとも、君は不戦敗にするかね?」
桜「…いいですよ。参加します」
士郎「待ってくれ、この展開は何かおかしいって!」
セイバー「シロウ、私は受けた勝負を降りることはできません。騎士の誇りに反します」
凜「遠坂の後継者として、ここで負けたら恥よ。だから私は逃げないわ」
士郎「そんなのめちゃくちゃだ…!桜ならわかってくれるよな!?」
桜「先輩、ごめんなさい。私のプライドがかかっているです!」
士郎「どうしてこんなことで争わなきゃいけないんだ…!」
言峰「-----!!」プークスクス
セイバー「しかし、どのように勝敗を決めるのですか」
凜「そうね、公平な審判が必要ね。あんた以外で」
言峰「ほう。私では不満かね…」
言峰「ならば衛宮士郎に決めてもらうしかあるまい」
士郎「え、俺かよ!?」
言峰「Fate/stay night の主人公は君に他ならない」
言峰「君の選択がルートを決めるのだ。君の答えならば、誰にも文句は言えまい」
士郎「俺が…3人から1人を選ぶのか…」
セイバー「シロウ、私はサーヴァントとしてあなたを信じます」
士郎「セイバー、待ってくれ!」
凜「士郎なら正しい選択をしてくれるわよね?」
士郎「遠坂まで…こんなの間違ってる…!」
桜「先輩、私は先輩に全てをかけます」
士郎「アワワ・・・」
セイバー「セイバールートの正しさを証明するにあたり、タイプムーンのサイトを見ていただきたい」
士郎「タイプムーンのサイト?…人気投票の結果が載ってるな」カチカチ
セイバー「そうです。士郎、一位は誰ですか?」
士郎「それは…セイバーだ」カチカチ
セイバー「私は人気投票で一位を取ったのです。それも、Fateのみならず、全体の人気投票で!」
セイバー「私をドル箱などと呼ぶ輩もおりますが、それは人気の裏返し」フフン
凜(ぐ…単純ゆえ反論が難しいわ…)
桜(これが一位の力ですか…!)
セイバー「売上、支持率という面から見ても、私をヒロインにすべきなのは、約束されています」
セイバー「どうですかシロウ?私のルートこそアニメにふさわしい」
士郎「なるほど…」
士郎(セイバーが一番人気がある…やっぱりセイバーがヒロインなのかな)
凜「いいえ、士郎、あなたは騙されているわ。セイバーは自分のことしか考えていない」
セイバー「何だと?」
凜「セイバーの発言は全て自分を擁護したものに過ぎない。セイバーは自分さえ良ければいいと思っているのよ」
凜「UBWは、士郎が活躍するルートよ」
セイバー「!」
凜「セイバーは自分が目立つかどうかしか考えていなかった。でも私は違うわ」
凜「士郎が自らの理想と向きあい、成長するUBW…これこそアニメにふさわしいルートよ!」
セイバー(しまった…士郎を出されるとは…!)
凜「さらに、人気投票3位のアーチャーも活躍するわ!」
士郎「言われてみれば確かに…遠坂は俺のことも考えてくれるんだな」
アーチャー「何か騙されている気がするが、悪い気分ではないな」
セイバー(しまった!これではUBWがアピールされるだけでなく、私の心象も悪くなってしまう…!)
凜(ぬかったわねセイバー…確かに私は人気ではあなたに勝てない。ならば私ではなく士郎を使えばいいだけのこと!)
凜「もちろんよ!士郎のことも考えて、私はUBWを推薦するわ!」
桜(さすがです姉さん、まさか先輩をダシにして...)
桜(私は人気ではセイバーに勝てない。姉さんと同じ方法でも勝てない)
桜(だったらーーー)
言峰「おや、君は何も言わないのかね」
桜「...先輩、私はヒロインになりたいです」
り
桜「・・・」
士郎「えと・・・」
桜「以上です」
セイバー「以上とは…どういうことでしょう」
凛「勝負を投げたのかしら・・・??」
士郎(どうして桜は何も言わないんだ?)
桜「…」ウルウル
セイバー・凛「!」
桜(私はセイバー・姉さんの様にはできません…)
桜(ヒロインの中では順位最下位、あげくにはライダーにさえ負ける始末…)
桜(そんな私が勝つにはこれしかありません、可憐で薄幸なスタイル抜群美少女の涙です!!)
セイバー「涙とは卑怯ではありませんか!?」
凛「私たちではできない芸当ね、さすがだわ…」
言峰「さて、全員の意見を聞いたうえで、誰を選ぶ、偉宮士郎」
士郎「俺は…」
士郎(俺は誰を選べばいいんだ…くそっ!みんないい子なのに…!)
士郎「…俺は誰も不幸にしたくない。だから…」
アーチャー「偉宮士郎、お前が考えていることを当ててやろう」
アーチャー「お前は今、複合ルートを考えているだろう?」
士郎「!?」
アーチャー「図星か、貴様は誰も不幸にしたくないと考えたのだろう」
アーチャー「しかし、そのような半端なマネをしたところで、誰が満足する?」
士郎「違う!俺はそういうつもりじゃ
アーチャー「シナリオは中途半端になり、誰もが『ルートを絞るべきだった』と嘆くだろう」
アーチャー「結果的に、お前は多くのファンを不幸にしようとしている」
アーチャー「正義の味方()が聞いてあきれるな」
凛(なんでこいつスイッチ入ってるのよ)
桜(言ってることはかっこいいのに、気持ち悪い…)
イリヤ「あれ、シロウなにしてるの?」
バーサーカー「グルル」
士郎「イリヤ!?」
イリヤ「こんなに集まって、私も呼んでよー」
言峰「なんと言うことはない、真のヒロインを決めているところだ」
言峰「ちなみに、君は候補にも入っていないようだが」ニヤニヤ
イリヤ「む…」
士郎(言峰のやつ、なんてことを…!)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
イリヤ「私は最初から除外ってわけ!?もう怒った!」
イイヤ「皆つぶれちゃえ!!やっちゃえ、バーサーカー!」
バーサーカ「オオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
士郎(なんてことになったら…!!)
言峰「君はどうするかね、アインツベルンのマスターよ」ニヤニヤ
イリヤ「…」
士郎「イリヤ待ってくれ!これにはわけがあるんだ!」
イリヤ「私は気にしないよ」
士郎「え?」
言峰「何だと?」
イリヤ「だって、私は主役できたし」
言峰「!---プリズマ☆イリヤか…!」
イリヤ「そういうこと、私はすでに3人とは次元が違うんだよ」エッヘン
言峰(くそ…これでは面白い展開にならないではないか!)グヌヌ
凛「とか思ってるでしょうねぇ、あの性悪神父」
セイバー「同感です」
イリヤ「それにさーーー」
言峰「…まだ理由があるのか」
イリヤ「今にも泣いちゃいそうな士郎に、ヒロインにしてなんて言えないかな」
士郎「俺が泣きそう…」
イリヤ「うん、シロウはきっと、考えるのに夢中で気づけないんだよ」
イリヤ「誰を選ぶかなんて、シロウには辛すぎるもん」
セイバー(まったく気づきませんでした…)
凛(私たち、自分のことばっかりだったわ…)
イリヤ「私はシロウのお姉ちゃんだから、私はシロウに辛い思いをしてほしくない」
桜(この余裕…これが彼女の、ヒロインじゃないのに私より人気のイリヤちゃんの力ーー!)
士郎「俺はーーーー
3つの道がある。ひとつは、正義の味方に殉じる道。
多くの人を幸せにするために、目の前の女の子を切り捨てる道。
もうひとつは、目の前の女の子を幸せにするために、より多くの人を切り捨てる道。
もうひとつは、定められた運命に従う道。
イリヤ「シロウは、どんな選択をすべきか、わかってるよね」
士郎「ああ」
士郎(そうだ、俺のとる道はずっと前から決まっていたんだ)
士郎(遠坂ごめんな、俺は俺だけのためにルートを選ぶことはできない」
士郎「俺は、○○ルートを選ぶ」
以下10レスの投票で決定、安価以外は除外
①多くの人を幸せにするため、最も人気のセイバーを選ぶ
②目の前で泣いている女の子を幸せにするため、可憐で薄幸な桜を選ぶ
③10年前のあの日から決まっていたルート、fate最強の美女、藤ねえを選ぶ
士郎「俺は…藤ねえを幸せにする!」
セイバー「え?」
凛「なんで藤村先生が出てくるの?」
藤ねえ「よくぞ言ってくれた士郎!」
イリヤ「ええ??どうして師匠が出てくるの!?」
藤ねえ「全ては10年前から決まっていたのよ、イリヤ、もといロリブルマ!」
ロリブルマ「おかしいでしょ!?ここは桜を選ぶところでしょう!?」
桜「え?私じゃないんですか??」
美しい藤村先生「惜しかったわねぇ桜ちゃん、私の魅力に後一歩及ばなかったかー」
士郎「藤ねえ、跡で部屋に来てくれないか?もちろん一人で」
超美女☆藤ねえ「もう士郎ったら//男の子ね//」
こうして正妻問答は終結した。
アーチャー「そうか、お前は藤ね…藤村大河を選ぶのか」
士郎「ああ、悪いが、俺はこの決定を後悔しない。お前になんと言われようがな」
アーチャー「お前が自ら選んだ道だ、私は何も言うまい」
アーチャー(爺さん、俺は一人の女の子を幸せにしようとしてる…これで良かったんだよな)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
セイバー「シロウ、凛に送っためえるの意味を説明してください!」
『今度俺のアゾット剣でニャンヤンしたいなはあと』
凛「士郎、あんたセイバーと別れたんじゃなかったの!?」
桜「え?そんなこと聞いてませんよ先輩」ゴゴゴゴ
ライダー「私だけが好きだといったのは嘘だったのですか!?」
士郎「違う…俺は皆を幸せにしたくて、ただそれだけだったんだ!…あ、頼むから話を・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アーチャー「がんばれ、衛宮士郎。藤ねえと幸せにな」
おわりです
最後gdgdですが楽しかったです
安価あいがとうございました
>>142
30秒で十分だろ
>>146
虎「しろー結婚しよー」
しろー「おk」
こんな設定なんだっけ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません