モバP「瑞樹さんにおまかせで休日を一緒に過ごす」 (128)
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モバP(以下P)「んー、瑞樹さんと事務所で待ち合わせをしているんだが」
P「俺の方が早く着いたみたいだな。今日は何をするんだろう?」
P「今日明日休みを取るようにって言われて、何とか調整できたけど...」
P「予定を聞いても、”お姉さんにまかせなさい”って言って教えてくれなかったんだよな」
瑞樹「おはようP君。P君の方が先についてたのね。待たせちゃったかしら?」
P「俺もさっき来たばかりですよ。おはようございます、瑞樹さん」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433422419
P「それに今日は三人も一緒なんだね。おはよう」
P「小梅、ナターリア、蘭子」
小梅「Pさん、お、おはようござい、ます」
ナターリア「おはヨー、P♪今日はよろしくネー♪」
蘭子「煩わしい太陽ね。クククッ、我が友よ、共に世界の終わりを見届けようぞ!(おはようございます!今日はよろしくお願いしますね♪)」
瑞樹「この子たちも今日は予定がなかったから誘ったのよ。さっ、それじゃあ行きましょうか」
P「行きましょうか。今日は何をして過ごすんですか?」
小梅「あれ...?Pさん、川島さんから...聞いて、ないの?」
ナターリア「今日はみんなで、プールで遊ぶんだヨー!」
P「プール?まだ六月だから早くないですか?それに俺は水着を持ってきてませんよ?」
蘭子「我が友よ、恐れることはない。魔女の姦計に狂いはない!(大丈夫ですよ、プロデューサー。川島さんの予定は完璧です!)」
瑞樹「そうよP君。だから心配はご無用よ♪...ところで蘭子ちゃん」
蘭子「何事だ、魔女よ?(どうしました?川島さん?)」
瑞樹「”魔女”って...どういう事かしら?お姉さん、その言葉はあまり好きじゃないわ」
蘭子「...え?」
瑞樹「それに”姦計”って言葉もちょっと...ねぇ...?」
蘭子「え、その...それは、えっと....」
瑞樹「....蘭子ちゃん?」ゴゴゴゴッ....
蘭子「ひぃっ!?」
ナターリア「P~、瑞樹なんだかこわいヨー...」
P「大丈夫だよナターリア。俺もかなり怖いから」
小梅「あ、あの子も...怯えてる...川島さん、すごい」
瑞樹「もう一回....ね?」
蘭子「わ、我が友よ、恐れることはない!勝利の女神、その祝福は我らを守らん!(大丈夫ですよ、プロデューサー。瑞樹さんの予定は完璧です!)」
瑞樹「そうよP君。だから心配はご無用よ♪今日行くのは屋内プールだから。水着の貸出もあるわ」
P「そ、そうですか。でもあまり人ごみが多い所に四人が行くと騒ぎを起こしませんか?」
瑞樹「うふふっ、それも大丈夫よ。今日行くところは人が少ないから」
P「週末なのにですか?東京のレジャー施設にそんなところありますか?」
瑞樹「ええ、あるわよ。今回に限ってはね。とにかく行ってみればわかるわよ」
P「はあ...」
-屋内プール施設-
P「本当に人が少ないな。これなら騒ぎが起こることもなさそうだ」
瑞樹「ねっ?言ったとおりでしょ♪今日はここ、プレオープン営業なのよ。だから招待客しかいないわ」
P「確かに他のお客さんを見たら、著名人がちらほらいますね。同業者の姿も」
瑞樹「だから騒ぎになることも、私たちがちょっかいを掛けられる心配もないでしょ」
P「そうですね。安心して遊ぶことができますね。どうやって招待チケットを手に入れたんですか?」
瑞樹「アナウンサー時代のツテでね。それよりP君、水着似合ってるかしら?」
P「青い水着、とっても似合ってますよ。瑞樹さんのスタイルの良さが際立ってます」
瑞樹「そう?ちょっと大胆すぎたかなって思ってたけど、P君が気に入ってくれて良かったわ♪」
瑞樹「P君も似合ってるわよ。うふふっ、素敵よ」
P「はははっ、ありがとうございます。三人は一緒じゃなかったんですか?」
瑞樹「三人はまだ水着を選んでいたわ...あっ、小梅ちゃんは選び終わったみたいね」
小梅「Pさん、川島さん...お待たせ」
P「おおっ、小梅も水着がよく似合ってるよ。黒い水着にしたのか」
小梅「うん、黒...好きだから」
P「黒だと小梅の白い肌が映えるな。うんうん、可愛いぞ」
瑞樹「なんだか私の時より食いつきがよくないかしら?」
P「いやー、小梅が長袖を着ていないのが珍しくて、新鮮でつい饒舌になっちゃいました」
瑞樹「そう言われれば、そうね。小梅ちゃんがこれぐらい肌を露出しているのは、珍しいわね」
小梅「は、はずかしいけど、せっかくのプールだし、それに...人も少ない、から」
小梅「お、思い切っちゃった...へへ」
瑞樹「うふふ、小梅ちゃんはもっとはじけてもいいと思うわよ?ナターリアちゃんと蘭子ちゃんはまだ選んでるの?」
小梅「二人はまだ、選んでたよ。ナターリアちゃんが選んだ水着、蘭子ちゃんに勧めてた」
P「へぇー、ナターリアが蘭子に水着をか。何か派手な水着を勧めてて、蘭子が恥ずかしがってる様子が想像できるな」
瑞樹「そうね。噂をすれば、二人が来たわね」
ナターリア「みんなおまたセー!P、ナターリアの水着はドウ?似合ってル?」
P「ナターリアも可愛いぞ。ナターリアも黒い水着か...ちょっと布面積が少なくないか?」
ナターリア「これクライ普通だヨー」
瑞樹「さすがナターリアちゃんね。蘭子ちゃんはどうしてタオルを羽織ってるのかしら?」
蘭子「うぅ...」
ナターリア「ほ~ら、蘭子もPに見てもらおうヨー?きっと褒めてくれるカラー♪」
蘭子「た、魂の休息!我が魔力、まだ解き放つ刻ではない!(まって!?まだ心の準備ができてないよー!?)」
ナターリア「ほらほらー、タオルなんかとっちゃオー」
蘭子「あっ...」
バサッ!
ナターリア「どう、P?蘭子もナターリアと同じ水着にしたんだヨ♪」
P「お、おお...」
蘭子「我が友よ...汝の瞳、我が魂を蝕む(プロデューサー...そんなに見つめないでください...)」
P「ああ...ごめん。良く似合ってるよ」
P(蘭子、そうやって手で胸を隠そうとすると...逆にそそるものが...)
瑞樹(14歳とは思えないわ...蘭子ちゃんもナターリアちゃんも...)
ナターリア「でしょ~♪やったネ蘭子!Pの好みにあわせテ!」
瑞樹「P君の好み?」
ナターリア「そうだヨー!前にPが蘭子に言ってタヨ、蘭子の黒い水着姿にコーフンしたッテ!」
蘭子「過日の黒き眷属の衣を纏いしわが姿、友の魔眼の癒したらんと(前に撮った水着グラビア、プロデューサーが眼福だったって)」
瑞樹「へぇ...そうなの?」
P「確かに二人が言った事は本当ですが...もっとマイルドな感情というか、決してやましいものではなくてですね?」
P「ん、小梅?どうしたんだ?そんなに身構えて?」
小梅「ひょっとして...黒い水着を着てる私も、た、対象になっちゃう、かと思って...」
P「ちょっと待って小梅?対象って...さっきも言ったけどやましい気持ちはないからね?」
小梅「でも...あの子がPさんに気をつけなさい、って」
P「いやいや、それは無い、それは無い。小梅にそんな劣情を催すなんて事はないからね?」
瑞樹「その言い方だとナターリアちゃんと蘭子ちゃんには催したのね?」
P「えっ?」
瑞樹「それで実際のところは、小梅ちゃんにも少し感じてるでしょ?お姉さん怒らないから、正直に言いなさい?」
P「まあ、前者は仰る通りで...小梅は普段とは違う色ぽっさがあるな~と」
小梅「や、やっぱり、着替えて、来ようかな?パーカーも...羽織った方が、いいかも」
蘭子「わ、私も...」
ナターリア「えー!?二人とも、とっても似合ってるノニ?」
瑞樹「私も違う水着に着替えてくるわ」
小梅「えっ?川島さんは、どうして?」
瑞樹「だってP君は黒い水着を着た方が嬉しいんでしょ?なら、私はP君の好みに合わせてくるわ」
瑞樹「だからちょっと待っててね、すぐ着替えて来るから。先にプールで楽しんでいてね♪」
ナターリア「瑞樹、セッキョクテキだヨ?蘭子はどうするノ?」
ナターリア「攻めていかなイト...今日はナターリアと瑞樹が勝っちゃうヨ?」コソコソ
蘭子「...クククッ、よかろう!汝の挑戦受けて立とうぞ!(わ、私だって、負けないよ!)」コソコソ
蘭子「審判は決した...これは我が盟友から贈られた供物、これを越える供物はない!(やっぱり私はこのままでいいかな。ナターリアちゃんが選んでくれた水着だし)」
小梅「え、蘭子ちゃん、着替えない...の?じゃあ、私も着替えないで、いようかな?」
小梅「みんなが、黒い水着で、私だけ違ったら...逆に目立って、恥ずかしいかも」
ナターリア「小梅もその水着のママでいいヨー♪黒は小梅に似合ってイテ、とってもカワイイ♪」
小梅「そ、そうかな?へへ...じゃあ、このままで、いよう」
P(何かしらんがまとまったみたいだ...んでもってナターリア、ナイス!)
P「それじゃあ瑞樹さんも言ってたし、先にプールで遊んでようか」
蘭子「女神との再会を果たすため、遠路の旅立ちは控よう(川島さんとはぐれたらいけませんから、すぐそこのプールで遊びましょう)」
P「そうだね。このプールは...結構深いな。ナターリアと蘭子は大丈夫だと思うけど、小梅には深すぎるかも」
P「小梅は泳ぎは得意だったっけ?」
小梅「あ、あんまり得意じゃない、です」
P「そうか。じゃあ浮き輪を借りてこようか?」
小梅「で、でも、浮き輪の貸し出しをしてる場所は、遠いから...プールに入る時に、Pさんの腕に、掴まって...いい?」
P「ああ、いいよ。一緒に入ろうか...どうだい?腕から手を放しても、大丈夫そう?」
小梅「ちょっと、手を離したら、怖い。このまま、捕まって、たい。水に浸かってるの、気持ちいい、から」
小梅「あ、でも、ずっと捕まってたら、Pさん疲れちゃうよ、ね?」
P「はははっ、大丈夫だよ小梅。小梅は軽し、水の中だから全然重さを感じないよ」
P「だから小梅がそうしていたかったら、遠慮しなくていいよ」
小梅「あ、ありがとう、ございます...へへ、こうして、Pさんの腕に掴まって、いると」
小梅「水の中にいるのに...温かくて、気持ちいい♪不思議な感覚、だよ♪」
P「はははっ...ん?」
ナターリア・蘭子「「...」」ジー...
小梅「二人も...Pさんに掴まりたい、みたいだよ?」
P「えっ?ちょっと、それは...」
ナターリア「小梅だけズルいヨー!?ナターリアにもさせテッ!」
蘭子「裁きの天秤は断罪の意を下した!下僕よ、その罪は免れぬぞ!(そうですよ!ズルいです!)」
ナターリア「ナターリアは小梅と反対側に掴まるネッ!」
蘭子「あっ!?」
P「おっと!?ナターリア、急に掴んだら危ないよ」
ナターリア「ごめんナサイ、P...エヘヘッ、でも小梅が言ったとおりダネー♪」
ナターリア「温かくテ、やっぱり人肌にフれるノハ気持ちいいネー♪もっとスリスリさせテー?」
P「ナターリア!?ちょっと待って!?」
蘭子「くっ!このような醜態をさらすとは!?(ああ...先を越されちゃった...)」
蘭子「なれば!我に残されたのは...クククッ、我が邪眼からは逃れられぬ!(えっと、じゃあ私は...あっ!あった!)」
蘭子「恐れることはない!我が抱擁を受け入れるがよい!(えヘヘッ♪おんぶ♪)」
P「え?蘭子!?はははっ、二人とも仕方ないな....」
<ブクブクブクッ
P「ん?」
瑞樹「ぷはぁ!うふふ、楽しそうねP君?私も混ぜてもらうわね♪」
P「混ざる?瑞樹さん、なんですかそのイタズラっぽい笑いは?」
瑞樹「言葉のとおりよ♪えいっ♪」
P「み、瑞樹さん!む、胸が当たってますよ!?」
瑞樹「当ててるのよ♪P君、意外と胸板が逞しいのね。ちょっとさわっていい?」
P「くすぐったいです。もう、からかわないで下さい!」
P(胸の感触もあるが、俺が瑞樹さんを見下ろすから...瑞樹さんの谷間が見えて視覚的にも)
瑞樹「顔が赤くなってるわよ?照れてるのね。うふふ、P君可愛いわぁ♪」
P「そりゃあ照れますよ。瑞樹さんにそんなことをされたら」
瑞樹「からかい過ぎちゃったかしら?ごめんなさい、みんな楽しそうだからはしゃいじゃったわ♪」
瑞樹「でもナターリアちゃんが言うとおり、人肌の温かさを感じるのはいいわね♪」
瑞樹「P君はどう?私にこんな風に正面から抱きつかれるのは、どんな気持ちになるのかしら」
P「どんな気持ちかと聞かれたら...それは...」
瑞樹「うふふ、答えに困ってるようだけど、その表情だと嬉しいのは解っちゃうわよ?」
瑞樹「それそれ♪もっとお姉さんの温もりを、素直に堪能しなさい♪」
P「嬉しいのは間違いありませんよ?でもいくら人が少ないからって、こんなところでは...ん?」
ナターリア「ムー!Pの反応が瑞樹の時ト、ナターリアたちの時とデ、全然チガウ!」
小梅「それは、仕方ないと、思うよ?川島さん、大人だし...美人だし」
蘭子「成熟した美酒、その芳醇な香りの前には無力か...(う~、やっぱりそうだよね)」
瑞樹「三人とも、そんなことはないわよ?三人がくっついてる時も、P君は嬉しそうだったわよ」
瑞樹「ただ素直に言えないだけよ。P君にだって、意地があるから」
瑞樹「年下の女の子に抱きつかれて、ドキドキしてるなんてことを知られたくない」
瑞樹「そんな意地がね。そうでしょう、P君?」
ナターリア「え?そうナノ、P?」
P「まあ、瑞樹さんが言う通りかな...正直三人には知られたくなかったよ」
ナターリア「ナンデー?ナターリア、Pが喜んでくれるの分かったホウガ、嬉しいヨ?」
P「んー、そうかい?でもさっき瑞樹さんが言ったみたいに、意地があってね」
P「年下の、ましてや未成年の子に自分が動揺させられてるって気持ちを気づかれたくないんだ」
ナターリア「変なノー?嬉しいコトは、素直の喜べバいいノニ」
ナターリア「蘭子もナターリアと一緒の部屋になってから、自分の気持ちに正直にナッタと思うヨー」
蘭子「友が描く軌跡、わが心に大いなる革新をもたらす(ナターリアちゃんの自分に素直なところが羨ましくって、私もそれを見習ってるんです♪)」
P(今回の行動、蘭子にしては大胆だなと思っていたけど...やっぱりナターリアの影響か)
P(もっと自分の気持ちを表に出せるようになるかなって、期待していたけど...)
P(想像以上だな。嬉しい反面、蘭子との接し方を再考しないといけないな)
P「みんな俺がスカウトしてきたアイドルだからね。まず俺が魅力的だなと思って、ファンの一号になってるわけだよ」
P「だから、そんな女の子にこうしてもらって、嬉しくないわけないよ」
ナターリア「じゃあナターリアがくっついたノモ、嬉しかったノー?」
P「ああ、嬉しいよ。ナターリアみたいな子に、こんなに好意を寄せられているんだから」
ナターリア「エヘヘッ♪ナターリア、Pのコト大好きだモン♪だからもっとくっついていいヨネ?ギューッ♪」
蘭子「問おう!我への忠誠を!(私は?私はどうだったんですか?)」
P「蘭子がそうしてくれているのも、勿論嬉しいよ。昔は少し恥ずかしがり屋だったから」
P「こんな大胆な行動は予想外で、凄くドキドキしてるよ?嬉しくてね」
蘭子「この鳴動...偽りはないようだな(本当だ...プロデューサーがドキドキしているのが分かります)」
蘭子「ならば耳を傾けるが良い!我もまた、汝と共鳴をしている(実は...私も同じように、ドキドキしているんです。聞こえ...ますか?)」
P「聞こえてるよ。ふふっ、それに蘭子の体温がだんだん上がっているのもね」
蘭子「なっ!?...あぅ...」
小梅「私がこうしてても、Pさんは、嬉しいの?」
P「小梅のような可愛い子に腕に掴まってもらって、嬉しくないわけないよ」
小梅「そう?へへ...♪私もPさんが大好き、だから、一緒にいると...嬉しいよ」
小梅「でもPさん、本当に範囲が、広いよね。女の子の」
P「うぐっ!!」
瑞樹「こ、小梅ちゃん...だいぶ直球で来たわね」
小梅「あれ...?どうしたの、Pさん?...?あの子が、本当のことでも、それは言わない方が、いいって言ってる....どうして?」
P「あの子に...まで...」
瑞樹「さあさあ!みんな揃ったんだし、プールで遊びましょう!ここは少し深めのプールだから、別のプールに行かない?」
蘭子「女神の導きに、その身を任せるべき(そ、そうですね。もう少し浅いプールで遊びましょう!)」
小梅「私も遊ぶなら、もう少し浅いプールが、いいな」
ナターリア「じゃあ早く行コー!ナターリア、みんなとたくさん遊びたいヨ♪」
瑞樹「そうね、行きましょう」
ザバッ!
P「瑞樹さん!?その水着は!?」
蘭子「ななっ!?」
小梅「うわ...凄い」
ナターリア「瑞樹、とってもセクシーだヨ!」
P(ビキニタイプの水着なんだが、競泳水着みたいに瑞樹さんの身体にフィットしてて)
P(瑞樹さんの身体がより艶めかしくなってる。あの姿で抱きつかれていたのか...おっと、いかんいかん)
瑞樹「ありがとうナターリアちゃん♪どうかしら?もっと大胆な水着にして」
瑞樹「P君の大好きな黒にしてみたけど、お気に召してもらえたかしら?」
P「目のやり場に困るというか...嬉しいです。そんな大胆で、魅力的な瑞樹さんの姿を見れて」
瑞樹「今度は正直ね?うふふ、嬉しいわ♪P君のために思い切った甲斐があったわ♪」
P「俺も素直になろうかと。少し油断したら顔がにやけて...痛たっ!?なんでつねるの?」
蘭子「汝の魂、既に女神の手中に堕ちた!(もうにやけてます!)」
小梅「Pさんの、エッチ...鼻の下、伸びてる。それに、川島さんを見て、Pさん温かく、なったよ?」
ナターリア「モウッ!ナターリアのことももっと見テッ!」
瑞樹「最初から表情は正直者だったわよ、P君」
P「そ、そうでしたか...ははは」
瑞樹「うふふ、早くプールを移って、楽しく遊びましょう?」
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---
ナターリア「蘭子ッ、ボールいったヨ!」
蘭子「この程度、造作も無い。白き妖精よ、次は汝が力を示す時!(まかせて!次は小梅ちゃんにパス♪)」
小梅「えっと、えっと...川島さん」
瑞樹「来たわね!いくわよP君、アタック!」
P「なんの!お返ししますよ瑞樹さん」
瑞樹「やるわねP君♪もう一度いくわよ!....と、見せかけて蘭子ちゃん!」
蘭子「えっ!わ、わわっ!?あっ...」
小梅「ボール、落ちちゃった」
ナターリア「このゲームは蘭子の負ケー!」
蘭子「くっ!そのような児戯で我が魔力が!(あぅ...不意を突かれちゃった)」
瑞樹「うふふ、甘いわよ蘭子ちゃん。勝負の最中は、少しでも気を抜いたら駄目なのよ」
P「勝負って、そんな大げさな」
瑞樹「だってこれ勝負でしょ?10回やって一番負けなかった人が、一番負けた人にお願いできるって」
瑞樹「始める前にそう決めたじゃない。それでこれが10回目」
P「もう10回目でしたっけ?えーと蘭子がこれで二回負けで、ナターリアも二回」
P「小梅が一回で、瑞樹さんが負けなし。それで俺が五回負け...」
蘭子「第六世界での因果...すでに未来は収束していた(六回目で、プロデューサー五回負けてましたからね。もう最下位は決まってました)」
ナターリア「Pにボールが集中してたからネー。みんなPにお願いがしたかったんダヨー」
瑞樹「人気者はつらいわね?さてと...じゃあ何をお願いしようかしら」
P「ははは、お手柔らかにお願いしますね」
瑞樹「そうね...あっ!あれを一緒に滑りましょう♪」
P「あれ...ウォータースライダーですか。お安いご用ですよ」
瑞樹「行きましょうP君。私が前で、P君は私を後ろからしっかり抱きしめてね♪手を離しちゃダメよ♪」
ナターリア「いいナー、瑞樹...」
蘭子「上位者め...遊戯という言葉は無いのか(うぅ...川島さん、手加減してくれてもいいのに...)」
小梅「そんな子供っぽい、無邪気な、ところも、魅力だから...私たちはゴールで、二人を待ってよう?」
-ウォータースライダー乗り口-
瑞樹「さあ、行くわよP君♪しっかり抱きしめてね♪一度やりたかったのよね♪」
P「じゃあ手を回しますよ?」
瑞樹「うんうん♪それじゃあ...あら?P君、P君」
P「何ですか?」
瑞樹「ゆるい」
P「え?」
瑞樹「ゆるいわ。もっとしっかり抱きしめて?」
P「さすがにそれは、まずいんじゃあ...それに恐れ多いというか」
瑞樹「私とP君の仲じゃない?遠慮することも、恥ずかしがることもないわ!もっと強くしてもいいのよ」
P「そ、そうですか?」
P(多分引いてはくれないだろうから...ここはおとなしく...)
P「それじゃあ強く抱きしめますから、きつかったら言って下さいね?」
瑞樹「大丈夫よ、これくらいがちょうどいいわ。さっきは私の方からだったけど...やっぱりこうして抱きついてもらう方が良いわね♪」
P「喜んでもらえて、俺も嬉しいです。じゃあ行きましょうか?」
P(他にお客さんがいないとはいえ、監視員の目が痛い)
瑞樹「ええ、レッツゴー♪」
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蘭子「天上より堕ちる二つの星...歓喜の中降臨せん(あれ川島さんとプロデューサーだ。楽しそうだなぁ...)」
ナターリア「ナターリアもPと一緒にやりたかったナ...」
小梅「やっぱり、川島さん、大人げなかった、かも」
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瑞樹「あははは♪結構スピードがでるのね!うふふ、楽しいわぁ♪」
P「思ったよりスリルがありますね!あっ、あそこに三人がいますよ」
瑞樹「本当だわ。手を振ったらわかるかしら?おーい!」
P「おっ、三人とも手を振りかえしてますね。はははっ!」
瑞樹「P君も手を振ってみたら?」
P「今回は遠慮しておきます。今は瑞樹さんを優先で」
瑞樹「うふふ、嬉しい事を言ってくれるわね♪そろそろ終わっちゃうみたいね」
瑞樹「最後までしっかり抱きしめててね♪」
P「はい。出口が見えましたよ。落ちる時の衝撃に備えてください」
瑞樹「ええ...きゃあ♪」
ザバンッ!!
P「おっと!?思ったより激しく着水し....ん?」
ムニッ
P「この感触は?...まさか」
瑞樹「P~く~ん?いつまでそうしてるのかしら?」
P「うわっ!?すみません!瑞樹さん」
P(着水した時の衝撃で瑞樹さんの胸に手が...)
瑞樹「...もう、そんなに困った顔をしないで?事故なんだから」
瑞樹「お姉さんは気にしてないから、ね?そんな顔をしてたら三人が心配しちゃうわよ?」
瑞樹「幸い三人には見えなかったみたいだし、何もなかった事にしましょう」
P「無かったことに...ですか?」
瑞樹「うーん、まだ気にしてるわね?じゃあお詫びとしてもう一つお願いさせてもらってもいいかしら?」
P「ええ、勿論です!何でも言って下さい!」
瑞樹「それじゃあ...三人とも!今度は三人がP君と一緒にウォータースライダーを滑りましょう」
ナターリア「エッ!ナターリアもPとウォータースライダーで遊んでいいノ!?」
蘭子「女神よ!汝の祝福は我が魂を癒さん!(川島さん、ありがとうございます!)」
小梅「え、本当に、いいの?川島さん、せっかく優勝したのに...」
瑞樹「いいのよ♪というより、これは私からP君に対する命令!P君は三人とも一緒に滑ること、いいわよねP君?」
瑞樹「せっかくの機会なんだから、みんなで楽しみましょう?」
P「瑞樹さん...わかりました!じゃあ誰から行こうか?」
ナターリア「じゃあ、一番年下の小梅カラ!ナターリアと蘭子はジャンケンで決めヨ?」
蘭子「よかろう!ならば我らは闇の遊戯にて雌雄を決しようぞ!(そうだね。私たちはジャンケンで順番を決めるから、小梅ちゃんは一番で)」
小梅「二人とも、ありがとう。じゃあ、行こう、Pさん?」
P「ああ、行こうか」
ナターリア「いってらっしゃーイ♪ヨーシ、早速ジャンケンしヨッ!ジャンケン...瑞樹は何をしてるノ?」
蘭子「魂の鼓動を聞き、昂ぶっているようだが?(胸に手をあてて...顔も少し赤いですよ?)」
瑞樹「ちょっと着水した時に水着がずれっちゃってね、直してたのよ。なんでもないわ」
瑞樹(こういったアクシデントには、最後まで年上らしく振る舞えないわね。相手はP君だったし)
瑞樹(うふふ、このお詫びは夜にもしてもらうんだから。覚悟しててね、P君♪)
>>1です。
書き溜めが無くなったため投下を終了させていただきます。
お付き合いいただきまして有難うございます。
以前に小梅をリクエストいただいたので、メインではありませんが登場させました。
いかがだったでしょうか。
またリクエスト・アドバイス等がございましたらレスをお願いいたします。
それでは失礼いたします。
>>1です
書き溜めができたので投下いたします。
お付き合いいただければ幸いです。
それでは投下いたします。
-ウォータースライダー乗り口-
P「っ!?」
小梅「Pさん、どうしたの?顔色が、悪いよ?」
P「いや、今なんか悪寒が背筋を走ってね」
小梅「大丈夫?ここには、悪い子は、いないと思ったんだけど」
P「大丈夫だよ?そう言う事じゃ...え?」
P(悪い子はいない...と言うことはあの子以外にも....)
小梅「Pさん、また顔色が悪くなってる...本当に、大丈夫?」
P「なんでもない、なんでもない!さっ!滑ろうか!」
小梅「うん。しっかり、抱きしめてて、ね」
----------
------
---
ナターリア「うーん♪楽しかったネ!またみんなで来ようヨ♪」
小梅「私も、また来たいな。今度は幸子ちゃんと輝子も一緒に」
蘭子「我らが同胞と共に、約束の刻に再び!(いいね♪事務所のみんなでまた遊びたいね!)」
瑞樹「事務所で貸切ができたら、実現できるわね。どうかしら、P君?」
P「それは難しいかと...もし、シーズン外で撮影に貸切れれば、うーん...無理かな」
P「でも最近みんな忙しくて、揃って何かをするってことが無いよな」
P「なにかみんなで行う行事があってもいいよね。慰安旅行とか」
瑞樹「あら、素敵ね♪温泉旅行なんかいいわね。三人はどうかしら?」
小梅「温泉、いいよね。古びた温泉旅館とか....雰囲気があって」
蘭子「わ、我は華やかなりし万魔殿を望む!(わ、私は賑やかなホテルがいいですっ!)」
ナターリア「ナターリアはみんなと一緒ナラ、どっちでもいいナ!」
ナターリア「みんなで旅行するためニ、もっとお仕事頑張らないとネ!」
蘭子「宿願を果たすために、代価を払うは必然(そうだね。頑張ったご褒美だもんね)」
瑞樹「そうね。頑張ったら、ご褒美にP君が叶えてくれるわよ♪」
小梅「Pさん、旅行が、既製事実になっちゃってるけど、いいの?」
P「まあ、言いだしっぺは俺だしね。何、制限は色々多いけど、二泊三日ぐらいなら何とかして見せるよ」
P「俺だってみんなと旅行したいし、みんなにも楽しんでもらいたいからね」
小梅「そっか、じゃあ...期待してるね?...へへ、楽しみ♪」
P「ああ、期待しててね。おっ、寮に着いた。三人とも、たくさん遊んだからしっかり身体を休めるんだよ」
小梅「うん、Pさんも、しっかり休んでね」
ナターリア「またネ、P!」
蘭子「感謝するぞ!此度の宴は見事なものであった!(今日は楽しかったです!ありがとうございました)」
P「ああ、またね小梅、ナターリア、蘭子」
瑞樹「...さてと、行きましょうか?」
P「ええ行きましょうか...て、どこにですか?今日の予定を全く知らないんですが」
瑞樹「うふふ、これから大人の時間よ♪だからこれからどこで、何をするのか...わかるわよね?」
P「は、はぁ?」
-事務所のアイドル行きつけの居酒屋-
瑞樹「みんな飲み物は回ったわね?それじゃあ行くわよ?いつも頑張っている私たちにかんぱーい♪」
亜里沙・茄子・楓・清良・早苗・聖來・千秋・美優・友紀・レナ「「「「「「「「「「かんぱーい♪」」」」」」」」」」
P「か、乾杯」
瑞樹「それからこの場を設けた私に対して~、かんぱーい♪」
亜里沙・茄子・楓・清良・早苗・聖來・千秋・美優・友紀・レナ「「「「「「「「「「かんぱーい♪」」」」」」」」」」
P「か、乾杯?」
瑞樹「もー、P君のりが悪いわよ?せっかく大人の時間なのに」
P「いや、大人の時間というか...ただの飲み会ですよね?それになんだかデジャブが...」
レナ「あら?もしかして私とのことかしら?あの時はPさんを酒の肴にしたけど...今回は違うわ。ふふっ♪」
瑞樹「P君たら、最近は未成年組の相手ばっかりしてて、私たち大人組の相手をしてくれないじゃない」
清良「私たちだってプロデューサーともっと交流を深めたいんです。今日は一杯楽しみましょう♪」
友紀「そうそう!そう言うわけで、今日は無礼講でとことん飲もー!」
早苗「P君明日は休みでしょ?友紀ちゃんの言うとおり今日は思いきり飲んじゃいなさいっ!」
早苗「今日はお姉さんがお酌してあげるわ。嬉しいでしょ♪」
P「はははっ、勿論嬉しいですよ。それじゃあ俺も羽目を外して楽しもうかな」
亜里沙「ありさおねえさんも、今日は先生をお休みしますよぉ♪ウサコちゃん今日はお留守番です」
美優「私も今日は少し...飲んじゃいます。せっかくPさんと一緒にお酒が飲めますからね」
楓「そうですね。それじゃあおかわり、同じもので」
聖來「楓さんもう一杯目を飲んじゃったの!?」
千秋「美優さんがそうするのなら...念のために、私は抑えておいた方がいいかしら?」
茄子「千秋さんが遠慮することはないですよ。みんなで楽しみましょ~♪」
茄子「今日はプロデューサーもいらっしゃいますし、遠慮していたら損ですよー」
聖來「貸切で女将さんもはしゃいで大丈夫だって言ってくれてるから、今日はにぎやかに過ごそうよ♪」
千秋「ふふっ、そうね。その場の流れに身を任せて、今日は潰れてしまってもいいかもしれないわ」
茄子「この場に居るのは気心の知れた人だけですからね♪あっ、でも千秋さんがつぶれてしまう前に、プロデューサーの方が潰れちゃうと思いますよ」
聖來「え、なんで?」
千秋「何か知っているようね...できれば聞かせてくれないかしら?」
茄子「その話はまた今度にでも♪今はプロデューサーともっとお話をしましょ~」
千秋「茄子さんの話も気になるけど、確かに川島さんたちにPさんを取られっぱなしというのは....ね」
聖來「もっとアタシたちのことも構ってほしいよね。Pさん、アタシたちともお話しよっ」
P「ああ、そうだね。うーん、三人をみて思ったんだけど...やっぱり聖來ってさ」
聖來「なになに?アタシがどうしたの?」
P「実年齢より顔つきが幼いなって思ってね。茄子と千秋と並んだら、長女千秋、次女茄子、三女聖來って言う風に見えちゃうから」
聖來「もぉー、酷いよPさんっ!アタシ童顔気にしてるのに!」
P「いや、決して悪い意味で言ったわけじゃないよ。聖來の魅力だと褒めたつもりで」
茄子「プロデューサーがそのつもりだったとしても、その褒め方じゃいけませんね」
千秋「誰かと比較された上で褒められたって、素直に喜べないわ」
瑞樹「わかるわ。誰かと比較されたら、自分だけを見て、評価してもらえてないって気分になるわよね」
美優「千秋ちゃんや瑞樹さんの言うとおり...褒めてくれる時は、他の女性のことは言わないで欲しいです」
レナ「全く...私たちを言葉巧みにアイドルに勧誘はできるけど、こういうことに関してはダメダメね」
早苗「はぁ~、お姉さん悲しいわ~...」
亜里沙「ありさおねえさんも悲しいですよぉ...ウサコちゃんがいたら一緒に怒ってますよ?」
P(うおっ!ここまで総スカンを食らうとは...!?)
楓「ここまで言われたら、どうすればいいのか分かりますよね...?」
P「どうすればいいか?」
P(ごめんなさい楓さん。全然わからないです!)
友紀「プロデューサーに悪意がないのは、みんな最初からちゃんとわかってるから」
友紀「でもそう言う場面の時は、褒めてくれる時はそうしてほしいなーってだけだから!なーんて!」
P(あっ、なるほど。そういうことか)
清良「さぁ、聖來ちゃんが待ってますよ?今度はちゃんと言ってあげて下さいね?」
聖來「....ふふ♪」ウズウズ
P「まいったな...コホンッ!じゃあ言い直すね?」
P「聖來の幼げな可愛らしさ、それに人懐っこさはとっても魅力的だよ。その魅力に惹かれて、俺は声を掛けたんだ...アイドルにならないかって」
聖來「ありがとうPさん♪Pさんがアタシをアイドルにしてくれたおかげ、毎日が楽しいよ!」
聖來「アタシもPさんのことが大好き♪だからさ、あの時みたいにアタシを撫でていいよ!というより撫でて♪」
P「ははは、宴会は始まったばかりなのに、もう酔ってるのかな?いいよ、おいで」
聖來「エヘヘ♪ワンワンッ♪」
瑞樹「一件落着ね!じゃあ次、二件目行きましょう」
P「え?次?二件目?なにが?」ナデナデ
清良「あら~、だってまだ私たちが残ってますよ?」
レナ「あれだけ見せつけておいて、私たちはお預けというのはね...ないわ」
楓「私がどんなふうに褒めてもらえるのか、楽しみです♪ね、美優さん?」
美優「その...はい、楽しみ...です...」
友紀「順番はプロデューサーが決めていいからね!さ、どんどんいこー!」
亜里沙「ありさおねえさんは、じっくり褒めてもらった方が嬉しいわねぇ♪」
茄子「私もじっくり派ですね~」
千秋「そのあたりの匙加減はPさんにお任せするわ。ふふっ、覚悟はできたかしら?」
P「え~~!?」
早苗「男の子なんだから、ぐちぐち言わないの!で、二件目は誰かしら?」
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瑞樹「さてと...みんないい感じに酔いが回って来たみたいね」
早苗「そうね。じゃあそろそろあれをやるわよ!」
レナ「あれ?なにをするの?」
早苗「ふっふっふっ、飲み会の定番のあれよ、あれ!」
瑞樹「王様ゲームよ!」
聖來「聞いた事はあるけど、実際にやったことはないな~」
亜里沙「私は一回しましたけど、やってみると案外楽しいゲームですよ♪」
美優「ゲームをするのは良いですけど、あまり過激なことを命令するのは無しにしませんか?」
千秋「そうね...一定のルールを設けるべきだわ。例えば肉体的接触はなしにするとか」
瑞樹「あとは...思いつかないわ。とりあえずやってみましょう」
P「そうですね。とりあえずやってみましょう」
早苗「はーい!みんな割り箸を取って取って...みんな取ったわね?それじゃあ王様だーれだ?」
瑞樹「うふふ、私よ!幸先がいいわね♪何を命令しようかしら?」
清良「お手柔らかにお願いしますね?」
瑞樹「うーん、それじゃあ...一番と四番がみんなに秘密にしている、最近嬉しかったことを話すのはどうかしら?」
千秋「それくらいならいいんじゃないかしら。一番と四番は誰?」
茄子「私一番ですね~」
楓「四番...当たっちゃいました」
レナ「茄子ちゃんが当たっちゃうなんて、珍しいわね?」
茄子「命令の内容が内容ですからね。罰ゲームというほどではないですし」
友紀「あはは♪確かにそうかもねー!」
瑞樹「よーし、早速茄子ちゃん、一番から言ってみましょう!」
茄子「はい♪実は私、みなさんに内緒にしていたんですけど...」
茄子「プロデューサーと二人でここに飲みに来て、プロデューサーが酔いつぶれてしまったので、私の部屋に泊まってもらいました♪」
茄子「その次の日に、”プロデューサーに誘われて”みりあちゃんと三人で動物園に行っちゃいました♪」
P「楽しかったね。あの時は迷惑を...」
楓「...へぇ...つかぬ事をお聞きしますけど、それはいつの話ですか?」
茄子「春先のことですよ。プロデューサーにも、みりあちゃんにも喜んでもらえましたよ♪」
楓「その頃ですか...おかしいですね?みんなで決めたルールだと」
楓「その頃は私が一番優先権があったと思うんですけど?Pさんが子供と出かける時同伴するのは」ニコッ
早苗「か、楓...ちゃん?」
茄子「でもさっき言った通り、”プロデューサーに誘われて”ですから....ルールはこちらから誘う場合に適用されます」
楓「ふふふ、そう...でしたね」
茄子「ええ♪」
楓「ふふふふっ♪」
瑞樹「次!次よ!楓ちゃん、四番の話にしましょう!」
P・聖來・千秋・美優(((ほっ...)))
亜里沙・清良・レナ(((もうちょっと、見たかったな...)))
友紀(あれ?あたしそんなルール知らない...)
楓「私ですね。実は私...Pさんのお部屋にお泊りしたことがあるんですよ」
早苗・瑞樹「「ええっ!?」」
美優「な、どうしてですか!?理由はあるんですよねPさん!?」
P「その時ですね!?ライラがホームシックになってましてっ!その解消のために」
P「俺の家に泊まって家族団らんのような一日を過ごそうとなりまして、それで...」
楓「それで、私がPさんの”奥さん”役に選ばれたんですよ。ちひろさんに...ですけど」
茄子「”奥さん”役...ですか」
P「楓さん、楓さん?あの時重要だったのはライラの母親役でしたよ?」
楓「そうですか?でも、あまり違いはありませんよね?そうだ!これお返ししますね」
聖來「鍵?もしかして!?」
楓「はい、Pさんのご自宅の合鍵です♪」
千秋「どうしてそんなものを、楓さんが持ってるのかしら...Pさん?」
P「それもちゃんと理由があるからっ!俺とライラは朝から仕事だったから、一緒に家を出たんだけど」
P「その日楓さんは午後から仕事で、家に残ってたんだ。楓さんも一緒に出て行ってもらうことを失念してて」
P「それで合鍵の場所を教えたんだよ。今日まで返してもらうのを忘れてたよ」
友紀「ひょっとして楓さんに通い妻になってもらおうと思って、わざと回収しなかったんじゃないの?」
P「何言ってるんだ。そんなわけないだろ」
楓「あら、残念です。Pさんがそのつもりだから、鍵について何も言わないんだと思ってました」
楓「ふふっ、でも一緒に温泉に入ることは約束しましたよね?」
美優「一緒に温泉...?本当、ですか?」
茄子「あらあら?どういうことですか?」
P「それは海外には水着を着て入る混浴の温泉があるから、機会があればという話です」
P「決してやましい話じゃないですよ」
楓「ライラちゃんのホームシックも解消できて、あの日は楽しかったですよね♪」
楓「という事なんですけど...どうですか?茄子ちゃん?」
茄子「ええ...とっても羨ましいですね♪」
楓「そう?ふふふっ♪」
茄子「うふふっ♪」
千秋(二人とも笑顔だけど...怖い)
早苗「お、王様っ!」
瑞樹「次、次のゲームに行きましょう!王様の命令よ!」
美優「そ、そうですね!私が割り箸を回収しますね!」
聖來「じゃあアタシが配るから!....よしっ、王様だーれだ!?」
レナ「あらっ、私だわ!何にしようかしら....?」
亜里沙「レナさんの命令ですか、楽しいものになりそうですね♪」
レナ「ふふふっ、ハードルを上げないで?...そう言えば私が参加していない飲み会の時に、面白い事があったって聞いたわ」
レナ「それにしましょう♪なら6番が2番、3番、4番が持っている服、装飾品を身に着けること♪」
レナ「まずはお人形役、六番だーれだ?」
美優「........私...です」
P・茄子・瑞樹「「「あっ....」」」
美優(うぅ...また私...でも大丈夫!今回は露出度の高い衣装になることはないはず...お願い...!)
レナ「うふふ、じゃあまずは二番の衣装からね♪二番はだーれだ?」
早苗「....私だわ。ごめん美優ちゃん...」
美優「え、ええ?どうして謝るんですか?早苗さん?」
早苗「うん...私今、これを持ってて...」
千秋「げっ...」
清良「あらあら」
美優「なんで...なんでこんな時に...よりにもよってPさんがいる時に...」
美優「スクール水着なんてもってるんですかぁ!?」
早苗「事務所に置きっぱなしにしてる私物、いい加減もって帰れってちひろちゃんに怒られて」
早苗「今日もって帰ろうとしたのよ...本当にごめん!」
>>1です
書き溜めが終了したため投下を終了いたします。
お付き合いいただきましてありがとうございます。
リクエスト・アドバイス等がございましたらレスを頂ければ有り難いです。
また今回居酒屋の場面でPがアイドルを褒めるのを聖來一人といたしましたが、
他のアイドルに関しても需要はありますでしょうか?
ご要望がありましたらレスを頂ければ幸いです。
それでは失礼いたします。
>>1です
書き溜めができたので投下いたします。
今回で完結致します。お付き合いいただければ幸いです。
それでは投下を始めます。
亜里沙「ふふふ、美優さ~ん?」
美優「あ、亜里沙さん、なんですか?」
亜里沙「王様の命令は~、絶対ですよぉ♪さあ、ぬぎぬぎしましょうね?」
美優「ちょっと待って下さい!ここにはPさんが!?」
レナ「大丈夫よ。Pさんの目は私が塞いでるから!だから観念しなさい♪」
P(やっぱり駄目だよな...少し期待してしまっていた自分が悲しい...)
美優「あ!?ちょっと...本当に...自分でできますから....」
聖來「これは...確かにPさんには見せられないよね」
千秋「美優さんには気の毒だけど...白い肌がほんの少し紅潮してて、とても色っぽい...艶があるわよね」
清良「同性の私も見惚れちゃいますね」
P(うわ、見たい!プロデューサーであることを置いといて、見てみたい!)
楓「本当に肌がきれいですね...ちょっと触らせて下さい♪...わぁ、もっちりすべすべ♪」
瑞樹「普段はどんなケアをしているの?教えてほしいわ」
美優「二人とも、やだっ!恥ずかしいです!...か、楓さん!?頬を擦り付け...ないで、やっ...」
P(音だけというのも...これはこれでいいな。見えない分妄想がはかどる)
P(楓さん、一体美優さんのどこに頬を擦り付けているんだろう?こんなことを考えるのも楽し...)
千秋「....えいっ!」
ズボッ!
P「痛っ!?耳が、耳がっ!」
千秋「さっきからだらしない顔をしているわよ?そうならない様に、私が耳を塞いであげるわ」
千秋「もっとも...いま私が何を言っているのかも聞こえないでしょうけど」
P(これは千秋がやっているのか?くそ...何も聞こえん!)
茄子「と、とりあえずレナさんと千秋さんのおかげで、Pさんに見聞きされる心配は無くなりましたよ?」
美優「で、でもぉ...」
早苗「ごめんね美優ちゃん...でもせっかくだから着てみましょうよ♪」
美優「さ、早苗さん!?あっ!?」
早苗「うーん...やっぱりあたしと美優ちゃんは身長差があるから、私のサイズだと厳しいかしらね?」
清良「でもスクール水着は伸縮性がありますから....こうっ!伸ばせば!」
美優「無理です!無理です!きつくて...入りま...せん!」
友紀「頑張れ美優さん!もうちょっと、もうちょっとで肩に水着が掛かるから!」
友紀「...隠さなきゃあいけない所がはみ出てるけど」
美優「分かってますから、だから無理だって...」
瑞樹「よしっ!これで一応着ているわね!」
聖來「なんだろう...みんな見た目より、凄く酔ってるのかな?」
茄子「かもしれませんね。お話と一緒に、お酒も弾んでましたからねー」
美優「これ...やっぱり駄目です...手で隠そうとすると、水着がずれて他が見えてしまって...」
亜里沙「そうねぇ...王様~?判定をお願いしまーす」
レナ「さすがにこれはPさんには見せられないわね。アウトー!」
亜里沙「そうですねぇ♪じゃあ美優さん元の服に着替えましょうね♪」
早苗「私も手伝うわ♪」
楓「私も手伝いますよ♪」
美優「だから自分で着替えれます!」
レナ「着替え終わったら、次は三番の衣服の着用ね♪」
美優「...え?まだ、続くんですか?」
レナ「勿論よ♪三番の後は四番の衣服が待ってるから」
美優「レナさん、そこをどうにか...もう許して下さい」
レナ「まあ、初回があんな惨状だったものね...じゃあ命令変更!三番の装飾品を着けて終了ね♪」
美優「あ、ありがとうございますレナさん!」
レナ「ふふふっ、代わりに何を身に着けるかは私が選ぶわよ。それで三番は誰かしら?」
聖來「はーい!三番でーす!」
レナ「聖來ちゃんね。持ち物を見せてもらっていいかしら。あっ茄子ちゃん、Pさんの目を塞ぐの変わったもらえる?」
茄子「はい。任せてください」
聖來「アタシあまり装飾品とか持ってないし、ネタになるようなものもありませんよ」
レナ「そんなことはないわ...面白いものがあるじゃない♪」
聖來「えっ!?でもそれは人間用じゃないですよ?」
レナ「だからいいのよ♪美優さん、最後はこれをつけましょう♪」
美優「そ、それは...!?」
P(うーん、目と耳を塞がれて周りの状況がよく分からん)
P(今は一体どんな感じになってるんだ?...ん?)
千秋「今までごめんなさいねPさん。耳はもう塞ぐ必要がなくなったわ」
P「そうなのか。でも目はまだ塞がれたままなんだね。途中で茄子と入れ替わったみたいだけど」
茄子「まだ目は塞がせてくださいね。もう少しだけですから」
レナ「でね、Pさん?とりあえずこれを持ってくれるかしら」
P「なんですかこれ?紐?何かとつながってますね。軽く引っ張ると重みを感じます」
クイッ、クイッ!
聖來「P、Pさん?あまり引っ張らない方がいいと思うよ」
P「え、なんで?」
レナ「ふふふっ、なんでかしら♪Pさん、これなんだかわかる?」
P「分かると言われても...ただの紐としか...正解はなんです?」
レナ「正解は...実際に見てもらいましょう♪茄子ちゃん、オープン!」
P「おっ、久しぶりに視界が...え?」
美優「ど、どうも...」
P(美優さんが犬の首輪をつけて俺の前に座ってる...ていうか俺が持ってたのはリード!?)
P「美優さん、これは断って良かったと思いますよ?」
美優「で、でも王様の命令は絶対ですから...さっきのに比べたら、格段にましですし...」
P(どんな状況だったんだよ!さっきは!?...聞きたかった)
美優「Pさんも見たことですし...もういいですよね?この首輪を外しても」
レナ「そうね。じゃあPさん、首輪を外してあげて♪」
P「俺が外すんですか?分かりました。美優さん、外しますからじっとしててくださいね」
美優「は、はい。優しく...お願いします」
P「ちょっと失礼しますね...あれ?これどうなってるんだ?」
聖來「Pさん、その首輪は先にリードを外すんだよ」
P「そうなのか。じゃあリードの金具を外して...引っ張って」
聖來「Pさん!まだちゃんと金具が外れてない!」
P「え?あっ!?」
美優「きゃあ!?」
P「す、すみません美優さん!」
美優「こ、こちらこそ...Pさんを押し倒してしまって、すみません...え...?」
ムギュッ!!
P(ま、まさか...本日二度目の...)
瑞樹(はぁ...またやっちゃったわね、P君)
P「ごめんなさい、ごめんなさい美優さん!」
美優「気にしないでください、事故ですから」
P「でも瑞樹さんの時と違って、思いっきりつかんじゃいましたから!」
P「酒の席で起こった事故とはいえ、何かお詫びをさせて下さい」
美優「じゃあ...今すぐにはお願いしたいことを思いつきませんから、時間を頂けますか?」
P「はい!もちろんです!」
美優「それじゃあお願いが思いついたら、お話しますね。...ところで聞かせてほしいんですけど」
美優「瑞樹さんの時と違って、というのはどういう事か...教えてくれませんか?」
P「.........あ」
茄子「プロデューサーは本当に余計なひと言が多いですねー」
千秋「私たちも気になってたのよ、その一言が。どういう事なのかしら?」
レナ「詳しく教えてもらうわよ?Pさんに川島さん?」
瑞樹「全く...仕方ないわね」
P「あ、あはははは....」
-------
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P「ふぅ、やっと解放された...同じことを何度も聞かれて、疲れた...」
瑞樹「お疲れ様P君。長かったわね」
P「自分の失言が原因ですから。瑞樹さんは割と早くに解放されてましたね」
瑞樹「みんなP君が何をしでかしたのか気になるから、P君に何度も質問していたのよ」
P「なるほど...今日は昼も夜も同じ失敗をしでかしてますよね、俺」
P「プールでもにやけて小梅たちに怒られ、ここでも同じように千秋に怒られ」
瑞樹「おまけに似たようなラッキースケベも起きたりね♪」
P「本当ですよ。はははっ」
瑞樹「うふふ...ねえ、P君。色々あったけど、今日P君は楽しく過ごせたのかしら?」
P「楽しく過ごせました。今日はみんなと楽しく遊べて、楽しくお酒を飲めて、色々話ができました」
P「身体も思いっきり動かしましたし、今日は良く眠れそうです」
瑞樹「そう...よかったわ♪P君にも楽しんでもらえないと。これで私もはっきりと言えるわ」
瑞樹「P君、今日は付き合ってくれてありがとう。とっても楽しいオフを過ごせたわ♪」
P「こちらこそ、今日は誘ってくれてありがとうございます。俺も楽しく休日を過ごせました」
瑞樹「うふふ、本当に...良かった...ん...」
P「瑞樹さん?」
P「瑞樹さん?」
瑞樹「スー...」
P「あ、眠っちゃったのか」
清良「顔には出ていませんでしたけど、疲れてたんですね」
楓「Pさんに寄りかかって、気持ちよさそうに眠ってますね。ちょっと...羨ましいです」
聖來「これはもう起きそうにないね」
レナ「そうね。Pさん、川島さんを寮まで送って行ってもらえる?」
P「俺がですか?」
早苗「今日は一日瑞樹ちゃんと付き合う約束だったんでしょ?だったら最後まで面倒みてあげなさい」
亜里沙「そのほうが川島さんは嬉しいでしょうしね」
千秋「ふふふっ、今度このことを伝えたら、起きてなかったことを悔しがるでしょうね」
茄子「お願いできますか、Pさん」
P「そうですか...じゃあ、俺が責任をもって瑞樹さんを寮まで送ります」
P「みんな楽しいからって、あんまり飲みすぎないでくださいね」
美優「大丈夫ですよ。瑞樹さんの事、宜しくお願いします」
友紀「二人っきりになるからって、変なことしちゃ駄目だよー?」
P「はははっ、分かってるよ。それじゃあお先に失礼しますね」
レナ「行っちゃったわね。私たちは私たちで楽しみましょう」
早苗「話が弾んで、まだまだ飲み足りないものね!」
美優「ふふっ、ほどほどにしてくださいね?」
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瑞樹(ん...ん?あれ?温かい...?)
瑞樹「ここはベッドのなか...私の部屋?」
P「あっ、瑞樹さん。起きちゃいましたか」
瑞樹「えっ!?P君なんで!?...そっか、私眠っちゃって、P君に部屋まで送ってもらったのね」
P「ええ、そうです。枕元に水差しを置いて帰ろうと思ってたんですけど、起こしちゃいましたね。すみません」
瑞樹「勝手に目が覚めただけよ。それより送ってくれてありがとう」
P「いえいえ。水、飲みますか?」
瑞樹「ええ、いただくわ。ふぅ...最後の最後に迷惑を掛けちゃったわね」
P「迷惑だなんて、そんなことはないですよ」
瑞樹「相変わらずね。...今日を思い返してみると、二人きりになったのは今が初めてね」
瑞樹「ねぇ...少しだけ、お話ししましょう?」
P「いいですよ。今日は最後までお付き合いしますよ」
瑞樹「ありがとう...前の寮は千枝ちゃんと同じ部屋だったけど、新しい寮になってから一人になっちゃってね」
瑞樹「恥ずかしながら、夜は少し寂しかったの。今日は私は楽しく過ごせたわ...P君も同じことを言ってくれたわよね?」
P「ええ、俺も今日一日ずっと楽しかったです」
瑞樹「でもね、それは私たちに限ったことじゃないのよ?」
瑞樹「プールで一緒に遊んだ小梅ちゃん、ナターリアちゃん、蘭子ちゃん...」
瑞樹「居酒屋で一緒に飲んだみんなも、P君が一緒だったからとても楽しそうだったわ」
瑞樹「あなたはアイドルとして私たちを輝かせてくれるだけじゃないの...自覚はあるかしら?」
P「そう言ってもらえるのは嬉しいですけど、持ち上げすぎではないですか?」
瑞樹「そんなことはないわ。200人近い女の子を輝かせてくれる...そんな人は私が知る限り、P君以外いないわ」
瑞樹「そんな貴方だからアイドルとしてではなく、一人の女の子として...頼ったり、甘えたくなってしまうの」
瑞樹「事務所のみんなはね。もちろん私もよ。そして貴方はそれに応えてくれる」
P「俺がみんなの求めに応えられているのだとしたら、それは俺にとっても嬉しい事です」
瑞樹「でも...だからこそ、貴方を独り占めにしてしまいたいと思ってしまうの...」
瑞樹「P君貴方は...貴方は私たちを独り占めにしてしまいたいと思った事はない...かしら?」
P「瑞樹さん、俺は...」
瑞樹「プロデューサーですから、それはなしよ?P君の、一人の男性としての意見が聞きたいの」
P「そ、それは...」
瑞樹「うふふ...顔が赤くなってるわ。...こんな遠回しな聞き方はやめるわ」
瑞樹「P君は一人の女性として見て...私のことをどう思ってるの?お願い、聞かせて」
P「お、俺は瑞樹さんのことを...一人の女性として...」
P(これって誘惑...されているのか?それとも...?)
P(正直に言えば、瑞樹さんは魅力的な女性だ。だからスカウトしたんだ)
P(それに外見だけじゃない。俺は瑞樹さんの人柄を少なからず知っている。素敵な女性だということを)
P(一日を一緒に過ごして、楽しかった女性...その人が俺にとってどういう存在か考えると...)
P「一人の女性として...俺は瑞樹さんのことを...」
瑞樹「......」
P「俺は...」
<プルルルルッ!!
P・瑞樹「「!?」」
P「瑞樹さん、電話に出てもいい...ですか?」
瑞樹「ええ..ど、どうぞ...」
P「で、では失礼して...もしもし?」
聖來『もしもしPさん?ごめん!いきなりだけど助けて!』
P「助けて?」
聖來『うん...二人が帰った後、私たちは飲み会を続けてたんだけど...』
早苗『よーし!美優ちゃん、次はこれを着てみましょう!』
美優『無理です!もう勘弁してください!』
亜里沙『ダメですよぉ?王様の命令は絶対ですから♪』
レナ『今はPさんもいないし、気にすることはないわ♪』
清良『賑やかで楽しいですね♪』
P「おいおい...」
友紀『千秋ちゃんペースがさがってるよ!まだまだ!どんどんいこう!』
千秋『うっぷ...もう無理...これ以上飲めない...から』
瑞樹「うわ....」
楓『それで、Pさんの理想の結婚式や、何人子供が欲しいかも知ってるんです』
茄子『なるほど...それは是非とも教えてほしいですね?』
楓『ふふふっ...ダメです♪』
茄子『そうですか...ふふふっ♪』
聖來『ひぃ!?』
P「ああ...状況は分かったよ」
聖來『分かってくれてありがとう!だから助けて!』
P「えっと...」
瑞樹「行ってあげて。私はもう大丈夫だから」
P「瑞樹さん...分かった、すぐ行くから」
聖來『ありがとうPさん!早く来てね』
P「....というわけで瑞樹さん、俺は行きますね。さっきの返事なんですけど...」
瑞樹「それは気にしなくていいわ」
P「え?」
瑞樹「P君が返事に詰まったことで、私を大切に想ってくれているのは分かったから」
瑞樹「イジワルな質問をしちゃって、ごめんなさい」
P「イジワルな質問だなんて、とんでもないです。俺こそまともな返事ができなくてすみません」
瑞樹「急にあんなことを言われたら、まともに返事なんてできないわよ」
瑞樹「この話はここまでにして、聖來ちゃんが待ってるわ。早く行ってあげて」
P「分かりました。それでは行ってきます。今日は本当に楽しかったです!」
瑞樹「いってらっしゃい。気を付けてね」
瑞樹「...ふぅ、なんであそこで行かないでって言わなかったのかしら...」
瑞樹「でも自分が弱った状況を利用して、願いが叶ったとしても...嬉しくないって気持ちもあるのよね...」
瑞樹「ふふっ、我ながら面倒くさい性格をしてるわ」
瑞樹「けれどもP君のあの反応、充分脈ありだったわ♪それが分かっただけでも大成功ね♪...ライバルは多いけど」
瑞樹「釣った魚に餌を与えないのは酷いけど、釣った魚全てを満遍なく愛でることも考え物ね」
瑞樹「でも、負ける気も譲る気もないわ。私が必ずP君の夢を叶えてあげるんだから。それから...」
瑞樹「それから、私の願いを叶えてみせるわ。だからP君、覚悟していて?」
瑞樹「貴方が声を掛けたのは、幸運かつ強欲の女神なんだからね♪」
おわり
>>1です
これで完結です。お付き合い頂きましてありがとうございます。
誤字脱字の指摘、アドバイスやリクエスト等がございましたら宜しくお願い致します。
また、次回作の主要アイドルの安価をとらせていただきます。ご協力頂ければ幸いです。
対象アイドルは下記になります。
・木村夏樹
・速水奏
・三船美優
安価は+3とさせて頂きます。
それでは失礼いたします。
>>1です
安価ご協力ありがとうございました。
次回作は奏を主要アイドルとして書かせていただきます。
HTML化依頼をしてきます。
このSSまとめへのコメント
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