ー事務所ー
モバP「……」
飛鳥「」シロメ
モバP(始まりは些細な好奇心からだった)
モバP(いつものようにお昼ご飯を食べていた俺はたまたま食べていた冷やし中華に練りカラシがついていたのだ)
モバP(俺はあまり辛いのが得意ではないので普段は触れもしない練りカラシだったが今日はなんとなく練りカラシをいれて食べてみた)
モバP(するとどうだろう、ピリリとした練りカラシの辛味がちょうどよく口のなかで広がり食がとてもすすむすすむ)
モバP(食わず嫌いはしない方がいいと心からそう思った)
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モバP(こういってはなんだが俺もそれなりに歳を重ねてきた)
モバP(子供のころに比べて新しい出会いというものは極端に減っていく、だからこそ今このときに出会ったこの練りカラシという素敵なサムシングとの出会いを大切にしていきたいと誓った)
モバP(きっとこれから冷やし中華を食べる時には必ず俺は練りカラシを入れるだろう、そんな予感がした…)
モバP(俺は考えた、この素敵なサムシング…俺一人だけが感じていいものなのだろうか?)
モバP(ドイツにはこんなことわざがある、『二人とはいいものだ、喜びは倍に、悲しみは半分になる』…キン肉マンでブロッケンJrが言っていた気がする)
モバP(いい言葉だと思う、一人よりも二人の方が素晴らしい、俺もそう思う)
モバP(ならばこの素敵なサムシング、誰に伝えよう………いや、すでに答えは決まっていたのだ)
飛鳥「…どうしたんだい?ボクの顔なんか見飽きているだろう?」
モバP(飛鳥だ)
モバP(この娘とももうそれなりに長い付き合いになってきた、嬉しいことも悲しいことも二人で乗り越えてきた俺達はプロデューサーとアイドルという垣根を越えた戦友とも呼べる仲になった)
モバP(この素敵な友人に俺はあの素敵なサムシングを体験してほしい、そう思わずにはいられなかった)
飛鳥「………?」
モバP(彼女が首をかしげながら俺と同じ冷やし中華を食べている、もちろん練りカラシもついているがどうやら手はつけていないようだ)
モバP(俺は練りカラシを彼女が食べている最中の麺にこっそりとそれでいてごっそりと擦り付けてみた)
飛鳥「……ゴフッ!!」
飛鳥「うぇっ……ゲボッ!!!ヌファッ!!!ヴォエッ!!!」
モバP(なんたる事だ)
モバP(大量のカラシを勢いよく食べた飛鳥は正直引くレベルでむせている、かわいい顔してるのに例えるならタバコの吸いすぎで喉が弱ったおっさんが担々麺食べる時みたいなむせかただ)
モバP(涙目で鼻水を流しながら必死で水を飲むがあまりの刺激によりその水でさえもむせる材料と化している、ボトムズでもこんなにむせはしない)
モバP(ゴホゴホとむせ続ける飛鳥……その様を眺めているとあることに気づいた)
モバP(勃起だ)
モバP(私はむせる飛鳥に性的な興奮を覚えていた)
モバP(よもやこんなことで勃起するとは…しかし考えてみるとこれは当然な反応だと自認した)
モバP(諸君も想像してみてほしい、アイドルが顔を真っ赤に染め涙を流しながらのどを抑えてゴホゴホと口をティッシュで押さえながら咳をしているのだ)
モバP(完全にAVでないか)
モバP(AVを見て興奮するのはなにも恥ずかしいことではない)
モバP(むしろこの高ぶる魂は男として誇りにさえ思う、そしてさらに私は高みを目指すことに決めた)
モバP(喉でこうなら乳首だったらどうなっちゃうのさ、と)
モバP(乳首にカラシを塗る、その排他的そして哲学的で性的なコルペニクス的発想、想像しただけで気分はナポレオンでありまた股間のナポレオンもコロンブスである)
モバP(しかし考えみてほしい、もしも友人がいきなり貴方に「乳首にカラシぬってもいい?」と聞いてきたとしよう)
モバP(よくて絶縁、悪くて極刑である)
モバP(なので私もこの場で飛鳥に『貴女のむせるところを見ていたら下品な話ですがその…フフ、勃起してしまいましてね』だのなんだのと伝えるのはひかえハンカチを貸して彼女の介抱をしてその場を終えた、飛鳥は)
飛鳥「あぁ…ありがとう…どうやら大人の辛さはボクにはまだはやいみたいだよ」
モバP(と強がりを言ってみせた、その晩に私もまた明日の唾液がついたハンカチでイってみせた)
ミス
明日の唾液→飛鳥の唾液
モバP(乳首にカラシを塗る、その排他的そして哲学的で性的なコルペニクス的発想、想像しただけで気分はナポレオンでありまた股間のナポレオンもコロンブスである)
モバP(しかし考えみてほしい、もしも友人がいきなり貴方に「乳首にカラシぬってもいい?」と聞いてきたとしよう)
モバP(よくて絶縁、悪くて極刑である)
モバP(なので私もこの場で飛鳥に『貴女のむせるところを見ていたら下品な話ですがその…フフ、勃起してしまいましてね』だのなんだのと伝えるのはひかえハンカチを貸して彼女の介抱をしてその場を終えた、飛鳥は)
飛鳥「あぁ…ありがとう…どうやら大人の辛さはボクにはまだはやいみたいだよ」
モバP(と強がりを言ってみせた、その晩に私もまた明日の唾液がついたハンカチでイってみせた)
モバP(と、ここまでが昨日の話である)
モバP(そして今から語るのが今日、それも先程の話だ)
モバP(事務所についた私はカバンから練りカラシのチューブを取り出しある行動にでた)
モバP(乳首にカラシを塗る、と言ったはいいがもしかしするとこれはとても危険な行為かもしれない)
モバP(もしも乳首にカラシを塗ったのが原因で心臓発作でも起きてしまえば私は死ぬまで後悔することになるにちがいない、そこでまずは己の乳首にカラシを塗り安全確認をすることを決めた)
モバP(確認は大切な事だ、私は運転中も右左方の確認と巻き込み確認とチンポジの確認を忘れない、そういった意識をひとりひとりが持つことが事故の起きない世界をつくりあげていくのだ)
モバP(私はシャツをまくりあげ左乳首にカラシを塗った、私はいったい事務所でなにをしているのだろうと考えると何故か興奮した)
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