梓「あの…付き合ってるんですからもっと色々しても…」唯「キスだけじゃ嫌?」 (19)

はい

せっかく立てたのに

梓「え…いや、いやってことじゃないですけど…」

唯「じゃあいいでしょ?」ニコニコ

梓「うぅ…ひどいですよ先輩…」シュン

唯(ふふ…シュンとなってるところもかわいいよあずにゃん…)

唯「え、なんで私がひどいの?別にキスだけでも私満足だよ?」

梓「先輩のいじわる…」グスッ

唯「」キュン

唯(いやいやいやっ!ここであせってはダメ!!)

唯「絶対にあずにゃんに『もっとして?』言わせるんだから!!)

梓「あの、先輩?」

唯「ん?なにかな?」

梓「言いにくいんですがその…」

梓(声に出しちゃってますよ!とはいえないなぁ…)

唯「じゃああずにゃん!もう私帰るねっ」タッ

梓「あっ…先輩っ…」

唯「なに?どうしたの?」

梓「えっと…あの、そのぉ…」モジモジ

唯「トイレ?」

梓「ち、ちがいますっ!!」カァッ

梓「だ、だからですねぇ…」ゴニョゴニョ

唯「え?なんていったの?聞こえないよー」

梓「今日私の家に泊まりませんかっ!!」

梓(い…言っちゃった…)

唯「うん!いいよっ」ギュッ

唯(ふふふ…計画どおり、これで今夜のあずにゃんは私のものっ!)

梓「せ、先輩…痛いです…」

唯「ごめんごめん!あずにゃんが可愛くてついうっかり…」

梓(…というわけで家まで来ちゃったけど)

梓(やばい、すごく緊張するっ!!)バクバク

唯「おー!ここがあずにゃんの家なんだっ!」

梓「そ…そんなにはしゃぐ要素ありますかねぇ…」

唯「じゃあ…おっじゃまっしまーす!!」ガチャ

唯「ってあれ?」ダレモイナイ

梓「あ、言い忘れてましたけど今日家族があっていないんです」

梓(まぁホントは私がみんなに出かけてってお願いしたんだけど)

唯「そうだったんだー、もう挨拶してそんしたよー!」

唯(二人きりktkr!!!)

梓「じゃあ先輩?そのへんに腰かけてまっててください」

唯「はーい!」

唯(ふぉぉ…ここがあずにゃんの部屋)

唯(なんかドキドキしてきた!!)

梓「さてと…」バタン

梓(どどど…どーしよ!!あーなんかすごく緊張してきたよ…///)カァッ

ピンポーン

梓「あれ?誰だろう」ピッ

律『おーい!あずにゃーん!!』

梓「…へ?」

澪『ちょっと、いきなり押しかけるなんて迷惑なんじゃないか?』

律『なに言ってんの!だって唯だって入ってたじゃんか!』プンプン

梓「え…えーっと…」

梓(どーしよう…さっき先輩と歩いてたところ見られてたんだ…)

澪「ごめん!律が迷惑かけて…」

律「なんで?私たちが追加で泊まるぐらいいいよなー?」

梓「それはいいですけど…」

唯「わー!みんなでお泊まり会だー!」

梓「もう…こうなったらしょーがないですねぇ」

梓(私は先輩と二人っきりがよかったのに…)

律「あずにゃん!一緒にお風呂はいろー!」ギュッ

梓「へ?いや私は…」

唯(あ!あずにゃんは私のものなのにっ!)

唯「あずにゃんは私と入るんだよねー?」グイッ

梓「痛たたっ、せ…先輩の力強すぎますよぉ…」

梓「じゃ…じゃあこうしましょう!」

唯「どうするの?」ギュッ

梓「説明するのでいったん離れてください…」サッ

唯「ちぇー…」スッ

澪「…で、どうするんだ?」

律「お、こんなところに都合よくツイスターゲームが!!」バッ

梓(あ、もう見つかっちゃった…本当は唯先輩と二人きりでやるためにかったのに)

律「わかった!ようするにツイスターゲームで最後まで耐えきった方があずにゃんと風呂に入るってことだなっ!」

澪(…なんか私の存在感が薄いような)

澪(律だってなんでそんなにあずにゃんと入りたいのよ!私は律と入りたいのに…)ショボン

律「…ん?どうしたんだ澪?」

澪「な、なんでもないわよっ!!」

律「ふーん」

澪(もう!律のばかあほ天然っ!!)

梓「じゃあツイスターゲーム開始です!」

唯(絶対に勝ち残ってあずにゃんとお風呂にはいるっ!!)

梓(私もできれば唯先輩と入りたいなぁ…)

律(ホントは誰と入ってもよかったんだけどおもしろそうだからいっか!!)

澪(ここで律が負けたら必然的に私と律が入ることになるから…わざと律を負けさせよう!)

梓「まずは唯先輩からルーレット!!」

唯「はいっ!」シュッ

梓「えーっと…右手を赤で」

唯「はいはい…」ペタッ

梓「左手青で両足黄です!!」

唯「おぉ…いきなり高難度な感じだ…」プルプル

梓「次はだれがしますか?」

律「はいはーい!私が行かせてもらいまっす!」ブンブン

梓「それではルーレットを回して…」

律「えーっと…これは?」

梓「そうですね、右手黄、左手青、右足赤で右足青ですね!」

律「よし!右手黄で左手青…」ムニッ

唯「ひゃあっ…!」ビクッ

律「あ、ごめんごめんww」

唯(手が当たって変な声でちゃった…)ドキドキ

梓「それじゃー次は澪先輩!!」

澪「えっと…これを回せばいいんだっけ?」シュッ

澪(とりあえず律の近くに行ってグイグイ押せばいいよね!)

梓「じゃあ…両手青、右足赤左足緑です!」

澪(どうしようかなー…とりあえず律に覆いかぶさる感じで行こう!)スッ

律「うわっ!ちょっと押すなって!!」

唯「きゃあっ!おっ、重いよりっちゃん…」

律「いやいやっ!私じゃなくて澪がだなぁ…」

澪(ほらっ!さっさと負けるのよ律っ!!)グイグイ

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