紬「あずにゃんと同棲を始めました!」14 (127)

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」13
の続きです

紬「私もあずにゃんって呼びたいの」

紬「あずにゃんの家にお泊まりすることになりました」

紬「あずにゃんの家にお泊まりすることになりました」2

紬「あずにゃんの家にお泊まりすることになりました」3

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」2

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」3

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」4

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」5

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」6

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」7

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」8

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」9

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」10

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」11

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」12
紬「あずにゃんと同棲を始めました!」12 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1366299569/)

紬「あずにゃんと同棲を始めました!」13
紬「あずにゃんと同棲を始めました!」13 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377006581/)
の順番となってます

このスレでもよろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422799452

こんばんは
まずは前スレを落としてしまい申し訳ありません

それと許可をいただいたので発表させていただきます
今年の桜高新入生歓迎会!!5じかんめにてSS合同誌に参加させていただきました
そこでこの同棲SSの後日談を載せてもらうことになりました

合同誌用のSSも書き終わりましたのでこちらも再開します
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした

律「この廃墟は五階まであるからせめて一階はクリアしようぜ」

梓「そ、それなら・・・」

スタッフ「それでは・・・お気をつけて・・・」

澪「(うぅ・・・。この人喋り方も怖い・・・)」

紬「スタートね!」

律「ほら、手ぐらいなら繋いでやるよ」

澪「・・・ありがとう」ギュッ

紬「あずにゃんもがんばろうね」

梓「は、はい・・・」ギュッ

カツン・・・カツン・・・

紬「真っ暗だから足元に気をつけてね」

律「どうやらこの廃墟は元病院みたいだな」

澪「真っ暗な病院とかやめてくれよ・・・」

梓「うぅ・・・」

律「・・・ん?今その扉になにかいなかったか?」

澪梓「ヒッ!」

紬「・・・どこ?」

律「・・・いや、気のせいだったみたいだ」

澪「そういうのやめろよ律ー・・・」

紬「・・・待って」

タッタッタッ

梓「!」ビクッ

紬「足音。りっちゃんが言ってた方から聞こえたと思うんだけど・・・」

律「気のせいじゃなかったのか・・・」

澪「ミエナイキコエナイ」

律「・・・行く?」

紬「うん・・・」

梓「(早く終わってぇ・・・)」

・・・

和「澪と梓ちゃん大丈夫かしら」

純「速攻リタイアしそうですけど」

唯「ギブアップのボタンは憂が持っててね。いつでも押していいから」

憂「・・・うん」

ギャーッ!

唯「今のはりっちゃんの!?」

和「澪は気絶ってところかしら」

純「ワクワクしてきたー!」

寝ます

おやすみ

こんばんは
再開します

律「び、びっくりしたぁ・・・」ドキドキ

紬「・・・うん」バクバク

澪梓「」

律「人体模型とか古典的な手に引っかかるなんて・・・」

紬「でも動いてたら誰だって・・・」

律「・・・というか澪達見てないのになんで固まってるんだよ」

梓「り、律先輩がいきなり大声出すからです!」

澪「よし。思いっきり涼しくなったし帰るか!」

律「まだ早ーい!」

律「ほら。人体模型動かなくなったし行くぞ」

澪「うぅ・・・」

紬「大丈夫?」

梓「律先輩の声にびっくりしただけなので・・・」

梓「・・・うっ、これが動いてたんですか?」

紬「そうそう。急に手がバッ!っと」

梓「」

律「真っ暗でもさすがにいつもの発作は起きないな」

澪「今日の夜は覚えておけよ・・・」

律「・・・次は手術室、だな」

梓「スルーしましょう」

律「いや、そういうルートだし」

律「また急におどかされるのは勘弁だぞ・・・」ガラッ

紬「手術台だけ・・・?」キョロキョロ

律「油断するな。こういうパターンは危険だぞ・・・」

律「というか澪、入り口で止まってないでこっちこいよ」

澪「安全が確認できたらそっちに行く」

梓「です」

律「んー?本当に何もない?」

澪「ほ、本当か?」

紬「大丈夫みたい。次に行こう」

梓「はぁ・・・」

ガタッ

澪梓「」ビクッ

ガタガタガタガタガタ

澪梓「きゃーーー!!!」

律「ロッカーになにかが!?」

寝ます

おやすみ

こんばんは
少し再開します

ガタガタ・・・

紬「止まった?」

ギィ・・・

律紬「!?」

ズル・・・ズル・・・

律紬「ひぃ!!」

澪「も、もしかして私達の後ろになにかがいるパターンか・・・?」ガクガクブルブル

ズル・・・ズル・・・

律「振り向くな!早くこっちに!!」

紬「あずにゃん!こっち!」グイッ

梓「」

律「扉閉めるぞ!」

バタン

律「ふぅ・・・」

澪「もうやだ・・・。帰りたい・・・」ブルブル

紬「あずにゃん。今の見た?」

梓「え、あ・・・。いえ、見てないですけど・・・」

紬「そう。ならよかった・・・」

梓「・・・一体何が?」

律「聞きたい?」

梓「いえ、遠慮します・・・」

紬「りっちゃん。もうリタイアしない?」

紬「これ以上は私もちょっと・・・」

律「そうするかー。今のは本気で怖かったし・・・」

律「(これ以上澪と梓を怖がらせても悪いしな)」

律「梓、ボタン押してくれ」

梓「・・・はい」

ポチッ

・・・

トボトボ

律「おかえりー」

唯「ただいま・・・」

澪「さすがの唯もグロッキーか」

紬「どこまで行けた?」

和「手術室のところね。なにもないと思ったらいきなり・・・」

律「あー。私達もそこでリタイアだわ」

純「あのゾンビリアル過ぎですよ!!」

梓「ゾンビだったんだ・・・」

寝ます

おやすみ

こんばんは
再開します

律「あの床を這ってくる演技怖すぎだろ・・・」

和「思い出しただけでも寒気が・・・」

紬「観覧車!観覧車に行こう!」

憂「そ、そうですね!」

澪「私達は見なくてよかったらしいな・・・」

梓「ですね・・・」

・・・

唯「いよいよだね!」ドキドキ

純「上見てたら首痛くなってきた」

律「二人ずつでいいよな?」

紬「うん!」

律「よーしじゃあ一番乗りー!行くぞ澪ー!」

澪「ちょ!」

和「いい歳して恥ずかしいわよ・・・」

紬「つ、次行きます!」

梓「はい!」

唯「和ちゃん、純ちゃん。四人で乗ろう?」

和「私はいいけど・・・。憂はいいの?」

憂「うん!みんなで乗ろうよ」

純「憂がいいなら」

唯「じゃあ乗ろう乗ろう!」

ガチャッ

和「・・・ふぅ。今日はいっぱい歩いたわね」

唯「でも楽しかったよ」

憂「うん!」

純「帰りたくないよー」

憂「受験終わったらまたみんなで来たいね」

純「それいいね!」

寝ます
おやすみ

こんばんは
少し再開します

和「憂達はもうすぐ学校よね」

憂「うん。久しぶりだなぁ」

唯「私達はまだ一ヶ月くらい休みあるよー」

純「羨ましい!!」

唯「毎日ご飯作って待ってるね」

憂「えへへ。ありがとう」

純「はぁ・・・、学校か・・・」

和「暗い顔しないの」

紬「いい景色・・・」

梓「はい。夕日が綺麗です・・・」

紬梓「・・・」

梓「受験終わったらまた来ましょうね」

紬「うん!」

紬「・・・ふふっ。約束また増えちゃった」

梓「あぁ、温泉も約束してましたね」

紬「全部行こうね!だから受験、がんばって!」

梓「・・・はい!」

紬「合格できるように全力でサポートするから!」

梓「心強いです!」

ギュッ

紬「だから、一緒に頑張ろうね・・・」

梓「ムギちゃんと一緒ならなんだって大丈夫です」

チュッ

紬「ふふっ。またここでね」

梓「約束です」

寝ます
おやすみ

こんばんは
再開します

梓「・・・ところで」チラッ

紬「りっちゃんかな?観覧車揺れてるね・・・」

梓「まったく。揺らすなんて危ないじゃないですか」

紬「テンション上がっちゃったのね!」

梓「その気持ちは分からなくはないですけど」

紬「もうすぐてっぺんね!」

梓「一緒に乗ったメリーゴーランドあんなにちっちゃいです」

紬「わぁ・・・」

梓「・・・さすがに下見るのは怖いですね」

紬「・・・うん」

・・・

唯「無事帰還~」

澪「おかえり」ツヤツヤ

律「」

紬「次は花火よ!早く会場に!」

梓「いい場所埋まっちゃいます!」

唯「そうだね!急ごう急ごう」

憂「走ったら危ないよー」

ガヤガヤ

唯「やっぱり人多いねー」

純「暑ーい・・・」

和「お店でカキ氷とか買う?」

唯純「カキ氷!」

澪「また場所取りと買出しで分かれるか」

梓「ですね」

澪「ムギと梓、一緒に場所取りでいいか?」

紬「うん!」

・・・

紬「唯ちゃーん!こっちこっち!」

唯「お!」

純「いやぁー。やっと見つけましたよ」

梓「これだけ人がいるとねぇ」

憂「カキ氷ですよ。好きなの取ってください」

紬「ありがとう!どれにしようかなぁ」

和「ところで律は元気ないのね」

澪「はしゃぎすぎて疲れたんだろう。でもかき氷を食べさせると」あーん

律「!?」

律「復活!!」

寝ます

おやすみ

こんばんは

再開します

律「うまい!」シャクシャク

律「ぐおおおっ」キーン

和「お約束どうも」シャクッ

唯「ちべたーい」

ドーーーン

純「うわっ!いきなり!?」

紬「びっくりしたー」

梓「・・・はい」

律「たーまやー」

唯「きれいだねぇ・・・」

憂「うん・・・」

澪「律のほうが綺麗だよ」キリッ

律「ムギー。一口交換しようぜー」

紬「うん!」

和「ユノにも見せてあげたかったわ」

唯「今度は一緒にね!」

・・・

純「はー。すごかったー」

梓「やっぱり大きい花火は違うね」

憂「ねっ」

和「名残惜しいけど、そろそろ帰りましょう」

紬「・・・うん。バスの時間もあるしね」

律「よーし帰るぞ!家に着くまでが遊園地だ!」

澪「なんだそれ」

梓「(・・・また来るからね)」

ブロロロロッ

唯律「」スヤスヤ

澪「寝るの早っ」

和「二人ともはしゃいでたからね」

紬「あずにゃんは眠くない?」

梓「べ、別に眠くないです!」

純「本当ー?梓も相当はしゃいでたからねー」

梓「純には言われたくない」

純「じゃあ先に寝たほうの負けね」

澪「なぜ勝負に・・・」

こんばんは
暑いですね

再開します

・・・

梓純「」スヤスヤ

紬「くすっ。引き分けね」

和「そうみたいね」

憂「ふゎ・・・」

和「私は起きてるから憂とムギは寝ていいわよ」

憂「ありがとう。和ちゃん・・・」

紬「んー。私はもうちょっと起きてる」ナデナデ

梓「」スゥスゥ

・・・

和「起きて。そろそろ着くわよ」ユサユサ

唯「・・・んー」

憂「もう・・・?」

紬「ふわ・・・。寝ちゃったー」

和「律も。荷物まとめて」

律「うい・・・」ノソノソ

和「まったく」

ブロロロロ

律「眠い・・・」ショボショボ

純「おやすみなさい」

梓「帰ってからにしなさい」

唯「楽しかったねぇ」

憂「うん!」

和「高校組は明日始業式でしょ?早めに解散しましょう」

純「あー!せっかく忘れてたのにー!」

憂「忘れてたんだ・・・」

純「あぁ・・・。学校・・・」

梓「今日は一日遊んだんだから明日からまたビシビシいくよ」

憂「部活もだね!」

純「うわぁ・・・」

唯「私達はあと一ヶ月お休みだよー」

純「ずるいです!私も早く大学生になりたい!」

憂「その為には勉強しないとね」

純「あぁ・・・」

梓「(面白い)」

寝ます

おやすみ

こんばんは
夏コミ行きたかった・・・

再開します

和「それじゃあ解散!」

律「ほんじゃ。帰り道気をつけろよー」

紬「うん!みんなまたね!」

梓「憂と純はまた明日ね」

憂「だね。おやすみ」

純「はぁ・・・」トボトボ

・・・

紬「んー。今日は本当に楽しかった!」

梓「はい!」

梓「純じゃないけど、明日から学校かぁ」

紬「そうねぇ」

梓「ムギちゃんはどうするんですか?」

紬「んー。まだ決めてないけど勉強したり、唯ちゃん達とまた合ったり。かな」

梓「・・・いいなぁ」

紬「ふふっ。ちゃんと晩御飯作って待ってるからね」

梓「・・・はい」

紬「寂しいからって授業中にメールしちゃダメよ?」

梓「わかってます」

紬梓「ただいまー」ガチャ

紬「はー。疲れちゃった」

梓「部屋蒸し暑い・・・」

紬「汗かいたし先にお風呂にしちゃおうか」

梓「ですねぇ」

紬「お風呂お風呂~」パタパタ

梓「うわぁ、今夜も熱帯夜か・・・。クーラー付けよう」ピッ

紬「お風呂出来るまでにお片付け~」

梓「明日洗濯お願いします」

・・・

紬「今日の打ち上げ花火、綺麗だったね」ゴロゴロ

梓「すごかったですよね」

紬「今度はみんなで花火しよう!私また線香花火やりたい!」

梓「くすっ。ムギちゃんは線香花火好きですね」

紬「大好き!来週末とかどうかな?またみんなに聞いてみるね」

梓「はい。お願いします」

梓「・・・さて、そろそろ寝ますか」

紬「うん。明日から学校だもんね」

紬「だから」チュッ

梓「んっ」

紬「今日はこれで、ね」

梓「はい。おやすみなさい」ギュッ

紬「おやすみなさい」

紬梓「」スゥスゥ

寝ます

おやすみ

こんばんは
少し再開します

次の日!

梓純「」ドヨーン

憂「純ちゃんはともかく梓ちゃんまで・・・」

純「夏休みが終わったんだよ・・・。今日から学校なんだよ・・・」

梓「・・・はぁ」

さわ子「なに暗い顔してるの!早く席に着きなさい」

さわ子「はーい。朝礼始めます」

・・・

さわ子「憂ちゃん、お茶・・・」グッタリ

憂「はーい」

純「放課後になった瞬間この有様」

梓「先生も人のこと言えないじゃないですか」

さわ子「大人は辛いのよ・・・」

純「生徒だって辛いでーす」

さわ子「と、まぁ冗談はさておき。お茶飲んだら練習始めましょう」

梓「はい!」

ジャーン

さわ子「・・・」

梓「あ、あれ?」

憂「も、もう一回やってみよう」

・・・

ジャーン

純「ん?いつもとなんか違う・・・」

さわ子「あなた達。夏休み中、練習サボってたわね・・・?」

梓「!?」

寝ます

おやすみ

こんばんは
少し再開します

さわ子「まぁ夏期講習とか忙しいししょうがないわね」

さわ子「今日からまたがんばりましょう。文化祭もあるし」

梓「は、はい」

さわ子「でも更に練習サボったら、わかってるわね・・・?」

純「は、はい!」

さわ子「じゃあ早速今日から!厳しく行くわよー!」

憂「はい!」

梓「(確かに家ではあまり練習してなかったし。がんばらないと・・・)」

憂「(文化祭お姉ちゃん達も来るしかっこ悪いところ見せられないもんね!)」

純「(早くケーキ食べたい・・・)」

さわ子「まずは純ちゃんからね」

純「へ?」

さわ子「特に音ズレてたから徹底的にやるわよ!」

純「うわああああん」

・・・

純「・・・疲れた」

梓「んー。久しぶりに軽音部って感じがしたね」

憂「うん!楽しかった!」

純「もうすっかり夕方だし。なんか食べて帰ろうよー」

梓「んー、ごめん。今日はちょっと」

憂「私も・・・」

純「ぶーぶー」

梓「じゃあ明日行こう」

憂「うん。それならいいよ」

純「ちぇー。しょうがない」

梓「それじゃあまた明日ね」

憂「また明日」

・・・

梓「これから帰ります」ポチポチ

梓「送信っと」ピッ

梓「(ムギちゃんがご飯作って待っててくれてるんだ。早く帰らなきゃ)」

梓「(今日のご飯はなにかなー?)」ワクワク

梓「(なんかいいな。こういうの)」

梓「(今までは帰ったら家に誰もいなかったもんね)」

梓「(・・・ちょっと走っちゃお)」タタタッ

・・・

梓「ただいま!」ガチャ

寝ます
おやすみ

こんばんは
再開します

紬「おかえりなさい!」

梓「!?」ビクッ

紬「」フンス

梓「え、あ・・・。びっくりしました・・・」

紬「あずにゃんおかえりー」ギューッ

梓「わわっ。もしかしてずっと玄関で待ってたんですか?」

紬「うん!びっくりさせようと思って!」

梓「・・・思いっきりびっくりしました」

紬「ふふふっ」

・・・

梓「そしたら全然音合わなくて」モグモグ

紬「最近あまり練習できなかったもんね」モグモグ

梓「明日からまた練習厳しくなりそうです」

紬「手伝えることあったら言ってね!」

梓「それでは早速ですが・・・」

紬「なに!?」

梓「おかわりお願いします!」

紬「くすっ。はーい」

梓「ムギちゃんは今日はなにしてたんですか?」

紬「んー。レポート進めてお掃除して、お買い物して」

紬「いつもと同じだけど、やっぱりあずにゃんがいないと寂しい・・・」

梓「むぅ。そういうこと言うの禁止です」

梓「私だって我慢してるんです」

紬「ご、ごめんね」

梓「だから、今は我慢した分・・・」

紬「・・・うん」ギュッ

梓「」///

寝ます

おやすみ

てすと

こんばんは
メリークリスマス

このたびコミケC89でけいおんSSの合同誌に参加させていただきました
29日の東カ25aにて発売されるのでよろしくおねがいします

こんばんは
すみませんがこの先の再開が難しくなったので終わりにしようと思います
本当は梓誕で最終回の予定だったのですが・・・

去年の新歓のけいおん!SS合同誌に載せた同棲SSの後日談を投下して最後にします

梓「それからの私達」

皆さん、お久しぶりです
突然ですが私こと中野梓は琴吹紬、ムギちゃんと同棲しています
私が高校三年になった春から二人一緒に
あれから十年が経ちました
大学卒業後、ムギちゃんはお父義さんの会社に入りました
毎日遅くまで働いててちょっと心配です……
私は両親が始めたお店で働いてます
仕事終わりのムギちゃんが遊びに来てくれるんです
でもあまり話し込んでるとお父さんに叱られて……
あ、少し脱線してしまいましたね
それでは短い間ですが私達の生活をご覧ください

……
チュンチュン
梓「ん……」ムクッ
梓「ふわぁ……」
梓「……よし!」
梓「お米は炊けてるし、おかずはどうしようかな」
梓「卵焼きとお味噌汁は基本だよね。あとはー」
……
梓「完璧!お弁当もOK!」
梓「ムギちゃーん。朝ご飯出来ましたよー」カチャ
梓「ムギちゃん、朝です。起きてください」
紬「」スヤスヤ
梓「会社遅刻しちゃいますよー」ユサユサ
紬「……あと五分」
梓「ダメです」
紬「……」
梓「琴吹さん」ボソッ
紬「」ガバッ
梓「はい、おはようございます。ムギちゃん」
紬「……あずにゃんのいじわる」

……
紬「うーん。今日もあずにゃんの朝ご飯おいしい!」
梓「どうもです」
梓「……それよりそのあずにゃんって、他では言わないでくださいよ」
紬「ふふっ、わかってる。二人きりの時だけ、ね」
梓「わかってるならいいんですけど……」
梓「それと今日の夜はお願いします」
紬「うん!」
紬「みんなで演奏楽しみねぇ」
梓「ですね」
紬「一ヶ月ぶりくらい?」
梓「そうですねぇ。前回集まったのが確か……」
梓「あ、もうこんな時間です!早く行かないと」
紬「本当!?えーっと、忘れ物はないわね?」ドタバタ
梓「お弁当忘れてますー!」
紬「あぁー。一番大切な物を……」
梓「それと……」ジーッ
紬「……うん。いってきます」チュッ
梓「ふふっ。いってらっしゃいです」
パタン

……はい。毎朝こんな感じです///
朝ご飯とお弁当は交代で作ってます
ムギちゃんを見送ったら掃除、洗濯、お買い物
夕方になったらお店に行って開店の準備です
両親のライブハウスなんですけどみんなと話し合って放課後ティータイムのライブもやっています
憂と純も加わってメンバーは七人になりました
自分で言うのもなんですが結構人気あるんですよ
休みの日に集まって練習してると学生時代に戻ったみたいでとても楽しいです
唯先輩も律先輩も澪先輩も憂も純も
みんな行き先は違っても音楽はずっと一緒なんだなぁって
……なんかすみません///
ちょっとお買い物行ってきます

……
唯「おつりです。ありがとうございましたー!」
カランカラン
唯「いらっしゃいませ!」
律「おーっす」
唯「あ、りっちゃん!澪ちゃん!」
澪「やぁ。二人なんだけど大丈夫?」
唯「どうぞどうぞー。こちらへー」
律「相変わらず繁盛してるなぁ」
澪「この前テレビで見たぞ。姉妹が営む絶品お食事処」
唯「いやぁ~」テレテレ
憂『お姉ちゃん。オーダーお願ーい』
唯「はいはーい。それじゃあ決まったら教えてね」
澪「あぁ」
律「うーむ。脱サラして憂ちゃんとお店開くと相談された時は驚いたが、繁盛してなにより」
澪「二人とも料理の腕は物凄いしな」
律「会社に勤めてた時よりいい顔してるよ」
澪「だな」

カランカラン
唯「いらっしゃいませ!あ、梓ちゃん!」
梓「?」
唯「りっちゃん達来てるんだよ。テーブル一緒でいい?」
梓「え、あ、はい!」
梓「(自分で言い出しておいてなんだけど唯先輩に梓ちゃんって言われるの慣れない……)」
梓「(でもこの歳でにゃんはやっぱり恥ずかしいし……)」
梓「(このモヤモヤは一体……)」
唯「合席お願いしまーす」
澪「お、梓だ」
律「おっす。ちょうどいいや、今日のライブで色々聞きたくてさー」

梓「こんにちは。なんですか?」
律「純ちゃんはちゃんとこっちに来てるのか?」
梓「大丈夫ですよ。昨日戻ってきたそうです」
澪「それはよかった。今はどこに行ってるんだっけ?」
梓「京都ですよ」
律「あれ、私聞いたときは北海道だったのに」
澪「え?私は愛知って聞いたぞ」
梓「北海道、愛知、京都の順番ですね。徐々に南下してます」
澪「転勤大変だなぁ」
梓「本人は楽しんでますよ。会社のお金で色んなところに行けるって」
律「純ちゃんたくましいな……」
梓「さーて。今日はどれにしようかなぁ」ペラッ
澪「あ、そういや私達まだ注文してなかったな」
律「梓、呼んでいいか?」
梓「……うーん。はい、決めました」
律「すみませーん」
唯「はーい」

律「日替わりランチ二つと、梓はなんだ?」
梓「私もそれでお願いします」
唯「日替わりランチ三つっと」メモメモ
梓「唯先輩。今日は遅刻しないでくださいよ」
唯「大丈夫!和ちゃんも来るからね!一緒に行くよ」
律「おー。和も来るのか」
澪「前は仕事で来られなかったからな。楽しみだ」
梓「和さんとさわ子先生には一番いい席取ってありますから」エッヘン
律「出た!職権乱用!」
憂『お姉ちゃーん』
唯「はーい。ごめんごめん」パタパタ
梓「ライブ終わった後も時間ありますよね?」
律「おう。明日は休みだからぱーっと楽しむぞ!」
澪「酔い潰れても部屋まで連れてかないからな」

律「なにぃ!?」
梓「食事は用意しますけどお酒は程々にしてくださいよ」
澪「そういえば和の脱ぎ癖治ったのかな?」
律梓「……」
澪「あまり飲み過ぎないようにしような!」
律「だな……」
梓「ですね……」
唯「へいお待ちー!」
律「おっ!今日もうまそうだ!」
律澪梓「いただきます!」

……
唯「梓ちゃん達来てるよ。憂も顔出してきたら?」
憂「うーん。それじゃあ少ししたらデザート持っていこうかな」トントントン
唯「お、例の?」
憂「うん!感想聞いてくるね」
憂「よっと。それじゃあこれ三番さんお願い」コトッ
唯「はいっ!」
憂「ふふっ」
……
律「ふいー。満腹……」
澪「今日もおいしかった……」
梓「さすがですね」
憂「みなさん、こんにちは」
律「おー、憂ちゃん。今日も最高だったよ」
憂「ありがとうございます。あとこれ、サービスです」コトッ

梓「わぁ。いいの?」
憂「うん。新しいデザート考えててね。昨日お姉ちゃんと作ったんだ」
律「ほほう。私達はデザートに関しては厳しいぜぇ」
憂「ぜひお願いします。好評でしたらメニューに載せようと思います」
澪「責任重大だな」
梓「まぁ律先輩の作ったケーキよりおいしいのは確実ですね」
澪「それは間違いないな」
律「なにをー!」
憂「くすっ。ではごゆっくり」

梓「……というか二人ともゆっくりしてていいんですか?」
律「大丈夫大丈夫ー」パクッ
律「おぉっ!こりゃうまい!」
澪「さすがだなぁ」
梓「ん、おいしい……」
憂「どうでした?」
律「さすが憂ちゃんと言ったところだな」
澪「すごくおいしいよ。特にこのホイップ」
憂「えへへ。ありがとうございます」
憂「梓ちゃん。よかったらこのケーキ今日持っていっていいかな?」
梓「本当!?みんな喜ぶよ!」
憂「よかったぁ。それじゃあ用意するね」
律「よーし!俄然やる気が出てきたぞー!」
澪「仕事のやる気は?」
律「それはまた別」キリッ
梓「ちゃんとしてくださいよ」

……
さわ子「まさか梓ちゃんのピアノを聴きながらお酒を飲む日が来るとは思わなかったわ」
梓「どうでしたか?」
さわ子「うん、とてもよかったわよ。講師がムギちゃんだからかしら」
梓「どうもです」
さわ子「ピアノ始めたのってやっぱりムギちゃんの影響?」
梓「……まぁ」
さわ子「ふぅーん」ニヤニヤ
梓「な、なんですか」
さわ子「気分がいいので同じのをもう一杯お願い」
梓「……あまり飲みすぎないでくださいよ。この後私達のライブなんですから」
和「あら。梓ちゃんの曲聞きそびれちゃったみたいね」
梓「和さん。こんばんは」
和「こんばんは。唯達と一緒に来たわ」
梓「わかりました。ではこれで失礼します」
さわ子「ライブ、頑張りなさい」
梓「はい!」

……
唯「こんばんはー。私達最後?」
律「おう。梓はすぐ来るだろ」
憂「純ちゃん久しぶり!」
純「久しぶりー。八つ橋買ってきたから食べてよー」
紬「じゃあお茶にしましょう!」
律「くすっ」
澪「どうした?」
律「何年経ってもこのやりとり変わらないなって思ってさ」
澪「……だな」
紬「高校の時初めてライブハウスで演奏したときもお茶したよね」
唯「あー。大晦日のときだよね」
澪「懐かしいなぁ」
純「まさか観客からライブする側になるとは思ってませんでしたよ」
憂「ねーっ」
ガチャ
梓「皆さん、揃ってますか?」
唯「揃ってまーす!」
梓「では最後の打ち合わせ始めますね」
律「お茶飲みながらな」
紬「うん!」

……
さわ子「結構混んできたわね」
和「……みんな唯達のライブを見に来たんですよね」
さわ子「ソロライブだからね。みんな放課後ティータイムのファンよ」
和「すごいわ」
ザワザワ
和「入場が始まったみたいですね」
さわ子「では行きますか!」

……
純「うわー。今日もいっぱい入ってるよ」コッソリ
梓「皆さん。準備はいいですか?」
紬「大丈夫!」
唯「いけるよ!」
憂「うん!」
律「今日は飛ばしていくぜ!」
澪「一人で突っ走るなよ」
純「いつでも!」
梓「それでは、放課後ティータイム!いきます!」
全員「おー!!」
さわ子「あ、きたきた」
和「みんな!がんばって!」
梓「すー、はぁ……」
梓「今日はお集まりいただきありがとうございます!」
梓「それでは一曲目!いきます!」

……
律「あずさー。おかわりー……」グデーッ
紬「私にもー」フワフワ
梓「もうやめといた方がいいですよ……」
律「なにおー!私の活躍ぶりを見てなかったのかー!」
梓「はいはい」
和「今日のライブもとってもよかったわ」
さわ子「和ちゃん。そのセリフ五回目」
唯「えへへ。何回でも嬉しいよ」
紬「ふふっ。あずにゃんが二人ー」ギューッ
梓「ムギちゃんも飲みすぎです」
純「ほほぉ~。やっぱりムギ先輩はあずにゃんって呼ぶんだぁ~」
梓「ち、違うよ!酔ってるからだよ!」
純「ふぅ~ん」ニヤニヤ
梓「あーもう」

澪憂「」スヤスヤ
和「あら。いつの間にか憂まで寝ちゃってる」
梓「打ち上げもそろそろお開きにしますか」
律「反省会はまた今度だなー……」
梓「そうですね。素面な時に」
梓「唯先輩、帰りは大丈夫ですか?」
唯「うん。憂と和ちゃんは任せて!」
梓「律先輩も。澪先輩を頼みましたよ」
律「部屋までたどり着く自信ないからタクシー呼ぶ……」
さわ子「まったくもう。みんなだらしないわね」
純「片付け手伝おうか?」
梓「いいよ。みんな疲れてるだろうし明日やるよ」
紬「ムニャムニャ」

梓「はい。ムギちゃんも帰りますよー」
さわ子「じゃあ改めて」
さわ子「今日のライブも最高だったわよ。次も呼んでね」
梓「はい!ありがとうございます!」
唯「今日も楽しかったよ。またみんなで集まって次の予定決めようね」
梓「唯先輩もお疲れ様でした。またお店に行きますね」
律「梓、私はもうだめだ……」
梓「だから飲みすぎって言ったじゃないですか。澪先輩と早く帰ってください」
純「じゃあ私もこれで。次もよろしく!」
梓「うん。転勤先でもがんばってね」
純「あとケーキすごくおいしかったです!」
唯「ありがとー!憂にも伝えておくね」
さわ子「それじゃあ解散!」

……
ガチャ
梓「……ふぅ。ただいま」
梓「ムギちゃん。部屋に着きましたよ」
紬「ごめんね。ちょっと飲みすぎちゃった……」フラフラ
梓「お水です」
紬「うん……」ゴクゴク
梓「たまにはいいですよ。……毎日だと困りますけど」
紬「今日の演奏、よかったね」
梓「はい。ムギちゃんと私のパート、完璧でした」
紬「ふふっ。私とあずにゃんだもん」
梓「私とムギちゃんですから」
紬「これからもいっぱい新曲作って、いっぱい演奏しようね」
梓「私も曲作り手伝います。次が楽しみです」
紬「うん。それから……」
紬「それから……」
紬「」スゥスゥ
梓「……くすっ」
梓「もう。ちゃんとベッドで寝ないと風邪引きますよ」
梓「よいしょ」

……
私はムギちゃんが好きです
一緒に笑ったり、泣いたり、驚いたり
たまには喧嘩もして
それでもムギちゃんは大好きで、ムギちゃんも私を好きでいてくれて
私達はとても幸せです
これからもこの生活がずっと、ずーっと続きますように……

梓「ムギちゃん。おやすみなさい」チュッ


おわり

2015年5月4日桜高新入生歓迎会5じかんめ
サークル:桜高SS部
タイトル:ifのけいおんSS より

これで終わります
見直すとスタートが2011年3月3日なんですね
5年近くもお付き合いありがとうございました

それではまたどこかで

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom