【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 16】 (1000)
この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。
地球に芽生えた、知的生命体――人間。
言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。
2XX0年――。
とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。
星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。
彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。
星の力を巡る、欲しの物語
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421069362
――世界は美しいけれど、不完全だ。
それでも人はこの星に生まれてきて、一生懸命に生きて、やがて死んでいく。
どんな時代にだって悪人はいる。
どんな場所にだって悪人がいる。
星から奇跡を与えられながら、それを犯罪に使うグラスパー。
そんな彼らを取り締って、世界中の平和のために貢献をしている異能管理機関。
きっとそこは、まだ見ぬ明日をよりよくしようと情熱に燃えている人達がいるのだと信じていた。
機関に就職をして、2ヶ月経って疑念は確信に変化した。
機関が悪を取り締まるなんて、口が裂けても「一部分だけを見ればね、あはは~」としか言えない。
金のためなら、保身のためなら、何でもする。
世間的な悪人であっても、金を納めてくるならわざと取り締まるようなことをしない。
それに背いて動き出した末端の者は、その時点で出世の道を阻まれて壊死した部位を切除するように捨てられる。
想い描いた理想と現実は、あまりにも違いすぎて。
多少ならばと腹をくくっていたはずなのに、逆に脱力するほど腐りきっていて。
これは少し、いやかなり、悪い状況になっている。
始めるのは意識改革。本当に大切なものが何なのか、守るべきが何なのか。
そういうところからでも、まっとうな人間になってもらおう。
まっとうな人間を増やして、まっとうな考えを浸透させて、腐った体制には脱却してもらわねば。
ごくごく個人的な、わたしの大それた挑戦。
腐敗しきった、職員6000万人の大組織を変革すること。
役に立たない誇りを叩き落として、こびりついた悪に息を吹きかけ磨きまくる。
これはきっと、世紀の大掃除になるだろう。
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ・インクリース533/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥と熱風の異能 機関改革協力者 90
リダ・オールデス:ビッチ 70
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令 ?
ジェイル・コーダー:先輩 煙の異能 60
レジー・バルドッグ:先輩 水の異能 30
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい 80
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長 ー
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き ?
枢木イアン:某市支部司令 70
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能 50
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン 60
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘 60
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人 120
宇和時久:東京支部司令 野心家 50
野老幸晴:回帰の異能 60
イザドラ:投擲の異能 機関職員 ー
アラディン:通過の異能 機関職員 ー
朝霧冬也:光蝶と掌握の異能 戦争回避協力者 60
萑部律:SASABE社長 ?
過去スレ
冬也編1~4
明編4~7
ハワード編7~11
幸晴編11~14
独楽編14~
1 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415615140/)
2 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416137182/)
3 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416573805/)
4 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417349321/)
5 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 5】 - SSまとめ速報
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6 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 6】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418215241/)
7 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 7】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418563430/)
8 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 8】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418913209/)
9 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 9】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419244075/)
10 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 10】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419665230/)
11 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 11】 - SSまとめ速報
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12 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 12】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420086166/)
13 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 13】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420293959/)
14 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 14】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420543553/)
15 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 15】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420730242/)
独楽「あなたじゃないと、ダメなんです!」
律「えっ!? あ、あのその、ぼぼぼっ、僕はお嫁さんも子どももいるから…!」
独楽「そうじゃなくて」
律「えっ?」
独楽「このまま戦争をさせないために、あなたの協力が必要なんです」
律「……戦争を、させないために?」
独楽「そうです」
律「…………てっきり、戦争に協力しろって明の留守を見計らって押し入ってきたのかと…」
独楽「はい?」
律「ああああいやいやいや、何でもないです! 何でも、ないんです!」アセアセ
独楽「はあ…」
律「そ、それで僕にどんなことを?」
独楽「【安価下2】」
1 技術提供を一切やめるとか、技術使用料をとるとか言って、機関に圧力をかけてください
2 関連企業とかから、戦争に必要になる色々なものを売らないようにって圧力をかけてもらうことできます?
独楽「関連企業とかから、戦争に必要になる色々なものを売らないようにって圧力をかけてもらうことできます?」
律「うーん…でも、そんなことしても企業なんて星の数ほどありますし…」
独楽「とりあえずでいいんで、早急に根回しを」
律「…じゃ、じゃあ…一応…。明がこういう時にいればなあ…」ブツブツ
【直下 コンマ判定】(SASABE+5)(経営は明任せ-3)
1~3 律「ダメでした」独楽「何でだ…」orz
4~6 律「一応、関連企業の一部は従ってくれるみたい…です」
7~9 律「関連企業全344社は通達完了しました」独楽(SASABEの関連企業全て…これすごい打撃になるんじゃ)
律「関連企業全344社は通達完了しました」
独楽(SASABEの関連企業全て…これすごい打撃になるんじゃ)
律「でも機関ってすぐにお金積むから、そこから綻ぶことは全然ありそうな…」
独楽「それなんですよね…」
律「関連企業って言っても下請けとかじゃなくて、取引先とかも含めてだし、株価下がったら…由司の将来が…」ブツブツ
独楽「【安価下2】」
1 念のため、機関の方にも圧力かけてもらえません?
2 …でも、これでSASABEがこちらにあるという事実ができた。これを武器にして、上層部に乗り込んでうまく交渉できれば…
3 その他、自由台詞
ずっと言いたかったことなんだけどSASABEの「ささ」って萑じゃなくて雀の字の方なんだぜ>>1
安価なら下
>>16 マジでか…すまぬすまぬ、すっかりどっかで勘違いしてた…
もしかして:最初から?←
―――――
独楽「念のため、機関の方にも圧力かけてもらえません?」
律「一応は機関も大事な取引先で、あんまりやっちゃうと会社の将来が…」
独楽「企業利益と、平和な未来! どっちが社長は大切ですか?」
律「もちろん、平和な未来です!」キッパリ
独楽「社長、さすが!」
律「えへへへ…じゃあ、早速」
【直下 コンマ判定】
1~3 機関返答「よろしい、ならばSASABEとも戦争だ」
4~6 機関返答「どうなっても知らないぞ」
7~9 機関返答「ぐぬぬ…」
律「えっ?」サ-
独楽「どうしたの、社長」
律「ちょっ、それって、それって一体…!? もしもし!?」
律「ええっ!?」
独楽「社長?」
律「どうしようどうしようどうしよう…」
律「あわわわわ…」
独楽「ちょ、ちょっと!? どうしたんですか?」
律「き、機関が…うちとも、戦争だ…って。よろしいならば戦争だ…って」
独楽「」
ガチャッ
律「由司! 由司ー! 何かあったらあれだから、早くこっちにおいでー!」
家内放送『由司! 由司ー! 何かあったられだから、早くこっちにおいでー!』コォォォン…
独楽「うわ、うるっさ…」
律「どうしようどうしよう…どこかへ逃げ――るなんて言っても、機関じゃあ…」
律「いやでも、機関本部の返事があれだっただけなら、枢木おじさんのところなら…?」アタフタ
独楽「落ち着いて、社長」
律「だってぇ…」
独楽「【安価下2】」
1 本当にSASABEをどうにかできるはずはないですから
2 深呼吸して落ち着いて。はい、すっすっはぁー、すっすっはぁー…そうしたら、どこにいるのが1番いいか、考えてください
3 その他、自由台詞
独楽「深呼吸して落ち着いて。はい、すっすっはぁー、すっすっはぁー…そうしたら、どこにいるのが1番いいか、考えてください」
律「ふっふっはぁー…ふっふっはぁー…」
律「――ってこれ、ラマーズ法です!?」
独楽「よし、ツッコミができれば大丈夫!」グッ
律「ハッ、本当に何だか大丈夫な気が――するはずないですってば!」
ウィ----ン
由司「パパぁ…どうしたの?」
律「由司、色々と大変だから大切なものを工具箱6つまでにまとめてきて」
由司「はーい」
独楽「工具箱換算…?」
律「えーと、えーと…逃げる場所…」
律「あそこは本当に最後の砦だから…ポーラさんのところか、もしくはメアリー・セレスト号で…いや、枢木おじさんのところも…」
独楽(戦争が始まってしまった以上…本部だけじゃなくて、他支部がどんな対応をするのかも把握したい…)
独楽(特に左遷支部。この一件で本部への鬱憤が爆発なんてことになったら、本当に戦争の構図になりかねない…)
【安価下2】
1 枢木おじさんと連絡を取って状況と対応を尋ねてみる
2 東京支部の宇和司令と連絡を取って状況と対応を尋ねてみる
独楽「あ、お世話になってます、本部司令部特務課の神瑠璃です」
枢木『お前か…。こりゃどうなってる?』
独楽「本部とか、上層部から、何か言われていますか? どういう状況ですか?」
枢木『暗部なんてのが出てきやがった』
独楽「暗部? 機関暗部? 噂ばっかりで、全然実態の知れない、あの…?」
枢木『そうだ。強権を発動して、俺じゃなくてヤツらの思うままに動かされてやがる』
枢木『このままじゃ、機関が本当に戦争を始めちまうぞ。何やってんだ?』
独楽「すみません…。でも、それ…どうにか食い止められません?」
枢木『ああ?』
独楽「わたしの見立てでは、某市支部みたいな左遷支部と、上層部の息がたっぷりかかった支部の対立ができてしまうんです」
独楽「その対立も計画の一端を担っているかも知れません」
枢木『つまり何だ、あの得体の知れねえ暗部をぶっ潰してもいいってか?』
独楽「【安価下2】」
1 はい。好きにさせたら、戦争は加速します
2 できれば…穏便に、可能であれば本部には悟られないように…いかにも暗部は動いているように見せかけておきたいです
3 その他、自由だよ~
独楽「はい。好きにさせたら、戦争は加速します」
枢木『……いいだろう』
枢木『つまり、暗部をぶっ潰して、この基地を奪還すりゃあいいんだな?』
独楽「乱暴な言い方をすれば」
枢木『いいぜ。俺好みだ。――久しぶりの現場に、上が鳴らぁ』
独楽(ああ、いい笑顔してるんだろうなあ…)
【安価下2】
1 某市に向かうよ
2 某市に向かわず、某市の様子をコンマ判定で見守ろうか
3 某市のことは事後報告のコンマ1発勝負でよし!
――異能管理機関某市支部基地・司令室――
枢木「いいぜ。俺好みだ。――久しぶりの現場に、腕が鳴らぁ」ニィィ
枢木「お前さんはお前さんで、やることやれ」ガチャッ
枢木(だが、暗部は汚れ仕事専門の腕利き揃い…)
枢木(槙島がいねえ今、うちの支部の戦力を総動員して、どうにかなるか…?)
枢木「…………するしかねえか」
枢木「楽しくなって仕方ねえなあ…」ガチャッ
枢木「新太、行動を起こすぞ」
手島『司令、いいんですか? 失敗したら、支部ごとまとめてクビですよ?』
枢木「これより、某市支部は機関から離叛する。それが嫌なヤツは5分以内に出てけと伝えろ」
枢木「暗部を、ぶっ潰すぞ」
手島『了解、前課長』
枢木「俺ぁやっぱ、その響きが1番好きだぜ」ニィィ
【直下 コンマ判定】
1~3 暗部はダテじゃない!
4~6 某市支部vs機関暗部
7~9 蘇れ、機関の猛犬!
【安価下2】【安価下3】
暗部さんのコードネーム的なお名前をおなしゃす!
本名じゃないからね! 短くてかっけーのを期待するぜ!
【直下 コンマ判定】
1~3 ??が??も!?
4~0 特になし
【安価下2】
ロイヤルさんの異能
【安価下3】
デイジーさんの異能
物凄い屁
暗部の人じゃなきゃ良かったんだけど…すまぬ、>>50は下にずらします
ドラゴンの炎で屁を引火とか考えたけど、ほんとごめん
―――――
枢木「おい暗部」
ロイヤル「基地司令はどいていろ」
デイジー「それより、職員の動きがおかしい」
デイジー「どうして、命令を無視して動いている?」
枢木「てめえらの好きにゃあ、させねえってことだ」ジャキッ
ロイヤル「…」チラッ
デイジー「…」コクッ
ロイヤル「そうか。――排除をする」
【直下 コンマ判定】(機関の猛犬+2)
1~3 暗部が強すぎる
4~6 おじさん、ガンバ!
7~9 某市支部のチームワークは機関一ィ!
枢木が構えたマシンガンを連射する。
全ての弾丸にバーニッシュ・プラズマがかけられ、吐き出された弾丸は全てを削り食らう凶弾と化す。
ロイヤル「デイジー、行け」
言葉を待つまでもなくデイジーが瞬間移動の異能で姿を消した。
悠々とロイヤルがバーニッシュ・プラズマの弾雨をその身で受けるが、同時に身体が火炎で包まれた。
枢木「何だ、この異能――」
ロイヤル「竜化の異能。最強の異能だ」
全身を鱗で覆われ、額から角を生やした半人半竜の姿でロイヤルが告げる。
背の翼が広がり、羽撃くと枢木の視界から消え去った。爆風を推力に変えてロイヤルが枢木を引き裂いた。
ロイヤル「正規職員などが、俺達に敵うはずはない」
枢木「――なんてなあ、お見通しなんだよ、うちの手島にかかりゃあ」
ロイヤルの繰り出して攻撃を、枢木はバーニッシュをかけたマシンガンで受け止めて振り払う。
背と背を合わせながら素早く双方の位置が入れ替わり、ロイヤルが振り返ると翼の生えた背にグレネード弾が直撃した。
ロイヤル「!?」
枢木「ナイスタイミング」
手島「それほどでも」
ドッゴォォォッ
【直下 コンマ判定】
1~3 ロイヤル「――それでも、戦闘能力の差は開きすぎている」枢木「んの…!」
4~6 手島「損傷軽微! 出ます!」枢木「タフだな」
7~9 手島「距離2.6! 角度はX-4.1度、Y2.2度修正です!」
手島「距離2.6! 角度はX-4.1度、Y2.2度修正です!」
グレネード弾の着弾による爆発とともに、視界を埋め尽くす噴煙が撒き散らされた。
だが明察の異能を持つ手島はその程度のもので視界を左右されることはなく、阿吽の呼吸で次の行動へ移る枢木の補佐に徹する。
枢木「ちぃと懐かしいよなあ、この感じ」
その手に枢木が大きな釘を具現させた。
釘を突き刺した相手の行動を縛る、封じの大釘。
ロイヤル「何をするつもりだ――?」
枢木「てめえはこの戦争から、のいていろ!」
【直下 コンマ判定】(明察の異能アシスト+1)(機関の猛犬+2)
1~5 外れた!?
6~9 封じの大釘は、チート。刺されば絶対
視界を塞ぐ煙の中へ、枢木が巨大な釘を繰り出した。
煙がその勢いに巻き込まれ、激しく散らされていく。
自分が強い存在であるという自負が、ロイヤルの最大の油断だった。
ズブゥッッ
ロイヤル「…」
枢木「お前みてえな、自分がねえような汚れ仕事してる野郎は嫌いなんだ」
枢木「自我ってもんを確立するまでは、異能もグラスプスキルも戦いも、何もかも禁止だ」
ロイヤルに突き刺さった釘がその体内へ溶け込むように消える。
これでロイヤルは釘を刺され、異能も同時に解除された。
ロイヤル「…」
枢木「何か言ったらどうだ? ええ?」
ロイヤル「…デイジーは油断を知らない」
枢木「だからどうした。俺がいなきゃ、てめえの異能は対処不能だったんだよ」
手島「前課長、裾野から連絡を受けてデイジーのテレポート先を追っていますが、無差別に基地内の者を手にかけているようです」
枢木「どこに来るかを割り出せ。それと異能撹拌装置の起動準備だ」
手島「了解」
【直下 コンマ判定】
1~3 武藤ちゃーん!
4~6 新太ちゃんが場所を割り出すの早い
7~9 異能撹拌装置、作動
武藤「んも~…何がどうなってるの…?」
武藤「あっちに行け、こっちに行けって手島課長の人使いが荒いし…」
武藤「走らせてばっかで何させたいかぜーんぜん分かんな――」
バシュンッ
デイジー「抹殺する」
武藤「ふぇっ!?」
突如として眼前に現れたデイジーに武藤が仰天する。
だが、彼女とて某市の異能犯罪対策課に籍を置く1人だ。
ギィィィンッ
武藤「あ、ああっ、暗部の人ですよね!?」
武藤「どうしていきなりこんな!?」
デイジー「語ることはない」
デイジーが連続でナイフを繰り出し、武藤もナイフでそれに応戦する。
身体増強の異能という、ただ単にフィジカルを底上げする武藤の異能は、アームと組合わさることで無類の戦闘能力を誇る――はずだった。
【直下 コンマ判定】
1~3 武藤ちゃんはヘタレ
4~6 武藤ちゃんは生粋の運動音痴
7~9 武藤ちゃんはものすっげー不器用だった
武藤「どうしてこんな――あっ」スポッ
武藤がナイフの持ち方を変えようとして、手からすっぽ抜ける。
それが凄まじい偶然にも、瞬間移動をして現れたデイジーの顔面に飛来した。
デイジー「!?」キィン
驚きながらも難なくナイフを撃ち落とすが、デイジーは油断をしない性格がゆえにいらぬ警戒心を燃やす。
武藤「ま、まだ予備はあるから――」バッ
バラバラッ
武藤「ひぇええええっ!? ナイフ落としちゃった、拾わなきゃっ」アタフタ
デイジー「確実に、仕留める」
【直下 コンマ判定】
1~3 デイジーが本気になった!
4~6 枢木おじさん登場!
7~9 ??「なーにしてんだー?」
枢木「――そりゃあこっちの台詞だぜ」
パラララララッ
パラララララッ
ズガガガガガガッ
デイジー「っ…!」バシュンッ
武藤「司令ぇええええ――――――――っ!? それに、課長も!」
武藤「やだ、登場がかっこいいかも…」キュンッ
枢木と手島がマシンガンを連射しながら登場する。だが、その射線上に武藤はいてしまった。
そのことに慌てて気づいて、異能とアームを発動しながら降りそそぐ弾丸を手であちこちへと払いのけまくる。
デイジー(何て計算だ…!? あの女がいることで、こうも弾丸を広範囲に拡散させて…!?)
武藤「やめてやめてやめてやめてやめて、大怪我しちゃうからー! 怖いってば、司令、課長~!」シュババババッ
手島「前課長、後方です!」
枢木「よしきた!」
デイジー(読んできた…!?)
【直下 コンマ判定】
1~3 それでもデイジーつえー
4~6 外した
7~9 おじさんの異能ってほんとチート
枢木「食らっとけェ!」ブゥンッ
シュバァアアンッ
枢木が大釘を具現し、それを投擲した。
だが、デイジーは瞬時にまた瞬間移動をして釘を回避する。
デイジー「お前の異能か?」
手島「くっ…!?」
手島の前へデイジーが現れて、ナイフを振るった。
一撃で手島のマシンガンを破壊して、さらに追撃をする。
武藤「か、課長ーっ!?」
手島「武藤、そこを動いたら――!」
【直下 コンマ判定】
1~3 新太ちゃんがやられたー!?
4~6 武藤ちゃんが負傷したー!?
7~9 ??が迷い込んできたー!?
バシュンッ
武藤「ファッ!?」
武藤の目の前にデイジーが移動し、思いきりナイフを切り上げた。
とっさに武藤はバック転をして誇らしげな顔をして見せたが、アクロバティックにムダな空中一回転捻りを加えたところをデイジーの拳が捉える。
ドゴォォッ
武藤「ひでぶぅっ!?」
ドサッ
ゴロゴロッ
手島「言わんこっちゃない…!」
デイジー「あと2人――」
枢木「手島、あれはまだか!?」
手島「もう少しなんですけど…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 手島「何せ、初起動なもんでスタッフが分かってなくって…!」
4~6 手島「凌ぎましょう!」
7~9 異能撹拌装置作動
手島「何せ、初起動なもんでスタッフが分かってなくって…!」
枢木「点検しとけってあれほど――」
手島「言ってませんから、それ言ってないですよ!? 年に1度の大掃除の時だけですから! 思い出したように、一言だけ!」
デイジー「無駄口を叩くな」
バシュンッ
枢木「クソが…!」
枢木にデイジーが襲いかかり、危うく喉をナイフでかっ捌かれる寸前で身を引く。
至近距離で封じの大釘を具現するが、それを警戒してデイジーはすぐに飛び退いた。
手島(司令の異能をあれだけ軽快されると、決定打に欠く…)
手島(捉えても僕の攻撃力じゃあ…!)ギリッ
バシュンッ
バシュンッ
バシュンッ
枢木「ああ、ったく! これじゃ、ジリ貧だぞ…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 武藤に続いて新太ちゃんまで!
4~6 ??はここを逃したら某市に登場せんで、ええんやな? コンマ神、こら
7~9 異能撹拌装置がようやく作動してくれ…た?
ビィィィイイイイイ---------ッ
手島「来た!」
枢木「やっとか!」
デイジー「たかが警報で…!」
枢木と手島がナイフを構えて背中合わせに構えた。
デイジー「まとめて、葬る…!」バチバチィッ
手島「ノヴァ――間に合え…!」
枢木「間に合うに決まってんだろ、前技術部長の最強防犯装置だぞ」
バシュンッ
デイジーがノヴァを発動して瞬間移動をした。
天井のスプリンクラーから、同時に緑色をした粉が振りまかれる。
瞬間、粉を被った枢木、手島、デイジーの異能とグラスプスキルが全て解除される。
デイジー「何だ…!?」
枢木「異能撹拌装置ってんだよ」
手島「全支部でここにしか設置されていない、グラスパーを無力化する最新装置さ」
バッ
ギィンッ
枢木「異能はなしだ。ちょっくら、生身でやり合おうぜ?」
【直下 コンマ判定】
1 あれ? 装置が故障した?
2~3 生身でも暗部は強かった
4~9 2対1ですからね、機関の猛犬ですからね
激しくナイフとナイフが打ち合って火花を散らす。
波状攻撃で息の合った連携を見せて枢木と手島がデイジーを追い詰める。
デイジー「っ…!」
枢木の攻撃でデイジーが押し倒され、手島の放ったナイフがデイジーの左肩に刺さった。
しかし、傷は浅い。すかさずナイフを引き抜いて、通路の端で気絶していた武藤を掴んで盾のように抱えた。
デイジー「この女を、殺されたくなければ妙な装置を解除しろ」チャキ
手島「っ…武藤――どこまで、足を引っ張れば…」
枢木「するはずねえだろうが」
デイジー「5秒だ。それ以上は時間をムダにしない」
手島「司令!」
デイジー「5、4、3、2、1――」
ポイッ
カラァンッ
枢木「チッ…武藤を放せ」
デイジー「…装置を解除させろ」
手島「…………僕だ、異能撹拌装置の機能を停止してくれ」
枢木「これでいいんだな?」
デイジー「離れろ。停まるまでは気を抜かない」
枢木「分かった、分かった。んじゃあ、背中を向けてやるよ」クルッ
枢木がポケットに手を突っ込み、くるりとデイジーに背を向ける。
瞬間、ポケットから出された銃を、体を回転させながらそのまま振り向いて発砲した。
スパァンッ
デイジー「っ…卑怯、者――」
枢木「人質なんか取るようなヤツにそんなこと言われたかぁねえ」
手島「いや、失敗したらどうするつもりだったんですか? 当たったからいいようなものの、少し間違ったら武藤が――」
枢木「考えてなかったな、そんなこと」
手島「…」
枢木「向こう見ずなのは、昔っからだ。お前が入るより、ずっと前からな」
手島「…そうでしたね…はぁぁ…」
枢木「これでこの基地は、俺の手に戻った」
枢木「すぐに被害状況をまとめろ」
手島「はい」
【安価下1】
基地司令なクセして自ら戦ってる機関の猛犬が暗部2名にふっかけた頃、こまちゃんは
1 宇和司令とお話
2 パニックを起こしてる律に同行してよ~って言われて同行しちゃってる
【直下 コンマ判定】(パニック-2)
行き先は…
1~3 某市支部
4~6 ポーラさんのお宅
7~9 メアリー・セレスト号で明のお迎え
ブゥゥゥウン…
独楽「社長、この車すっごい!」
独楽「軽くアクセル踏んでるのにメーターが200キロだし、何でか最高時速が600キロまでメーターあるし」
律「最新ですから」
由司「すごい、はやい!」キラキラ
独楽「だけど重いっきり道交法違反速度…」
律「緊急事態だからいいんです!」
独楽「あと自分で運転しないの?」
律「こんな速度、フツーの人は運転できないですから。グラスパーの反射神経と動体視力じゃないと」
律「それに僕…運動音痴の運転音痴のペーパードライバーだから…」
独楽「…わたしも免許取ったきり、初めてなんだけどね」
律「ええっ!?」
【安価下1】
1 ドライブ中だけど軽くコミュっとく?
2 先を急ごうか
――某市――
キキィィィッ
独楽「ふぅ…到着」
律「良かった、事故らなくって…」
由司「Zzz…」
律「由司ー、パパ肉体系じゃないからおんぶすると翌日に響いちゃうから起きてー」ユサユサ
由司「やだぁ…」ムニャ
律「しょうがないなあ…よいしょっと」
prrrr…
独楽「はい?」
枢木『俺だ。暗部は処理したぞ』
独楽「えっ、もっとかかるかとばかり…。て言っても、何だかんだでわたしも某市来ちゃったんですけど」
枢木『はああ? お前はお前でやることやれって言ったろうが』
独楽「意外にへたれな社長の運転手にされまして…」
【安価下1】
1 律を送り届けたし、すぐ戻るよ! 車はこのまま借りるね!
2 某市支部寄ってくかー
――異能管理機関某市支部基地――
律「うわあ…すごい状態…」
枢木「律! いいとこに来たな」
律「おじさん、お久しぶりです」
独楽「意外なコネクション…」
枢木「元々こいつはうちの技術部だったんだ」
律「その時はおじさんも対策課課長でした」
独楽「へえ…そうなんですか」
枢木「お前、テルス・ジハードが来た時に基地内の修復ロボット使ってたろ」
枢木「技術部を好きに動員していいから、あれ作って大至急で直してくれ」
律「ええっ?」
枢木「頼んだぞ、社長」パシッ
律「はーい…」
【安価下1】
1 ロイヤルに会っておこう
2 枢木と今後のことを放しておこう
3 その他、何かあるっけ?
あ、ちなみに??はバカだったんだよ
武藤ちゃん繋がりでね、遊びにきてたという体で颯爽とバカが登場して瞬間移動と疾駆のどっちが速いか勝負予定だったのよ
某市でのバカの登場はもう期待してもムダよ、コンマ神が出さなかったから仕方ないね
―――――
――異能管理機関某市支部基地・司令室――
独楽「被害状況は分かりました」
枢木「とりあえず、上層部が出してきた暗部を1名射殺、1名拘束したんだ」
枢木「完全に本部からは敵対と思われるに違いはない。一応、この支部の連中は俺に従うはずだ」
独楽「本部と断絶して出る弊害はありますか?」
枢木「今のところは特にない。もともとが見限られてるようなとこだ」
枢木「だが、そうそう何度も暗部の連中みてえな危なっかしいのを派遣されたらたまらねえ…」
枢木「戦力が今は足りてねえからな」
独楽「そうですよね…」
独楽(全ての左遷支部が、こんな風に上層部をはねつけられたら、それはそれで動きを鈍らせられる…かも?)
独楽(でもそれで飛び火して本格的な戦いになったら、それこそ戦争だ…)
独楽(どこかで機関から離叛をした支部をとりまとめる人が必要になる――けど)
prrrr…
ガチャッ
枢木「俺だ。……そうか、それは任せる」
枢木「それと負傷者は一箇所にまとめて重症度順に管理しろ。うちのハニーがすぐに向かうことになってる」
独楽(枢木司令はこの基地で手一杯だから頼めないな…)
独楽「【安価下1】」
1 枢木司令、社長をお願いします。SASABEはわたし達に協力して、機関に圧力をかけたら睨まれてしまいました
2 拘束した暗部の人は今どこに? 話とかができる状態なら、情報を聞き出したいのですが
3 その他、自由台詞だよ
独楽「枢木司令、朝霧冬也さんという人に囮になっていただいて、機関の注意を惹いてもらってるんです」
独楽「そういう情報は入ってきていませんか?」
枢木「冬也?」
独楽(うわ、また知り合いだったよ…)
枢木「…ちょっと待て」
【直下 コンマ判定】(爆死して欲しいグラスパー不動のNo.1につき+4)
1~3 枢木「いや、何も情報は入ってねえ」
4~6 枢木「……………エベレストで数十万人規模の激しい戦いが起きてる。その中心に、いるってよ」
7~9 枢木「………………………………100万人以上のありとあらゆる勢力がエベレストに集結して、地形が変わってるらしいぞ」
枢木「………………………………100万人以上のありとあらゆる勢力がエベレストに集結して、地形が変わってるらしいぞ」
独楽「100万人? 地形が…変わってる?」
枢木「その内核ミサイルでも撃たれるんじゃねえか…?」
独楽「何それ物騒すぎる…」
枢木「だが機関も参入したはいいが、他の連中は見境がなくなってて相当の被害を被ってるらしい」
独楽「予想の斜め上のすごすぎる囮になってる…」
枢木「…………あいつ、そろそろ死ぬんじゃ…」
独楽「ま、まさかそんな…」
枢木「100万だぞ」
独楽「…えっ…何かわたしが間接的に殺したことになっちゃいそう…」
独楽「【安価下1】」
1 …………でも、そのまま本部の方に移動してもらえたりしたら、巻き添えで本部壊滅するんじゃ…
2 こうなったらちょっと、助太刀に行かないとマズい…? マズいよね、死なれちゃあ何か、わたし、悪者すぎるよね…?
3 だ、誰か冬也さんに助っ人とかいないんですか!? 1対100万でも、2人なら半分の50万人で済むから!
4 その他、自由台詞
独楽「こうなったらちょっと、助太刀に行かないとマズい…? マズいよね、死なれちゃあ何か、わたし、悪者すぎるよね…?」
枢木「ふざけたこと言ってんじゃねえ」
枢木「しぶといから多少は平気だ。それよりも、お前はお前でやることがあんだろうが」
独楽「っ…そうでした」
枢木「心配するくれえなら、さっさと囮が必要じゃなくなるようにしてやれ」
枢木「これからお前さん、どうするつもりだ?」
独楽「【安価下1】」
1 左遷支部の人達をまとめ上げて、機関の足止めをできれば…って考えています
2 とりあえず、武器の流れを押さえられたので、このまま完全に断つために武器商人の元締めと交渉ができれば…
3 その他、自由台詞でどうすればいいか>>1に教えて、ほんともう
独楽「左遷支部の人達をまとめ上げて、機関の足止めをできれば…って考えています」
独楽「枢木司令に――って少し考えたけど、この状況じゃあ難しいですよね?」
枢木「ムリだな。よそまで手は回らねえ」
独楽「とりあえず、左遷支部を回って協力をこぎつけて、同時並行でそれをまとめ上げてくる左遷支部の総大将を選抜」
独楽「そんな感じですね」
枢木「宇和を当たれ」
独楽「宇和司令?」
枢木「あいつなら大丈夫だ」
独楽「…そうですね、面識があって、そういうことができそうな人物は…宇和司令しかいませんし…」
独楽「でも、それだと少し時間がかかりすぎてしまいそうで…冬也さんがさすがに心配に…」
独楽「冬也さんに助っ人とかいないんですか? 100万人を1人で相手したら100万人ですけど、2人なら50万人で済みます!」
枢木「インフレが過ぎることに気づいてねえのか?」
独楽「50万人も減るのは大きいですよ」←真剣
枢木「…」←呆れた
枢木「まあ…大丈夫だろ、あいつなら」
独楽「でも…」
prrrrr…
ガチャッ
枢木「俺だ。――冬也? ああ…んで? ……そうか、分かった。ご苦労」
ガチャッ
独楽「冬也さんがどうしたんですか?」
枢木「助っ人が駆けつけたらしい」
独楽「強いんですか、その人?」
【直下 コンマ判定】
1~3 枢木「それは知らねえけど…犬を連れた子どもらしいな」
4~8 枢木「そうだな…。冬也とは長えこと、ダチだからな」
9 枢木「神様とか言われるくれえには強いらしい…。俺はよく知らねえけどな」
枢木「そうだな…。冬也とは長えこと、ダチだからな」
独楽「お友達?」
枢木「時間帯次第なら、ヘタすりゃ最強だろ」
独楽「時間帯次第? 何か怪しいんですけど」
枢木「だがエベレストか…。雲が厚いイメージがあるけどな」
独楽「ちょっ、それ本当に大丈夫なんですか? 何か不安要素が多くないですか?」
枢木「ま――少なくとも…老いぼれに足突っ込んでる俺なんぞよか、よっぽど強いだろ」
枢木「世界最強のコンビだと俺は思ってるぜ」
―――――
今夜はー、ここまで!
どうもありがとうございました!
次回、100万人vs冬也&湊!
描写するかどうかは、次回更新時に気分で決めるよ!
――オマケ・今さらだけどこまちゃん編におけるあれこれなキャラ達のあれこれ――
名前:神瑠璃独楽 年齢:19 血液型:AB 身長:167cm 体重:乙女の秘密
好きなもの:愛と勇気と正義、笑顔 嫌いなもの:不正、オバケ、オカルト全般
得意なもの:体を動かすこと、特にサッカー 苦手なもの:オバケ、オカルト全般
悪癖:人によってはノリがうざがられる 社会認知:機関の人 職業:異能管理機関職員
身体能力:超優秀 頭脳:明晰 精神:黄金 服装:ラフなパンツルック
名前:朝霧冬也 年齢:30 血液型:A 身長:174cm 体重:62kg
好きなもの:お酒、平穏 嫌いなもの:理不尽
得意なもの:サバイバル、狙撃、旅 苦手なもの:女性からの猛アタック、ホラー全般
悪癖:天然女たらし 社会認知:爆死して欲しいグラスパーNo.1 職業:旅人兼バウンティーハンター
身体能力:完璧 頭脳:おざなり 精神:不屈 服装:薄汚れたモッズコート
名前:萑部明 年齢:31 血液型:B 身長:168cm 体重:淑女の秘密
好きなもの:アイス、律、由司、仕事 嫌いなもの:胸の大きさに価値をおく人間
得意なもの:スニーキングミッション、仕事 苦手なもの:暑い気候
悪癖:全人類がアイス好きだと妄信していること 社会認知:SASABEの社長夫人 職業:社長秘書
身体能力:高め 頭脳:割とあくどい 精神:普通 服装:パンツスーツ
名前:ハワード・ロックフェラー 年齢:17 血液型:O 身長:195cm 体重:90kg
好きなもの:(公言はしないけど)部下と言子、子ども、動物全般 嫌いなもの:騒音
得意なもの:(自称)戦い、歌 苦手なもの:勝手に怖がる子ども、威嚇してくる動物、日本語の敬語
悪癖:キレやすい 社会認知:デカくてマッチョな人 職業:高校生
身体能力:バケモノ 頭脳:筋肉 精神:BOSS 服装:ピチピチシャツとジーンズ or ストライプ・ブラックスーツ
名前:野老幸晴 年齢:15 血液型:B 身長:169cm 体重:54kg
好きなもの:ボルトとの散歩、ゲーム全般 嫌いなもの:暴力、殺人、破壊
得意なもの:武術、ゲーム、路上生活、料理 苦手なもの:初対面の人
悪癖:引っ込み思案、コミュ障 社会認知:何故かモテるジャパニーズボーイ 職業:(本当はまだ)中学生、旅人
身体能力:高め 頭脳:ドS 精神:雑草 服装:ワイシャツ+パーカー+七分丈ズボン
名前:夏伐颯 年齢:24 血液型:A 身長:169cm 体重:63kg
好きなもの:ー 嫌いなもの:機関
得意なもの:戦い 苦手なもの:暇潰し
悪癖:現実主義 社会認知:機関最強の男 職業:異能管理機関職員
身体能力:完璧 頭脳:現実的 精神:? 服装:スーツ
名前:宮東湊 年齢:30 血液型:B 身長:177cm 体重:64kg
好きなもの:ハムカツ、黒髪清楚系大和撫子美女、お日様 嫌いなもの:ゴスロリファッション、晴れていない天気
得意なもの:料理、ゲーム全般 苦手なもの:女とのつきあい、台風
悪癖:俺様&鈍感 社会認知:飲食店店長 職業:自営業飲食店経営
身体能力:優秀 頭脳:鈍感 精神:俺様 服装:兄貴系
名前:萑部律 年齢:26 血液型:AB 身長:161cm 体重:49kg
好きなもの:明、由司、発明、自作メカ、根菜 嫌いなもの:道具を悪用する人、酢豚のパイナップル
得意なもの:発明 苦手なもの:怒っている相手、社長としての振る舞い
悪癖:発想がズレてる 社会認知:SASABEの社長、発明王、変人 職業:社長
身体能力:クソクソ&クソ 頭脳:3世紀先 精神:発明王 服装:白衣 or ツナギ
名前:紫藤凪 年齢:13 血液型:AB 身長:152cm 体重:44kg
好きなもの:アウトドア、自然、登山 嫌いなもの:刺激の強い食べもの、怖いこと
得意なもの:登山、サバイバル 苦手なもの:電子機器、勉強
悪癖:生意気盛り 社会認知:中学生 職業:中学生
身体能力:(年齢的に)優秀 頭脳:クラスでは中間 精神:中学生 服装:模索中
名前:リク 年齢:20 血液型:? 身長:183cm 体重:69kg
好きなもの:正義の味方、2番目、独楽 嫌いなもの:悪
得意なもの:大体何でも 苦手なもの:折畳み傘を畳むこと
悪癖:のんき、思考が幼い 社会認知:正義の味方…? 職業:(なりたて)バウンティーハンター
身体能力:完璧 頭脳:正義の味方 精神:幼い 服装:綺麗目カジュアル
名前:ボルト 年齢:1歳 血液型:ー 体高:61cm 体重:27kg
好きなもの:ゆきはる、散歩、雪 嫌いなもの:臭いがキツいもの
得意なもの:遊び全般 苦手なもの:暑さ
悪癖:時々いたずらをする 社会認知:わんこ 職業:ー
身体能力:わんこ 頭脳:やんちゃで仲間想い 精神:わがはいはわんこである 服装:ー
再開!
に、あたって…
【安価下2】
1 決着なんてそうそうつかないから途中で切り上げるけど冬也と湊の様子見とく?
2 別にいいって? やったね、じゃあこまちゃん視点で再開だよ
そんな気はしてた…
―――――
――エベレスト――
ドゴォォォオオオオオッ
パララララッ
ズゴォォッ
冬也「予想以上に集まりすぎた…」
冬也「この内、何割に顔を知られてるか分からないけど、殺気立ちすぎて勝手に戦ってくれてるし、ラッキー…」
冬也(でも…こんな高山でにこれだけ…エベレストって、世界遺産とか入ってるんだっけ…?)
冬也(後で幸晴を連れてきて直してもらわないとなあ…)
冬也(これで山好きグラスパーも敵に回すことになっちゃうかな…でもこんなとこで捕捉されるなんて思ってなかったし…)
冬也「まあいいか…。とりあえず、ちらほら機関の姿も見えてるし…」
冬也「こんなに大勢のグラスパーが暴れ回ってちゃ、相当数の機関の人員も割かれるはず」
冬也「もう一踏ん張り…」
【安価下2】
冬也に恨みを抱くグラスパーのお名前と異能おなしゃす
※外人名でね、ちなみに、ここだけのやられ役モブだよ
ジョン「朝霧冬也ァアアアア――――――――――ッ!!」
冬也「うわっ」
ジョン「よくも婚約を破談にしてくれたな…。この恨み、今日こそ晴らしてくれる…!」
キィィィン…
ミシミシミシィ…
冬也(何だ、そこら中がビリビリ小刻みに――)
ジョン「必殺・山崩し」
ドゴォオオオンッ
振動の異能によって結合されている分子単位の振動が山に与えられる。
大地から隆起した世界最高峰の山が、崩壊を始める。
冬也「こんな、デタラメを…!」
ジョン「何もかも巻き込まれてしまえ! あははははっ! はーっはっはっ!」
ドゴォオオオオオオッ
冬也「地崩れなんて生易しいものじゃ…!」
頂から崩れ始め、積もった雪が、形成している土が、岩が、何もかもが山肌を滑り落ちる。
掌握の異能で崩れてくるそれらを押さえようとするが、冬也の足元までもが崩落を始めた。
ジョン「死ね、朝霧冬也ァアアアアア――――――――――ーッ!」
ガイアを発動し、ジョンがその場で踏ん張ろうとする冬也に襲いかかる。
冬也「やばっ――」
湊「そういや、覚えてるかよ? お前が旅立つ時に、どっちが立派な大人になれるか――って」
カカッ
シュゴォオオオオオオオオッ
山が崩れたことで差した陽光が、何もかもを蒸発させて溶け消していく。
冬也「眩しっ…」
ジョン「アバババアアアアアアア――――――――――――――ッ!?」
ザッ
湊「お前、こんな大勢から恨み買ってんだから、俺の勝ちだよな?」
冬也「湊――」
湊「ハムカツ10枚――いや、大人買いが約束だったか?」
冬也「…………いや、僕の方が立派だよ」
湊「ああ?」
冬也「だってほら、少子化に貢献すべく子づくりしたし」
湊「は?」
冬也「湊そういうのさっぱりじゃない」
湊「おい待て、お前がやってんのはヤクザ稼業だぞ。俺は地に足つけて、汗水垂らしてだな…」
冬也「いやいやいや、えっ? 湊、年収いくら?」
湊「はぁあああああっ!? 稼いだ金の額じゃねーだろうが、ええっ!?」
冬也「僕はほら、恨みを買ってまで、そういう覚悟の下にね? 色々としてきたわけで」
湊「人様から恨み買っておいて覚悟だぁ? んなの、世界中の悪党を肯定することになるだろうが!」
【安価下2】
1 冬也の方が立派だよ
2 湊の方が立派だよ
※この選択が、何かを変える…?
冬也「そうじゃないでしょ」
湊「いやそうだろうが」
湊「大体なあ? お前がろくに帰らねえからお前のとこの嫁とガキども、いつもいつも何してるか知ってるか?」
湊「リクだってお前を捜してあっちへふらふら、こっちへふらふら」
湊「全然、連絡はつかねえし、消息不明がデフォ! まともな大人ってのが、そんな風来坊でいいと思ってんのか? ええ?」
TVレポーター『お聞きしたでしょうか、日本中の皆さん!』
TVレポーター『どうやらあの邦人2名は、どちらが立派な大人であるかを言い争っている模様です!』
TVレポーター『リアルタイムで視聴者から寄せられるコメントには、後から来た男性の方が立派だという声が上がっています!』
冬也「………何あれ?」
湊「あん?」
TVレポーター『○○テレビの者ですが、取材をさせていただいても――』
冬也「…………掌握」グイッ
湊「お前、今、何した?」
冬也「いや、日本に全国中継とかされたらヤダから、握りつぶしといた」
湊「今度は日本のマスコミがお前を狙うな」
冬也「ええっ!?」
湊「まあ俺は同調されたみたいだからいいけど?」
冬也「ちょっ、余計に帰れなくなるじゃない、それ」
湊「自分でしたことだろ? この、すけこまし野郎」
冬也「」
湊「とにかく、さっさとこれ…収めるぞ」
冬也「…分かった」
湊「あれやっか」
冬也「はいはい」ファサァッ
雪山に光蝶がひらりと舞う。
雪山に重機関銃を担いできたグラスパーが現れ、銃口を冬也と湊へ向ける。
湊「――あ、ハムカツはどっちがより多く倒したかでやろうか。多かった方が、2人まとめて倒した数だけおごり」
冬也「それ食べきれるの?」
湊「んじゃあお前は自分で食べきれる分だけ、ちまちまーとやってろよ。俺は食いきるけどな」ニィ
冬也が賞金首を倒した時に被害を被ってしまった宝飾店の店員「死ねぇええええ、朝霧冬也ァアアアアアア!」ババババババッ
湊「まず1人」
シュバァンッ
光蝶から放たれた光線が、機関銃を撃ち抜いて激しい爆発を引き起こす。
そのままさらに苦労してここまで登り詰めてきたグラスパーを撃ち抜いて奈落の底へと叩き落としていった。
冬也「いや、僕の光蝶なんだし、これ僕の手柄じゃない?」
湊「ああーん? お前、今の俺だろうが」
冬也「だってさあ、ずるくない? せめて、そのカウントは折半とかさ」
言い合いながら、次々と襲来するグラスパーを冬也と湊は撃退する。
無数の光線が飛び交い、白い雪山は踏みにじられ、血を吸い上げ、その色を染め上げていく。
100万人を超える人間と渡り合いながら、冬也と湊はひたすら言い合いながらエベレストを駆けた。
はい、こまちゃん視点に戻すよ
左遷支部をとりまとめることにしたこまちゃん
とりあえず、とりまとめてくれる人と、某市以外の左遷支部に協力を要請する必要があるのだ
【安価下2】
1 とりまとめてくれそうな人として枢木おじさんにも推薦された、東京支部の宇和さんとこに行こう
2 片っ端から世界中の左遷支部を回りますか
――異能管理機関東京支部・司令室――
独楽「宇和司令、そういう事情なんで、どうか左遷支部をとりまとめてもらえませんか?」
宇和「断る――と言ったら?」
独楽「そこは仕方ないなあ、的な感じで快諾してくれるのがお話の流れ的なものじゃあ…!」
宇和「そのような常識は持ち合わせていない」
独楽「…どうして、嫌なんですか? 断るメリットは?」
宇和「確実な勝機がないのであれば、乗ることにデメリットしかない」
宇和「ここで機関に叛旗を翻したところで、そのまま機関に圧殺されたらどうなる」
独楽「【安価下2】」
1 つまり、まとめきれずに圧殺されちゃうよー、そんなの怖いからやだよー、ってことですか?
2 されません。機関は多かれ少なかれ混乱に陥っているはずでしょうし、むしろ、今ここで宇和司令が打って出れば後の長官ですよ?
3 その他、自由台詞
独楽「つまり、まとめきれずに圧殺されちゃうよー、そんなの怖いからやだよー、ってことですか?」
宇和「…」
独楽「…ごめんなさい、煽ってみたら二つ返事で案外乗ってくるかな…と」
宇和「そんな単純な話術に引っかかる者がいるとでも?」
独楽「案外いますけど…宇和さんはそういうタイプじゃないですよね…」
独楽「ですが、機関上層部は派閥争いで足を引っ張り合ってます」
独楽「恐らく左遷支部では反発に遭い、戦争をするための各種資材などなどの供給も細くなってます」
独楽「これだけのお膳立てをされておきながら、宇和司令はできないと仰るのですか?」
独楽「この段階にまでなってしまった以上、機関の行く末は2つに1つです」
独楽「このまま上層部の思い通りにことが進んで盤石のものとして、世界中を手に入れてしまうか」
独楽「それとも、これを機に機関が、腐敗した組織体制を脱却して、新しいものに生まれ変わるか」
独楽「今はその分岐点に直面をしているんです。わたしは後者にしてみせます。そのためだけに動いています」
独楽「だから宇和司令、お願いします。協力をしてください」
宇和「…………仮に神瑠璃独楽、キミの思うようになったとして」
宇和「機関が再生をされたとしよう。その時、新たな機関の上層部には誰が立つんだ?」
宇和「また7人議会でも組織するか? それとも、外部監査を取り入れるか?」
独楽「【安価下2】」
1 責任をもって、わたしが機関の新たな顔となりましょう
2 詳細はことが済んでからじゃないと決まりません。でもきっと、あなたは機関再生の立役者としていいポストを手に入れられます
3 その他、自由台詞だよ
独楽「詳細はことが済んでからじゃないと決まりません。でもきっと、あなたは機関再生の立役者としていいポストを手に入れられます」
独楽「いえむしろ、あなたがこの大事件を通じて、どうなるかで決まるとしか言えません」
独楽「宇和司令自身が、それを選択することができるはずです」
独楽「出世に興味がおありと以前仰っていましたが、そんな誰かの顔色を良くするゲームなんかではなく」
独楽「その手腕をもって何をするかで、これからが決まっていくはずです」
独楽「どうですか?」
【直下 コンマ判定】(煽っちゃったから心証悪くなったよ-1)
1~4 宇和「ここは静観をさせてもらう。神瑠璃独楽、お前の動きを見て、身の振り方は考えてやろう」
5~9 宇和「…まあいいだろう。つまり、この東京支部が、半年後には機関新本部になるわけだ」
宇和「ここは静観をさせてもらう。神瑠璃独楽、お前の動きを見て、身の振り方は考えてやろう」
独楽「そんな…!」
宇和「それまでは中立だ」
独楽「っ…」
宇和「それと神瑠璃独楽」
宇和「勘違いをするんじゃない。お前はただの、新人職員だ」
宇和「本部だろうが、本部特権しかない。それだけしか持っていないのなら、相応のことをしろ」
独楽「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 独楽「…はい…」
4~9 独楽「………あっ」
独楽「…はい…」
宇和「…さっさと行け」
宇和「時間をムダにするつもりか?」
独楽「行きますよ。でも、ちゃんと考えてくださいね」
独楽「わたしの行動を見て、ちゃーんと」
ウィ---ン
タッタッタッ…
【安価下2】
1 他の左遷支部を回ってみよう。こうなったら、自分で直接、とりまとめてやる
2 そういえば颯さん、どうしたんだろ。さっぱり何も言ってこないし…
3 その他、何かあったっけ?
prrrrr…
独楽「あ、もしもし、颯さん?」
独楽「神瑠璃ですけど――」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯『本部には、絶対戻るな』ブチッ
4~6 颯『任務だ。大至急、ジェイルと、レジーを止めろ』
7~9 颯『お前は俺のやり方に反発をしているはずだ。好きにしろ』
颯『本部には、絶対戻るな』ブチッ
独楽「えっ?」
独楽「……戻るなって、戻る事情はないけど…意味深すぎるよ」
独楽「もしかして本部で何か起きてる?」
独楽「多分、危険とか、首を突っ込むなとか、そういう理由なんだろうけど…」
【安価下2】
1 戻るっきゃねえぜ!
2 いや、自分でやることをやろう!
独楽「颯さんが戻るなって言ってるなら、きっとそういうことなんだよね」
独楽「だったら、わたしはわたしでやれることをやらないと」
独楽(ひとまず、左遷支部の他がどうなっているか…。これを統合してまとめて、機関の邪魔をする)
独楽(それから黒いEC――。どうにかして、これが誰の手にもつかないようにできたらいいんだけど…)
独楽(それと、そう、本部がどう動こうとしてるのかも探りを入れられればいいんだけど…)
独楽(何から手をつけるべきか…。やっぱり最初は、味方をつけた方がいい? となると、左遷支部を回って…)
独楽(いやいや、情勢の把握も大事っちゃあ大事なんだけど…)
【安価下2】
1 近場の左遷支部から回ってこう
2 人手が足りないよぉー
3 ええい、本部特権じゃ。東京支部さん、ちょっと状況把握を手伝ってもらいますぜ
4 その他、どうすればこれって収集つけられんの? 教えてえろいひと
独楽「わたしだけじゃ、手が回んない…」
独楽「どうにか、人手をかき集めたいけど…一体、どうすれば…」
独楽「とりあえず…協力してくれそうな人に声だけかけてみよう」
【直下 コンマ判定】
1~4 ビッチちゃん確保
5~8 リク確保
9 ものすごいタイミングで営業電話がかかってきた
おお
prrrr…
独楽「うわっとと、えっ?」
独楽「知らない番号だ…誰これ?」
独楽「も、もしもし…?」
??『もしもしでござる』
??『拙者、この度、独立開業した文字通りの何でも迅速対応をする、本業が殺し屋の何でも屋でござる』
??『独立キャンペーンとして、今ならどんな任務でも正規料金の1/10000で請け負っているでござる』
??『ところで何か困ってることはござらんか?』
??『破れた障子の修理から、一国の大統領暗殺まで何でもござれでござる』
独楽「【安価下2】」
1 あ、けっこうです…
2 ……………何日か、手足となって働いてもらうことってできますか?
3 その他、自由台詞
2
独楽「……………何日か、手足となって働いてもらうことってできますか?」
??『1日3000万円が正規料金でござる』
??『これが特別キャンペーンで今なら、1日3000円! 日数×3000円の料金で請け負わせていただくでござる』
独楽「よろしくお願いします!」
忍川『おおっ、早速、客が捕まったてござるな。拙者、忍川隼実と申すものでござる』
忍川『して、一体何をしてまいるでござるか? 神瑠璃殿』
独楽「あの、どうしてお名前を知ってるんですか? あとこの番号も」
忍川『やややっ、これはその…NINJAとしての情報収集の賜物でござるよ! 気にしたら負けでござる!』
独楽「あ、そうなんだ…」
忍川『して、任務は?』
独楽「えーと…そうだなあ…」
独楽(さらっと大統領暗殺とか言ってたけど、そんな方法じゃあ腐りきった機関と同じやり方になっちゃうし…)
独楽「【安価下2】」
1 機関本部の動きをどうにかして、麻痺させたいんですけど…
2 黒いECってご存知ですか? これを機関の手に渡らないようにして、かつ、機関のを取り上げてもらえたら…
3 その他、自由要望
独楽「黒いECってご存知ですか? これを機関の手に渡らないようにして、かつ、機関のを取り上げてもらえたら…」
忍川『ああ、黒いECと言えばあれでござるな。知ってるでござるよ』
独楽(この人すごい…!)
忍川『了解でござる!』
独楽「どれくらいでできますか?」
【直下 コンマ判定】
1~3 忍川『1週間もあれば余裕でござる』
4~6 忍川『4日あればできるはずでござる』
7~9 忍川『2日くらいでやってみせるでござるよ』
忍川『1週間もあれば余裕でござる』
独楽「1週間…」
忍川『大急ぎなら、報酬さえ弾んでもらえればNINJAの秘奥を尽くすでござるよ?』
忍川『ただこれはキャンペーンに含まれない正規料金になってしまうでござる』
独楽「いくらですか?」
忍川『上乗せで6000万円でござる』
独楽「【安価下2】」
1 普通の大急ぎでお願いします
2 ………1万分の1に、キャンペーン適用してもらえない…?
3 ……支払いは機関本部指令でお願いします
独楽「……支払いは機関本部司令でお願いします」
忍川『了解でござる』
忍川『それでは朗報を期待しているでござるよ!』
プツッ
独楽「…………NINJA恐るべし」
独楽(これで、黒いECはとりあえず――今のが口だけの人じゃなければ、詐欺師とかじゃなければ、解決)
独楽(でも黒いECを一体どうしよう? これをどうにかして、人の手に届かないようにできさえすればな…)
独楽(……ダメだ、思い浮かばない)
独楽(今は、機関本部と左遷支部の対立をどうにかしよう)
【安価下2】
1 左遷支部回りをいよいよするよ
2 その前に、何かすることあったりなかったりする?
あ、「2」を選択するときは併記して教えてね
これは安価に数えないからね
えーっと、それは冬也達の視点にしろってこと?
それともこまちゃん視点でどうなってるか誰かに聞けと?
【安価下2】
1 描写しろってことだろjk
2 こまちゃん視点でええんやで
【直下 コンマ判定】(前スレ1000の呪い-9)
1~9 榊様降臨
ほ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 神様降臨
奇数 冬也・湊vs榊日和vs神様の三つ巴でエベレストの標高がヤバい
※0は偶数扱いだよ
えー…マジでかぁ…
どないすりゃええんじゃ…奇数の方がまだ良かった…
【安価下2】
神様が降臨した理由とは!?
1 冬也の味方だよ
2 なんか楽しそうなことしてるからきちゃった、バトろうぜ、って感じ
3 その他、よろしく
――エベレスト――
ドッゴォォォオッ
湊「うわっ――」
冬也「危なっ!」ガシッ
湊「ファイトォオオオオッ!」
冬也「イッパァアアアツ! ――って、余裕あるね、湊」グイッ
湊「1回やってみたかったんだよな、こういうの」
冬也「でも、そろそろ、疲れてきたんじゃない?」
湊「バカ言うんじゃねえ。ピークタイムの方が忙しいっつーの」
冬也「あ、そう」
湊「けどよ…お前、ほんとに何してきたんだよ?」
冬也「自分でももう、よく分かんない」ハァ
ザッ
エリオ「やはり、いましたね」ニッコリ
冬也「えっ」
湊「は?」
エリオ「さあ、やり合いましょうか」
エリオ「某市では手合わせができませんでしたから」ニッコリ
【直下 コンマ判定】
1~3 神様やっぱつえええええええ
4~6 vs神様でエベレストの標高がヤバい
7~9 相手するわけないじゃん、逃げるよ
冬也「湊!」
湊「おうよ、この機に――」
冬也「逃げるよ」
湊「は?」
エリオ「おや?」
冬也「あの人が追いかけてくれば、逃げてるだけで最低でも1万人単位の被害は出るから」
冬也「自分でやるより、手っ取り早いから」グッ
湊「お前それ、親指立てて言うようなことじゃねえぞ?」
エリオ「おやおや…逃がしはしませんよ?」ニッコリ
エリオールが足元の雪を拾い上げ、ぎゅっぎゅと握って雪球にした。
振りかぶったモーションを見て冬也と湊が同時に走り出す。
エリオ「お祭りに参加するのは久しぶりですから。――たっぷりと楽しませてもらいます」
シュパァァァンッ
湊「相変わらず、あいつ、チートすぎんぞ!? お前何した、あいつに一体、何をした!?」
冬也「何って、別に何も…! 一方的に目をつけられ――かけられたみたいな?」
湊「お前ほんっとーに人たらしの才能あるよな! ばーかばーか、疫病神!」
冬也「ちょっ、それどういう意味!? ひどくない!?」
シュパァァァンッ
エリオ「なかなか当たりませんね」ニッコリ
湊「お前、今度、絶対に色々とおごらせるからな! 覚悟しろ!」
冬也「その暇があれば、喜んでっ――!」
走って逃げる冬也と湊の前に、大きなクレバスが現れた。
足を止めかけるが後ろからエリオールが迫ってきて、ちらと2人は顔を見合わせて同時に飛ぶ。
湊「光源!」
冬也「展開!」
ファサァッ
湊「10年前と同じ威力だとは、思うんじゃねえぞ、神様よォ!」
シュバババババァンッ
クレバスを飛び越えている間の無防備な状態を、光蝶と、それを光源にした光線の嵐で守る。
エリオールの放った雪球を的確に撃ち落とし、それどころか一撃で雪を溶かして岩肌を露出させる威力の光線を乱射しまくる。
エリオ「なかなか、楽しいものですね」
湊「でっけえの行くぞ、冬也ァ!」
光蝶から同時に放たれた光線が、湊の呼びかけで束ねられた。
冬也が掌握の異能で細い光線を一本化し、威力を高めてエリオールへとぶつける。
エリオ「それでもまだ――」
湊「お前、相変わらずコートは適当にしてんだなあ?」ニヤァ
光蝶から放たれた光線が弾き飛ばされる。
しかし、本命がエリオールにすでに照準を向けられていた。
湊「お天道様は、神様よりも実益備えてんだよぉおおおおおおお―――――――――――――――――っ!」
太陽光線が照射される。
エリオールの立っていた側の大地が、光に飲まれて蒸発をした――。
はい、エベレストはこんな感じね
でだよ、定期観察はまた次回ってことでね?
ちゃんとこまちゃんを動かしてね?
【安価下2】
1 左遷支部回りをいよいよするよ
2 その前に、何かすることあったりなかったりする?
※エベレストの様子はとりあえず今はもうなしだよ!
独楽(仮に黒いECを手に入れられたとして…)
独楽(それを保管できるような場所って、あるのかな?)
独楽(この星で1番安全な…宇宙で1番安全なような、場所…)
独楽(シェルターは――でも、世界一安全だとか噂されるアメリカペンタゴンの地下シェルターだって、アメさんの利権ばりばりだろうし)
独楽(結局そういう、本当の意味で安全な場所なんて…)
【直下 コンマ判定】
1~6 思い浮かばなかった
7~9 いっそ、ロケットかなんかに詰んでまとめて宇宙にぶっ飛ばしちゃえばいいんじゃね?
独楽「…………ないよねー」
独楽「本当の意味で誰の土地でもないなら、誰にでも立ち入れるし」
独楽「誰かの土地なら、その土地の持ち主が血迷っちゃったりすることだって考えられるわけで」
独楽「黒いECかぁ…」
独楽「誰にも手を出せないようにできれば、それはそれなんだけどなあ…」
【安価下2】
1 いい加減、行動を開始しよ? 左遷支部に行ってみよ?
2 いやまてよ、冬也はどこに黒いECを保管してんねん、ってことにこまちゃんが気づいた
3 その他自由(白目)
【直下 コンマ判定】
1~6 東京支部を後にしたよ
7~9 呼び止められたよ
×柳(やなぎ)
○榊(さかき)
独楽「よし、左遷支部を回って、まとめあげて――」
島津「待ちな、お嬢さん…」
独楽「はい?」クルッ
島津「…夏伐颯の部下だな?」
独楽「そう、ですけど…あなたは?」
島津「俺のことはどうでもいいんだ…」
【直下 コンマ判定】
1~5 島津「夏伐颯を止めろ…。何もかもが、滅ぶことになるぞ」
6~9 島津「夏伐颯は死ぬ気でいるぞ」
島津「夏伐颯は死ぬ気でいるぞ」
独楽「えっ?」
島津「機関をあいつが潰して、あんたに裁かせるつもりだ…」
島津「随分とあんたを夏伐は信用してるようだった。だからこそ…とんでもないことをやらかして、完璧に機関を潰した後で」
島津「あんたをのっぴきならないところへ立たせて、功罪を背負った自分自身を裁かせて、後を託すつもりでいんのさ」
独楽「どうして、そんなことを…?」
島津「…ちと夏伐に殺されかけてね、冥土の土産を持たされてたのさ…」
独楽「何をするつもりなんですか、夏伐さんは…?」
島津「本部の全てを、皆殺しだろうよ」
独楽「そんな…!」
【安価下2】
1 敵対してても殺して口封じなんてダメだ。颯を止めよう
2 そこまでの覚悟をしてるなら、応える…べき?
3 その他よ? どうするよ?
独楽「そんなやり方、ダメだ…」
独楽「ありがとうございます!」
独楽「今すぐ、颯さんを止めに行きます」
島津「止められんのか?」
独楽「【安価下2】」
1 犠牲なんかの上に成り立つ未来なんて、選びたくないんで
2 けど色々と抱えてることあるんで、申し訳ないけど丸投げしていいですか?
3 その他、自由台詞でかっこつけていいんだぜ!
独楽「お掃除は掃除道具を綺麗に片づけるまでがお掃除ですから」
島津「は?」
独楽「どんなに綺麗に掃除しても、掃除機を居間に出しっ放しじゃダメなんです」
独楽「掃除に使った道具がボロボロになってそこら中に散らばってちゃあ、ダメなんです」
島津「…そ、そうか…」
独楽「そんなわけで、行ってきます」
独楽「徹底的に掃除はするタチなので」
【直下 コンマ判定】
1~3 すでに本部は血の海になってんぜ
4~6 本部職員はエリート揃いだからね、颯さんでも一筋縄じゃいかないね
7~9 まだ本部がボロボロにはなってなかった!
本部はまだ無事やねんけどな?
ほら、颯さんがジェイルさんに黒いECどこよ? って迫られてたやん?
【直下 コンマ判定】
1~3 ジェイル&レジーvs颯で劣勢だよ
4~6 ジェイル&レジーvs颯で拮抗してるよ
7~9 ジェイルvs颯で盛大に戦ってたよ
――ロンドン――
独楽「もしもし、颯さん!? 今どちらにいるんですか!?」
颯『来ると言ったはずだ。さっさと――くっ…!』ブチッ
独楽「……緊急事態と見た」
【安価下2】
1 さっさと颯の居場所を特定して駆けつけよう
2 チートな彼氏召喚&捜索命令
3 その他、どうするよ?
独楽「もしもし、リク?」
リク『あ、こまちゃん。どうしたの?』
独楽「えーとね、えーとえーと…人探しお願いしたいんだけど!」
独楽「多分、戦闘中で、ほらあの…ロンドンでわたしを助けてくれた時、一緒にいたあの人!」
【直下 コンマ判定】
1~3 リク『ごめんこまちゃん…。ぼく今…ロンドンいなくって…』
4~6 リク『うん分かった』
7~9 リク『アンテナ――あっ、捕捉したよ』
リク『アンテナ――あっ、捕捉したよ』
独楽「リクすごい、場所は!?」
リク『えーっとねえ――』
――ロンドン某所――
ジェイル「颯ぇ、さっさと教えてくれないかな?」
ジェイル「どうせ、颯が持ってても仕方ないっしょ?」
颯「お前が持っていても、どうにかなるものじゃない」
【直下 コンマ判定】
1~3 ジェイル「仕方ない…。殺しちゃってから、じっくり探そうか。――ブリューナク」
4~6 颯「ひっこんでいろ。腰に響くぞ?」ジェイル「やーっぱ、颯はつんよいなあ…」
7~9 独楽「リク、ゴーゴゴー!」
ジェイル「仕方ない…。殺しちゃってから、じっくり探そうか。――ブリューナク」
颯「そんなものを隠して持っていたのか?」
ジェイル「んふふ…年の功ってやつだよねえ、こういうのは」
ジェイル「若造さんに底なんか知られるはずないでしょうが」
手に握ったブリューナクでジェイルが颯に斬りかかった。
颯もすかさずブリューナクを発言して打ち合う。――チカラの凝縮結晶体であるブリューナク同士がぶつかり合い、激しい爆発が引き起こされる。
ドッゴォォオオオオオオオッ
ブリューナク同士の最初の激突で引き起こされる破壊は、あまりにも甚大だ。
2度目以降のぶつかり合いでは、ブリューナクを握る両者の無意識のセーブによって起きなくなる。
それでも、たった一撃でロンドンの1/6が吹き飛ぶほどの、凄まじい爆発。
何もかもがなぎ倒されて吹き飛ばされ、クレーターのできた地面で颯とジェイルがさらに打ち合う。
ジェイル「颯はさあ~? どーしてそんなに、機関を潰したいのよ?」
ジェイル「今までは仲良く、ギブアンドテイクでやってたじゃない!」
颯「黙れ、クソジジイ」
ジェイル「自覚してんだからさ、そーいう侮蔑はあんまダメージないのよね」
【直下 コンマ判定】
1~3 老獪なジェイルさん
4~6 機関最強はダテじゃない
7~9 こまちゃんが到着したはいいけど、ちょっとヤバすぎて立ち入れない
颯「だったらさっさと、引っ込んでいろ!」
繰り出されたジェイルのブリューナクを、颯が受け流した。
そのまま体を回転させて激しくジェイルを切りつける。しかし、ジェイルの身体が煙になって消えた。
ジェイル「ブリューナクに異能は通じないけど、あくまで触れれば消すだけ」
ジェイル「俺の異能って割と、いい感じで組み合わせられんのよ?」
颯「ッ――!?」バッ
ジェイルのブリューナクが振り返った颯の左肩を深く切り裂いた。
さらに長い足で颯を蹴り飛ばして、煙に紛れてジェイルが姿を消す。
颯「チッ…小賢しいことを…」
ジェイル「そうそう、颯の弟くん――」
颯「それがどうした?」
ジェイル「確かお名前、【安価下2】って言ったっけ?」
ジェイル「生きてるよーって言ったら、どうする?」
颯「何――?」
【安価下2】
颯の弟の名前
【採用安価のコンマ判定】
1~3 ジェイル「颯を縛る最後の首輪だし? これ以上やるんなら…ねえ?」
4~6 ジェイル「うっそぴょーん」
7~9 ジェイル「お、隙あり!」
ジェイル「確かお名前、勇気って言ったっけ?」
ジェイル「生きてるよーって言ったら、どうする?」
颯「何――?」
ジェイル「お、隙あり!」
颯の動揺を見抜き、ジェイルが煙から実体化して颯の背後から襲いかかる。
だが、振り返って場所を確認するでもなく、颯は後ろ回し蹴りでジェイルを激しく蹴り飛ばした。
ドゴォオオオッ
ジェイル「っ――どんな理屈でやってんのよ…?」
颯「朗報だな、礼を言う」
颯「――だが、それとこれとは別のことだ。生きてるなら、今度は俺の目が届く場所へ置く」
ジェイル「んなことできると思っちゃってるの? こんなことしておいて」
颯「ここで死ぬお前には、関係がないな」
周囲一体に、巨大なスライムが現れた。
スライムがジェイルへ猛突進していき、その動きを封じようとするがブリューナクで悠々と切り裂いて対処をされる。
ジェイル「今さらそんなのでどうにかなると思っちゃってんのかなあ?」
ジェイル「やっぱこれが、経験の差ってやつよねぇ!」
ガイアを併用し、ジェイルが颯に向かってブリューナクを激しく突き出した。
ブリューナクが颯の心臓を捉えるが、その身体がスライムになって消える。
ジェイル「まさか――」
颯「お前の異能でできることなど、俺でもできる。死ね、ジェイル――」
【直下 コンマ判定】
1~4 さらばジェイル
5~9 独楽「ちょーっと待ったぁあああああ―――――――――――っ!」
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 ??「お兄ちゃん、やめてっ!」
奇数 ジェイル「そう簡単に、死ねないよねぇ?」
※0は偶数扱いなんだよ
ジェイル「そう簡単に、死ねないよねぇ?」
颯「ッ――!?」
ズブゥッ
ザクゥッ
颯のブリューナクがジェイルの首を貫く。
同時に、ジェイルのブリューナクが颯の腹部へ突き刺さった。
ジェイル「…」ニィィ
声が出せなくなり、ごぼごぼと血の泡を口から漏らしながらジェイルがにんまりと笑った。
それから、力なくふっとした笑みに表情を変えて、倒れる。
颯「っ…クソ、がぁ…」フラッ
ヨロッ…
ジェイルが絶命し、その身体が塵になってECが転がり出た。
腹部から背中までジェイルの最期の一撃は貫通し、颯はよろよろと後ずさる。
独楽「颯さん!」
タタッ
颯「神、瑠璃…」
独楽「颯さん、ひどいケガ…」
リク「凍らせる?」
独楽「えっ…大丈夫かな…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「余計なことは…するな…。どうして、ここへ来た…?」ギロッ
4~6 颯「この程度は…どうにもなる…。無用な心配をするな…」
7~9 颯「神瑠璃…いいところに、来た…」
颯「この程度は…どうにもなる…。無用な心配をするな…」
呼吸を荒げながら颯が言うと、傷口にスライムがあらわれて塞いだ。
止血をするのと同時に、スライムが颯の細胞代わりとなって組織の治癒力を高める。
独楽「えっ…すごい…。それで大丈夫なんですか?」
リク「ぷるぷるしてそう…」
颯「…何をしに来た…?」
独楽「颯さんを止めるためです。東京支部の人に、颯さんが本部の人を皆殺しにしようとしてるって、聞きました」
独楽「その上で…わたしに裁かせるつもりなんだって」
颯「…島津は…生き残ったか…」ボソ
颯「…それで、どうするつもりだ? 俺は止まるつもりなどない…」
独楽「【安価下2】」
1 そのケガなら、たかが知れてますからとりあえずは放置してもいいかなって正直考えてます
2 その考えは、改めてもらいます。考え直してください。考え直すまで、つきまとって、颯さんの邪魔をします
3 その他、自由台詞なんだよ
―――――
一旦ここまでです
ありがとうございました
颯さんのスライム異能はすごく万能なんだよ
あ、それと休憩後はね、またちょびっとね、別視点やるよ?
世界規模で色々起きてるんだよ演出のためにね
エベレストはもう大変だから割とパスしたい…他の人が>>1はいいなぁー
【安価下2】
1 そろそろさ? NOUKIN成分が不足してきていませんか? そんなあなたにBOSS
2 あれだよ、0からの奇数が怖いけどこのコだってね、色々と成長してるんだよ? そんなあなたにSADIST
3 出ると思わなくて用意しとくて出ちゃったNINJAの活躍も気にならないでござらんか?
4 今、世界で1番HOTなMOUNTAIN
ヒロインの、髪型…とな?
コレって決めちゃうと逆に何か…ねえ?
イメージとちゃうんじゃー!ってなりそうだし…
それぞれに妄想補完してもらえたらいいんじゃないかなあと思いますゆえ
明が何故か>>1の中ではバゼットさんのビジュアルイメージに固定されてるけどね
バゼットさんのお胸について>>1は勉強不足だからそこはよく知らないけども
【直下 コンマ判定】
ハワードはどんな形で戦争に関わってるのかな?
1~3 冬也にヘルプコールを求められたから、強いヤツと戦えるんだろう的なノリで
4~6 千景が突然帰ってきたと思ったら、SASABEの最新イージスアーマーを機関が狙ってて巻き込まれながら撃退の日々
7~9 生活費に困窮してたらバスタ兄ちゃんから金を見返りに、前々からロックフェラーとして目障りだった機関をぶっ潰すべく参戦
0 言子の誘拐属性によって
【下2 コンマ判定】
そしてハワードが引き連れた部下は…
1~3 凪のみやで
4~6 凪、勝正、政仁
7~9 凪、勝正、政仁、アベル
0 いないよ!
※参戦理由が千景絡みだったら、千景がこの結果に追加されます
ちゃっかり部下6号にアベルさんが入ったね
ナスターシャを何だかんだで助けられたことと、互いのお兄ちゃん使命感が合致したのかな?
―――――
――USA・異能管理機関カリフォルニア支部基地――
ドゴォオオオオオンッ
凪「最近なんか、こういうのに馴れてきた感じがあって、すごくやだ」
勝正「凪兄さん、こういうのは場数だ」
政仁「なーなー、ベル、お前ってさー、売ったら高くつく?」
アベル「な、何を言ってるんだ、キミは…?」
広大な土地にどんと大きく構えているカリフォルニア基地に真正面から乗り込む、5人組。
どんな防壁も破られ、どんな人数を送っても休めの姿勢で身動きが取れなくなり、空から攻めようとも自在に駆けるバカが落とす。
長距離砲撃を試みようとも、たった1人が盾になってどんな砲弾であっても吹き飛ばされることがない。
ハワード「無駄話はするな」
ハワード「この施設を全て破壊すれば、それで事足りる」
凪「はーい」
勝正「とは言っても、片っ端からではタイムロスが大きすぎるな」
政仁「なー、ベルー」
アベル「ベルではない、アベルだ」
凪「人数いるし、二手に分かれた方がいいんじゃない?」
勝正「それも手だな。どうする、ハワード?」
ハワード「【安価下2】」
1 2つに分ける
※どんな風に分かれるか併記してね
ハワードと凪と勝正 バカとアベル とか分かるようにしてくれればおkよ
2 その必要はない。このまま俺の歩む道を作れ。後には何も残すな
ハワード「その必要はない。このまま俺の歩む道を作れ。後には何も残すな」ザッ
ハワードが言い切り、歩き出す。
凪(ハワードかっけー…)
勝正(相変わらずだな…)
政仁「なーあー、ベルっちー」
アベル「うるさいなキミは」
<砲撃用ォオオオオオオオオ――――――――意!!
ジャキ ジャキ ジャキィッ
ハワードの歩みを止めるかのような、気合いの入った声がする。
5人を取り囲むように無数の銃口、砲口が向けられた。それでもハワードの歩みは止まらず、部下達が周囲を見る。
<ファイア――――――――――――――ッ!!
一斉に火を吹き、無数の弾丸、砲弾、粒子弾がハワード達に降りそそぐ。
ハワード「生温いッ!!」バチィッ
ハワードが怒鳴ると、電子化されている近代兵器が、一斉にショートして爆発をした。
取り囲んでいた陣形そのものが大爆発を起こしていき、夜の闇に炎が立ち上る。
勝正「バーニッシュ・インクリース!」
ドスを抜いた勝正が、その刃を星のチカラで延伸して盛大に薙ぎ払った。
榴弾が空中で真っ二つになって弾け飛び、それに巻き込まれた弾丸が試算する。
星のチカラをスパークさせた粒子弾はその爆発さえも食い破りながら迫ったが、アベルが地面に手を突く。
アベル「ピラー」
ズドドドォォッ
無数のピラーが地面から突き出されて粒子弾を防ぎ、激しい爆風だけが結局ハワード達に襲いかかった。
激しい爆風に羽織っているコートの裾をなびかせながら、ハワードは悠々と歩き続ける。
遮る壁は打ち壊され、どんな攻撃もハワードには到達しない。
ただただハワードは足を進め、3時間かけたたった5人の行進の後には、壊滅をしたカリフォルニア支部だけが残された。
NOUKIN成分とか言いながら、何かすまん…!
BUKAが有能すぎてBOSSが活躍をしない描写になるとは考えてなかったんだ…こうなっちゃったんだ
さて、こまちゃん視点に戻すよ
―――――
独楽「その考えは、改めてもらいます。考え直してください。考え直すまで、つきまとって、颯さんの邪魔をします」
颯「俺の邪魔をするなら…殺すぞ」ギロッ
リク「それはムリだよ? こまちゃんに手を出したら、許さないもん」
独楽「リク、この人の殺すぞは…本当にそうしないから、大丈夫だよ」
リク「そうなの? ……ハワードのぶっ飛ばすみたいなのかな…?」ボソ
独楽「とにかく、颯さん。機関本部を皆殺しなんて、させませんよ」
颯「止められるものなら、止めてみろ…」
独楽「【安価下2】」
1 むっ…言うことを聞いてくれないなら、ちょっと氷漬けにでもなって頭を冷やしてもらうことになりますけど
2 じゃあ止めます。ここを通しません
3 どうして皆殺しだなんて極端なことになるんですか! そんなことして、天国の弟さんが喜ぶと思うんですか!?
4 その他、自由台詞なんだよ
独楽「じゃあ、こうしましょう。死刑」
颯「何…?」
独楽「もしくは、それに準じた極刑…懲役刑とか?」
独楽「颯さんがただ殺すのでは、それは私怨による殺戮です」
独楽「そんなもので正されることはありません」
独楽「法で裁くんです。一個人の感情によって裁くなんてことは、現代社会では許されることはありません」
独楽「さんざん、不正をしてきたんです。それらを全て洗い出して、何もかもを法に委ねて、裁いてもらいます」
独楽「だから、颯さん。…皆殺しだなんてこと、やめてください」
颯「あの連中が法で裁かれると思っているのか? その法さえも犯し、何もかもを好き勝手にするような連中だぞ」
独楽「それをこれから、正すんです。わたしと、颯さんで」
独楽「全てを明るみに出しましょう。荷担していた多くの人間が裁かれることにはなるでしょうけど、そこに颯さんも含まれるかも知れない」
独楽「だけど! ダメなんです、個人的な感情による復讐なんてものを許したら!」
独楽「どこかでまた、理由も分からずに家族を奪われたと悲しい復讐に駆られてしまう人が、出るんです!」
独楽「颯さん…分かってください」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「……神瑠璃、お前は青臭すぎる」
4~9 颯「…本当にそんなことができると、思っているのか?」
颯「…本当にそんなことができると、思っているのか?」
独楽「できます」
独楽「どんな困難でも、最初の一歩はそうできると信じることです」
独楽「それさえクリアすれば…あとは、理想のためにただ突っ走るだけのはずです」
独楽「お掃除は徹底的に。ゴミはちゃんと分別して、ゴミ袋にポイですよ」
颯「…」
独楽「颯さん…」
颯「……お前は、青臭いな。独楽」フッ
独楽「あっ…はじめて颯さんが笑った」
颯「…本部の人間全てを、拘束する。だが、すでに命令を受けて動いている連中もいる」
颯「やることは、腐るほどあるぞ」
独楽「…はいっ」
リク「………………ねえ、ぼくの彼女だから呼び捨てにしないでよ」ムスッ
颯「…お前は、こういうのが好みなのか?」
独楽「こういうのって何ですか、こういうのって!」
【直下 コンマ判定】
1~3 ジェイルがやられたのを知って、機関が人質を取ってきたよ
4~6 颯はどうやら、生きてると知った弟が心配になってきたみたいだよ
7~9 さてどうしようか
颯「本部もバタバタしてはいるが、こういう事態だからこそ…普段は余剰な人員を寄せ集めて守りに入っている」
颯「レジーも向こうへいるはずだ」
独楽「レジーさんが…敵…」
颯「それに…真偽は分からないが、勇気――弟が、まだ生きているとジェイルが言っていた」
独楽「えっ…? 弟さん? どこにいるんですか?」
颯「…さあな」
独楽「本部をどうにか押さえられればいいんですけど…颯さんは手負いで、わたしじゃレジーさんみたいな人に手も足も出なさそう…」
独楽「でもリクはいるし」
リク「何でもするよ」ニコッ
独楽「そう言えば…前に言ってた、本部の司令部特権って…どんなタイミングで使うつもりだったんですか?」
颯「機関の上層部を一掃した後の指揮形態が一層された時、本部の司令部特権を発動する」
颯「そうすれば一時的にだが、機関の全ての命令権が俺とお前、槙島に委ねられることになる」
独楽「なるほど…。それで、新しい地盤を築ける、と…」
颯「すでに槙島に命令して左遷支部を回らせている」
独楽「えっ? わたしが放り出しちゃったやつ…」
颯「…槙島なら本部が懐にしまいこんでいる暗部とやり合っても単身で充分な戦果を期待できると踏んでの判断だ」
颯「暗部が反発を予想される左遷支部を武力で押さえつけ、むりやりに上層部に従わせようとするのは目に見えていた」
颯「槙島は片っ端から左遷支部を回って暗部を潰し、上層部が消失した後の無用な混乱を避けるための根回しをしている」
颯「どうせお前が行ったところで、暗部には手も足も出ない。無駄足を踏まずに良かったな」
独楽「言い方をちょっとソフトにしませんか? これでもわたしだって、色々とやってるんですから!」
颯「本部に乗り込み、上層部を拘束。その上で命令系統を俺達で握る。それで、この騒動は終わりだ」
独楽「まとめると楽ですね。でも、黒いECはどうするんですか? あれが1つでも、撒かれたりしたら…」
独楽「一応、こっちでそれに対処はしているんですけど、多少の時間はどうしてもかかっちゃうでしょうし」
颯「…………予定では。俺が最後に全ての黒いECを取り込んで、そのまま自爆するはずだった」
独楽「うわあ…何それ、おかしいですよ、その思考」
颯「黒いECの処理法は見つかっていない。どこかへ隔離し、厳重に保管をする必要がある」
颯「だがそれは…今すぐ考えるべきことではない」
独楽「それもそう…ですね」
独楽「じゃあ、1つずつやっつけていきましょう」
【安価下1】
1 とりあえず、颯の弟を救出しとこう。機関は卑怯だし、人質にされちゃたまらないよね
2 本部をガッチガチに氷漬けにでもして一時的に物理的な麻痺状態にさせておいて、ちょっと颯の快復をはかろう
3 その他、どうするよ?
独楽「もしもし、槙島さんですか?」
独楽「左遷支部を回ってるんですよね? どんな状況になってます?」
【直下 コンマ判定】
1~3 槙島「言葉が、通じない…! 丁度良かった、通訳をしてくれ」
4~6 槙島「暗部が手強いのだ。まだ2つしか回れていない」
7~9 槙島「左遷支部としてリストアップされている内の5割…といったところだ」
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 槙島『喜べ、神瑠璃! アニメは国境を容易く飛び越えていくぞ!』独楽「はい?」
奇数 槙島『暗部が手強すぎる…。まだ、1つしか回れていない。何なのだ、連中は…』
※0は偶数扱いだよ
槙島『喜べ、神瑠璃! アニメは国境を容易く飛び越えていくぞ!』
独楽「はい?」
槙島『すでに左遷支部と呼ばれる内の8割は制した。残りは少ない』
独楽「それとアニメが、どう関係…」
槙島『同好の徒が俺のカリスマに惹かれ、次々と協力をしてくれるのだ』
槙島『アニメは世界を救うと言っても過言ではない! この機会に機関を舞台にしたアニメを作り、俺が主人公になってはどうだ!?』
槙島『売れると思うか、神瑠璃!』
独楽「…………アニメのメイン視聴者層と槙島さんはちょっとズレがありそうなんで、ビミョーですね」
槙島『何、だと…!?』
独楽「でも、8割なんてすごいです。槙島さん、すごいんですね」
槙島『当然だ』
独楽「【安価下1】」
1 その調子でがんばってください!
2 …………東京支部の宇和司令に、残念でしたねって言っておいてもらっていいですか?
3 その他、自由台詞
独楽「その調子でがんばってください!」
槙島『任せておけ! ははははっ!』
プチッ
独楽「……………暑苦しいだけの人じゃなかったんだなあ……」シミジミ
リク「ぐんちゃんは好きだよ、おもしろいから」
独楽「そして槙島さんまでリクのお知り合い…。世界って狭い…」
【安価下1】
1 じゃあ、颯の弟を救出しとこう。機関は卑怯だし、人質にされちゃたまらないよね
2 本部をガッチガチに氷漬けにでもして一時的に物理的な麻痺状態にさせておいて、ちょっと颯の快復をはかろう
3 その他、何かあるん?
独楽「颯さんは、ちょっと休んでてくださいね」
颯「何をするつもりだ…?」
独楽「本部を物理的に、足止めします」
独楽「リクの氷の異能でガチガチに内部を凍らせちゃえば機械は使えなくなるし、人や物の出入りもできなくなるはずです」
独楽「そうやって足止めをしておいて、槙島さんが左遷支部の全てに話をつける時間を稼いで、黒いECも回収」
独楽「同時に颯さんの体力回復を待って、改めて、本部にメスを入れましょう」
颯「そんな作戦で、うまくいくはず――」
独楽「作戦は穴だらけかも知れないですけど、その場その場で対処しますから」
独楽「一緒に、お掃除しましょう。…約束です。だから、颯さんは…休んでてください」
颯「…」
独楽「リク、行こう」
リク「うん」
【直下 コンマ判定】(信頼+1)
1~6 正義のカップル、本部へ行くの巻き
7~9 颯さんに呼び止められたよ
――異能管理機関本部基地――
独楽「じゃあ行こっか」
リク「うん」
独楽「…氷漬けにしても、人ってあんまり死なない…?」
リク「調節すれば大丈夫だよ」
独楽「さすがリク」
リク「えへへ~」
独楽「それじゃあ、お偉いさんがたくさんいるところまで侵入して、カチコチにして撤退しよう」
リク「おー!」
【直下 コンマ判定】
1~3 レジーが出てきたよ
4~6 わらわらとグラスパーが出てきたよ
7~9 チートな彼氏にかかれば雑兵なんてなんぼのもんじゃい
タタタッ
独楽「リク、あそこの機械!」
リク「えいっ!」
ガキィィインッ
ズドンッ
バチッ
ドゴォォォンッ
独楽「前からグラスパー2人! 氷!」
リク「うん!」
シュバッ
ガキィィィンッ
独楽「あと、そこの降りてる隔壁も開かないように固めちゃって。あの奥が武器庫だから」
リク「はーい」
ガキィィィンッ
独楽「よし、大体こんなとこ…。エレベーターは氷で埋め尽くしたから動きようがないし…」
独楽「でも…この基地の見取り図、なーんかおかしい。――あっ、そうだ、この変なスペース…」
独楽「ここ、絶対に秘密の非常階段とかだ。これも塞いでおかないと」
【直下 コンマ判定】(頭脳明晰+2)(チートな彼氏+2)
1~3 せいぜい1日が限度なくらい本部を凍結したよ
4~6 まあ、2、3日くらいなら本部も動けないでしょう
7~9 ちょっとやりすぎた感はあるけど、最低でも1週間は本部がさっぱり機能しなくなったね
独楽「まあでも、本部はたんまりグラスパーいるし…異変を察知すれば誰か来るだろうし…」
独楽「これで動きを止められるのは2、3日ってところかな」
リク「こまちゃん、ゆっくりできる?」
独楽「うーん…できなくはないけど、やることはたくさんありそうだしなあ」
リク「そうなの…?」シュン
独楽「でも、機関の掃除が終われば――あいや、その方が案外、忙しくなったりして…」
リク「えー…?」
【安価下1】
1 颯の快復期間という名の、束の間の日常へ突入しますか
2 やることたくさんあるもん! 休めないもん!
独楽「ごめんね、リク」
独楽「でも、正義の味方に休みはないでしょ?」
リク「……うんっ」
独楽「さて、と…」
【安価下1】
1 颯の弟がどこにいるか見つけ出して、保護しますか
2 壊れたロンドンと颯を、彼を呼んで直してもらおうかな。丁度、機関が動けないし、グラスパーへの偏見を払拭するためにも
3 本部に従順な支部の動きを今度は止めないと。さて、どうしたものか
4 その他、何かある?
独楽「颯さんの弟さん――か」
独楽「本部にいたら颯さんが聞きつける可能性があるからまずいないとして…」
独楽「記録を見た限りだと、完全に死亡扱いだったんだよね…」
独楽「となると一体、どこに移送されちゃったんだろう…?」
【安価下1】
1 こまちゃんの優秀な情報収集能力を駆使するよ
2 颯に心当たりとか聞いてみよう
3 その他、何かある?
独楽「颯さん、弟さんがどこに移送されたかとか、心当たりあります?」
颯「どうして、それをお前が知る必要がある?」
独楽「むむっ…決まってるじゃないですか。動けない役立たずの颯さんに変わって、保護するためですよ」
颯「…いい。自分でやる」
独楽「だーめーでーすっ」
独楽「何かないんですか?」
颯「…」
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「…何もない」
4~6 颯「……お前が本部へ行っている間に、調べていた。勇気のいた病院から、北欧に巨大な荷物が送られていた」
7~9 颯「………勇気の病気は最先端医療が整っていないと治療ができない。ロンドンを除けば、それがある場所は限られる」
颯「…何もない」
独楽「…そう、ですか」
颯「……写真だ。顔くらいは分かった方がいい」ピラ
独楽「このコが、颯さんの弟さん…」ジィッ
リク「似てないね」
独楽「でもまんま、病弱で儚い男の子って感じ…それでいて、この笑顔…」
独楽「颯さんとの最大の違いはこの、健気そうな笑顔ですね。似つかないはずだ…」
リク「ねー」
颯「…」ピクピク
独楽「怒ると傷口痛むんじゃないですか? 怒らない方がいいですよ、健康のためにも!」
独楽「さてさて、役立たずのお兄さんにかわって、居場所を特定して見つけに行きますか」
カタカタ…
独楽「分かるといいんだけど…」
【直下 コンマ判定】
1~3 独楽「役立たずとか言ってごめんなさい…。調べがつきませんでした…」
4~6 独楽「ふむふむー? …イギリス国内にはいそうだけど、特定が難しいなあ…」
7~9 独楽「よーし、把握!」
カタカタ…
独楽「ふむふむー? …イギリス国内にはいそうだけど、特定が難しいなあ…」
リク「こまちゃん何でもわかるの?」
独楽「こういうのはテクニックだよ、リク」
独楽「さてさて、イギリスって言っても広いしなあ…」
【安価下1】
1 もうちょっと絞り込めないかなあ…? 時間かかりそうだけど
2 でも仕方ない。片っ端から、捜しまわるぜ
3 その他、妙案求む
あ、言っとくと外れたコンマ判定の結果は、なかったことになるからメタ的に攻めても意味なさげだからね?
―――――
独楽「難病を抱えた患者を受け入れられるだけの医療設備を備えた病院――」
独楽「この条件で、絞り込んでいけば…!」
【直下 コンマ判定】
1~3 独楽「あれれ…? 宛てが外れた…? 全然、それっぽいのが出てこない」
4~6 独楽「イギリスって、意外と医療技術はどこも最先端なのね…」
7~9 独楽「ヒット! イエス!」
独楽「あれれ…? 宛てが外れた…? 全然、それっぽいのが出てこない」
カタカタ…
独楽「それとも機関の情報隠蔽…?」
独楽「あああああっ、もう、ダメだな、こんな調子じゃあ…」
独楽「やっぱり、この絞り込んだ中から攻めるしかないか…」
【安価下1】
1 片っ端から車で向かうぜ! ドライバーは、チートな彼氏なんだぜ!
2 リクと二手に分かれて探しまくるぜ!
3 せこい機関だし、案外、地理的に1番遠いところにでも移送したんじゃね? 遠くからロンドンに向けて捜索範囲を狭めてくぜ
4 その他、いい案ないかのう?
【直下 コンマ判定】
1~5 見つけた! でもって、レジーさんがどーしているのかなぁ…?
6~9 見つけた! けど、機関がぞろぞろと…まあ…。颯に教えたのも実はこうやって誘き出して仕留めるためだったな?
――イギリス・田舎の病院――
レジー「新人かよ、来たのは…」
独楽「レジーさんが、どうしてこんな僻地にいらっしゃるんですか…?」
レジー「ああ? ここにいりゃあ、颯をぶっ殺せるって聞いてたんだよ」
レジー「しゃあねえから、お前のこと殺って、颯を呼び寄せてやっか?」
独楽「…レジーさんは正直、さっぱり善人属性備えてないじゃないですか」
独楽「どうして機関に入ったんですか?」
レジー「堂々と人を殺せるからに決まってんだろ」
【直下 コンマ判定】
ちなみに、チートな彼氏って…
1~4 いないお
5~9 ちゃんといるぜ
リク「こまちゃん、この人は…悪い人?」
独楽「まあ…善人じゃあないんだけど」
レジー「んだよ、そののほほんとした面の男」
レジー「もしかしてお前の男か? ハハッ、お似合いじゃねえか」
レジー「いかにも平和ボケしたみたいなツラぶら下げててよ、ぶっ殺したくなるんだよなあ」
リク「…こまちゃんには、手出しさせないよ?」
レジー「こまちゃんか、いいじゃんか。こーまちゃん、俺と一緒にあーそびーましょ~ってか?」
【安価下1】
1 この場はリクに任せて先に弟さん確保しちゃおうか
2 なんかもうほんと、レジーさんって腹立たしいよね。正義の鉄槌を食らわせようか、正義のカップルとして
3 無謀だって? それでもやらなきゃいけない時はある。ここはこまちゃんだけでレジーをおさえて、リクに弟さんのお迎え行ってもらうよ
独楽「リクは、このコお願い」ピラッ
リク「こまちゃん、大丈夫…?」
独楽「同じ課の人間として、この人は止めなきゃ」
レジー「はあ? やれると思ってんのか?」
独楽「やれるやれないが問題じゃない。レジーさん、あなたみたいな人こそ、正さないといけないから」
レジー「いいぜ、遊んでやるよ」
レジー「ぶっ殺されても知らねえけどなァ!」
独楽「リク、お願い、行って!」
リク「っ…うん。こまちゃん、気をつけてね!」ダッ
【直下 コンマ判定】(実力差-2)
1~3 手が出ねえ!
4~6 レジーさん強すぎィ
7~9 がんばれこまちゃん!
―――――
申し訳ない、今夜はここまでです
どうもありがとうございました
――オマケ・BOSS~部下6号~――
凪「勝正、アベルってさ、何?」
勝正「6号…だな。某市の一件以来、ちょくちょくハワードのところへ顔を出してはいただろう」
凪「それは知ってるけど、て言うか、部下だったの? いつもいないのに」
勝正「普段はサルサ屋をしているらしい。何だかハワードに恩を感じているとかで、何かあれば手を貸すと言い寄ったらしいんだ」
勝正「そこをハワードが、いつものあれだ。俺もアベルに聞いて知ったことだ。ハワードだから面倒臭がって言わなかったんだろう」
凪「でも、1号は俺だし、フツーは俺のとこにさあ?」
勝正「凪兄さん、そこは兄貴分として凪兄さんの方から歩み寄るべきだと思うぞ」
凪「…………わ、分かった。行ってくる」スッ
勝正「ファイトだ、凪兄さん」グッ
凪「お、おい、アベル」
アベル「…何かな?」
凪「…………お、俺が1号だから、俺がハワードの部下じゃ、1番偉いんだからな?」
アベル「…………分かった。自己紹介をしよう。俺はアベル・リンカーン。メキシコの麻薬カルテルのドンを親に持つが勘当を言い渡されていて今は一切の関係を断っている。唯一の家族として妹のナスターシャを大切にしてきたが全てはあの朝霧冬也が悪者だ。あいつがナスターシャをそそのかしてメキシコから連れ出したかと思ったら、ナスターシャは朝霧冬也に騙されて心酔してずっと日本にいついてしまった。それをどうにかして説得して故国へ連れ帰ろうとしたのに某市でのあの一件で巻き込まれてしまった。朝霧冬也に次に会ったら必ず金剛の異能とガイアを複合した拳をぶち込んで顔の原型が消えるほどに殴りつけないと気が済まないでいる。しかしハワードには――いいや、凪さんと勝正さんにも、ナスターシャを卑劣なギルバート・ロックフェラーから救ってもらった恩がある。そこで俺はハワードにこの恩を返すためにも、部下として誘われたからそれに応じた。凪さんがここでハワードの次に偉いとは知らなかった。無礼を許してほしい。ところで俺はこの国に妹萌えという言葉があるのだと知ったのだがこれについての詳細な情報がよく分かっていない。凪さんは何かご存知だろうか? 聞いた話によると妹萌えというのは自らの妹をそれはそれは大切に、宝物のように熱かった上でぶひぶひするのだと聞いたのだが、肝心なのはこのぶひぶひというもので、調べたところによるとぶひぶひというのは豚の鳴き声のようらしい。豚の鳴き声と宝物がどう結びつくのかがつくづく分からない。それに日本語で言うところの萌えという言葉は元々、草木の芽が出るような状態を言うらしい。妹の草木の芽が出るとは一体どういうことなのか調べれば調べるほどに分からなくなってしまっているんだ。しかし直感的にこの妹萌えという言葉が俺の精神に電撃を走らせていて、これは啓示に違いないのだと信じている。その啓示の意味が分からない。そこで今回はハワードに妹萌えとは何なのかと尋ねにきていたのだがハワードもよく分からないということだったんだ。やはり元々がこの国の人間ではないからなのだろうか? 生まれた国が違うと理解のできないような感覚なのだろうか、妹萌えというものは。凪さん、どうか俺に妹萌えというものを教えてはくれないか」
凪「…………………知るかよ、バカ!」
アベル「そんな…」
凪「だ、大体、妹萌えって誰か言ってたけど変態の言葉だろ! 俺そんなの全然知らねーし、興味もねーし!」
アベル「HENTAI? 日本の、HENTAIの言葉だと!? 嘘だ、嘘だと言ってくれ、凪さん!」ガシッ
凪「ダイヤモンドになってるから、掴んでる手、ダイヤになってて食い込んで痛いから! 放せよ、もう!」
アベル「俺はナスターシャに、ナスターシャにHENTAIな感情を抱いたというのか!? まさか、ありえない! 違うんだろう!?」
凪「だから、知らないってば、もう! 何なんだよ、お前!」
アベル「くっ…日本とは、何て恐ろしい国なんだ…」
凪「やっと放した…。よく分かんなかったけどさ」
アベル「何だ…?」
凪「俺も朝霧冬也、実は嫌い…」ボソ
アベル「!」ガバッ
凪「なっ…何だよ、急に今度は抱きついてきて…! 放せよー!」
アベル「一体凪さんは、あいつに何をされたんだ!? 語り合おう、俺と!」
凪「な、何って、えっと…だって、あの人に関わるといつもロクな目に遭わないし?」
凪「大体、某市のあの一件だってあの人がいたからさ? あんな怖い目に遭ったりしたわけで――いや、怖いってそういう意味じゃなくて」
凪「あの…面倒臭いって意味で! ビビってるとかじゃないから、勘違いすんなよ!」
アベル「分かる…よく分かるぞ、凪さん! 凪さん、いや、凪兄さん! 日本では親しい目上の人を、兄さんと呼ぶ文化があるそうだな!」
アベル「今から俺に、凪さんを、凪兄さんと呼ばせてくれ!」
凪「はああああっ!? 勝正だけでいっぱいいっぱいなのにヤダってば!」
アベル「凪兄さん!」
勝正「凪兄さん、つれないな」スッ
凪「ややこしくなるから出てくんなよ、勝正! ああああああもうっ! からかってるんだろ、絶対そうだろ、俺ヤダから!」
凪「絶対にからかってるもん! 特に勝正は面白がってるもん! アベル意味不明だからヤダし! 兄さんとか、ぜぇーったい、ヤダからぁ!」
こうして新たな弟分をゲットしてしまった凪でしたとさ。
レジー「神瑠璃ィ、お前こーいうの全っ然、向いてねえよなあ!?」
ブワァァアアアッ
レジーが笑いながら異能を発動した。
周囲一体にどこからともなく大量の水が現れ、独楽を取り囲んで襲いかかる。
独楽「割と何でもできる方なんですけど…ね!」
水に飲まれる前に独楽は激しく足を振った。
蹴りつけたのはただの空気。しかし、空気のボールとなって襲いかかった水に飲み込まれる。
脱いだ上着を空気のボールに被せてわざと独楽は水に飛び込み、空気の浮力を使って水に取り込まれる前に顔を出した。
レジー「せせこましいことしちゃって、健気だなあ?」
独楽「うわっとぉ!?」
水面から顔を出した独楽に、レジーの蹴りが炸裂する。
バーニッシュをかけたナイフで受け止めようとしたが、レジーのブーツにもバーニッシュがかけられていた。
ただでさえ水の上で踏ん張ることも敵わず、あっさりと独楽は吹き飛ばされてしまう。
レジー「おらおら、どうした、神瑠璃ィ!?」
レジー「全然、お前の相手じゃあつまんねーぞ、こらァ!」
独楽「これはヤバいなあ…やっぱ1人は無茶だったなあ」
【安価下2】
1 とりあえず接近戦にどうにか持ち込もう
2 距離を保ったままやってみるか
3 その他、どうするよ?
独楽「こうなったら、古より伝わりし、古典的伝統戦術…!」
レジー「何すんだ? 言ってみろよ」
独楽「逃亡」ダッ
レジー「んじゃあ、病院ごと大津波に沈んでもらうか」
独楽「卑怯な…!」ピタッ
レジー「ほら逃げろよ、逃げちまえよ」ニタニタ
【安価下2】
1 せめて、リクが来るまで時間稼ぎだ。深追いせずに、長引かせる!
2 接近戦に持ち込むぜよ
3 距離を保って戦うぜよ
4 それでも逃げる
5 その他、自由
独楽「レジーさんって、戦闘狂の類ですよね。よく機関入れましたね」
レジー「コネに決まってんだろ?」
独楽「うわあ…聞きたくなかった。てことは、レジーさんをコネで引き入れられる人がいるってことじゃないですか」
レジー「あれこれ命令してうざかったから、とっくにぶっ殺したけどなあ!」
水が鞭のようにしなり、独楽に襲いかかってきた。
バーニッシュをかけたナイフで受け止め、斬り飛ばすが激しい水圧が爆発して逆に独楽を吹き飛ばす。
独楽(さすがに特務課にいるだけあって、強すぎるなあ――)
レジー「ほらほら、折角の美人が台無しだぜェ!?」
独楽「だったら手加減とかしてください、よ…!」
ピースメーカーでさらに襲いくる水の鞭を狙撃する。
レジー「骨董品使ってんじゃねえよ、それ6発しか撃てねえんだろォ!?」
独楽「この人ヤダ、まじもんのバトルフリークじゃん…!」
再装填をする暇など当然のように与えてくれるはずがなく、水の鞭は数を増して襲いかかる。
割れたアスファルトを蹴り飛ばして水の鞭を弾き飛ばしても、際限なくわき出してきてしまう。
独楽(このままじゃ、リクが来る前にやられちゃう…!)
【直下 コンマ判定】
1~3 レジー「飽きたな。もう終わりでいいか」
4~6 レジー「ほらほら、もっとめちゃくちゃになっちまえ!」
7~9 正義の味方は行動が早いぜ
レジー「ほらほら、もっとめちゃくちゃになっちまえ!」
レジー「次は水爆弾、100連発だぜ!?」
フワァッ
独楽「それ、わざとですか?」キラン
レジー「俺もフットボールはそこそこ好きなんだぜ?」
成人の頭ほどの大きさをした、無数の水の塊が独楽を取り囲んだ。
まるで、蹴ってくれと言わんばかりのサイズ感に独楽は目を光らせる。
レジー「面白がらせてくれよ、神瑠璃ィ!」
独楽「望むところ――!」
【直下 コンマ判定】
1~3 独楽「98、99、100!」レジー「やっぱ1000にするぜ」独楽「嘘ぉ!?」
4~6 独楽「最後の、1球!」レジー「おっと」
7~9 独楽「おらおらおらおらおらぁ!」レジー「っぶねえな、俺に蹴り返すことぁ、ねえだろうが!」
独楽「98、99、100!」
100発の水の塊を全て蹴り返し、独楽が得意気に笑う。
だが、彼女の周囲に振りまかれた水が再び球形になって持ち上がり、鋭利な棘の形状を取った。
レジー「やっぱ1000にするぜ」
独楽「嘘ぉ!?」
レジー「1発ずつじゃ時間かかっちまうから、今度は同時だ」
独楽「それは卑怯すぎるって…!」
シュババババッ
水の棘が同時に独楽へ襲いかかり、全身を激しく撃ち抜く。
1つずつのサイズは大したものではないが、文字通りに全身へ余すことなく突き刺さり、水飛沫が血飛沫に変じた。
レジー「はっはっはっ、ザコっちいんだよ、神瑠璃ィ」
独楽「っ…性格、悪い…なあ…」ググッ
独楽(まだ、表面的な傷だけで済んでる…。完全に遊ばれちゃってる…)
独楽(それでも、ちょっとこれは…痛すぎるなあ…)
レジー「ここら辺で、もう楽になっちまえ」
【直下 コンマ判定】
1~4 こまちゃん1人じゃムリだったんや
5~9 正義の味方はピンチになると現れる
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 絶体絶命かと思われた時、謎のぷるぷる物体に守られた!
奇数 リクが到着するもレジーが強すぎて強すぎて
※0は偶数扱いなんだよ
レジー「水圧カッターってよ、けっこう何だってぶった切れるんだぜェ!?」
独楽「そんなこともできんの!?」
レジーが超圧縮した水を、一点に集中して解き放った。
地面に線を引きながら独楽を真っ二つにしようと、水の凶刃が迫る。
独楽「これは、ヤバいって――!」
横っ飛びになりながら独楽が水圧カッターを回避する。
だが、そこで影が差して巨大な水の塊が頭上に浮遊していることに気づいた。
独楽「えっ?」
レジー「仕留める時は二重にも三重にも、罠を巡らせとくもんなんだよ」
頭上の水の塊から、鋭い無数の棘が繰り出されて独楽が目を瞑る。
だが、身構えた衝撃は何とも奇妙な、少しひやりとして重量を感じさせながら、不思議な心地よさを感じさせるものだった。
水の棘はスライムにぶつかると中に取り込まれ、重量と体積を増すだけで一切のダメージを遮断していた。
颯「レジー・バルドッグ――俺の大切な部下に、何をしている?」ザッ
独楽「颯さん…!? 何でここに…静養しててって言ったじゃないですか!」
レジー「颯、俺だっててめえの部下じゃねえのか?」
颯「お前のような下衆は、ただの部下だ」
レジー「言ってくれんじゃねえか…。したら、さっさと、殺し合おうぜェ!」
【直下 コンマ判定】(負傷-2)
1~3 レジーが優勢
4~6 互角みたい
7~9 颯さんさすがやで
颯「そうだな、今日こそは殺しておいてやる――」
独楽を相手にしていた時よりも強烈で、規模の違う水の攻撃が颯に襲いかかる。
水の鞭はアスファルトだろうが問答無用で抉り取り、水の棘は猛スピードでどんなものでも穿ちにかかる。
レジー「んだよ、颯、ジェイルに食らった傷がまだ痛んでんのかァ!?」
颯は磨き抜かれた身のこなしで次々と攻撃を回避するが、早くも脂汗を顔に浮かべていた。
水圧カッターが颯の四方から襲いかかり、それをブロック状のスライムで受け止め、颯はレジーに駆け寄る。
レジー「スライムばっかで、ぬるい風は使わねえのか!?」
レジー「そりゃそうだよなあ、てめえの傷の治癒で手放せねえからな! 自慢のブリューナクも、負担がデカクてどうせ使えねえんだろ!?」
颯「黙れ、耳障りだ――!」
一気にレジーへ詰め寄り、颯が拳を握った。
だが、振られた拳はレジーに受け止められ、スライムで埋められている傷口に大量の水が潜り込んで傷口を抉って広げる。
颯「ッ――!」
レジー「お前のそのすかしたツラ、前からずっと気に食わなかったんだよォ!」
【安価下2】
1 颯を声だけで応援するよ
2 こうなったら颯を支援して攻撃するぜ
3 前線に立つから、怪我人は下がってサポートしてて!
独楽「颯さん、どいてて!」
独楽がバーニッシュをかけた弾丸を放ち、レジーを颯から放した。
颯のスライムを拝借してスライムのボールをレジーへ向かって蹴り飛ばす。
レジー「チィッ…!」
独楽「颯さん、わたしはレジーさんの攻撃を防ぐのがとても難しいです」
独楽「でもって颯さんはレジーさんとその状態で組みついたら、その調子で余計にケガを重傷化させます」
独楽「だから、わたしのサポートをお願いします。とりあえず突っ込みまくりますから、レジーさんの異能を食い止めてください」
レジー「いいぜいいぜぇ、2人がかりで来いよ。手負いの颯なんかとやっても、つまんねえからな」
颯「独楽、お前なんかがレジーに――」
独楽「怪我人の颯さんより、マシです!」
颯「…いいだろう、やれ」
独楽「じゃあ、サポートよろしくです!」ダッ
【直下 コンマ判定】
1~3 レジーさんよりよるわ
4~6 いけいけどんどん
7~9 よっしゃあ、断然有利になったぜぃ!
レジー「さくっとぶち殺してやっから、さっさとかかって来い!」
独楽「どんな環境で育ったら、あんなに性根がひねくれるのか――」
レジーに向かい、ナイフを構えながら独楽が走り出す。
行く手を阻む水の鞭をスライムが受け止め、放たれた水の棘を回避する。
レジー「こういうのはどうするよ、神瑠璃ィ!」
颯「独楽、左だ!」
レジーが大質量の水を束ねて、竜のような形状にして放った。
大口を開けて凄まじい勢いで水竜が突進してくるが、颯の指示に従って左方向へ踏み出す。
瞬間、背中から生暖かくも猛烈な風が吹いて独楽は上空に押し上げられた。同時に強烈な風とぶつかり、水竜が潰れて飛散する。
空中に現れたスライムを足場にして独楽がさらに駆け、レジーへとナイフを繰り出した。
レジー「ちょっとはやれるみたいだがなァ、――全然甘っちょろいんだよ!」
ガイアを発動したレジーの拳で、バーニッシュのかかったナイフが叩き折られた。
さらに独楽の腹部を蹴りが穿ち抜こうとしたが、それはスライムが受け止めて衝撃を吸収する。
独楽(接近戦でも、こんなに手が出ないなんて…!)
【直下 コンマ判定】
1~3 レジー強すぎ&コンマ神に愛されすぎ
4~6 颯さんのサポートがあるんだぜ!
7~9 ようやく登場、正義の味方
これ以上、0で何すりゃええねん…!
【0】
【直下 コンマ判定 】
偶数 絶体絶命! と思ったらレジーがトドメを刺すタイミングでぴたりと止まっちまったよ! 一体何が!?
奇数 レジーさんがまさかの異能2つ持ち(白目)
※0は偶数扱いなんだよ
わーお…
こまちゃんがこうも突き放されるなんて…
【安価下2】
レジーの2つ目の異能とは一体!?
異能強度弱体化は、NGなんすよ、申し訳ない
で、ずらしてノロノロビーム…って言いたいんですけど、前に次郎さんという似たようなのがいたから…
すまぬすまぬ、ほんと申し訳ない。さらにずらします!
―――――
レジー「神瑠璃ィ、颯って2つも異能持っててずるいとか思ったことなかったか?」
素早くレジーが独楽の手首を掴み、背負い投げをした。
背中からアスファルトへぶつかりかけたが、スライムがにゅっとその体を受け止める。
独楽「激レアですよね、2つ持ちって――!」
受け身を取った姿勢からレジーに蹴り込むが、それをさっと回避される。
瞬間、それまで青かった空に黒い雲が広がった。
レジー「あいつが2つ持ちで機関最強って言われてんなら、俺だって最強だよなァ!?」
ゴロゴロゴロ…
ピシャァアンッ
独楽「うわ、すごいずるい…!」
雷が落ち、スライムがそれを遮る。
しかし、雷によってスライムが一瞬で形をとどめきれず、塵のように消え去った。
レジー「2人がかりなんだからよ、俺だって2つ異能使ったっていいよなあ?」
颯「あんなのを隠し持ってたのか…」
独楽「これ、すごくヤバいんじゃ…」
【直下 コンマ判定】
1~3 レジー無双
4~6 颯さんがケガをおしてがんばるよ!
7~9 いいから来いって、正義の味方引っ張りすぎだろ、な?
レジー「おらおら、ご自慢のスライム様でどうにかしてみろよ、玩具野郎が!」
暴風に大粒の激しい雨が混じり、一瞬で凄まじい悪天候に変わる。
雨に雹が混じり、雷がそこかしこに落ちまくり、火の手が上がって燃え盛る。
独楽「ヤバいヤバいヤバい、颯さん、この人、こんなにヤバかったの!?」
颯「だが、これほどのことを起こせる異能を使わなかったことを考えれば、何かしらの弱点はある」
独楽「弱点!? それって一体!?」
颯「知るか」
レジー「あるはずねえだろ、んなもんが! 見つけたECを飲み込んだだけなんだからよォ!」
独楽「それできるの、ごく限られた一部の超強グラスパーだけだから!」
レジー「だから俺が最強なんだよォ!」
降りそそぐ雨。その一雫ごとが凶弾となって辺り一面を穿ち始める。
颯のスライムがそれを防ごうとすると雷が落ちてガードを崩し、ただただ増えていく雨の水が、そのまま水の異能を強化する。
レジー「ハーッハッハッ!」
レジー「呆気ねえなあ、夏伐颯! てめえなんぞよか、俺の方がよっぽど強いもんなァ!?」
独楽「このままじゃ、ヤバすぎ――!」
レジー「まとめてとっとと、死んじまえ!」
ピシャアッ
雷が天から落ち、濡れた地面を駆け巡る。
スライムでも防げない不可避の攻撃に独楽が身構える。
ガキィィィンッ
レジー「ああ――?」
リク「氷は雷を通さないんだよ」
全ての水分が凝固、凍結され、地面に流れようとした雷を止めた。
極地を彷彿とさせる、氷の大地に様変わりし、独楽がそこに現れた青年に歓喜の声を上げる。
独楽「リクー!」
リク「こまちゃん、もう大丈夫だよ」
リク「でもあの人…すごい強そうだね」
レジー「いいぜ、まとめて相手にしてやるよ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 それでもレジーは強い
4~6 これでやっといい勝負とはね
7~9 やったれリク
レジー「てめえの氷と俺の水、どっちが強いか試してみようぜ!」
リク「異能強度が強い方の勝ちだね――」
降りそそぐ雨水を操り、レジーがリクへと鋭い礫を飛ばした。
途中で凍らせても運動エネルギーまでは消せないため、リクは氷の壁でそれを防ぐ。
レジー「足が留守だぞ、色男!」
リクの足元の氷が水に変じて、襲いかかる。
だが、その状態変化に独楽がいち早く気づいて、蹴り飛ばした。
水の塊がレジーに向かっていくが強い暴風が軌道を変えてしまう。
独楽「リク、どんどんやろう!」
リク「うん」
レジー「なーにいちゃついてんだよ、爆発しちまえ!」
颯「お前の頭が沸きすぎてるんだ、阿呆が」ザッ
レジー「ッ――!?」
リクと独楽に気を取られていたレジーが、ステルスで近づいていた颯に気づいた。
繰り出されたナイフの一撃がレジーの頬を掠めて血を飛ばす。舌打ちをしながら颯に雷を落とすが、コートで受け流される。
そこへ黒い雷雲のさらに上から、巨大な氷塊が落下を始めた。そこら中の水をかき集めて氷塊を受け止めるが、その前に氷塊が分裂する。
レジー「チィッ…!」
降りそそぐ無数の氷柱からレジーが逃れ、地面を転がった。
独楽が颯のスライムを蹴り飛ばし、猛スピードでレジーにぶつける。
左手がスライムに絡め取られたが、すかさず雷でスライムを焼き潰し、レジーは自らを中心に大津波を起こした。
レジー「つまんねえやり方だが、溺死しちまえ! クソどもがァ!」
【直下 コンマ判定】
1~4 レジーの方がリクより異能強度が上だった
5 レジーとリクの異能強度が完全に互角だった
6~9 リクの方がレジーより異能強度が上だった
リク「ふぅー…勝負ッ!」
リクが発生された大津波を凍結しにかかる。
表面からバリバリと凍結させて固めていくが、そのそばから水はさらに膨れ上がっていく。
レジー「おらおらおらァ!」
リク「っ…ぐぐっ…これ、ダメかも…!」
独楽「そんな!? リク、がんばってよ!」
リク「やっぱり、ダメ――!」
とうとう氷が決壊した。
大津波を押さえきれなくなり、氷さえも飲み込んだ鉄砲水が溢れ出す。
レジー「ハーッハッハッ! 俺が最強ってことで、間違いねえよなァ!?」
【直下 コンマ判定】
1~3 レジーが強すぎた
4~6 それでも機関最強の颯とチートなリクだもん!
7~9 やったれこまちゃん!
レジー「飲み込まれて、消えちまえよ!」
溢れ出した大津波が、何もかもを飲み込む。
だが、その全てを押さえきれなかったリクの氷の異能が襲いかかってくる一点だけに集中して完全に凍結させた。
そこを足場にし、ガイアを発動しながらリクが飛び出す。
颯「――異能に頼り切った、大味な技だな」
ズッパァァァッ
大津波が切り裂かれ、凄まじい水が方向性を失いながら飛び散った。
ブリューナクを発動した颯が切り裂いたことで生まれた道を駆け出す。
レジー「今さら何ができんだよ、重傷人の分際でェ!」
雷が颯めがけて落ちるが、リクの氷がそれを遮った。
リク「強度で負けたからって、全部負けじゃないもん」
レジー「ッ――!」
先にレジーへ辿り着いたリクが、氷の刃を振るった。
バーニッシュをかけたナイフでレジーが受け止めるが、氷の刃は触れたナイフを凍結させて叩き折る。
レジー「だったら完璧に負かしてやるよォ!」
リク「できないよ。――正義の心は誰にも負けないから」
凄まじい突風でレジーがリクを吹き飛ばす。
しかし、自分の足を氷で固めてそれを耐え凌ぎ、リクは吹き飛ばしたつもりでいるレジーに氷の刃を繰り出した。
レジー「何が正義だ、ふざけんじゃねえ!」
コートでリクの攻撃を受け流し、レジーが勝ち誇って笑みを浮かべる。
だが、その瞬間、颯のブリューナクがレジーの心臓を貫いた。
颯「言っておくが、こいつや独楽の言う言葉は――甘っちょろいだけのものじゃない」ズブブ
颯「お前みたいな小悪党には、何を聞かされても分からないだろうがな」
貫いた心臓からレジーの体を一気に切り裂き、颯がトドメを刺した。
血をぶちまけながらレジーが言葉もなく倒れて絶命する。凄まじいほどだった天気が元に戻っていく。
独楽「うわあ…やっつけちゃった…。強いなあ…2人とも…」
独楽(わたし…全然役立たずだったな。これ…けっこう危ういかも…)
独楽「ともあれ…強すぎた…。アドレナリン切れたら、ふらっとき…た――」ドサッ
リク「こまちゃん!?」
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ・インクリース533/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥と熱風の異能 機関改革協力者
リダ・オールデス:ビッチ
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人
宇和時久:東京支部司令 野心家
野老幸晴:回帰の異能
イザドラ:投擲の異能 機関職員
アラディン:通過の異能 機関職員
朝霧冬也:光蝶と掌握の異能 戦争回避協力者
萑部律:SASABE社長
夏伐勇気:颯の弟 病弱少年
――英国・某所・病院――
独楽「んぅ…ん?」パチッ
独楽「いっけない、ほっとして気絶しちゃってた…」
独楽「えっとここは…病院だね?」
ガチャ
リク「あ、こまちゃん! 起きた、もう大丈夫?」
独楽「リク…。あれから、どれくらい時間経った?」
リク「まだ、5、6時間くらい…? 傷の手当てしてもらったんだよ」
独楽「そっか…。颯さんは? あと、弟さん」
リク「颯は嫌がってたけど治療してもらったんだよ。勇気と同じ病室に今はいるの」
リク「こまちゃん、もう起きれる? 大丈夫?」
独楽「うん。まあ…痛いは痛いけど、大丈夫だよ」
【安価下2】
1 機関はこの場所を知ってるはずだから早めに移動しよう
2 ちょっとくらい、一晩くらい休憩してもいい…よね?
リク「喉かわいてない? 暑くない? 平気?」
独楽「うん。平気。ありがと、リク」
リク「うん」ニッコリ
独楽「せめて一晩…このスプリングがきいたベッドで休ませてもらおう…」
リク「こまちゃん、ずっと休んでなかったもんね」
独楽「休めるほどのんきには構えてられないんだけどね…」
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ・インクリース533/600
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
A リク
B 颯
C 勇気
3 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)
コンマ二桁分加算
バーニッシュ・インクリース 533/600
バーニッシュ・インクリース 556/600
独楽(これは安静にしていろという誰かのお達しなんだろうか…)
独楽「リクー、リクってさあ、どうやってそんなに強くなったの?」
リク「うーん…何となく?」
独楽「リクってすごいねー」
リク「うん。こまちゃんもすごいよ」
独楽「そっかー、ありがとう」
独楽(聞くだけムダだったなあ…)
【安価下2】
1 コミュ
A リク
B 颯
C 勇気
2 よし、もう寝て休もう
3 その他、自由
――翌朝!――
独楽「ん~…久しぶりにゆっくり眠れた」
リク「こまちゃん…もうちょっと、寝たい…」ギュッ
独楽「リク、離れてねー。病院でそんなことしてると、つまみ出されちゃうからね。そういうホテルじゃないからね」
リク「んん~…眠いよぉ…」
独楽「さて、と。一晩、颯さんと弟さんを水入らずにしてあげたことだし…」
【安価下2】
1 どこか安全なところに弟さんを移したいなあ
2 とりあえずロンドンへ戻ろう
3 その他、何かあるっけ?
――颯が運転する車の中――
独楽「颯さん、どこかいい場所とかないんですか?」
颯「…知らんが、まだそばには置いておけない」
リク「Zzz…」
勇気「…」
颯「…うーん」
勇気「お兄ちゃん、気持ち悪くなってきた…」
独楽「えっ、大丈夫? 窓開けようか。車酔い?」
勇気「うん…ごめんなさい」
颯「…停まるか?」
勇気「大丈夫…。窓開けて?」
ウィ----ン
独楽(心なし、勇気くんへの言葉だけ、ちょっと口調がやらかい気が…)
独楽(くぅ~…勇気くんさえいなければにやにやしまくって、颯さんをからかえるのになあ)
【安価下2】
1 いっそ、信頼の置ける誰かに預けるのも手かな
2 そうだ、左遷支部のどこかなら医療設備も整ってるだろうし、そこに匿ってもらおう
3 その他、どうしよっか?
訂正
× 颯「うーん…」
○ 独楽「うーん…」
―――――
独楽「顔も知らない誰かに勇気くんを匿ってもらうよりは、信頼の置ける誰かに預かってもらう方がよさげですよね」
颯「…俺はそんな知り合いはいない」
独楽「知ってます」
リク「こまちゃぁん…」ギュッ
勇気「っ!?」ビクッ
独楽「リク、こっちだよー。ねぼけて別の人に抱きつかないでね」
颯「心当たりはあるのか、独楽」
独楽「そうですね…」
【安価下2】
1 リダとか?
2 そういえばNINJAは今、何してるんや? 黒いEC回収が終わってるなら…
3 その他、誰かおる?
独楽「ちょっと、電話してみますね」
prrrrr…
独楽「あ、もしもし? お疲れさまです、神瑠璃ですけど」
忍川『神瑠璃殿、こちらNINJAでござる』
独楽「黒いECの回収はどうですか?」
【直下 コンマ判定】(6000万円上乗せ+4)
1~5 忍川『あと1つか2つでござるよ』
6~9 忍川『丁度今、機関が保有する黒いECは全て回収できたでござるよ』
忍川『丁度今、機関が保有する黒いECは全て回収できたでござるよ』
独楽「ほんとですか? 高い料金取るだけありますね…」
忍川『拙者は忍でござる。これくらいはわけないでござるよ、ははは』
独楽「それじゃあ、次のお仕事をお願いしていいですか?」
忍川『無論でござる。1日3000円で使い放題でござるよ』
独楽「えーと…保護していただきたい人がいまして」
忍川『ほうほう。得意分野でござる』
忍川『拙者から離れぬ限りは、絶対に安心安全・快適空間の提供まで約束するでござるよ』
忍川『して、一体、どの場所でその御仁を保護すればよろしいでござるか』
独楽「そうですね…」
【安価下2】
1 場所は問わないから、とりあえず安全に
2 全部終わった後、すぐに颯さんと一緒にしてあげたいし、ロンドン近郊で
3 その他、何かある?
独楽「場所はどうでもいいです。ただ、病弱なコなので、その点に充分な配慮をしていただいて」
独楽「その上で、安全に保護をしてもらえれば」
忍川『その任、忍川が慎んで拝命したでござる。こちらで神瑠璃殿の居場所は把握してるでござる』
忍川『その御仁は神瑠璃殿とご一緒でござるか?』
独楽「何でこっちの居場所を把握してるんですか?」
忍川『依頼主が突然死するケースに備えてるでござる。拙者、金のない仕事はしないでござるゆえ』
独楽「ああ…そうなんですか。一緒にいますよ」
忍川『では、お迎えにあがるでござる』
【直下 コンマ判定】
1~3 忍川『半日もすればそちらへ着くでござるよ』
4~6 忍川『6時間後、きっかりにお迎えするでござるよ』
7~9 忍川『1時間もあればすぐ行くでござる』
0 忍川『30秒で到着するでござる』
忍川『6時間後、きっかりにお迎えするでござるよ』
独楽「ちなみに忍川さん、今どちらへ?」
忍川『ややっ、それはNINJAとしては明かせぬプライベートでござる』
忍川『神出鬼没がモットーでござるから』
独楽(それでも6時間でつけるって…ほんとに、どこいるんだろ?)
忍川『それと、黒いECについてでござるが』
独楽「ええ」
忍川『これは神瑠璃殿にお渡しすればよいか?』
独楽(ヘタにわたしが持ってても…いやでも、手元にある方が…?)
独楽「【安価下2】」
1 全て終わるまでは、そちらで預かってもらえます?
2 そうですね。勇気くんをお願いする時に、いただけますか?
3 その他、自由台詞だよ
独楽「それ、破壊したいんですけど」
忍川『ふむ』
独楽「できますか?」
忍川『ムリでござる』
独楽「…どうやっても?」
忍川『拙者でもどうこうできる代物ではござらぬ』
独楽「…そうですか」
忍川『例えマグマの中へ突っ込んでも、少しも溶けないはずでござる。これは壊そうとして壊せるものではござらぬゆえ』
独楽「分かりました…」
独楽「【安価下2】」
1 では、まだ預かっててもらえますか?
2 じゃあ、勇気くんをお願いする時に渡してもらえますか?
3 その他、ある?
独楽「では、まだ預かっててもらえますか?」
独楽「黒いECも、勇気くんと同様に大切に守っておいてください」
忍川『了解つかまつったでござるよ』
忍川『では5時間55分後にまた』
プツッ
ツ-ツ-ツ-
颯「…どうなった?」
独楽「とりあえず、大丈夫です。知り合いの忍者さんにお願いしてみました」
颯「知り合いの、忍者…?」←怪しんでる
勇気「忍者?」←ちょっとわくわくしてる
独楽「この短時間で機関が持ってる黒いECを全て回収したって言うんですから、よっぽどですよね」
颯「…殺し屋のNINJAか? 莫大な金がかかるぞ」
独楽「それが独立キャンペーンで1日3000円でいかがですかって営業の電話かかっちゃいまして」
独楽「半信半疑だったんですけど、すごいですね」
颯「…………そうか」
勇気「忍者って…本当にいるんですか?」
独楽「勇気くんを守ってくれるために、6時間後にお迎えに来てくれるよ」
勇気「お兄ちゃん、忍者っていたんだね」
颯「…………あれは忍者じゃない。NINJAだ」
勇気「?」
【安価下2】
1 ロンドン到着までキンクリだぜ
2 キンクリしないでGS練習とかコミュとかの時間とるぜ
独楽「ロンドンまで、3時間くらい…かな?」
独楽「颯さん、安全運転かつ、大急ぎ…じゃなくてもいっか。忍者さんが来るまでは戦闘とか避けたいし…」
颯「…」
独楽「何してようかな…」
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ・インクリース556/600
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
A リク
B 颯
C 勇気
3 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)
コンマ二桁分加算
バーニッシュ・インクリース 556/600
バーニッシュ・インクリース 660/600
独楽(よし、できた)
独楽(あらかじめバーニッシュをかけておいて、瞬間的にインクリースを発動すればリーチを惑わせられるね)
独楽(ただ、まだそう大した長さまで延伸するのはできないな…。もっと練習すればリーチが伸びてくかも)
【安価下2】
1 コミュ
A リク
B 颯
C 勇気
2 その他、自由
独楽「ねえリク?」
リク「ん? なーに、こまちゃん」
独楽「リクって朝弱いよね」
リク「昼行灯の方が――」
独楽「でも、素で弱いよね?」
リク「…うん」
↓1~2 リクとのコミュ内容
※なければ「なし」でおkよ
冬也さんのことも知ってたりする?
コミュってこういうのいいのかな?
なんか恋人っぽいことでも
>>487
全然そういうのコミュでやってもおkだよ
でも、恋人っぽいこと…?
いちゃつくとか? ごはんのあーんとか?
とりあえず>>486を書くから具体的にあったら何かよろっす
なかったら何か…てきとーに…でも期待しないでね?
独楽「リクの知り合いってさ、意外とわたしが知り合った人ともだだ被りでしょ?」
リク「そうだね」
独楽「……朝霧冬也さんって人と知り合ったんだけど、リクの知り合いだったりする?」
颯「…」ピク
リク「うん。冬也とも会ったんだね。いいなあ…本当は冬也のこと探してたんだけど」
独楽「探してた?」
リク「冬也はね、色んな人に追いかけられてるんだよ。だから同じ場所にいられないの」
リク「それで待ってるだけだとなかなか冬也に会えないからね、冬也のこと探し回ってたんだ」
独楽「へえ…」
独楽(その結果、エベレストに100万人…)
リク「元気そうだった?」
独楽「うん。でも、世間って狭いなあ…」
リク「あと冬也はね、ぼくに名前をつけてくれたんだよ。名付け親なの」
独楽「へえー…何か由来があったりするの?」
リク「ぼくはね、こまちゃんにまだ話してなかったけど、色々と特別で…海の上にいて、冬也と湊に拾ってもらったの」
独楽「海の上?」
リク「うん。それでね、ちょっと悲しい理由がってぼくって造られちゃったんだけど、そういうのはもう関係なしにって」
リク「ぼくは連れられたきた土の上で、名前をつけてもらったから、これからは普通の人間として生きてね、って」
リク「陸の上で改めて生まれ直したんだよ…って、そういう感じの意味で、リクってつけてくれたの」
独楽「…いい話だね」
リク「うん。だから冬也はこまちゃんの次に大好きなの」
独楽「そっか」
【安価下2】
1 あーんでいちゃつく(颯と勇気も同じ場所にいちゃってるけどね!)
2 コンマ判定で危険はあるけど、リクとロンドンデートでいちゃつく
3 何か他に恋人っぽいことって、何や!?
リク「…お腹へったね」
独楽「そう言えばそうだね。勇気くんも、お腹へらない?」
勇気「…ちょっとだけ」
独楽「颯さん、お昼食べましょう、お昼」
颯「…いいだろう」
・
・
・
独楽「パンと具材を買ってきて、具を挟んで…即席サンドイッチ完成」
独楽「さ、召し上がれ」
リク「わーい」パクッ
勇気「…いただきます」モグ
勇気「おいしいです」
独楽「やった。颯お兄ちゃんは~?」
颯「…イギリスではまともな部類だな」
独楽「何それ…?」
リク「こまちゃん、こまちゃん」
独楽「なーに?」
リク「はい、あーん」スッ
独楽「………あ、あーん///」パクッ
リク「おいし?」
独楽「おいしいよ。じゃあ、リクにも、あーん」
リク「やったぁ。あー…むっ」パクッ
独楽「おいしい?」
リク「こまちゃんが食べさせてくれたら、すごくおいしくなったよ」
独楽「もう…照れちゃうじゃん。リクったら~」パシッ
リク「本当だよ」
颯「…」イライラ
勇気「…」チラチラ
リク「あ、こまちゃん。口の端に、ハムついてる」ヒョイ
独楽「うわっ…」
リク「こまちゃん、おっちょこちょいだね?」パク
独楽「…リクほどじゃないってば///」
イチャイチャ
颯「…うぜえ」
勇気「…お兄ちゃんは、こういう人いないの?」
颯「…………」
勇気「…………ごめん、お兄ちゃん」
颯「……………謝るな」
――ロンドン――
独楽「着いた、着いたぁ…」
颯「おい、NINJAはあとどれくらいでつく?」
独楽「きっちり6時間で…あの電話から4時間経ったから…あと2時間ですね」
颯「NINJAが来るまでは待機か…」
勇気「…ロンドンだ」←窓から外を眺めてる
リク「勇気はロンドン歩いたことあるの?」ヒョイ
勇気「ううん…。外に長くいると、すぐ体悪くしちゃうから…」
リク「そうなんだ…。大変だね」
颯「…」
【安価下2】
NINJAが到着するまで…
1 手軽に情報収集でもしておきますか
A 機関本部がどれくらい復旧されてるか
B 現在の機関の動向について
C その他、何かある?
2 コミュ
A リク
B 颯
C 勇気
D その他、できない人もおるけど
3 キングクリムゾン!
4 その他、自由
独楽「勇気くん、体は大丈夫?」
勇気「少し…苦しい」ケホッ
独楽「どんな病気なの?」
勇気「…よく、分からないです」
勇気「だけど…薬の副作用で、色んな病気にかかりやすくなってて…」
独楽「そっか」
↓1~2 勇気とのコミュ内容
※なければ「なし」でもおkよ
独楽「知り合いにね、回帰の異能って言って、人とかものを直せるグラスパーがいるんだけど…勇気くんの病気治せるかも」
勇気「…多分ダメだと思う」
独楽「どうして?」
勇気「…生まれつきだし、異能で治せるかもって試されたことあるけど…大体ダメだったから」
独楽「そっか…」
勇気「…」
独楽「…………ところでさ? あのスカしちゃってるお兄ちゃんのさあ?」
独楽「何か情けないエピソードとか? 恥ずかしい出来事とか? そういうのって知らない?」
独楽「颯さんって朴念仁そのものでしょ? あれじゃあ、人間関係難しいんだよ。だから、そういうおマヌケエピソードで親睦をね?」
勇気「お兄ちゃんの…恥ずかしいこと?」
独楽「何かないの、ねえねえ?」
勇気「……お兄ちゃん、これだけはダメって弱点があって」
独楽「そういうのいいね。何? どんなの?」
勇気「【安価下2】がすごく苦手なんだって」
【安価下2】
朴念仁の颯お兄ちゃんがすごく苦手なものとは一体何?
勇気「虫がすごく苦手なんだって」
独楽「虫?」
勇気「カブトムシも、ちょうちょも、いもむしも、ゲジゲジも…虫はダメなの」
勇気「テレビとかでちょっとでも映るとすごい早さでチャンネル変えちゃうし、ゴキブリが出てきた時、家が壊れたりして」
独楽「ほっほほーう?」ニヤリ
勇気「…何かするの?」
独楽「【安価下2】」
1 検証しちゃおうか。むふふ…
2 いやあ、いいゆすりネタができましたなあ。ふっふっふ…
3 その他、自由台詞
独楽「検証しちゃおうか。むふふ…」
勇気「どうやって?」
独楽「メンツを保っておきたい勇気くんの前で、いきなりGがわいた!」
独楽「派手に暴れたり、逃げ出したりすれば赤っ恥、さあ、立ち向かえるのか!? ――そんな感じで」
勇気「………おもしろそうっ」キラキラ
独楽「さてさて…じゃあ、ジョークグッズのよくできたG様でも用意してこよっと」
勇気「ロンドンで売ってるの?」
独楽「これくらいの工作はできちゃうもんね」
勇気「すごい…」
【直下 コンマ判定】
1~4 ドッキリスタート! と思ったら
5~9 へっへっへっ…そのスカしたツラがどう変わるのか見物だぜぇ…
こんな無意味なところで…
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 到着したNINJAが楽しそうだからってお手伝いをしてくれたよ、NINJAクオリティーが高すぎたよ
奇数 ドッキリのつもりが…
※0は偶数扱いなんだよ
忍川「拙者の傀儡の術を用いて、この触覚や足の動きさえもリアルに動かしてみせるでござる」
忍川「同時に30匹まで操れるでござるよ」
独楽「うわ、きもちわるっ。これ、本物みたい」
リク「どうやったらできるの? これ」
忍川「それは秘伝の忍術ゆえ、秘密でござる。さて、ではよろしいでござるか?」
独楽「やっちゃおう。勇気くん、スタンバイ」
勇気(大丈夫かな…?)
・
・
・
ガチャ…
颯「…寝ていなくて平気か?」
勇気「うん」
颯「…そうか」
カサッ
勇気「…」ビクッ
颯「…?」
カサカサッ
勇気「お、お兄ちゃん…ゴキブリ…!」
颯「!?」ギョッ
カサカサ
ゾゾゾ…
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「ぶっ…ぶぶぶぶぶうりゅぅうううなくぅうううううう!」ドゴォオオオオオオオオオオッ
4~6 颯「」ブクブクブク
7~9 颯「っ…ぁ…は…く…」←言葉が出てこない顔面蒼白ぶり
颯「」ブクブクブク
バタッ
勇気「お兄ちゃん…?」
勇気「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ…!」ユサユサ
颯「」ブクブクブク
独楽「す、ストップ、ストーップ!」
独楽「ヤバいヤバい、1匹目に留めたと思ったらそこかしこから30匹のG様出現は虫嫌いの颯さんにショッキングすぎたから!」
独楽「えっ、泡吹いてる。そんなに!?」
独楽「颯さん、起きて、起きてー! 偽物だよー!」
忍川「はははは、拙者の忍術にかかればこの程度は雑作もないでござる」
リク「忍術すごい…!」キラキラ
勇気「お兄ちゃん、大丈夫?」ユサユサ
独楽「颯さん、偽物だから、起きて。精巧に作った、に・せ・も・の!」
颯「っ…な、何か今、見たような気がしたが…」
【安価下2】
1 偽物だけどものすごく精巧にできてるG様の触覚をつまんで颯さんに偽物だよ、ってまじまじ見せてアピールする
2 とりあえず平謝り
3 虫嫌いって本当だったんだね、って煽ってみる
4 その他、自由
颯「見てはいけない、何かが…そこら中に――」
独楽「ほらほら、偽物ですから!」ヒョイ
カサカサ
颯「」
独楽「よくできてるでしょ?」
独楽「これ、忍川さん――あ、忍者さんが動かしてくれてるんですよ」
独楽「これなら勇気くんを預けても問題なしですよね!?」
颯「に…にせ…偽物…」←すごく表情がひきつってて声と体が震えてる
独楽「はい。偽物です」ズイッ ←偽G様を颯の鼻に乗せる
【直下 コンマ判定】
1~3 颯「 ブ リ ュ ー ナ ク 」
4~6 気絶して目が覚めた後、めっちゃくちゃ叱られまくった
7~9 リク「見て見て、ぼくも動かせるようになった!」颯「」バタッ
颯「 ブ リ ュ ー ナ ク 」
独楽「えっ?」
勇気「?」
リク「あっ」
忍川「やややっ!?」
錯乱して目の焦点が合わない颯が、その手にグラスプスキルの秘奥を握り締めた。
瞬間、独楽が借りている借家が、大爆発を引き起こして吹き飛ばされる。
ドッゴォォォオオオオオオオオオッ
後に残ったのは、家一軒を吹き飛ばして形成されたクレーター。
そして、もう2度と颯をこのネタで追い詰めはしないという独楽の後悔だけだった――。
忍川「ばっちり、勇気殿はお守りしたでござるよ」
リク「NINJAすごい」
勇気「お兄ちゃん、やりすぎ…」
颯「ふぅっ…ふぅっ…」
独楽「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
―――――
一旦ここまででござるよ
ありがとうございましたでござる
人の嫌いなものでからかうのはほどほどにネ☆
お待たせしたでござる
再開でごわす
もう少々、お待ちくださいでござる… ▽
――英国・ロンドン・某所――
独楽「勇気くんを忍川さんに預けたところで…」
颯「独楽、まだ説教は終わりじゃないぞ」
独楽「いやもうほんと、勘弁してください…」
リク「もうちょっとで傀儡の術できそうなのになあ…」ブツブツ
【安価下1】
1 とりあえず、現状把握やで! 状況を整理してみよう
2 よっしゃ、本部に殴り込みやで!
3 その他、何かあるかいのう?
独楽「さてさて、とりあえずー…槙島さんはどうかな?」
独楽「…………でも、最後に報告聞いてからあんまり時間経ってないし…大して変わってないかも?」
prrrr…
独楽「もしもし、お疲れさまです。神瑠璃です」
槙島『俺だ』
独楽「はい、存じてますよ。それでですね、どうっすか、その後?」
【直下 コンマ判定】
1~3 槙島『移動時間ばかりかかって、何もあれから変わってはいない』
4~6 槙島『8割強といったところだ』
7~9 槙島『左遷支部の9割は回ったぞ』
槙島『左遷支部の9割は回ったぞ』
槙島『だが残り少ない場所へ暗部を大量に固めているようで、なかなかこの先は難航しそうだ』
独楽「ふむふむ…。で、まとめられそうですか?」
槙島『そうだな…』
【直下 コンマ判定】(アニメは国境を超えた+2)
1~5 槙島『本部のやり方に強い反発も出ている。言い含めてはおいたが、一部の支部は爆発してもおかしくないだろう』
6~9 槙島『協力的な姿勢を見せてくれてはいるが、時間がかかるほどに抑えは利かなくなりそうだ。早期解決が望ましいだろう』
槙島『協力的な姿勢を見せてくれてはいるが、時間がかかるほどに抑えは利かなくなりそうだ。早期解決が望ましいだろう』
独楽「それはそうですね…。ただでさえ、暗部なんてのを配置して牛耳ろうとしてきてますし…」
独楽「了解です。100%目指して、この調子でがんばってください」
槙島『任せておけ』
槙島『だが、肝心要な部分はお前と夏伐だ。本部をどうにかしないと、何も解決はしないぞ』
独楽「分かってます。こちらも全力で取り組みます」
槙島『うむ。ではな』
プツッ
独楽「…あと、気になるのは…」
独楽「【安価下1】」
1 本部がどう動いてるか、かな
2 本部に従順な支部の状況かな
3 その他、ある?
独楽「…あと、気になるのは…」
独楽「本部に従順な支部の状況かな」
独楽「左遷支部を全ておさえたって、機関の約4割にしか満たない」
独楽「残り6割は本部に従順で、粛々とやることをやっている…となれば」
独楽「本部を叩き潰しても、ここから反抗の芽が出てきて蒸し返される可能性はすごく高い」
独楽「ちょろっと探ってみますか」
カタカタ…
【直下 コンマ判定】
1~3 叛旗を翻している左遷支部を叩きのめすために着々と準備を進めている模様
4~6 東京支部のように中立を決め込んであえて動こうとしていないのが本部寄り支部の2割を占めている模様
7~9 本部寄り支部の半数近くが謎の勢力(冬也の仲間達や機関を疎ましく思っている組織)によって壊滅している模様
カタカタ…
独楽「あら、あらららのら…」
独楽「良くないなあ…。本部が麻痺状態に陥ってたはずなのに、左遷支部を攻撃するための準備をしてますなあ…」
独楽「ちらほら、何でか一部の支部が壊滅されてたりもしてるけど…何があったんだろ、これは」
独楽「数ではどうしても本部寄り支部の方が多いし、これが始まっちゃったら内部抗争待ったなし…」
独楽「折角、槙島さんが話をつけに回ってるのに攻撃されたんじゃあ、それも水の泡になっちゃうよ…」
独楽「…」
独楽「うーむ…むむむ…」
独楽「【安価下1】」
1 さっさと、本部をどうにかした方がいいなあ
2 どうにかして、本部寄り支部が動けない状態に持ち込みたいなあ…
3 その他、あれば
独楽「どうにかして、本部寄り支部が動けない状態に持ち込みたいなあ…」
独楽「本部を抑えたとして、ここが命令違反で逆離叛でもしてきたらそれこそ収集がつかないし…」
独楽「…だけど、どうすればいいんだろう…?」
独楽(すでにSASABEと関連会社はこの一件に関与をしないように根回ししてるから、それ以上のこととか…)
独楽(武器供給をカット? でも大なり小なり武器庫は備えちゃってるんだよね)
独楽(兵糧攻めをしてみるとか? …………いやあ、難しいよね、現代じゃ)
独楽(うーん、何かいい…方法…)
【安価下1】
1 準備を済ませる前に左遷支部に動いてもらって、無力化してもらうとか――いやでもこれ、すごく危険か
2 何かしらの圧力を加えて、動けないようにするとか…
A 保身が大事な人達だろうから…機関再生後にどうなっても知らないよーって脅してみちゃう…?
B 機関への強い風当たりを利用して、一般市民を煽動して…デモとか起こしてもらって、派手な動きをできないようにするとか?
C その他、助けて
3 その他、名案求む!!
独楽「何かしらの圧力を加えて、動けないようにしてみる…?」
独楽「保身が大事な人達だろうし? 機関の掃除が済んだ後でどうなっても知らないよーって言ってみて…」
独楽「それでも動くんなら、掃除が済んだ後は丸ごとすげ替えて…動かなかった賢明な支部はそのまま…?」
独楽「…………いやでもこれ、あくどくないかなあ?」
独楽「うまくいけば、血を流さずには済むだろうけれど…いやでも、東京支部みたいなところは確実に釘刺せるのかな?」
独楽「…よし、とりあえずこれでやってみよう」
カタカタ…
カタカタッ タ-ン
独楽「いけっ!」
【直下 コンマ判定】
1~3 ごく一部が中立表明、でもそれ以外が徹底抗戦を主張してきた、挑発と取られたかも…(白目)
4~6 東京支部含め、ごく一部は中立を表明してきたよ
7~9 本部寄り支部の3割弱は行動をやめたっぽい
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 腐ってたのが逆に効いた! 大多数が今の本部から離叛をすると表明してくれたよ!
奇数 勧告しちゃったことで逆に特定されて、本部寄り支部のほとんどが標的をこまちゃん達に変更してきたっぽい
※0は偶数扱いだよ
独楽「あ、やっちまった系かな…これ…?」
独楽「逆にこれ、わたし達をどうにかすればいいじゃん的な…ほんともう、本部だけじゃなくて機関の6割弱敵みたいな…」
独楽「うわ、やっべー」
独楽「マジやっべー、ヤバいヤバい、これ、ヤバい」
独楽「…でも、わたし達を狙ってくる分には左遷支部との激突は防げるのかな?」
独楽「…………いやでもこれ、ヤバいって…」
【安価下1】
1 すぐにでも機関本部に乗り込まねば
2 いや逆にだよ、これで本部寄り支部の行動が絞れたんだし、これはこれでよしておいて…よーし、次を考えよう(思考放棄)
3 その他、どうすりゃええん?
独楽「HAHAHA、ど、どうってことないぜ」
独楽「明日のお天気は晴れるといいなあ」
独楽「そうそう、7人議会だのの機関上層部を更迭してやってね、お掃除するんだもんねー」
独楽「いやー…あと他にやることと言えば…」
独楽「…………えーと…」
独楽「…………………うん?」
独楽「黒いECは忍川さんに回収してもらって」
独楽「機関はある程度の混乱に陥ってて、かつ、左遷支部は槙島さんが話をつけて回ってて」
独楽「本部寄りの支部は標的をわたし達に定めてきてて」
独楽「……あとは本部に乗り込む…程度?」
独楽「…………あれれー?」
独楽「とりあえず、これであとは乗り込むだけ…なのかな?」
独楽「本当にこれで大丈夫だろうか…。いや、うん、現状でやれることはやって、おいた…けれども」
独楽「速攻で本部を制圧するのみ…かな?」
独楽「…………え、ほんとにそれだけ? 大丈夫か、大丈夫なのか?」
独楽「【安価下1】」
1 よし、もう憂いはないぜ。あとは全力で機関本部にメスを入れるのみだ!
2 その他、見落としない? 大丈夫?
独楽「よし、もう憂いはないぜ。あとは全力で機関本部にメスを入れるのみだ!」
独楽「がんばるぞー、おー!」
独楽「……………」
独楽「……………………メスを入れるじゃなくて、掃除する…の方が良かったかな」
独楽「よし、あとは全力で機関本部をお掃除するのみだ! がんばるぞー、おー!」
独楽「…………………………あー、ダメだ。うん。ぶっちゃけ不安しかない」
独楽「けどまあ…やると決めたからにはやらなきゃね」
独楽「腐った機関を、叩き直してやる」グッ
―――――
今夜はここまででござる
どうもありがとうございました
――オマケ・予告編――
「5組、最大15人での…バトルロイヤル?」
「お前、ここら辺で方向転換しとけ。このままじゃ永遠に、世界のすけこまし腐れヤリチングラスパー認定で終わるぞ」
ただ一組に与えられる、究極の奇跡をその手に掴むべく――
「わたしに協力をするのであれば――あなたに願いの権利を譲ってあげてもいいですよ」
「うわーお、裏がありそうなの見え見え…。まあでも? そうそう簡単に謀られるつもりはないから、協力してもいいんですけど?」
たった1つの奇跡を求め、策略、策謀、深謀が絡みつき、火花を散らして燃え上がる――
「ハッ、いいじゃねえかよ、要するにお祭り企画ってことだろ? 最強が誰か、分からせてやらァ」
「いきがるなよ、ライオンちゃん。――これは、この僕のためにあるような企画じゃないか。存分に楽しませてもらおう」
「どうしてこのメンツなのでしょうね。これはこれで、とても楽しげではありますがね」ニッコリ
ただ強者との戦いに燃え、死闘を渇望する男達――
「え、えーと…ここは将来有望チーム…でいいのかな…?」
「これ勝ち目あんの!? ハワードの弟のめちゃくちゃ腹黒いの一緒って何だよ、こいつに将来なんかないだろ、本編で死んでるもん!」
「ぼくがいれば大丈夫ですよ。今度こそ全員を出し抜いて、勝ちにいくから」
ただ1つの目的のために結ばれる協力関係、その無限の可能性――
「どうして俺がお前と組まなければならない?」
「それはこちらの台詞だ、ハワード・ロックフェラー! チームワークを乱すようならば容赦なく叩き出すぞ!」
「要するに戦争か。ならばこの戦争、ワンマンアーミーとして、負けるわけにはいかんなぁ」
収束していく因縁と、ぶつかり合う欲望――
血で血を洗う戦いの果てに
死闘と策謀渦巻く戦渦の中心に――――あらゆる願いを叶える、奇跡の王冠を求めて
「今年こそ…! 今年こそ、子ども達と一緒にに父の日を過ごしてあれこれしてもらうんだぁあああああああ――――――――――――――っ!」
―――――誰に理解されるでもない願望が―――――
「同じ異能だなんて興味が湧いたよ、キミに。――遊んであげよう、かかっておいで」
「上等だ。――誰であろうとも立ちふさがるのなら、ぶっ飛ばす!」バチィィッ
「おい待てや、神様よォ…。今、俺に指図したか?」
「はて…そのような覚えはありませんが。ただ…いずれあなたが噛みついてくるのではと、期待はしていましたよ」ニッコリ
―――――刹那の悦楽を求め、闘争を求める戦士達が―――――
「俺ちょっと、お前のこと誤解してたかも…。お前だって、ギル。ただ父ちゃんに認められたかっただけ…なんだよな?」
「そうですね。だからぼくは、願うんです。今度は家族が全員揃って、こころの底から笑えるようにやり直したい…って」
―――――本編では交わることのなかった、想いと願いが―――――
「この圧倒的なチカラの差だぞ。どうして、そこまでして起き上がろうとする?」
「強くなったんだ、って…。例え、どんな人が相手になっても――僕はもう、弱虫じゃないんだって、証明をするんだ!」
「ほほう、拙者も長いこと暗殺稼業をしているでござるが…現代のSAMURAIとは初めてでござる」
「拙者こそNINJAが相手とは都合がいい。――どちらが外国人に人気でモテるか、決着をつけようぞ、NINJA!」
―――――貫かねばならない信念、曲げようのない在り方が今、ここで激突をする―――――
想いを胸に。
熱い高鳴りを拳に。
負けられない戦いが、ここにはある。――奇跡を、掴みとるために!
全16スレに名ありで登場したグラスパーは誰でも選択可能!
リーダーキャラクター1名、フレンドキャラクター2名を選択し、ドリームチームで強敵に挑め!
体力・知力・精神力――その全てを絞り出し、安価とコンマで真の最強のグラスパーを決定しよう!
第一回、星冠大戦 ――――――― これは栄冠へと至る物語
※ちょっと考えたけど面倒臭そうだからやりません
再開準備中…
もうしばらくお待ちくださいませ… ▽
【直下 コンマ判定】(こまちゃん達はロックオンされてます-2)
1~3 機関本部、迎撃準備万端
4~6 一部の麻痺は残るものの本部は全然健在
7~9 まだバタバタとしてるっぽい
0 機関勢力もその他勢力も続々と機関本部に集結中
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:異能管理機関本部司令部特務課 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ・インクリース660/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:上司 軟泥と熱風の異能 機関改革協力者 虫嫌い
リダ・オールデス:ビッチ
アマンダ・ソルジュ:本部基地司令
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
ピエリック・ピエロ:本部基地管理部部長
ヴァリエルツ・ダイル:7人議会 綺麗好き
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:某市異能犯罪対策課 炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人
宇和時久:東京支部司令 野心家
野老幸晴:回帰の異能
イザドラ:投擲の異能 機関職員
アラディン:通過の異能 機関職員
朝霧冬也:光蝶と掌握の異能 戦争回避協力者
萑部律:SASABE社長
夏伐勇気:颯の弟 病弱少年
――異能管理機関本部基地――
独楽「就職してから、まだ4ヶ月2週間しか経ってないんですけどね」
颯「自分で起こしたことだ。ぶつくさ言うな」
独楽「いえいえ、そういう意味じゃなくて…。こんなに早く、お掃除ができるようになるとは少し、思ってませんでした」
独楽「でも、こっからですね。がんばりましょう」
颯「…本部にいる人間は全て、敵だと思え」
颯「7人議会だろうが、長官だろうがだ」
独楽「そこまで含めて…ですか?」
颯「上層部全ての拘束を目的にするが、容赦をすれば殺されるぞ」
独楽「…」
颯「大掃除、開始だ。俺に続け――」
【直下 コンマ判定】
1~3 10人のグラスパーが最初から襲いかかってきました
4~6 5人のグラスパーが最初から登場です
7~8 3人だけだよ、最初だったから
【安価下2】
こまちゃんが相手をするグラスパーのお名前
※外人名でしくよろです
【安価下2】
メッシさんの異能とは一体!?
同じ異能はあんまり…
割と大切な役所ならありっちゃありになきもあらん的な感じだけども…すまぬ!
ずらして下を採用です
―――――
颯「お出ましだ」
リク「3対3だから1人ずつだね」
独楽「いきなりかー。覚悟はしてたけど…」
颯「各個撃破をしろ――」
ザッ
メッシ「Hey, ユーはリダがフェイバリットなガール?」
独楽「はい?」
メッシ「Hmm, リダの方がベターなスメルだNa!」
【安価下2】
1 とりあえず接近戦やで!
2 唸れ、ピースメーカー!
3 バーニッシュ・サッカーボール!
4 その他、自由
独楽「とりあえず、大掃除開始! ゴミは一箇所にまとめる!」
独楽が通路にあふれ返っている荷物を蹴り飛ばした。
球形に丸まりながらバーニッシュがかかり、メッシに向かって鉄屑ボールが突撃する。
メッシ「Hey, 俺様はこれでも伝説のGKと呼ばれた、メッシ様だZe!」
独楽「その名前なら、ミッドフォルダーとか! フォワードとかやってよ!」
次々と荷物を蹴り飛ばし、バーニッシュをかけながら攻撃をしまくるがメッシは両腕の肩から先を触手に変じた。
向かってきたボールを横から激しく撫でるように叩いて回転させて勢いを殺し、頭突きで返してくる。
独楽「ちょっ――!?」
メッシ「Hey,Hey,Hey,その程度かYo!」
【安価下2】
1 だったら永遠に蹴り飛ばし返し続けてやる!
2 だったら今度は直接蹴り飛ばすまで!
3 その他、どうするよ?
独楽「だったら根比べといきましょうか!」
メッシ「いいZe! そのガッツはクールだ!」
ドゴォッ
ドゴォッ
ドゴォッ
独楽とメッシの間を猛スピードでボールが駆け巡る。
その応酬はどんどんと激しさを増していき、どちらが先に崩れるかの根比べの様相を見せ始める。
独楽(何これ、雑技団?)
【直下 コンマ判定】
1~3 メッシ「――なんて、お遊びはここまでなんだZe?」独楽「えっ?」
4~6 独楽「楽しいけど焦れったいなあ、こうなったら…!」
7~9 メッシ「なーんて、お遊びはここまでなんだZe!?」独楽「おやおや? 先に焦れましたなあ?」
メッシ「なーんて、お遊びはここまでなんだZe!?」
蹴り出されたボールを弾いていた触手が、針のように鋭くなった。
そのままボールを貫きながら独楽へと一気に触手が迫るが、ふふーん、と得意そうに独楽が笑みを浮かべる。
独楽「おやおや? 先に焦れましたなあ?」
引き抜いたナイフにバーニッシュをかけ、向かってきた触手を半身になって避けた。
伸びきった触手をナイフで切断し、メッシへと独楽が駆け寄る。
メッシ「オーマイガッ!?」
独楽「自慢の触手はあと1本ですね」
メッシ「――って、思ったかい?」
にょきっ、と切断された触手の先端が生えて再生した。
背後から独楽を絡め取ろうとしたが、ギリギリで気づいて跳ぶ。
低い天井の床を蹴り、直線的にメッシへ向かうがナイフは寸でのところで触手に受け止められた。
独楽「軟体生物、恐るべしですね…!」ギチギチ
メッシ「Hey, ガールもなかなかクールだZe?」
【直下 コンマ判定】
1~3 しまった、触手に絡め取られた!
4~6 どうにか互角だぜ!
7~9 こまちゃんがんばだ!
独楽「何か久しぶりに誉められちゃったかも」
メッシ「何ならたっぷりベッドで可愛がってもいいZe?」
独楽「彼氏いるんで、お断りで」
スパンッ
触手を切断して、体を回転させながらナイフを振るう。
2本の触手が独楽の繰り出す連撃を激しく捌いていくが、勢いに押されるようにメッシが後退し始める。
メッシ「Cooooool! Fooooo,グレートなガールだNa!」
ガガッ
ズバッ
蹴りとナイフの連続攻撃に押されながらメッシが賞賛するが、まだ余裕はあった。
独楽が低い姿勢から一気にナイフを切り上げ、とうとう刃がメッシの顔を切り裂く。
独楽「ッ――!」
メッシ「だがガール、グラスプスキルが少しおざなりだZe?」
コートで独楽の一撃が受け流され、大きな隙が生まれる。
【直下 コンマ判定】
1~3 タコ野郎強いNa
4~6 わざと作ってやった隙だZe
7~9 あーれれー? 斬られたことに気づいてないのー?
メッシ「隙がありありなんだYo!」
独楽「そこはほら、別のところで補ってるもんで」
メッシが両腕の触手を引き、ぎゅうぎゅうとしわを作りながら縮めた。
そこから放たれた強烈な一撃ずつの突きが床を盛大に吹き飛ばす。その触手を床へ縫いつけるようにして独楽がナイフを投擲した。
メッシ「Wha――!?」
触手を封じられて叫ぼうとしたメッシの口にピースメーカーを突っ込み、独楽が引き金に指をかける。
独楽「【安価下2】」
1 トドメですよ
2 手を引いてくれるなら見逃しますけど、どうしますか?
3 その他、自由台詞
独楽「手を引いてくれるなら見逃しますけど、どうしますか?」
メッシ「もがっ…」
独楽「できるだけ血は流したくないんです」
独楽「了承してくれるなら、そのまま異能を解除してください」
【直下 コンマ判定】
1~3 異能を解除した――と見せかけて
4~6 どうやらその意思はないようだった…
7~9 メッシは本部から走って出ていったよ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 メッシ「俺ぁあんたに惚れちまったYo! 協力させてくんないか!?」
奇数 メッシ「あんた、甘すぎるんだYo!」
※0は偶数扱いなのよ
ゆっくりとメッシが異能を解除し、手の甲にナイフの穴を空けながらだらりと腕を下げた。
独楽「良かった…分かってくれて」
メッシ「あんた…」
独楽「…何ですか?」
メッシ「あんた、甘すぎるんだYo!」
ズブゥッ
独楽「ッ――!?」
メッシ「そーんなじゃ、何もキャントゲットだZe!」
【直下 コンマ判定】
1~3 割かし重傷をもらっちまった上に、メッシが触手でなぶり始めてきやがった
4~6 どうにか軽傷で済ませたけど、メッシが容赦なしモードになりやがった
7~9 チートな彼氏が許しませんでした
独楽「あぐっ…!」
メッシ「メッシ様は徹底的に攻めまくるのが好きなんだZe!」
独楽の腹部を抉った触手が抜かれ、血が漏れる。
しなった触手が鞭のように独楽を叩きつけて吹き飛ばす。
メッシ「俺様の触手は音速なんてイージー突破でスマッシュしまくりなんだYo!」
壁にもたれ込んだ独楽を容赦なく触手が叩きつけまくる。
スパン、スパンと鋭い音が何度も何度も響き、その度に独楽が悲鳴を上げる。
【安価下2】
1 ダメージ覚悟で触手を捕まえてまとめてキツく結んでやる
2 ピースメーカーで反撃だ
3 その他、どうする
独楽「痛ったいなぁ…もう! 怒るよ!?」
バシッ
バァンッ
独楽「あぐっ――こん、のぉ!」
触手の1本を捕まえたが、もう1本で強かに叩きつけられた。
それでも2本の触手をどうにか握り締め、強い力で逃れようとするそれを結び始める。
メッシ「Hey, 何をしてるんだYo!?」
独楽「斬り飛ばしても再生するなら、結んでしまうまで…!」ギュウッ
メッシ「そんなことされちゃあたまらねえZe!」
【直下 コンマ判定】
1~3 メッシ「3本目の触手を解禁しちゃうんだZe!」ジィッ
4~6 メッシ「3本目の触手を解禁しちゃ――」独楽「ちょんぎるよ?」メッシ「」
7~9 メッシ「オー、ノー! こんなになっちゃったら、ハンマーみたいに振り回すしかないZe!」
メッシ「3本目の触手を解禁しちゃ――」
独楽「ちょんぎるよ?」
メッシ「」
メッシの股間から何かが蠢き、飛び出ようとする。
それを独楽が、据わった目と低い声のトーンで脅すと、顔を青白くしてメッシが固まった。
独楽「――なんて、颯さんのマネだよ!」ギュウッ
メッシ「しまった!?」
硬直の隙を突いて独楽が2本の触手をキツく固く結んだ。
団子状になった結び目を、思いきり独楽が蹴り飛ばす。
【直下 コンマ判定】(脅し+1)(負傷-2)
1~3 3本目の触手(意味深)が解禁された
4~6 もう一息だぜ!
7~9 やったねこまちゃん
メッシ「ホーリーシット!」
結び目がメッシの体へぶつかり、その体が大きく揺らいだ。
倒れていくメッシに独楽がナイフとピースメーカーを抜きながら迫る。
メッシ「WHAT!? WHICH!?」
独楽「さーて、どっちでしょうね!?」ズキッ
独楽(これ、絶対に全身がミミズ腫れだ、痛いし、お腹の血が止まらないし――)
独楽(ここでどうにかしないと、ヤバい…!)
【直下 コンマ判定】
1~3 独楽「ほんとはヤダったけど、ごめんね――!」メッシ「そんな腹づもりじゃ、仕留めるなんてできないZe!」
4~6 メッシ「本命はGUNだNa!?」
7~9 独楽「答えは、両方!」メッシ「オーマイガッ!?」
メッシ「本命はGUNだNa!?」
独楽が片手で向けたピースメーカーの引き金を絞った。
バーニッシュをかけられながら放たれた弾丸を、メッシはポイントをかけた前歯で挟んで止める。
にぃぃっ、としたり顔をメッシが見せる――が、独楽は悲しそうに目を背けていた。
独楽「バーニッシュ・インクリース」
スパァンッ
メッシの口内からうなじが吹き飛ばされた。
弾丸に適用したバーニッシュを、インクリースで瞬間に伸ばす。
弾丸の特製を備えた星のチカラは弾丸を前歯で止められようとも、そのまま弾けてメッシを撃ち抜いていた。
ドサァッ
独楽「はぁっ…ふぅっ…」
独楽「これ…キッツう…」ズル…
独楽(血が止まらないし…全身痛いし…骨まではいってないだろうけど…)
【直下 コンマ判定】
1~3 休んでる暇なんてなかった
4~9 最初の戦闘はとりあえず終了だZe
リク「こまちゃん! 大丈夫?」
独楽「へーき、へーき…。ちょっと、痛いけど…放置さえしなければ死ぬほどじゃあないよ」
リク「それ平気じゃないよ、こまちゃん」
颯「チッ…最初からこれか。奥には100人単位でいそうだな」
独楽「100人…。気が遠くなりそう…」
颯「言ってるそばから、また来たか」
【直下 コンマ判定】
1~3 今度は2倍の6人やで!
4~6 またもや3人やってきたで!
7~9 2人だけで良かった…のか?
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 ??「だ、大丈夫ですか…!?」颯「お前は――」??「あっ…」タジッ
奇数 10人も出てきた(白目
※0は偶数扱いだよ!
幸晴「だ、大丈夫ですか…!?」
颯「お前は――」
幸晴「あっ…」タジッ
リク「幸晴! こまちゃんのこと、治して! 早く、早く!」
颯「…」ギロッ
幸晴「…し、失礼します!」パァァァ
独楽「っ…あ、楽になった…。すごいね、この異能…。ありがとう、幸晴く――」
颯「敵と言えば、敵か」
独楽「颯さん? 幸晴くんは――」
颯「グラスパーズ・プリズンにいるはずの、凶悪犯罪グラスパーだ」
幸晴「っ…」タジ
独楽「そんな…そう、だったの…? だから、前に来た時も見つからないように…って?」
幸晴「…は、はい…」
颯「何をしにきた? この混乱に乗じて、機関を潰すつもりか?」
幸晴「ち、違います…」
独楽「【安価下2】」
1 ちょっと颯さん! 治してくれたのに、そういう言い方どうなんですか?
2 何をしたかは知りませんけど、幸晴くんは好き好んで悪いことをする人じゃありませんよ。その蔑視と敵対心、おさめてください
3 その他、自由台詞
えっとこれは、自由台詞…? これは>>1が試されてる…? そういうことなんだ…よね?
―――――
独楽「ゆっきー!」
幸晴「えっ?」
颯「…」
独楽「幸晴くんだから、ゆっきーだよね? ね?」
幸晴「…えっと、はい…? そう…なんですか…?」
独楽「よし、じゃあ今からマブダチだよ、マブダチ。いい?」
颯「独楽、お前は何を言って――」
独楽「本部の司令部特権発動です。この時をもって、ゆっきーはどんな罪を犯したか知らないけど、帳消しです」
颯「っ…何を言ってる。そんな口だけのー―」
独楽「口だけで発動できるのが、本部の司令部特権ですよ。それでいて、核ミサイル発射さえも許可される、超法規的措置を可能にします」
独楽「わたしは、正義を信じています。正義は悪を裁くけど、同時に、本当の善悪についての処遇も考えるものです」
独楽「ゆっきーがどんなことをしたかは、知りません。それでも、友達だから分かるんです」
独楽「過去は過去として、これからゆっきーは絶対に悪いことはしない! だから、無罪放免です」
幸晴「…神瑠璃…さん…」
独楽「独楽とか、こまちゃんでいいよ、ゆっきー」ニコッ
颯「………チッ…もう好きにしろ」
独楽「ありがとうございます」
リク「良かったね、幸晴」
幸晴「よ…良かったのかな…?」
颯「さっさと上層部を地下から引きずり出すぞ」
独楽「【安価下2】」
1 4人になりましたし、分散してもいいかも知れませんね
2 ところで、ゆっきー、何しにきたの?
3 その他、自由台詞
独楽「4人になりましたし、分散してもいいかも知れませんね」
幸晴「えっ? 数に含まれてる…?」
独楽「一応ね、ほら…何かしらの機関に協力的な姿勢とかって前例を作っておけば、後からあれこれ言われないから」
幸晴「…そう…ですか…」
颯「…」ジロジロ ←幸晴を睨みまくってる
幸晴「…」チラチラ ←颯が睨んできて怖いから目線を逸らしてる
独楽(でもこれ…どうやって分けたらいいんだろ…?)
独楽(分かれるメリットは、どっちかが陽動をして本命が動きやすくすること…)
独楽(ゆっきーの異能があればけっこうな大怪我をしても無事だけど、前に聞いた限りじゃ自分には使えないってのがデメリット…)
独楽(ゆっきーを快復要因にして陽動にするか…。もしくは、火力重視で颯さんとリクを一緒に…)
独楽(むしろ1人と3人で分けちゃうとか…? いやでもそれ、1人になって敵とでくわしたら危険だよね…)
【安価下2】
どう分けようか?
本命(上層部のところへ乗り込んで拘束をする人員)と
陽動(本命が動きやすいように盛大に戦いまくる人員)を
もしくは、それ以外に目的をつけて4人を割り振ってちょんまげ
※本命:こまはや 陽動:りくゆき とか分かるように表記してもらえれば
ただし、本命にはこまちゃんか颯を入れてね
独楽「よし、決めた!」
颯「お前の一存か?」
独楽「颯さんはゆっきーをぞんざいに扱いそうなんで」ジロ
颯「…」
独楽「わたしと、颯さんと、ゆっきーで上層部のところへ向かいましょう。リクは陽動で」
リク「ぼく、1人だけ?」
独楽「正義の味方は離れていても、仲間のためにがんばれるもん」
リク「そっか! こまちゃん、さすが!」
幸晴(それでいいんだ…?)
颯(このガキと…?)
独楽「でもリク、くれぐれも気をつけてね。リクがもし脱落しちゃっても、3人いればどうにかなるから」
独楽「深追いはしすぎないで、危なくなったら撤退してね」
リク「大丈夫だよ。それにこまちゃんも、危なくなったら呼んでね。すぐ行くから」
独楽「うん」
幸晴(…………いいなあ…ああいうの、羨ましい…)
颯「…さっさと行くぞ」
独楽「リク、気をつけてね」
リク「…こまちゃんがキスしてくれたら、正義の味方のリミット解除できるかも」
独楽「えー…?」
独楽「【安価下2】」
1 仕方ないなあ
2 じゃあ…全部終わったらね? それまで、お預け
3 その他、自由台詞
独楽「仕方ないなあ」スッ
幸晴「えっ!?」
颯「…」イラッ
リク「んっ…」
チュッ
独楽「…しちゃったね、初めてのキス///」
リク「…うん。もっとしたい」
独楽「い、今はダーメ!」
幸晴「…///」←他人事なのに照れた
颯「…」ムカッ←なんかムカついた
独楽「じゃあリク…がんばってね」
リク「うんっ!」
【直下 コンマ判定】(チートな彼氏が張り切った+4)
1~3 全然、陽動になってねえ!
4~6 スムーズですなあ
7~9 この調子なら戦闘は最小限でいけそうだね
タッタッタッ…
独楽「上の階から、ものすっごく衝撃が響いてくるけど…お陰で、こっちは手薄になったね」
幸晴「…」←まだむらむらしてる思春期
颯「独楽、お前…本部基地の最下層階に行ったことはあるか?」
独楽「ないですけど?」
颯「…あそこは今のような緊急時、奥にこもってる連中を守るために様々な防衛装置が起動される」
颯「それに7人議会と長官を守るための、専属グラスパーもいる」
颯「戦闘回数は減っても、相手には容赦をするな」
独楽「ラジャー」
颯「ここだ。扉を破るぞ」
ドガァアアアッ
ビィィィ-----------
独楽「うわ、警報…」
幸晴「…」パァァァ
ビィィィ-----…
シ----ン
独楽「あ、ゆっきー頭いいね。ドアを破られて作動した警報装置を、ドアを直して止めちゃうなんて」
幸晴「割と、こうして防犯装置とか黙らせてるんで…」
独楽「えっ?」
幸晴「あっ…」
颯「無駄話をするな。――来たぞ」
【直下 コンマ判定】
1~3 6人のグラスパーが来たぜ
4~6 5人のグラスパーが来たぜ
7~9 3人のグラスパーが来たぜ
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 敵は1人だけのようだ
奇数 やべえよやべえよ…ここに来るの見透かされて10人はいるよ
※0は偶数扱いなんだよ!
こんなとこにたった1人で配置されてるんだしね
きっと、すごい腕利きなんだろうね
【直下 コンマ判定】
1~3 鬼強な?様「ふふ…。商談に来たらこんなに若くて強そうな方達にでくわせるなんて。ラッキーですね」
4~6 暗部最強とか言われてるグラスパーで颯の元同僚さん
7~9 何てことはない、ただの腕利きグラスパー
【安価下2】
暗部最強とか言われてる颯の元同僚グラスパーのコードネームをおなしゃす! 本名じゃないよ!
※カタカナの単語とかだと、ロイヤルさんとかデイジーさんとの統一性が出て嬉しいな
パンク「――今は颯とか言うんだったな」
颯「パンク…」
独楽「お、お知り合いですか?」
颯「…暗部最強と言われているグラスパーだ」
独楽「えっ? で、でも颯さんは暗部もひっくるめた、機関最強ですし」
颯「暗部は、表向きにはいないことになっている」
パンク「…お前と戦えるとは、思っていなかった。…任務に従順な、お前と」
颯「…どうでもいい。敵対するなら、殺すぞ」
パンク「ここを通りたいのなら、殺すぞ」
幸晴(…強そう…)
【安価下2】
1 3人で撃破しよう!
2 ここは颯に任せた! 先に行くぜ!
3 ゆっきー、任せていい?
4 颯とゆっきーにこの場は任せちゃうぜ! 喧嘩しないでよ
5 その他、どうする?
独楽「3人がかりで撃破しておきましょう」
独楽「ぶっちゃけ、最近、颯さんが本当に機関最強なのか怪しく思えてきてるんで」
颯「…どうせ、誰かが言い出したことだ。俺はどうでもいい」
幸晴「…」グッ
パンク「3人がかりでも、構わない。――殺させてもらう」
【直下 コンマ判定】(3人がかり+3)
1~3 瞬殺されたぜ!
4~6 こいつ強いぜ!
7~9 なかなかやるな!
【安価下2】
パンクの異能とは一体何ぞ!?
※強そうなの頼むぜ!
颯「あいつの異能は応用範囲が広い。――気をつけろ、独楽」
独楽「はい! ゆっきー、気をつけてね」
幸晴「は、はい」
パンク「殺す――」シュダッ
パンクが駆け出し、颯がスライムを放った。
ジェル状スライムを細かくして弾丸のように飛ばすが、パンクの髪が伸びて動きだし、スライムを叩き落としていく。
幸晴「――破ァ!」
幸晴が飛び出し、ナイフで絡みつこうとしてくる髪をいなして懐に入り込む。
裂帛の気合いとともに踏み込み、幸晴が掌底をパンクに叩き込んだ。天上院流格闘術の極意は流動的な力を一点に集約して発散させること。
纏っていたアームをその力の流れとともに繰り出した右手に流し込むことで、さらにその威力を高めて解き放つ。
ドゴォオオオオオッ
幸晴「入った、はずなのに…!」
パンク「その程度の技術に遅れを取ることはない――」
幸晴の足を長い髪が絡め取り、激しく振り回して投げ飛ばした。
打ち崩された壁の破片を、独楽が蹴り飛ばしてパンクに叩き込もうとするが、コートですり抜けられる。
パンク「颯、こいつじゃあ話にならない」
颯「俺の知ったことじゃない」
ブリューナクを発動し、颯がパンクに叩き込む。
だが、同時にパンクもブリューナクを手に握り、切り結んだ。
ブリューナクの初撃同士の凄まじいチカラの暴走が引き起こされる。
【直下 コンマ判定】
1~3 やべえ、ゆっきーが負傷した!
4~6 ゆっきーがいて助かったぜ
7~9 こまちゃんがそれさえも蹴って爆発の一部分を閉じ込めたボールを形成しちゃった
カッ
ドゴォオオオオオオオオオオッ
幸晴「独楽、さんっ――!」ガシッ
独楽「ゆっきー!?」
激しいチカラの爆発に飲み込まれる。
その爆発が収まっても尚、颯とパンクは切り結び続けていた。
独楽「っ…すごい、爆発…。でも、それにしては、規模がものすごく少なくなってるような――ゆっきー!?」
幸晴「ごめ…なさい…。足引っ張っ…て…」ハァハァ
独楽「ゆっきーがこれ、抑え込んだの?」
幸晴「じゃなきゃ…上の、リクさん…まで…」
独楽「ゆっきーの傷が、でも…!」
幸晴「これくらいは…馴れで、どうに…か…」ハハッ
独楽「っ…待ってて。すぐ終わらせて、手当てしてあげるから」
【安価下2】
1 爆発で生じた瓦礫を雨霰と蹴り飛ばしまくってやんよ!
2 さてさて、あそこに混ざってどこまでがんばれるかな
3 その他、どうする!?
独楽「颯さん、ちゃんと避けてください…よ!」ドゴォォッ
独楽が遠巻きから、瓦礫を蹴り飛ばす。
颯がパンクと斬り合いながら舌打ちし、独楽の容赦ない援護を受けながら立ち回り始める。
パンク「邪魔だ――」
颯「あいつは目論みを邪魔することだけは、舌を巻くほどだぞ」
独楽の援護狙撃によってパンクは不利なように動きを牽制されていた。
颯の攻撃を避ける最適の位置にボールが飛来してくる上、その処理をしようとすれば颯に斬り込まれる。
それによって立ち回りが極端に制限されてしまい、攻勢に転じることができなくなる。
独楽「颯さーん、スライムもちょうだーい! 混ぜてくから!」
パンク「先に、やるか――」
【直下 コンマ判定】
1~3 パンクがこまちゃんを狙ってきた!
4~6 そうはさせない颯さんよ
7~9 狙ってくるのもこまちゃんはお見通しなのだ!
これはゆっきーがいるからなのか…?
だからこんなに0が多いのか…?
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 3人で連携を決めてやったぜ!
奇数 こまちゃんが! しかもゆっきーの異能を見越して快復さえさせてくれないようにしてきやがった!
※0は偶数なんだよ
颯「行かせると思うか?」
パンク「突破する」
独楽へ向かおうとしたパンクに颯が熱風を放ち、さらに床一面にスライムを敷き詰めた。
足取りを鈍らせ、それでも踏み込もうものならば足元からスライムに絡め取られる二段仕様。
それでも、パンクは自らの髪をスライムの上に敷いて踏み場にし、その髪を斬り捨てながら跳んだ。
独楽「こっちきた!?」
パンク「消えておけ」
バーニッシュ・インクリースで独楽が牽制をしたが、ブリューナクでそれを受け止められた。
どころか強く弾き飛ばされ、伸びた髪が独楽の四肢を拘束する。
独楽「手も足も出ないなら、頭を使うまで――!」
パンクに頭突きをしかけようとした独楽だが、意表を突くことは叶わなかった。
ブリューナクの刃が脇腹から胸の方へ深く独楽を切り裂き、さらに独楽を拘束する髪が幸晴と正反対の方向へと激しく放り投げる。
ドゴォオオオオンッ
独楽「っ…ふっ…く…」
パンク「颯――残りは、お前だけだ」
【直下 コンマ判定】
1~3 やべえよやべえよ、こまちゃんがかつてないほど死にかけだよ
4~6 颯がんばや!
7~9 颯さんのスライムはけっこうな万能具合だからね
颯「…そうか。だったら、どっちが先にくたばるか」
颯「ここで決着をつけてやる」
パンク「…それでいい」ダッ
颯がスライムを再び弾丸のように周囲へ射出し始める。
だが当然のようにパンクは髪でそれを弾き飛ばし、両者がブリューナクで切り結んだ。
互いを打ち飛ばすようにして両者が距離を取る。
颯が大きく腕を振りながらブリューナクを振るい、パンクは手首を掴んで止めた。
だが素早く逆手に持ち変えられて、逆に手首が斬り飛ばされる。
颯「パンク――腕が鈍ったか?」
パンク「面白い――!」
髪で自らの手首をその場で縫合して元に戻し、さらに激しく颯とパンクがぶつかり合った。
徐々に両者の攻撃が掠り始め、激しく血肉を吹き飛ばし合う。激突の度に衝撃が駆け巡って周囲に撒き散らされる。
【安価下2】
1 スライムで拘束を狙おうか
2 強烈なのを叩き込もう
3 一撃必殺を狙っちゃおう
パンク「颯、お前も動きが鈍ってきている」
颯「ぬるい仕事が多かっただけだ」
ギャリィィィッ
颯とパンクのブリューナクがぶつかり合い、両者の足が床にめり込んだ。弾き飛ばすようにパンクが颯が押し切って、倒す。
肘をついた仰向けの姿勢の颯に、勝利を確信しながらパンクがブリューナクの先端を向ける――。
パンク「さらばだ、颯」
颯「じゃあな、パンク――」パシッ
ダッ
ダッ
パンクを挟むようにして、2つの影が飛び出す。
傷口をスライムで覆った独楽と幸晴が、同時にパンクへ仕掛ける。
パンク「いつの間に――」グニュッ
颯がパンクの片足を掴み、下半身をスライムで覆って固めた。
ブリューナクをスライムに刺し、それを弾き飛ばすものの独楽と幸晴がすでに迫っていた。
独楽「はぁあああああああああ――――――――――――――――っ!」
ドゴォオオオッ
独楽の蹴りがパンクの頭を捉えて上半身が揺らいだ。
固定された下半身のせいで倒れることも叶わず、刹那の差で繰り出された幸晴の掌底が、今度こそパンクの心臓に撃ち込まれる。
幸晴「破ァアアア――――――――――ッ!」ダンッ
ドッ
ズドォォオオオオオンッ
パンク「っ――お前…が…自分以外を…利用し、た…だと…?」
颯「それだけ仕事が、ぬるくなったんだ。個のチカラなど、たかが知れる」
パンクの下半身を支えていたスライムが解除され、どさりとパンクが倒れ込んだ。
首の骨が折れ、筋繊維が破れてもげそうな頭。内部に直接撃ち込まれ、反響して破壊を尽くされた身体。
再びパンクが起き上がることはなく、その無惨な死体はすぐ塵となってECを吐き出した。
【直下 コンマ判定】
1~3 ゆっきーに治してもらえたけど、ゆっきーはスライムでもなかなか酷いケガだからここで離脱したよ
4~6 スライムのお陰でゆっきーもまだ、負傷した身だけどついてきてくれるよ
7~9 スライムがすごくてゆっきーが割と余裕そうについてきてくれるよ
パァァァ…
独楽「ふぅっ…ほんと、死ぬかと思った…。ゆっきー、ありがとぉ…」
颯「…」ギュッ
幸晴「僕も…このスライムのおかげで…全快じゃないけど、ついていけます」
颯「…多少の痛みの緩和と、止血、それに治癒力を少し高める程度だ。…過信すれば死ぬぞ」
幸晴「は、はい…。ありがとう…ございます…」
独楽「…ふふっ、颯さんったら素直じゃないですね。要するに、無茶するなってことでしょ?」
颯「…無駄口を叩くな。機関の汚点を除きにいくぞ」
独楽「そうですね。ここからが、お掃除ですから」
カツ…
カツ…
幸晴「機関の地下なのに…すごく広い空間…なんですね」
独楽「ね。わたしも初めてだから驚いてるけど、偉い人って高いところにいるか、地下に隠れ潜んでるよね」
独楽「こういう雰囲気だから、何かよからぬことしちゃうんだろうね。目につきにくいから」
幸晴「…扉が」
颯「この奥が、議事堂だ」
ギィィィ…
【直下 コンマ判定】
1~3 卑劣なヤツらだよ、ほんと!
4~6 まだグラスパー隠し持ってたよ!
7~9 諦めムードが漂ってるようですなあ
↓1~3
7人議会のお偉方達のお名前募集です
※外人名でお願いします
何で全員分募集しないのかと言うと、そんなにいっぱい出しても>>1の力量が及ばないからだよ
許してください…(震え声
ルパン1世
>>695は…すまぬ
13世がいて1世も存命っておかしいもん! 設定的にまだ1世紀もグラスパー出てから経過してないからムリなんだもん!
そんなわけで…綺麗好きとか抜かしてたもう1人のおっさんも入れて、3人だけ会話に絡めます…
ごめんなさい
―――――
――英国・異能管理機関本部・7人議会会議室――
ギィィィ…
独楽「おや? 何だか、気色が優れない方が多いですね」
ルーク「何が目的だ、このクーデターは?」
独楽「クーデター? …………まあ、そうも言えるかも知れませんが、単にこんな腐った機関を放置できないだけですよ」
ダイル「独楽、キミならばやれると思っていたよ」
ディスパー「ヴァリエルツ――貴様っ…」ガタッ
独楽「【安価下2】」
1 でもヴァリエルツさん、あなたとわたしは綺麗好きという点で一致してても、そこ以外は同調できませんので
2 そうやっていい顔しちゃってますけど、ジェイルさんを颯さんにけしかけてた時点でもう、あなたとは切れてますから
3 ぐだぐだと長い挨拶は抜きで、本題に入りましょう。――あなた達を含め、機関上層部は全て、解体です
4 その他、自由台詞だよ
独楽「でもヴァリエルツさん、あなたとわたしは綺麗好きという点で一致してても、そこ以外は同調できませんので」
独楽「そもそも、綺麗好きとか抜かしておいて、ずぶずぶに真っ黒とかとんだ口先男じゃないですか。そういうの嫌いですよ、正直」
ダイル「っ…何を言っている。わたしはここで――」
颯「黙れ。耳障りだ」
ダイル「…」
ルーク「ここで我々に手を出してみろ。半数以上の支部には通達をしてあるぞ」
ルーク「7人議会亡き後は、クーデターを起こした夏伐颯と神瑠璃独楽を討伐した者が次の議席を手に入れられると」
独楽「そう来ましたか…。颯さんの作戦、穴開いてましたね。あらかじめそんな取り決めがされてたんじゃあ…」
ディスパー「それでも手を出すかね?」
颯「…当然だ」
ディスパー「っ…しょ、正気か!?」
独楽「【安価下2】」
1 …………血を流したくはないですけど、その態度を崩さないのなら…本当に嫌だけど、颯さんは容赦しませんよ?
2 死んじゃうのと、牢屋に入るのはどっちの方がマシですか。よく考えてみてください
3 とりあえず、その7人議会亡き後~っていうの、撤回してください。…痛いですよ?
4 その他、自由台詞
独楽「とりあえず、その7人議会亡き後~っていうの、撤回してください。…痛いですよ?」
ダイル「そんな脅すやり方でいいのかね、独楽」
独楽「…だってあなた達は、そうでもしないとそのふかふかの椅子に深く腰を埋めて上げないでしょう?」
颯「ガタガタ抜かすな。お前からやって欲しいのか?」ガシッ
ダイル「やっ…やめろ、放せ…!」
独楽「ちなみに、このゆっきーの異能を使えば、即死しなければ傷なんてすぐ治せます」
独楽「死ぬ寸前まで痛めつけられて…それで治されて、また…っていう、残虐な方法、やりたくないんです」
独楽「だから…そんなこと、させないでください」
颯「返事をしろ、豚。声が出せるように、その口をこじ開けてやろうか?」チャキ
ダイル「ひっ…や、やめろぉ…やめてくれ!」
ディスパー「…本当に、そんなことをするつもりか!?」
ルーク「そんなことをして、一体、何をしたい!? 何を手に入れたい!?」
独楽「【安価下2】」
1 先にお返事をください。撤回して、くれませんか? これでも気長な方なんで、5秒あげますよ。いーち、にーい、さーん…
2 あなた達みたいな性根が腐ってるような人達がダメにしてしまった機関を、再生したいんです
3 その他、自由台詞
独楽「あなた達みたいな、性根が腐ってるような人達がダメにしてしまった機関を、再生したいんです」
独楽「こんな地下の深いところに潜って隠れて、こそこそとお話をして」
独楽「私腹を肥やすこと、自分の地位を守ること、そういうことにばっかり執着して、それを常態化させて」
独楽「挙句に、世界征服のまねごとみたいなことをしでかして、大混乱ですよ。善良なグラスパーに善良な市民の悪意を向けさせて」
独楽「それを煽って対立関係を作り上げて、そのせいで暴行を受けて、住んでいたところを離れて、心の傷を負って…!」
独楽「異能管理機関はグラスパーも、そうじゃない人も、安心して暮らせる社会を実現させるために設立されたものです」
独楽「それなのに、それと全く正反対のことを平然と引き起こして、その先にある旨味をすすろうと必死になって」
独楽「こんな、まるで悪の巣窟のような機関は今日限りで終わりにしたいんです」
独楽「これからは、昔のように――グラスパーを現代の社会と結びつける、架け橋のような組織に生まれ変わらせたいんです」
独楽「それが、わたしがここへ来た目的です」
独楽「あなた達の悪事は全てきちんと洗い出して、司法に委ねたいと思っています」
独楽「お願いですから、こんなこともうやめましょう」
【直下 コンマ判定】
1~3 全然聞き入れてはくれないようだね。しかも、何か卑劣なことをしてきたよ
4~6 嘲笑されたよ
7~9 何人かは、もうそれでいいから痛い思いはしたくないってさ
ザワザワ…
クスクス
ルーク「ふふっ、はははっ!」
ダイル「笑わせる…! 6000万人もの人間を抱えた、機関が、上層部の首をすげ替えただけで変わると思っているのか?」
ディスパー「グラスパーなんて人外を、我々は保護をしてやっているんだ」
ディスパー「どんどんとグラスパーは増え続けてるんだぞ。その増殖に市民は怯えている!」
ディスパー「だからこそ、我々が――機関が唯一権力として世界をとり、導いてやろうとしているのではないか」
ディスパー「それを、架け橋のような組織に生まれ変わらせたい? はははっ!」
ルーク「それは青臭い夢物語というのだ。できるはずないと、分からないのか?」
ルーク「少なくともこんな輩を雇った機関の人事は、脳みそが腐りきっているようだな、ははははっ!」
ダイル「何もかもが、まるで児戯じゃないか。そう簡単に、何もかもがうまくいくと思っているのか?」
独楽「【安価下2】」
1 笑うな、笑わないでよ! ――現実なんて知ってる! だからこそ、理想を実現させたいんじゃない!
2 …笑われたってかまわない。機関が今よりも良くなるんなら、いくらでも笑っていいよ
3 その他自由台詞だよ
―――――
一旦ここまで
ありがとうございました
仮面ライダー…実はさっぱり知らないんだ…
再開します
―――――
独楽「綺麗ごとが1番いいんだ」
ルーク「はあ?」
独楽「綺麗ごとさえ言えない窮屈な世界なんて願い下げだ」
独楽「どんなに残酷な現実が出てきたって、綺麗ごとを突きつけてやる。綺麗ごとでその現実に追いついて、追い抜いてやるんだ」
独楽「汚い汚いって罵るだけなら誰にでもできる。でもそれじゃあ何も変わらない」
独楽「だからわたしは、綺麗ごとを抜かして、それを実現してやる。理想を掲げずに叶えられることなんて、何もないんだ」
ダイル「実現してやると言いながら、何ができたと言うんだ?」
ダイル「こうして、この場まで乗り込んで大層なその綺麗ごとを並べ立てて、何も変わってはいないぞ?」
颯「そういう言葉は、饒舌に吐けるのか?」チャキィ
ダイル「ひっ…」ビクッ
独楽「…それでも、わたしは――」
ピッ
会議室に備えられたモニターが、自動で点いた。
薄暗い部屋にモニターの光は眩しく、そこにいる人間の目の奥を少しだけ締め上げる。
【直下 コンマ判定】
偶数 宇和『見知った顔も見知らぬ顔もあるようだが、機関本部に通達してやる。その部屋は今、全世界に向け、生中継をされているぞ』
奇数 独楽「何、この映像…? どこかの、お家…?」幸晴「何で、この家が…!?」
※0は偶数扱いだよ
宇和『見知った顔も見知らぬ顔もあるようだが、機関本部に通達してやる。その部屋は今、全世界に向け、生中継をされているぞ』
ダイル「何だ、お前は…?」
独楽「宇和司令…? 生中継?」
ピッ
幾つもあるモニターの半分が、世界中の様々なニュース番組に切り替わる。
次々とチャンネルが切り替わり、それでも、どのチャンネルにも唖然としている10人の顔が映っていた。
ルーク「な、何だ…何なんだ、これは…!?」
幸晴「インターネットでも、流れてる…どうしよう…」pi
ダイル「…どう、して…」
ディスパー「いつから、こんな――」
独楽「…この映像を見ている人に言います」
颯「独楽…?」
独楽「【安価下1】」
1 この映像だけでは、真偽を見定めるのが難しいはずです。そこで、機関の資料を全て提出の上、国際司法で機関の処遇を仰ぎます
2 犯してしまった過ちは消えません。でも、それだけに囚われることなく、皆で1秒ずつでも良くなる明日のために協力しましょう
3 その他、自由台詞
独楽「犯してしまった過ちは消えません。でも、それだけに囚われることなく、皆で1秒ずつでも良くなる明日のために協力しましょう」
独楽「異能管理機関の、この不祥事は、今後永遠に消せるものではありません」
独楽「それでも、グラスパーも、そうじゃない人も、手を取り合って一緒に未来を創っていくことはできませんか?」
独楽「皆で一緒になって、考えてください。皆で何がいけなかったかを指摘して、改善案を出しあって、組織改編をさせてください」
独楽「どうか、よろしくお願いします」
独楽「わたしだけでできることなんて限られてるんです。だから――」
颯「独楽。そう必死になることはない」グイッ
独楽「っ…颯さん…」
颯「これで何も変わらない世界のはずがない。…だが、これからはお前が、機関の顔になると思え」
独楽「えっ?」
颯「異能管理機関本部における、司令部特権をここに宣言する」
颯「機関長官就任は、地球上全人民による――総選挙で決する。そして神瑠璃独楽は、次期長官にこの場で出馬表明をし、必ず機関の再生を果たす」
颯「独楽、ついでだ。抱負でも言ってやれ」
独楽「…えっ? ちょっ、あの…ここで?」
颯「…さっさとしろ。『世界中の皆さん』の時間を取ってるんだぞ」
独楽「【安価下1】」
1 よ、よろしくお願いします?
2 いやでも、本当に選挙するならこれ、選挙法違反しちゃうから!
3 その他、自由台詞
独楽「よ、よろしくお願いします?」
宇和『7人議会、それに機関長官ハンニバル・マカリスター、並びに機関本部の部長職以上の全職員は速やかに国際私法の場に出ろ』
独楽「宇和司令…」
颯「椅子に座るばかりで足腰が弱っているのなら、俺の異能で運んでやる。少し冷えるがな」
プルンッ
ダイル「っ…」
ルーク「こん、な…ことで…」
ディスパー「…」ギリッ
宇和『それとも、やましいことがありすぎて顔を出すことはできないか?』
異能管理機関上層部は、呆気ないほどにあっさりとその全権限を停止させられた。
そして、長い長い裁判が幕を開けることになるが――それは別の話。
独楽「ねえ、わたし、長官になっちゃうの?」
幸晴「…独楽さんって…そんなにすごい人だったんですか…?」
独楽「…………いやあ…そんなことは、ないんだけどね…?」
【直下 コンマ判定】(青臭くても純真で熱烈な理想論+3)
1~5 美味しいところは宇和が持ってって、新長官にも宇和さんがなっちゃった
6~9 独楽「機関長官とか、急がしすぎだってばー!」
――数ヶ月後――
独楽「――機関長官とか、急がしすぎだってばー!」
独楽「何この書類の山!? 何この、会議と会議と会議と、会食と、会談と…」
独楽「うわー、こんなの、こんなのって貧乏くじって言うんじゃないの!?」
バタバタ
独楽「んもー、やだよう、こんなのってないよ…」シクシク
独楽「…」
独楽「…」
独楽「…」
独楽「…それにこの部屋、広いのに誰もいないし…」
ガチャ
独楽「!」
【直下 コンマ判定】
1~5 リダ「こーまちゃん♪」独楽「リダ~…このスケジュール、キツすぎない?」リダ「あのね、ちょっとマズいことになってるよ」
6~9 リダ「こまちゃーん♪」独楽「あ、リダだ。雇ってあげた秘書のリダだ」リダ「お仕事進んでる?」
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:新異能管理機関・長官 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント100/100 アーム200/200 バーニッシュ・インクリース660/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:軟泥と熱風の異能 虫嫌い
リダ・オールデス:ビッチ 秘書 幻惑の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人
宇和時久:東京支部司令 野心家
野老幸晴:回帰の異能
イザドラ:投擲の異能 機関職員
アラディン:通過の異能 機関職員
朝霧冬也:光蝶と掌握の異能 戦争回避協力者
萑部律:SASABE社長
夏伐勇気:颯の弟 病弱少年
リダ「こまちゃーん♪」
独楽「あ、リダだ。雇ってあげた秘書のリダだ」
リダ「お仕事進んでる?」
独楽「この書類の大山だよ?」
リダ「だよねー…」
独楽「まだ3/4までしか片付いてなくて」
リダ「こまちゃん仕事早すぎ…」
独楽「はぁぁ…ねーリダー」
リダ「ん?」
独楽「【安価下1】」
1 もう長官辞めたい…
2 自由が欲しいよ…
3 その他、自由
独楽「自由が欲しいよ…」
リダ「でも、それ終わったら会議3件に、会食と会談――」
独楽「もうずっと、こんなだよ!? 忘れてない、わたし、まだ、未・成・年!」
独楽「それなのにこんな役職つきって、おかしくない? 19歳が就ける役職なんて、パートリーダーが関の山だよね!?」
リダ「こまちゃんがすごく疲れてる…」
リダ「仕方ないなあ…。敏腕秘書のわたしが、こまちゃんのために時間、融通してあげよっか?」
独楽「ほんと?」
リダ「でーもー…」
独楽「でも…?」
リダ「おっぱい揉ませてねっ!」モミッ
独楽「ちょっ、リダ…! やめてったら、もう~っ!」
リダ「この大きくも小さくもないサイズ感…いいよねえ、こまちゃんのおっぱい…」スリスリ
独楽「ちゃんと、休暇用意できる?」
リダ「大丈夫、大丈夫。でも、休暇の後は忙しいからね?」
独楽「…何倍増し?」
リダ「2.1倍くらい」
独楽「うわあ…。まあいいや、休暇の件、くれぐれもお願いね」
リダ「任せといて」モミッ
独楽「んっ…そこ、ダメ…」
リダ「やだ、その反応ー♪ かわいいー、感じちゃったのー?」モミモミ
独楽「だーかーらー、もー! ダメなのー!」
―――――
今夜はここまでです
ありがとうございました
次回から、こまちゃん編の最終編に入る…かな?
――オマケ・仲良しでも疲れてくるとイラッとしちゃうものだよね――
冬也「湊と合流してからは…5日…かな…?」ハァハァ
湊「なあお前…何人倒したか…覚えてるか…?」
冬也「4日前に600は数えた…けど…それ以降はもう、忘れてた…」
湊「俺は4日前で670はいってた…」
冬也「…いや、キリよく、600って言ったわけだから…」
湊「キリよくってことは四捨五入だろ。てことは俺はキリよくしたら700だ。俺のが上だ」
冬也「…いやいやいや、厳密にはね、680はあったよ」
湊「は? 嵩まししてんじゃねえよ」
冬也「してないしてない。ほんと」
湊「いやしてるだろ」
冬也「してないよ」
湊「した」
冬也「してないです」
ザッ
エリオ「休憩中のようですが、わたしにも構っては――」
湊「嵩まししてるって言っただろうが、分からず屋が!」
冬也「だからしてないってば! その証拠があるの!?」
湊「上等だ、俺、けっこう前からよ、お前のことぶっ飛ばしたかったんだよなあ」
冬也「何その物騒な感じ。いいよ、返り討ちにしてあげるから」
エリオ「楽しげですね。混ぜていただいても、よろしいですか?」ニッコリ
湊「邪魔んなったら、冬也ごとぶっ飛ばすけどな」
冬也「湊のそういうところ、変に人と軋轢生むからやめた方がいいって前々から思ってたんだよね」
湊「御託はいいから、さっさとやろうぜ?」
冬也「湊ぉおおおおおおお―――――――――――――っ!」
湊「冬也ぁああああああああ―――――――――――――っ!」
ドゴォオオオオッ
ドガァッ
ドォオオオオオオオンッ
その日、また、世界一だった山はその順位を落とす。
機関がその進退去就の時機のただ中にあったころ、3人の男達は壮絶に殴り合い、罵り合った。
さらに3日が過ぎた昼、ようやく静まり返ったヒマラヤ山脈は空からは確実に遠ざかっていた――。
――オマケ・事後処理~叱られた大人達~――
幸晴「この山が、エベレスト…? 世界一高い山…だったのに…」
冬也「…何も言わずに、直してもらえると嬉しいな…」
幸晴「…冬也さん、本当に何して生きてきたんですか…?」
冬也「不可抗力だから…うん」
湊「なーにが不可抗力だ。思わせぶりなことしてフラグを立てるだけ立ててとんずらこいて、どうせ名乗るほどの人間じゃありませんだろ?」
湊「出会った女に片っ端からノリと勢いの考えなしで関わるからそうなるんだろうが。お前、いい加減、もろもろ清算して隠居しろ」
冬也「そうもいかないって…。そりゃ、家にはいたいけどそうもできないからこうなってるわけで…。大体、清算なんてできないし」
湊「できないじゃなくて、しようとしてないんだろ?」
冬也「じゃあ具体的にどうやって清算しろって? できないんだよ、本当に」
湊「逃げるからよくねえんだろ。堂々と言い分でも何でも聞いてやれよ」
冬也「最初はそうしようと思ってたけどさ、問答無用で攻撃されまくるんだよ? 全部叩き潰そうとするより逃げた方が恨み買わないじゃない」
湊「そこは無力化して言いたいことは口で言えって突きつけりゃあいいだろうがよ、違うのか?」
冬也「そんなことしたら、どんどん増えて、このヒマラヤみたいになっちゃうよ。世界中のあちこちで」
湊「だーかーらー」
冬也「だからじゃなくって」
幸晴「喧嘩しないでくださいよ! また壊すんですか? こんなに広範囲直すの大変なんですよ?」
幸晴「壊すのが簡単でも、直すのは大変なんですよ? 大人なのにどうしてすぐそうやって喧嘩するんですか? おかしくないですか?」
湊「お前はいいから直しとけって。俺は、こいつの生き方についてだな――」
幸晴「夜原さんとのこと棚に上げておいて…」
冬也「ん? 何それ? 湊、どういうこと?」
湊「は? はあ? な、何だよ、それ! 棚に上げてってなあ…」
冬也「湊、夜原さんといい感じなの? どうして? いつから? デートしたの?」
湊「ばっ、何でお前そんなに興味津々で食いついてくんだよ?」
冬也「そう言えば湊の好きな黒髪大和撫子…に分類はできるよね。弓道だし、今、何の仕事してるの?」
湊「お前にゃ関係ねえだろ」
冬也「あるって。友達でしょ? 湊、自分の年齢知ってる? ここら辺で逃したら、どんどん遅れて枢木おじさんコースだよ?」
湊「イアンは結局、今のかみさんと――」
冬也「だから湊もそうなるんじゃないのって言ってるんじゃん。あからさますぎるのに、タイミングみたいなこと気にしてずるずるずる…」
冬也「そんなでいいの!?」
湊「俺がそうなるってどういう理屈だ、こら! バカイアンと一緒にすんじゃねえぞ」
幸晴「だから、喧嘩しないでくださいってば…。もうヤダよ、こんな大人になりたくない…」
冬也「こんな大人――幸晴、それ、僕入った?」
湊「ざまあ」
幸晴「湊さんもですけど。大体、何でエベレストがこんなに低いんですか? 普通、こんなに地形変えませんよね?」
湊「」
幸晴「僕の異能がなかったら治らないんですよ? どうにか直せるからかろうじていいものの、できなかったら世界の損失ですよ?」ガミガミ
雪山で自分の年齢より半分の子どもに叱られてしまう三十路の大人が2人。
その後、3日もかけてようやくエベレストは再び世界一の山へと戻り、冬也と湊は互いにもう喧嘩をしないと握手をして仲直りしたそうです。
――英国・ロンドン・某所――
独楽「ただいまー!」
ガチャッ
独楽「…」
バタム…
独楽「…」
スタスタ
シャッ
独楽「よし、窓を開けて風通しをよくして…」
ボフッ
独楽「んー…ベッドがふかふかでたまらん…」
独楽「…」
独楽「………やべえ、休日なのにまったりすることしか考えてねえ」
独楽「こいつはいけないぜ…。何かしらの問題が起きたらすぐに休暇取り辞めなんていう時限爆弾つきの貴重な時間なのに」
【安価下2】
1 でも1日くらいまったりさせて、おやすみ…
2 GS練習しとこう、よし
A ポイント 100/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ・インクリース660/600
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
3 コミュでもしとくか
※相手も併記してね
4 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)(願望達成ボーナス+10)
コンマ二桁分加算
ポイント 100/100
ポイント 222/100
独楽「ものすごくはかどった、よっしゃ!」
独楽「嬉しいよね、こういうの。ふふふーん♪」
独楽「…………でも、折角の休みだしなあ」
独楽「【安価下2】」
1 旅行とかしたいなあ
2 …………普通に過ごそうっと
3 その他、【自由】とか時間かけてやってみたいなあ
独楽「リクと一緒にいれればいいや」
独楽「…………でもリク、どこ行ってるんだろう?」
独楽「最近、仕事が忙しくってまともに相手をしてあげられなかったしなあ…」
【安価下2】
1 帰ってきたらでいいや
2 電話しちゃおう。今何してるのー?
prrrrr…
独楽「♪~」
独楽「早く電話に出てくれないかなー」ソワソワ
prrrr…
独楽「…」
独楽「…」
prrrr…
【直下 コンマ判定】
1~3 ブツッ ツ-ツ-ツ-
4~6 忙しいのかな、電話に出てくれなかったよ
7~9 リク『もしもし、こまちゃん?』
独楽「…………電話に出ない」
独楽「忙しいのかな? 帰ってくるの待ってればいっか」
独楽「…はぁ…暇…」
独楽「早くリク帰ってこないかなー…」
【安価下2】
1 そうだ、ご馳走でも作って待ってよう
2 体でも動かしたいな。外行ってサッカーしてこよう
3 コミュしよう、誰かと
4 その他、自由
独楽「リク、食べるの好きだし」
独楽「喜んでくれるよね、きっと」
独楽「ふふふ…。腕によりをかけて、おいしい料理作っちゃおうっと」
【直下 コンマ判定】
1~2 張り切りすぎて難しいのに挑戦したら失敗しちゃった☆
3~6 ザッとこんなもんよ、ザ・日本食&家庭の味!
7~9 一流レストランばりの豪勢な食事ができたぜ!
0 こまちゃんの料理の腕は素人の枠を飛び越えて世界レベルだぜ!
独楽「やっぱり故郷の味が1番!」
独楽「ホウレン草のおひたし、ナスの煮浸し、里芋のお煮物、おとうふとネギのおみおつけ、焼き魚、唐揚げ、炊き込みご飯…」
独楽「毎日、こういうのを用意してあげられればいいんだけど、時間なかったしなあ…」
独楽「もう夜だし、そろそろ帰ってくるかな」
独楽「喜んでくれるといいなあ…。帰ってきて、こうやってご飯できてると嬉しいもんね、うん」
独楽「♪~」
【直下 コンマ判定】
1~3 朝になっても帰ってこなかったし、電話しても繋がらない…
4~6 てっぺん過ぎても帰ってこねえ…
7~9 帰ってキター!
ガチャ…
リク「あれ、開いてる?」
独楽「リクっ、おかえり!」
リク「あ、こまちゃんが帰ってる! どうしたの?」
独楽「お休みもらってきたんだよ。ほら、ご飯も作っておいたから」
ズラララァッ
リク「わあ、すごい! おいしそう!」
独楽「手ぇ洗ってきてね。早く食べよう」
リク「うん」
・
・
・
独楽「それでは」
リク「いただきまーす!」
パクッ
モグモグ
独楽「…おいしい?」
リク「………うん。こまちゃんの料理、すごくおいしいよ」ニッコリ
独楽「えへへ、良かったぁ…。いっぱい食べてね」
リク「うん」
モグモグ…
【安価下2】
1 いちゃつきました&キンクリ
2 デートしたいなーって誘ってみる
3 コミュする
独楽「ねえリク?」
リク「ん?」
独楽「折角、おやすみもらったからさ」
独楽「どこか、リクと一緒にデート行きたいな」
リク「ぼくも行きたい!」
リク「どこ行く? こまちゃんとなら、どこでもいいよ」
独楽「【安価下2】」
1 近場でいいよね
2 いっそ、世界中を旅行したいな
3 こういうのは男の人がプラン立ててくれる方が嬉しいなあ
4 その他、自由台詞で行き先指定してもいいよ
独楽「リクの親しい人達に会ってみたいな」
独楽「ちゃんとした挨拶とか、してないし」
リク「うん、いいよ」
リク「じゃあ日本だね。そうだ、こまちゃんの家族にも会ってみたい」
独楽「わたしの家族?」
リク「うん。湊が『健全なつきあいじゃなきゃ認めない』って言ってたから」
独楽(ファザコン…?)
独楽「【安価下2】」
1 じゃあ、さらっとね(キンクリで済ませるよ)
2 でもそういう挨拶って何かこう…ねえ?///
3 えー? いいっていいって、別に
4 その他、自由台詞だよ
独楽「でもそういう挨拶って何かこう…ねえ?///」
リク「恥ずかしい?」
独楽「…そういうんじゃないけど」
独楽「割としっかりした家だから…そういうことだってリクが思われちゃうけど」
リク「どういうこと?」
独楽「分かってるくせに、もー!」パシッ
独楽「じゃあ行こっか///」
リク「うんっ」
【安価下2】
1 その後めちゃめちゃ、いちゃついた
2 夜ターンしとく?
リク「ごちそうさまー」
独楽「お腹いっぱいになった?」
リク「うん」
独楽「じゃあ、食器洗っちゃうね」
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 222/100
B アーム 200/200
C コート 136/300
D バーニッシュ・インクリース660/600
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
※相手も併記、尚、リク以外は電話越しになる模様
3 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)(願望達成ボーナス+10)
コンマ二桁分加算
アーム 200/200
アーム 322/200
独楽「よし、何か今日、すごいかも」
<こまちゃーん、早く寝ようよー
独楽「はーい、はい」
独楽「リクって子どもっぽいけど、何かそこが癒されるんだよね…」
独楽「…………同じベッドでもせいぜい抱き枕にされる程度なのが、逆に何かあれだけど…」
独楽「まあいっか」
【安価下2】
さて、誰から会おうか?
1 リクの育ての親
2 こまちゃんもお世話になったSASABEさん
3 リクのお友達でこまちゃんは初対面の金髪脳筋H・Rさん
4 リクの育ての親の育ての親のおじさん
5 その他、リクと関わりのある人
※冬也とゆっきーは放浪中のため、まだ不可よ
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:新異能管理機関・長官 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント222/100 アーム322/200 バーニッシュ・インクリース660/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:軟泥と熱風の異能 虫嫌い
リダ・オールデス:ビッチ 秘書 幻惑の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人
宇和時久:東京支部司令 野心家
野老幸晴:回帰の異能
イザドラ:投擲の異能 機関職員
アラディン:通過の異能 機関職員
朝霧冬也:光蝶と掌握の異能 戦争回避協力者
萑部律:SASABE社長
夏伐勇気:颯の弟 病弱少年
湊風で会ってるから初対面じゃなくね
――日本・天宮市――
独楽「ボス?」
リク「うん。もう辞めちゃったけど、ボスだったの」
独楽「何のボス?」
リク「………何だろう?」
独楽「…」
【安価下2】
1 土産でも何か持ってこうかな
※何を持っていくか併記してね
2 直行じゃ!
>>794
そういえばそうだった…
でもほら、まともな会話はしてないしね? うん
※これは安価に数えないよ
――日本・天宮市・露崎家別邸――
リク「ただいまー」
ガララ…
独楽「お邪魔しまーす」
スタスタ
勝正「おかえり、リク。それに…まさか、本当に彼女をこしらえていたとは」
勝正「どうぞ、上がってください。ハワードは居間にいますから」
独楽「ありがとうございます。あ、これ。お土産です」
勝正「これは…?」
リク「サッカーボール」
勝正「……………あ、ありがとうございます」
勝正「どうぞ」
【直下 コンマ判定】
1~3 勝正「そうだ。居間、反抗期真っ盛りの中学生がいて、うるさかったり、面倒臭いかも知れません。そうなったらすみません」
4~6 言子「こまちゃん!」独楽「あ、言子ちゃん!」
7~9 独楽「あ、言子ちゃんのお兄さんだ。お久しぶりです」ハワード「…ああ」
【0】
【直下 コンマ判定】
偶数 ハワード「言子から話は聞いている。…言子がリクとくっつかずにほっとしている」ガシッ 独楽「ど、どうも…?」
奇数 ハワード「おいリク。――よくも、言子を振ったな?」ゴゴゴ…
※0は偶数扱いですよ
ハワード「言子から話は聞いている。…言子がリクとくっつかずにほっとしている」ガシッ
独楽「ど、どうも…?」
リク「あ、政仁。久しぶり」
政仁「リクじゃん、いいなあ。彼女かわいいじゃん」
リク「でしょー?」
ワイワイ
勝正「コーヒーで良かったですか? どうぞ」
独楽「あ、どうも。ありがとう」
勝正(…………くそ、かわいいっ…)
ハワード「それで、何をしにきた?」
【安価下2】
1 1泊くらいして、のんびりおしゃべりとかできたらいいかなーって
2 まったりお茶しておしゃべりしたら引き上げるよ
3 その他、何するん?
独楽「リクのこともっと知りたくて、リクの知り合いの人から、色々と聞けたらいいなあって…」
勝正「…」
リク「え、政仁、働いてるの?」
政仁「刺身にたんぽぽ乗せてんだぜ、すごいだろ?」
リク「へー」
凪「あ、リクだ」
勝正「凪兄さん、遅かったな」
凪「だってハワードがたっぷりメシ作れって言うから、買い物大変だったんだもん…」
アベル「凪兄さん、冷蔵庫に食材を入れてくるな? いれちゃいけないものはあるか?」
凪「ないって。普通に考えたら分かるじゃん…」
ハワード「おい凪、くれてやる」スッ
凪「何これ? サッカーボール? …………今度ボルト来た時にこれで遊ぼっと」
↓1~3 コミュ内容
※なければ「なし」でおk
ハワード・ファミリーの誰か向けでもいいし、特にその指定がなければわいわいいる人でおしゃべり
独楽「ボルト?」
リク「幸晴と一緒にいるわんちゃんだよ」
独楽「ああ、あのコね」
リク「そう言えば幸晴も、ここ来てたの?」
ハワード「…来た」
凪「何か変な、軍隊がぞろぞろ山に来て、ゲリラ戦した」
独楽「うわー、何だろう、壮絶~」
リク「ハワードはいっつも、危ないんだよ」
独楽「でも…ここの皆さんって、どういう間柄なんですか?」
独楽「…中学生に、高校生に、日本人じゃない人が2人もいて、片方はむきむきで、もう1人の方はヒゲの似合うおじさまで…」
勝正「…一応は、マフィアか?」
ハワード「…一応じゃない」
独楽「マフィア!? 日本の土地に、マフィアが根付いてたなんて…」
独楽「じゃあ、この天宮市を仕切ってたり?」
勝正「いや…そういうことはしていない。元々はロックフェラー・ファミリーだった…のか?」
勝正「そういうことにしておいて、だが今はハワードをボスにして…何もしていないな」
ハワード「…」
独楽「何もしてないのに、マフィア?」
ハワード「…逆に何をすればいい?」
独楽「【安価下2】」
1 さ、さあ…?
2 マフィアは犯罪組織だからダメですよ。まっとうに働こう、若いんだから!
3 その他、自由台詞
独楽「天宮市の平和を守るとか?」
勝正「むしろ、そこかしこで戦って乱しているな…」
政仁「でもかっこよくね? 平和を守ってるって」
アベル「平和はいい」
凪「できるはずないじゃん、ハワードがそんなこと…」
ハワード「凪、今、何と言った?」
凪「だから、ハワードがそんなことできるはずないじゃんって」
【直下 コンマ判定】
1~3 ぷっつん
4~6 ハワード「表へ出ろ。最近のお前は、何かと反抗的だ」凪「はあっ!?」
7~9 ハワード「…ふっ」凪「えっ? 何だよ、その鼻で笑うの!?」ハワード「俺に不可能はない」
ハワード「表へ出ろ。最近のお前は、何かと反抗的だ」
凪「はあっ!?」
勝正「またか…。なかなか幸晴は来れないんだ。あまり壊すなよ…」
リク「賑やかで楽しいね、ここ」
アベル「そうだな」
ハワード「さあ来い」
凪「や、やだってば! ハワードに勝てるはずないもん! またぼろぼろになって、蝶番に痛めつけられるもん!」
独楽「これは、喧嘩の予感――ダメだよ、そんなの!」
凪「まともだ、この人!」
独楽「【安価下2】」
1 そういう時は、PK勝負で白黒つけよう!
2 喧嘩はダメ絶対! それでも譲れないなら、別のことで決着をつけよう!
A オセロ大会、かいさーい!
B アームレスリング大会、かいさーい!
C その他、自由提案だよ!
3 その他、自由台詞だよ
独楽「そういう時は、PK勝負で白黒つけよう!」
凪「は?」
ハワード「…いいだろう」
凪「はあっ!?」
独楽「折角だし、皆でやろうよ」
政仁「サッカーか? いいじゃん、やろうぜ。ふっふー!」
勝正「よし、やるか」スクッ
アベル「楽しそうだ」
リク「凪がんばってね」
ハワード「表へ出ろ」
凪「何でそうなるんだよ!? やらないから!」
独楽「勝負から逃げていいの!? 負けるのを怖がってたら、何もできることなんてないんだよ!?」
凪「暑苦しいってば、何なの!?」
独楽「機関の長官です」
凪「」
勝正「ああ、そう言えばそうだったか」
政仁「うまいのか?」
アベル「偉いのだ」
ハワード「異能もグラスプスキルもありだ」
凪「勝ち目ねえええええええ――――――――――――――――っ!」
【直下 コンマ判定】
偶数 超次元PK勝負に負けて凪はぼろぼろになりましたとさ
奇数 超次元PKで庭が荒れた
※0は偶数扱いだよ
勝正「ハワードの電撃シュートにはやはり勝てなかったか」
リク「コース分かってても止められないもんね」
<ベルっちー、いくぞー!
<アベルだ、ベルっちではない!
独楽「うんうん、平和的に解決して良かった」
凪「何なんだよぉ…ボール壊したら負けとか、勝ち目ないし…ムリだってば…」ブツブツ ←電撃バリバリアフロヘアー化中
ハワード「ふんっ」
独楽「そう言えば、言子ちゃんってもうロンドンから帰ってるの?」
ハワード「…」
【直下 コンマ判定】
偶数 ハワード「ああ。だが、また留学をしたいからと言ってバイトばかりしている」凪「だからずっと拗ねてんだよ、ハワード」
奇数 ハワード「…1年間の長期留学に変更したらしい」凪「ぷぷぷ、シスコンださっ」ハワード「凪、表へ出ろ」凪「もうやだって!」
※0は偶数扱いだよ
ハワード「…1年間の長期留学に変更したらしい」
凪「ぷぷぷ、シスコンださっ」
ハワード「凪、表へ出ろ」
凪「もうやだって!」
勝正「留学に行ってしまってから、やたらとこの手のハワードと凪兄さんの喧嘩が増えててな…」
独楽「へえ…」
独楽「【安価下2】」
1 言子ちゃんって、すごくいいコだよね。かわいいし
2 聞いてた通りにかなり大切にしてるんだね。でも、かまいすぎるとちょっと嫌がられちゃうから控えめな方がいいかもよ
3 その他、自由台詞
独楽「聞いてた通りにかなり大切にしてるんだね。でも、かまいすぎるとちょっと嫌がられちゃうから控えめな方がいいかもよ」
ハワード「別に普通だ」
独楽「でもちょっと、嫌がってたよ」
ハワード「………本当か?」
独楽「言子ちゃんはいいコだから、強い拒否はしないだろうけどね」
独楽「だからもうちょっと、言子ちゃんを信じてあげたら? 困ったことがあれば頼ってくれるんだから」
ハワード「…そうか」
凪「でも言子姉ちゃんが帰ってくれば、料理しなくて済むのになあ…」
勝正「凪兄さんも、だんだん料理の腕が上がってきてると思うぞ。前はゲロマズだったがな」
凪「ゲロマズとか言うなよ! 勝正だって栄養バランスとか言ってまずい方が多いじゃん!」
勝正「だが、肉と炭水化物ばかりでは凪兄さんが大きくなれないからな」
凪「っ…さ、山菜とかあればぜんぜん、緑とか多くなるし? たらの芽の天ぷらとか、揚げるのうまいし、俺」
ハワード「うまければ俺は何でもいい」
凪「ハワードってけっこうバカ舌じゃん…」
ハワード「何か言ったか?」
凪「あーあーあーあー、聞こえなーい。俺、晩ご飯作ってくるー。勝正手伝ってよ」
勝正「仕方ないな。いいだろう」
【安価下2】
1 夕飯をご馳走になってから露崎家別邸を後にしました
2 もうちょいコミュりたい?
※コミュ内容を併記してね
3 その他、何かあれば
言子とハワードは二人で結婚できるの?
教えて下さい詳しい人
にことコミュ
2 ファミリーってここにいるので全員?
>>833 知恵袋だけど http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010318395
でもって、>>833って安価?
【安価下2】
1 安価は(原則)絶対だろうが
2 >>834しろや
3 >>835だよ
ガララ…
パタパタ
にこ「はわーど」
ハワード「…にこか」
独楽「あれ、何この子?」
リク「あ、にこだ」
にこ「リクだ」
ペタッ
にこ「はわーど、あそんで」
ハワード「…叱られるぞ」
にこ「いいの、あそんで」
↓1~2 コミュ内容
※なければなしでおk
にこに対してでも、何故か懐かれてるハワードに対してでも、そもそもどこの子なの?とか
独楽「こんにちは」
にこ「だあれ?」
独楽「こまちゃんだよ」
独楽「おいで、髪留めかわいいね」
にこ「うん」
独楽「うわあ、かわいい~。どこの子なの?」
リク「ここのお家の、母屋の子だよ」
ハワード「…言子の母親の姉妹の娘だ」
独楽「そうなんだ。ほっぺふにふに」
にこ「こまちゃん、これなに?」
独楽「んん? これって言われても、お洋服だよ」
にこ「なんておようふく?」
独楽「チュニックワンピだよ。にこちゃんも、大きくなったら似合うようになるかもね」
にこ「こまちゃん、なんのひと?」
独楽「正義の味方かな」
にこ「リクといっしょ?」
リク「そうだよ」
独楽「すごいでしょー?」
にこ「すごーい!」キャッキャ
ハワード「…」
凪「何にやにやしてんの? きもい」
ハワード「…こっちへ来い」ガシッ
凪「ちょっ、料理焦げるから、焦げるからっ…」
ズルズル
<ふんっ!
<痛ってぇええええええ―――――――――っ!? ハワードの、バカァ!
<うるさい!
独楽「にこちゃんかわいいね」
にこ「こまちゃんもかわいいよ」
独楽「えー? 本当に? ありがと~」
【安価下2】
1 じゃ、おいとましますか
2 まだコミュる?
※内容併記よ?
独楽「ふぅ…ご馳走さまでした」
リク「また遊びにくるね」
勝正「ああ、気をつけて」
ハワード「また来い」
政仁「じゃあな、リク」
アベル「さようなら」
勝正「もう遅い時間だが、泊まる場所はあるのか?」
リク「ホテルだよ」
凪「ふーん」
勝正「ホテっ…り、リクお前…っ…」
リク「いつもこまちゃんと一緒に寝てるんだよ。らぶらぶでしょ?」ニコニコ
勝正「」
独楽(あ、確実に勘違いした)
凪「何でそんな反応すんの、勝正?」
ハワード「…ロンドンで言子に会ったら…よくしてくれ」
独楽「うん。それじゃあ、また。さようなら」
リク「ばいばい」
【安価下2】
1 さて、次は誰のところへ行こうか
A リクの育ての親
B こまちゃんもお世話になったSASABEさん
C リクの育ての親の育ての親のおじさん
D その他、リクと関わりのある人
※冬也とゆっきーは放浪中のため、まだ不可よ
2 GS練習しておやすみ、また明日
A ポイント 222/100
B アーム 322/200
C コート 136/300
D バーニッシュ・インクリース660/600
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
3 その他、夜ターンだけど何かある?
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)(願望達成ボーナス+10)
コンマ二桁分加算
バーニッシュ・インクリース 660/600
バーニッシュ・インクリース 714/600
独楽「ふぅ…何だか、賑やかなところだったね」
独楽「仲良しみたいだったし」
リク「うん。すっごくいい人達ばっかりだったでしょ?」
独楽「そうだね」
独楽「でも結局、何かするのかな? 平和守るとか…」
リク「どうだろうね?」
リク「でもハワードはね、悪いこともするけどいい人なんだよ」
【安価下2】
1 さて、次は誰のところへ行こうか
A リクの育ての親
B こまちゃんもお世話になったSASABEさん
C リクの育ての親の育ての親のおじさん
D その他、リクと関わりのある人
※冬也とゆっきーは放浪中のため、まだ不可よ
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:新異能管理機関・長官 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント222/100 アーム322/200 バーニッシュ・インクリース714/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:軟泥と熱風の異能 虫嫌い
リダ・オールデス:ビッチ 秘書 幻惑の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人
宇和時久:東京支部司令 野心家
野老幸晴:回帰の異能
イザドラ:投擲の異能 機関職員
アラディン:通過の異能 機関職員
朝霧冬也:光蝶と掌握の異能 戦争回避協力者
萑部律:SASABE社長
夏伐勇気:颯の弟 病弱少年
ハワード・ロックフェラー:電撃の異能 ボス
紫藤凪:刺突の異能 ハワードの部下
美多勝正:命令の異能 ハワードの部下
常陸宮政仁:疾駆の異能 ハワードの部下
アベル・リンカーン:金剛の異能 ハワードの部下
露崎にこ:言子のいとこ 3歳天使幼女
あ、ナンバリングの意味なかったね…
すまぬ…アルファベットだけでも通じるよ…ごめん
これは安価に数えないでござる…
【直下 コンマ判定】
1~3 お店を手伝わされたよ!
4~6 おやおや? 湊ともう1人の女性でお店を回してますなあ?
7~9 ゆっきーが働いてたよ!
0 臨時休業中だったよ
やはり呪われてますなあ…湊の女性コンマは
―――――
――東京某所・食事処『湊風』――
ガララ
湊「あい、らっしゃ――リク」
幸晴「いらっしゃいま――リクさんと、独楽さん」
リク「あ、幸晴もいる」
独楽「ゆっきー! 元気だった? …どうして、ここにいるの?」
幸晴「機関には、追いかけられなくなったんで…。ありがとうございます」
湊「…どうでもいいけど、ランチのピークだ。食うなら金もらうぞ」
独楽「【安価下2】」
1 それじゃあ、日替わり定食お願いします
2 忙しいなら…
A 待ってます
B 手伝いましょうか?
3 その他、自由台詞
独楽「それじゃあ、日替わり定食お願いします」
リク「ぼくねえ、えーと…サンマ定食!」
幸晴「日替わりとサンマ定です」
湊「…まあ幸晴がいるからいいか。あいよ。待ってろ」
・
・
・
幸晴「日替わりが独楽さんで、サンマ定がリクさん…どうぞ」
独楽「ありがと、ゆっきー。エプロン似合ってるね。何でピンク色なの?」
幸晴「…嫌がらせだと思います…」
リク「ぼくはね、青いエプロンつけてお手伝いするんだよ」
湊「幸晴、仕込み途中だろ。ちゃっちゃと働け」
幸晴「はーい」
【安価下2】
1 リクといちゃつきながらランチするぜ
2 湊とおしゃべりしようぜ
※内容も併記してね
3 ゆっきーとおしゃべりするぜ
※内容も併記してね
4 キンクリなんだぜ、ご馳走さまでした
独楽「やっぱり、ここの料理っておいしい」
独楽「ご馳走さまでした」
独楽「じゃあ、お金――」
リク「ぼくが出すよ」
湊「何!?」ガタッ
ガッシャ----ン
幸晴「ちょっ…湊さん、お皿と鍋が…!」
リク「えーと、税込みで2人分…1680円だね」スッ
湊「リク…お前、その金…」
リク「働いて稼いだんだよ」
湊「お前が…働いた、だと…? リク…リクーっ!」ガバッ
リク「大袈裟だね、湊って」
独楽(よっぽどたかってたんだろうなあ…)
幸晴「この異能で良かった…」パァァァ
【安価下2】
1 え? お散歩してほしいコがいるって? 仕方ないなあ、わんちゃん大好きだよ
A ボルトと2人きりで散歩だぜ
B リクも交えてボルトの散歩だぜ
2 2階にあがらせてもらって待つことに
3 その他、まだ仕事中なんだって。どうする?
ボルト「わふっ」クンクン
独楽「お久しぶり、ボルト」ナデナデ
ボルト「わふっ!」
リク「お散歩しようね」
独楽「あれ? リードとかは?」
リク「ボルトはお利口だから大丈夫だよ」
独楽「放し飼い…問題起きてないなら、いいのかな…?」
【安価下2】
1 公園でボルトとリクとサッカーして遊んだぜ
2 ボルトとコミュってみる?
※多分ゆっきーじゃないから言葉は通じないよ
独楽「ボルトって何歳なんだろう?」
リク「1歳って幸晴は言ってたよ?」
独楽「そうなの?」
ボルト「わふっ」
独楽「…そうってことかな?」
リク「違っててもわんしか言わないもんね」
独楽「でも顔立ちがカッコいいのに、愛嬌もあって、かわいいね」ナデナデ
ボルト「わふ」パタパタ
リク「尻尾すごく振ってるね」
独楽「嬉しいのかな?」
ボルト「わふっ」ペロッ
↓1~2 ボルトとのコミュ内容
※なければ「なし」でおkよ
独楽「とりあえずさ、ボルト」ナデナデ
ボルト「わふ」
独楽「競争してみようか」
リク「ぼくもやる」
独楽「20メートルくらい差がついたら、先にいた方が勝ちだよ」
独楽「それじゃあ、よーい、どんっ」ダッ
ボルト「わふっ!」ダッ
リク「わーい!」ダッ
【直下 コンマ判定】(わんこなグラスパー-4)(身体能力超優秀+2)
1~3 勝負にもならんかったわ
4~6 ボルト早すぎィ!
7~9 いい勝負はしたけど!
0 犬が走って何かにあたった!
ボルト「わふっ! わふっ!」パタパタ
独楽「ぜぇー…はぁー…ボルト早すぎた…」
リク「ボルトは…早いよね…」ハァハァ
ボルト「わふっ!」
独楽「勝負にもならなかった…。さすが…。これが種族の差か…」
独楽「じゃあ今度は、PK勝負だよ」
リク「ボルトとPK、できる?」
独楽「大丈夫、大丈夫!」
独楽「【安価下2】」
1 ボルトがキーパーだよ
2 さあ、ボルト、好きなところからかかってきなさい!
独楽「ボルトがキーパーだよ」
独楽「ボルトは手がないから、全身のどこ使ってもオーケーだからね。もともと、キーパーはハンドでもいいんだけど」
独楽「よし、じゃあ3本勝負!」
リク「がんばってー」
ボルト「わふっ!」
【直下~下3 コンマ判定】(未来予知-3)
1~5 止められたよ
6~9 入ったぜ!
1本目 成功
2本目 失敗
3本目 失敗
独楽「1本しか、入らなかった…!」
ボルト「わふっ!」パタパタ
リク「でも1本入るなんてすごいね、こまちゃん」
独楽「でも悔しい…!」
ボルト「わふっ」ペロペロ
独楽「ちょっ、くすぐったいよ、ボルト」
リク「あー、ボルト! こまちゃんとキスするのはぼくだけだよ、ダメー!」
ボルト「わふっ!」パタパタ
独楽「ボルトは本当に人間が言ってること分かってそうでお利口だね」ナデ
ボルト「わふ」
【直下 コンマ判定】
そして湊風に戻ったよ
1~6 幸晴「ボルト、楽しかったの? 良かったね」ナデナデ ボルト「わふっ」
7~9 独楽「あれ? 夜ってやってないの?」リク「いつもはやってるよ? どうしたんだろうね」
――東京某所・食事処『湊風』・2階住居――
幸晴「ボルト、楽しかったの? 良かったね」ナデナデ
ボルト「わふっ」
独楽「ゆっきーは、ボルトの言ってること分かるの?」
幸晴「…何となく、ですけど」
独楽「へえ…すごいね」
湊「おらメシだぞー」
幸晴「あ、お手伝いします」ソソクサ
リク「はい、ボルトのご飯だよ」
ボルト「わふっ」ガツガツ
湊「お前ら、泊まってくのか? …男所帯だけど」
独楽「【安価下2】」
1 近くにホテル取ってるんで、リクとそこに
2 あ、わたしだけ近くのホテルで寝ますよ
3 泊まって行っていいんですか?
4 その他、自由台詞
独楽「泊まっていっていいんですか?」
湊「…変な物音したら叩き出すけどな」
独楽「しませんって」
幸晴(…………ちょっと期待してたのに…)
湊「はぁぁ…にしても、まさか…」
湊「リクに先を越されるとか…」ボソ
幸晴「ボルト、こっちはダメだよ。…物欲しそうな目で見てもダメ」
ボルト「くぅ~ん…」
↓1~3 コミュ内容
※なければ「なし」でおk
湊にでもゆっきーにでもリクにでもボルトにでも
とりあえず進行してくから、何かあったらてけとーに書き込んでってね
―――――
独楽「で、湊さん」
湊「ん?」
独楽「その後の進展はどうですか? デート、誘ったんですか?」ワクワク
幸晴(独楽さんってこうして突っ込んでくれるから、何か面白くていい…)
リク「湊のハムカツ、やっぱりおいしいね」モグモグ
湊「あー…あれな…」
独楽「何ですか、その反応?」
【直下 コンマ判定】
1~3 湊「日シリの観戦だったのに、さんざんぶーたれられた…」独楽「えー…?」湊「マジわけ分かんねえ」
4~6 湊「ラーメン屋連れてってやったのに、脂が多くて食いきれねえとか言われてよぉ…」
7~9 湊「仕込みがあるから帰んなきゃダメだってのに、夜遅くまで逆に連れ回されてよ…。さんざんだった」
幸晴の将来の夢聞く
おっ? おっ?
これは湊さん…きたのか? きたんですか?
あと>>907把握です
【0】
偶数 湊「…まあ、まあ。うん」独楽「えっ、何かニヤけてません? うまくいったの?」
奇数 湊「……………………………ないわー、だと」独楽「今度は何したんですか…」
※0は偶数扱いよ
湊「……………………………ないわー、だと」
独楽「今度は何したんですか…」
湊「知るかっつーの。とりあえず台風直撃してて…」
独楽「はいワンナウト」
湊「それでも遊園地ががらっがらだったんだぜ? ほとんどのアトラクションが終わってたけど」
独楽「はい、ツーアウト」
湊「でもって、今度は弁当も作らねえで行って…」
独楽「あ、そこは成長したんですね。で、で?」
湊「電車とか全滅でタクシーも捕まらねえで、どっかで休むかってホテルしかなかったから…」
独楽「はい、スリーアウト」
湊「別にそんなことするつもりねーってさんざん言ったのに」
独楽「もうあれですね、最悪すぎ。呪われてるんじゃないですか? て言うか、ホテル提案がひどすぎですよ」
独楽「そこに全然、気がないって…逆にね、輪をかけてね?」
湊「知るかっ! 結局、雨ん中を歩いて、傘も風に煽られてぶっ壊れて、終わりだ」
独楽「ああもう、タイミングといい、何から何まで…」
湊「ったく、呪われてんのは俺じゃなくてあいつじゃねえのかよ…」ブツブツ
独楽「はぁ…。がんばってください。ちなみに電話は?」
prrrrr…
湊「…………最近、この時間に固定だな」
独楽「…出てあげてくださいね」
ガチャッ
スタスタ…
<今日は何だよ? はあ? もみじがり? まだそんな色づいてねえだろうが…
幸晴「……湊さんって、呪われてるのかな…?」ボソ
独楽「っぽいよね。本人にも問題はありありだけど…て言うか、相手の人がね、逆に気の毒…」
独楽「で、ゆっきーは好きな女の子いないの?」
幸晴「ぶふっ!? げほっ…ごほっ…」
独楽「もー、そんなにむせて。1人くらいいるんじゃないの?」
【直下 コンマ判定】(雑食系モテ体質+2)
1~3 幸晴「いませんって…。出会いもないし…」
4~6 幸晴「………特定の人はいないんですけど…」独楽「おお?」幸晴「…反応が面白い人って、時々いて、面白いです」ニヤリ
7~9 幸晴「べ、別に誰が好きかとかは…。それに、何もしなくても女の人とか、困らないかなって」独楽「何その台詞」
幸晴「………特定の人はいないんですけど…」
独楽「おお?」
幸晴「…反応が面白い人って、時々いて、面白いです」ニヤリ
独楽「…ん?」
幸晴「それに喜んでくれるし」
独楽「反応が面白いって?」
幸晴「えっと…何て言うか、その…俗に言う、マゾヒスト…みたいな」
幸晴「[ピ-------]とかって言葉で、喜んじゃうなメス豚さん達とかです」ニッコリ
独楽(サディストやでぇ…)
独楽「…何か、したの…?」
【直下 コンマ判定】
1~3 幸晴「手は出したことないです」独楽「手は、って…?」
4~6 幸晴「…………割と、水責めとかって、興奮してくれるみたいで…」独楽「うわーお…」
7~9 幸晴「ま、まだ…『僕の』貞操は…何も…し、新品って言うか…///」独楽「ゆっきー…」
0 幸晴「…………チャンスがあれば…積極的に…してたり…しますけど…///」独楽「」
幸晴「手は出したことないです」
独楽「手は、って…?」
幸晴「あ、あくまで口だけってことで…!」
幸晴「それ以上は、まだ全然っ…!」
独楽「必死になるところが違うよ、ゆっきー」
幸晴「あれっ…?」
独楽「ボルト、こんな飼い主で大丈夫?」ナデ
ボルト「わふ」
幸晴「ちょっ、ボルトぉ…!///」
独楽「今のわんに、どんな意味が…!?」
リク「あ、かぼちゃおいしい…」モグモグ
独楽「ゆっきー、その年齢でそんなじゃあ心配だよ!」
幸晴「えっ? ご、ごめんなさい…」
独楽「な、何かさ、ほら、将来の夢みたいのはないの?」
【直下 コンマ判定】
1~3 幸晴「………………温めてるプレーがあって…」独楽「そうじゃなくって…。ゆっきー、もうダメだ…」
4~6 幸晴「そういうのは…何だか、漠然としすぎてて、あんまり…」
7~9 幸晴「…僕の異能で1人でも多くの人が…喜んでくれたり、助かってくれたりすればいいかなって…。それだけなんですけど」
幸晴「そういうのは…何だか、漠然としすぎてて、あんまり…」
独楽「何もないの?」
幸晴「…人の役に立てるようなこと…くらいしか」
独楽「良かった…そこまで毒されてなくて」
幸晴「…そんなに、いけないですか…?」
独楽「いや、うん…一概にダメとは言わないけどね、何かね…。それだけに頭の中が支配されちゃうとね、ってことで」
幸晴「…あ、はい」
リク「ご馳走さまでしたー」
【安価下2】
1 さて、食卓コミュはもう終わりよ
2 まだコミュりたいことあれば併記してちょ
独楽「そう言えばゆっきーってさ」
幸晴「はい」
独楽「冬也さんと、一緒に旅してる…んだよね?」
幸晴「ああ…はい。そうです」
独楽「冬也さんは、今どこにいるの?」
【直下 コンマ判定】
1~3 幸晴「実は、はぐれちゃって。それにはぐれた時も、わざと置いて行かれたような感じで、何か嫌な感じするんですけど」
4~6 幸晴「さあ…。ちょっと、僕だけここに戻ってきただけで、合流するはずなんですけど…連絡取れなくなっちゃって」
7~9 幸晴「今は、家族で水入らず中です。邪魔しないようにって、ここ来てたんで」
幸晴「さあ…。ちょっと、僕だけここに戻ってきただけで、合流するはずなんですけど…連絡取れなくなっちゃって」
幸晴「また、山を低くしたり…湖蒸発させたりしてなければいいんですけど…」
独楽「…そう言えばエベレストが低くなって、それからしばらくして元に戻ったのって、ゆっきーのおかげ?」
幸晴「…あれはひどかったです…」
独楽「ごくろうさま」
独楽「でも…音信不通になっちゃったんだ…。大変そうだね」
幸晴「割とよくあるから、馴れちゃったんですけどね」
独楽「意外にゆっきー、逞しいね」
幸晴「えっ…そうですか? 本当に?」
独楽「やっぱり男の子的には嬉しいの?」
幸晴「あ、やっ…そう…そうじゃないけど、そう…? あれ…? でも、嬉しいです」
ボルト「わふっ」
幸晴「あ、うん。分かったって…。ご馳走さまでした」スクッ
独楽「どこか行くの?」
幸晴「ボルトのお散歩ついでに、ちょっと、鍛錬を」
独楽「そっか。行ってらっしゃい」
幸晴「はいっ。ボルト、行こ」
ボルト「わふっ!」パタパタ
【安価下2】
1 GS練習
A ポイント 222/100
B アーム 322/200
C コート 136/300
D バーニッシュ・インクリース714/600
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 コミュ
※リクor湊
3 その他、自由
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)(願望達成ボーナス+10)
コンマ二桁分加算
アーム 322/200
アーム 445/200
独楽「あったかいお家だね、ここって」
リク「前はね、マンションの高いところ住んでたんだよ」
リク「でも湊がね、機関のアルバイトをクビになっちゃって、大学卒業してから、あちこち引っ越してたの」
リク「それで湊のご飯はおいしいから、お店開いたらってことになって、ここになったんだ」
独楽「そうだったんだ…」
独楽(機関のバイトをクビ――。本格的に上層部が腐り始めてきた時のいざこざの余波…かな?)
独楽(あの制度、どうしようかまだ迷ってるんだけどねえ…。どうしよっかなあ…会議次第かなあ…)
【安価下2】
1 まだ湊風に残ってようかな
2 さて、次に行こうか
A こまちゃんもお世話になったSASABEさん
B リクの育ての親の育ての親のおじさん
C その他、リクと関わりのある人
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:新異能管理機関・長官 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント222/100 アーム445/200 バーニッシュ・インクリース714/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:軟泥と熱風の異能 虫嫌い
リダ・オールデス:ビッチ 秘書 幻惑の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人
宇和時久:東京支部司令 野心家
野老幸晴:回帰の異能
イザドラ:投擲の異能 機関職員
アラディン:通過の異能 機関職員
朝霧冬也:光蝶と掌握の異能 戦争回避協力者
萑部律:SASABE社長
夏伐勇気:颯の弟 病弱少年
ハワード・ロックフェラー:電撃の異能 ボス
紫藤凪:刺突の異能 ハワードの部下
美多勝正:命令の異能 ハワードの部下
常陸宮政仁:疾駆の異能 ハワードの部下
アベル・リンカーン:金剛の異能 ハワードの部下
露崎にこ:言子のいとこ 3歳天使幼女
宮東湊:湊風店長 光線の異能
ボルト:シベリアンハスキー グラスパー犬 未来予知の異能
――東京某所・萑部邸――
独楽「こんにちは」
リク「お邪魔しまーす」
律「あ、長官」
明「はじめまして。家内の明です」
独楽「うわ、美人さんだ。社長、こんな奥様いたの?」
明「以前いらした時はばたばたしてたとか…何だかすみません。多分、見苦しいところを旦那が見せたかと」チラッ
律「べ、別にそんなことは…」チラチラッ
独楽(あ、アイコンタクトで取り繕ってって社長が言ってる…)
独楽「【安価下2】」
1 普段からよっぽど、奥さんが頼りになってるんですね。ステキです
2 そんなそんな、社長、立派でしたよ
3 その他、自由台詞
独楽「普段からよっぽど、奥さんが頼りになってるんですね。ステキです」
独楽「そんなに頼りになっちゃうんですから、いなくなっちゃった時にあんなことになれば仕方ないですし」
独楽「それでもSASABEの社長パワーは溢れんばかりに発揮されて、本当に助かりました」
独楽「どうもありがとうございます」
明「…意外と、意外ですね」
律「どうですか、ふふふ。これが明がいなくたって、ちょっとは大丈夫なんです」エッヘン
明「帰ってきたら作業室が散らかり放題でしたけどね」
律「…」
独楽「でも、やっぱりSASABEってすごいですね。夫婦仲が会社の発展の秘訣なんですか?」
律「そうです!」キッパリ
明「…照れますね。あ、そうだ。おいしいアイスがあるんで、どうぞ。こんな機械だらけの場所じゃなくて、リビングで」
独楽「ありがとうございます」
リク「あ、由司だ」
由司「リク! ねえ、これ、ぼくが作ったパズル! やってみて」
リク「いいよ」
↓1~3 コミュ内容
※なければ「なし」でおkです
萑部さん家にいる誰にでもおkよ
―――――
一旦ここまでです
ありがとうございました
明「どうぞ、アイスです」キリッ
独楽「わあ、ありがとうございます」モグッ
独楽「んんっ、おいしい。バニラ特有の濃厚な甘さが口の中に広がって、鼻から抜けて、でも後味はさっぱりしててべたつきを残さない!」
明「!」
独楽「それでいて甘すぎることもなくて、後を引くようなミルクの旨味! そして極めつけにこの舌触りの絹のようなすべやかさ!」
独楽「これすごくおいしい!」
明「それは良かったです。何なら、わたしがセレクトした厳選アイス100ダースを毎日、1つずつ配送しましょうか?」
独楽「100ダース!? それ厳選できてるの…?」
律「明はアイスのことになると…色々あれだからそっとして流しておいてください…」
<リク、ゲームしよ!
<あ、グラバトだ
ワイワイ
独楽「ん? あのゲーム、何ですか?」
律「あー…あれは内輪もの…のはずが案の定、商品化しちゃったSASABEゲーム部門のキラータイトルです」
明「ちなみにあれは商品化したものではなく、非売品のプロトですよ」
<ぼく、ニンジャつかう
<えー? じゃあ…神様使おうっと
独楽「ふうん――って、んん? 何だか、あのニンジャ…見覚えが」
律「プロトの非売品はキャラデザが実在の人なんです」
独楽「…………それ、わたしも出られたりは…?」
明「グラスパーにこの話をすると出たがるんですよね…」
律「意外と大変なんですけど…長官だし、DLC販売したら売れます?」
明「ええ、神瑠璃長官は支持率高いですし、いけそうですね。ただ、機関の利権などなどが――」
独楽「長官権限で、オーケーです」グッ
<由司強いねー
<うん、パパがてかげんしてくれないから、いっぱいれんしゅうしてるの
独楽「…」チラッ
律「ち、父親としては…威厳が」
独楽「ゲームばっかりじゃ、ダメですよ」
明「おや」
独楽「リク、由司くーん。外で遊ぼう、外で」
由司「えー? いんどあはだから、ぼく…」
独楽「子どもはインドアもアウトドアも関係なく、指じゃなくて体を動かして遊ばないと! 遊んでられるのは今だけだから!」
独楽「だから、今の内に、いっぱい遊ぼう!? 20歳前でも、仕事でがんじがらめで遊べなくなっちゃうことにもなりかねないからね!」
律「何だかすごい説得力です」
明「…律も一緒に外で遊んできたらどうですか?」
律「いやいや、僕は――」
独楽「父親の威厳ですよ、社長! さ、行きましょー!」
律・由司「「お外はやだー!」」ズルズル
律「はぁ…はぁ…」グッタリ
由司「パパ、もうげんかい?」
律「ぜっ…全然…そ、そんなことは…」ゼェゼェ
明(いつもこもってばかりだから…。こまめに無理やりにでも由司と一緒に外へ放り出した方がいいかも…)
独楽「ふぅー…楽しかった」
リク「ねー」
明「運動後のアイスは格別ですよ」スッ
独楽「あ、今度はチョコミント? おいしそう」パクッ
独楽「んん~………おいしいっ」
独楽「それにしても、リクって顔が広いんですね。正直、すごい驚いてます」
明「そうですね…。昔は無口で、感情表現もあまりって感じでしたが…行動力がすごいですから」
独楽「SASABEみたいな超巨大企業の社長とこんなに仲が良くて、そこら中に知り合いがいて…」
独楽「出会う人、みんながリクの知り合いなんじゃないかって錯覚しそうになりますよ」
明「何かと律が頼られては調子に乗っちゃうパターンも多いんですけどね」
<そうだっ、汎用外遊びロボットを作れば日曜日の世のパパ達の負担が――
明「負担とか言わないでください、そこ」
<ごめんなさい…
<あ、パパおこられた
<律、いつも明に怒られてるね
<ぬぐぐ…
独楽「【安価下1】」
1 こういう家庭って、幸せなんだろうなあ…
2 そうだ。社長って自分で商品開発してるんですよね? 見学させてくださいよ
3 その他、自由台詞でコミュしてええで
独楽「そうだ。社長って自分で商品開発してるんですよね? 見学させてくださいよ」
律「見ますか!?」ガバッ
明「…長くなりますよ?」
独楽「?」
由司「あ、パパがげんきになった」
リク「明、明ー。ご飯食べてってもいい?」
明「ええ。もちろんですよ」
律「じゃあこっちにどうぞです。大学生向けの見学ツアーとかもやってるんですけど、最近、あんまり申し込みなくって」
独楽「SASABEって技術系の教育事業もやってるんですか?」
律「大したことはできてないですけど、技術の独占をしてたら市場全部を奪っちゃいそうなんで」
独楽「へえー、さらっとすごいこと言えるんですね」
律「むふふ…」
【直下 コンマ判定】(頭脳明晰+2)
1~3 へとへとになった!
4~6 少し疲れた!
7~9 未来の技術産業について熱く語り合った!
律「ですから僕は、そういう理念の下に…!」
独楽「社長、社長ってすごい…! こんなに真剣に語り合える人、なかなかいないよ!」
律「独楽ちゃんもすごいです! 僕とこんなに、こういう話で盛り上がってくれるなんて…!」
独楽「社長ー!」
律「独楽ちゃーん!」
ガチャ
明「ご飯ですよ」
律「はーい!」
独楽「はーい、ありがとうございます!」
律「独楽ちゃん、今までは機関出身だったからって理由で、技術協力してたけどこれからは独楽ちゃんの機関だから、協力させてもらいます」
律「困ったことがあったら、何でも言ってください!」
独楽「こちらこそ、社長がこんなに素晴らしい人だったなんて…嬉しいよ。よろしくお願いします!」
ガシッ
明(奇妙な友情が生まれてる…)
【安価下1】
1 律と深い友情で結ばれて、萑部さん家のお宅訪問を終わりました
2 何かコミュりたいことがあれば表記してちょ
リク「律と仲良しになってたね」
独楽「うん。社長ってすごくいい人だよね」
独楽「それに奥さんも綺麗だし、子どももかわいいし、幸せそうな家庭だし」
リク「律はね、すごくやさしいしね、何でも作ってくれるんだよ。バイクも作ってもらったんだ」
独楽「へえ、バイクかあ…。乗ったことないなあ」
リク「こまちゃんとツーリングしたい」
独楽「ツーリング、いいね。やってみたいかも」
【安価下1】
夜ターンだよ
1 GS練習
A ポイント 222/100
B アーム 445/200
C コート 136/300
D バーニッシュ・インクリース714/600
E ピラー 0/250
F アンテナ 0/200
G ステルス 0/300
2 リクとおしゃべり
3 おやすみなさい
【直下 コンマ判定】(黄金の精神+20)(願望達成ボーナス+10)
コンマ二桁分加算
アーム 445/200
アーム 513/600
チュンチュン
独楽「んーっ…朝っ」
リク「Zzz…」
独楽「リク、朝だよー」
ユサユサ
独楽「…………ダメだな、本当に朝は弱いね、リクって…」
【直下 コンマ判定】
1~3 休暇の終わりを告げる着信が…
4~9 さて、今日はどこへ行こうか
prrrrr…
独楽「ん、電話…」
独楽「げっ、リダからだ…」
独楽「てことはまさか…休暇、終わり…?」
独楽「ええー…? もうちょっといたかったんだけどなあ…」
独楽「仕方ない、か…」
独楽「…………もしもーし?」
リダ『あ、独楽ちゃん?』
独楽「そうだよ」
【直下 コンマ判定】
偶数 リダ『独楽ちゃんを解任しないと、ロンドンが火の海になるぞって、テロ予告があって…』独楽「何それ」
奇数 リダ『大変なの、大変! 厳重保管しておいた黒いECが、盗まれちゃって!』独楽「ええっ!?」
※0は偶数扱いだよ
リダ『大変なの、大変! 厳重保管しておいた黒いECが、盗まれちゃって!』
独楽「ええっ!?」
独楽「い、いくつなくなっちゃったの? 全部ってことはないよね? て言うか、保管庫って警備体制最高だったよね?」
リダ『なくなったのは1つだけで、ちゃんと警備もしてたんだけど…多分、旧体制派のやったことじゃないかって、感じで言われてるよ』
リダ『外部から機関のシステムに侵入された形跡があるみたいで、それでほんの3分だけ、警備システムが止まってたの』
リダ『有人監視ももちろんあったんだけど、3人の警備を1人でやっつけて押し入ったみたいで』
独楽「内部の構造とかを知ってないとできない犯行…ってこと?」
リダ『それしか、なくない?』
独楽「…だね」
独楽「【安価下1】」
1 とりあえず、すぐに犯人を特定して黒いECの回収をお願い
2 機関にまだ残ってる汚れがあるのか…。この際だし、完璧に除かなきゃ。この件、わたしが自分でやるよ
独楽「とりあえず、すぐに犯人を特定して黒いECの回収をお願い」
リダ『オッケー』
独楽「で、休暇は終わりだね」
リダ『うん。楽しめた?』
独楽「……そうだね。いいリフレッシュにはなったかも」
独楽「もうちょっと、自由が欲しかったけど」
リダ『またお休みは調整してあげるから』
独楽「ありがと。――でも、今はもう仕事モードだよ。すぐにロンドンに戻るから」
独楽「すぐにロンドンへの便を手配してくれる? 今、東京だから空港までは1時間以内にいける」
リダ『了解』
――個人情報――
名前:神瑠璃独楽 性別:女 職業:新異能管理機関・長官 年齢:19
身体能力:超優秀 精神:黄金 頭脳:明晰
異能:蹴球 特技:サッカー 願望:機関の大掃除
GS:ポイント222/100 アーム513/200 バーニッシュ・インクリース714/600 コート136/300
――知人――
夏伐颯:軟泥と熱風の異能 虫嫌い
リダ・オールデス:ビッチ 秘書 幻惑の異能
露崎言子:友達 愉快なお兄さんと同居人がいるらしい
枢木イアン:某市支部司令
槙島軍人:炎の異能
枢木知恵:イアンの嫁 マッドなママン
枢木リアン:イアンの娘 マッドな娘
リク:氷の異能 正義の味方兼バウンティーハンター 恋人
宇和時久:東京支部司令 野心家
野老幸晴:回帰の異能
イザドラ:投擲の異能 機関職員
アラディン:通過の異能 機関職員
朝霧冬也:光蝶と掌握の異能 戦争回避協力者
萑部律:SASABE社長
夏伐勇気:颯の弟 病弱少年
ハワード・ロックフェラー:電撃の異能 ボス
紫藤凪:刺突の異能 ハワードの部下
美多勝正:命令の異能 ハワードの部下
常陸宮政仁:疾駆の異能 ハワードの部下
アベル・リンカーン:金剛の異能 ハワードの部下
露崎にこ:言子のいとこ 3歳天使幼女
宮東湊:湊風店長 光線の異能
ボルト:シベリアンハスキー グラスパー犬 未来予知の異能
萑部明:SASABE社長夫人 武器具現の異能
萑部由司:SASABEの一人息子 インドア派
―――――
今夜はここまでです
どうもありがとうございました
この一件が終わったら、こまちゃん編も終わり…のはずよ
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