【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 10】 (1000)



 この星には――あなた達の住まう、この星には力がある。
 多様な生命を生み出し、育み、時に滅ぼし、時に恵みを与える。

 地球に芽生えた、知的生命体――人間。
 言語を介し、文化を作り、文明を発展させた人間。
 彼らは時に星の上にあることを忘れ、時に星に畏怖し、星を探究する。

 2XX0年――。
 とうとう、始まりの人間が星の恩恵を知り、その手に握る。
 彼は星の恩恵を『借り/操り』――『掴む/攫む』。

 星の力を『掴んだ/攫んだ』――彼は――始まりのグラスパー。

 彼の出現後、人々は星の恩恵を『借り/操り』ようと躍起になり、とうとうそれを『掴む/攫む』術を見つけ出す。


 星の力を巡る、欲しの物語



「俺はロックフェラーだ」

「どうして俺を認めない、俺が弱いからか!?」

「何か言ったらどうなんだ!? 俺だってお前の、息子のはずだ!」

 届かない言葉、届かない手。
 どれだけ喧嘩をしても、どれだけ体を鍛えても、その男は振り向かない。

「自分の身の程を知れ、ハワード」

「お前はファミリーを率いる器ではない」

 いつだって、眼中に入ることはなかった。
 その男が見据えているのは他の兄弟ばかりで、何をしたところで彼のことを見なかった。

 見返してやる。
 無視することができないほどの、何かを成し遂げてやる。

 それがこの、ハワード・ロックフェラーの復讐だ――――。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419665230



 過去スレ
 冬也編1~4
 明編4~7
 ハワード編7~
 1 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415615140/)
 2 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 2】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416137182/)
 3 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 3】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416573805/)
 4 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 4】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417349321/)
 5 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 5】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417861637/)
 6 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 6】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418215241/)
 7 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 7】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418563430/)
 8 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 8】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418913209/)
 9 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 9】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419244075/)




 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:16才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃(強度42) 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント127/100 アームMAX ガイア442/400 バーニッシュ327/200 コート312/300
 ピラー0/250 アンテナ 145/200 ステルス89/300 
 良い子ポイント:11

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹 100
 露崎葉子:言子の祖母 05
 露崎にこ:言子のいとこ 50
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男 30
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 粒子の異能 20
 レイン・ロックフェラー:ロックフェラーの三男 朝霧冬也に女を奪われた(?) 10
 ギルバート・ロックフェラー:ロックフェラーの五男 50

 ――部下――
 紫藤凪:1号 刺突の異能 12歳少年 140
 リク:2号 氷の異能 人探し中 110
 美多勝正:3号 美多組跡継ぎ 命令の異能 70
 常陸宮政仁:4号 疾駆の異能 すごいバカ 70
 卍道千景:5号 イージスソルジャー 90

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい 110
 ライト:バスタの部下 温度の異能 50
 十時譲治:洋食屋店長 塩斥力砂糖引力の異能 50
 蝶番揚羽:アゲハクリニック院長 闇医者 治療系異能 100
 軽音部メンツ:Vo真城安彦 Gt雲原石榴 Ba音多有斗 Dr夏真冬 90
 宮東湊:『湊風』店長 光線の異能 70
 萑部律:SASABE社長 恐妻家? 50



 ――天宮市・天宮高校――

 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

ハワード「」プシュ-

 prrrr…

ハワード「千景か」ムクリ

ハワード「交渉はどうなった?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 千景『取りつく島もなかった』
 4~6 千景『貸してもいいが、別のものを寄越せと言われた』
 7~9 千景『交渉は済んだが、何を借りるかボスに意見を仰ごうと思って連絡をした』

あっちは埋める?


 >>5
 埋めてもらっておkです
 ありがとうございます

―――――

千景『貸してもいいが、別のものを寄越せと言われた』

ハワード「別のものだと?」

千景『金銭的価値は不問、ただし、大切なものを預かる…と』

ハワード「…そうか」

千景『何を渡せばいい?』

ハワード「【安価下1】」

 1 お前に任せる
 2 一旦戻れ。代わりに渡すものを考えておく
 3 その他、自由


ハワード「一旦戻れ。代わりに渡すものを考えておく」

千景『分かった』

 プツッ

ハワード「…大切なもの…か」

勝正「仕方がない。俺の宝である、へその緒を今こそ…」

ハワード「そんなものいらない」

勝正「何だと!?」


 【安価下1】
 1 大切なもの…家にあったかなあ? 探してみっぺ
 2 帰って部下と会議してみよう
 3 その他、自由


 ――露崎家別邸――

勝正「俺が出せるものは、この紋付羽織袴と、15の誕生日に親父から受け取った、この脇差しくらいのものだ」

政仁「俺は貯金箱」ドンッ

勝正「…軽いぞ?」

政仁「だーって金なんて貯まらねえもん」

千景「わたしは宝のようなものは持っていない。あえて言うならば、この身命のみ」

ハワード「…」

ハワード(俺が出せそうなものなど…)

 【安価下1】
 1 リクから預かっている金貨
 2 そうだ、部下1人でいいや。誰か俺の大切なものに立候補しろ
 3 …………あれ、何も持ってねえや
 4 その他、自由


ハワード「………………」

政仁「んで、ハワードは何かねえの?」

勝正「そうだぞ。何がいいと言われるか分からない。選択肢を出せ」

千景「…ボス?」

ハワード「……………持っていない」

勝正「…何だと?」

政仁「マジで!? 大切なもんの1つもねえの!?」

ハワード「うるさいぞ、バカが!」ガッシャ-ン

政仁「うわっち…!」

勝正「何か1つくらいあるだろう?」

ハワード「…」

勝正「本当に…ないのか?」

ハワード「…」

 ガララッ

<ただいまー

<つーかーれーたー

 トテトテ…

凪「あ、揃ってる。何してんの?」

リク「はい、ハワード! お土産!」

ハワード「…土産?」

リク「凪がね、いつもハワードにお世話――」

凪「わぁああああっ、バカバカ、言うなよ、そういうの!」

凪「た、ただ単にちょっとあの、気になっただけだから! そういうんじゃないから!」

 【安価下1】
 凪がハワードに買ってきてくれた土産とは…
 1 成田空港で売ってた安っぽい扇子
 2 「正しい日本語が書きやすくなる、さんかくえんぴつ5本入り」
 3 パワーストーン(ガーネット)


ハワード「…何だ、これは?」

凪「扇子知らないの?」

凪「こうやって開いて…」バサバサ

凪「こうやってあおぐんだよ」

ハワード「…そうか」

政仁「俺にはねえのかよ、ちびっ子」

凪「ちびっ子言うなし」

勝正「そうだぞ。凪兄さんがわざわざハワードのために買ってきたというのに――」

凪「だからぁ! そういうんじゃなくてっ、ハワードはその…日本のこと知らないから!」

ハワード「…………凪」

凪「な、何?」

ハワード「これは、俺にくれるんだな?」

凪「えっ…気に入らなかった? ちょっと季節が早いのは分かってるけど…」

ハワード「いや。…こうして、寄越せと言わずに何かをもらうのは初めてだ」

ハワード「……大切にさせてもらう」

凪「そ、そう? んで、何してたの?」

ハワード「【安価下1】」

 1 金銭的価値を問わないなら、これで決まりだな
 2 お前らの宝物も出せ
 3 その他、自由


ハワード「金銭的価値を問わないなら、これで決まりだな」

勝正「そんなので大丈夫か?」

凪「何の話?」

政仁「いいんじゃね? どうせじいちゃんのとこにあるのなんてガラクタなんだし」

凪「置いてけぼりにすんなよ…」ムスッ

リク「マカデミアナッツ食べる?」モグモグ

政仁「何これ、うまっ」モグモグ

ハワード「では、これでレインを釣れるだけのエサを用意しろ」

千景「分かった、ボス」モグモグ

凪「…意味分かんない…」

ハワード「明日にでもまた行け」

政仁「あいよー」モグモグ


 【安価下1】
 夕方ターン
 1 ぶらつこう
   ※連れていきたい部下がいれば併記
 2 戦いにいく
   ※連れていきたい部下が以下略
 3 コミュ
   ※相手も併記
 4 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 1~3 いきなり襲撃されたよ
 4~6 バカがゲーセン行きたいとか言い出して来ちゃったよ
 7~9 バカがデパートの10万人目のお客様とかになって何かもらえるっぽいよ


 ――天宮市・デパート――

*「おめでとうございまーす!」

*「あなたは当デパートの記念すべき10万人目のお客様となりました!」

*「粗品をプレゼントしておりますので、どうぞお受け取りください!」

政仁「マジで!? ラッキー、へっへっへ」

千景「…こういうことがあるのか」

ハワード「あのバカは何なんだ…」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 超高級和牛をどーんと5000グラムプレゼントされたよ
 奇数 旅行券をどーんと10万円分もらったよ
 ※0は偶数扱いです


政仁「なあ、これってどう使うんだ?」

ハワード「知らない」

千景「分からない」

政仁「まあいっか!」

*(あれ? 喜ばれてない…?)

政仁「食えないもんみたいだし、ハワードにやるよ」

ハワード「…そうか」

千景「ボス、あの店員が顔をひきつらせている」

ハワード「…ふんっ」


 旅行券10万円分を手に入れました▽


 【安価下1】
 夜ターン
 1 グラスプスキルのトレーニング
   A ポイント 127/100
   B ガイア 442/400
   C コート 312/300
   D バーニッシュ 327/200
   E ピラー 0/250
   F アンテナ 105/200
   G ステルス 89/300
 2 コミュ
   ※相手も併記
 3 戦いにいく
 4 夜の町へいく
   ※連れていきたい部下がいれば略
 5 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 バーニッシュ 327/200


 バーニッシュ 355/200

リク「ハワード」

ハワード「…何だ?」

リク「律に会えた?」

ハワード「……ああ」

リク「良かったね。じゃあ、金貨返して」

ハワード「…ああ」

リク「ありがと。じゃあおやすみね」

 【安価下1】
 1 寝よう
 2 リクを引き止める(コミュへ)


ハワード「待て」

リク「うん?」

ハワード「…」

リク「どうかしたの?」

ハワード「萑部律が…お前を可哀相だと言っていた」

リク「律はね、心配性なだけだよ」

リク「それに正義の味方にかわいそうな昔のことはつきものだから」

ハワード「…そうか」

リク「うん」

 ↓1~2 リクとのコミュ内容
 ※なければなしのお約束です


ハワード「お前は昔…そういう目に遭ったのか?」

リク「あんまり」

ハワード「…それはおかしい」

ハワード「自分で言ったことだ。可哀相な昔のことはつきものだと」

リク「だって湊がそうだったんだもん」

リク「でもぼくは湊がいてくれたからへっちゃらだったよ」

ハワード「…お前が言う正義の味方は、破綻しているとも言っていた」

ハワード「それを信じ込むしかなくなっている…とも」

リク「どういうこと?」キョトン

ハワード「【安価下1】」

 1 …分からないなら、もういい
 2 お前の信じる正義の味方は、正義の味方ではない
 3 その他、自由台詞


ハワード「お前の信じる正義の味方は、正義の味方ではない」

リク「……そんなことないよ」

ハワード「お前のやり方は、俺と全く同じだ」

ハワード「誰かを殺すことでしか、何もできない」

ハワード「少なくともそれは…正義の味方にはほど遠い」

リク「そんなことないもんっ!」

リク「だって悪い人はやっつけないと、また悪いことするもん」

リク「だから、2度と悪いことをできないようにしないと――」

ハワード「俺は正義の味方ではない。マフィアだ」

ハワード「お前は以前、俺に悪いことをしていないと言ったが、俺は生きているだけで悪い人間だ」

ハワード「場所を考えずに戦い、周囲のものを壊してそのまま去る」

ハワード「それで途方に暮れる人間は山のようにいるが、構わない」

ハワード「お前も、同じことをしている。…違うのか?」

リク「っ…そ、そんなこと…だって、ぼくは…2号だから…」

ハワード「……お前は正義の味方じゃない」

ハワード「誰の迷惑も省みない、ただのお遊戯をしている子どもだ」

リク「…違うもんっ!」

 タタタッ

ハワード「…」


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:16才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃(強度42) 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント127/100 アームMAX ガイア442/400 バーニッシュ355/200 コート312/300
 ピラー0/250 アンテナ 145/200 ステルス89/300 
 良い子ポイント:11

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 粒子の異能
 レイン・ロックフェラー:ロックフェラーの三男 朝霧冬也に女を奪われた(?)
 ギルバート・ロックフェラー:ロックフェラーの五男

 ――部下――
 紫藤凪:1号 刺突の異能 12歳少年
 リク:2号 氷の異能 人探し中
 美多勝正:3号 美多組跡継ぎ 命令の異能
 常陸宮政仁:4号 疾駆の異能 すごいバカ
 卍道千景:5号 イージスソルジャー

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい
 ライト:バスタの部下 温度の異能
 十時譲治:洋食屋店長 塩斥力砂糖引力の異能
 蝶番揚羽:アゲハクリニック院長 闇医者 治療系異能
 軽音部メンツ:Vo真城安彦 Gt雲原石榴 Ba音多有斗 Dr夏真冬
 宮東湊:『湊風』店長 光線の異能
 萑部律:SASABE社長 恐妻家?



 ――露崎家別邸――

千景「ボス、本当にあの扇子と交換をしてくれた」

勝正「分からないものだな…世の中というのは」

凪「ねえ、リクが朝からいないんだけど、何かあった?」

ハワード「…さあな」

政仁「んでんで? この中身、まだ見てないんだけど…見ねえの?」

勝正「そうだな。中を改めてみよう。だが…200万ドルは下らないお宝だ。汚すなよ」

政仁「大丈夫だって、別に」

千景「ボス、開けていいか?」

ハワード「…開けろ」

 パカッ…

勝正「おお…これは、すごいな…」

ハワード「日本刀か」

凪「うわっ、かっけえ…」

政仁「ほおーん?」ホジホジ

千景「何かここに書かれているぞ」

勝正「銘か? 三條宗近…三條宗近だと!? 銘入り!?」

勝正「こんなものと、1つ1000円ぽっちの扇子を交換で貸し出すとは…」

凪「1000円ぽっちとか言うなよ!」

勝正「すまない、凪兄さん。だが…こんなものが…これなら、刀剣マニアでなくても、美術品としてかなりの価値があるぞ」

勝正「となると、これをエサに誘き出すために…どうにか、レイン・ロックフェラーに知らさないといけないな」

勝正「何か考えはあるのか?」

ハワード「【安価下2】」

 1 特にまだ何も考えていない
 2 直接電話で言って取りにこさせる
 3 その他、自由


ハワード「特にまだ何も考えていない」

凪「じゃあどうすんの? 兄ちゃんのとこ電話して、いいもんあるからーって声かけるとか?」

勝正「盛大な兄弟喧嘩中にそんな呼び出しをしても警戒させるだけだ、凪兄さん」

凪「…あっそ」

勝正「レインは美術品収集で色々と出かけるんだったな、凪兄さん」

凪「そうだけど?」

勝正「なら、これをどこかへ出品してしまえばいい」

勝正「そしてレインが食いつくのを待ち、引き渡すところで仕留める…というのはどうだ?」

ハワード「…」

ハワード「【安価下2】」

 1 それでいく
 2 他の案はないのか
 3 その他、自由台詞


ハワード「それでいく」

勝正「よし。それなら俺の方でやっておこう。千景、手伝ってくれ」

千景「分かった」

凪「見た目はかっこいいけど、それで本当に買いにくるの?」

勝正「三條宗近だぞ、凪兄さん。美しいし、銘入りのものは数が少ないんだ」

勝正「こんなのが市場に出たとなれば世界中の刀剣マニアが涎を垂らす。凄まじいものだ」

勝正「俺もこんなものを1本欲しいくらいだ」

凪「…んじゃ、1000円ぽっちの扇子でも買ってくればー?」

勝正「拗ねているのか、凪兄さん」

凪「拗ねてないよ!」

ハワード「さっさとやれ」

勝正「ああ、分かっている」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 prrrr… 言子『お兄ちゃん…今、バイトの帰り道なんだけど…誰かに尾行されてて…』
 4~6 夜ターンどすえ
 7~9 ライト「ハワード様、朝霧冬也が上海を後にしたそうです」


 prrrr…

言子『お兄ちゃん…今、バイトの帰り道なんだけど…誰かに尾行されてて…』

ハワード「またアルマか?」

言子『分かんないけど…2人か3人くらいいそうで…』

ハワード「すぐに向かう。待っていろ」

 【安価下2】
 誰と行く?
 ※リク以外の部下4人から選んでね
  ちなみに、千景はまだイージスアーマーがないから無力だよ


 ――天宮市・繁華街――

言子(ここなら…人混みに紛れられるかも…)

言子(お兄ちゃん…お願い、早く来て…)

 【直下 コンマ判定】
 1~4 4人も来てたよ
 5~9 3人来てたよ


言子(気づいてないふりしながら…あそこの路地に隠れてやり過ごせるかも)

言子(よし、あと少し――)

 グイッ

ヘヴィ「今日は愚弟もいないようだ」

ヘヴィ「言子様、アルマ様に色よい返事を期待しています」ニッコリ

 ↓1~3
 アルマの部下達のお名前
 ※外人名、日本人名問わず

 【直下 コンマ判定】
 1~6 ハワード「言子っ…どこだ? ここで落ち合うと言っていたのに…」
 7~9 ライト「その手を放してください、言子様に危害を加えることは僕が許しません」


ハワード「言子っ…どこだ? ここで落ち合うと言っていたのに…」

勝正「すでに連れ去られたかも知れないな」

 パシュンッ…

凪「分かった?」

勝正「捉えた。こっちだ」

 ダッ

 ・
 ・
 ・

 ――建設中の工事現場――

ヘヴィ「言子様、そろそろアルマ様もこのような些事に時を費やすことに苛立ちを募らせています」

言子「放してください…!」

タナカ「…」

相馬「て言うかさ、ヘヴィさん? あんた、リーダー気取ってるけど、そんなに偉いの?」

ヘヴィ「そんなつもりはないんだが、従っていればいい。しょせん、あなた達はアルマ様のご尊顔を仰いだこともない」

相馬「あんだと、てめえ――」

安藤「どうでもいいことに苛立つな、相馬。今は、彼女から言質をもらうのが先決だ」

ヘヴィ「その通りだ。さあ、言子様」

ヘヴィ「アルマ様につくと、一言誓っていただきたい」

タナカ「っ――アンテナ…来るぞ」

ヘヴィ「全く、面倒な…。あなた達でハワード様の足止めはお願いします」

ヘヴィ「その間に、言子様に誓いを立ててもらっておく」

 【安価下1】
 タナカの異能

 【安価下2】
 相馬の異能

 【安価下3】
 安藤の異能

 【安価下4】
 ヘヴィの異能


 最近の流行は外見的な人離れ…?
 そしてヘヴィさんがまんまだった件

―――――

ハワード「ここか」

凪「ねえ、これさ…ヘタしたら倒れない?」

勝正「人質の安全が優先だな」

ハワード「行くぞ」

 ザッ

タナカ「…」

相馬「あんなのにリーダー面されるのは気に食わねえな、やっぱ…」

安藤「いいから、さっさと殺すぞ」

ハワード「邪魔をするつもりか? ならば、ぶっ飛ばす」

 【安価下2】
 1 ぶっ飛ばすのは部下任せだけどね。さっさと言子助けに行くよ
 2 邪魔するものは蹴散らしてから進むのが覇道なのだ
 3 先に部下を行かせる
   A 行け、凪
   B 行け、坊ちゃん
   C 2人とも行け。3対1でもハワードならやれるさ! 多分


ハワード「さっさと、そこをどけ!」

 ガイアを発動してハワードが飛び出した。
 前へ出たタナカがその姿を変化させていき、恐竜のそれとなる。

凪「ティラノサウルスだ!」

勝正「胸が熱くなるな」

ハワード「そんなもの、知るか!」

 巨大な口で噛みついてきたタナカの鼻先と顎を両腕で押さえてハワードが放り投げようとする。
 しかし、恐竜の筋力に掛け合わされたアームは、ガイアを発動しているハワードでも組みつかせる前に圧倒する。

ハワード「くっ…!?」

凪「だったら…!」

相馬「チビがきてるぞ、タナカ!」

安藤「俺がやる」

 駆け出した凪がロッドを伸ばしてタナカに迫るが、瞬時に横から出てきた何かで払い飛ばされた。
 勝正が吹き飛ばされた凪を受け止めると、安藤が建設中の5階以上はありそうなビルに匹敵する巨人サイズになっていた。

勝正「ハワードも怪獣クラスだが、これは本物だな」

凪「当てても、こんなデカいんじゃ、大したダメージにならないかも…」

ハワード「面倒なヤツらだ」

 【安価下2】
 1 まずは恐竜から仕留める
   A 電気ショックだ
   B 工事現場につきものの鉄パイプ×バーニッシュで恐竜ハントしちゃるわ
   C NOUKIN対DINOSAUR
 2 まずは巨人から仕留める
   A 電気ショックだ
   B 工事現場につきものの鉄パイプ×バーニッシュで巨人ハントしちゃるわ
   C NOUKIN対KYOJIN
 3 何かリーダー面してるヤツからやっぺ
   A 電気ショックだ
   B 鉄パイプ×バーニッシュ
   C NOUKINパワーだ!
 4 その他、何か作戦などなど


ハワード「KAIJUは後回しだ」

凪「分かった!」

相馬「それ、俺のことか? やれるもんならやってみろよ!」

 ハワードが電撃を放つが、相馬はするりとコートで避けた。
 安藤が巨人のくせに柔軟な動きで垂直に上げた足を地面へ叩きつけ、凄まじい振動が起きる。

勝正「いい的だな…!」

 ドスを抜いた勝正がバーニッシュをかけながら安藤の踵のすぐ上――腱を狙った。
 しかし、恐竜の尻尾が振り回されて勝正が吹き飛ばされる。

相馬「よーし、いいぞ。次は――」

凪「あいつ、指示してる!」

ハワード「デカい分、周りが見えないのをあいつが補っているのか」

相馬「分かったところで、どうにかなるかよ!?」

ハワード「ならば…!」バリバリィッ

相馬「おおっとぉ!? コートは割と得意なんだ」スルリ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 怪獣大暴れ
 4~6 意外とこいつらやる
 7~9 ハワード「俺が狙ったのは、お前じゃない」


凪「だぁあああああっ、こいつら、止まんないよ!」

勝正「巨大な分、かなり頑丈にもなっている。加えて、アームときたか」

ハワード「怯むな。ぶっ飛ばせ」

相馬「そろそろ、仕留めんぞ! 全員、ステルスだ」

凪「嘘…?」

勝正「まさか――」

ハワード「見えなくなった」

相馬「チェーック、メェーイト」パチッ

 見えない怪獣に踏み砕かれ、噛みつかれる。
 地面が揺れ、深くヒビが入り、見えない暴力が3人を蹂躙する。

ハワード「ぐっ…!」

勝正「凪兄さ――ぐああっ!?」

凪「こんなのムリだってばぁー!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ハワードよ、死んでしまうとは情けない
 4~6 死中に活やで!
 7~9 正義の味方見参


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ??「――光蝶」ファサァッ
 奇数 ヘヴィ「――そこまででいい。言子様が、ご承諾くださった」
 ※0は偶数扱いです


ヘヴィ「――そこまででいい。言子様が、ご承諾くださった」

 胴体を噛みつかれ、そのまま空中で牙を食い込まされかけたところで、声がした。
 すうっと消えた時と同じように3人組が姿を現す。

言子「お兄ちゃん達をこれ以上…傷つけないでっ!」

ハワード「言子っ――」

ヘヴィ「おっと、そのまま。言子様は見ての通り、俺の腕の中にいる」

ヘヴィ「ヘタな動きをすれば、この首をちぎるのは雑作もないことだ」

凪「言子姉ちゃん…」

相馬「いいのかよ? ぶっ殺せるとこだったんだぞ」

ヘヴィ「それが言子様の提示した条件だ」

ヘヴィ「見晴らしのいい最上階で、いつこのビルが崩れるとも知れない恐怖にさらされながら、なぶられるハワード様を眺めて、意を決された」

言子「…」

ハワード「言子…」

言子「お兄ちゃんが、傷つくの…もう、見ていられないよ…」

言子「お願い…お兄ちゃん、もう危ないことはしないで。アルマ兄さんにもそう言えば、もう――」

ヘヴィ「はい、お別れの言葉はそれまでですよ、言子様」グイッ

ヘヴィ「ではハワード様、もう会うこともないでしょう」

ヘヴィ「あなたの行動が言子様の命を左右すると、くれぐれもお忘れなきよう」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 連れ去られた…
 4~6 ライト「言子様に手を出したんだ、生きていられるとは思っていませんね?」
 7~9 正義の味方はピンチのところにやってくる


ライト「言子様に手を出したんだ、生きていられるとは思っていませんね?」

 ヘヴィの背後に黒い影が落ちた。
 両手を体の後ろで縛られていた言子の肩が引っ張られ、虚を突かれたヘヴィから引き離される。

ヘヴィ「ッ!?」

言子「ライトさっ――」

ライト「言ったでしょう、言子様。わたしはあなたの個人的な味方だと」

ライト「恐れることはありません。僕があなたを、必ずお守りいたしますから」

ヘヴィ「まだ懲りないか、ライト!」

 ヘヴィがライトに向かって拳を繰り出すが、片手でライトがそれをいなした。
 その手首を掴んでくるりと回転させて叩きつけ、ヘヴィの顔を踏みつける。

ライト「俺の姫様に手ぇ出して、タダで済むと思ってんのか?」ギロッ

凪「ライト強ぇ…」

相馬「おい、ヘヴィ! もうこいつら全員、ぶっ殺すぞ! その女もだ! やれ、てめえら!」

 相馬が怒鳴り、タナカと安藤が再び異能を発動した。
 言子を後ろに庇いながらライトが建設現場の中に後退していき、ヘヴィがそれを追い詰める。

 【安価下2】
 1 へい、言子をパス!
 2 3人組は無視、ヘヴィぶっ殺す
 3 最近ハワードの怒りん坊設定がフレーバー化してたんだよね


ハワード「っ――!」ダッ

凪「ハワード、どこ行くの!?」

勝正「凪兄さん、ハワードの道を!」

相馬「行かせるはずねえだろうが!」

 駆け出したハワードに安藤が両拳を振り下ろした。
 それを見て飛び出した勝正がドスで巨大な拳を受け止め、バーニッシュの先の扉を開く。

勝正「バーニッシュ・インクリース…!」

 刃にまとわれた星のチカラが、ドスを延伸した。
 刃の性質を得たチカラが受け止めた安藤の拳を真っ二つに切り裂く。

相馬「タナカ! 止めろ!」

 鋭利なナイフのような牙が並んだ口。
 電撃を放ってもコートで受け流されてしまい、ハワードの前を立ちふさがる。

凪「ハワード、行って!」

 ブレーキをかけようとしたハワードが、凪の言葉で再び踏み出した。
 真後ろからハワードの顔の横を通過してロッドが投擲された。
 牙が砕かれ、頭骨を抉りながらロッドが脳みそに到達、さらにそこもぶち抜いて巨体がぐらりと揺らめいて倒れる。

相馬「っ――こうなりゃ、俺が…!」

ハワード「どいていろォ!」

 相馬が拳銃を抜いて、バーニッシュ・プラズマで発砲する。
 それをガイアで纏った腕で払い飛ばし、連射する相馬を踏み下しながらハワードが建設現場の内部へ入った。

 同時に、上の階から剥き出しの鉄骨が5本ほど降ってきた。
 顔を上げると、上階で行き場をなくしたライトが言子を庇いながら後退している。

ハワード「言子っ!!」

ライト「いいタイミングだ。言子様、ハワード様から離れないように」

 ヘヴィが飛び出して手刀を繰り出した。
 同時にライトは言子の体を足場のない空中へ押し出す。

言子「ライトさん――!」

ライト「僕はね、言子様。初めてあなたを見た時から、あなたが好きだったんですよ」

 ヘヴィの手刀がライトの胸を貫通し、言子が息を飲んだ。
 その鮮血とともに言子の体が落下していき、ハワードが下で受け止める。

ヘヴィ「邪魔をするとは、愚弟めが…!」ズボッ

言子「ライトさん…ライトさん!」

ハワード「【安価下2】」

 1 言子、表で待て。あいつは俺がぶっ殺す
 2 言子、ここを離れるぞ。いつ倒壊してもおかしくない
 3 その他、自由台詞


ハワード「言子、ここを離れるぞ。いつ倒壊してもおかしくない」

言子「でも、ライトさんが…!」

ハワード「言子!」グイッ

 ガタガタ…
 ガラァンッ

言子「っ…!?」

ハワード「捕まっていろ!」ヒョイ

 ダッ

ヘヴィ「――チッ…邪魔しやがって、クソが」

ライト「それはこっちの台詞に決まってるでしょう…」ヨロッ

ヘヴィ「死に損ないが…。前からお前は気に入らなかったんだ。消してやる」

ライト「黙れよ。ボロボロになって言子様のところへ行って、気を惹くつもりなんだ…」

ヘヴィ「生き残るつもりか、その傷で。だから愚かなんだ、お前は」

ライト「愛されることのなかった僕らでも、誰かを愛することはできるんですよ」

ライト「そういうことを知ろうともしないから、あなたには腹が立つ」

ヘヴィ「ここで決着をつけてやるぞ、ライト」

ライト「望むところだ。――クソ兄貴」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 勝正「あの現場を、また見てきた。…こんなものしか、なかった」
 4~6 勝正「誰の死体も…もう残されていなかった。ライトは…やはりまだ、戻っていないか?」凪「…うん」
 7~9 言子「っ…これ、いつの間にポケットに…手紙…?」


 ――露崎家別邸――

勝正「あの現場を、また見てきた。…こんなものしか、なかった」

ハワード「これは…」

言子「それっ…ライトさんの、手袋…?」

勝正「他にはもう…何も…」

言子「っ…うっ…うぅ…わたしの、せいで…」ポロポロ

ハワード「…あいつは、死んだか?」

勝正「…分からない。分からないが、あいつが物を落として、忘れたままどこかへ行くように思えるか?」

ハワード「…」

凪「ライトの部屋って、何かしてる時は道具溢れてるけど…基本的にいつも、何もないよね…」

勝正「…」

ハワード「言子…お前のせいじゃない。悪いのは、アルマだ…」

言子「でも…わたしが、わたしがアルマ兄さんの言うことを聞かないでいたから…」

ハワード「【安価下2】」

 1 泣くな。…お前が泣いていると、どうすればいいか分からなくなる
 2 アルマは俺が必ず、ぶっ飛ばす。悪いのはアルマだ。自分を責めるな
 3 その他、自由台詞


ハワード「まだ、死んだと決まったわけじゃない」

ハワード「それに俺はまだあいつを殴っていない」

ハワード「…だから、悲しむな」

言子「っ…ムリだよ…あんな、あんなこと…なって…助かるはずないもん…」

ハワード「死んでいない」

言子「何の根拠もないのに、そんなこと言わないで!」

ハワード「っ…根拠は、ある。俺があいつを殴ると決めた」

ハワード「それが果たされていない以上――」

言子「お兄ちゃんのバカっ!」

 タタッ

凪「あっ、言子姉ちゃん、外雨降ってるのに…!」

 タタッ

勝正「…女の涙は、沁みるな」

勝正「無力さに、いたたまれなくなる」

ハワード「…」

ハワード「俺がまだ、殴っていない。だからあいつは、死んでいない」

勝正「…そうしておこう」

 ガララ…

凪「…言子姉ちゃん、大丈夫かな?」

ハワード「言子は弱くない。…明日には、立ち直る」

 【安価下2】
 1 もう寝よう
 2 眠れない夜やでぇ…
 3 コミュ
   ※リク、言子は不可
 4 その他、自由


ハワード「…」

ハワード「……」

ハワード(………眠れない)

 ムク…
 スタスタ…

ハワード「…」

 スッ

ハワード(いつもなら、この部屋で夜な夜な、何かをしていたのに…いないか)

ハワード(あいつの荷物は、どこにしまわれていたんだ…?)

 ゴソゴソ…

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ライトの私物はどこにもなかったよ
 4~6 ライトの趣味グッズが桐箪笥の一番下に詰められてたよ
 7~9 古ぼけた写真が額縁の裏から落ちてきたよ


ハワード「これは…」

 ゴッチャリ

ハワード「…何が何だか分からない」

ハワード「…文房具…ハガキ…工具…作りかけの模型…パチンコのカード…」

ハワード「この箱の中は…あの時のボトルシップ…」

 ゴト…

ハワード「…いいデキだ」ジィッ

ハワード「もらっておこう」

ハワード「…俺の前に来なかったら…こんなもの、壊してやる…」


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:16才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃(強度42) 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント127/100 アームMAX ガイア442/400 バーニッシュ355/200 コート312/300
 ピラー0/250 アンテナ 145/200 ステルス89/300 
 良い子ポイント:11

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 粒子の異能
 レイン・ロックフェラー:ロックフェラーの三男 朝霧冬也に女を奪われた(?)
 ギルバート・ロックフェラー:ロックフェラーの五男

 ――部下――
 紫藤凪:1号 刺突の異能 12歳少年
 リク:2号 氷の異能 人探し中
 美多勝正:3号 美多組跡継ぎ 命令の異能
 常陸宮政仁:4号 疾駆の異能 すごいバカ
 卍道千景:5号 イージスソルジャー

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい
 十時譲治:洋食屋店長 塩斥力砂糖引力の異能
 蝶番揚羽:アゲハクリニック院長 闇医者 治療系異能
 軽音部メンツ:Vo真城安彦 Gt雲原石榴 Ba音多有斗 Dr夏真冬
 宮東湊:『湊風』店長 光線の異能
 萑部律:SASABE社長 恐妻家?
 ヘヴィ:アルマの部下 重量変化の異能



 ――天宮市・天宮高校――

 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

五十嵐「ハワードくん」

ハワード「…何だ」

五十嵐「言子ちゃん、体調不良でお休みなんて珍しいね。大丈夫なの?」

ハワード「…大丈夫だ」

五十嵐「そっか。…あと、ハワードくんも、浮かない顔をしてるね」

五十嵐「何でも、先生に相談していいからね?」

ハワード「【安価下2】」

 1 相談することなどない
 2 …悲しんでいる人間を慰めるには、どうすればいい?
 3 その他、自由台詞


ハワード「相談することなどない」

五十嵐「そう? でも先生はいつでも、何でも、ハワードくんが困ってれば相談になるからね」

ハワード「…ふんっ」

五十嵐「それじゃあね、ばいばい」フリフリ

 【安価下2】
 1 帰ろう
 2 ぶらつこう
 3 戦いにいく
   ※以前、ライトに教わった人のところしか行けません
 4 コミュ
   ※リクは不可
 5 その他、自由


 まだ平日のため、湊の心証は良くないかも知れません
 それでも、行く?
 【安価下2】
 1 行くよ
 2 じゃあいいや


 それじゃあ改めて…

 【安価下2】
 1 帰ろう
 2 ぶらつこう
 3 戦いにいく
   A NINJA
   B SAMURAI
 4 コミュ
   ※リクは不可
 5 その他、自由


ハワード(あいつと…朝霧冬也も探しておきたいな)

ハワード(だが、どちらもどうすれば見つかるかが分からない…)

ハワード(朝霧冬也は少しずつ日本に近づいていたらしかったが…)

 【安価下2】
 ライト探し
 1 探してこい、部下ども
   A 全員出動だ
   B 指定して向かわせる
     ※誰を捜しに行かせるかも併記、リクは不可
 2 あの工事現場周辺を調べてみよう
 3 その他、妙案求む

 【安価下4】
 冬也探し
 1 どうにかしろ、部下
   ※誰に任せるか併記、複数可
    ただしリクは不可
 2 その他、妙案求む


ハワード「勝正、朝霧冬也を捜せ」

勝正「誰だ、そいつは?」

ハワード「いいから捜せ。それなりに有名なはずだ」

勝正「…分かった。組の力を借りて、捜させてみよう」

ハワード「…俺は少し出てくる」

勝正「どこに行くんだ?」

ハワード「自分のことをやれ」

 ザッ…

勝正「…」

 ・
 ・
 ・

 ――天宮市・工事現場――

ハワード(工事は取りやめて、更地になったか…)

ハワード(もう、資材さえも残っていないな)

ハワード(…何か、手がかり…)

 【直下 コンマ判定】
 1~6 何もなかったよ…
 7~9 ?「ハワード様、ここで何を?」ハワード「!?」


ハワード(やはり…何もないか…)

ハワード(勝正にあれから何度か、調べに行かせたこともあったからな…)

ハワード(分かってはいたが…)

ハワード(……だが、死体もないなら死んだということにはならない)

 【安価下2】
 1 近くを聞き込んでみる
 2 ライトが入り浸っていたパチ屋などを覗いて聞き込み
 3 その他、妙案求む


 ――天宮市・パチンコ屋――

店員「さあ? 知りませんけど…」

ハワード「…そうか」

店員「あの人なら、いつも新台入れ替えの初日に並んでたのに、今日来なくて不思議に思ってたんですよね」

店員「いつも大騒ぎしながら打ってたんで、いないと少し寂しいものがありますよね…」

ハワード「…あいつは勝っていたのか?」

店員「いっつも負けてましたよ」

ハワード「…邪魔をしたな」



 ――天宮市・また別のパチンコ屋――

店員「ああ、あの人ね。来てないよ」

ハワード「…そうか」

店員「ほい、そういうわけだから、これで」

ハワード「…」

ハワード(そろそろ、帰るか…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 勝正「朝霧冬也だが、見つからなかった」
 4~6 勝正「朝霧冬也を捜していたら…何でか、リクが見つかった」リク「…………ただいま」
 7~9 勝正「何者だ、朝霧冬也というのは。組の者に名を告げた瞬間、変に勘ぐられたぞ」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 凪「ハワード、おかえり。何かさ、行き倒れがいて…連れてきちゃったんだけど…」
 奇数 勝正「朝霧冬也だがな…近々日本に来ると囁かれているらしく、世界中のギャングやマフィアなどが結集しているらしい」
 ※0は偶数扱いです


 ――露崎家別邸――

凪「ハワード、おかえり。何かさ、行き倒れがいて…連れてきちゃったんだけど…」

ハワード「行き倒れ…?」

凪「うん…。びしょ濡れで、夕飯の買い物の帰りに、ふらふら歩いてたそいつが俺の真横でいきなり倒れちゃって…」

凪「で…何か、仕方なく…」

勝正「ハワード、朝霧冬也の外見の特徴が分かった」

凪・勝正「「薄汚い格好で、見た目は20歳後半くらいで、モッズコートを着てて、コートの内側に銃があって――え?」」

ハワード「…お前らは、何の話をしている?」

凪「…行き倒れ」

勝正「朝霧冬也の外見的特徴だが…」

千景「ボス、凪が拾ってきた行き倒れが目を覚ました」

ハワード「…………そうか」

 スタスタ…
 スッ

ハワード「行き倒れ、お前が朝霧冬也か?」

冬也「えっ? あれ、バレてる…?」

ハワード「【安価下2】」

 1 俺と戦え
 2 …本当にそうなのか?
 3 その他、自由台詞


ハワード「…本当にそうなのか?」

冬也「…えーと…本物だったら? 偽者かも…知れないよ?」

ハワード「どうして行き倒れていた?」

冬也「…日本海ってさ、地図で見ると大したことないけど…泳いで渡るとなると大変なんだよね…」アハハ

ハワード(海を泳いで渡った…だと…?)

 グギュルルル…

冬也「…何か…食べものをもらえたら…」

ハワード「…凪、食事の支度を早くしろ」

冬也「ありがたやぁ…」

 ・
 ・
 ・

冬也「ご馳走さまでした」

 ピッカ------ン

凪「すごく綺麗に食べ切った…」

政仁「すっげーな、ものすげー山盛りだったのに」

冬也「じゃ…僕はここで。どうもお世話になりました」ソソクサ…

ハワード「待て」

冬也「っ…な、何か?」

ハワード「【安価下2】」

 1 ここにいろ。お前のことを知りたい
 2 お前が最強のグラスパーだと聞いた
 3 その他、自由台詞


ハワード「ここにいろ。お前のことを知りたい」

冬也「…でも僕がいると、危ないヤツらがくる」

冬也「危険だよ。…巻き込みたくはないから、これで僕が行かせてもらう」

ハワード「百も承知だ」

ハワード「お前…レイン・ロックフェラーの女を取ったらしいな?」

冬也「…レイン…ロックフェラー…?」

冬也「…………………ああ、あの人…かな…? いや、それとも…?」

ハワード「俺はハワード・ロックフェラー」

冬也「っ…じゃあ、知り合いで、その恨みを返すとか? 悪いけど僕は――」

ハワード「レインは執拗にお前を追いかけていると聞いている。だが俺は、あいつとは敵対をしている」

ハワード「だから、危険など省みない」

ハワード「それにお前とは縁がある」

冬也「…縁?」

ハワード「【安価下2】」

 1 リクという、氷のグラスパーは知っているな?
 2 宮東湊とは知り合いだ。…あの男に…師事をして…いる
 3 凪が偶然拾ったのは、俺がお前と戦うために違いない


ハワード「宮東湊とは知り合いだ。…あの男に…師事をして…いる」

凪(歯切れ悪くなった)

勝正(誰かの下についていることにそこまで拒否反応を起こすか)

政仁(凪の唐揚げ、味薄いんだよなー。うめーけど)モグモグ

千景(ボス、立派だ)

冬也「……湊に師事?」

冬也「…………じゃあ、料理人なの?」

ハワード「何?」

冬也「へえー…何かあんまり似合わないけど、でも言われて見ると…?」

ハワード「そっちではない」

冬也「って、言うと…?」

ハワード「強くなるために、あいつのところへ足を運んで特訓をしてもらっている」

冬也「…ああ、そういう――湊が特訓? うわ、似合わないなあ…」

冬也「今度からかおう、そうしよう、よしっ」グッ

ハワード「真面目に取り合え」

冬也「あ、ごめんごめん。そっか、湊と知り合いで、弟子で…」

冬也「それで? 僕の何を知りたいの? 悪いけど長居はできないんだ」

ハワード「【安価下2】」

 1 一晩、話を聞かせろ
 2 俺と戦え
 3 その他、自由台詞


ハワード「一晩、話を聞かせろ」

冬也「…分かった。じゃあ、一晩だけ」

冬也「寝床ゲット」ボソ

凪(この人、ダメっぽそうな人に見える…)

冬也「ところでここ、お酒ある?」

ハワード「…ない」

冬也「ないの!?」ガタッ

冬也「そんな…折角、一泳ぎしたのに…酒にありつけないなんて…」ガタガタ

ハワード「…飲みたいなら用意してやる」

冬也「本当? アルコールなら、何でもいいよ。あ、工業用アルコールはなしね。料理酒くらいなら、まあ…どうにか…」

ハワード「…用意してやれ」

勝正「千景、買い物へ行くぞ」

千景「分かった。行ってくる、ボス」

凪「リク、折角この人が来たのにどこ行ってんだろ…?」ボソ

冬也「リク?」

凪「うん。リクってあんたの知り合いなんだろ?」

冬也「ここにいるの?」

ハワード「…いきなり、出て行ったきり戻ってこない」

冬也「それはいつから?」

凪「…3日前くらい?」

冬也「3日目なら…多分、今夜かな、帰ってくるの」

ハワード「分かるのか?」

冬也「…まあね。じゃあ、お酒きたらってことで…お風呂貸して」


 ↓1~3 冬也とのコミュ内容
 ※なければ「なし」で


冬也「…」ゴクゴク

 ゴクンッ

冬也「ぷはぁっ…ああー…畳の上で日本酒飲んで…座布団に座ったまま寝転んで…日本最高ぉー…」グデ-

ハワード「…お前が最強だと聞いた。どれほど強い?」

冬也「僕が最強? …そんなことない。僕にも師匠がいて…勝てなかったよ」

冬也「もっとも…僕を殺したいんなら、絶対逃げられないところに放り込んで餓死させるとか、それくらいだと思うけど」

ハワード「…世界中が敵に回ったら?」

冬也「そんなことになったら、さすがに生きてけないけどさ。でも…今この瞬間に、僕を殺そうとしてる人がいるかもってことは考えてる」

冬也「それで、どうやって逃げて、どこまで逃げてから一息つくか…そういう計算が染みついて、ずっと頭から消えない」

ハワード「…お前にとって、強さとは何だ。人の強さというのは何だと考えている?」

ハワード「力だけじゃないとは分かっている。だが…それ以外のものが、分からない」

冬也「…人の強さなんて、昔から変わってないんじゃないかな。僕は頭がそう良くない方だけど…何か成し遂げようとする気持ちだよ」

冬也「だけど自分のためだけじゃあ、何もできやしない。もう一歩まで届いても、誰かのためっていう後押しがないと…届かない」

冬也「…偉そうなこと言ってるけど、まだ僕も掴めてないんだけどね。ハワードは…そういう人がいる?」

ハワード「…いない。俺の目的は、俺のためだけにある」

冬也「意外だね」

ハワード「意外だと?」

冬也「ここにいる人は、何なの?」

ハワード「…部下だ」

冬也「部下か。…どうして、彼らはキミのところにいるか、考えたことある?」

ハワード「俺が来いと言った。それだけだ」

冬也「うん。じゃあ、分からないのもムリないよ。…何かを見てるんじゃないかな? キミの姿に」

ハワード「…俺の姿に?」

冬也「そこから分かっていかないと。力は必要最低限でいい。あとは気持ちだよ」

冬也「あ――帰ってきた」

<ガララ…

冬也「リクー!」

 タタタッ

<冬也? 冬也っ! どうしているの!?

<いいからこっちおいで。ほらほら

ハワード「…」

 【安価下2】
 まだ冬也とお話する?
 1 するよ! また、コミュ3回分だよ
 2 もうええで


ハワード「…リク、どこへ行っていた?」

リク「………お散歩…」

冬也「…何でもいいよ。リク、ここに座りな」

冬也「また背が高くなった? さすがにもう伸びないだろうけど…。あんなにちっちゃかったのにね」

リク「うん」

ハワード「…」

冬也「で、まだあるんじゃないの? 僕に聞きたいこと」

 ↓1~3 冬也とのコミュ内容
 ※なければ以下略


ハワード「お前はこの国の生まれなんだろう?」

冬也「そうだけど、高校出てからは3週間以上滞在してないからね…」

冬也「住所もないし…もう10年以上か…。時間が経つのって早い…」

ハワード「思い出のようなものはあるのか?」

冬也「…湊と過ごした、あの一年はずっと忘れないかもね…。リクが小さくて、いつもお腹すいたって言ってて」

リク「だってお腹すいてたもん」

冬也「卓球やりたいって言った時、何か驚いたけど嬉しかったなあ…」

リク「…もう覚えてない」

冬也「だろうね」

ハワード「…大切な人というのは、お前の嫁か?」

冬也「ぶふっ…い、いきなり何?」

ハワード「違うのか?」

冬也「いや、もちろん大切だけど…まあ…うん、大切だけど…変な誤解はしてほしくないけど…」

冬也「…大切な人って、1人じゃないといけない理由はない…よね?」

ハワード「浮気しているのか?」

冬也「そうやってすぐ誤解する…嫌だねー、リクー」

リク「浮気してるの? 冬也」

冬也「してないよ…」

ハワード「じゃあ嫁ではないのか?」

冬也「そうじゃなくて…何て言うかなあ…? やらなきゃいけないことがあって、それは僕の嫁さんだけじゃなくて、リクや、湊や…」

冬也「キミのような人も含めて…知り合った人、皆に関わるような、大きなことなんだ」

冬也「言っちゃうと…世界レベルまで大きな規模での…皆が大切なわけであって…特定の個人で順序はついても、皆大切だよ」

ハワード「浮気なのか、それは」

リク「浮気だ、冬也。湊に言っちゃお」

冬也「……………違うんだってば」ゴクゴク

ハワード「お前が勝てなかったという、師匠というのはどこにいるんだ?」

冬也「…師匠? …師匠なら…」

 【直下 コンマ判定】
 1~6 冬也「もう、死んだよ」
 7~9 冬也「今ごろ、どっかの美女がいる国で腹上死してるといいけど…どこにいるかは知らない」


冬也「もう、死んだよ」

ハワード「死んだ?」

冬也「…色々あってね」

冬也「……最後まで、師匠には勝てなかったな…」

ハワード「だったら、お前が最強なのか?」

冬也「…それは違う。…世の中、上にはいくらでも上がいるから」

冬也「どこかに、いるかもね…。僕より強い人。…神様、とか?」

ハワード「神?」

冬也「…別に僕は最強なんてどうでもいいから、会っても世間話で終わっていいけどさ」

リク「ねえ冬也?」

冬也「…うん? どうかした?」

リク「…ぼくは、正義の味方じゃないの?」

ハワード「…」

冬也「…そうだね。リクが正義の味方になりたいなら、正義が何かを知らなくちゃいけないね」

リク「悪い人をやっつけることじゃないの?」

冬也「人を殺した悪い人が、お腹をすかせた子猫を拾ってたら、悪い人じゃなくなることがある?」

リク「…ううん」

冬也「じゃあ、人を殺した悪い人が、別のところで悪い人を殺して、色々な人に感謝されていたら?」

リク「………わかんない」

冬也「リク、正義の味方になるのはすごく難しいんだ。…分からないまんまじゃ、なれないんだよ」ナデ

リク「…………うん」

冬也「でも、リク。正義の味方になりたいっていう気持ちは、大切に持ってていいからね」

ハワード「…」

ハワード「【安価下2】」

 1 今日は、もういい。…またお前と会うことはできるか?
 2 最後に1つだけ聞かせろ。【内容も併記】


ハワード「今日は、もういい。…またお前と会うことはできるか?」

冬也「…お互いに死んでいなければ、また会えるよ」

ハワード「そうか。…俺はもう寝る」

冬也「ハワード」

ハワード「…何だ?」

冬也「…一宿一飯のお礼は、必ず返すよ」

ハワード「…ああ」

ハワード(変な男だ…。あれが世界最強?)

ハワード(そうはなかなか見えなかった…)


 【直下 コンマ判定】(「朝霧冬也がいたぞー!」-3)
 その夜…
 1~3 ぞろぞろとアウトローが来ましたわー
 4~6 リクが寝ついたのと同時に冬也は去っていきました
 7~9 平和な夜でした


 ――露崎家別邸――

勝正「ハワード、レイン・ロックフェラーが…三條宗近に食いついたぞ」

ハワード「それで?」

勝正「日本で受け渡すと約束をしておいた。詳しい場所の指定などはまだしていない」

勝正「どうする?」

ハワード「【安価下2】」

 1 襲撃しやすい場所を見繕え
 2 ボディーガードを引き連れて来られないような場所がいい
 3 その他、自由
   ※1+2とかダメよ


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:16才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃(強度42) 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント127/100 アームMAX ガイア442/400 バーニッシュ355/200 コート312/300
 ピラー0/250 アンテナ 145/200 ステルス89/300 
 良い子ポイント:11

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 粒子の異能
 レイン・ロックフェラー:ロックフェラーの三男 朝霧冬也に女を奪われた(?)
 ギルバート・ロックフェラー:ロックフェラーの五男

 ――部下――
 紫藤凪:1号 刺突の異能 12歳少年
 リク:2号 氷の異能 人探し中
 美多勝正:3号 美多組跡継ぎ 命令の異能
 常陸宮政仁:4号 疾駆の異能 すごいバカ
 卍道千景:5号 イージスソルジャー

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい
 十時譲治:洋食屋店長 塩斥力砂糖引力の異能
 蝶番揚羽:アゲハクリニック院長 闇医者 治療系異能
 軽音部メンツ:Vo真城安彦 Gt雲原石榴 Ba音多有斗 Dr夏真冬
 宮東湊:『湊風』店長 光線の異能
 萑部律:SASABE社長 恐妻家?
 ヘヴィ:アルマの部下 重量変化の異能
 朝霧冬也:最強の一角? 光蝶と掌握の異能



ハワード「襲撃しやすい場所を見繕え」

勝正「分かった。探しておく」

千景「ボス、イージスアーマーも届いた」

千景「しかも、ツクヨミよりスペックが高い。かなり良いもののようだ」

政仁「なー、俺のおやつ食ったの誰だよ? ちゃんと冷蔵庫入れといたのに」

凪「プリンならさっきリクが食ってた」

政仁「おいこら、リクー!」

 バタバタ

<どうしたの?

<俺のプリン返せー!

ハワード「バカどもを黙らせろ」

千景「了解した」

凪「…」

勝正「日時の指定や、受け渡しの方法はどうする?」


 【安価下2】
 日時の指定
 1 とりあえず休日だな
   A 次の休みでいい
   B 準備の時間がいる。しばらく時間を空ける
 2 どうでもいい。任せる
   A 早くセッティングをしろ
   B だが、準備の時間はいる

 【安価下4】
 受け渡しの方法
 1 どこかへ取りに来させるか
 2 誰かが商人に変装して騙すか
   ※誰にさせるかも併記
    凪だと不審感丸出しのため不可


ハワード「休日に指定しろ。だが、準備がいる。時間は空ける」

勝正「分かった。受け渡しは?」

ハワード「お前が商人にでも変装しろ」

勝正「いいだろう。任せておけ」

勝正「だが、準備というのは何をするつもりなんだ?」

ハワード「…」

ハワード「【安価下2】」

 1 もっと俺が強くなる必要がある
 2 こんな使えない銃だけでは心もとない。俺の武器を用意する必要がある
 3 レインをはめるために、策を練らなければならない
 4 その他、自由


ハワード「こんな使えない銃だけでは心もとない。俺の武器を用意する必要がある」

勝正「あの時は急だったからな」

ハワード「バカにでもくれてやれ」ポイッ

勝正「だが、お前はどんな武器ならいいんだ?」

勝正「銃を撃って、まともに当てられるだけの技術がそもそもあるのか?」

ハワード「…ない」

勝正「銃器は合わないようだな…」

ハワード「仮にバーニッシュ・プラズマを会得したところで、ガイアの前には効果が薄れる」

ハワード「拳に劣る武器など必要がない」

勝正「何と言うか…暴論というか、暴力論だな」

ハワード「何かないのか?」

勝正「……凪のように、手に持つ近接武器の方がいいんじゃないか?」

勝正「それか、星業兵器か? あれなら威力は申し分ないはずだ」

勝正「ドスなら、いくらでも用意してやれるぞ?」

ハワード「【安価下2】」

 1 近接武器…。その線でいくか
 2 星業兵器…。だが、どこで手に入れるものか…
 3 その他、自由
   ※「日本刀」とか「メリケンサック」とか、そういう指定してもええで
    希望通りのものが手に入るかどうかはコンマ次第…だけどね


ハワード「近接武器…。その線でいくか」

勝正「ドスか、ドスならやるぞ」

ハワード「お前は何かの回し者なのか?」

勝正「刃物に興奮しない男はいないと信じている」

ハワード「…………銃だろう、そこは」

勝正「カルチャーギャップだな。お前は銃社会で生まれたからそうだろうが、俺は日本人だ」

勝正「言わば、日本刀信者だ。だから分からないんだな」

ハワード「…いいものを見繕え。俺の拳に劣らないものをな」

勝正「ああ。任せておけ。日本刀なんかどうだ?」

ハワード「…お前の頭の中はそれしかないのか?」

勝正「じゃあドスか?」

ハワード「…刃物以外でもいい」

勝正「そうか…」


 【安価下2】
 で、勝正が見繕ってきたのは…
 1 日本刀やで! でもハワードのような筋肉マッチョメンと日本刀って…どうなんやろなあ? 画づらが
 2 頑丈でシンプルな槍やで! 長物も武器としては優秀だもんね!
 3 ???(コンマ判定突入やでぇ…)


 【直下 コンマ判定】
 1~3 勝正「この長ドスでどうだ?」
 4~6 勝正「笹穂槍というものだ。リーチもあるし、どうだ?」
 7~9 勝正「掘り出し物だ、ハワード。これはイージスアーマーの武装にもなっているブレードでな」


勝正「この長ドスでどうだ?」

ハワード「棒切れにしか見えない」

勝正「棒切れじゃない。そういう見た目なだけで、抜けるんだ」

 チャキ…

ハワード「ほう」

勝正「切れ味については保証しよう」

勝正「いいか、まず日本刀というものはだな――」

 ペチャクチャ
 ペチャクチャ

ハワード「凪、相手をしておけ」

凪「えー…?」

勝正「そして、天下五剣と呼ばれる――」

ハワード「それにしても、刀…か」

ハワード「…………こうして見ると、いいかも知れない…」

政仁「あ、何それ、かっけー。俺にもくれ」

ハワード「バカは黙っていろ」


 【安価下2】
 1 これで準備は整った!
 2 1回くらい、これ使っておきたいな
 3 まだやることはある!(その内容も併記)

ライトを探す

3 レインをはめるために、策を練らなければならない


 >>211
 この安価は自由行動のものじゃなくて、レイン倒すための準備行動なんでライト探しはまた別の自由ターンでお願いします…
 そんなわけでNGなんで、>>212を採用です

―――――

ハワード「レインをはめるために、策を練る」

凪「はい! 女好きだから、勝正が女装して油断させる!」

ハワード「却下だ。気色悪い」

リク「じゃあ、お菓子を渡して食べてるところをねらう」

ハワード「それほどマヌケとは思えない。却下だ」

勝正「それなら、品を受け渡す時に三條宗近を見せて、そこを俺が斬る」

ハワード「…」

千景「ボス、あらかじめ爆弾を仕掛けて、それで殺すのはどうだ?」

ハワード「ボディーガードがいる。グラスパーなら、それくらいはどうにでもできるはずだ」

ハワード「他には?」

凪「自分で考えろよ、少しは」

ハワード「…」

ハワード「【安価下2】」

 1 ………思い浮かばない
 2 ……………油断を、誘ってだな…
 3 何か妙案求む

 ※ハワードは頭脳がBAKAのため、ロクな選択肢が出ていません

冬也を餌にする

3 刀を渡す所が何者かに盗まれ、そちらに注意が向いた所でぐさり

商人勝正のボディーガードとしてリクをそばに置いて
残りは上から奇襲


ハワード「…………思い浮かばない」

政仁「バッカだなー、お前」

ハワード「お前だけは言うんじゃない!」ガッシャ--ン

政仁「うおっ、キレた~っ!」バタバタ

ハワード「バカが…」

勝正「で、ハワード。どうする?」

凪「どうするって…ハワードに却下されなかったの、勝正のだけじゃん」

千景「だがボディーガードがいて斬れるのか?」

勝正「俺は1度でいいから、三條宗近を振ってみたいんだ!」

ハワード「…」

ハワード「【安価下1】」

 1 無策の方がマシかも知れない
 2 勝正の案でやってみよう
 3 凪の案でやってみよう
 4 リクの案でやってみよう
 5 千景の案でやってみよう
 6 >>217
 7 >>218

 ※折角出してくれたから、6と7を追加
  尚>>215は冬也の居場所が掴めないのでNGです


ハワード「受け渡しの際、わざと品が盗まれるようにする」

ハワード「それに注意を惹かれたところで仕留める」

凪「は…ハワードが…すごく頭良さそうなこと言ってる…!」

政仁「盗まれちゃダメじゃんか!」

千景「政仁は黙っていた方がいい。余計な感情がこの場の皆に沸き起こる」

勝正「なるほど、いい案だな。で、誰がその盗人をやる?」

勝正「演技とは言え、騙すために騙されたふりをする必要もあるだろう」

凪「それにボディーガード強かったら、瞬殺されちゃうかも…」

千景「逃げ足ならば、イージスアーマーを着用したわたしには自信がある」

勝正「バカの異能は、案外、おあつらえ向きかも知れないな」

凪「俺はヤダからね、俺ヤダよ、そんな役」

ハワード「【安価下1】」

 1 凪、やれ
 2 リクにさせる
 3 バカ、お前だ
 4 千景、任せた
 5 …………俺?


ハワード「千景、任せた」

千景「任された」

勝正「千景ならイージスアーマーで顔もバレないだろうし、いいかもな」

ハワード「注意を惹いてボディーガードを分散させ、無防備になったレインをやる」

勝正「だが…三條宗近がこれでは振れない…」

凪「良かった、俺じゃなくて…」

勝正「すぐにボディーガードが戻ってきても困るな…。足止めと、本命のレイン殺害に分かれた方がいいかも知れない」

千景「逃げているからそれはできない」

ハワード「そうだな…」

 【安価下1】
 レイン討伐の本命戦力を選んでください
 ※ハワード+勝正は決定されています
  ここで選ばれなかったメンツはボディーガード足止めとなります
  2人だけで充分なら「なし」でおkです


ハワード「レイン討伐は俺と、商人に扮した勝正、それと凪だ」

ハワード「他はボディーガードの足止めだ」

凪(ハワードの傍の方がいい…よね、うん)

勝正(…常識は疎いが、戦闘能力ならリク達でも充分か)

リク「はーい」

政仁「ん? 俺は結局何するの?」

勝正(…やっぱり大丈夫だろうか…? いや、千景ならバカの手綱も引ける…よな?)

千景「品を強奪して逃げ、ボディーガードを叩くんだな。心得た」

ハワード「【安価下1】」

 1 後は実行を待つのみだ
 2 他にやるべきことは…【内容自由】

練習


 >>230
 練習? グラスプスキルとか? だったら…それやるターンは一応、安価取れればあるんで下にずらしますね

―――――

ハワード「後は実行を待つのみだ」

ハワード「それぞれ、失敗をおかさないように備えておけ」

ハワード「決行は2日後。以上だ」

凪「あ~…お腹へってきた…。晩ご飯作んなきゃ…勝正、手伝って」

勝正「了解だ、凪兄さん」

政仁「おいリクー、俺のプリン返せよー」

リク「もう食べちゃったもん。名前を書いておかないとダメなんだよ?」

政仁「俺、自分の字、漢字で書けないんだよ、画数多くて」

千景「ボス、ボスの布団を今日は干しておいた。存分に堪能してほしい」

ハワード「…ああ」


 【安価下1】
 1 グラスプスキルのトレーニング
   A ポイント 127/100
   B ガイア 442/400
   C コート 312/300
   D バーニッシュ 355/200
   E ピラー 0/250
   F アンテナ 105/200
   G ステルス 89/300
 2 戦いにいく
   A NINJA
   B SAMURAI
 3 夜の町へいく
   ※連れていきたい部下がいれば併記
 4 コミュ
   ※相手も併記
 5 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 アンテナ 105/200

―――――

 ちょい休憩です
 ありがとうございました

 1時間以内に戻る…つもり
 人がいればまた再開いたしまする

>>1アンテナ前回145ですよ

作戦の予行って意味と違うの?


 >>239
 すんません、間違いました…
 145+34=179となります

 >>240-241
 たびたび申し訳ないです
 けど、予行してもあんまり意味なかった…かと思われます

―――――

 アンテナ 179/200

ハワード「…もう少しか」

ハワード「あと2日…」

ハワード「…そう言えばあいつがいなくなって、バスタとどう連絡を取ればいいんだ…?」


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:16才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃(強度42) 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント127/100 アームMAX ガイア442/400 バーニッシュ355/200 コート312/300
 ピラー0/250 アンテナ 179/200 ステルス89/300 
 良い子ポイント:11

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 粒子の異能
 レイン・ロックフェラー:ロックフェラーの三男 朝霧冬也に女を奪われた(?)
 ギルバート・ロックフェラー:ロックフェラーの五男

 ――部下――
 紫藤凪:1号 刺突の異能 12歳少年
 リク:2号 氷の異能 人探し中
 美多勝正:3号 美多組跡継ぎ 命令の異能
 常陸宮政仁:4号 疾駆の異能 すごいバカ
 卍道千景:5号 イージスソルジャー

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい
 十時譲治:洋食屋店長 塩斥力砂糖引力の異能
 蝶番揚羽:アゲハクリニック院長 闇医者 治療系異能
 軽音部メンツ:Vo真城安彦 Gt雲原石榴 Ba音多有斗 Dr夏真冬
 宮東湊:『湊風』店長 光線の異能
 萑部律:SASABE社長 恐妻家?
 ヘヴィ:アルマの部下 重量変化の異能
 朝霧冬也:最強の一角? 光蝶と掌握の異能



 ――天宮市・天宮高校――

ハワード(言子が…まだ顔を見せない)

ハワード(…………本当に、体調が悪くなっている…のか?)

勝正「どうした、ハワード」

ハワード「…何でもない」

 【安価下1】
 夕方ターン
 1 本邸に顔を出して言子と会うか
 2 ぶらつく
 3 戦いにいく
   A NINJA
   B SAMURAI
 4 コミュ
   ※相手も併記
 5 その他、自由


 ――露崎家本邸――

 ガララ…

葉子「どなたです――あなたっ!」

ハワード「言子はどうしている?」

葉子「言子と関わらないでください」

葉子「また、あの子はあなたと関わったばかりに…」

ハワード「どうかしたのか?」

葉子「関係がありません」

ハワード「【安価下1】」

 1 上がらせてもらう
 2 どうかしたのかと聞いている
 3 その他、自由台詞


ハワード「どうかしたのかと聞いている」

葉子「関係がないでしょう!」

ハワード「俺は言子の兄だ」

葉子「っ…そんな怖い顔で脅しをかけてもムダです」

葉子「お引き取りを」

ハワード「…」

 トテトテ…

にこ「あっ! はわーど!」

 パタパタ

葉子「にこ、離れなさい」

ハワード「…言子はどうしている?」

にこ「おねえちゃん、まだかえってこないの」

ハワード「まだ帰ってこない?」

葉子「にこ! こっちへきなさい!」

ハワード「…邪魔をした」

にこ「ばいばい」


 【安価下1】
 1 言子を探しにいく
 2 部下ども、言子を探せ
   A 見つけたらすぐ教えろ
   B 俺もさがす
 3 十時は何か知っているのか? 行ってみよう


 ――天宮市・行列の洋食屋――

ハワード「おい、言子を知らないか?」

十時「うん? 言子ちゃんなら、無断欠勤ですよ…」

十時「昨日から、何の連絡もなくて困っているんだが…」

ハワード「言子が…無断欠勤…」

十時「何かあったのかい?」

ハワード「…」

 【安価下1】
 1 事情を話す
 2 邪魔したな


ハワード「まだ帰ってこない…」

ハワード「昨日から無断欠勤…」

ハワード「少なくとも昨日から、帰っていない…?」

ハワード「電話にも出ない…」

ハワード「まさか、アルマに…?」

ハワード「…どこに行った、言子…」

 【安価下1】
 1 探しまくれ、ハワード
 2 部下も探せよ
 3 いや、考えすぎだよ、きっとプチ家出か何かだよね


 【直下 コンマ判定】
 1~5 見つからねえ!
 6~9 こんなとこにいやがった!


 ザ--------

ハワード「また雨か…」

ハワード「どこにいる、言子…?」

ハワード「…」キョロキョロ

ハワード「!」

 タッタッタッ

ハワード「言子!」

JK「っ!? な、何ですか…?」ビクビク

ハワード「違う…お前じゃない、行け」

ハワード「言子…」

 ザ------

ハワード「無事でいろ…」ギリ


 【直下 コンマ判定】
 1~5 見つからないまま、朝になりました…
 6~9 朝になりかけたころになって、ようやく言子を見つけられました

―――――

 眠い、ので、今夜は終わりです
 どうもありがとうございました


 お昼ご飯も食べたし、どなたかいらっしゃれば始めようかなと思うのですが…
 おつきあいしてくださる方がいれば安価を取っちゃってくださいまし

 【安価下1】
 1 言子がどこで何をしているのか…
 2 ようやく登場のレイン様の様子を覗き見
 3 ギルとロックフェラーのお父様が何か話してるよ
 4 アルマ様が何か企ててるっぽいよ


 【直下 コンマ判定】
 1~4 アルマ「――ようやく、俺のところへ来たか。それでいいんだ、言子」ニヤリ
 5~9 言子「……ここ、どこだろう…?」??「キミ、どうしたの?」
  0  言子「ん――あれ…? 確か…家を飛び出して、また誰かに襲われて…」


 ――どこかの山の中――

言子「……ここ、どこだろう…?」

 体を起こすと、むせ返りそうな土の匂いがした。
 体にかけられていた薄汚いコートが落ち、ぱちぱちと弾ける焚き火に気づく。

冬也「キミ、どうしたの?」

言子「あ…あの、あなたは…?」

冬也「…名乗るほどの者じゃない。何も覚えてない?」

冬也「たまたま気づいたから助けちゃったけど、僕も追われてて、キミを連れてきちゃったんだ」

言子「…そう言えば…また、アルマ兄さんの…部下の人に襲われちゃって、それで…」

冬也「気絶させられて、拉致しようとしているのを僕が見つけて、ただごとじゃないと思って助けたんだ」

言子「ありがとう、ございます…」

冬也「お腹減ってない? あんまりおいしくないけど…レーション食べる?」

言子「レーション…?」

冬也「キミをお家まで送ってあげたいのはやまやまなんだけど、追われるまま逃げて、けっこう離れちゃったんだ」

冬也「でも…帰りたいよね?」

言子「…あの、わたし、露崎言子って言います」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 言子「行きたいところがあるんです」
 6~9 言子「あなたがグラスパーだったら、お願いがあるんです。…助けて、もらえませんか…?」


言子「行きたいところがあるんです」

冬也「行きたい、ところ?」

言子「はい。…お父さんのところに。アメリカにある、ロックフェラーの屋敷に連れていってもらえませんか?」

冬也「ロックフェラー?」

冬也「…………これも縁、かな」

言子「ダメですか…?」

冬也「……僕は朝霧冬也。すぐにアメリカへ行くことはできない」

冬也「けれど、一宿一飯のお礼をしなきゃいけないから、キミを連れていってあげてもいい」

言子「!」

冬也「ただし」

言子「…何ですか?」

冬也「……家族には心配をかけないようにね」


 【安価下1】
 1 レイン様の様子を覗き見
 2 ギルとお父様のおしゃべり


 【安価下1】
 レインの側近グラスパーのお名前
 ※外人名でお願いします


 ――USA・レインの豪奢な屋敷――

ウーゴ「レイン様、三條宗近の商談日時が指定されましたので、ご報告をいたします」

レイン「さっさとしろよ、お前がいると興が醒めるんだ」

ウーゴ「日時は、――。場所は、――とのことです」

レイン「ふうん、そう? じゃ、さっさと手配しておけよ」

レイン「ところで、朝霧冬也はどうなってるんだ? 日本海に飛び込んだそうじゃないか」

ウーゴ「その後の行方は知れていませんが、溺れ死ぬとも思えないので日本に到着しているのではないか…と」

レイン「日本か。いいじゃないか、ついでに朝霧冬也を今度こそ殺してやる…」

レイン「この僕の顔に泥を塗ったんだ…絶対に、叩き潰してやる…!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 レイン「アルマ兄様に電話を繋げ。商談ついでに、狩りをするぞ」
 4~6 レイン「商談ついでに、朝霧冬也を必ず殺す…! どれだけ金をかけてもいい、日本を包囲しろ」
 7~9 レイン「商談なんて、最低限だけ僕につけばいい。他は朝霧冬也の捜索に当たらせろ」


レイン「商談ついでに、朝霧冬也を必ず殺す…! どれだけ金をかけてもいい、日本を包囲しろ」

レイン「見つけ次第、死ぬ手前までいたぶってから僕の前へ連れてくるんだ。いいな」

ウーゴ「…かしこまりました、レイン様」

レイン「分かったならさっさと引っ込んでいろ!」

 ブンッ
 パリィンッ

ウーゴ「失礼をいたしました」ポタポタ

レイン「お前のような醜男を雇ってやっているんだぞ」

レイン「どこの誰からも醜いと蔑まれ、そこにいるだけで恐れられるお前を、拾ってやったんだ、分かってるな!?」

ウーゴ「…承知しております」

レイン「だったらさっさと、出ていけ!」

ウーゴ「…」スッ

 スタスタ…
 バタム

レイン「ふんっ…」



 ――日本・露崎家別邸――

凪「ハワード、おかえり。朝まで何してたの? ずぶ濡れじゃん」

ハワード「…」ポタポタ

凪「お風呂入るでしょ? 今、お湯張っておくから」

ハワード「…ああ」

勝正「ん? ハワード、手紙がきていたぞ」

ハワード「何だ?」

勝正「速達…。差出人の名がないな」

ハワード「寄越せ」

 ベリベリ…

手紙『お兄ちゃんへ』

手紙『わたしの心配はしないでください。しばらく留守にします』

手紙『きっと帰るから、待っていてください』

手紙『言子より』

ハワード「…………」グシャッ

ハワード「どこで、何をやってる…?」


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:16才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃(強度42) 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント127/100 アームMAX ガイア442/400 バーニッシュ355/200 コート312/300
 ピラー0/250 アンテナ 179/200 ステルス89/300 
 良い子ポイント:11

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 粒子の異能
 レイン・ロックフェラー:ロックフェラーの三男 朝霧冬也に女を奪われた(?)
 ギルバート・ロックフェラー:ロックフェラーの五男

 ――部下――
 紫藤凪:1号 刺突の異能 12歳少年
 リク:2号 氷の異能 人探し中
 美多勝正:3号 美多組跡継ぎ 命令の異能
 常陸宮政仁:4号 疾駆の異能 すごいバカ
 卍道千景:5号 イージスソルジャー

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい
 十時譲治:洋食屋店長 塩斥力砂糖引力の異能
 蝶番揚羽:アゲハクリニック院長 闇医者 治療系異能
 軽音部メンツ:Vo真城安彦 Gt雲原石榴 Ba音多有斗 Dr夏真冬
 宮東湊:『湊風』店長 光線の異能
 萑部律:SASABE社長 恐妻家?
 ヘヴィ:アルマの部下 重量変化の異能
 朝霧冬也:最強の一角? 光蝶と掌握の異能



 ――天宮市・天宮高校――

 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

五十嵐「ハワードくん、今日も元気なかったね」

五十嵐「言子ちゃん、しばらくお休みするってお家から連絡があったけど、大丈夫?」

ハワード「…ふんっ」

五十嵐「…ハワードくん、先生、何でも相談乗るから、どんなことでも言ってね。また来週」フリフリ

 【安価下1】
 1 ぶらつく
 2 戦いにいく
   A NINJA
   B SAMURAI
 3 コミュ
   ※言子は不可
 4 帰る
 5 その他、自由


 ――露崎家別邸――

ハワード「…」

凪「おかえり、ハワード」

千景「ボス、以前とは違うしかめっ面に見える。何かあったか?」

ハワード「黙っていろ」

 スタスタ…

勝正「…そっとしておこう。それより、明日は商談の日だ」

勝正「今はそっちに集中するのが先決だ」

凪「…うん」

千景「……ボスが黙れと言うのなら、わたしは黙っていることにする」

 【安価下1】
 1 グラスプスキルのトレーニング
   A ポイント 127/100
   B ガイア 442/400
   C コート 312/300
   D バーニッシュ 355/200
   E ピラー 0/250
   F アンテナ 179/200
   G ステルス 89/300
 2 ぼーっとする
 3 コミュ
   ※相手も併記
 4 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 コンマ二桁分加算
 アンテナ 179/200


 アンテナ 236/200

ハワード「アンテナは、これで習得…」

ハワード「範囲はせいぜい、半径30メートルか…」

 【安価下1】
 1 さっさと寝とくべ
 2 ぼーっとする
 3 コミュ
   ※言子は不可
 4 その他、自由


 ――翌日――

勝正「では、これからレイン・ロックフェラー暗殺を実行に移す」

勝正「千景、しくじるなよ」

千景「分かっている」

凪「緊張してきたかも…」

政仁「俺は隠れてりゃいいんだろ、かくれんぼってついつい本気になっちゃうよな!」

リク「ねー」

ハワード「千景、バカどもは任せた」

千景「任された」

勝正「そろそろ、レイン・ロックフェラーがつく。配置につけ」


 【直下 コンマ判定】
 レイン様が引き連れてきた部下の数…
 1~3 8人もいやがるぜ
 4~6 5人だぜ
 7~9 3人だけだぜ

 【下2 コンマ判定】
 偶数 罠とは気づいてない様子
 奇数 警戒バリバリMAXだぜ
 ※0は偶数扱いです


 ――とある廃れた山寺――

レイン「――お前か? 三條宗近を出品したのは」

勝正「ようこそ、おいでくださりました、レイン・ロックフェラー様」

勝正「こちらへどうぞ」

レイン「待てよ、小僧」

勝正「…何ですか?」

レイン「美多組の跡取り坊主が、どうして、商売人なんてやっているんだ?」

レイン「僕は商売相手のことを徹底的に調べることにしているんだ」

レイン「それに美多組は確か、バスタ兄さんの側にいたはずだ。何か企んでいるだろう? 言えよ」

勝正「…」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 レイン「…まあいいや、早く品を見せろよ。言っとくが、僕の護衛は強いぞ」
 4~6 勝正「何かの勘違いでは?」レイン「何だとぉ?」勝正「わたしの顔を、よく見てください」
 7~9 勝正「バレてしまっては仕方がない。…レイン・ロックフェラー様、実はあなたに助けを乞いたいのです」


 やたらコンマ来るの早いのは…何でなんでしょう…?
 いや、いいんですけど何かビビる…

―――――

勝正「バレてしまっては仕方がない。…レイン・ロックフェラー様、実はあなたに助けを乞いたいのです」

レイン「はあ? 何言っちゃってるわけ?」

勝正「あなたの庇護下へくだりたいと考えています。どうぞ、こちらでゆっくりお話をしましょう」

レイン「…どうして僕なんだよ? アルマ兄さんの方が堅実じゃないか」

勝正「あなたは物の真贋をきちんと区別のできる方です。すぐれた美術的な審美眼を持っているあなたの方が、信頼を置けると考えました」

勝正「わたしもまた、美術品には――もっとも、刀剣に関してではありますが、含蓄がありますので」

勝正「同じ価値観を共有している方には、親近感も抱けるというものです」

レイン「ふうん? いいじゃないか、気に入ったよ、キミのこと」

勝正「ありがとうございます…」


 【直下 コンマ判定】(レイン様、油断+1)
 作戦開始
 1~3 三條宗近を千景が強奪――する手筈だったのに、ウーゴさんがヤバかった
 4~6 強奪成功、護衛は1人だけ追いかけてったよ
 7~9 強奪成功、護衛はウーゴ以外追いかけてったよ


勝正「これが三條宗近です」

レイン「美しい…。これはいい、想像以上だ」

レイン「で、僕の庇護に下りたいと言っていたね。つまりこれを…タダで僕へ献上するということか?」

勝正「無論でございます。どうか、美多組をレイン様の庇護へ――」

 シュバァッ

レイン「!?」

千景「三條宗近は、このカタナ・ハンターがいただいていく!」

 ガシッ
 ダンッ

レイン「あいつは――! おい、追いかけろ! あのイージスアーマーを捕まえてぶち殺せ!」

レイン「ただし、カタナは傷つけるな! お前らの命よりも価値があるんだ、分かったな!」

 【安価下1】
 1 護衛は1人だけ、3対1で一気にやりますか
 2 サクッと坊ちゃんがレインをぶっ殺す作戦なんだぜ、それでうまくいったらもう終わりだぜ
 3 護衛とレインを引き離したいから、坊ちゃん手筈通りにやっとけや


レイン「全く、何なんだ、あいつは!?」

レイン「どんな警備をしている、この僕がわざわざ足を運んでやっ――」

 ドッゴォォォッ

ウーゴ「!」バッ

レイン「なっ…何だ!?」

ハワード「――久しいな、レイン」

レイン「ハワード…!?」

勝正「誰がお前なんかの庇護下に入ると思っている?」チャキ

レイン「お前――謀ったのか!?」

凪「うわ、こいつ、間近で見るとすっげー宝石ごてごて…。いくらだろ?」

ハワード「レイン、お前をぶっ殺しにきた」

レイン「う、ウーゴ! あいつらを、あいつらを殺せぇ!」

ウーゴ「…」スッ

 【直下 コンマ判定】
 偶数 ウーゴさん、フツーに強い
 奇数 ウーゴさん、レアやった
 ※0は偶数扱いです


 【安価下2】
 ウーゴの異能とは!?

 異能ダブル持ちじゃなくて良かったね


 >>1がずっと採用したかった異能キタ――――――――――ッ!
 強いで(ニッコリ

―――――

ハワード「1人だけだ、確実に仕留めろ」

レイン「バカ言うなよ!? ウーゴみたいな醜男を雇ってるのは、アルマ兄さんに匹敵するチカラがあるからだ!」

ハワード「何――?」

 レインが勝ち誇ったように叫ぶと、ウーゴの姿が消えた。
 電撃を周囲にまき散らそうとした、その発動のタイムラグで吹き飛ばされて廃寺から吹き飛ばされる。

ハワード「一体、何が…!?」

レイン「教えてやるよ、バカが! ウーゴの異能はただの高速移動だ!」

レイン「こいつが異能を使えばなあ、この世の全ては置き去りにされるんだ、分かったかよ、うすのろが!」

凪「ハワ――がふぉぉっ…!?」

ハワード「凪…!?」

 一瞬で凪の体が吹き飛ばされた。
 たった一撃で凪がハワードの横へ落ち、ピクピクと痙攣をする。

勝正「ハワード、こいつはかなりヤバいぞ…」

レイン「ハァーッハッハッ、僕に楯突こうなんて、お前らじゃあムリなんだよ!」

 【安価下2】
 1 脳筋プレーで打開しろ!
 2 近づかれなければいいだけ! 電撃ビリビリ包囲網!
 3 おい勝正、どうにかしろよ
 4 その他、自由


ハワード「勝正、どうにかしろ」

勝正「どうにかだと!?」

レイン「ごちゃごちゃ喋ってんなよ、僕の前でぇ! ウーゴォォオオオオオッ!」

ウーゴ「っ!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 勝正「こんなもの、どうにも…!」
 4~6 勝正「考えるな、感じろ。心の眼さえ開ければ、スピードに惑わされることは――ぐはぁっ!?」
 7~9 勝正「命令を下す! 制限速度は、最高速の半分までだ!」ビッシィィィッ


勝正「こんなもの、どうにも…!」

 抜いたドスにウーゴのナイフがかち合った。
 しかし、ウーゴのいる高速の世界に追いつくことはなかった。
 ナイフを受けた衝撃で勝正が身を引きかけたのとほぼ同時、その後頭部に強烈な蹴りが叩き込まれて勝正が床を突き破っていく。

レイン「ハハハッ、ハワードぉ、お前さぁ~?」

レイン「粋がっちゃってる割に、ぜーんぜん、何もできやしないんだよ」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 ぷっつん
 6~9 ぷっつんはせず
  0  怒りはハワードを強くしました


レイン「ほら、待っててやるよ、ハワード」

レイン「ウーゴは何もかもを後出しで上回れるんだぜ?」

レイン「その筋肉まみれの脳みそでよーく考えて、惨めにウーゴにぶっ殺されちまえよ、あっはははっ!」

ハワード「…」ギリギリ

 【安価下2】
 どないする、ウーゴさんやべえよ!
 1 怒りのNOUKINパワー!
 2 バチバチィ! バチバチするよ!
 3 NOUKIN × DENGEKI = ?
 4 その他、自由


ハワード「後出しをしようが、関係ない」

 バチバチィッ

ハワード「俺に触れれば、ヤケドでは済まないぞ!」

 ガイアを発動し、さらに身体に激しい紫電をまとった。
 そのままウーゴを無視してレインへと向かう。飛び道具で止められる勢いではなく、触れれば感電間違いなしの猛進する雷電。

レイン「う、ウーゴォッ!」

ハワード「どけぇええええええ―――――――――っ!」

ウーゴ「どきはしない」

 ドゴォォォォォッ
 バリバリバリィッ

ハワード(感電しながら、俺を抑え込むだと…!?)

 【直下 コンマ判定】
 1~3 まだハワードには異能とグラスプスキルの同時発動はキツかった
 4~6 ハワードが何かを閃いたよ
 7~9 NOUKINはとまらねぇえええええ――――――――――っ!


ウーゴ「レイン様は唯一の主――守り抜く!」

ハワード(俺が、押され――!?)

 バチィッ…

 纏った雷電が無意識に途切れた。
 枷の消えたウーゴが踏み込みながら肘鉄をハワードに食らわせ、さらに異能で追撃を仕掛ける。
 刹那にも満たぬ間に無数の拳打が叩き込まれた。

 ドゴォォォン…

レイン「アーッハッハッハッ、こりゃあ傑作だ、おいウーゴ、見たか、今の?」

レイン「あれだけ必死こいた顔しながら、逆にぶっ飛ばされていやがんの!」

ウーゴ「…」

レイン「気に食わないが、三條宗近は手に入れた。しかもタダだ。行くぞ、ウーゴ」

レイン「こんな些事にいつまでも構ってるような時間はない。朝霧冬也を狩りにいく」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 レインを逃しちゃったよ
 6~9 ハワード「――待、て…」

>>1三條宗近は千景が持って逃げてるんじゃないですか?


ハワード「――待、て…」

レイン「ああ~? んだよ、ハワード。お前って本当に諦めが悪いなあ?」

レイン「ウーゴには勝てないって分からないのか? ハッ…まあ、分かったところでお前はバカだからやめないのか」

ハワード「御託はどうでもいい…」

レイン「そうかよ…。ウーゴォ、手加減なんかしてるなよ! さっさとぶっ殺せぇ!」

ウーゴ「…かしこまりました」

 【安価下2】
 1 NOUKIN × DENGEKI をリトライ
 2 どうせ接近されるのは分かってる、そこを叩くのみ!
 3 その他、妙案求む


 やべえ、盛大にミスってた、耳赤くなったわ…
 >>327はごもっともですわ、ほんと…ほんと、すんません

レイン「気に食わないが、三條宗近は手に入れた。しかもタダだ。行くぞ、ウーゴ」

レイン「こんな些事にいつまでも構ってるような時間はない。朝霧冬也を狩りにいく」

 ↓

レイン「さっさと三條宗近を取り返してこい、ウーゴ」

レイン「朝霧冬也の狩りが控えてるんだ」

 に脳内修正を願います…

 本当に申し訳ないです…


ハワード「もう1度だ…」

ハワード「今度こそ、負けはしない。かかってこい」

ウーゴ「――レイン様の命令だ、死ね」バシュンッ

 電撃を纏い、ガイアをさらに発動する。
 衝撃を受けてからウーゴの位置を確かめて、鞘から抜かないままドスを叩きつける。
 しかし、一瞬でまたウーゴの姿が消えて長ドスが空振りする。

 【安価下2】
 1 長ドスを床に突き立てて、電気ビリビリ包囲網
 2 もっと速く、速く、速く、速く!
 3 次は当てる!

安価連続で取るのだめだっけ


ハワード「まだだ!」

レイン「バカじゃねえの、同じことしたって、1度ダメだったのが成功するはずないだろ!?」

レイン「やっちまえよ、ウーゴォ!」

 大きく長ドスを振り回して牽制をするが、それをかいくぐってウーゴは悠々と接近した。
 逆手に握られたウーゴのナイフが、ハワードの頸動脈に向けられる。

 【直下 コンマ判定】(選択肢:次は当てる!±0)
 1~3 ウーゴさん強すぎましたわー
 4~6 ナイフだって電気くらい通すわ!
 7~9 UNSTOPPABLE NOUKIN


 >>340
 ほんとはダメでした…
 気づけなくてすんません、やっちゃったので、一応成功もしたし…今回はこれで…
 以降、気をつけます

―――――

ハワード「そんなもので、どうにかなると思うなぁあああああああ―――――――――――――――――っ!!」

 電熱によってナイフがとろけ、べちゃりと液状になった超高温の金属が弾け散った。
 紫電が閃き、白鞘に収められたまま長ドスがウーゴの胴を激しく打ちつける。

ウーゴ「っ…!」ズザザッ

レイン「は? おいウーゴ、見えなかったぞ、お前今、押し返されたのか?」

ハワード「見えるぞ、お前の動きが!」バチバチィッ

ウーゴ「!?」バシュンッ

ハワード「そっちか!」ギロッ

 ウーゴを追うようにハワードが飛び出した。
 叩きつけた際にヒビ割れていた長ドスを再びハワードが繰り出し、ウーゴが拳で打ち砕く。
 中から姿を現した美しい刃が返され、そのまま深くウーゴを切りつけた。

ハワード「理屈は知らないが、――お前の世界に踏み込んでやった気分はどうだ?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 逃げられたよ
 4~6 それでもウーゴさんは強い
 7~9 ウーゴさん撃破!


ウーゴ「レイン様、お逃げを――!」

ハワード「お前は俺と戦え、俺だけを見ろ!」

 ウーゴが振られた刃を腕で受ける。
 わざと腕で受け、そのまま腕をひねってわざと刃を自分の体で止めた。

ハワード「オォオオオオオオオオオ――――――――――――――――ッ!」

 刃を伝って電撃がハワードの体内に流れ込み、内部から全身を焼き尽くす。

レイン「お、おい…ウーゴ、ウーゴ!? お前には金をやったんだ、金の分だけ働け!」

レイン「お前に払ったのは、俺の命の額だぞ!? まだまだあんなものじゃ足りてないはずだろうがぁああああ!」

ウーゴ「ハァアアアアアアア――――――――――――――ッ!」ザシュウッ

 刃の抉り込んでいる腕を押し出し、強引にウーゴがハワードを突き飛ばした。
 異能で素早く動き、レインを抱え上げて外へと飛び出す。

ハワード「逃げるのか!?」

レイン「おいウーゴ、俺の服がお前の血で穢れる! この宝石がいくらか分かっていないのか、下ろせ!」

レイン「下ろして、さっさとあの愚弟を始末してこい!」

ウーゴ「レイン様――自分は、ここまでです」ポロッ

レイン「何だ、おい、お前の体がチリに――!」

ウーゴ「グラスパーの死後に残る結晶は…グラスパーのチカラの塊…」

ウーゴ「それを求めて朝霧冬也は…レイン様のところへ、も――」

 グシャアッ

 廃寺から遠く離れた場所で、ウーゴがその体を塵に変えて死んだ。
 そのまま地面へ放り出されて落ちたレインは、塵の中に残ったECを見つめる。

レイン「EC…? これが、グラスパーのチカラの…」

レイン「ハハハハッ、アッハハハッ、ウーゴ…お前、こんなに美しいものを持っていたのか…」

レイン「僕がもらっておいてやる…」

レイン「ハワード…この借りは必ず、貴様に返すぞ。覚えていろ――」ギリッ


 【直下 コンマ判定】(異能強度50未満-3)
 1~5 ハワード、反動で動けねえの巻き
 6~9 電撃による身体異常活性化習得


 あ、まだ判定あったわ…

 【直下 コンマ判定】(数の暴力+1)(リクさんはチート+3)
 1~3 レインの部下2人は取り逃がしちゃった
 4~6 レインの部下1人を取り逃がしちゃった
 7~9 きっちり他の護衛は始末完了だよ


ハワード「…動けない」ピクピク

リク「ハワード大丈夫?」ツンツン

千景「凪も勝正も息はある」

千景「こちらは1人だけ取り逃がしてしまった。すまない」

政仁「見事にぶっ飛んだなー、ここ」

政仁「怪獣でも出てきたのか?」

千景「レインは殺せたのか、ボス」

ハワード「逃した…」

リク「追いかける?」

ハワード「【安価下2】」

 1 まだレインは日本に残るはずだ…。今日のところはもういい
 2 もう遠くまで行っているだろうが…一応行け
 3 その他、自由


ハワード「もう遠くまで行っているだろうが…一応行け」

政仁「よっしゃ!」

リク「じゃあ行ってくるね」

千景「ボス、何かあればすぐに呼んでくれ」

 ダッ

ハワード(あいつの世界に追いついた…)

ハワード(自分の体に電気を流したら…追いつけた)

ハワード(だが…代わりに動けなくなる…か…。このリスクを消せば…俺はまだ――)

 グッ

 【直下 コンマ判定】(ウーゴさん決死の逃亡-2)
 1~5 見つからんかったよ、やっぱり
 6~9 逃がしちゃったボディーガードを発見して、やっつけといたよ


 ――露崎家別邸――

千景「やはり、医者を呼んだ方がいいと進言をする」

千景「凪も勝正も眼を覚ましていない上、ボスもまともに動けない」

千景「このままでは、ボスも不便なはずだ」

ハワード(…………泣きっ面に蜂…だったか)

 【安価下2】
 1 往診よろしく、蝶番さん
 2 痛いのやだもん…


蝶番「ふふ…また素敵な格好をしてるのね、ハワード…」

ハワード「…」

蝶番「それで、今日はどんなコースがお・こ・の・み?」

蝶番「こっちの2人もやるんでしょう?」

蝶番「だったら…あなたの体でこの2人の代金はちょうだいしたいんだけれど…」

 【安価下2】
 1 ソフトによろしく(ソフトにするとは約束してくれない)
 2 ハードによろしく(ヘタしたらつまんないことで死ぬ)
 3 煮るなり焼くなり好きにしやがれ


ハワード「好きにしろ…」

ハワード「俺を痛めつけて、そいつらに苦痛がないなら…それでいい」

蝶番「あらぁ~? ふふふ…うふっ…うふふっ…」

ハワード「何がおかしい?」

蝶番「男気に溢れててステキよ、ハワード…」

蝶番「たぁっぷり…今日も、素敵な表情を見せてちょうだい…」

 【直下 コンマ判定】
 1~2 蝶番「あら…やりすぎちゃった」
 3~9 蝶番「ああん…今日も、ぞくぞくするほど最高だったわ…。また、利用してね…」


蝶番「ああん…今日も、ぞくぞくするほど最高だったわ…。また、利用してね…」

ハワード「ふぅーっ…ふぅーっ…」

蝶番「ああ、そーれーとー…ハワード?」

ハワード「…何だ…?」

蝶番「あなたの体の痺れは、わたしの異能でも治してあげられないものなの…」

蝶番「それで苦しみ悶えるあなたも見てみたいけれど…ヘタに乱用して死んじゃうのはつまらないわ…」

蝶番「気をつけてね…ダーリン」チュッ

ハワード「…ふんっ」

蝶番「ふふ…それじゃあ…また、ね」


 【安価下2】
 夜ターン
 1 さっさと休もう
 2 コミュ
   ※言子は不可


ハワード「…っ…まだ、痺れが残っているか…」ググッ

勝正「ん? どうした、ハワード?」

ハワード「お前こそ、何をしている…?」

勝正「今日は不甲斐ない結果になった…。鍛錬が足りない証拠だ」

勝正「だから、通信剣術の復習をしている」キリッ

ハワード「つーしんけんじゅつ…?」

勝正「何か、用でもあるのか?」

 ↓1~2 勝正とのコミュ内容
 ※なければ以下略


ハワード「お前の異能は…よく分からない。どういうものだ?」

勝正「命令を与え、実行させる異能だ」

勝正「だが、ひどく曖昧な制限があって…こう、口では何とも説明しづらいが、命令をさせられる範囲がある」

勝正「それを踏まえた上で使わないと、命令を下したつもりが平気で違反されて、逆に危なくなるリスクを伴う」

勝正「俺の感覚でしか、その制限が分からないから、説明はどうも難しいんだがな」

勝正「簡単で単純な命令ほど効果はでやすいが、万能には遠いんだ」

ハワード「…よく分からない」

勝正「そういう異能なんだ。分かれとは言えないし、俺もよく分かってはいない」

ハワード「勝正、傷を治したばかりだが、朝霧冬也の居場所を特定しろ」

ハワード「レインは朝霧冬也に執着して、狙っている。朝霧冬也を追えば現れる」

勝正「それでもいいが…レインの場所は、発信器で分かっているだろう」

ハワード「…」

ハワード「朝霧冬也の居場所が分かれば、レインがそこへ向かうのも掴める」

ハワード「朝霧冬也に夢中になっていれば、隙も生まれるはずだ」

勝正「なるほど、分かった。できるだけ調べてみよう」


 ――個人情報――
 名前:ハワード・ロックフェラー 性別:男 職業:高校生 年齢:16才
 身体能力:超優秀 精神:怒りん坊 頭脳:BAKA
 異能:電撃(強度42) 特技:歌、ストリートファイト 願望:自分の力を認めさせる
 グラスプスキル:ポイント127/100 アームMAX ガイア442/400 バーニッシュ355/200 コート312/300
 ピラー0/250 アンテナ 236/200 ステルス89/300 
 良い子ポイント:11

 ――家族――
 露崎言子:腹違いの妹
 露崎葉子:言子の祖母
 露崎にこ:言子のいとこ
 バスタ・ロックフェラー:ロックフェラーの二男
 アルマ・ロックフェラー:ロックフェラーの長男 粒子の異能
 レイン・ロックフェラー:ロックフェラーの三男 朝霧冬也に女を奪われた(?)
 ギルバート・ロックフェラー:ロックフェラーの五男

 ――部下――
 紫藤凪:1号 刺突の異能 12歳少年
 リク:2号 氷の異能 人探し中
 美多勝正:3号 美多組跡継ぎ 命令の異能
 常陸宮政仁:4号 疾駆の異能 すごいバカ
 卍道千景:5号 イージスソルジャー

 ――知人――
 五十嵐ミナミ:担任教師 明るい
 十時譲治:洋食屋店長 塩斥力砂糖引力の異能
 蝶番揚羽:アゲハクリニック院長 闇医者 治療系異能
 軽音部メンツ:Vo真城安彦 Gt雲原石榴 Ba音多有斗 Dr夏真冬
 宮東湊:『湊風』店長 光線の異能
 萑部律:SASABE社長 恐妻家?
 ヘヴィ:アルマの部下 重量変化の異能
 朝霧冬也:最強の一角? 光蝶と掌握の異能



 一旦ここまでです
 どうもありがとうございました

 ハワードがようやく、JINGAIに一歩だけ踏み込んだね!

乙 異能強度50以上で反動なしですか


 ――オマケ・ハワードと部下達の序列――

 1 異能強度
   リク>凪>>勝正>政仁>ハワード
   ※千景は非グラスパーのため除外 

 2 身体能力(純粋な運動神経)
   ハワード=リク>政仁>>千景≧勝正>凪
   ※総じてかなり高いものの、ハワード、リク、政仁が突出

 3 知能指数(頭の回転・知識量など)
   勝正>千景>リク>凪>バカの壁>ハワード>>>>政仁
   ※ハワードのBAKAがフレーバー化してきてる件について

 4 精神値(メンタル面の強さ)
   リク>千景>政仁>ハワード>勝正≧凪
   ※精神:怒りん坊もフレーバー化してきちゃってるという…

 5 モテ度(容姿・実績・異性受けなどこみこみ)
   リク>>千景>政仁>勝正>ハワード=凪
   ※基本的に怖がられるハワード

 6 料理技術(作れる料理のレパートリー・成功率・おいしさなど)
   リク≧勝正≧凪>>>ハワード>千景≧政仁
   ※総じて料理スキルは低め、ハワード一派の台所事情は言子が掌握

 7 器用さ(どれだけ多くのことに対応ができるか、その成功率などこみ)
   勝正>>リク>凪>千景>バカの壁>ハワード>政仁
   ※バカの壁は色々と阻む

 8 背の高さ順
   ハワード>政仁>リク>勝正>千景>凪
   ※ちなみにバカは黙ってれば高身長、イケメン、旧家の出身とすごいことになってる

 9 常識度(どれだけ世間一般の人と感覚が一致しているか)
   凪>勝正>>政仁>境遇の壁>リク>千景
   ※勝正は一般人に混じって生活をしてきたため、境遇の壁突破

 10 戦闘能力(千景はイージスアーマー込み)
   リク>>ハワード>勝正≧政仁≧凪=千景
   ※リク、ハワードに続き、あとは団子状

 武闘派まっしぐらのハワード一派
 身体能力最下位の凪でも、体育の授業でヒーロークラス

 ブレインはほとんど坊ちゃんのみという…
 でもってハワードはフィジカルでしか部下達に勝ててない現実
 けどハワードは16歳で成長中、充分、チートクラスになれる潜在性はあるのだ

 ただの設定上で実際は安価とコンマでどうなるか分かりませんがね


>>1常識度にハワードがいません

まさに常識はずれ


 >>383
 >>385の言う通り!
 じゃなくて、うっかり忘れちった!テヘペロ

 9 常識度(どれだけ世間一般の人と感覚が一致しているか)
   凪>勝正>>政仁>境遇の壁>ハワード>リク>千景
   ※勝正は一般人に混じって生活をしてきたため、境遇の壁突破

 こんな感じかな?
 基本的に何でも他人にやらせるのでハワードは低めっす!

 >>381
 戦闘不能まで動けなくなる…というほどではない、というレベルで考えてもらえれば
 回りくどいって? 結局はコンマだからはっきりとした断言をしちゃうと…
 50で最低限、今のまんまじゃムリをしてる、っていう感じで認識してもらえれば

 1時間以内に再開できたらいたしまするー


 ――天宮市・天宮高校――

 キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

五十嵐「来週からテストです!」

<やめれぇえええええええ――――――――――――――っ!

<一体何のために学校へきているんだ、俺達は!?

<ふふふ…待ちわびたぞ、中間テスト。平均点は必ず、超える…!

<平均点以上が狙いだったの? 目標低くない?

勝正(しまった、最近あまり勉強してなかった…)

ハワード「」プシュ-

五十嵐「ちゃーんと勉強しないと、2年生になれないゾ☆」パチコ--ン

<ミナミ先生かわいーっ!

<ひっこめ年増ー!

五十嵐「はーい、年増とか言った子は成績最悪にしておくから、注意してね」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 勝正「ハワード、朝霧冬也だが…さっぱり行方が掴めていない」
 4~6 勝正「ハワード、どうやら朝霧冬也は西の方へ行っているようだ」
 7~9 勝正「朝霧冬也の居場所なんだが、今朝、リクが心当たりがあると言っていた」


勝正「ハワード、どうやら朝霧冬也は西の方へ行っているようだ」

勝正「レインは滞在しているホテルから外へも出ていない」

ハワード「そうか…」

勝正「まだ、朝霧冬也の居場所を掴めていないのかも知れないな」

ハワード「…」

勝正「ところでハワード、お前、テストは大丈夫か?」

ハワード「…」

 【安価下2】
 1 冬也の居場所分かるまではテストに集中したるわ!
 2 そんなの関係ねえ!


ハワード「勝正、朝霧冬也の居場所を引き続き、探し続けろ」

ハワード「見つかるまではべ今日をして待っていてやる」

勝正「…分かった」

勝正「だが、1人でやれるか?」

 【安価下2】
 1 1人でやれるもん
 2 教えろ
 3 五十嵐に頼もう


 【直下 コンマ判定】
 1~3 テスト期間真っ最中に冬也発見の報せがががが
 4~6 テスト直前で冬也が見つかったっぽい
 7~9 テストが終わった、冬也も見つかった、ラッキー!

 【下2 コンマ判定】(1人でやれたかな?-2)
 1~3 全然はかどらなかったよ
 4~6 あんまり…
 7~9 勉強、ちゃんとできたよ


 ――天宮市・天宮高校――

五十嵐「はーい、皆さん、ご苦労さまでした」

五十嵐「今日でテストはおしまいです。でも、はめを外さないようにしてくださいね」

 prrrr…

勝正「俺だ。…………何? そうか、分かった」

 プツッ

勝正「おい、ハワード」

ハワード「」プシュ-

勝正「……朝霧冬也の所在を掴めた」

ハワード「本当か?」ガバッ

勝正「ああ。早速行くか? 丁度、明日から2連休だ」

 【安価下2】
 1 すぐ行こう
 2 準備をしてから、行こう
 3 その他、自由


 ――露崎家別邸――

ハワード「全員、支度をしろ」

凪「おかえり。支度って? テストどうだったの?」

勝正「出入りだ。また、レインとかち合うことになるはずだ」

千景「了解した、ボス」

政仁「んでんで? 今度はどこ行くんだ?」

ハワード「どこだ?」

勝正「某市――。日本国内でも、グラスパーが多く住んでいる、機関の支部もあるという場所だ」


 【安価下2】
 移動方法
 1 ドライバー、リク
 2 皆で交通機関を利用しましょう
 3 その他、自由


 【直下 コンマ判定】
 1~3 勝正「レインの方が先に某市へ到着するかも知れんな…」
 4~6 勝正「レインが動き出した…。だが、先に俺達の方が到着しそうだな」
 7~9 勝正「レインはまだ動かず…。朝霧冬也の居場所を掴めていないのか?」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 prrrr… ハワード「誰だ?」勝正「俺ではない」凪「持ってない」千景「わたしもだ」政仁「俺も違うぜ」
 奇数 prrrr… ハワード「…誰だ?」???「ハワード、落石には注意した方がいいぞ」
 ※0は偶数扱いです


 ――高速道路――

 prrrr…

ハワード「誰だ?」

勝正「俺ではない」

凪「持ってない」

千景「わたしもだ」

政仁「俺も違うぜ」

勝正「…じゃあ一体?」

リク「もしもしー?」

勝正・凪「「お前携帯持ってたの!?」」

政仁「はははっ、はもってやんの」

リク「あれ? 冬也?」

ハワード「お前、連絡手段を持っていたのか!?」

勝正「どうしてそれを教えない!?」

リク「うん? 今、某市に向かってるよ?」

凪「リクに無視されるって傷つくんだろうな…」

リク「うん…うん。分かったー」

ハワード「何だったんだ?」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 リク「何かね、今、某市に色んな怖い人がいるから気をつけた方がいいよー、って」
 奇数 リク「ハワードのところの家族が、いっぱい某市に来てるんだって」
 ※0は偶数扱いです


 いよいよ…となりました

 【安価下2】
 ロックフェラーの現当主、現ボス
 ロックフェラー5兄弟のお父様のお名前をお願いします
 ※もちろん、外人名のファーストネームでよろっす


 ――某市・市内一のホテル――

アダム「ギルバート、一体何が始まると言うんだ?」

ギル「お祭りです、お父様。アルマ兄様とバスタ兄様の争い、ハワード兄様の目論み、レイン兄様の悲願…」

ギル「それが同時にこれから、ここで起きるんですよ」

アダム「それでお前はどうするんだ?」

ギル「ぼくはお父様と一緒に見物がしたいんです。お父様、一緒に見ましょう」

ギル「ロックフェラーだけじゃなくて、機関も出てくるし、朝霧冬也もキャストに入ってるんですよ」

アダム「言子は…いないのか?」

 【直下 コンマ判定】
 ギルバートの言子への感情判定
 1<0 で数字が大きい方が好感度高い


ギル「言子姉様も来ると思います」

アダム「そうか…」

ギル「お父様は…僕よりも、言子姉様の方が大切ですか?」

アダム「…何を言っている、ギルバート」

アダム「言子も大事だが…あれは跡を継ぐことはない」

アダム「1番の期待を寄せているのは、お前だ」ナデ

ギル「お父様…。はいっ、じゃあ僕も、お父様を楽しませられるように、がんばりますね」ニッコリ

 【直下 コンマ判定】
 ギルのえげつなさについて…
 1<0 で数字が低いほど、えげつねえことしやがるよ…


 ――日本・某市――

ハワード「それで、リク。朝霧冬也はどこに――」

 パシュンッ…

勝正「とりあえず、何を最優先にするかを決めておこう」

勝正「何度もバラけては集まることになるかも知れない」

凪「…せ、せめてさ、こいつとだけは離れるなっていうのだけ、決めとかない?」

凪「俺…1人になったらヤバいんじゃないかなーって、思うんだけど…」

千景「同時に揃って、怪訝な顔をして、どうしたんだ?」

政仁「アンテナでぱっしゅーんって捕捉されちまったからなー」

リク「2人組?」

 【安価下2】
 最優先事項
 1 レイン討伐
 2 朝霧冬也との接触
 3 アルマからは逃げる
 4 いのちだいじに
 5 その他、自由

 【安価下4】
 ハワード、凪、リク、勝正、政仁、千景の6人を2人ずつに分けてください
 1 ハワード
 2 凪
 3 リク
 4 勝正
 5 政仁
 6 千景
 ※「1と2、3と4、5と6」などと表記してもらえれば
  3人ずつでも、1人と2人と3人とかでもおkだけど…


ハワード「2人組…か」

ハワード「俺とバカ、凪と勝正、リクと千景だ」

凪「バカとで大丈夫なの!?」

政仁「何何、ハワードと一緒にいればいいわけ?」

千景「よろしく頼む、リク」

リク「うん」

勝正「凪兄さん、あなたは俺が守ろう」

凪「え? あ、うん…」

ハワード「最優先は、朝霧冬也との接触」

ハワード「レインはそこに現れる。加えて、朝霧冬也を狙う者が多く集結してきているはずだ」

ハワード「戦火の中心に向かえば、おのずと分散しても集まれる」

凪「何それ、要するに危険なとこ行けば出会えるってこと…?」

勝正「凪兄さん、早速だが誰かが来ている」

千景「ボス、指示を」

ハワード「【安価下2】」

 1 俺の道をあけろ
 2 全員死ぬな。散開だ
 3 朝霧冬也のところで、また会うぞ
 4 その他、自由台詞


ハワード「朝霧冬也のところで、また会うぞ」

凪「うん」

リク「はーい」

勝正「となれば、ここは…」

政仁「ん?」

千景「リク、行く」

勝正「凪兄さん、行くぞ!」ダッ

凪「ちょっ、待って、速い…!」

リク「じゃーん、バイク乗せてきたんだ! 千景、乗っていいよ」

千景「では乗る」

 ブォォォォォン…

政仁「んで? 俺らは?」

 ザザザッ

ハワード「【安価下2】」

 1 出て来たのはイージスソルジャーが3人…。こいつらを蹴散らすぞ
 2 イージスソルジャーが5人か。面倒だ。相手をしてやることもない
 3 いきなりか。お前をぶん殴らないと、気が済まないところだった。――ヘヴィと、言ったな?


ハワード「いきなりか。お前をぶん殴らないと、気が済まないところだった。――ヘヴィと、言ったな?」

ヘヴィ「覚えていただけたようで何より、ハワード様」

 ゾロゾロ…

政仁「なあハワード、イージスアーマーもいるんだけど」

ハワード「バカなお前に分かるように言ってやる。そいつらは、蹴散らせ」

政仁「おお! よっしゃ、任しとけ!」

ヘヴィ「それでは、ハワード様。――あなたから殺しましょう」

ハワード「殺されるのは、お前だ!」ダッ

 ハワードが電撃を放つのと同時に駆け出した。
 コートでそれを抜け、ヘヴィがガイアをかけたハワードと拳を交える。
 だが、重量変化の異能で自身の体重を増加させることで、筋力に劣るハワードとまともに打ち合う。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ライトがジュージュツなら、ヘヴィはゴージュツ(?)
 4~6 ヘヴィさん、巧み
 7~9 ライトのジュージュツは…ヘヴィの見よう見まねだったの巻き


ヘヴィ「力任せに荒れ狂う暴力――」

ヘヴィ「そんなもの、ごろつきの喧嘩と何一つ変わりゃあしませんよ、ハワード様」

 ハワードの放った拳を受け止め、ヘヴィが弾き飛ばした。
 がら空きになったハワードの顎へ膝蹴りを叩き込み、揺らいだところで足を払う。
 仰向けに倒れていくハワードの腹部に足を置き、激しく踏みつけた。

 ドッゴォォォッ

ハワード「ッ――」

ヘヴィ「我が愛しの愚弟にもまともに勝てないハワード様では、とうてい、この差は縮まりますまい」

ハワード「俺を、ナメるな」ギロッ

ヘヴィ「っ…!?」

 肋骨を踏み砕こうとしたヘヴィの足に組みつき、ハワードが激しく体を回転させた。
 膝の関節をねじ折ろうとしたのだが、とっさにヘヴィが体重を乗せて激しい蹴りを叩き込む。

ハワード「どうした…俺を、恐れたのか…?」ムクリ

 離れたところでハワードが起き上がり、ヘヴィに問う。

ヘヴィ「そんな喧嘩殺法が通じるのは――」

ハワード「お前がプロだと? 笑わせる。――あいつの方が、よほど手強かったぞ」

ヘヴィ「…どいつもこいつも、あいつを買い被りすぎなんだよぉ!」

 【安価下2】
 1 まずはいつも通り、NOUKINでどこまで通用するか
 2 長ドス×バーニッシュ×電撃
 3 NOUKIN × DENGEKI
 4 その他、自由


ハワード(ある程度のコントロールが効けばいい、が――)バチバチィッ

ハワード「ぶっ飛ばす」

 発動したガイアでヘヴィに向かい、電撃を放った。
 ムチのようにしなる電撃の攻撃をヘヴィがかわしていくところに、拳を振るう。
 だが、拳の一撃をコートでいなして受け流し、体表面でハワードの攻撃を滑らせた。

ヘヴィ「そんな大振りな攻撃が効くはずないでしょう…!」

 ヘヴィが大きく足を開いて蹴り上げる。
 足に炸裂する光がまとわれ、ハワードのガイアを削ぎ消した。

ヘヴィ「邪魔なものは、消させてもらう。あなたのガイアと、俺のノヴァ――どっちが強いか、はっきりさせよう!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヘヴィ強い
 4~6 一進一退
 7~9 がんばれハワード


ヘヴィ「そこだ…!」

 ハワードの両腕のガイアが削ぎ落とされる。
 剥き出しになった生身へ、ヘヴィがノヴァの拳を繰り出した。

ハワード「確か、こうだったなあ?」ニヤリ

ヘヴィ「ッ――!?」

 ドッゴォォォッ

ハワード「拳を掴めないなら、腕を掴む」

ヘヴィ「今のは――貴様ァ!」

 ナイフを引き抜き、バーニッシュ・プラズマをかけながらヘヴィが振るう。
 だがガイアを再び発動したハワードは両手でナイフを挟んで止めると、そのままヘヴィを振り回し、勢いと体重を乗せて叩き落とした。

ハワード「ジュージュツ――覚えてみると、これはいいものだ」

 【直下 コンマ判定】(えげつないギル-3)
 1~3 機関がやって来たよ、異能で混乱をきたしてるからまとめてひっとらえるってさ
 4~6 遠距離狙撃で邪魔されたよ
 7~9 ヘヴィ撃破


 【直下 コンマ判定】
 やってきた機関の人は…
 1~3 某市支部に左遷されたぐんちゃん!
 4~6 三十路過ぎになった元アイドルの風条葵さん
 7~9 機関の新米でーす


 【安価下2】
 機関の新米の
 お名前 と 異能 を両方お願いしまーす


 う、うーん…
 サイコメトラーさんと一文字違い…
 ちょいと字面が紛らわしくなりそうなんで、下にずらさせてもらいます…申し訳ない
 既存人物との関係で同じ名字使ってもありな場合はあるんですが、下の名前まで被りかけると…ってなります
 と思ったら、こっちもサイコメトラーさんと下の名前一緒とか…まあ、まあでも、名字表記だからよしとしましょう、こっちは

―――――

武藤「こらー! 何をしてるんですか!?」

ハワード「機関――」

ヘヴィ「邪魔だ、黙っていろ!」ダンッ

武藤「うぇっ…!?」

政仁「おおっとぉっ!?」パシッ

武藤「きゃっ…え、嘘、空飛んで…!?」

政仁「危なかったな、でもバカじゃねーの、あんなとこに飛び出すなんて」

武藤「はうっ…」キュン

政仁「?」

ハワード「バカ、そっちは任せるぞ!」

ヘヴィ「チッ…面倒なものが…!」

 【安価下2】
 1 速攻で片づけるしかない、電撃で身体異常活性化! 反動? 知るか!
 2 今ならできるかも知れない、長ドスレールガン!(長ドス消失の危険性高め)
 3 ライトとヘヴィの格の違いを、散々投げつけられたハワードが証明してやるぜ!

久だけど女?


 >>465
 あっ、やべっ…
 き、きっとほら、武藤さんはほら…「きゃっ」とか言わせちゃったし、男の娘枠だよ!

―――――

ハワード「お前など、あいつの足元にも及ばん…!」

ヘヴィ「だったら早く仕留めてみやがれでございますよぉ!」

 ヘヴィが両手を前へ出した。
 瞬間、ハワードの動きが鈍重になる。

ヘヴィ「奥の手だ、自重に潰されちまいな!」

ハワード「その、程度で俺を――止められると思うな!」

 ズシン…
 ズシン…

ヘヴィ「そんな動きでやれると思ってんのか!」

 ヘヴィが走り出し、ハワードに蹴りを叩き込む。
 ガードをしようと上げた腕さえも遅く、まともに直撃する。

ヘヴィ「掴むこともできないで、なぶられて!」

ヘヴィ「お前なんかが、何もできることなんてないんだ!」

ハワード「――何もだと?」ブチィィッ

ハワード「俺が無能なら、お前はそれ以下だ!」

 バリバリィッ

ヘヴィ「ッ――!?」

 ガシッ

ハワード「取ったぞ」ニヤリ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 往生際の悪いヘヴィ
 4~6 痛み分けた、まだまだだ!
 7~9 ストリート・ジュージュツ、習得

まあ久には男も女もいるしセーフセーフ


 >>468-469 フォロー感謝っす、じゃあ、フツーに女性ってことで

―――――

ハワード「死ねェ!」

ヘヴィ「ヤバーー」

 ブンッ
 ズゴッ

ハワード(手応えが――)

ヘヴィ「俺とお前を軽くした! そんなチャチな技で、仕留められるはずねえだろぉおおおおおっ!?」

 パァンッ
 パァンッ
 パァンッ

ハワード「ぐっ…」

ヘヴィ「どうだよ? 銃弾の味は?」

ヘヴィ「いい加減、放せってんだよぉ!」ドガッ

ハワード「っ…ふぅ…お前は…ぶっ飛ばす…!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヘヴィ「ペッ…殺す」
 4~6 ハワード「必ずここで、仕留める…!」
 7~9 ヘヴィ「ッ…チッ…ここは見逃してやりましょう」ザッ


ヘヴィ「ペッ…殺す」

ヘヴィ「ここで殺す」

ヘヴィ「必ず仕留める」

ヘヴィ「ケツの穴から手ぇ突っ込んで、臓物引きずり出しながらぶっ殺してやるよぉ!」

 ダンッ

ハワード「あいつはお前のように、育ちを出すことはなかったな!」

ヘヴィ「それが、どうした!」

 長ドスをハワードが抜き、抜き放ちながら切り裂く。
 だが、それが重量を増してハワードの手からこぼれ落ちた。
 前傾になったハワードの顔面にヘヴィの蹴りが叩き込まれ、地面へぶつけられた拍子に体重を増加させられてめり込む。

ヘヴィ「――おら、死ねよ」

 【直下 コンマ判定】
 1~6 死んだ
 7~9 ハワード「俺は死なない」
  0  ???「全く、死ね死ねと安っぽい言葉ばかり使って、そんなだから、あなたは三流以下のクソなんですよ」


ハワード「俺は死なない」

 ハワードの頭を踏みつぶそうとして持ち上げられた足。それを見て、ハワードは軸足を掴み、引きずり倒した。
 今まさに踏み下ろそうとしていた足の重量が増加し、ヘヴィが両足を揃えるようにして後頭部から倒れる。

ハワード「死ぬのは、お前だ――!」

 ガイアを発動した豪腕がヘヴィに襲いかかる。
 それでも、コートが発動されて拳は滑るようにしてヘヴィの顔を避ける。

ヘヴィ「所詮お前なんてなぁ――」

ハワード「お前の負けだ」

 激しい雷電が迸り、ヘヴィが焼かれた。
 拳の軌跡に残った紫電がヘヴィに流れ込み、その身体を縛りつける。

ハワード「お前などの挑発では、何とも思わない」

 長ドスを拾い上げて、ハワードがヘヴィを見下ろす。

ヘヴィ「やめっ――」

 ズブッ
 バリバリバリィッ

ヘヴィ「あがががががが――――」

ハワード「俺をけなす時は、俺のこの筋肉を讃えて、脳筋とけなせ」

ヘヴィ「」プシュ-

ハワード「…ふんっ」

 【直下 コンマ判定】(武藤はバカに「きゅん」って+3)
 1~5 武藤「あ、えっ、えっと…か、課長! 応援願います!」
 6~9 武藤「あのー…大丈夫ですか…?」


武藤「あ、えっ、えっと…か、課長! 応援願います!」

政仁「おーえん? してほしいのか? がんばれー、お前、何てぇ名前?」

武藤「へっ? む、武藤久と言います…」キュンッ

ハワード(応援…?)

政仁「イージスアーマーも、やっつけといたぜ!」

ハワード「ああ…」

ハワード「【安価下2】」

 1 応援が来る前にここを離れるぞ
 2 おい女、俺の邪魔をするならぶっ飛ばすぞ
 3 その他、自由台詞


ハワード「おい女、俺の邪魔をするならぶっ飛ばすぞ」

武藤「ええっ、で、でもっ…!」

武藤「あなたのような無法者を野放しにすることはできません!」

武藤「……あの、ところであなたのお名前は?」

ハワード「俺は、ハワード・ロック――」

政仁「俺? 常陸宮政仁」

武藤「常陸宮さん…///」ポッ

 【直下 コンマ判定】
 1~5 ぷっつん
 6~0 ぷっつんせず


ハワード「どうして俺ではなくバカだぁああああああああ――――――――――――――――――っ!?」

 バリバリバリィッ

政仁「あ、ハワードがキレた」

武藤「うひゃああっ!? 課長、課長、大至急! 大至急でお願いしますぅー!」

ハワード「ぶっ飛ばす…!」ダッ

政仁「あーららら…」ポイッ

武藤「常陸宮さん…!?」

 政仁が地面へ落とした武藤へ向かい、ハワードが飛び出す。
 ガイアを発動し、男女平等怒りの鉄拳を武藤に繰り出した。

武藤「ッ――!?」

 ドッゴォォォッ

ハワード「ふぅーっ…ふぅーっ…」

武藤「」プシュ-

政仁「あーあ、伸びちゃった。けど、ぐちゃぐちゃになってねえな」

ハワード「一瞬、硬くなった…。異能だろう」

政仁「異能だから何なんだ?」

ハワード「うるさい! 行くぞ!」

政仁「どこに?」

 【安価下2】
 1 機関が来るなら、叩き潰しに行くまでだ!
 2 戦いのある場所だ! さっさと来い!
 ※キレた判定のため、ロクな選択肢ではありません


 Oh…
 機関に喧嘩を売るとは…地雷として見え見えなつもりで出したけど…甘かったか

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ぐんちゃん&手島&風条と接敵したよ
 4~6 ぐんちゃんと接敵したよ
 7~9 ハワード「機関はどこだ!?」政仁「知らね」ホジホジ


槙島「貴様か、武藤が言っていた暴れ回っているグラスパーというのは!?」ザッ

政仁「うおー、何か暑苦しそうなのきたな」

ハワード「だったら何だ。ぶっ飛ばすまでだ」

槙島「いいだろう。そっくりそのまま、返してやろう!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ぐんちゃんに瞬殺されました
 4~6 ぐんちゃん強すぎィ!
 7~9 政仁「あっはっはっ、何これ、怪獣同士の戦いじゃん」


槙島「ブワァアアアアアアア―――――――――――――ニィィィイイイイイイイイイイイ――――――――――――――ング!!」

 紅蓮が全てを飲み込む。
 何もかもが赤一色に染め上げられ、溶けて消える。

ハワード「何だ、この火力――」

槙島「悪・即・斬!」

 溢れ出した炎が槙島の手の中に握られ、ハワードへ叩きつけられた。
 発動したガイアさえも炎は一瞬で食い破り、傷口から侵入した炎が体内から燃やし尽くす。

槙島「今日は忙しい日だ。次に行かねば!」

 消し炭となった遺体は誰のものとも知れず、誰に記憶されることもなく、ハワードは死んだ――。


                                 ―――――― DEAD END 



 うん、キレたハワードは猪突猛進、片っ端から喧嘩ふっかけちゃうからね
 そこに熱血アニオタ軍曹のぐんちゃんが来たら、瞬殺だね

 ぐんちゃん強いよ、ぐんちゃん
 ヘタに機関と対立するより、のらりくらりした方がいいのよ
 特に新米ちゃんが応援呼んじゃってるから、敵として認識されてるからね

 【安価下2】
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 1 >>479
 2 >>482
 3 >>485


武藤「あ、えっ、えっと…か、課長! 応援願います!」

政仁「おーえん? してほしいのか? がんばれー、お前、何てぇ名前?」

武藤「へっ? む、武藤久と言います…」キュンッ

ハワード(応援…?)

政仁「イージスアーマーも、やっつけといたぜ!」

ハワード「ああ…」

ハワード「【安価下2】」

 1 応援が来る前にここを離れるぞ
 2 おい女、俺の邪魔をするならぶっ飛ばすぞ
 3 その他、自由台詞


ハワード「カチョーというのは何だ?」

ハワード「政仁、この女を連れていく。さあ、吐け」

政仁「あいよー」

武藤「えっ、ちょっ、あのっ…は、放してください///」ギュ-

政仁「俺がバカだからなのか? むしろ、俺が放されないぞ?」

ハワード「おい女、カチョーというのは何だと聞いている」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 武藤「あの、ところでお名前は?」→ぷっつんへ
 4~6 武藤「か、課長は…槙島さんと言って…って、外部にこんなこと言えない決まりです!」
 7~9 武藤「課長は手島さんと言いまして…あっ、言っちゃダメな情報だった!?」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ??「お、お兄ちゃん…!?」
 奇数 武藤「課長は――」???「ハワード、こんなところで会うとは思っていなかったよ」
 ※0は偶数扱いです


武藤「課長は――」

レイン「ハワード、こんなところで会うとは思っていなかったよ」

ハワード「っ…レイン…!」

政仁「あれ? あいつ、この間のヤツだよな?」

武藤「えっ、あの、えっと…?」

レイン「なあハワード…知ってるか?」

ハワード「お前の死に方の話か?」

政仁「あんたさー、邪魔っけだからひっこんでた方がいーと思うぜ?」

武藤「へっ? あの…」

レイン「教えてやるよ、ハワード。グラスパーになる方法。簡単に強くなれる方法」

ハワード「…何…?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 レイン「ECを飲み込むだけでいいんだ。もう2つも飲み込んだ。…もう僕は、最強のグラスパーに仲間入りだ」
 4~9 レイン「ECを飲み込んだらさぁ…なれたんだよ。この僕が、グラスパーに!」
  0  失敗の判定+ぐんちゃん到着




レイン「ECを飲み込んだらさぁ…なれたんだよ。この僕が、グラスパーに!」

ハワード「お前がグラスパーだと…?」

武藤「ECを飲み込む…? えーと、えーと…」

レイン「早く試したくてさあ、うずうずしているんだ」

レイン「ハワード…お前も殺したらECって出てくるか?」ダッ

 レインが眼前から消え去り、ハワードが吹き飛ばされた。
 電撃を放って追撃を牽制するが、それをすり抜けながら超高速でレインがハワードに追いつく。

レイン「ウーゴの見てた世界って、こんなに美しかったんだな。これならもっと、金をやっても良かったよ!」

 宝石のちりばめられた短剣が振られ、ハワードの胸が切り裂かれる。
 さらに顔面に宝石つきの指輪がこれでもかとついたレインの拳が叩き込まれた。

ハワード「っ…お前が…グラスパーだと…?」

レイン「まだまだセーブしてるんだぜ、ハワード。本気出したら、お前みたいな役立たずも、おもちゃにならねえからさあ!」

 【安価下2】
 1 政仁と連携するよ!
 2 ビリってして、追いついて、速攻で叩き伏せるか
 3 ストリートファイト以下のレインの技術なら、恐るるに足りん


ハワード「お前は金と商談と女にしか興味がないと思っていた…」

 何事もなかったかのようにハワードが起き上がり、言う。
 切り裂かれた胸の傷は浅く、強靭な筋肉に守られたハワードには大したダメージではなかった。

レイン「知らないのかよ、ハワード」

レイン「新しいものを手に入れると、人間っていうのは変わるんだ!」

レイン「チカラ! どうして、今までこんなものに興味を向けなかったのか、不思議なくらいだ…」

レイン「この僕には金がある、誰もが羨む美貌がある、美術的審美眼がある!」

レイン「そして、ここにチカラが加わった。…ハワード、まずはお前を殺して、僕も父さんに認めてもらうとするよ」

レイン「そうしたらお前なんか――」

ハワード「御託はいい。チカラがあるなら、拳で語れ」

レイン「…チッ……出来損ないの分際で、僕の言葉を遮るんじゃない!」

 【直下 コンマ判定】(えげつないギル-3)
 1~3 アルマ様、降・臨ッ!
 4~6 ぐんちゃんきたよ!
 7~9 幻のワンパンKO


槙島「ブワァアアアアアアア―――――――――――ニィィイイイイイイイイイ――――――――――――――ング!!」

 紅蓮の炎が周囲一体に広がり、ハワードとレインが止まった。
 カッカッカッ、と何かのアニメキャラクターが愛用していたというブーツの音を響かせながら槙島が閉ざされた炎のリングに入る。

レイン「誰だよ?」

槙島「貴様こそ何者だ?」

レイン「機関か――。ロックフェラーに楯突けばどうなるか、分かってないの?」

槙島「ロックフェラー? 知らんな、俺は今、この街で暴虐を働く悪党を滅するためにきた」

ハワード「邪魔をするなら、まとめてぶっ飛ばすのみだ」

槙島「…武藤!」

武藤「ひゃいっ!? 何ですか、槙島さん!」

槙島「状況を説明しろ!」

 【直下 コンマ判定】(バカに「きゅん」って+3)
 1~5 武藤「外国人2名ともオーケーです!」槙島「よし、分かった!」
 6~9 武藤「ひょろっこい方の外国人、敵です!」槙島「よし、分かった!」


武藤「ひょろっこい方の外国人、敵です!」

槙島「よし、分かった!」

レイン「暑苦しいんだ、さっさと消えろよ!」

 レインが高速移動を開始し、消えた。
 槙島がアンテナを発した瞬間、拳を振るうとレインの顔面に直撃する。

レイン「ぶがべっ…!?」ドゴォッ

槙島「素人か、動きが直線的すぎる」

ハワード(何だ、こいつは…!?)

槙島「だが敵であるならば容赦はせんっ! 消えろ!」

 【直下 コンマ判定】(えげつないギル-3)
 1~3 ギル「はぁぁ…レイン兄様は、仕方がない人ですね」
 4~6 レイン「ひっ…や、やめろ…やめろぉ、来るなぁあああっ!」槙島「逃げたか…」
 7~9 ぐんちゃん、レインを瞬殺


 ――某市・ホテル最上階――

ギル「はぁぁ…レイン兄様は、仕方がない人ですね」

ギル「これじゃあただの噛ませになっちゃいますよ?」

アダム「何をするつもりだ、ギルバート」

ギル「レイン兄様にがんばってもらわないと…。兄様が死んじゃったら、悲しいですから」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 突如、異能の発動が不可に
 奇数 ギル「レイン兄様…もう2つ、飲みましょう。僕が渡したものを」
 ※0は偶数扱いです


 ザザッ

通信機『レイン兄様…もう2つ、飲みましょう。僕が渡したものを』

レイン「ぎ、ギルバート…!? だが、もう僕は――」

通信機『だって兄様、このままじゃあ、死んじゃいますよ?』

 ザザッ

槙島「さあ、ここで貴様を消してやる」

レイン「し、死ぬもんか…死なないぞ、僕はこんなところで、死んでやるつもりはないんだ…!」

 バッ
 ゴクンッ
 ゴクンッ

レイン「!?」

ハワード「…何だ…?」ジリ


 【安価下2】
 【安価下3】
 レインが新たに得た異能をお願いしまーす
 ハワード編で登場して、死亡が確認されてるキャラのでもいいよ

有害物質


 >>536-537を採用です

 【直下 コンマ判定】
 偶数 めちゃくちゃレインが強くなった…ものの
 奇数 あちゃー、レインってば強欲だから耐えちゃってるよ…
 ※0は偶数扱いです


レイン「アハハッ…アハハハハッ!」

レイン「ギル…ギル! 僕はこんなにいい弟を持って幸せだ…」

レイン「お前は美しい…そうだ、父さんとそこで見ていろ…アハハハッ」

ハワード「親父が…来ているのか?」

レイン「そうさあ? この片田舎にロックフェラーの全員が揃っている…」

レイン「だが、お前はもうここで死ぬから、誰とも会いやしないんだ!」

 ブワァアアアアッ

ハワード「この異能――」

 レインが両腕を広げると、黒い塵のようなものが周囲一体に撒き散らされていく。
 それを見た槙島がガイアを発動して飛び出すが、レインもまたガイアを発動し、槙島と殴り合った。

槙島「燃やし尽くす…!」

レイン「ムダムダァ! 異能だけじゃない、グラスパーが使う奇跡の技術だって僕は会得したんだぞ!?」

 唸る業火がレインに襲いかかるが、黒い塵が広がって炎を遮った。

ハワード「お前はここで、俺が殺す…!」ダンッ

 ハワードが紫電を放ちながらレインに殴りかかった。
 すっとレインが身を屈めて、ハワードの首に立てて揃えた人差し指と中指を深く突き込む。

ハワード「ガッ――」

レイン「見え見えなんだよ、ぶゎぁーか」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 レイン無双
 4~6 ぐんちゃん強い子負けない子
 7~9 父ちゃんが見てるなら負けられないよね、ハワードくん


ハワード「そ れ が ど う し た ?」

レイン「へっ――?」

 電撃を体内に巡らせ、強引に身体の活性化を促す。
 増強されたフィジカルをアームで爆発的に増大させる。

 身体に収まり切らない電撃が撒き散らされ、レインが高速移動で離れた。
 だがハワードはそれに追いすがりながら次々と雷撃を放ち、長ドスを振りかぶる。

レイン「何でお前はぁあああああああ――――――――――――っ!?」

 白刃がレインを袈裟懸けに深く切り裂き、そのままハワードが蹴り飛ばす。
 その先に槙島が構え、拳とともに炎を放った。

槙島「ブワァアアアアア―――――――――ニィィィイイイイイイイ――――――――――――――――ング!!」

 ドゴォォォォォッ

レイン「コヒュ-…コヒュ-…」

槙島「胸をぶち抜かれて、まだ息があるか! ならば、このまま燃やし尽くしてくれる!」

ハワード「ぶっ飛べ、レイン!」

 槙島が紅蓮の炎を青に染めた。
 ハワードが両手で振りかぶった長ドスを、一気に振り落とす。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 レイン暴走
 4~6 レイン発狂
 7~9 レイン昇天


レイン「ハワード、僕を殺すのかァ――!?」

 刃がレインの体を叩き斬った。
 ぽろりとレインの目から、彼の愛でた宝石のような雫がこぼれて落ちる。
 瞬時に涙は、蒸発した。レインの身体が青い炎に包まれて燃え上がり、消し炭となる。

ハワード「…お前にはアルマやバスタより、親近感を抱いていた」

ハワード「…だが歪んだ」

ハワード「歪む前のお前ならば…兄と呼び慕っていたかも知れないな」チャキン

 長ドスを鞘に収めると、消し炭が崩れて中からECが3つ転がり出た。

槙島「おい貴様」

ハワード「……何だ?」

 【直下 コンマ判定】(武藤「ひょろっこい方の~」+3)
 1~4 槙島「さっさと去れ。ここは見逃してやる」
 5~9 槙島「傷をしているではないか! 民間のグラスパーとは言え、正当防衛が成り立つから不問とするが、治療は受けてもらうぞ!」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 槙島「宮東が言っていたのは、お前か?」
 奇数 槙島「ハワード・ロックフェラーだな。貴様を、捕縛する」
 ※0は偶数扱いです


槙島「ハワード・ロックフェラーだな。貴様を、捕縛する」

ハワード「何…?」ギロッ

 ビリッ

ハワード(っ…こんな時に、反動が――)ググッ

槙島「大人しくするか、ここで死ぬかを選べ」

武藤「ま、槙島さんっ! あの、えっと、その人は――」

槙島「黙っていろ、武藤!」

武藤「ひゃいぃっ!」

 【安価下2】
 1 こんなところで捕まえるわけにはいかねえ!
 2 大人しくしておく


ハワード「…」

槙島「ほう、大人しくするか。それでいい」

槙島「武藤! この男を拘束室へ放り込め!」

武藤「は、はい!」

政仁「おいちょっ、それダメだって!」

槙島「貴様は死にたいのか?」ギロッ

政仁「…………じゃ、じゃあ俺も一緒に捕まえろ!」

槙島「……武藤! 突っ込んでおけ」

武藤「はい!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ギル「ハワード兄様が機関に収納されちゃいました…。どんな手を打とう…」
 4~6 ギル「アルマ兄様、今です――」
 7~9 武藤「あの…治療だけしたら、脱走したってことで…すぐ出しますから」ヒソ


 ザザッ

ギル『アルマ兄様、今です――』

アルマ「そうか」

槙島「ん――?」

 ブワァアアアアッ

武藤「なっ…何!? いきなり、そこら中、砂? 粒になって…!?」

槙島「異能か…!?」

 シュバババッ

 槙島の眼前に、無数の槍が浮かんでいた。
 炎の壁で槍を防ごうとしたが、槍はバーニッシュ・プラズマがかけられて通過し、槙島の全身を貫く。

武藤「槙島さん…!?」

槙島「不、覚――」ガクッ

 ザッ

アルマ「――機関は引っ込んでいろ。貴様らは、民事不介入だ」ギロッ

ハワード「アル、マ…!」

アルマ「ハワード…1つ、問答をしてやる。お前は親父に、何を求める?」

ハワード「何だと…?」

アルマ「何のために、親父を憎む?」

ハワード「決まっている。この俺を認め――」

アルマ「…」

ハワード(認めさせる…そうだ、それ以外に何がある…?)

ハワード(だが…何だ? 何かが違う…)

ハワード(ただ親父が俺を認めないから、俺はチカラを欲してきた…)

ハワード(頭にきたものは全てをぶち壊して、邪魔する者は全てを怒りのままに粉砕した…)

ハワード(この国に…来るまでは――)

アルマ「質問を変えるぞ、ハワード」

アルマ「お前は今、何を欲している?」

 【多数決】最速3票集まったものを採用
 1 ハワード「俺は、親父に俺を認めさせる。揺らがない」
 2 ハワード「何でも良かった。俺を否定せず、俺を認める誰かが、俺は欲しかった」
 3 ハワード「俺は、俺の歩む道を認められたいだけだ」



ハワード「何でも良かった。俺を否定せず、俺を認める誰かが、俺は欲しかった」

アルマ「ハワード…」

アルマ「お前は本当に、頭が弱く、愚かな弟だ」

ハワード「何…?」

アルマ「教えてやる。認められるためには、認められるだけの存在にならなければいけないんだ」

アルマ「お前は何もかもが中途半端で、ズレたことばかりをする」

アルマ「だからお前は、俺にも、親父にも、1度たりとも認められたことがない」

 【直下 コンマ判定】
 偶数 アルマ「自分の存在を認めさせるならば、圧倒してねじ伏せろ」
 奇数 アルマ「――だが、それでいい。愚かじゃないお前など、つまらないんだ」
 ※0は偶数扱いです


アルマ「――だが、それでいい。愚かじゃないお前など、つまらないんだ」

アルマ「お前のその望みが、欲が、正しいと信じたいのなら、俺を殺してみろ」

アルマ「いつ、いかなる場合でもお前を返り討ちにしてやろう」

アルマ「タイムリミットは、朝霧冬也の死亡までだ」

 ザッ

ハワード「待て、アル――」ビリッ

政仁「だいじょーびか?」

武藤「槙島さぁああああ――――――――――んっ!」

 【安価下2】
 1 とりあえず、どこかで休まないと
 2 すぐに次の行動だ
   A 朝霧冬也を探す
   B アルマを追いかけて、殺す
   C ギルバートが邪魔だ、殺す
 3 その他、自由


ハワード「待て、アル…マ!」

アルマ「…」ピタッ

ハワード「いいだろう…ここでお前を…ぶっ飛ばす…!」

アルマ「…愚かだなあ、ハワードよ」

 【直下 コンマ判定】
 1~6 死亡
 7~9 アルマ「死に急ぐな、俺を楽しませろ」


アルマ「俺は手加減は苦手だぞ――」

 粒子が物質化し、ハワードを全方向から取り囲んだ。
 ぱちんっ、とアルマが指を鳴らした瞬間、ハワードの全身が八つ裂きにされる。

 成す術もないままハワードが肉塊と化して散った。

アルマ「そんなだから、お前は誰にも認められやしないんだ」



                                 ―――――― DEAD END 



 はい、えー…
 選択の余地なしで、戻しますよ!
 うん、死に急ぐ必要はないんで! 焦らないで!

―――――

アルマ「――だが、それでいい。愚かじゃないお前など、つまらないんだ」

アルマ「お前のその望みが、欲が、正しいと信じたいのなら、俺を殺してみろ」

アルマ「いつ、いかなる場合でもお前を返り討ちにしてやろう」

アルマ「タイムリミットは、朝霧冬也の死亡までだ」

 ザッ

ハワード「待て、アル――」ビリッ

政仁「だいじょーびか?」

武藤「槙島さぁああああ――――――――――んっ!」

 【安価下2】
 1 とりあえず、どこかで休まないと
 2 すぐに次の行動だ
   A 朝霧冬也を探す
   B アルマを追いかけて、殺す
   C ギルバートが邪魔だ、殺す
 3 その他、自由


ハワード「バカ…どこか、休める場所を探せ…」

政仁「その辺でいーじゃん」ホジホジ

ハワード「使えないバカだ…」ググッ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 路地裏で休むことになったよ
 4~6 ビルの屋上で休むことになったよ
 7~9 武藤「あの~…」

 【安価下2】
 さあ、視点切り替えの時間でごぜえますよ
 1 凪と勝正
 2 リクと千景
 3 ナ・イ・シ・ョ


 ――某市・アーケード・喫茶店の地下――

言子「あの…ここって…?」

冬也「ここは、絶対中立地。ここにはどんな争いも持ち込んじゃいけないんだ」

言子「どんな争いも…?」

冬也「上のマスターがね、そういう異能のグラスパーなんだ」

言子「それで、ここには何を…?」

冬也「…うん、大事な用があって。ちょっとだけ、ここにいてもらっていいかな?」

言子「冬也さん、どこか行くんですか?」

冬也「大丈夫、ここなら安全なんだ」

言子「危ないところへ、行くんですよね…?」

冬也「…大丈夫、心配はしないで。いいこで、待ってるんだよ」

 ガチャ…
 バタム

 某市に朝霧冬也が姿をあらわしました ▽


 【安価下2】
 1 凪と勝正視点
 2 リクと千景視点


 ――某市・海――

凪「これが太平洋? 俺、日本海しか見たことなかったけど…あんまり変わんない?」

勝正「凪兄さん、あんまりのんびりしている暇もない」

 パシュンッ…

凪「俺、アンテナ使えないもん…」

勝正「どこの誰かは分からないが、グラスパーがいる。ステルスで姿を隠しているようだが、もう見せてくれてもいい」

 チャキ

凪「…」スッ

 カチカチッ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 グラスパーが2人きたよ
 4~6 グラスパーが1人きたよ
 7~9 ??「初めに聞いておこうか。…キミ達が、何を目的に某市へ来たのか」


 【安価下2】
 グラスパーのお名前 と その異能 をセットでお願いしまぁーす


岩木「朝霧冬也を知っているか?」

勝正「…知っている」

岩木「じゃあ朝霧冬也を殺しにきているか?」

凪「…殺しにはきてないけど…」

岩木「…だったら、朝霧冬也を庇ってるということだ」

岩木「俺の築き上げたハーレムをぶち壊した恨み、まずはお前らにぶちまけてやる!」

勝正「逆恨みだぞ、それは」

凪(何だろう…この人が、すごく強くて痛い目遭ったら…俺もぶん殴りたくなるかも…)

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ヘイトパワーはすんごいぜ!
 4~6 言うても凪は大抵の異能とは相性いいですしおすし
 7~9 勝正「凪兄さん、さっさと倒そう」


岩木「死ねェ!」

 岩木が両手にスタンガンを持ち、飛び出した。

勝正「そんなものに頼るグラスパーなど、取るに足らん…!」

凪「でも触れないのはヤバいかも」

 勝正がドスを抜き、岩木に斬りかかる。
 だが、刃が岩木を切り裂こうとした時にピラーで勝正が顎を突き上げられた。

岩木「こんなのに頼るグラスパーがいてたまるか!」

凪「自分で出しといて何言ってんの!?」

岩木「俺が頼るのはいつだって、最高に最鋼な、重機のみだ!」

 ゴゴゴ…

凪「えっ?」

勝正「おい…どこから出した?」

岩木「ステルス・バーニッシュだ」

勝正「凪兄さん…ざっと10台はあるんだが、どうする?」

凪「どうするもこうするも…やるしかないじゃん、勝正のバカ」

 【直下 コンマ判定】(ヘイトやでぇ-1)
 1~3 ハーレムを壊された恨み、怖い
 4~6 冷静になれば対処はできる
 7~9 言うても凪は大抵の異能とは相性いいですしおすし


岩木「死ねぇええええええ―――――――――――っ!」

 クレーン車のアームが、鉄球をぶら下げたままの重機が、次々と凪と勝正へ襲いかかる。
 重機にあるまじき機敏な動きと、損なわれない破壊力で砂浜が次々と抉られる。

凪「ヤバいヤバいヤバい、何なんだよ、あいつ!?」

勝正「何てはた迷惑な逆恨みだ…!」

岩木「そっちにばっか、気を取られてんじゃねえよ!」

 逃げ惑う勝正に岩木が襲いかかり、ナイフとドスがかち合った。
 火花を散らしたところにクレーン車が襲いかかるが、凪がロッドを繰り出して重機を突き飛ばす。

岩木「ッ――だったら、これでぇええええええ――――――――――――っ!」

 ドロォォッ

凪「何あれ!?」

勝正「ミキサー車か!」

勝正「あんな量…東京湾を汚すつもりか!?」

凪「そっちじゃないだろうが!」

岩木「いいからさっさと、かちんこちんになれ!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 凪「あっ、ヤバっ!?」勝正「しまっ――」
 4~6 岩木「はーっはっはっ、いいザマ――」凪「すぐ固まるんじゃないんだ…」勝正「素人だな」
 7~9 勝正「命令だ、重機のキーを全部抜け」ビッシィィッ 凪「重機ごと、トドメ!」


凪「あっ、ヤバっ!?」

勝正「しまっ――」

 クレーン車が撒き散らしたセメントをかぶり、凪と勝正の動きが封じられる。
 そこにロードローラーが突撃してきて、飛び乗った岩木がバーニッシュで強化を施した。

凪「か、勝正、どうにかしろ!」

勝正「どうにかと言われたところで…べちゃべちゃで、動けない…!」

岩木「死ねぇえええええええ―――――――――――――――っ!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロードローラーにはねられた
 4~6 危機一髪
 7~9 勝正「凪兄さんの異能ならやれる!」凪「だ、ダメだったら怒るからな!?」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ??「――掌握」
 奇数 勝正「凪兄さん…!」ドンッ
 ※0は偶数扱いです


勝正「凪兄さん…!」ドンッ

凪「勝ま――」

 勝正に突き飛ばされる形で凪がロードローラーの車線から逸れた。
 目の前をロードローラーが通過し、勝正の姿がそれに遮られる。

岩木「まずひとぉおおおおおおおおり! 次はお前だ、小僧がぁああああああああ―――――――――――――――っ!」

凪「勝正…勝正――」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 凪、勝正リタイア…
 4~6 凪「ッ――許さないぞ!」
 7~9 勝正「――俺は無事だ、ぶちかませ、凪兄さん!」


凪「ッ――許さないぞ!」

 ロッドを放り出し、凪が右手を腰だめに構える。

岩木「そんな小さい体で、一体何ができんだよぉおおおおおお―――――――――――――っ!?」

凪「――ぶち抜く!」

 ズッドォォォォォッ

 踏み込みながら突き出された凪の掌底が、真正面からロードローラーの鉄輪を貫いた。
 凪の体だけを突き抜けるようにロードローラーが穴を空けながら通過し、数メートル後ろで爆発する。

凪「ふぅーっ……。そうだ、勝正っ!?」

 タタタッ

凪「勝正、勝正…大丈夫?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 死ぬ手前
 4~6 重傷極まりない
 7~9 砂浜で助かったぜ…戦うのはムリぽだけど
  0  勝正「俺は無事だぞ、凪兄さん」凪「うわぁっ!?」


勝正「どう、にか…」

凪「勝正…」

勝正「とっさに、砂に紛れようとして…それに速度を出しすぎて、一瞬だったから…」

凪「でも、もう勝正、動かない方が…」

勝正「それにしても…」

凪「?」

勝正「凪兄さんがあんなに俺を心配してくれるとはな…」

凪「っ! そっ、それは、あのっ…」

勝正「すまない、凪兄さん。からかった」

凪「当たり前だろ、勝正は俺の、弟分なんだろ!?」

勝正「っ…ははっ…ああ、そうだった。凪兄さん、格好良かったぞ」ナデ

凪「撫でるなっ」ペシッ

勝正「あつうっ…!?」

凪「うわっ、だ、大丈夫…?」

勝正「ど…どうにか…」


―――――

 一旦ここまでです
 どうもありがとうございました

 いやー…ネタ的なザコ敵のはずだったのに…
 ちなみに、オマケで凪の序列がかなーり低い位置にはあったけど、年齢のせいだから凪は強い子やでぇ
 コンマとか関係なしならこの敵は瞬殺できちゃうくらいだったんやでぇ…


 さあ、リクと千景視点行ってみよう!

 【直下 コンマ判定】
 1~3 リクが半端じゃない警戒をされていた件について
 4~6 リク「いっぱいだねー」千景「たくさんだな」
 7~9 リク「冬也どこにいるんだろ?」千景「見当たらないな」


 おうおうおう、コンマ神様よぉ、いきなりすぎやしませんかい?

 【直下 コンマ判定】
 偶数 リク「キミは、悪いコ?」千景「バカと煙と悪党は高いところを好むと、勝正が言っていた」ギル(…これはどうしましょう…?)
 奇数 リク「あのね、千景」千景「何だ?」リク「クローン人間ってね、長生きできないんだって」
 ※0は偶数扱いです


 ――某市・ホテルの最上階――

 ガキィィィンッ

 ガンッ
 バタンッ

リク「キミは、悪いコ?」

千景「バカと煙と悪党は高いところを好むと、勝正が言っていた」

ギル(…これはどうしましょう…?)

アダム「…何者だね、お前らは」

リク「リクだよ?」

千景「…千景と呼ばれている」

ギル「お父様、彼らはハワード兄様の部下ですよ」

アダム「…ハワードの、か…」

リク「ハワードのこと知ってるの?」

ギル「もちろんです。ハワード兄様は、僕の大切なお兄様ですから」ニッコリ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ギル「でもここは管理室なんで、あなた達にはギャラリーに回ってもらいます」ニッコリ
 4~6 リク「そうなんだっ、じゃあいいコ?」ギル「はい。ハワード兄様にも尋ねてみてください。僕はハワード兄様が大好きなんです」
 7~9 千景「騙されてはいけない、リク。この笑顔は、信用がならない笑顔だ」


ギル「でもここは管理室なんで、あなた達にはギャラリーに回ってもらいます」ニッコリ

千景「ギャラリー?」

リク「かっこいい言葉だね」

ギル「はい。そういうわけで、邪魔はしないでくださいね」

 【安価下2】
 ギルバートきゅんの異能は何かな~?
 1 石化の異能
 2 支配の異能
 3 その他でいいけど…チートのリクでも不意打ちで封じられちゃう系がいいなぁ…(遠い目


 ギンッ

リク「」

千景「」

ギル「さ、お父様、ゆっくり楽しみましょう」

ギル「まだまだ、これからなんですよ」

アダム「ああ…。その者らはどうするんだ?」

ギル「少し焦ったけど…いい演出ができるかも知れません」

ギル「使いどころはちゃんと考えるから、楽しみに待っててくださいね」

アダム「そうか」

ギル「あっ、お父様、朝霧冬也がようやく見つかりました」

ギル「やっと前座が終わるみたいです。第一ラウンドに入りますね――」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 冬也vsグラスパー5人
 4~6 冬也vs爆死してもらいたい恨みを抱いたグラスパー3人
 7~9 冬也vs超最新鋭星業兵器


 あちゃー…
 こんな時間だけど、人がいればいいなあ…

 【安価下1】~【安価下5】
 ギルが放った腕利きグラスパー達の
 お名前 と 異能


 よし、いた
 思ったより早く集まった、ありがとうございます!
 さてさて、10年後冬也の実力やいかに…ところで、アリサさんって、冬也にふられた女性でいいんかな?(すっとぼけ

―――――

 ――某市・児童公園――

冬也「すぐに来ちゃったな…」

(グレゴリウス→)グレゴ「我ら!」

(マスターマッスル→)MM「ギルバート坊ちゃんの!」

ユウリ「愛らしいお尻と!」

アリサ「お美しいほっぺを!」

ブレイン「死ぬまでに1度でいいから愛でてみ隊!」

 チュド----ン

冬也「色つきの噴煙まで焚いちゃって…」

グレゴ「朝霧冬也、お前を仕留めればギルバート坊ちゃんが、ご褒美を与えてくださる」

MM「あのぷりっとしたお尻を、この股間の上に乗せて座ってくださる!」ハァハァ

ユウリ「もしくはなでなで3回!」

アリサ「それかビンタをギルバート坊ちゃんが飽きるまで何往復でもしていただける!」

ブレイン「例えこの身が滅んでも――」

冬也「光蝶」ファサァッ…

冬也「いいから、おいでよ。殺さないでおいてあげるから」

 【安価下1】
 1 描写するー?
 2 しなくてもいいの? ありがとう!

描写しなさいニッコリ


ブレイン「わ、私の台詞をよくもぉぉおおおおおおお―――――――――――――っ!」

 ブレインが怒鳴り、飛び出した。
 ガイアを発動して飛びかかり、冬也の首根っこを掴む。

冬也「まず1人」

 ズドォォォッ

ブレイン「が、はっ――」ドサッ

冬也「次」チャキ

 コルトの銃口から硝煙をのぼらせながら冬也が言い、MMが青龍刀を振り回して襲いかかる。
 バーニッシュ・インクリースで刃が延伸され、辺り一帯を無作為に切り刻む。だが、冬也はコルトにバーニッシュをかけて受け止めた。

 衝撃が大地を駆け抜け、一拍遅れて2人の踏み込んだ足から亀裂が広がる。
 MMが力ずくで押し込みながら異能を発動し、冬也の筋力を奪いにかかった。

グレゴ「死ね、朝霧冬也ぁあああああ――――――――――っ!」

 地中から木の根が飛び出してきて、MMと組み合っている冬也へ襲いかかる。
 だが、木の根に手をかけて冬也が素早く離れた。
 いきなり重心を外されたMMの青龍刀が大地を砕き、割れた大地から伸びていた木の根を切断する。

ユウリ「こっちを見ろ、朝霧冬――」

冬也「隙がありすぎ」

 ズドォォォンッ
 バタッ

 ブレインを一撃で下したものと同じ、超圧縮された星のチカラがユウリの下腹部へめり込み、破裂した。

アリサ「ギルバート坊ちゃんに出会えなければ、あなたに一生を囚われるところだったわ、冬也くん!」

冬也「…もったいないね。あの時のキミは…廃れた僕の生活に潤いを与える、オアシスのような存在だったのに」

アリサ「そんなっ///」キュンッ

冬也「敵対した以上、容赦はしないんだけどね」

 ズドォォォンッ

アリサ「どい、ひー…」バタッ

冬也「鱗粉はもう充分――」

MM「逃げ回るな、朝霧冬也!」

グレゴ「ここで、死ねぇええええええ―――――――――――――っ!」

 青龍刀をMMが振り下ろす。
 木々がサメの口のように大地から広がり、冬也を噛み砕きにくる。

冬也「星に還れ」

 すとんっ、と青龍刀が冬也の足元に落とされた。
 大地の底から大口をあけていた木々が一瞬で消失する。

冬也「奇跡を扱う資格は、キミ達にはない」

 MMの両肩を掴み、引きずり込みながら膝蹴りを腹部へ叩き込む。
 体を回転させながらMMを蹴り飛ばし、振り返ったところでグレゴにコルトを向ける。

冬也「早撃ちは得意なんだ」

 スパァンッ
 ドサッ…

冬也「急所は外しておいたよ」

 一瞬で5人を蹴散らし、冬也はその場を去る。
 黄金の鱗粉が公園内の倒れたグラスパーに降り注ぐと、淡い光が彼らから滲み出して、どこかへ溶けて消えた。



 ――某市・ホテルの最上階――

ギル「すごいっ…!」

ギル「お父様、見ましたか、今の!?」

ギル「あんなに軽やかで、鮮やかで、僕が用意したグラスパーをたやすく倒しちゃうなんて…!」

ギル「それに腕は立つけど気持ち悪い連中だったから、いいザマですね」

アダム「あれをどう使うつもりだ、ギルバート」

ギル「ただの撒き餌ですよ、お父様」

ギル「朝霧冬也で釣れる獲物は、たくさんいるんです――」ニッコリ


 【直下 コンマ判定】
 1~3 最強と呼ばれるグラスパーがさらに2人参戦
 4~6 最強と呼ばれるグラスパーが1人参戦
 7~9 明と湊参戦
  0  神様、獅子堂、明、湊、4人とも参戦


―――――

 思った以上に、眠くなりました!
 ので、今夜はここまででござーる…
 どうもありがとうございました

 いやー、冬也は強くなったなあー(1スレ目を見ながら

おら


 一応、誰が参戦かだけ…

 【直下 コンマ判定】
 1~3 獅子堂将虎
 4~6 エリオール・コンデンナー
 7~9 NINJA
  0  ???

 今度こそこれで今夜はおしまいです
 それではおやすみなさい

朝霧冬也がいるってだけで続々と集まるから影響力凄い
毎回参戦コンマ出るんだろうか
あとリベンジマッチ燃える


 【直下 コンマ判定】
 1~3 武藤「ちょっとはよくなりました?」
 4~6 武藤「内緒ですよ、機関の最新治療器機使ったの」
 7~9 ハワード「医者という人種は…全部ああなのか…?」ゲッソリ


 ――某市・某所の安アパート――

武藤「ちょっとはよくなりました?」

ハワード「…どうしてここへ連れてきた?」

武藤「そこまで悪そうな人っぽくないですし、一般人を守るのも機関のおつとめですから」

政仁「なあ、このクッキー食っていい?」

武藤「はい~、何でも食べてください。良かったらその…わたしでも…///」モジモジ

政仁「でも人間は食べらんないだろ」ボリボリ

ハワード(簡単な応急処置程度…か…)

ハワード(だが、ないよりはマシとしておこう)

ハワード「あの炎のグラスパーはどうした?」

武藤「槙島さんはちゃんと、機関に突っ込んでおいたんで大丈夫ですよ」

ハワード「そうか…」

ハワード(レインはこの手で殺した…。だが、アルマは俺に殺しにこいと言ってきた)

ハワード(タイムリミットは朝霧冬也が死ぬまで…。俺の本当に欲しかったものはもう――)チラッ

政仁「えっ、おっぱい触らしてくれんの?」

武藤「お、大きい声で言わないでくださいよぅ…///」

ハワード(……………………凪、リク、勝正、千景…あいつらだけじゃない…)

ハワード(言子…五十嵐…宮東湊…)

ハワード(うるさいことを言いながら、俺を否定はしなかった…)

ハワード(これを正しいと信じたいならば殺しにこい…? 意味が分からない…)

ハワード(アルマは、何を考えているんだ――?)

 【安価下2】
 1 でもアルマは言子にさんざんちょっかい出してるし、この機にぶっ飛ばさないと気が済まないよね
 2 とりあえず当初の予定通り、朝霧冬也を見つけないと部下との合流もできないや
 3 その他、自由

2


ハワード「バカ、もう行くぞ」

政仁「ん? どこ行くんだ?」

ハワード「朝霧冬也を探す」

政仁「おっけー」

武藤「あのっ…お名前を…」

ハワード「【安価下2】」

 1 ハワード・ロックフェラーだ
 2 …ふんっ
 3 その他、自由台詞


ハワード「ハワード・ロック――」

武藤「あなたではなく、あなたですっ」ガシッ

政仁「俺? 俺ねー、常陸宮政仁」ヘラヘラ

ハワード「…」

 【直下 コンマ判定】
 1~5 ぷっつん
 6~0 ぷっつんせず


ハワード「バカとバカ女か…」フッ

武藤「あの常陸宮様…」

政仁「なあ、このせんべい食っていいか?」

武藤「どうぞどうぞ~」

ハワード「おいバカ、さっさと行くぞ。来い」

政仁「あいよー」

武藤「ああっ、常陸宮様ぁっ…!」

 バタム

ハワード(朝霧冬也がどこにいるか…)

 【安価下2】
 1 アンテナで索敵してみる
 2 バカ、高いところから何か探してみろ
 3 適当に歩いていれば何かしら出会うか


ハワード「おいバカ」

政仁「んー?」

ハワード「高いところから何か探してみろ」

政仁「オッケー」ピョンッ

 タッタッタッ

ハワード(身軽に空を駆けるな…)

政仁「ほうほう、ふむふむー?」

 タンッ

政仁「見てきた」

ハワード「どうだった?」

政仁「【安価下2】」

 1 1番高い建物がさ、ガラスになってて中が丸見えでやんの。えらそーなヒゲ生やしたおっさんと、半ズボンのガキんちょいたぜ
 2 山の方で祭りみたいのやってたぜ。ばんばん爆発してんの
 3 よく分からねえけど海の方ですっげー派手なこと起きてたぜ

海はエリオール?で山がわからないガラスはリクたちか
2


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ロケットランチャーとか戦車とか戦闘ヘリとか戦闘機とか地雷とかグラスパー×5とかを同時に相手取ってる冬也さん
 4~6 凪&勝正が戦ってたけど、勝正はお荷物状態で、また冬也恨みの相手で、凪の冬也ヘイト上昇中
 7~9 神様降臨、到着時点で戦闘は終わってました
  0  アルマvsエリオール


 ――某市・山――

 ドゴォォォッ…
 フシュ-…

エリオ「…なかなか見つからないものですね」

 ザッ

エリオ「おや、あなたは…?」

ハワード(誰だ、こいつ…?)

ハワード(だが…山の一部を禿げさせるほどの惨状…こいつがやったというのか?)

ハワード「【安価下2】」

 1 お前は何だ?
 2 その他、自由台詞

ksk


ハワード「お前は何だ?」

エリオ「…わたしの名はエリオール・コンデンナー」

エリオ「訳あって友人を訪ねてきたところ、何故か大勢から襲われてしまっていました」

ハワード「それで、この有様か?」

エリオ「少しは腕に自信もあるのですが…最近は軟弱な若者が増えてしまったようですね」ニッコリ

政仁「何かコイツ、すっげえご利益ありそーだな。なんまんだぶー」スリスリ

エリオ「ははは、ご利益というものなどはございませんよ」

 【安価下2】
 1 別のとこ行くべ
 2 何か会話をしてみる
 3 その他、自由

助っ人枠か神様!
2


 ↓1~3 エリオールとのコミュ内容
 ※なければ「なし」でもおkよ

友人とは誰だ?何をしにここへ来た

やべえ被ったごめんなさい
安価なら下


ハワード「友人というのは誰だ? 何をしにここへ来た」

エリオ「これはごく個人的なこと。それに友に会いに行く理由など、たかが知れているものですよ」

政仁「ありがたやー」

ハワード「…その友人とは朝霧冬也か?」

エリオ「あなたも彼のお知り合いでしたか」

ハワード(やはりな…。朝霧冬也というのは、どれだけの影響力があるんだ…)

ハワード「俺も今、朝霧冬也を追いかけている最中だ」

エリオ「不思議な縁があるものですね」

ハワード「それはそれとして…おいバカ、ごりやくとは何だ?」

政仁「知らねーの? ありがたがっとけばいいことあるんだよ、神様神様」

ハワード「神――まさかお前、朝霧冬也が言っていた、神様というやつか?」

エリオ「わたしはあまねく全てを想像した神とはほど遠い者です。本当の神様に申し訳がありませんよ」ニッコリ

エリオ「では、わたしはこれで…」

 【安価下2】
 1 見送る
 2 呼び止める
   ※一緒に行動したいならコンマ次第でできるけど…神様はチート枠だからあんまり…そうしたいなら止めないけど…

あー、連れてったら神様無双しちゃってハワード達がいらない子になるとかそんな感じね
だがあえて2


エリオ「また縁があれば会いましょう」

 ザッ…

ハワード(無駄足、だったか…)

ハワード(だが、この破壊の跡――)

ハワード「…………強いな」

政仁「なあハワード、どうすんだ?」

 【安価下2】
 1 アンテナで索敵してみる
 2 バカ、もっかい高いところから何か探してみろ
 3 適当に歩いていれば何かしら出会うか

3


ハワード「バカ、もう1度、何か探してみろ」

政仁「あいよー」

 ピョンッ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 某市にミサイルが降り注ぎ始めた件について
 4~6 政仁「あー、さっきと変わらねえわ」
 7~9 政仁「ん~? あそこにいんの、リクとちーちゃんか?」


政仁「あー、さっきと変わらねえわ」

ハワード「変わらない、か」

政仁「あえて言うなら…」

政仁「【安価下2】」

 1 あの高い建物の1番上の階に、偉そうなヒゲ面オヤジと、金持ち坊ちゃん風のおこちゃまいるくらい?
 2 海からなーんか、ぞろぞろとイージスアーマー上陸中?
 3 街中でどーんばーんってなってるくらい?

海こえー3


 ――某市・ホテルの最上階――

ギル「ハワード兄様がこっちに向かい始めたみたいです、お父様」

アダム「…」

ギル「ふふっ…ハワード兄様にも、もっともっと楽しんでもらわなきゃ」

ギル「お父様、こういう試みはどうですか?」

 【直下 コンマ判定】(えげつないギル-3)
 1~3 ギル「恨みがないはずの相手と、自分のエゴのために戦わざるをえない決闘…とか」
 4~6 ギル「失敗したら死ぬしかないゲーム…とか」
 7~9 ギル「世界最強三つ巴の殺し合いに強制参加とか」

やっぱり


 【直下 コンマ判定】
 偶数 リク
 奇数 千景
 ※0は偶数扱いです

 【下2 コンマ判定】
 立ちはだかったのは…
 1~3 凪
 6~9 ただのかなり強めのグラスパー

頼む

4か……なんだろう


 凪とじゃなくてひとまず良かった、良かった…

 【安価下2】
 ギルのえげつないゲームのために人質を取られて、ハワードと殺し合うはめになったグラスパーのお名前
 ※外人名、日本人名問わず

リンカーン?……まさかな (震え声)


 リンカーンって…リンカーンって、リンカーン?
 ギル坊ちゃんが激ヤバ存在になりつつあっちゃうけど…これまで2人くらい出てきてたリンカーンと関係あるん?
 【直下 コンマ判定】
 偶数 いや、別のリンカーン
 奇数 せやで、あのリンカーンなんやで、ギル坊ちゃんが完璧にラスボスポジにつきました
 ※0は偶数扱いです

 【安価下2】
 アベルさんの異能とは!?

異能なら風!

(やっちまった)

エリカと言子大ピンチ。律や明や湊もヤバい


 ザッ…

アベル「ハワード・ロックフェラーだな…?」

ハワード「誰だ、お前は」

アベル「お前に恨みはない…。だが…お前を殺さないと妹がアイツに殺される…」

政仁「物騒なことってあるんだなー」ホジホジ

ハワード「邪魔だ、どけ」

<ピ-ンポンパンポ-ン

<ハワード兄様にお知らせします、ハワード兄様にお知らせします…

ハワード「この声…ギルか…?」

政仁「すげー、ハワード、有名人じゃん」

<アベル・リンカーンという人を殺さないと、ハワード兄様の部下の1人が石ころになって死んでしまいます

<どういう風に死ぬかというと、こんな感じです

 ヒュオッ

ハワード「ふんっ!」ドゴォッ

 バリィンッ

政仁「何だこりゃ、石?」

 グチャア…

政仁「うおっ!? 石ころが肉になっ…これ、人なのか…?」

ハワード「…これは…!?」

<30分以内にどっちか死なないと、両方ともどかーんってしちゃうようになっています

<ハワード兄様、がんばってくださいね♪

アベル「……そういう、わけだ…」ググッ

アベル「恨みはないが…死んでもらう…!」

 【直下 コンマ判定】(ダイヤモンドは電気を通さない!-3)
 1~3 アベル氏つおい
 4~6 フツーに苦戦
 7~9 がんばれハワード

ナスタさんなら冬也がきっと……
しかし麻薬カルテルのおもっちゃっぷりすごいね本当に
お兄さんいろんな意味で辛い


アベル「うぉおおおおおお――――――――――っ!」

ハワード「くっ…!」

政仁「任しとけ、ハワード、俺も――」

<外野が邪魔したら、即座に人質両方とも死んじゃうから気をつけてくださいね

ハワード「邪魔をするな、バカ!」

アベル「もらった!」

 アベルの腕がダイヤモンドとなり、ガイアをかけられてハワードに直撃する。
 激しくガードをした腕がガイアをかけていたにも関わらず折れ曲がり、骨が肉から突き出す。

ハワード「っ…!」

<ほらほら、ハワード兄様、がんばらないと、この男の人は死んじゃいますよ?

政仁「なんかムカつくな~…」

アベル「必ず、俺が…! ナスターシャを救うんだ! やっと、やっと帰ってきたのに…!」

 ドガッ
 ドゴォッ
 ズガッ

ハワード「くっ…!」

 【安価下2】
 1 NOUKINでいこう
 2 ここは見よう見まねジュージュツでいこう
 3 その他、自由

1


アベル「そこだ!」

ハワード「ッ――!」グイッ

 わざと見せた隙をアベルが突いてくる。
 無事な右腕でアベルの繰り出した腕の肘を掴み、腰を当てて払いながら地面へ叩きつけた。

アベル「その程度で俺にダメージは通らないぞ!」

ハワード「何…!?」

 ダイヤモンドと化した身体はアスファルトへ叩き落とされた程度では砕けることも、痛むこともない。
 アベルの腕が鋭利な刃となってハワードに振られ、身を引いた。

アベル「はぁっ…はぁっ…」

ハワード(ダイヤモンドの硬さ…それにある程度の自分の体の改造…)

ハワード(電撃は通らない…投げてもダメージにはならない…拳も、刃も、ダイヤモンドには通じない…か)

 【直下 コンマ判定】
 1~3 相性悪すぎやでぇ…
 4~6 がんばれハワード
 7~9 ハワード「アレをやってみるか」

だがダイヤモンドは燃える そして電気は燃やすことができるのだ


アベル「必ず、あの悪辣な少年は俺が倒す――!」

アベル「だからここは、俺のために死んでくれ!」

ハワード「俺の部下を殺させるわけにはいかない…!」

 鋭いアベルの蹴りを受け止めようとするが、触れたそばからダイヤモンドの刃に切り裂かれた。
 右腕の肘から先が宙を舞い、続くアベルの腕がハワードの首を刎ね飛ばした。

アベル「ッ――約束だ、ギルバート・ロックフェラー!」

アベル「ナスターシャを――」

<じゃあ受け止めてくださいね

 どこからともなく、石像が落下した。
 アスファルトにぶつかって砕け散った石像が、肉に戻る。

 アベルの怨嗟が響き渡り、愉快そうな少年の声が街中に拡声された――。


                               ―――――― DEAD END



 うん…
 うん、>>733は…うん、安価で取れればあるいは…?

 コンマが悪いとね、死んじゃうよね

 【安価下2】
 リトライ先を選んでね
 1 >>722
 2 >>727
 3 >>731


アベル「そこだ!」

ハワード「ッ――!」グイッ

 わざと見せた隙をアベルが突いてくる。
 無事な右腕でアベルの繰り出した腕の肘を掴み、腰を当てて払いながら地面へ叩きつけた。

アベル「その程度で俺にダメージは通らないぞ!」

ハワード「何…!?」

 ダイヤモンドと化した身体はアスファルトへ叩き落とされた程度では砕けることも、痛むこともない。
 アベルの腕が鋭利な刃となってハワードに振られ、身を引いた。

アベル「はぁっ…はぁっ…」

ハワード(ダイヤモンドの硬さ…それにある程度の自分の体の改造…)

ハワード(電撃は通らない…投げてもダメージにはならない…拳も、刃も、ダイヤモンドには通じない…か)

 【直下 コンマ判定】
 1~3 相性悪すぎやでぇ…
 4~6 がんばれハワード
 7~9 ハワード「アレをやってみるか」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 部下1号と3号が優秀だった件について
 奇数 アベル「奥の手だ…!」
 ※0は偶数扱いです

偶数

アベル味方ktkr


ギル「ふふっ…ハワード兄様のあの顔…」

ギル「攻めあぐねてるし、防戦一方で、僕の試みにも不快感をあらわにしてて…」

ギル「ねえお父様、どうですか? 楽しめていますか?」

アダム「…だがギルバート…まだお前は、詰めが甘いな」

ギル「どういう意味ですか?」

 ドゴォォォッ

ギル「っ」クルッ

凪「リクと千景、いた!」

ギル「どうして、こんなところに…。監視カメラに移ってなかったのに――」

勝正「凪兄さん、ここは離脱だ」

凪「うん」

ギル「っ…! 賞品を持っていかれたら、ゲームが台無しになります」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 凪「っ――勝正、行って!」勝正「だが、凪兄さん!」凪「勝正戦えないんだから、邪魔なの!」
 4~6 凪「行こう、勝正!」
 7~9 勝正「命令だ。――遊びたければ、自分で参加しろ」ビッシィィィッ

勝正さんの命令曖昧だったなそういや
主催側として自分で参加してますみたいになったら笑う


勝正「命令だ。――遊びたければ、自分で参加しろ」ビッシィィィッ

ギル「っ――異能、これって…」

凪「撤退、撤退! これ、どうやって治せばいいんだろ? 戻るのかな?」

勝正「それは後で考えよう、凪兄さん! 壁をぶち破ってくれ!」

凪「うん!」

 ズガァァァッ

 タンッ
 タンッ

ギル「~っ…僕の、ゲームを邪魔するなんて…!」

アダム「それでギルバート、どうするつもりなんだ?」

ギル「賞品も持っていかれちゃったし…でも、お父様が折角ここまで来てくれたんです」

ギル「僕が、このゲームの勝者になります。バスタ兄様も、アルマ兄様も出し抜いて…そうしたら、僕をお父様の後継者にしてくださいますか?」

アダム「…良かろう、勝ってきなさい、ギルバート」

ギル「はいっ!」ニッコリ

 ギルバート・ロックフェラー が 参戦 を しました ▽

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ギル「まずは、ゲームをめちゃくちゃにした、あの2人から除外しないと」
 4~6 ギル「ゲームマスターは僕だ…。絶対に、勝ってやる…」
 7~9 ギル(撒き餌の効果はもう充分…。役者は揃ってる。アルマ兄様から、敗退させよう――)


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ギル「まずは戦局を見極めないと…」
 奇数 ギル「少し早いけど、最終イベントまで進めよう――」
 ※0は偶数扱いです

おら

せっかく世界最強も名前が出揃ったんだし、世界最強全員の乱戦勃発とか?


アベル「これでぇっ――!」

ハワード「うぉおおおおおお――――――――――っ!」

 ドゴォォォッ

勝正「命令する! 双方、回れ右!」

 ビッシィィィッ

アベル「何だ、これは――ナスターシャ!?」

ハワード「これは勝正――!? リク、千景…?」

凪「はぁっ…はぁっ…間に合ったぁ…」

勝正「間一髪、だな…」

政仁「お前らどうしたんだ? よく分かったな?」

凪「あんだけ放送してれば状況分かるし…」

勝正「それで、誰が放送をしているのかを突き止めて、人質をかっさらってきたんだ。これなら、言いなりにならずに済む」

アベル「ナスターシャ…ナスターシャ!」

凪「でも…石になったままなんだよね…。どうやったら治せるんだろ?」

ハワード「…よくやった、お前ら」

勝正「レインはどうなった? まだか?」

ハワード「もう倒した」

凪「マジで!?」

勝正「それでどうするんだ?」

ハワード「【安価下2】」

 1 ギルには仕置きがいる
 2 その前に、お前らに尋ねたいことがある
 3 朝霧冬也をすぐ、探すぞ

3


ハワード「朝霧冬也をすぐ、探すぞ」

凪「分かった。けど…勝正、ぶっちゃけもう役立たず…」

勝正「」グサッ

ハワード「バカもほとんど役立たずだった」

政仁「あっはっは~」

凪「それにハワードだってケガしてるし、1回、どうにか手当てとか…」

ハワード「【安価下2】」

 1 必要ない
 2 手当てなどをしても、どうせ意味がなくなる…
 3 傷を癒すグラスパーでもいれば話は別だが、そうでないなら関係ない


ハワード「傷を癒すグラスパーでもいれば話は別だが、そうでないなら関係ない」

凪「ええー…? 折角心配してやってんのに、そんなの都合よく――」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 都合よくいかないよねー
 4~6 日本一マッドな専業主婦が都合よく通りかかったよ
 7~9 蝶番さんがね、都合良く女の勘を働かせて某市にやって来て、都合良くハワード達を見つけたよ

現実は非情である


勝正「都合よくはいかないだろうな」

凪「途中で言葉被せるなよ!」

ハワード「このままでいい。朝霧冬也を探すぞ」

政仁「でもよー、リクとちーちゃん、石のまんまじゃん。邪魔だろ、これ持ってっても」

ハワード「…」

ハワード「【安価下2】」

 1 勝正、戦えなくても荷物持ちくらいはできるな
 2 おい、アベルとか言ったな。お前の女を助けてやったんだ。こっちの人質を守っておけ
 3 その他、自由

1とアベルさんも義理とかで付いて来い的な


ハワード「おい、アベルとか言ったな。お前の女を助けてやったんだ。こっちの人質を守っておけ」

アベル「っ…あ、ああ…お前らは、ナスターシャの命の恩人だ」

アベル「この命に替えても、必ず守り抜こう」

ハワード「…行くぞ、お前ら」ザッ

凪「どこ行く?」

勝正「バカ、上から見てこい」

政仁「あいよー」ピョンッ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 某市が炎の海に包まれました
 4~6 ピ-ンポ-ンパ-ンポ-ン…
 7~9 政仁「何かよー、学校みたいなとこが賑やかだったぞ」

zz

(>>774こいつ昨日からずっとだが触れちゃダメなやつか?)

いたって普通の人に見えるぞ


政仁「何かよー、学校みたいなとこが賑やかだったぞ」

勝正「賑やか? どういうことだ?」

政仁「んー…何てーの?」

政仁「今日、1番のドンパチ?」

ハワード「…そこだな」

凪「うげぇ…何か、ヤな予感しかしない…」

勝正「だが、朝霧冬也が戦果の中心になるのは分かりきっている」

 【直下 コンマ判定】
 さて、ギルのゲームのメインイベントは…
 偶数 最強決定戦・10人死ぬまでかえれま10
 奇数 ザ・ミサイル・デスマッチ
 ※0は偶数扱いです

>>776
コンマ取るときってsage入れなくてよかったのか、ありがとう
>>774
無知で失礼なことをすまない


 ――某市・某高校――

ハワード「何だ、音がする――?」

勝正「空から――?」

政仁「何か飛んでくるぞ」

凪「…あれ、ミサイルじゃね?」

 ヒュオンッ
 ドゴォォォォォッ

凪「うわっ…な、何か、ガンガン飛んでくるんだけど…!?」

ハワード「テロか」

勝正「テロどころか、戦争だろう」

政仁「うわっ、ひえっ…おっかねえなー」

<ピンポンパンポ-ン

<ミサイルの雨がやむ方法は、1つだけです

<ECを5つ集めて、僕が持つ、カギにはめること

<カギにチカラが集まれば、ミサイルはやみます

<兄様達も、朝霧冬也さんも、僕と一緒に遊んでくださいね

ハワード「ギル…!」

政仁「放っとくわけには…」

凪「いくはずねえじゃん! だって、こんな状況じゃ、いつこっちまで死ぬか――」

勝正「凪兄さん…!」

政仁「あらよっ」タンッ

 ゲシィッ

凪「ミサイル蹴ったー!?」

 ヒュオォォッ
 ドッゴォォォッ

勝正「1歩間違えれば、その時点で爆死していたぞ、分かっているのか!?」

ハワード「ECを5つ…。殺し合えということか」

ハワード「それで、示し合わせたように、ここにグラスパーが揃った、と…」

凪「えっ? あ――すでに、始まってる…」

ハワード「【安価下2】」

 1 飛びかかる火の粉は払う
 2 ギルの遊びに乗る必要はない。朝霧冬也を探すぞ
 3 その他、自由

そろそろ参戦コンマこないかな
2


ハワード「ギルの遊びに乗る必要はない。朝霧冬也を探すぞ」

凪「でもさ、放っといたらミサイルでリクと千景も吹っ飛ばされちゃうかも…」

ハワード「…あいつに任せた。俺でも攻めあぐねたヤツだ、ミサイルなどどうということはないだろう」

勝正「だが、放っておくのもな…」

ハワード「朝霧冬也を探せ!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ギルの遊びに巻き込まれて戦闘突入
 4~6 めっちゃ激しい戦いの中に冬也を発見
 7~9 むしろ冬也の方から来てくれた


 ヒュオォォォォ…

凪「ッ――ハワード、ミサイルが、固まってきた!」

勝正「あんなの、どうにも――」

政仁「うわー、やべー」

ハワード「そんな、ものをォ!」

 バリバリィッ
 カカッ
 ドゴォォォォッ

凪「うわっ…すげっ…爆発させて無理やり止めた…」

 シュタッ

冬也「――見つけた」

ハワード「朝霧冬也…!」

 【安価下2】
 そもそもレイン倒したから、
 冬也を追っかけてもっていう意味がなくなってたわけで…今さら会って何するんやろなあ?(すっとぼけ
 1 事態を収拾するためにどうにかしてよ、冬也えもん!
 2 いつかの問いの答えあわせだぜ
 3 その他、何するん?

いやいや、冬也コミュニティ(ただし一方的な上良いものではない)を使えば面白い(最強な)奴らが集まりますぜ


ハワード「朝霧冬也」

冬也「うん、話はちょっと後で――」

ハワード「今、ここで、聞け」

凪「ハワード?」

ハワード「力の他に足りないものが分からないと、お前に言った」

ハワード「お前は誰かのための気持ちだと答えたな」

冬也「そうだね。ハワード…分かったの? キミが、誰のためにチカラを使うのか」

ハワード「…俺がチカラを欲したのは、誰かに認められたかったからだ」

ハワード「親父や兄貴に俺は認められてこなかった。だから、親父を認めさせようと躍起になっていた」

ハワード「だが…本当はただ、俺を俺のままに認めてくれる誰かが欲しかったのだと気づいた」

冬也「…」

ハワード「そして、俺はすでにそれを手に入れていた」

ハワード「凪、リク、勝正、政仁、千景…部下どもの他にも、気づけば俺の周りには俺を認める者がいた」

冬也「じゃあハワードは、そんな人達を得て、今、何をしたいと思ってる?」

冬也「ハワードはそのチカラで、どうしたい?」

ハワード「【多数決】」

 【多数決】最速3票集まったものを採用
 1 俺を認めたこいつらのために、今度は俺自身で認められるのに相応しいボスとなる
 2 この俺の考えを否定する男がいる。それは、俺の部下を否定していることになる。だからそいつを、ぶっ飛ばす

1


ハワード「俺を認めたこいつらのために、今度は俺自身で認められるのに相応しいボスとなる」

凪「…どういうこと?」ヒソ

政仁「…さあ?」ホジホジ

勝正「ハワード…」ジ-ン

冬也「…………よく、分かった」

冬也「星の奇跡は、誰かのために行使されるべきだ」

冬也「僕は星の意志を代弁して、ハワード・ロックフェラー、キミを祝福するよ」

凪「勝正、どういうことなの?」ヒソ

勝正「ハワードは、俺達のために、俺達に相応しいボスになると言ったんだ」

勝正「信じられるか、凪兄さん。あのハワードが…奴隷のようにこき使う、俺達のためと言ったんだぞ」

凪「マジで?」

政仁「ほおーん?」

ハワード「…そういうことは、俺のいないところで喋れ」

冬也「で、それだけ? 状況が状況だから、早く僕の用件も聞いてほしいんだけど――」

凪「ハワード、またミサイルきた!」

冬也「――掌握」グイッ

 グシャアッ
 ドゴォォォォォッ

凪「ええっ、く、空中でいきなり爆発して、爆発も…何か消え、た…?」

 【安価下2】
 1 で、冬也の用件って?
 2 その他、自由
   ※「いや、やることあるからパスで」とか「とりあえず強いところを見せつけたいから俺と戦えや」とか?

1と湊とか呼んでないの?(迫真)


ハワード「用件とは何だ?」

冬也「このままじゃ、某市だけ世紀末になりかねない」

冬也「これを仕組んだのは、ギルバート・ロックフェラー…だったよね?」

ハワード「そうだ」

冬也「彼を止めないといけない。けど僕を狙ってきてる人が多すぎて、なかなか身動きが取れないんだ」

冬也「それに、手持ちのECは4つしかなくて、1つ足りない」

ハワード「4つもあるのか…?」

冬也「どうにか、ECを1つ手に入れて、ギルバート・ロックフェラーのふざけたゲームを終わらせてほしいんだ」

冬也「お願いできるかな?」

ハワード「【安価下2】」

 1 いいだろう
 2 いいだろう、ただし…
   ※何か自由に条件つけていいよ、のんでくれるかはコンマ次第だけどね、併記してね
 3 その他、自由台詞

あとで俺と闘えよ!


ハワード「リクと、別の俺の部下がギルの異能で石化されている。解くことはできないか?」

冬也「リクが? …分かった、とりあえずやってみよう。今はどこに?」

冬也「あと、解けても解けなくても、頼んだよ」

 【直下 コンマ判定】(掌握の異能+3)(光蝶の特性+3)
 1~5 ムリでした!
 6~0 余裕!

なにこの余裕コンマ w w w
地味にナスタとの再会か
さて、大多数の人に狙われてる冬也さんと一緒に行動したということは?


 ファサァッ…

リク「」

千景「」

 ピシピシ…

凪「えっ、な、何かヒビ割れてきたけど…?」

冬也「大丈夫――」

 ピシィッ
 パリィンッ

リク「あれっ…?」

千景「ここはっ――ボス?」

リク「あ、冬也!」

冬也「リク、気をつけるんだよ?」ナデ

リク「何を?」

ハワード「お前ら、状況が随分と変わっている。よく聞け」

冬也「じゃあ僕はこれで――」

 ガシッ

アベル「朝霧冬也ぁ…」ゴゴゴ

冬也「…………………や、やあ…」タラタラ

 【直下 コンマ判定】
 1~5 ナスタ「冬也っ!」ダキッ アベル「ナスターシャァ!?」冬也「早くいかないと危ないから、行かせてもらうよ!」ダッ
 6~9 アベル「ここで会ったが、10年目…! よくもナスターシャをかどわかしたな!?」

高コンマの方がええんじゃないの?
まあこれはどっちがベターかはわからないけど……


ナスタ「冬也っ!」ダキッ

アベル「ナスターシャァ!?」

冬也「早くいかないと危ないから、行かせてもらうよ!」ダッ

ナスタ「待って、冬也っ…!」

アベル「待つのはお前だ、ナスターシャ! あの男とはもう関わらないと約束をしたじゃないか!?」

ナスタ「放して、お兄様、冬也がっ…!」

凪「……………ねえ勝正、今の何?」

勝正「……………さあな」

政仁「いいなー、あんな美人に抱きつかれて」

リク「あーあ、冬也行っちゃった」

千景「ボス、何をすればいいんだ?」

ハワード(まずは最後の1つのECを手に入れるのが先決…)

ハワード(ECが出てくるほどのグラスパーとなると、数が少ない…闇雲に倒しても意味がないか)

ハワード「【安価下2】」

 1 強いグラスパーを見つけて倒す。分かれてECを集めるぞ
   A 凪  B リク  C 勝正  D 政仁  E 千景
   ※ハワードとともに行動する部下を選んでください
 2 EC集めもしなければならないが、ギルの居場所を把握しないとならないな
   A 凪  B リク  C 勝正  D 政仁  E 千景
   ※ギル捜索に回す部下を選んでください
 3 その他、自由

そういやあの炎のグラスパーは無事だろうか


ハワード「リク、ギルの居場所を探ってこい」

ハワード「今度は石になどされないようにしろ」

リク「うん、分かった!」

凪「リクなら…大丈夫か」

勝正「だろうな」

千景「わたしはどうすればいい、ボス」

 【安価下2】
 現在5人
 1 分散してEC集めるで!
 2 この人数ならアルマ倒せるんじゃね?
 3 その他、自由

ねえ、レインのECなかった?

アルマ様に勝てるか……?
ハワードさん重症じゃなかったっけ(結局お兄様との負傷治療せずじまいだから左腕の骨飛び出たままのはず)
まあコンマ神のお導き次第か


 >>827
 回収をしてない…ので、持ってないんです
 あ、拾いにいくとか安価をとっても、無意味とここで言っておきまする

―――――

ハワード「…お前ら、俺に命を預けられるか?」

勝正「どういう意味だ?」

千景「預けよう。そのためにいる」

凪「…」

政仁「何すんだ?」

ハワード「アルマ・ロックフェラーを討つ」

ハワード「あいつなら、確実にECを内包している」

ハワード「俺だけのチカラでは、癪だがアルマには通じない」

ハワード「だが、お前らがいれば…やれるかも知れない」

政仁「俺はどーでもいーぜ。ハワードといるとおもしれーかんな!」

千景「何度でも言おう、ボス。わたしは、ボスに従う」

勝正「俺がお前に従うのは、お前の命を救うまでだ。大勝負なら、お前から解放されるいいチャンスになる」

ハワード「…凪、お前はどうだ?」

凪「俺は、最初っから最後まで、ハワードと一緒にいる」

凪「……ハワードの部下1号なんだから、当たり前だろ」

ハワード「よし。では、アルマをぶっ飛ばしにいくぞ」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 アルマに辿り着く前に色々と邪魔が入るわけですよ、ミサイル降り続けてるし
 4~9 さあ、世界最強の一角に挑戦だ


アルマ「――何をしにきた、ハワード」

凪(やっぱこいつ…めちゃくちゃ怖え…)

ハワード「お前をぶっ飛ばしにきた」

アルマ「そのザマでか?」

ハワード「それがどうした。俺には、こいつらがいる」

ハワード「例え手足が吹き飛ぼうと、お前をぶっ飛ばしてやる」

アルマ「そうか。俺の前へ立ちふさがるのならば、容赦はせん」

 【直下 コンマ判定】
 1~4 アルマ「せいぜい、楽しませてみろ」
 5~9 アルマ「が、今のお前ではつまらない」

冬也の目的がいまいち不明瞭……っても、言子から聞いてるからギルを任せた以上アルマを狙いに来るのが普通と思うけど……いざとなったらくるかな
折角なんで最強vs最強はみたい(エリオールの時は外したし)
あと、アルマ様と戦えばちーちゃんが一瞬で無力化されることに気がついた(アーマーを粒子に)


アルマ「せいぜい、楽しませてみろ」

 アルマが腕を広げると、周囲の物質が全て粒子に分解された。
 スラスターを噴かせながら千景が飛び出し、政仁も空を蹴って拳銃を発砲しまくった。

アルマ「そんな程度では、俺を殺すなど不可能だ」

 両腕を広げた瞬間、政仁と千景が突如として現れた壁に激突した。
 壁の表面から無数の棘が突き出るが、政仁は凄まじい反射神経で、千景はイージスアーマーの装甲に守られてどうにかことなきを得る。

勝正(やはり、アルマ・ロックフェラーは強い――)

勝正(だがそれ以上に、ケガのせいで俺とハワードがロクに戦えない…)

凪「ハワード、勝正、あいつが来た!」

ハワード「はぁあああああっ!」

 バリバリィッ

アルマ「ぬるい」

 ハワードが雷撃を放つが、アルマはアームをかけたままでそこを突っ切った。
 一瞬でハワードに迫り、粒子で形成した大槍を突き放つ。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 アルマ様に何度殺されることになるやら…
 4~6 1号優秀
 7~9 エリオール乱入


アルマ「ハワード、俺の前に出てくるのなら万全になっておけ」

 大槍がハワードの体に大穴を開けた。
 凪がロッドを繰り出すが粒子分解され、細い首を蹴り飛ばされる。

勝正「貴様――」

アルマ「黙っていろ」

 勝正がドスを抜こうとしたが、粒子が刃となって勝正を切り刻んだ。
 遠方から千景が星業銃を放つが、ピラーに遮られ、粒子の槍でイージスアーマーごと貫かれる。

政仁「俺でもこれは、怒るぞぉっ!」

 ダンッ

アルマ「だから、どうした?」

 全力で疾駆する政仁は、容易く音速を突破する。
 生じた衝撃波をアルマはコートで受け流し、政仁の腹部に拳を押し当ててその体を真っ二つに殴りちぎった。

アルマ「――しょせん、お前はその程度だ。ハワード」


                                  ―――――― DEAD END


やっぱり碌な選択肢でねえな
戦うなら乱入取らないと無理ゲー


 うん、せめて、ケガを治しておきたいね
 さっきはダメだったけど、最低条件だからね、トライしてればどうにかなる…はず

 【安価下2】
 リトライ先を選んでね
 1 >>826
 2 >>834
 3 >>837

エリオールにかける三


アルマ「――何をしにきた、ハワード」

凪(やっぱこいつ…めちゃくちゃ怖え…)

ハワード「お前をぶっ飛ばしにきた」

アルマ「そのザマでか?」

ハワード「それがどうした。俺には、こいつらがいる」

ハワード「例え手足が吹き飛ぼうと、お前をぶっ飛ばしてやる」

アルマ「そうか。俺の前へ立ちふさがるのならば、容赦はせん」

 【直下 コンマ判定】
 1~4 アルマ「せいぜい、楽しませてみろ」
 5~9 アルマ「が、今のお前ではつまらない」


アルマ「が、今のお前ではつまらない」

ハワード「何…?」

アルマ「出直せと言っているんだ」

アルマ「朝霧冬也が死ぬまで、俺とお前のゲームは続く」

アルマ「出直さないなら、つまらないなりに圧倒してやろう」

 【安価下2】
 1 出直すよ、悔しいけど!
 2 うるせえ、このままでいいんじゃ!

2


ハワード「このままでいい。お前にはこの程度で充分だ」

アルマ「そうか。なら、無様に死ね」

 アルマが腕を広げると、周囲の物質が全て粒子に分解された。
 スラスターを噴かせながら千景が飛び出し、政仁も空を蹴って拳銃を発砲しまくった。

アルマ「そんな程度では、俺を殺すなど不可能だ」

 両腕を広げた瞬間、政仁と千景が突如として現れた壁に激突した。
 壁の表面から無数の棘が突き出るが、政仁は凄まじい反射神経で、千景はイージスアーマーの装甲に守られてどうにかことなきを得る。

勝正(やはり、アルマ・ロックフェラーは強い――)

勝正(ヤツの言葉通り、出直した方が良かったんじゃないか…?)

凪「ハワード、勝正、あいつが来た!」

ハワード「はぁあああああっ!」

 バリバリィッ

アルマ「ぬるい」

 ハワードが雷撃を放つが、アルマはアームをかけたままでそこを突っ切った。
 一瞬でハワードに迫り、粒子で形成した大槍を突き放つ。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 アルマ様に何度殺されることになるやら…
 4~6 1号優秀
 7~9 エリオール乱入


神様!


アルマ「ハワード、俺の前に出てくるのなら万全になっておけ」

 大槍がハワードの体に大穴を開けた。
 凪がロッドを繰り出すが粒子分解され、細い首を蹴り飛ばされる。

勝正「貴様――」

アルマ「黙っていろ」

 勝正がドスを抜こうとしたが、粒子が刃となって勝正を切り刻んだ。
 遠方から千景が星業銃を放つが、ピラーに遮られ、粒子の槍でイージスアーマーごと貫かれる。

政仁「俺でもこれは、怒るぞぉっ!」

 ダンッ

アルマ「だから、どうした?」

 全力で疾駆する政仁は、容易く音速を突破する。
 生じた衝撃波をアルマはコートで受け流し、政仁の腹部に拳を押し当ててその体を真っ二つに殴りちぎった。

アルマ「――しょせん、お前はその程度だ。ハワード」


                                  ―――――― DEAD END

>>1出直したら傷を治せるグラスパーの登場コンマ再びくるんです?


 あーるぇー?
 何か、冬也編の終盤でも見たことあるような…?

 アルマ様がこうした方がええんやで、って教えてくれとるんやで?
 ゴリ押しじゃどうにもならんこともあるんよ?

 神様頼りでもいいけど…いいんだけれども…

 【安価下2】
 リトライ先を選んでね
 1 >>826
 2 >>834
 3 >>837


 >>859
 (可能性は充分)あるで!

 これは安価に数えません

コンマだから完璧とは言えないと思う
てか持ち越しになる可能性が高いし、そうなれば某市は焦土確定
冬也がアルマ倒すかもだけど
安価なら三?


アルマ「せいぜい、楽しませてみろ」

 アルマが腕を広げると、周囲の物質が全て粒子に分解された。
 スラスターを噴かせながら千景が飛び出し、政仁も空を蹴って拳銃を発砲しまくった。

アルマ「そんな程度では、俺を殺すなど不可能だ」

 両腕を広げた瞬間、政仁と千景が突如として現れた壁に激突した。
 壁の表面から無数の棘が突き出るが、政仁は凄まじい反射神経で、千景はイージスアーマーの装甲に守られてどうにかことなきを得る。

勝正(やはり、アルマ・ロックフェラーは強い――)

勝正(だがそれ以上に、ケガのせいで俺とハワードがロクに戦えない…)

凪「ハワード、勝正、あいつが来た!」

ハワード「はぁあああああっ!」

 バリバリィッ

アルマ「ぬるい」

 ハワードが雷撃を放つが、アルマはアームをかけたままでそこを突っ切った。
 一瞬でハワードに迫り、粒子で形成した大槍を突き放つ。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 アルマ様に何度殺されることになるやら…
 4~6 1号優秀
 7~9 エリオール乱入

三度目の正直


凪「ハワード!」

 横から凪が素手で槍を突いた。
 粒子で形成された大槍が粉砕される。

アルマ「――お前か、小僧」ギロッ

凪「ッ――」

 アルマに睨まれてすくんだ凪だが、突如としてミサイルが飛来した。
 その爆発が、異常に膨れ上がって、アルマの周囲の粒子さえも吹き飛ばして霧散させていく。

 ハワード達がコートでどうにかやり過ごすと、爆心地にエリオールが立っていた。

アルマ「何者だ?」

エリオ「わたしは、エリオール・コンデンナー」

アルマ「聞いたことがあるな…」

エリオ「ただのしがない、武術家のはしくれですよ」ニッコリ

アルマ「そうか。だが、手負いのハワードなどより、よほど食指が動く」

エリオ「それは何より。わたしもまた、あなたと戦う事情があるのです」ニッコリ

 【直下 コンマ判定】
 1~3 暴君vs神様勃発
 4~6 凪「は、ハワード…! やっぱあいつヤバいから、一旦、退こうよ!」
 7~9 エリオ「とは言え…先客がいたようですし、ここは譲りましょう」

おら


 とうとう、始まってしまったか…
 いいところだけど、一旦休憩です

 ねーねー、でもさー、ハワード達が空気化しちゃうんだけどさー、どうすりゃええんー?
 いやね、コンマでの選択肢に出しといてなんですがね、うん…うん、まあ、どうにかするけどさあ…

 はい、そんな事情をぶっちゃけたところでー…
 【安価下2】
 1 今の内にどうにか傷の治療できんのかいな!?
 2 傍観しますかー
 3 関係あるか、三つ巴じゃあ!
 4 一旦、撤退しとこう
 ※1が選択された場合のみ、
  その採用安価で【コンマ判定】
  1~3 いやさすがにムリでしたー
  4~6 日本一マッドな専業主婦が都合よく通りかかったよ!
  7~9 蝶番さんが都合よく治療しに来てくれたよ!
   0  蝶番さんがもんのすごーく特別に、痛みゼロの治療してくれたよ、ラッキー!

 はい、では、安価お願いいたしまする
 一旦、どうもありがとうございました!

1


 安価とコンマ、把握!

 出ないだろうと思って用意しとくと、たまに本当になっちゃう現象
 でもこれで状況はかなり好転…かな?
 あとは安価とコンマ次第! アルマを倒せるかな?

 そんなわけで、再開しまーす
 書くからちょっと待っててね


アルマ「小手調べだ、エリオール・コンデンナー!」

エリオ「受けて立ちましょう」

 粒子が黒く変色し、鋭い棘となってエリオールに襲いかかった。
 棘の1本を素早く掴み取ってエリオールが振り回すと、それで生じた風圧が増幅されて吹き荒れる。
 そのままアルマに棘を投擲し、その速度が増幅された。瞬時に形成された壁にぶつかるが、突き破ってしまう。

アルマ「まだ想定内だな」ニィ

エリオ「どうやらあなたも、久しく会わなかった同じ領域の方のようだ」

 ズドォォォッ

凪「は、ハワード…ヤバいよ、どうすんの?」

ハワード「凪、どうにかして痛みを消す方法を教えろ」

凪「そんなのないよ!」

勝正「ああ…このままじゃ、ただ傍観するしかできな――」

 キキィッ
 バタム

蝶番「あら~!」

蝶番「ふふ…何かやってるって聞きつけて来たみたら、あなたがいるなんて…」

蝶番「しかも、すごーくケガまでしちゃって…ねえ~、治してほ・し・い?」

ハワード「治せ。だが今日は、やるべきことがある。動けるように治せ」

蝶番「ダメよ~…だって、そんなことしたら、あなたの苦痛の顔が見られないじゃない」

凪「そんなこと言ってる場合じゃないんだって!」

蝶番「じゃあ、見返りがほしいわ…。ねえハワード…どんなことしてくれる?」

ハワード「【安価下2】」

 1 何でもしてやる、早く治せ
 2 愛人にでも何にでもしてやる、早く治せ
 3 いいから治せ、ぶち殺すぞ

 ※割と大事な選択肢だったり…
  判定【0】のお陰でノーリスク治療は確定してるってことだけ、留意してね

そういえば、何気にこの時代初の最強戦
入り込む隙はある……のかな?


ハワード「愛人にでも何にでもしてやる、早く治せ」

蝶番「あらぁ! ふふっ…ふふふふっ…いいわ、最高よ~」

蝶番「その色気の欠片もない粗野だけど自己中心的な命令…ああん、ぞくぞくするわぁ…」

凪「勝正、あいじんって何?」

勝正「…………凪兄さんには早いことだと思われる」

蝶番「じゃあ、特別に、今回だけ、一生に1度だけ…痛くしないで治してあ・げ・る」チュッ

蝶番「でも…わたし、決めたわ…。あなたの傍から、離れないから…」

蝶番「あなたの傍で、傷ついたあなたの苦痛を掘り返して、苦悶の表情をずぅっと愛でてあげる…」

蝶番「ふふふ…ハワード…自分の言ったことなんだから、責任持ってよね…?」


 【安価下1】
 さあ、治療完了!
 1 暴君vs神様に乱入するぜ!
   A ハワードだけで
   B 部下ども引き連れて!
 2 おい神様、後から来たんだ、順番守れや
 3 アルマもろとも、神だろうがまとめてぶっ飛ばす!
   A ハワードだけで
   B 部下どもとな!
 4 その他、自由


ハワード「アルマ――宣言通り、ぶっ飛ばしてやるぞ」ボキボキ

凪(あ、ハワードが指の骨ならしてる…。あれ、どうやるんだろ? ちょっとかっこいい)

勝正「ハワード、1人でやるつもりか?」

ハワード「お前らはそこにいろ。これは、俺が乗り越えるべき戦いだ」

 【安価下1】
 さて、三つ巴になりますが…
 1 NOUKINで戦おうぜ
 2 後先考えずに NOUKIN FULL MAX でぶっ飛ばしてこうぜ
 3 NOUKIN × DENGEKI × BOSS = HAWARD ROCKEFELLER


アルマ「いいぞ、もっと楽しませろ!」

 飛び退いたエリオールにアルマが粒子で形成した槍を放った。
 アルマの手から際限なく伸びる槍は、バーニッシュ・プラズマをかけられながら自在に折れ曲がり、エリオールを追尾する。

エリオ「戦いの末にあなたは、何を望みますか?」

 ヘビのように追いすがってくる槍をエリオールは、ピラーで防いだ。
 すぐさまピラーは破られるが、それで止まった一瞬を逃さずに槍に拳を叩き込んで粉砕する。

アルマ「我が覇道に、果てはない」

エリオ「なるほど、興味深い回答です」

 割れたアスファルトの破片をエリオールが蹴り飛ばし、音速を超えた破片がアルマに突き刺さった。
 同時にエリオールがアルマのピラーに捉えられ、ピラー内部で超重量の太い杭が落下する。

ハワード「俺も混ぜろ、アルマ――」

 エリオールへ向かって駆け出そうとしたアルマに、ハワードが殴りかかった。
 形成された壁がガイアをまとったハワードに破壊され、アルマが口角をにんまりと歪め、持ち上げる。

アルマ「ならばついてこい、ハワード」

 ハワードとアルマの拳がぶつかり合った。
 体格に恵まれた両者の筋力はほぼ同等、双方がガイアをまとった拳の激突は、降り注ぐロケットと同程度の破壊力を生んだ。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 でも打ち負けた! さすがアルマ様やで
 4~6 拮抗はしたけど、アルマ様は戦い馴れてらっしゃる
 7~9 今のハワードにはNOUKIN戦法の他に、ジュージュツがあるんだぜ!


アルマ「グラスプスキルの練度が足りんな」

 ドゴォォォッ

ハワード「ぐっ…!?」

 殴り飛ばされたハワードと入れ違いに、エリオールがアルマへ飛びかかった。
 鋭い回し蹴り。それをアルマは腕で受けるが、そのガードごと激しく吹き飛ばされてしまう。

エリオ「わたしにも楽しませていただけますか?」

ハワード「オォオオオオオオオオオ―――――――――――――――――ッ!」

 起き上がったハワードが電柱を引き抜き、バーニッシュをかけながら粒子の異能になって平野になったそこへフルスイングした。
 ふっとハワードが笑顔を浮かべた瞬間、その遠心力が増幅されて一瞬で振り切られてアルマに直撃する。

アルマ「フハッ! いいぞ、もっとだ!」

 電柱が粒子に分解され、全く同等の質量の巨大な剣になった。
 それを思いきりアルマがハワードに向かって投擲する。真っ向から拳だけで刃の側面を殴り伏せると、アルマが眼前に迫っていた。

 【安価下1】
 1 ぶん殴るべし!
 2 ぶん投げるべし!
 3 電撃ヒャッハァー!


ハワード「そう来ると、思っていた」

 ガシッ

アルマ「ほおう――?」

 突っ込んできたアルマの腕を抱えるように持ち、そのまま背負って地面へ叩き込む。
 だが、地面が分解され、クッションのように柔らかくなった。
 さらにハワードの胸ぐらが逆に掴まれて、叩きつけられた勢いのまま体を回転させられながら逆に放り投げられる。

アルマ「付け焼き刃で俺をどうにかできると思うな」

 宙に無数の刃が形成されるが、ハワードはそれを電撃の異能で焼き尽くした。

エリオ「あなたも武術の心得はあるようですね」シュバッ

アルマ「お前ほどではない――」ガシッ

 ズガガガガッ

 アルマとエリオールが激しい拳打の応酬を始める。
 一撃ごとが掠めただけで相手の皮膚を激しく破り、直撃すれば即致命傷となりうる破壊の応酬。

 【安価下1】
 1 何度でも突っ込むのみ! これがNOUKINの極意よ!
 2 おい勝正、持ってるドス全部寄越せ。レールガンしたるで
 3 その他、自由

>>893の3って大丈夫?
ダメなら1


 >>905
 安価取れれば、おkでしたよ
 でもあの選択肢は、どんな風に乱入するよ? っていう登場の仕方安価だったからね、今回は出さなかったんだよ

―――――

ハワード「勝正、ドスを全部寄越せ!」

 勝正が投げて寄越したドスを全て抜く。
 激しい打撃の応酬をするアルマとエリオールに狙いを定め、激しい電撃をまとわせた。

ハワード「ぶち抜け、レールガン――!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 分解されちった☆テヘペロ
 4~6 命中! やったぜ!
 7~9 エリオールさんが増幅して超威力になっちった☆テヘペロ

ところで、これベストな選択肢って表示されてないんじゃないかしら
コンマも


 >>911
 鋭い。ハワードの頭脳値が低いので、選択肢に出てるものでもベストはなかなか出ないのです
 選択肢の中のベターはあるけれどね

―――――

アルマ「いいものを持っているが、甘いぞ、ハワード!」

 射出されたドスが融解されながら猛スピードで迫るが、途中で分解された。
 しかし、発生した衝撃までは消えない。エリオールが地面を抉るほどの衝撃波を増幅し、周囲の何もかもが等しく破壊に飲まれた。

エリオ「隙ができました」

 ズドォォォッ

 ノヴァをまとったエリオールの掌底がアルマに撃ち込まれる。
 だがアルマは吹き飛ばされながらも耐え切り、鋼の矢を形成して同時に解き放った。

ハワード(アルマの異能は粒子――分解したものから、再び形作る)

ハワード(あの黒い矢は、俺が放ったドスか。だとすれば――)

ハワード「それは、もらった!」バチバチィッ

 アルマへ向かいながらハワードが電撃を放った。
 鋼の矢が電磁力によってハワードの下へ引き寄せられ、束ねて握り、体を回転させながらぶん投げる。
 凄まじい電撃を纏いながらアルマに再び投擲された矢を見て、エリオールが増幅させた。

アルマ「ムダだと言っているのが、分からないか?」

 再び矢は分解されたが、増幅された衝撃と、雷撃は消失しない。
 激しくアルマを貫いたかに見えるが、コートで全てが受け流されていた。

ハワード(これでもダメか…!)

 【安価下2】
 1 分解されちゃうんなら、やっぱ肉弾戦しかない!
 2 1万回ダメでも、1万1回目は何か変わるかも知れない!
 3 その他、自由

とりあえず>>905いってみよう


 あ、ごめん、深夜の【下1】タイムだったんだ
 >>913を採用するね、ミスってごめんね

 あと何か、PCの具合がいきなり、ちょびっと悪くなってきた…
 予告なしで落ちちゃう…かも、1時間無応答になったらそう思ってくださいな

―――――

ハワード「アルマ――」

ハワード「お前は俺の在り方を否定した」

ハワード「だが俺は、俺のやり方を貫き通す」

 脳みそまで筋肉までできていると言うのなら、猛進するまで。
 チカラを求めて得た雷電を統べる奇跡をもって、身体を極限まで活性化させる。
 こうしてできた、ただの暴力を押し進める原動力は、ハワードが信頼し、信頼を寄せてくれる部下のため。


 ――――全ては、後を従う部下に無様な姿を見せぬため。


ハワード「オォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ―――――――――――――――――――――――――ッッ!!」

 バリバリバリィッ
 ドゴォォォオオオオオオオッ

アルマ「ほおう?」

エリオ「ふむ」

ハワード「ぶっ飛ばす!」

 飛び出したハワードは、電光石火でアルマに到達する。
 繰り出した拳に紫電がまとわりつき、形成された壁も、それを突き破ってきた拳を受けたアルマの腕も、吹き飛ばす。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 長持ちはしないようですな
 4~6 がんばれハワード
 7~9 ハワードったら、こんなに立派になっちゃって…

この状態のハワードにエリオールの増幅の異能の効果乗せたら恐ろしいことになりそう
ハワードの拳の威力を増幅ってできましたっけ?


ハワード「アルマァアアアアアアアア―――――――――――――――――ッ!」

アルマ「いいぞ、ハワード! それでいい、もっと俺にその牙を剥け!」

 展開された粒子は無数の杭となり、ハワードへ向かって射出される。
 腕の一振りと、それに追随して放たれた雷撃が杭を吹き飛ばして焼き尽くした。

エリオ「わたしを忘れられても、寂しいものです」

 杭が打ち壊された衝撃が、破裂した爆弾のように広がった。
 三者三様で近づく全てを破壊するように猛攻撃の応酬が繰り広げられる。

 雷電が迸り、雪崩のような物量が飲み込み、生じた全てが破壊に転じて周囲へ拡散される。

 【安価下1】
 SUPER NOUKIN TIME でどうにか渡り合えるようにはなったけど…
 1 後はラッシュ&ラッシュ&ラッシュだよね!
 2 肉弾と異能の比率は6:4くらい?
 3 肉弾と異能の比率は3:7くらい?
 4 その他、どうするよ?


 >>918
 エリオールさんとは共闘ではなく、1対1対1で、たまたま矛先が同じ方向に向いているだけ…という状態なんで…

 これは安価に数えないでござる


アルマ「ハワード! 俺は今日ほど、お前に目を見張ったことはないぞ!」

アルマ「器用なバスタより、天性の素質を持つギルバートより、今のお前がもっとも俺に近い!」

アルマ「邪魔する者は何であろうと叩き潰し! 行く手を阻むものは全てを打ち崩し!」

アルマ「己が定めた覇道を往く! お前は俺を憎むと同時に、俺にもっとも憧れていたはずだ!」

ハワード「それがどうしたぁあああああああ――――――――――――――――っ!?」

 防御を捨て、互いの拳がめり込み合う。
 その度に拳は威力が衰えるどころか、激しく増加していく。
 言葉と拳はぶつけられる度に強くなり、互いの体を破壊することへ特化していく。

アルマ「お前は今、一歩、俺の領域へ踏み込んでいる!」

アルマ「お前ならいずれ、ここまで来られると、俺は最初から分かっていた!」

ハワード「それでもお前とは! アルマ・ロックフェラー! 俺とお前は、ここに至る道が違う!」

ハワード「お前は強い! たった1人で何もかもを統べる覇者となれる!」

ハワード「だが俺は、俺だけではここまでは来ることができなかった!」

ハワード「俺がお前の領域へ踏み入ったのならば! 俺を後押しした者達がいたからこそだ!」

ハワード「俺のチカラは、俺だけのチカラではない!」

 アルマの拳をハワードの掌底が叩き落とす。
 繰り出されたハワードの拳は、しかし、アルマの体移動によって捌かれる。
 同時に放たれた兄弟の蹴りが打ち合い、両者が距離を取った。

 エリオールが2人から離れ、やれやれ、とばかりに肩をすくませた。

エリオ「裁定は己がチカラで決しなさい」

エリオ「わたしのチカラで、僅かでも上回った方へ、誇り高き勝利を授けましょう――」

 天から落ちた雷を受けながら、ハワードが大きく拳を振りかぶった。
 ノヴァを発動し、拳へまとわせた粒子までもを状態変化させたプラズマで覆ってアルマも拳を繰り出す。

 両者の一撃が激突し、エリオールの異能で増幅をされる。

 【直下 コンマ判定】
 1~5 アルマ様には勝てなかったよ
 6~0 とうとうアルマ様に勝てたよ


 カカッ
 ドッゴォォォオオオオオオオオオオッ

ハワード「ハァアアアアアアアアアアアアアア―――――――――――――――――――ッッ!!!」

 ズドォォォッ

 アルマの分厚い筋肉に覆われた身体を、ハワードが放った拳が突き破った。
 一瞬だけとぼけたような顔をし、それからアルマがにやりと笑みを浮かべて大きな手でハワードの頭に触れる。

アルマ「ハワード、見事だ…」

ハワード「アルマ…」

アルマ「祝福してやろう」

アルマ「後は親父や、バスタや、ギルバートに、お前の覇道を見せつけるのみだ」

アルマ「そして忘れるな。このアルマ・ロックフェラーは、最初から最後まで、全身全霊をもってお前を叩き潰そうとした」

アルマ「この俺を上回る男など、この世でただ1人、お前だけでいい」

アルマ「誰にも負けるな、誰にも屈するな、我が愛する弟…よ――」

 ドサァッ

ハワード「アルマ…お前は――」

アルマ「無粋なことは言うんじゃない、ハワード…」

アルマ「だが…昔のようにもう1度だけ…兄と…呼んで、も――」

 グシャァ…

 アルマの体が塵と消え、その中からECが転がり落ちた。
 かがんでECを握り締め、塵となった兄に口の中だけで囁きかける。

ハワード「ずっと尊敬していた、アルマ兄さん――」

 立ち上がり、振り返る。
 アルマとの最後の打ち合いで、背に感じていたチカラ。
 それが、この段になってようやく、物理的なものだったことに気づいた。

凪「ぶっ飛ばされるかと思った…」

勝正「そうなったら、仲良く全員でお陀仏だったぞ、ハワード」

政仁「いやー、でも良かった良かった!」

千景「ボス…ずっと、ボスの背を支えてもいいんだな?」

ハワード「ふんっ…お前らがいなければ、俺は何にもなれやしないからな」


―――――

 これを書いてるだけで2回もフリーズして強制終了しちゃったので、今夜はここまでです
 どうもありがとうございました

 さて、いよいよ大詰め
 ようやく年末のお休みに突入したし、明日も昼ごろから更新できればと思っとります
 またおつきあいくださいませ

 ではでは


 30~60分ほどしたら始めたいと思っておりまするー
 もしよろしければどうかご参加くださいまし~


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ギル坊ちゃんは本当にもう…ショタ枠を飛び越えたバケモノクラスでした
 4~6 さてさて~? いまだに姿を見せてないバスタ様は何をしてるんでしょうね?
 7~9 あれ? 何か反動消えてね? 異能強度上がったんじゃね?


 【直下 コンマ判定】
 1~3 バスタ「アルマとレインの脱落…。残りはギルバートと親父、それにハワード…か」ニィ
 4~6 バスタ「そろそろ参加してやるか…。ギルバート、お前の児戯で俺は満足しないぞ」
 7~9 バスタ「アルマが逝った、か…。つまらんな…」
  0  バスタ「いつまで穴熊を決め込んでいるつもりだ?」???「…」


バスタ「いつまで穴熊を決め込んでいるつもりだ?」

   「…」

バスタ「ふんっ…まあいい…。犬もたまには、自由が欲しいか?」

   「バスタ様、よろしいのですか?」

バスタ「好きにするがいい」

バスタ「飼ってやった恩を忘れる駄犬を繋いでいた覚えはない」

バスタ「それにハワードは、充分に役目を果たした。お前の一助があってこそ…か?」

   「ハワード様自身で導き出した結果でしょう」

バスタ「高く買うようになったな」

バスタ「行け。――急がねば、何もかもがつまらん児戯で吹き飛ばされるぞ」


 「   」 が 参戦 を しました ▽



ハワード「ECはこれで5つ…」

勝正「ギルバート・ロックフェラーの持つカギというものに、これをはめこむのか」

凪「カギって、何だろ?」

政仁「そんなのも知らねーの、ちびっ子」

凪「言葉通りのカギなわけないだろ!」

政仁「ん? どういうことだ?」

千景「ボス、リクから連絡が入った」

ハワード「どうだ?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 千景「100近いイージスアーマーと、無数のグラスパーを従えて、待ち受けていると」
 4~6 千景「ギルバート・ロックフェラーは、強いと」
 7~9 千景「尾行は順調、位置をはっきり捉えていると」


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 千景「カギを手に入れたと…言っているんだが」
 奇数 千景「リクが…負傷して撤退を余儀なくしたと言っている」
 ※0は偶数扱いです


千景「リクが…負傷して撤退を余儀なくしたと言っている」

勝正「リクが負傷、撤退?」

凪「リクより強いってこと?」

政仁「ほおーん? 心配だなー」

ハワード「…そうか」

 【安価下2】
 1 ギルバートのところへすぐに向かうぞ
 2 まずはリクと合流して、詳細を聞いとこう
 3 分かれるぞ
   A ギル討伐メンバー
   B 負傷したリクの方に行っとけ
   ※AとBにハワード達5人(ハワード、凪、勝正、政仁、千景)を振り分けてください
 4 その他、自由


 ――某市・某高級分譲マンション最上階・枢木家――

リク「あ、ハワードきた」

ハワード「…ここは、誰の家だ?」

勝正「それに、負傷したと聞いていたが…元気そうだな」

リク「うん。治してもらったの」

凪「えっ、誰に?」

リク「おばさん、臨月だから会っちゃダメなの。ムリして治してくれたから」

勝正「臨月だと…!? こんな、ミサイルが降り注いでいる中で、出産が始まるのか!? 大丈夫か!?」

政仁「ほえー、すげーなー」

ハワード「それでリク、ギルを追っていて、負傷したというのはどういうことだ?」

 【直下 コンマ判定】(えげつないギル-3)
 1~3 リク「いっぱい人質がいてね、手を出せなかったの」
 4~6 リク「あのコ、すっごく強かったの。ぼくより」
 7~9 リク「ドジっちゃった」テヘ


リク「いっぱい人質がいてね、手を出せなかったの」

凪「人質…?」

勝正「外道か」

千景「そうなると、ボス。わたし達も手を出せなくなってしまうのではないか?」

ハワード「その人質というのにお前の知り合いはいたのか?」

リク「うん、いたよ。…おじさんとか、新太とか、機関の人でしょ」

リク「それに律と明もいたし…あと…露崎のお家にいた、小さい女の子」

凪「誰?」ヒソ

勝正「いや、母屋の方は雰囲気的に行ってはいけないかと思ってな…覗いていない」ヒソ

ハワード「にこ――?」

政仁「マジで!? にこ? うわ、クズだな、それ」

ハワード「お前…あっちに行っていたのか?」

政仁「子どもは未来の宝だから大事にしろってばあちゃん言ってたのになあ…」

千景「だが、ギルバート・ロックフェラーも子どもだ」

政仁「そういやそうか! じゃあどうすりゃいいんだ?」

凪「ねえハワード、人質をどうにかしないと…どうにもなんないよ」

ハワード「【安価下2】」

 1 朝霧冬也に石化の異能を解除してもらう必要があるな
 2 ギルの不意をついて、石像になっている人質を奪還するか
 3 ギルが人質を用意するなら、こっちも人質を用意してやればいい。親父との引き換えなら、あいつも応じる
 4 その他、自由、どうするよ?


ハワード「朝霧冬也に石化の異能を解除してもらう必要があるな」

凪「けどあいつ、色んなのに狙われまくって自分じゃまともに動けないんだろ?」

勝正「となると、その襲撃者を食い止めるしかないか」

千景「ボス、命じてくれ。朝霧冬也に降りかかる火の粉を、払い飛ばせと」

リク「その間に冬也を連れてって、石になってるのを直してあげるの?」

政仁「どーでもいいけど腹減ったー」

 【安価下2】
 冬也を襲ってくる連中の足止めをさせる部下を選んでください
 ※何人でも可
  ここで選ばれなかった部下は、ハワード、冬也とともにギルのところへ向かい、人質奪還をします


ハワード「凪、リク、勝正」

ハワード「お前らで朝霧冬也を襲撃する者の足止めをしろ」

勝正「分かった」

凪「何で俺があいつのために…」

リク「凪、冬也のこと嫌い?」

凪「べっつにー?」ムスッ

ハワード(凪は何かあったのか…?)

勝正(さんざん、朝霧冬也に恨みを抱いたグラスパーと遭遇してしまったからな…。気持ちは分からんでもないぞ、凪兄さん)

ハワード「千景とバカは俺とともに来い」

千景「了解だ、ボス」

政仁「あいよー」

ハワード「朝霧冬也を探し、ギルバートのところへ向かうぞ!」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 冬也が20人以上のグラスパーを同時に相手してた件について
 4~6 冬也が10人くらいのグラスパーと、イージスソルジャー5人を同時に相手してた件について
 7~9 うん、まあ、まだ3人で足止めできそうね、うん


冬也「――しつこい!」

 放たれた小型ミサイルを掌握の異能で握りつぶし、爆風の中から迫ってきたグラスパーにカウンターで回し蹴りを放つ。
 コルトから放たれた光が地面を抉るが、イージスソルジャーはそれを飛び越えてくる。

冬也「どれだけいるんだ――」

リク「冬也!」

 ガキィィィンッ

冬也「リクっ…!?」

ハワード「朝霧冬也、ここは俺の部下が引き受ける。ともに来い」

冬也「どういう状況?」

ハワード「ギルが人質を取っていて、不用意に近づけない」

ハワード「お前の異能でまた石にされた連中を戻してもらわないとならない」

冬也「分かった」

ハワード「凪、リク、勝正、頼んだぞ」

凪「分かった!」

リク「うん!」

勝正「ああ、任された。行け、ボス」

ハワード「ふんっ――」

 ダダッ

凪「でも、バカと千景で大丈夫かな?」

リク「大丈夫だよ」

勝正「向こうの心配より、こっちの心配だな。――命令を下す!」

勝正「朝霧冬也を殺したくば、俺達3人を仕留めてから行け!」

 ビッシィィィッ

凪「はぁぁ…しんどそう。でも、やるしかないのかぁ…」


 【安価下2】
 さて、人質奪還作戦の方法は…
 1 ハワードがEC5つを持ってギルの前に出て、こっそり他のが機動力を活かして石像を奪還するよ
 2 巧み話術でギルの注意を惹いて、その隙にハワード以外で人質を解放しておいてもらおう
 3 その他、自由


ハワード「――ギル、ECを5つ、集めてきてやったぞ」

ギル「ハワード兄様っ! アルマ兄様をやっつけたって聞きました」

ギル「さすがハワード兄様です、僕、すごくビックリしたんですよ」ニコニコ

ハワード「カギというのは? お前が素直に俺へ差し出すのか? それとも、ぶん殴って奪い上げればいいのか?」

ギル「もっともっとミサイルは用意してるから、すぐやめたくはないんだけど…どっちがいいですか?」

ハワード「どっちがいい…だと?」

ギル「兄様は、僕と敵対したいですか? それとも、仲良くしてくれますか?」

ハワード「…」

ハワード(時間を稼いでいる内に、人質を全て運び出してもわらないといけない…)

ハワード(癪だがギルと喋って時間を稼ぐか、それとももう、ギルに拳で分からせてやるか…)

 【安価下2】
 1 ギルとお喋りして時間を稼ごう
 2 おらもう我慢できねえ、ギル、おしりぺんぺんじゃすまねえぞ
 3 その他、自由


ハワード「ギル…お前は勘違いをしている」

ギル「僕が勘違い? 一体何をですか?」

ハワード「敵対も友好もない。俺はお前の兄で、お前は俺の弟だ」

ハワード「その曲がった性根は、俺が叩き直してやる」

ギル「ハワード兄様も、勘違いをしていますよ」

ギル「ハワード兄様が僕を矯正しようだなんて…傲慢という言葉以外、どう言えばいいんですか?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 ギル坊ちゃん、ロックフェラー最強説
 4~6 フィジカルでは圧倒的に有利…なんだけどねぇ…
 7~9 今のハワードは、最強に一歩だけ踏み込んでいるのだ


ハワード「黙れ、ギル――!」

 ガイアを発動してハワードが迫った。
 冷静にそれを見てから、ギルバートが手を前に出す。

ギル「ハワード兄様、グラスプスキルの極致はご存知ですか?」

 その手に、何もなかった空間から現れた短剣が握られた。
 飾り気のない結晶を切り出したかのような、打製石器のごとくナイフだ。

ハワード「そんなものがどうした!?」

ギル「やっぱり知らないんですね」

 雷とともに放たれたハワードの拳が、ナイフの側面で受け止められた。
 瞬時に拳が引き裂かれ、衝撃を後追いする雷撃さえも特異な短剣によって遮られる。

ギル「ノヴァとガイアのさらにその先」

ギル「星のチカラの具現化。それが、最奥のグラスプスキル――ブリューナクなんです」


 【直下 コンマ判定】
 1~3 ギルYABEEEEEEE
 4~6 とりあえず、人質は奪還完了(異能を解除したとは言ってない=冬也はまだこない)
 7~9 どうにかこうにか、凌ぐハワード


ギル「ハワード兄様、僕が誰かに甘えるしか脳がないと思っていましたか?」

ギル「違うんですよ。僕はアルマ兄様より、バスタ兄様より、ずっと優秀だから、皆が可愛がってくれるんです」

ギル「賢い人は皆そう。だって、自分よりも大切なもののある人なんて、そうそういませんもんね」

 ギルが振るう結晶短剣はハワードのガイアを易々と切り裂く。
 電撃の異能さえも触れた傍から問答無用で打ち消していく。

ハワード(ギルが、これほどだと…!?)

ギル「でもね、ハワード兄様。自分のためだけに動く人なんて、たかが知れるんですよ」

 長ドスにバーニッシュをかけながらブリューナクを受け止めるが、僅かな拮抗の末に切り裂かれた。
 ハワードの懐へ潜り込んだギルは、青い瞳で兄を見上げる。

ギル「その証拠に、自分のチカラしか信じなかったアルマ兄様は、死んでしまいました」

 振り切られた刃がハワードの左腕の深くを切り裂いた。
 反撃しようとハワードがギルを蹴り上げようとしたが、その膝を片手で押さえられて、その反動で飛び上がる。

ギル「僕はお父様のために、このチカラを欲したんです」

ギル「だからね、ハワード兄様。――僕は絶対に負けられないんです、どんなことでも」

 両手で結晶短剣が振り下ろされる。

 【直下 コンマ判定】
 1~3 致命傷
 4~6 どうにか避けられた
 7~9 ???が駆けつけてくれたよ!


   「これだから脳筋というのは――」

   「受けられないなら、避けるまで」

   「避けられぬなら、受け流すまで」

   「そんなことも分からないとは――あっ、これは失敬」

   「脳みそが筋肉に侵食されてて、思い浮かぶはずがありませんでしたか」

 振り下ろされた結晶短剣をガイアの表面で受け、コートで流す。
 すとん、と受け流された結晶短剣は地面に深く突き刺さり、ハワードがギルの後ろ襟を掴んで持ち上げ、叩き落とした。

ギル「ッ――!」

 素早くギルが受け身を取って起き上がる。

ギル「アルマ兄様からは、死んだって聞いてたのに…バスタ兄様の部下というのはしぶといんですね」

ライト「しぶとい? ご冗談を、ギルバート様」

ライト「あえて身を潜めたんですよ。そうしないと、言子様が僕を探しに飛び出すこともなかったでしょう」

ハワード「生きて…いたか」

ライト「ええ、何です、心配でもしていましたか?」

ライト「まさか、あなたがそこまで僕を想っているとは、虫酸が走りますね」

 【安価下2】
 1 とりあえずぶん殴っとこう
 2 何か言ってやろう
   ※自由台詞やで!


ライト「あなたみたいな人にどれだけ何を想われようが――」

ハワード「心配したに決まっている」

ライト「はいぃ~?」

ハワード「お前は必ず、不意打ちではなくぶん殴ると決めていた」

ハワード「それが果たせなくなるのは、不本意だ」

ライト「ハッ…結局それですか…」

ギル「バスタ兄様の部下でも…参加するなら僕は殺しますよ?」

ライト「何を仰られるかと思えばギルバート様…」

ライト「てめえみたいな、ケツの青いクソガキが俺を殺せるはずねえだろうが」ペッ

ギル「~~っ!」

ハワード「【安価下2】」

 1 ライト、ギルにお仕置きをくれてやるぞ。手伝え
 2 ギル、お前らしくない顔をしているぞ。本当にまだケツが青いのか?
 3 その他、自由台詞


ハワード「ギル、お前らしくない顔をしているぞ。本当にまだケツが青いのか?」

ライト「HAHAHA――知らないんですか、ハワード様」

ライト「ギルバート様は、女を抱こうとして勃たなかったほどガキなんですよ」

ライト「もっとも? そそりたったところで[ピ----]センチしかない、おこさまドリチンらしいですけど?

 ブチィッ

ギル「ふ、ふざけるな、僕は! 僕はぁあああああっ!」

 飛び出したギルの手首をライトが掴み、軽やかに投げ飛ばした。
 ハワードが雷撃を放つが結晶短剣で防がれる。だが、容赦ないライトの蹴りがギルバートの後頭部を打ちつけた。

ギル「ッ――」

ライト「ブリューナクはグラスプスキルの秘奥――」

ライト「けどギルバート様は、ブリューナク発動中、他がおろそかになってしまうようですね」

ライト「背伸びをするから、足元をすくわれるんですよ?」

 【直下 コンマ判定】
 1~3 キレたギルが奥の手を使ってきたよ
 4~6 ヘタに煽ったからギルが全力出してきたよ
 7~9 ライトの精神攻撃がギルを揺さぶりまくって優位に


 【0】
 【直下 コンマ判定】
 偶数 ライト最強説(非物理)爆誕
 奇数 ギルがカギを使ってきやがった
 ※0は偶数扱いです


 Oh…
 精神面の弱い黒幕的存在って…
 ギル12歳だもんね、ショタだもんね、仕方ないね

 じゃあ、次スレ立ててくるね
 このスレ最後の判定だけお願いね
 埋めないでね

 【直下 コンマ判定】
 1~3 もうやめて、ギルのライフ(精神)はゼロよ! まで追い詰めたった
 4~6 自暴自棄になったギル坊ちゃん
 7~9 ハワード兄様の拳でギル坊ちゃんは更生できるのか
  0  真の黒幕は…


 次スレです
 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 11】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419917217/)

 ハワードのステータスが変わってる?
 そりゃあ、これだけのことがあれば成長もしますわ

 そんなわけで、判定も把握したので次スレにお願いしまする



 はい、埋めていいっす!
 お願いいたします!

そんなわけで埋め

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