幼馴染「男いますかー?」(8)
男母「あ、幼ちゃん?今男いくら待ってて~」
男「おはよ」
幼「おはよ」
男「いこっか」
幼「うん」
訂正
○いくから
×いくら
男「いやぁ~寒いね~」
幼「まだ10月なのにねー」
男「12月とかどうなっちゃうのかなぁ・・・」
幼「・・・返事、決めたの?」
男「・・・決めてない」
幼「女さんもさ、幻滅しちゃったかもね。」
幼「一番最初はこんなに優柔不断な男だと思ってなかったでしょ」
幼「もう3回も告白されてんだからさ、いい加減答えなって」
男「・・・うん」
ーー放課後ーー
女「話って、やっぱり返事のこと・・・かな?」
男「・・・うん」
男「いろいろ考えたんだけど、女とは付き合えない」
女「・・・そうだよ、ね」
女「これだけ返事が長引いた時点でさ、もうわかってたから」
女「あながち、好きな人がいる、ってパターンだよね?」
男「・・・うん」
女「わかってたけどさ、ちょっと悔しい・・・かな・・・」
女「男が落ち込むことないじゃん!むしろ私が落ち込む状況でしょ?」
男「そうだけど、さ」
女「私のことはいいからさ、うまくやりなよ、幼と。」
男「・・・やっぱ、わかるもんかなぁ?」
女「あんたが好きになる人なんて、幼以外あり得ないから」
女「で、どうするつもりなの?」
男「彼氏か?」
女「そう。一回会ったけどさ、すっごい怖い人だった」
女「あんたが幼と一緒に学校いってること知られたらアウトだよ、マジで」
男「俺もさ、一回言ったんだよ。一緒に行くのやめないかって。でも断られた」
男「彼氏ができたからって今までの関係を崩したくないって」
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