咲の本編を下ネタ交じりに進めていくだけのスレです。時に小ネタ、番外も
※非安価進行
※京太郎が中心になります
※キャラが下ネタ連発。「○○はそんなこと言わない」可能性が大なので注意!
※R-18もちょくちょくと。その際は名前欄に「R-18」と記載します(忘れなければ)
※わりと脱線します。わりと。
まとめwiki
http://www59.atwiki.jp/45451919/pages/1.html
前スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」霞「9ン2といったところかしらね」(実質10)
京太郎「清澄高校麻雀部員共」霞「9ン2といったところかしらね」 - SSまとめ速報
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過去スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」玄「マン10怖い!おもちも怖いよ!」(実質9)
京太郎「清澄高校麻雀部員共」玄「マン10怖い!おもちも怖いよ!」 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409836638
清澄高校
須賀キョータロー
麻雀部員。プレゼントには花束を。愛を込めてそっけなく渡します。首から顔まで真っ赤っか。
宮永サキ
麻雀部員。プレゼントには良い本を。震えながら差し出す表紙はわりかし官能的。
原村ノドカ
麻雀部員。プレゼントには荒縄を。渡した後はお好きなように巻いて下さい。
片岡ユーキ
麻雀部員。プレゼントにはタコスを。真剣な顔で渡す弁当箱は小さい努力の結晶。
染谷マコ
麻雀部員。プレゼントにはメイド服を。自分が着てもいいけど、相手が自分で着るのも見てみたい。
竹井ヒサ
麻雀部長。プレゼントにはライターを。私に火を付けて! 煙草に付けたら頬を膨らまして不満げに。
阿知賀女学院
新子アコ
麻雀部員。プレゼントにはストラップを。お揃いだけど口には出しません。
高鴨シズノ
麻雀部員。プレゼントには寝袋を。川辺での運動にも使えるクッション性。かさ張って重い。
松実クロ
麻雀部員。プレゼントには宿泊券を。照れ照れしてるけどオプション代は別途かかります。
松実ユウ
麻雀部員。プレゼントには可愛い湯たんぽを。使って欲しいなあと上目遣い。なお真夏。
鷺森アラタ
麻雀部長。プレゼントにはボーリングの玉を。穴に指を入れるたびに赤くなって見つめてきます。
赤土ハルエ
麻雀顧問。プレゼントにはお高いゴムを。対価を体で払うまで逃がさない。
龍門渕
天江コロモ
麻雀部員。プレゼントにはシュークリームを。ハギヨシ謹製。一緒に食べる時間が大好き。
龍門渕トーカ
麻雀部長。プレゼントにはコンニャクを。触り心地にこだわり抜いた龍門渕制製超高級こんにゃく。
井上ジュン
麻雀部員。プレゼントには漫画を。レディコミよりは普通の成年漫画を相手に渡す。
沢村トモキ
麻雀部員。プレゼントにはタブレットを。相手の性癖をリサーチの上で色々インストール済み。
国広ハジメ
麻雀部員。プレゼントにはリボンを。見えそうで見えない感じで巻いてあげましょう。
鶴賀学園
蒲原サトミ
麻雀部長。プレゼントには蜂蜜を。掛けて舐めとってもいいぞーと少し赤い顔。
加治木ユミ
麻雀部員。プレゼントにはストールを。首絞めプレイはちょっと抵抗感。野外用に広げるのはアリ。
東横モモコ
麻雀部員。プレゼントには桃のジェラードを。自分を差し出す気がして赤くなりつつちょびっとボケっぽいことに自己嫌悪。
津山ムツキ
麻雀部員。プレゼントには観葉植物を。卓上サイズで寝る前の精神統一にはお手頃。
妹尾カオリ
麻雀部員。プレゼントには眼鏡を。形も度数もお揃いで。ミスに気付くのは渡した後、真っ赤になって涙ぐむ。
風越女子
福路ミホコ
麻雀部長。プレゼントには湯の花を。事前に追い炊き機能の有無を確認してくる。
池田カナ
麻雀部員。プレゼントにはネコ耳を。渡した次の瞬間に奪い取って自分の頭に付けてしまう。
吉留ミハル
麻雀部員。プレゼントには万年筆を。インクが切れたら頼めば変えてくれる。嬉しそう。
文堂セイカ
麻雀部員。プレゼントにはプロ麻雀カードを。リクエストのプロのをくれる。超レアだと凄まじい葛藤と共にくれる。
深堀スミヨ
麻雀部員。プレゼントには手料理を。ちょっと作りすぎてしまう。相手よりも少なく食べるので余る。
久保タカコ
コーチ。プレゼントには実用書を。無愛想に渡してくる。挟んであるシオリは可愛いメッセージカード。
白糸台
弘世スミレ
麻雀部長。プレゼントにはエスプレッソを。自分で淹れるので一緒に飲む。なるたけ我慢。
宮永テル
麻雀部員。プレゼントにはクッキーを。自制心で我慢するけど物凄く食べたそうにする。
大星アワイ
麻雀部員。プレゼントには眼帯を。一緒に付けて都心を歩きたがる。ついでに十字架系アクセも。
渋谷タカミ
麻雀部員。プレゼントにはお抹茶を。茶室に誘って相手が痺れて動けなくなるまでは大人しい。
亦野セイコ
麻雀部員。プレゼントには釣竿を。人と話したいときは投げ釣りよりも待ち釣りで。
千里山高校
清水谷リューカ
麻雀部長。プレゼントには枕カバーを。自分の膝を入れてスタンバイ。脱げなくて泣く。
園城寺トキ
麻雀部員。プレゼントにはマラソン参加証を。一緒に走ろうな、とにっこり笑顔。フルマラソン。
江口セーラ
麻雀部員。プレゼントにはスポジム紹介状を。すぐにでもジムへ連れて行く。さながら体験ツアー。
船久保ヒロコ
麻雀部員。プレゼントにはメモ帳を。実用重視のハンズ品。最後のページに一言だけ走り書き。
二条イズミ
麻雀部員。プレゼントにはTシャツを。サイズは若干大きめに、自分の好きなブランドを勧めていく。
愛宕マサエ
部活監督。プレゼントには宿題を。全部できたら娘を紹介してくれる。超難問が大量に。
新道寺女子
白水マイル
麻雀部長。プレゼントには腕時計を。買ってから束縛感が無いかと悶々と悩む。
鶴田ヒメコ
麻雀部員。プレゼントには腕時計を。色々時間で管理して貰いたいお年頃。束縛して欲しい。
花田キラメ
麻雀部員。プレゼントにはデジカメを。試写と称して街中のパンチラスポット巡りを敢行。
安河内ヨシコ
麻雀部員。プレゼントにはアロマキャンドルを。何故か発情系のアロマが無いことにがっかり。
江崎ヒトミ
麻雀部員。プレゼントにはどろり濃厚を。トロミが強すぎて自分がストローで吸えなかった腹いせに。相手が吸えたら不貞腐れる。
姫松高校
愛宕ヒロエ
麻雀部長。プレゼントには缶ジュースを。飲んでる途中に気付いて渡す。間接キスに気付いて逃げ出す。
愛宕キヌエ
麻雀部員。プレゼントにはサッカーボールクッションを。蹴ったら怒るが自分は蹴り飛ばす。
末原キョウコ
麻雀部員。プレゼントにはネックレスを。アクセに見せて自分と相手の名前が彫ってある。主人と犬、と。
上重スズ
←このへんにスズ。プレゼントにはCDを。好きなバンドはつしまみれ。一緒に聞こうと笑顔で誘う。
真瀬ユウコ
麻雀部員。プレゼントには手袋を。ウール100%。静電気が凄いので付けてる間は近寄ってくれない。
赤阪イクノ
監督代行。プレゼントにはカップラーメンを。ご当地ラーメンを得意げに手渡してくる。
善野カズミ
麻雀監督。プレゼントにはデート特集雑誌を。冗談のように渡すが目が必死。あわよくば一泊コース狙い。
永水女子
石戸カスミ
麻雀部長。プレゼントには饅頭を。自分のおもちと同サイズを手作り。勢いで作って結構後悔する。
薄墨ハツミ
麻雀部員。プレゼントには人形を。自分をデフォルメした人形、衣服の着脱は可能。
狩宿トモエ
麻雀部員。プレゼントにはスポーツタオルを。粗品みたいになってしまって落ち込んでしまう。
神代コマキ
麻雀部員。プレゼントには割り箸を。神木の枝を使った特別品。使い捨てると呪われる。
滝見ハル
麻雀部員。プレゼントには黒棒を。食べさせてくれる。咥えた瞬間激しく動かし押し込まれる。
宮守女子
臼沢サエ
麻雀部員。プレゼントにはハンカチを。あれこれ悩んで最後の最後に真っ白ハンカチ。
小瀬川シロミ
麻雀部員。プレゼントにはボディウォッシュを。拭いて欲しそうにジッと見つめてくる。
エイスリン・ウィッシュアート
麻雀部員。プレゼントには自作絵を。夜の展開から体位まで、希望を漫画形式で描いてあります。
鹿倉クルミ
麻雀部員。プレゼントには目覚ましを。音声録音式。段々熱を帯びていく音声は全60分。
姉帯トヨネ
麻雀部員。プレゼントには座椅子を。隣に座って同じ高さで肩を寄せるのが好き。
その他
佐々野イチゴ
女子高生。プレゼントにはデジタルフォトフレームを。自分の写真入り。間違えて消したはずの写真も入ってる。
小走ヤエ
女子高生。プレゼントにはお財布を。蛇の皮とゴムを入れてくれる細やかな気遣い。
夢乃マホ
女子中学生。プレゼントには抱き枕を。自分と同じ大きさの枕をえっちらおっちら持ってくる。
室橋ユーコ
女子中学生。プレゼントにはお手紙を。お金は無いけど心はしっかり込めて。半分ラブレターチック。
プロ勢
小鍛治スコヤ
女性プロ。プレゼントには手料理を。相手の好物を前日までには練習してアレンジします。
藤田ヤスコ
女性プロ。プレゼントには缶ビールを。箱買いで。相手が潰れたらお持ち帰り。
戒能ヨシコ
女性プロ。プレゼントにはマカエキスを。その場で飲むまで逃げられない。飲んだら飲んだで逃げられない。
三尋木ウタ
女性プロ。プレゼントにはスイッチを。押すまで物陰から見つめてくる。押したら物陰から声が聞こえる。
瑞原ハヤリ
女性プロ。プレゼントには自宅の鍵を。相手の家の鍵とすり替える。取りに行ったら袋の鼠。
野依リサ
女性プロ。プレゼントにはガラナチョコを。口移しをしようと思って自分で食べ過ぎて、仕舞いには襲い掛かる。
福与コーコ
女性アナ。プレゼントにはブルーレイプレイヤーを。自宅には無いのでレンタルブルーレイと一緒に入り浸る。
針生エリ
女性アナ。プレゼントには幻の焼酎を。瓶から目を逸らしつつ。しっかりつかんで手放そうとしない。
前スレ終了後使用していきます。
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 22:41:09.94 ID:qygUNmvU0
京ちゃんの京ちゃんがあったか~いな宥姉ください
宥「京太郎くん…これ、あったかいかなぁ…」
京太郎「あぁ…っく、あ…すげーあったかいですよ…」
宥「そっかぁ、私も京太郎くんのがあったかくて嬉しいな…」
京太郎「ちょっ、そんなに擦ったら! すっげえヌルヌルして…!」
宥「うん、凄くベタベタしてる…気にしなくていいからね。私も、暑くなっちゃってるから」
京太郎「宥さん…! 俺、もう我慢できないです…!」
宥「あっ…きょ、京太郎くん…」
京太郎「なんで真夏にコタツに足突っ込まなきゃいけないんですか! 足が汗でベッタベタですよ!」
宥「京太郎くんの足、ヌルヌルしてて面白いよ…? ローションプレイみたい…」
京太郎「ちょっ、足の裏で擦んな!」
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 22:41:40.65 ID:EoxTAyG0o
謎の密室に閉じ込められた清澄勢
久「あらー、完全に密室ねー」
咲「どうしましょうか…」
優希「上も下も左も右も、そんなに広くないじぇ」
まこ「窓もあるが、これはどうやっても割れんのう…」
和「まずは情報収集ですね。些細なことでもヒントになるかもしれませんから…須賀君? どうかしましたか?」
京太郎「いや…なんだかんだこういう時って、みんな頼りになるなーって思ってさ」
久「あらあら、先輩の面目躍如ってやつ?」
京太郎「はは…正直無茶苦茶見直しました」
和「ふふ、それに安全な退路を確保してからじゃないと、密室プレイはできませんからね」クスッ
久「そーゆーことだから、気にしなくていいわよ」テレテレ
京太郎「あ、はい。今気にしなくなりました」
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 22:43:26.97 ID:uYkmbPoAO
最近出番のないムロマホと穏やかな交流
マホ「須賀先輩、須賀先輩!」トテトテ
京太郎「ん? マホちゃんどーしたよ。それに室橋さんも」
裕子「いえ…マホが須賀先輩に会いたいと」
マホ「えへー。せんぱい、手繋ぎましょう!」
京太郎「おーう。人も少ないし、なんか歌うかー」
マホ「マホ、翼をくださいがいいです! 音楽の授業でかなり歌いました!」
裕子「え…ちょ、ちょっと」
京太郎「室橋さんも一緒に歌おうぜ。手は…繋ぐ?」
裕子「い、いえ。手は遠慮しときます…」
京太郎「はは。りょーかい」
マホ「ねがーいごとがー…先輩! 早く早く!」
京太郎「へいへい。かなーうーなーらばー」
「「つばーさーがー、ほしーいー」」
裕子「つ、つばーさーがー…ほしーい…うぅ、やっぱり恥ずかしい…」
だいぶ眠くなってしまったのでここまででー。全然消化できなかったのでいずれヤりたい(覚えていれば)
エヴァのせいで更新するかしないか分かりません。したら本編2、3レス、もしくは前スレの小ネタ拾いになりますん。
昔からエヴァSSのジャンルとして逆行系が根強く大きくあったけど、そんな感じがしますん。気のせい?
今日は本編進まないので小ネタをいくつかでー。まずは
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/09/04(木) 22:44:40.79 ID:Z6RKYNZh0
心温まる宮永姉妹の交流とかお願いします
からでー。
――数年前――
照「さ、咲…それ…」ワナワナ
咲「あ、おねーちゃん。これ? 友達がお菓子くれたんだー。けっこー高いんだって」
照「幻のマロングラッセ…! ひ、一口食べさせて!」
咲「えー…それじゃあ麻雀で勝ったらいいよ」
照「……え」
咲「どーするの? 早く決めないと食べちゃうよ?」ペリペリ
照「やっ! やる!」
咲「ん! じゃあ私が勝ったらねー…」
菫「――おい照、起きろ。起きないとパンツ写メるぞ」カシャ
照「うぅ……菫…? さ、咲は!? 官能小説の朗読は…!?」バッ
菫「なんだそれは。官能小説ならあるが…読みたいならオススメのシーンがだな」
照「ゆ……夢……はぁあ…」
京太郎「咲? 何聞いてんだ?」
咲「あ、京ちゃんも聞く? 小説朗読なんだけど」
京太郎「ああ、最近そういうのあるよな…パスパス、聞いてると眠くなってくるし」
咲「そう? 初々しくて楽しいよ」ニコニコ
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 22:45:33.33 ID:XWKFv+i1O
永水のネタが見たい
霞「京太郎君は『あめのぬぼこ』というものはご存じ?」
京太郎「は? えーと…神様的なアレですか?」
初美「そうですよー、イザナギとイザナミくらいは知ってると思いますけどー」
春「あの二柱が国産み…日本を作るときに使ったもの…」
京太郎「へー…そーなんですか、小蒔さん」
小蒔「はい。矛をぐるぐると回したと言います」ニコニコ
巴「えっと、あの、でもそれって」
京太郎「なるほど。それで、それがどうしたんですか?」
初美「いえいえ、ちょっと神事の予行練習にそれを再現しようかとー」
霞「いいお勉強になるかもしれないもの。それを京太郎くんに手伝って貰いたいの」
巴「別のことの隠語というか、続きと言いますか」オロオロ
春「準備はできてる…」
京太郎「んー…まあいいですよ。俺も神事って興味ありますし」
巴「あ、あのぅー…!」
※この後辛うじて巴から京太郎へ情報が伝わりました。
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 22:47:05.32 ID:USz3mXmYo
ガイトさん下さい
智葉「須賀、ここに居たか」
京太郎「お嬢? どーしたんですかこんなとこに。他の部員は?」
智葉「そのお嬢はやめろと言ってるだろ…あいつらはメグに任せた。あいつならボケ共を適当に流せる」
京太郎「天然スルーですからね…それで、どうしたんすか?」
智葉「別に大したことじゃないさ。なんとなく、お前の姿が見たくなっただけだ」
京太郎「はあ…けど屋上って入ったらいけないんですけど」
智葉「先に入ってたお前が言うかね…詰めろ。そこに座る」
京太郎「うっすお嬢、いでっ!」
智葉「やめろと言っただろ。次言ったらシメるぞ」
京太郎「うす…眼鏡と髪ゴム、どうしたんです? 学校じゃしてるのに」
智葉「さあな…お前に会うならこっちがいい。そんな気がしただけさ」
京太郎「そっすか……あの」
智葉「…なんだ?」
京太郎「そっちの方が、好みっす」
智葉「そうか…で?」
京太郎「そんだけっす」
智葉「ふ…そうか」
今日はここまででー。明日は本編を進めたい(希望)
咲「京ちゃん、見て見てー」ポッコリ
京太郎「なんじゃそりゃ…その腹、何入れてんだ?」
咲「えー、子供だよー…わ、わっ!」
京太郎「バレーボール? 道理でデカいわけだよ」
和「須賀君! これ見てください!」ポッコリ
京太郎「でけえよ! バスケットボールがちょっと見えてるじゃんか!」
久「須賀君須賀君、これは?」ポコッ
京太郎「角ばってんじゃねーか! なに広辞苑入れてんだよ!」
まこ「いやー、こんなもんしか無かったわ」ポコ
優希「うー…ちょっと不満だじぇ」ポコ
京太郎「ゆで卵が二つ消えてる!」
ここの住民に恐怖を感じてきた
怖い
>>141 普通に怖い…ので本編前に小ネタというか、若干胸糞注意
名前にR-18をつけますん。人によってはNG推奨でー。
和「須賀君、また性懲りもなく小説を書いてみたんですが…」
京太郎「自分で言っちゃってるよ…読めばいいのか?」
和「是非!」
京太郎「なんで嬉しそうなんだか。えーと…」ペラッ
ぞわりと背筋を撫でる寒気。同時に、恐ろしいほどの喪失感が音を立てて、私の股の間から落ちて行きました。
押し拡げられる出口は既に何度も同じことをさせられていて、慣れたように大きく拡がっていくのを感じます。けれど私は未だにその感覚に慣れなくて。
「ぅあ…! ひ、っぎ…!」
子供みたいに腕を胸の前で小さくさせて。けれどお尻は突き出したまま、大きく足を広げています。何もかも、隠すこともなく。
そう。鶏の卵がヒトの膣から生まれる、そんな異常な光景すらも。
「ぷっ、はははは! すげーすげー、人間も産卵するんだな。うまいじゃんか」
ワザとらしい笑い声。金色の髪を揺らしながら学生服の前を肌蹴させた彼は、心底楽しそうに私の背に足を乗せています。
私には、見上げることすら許されません。そんなことをすれば、背中を強く踏みにじられたまま…また、産まされるのですから。
「はぁっ! はっ、ひっ!」
「ははは、ちげーだろ? ヒッヒッフーだよ、ほらほら」
「あぐっ!? ひ、ひっひ、ふー…!」
背中に走る強い衝撃。不意を打つソレが私の肺を縮こませ、思わず息が漏れ出てしまいます。それでも言うとおりにしてしまうのは…。
「は。そうだ…せっかく産んだんだから、見てやれよ。お前の子だぜ?」
コン、と軽い音。床を転がって私の顔の下へ来たそれは、まぎれもなく、私から生まれ出たもので。
…白濁液と、私自身の潤滑液が絡みついているのは当然のこと。私は蹂躙された後に、彼の戯れで卵を入れられたんですから。
「ほーら。見えるだろ? これが俺と、お前の子だよ」
彼の手が、ソレを拾います。私はただ茫然と、レコーダーのように繰り返すだけ。
「私の、こども…?」
「ああ。俺と、和の子だよ」
そう言って、彼――須賀君は。
「……くだらねー。やっぱやめやめ」
グチャリと。
叩きつけました。
「あ……あ、ああ……!」
ただの鶏の卵が捨てられただけなのに。どうして、どうして涙と鼻水が零れてしまうのでしょう。
どうして……心が、グチャグチャになりそうになるんでしょうか。
「あっ、ああああ!? やだっ、やだあああああ!!」
「じゃーな和、また明日。愛してるぜ」
きっといつものように、ヒラヒラと手を振って帰って行ったのでしょう。私のことなんて振り返りもせず。
けれど私は、割れた卵を必死にかき集めて。
卵と同じように割れて砕けてしまいそうな心に、ただ狂ったような声を上げていたのです。
京太郎「……」
和「どうでしょうか」ワクワク
京太郎「明日どっか行くか? うん、遊びに行こう! な!?」
和「えっ…は、はい」ポッ
そんな感じでした。次は本編透華でー。
本編本編。前スレ>>931からの続きですん。
久「さぁて」バシッ
洋榎(んなっ! 牌を指で弾きよった…)
久「ツモ! 4100、8100!」
久「ちょっとは調子出てきたかしら…」
胡桃(つぶす!)
洋榎(結構かっこええやん…今度真似しよかな)
春(…白い牌が勢いよく飛ぶ…まるで…)
まこ「出たな、久の曲芸っちゅーか」
和「ドッピュンリーチですね」
京太郎「最低のネーミングだよな」
和「名づけたのは私ですが」
京太郎「将来コピーライターにだけはならないでね」
――南四局――
久「リーチ」
洋榎(ちょーしづいとんなぁ…)
胡桃(うーん…永水はもう3フーロ。見え見えの安手で赤まで切ってる)
胡桃(そーゆーことだろうけど…ここは、つぶしとこ)トン
春「ロン。せんてん」
胡桃「はい」
久「っ…安手で流されちゃった、か」
洋榎「おつかれさんさん~。ま、そーゆーこともあるやろ」
白望「今清澄の人、安値で鳴かされたって…」
塞「言ってないよ」
エイスリン「イチジカン、2000エン…」
塞「自分に値札って…もうちょっと自分に価値つけようよ!」
豊音「わー、エイスリンさん安いから買うよー!」
エイスリン「! ドウゾ…フツツカモノ、デス」
豊音(そしたら、家とかでもたくさんお話できるよー)ニコニコ
エイスリン(コレデ、トヨネノドレイ…アンナコトヤ、ソンナコト…)ハアハア
塞「笑顔からにじみ出る雰囲気が正反対!」
『中堅戦前半終了! 大きく稼いだ姫松、一気に最下位から単独トップに躍り出ました!』
『エクセレント、これぞ夜王というものでしょうか』
『夜の世界は全く関係ありません。さて、後半戦まで今しばらくお待ちください』
春「……」ガサッ
久「あら…黒糖? 珍しいわね」
春「…食べる?」ポリポリ
久「え、くれるの?」
春「ん」コクン
久「ふぅん…なるほど。食べやすいのに風味があっていいわねえ」
久「しつこさが無いし…この後ベロチューしても不快じゃなさそうね」
春「それが自慢」ニコッ
巴「そこは普通にキスでもいいんじゃ…」
初美「うわー、はるるが笑ってる…」
霞「珍しいわねぇ。あの子が笑うのなんて、黒糖とか鬼界とかえっちな話題の時しかないのに」
巴「割と毎日笑ってますよね…」
小蒔「毎日笑えるだなんて、素敵ですねっ」ニコニコ
ダダダダ、キキィッ!
洋榎「どやった!?」
恭子「一気に取り返しましたね、さすが主将です」
洋榎「せやろー、さすがやろー? それに清澄の最後の待ち、良かったんちゃうか?」
由子「良形の四メンチャンだったのよー」
洋榎「そかそか、やっぱなー。危なかったけど他の二人が止めてくれたし、後半もキバって稼いだるわ!」
恭子「主将と絹ちゃんは心配してませんが…自分が心配ですね」
絹恵「え、なんでです?」
恭子「今回の大将戦は怪物揃いやからな。でも…」
漫「でも?」
恭子「素人の私がどこまで出せるんか。少し楽しみです」
洋榎「何言うとんや、素人ちゃうやろー」
恭子「いえ、素人ですよ。何もかも未経験ですから」
洋榎「んー??」
今日はここまででー。ゆっくりゆっくり進んでいくぅ。
前スレリク
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 23:06:47.11 ID:ydWK0RVH0
>>1000ならきょーちゃんこーこちゃんと出会う
京太郎「買い出し買い出しっと…東京はあちこち回らなくても、色んな店が近くていいな」
京太郎「おっ、テレビカメラ! すげーなあ、街中で撮影してんのか…」
「以上、各高校の宿泊所の前から中継でした!……お疲れ様ですー!」
京太郎「中継してたのか。っつーかアレ、福与アナ? 生で見たの初めてだな…結構可愛いなー」
恒子「やー、お疲れ様でした! お? おっ、おー? そこの金髪少年ー!」
京太郎「へ…俺っすか?」
恒子「そうそう。んんー…須賀京太郎! 着いて来なさい! れっつらゴー!」
京太郎「へ? ちょ…な、なんなんすか!?」
恒子「いっやーゴメンゴメン! すこやんの携帯で見た顔とおんなじだったからついー」
京太郎「はあ…俺もつい来ちゃいましたけど、俺じゃなかったらどうするんですか…」
恒子「その時はその時で! 年下男子とデートも悪くないかなあ」
京太郎「週刊誌載っちゃうから!」
恒子「だいじょぶだいじょぶ、今更これくらいじゃどーにもならないって!」
京太郎「奔放すぎるだろぉ…」
恒子「むっ、失礼なこと言うねー。こう見えてもー…私は処女!」ガタッ
京太郎「大声で言うことじゃないから…」
京太郎「っと、買い出しの途中なんでこれで失礼しますね」
恒子「ありゃ残念。それじゃー適当に連絡したかったらして良いよー。はいこれ携帯番号」
京太郎「…いいんですか? 曲がりなりにも人気アナなのに」
恒子「ん? すこやんに話聞く限りだと全然問題なさそうだから! それにー」
京太郎「それに?」
恒子「君の名前が入ってる携帯見せて、すこやんがどんな反応するか見てみたい!」
京太郎「悪戯っ子か!」
ここまででー。今日はお出かけのため、夜更新はありませんー。
週何回かすこやんを可愛がっているかもしれないだろ。
「タコと海女」を参考にした「タコ(ス)と京太郎」な(髪)触手責め(作画:エイスリン、文:和)なんてどうだろう
京太郎は京ハギ、京咲、京タコ、京透(衣添えで擬似親子)と色々カプらせる事が出来るけど、ハギヨシの狭さは何故なんだろう。
清澄麻雀部が3年:胡桃、副会長、二年:ころたん、一年:ネリー、タコス、咲、京太郎だったら
ころたんが心配で清澄に監視に来る執事同伴のサングラス、大き目のマスクの謎少女(とーか)のキャラの方が立ちそうな気がする
壁「くっ」
帰ってきたところに壁ドンと聞いてとりあえず一つだけ。
京太郎「あー、靴濡れて歩きにくい…滑るんだよな…」
久「あら須賀君、どうしたの? そんなおっかなびっくり歩いたりして…ふふふ、えいっ!」ポン
京太郎「だっ!? あっ、ちょっ…! っとぉ!」ダンッ!
その時の惨状は筆舌にし難いものがあった。バランスを崩した俺の足は踏ん張れず、ぐらりと回って部長へと迫る。
部長は俺を避けようとして後ろに下がるが…もともと壁際に近い場所だ。すぐに背中が壁についてしまう。
そして俺はそのまま…部長の顔を挟むように、両手を勢いよく壁に突き立てていた。
京太郎「……」
久「……須賀、くん…?」
…間近で見ると、部長はやっぱり美人だと思う。目を丸くすると、普段の悪戯っぽさが無くなって…代わりに子供っぽさが際立ってくる。
顔の造形とのギャップが少しばかり心にぐっと来て。ほんのちょっとの間、言葉が出せなかった。
久「……こーのっ!」
京太郎「い、って!」
ベチン、と強めに眉間を叩かれる。思わず体を離すとスルリと部長は抜け出して。
久「私を落とそうなんて…半年早いわよ!」
そう言って赤くなった顔を隠すように駆けていく部長を、俺はと言えば見つめるしかない。
…苦笑が漏れてしまうのは、仕方ないと思う。
俺の笑い声は残暑の熱の中へと溶けていく。三年生の卒業まであと半年、まずは遊びに誘う事から始めよう。そう思うのだった。
京太郎「あー、靴濡れて歩きにくい…滑るんだよな…」
咲「京ちゃん? どうしたの?」
京太郎「あー、ちょっと歩きにくくてっ!? っと、と!」
その時の惨状は筆舌にし難いものがあった。バランスを崩した俺の足は踏ん張れず、身体ごと咲へと迫る。
咲はそのままボケッと突っ立って…俺の顔の下に顔を埋めるようにして、ぶつかった。
そのまま俺の右手は壁に突き立てられて、勢い余って肘が軽く折れる。
咲「わぷっ」
京太郎「っと…わり、大丈夫か?」
咲「うん…えへへ、ありがと」
ゆっくり咲の顔が上へ、つまり俺の顔の方へと向く。その後頭部には俺の左手。はにかむ咲の顔が、俺の腕の中に収まっていた。
京太郎「それはこっちのセリフだっての。どーせ俺を支えるために避けなかったんだろ?」
咲「…だめだった?」
くるりと丸い目が、どこか不安げに揺れている。答えも分かってるのに不安に思うのが咲の悪い癖だ。
京太郎「ばーか」
咲「酷いよぉ…」
京太郎「さっきも言っただろ…ありがとな」
咲「…ん」
咲の腕が俺の胸を軽く押しているのが分かる。俺が前へ倒れないように添えられた腕。
俺は俺で咲が壁にぶつからないよう、腕を回してるわけで。
とりあえず自分より相手。そんな俺達は、自然と二人、笑いあっていた。
咲さんヒロイン説をかもしつつ今日はおしまいでー。
今日は別スレ進行のためこっちはお休みでー。
ちょっと忙しさもありほんのちょっとだけ本編透華ー。
――宮守女子控室――
胡桃「トヨネ! 抱っこ抱っこ!」
塞「あれ、シロじゃないの?」
エイスリン「ジューデン? チガウ?」
白望「……」
豊音「あはは、いいよー。くるみは軽いもん」ヒョイ
塞「まったく…そういえば清澄の人、なんていうか凄かったね」
胡桃「あー、あれね。あまりのことにボケそこなったよ…」
塞「それは良かった」
胡桃「充電充電…」ソッ
豊音「ほえ? くるみ、なにしてるの? くすぐったいよー!」
塞「ん? あっ! 胡桃またトヨネのお尻を…離れる!」
胡桃「あー、発電機がー」
エイスリン「ハツデン…コウ?」シャシャッ
胡桃「そうそう。豊音のお尻を揉むと、手回しラジオみたいに充電されるから!」
豊音「え、そうだったんだ…うぅ、それなら、は、恥ずかしいけど…」モジモジ
塞「嘘だからお尻出そうとしないの!」
白望「……胡桃が寝取られた……ダルいけど、ダルくない」
春「いらっしゃった」
久「ん…よろしくねー」
胡桃「こっちこそ、よろしくお願いします!」グッ
洋榎「どもー。なんやちっこいの、えらい元気やなー」
胡桃「まあね! 充電してきたから」
久「充電? お尻にプラグでも挿してきたの?」
洋榎「コンセントかい!」ビシッ
胡桃「プラグは入ってないかな…」
洋榎「お? なんやマジ顔でー、もっとツッコミは勢いよくいかなアカンでー!」
胡桃「うーん、でも本当にプラグは入ってないし」
久「プラグは、入ってないのねえ」
春「…黒糖」ボソッ
洋榎「ほらほら、さっさと打つでー! テンションアゲアゲやー!」
今日はここまででー。明日も更新しょっぱいかも。申し訳ー。
とんでもなく眠いので今日は無しでー。明日ヤれるんで今日は溜めておこう。
京太郎「お、和。部室の鍵開けか?」
和「はい。須賀君も早いですね」
京太郎「ああ。部長からエアコンが動かないかもって言われてさ、動かなかったら業者呼ぶから教えてくれって。なんか壊れたっぽいぜ」
和「そうなんですか? それじゃあ開けますね……う、暑いですね…」
京太郎「あー、エアコン動かねーな…電池切れってわけでもないみたいだし。部長にライン送っとく」
和「はい……凄いですね、立っているだけで汗がふき出てきますよ」
京太郎「だな。窓、開けとくわ」ガラッ
和「ん…風が気持ちいいですね。それに、何か良い匂いもします」
京太郎「炊き立てのご飯の匂いだな。それに魚と…味噌汁?」
和「あら、そんな細かく分かるんですか?」
京太郎「まーな。結構鼻はいいんだぜ? 香水とか、結構こだわりあるし」
和「そうなんですか…あ、それなら…」ゴソゴソ
和「須賀君、これどうぞ」スッ
京太郎「ん? ……なんだその汗ワキパッド」
和「臭いが好きだと聞いたので…」ポッ
京太郎「臭いフェチじゃねーよ! ゴミ箱はそちら!」
秋といえば季節の果実。梨、葡萄、柿。実に素晴らしいと思わないか?
咲「クリは? クリなんかいいと思うんだけどなあ」
知ってますぅ。今言おうとしたんですぅ。
そこで取り出したる果物がこちら。茶色の殻に包まれた栗である。
まあ生のままとはいかないからな。まずは生栗を見ずに浸しておく。一日くらいか。
和「須賀君、見てください。虫が出てきてますよ」
まあそういうのもあるだろうな…つーか、意外と平気なのな。穴開いてるのは除けといてくれ。
さて、そしたら茹でていくわけだ。たっぷりのお湯にボタボタと、一時間弱ってとこかな。
そんで茹で上がったら半分にちょん切って、中身を取り出すわけだ。
優希「うぐ…へばりついて取れんじょー! ぬわー!」
取りにくいのも多いからなー。そんで全部出したら潰してくれよ。
粒は残ってもいいけど、大部分がペースト状になるようにボウルの中で潰していく。
次に混ぜるのが砂糖だ。これは気持ち多めでもいいけど、入れすぎるとダダ甘になるから気を付けないとな。
久「須賀くーん、私にも甘いのちょーだいな。ちゅーしてよ、ちゅー」
何だよそのキャラ。後で甘いもん食べるからちょっと待ってなさい!
さて…砂糖と栗をうまいこと混ぜ合わせたら、一口サイズで成形していくぜ。
魅せるなら小さ目の和紙に乗せて、四つ端を摘まんでくるりと回す。ほい、出来上がりっと。
まこ「キュッと摘まんで回す、か…ポッチか?」
痛いじゃんそんなことしたら!
あとはお茶を淹れたら出来上がり、っと。和菓子にはもちろん緑茶が似合うよな。
ちなみにこれ、名前は『栗きんとん』である。おせちのアレとは別物なのでそこんとこヨロシク!
「――ごちそうさまでした、っと」
湯呑みで一口、締めに熱いお茶をいただくわけだ。飯とは違って落ち着くよなぁ。
この時期栗味の色んな甘味が出まくるので困っちゃう。あと舟和の芋羊羹。
本編透華でー。
『中堅後半戦スタート! ここが二回戦の折り返しです!』
『私は返される方がテイストですね…まんぐり』
『鯖折りにしてやりましょうか』
『ソーリー…あの、なぜ私は首に腕を掛けられているのでしょうか。ウエイト! プ、プリーズ!』
――東二局――
久「リーチ」
春「ポン」
胡桃「……」トン
春「ロン、1300」
胡桃「はい」
久(あららまた即流し…これは堪えるわね)
久(須賀君にボケをスルーされるのも堪えるケド…)シュン…
京太郎「なんかやけにヘコんでんな…多少ヘコんだ方がいいけど」
和「須賀君、部長にはなかなか辛辣ですね」
――東三局――
胡桃「ツモッ! 1600、3200!」
洋榎「うおっ、そこ待ちかいな…じゃなくてまあそこやろなー! 分かってた分かってたわー」
久(この子やっぱりリーチしないのよね…過去のも全部ダマだし、テンパイ気配とかは分かるんだけど)
久(私にとってはこの子が一番オカルトだわ)
久「もしかして、真っ最中にも声出さないのかしら…私には出来ない芸当ね…」ゴクリ
春「鳴きはあるから…声は出すと思う…」
胡桃「でも宣言せずにイくよ!」
久「あ、私する派」
春「あんまりしない派…」
洋榎「え…う、うちはもちろんするでー! しまくりやー! むっちゃするわ!」
久「あー、無知系? それいいわよね」
京太郎「……」
咲「京ちゃん? コメカミに指あててどうしたの?」
京太郎「いますぐやめろって念送れないかなって」ムムム…
――東四局――
春「チー」
洋榎「それや、ロン」
洋榎「相手が張ったら安手で流す…清澄には通じても、うちには通じんで」
洋榎「一緒にしてもろたら困る。格が違うわ!」
久「……指名料かかるのはちょっとねー」
春「でも初回以外だとお任せは危険…」
胡桃「そーゆーのいいから点数申告!」
洋榎「あ…5200です…」ビクッ
胡桃「ん!」
胡桃「それで指名料の話だけど!」
塞「……」
豊音「さえー? なにしてるの?」
塞「麻雀に戻れって念送れないかなって…」ムーン…
白望「塞、目こわ…眉間にシワ寄ってるよ…そんなんじゃお尻の穴にもシワ寄っちゃうって…」
エイスリン「デモ…ナニカイレタラ、ノビールヨー」
塞「あーうっさい!」
久(さすが関西名門校の主将…凄い自信だわ。実際それだけの結果も残してるし)
久(それだけに迷いも無い。加えてピュアな反応、可愛いじゃないの)
久(私も調子は戻ってきたけど、それでも思うようにいかない。こんなの久しぶりだわ…)
久(けどそれだけに楽しい…っ!)ニマニマ
久(ありがとうみんな。この場所に私を連れて来てくれて…色々待った甲斐があったわ)
久(じゃあここでも待とうかしら…待つのは慣れっこなんだから!)キリッ!
京太郎「お? なんか真面目っぽいな」
まこ「……やれやれ、何思い出しとるやら」
久(あー、でもデートで待たされるのはツライかしら…)ムムム
久(あ! けど寸前で焦らされるのは結構好きかも…)ポッ
優希「百面相してるじぇー」
京太郎「なーんか張り倒したくなってきたんだよなぁ」
――オーラス――
久「カン」
胡桃(オタ風を大明槓!?)
洋榎(うおっ、ドラ4…ここで来るかー)
胡桃(ドラ含みの筒子二枚を連続で落とすかあ。萬子のホンイツ?)
久「……」トン
胡桃(ここで赤5萬ツモ切り…多分ホンイツ、それか捨て牌と河見るとチャンタかな)
洋榎「ほんほーん」トン
胡桃(姫松はノータイムで合わせ打ち…っと、赤5筒だ。これは通るはず…っ!)
胡桃(いや、この人はそんな素直じゃない。普通のパンツ脱いどいて下に紐パン着けてるくらいやりかねない!)
胡桃(ここは一旦ゲンブツでっ)
久「……」
久「ツモ。3000、6000」
胡桃(うわ…ホントに5筒アタリだったんだ…なんでホンイツに取らないかなあ)
久「ま…ありきたりのトコばっか責めるより、ちょっと違う責め方したほうが効果あったりするじゃない?」
久「だから私はソロプレイでも普段手の出さないとこをしてみたり!」
春「参考までに…どんな風に?」
胡桃「んー、ちょっと興味あるかも!」
洋榎「なんやなんやー? なんの話―?」
洋榎「んあー、終わった終わった!」
春「お疲れ様です」
久「ありがとうございました」
胡桃「おつかれさま!」
『中堅戦決着! 名門姫松、エース愛宕洋榎の活躍で一人浮き状態です!』
久(うん、ラス間近はだいぶ調子も戻った…最初からできてればとは思うけど、その辺は仕方ないか)
久「……あら、みんな戻らないの?」
洋榎「あんたの子やなし孫やなし~、いらんお世話やほいさっさ~っと」
洋榎「もうちょいここに座ってたい気分なんや」
春「同じく…こんな大きなとこでやったせいで、腰砕け…」
胡桃「割ときもちいい!」
久「ヘンなの…あはは」
洋榎「フフフ」
久「んー! これが事後ってやつかしらねー」
春「多分そう…」
胡桃「そんな感じかも!」
洋榎「そやなー…じご? これじごって言うんかー…」
今日はここまででー。中堅戦終わりー、あとは副将、大将戦でー。
少女が女に変わるとき、周囲にもそれは分かってしまうらしい。
「……あの」
横に座ってチラチラと俺を窺う人。普段の威勢の良さはどこへやら、この数日ときたらすぐに顔を赤くするわ、モジモジと普段なら飛び出す手と足を引っ込めてしまう。
今だってそう。ボーっとベンチに座る俺を、十センチほど離れた場所で縮こまって見ている。
「そ、そうや! うちなー、あの……おか…お母さんからクッキーの作り方習って…」
わざわざ言い直す仕草もどこか可愛らしい。そう思うのは、仕方ないだろ?
だから…つい、ちょっかいを出したくなる。横に垂れた髪を掬い上げて、軽く手櫛を通していくように。
「ひゃっ!? あ……んぅ…」
驚いたり、くすぐったそうにしたり、赤くなったり。こういう百面相も悪くない。
なにより…ほんの数日前の初体験以来、こうするだけで蕩けるような目で、ねだってくるんだ。
「な、なあ…うち、もう…」
自分で開けていたベンチの隙間をグイッと詰めてくる。漏れ出る苦笑いと共に聞いても、その勢いを止めることはできなさそうだった。
「いいんですか? 人目もあるかもしれませんよ」
「い、意地悪言わんといてやぁ…! もう、我慢できひん…!」
目に一杯の涙を湛えながら見上げる顔は、どう見ても切羽詰っている。今にも爆発しそうな色が目の中で渦巻いて、俺を全力で求めているのが丸わかりで。
「仕方ないっすね…それじゃ、してあげますよ」
「あ……んっ!」
なんて、ことはない。俺もほんの少しだけ、頬が熱くなるのを感じるけれどそれだけだ。
唇の先端にほのかに感じる熱いモノ。微かに撫でるような唇同士の摩擦が、ピリピリと電流を流すように心地いい。
「ふ、ぁあ…須賀ぁ…」
「じゃなくて?」
「……きょうたろぉ…」
ほんの一瞬の触れ合いだけで、再びベンチへ背を預ける。さっきと違うのは、隣の愛宕洋榎が茹蛸のような色で陶酔しきっていることか。
これでまた、明日は色々言われるんだろう。どうせ一日くらいじゃこのアホ面は直らないんだから。
まったく…いつになったら、なんて思わなくはないけれど。こういうのも良いのかもしれないな。
over10くらい(適当)
ネキ調教はガチで仕込んでいくのが似合う(確信)
本編透華よー。
咲「部長戻ってこないね」
和「待っててもしょうがないので、もう行きますね…あら? 須賀君エロペン知りません?」
京太郎「ああ、それなら俺が預かってるよ。ほら」スッ
和「ありがとうございます…もしかして一晩預かってくれたんですか?」
京太郎「たまたま荷物に紛れ込んでたからなー。結構抱き心地良かったぜ」
和「もう…ふふ、なんだかこうしてると…」ナデナデ
京太郎「ん?」
和「離婚した夫婦が幼い子供を交互に育て合いながら愛憎を昇華させていくみたいですね」ポッ
京太郎「俺達だいぶこじれてんなー」
まこ「しっかりのう」
咲「頑張って!」
優希「ぶちかましだじぇ!」
京太郎「全力でなー!」
和「はい…ぶちまけてきます!」
京太郎「何をだっ」
「来たぞ! 原村和だ!」
『さあインターミドルチャンピオン、原村和が姿を現しました! その力はインターハイでも通用するのでしょうか!』
「初登場か…一回戦は枠と差し替えスタッフ用意したのに大損こいたからなあ」
「はは、でもアイドル的なチームって負けがちですよね…広島の佐々野みたいに」
「あれはあれでいい画が撮れたがなあ。女の子の涙と友情って感じで」
和(ふぅ…やはりカメラを向けられると、濡れた音が入らないかのスリルがイイですね…)ツヤツヤ
由子「はぁ~、原村大人気なのねー」
恭子「まああれだけの巨乳やからな…他に注目せなあかんのは永水の薄墨か」
漫「あの服は凄いですから…明らかに見えそうなのに見えない感じで」
由子「巫女服があそこまであっぴろげでいいのかしらー」
恭子「むしろ巫女服だからちゃうか…なによりロリってのがブレなく強い…!」
郁乃「それなら絹恵ちゃんにはおもちの魅力で頑張ってもらわんとね~」
恭子「そうですね…ホック千切れるハプニングくらい仕込んどくべきでしたか」チッ
豊音「原村さんだ!」
トシ「今回はついてるねぇ。神代小蒔はボケ優先のモノを降ろしていたし、薄墨初美も副将ときてる」
白望「塞には丁度いいかな…相性的には」
エイスリン「アイショー…ボウトアナノ、カタチガマッチング!」
白望「ジャストフィットかあ…」
豊音「あ、それ分かるよー! 自分の相性バッチリっていいよね!」
豊音「私もみんなと居ると、凄く頑張れるもん。これって相性バッチリだよねー」ニコニコ
エイスリン「ノー! マブシー!」
豊音「あ、あれ…ごめんね、私の一方通行だったかな…」シュン
白望「あー…眩しすぎて溶けそう…」
今日はここまででー。副将戦、始まりません。
色々ありまして今日は無しでー。明日はヤるよ!
和「ドッキリですか?」
久「ええ、須賀君が買い出しから戻ってきたらビックリする感じのことしたいなーって思って」
まこ「ほんとに好きじゃのー…で、何するんじゃ?」
咲「先輩もノリノリですけど…」
優希「やったるじぇー! 黒板消しとバナナの皮はバッチリだ!」
久「うーん、それって在り来たりじゃない? もっと私達らしいのが欲しいのよっ」
咲「私達らしい…お宝本を置いておくとか?」
和「下着を須賀君の鞄に詰めておくとか」
久「うーん…もうちょっと驚くようなことがいいわねー」
優希「それならなんか、デッカイものがいいじぇ!」
まこ「デカイもんか…和くらいしかないか?」チラッ
和「はあ…脱ぎますか?」イソイソ
優希「もう脱ぐか! 早い!」
久「手持ちの道具類はこれだけか…」
咲「えっと、ゴム風だけど布のムチに、超低温蝋燭と」
まこ「備品の木馬…と言っても三角とちごーて丸いが」
和「なんだかパッとしませんね」
優希「木馬は特に意味が分からんなっ」
咲「どうしましょうか…」
久「そうねえ…和、またがってみてくれる?」
和「はい」
まこ「そんじゃ、鞭と蝋燭を老手に持ってみるか?」
和「こうですか?」
咲「あ、なんだか女王様みたい…和ちゃん、これ着けてみて」
和「蝶々マスクですか。なんだか変な感じですが」
優希「それなら黒ビキニがいいじぇ! それっぽい!」
和「こんな感じでいいでしょうか?」
咲「わあ…なんだかすっごくいい感じ!」
久「そうね、若干バカっぽいけど」
まこ「頭の軽そうな格好じゃのー」
優希「アホ丸出しだじょー」
和「好き勝手しておいて馬鹿にされるなんて…悪くありませんね」ハアハア
京太郎「うーす、昼飯買ってきま……」
咲「変態! ほとんど裸の女王様!」
久「いつまで跨ってるつもりかしら? 貴方には作り物の馬がお似合いよー」
まこ「その鞭は飾りか? せいぜい自分を嬲ってみい」
優希「学校でそんな格好で恥ずかしくないのかー?」
和「あぁんっ! ごめんなさい!」
パタン
咲「…あれ? 今京ちゃん帰ってきませんでした?」
久「そう? てゆーか私達なんでこんなことしてるんだったかしら…」
京太郎「……なんだあれ。女王様姿の和が木馬に跨って罵られてた」
京太郎「……えーと、どこから突っ込めばいいか…」
こんなもんでー。
京太郎「由暉子、こないだ言ってた書類ってこれでいいか?」
由暉子「ええと…内容は大丈夫ですけど、もう少し漢字で書いてくれませんか」
京太郎「う…つっても、漢字覚えるの苦手でさ。うろ覚えで間違い書くより仮名のほうがいいだろ?」
由暉子「それなら辞書もあるのですが…丁度いいです、少し勉強しましょうか。このままだと同じ部員として恥ずかしいですから」
京太郎「うげっ…仕方ねーな。今日は部活もないみたいだし…んじゃ適当に頼むわ」
由暉子「適当ですか。それじゃあきちんとやりますね。まず漢字の成り立ちというのは、主に形象…見た目などを崩して書かれた者も多いんです」
京太郎「あー、なんか聞いたことあるな。魚とか、そういう奴だろ?」
由暉子「はい。そのほかには語の意味に、イメージとなる漢字を組み合わせて当て字にした文字もあります」
京太郎「ふうん…漢字のイメージね。いまいち思いつかねーけど、どんなのがあるんだ?」
由暉子「たとえば『嬲る』なんかがあります。男二人が女一人を前から後ろから…」
京太郎「っせ!」
由暉子「もっとも、本当にそれが語源かどうかは私には分かりません。確かなエビデンスも見当たらなかったので…」
京太郎「ったく…ま、漢字っつーか日本語って色んな使い方するよな。隠語っつーの?」
由暉子「そうですね。本来とは異なる使い方を文脈の中で用いる…貝、具、息子、土手、ラブジュース…」ポワポワ
京太郎「方向性が固定されすぎてる! 最後は英語使ってるじゃねーか!」
由暉子「息子…そう考えると男子という単語もなかなか直接的ですね…男の子だなんて」ポッ
京太郎「女子って単語もあるだろ!」
由暉子「そうなると…ふ、ふたなりですか!?」
京太郎「そういう文脈はいらねーから! いいから漢字の勉強!」
由暉子「そういえば、女子という言葉は組み合わせると『好き』という言葉になりますね」
京太郎「んぐ…急に戻るなっての…それで、それがどうしたよ」
由暉子「私は京太郎くんからは…女子に、見えますか?」
京太郎「は? そりゃあ女子だろ。由暉子も爽さん達も女子以外だったら怖いっての」
由暉子「……」プクー
京太郎「で、ここの漢字だけどさ」
由暉子「…文脈を読む練習からにします。これ! 音読してください!」
京太郎「? 書く練習じゃなかったのか?」
由暉子「知りませんそんなこと…」
だいたいこんなもんでー。
和「凪のあすから…ですか。アニメですね」
咲「うん、どうかな?」
京太郎「へえ…海の中に生きてる人間か。水の中で呼吸できるんだな」
和「海の中での生活ですか。少し憧れますね」
優希「魚食い放題だじょ!」
京太郎「そっちかよ…でも綺麗なカンジするよなー」
咲「行ってみたいよね!」
和「ええ、是非」
京太郎「はは。やっぱりそういう綺麗なのが好きなのか?」
和「海の中なら濡れてもバレないですから……やっぱり女の子として綺麗なモノには憧れますね」
京太郎「言い終わった後で誤魔化せると思うなよ」
明日に14話以降と言われても、祝日なんか、ない。本編の前に一個透華でー。
ホットライン。After
憧「この時期って色んな味のお菓子やパンが出るわよねー、マロン味でしょ? サツマイモとかも良いし」
『そーだな。俺は芋羊羹とかすっげえ好きだぜ』
憧「えー? なにそれジジくさー…スイートポテトとかもっとあるでしょ?」
『いいだろ別に…それに芋羊羹って、オーブンで焼き直すとそれっぽくなるんだよ』
憧「そうなの? ま、いいけどね。あーあ、話してたら食べたくなっちゃったー。どうしてくれるのよ」
『お前から出た話題でその仕打ちか! なんか買ってこればいいんじゃね?』
憧「今から食べたら太っちゃうでしょ!? バカ、ちょっとはデリカシー持ちなさいよね!」
『あーはいはい、そんな大声出さなくても分かってますって…でもお前、だいぶ細かったしなあ』
憧「細かったって…夏の話でしょそれ。今はちょっと体重が、って何言わせんのよ!」
『知らん知らん。とりあえず、俺からすればもうちょっと肉ついてもいいんじゃねーかってことだよ』
憧「……そのほうが、いいってこと?」
『ん? まあ俺的にはもうちょい、なんてなー』
憧「ふーん……エロ太郎。ばーか」
『だっ! 電話では名前出さない約束だろー』
憧「え? アンタってエロ太郎って名前だったっけ? ごめんアンタの本名誤解してたわ」
『あー言えばこう言う…と、こんな時間か』
憧「あ、ほんとだ。それじゃまた明日、電話いい?」
『おう。おやすみ……憧』
憧「ばっ!? ルール違反よ、ルール違反! バカバカ、あー! 勝手に切った! あんの馬鹿男…京太郎の、馬鹿!」
次は本編でー。
和「部長、お疲れ様です」
久「あぁ和。ごめんごめん、あとは任せるわー。私もう腰が痛くて痛くて」トントン
和「ヤりすぎでは?」
久「ちょっと食い気味に頑張り過ぎたわねー…あら?」
初美「どうもー。ボゼですよー、がおがおー!」
和「ひゃあっ!? こ、これは…!」
久「あらあら、これってばどこかの島の民族衣装だったかしら?」
初美「そうですよー。ボゼですボゼ」
和「ボ、ボゼですか…なんだかすごく…」
和「床に置いて跨って使うんでしょうか? 凄く長い鼻ですね…」ゴクリ
初美「そういう使い方もありますねー」
塞「無いよ。無い無い無い、悪石島への風評被害を地元民が流さないの」
絹恵「ん? なんやこのペンギン…えらいボールみたいなナリしとんな」
久「あ…」
和「え?」
絹恵「……」ウズウズ
絹恵「ふんっ!」
ドガッ!
久「あらー…散ったわね」
和「エ、エロペーン!」
絹恵「なんやそれ、そんなええ名前やったん…堪忍な…」
初美「直球で綺麗な名前ですねー」
和「そうですよね…エロペンってとってもいい名前ですよね!」
塞「三対一でも負ける気はないからね…どう考えても一発ネタみたいな名前だから」
絹恵「ホンマに…すいませんっしたぁ!」
和「いえ、あの…一応無事でしたし」
絹恵「無事とかそーいう問題やないんです! 何でもしますんで! 許してつかあさい!」
塞「なにそのキャラ」
初美「なんでもと言ったのですよー、言質を取ったらば後はもうヤりまくりでイけますよー」
和「では足を舐めてもらうとか…」
絹恵「おぉ…いやー、こーいうのは初めてなんやけど、ヘタクソやったら堪忍なー」
塞「はっいそこまで! とっとと卓に着く!」
洋榎「絹はサッカーやってたからな」
漫「そんなダンスしてたみたいな言い方…ガチでやってた人に蹴られたらたまりませんよ」
由子「ドMの人なら、それでも受け入れられるのかしらー?」
恭子「難しいかもな…潰れたら流石に笑っとれんやろーし」
郁乃「蹴るところは決まっちゃっとるん~?」
裕子『さあまもなく副将戦。永水女子は3年の薄墨初美! 鹿児島県予選では、地区大会記録を塗り替えた火力抜群の選手です!』
良子『麻雀に火力なんてワードが出ることが、奇妙だと思いますが』
裕子『プロの貴方がそれを言いますか…姫松は愛宕姉妹の妹、愛宕絹恵が出ています』
良子『シスターでもこちらは随分とビッグですね。先ほどまでの姉が可哀想に見えてきます』
裕子『個人を貶めない。宮守女子は臼沢塞、一回戦では他校を完封しています』
良子『彼女はヒップが抜群に良いですね。見るに良し、触るにも良さそうです』
裕子『褒めてもセクハラはダメです。そして清澄高校は原村和! 昨年度インターハイ、個人戦優勝者です!』
良子『ダイナマイツ。人形の上に乗るおもちがとてもグッ、ブベ…』
裕子『ダメと、言ったでしょうがぁ…!』
良子『ズビバゼん…』
裕子『随分挟み心地の良い頬ですね…ほーらほら!』
良子『あぶ…ふべっ』
『さあ副将戦、いよいよスタートです!』
和(高校生としては初の全国舞台…去年と違うのは、相手が経験豊富な上級生だということ…)
和(そして、負けたら離れ離れになること…)
和「失礼」
和(さて…そろそろジョークとは一旦お別れですが)スゥ…
和(始めましょうか…私の麻雀を)カッ
初美(羽と、なんでしょうこのオーラ)
塞(これって…空気がだいぶ変わってる)
絹恵(うげっ…末原先輩が言うてたのよりえらい早いやん!)
絹恵(ちゅーかなんで顔真っ赤やねん! 発情しとるやんけ!)
衣「とーか! ノノカが!」
透華「ええ…早くも賢者タイムに突入のようですわね!」
衣「言葉は引っ掛かるが、あの状態になるのは良し!」
衣「さあ往くがいい、ノノカ…お前の力を存分に見せつけろ!」
透華「…衣、いつもの妙ちくりんな言い回しが足りないですわね。もっと『うぬらに生路なし!』とか言いませんの?」
衣「ぅ……うわあああああああ!!」ダッ!
透華「あら、衣ー? どこに行きますのー?」
今日はここまででー。日曜でも短いですが申し訳。
インターミドルっすね。脳内修正よろでー。
小ネタ一個、そのあと本編ですが少量です。
京太郎「花塩…へー、結構デカい固まりなんだな」
咲「京ちゃん、それなに?」
京太郎「ん? いや、貰いもんなんだけどさ。結晶のデカい塩で…ちょっと舐めてみるか?」
咲「うん…わ! 辛いよっ!」
京太郎「塩が甘かったらおかしいだろ。でも、ホントに辛いよなぁ…ゆで卵にはいいかな」
咲「それ、いいかも! それじゃあ明日は卵持ってくるねっ」
京太郎「んじゃ俺はエッグボイラー持ってくるかな…ん?」
和「……」コソコソ
京太郎「……なにしてんだ和」
和「いえ、潮はそんな辛いとは思えないんですが…それは甘くもないですけど」
京太郎「それをゆで卵にかけるのかお前」
和「……かけるんですか? えっと…産みます?」ドキドキ
京太郎「黙らっしゃい!」
咲「和ちゃん和ちゃん、私も和ちゃんもあの小説みたいに鶏のは入らないよー。うずらも難しいかなあ…」
和「そうですね。でもウズラなら頑張ればなんとか…」ムムム
京太郎「読んだのかよあれ!」
次本編でー。
塞(体温上昇…? 何だろう、特に異常は無いみたいだけど)
塞(こんなに息が荒いのにボケの一つもないし…妙に気になる)トン
初美「ポン」
初美(さっきから妙な感じですけどねー…何かが変わったような)フワッ
塞「……それとそこの巫女。服は着直しなさい」
初美「えー…」
塞「はい3、2、1、ゼ」
初美「ぅうー…仕方ないですねー」モゾモゾ
塞「それでよし」
絹恵(はー、上手いもんやな…ウチにはガチツッコミはおらんからなぁ。なんか新鮮な気分や)
絹恵(とっとと、巫女は竹集めか? ドラやしコワいな…まずは守り最優先で…)
絹恵『団体戦のメンバーですか? 私まだ、一年ですよ…?』
恭子『うん。まあインハイやなくて秋季大会やから、そんな大げさにとらえんでもいいよ』
恭子『秋はオーダー自由やからな。地区大会やったら少し実験もできる』
絹恵『じゃあ喜ばんようにしますわ』
恭子『いや喜びいな』
恭子『せっかくのカメラデビューなんやから』
絹恵『…そうですね! まずは小さいとこから映してもらわんといかんですね!』
恭子『ん。姉貴の方はもう全国区で放送されとるから、少し追いついたで。絹ちゃん』
絹恵(いや…まだまだ!)
絹恵(秋はともかく、春は全然活躍できんかった。せっかく女優…やのーてスタメンに選ばれたのに)
絹恵(私がちゃんとしてたら、もっとチームの成績も上やったはず…ここは必ず貢献してみせんで!)
塞「リーチ」
絹恵(ってとこで親リーか…麻雀的な意味で嬲られるんは勘弁したいとこやけど)
和「ツモ。3000、6000」
絹恵「え、そっち? なんや急にマッサージ器で責められた気分やん…」
和「無意味な例えはやめてください。鬱陶しいので」
絹恵「うぇ……切り捨てられるとキッツいって…」
初美(攻める気配も何かしらの力も感じない…)
初美(まるで機械というかバイ○レーションというかロー○ーというか、逆に人じゃないみたいですねー)
――東二局――
絹恵「ロン! 3900!」
和「はい」
絹恵(よし…二着からとれたで!)
絹恵「まだまだ責めたるっ。スポット直撃の一点責めやー!」
和「次局へ行きましょう」
絹恵「スルーやん…」
――東四局――
絹恵(さて、永水が北家。どうなるやら)
塞(ん…眼鏡が曇った。ってことは、やっぱ来るかぁ…!)
塞(さぁ、かかってくるがいいよ…悪石の巫女!)
初美「さてさてー、イっきますよー!」シュルッ
塞「なんで脱げるかな」
今日はここまででー。イマイチ難しくて申し訳。
王者さんは実際普通に青春ルートに突入しかねない
友達以上恋人未満で起こしにくるしご飯も一緒に食べるし放課後はどこかに寄る。
でも休みの日に出掛けないし甘い時間もない、そんな感じの。
という感じで今日は透華なしでー。
ちょい最近忙しさもありちょくちょく更新お休みになると思いますがすみません。
本編透華でー。下で涎?(難聴)
ぼちぼちゆっくり透華になりますん。
初美「ポンッ」ズルッ
初美「ポンですよー」シュルッ
塞(これで東と北の鳴き……鬼門、か。それなら手牌の中には南と西が数枚あっても…)
塞(いや、それより鳴くほどに服がずり落ちていく…? なにこれ)
初美「ふっふー」フフンッ
塞(ぐっ…なんで誇らしそうにしてるんだ…!)
塞(そっちがその気なら…!)キッ!
初美(どんどんキますよー。たっくさん、私のところに集まってくる――!?)
初美(な、何? 何ですかこの人…!)
塞「……」ジッ
初美「ホントに視姦プレイですかー!」
塞「違っ!」
巴『宮守の臼沢さん、少し注意してください』
初美『なぜですかー?』
巴『沖縄の銘刈さんは知ってますか』
初美『知りませんー』
霞『ほらあの子。エロイカナイの』
巴『ち、ちが』
初美『ああ、あの水着跡がエロイ人ですねー』
春『人のこと言えない…』
小蒔『日焼け跡ができるんですね。とても健康的で素敵です。ふふ』
霞『それで、そのエロイ人がどうしたのかしら?』
巴『エロくないですってばぁ…』
春『あの銘刈、一回戦で和了れてない…』
小蒔『銘刈様もとてもお強い方でした。それが和了れていないとなると、やはり相応に強いのでしょうね』
春『岩手予選でも、マークした相手が和了れてない…』
霞『見つめた相手の口を塞ぐ能力かしら?』
初美『視姦プレイですかー。これはワクワクですねー!』
春『そしたら下のお口が開いてしまう…』
どっ!
小蒔『? よく分かりませんが皆さん、凄く楽しそうですね』ニコニコ
巴『……私の言う事、無くなりました……』
初美(けど、ホントに牌がこなくなった…私が北家で和了れないなんて)
初美(そんなオカルト、ありえませんっ!)
和「……」
初美(それじゃあこっち…!)トン
絹恵「ロン。11900」
塞(ん…わざと振り込んだ? まさか…)
初美「……」
塞(もう一回北家ってことは)
塞(自分が和了れるまで親に差し込み続ける気か!)
塞(ボロボロになるぞ…ん!?)
塞「それが目的か貴様ぁー!」
初美「ふぇっ!?」ビクッ
私の歩く道。大きな公園のくせに街灯が少ないから人気は無いけれど、それでも時々、石畳を踏む音がする。
そんな中を私は歩く。足音が聞こえれば、脇にある木の陰に隠れて過ぎていくのを待つ。
「っ、ふ……ぁ……」
犬みたいに荒い息を、両手を重ねて閉じ込める。暗闇に慣れた目が、通り過ぎる人が少し疲れた顔の男の人だと教えてくれた。
「はっ、はっ……ぁ、ふっ!?」
振り返った? 分からない。なんとなく振り返った気がして思わずしゃがみ込んでしまったけど。
どうしよう。見られたのかな。こっちに来られたら、どうしよう。
「ふーっ…ふー、ふぁ…んっ」
張りつめた糸が千切れそうな感覚。震える足が葉っぱを踏みにじって小さな音を立てると、糸を弾かれたみたいに体の下の方が熱くなる。
……誰も来ない。大きな安堵と、小さな不満が胸の中でぐるぐると渦巻いて。
そっと伸ばした手が秘所に触れると……ネチャリと、水気で溢れているのが分かる。
「ぁ…! っく、ひゃぅ…! ひっ、い…っくぅ…!」
どうしよう、どうしよう! 人が来たらどうしようって思うのに!
グチャグチャと掻きまわす指の隙間から涎が溢れて、落ち葉を濡らしていく。時々体がぶるって震えると、勢いよく熱いモノが落ちていく。
張りつめた胸の先端が痛くて、痛くて、そっと宥めるように触るだけで。
「っ、あああああ!」
時々通る人達。一糸纏わない私。誰に見つかるか分からない、公園の茂みの中。
ほんの三つの要素が私を簡単に絶頂まで押しやって、駄目だって声を押し込めて大声を上げさせる。
……見つかっちゃうのかな。見つかったら、どうされるんだろう。
……。
「……ダメかぁ。ま、いーや。こんなもんだよね」
耳を澄ませても誰かが近づいてくる様子は無くて。ホッとしたような、残念なような気分で立ち上がろうとして。
「あ…」
ふと、下腹部から圧迫感。今さっきまで出っ放しだった液とは違うモノが、出たがっていた。
「…ま、いいや。ここでしちゃおっと」
鼻息交じりにしゃがみ直して、落ち葉の上に黄色い川を作っていく。なんとなく面白くて、おぉ~なんて声を出しちゃったりして。
「あ、ティッシュ忘れた」
…………ま、いっか。帰ったらシャワー浴びよっと。
そのままスクッと立ち上がって、石畳の上を歩く。来た時とは違って、なんだかゲームみたいで楽しい。
見つかったらゲームオーバーなスニーキングミッション。ながーい金髪を振りまいて、私は真っ暗な道を走り出した。
大星さんの淡麗生絞り(意味深)
本編透華よー。
――南三局――
絹恵(結局東三局ん時は流れたけど、また親番…てことは)
絹恵(同時に薄墨が北家…!)
絹恵『北と東?』
恭子『そや。もし東と北を鳴かれたら、残った方は鳴かれる可能性がなくなるまで捨てんように』
絹恵『東を鳴かれたら北を捨てず、北を鳴かれたら東を捨てず…そういうことですか』
恭子『うん。それを薄墨が北家の時だけやればええ。どっちかを立たせばどちらが立たず…とは少し違うか』
絹恵『でもそれだと3Pの時に困りませんか?』
恭子『まあほとんど、一対一を二回ヤるんと変わらんな…ん? この足音…』
ダダダタッ!バァン!
一美『ちょっと今3Pって言った? 混ぜて!』
恭子『それだけでもう、副将戦は絹ちゃんのもんや』
絹恵『はいっ!』
一美『……あら? 男の人はー?』
初美「ポンで」
絹恵(北が鳴かれた…まあ一つ目は良いとして。あとは東さえでなければビビることあらへん)
和「……」ヒュ
初美「その東もポンですよー」
絹恵「ぁ!?」
絹恵(清澄…? 東場のはミスかと思とったけど)
絹恵(ホンマにわかってへんのか…!? 好感度アップさすだけで自動クリアの抜きゲーとは違うねんで!)
塞(清澄か。原村はだいぶアレだって聞いてて、でも意外と大人しいから大丈夫かと思ったけど…肝心の麻雀が)
塞(仕方ない、塞ぐか…)
初美(ヤれるもんならヤってみろですよー)
初美(さぁ、南と西、きてくださいー……!?)
初美(なんですかこれー…! また完全に封じられて!)
初美「緊縛プレイですかぁー!」
塞「なんならその口塞いであげようか」
初美「うぅ…じゃあこっちにしますー!」トンッ
塞「はいロン。6700」
初美「うわーん!」
初美「ポンで」
絹恵(北が鳴かれた…まあ一つ目は良いとして。あとは東さえでなければビビることあらへん)
和「……」ヒュ
初美「その東もポンですよー」
絹恵「ぁ!?」
絹恵(清澄…? 東場のはミスかと思とったけど)
絹恵(ホンマにわかってへんのか…!? 好感度アップさすだけで自動クリアの抜きゲーとは違うねんで!)
塞(清澄か。原村はだいぶアレだって聞いてて、でも意外と大人しいから大丈夫かと思ったけど…肝心の麻雀が)
塞(仕方ない、塞ぐか…)
初美(ヤれるもんならヤってみろですよー)
初美(さぁ、南と西、きてくださいー……!?)
初美(なんですかこれー…! また完全に封じられて!)
初美「緊縛プレイですかぁー!」
塞「なんならその口塞いであげようか」
初美「うぅ…じゃあこっちにしますー!」トンッ
塞「はいロン。6700」
初美「うわーん!」
『副将戦終了! シード校の永水女子、薄墨初美はまさかの大失点! 対して姫松の愛宕絹恵は姉のリードを更に広げました!』
『インターミドル王者原村和は若干点数を伸ばし、二位をキープです!』
『これはバストの勝利ですね。残念ながらツルペタはノーサンキューと言ったところでしょうか』
『そんなわけがないと思いますが』
『……レスポンスが鈍いですね。ビックなバストから来る余裕でしょうか』
塞「はあ…調子に乗って塞ぎ過ぎたかな…ちょっとキツ…」
塞(まあ後一局なら大丈夫だけど…清澄のアレ、ボケないのはいいけど空気読めなさすぎ…)
塞(ちょっとだけヤバイかな)
胡桃『塞! 何見てんの?』
塞『胡桃…ほら、新しい先生が来るって話あったでしょ。校長の昔馴染みだかなんだかの』
胡桃『え、そうだっけ。初耳…今頃?』
塞『その人、多分さっき通った電車に乗ってた』
胡桃『いやいや気のせいでしょ…』
塞『そうかもね…だとしても、悪い気のせいじゃないと思うんだ』
胡桃『ふーん。そう言えば私も、今度学校で同年代の男の子と運命的な出会いをする気がする!』
塞『…なんで街とかじゃなくて、女子高の学校なの?』
胡桃『それくらい行動力があった方がいいなって思って…』
塞『行動力はともかく、良いと思っちゃいけない行動だよそれ』
一話分という感じで今日はここまででー。塞さんがいると京太郎の出番が無くなる!不思議!
副将戦は終わってないですね、ご指摘ありがとうございます。
なおウチの周囲では大富豪でした。8切り、10捨て、スペ3、階段、革命アリ。11バックはありませんでした。
あとお尻もおもちもいいけど、何よりも首筋こそが評価されるべきでは?(疑問)
本編透華よー。
和「あんっ!」
京太郎「なんだ、落ちたのか…」
和「ぅ、く…わ、私はこれくらいで…!」
京太郎「どうすっかなー。しばらく放っといてもいいか?」
和「っ! ここで、放置プレイだなんて…ま、負けません!」
京太郎「また明日にするか。切り替えていくしかないだろ」
和「そんな…やだ、こんな状態で一晩放置だなんて…! 私を捨てないでくださいっ!」
京太郎「で、今の何?」
和「須賀君の独り言でアドリブの訓練をしようかと…」
京太郎「そのアドリブ力、どこで使うんだよ」
和「須賀君、私の麻雀のアバターなんですが、変えるとしたら何が良いと思いますか?」
京太郎「ん? アバターねえ…どんなのがあるんだ?」
和「そうですね…一応今のアバターは天使です。ちなみに天使アバターは高段位者の場合、戦績が落ちると堕天使モードになります」
京太郎「へえー。格好良さそうな響きだな、わざとなってみるのもいいんじゃね?」
和「そうですか? だけど、確かに清廉な天使が肉欲に溺れて堕天するのも悪くないですね…」ムムム
京太郎「他には何があるんだ?」
和「他ですか…女騎士などがありますね」
京太郎「なんだその妙ちきなバリエーション…それはどうなんだ?」
和「なるほど…須賀君は高潔な騎士が次のシーンでは即落ちしてるのが好みなんですね?」
京太郎「次」
和「次は僧侶です。天使ほどではありませんが、聖職者が欲望と責務の間で揺れるのも…」
京太郎「次!」
和「魔法使いなら打って変わって、魔法のために精を集めるのもアリですね!」
京太郎「もーやめちまえ」
なんとなく、書いたけどどこに落とせばいいのか分からなかった奴でー。
ピザっていうと、大体六分割か八分割ってとこだろう。
でもって女子が多いこの部活になれば、小さ目の八分割になることは当然とも言える。そして二枚のピザが八分割なわけだから、六で割れば当然余るワケで。
「始めるじょ…残りピザ分割会議、ここに開演だじぇ…」
「切実な命題よねえ」
手を組み、肘をついて口前へ。サングラスでもあれば…いや、優希じゃああっても格好つかないな。
でもって部長、こっちは完全に悪乗りだ。もう完全に背もたれに身体預けてるし。とはいえ、だ。
「こっちは六人、残りは四枚…二人が、死にますね」
俺も退く気は無い。せっかくのピザを『俺いらね』と返す男子生徒がいるだろうか?
ニヤリと一人が笑えば、一人が牽制するように目を向ける。そこで残った一人が手を伸ばせば…思い切り叩かれる。
一触即発。全国大会をも超える闘いが、ここにある。
「あ、あの…私別に」
「私ももう要りませんが」
「とりあえず、三人で一枚ずつ食べて貰って構わんがの」
ここはスルー。山越しで出た牌をスルーするかのごとく。俺達三人の耳には右から左。
「俺はカルボナーラピザは譲れませんね」
「あら…奇遇ね。私もカルボナーラが欲しかったのよ」
……緊張が高まっていく。俺と部長がカルボナーラということは、既にカルボ枠は埋まってしまったわけだ。残る一人の希望によっては……戦争になるぞ。
いつの間にか目を瞑っていた優希。そこから放たれる言葉は。
「……私も、カルボがいいじぇ」
ギシリと、空気が歪んでいく。重い空気がピザの上で渦巻いて、三人の間に冷たい色を残す。
これはもう、戦争だ。一心不乱の、大戦争だッ…!
「何してるんだろ…」
「お馬鹿ばっかりですね」
「まー、楽しんどるのは良い事じゃけえ」
聞こえない。聞こえないったら。
そうして俺達の部活の一日が過ぎていく。あいにく麻雀はちょびっとだけだったけど、たまにはアリだろ?
久「須賀君須賀君、ピザって十回言ってみて?」
京太郎「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ…はい」
久「ここは?」
京太郎「……目っすね」
久「じゃあここは?」
京太郎「口っすね」
久「それじゃあここ」
京太郎「お腹…」
久「ここ!」
京太郎「人の下腹部指さすなや」
久「須賀君須賀君、ピザって十回言ってみて?」
京太郎「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ…はい」
久「ここは?」
京太郎「……目っすね」
久「ぶー。違います」
京太郎「顔?」
久「そうだけど…違うわよ」
京太郎「…?」
久「だからぁ…こ、こ! ここにあるのは誰かしらー?」
京太郎「……部長?」
久「そうだけぉ…つまり、ピザじゃなくてー?」
京太郎「竹井さん」
久「違うでしょ! ほら、ピザって十回言ってっ」
京太郎「肘」
久「そうじゃなくてー」
京太郎「あーはいはい」
久「須賀くぅーん!」
淡とイチャラブとか全然書けない不思議。全然関係ないけど今更マヴラヴ始めました。
本編透華よー。
ちなみに>>587の続きになります
――宮守女子、部室――
塞『あれ、珍しいね。シロが卓に着いてるなんて』
白望『いや…座ってたら…腰が砕けて立てない…』
塞『そか……張り倒されるのと、両手でアイアンクローのどっちがいい?』
白望『だる…あ、いたた…ぅぁ…』
塞『おお、効いてる効いてる。ほらほら、もっと強くしてあげよーか』ギリギリ
白望『あぶ…も、もっと…はふぅ』
塞『あーもう、この変態ときたら!』
ガチャッ
トシ『おや…取り込み中かい?』
塞『えっ。ちょっ、ど、どちら様ですか!? いやこれはっ!』
塞(ヤバイなあ…変なじゃれ方してるの見られたよね。とりあえず何か言い訳を…)
白望『ただの軽いSMプレイなので…』
塞『ちょぉっ!』
トシ『……』
塞『あ、あの、これはそういうんじゃなくて!』
トシ『大変だねえ。それより来週から宮守女子の教師になる熊倉トシです。よろしくね』
塞『受け流した!?』
トシ『いやあ、私は趣味が麻雀でね。自然と牌のある場所に足が向くのさ』
白望『牌なくした時に便利…』
トシ『そうだねえ。ところで、今からちょいと打たないかい?』
塞『はあ…でも、四人いませんよ?』
胡桃『お待たせー、って誰!?』
トシ『揃ったね』
トシ『おっと。また全員トビだね』
胡桃『ぎゃー! くやしい…でも感じちゃう!』
塞『あーはいはい。でも、久しぶりに四人打ちできて楽しいや』
トシ『おや、部員は三人だけかい』
胡桃『残念ながら…』
トシ『そうかい…こっちに来るときに少し遠回りをしたんだけどね、そこで面白い子を見つけたのよ』
トシ『その子をあんた達に会わせたいと思うよ』
塞『面白い子…同級生くらいですか?』
トシ『ああ、そうだね』
胡桃『面白い子…おもちおっきい?』
トシ『そうでもないね』
白望『面白い子…お尻は?』
トシ『普通くらいかね』
胡桃『じゃあ首筋は?』
塞『そういうマイナーなとこより他に聞くことあるでしょ! 名前とか!』
白望『源氏名知らないと、指名できないからね…』
塞『私らには選べないから!』
白望「塞」
塞「シロ…なに、応援にでも来てくれた?」
白望「お小水のついでに…」
塞「なにそれ! ふふ、二番目ってこと?」
白望「あと買い物と、休憩時間中に青○するカップルがいないか探しに…」
塞「なんでわざわざ今の時間にするの。それを探すってどんだけ暇なのさ!」
塞「と言うか私、完全についでだ!」
白望「……そうでもない」
塞「え?」
白望「塞への応援は、別枠だから…」
塞「そ、そっか。ありがと…」
白望「恋人とのラブイチャと、セフレとの体の関係くらい別枠…」
塞「うっわ、嫌な例えで来たなあ!」
絹恵「それじゃ、そろそろ戻りますー」
洋榎「絹! 一発かましたれー!」
恭子「一発コマしたってやー」
漫「一発とは言わず何発でも!」
由子「タマ切れまでズンズンいくのよー」
絹恵「おおー、イってきますー!」
恭子「部長部長、ガッツポーズはこう、親指を人差し指と中指の間に挟んで」
由子「ここぞの時のポージングなのよー」
洋榎「おお! 奥義やな!」
郁江「ん~、いつも使うわけとちゃうんなら、止めんでええかな~」
初美「そろそろ卓に向かいますねー」
霞「ええ、頑張っちゃってきてちょうだいね」
春「……ふぁいおー」
小蒔「応援…して…すぴー…」
初美「姫様はかなーりおねむのようですねー」
霞「そうね…それでも応援するくらいだから、期待は裏切れないわね」
初美「あははー、その通りですよー」
春「がんば……」
巴「……」モゾモゾ
霞「巴ちゃん? どうしたの?」
巴「い、いえ…皆さん普通過ぎてどうすれば…」オロオロ
霞「まあ…ごめんなさい。そうね、巴ちゃんにはいつも通りの方がいいみたい。みんな、そういう訳だから」
巴「いっ!? いえ、そうじゃなくて――!」
初美「合点承知ですよー。裸一貫でこれからも頑張りますー!」ヌギッ
春「それなら私も…黒棒ならぬ、肉棒を…」
巴「あっ、あぅっ、ああぅう…」
小蒔「くー…」
和「それじゃあ行ってきますね」
久「ん。気張って行きなさい! あ、ふんばり過ぎたらダメよ? カメラに音拾われたら末代までの恥だから」
まこ「全国区じゃからのー…それを良いと思う奴もおるかもしれんが」
咲「うぅ…でも全国でリピート再生されてテロップ付きで、バレバレな黒い目線と荒いモザイクで映されるんですよね?」
京太郎「されねーよ全国レベルで嗜好が特殊すぎんだろ」
優希「のどちゃんハンカチ持ったかー?」
和「ええ…」
久「和、いっそ独走して他校を突っ放してやりなさい!」
和「約束はできませんが、努力します」
久「あ、でもおもちが突っ張ってきたとしても、卓で搾っちゃだめよー?」
京太郎「何アホ――」
和「卓に着いてそんな下らないことをする人がいますか? 緊張をほぐすジョークとしても、あまりに非常識ではないですか」
和「とはいえ…ありがとうございます。それでは行ってきます」
久「あ、あはー…ぅー」
まこ「アホじゃな…今の和に直接的なボケは火傷の元じゃろ」
『前半戦の南場は派手な動きが見られませんでしたが、まもなく始まる後半戦はどうなるでしょうか』
『メイビー、大きくは変わらないと思いますが…鹿児島がどうするかが見ものですね』
『なるほど。特にどのあたりが、注目すべきところでしょうか?』
『まずは服、着崩れの具合でしょう。カメラへの映り具合次第では視聴者サービスに十分では』
『おや、薄墨選手の着物が臼沢選手によって直されています。友情の架け橋となるでしょうか』
『勿体ない…』
『張り飛ばしますよ?』
『と、飛びますか…ソーリー、自重します…』
塞(席順が変わって、いきなり薄墨が北家か…多少きついけど、このくらいなら大丈夫かな)
和「リーチ」
塞(う…清澄、全然考慮しないな。やっぱりデジタルってやりにくい…!)
絹恵(親リー…振ったら点取られるうえに北家も継続っちゅーんは、堪忍やなぁ)
初美「ポン」
初美「もっかい、ポンですよー」
塞(…塞ぐか)ジィッ
初美(鳴いて運の向きを変えるとか、そーゆーのでも無しにただ見るだけで相手の和了りを潰すなんて…)
初美「そんなニコポみたいなこと、あるわけないじゃないですかー!」
塞「そうだね…」ジィ…
初美「……」
初美「……」ポッ
塞「ちょっ、頬染めるのやめて!?」
今日はここまででー。
今日はちょっとしたのを二つか三つだけでー。申し訳。
久「髪の毛ってさー、色んな色あるわよねー」
京太郎「まあ…そうっすね」
和「?」
久「たとえば髪の毛緑色ってどういう遺伝子なのかしら…超人? 超人ロックなの?」
和「確かに…緑色の髪なんて、まず存在しませんよね…」
京太郎「……そーね」
久「それにピンク髪よピンク髪。どういうこと? 何がどうなってるの?」
和「確かに…奇妙にも程がありますね」
京太郎(我慢だ…我慢しろ…)ピクッ
久「ピンクは淫乱っていうけど、淫乱ならピンクなの? 和はどう思う?」
和「そうですね……あら? よく見たら私もピンクですね」
久「あら? ほんとねー。でも和は処女な訳で…淫乱かつ処女ならピンクになりうるのかしら」
和「それなら私がピンクなのも納得ですね!」
久「あはははは!」
和「ふふふっ」
京太郎「……」
和「あ、でも須賀君! 私は誰彼かまわず脱ぐ淫乱じゃなくて、一人に一筋な淫乱ですから!」
京太郎「何アピールだよぉそれぇ」
久「清澄って名前、どうやって付けたんだと思う?」
京太郎「唐突っすね…えーと、なんだろ? 地名?」
咲「んと、近くに清流があったとかですか?」
和「清澄…清らかで澄み渡るですからね…」
優希「むむむ、分からんが咲ちゃんが正解っぽいじぇ!」
まこ「おぬしは考えとらんだけじゃろ…とはいえ、他に考えられるもんもないか」
久「ふっふーん、正解といえば正解よ」
京太郎「また含みのある言い方っすね…」
久「やあねえ…正解と言えば正解なのよ。けどそれだと面白さが無いでしょ?」
京太郎「面白さっすか…部長はなんか面白い答えがあるんですか?」
久「まあねぇ。って言っても一つだけなんだけどねー」
京太郎「なんです? どーせ碌でもないことでしょうけど」
久「失礼ね…ほら、清澄って和が言ってた通り、『清らか』に『澄んだ』でしょ」
京太郎「はあ」
久「っていうことはー…清らかは処女! 澄んだっていうのは澄んだ液、すなわちラブジュース! 清澄は処女厨って意味なのよ!」
咲「そっかぁ、そんな感じですねっ!」
和「納得の理論ですね」
まこ「まー、そんなとこでいいじゃろ」
優希「それじゃあ経験者はどうすればいいんだじぇ…?」
京太郎「疑問点がちげえっつーかクッソ下らないから反応しなくて良し!」
成香「きょ、京太郎くん!」
京太郎「本内先輩。どーしたんすか? また揺杏さんが馬鹿言いました? それとも爽さんが馬鹿ですか?」
成香「えぇえ…えと、き、聞いてくれませんか!」
京太郎「はあ」
成香「……ぅ……」
京太郎「えーと…」
成香「よっ…夜のお菓子、買ってきたんです! どうぞっ!」
京太郎「あ、ウナギパイっすね。ありがとうございます…なんで真っ赤なんですか?」
成香「こっ…こ、これを渡すのは…えっちな意味だとぉ…」プルプル
京太郎「まーたアホ二人ですか。そんなんならお土産で買えないじゃないですか。ほらほら、無理してシモっぽいことしないよーに」
成香「うぅ…わ、私は年上だから、えっ、えっちなことくらいするんですー!」
京太郎「はいはい。そんじゃ苦いお茶淹れてきますんで、ちゃんと飲んでくださいね」
成香「ぁぅ…」
今日はこんだけでー。なお白糸台は白い糸が垂れる的な話に持っていきます。菫さんが。
2レスだけ本編でー。マヴラってるのが悪いんや……
和(…東と北、ですか)
久『和、二回戦は四喜和に気を付けてね』
和『はあ…意味が分かりませんが』
久『ま、和の麻雀からすればそうよね。でも一応、東と北を鳴いて南と西が見えなければ、少しは疑うでしょう?』
和『ほんの少しは…』
和『でも確かに、木馬と鞭が目に入れば蝋燭とビデオカメラの存在は疑うかもしれませんね…』ムム
和(最後の思考は果てしなくどうでもいいですが、それよりも北家の時に毎回東と北を鳴いているという確率の方が)
和(偶然極まりないですね…無理に恐れる必要はないでしょう)トン
絹恵(清澄が平気で二枚目を切るから、一枚目も切りにくい…ここか?)トン
和「ロン。8900」
絹恵「うげ…出来とったんか。高校生の身空で、こら家族会議やなー」
塞「できてるのは手! 役の名前を言うよーにっ!」
塞(これで二位との差は29000か…けど薄墨が役満ツモれば21000に縮まるし…)
塞(それが清澄に直撃すれば、二位との差は15800…ここは、塞ぐのをやめるか)
塞(塞ぐのをやめれば、薄墨がどんなボケに走るか…脱ぐ? でも全国なら放送停止もできる…)
塞(……間に合わないてことは無いと思うし、ここは塞ぐのやめても、大丈夫だよね)
初美「ポン! ――ポンですよー!」
塞(もちろん私が振り込むこともあるだろうけど、役満を警戒しない親のほうが危険なはず)
塞(だから、やられちゃえ! インターミドルチャンピオン…!)
塞(……)
初美「今、ヤられちゃえって言いました?」
塞「言ってないよ」
初美「…ちょっとだけ、下ネタかなって思っちゃいました?」
塞「思ってないっての!」
今日はこんだけでー。少ないよー、ちょー少ないよー。
咲「京ちゃん、最近肌綺麗だよね」
京太郎「そーか? 自分じゃあんま気にしてないけど…」
久「確かになーんか整ってきてるわよねぇ…なに、ローション変えたの?」
京太郎「…いやまあアレのことっすよね。いつも買ってるのが無かったんで、違うのにしたんですけど…」
まこ「そう簡単に変えるもんか? 節操のない奴じゃ」
京太郎「はは、まあこだわりないんで。顔洗ったあとに叩きつけるだけですし」
和「どこに叩きつけるんですか?」
京太郎「顔に決まってるだろ!」
和「顔ですか…ま、まあ、物は試しと言いますし…一度くらいなら須賀くんに頬を張られてもいいですよ?」ソワソワ
京太郎「顔洗って出直してこい!」
優希「お、上手いこと言ったつもりかー?」
京太郎「…っせ!」
ビンタか…→蹴りにしよう
実際に読んだことが無いのでわりかしいい加減
書き割りの海沿いといえど、金色のスポットライトに当たれば煌めく海の波となる。なんて。
「嗚呼…京太郎様、どうか、どうかお話を聞いて下さいまし…」
まるで熱に浮かされているみたいだ。学生服の中で汗と熱気が膨れ上がって、視界がぼやけていく気さえする。
――浴衣姿の和が、俺を見上げている。体育館の舞台の上で、目の端に水滴を浮かべて、大げさに手を伸ばして。
「……断る。お前とは、今夜限りだ!」
振り払う手も大げさだ。不自然によろめく和がぼろぼろと泣きながら……すげえな。感情移入が過ぎるぜ。
……というか、名前が変わってるんだけど。貫一だろ!
「嗚呼、そんな、そんな……私は貴方のために!」
ざばん、と波の音がスピーカーから響く。チラリと見える舞台の下で、部長が難しい顔してるけど…止めないってことはリハ続ければいいのか?
「ようく覚えておけ…来年の今月今夜、俺はどこで月をみていることだか! 再来年、十年後…一生を通して俺は忘れない!」
……やべ、この後なんだっけ? 見せ場だから忘れないようにしたってのに…お、カンペ!
「いいか、一月の十七日だ。来年の今月今夜になったら、俺の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が…月が…曇ったならば、俺はどこかでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ」
棒読みなのは簡便な! ええい…浴衣の裾で、笑うのを隠すんじゃない! よよよ、なんてワザとらしい泣き真似しやがって!
ん……? 今度は指示か。そっか、足蹴にするのが一番のシーンだったか。
しかし、演技としても泣いてる和を蹴るってのは、ちょっと気後れするな…まあやらないワケにもいかないよな。
「お待ちくださいませ、どうか、どうか!」
ぐい、とズボンの裾を掴む和。俺はその手に導かれるように、そのまま軽く蹴倒した。
「離せ!」
「っ! ど、どうか…捨てないで下さいましッ!」
…な、なんかえらく感情移入しすぎてないか? マジで縋り付いてる感じなんだけど…。
えーと、確かここで舞台袖に出て行くと幕が下りるんだよな。
「――離せと言ってるだろ!」
振りほどいて、振り向かない。残るのは甲高い足音と泣き伏す和だけだった。
「和、お疲れさん」
「京太郎様…」
目元を拭う和の声が、少し震えていた。そんな和を見て苦笑しちまったのは、呼び方のせいかね。
「貫一様か、須賀君だろ? ごちゃ混ぜになってるって」
「…そうですね。ふふ、すみません」
「ったく…ほら、手貸せよ」
……どこか戸惑うように、和の手が空を彷徨う。けれどほんの数秒のことで、腕が辛くなるより遥かに早く柔らかい手が添えられる。
「それ、OKかどうか訊きに部長のとこに行くか…和? どうした?」
ジッと定まる視線は俺の手に注がれている。神妙に、独り言のように呟きながら。
「もし…………」
「うん?」
「もし、須賀君が貫一だとしたら…私に、手を差し伸べてくれますか?」
俺を見つめる目は揺らいでいない。いつものボケなら気楽なものを…仕方ねーな。
「ま、貫一とお宮みたいな関係じゃないけどさ。困ったりしたら多分差し出すと思う。まだ知り合って一年も経ってねーけど友達だしな」
「……ふふ、ありがとうございます。それじゃあ行きましょうか」
手を離し、足早に袖から下へと降りていく。なんとなく嬉しそうな声の和だけど……追い抜く瞬間の、俺を見る目が。
「…………調子狂うんだよなあ」
ボケるんじゃなくて、ああいう風になられるとさ。
ちょっとだけ、顔が熱いんだよ。
こんなもんでー。本編は行けるかどうかちょい不明感。
無印終わったからオルタやで…
咲「……」
空気が重いぜ…
賑やか極まりないいつもの食事とは打って変わって、モソモソとゆっくり口に運んでいく。
……味は良いんだ。たとえばこの玄米。噛むとプチプチとした食感が新鮮だし、噛むことで少しずつ米の甘味が口の中に広がっていく。
和「……」
例えばこのオクラ。
2センチ程度で切って、麺つゆをかけてレンジでチン。それだけでオクラの粘っこい、それでいて青い香りが、本つゆと絡んで絶妙な味を醸し出す。
……こんな空気じゃなきゃ、ねばねばってとこで誰かが軽くボケるんだろう。
久「……」
そして、冷奴だ。姫豆腐というだけあって、滑らかな舌触りが上手いこと喉を滑り落ちていく。
どこか冷たい爽やかな感覚。ちょっと落とした醤油がいいアクセントだ。
質素だけど、どれもいい味してる……うん、味はいいんだ。
まこ「……」
肉が無いのが不満と言えば不満だけど…あんなことさえ言わなけりゃ良かったぜ…
『おっ、また肉か。ははは、太るぞー』
次の瞬間からこれだよ。肉に手を伸ばした優希がそっと戻して、みんながカゴの中身を入れ替えて精進料理みたいな食材になっちまった。
優希「……」
ワイワイ食べればこんなもんでも十分御馳走なんだけどな。
……次からは体重の話は避けよう。うん、そうしよう。
「……ごちそうさまでした」
みんな茶碗に半分だからか、玄米が余ったな…これ、俺が食うの?
ちょっとだけ本編でー
和「ノーテンです」
初美「テンパイ…」
塞(2フーロを見て普通に降りたのか…まー、そーゆーこともあるよね)
塞(ともあれ薄墨の北家はあと一回…あとはとにかく頑張れ私!)
絹恵(お姉ちゃんが身体張って稼いだこの点数。なるべく守ってできれば増やすんや!)
――南一局――
絹恵(薄墨の最後の北家。ここさえ無事にすませば…)
和「リーチ」
初美「ポン!」
絹恵(…北がきても捨てへんで)
初美「カン」
絹恵(暗槓もありなん!?)
絹恵(そーゆーことは事前に言っといてや! 撮影内容が予告と違うのは詐欺やで!)
洋榎「む…絹のやつ、なんか苛立っとるなー…どーしたんやろ」
雅枝「……」
浩子「監督、どーしたんです?」
雅枝「アホ娘がアホなこと考えとるだけや。ま、いつものことか…」
塞(ここは塞がない…清澄が振り込めばうちが二位に浮上できる)
絹恵(二位の親の清澄がリーチ…しかも薄墨が東と北を揃えた…)
塞(さあ、振り込め清澄!)
絹恵(しのぐで…!)
初美「――ツモ! 8000、16000ですよー!」
和「はい」ジャラッ
塞(動揺無し!?)
絹恵(ここまで動揺無しやとなー…マグロ?)
塞「……ん?」
初美「……」ジッ
塞「な、なに?」
初美「どーして見つめて来なかったんですー?」
塞「え」
初美「私に飽きちゃったんですかー!」
塞「ちょっ! 何言ってるの!?」
絹恵「おぉ…修羅場や修羅場」
和「次局…」
塞「あーもう! 面白がって見ない! そっちはマイペースだし!」
塞「ロン。3900」
『副将戦終了! 中堅戦終了時とほとんど変わらず、トップは依然、姫松高校!』
『イエス、いいフォルムです。このまま垂れないよう保って欲しいですね…あたっ!』
和「ありがとうございました……ふぅ」
絹恵「お疲れさんですー」
塞「お疲れ様…な、なに?」
初美「お疲れ様ですがー。責任とって下さいっ!」
塞「だから…」
和「あら、責任は大事だと思いますよ。結婚は人生の墓場と言いますから…付けないでいいのは、墓場に行く覚悟がある人だけです!」
塞「んなっ!?」
絹恵「逆にあらかじめ穴開けるんは、策略家やなー」
初美「なんとも悪逆なのですよー。それじゃあまずは…お突き合いから…」モジモジ
塞「……すっ、少なくともニュアンスがおかしいでしょっ!」
今日はここまででー。
今日も今日とて少な目よー。本編透華よー。
豊音「さえー」
塞「トヨネ、あとはよろしくね…周りに感化されないようにね」
豊音「? うん、がんばるよー!」
塞「特に鹿児島の石戸の話は聞き流していいからね」
豊音「えー? でも失礼じゃないかなー…」
塞「姫松はそこそこ相手にしていいけど、でも軽くあしらう感じでね」
豊音「それだとお話できないねー…」
塞「普通しないんだけどね。清澄は…」
豊音「あっ、宮永さんだよねー! 一年生なのに大将なんて、白糸台みたいで凄いよー!」
塞「…あれには隙を見せたらダメだよ」
豊音「うんっ、もちろんだよ! みんなとまだまだ遊びたいもん!」ニコニコ
豊音「それじゃあ行ってくるねー!」
塞「……」
塞「大丈夫かなぁ…だいっじょうぶかなぁー…!」
霞「さて、そろそろイってこようかしら…」イソイソ
巴「ト、トイレはさっき行ったばっかりじゃないですかぁ!」
霞「あら? そうだったかしら…それじゃあ姫様をお布団に連れていかないと」ヌギヌギ
小蒔「くぴー…」
巴「私が連れて行きますー! 脱がないでくださいぃ!」
霞「それじゃあお茶のお代わりでも淹れてくるわね」カチャカチャ
巴「そ、そうじゃなくてぇ…霞さぁーん!」
春「…楽しそう」ポリポリ
優希「咲ちゃん!」
久「全国初お披露目ね」
咲「……はい」
京太郎「まあ、あれだ。ほどほどに頑張ってこい!」
まこ「こらこら。ほどほどじゃあイカンじゃろ」
咲「くす…大丈夫だよ、京ちゃん」
京太郎「咲…」
咲「あの鹿児島のメス牛には自分の立場という物を分からせてあげるために頭のてっぺんから足の先まできっちり調教しつくしてあげないとダメだよねっ!」
京太郎「落ち着け!」
和「あら、どうしたんですか?」ヒョコッ
咲「うがー!」
京太郎「どうどう! それは和だ!」
絹恵「あんまり稼げんですみませんでした…」
洋榎「絹ぅ、何言ってんの」
恭子「リードを守ったんやから胸張ってや! そやないと、私がこの後キツいやん」
絹恵「え……」
恭子「…ほな行ってきます」
洋榎「頑張れきょうこー」
漫「頑張って下さい!」
由子「超ご期待なのよー」
絹恵「……末原先輩、なんでキツいやなんて言ったんやろ」
洋榎「んー、恭子が弱気になってんのは確かやけどな。けどそれは雑魚相手でも負ける可能性を考えてるからや」
洋榎「――だからこそ強い。それが恭子や」
由子「相手が初めてでもコマされるかもって考えてるのよー」
絹恵「精神的に堕ちにくいタイプですか」
洋榎「ん! 恭子はそう簡単には負けへんで!」
郁乃「噛みあわないけど~、これでええやんな~」
『さあベスト8をかけた戦いもいよいよ大詰め! 大将戦が始まります!』
『これでラスト…そう思うと、少しだけサッドな気もしますね』
『そうですね…これほどの戦いが終わってしまうのは残念ではありますが』
『テレビの前のオーディエンスもJKを見ていたいでしょうし、むがっ!』
『さあ大将戦、間もなくスタートです!』
霞(あらあら…随分攻撃的な目線ねえ…ゾクゾクしちゃう)
恭子(あー、改めて見るとデカイわ…それに比べて私と清澄ときたら…くっ!)チラッ
咲(………………)ゴゴゴゴゴ
豊音(わー…三人とも強そうだよー…仲良くなれるかなー)ドキドキ
霞「ふぅ…ごめんなさい、肩が凝っちゃって…大きいと大変だわ」ププッ
咲「あはは、無駄に大きいせいで随分牛らしいことを言うじゃないですか。そのまま四つん這いで鳴いてたらどうです?」
豊音「!」
恭子(…こん中で麻雀するんか? メゲるわ…ん?)
豊音(うぅ…やっぱりこんなに背が高いと嫌われちゃうのかな…)ジワッ…
恭子「……あー、宮守さん?」
豊音「え?」
恭子「どーもよろしく。握手」
豊音「! う、うんっ! よろしくお願いします!」パァッ
霞「……」ニコニコ
咲「……」ニコニコ
霞「よろしくね…あらごめんなさい、胸が邪魔で手を伸ばせないわ」
咲「生活動作に支障をきたす脂肪なんて欠陥もいいところですねっ」
霞「……」ニコニコ
咲「……」ニコニコ
今日はここまででー。唐突に巨乳を憎まされる咲さんに涙を禁じ得ません。
そろそろテンプレ考えないといけないですね…
登場キャラの経験人数でお願いします
>>833 大人以外はゼロで。極々一部の大人もゼロで。あとは野となれ山となれ!
一ツモごとに「咲さん可愛い」と唱えないとツモれる牌の種類がだんだん減っていく呪いとか掛けそうだな
ゲス太郎の話って大体「脚本原村」なんだよな。
はたしてのどちゃんは京太郎をどう見ているのか
直接的なのはテンプレにはなあ…ネタ数が足りないというのが一番の理由。
本編透華よー。
――東一局――
恭子「ポン」
霞(んー…引いてきたこれは、宮永さんの槓材…かしら。使い切ってしまいましょうか)
咲(……)
豊音「これで」トン
恭子「ロン。3900」
豊音「わっ…早いよー」
恭子「敏感なんや。あんまり攻めんといてな」
豊音「…頑張るよ!」
――東二局――
恭子「ツモ。1000、2000」
――東三局――
恭子「ロン! 2600」
霞(お急ぎかしら…親が帰ってくる前に済まそうとしてるみたいね)
咲(……)
豊音(逃げるために最速のギア入れてるねー?)
恭子(ここはさっさと和了って出させて終了…回数制の常套手段で行く!)
――東四局――
恭子(さて…流局も考慮して超早漏和了りは控えてたけど…ここは親番でも責める!)
恭子「リーチ」
咲「…カン」
恭子(うげっ…)
咲「――ツモ。嶺上開花、8000」
恭子(親のリーチに槓を仕掛けて嶺上…予想はしとったけど、この清澄の大将)
咲「それで…次も早く来る? ふふっ」
恭子(この余裕の表情と、恐ろしいくらい鋭い目…マジモンのドSか…!)ゾクッ
恭子(けどこの目も、こっちを敵視しとらん…敵対しとるんは…)チラッ
霞「あらまあ…嶺の上というけれど、人によっては随分と低いむね…じゃなくて嶺もあるのねえ」
咲「そうですねっ。将来的に一気に崩落しそうな嶺よりはマシですけど」
霞「うふふふふ」
咲「あはははは」
恭子「メゲるわ…」
――南一局――
恭子「リーチ」
恭子(オリだけやったら半荘二回は逃げ切れへん。攻めていかんと)
豊音「んー…おっかけるけどー」
豊音「とおらば、リーチ」トン
咲「……」トン
恭子「ん…」トン
豊音「ロン。リーチ一発ドラ1で5200です」
恭子(四メンチャンでペンチャンに負けてまうかー…って言いたくなるけど、こういうことってよくあることやからな)
恭子(どんなに美人で気立てが良くても、おもちがあればいいっちゅー奴もおるからなー)
霞(ふんふむ…そういう感じなのね)
咲(ふーん…そーゆー感じなんだ)
――南二局――
恭子「リーチ」
豊音「とおらば、おっかけリーチでー…」
恭子(…親に追われるんはイヤなもんやな)トン
豊音「ロン。リーチ一発のみ…3900」
恭子「はい」
恭子(追っかけられて、また一発で振り込んでもうた…偶然やと思いたいけど)
白望「出た…」
塞「うん、トヨネの先負」
胡桃「初めて使えた時はビックリしたよね!」
塞「まあね…」
エイスリン「ナキガオ! マイゴノ、コドモ!」カキカキ
塞「最初は全然勝てなかったからね…最後には、私達が勝てなくなったけど」
白望「あの時は……」
塞「あの時はシロ達が興奮して大変だったよ…」
胡桃「おっきい女の人が泣くって、凄くイイ!」グッ
エイスリン「ギャップ、モエ!」
今日はここまででー。明日は所用あるので更新なしでー。
ちょおっとかなり忙しいので3、4日ほど更新無しでー。申し訳
明日から更新しますん。今しばらくお待ちくださいー。
(このまま何も言わずフェードアウトしたら…いや、よそう。俺の好奇心でみんなを混乱させたくない)
明日更新と聞いてぱんつ脱いだ
溜め込んだ本編透華と言いたいところだが、残念ながらちょっとだけよー。
>>888の続きでー
――南二局、一本場――
霞「ツモだわ。1300、2600に一本ずつ色を付けてお願いしますね…あ、色と言っても色事ではありませんよ」
――南三局――
咲「ツモ! 嶺上開花。んー…あんまり点数は出ないかな。その分何発も出せばいいんだけど」
――南三局、一本場――
恭子「リ、リーチ」
霞(いいのかしら…それともM? 叩かれれば叩かれるほど、力が出るのかしら)
豊音「とおらばリーチ」
恭子(また……!)トン
豊音「ロン。2900だよー!」
恭子(これで三度目…地区予選や一回戦では追っかけリーチなんてしてなかったはずや)
恭子「くっ…ウチを弄んで楽しいんか!」
豊音「ふぇっ!? ご、ごめんねー…」ショボン
恭子「謝られたら気分よく弄ばれられんやろーがっ!」クワッ!
豊音「え、えぇ? えと…ご、ごめんなさい…」
――南四局――
霞(追っかけリーチをかけると先制リーチ者から直撃をとれる…そんな不思議があったりするのかしら)
恭子(ま…弄ばれるんもいいとは言え、麻雀は麻雀)
恭子(もう一回試して、これがあかんかったら後はダマで通す)
恭子「リーチ!」
豊音「じゃ、じゃあ私も…いいかなー…リーチ!」
トシ「あの子の故郷でのあだ名、言ったことがあったね」
塞「うん…背向のトヨネ、だっけ」
胡桃「確か意味は、えと、なんだっけ」
白望「…前に居るものを、後ろからワナク……そう言ってた」
エイスリン「? ワナク?」
塞「ええと、確か首をしめるとか、そんな意味だったかな」
エイスリン「! ク、クビシメプレイ…!」ビクビク
胡桃「ドSってレベルじゃないよ」
白望「あー……一回だけなら体験してもいいかな……」
塞「その妥協は許されないから!」
『前半戦終了です!』
『ハーフタイムですね…お昼はハーフ&ハーフでもいいかもしれません』
『お気持ちはわかりますが、まだ放送終わっていないんですから…』
『おや? 私はお昼のオカズがハーパン姿と、ソーリーただのピザのことですから怒らないでください』
『休憩を挟みましていよいよ後半戦です!』
『あ、怒ってますね? これ、相当アングリーですね』
恭子(結局追っかけで潰された、か…さすがに認めん訳にもいかんな…)
恭子(対策練り直しやな……)
恭子(ふふ、こんなに悩むんは、麻雀かエロゲの選択肢くらいなもんや)
白望「雨、止んでるね」
豊音「うん…」
白望「……どうしたの?」
豊音「えっと、さっき姫松の末原さんが言ってたことが気になって」
豊音「『謝られたら気持ちよく弄ばれられない』だったと思うけど、どういう意味なのかな…って」
白望「トヨネ…それは、エスエmもが……」
塞「はいはい、余計な口は塞いじゃおうね。トヨネも全然気にしなくていいからね」
豊音「う、うん…」
今日はここまででー。そろそろ終わりも見えてきた感。
次スレ立てました。
京太郎「清澄高校麻雀部員共」白望「12回出すまでは延長戦…」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」白望「12回出すまでは延長戦…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412260383/)
ダイレクトoverはあるかもしれません。パックマンはその時次第の悪ノリなのでなんともかんともー。
刈り取られて間もない白い米。やっぱりいいよな、こういうのって。
咲「わぁ…ツヤツヤしてるね。テカテカで柔らかそうで、美味しそう…」
他意は無い発言ととってよろしいか。うっとりするのはいいけど、息荒げんな。
とはいえ、ホカホカの湯気が茶碗から立ち上るのは本当にいいもんだ。
米に纏わりつく水分、それが空気中に舞うことで、米の香りがそこら中に弾けてきやがる。
和「素敵な湯気ですね。ところで寒い場所で潮を噴くとですね」
こうして余計な音を遮断して心と耳を澄ますと、米から瑞々しい音が響くみたいだ。
さて…このまま立った米粒を掻き込むのもいいんだけど…
久「ツンと立ったモノを甘噛みして、ゆっくり口の中で舐っていくのもいいわよねぇ…」
あーはいはいそうですねぇー。言い方には気ぃつけましょねー。
けど、今日は一つアクセントが欲しい。そのためには…コレだっ!
ふりかけ!
優希「タコスは無いのか…鶏そぼろよこせー!」
あいよ! まあお前はコレだよな。ちゃんと買っておいて良かったぜ。
俺はそうだな…丸美屋の味道楽。巷じゃ『のりたま』のほうが有名だけど、こっちは卵に鰹も入ってて香ばしい。
米の上記で鰹と海苔が踊って、卵がじんわり柔らかくなって…っ! か、香りが昇ってくるっ!
まこ「そーじゃな…京太郎、七味はあるか?」
そりゃ調味料じゃねーか! 米に掛けんのかよ…掛け過ぎだろ! 一瓶かよっ!!
まあいい…俺は俺で食べるだけだ。箸で摘まんだ米の塊、ほわっと広がる蒸気に包まれて、キラキラ光ってるみたいだ。
口に飛び込めば…! んっめぇ! 米の甘味にふりかけの味! 絡んで広がる香りもだけど、最大限まで味を引き出しあってる!
米は米だけで食うのもいい。それはそうだけど、これも一つ、美味しく食べる工夫ってやつだ。
「――ごちそうさまでしたっ!」
ああ――やっぱ新米って思うだけで、満腹感も充足感も違う。これが日本人ってもんかな?
米はいいけど食いすぎると冬に備えて肉が付きそうなのが悩み。
本編透華よー。
霞「……」ニコニコ
咲「……」ニコニコ
霞「宮永さんは控室に戻らないのかしら」
咲「私は別に…石戸さんこそ、戻らないんですか?」
霞「ええ。戻るには立たないといけないでしょう? 胸が重くて重くて…座ってると楽なの。羨ましいわ、誰がとは言わないけど…ぷっ」
咲「そうなんですか。私は卓に突っ伏したりするんですけど、卓が固いと辛くって…あっ、石戸さんは自前のクッションがあっていいですね! すぐに形が潰れそうですけど…ぷっ」
霞「そうでもないのよ? しっかり運動して筋肉で胸を支えればいいんだけど…ああ、宮永さんはその必要も無いわね。羨ましいこと。ぷぷっ!」
咲「いえいえ、私も胸が無いからその分ウエストに気を遣うんですよー…ああ、石戸さんは胸で腰の太さを誤魔化せますもんね。羨ましいです。ぷぷっ!」
霞「……」
咲「……」
恭子「なあ姉帯さん、一緒に行かん?」
豊音「え? うんっ! いいよー」
恭子(一人であんなトコ行けんわ…休憩時間、あと五分長かったら取っ組み合いになるんちゃうか?)
豊音(わ、わ、誘われちゃったよー…えへへ、なんだか嬉しいなー)
『二回戦第三試合、最後の半荘になりました。準決勝にコマを進めるのはどのチームになるのでしょうか?』
『純潔をコマすのはどのチーム? 集団プレイはあまりグッドとは言い難いですね』
『これは団体戦ですので。後半戦スタートです!』
恭子(誰かがリーチを掛けたら追っかけるっちゅうなら、誰もリーチせんかったら姉帯もリーチできひん)
恭子(なら互角…いや、鳴いて速攻イけるこっちのほうが…)
恭子(姉帯は声を漏らせんのやから…!)
豊音「ポン」
恭子「っ…」
恭子(鳴いとったらプレイにならんやろがッ! なんで鳴くんや!?)
豊音「チー」
豊音「ポン」
豊音「チー」
恭子(これは…裸単騎か!)
豊音「ぼっちじゃないよー」
恭子「裸ならポッチやろ!」
豊音「え、え?」オロオロ
エイスリン「トヨネ!」
胡桃「出しちゃうかなー、ついにそれをー」
白望「いよいよとなったら…枯れ果てるまで出す…」
塞「いや、枯れないし…」
トシ「決勝まで隠しておきたかったけど、清澄の子相手じゃそんなこと言ってられないからね」
恭子(どういうことや…追っかけリーチだけやないっちゅうハッタリにしても、リスキーすぎる…)
豊音「お友達が来たよー。ツモっ! 2000オール!」
恭子「……」
恭子(友達って、どーゆーこっちゃ。何フレンドやねん)
塞「あのトヨネ、初見の時は誰もまともに相手できなかったからね」
白望「まだ、半年くらいだけど…」
胡桃「懐かしいなー」
エイスリン「ナツイ…モテアソバレタ…」ポッ
――半年前――
白望『はぁ…お腹すいた…ん?』
エイスリン『…アノ』
白望『留学生の…後ろの席だったんだ…』
白望『……』グゥゥ…
エイスリン『! オ、オナカスイタ?』
白望『うん』
エイスリン『パン、タベル?』
白望『うん』
エイスリン『フランクパン、シャブル?』
白望『うん』
塞『あ、シロ。いたいたって何しとんじゃぁ!』
白望『ふふぁんふ…』ジュポジュポ
胡桃『熊倉先生が例の子、連れて来たって!』
白望『ん…ぃまぃく…』レロレロ
塞『早く食べる! 咀嚼!』
白望『んぐ、んぐっ…ごちそうさま』
エイスリン『ン…ドウイタシマシテ…』
白望『……あのさ、一緒に来る?』
エイスリン『エ?』
白望『できればでいいんだけど…』
エイスリン『……エト』チラッ
塞『私は別に構わないよ』
胡桃『同じく!』
白望『来て…』
エイスリン『イイノ?』
白望『ん。できればそのパンとかも一緒に…』チラチラ
塞『餌付けされてる!?』
今日はここまででー。シノハユは多分やりませんが、閑無ちゃんが超苦労します。
埋めてしまって下さいましませー
>>1000なら松実家に出入りする内に婿養子扱いされる京ちゃん下さい
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