京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」 (1000)

咲の本編を下ネタ交じりに進めていくだけのスレです。時に小ネタ、番外も

※非安価進行

※京太郎が中心になります

※キャラが下ネタ連発。「○○はそんなこと言わない」可能性が大なので注意!

※R-18もちょくちょくと。その際は名前欄に「R-18」と記載します(忘れなければ)


まとめwiki
http://www59.atwiki.jp/45451919/pages/1.html


前スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」 - SSまとめ速報
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過去スレ:京太郎「清澄高校麻雀部員共」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」 - SSまとめ速報
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京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」
京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402058080/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405092519

清澄高校
須賀キョータロー
麻雀部員。今年の夏はウェイクボードが目標。なんだかんだ一人は寂しい。

宮永サキ
麻雀部員。今年の夏はバストアップの夏。脳裏をよぎる選択肢は誰かに揉んでもらうコト。

原村ノドカ
麻雀部員。今年の夏はスイカ割り。どちらかというとスイカが羨ましい。

片岡ユーキ
麻雀部員。今年の夏は初めての夏。雑誌もネットも頼りにならず言いだせず照れ隠し。

染谷マコ
麻雀部員。今年の夏は水着喫茶を思案。営業禁止の峠ギリギリを攻める。

竹井ヒサ
麻雀部長。今年の夏は部室の屋根でかき氷。肌色の水着を着て擬似露出。


阿知賀女学院
新子アコ
麻雀部員。今年の夏はホタル観賞。一人で行く時は、携帯電話を持っていくつもり。

高鴨シズノ
麻雀部員。今年の夏も山籠もり。スッパのままで獲ったどー!魚を捕まえる。

松実クロ
麻雀部員。今年の夏は浴衣選び。穿かず付けない主義。髪は纏めて結い上げる。

松実ユウ
麻雀部員。今年の夏はコタツの新調。水音の響かない防音コタツが欲しいお年頃。

鷺森アラタ
麻雀部長。今年の夏はハルエ日和。飲み残しのペットボトルを狙う。

赤土ハルエ
麻雀顧問。今年の夏は海の家の陰。精力はつけるよりも奪う物。

龍門渕
天江コロモ
麻雀部員。今年の夏はウォータースライダー。一人だと怖いので降りられない。

龍門渕トーカ
麻雀部長。今年の夏は制汗スプレー。性感に吹き付けたいけどさすがに…揺れ動く好奇心。

井上ジュン
麻雀部員。今年の夏はバーベキュー。ウインナーの皮は剥くよりそのまま咥えこむ。

沢村トモキ
麻雀部員。今年の夏は読書の夏。部屋の中でノクターンノベルを漁るため。

国広ハジメ
麻雀部員。今年の夏は布ガーゼ。家から出ないなら断然セーフ。


鶴賀学園
蒲原サトミ
麻雀部長。今年の夏は一日ドライブ。車中泊は黒シェードの中でスッパ。

加治木ユミ
麻雀部員。今年の夏は桃食べ放題。真っ直ぐな目でモモコを見つめながら宣言。

東横モモコ
麻雀部員。今年の夏は新しいカメラ。風景を添えて手紙やメールを送るため。

津山ムツキ
麻雀部員。今年の夏は扇子。ツッコミ一閃のため素振りの真っ最中。

妹尾カオリ
麻雀部員。今年の夏は温泉めぐり。ぬるい温泉では度々眠ってしまう。

風越女子
福路ミホコ
麻雀部長。今年の夏は夏家電。クーラーの操作はスイッチと運転切り替え、温度だけしか使えない。

池田カナ
麻雀部員。今年の夏は水遊び。ブラ透けしても大してエロくなくて微妙に落ち込む。

吉留ミハル
麻雀部員。今年の夏は傘選び。青い空の色をした傘がお気に入り。

文堂セイカ
麻雀部員。今年の夏はプロ麻雀カード集め。超極レア藤田出ることに嫌な予感。

深堀スミヨ
麻雀部員。今年の夏は料理教室。人に美味しいと言ってもらうのが好き。

久保タカコ
コーチ。今年の夏はゴスロリお茶会。参加申請メールの送信がどうしても押せない。


白糸台
弘世スミレ
麻雀部長。今年の夏は海水浴。大海原を見ながらする解放感がお気に入り。

宮永テル
麻雀部員。今年の夏はかき氷。練乳は一人の時だけたくさん掛ける。

大星アワイ
麻雀部員。今年の夏はPC探し。よろしくお願いしまーす! と発声練習中。

渋谷タカミ
麻雀部員。今年の夏は冷茶。わかめ茶にして遊ぶとちょっと先輩の趣味が理解できそう。

亦野セイコ
麻雀部員。今年の夏は魚釣り。台風の次の日は海岸に向かう。

千里山高校
清水谷リューカ
麻雀部長。今年の夏は天体観測。見えない夜の営み見ようとして望遠鏡を覗きこんでみたり。

園城寺トキ
麻雀部員。今年の夏は食い歩き。食べきったらタダと聞けばトキは東へ日は西へ。

江口セーラ
麻雀部員。今年の夏はボクサーパンツ。ピッタリ快適なうえ、指も入ると好評。

船久保ヒロコ
麻雀部員。今年の夏は巻きメジャー。各々の数値把握もできるし軽くプレイにも使える。

二条イズミ
麻雀部員。今年の夏は素麺。余ったら味噌汁に入れる。

愛宕マサエ
部活監督。今年の夏はチャリ新調。電動が欲しいけどおばちゃん化が進むかと悩む日々。


新道寺女子
白水マイル
麻雀部長。今年の夏は美術館巡り。涼しくヒメコの痴漢待ちプレイも無いので心休まる。

鶴田ヒメコ
麻雀部員。今年の夏は満員電車。汗の匂いと触れあう感触を味わえるのが好き。

花田キラメ
麻雀部員。今年の夏はビデオカメラ。ローアングラーは雀卓でも本領発揮。

安河内ヨシコ
麻雀部員。今年の夏は受験勉強。麻雀もしたいけれど夏休みはやっぱり短い。

江崎ヒトミ
麻雀部員。今年の夏は動物園。羊の乳ジュースは歴史に残る味。

プロ勢
小鍛治スコヤ
女性プロ。今年の夏は体作り。すこやかな腰のくびれを目指して奮闘中。

戒能ヨシコ
女性プロ。今年の夏はホラー映画。映画館では独りで見ている男の肩に手を伸ばす。

藤田ヤスコ
女性プロ。今年の夏は高架下。通りかかる男にタバコの火をねだる。

三尋木ウタ
女性プロ。今年の夏は道端の道祖神。通りがかる男に負ぶってもらうとまさぐっていく。

瑞原ハヤリ
女性プロ。今年の夏は海水浴。独り身の男をボートに引き上げ沖へ向かう。

野依リサ
女性プロ。今年の夏は露天風呂。湯煙の中で独りの男を岩の陰へと誘う。

福与コーコ
女性アナ。今年の夏はダイエット。ふくよかな腰回りもケーキ食べ放題には負ける。

針生エリ
女性アナ。今年の夏は合コン。放送でキツイ女性と思われ始めていることにショックを隠せ

前スレ終了後に使用していきます。

性癖紹介みたいな直接的なのはあんまりかな? どちらかというと好きなタイプとか、紹介はわりかしマイルド路線。

次は一レスだけR-18です(初っ端)

「ふぐっ、んぎ、ひぃぐっ!」

部屋の中には二人の音。声にもならない音が、お互いの喉から漏れ出ていた。

「ああ、あああ! 出る、でるっ!」

荒い息、唸り声、肉の当たる音。何よりも耳を覆い尽くすような、欲に塗れて粘つく水音。
追加とばかりに腰から抜け出ていくそれが、和の中で弾けるのが分かった。

「んぎっ!? うあぁあああ…あ、ああ…」

グリグリと捻じ込むように亀頭を押し付ければ、ヒクつく子宮口が貪欲に吸い上げてくる。
力尽きたように倒れる和とは別の生き物ように。そこだけは、喜んで精液を飲みこんでいく。溢れかえった精液を顧みず、新しい子種を迎え入れていた。

「はー、はー…和、顔こっち向けて」
「んぁ…すがくん…んっ、んむ…」

柔らかい唇に吸い付くと、息を整える事すら忘れて貪りあう。
汗と色んな液に塗れた体が重なって、酷く気持ち悪い。けれど、それさえどうでもいいと思えるくらい、ただ夢中だった。
それはきっと、和も。

「ああ…もっと、もっとぉ…」

甘い息が顔にかかる。蕩けた目はどこか濁っていて、俺を引き込んで逃がさない。
甘えるように唇を俺の首筋へ走らせ、汗を舌が拭い取る。自分の胸から滴る汗には頓着もせずに、だ。
だから…俺がそっちに構ってやる。それならお相子だろ?

「んあぁっ!? ひぅ、あ、おひっ!」
「はは…相変わらず、乳首は弱いんだな。ほら、潰れちゃうぞ…」
「ひっ! ひっ、んおぉおっ! やめで、ぐださいっ! イっじゃう、イく! い、あああああ!」

摘まんだ乳首が形を変えるたび、和が狂乱したように頭を振り乱していく。鳴き声を撒き散らして、体を震わせて。
やがて小刻みに震えると、むせこみながらシーツへと沈んでいった。
それにしても…シーツも酷い。一晩中続けたせいで、体液以外にもドリンクの零れたものや、ローションなんかでグチャグチャだ。ただ、今の俺達には似合ってるような気もする。

「…なに、休んでんだよ。孕むまでやるって、言っただろ」

白い、ヌルヌルとした腰を掴む。持ち上げればデロリと精液が零れる穴に、あてがった。

「あ、も、もうだめです…だめ…だめ…」

耳に届くのは、虚ろに呟く言葉。そしてその中に込められた、ゾクゾクするような色艶。
痛みも疲労も、何もかも忘れたまま、腰を打ち付けた。


髪が頬に、額に張り付いて気持ち悪い。腰はベタベタで、ひどい臭いがする。
真横で寝息を立てる和の、同じようにベタついた頬からくびれたお腹へ撫でながら、心地悪いまどろみへと落ちていくのだった。

18は勢いしかないのでシチュはある時もあるかもしれないし無いかもしれない感じで。
次は前スレ>>1000で行く感じー。

やえ「むー…」

京太郎「…咲こねーな。自由時間一緒に行くっつっといて、寝坊してんだろうなあ」

やえ「……」

京太郎「和と優希も約束まで時間あるし、迎えに行った方がいいかね」

やえ「…………あの、ちょっといいかな」

京太郎「つーか小鍛治さんにも挨拶…それは試合の時でいいか」

やえ「あの、すみません。ちょっと聞きたいんだけど」

京太郎「そういや電話のアイツも東京来てんだっけ。さすがに会ったりは…ねーだろーな」

やえ「貴様ぁ! 私を無視するとはいい度胸だ! とうっ!」ツンッ

京太郎「うぉおっ!? いきなり後ろから乳首つつくお前は…まさか!」クルッ

やえ「ふっ、やっと気づいたか…」ファサッ

京太郎「誰!?」

京太郎「なるほど、道に迷ったと。てゆーか個人戦の出場者なんですね」

やえ「うん。奈良県選抜1位だ、ま、奈良王者とでも呼んでもらおうか! あっはっは!」

京太郎「へえー、凄いっすね。俺なんて4位ですよー」

やえ「うん? 個人戦4位ってこと? それなら凄いじゃないか!」

京太郎「そうですかね…結局全国には進めなかったけど」

やえ「そんなことに拘る必要は無いな。要は自分が納得できるかできないか、それだけのことだから」

京太郎「納得…ですか」

やえ「まあ? 私くらいになれば王者じゃないと満足できないわけよ」

京太郎「はは、凄い自信ですね。素直に凄いと思います」

やえ「そうかそうか! ふふ、もちろんベッドもキングサイズで思いっきり全身を使って夜の運動だ!」

京太郎「凄いアホだなこの人」

京太郎「まあ…ここだったら俺、昨日通ったんで案内できますよ? 行きましょうか?」

やえ「いや、なんだか人を待っていたみたいだし、教えてもらうだけでいいよ」

京太郎「でも…女性一人を放っておくわけにも」

やえ「…ふふ、なんだ。案外ナンパな男なんだね。けどそういうのは待っている子に向けてあげるといい」

京太郎「そういうわけじゃないですけど! まあ…そちらがそう言うなら」

やえ「お礼と言ってはなんだけど…そうだ、このゴム紐をあげようか。舐めてもいいから」ゴソゴソ

京太郎「そんな特殊な趣味はねえよ!」

やえ「はいこれ。んー…なんか右側を結ってないと変な感じもするな。どう?」

京太郎「どうもこうも…………」

やえ「ん? どうした? 何か付いてるかな…首回り? 虫刺されとかあった?」

京太郎(細く見えるのに適度な肉付き…ラインに右の髪が掛かってチラチラと…)

京太郎(夏の日差しで白い肌が陽の色に染まって、でも髪の影の下ははっとするほど白くて…)

京太郎(すげえ…なんつーか、ヤバイ。これ、マジでヤバイ)

やえ「うーん? まあ助かったよ、また機会があったら会おう。それじゃ」

京太郎「あ……」


咲「京ちゃーん、お待たせー」トテチテ

京太郎「…おー、遅かったな」

咲「? 京ちゃん、どうしたの? ぼーっとして」

京太郎「…てい」

咲「ひゃっ!? な、なに? 首の後ろなんて見てどうするの?」

京太郎「…なんかすごかった。首筋王決定戦優勝」

咲「??」

王者さんはここまででー。あともいっこ、前スレ999

>>1000なら雪山の山荘に閉じ込められた清澄部員

さっぱり訳の分からんものになりそうだけどせっかくなので書いた1レス分だけ透華

 窓が揺れる。冷え切ったガラスが吹きすさぶ風に悲鳴を上げて、頼りなさげに俺達を守ってくれていた。

「……ごめんね、みんな」

 パチリと爆ぜる炎の音を遮ったのは、いつもからは想像もできないほど弱い部長の声。驚いて振り返ってみれば、俺意外の四人も、うずくまるその人に目を向けていた。

「いえ……山の天気は変わりやすいといいますし、予報では一日晴れとのことでしたから」
「そうですよ! 部長は悪くないです、そんなこと、言わないでください」

 次々と掛けられる慰めの声が部長を包む。和たちの言うとおり、部長が悪いとは思わない。
 確かに雪山を歩こうと提案したのは部長だったし、少し強引なところはあった。けれどそんなのはいつもの事だ。コースを決めて、あらかじめ申請をして。天気を調べて歩き方のレクチャーを受けて、緊急時の対応まで、俺達に教えてくれたのも部長じゃないか。
 責める気も無いし、責める奴もいない。ただ、自然の脅威って奴が天気予報をひっくり返しただけのこと。

「京太郎、無線はどうじゃ?」

 横からの声に答えようかと思ったけれど、やめた。それだけで先輩は十分悟ったのだろう、ぎゅっと結んだ唇と難しく寄せた眉根が、状況の具合を物語っている。

「で、でも、食べ物は結構あるじょー! タコス味ポテチ! おもちチョコにー、ガラナチョコにー」

 千切れそうな光の電灯が一つ。薄暗さの中でも優希の明るさはありがたかった。例え空元気でも、雰囲気の呼び水にはなるはずだから。
 俺のポケットのラムネが、呼び水の一つになればいいと、そう思った。

「んじゃ俺は、この笛ラムネだな!」

 占めて六人分。大げさな音を立てて床に散らばったそれを、和が拾う。
 白くて細い指が、丸いラムネをふっくらとした唇に当てた。少し硬い笑顔を浮かべた、その唇に。

「もう……須賀君ってばフェラ胸だなんて、えっちですね」
「分かってたけど女の子がそんなこと言ったらいけまーせん!」

 いつものノリにしては弱いし、どこかぎこちないけれど。
 暗くて寒い、窓の軋む音が響くこの部屋から、少しだけ居心地の悪さが薄らいだ気がした。

あとはちょっと本編透華でー。

灼(なんだかんだ、色んな想いを背負ってる…)

灼(はるちゃんも昔、こんな気持ちだったのかな)

灼(あのころは私がはるちゃんに想いをよせてた…)

灼(今も全然変わらないけど、今は私も人の想いをのせていく)

灼(つまるところ…)

灼(想いによる束縛プレイ…重いほど気持ちい…)


灼「ツモ! 2000、4000!」


『またも鷺森灼ぁー! スカートを捲る様な腕の動きぃー!』

『ボーリング経営の情報があるのにそっち!?』

晴絵(灼…うん、重ければ重いほど、ゾクゾクするよね)

憧(晴絵がなんかすごい優しい顔してる…どっち? ボケ? 大人の思いやり?)

『これでトップ白糸台とは11300点差! マン直でひっくり返る点差だー!』

『白糸台がここまで追い詰められるのは、最近では見られませんでしたね…』

『んんー…ひっくり返るマン直…まんぐり返し!?』

『何が!?』


誠子(レギュラーになってから副将戦で2位になったことなんて無い…ここまで削られたのも初めてだ)

誠子(白水だけじゃなく、ボケ相手にこんなに翻弄されるなんて…二人ともなんなんだよ!)

浩子(鷺森灼…2回戦の時は大人しかったしボケ言っても軽いもんや思っとったけど)

浩子(ここへ来て化けた…いや、かぶっとった皮を剥いた感じか)

浩子(まるで初体験に特別な思いを抱く童貞でもあるかのように…)

哩(…千里山が妙にニヤついとる。また下ネタか?)

――後半戦南三局――

恒子「いよいよ大詰め後半戦南三局!」

恒子「前半で大きく失点した亦野は皮一枚被ってキープしています!」

健夜「それって首の皮の事だよね!? 被ってるとは言わないよね!」


哩(それなりに稼いできたばってん、まだまだ足りん…けど、この配牌なら…!)

哩(5…6翻…これ以上は、間違いなくマズイ…)

哩(いや…それは私の私情。チームのことを考えればそれくらい…!)

哩(リザベーション…セブンッ!)

哩「ぅぁ…! っ、ぅ…」ビクッ

哩(ち、力が入らん…体が、敏感になっとる…擦れて…息が)ハアハア…

灼(エロス)

浩子(えっろ)

誠子(いやこれはさすがに…カメラ越しには分かりにくいかもだけど、同卓してると凄いぞ)

誠子(ってことは縛りか。それも結構高めか? とにかく早く流さないと)

女子力向上委員会。レベル3

健夜「んー…早起きしたのはいいけど、ご飯どうしようかな」

健夜「おかーさん起こすのはさすがに忍びないし…えっと、なんかないかな」ゴソゴソ

健夜「あ、ホットケーキミックス」

健夜「…うん、大人の女性として、高校生の見本にならないとね!」

健夜「えーと牛乳200ml。計りがないけど…これくらいでいいよね」トポトポ

健夜「卵を入れてかき混ぜて…ハンドミキサーでいいかな」キュイイイイン…

健夜「わあっ!? き、生地が飛んだ…うぅ、後で掃除しないとだめだよね…」

健夜「えと、上から落とすように焼く? 全部入れればいいの?」ダバァ

健夜「…なんかすっごい大きいけど、食べきれるかな」

健夜「……あ、あれ? なんだかクレープみたいになってる…」パクッ

健夜「あ、結構モチモチで美味しい」モグモグ

健夜「……バナナとか切って、チョコソースとかかけたら美味しいかな?」モグモグ

今日はここまででー。以外とホットケーキミックス使いやすくてマイブーム。

そら首筋よー。おもちは二の次でもいい感。

微妙に>>69の続き



 時間が経てば日も暮れる。激しく揺れていた白いカーテンも、今では暗い闇色をしていた。
 底冷えする冷気がじわじわと六人を包む。だからと言う訳でもないけど、自然と狭い場所に寄り集まって、互いの熱を確かめ合った。そうしないと不安で押し潰されそうだったから。

「……寒いよ」
「大丈夫ですよ、日帰りで申請しているんですから、最悪明日には救助が来るはずです。ほら……こうしてると、寒くないでしょう?」

 さすがと言うべきか、この状況で一番落ち着いているのは和だった。部長は沈んでるし、染谷先輩も見た目落ち着いた様子だが自分を掻き抱く腕が、妙に強い。
 震える咲を優しく包む和はいつもの印象とは違って、どこか眩しく見えた。

「須賀君? どうしました?」
「いや、なんでも。こうしてると娘が二人いるみたいだなってさ。ほーらよしよし」

 胸元に顔を埋める優希の頭を柔らかく撫でれば、僅かな身じろぎの感覚が手を伝う。酷く緩慢ではあるけれど、少しだけ優希の体から緊張が和らいだ気がする。
 
「あら……それじゃあ、須賀君は旦那様ですね。お願いしますねアナタ」
「はは、そーだな。こっちこそよろしく」
「……むー」

 どういうわけか、咲が膨れていた。なんで不機嫌になるのかは分からないけど、黙って震えているよりはずっと良い。
 
「……あは、貴方たちはいつも通りね」
「緊張感が薄いのー。見とる分には微笑ましいもんじゃ」

 外の闇のように沈んだ空気が、少しずつ小さな電灯の煌めきのように明るさを帯びていく。
 たった一晩だ。吹雪と言っても猛烈で一歩も歩けないほどじゃないから、プロなら明日には救助に来てくれるかもしれない。そう思ってしまえば、この状況もどこかアトラクション染みた緊張感へと変わっていく。そんな気がしていた。

――コツ、コツ。

 突如響いた、そのノック音さえ聞こえなければ。

「……なに?」

 僅かに緩んだ空気は幻想だったと言わんばかりに、たった二つの音が聞こえただけで温んだ空気は罅割れる。
 咲は見るからに顔色が悪いし、和もどこか表情が硬い。優希に至っては俺にしがみついて震えている。その中で恐怖でなく、疑問の声を漏らした部長はさすがと言うべきか。

「誰か、いるんでしょうか?」
「まさか……吹雪いてるうえに、夜なのよ? もし私と同じように遭難者だとしたらもっと大きな声出したり、何度もドアを叩くでしょ。そもそも鍵だって掛けてないのに……」

 それは和にではなく、自分に言い聞かせる言葉だったんだろう。とはいえ確かにその通りだったし、その音が聞こえてからたっぷり五分は時間が経っているのに次の音は無い。複数の呼吸、電灯の声、衣擦れの音。それだけしか聞こえなかった。
 
「けれど……もし、扉の前で力尽きてしまったんだとしたら……」

 誰からか呟かれた言葉は、きっとみんなが思っていたこと。そして言いだせなかったこと。
 漠然とした不安から言いだせなかっただけで、みんな考えていたんだ。だからどこかばつの悪い空気になって、自然と部長と目があった。

「……俺が、見てきます」
「ぁ……」

 曲がりなりにも男だ。じゃあ部長お願いします、なんて言いたくないし言えるとは思えない。優希を和に任せて立ち上がり、外と中を隔てる古びた扉へと。
 ……手が酷く緩慢に伸びる。一秒と掛からない距離なのに、ずっとずっと時間を掛けて。誰も何も言わないのはきっと、ソレが何か分からないからだろう。

「開けるぞ」

 誰に言う訳でもなく、小声で呟く。自分で自分を後押ししないと開けられそうになかったから。
 少しずつ外の雪が入り込んでくる。今にも隙間から白い指が伸びてくるんじゃないか、開けた向こうに誰か立っているんじゃないか。……けれど、そんなのはただの妄想だ。
 
「はは……誰も居ないよ。吹雪いてるけどそれだけ――」

 扉の前、その土には白い雪が降り積もる。そこには誰の跡もなくて、ただ白い絨毯が続くだけ。
 振り向きざまにことさら明るく振舞う言葉が俺の口から漏れて――続くことは、なかった。

「……染谷先輩は?」

 恐慌に至らなかったのは、それだけ恐怖が大きかったんだろう。誰もが、不自然に空いた一人分の空間を気味悪そうに見つめていた。
 
「嘘、でしょう? だって、まこは、今の今まで!」

 部長の手は、そこに居たはずの染谷先輩の輪郭を精一杯なぞっていた。そこには今、何もないのだと認めたくなさそうに。

「部長、落ち着いてください」
「どう、なにを! 落ち着けっていうのよ! 貴方も知ってるでしょう!? 須賀君以外誰も立ってないの、奥の部屋への扉だって……」

 ああそうだ。狭い物置のような部屋があったのは、小屋に来た時にしっかり調べていた。缶詰と、虫の付いた毛布があって、よほど我慢できなくなるまでやめておこうと言った、きちんと閉ざしたその扉が。
 ……暗い奥を覗かせて、少しだけ開いていた。

「あ、あぁ……」
「そんな、ありえません! だって誰も!」

 そうは言いながら、きっと一つの可能性には思い至っている。考えたくない、けれど考えたい可能性。

「染谷先輩……? そこに、いるんですか」

 答える声は無く、ただ扉が嫌な音をたてて誘うように隙間を広げていく。
 後ずさるみんなからはもう、声の一つも上がらなかった。

「先輩、いるなら返事をしてください……開けますよ……」

 答えは期待していない。答えて欲しくないとすら思っていた。だってこの奥にいるとしたら……何のためにってなるだろ。
 どこからか五月蠅い音がする。やめてくれよと言おうとして、それが俺の喉が唾を飲む音だと気付いた。

「……誰も、いない」

 何が見えるかと言えば、缶詰と毛布。狭い物置みたいな部屋。人が隠れる隙間もなければ物も無いような場所だ。仮に先輩が部屋に入ったとしても、隠れる場所も無い。それはつまり……嫌な想像が現実味を帯びだしたということだ。
 ああ、寒い。寒いはずなのにどうして、こうも汗が流れるんだろう。

「須賀君っ! あ、あああっ!」

 気味の悪い静寂を切り裂いたのは和の声。けれど決していいものではなく、むしろ何か恐ろしいものを含んだ声。
 吐き気さえ含んだため息の後、振り向いたその先には。

「部長が……部長がっ!」

 和が何かを指し示すように指を一本、青ざめ震えながら何もない空間に向けていた。
誰もいない、その場所に。

「それじゃあ、部長は一瞬目を逸らしただけで、次見た時には居なくなったってのか」
「はい……本当に一瞬だったんです。須賀君があの扉に手を掛けて、その次の瞬間には……もう」

 薄闇の中でもはっきり分かるくらい、和の顔色は悪い。強く体を抱く両腕は忙しなく動き、目線はなにか、大事なものが消えてしまうことを恐れるように下へ固定されていた。
 もちろん酷い顔色なのは、咲も優希も同じ。二人とも怖くて仕方ないんだろう、涙を湛えながら互いを離そうとせず、ただ震えている。
 ……俺だって同じだ。訳が分からないことばかりで、どうすればいいのかも分からない。恐怖と苛立ちがグチャグチャになって、それが口から漏れていく。

「どうなってんだよ……この小屋は、いったいなんなんだ……!」
「もう、もう嫌だよ! 京ちゃん、和ちゃん、優希ちゃん! 帰ろうよ! 吹雪でもいいよぉ!」
「咲さん落ち着いて下さい……危険です。私達だけでは」
「じゃあどうすればいいんだじょ!? ここにいたら私達も、消えて終わりだ!」

 ……失態だった。俺の言葉が咲と優希の膨れ上がった恐怖を突いてしまったらしい。爆発した勢いは止まらずに、それぞれの恐怖が好き勝手に甲高い声になって部屋に響いている。
 頭が痛む。咲と優希の叫び声が酷く五月蠅くて、苛立ちを募らせていく。

「じゃあ和ちゃんはここにいればいいじゃない! 私はやだよ、ここに、これ以上居たくない!」
「私だって居たくありません! こんな所、すぐにでも逃げたいに決まってるじゃないですか!」
「だから、さっきからそうしようって言ってるんだじょ! それを和ちゃんが止めるから!」
「外は吹雪いて、真っ暗なんです! むやみに出て行ったら命取りだと、何度言わせるんですか!?」

うるさい。嫌なら出て行けばいいだろ。これ以上騒がないでくれ。
強く握り込む手に髪の毛が巻き込まれて、抗議するような痛みをくれる。その間は三人の声を痛みが遮ってくれるような気がして、ますます強く握り込む。
 五分、十分、一時間? それとも数秒かもしれない。相も変わらず罵り合う三人に、怒鳴ろうとしたその瞬間だった。

――コツ、コツ。

 息をすることさえ忘れたように、切り取った写真みたいに、誰も何も言わなかった。今の今まで掴み合いになりそうだった三人が、肩を寄せ合ってそれぞれ手を取るのがいっそ滑稽にも見えたけれど。
 
「ぅぁ……ひ、いやぁあああ!」

 血を吐くような悲痛な声が、咲の喉を裂く。それを怖がりと笑うことはできないだろう。だって、その音は――。

――コツ、コツ。
――コツ、コツ。

外への扉と物置への扉。二つの方向から、響いているのだから。

 二つの扉から一番遠い壁に背を預け、可能な限り身を寄せて。
 目を動かして見えるのは三人の姿。和は難しい顔のまま窓を睨み、優希は顔を膝に埋めて少しだけ嗚咽を漏らしている。咲は……耳に手を当てたまま、黙りこくっていた。何も見ず、何も言わず、何も聞かず。ただ朝を待つだけ。

「なあ和。今、何時だ?」
「1時52分です。夜明けは……確か、6時50分ごろだったかと」
「あと5時間か……」

 それだけの言葉で、後はまた元の木阿弥だ。吹雪が窓を揺らす音、切れそうな電球の音。あまりの静けさに不安だったのが嘘のように、静寂が恋しくて嬉しかった。
 結局、あのノックの音はあれっきり聞こえなくなってしまった。ノックが部長達が消えてしまったことに関係しているかは分からないけれど、聞こえ続けるよりは遥かにマシだ。

「雪山で四人……そういえば、有名な話があったな」

 言ってから気付く。これは、ダメな奴だ。
 さっきから失言ばかりの自分が酷く情けなくて殴りたくなる。そしてそんな俺を見つめる和の不思議そうな目に、顔を逸らすしかなくて。

「どんな話なんですか?」
「いや、やめとくよ。間違ってもいい話じゃないし」
「……別に、いいじょ。肩を叩く話なら知ってる」

 変わらず伏せた優希の言葉に、少し息が詰まる。実のところ優希に聞かせたくないと思って控えたのに、そこからいいと言われては黙る理由も無い。意味も無く頭を掻いてから、少しずつ言葉にすることにした。

「俺達と同じように、つっても四人組の話なんだけどな。そいつらは強い吹雪の中で遭難したんだ。とにかく止まってちゃいけないって歩き続ける四人の前に、一つの小屋が現れる」
「なるほど……今の私達にそっくりかもしれませんね」

 そう言う和の言葉には、どこか自嘲のような、嘆くような色が混ざっていた。俺達は、初めは七人だったからだろう。

「……それで当然四人は小屋に入った。けど火も無い小屋の中じゃ眠ったりしたら死んじまう。そこで四人は一計を案じて、眠らない方法を考えた」
「眠らない方法ですか。なんでしょう、部屋の中を歩いたり話をしたりでしょうか?」

 パッと思いつくあたり、さすがは和だ。

「まさにその通り。部屋は四角形だったから、それぞれ四隅に立ってリレーみたいにして歩くことにした。一人が壁伝いに歩いてその先で立つ奴にタッチして、タッチされた奴は壁伝いに歩いてその先にいる奴にタッチ。ぐるぐる回って一晩を明かすって寸法だな」
「無理ですね。一人足りません……いえ、そうですね。一人が二人分歩くなら……」

 本当に、ズバッと言ってくれる。優希の奴も嗚咽が止まって少し笑ってるじゃないか。くそ……話して正解だったよ。
 優希の小さな笑い声に、和の不思議そうな顔。このままなら咲も少しすれば、いつも通りとはいかなくても戻ってくれるんじゃないかって。そんな気さえしているんだ。

「まあ、和の言うとおりなんだけどそれはさておいて、四人はそれをやって見事日の出を迎えた。救助がやってきたわけだな。そしたら救助の奴が言う訳だ。『よく起きていられましたね、なにかコツでもあるんですか』ってな」
「コツもなにもないのでは?」
「まあな……四人はさっき言った方法を伝えた。まるっとそのままな。そしたら救助の奴が、言う訳だ。『ちょっと待ってください、それは四人ではできませんよ』」

 参ったな、和の目がある意味不思議そうというか、オチまでバレてる感じだ。正直この中で話すのはシンドいぞ。
 優希の奴は耐えきれないとばかりに噴き出してるし……とはいえここで切る訳にもいかないか。

「そう……四人のほかに、誰かが居たんだ。そしてその誰かは、いつの間にかリレーに参加していつの間にか消えていた……その五人目は、同じように遭難した人が四人を助けようと出てきてくれんだ」
「はあ、納得はいきませんが」

 だろうな。和の中では多分、一人が二人分歩いたルートで固まってるんだろう。

「なるほど、そのような話もあるんですね。ふふ……少しだけ、時間つぶしにはなりましたよ?」

 時間つぶし程度か。もっとも今はできるだけ時間をつぶしたいところだから、丁度良かったかね。
 優希と和を交えたやわらいだ空気が漂い始める。ここから雑談をかわしていけば、いずれ時間が経ってくれそうな、そんな期待を抱かせる空気。
 意気揚々と、温めておいたとっておきの話を口にしようした――その、時だった。


「……朝だ」

 ポツリと呟く声。聞き慣れた声、聴きたいと思った声。決して口を開こうとした咲の声が、なぜかはっきりと耳を打った。

「朝だ。朝だっ、朝だ!」

 立ち上がる咲の顔はひどく明るくて、見開かれた目が一点を凝視している。そこは吹雪で揺れている窓で……そこからは、明るく優しい日差しが差し込んで。

「朝だよみんな! 行こう、早く行こうよ! こんなとこ、居たらダメなんだよ!」

 急いでドアへ駆け寄る咲。自然と俺も立ち上がって、優希を見れば笑顔を綻ばせて俺を見上げていた。

「京太郎!」
「ああ、助かったんだ……!」

 咲はドアを少しだけ開けたまま、外へ駆けていく。雪が降った後の犬のように喜びを隠さずに、声が聞こえなくなるくらい遠くまで行ってしまったみたいだ。
 俺もうかうかしてられないな。窓から見る限り吹雪も止んだみたいだし、早いとこ荷物をまとめる必要がある。

「和、優希、早く準備しろよ! なるべく早く行きたいからな」
「おう! すぐに出発だー!」

 優希の奴ときたら、さっきまで沈み込んでたってのに元気爆発じゃねーか。現金な奴だな。
 思わず口角が上がってしまうのを感じながら、和へ目を向ける。さっきから動いていないのは和だけで、その辺りは冷静な和らしい。
 なあ和、もう朝だよ。外が見えるだろ? 


 なんで、そんな顔をしてんだよ。
お前の時計は今、何時なんだよ。

>>133京太郎たちって6人だよな・・・?初め7人ってあと1人誰だ・・・?

「待って、待ってください……こんなの、おかしいです。だってまだ!」

 必死な和の形相に、強い吐き気と立ちくらみさえ覚えてしまう。そしてそんな俺を嘲笑うように、外の穏やかな光が窓から差し込んでいた。
 
「おかしいんです! だって、だって……まだ、2時過ぎですよ!? こんなのありえません!」

 酷く息が苦しく感じる。荒い息を抱えたまま和から目を離して扉に目を向ければ、そこは咲が出て行った時と寸分変わらず、僅かに開いたままで。
 
「嘘だ……嘘だよな、咲……!」

 震えて扉に触れることを拒む手を、渾身の勇気で抑え込む。目まいがするくらい息苦しくて、扉を開こうとする手は恐ろしくゆっくりと動く。それが見てはいけないものだと、俺に教えるかのように。
 そして――俺を嘲笑うように、その景色が飛び込んでくる。

 吹き付ける雪、黒々とした闇。何も、何も変わらない景色が広がっている。

「……嘘だろ、だって窓には――ぁ……」

 振り返れば小さな窓。ずっとずっとそこにあった窓は、暖かな陽光ではなく、変わらない闇と吹雪に揺れていた。今まで見ていたものが幻覚だと残酷に教えてくれるように、カタカタと震えていた。
 何度外を見ても、窓を見ても、何も変わらない。人の姿なんてどこにもなくて……雪の絨毯の上には、誰の足跡も無くて。

「咲……咲、咲ぃっ!」
「待ってください須賀君! 行ったらダメです!」
「離してくれ、咲が、咲が!」
「待って……お願いです、お願いだから……私を、追いて行かないで……」

 縋り付く和を振りほどこうとした手が、女の子の腕を弾こうとしていた手が止まる。
 そこには冷静な顔も、青ざめていた顔も無い。涙を零してしがみつく、弱いだけの女の子がそこに居た。

「なんなんだよ……どうすればいいって言うんだ? 俺に何をしろって言うんだよ!」

 我ながら酷いと思う。こんな女の子に怒りを叩きつけても、何も変わりはしないのに。けれど俺の口はもう、止まろうとしなかった。

「こんな訳の分からないまま、咲を見捨てろって言うのか!? たった今、あいつはここを出てったんだ! お前にも見えただろ!?」
「だったら何で足跡も無いんですか! 今、ここから外に出たなら足跡が無いのは変でしょう!」
「雪で隠れたかもしれない! だから早く追いかけないと……優希? おい優希! どこだ!?」
「え……ゆーき? 優希! 須賀君、優希が外に!」

 ほんの少し、目を離しただけなのに。
 優希の奴はいつの間にか扉の外にいて。柔らかな白い絨毯を足取りも軽く、独り歩いていた。
 そして何より、外へとつながる扉が、ゆっくりと軋みながら閉じようとしていた。

「やめろ……閉じるな! くそ、なんだよこの力……!」
「須賀君! 優希が、優希が!」

 ボロのドアノブがひとりでに動いていく。ゆっくりと、けれど確実に速度を変えず。腕が千切れるほど強く引いてるというのに、扉は少しも止まらない。
 悲痛な和の声が扉を叩いても、無慈悲に音も無く。あまりにも行儀よく、扉はその役目に戻る。
 外と中を隔てる、1枚の壁になって。

「あ……あああああああ! 優希、ゆきぃ! ゆーきぃ……うああああああああ!」

>>150すまん、そりゃただのミスっす。

 咲と優希が消えてどのくらい経っただろう。数分? 数時間経っただろうか……もう、どうでもいいとさえ思い始めているのが分かって、顔が苦笑に歪む。
 和は泣きながら膝を抱えてしまっているし、俺はといえば隣で壁にもたれたまま何をするわけでもなく電灯を見つめている。

「なあ和……今、何時だ?」

 助かりたいと思って出した言葉じゃあない。ただの惰性、それ以外に話したい言葉も無い。
 返答にはたっぷりと時間を掛けて、のろのろと涙を拭う和の湿った声が。それでも返してくれるだけ、マシだろう。

「……いっ、今は6時40分……もうすぐ日の出です」
「そっか。はは、日の出かよ……」

 嬉しさは、もう、欠片もない。
 竹井久も、染谷まこも、片岡優希も……宮永咲も居なくなって。あえて言うなら和がまだここに居ることだけは、救いなのかも知れなかった。
 ふと、隣の和を見やる。すると同じタイミングで和もこっちを見るものだから、どこか可笑しい感じがした。

「なあ和……手、繋がないか」

 無造作に投げ出した腕が床に落ちる。これで手を繋げっていうのも妙な話だけれど、これ以上動かす気力も残ってなくて。
 少しの間逡巡するように、手を揺らす和。それでもそっと手の平を置いてくれたのは……嬉しかった。
 寒い寒い小屋の中で、手の暖かさだけが痛いほど優しくて。窓から差し込む光が……例え本物でなくても、綺麗なものに感じられた。

「なあ和……今、何時だ?」
「6時50分……日の出です」

 静かに、静かに朝が来る。全てが終わった後の朝。誰もいない、そんな朝が。

『本日正午前、昨日より行方不明になっていた長野県、清澄高校の原村和さんと須賀京太郎さんが、山小屋の中で遺体で発見されました』

『二人は部活仲間と一緒に六人で登山に向かっており、二人は遭難し小屋に逃げたところを凍死したものと思われます』

『警察は二人の死亡時刻を昨日の夜6時から2時頃までと発表しています』

『また他の四人の姿は見当たらないということで、引き続き捜索を続けるということです』

『六人はあらかじめ登山日時とルートを地元警察に提出、天気にも細心の注意を払っていたとのことですが、昨日は山の天気が急変し、遭難してしまったということです』

『続いてのニュースです――』

久「えー、それでは映研と麻雀部、合同作品完成を祝しましてー。カンパイ!」

「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」


京太郎「いやー、大変でしたね。つーか出演が麻雀部だけで良かったんですか?」

久「最初からそういう話だったもの。映画は撮りたいけどキャストがいない…それで回ってきたお鉢なのよねえ」

まこ「まー、わしは初っ端リタイアじゃったがな。その分寒くなかったけど」

和「さすがに寒かったです…最後はトイレに行きたくてしかたなかったです」

咲「うーん…なんだか私、狂っちゃった感じしない?」

優希「うー…なんだかのどちゃんと京太郎が良い感じだじぇ…」

京太郎「まあそういう脚本だったしなあ。文句はあっちに言ってくれよ」

久「ふっふっふ。実はね、今度は麻雀部だけで撮ろうと思うの」

京太郎「え。でも機材とかもいりますし、撮影スタッフもいないと駄目ですよ?」

久「そこは後で考えるとして!」

和「はあ…どんなのを撮るんですか?」

久「ふっふっふ! それはねえ…」


久「雪山小屋で大遭難! 暖めあい48手よ!」

京太郎「しないよ?」

最後のはなくてもいいかなあという気もしたけれど、スレ的にね?
今日はここまででー。明日からはちゃんと本編進めるんで許してください(真顔)

ホラーのいいところは、投げっぱなしでもそれっぽく見える事ですね(暴論)
ミステリーなんぞやったら矛盾だらけでぱらっぱらっぱーですわ…
本編透華よー。

姫子「あー…」モジモジ

煌「姫子? また縛られたの?」

美子「何翻?」

仁美「ストローが二本…予備用? なんもかんも粘度が悪い…」

姫子「7翻…花田?」モジモジ

煌「はい?」

姫子「決勝の前でいいからスカート貸してくれん? さすがにこのままだと決勝行けんと…」ポッ

煌「なるほど! 椅子が布じゃなくて良かったですねこれは!」

美子「えっと、雑巾雑巾…」

哩(こん手、7翻に仕上げんと! この点差ば無茶せんとひっくり返らん!)タンッ

浩子(白水が強いんは仕方ないとして…鷺森灼、なんかガチでやっかいな感じになってきたで)

誠子(調子狂うな…筒子以外で待つってことは普通に警戒すればいいんだけど、振り回されてる感じだ)

灼(ここで稼ぐ…はるちゃんがヒモになってもいいように!)キリッ

浩子(しっかし、やっぱどこか前時代的な感じがすんねんな…アラフォーくさい感じが)

浩子(! そうか、阿知賀女子の監督、赤土晴絵の昔のスタイル!)

浩子(だから古くさかったんや…監督と違って若作りっちゅうか年齢から目を逸らしとる感じ!)

浩子(そんなんやからアラフォー言われんねん)


憧「…なに頭抱えてんの?」

晴絵「い、いやぁ…なんか心にズキッと…」

哩「リーチ」ドッ

浩子(まだ来るんか新道寺…あからさまな萬子染め、やっぱさっきの)

誠子(あの雰囲気、やっぱ高めの縛り…ツモる気か?)

灼「リーチ」

哩(追いかけられた。ばってん、負けるつもりもなか!)

灼(一位で大将につなぐ…はるちゃんとは繋がりたい!)カッ!

哩(鷺森灼…さっきから真剣な顔しとる。ばってん、ボケがこういう顔ん時は大抵ロクでもなかこと考えとーと!)

哩(そんな輩には負けん!)

哩(…もう、この三人にはリザベーションの時、私の体に何が起こるかバレとるはず)

哩(それを承知で晒した恥…何が何でも、クリアする!)グググ…

哩「ツモ! 4000、8000!」

誠子(倍満だって…? 鶴田がこの倍だとしたら、数え役満じゃないか!)


淡「クックック…構うものか、役満程度くれてやる…ククク…」

照「なに、その首の角度…」


怜「あー、歩いたらお腹空いたなー」

泉「何恐ろしい事言ってるんですか…清水谷先輩、もうすぐですよ」

竜華「うん、頑張るでー。みんなは安心してモニターで視姦しといてやー」

泉「そこを見守るって言えないのは何でです?」


恒子「副将戦オーラス! 早くも三人がテンパイ! 最後にキめて大将と繋がるのは誰でしょーか!」

健夜「……やっぱり似てますね、鷺森選手」

恒子「ふぁい? ツッコミなし?」

健夜「私が10年前に戦った赤土選手の打ち方に似ています…」

恒子「おお! 赤土選手と言いますと、今阿知賀の監督をやっている」

健夜「はい…」

恒子「あの伝説の放送禁止対局の一人!」

健夜「ああもう、思い出しちゃったよ…!」グギギ…

灼「ツモ! 700、1300!」

『副将戦、決着! 王者白糸台はギリギリ一位で大将に繋げましたぁ!』


穏乃「よぉーし、身体あったまったー! 100速まで仕上がった!」

憧「ったく、100とかアホな数字で喜ぶ高校生なんてシズだけだよ。小学生じゃあるまいし」

玄「じゃあ69で喜ぶのは?」

憧「思春期男子か!」

晴絵「いやー、48もいいんじゃない?」

宥「えっと…19ー」

玄「45、45っ♪」

憧「えーいもう黙らんかぁ!」

穏乃「それじゃ決めてくる!」ダダッ!

憧「あーちょい待った! シズ、千里山の江口セーラの格好覚えてる?」

穏乃「全裸?」

憧「万一そうだったとして私が聞くと思う? そうじゃなくて、あの人普段は学ランだけど試合は制服なの」

穏乃「??」

憧「だからシズも制服着て試合しなさいってこと!」

穏乃「えー…でも持って来てないよ?」

憧「なんでよ…ったく、私の貸してあげるから脱ぎなさい!」

穏乃「はーい」

憧「もー…ん?」


玄「えへへぇ…」ジュルリ

宥「わー…」ジーッ

晴絵「うーん、JK生着替え。アリだね」ウンウン

穏乃「憧ー、早くー」スッパ


憧「あんたら恥じらいってもんは無いワケ!? ってゆーか見んな! あっち向きなさいっての!」

穏乃「灼さん、お疲れ様です!」

灼「制服…?」

穏乃「いやー、憧から制服プレイを強要されちゃって」エヘヘ

穏乃「これ着てるとなんか…背徳的な感じしますね」

灼「わかる…特に学校じゃないトコで制服だと、若干興奮気味…」

穏乃「ですよね!」

灼「まぁ、がんばってほし…」スッ

穏乃「! はいっ!」スッ

パァンッ!


穏乃(ふー…お尻がヒリヒリする)

灼(なかなかのスパンキング…ちょっと目覚めそ…)

誠子「あー…はぁ」

淡「亦野せんぱーい、私のためのハンデづけお疲れ様でーす」

誠子「相変わらず容赦ないなお前…」

淡「? こんなに削られるの初めてですよねー」

誠子「まあな…ボケツッコミを超えて、ガチでやられたんだよ」

誠子「これで大星まで負けたら顔向けできないからな…頼むから勝ってくれな」

淡「ふっ…私に頼み? 依頼料はスイス銀行まで払ってもらおうか…」ファサッ

誠子「日本の銀行口座ももって無いくせに何言ってんだ」

浩子「ただいまです」

雅枝「おぅ、お疲れ。丁度怜達も帰ってきたとこや」

怜「お疲れなー、いやーごめんなー。予想以上にお腹が空きすぎてもーた」

浩子「いえ、無事ならそれで。清水谷先輩は?」

泉「もうステージに行きましたよ。良いのか悪いのか、えらい張り切ってましたけど…」

浩子(三年生はインハイで化ける…清水谷先輩もな。更に強く攻めに出るはず)

泉(幸か不幸か、大将戦は白糸台が多少程度であとは小さ目…暴走だけはせんといてくださいよ…)

哩「はあ…これでエロ女思われたかな…うぅ…」ドヨーン

姫子「部長っ!」

哩「あぁ…姫子、頑張ってき。ここまできたら目標は優勝やけん」

姫子「はいっ! それと…その…」モジモジ

哩「? どうしたと?」

姫子「さっきのリザベーションセブンで、パンツがその…きゃっ♪」

哩「……それで、今は?」

姫子「あ! 心配せんといてください! ちゃんと勝負下着に穿き替えてますし!」アセアセ

哩「ほーん…それなら心配いらんな…」ハァ…

姫子「ほらこの通り!」

哩「見せんでいい! 見せんでいいから早く行き!」

恒子「さあ準決勝第一試合、ついに大将戦突入です!」

恒子「決勝ステージに駒を進めるのはこのうちの二校、その全てが今! この四人に託された!」

恒子「九州の強豪新道寺! 白水との二人攻めで相手をイかせられるか鶴田姫子!」

恒子「ご存じ千里山は部長の清水谷竜華! 胸の割に平均体重はすこやんより軽いぞー!」

健夜「ちょっ」

恒子「10年ぶりのインターハイ阿知賀は高鴨穏乃! 今日は制服! 何かのプレイか!?」

恒子「王者白糸台は唯一の一年生! 期待の新人女優の感度はいかほどかー!? 大星淡!」

恒子「いよいよ決戦の時! 試合スタートですっ!」

恒子「…どう? 選手紹介」ドヤッ

健夜「総じてダメだよ!? 今ので誇らしげにする部分は無いからね!?」

女子力向上委員会。レベル4

健夜「……」

健夜「ま、待って…心の準備が!」

健夜「ふー…じゃあ、掛けるね…」ゴクリ

健夜「…あっ! も、もしもし、あの、えっと、あ、はい…カットで…」

健夜「い、いいです! はい、カットとシャンプーだけで…」

健夜「指名? あの、初めてで…いえあの…はい…美容院が初めてで」

健夜「中学生? あ、私ですか…いえ…にじゅう…すみません」

健夜「お願いします…はい、はい…」ピッ

健夜「今日の夕方から予約できたよ」

健夜「……」

健夜「ふ、服ってこれでいいの!? 普段着で大丈夫!?」

今日はここまででー。
なお明後日から一週間ほどアトリエ作業(PS3)があるので更新激少、もしくはお休みになるかもしれません。ああ忙しい忙しい(棒)

R-18…?


 リザベーション。先輩達から聞いた話としては、凄い力だと思った。
 だからかな…あのとき、白水先輩と二人でいる時に、聞いてみたくなったんだ。


「部長、片付け終わりましたよ」
「ん、ありがとう。おかげで助かったとよ」

 夕暮れの部室には二つの影。卓を挟んで伸びたその闇が廊下につながるドアに重なって、なぜか部室と外界を遮断しているようにさえ、感じられた。

「いやあ、全然大丈夫っすよ! 部長のためならこれくらい余裕ですって!」
「そいか…少し時間ある? 良ければ打ち方指導くらい、できるよ」

 俺と話す部長は、いつもどこかたどたどしい。余所余所しいとは違うそれは、方言で分かりにくくならないように配慮してるんだと、花田先輩が言っていた。
 花田先輩とは方言バリバリなわけで、少し馴染み切れてない気もするけど…そこは年数の差だろう。
 それより、俺はと言えば白水先輩の、赤く燃える首筋がとかく気になっているんであって。

「うっす! お願いします!」

 優しく笑う白水先輩と長く一緒に居られるなら、苦手な麻雀もやる気になるってもんだろ?

「須賀はリザベーションのことは聞いた?」
「はあ…鶴田先輩と、和了りが連動してるって奴ですよね?」

 うん、と頷くと二つに分かれた髪の房が首筋を撫でる。目が向いてしまうのは…一応、許してくれてるみたいだ。
 
「少しだけ、気持ちいいんよ…あんまり言わないけど」

 恥ずかしそうな言葉。それに、妄想が加わってしまうのは思春期男子。
 だから悪戯心が芽生えちまうのも、それが後でどう影響するかも気にならないくらい、思春期で。

「それって、鶴田先輩が近くにいなくても使えるんですか?」
「うん。そうは言っても、麻雀以外で使ったことはなか。試合以外でもほとんど」

 無理だ。そう分かっていても、早くなる鼓動は止められないし、熱くなる呼吸は冷めてはくれない。
 出て行く言葉を、止められない。

「…それ、今ここで使って見せてもらうことってできません?」

 きょとんと開かれた瞳は、普段の理知的な部長と違って幾分可愛らしく見える。それが際立ったのは、直後のこと。

「あはは、使っても意味はなか。効果が出るんは姫子の番になってから」

 可笑しそうに、子供っぽく口元に手を当てて笑う部長。陽が暮れた部室の中は人工的な明かりだけが照らして、非日常的な雰囲気に包まれている。
 だから、部長はこんな、普段見せないような相好なのかもしれない。
 だから…俺は、立ち上がって、部長の肩に手を寄せたのかもしれなかった。

「使ってみてくれません?」

 …迷っているようだった。思えばここでピシャリと叱って貰えれば、たとえ部長との関係が冷えても、あんなことにはならなかったはずなのに。
 どうして、この人は頷いてしまったんだろうか。

「…仕方ない、じゃあ、私の手牌を作ってみて」

 ため息と苦笑。拒絶の色は無かった。
 さすがに何か月か居れば、山から手牌を作る動作くらいは淀みない。チャッと13牌を並べて、部長の前へ。
 それに手を掛けた部長が、いつもの動作を一つ。開けて、伏せて。目を閉じて。

「…リザベーション、スリー」

 そうつぶやいた瞬間、部長のピクリと体が震えた。
 本当に僅かな震えで、きっと手を肩に乗せていなければ分からないくらいのそれ。けれど確かに感じたそれ。

「…少しだけ、気持ちいいんよ」

 曖昧に笑う白水先輩。ほんのりと赤みを帯びた頬は、どうしてなのか。下衆な発想だけが頭をよぎっていく。
 悩むように自分の口元に手を当ててみれば、そこは少し……嫌に、歪んでいた。

「うーん…もっかい良いですか? あと一回だけ」
「まったく…ええよ、あと一回だけ」

 せめて。
 せめてここで、ゴミ手が来てくれれば良かったのに。
 手早く作った手牌が、白水先輩の開いたそれが。

「あ」
「えっ…」

 見てみれば、それだけで役満が確定してる手でなければ良かったのに。

ふぅ…なんだこれ。
暑いんでひとっ風呂行ってきます。本編はいつもの時間からでー。

「…こういう場合ってどうするんです?」
「ええと…姫子は倍の翻数になるから…7翻縛りにすっとよ」

 まあ、そうだろう。たとえまかり間違って26翻になったとしても、点数はひっくるめて全部役満だ。それなら7翻でササッと和了ってしまったほうがいい。
 けど…それじゃあ、つまらないだろ?

「リザベーション、セブ…」
「ちょっと待った」

 肩を掴む力を少し強めると、電気のスイッチのように言葉が止まる。不思議そうに俺を見上げる目が、やっぱりどこか子供っぽくて。

「…それ、13翻で和了りましょうよ」
「これなら確かにそれでも和了れる…ばってん、意味が」

 意味は、無い。
 けれどそんなことはどうだっていい、重要なことじゃない。問題になるのは『リザベーションスリー』があれなら、『13』はどうかってことなんだ。
 口籠る白水先輩。肩を掴んで離さない俺。徐々に先輩の雰囲気が冷たく、鋭いものになっていくのを肌で感じる。それを物語るように、開かれた口から漏れた声は鋭く、冷たいもので。

「そんな意味のない事はせん。須賀、今日はもう遅いし帰ろ…その手を」
「離してほしいなら、縛ってください」

 少しずつ見開かれていく先輩の目。驚愕の色の濃いその目で何を感じ取ったのか、しばらく見つめ合った後、苦虫を噛み潰した顔をして、手牌と向き直った。

「…縛ったら、帰る」
「はい」

 思わず笑みが零れてしまう。諦めた先輩にも、それに即答した俺の言葉にも。
 ため息を一つ吐いた後、先輩は牌に手を掛ける。溜めに溜めて言う言葉は短い言葉。

「…リザベーション、サーティーン…!」

 変化は劇的なんてものじゃなく、思わず肩から手を離してしまうくらいだった、

「ぅぁっ! ひ、ひぁあ…! う、っくぅ……!」

 倒れ込むように顔を伏せ、肩で呼吸をして。足を不自然に閉じながらも体を震わせている。二人だけの部室に響く声は…明らかに、艶を帯びていた。
 露わになる首筋には赤みが差して、滲む汗に輝いて。思わず手を添えてしまうほどだった。

「ひっ!? な、なんばしよっと!?」

 ひどく指先が熱い。軽く撫でるだけで先輩の嬌声が口から出てくるのだから、ある意味楽器にも似ている。
 とても可愛くて、甚振りたいほど美しい楽器。

「やっ、あ、あああ! やめてっ、須賀! やめてぇ!」

 先輩が小刻みに吐く息が、その身体の変化を教えてくれる。熱のこもった吐息が制御できないほどに、体を火照らせていることを。
 だから俺は……

「はっ…は、はぁ…な、なに、してる…?」
「なにって牌を並べてるんですよ。次の手牌です」

 占めて十三枚。新しい手牌となるそれを改めて先輩の前に並べると、面白いくらい動揺していて。

「だ、だってそれ、山じゃなくて」
「そうですね。今、俺が見ながら選んだ牌です」

 国士無双十三面待ちテンパイ…数えにもならないのは、どうカウントされるか知らないけれど。

「それじゃ…先輩、どうぞ。リザベーションの時間ですよ」

 首根っこを押さえ、腕をつかみ、耳元に唇を寄せる。
 俺にも先輩にも見えない俺の顔は、酷く歪んでいることだろう。

白水さんとリザべー。ここまででー。

姫子ちゃん人気すぎぃ…ビクンビクンしてるその姿、貴方の思う一番エロイ姿を思い浮かべましょう。そうなってます(適当)
本編ちょいちょい透華でー。

淡「ククク…見せてやろう、我が力の一端を…!」

淡「アブソリュート・フィールド!」バッ!

穏乃「よろしくお願いしますっ!」

竜華「よろしゅーなー」

姫子「よろしゅお願いします」

淡「あ、よろしくお願いします」


照「……」

誠子「あれに任せないとダメなのか」

菫「む、どうした照。手で顔を覆ったりして素人投稿写真か?」

照「分かってたけど…キツイ…」

尭深「顔、真っ赤…発情期?」

誠子「いつも通りのお前らが羨ましいよ…」

穏乃(うわ…ホントに酷い。6シャンテンなんてそうそう無いのに…)

姫子(絶頂までが遠かと…)

竜華(けどこういう、きついとこから始めさせられるっちゅうんも中々…)


恒子「やはり出ました、のきなみ5、6シャンテン!」

恒子「地区予選からずっと大星選手の相手は、ほとんど和了りから遠い配牌になっていました!」

健夜「配牌の後には普通に手が伸びるのが救いですね」

恒子「どこに? 上? 下?」

健夜「そんな直接的な表現してないよ!?」


菫「うちの部でもこれを破れるのはオーラスの尭深だけだからな」

照「でも新道寺が何回か破ってた」

菫「ああ…口惜しいな、私では膜くらいしか破けないとは…くっ」

照「本気で悔しそうなあたり、どうしようもない…」

穏乃(よし、だいぶ形になってきた…)トン

淡「ふふふ、其の牌、我に与えられし約束された勝利の牌」

淡「見るがいい…カード・ザ・ギャンブル! 烈震、空破! 絶風撃!」

淡「それロン。5200」

穏乃「はい」


照「淡…テンション高すぎる…」

誠子「なんだかんだ興奮してるのかもしれませんね。準決勝ですし」

尭深「興奮?」ピクッ

菫「既に尿意は万全と言ったところか」ピクッ

照「誠子…」

誠子「すみません…」

穏乃(なんか一人だけ手が軽いとか卑怯それ…それよりこの人)

姫子(東一はこんなもん…さっきから随分)

竜華(スカートが捲れとる…! もーちょっと! もうちょいやで!)

淡(? なんか千里山が見てる…なんだろ?)

竜華(かぁー! こん子アレやな! 恥じらい薄い系や! ええでええで、育てがいのありそうなおもちやし!)ジュルリ

姫子(Mじゃなか気配…けどSでもなし。これからどっちに目覚めるか、興味ば出てきたと…)ペロリ

穏乃(この人パンツ穿いてるのかな? 捲ってみたいけどどうなんだろ)ソワソワ

淡「??」

姫子(とりあえずは親番…この手牌ならいかるっ!)

姫子(ここは絶対の早和了り!)

姫子「ツモ、500オール!」

淡(ふーん…やっすいけど、アブソリュート・デスティニーの中でも和了れるなんてやるじゃん)

穏乃(凄い…捨て牌からすると一番効率的に和了ってる…この人早漏っぷりも凄いや!)

竜華(ほーん、新道寺もええ声で鳴くなぁ…おもちは小さいけど、これはこれでええんとちゃう?)レロリ

姫子(さあ東二局一本場…部長から貰った鍵の使いどころ!)

姫子(これで錠を開ける! おいでませ!)

姫子(部長専用、姫子の貞操帯の鍵…)ポッ

菫「2シャンテンか」

照「やっぱり破られてる…淡のアレ…」

菫「処女膜か!?」

照「なんて言ったっけ、淡のアレ」

誠子「確かア…アルティメット・ジャスティス?」

尭深「虻蜂取らず…」

菫「ア○ルプラグじゃなかったか?」

照「聞くたびに名前が変わるから覚えられない…」

菫「……」ソワソワ


誠子「あの、宮永先輩…部長がツッコんで欲しそうにこっち見てるんですけど」ヒソヒソ

照「ボケの度にツッコんだらこっちが持たない…適当にあしらうことも大切…」ヒソヒソ

女子力向上委員会。レベル5

健夜「あ、あの…」

健夜「いえ! なんとゆーかですね…新しい服が欲しいなぁって…」

健夜「はい? は、はい、そうですけど…ふぁ、ファン!? ありがとうございます…」

健夜「いえあの、私服を…カードとか雑誌とかはスタイリストさんが合わせてくれるんですけど」

健夜「はあ…フラワーモチーフ? あ、花柄…えっと、落ち着いた感じで…」

健夜「えっと、あの…」

健夜「お、お任せします」


健夜「ただいまぁ…つ、疲れたぁ」ドサッ

健夜「店員さんが色んなの薦めてくるから…全部カードで買ったら重くて…」

健夜「うぅ、でも、合わせ方とか全然分かんなかったよ…」サメザメ

今日はここまででー。シーズンシーズン服の一つで悩む財政としては願望に近いまとめ買い。
ところで阿知賀編があと一巻分ですが、そこを終えたら全国編はちょっとだけ時間置く感じで。つってもせいぜい一週くだいですが。

好き勝手やってるこのスレで今後何があろうと出てこないものがひとつあります
NTR てめーはだめだ

須賀家に行った時、ティッシュの消費量を確認する人の割合は8、9割。
本編透華よー。

姫子「ロン、12300!」

淡(四巡目の面前…? 私のアンリミテッド・ビッグスターが…)

淡「うっそでしょ…イケてんじゃん新道寺! 私とやり合うなんてさー!」ニコニコ

穏乃(ヤり合う?)

竜華(いつの間に…始まる前のトイレか?)

姫子(これはヤりたい宣言? 私には部長という人が…でも強く迫られたら…あぁん部長っ!)クネクネ

淡(それじゃー次はこっちから行くんだから!)

淡「ロン! 3200! 攻めちゃうよー!」

穏乃(Sもアリなんだ…この人、凄い可能性がある気がする…!)

竜華(この場でできるゆーたら足責め…? そーいや綺麗な足やなぁ、舐めれそうや)

姫子(そ、そんな…はっ! 部長に躾けられながら、こん大星淡に攻められる…アリ…ナシ…うぅ!)


憧「あの阿呆…」


怜「また馬鹿なこと」


哩「考えとるな…」

――東三局――

穏乃(赤土先生が気を付けろって言ってた東三局)

淡(いいよ、倍満どんなふうに来るか楽しみ…なんだ、け、どぉ)

淡(止められるかも気になっちゃうし、楽しみたくさんでイイよね!)

姫子(大星淡…確かに強か。二回戦では大暴れ、さすが白糸台大将を任されるだけはある)

姫子(ばってん、こちらのコンボは一度も止められんやった)

姫子(こん絆…破らるもんなら破ってみろ!)

姫子「リーチ!」

姫子(こん積み重ねが、おまえひとりん中にあっか!)

姫子(年下からの攻めなんかに、絶対負けんと!)キリッ!


哩「積み重ね…いや、いい思い出もあっけど…あっけど…!」ムムム…

美子「部長、物凄く悩んどるね…」

仁美「なんもかんも部長職が悪い。代わる気は…まあ」フイッ

煌「うーん、なかなかすばらな思い出が広がってそうですねぇ…」

姫子「ツモ! 4000、8000!」

穏乃(うわ、ホントに倍満だ。まくられた…! 穿いてないのに!)

淡(強いなぁ新道寺のそれ…ふっふっふ、疼くよ…封じられた右腕が疼いちゃう…!)

竜華(これで最下位転落。どん底に落ちてっちゅーとエロゲじゃありがちやけど…)

竜華(入学一か月で白糸台レギュラー入りの大星、それに二人分の火力の新道寺)

竜華(今の倍満を和了ったってことは、後半の数え役満もあるやろーし)

竜華(まずいなぁ…ちょっとピンチかもしれんわ)

竜華(ここに怜がおってくれれば、少しは安心できんのにな…)ペチペチ


怜「そこに顔埋めたりした記憶はあらへんで…」

泉「へ? なにがです?」

怜「なんでもあらへんでー。画面外や画面外」

竜華『怜ー、膝枕はええけど喉渇かん? ジュースあるでー』

怜『んー…飲む』

竜華『そかそか、それじゃちょっと頭上げといてなー』

怜『ラブジュースとかほざいたら帰るでー』

竜華『…あ、そやそや、飲みかけのポカリがあるんやった』

怜『飲みかけて…まーええけど』

竜華『ほら怜、あーん…なーんて…』アハハ

怜『あーん。りゅーかー、はやくひてやー』アーン

竜華『…』

怜『りゅーかー?』

竜華『今のフェラ顔写メってもええ?』

怜『この膝枕に噛みついたろかー』

怜『まー、竜華は強いからなー。これで私のパワーがあったらもっと強うなるやん?』

怜『だからこうやって、パワーのおすそ分けしとんねん…多分』

竜華『それで膝枕かー』

怜『そやでー』

竜華『…怜? 注ぎ込むならもっと柔らかい部分があるで?』ハアハア

怜『そーゆー趣味はないねんなー』


竜華(後で冷静に考えて、こっちがおもちから注ぐのもありやなって思ったけど)

竜華(今考えたら69が理想形っぽいけど)

竜華(ここに…怜を感じる…!)


怜「いやいや、だからソコおらんし」ナイナイ


竜華(うへへ…怜の枕に顔埋めるんもええなあ…)フヘッ

とっきー『いやいや、ソレもさせへんし』ナイナイ

竜華(ふあっ!?)

竜華(な、なんや…小さい怜?)

とっきー『せやでー。とっきーちゃんや』

竜華(なんでロリやなくてデフォルメやねん! 今すぐロリにせーや! チェンジで!)

とっきー『ほいほい、それはええから麻雀打ちやー』

竜華(なんやっちゅーねん…)

竜華(お…! 大星のスカート捲れがなんか大きくなっとらん!? ちょっとすべり座りにすれば)ズズズ…

とっきー『せいやー』ベチンッ

竜華(見…見え、あいたぁ!)

とっきー『ほらほら、はよ麻雀しーや』

竜華(なんやねんなんやねん…せっかく見えそうやったのに。それで? なんかしてくれんの?)

とっきー『りゅーかがアホなこと言ったら張り倒すでー』

竜華(えー…なんか和了りへのロードを見せてくれるとか無いん?)

とっきー『いらんやろ。うちは見とるから気張りーやー』

竜華(チェンジで!)

女子力向上委員会。レベル6

健夜「模様替えかぁ…こーこちゃんに教えて貰ったけど、麻雀セットってダメなのかな…」

健夜「何が良いんだろ? 時計は…ど、どっちがいいの? 猫と雀牌…どっち?」

健夜「着替えは片付けた方がいいよね。畳み方…分かんないけど、とりあえずそれっぽければいいかな…」

健夜「えっと、これも片付けた方がいいって言ってたよね」

健夜「本棚…漫画もあったほうがいいって言ってたけど…あるよね? 麻雀漫画だけど」

健夜「……やっぱり全体的に地味なのかな。カラー少ないし…」

健夜「ピンクとか、黄色とか」

健夜「む……無理! そんなの無理だよ…」

健夜「……なんだか片付けたら何もなくなっちゃった」

健夜「! この間買ってきた服とか飾ったら…」

健夜「う、うん! なんだかいい感じな気がする!」

健夜「おかーさーん! ちょっと見て! これ、どう!?」

今日はここまででー。
宣言通り明日からはアトリエ作業があるので(真顔)
次は日曜くらいかも。無かったら来週木曜以降でー。

おまけで

照「ん…ああっ!」

「ふーっ、まさか高校生チャンピオンがゲストとは…」
「プロ注目の高校生雀士ですからなぁ、いずれこっちの世界にもくるのでしょう」

何人もの男性プロ雀士に攻められ、照は白濁液まみれで快楽の虜になって呆けていた。

同じく男性から可愛がられていた咏が声をかける。

咏「お疲れ様だぜぃ、照ちゃん。誘っといてなんだけど、大丈夫?凄い乱れようだったけど」

照「大丈夫です。男の人に可愛がられて、気持ち良くしてもらえると…妹のこととか、悩んでること忘れられますから…」

おわり

454
ごめんなさい!投下間違いです。よりによってR18を。
申し訳ありません、大変失礼しました。

「ん…ああっ!」

背筋をなぞる指。髄を走る電流を呼び起こすような、柔らかな刺激が幾度も照に怖気と、おぞましいほどの快感を与えていく。
 太ももを撫でる手の平。優しく慈しむように、しかし、指先は太ももの付け根で踊り続けている。
 指先を掴む手。愛しそうに、恋人のように繋ぐそれは、あまりにも目的から逸脱していて。

「ふふ、まさか高校生チャンピオンがゲストとは…ジューシーですね」
「プロ大注目の雀士ちゃんだもんね☆ いずれこっちの世界にくるよっ! にゅふふふふ」

 指導と称した、何人ものプロ雀士の攻め。震える指先を丁寧に嬲る咏が、声を掛けた。

咏「お疲れ様だぜぃ、照ちゃん。誘っておいてなんだけど、嫌なら断ってもよかったんだけどねぃ?」

 三尋木咏は笑っている。照がこれで落ちるのか、それとも…どちらにしろ、面白そうだと嗤っている。
 あからさまな挑発だということは、照にも良く分かる。
 だからこそ、震える足も、赤らめた頬も、乱れる息も。それを隠すことすらせずに、ただ相手を睨みつけた。

「…大丈夫です。プロの方に麻雀で可愛がってもらえるのは、ありがたいことですから…」

 わざわざ強調するまでも無く、照は麻雀をするためにここに居る。それがセクハラに満ちたものであっても、目的を果たすためにここに居る。

「妹のこと…平気になるくらい、強くならないとだめですから…」

パクってみたのはいいけど…わたし、気になります!
委員会over18あるかもしれないけど…基本全部その場の勢いとノリなのでどうなるやら。
てゆーかエロに始まりホラー(笑)と謎下ネタ、順序も構成もへったくれも無いっすね。このスレ

>>454です

>>1には誤爆をネタに昇華して頂いてありがとうございました。宣伝になるのでスレタイは伏せときます。
咲で薄い本みたいなエロ小説書いたからバチが当たったのかなぁ…

京照小ネタだと思って妙なNTR感食らったぞ謝れ

>>479
ごめんなさい。

大丈夫ですよー(パクってネタにできたしな…)
みんなも言葉責めならじゃんじゃんエロスを滲ませていこうね! 相手が快感を覚えるような、そんなのって素敵だと思います。

今日は透華しないと言ったな。あれは嘘だ。
せっかくなので今日はパクリ倒して行きたい所存ー。前スレ>>561、家出のどっちの続きになります。



参ってしまいますね。

さりげないときもあれば、丸わかりの気の遣いようを見せてくれる須賀君ですが。

今回も実のところジョーク封じというよりは、私に気を遣ってお湯に入らなかったんじゃないでしょうか。

いい人なのですが…個人的には、少し残念なところでもあります。

和「私はむしろ、須賀君の入った後の湯船がいいのですが…」

ままならないものですね…口に出したら本当になればいいのですが、そういうわけでもなく。

…考えていても仕方ありません。ここは厚意に甘えて、お風呂でリラックスでもしましょう。

和「…………あら?」

お風呂に入る。

イコール、裸になる。

須賀君の家で。

和「次の目標は、須賀君の部屋ですね…」ヌギヌギ

カピ(京ちゃんが別の女と…ハァハァハァ…悔しいけど、感じちゃう)ビクッ、ビクッ
京太郎「偶に転がって息を荒げて痙攣しているけど、今度医者に見て貰おう」

温泉ではありませんから、タオルで隠すわけでもなく。

ごく当然のように、須賀君の家のお風呂で全裸になっている訳です。

和「……」ドキドキ

なんだかんだ言っても須賀君に裸を見せたことは無い、はず。

脱衣麻雀のときは…須賀君の独り勝ちでしたし、ちょっと賢者というか、冷めてしまいました。自分でコントロールしにくいのが難点ですね…

ここで須賀君が入ってきたら。そう思うとジンジンと下腹部が熱くなると同時に、恥ずかしさがこみ上げてきます。

今更かよ! と須賀君なら言うかもしれませんが、これでも恥じらう心は持ち合わせています。心は。

和「ところで…」チラッ

綺麗に片付けられた洗面所。洗濯機が静かに回って、指し示す終了時間がつい先ほど回し始めたばかりだと教えてくれます。

和「全部洗われてしましましたね」ガックリ

残念です。

お風呂場は少し濡れていて、ほのかに温かさが残っていました。

少しだけ家のお風呂よりコンパクトに感じましたが、微塵にも嫌な思いはなく、むしろ好ましさを覚えますね。

…いつまでも裸で突っ立っていても仕方ありません。軽くシャワーを浴びて溜められたお湯に足先を付けます。

和「あんっ」ピクンッ

少し、家のお湯よりも熱いみたいで。肌が低温蝋で攻められているようにピリピリします。

ゆっくりと、身体に馴染ませるように沈んでいくと…

和「んっ…ふぁ…あんっ♪」

なんでしょうか、ここが須賀君の家だと思うだけで、お風呂の熱が身体を蝕んでいくようで。

和「あ、いけませんね。他人様の家で火照りすぎるわけにはいきません」

忘れましょう。

今自分が誰の家にいるか、努めて忘れておきましょう。

ここで須賀君も裸になったとか、妙な事を考えるのは非常に良くないことです。

じゃないと…我慢、夜にできなくなったら困りますからね。

京太郎「ねえ、和。 なんで、そんなにお顔が赤いんだい?」
和「それはねえ、お風呂上がりだからですよ」

的な、レッド頭巾ちゃんと女装ウルフな会話が脳裏に

…正直、不思議に思っています。

須賀君の家に一人でお邪魔したこともそう。ここまで積極的になるつもりは無かったのですが、気が付いたら、今、ここにいる。

まるで夢かジョークのようですが、誘われた訳でもなく自分からお願いしたこと。

ここまでなのかと、私自身に対して驚きが湧いてきます。

和「……」ブクブク

嫌な気分なんて、欠片も無くて。






コンコン

京太郎「和ー」

和「はい! 今すぐ出ます、ちょっと待ってください」ザバア!

京太郎「絶対来んじゃねーぞ!」

えー。

和「どうしたんです? 覗くのなら湯気消しましょうか?」

京太郎「最高にいらない気遣いありがとう。用が済んだら速攻出るから気にすんな」

そうですか…素敵なシチュエーションだと思ったのですが。

和「でしたらどうしたんです? 下着ならそこの籠に畳んでありますけど。制服の下です」

京太郎「知らんがな。着替え持ってきたから置いとくぞー」

和「ありがとうございます」

ポスン、と軽い物音が、お風呂の扉越しに僅かに聞こえてきます。

そして扉が開き、閉まる音。耳を澄ましても、物音ひとつ響いてくることは無く。

和「…」ドキドキ

下着を見られたでしょうか?

そう思って扉をそっと開くと――

和「……ですよね」

制服は変わらずそこにあって、手を付けた様子は微塵にもありませんでした。はい。

別に残念ではありませんけどね?

和「……そういえば」

ふと、気づきました。

なぜか偶然ですが、鞄にアレを入れていた気がします。なぜか、都合よく。

正直勢いで買ってしまったのですが、あまりにも普段と違いすぎて穿かなかったアレ。

…どうしましょうか。須賀君の前で穿くべきでしょうか?

いえ、見せるわけじゃありませんが。見せてもいいですが。

けれどあまりにも…ちょっとだけ、気後れしてしまいます。

いくら須賀君がアンラッキースケベと言っても、そうでない展開もあり得るでしょう。

…着けるべき? 着けないべき?

常識的な判断と、常識的でない判断。ここで選ぶべきは――

ガラッ

和「お待たせしました」

京太郎「おー。Tシャツとハーパンで良かったか?」

和「ええ…男の人のシャツだとぶかぶかかと思ったんですが、ちょうどいいです。咲さんのTシャツだと何故か窮屈で」

京太郎「なんか泣けてきたわ」

和「?」

京太郎「いやなんでも…つーか、なんでそんなに内股なんだ?」


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   ヽ:::::.{',从|レィ==、   ィ==x .リ/:|」|

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     |:.:.|::|   .:|ィ‐=_,,} ー  {.__//゙ /_.| i|
     |...:|::| ! :リ.|::::{_   __.//゙ / ヽ!|
     |:.:.|:.| ! / /_,ヽ.∠ィ'/ /─=||
     |:.:.|:.| / /─'、,..ィ‐-、_,..|:|  |_    ||
     |:.:.|:.i!:../. :::      .:. . |:∨ ゙<  小.
     |:.:.|:.{ !      :∨:: . ヽ`>、 ∨ |. )
     |.:.:| | {     .:::      :} ! :!
     |:..:|∧ ',: : . .: : . : i.     ..ノ|: | リ
     |:../ ヾ.\__, : : :人: : : : :,.イ〃.ノ/
     ゝ |  `ーイ:: ::::/:|:::::::::/゙_.∠.ィ゙/
      |  ::\.|_ :::/ ::! ::,ィ゙    {"
      ∧  ::::\ } : ::::: ::/    ∧

京太郎(なんだこの笑顔超こえー。聞かなきゃよかった)

和「すみません、ここでドライヤーを使わせて貰ってもいいですか?」

京太郎「ん? 洗面所で使わなかったのか」

和「ええ…普段座って乾かすので、洗面所では少し」

京太郎「へー。じゃあ姿見を、っと…こんなもんかな。椅子ここに置いたら大丈夫か?」

和「はい、ありがとうございます。少し時間がかかるかもしれませんが…」

京太郎「和の髪は長いからなー。別に気にしないから大丈夫だって」

和「すみません。それじゃあ…」ブォォォー

京太郎「…ん?」

和「どうしました?」ブォォォー

京太郎「いや、この匂い…うちのシャンプー使ったよな?」

和「ええ…もしかしてダメでしたか?」

京太郎「いやいや、そんなことは全然ないけど。なんか違う匂いな気がするんだよな…」

和「匂い…あ、もしかしたら」

和「ローションの匂いかもしれませんね…ジャスミンなら」ポッ

京太郎「ははっ、ローションだなんてスキンケアもばっちりだなぁ」

京太郎「…なんてゆーかさ、そういう仕草って色っぽいよな」

和「はい? 髪を乾かしてるだけですが…」

京太郎「いやそうなんだけど…なんつーか、チラチラ首が見えてさ…」

和「はあ…首筋コキがしたいくらいエロイ首だなグヘヘ、ですか。そんな急に言われても」ポッ

京太郎「言ってねえよ! ねつ造すんな!」

和「でも色っぽいって言いましたし」

京太郎「…秘書がやったことです。身に覚えがありませんー」

和「秘所にヤったことですか!? 私も身に覚えが無いんですが…睡○ですか!?」ガタッ

京太郎「俺が悪かった! 謝るから黙って!」

和「…須賀君、随分見てますが…女の子の身支度はあまり見たことが無いんですか?」

京太郎「へ? いや咲ならあるけどさ、髪の長い女の子って新鮮で。わり、嫌だったか?」

和「いえ、そんなことは。どうぞ存分に視姦してください」ハアハア

京太郎「やべー漫画って読み直すとなんでこんな面白いんだろーなー」


――夜、入眠にて――

京太郎「んじゃ電気消すぞ」

和「はい、お願いします」

京太郎「おやすみ和」

和「おやすみなさい、須賀君」

京太郎「……」グー

和「……」スー


京太郎「なんで同じ部屋なんだよ!」ガバッ!

和「もー須賀君、寝るときは静かにしないとダメですよ?」メッ

京太郎「そーゆー問題じゃねー!」

今日はここまででー。明日は透華ありません(って言っとけば透華してもしなくてもいいしな…)

霧が濃くなってきたな…
なんか死ぬほど眠いので今日は透華無しでー。そいでもって明日は確定で透華なしなので申し訳。

学生だったら確実に徹ゲーだけど、億劫な仕事ゲーのせいでできないので…

リアル優先で体大事に
>>1さんが元気ならそれでいいのよー

夕立が多くて洗濯物がががががが。軽く本編透華よー。

竜華(……)チラッ

とっきー『見るのは手牌と河、相手の表情、手の動きだけやでー』

竜華(なんでや! 正面の相手はやめとくから、横の相手の太ももとおもちくらいええやん!)

とっきー『どあほー』ベチッ

竜華(あだっ! 首の後ろはやめてーや!)

とっきー『ほれほれ、手牌よーく見てみ』

竜華(うぐぐ…むー…ん?)

とっきー『お、なんか見えた?』

竜華(なんか見えた気がするわ)


竜華「ロン、12000!」

とっきー『おおー! 凄いやんか! やっぱりゅーかは真面目にやれば最強やねんなー』

竜華(和了ルートより対面のスカートの中見えへんかなあ…あだー!)

とっきー『ほれほれ集中集中!』

淡(あっれ、東四局はクレーンプリンセスが和了ると思ってたけど…思考の外からの攻撃…くっ、抑えろ私…!)

姫子(こん局は合鍵もろうとらん…部屋に入れてもらえなくてお預けと…)

穏乃(なんか千里山の人、こっち見なくなっちゃったなあ…もうちょっとスカートまくろうかな)


恒子「王者陥落! 先鋒からずっとトップを見せつけてきた白糸台、ここで奥まで引っ込んでしまったー!」

健夜「誰も脱いでないよ!? 一応!」

健夜「団体の得点は拮抗してますが、大将戦の獲得点数は新道寺が圧倒的ですね」

恒子「つまりこのままいけば新道寺がトップレスに!?」

健夜「逆でしょ!? レスだとダメじゃない!」

竜華(なんか見えた感じになった…これって必ず見えた感じになるんやろか)

とっきー『りゅーかにはそれくらいの力があるんやでー。ただし…』

竜華(ただし?)

とっきー『煩悩が麻雀への集中を超えると無理や』

竜華(なーんや、それくらい大したことあらへんわ! 余裕余裕!)

とっきー『……それじゃ次の局もいこかー』

竜華(ほいほい。んー…)ムムム

竜華(んなっ!?)

とっきー『お、大きい和了りがあったんか?』

竜華(対面! 阿知賀の子、スカート捲れあがっとるやんか! あー! も、もーちょいなんや!)

とっきー『こん阿呆たれー』ベチッ

竜華(あだーっ!)

竜華(あ、ちなみに和了りは見えんかったわ。多分新道寺が和了るでー)ケロッ

とっきー『見えとったんかい!』ベチッ

竜華(あだっ!? なんでやねん!)

姫子(南一局…部長から受け取った跳満キー)

姫子(部長からの鍵…いつか部屋の鍵貰えたら絶対夜這いすっと!)

姫子(ツモ! 3000、6000!)


『新道寺ハネツモー!』

煌「すばらですっ! 姫子の目元、相当のヤル気ですよ!」

哩「うん…けど」

哩(口元が緩んで涎垂れとる…何考えとるやら)

恒子「一時は3万まで落ち込んだ新道寺が1位浮上! トップを見せるか!?」

恒子「まさに小鍛治プロの予想どーり! 小鍛治プロもトップを見たいと望んでるぞー!」

健夜「ねつ造!?」


竜華(短いトップやったなー。脱ぐ暇も無かったわ)

とっきー『脱ごうとしたら張り倒すから安心しぃやー』

竜華(…いつまでおるん?)

とっきー『とりあえずおれるだけはおるでー』

竜華(うぐぅ…お、見えたけど…えらいやっすいで?)

とっきー『そんならそれがベストなんちゃう? 和了るんが大事やし、手順間違えんとやればだいじょーぶやろ』

竜華(そらなあ…手順間違えたら痛いやん? 濡れる前に入れたら、あだっ!)

とっきー『懲りんやっちゃなー』

竜華「ロン。1000点です」

淡(やっす…でも、なんでそんなに和了れるかなあ…)ザワッ

淡(ふふふ…いいよ、そろそろ第二形態を見せる時かな…「くくく、ふふふ、はーっはっはっは!」

穏乃(無茶苦茶笑ってる。1000点でもそんなに気持ちいいのかな?)

姫子(はふぅ…大星の笑い声、なんだか、凄く…Sっぽくて…熱くなっと…)モジモジ

竜華(おっと。寝る子を起こした感じかもしれへんなー…夜這い失敗かー)

とっきー『ちゃうやろアホー』ペチン

竜華(いたっ…くないけど、ちょいツッコミ雑とちゃう?)

とっきー『しゃーないやろ、太ももパワーだけじゃツッコミ力が足らんねん』

竜華(そんなら帰っても…)

とっきー『あ、おる分には問題ないでー。ボケが酷くなったらキッチリ張り倒すから安心してやー』

竜華(うぐぐ…あ、次満貫っぽいで)

とっきー『おー、順調やなー』

竜華「ツモ。2000、4000」

淡(ああ…いいよ、今ので条件は整った)

淡(天光満つる処我はあり…黄泉の門開く処汝らあり…)

淡(黄昏よりも昏きもの、血の流れよりも赤きもの!)

淡(ふふ――吾は面影糸を巣とするもの。ようこそ、このすばらしき惨殺空間へ)

淡(行くよ…エタニティファイナルグラットンデスティニー!)カッ!


照「あの矢鱈と長い溜め…淡が本気になった」

菫「まあ対局中じゃなく、理牌の合間に済ますからさほど迷惑でもないが」

誠子「校内の練習試合でもほとんど見せたことないのに、それほど手ごわい相手なんですかね」

菫「かもしれないな。さて、相手方はどう出てくるか…」

照「……」

誠子「……」

菫「ん? どうした?」

照「…いや」

誠子(なんか気持ち悪い)

古いのは書いてる奴の世代が…

女子力向上委員会。レベル7

健夜「……ス、スタバ」

健夜「文庫本と、財布持ったし」

健夜「服も…うん! こーこちゃんもOK出してくれた組み合わせだし」

健夜「すー…はー…」

イラッシャイマセー、ヨロシケレバメニューヲドウゾ

健夜「は、はひっ!」

健夜「えっと…」

健夜(コーヒーとかは分かるけど…ふらぺちーのってなに? 大きさ…グランデ、トール? あ、このカップかな)

健夜「じゃ、じゃあ…だーくもかふらぺちーの…」

サイズハドウナサイマスカー?

健夜「ショートで…」


健夜「……」ペラ

健夜(な、なんか見られてない? 大丈夫!? 私ここに居て大丈夫!?)

おっと上げ忘れ。つっても締めなので変わりませんが。
今日はここまででー。プラン祝日? ねえよそんなもん

煌「私は悪くない!」

ほいだら0721記念でなんかリク受け付け↓五個くらいー
無理げっぽいのはこっちで調整しますんで

0721って何?って淡に聞かれて全力でごまかす京太郎が見たいです!(懇願)

ならツッコミ勢やピュア勢の性処理事情。マホとかころたんとか特に希望でー

京太郎と一線を越え、色々経験豊富になり、みんなの猥談を鼻で笑うようになった憧さん

京衣でホットラインや女子力向上委員会みたいなのを

照と京太郎が遭遇

京ちゃんと憧チャーでテレフォンオ◯ニー

>>629
前スレで「ホットライン。レベルover18」あるで

突然の夕立でずぶ濡れになりながら軒先で雨宿りする京ちゃんとクロチャー

哩姫京太郎で
姫子の計画「哩NTRからの京太郎NTLそして二人で京太郎の奴隷に」がばれる

ツッコミセミナーとか面白そう

うっかり、下ネタのレベルを超えちゃって急に乙女になる感じのが見たいです

遭遇といったら無人島、そこで出会った照と京太郎。三週間後のほどよいタイミングで落ち合う咲。さあどうなる


和…無人島…従属…うっ頭が

出遅れてしまった……
それでも一応リクを
京太郎に構ってほしくてわざと慣れないボケに走るツッコミ勢(全国&すこやん)をお願いします!!

はいどうも、透華いきましょー。今日は本編ありませんー。
まずは>>624からでー

淡「きょたろー」

京太郎「んあー?」

淡「オナ○ーってなに?」

京太郎「んあっ!?」

淡「ねー、なにー?」ユサユサ

京太郎「ゆ、揺らすなって…えーとだな、昨日の宝くじナンバーズの当たり番号…」

淡「そっかー」

京太郎「お、おう…」

淡「なーんだ、てっきりmasturbationのことかと思ったよー」アハー

京太郎「んー、とりあえず発音すげえっ!」

>>625



京太郎:三日に一回。身近な人を意識してしまいがち。賢者タイムは苦悩の時間

衣:稀に寝る前に指を添えて擦る。それだけ。超はずい

未春:週一。先っちょいじり、入り口を引っ掻く感じ。なんとなく負けた感じ

桃子:時々。布団にもぐっておもち中心にこね回す。終わるとやっちまった感全開で若干後悔

憧:たまーに。ベッドの上で軽く足を開いて指使い。ウェットティッシュも用意

照:そんなに。指挿れたまま中で動かす。軽く震えるだけで分かりにくい。ため息が多い

哩:ちょくちょく。机に伏したまま声を殺して結構激しい指捌き。自己嫌悪感アリアリ

怜:かなり少な目。休日一時間かけてスローに。終わったらすぐ切り替え可。

健夜:ほぼ無し。天井見つつボーっと指で。途中で止めることも

マホ:稀。机の角より細筆。なんとなく気恥ずかしい

>>626はちょっと違う感じ



穏乃「うーん、やっぱり熱いんじゃないかな」

玄「血液が集まってるもんね、あったかそう!」

宥「あったかいの…いいなあ…」ポワー

灼「はるちゃんにあれば最高だった…」ガックシ

憧(あー…熱いってゆーよりなんか、感触のほうが…)

穏乃「それでドクっと!」

玄「吐きだされる欲望!」

宥「あったかい源…」

灼「ラブジュースカッコオス」

憧(漫画とかって盛りすぎよね)

穏乃「で、憧? 京太郎のはどうだった?」クルッ

憧「ふあっ!?」ビクッ

玄「ちょっと参考までにお聞かせ!」

宥「あったかかった…?」

灼「別にどっちでも…」

憧「な、なんで知ってんのよあんたらぁ!」

そういや泉の性処理事情はどうなんですかねぇ

>>627女子力の後か、その後に予定



あめのはごろも。

衣「…雨だ」

衣「人は無い。傘は無し」

衣「……誰も、いない」

衣「……雨は嫌いだ」

衣「鈍な雲が消えるまで、衣は戸を閉ざすしかない」

衣「……」

衣「雨は嫌いだ。衣を人の世から隠す」

衣「ああ…雨は、冷たいな」

衣「独りは…冷たいよ……」

>>628 4レスあります


照「……」

京太郎(人多いなー、やっぱ東京すげーわ)

菫「毎度のことだが朝は人が多いな…ここで失禁した暁にはどうなってしまうんだろうか…」ボソッ

照「暁の使い方が間違ってる…お腹空いた…」

京太郎(…いやいや、待てよ俺。東京の知らない人にツッコんだら駄目だ。横を見ない、見ない…)ピクッ

菫「個人的にはあまり他人様への迷惑が大きいプレイは自重したいのだが、照はどう思う?」

照「……えっと、とりあえず何もしないほうが」グー

京太郎(スルーじゃねえ! ツッコミの遅延、曖昧さ! 一番良くないパターンだ! くっ…どうする!?)

菫「いやしかし…最近のオムツは消臭もきちんとしている…アリ、か?」

照「……分からない」グググゥゥー

京太郎「前提の根幹からナシしかねーよ!」

照「……」ジッ

京太郎(や、やっちまった! すっげえ見られてるっつーかチャンプじゃねえかこの人!)

菫「おっと後ろ…横から見知らぬ男に突っ込まれるとは。濡らしておく必要があるな」モゾモゾ

京太郎「公共の迷惑ぅ!」

照「これはどうも…うちの馬鹿がご迷惑を…」ペコリ

菫「おいおい、馬だの鹿だのよりも豚とか犬にしてくれないか?」

京太郎「いえ、お互い様というか…ツッコミは慣れてますんで」

菫「うーむ二人から放置されるとは…目の前でイチャイチャされてるとNTR気分だな」

照「してない…」

菫「ふむ…ん? 照、あそこに来てるのはハギ屋のドラゴニック・クロワッサンじゃないか?」

照「!」ソワソワ

京太郎「おー、あれって東京にもあるんだ。そういやチケットあったな」

照「!! そ、それはドラゴ・クロワッサン・リミテッドチケット! 裏の中の裏、チケット無しだと頼めない!」

京太郎「は、はあ…そういや貰った時そんなこと言ってたような」

照「お…お願いが、あります…」プルプル

照「どうか、どうか一緒に…! なんでもします…!」

京太郎「ちょっ! 土下座はやめて! 滅茶苦茶見られてるし! ちょっとぉ!」

菫「ふーむ。普段澄まそうとしてる女が、欲望のために恥を捨てる…アリだな」キリッ

照「……」ソワソワ

京太郎「どうぞ、お待たせしました。けど良かったんですか? 結構高かったのに」

照「全く惜しくない…チケット代と思えば、むしろ安すぎるくらい…」

照「いただきます…!」パクッ

京太郎「おー、うめー。これは確かに人気出そうですね」

照「……」モグモグ

京太郎(すげえ集中力…っつーかあの髪長い人、どこいったんだ? まあ大丈夫だろうけど)

照「……うっ、うう…」ボロボロ

京太郎「むぐっ!? ちょ、ちょっと何泣いてるんですか!?」

照「生きてて、生きてて良かった…ありがとう…ありがとう…!」ヒック

京太郎「それはいいですから泣きやんでくださいよ…ね?」

照「うぅ…うああああああ…」

京太郎「ああもう、お願いですから泣かないでくださいって!」

ザワザワ…チワゲンカ…チジョウノモツレ…ワカレバナシ

京太郎「ちょおお! マジでどうすんだこれ!」

照「ご迷惑をおかけしました…本当にごめんなさい」

京太郎「いえ…それじゃ俺はこれで」

照「ちょっと待って」

京太郎「え?」

照「これ…私の携帯…」スッ

京太郎「はあ。つっても掛ける用事は無いですけど」

照「……」

京太郎「あの…?」

照「つ…次、チケットがあったら…良ければまた、一緒に…」モジモジ

京太郎「はあ。でも俺長野なんで数日したら帰るんですけど」

照「………………清澄?」

京太郎「はい。てゆーか咲のお姉さんですよね? 咲の奴、よくお姉さんの事話してますよ」

照「ひっ…な、何か言ってる…?」

京太郎「? ええと、昔から可愛がりあったとかなんとか…よくわかんないんですけど」

照「ぅぁ…」ブルブル

京太郎「なんかヤバそうなんですなんですけど!? 大丈夫ですか!?」

照「だ、大丈夫…少しは大丈夫になったんだから…そ、それじゃ…今日はありがとう…」フラフラ

京太郎「……ホントに大丈夫か? あとで電話しとくか…」

>>632



京太郎「うえー…雨凄いっすね」

玄「うん…うー、下腹部までビショビショだよー」

京太郎「全身濡れたでいいだろそこは!」

玄「全身ぶっかけ!? うぅ、多人数プレイはちょっと…心に決めた一人のほうが…」ポッ

京太郎「知るかそんなん。それより、身体拭かないと」

玄「京太郎君…私の体、拭いて…?」モジモジ

京太郎「自分で拭いて下さい。はいタオル、濡れてないんで使えますよ」

玄「うー…髪の毛も全部濡れちゃった。枝毛になっちゃわないかなあ…」

京太郎「まあ玄さんは手入れしっかり…して、るし…」ジッ

玄「そうだけど心配だよー。うー…」ポフポフ

京太郎(狭い。軒先狭い。玄さん近けえ…)

京太郎(うなじ、濡れて艶っぽくて黒髪とのコントラストが…! ちけえよ! マジでちけえから!)ソワソワ

玄「わ、もっと強くなってきた…ごめん、ちょっと寄るね」

京太郎(やべーから、マジやべーから! ちけーんだよ!)

咲「原点にして頂点」

>>938

鶴田先輩の思惑がどうだったのか、俺にはもう、分からない。
ただ……今、この空間だけは……俺にはどうしようもないんだろう。

「ん…じゅる、はむ…んっ。須賀…出してもよか…」

床を這う白水先輩。柔らかい唇から伸びる舌が、肉棒に絡みついて右へ左へと。咥えるんじゃなくて、唇でちゅぷちゅぷと亀頭を撫でるように動く。

「あは、部長がペットみたいにしとる姿…素敵です。京太郎はそのまま…んちゅ、ふふ…」

「うあ…」

背筋がゾクリと弓形に反ってしまう。白水先輩より更に深い場所へ顔を埋める鶴田先輩は、顔を玉袋に埋めるようにして、付け根をしゃぶっていた。わざとらしく水音を響かせながら、舌先で襞の一つ一つを舐めとっていく。

「この…! 生意気、ですよ!」

上から下へ、振り下ろす。すべすべとした白水先輩の白いお尻をキャンバスのように、赤く染め上げる。

「んあっ!? す、須賀、いっ! あぁっ!」

張る音が響くほど白水先輩の声が上がる。けれどそれは痛みに抗議するものではなくて、むしろ悦びに満ちていて。

「ああ…部長、こんなに可愛くなって…んっ…」
「んむっ!? んふ、ぷはっ! ひ、姫子、やめ…ん…」

愛欲に満ちた鶴田先輩が白水先輩の顔を手で覆う。そのまま唇を寄せる…かと思いきや、二つの唇の間に、俺の亀頭を埋めて。
二つの唇がカリを挟んで、奪い合うように鈴口を舐めとる。別々の生き物が攻め立てるたびに射精感が膨らんでいく。

「出る…出ますよっ!」
「んぢゅ…すがぁ…だひていいけん…れろ、飲ませて…」
「全部、全部部長と一緒に…京太郎…」

両手で二人の後頭部を支え、肉棒を二人の顔で挟み込むように。丁度鼻筋に亀頭が当たるあたり。二人が急かすようにこっちを見上げてくるせいだろう。

「うぁ…ぐっ!」

ドロドロの塊を吐きだすように、下腹部の奥から精液が噴出していく。二人の鼻、目筋、髪。落ちていく精液が更に唇へと流れ、嬉しそうに舐めとる二人の顔を更に歪な笑顔へと変えてしまう。

「あぁ、須賀ぁ…もっとぉ…」
「あは、あははっ、京太郎…部長…だいすき…」

夢中で亀頭にくらいつき、精液を吸い上げる白水先輩。床に落ちた精液を舐めとる鶴田先輩。
この先どうなるかなんてわからないけれど、今はもう、何も考える必要はないんだと。そう、諦めてしまうのだった。

すんませんR-18つけんの忘れました

>>643和(今日はどんなジョークで行きましょうか)

和(直球…いえ、間接的な表現で…それとも)

和(例えばあの壁のシミ。確か誰かが転んでついた血の痕)

和(生理と言うと直接的ですから、血痕…そうなると言葉遊びになって)

和(血痕が付いた後、つまり結婚した後と仮定して…)

和(どう繋げましょうか。円満家庭か成田離婚パターン)

和(そうですね。後者の場合だと…)


京太郎「お、和」スッ

和「離婚しましょう」キリッ

京太郎「何事!?」

和「あ…ち、違いますっ! 好きです!」アワワ…

京太郎「なにがなんやら分からんが落ち着け!」

>>649 うっ、頭が…


ザザァン、と後ろからは波の音が耳を打ち、目の前では赤い炎の爆ぜる音。
須賀君は私の隣で小枝を折って、火を絶やさないよう努めています。
まるで漫画のように無人島に打ち上げられて一週間……咲さん達はご無事なのでしょうか?

和「須賀君、無人島です」

京太郎「そうだな」

和「中出しとかどうです?」チラッ

京太郎「何言ってんの?」

私の貞操は大丈夫なのでしょうか。ある意味で。

和「多分気持ちいいと思うんです」

京太郎「へいへい。それ取ってくれ」

和「あ、はい」

須賀君は凄いです。ナイフ一本で快適な住環境を作り、ハンモックなんかも作ってしまいました。食事は上手、非の打ちどころがありません。

京太郎「それよか他の人の痕跡はあったか?」

和「いえ…けれど嵐も無い海でしたし、救命胴衣も付けてましたから大丈夫ではないかと」

京太郎「そうか。そうだよな…ほら焼き魚。熱いから気を付けろよ」

熱くて、美味しい魚。それはどんな料亭よりもすばらしいもので。
私なんかよりも遥かに状況に適応している須賀君なのですが……

京太郎「ん? どうした?」

私、ほぼ裸なんですけど。まったく手を出される気配が無いんですけど。
いえ…目は向いてるんです。時々、チラッと。

和「EDですか?」

京太郎「なんだ藪から棒に失礼な」

どんな物質で理性ができてるんでしょうか。

>>656 一人だけ


憧「……」ゴクリ

京太郎「? どーしたよ」

憧「え、えーと…」

京太郎「ん?」

憧「今日って天気いいわよねー」

京太郎「そうだなあ。平和だ…」

憧「…あ、暑くて脱ぎたくなってくるわねー」

京太郎「そうだなあ」

憧「……」モジモジ

京太郎「……」ポケー

憧「はあ…」

京太郎「? お、穏乃おっす」

穏乃「おーっす! 京太郎、今日もいい天気だよ! あー暑い暑い! ちょっと待っててね!」

京太郎「待て待てまてぃそれは許されんわ!」

憧「もおーっ!」ウガーッ!

京太郎「うおっ!? な、なんだ…?」

真面目に迫られたらコロッと落ちます。相手がボケてる前提の理性。ダイヤモンドは角度によって割れるとかなんとか。
今日はここまででー。明日はもしかすると透華できないかもしれません。

あるよ(HERO感)
ホモでもヘテロでもユリシーズでもNTR以外なら何でもイケる口。やらないけど。
今日はちょっと本編じゃなくて家出のどっちを終わらせます。めんごめんご。

>>527の続きから



和「…須賀君? 起きてますか?」

京太郎「おう。いつもはもうちょっと遅く寝てるからなあ」

和「ふふ…私もです。それよりベッドを借りて良かったんですか? 床だと痛いんじゃ」

京太郎「ゲームやりながら床で寝ることも多いし、お前より慣れてるよ」

和「そうですか…あの、少しだけお話しませんか。寝てしまうまで」

京太郎「だな。他にすることもないし」

和「ふふ、ありがとうございます。それじゃあ何から…あ、一つ思いつきました」

京太郎「なんだよ?」

和「須賀君はいつも寝るとき…ど、どんな格好をしてるんです?」ハアハア

京太郎「真っ先にそれがくるのはチョットマズイなー」

京太郎「ん…」スクッ

和「須賀君?」

京太郎「ちょっとトイレ行ってくるわ」

和「……」

京太郎「和? どうした?」

和「すみません、飲尿健康法はちょっと抵抗があって…」

京太郎「どーしてまた、そんな申し訳なさそうな顔になっちゃうよ」

京太郎「ふー…ん? リビングの方で明かりが…」


和「あ、須賀君…」

京太郎「何してんだ?」

和「いえ、どうにも眠れないので少しお水をいただこうかと」

京太郎「ほーん…じゃあこれにしようぜ」

和「牛乳、ですか」

京太郎「ああ。ホットミルクっつーほど熱くない程度なら飲みやすいし」

和「そうですね…ありがとうございます」

京太郎「どーいたしまして。それじゃちょっと待っててくれるか?」

和「はい」


和「ひと肌のミルク…」ジィーッ

京太郎「そこからは出ないから…ガン見しないの!」

京太郎「……」ズズッ

和「……」クピクピ

京太郎「なあ、一つ聞いていいか?」

和「はい」

京太郎「今日うちに来るときさ…なんか、やけに強引っつーか突然だったよな」

和「…はい。変ですよね…自覚はあります」

和「本当は…理由なんて、なんでも良かったのかもしれません」

和「私は須賀君の家に行きたかったんです。須賀君の部屋に行きたかった」

京太郎「和…?」

和「そして、確かめたかった」

京太郎「…なにを?」

和「……」

和「咲さんから聞いたんです。須賀君のトレジャーは机の裏に置いてあると」ガックシ

京太郎(あのポンコツ…場所変えといて良かった…)

京太郎「つーか、一応親御さんとすっげー下らないことで喧嘩したんじゃなかったか?」

和「喧嘩というよりも主義のぶつけ合いです」キリッ

京太郎「なんつーくだんねー主義だよ…んじゃ、喧嘩云々ってのはただの口実か」

和「そうですね」

京太郎「あのなあ…いい機会だから言っとくけど、ちょっと危機感足りてないんじゃないか?」

和「?」キョトン

京太郎「友達っつっても男の、しかも両親の居ない日に来るなんて、襲われても文句言えないぜ?」

和「ええ!? 須賀君、私を襲うんですか!?」

京太郎「襲わない襲わない。襲わないからにじり寄って来ない!」

和「ふふ…私はこんなですが、男の子の家に泊まるなんて以前までは考えられなかったんですよ?」

京太郎「へえ。そういえば、和って特別男子と話してる印象無いな…」

和「実のところ、隣で並んで歩く男子も須賀君が初めてです。色んな初めてを須賀君に捧げてしまいました」ポッ

京太郎「ヤな言い方すんな! ったく…」

和「ふふっ。須賀君と居るととても楽しいです…どうしてなのか、須賀君は分かりますか?」

京太郎「え?」

和「10秒以内で。じゅーう、きゅーう、はーち」

京太郎「ちょっ…えーとな、それはつまりだ…」

和「なーな、しーっくす、なーいん」

京太郎「戻ってる戻ってる日本人らしく日本語カウントで!」

和「さん、にー、いち」

京太郎「うぉいっ! えーと…」


京太郎「俺のことが好きだから、とか?」

和「……ぁ」

京太郎(やべー、さすがに引かれた! やっちまったぜ…)

京太郎(突然ですが空気が最悪…とまではいかないけど、微妙です)

京太郎(間違いなく俺の失言のせいだ…和、俯いちゃってるし)

京太郎(どうする? どうするよ俺! とにかく話題を逸らさないと)

京太郎「そ……そういえばさ、和って俺が部長とかに麻雀教わってる時、見てくるよな。なんでなんだ?」

和「……ああ。あれはですね、須賀君が私以外と話してるのが嫌なんです…なんでです? 私じゃだめなんですか…」ブツブツ

京太郎「唐突にヤンデレされてもなぁ」

和「じゃあ特に意味はないです」

京太郎「無いのかよっ!」

和「い、意味なんてないんですからねっ!」ツンツン

京太郎「属性固定しろよ!」

京太郎「はー…っと、こんな時間か。そろそろ寝ようぜ」

和「そうですね。明日もありますし」


京太郎「おやすみ」

和「おやすみなさい…」

京太郎(なんか変な感じだな。咲は何回か来たことあるけど、それ以外って初めてだし)

京太郎(…つーか、いい匂いするんだよな。俺の部屋じゃないみたいだ)

京太郎(はー、なんか安心するっつーか。すぐ近くに和がいるって思うと眠くなるな…)

和「ん…」

京太郎(寝息聞くのは合宿以来だっけ。こうしてると可愛い女の子だよなあ…)

京太郎(もし和がボケじゃなくて…うわ、やっべ…半端ねーぞ)

京太郎(……和、か)チラッ

和「すんすん、はふー…須賀君の匂いが凄いですね。こう、嬲られている気がして…」モゾモゾ

京太郎(そろそろツッコんで寝かさないとな)

――朝――

京太郎「ふあぁ…あー、ちょっとねみぃ…」

和「おはようございます、須賀君」

京太郎「おはよう和…顔だけ布団から出して、どうした?」

和「……」

和「昨日は激しかったですね」ポッ

京太郎「……」

和「……」

京太郎「それがやりたかったの?」

和「はい。1時間前から須賀君が起きるの待ってました…少し眠たいです」

京太郎「ちっさいボケに身を削りすぎだろ!」

――???――


須賀君の家を出て、帰路に着きます。朝日がどこか心地よく感じるのは…何故でしょうか。

「俺のことが好きだから…」

須賀君のことが、好きだから。

あのとき…どうして確かめてくれなかったんです?

あのとき、本当に俺の事好きか?って聞いてくれれば。

……ダメですね。それは受け身すぎ、卑怯ですよね。

いつか私がジョークを交えずに言えるようになったら…その時は教えてあげないとダメですね。

私の初恋。貴方に捧げてしまいました。

初めてなんです。ねえ須賀君、私は好きな人との話し方なんて分かりません。

だから…教えてくださいね。これからもずっと、貴方に好きな人ができるまで。

今日はここまででー。明日は透華できん可能性濃厚っすー。

それと家出のどっち、これで終わりになります。パクっていくぅー

【ぬる募】次のテンプレ題材

今日は透華できそうにありません、サッセン。
各々の欲望満開じゃないか(暗黒微笑) テンプレはマイルドに行きますん、当たり障りない感じ。

ところでパクリ続けるこのスレですが、もう一つ過去の名作をパクった酷いものがあります(チラッ
設定丸パクというか完全にパロですが。今ん処冒頭だけなんですが。どうしよう(チラッ

人は知らないコトを知りたがる。

例えば幽霊。それの中身や発生条件を知る者は少ないが、その輪郭だけを知る人のなんと多い事か。

肝試し、怪談話、降霊術。知らない人はそれに触れようと、近づこうと試行錯誤する。

そしてそれを危険な行為だとは認識しないまま、無邪気に、欲望に塗れたまま手を伸ばすのである。


京太郎「清水谷先輩が入院?」

怜「せや。腕の骨が折れたんやって」

京太郎「っはぁ!? 大怪我じゃねーか!」

昼食時間ともなれば、健全な高校生はメシを食う。ご多分に漏れず京太郎も、相棒と共にもさもさとパンを頬張っていた。

それを襲う唐突な不意打ちは相棒お得意の下らないギャグではなく凶報。しかし焦る京太郎をよそに、仲良しの筈の相棒はと言えば、目を背けたくなるほどのパンを飲み下していた。

怜「んー、ここのパンは喉越しあんま良くないなー」

京太郎「パンと喉越しの組み合わせは聞いたことねえよ! なんで喉がゴクゴク言ってんだよ!」

怜「今朝からセーラとサッカー勝負しててなー、お腹すいとるんや」

京太郎「くっそ暑いなか、よくやるよ…」

怜「さすがにアディショナルタイム180分はキツイなー」

京太郎「試合時間超えてんじゃねーか!」

細い足、細い腕、細い腰。黙っていれば病弱な美少女に見えないこともない相棒が、友人の中でもトップクラスの体力バカだと京太郎は知っている。

それでも周りが彼女を病弱だと思うのは、単に誰もが知らないだけ。京太郎は声を大にして言いたいと常々思う、その理由。

怜「昼前にはお腹空きすぎて倒れたし、たくさん食べとかんとなー」

ひきこさんを、くねくねを、赤いマントを見た時でさえ、ここまで恐れおののくことは無かっただろう。

『身体の体積以上の食物を食べる大食漢』。その都市伝説の顕現が、ここに居る。

書いてあるのはここまでですが、実は一話分考えてしまっているという。
今日は時間無いのでこれだけでー。明日はちゃんと本編か、新スレ準備になりますん。

ここは本当になんのスレなのだろうか…
今スレはちょっとヤリすぎたのでちょっと反省。浮気しすぎましたね。
そいで今日は所用あったのすっかり忘れてました。申し訳ありませんがまた明日でー。

雑談があるってかなり嬉しいのは間違いなし。欲望解放が大量ってのはちょっと困るかもしれませんね、難しいですが。
反省ついでに穏乃が赤いちゃんちゃんこ来て壁に手をついて反省してる絵をください!
そいじゃ本編透華よー。

ちなみに本編は>>588の続きになります。おかしい、300レスも間が空いてるぞ?(すっとぼけ)



淡「リーチ!」

姫子(ダブリーか)

竜華(おっ、早漏やな)

穏乃(早い…溜めてたのかな)


『白糸台、大星選手ダブルリーチ! これは強烈だが、役はダブリーだけだぞー!』

菫「生でヤるのはこれが初めてだったか」

照「違う。言い方が違う」

尭深「地区大会で一度だけ…一度きりの過ちが忘れられなくて…またヤってしまう…」

誠子「そんな理由じゃなかっただろ!」

菫「まあ…その一局と今回を結合させて考えられる相手は…まあ割といるかもしれないな」

照「普通に言って…」

菫「ん? 普通に言っていいのか? セッ」

照「言葉のニュアンスが違う…! フツーに言うんじゃなくて、普通の言葉にして言って…!」

穏乃(大星さんのダブリー…赤土先生が言ってたやつだ)


晴絵『しず、大星のダブルリーチには気を付けろ』

晴絵『大星は入店したばっかで指名数は少ない。けど売上トップに食い込むには配牌を遅らせるだけじゃ足りないんだ』

憧『晴絵の頭の方が足りてない気がするんだけど』

穏乃『でもじゅーぶん強いですよ!?』

晴絵『白糸台は学内に複数のコンセプトがあってさ。指名争いで勝ったのが大会に出るわけ』

晴絵『宮永照が筆頭のトコは攻め特化なんだよ』

穏乃『え…てことは』

晴絵『そう…』


晴絵『大星淡もわりかしSだ』

憧『ごめーん、あんた達なんの話してんの? 最初から聞いてたけどわかんないわ』

穏乃『牙を隠してるってこと? でも牌譜見たけど、ダブリー一回くらいじゃあ…』

晴絵『いやいや、東京って設備よくてさー。選手の表情だけを映してるAV『VTR!』そうそうVTRがあるんだよ』

晴絵『それを取り寄せてみたよ。これ』スッ

穏乃『わー』

晴絵『これ、ここに注目ね』

穏乃『へー! 凄いなあ…』

晴絵『んでここがー』

憧『ふーん…どれどれ?』ヒョイッ


憧『せいやあーっ!』バキッ!

晴絵『あーっ! 秘蔵のビデオが!』

憧『高校生になに見せとんじゃ!』

晴絵『えーと、こっちね。西東京の松庵女学院の大将、多治比真佑子。大星淡と打ってる時の映像』

穏乃『この人すごい活躍してたよね』

憧『個人戦も凄まじかったわよねー』

晴絵『そ。んで3秒後に注目ね。3、2、1』


真佑子『あふんっ』ビクビク


穏乃『あ、凄い感じてる』

晴絵『ねっ』

憧『ねっ、じゃねーわよ! コイツも同族じゃない! あーもー!』

え、でもおもちは...

晴絵『それ、大星淡がダブリーかける直前なんだよ』

穏乃『掛けた時でも和了ったときでもなく? 何かで感じてるってことですか』

晴絵『サンプルはこれっきりだけど、いくつか気を付けたいいトコはある。その一つが――』


淡「カン」ドッ

淡「我が終焉を飾る四天王、猛き牙となりて真の姿を我の前に示せ!」

穏乃(きた…!)

姫子(これがあの地区予選…)

竜華(ダブリーで攻め立てた時とおんなじや)

淡「レリーズ! そして――来たれ、来たれ、来たれ」


晴絵『寒くなるくらい厨二台詞吐きだした直後は完全安牌しか捨てない事!』


照「……」

菫「どうした照。ちゃんと見ないとダメじゃないか。顔が赤いぞ? 風邪か?」

誠子「……」

尭深「俯いてお腹痛いの…? 生理?」

照・誠子(恥ずかしい…)

姫子(8索が壁けん、あっとすればシャボか単騎。どうせ安牌も無し…ここはテンパイばとっとく!)

淡「は。汝、我が贄となれ…」グッ

淡「ロン!」ギュルッ

竜華(逆回転?)

穏乃(逆回転!)

姫子(逆回転…)

(((急に逆回転にされたら…その、困る)))ポッ

淡「カン裏…18000!」

竜華(あー、アレやな。大星淡、もーちょい仲良くなりたいわー…ふへっ)ジュルッ

姫子(ああんっ、部長許してください…体が、身体が疼くんですぅ)クネクネ

穏乃(でもSかあ…なんだろ。凄く)ボッ

――南四局一本場――

淡「未だ、我が親を失う気は無し…」スッ

淡「リーチ!」


恒子「ふーたたびダブルリーチ! 早くも二連発! またもダブリーのみだぞー!?」

健夜「そうですね、今のところはですが…」

恒子「二発目も濃厚なのが出せるのかー!」

健夜「点数は濃い薄いの表現はしないからね!」


竜華(こっちは配牌5シャンテンで親はダブリー連発か)ヒリヒリ

とっきー『こらシンドイなー。ボケとる暇あらへんでー』

竜華(せーっかく人がええ気分やっちゅーに…しかしどーしたもんかな)


姫子(鍵ばなくとも、自分で流す…)

姫子(流れるほど濡れとらんですよ、部長! 私が濡れまくるんは部長だけです!)キリッ!


穏乃「……」チリッ

穏乃(相手がSで強いなら……)ボッ

穏乃(相手を、変えちゃえばいいんだよね)

女子力向上委員会。レベル8

健夜「うーん、ぶらぶら買い物ってすっごく久しぶりだけど」

健夜「今日は…いつもの、麻雀用品じゃないよ」

健夜「読み方はフランフラン、でいいんだよね? こーこちゃんはここが好きって言ってたけど」

健夜「わあ…これ可愛いかも」

健夜「アロマかあ。こういうのも使った方が女の子っぽいのかな? でもあんまり…」

健夜「ペアカップ…いつかは、こういうのも使えるのかな…」

健夜「んー」

健夜「あ…」

健夜「これ、男の子でも使えそう。こーゆーのもあるんだね」

健夜「…今日はこれくらいにしとこうかな。また、気が向いたら来よっと」

今日はここまででー。
次スレ立てましたん、消化してもらって大丈夫ですん。そして9すっ飛ばしました。気づいたのは今、これを書いている時です。まあいいか…

京太郎「清澄高校麻雀部員共」玄「マン10怖い!おもちも怖いよ!」
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406299369/)

埋めてもらってOKっすよー

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>>1000なら役員共の原作世界とネトマ再来 淡編

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