青年「異能が征する高校生活」【安価】 (34)
いきなりだけど↓1から↓5まで超能力募集
このうち、いくつかを採用してSSを書いてみるよ
採用されないかもしれないのであしからず
ちなみに安価で決めるのは超能力のみです
書いてる途中でまた募集することがあると思う
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402651038
脱がす能力
触った物体を固定する能力
治癒能力
オーライ、把握
今から書くからしばらく待ってね
青年「ありふれた自己紹介」
青年「俺の名前は青年」
青年「どこにでもいる普通の高校生」
青年「……いや、ありきたりすぎてつまらないな」
青年「イケメン、そうイケメン高校生だ」
青年「無事に進学して二年生になったのはいいけれど」
青年「イケメンな俺は人には言えない秘密を抱えてしまった……!」
青年「自己紹介終わり」
青年「うーん……」
青年「いくらイケメンと言っても、人には言えないよなぁ」
青年「超能力に目覚めたー、なんてなぁ」
青年「相談したところで、顔は良い分、頭はパーなんだなと言われかねない」
青年「どうしたもんかなぁ」
「…………!」
「……! …!」
青年「……ん?」
青年「何やら路地裏が騒がしいな」
青年「声からして……男と女の二人か」
青年「なんだよ、放課後になったからって早々に盛ってるのか?」
青年「どーでもいいや、帰ろ」
パサッ
青年「ん? なんか路地裏から飛んできた……」ピラ
青年「うひぃえ!?」
青年「これはどう見ても女の子のパンツ!?」
青年「な、なんでこんなもん飛んでくるのさ、イケメンの俺でも焦るよ……」
青年「……」
青年「ここに捨てていくわけにも行かないし……」
青年「このまま持ち帰るのはいくらイケメンとて許されない」
青年「こっそり返しとこ」
青年「気付かれないようにそーっと……」
青年「(ところで、ヤってるのはどんな奴らよ)」チラッ
覆面「ふ、ふふ、フフフフフフフフフフ」
覆面「なんとも恥ずかしい格好になっちゃったねえ?」
覆面「フフフ」
女性「……うう……」
女性「それが、あなたの能力……?」
覆面「! ……」
覆面「お前、何を知っている?」
女性「…………」
女性「最近頻繁に起きている女子高生レイプ事件って……」
覆面「……お前が何者かは知らないが……」
覆面「まさしくそれは俺がやったことだ」
女性「!」
覆面「(こいつの素性が気になるな……)」
覆面「(まさか、俺と同じ能力者か?)」
覆面「(……いや)」
覆面「(服を脱がせた時点で何も反撃してこないのだから問題は無いかな)」
覆面「(そんなことより……)」
覆面「それじゃあ、楽しませてもらおうか?」
女性「ひっ……!」
青年「ヌウウウウウウ……」
青年「(会話の内容は聞き取れなかったが……間違いない)」
青年「(あれは合意の上での行為では無い!)」
青年「(だって見てよあの覆面、怪しすぎんでしょ!)」
青年「(となれば、イケメンの俺としては助けに行く他あるまい!)」ダッ
青年「待て待て待てぃ!」
覆面「む!?」
女性「!」
青年「……」
青年「(勢い良く躍り出たはいいけれど、何も考えてなかった)」
青年「(これからどうすりゃいいのさ)」
青年「(しかも、よく見たらこの覆面結構ガタイいいよ? 勝てるかな俺)」
覆面「……なんだテメー」
覆面「俺の邪魔をするつもりか」
青年「……えーと」
女性「に、逃げて!」
青年「女の人を置いて逃げる事など出来るものか!」キリッ
覆面「ほう?」
青年「あっ! しまったー……」
覆面「だったら痛い目に遭ってもらう必要があるなぁ」
覆面「ぬん!」カッ
ポポーン
青年「……」
女性「ぁ……ぅぅ」
青年「うおお!? 俺の服が脱げてる!?」
覆面「フフフフフフ」
青年「何これどゆこと!?」
覆面「教える義理は無いなあ」
女性「っ……」
青年「くっ……男の裸だなんて誰得だよ!」
覆面「俺得だ!!」
青年「!?」
覆面「素肌の上からこいつは、さぞ痛いことだろうよ」スッ
青年「げえ、鞭! なんで持ち歩いてんの!?」
覆面「俺の趣味なものでなぁ」
覆面「ヤろうと思った日にはいつも持ち歩いているのさ」
青年「こいつ、Sか……!」
覆面「さぁて、それじゃあ下の方も脱いでもらおうか」
青年「!」ギュ
覆面「ズボンを抑えても無駄だ!」カッ
…………
覆面「……何?」
青年「……」
女性「……!?」
覆面「なぜズボンが脱げない!?」
青年「脱げてたまるか!」
覆面「貴様ぁ、何者だ!」
青年「イケメン高校生さ!」
覆面「ぬうう、訳のわからん奴!」
青年「(人前で見せびらかしたくなかったんだけどなあ)」
青年「(こいつも俺と同じってんなら、使っても大丈夫かな)」
青年「(女の子への言い訳は……その時考えよう)」
覆面「だがまあ上半身が裸なら十分だ!」
覆面「鞭くらえ!」ヒュン
青年「うお!?」
ピシャアン!
青年「痛ええええええ!?」
覆面「手の平でガードするとは、なかなか器用な奴」
覆面「だが、何度も叩いてやるぞ!」
青年「(思ったよりずっと痛かったが……)」
青年「(確かに、触ったぜ!)」
ピタッ
覆面「……ん!?」
覆面「鞭が、動かない?」
女性「……!」
覆面「テメー、一体何を……」
青年「教える義理は無い」キリッ
覆面「ウゼエ……!」
覆面「……」パッ
覆面「鞭を離しても宙に浮いてやがる……」
覆面「(確信した、コイツも能力者!)」
覆面「(俺以外にもいたのか!?)」
女性「……」
青年「さあさあさあ」
青年「どうするよ、んん?」
覆面「……ふん!」
覆面「鞭が使えなくとも問題ねーさ!」ダッ
青年「来たな!」
青年「行くぜ! 空手柔道剣道合気道合わせて一段も無い俺の!」
青年「張り手!!」
バシィン!
覆面「んぬお!?」
青年「あ、当たった」
覆面「……ふん! 驚きはしたが大して痛くはないな!」
青年「そりゃそうだろうな」
青年「だが……触ったぜ」
青年「お前の口と鼻にな!」
覆面「何を……!?」
覆面「(く、口が、動かない!?)」
覆面「(鼻も……! まずい、呼吸が……)」
覆面「! ! ……! …………」ドサッ
青年「……気を失ったか」
青年「(ズボンを俺の体に固定して脱げなくし)」
青年「(鞭を空間に固定して使えなくし)」
青年「(そして口と鼻の動きを固定して息をできなくしたが……)」
青年「ふう、何とか上手く行ったな……」
青年「あ、能力解除しないと死んじまうな」パチン
女性「……」
青年「君、大丈夫かい」キリッ
女性「あ、ありがとう、ございます……」
女性「……あの」
青年「ん?」
女性「手に握っている、それは……」
青年「あ」
青年「(パンツ……)」
ザッ
男性「大丈夫か!」
女性「あ、会長!」
青年「え、誰?」
男性「……」
女性「……」←全裸
青年「……」←半裸
男性「貴様、これ以上の好き勝手はやらせんぞ!!」
青年「え、あれ、待って! 何か誤解してるんじゃない!?」
青年「……」ボロッ
男性「そうか、君が助けてくれたのか」
男性「ありがとう、そして誤解してすまなかった」
青年「……ふぁ、ふぁい」
男性「……治してやってくれ」
女性「あ、はい……」パアッ
青年「……お、お?」
青年「痛みが無くなったぞ?」
青年「俺のイケメン顔も元通りか!」
男性「……さて、話は変わるが……」
男性「君、超能力を使うそうだね?」
青年「!」ピクッ
青年「(や、やべぇー)」
青年「(い、言い訳、言い訳考えなきゃ)」
青年「(イケメンな俺なら、ナイスな言い訳がピカーッと閃くハズ!)」
青年「……き、気のせい、でわ?」
男性「ああ、安心したまえ」
男性「私達も能力者だ」
青年「……」
青年「え」
男性「その力を見込んでお願いをしたい」
男性「私達の組織に入ってくれないか?」
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