女「ぼっちが救われるには」(80)

男「女さん、次の時間割ってなんだったっけ?」

女「え……?あ…‥数学Ⅰだと…思う」

男「そっか。ありがと」

突然、話しかけられたのでびっくりした。

うまく対応できてたかな……、なんて、考える余地もない。

確実にキョドっていた。キョドっていた。ああ!もう、恥ずかしい!

一言、二言会話しただけじゃないか!なんでこんなにトークができないんだ!

ああ!もう。

なんて。 演劇調で一人思考にふけってみる。

自分で自分に解説して、どうするんだ。

[一時間目と二時間目の間の休み時間]

外野「ザワザワ、きゃっきゃっ、キモーイwww、うへへへ」

私は、眠いんだ。

眠いのに違いない。そうだ、眠いのだ。

眠いんだから、机に突っ伏しているんだ。何も考えるな。

っていうか、今、一瞬、耳に入った「キモーイ」って私のことじゃないよな?

私のことだったら、どうしよう。

どうもしない。私は、常に最悪を想定している。

もっとひどい罵詈雑言だって、想定の範囲内。

もっとひどい罵詈雑言だって想像している。

だから、別につらくともなんともないんだからね!

……自分で自分にツンデレしてどうする。

数学教師「外野a、ここわかるか?」

a「……わかりません」

数学教師「はい、お前落ちた。受験に落ちた」

……相変わらず、嫌味ったらしい教師だなー(^^:)

自分の、思考の中で顔文字を使ってみる。

ふふん。これで、私もプロのぼっち思考だね!

……うう、自分で言ってて悲しくなってきたorz

あと、orzとか使ってるのはスルーでお願いします。

自分で自分にお願いしてみる。てへぺろ(・ω<)

うわ、こいつ、自分で自分にてへぺろを使ってるよ。

おえええええ。

女(…ん?)

男「」カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ

女(なにをやっているんだろう)


女(一心不乱にノートに何かを書いてる)

男「」カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ ペラッ

女(あ、問題集をめくった)

この先生の授業のどこにそんなに書くところがあるのか

描くところなら、いっぱいあるけどね! (・ー・)どや

……ああ、虚しき哉。

外野「うえっへっへwwwやっと授業が終わったよー」

皆は授業が終わったことをtalkしてる。

授業への愚痴をspeakせずにはいられないのだろう。

mathの先生の授業は退屈だからな。

私は弁当をもっていそいそと教室をgo outしよう。

……英語を使うのは疲れるなー。

――ん?今、男君と目があった気がする。

私がすぐに目をそらしたけど。

さて、いつもの場所に出かけよう。

私は、屋上へ続く階段にいる。

この学校では屋上を開放していない。

だから、屋上へ続く階段を使う人なんていない。

ほこりまみれで掃除すらされていない状態だったこの空間を、一人で学校探検していた私は見つけた。

だから、私はここをこっそり掃除して使わせていただいている。

独りぼっちではなく、一人きりになれるこの空間を私は気に入っている。

校庭を見渡すことのできて地味に眺めもいいから、心も穏やかになる。

などと、頭の中でナレーションしてみた。

今日の弁当は何かな。

とりあえず、書き貯め放出完了です。
地の文が多いのは、仕方のないことなんです。
見切り発射ですが、なんとか完結させます。

うわ、ミスった。
高校の授業はたいてい4時間目まであるんだった。
4限目に数学aを受けていたいうことにしてください。

うわ、ピーマンの肉詰めが入ってるよ。

ピーマン苦手だからやめて、ってやんわり伝えたはずなのになー。

全く、しかたのない母親だな(・ー・)

……どや顔と全く同じ顔文字だったのはスルーしておこう。

そういえば、男君の弁当、おいしそうだったなー(´¬`)ジュルリ

シャケ、ウィンナー、ハンバーグにスパゲッティ、そして卵焼き。

好物が4つもも入ってるだなんて羨ましすぎる!(#^^)ピキピキ

今度、母さんに頼んでみようかな。

コンビニ弁当食べてみていいかなって。

ご飯も食べ終わって、ひとりでごちそう様を言った。( ´з`)=3 満腹

この瞬間は、なんとなく満たされている感じがする。

おなかいっぱいになったせいかな。

昼休みは長い。さて、文庫本を読もう。

ところで、顔文字を頭の中で再生するとき、自分で「ピキピキ」とか「てへぺろっ」って言ってるんだぜ?

痛いだろ?笑えよ(#^^)

……今日もツッコミは不在ですね。(´ー`)ヤレヤレ

文庫本に集中しないと。

こうして、昼休み終了のチャイムが鳴って。

教室に入って授業を受けて。

授業の間の休み時間に本の続きを読んで。

また退屈な授業を受けて。

放課後になって、一瞬で帰って。

一人で帰宅。

そして、家でpcを開いてゲームをするのでしょう。

……帰り道、一人で自転車をこぎながらたそがれている私、かっこいい。c= (-。- ) フゥー

――頭の中で思い浮かんだ顔文字がため息だとか……落ち込むなあ。

pcゲームはいい。私の苦しい日常を忘れさせてくれ 女「うぎゃあ!」

妹「wwwwww」

女「なにしやがるのよ!」

妹「だって、踏みやすい背中があったから」

女「だからなんなの!?」

妹「床に寝転がってるんだから、踏むしかないなって」

女「ひどいよ!私はお姉ちゃんなんだよ!?」

妹「姉は妹にいじめられるために存在するのです」

女「ぶーぶー!妹の圧政反対ー!」

妹「よいしょっと」

女「なにやってるの!?」

妹「ほどよく肉がついていて、寝転がりやすいから、私はお姉ちゃんの背中が好きだよ」

女「せめて、枕にしなさいよ!なんで敷布団にしてるの!?」

妹「だって、ほどよい枕があるから」

女「人のお尻を枕にしないでよ!ばっちいよ!屁をこいちゃうよ?」

妹「うわ、お姉ちゃん、きたない」

女「ひどくない!?ていうか、顔のところに足をおかないでよ」

妹「細かいことをきにしてると、嫌われるよ?」

女「うぐっ……。細かくないよ!」

妹「うわっ、おっそ!ツッコミおっそ!ツッコミ遅すぎwwwww」

女「うるさいよ!……グスン」

その後も、グスンと口で言うなとか、姉として敬ってほしければ姉らしくして見せろとか、妹にバカにされた……。

妹に汚されちゃった……(/ヘ ̄、)グスン

もう、生きていけない
(≧0≦)・・。ウェーン

……いつものことなんだけどね(-_-)ケロリ

妹は、うまく話のできない私をからかってくれる。

からかってくれて嬉しいなんて、言ったら気持ち悪がられるだろうから絶対に言えない。

うわ……、妹に敷布団にされた感触を思い出してしまった。

妹は尾てい骨が飛び出ていて、すごく痛いんだよ。

私の肉のある部分においてくれると、痛くないから大丈夫なんだけど……

私は痩せることも許されないのか!

痩せるという言葉に、母親のことを思い出した。

……いや、母親がまんまるに太ってるから思い出したわけじゃないよ?

決して、そんなことはない。そんなことはないってば!

しつこいな!何を言ってるんだ!

……いや、私は何を言ってるんだ。

一人でなにを考えているんだ。

何を考えているんだ!んだんだ!

……ゴホン。

何の話をしていたんだっけ。

なんでもいいや。とりあえず、寝よう。

女(家族には心配をかけたくないな……)

よし、アジカンのリライト風に私を実況しよう。

朝起きてー!

家を出てー!

遅刻しそうになってー!

間に合ってー!

授業を受けてー!

寝たふりしてー!

授業を受けてー!

寝たふりしてー!

授業を受けてー!

本を読んで―!

授業を受けてー!

教室を出てー!

今ここー!

……ハイテンションなのに、悲しくなってきた。アッヒャッヒャッヒャ!

今こーこーここーここー。

リライトを「今ここ」で脳内再生するのにも飽きてきた。

なんとなく、悲しい気分だ。

2限目のあとの休み時間はやばかったように思う。

本を読もうとしてたんだけど、突然、自分を襲ってきた現実に泣きそうになった。

周りが青春を謳歌してる中で自分は何をやってるんだ、そう考えると崩壊してしまいそうだった。

頭の中で悲しさと寂しさと虚しさがグルグルまわって、どうしようもなかった。

すぐに落ち着いたけど、またいつか壊れるんじゃないか、そう思うとチクチクっとした不安がある。

どうにもならないのだろうが、どうにかしたい。

今度は、小説風に実況してみたよ
(・ー・)どや

木陰がキラキラ輝いていて、綺麗だなー

……おどけてみたけど、崩れそうだ

やばい、泣きそう

――え?

とりあえず、ひと段落。
続きは今晩か明日になると思う

番外編
妹が姉を敷布団にしてるところ

兄(俺も妹に敷布団されたい)

女(目があってしまった)

男「」アセアセ

なんで男君がここにいるの?


!!!

やばい。どうしよう。こんなところにいるのを見られた

言いふらされる。かわいそうな奴だって認識される。遠巻きに哀れに思われる。

泣きたい

泣ける

消えてしまいたい

……あれ?

男君が固まってる。いや、顔色が悪い。真っ青?どういうこと?

目がうるんでる。

なんで男君が私以上に泣きそうになってるわけ?

男「ず……」

女「…………ず?」

男「。。。」ゴニョゴニョ

女「……ん、聞こえな。。……」

男「ずるいよ!」涙ドバーーーーー!

女「………え?」

大の男が泣くところをテレビ以外で初めて見ちゃった。

ごめん、どうしたらいいの!?

ていうか、テレビでもこんな情けない泣き方をした人は見たことないよ!?

……もう、まったくわけがわからないよ。

ちなみに、私はその某アニメは見たことない
(・ー・)どや

兄がしきりに勧めてきたけど、薦める兄が異常に興奮してて、なんか見る気がなくなったんだよなー (ー。-;)

女「えっと、何がずるいのよ?」

男「俺ひとりががんばってるのに、こんなところにいるなんて!」

女「意味が分からないよ」

男「俺もなんでこんなこと言ってるのかわかんないよー!」

女「」ボーゼン

本人から理由を聞き出すのは難しそうだ。

男君って、こんな人だったの?

正直、もう関わりたくない。

でも、そうも言ってられない。

ここから逃げ出すほどの勇気は私にはないからね(・ー・)どや

言い切った!言い切ってやったぞ!

――言い切ったところで、何になるのさ!

……ん?ピキーン!ひらめいた!

男君がずるいといった理由がわかってしまった。

女「も、もしかして、男君もそうなの?」

男「……何が?」

女「うぐっ……」(くじけそうだけど、まだ大丈夫)

 「男君もぼっちなの?」

男「うっ……」

男君が苦虫をかみつぶしたような顔をしてるってことは、正解だったんだ

どうして、今まで気づかなかったのか。

男君の行動を見れば一目瞭然だったのに。

朝は先生が来るまでのギリギリまで教室に入らない。うっかり早く来てしまったときは寝たふり。

休み時間は勉強。もしくは寝たふり。

体育でテンションが下がる。

掃除は嫌いじゃない。

放課後は一瞬で荷物を片付けて帰宅する。

私にそっくりじゃないか!ジーザス!わが教室にはボッチが二人いたのか!(歓喜)

ということは、私が言うべき言葉はこれだ!

女「ごはん、一緒に食べる?」

男「」キョドキョド

この挙動不審は迷っているのですね!

男君の気持ちもなんとなくわかりますよ!

変なプライドが邪魔してるんですよね!

私だって、さびしい人と暴かられた相手とごはんを食べるのは嫌です!

でも、ぼっちどうしなら関係ないですよ!

お願いだから!はやく!イエスと言ってください!

男「グズン……ぅ、お願いします」

女「……よろしくね」

男「ヶ、こちらこ……そ……?」

女「……あれ?」涙ポロポロ

女「――なんで?」涙ポロポロ

本当に何で?

男「……僕にもわかんない」

もう、わけがわかんないよ

女「……そうなのか」涙ポロポロ

……どんな感情が私の中にあって、どうやって爆発して、どうして私は泣いているの?

――ああ、そっか。安心したんだ。

学校のなかでずっと、壊れてしまわないように一人で気を張っていたから。

だから、仲間を見つけて気が緩んでしまったんだ。

ああ、理由がわかってしまった。これはもう、

女「」涙ドバーーーーーーーー

大泣きするしかない。でも、恥ずかしいから声をあげずに思いっきり泣こう。

男君はすっかり涙がひいているみたい。

でも、すっごい困った顔をしてる。

男「」キョドキョド

男君、どうするんだろう。

大泣きしながらそんなことを考えてる私、マジ悪女wwwwwww

嘘泣きじゃないけど、本気で泣いているわけでもないみたい。

男「ぅ、えっと、これ、どうぞ」

ハンカチ……?きっとこれで涙をぬぐえってことみたい。

でもなんかプライドが許さないから、

女「」ビシッ

男「!?」ガーン

拒否しておこう

訂正 きっとこれで→これで

どうしよう。どうしようどうしようどうしよう。どうしよう。

もう「どうしよう。」しか考えられない。

でも、これではいけないよね。考えないと。

よし、状況の整理。

男君、大泣き。和解。私、大泣き。拒絶。

小休止。

両方、落ち着く。男君、顔真っ赤にして顔がひきつった。私も恥ずかしくなった。

どうしたらいいかわからない。

どうしよう。どうしようどうしようどうしよう。どうしよう。

どうしよ 男「あの……。」

女「ひゃい!?」

男「とりあえず、水飲み場に行きませんか?」

今日はこれでおしまい。
明日、書くかはわからない。

女「な、なんで?」

why?

男「その……君の目が赤いので」

女「え?あ…///」

pardon?....jesus!

男「泣いた後って、水分取るともとどおりになるの早いんですよ」

女「そ、そうなんだ。じゃあ、水筒のお茶を飲むね。」

i got it! ……この後の英訳は思い浮かばないからやめにしよう

男「あ、はい」

……なんか、残念な顔してる?you looks sorry. i'm sorry.ソリソリソーリー!

女「……wwwwwww」

男「」

しまった。どうでもいいことで笑ってしまった

男「!?」ジワ……

泣きそうになってる!?

女「え、えっと、そんなに水飲み場に、一緒に行きたかったの!?」

やばい。

男「……え、あ…」ウルウル

女「そんなに後ずさりしないでよ!」オセオセム‐ド

暴走してる

男「…ひっ……い、いや」ナミダメ、ゲンカイッポイ

女「そんなに嫌がらないで、正直になろうよ」ニヤニヤ

止まんねえええええええええええええええええ

男「」プッツン

女「僕と契約してまh」

男「」ダッ

男君が逃げたあああああああああああああああああああ

女「」ポツーン

やってしまった。

…。


………。


………‥‥。




……………………あぅ。

なんとなく、失敗してしまった感じがあるぞ(´・ω・`)

どうしたらいいのかな(´・ω・`)

笑えばいいと思うよ(´・ω・`)

そうだね、笑おう(´・ω・`)

……。

やばい、自己嫌悪モードに落ちそうだ。

まだ学校だから、耐えないと

……とりあえず、お茶でも飲もうかな。

せっかく薦めてくれたんだし。

おい、今気づいたけどこれssじゃねーぞ。

午後から授業があるので、そろそろお暇します

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

せっかく、家に帰ったというのに、今日はpcゲームに手がつかない。

こんなことは初めて。

……勢いで言ったけど、もちろん初めてじゃないよ?

人生の寂しさとかもの悲しさとかその他e.t.c.が突然襲ってきて、なんにも手につかなくなることなんてしょっちゅうだけどね!

……誰に弁明してるんだ。


こういうときは、復習が大事だね。

優等生である私には復習が欠かせないのだ!(もちろん嘘だよ!)

――今日の出来事を振り返ろう。

ここからはダイジェストでお送りさせていただくのだ☆

まずは、教室に戻った後のシーンからどうぞ!

外野(坊主頭)「キャッハッハッハw」

外野(フツメン)「ヒーヒーwwww」

男「」ガラッ

坊主頭「ケラケラケ……!?……ケラケラwww」

フツメン「ヒーヒーwww」

女(男君、目の周りが腫れぼったいし目が赤い……。ちょっと悪いことしたかな。)

女(ていうか、あの坊主頭、気づいたのに無視したよ。まあ、それが当たり前なんだけどね)

私の思考は多少、修正してあるよ☆

続きましては授業中のシーンなのだ☆

男「」グー

女(ご飯を食べていなかったのか)

先生「みぜんれんようしゅうしれんたいかていめいれい!」

女(まあ、私たちの宿命なんだけど)

男()グー

女(みんなが気をつかって遠慮するから、ネタにすらもされない)

先生「みじぇ…!」

外野「噛んだwwwゲラゲラゲラwwww」

女(男君って、本当にぼっちなんだなー)

ここだけの話、実は男君の腹の音に心の中で大爆笑してたよ☆

私、とっても親切だよね(o≧▽゚)oニパッ

その後は、休み時間に寝たふりをして、授業を受けて、そして帰宅したのだ☆

のだのだ☆

全国の野田さん、ごめんね☆

心の中で呟いているだけだから、絶対に聞こえてないし、謝らなくてもいいんだけどね☆

o(>▽<)o ウキャキャウキャキャ

………。私はなにをやって以下略。

現実では絶対にできないノリだわ、これ……。

そういえば、男君の大泣きから、男君のことが頭から離れないね。

授業中も、休み時間も、帰宅中も、帰ってからも。

もしかして、これって恋ってやつですか?

いや、絶対に違うもん!

誰があんな泣き虫男なんか好きになるのよ///

……必死に否定してみたら、恋愛感情になるのかなって思ったけど、そんなことはなかった。

最後の「///」もたスラッシュ3つとしか認識できなかったから、なんとも思ってないの間違いない。

ただ、目の前で大泣きする男のインパクトが強すぎただけ……
―――――――――――――――――――
女「ごはん、一緒に食べる?」

男「」コクリ
―――――――――――――――――――
そういえば、一緒にご飯を食べることになってた!!!!

あぅ……。一緒にご飯を食べるんだ。

……なんでこんなにニヤニヤしてるんだろう。

……。

今日は早くに学校に来てしまった。

何を期待しているんだろう。

男「」ガラッ

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

女「」ワクワクテカテカ

男「」チラッ

こっち見た!目があった!話しかけようかな!

男「」ゴトッ

椅子に座った!

男「」ペラッ…カリカリカリカリカリ

そして!勉強を始めた!

……あるぇー(・3・)?

1限と2限の間の休み時間]

女「」チラッ

男「」カリカリカリカリカリ

[2限と3限の間の休み時間]

女(本を読んで暇そうなら話しかけてくれるはず)ペラッ

女「」チラッ

男「」カリカリカリカリカリ

[3限と4限の間の休み時間]

女「」ネタフリー

女「」チラッ

男「」カリカリカリカリカリ

イラッ☆ってきた。

別に期待してなかったけどね。そんなものだよね。うん。

[昼休み、屋上行きの階段]

昼休み、いつもの場所に来てみたけど、男君、こないな。

……やっぱり、昨日、言い過ぎちゃったのかな。

男君、来てくれないや。

女「」階段の下をチラッ

私が悪いんだよね。

男君の気持ちを考えずに暴走しちゃったから。

女「」チラッ

今度は、ちゃんとするから、

だから、きてよ。

女「」チラッ

……ていうか、しおらしくしてフラグたててんだから、早く来なさいよ。

……バカらしくなってきた( `д´)ケッ

結局、いつもどおりだったんだね。

やっべー☆
あらかじめ考えていた話の流れから脱線しちゃった☆
ちょっと話を再構成するから、次の投稿まで時間がかかるかもしれない。

明日には再開します。

ぼっちクイズ。

弁当持参のぼっちのa君にとって、席替えはすごく大事です。
なぜでしょう?

~~~~~~~~~~~~~~~~~

男「席替えで真ん中の方の席になると昼休みに絶望する」

女「弁当を食べ始めるのが一番最初」

男「食べ終わるのも一番最初」

女「寝たふりと読書と勉強を使い分ける」

男「…本や問題集の忘れた日の絶望感が半端ない」

女「…リア充爆発しろという友達がいない」

男「……人の顔が覚えられない…」

女「………人と目が合わせられない……」

男「…………誰かに眼を向けることも怖い……」

やばい、涙目になってきた。

誰か、私たちを止めて。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

[昼休み、屋上行きの階段]

ヒャッハー!汚物は消毒だあああああ!

今日の弁当は何だ!?なんなんだ!?

……ひゃっはぁorz

汚物は入れないでって言ったじゃん。

なんで、週1ペースで弁当にピーマン入れるのさ。
( `д´)ケッ

すねますよ。すねてグレて、スネオヘアーになりますよ。

男「」ジー

女「ふみゃ!?」

な、な、なんで、ここに男君がいるの!?

男「……ぇ…ぅ、脅かしてごめん」

女「……ひゃ、……驚いてごめん」

とりあえず、謝ってしまう。建前では、謝らなくてもいいとわかっているのに。

とりあえず、なんか腹立つのでやさぐれておく。( `д´)ケッ

男「……。」

この子、なにしにきたの?

何が目的なんだ?

弁当はやらんぞ!?

※ただしピーマンは除く

※むしろ、ピーマンは食べろ

男「か!」

女「……か?」

男「ここでご飯を食べてもいいですか!?」

!?

女「…。」

男「……。」

どうしよう。okって言ってしまった。

女「………。」

男「…………。」

――話題がない!

――会話がない!

――間が持たない!

そもそも、なんでこいつはここに来たんだ!?

女「……………。」

男「………………。」

なんで、どうして、どんな理由があって、えーと、なして、why、……うーんと、まあ、とにかく。

なんで、今更、ここに来たの?

確か、前に話してから1週間経ってるのにね?

あ、なんかムカついてきた。

男「何を話したいかわからないね」

……ちょっと、意地悪してやろう。

女「話題があったところで、話は続かないよね」

クハハ!ぼっちの貴様にはこの言葉はつらかろう!……くっ。

男「……自分の趣味の話でも絡めないよね」

女「」

ぐっは!相手もぼっち。戦力は五分五分か。

女「好きなラノベの話をしてる人たちがいる横でそのラノベを読んでいるけどスルー」

男「」ビクッ!

クハハ、我が身をも削る一撃、辛かろう!

orz

男「トイレに入っていると、集団でクラスメートが入ってきて居心地悪い」

女「」

なかなかやるな。ククク。くぅ……。

100%完成させてみたけど、やはりこっちで続きを書くことにする。
起承転結を意識して書き直した奴を読み返してみたら絶望するほどつまらなかった。
ビックリするぐらいつまらなかった。泣くほどつまらなかった。

男と女が傷のえぐりあいをしている間に、書き直した文章を一部さらしておきます。

~女の入学式の日~

女「入学式、どんな感じなんだろうね」

外野a「まあ、普通なんじゃないかな?」

女「それもそっか」

外野a「……」

女「部活動とか決めた?」

外野a「私は軽音楽部にしようと思ってるよ!女さんは?」

女「運動も自信ないけど、文化部にも興味ないから帰宅部かな」

外野a「え?ん、そうなんだ。珍しいね(自分で話ふっといて帰宅部?)」

女「そうかな?」

外野a「うん」

女「……」

外野a「」アセアセ

外野a「他の人にも話しかけてみるね!じゃあ、またね!」

女「またね」


4月8日
高校入学ということで、思い切って日記を始めてみることにした(+ー+)キラーン。
勇気を出して何人かに話しかけてみたけど、会話にぎこちなさがあったorz
まあ、徐々になれるはずだよね!
高校こそは友達作って、青春を謳歌してやるんだ!

……

男「しっかりあいさつだけは返そうと思っている」

女「あいさつはキョドって返せない」

男「そもそもそんなに挨拶しない」

女「目があってもそらす」

……

1週間後

外野b「一緒にご飯食べよう!」

外野a「うん!」

外野たち「ワイワイガヤガヤ」

なんか入りづらいなー

無理に入ってうざがられるのも嫌だし、今日は一人で食べよう

女「……」モグモグ

外野たち「キャッキャウフフ」

女「……」モグモグ

ちょっと心が痛むな

アハハ、またぼっちとか笑えないよ

4月15日
 世間話程度はできているものの、ちょっと一人の時間が増えてきた。
 このままでは、中学時代の二の舞になるかも
 ヒィー(((゚д゚)))ガタガタ
 この辛さを糧にがんばろう。

……

男「……弁当の箸を忘れた時の絶望感が半端ない」

女「…学食用のお金は常備している」

男「…お金の使いどころがない」

女「……お金を使うことそのものに罪悪感を覚える」

……

さらに1週間後

先生「それじゃ今日の授業はここまで」

外野b「やっと授業終わったよー」

女「」←さっさと教科書をしまって弁当を取り出す

外野a「席つくろ!」

外野c「先にトイレにいってきていい?」ガタッゴトッ

 から揚げ美味しいな モグモグ

 どの順番で食べたら早く食べ終わるかなー? モグモグ

外野b「ぼっちは嫌だから、私もついていくよ」

女「」ピクッ

abc「キャッキャ!」テクテクテク

ぼっちって私のことじゃないよね?

4月22日
 最近、完全にぼっちになってしまった気がする。
 どうにもできないし、どうしようもないし、どうしたらいいかわからない。
 考えるのも嫌なので、ここで打ち切ろう。

4月23日
 今日は妹がじゃれてきた。でも、寝転がっていたら急に上に座るのはどうかと思う。
 重くなったんだからやめて、と言ったら怒ってきた。
 重くなったのは成長の証なのに怒らないでよ(・∀・)ニヤニヤ
 学校のことには触れないでおこう。

4月24日
今日も妹がじゃれてきた。(中略)学校のことには触れたくない。もう、ぼっち確定だからね!クックックッ、ハッハッハ…、アーハッハッハ!……はあ。3段笑いもすごく虚しい。

4月25日
(空白)

4月26日
(空白)

4月27日
 2日も日記をサボってしまった。
 昼休みに読んでいた本が面白かったので、感想を書こうと思う(中略)とにかく、面白かった。妹にもすすめよう。友達にもすすめようと思ったけれど、良く考えたら友達がいなかった。ahahaha!・・・はあ。

4月28日
(前略)~のは妹だった。妹が(中略)。妹が(以下略)。

以降、日記帳は使われていない

……

女「…文化祭がつらい」
男「体育祭がつらい」
女「修学旅行がつらい」

男「……バレンタインはそんなにつらくない」ドヤッ

女「……! ホワイトデーもそんなにつらくない」ドヤガエシッ

男「……フフッフフッフッwww」

女「フフフwwフフフwwフフフフフwww」プルプル

だめだ、何がおかしいのかわからない。
(*≧m≦*)プププw
 なには面白いのかはわからないけど
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん
  頭の中で笑いの顔文字が
プップギャーッ!!m9゚。(^д^゚≡。^д^)m9゚。プップギャ-ッ!!!
    ちらついて止まんない!
ケコ━━━━( ´∀`)人(´∀` )━━━━ン!!

……。
いや、今のはないね。

今日の更新終わり。最後は2つにぶんかつすべきだったと反省なう。

男「フッフッフッフッフッwwww」

いつまで笑っているんだろう、この人!

ていうか、笑い方変だな!まあ、笑い方については人のこと言えないんだけどね!

こっちは、もう笑いが収まっているというのに、まだ笑っているよ(・∀・)ニヤニヤ

男「!!」

あ、観察されているのに気づいた!

男「……」アセアセ

さあ、何をいう!?何を言う!?何を言うのですか!?面白い一言を、遠慮なく言っちゃってください!

男「……久しぶりに笑うと笑い方が変になる」

女「それはもうよくない?」ニコニコ

男「あー、そうだね。えっと、そういえb[キーンコーンカーンコーン]……」

あ、チャイムが鳴った。急いで片付けにゃいと。

しまった、頭の中で噛んだ。

女「」チラッチラッ

男「」モクモクト サギョウ ナウ

授業まで時間がないので、弁当を急いで片付けています。2人とも、何もしゃべりません。

――などと、頭の中で敬語で実況した。

女「」キョドッキョドッ

今のタイミングで、何か言わないといけないことがあるはずなんだけど、言葉が思いつかない。

こんなんだから、私は……


「またね」

女「!」

男「」テクテク

……そうか、私はこの言葉が言いたかったんだ。

片付けが終わった。私も急いで教室に向かわないと。

―――授業が始まる。

……ダッシュ使うと頭の中がスタイリッシュになるのか。後で活用しよう。

5時間目

女「」ニコニコ

男「~♪」カリ カリ カリ カリ


休み時間

女「」ネタフリー

男「~♪」シュクダイ カリカリカリカリカリカリ

女「~♪」ニヤニヤ


6時間目

女「~♪」ニコニコ

男「」カリカリカリカリカリカリ

6時間目終了直後

女・男「」ゴソゴソ! ←片づけ完了

女・男「」ゴトッ ←スタンダップ!

女・男「~♪」テクテク

帰宅中

女「♪このお~ぞら~に~つ~ば~さ~を~ひろ~げ~」キーコキーコ

女「♪とんで~いき~た~い~よ~」

おっさん「」ニヤニヤ

女「!」

おっさん「」メヲソラシー

女「」ハズカシー

うわー、やってしまったよ!やってしまった!(・∀・)

ああ、僕はなんて恥ずかしい奴なんだ!街中で!大声で!歌を歌ってしまうなんて!(・∀・)

ああ!恥ずかしい!恥ずかしい~!恥ずかしい~♪(・∀・)

女「♪恥~ず~か~し~い」(^o^)~♪

婆さん「」ビクッ

女「たっだいまー!!!!!」

母「おかえりー」 兄「声が大きくないか?」

女「兄さん、うるさいよ?」ニコッ

兄「はい。」


母「なんか機嫌がいいね」

女「そんなことないよー」ニヨニヨ

兄「気持ち悪いね」

女「怒るよ?」ニコッ

兄「はい。」


母「何か良いことがあったのかい?」 兄「女、まさか恋したのか!?お兄ちゃんは許しませんよ!」

女「黙ろうか」

兄「!!! はい……」orz

女「~♪」テクテク

女「」カリカリ…

女「」カリカリ…


私、女アル。

今、日記、書き終わっタとこアルよ。

そしテ、気づいたアル。

[日記要約:午前中はぼっちライフ。昼は自虐合戦。午後は奇行少女化。]

ナニコレ。結局、午後もただぼっちだっただけじゃん。

……。



女「恥ずかしいいいいいいい」ゴスン! ←女は壁に頭突きした!女に10のダメージ!

女「……痛い。痛いよ。」ウルウル

恥ずかしいから、頭の中で男君にネコミミつけてチェッチェッコリを踊らせておこう。

女「……」

グフフフフwwwwwww

番外編

母「まったく、あの子は兄くんに向かっての態度が悪いね」

兄「いやいや、あの子はちゃんと人を思いやれているよ」

母「そうは思えないけどねえ?」

兄「俺がボケたらちゃんと返してくれるし、どんな無茶振りでも答えようとしてくれる。でも、嫌なことはちゃんと態度に出してくれる。ちゃんと、人を思いやれる子だよ」

母「それは思いやってるのと、違う気がするんだけどね」

兄「俺は正直になってくれたほうが嬉しいのがわかってるから、あのこは正直に接してくれるんだよ」

母「兄くんの言いたいことはわかったけれどね?」

兄「?」

母「それって、兄くんへの態度としてどうなんだい?」

兄「面目ない」

兄「でも、あの子は俺達が傷つくと思ったら、ちゃんと我慢する子だよ」

母「そういえば、そういうところはあるね。友達とケンカして筆箱を壊されたときも、自分で落として壊したとしか言わなかったからねえ」

兄「でも、そういうこともできれば相談ほしいんだけどな」

母「……兄君は、なんだかんだでお兄ちゃんだよ」

兄「それに」

母「?」

兄「妹に彼氏ができるかもしれないのに、彼氏ができるまでじっとしているだなんて絶対嫌だ」

母「・・・」

母「彼女できたら教えてね」クスクス

兄「で、できたら苦労しないよ」orz

母「あの手この手で別れさせてあげるから」ドヤッ

兄「やめてください、泣いてしまいます」

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