人狼の島【安価】(502)
高校二年の『関ヶ原 小太刀(せきがはら こだち)』君は……
義理の家族で有る、長女の朝霧(あさぎ)。次女のまどか。三女の乃々(のの)。の四人で 無人島へ二泊三日のサバイバルキャンプにやって来ました。
浜辺にテントを張り、魚を釣り、海で泳ぎ、最近ギスギスしていた雰囲気も無くなり、みんな楽しそうです。
そして、一日が過ぎ、二日が過ぎ、後は迎えのクルーザーが来るのを待つだけになった時……
小太刀も、朝霧も、まどかも、乃々も、死んでいました。
※概要
関ヶ原 小太刀(通称コタ)を操作して、生きたまま無人島から戻ってください。
それでは
【人狼の島】
>スタート ピッ
続きから
おわり
作風と文体からして洋館の人?
前作の推理相談スレは引き続き使っても良いだろか
>>12
どうぞm(__)m
二日後に再びやって来る船を見送り、キャンプ用品を砂浜に運び、眩しそうに青空を仰ぎながら、長女……関ヶ原 朝霧(せきがはら あさぎ)は微笑む。
朝霧「静かで、良い島だなコタ……」
女性の魅力満点なボディを僅かな布地の黒いビキニで隠し、その上に薄いパーカーを羽織り、長い黒髪は普段と違いそのまま降ろしている。
普段は学校の教師として、家では親代わりとして大変なのだ。こんな時ぐらいは立場を忘れて楽しんで貰おう。
……
天気は、晴れ。
この島は、まだ着いた砂浜しか分からない。
まどかと乃々は、まだ砂浜に居る。
まだ日が暮れるには早い。
この島自体は、それほど大きくないようだが……
しかし、何が有るか分からない。アサギを連れて探索へ行くのは危険だろうか?
※さて
1 朝霧と砂浜を探索
2 一人で砂浜を探索
3 一人で島全体を探索
小太刀はどうしますか>>16
3
朝霧「お、おいっ!? 私を置いて行くのかコタ!!」
アサギは相当に不満らしく、声を荒げて抗議して来るが……
まずは自分が一人で歩き、この島の全形と安全を確認したい。
アサギの手を握って不安を紛らわせるように微笑み、優しくたしなめて砂浜を後にします。
朝霧「私の事を心配してくれるのは嬉しいんだが、それよりも私は……コタ、お前と」
しかし、それでも不満なのか……
アサギは寂しそうに目を細めたまま、小太刀が見えなくなるまで手を振り続けるのでした。
……
特に何かを持ち帰ったりする訳では無い。
余計な物は邪魔になるので、手ぶらで良いだろう……
小太刀はビーチサンダルに海パン、薄いパーカーを羽織っただけの姿になると、砂浜のアサギが居る位置から離れて歩き始めました。
……
…………
砂浜はとてつもなく広い。島の大きさ自体は、ネットで調べた限りそれほどで無いはずだが……
この感じだと、島の大半を砂浜が占めているように見える。
やはり、砂浜以外の場所を歩いてみるしか無さそうだ。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
何となくだが、島の全形が分かった。
大きさは、男が三時間も小走りすれば一週できる大きさ。
形は、完全な『円形』。真ん中からバッサリと二等分したように、島の半分が砂浜で、残りの半分が林。
砂浜の端から林の端へ向かうに連れて緩やかな坂になっており、林側の端は断崖絶壁が荒波を跳ね返していた。
砂浜側は波も殆ど立たないほど静かなのに……同じ島でも、場所によって見せる表情は全く違う。
後は、もっと詳しく調べてみないと分からないか?
朝霧「遅いぞコタ!! テントを張る時に、男のお前が居なくてどうする!?」
砂浜へ戻ると、既にテントが二つ張られ、その前でバーベキューが始まっていました。美味しそうな匂いが漂って来る。
小太刀は苦笑いを浮かべながら三人に謝り、探索で空腹になった胃袋へ沢山のご褒美を上げるのでした。
……
しかし、テントは二つ、か……
※さて
1 アサギと一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>21
2
今日はここまでですm(__)m
それと一応……これと同名のSSが在りますが、
全く関係性が無いし、そのSSを参考にした訳でも有りません。
……
三人には窮屈な思いをさせてしまうが、家族とは言え異性なんだし、まぁ……これが普通だろう。
みんなは持って来た歯ブラシとミネラルウォーターで歯を磨き、火を消して後片付けをすると、一対三に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
今日は……
家族の仲は僅かに 悪くなった ようだ
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
気がした。
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝、小太刀がテントから出ると、「シャワーを浴びれる場所が見つかった」とまどかが喜んで報告して来ました。
乃々は今、そのシャワーを浴びれる場所へ行っているらしい。
朝霧「コタ、もちろんやるよな?」
アサギはビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端だ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 アサギとチームを組んで妹達と勝負。
2 妹達とチームを組んでアサギと勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>27
1
朝霧「おおっ♪ そうだよなっ!! やっぱりコタは、お姉ちゃんと組むんだよなっ!!」
朝霧「よしっ、あのガキどもを負かしてやるぞコタ!!」
返事を聞くと、アサギは嬉しそうに小太刀へ抱き付きます。
本当に、嬉しそうに。これだけの事なのに、嬉しそうに。
……
ビーチバレーをする……これで大喜びするほど、最近の彼女は余裕が無かったのだろうか?
もう少し、もう少し。これからはもう少しだけ、アサギを考える時間を増やそう。
朝霧「ほらっ、アイツらが戻って来る前に、さっさとネットを張るぞ♪」
それだけで、こんなに眩しい笑顔が見れるなら……充分に価値が有るはずだから。
もうすぐ、昼間になる──。
【時間が経過しました】
……
朝霧「アチョ~~っ!!」
掛け声と共に放たれるアサギのスパイクが、まどかと乃々のコートに落ちてそのまま勢い良く転がって行く。
これで、何度目かも分からないビーチバレーの試合はゲームセット。アサギ以外はみんな息を切らせバテていた。
結局、試合になると味方より敵側……つまり、アサギよりも、まどかと乃々を見る方が長くなる訳で。
そして、はぁはぁと息を乱す女性は、エロいと思う訳で。
そうすると当然、体の一部は恥ずかしくて見せられない状態になる訳で。
朝霧「おいっ、どこへ行くんだコタ!?」
小太刀は三人に背中を向けると、無言で走り去り海へ飛び込みました。
胸元まで海に浸かり、色々な理由で火照った身体を冷やします。
朝霧「ふふっ……掴まえたっ♪」
そんな小太刀を、アサギはゆっくり歩いて追い掛けると、後ろから優しく抱き締めて掴まえます。
見抜いてると言わんばかりの含んだ声で囁き、胸を押し付けてイヤでも女性を意識させるのです。
朝霧「なぁ、教えてくれよコタ?」
朝霧「いったい、誰を見て……こんなになってしまったんだ?」
アサギの手はツーっと這うように、腹部と太ももを撫で回して弄ぶ。
※さて
1 朝霧姉さん、と答える。
2 朝霧姉さん、と答えて朝霧と身を離す。
3 まどかと乃々、と答える。
小太刀はどうしますか>>32
2
……
まだ近くに妹達が居るのに、これ以上されるがままになっているのはマズイ。
小太刀はアサギ姉さんだと答えると、手を払いのけて身を離しました。
朝霧「なんだコタ、恥ずかしがる事はないんだぞ? ふふっ、しかしまぁ……今はその答えで満足だからヤメてやろう」
朝霧「アイツらを見てパンパンに溜めた精子だったら、すぐに扱き出してやったがな」
振り払われても、アサギが不機嫌になった様子は無い。やはり言葉通り、こちらの回答に満足しているようだった。
そして視界に映る。青い、青い。青い……
青い空。青い海。髪を掻き上げるアサギの左手薬指に煌めく、青い、指輪。
朝霧「忘れるなオトウト、マイドーリィ……お前は、私のモノだ」
ああ。何かを思い出せそうな気がする。
マイドーリィ……そう呼ばれて記憶が甦る。
※重要情報
【朝霧との記憶】が再生されます。
,
去年の、夏。気温が籠り、湿気も篭る、不快指数だけが募るリビングの中央で、白雪姫が静かな寝息を立てる。
ソファーへ横たわり、ハーフジーンズと淡い青色のタンクトップを纏い、男の俺と同等の身長と、腰のラインまで伸びたサラサラな黒髪を持つ、関ヶ原 朝霧。
初恋の人で、だけれども俺が三回告白しても駄目だった、今でも憧れの女性。
レースのカーテンを閉め、エアコンのドライを点ける。そしてタオルでも掛けてあげようとアサギ姉さんを見たら、その先のテーブルに指輪が乗ってた。
中学一年の頃、初めて告白した時に右手人差し指へ嵌めた五千円の安物で、サファイアを似せた青いガラス細工の、俺が買えた精一杯。
結局はフラれたけど、気に入ってるのか未だに指輪は付けて貰ってる。当時は間違ってて別な指にしちゃったけど、本当は……
子供とは付き合え無いって三回もフラれたけど、まどかや乃々との責任を取らなくちゃイケないから二度と言わないけど、寝てる時にしか言えない卑怯な俺だけど、ずっと、ずっと。
指輪を手に持ち、眠れる白雪姫の前で跪いて、お腹の上に重ねられた左手の薬指に……
──ずっと、好きでした。
最後の告白を添えて、ガラスの指輪を嵌め直した。
きっと、俺の顔は真っ赤になってるだろう。パッチリと目を開ける、このアサギ姉さんと同じように。
って、はっ? 何で起きてるんだ!? 慌てて指輪を外そうとしても、手を握り締められてはどうしようも無い。
「ふふっ、オチてしまいそうだよオトウト。だがダメだぞ? お前が高校を卒業するまでは断ると決めてるんだ。学校の教師が、生徒と付き合ってました……では示しがつかんからな。それまで、我慢できるだろ?」
姉さんは上体を起こし、切れ長の目を細め、俺を見上げて優しく微笑む。
……
結局 昨日から何も手伝っていない… 昼食の準備ぐらいは手伝おうか?
小太刀は海から上がると アサギの元へ向かいました
朝霧「おっ、手伝ってくれるのかコタ? と言ってもまぁ……トウモロコシに、醤油を付けながら焼いて終わりだがな」
朝霧「でも嬉しいぞ? ありがとう……コタ」
どうやら 残る作業は少ないみたいだが… それでも小太刀は手伝うように言うと 朝霧と一緒に昼食を作りました
心なしか アサギの表情が優しくなった気がする……
,
午後になりました
……
やはり… こう言う場所で食べるからこそ 何倍にも美味しく感じる物も有る
小太刀は焼きトウモロコシを大満足で食べ終えると 木陰の荷物置き場を見渡して これからの行動を考えます……
釣竿と練り餌は有る… せっかく無人島に来たんだから 自分で釣った魚を食べてみたい
でも この島の事も気になる… アサギ姉さんと島を歩ってみようか?
明日には帰るんだ… 慎重に行動したい
※さて
1 一人で釣りをする
2 アサギと島を回る
小太刀はどうしますか>>51
2
……
…………
………………
島を回るのは 初めてじゃない… しかし最初は 岸沿いにグルッと一週しただけだ
アサギ姉さんと 林の中を探索しながら歩ってみようか?
朝霧「いいぞ。ただし……私と手を繋いで歩くことっ♪」
誘って見ると そのまま手を握られてしまった…
でも 嬉しそうだ… こんな事で喜んで貰えるなら こちらも嬉しい
小太刀とアサギは 島の探索に向かいました
……
緑の木々に囲まれた隙間から 細まった日差しが草花を照らしてグラデーションを付ける
空は青いのに 僅かに薄暗い林の中… 鳥は飛んでいるのに 生物の鳴き声が聞こえない林の中…
朝霧「よし、ここは左に行くぞっ」
しばらく進むと三股の分かれ道が現れ アサギの言葉で左の道へ進みます
まだまだ元気一杯の二人は 林の中を 奥へ 奥へ…
そして 十数分も歩いた頃…… 急に開けた場所へ着きました
……
低い… 窪んでいる… 今まで立っていた地面より一メートルほど低い。まるで『クレーター』のような場所に辿り着きました。
勿論、隕石が落ちた訳でも無い… 人為的に作られたのだと分かります。
緩やかな下り坂の先… 中心には、まるで犬小屋に似た小さな建築物が有り、その横に深そうな穴が空いている。
恐らく穴は、ここに溜まる雨水を下へ流すものだろう……
クレーターの回りには何本もの杭が打たれ、しめ縄も二重に巻かれて囲まれています。
もしかするとアレは、犬小屋では無く、社なのかも知れない。となると、あんな小さな場所に、何か奉っているのだろうか?
……
できれば調べたいが、その前に……
朝霧「帰るぞコタ。ここは、何だか気分が悪くなる」
ここへ着いた途端、アサギは急に機嫌が悪くなりました。
小太刀から手を離し、あの社を睨んでいるようにも見える。
この島へは初めて来たのだから、不機嫌になるとしても大した理由では無いかも知れないが……
※さて
1 一人で社を調べる。
2 二人で浜辺へ戻る。
小太刀はどうしますか>>57
何だか気分が悪くなる←これが怖い気がするので一旦2 二人で浜辺へ戻る。
……
調べたい、が……わざわざ不機嫌なアサギ姉さんを、更に不機嫌にさせる事もないだろう。
小太刀はアサギと手を繋ぎ直すと、来た道をゆっくり歩いて戻りました。
どうやら、よほど機嫌が悪かったのか。それとも、こんな林の中を歩いて怖かったのか。
ギュッ……
アサギは、繋いだ手をとても強く握り締めます。
爪が小太刀の手の甲へ僅かに食い込み、血が滲み、痛みで表情を引きつらせているのを知っても、握る力を弛めません。
対する小太刀も振りほどかず、ただただ痛みを耐えるのでした……
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
砂浜に戻ると、まどかと乃々が夕食を作ってくれていました。
今日は、水を混ぜて炊き込むだけの、まるでお粥のようなインスタントドライカレーだ。
小太刀は苦笑いを浮かべながらも、探索で空腹になった胃袋へガツガツと詰め込むのでした。
……
夕食の後片付けをして、歯を磨き、今日はもう練るだけだ……
明日になれば迎えの船が来て、それに乗ってこの無人島へ別れを告げる。
……
今日も、テントは二つ。どうしようか?
※さて
1 アサギと一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>61
1
……
今日は、アサギ姉さんと同じテントで寝よう。まぁ……三人詰めで窮屈な思いをさせるよりマシだろう。
みんな簡単に荷物整理をして火を消すと、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
,
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
確かに、近くから、聞こえた。
とても、近くから。
同じ、テントの、中から──。
朝霧「あーっ、あーっ……」
のそり。アサギが言葉にもならない声を発しながら、小太刀の体を跨ぎのしかかって来ました。
瞳は青く色付き、手足の爪は伸び、四本の犬歯は鋭く尖った姿で……
まるで、そう。犬か、狼のように。アサギは、変わっていました。
小太刀は危険を察知し、慌てて押し退けようとするのですが、幾ら本気を出そうとも動きません。
朝霧「ヴア゙アアアアアアアアアア!!!」
そればかりか、アサギは両手を小太刀の首へ添えると、物凄い力で締め上げ始めました。
伸びた爪が血管を引き裂いて突き刺さり、一瞬にして絶命へ追い込み、それでも……ギリギリと首を締め続けます。
朝霧「アアッ、アアアアアアア!!!」
小太刀の顔が真っ青になっても、鼓動が聞こえなくなっても、ずっと、ずっと、アサギは首を離しませんでした。
※※※※※※※※
バッドエンド
【豹変した朝霧】
ゲームオーバー
※※※※※※※※
所持重要情報
朝霧
・【朝霧との記憶】
まどか
乃々
それでは
スタート
>続きから(二週目) ピッ
おわり
初めに、この週のメイン同伴キャラを選択してください。
基本的に、ここで選択したキャラと小太刀は共に行動します。
※同伴選択
1 長女。朝霧 英語教師
2 次女。まどか アイドル
3 三女。乃々 小学五年生
さて、小太刀は誰を選びますか>>70
3
今日はここまでですm(__)m
前回の洋館物語は一週を長くし過ぎたかなと思ったので、今回は脱出クエスト並みに短く、何度も繰り返すタイプに変えました。
二日後に再びやって来る船を見送り、キャンプ用品を砂浜に運び、眩しそうに青空を仰ぎながら、次女……関ヶ原 まどか(せきがはら まどか)は微笑む。
まどか「楽しい思い出、たくさん作ろうねコタくん♪」
ピンク色のセパレートフリル水着を纏い、その上に薄いパーカーを羽織り、長い髪はツインテに結って可愛らしく整えている。
普段はアイドルとして大変なのだ。こんな時ぐらいは立場を忘れて楽しんで貰おう。
……
天気は、晴れ。
この島は、まだ着いた砂浜しか分からない。
アサギと乃々は、まだ砂浜に居る。
うっわ、やっちまった……すまんm(__)m
しばらく時間を置いてから、乃々で書き直します。マジすまんm(__)m
二日後に再びやって来る船を見送り、キャンプ用品を砂浜に運び、眩しそうに青空を仰ぎながら、次女……関ヶ原 乃々(せきがはら のの)は微笑む。
乃々「コタにぃ、いっぱいあそぼーねっ♪」
まだまだ幼さが残る体に白色のスクール水着を着て、その上に薄いパーカーを羽織り、シャギーの入ったショートヘアを跳ねらせる。
頭は良くてもまだ小学生なのだから、危険な事も分からないかも知れない。近くに居て、然り気無くフォローして上げよう。
……
天気は、晴れ。
この島は、着いた砂浜しか分からない。
アサギとまどかは、まだ砂浜に居る。
日が暮れるには、まだ早い。
この島自体は、それほど大きくないようだが……
しかし、何が有るか分からない。乃々を連れて探索へ行くのは危険だろうか?
※さて
1 乃々と砂浜で遊ぶ
2 一人で砂浜を探索
3 一人で島全体を探索
小太刀はどうしますか>>78
3
1は過去にはどんなのを書いてたんですか?
>>82
深夜に限定すると、
現在スレ有るやつ
『洋館物語 完結編』※安価
『洋館物語 完結編』※安価 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1399083548/)
幼女「レズでロリコンで近親相姦願望あるとか…死ねば?」
幼女「レズでロリコンで近親相姦願望あるとか…死ねば?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1399455671/)
勇者「魔王の復活?」
勇者「魔王の復活?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1398756820/)
現在スレ無いやつ
・『脱出クエスト』※安価
・勇者「言ったはずだ…あなたの全てを目指したと!!」
・トキ「アイドルにしてくれ」 モバP「あはは、何の冗談ですか?」
・オーキド「ここに3つの……」 ブルー「全て貰って行く!!」
・ほむら「地獄の底から這い戻って来たぜ」
・しまじろう「兄より優れた妹など存在しねぇ!!」
・ラオウ「ケンシロウ、何を観ている?」
です。
乃々「えーっ!? 乃々はどうするのっ!!」
乃々は相当に不満らしく、声を荒げて抗議して来るが……
まずは自分が一人で歩き、この島の全形と安全を確認したい。
乃々の手を握って不安を紛らわせるように微笑み、優しくたしなめて砂浜を後にします。
乃々「うぅっ……わかったよーだ!! いってらっしゃい、コタにぃ」
しかし、それでも不満なのか……
乃々は寂しそうに目を細めたまま、小太刀が見えなくなるまで手を振り続けるのでした。
……
特に何かを持ち帰ったりする訳では無い。
余計な物は邪魔になるので、手ぶらで良いだろう……
小太刀はビーチサンダルに海パン、薄いパーカーを羽織っただけの姿になると、砂浜の乃々が居る位置から離れて歩き始めました。
……
…………
砂浜はとてつもなく広い。島の大きさ自体は、ネットで調べた限りそれほどで無いはずだが……
この感じだと、島の大半を砂浜が占めているように見える。
やはり、砂浜以外の場所を歩いてみるしか無さそうだ。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
何となくだが、島の全形が分かった。
大きさは、男が三時間も小走りすれば一週できる大きさ。
形は、完全な『円形』。真ん中からバッサリと二等分したように、島の半分が砂浜で、残りの半分が林。
砂浜の端から林の端へ向かうに連れて緩やかな坂になっており、林側の端は断崖絶壁が荒波を跳ね返していた。
砂浜側は波も殆ど立たないほど静かなのに……同じ島でも、場所によって見せる表情は全く違う。
後は、もっと詳しく調べてみないと分からないか?
……
いや、待て……
今日、歩いた景色は、違う場面で一度見た事が有る気がする。デジャブ、なのだろうか?
しかしデジャブだとしても、確かに見て、知った光景だ。
もし、再び違う場面でこの光景を見たのなら、より深くこの島を記憶ように思える……
乃々「おそいょもう!! テント張るの、たいへんだったんだからね!!」
砂浜へ戻ると、既にテントが二つ張られ、その前でバーベキューが始まっていました。美味しそうな匂いが漂って来る。
小太刀は苦笑いを浮かべながら三人に謝り、探索で空腹になった胃袋へ沢山のご褒美を上げるのでした。
……
しかし、テントは二つ、か……
※さて
1 乃々と一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>89
2
……
三人には窮屈な思いをさせてしまうが、家族とは言え異性なんだし、まぁ……これが普通だろう。
みんなは持って来た歯ブラシとミネラルウォーターで歯を磨き、火を消して後片付けをすると、一対三に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
今日は……
家族の仲は僅かに 悪くなった ようだ
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
気がした。
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝、小太刀がテントから出ると、「シャワーを浴びれる場所が見つかった」とまどかが喜んで跳びはねていました。
乃々「コタにぃ、私たちもイこぅよ♪」
乃々もそれが嬉しいのか、小太刀の腕をグイグイ引っ張りながら、シャワーを浴びに行こうと誘って来ます。
一方のアサギは、ビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端だ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 乃々と一緒にシャワーを浴びに行く。
2 乃々とチームを組んで二人と勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>98
1
乃々「ふむむむむっ、コ~~タ~~にぃ!! い~く~よぉ~っ!!」
乃々は頬っぺたを膨らませながら、今度はパーカーの裾を引っ張って来ます。
……
わさわざ乃々の機嫌を損なわせる事も無いか……二人でシャワーを浴びに行こう。
乃々「いえ~す♪ じゃあ行こぉう!!」
小太刀はアサギに謝罪し、まどかからはシャワーの場所を教えて貰うと、乃々と一緒にゆっくり歩き始めました。
……
二人はしばらく浜辺の海岸沿いを進みます。
まどかの話だと、そろそろ『その場所』が見えて来そうなのだが……
乃々「あっ、アレだよコタにぃ!!」
キョロキョロと辺りを見回していた小太刀よりも早く、乃々は何かを見付けて瞳を輝かせると、手を離し駆け出して行ってしまいました。
それを見送りながら視線を送り……そして、ああ、なるほど。と、シャワーの正体を掴みます。
見えたのは、巨大な、岩、でした。
高さ二メートル、横幅二メートル程の、三日月に似た形をした岩です。
帽子のツバのように突き出た上部分が太陽の光を遮り、日影を産み出して快適なスペースを作り出している。
乃々「コタにぃ、準備してっ」
その日影の中に、水が満タンに入ったポリタンクが三つ。横には、瓶詰めされたシャンプーやリンスも置いて有る。
そして、底に複数の小さな穴が空けられた1.5リットルのペットボトルが、岩壁の出っ張りに紐で結ばれて吊るされていた。
つまり……このポリタンクの水をペットボトルに入れて、シャワー代わりにして浴びろと言う事なのだろう。
乃々「違うよ……」
すぐにペットボトルへ水を入れようとしますが、乃々は再び小太刀の手を握ると、静かに顔を横へ振ります。
視線を合わせ、ジィーと見つめ、目を細めて微笑んで、握った手を自らの体へ誘導するのです。
乃々「最初は、乃々の水着を脱がせてくれないと……裸にしてから、洗ってよ」
……
からかって、いるのだろうか?
だが、幾ら何でも小学生に欲情なんてしない。
いつもと少し、雰囲気が違う気がするが……
※さて
1 小学生の裸じゃ何も感じない。言われたままに脱がせて洗う。
2 男の危険性を教える。水着は脱がさないまま洗う。
3 知らん。一人で戻る。
小太刀はどうしますか>>103
2
今回はここまでですm(__)m
……
小太刀は、誘惑に乗りませんでした。
こんな事を学校の男友達に言ったら大変な事になるぞ……と乃々をなだめ、ペットボトルに水を入れて準備をします。
紐を出っ張りに掛けて吊るせば、それこそシャワーのように底の穴から水が流れ、うつむく乃々の髪を、体を、濡らして行く。
乃々「もしかして、乃々の体じゃ、『よくじょー』しないのかな?」
ただ、乃々は先ほどまでの元気を失っていた。
やはり……女性は年齢関係なく女性だと言う事だろう。お世辞でも、褒めて置くべきだったみたいだ。
……
今からでも遅くない。フォローすべきだろう。
小太刀はシャンプーを手に馴染ませると、泡立てながら優しく乃々の髪を洗い始めます。
そして、一度、二度、深呼吸した後……
乃々は、とっても魅力的だよ──。
と、恥ずかしさを抑えながら、キザなセリフで乃々に微笑みました。
乃々「……」
乃々「ププッ、なにそれコタにぃ♪ キャラに合ってないし、気持ちわるぃよ?」
どうやら、成功したようだ。
思いもしなかった言葉に乃々は吹き出し、可愛らしい笑みも戻っている。
笑っている。
乃々「でもね、乃々は、知ってたよ?」
乃々は、笑っている。
乃々「乃々を、そーゆー目で見てたって、乃々は知ってた」
目を細め、口角をつり上げ、ニヤリ……そう音が聞こえそうな顔で、乃々は、笑っている。
乃々「だって、そうじゃなきゃオカシイんだよ? だから、乃々と、×××したんだよね?」
乃々「ねっ……オニイチャン?」
,
……
いつの間にか、手は止まる。
オニイチャン──。
いつもと違う呼び方をされただけで、たったそれだけで、この体は震えて動かない。
何が怖いのか? 何を恐れているのか? それが何だと言うのか?
乃々「オニイチャンのした事は、ずぅっと……許されないよ?」
それはきっと、今から思い出すだろう。
※重要情報
【乃々との記憶】が再生されます。
,
二月の半ば。寒さが振り返した真冬日の午後。リビングでコタツに温み、座椅子に腰掛けて正面のテレビを見る。
今日は、朝から両親と姉妹が買い物に出掛け、残ったのは俺と、今年六歳になる妹。
幼稚園は来月卒業して、四月から小学生になる。そんな妹は、ビンのフルーツ牛乳を飲みながら俺の胸に背中を預け、股上に座って、青い園児服のままで同様にテレビを眺める。
どうやら、俺を椅子にしてテレビを見るのが好きらしく、ドラマやニュースを見てても寄って来て、ちょこんと前に腰を下ろすのだ。
しかも、つまんないからベツなの~、と駄々をこねてチャンネルを変えてしまう。
そんなだから両親は、妹の世話を懐いてる俺に全部任せて、子育てを楽している。
そんなだから……だから、だからっ、こんな関係になっちまったのも、アンタらのせいだからなっ!!
「おにいちゃん、おわっちゃったね?」
妹は視線だけで見上げて俺の顔を覗き、フルーツ牛乳の余りを一気に飲み干す。
正面ではアニメが終わり、夕方前の有り触れたニュース番組が流れていた。
「んじゃ、乃々の好きなハンバーガーでも食べに……んっ、オイ乃々っ!?」
嗚呼、ああやっぱり、やっぱりこうなる。
妹を持ち上げようと腕を回して抱き締めた時、突然に下半身へと心地良い刺激が届く。
「あ、あのね、ののねっ、おまたがムズムズするのっ……おにいちゃん」
柔らかな肉に包まれて、優しく擦り上げられる感覚。
乃々は俺のペニスに尻を押し付けると、ソレを間に挟んで、一生懸命に腰を前後させていた。
「乃々……もうやらないって、お兄ちゃん言ったろ? 大人になってから、好きな人とするんだよって?」
腰まで有る長い髪をサラサラと揺らし、頬を赤くしながら俺の名を呼ぶ表情は、明らかに女の仕草。幼稚園児のして良い顔じゃない。
俺の言葉だって、何度目かさえ分からない。意味なんて無いんだ。結局は……
「どーして? のの、おにいちゃんのこと……えへへっ♪ ダイスキだよっ♪♪ おにいちゃんとケッコンするもん!!」
誘惑に負けて愛に応える。
妹はペニスの盛り上がりをズボン越しに感じ取ると、一旦動きを止め、コタツの中に手を差し込んで小さな掛けカバンを引っ張り出す。
「おにいちゃん……しよっ? おまたを、いっぱいズボズボしてくだしゃい!!」
そしてカバンからボトルを、暖められたローションを取って両手で持ち、クルリと反転して向き合うと、上目で見詰めながらローションを差し出して来た。
俺の部屋に有った物を、いつの間にか隠し持っていたのだろう。
使い方は知っているのだから、俺とする為に、ここへ持って来たんだ。
最初の最初、一番最初。きっかけは何だったろう……
気付けば乃々は寝床を俺の部屋に移し、休日はずっと側にくっつく。寝るのも、食事も、お風呂も、トイレも。
おにいちゃんスキ、と何度も繰り返しながら、刷り込みながら、俺の身体から離れない。
そんなだから、もちろんオナニーなんてできないし、意識は無くとも朝立ちはする。生理現象だから。生理現象だけど、兄弟の関係を踏み外した。
「おにいひゃん、ぢゅっ、ぢゅちゅっ……ちゅぴゅっ、おはよぉっ♪♪」
楽になった射精感に促されて、夢精したと勘違いして、目を覚ましたら、乃々が美味しそうにペニスを咥え、零れ落ちる白濁とした精液を啜っていた。
それだけじゃない。口を三日月の形に吊り上げた妹の、乃々の、幼稚園児の次の台詞は……
「ねぇ、おにいちゃん? ののがパパとママにねっ、おにいちゃんにレープされたっていったら、どうなっちゃうの?」
長いんで一旦中断m(__)m
やることはやるんで、ペドロリ苦手な方は、ここから五レスぐらいキンクリして下さい。
男を、兄を、社会的に殺す、最高の脅し文句。
肌にザーメンをこびり着かせて、全裸で男性器をしゃぶる……もう、要求を飲むしか無かった。
それからは、ずっと関係が続いてる。
朝早く起きて風呂場へ篭り、俺は妹を相手に腰を振り、妹は声を出さぬように自らの手を重ねて口を塞ぐ。
シャワーの音で誤魔化して、シャワーで全てを洗い流して、毎日、毎日、妹の中へ。
「あーあ、乃々がこんなにエッチだなんて知らなかったなぁ……もしかして幼稚園でも、おちんちん誰かに挿れて貰ってるんだろ?」
だから今日だって、俺は妹とセックスする。
酷い兄を演じて、貫き通して、早く愛想を尽かされる様に振る舞いながら、差し出されたローションのフタを開けて。
「ちがうもん! おにいちゃんとしかしないもん!! おにいちゃんのおちんちんしか、イラナイんだもんっ!!」
「のの、ののねっ? おにいちゃんの、オヨメさんになりたい……」
乃々は本気で言ってるんだって、理解してる。
目尻に涙を溜めて、泣き出しそうなのも本当だって理解してるよ。
でもね、乃々? 俺達は兄妹で、家族なんだ。それに、嘘……付いてるから。
俺が妹に付いたウソ。俺がセックスだと教え挿入してる場所は、膣ではなく尻穴。乃々のアナルを使ってセックスしていた。
ココなら、万が一の時に証拠が残らないから。処女は成長してから彼氏に捧げれば良い。
後何年かすれば、嘘もバレるし、きっと俺よりも近い歳の男ができる筈さ。
俺は一生分甘やかしたし、妹にも甘えさせた。だからもう、いつ嫌われたって良い。大切なのは自身の保険。二度と脅しに屈せぬよう証拠を残さない事。
それだけを心の片隅に止めたら、罪悪感なんか消して、精一杯セックスを楽しむ。そうしなきゃ保てない。
「意地悪言ってゴメンね。嫌いになったら、お兄ちゃん出て行くから」
冷たい言葉で更に泣き顔へ変わろうとした妹を抱き寄せ、ぷにぷにとした幼児体型を腕の中に納める。
すると妹は僅かに驚き、頬を耳まで真っ赤にして俯いてしまった。
「あ、あのねっ、スキだよっ? のの……おにいちゃんとケッコンすゆんだもん。ののを、およめさんにしてくだしゃい!!」
乃々は正面から抱き締められるのが恥ずかしいのだ。だけれども、こうされるのが一番好き。
ドキドキと大きな鼓動が俺にまで伝わって来る。フルーツ牛乳の甘ったるい香りを漂わせて、将来まで誓う甘ったるい告白。
そっか、そんなに俺が好きか? ならっ……
「ひゃうっ!? おにい、ちゃ?」
,
乃々の背中に回していた左手は園児服をめくり、右手は持ってるボトルを逆さまにして、バックプリントパンツの中に大量のハードローションを流し込む。
どうせ洗濯すると開き直り、パンツがグチョグチョに濡れて、ボトルが空になるまで注ぎ入れた。
「それじゃあ、乃々のココにおちんちん挿れて、乃々がイカなかったら……お嫁さんにしてあげるよ」
空になったボトルを部屋隅に放り、ファスナーを下げて硬く勃起したペニスをズボンの外に晒す。
「おにいちゃん、ダイスキっ、だから……んにゅ、ん、んっ、んんっ!? ののっ、イカないよ?」
乃々は俺の襟元を掴み、俺は乃々を左腕で抱き締めてる状態。
そしてペニスは尻穴の真下。溢れ垂れるローションで、俺のズボンまで濡れて染みを作る。
「無理だよ。乃々、すぐイッちゃうだろ?」
右手でパンツごと尻肉を揉みほぐし、穴の周りは指先で円を書く様にシワを伸ばして行く。
普通は不快に感じると言うが、乃々は俺の指にすぐ反応してくれるのだ。
シワは蕩けてジュクジュクと腸液を滲ませ、ヘリはコリコリにシコって熱を帯びる。
「イカないもん! ののっ、おまたズボズボされても、イカないんだもん!!」
本来なら、こんな前戯さえ必要無いのかも知れない。膣に興味が向かないよう、執拗にここだけを攻め、開発したのだから。
俺の形を覚えた、俺専用の穴蔵。身体を抱き締めれば一瞬にして粘液が湧き上がり、粘着質な糸を引く蜜で満たされる。
こんな歳で、何度もスケベなアナルアクメを経験した結果だ。
「良いかい? 今から挿れるけど、イッたらお嫁さんにしないからね?」
爪先を軽くパンツに引っ掛けて伸ばし、肛門位置に小さな裂け目を作る。
潤んだ瞳は俺の顔を捉え、覚悟を決めた表情でコクリと小さく頷く。
「おにいちゃんスキ、しゅき、だいしゅきだよっ? すき、すき、すきいぃっ……およめさんにしてよぉっ」
そして俺が抱いていた力を緩めると、幼い愛を囁きながら少しずつ身体を下ろし、天井を向くペニスの先端にシワの中心を押し付ける。
柔らかく熱く、腸液とローションでトロトロにヌメる尻穴に……鈴口は難無く呑み込まれ、カリ首の手前まで一気に沈む。
こちらは乃々の身体を両手で脇腹から挟む様に抱え直し、挿入を迎える最後の調整。
「イッちゃ駄目だよ乃々? はい息吸ってー、吐いてー、力抜いとけよ?」
「ふぅっ、ふぅっ、ふぅん、おにぃ……」
荒い呼吸。いつもより興奮しているのか、乃々の身体から固さが無くなって行かない。
勿論、先端は入ってるんだから、肩を押さえ付ければ簡単。
だけど違う。乃々は抱き合いながらのセックスが初めてだから緊張してるんだ。
それなら俺は……
「乃々、大好きだよ」
一瞬で硬直を解かす、魔法の言葉を。
耳元に口を寄せ、できる限りの優しい声で。
「ふぇ? あっ、ゃ、ゃあぁっ、ののもっ、ののもぉっ!!」
ののは手で自分の紅潮した顔を隠し、戸惑いながらも一途に返してくれる。
身体もすっかり弛筋し、にゅぷりと最も太いカリ首を呑み込んでしまった。
腸液とローションのミックスジュースで、ペニスはヌルヌルにコーティングされてしまう。
後はただ、腰を掴んでいる手を、下ろすだけ。
「おにいちゃ……ふあぁぁぁぁぁんっ♪♪」
ぢゅぶぶぶぶぶぶっ!!
狭くキツく、けれど柔らかい肉穴の中を、奥へ奥へと掻き分けながら突き進む感覚。
乃々の幼い尻穴は、ヘソ付近まで深々とペニスを咥え、きゅきゅぅっとキツく締め付ける。
それだけじゃない。小刻みに蠢く腸壁の振動は、開きっ放しの口と目が、乃々の絶頂から来るモノだと教えていた。
「乃々? 今イッ……」
「イッてない、イッてらいもん!!」
はっ、嘘ばっかり。兄妹揃って大嘘つきだな。
ケツの中を擦り上げられて、子宮の裏側えぐられて、行き止まりの結直まで小突かれて、乃々がイカない訳無いだろ?
何もしなくても気持ちいいけど、このままでもイケそうだけど……頑張っちゃうか?
「んにゅにゅっ!?」
再び乃々の身体を持ち上げて、再びカリ首の位置までペニスを引き抜く。
「ぁあぁっ♪ イッへぇ、らいもん!!」
また嘘。
口横からヨダレ垂れてるし、舌足らずになってるし、目なんか焦点合ってない。
「ほらっ、白目もどせ。話しする時は、ちゃんと相手を見るんだ……ぞっ!!」
ぢゅぶっ、ぢゅぶっ、ぢゅぶっ、ぢゅぶっ、ぢゅぶっ!!
完全に俺のペニス容れとなった身体を、また根元まで深く咥え込ませる。
次からは一度で終わりじゃない。子供の重量は軽く、オナホールの様に上下へ乃々を振り動かす。
「かひゅっ!?」
「イッてるんだろ? イッたって言えよ乃々っ!!」
奥の結腸はペニスを逃がすまいと吸い付き、細かいヒダヒダは一々ヤラしく引っ掛かかり、腸圧は自在に変化し、突く度に全く違う刺激でペニスを締め上げる。
俺のモノに馴染み、俺のモノを覚えた、妹の幼い尻膣。
「ぅぁあっ♪ あ、あぁっ、ふぁぁうっ……おにいひゃん、しゅきぃっ!!」
既に言葉にすらなってない。ずっとイキまくって止まらないのだ。
されるがままに尻穴をハメ倒され、絶え間無いアクメに身を委ねる。
心から愛おしく想う、俺の大切な妹。俺はそんな妹と……
「ふぅっ、ふぅっ、ふっ!! イクぞ、ナカ出しするからなっ!!」
限界は近い。こんなに情熱的な腸内に射精をねだられては、我慢なんてできる筈がない。
「だひてっ、おにいちゃ!! ののを、およめしゃんに、ひてっくだひゃひ!!」
乃々の一番奥で、結腸の隙間に鈴口をねじ込んで、両手を脇から背中に回し、ギュッと強く抱き締める。
そして息を整え、乃々の息が整うのも待ち、落ち着かせてから……
「乃々っ? お兄ちゃんと……結婚しよっか?」
最高の口説き文句を。
「おにっ!? いっ、ぁあ゙あ゙あぁぁぁぁぁぁっ!!」
次の瞬間には乃々の絶頂が響き渡り、痛いくらいに腸膣がペニスを締め付けた。
急激に収縮し、尻穴の器官全部で精液を搾り取るべく脈動する。
「のっ、のっ……ぐおおぉぉぉぉぉぉっ!!!」
びゅるぅぅぅぅぅっ!! びゅぐびゅぐっ!! ドクンドクンドクン……
ああ。嗚呼。自宅で、リビングで。家族に、妹に、幼稚園児に、腸内……しゃせい。
噴き上がる精液を、一滴残らず中で吐き出した。
「おまた、ポカポカするよぉっ……えへっ、ダイスキだよ、おにいちゃん♪♪」
狭い中に溜まる筈も無く、白濁とした精液が、とめどなくボトボトとズボンへと垂れ落ちた。
二人して汗を掻き、愛を囁き合い、粘膜を擦らせ合った、禁断の性交。
俺は明日、今日の事を後悔するだろう。
最中は割り切れて楽しんでも、終われば罪悪感に押し潰される。
だけど今は、気持ち良い脱力の中で……
「オヤスミ、乃々」
眠らせてくれ。
なんて──。
あまい。アマイ。甘いっ!!
激甘だっ!! なんで気付かない!? なんで分からなかった!?
俺の考えは、ハチミツたっぷり、クリームたっぷり、アイスたっぷりのハニートーストより全然甘いッ!!
自身の保険? 証拠を残さない? なんてブザマ!! マヌケ過ぎるだろっ!?
だめ、駄目。どうしようもない。
「はやく、おにいちゃんのあかちゃんがうまれないかなー♪♪」
沈む太陽の残光が、赤くリビングを染める夕暮れ。
ふと眩しさで目覚め、視線だけを横に動かせば妹。
起きた俺に気付かず、一心不乱に、オナニーしてた。
正確には違う。床の上に座り、破れたパンツは脱ぎ捨ててる。
肛門から溢れ出した精液を指で掬い、その指を膣内に挿れて、奥まで押し込む。
「おっにぃちゃーん♪ おっにぃちゃーん♪」
深くを掻き回す中指。痛みを感じてる様子は無い。血も流れてない。妹は、とっくに処女じゃない。
妹は全て理解してたのだ。俺が嘘をついてる事も、俺を縛り付けるにはどうすれば良いかも、何もかも。
わからないフリをして、セックスをしてたんだ。
血の気が引く。喉はカラカラ。
妹が中学になる頃には、こんな関係は終わってる……そう思ってた。
でも、来年、再来年。生理が来て、俺が気付かないで、今みたいなオナニーをされたらどうなる?
はっ、終わっ、た……恐らくだいぶ前から、俺のDNAカスは、乃々の膣内に溜まってるだろう。
『ねぇ、おにいちゃん? ののがパパとママにねっ、おにいちゃんにレープされたっていったら、どうなっちゃうの?』
今度は言い訳できない。証拠が確実に出て来る。
だけどそれは、それはっ!!
「乃々、ちょっと聞いてくれ」
それだけはイケない!!
乃々も、俺も、それじゃあ幸せになれないんだ。
乃々は、絶対に幸せにする!! そう決心して、覚悟して、上体を起こして、妹をしっかりと見つめる。
「なぁに、おにいちゃん……」
すると妹は自慰を止め、口を『あの時』と同じ、三日月の形にして微笑んだ。
「もしかして……まだ、にげられるとおもってるの?」
……
…………
………………
暑い、天気。暑い、場所。暑い、筈なのに、背中を伝う汗は冷たい。
思い出した記憶……間違いなく幼い頃の乃々と、自分だ。
だがこの記憶、どこかオカシイ。
いったい、いつの出来事なんだ? 乃々が幼稚園児だったと言う事は……
わからない。
だがお陰で、不自然な繋ぎの記憶になってしまっている……
※小太刀は重要情報、【乃々との記憶】を入手しました。
昼間になりました。
……
気付くと、乃々は近くに居ませんでした。
もうそろそろ昼食だ、準備の為に砂浜へ戻ったのだろう。
※さて
1 急いで戻り、乃々と一緒に昼食の準備。
3 ゆっくり戻る。昼食は食べない
小太刀はどうしますか>>135
2が無いけど…3で
>>135
番号間違えた…
今日はここまでですm(__)m
すごく続きが気になるところで終わりますね。
さっきも書いたのですが、エロ描写上手いですね。
>>137
あざますm(__)m
……
…………
………………
島を回るのは初めてじゃない。しかし最初は、岸沿いにグルッと一週しただけだ。
乃々と、林の中を探索しながら歩ってみようか?
乃々「いいよぉ。おてて繋いでこうねっ♪」
誘って見ると、そのまま手を握られてしまった……
でも、嬉しそうだ。こんな事で喜んで貰えるなら、こちらも嬉しい。
小太刀と乃々は、島の探索に向かいました。
……
緑の木々に囲まれた隙間から、細まった日差しが草花を照らしてグラデーションを付ける……
空は青いのに、僅かに薄暗い林の中。鳥は飛んでいるのに、生物の鳴き声が聞こえない林の中。
乃々「乃々の勘!! ここは右へ行こうっ♪」
しばらく進むと三股の分かれ道が現れ、乃々の言葉で右の道へ進みます。
まだまだ元気一杯の二人は、林の中を、奥へ、奥へ……
そして、十数分も歩いた頃、急に開けた場所へ着きました。
……
切り倒されて丸太になった木が、カタカナの『ロ』の形で四本置かれており、その中心には井戸が存在していた。
しかし、井戸を覆う屋根などは古びて腐り、いつ崩れ落ちてもオカシクない。
乃々「もう、枯れてるのかな? まだ綺麗な水が掬えるなら、持って行きたいけど……」
近付き、井戸を上から覗いて見ても真っ暗で何も確認できないが、小石を落とせばポチャンと音が跳ね返り、水の存在を教えてくれる。
ご丁寧に、井戸の横には空のポリタンクも転がっているが……
※さて
1 飲み物には困っていないので、持って帰らない。
2 井戸の地下水を、持って帰る。
小太刀はどうしますか>>147
気になるから2で
……
二人は縄が結ばれたバケツを井戸へ落とすと、ポリタンクの中へ水を汲み始めました。
乃々「わぁ、透き通ってる♪ 綺麗だし、これなら飲めそうだね?」
井戸の水は、濁りなど一切無い。少なくとも、肉眼ではそう見える。
飲む飲まないは別としても、バーベキューに使った焼き網や金串を洗うぐらいには使えそうだ。
小太刀は半分ぐらいまで入れたポリタンクを持つと、来た時と同じ道をゆっくり歩いて戻りました。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
砂浜に戻ると、朝霧とまどか夕食を作ってくれていました。
今日は、水を混ぜて炊き込むだけの、まるでお粥のようなインスタントドライカレーだ。
小太刀は苦笑いを浮かべながらも、探索で空腹になった胃袋へガツガツと詰め込むのでした。
※小太刀は
重要情報【井戸】
を手に入れました
……
夕食の後片付けをして、歯を磨き、今日はもう練るだけだ……
明日になれば迎えの船が来て、それに乗ってこの無人島へ別れを告げる。
……
今日も、テントは二つ。どうしようか?
※さて
1 乃々と一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>153
1
……
今日は、乃々と同じテントで寝よう。まぁ……三人詰めで窮屈な思いをさせるよりマシだろう。
皆は軽く荷物整理をして火を消すと、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
,
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
確かに、近くから、聞こえた。
とても、近くから。
同じ、テントの、中から──。
乃々「くひっ、きゃはははははっ……」
トンッ。乃々が奇妙な笑い声を発しながら、小太刀の体を跨ぎのしかかって来ました。
瞳は青く色付き、手足の爪は伸び、四本の犬歯は鋭く尖った姿で……
まるで、そう。犬か、狼のように。乃々は、変わっていました。
小太刀は危険を察知し、慌てて押し退けようとするのですが、幾ら本気を出そうとも動きません。
乃々「ヴア゙アアアアアアアアアア!!!」
そればかりか、乃々は両手を小太刀の首へ添えると、物凄い力で締め上げ始めました。
伸びた爪が血管を引き裂いて突き刺さり、一瞬にして絶命へ追い込み、それでも……ギリギリと首を締め続けます。
乃々「アアッ、アアアアアアア!!!」
小太刀の顔が真っ青になっても、鼓動が聞こえなくなっても、ずっと、ずっと、乃々は首を離しませんでした。
※※※※※※※※
バッドエンド
【豹変した乃々】
ゲームオーバー
※※※※※※※※
二週目終了現在の
所持重要情報
朝霧
・【朝霧との記憶】
まどか
乃々
・【乃々との記憶】
・【井戸】
※ヒント。
最初ら辺のプロローグでも書いて有りますが、目的は家族のギスギスした雰囲気を無くす事です。
迎えの船が来るまでに家族が仲良くなれれば、何も事件は起こらずに帰宅エンド。
人狼の島クリアです(最初の週からクリア可能)。
それと重要情報をある程度集めれば人狼ルート(周回必須)に入れますが、こちらはストーリーがガラッと変わりますし、こっちには進まなくても大丈夫ですm(__)m
人狼ルートに関しては、後に説明します
ヒントありがとうございます
>>163
もともとヒントは書くつもりで書いたので、たまたま少し前にコメント有ったのに気付きませんでしたm(__)m
考察は、もし必要になるようで有れば
『洋館物語 完結編』※安価
『洋館物語 完結編』※安価 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1399083548/)
このスレをお使いくださいm(__)m
『人狼の島』
それでは
スタート
>続きから(三週目) ピッ
おわり
初めに、この週のメイン同伴キャラを選択してください。
基本的に、ここで選択したキャラと小太刀は共に行動します。
※同伴選択
1 長女。朝霧 英語教師
2 次女。まどか アイドル
3 三女。乃々 小学五年生
さて、小太刀は誰を選びますか>>167
1
……
視界の開けた砂浜なら、アサギ姉さんでも安全だろう。
朝霧「おやおやぁん? さっそくお姉ちゃんをナンパかコタぁ?」
試しに誘ってみると、アサギはニヤニヤと笑みを浮かべながら、それでも嬉しそうに小太刀の手を掴みました。
普段は親代わりとしても頼りきってるんだ……せめて、こんな時ぐらいはエスコートしよう。
朝霧「ほらっ、さっさとデートに行くぞ♪」
特に何かを持ち帰ったりする訳では無い。
余計な物は邪魔になるので、手ぶらで良いだろう……
小太刀はビーチサンダルに海パン、薄いパーカーを羽織っただけの姿になると、アサギと一緒に広い砂浜を歩き始めました。
……
二人は、浜辺の海岸沿いを進みます。
朝霧「おっ、クルーザーか? どうやら、私たち以外にも島へ来た奴らが居るようだな」
そして……しばらく歩き続けた頃、視線の先に一艘の小型船を発見しました。
ここには小太刀達が上陸した場所のように桟橋などは無く、波打ち際から五メートルほど海へ入った場所でプカプカと浮いています。
船の先端からはロープが長く伸び、砂浜の岩に括り付けられているように見える。
朝霧「ふむ……よしコタ、あのクルーザーまで泳ぐぞ?」
朝霧「何かの縁だ。誰か居れば挨拶して来よう」
好奇心旺盛なアサギは小太刀の手を引いて歩き、そのままクルーザーへ乗り込む気満々だ。
遠くから見る限り、船上には誰も確認できないが……
※さて
1 朝霧をなだめて戻る。
2 朝霧とクルーザーに乗り込む。
小太刀はどうしますか>>175
2
朝霧「ひゅーっ♪ さすが私の弟だ、そうこなくっちゃな」
どうやら、好奇心旺盛なのは家系の血筋のようだ。アサギ姉さんと一緒に、クルーザーへ乗ってみよう。
アサギと小太刀は、砂浜にビーチサンダルとパーカーを脱ぎ捨てて海へ入ると、競うようにクルーザーまで泳ぎ始めました。
朝霧「あははははっ♪ 私の勝ちだコタぁ!!」
バシャバシャと波を掻き分けて進むアサギは、とても……楽しそうだ。
朝霧「誰か居ませんかぁ!!」
……
二人は船横の梯子を上ると、甲板から辺りを見渡し、搭乗者が居ないかと声を掛けます。
しかし、誰からも返答は無く、この船には誰も乗っていないのか? それとも、船室のような場所で寝ていて気付かないのか?
朝霧「うぅむ……せっかくだし、操舵室とか見てみたいな」
どちらにしても、アサギの提案を小太刀は止めず、ゆらゆら揺れる船上を、失礼しますと続けながら操舵室へ向かいました。
……
固くロックされた舵は、左右どちらにも回す事が出来ない。
アサギ「本当に、誰も居ない……島に上陸してるのかもな」
まずもって鍵が抜かれており、エンジンすら掛ける事ができないのだ。
恐らくアサギの言う通り、船員は島へ上陸しているのか。
……
操舵室には、動かない舵。寝室やエンジンルームへ続くだろう床の階段。
そして、隅の小さいテーブルに置かれた……日記帳。
小太刀が日記帳を手に取ると、表紙には英語で何か書かれていた。
中身をめくって見るが、やはり日本語の表記は無く、これでは読めそうにない。諦めるしかないのだろうか?
……
…………
………………
そうだ、英語教師のアサギなら、何が書いて有るか分かるかも知れない。アサギに日記帳を見せてみよう。
……
朝霧「狼男……いや、『人狼の島』。と表紙には書いて有るな」
人狼の島。
アサギは小太刀から日記帳を受け取るとタイトルを読み上げ、そのままページをめくり、内容まで視線を通して行きます。
何と書かれているか、読み終わったら教えて貰おう。
※小太刀は、重要情報【人狼の島】を手に入れました。
これにより、幾つかの情報が出揃った後に、『人狼ルート』が開放されます。
最初の同伴キャラ選択時、長女、次女、三女、の他に、三人全員と言う選択肢が追加され、それを選ぶと判明している人狼に関する情報が開示され、人狼ルートに進みます。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
砂浜へ戻ると、既にテントが二つ張られ、その前でバーベキューが始まっていました。美味しそうな匂いが漂って来る。
小太刀とアサギは苦笑いを浮かべながら乃々とまどかに謝り、探索で空腹になった胃袋へ沢山のご褒美を上げるのでした。
……
しかし、テントは二つ、か……
※さて
1 アサギと一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>183
2
……
三人には窮屈な思いをさせてしまうが、家族とは言え異性なんだし、まぁ……これが普通だろう。
みんなは持って来た歯ブラシとミネラルウォーターで歯を磨き、火を消して後片付けをすると、一対三に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
今日は……
家族の仲は僅かに 悪くなった ようだ。
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
今日は、とても、静かな、夜だ。
,
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝、小太刀がテントから出ると、「シャワーを浴びれる場所が見つかった」とまどかが喜んで報告して来ました。
乃々は今、そのシャワーを浴びれる場所へ行っているらしい。
朝霧「コタ、もちろんやるよな?」
アサギはビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端だ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 アサギとチームを組んで妹達と勝負。
2 妹達とチームを組んでアサギと勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>188
2
今日はここまでですm(__)m
朝霧「そっか……」
朝霧「ファ~~ック!! 上等だっ、三人まとめて負かしてやるぞコタ!!」
返事を聞くと、アサギは残念そうに頷きながらも小太刀へ中指を突き立ててポーズし、すぐさま笑顔に変わりました。
本当に、嬉しそうに。これだけの事なのに、嬉しそうに。
……
ビーチバレーをする……これで大喜びするほど、最近の彼女は余裕が無かったのだろうか?
もう少し、もう少し。これからはもう少しだけ、アサギを考える時間を増やそう。
朝霧「ほらっ、アイツらが戻って来る前に、さっさとネットを張るぞ♪」
それだけで、こんなに眩しい笑顔が見れるなら……充分に価値が有るはずだから。
もうすぐ、昼間になる──。
【時間が経過しました】
……
朝霧「アチョ~~っ!!」
掛け声と共に放たれるアサギのスパイクが、まどかと乃々と小太刀のコートに落ちてそのまま勢い良く転がって行く。
これで、何度目かも分からないビーチバレーの試合はゲームセット。みんな息を切らせバテていた。
跳ぶ度に上下へ弾むアサギの胸は官能的で、汗で頬へ張り付く髪は妖艶で、そして、はぁはぁと息を乱す女性は、エロいと思う訳で。
そうすると当然、体の一部は恥ずかしくて見せられない状態になる訳で。
朝霧「おいっ、どこへ行くんだコタ!?」
小太刀は三人に背中を向けると、無言で走り去り海へ飛び込みました。
胸元まで海に浸かり、色々な理由で火照った身体を冷やします。
朝霧「ふふっ……掴まえたっ♪」
そんな小太刀を、アサギはゆっくり歩いて追い掛けると、後ろから優しく抱き締めて掴まえました。
見抜いてると言わんばかりの含んだ声で囁き、胸を押し付けてイヤでも女性を意識させるのです。
朝霧「なぁ、教えてくれよコタ?」
朝霧「いったい、誰を見て……こんなになってしまったんだ?」
アサギの手はツーっと這うように、腹部と太ももを撫で回して弄ぶ。
※さて
1 朝霧姉さん、と答えて朝霧と身を離す(注↓)
2 まどかと乃々、と答える。
小太刀はどうしますか>>195
※一度見たエロシーンはスキップします。
2
朝霧「は……はっ?」
朝霧「イカンな、まだ若い筈なんだが、耳が遠くなってしまったようだ」
まどかと乃々……そう伝えられると、アサギは乾いた笑いを上げながら、小太刀の身体をクルンと反転させ、強制的に自分と向かい合わせにしました。
本人を目の前にして、「貴女を見て興奮した」なんて恥ずかしくて言えないと、男心を分かって貰いたいものだが……
朝霧「もう一度、聞くぞ? 誰を、見ていたんだコタ?」
次の言葉は真正面から。アサギは目を細め、小太刀と鼻先同士がくっつきそうなぐらいに顔を寄せて、再び質問を投げ掛ける。
……
アサギが何を考えているのか、何を望んでいるのか、理解できない。
──バシャァァァァァン!!!
なのだから、小太刀も同じ答えを返そうと「まどかと乃々……」言った瞬間、アサギに押し倒された。
激しい音と波しぶきを響かせ、二人揃って浅い海底に沈む。
朝霧「んっ……」
そして、透き通る程に綺麗な水の中で、アサギは弟の小太刀を抱き締め、唇を重ねてキスをした。
ほんの短い時間だけれども。すぐ浮き上がってしまうと知っていたけれども。海面に戻るギリギリまで接吻は続く。
朝霧「ぷはっ!! はぁっ、はぁっ、はぁぁっ……ふふっ。まどかじゃない、乃々でもない、私だ。私を選べ」
戻れば小太刀はアサギの肩を押して引き離し、バクバクと荒ぶる心音を静めながら呼吸を整えるのだった。
昼間になりました──。
……
どうやら、アサギにキスされたのが、まどかと乃々にバレたようだ。
砂浜に戻ると、二人の視線が痛い……
話し掛けれる雰囲気でもないし、仕方無い。アサギ姉さんと昼食の準備をしよう。
朝霧「おっ、手伝ってくれるのかコタ? と言ってもまぁ……トウモロコシに、醤油を付けながら焼いて終わりだがな」
朝霧「でも、嬉しいよ。ありがとう……コタ」
どうやら残る作業は少ないみたいだが、それでも小太刀は手伝うように言うと、一緒に昼食を作りました。
心なしか、アサギの表情が優しくなった気がする……
午後になりました──。
……
やはり、こう言う場所で食べるからこそ、何倍にも美味しく感じる物も有る。
小太刀は焼きトウモロコシを大満足で食べ終えると、木陰の荷物置き場を見渡して、これからの行動を考えます……
釣竿と練り餌は有る。せっかく無人島に来たんだから、自分で釣った魚を食べてみたい。
でも、この島の事も気になる。アサギ姉さんと島を歩ってみようか?
明日には帰るんだ。慎重に行動したい……
※さて
1 一人で釣りをする
2 アサギと島を回る
小太刀はどうしますか>>200
2
……
…………
………………
アサギ姉さんと、島を探索しながら歩ってみようか?
朝霧「いいぞ。ただし……私と手を繋いで歩くことっ♪」
誘って見ると、そのまま手を握られてしまった。
でも嬉しそうだ……こんな事で喜んで貰えるなら、こちらも嬉しい。
小太刀とアサギは、島の探索に向かいました。
……
緑の木々に囲まれた隙間から、細まった日差しが草花を照らしてグラデーションを付ける。
空は青いのに、僅かに薄暗い林の中。鳥は飛んでいるのに、生物の鳴き声が聞こえない林の中。
朝霧「よし、ここは左に行くぞっ」
しばらく進むと三股の分かれ道が現れ、アサギの言葉で左の道へ進みます。
まだまだ元気一杯の二人は、林の中を、奥へ、奥へ。
そして、十数分も歩いた頃……急に開けた場所へ着きました。
……
低い。窪んでいる……今まで立っていた地面より一メートルほど低い。まるで、『クレーター』のような場所に辿り着きました。
勿論、隕石が落ちた訳でも無い。人為的に作られたのだと分かります。
緩やかな下り坂の先、中心には、まるで犬小屋に似た小さな建築物が有り、その横に深そうな穴が空いている。
恐らく穴は、ここに溜まる雨水を下へ流すものだろう……
クレーターの回りには何本もの杭が打たれ、しめ縄も二重に巻かれて囲まれています。
もしかするとアレは、犬小屋では無く、社なのかも知れない。となると、あんな小さな場所に、何か奉っているのだろうか?
……
できれば調べたいが、その前に……
朝霧「少し、気味が悪いよココは」
怖がっているのか僅かに震えているアサギの手を、小太刀は不安を取り除くようにギュッと握ります。
ここに男は自分だけなんだ。アサギ姉さんは自分が守らないと。
朝霧「コタ、男らしくなったな」
※さて
1 一人で社を調べる。
2 二人で浜辺へ戻る。
小太刀はどうしますか>>205
1
今日はここまでですm(__)m
小太刀はアサギにこの場で待つように言うと、縄を跨いで乗り越え、足元に注意しながら下り降りました。
犬小屋の真正面まで近付き、しゃがんで覗き込みます……
しかし、その中まで確認する事はできない。
観音開きの扉に錠前が取り付けられ、どこかに有る『鍵』が無いと、中を確認するのは難しそうだ。
仕方ない……今は、ここを開けるのは諦めよう。
※小太刀は【小さな扉】の情報を手に入れました。
【小さな扉】(この情報は進行状況に伴い、後二回更新されます)
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
砂浜に戻ると、まどかと乃々が夕食を作ってくれていました。
今日は、水を混ぜて炊き込むだけの、まるでお粥のようなインスタントドライカレーだ。
小太刀は苦笑いを浮かべながらも、探索で空腹になった胃袋へガツガツと詰め込むのでした。
……
夕食の後片付けをして、歯を磨き、今日はもう練るだけだ……
明日になれば迎えの船が来て、それに乗ってこの無人島へ別れを告げる。
……
今日も、テントは二つ。どうしようか?
※さて
1 アサギと一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>210
2
……
やはり今日も、三人には窮屈な思いをさせてしまうが、家族とは言え異性なんだし、まぁ……これが普通だろう。
みんなは持って来た歯ブラシとミネラルウォーターで歯を磨き、火を消して後片付けをすると、一対三に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
今日は……
家族の仲は僅かに 悪くなった ようだ。
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
今日は、とても、静かな、夜だ。
,
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝霧「おはよう」
小太刀がテントから出ると、アサギと、まどかと、乃々が居ました。
アサギは全身を赤く濡らして微笑み、まどかと乃々は、首から真っ赤な鮮血を垂れ流して冷たくなって、死んで、居ました……
朝霧「私のコタを奪おうとするなんて、とんでもないメス豚だ。殺されたって文句は言えないさ」
血塗れの右手には太陽の光で輝く刃物が握られ、そしてその自白とも言えるセリフは、家族を殺した事を隠そうともしない。
何がどうなって、どうしてこうなったのかは分からないが、つまり、アサギは、イカれている……
朝霧「これからは、二人で暮らそうコタ?」
理解できる筈も無いが、こんな事になる前に、相談ぐらいして欲しかった。
それとも、悪いのは、自分なのか? この島に来てからの行動を間違ったから、最悪な結末を招いてしまったのか?
今さら、どうでも良い。二人は生き返らないのだから……
だから、小太刀が選んだ道は……
朝霧「おっ? 情熱的なハグだな。ふふっ、愛してるよコタ」
小太刀は涙を零しながらも、しっかりとした足取りで二歩、三歩と進み、愛してるよと言葉を返して、アサギを強く抱き締めました。
朝霧「ああっ、やっと想いが通じ合ったんだな!!」
二人は生き返らない。なら残る問題は、誰が犯人になるか。誰が、人殺しの汚名を被るか。
少なくとも、自分の姉を、生徒達からも慕われているアサギ先生を、人殺しにしてはイケない。それなら、覚悟を、決める。
──ドスッッ!!!
朝霧「ッ!!? コッ……ごほっ!!!」
小太刀はアサギの手から刃物を抜き取ると、そのまま躊躇無くアサギの首に突き刺しました。
これで、アサギは死ぬだろう。死んだ後は、自分で自分を刺せば良い。
朝霧「こっ、たぁっ……なん、で」
そんなの、俺だってわからないよ、アサギ姉さん。
※※※※※※※※
バッドエンド
【アサギと心中】
ゲームオーバー
※※※※※※※※
三週目終了現在の
所持重要情報
朝霧
・【朝霧との記憶】
・【人狼の島】
・【小さな扉】(後二回更新)
まどか
乃々
・【乃々との記憶】
・【井戸】
乃々「ほんとっ? やったぁ!!」
砂浜で遊ぼうと提案すると、乃々は嬉しそうに声を上げ、仔犬のように小太刀の周りをぐるぐる駆け回り始めました。
……
こんな事で、こんなに喜んで貰えるなら、提案した甲斐が有ったというもの。
乃々「それじゃ、アッチいこ、アッチ!!」
しかし乃々は、「あっち」と遠くの砂浜を指差し、小太刀を連れて行こうと腕を引きます。
ここの砂浜でも、乃々が指差した砂浜でも、やる事なんて砂遊びしか無いはずだが、わざわざそこまで歩く必要はあるのか?
※さて
1 近くの砂浜で遊ぶ。
2 遠くの砂浜で遊ぶ。
小太刀はどうしますか>>226
1
……
近くに、しようか? 何か有った時の為に、まどかとアサギ姉さんから見える場所に居た方が良いだろう。
乃々「おっ、おおっ♪」
小太刀は乃々をお姫様だっこの形で抱え上げると、文句を言わせる間も無く、海へ向かって走り出しました。
場所こそ希望に添えないが、その分、全力で遊び相手になろう。思い切り楽しませよう。
乃々「わきゃっ!? わぷぷっ!!」
乃々「こんにゃろーっ!!」
小太刀は水面が膝上に来る所まで進むと、「せいやっ!!」の掛け声と共に乃々を放り投げました。
すぐさま水しぶきが弾けてボチャンと音が響き、沈んだ乃々も手足をバタ付かせて浮上し、砂浜へ逃げて行く小太刀を追い掛けます。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
小太刀が乃々をなだめ終わると、二人は砂浜で砂の城を作り、笑い合いながら楽しく時間を過ごしました。
しばらくして、そこに残りの二人も加わって遊び、それから家族全員でテント張りと夕食の準備を行います。
皆でバーベキューをしてお腹いっぱいに食べ、旅行が最高のスタートで始まった事を喜びました。
……
今日がもう終わろうとしている。家族が準備したテントは二つ、か……
※さて
1 乃々と一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>229
1
……
さすがに、三人では窮屈な筈だ。
乃々「コタにぃ、一緒に寝ようじぇ!!」
子供の乃々となら万が一にも間違いは起こらないだろうと考え、小太刀は乃々と同じテントへ入る事にします。
みんなは持って来た歯ブラシとミネラルウォーターで歯を磨き、火を消して後片付けをすると、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になる。
今日は……
家族の仲は僅かに 良くなった ようだ
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
乃々「おやすみ、コタにぃ……」
今日は、とても、静かな、夜だ。
,
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝、小太刀がテントから出ると、「シャワーを浴びれる場所が見つかった」とまどかが喜んで跳びはねていました。
乃々「コタにぃ、私たちもイこぅよ♪」
乃々もそれが嬉しいのか、小太刀の腕をグイグイ引っ張りながら、シャワーを浴びに行こうと誘って来ます。
一方のアサギは、ビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端だ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 乃々と一緒にシャワーを浴びに行く。
2 乃々とチームを組んで二人と勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>234
2
乃々「おっしゃー!!」
乃々「ねぇちゃん達には無い、若さでっ、けちょんけちょんにしてやるじぇ!!」
……
乃々はビーチバレーが始まる前から、ギャーギャー騒ぐまどかとアサギに追い掛けられて砂浜を走り回っている。
まぁ、悪いのは乃々だし、準備運動にもなるから放っといても大丈夫だろう。何より、みんな楽しそうだ。
小太刀は三姉妹を微笑ましく見守りながら、一人でネット立てやコート書きの仕事を終わらせました。
もうすぐ、昼間になる──。
【時間が経過しました】
……
乃々「ちょんわ~~っ!!」
掛け声と共に放たれる乃々のサーブが、ネットに引っ掛かって自コートに落ちる。
これで、何度目かも分からないビーチバレーの試合はゲームセット。みんな息を切らせバテていた。
はぁはぁと息を乱す女性はエロいと思う訳だけれども、しかし運動神経が余り良くない乃々のカバーリングで余計に疲れたせいか、そんな事を考える余裕も無く砂浜に倒れ込む。
しばらくは海に浸かって体を冷やそう。
午後になりました──。
……
昼食を食べ終えると、小太刀は木陰の荷物置き場を見渡して、これからの行動を考えます。
釣竿と練り餌は有る……せっかく無人島に来たんだから、自分で釣った魚を食べてみたい。
でも、この島の事も気になる。乃々と島を歩ってみようか?
明日には帰るんだ、慎重に行動したい……
※さて
1 一人で釣りをする
2 乃々と島を回る
小太刀はどうしますか>>238
1
乃々「えぇ~っ、釣りなんて、つまんないよぉ」
やはり、アウトドアと言ったら釣りだろう。
ブー垂れてる乃々も、新鮮な美味しい魚が食べれれば、すぐに機嫌は良くなるばずだ。
小太刀は探検しようと言う乃々を振り切ると、釣り道具を持って長い桟橋へと向かいました。
そこの先端まで歩いて腰掛け、針に練り餌を取り付け、竿を大きく振るって遠くの水面に落とします。
後は、魚を大量ゲットするだけだ。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
一匹も、釣れませんでした。
トボトボ砂浜に戻ると、三人が夕食を作ってくれていました。
今日は、水を混ぜて炊き込むだけの、まるでお粥のようなインスタントドライカレーだ。
小太刀はもう少しで釣れそうだった島のヌシの話を、身振り手振りを交えて説明しながら、三人はその話に苦笑いを浮かべて慰めながら、空腹になった胃袋へ夕食を詰め込むのでした。
……
夕食の後片付けをして、歯を磨き、今日はもう練るだけだ……
明日になれば迎えの船が来て、それに乗ってこの無人島へ別れを告げる。
……
今日も、テントは二つ。どうしようか?
※さて
1 乃々と一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>242
2
……
三人には窮屈な思いをさせてしまうが、家族とは言え異性なんだし、まぁ……これが普通だろう。
皆は軽く荷物整理をして火を消すと、三対一に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
,
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
確かに、近くから、聞こえた。
とても、近くから。
同じ、テントの、中から──。
ヂジッ、ジジィィッ──。
乃々「くひっ、きゃはははははっ……」
トンッ。乃々がテントのチャックを開けて侵入し、奇妙な笑い声を発しながら、小太刀の体を跨ぎのしかかって来ました。
瞳は青く色付き、手足の爪は伸び、四本の犬歯は鋭く尖った姿で……
まるで、そう。犬か、狼のように。乃々は、変わっていました。
小太刀は危険を察知し、慌てて押し退けようとするのですが、幾ら本気を出そうとも動きません。
乃々「ヴア゙アアアアアアアアアア!!!」
そればかりか、乃々は両手を小太刀の首へ添えると、物凄い力で締め上げ始めました。
伸びた爪が血管を引き裂いて突き刺さり、一瞬にして絶命へ追い込み、それでも……ギリギリと首を締め続けます。
乃々「アアッ、アアアアアアア!!!」
小太刀の顔が真っ青になっても、鼓動が聞こえなくなっても、ずっと、ずっと、乃々は首を離しませんでした。
※※※※※※※※
バッドエンド
【豹変した乃々】
ゲームオーバー
※※※※※※※※
四週目終了現在の
所持重要情報
朝霧
・【朝霧との記憶】
・【人狼の島】
・【小さな扉】(後二回更新)
まどか
乃々
・【乃々との記憶】
・【井戸】
この周のヒント。
個別時のバッドエンドは、主にそれぞれ二種類です。
同伴キャラがヤンデレ化するか、人狼化するか。
家族が仲良くなれても、小太刀が特定の行動をすると人狼化します。
小太刀が特定の行動をせず、同伴キャラもみんなと楽しく過ごせれば、個別グッドエンドでクリアです。
ちなみに今回の乃々は、一つだけ選択肢が違えばクリアしてグッドエンドでした。
それでは
【人狼の島】
スタート
>続きから(五週目)ピッ
おわり
初めに、この週のメイン同伴キャラを選択してください。
基本的に、ここで選択したキャラと小太刀は共に行動します。
※同伴選択
1 長女。朝霧 英語教師
2 次女。まどか アイドル
3 三女。乃々 小学五年生
さて、小太刀は誰を選びますか>>253
2
二日後に再びやって来る船を見送り、キャンプ用品を砂浜に運び、眩しそうに青空を仰ぎながら、次女……関ヶ原 まどか(せきがはら まどか)は微笑む。
まどか「楽しい思い出、たくさん作ろうねコタくん♪」
ピンク色のセパレートフリル水着を纏い、その上に薄いパーカーを羽織り、長い髪はツインテに結って可愛らしく整えている。
普段はアイドルとして大変なのだ。こんな時ぐらいは立場を忘れて楽しんで貰おう。
……
天気は、晴れ。
この島は、まだ着いた砂浜しか分からない。
アサギと乃々は、まだ砂浜に居る。
日が暮れるには、まだ早い。
この島自体は、それほど大きくないようだが……
しかし、何が有るか分からない。マドカを連れて探索へ行くのは危険だろうか?
※さて
1 まどかと林の中へ
2 一人で砂浜を探索
3 一人で島全体を探索
小太刀はどうしますか>>256
1
今日はここまでですm(__)m
まどか「ふふっ、やっぱりコタくんも男の子だねぇ♪」
一緒に島を探検しないかと誘うと、まどかは小さく笑いながら小太刀の手を握って来ました。
見慣れてはいるが、やはりアイドルのは特別なのか? 自分だけに向けられる笑顔は、例え家族でもドキリとしてしまう。
まどか「おっ、照れてる照れてるっ♪」
しかし、このままからかわれるのは少し癪にさわる。男らしくリードして、威厳を取り戻さなくては。
小太刀は「行くぜ!」と気合いを入れて声を上げると、まどかの手を引いて林の中へと進み歩んで行きました。
……
だが、余り奥まで行くと、乃々とアサギ姉さんが心配しないだろうか?
さすがに、迷う事は無いだろうが……
まどか「どうしたのコタくん? 早く先へ行こうよっ」
まどかは、林の奥の方まで行ってみたいらしい。
※さて
1 林の入り口近くで自然鑑賞。
2 林の奥まで二人で進む。
小太刀はどうしますか>>261
2
……
しばらく歩くと、そこに現れたのは……大きな湖でした。
まどか「わぁーっ♪」
緑の木々に囲まれた林の中、水面に乱れも無い透き通った広い湖。
まどかはそれを見付けるとキラキラ瞳を輝かせ、小太刀から手を離して駆け寄って行きました。
まどか「ひっ……きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
まどか「コタくんっ、コタくんっ!!?」
しかし、湖を見付けた喜びの声は、一瞬で悲鳴に変わります。
まどかが水面を覗き込んだかと思うと、表情は青ざめて尻餅を着くようにその場へ崩れ落ち、それから数秒も間を開けて絶叫しました。
小太刀もすぐに駆け寄ってまどかを落ち着かせるように抱き締め、そして、水面を、湖を、見下ろします。
……
…………
………………
恐らく、この島で暮らす動物の骨なのだろう……足を踏み入れる縁から数メートル先まで、底には動物の骨が沈み転がっていた。
まどか「コタくん……」
食物連鎖に破れた動物は喰われ、亡骸はこの湖に捨てられる。そんな動物達の習慣と言った所か?
小太刀はまどかが落ち着くまで優しく声を掛け、野生の動物に襲われぬよう辺りを見渡し続けました。
結局、湖に、動物は、一匹も現れなかった。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
砂浜へ戻ると、既にテントが二つ張られ、その前でバーベキューが始まっていました。美味しそうな匂いが漂って来る。
小太刀とまどかは苦笑いを浮かべながら乃々とアサギに謝り、探索で空腹になった胃袋へ沢山のご褒美を上げるのでした。
……
しかし、テントは二つ、か……
※さて
1 まどかと一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>266
1
……
さすがに、三人では窮屈な筈だ。
まどか「こうやって一緒に寝るの、凄く久し振りだねっ」
アイドルとは言え家族なのだから、万が一にも間違いは起こらないだろうと考え、小太刀はまどかと同じテントへ入る事にします。
みんなは持って来た歯ブラシとミネラルウォーターで歯を磨き、火を消して後片付けをすると、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になる。
今日は……
家族の仲は僅かに 悪くなった ようだ
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
まどか「おやすみ、コタくん……」
今日は、とても、静かな、夜だ。
,
次の日へ──。
,
……
まどか「ふふんっ、シャワーを見付けたよシャワー♪」
朝、小太刀がテントから出ると、まどかがヘアゴムを咥え、濡れた髪を結い直していました。
視線の先には、まどかから場所を聞いただろう乃々が、テンション高く走り去って行く姿が見えます。
一方のアサギは、ビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端みたいだ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 まどかから場所を聞いてシャワーを浴びに行く。
2 まどかとチームを組んで二人と勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>271
1
まどか「えっ……」
まどか「うん、いいよ。連れてってあげるね?」
場所を教えてくれるだけで良かったのだが……
まどかは新しいタオルと、何故かデジカメを持つと、小太刀の手を引いて乃々の後を追い始めました。
まどか「ねぇ、乃々が戻って来るまで、ここら辺で待ってようよ?」
……
そして、砂場に残したアサギも、シャワーを浴びているだろう乃々も見えない位置まで歩くと、進む方向は直角に90度曲がり、林の中へと入り込みます。
確かに、このまま歩って行っては、シャワーを浴びてる最中の乃々を見る事になるか……
まどか「少し、座ろうよ」
まどかは、表面が滑らかで平らな天然岩の椅子に腰掛け、小太刀も続いてその横に座りました。
砂浜からは僅かに離れたが、ここから見ていれば、シャワーを浴び終わった乃々が通ればすぐに分かる。
こちらは、それを確認してからシャワーを浴びに行けば良い。それまではここで時間を潰そう。
まどか「あの、さ……コタくん。写真、撮らせてあげよっか?」
……
なるほど、その為にまどかはデジカメを持って来たらしい。これなら、待ってる間も退屈せずに済みそうだ。
まどかは恥ずかしそうにはにかんで、それでも微笑みながら小太刀の手にカメラを置きました。
小太刀は折角だしとカメラマンに成り切ってまどかの正面へ立ち、レンズ越しにモデルを覗き込んで……すぐにヤメた。
今、自分がフィルターを通して見た光景が信じられなくて、レンズ越しでは無く、直接、まどかを見る。
まどか「ふふっ。早く、写真……撮ってよ」
まどかはビーチサンダルを脱いで両足を岩に乗せ、体育座りのポーズをしていた。
ただ、どうしても視線はまどかのVラインに吸い込まれる。右手の人差し指を、水着のクロッチ部分と肌の間に引っ掻けて、本当にギリギリまで見せようとしているから。
サービス、のつもりなのか? いや、だからと言って、幾ら何でも……
※さて
1 本能のままに写真を撮りまくる。
2 写真は撮らない。自分を大切にしろと優しく抱き締める。
3 シャワー浴びて来ると逃げる。
小太刀はどうしますか>>275
ここは……2!
まどか「あっ……」
幾ら何でも、幾ら無人島で開放的と言っても、こんなのは悪ノリだ。しちゃイケない。
小太刀はまどかを優しく抱き締めると、自分を大切にするよう囁きました。
大切な家族だから。大切な妹だから……
まどか「そっか、コタくんは、私を大事に思ってくれてるんだね?」
まどか「でも、私が欲しい愛は、家族愛じゃないの……」
ねぇ、キョン──。
大切な家族、だけれども。大切な妹、だけれども……『ねぇキョン』。囁き返された瞬間、小太刀は意識が遠退くのを覚えた。
※重要情報
【まどかとの記憶】が再生されます。
,
空は明るく地は白く。太陽が輝いて晴れやかなのに、季節遅れな雪のせいでアスファルトは一色に染まっていた。そんな、三月の、下旬。
住宅街に立ち並ぶ自分の家で、二階に在る自分の部屋で、窓際に置かれたベッドの上で、少女が独りで横たわる。
小学六年で女子児童の、関ヶ原 まどか。
「よっ、と。ちょーだい、コタくん……」
まどかは上体を起こしてベッドに腰掛け、目の前に立つ俺へと手を差し延べる。
天然の青み掛かった、サラサラと揺れるショートヘア。襟足部分で左右に小さなオサゲが作られ、幼い外見を更に幼く見せていた。
ツリ目がちだけど瞳は大きく、肌は雪よりも白く、唇はリンゴよりも赤い。
そんな家族を見下ろし、上下を長袖の運動着で纏ったミツヒデに、徹夜で書いた原稿用紙を二枚手渡す。
× そんな家族を見下ろし、上下を長袖の運動着で纏ったミツヒデに、徹夜で書いた原稿用紙を二枚手渡す。
○ そんな家族を見下ろし、上下を長袖の運動着で纏ったまどかに、徹夜で書いた原稿用紙を二枚手渡す。
一枚目。
【Revenge heart】
何度でも 繰り返し伝えるのは 貴方への 想い歌う唄
いつか 笑顔で 頷いてくれると信じてる
季節過ぎても 変わらずに生きてく
涙流しても戻らない 後悔捨てるわ 今ここで
「好きよ…」伝え飽きた 愛の言葉 まだこれじゃ足りないの?
泣いて愚痴るくらいなら 手近な私にしとけば?
それでも縮まらない 二人の 産まれ過ごしたこの距離
「幸せに…」さよなら 好きだった バカヤロウ
それじゃ私も 前に進むから
二枚目。
【Primary rose】
I wish for you...声を焦がして
伝わるはずの無い 心の中じゃ
Remember me...強く刻むよ
奪い取るから たった一つの愛を
泣きたいなら打算の涙を 少し
溜め息なら聞こえるように 隠し味を
気を向けたら離さない 見えない糸が逃がさない
泣きたいなら打算の涙を 少し
溜め息なら聞こえるように 隠し味を
気を向けたら離さない 見えない糸が逃がさない
引きずり込んで トロける熱い夜へ
証拠ならどうぞ さよなら「彼女だった人」
I wish for you...声を焦がして
伝わるはずの無い 心の中じゃ
Remember me...強く刻むよ
守り続ける たった一つの愛を
幸せの蜜で咲く Primary rose...
「うーん、二枚目がまだマシかなー? てかさコタくん、作詞家なんてなれないんじゃない? だって、ゼンゼン心に響かないもーん」
まどかはひとしきり文句を言い終えると、原稿用紙を纏めて四つ折にし、溜め息を吐きながらランドセルの中へとソレを突っ込んだ。
無造作に。グチャグチャに。流石にイラッと来る。
「あのなぁ……お前が泣きながら、コタくーん書いてーって頼んできたから、仕方無く書いたんだぞ?」
別に作詞家を目指してる訳じゃない。そんな夢を語った事も無い。
コイツは、まどかは、今も大絶賛放送中アニメの声優をしてる。主人公を振り回すワガママなヒロイン役で、そのアニメの中でも一番の人気キャラ。
そしてまどか自身の人気もうなぎ登りで、とうとうCDデビューするらしい。
そのデビュー曲の作詞を、何故か俺が書く事になったのだ。まぁ実際は、まどかが作詞をしたってなるだろうけどな。
でも……それで良い。まどかが喜んでくれれば、それだけで良いんだ。
幼い頃に両親を事故で無くし、もう長年、姉妹だけで暮らしている。
歳の離れた姉と、歳の離れた妹と、そして、連れ子としてこの家族に混じった自分。
まどかと歳が一番近く、学校でも行動を多く共にした俺は、だからなのだろうか? 俺にとってまどかは、異性よりも妹に近い。
義理とは言え実際に妹な訳だが、極端な話、距離が近過ぎて、何でも楽に語り合える同性の友達感覚なのだ。
ちょっと生意気な、でも大切な妹で、大切な家族で、大切な親友。
そして将来は、本当の家族になりたいと思っている。ずっと憧れてた、関ヶ原 朝霧と、アサギ姉さんと結婚して、本当の家族に……そう、ずっと、思ってた。
だけれども、そんな願いは叶わない。
「ねぇキョン……」
上目で見詰める、まどかの口が三日月で笑う。
俺は、失敗した。後悔ばかりが渦を巻く。
「なん、だよ?」
これまで約一年、毎日の様にアニメの映像を見て、台本を読みながら、芝居の練習を手伝ってた。
部屋の中で。二人切りで。俺は、主人公の役をやらされていたんだ。
アニメの中での俺は、本名と一文字違いの愛称で呼ばれ、ヒロインの言葉には絶対服従。どんな無茶でも、必ず、必ず。
それを毎日。俺はオカシクなった。まるで催眠術にでも掛かったみたいに、『ねぇキョン……』、ヒロインの声でその単語を言われるだけで、俺の身体は動かなくなる。
思考や声はまともでも、身体だけはまどかの思うがまま。まどかの思うがままに、どんな罪だって犯すだろう。
「手が、冷たいわ……んっ、くちゅ。ふふっ、温めてよ」
まどかはベッドに腰掛け、布団の下に手を差し込んでゴソゴソと漁り、粘着質な音を立てながら口の中に唾液を溜めて行く。
俺は目の前で、それを見下ろして立ち竦むだけ。言い聞かせるのは諦めたから、まどかの気が済むまで、されるようにされるだけ。
「コーヒーでも、煎れてやるか?」
「ううん、貴方は動かないでキョン。私が勝手に温まるわ」
どうせ誤魔化そうとしたって、結果は同じなんだから。
書き込みテスト
マジかよ…
少し時間空きますm(__)m
「ヤメ、ろっ……ヤメろまどかっ!!」
「はぁ~い♪ おっきな、おちんちんでちゅねぇっ♪ それじゃ……ないないっ」
オナホールが逆手で持ち直され、ペニスの鈴口へ挿入口が押し付けられる。
そして、マドカは俺の苦悶する表情を上目遣いで見詰めたまま、口角をツリ上げて微笑んだまま、ゴクリとノドを鳴らして……一息にペニスを包み込んだ。
ぢゅぷぢゅぶジュプゥッ!!
「あはっ。ねぇキョン? 気持ちいい? ねぇ、気持ちいい?」
空気抜きされ、凄まじいバキュームで吸い付くオナホールは、マドカの唾液でヌルヌルの肉ヒダをこれでもかとぺニス全体に絡み付かせる。
「ほぉら、ほらほらっ♪ イクときは、きちんとイクって言うのよ?」
ぐちゅにゅちゅ、ぐっちゅ!! ぐっちゅ!! ぐちゅ、ぐちゅぐちゅ……
マドカは手首のスナップを巧みに使い、力を変え、角度を変え、リズムを変え、時にはグリグリと回転させながらぺニスを扱き始めた。
内部のヒダも応えるように裏スジやカリ首へとまとわりつき、きゅっきゅと締め付けてザーメンを搾り取ろうと脈動する。
俺はただ、無言を貫くしかない。せめてもの抵抗は、感じてないと強がってポーカーフェイスで居る事だけだ。
どんなに堪えても訪れてるだろう、射精するその瞬間まで……
「ふふっ。我慢したってムダよ? 貴方のおちんちん、ピクピクって震えてるもの。もう……イキそうなんでしょ?」
にちゅ、にちゅ、にちゅ、にちゅ、にちゅ、にちゅ!!
ペニスを弄ぶ動きは激しさを増し、急速に絶頂へと追い立てる。
もう、強がる余裕さえ有りはしなかった。
奥歯を噛み締めて、両手も握り締めて、目もつむって、口を開けて待ち構えるマドカを見ないようにするだけ。
「イッて!! キョン、イッて!! 貴方のせーえき、私にぜんぶちょうだい!!」
そしてついに、ぐつぐつと噴き上がる精液は出口を求めて昇り詰め、ぺニスの痙攣は一際に大きくなった。
びゅるっ!! ドプドプッ、ビュルビュルビュルビュル……
「あっ、イッたんだ? 私のおててで、イッちゃったんだぁ♪」
だが、これで終わらない。マドカは俺が射精したのを確認しても、このまま復活させて再び搾り取る為、優しくペニスを扱き続ける。
そうやって、いつものように、オナホールの中に溜めたザーメンを、俺の目の前で、呑み込む為に。
……
…………
………………
自分の記憶がなのに、曖昧だ。
この記憶は、どこかオカシイ気がする。
だいたい、まどかが持っていたオモチャは、誰が買った物だったのか?
※小太刀は重要情報、【まどかとの記憶】を入手しました。
昼間になりました。
……
気付くと、まどかは近くに居ませんでした。
もうそろそろ昼食だ、準備の為に砂浜へ戻ったのだろう。
※さて
1 急いで戻り、まどかと一緒に昼食の準備。
2 シャワーを浴びてから戻る。昼食は食べない。
小太刀はどうしますか>>296
1
……
結局、昨日から何も手伝っていない。昼食の準備ぐらいは手伝おうか?
小太刀は砂浜へ出ると、走ってまどかの元へ向かいました。
まどか「おかえりコタくん。えっ……手伝ってくれるの?」
まどか「ん~っ、じゃあコタくんは、トウモロコシをひっくり返して、お醤油を塗ってね?」
どうやら、残る作業は少ないみたいだが……それでも小太刀は手伝うように言うと、まどかと一緒に昼食を作りました。
心なしか、まどかの表情が優しくなった気がする……
,
午後になりました──。
……
やはり、こう言う場所で食べるからこそ、何倍にも美味しく感じる物も有る。
小太刀は焼きトウモロコシを大満足で食べ終えると、木陰の荷物置き場を見渡して、これからの行動を考えます……
釣竿と練り餌は有る。せっかく無人島に来たんだから、自分で釣った魚を食べてみたい。
でも、この島の事も気になる。まどかと島を歩ってみようか?
明日には帰るんだ。慎重に行動したい……
※さて
1 一人で釣りをする
2 まどかと島を回る
小太刀はどうしますか>>299
2
今日はここまでですm(__)m
……
…………
………………
まどかと、島を探索しながら歩ってみようか?
まどか「いいよん♪ それじゃ……手を繋いで行こっ」
誘って見ると、そのまま手を握られてしまった。
でも嬉しそうだ……こんな事で喜んで貰えるなら、こちらも嬉しい。
小太刀とまどかは、島の探索に向かいました。
……
緑の木々に囲まれた隙間から、細まった日差しが草花を照らしてグラデーションを付ける。
空は青いのに、僅かに薄暗い林の中。鳥は飛んでいるのに、生物の鳴き声が聞こえない林の中。
まどか「ん~っ、ここは……真っ直ぐだねっ」
しばらく進むと三股の分かれ道が現れ、まどかの言葉で正面の道へ進みます。
まだまだ元気一杯の二人は、林の中を、奥へ、奥へ。
そして、十数分も歩いた頃……急に開けた場所へ着きました。
……
家。つまり、住居。とは言えないだろう。
電気も、ガスも、水道も無い。屋根板は剥がれ、壁は崩れ、支える柱は腐れ落ちるココを、間違っても住居とは呼べない。
廃墟だ。辛うじて家の形を残してはいるが、いつ壊れても可笑しくない廃墟。現実に、何年もココへ人は住んで居ないる気配が無いのだから、廃墟。
もし、人が住んでいた時代にこの建物を名称するとしたら……民家。民家と呼ぶのが相応しい。
そんな民家だった建物、今は廃墟が、まとまって三屋ほど目の前に現れた。
まどか「これ……前は、ここに誰か住んでたのかな?」
現役がいつだったのかも分からない、平屋の民家だった物が三つ。
それぞれ十畳程しか無く、外からでも壁に空いた穴から中が覗け、雨風もしのげそうにない。
誰かが以前、ここに宿泊できる場所でも作ろうとしたのか?
それとも……ずっと、ずっと、考えも付かない程に以前は、この島にも村が有ったのだろうか?
今はまだ、何も結論を出せそうにない。
まどか「ねぇ、コタくん……戻らない? 何か恐いよっ」
まどかの表情は暗い。くっつく程に体が寄せられ、繋いだ手はギュッと強く握り直された。
確かにここは不気味に感じるが、だからこそ民家の中を調べてみたい冒険心もくすぐられる。
※小太刀は重要情報【小さな扉】を所持しています。
選択肢「民家を一人で調べる」が変化しました。
※さて
1 民家を二人で調べる。
2 恐い思いはさせられない。浜辺に戻る。
小太刀はどうしますか>>312
2
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
まどか「おはよう、お寝坊くんっ♪」
小太刀がテントから出ると、アサギと、まどかと、乃々が居ました。
まどかは足を組んで腰掛け、小太刀へ向けて満点の笑顔を覗かせ、笑顔で、腰掛け……
砂浜にうつ伏せで積み重ねられた、二人の身体の上に腰掛け、まどかは、笑っていました。
血の痕がもう一つのテントから続き、まどかの下で、うつ伏せで死んでいる朝霧と乃々の下で、血溜まりになって砂色を赤く染めていた……
まどか「二人とも、私のコタくんを自分のだー!! とか言うから、サクッてしちゃった♪」
血塗れの右手には太陽の光で輝く刃物が握られ、そしてその自白とも言えるセリフは、家族を殺した事を隠そうともしない。
何がどうなって、どうしてこうなったのかは分からないが、つまり、まどかは、イカれている……
まどか「もう少しだけ稼いだら、アイドルは引退する。だから、これからは……二人で暮らそうコタくん?」
理解できる筈も無いが、こんな事になる前に、相談ぐらいして欲しかった。
それとも、悪いのは、自分なのか? この島に来てからの行動を間違ったから、最悪な結末を招いてしまったのか?
今さら、どうでも良い。二人は生き返らないのだから……
だから、小太刀が選んだ道は……
まどか「あっ、抱き締めてくれるって事は、オッケーって事だよねっ? ふふっ、愛してるよコタくん」
小太刀は涙を零しながらも、しっかりとした足取りで二歩、三歩と進み、愛してるよと言葉を返して、まどかを強く抱き締めました。
まどか「アイドルと恋人になれるなんて、この幸せ者めっ♪」
二人は生き返らない。なら残る問題は、誰が犯人になるか。誰が、人殺しの汚名を被るか。
少なくとも、自分の家族を、多くのファンが居るアイドルを、人殺しにしてはイケない。それなら、覚悟を、決める。
──ドスッッ!!!
まどか「ッ!!? あ……ゴフッッ!!!」
小太刀はまどかの手から刃物を抜き取ると、そのまま躊躇無くまどかの首に突き刺しました。
これで、まどかは死ぬだろう。死んだ後は、自分で自分を刺せば良い。
まどか「えへ、へっ……コタくん、す、きっ」
俺も、家族として好きだったよ、まどか。
※※※※※※※※
バッドエンド
【まどかと心中】
ゲームオーバー
※※※※※※※※
五週目終了現在の
所持重要情報
朝霧
・【朝霧との記憶】
・【人狼の島】
・【小さな扉】(後二回更新)
まどか
・【まどかとの記憶】
乃々
・【乃々との記憶】
・【井戸】
それでは
【人狼の島】
スタート
>続きから(六週目)ピッ
おわり
初めに、この週のメイン同伴キャラを選択してください。
基本的に、ここで選択したキャラと小太刀は共に行動します。
※同伴選択
1 長女。朝霧 英語教師
2 次女。まどか アイドル
3 三女。乃々 小学五年生
さて、小太刀は誰を選びますか>>329
1
このキャンプ中は……
長女として一番大変だろうし、
アサギ姉さん
を気遣うようにしよう。
二日後に再びやって来る船を見送り、キャンプ用品を砂浜に運び、眩しそうに青空を仰ぎながら、長女……関ヶ原 朝霧(せきがはら あさぎ)は微笑む。
朝霧「静かで、良い島だなコタ……」
女性の魅力満点なボディを僅かな布地の黒いビキニで隠し、その上に薄いパーカーを羽織り、長い黒髪は普段と違いそのまま降ろしている。
普段は学校の教師として、家では親代わりとして大変なのだ。こんな時ぐらいは立場を忘れて楽しんで貰おう。
……
天気は、晴れ。
この島は、まだ着いた砂浜しか分からない。
まどかと乃々は、まだ砂浜に居る。
その前に、この周回のヒント
まずは人狼ルート
一部の重要情報は、入手すると次回以降、初めから所持している状態でスタートします。
特定のアイテムや、島に関する記憶など。持ち越すさいは、必ずスタート時に記載します。
仲良し帰宅ルート
選択したヒロインも大事ですが、姉妹の仲を良くするために、みんなで無人島生活を過ごしましょう。
まだ日が暮れるには早い。
この島自体は、それほど大きくないようだが……
しかし、何が有るか分からない。アサギを連れて探索へ行くのは危険だろうか?
※さて
1 朝霧と砂浜を探索
2 一人で砂浜を探索
3 一人で島全体を探索
小太刀はどうしますか>>334
1
……
視界の開けた砂浜なら、アサギ姉さんでも安全だろう。
朝霧「おやおやぁん? さっそくお姉ちゃんをナンパかコタぁ?」
試しに誘ってみると、アサギはニヤニヤと笑みを浮かべながら、それでも嬉しそうに小太刀の手を掴みました。
普段は親代わりとしても頼りきってるんだ……せめて、こんな時ぐらいはエスコートしよう。
朝霧「ほらっ、さっさとデートに行くぞ♪」
特に何かを持ち帰ったりする訳では無い。
余計な物は邪魔になるので、手ぶらで良いだろう……
小太刀はビーチサンダルに海パン、薄いパーカーを羽織っただけの姿になると、アサギと一緒に広い砂浜を歩き始めました。
……
二人は、浜辺の海岸沿いを進みます。
朝霧「おっ、クルーザーか? どうやら、私たち以外にも島へ来た奴らが居るようだな」
そして……しばらく歩き続けた頃、視線の先に一艘の小型船を発見しました。
ここには小太刀達が上陸した場所のように桟橋などは無く、波打ち際から五メートルほど海へ入った場所でプカプカと浮いています。
船の先端からはロープが長く伸び、砂浜の岩に括り付けられているように見える。
朝霧「ふむ……よしコタ、あのクルーザーまで泳ぐぞ?」
朝霧「何かの縁だ。誰か居れば挨拶して来よう」
好奇心旺盛なアサギは小太刀の手を引いて歩き、そのままクルーザーへ乗り込む気満々だ。
遠くから見る限り、船上には誰も確認できないが……
※さて
1 朝霧をなだめて戻る。
2 朝霧とクルーザーに乗り込む。
小太刀はどうしますか>>338
1 朝霧をなだめて戻る
今日はここまでですm(__)m
洋館物語スレが落ちてたみたいなので、
もし、何か書き込むスレがここ以外で必要で有れば、
幼女「レズでロリコンで近親相姦願望あるとか…死ねば?」
幼女「レズでロリコンで近親相姦願望あるとか…死ねば?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1399455671/)
こちらをsage進行でどうぞm(__)m
……
朝霧「えっ!? ここまで来たのに、何もせずにもどるのか!?」
ヤメて置こう。何かトラブルに巻き込まれても面倒だ。
小太刀は、頬を可愛らしく膨らませているアサギの前で跪くと、繋いでいたアサギの手を引き寄せ、そのまま手の甲へキスをします。
朝霧「ほぉーっ……ど、どうやら、コタはお姉ちゃんの機嫌の取り方を心得ているようだなっ」
朝霧「騎士が危険だと言う場所に、姫様が行ける故も無し。コタ、私を退屈させるなよ?」
アサギには、キザったらしいぐらいが丁度良い。
二人は手を繋いだまま、膝下まで海に浸かりながら、笑顔の零れる会話を続けながら、ゆっくりと来た道を戻って行きました。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
小太刀と朝霧が戻ると、そこに残りの二人も加わり、家族全員でテント張りと夕食の準備を行いました。
皆でバーベキューをしてお腹いっぱいに食べ、旅行が最高のスタートで始まった事を喜びます。
……
今日がもう終わろうとしている。家族が準備したテントは二つ、か……
※さて
1 アサギと一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>343
1
……
今日は、アサギ姉さんと同じテントで寝よう。まぁ……三人詰めで窮屈な思いをさせるよりマシだろう。
みんな簡単に荷物整理をして火を消すと、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
今日は……
家族の仲は僅かに 良くなった ようだ。
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
とても、静かな、夜だ。
,
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝、小太刀がテントから出ると、「シャワーを浴びれる場所が見つかった」とまどかが喜んで報告して来ました。
乃々は今、そのシャワーを浴びれる場所へ行っているらしい。
朝霧「コタ、もちろんやるよな?」
アサギはビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端だ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 アサギとチームを組んで妹達と勝負。
2 妹達とチームを組んでアサギと勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>348
1
朝霧「おおっ♪ そうだよなっ!! やっぱりコタは、お姉ちゃんと組むんだよなっ!!」
朝霧「よしっ、あのガキどもを負かしてやるぞコタ!!」
返事を聞くと、アサギは嬉しそうに小太刀へ抱き付きます。
本当に、嬉しそうに。これだけの事なのに、嬉しそうに。
……
ビーチバレーをする……これで大喜びするほど、最近の彼女は余裕が無かったのだろうか?
もう少し、もう少し。これからはもう少しだけ、アサギを考える時間を増やそう。
朝霧「ほらっ、アイツらが戻って来る前に、さっさとネットを張るぞ♪」
それだけで、こんなに眩しい笑顔が見れるなら……充分に価値が有るはずだから。
もうすぐ、昼間になる──。
【時間が経過しました】
……
朝霧「アチョ~~っ!!」
掛け声と共に放たれるアサギのスパイクが、まどかと乃々のコートに落ちてそのまま勢い良く転がって行く。
これで、何度目かも分からないビーチバレーの試合はゲームセット。アサギ以外はみんな息を切らせバテていた。
結局、試合になると味方より敵側……つまり、アサギよりも、まどかと乃々を見る方が長くなる訳で。
そして、はぁはぁと息を乱す女性は、エロいと思う訳で。
そうすると当然、体の一部は恥ずかしくて見せられない状態になる訳で。
朝霧「おいっ、どこへ行くんだコタ!?」
小太刀は三人に背中を向けると、無言で走り去り海へ飛び込みました。
胸元まで海に浸かり、色々な理由で火照った身体を冷やします。
朝霧「ふふっ……掴まえたっ♪」
そんな小太刀を、アサギはゆっくり歩いて追い掛けると、後ろから優しく抱き締めて掴まえます。
見抜いてると言わんばかりの含んだ声で囁き、胸を押し付けてイヤでも女性を意識させるのです。
朝霧「なぁ、教えてくれよコタ?」
朝霧「いったい、誰を見て……こんなになってしまったんだ?」
アサギの手はツーっと這うように、腹部と太ももを撫で回して弄ぶ。
※さて
1 朝霧姉さん、と答える。
2 朝霧姉さん、と答えて朝霧と身を離す。
3 まどかと乃々、と答える。
小太刀はどうしますか>>353
1
小太刀は体を這い回るアサギの手に自身の手を重ねて握ると、一度深呼吸してから、「朝霧姉さんだよ」と答えました。
朝霧「へっ? あ、ああっ……と、当然だなっ!! コタの一番は、昔からお姉ちゃんだもんなっ!!」
アサギは思いもしない返答に若干セリフを詰まらせると、慌てて自分から身体を離し、ブクブクと顔の半分まで水面に沈んでしまいます。
照れている……のだろうか? 普段決して見る事も無い、そんなアサギも可愛いと思う。
水中では小太刀の腕を控え目に掴んで、けれども上目遣いで睨む。
朝霧「良いぞ? お姉ちゃんが一番なら……浮気しても」
浮気も何も、付き合ってすら居ないが、それを指摘するのは無粋な気がして、小太刀は朝霧が満足するまで、ずっと一緒にブクブク沈んでいました。
午後になりました
……
やはり、こう言う場所で食べるからこそ、何倍にも美味しく感じる物も有る。
小太刀はアサギと作った昼食の焼きトウモロコシを大満足で食べ終えると、木陰の荷物置き場を見渡して、これからの行動を考えます……
釣竿と練り餌は有る。せっかく無人島に来たんだから、自分で釣った魚を食べてみたい。
でも、この島の事も気になる。アサギ姉さんと島を歩ってみようか?
明日には帰るんだ。慎重に行動したい……
※さて
1 一人で釣りをする
2 アサギと島を回る
小太刀はどうしますか>>356
1
……
三人には窮屈な思いをさせてしまうが、家族とは言え異性なんだし、まぁ……これが普通だろう。
皆は軽く荷物整理をして火を消すと、三対一に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
,
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
確かに、近くから、聞こえた。
とても、近くから。
同じ、テントの、中から──。
ヂジッ、ジジィィッ──。
朝霧「あーっ、あーっ……」
のそり。アサギがテントのチャックを開けて侵入し、言葉にもならない声を発しながら、小太刀の体を跨ぎのしかかって来ました。
瞳は青く色付き、手足の爪は伸び、四本の犬歯は鋭く尖った姿で……
まるで、そう。犬か、狼のように。アサギは、変わっていました。
小太刀は危険を察知し、慌てて押し退けようとするのですが、幾ら本気を出そうとも動きません。
朝霧「ヴア゙アアアアアアアアアア!!!」
そればかりか、アサギは両手を小太刀の首へ添えると、物凄い力で締め上げ始めました。
伸びた爪が血管を引き裂いて突き刺さり、一瞬にして絶命へ追い込み、それでも……ギリギリと首を締め続けます。
朝霧「アアッ、アアアアアアア!!!」
小太刀の顔が真っ青になっても、鼓動が聞こえなくなっても、ずっと、ずっと、アサギは首を離しませんでした。
※※※※※※※※
バッドエンド
【豹変した朝霧】
ゲームオーバー
※※※※※※※※
六週目終了現在の
所持重要情報
朝霧
・【朝霧との記憶】
・【人狼の島】
・【小さな扉】(後二回更新)
まどか
・【まどかとの記憶】
乃々
・【乃々との記憶】
・【井戸】
この周回のヒント
今回は、
一人で釣りをする
朝霧と島を回る
の選択肢で、朝霧と島を回れば朝霧エンドでクリアでした。
>>367
× 今回は
○ 五周目は
五周目じゃねぇ…
六週目だった……
それでは
【人狼の島】
スタート
>続きから(七週目)ピッ
おわり
初めに、この週のメイン同伴キャラを選択してください。
基本的に、ここで選択したキャラと小太刀は共に行動します。
※同伴選択
1 長女。朝霧 英語教師
2 次女。まどか アイドル
3 三女。乃々 小学五年生
さて、小太刀は誰を選びますか>>372
乃々
二日後に再びやって来る船を見送り、キャンプ用品を砂浜に運び、眩しそうに青空を仰ぎながら、次女……関ヶ原 乃々(せきがはら のの)は微笑む。
乃々「コタにぃ、いっぱいあそぼーねっ♪」
まだまだ幼さが残る体に白色のスクール水着を着て、その上に薄いパーカーを羽織り、シャギーの入ったショートヘアを跳ねらせる。
頭は良くてもまだ小学生なのだから、危険な事も分からないかも知れない。近くに居て、然り気無くフォローして上げよう。
……
天気は、晴れ。
この島は、着いた砂浜しか分からない。
アサギとまどかは、まだ砂浜に居る。
日が暮れるには、まだ早い。
この島自体は、それほど大きくないようだが……
しかし、何が有るか分からない。乃々を連れて探索へ行くのは危険だろうか?
※さて
1 乃々と砂浜で遊ぶ
2 一人で砂浜を探索
3 一人で島全体を探索
小太刀はどうしますか>>376
1
乃々「ほんとっ? やったぁ!!」
砂浜で遊ぼうと提案すると、乃々は嬉しそうに声を上げ、仔犬のように小太刀の周りをぐるぐる駆け回り始めました。
……
こんな事で、こんなに喜んで貰えるなら、提案した甲斐が有ったというもの。
乃々「それじゃ、アッチいこ、アッチ!!」
しかし乃々は、「あっち」と遠くの砂浜を指差し、小太刀を連れて行こうと腕を引きます。
ここの砂浜でも、乃々が指差した砂浜でも、やる事なんて砂遊びしか無いはずだが、わざわざそこまで歩く必要はあるのか?
※さて
1 近くの砂浜で遊ぶ。
2 遠くの砂浜で遊ぶ。
小太刀はどうしますか>>378
1
近くに、しようか? 何か有った時の為に、まどかとアサギ姉さんから見える場所に居た方が良いだろう。
乃々「おっ、おおっ♪」
小太刀は乃々をお姫様だっこの形で抱え上げると、文句を言わせる間も無く、海へ向かって走り出しました。
場所こそ希望に添えないが、その分、全力で遊び相手になろう。思い切り楽しませよう。
乃々「わきゃっ!? わぷぷっ!!」
乃々「こんにゃろーっ!!」
小太刀は水面が膝上に来る所まで進むと、「せいやっ!!」の掛け声と共に乃々を放り投げました。
すぐさま水しぶきが弾けてボチャンと音が響き、沈んだ乃々も手足をバタ付かせて浮上し、砂浜へ逃げて行く小太刀を追い掛けます。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
小太刀が乃々をなだめ終わると、二人は砂浜で砂の城を作り、笑い合いながら楽しく時間を過ごしました。
しばらくして、そこに残りの二人も加わって遊び、それから家族全員でテント張りと夕食の準備を行います。
皆でバーベキューをしてお腹いっぱいに食べ、旅行が最高のスタートで始まった事を喜びました。
……
今日がもう終わろうとしている。家族が準備したテントは二つ、か……
※さて
1 乃々と一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>381
1
……
さすがに、三人では窮屈な筈だ。
乃々「コタにぃ、一緒に寝ようじぇ!!」
子供の乃々となら万が一にも間違いは起こらないだろうと考え、小太刀は乃々と同じテントへ入る事にします。
みんなは持って来た歯ブラシとミネラルウォーターで歯を磨き、火を消して後片付けをすると、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になる。
今日は……
家族の仲は僅かに 良くなった ようだ
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
乃々「おやすみ、コタにぃ……」
今日は、とても、静かな、夜だ。
,
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝、小太刀がテントから出ると、「シャワーを浴びれる場所が見つかった」とまどかが喜んで跳びはねていました。
乃々「コタにぃ、私たちもイこぅよ♪」
乃々もそれが嬉しいのか、小太刀の腕をグイグイ引っ張りながら、シャワーを浴びに行こうと誘って来ます。
一方のアサギは、ビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端だ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 乃々と一緒にシャワーを浴びに行く。
2 乃々とチームを組んで二人と勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>386
1
乃々「おっしゃー!!」
乃々「ねぇちゃん達には無い、若さでっ、けちょんけちょんにしてやるじぇ!!」
……
乃々はビーチバレーが始まる前から、ギャーギャー騒ぐまどかとアサギに追い掛けられて砂浜を走り回っている。
まぁ、悪いのは乃々だし、準備運動にもなるから放っといても大丈夫だろう。何より、みんな楽しそうだ。
小太刀は三姉妹を微笑ましく見守りながら、一人でネット立てやコート書きの仕事を終わらせました。
もうすぐ、昼間になる──。
【時間が経過しました】
……
乃々「ちょんわ~~っ!!」
掛け声と共に放たれる乃々のサーブが、ネットに引っ掛かって自コートに落ちる。
これで、何度目かも分からないビーチバレーの試合はゲームセット。みんな息を切らせバテていた。
はぁはぁと息を乱す女性はエロいと思う訳だけれども、しかし運動神経が余り良くない乃々のカバーリングで余計に疲れたせいか、そんな事を考える余裕も無く砂浜に倒れ込む。
しばらくは海に浸かって体を冷やそう。
午後になりました──。
……
昼食を食べ終えると、小太刀は木陰の荷物置き場を見渡して、これからの行動を考えます。
釣竿と練り餌は有る……せっかく無人島に来たんだから、自分で釣った魚を食べてみたい。
でも、この島の事も気になる。乃々と島を歩ってみようか?
明日には帰るんだ、慎重に行動したい……
※さて
1 一人で釣りをする
2 乃々と島を回る
小太刀はどうしますか>>391
1 一人で釣りをする
乃々「えぇ~っ、釣りなんて、つまんないよぉ」
やはり、アウトドアと言ったら釣りだろう。
ブー垂れてる乃々も、新鮮な美味しい魚が食べれれば、すぐに機嫌は良くなるばずだ。
小太刀は探検しようと言う乃々を振り切ると、釣り道具を持って長い桟橋へと向かいました。
そこの先端まで歩いて腰掛け、針に練り餌を取り付け、竿を大きく振るって遠くの水面に落とします。
後は、魚を大量ゲットするだけだ。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
一匹も、釣れませんでした。
トボトボ砂浜に戻ると、三人が夕食を作ってくれていました。
今日は、水を混ぜて炊き込むだけの、まるでお粥のようなインスタントドライカレーだ。
小太刀はもう少しで釣れそうだった島のヌシの話を、身振り手振りを交えて説明しながら、三人はその話に苦笑いを浮かべて慰めながら、空腹になった胃袋へ夕食を詰め込むのでした。
……
夕食の後片付けをして、歯を磨き、今日はもう練るだけだ……
明日になれば迎えの船が来て、それに乗ってこの無人島へ別れを告げる。
……
今日も、テントは二つ。どうしようか?
※さて
1 乃々と一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>395
1
……
今日は、乃々と同じテントで寝よう。まぁ……三人詰めで窮屈な思いをさせるよりマシだろう。
皆は軽く荷物整理をして火を消すと、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
,
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
確かに、近くから、聞こえた。
とても、近くから。
同じ、テントの、中から──。
乃々「くひっ、きゃはははははっ……」
トンッ。乃々が奇妙な笑い声を発しながら、小太刀の体を跨ぎのしかかって来ました。
瞳は青く色付き、手足の爪は伸び、四本の犬歯は鋭く尖った姿で……
まるで、そう。犬か、狼のように。乃々は、変わっていました。
小太刀は危険を察知し、慌てて押し退けようとするのですが、幾ら本気を出そうとも動きません。
乃々「ヴア゙アアアアアアアアアア!!!」
そればかりか、乃々は両手を小太刀の首へ添えると、物凄い力で締め上げ始めました。
伸びた爪が血管を引き裂いて突き刺さり、一瞬にして絶命へ追い込み、それでも……ギリギリと首を締め続けます。
乃々「アアッ、アアアアアアア!!!」
小太刀の顔が真っ青になっても、鼓動が聞こえなくなっても、ずっと、ずっと、乃々は首を離しませんでした。
※※※※※※※※
バッドエンド
【豹変した乃々】
ゲームオーバー
※※※※※※※※
七週目終了現在の
所持重要情報
朝霧
・【朝霧との記憶】
・【人狼の島】
・【小さな扉】(後二回更新)
まどか
・【まどかとの記憶】
乃々
・【乃々との記憶】
・【井戸】
それでは
【人狼の島】
スタート
>続きから(八週目)ピッ
おわり
初めに、この週のメイン同伴キャラを選択してください。
基本的に、ここで選択したキャラと小太刀は共に行動します。
※同伴選択
1 長女。朝霧 英語教師
2 次女。まどか アイドル
3 三女。乃々 小学五年生
さて、小太刀は誰を選びますか>>410
乃々
二日後に再びやって来る船を見送り、キャンプ用品を砂浜に運び、眩しそうに青空を仰ぎながら、次女……関ヶ原 乃々(せきがはら のの)は微笑む。
乃々「コタにぃ、いっぱいあそぼーねっ♪」
まだまだ幼さが残る体に白色のスクール水着を着て、その上に薄いパーカーを羽織り、シャギーの入ったショートヘアを跳ねらせる。
頭は良くてもまだ小学生なのだから、危険な事も分からないかも知れない。近くに居て、然り気無くフォローして上げよう。
……
天気は、晴れ。
この島は、着いた砂浜しか分からない。
アサギとまどかは、まだ砂浜に居る。
日が暮れるには、まだ早い。
この島自体は、それほど大きくないようだが……
しかし、何が有るか分からない。乃々を連れて探索へ行くのは危険だろうか?
※さて
1 乃々と砂浜で遊ぶ
2 一人で砂浜を探索
3 一人で島全体を探索
小太刀はどうしますか>>413
3
乃々「えーっ!? 乃々はどうするのっ!!」
乃々は相当に不満らしく、声を荒げて抗議して来るが……
まずは自分が一人で歩き、この島の全形と安全を確認したい。
乃々の手を握って不安を紛らわせるように微笑み、優しくたしなめて砂浜を後にします。
乃々「うぅっ……わかったよーだ!! いってらっしゃい、コタにぃ」
しかし、それでも不満なのか……
乃々は寂しそうに目を細めたまま、小太刀が見えなくなるまで手を振り続けるのでした。
……
特に何かを持ち帰ったりする訳では無い。
余計な物は邪魔になるので、手ぶらで良いだろう……
小太刀はビーチサンダルに海パン、薄いパーカーを羽織っただけの姿になると、砂浜の乃々が居る位置から離れて歩き始めました。
……
…………
砂浜はとてつもなく広い。島の大きさ自体は、ネットで調べた限りそれほどで無いはずだが……
この感じだと、島の大半を砂浜が占めているように見える。
やはり、砂浜以外の場所を歩いてみるしか無さそうだ。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
何となくだが、島の全形が分かった。
大きさは、男が三時間も小走りすれば一週できる大きさ。
形は、完全な『円形』。真ん中からバッサリと二等分したように、島の半分が砂浜で、残りの半分が林。
砂浜の端から林の端へ向かうに連れて緩やかな坂になっており、林側の端は断崖絶壁が荒波を跳ね返していた。
砂浜側は波も殆ど立たないほど静かなのに……同じ島でも、場所によって見せる表情は全く違う。
後は、もっと詳しく調べてみないと分からないか?
……
いや、待て……
今日、歩いた景色は、違う場面で一度見た事が有る気がする。デジャブ、なのだろうか?
しかしデジャブだとしても、確かに見て、知った光景だ。
もし、再び違う場面でこの光景を見たのなら、より深くこの島を記憶するように思える……
乃々「おそいょもう!! テント張るの、たいへんだったんだからね!!」
砂浜へ戻ると、既にテントが二つ張られ、その前でバーベキューが始まっていました。美味しそうな匂いが漂って来る。
小太刀は苦笑いを浮かべながら三人に謝り、探索で空腹になった胃袋へ沢山のご褒美を上げるのでした。
……
しかし、テントは二つ、か……
※さて
1 乃々と一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>419
1
1人で行動した後に埋め合わせすれば…と考察してみる
……
さすがに、三人では窮屈な筈だ。
乃々「コタにぃ、一緒に寝ようじぇ!!」
子供の乃々となら万が一にも間違いは起こらないだろうと考え、小太刀は乃々と同じテントへ入る事にします。
みんなは持って来た歯ブラシとミネラルウォーターで歯を磨き、火を消して後片付けをすると、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になる。
今日は……
家族の仲は僅かに 悪くなった ようだ
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
気がした。
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝、小太刀がテントから出ると、「シャワーを浴びれる場所が見つかった」とまどかが喜んで跳びはねていました。
乃々「コタにぃ、私たちもイこぅよ♪」
乃々もそれが嬉しいのか、小太刀の腕をグイグイ引っ張りながら、シャワーを浴びに行こうと誘って来ます。
一方のアサギは、ビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端だ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 乃々と一緒にシャワーを浴びに行く。
2 乃々とチームを組んで二人と勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>424
3
……
…………
………………
島を回るのは初めてじゃない。しかし最初は、岸沿いにグルッと一週しただけだ。
乃々と、林の中を探索しながら歩ってみようか?
乃々「いいよぉ。おてて繋いでこうねっ♪」
誘って見ると、そのまま手を握られてしまった……
でも、嬉しそうだ。こんな事で喜んで貰えるなら、こちらも嬉しい。
小太刀と乃々は、島の探索に向かいました。
……
緑の木々に囲まれた隙間から、細まった日差しが草花を照らしてグラデーションを付ける……
空は青いのに、僅かに薄暗い林の中。鳥は飛んでいるのに、生物の鳴き声が聞こえない林の中。
乃々「乃々の勘!! ここは右へ行こうっ♪」
しばらく進むと三股の分かれ道が現れ、乃々の言葉で右の道へ進みます。
まだまだ元気一杯の二人は、林の中を、奥へ、奥へ……
そして、十数分も歩いた頃、急に開けた場所へ着きました。
切り倒されて丸太になった木が、カタカナの『ロ』の形で四本置かれており、その中心には井戸が存在していた。
しかし、井戸を覆う屋根などは古びて腐り、いつ崩れ落ちてもオカシクない。
乃々「もう、枯れてるのかな? まだ綺麗な水が掬えるなら、持って行きたいけど……」
近付き、井戸を上から覗いて見ても真っ暗で何も確認できないが、小石を落とせばポチャンと音が跳ね返り、水の存在を教えてくれる。
ご丁寧に、井戸の横には空のポリタンクも転がっているが……
※さて
1 飲み物には困っていないので、持って帰らない。
2 井戸の地下水を、持って帰る。
小太刀はどうしますか>>431
1
……
三人には窮屈な思いをさせてしまうが、家族とは言え異性なんだし、まぁ……これが普通だろう。
皆は軽く荷物整理をして火を消すと、三対一に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
,
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
小太刀の意識が夢の中へ落ちる瞬間……
────────ン。
どこからか、獣の遠吠えが聞こえた。
確かに、近くから、聞こえた。
小太刀は危険を察知し、慌てて押し退けようとするのですが、幾ら本気を出そうとも動きません。
乃々「ヴア゙アアアアアアアアアア!!!」
そればかりか、乃々は両手を小太刀の首へ添えると、物凄い力で締め上げ始めました。
伸びた爪が血管を引き裂いて突き刺さり、一瞬にして絶命へ追い込み、それでも……ギリギリと首を締め続けます。
乃々「アアッ、アアアアアアア!!!」
小太刀の顔が真っ青になっても、鼓動が聞こえなくなっても、ずっと、ずっと、乃々は首を離しませんでした。
※※※※※※※※
バッドエンド
【豹変した乃々】
ゲームオーバー
※※※※※※※※
八週目終了現在の
所持重要情報
朝霧
・【朝霧との記憶】
・【人狼の島】
・【小さな扉】(後二回更新)
まどか
・【まどかとの記憶】
乃々
・【乃々との記憶】
・【井戸】
それでは
【人狼の島】
スタート
>続きから(九週目)ピッ
おわり
初めに、この週のメイン同伴キャラを選択してください。
基本的に、ここで選択したキャラと小太刀は共に行動します。
※同伴選択
1 長女。朝霧 英語教師
2 次女。まどか アイドル
3 三女。乃々 小学五年生
さて、小太刀は誰を選びますか>>445
そろそろクリアしたいからクリアルートの分かってる朝霧
……
視界の開けた砂浜なら、アサギ姉さんでも安全だろう。
朝霧「おやおやぁん? さっそくお姉ちゃんをナンパかコタぁ?」
試しに誘ってみると、アサギはニヤニヤと笑みを浮かべながら、それでも嬉しそうに小太刀の手を掴みました。
普段は親代わりとしても頼りきってるんだ……せめて、こんな時ぐらいはエスコートしよう。
朝霧「ほらっ、さっさとデートに行くぞ♪」
特に何かを持ち帰ったりする訳では無い。
余計な物は邪魔になるので、手ぶらで良いだろう……
小太刀はビーチサンダルに海パン、薄いパーカーを羽織っただけの姿になると、アサギと一緒に広い砂浜を歩き始めました。
……
二人は、浜辺の海岸沿いを進みます。
朝霧「おっ、クルーザーか? どうやら、私たち以外にも島へ来た奴らが居るようだな」
そして……しばらく歩き続けた頃、視線の先に一艘の小型船を発見しました。
ここには小太刀達が上陸した場所のように桟橋などは無く、波打ち際から五メートルほど海へ入った場所でプカプカと浮いています。
船の先端からはロープが長く伸び、砂浜の岩に括り付けられているように見える。
朝霧「ふむ……よしコタ、あのクルーザーまで泳ぐぞ?」
朝霧「何かの縁だ。誰か居れば挨拶して来よう」
好奇心旺盛なアサギは小太刀の手を引いて歩き、そのままクルーザーへ乗り込む気満々だ。
遠くから見る限り、船上には誰も確認できないが……
※さて
1 朝霧をなだめて戻る。
2 朝霧とクルーザーに乗り込む。
小太刀はどうしますか>>453
1
朝霧「えっ!? ここまで来たのに、何もせずにもどるのか!?」
ヤメて置こう。何かトラブルに巻き込まれても面倒だ。
小太刀は、頬を可愛らしく膨らませているアサギの前で跪くと、繋いでいたアサギの手を引き寄せ、そのまま手の甲へキスをします。
朝霧「ほぉーっ……ど、どうやら、コタはお姉ちゃんの機嫌の取り方を心得ているようだなっ」
朝霧「騎士が危険だと言う場所に、姫が行ける故も無し。コタ、私を退屈させるなよ?」
アサギには、キザったらしいぐらいが丁度良い。
二人は手を繋いだまま、膝下まで海に浸かりながら、笑顔の零れる会話を続けながら、ゆっくりと来た道を戻って行きました。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
小太刀と朝霧が戻ると、そこに残りの二人も加わり、家族全員でテント張りと夕食の準備を行いました。
皆でバーベキューをしてお腹いっぱいに食べ、旅行が最高のスタートで始まった事を喜びます。
……
今日がもう終わろうとしている。家族が準備したテントは二つ、か……
※さて
1 アサギと一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>456
1
……
今日は、アサギ姉さんと同じテントで寝よう。まぁ……三人詰めで窮屈な思いをさせるよりマシだろう。
みんな簡単に荷物整理をして火を消すと、二対二に別れてそれぞれのテントに潜り込みました。
寝袋を下へ敷き、その上へゴロンと横になります。
今日は……
家族の仲は僅かに 良くなった ようだ。
深夜。
テント越しでも、夜空に輝く満月はハッキリと見える。
そして、ようやく、眠くなって来た。瞼がダルい、このまま目をつむってしまおう。
とても、静かな、夜だ。
,
次の日へ──。
,
朝になりました──。
午前。晴れ。
……
朝、小太刀がテントから出ると、「シャワーを浴びれる場所が見つかった」とまどかが喜んで報告して来ました。
乃々は今、そのシャワーを浴びれる場所へ行っているらしい。
朝霧「コタ、もちろんやるよな?」
アサギはビーチバレー用のボールを膨らませ、寝起きから運動する準備万端だ。
揺れる胸を眺めてれば、目の保養になるかも知れないが……
※さて
1 アサギとチームを組んで妹達と勝負。
2 妹達とチームを組んでアサギと勝負。
3 寝起きから運動はしたくない。食材を見付けて来ると言って逃げる。
小太刀はどうしますか>>461
1
朝霧「おおっ♪ そうだよなっ!! やっぱりコタは、お姉ちゃんと組むんだよなっ!!」
朝霧「よしっ、あのガキどもを負かしてやるぞコタ!!」
返事を聞くと、アサギは嬉しそうに小太刀へ抱き付きます。
本当に、嬉しそうに。これだけの事なのに、嬉しそうに。
……
ビーチバレーをする……これで大喜びするほど、最近の彼女は余裕が無かったのだろうか?
もう少し、もう少し。これからはもう少しだけ、アサギを考える時間を増やそう。
朝霧「ほらっ、アイツらが戻って来る前に、さっさとネットを張るぞ♪」
それだけで、こんなに眩しい笑顔が見れるなら……充分に価値が有るはずだから。
もうすぐ、昼間になる──。
【時間が経過しました】
……
朝霧「アチョ~~っ!!」
掛け声と共に放たれるアサギのスパイクが、まどかと乃々のコートに落ちてそのまま勢い良く転がって行く。
これで、何度目かも分からないビーチバレーの試合はゲームセット。アサギ以外はみんな息を切らせバテていた。
結局、試合になると味方より敵側……つまり、アサギよりも、まどかと乃々を見る方が長くなる訳で。
そして、はぁはぁと息を乱す女性は、エロいと思う訳で。
そうすると当然、体の一部は恥ずかしくて見せられない状態になる訳で。
朝霧「おいっ、どこへ行くんだコタ!?」
小太刀は三人に背中を向けると、無言で走り去り海へ飛び込みました。
胸元まで海に浸かり、色々な理由で火照った身体を冷やします。
朝霧「ふふっ……掴まえたっ♪」
そんな小太刀を、アサギはゆっくり歩いて追い掛けると、後ろから優しく抱き締めて掴まえます。
見抜いてると言わんばかりの含んだ声で囁き、胸を押し付けてイヤでも女性を意識させるのです。
朝霧「なぁ、教えてくれよコタ?」
朝霧「いったい、誰を見て……こんなになってしまったんだ?」
アサギの手はツーっと這うように、腹部と太ももを撫で回して弄ぶ。
※さて
1 朝霧姉さん、と答える。
2 朝霧姉さん、と答えて朝霧と身を離す。
3 まどかと乃々、と答える。
小太刀はどうしますか>>466
1
小太刀は体を這い回るアサギの手に自身の手を重ねて握ると、一度深呼吸してから、「朝霧姉さんだよ」と答えました。
朝霧「へっ? あ、ああっ……と、当然だなっ!! コタの一番は、昔からお姉ちゃんだもんなっ!!」
アサギは思いもしない返答に若干セリフを詰まらせると、慌てて自分から身体を離し、ブクブクと顔の半分まで水面に沈んでしまいます。
照れている……のだろうか? 普段決して見る事も無い、そんなアサギも可愛いと思う。
水中では小太刀の腕を控え目に掴んで、けれども上目遣いで睨む。
朝霧「良いぞ? お姉ちゃんが一番なら……浮気しても」
浮気も何も、付き合ってすら居ないが、それを指摘するのは無粋な気がして、小太刀は朝霧が満足するまで、ずっと一緒にブクブク沈んでいました。
午後になりました
……
やはり、こう言う場所で食べるからこそ、何倍にも美味しく感じる物も有る。
小太刀はアサギと作った昼食の焼きトウモロコシを大満足で食べ終えると、木陰の荷物置き場を見渡して、これからの行動を考えます……
釣竿と練り餌は有る。せっかく無人島に来たんだから、自分で釣った魚を食べてみたい。
でも、この島の事も気になる。アサギ姉さんと島を歩ってみようか?
明日には帰るんだ。慎重に行動したい……
※さて
1 一人で釣りをする
2 アサギと島を回る
小太刀はどうしますか>>469
2
……
…………
………………
アサギ姉さんと、島を探索しながら歩ってみようか?
朝霧「いいぞ。ただし……私と手を繋いで歩くことっ♪」
誘って見ると、そのまま手を握られてしまった。
でも嬉しそうだ……こんな事で喜んで貰えるなら、こちらも嬉しい。
小太刀とアサギは、島の探索に向かいました。
……
緑の木々に囲まれた隙間から、細まった日差しが草花を照らしてグラデーションを付ける。
空は青いのに、僅かに薄暗い林の中。鳥は飛んでいるのに、生物の鳴き声が聞こえない林の中。
朝霧「よし、ここは左に行くぞっ」
しばらく進むと三股の分かれ道が現れ、アサギの言葉で左の道へ進みます。
まだまだ元気一杯の二人は、林の中を、奥へ、奥へ。
そして、十数分も歩いた頃……急に開けた場所へ着きました。
……
低い。窪んでいる……今まで立っていた地面より一メートルほど低い。まるで、『クレーター』のような場所に辿り着きました。
勿論、隕石が落ちた訳でも無い。人為的に作られたのだと分かります。
緩やかな下り坂の先、中心には、まるで犬小屋に似た小さな建築物が有り、その横に深そうな穴が空いている。
恐らく穴は、ここに溜まる雨水を下へ流すものだろう……
クレーターの回りには何本もの杭が打たれ、しめ縄も二重に巻かれて囲まれています。
もしかするとアレは、犬小屋では無く、社なのかも知れない。となると、あんな小さな場所に、何か奉っているのだろうか?
……
できれば調べたいが、その前に……
朝霧「少し、気味が悪いよココは」
怖がっているのか僅かに震えているアサギの手を、小太刀は不安を取り除くようにギュッと握ります。
ここに男は自分だけなんだ。アサギ姉さんは自分が守らないと。
朝霧「コタ、男らしくなったな」
※さて
1 一人で社を調べる。
2 二人で浜辺へ戻る。
小太刀はどうしますか>>474
2
……
調べたい、が……わざわざアサギ姉さん恐がらせてまで、調べる事も無いだろう。
小太刀はアサギと手を繋ぎ直すと、来た道をゆっくり歩いて戻りました。
朝霧「コタ、ここに居る間ずっと考えていた事が有るんだが、ようやく答えが出たよ」
ギュッ……
アサギは何かを決心したのか、繋いだ手を優しく握り返して来ると、晴れ晴れとした顔で微笑みました。
……
どうやら、悩み事が解決したのか、それとも、吹っ切れたのか。
どちらにしても、今のアサギは幸せそうだ。
もうすぐ、夕暮れになる──。
【時間が経過しました】
……
砂浜に戻ると、まどかと乃々が夕食を作ってくれていました。
今日は、水を混ぜて炊き込むだけの、まるでお粥のようなインスタントドライカレーだ。
小太刀は苦笑いを浮かべながらも、探索で空腹になった胃袋へガツガツと詰め込むのでした。
……
夕食の後片付けをして、歯を磨き、今日はもう練るだけだ……
明日になれば迎えの船が来て、それに乗ってこの無人島へ別れを告げる。
……
今日も、テントは二つ。どうしようか?
※さて
1 アサギと一緒のテント。
2 男一人と女三人で分ける。
小太刀はどうしますか>>478
1
※小太刀は、
【朝霧との記憶】を所持しています。
【まどかとの記憶】を所持しています。
【乃々との記憶】を所持しています。
晴れ。
迎えに来たクルーザーへ荷物を乗せ、桟橋からキャンプをしていた砂浜を見渡す。
二泊三日、過ぎてしまえば早いものだ。家族目で見るとギスギスしていた姉妹も、今はクルーザーの甲板ではしゃぎ合っている。
本当に、来て良かった……願わくば、この仲の良さが帰ってからも続きますように。
「コタっ!! 出発だそうだぞ、早く乗れっ」
「あいよー」
そしてもう一つ。ここの生活で固く結ばれた俺と朝霧姉さんの絆が、いつまでもほどけませんように。
最後に左から右へ視線を流して島を眺めると、朝霧姉さんの呼び掛けに軽声を返し、エンジン音が鳴り始めたクルーザーへ走り出した。
……
甲板の上、波に揺られながら、海鳥の鳴き声を聞きながら、クルーザーの後ろに立ち小さくなって行く島を見送る。
左手は手すりを掴み、そして右手は……隣で寄り添う朝霧姉さんの左手と繋がれて、二人で、静かに、島を見送る。
「なぁコタ? 高校を卒業したら、式はせずに籍だけ入れて、お姉ちゃんと結婚しようか?」
「姉さんの事は好きだったけど、でもよくよく考えたら家族だし、結婚は出来ないんじゃない?」
二人とも目は合わせない。
前を向いたまま、島の消えた水平線をへ向けたまま、言葉だけを交わす。
まるでカップルの会話。家族で無ければ、身を寄り添わせて優しいトーンで紡ぐカップルの会話。
だったのは……
甘い雰囲気だったのは、ここまで。
朝霧「何を言っているんだ、マイドーリィ? オトウトは、お姉ちゃんと、結婚出来るんだよ?」
朝霧「まぁ、まどかと乃々に対して後ろめたい想いも有るだろうから、浮気は緩そう。妹二人との浮気だけは、許す。心の広い妻だろ?」
何を言っているんだ、とは、こちらのセリフ。唐突に、何を言っているんだアサギ姉さんは?
それに、幾らなんでも家族で結婚するなんて無理だ。そりゃ昔は何度も告白したし、寝ている姉さんの指輪を付けたりした事も合ったが、成長すれば解る。無理だって。
朝霧「フフッ、照れるなよ。またあの時のように、口で気持ちよくしてやろうか?」
あの時もそうだ。俺は止めてくれと言っ……
アレ?
言ってない? 何故、言ってない!?
そもそも、俺が自分で発した言葉を、一文字すら思い出せない。
俺は、喋らなかったのか? いや、話は進んでいたんだから、喋ってはいたのだろうが、その内容が抜け落ちている。
忘れているだけか? 忘れているなら、どうしてそこだけスッポリと忘れているのか?
だいたい、あの時の俺はフッ切れていた。何をされたって受け入れはしない。突っ張ねて、断った筈なんだ。
確かに口でされたけど、どうしてか俺のセリフは再生されない。俺の気持ちには違和感が有る。
まどかや乃々の記憶にしてもそう。
乃々が幼稚園の頃に手を出しましたって、じゃあその時に俺は何歳だったんだ?
あの慣れたセリフは、本当に俺の口が吐き出したのか?
まどかだって同じだ。何だよアニメのキャラに成りきるって?
まどかと学年は一緒なのに、俺が作詞したのか? あんなのを書いたのか? 俺と、アサギ姉さんと、まどかと、乃々は、家族なのか?
オカシイ。ワカラナイ。オカシイ。ワカラナイ。オカシイ。ワカラナイ。
でも、たった一つ解るのは……
朝霧「愛してるぞ♪」
マイドーリィ──。
俺が、アサギ姉さんを愛していると言う事。
人狼の島 clear!!
【朝霧エンド】
長い間、お疲れ様でしたm(__)m
もうちょいしたら、人狼ルートの突入フラグと、どう言う話になるかだけ、ざっと書きます。
人狼ルートへ行くまでに必要な情報。
・初日に、それぞれのルートで、一人で島を回る→島の成り立ちを把握する。
・上のフラグを立ててから、食料を探しに行くを選ぶと食料を沢山確保できる場所発見。釣りをするを選ぶと、入れ食いポイントを発見。長い間でもサバイバル可能になる。
・朝霧ルートで社を発見して調べる→まどかルートで民家から鍵を発見→再び朝霧ルートで社を調べると、中から銀製の刃物を発見。
・朝霧ルートで朝霧と無人のクルーザーに行き、人狼の情報を得る。
・乃々ルートで初日に砂浜で傷付いたリスを発見→井戸水を手に入れる→リスに井戸水を飲ませる。
・三人の記憶。
の情報を手に入れると人狼ルート開放。
この島へ来る時のクルーザーが故障して、近くを別のクルーザーが通り掛かり、そっちに乗り換えて島を目指す。
助けてくれたクルーザーを操縦していたのは、島の事を調べている化学者だった……
みたいな感じで進み、三人を死なせないように人狼から守るサバイバルホラーになってました。
とにかくこれでおしまい。
蛇足までお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
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