『洋館物語 完結編』※安価(166)

前スレ

『洋館物語』※安価
『洋館物語』※安価 - SSまとめ速報
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 頼光は咲夜の誘惑に乗ってしまいました


 ※イベントが発生します


,



 頼光は大きく息を吐き気持ちを落ち着かせると、目を細めて微笑み、足を広げて待ちわびる咲夜へと近寄りました。


 ツインテに結われた黒髪。吸い込まれそうな黒い瞳。黒色のグロスが塗られた艶めく唇。黒いゴシックドレスに黒いタイツ。

 上から下まで黒一色で、幼い顔付きに未熟な体が、そのアンバランスに有っても違和感を唱えない。


咲夜「あ、舐めてくれるんだぁ? ふふっ……素敵♪」


 だから、誘われてしまうのだろうか? 性別さえ定かでないこの子供に……


 頼光は広げられた咲夜の足の間へ身を入れ、膝立ちになって高さを調整して、そして、覚悟を決めて、スカートの裾に手を掛けました。



 ゆっくり、ゆっくり、持ち上げて行き……


咲夜「あんっ♪」


 解りました。黒いタイツの奥、白いショーツに包まれた、僅かな膨らみ。

 これは女性のモノでは無く、つまり咲夜は……


咲夜「おにぃ~さん♪ ぺろぺろ、してくれるんだよね?」


 いや、考えても今さらどうしようもない。覚悟は決めた筈だ。

 頼光は確認の問いにコクリと頷き、タイツとショーツを下ろす為に咲夜の腰へ手を移します。


 そしてもう一度大きく息を吐き、下ろそうとして咲夜を見上げ、言葉を投げ掛けました。


咲夜「んっ? どうしたの?」


 座ったままでは下ろせないから、少しだけ腰を浮かせてくれとお願いします。



 しかし咲夜は何かを思い付いたのか、より一層に目を細めて微笑むと、スカートを持ち上げている頼光の手首を掴みました。

 これでは、タイツを下ろす事ができないが……


咲夜「ボクのタイツ、破っていいよ♪」

咲夜「犬みたいに、クチで、さ?」


 ジィーっと、一秒、二秒、三秒、視線を交わす。

 いや、まさか、そんな、考えても、咲夜は「早く」と催促して見つめ続けるだけ。


咲夜「ほぉ~らワンちゃん♪ 早くぺろぺろしてくださぁい♪」


 頼光はゴクリと喉を鳴らすと、大きく口を広げながら、これもゆっくり……咲夜の股ぐらへ顔をうずめて行きました。



 そして、足の付け根へ。位置的にはアナルと性器の間ぐらいの場所を軽く噛み、犬歯をタイツに引っ掻けて思い切り顔をよじる。


 ──ビリビリビリッ!!


咲夜「いや~ん♪」


 すると簡単にタイツは破け、穴のように広がる裂け目を作り上げた。

 後はショーツだけだが、さすがにコレは口だと厳しい。手で脱がすか、あるいはハサミか何かの道具を使わなければ……


咲夜「その上からでいいよ?」


 そうして僅かに迷っただけで、咲夜から指示が伝えられる。

 咲夜は頼光の手首を掴んだまま離すつもりは無く、だとしたら残る手段は……

 ショーツを脱がさず、その上から性器を舐める方法。



 頼光は「少しはマシになったか」と心の中で安堵の溜め息を吐き、しかし咲夜はそんな心境の変化を見逃さない。


咲夜「あ、やっぱり待って♪」


 そう述べるとあっさり手を離して机に置いて有ったハサミを取り、躊躇(ちゅうちょ)無くショーツの腰部分を左右とも裁断した。

 そうすれば当然、ペロン……と下着の前面部は剥がれ落ち、陰毛など生えていない、ツルツルの年相応な性器が露出する。


咲夜「ほらっ」

咲夜「舐めろ♪」


 小さく皮に覆われて、だが既に興奮しており、ピクピクと揺れて主張している。

 今度こそ、逃げられない……

 顔は少女でも、声は少女でも、咲夜の性別はその逆。

 せめて、出来る抵抗と言えば、咲夜を女だと思い込む事だけ。
 それなら……大きめのクリトリスだと思い込めば、何とか、なるか?



 頼光は口をいっぱいに開くと両手で咲夜の脇腹を押さえ、改めて股ぐらに顔をうずめました。


咲夜「ふあっ!? あぁ……あったかい」


 ぐちゅっ、くちゅくちゅくちゅ、くちゅり……

 小さな性器を丸ごと含み、僅かに露出した先端部分を丁寧に舐め上げます。

 舌を縦にして鈴口へ這わせ、ほじくり出すように刺激して行くのです。


咲夜「はぁっ……んんっ!!? おにぃさん、じょーずだよぉ♪」


 下から上へ何度も繰り返し、ぢゅぅぅっ……と時おり大きな水音を響かせながら激しく吸い付き、女性に対する愛撫と同様に責め立てます。

 咲夜も満足しているのか瞳を潤ませ始め、甘い声を上げて身を震わせるのです。



 感じてるのがわか

寝ぼけて操作ミスしたんで寝ますm(__)m



 感じてるのが分かればトドメとばかりにより大きな音を立てて吸い付き、舌先を先端と皮の間へ、唾液をタップリ纏わせて優しく差し込んでゆく。

 ぢゅぷ、ぢゅぷ、ぢゅぷぢゅぷっ……


咲夜「ひんっ!? ふあぁっ……なに、するのぉっ?」


 そこからは更に優しく、ゆっくりと。

 カリ首に舌を密着させたままグルッと性器の回りを一周させ、優しく、優しく、皮を剥いて、まだ粘膜で、ピンク色で、敏感な部分を、優しく、優しく、晒け出して行きます。


咲夜「はぁぁっ!? ダメっ、それ以上、むいたらぁっ!!」


 咲夜は限界が近いのか、頼光の後ろで両足を組んでホールドすると、目を強くつむり、ピンッと背中を反らして歯を噛み締めます。

新スレ立ててもう残りを気にする必要も無いので、

ここでも、
こっでも、
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お好きな方でレスどうぞ



咲夜「あっ、あっ、あっ、ああっ!! 待って、おにぃさん!!」


 言葉も徐々に意味の無い単音になり、しかし達するだろう寸前になると、咲夜は足を解き、頼光の頭へ両手を添えてグイッと体を押し返しました。

 押されるままに口は離れ、愛撫により文字通り一皮剥けた性器が、湯気立ちながら人前へ露出します。


咲夜「どうせなら、一緒にイきたいから……少し、後ろ向いてて?」


 もう、ここまで来たら言われるがままでした。

 頼光は不思議に思いつつも腰を上げると、数歩も下がって後ろを……咲夜へ背中を向けます。



咲夜「んっ……おにぃさんのがっ、入るまでぇ……すぐ、馴らすからっ、ね?」

咲夜「恥ずかしいんだからっ、んんっ、今は……見ないでよ?」


 くちゅくちゅ、にちゅにちゅ、クチュリ……

 だが、こんなに熱い吐息と、こんなに可愛らしい音を鳴らされては、見るなと言われても好奇心を抑えるのは無理だ。

 声だけなら少女なのだから、少女が自慰をしているようにしか聞こえないのだから……

 頼光は口に溜まるつばを飲み込むと、我慢できずに振り返ってしまいました。


咲夜「あはっ♪ もぅ、まだダメって、いっ、てるの、にぃっ♪」


 その光景はとても倒錯的で、性欲を刺激して下半身へ訴え掛けるのです。



 机の上で仰向けに倒れ、ワンピースタイプのゴシックドレスを、胸元まで捲り上げています。

 そして左手で胸の突起を弄りながら、右手は性器の下……お尻のすぼまりの中へ薬指を差し入れて、グリグリと円を描くように動かしていました。


咲夜「んぅっ、んっ……もう少しだけ、ね? 待てる、よね?」


 咲夜の唾液と、性器から垂れる頼光の唾液と、透明なカウパーと、三つが混ざり合った汁でアナルをほぐして行くのです。


 白い肌がうっすらと桜色に変わり、『女の子の匂い』が部屋に充満して来ました。


咲夜「おにぃさんも、脱いだら?」


 気付けば頼光のペニスは痛いぐらいに勃起し、ノドはカラカラに渇きます。



 ……


 …………


 ………………


 咲夜の性別を知っても 自分を押さえられない…

 今にも襲い掛かってしまいそうだ… きっと 一度や二度じゃ収まらないだろう


 ……

 これで 本当に良いのか?



※さて

1 構いやしない。咲夜の体を徹底的に犯す
2 踏みとどまる。咲夜に謝罪して部屋へ戻る

頼光はどうしますか>>18

※前の選択肢通り、どちらを選んでも時間は飛びます。

1

今日はここまでですm(__)m




 そうだ… 構いやしない


 頼光は肩を上下させて息をするほど とてつもない興奮に包まれます…


 そしてついに… ひかるへの罪悪感を抱きながらも 咲夜に言われるがまま 衣服を全て脱ぎ捨ててしまうのでした……




,



咲夜「ふふっ、それじゃあ……おにぃさん?」


 咲夜は、勃ち上がって犯す気まんまんなペニスを見ると小さく笑い、準備が終わったのか身を起こして机からピョンと飛び降りました。

 そして頼光の前まで歩いてこちらも衣服を脱ぎ捨て、背中を向けると、お尻を突き出すようにして前屈みになるのです。


 ぐちいぃっ……

 両手は自身の尻肉を引き伸ばしながら左右に動き、お尻の穴を拡げるようにして頼光へ見せ付けます。

 綺麗なピンク色をした、糸を引いてる穴の中で、たぎるペニスを誘っているのです。


咲夜「後は教えなくても、どうするか、わかるよね?」

咲夜「きて……」


 濡れた腸内がグチュグチュと音を鳴らし、湯気を立てて温度を教えてくれている……

 頼光は手綱を取る形で咲夜の腕を掴むと、ガチガチに硬くなったペニスを蕾の入り口へ押し付けます。



咲夜「んっ……最初は、ゆっくり、だよ?」


 そこは力を入れなくとも柔らかく拡がり、カリ首までをにゅぷりと飲み込んでしまいました。

 まだ先っぽしか挿れてないのに、咲夜に手助けされてもキツキツでいっぱいいっぱいなのです。

 そんな腸壁の中へ、頼光は、ゆっくり、ゆっくりと腰を押し進め、ペニスを挿れて行きました。


咲夜「ふんんっ!? あ、あっ、あぅっ……ゆっくり、ゆっくり、だよ?」


 ぢゅぶっ、ぢゅぶぶぶぶぶっ……

 キツくて狭いお尻の穴。幾つもの重なった輪っかの中を、拡げながら突き挿れて行く感覚。

 しかもそれぞれが全く別の動きで蠢き、凄い気持ち良さでペニスを締め上げます。



 まだ半分ぐらいしか挿れてないのに、ゆっくり挿れているのに……

 それでも艶かしい腸壁のヒダヒダは、出来立ての精液を搾り取ろうとカリ首や裏筋へ撫でるように絡み付くのです。

 もう、我慢できない。堪りません。

 頼光は腕を引いて身体を密着させると、「ゆっくり」……そう言い続ける咲夜の言葉を遮ってパンッ!! と腰を打ち付け、一気に奥の奥までペニスを挿入してしまいました。


咲夜「ゆっく、りゅっ!!? あぁっ、ふっ、ぐっ……ゆっくいって、ゆったのにぃっ!!」


 咲夜は自身を突き上げる唐突な衝撃にビクンと大きく背中をのけ反らせると、歯を食いしばり、口横からヨダレを垂らして、耳まで紅潮させて頼光を睨みます。



 しかしそんな表情も、性欲を煽る興奮剤にしかなりません。

 咲夜は、ぴゅるっ……と性器から白液を床へ飛ばして軽く射精してしまうと、力が抜けて砕けそうになる足腰を何とか踏みとどまらせました。


 ですが頼光は、咲夜の舌足らずな非難が聞こえているのか聞こえていないのか……

 腰の動きを止める事は無く、長いストロークで大きくペニスを出し入れさせると、ヘソの裏側をお尻の中から優しくえぐり始めるのです。


咲夜「ふんん!! おにぃさっ……いいとこ、あたってるよぉっ♪」


 ズン!! ズンッ!! 一突き毎に、体内を蹂躙される悦びが咲夜を支配します。

 それほど、二人の身体の相性は抜群でした。



 微かに有った苦痛もすぐに快楽へ変わり、ピストンに合わせて咲夜の方からも腰を振って腸内のペニスを扱き立てます。


 パン!! パン!! パン!!
 パン!! パン!! パン!!


咲夜「あっ、あっ!! あんっ、あんっ、あんっ!!」

咲夜「ぁ……あ゙ああああああ♪ だめ、イクっ!! イクっ、イクっ、イクぅぅぅぅぅっ!!」


 肉同士のぶつかり合う音が激しくなって来ると、咲夜は限界が近いのか恥ずかしげも無く大きな声で喘ぎ出します。

 幼い性器をプルプルと震わせ、魔性の肉壺できゅきゅぅぅぅっ……と強気にペニスを締め付けるのです。


咲夜「いっ、ふぎぃぃぃぃぃっ!!」


 びゅるびゅるっ!! びゅくびゅく、ドクンドクンドクン……


 そして、熱く、大量の精液が、咲夜の一番奥で吐き出されました。

なんとか後5レスぐらいで終わらせるので、もうちょい待ってくださいm(__)m



咲夜「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ん……はぁぁっ」


 頼光の射精で押し出されるように咲夜も射精すると、頭をガクンと下げ、頬から汗を伝わせて余韻を楽しみます。

 酸素を求めて荒い呼吸を繰り返し、それでも余裕たっぷりの表情で微笑み続けるのです。


 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ!!


咲夜「へっ? 抜かずにこのまま続けるの? それはいいんだけど、今すごいのキてるから、少し休ませて欲しいなぁ」

咲夜「それと、トイレに行かせてね? えへへっ、オシッコ……出そうなんだっ♪」


 ですが、トイレに行かせて欲しい。そんな咲夜の要求も、やはり聞こえているのか聞こえていないのか……

 大量の精液が注がれてトロトロにふやけたアナルへ、頼光は依然として勃起したままのペニスで輸送運動を再開します。



咲夜「ちょっ!? おにぃさん!! 調子に乗る人って、キライだよっ!!」


 荒々しく、前立腺を的確に捉えて、尻のヒダ肉をこそぎ落とすように突かれるのは気持ちいいのですが、イッてから時間が経つにつれて、咲夜の中では尿意が勝って来ました。

 しかし相手の頼光は口元を歪ませて凄まじい高速ピストンで腰を打ち付け、咲夜を放す気配は全く有りません。


咲夜「ひんっ!? い゙っ、ぎぃっ……いいかげんにぃっ、しろぉっ!!」


 尿道ギリギリまで競り上がって来てさすがにマズイと思ったのか、咲夜はツインテの髪を振り乱しながら暴れて身をよじると、頼光の手を振り払い、トイレへ向かう為に一歩踏み出しました。



 ですが運の悪い事に、一歩、二歩、と進んだ所で、急に駆け始めた為か、足をもつれさせて転んでしまうのです。


咲夜「きゃっ!? ぐっ……」


 何とか両手を床へ着き、四つん這いの姿勢になってしのいだものの、それでは逃げられません。

 ハイハイで部屋の外へ出ようとしても、すぐ頼光に捕まって腰を掴まれ、その体制のまま再びペニスを挿入されてしまうのです。


咲夜「とい、れっ……トイレに行かせてよぉっ!!」


 パン!! パン!! パン!!
 パン!! パン!! パン!!


 慣れたのか、それとも動かし易い体位なのか、先ほどよりも早いスピードで腰は振り立てられ、犬のような交尾が始まります。



咲夜「うぅっ……といれっ、といれぇっ!!」


 それでも咲夜は何とか頼光から逃れようと、前へ前へ床を掻きむしるように手を動かしているのですが……

 体格差の有る力でガッチリと腰を掴まれては、虚しく空回るばかりで一歩も進めません。


咲夜「トイ、レっ……ぃあ、あっ、いやぁぁぁぁぁああ!!!」


 ちょろっ……

 そして我慢の限界は訪れ、性器の先から僅かに数滴の雫をこぼすと、すぐさまジョボジョボ音を立ててオシッコを漏らし始めました。


 咲夜は大声で泣き喚き、瞳からは恥ずかしさで大粒の涙が流れ、頬は真っ赤に染まって下唇を噛み締めています。

 オシッコで床を汚しながら……しかし、精液により滑りが増したアナルを容赦無くハメ倒され、性器をブツけ合う音が部屋中に響き渡るのです。



 びゅるびゅるっ!! びゅくびゅく、ドクンドクンドクン……

 二度目の腸内射精が、まるでマーキングのようにピンク色のアナルを真っ白に塗り変えます。

 収まり切らなくった精液はボコボコと泡立って逆流し、尻たぶから太ももを伝って落ちて行くのです。


 ぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ!!


咲夜「おにぃ、さん……これ以上、つづけ、たらっ」


 ですが、それでも、頼光は咲夜の中からペニスを抜こうとしません。

 なぜ、自制が効かないのか、なぜ、出しても落ち着かないのか、なぜ?

 ただ、ずっと萎えず、ずっと何時間も、ずっと、ずっと、ずっと……

 頼光は、ずっと、咲夜と、セックスを続けました。



 身体からの危険信号にも気付かず、ずっと、死ぬまで……


,






※※※※※
選択ルート 省略

バッドエンド【過度の心臓負担による心肺停止】

ゲームオーバー
※※※※※


前スレにも書きましたが、
次のコンテニューでラストですm(__)m


次で、【帰宅エンド】か【脱出エンド】のどちらかのエンドに辿り着かなかった場合は、

次々で強制的にダイジェストストーリーへ発展して、エンディングを迎えますm(__)m





それでは

 スタート
>続きから(八週目) ピッ
 終わる



 頼光は起き上がって部屋を見渡すと テーブルの上に三枚のメモを発見しました

 それぞれに部屋番号と名前が書いて有り 気付いたら来てくれと言う内容のようだ


 今は状況を確認したい 誰かへ会いに行こう


 携帯は 繋がらない……



※さて

1 彼女の部屋へ行く
2 友人の部屋へ行く
3 妹の部屋へ行く

頼光はどうしますか>>36

2

エロいのは最高だったが死ぬまでやっちゃったかー
一回目で男と確かめても死んだのかな?確かめたいがもう余裕無いな

今日はここまでですm(__)m


ダイジェストエンド、または帰宅エンド、またはバッドエンドに到達した場合でも、

・サキとレミィの殺人についての犯人

だけは開示します

>>37

たぶんもうそのルートは選ばれないので、そこだけネタバラシ

咲夜とは二回会うチャンスが有り、一回目で性別確認して、尚且つ二回目に会うまで誰かとヤってスッキリしてると、誘惑を拒んで会話できましたm(__)m




 頼光は重く分厚いドアを開けて部屋から出ると 部屋番号を見ながら館内を歩き 『南城清正(なんじょう きよまさ)』の部屋へと着きました



 ──トン、トン。



 最初に何度か声を掛け その後にノックして少し待つとドアが開きます


南城「はいはい、お待たせ……って、おおっ、頼光!! 元気になったのか?」


 南城は眠そうに頭を掻きながら扉を開け… そして頼光の姿を見ると ニコリと笑って部屋の中へと招き入れるのでした



 南城の部屋は 自分が居た部屋と何ら変わりない

 大きめのベッドが一つ 化粧台が一つ 木製の丸テーブルが一つ 椅子が二つ それにクローゼット 金庫 部屋には似合わないユニットバス


南城「なかなか目を覚まさないから、心配したんだぜ?」


 今は紺色のジャージを上下に着て スリッパを履いている


 聞きたい事はたくさん有るが…



※さて

1 この場所について聞く
2 バスについて聞く

頼光はどうしますか>>44

1

 

南城「ここ? ああ……こんな場所にあんのに、部屋とかしっかりしてるよな?」


 南城は頼光の質問を聞けば部屋内を見渡し 設備などを指差してはベッドへ腰掛けた


 … 確かに

 部屋内だけで無く 洋館自体の内装もしっかり塗装されており 綺麗に感じる


南城「あっ……でもよ? なんつーか、気味が悪いんだなぁ。部屋の中に居ても誰かに見られてるっ、つーか」


 … 自意識過剰だ

 この質問は失敗だっただろうか? 南城の閉所恐怖症なんぞに興味はない



南城「もう、どう言えば伝わるかなぁ?」

南城「誰かに喰われた後の腹の中みたいなさ?」


 ……

 腹の中に居るのに見られてるのかコイツは?

 話は 終わりそうにない…

 頼光は溜め息を吐いて適当に相づちすると 南城に背を向けて部屋から出て行きました


 何だか気疲れしたが まだ寝るには早いだろうか?

,



 ……


 終わりの時は近い…


 自分が 辿るべき道は… どっちだ!?



※さて


1 バスガイドの部屋へ行く
2 『大浴場』に行ってみる

頼光はどうしますか>>48

※今回は、ここだけ二択です。

1

前スレ>>573とかの発言を追及したりするにはさすがにその周でその会話をしていないとダメかな?

>>49
【情報】を持ち越したプレーヤー(安価に参加して頂いている方)が、この話の選択肢に介入していると思ってくださいm(__)m

基本的に頼光も、全てリセットして繰り返しています。



 頼光は階段を降りてロビーへと向かいました…


サキ「ギャハハッ♪ お~~っ、よりみちゅう、こっち来てすわれよぉっ」


 階段を降りると 離れた場所から声を掛けられた…
 どうやら 女教師の瀬戸山サキが食事会場に居るようだ

 ビールグラスを片手に持ち ぐでんぐでんになってテーブルへ突っ伏している…


サキ「早くこいっ!!」


 サキはこっちに向けて手招きしている… ややこしい事になりそうだ……



南城「先生、俺で我慢してくださいよ~」

南城「ほら、病み上がりで酔っ払いの相手はキツイだろ? オレが相手してっから、どっかに逃げとけ」


 追って来た南城は頼光に声を掛けると そのまま返事をしてサキが居るテーブルへ行ってしまいました


 酔っ払いに絡まれるのを 助けてくれたようだ……


 南城の犠牲を無駄にできない… バスガイドの部屋へ行こう



 ──トンッ、トン。


 頼光はバスガイドの部屋まで来ると ドアを二回ノックしました…

 中に居れば… 出て来てくれると思うが…



 ……



 …………



バスガイド「ハぁ~いっ……わおっ、お見舞いにでも来てくれたのですカ?」



 バスガイドは 想像していたよりもずっとスタイルの良い 胸の大きな女性でした

 顔色は良さそうに見える… どうやら健康そうだ これなら会話できるだろう



バスガイド「少し、お話しして行きますカ?」


 頼光はバスガイドに招かれ 部屋の中へと入る事にしました…


 部屋の中は 自分の部屋と変わらない…


 ……

 いや 違和感が有る… この部屋と自分の部屋は どこかが違う… どこだろうか?

 そして このバスガイドにも どこか 普通と違うものを感じる


バスガイド「ごめんネ。おもてなしできるの何も無いケど」



※さて

1 バスガイドの名前を聞く
2 バスガイドのスリーサイズを聞く

頼光はどうしますか>>55

2

じゃあ犯人の発言とかは推理で使いたければもう一度聞かないとダメってことか
リセットってことはそんなこと言ってないよってなるわけだし……第三者からの情報はセーフかな


バスガイド「スリーサイズ? あはハ~♪ さっきから、ワタシのおっぱいばっかり見てるもんネ♪」


 バスガイドを見て バスガイドの体を見て 男なら聞かずには要られない… まずはスリーサイズを教えて貰う事にしました


バスガイド「私のスリーサイズは……」


 ……


 …………


 ………………


バスガイド「秘密だヨッ♪ ボーイフレンドいますから、ナンパはダメね」


 口説きたい訳では無く 純粋な心でおっぱいの大きさを知りたかっただけなのだが

 まぁ そう思われても仕方ないだろう… このおっぱいを独り占め出来る彼氏よ おめでとう


バスガイド「それで、どうして私の部屋に来タの?」

,



 整った綺麗な顔 魅力の詰まった体型 柔らかく優しい声

 出会ってたったの数分ほどだが バスガイドさんは素晴らしい人物だと理解できた


 今のところ 男女の関係になりたい訳では無いが 修学旅行が終わった後も 仲の良い友人として付き合って行きたい……



※さて

 ここはやはり…

 朝までこの部屋で語り明かし 仲を深めよう


,



バスガイド「ん~~~っ……」

バスガイド「いいヨ♪ お話し、いっぱいいっぱいシましょう」


 バスガイドは人差し指を唇に当ててしばらく頭を傾げた後 ポンポンと頼光の肩を叩きました

 どうやら 乗り気になってくれたようだが… 出身地や仕事など 色々と聞いてみよう


 ……


 …………


 ………………


 頼光は椅子に腰掛け バスガイドはタンクトップにショートパンツに着替え ベッドの上で胡座を掻きながら…

 笑顔の絶えない談笑は 深夜まで続きました





 そして気付けば 夜も 更けて 更けて……


 そして気付けば 宵も 深く 深く……


 時刻にすれば二時を過ぎ… 頼光は椅子に腰掛けたまま眠りこけ バスガイドもベッドへ仰向けに倒れて眠る


 そんな頃……




 ━━トン、トン。




 部屋のドアが二度 外からノックされました



 その音に バスガイドは気付かず 頼光は気付きました…

 しかし頼光は寝惚けていたのか バスガイドを起こそうとはせず まるで自分の部屋に居るかように


 『誰ですか?』


 重い瞼を擦りながら フラフラと歩きながら 部屋のドアを 開けました 

 だが 頼光がドアを開けても 頼光の視線の先には 誰も居ません


 代わりに……




 ──ドスッッ!!




 その激しい音と 衝撃と 鋭い痛みが 頼光の左足を襲いました



 そして次の瞬間には後方へ倒れ そのまま意識を失ってしまうのでした……

 刃物にショック性の薬品が塗って有ったのかどうかは分かりませんが 頼光は自分を刺した犯人の姿を確認する事もできません

 こうやって意識を失ってる間 この部屋で何が行われているかも 分からないのです


 ただ ただ 考えます……


 寝惚けてはいたが 自分が部屋のドアを開けた

 しかし これも寝惚けていたと前置きは付くが 『目線の先には誰の姿も見えなかった』……


 確かなのは… 姿の見えない誰かに 刃物で刺された と言う事


 これはまさか 霊的な何かなのか? 信じたくは無いが オバケか幽霊か?

 それとも 考えて その推理の果てに… 証明できる何かなのか…… 今は まだ分からない




 ……


 …………


 ………………




 いや!! 今がその時だ!!





※頼光は 【瀬戸山サキの死亡現場】 の情報を所持しています


 この後の展開が変化します





 幾らかの時が過ぎ… 瞼は ゆっくりと開かれました




,




 ……


 頭はクラクラ 視界はグラグラ 気分は最悪だ… またすぐに倒れてしまうかも知れない

 しかし自分が刺されてからどうなったのか? 同じ部屋に居たバスガイドがどうなったのか?

 それを確認する為に 頼光はおぼつかない足取りで立ち上がり 辺りを見回しました



 ……

 足の痛みが有るせいか 今なら冷静に状況を把握できそうだ



 冷静に 冷静に… 頼光が部屋を見渡すと


 ベッドから転げ落ち 床の上に横たわって… バスガイドが 死んでいました……


 恐らく 寝ている所を一突きにされたのだろう…

 彼女の着ていたタンクトップには 心臓位置を中心に赤い染みが広がり それはベッドのシーツまで大きく汚している

 床は 綺麗なままだ……


 バスガイドも外見からは 心臓以外に傷が無いみたいだが…

 いや 開き切った口の中… 八重歯に赤い何か… 血が付いているようにも見える


 刺された時の血が飛び散ったか それとも……


,


 クラクラ グラグラ 脳が悲鳴を上げている

 どうやら 再び意識を失いそうだ……





推理安価が発生します!



 でも もう少しだけ この状況を整理する事ぐらいは出来る


 頼光に いつかの記憶が甦った!!



 瀬戸山サキはメッタ刺し レミィは心臓を一突き 頼光は死んでは無いが足を刺された


 これは同一犯か? 違うのか? 外部の犯行か? 内部の犯行か?

 内部だとしたら誰か? 生徒か? 教師か? 運転手か? ここの職員か?


 まだまだ謎は残るが 二つの死亡現場の情報だけで 犯人をしぼる事はできるのか?



 もしくは…… まさか まさか…

 本当に霊的な何かか? 姿の見えない誰かに刺された自分自身が 証拠じゃないのか?



 しかし 犯人が居るとしたら……



 それをこの俺が暴く!!! 




※次レスに推理に関しての説明


※説明
二つの死亡現場の状況から、現段階で一番犯人だろうと思う人物を推理してください


推理の答えには必ず

サキ、レミィ、二人それぞれの刺された状況から、その犯人がやったと言う推理結果を出してください


※例

サキの現場から~~だと言うのが分かる
レミィの現場から~~だと言うのが分かる
頼光も~~だと述べている


したがって、犯人は○○


みたいな感じです。

答えは必ず、二人の現場からの推理を含めての犯人指名で。


※犯人を選ぶと、修学旅行最終日に、その人物を『問い詰める』事ができます

※しかし、人物が違えば勿論失敗するし、人物が合っていても状況証拠からの推理が不十分だとはぐらかされます


それと今回だけは安価指定では無く、5/14の23:59までの時間指定にしますm(__)m


※『どれだけレスが有っても良いですが、最終的な答えレスは一回だけ』

答えを書き込む方は必ず、二人の現場からの推理を含めての犯人指名で書き込み、レスの最後に解りやすく『Q.E.D.証明終了』。と付け加えてください

『Q.E.D.証明終了』が無いレスは、答えとカウントしませんので、自由に書き込みしてください。



※最後に
答えまで何レス掛かっても大丈夫ですが、期限を過ぎても答えレスが無い場合は、推理失敗となります


長くなりましたが、次から自由にどうぞm(__)m

犯人はレミィの殺害現場にて、ベッドで仰向けに寝ている状態でなら心臓を一突きにして殺すことができるのが分かる
しかし、サキの殺害時では下半身を滅多刺しにしており
ここから、立っている状態のサキの上半身の急所(首や心臓)は狙えなかったのが分かる
また頼光が左足を刺された際にも刺した犯人の姿を見ていない
以上の事から犯人の背丈が低いことが分かる

そしてレミィの名前が娯楽室の卓球台に書かれていることから
レミィの殺害は洋館の関係者による計画的なもので有ることが考えられる
また、サキの殺害は計画的なものではなく、サキが洋館の従業員の執事に執拗な告白を繰り返した事を受けた突発的な物と考えられる
洋館の関係者の内、執事は背丈も高くサキの殺害を行ったならば
殺害現場を直ぐに閉鎖することが可能な筈で、鈴村に知らせられてから施錠することに違和感がある

この事から洋館の関係者の中で背丈が低く、突発的な犯行の後の事後処理が単独では行えない咲夜が犯人であると考えられる

Q.E.D証明終了



 ジリリリリッ──



 頼光がゆっくり目を覚まして辺りを見渡すと 見慣れた荷物が置かれて有りました

 どうやら 自分の部屋で寝ていたらしい… バスガイドの部屋で気絶してしまった筈だが…… 誰かが運んでくれたのだろうか?


 足の痛みが 昨夜の出来事が夢では無いと物語っている


 時刻を見ると

   7時30分 だ…


 朝食の時間にはまだ早いが…… 行かないと!!


※さて

1 バスガイドの部屋へ行く
2 南城の部屋へ行く
3 やはり歩きたくない。寝る

頼光はどうしますか>>78

1

今日はここまでですm(_ _)m




 バスガイドは どうなったのだろうか?

 頼光はベッドから立ち上がると 片足を引きずりながら廊下を歩き バスガイドの部屋へと向かいました


 よたよた階段を降り 昨夜居た部屋の前で歩みを止めます……

 部屋のドアには 『立入禁止』 と書かれた張り紙が貼って在る


 ……

 しかし… ここへ来た以上 確認しない訳にはいかない

 頼光はドアノブに手を掛けると 鍵の掛かっていないドアを開け… 部屋の中へ入るのでした……



 ……


 …………


 ………………




   ノドが  焼ける




 部屋の中に バスガイドは居なかった… のに…… 

 体内の臓器は締め上げられて萎縮し その内容物を体外へ排出しようとする… そんなイメージ


 つまり 吐き気がする


 頼光はノドに酸っぱいものを感じると 慌てて両手で口を塞ぎます



 そこに…


 この部屋に… バスガイドは 居なかった……

 気さくで 綺麗で スタイルも良い… 女性の姿は無かった……


 代わりに…

 ベッドの上で転がってる肉片が幾つも……

 『どこがどこだか分からない』… 分からないけど… 頭部だけが床に落ちて こっちを見てるから……


 吐き気が する…


 マズい、また気を失いそうだ…… バラバラに微塵切りされた 血塗れのバスガイドを見てしまったから……



 こんな事をするなんて… クルッテル……

,



 気持ち悪い…

 ダメだ もう堪えれそうにない……




※さて

1 部屋を出てトイレで吐く
2 我慢出来ない。ここでゲロる

頼光はどうしますか>>84

2



 ここで 吐き出してしまおう…

 頼光は 口を押さえたまま部屋の隅へ走ると ゴミ箱を両手で掴み その中へ胃の内容物を全て吐いてしました


 ハァハァと呼吸は荒れ 心臓の音は更に荒れ さっきの光景を思い出して何度も吐きます……

 そして… 胃液だけになり 吐き出す物が何も無くなった頃… ようやく落ち着いて来るのでした


 吐いたからだろうか?

 今はスッキリしている オカシイ言葉だが『最高に冷静』だ… この状態でなら 見ても取り乱さないだろう



 もう一度 もう一度だけ…

 もう一度 頼光は部屋を見渡しました


 ベッドの上で転がってる肉片… 頭部だけが床に落ちて転がっている頭部…


 当然 ベッドは血塗れで… なのに 床は綺麗なまま……


 オカシク ないだろうか?

 恐らく刃物で解体したのだろうが なぜ血が飛び散っていないのか?

 例え ベッドのシーツに血が吸い込まれたとしても… 頭部は床に落ちているのに そこから血は広がっていない


 ……

 いつか どこかで この不可解な現象に繋がりそうな言葉を聞いた気がするが… 今は思い出せない



南城「おい!! 頼光かっ!?」


 だが… 頭はスッキリしていても 体は限界のようだ

 おぼつかない足取りで何とか部屋から出て 階段の手すりを掴みましたが… 
 そこで力尽き…… 駆け降りて来る友人に返事もできないまま 頼光はその場で気絶してしまうのでした


 この調子だと 今日はもう動けそうにない……


 ……

 明日まで休息して体力を回復させた方が良いか それとも… 目覚めたら再び行動を起こすのが良いか



※さて

1 体調を回復させ、万全の状態で明日を迎える
2 夜まで休んだら行動する

頼光はどうしますか>>88

1

今日はここまでですm(_ _)m



 無理はしない方が良さそうだ

 明日に備えよう……


,





 次の日へ──



,



 ……

 だいぶ 寝た気がする…

 目を覚ますと 南城が運んでくれたのか 自室のベッドの上でした… 


 やはり 礼を言っておくべきだろうか? 食事会場で待っていよう


 頼光は自分の体調が回復してるのを確認すると 部屋を出て食事会場へと向かいました…



 しかし なんだ… 館内が… 騒がしい……


 頼光がロビーへ降りると 階段すぐ横の部屋の前に 人だかりができていた

 部屋のドアは開けられているが 誰もその中へは入ろうとしない





 頼光は人だかりを掻き分けると 部屋の中へと入りました…



 ……

 部屋は 瀬戸山サキ の部屋です

 本人が部屋の中に居たのですから 間違い有りません




 片手でベッドのシーツを握り締め… 床へうつ伏せに倒れて…


 死んでいる 瀬戸山サキが 居たのですから……


,



 ……

 余りにも信じられない光景ほど 冷静に見られるものだ…


 頼光は冷静に しかし再び込み上げる吐き気を抑えながら 瀬戸山サキの姿を脳裏に焼き付けます




 ドアの方へ足を向け 部屋の奥側でうつ伏せに倒れている

 死因は恐らく出血多量 ベッドやテーブルに サキのと思われる血液が飛び散って付着している

 うつ伏せなので背面しか見ていないが 下半身だけに真新しい無数の刺し傷が存在している


 そして この現場も床は綺麗だ…

 頼光はそこまでを確認すると ゆっくり呼吸をし 体を落ち着けながら部屋を抜け出しました





※頼光は二人の死亡現場を確認し、既に推理を終えています



,



 どうやら昼食の時間みたいだが 食欲は… 無い

 頼光は南城へ礼を言うとフロントロビーの隅で柱に寄り掛かり 豪華なシャンデリアを見上げながら溜め息を吐き出しました


 しばらくすると生徒がみんな集まり その中心に居る教師に注目します


鈴村「やっと全員が揃ったか……」


 鈴村は珍しく神妙な面持ちで 生徒の数を確かめるように見渡している

 どうやら これから鈴村の話があるらしい…


鈴村「ええ……みんなの中には、現場をみてしまった者も居るだろうが、教師の『瀬戸山先生がお亡くなりになりました』」



鈴村「瀬戸山先生の部屋は、さっきオーナーさんに頼んで鍵を掛けて貰った。だが、それはお前たちの、精神衛生上を考えての事なので理解して欲しい……」

鈴村「それと、眠くないだろうが今の内に仮眠を取って置け。夕食後は、全員、食事会場で夜を明かす。これは絶対だ、わかったな?」


 ……

 最後に 解散!! の一言で終わりになった…

 なんだろう… 鈴村の話は どこかオカシク感じる ような気がする… どこだ? それとも 本当に気のせいなのか?


 どうやら 午後が 最後の自由行動になりそうだが…


 すぐに休めるほど疲れていない

 瀬戸山サキの部屋からは これ以上の情報は得られそうにない


 ……

 鈴村健二と 話をしようか?



 頼光はロビーから生徒が少なくなるのを待つと 考えをまとめながら鈴村に声を掛けました


鈴村「んっ? どうした川澄?」


 何と質問しようか……


※頼光は、【瀬戸山サキの死亡現場】を見ている。

※頼光は、【レミィ=キャロラインの死亡現場】を見ている。

※頼光は、【館内に潜む殺人者?】の情報を所持している。

※会話の内容が変化します


 ……

 鈴村に… 自分の考えを聞いて貰おう



 瀬戸山サキは何者かに惨殺され その犯人はまだ捕まっていない… ですよね?


鈴村「川澄は、瀬戸山先生の死体を近くでみたのか? 随分とキモが座ってるな」


 鈴村は頼光の質問に どうしようかと悩んだ表情を見せましたが…

 辺りを見回して近くに他の生徒が居ないのを確認すると 声のトーンを落として返答してくれました


鈴村「しかし、気付いたか……」

鈴村「明るくて気さくな教師だったし、誰かの恨みを買うとは思わないんだがな」



鈴村「恨みを買う人じゃない……と、言う事は、どう言う事だ?」


 人を殺すなんて かなりの怨恨が無ければ普通はできない……

 では 犯人にそのかなりの怨恨が有ったとして わざわざ修学旅行中に殺すのか?

 あえて修学旅行中に殺した のかも知れないが… どうなのだろうか?


鈴村「犯人は、瀬戸山先生に恨みは無かった……少なくとも、修学旅行前までは」

鈴村「つまり俺は、何かの弾み……突発的な行動で、誰かが殺したんだと思う」



鈴村「瀬戸山先生は良く言えばさばさばしているが、悪く言えばデリカシーが無いと言うか……」

鈴村「悪気は無くとも、無意識にその人の傷口を抉ってしまう所も有るからな」


 ……

 瀬戸山サキに関しては そうかも知れない… しかし……

 レミィに関しては どうなんだ? この修学旅行が始まってから 殺されるほど恨まれる事を どこかでしてしまったのだろうか?


 鈴村の 意見を聞いてみたい


鈴村「……」

鈴村「なぁ、川澄? 何を言ってるんだ? バスガイドが殺されたなんて、聞いてないぞ?」


,



 ……

 そんな筈は無い!! 情報が 食い違う…

 自分が刺された事や レミィが殺された事… そして 気付いたら自室に運ばれていた事を鈴村に話しました

鈴村「にわかには信じられないが……なるほど。確かに、ここに来てから運転手とバスガイドは見ていない」

鈴村「だがその話を聞いてな川澄? 俺は一つ不思議に思ったんだが……」


 鈴村は頼光の肩にポンと手を乗せると 半分睨むような瞳で頼光を見据えました


鈴村「犯人は、バスガイドは殺したが、川澄は足を刺しただけ。俺が殺人鬼なら、二人とも殺すね」



鈴村「だが、仮に、仮に……だぞ? バスガイドを殺したのがお前なら、存在しない殺人鬼に罪を擦り付ける為、自分で自分の足を刺したとも考えられる」

鈴村「そして、無差別さを装うように、関係の無い瀬戸山先生をも殺した……」


 ……

 鈴村… 最低過ぎる……

 駄目だ 鈴村は 頼れない… この手の教師は 自らの保身の為なら 平気で生徒を裏切って傷付けるタイプだ


鈴村「そんなに怖い顔をするな川澄。後でここの人から話を聞いといてやるよ」


 鈴村はそこまで述べると シャワーを浴びて来ると残してロビーから去って行きました



 ……

 信じれるのは 自分だけ か…

 疑いたくは無いが 今夜は みんなの行動に目を配ってみようか?

 頼光は 精神的な疲れて癒す為にロビーを離れ 自室へと戻りました



 部屋の中は… 何も変わった様子が無い……



 頼光はドアに鍵を掛けると ベッドに寝転がり目をつむりました…



 この修学旅行は どうなってしまうのだろう? 嵐は未だに 止む気配が無い……





     夜へ──



,



 数時間が経ち…

 頼光は自然に目を覚ますと 体を起こして携帯ゲーム機の電源を入れ 合わせて設定していた機内時計を確認しました


 時刻は…

   そろそろ夕食の時間だ……


 頼光はシャワーを浴びて汗を流し 散らかった荷物を全てスポーツバッグに纏め直しました

 これを食事会場へ持って行けば もうこの部屋へ戻らなくて済む…

 食事会場では 誰かと一緒に居ようか?


 ……

 いや 止めて置こう…

 食事会場では できるだけ一人で居る事にしました



 食事会場へ行くと 既に夕食は席へ配られていました

 まだ 生徒は集まっていないようだが…


鈴村「来た奴から座って食え、それと大浴場は禁止だ。部屋に戻って荷物をまとめるついでにシャワーを浴びて来なさい」


 ……

 自分にはもう 関係ないか…

 頼光は空いている席を見付けて座ると 並べられた夕食を食べ始めます


 ローストビーフ マグロの叩きシーチキン和え ミネストローネ ガーリックライス ヨーグルト





 ……

 徐々にみんなが集まり出し そして食べ終わるとテーブルを食事会場の端に寄せ 真ん中へ開けた空間に布団を敷き始めました……


 どうやら ここが就寝スペースになるようだ


 荷物はフロントロビーへ置き 後はここで夜を明かすだけなのだが 前もってたっぷりと寝ていたため 眠くない… 目が冴えている



 辺りを見渡すと みんなそれぞれに動いている… すぐ横になって眠る生徒 携帯ゲームで遊ぶ生徒 何人かでお喋りをする生徒


 ……


 …………


 ………………


 いつの間にか 鈴村の姿が消えている… シャワーでも浴びに行ったのだろうか?


 今夜は 眠れそうにない… 朝まで 何も無ければ良いが……



 ……

 …………


 ひかる 玲音 南城 の三人は それぞれの友達と談笑している


 しかし… 相変わらず鈴村は戻って来ない…… 心配だ


 ……

 シャワーにしても トイレへ行ったにしても 遅過ぎる……



※さて

1 このまま食事会場で生徒や教師を観察
2 クラスメイトと共にトイレへ行く
3 静かに抜け出して鈴村を探す

頼光はどうしますか>>111

3を選んでまさかのやぶ蛇だったりすると怖いからなぁ……
ここは恐らくは安牌の2で



 頼光は 男子二人 女子二人のクラスメイトを誘い 大浴場入り口の横に有るトイレへと向かいました

 館内は明かりこそ点いているが シーンと静まり返っています……


 トイレの前まで来ると 男女に別れて中へ入りました… 男子トイレは 小が三つと個室が二つ 個室のドアは開いており 誰かが使っている形跡は無い


 ……

 鈴村は 見つからない……

 トイレから出て女子に聞いてみたが 女子トイレには誰も居なかったらしい




 やはり 鈴村は 何処かへ隠れているのか?


 隠れている? 隠れている… のなら良いが……



『瀬戸山先生がお亡くなりになりました』



 ……

 嫌な想像をするのは止そう


 頼光は全員が揃うのを待つと 食事会場へ戻りました……





 頼光はその夜 ずっと食事会場を見渡していましたが 結局… 一度も南城と玲音を目にする事はありませんでした……



,





  次の日へ──



,



 ……


 …………



 このままで 良い訳が無い!!

 目が覚める… 頭が冴える… 体が動く…… 深夜の0時を越えて いつかの記憶が甦る


 そうだ 話が有るんだ…


 頼光は突っ伏していたテーブルから腰を上げると 食事会場を後にし 唯一明かりが漏れている部屋へと向かいました…

 その僅かな隙間を見せる扉を ノックも無しに開きます……



 ……

咲夜「どうしたの、おにぃさん?」


 少し… 話そうか?

>>114はコピペミス。鈴村の間違いですm(__)m



 こんな深夜 しかもこの場所なら 邪魔されずに話ができる


咲夜「ふぅん……いいけど、面白い話じゃなきゃ、怒るよ?」


 咲夜は落ち着いている… 取り乱した様子も無い… だがっ……




※頼光は、レミィとサキの殺人犯として、咲夜を問い詰めます




 俺の推理を聞いても 落ち着いていられるか咲夜!!

,



 お前が、バスガイドと教師を殺したんだ!!


 ……


 …………


 ………………


咲夜「ふふっ……なるほどぉ、面白い事を言うね? じゃあ、そこまで言うなら、それができたのはボクだけだって言い切れる、状況証拠があるんだよね?」

咲夜「ボクはやってないけど、聞いてみたいなぁ……おにぃさんの推理♪ 寝る前のお伽噺としてだけどねっ」



 証拠は… 俺のQ.E.Dは……


,



 さぁ… ここが正念場!!

 >>73で、追い詰める!!




 まず、先生の現場。犯人は下半身のみを滅多刺しにしており、ここから、立っている状態の先生の上半身の急所(首や心臓)を狙えなかった人物だと言うのが分かる。


 そして俺も左足を刺されたが、その際に刺した犯人の姿を見ていない。いや、見えなかった!!

 つまり、密着して立たれた時、俺の目線の高さに何も映らないぐらい身長が低い人物。


 どちらも……以上の事から、犯人の背丈が極端に低い事を示している!!






咲夜「っ……!? で、でもっ、バスガイドは? バスガイドはどうなのさっ!?」


,



 次にバスガイドの現場では、心臓を一突きにされている。

 バスガイドは、ベッドで仰向けに寝ていたんだ。

 この状態でなら、身長の低いお前でも、心臓を一突きにして殺すことができる筈だぜ!!


 これらの条件を満たすのは、屋敷の中でただ一人……


 したがって、犯人は咲夜、お前なんだよっ!!




 Q.E.D 証明終了




咲夜「……」


咲夜「ふっ、あははっ……可笑しな事を言うね、おにぃ、さん?」


,



 咲夜に…


 焦っている様子は…


 無い……



咲夜「先生とおにぃさんが刺されたのは、百歩譲ってボクだとしても……」

咲夜「バスガイドに関しては、『ボクだから刺せた』んじゃ無くて、『ボクでも刺せた』んでしょ? だから、ボクじゃ無くても、誰でも刺す事は出来たんじゃないの?」



 犯人は咲夜… 咲夜で間違いない……


 だが 駄目だ… たぎっていた熱が 引いて行く…

 咲夜に認めさせるには この推理じゃ何か足りないのか?


 とにかく この推理を咲夜へ向けても 事件は解決しない……



咲夜「もう、満足? じゃあボクは、お風呂に入って来るね?」


 咲夜は頼光にクルリと背を向け 書斎から出て行ってしまいました…


 ……


 …………


 ………………



 どこで 間違っていたのだろうか?


 頼光はしばらくその場でボーっと立ち竦むと やがて肩を落とし 自らも書斎から出て食事会場へと戻りました





     朝へ──



,



 いつの間にか眠っていたようだ


 朝 自然と目が覚めた…


 ……


 …………


 食事会場には 誰もいない




 ──カチッ、カチッ、カチッ。


 一定のリズムを刻む時計の小さい音が聞こえるだけで 他の音は何も無い… 話し声も… 歩く靴の音も… 何も 無い

 まるで広い洋館の中に 自分一人しか居ないみたいだ



 頼光は すぐにその理由が分かりました…



 食事会場から繋がる フロントロビー

 ピカピカに磨かれ 鏡のような大理石のフローリング床…

 一色に染められた 深紅の絨毯…



 そして その絨毯よりも赤い 赤い 赤い…


 赤い血で染まった クラスメイトの死体 死体 死体…



 大理石の床に 深紅の絨毯に 死体は無造作に転がっていました

 どの死体も まるで腹部が破裂したように裂けて内臓を飛び散らせています……




 ──カチッ、カチッ、カチッ。


 静かな筈だ 時計の音しか聞こえない筈だ みんな… 死んでいたんだから……

 だからなのでしょうか? 時計の… 秒針の音が 徐々に大きく聞こえて来るのです


 吐き気がするのに そんな事を気にしている場合では無いのに 時計の音が 気になって… 気になって… どうしようも有りません



 大体にして この時計の 針の 音は どこから… 聞こえるのか?




 ──カチッ、カチッ、カチッ。



 ……

 そして… 頼光は… ああ… と 理解しました


 ──カチッ。


 この時計の音は 自分の体の中から聞こえるのだと……



 ……

 果たして 人間にこんな事が出来るのだろうか?

 もしかすると とんでもない勘違いをしているのではないか?



 だが…



 もう……



 洋館を解明する手段は 残っていそうに無かった……



,






※※※※※
選択ルート 省略

バッドエンド【爆死】

ゲームオーバー
※※※※※




 『洋館物語』



それでは

 スタート
 続きから
>強くてニューゲーム ピッ
 終わる



 修学旅行は唐突な悪天候で 洋館へと行き先が変わりました


 脱衣場でヤろうとしている教師を止め

 従業員へ告白しようとする教師を止め

 積極的な妹や彼女をなだめました


 帰りは 新しい運転手が 新しいバスに乗って現れ みんなはそれに乗って帰りました



 色々あったけど 楽しい修学旅行だったなぁ……





ダイジェストストーリー


クリア





『洋館物語』


おわり



追記


脱出エンド

犯人は合ってました。

足りなかったのは、前スレでもヒントとして書いたのですが、>>65の状況から犯人を断定できるもの。

つまり、犯人が咲夜だから>>65の状況になったのです。


そして帰宅エンドだと、

ひかると玲音の、仲直り貝合わせレズセックス→頼光を加えてのダブルフェラのエロで終わりでした。



これで洋館物語は終わりです。


一年以上もの長いお付き合い、ありがとうございましたm(__)m

マジでか……こんな終わり方なんて残念すぎる
足りなかった推理内容は……死体が放置されてた→死体を運べない人物=咲夜
みたいな一文が必要だったってことなんだろか
だとしたら無念すぎる

>>137

>>65の状況になったのは、犯人が咲夜だからで、
例えば犯人が執事で有ったら、その状況にはまずなりません。

>>65のレス内で、咲夜を犯人だと断定推理できるので、そこを書いて欲しかったのですm(__)m
でも犯人は合ってたので、クリアにしちゃうかどうか悩んだのですが、悩んだ末にバッドでm(__)m

役立つか分からんが前回(乃々編)の行動まとめてみた
※どれか1つ行動が違えばグッドエンド
※特定の行動をすると人狼化

1 乃々と砂浜で遊ぶ
1 近くの砂浜で遊ぶ。
1 乃々と一緒のテント。(この時点での家族仲→僅かに 良くなった ようだ)
2 乃々とチームを組んで二人と勝負。
1 一人で釣りをする
2 男一人と女三人で分ける。
→バッドエンド【豹変した乃々】(人狼化)



…やっぱ二人で寝ちゃ駄目なんだろな

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