【オリキャラダンガンロンパ】葉隠「死んだべ。」【だべ!】 (1000)


・原作のネタバレを含みます

・舞台は無印と同様、希望ヶ峰学園です

・葉隠とオリキャラのダブル主人公です

・現行スレ【ダンガンロンパ】葉隠と安価キャラでコロシアイ学園生活4【だべ!】の世界とは繋がっていません

・オリキャラ苦手な方は注意

・遅筆+拙文注意

・こちらは少しローペースになると思われます


またよろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400394661


宣伝も兼ねて先に立てておきました。

本日20時より、キャラ作成をしようと思います。

お時間のある方はご協力よろしくお願い致します。

尚、本編はもう1つの葉隠スレを完結させてからとなりますので……

恐らく再来週辺りから書き始めることになると思います。

つまり、今日はキャラ作りのみです。

ご了承ください。

参加するぜー
20時はまだかなー


最初に才能の安価の説明を……
葉隠以外に幸運除き15人の才能を決定します
何故17人かというと葉隠が死んでるからだべ。


ーー絶対に採用しない才能ーー
現行スレ 【ダンガンロンパ】葉隠と安価キャラでコロシアイ学園生活【だべ!】と同じ才能

ーー恐らく採用しない才能ーー
僕が把握してる範囲で、他のオリロンパで使われている才能(僕がそっちのキャラに影響されてしまう可能性があるので)

ーー採用するかどうか悩む才能ーー
原作と同じ才能
扱いにくそうな才能


みたいな感じですね。
極力扱い難そうな才能でも採用したいですが、
前作でも3~4割はボツにしたと思います。
不採用にしてしまったらごめんなさい。


20時00分00秒00以降のレスから採用で

とりあえず↓15まで待ちます。


一度才能を取った方は、人が少なくない限りは
レスを控えて欲しいです。強制はしませんが。

了解!

葉隠が死んでるなら主人公がどうなるか気になる

工作員

猟師

ハスラー(ビリヤードプレーヤー)

チェスプレイヤー

ハスラー(ビリヤードプレーヤー)

これって才能とったら名前安価もダメなの?
才能安価なら行商人

ハスラー(ビリヤードプレーヤー)

保育士

一旦ストップで……

こんなにいるとは……

上から順に、不採用は飛ばして15個採用とします。

同じIDがあれば2つ目は飛ばします。

凄い重くて、みんな重複しまくってるな…。
なんでだろ。

書き込めてないと思ったら書き込めてた

重いせいでもあったみたいですね。
では、とりあえず↓15コの中から採用されたものを発表します。


・応援団員
・モデル(際どいけどセーフで)
・工作員
・腹話術士
・軽業師(こちらも前作に近いのがいますがセーフ)
・浮世絵師
・アーチェリー選手
・シンクロ選手
・ハスラー



鉄道車掌→活かしどころが分からないので……
暴力団員→才能とは思えない
漁師→学園内で活かせない
猟師→前作のスナイパーに近いので……
スポーツトレーナー→弐大と似てるので


はい、9コ決定です。
没にし過ぎでしょうか……。
とりあえずこの9コを取った方はお休みで。



【20:15~】残り6コを決めます

連投注意です。

↓6までです

行商人 もっかい頼む

フードファイター

サーセン
少し早過ぎましたね

20:20からで……

腹話術師は結構他スレで出てるけど、1が知らないなら有りなんじゃない?

才能はフードファイター!

チェスプレイヤー

トレジャーハンター

工作員はどっちかっつと、情報面のテロリストってイメージで出したけど、まあ >>1 に任せるさ

お前ら仕事早すぎwwww
工作員に関してはあれじゃね、国のスパイみたいな・・・・・
>>1に任せるか


・左官(壁塗りの人のことですよね?)
・チェスプレイヤー
・なぎなた選手
・参謀


臭気判定士は没……
ラリードライバーは扱いにくそうなので……

ラリードライバーを取った方はIDそのままなら、次優先的に採用します。

あと2つ

出来れば委員系が欲しいな(願望)


20:30分から↓2で

あ、ナチュラルにフードファイター見逃してた。

フードファイター採用します。

あと1つです



オカルトマニア

園芸委員!

アーチェリーと薙刀は部でも行けそうね。

ブリーダーは他スレで見たことあるので、申し訳ありませんがパス

選挙管理委員会も要求しといてアレですがパスで……

オカルトマニアでいきます。

吹奏楽部採用したかったけど、ごめんね。


ーー男ーー
・応援団員
・工作員
・軽業師
・ハスラー
・左官
・参謀
・シンクロ選手
・浮世絵師

ーー女ーー
・モデル
・腹話術師
・なぎなた選手
・アーチェリー選手
・フードファイター
・チェスプレイヤー
・オカルトマニア
・幸運


これでどうでしょう?
チェスプレイヤーは男にしようかとも思ったんですが……
意見などあればよろしくお願いします。

あと主人公なんですが、こちらで決めても良いですか?

主人公に関してはおれはそっちが決めておk

どっかのスレでチェスプレイヤー男で居たから、女でいいと思う

論破セリフとか考えないとだしね

薙刀くらいは漢字で書いても大丈夫と思うのぜ?


では、主人公は左官屋で……

地味そうなのが良いと思うし。

論破セリフは「その矛盾、塗り替えてやる!」とか言っとけば良いんじゃないですか?(適当)


それでは次はスキルを決めていきます。

お前らコンマ高いな
スキルって全員のコミュ力とかですよね


スキル決めの説明……

今回は精神力と交友力は決めないことにします。

前作で分かりましたが、キャラが浅くなると言うか……

こう、そんなに数値化出来るようなものでもありませんしね!

なので、スキルだけにさせて頂きます。


スキルに関しては
↓5まで待って、その中から3つ、僕が選びます。


コンマ以下が高いものから
順に取っていくようにしますが、
全て性格に関わるものだったり、
全て特技に関わるものだと困るので……
その辺は柔軟にいきます。

理想は
・性格関連
・特技関連
・その他体格に関することなど

ですかね。


それでは【21時】より、左官のスキルを決めます。
1つは[主人公]なので2つです。

主人公だけは↓4までで切ります。

名前はー?

>>137
ほんまや……。
先に名前や……。

スキルと一緒に名前も入れて頂ければ、コンマの低いものを採用します。

あまりにも名前とは思えないもの。
性別が違う名前はパスします。

5分遅れて21:05から主人公のスキル

↓4

名前の方はあとで決めるんでしょ
江戸っ子気質

塗瀬 修一(とせ しゅういち)
強靭な肉体美

あー、5分からか。
見逃してた。

塗瀬 修一(とせ しゅういち)
鋼の肉体

マッチョ系主人公を目指すんや…!

左川 修太郎(さがわ しゅうたろう)
江戸っ子気質

柏崎白 (かしわざきましろ)

表現下手

熱血系マッチョ
かつ、その性格は謙虚であり佇まいはまさにエレガント…。

うん…。濃いな…。

チキショーーーー!!!↓5番目だったぁぁぁぁぁぁぁ!

…ここもまた地獄か(とあるスレを思いだし)

振り回してごめんよ……。

【超高校級の左官】
基山 守(キヤマ マモル)

スキル
・[主人公]
・[鋼の肉体]
・[エレガント]


……鋼の肉体ってのは大体ガンダムくんくらいで良いのかな。
エレガントもまあある程度の上品さを備えてるくらいで。
まあ詳細は後で決めます。

葉隠とのダブル主人公だから必然的にツッコミまくると思いますので、その辺は許してね。


次はモデル(女)の名前とスキルを。
21:13から↓6まで待ちます。

>>169確かに濃いな・・・・・
主人公が個性的すぎてこれ以上個性的なキャラは出てくるのか超心配・・・

阿久津 千鶴子
あくつ ちづこ
クール

宿木 ユリア
残念系美少女

花園 百合愛(はなぞの ゆりあ)
小動物系

>>176から↓6で取ります
時間に間に合わない人が多いなら↓7まで待ちましょうか……。
譲り合いの精神で頑張りましょう!


【超高校級のモデル】
阿久津 千鶴子(アクツ チヅコ)

スキル
・[小動物系]
・[唯我独尊]
・[フレンドリー]



21:23より、応援団員(男)のスキルと名前を決めます。

今度は↓7まで待ちますね。

狐火 侍伍狼(きつねび じごろう)
直情的

援上 座玖(えんじょう ざく)
脱ぎたがる

姉ヶ崎 城 (あねがさき じょう)

ビジネスライク

桜園 大輝(おうえん だいき)
努力家


【超高校級の応援団員】

一本槇 一太(イッポンマキ イチタ)

スキル
・[ツンギレ]
・[漢のオーラ]
・[不屈]


うわぁもう絶対暑苦しいよ……。


次は腹話術師(女)です。

21:30から、↓7まで待ちます。

澄川 舞子(すみかわ まいこ)
子供っぽい

パティ・タヴナルト
バイセクシャル

ちょっと才能と違ったスキル入れても面白いかもね


【超高校級の腹話術師】
神崎 景子(カンザキ ケイコ)

[スキル]
・[子供っぽい]
・[復讐心]
・[乙女チック]


ふむふむ……神崎さんか……。
今のところなかなか良い感じにキャラが固まってきてます。

次は工作員(男)

21:37から↓7まで待ちます。
取れた方は1回休み……
とかそんな感じで譲り合ってねー。

忍尾 創夜(しのび そうや)
気まぐれ

煙上 伊織(えんじょう いおり)
正義を愛する偽悪者


【超高校級の工作員】
矢田 数馬(ヤダ カズマ)

[張り付いた笑顔]
[愛煙家]
[やりたい放題]


張り付いた笑顔って何だ……?
いつもニコニコしてて不気味的な……?
書いた方後で教えてください!


それでは次[なぎなた選手](女)ですね
漢字でも良いのかな?


21:44から、↓7まで待ちます。

朝井 市子
慇懃無礼

刃切 紅葉(つるきり もみじ)
クーデレ

明日川 今日子(あすがわ きょうこ)
残念系美少女

よく見ると愛煙家は安価範囲外ですよ

>>244のよみは あさい いちこです
スイマセン


次から読みが書いていないものはパスします

【超高校級のなぎなた選手】
朝井 市子(アサイ イチコ)

スキル
・[疾風迅雷]
・[残念系美少女]
・[他者に無関心]


残念系……ってよく分からないんですが
戦場さん的な感じなのかな。
張り付いた笑顔に関しては把握しました。


次は軽業師(男)の名前とスキル

伐渡と被るかなぁ……
楽しいキャラだからって被って良い訳じゃないしね……。


21:53から、↓7まで待ちます

>>253
ですね。ごめんなさい。
次から気をつけます。

>>1
ありがとう これからは気をつけます


【超高校級の軽業師】
盛 業超(シェン イエチャオ)

・[ドS]
・[愛すべきバカ]
・[ヒッピー]


野生的な子なのかな。
会話の時はシェン「」って表記すると思いますのでよろしくお願いします。


次はアーチェリー選手(女)の名前と才能

22:01から、↓7まで待ちます。

弓塚 的射(ゆみづか まとい)
鋼の精神力

白鳥 由美(しらとり ゆみ)
おっちょこちょい

木乃 紀乃(もくの きの)
養殖ボケ


00はこれからも100扱いすると思いますので今回もそう扱います。

【超高校級のアーチェリー選手】
流鏑馬 イリヤ(ヤブサメ ー)

スキル
[温和]
[天真爛漫]
[友達思い]


温和で天真爛漫か……。
難しいけど頑張ろう。


次はハスラー(男)の名前とスキル
ビリヤードのプレイヤーですね

22:12から↓7までを取ります。

球川 憂介(たまがわ ゆうすけ)
やる気が無い

鰐渕 神狩(わにぶち かがり)
サングラスの巨体


【超高校級のハスラー】
九瀬 音也(クゼ オトヤ)

スキル
・[英国紳士]
・[同性愛者]
・[世話焼き]



次はフードファイター(女)ですが……

ここまでで名前安価を既に取っている方は、以降名前のレスは無しでお願い出来ますか?

それ以外にも、沢山取ってるという自覚のある方は少し控えめでお願いします。

通信速度とかの関係で、取れてない人はずっと取れてない気がするので……

まだ1つも取れていない方の為に、よろしくお願いします。


22:24から、↓7まで待ちます。

曽祢 紅莉(そね あかり)
明るい

水瀬 伊織(みなせ いおり)
料理の鉄人

あー、名前取れねー!
あと0,01秒遅ければ…。


【超高校級のフードファイター】
曽根 紅莉(ソネ アカリ)

スキル
[料理の鉄人]
[家庭的]
[モデル体型]


次は参謀(男)の名前とスキル
同じく既に名前を取った方はスキルのみ
沢山採用された自覚のある方は控えめで

……何気に参謀も安価からズレてたけど間違えて採用しちゃってた。

まあ運が良かったってことで……

……ごめんなさい。

22:32から↓7まで待ちます。

灰羽 ナギ(はいば なぎ)
偽悪者

控えさせ過ぎたか……?
流石に男でユイコさんはどうかと思うので
そのつぎに低いものを。

【超高校級の参謀】
ソーレッド・ワイズマン

スキル
・[コテコテ関西弁]
・[非力]
・[偽悪者]


偽悪者は上水流のスキル決めで惜しくも外れてしまってて……
今回は是非欲しいと思ってました。
しかしこの人色々と詰め込み過ぎじゃありませんかね。
楽しそう。


次はチェスプレイヤー(女)の名前とスキル

22:42から↓7まで待ちます。

神戸結花 かんべゆいか
論理思考

千手 由良理(せんじゅ ゆらり)
肉体派チェスプレイヤー。
マッチョ。

左近宮魅詩留 (さこんのみやみしる)

ネガティブシンキング

チェスボクサーにしとけば良かったな…

>>339マッチョは主人公がいるやろうが

>>331
すみません。
神崎さんと被りそうな名前なのでパスさせて頂きます。
次の名前安価は>>331さんのもので確定でお願いします。

【超高校級のチェスプレイヤー】
中城 麗音(ナカジョウ レイネ)

スキル
・[騎士道精神]
・[電波系]
・[マッチョ]


扱いにくさ最高になりそうな予感。


次はシンクロ選手(男)の名前とスキル
名前は>>331さんのもので確定させます。


22:54から、↓7まで待ちます。


【超高校級のシンクロ選手】
筒井 優雅(つついゆうが)

スキル
・[皆のオカン]
・[傷跡だらけ]
・[喧嘩上等!]


次はオカルトマニア(女)の名前とスキル

何1つ採用されてないという方は
23:02からレスしてください。
それ以外の方は23:03から。
取ってない方を優先的に採用します。

↓7まで待ちます。

佐藤ざらめ(さとうざらめ)

才色兼備

壊錠 真実(かいじょう まみ)
万能

熱過ぎる子豚ちゃん推しはやめてもらえますか(迫真)


【超高校級のオカルトマニア】
波道神 月海蘭(ハドウジン ルウラ)

スキル
・[才色兼備]
・[騒がしい]
・[子豚ちゃん]



男ではラストの浮世絵師です。
才能に合ったスキルが良いな(願望)

23:13から、↓7まで待ちます。

浮羽 南斎(うきばね なんさい)
安心立命

新谷 忠国
芸術センス

変態

先ほど言った通り読みの無いものはスルーで

【超高校級の浮世絵師】
浮羽 南斎(ウキバネ ナンサイ)

スキル
・[がらっぱち]
・[和の心]
・[歴史の知識]


ラスト、幸運(女)の名前とスキル


名前に関してはアナグラムとか無理にしなくて良いですよ。
それよりマトモな名前にしてあげてください。
他のスレを見てると「なんだこの名前は……(困惑)」
ってなることがよくあるので。
勿論狛枝並みによく出来ていたらそれでも良いのですが。


23:25から、↓7まで待ちます。

名前作るの上手い方もいるだろうし、
最後は今まで取った方も関係なく、遠慮なしでどうぞ

正直マッチョと子豚ちゃんは才能関係なく入れたがってたからちょっと悪目立ちしちゃってたかな
まぁ>>1が決めることだからあんまり言及しないけど

名前取れて嬉しい、物凄く嬉しい。
けど、コンマで言うと>>374なんだ…!
いいならいいけど…!

四ツ葉 恵(よつば めぐみ)
のんびり

水無瀬 透子(みなせ とうこ)
鬱フラグクラッシャー

鳳 瑠璃(おおとり るり)
ボーイッシュ

>>382
ぶっちゃけ変えて良いなら変えたいですが……。
特に子豚は才色兼備と矛盾気味なので。
まあでも今更不採用も可哀想だと思うので、僕が頑張ります。


↓7の中だと御影 遠奈が上手く出来てますね……。

これ採用でも良いですか……?


でもコンマ以下では土岐さんか

迷うなー……。

でも気にするなって言った手前、土岐さんの方を取るべきですね。

土岐さんでいきましょう。

優柔不断で申し訳ありません。


【超高校級の幸運】
土岐 幸乃(トキ ユキノ)


スキル
・[臆病]
・[ロリっ子]
・[癒し系]

んー、名前は才能に関係した物を考えたけど、スキルに関しては個性になると思ってあえてギャップのある物を選んでました。
ご迷惑でしたら色々すみません…。

これで全員決定
・・・子豚の設定、>>1の好きにしても良いと思うよ 


これでキャラ作りは終了となります。

皆さん3時間半もの間お付き合い頂き、

本当にありがとうございました。

あまり採用されなかった方は申し訳ありませんでした。

本家の方を進めつつ(現在Chapter5非日常編)
こちらのキャラを深く練っていきたいと思います。

個性的なキャラばかりで、個人的にはとても楽しみです。

開始はいつになるでしょうね……。

まあ5月中にはいける気がします。

それでは、後日プロフィールをまとめて貼っておきます。

スキルの詳細もその時に書き加えておきます。

お疲れ様でした。

おつー!


あ、幸運の方向性を決めるのを忘れてました。

↓7までで多数決で

1.苗木型
2.狛枝型

これは1


苗木型ですね。

まあスキル的にそうだとは思ってましたが。

キャラ作りをしている際にどうしても無理があるスキルは

決め直す可能性がありますのでご了承ください。


あと、オリロンパをよく読んでいらっしゃる方々にお願いが。

16人の名前の中に、他と全く同じor酷似しているものがあれば報告して頂きたいです。

よろしくお願いします。

それでは今度こそ、お疲れ様でした。

乙っしたー

〔生徒名簿〕

生徒番号 01
【超高校級の左官】基山 守(キヤマ マモル)
性別:男

〈スキル〉
[主人公]……あらゆる状況において、クロにも被害者にもならない。

[鋼の肉体]……日課は筋トレ。細マッチョで丈夫な肉体を作り上げている。

[エレガント]……優雅かつ上品な行動を心がけている。



生徒番号02
【超高校級のモデル】阿久津 千鶴子(アクツ チヅコ)
性別:女

〈スキル〉
[小動物系]……小動物のように愛くるしいルックス

[唯我独尊]……腹の中では自分がナンバーワンだと思っている。

[フレンドリー]……誰とでも基本フレンドリーに接する。



生徒番号03
【超高校級の応援団員】一本槇 一太(イッポンマキ イチタ)
性別:男

〈スキル〉
[ツンギレ]……普段からツンツンしている上に、しつこいとキレる。

[漢のオーラ]……漢らしさがオーラとなって表れるレベルの漢の中の漢

[不屈]……自らの考えを曲げず、決して他者に屈しない強さを持つ。



生徒番号04
【超高校級の腹話術師】神崎 景子(カンザキ ケイコ)
性別:女

〈スキル〉
[子供っぽい]……精神的に子供っぽい一面がある。

[復讐心]……あることに関して、誰かに恨みを持っているらしいが……。

[乙女チック]……うら若き乙女特有の考えが言動に表れる。



生徒番号05
【超高校級の工作員】矢田 数馬(ヤダ カズマ)
性別:男

〈スキル〉
[張り付いた笑顔]……いつも笑顔で考えが読めない

[愛煙家]……未成年にも関わらず、煙草が大好き。

[やりたい放題]……周りのことを考えず、とにかく自分のやりたい放題。



生徒番号06
【超高校級のなぎなた選手】朝井 市子(アサイイチコ)
性別:女

〈スキル〉
[疾風迅雷]……戦いの際は、素早く激しい動きで相手を翻弄する。……普段は発動しないらしい。

・[残念系美少女]……文句無しの美少女なのだが、何かと行動が裏目に出ることが多い。


・[他者に無関心]……あまり他者には関心を抱かない。友達付き合いが苦手な方。


生徒番号07
【超高校級の軽業師】盛 業超(シェン イエチャオ)
性別:男

〈スキル〉
[ドS]……言葉の通り、サディスト。

[愛すべきバカ]……頭は悪い癖に煩いタイプ。……だが、どこか憎めない。

[ヒッピー]……伝統や制度を嫌い、野生的な生活を好む一面が。常に自由を求めている。



生徒番号08
【超高校級のアーチェリー選手】流鏑馬 イリヤ(ヤブサメ ー )
性別:女

〈スキル〉
[温和]……基本的には温和な性格。

[天真爛漫]……純真で心の中のことが素直に表れる。

[友達思い]……友達のことを何より大切に思っており、その思いが行動にも表れる。



生徒番号09
【超高校級のハスラー】九瀬 音也(クゼ オトヤ)
性別:男

〈スキル〉

[英国紳士]……上品かつ教養があり、礼儀正しい。行動も紳士的。

[同性愛者]……同性愛者であるが、普段はそのことを隠している。

[世話焼き]……困っている人を見ると助けずにはいられない。それどころか、少しお節介なレベルまで人の世話を焼く。



生徒番号10
【超高校級のフードファイター】曽根 紅莉(ソネ アカリ)
性別:女

〈スキル〉
[料理の鉄人]……食べる方も去ることながら、料理を作る方にも情熱を注ぐ。

[家庭的]……非常に家庭的で、女子力は高い。

[モデル体型]……大食いにも関わらず、まるでモデルのような体型。



生徒番号11
【超高校級の参謀】ソーレッド・ワイズマン
性別:男

〈スキル〉
[コテコテ関西弁]……出身は海外であるにも関わらず、コテコテの関西弁を使う。しかも上手い。

[非力]……力は男の中でもそれほど強くない方らしい。

[偽悪者]……自分がワザと悪役を演じることで、良い効果を引き出そうとする傾向がある。


生徒番号12
【超高校級のチェスプレイヤー】中城 麗音(ナカジョウ レイネ)
性別:女

〈スキル〉
[騎士道精神]……敬神、忠誠、礼節、及び女性への気遣いを忘れない精神の持ち主。

[電波系]……常人には理解し難い言動を取ることがある。

[マッチョ]……頭脳だけでなく、肉体も普段から鍛えている。鍛え始めたのには理由があるらしいが……。



生徒番号13
【超高校級のシンクロ選手】筒井 優雅(ツツイ ユウガ)
性別:男

〈スキル〉
[皆のオカン]……皆にとってのオカン的存在。世話焼きかつ口うるさい一面が。

[傷跡だらけ]……過去に起こったある事件のせいで、身体中傷跡だらけ。

[喧嘩上等!]……売られた喧嘩はいつでも買うという、男らしいポリシーの持ち主。



生徒番号14
【超高校級のオカルトマニア】波道神 月海蘭(ハドウジン ルウラ)
性別:女

〈スキル〉
[才色兼備]……優れた才能を持ち、顔かたちも美しい。

[騒がしい]……オカルト関連の話題に関しては無駄に騒ぐ。

[子豚ちゃん]……少し太り気味……?痩せればもっと美人になるのだが……。



生徒番号15
【超高校級の浮世絵師】浮羽 南斎(ウキバネ ナンサイ)

〈スキル〉
[がらっぱち]……少し口が悪い。相手を怖がらせてしまうことも。

[和の心]……古き良き和の心を忘れない。

[歴史の知識]……日本史(特に浮世絵関連)に関する知識は深い。




生徒番号16
【超高校級の幸運】土岐 幸乃(トキユキノ)
性別:女

〈スキル〉
[臆病]……気が弱く、些細なことにも怖がってしまう。

[ロリっ子]……まるで小学生のような外見。本人は気にしている様子。

[癒し系]……話す相手を癒させるような雰囲気を持つ。

浮羽の性別を書き忘れました……
当たり前ですが【性別:男】です。

スキルなどに関して意見があれば、よろしくお願いします。

子豚もマッチョも、変えずに頑張ってみることにしました。

これが原因で書くの怠くなってエタるとかは無いと思います。

多分。

今更だけどなんでモデルが際どかったんだ?

>>446
他の方が言っている通り、江ノ島がモデルとしての仕事をしている描写が原作にあったので……

あまりボツにし過ぎるのも良くないので採用としましたが。

まあキャラさえ被らなければ大丈夫でしょう。

こっちを放置し過ぎるのも良くないので……
6月1日の日曜日、恐らく21時ごろからプロローグだけ進めます。
書き溜めてある部分の投下→安価で数人と会話
なのでそこまで時間はかからないかと。
お時間のある方はご参加よろしくお願いします。

おK、ちなみにイメージキャラとか考えてる?

>>450
まだですね……。
とりあえずキャラ全員をある程度動かしてから考えようかな……と思っております。


因みに今回は色々とシステムの変更があるのですが、クロと被害者決定、並びにルート分岐に関わる選択肢は多数決を取ります。そして、コンマでクロは決定しません。選んだルートで、クロと被害者が既に決まっている形になります。なので普通の安価は気楽に取って頂きたいです。よろしくお願いします。

自由行動時間に関する変更もありますが、その辺りはまた後々お伝えします。



各キャラの外見の特徴に関して、まとめたものを今日投下出来るようにします。

ビジュアルのイメージが決まっているキャラはそれも付け足しておきます。

モデル:阿久津 千鶴子

ビジュアルイメージキャラ:新堂 愛(境界の彼方)


応援団:一本槇 一太
頭髪:丸刈り 服装:学ラン
その他:赤い鉢巻を常に付けている


腹話術師:神崎 景子

ビジュアルイメージキャラ:西宮 硝子(聲の形)


工作員:矢田数馬

頭髪:長めの黒髪を後ろで束ねている感じ
服装:上下共に黒いジャージ その他:眼鏡


なぎなた選手:朝井 市子

ビジュアルイメージキャラ:ミカサ(進撃の巨人)


軽業師:盛 業超

頭髪:赤色で手入れ無しのボサボサ頭
服装:雑技団の人が着てるようなもので……。あの服の名称が分からないです。ごめんなさい。


流鏑馬 イリヤ

ビジュアルイメージキャラ:遠山和葉(名探偵コナン)


九瀬 音也

頭髪:白髪でオールバックに固めてある
服装:タキシード


曽根 紅莉

ビジュアルイメージキャラ:永瀬伊織(ココロコネクト)


ソーレッド・ワイズマン

頭髪:金色の短髪
服装:上下共に青のスーツ その他:黄色のネクタイ 碧眼


中城 麗音

ビジュアルイメージキャラ:クリスタ(進撃の巨人)


筒井優雅

頭髪:黒の短髪
服装:タンクトップにジーンズ


波道神 月海蘭

頭髪:黒のロングヘアー
服装:紫のローブ
その他:魔法使いのような帽子を着用


浮羽 南斎

頭髪:黒の短髪
服装:着物 その他:ねじり鉢巻


土岐 幸乃

ビジュアルイメージキャラ:千反田える(氷菓)

知ってるアニメが偏ってるのでビジュアルイメージキャラはあくまで参考程度に。大体こんな感じです。

寝てた……

21時30分よりプロローグだけ終わらせます。

よろしくお願いします。


「うわああああああ!?」

「ん?……おお!人だべ!」

「いや~、ずっとここから出られなくてよ!困ってたところだったんだべ!」

「リアルな話、暇過ぎて成仏しそうだったべ!ははは!」



僕はオカルトを信じない。

だから当然、こんなふざけた存在も信じるわけにはいかない。

……でも、確かにそいつは僕の目の前にいた。



僕がこんなことに巻き込まれてしまった理由を語るには

少々時間を遡る必要がある……。


ープロローグー

……私立希望ヶ峰学園。

僕みたいな人間が入学するなんて

おこがましいんじゃないかと思うほどのエリート校。

そこに集うのは、超高校級と呼ばれる

学園側から認められた素晴らしい才能を持つ生徒達。


もちろん学園自体の評判も良く

この学園を卒業すれば、人生の成功が約束されるとまで言われている。

そんな学園の正門を、今僕は目の前にしている。



……まずは、自己紹介くらいはしておかないといけないだろう。

僕の名前は基山 守。

超高校級の左官という、比較的地味な才能を認められ

この学園への入学が決まった。

でもこの際、才能が地味であることは関係無い。

昔から憧れていたこの学園に入学出来るなんて

僕にとってはそれだけで嬉しいことなのだから。



基山「……よし、そろそろ行くか。」

緊張して躊躇っていた第一歩。

この学園への第一歩。

新しい自分への第一歩。

新しい仲間への第一歩。


そんな第一歩を、遂に僕は、


踏み………………

………出…………………


……………………………?



視界がぐにゃりと捻じ曲がり、

身体に力が入らず崩れ落ちた。

更にそこに地面があるはずなのに

どうしてか奈落の底に突き落とされたような感覚に襲われて……



僕の意識は途切れた。


ーー???ーー

基山「う……っ……。」

頭がズキズキと痛む。

…………ここはどこだ?

この、まるで教室のような部屋で

どうやら僕は眠りこけていたらしい。

…………………………

教室のような場所と表現したが……

……何だか異様な空間だ。

教室に監視カメラなんて不自然だし、

窓があるべき場所には、釘で鉄板が打ちつけられている。

……状況を把握する為にも

ひとまずここから出てみるか。



ーー???ーー

……ここは、廊下みたいだな。

ということは、やっぱりさっきの場所は教室ということか。

……ん?

あそこに誰かがいるみたいだ……?



生徒指定【重要選択】

↓3まででコンマの高かったレス採用


???「……あ!おい!お前!」

基山「……え?……僕?」

???「せや!お前や!お前を探しとってん!」

……何だか凄く胡散臭い言葉だな。

碧眼で金髪であるところを見ると、外国人か。

……それにしては流暢な大阪弁だけど。

???「他の皆はもう体育館に集まっとんねん!放送聞こえへんかったんか?」

基山「いや……教室で居眠りしてたみたいだから……」

???「……居眠り?」

基山「あ、ああ。気がついたら教室にいたんだけど……」

???「…………まあええわ。」

???「とりあえず行くで!体育館はこっちや!俺が連れてったる!」

???「……せや、お前名前は?」

基山「基山 守。超高校級の左官として、この学園に来たんだ。」

???「基山ね、覚えとくわ。」

???「俺はソーレッド・ワイズマンっちゅーんや。才能は超高校級の参謀!」

ソーレッド「ま、よろしゅう頼むで。」

基山「……ああ、よろしく。」

ソーレッド……やっぱり外国人なんだな。

ソーレッド「ふむ…………。」

ソーレッド「……せっかくやし、俺がお前を皆に紹介して回ったるわ。」

ソーレッド「どうせジャンケンで負けたし、やるならトコトンや。」

ソーレッド「お前も、そっちの方が良いやろ?」

基山「ああ……そうしてくれると助かるよ。」

……それにしても、ジャンケンで負けて僕を呼びに来たのか。

ちょっと傷付くな。


ソーレッド「よっしゃ!着いたで!ここが体育館や!」


ーー体育館ーー

体育館に入ると……

そこには僕とソーレッド以外に、14人の生徒達が集まっていた。

ソーレッド「入学式はどうやらまだみたいやからな……。」

ソーレッド「時間のあるだけ、自己紹介して回ろか。」

基山「ああ、そうしよう。」

ソーレッド「よっしゃ!じゃあ1番可愛い子から紹介していくで!」

基山「………………。」

ソーレッド「……突っ込めや!」

基山「……ああ。ごめん、やっぱり突っ込むべきだっんだ。」

ソーレッド「分かっとらんわー。伝わらんかなー、関西のノリ。」

基山「……まさか白人にツッコミ指導を受けるとは思ってなかったよ。」

……さて、とりあえず誰かに話しかけてみるか。

ソーレッドもいることだし、躊躇う必要は無いだろう。



……誰と話そう?【少し重要】

↓2 生徒指定


基山「えっと……ちょっと良いかな?」

???「……おや?」

???「まだ貴方には自己紹介をしていませんでしたね……?」

ソーレッド「さっき俺が連れて来た奴やからな!」

ソーレッド「こいつは超高校級の左官の、田中っちゅーらしいで!」

基山「基山だよ!自己紹介してから数分で忘れるな!」

ソーレッド「おお!それ!そのツッコミよ!その勢いが重要や!」

……さっきツッコミの指導を受けたからな。

ちょっとは上手くなったぞ。

???「基山さん……ですか。」

???「私は超高校級のハスラーとして入学しました、九瀬 音也という者です。」

九瀬「……よろしくお願い致します。」



基山「ああ、これからよろしく。」

ソーレッド「基山、ハスラーって知っとるか?」

ソーレッド「知らんやろ?お前みたいな無知は知らんやろ?」

基山「無知って決めつけるなよ……。」

……まあ、確かに知らないけど。

九瀬「ハスラーというのは、ビリヤードのプレイヤーのことでございます。」

九瀬「……ビリヤードのことは、ご存知ですか?」

基山「そ、それは流石に分かるよ!あの、小さい玉を突くやつだろ?」

ソーレッド「それやそれ。九瀬はその才能が超高校級ってことやな。」

九瀬「それほどではありませんが……ね。」

ビリヤードのプレイヤーか……。

……なかなか面白い才能の人だな。

せっかくだし、もう少し何か話すか?


1.この状況について
2.この学園について
3.他の生徒のところへ

↓2


基山「九瀬は、この学園のことを前から知っていたのか?」

九瀬「もちろん、存在は知っておりました。」

九瀬「しかし、まさか自分が入学することになるとは……夢にも思っていませんでしたね。」

九瀬「私のような者が、皆さんと同列の扱いを受けても良いのかどうか……大変不安です。」

ソーレッド「大丈夫やて!こいつも大した才能持ってないし!左官やったっけ?」

ソーレッド「……あれ?そもそも左官って何やった?」

基山「人に無知って言っておいてそれかよ……。」

基山「……壁塗りの職人のことだ。」

九瀬「壁塗り職人……ですか。」

九瀬「……素晴らしい才能ですね。」

基山「……え?」

九瀬「……え?」

九瀬「な、何かおかしなことを言いましたか?」

基山「いや……そうじゃないんだけど……」

……素晴らしい、か。

こんな才能を褒めてくれるなんて……

お世辞でもちょっと嬉しいな。

ソーレッド「何ニヤついとんねん。キモいぞ。」

基山「……悪かったな。」


……さて、違う人のところに行ってみるか。

誰に話しかけよう……?


↓2 生徒指定【少し重要】


???「…………。」

耳を澄まして何かを聞いているみたいだけど……

この人は何をしているんだろう。

ソーレッド「……基山、そいつに話しかけんのか?」

基山「ダメなのか?」

ソーレッド「……いや、構へんけどな。」

……何なんだよ。

ちょっと怖いじゃないか。

基山「ええっと……ちょっと良いかな?」

???「……邪魔をしないで!」

基山「……え?」

???「今、交信の途中なんです!」

基山「……何と?」

???「神とです!」

基山「………は?」

ソーレッド「うん、やっぱりアカンわ。俺が助け舟出す。」

ソーレッド「こいつの名前は中城 麗音。超高校級のチェスプレイヤーや。」

中城「………………。」

ソーレッド「いやマジで、これを聞くだけでどれだけ苦労したか……。」

チェスプレイヤーか……。

それにしてはかなり鍛えてあるな……。

中城「……終わりました。」

中城「何か御用でしたか?」

漸くまともに話してくれるみたいだ。

基山「ああ、自己紹介をしようと思って。」

基山「僕の名前は基山 守。超高校級の左官だ。」

基山「これからよろし

中城「あ、貴方はもしや……!」

基山「…………?」

中城「神からの使者……!?」

ソーレッド「ほら、無理やろ。」

基山「…………うん。」

会話が成り立つかが不安だけど……

もう少し何か話してみるか?


1.この状況について
2.中城の才能について
3.違う人のところに行く

↓2

1


基山「中城さんは、この状況についてどう思う?」

基山「何だか、変だよね?」

中城「……神が私達に、試練を与えたのです。」

中城「私達は……乗り越えなければならない!」

基山「……そっか。」

ソーレッド「まあ実際、神様がやったとも考えたくなるわ。」

ソーレッド「窓がある場所全部にあんな鉄板打ちつけるとか……余程の人数がおらんと不可能やし。」

ソーレッド「まさか学園側がこんなことするわけないしな。」

中城「そう……だから神の試練……」

中城「神からの使者基山には、それが分かっていたはず!」

中城「私を……試したな?」

基山「試してないよ……。」

中城「ムム……口を割らぬか……。」

基山「いや、だから……」

ソーレッド「基山!次や次!」

ソーレッド「いつまでもこいつと話してたら、自己紹介終わらんで?」

基山「……それもそうだな。」

基山「じゃあ中城さん、またね。」

中城「また時が来れば……私達の運命は交じり合う……!」

……変わった人だなぁ。

さて……次は誰に話しかけよう?


↓2 生徒指定【少し重要(あと3人)】


あの和服の人に話しかけてみるか。

基山「ごめん、ちょっと良い?」

???「ああ?何だてめぇは?」

ソーレッド「さっき俺がまだ来てない奴呼びに行く言うてたやろ?」

ソーレッド「案の定、迷子になっとる奴がおってん。それがこいつや。」

???「どんくせぇな……。んで?何か用か?」

基山「自己紹介をしておこうと思ってさ。」

基山「僕は基山 守。超高校級の左官だ。」

基山「これからよろしく。」

???「……浮羽 南斎だ。超高校級の浮世絵師。」

浮羽「……よろしくな。」

ソーレッド「ははっ、何縮こまっとんねん。」

浮羽「うっせーな……。自己紹介とか、苦手なんだよ……。」

超高校級の浮世絵師か……。

確かに、そんな雰囲気ではあるな。

ソーレッド「浮羽は日本大好きっ子やからな。気軽にカタカナ語使ったら怒られるで。」

基山「それだけで……?」

浮羽「それだけ……?」

浮羽「それだけとは何でぇ!それだけとは!」

浮羽「日本は……西洋に乗っ取られちまったんだ……!」

浮羽「街を歩いていても、耳にする言葉に日本語なんてありゃしねぇ!」

浮羽「スイーツ?パン?デパート?ショッピング?」

浮羽「バッグ?ランチ?ソーレッド?コンビニ?」

浮羽「クーラー?テレビ?パソコン?レンジ?」

浮羽「糞食らえだぜ!」

基山「いや……後半のは要るだろ……。」

ソーレッド「ちゅーか、さりげなく俺混ぜんなや。」

浮羽「俺ぁ江戸時代に生まれたかった……!」

浮羽「あっのっころっは~ぁ!良っかったなぁ~ぁっと!」

何か歌い始めたし…………。

ソーレッド「……いやあ、変わり者が多くて困るな!」

基山「お前が言うのかよ……。」

……他にも何か話してみるか?


1.この状況について
2.この学園について
3.他の生徒のところへ行く

↓2


とりあえずここまで。

最近寝落ち多いんですよね。

ごめんなさい。

こっちは暫く不定期に投下していきます。

空いた時間に少しずつ投下していく感じです。

恐らく今日も2時間に1レスくらいのペースで投下するじゃないかな。

メインの方の書き溜めを優先しつつ

少しずつ進めたいと思います。

それではお疲れ様でした。


基山「浮羽、この状況について、どう思う?」

浮羽「あー……まあ異常ではあるねぇ……。」

浮羽「鉄板に監視カメラなんて……はっ!」

浮羽「俺は今!断じてカメラ何て言ってないからな!」

基山「いや……言ったけどな……。」

ソーレッド「しかも今ので2回や。」

浮羽「……不覚……ッ!」

基山「……それで?鉄板と監視カメラがどうした?」

浮羽「いや、とにかく言いたいのは異常な環境だってことよ。」

浮羽「……何にしても、入学式で説明されるんじゃねーか?」

浮羽「今どれだけ不安がっても、何にもならねー気がするがな。」

基山「……それは、確かにその通りだけど。」

浮羽「それより壁塗り、お前は廊下の壁を見てどう思った?」

浮羽「何だか、ボロっちくなかったかい?」

ああ、そういえば…………

基山「ボロいと言うか……長い間塗り替えられて無いような感じだったかな。」

基山「と言っても、2~3年の話だと思うけど。」

浮羽「2~3年か……。」

浮羽「天下の希望ヶ峰学園も、財政難なのかね……。」

……確かにこれだけの学園なら、もう少しその辺に気を使っても良いかもしれない。

鉄板にしても、少し錆びていたし。


さて、そろそろ他の人のところに行ってみよう。

基山「それじゃあ浮羽、まだ自己紹介してない人がいるから……」

浮羽「おう、さっさと済ませて来い。」


……次は誰に話しかけよう?


↓2 生徒指定【少し重要(あと2人)】


???「あ、まだ自己紹介してないよね?」

丁度声を掛けようと思っていた人が、

こちらに気づいて、声をかけてくれた。

???「私、流鏑馬イリヤね。一応、アーチェリーの選手をやってます!」

流鏑馬「これからよろしく!」

基山「僕は基山守。超高校級の左官だ。こちらこそ、よろしく。」

基山「流鏑馬さんって、あの流鏑馬さんだよね?」

流鏑馬「……あ、知ってくれてる?」

基山「最近よくテレビで見るから……。凄い活躍だね。」

流鏑馬「えへ……ありがと。」

流鏑馬「……っていうか、基山君って普通なんだね。」

流鏑馬「皆変わった人ばっかりだから……ちょっと不安になってたんだよ。」

流鏑馬「大阪弁を喋る白人とかいるし……」

ソーレッド「おい、白人にかて大阪弁喋る権利くらいあるやろが。」

流鏑馬「他にも、いきなり身体を触ってくる奴とか、日本語が通用してないような子がいるし……」

……後者は、中城さんのことかな。

流鏑馬「普通の人がいて良かったよ。」

基山「正直僕も、ちょっと安心したかな。」

基山「白人の癖に大阪弁喋る人とかいたしね……。」

流鏑馬「うん……ホントにね……。」

ソーレッド「……わざと目の前でディスんのやめろや。腹立つな。」

……さて、他にも何か流鏑馬さんと話すか?


1.彼女の活躍について
2.この学園について
3.他の人のところへ行く

↓2


基山「流鏑馬さんの最近の活躍……本当に凄いよね。」

基山「確か、何かの大会で日本一になって……」

基山「世界大会でも、上位入賞だったっけ?」

流鏑馬「やめてよ……。本当に照れるんだって……」

流鏑馬「それに……あんまり凄い人だって思われるのも嫌なんだ。」

基山「……え?何で?」

流鏑馬「だって、距離を置かれちゃうでしょ?」

流鏑馬「私も……ただの高校生だからさ。」

流鏑馬「普通のクラスメイトみたいに、接して欲しいんだ。」

流鏑馬「……構わないかな?」

基山「もちろん、流鏑馬さんがそうして欲しいなら。」

流鏑馬「……そっか、良かった。」

世界を相手に活躍してるだけに……

そういう悩みもあるんだな。

……僕とは正反対の悩みだ。

流鏑馬「あ……基山、そろそろ他の人にも挨拶しに行ったら?」

流鏑馬「まだ、自己紹介してない人がいるんだよね?」

基山「ああ……うん、じゃあそうしようかな。」

もう少し話していたかったけど

彼女の好意を無下にするのも気が引けるし……。

お言葉に甘えてそうさせてもらおう。


……さて、次は誰に話しかけよう?

↓2 生徒指定【少し重要(ラスト1人)】

基山「……あの」

???「わぁあああっ!」

基山「え、ご、ごめん!驚かせちゃった?」

???「あ、いえ、その……私が驚き過ぎてしまっただけなので……」

???「こちらこそごめんなさい……!」

基山「いやいや、君が謝ることは……」

???「いえいえいえ!私が悪いんです!私が……!」

基山「ち、違うって!僕が急に声を掛けたから……」

???「そ、そんなこと……!」

ソーレッド「おい、ええ加減謝罪合戦やめろや。」

ソーレッド「幸乃ちゃん、こいつが自己紹介したいらしいんや。」

ソーレッド「ちょっと付き合ったってくれへん?」

???「は、はい……もちろん……。」

???「と、土岐幸乃……超高校級の、幸運です……。」

土岐「これから、よろしくお願いします……!」

基山「こちらこそ。僕は基山 守。超高校級の左官だ。」

……超高校級の、幸運か。

耳にしたことはある。確か……

基山「全国の高校生の中から、抽選で選ばれるんだっけ?」

土岐「そ、そうなんです……。偶然、選ばれちゃったみたいで……」

土岐「私みたいな、大したことない人間が……」

土岐「きょ、恐縮です……。」

基山「そんなこと考えなくて良いよ。皆同じ高校生なんだからさ。」

ソーレッド「お、その言葉、自分自身でも噛み締めといた方がええんちゃうか?」

基山「……う。」

……確かに、最も才能に劣等感を感じていて

他の生徒と自然に距離を取ってしまっているのは

……他でもない僕かもしれない。

土岐「基山さんには、左官という素晴らしい才能があるんですから……」

土岐「何も劣等感を感じる必要はありませんよ……。」

基山「いや、土岐さんこそ、超高校級の幸運なんてそうそう選ばれるもんじゃないんだから、誇って良いと思うよ。」

土岐「そんな……超高校級の幸運なんて誰にでもなれますから……。」

土岐「でも超高校級の左官は、基山さんだけの才能じゃないですか……。」

基山「それを言うなら……」

ソーレッド「譲り合いもやめろや。どっちも凄い、でええやろ。」

土岐「う~ん……。」

基山「うーん……。」

ソーレッド「何やねんお前ら……。」

……他にも何か、土岐さんと話すか?

1.この学園について
2.才能について
↓2


基山「土岐さんも、やっぱりこの学園への憧れみたいなものはあったの?」

土岐「うーん……もちろん、凄いとは思っていたんですけど……」

土岐「私、成績が悪くて……進学について悩んでいたところに、通知が来ましたから……。」

土岐「正直、楽な方に逃げちゃっただけで……」

土岐「私……本当ダメな人間なんです……。」

基山「ネ、ネガティヴにならないで!」

基山「土岐さんにも、良いところはあるって!」

ソーレッド「せやせや!ルックスとかな!」

土岐「そ、そう……ですか……?」

土岐「う、嬉しいです……。」

土岐「え、えへへ……」

ソーレッド「(どーや基山!この笑顔!)」

ソーレッド「(幸乃ちゃんマジ天使やわ!最高や!)」

基山「……まあ、確かに。」

この笑顔には、やられる男が多そうだな。


『ピーンポーンパーンポーン』


土岐「あ……!放送みたいです……!」

土岐「し、静かにしましょう……!」

ソーレッド「……ん、せやな。」

……いよいよ、始まるのか?

希望ヶ峰学園の、入学式が…………。


本日はここまで

今までで紹介した6人は

そこそこキャラ立ってますかね……?

それでは、お疲れ様でした


『えー、オマエラ!おはようございます!』

基山「うっ……」

甲高くて、どこか淀みのある不快な声に

思わず呻き声をあげてしまう。

『只今、入学式の準備が遅れておりまして……』

『もう少し待って頂きたいと思うのです!そこで!』

『体育館の前にこの学園の1Fの地図を置いておきました!』

『なのでオマエラは、待っている間に学園内の探索でもしておいてください!』

『それでは、そういうことでよろしくお願いしまーす!』

『ブツッ』


ソーレッド「……ふむ、探索か。」

ソーレッド「まあここは指示にしたがっとこか。基山、探索行くで。」

基山「……え?僕も?」

ソーレッド「何や?他の奴と探索するか?」

ソーレッド「別に俺はそれでもええぞ。」

ソーレッド「探索のついでに、まだ話してない人にお前を紹介出来ると思っただけやし……」

ソーレッド「他の奴とでも特に問題は無いやろ。」

ソーレッド「むしろ、お前がおらんかったら俺は幸乃ちゃんと2人で探索出来るから嬉しいで!」

土岐「あ……あはは……。」

基山「うーん……じゃあ僕は……」



どうする?ソーレッド以外と探索してみるか?

1.ソーレッドと探索
2.他の人と探索(体育館で話した生徒から指定)
3.1人で探索

↓2


土岐さんと探索したいな。

基山「土岐さん、一緒に探索しない?」

土岐「よ、喜んで……!」

基山「良かった。じゃあ早速行こうか。」

土岐「はい……!」

ソーレッド「おいおいおいおいおい!ちょお待てや!」

基山「……ん?何?」

ソーレッド「何?じゃないねん!おかしいやろ?」

基山「何が?」

ソーレッド「いやいや……さっきの俺の言葉聞いてたん?」

ソーレッド「お前おらんかったら幸乃ちゃんと2人で探索出来るしな……って言うてたやろ!」

基山「ああ……そういえば。」

ソーレッド「それ聞いといて幸乃ちゃん選ぶって何なん?いじめ?新手のいじめなん?」

基山「いじめではないだろ。」

ソーレッド「んなもん分かっとるわ!何冷静にコメントしとんねん!」

基山「落ちつけよ。」

ソーレッド「分かった!ちょっと落ち着こか!」

ソーレッド「すー、はー、すー、はー……」

ソーレッド「……よし!落ちついたで!」

ソーレッド「ええ案も思いついた!幸乃ちゃんに聞いたらええんや!」

ソーレッド「幸乃ちゃんの答えで決めよ!それがええ!」

ソーレッド「ということで……幸乃ちゃんは、俺と基山、どっちと探索したい?」

土岐「え、えっと……」

ソーレッド「うん。」

土岐「どちらかと言うと……」

ソーレッド「うん。」

土岐「き、きや 「ストーーーップ!」

ソーレッド「はいストップ!分かった!よーく分かった!」

基山「まだ言ってなかっただろ。」

ソーレッド「いや、ええねん。もうええねん。」

ソーレッド「…………ええねん、もう。」

基山「……そうか。」

ソーレッド「……千鶴ちゃんに慰めてもらいに行こ。」

そう言ってソーレッドはしょんぼりした顔で

1人トボトボと体育館から出て行った。

……何だか哀れだな。


さて……

まずはどこへ行くか決めないとな。

地図によると行けるのは……


1.体育館前ホール

2.購買部

3.玄関ホール

4.ランドリー

5.食堂

6.厨房

7.それぞれの個室


……この7箇所みたいだ。


どこにしよう?

↓2 番号選択


23:30から少しだけ進めたいのですが

人はいますか?


ーー玄関ホールーー

基山「ここが……玄関ホール?」

土岐「外と繋がってるはずなんですけど……」

土岐「見ての通り、鉄板で塞がれています……。」

基山「……出られないってわけか。」

一体どうして……?

学園側に何か事情があるとかか……?



???「………………。」

???「んー……どうにもならないっぽいね。」

あそこで入り口の鉄板を調べているのは……

……まだ話したことがない人達だな。

軽く自己紹介しておくか。

基山「土岐さん、あの2人を紹介してくれる?」

土岐「は、はい……!分かりました……!」

土岐「あ……あの……一本槇さん!筒井さん!」

???「……ん?土岐ちゃん、どうしたの?」

土岐「あ、あの……基山さんが、自己紹介を……」

???「…………。」

筒井「まだ話していない人がいたのか……。てっきりあれで全員かと。」

基山「取り込み中のところごめん。軽く挨拶くらいはしておきたくてさ。」

???「……いや、構わないよ。」

???「僕は筒井優雅……超高校級のシンクロ選手。」

筒井「仲良くしてくれると嬉しいな。」


???「…………。」

???「一本槇一太……超高校級の応援団員。」

一本槇「…………以上。」


基山「2人共よろしく。基山 守、超高校級の左官だ。」

筒井「基山君ね……覚えておかないと。」

一本槇「…………。」


筒井「さて、自己紹介も済んだところで、この場所についての情報を伝えておくと……」

筒井「一言で言うなら、開かない。」

基山「うん、どうやらそうみたいだね。」

一本槇「…………閉じ込められたか。」

基山「……それはどうだろう?」

基山「閉じ込められた……って決めて良いのかな?」

一本槇「…………。」

基山「断定するには、まだ情報が足りない気がするけど。」

一本槇「…………。」

基山「…………あれ?そう思わない?」

一本槇「…………。」

筒井「……基山君、一本槇君に話しかけ過ぎると、怒られちゃうよ?」

基山「……え?」

筒井「あまり話すのが好きじゃないみたいでさ……」

筒井「僕もさっき、しつこく話しかけてたら怒られちゃった。」

一本槇「…………必要以上に話すのは体力の無駄使いだ。」

一本槇「俺が口を開くのは、俺がその必要性を認めたと、応援団員として応援をする時……」

一本槇「……よく覚えておけ。」

基山「…………はい。」

何だか、堅物って感じの人だな……。


筒井「……とにかく、ここをこれ以上調べても、あまり意味がなさそうだ。」

筒井「他の場所へ行った方が良さそうだね。」

基山「うん、僕達もそうするよ。」

……ということで、次の場所へ行こう。



次はどこにする?

↓2 >>505から選択


ーー食堂ーー

ここは食堂か……。

結構人が集まってるな……。

右奥のテーブルでは……

ソーレッド「そんでな……基山とかいうアホがな……」

???「よしよし……ソーレッドさんは悪くありませんよぉ~。」

ソーレッド「うう……千鶴ちゃんは優しいなぁ……。」

……ソーレッドが慰められている。


中央のテーブルでは……

???「おっ、これもなかなか……」

???「ほほぉ!この食材は……!」

1人で食事を楽しんでいる女の子……


左奥のテーブルはというと……

???「…………。」

無口そうな女の子がくつろいでいる。



どちらにしても、全員と自己紹介しなきゃいけないけど……


……どのテーブルから回って行こう?

1.右から
2.中央から
3.左から

↓2


それじゃ、中央の女の子から……

???「む!むむむ!んむむむ!」

土岐「だ、大丈夫ですか?つっかえちゃいますよ……。」

???「んんんむ!っぐん!…………けほっ。」

……飲み込んだみたいだな。

???「これくらいは大丈夫だよ土岐ちゃん!慣れてるからね~!」

基山「慣れることじゃないと思うけど……」

???「……おっ?そこの男の人はまだ挨拶してなかった?」

土岐「は、はい……その為に来たんです……。」

???「ほうほう!なるほどなるほど!」

???「私、曽根紅莉と申しまーす!」

曽根「えっと、フードファイターやってます!よろしくっ!」


フードファイターか……。

そう言えば、テレビの大食い選手権で見たことがあるような気も……。

曽根「……えーっと、そちらさんの名前は?」

基山「あ、ああ、悪い。」

基山「基山 守だ。一応、左官をやってる。」

曽根「サカン……?」

土岐「か、壁塗り屋さんのことらしいです……。」

曽根「壁塗りかぁ……。なるほど、勉強になったよ…………もぐもぐ。」

基山「…………ところで、何でご飯を食べてるの?」

曽根「……え?」

曽根「逆に何で食べないの?」

基山「何でっていうか……今、探索の時間だよ?」

曽根「あれ?探索?」

基山「そう、探索。」

曽根「……晩酌って言ってなかったっけ?」

基山「…………言ってないよ。」

どれだけ都合の良い耳をしてるんだ……。

曽根「そっかぁ……探索かぁ……。」

曽根「………………」

曽根「……任せた!まだ食べ終わってないし!」

土岐「よく食べますねぇ……。」

これだけ食べていて太らないなんて……

その辺りも才能なんだろうな。



……よし、次はソーレッドの方に行ってみるか。


ソーレッド「あっ!こいつや千鶴ちゃん!こいつが天下の大悪党、基山 守や!」

基山「おい、どこまで飛躍してるんだよ。」

???「基山さん……!お噂はかねがね……!」

???「何でも、超高校級の通り魔だとか!」

基山「……ソーレッド、嘘ばっかり教えるな。」

ソーレッド「嘘やない!こいつは通り魔で泥棒で爆弾魔で盗撮魔でストーカーなんや!」

めちゃくちゃじゃないか…………。

???「自己紹介、まだでしたよね!」


???「私、超高校級のモデルの、阿久津千鶴子と申します!」

阿久津「ちづって呼んでくださいねっ!」


……やっぱり、あのモデルの阿久津さんだよな。

色んな雑誌で目にするし、最近はテレビにもよく出ている。

彼女を知らない人なんて、この学園にもいないんじゃないだろうか。


基山「よろしく、阿久津さん。」

阿久津「…………?」

阿久津「…………………」

阿久津「私、超高校級のモデルの、阿久津千鶴子と申します!」

阿久津「ちづって呼んでくださいねっ!!」

基山「…………。」

阿久津「…………!」

基山「……阿久津さん、じゃダメなの?」

阿久津「ちづって!呼んでくださいねっ!!」

基山「………………。」

阿久津「………………!」

基山「……阿久津さん。」

阿久津「………………」

基山「………………。」

阿久津「……ソーレッドさん、この人、ヘタレなんですか?」

ソーレッド「ああ、そらもうヘタレなんてもんやない。」

ソーレッド「アホでノロマでマヌケでバカ……おまけにアホと来たもんや!」

基山「……悪かったな。」

……正直、初対面で名前呼びは難しい。

相手がモデルともなると、特に。

次話す時までに呼べるように努力はしておこう。



……最後に、左のテーブルの女の子に声を掛けておくか。

???「…………」

基山「えっと……ちょっと良い?」

???「…………?」

基山「自己紹介をしたいんだけど……」

???「…………(*^^*)」

どうぞ……ってことか?

基山「えっと……基山 守、超高校級の左官です。」

基山「これからよろしく。」

???「…………(*^^*)」

…………?

な、何が言いたいんだ……?


……その時、女の子がおもむろに手を自分の顔の前へ持ってくる。

……ん?

よく見ると、妙にカラフルな手袋をしてるような……

あれは……


カエルくん『バァ!」

ウシさん『バァ!』


基山「……えっ!?」

カエルくん『ねぇねぇウシさん!』

ウシさん『何だいカエルくん!』

カエルくん『僕達も、自己紹介しないとね!』

ウシさん『そうだね!せっかくしてくれたんだもんね!』


……女の子の口は動いていない。

だが、女の子の手にはめられたカエルとウシは……

間違いなく話している。


カエルくん『やあ!僕カエルくん!」

ウシさん『やあ!私はウシさん!」

カエルくん『そしてこの女の子は神崎 景子ちゃん!』

ウシさん『超高校級の腹話術師なんだって!』

神崎「…………(*^^*)v」

カエルくん『こんな僕達だけど、仲良くして欲しいな!』

カエルくん『これからよろしくね!』

ウシさん『これからよろしくね!』

基山「ああ……勿論、よろしく……。」

神崎「…………(*^^*)」


腹話術師か……。

才能を最大限に活かした会話方法だな。

……出来るなら普通に話して欲しいけど。



……食堂はこんなものかな。

食堂自体は、ごく普通の食堂って感じで

特に調べるところも無さそうだ。



……さて、次はどこへ行こう?

※本日ラスト

↓2 >>505から選択


3、5は既に探索済

それ以外で↓1


2 選択

次回は日曜日の夜になるかと。

突然の投下にも関わらず

手伝って頂きありがとうございました。

それでは、お疲れ様でした。


日曜日の夜と言ったな。

あれは嘘だ。

13時から少し進めます。


ーー購買部ーー

ここは購買部か。

基山「この奇妙な機械は……?」

どうやらコインを入れると商品が出てくる

所謂ガチャポンのようなものみたいだけど……

土岐「コインが無いと……利用出来ませんね……。」

基山「でも、どう見ても100円玉や500円玉が入るサイズの投入口じゃないよな……。」

……一体どこで手に入るコインなんだ。

中身が気になるじゃないか。

基山「……コインを手に入れたら、また来ようかな。」

土岐「あ、私も結構こういうの好きなんです……。」

土岐「何が出るかなー……って、ちょっとワクワクしちゃいますよね。」

基山「あ、それ分かる。シークレットが出ないかなーとか、考えるよね。」

土岐「そうですそうです!それで、出てきた物と封入商品一覧を照らし合わせて……」

基山「で、シークレットじゃなくてガッカリする。」

土岐「えへへ……皆同じなんですね……。」

大概、中から出て来るのは目当ての物じゃないんだけど……

……それでも面白いんだよな。


さて、購買部には誰もいないみたいだし

他の場所に行くとしよう。



……次はどこに行く?

↓2 >>505から選択(2.3.5以外)

ーー厨房ーー

???「んぐ……もぐもぐ……」

基山「……?」

一瞬何をしているのか理解出来なかったが……

すぐに分かった。

こいつは、僕にとってはおぞましいとしか考えられないことをしているって。

基山「こら!冷蔵庫の食材をそのまま食べるな!」

???「……ん?」

基山「ちゃんと調理してから食べないとダメだろ!」

基山「こんなところで食べるのも、行儀が悪い!」

???「……何だよ!悪いのか!」

基山「悪いから怒ってるんだろ!」

土岐「ま、まあまあ……2人共落ち着いてください……。」

???「…………チッ。」

土岐「え、えっと……しょ、紹介しますね……?」

土岐「この方は、盛 業超さん……」

土岐「超高校級の、軽業師だそうです……。」

盛「……フンッ!」

盛「ルールとかキマリにうるさいやつは嫌いだ!」

盛「オレは、自由が好きなんだ!」

基山「だからって、周りに迷惑がかかるようなことはしちゃダメだろ!」

盛「何を!?オレが間違ってるってのか!」

基山「だからそうだって!さっきから言ってるだろ!」

土岐「け、喧嘩はやめてください……!」

……ダメだ。

つい頭に血が上って…………。

こいつとは相性が悪そうだな。

盛「……もうイイよ!出てくから!」

基山「こら!どこに行くんだ!それと、ちゃんと床を歩け!」

調理台の上を素足で歩くなんて……

あり得ないとかいうレベルじゃない……!

盛「行くのはお前のいないとこ!行動は俺の好きにさせろ!」

基山「この……!」

土岐「き、基山さん、落ち着いて……」

土岐「あの人……皆にあんな感じなんです……。」

基山「……仲間にあんなのがいると思うと、眩暈がするよ。」

行動が下品過ぎる。

はっきり言って、視界に入るだけで不快だ。

土岐「我慢……しましょ……?譲り合いですよ……。」

基山「……今のままだと、こっちが一方的に譲ってるだけだけどね。」


……少し、頭を冷やそう。

そうだ、もう別のところへ……。



……次はどこに行こう?

↓2 >>505から選択(2.3.5.6以外)


ーー ランドリー ーー

……ここは、ランドリーか。

乾燥機や洗濯機が並んでいる。

物干し竿もあるんだな。

???「きゃあああああ!」

基山「……え?」

???「あ……あ……!」

まるで物語に出てくる魔法使いのような格好をした女の子が

僕を指差して狼狽えている。

基山「え、えっと……どうかした?」

???「貴方……絶対に憑かれる!」

???「近いうちに、必ず……!」

???「ここまで強い力は初めて……!」

つ、憑かれる……?

土岐「え、えっと、この方は……」

土岐「波道神 月海蘭さん……超高校級の、オカルトマニア……らしいです。」

オカルトマニア……ってことは……

基山「ねぇ……さっきの憑かれるって……」

波道神「幽霊……!」

波道神「貴方のオーラ……幽霊を惹きつける力がある……!」

波道神「必ず……憑かれる……!は、早ければ今日にも……!」

……本当だとしたら、嫌なオーラだな。

まあ、僕はオカルトを信じないタイプだから……

そんなことを言われてもあまり怖くないけど。

基山「……そっか。一応気をつけておくよ。」

基山「忠告してくれて、ありがとう。」

波道神「え?……えっと……うん……。」

波道神「ど、どう致しまして……。」

今度は急に大人しくなった。

……変わった人だな。

いや、ソーレッドに比べたら普通か。

波道神「………………。」

縮こまって、顔を赤くしてる。

少し人見知りなのかな?

こういう子とも、時間をかけて仲良くなりたいな。



……とにかく、ランドリーはこれくらいで良さそうだ。

次の場所に行くとしよう。

……さて、それじゃあどこに行く?

↓2 >>505から選択(1or7)


ーー体育館前 ホールーー

???「…………。」

……あ、まだ話していない人だな。

声を掛けておこう。

基山「あの、ちょっと良い?」

???「…………?」

うわっ、綺麗だ。

女優さんみたいなルックスだな……。

基山「じ、自己紹介したいんだけど……。」

???「……朝井 市子。」

朝井「超高校級のなぎなた選手だ。」

基山「僕は基山 守。超高校級の左官だ。」

基山「これからよろしく。」

朝井「…………ああ。」

……無口な子だな。

一本槇とは、またちがう感じだ。

基山「……ここで何してたの?」

朝井「……模擬刀があったから、少し振っていた。」

……確かに、金の模擬刀がある。

朝井「……触らない方が良い。金箔が手に付く。」

危ない……。

もう少しで触るところだった……。

朝井「……すまない。私はもう行く。」

基山「あー、うん、止めはしないけど……」

基山「もしかして僕、何か悪いことしたかな?」

朝井「……いや。」

朝井「私が、人と話すのが得意じゃないだけだ。」

基山「……そっか。なら良いんだけど。」

……焦る必要は無いよな。

粘り強く話しかければ、いつか心を開いてくれるはず……。

最初は仕方ないだろう。


……さて、最後に個室の辺りを見て回るとするか。


ーー個室前 廊下ーー

それぞれの個室があるみたいだ。

個室の扉にそれぞれネームプレートがある。

……これから、ここで生活していくんだな。

基山「……ん、この奥はトラッシュルームか。」

土岐「入ってみますか……?」

基山「……うん、どんなところか見ておこう。」


ーートラッシュルームーー

基山「……うっ!煙たっ!」

土岐「め、眼が痛いです……!」

こ、この煙の匂い……

……もしかして、タバコか?

???「……ああ、申し訳ない。」

???「ここかトイレくらいしか、吸えそうな場所が無かったからさ。」

???「……あれ?土岐さんは良いとしても……」

???「そこの男の子には、まだ挨拶してなかったよね。」

煙の奥に見える、不敵な笑顔を浮かべる男。

???「……俺は矢田 数馬。超高校級のハッカーだ。」

矢田「ほどほどに、よろしくね。」

基山「基山 守……。超高校級の左官だ……。」

部屋が煙たくてまともに話せないぞ……。

矢田「左官か……地味だね。」

基山「……うん、皆と比べるとね。」

随分とストレートな物言いだな……。

自覚していることとは言え、少し傷付く。

基山「それより……何でタバコを?」

矢田「何でって?」

基山「……未成年だろ?」

矢田「うん。」

いや、「うん。」じゃないだろ……。

ハッカーともなると、法律なんて気にしないのか……?

矢田「……言いたいことは分かるけど、昔から吸ってるし、今更やめる気はないよ。」

矢田「……やめたところで、どうせ変わらないし。」

身体に悪いのに……

若いんだから、今からでもやめた方が良いと思うけどなあ。

……副流煙とかも、気にして欲しいところだ。


『ピンポンパンポーン!』

『えー、お待たせしました!』

『ただ今より、入学式を執り行いたいと思います!』

『至急、体育館までお集まりくださーい!』

矢田「……漸く入学式か。」

矢田「君達も早く行かないと、遅れちゃうよ。」

そう言って矢田は、早足でトラッシュルームを去っていった。


基山「……僕達も戻ろうか。」

土岐「は、はい……そうしましょう……。」


続きは23時からの予定です。

16人のキャラ紹介が終了しました。

一応前よりはキャラが立ってる……はず。

朝井さんのところですが、

レスを見直すのを忘れて投稿してしまったので

繋がりが不自然になってしまいました。

申し訳ありません。

それでは、また23時に。


ちょっと遅れて23:30からで……

申し訳ねぇべ。


ーー体育館ーー

体育館に到着すると、

僕と土岐さん以外の生徒は、既に揃っていた。

そして僕達が入って間も無く

舞台の方から、声が聞こえた。


???「あー、もう皆揃ってるよね?」

これは……

さっきも聞いた、あの不快な声。

しゃがれた甲高い

思わず耳を塞ぎたくなるような、あの声だ。

???「では!早速入学式を初めさせて頂きましょうか!」

その言葉と共に、

体育館の舞台に現れたのは……

阿久津「……ぬいぐるみ?」

体が、縦に2色で色分けされている

白黒のクマのぬいぐるみ。

???「ぬいぐるみだって?失礼な!」

???「ボクは、モノクマだよ!」

モノクマ「この、希望ヶ峰学園の……学園長なのだ!」

阿久津「……はい?」

流鏑馬「このクマが……学園長…!?」

モノクマ「そうだよ!正真正銘、学園長だよ!」

モノクマ「あとボクはクマじゃない!モノクマ!」

モノクマ「何度も言わせないでよね!プンプン!」

ソーレッド「うわっ、全っ然可愛ないし、しかもスベっとるで。」

モノクマ「うるさい!お前の存在の方が、お寒いギャグみたいなんだよ!」

ソーレッド「おい!存在まで否定するとは何事や!?」

モノクマ「……では、改めまして!」

ソーレッド「無視かいな!」

基山「ソーレッド、うるさい。」

ソーレッド「……!……!」

…………もの凄く、何か言いたげな顔だな。

モノクマ「皆さん!希望ヶ峰学園へのご入学おめでとうございます!」

モノクマ「全人類の希望である才能あふれる皆さんと出会えたことを、心より嬉しく思います!」

九瀬「全人類の希望とは……光栄ですね。」

モノクマ「いやいや!謙遜しないでよ!」

モノクマ「皆は間違いなく、全人類の希望と言うに相応しい存在なんだからさ!」

カエルくん『嬉しいね!ウシさん!』

ウシさん『そうだね!カエルくん!』

モノクマ「そして、そんな素晴らしい存在である皆さんを……」

モノクマ「希望ヶ峰学園は、大切に大切に保護しなければなりません!」

モノクマ「ということで……ここにいる皆さんには………」




モノクマ「一生この学園で暮らして頂くことに、決定致しました!」


基山「……は?」

浮羽「……な、何だと!?」

盛「どういうことだ!?」

モノクマ「どういうことも何も、そのまんまの意味だよ!」

モノクマ「皆は死ぬまで、ここで暮らすの! 」

モノクマ「超高校級の皆なら、簡単に理解できること……でしょ?」

ソーレッド「一生……やと……?」

土岐「そ、そんなの……おかしいんじゃ……」

波道神「な、何で私達が、そんな……!」

モノクマ「……騒ぐのは自由だけど、どれだけ文句を言っても無駄だよ?」

モノクマ「これってもう、決定事項だからさ!」

基山「ふ、ふざけるなよ!」

浮羽「そうでぇ!幾ら何でもおかしいぞ!」

矢田「……納得いかないね。」

筒井「同意。……そんなの、明らかにおかしいよ。」


モノクマ「……おかしい?」


モノクマ「そう……おかしい……かぁ……。」


モノクマ「…………うぷ……うぷぷぷぷぷ……」



モノクマが不気味に笑う。

……その笑い声を聞いて

僕が何故か、嫌な予感がした。

身体中に鳥肌が立った。

次のあいつの言葉が、怖くなった。


モノクマ「ま!そうだろうね!」

モノクマ「実はボクも、皆そう言うと思ってたんだよ!」

モノクマ「だから、ちゃーんと説明する準備をしてきたよ!」

モノクマ「ここから出る、唯一の方法のね!」

土岐「こ、ここから出る方法があるんですか……?」

盛「それは何だ!教えろ!クマ!」

モノクマ「ではお答えしましょう!」

モノクマ「ここから出る唯一の方法を……!」

モノクマ「その方法とは……!」









モノクマ「この中の誰かを、殺すことでーす!」

.


……今、こいつは何て言った?

この中の誰かを殺せ……?

そう言ったのか?

ここから出たければ人を殺せ……

本当に、そう言ったのか?

筒井「何を……馬鹿な……!」

ソーレッド「おい……冗談やろ?」

モノクマ「冗談かどうかなんて言うまでも無いんじゃないの?」

モノクマ「探索の時、壁に打ち付けられた鉄板や……」

モノクマ「閉ざされた玄関ホールを見た人、沢山いるよね?」

モノクマ「あれを見てもまだ、今言ったことが冗談でしたー!なんて、あると思うの?」


「…………………。」


本当……なのか……。

あり得ない、考えられないことだけど

本当に僕達は、そんな状況に置かれているのか。

モノクマ「よし!良い感じに静かになったし、説明を続けるよ?」

モノクマ「皆が出たいって言うと思ったから、どうしても外に出たい生徒の為に……」

モノクマ「学園長であるボクが【卒業】というルールを創りました!」

モノクマ「その卒業の条件を達成した人は、外に出ることが出来るのです!」

モノクマ「その条件が……!」

矢田「殺人を犯すこと……ってわけか。」

モノクマ「そ!物分かりが良くて助かるよ、矢田クン!」

モノクマ「つまり、出たけりゃ殺せば良いの!簡単でしょ?」


浮羽「さっきから勝手ばっか言いやがってよぉ……!」

筒井「……僕達が、無抵抗で従うと思うの?」

モノクマ「おろろ?」

浮羽と筒井が

モノクマの方に近づいていく。

モノクマ「な、何だよ……!な、何か文句があるのかよ!」

浮羽「今のところ文句しかねぇなぁ……!」

筒井「とりあえず、この人形を潰そうか。」

モノクマ「……え?」

そう言って、筒井が片手でモノクマを持ち上げる。

モノクマ「く……ぐ……!」

首の辺りを強く握られ、モノクマが

苦しそうな動きを見せる。

モノクマ「……ぐ……ぅ……」

モノクマ「……………………」

モノクマ「……………………」

死んだ……?

一瞬そう思ったが、勿論そうじゃなかった。

モノクマ「…………なーんちゃって!苦しくなんてないよ!」

モノクマ「それより、やっちゃったね?」

モノクマ「ボクに、暴力を奮っちゃったね?」

モノクマ「それって!校則違反なんだよ!」

筒井「校則……?」

モノクマ「………………」

モノクマ『ピコン……ピコン……』

浮羽「……?」

浮羽「こ、こいつ、どうしちまったんだ?」

モノクマ『ピコ、ピコ、ピコ、ピコ』

筒井「……この機械音は?」

ソーレッド「……!」

ソーレッド「おい!それ早よ投げぇ!」

筒井「……え?」

矢田「……まだ死にたくないなら、今すぐそれを上に向かって投げた方が良い。」

ソーレッド「おい!阿呆!早よせえ!」

筒井「分かったよ……!」

そう言って

筒井がモノクマを上に投げた瞬間……


『ドォォォオオオン!!!』


……モノクマは、爆発した。


浮羽「こ、木っ端微塵に……!」

モノクマ「まあ今のは1回目だし、これ以上君達をどうこうしたりしないけどさ……」

モノクマ「……次は、無いからね?」

カエルくん『うわっ!新しいのが出てきたよ!』

モノクマ「ああ、僕は学園のどこにでも、何体でもいるよ?」

モノクマ「ついでに言わせてもらうと、監視カメラでも皆のことを見張ってるんだからね。」

モノクマ「何かおかしなことをしようとしても、すぐ僕にバレるよ!」

モノクマ「あと皆!校則は絶対守ってよね!」

モノクマ「守らなかったら、今みたいな爆発で、うっかり頭を吹っ飛ばしちゃうかもしれないからさ!!」

筒井「……くっ!」

基山「従うしか……無いのか……?」

モノクマ「うぷぷぷ……。ま、安心してよ。」

モノクマ「皆が生活に困らないように、設備はしっかり整えてあるしさ。」

モノクマ「それでも不満なら、さっき言ったように【卒業】するしか無いけどね!」

一本槇「………………。」

モノクマ「……さて!最後に皆に、プレゼントがありまーす!」

モノクマ「実は、これの準備に手間取ってたんだけど……」

モノクマ「いやぁ……年を取ると、どうにも仕事が遅くなりましてねぇ……」

モノクマ「ま、そんなどうでも良いことは置いといて……」

モノクマ「……じゃーん!はい!電子生徒手帳!」

モノクマ「色んな機能が付いてるから、後で確認しといてよね!」

モノクマ「さっき言ってた校則も、これで確認できるよ!」



モノクマ「……それじゃあ、入学式はこれでおしまい!」

モノクマ「この後は自由行動です!自分の個室に戻るも良し!早速人を殺すも良し!だよ!」

モノクマ「ほんじゃ、バイバーイ!」



……すぐには、受け入れられない事実が

短時間の間に、沢山襲いかかってきた。

まずは、全てを整理したいところだけど……

誰かに、話しかけてみるか?



【生徒指定】
↓3まででコンマの高いレス採用


基山「朝井さん、今のって……」

朝井「………………。」

う……やっぱり、簡単には話してくれないか……。

何か質問で話しかけないと、答えてくれなさそうだ。

基山「ぼ、僕達、どうしたら良いんだろう?」

朝井「……分からない。」

朝井「でも……今日はもう休んだ方が良いと思う。」

朝井「皆……動揺してる。」

確かに……

さっきは僕も、冷静さを失いかけていた。

今日は個室で休んだ方が良いかもしれないな……。

朝井さん、なかなか良いこと言うな。

基山「ねぇ、今の、皆に言った方が良いかな?」

朝井「……いや、それは必要ない。」

基山「……え?何で?」

朝井「………………。」

朝井さんは、僕の少し後ろにいる人物の指を差す。

基山「……ソーレッド?」

朝井「きっと、もうすぐ指示を出す。」

朝井「彼なら皆を、まとめられる。」

そう……なのか……?


そしてその言葉の通り

直後、ソーレッドが皆に向けて話し始めた。


ソーレッド「おい!皆ちょっと聞いてくれ!」

ソーレッド「一旦冷静になって、深呼吸しよ!」

ソーレッド「落ち着いたら、ええ案も出てくるもんやで!さっき俺がそうやった!」

数名が、指示に従い深呼吸する。

他の大半は、黙ってソーレッドを見ている。

ソーレッド「……落ち着いたか?」

ソーレッド「ええか!今日はこれから、全員個室におれ!」

ソーレッド「いや……今日1日とは言わんわ!夕食の時まででもええ!」

ソーレッド「それまでは自分の部屋で、ゆっくり気持ちの整理を付けるんや!」

ソーレッド「……皆分かったか?納得したか?」

また数名が、コクコクと頷く。

ソーレッド「……よっしゃ!ほな解散や!」

……流石、超高校級の参謀。

こういう非常事態でも、頭が働くんだな。

そこに関しては、尊敬せざるをえない。



その後、すぐに個室に向かう者もいれば、

少し戸惑いながら、体育館に残る者もいた。

後者の皆には、ソーレッドが1人1人声を掛けていた。

……当然、僕もそれに当てはまる。

ソーレッド「……基山、大丈夫か?」

基山「え、ああ……問題無い。」

ソーレッド「そか!まあお前はそこまで心配してないわ!」

ソーレッド「もたもたしてんと、早めに個室へ行けよ!」

基山「おう……。」

基山「……お前って、凄いんだな。」

ソーレッド「……あ?」

ソーレッド「……んなことないわ、アホ。」

そう言ってソーレッドは

今度は土岐さんの方に向かっていった。



……僕は言われた通り、そろそろ個室に戻るとしよう。

ーー基山の個室ーー

……個室の中は、至ってシンプルだった。

小さめのテーブルにベッド……

どうやら、シャワールームもあるようだ。

窓があるべき部分には、当然のように鉄板。

引き出しには、工具セットが入っていたりもした。

……よく分からない張り紙もあったが、読む前に捨てておいた。

基山「……これで、ある程度この部屋のことは把握出来たかな。」

……あ。

そう言えば、まだシャワールームの中を見ていなかったか。

一応どんな感じか、見ておくとしよう。

そう思って、ドアノブに手をかけると……

『ガタガタガタ!』

……開かない。

何度やっても、開かない。

押しても引いても、開かない。

基山「ど、どうなってんだ……これ……。」

モノクマ「ヘーイ!それに関しては、ミーが説明するZE!」

奇妙な話し方で現れたのは……

二度と見たくないと思っていた人形だった。

モノクマ「……反応薄いなぁ。ボクは悲しいよ……トホホ……。」

モノクマ「とまあ、そんなことより!その扉の説明をするよ!」

モノクマ「実はその扉、建て付けが悪くなってるんだよね!だから開かないの!」

モノクマ「でも問題は無し!ちゃーんと開け方さえマスターすれば、ね!」

モノクマ「ドアノブを捻る!そのまま少し押し上げるようにしながら、押す!」

モノクマ「以上!これがその扉の開け方さ!」

モノクマ「……普通の生徒なら、ボクが話している間にも相槌を打ってくれるんだけど……」

モノクマ「基山クンはイヤな奴だね!プンプン!」

モノクマ「………………。」

モノクマ「……本当に何も話さないんだね。」

モノクマ「『…………。』ていうのすら、無いんだね。」

モノクマ「もういいよ!帰るよ!」

モノクマ「基山クンのバカ!ボケ!オタンコナス!」

モノクマ「二度とお前の顔なんか見たくないね!」

そう言い残して、モノクマは僕の部屋から去っていった。

よし、僕の勝利だ。

……とにかく、扉の開け方は分かった。

早速試してみるとしよう。

捻って……少し押し上げながら……押す……!

『キィィィ……』



ひ、開いた……!


……だけど


まず僕の目に飛び込んできたのは


トイレでも、シャワーでも無かった。




汚らしい、モジャモジャ頭の



胡散臭くて、更にオッサン臭い




『身体の透けた』 男だったんだ。




基山「うわああああああ!?」




ープロローグー END

生き残り人数 16


本日はここまでだべ。

漸くプロローグが終わりました。

あれ、先週の日曜日に終わらせる予定だったような……。


次回の更新は、明日の夜を予定しています。

気が向いて、かつ頭痛が収まったら

少し休憩してから始めるかもしれません。


とにかく一旦、お疲れ様でした。


昨日こっちのことをすっかり忘れてまして

予告してたのにすっぽかしちゃいました。

22:30ごろから、Chapter1に入ります。

重要安価と部分まで進むと思いますので

よろしくお願いします。


始まれますか……?


ーChapter1ー

目の前には、身体の透けた胡散臭い男。

男は語った。

葉隠「俺の名前は葉隠 康比呂!超高校級の、占い師だべ!」

そう、こいつもこの学園に入学した

超高校級の生徒だと言うのだ。

基山「ま、待て……。1つずつ、疑問を解決していこう……。」

基山「まずお前……何で透けている?」

葉隠「ん?ああ……」

葉隠「どうやら、死んじまったみてぇだな!」

基山「軽いなぁ……。」

基山「ていうか、それってどういう状況で?」

葉隠「いやー、それが、全く覚えてねーんだべ。」

葉隠「リアルな話、記憶喪失ってやつだな……。」

葉隠「まぁ、また思い出したら言うべ!」

か、軽い……。

幾ら何でも、軽過ぎやしないか……?

基山「それじゃあ次は……ちょっと、じっとしててくれ。」

葉隠「ん?何だべ?」

恐る恐る、葉隠の肩に手を近付ける。

『トン……』

触れることは……出来るのか……。

凄く、奇妙な存在だな……。


葉隠「……ところで、お前の名前は何なんだべ?」

基山「あ、ああ……僕は、基山 守。」

基山「超高校級の、左官だ。」

葉隠「ふーむ、基山っちか……。」

葉隠「んじゃ基山っち!これからよろしくな!」

基山「ああ、よろしく……」

基山「……?」

これからよろしくって……

もしかしてこいつ……

僕の個室に住み着く気じゃ無いだろうな?

葉隠「えーっと、俺の寝床は……ここで良いべ。」

基山「おい!そこは僕のベッドだ!」

基山「それに遠慮無さ過ぎ!普通そういう時はベッドの横の床とか選ぶもんだろ!」

葉隠「まあまあ!細かいことは気にするなって!」

基山「気にするよ!ふざけるな!」

とまぁ、そんなくだらない論争をしている間に

時間は刻刻と過ぎてゆき……



いつの間にか、18時になってしまった。

個室に居ろって命令されたのは

夕食の時まで……。

そろそろ、皆個室から出てくる頃だろう。

……僕はこいつのせいで、

気持ちの整理をつけることなんて全く出来なかったけど。

葉隠「あれ?基山っち、どこに行くんだべ?」

基山「……食堂。皆集まってるだろうから。」

葉隠「そっか!んじゃあ、俺も行くべ!」

ついて来るのかよ…………。


ーー食堂ーー

食堂には、僕を除く15人全員が揃っていた。

そして、最後の1人である僕が食堂に入った矢先……

波道神「キッ……」

波道神「キャアアアアア!!」

ソーレッド「……あ?どうしてん?」

波道神「あ、あ、あれ!」

波道神さんが僕の後ろにいる葉隠を指差す。

……そう言えば波道神さんは

僕が取り憑かれるって予言してたな。

……それより、この幽霊が皆にも見えるようで良かった。

僕にしか見えないなんてことになったら

色々と大変だからな……。

ソーレッド「おい!基山!聞いてんのか!?」

基山「えっ、ああ……ボーッとしてた。」

ソーレッド「何やねんこいつは!説明せぇ!」

基山「幽霊……らしい。超高校級の占い師、葉隠 康比呂さんだそうだ。」

ソーレッド「はぁ……!?幽霊……!?」

流鏑馬「凄い……本当に透けてる……。」

阿久津「あ、普通に触れますよ!」

筒井「肌の温度は……低いみたいだな。」

中城「これは……私達がきっと新たな力を得たということ……!」

中城さんの言葉も、あながち否定出来ないんだよな。

皆揃って幽霊が見える能力を手に入れました……

と言われても、僕達に葉隠が見える以上、認めざるを得ない。

……まあ、流石にそれは無いだろうけど。

阿久津「あ!凄い!この水晶玉も透けてるんですね!」

葉隠「だべ!占ってやろうか?」

流鏑馬「あ!私占って欲しい!」

九瀬「占いですか……。面白そうですね。」

土岐「わ、私も……占って欲しいな……。」

葉隠「よーし!1人10万円ずつ持って、1列に並べ!」

ソーレッド「そんな金持っとるわけないやろ!」

矢田「……何て言うか、ユニークな人だね。」

しかも、普通に馴染んじゃうのか……。


ソーレッド「とにかく、まずはこの16人でまとまらなあかん!」

一通り葉隠と話し、その身体を調べ……

平たく言えば少し飽きてしまった僕達16人は、

夕食を食べながら会議を始めていた。

ソーレッド「その為にも、まず決めるべきはリーダーと調理当番や!」

ソーレッド「リーダーは1人、調理当番は料理の得意な3~5人で固定すべきやな!」

流鏑馬「とりあえず、いつまでもソーレッドに仕切らせるのも可哀想だし……」

流鏑馬「皆のリーダーを先に決めちゃおっか!」

浮羽「……つってもよぉ……現状、ソーレッドで上手くまとまってるんだ……。」

浮羽「わざわざ決め直す道理も、無い気がするがねぇ……。」

ソーレッド「このまま俺にリーダーせぇっちゅうんか?」

ソーレッド「……一応言っとくけどな、参謀ってのはあくまでサポートの立場なんやで。」

ソーレッド「指揮官を補佐する立場でこそ、本領を発揮する才能なんや。」

ソーレッド「つまり、はっきり言わせてもらって、俺はリーダーには向かん。」

土岐「でも……かといって他に誰かいるでしょうか……?」

筒井「うーん……難しいね……。」

リーダーか……。

誰か、適任はいるかな?



【重要選択:10分間の多数決】

1.立候補する
2.推薦する(生徒指定)

基山「あ、あの!」

皆の視線が僕に集まる。

……何だか、緊張してきた。

基山「もし誰もやりたくないなら……僕がやろうか……?」

ソーレッド「ほーぉ……基山が、か……。」

ソーレッド「……俺は賛成やな。癖が無い奴の方が、やりやすいわ。」

流鏑馬「うん。私も基山なら賛成かな。」

浮羽「ま、物は試しよ。やってみりゃあ良いさ。」

カエルくん『僕は賛成!』

ウシさん『賛成賛成!』

なんだかんだで、数人は賛成してくれている。

……少し、ほっとしたかな。

ソーレッド「ほな、特に反対意見がないんやったら基山に決めるけど……それでええか?」

「…………………。」

ソーレッド「よっしゃ!ほんなら基山、バトンタッチや!」

ソーレッド「まずはリーダーとして、上手いこと調理当番決めてくれや。」

基山「……が、頑張るよ。」

うう……立候補してみたは良いものの

皆の前に立つって、結構緊張するな……。

基山「え、えーっと、それじゃあ調理当番の方なんだけど……」

基山「男子2人女子2人で、ソーレッドの言ってた通り、固定にしようと思う。」

基山「女子は料理が得意な人が混ざってくれると嬉しいんだけど……誰かいるかな?」

ソーレッド「うわ、センス無いな~。そんな言い方で立候補する女子なんか……」

曽根「はいはーい!私やりまーす!」

ソーレッド「……お、おるに決まっとるやろ~……ははは~……。」

基山「曽根さん、本当にいいの?」

曽根「うん、やるよ!」

曽根「だって、毎日献立を決められるんでしょ?」

曽根「私、実は料理も結構出来るし……それなら、やるしか無いっしょ!」

基山「あ、ありがとう!じゃあ、1人目は曽根さんで決定で……」

基山「……他に、やりたい人はいない?」

………………………。

……無反応、か。

基山「よし、誰もいないなら僕もやるよ。」

基山「あとの2人は……僕達の指名で構わないかな?」

基山「あ!どうしても無理って人は、断って構わないからさ!」

ソーレッド「おう、それでええんちゃうか。」

……他の皆も、黙って頷いてくれてる。

曽根「お?女子は私が指名?ふーむ……誰にしますかねぇ~……。」

じゃあ、指名しようかな。

この中で調理当番が出来そうなのは……


【重要選択:10分間の多数決】

男子と女子を1人ずつ指名(基山と曽根を除く)


何か減った気がするのであと10分待ってみる……。

それでも来なければこのままいきます。


基山「じゃあ筒井、頼めるかな?」

筒井「うん、構わないよ。」

筒井「料理はそんなに苦手じゃないし……足は引っ張らないと思う。」

曽根「じゃあ私は流鏑馬ちゃんで!お願いして良いっすか!?」

流鏑馬「勿論!指名されたからには、頑張るね。」

……よし。

これで調理当番も決まったな。

それじゃあ、この後は…………

迷っていると、ソーレッドが小声で話し掛けてきた。

ソーレッド「基山、今日はここまででええ。」

基山「……良いのか?他に決めることとかは……」

ソーレッド「あることはあるが、焦ってもしゃーない。」

ソーレッド「それに、俺もちょっと考える時間が欲しいんや。」

ソーレッド「もしかしたら、葉隠の存在が結構使えるかも分からんねん。」

葉隠が……?

どういうことだ…………?

……とにかく、今日は解散だって、皆に伝えよう。

基山「皆、今日はここまでで良い!」

基山「食器はテーブルに置いていてくれたら、僕達調理当番が洗うから……」

基山「調理当番以外は、食べ終わり次第個室に戻ってくれて構わない!」

基山「そうだな……。明日は、8時ごろにここに集合しよう!」

浮羽「……そんじゃ、戻るとするかねぇ。」

阿久津「ですね。引っ張ってくれる人達がいて、ちょっと安心出来ましたし!」

九瀬「……それでは、お疲れ様でした。」

……皆、続々と食堂から出て行く。


残ったのは……

曽根「よっしゃ!そんじゃあ食器洗いますか!」

流鏑馬「多いけど、頑張るしかないね。」

筒井「うん、手早く終わらせちゃおう。」

調理当番の、僕を含めた4人。

葉隠「せっかくだし、俺も基山っちを待っとくべ。」

葉隠「……つーか個室の鍵、基山っちが持ってるしな!」

……もとい、5人だ。


さて、食器洗いに取りかかるか。


ーー厨房ーー

~後片付け中~

曽根「あ、そうだ!明日の朝ごはんは何にする~?」

流鏑馬「早っ!もう朝ごはんのこと考えてるの!?」

筒井「あはは……。でも今決めておいた方が、明日の調理もスムーズになるかもね。」

基山「それもそうか……。」

明日の料理……何にしよう……?

結構皆好みが分かれそうなんだよな……。

九瀬とかは、洋食が好きそうだし……

浮羽は、和食以外食べなさそうだ……。

ソーレッドは、やっぱりたこ焼きとかが好きなんだろうか。

ふーむ……悩ましいな……。

流鏑馬「最初だし、私達の腕の見せどころだよね……。」

筒井「かと言って、あまり凝り過ぎてもね……。」

筒井「朝ごはんだし、あっさりしたものが良さそうだ。」

曽根「あっさり系なら、冷奴とか素麺とかお茶漬けとかフルーツとかが良いかな?」

筒井「……組み合わせ的に、それってどうなんだろう。」

曽根「むー……難しいっすなぁー……。」

基山「うーん……。」

思いつかないもんだな…………。

流鏑馬「……あ!何種類か用意して、バイキング形式はどうかな?」

基山「おお!いいね!筒井、曽根さん、それにしない?」

曽根「沢山食べれるなら、私はそれでオッケーっす!」

筒井「頑張らないといけないけど……やりがいはありそうだね。」

基山「……よし、それじゃあ決まりで!」

流鏑馬「じゃあ丁度後片付けも終わったし……私達も、個室に戻ろっか。」

筒井「だね。皆お疲れ様。」

曽根「お疲れーっす!」

基山「お疲れ。また明日な。」


ーー基山の個室ーー

葉隠「ふぃーっ!疲れたな!」

基山「お前は何もしてないだろ……。」

基山「あと当然のようにベッドに寝転がるな!今から僕が寝るんだよ!」

葉隠「じゃあ、俺はどこで寝れば……」

基山「知るかよ……。そもそも、幽霊なのに眠くなるのか?」

葉隠「………………はっ!」

葉隠「さっきから全然眠くないと思ったら、そういうことだったんか!」

葉隠「いやー、基山っちは良いところに気がつくな!ははっ!」

……バカなのか、こいつは。

基山「それじゃ、僕は寝るから……」

基山「深夜にどこに行こうが自由だけど、鍵だけは掛けていってくれよ。」

葉隠「了解だべ。学園内の探索でもしとくとするべ。」

……そう言って、葉隠は個室から出て行った。

漸く、落ち着いて眠れるな…………。


考えてみると、今日は色んなことがあり過ぎた……。

きっと、疲れも溜まっているだろうし……

すぐに……眠れ……る……

は…………ず………

………………。


~モノクマげきじょう~

モノクマ「おお!ここで会うの、久しぶりやん!」

モノクマ「いやー、やっと1日目終わったな!」

モノクマ「今んとこ結構ええ感じで進められてる気がするんやけど、どうやろ?」

モノクマ「まあまだ自由行動にも入っとらんし、判断すんのは早いか!」

モノクマ「……こんな感じで、一応ボクは関西人なのです!」

モノクマ「だから、ソーレッドクンのコテコテ関西弁は、きっちり表現出来てると思います!」

モノクマ「正直、もっとコテコテにしようかとも思ったんですが……」

モノクマ「ま、これくらいが丁度良いでしょう!」

モノクマ「そして、本日の投下はここまでですよ!」

モノクマ「次は多分、明後日の夜になるかな!」

モノクマ「それじゃ、お疲れ様でした!」

モノクマ「今回もよろしくね~!」


21:00辺りから開始しますが……

人はおられますか?


ーー基山の個室ーー

~2日目 開始~

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~! さぁて、今日も張り切っていきましょう~! 』

基山「ん……。」

朝7時にアナウンスが鳴るのか。

葉隠は……個室には戻ってきてないみたいだな。

……さて、食堂に行くとしよう。

16人分、食事を作らないといけないし。


ーー厨房ーー

流鏑馬「おはよう、基山。」

曽根「おっは~……。」

筒井「おはよう。今日も頑張ろうか。」

基山「おう、3人共おはよう。」

厨房に行くと、既に他の3人は調理の支度をしていた。

曽根「う~ん……まだ眠いよぉ……。」

流鏑馬「大丈夫?ちゃんと寝たの?」

曽根「えっと……帰ってすぐ寝たから……」

曽根「10時間くらい……かなぁ……。」

筒井「……めちゃくちゃ寝てるじゃないか。」

曽根「どれだけ寝ても、眠いものは眠いの!」

基山「ははは……。」

流鏑馬「……それじゃ、早速調理の方に移ろっか。」

流鏑馬「私は洋食の方を担当するね。」

流鏑馬「パンとかソーセージとか、スクランブルエッグとかで大丈夫かな?」

筒井「うん、それで良いと思うよ。」

筒井「僕はデザートの調理をさせてもらおう。」

筒井「早目に終えて、冷やしておきたいしね。」

曽根「じゃあ……私はドリンクの準備をしておこうかな……。」

曽根「……食べ物だと、つまみ食いしちゃいそうだし。」

基山「……なら、僕は和食か。」

ご飯を炊いて、魚を焼いて、味噌汁を作って……

あとは、漬物や海苔を用意すれば良いかな。

時間があれば、煮物も作ってみよう。

さて……成功するかな……?



ーコンマ判定(好感度に影響)ー

01~30……失敗
31~70……普通
71~100……成功

↓2


基山「よし……どうかな?」

流鏑馬「うーん……形にはなってるけど……」

曽根「まあまあ!大丈夫っしょ!」

曽根「胃に入れたら全部混ざるんだからさ!」

筒井「……そういう問題?」

……あまり、上手くはいかなかったかな。

でも失敗とまではいかないだろうし

多分初めてとしては許容範囲だろう……。

うん、次は頑張るぞ。



【3人との友好度に変化はありませんでした】


ーー食堂ーー

浮羽「おおっ、なかなか豪勢だねぇ。」

ソーレッド「ほー、結構美味そうやん。」

阿久津「早速頂いちゃいましょう!」

阿久津「ええっと千鶴は、スイカとマンゴーとオレンジと……」

盛「おおっ!この肉、美味いな!」

基山「おい!ここで食うなって何度も言ってるだろ!」

基山「そこの皿に料理を載せて、椅子に座って食うんだ!」

盛「ちっ、面倒くせーなー……。」

流鏑馬「いっぱい作ったから、なくなった料理があればすぐに言ってねー!」

曽根「ん~!おいひー!」

曽根「いや~、働いた後の飯は最高っすなぁ!」

中城「こ、これは……どうやって食すのだ……!?」

中城「神は……また私に試練を与えると言うのか……!」

土岐「な、中城さん、焼き魚はこうやって、ほぐして食べるんですよ。」

中城「おお……!貴方は……この扉の番人……!?」

筒井「皆、楽しんでくれているようで良かったね。」

筒井「一本槇君や朝井さんも、きちんと食べてくれてるし。」

基山「……そうだな。まずは成功だ。」

……さて。

そろそろ、僕が前に出て話さないとな。

昨日と同じく緊張するけど……

さっきソーレッドに言われたことを、

そのまま話せば良いんだよな……?


基山「よし、じゃあ皆聞いてくれ!」

昨夜同様、皆の視線が僕に集まる。

この時の緊張ばかりは、暫く慣れそうにない。

基山「まず皆、校則は確認したか?」

基山「僕も今日の朝見たんだけど……この学園生活でのルールが書いてあるんだ!」

基山「……ちょっと、紹介しておくよ!」


ーーーーーーーーーーーーーーー

1.生徒達はこの学園内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。

2.夜10時から朝7時までを”夜時間”とします。夜時間は立ち入り禁止区域があるので、注意しましょう。

3.就寝は寄宿舎に設けられた個室でのみ可能です。他の部屋での故意の就寝は居眠りと見なし罰します。

4.希望ヶ峰学園について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。

5.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊を禁じます。

6.仲間の誰かを殺したクロは”卒業”となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。

7.なお、校則は順次増えていく場合があります。

ーーーーーーーーーーーーーーー


浮羽「ふむ……なるほどねぇ。」

基山「そして今日は、これ以外に『僕達の中のルール』を決めたいと思うんだ!」

基山「この校則は最低限守るとして、もっと他に決めておきたいこととか、無いかな!?」

基山「今のところ、ソーレッドからの提案が1つだけ来てるんだけど!」

ソーレッド「……簡単な話や。」

ソーレッド「夜時間は、外に出歩くな。」

ソーレッド「深夜なんか、誰に襲われるか分からんし……」

ソーレッド「何より外で誰かが動いてると思うと、皆安心して眠れんやろ?」

流鏑馬「確かに……ちょっと不安かも。」

九瀬「良いルールなのではありませんか……?」

土岐「わ、私は賛成……ですよ……!」

基山「……じゃあ、夜時間は外に出歩かない!これは決まりで良いか?」


盛「……ちょっと待てよ。」

基山「……盛か、どうした?」

盛「そもそも、そのルールって……決める必要あるのか?」

盛「オレは、もっと自由にしたい。」

盛「ただでさえ、こんな狭苦しいところにいるのに……」

盛「これ以上ルールやキマリなんて増えたら、頭が痛くなる。」

ソーレッド「そうは言うても……皆でまとまる為には、必要なことやろ?」

矢田「…………そう?」

矢田「ルールなんてものがあると、それを破った者が優位に立てることになる。」

矢田「それにルールがあるからこそ、油断も生まれるんじゃない?」

ソーレッド「だからルールにするのは、皆が納得出来るようなことだけにしようとしとるやろ。」

矢田「……?」

矢田「殺人を犯すのに、納得とか関係ないと思うんだけど……」

……矢田が言ってるのは、

仮に誰かが犯行計画を立てた時に

夜時間に誰も行動しないことが

その人物にとって有利になるってことだよな。

確かに、その通りだ。

……でも、参謀であるソーレッドが、そこに気付かないわけが……

矢田「……俺もどっちかって言うと、縛りつけられるのって嫌なんだよね。」

矢田「決めるのは勝手だけど……守るかどうかも、こっちの勝手にさせてもらうかも。」

ソーレッド「はぁ……面倒っちい奴やな……。」

ソーレッド「きつく縛らん為にも、緩めの縛りは我慢してくれや……。」

ソーレッド「……まあ、そこまで言うならお前ら2人は別に守らんでええわ。」

基山「え……?ソーレッド、それは……」

ソーレッド「その代わり、命の保証もせんからな。自己責任で動いてくれ。」

矢田「…………了解。」

盛「……ふん。」

ソーレッド「他の奴もそうやで!」

ソーレッド「校則以外のルールは、別に強制力は無いからな!」

ソーレッド「守りたくない奴は勝手にしたらええわ!」

ソーレッド「ただ、そいつの行動が、他の守っとる奴の迷惑になるようやったら……」

ソーレッド「……そん時は許さへんぞ。」

ソーレッドにしては珍しく

厳しい表情でその言葉は放たれた。


「………………。」

……まずい。

何だか、嫌な雰囲気になってしまったかも……。

波道神「あ……あの……」

波道神さんが沈黙を破る。

波道神「皆……守るよね?」

波道神「矢田さんや、盛くん以外は……」

曽根「……うん!勿論!」

流鏑馬「私も、守るつもりだよ。」

浮羽「破る理由もありゃしねぇからなぁ。」

阿久津「そ、そうですよね!私達14人は、しっかり守りましょう!」

矢田「……あらら。何か仲間外れな気分だね。」

盛「………………。」

基山「と、とりあえず!今日の話し合いはここまでにしよう!」

基山「続きはまた明日で……今日決まったルールは、今夜から守り始めること!」

基山「それじゃ、解散してください!」

…………ふう。

これ以上皆に話させると、

矢田や盛に必要以上の疎外感を

与えることになっただろうし……

多分、これで良かったよな。


さて……今日の話し合いについて

ソーレッドに感想を聞いてみようか……。


基山「ソーレッド、今日の話し合い、どうだった?」

ソーレッド「あぁ……まあ良かったんちゃうか?」

基山「……適当な返事だな。」

ソーレッド「いや……葉隠がどこ行ったんかなーと思てな。」

葉隠……?

そう言えば今日は見ていないな。

……昨日のが幻覚だったなら、それはそれで良いんだけど。

基山「それで、その話し合いについてだけど……」

基山「夜時間出歩き禁止って……本当に意味あるのか?」

基山「少なくとも僕は、矢田の言う通りだと思ってしまったんだよね。」

ソーレッド「……ま、守ってもらうことが目的とちゃうからな。」

ソーレッド「守る姿勢を見せる奴と、そうでない奴を見極めたかっただけや。」

ソーレッド「最も、1番警戒すべきなんは従う姿勢を見せつつ裏切ろうとしてる奴……あ!」

基山「……ん?……おお、葉隠。」

基山「と、モノクマか。」

モノクマ「……オマエラ!ボクは……ボクは怒ってるよ!」

モノクマ「何なんだよこいつは!この中には、超高校級の幻術師でもいるのかい!?」

現れたのはロープで縛られた葉隠と……

怒りの表情を露わにするモノクマだった。

基山「いや、幻術じゃないよ、それ。」

モノクマ「はぁ!?わけわかんないんだけど!」

葉隠「き、基山っち!助けてくれ!」

葉隠「俺……こいつに殺されちまうべ!」

基山「……もう死んでるだろ。」

葉隠「…………はっ!」

いい加減自覚しろよ……。


ソーレッド「それよりモノクマ、ちょうど良かったわ。」

ソーレッド「お前にも、聞きたいことがあるんや。」

モノクマ「ん?何だよ?」

ソーレッド「そいつは生徒として扱うんか?それとも扱わんのか?」

ソーレッド「ズバリ、今答えてくれ。」

モノクマ「…………。」

モノクマ「……ああ……なるほど。」

モノクマ「うぷぷぷぷ…………」

……?

何がおかしい……?

モノクマ「残念でした!その手には乗らないよーん!」

ソーレッド「……何やて?」

モノクマ「このままこいつが学園内に居座るならの話だけど……」

モノクマ「もしそうなるなら、こいつに関しては柔軟な扱いをさせてもらおうかな!」

モノクマ「例えば、監視カメラを壊そうとしたりした場合……」

モノクマ「こいつの意思でやったならお咎め無し!ただし……」

モノクマ「生徒の誰かが命令したり、物で釣ったりしてやらせた場合は……」

モノクマ「その生徒を、オシオキしちゃいます!なんて風にね!」

基山「…………なるほど。」

モノクマ「納得してくれた?まあ何か起こったら、その時々で対処するってことで!」

モノクマ「とりあえず!オマエラはこいつをあんまり自由にさせないでよ!」

モノクマ「さっきも、1人で玄関ホールで暴れてたから捕まえたんだから!」

モノクマ「それじゃ、そういうことで~!」

……そう言ってモノクマは、葉隠を残して去っていった。


ソーレッド「ちっ!使えへん奴やな~。」

ソーレッド「こうなると、ホンマにただの邪魔な奴やんけ、こいつ。」

葉隠「おい!流石に邪魔はひでぇぞ!?」

葉隠「あと基山っち、このロープ、ほどいて欲しいべ!」

基山「はいはい……。」

ソーレッド「……基山、とりあえず今日はもう自由にしてええわ。」

ソーレッド「また色々考えとく。策が思いついたら報告するから。」

基山「おう、了解。」

ほどいたロープをテーブルの上に置きながら、返事をする。

となると……今から僕はやること無しか……。

……まずは、一旦個室に戻ろうかな。

葉隠「お、基山っち。個室に戻るんか?」

葉隠「なら、お供するべ。」

……世界一邪魔なお供と一緒に。


ー自由行動に関する説明ー

これから、自由行動が始まります。

前回との変更点をお伝えします。

まず、1日の自由行動回数は3回となりました。

ただし、3回目の自由行動は稀にイベントパートに変わる場合もあります。

次に、自由行動の生徒選択についてです。

今回は、15人の生徒+葉隠を選択することが出来ます。

葉隠を選択すると、主人公である基山についての情報などを知ることが出来ます。

また、前回途中から追加したシステム『探索』に関しても引き続き選択可能となります。

その時点で開放されている場所を選び、その場所の特徴を知ったり、メダルを探したりすることが出来ます。

購買部に関しても、前回と同様です。
ただし、極端に多い枚数のメダルを使う場合には再度確認が入ることもあります。

なお、メダルに関しては初回のみ、選択後モノクマから貰えます。


説明は以上です。

何か質問はありますか?

連続投下したことも加味して、15分ほど待ちます。


ーー基山の個室ーー

ということで、個室に戻ってきた。

そして、これから少し暇なわけだけど……

部屋でじっとしていても仕方ないよな。

どこかに出掛けてみるとしよう。



……さて、どうする?

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル:--)

↓2


ーー 体育館前ホール ーー

中城「………………。」

基山「やあ、中城さん。」

基山「……何してるの?」

中城「これ、金の仏像。」

中城「仏との交信に……挑戦している。」

基山「…………そう。」

話を聞いてくれるか分からないけど……

……何について話そう?


1.改めて自己紹介(通信簿埋め)
2.神からのメッセージについて
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「改めて自己紹介して良いかな?」

基山「それとも、もう覚えてくれた?」

中城「……基山 守ですね。超高校級の……」

おお!ちゃんと覚えてくれて……

中城「神からの使者。」

……なかったみたいだ。

基山「左官、ね。超高校級の左官……。」

中城「…………?」

……ダメみたいだ。諦めよう。

基山「ところで、中城さんはチェスプレイヤーなんだよね?」

中城「そうです。」

基山「勝つ為のコツとかって、あるの?」

基山「可能なら、教えて欲しいなぁ。」

中城「コツ……?」

中城「何もしなくても、神からお告げが来ます。」

基山「……え?」

中城「次の一手を、教えてくれる。」

基山「そ、それって、『次はあの駒をこう動かせ……』みたいな感じで……!?」

中城「大体合ってます……。やはり神からの使者、鋭い。」

基山「いや……適当だけど……。」

中城「私は……あなたに負けはしない……!」

中城「きっと神は、私にこう言ってるはず……。」

中城「基山 守を倒して……お前の実力を示せと……!」

基山「……十中八九、言ってないと思うけどね。」

中城「いや……貴方と私は、いつか決着を付ける運命にある……!」

基山「……チェスで?」

中城「……当然。暴力は良くない。」

……なら、何故こんなに鍛えてるんだろう?

……それに、今まで本当にお告げだけで勝ってきたんだろうか。

だとしたら、少し羨ましいと思ったり……。

とにかく、話していけば仲良くはなれそうで良かった。

また今度、話かけてみようかな。



【アイテムを持っていない為、プレゼントは渡せません。】

【中城との友好度が少し上昇しました】

【中城の通信簿 1/7 が解放されました】
『中城は超高校級のチェスプレイヤー。勝利の秘訣は神からのお告げだと言う。基山を神からの使者だと勘違いしているようだ。』


ーー基山の個室ーー

~2日目 自由行動時間2~

まだ、時間はあるな……。

葉隠がいる影響もあるかもしれないが

個室にいると、どうも気が滅入ってしまう。

……やっぱり、どこかに出掛けるとしよう。


……さて、どうする?

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル:--)

↓2


ーー食堂ーー

基山「やあ、九瀬。」

九瀬「ああ、基山さん、ちょうど良かった。」

九瀬「たった今、紅茶が入ったところです。」

九瀬「良ければ、いかがですか?」

基山「それじゃあ、お言葉に甘えて頂こうかな。」

九瀬「かしこまりました。少々お待ちください。」

……なんだか、ウェイターさんみたいだな。

さて……九瀬が帰ってきたら、何を話そう?



1.改めて自己紹介(通信簿埋め)
2.紅茶について
3.自由安価(内容指定)

↓2


九瀬「お待たせしました。ダージリンです。」

ダージリン……と言われても……

紅茶のことは、あまり知らないんだよな。

基山「うわっ……良い香りだ。」

九瀬「ダージリンの特徴はその香りなのですよ。」

九瀬「その為、ストレートティーで楽しまれる方が多いようです。」

九瀬「基山さんには、砂糖をお入れ致しましたが。」

基山「……ありがとう。助かるよ。」

そう言って少しだけ、紅茶を口に含む。

……うん、美味しい。

基山「……さて、改めて自己紹介したいんだけど。」

基山「と言っても九瀬なら、ちゃんと覚えてくれていてそうだね。」

九瀬「勿論ですよ。基山 守さん、超高校級の左官……。」

九瀬「素晴らしい才能を、お持ちでいらっしゃる。」

基山「あはは、それ昨日も聞いたよ。」

最初の方に話したし、数少ないまともな男子というのもあって

九瀬といると、不思議と気が楽になるな。

基山「九瀬はハスラーで……ビリヤードをやってるんだっけ?」

九瀬「はい。ここにはビリヤード台などありませんので、披露出来ませんが……」

九瀬「本当に面白いスポーツなのですよ、ビリヤードは。」

基山「ん……?」

基山「失礼かもしれないけど……ビリヤードって、スポーツなの?」

九瀬「……娯楽のイメージが強過ぎるのかもしれませんね。」

九瀬「ですが、考えてもみてください。」

九瀬「棒状のもので、玉を当てる……。これは、野球と同じでしょう?」

基山「……まあ、確かに。」

基山「少しこじつけ感は否めないけど。」

九瀬「ええ、こじつけですからね。」

基山「……だよね。」

ビリヤードか……。

是非実力を披露して欲しかったけど

現状、それは不可能みたいだな。

……残念だ。


【アイテムを持っていない為、プレゼントは渡せません】
【九瀬との友好度が少し上昇しました】
【九瀬の通信簿1/7が解放されました】
『九瀬は超高校級のハスラー。ハスラーとはビリヤードのプレイヤーのこと。どうやら、ビリヤードはスポーツに分類されるらしい。』


ーー基山の個室ーー

~2日目 自由行動時間3~

……まだ時間があるのか。

もうすぐ晩ご飯だけど……

その前に出掛けてみようかな。



……さて、どうする?

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル:--)

↓2

購買部行こうや……最初は渡すやろ流石にメダル…


>>635

>>615にあるとおり、最初は貰えますよ

とりあえず安価通り進めます


ーー玄関ホールーー

一本槇「………………。」

基山「えー……っと、一本槇?」

一本槇「………………。」

返事くらいしてくれよ……。

基山「ちょっと話がしたいんだけど、良いかな?」

一本槇「………………。」

また返事無し、か。

でも嫌だとは言ってないし、

怒られたらその時はその時だろう。

いつまでも話さないままじゃ、仲良くもなれない。


……さて、何について話す?

1.改めて自己紹介(通信簿埋め)
2.今何をしているのかについて
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「えっと……改めて自己紹介させてくれるかな。」

基山「僕は基山 守。超高校級の左官だ。」

一本槇「………………。」

一本槇「二度、言わねばならんか?」

基山「いや、覚えてるよ。」

基山「超高校級の応援団員……だよね?」

一本槇「…………そうだ。」

基山「応援団員って、どんなことをしてるの?」

基山「やっぱり、高校野球の応援とか……?」

一本槇「…………それもあるだろう。」

基山「……ってことは、他にもあるんだね?」

一本槇「…………………。」

一本槇「ボランティア活動等、だ。」

一本槇「声を張り上げてエールを送ることだけが、応援ではない。」

基山「なるほど……。行動でも応援するってことか……。」

基山「そうやって認められた才能なんて……努力の勲章だね。」

一本槇「………………。」

一本槇「……いい加減にしろ。」

基山「…………え?」

一本槇「いい加減にしろと言っている!」

な、なんだなんだ?

何か、まずいこと言ったか……?

一本槇「貴様……俺を馬鹿にしているのか!?」

基山「してないしてない!」

基山「っていうか、どの発言からそう思ったんだ!?」

一本槇「………………」

一本槇「…………去れ。」

基山「…………分かったよ。」

ここで粘っても、余計起こるだけだろうな。

……それにしても、何で怒ったんだ?

見当もつかないぞ…………。



【アイテムを持っていない為、プレゼントは渡せません】

【一本槇との友好度が少し上昇しました】

【一本槇の通信簿1/7が解放されました】
『一本槇は超高校級の応援団員。高校野球の応援などは勿論、ボランティア活動も行っているらしい。』


ーー基山の個室ーー

……あ、そろそろ夕食の時間だ。

食堂に行って、何か食べようかな。


ーー夕食パートに関する説明ーー

新パート、夕食パートでは

その時点で最も友好度の低い人物の中から

アトランダムに選ばれた生徒と夕食を楽しむことが出来ます。

自由行動時間とは違い、通信簿埋めは出来ませんが

プレゼントを渡すことは可能となっております。


質問など無ければ、このまま進みます。


ーー食堂ーー

ん、あそこにいるのは……

基山「神崎さん……だよね?」

基山「もしかして、今から夕食?」

神崎「……(*^^*)」

そうだよ……って意味かな?

基山「なら、良かったら一緒に食べない?」

神崎「……(*^^*)」

OK……なんだよな。

何だか、ちゃんと意思疎通出来ているのか不安になってくる。



……さて、何について話そう?

1.好きな食べ物について
2.仲が良い人について
3.厨房の食材について
4.自由安価(内容指定)

↓2


基山「そう言えば、神崎さんは誰と仲が良いの?」

神崎「……(・・)」

あ、YESかNOで答えられる質問じゃないとダメなのか……?

すると、神崎さんは左手を挙げて……


カエルくん『バア!』


……カエルくんを召喚した。

カエルくん『諸事情で今ウシさんはいないんだ!ごめんね!』

カエルくんが話している間も、

神崎さんは夕食をモグモグしている。

……超高校級って、凄いんだな。

カエルくん『えっと、仲の良い人はねぇー……』

カエルくん『筒井くんとか、流鏑馬さんかな!』

カエルくん『あと曽根さんもだね!よく話すよ!』

へぇー……。

確かにその3人は、粘り強く彼女と話しそうだ。

カエルくん『筒井くんは凄く優しいんだ!』

カエルくん『流鏑馬さんは凄く面倒見が良いよ!』

カエルくん『曽根さんは凄く元気!』

カエルくん『3人共、凄く良い人!』

自分じゃ話さないみたいだから、少し心配していたけど……

どうやら、杞憂だったみたいで良かった。

カエルくん『あ、勿論基山くんも!』

カエルくん『リーダーを頑張ってて、凄く頼もしいよ!』

基山「あはは、ありがとう。」

付け足されてるようじゃ、まだまだダメだな……。

でも、今日の会話で少しは距離が縮まったかも。

これからは、もっと彼女と話すようにしたいな。



【アイテムを持っていない為、プレゼントは渡せません】

【神崎との友好度が少し上昇しました】


ーー基山の個室ーー

……さて、そろそろ寝る時間かな。

そう言えば、葉隠は……?



ーーコンマ判定ーー

コンマ50以上で葉隠の占いを聞けます。

↓2


……葉隠はいないみたいだな。

また学園内を徘徊してるんだろう。

モノクマに捕まらなければ良いけど。



……さて、それじゃあそろそろ寝ようかな。

明日の起きる時間はどうしよう?


1.早め
(アナウンス前起床。調理前に1人と会話。
疲労ポイントが1溜まる。)

2.普通
(アナウンスと同時に起床。すぐに調理へ。)

3.遅め
(調理をサボる。疲労ポイントが1減る。)


※疲労ポイントが3pt溜まると体調を崩します。気をつけましょう。ただし、体調を崩しても悪いことばかりではありません。


↓2


早めに起きようかな……。

よし、それじゃあもう眠るとしよう。

……明日が平和な1日だと良いな。


ーー2日目 終了ーー
【result】
(1日目)
・最初に体育館で話した6人との友好度がまあまあ上昇
・朝井との友好度が少し上昇
・流鏑馬と筒井と曽根との友好度が少し上昇

(2日目)
・中城との友好度が少し上昇
・九瀬との友好度が少し上昇
・一本槇との友好度が少し上昇
・神崎との友好度が少し上昇



友好度一覧

ーー???ーー
ーー親友ーー
ーー友人ーー
ソーレッド・ワイズマン
ーー知り合いーー
中城 麗音
九瀬 音也
浮羽 南斎
土岐 幸乃
神崎 景子
一本槇 一太
朝井 市子
流鏑馬イリヤ
筒井 優雅
曽根 紅莉
ーー顔見知りーー
阿久津 千鶴子
波道神 月海蘭
矢田 数馬
盛 超業


~モノクマげきじょう~

モノクマ「2日目が終了しました!」

モノクマ「ある程度皆のキャラは把握してくれたかな?」

モノクマ「さてさて!もう少し平和な日々は続きます!」

モノクマ「次の投下時も、生徒と交流して終わるんじゃないかな!」

モノクマ「それでは、今日はここまで!」

モノクマ「次回は明日か明後日を予定してます!」

モノクマ「人が少なくて悲しいけど……平日だからだと信じておくよ。」

モノクマ「それでは、お疲れ様でした~!」


ーー基山の個室ーー

~3日目 開始~

ん……

6時30分か……。

さて、確か食堂って夜時間は閉まってるんだよな。

まだ一応夜時間だし、個室からは出ない方が良いんだろうけど……

……ま、良いだろう。



個室前廊下で会った人物を指定
↓2


ーー個室前 廊下ーー

基山「あ、神崎さん。」

神崎「……(O O)!」

バレた!……って顔だな。

基山「……大丈夫だよ。僕も同じだから。」

神崎「……(*^^*)」



……さて、何について話そう?

1.ここで何をしていたか、について
2.料理の腕前について
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「調理当番にはならなかったけど……」

基山「神崎さんって、料理は得意なの?」

神崎「……(。- -。)」

……自信は無いのかな?

基山「まあ、僕もあんまり上手くないんだけどね。」

基山「昨日、早速失敗しちゃったからさ。」

神崎「…………。」

すると、神崎さんはポケットから……

カエルくん『そんなことないよ!』

ウシさん『うんうん!そんなことない!』

……カエルくんとウシさんを召喚した。

カエルくん『基山くんのお味噌汁、美味しかったよ!」

ウシさん『うんうん!私の好みの味だった!』

基山「……ありがとう。嬉しいよ。」

お世辞も入っているんだろうけど……

やっぱり褒めてもらえると嬉しいな。

基山「……あ、そろそろ7時だ。」

基山「せっかくだし、もう食堂に入っておいたら?」

基山「飲み物くらいなら、すぐに出すよ。」

神崎「……(*^^*)」

……よし、一緒に食堂に行こう。


【神崎との友好度が少し上昇しました】


ーー厨房ーー

神崎さんにドリンクを出した後……

僕達4人は、早速調理に取りかかろうとしていた。

基山「さて……今日はどうする?」

流鏑馬「昨日とは当番を変えてみようか!」

曽根「おっけー!私、何でも良いよ!」

筒井「ん、曽根さん、今日は調子が良さそうだね。」

曽根「うん!昨日はちゃんと寝たから!」

基山「……因みに、どれくらい?」

曽根「……12時間くらい?」

眠り過ぎだろ…………。

筒井「……じゃあ今日は、僕が和食を作るよ。」

筒井「流鏑馬さんはデザート、曽根さんは洋食で……」

筒井「基山君は、ドリンクを頼めるかな。」

基山「……分かった。」

サラッとドリンクに回されてしまった。

……よし、今日こそ上手く作るぞ。



ーーコンマ判定ーー

01~30…失敗
31~70…普通
71~00…成功


↓1


基山「よし!上手く出来たんじゃないか!?」

筒井「ん……この珈琲、美味しいね。」

曽根「こっちのフルーツのジュースも、良い感じですなぁ!」

流鏑馬「うん!基山、今日は成功したじゃん!」

良かった……。

とりあえず、一安心だな。

この調子で、調理を成功させていこう!


【3人との友好度が少し上昇しました】


ーー食堂ーー

今日の食事も、皆には好評だったみたいだ。

さて、そろそろ僕が前で話さないとな。

……内容は、皆も気づいていることだろうけど。



基山「さて、皆聞いてくれ。」

基山「今日は話し合いというか、お願いだ。」

基山「皆も気づいていると思うけど……今日、盛が来ていない。」

ソーレッド「さっき個室を訪問してんけど……俺やって分かった瞬間無視されたわ。」

ソーレッド「嫌われてるようやな、どうやら。」

基山「来なくなったのは、昨日のことが影響しているんだと思う……。」

基山「……そこでさ、出来れば皆にも協力して欲しいんだ。」

基山「どうにか、盛を説得したいから……」

さて、誰かと一緒に盛を説得しに行きたいけど……

うーん……

誰が適任なんだろう……。

……ここは、重要な選択になりそうだ。



【重要選択】
誰に依頼する?
葉隠含む15人の中から選択

18:00までの多数決


ちょっと少な過ぎるので延長……

恐らく21時ごろ再開するので

そこまで待ちます。

僕がいい加減な投下の仕方だったのも悪いので。


ここは、葉隠の力に期待してみるか。

……かなりギャンブルな気がするけど。

基山「……葉隠、頼めるかな?」

葉隠「ん?何をだべ?」

……聞いてなかったのかよ。

基山「俺と一緒に、盛を説得してくれないかって言ってるんだ。」

葉隠「ふーむ……ま、報酬があるならやってやるべ!」

基山「……分かった。成功したらな。」

葉隠「よし!なら行くべ!」

……それじゃ、後で葉隠と盛の個室に行かないとな。



【自由行動3回の間に1度葉隠を選択することで、目標達成となります】


ーー ランドリー ーー


ソーレッド「……ん?どうしたんや。」


ソーレッド「お前から話し掛けてくるって……なかなか珍しいやんけ。」


ソーレッド「…………何?」


ソーレッド「………………」


ソーレッド「……分かった。」


ソーレッド「ほな、こっちもバレんように動いとくから、お前も頼むわ。」


ソーレッド「……おう。くれぐれも、見つからんようにな。」

ソーレッド「………………。」


ーー基山の個室ーー

~3日目 自由行動時間1~

……さて、今日はこれから暇だな。

そして今日は葉隠が個室にいる。

……きっと他の生徒のところに

話しに行く時もついてくるだろう。

……それじゃあ、どうしよう?



1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル--)

↓2

3


ーー体育館前 ホールーー

浮羽「……おう、壁塗り。」

基山「浮羽、ここで何してるんだ?」

浮羽「ふっ……お前も見るが良いさ……」

浮羽「この学園にある、数少ない『和』ってやつをよぉ……。」

……金の仏像を眺めてたのか。

仏像を和と呼ぶかは疑問だけど……

まあ少なくとも、こいつの嫌いな西洋とは無関係だな。


……さて、何について話そう?

1.改めて自己紹介(通信簿埋め)
2.浮羽の日本愛について
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「改めて、自己紹介をさせてもらうよ。」

基山「僕は基山 守。超高校級の左官だ。」

浮羽「ああ、心配しなくても覚えてるぜ。」

浮羽「なんせ、我らが頭領だからなぁ。」

頭領か……。

言い方次第で、重みって変わってくるもんだな。

基山「浮羽は、超高校級の浮世絵師なんだよね?」

基山「僕、浮世絵についてあんまり知らないんだけど……」

基山「どんなものなのか、少し教えてくれないか?」

浮羽「ああ……勿論構わねぇぜ。」

浮羽「当然のことだが、江戸時代に成立した、絵画のジャ……種類の1つだ。」

……別に『ジャンル』って言って良かったと思うけど。

浮羽「菱川師宣や喜多川歌麿くらいなら、中学校でも名前を聞くんじゃねぇかい?」

基山「ああ……菱川師宣は、見返り美人図とかだよね?」

基山「確かに、社会の時間に習ったよ。」

浮羽「あの方達が、江戸時代の名の知れた浮世絵師に当たるだろうねぇ。」

浮羽「描かれるのは当時の風俗がメイ……主だった。」

浮羽「何故だか分かるか?」

基山「……いや、分からないな。何で?」

浮羽「浮世って言葉には、現代風って意味があるのよ。」

浮羽「つまり浮世絵というジャンルそのものが、その当時の風俗を描くものだったというわけさ。」

基山「へー……なるほど……。」

流石に、その辺りの知識は豊富なんだな。

僕は正直、左官の歴史になんて詳しくない。

基山「ところで浮羽、お前今、ジャンルって言葉を使ってたぞ。」

浮羽「…………ハッ!」

浮羽「また……やっちまった……。」

浮羽「俺もとうとう、時代に流されちまったのかねぇ……。」

……本人が落ち込んでいるのに悪いけど、

いちいち反応が面白い奴だ。

これからも積極的に話し掛けて、仲良くなっていきたいな。



【アイテムを所持していない為、プレゼントは渡せません】
【浮羽との友好度が少し上昇しました】
【浮羽の通信簿1/7が解放されました】
『浮羽は超高校級の浮世絵師。外国語を使うことを極度に嫌っている様子。浮世絵とは、その当時の風俗を描くものであるようだ。』


ーー基山の個室ーー

~3日目 自由行動時間2~

葉隠「ところで基山っち、盛っちの個室の訪問は良いんか?」

基山「ん?……ああ、勿論覚えてるよ。」

基山「でも、夕食までに行けば大丈夫だからさ。」

葉隠「……そうか。なら良いべ。」

忘れないようには、しておかないとな。



……さて、次はどうする?

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル--)

↓2


ーー購買部ーー

葉隠「なぁ、購買部に来ても、コインがねぇんじゃねーか?」

基山「……うん、その通りなんだけど。」

なんとなく、来てみたかったんだよな。

モノクマ「やあやあ!基山クン!」

葉隠「……あっ!モノクマだべ!」

モノクマ「うわっ、お前まだいたのかよ!」

モノクマ「さっさと成仏してくれよ!その……色々と困るから!」

……ん?

葉隠がいると、モノクマ的には困るのか?

モノクマ「いやいや、こんなことを言いに来たんじゃない……。」

モノクマ「とりあえず、それは置いといて……」

モノクマ「基山クン!ここに来るとは良いセンスだね!」

モノクマ「実はね、購買部訪問はキミが1番乗りなんだよ!」

モノクマ「全く、人気が無くて困るね……トホホ……。」

モノクマ「ということで1番乗り賞として、メダルを10枚差し上げまーす!」

モノクマメダル
0→10

モノクマ「そのメダルはここだけじゃなく、コンティニューとかヒントにも使えるから!」

モノクマ「使いまくるのは禁物だよ!」

基山「コンティニュー……?」

モノクマ「あ!こっちの話です!」

モノクマ「……それじゃ、ボクはこの辺で!」

モノクマ「快適な購買部ライフを楽しんでね~!」

……相変わらず、よく分からないな。



……さて、何枚回そう?

↓2 1~10で指定


基山「5枚くらいで良いかな……。」

葉隠「よし!早速入れてみるべ!」


↓1~5 コンマ以下で出るものが決まります

※93以上はオリジナルアイテムです


01 ミネラルウォーター
53 狂戦士の鎧
70 超技林
18 色恋沙汰リング
00 とある考古学教授のシルクハット(オリ)


この5つが出た。

どれも、何かの役に立てば良いけど……。

よし、それじゃあ個室に戻るか。


【5つのアイテムをGETしました】


ーー基山の個室ーー

~3日目 自由行動時間3~

さて、そろそろ最後の行動かな。

時間的にも、もうすぐ夕食だし。



……それじゃあ、次はどうしよう?

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル--)

↓2


【1.葉隠 選択】

一旦休憩します。


ーー盛の個室 前ーー

基山「……さて、インターホンを押すか。」

葉隠「へへっ!ちょっとドキドキすんな!」

基山「ドキドキどころじゃないよ……。」

本当に、こいつで良かったのか……?

『ピーンポーン』

……………………

『ガチャリ』

少しだけ扉が開き、盛が顔を出す。

盛「……なんだよ。」

基山「いや……えーっと……」

こいつは僕を嫌ってるはずだ。

余計なことは話さず、葉隠にパスするか。

基山「その、葉隠から話があるそうだ。」

盛「……葉隠?」

葉隠「俺だべ!」

盛「……ああ、幽霊か。」

盛「何だよ。オレに何の用だ。」

機嫌が悪そうだな……。

ここからは、葉隠の力量に期待するしかない。

葉隠「単刀直入に言わせてもらうべ!」

葉隠「ちゃんと、朝の食事会に来い!」

盛「……それはヤだ。」

盛「皆きっと、俺を邪魔者扱いする。」

盛「それに、面倒なルールも守りたくない。」

葉隠「んなこと関係ねーんだべ!」

葉隠「お前は、俺達の仲間なんだ!だから来い!」

……お、良いこと言うじゃないか。

これで少しは盛の心も……


盛「…………………」

盛「でも……」

葉隠「『でも』じゃねぇ!さっさと決断するんだ!」

葉隠「お前が来てくれたら、基山っちが俺に報酬をくれるって……」

葉隠「………………あ。」

……終わった。

完全に、終わった。

盛「報酬……?」

盛「そんなもので釣られて、俺の説得を……?」

盛「………………ッ!」

盛「最低だ……!」

『バタン!』

勢いよく扉は閉まり

僕達の再結束の道も

呆気なく、閉ざされた。



【結果:説得失敗】

【盛との友好度が低下しました】


ーー基山の個室ーー

~夕食パート~

葉隠「……リアルな話、悪かったべ。」

葉隠が、珍しく申し訳なさそうに謝る。

基山「いや、僕が悪かったよ。」

基山「葉隠を悪く言う意味じゃなく……お前を選んだ僕に責任がある。」

葉隠「……それはそれで、傷つくべ。」


……そろそろ夕食の時間か。

葉隠と一緒に、食堂へ向かうとしよう。

盛については、食べながら考えようかな。


ーー食堂ーー

基山「ん、阿久津さん。」

基山「阿久津さんも、今から食事?」

阿久津「………………。」プイー

…………?

……あ、そういえば名前で呼べって言ってたっけ。

そうしないと話してくれないなら、仕方ないか。

基山「……千鶴ちゃん。」

阿久津「あっ!基山さんじゃないですか!」

阿久津「もしかして、今から夕食ですか?」

阿久津「千鶴も今から食べようかなって思ってて~……」

阿久津「良かったら、一緒に食べません?」

基山「…………うん、食べよう。」

……なるほど、こういう子なんだな。



さて……何について話そう?

1.食事について
2.盛について
3.葉隠について
4.自由安価(内容指定)

↓2


基山「そういえば、阿久……千鶴ちゃんは葉隠についてどう思う?」

阿久津「……どうって?」

基山「その……印象というか。」

阿久津「う~ん……変わってて良いと思いますけど~……」

阿久津「……不潔ですね。」

葉隠「えっ、俺がか?」

阿久津「はい、不潔です。」

阿久津「幽霊なのに漂ってくる、この不潔感。」

阿久津「はっきり言って、異常ですよ!」

……まあ、見た目は確かに臭い。

本当に臭いという意味じゃなく、見た目が。

にしても、やっぱりモデルだから

ファッションに関して気にしてしまうのかな。

葉隠「んー……こりゃショックだべ……。」

葉隠「特に髪型には、自信があったんだけどな……。」

阿久津「大丈夫ですよ葉隠さん!私に相談してくだされば……」

阿久津「いつでもどこでも、きっちりコーディネートしてあげますから!」

阿久津「葉隠さんを、私みたいに可愛く仕上げることも出来ますよ!」

葉隠「えっ!マジか!?」

基山「葉隠が可愛くなっても誰も得しないよ!?」

それに、さりげなく自分を可愛いって……

確かに事実なんだけど……

何というか、侮れない子だ。

葉隠「……いやー、じゃあ今度、阿久津っちに頼むとするべ!」

阿久津「はいっ!いつでもどうぞ♪」

……どうやら2人の間で話が決まってしまったようだ。

阿久津さん、今まであまり話さなかったけど

なかなか個性的な人だ。

これからは積極的に話す機会を作りたいな。



プレゼントを渡しますか?

1.渡す
2.渡さない

↓2


基山「千鶴ちゃん、これあげるよ。」

阿久津「ミネラルウォーター……ですか?」

基山「うん。モデルなら、こういうのを飲むのが良いんじゃないの?」

阿久津「うふふ、私の身体のことを考えてくれるなんて……」

阿久津「基山さんって、そんなことばかり考えてるんですねっ♪」

基山「……え?」

まるで僕がいかがわしいことを考えているかのような言い方だな……。

葉隠「そうだぞ基山っち!そういうのは良くないべ!」

阿久津「そうです!良くないんですよ!」

……とりあえず、そこそこ喜んでくれただろう。



【阿久津との友好度がまあまあ上昇しました。】


ーー基山の個室ーー

……さて、そろそろ夜時間だ。



明日の起きる時間はどうしよう?

1.早め
2.普通
3.遅め

現在の疲労ポイント:1


↓2


普通の時間で良いかな。

それじゃ、今日はもう眠るとしよう……。


ーー3日目 終了ーー
【result】
・神崎との友好度が少し上昇
・調理班との友好度が少し上昇
・浮羽との友好度が少し上昇
・盛との友好度が低下
・阿久津との友好度がまあまあ上昇




友好度一覧

ーー???ーー
ーー親友ーー
ーー友人ーー
ソーレッド・ワイズマン
ーー知り合いーー
中城 麗音
九瀬 音也
流鏑馬 イリヤ
浮羽 南斎
筒井 優雅
曽根 紅莉
神崎 景子
土岐 幸乃
阿久津 千鶴子
一本槇 一太
朝井 市子
ーー顔見知りーー
波道神 月海蘭
矢田 数馬
盛 超業


NIGHT TIME

ーー体育館ーー

盛「……!」

盛「そこに誰かいるのか!」


盛「……何だ。オマエか。」


盛「……え?」


盛「な、何だよ突然……。」

盛「それに、何でオマエがそんなこと……」


盛「………………」

盛「…………どうしても?」


盛「…………分かったよ。そうする。」

盛「あ!待ってくれ!」

盛「その、何て言うか……」

盛「…………ありがとな。」


盛「あ、ああ!また明日!」


【盛と???との友好度がこの上なく上昇しました】


~モノクマげきじょう~

モノクマ「…………。」スーハー

モノクマ「…………。」スーハー

モノクマ「…………。」スーハー

モノクマ「…………。」スーハー

モノクマ「……皆さんも、静かに深呼吸してみましょう。」

モノクマ「とーっても、落ち着きますよ。」

モノクマ「今日は、もう少し進めようかな、と思います。」

モノクマ「休憩してからね。」

モノクマ「こいついつも休憩してんな、と思った方。」

モノクマ「休憩を侮ってはいけませんよ。」

モノクマ「ほら、深呼吸して。」

モノクマ「…………。」スーハー

モノクマ「…………。」スーハー


【夢パート】

……その夜、僕は夢を見た。

その夢の内容とは……


↓1~3 短編のお題をお願いします

書けそうなものを選んで書きます。

浮羽が洋風かぶれだったら

範囲外ですが良いお題だったので
>>734を採用させて頂きます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【浮羽が西洋かぶれだったら】

浮羽「Hey!君達!」

浮羽「どうだい?今から俺と、アイスティーとクッキーでも。」

基山「…………え?」

土岐「ど、どうしちゃったんですか……浮羽さん……。」

中城「記憶の混濁……きっと、神の悪戯!」

浮羽「ははっ、俺は何も変わっちゃいないさ。」

浮羽「そういえば、今夜のディナーはどうする?」

浮羽「そうだな……今日は俺は洋食の気分なんだけど。」

流鏑馬「さっきから普通に、クッキーとかディナーとか言っちゃってるし……」

矢田「んー……こりゃダメになっちゃったか……。」

浮羽「俺は気づいたんだ!西洋は最高なんだよ!」

浮羽「スイーツ、パン、デパート、ショッピング……」

浮羽「バッグ、ランチ、ソーレッド、コンビニ……」

浮羽「クーラー、テレビ、パソコン、レンジ……」

浮羽「ははっ!どれも最高!素晴らしい!」

ソーレッド「さりげなく俺褒められとるし……。」

ソーレッド「これはこれで、何か嫌やぞ!」

浮羽「ふふふ……ふふふふふ……!」

浮羽「俺は西洋が大好きだ……!」

浮羽「日本はいっそ、ヨーロッパに移動すれば良いんだ……!」

浮羽「あははははっ……!」

阿久津「嫌っ……!もうこれ、ただの変な人になっちゃってますよ!」

波道神「きっと憑かれてる!憑かれてるんだよ!」

浮羽「西洋最高!はーっはっはっはっはっは!!」



基山「…………はっ!」

基山「ゆ、夢か…………。」

……恐ろしい夢だったな。

現実にならないことを祈ろう。

【浮羽が西洋かぶれだったら END】




ーー基山の個室ーー

~4日目 開始~

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよ~! さぁて、今日も張り切っていきましょう~! 』


基山「ん…………」

昨日は酷い夢を見た……。

二度寝したけど、あの恐怖が拭い去れないな。

さて、食堂に行くとしよう。

葉隠「おっ、基山っち、やっと起きたか。」

葉隠「扉から個室の奥まで最速で何秒で行けるかを、ずっと計ってたべ。」

……本当に暇だったんだな。


ーー厨房ーー

筒井「さて、今日も調理を頑張ろうか。」

流鏑馬「ねぇ、また役目を変えてみない?」

流鏑馬「私、今日はドリンク係が良いな。」

筒井「うん、構わないよ。変えてみよう。」

曽根「ほんじゃ、私は和食がやりたいっす!」

筒井「それじゃあ、僕はデザートにしようかな?」

筒井「基山君には、洋食をお願いするね。」

基山「よし、了解だ。」

まずはパンだな……。

上手く焼けるように、頑張ろう。



ーーコンマ判定ーー
(現在の調理レベル:2)
01~29…失敗
30~69…普通
70~00…成功

↓1


基山君がやらかしたところで今日はここまで。

明日は舞園スレを更新予定なので、

次回は月曜日の投下を予定しています。

それでは、お疲れ様でした。


あ、↓1にしてた

全然やらかしてなかったね(安堵)

あと、短篇は常に募集しています。

どうせスレが中途半端に余った時に書くので。

それでは今度こそお疲れ様でした。

舞園スレの書き溜めがあまりできなかったので今日はやっぱりこっちを……

23:30ごろから始めても良いですか?


基山「よしっ!今日も上手く出来たぞ!」

流鏑馬「……くすっ。」

流鏑馬さんが、横で小さく笑った。

基山「え……?」

基山「な、何かおかしかった?」

流鏑馬「いや……何て言うか……」

流鏑馬「調理に必死で向き合ってる基山を見ると、笑えちゃって。」

流鏑馬「あ、決して悪い意味じゃないんだよ!」

流鏑馬「ただ……ちょっと可愛いなーって思っただけで……」

か、可愛いって……。

嫌なわけじゃないけど、

何だかムズムズする言い回しだ。

筒井「良いじゃないか。皆の為に頑張ってくれてるんだ。」

曽根「うんうん!私は基山君のそういう姿勢、嫌いじゃないぜ!」

基山「な、何だよ急に……。」

皆して、急に褒めるなんて……

どういう風の吹きまわしだ?



……とにかく、今日も上手くで来て良かった。

これからもこの調子で、頑張ろう。


【3人との友好度が少し上昇しました】


ーー食堂ーー

基山「……!?」

食堂に戻った時、唖然とした。

驚くべきことが、2つ起こっていたのだ。


まず1つ目

盛が食事会に来ていた。

昨日説得に失敗し、

もう二度と来ないだろうと思っていた人物が

目の前に、存在していたんだ。


そして2つ目

その盛と、もう1人、神崎さんが

言い争いをしていた。


盛「何なんだ!ちょっと肩を叩いただけだろ!」

神崎「…………(*` ´*)!」

カエルくん『うるさい!僕はお前が嫌いだ!』

ウシさん『そうだそうだ!お前なんか嫌いだ!』

盛「なっ……!こんにゃろーっ!」

遂に盛が手を出す……というところで、

一本槇と筒井が間に入る。

一本槇「……やめろ。」

筒井「……盛くん、抑えてくれ。」

筒井「君は悪くない。それはよく分かってるから。」

……ん?

僕と同じタイミングで戻ってきたはずの筒井が

何故盛が悪くないと判断出来る……?

盛「…………ちぇっ!」

盛「せっかく戻ってきたのに……こんなことになるなんて。」

盛「俺は、そんなつもりじゃなかったのに。」

……盛にも、思うところはあったのだろうか。

その言葉からは、和解の姿勢が感じられた。


ソーレッド「……とりあえずは、収まったみたいやな。」

ソーレッド「あんまり事情は聞かんけどなぁ、2人とも高校生なんやから。」

ソーレッド「もうちょっと、節度を弁えなあかんで。」

神崎「……(´・ ・`)」

カエルくん『……ごめんなさい。』

盛「………………。」

数人の生徒が間に入ってくれたことで、

何とかその場は収まった。

……だけど、ここにいる全員が不安に思っただろう。

普通なら謝り合えば済む。

だが、今僕達が置かれているのは

『コロシアイ学園生活』

という作られた環境。

外への出口、外との連絡手段、

その全てが完全に閉ざされた学園、

それが、今の僕達の生活場所なのだ。

更にここから出る為の条件は、この中の誰かを殺すこと。

決して殺人なんて起こらない。

そう信じ続けていたけど……

この日初めて、僕は一抹の不安を抱いた。




……こうして、とても良い雰囲気とは言えない中

僕達は3度目の朝食会を終えたのだった。


ーー基山の個室ーー

~4日目 自由行動時間1~

葉隠「……うーん、ありゃ修羅場だったべ。」

葉隠が2人の争いの感想を述べる。

葉隠「何つーか……神崎っちの目から、『本気』ってヤツを感じたな。」

葉隠「凄く恐ろしかったべ……。」

『本気』……か。

殺意へと転じないことを、祈るばかりだ。



……そして、今日はここから暇なんだよな。

時間もあるし、部屋でじっとしているのはあまり好かない。

うん、どこかへ出かけよう。



……さて、どうする?

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル:5)

↓2


ーー食堂ーー

基山「やあ。また紅茶?」

九瀬「いえ……先ほどの言い争いに関して、少し考えておりまして。」

九瀬「私としては、大した原因ではなかったように思うのですが……」

……?

僕は原因となった場面を見ていないから

何とも言えないけど……

九瀬は、それを不思議に感じているのか?



……さて、何について話そう?

1.ハスラーとなったキッカケ(通信簿埋め)
2.朝食会での事件について
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「九瀬、朝食会での事件の原因について、教えてくれ。」

九瀬「……はい、勿論構いませんよ。」

九瀬「盛さんも仰っていましたが……本当に、些細なことだったんです。」

九瀬「盛さんが後ろから、神崎さんの肩をトントン、と。それだけだったんです。」

九瀬「こちらから見ていて、力を込めたようにも感じませんでしたし……」

九瀬「本当に、ごく普通に話し掛けただけのようでした。」

基山「ふむ……盛は嘘を言ってなかったわけか。」

基山「それに、神崎さんが怒っちゃったってこと?」

九瀬「はい……。しかし、それにも納得がいきません。」

九瀬「男性に肩に手を置かれたことを嫌がった……と捉えたとしても、それはおかしいのです。」

基山「……おかしい?」

九瀬「私自身が、神崎さんの肩を後ろから叩いたことがありますから。」

九瀬「その時の神崎さんは、特に不快な顔をしませんでしたし……」

九瀬「ましてお怒りになるなど、全くございませんでした。」

九瀬「肩を叩かれたことに原因が無いとするならば……」

基山「……『盛に』肩を叩かれたことに、原因がある?」

九瀬「……私の推測も、殆どその通りです。」

九瀬「厳密に言えば、『身体に触れられたこと』でしょうね。」

……たかが、身体に触れられただけ。

しかし、神崎さんは怒りを露わにした。

盛に、個人的な恨みでもあるのか……?

……今のところは、まだ分からないな。

基山「……貴重な話をありがとう。よく分かったよ。」

九瀬「いえ。大した情報しか持っておらず、申し訳ありません。」

……そんなに謙虚に構えなくても良いのにな。


プレゼントを渡しますか?

1.はい
2.いいえ

↓2

1


以下から選択してください…

狂戦士の鎧
超技林
色恋沙汰リング
とある考古学教授のシルクハット(オリ)

↓1

シルクハット


基山「九瀬、このシルクハット、どうかな?」

九瀬「こ、これは……!」

九瀬「ほ、本当に貰って良いのですか!?」

基山「ああ、勿論構わないけど……」

基山「これ、そんなに凄い物なのか?」

九瀬「これは知る人ぞ知る!素晴らしい教授のシルクハットと同じ物ですよ!」

九瀬「まさに模範的英国紳士と言っても過言では無い方!」

九瀬「私の……憧れの人なのです……!」

基山「そ、そうなんだ……。」

凄く喜んでくれたみたいだ。

普段は冷静な九瀬だけど、

こうやって熱くなれる趣味もあるんだな……。



【九瀬との友好度がこの上なく上昇しました】


ーー基山の個室ーー

~4日目 自由行動時間2~

葉隠「あのシルクハット、俺にも似合いそうなんだけどな……。」

基山「いや、入らないだろ。」

葉隠「……正論だべ。」



……まだ、時間はあるな。

もう一度、何処かへ出かけるとするか。


……さて、どうする?

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル:5)

↓2


ーー ランドリー ーー

筒井「あ、基山君。」

基山「筒井か。ここで何してるんだ?」

筒井「何って程でも無いんだけど……」

筒井「ここの匂いって、微妙にプールに似てるんだよね。」

筒井「僕、これが結構好きなんだよ。」

……へえ、そうなのか。

確かに僕も、ペンキの匂いとかは好きだけど。


……さて、何について話そう?

1.改めて自己紹介(通信簿埋め)
2.家事について
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「筒井って、結構家事が得意なんだよな。」

基山「料理は勿論だけど、洗濯とかもしてくれてる時があるし。」

筒井「ああ、自分のをやるついでにね。」

筒井「最近は曽根さんにも頼まれちゃったりしてさ……」

筒井「……困るんだよね。下着とか混ざってるし。」

基山「ああ、それは……確かに困るな。」

……ちょっとだけ、羨ましくもあるけど。

基山「因みに、それだけ家事が出来るようになったのには、何か理由があるのか?」

筒井「う~ん……理由か……。」

筒井「両親が共働きだったから、小さい頃から家事を担当することは多かったかな。」

筒井「洗い物に始まり、父親の朝食を作ったり、洗濯物の処理をしたり……」

筒井「部屋、お風呂、トイレの掃除なんかも、頻繁にしてたね。」

筒井「理由として挙げるなら、それくらいだよ。」

基山「簡単そうに言う辺りが凄いよな……。」

基山「それを苦に感じたことは無かったの?」

筒井「無いね。……むしろ楽しかった。」

基山「た、楽しい……!?」

考えられない言葉が出てきたぞ……。

筒井「家事って、ちょっとした工夫で時間短縮したり出来るんだよ。」

筒井「それで空いた時間に遊べたら、得した気分になるでしょ?」

基山「ま、まあ、確かに……。」

僕とは随分、感覚に違いがあるみたいだな……。

基山「今度、良ければそういう家事のコツを教えてよ。」

基山「実を言うと、僕はそういうの苦手なんだ。」

筒井「勿論構わないよ。いつでも言ってくれ。」

……他の人から学べるところは、積極的に学んでいかないと。

その点では、筒井は本当に尊敬するところばかりな奴だ。



プレゼントを渡しますか?

1.渡す(アイテム指定)
2.渡さない

↓2


~プレゼント一覧~
・超技林
・色恋沙汰リング
・狂戦士の鎧

↓2


基山「筒井、これをやるよ。」

筒井「これは……」

筒井「こんなの、僕には合わないと思うけど……」

筒井「……でも、基山君が僕にって言うなら、受け取っておこうかな。」

そう話す筒井は、少し照れ臭そうにしていた。

……そこそこ喜んでくれたかな?



【筒井との友好度がまあまあ上昇しました】


ーー基山の個室ーー

葉隠「あのリング、俺にも似合いそうなんだけどな……。」

基山「似合わない。」

葉隠「……断言されると、ちょっと傷つくべ。」



さて、次は……

『ピーンポーンパーンポーン』

『えー、生徒の皆さんに、連絡致します。』

『皆さんに、学園長より話がありますので……』

『至急、体育館にお集まりくださーい!』

……モノクマから話?

嫌な予感しか、しないんだけど……

でも、行かないと何をされるか分からないよな。

…………よし、行くか。


ここで、一旦休憩。

中途半端なところで休憩するなって?

いやいや、これはヒキという高等戦術なのですよ。

ちょっと気になるところで休憩を挟み

再開まで起きててもらうようにするという……。

……まあ多分、安価のところは多数決で丸1日程待ちますけど。

寝る方はおやすみなさい。

明日から月曜日、また頑張りましょう!

それでは、一旦休憩しまーす。


ーー体育館ーー

モノクマ「ん!漸く全員揃ったね!」

僕が体育館に入ってすぐ、モノクマはそう言った。

僕って、何かと1番最後が多いな。

……気をつけないと。

ソーレッド「そんで?」

ソーレッド「一体何の用で、俺らを呼び出してん。」

モノクマ「うぷぷ……まあ焦りなさんな。」

モノクマ「ちゃーんと話してあげるからさ!」

そう言ってモノクマは、

舞台裏からダンボール箱を引きずって来た。

モノクマ「えー、皆さん。」

モノクマ「学園長であるボクは、皆さんの度胸の無さに呆れ果てております!」

モノクマ「もう4日目になるというのに、コロシアイが起こらない!」

浮羽「けっ!」

浮羽「残念ながら、これからも起こりゃしねぇさ!」

基山「ここから出る為とはいえ、殺人を犯す奴なんていないさ。」

基山「僕は、そう信じてる。」

モノクマ「うぷぷ……。確かにこのままじゃ、そうなるかもね。」

モノクマ「でも……これがあるならどう?」

筒井「……これ?」

モノクマ「……ズバリ、『動機』だよ。」

モノクマ「皆のここから出たいって欲望……それを掻き立てるような動機があれば……」

モノクマ「本当に殺人が起こらないって言える?」

モノクマ「本当に誰も間違いを起こさないって、言えるの?」

ソーレッド「………………。」

ソーレッドが黙る。

こいつの沈黙には、妙な影響がある。

いつも煩い分、こいつが反論しないとなると……

皆、それだけで納得してしまう部分があるのだ。

モノクマ「……言えない、よね!」

モノクマ「……ということで!今回は特別に!」

モノクマ「学園長であるボクが、スペシャルな動機を用意しました!」

そう言って、モノクマは箱の中の物を取り出す。

モノクマ「じゃじゃーん!このDVDがそれです!」

モノクマ「自分の名前が書いてあるものを取って、これを視聴覚室で見てね!」

モノクマ「見なかったら……どうなるか分からないよ!」

モノクマ「そしてこれが、皆にとっての発奮材料となることを期待しています!」

モノクマ「それではまた~!」

……そう言ってモノクマは、体育館から姿を消した。


基山「……皆、視聴覚室に移動しよう。」

流鏑馬「基山!こんなの、アイツの罠に決まって……」

基山「ああ、分かってる。」

基山「でも見ないわけにはいかないだろ。」

基山「入学式の時に見た、あの爆発が……」

基山「また僕達の目の前で、起こらないようにする為にも。」

流鏑馬「…………。」

ソーレッド「今回に関しては、しゃーないやろ。」

ソーレッド「嫌なことはさっさと済ませよ。はよ行くで。」




ーー視聴覚室ーー

……視聴覚室に来るのは初めてだ。

当然だが、映像を見る為の設備が整っている。

基山「それじゃ……皆DVDを取って。」

基山「各自出来るだけ離れて、映像を見てくれ。」

皆が、僕の指示通りに動く。

……本当は、こんなDVD見たくない。

でも、逃げるわけにはいかない。

……このDVDが、コロシアイが起きる原因にならないことを祈って

僕は恐る恐る、映像を再生した。


基山「……!」

その映像に映っていたのは

僕の家族と、仕事仲間。

僕と同じく左官である親父。

家族を支える母、3歳年上の姉。

そして、父の弟子である数人の男。

懐かしい皆が、その映像の中にいた。

どうやら、内容はビデオレターらしく

それぞれからの、応援のメッセージが録画されていた。

父「守、元気にしているか?」

父「お前が希望ヶ峰学園に入学したことを、本当に誇りに思っているぞ。」

母「身体には気をつけるんだよ。」

姉「立派になって帰って来いよ!」

仕事仲間「お前がいない間、俺達も腕を磨いておくからな!」

仕事仲間「そうだ!俺達だって負けねーぞ!」

……思わず、笑みが零れた。

少しの間、自分が異常な環境に置かれていることを忘れることが出来た。



……だが、次の瞬間



基山「…………っ!?」

見ていた映像が、ガラリと変わった。

映されたのは、無惨に荒らされた自宅。

突如消えた家族と仲間達の姿。

一体何が起こったのか、さっぱり分からなかった。



『果たして、基山クンの家族と仕事仲間達はどうなったのか!?』

『正解は、卒業の後!』


……そこで、映像は途切れた。


基山「な、何だよ……これ……!」

隠し切れない動揺。

しかし、すぐに自分の立場を思い出す。

そうだ。僕はリーダーだ。

ここで狼狽えているわけにはいかない。

むしろ落ち着かせる側に回らないと。

そう思い、辺りを見回す。

僕を除く15人の生徒達の反応は、

3つのパターンに分けることが出来た。



パターンA

無反応。

一本槇、朝井さん、矢田、中城さんが、これに該当する。

少しも表情を変えず、ただ画面を見つめている。



パターンB

動揺しているが、冷静を装っている。

ソーレッド、筒井、神崎さん、浮羽、九瀬がこれに当たる。

特に騒ぎはしないが、その表情は強張っている。



パターンC

あからさまに動揺している。

波道神さん、土岐さん、阿久津さん、曽根さん、盛、流鏑馬さんがこのパターンだ。

動揺を隠そうとはしているが、

全く隠し切れていない状況。

中でも酷いのは、流鏑馬さんと波道神さん、そして盛だろうか。



……さて、一刻も早く皆を落ち着かせないと。

……誰に話し掛ける?

【生徒3人指定:多数決】
期限:6/16 21:00

票が多い3人に話し掛けます。

思いの外沢山の人が投票してくれて嬉しいです。
途中経過を数えてくださった方もいましたが
万一のこともあるので数え直しました。
以下が最終結果です。恐らく合ってます。


○流鏑馬-10
○筒井-10
○ソーレッド-10
~~~~~~~~
浮羽-8
盛-7
神崎-6
波道神-5
中城-5
曽根-5
九瀬-5
阿久津-1
土岐-1
朝井-1
矢田-1
一本槇-0
ーーーーーーーーー
合計:25名×3=75票


本日は23時より開始したいと思っております。
よろしくお願いします。

舞園さんスレは今週末になるかもです。
更新速度低って書いてるし大丈夫なはず……。
もし待っている方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。


流鏑馬さんに話し掛けてみよう。

基山「……流鏑馬さん、大丈夫?」

流鏑馬「き、基山……っ!」

流鏑馬「か、家族が……!」

流鏑馬「どうしよう!お父さんも、お母さんも、皆……!」

基山「お、落ち着いて!こんな映像、偽物に決まってるって!」

基山「だから、きっと流鏑馬さんの家族は無事だよ。」

流鏑馬「…………本当?」

基山「本当さ。僕が保証する。」

流鏑馬「……根拠も無いのに?」

うっ……

確かに根拠は無いけど……

ここで黙り込んだら余計不安にさせるよな……。



……何て答えよう?

1.無事って根拠なら、あるさ!
2.根拠は無いけど……信じよう!
3.あんな映像、忘れよう!

↓3までの多数決
同票の場合コンマの高いレス採用


基山「根拠は無いけど……信じよう!」

流鏑馬「……やっぱり無いんだ。」

基山「…………うん、ごめん。」

流鏑馬「……いや、基山が謝ることじゃないよ。」

流鏑馬「それに、わざわざ慰めに来てくれて嬉しかった。」

流鏑馬「……ありがと。」

そう言って、流鏑馬さんはニッコリと微笑んだ。

……でも、その表情を見れば誰にだって見抜けただろう。

その笑顔が、本当の笑顔では無いことを。

……それでも、少しくらいは励ませたかな。


ソーレッドにも声を掛けておこうかな。

基山「ソーレッド、これって……」

ソーレッド「……偽物、と信じたいな。」

ソーレッド「黒幕が用意した、偽物の映像……」

ソーレッド「……にしては、リアルやけど。」

じゃあソーレッドは、この映像が本物だと……?

ソーレッド「……とにかく、俺のことはええ。」

ソーレッド「お前は他の奴のケアに回れ。」

ソーレッド「俺も、今から声掛けに行く。」

……どうしよう。



ソーレッドに何か言っておくか?

1.お前は大丈夫なのか?
2.僕が頼りないせいで迷惑かけて、ごめん。
3.何も言わず、素直に了承する。


↓3までの多数決
同票の場合コンマ以下の高いレス採用


基山「……ソーレッド。」

ソーレッド「……あ?何やねん。」

基山「僕が頼りないせいで……迷惑をかけてすまない。」

基山「もっと僕がしっかりしていれば……こんな状況でも、皆をまとめられた。」

ソーレッド「……はっ!」

ソーレッド「俺は、お前が頼れるリーダーやと思ったことなんか無いわ!」

ソーレッド「そんなもん、分かった上でリーダー任せとんねん!」

ソーレッド「お前はお前の全力を尽くす!それでええ!」

基山「………………。」

基山「…………分かった。」

そう答えると、ソーレッドはニヤリと笑って

土岐さんの方へ向かっていった。

……結局、ソーレッド自身の気持ちは聞けなかったな。

あいつだって、きっと動揺しているはずなのに……。


リーダーとして、僕は本当に力量不足だ。


筒井にも声を掛けておこう。

基山「筒井、大丈夫か?」

筒井「……基山君か。」

筒井「……僕なら、問題ない。」

…………あまり、そうは見えないけど。

基山「あんな映像、気にするなよ?」

基山「黒幕の思う壺だ。」

筒井「……分かってるさ。」

うーん……

頭では分かっているけど……って感じだな。



……どう声を掛けよう?

1.少し向こうで休憩するか?
2.あまり抱え込まずに、僕に相談してくれよ。
3.辛いけど、皆で何とか乗り越えよう

↓3までの多数決
同票の場合コンマ以下の高いレス採用


基山「辛いけど、皆で何とか乗り越えよう。」

筒井「……随分、簡単に言うね。」

基山「……え?」

筒井「……いや、何も。」

筒井「………………。」

筒井「ただ、君にはリーダーとして忘れないでいて欲しい。」

筒井「乗り越えたくても、乗り越えられない人だっているんだってことを。」

筒井「今この時も、戦い続けている人が存在するんだってことを。」

基山「……筒井が、そうなのか?」

筒井「いや、僕の悩みなんて軽いものさ。」

基山「じゃあ、一体誰が……」

筒井「……………………」

筒井「……ごめん、話し過ぎた。」

筒井「基山君、僕はもう十分落ち着いたよ。」

筒井「早く、全体への指示を出してあげて。」

基山「……ああ……分かった。」

今のは、どういうことなんだろう。

……もしかして、もう少し言葉を選ぶべきだったのか?


【result】
流鏑馬 △
ソーレッド ×
筒井 ×


基山「皆、一旦落ち着いて聞いて!」

今度は、全員に対して声を掛ける。

ソーレッドの協力もあり、

皆は少しずつ、落ちつきを取り戻していた。

基山「今日はもう、個室に戻ってもらうことにした!」

基山「夕食を食べる人は、19時までに食べ終えてくれ!」

基山「その後は、明日の朝まで外出禁止で頼む!」

基山「それじゃあ、解散だ!」

ソーレッドと話し合った通りのことを連絡する。

幸いにも特に文句は無く、

全員が指示に従い個室に戻ってくれたようだ。



……さて、いつもなら夕食の時間か。

今日は正直、食べなくても良いんだけど……



どうしよう?食堂に足を運ぶか?

1.食堂へ(夕食パート)
2.個室へ(就寝)

↓2


ーー食堂ーー

基山「…………!」

食堂に入ると、中には1人の生徒しかいなかった。

盛「………………。」

盛 超業。

恐らく、僕のことを1番嫌っているであろう生徒。

そして僕自身も、こいつには苦手意識がある。

……かと言って、いつまでも険悪なのは嫌だな。

たまには、2人で話してみるか。

基山「盛、一緒に食べても良いか?」

盛「…………別に。」

…………別にってなんだよ。

特に嫌がりはしないし、前に座っても構わないんだよな……?



……さて、何について話そう?

1.朝食会に参加するようになった理由
2.仲の良い生徒
3.普段の昼間の過ごし方
4.自由安価(内容指定)

↓2


基山「盛は、仲の良い生徒とかいるのか?」

盛「……いないと思ってるのか?」

……しまった。

流石に今の聞き方は失礼だったか。

基山「いや、そんな風には思ってないけどさ……」

盛「…………ふん。」

盛「……曽根とか、朝井とか、阿久津とかだよ。」

基山「ふむ……なかなか意外な名前が……」

曽根さんは誰とでも仲良く出来るとしても……

朝井さんと阿久津さんか……。

2人共、盛とは合わなさそうなんだけどな。

基山「3人とは、どんな話をするんだ?」

盛「話……?」

盛「何か話をしないと、友達じゃないのか?」

基山「……え?」

基山「も、もしかして、話したことないのか?」

盛「別に、そりゃ普通に話すよ。」

盛「……でも、本当なら言葉なんて必要無いだろ。」

言葉が必要無い……?

基山「どういう意味だよ……?」

盛「表情とか身体の動きで、通じ合える。」

盛「……それがあれば、何か話す必要なんて無い。」

基山「へ、へぇ……。」

それは……何だか凄いな……。

でも、少し想像出来るかもしれない。

口いっぱいに食べ物を詰め込んだ曽根さんと、

その目の前にいる盛が、身体の動きで会話している姿……

……確かに、ある程度は意思疎通出来るのかもな。

盛「表情で判断するなら、お前はオレのことが嫌いだろ。」

盛「だからオレも、お前が嫌いになる。」

基山「…………!」

もしかして盛は、最初に話した時のアレで

僕との距離を、既に測っていたのか?

僕があの時強く叱ったから、盛は僕と距離を取るのだろうか。

だとするなら……


曽根「ったぁーーっ!腹減ったーーっ!」

……その時、曽根さんが食堂に入ってきた。

やたらハイテンションで、スキップをしながら。

曽根「……おお?おーっっとととっ!?」

その曽根さんが、食堂の椅子に足を引っ掛けて

バランスを崩し転びそうになる。

その瞬間だった。

盛「危ない!」

盛が、素早く曽根さんの身体を支えに入る。

曽根「おお!?止まった!!」

曽根「いやー!さっすが盛くん!素早いっすなぁ!」

盛「……へへっ!どうだ!凄いだろ!」

……2人の距離は、とても近かった。

それと同時に、今まで目にしたことがなかった

盛の良いところを見ることが出来た気がした。

……これからは、もう少し仲良くしてみようかな。



プレゼントを渡しますか?

1.渡す(アイテム選択)
2.渡さない

↓2


~アイテム一覧~
超技林
狂戦士の鎧


渡さなくて良いか。

基山「それじゃあ盛、曽根さん、僕は個室に戻るよ。」

曽根「あり、もう戻っちゃうの?」

基山「うん、今日はもう疲れたから。」

曽根「そっか。それなら仕方ないね!」

曽根「そんじゃ盛くん!今夜は2人で呑み明かそうぜ!」

盛「おう!オレンジジュース持ってくる!」

……19時までって言ったんだけどな。

まあ曽根さんもついてるし、

その辺は調節してくれる……と信じよう。



【盛との友好度が少し上昇しました】


ーー基山の個室ーー

ふう……。

ようやく、眠る時間か。

葉隠「おっす、基山っち。」

基山「……葉隠か。」

そう言えば、こいつは今までどこに……?

葉隠「いやー、実は夕方、凄ぇもんを見つけてな!」

葉隠「なんと食堂の植木鉢に、ミステリーサークルが出来てたんだべ!」

葉隠「珍しいから、思わず持って帰って来ちまったぞ!」

葉隠「ほれ、見てみるか?」

……………………。

基山「…………おやすみ。」

葉隠「ちょっ!基山っち!流石にそれは冷たいべ!」

……………………。




……さて、明日の起きる時間はどうする?

1.早め
2.普通
3.遅め

疲労ポイント:1

↓2


普通の時間に起きるとしよう。

……それじゃあ、今日はもう寝るか。


ーー4日目 終了ーー
【result】
・調理班との友好度が少し上昇
・九瀬との友好度がこの上なく上昇
・筒井との友好度がまあまあ上昇
・動機提示後に話した3人との友好度が少しは上昇
・盛との友好度が少し上昇



友好度一覧

ーー???ーー
ーー親友ーー
ーー友人ーー
九瀬 音也
ソーレッド・ワイズマン
筒井 優雅
流鏑馬 イリヤ
ーー知り合いーー
曽根 紅莉
中城 麗音
浮羽 南斎
神崎 景子
土岐 幸乃
阿久津 千鶴子
一本槇 一太
朝井 市子
盛 超業
ーー顔見知りーー
波道神 月海蘭
矢田 数馬


~モノクマげきじょう~

モノクマ「動機提示後に話しかけた3人!」

モノクマ「あの会話での選択肢で最悪のものを選んでしまったとしても……」

モノクマ「彼らとの関係に、悪い影響はありませんからね!」

モノクマ「投票で選ばれた以上は、最低でも±0の選択肢しかないので!」

モノクマ「そして、本日はここまでです!」

モノクマ「次回は明日の22時ごろを予定しております!」

モノクマ「それでは、お疲れ様でした!」

モノクマ「……ここだけの話、ちょっとだけ葉隠の扱いに困ってるんだよね。」

モノクマ「ストーリーには絡んで来るけど、自由行動では特に要らないし。」

モノクマ「暫く空気と化してもらうかもね!」

22:30より再開

人はいますか?


ーー基山の個室ーー

~5日目 開始~

『キーンコーンカーンコーン』

『オマエラ、おはようございます!』

『朝です、7時になりました!起床時間ですよ~!』

『さぁて、今日も張り切っていきましょう~! 』

ん……

もうすぐ7時か……。

そういえば、今日は本当なら……

………………

いや、この状況で考えるようなことじゃないな。

食堂に向かうとしよう。


ーー厨房ーー

筒井「……あ、基山君。」

基山「筒井、曽根さん、おはよう……」

…………あれ?

基山「……流鏑馬さんは?」

筒井「それが、まだ来ていないんだ。」

曽根「……どうしちゃったのかなぁ。」

……昨日の動機のこともある。

まさかとは思うけど…………

基山「……ちょっと僕、個室まで呼びに

筒井「待って。」

基山「……え?」

筒井「これ以上遅れると、調理が間に合わないよ。」

筒井「皆に余計な不安を与えない為にも、まずは調理を終わらせないか。」

曽根「心配だけど……仕方ないっすな……。」

基山「……………………」

……確かに、皆を混乱させるのは良くない。

それに、調理が終わってからでも遅いということは……

基山「…………分かった。」

……うん、まずは調理を終わらせるとしよう。


ーコンマ判定ー
【調理レベル:3】
01~28 失敗
29~68 普通
69~00 成功

↓2


基山「あ……。」

流鏑馬さんのことを考えていたら

あっさり失敗してしまった。

筒井「……基山君、さっきから『心ここにあらず』って感じだね。」

基山「……ごめん。」

曽根「まあまあ、しゃーないっしょ。」

曽根「それよりほら、作りなおそーぜ?」

……曽根さんも、少し元気がない。

一刻も早く流鏑馬さんの個室を訪問したいが……

……先に、皆に色々連絡しとかないとな。


ーー食堂ーー

食堂には、流鏑馬さん以外の15人が揃っていた。

土岐「あ……あれ……?」

土岐「や、流鏑馬さんは……?」

基山「………………。」

ここは、隠した方が良いだろう。

皆に無駄な心配をかけたくない。

基山「今、厨房で後片付けをしているよ。」

基山「今日は食欲が無いんだってさ。」

土岐「そ、そういうことでしたか。」

阿久津「……まあ、誰だってそういう日はありますよぉ!」

ソーレッド「………………。」

基山「……さて、それじゃあ今日もここからは自由行動で。」

基山「時間のある人は、探索でもしておいてくれると嬉しい。」

矢田「……無駄でしょ。」

矢田の短い言葉が、僕の心にチクリと刺さった。

僕達がやっていることは、全部無駄なんだろうか。

悪あがきでしか、ないんだろうか。


ーー流鏑馬の個室前ーー

『ピーンポーン』

基山「………………。」

筒井「……反応無し、だね。」

曽根「うーん……中にいるのは確かなんだけど……」

基山「鍵も掛かっているだろうし、これじゃあ確かめようが……」

そう言いながら、期待せずドアノブを握る。

『ガチャリ』

基山「……え?」

筒井「……開いてるのか?」

曽根「そ、それはちょっと、不用心過ぎやしませんかい?」

基山「………………。」

……中に入ってみるしかないよな。

基山「僕、ちょっと中の様子を見てくるよ。」

筒井「……了解。ここで待ってる。」

筒井「何かあったら、すぐ呼んでくれ。」

基山「……ああ、分かった。」

そんな会話をして、僕は1人で流鏑馬さんの個室に入った。


ーー流鏑馬の個室ーー

基山「お、おーい、流鏑馬さん……?」

入り口から呼びかけてみる。

……返事は無い。

奥に進んでみるが、流鏑馬さんの姿は無い。

基山「……どういうことだ?」

可能性があるとするなら……

……シャワールームだろう。

……………………

……まさか

まさかそんなはずはない。

そう自分に言い聞かせながら

僕はシャワールームの扉を開いた。



『キィイイ……』



基山「…………っ!」



そして……



僕の目に飛び込んできた光景は……


流鏑馬「きっ…………!」

知らずに入ると驚いてしまう程の湯気の中……

流鏑馬「きゃああああああああ!!!!」

……流鏑馬さんがシャワーを浴びている

……というものだった。

基山「なっ……!」

基山「何で裸なんだよ!流鏑馬さん!」

流鏑馬「当たり前でしょ!ここはシャワールームよ!」

流鏑馬「ていうか何で私の個室にいるの!何でここに入ってきたの!」

……そうか。

よく考えたら、ここはシャワールーム。

……シャワーを浴びるところだ。

コロシアイのことばかり頭にあって

自分でも驚くくらい、忘れてしまっていた。

基山「ご、ごめん!本当にそんなつもりは!」

流鏑馬「後で聞くからとにかく出ていって!早く!」

言われたとおり、僕はシャワールームから出る。

それでも、シャワールームで目の当たりにした光景は

完全に、目に焼き付いてしまっていた。


流鏑馬「…………で?」

基山「いや……何と言いますか……」

基山「ち、調理にも、朝食会にも来なかったからさ……」

基山「調理藩の皆と……流鏑馬さんの様子を見に行くことになって……」

基山「で、僕が入って、玄関から名前を呼んだんだけど……」

基山「は、反応が無かったからさ……」

流鏑馬「……そりゃ、シャワー浴びてるしね。」

……玄関からだと、大声で呼ばない限りは

シャワーの音にかき消されちゃうか……。

基山「うん。何度考えても、僕が全面的に悪いよ。」

基山「……本当に申し訳ありませんでした。」

流鏑馬「……いや、私にだって悪い部分はあったよ?」

流鏑馬「朝起きて、個室を出ようとした時に眩暈がして……」

流鏑馬「一旦休むことにして、ベッドに戻った。」

流鏑馬「その時に部屋の鍵を掛け直し忘れたのは、間違いなく私のミスだから。」

流鏑馬「……それでもシャワールームに入る時に、ノックくらいは欲しかったけど。」

基山「……ごめん。」

基山「それで……体調の方はもう大丈夫なの?」

流鏑馬「うん、問題無い。」

流鏑馬「もう一度寝たら、スッキリしたからさ。」

基山「そっか……なら良かった。」

流鏑馬「……私は散々だけどね。」

流鏑馬「部屋に勝手に入られるし、男に裸見られるし、朝食は食べそびれるし……」

基山「う……僕は何度謝れば良いんだよ……。」

流鏑馬「……えへへ、冗談だよ。もう許した。」

流鏑馬「……それに、基山ならギリギリセーフって感じだし。」

基山「…………………。」

何と言葉を返せば良いのか、分からなかった。


ーー流鏑馬の個室 前ーー

『ガチャリ』

ソーレッド「……お、一件落着のようやな。」

筒井「心配したけど、悲鳴が聞こえてきた辺りからは安心してたよ。」

曽根「いやぁ~、良かった良かった!」

僕がシャワールームを覗くまで、扉を開けていたのか。

にしても、何でソーレッドが…………。

もしかして、全て見抜いていたのか?

ソーレッド「ま、俺は何も起こってないって分かってたけどな。」

基山「……何で?」

流石参謀。

僕達が見落としている部分をしっかり見て……

ソーレッド「いや、ただの勘やけど。」

……………………。

基山「……お前には本当にがっかりだ。」

ソーレッド「何やその言い草は!酷ないか!?」

ソーレッド「それに、幾ら参謀やからって何でも見通せると思うな!神様とちゃうねん!」

流鏑馬「ま、まあまあ……2人共落ち着いて……。」

流鏑馬「とにかく……心配かけてごめんね?」

流鏑馬「私は、見ての通り大丈夫だからさ。」

曽根「うん!とりあえずは、安心したぜ!」

筒井「……それでも、何かあったら僕達に頼ってね?」

筒井「流鏑馬さん、昨日の夜から元気が無さそうだし。」

ソーレッド「せやせや!どんどん仲間を頼れ!」

曽根「主に基山くんを、ね!」

基山「な、何で僕なんだよ。」

流鏑馬「……うん、これからは遠慮無く頼るよ。」

流鏑馬「……主に、基山を。」

基山「だから何で僕……」

流鏑馬「頼って、良いんだよね?」

流鏑馬さんが、上目遣いで僕を見ながら言う。

そして僕は…………

基山「………………うん。」

……これ以外、何も言えなかった。


ソーレッド「見てみ。デレデレやで。」

曽根「いやぁ、基山くん!良い反応ですなぁ!」

筒井「はは。僕は良いと思うよ、そういうの。」

……何だろう。

馬鹿にされてる気しかしないぞ。





……こうして、結局流鏑馬さんは無事であり

全てが丸く収まって

……そして僕は、少し得をして

5日目早朝の騒動は、幕を閉じたのだった。


ーー基山の個室ーー

~5日目 自由行動時間~

……さて、今日はこれから暇だ。

じっとしていても仕方ない。

どこかに出かけたいところだけど……


…………どうしようか?

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル:5)

↓2


ーー購買部前ーー

基山「やあ、波道神さん。」

波道神「あ……き、基山くん……。」

波道神「今日は、葉隠くんはいない……?」

基山「うん、今のところは。」

基山「……ていうか、オカルトマニアなのに幽霊が苦手なの?」

波道神「う、ううん、そうじゃない。」

波道神「捕まえて、調べたいだけ。」

その時、波道神さんが少し笑った気がした。

……葉隠、一体何をされるんだろう。



……さて、何について話す?

1.改めて自己紹介(通信簿埋め)
2.葉隠について
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「改めて、自己紹介をしておくね。」

基山「僕は基山 守。超高校級の左官だ。」

波道神「う、うん……。ちゃんと覚えてる……。」

波道神「私は、波道神 月海蘭。」

波道神「超高校級の……オカルトマニア。」

波道神「……よ、よろしく。」

基山「こちらこそ、これからよろしくね。」

基山「……ところで、ずっと気になってたんだけど……」

波道神「オカルトマニアが、どんなことをしてるか……?」

基山「……あ、分かった?」

やっぱり、よく聞かれるんだろうか。

基山「僕の感覚では、幽霊とかお化けのことに、やたら詳しい人……って感じなんだけど……」

基山「やっぱり、間違ってるのかな?」

波道神「勿論、それもオカルト。」

波道神「でもオカルトっていうのは、幽霊のことばかりじゃない。」

波道神「人智を超えた神秘的な現象は、殆どオカルトに分類される。」

波道神「例えば民間宗教なんかにも、オカルトに分類されるものがある。」

波道神「それに、呪術や妖術、幻術なんかもオカルトになると思う。」

基山「へぇ……宗教に関しては、ちょっと意外かも。」

波道神「さ、三国志演技なんかに、妖術や幻術を使う集団が出てくる。」

波道神「もちろん三国志演技は創作である部分があるから、嘘の可能性もある。」

波道神「でもそれが実現可能だと考え、どうやって実現させたかを、私達は考えたりしてる……!」

波道神「それも、オカルトマニアの守備範囲だよ……!」

基山「そ、そうなんだ……。」

オカルトが好きなんだろうな。

……少しずつ、波道神さんの鼻息が荒くなりつつある。

基山「そうなると葉隠の存在って、オカルト界の常識を揺るがすようなものなんじゃ?」

波道神「調べてみないと分からないけど、そうなる可能性が高い……!」

波道神「だから、今度会ったら是非捕まえて、連れて来て……!」

基山「……うん、頑張ってみるよ。」

オカルト界に貢献する為だ。

多少の犠牲は、仕方ないだろうな。


プレゼントを渡しますか?

1.はい
2.いいえ

↓2

~アイテム一覧~
狂戦士の鎧
超技林


基山「波道神さん、これなんてどう?」

基山「オカルト研究の対象になると思うんだけど。」

波道神「こ、これは……」

波道神「た、確かに、不思議な力を感じる……!」

波道神「ありがとう。……う、嬉しい。」

基山「喜んでくれたようで、良かったよ。」

かなり喜んでくれたみたいだ。



【波道神との友好度が大きく上昇しました】

【波道神の通信簿1/7が解放されました】
『波道神は超高校級のオカルトマニア。研究対象は、幽霊に関することだけでなく、宗教や幻術、妖術も該当するらしい。葉隠に興味がある様子。』

【スキル:幻術暴き を獲得しました】
スキル:幻術暴き 必要集中力:1
『学級裁判で選択肢による問いが出現した際に使用可能。1度だけ、偽の選択肢を全て消去する。』


ーー基山の個室ーー

葉隠「お、基山っち、お帰りだべ。」

基山「……ああ、葉隠か。」

……せっかくだし、波道神さんのところへ

引きずっていってやろうかな。

葉隠「き、基山っち?何か目が怖いぞ?」




……さて、まだ時間がある。

部屋にいても、することなんてない。

どこかへ出かけたいところだけど……



……どうしよう?
【今夜ラスト】

1.誰かと話しに行く(生徒指定)
2.探索に行く(場所指定)
3.購買部(メダル:5)

↓2


23:00から始めます

よろしくお願いします

葉隠の方も埋めないとダメなので

沢山進められるように頑張ります



ーー寄宿舎 男子トイレーー

基山「うっ……け、煙た……」

矢田「……ああ、君か。」

矢田「悪いね。吸える場所が、あんまり無くてさ。」

基山「そ、そもそも吸うのがおかしいんだって……。」

矢田「……まあまあ、こればっかりは仕方ないから。」

どう仕方ないんだよ……。



……さて、何について話そう?

1.改めて自己紹介(通信簿埋め)
2.朝食会での会話について
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「改めて、自己紹介をさせてくれ。」

基山「僕は基山 守。超高校級の左官だ。」

矢田「……矢田 数馬。超高校級の工作員だよ。」

矢田「……ま、一応よろしく。」

基山「……そういえば、今までずっと気になってたんだけど……」

基山「工作員って、具体的にはどんなことをやってるんだ?」

矢田「……うーん……主な仕事は、裏で動いて情報収集することかな。」

矢田「悪いけど、これ以上は口には出来ない。」

矢田「どんな情報をどうやって盗み出してたか、なんて言っちゃったら……」

矢田「俺の明日は、無いからね。」

矢田「……ま、言わなくても無いようなもんだけど。」

……うん、あまり突っ込まない方が良さそうだな。

何だか、凄く怖そうな世界だし。

基山「でも、裏で動くのに慣れているなら……」

基山「ソーレッドと組んで、何か情報を盗んで来れるんじゃ?」

基山「コロシアイ学園生活の黒幕に関することとか……」

矢田「いやいや、冗談はやめてよ。」

矢田「大体俺、あいつのことあんまり好きじゃないしさ……」

矢田「それに、別にコロシアイ学園生活が続こうが終わろうが、どうでも良いんだ。」

ど、どうでも良い……?

基山「な、何だよそれ……。」

基山「百歩譲って、仲間に興味が無いのは分かるとしても……」

基山「この状況じゃ、お前の命だって危ないんだぞ?」

矢田「だから、どうでも良いんだよ。」

矢田「最悪のルートでも、ここにいる16人が全滅するだけ。」

矢田「それだけのことじゃん。」

それだけって……。

基山「何か、理由があるのか?」

基山「自分の命を大切にしないなんて、どうかしてるぞ……。」

矢田「………………。」

矢田「……ま、無いことも無いけど。」

……言いたくは無いってことか。

矢田 数馬……

生徒達の中で、1番よく分からない奴だ。

ゆっくりで良いから、こいつのことも理解していきたいな。


プレゼントを渡しますか?

1.渡す
2.渡さない

↓2

~アイテム一覧~
・超技林


……渡さないでおこう。

基山「じゃあ矢田、また今度話そう。」

矢田「…………了解。」

一応こっちから話しかければ

コミュニケーションは取れるみたいだ。

ちょっと、安心したかな。



【矢田との友好度が少し上昇しました】

【矢田の通信簿1/7が解放されました】
『矢田は超高校級の工作員。主に裏で動いて情報を収集したりしているらしい。コロシアイ学園生活は「どうでも良い」らしい。』

【スキル:カンニングを獲得しました】
『学級裁判で、いつでも使用可能。1度だけ答えが出ていなくても自動的に進めることが出来る。』


ーー基山の個室ーー

【5日目 イベントパート】

ふう……まだ夕食まで時間はあるな……。

……でも、小腹が空いたな。

夕食前に食べるのは良くないけど……

少しくらいなら、良いだろう。

食堂に向かうとしよう。

ーー食堂 前ーー

食堂に入ろうとすると、食堂前に2人の生徒が。

土岐「あ……!基山さん……!」

一本槇「…………。」

葉隠「何の用だべ!基山っち!」

……2人の生徒+1人の幽霊か。

基山「いや、少しお腹が空いちゃってさ。」

基山「軽く何か食べようと思ってるんだけど。」

土岐「そ、そうなんですか……。」

基山「うん。」

一本槇「………………。」

基山「……だから一本槇、そこを通してくれないか?」

一本槇「…………駄目だ。」

基山「……は?」

一本槇「……夕食前だ。もう少し待つが良い。」

基山「……いや、喉も乾いてるんだけど。」

一本槇「……そうか。」

基山「うん、だから……」

一本槇「……駄目だ。」

基山「えー……。」

土岐「き、基山さん、食堂に行く前に、お手洗いに行かれては……?」

基山「うーん……今は別に……。」

土岐「じゃ、じゃあ……ちょっと運動してくるとか……!」

基山「……ああ……それは良いかもね。」

基山「……でも、走れるところなんてある?」

土岐「ここから体育館まで行って、戻って来れば良いんです……!」

基山「いや、それはちょっと面倒……」

基山「っていうか、何で土岐さんも一本槇も、僕を通そうとしないの?」

葉隠「おうおう!文句あんのか!?」

基山「無いと思うのか!?」

ソーレッド「……お、基山やんけ。」

どうにもならず困り果てていたところに、食堂からソーレッドが現れた。

ソーレッド「どうやら2人共、きっちり足止めしてくれたみたいやな。」

足止め…………?

ソーレッド「もうええで。準備出来たから。」

土岐「ふぅ……危なかったです……。」

一本槇「……面倒な仕事だった。」

葉隠「よし!基山っち!もう入って良いべ!」

一体、何だったんだ……?

とにかく、漸く食堂に入れてくれるみたいだ。

お腹も空いたし、早く中に入るとしよう。


ーー食堂ーー

食堂に入ると、何も見えない。

真っ暗だ。

食堂内が、真っ暗なのだ。

基山「えっ……!?」

基山「ちょ、ちょっと、電気は!?」

突然のことに、パニックになる。

少しの間、その状況が続いた後……

突然パチッという音が鳴り、電気が付いた。








「ハッピーバースデー!!」







.


基山「……え?」

曽根「基山くん!誕生日おめでとー!」

阿久津「おめでとうございますっ!」

筒井「おめでとう。」

流鏑馬「おめでとう!」

基山「……な、なにこれ……どういうこと?」

まだ状況が飲み込めない。

鳴り響くクラッカーの音。

食堂には、僕を含め16人全員が揃っていた。

食堂は綺麗に飾り付けがしてあり

テーブルには、いつもより豪華な料理が並べられている。

ソーレッド「どういうことって、見たまんまや。」

ソーレッド「お前の誕生日を祝う為に、皆で準備したんやで。」

そう、確かに今日は僕の誕生日。

だが疑問なのはそこではない。

基山「ど、どうして僕の誕生日を知ってるんだ?」

ソーレッド「……は?お前がアイツに言うたんやろ?」

……アイツ?

流鏑馬「ソーレッド~!ケーキのトッピング手伝って~!」

ソーレッド「おう!今行くで!」

ソーレッド「……ま、細かいことは気にせんと、今日は楽しめや。」

ソーレッド「毎日リーダーやってて、ストレスも溜まっとるやろうしな。」

基山「お、おう……。」

何だか違和感があるけど……

せっかく皆が祝ってくれているのに

楽しまないわけにはいかないよな……。

よし、ソーレッドに言われた通り

全力で楽しむとしよう。


まずは皆が用意してくれた

美味しい料理を食べて……

基山「美味しい……!これ、誰が作ったの?」

曽根「もちろん私でございますよ!」

曽根「基山くん、いつも調理終わったら皆に話をしないといけないから……」

曽根「あんまり、味わって食べられなかったっしょ?」

曽根「だから今日はゆっくりじっくり!味わいまくっちゃってください!」

曽根「あ!何なら、私があーんしてあげようか!?」

基山「いやいやいや!自分で食べるよ!大丈夫!」

曽根「あははっ!照れちゃって~!」



その後は皆とトランプをしたり、とにかく遊んだ。

ソーレッド「いや~、また1番か~!」

ソーレッド「申し訳ないな!勝ち過ぎて!」

基山「つ、強い……。」

阿久津「こんなの勝てっこありませんよぉ~!」

カエルくん『悔しい!もう1回!』

ウシ『そうだそうだ!もう1回やるぞ!』

中城「3人寄れば文殊の知恵……!」

中城「これより、ソーレッド・ワイズマン包囲網を敷く……!」

ソーレッド「おう!どっからでもかかってこいやぁ!」



後半になると疲れ果てて、

食堂で寝てしまう奴までいた。

盛「…………zzz」

矢田「ほら盛君、起きて。」

矢田「そろそろ、ケーキの時間だよ。」

盛「ケーキッ……!」ガバッ

流鏑馬「あはは、もう少し待っててね。」

流鏑馬「今、朝井ちゃんが持って来てるところだから。」


暫くして、朝井さんがケーキを運んで来る。

基山「おぉ……!」

かなり大きいサイズの

フルーツがたっぷり乗せられたホールケーキ。

うん、美味しそうだ。

流鏑馬「じゃあ朝井ちゃん、ここに置いて!」

朝井「ああ、分かっ……」

その瞬間だった。

朝井さんは突然バランスを崩し……

朝井「たっ……!」

僕の方へ倒れこみそうになって……

『ベチャッ!』

……そして、僕の目の前は真っ暗になった。

勿論、気絶したわけではない。

流鏑馬「あああっ!」

波道神「きゃっ……!」

朝井「す……すまない……!」

朝井「こんなつもりは……!」

ソーレッド「あはははは!基山!めっちゃおもろいで!」

浮羽「こりゃあ傑作だぁ!」

顔に、ケーキが直撃したのだ。

笑い声と叫び声が、周りから聞こえる。

……せっかくだし、顔に付いたケーキを食べてやろうか。

そう思っていた時、

どうやら、土岐さんが駆け寄って来たようで……

土岐「基山さん!動かないで!」

基山「……え?」

土岐「動いちゃダメです!少しもですよ!」

基山「あ、ああ、分かった……。」

少しずつ、頭が軽くなっていく。

土岐さんが僕の顔を拭いてくれてるみたいだ。

土岐「……はい、もう大丈夫です。」

基山「はは、わざわざありがとう。」

でも、服にも沢山クリームが付いてしまった。

一旦個室に戻って、着替えて来るしかないな。

基山「じゃあ、ちょっと個室に戻るね。」

筒井「……よし、なら新しいのを作り直そう。」

筒井「基山くんが戻ってくるまでに、全員で作れば間に合うよ!」

曽根「ラジャー!やってやろうじゃん!」

そんな声を聞きながら、僕は食堂を後にした。


ーー基山の個室 シャワールームーー

ふぅ……。

やっぱりシャワーを浴びると、さっぱりするな。

さて、そろそろ出よう。

ケーキを作る時間も加味して、

意識して長く浴びていたけど……

そろそろ、大丈夫だよな。

そう思って身体を拭き

個室に戻る扉を開くと……



朝井「大丈夫だったか……?」



基山「うわああああああ!?」

目の前に、朝井さんがいた。

朝井「そ、そんなに驚かなくても良いだろう……。」

基山「な、何で中に……!」

朝井「え……?ああ、鍵が開いていたから……」

だからって入ってくるか!?

……いや、流鏑馬さんの件もあるから

人のことは言えないけど……!

基山「と、とにかく服を着るから、あっちへ行っててくれ!」

朝井「わ……分かった……。」

びっくりした……。

全く今日は裸を見たり見られたり……

大変な1日だな……。


ーー基山の個室ーー

朝井「……入るぞ?」

基山「うん、もう大丈夫……。」

きちんと服を着たところで、

また朝井さんが目の前に現れる。

朝井「ほ、本当にすまなかった……。」

朝井「こんなことをするつもりは……なかったんだ……。」

朝井「私……ドジだから……」

基山「そんなこと、気にしなくて良いよ。」

基山「むしろ、良い思い出が出来たかな。」

そう言って僕は、少し笑って見せる。

それを見て、彼女も少しは元気を取り戻したようで……

朝井「そ、それなら良かった……。」

朝井「許してもらえなかったらどうしようかと……」

朝井「ほ、本当に、心配だったんだからな。」

笑いながら、そう言った。

最初に話した時も2回目に話した時にも、

1度も見ることが出来なかった彼女の笑顔を

この時初めて、見ることが出来た。

基山「……あ、顔にクリーム付いてるよ。」

恐らく僕の顔にケーキが直撃した時

少し跳ねてしまったんだろう。

朝井さんの頬に付いていたクリームを

僕が指で綺麗に取ると……

葉隠「頂きっ!」

……そのクリームは、指ごと葉隠の口の中へ。

基山「……おいっ!何するんだ!汚いな!」

葉隠「へへっ。さっき食えなかったから、つい飛びついちまったべ。」

基山「……そんな心配しなくても……きっとお前の分もあるはず……」

基山「……あるよね?」

少し不安になって、朝井さんに問う。

朝井「あ……ああ、あるはずだ。」

葉隠「そっかそっか!それなら良かったべ!」

葉隠「んじゃ、さっさと食堂に戻るべ!」

葉隠「きっとそろそろ、作り直したケーキが出来るはずだぞ!」

基山「……じゃあ朝井さん、行こうか。」

朝井「……ああ。」

食堂に着くまでの間

僕の近くを歩く朝井さんからは

ほんのりと甘い香りが漂い続けていた。


ーー食堂ーー

流鏑馬「よし!今度こそOK!」

筒井「それじゃあ仕切り直して……」

曽根「皆で歌うぞー!」

矢田が蝋燭に火を灯した後(勿論ライターで)

食堂の電気が、また消された。

そして皆が歌い始める。


「ハッピー バースデイ トゥー ユー♪」

「ハッピー バースデイ トゥー ユー♪」

「ハッピー バースデイ ディア 基山~♪」

「ハッピー バースデイ トゥー ユー……」


歌い終わり、暫しの沈黙。

僕はゆっくりと息を吹きかけ

蝋燭の火を消していく。

全ての火が消えたその時……


「改めて、おめでとーっ!」

「めでてぇなぁ!」

「誕生日おめでとう!」


電気が付いて

もう一度、皆から祝福の言葉を貰う。



その後、作り直してくれたケーキも

皆で美味しく食べることが出来た。



……こうして、この日は皆のおかげで

僕にとって最高の1日となった。


ーー基山の個室ーー

後片付けは皆がやってくれるようだ。

僕は手伝いたいって言ったんだけどな……。

葉隠「いつもリーダーやってて、疲れてるんだから、今日はさっさと休めって!」

基山「……お前は、後片付けを手伝ったらどうだ?」

葉隠「嫌だべ。面倒くさい。」

………………。



さて、明日の起きる時間はどうしよう?

1.早め
2.普通
3.遅め

疲労ポイント:1

↓2


明日は早めに起きるとしよう……。

さて、それじゃあ今日はもう寝ようかな。

少し早いけど、皆の言う通り疲れを取らないと……


ーー5日目 終了ーー
【result】
・流鏑馬との友好度が少し上昇
・波道神との友好度が大きく上昇
・矢田との友好度が少し上昇
・全員との友好度が少し上昇



友好度一覧

ーー???ーー
ーー親友ーー
ーー友人ーー
九瀬 音也
ソーレッド・ワイズマン
流鏑馬 イリヤ
筒井 優雅
曽根 紅莉
ーー知り合いーー
中城 麗音
浮羽 南斎
神崎 景子
土岐 幸乃
波道神 月海蘭
阿久津 千鶴子
一本槇 一太
朝井 市子
盛 超業
矢田 数馬
ーー顔見知りーー


~モノクマげきじょう~

モノクマ「大抵、仏滅の次の日は大安なのです。」

モノクマ「ですが、いつもいつもそうなるとは限りません。」

モノクマ「悪い日が続くこともあれば、良い日が続くこともあるでしょう。」

モノクマ「良い日の次が悪い日ってことも、勿論あり得ますね。」

モノクマ「さてさて、6日目はどうなるんでしょうねぇ?」

モノクマ「本日はもう少し、進めたいと思います!」

モノクマ「勿論休憩してからね!うぷぷぷぷ…………。」


ーー基山の個室ーー

~6日目 開始~

基山「ん……」

6時30分か。

予定通り、早く起きられたな。

……さて、顔を洗って食堂に向かおう。



↓2 個室前廊下で会った人物指定


ーー個室前 廊下ーー

基山「あ、神崎さん。」

神崎「……(*^^*)」

基山「はは、また朝に会ったね。」

基山「神崎さんは、早寝早起きタイプなの?」

神崎「……(*^^*)」

……そうなんだろうな、きっと。



……さて、何について話そう?

1.昨日の後片付けの様子
2.ここでの生活について
3.自由安価(内容指定)

↓2


基山「あ、昨日の後片付け、大変じゃなかった?」

基山「結構時間かかったんじゃない?」

神崎「…………。」

カエルくん『そんなこと無かったよ!』

ウシさん『皆で役割分担したら、1時間くらいで終わったよ!』

カエルくん『基山くんが楽しんでくれて、良かった!』

ウシさん『良かった良かった!それが1番!』

……相変わらず、気を使ってくれているな。

神崎さんがどういう人か、少し分かってきたかもしれない。

基山「なら良かったけど……神崎さんは、楽しめた?」

カエルくん『僕達楽しかった!』

ウシさん『うんうん!楽しかった!』

カエルくん『ソーレッドくん、トランプ強い!』

ウシさん『強い強い!皆で挑んで漸く勝てた!』

カエルくん『曽根さんは料理が上手!』

ウシさん『今までで、1番美味しかった!』

基山「確かに、ソーレッドは強かったね。」

基山「それでも最後負けた時、凄く悔しそうにしてて面白かったな。」

基山「曽根さんの料理も、昨日が1番気合が入ってるって感じだった。」

神崎「……(*^^*)」

……うん、どうやら僕以外の皆も

そこそこ楽しんでくれてたみたいだ。

僕だけ楽しかったんじゃ、意味ないからな。

そういう面では、少し安心出来たかも。

基山「……それじゃあ、そろそろ食堂に向かうよ。」

基山「神崎さん、また飲み物なら出すけど、来る?」

神崎「……(*^^*)」

基山「よし、じゃあ一緒に行こう。」



ーー厨房ーー

曽根「よし!今日も料理だー!」

曽根「料理楽しいっ!フゥッ!」

曽根さん……

いつにも増して、ハイテンションだな。

筒井「昨日は豪華な料理だったし……今日はあっさりした物が良いだろう。」

筒井「材料の砂糖や油は控えめにするのを意識していこう。」

流鏑馬「基山、今日はデザートをよろしくね。」

基山「うん、了解。」

あっさりとしたデザート……

ゼリーとか、杏仁豆腐とか?

和菓子とかも、良いかもしれないな。

さて、成功するかどうか……


ーコンマ判定ー
【料理レベル:3】
01~28 失敗
29~68 普通
69~00 成功

↓1


基山「し、信じられない……!」

今までの中でも、ダントツで最高の出来だ……!

曽根「うおおおお!すげええええ!」

筒井「何これ……一流シェフみたいじゃないか……!」

流鏑馬「凄い!凄いよ基山!」

基山「これなら皆も、満足してくれること間違いなしだな!」

明日からも、今日みたいな出来を続けられたら良いな……!

今日の料理は大成功だ!


【調理班との友好度が少し上昇しました】


ーー食堂ーー

基山「それじゃ、今日もこれから自由時間だ!」

基山「昨日の後片付けで疲れている人は、休んでくれて構わないからな!」

今日も特に報告は無く、すぐに話が終わった。

どうにか突破口を探し出したいけど……

よく考えた上で、暫くは様子見することにした。

何も動きが無いのを見れば

黒幕が何か仕掛けてくるかもしれない。

コロシアイが起きないと判断すれば

飽きて僕達を出してくれる可能性も……

と、僕は考えているが、ソーレッドはそうは思わないらしい。

でも今のままだと、この学園から出られないことを除けば

本当に普通の、平和な学園生活が続くだけだろう。

そうなると、黒幕が諦めてくれる可能性も……



……さて、普段ならこれから一旦個室に戻るけど

今日は少し食堂でゆっくりしようかな。

午前中は珈琲でも飲みながら、リラックスしておくとしよう。




AM 9:07

食堂に残っているのは数人だった。

殆どの生徒は朝食会の後、一旦個室に戻る。

そこからもう一度寝る奴までいるらしい。



マグカップの珈琲を飲み干す。

さて、せっかく食堂にいるんだし……

ここにいる誰かと話……

流鏑馬「だ、誰か!誰か来てっ!!」

その時、突然大きな声が聞こえてきた。

流鏑馬さんの声だ。

彼女の助けを求める声が、食堂まで届く。

食堂にいた数人の生徒が、ピクリと反応した。

浮羽「ん……?何かあったかぁ……?」

曽根「んー……とりあえず、声のした所へ向かおーか。」

……当然だけど、僕も向かった方が良いよな。

一体何があったのかは分からないけど……

とにかく、急ぐとしよう。

すいません、さっきのレスの時間なんですが
AM 10:07に訂正します。
マジでごめんなさい。
何でもしますから許してください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーートラッシュルームーー

AM 10:10

基山「やっぱり、ここか。」

声の方向からして、ここくらいしかあり得ないとは思っていたけど。

流鏑馬「き、基山……!」

基山「流鏑馬さん、落ち着いて。どうしたの?」

流鏑馬「あ……あれ……!」

流鏑馬さんが指差すのは……焼却炉だ。

基山「ゴミを燃やしてる……だけじゃない……?」

流鏑馬「わ、分からない……?変な臭いがするの……!」

曽根「うー……これ無理……無理な臭い……。」

臭い……?

そう聞いて、意識して嗅いでみる。

基山「……!」

それは間違いなく、

生ゴミを燃やしている臭いでは無かった。

明らかに異様な、嗅いだことのない複雑な臭い。

焼却炉の中を確認したい。

……だが、焼却炉まで向かうにはシャッターを開ける必要がある。

このままでは、どうにも出来ない。

モノクマ「オマエラ、お困りのようですね!」

そこに突然、モノクマが現れた。

モノクマ「今回は特別に、ボクがシャッターを開けてあげるよ!」

モノクマ「本当に特別だよ?仕方なくなんだから!」

そう言ってモノクマが、シャッターの鍵を開く。



『ガラガラガラガラ……』


完全にシャッターが開いた後、

僕は急いで、焼却炉へ向かって走った。


まず、落ち着いて焼却炉のスイッチを押す。

少しの間待つと、炎が完全に消えた。

後ろから、ザワザワと声がし始めている。

どうやら皆、異変を察知して集まってきたらしい。

僕は恐る恐る、焼却炉の中を覗いてみる。

流鏑馬さん、曽根さん、浮羽も、同じく中を覗く。

基山「…………え?」

……一瞬、何が何だか分からなかった。

黒く焦げた何か大きなものが、焼却炉の中にはあった。

だが少しずつ、それが何かがハッキリしてきた。

…………人だ。

焼却炉の中で

人が黒焦げになって



死んでいる。




流鏑馬「き………!」

流鏑馬「きゃあああああああっ!」

曽根「え……!?ど、どど、どういうこと……!?」

浮羽「うわあああああああっ!」

基山「な、何だよこれ……!」


そして、更に気付いてしまう。

その死体が僕達の仲間である

超高校級の生徒の中の1人のものだ、ということに。


間違いない。

焼け焦げているとは言え

髪は残っている。

燃えるように赤い、ボサボサの髪

それだけで、誰かを判別することは容易だった。



この死体は



超高校級の軽業師



盛 超業 のものだ。




仲間が死んだ。



その衝撃的な事実に、僕の理解が追いついた瞬間


僕は、目の前が真っ暗になった。





ーChapter1ー (非)日常編



ーChapter1ー 非日常編


キリ良いしここまでで。

捜査パートは特に要望が無ければ

自動進行としたいと思います。

必要なコトダマを集め終わった後、

更に捜査したいことがあるか

安価を出して聞くという感じで。

それでは、お疲れ様でした。

予定では(非)日常編で起きていたことが

少し絡んでくる事件になるかと思います。

その辺は理解して頂きたいです、はい。


さほど衝撃的でない被害者で申し訳ないです。

やっぱり全てのルートの被害者を

ソーレッドにしておくべきだったか……。

明日は葉隠の方の短編を進めて

時間があればこちらもやる予定です。

よろしくお願いします。

乙。


朝井ちゃんが可愛いと思ってたら盛が死んでたでござる
というか今気づいたけど名前の安価時だと【盛 超業】じゃなくて【盛 業超】になってない?

>>928

確認したところ

4日目夕食会辺りから間違え始めていたようです。

以後修正しておきます。

ありがとうございました。

それと、捜査パートから次スレに移行したいと思います。

ここの埋めは、前回同様好きな食べ物とか質問受付とかで。

>>1000に願い事が書かれていたら出来る限り叶えます。

よろしくお願いします。


立てました

【オリキャラダンガンロンパ】葉隠「死んだべ。」盛「2だ!」【だべ!】
【オリキャラダンガンロンパ】葉隠「死んだべ。」盛「2だ!」【だべ!】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403324357/)


基山 守
身長:178cm
体重:82kg
胸囲:88cm

阿久津 千鶴子
身長:152cm
体重:44kg
胸囲:85cm

一本槇 一太
身長:203cm
体重:128kg
胸囲:124cm

神崎 景子
身長:158cm
体重:48kg
胸囲:81cm

矢田 数馬
身長:183cm
体重:61kg
胸囲:76cm

朝井 市子
身長:162cm
体重:57kg
胸囲:80cm

盛 業超
身長:160cm
体重:60kg
胸囲:72cm

流鏑馬 イリヤ
身長:157cm
体重:49kg
胸囲:81cm

九瀬 音也
身長:181cm
体重:82kg
胸囲:84cm

曽根 明莉
身長:163cm
体重:56kg
胸囲:94cm

ソーレッド・ワイズマン
身長:179cm
体重:64kg
胸囲:77cm

中城 麗音
身長:170cm
体重:80kg
胸囲:90cm

筒井 優雅
身長:180cm
体重:92kg
胸囲:90cm

波道神 月海蘭
身長:150cm
体重:41kg
胸囲:78cm

浮羽 南斎
身長:176cm
体重:64kg
胸囲:80cm

土岐 幸乃
身長:145cm
体重:40kg
胸囲:81cm


人いるのか分からないけど
好きな食べ物を決めていこうかな

そぐわないものは上や下にズレます


基山 守の好きな食べ物

↓2


おにぎり 決定

主人公に相応しい素朴さですね


超高校級のモデル 阿久津 千鶴子の
好きな食べ物

↓2


フルーツパフェ 決定


超高校級の応援団員
一本槇 一太の好きな食べ物

↓2


巻き寿司 決定


次 超高校級の腹話術師
神崎景子の好きな食べ物

↓2


人形焼 決定


次 超高校級の工作員
矢田 数馬の好きな食べ物

↓2


カレーパン 決定


次 超高校級のなぎなた選手
朝井市子の好きな食べ物

↓2


もなか 決定

次、超高校級の盛 業超の好きな食べ物


↓2


肉……は流石にアバウト過ぎる気が

まあ野生児っぽいし良いか。

肉で決定にしておきます。

超高校級の盛 業超は素で間違えました…

軽業師です軽業師

ちゃんと覚えてあげてくださいね


次 超高校級のアーチェリー選手
流鏑馬イリヤの好きな食べ物

↓2


チョコミント 決定

チョコミントって食べ物はありましたっけ?

なかったらチョコミント味のもの全般ですね


次、超高校級のハスラー
九瀬 音也の好きな食べ物

↓2


お好み焼き 決定

ギャップも大切ですよね

次、超高校級のフードファイター
曽根 明莉の好きな食べ物

これは難しいかな……?
↓2


大盛りカツ丼 決定


次、超高校級の参謀
ソーレッド・ワイズマンの好きな食べ物

↓2


ナポリタン 決定

ナポリタンって日本発祥なんですよね

イタリア人にはあまり口に合わないそうです

そんなナポリタンが好きな辺りに

ソーレッド感が出てますね。


次、超高校級のチェスプレイヤー
中城 麗音の好きな食べ物

↓2


ハムエッグ 決定


次、超高校級のシンクロ選手
筒井 優雅の好きな食べ物

↓2


辣子鷄 決定

四川料理なんですね

初めて知りました

次、超高校級のオカルトマニア
波道神 月海蘭の好きな食べ物

↓2


ようかん 決定

皆さんのお陰で良い感じに埋まってきました

次、超高校級の浮世絵師
浮羽南斎の好きな食べ物

↓2


ざるそば 決定


ラスト

超高校級の幸運 土岐幸乃の好きな食べ物

↓2


ハンバーグ 決定

なんか可愛い

全員分の好きな食べ物が決定しました

次スレにまとめて貼っておきます

残りは質問などあれば受け付けます

なければ適当に埋めておいて欲しいです

>>1000なら皆で王様ゲーム 993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/21(土) 16:28:39.31 ID:AvS3+2zj01000ならラッキースケベ 994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/21(土) 16:29:11.81 ID:tvLP9m5A01000ならソーレッドの部屋には胃薬が大量に置かれてた(過去形) 995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/21(土) 16:34:38.82 ID:fnMeCgtLO>>1000なら浮羽のクローゼットの中身が洋服にすり替えられる 996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/21(土) 16:43:26.34 ID:Xr18ZcYB0>>1000なら、神崎さんがパペット無しで喋る所を基山君が目撃する 997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/06/21(土) 16:55:06.35 ID:F2M7ruQjO>>1000なら波道神が葉隠に惚れる 998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/21(土) 17:22:18.22 ID:iJ8QqjFg0>>1000なら、葉隠が生き返る 999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/06/21(土) 17:26:42.02 ID:MA/08eXp0>>1000なら朝井と曽根のふたりが一緒に料理する

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