ダンガンロンパ×クロマティ高校のSSです。
ダンガンロンパ1、2のネタバレがあります
モノクマ「えぇ~ごきげんよう諸君!」
モノクマ「僕はモノクマ!希望ヶ峰学園の学園長です!」
モノクマ「これからお前たちにはコロシアイを…」
林田「おい、ちょっと待った」
モノクマ「なんだい!質問なら後にしてほしいな!」
林田「いや、ここ希望ヶ峰学園じゃねーぞ、クロマティ高校なんだが…」
モノクマ「」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376992018
江ノ島(どうしよう、学校間違えた)
江ノ島(てかどうやったら間違うんだよ!!)
江ノ島(仕掛け等の設置は残姉率いる雑魚どもに任せたはず…)
江ノ島(残姉の指揮が間違えてたんだ!残念すぎんだろ!)
戦刃「あ、その、ええと、ど、どういうことよ!コロシアイって!」
江ノ島(この期に及んで台本通り動いてんじゃねーよ!!男どもの中で浮いてんだよ!)
江ノ島(とにかく今更引き下がれねぇ、予定が変わるなんて日常茶飯事よ!)
江ノ島(あいつらの代わりにこの不良どもを絶望の海に沈めてやる!)
神山「確か希望ヶ峰学園ってここの近くだよね」
前田「うちらのような低偏差値高とは天と地との差があるがな」
林田「そんなところとうちを間違えるなんて俺だってしねぇぞ」
モノクマ「ええい!お前ら!今のはナシ!」
神山「今のナシって、じゃあ一体どういう事情なんですか」
モノクマ「あ、ええと…その…」
モノクマ「………」
モノクマ「ああ!言い方が悪かったってことだよ!」
モノクマ「実は隠されてた事実なんだけど…」
モノクマ「このクロマティ高校は秘密裏に作られた影の希望ヶ峰学園なんだよ!」
モノクマ「だからここも希望ヶ峰学園と言っても良いのさ!」
江ノ島(すぐバレる嘘だが時間を稼ぐにはいい、他の言い訳を考えて…)
神山「ええええっっ!!本当なんですか!!それ!!」
林田「マジかよ!!すげぇな!!」
江ノ島(信じてるよこいつら!!)
前田「希望ヶ峰学園は超高校級の生徒を集めているらしいな、じゃあ俺達もその超高校級のなんたらがあるのか?」
モノクマ「あ、その、ええと……」
江ノ島(もういい!どうせ信じるだろうし適当に言っちゃえ!)
モノクマ「ああ、そうだよ!例えばそこのモヒカンは【超高校級のモヒカン】!」
林田「お、おう、モヒカンか…」
モノクマ「そこの白ランは【超高校級の白ラン】!」
北斗「そのまま過ぎでは…」
モノクマ「んで、そこのドラム缶っぽいのが…」
メカ沢「」
ゴリラ「」
フレディ「」
モノクマ「なにこいつら」
メカ沢「おいおい、誰だか知らないがコロシアイなんて物騒なこと言いやがって」
神山「落ち着いて、メカ沢君、相手が何をしてくるかわからないよ」
メカ沢「いいや、言わせてもらうぜ!」
メカ沢「オレ的にはぬいぐるみ越しなのが気に食わねぇ、伝えたい相手とは面と向かって話すのが基本だろうが」
メカ沢「それをマイクとモニター越しでコソコソ隠れやがって…」
メカ沢「機械と話してんのかよ!お前は!!」
神山、林田、前田、江ノ島(それはひょっとしてギャグで言ってるのか!?)
モノクマ「ま、まぁそれはさておき誰か殺さないとここから出られないからね!!」
林田「なんだって!バイトに間に合わねぇじゃねぇか!!」
前田「そういう問題じゃないだろ…」
モノクマ「コロシアイが起こることを楽しみにしてるよ!うぷぷぷぷ…」シュイーン
林田「ちくしょう!どうやって稼げばいいんだよ!」
北斗「落ち着け、愚民ども、こんな時とるべき行動は1つだ」
神山「こんな時に取るべき行動……?一体それはなんだい?」
北斗「うむ、それはな……」
北斗「いつものパン屋が来たから飯にしようということだ」
パン屋「どもー」
林田「そういえばもう正午回ってやがるな」
江ノ島(普通に出入り可能じゃねーかッ!!)
戦刃(だって食べ物の貯蓄なかったから…)
戦刃(前略妹様、私がこのクロマティ高校に入ってから一週間が経ちました)←浮くからウィッグ取った
戦刃(希望ヶ峰学園と間違えて来てしまいましたがなんとか暮らしていけてます)カキカキ
戦刃(苗木君たちは今どうしてるでしょうか?今はそれが心配です)カキカキ
戦刃「あっ……」コロコロ
不良「」スッ
戦刃「あ、取ってくれてありが…」
不良「」カプ
不良「」バキィ!
戦刃「なっ…」
戦刃(これが不良高校のやり方…)
戦刃(でも負ける訳にはいかない…)
戦刃「」コロコロ
戦刃「」カプ
戦刃「」バキィッ!
不良「!」
戦刃「」カプ、バキィ!カプ、バキィ!カプ、バキィ!カプ、バキィ!カプ、バキィ!カプ、バキィ!カプ、バキィ!
戦刃(そしてダメ押しに…)ムシャムシャ
戦刃「」ボールペンバキィ!
不良「」ガクガク
戦刃(ふ、女子に負けて絶望的でしょう、盾子ちゃん、私だってやれるんだよ)ムシャムシャ
江ノ島(腹壊して死なねーかな)
不良A「ところでよー、コロシアイって一体何すればいいんだ?」
不良B「そりゃアレだろ、喧嘩に決まってるだろ」
不良C「クラス間抗争とかすればいいのか」
モノクマ「違うよ!僕が言ってるのはモノホンのコロシだよ!」ミョイーン
神山「そんな!殺し合いなんて許されていいはずがない!」
モノクマ「いいや、許されるんだよ!人間ってのは悪い生き物なんだ!」
神山「それは違う!ここのみんなはバカで身勝手ですぐキレて」
神山「すぐに手が出て乱闘とか大好きでとっても残念だけど殺しなんてするはずがない!」
不良A「オラァなに人のタバコ取ろうとしてんだテメェ!」バキッ
不良B「んだと!ぶっ殺してやらぁ!」ドカッ
不良C「表出ろやぁ!!」
モノクマ「いや、明らかに殺しの温床だと思うけど」
江ノ島(残念すぎるし絶望が足らないので残姉殺す)
モノクマ「という訳で学級裁判の説明は以上です」
戦刃「わ、私はそんなの参加しないからねっ!このっ!」ムギュ
モノクマ「学園長への暴力を禁ずる!助けて!グンニグルの槍!」ビー、ビー
戦刃「!?」
メカ沢「あぶねぇ!!」ドンッ
ビシュン、ガンガンガンガン
メカ沢「ぐおおおおっ!」
江ノ島(全然貫通しねぇ…)
戦刃「そんな……私をかばって…大丈夫なの!?メカ沢君!」
メカ沢「ああ、かすり傷だ…」
江ノ島(人体を貫通するパワーが有るんだけど)
メカ沢「おい!言わせてもらうぜ黒幕さんよぉ!」
メカ沢「俺達は不良だ、正直世間様は俺達の事をゴミを見るような目で見てるだろう」
メカ沢「それをされても仕方がねぇことをしてきた、所詮落ちこぼれだ」
メカ沢「だがな……だからと言って弱いものや女に手を出すやつぁ許さねぇ!!」
戦刃「メカ沢君…」キュン
江ノ島(何ときめいてんだ、死ね)
メカ沢「それを不意打ちのような形で……テメェには血が通ってんのか!?あぁ!?」
江ノ島(だからそれはギャグで言ってんのかよ!?)
江ノ島(ヤバイな…こいつらバカすぎてコロシアイとかしそうにない)
江ノ島(残姉は全く頼れそうもないし、このままじゃ飽きて死んじまう)
江ノ島(こうなったら強行手段だが……誰かを絶望に感染させてやるしかないか)
江ノ島(んじゃあのガリ勉っぽいので…)
モノクマ「やぁやぁ神山くん、気分の方はどうだい?」ミョイーン
神山「まぁそれなりですね」
モノクマ「そんなこと言ってぇ、こんなバカ高校に一人だけいて絶望を感じてたりしない?」
神山「いえ、むしろやれることは多いので絶望って感じはしませんね、今すぐ転校したいですし」
江ノ島(チッ、つまんねーな)
モノクマ「でもイライラが頭とかお腹に溜まってるでしょう?」
モノクマ「このバカどもを絶望に叩き落としてやろうよ!快感だよ!」
神山「絶望…ですか」
神山「それはドミノでギネス記録のちょうど記録の一個前のドミノを接着剤でくっつけるとかですか?」
モノクマ「そうそう!ちなみにそれ、僕は五歳の時やったね!」
モノクマ「僕は大体の絶望を知ってるからすっごく共感できるよ!」
神山「地球防衛したいがために宇宙人を呼び寄せて学校を大混乱の渦に巻き込んだとか」
モノクマ「そうそ……いや、それはやったことない」
-そんなこんなで-
モノクマ「死体が発見されました、一定の自由時間の後学級裁判を開きます」
神山「な、なんだって!!」
前田「おい!死体発見ってマジかよ!!」
神山「とりあえず行ってみよう!!」
林田「おお!神山!」
神山「林田くん!!一体誰が殺されたんだ!!」
林田「そ、それが…」
メカ沢「うおおおおおおおおお!!!βァァァァ!!」
メカ沢β「」
戦刃「なんてこと……全身が粉々に砕かれてる…」
林田「ヒデェことしやがるぜ…」
前田「なぁ、神山……アレって…」
神山「言いたいことは分かる、ただ運悪く踏まれただけじゃないかって」
神山「しかしモノクマがそんなつまらないことを事件にすると思うかい?」
神山「きっと誰かが悪意を持ってメカ沢君の弟を殺したはずだよ」
前田「そ、そうだな…」
江ノ島(事件に飢えててそうとは言えない)
-捜査開始-
神山「それでは捜査を始めよう、ちゃんとしないと僕達まで被害を被ってしまう」
前田「とは言っても大した手がかりがあるとは思えないんだが」
林田「おい!なんか見つけたぞ!」
神山「林田くん、これはただの煙草の吸殻だよ、一週間前からあるよ、それ」
北斗の子分「お、もしかしてこれってダイイングメッセージじゃないか!?」
神山「それもただの落書きだよ」
前田「こんな汚くちゃまともに捜査なんて出来そうもないぞ」
神山「そうだな…」
モノクマ「さぁて、不良諸君!捜査の方は進んでるかな?」
神山「前田くん!窓はもっと丁寧に拭いて!」
戦刃「ダメ、この落書きしつこすぎて全然落ちない」
神山「じゃあシンナーを使おう、誰か持ってるはずだよ」
モノクマ「何で大掃除してるの?コイツラ」
林田「おーい、この鉄くずってどのゴミに分類すればいいんだっけ」
神山「ああ、鉄くずは燃えないゴミだね」
モノクマ「それ被害者!!」
-学級裁判 開廷!-
モノクマ「えーこれより学級裁判を始めます!」
モノクマ「この裁判でクロを指摘できればクロだけがオシオキ」
モノクマ「逆にクロ以外を指摘するとクロは晴れて卒業し、それ以外の人にオシオキを受けてもらいます!」
林田「いつの間にこんな場所作ったんだ」
神山「ちょっといいかな、モノクマくん」
モノクマ「なんだい、神山くん、スもうキルセットや難易度変更は出来ないよ!」
不良A「なんだコラァ!」
不良Z「やんのかアァン!」
不良U「ぶち転がすぞテメェ!」
不良X「それはこっちのセリフだァ!」
神山「学校のみんな一箇所に集まりすぎて大乱闘が起こりそうなんだけど」
モノクマ「バカのくせにこぞって集まろうとすんなよ!」
モノクマ「えーというわけで、学級裁判に参加するのは以下の人に決まりました」
神山
林田
前田
北斗
北斗の子分
竹之内
メカ沢
フレディ
ゴリラA
ゴリラB
ゴリラC
高橋
田中
前田母
戦刃
江ノ島(何で5分の1がゴリラなんだろう…)
前田(何でオフクロまで参加してんだ…)
竹之内(オレの名前は竹之内豊、自分で言うのも難だがクロ高一年の裏番だ)
竹之内(なんだかよく分からないうちに学級裁判というものに参加させられたが、怯むオレじゃねぇ)
竹之内(腕っ節だけじゃないってことを、皆に知らしめるいい機会だ)
竹之内(思考を集中させろ……)
-ロジカルダイブ開始!!-
竹之内(…………)
竹之内(ボード、か……)
竹之内(いや、このくらいなら大丈夫なはず、以前ローラースケートでも大丈夫だったしな)
竹之内(それにこれはイメージだ、実際に乗ってるわけじゃねぇ)
竹之内(とりあえず進むとするか…)ゴー
竹之内(うお、結構加速するな)
竹之内(なに!障害物だと!)
竹之内(うぐ……視界が回って気分が……)
竹之内(ぐお、間違えて別の答えのレールに載ってしまった…)ドスン
竹之内(だが、ある程度コツはつかめた)
竹之内(このままブレーキをかけていけば…)
竹之内(……この穴加速しないと飛び越せない)
竹之内(う…よ、ようやくゴール近くまでこれた)
竹之内(あとはのんびり酔わない程度に進んでいけば…)
-全方位加速床-
竹之内(……)
TIME UP!
竹之内(………)
林田「議論全然うまくいかねぇな」
神山「竹之内くん何か発言したらどうだい?このままじゃすごく怪しいよ」
竹之内「………」
ギャータケノウチガアバレダシタ
サイバンチュウハボウリョクキンシー
イクサバサンガゴカクニタタカッテルゾー
神山「という訳でこの廊下を通ることは出来ないんだ」
林田「おっと!それは違うぜ」反論!!
神山「は、林田くん!何か問題でもあったのかい!?」
林田「……いや、ノリで言っただけだ」
神山「邪魔するだけなら帰ってくれないかな」
神山「とにかく彼が廊下にいた人物を目撃してるはずだ!」
神山「その人を僕は知っている!そう……」
-怪しい人物を選べ-
ゴリラA
ゴリラB←
北斗の子分
ゴリラC
神山(…どのゴリラだっけ)
-クライマックス推理開始!-
林田「うーん、えーと」ブブー
林田「ダメだ、全然出来やしねぇ、こういうの苦手なんだよな」
神山「林田くん、事件の流れを把握してればこんなの簡単なはずだよ」
林田「そう言うなら神山がやってくれよ」
神山「実は途中から飽きて、事件のこと頭に入ってないんだ」
前田「なにげに酷いぞ、お前」
ゴリラA「ンゴ」
北斗「む、どうしたんだ?ゴリラ…」
ゴリラA「ンゴ、ンゴ」デュイーン
北斗の子分「な、ゴリラがパネルを当てはめてるぞ!」
前田「しかも全部正確にやってる、ゴリラなのに」
ゴリA「ンゴゴ」スイリハツナガッタ!
-クライマックス再現!-
-Chapter1
ゴリA「ンゴゴ、ウホホホ!」
ゴリA「ウッホホッ、ンゴンゴ!」
ゴリA「ンンゴ、ウホッホンホ!」
-Chapter2
ゴリA「ゴホホ、ゴッホホホホ!」
ゴリA「ウホホホホ!ンゴ!」
ゴリA「ンゴゴ、ウホホホ!」
ゴリA「ンゴゴンゴ…」
ゴリA「ウホホホホ!」ハンニンハオマエダ!
ゴリB「ンゴー!」
神山「……」
前田「……」
林田「……」
北斗「ゴリラ内で事件解決したな…」
-学級裁判 閉廷!-
モノクマ「というわけで投票の結果!ゴリラBさんがクロになりました」
モノクマ「そしてだいせいかーい!メカ沢くんの弟を殺したのはゴリラBさんでしたー!」
前田(やっぱり運悪く踏まれただけなんじゃねーかな…)
モノクマ「それじゃ指摘された罰として…ゴリラBさんにオシオキを受けてもらいます!」
ゴリラB「ンゴッ!?」
神山「やめるんだ!モノクマくん!!こんなことしたってなんにもならない!」
モノクマ「偽善的なのは嫌いだよ!人の命はそんな軽いものじゃないんだ!」
前田(修理すればいいだけじゃねーかな…)
モノクマ「それでは張り切って始めましょう!」
モノクマ「えくすとりぃーむ!」ポチッ
-ゴリラさんがクロに決まりました、オシオキを開始します-
ゴリラB「ン、ンゴッ!?」
オシオキ 無限タル大砲 -Rocket barrel-
ガコン
ドコーン
ドゴーン
ドゴーン
ドコーン
ドゴーン
ドゴーン
ドコーン
ドゴーン
ドゴーン
ドコーン
ドシュウウウウ…
キラッ
前田「ご、ゴリラが宇宙に飛んでっちまった…」
モノクマ「第二宇宙速度突破したからね!永遠に宇宙を彷徨っていくんだよ!」
神山「くっ…こんな横暴を許してしまうなんて…」
林田「見ろよ…ゴリラのやつ落ち込んでるぜ」
戦刃「自分の手で止めを刺したようなものだからね…」
神山「元気を出してくださいゴリラさん…あなたのせいじゃないんですから…」ポン
ゴリラB「ンゴ?」
林田「あれ!?これ犯人の方のゴリラだぞ!?」
神山「間違えて飛んでっちゃったよ!」
ゴリラA「ンゴンゴ」
エイリアン「ピコピコ」
-割と急展開-
不良「大変だ!!前田がさらわれちまった!!」
林田「なんだって!!前田はメカ沢と一緒に飯食いに行ってたんじゃないのか!?」
不良「それがメカ沢もボロボロになった状態で…」
戦刃「メカ沢くんが!?」
メカ沢「う、ぐぐ、やられちまったぜ……」
林田「なんてヒデェ傷だ……一体誰にやられたんだ!?」
メカ沢「そ、それが…バースでもデストラーデでもねぇ……モノクマのマスクをした奴らに…」
神山「モノクマだって!?どういうことですか!?」
モノクマ「あぁ~ついに知ってしまいましたなぁ」
林田「おいモノクマ!!なにを隠してやがる!」
モノクマ「なにもこうもないよ!外の世界は僕を象徴として絶望に満ち溢れてるんだよ!」
モノクマ「むしろ出入りしてて何で気付かなかったんだよ!」
林田「もしかして三丁目の靴屋がセールしなくなったのもお前の仕業か!」
モノクマ「その通り!!いや、知らんけど」
戦刃「そんなことよりメカ沢くんだよ!怪我がひどい…」
戦刃「応急処置はできるけど早く輸血しないと死んじゃう!!」
モノクマ「え、輸血?」
江ノ島(か、完全バカ側の人間になっちゃってる…)
江ノ島(いや、流石にそこまで残念なはずがない、オイルの間違いだと思いたい)
林田「でも輸血パックなんてねぇぞ」
戦刃「誰かが献血してくれれば大丈夫!あ、でも血液型が…」
モノクマ「そんなむくろちゃんに大サービス!」
モノクマ「メカ沢くんの血液型はB型だよ!」
戦刃「あ、ありがとう!盾子ちゃん!!B型の人いない?!」
江ノ島(二度と姉と呼ぶまい)
-そんなこんなで妹様登場-
江ノ島「フハハハハハ!!黒幕登場!崇めるがいい!!」
江ノ島「絶望しろバカども!もう世界は絶望に染まってんだよ!」
林田「その割にはいつも通りだった気がするが」
神山「乱闘とかしょっちゅうだしね」
北斗「校舎が崩壊するなんてよくあることだしな」
江ノ島「救いようなのないバカ高校で絶望的です…」
江ノ島「そんな高校に間違えて来た私達も絶望的だわ」
江ノ島「空気汚染されててもタバコで肺がイカれてて全く意味ないアホども!」
江ノ島「この私が直々に絶望を与えてあげましょう」
神山「僕達はお前なんかには絶対負けない!!」
江ノ島「就職活動」
神山「ああっ!聞きたくないっ!」
北斗の子分「こんなバカ高校、まず間違いなく履歴書の汚点だよな…」
江ノ島「こんなバカ高校に入学した時点でお前らの未来は絶望的なんだよっ!」
江ノ島「だからとっとと絶望に身を任せちゃっていいんじゃないかな?うぷぷ」
メカ沢「ぐ……」
林田「いいや、それは違うぜ」
神山「林田くん………?」
林田「俺は前にも見たことがある……こんな絶望に包まれた世界を…」
林田「そこでは強大な力によって命が刈り取られていた世界だ」
林田「世界は闇に包まれていて絶望が世界を覆っていたかのように見えたよ」
林田「だが、そんな世界にも希望があった」
林田「絶望に立ち向かおうって意志があったんだ!」
林田「こんなバカ高校だって俺達の誇りだ」
林田「希望を捨てちゃダメだ!!」
江ノ島(お前がその役割かよ)
林田「希望を捨てちゃダメだ!!」
北斗「お前が言うには北斗財閥は無くなったらしい…」
北斗「だが北斗軍団は永遠に不滅だ!!なくなったとしてもオレが元通りにしてみせる!」Break!
林田「希望を捨てちゃダメだ!!」
北斗の子分「オレの名前を誰も聞いちゃくれない…」
北斗の子分「だが諦めちゃ本当にオレの存在が無くなってしまう!今だから言うぜ!俺の名は…」Break!
林田「希望を捨てちゃダメだ!!」
メカ沢「……へっ、落ち込むなんてオレらしくねぇな」
メカ沢「それにβもいつかひょっこり帰ってくるかもしれねぇ、前を向くんだ、俺達は人間だからよぉ!」Break!
林田「希望を捨てちゃダメだ!!」
戦刃「今まで絶望や希望のこと何も分かってなかった…」
戦刃「でも今は違う!私は盾子ちゃんをもっと絶望させるという希望を持って前に進むよ!」Break!
江ノ島「えーというわけで、なんか全員が希望を持ち始めたのであたしがオシオキされまぁーす」
戦刃「盾子ちゃん!そんな話聞いてないよ!唐突だよ!」
江ノ島「今決めたんだよ!!こんなアホどもに負けるなんて絶望的にも程があんだよ!」
江ノ島「こんな絶望を抱いて最大の絶望に挑めるなんて絶望的に絶望じゃない!」
江ノ島「というわけで!オシオキスイッチ!!オーン!」バコン!
メカ沢「それは俺の頭だ!」
江ノ島「あ、間違えた」
江ノ島「今度こそ本物のスイッチ!今回のオシオキは今までのオシオキのオンパレードよ!」
江ノ島「こんなオシオキで絶命できるなんて絶望的ィ!」
江ノ島「という訳でスイッチオーン!!」
-エノシマさんがクロに決まりました、オシオキを開始します-
オシオキ 無限タル大砲 -Rocket barrel-
ガコン
ドコーン
ドゴーン
ドゴーン
ドコーン
ドゴーン
ドゴーン
ドコーン
ドゴーン
ドゴーン
ドコーン
ドシュウウウウ…
キラッ
神山「オシオキってゴリラのやつしかやってなかったよね」
林田「あっという間に飛んでいっちまったな」
-エンディング-
戦刃(前略妹様、盾子ちゃんがいなくなってからもう一週間が経ちました)カキカキ
戦刃(盾子ちゃんがいなくなったせいで世界はある程度希望を取り戻しつつあります)
戦刃(といってもここの人はあまり変わりありません)
戦刃(いつものようにバカ騒ぎしてバカみたいな事を言ってるだけです)
戦刃(いつか苗木君たちを迎えにいける日がくればいいな)
神山「ちょっと君」
戦刃「どうしたの?」
神山「なんかずっと前から教室に馴染んでるけど、君一体誰?」
戦刃「ああっ、まだその段階だった…」
前田(いつになったら助けに来るんだろうな…)プラーン
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
江ノ島「Z、E、T、S、U、B、O、U?ゼツボウ、OK?」
エイリアン「ピロピロ」
ゴリラA「ンゴンゴ」
-その頃の希望ヶ峰学園-
苗木「人類史上(中略)絶望的事件が起きてからもう一ヶ月か…」
苗木「一体今外はどうなってるんだろう…」
十神「余計な事を考えるな、お前もここで一生を暮らす覚悟を学園長に誓ったはずだろう」
舞園「でも…やっぱり少し不安で…」
桑田「心配し過ぎだっての!ここのセキュリティは万全だろ?」
葉隠「おうとも!ここにいれば万事安心だべ!!」
霧切「いえ、そうとも限らないわ」
大神「ム…どういうことだ?霧切」
霧切「予備学科のクーデターから始まったこの事件」
霧切「けれど発端は本学科の生徒が煽動したためと考えられるのよ」
霧切「所謂”超高校級の絶望”、そしてその人物は未だ詳細が掴めていない…」
十神「…なるほど、この中にそいつが紛れ込んでるかもしれないと言いたいんだな」
腐川「ひっ……そんなヤツが私達と同じ所に…っ」
山田「仮にそうだったら僕達のほうがヤバイんじゃ…」
霧切「あくまで可能性ってだけ、でももし仲間内で変な挙動があったら報告した方がいいわ」
苗木「絶望……そんな人が……」
苗木「江ノ島さんたちはなにか心当たりとかある?」
マスクド江ノ島「いいや、知らないな」
マスクド戦刃「オレも」
霧切「一ヶ月前から気になってたんだけど突っ込んでいいのかしら、これ」
これにて終わりです
腐川の小説を映画化してその俳優に豚神さんが出演したりとかのネタも
色々考えてましたがめんどいのでやめました。
次やるときは2のメンツもいっぱい出してみたいです。ではでは
プータンはやらなかったか
>>59 これ1レスだけですが…
-プータン-
相方「ねぇねぇプータン、ちょっと僕の話を聞いてよ~」
プータン「駄目だプー、プータンは今パスポートの取得で忙しいんだプー」
相方「酷いよプータン~」
カムクラ(……絶望的にツマラナイ)
カムクラ(世間では人気と言われてるんだけど一体どこが面白いのかがわからない…)
カムクラ(どう考えても面白いという要素がない…)
狛枝「いやぁ、今週のプータンも面白いね!!最高だよ!」
カムクラ「オラァ!!」ドガァ
狛枝「ゴフッ!」
このSSまとめへのコメント
キャラの特長をキチンととらえていて大変よかったです。
絶望とは程遠いクロマティ高校にいた時点てで終わってるね。