安価とコンマでダンガンロンパのようなスレをやる (238)

※ダンガンロンパのようなSSをやるスレです。

※安価とコンマで超高校級のキャラクターを16人作成。コロシアイ学園生活などを行ないます。

※ダンガンロンパシリーズ全般のネタバレがあります。

※ほぼオリキャラ中心の話となっていきます。


ずっとやりたかったので、やります。よろしくお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1680744827

キャラクターを作成する前に、前提条件を決めていきます。

最初は「コロシアイ学園生活を知っているかどうか」を決めます。

知っているとモノクマの存在や学級裁判のルール、おしおきの結末などをキャラクターにある程度認知されている事となります。知らないと、無印やスーダン2のように初見となります。


↓1のコンマ偶数で「知っている」、奇数で「知らない」

コンマ判定の結果、「コロシアイ学園生活は知らない」事になりました。初見プレイになります。


続いては「舞台」を決めます。

コンマが01~25の場合は「希望ヶ峰学園」
コンマが26~50の場合は「ジャバウォック島」
コンマが51~75の場合は「才囚学園」
コンマが76~00の場合は「オリジナル」

となります。

↓1のコンマで判定

コンマ判定の結果、舞台は「才囚学園」になりました。


最後は「主なルール」を決めます。前提とする校則をどれにするか、という事です。

↓1のコンマが01~34の場合は「無印」、35~67の場合は「スーダン2」、68~00の場合は「V3」の校則が基本となります。

コンマ判定の結果、主なルールは「V3」になりました。エグイサルとかも出ます。


まとめると、

コロシアイ学園生活について:【知らない】
舞台:【才囚学園】
主なルール:【ダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期】

以上が基本的な前提条件となります。

それでは、16人分の超高校級の才能を決めていきましょう。

超高校級の才能になりそうな物を一つ安価してください。どんなものでも構いません。原作に出ている物も当然可とします。【超高校級の???】以外の15人分の超高校級の才能を募集。

レス番号が偶数で男性、奇数で女性となります。どちらかが埋まった場合、残りは自動的に違う方の性別になります。

また、その際のコンマ十桁が「発言力」、一桁が「集中力」になります。

↓15人分決まるまで。取り敢えず連投制限はありません。

安価ありがとうございます。男性の枠が埋まったので、【超高校級の???】は女性となりました。

それでは、【超高校級の???】のステータスも決めましょう。

↓1のコンマで判定。

【超高校級の才能】発言力/集中力

男性
【超高校級の天体観測部】5/9
【超高校級の手品師】4/5
【超高校級の聖職者】4/9
【超高校級の海洋学者】1/9
【超高校級の歌のお兄さん】3/4
【超高校級の探偵】9/1
【超高校級の配信者】6/8
【超高校級のライフル射撃選手】6/2

女性
【超高校級の弁護士】6/7
【超高校級の絵本作家】2/4
【超高校級のグラビアアイドル】8/1
【超高校級の忍者】6/7
【超高校級のハッカー】7/3
【超高校級のジョッキー】3/0
【超高校級の武士】2/0
【超高校級の???】8/6

このようになりました。多様な才能があって、かなり良いですね。


この中から主人公を決めます。好きな才能を一つ選んでください。

↓3の中で一番コンマの高い物が主人公

コンマ判定の結果、主人公は【超高校級の武士】になりました。意外な才能だ。なお、女性主人公となります。


続いて、所持スキルの判定を行ないます。性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを安価してください。それにより、キャラクターが変質していきます。

なお、発言力と集中力の合計が大きければ大きいほど、所持スキルの数には制限が掛けられます。

合計1~5→所持スキル4つ
合計6~10→所持スキル3つ
合計11~15→所持スキル2つ
合計16以上→所持スキル1つ

主人公の合計は2のため、所持スキルは4つとなります。


また、集中力0により、マイナススキルが付与されます。マイナスと言えど、物語の中でそれがメリットに転じる事もあるので、あまり気にせずに好きに安価してください。


↓4まで。場合によっては安価下となります。コンマの一番低かったスキルがマイナススキルに変質。

主人公
【超高校級の武士】
発言力:2(発言自体は少ないものの、しっかりと自分の意志を持つ)
集中力:0(基本的には真面目で実直だが……)
<所持スキル>
『主人公補正』……主人公の持つ気質。被害者・クロ候補になりにくく、発言力と集中力にプラス補正が掛かる。
『武士』……主人公の持つ才能。代々続く武士の家系を引き継いでいる。また、剣道家としての才能も持つ。
『真面目系むっつり(-)』……普段は武士道を重んじる真面目な人物だが、実はとんでもなくスケベな心を隠している。
『気弱で臆病』……怖がりで自信の無い部分があるが、それ故に恐怖を打ち払うため修行を続け、超高校級と呼ばれるまでになった。
『ショタコン』……どちらかと言えば、小さい男の子が好き。
『隠れ巨乳』……見た目では分かりにくいが、実は豊満な肉体を持つ。


思ったより主人公らしくなりましたね。

続いては名前の安価です。ダンガンロンパの主人公らしい名前をお願いします。

↓3の中で一番コンマの大きい物を採用。

コンマ判定の結果、名前は「風間葛葉(カザマ クズハ)」となりました。


このままキャラクター作成を続けてしまいましょう。男女交互にやろうかなと思います。

続いては【超高校級の天体観測部】(男)のキャラクター作成です。名前と所持スキルをお願いします。合計の結果、所持スキルは2つ。

↓2まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

星野伊吹(ホシノ イブキ)
【超高校級の天体観測部】
発言力:5(ロマンチストな部分が玉に瑕になる事も)
集中力:9(優れた瞳で何も見逃さない)
<所持スキル>
『天体観測部』……星野の持つ才能。星に関する豊富な知識を持つ。
『優れた視力』……一瞬の流れ星や小さな星をも見逃すさないほどの超視力を持つ。
『ロマンチスト』……星に想いを馳せるあまりなのか、ロマンチックな発言が多め。


続いては【超高校級の弁護士】(女)のキャラクター作成です。名前と所持スキルをお願いします。合計の結果、所持スキルは2つ。

↓2まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

小鳥遊 小町(たかなし こまち)
真面目な眼鏡巨乳、どんな失言も聞き逃さない

平等院菫(ビョウドウイン スミレ)
【超高校級の弁護士】
発言力:6(弁護士としての抜群の発言力を持つ)
集中力:7(失言を聞き逃さないように集中は絶やさない)
『弁護士』……平等院の持つ才能。高校生ながら弁護士として着々と実績を積み上げている。学級裁判において、発言力と集中力にプラス補正。
『どんな失言も聞き逃さない』……どんなに些細な発言でも、違和感があれば逃さない。
『規範意識』……誰よりも規律を重んじる。それはコロシアイ学園生活においても例外ではない。


スキルはレスにつき一つのため、申し訳ありませんが>>48さんから一つ選びました。

続いては【超高校級の手品師】(男)のキャラクター作成です。名前と所持スキルをお願いします。合計の結果、所持スキルは3つです。

↓3まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

ネームレス(Nameless)
【超高校級の手品師】
発言力:4(嘘つきだが、人に好かれやすい)
集中力:5(一般的な集中力)
<所持スキル>
・『手品師』……ネームレスの持つ才能。鮮やかな手つきで相手を翻弄するマジックが得意。
・『嘘の信憑性』……嘘の証言を相手に通りやすくさせる話術を持つ。
・『三枚目』……軽い雰囲気の嘘つきだが、不思議と嫌な感じは受けない。発言力に若干のプラス補正。
・『隠された真実』……あからさまに目立つ奇抜な言動で、真に大切な事を隠しているようだ。


続いては【超高校級の絵本作家】(女)のキャラクター作成です。名前と所持スキルをお願いします。合計の結果、所持スキルは3つです。

所持スキルは割とシンプルだと有り難いです。ただ、スキルに関する補足説明などはもちろん構いません。

↓3まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

乙木ぐりむ(オツキ グリム)
【超高校級の絵本作家】
発言力:2(発言は少ないが、場の話をまとめる力を持つ)
集中力:4(得意な物事以外への集中力は弱め)
<所持スキル>
・『絵本作家』……乙木の持つ才能。
・『癒し系』……場の雰囲気を和ませる雰囲気がある。
・『まとめ上手』……進んで発言はしないものの、纏まらない話を纏め上げるのは上手い。議論時に、発言力にプラス補正。
・『縁の下の力持ち』……引っ込み思案であり、他人の影に隠れて支えるタイプ。


キャラクターを5人作成したところで本日はここまで。残りは11人となります。

こんな感じで割とゆっくり進んでいきますが、何卒よろしくお願いします。

ではまた明日。

乙です

おはようございます。それでは残りのキャラクターを作成していきましょう。


まずは【超高校級の聖職者】(男)のキャラクター作成です。所持スキルをお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは2つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを安価してください。それにより、キャラクターが変質していきます。

フレーズ的な物だと有り難いです。補足説明はもちろんオッケー。

↓2まで。場合によっては安化下。

リアン・フリード
純粋無垢な性格

次は名前の安価です。ダンガンロンパの主人公らしい名前をお願いします。

↓2まででコンマの大きい方を採用。

募集してたのキーワードだけだった 失礼

>>71
コピペミスで「ダンガンロンパの主人公らしい」になっちゃってましたね。間違いです。


水戸洲未来(ミトス ミライ)
【超高校級の聖職者】
発言力:4(聖職者としての発言力以外は一般的)
集中力:9(常にブレない精神力を持つ)
・『聖職者』……水戸洲の持つ才能。神の声を伝え、多くの人々の心を救っているようだ。
・『純粋無垢』……心の清らかな少年。
・『神の声』……たまに神の声が聞こえるらしく、その声で周りを導いているらしい。


続いては【超高校級のグラビアアイドル】(女)のキャラクター作成です。やっぱり所持スキルと名前は同時に募集しようと思います。

所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは3つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを安価してください。それにより、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓3まで。場合によっては安化下。名前はコンマの一番高い物を採用。

雲母坂 幽美 (きららざかゆうみ)
愛の探求者

補足説明 これまで流した浮き名は数知れず。彼女なりの矜持があるようだが…
男子生徒の交流関係に影響

麗恋心(ウララカ ココ)
【超高校級のグラビアアイドル】
発言力:8(明るい性格から友達は多い)
集中力:1(サブカルチャー以外へん関心は薄い)
<所持スキル>
・『グラビアアイドル』……麗の持つ才能。男女問わず魅了する体の動きを得意とする。
・『グラマラスボディ』……B110を越える魅力的な肉体を誇る。
・『超高校級のオタク』……どう見てもギャルにしか見えないが、かなりのオタク。それはオタク界で神と崇められる某同人作家を遥かに凌ぐ。
・『愛の探求者』……これまで流した浮き名は数知れない。彼女なりの矜持があるようだが……? 男子生徒との交流に補正が掛かる。


美少女オタクという概念。

続いては【超高校級の海洋学者】(男)のキャラクター作成です。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは3つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを安価してください。それにより、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓3まで。場合によっては安化下。名前はコンマの一番高い物を採用。

海出 ひとり(うみで)
身長の低いメカクレ陰キャ、友達は海の生物だけ。非リアのぼっちなので周りの観察力が高く記憶力がいい

浜松海(ハママツ カイ)
【超高校級の海洋学者】
発言力:1(自分の専門分野以外の会話はほぼ無い)
集中力:9(どんな事に関しても高い集中力を発揮する)
・『海洋学者』……浜松の持つ才能。海洋学に精通し、日夜研究に勤しんでいる。
・『早口オタク』……普段は無口だが、海の生物の事になると早口になって勢いよく喋り出す。
・『瞬間記憶』……観察対象を瞬時に記憶できる力を持つ。
・『メカクレ』……長い前髪で目が隠れている。目は見えている。


>>82さんの安価を所持スキル一つと捉える事はできなかったため、そこから「メカクレ」の要素だけ頂きました。

所持スキルの安価はワンフレーズだと助かります。安価を組み合わせてキャラクターを作っていくのでね。


続いては【超高校級の忍者】(女)のキャラクター作成です。ちょうど半分ですね。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは2つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを一つ安価してください。それらを組み合わせる事により、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓2まで。場合によっては安価下。名前はコンマの高い方を採用。

不忍綺桜花(シノバズ イロハ)
【超高校級の忍者】
発言力:6(基本的に明るく発言する)
集中力:7(冷静な目も持ち合わせている)
<所持スキル>
・『忍者』……不忍の持つ才能。
・『元気なボクっ娘』……元気いっぱいで一人称が「ボク」の少女。
・『子供体型』……高校生とは思えない体型。一見すると小学生にしか見えない。


続いては【超高校級の歌のお兄さん】(男)のキャラクター作成です。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは3つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを一つ安価してください。それらを組み合わせる事により、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓3まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

小鳥遊操(タカナシ ミサオ)
【超高校級の歌のお兄さん】
発言力:3(あまり愛想は無い)
集中力:4(平均的な集中力)
・『歌のお兄さん』……小鳥遊の持つ才能。子供を楽しませる事に関しては飛び抜けた能力を有している。子供や保護者からの人気も高い。
・『子供嫌い』……世間には隠しているが、実は子供達が好きではないらしい。
・『微妙な歌唱力』……歌が上手い方ではない。しかし、その独特な歌声がクセになるという根強いファンも多い。
・『嘘や裏切りに異常に厳しい』……嘘や裏切りを嫌悪している。その感情は、常軌を逸しているとも言えそうだ。


全然真っ当な歌のお兄さんじゃねぇ! 良いキャラですね。

続いては【超高校級のハッカー】(女)のキャラクター作成です。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは3つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを一つ安価してください。それらを組み合わせる事により、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓3まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

才羽愛依(サイバ アイ)
【超高校級のハッカー】
発言力:7(天邪鬼な所に目を瞑れば、割と友好的)
集中力:3(ハッキング以外の事はどうでもよさそうだ)
<所持スキル>
・『ハッカー』……才羽の持つ才能。ハッキングの腕は随一で、彼女に敵う者は世界でも少ない。パソコン関係の作業の際、集中力に大幅なプラス補正。
・『ズボラ』……自堕落かつ適当で、マトモな生活を送っていない。
・『天邪鬼』……性格がひん曲がっており、本心とは裏腹な言動を取ってしまう。状況に応じて、発言力に補正が掛かる。
・『浜松と幼馴染み』……超高校級の海洋学者・浜松海とは幼馴染み。


浜松君と幼馴染みになりました。果たしてこれがどう出るか……?

続いては【超高校級の探偵】(男)のキャラクター作成です。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは3つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを一つ安価してください。それらを組み合わせる事により、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓3まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

金谷 紺南 (きんだにこんな)
ハッタリと鎌掛けの達人

金谷紺南(キンダニ コンナ)
【超高校級の探偵】
発言力:9(巧みな話術で犯人を翻弄する)
集中力:1(絶望的な集中力)
・『探偵』……金谷の持つ才能。高い推理力や観察眼などが特徴。捜査パートや学級裁判において活躍する。
・『ハッタリと鎌掛けの達人』……言葉巧みに相手の発言を誘導する事に長けている。
・『高い女子力』……料理や裁縫など、女子っぽい事が得意。
・『集中が続かない』……能力は高いのだが、急に集中力が切れてしまう事がある。


続いては【超高校級のジョッキー】(女)のキャラクター作成です。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは4つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを一つ安価してください。それらを組み合わせる事により、キャラクターが変質していきます。

なお、集中力0により、マイナススキルが付与されます。どんなスキルでも変質するので、マイナススキルっぽい物を安価する必要はありません。お好きにどうぞ。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓4まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用し、コンマの一番低い物がマイナススキルに変質。

ジョッキーが集中力ないってヤバい

武 優花里(たけ ゆかり)
馬と気持ちを通わせる事が出来る

武優花里(タケ ユカリ)
【超高校級のジョッキー】
発言力:3(基本は非友好的)
集中力:0(特定の物事に対する集中力は異常)
<所持スキル>
・『ジョッキー』……武の持つ才能。馬を操る技術が群を抜いている。動物への知識もそれなりにある。
・『負けず嫌い』……誰にも負けたくないという気持ちがかなり強い。議論時に、発言力と集中力にプラス補正。
・『馬と以心伝心』……馬と気持ちを通わせる事ができる。
・『スピード狂(-)』……どんな物事でも速さを重視して考えているらしい。
・『男へのトラウマ持ち』……過去のトラウマから、男性を苦手としている。


>>101
ここでの0は、集中力が無いというよりは、特殊な判定となっております。集中力があるとか無いとか、そういう次元ではない……的な感じです。

続いては【超高校級の配信者】(男)のキャラクター作成です。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは2つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを一つ安価してください。それらを組み合わせる事により、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓2まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

追田通(オッタ トオル)
【超高校級の配信者】
発言力:6(日常でもそこそこの発言力がある)
集中力:8(高い集中力で多くの物事を見ている)
・『配信者』……追田の持つ才能。多くのリスナーを惹きつけるカリスマ性がある。機材の扱いにも長けている。
・『視野が広い』……周りをよく見ており、色々な事に気付きやすい。
・『幼い容姿』……どう見ても小学生にしか見えないが、れっきとした高校生である。


残り2人。続いては【超高校級の???】(女)のキャラクター作成です。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは2つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを一つ安価してください。それらを組み合わせる事により、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓2まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

紅 紫苑(くれないしおん)
主人公と何らかの因縁あり

黒野真白(クロノ マシロ)
【超高校級の???】
発言力:8(無表情だが、発言自体は割と多め)
集中力:6(集中力は平均より少し高い)
<所持スキル>
・『???』……黒野の持つ才能。詳細不明。
・『感情が希薄』……感情表現が少ない。というより、むしろ感情が無さそうに見える。
・『主人公との因縁』……風間との何かしらの因縁があるようだが……?


最後の一人です。【超高校級のライフル射撃選手】(男)のキャラクター作成。所持スキルと名前の安価をお願いします。発言力と集中力の合計の結果、所持スキルは3つです。

所持スキルは性格や容姿、思想、背景、特技、性癖、隠された顔など……お好きなキーワードを一つ安価してください。それらを組み合わせる事により、キャラクターが変質していきます。

名前はダンガンロンパらしい物をお願いします。

↓3まで。場合によっては安価下。名前はコンマの一番高い物を採用。

黒井秀三(クロイ シュウゾウ)
【超高校級のライフル射撃選手】
発言力:6(コミュニケーションは苦手だが、喋らなければならない場面では喋る)
集中力:2(興味の無い事には関心を向けない)
・『ライフル射撃選手』……黒井の持つ才能。ライフル射撃の圧倒的な才能を持つ。ライフルに関する行動の際に、集中力に大幅な補正が掛かる。
・『ダウナー』……かなりテンションが低く、コミュニケーションがあまり得意ではない。
・『冷静沈着』……常に冷静で、特にライフルを持つ時には一切の乱れが無い。集中力にプラス補正。
・『女に優しく』……女性には危害を加えない事をモットーにしている。


以上でキャラクター作成は終了です。ありがとうございました。

プロローグに入ろう……と思ったのですが、今日はここまでにして、生徒達の情報をまとめた生徒名簿を貼ります。後の安価の際に見られる物があった方がいいので。

[生徒名簿(女性)]


風間葛葉(カザマ クズハ)
【超高校級の武士】
発言力:2(発言自体は少ないものの、しっかりと自分の意志を持っている)
集中力:0(基本的には真面目で実直だが……)
<所持スキル>
・『主人公補正』……主人公の持つ気質。被害者やクロになりにくく、発言力と集中力にプラス補正が掛かる。
・『武士』……風間の持つ才能。代々続く武士の家系を引き継いでいる。また、剣道家としての才能も併せ持つ。
・『真面目系むっつり(-)』……普段は武士道を重んじる真面目な人物だが、実はとんでもなくスケベな心を隠している。
・『気弱で臆病』……怖がりで自信の無い部分があるが、それ故に恐怖を打ち払うため修行を続け、超高校級と呼ばれるまでになった。
・『ショタコン』……どちらかと言えば、小さい男の子が好き。
・『隠れ巨乳』……見た目では分かりにくいが、実は豊満な肉体を持つ。


平等院菫(ビョウドウイン スミレ)
【超高校級の弁護士】
発言力:6(弁護士としての抜群の発言力を持つ)
集中力:7(失言を聞き逃さないように集中は絶やさない)
・『弁護士』……平等院の持つ才能。高校生ながら弁護士として着々と実績を積み上げている。学級裁判において、発言力と集中力にプラス補正。
・『どんな失言も聞き逃さない』……どんなに些細な発言でも、違和感があれば逃さない。
・『規範意識』……誰よりも規律を重んじる。それはコロシアイ学園生活においても例外ではない。


乙木ぐりむ(オツキ グリム)
【超高校級の絵本作家】
発言力:2(発言は少ないが、場の話をまとめる力を持つ)
集中力:4(得意な物事以外への集中力は弱め)
<所持スキル>
・『絵本作家』……乙木の持つ才能。心を動かす絵本を幾つも出版している。絵も上手い。
・『癒し系』……場の雰囲気を和ませる雰囲気がある。
・『まとめ上手』……進んで発言はしないものの、纏まらない話を纏め上げるのは上手い。議論時に、発言力にプラス補正。
・『縁の下の力持ち』……引っ込み思案であり、他人の影に隠れて支えるタイプ。


麗恋心(ウララカ ココ)
【超高校級のグラビアアイドル】
発言力:8(明るい性格から友達は多い)
集中力:1(サブカルチャー以外への関心は薄い)
<所持スキル>
・『グラビアアイドル』……麗の持つ才能。男女問わず魅了する体の動きを得意とする。
・『グラマラスボディ』……B110を越える魅力的な肉体を誇る。
・『超高校級のオタク』……どう見てもギャルにしか見えないが、かなりのオタク。それはオタク界で神と崇められる某同人作家を遥かに凌ぐ。
・『愛の探求者』……これまで流した浮き名は数知れない。彼女なりの矜持があるようだが……? 男子生徒との交流に補正が掛かる。

不忍綺桜花(シノバズ イロハ)
【超高校級の忍者】
発言力:6(基本的に明るく発言する)
集中力:7(冷静な目も持ち合わせている)
<所持スキル>
・『忍者』……不忍の持つ才能。
・『元気なボクっ娘』……元気いっぱいで一人称が「ボク」の少女。
・『子供体型』……高校生とは思えない体型。一見すると小学生にしか見えない。


才羽愛依(サイバ アイ)
【超高校級のハッカー】
発言力:7(天邪鬼な所に目を瞑れば、割と友好的)
集中力:3(ハッキング以外の事はどうでもよさそうだ)
<所持スキル>
・『ハッカー』……才羽の持つ才能。ハッキングの腕は随一で、彼女に敵う者は世界でも少ない。パソコン関係の作業の際、集中力に大幅なプラス補正。
・『ズボラ』……自堕落かつ適当で、マトモな生活を送っていない。
・『天邪鬼』……性格がひん曲がっており、本心とは裏腹な言動を取ってしまう。状況に応じて、発言力に補正が掛かる。
・『浜松と幼馴染み』……超高校級の海洋学者・浜松海とは幼馴染み。


武優花里(タケ ユカリ)
【超高校級のジョッキー】
発言力:3(基本は非友好的)
集中力:0(特定の物事に対する集中力は異常)
<所持スキル>
・『ジョッキー』……武の持つ才能。馬を操る技術が群を抜いている。動物への知識もそれなりにある。
・『負けず嫌い』……誰にも負けたくないという気持ちがかなり強い。議論時に、発言力と集中力にプラス補正。
・『馬と以心伝心』……馬と気持ちを通わせる事ができる。
・『スピード狂(-)』……どんな物事でも速さを重視して考えているらしい。
・『男へのトラウマ持ち』……過去のトラウマから、男性を苦手としている。


黒野真白(クロノ マシロ)
【超高校級の???】
発言力:8(無表情だが、発言自体は割と多め)
集中力:6(集中力は平均より少し高い)
<所持スキル>
・『???』……黒野の持つ才能。詳細不明。
・『感情が希薄』……感情表現が少ない。というより、むしろ感情が無さそうに見える。
・『主人公との因縁』……風間と何かしらの因縁があるようだが……?

[生徒名簿(男性)]


星野伊吹(ホシノ イブキ)
【超高校級の天体観測部】
発言力:5(ロマンチストな部分が玉に瑕になる事も)
集中力:9(優れた瞳で何も見逃さない)
<所持スキル>
・『天体観測部』……星野の持つ才能。星に関する豊富な知識を持つ。
・『優れた視力』……一瞬の流れ星や小さな星をも見逃すさないほどの超視力を持つ。
・『ロマンチスト』……星に想いを馳せるあまりなのか、ロマンチックな発言が多め。


ネームレス(Nameless)
【超高校級の手品師】
発言力:4(嘘つきだが、人に好かれやすい)
集中力:5(一般的な集中力)
・『手品師』……ネームレスの持つ才能。鮮やかな手つきで相手を翻弄するマジックが得意。
・『嘘の信憑性』……嘘の証言を相手に通りやすくさせる話術を持つ。
・『三枚目』……軽い雰囲気の嘘つきだが、不思議と嫌な感じは受けない。発言力に若干のプラス補正。
・『隠された真実』……あからさまに目立つ奇抜な言動で、真に大切な事を隠している。


水戸洲未来(ミトス ミライ)
【超高校級の聖職者】
発言力:4(聖職者としての発言力以外は一般的)
集中力:9(常にブレない精神力を持つ)
・『聖職者』……水戸洲の持つ才能。神の声を伝え、多くの人々の心を救っているようだ。
・『純粋無垢』……心の清らかな少年。
・『神の声』……たまに神の声が聞こえるらしく、その声で周りを導いているらしい。


浜松海(ハママツ カイ)
【超高校級の海洋学者】
発言力:1(自分の専門分野以外の会話はほぼ無い)
集中力:9(どんな事に関しても高い集中力を発揮する)
・『海洋学者』……浜松の持つ才能。海洋学に精通し、日夜研究に勤しんでいる。
・『早口オタク』……普段は無口だが、海の生物の事になると早口になって勢いよく喋り出す。
・『瞬間記憶』……観察対象を瞬時に記憶できる力を持つ。
・『メカクレ』……長い前髪で目が隠れている。目は見えている。

小鳥遊操(タカナシ ミサオ)
【超高校級の歌のお兄さん】
発言力:3(あまり愛想は無い)
集中力:4(平均的な集中力)
<所持スキル>
・『歌のお兄さん』……小鳥遊の持つ才能。子供を楽しませる事に関しては飛び抜けた能力を有している。子供や保護者からの人気も高い。
・『子供嫌い』……世間には隠しているが、実は子供達が好きではないらしい。
・『微妙な歌唱力』……歌が上手い方ではない。しかし、その独特な歌声がクセになるという根強いファンも多い。
・『嘘や裏切りに異常に厳しい』……嘘や裏切りを嫌悪している。その感情は、常軌を逸しているとも言えそうだ。


金谷紺南(キンダニ コンナ)
【超高校級の探偵】
発言力:9(巧みな話術で犯人を翻弄する)
集中力:1(絶望的な集中力)
<所持スキル>
・『探偵』……金谷の持つ才能。高い推理力や観察眼などが特徴。捜査パートや学級裁判において活躍する。
・『ハッタリと鎌掛けの達人』……言葉巧みに相手の発言を誘導する事に長けている。
・『高い女子力』……料理や裁縫など、女子っぽい事が得意。
・『集中が続かない』……能力は高いのだが、急に集中力が切れてしまう事がある。


追田通(オッタ トオル)
【超高校級の配信者】
発言力:6(日常でもそこそこの発言力がある)
集中力:8(高い集中力で多くの物事を見ている)
<所持スキル>
・『配信者』……追田の持つ才能。多くのリスナーを惹きつけるカリスマ性がある。機材の扱いにも長けている。
・『視野が広い』……周りをよく見ており、色々な事に気付きやすい。
・『幼い容姿』……どう見ても小学生にしか見えないが、れっきとした高校生である。


黒井秀三(クロイ シュウゾウ)
【超高校級のライフル射撃選手】
発言力:6(コミュニケーションは苦手だが、喋らなければならない場面では喋る)
集中力:2(興味の無い事には関心を向けない)
<所持スキル>
・『ライフル射撃選手』……黒井の持つ才能。ライフル射撃の圧倒的な才能を持つ。ライフルに関する行動の際に、集中力に大幅な補正が掛かる。
・『ダウナー』……かなりテンションが低く、コミュニケーションがあまり得意ではない。
・『冷静沈着』……常に冷静で、特にライフルを持つ時には一切の乱れが無い。集中力にプラス補正。
・『女に優しく』……女性には危害を加えない事をモットーにしている。

名簿はこんな感じ。コロシアイ学園生活にピッタリの良いメンバーですね。

本日はここまで。明日からプロローグを始めます。よろしくお願いします。

おはようございます(午後)。

それでは、プロローグを始めていきましょう。自己紹介などの際に少々安価はあるので、よろしくお願いします。




風間「998……999……1000……!!」

風間「……ふう……」

風間「……ちょっとやりすぎたかな……」

私は模擬刀を元に戻す。

緊張を紛らわす為に素振りをする……昔からの私の癖だ。

だけど今日は、いくら振っても緊張が晴れない。

それはそうだろう……だって、私は明日から、あの『希望ヶ峰学園』に通うのだから。

希望ヶ峰学園。様々な分野において秀でた才能を持つ少年少女……いわゆる『超高校級』をスカウトし、その才能を育成していくという、超特権的な学園だ。

ここを卒業した者は各業界の一流になり、成功が約束されている……らしい。

そんなとんでもない所に……私は通う事になったんだ。

……【超高校級の武士】として。

私の家は代々武士の家系で、ご先祖様はあの幕府成立にも一役買ったのだとか。どこまで本当か分からないけど……多分、その辺りの家柄が評価されたのだろう。

スカウトの人から、剣道家としての才能も重視した、なんて言われてるけど……

風間「……自信無いなぁ」

確かに修行は頑張ってるし、実際に幾つかの大会でも良い成績を納めてはいるけど……希望ヶ峰学園は、私なんかにより凄い人ばかりがいる場所だ。

そんな所でやっていけるのだろうか……

だけど、「卒業したら成功したも同然」なんて言われて、小市民の私が断れる訳も無く……

……気がついたら、希望ヶ峰学園の前にいた。

風間「……うわぁ、おっきい……」

話には聞いていたけど、希望ヶ峰学園って、こんなに大きな建物なんだ……

風間「……こんなところで緊張してちゃダメだ」

いよいよ今日が入学式……ここまで来たら、後戻りはできない。腹を括って進まないと……。

風間「……頑張れ、私。気張っていこう……!」

そう気合を入れて、一歩踏み出すと、



意識が、



遠のいて、





そして、





風間「…………え?」





…………………………………………

……………………

…………







PROLOGUE【集まる超高校級】






風間「…………」

風間「…………」

風間「…………あれ?」

風間「ここは…………」

目を覚ますと、私は狭くて暗い空間にいた。

いつの間に……? ここはどこ……?

疑問は尽きないが、まずはここから出なければ……

風間「……で、出られる……よね?」

取り敢えず、目の前の壁を押してみる。

……動かない。でも、この感触……そして、この狭さは……

風間「……もしかして、ロッカー……?」

学校とかにあるロッカーの中に、入れられているのだろうか……?

だとすれば、少し暴れれば出られるかもしれない……!

風間「開け……開け……!」

ガタガタ……


……バタン!!

風間「うわっ!?」

ロッカーの扉が突然開き、私は思いっ切り外に放り出された。倒れてしまったが、慌てて受け身を取って怪我を防ぐ。

風間「……いてて……」

風間「……やっぱりロッカーだ。どうしてロッカーの中なんかに……」

体勢を立て直し、私は周りを見渡す。ここは、どうやら教室のようだ。

しかし……教室にしては、異様な雰囲気に包まれている。

窓には有刺鉄線が張られ、床からは植物が生えている……まるで廃墟のようだ。

そして、それに似つかわしくない近代的なゴツいモニターや液晶になってる黒板……

風間「……まさか、ここが希望ヶ峰学園……?」

風間「……そんなわけないか」

……これからどうしよう。とにかく、まずは外に出なければ……

そんな事を思っていると……


ガタン!!

風間「えっ……!?」

隣のロッカーが急に開いて、中から……


・ロッカーから出てきた生徒を>>118-121の中から一人指定してください。

↓1

浜松海が選択されました。


……現れたのは、一人の男の子だった。目が隠れるほど前髪が長く、白衣を羽織っている。

浜松「痛っ!?」

浜松「か、体が痛い……僕がタコだったらこんな目には……」

浜松「あ、いやでも、イカの方が泳力が高いし……そっちの方がいいかな……?」

風間「あの……?」

浜松「うわっ!?」

風間「お、驚かせて御免。私もあなたと同じくロッカーに入れられて……」

浜松「あ、え、えっと……」

……あまり喋るのが得意ではないのだろうか? 私も人の事は言えないけれど……

浜松「……あれ? 風間……葛葉さん? 【超高校級の武士】の……?」

風間「え? 何で知って……?」

浜松「あ! その、別に追っかけとか、そんなんじゃなくて!」

浜松「たまたまテレビで超高校級の特集やってて、僕も今年から希望ヶ峰だから気になってて、それで……!」

風間「え! あなたも超高校級なの?」

浜松「ああ……うん、その……」

浜松「……【超高校級の海洋学者】、浜松海、です……」

浜松海……私でも聞いた事があるくらいの有名人だ。

幼い頃より海洋生物の研究を行ない、高校生にして幾つもの論文を学術誌に寄稿している【超高校級の海洋学者】……

彼のおかげで見つかった新種の生物は、何十匹もいるらしい……

風間「えっと……浜松君は、ここがどこだか分かる?」

浜松「い、いや……僕も気がついたらここで……」

浜松「ていうか、何だよここ……僕の部屋より汚いじゃないか……!」

この狼狽えよう……きっと彼も私と同じなんだ。

じゃあ、一体誰が……?

風間「取り敢えず……ここから出てみようか。もしかしたら、他にも人がいるかもしれないし……」

浜松「え」

風間「え?」

浜松「あ、いや、その……僕、あんまり人と喋るのは……」

風間「私も苦手だけど……そうも言ってられないよ。こんな状況だし……」

風間「私が先頭に立つから、ついてきてくれると有り難いんだけど……」

浜松「……それもそっか。じっとしてるのは得策じゃないよね……」

浜松「わ……分かったよ」

浜松「じゃあ……一時的に、カクレクマノミとハタゴイソギンチャクのような共生関係になるわけだね!」

風間「カクレ……えっと?」

浜松「……な、何でもない。よろしく……」



・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【浜松海(ハママツ カイ)】のツウシンボが更新されました。

『高校生ながら多大な研究の成果を挙げている【超高校級の海洋学者】。だが、人と話すのは苦手なようで、たびたび海洋生物の話を持ち出す癖があるようだ。』

■2階廊下■


風間「うわ……」

教室の外に出ても、そこは植物で覆われていた。

浜松「すごいなここ……まるで植物園だ……」

浜松「植物園があるなら、近くに水族館とか無いかな……?」

風間「……そんなアミューズメント施設だったらいいんだけどね……」

風間「……あ」

誰かいるみたいだ……


・廊下にいる生徒を>>118-121の中から一人指定してください。風間含め今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1

平等院菫が選択されました。


平等院「……やはり他にも人がいたか」

平等院「私の名前は平等院菫。弁護士をしている者だ。君は?」

浜松「彼女は……平等院菫さん。【超高校級の弁護士】だ」

浜松「高校生ながら海外で弁護士資格を取得して、数多くの事件を担当しているんだったかな……」

浜松「最近だと……米国の連続殺傷事件の真犯人を見つけたらしいよ。依頼人の冤罪を晴らす為に……」

風間「そ、それは凄い……」

同じ超高校級でも、こんなに違うのか……

平等院「……補足ありがとう、浜松海」

浜松「あ……えっと、ごめん、その……君の情報を調べてたとかじゃなくて……」

平等院「謝る必要は無い。私が【超高校級の海洋学者】の君の事を知っているように、君が私の事を知っていても不思議ではないからな」

平等院「……それで、君の名前は?」

風間「あ、私は……風間葛葉。【超高校級の武士】です……」

平等院「ほう、君が……」

平等院「名前は存じているよ。家柄だけでなく、実力も申し分無いらしいな」

風間「そ、そんな……私なんて……」

平等院「聞き捨てならないな!」ビシッ!!

風間「えっ?」

平等院「無意味な謙遜は自らの価値を貶めるだけだ。私達はクラスメイト、畏まる必要は無い筈だろう」

風間「……クラスメイト?」

平等院「知らなかったか? 私達は同じ入学年だった筈だぞ」

風間「……クラスメイトの超高校級達が……集められてるって事?」

平等院「ああ……非常にキナ臭い。ほぼ確実に犯罪行為に巻き込まれているのだろう」

平等院「この場所も胡散臭いしな……見たまえ、アレを」

そう言って平等院さんが、指差したのは……

風間「……銅像?」

平等院「ああ……一応、この場所は教育施設だと思うのだが……」

平等院「あの『龍の銅像』だけ浮いてると思わないか?」

風間「……確かに……」

浜松「……建物に植物は生えてるし……出口は見つからないし……」

浜松「……なんか、おかしくない? この場所」

平等院「そうだな……」

平等院「……私はもう少しこの辺りを調べる。君達は先に進むといい。私以外にも超高校級がいるからな」

風間「え? そうなの?」

平等院「そうだ。私が話した者は全員クラスメイトだった。君達も挨拶しておくといいだろう」

風間「うん……そうするよ」

なんか……クラスメイトとは思えないくらい、頼りになる人だな……


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【平等院菫(ビョウドウイン スミレ)】のツウシンボが更新されました。

『海外で弁護士資格を取得し、高校生にして幾つもの事件を担当している【超高校級の弁護士】。その実績から培った風格は、同年代とは思えないくらい頼りになる。』

■1階廊下■


風間「他にも人がいるらしいけど……」

浜松「どのくらいいるのかな……あんまり会いたくないな……」

風間「浜松君……」

すると……誰かから声を掛けられた。


・声を掛けてきた生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1

乙木ぐりむが選択されました。


乙木「あの……」

乙木「お二人も希望ヶ峰学園の……?」

風間「あなたは……?」

乙木「わたしは乙木ぐりむ……【超高校級の絵本作家】です」

浜松「乙木ぐりむさん……何冊もの絵本をベストセラーにしてる新時代の作家だよね……」

浜松「特に『100万回死んだ熊猫』は社会現象にもなった作品だっけ……」

乙木「嬉しい……知ってくれてるんですね!」

浜松「あ、いや、まぁ……乙木さんの作品は動物をモチーフにした物が多いからチェックしてて……」

浜松「その中でも海の生き物を題材にしてるのが好きで……『たこくんといるかくん』とか……」

浜松「絵本のタッチではあるんだけど、生き物の特徴をしっかり捉えていて、子供の教育にとっても非常に良く……!」

風間「浜松君……落ち着いて……」

乙木「あはは……ありがとうございます。えっと、浜松さん……ですか?」

浜松「あ、はい……浜松海……【超高校級の海洋学者】です……」

風間「私は風間葛葉。【超高校級の武士】だよ。よろしくね」

乙木「はい、よろしくお願いします!」

乙木「……あの、お二人は、ここで大人の方を見てますか?」

風間「いや……まだ目が覚めて時間が経ってないからだけど、会ってないよ」

乙木「そうですか……」

乙木「希望ヶ峰学園の教員の方がいたりしないかな……と思ったんですけど……」

浜松「……やっぱり、ここは学校じゃないのか……?」

……一体、何でこんな所に……?


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【乙木ぐりむ(オツキ グリム)】のツウシンボが更新されました。

『ベストセラーの絵本を何冊を生み出している【超高校級の絵本学者】。優しい性格の彼女は、今の状況を案じているようだ。』

■食堂■


ここは……学食だろうか?

食堂があるという事は、やはり学校なんだろうけど……

風間「……こんなところにも植物が……」

浜松「衛生的にどうなんだろうね……?」

ここには二人いるようだ……


・生徒を>>118-121の中から一人安価してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓2まで

安価を頂いたところで本日はここまで。途中で予定が入って更新できない時間がありました……。

こういう事は多々あると思いますが、コツコツやっていきますのでよろしくお願いします。

ではまた明日。明日にはプロローグ終わらせたいですね。

こんな時間になってしまいました。全員分はできなそうですが、少しでも進めていきましょう。

昨日の続きからです。

星野伊吹、金谷紺南が選択されました。


星野「おや、新しい二人みたいだね」

金谷「お前達も希望ヶ峰の?」

風間「うん。私は風間葛葉。【超高校級の武士】だよ」

浜松「ぼ、僕は……浜松海……【超高校級の海洋学者】です……」

金谷「俺は金谷紺南。【超高校級の探偵】としてスカウトされた者だ」

浜松「金谷紺南……名前は聞いた事あるような……」

浜松「確か、色々な未解決事件を幾つも解決しているとか……」

金谷「いやいや、それは過大評価だな。大した成果は挙げてないよ」

金谷「まぁ、幾つも事件を解決した名探偵って言われた方が、仕事はやりやすいんだけどな」

金谷「そういう事件じゃなくて、日常の謎みたいな物もよくやってるし……」

風間「そうなの? じゃあ、普段はどんな仕事を?」

金谷「そうだな、例えば……」

金谷「…………」

金谷「……………………」

風間「……あれ?」

金谷君、急に動かなくなってしまったけど……

星野「ああ、すまないね。どうやら金谷君は時折夢の世界に行ってしまう事があるみたいだ」

浜松「会話中に……?」

星野「それじゃあ、お次は僕の挨拶とさせてもらおうかな」

星野「僕の名は星野伊吹。名前に導かれるように星を見ていたら、いつの間にか【超高校級の天体観測部】なんていう大層な二つ名を貰ってしまったよ」

浜松「星野伊吹……その姿勢から世間に天体観測のブームを作った青年……」

浜松「新たな天体や星座の発見にも貢献してて、大学院からのスカウトを来てるんだっけ……」

星野「おや、僕の事を知ってくれているのかい?」

浜松「ま、まぁ……同じ学者の事は、少しくらいは……」

星野「はは、学者なんて畏れ多い……僕なんてしがない星読みさ」

星野「僕は星を見るためだけに生を受けた男……という訳だよ」

ず、随分ロマンチックな人だな……

金谷「……はっ!」

星野「おや、目覚めたかな?」

金谷「ああ……この食堂、設備は一通り揃ってるみたいだが、植物がかなり茂っている」

金谷「それだけ長い間使われていなかった……という事だろうな」

風間「……そんな話はしてないよ」


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【星野伊吹(ホシノ イブキ)】のツウシンボが更新されました。

『世間に天体観測ブームを巻き起こしたと言われる【超高校級の天体観測部】。ただ、どうやら夢見がちな発言が多いみたいだ……。』


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【金谷紺南(キンダニ コンナ)】のツウシンボが更新されました。

『嘘か真か、名探偵としての名声が広まっている【超高校級の探偵】。しかし、あまりにも集中力が続かないようだ……。』

■倉庫■


ここは……倉庫みたいだ。すっごく広い……ウチの道場なんか比にならないよ……

ここにも一人いるようだ。おそらく私達と同じく希望ヶ峰の生徒だろう……


・生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1

本当に少しですが、本日はここまで。明日はもう少しできると思います。

ではまた明日。

それでは始めます。昨日の続きから。

小鳥遊操が選択されました。


小鳥遊「…………」

風間「あ、ええっと……」

小鳥遊「……自己紹介か?」

風間「あ、う、うん……」

小鳥遊「……面倒だけど、しない訳にはいかねぇか……」

小鳥遊「……小鳥遊操。【超高校級の歌のお兄さん】……とか何とか言われてる」

浜松「小鳥遊操……子供達を歌とダンスで楽しませる番組のメインを張ってるお兄さん……」

浜松「歴代のお兄さんの中で一番人気があると言われてるよね……」

浜松「そして……その……」

風間「? どうしたの?」

小鳥遊「……ハッキリ言えよ」

小鳥遊「そして、歴代のお兄さんの中で一番歌がヘタって言うんだろ?」

浜松「あ、いや……」

小鳥遊「……嘘をつくんじゃねぇ。俺は、嘘が一番嫌いなんだよ」

小鳥遊君……凄い気迫だ……

そんなに嘘が嫌いなの……?

浜松「……ま、まぁ、そんなに歌が上手い訳ではない……かな?」

小鳥遊「……嘘とまでは言わねぇか。命拾いしたな」

浜松「殺されるとこだったの!?」

そのくらい嘘が嫌いって事か……

小鳥遊「別にいいんだよ、歌がヘタでも。ガキ共には人気があるからな、仕事はできる」

小鳥遊「超高校級のお墨付きが貰えりゃあ、よりギャラが高くなるぜ」

小鳥遊「……そう思ったんだがな、何だよこの状況は……」

風間「……確かにね……」

小鳥遊「選択ミスったか……?」


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【小鳥遊操(タカナシ ミサオ)】のツウシンボが更新されました。

『歴代で一番子供人気が高いと言われている【超高校級の歌のお兄さん】。あまり歌が上手い訳では無いらしいが、それでも人気が下がる事は無いようだ。』

■購買部前■


ガチャガチャ

風間「……このドアは開かないね」

他の場所に行くか……

風間「……あれ?」

何か落ちてる……?


・モノクマメダルを発見しました。コンマで数を判定します。

↓1のコンマ一桁分メダルを獲得。ゾロ目だと倍。

コンマ判定の結果、モノクマメダルを6枚獲得しました。


風間「これは……メダル?」

ゲームセンターで使うようなメダルだ。

刻印されてるのは……何やら醜悪な顔のクマだ。

……何故だろう。何か嫌な気分になるな……

風間「捨てるのも何だし……一応持っておこう」

■廊下・玄関ホール前■


風間「……え?」

柵が下りてる……この先には進めないのか……

浜松「風間さん……こっちから迂回すれば反対側に行けるみたいだよ」

風間「あ……本当だ」

浜松「でも、ここって何なんだろう……まるで牢獄みたいだよ……」

風間「確かに……それくらい嫌な雰囲気はあるね……」

迂回すると、廊下や階段がある。まだ部屋があるみたいだ……

風間「じゃあ、ここに入ってみよう……」

■教室A■


さっきの教室と作りは同じみたいだ……

……ここにも二人いるね。


・生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓2まで

水戸洲未来、追田通が選択されました。


追田「……そういう訳で、配信者に求められるのは、結局は誠実さなんだよね……」

水戸洲「なるほど……宣教に通ずる物がありますね……」

小さな男の子が、不思議な服装の人と熱心に話してる……

どっちも希望ヶ峰学園の生徒とは思えないけど……取り敢えず話しかけてみよう。

風間「あ、あの……!」

浜松「……風間さん、汗凄いけど……何か緊張してる?」

風間「そ、そんな事無いよ……!」

……やっぱり、小さい子に話しかけるのは緊張するな……!

追田「ん? もしかしてクラスメイトさん?」

風間「う、うん、私は風間葛葉。【超高校級の武士】だよ」

浜松「ぼ……僕は浜松海。【超高校級の海洋学者】です……」

追田「うんうん、よろしくね!」

追田「どーもどーも、ぼくは追田通! 『TALL』の名前で配信してる【超高校級の配信者】だよ!」

浜松「追田通……ゲーム実況とか雑談配信とか色々な配信で絶大なる人気を誇る配信者……」

浜松「今まで配信を見てない層も見てるくらい人気らしくて、この国では一番の配信者なんじゃないかな……?」

追田「いやいや、ぼくなんてまだまだだよ! そう言ってくれるのは嬉しいけど!」

追田「それより、こっちの水戸洲っちの方が凄いんじゃないかな? やってる事も壮大だし……」

水戸洲「壮大だなんて……私はただ、神の声に従って動いているだけですよ」

水戸洲「申し遅れました……私の名前は水戸洲未来。【超高校級の聖職者】……希望ヶ峰学園にはそのような肩書きで在籍しております」

浜松「水戸洲未来……」

浜松「……ごめん、聞いた事無いや」

風間「えっ」

浜松君が知らないって事もあるのか……

水戸洲「それも仕方がありません。私は各地を放浪し、神の声を伝えているだけですので……私自身の存在が認知されている事は無いでしょうね」

追田「ぼくもネットの噂で聞いたくらいでさ。まさか実在するとはね! 都市伝説だと思ってたよ!」

追田「……そんな水戸洲っちもスカウトする希望ヶ峰も、かなりとんでもないけどね」

確かに……


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【水戸洲未来(ミトス ミライ)】のツウシンボが更新されました。

『各地を放浪しながら、神の声を人々に伝え続けているという【超高校級の聖職者】。その存在は、都市伝説レベルでしか知られていなかったようだ……。』


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【追田通(オッタ トオル)】のツウシンボが更新されました。

『様々な内容によって数多の配信者の中で絶対な人気を誇る【超高校級の配信者】。その明るい性格を好む人は多そうだ。』

■教室A前■


階段がある。廊下に続いてるっぽいけど……

風間「……行ってみようか」

浜松「えええ……大丈夫かな……」

風間「怖さはあるけど……見れるところは見とかないと……」

浜松「うう……まぁ、そうか……」

■B1階■


風間「……危険は無さそう、かな?」

浜松「ほ、本当に……? 地中に潜って獲物を狙う魚達みたいに誰かいないかな……?」

風間「だ、大丈夫だとは思うけど……」

風間「……まずは、ここに入ってみようか……」

■ゲームルーム■


風間「ここは……ゲームセンター……?」

浜松「……学校じゃないの、ここって」

風間「どうなのかな……」

風間「……植物の根がここにも入り込んでるんだね……」

この様子じゃ、ゲーム機も動かなそう……

さっき拾ったメダル……この場所で使うのかと思ったけど、どうやら違うみたいだ。

じゃあ、一体どこで……?

……分からない事は仕方ない。まずはここにいる人と話そう。


・生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1

麗恋心が選択されました。


麗「うーん、結構面白そうなんだけど……動かないんじゃあねぇ……」

グラマラスな人が、腕を組んで考え込んでいる……

……ただでさえ大きいのに、より強調されてる……!

麗「……あらら、おんなじ性別とは言え、そんなに見られたら恥ずかしいなぁ……」

風間「あっ、ご、ごめん……!」

麗「ふふ、じょーだん、じょーだん。あなたも希望ヶ峰の生徒ね?」

麗「私は麗恋心。【超高校級のグラビアアイドル】と呼ばれてる。よろしくねっ」

浜松「麗恋心……その圧倒的なプロポーションでグラビア界では負けなしのアイドル……」

浜松「彼女の写真集や撮影会は、いつも即完だとか……」

浜松「…………」ジーッ……

風間「……ちょっと、浜松君。見過ぎだよ……」

確かに、麗さんの格好は凄く谷間が強調されてるけど……

麗「ふふふ……しょうがないよね。だって、オトコノコだもん」

浜松「え? あ、い、いや……! そうじゃなくて、その……!」

浜松「……その、浮力が強くて、泳ぎにくそうだなぁって……」

風間「そ、そんな事考えてたの……!?」

浜松「ご、ごめんなさい……!」

麗「あははっ! 流石【超高校級の海洋学者】ね! 嬉しいくらいオタク気質だわ!」

浜松「えっ、僕の事、知ってるの?」

麗「勿論よ! あなたの事も知ってるわ、風間ちゃん」

風間「そ、そうなんだ……でも、どうして?」

麗「公式から出された情報はちゃんと確認するのがマストでしょ?」

麗「……どんな人がいるか分からないし、ね」

風間「……?」

何か、含みがあるような……?


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【麗恋心(ウララカ ココ)】のツウシンボが更新されました。

『抜群のスタイルでグラビア界を席巻する【超高校級のグラビアアイドル】。同じ超高校級の情報はきちんと確認しているようだが……?』

■図書室■


隣の部屋の扉を開けると、蒸せ返るような本の匂いが鼻についた。

風間「……ここは図書室かな? 本の数も凄いし、散らかってる状態だけど……」

浜松「そう……? こんな物じゃない……?」

浜松「あ……でも、掃除がされてないのはダメか……」

……ここにいる人とも話そう。


・生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1

黒井秀三が選択されました。


黒井「…………」

風間「あ、あのー……自己紹介、いいかな……?」

黒井「…………」

黒井「……勝手にしろ」

風間「え、えっと……私は風間葛葉。【超高校級の武士】です。よろしく……」

浜松「……僕は、浜松海です。【超高校級の海洋学者】です……」

黒井「……【超高校級のライフル射撃選手】、黒井秀三だ」

浜松「黒井秀三……ライフル射撃の大会で輝かしい戦績を打ち出しているアスリート……」

浜松「確か、あの世界大会でも金メダル間違い無しって言われてるんだっけ……」

黒井「…………」

浜松「あ、ご、ごめん……喋り過ぎて……」

黒井「……怒ってる訳じゃない」

風間「黒井君は……ここで何を?」

黒井「…………」

風間「……えっと……」

黒井「…………出口を探していた」

黒井「だが……見つからなかった。疲れたから……ここで休んでいる」

風間「そ、そうなんだ」

黒井君……ちょっと怖いと思ったけど、ちゃんと話してくれるし……悪い人では無さそう……?


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【黒井秀三(クロイ シュウゾウ)】のツウシンボが更新されました。

『世界大会での金メダルも期待されている【超高校級のライフル射撃選手】。怖い雰囲気だが、思ったより怖い人では無さそうだ。』

■玄関ホール前■


風間「……あれ?」

階段を登ると、先程まであった鉄格子が無い。いつの間にか開いているようだ。

風間「……誰かが開けてくれたのかな?」

浜松「どうなんだろう……」

浜松「でも、これで外に行けるかも……」

■玄関ホール■


風間「……あっ、ここって、もしかして玄関ホール?」

浜松「う、うん……そうみたいだね……」

浜松「あの扉が玄関……かな?」

風間「あそこから出られるのかな……?」

浜松「いや……迂闊に開けるのは危険なような……」

その時、誰かが声を掛けてきた。


・生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1

才羽愛依が選択されました。


才羽「……あ!」

浜松「……あれ!?」

風間「……え? 知り合い?」

浜松「ま、まぁ、その……」

才羽「知り合いっつーか、腐れ縁だよ。なぁ?」

浜松「えっと……幼馴染み、かな……?」

風間「幼馴染み……!? 幼馴染みで、希望ヶ峰の同級生、なの……?」

才羽「ま、キモいけど、そういう感じになるか……」

才羽「アタシは才羽愛依。【超高校級のハッカー】ってヤツでスカウトされた」

浜松「……愛依のハッキング技術は凄いよ。それこそ、政府のシステムに勝手に入り込んだりしてたし……」

風間「え」

才羽「あー……暇だったからさ、暇潰しにそういう事してた事はあるよ」

才羽「んな事ばかりしてたから、警察に目ぇ付けられて……あれよあれよと希望ヶ峰に行く事になったんだ」

風間「そ、それは凄い……」

悪い事をしてた訳だけど……その才能を見込まれてスカウトされたんだ……


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【才羽愛依(サイバ アイ)】のツウシンボが更新されました。

『政府のシステムにも侵入できる程の腕を持つ【超高校級のハッカー】。警察にバレてしまったようだが、その才能を希望ヶ峰学園に買われたらしい。』

浜松「それで……愛依は、外に出た?」

才羽「出る訳ねーだろ、めんどくさい」

浜松「だよね……」

浜松「こ、怖いけど、開けるしかないのか……」

才羽「おうおう、開けろ開けろ。開けて罠に掛かって死んじまえ」

浜松「何て事言うんだよ……!」

仲が良いんだな……

風間「……大丈夫。私が開けるよ」

怖いけど……開けないと……

ここがどこなのか、知らなくちゃダメだから……

風間「……よし」

風間「開けるよ……!!」


扉を開けて……



そこで見た物は……



風間「……何これ!?」



それは、巨大な檻であった。

学園の敷地が、まるで鳥籠のようにぐるりと囲まれている。

前も後ろも……右も左も……

私達のいた『学校』は、鉄の建造物に囲まれていた……


浜松「な、何だよこれ……!? どうなってるんだ……!?」

風間「学校のエリアが……全部、壁に囲まれてる……」

こんな……こんな事って……!

私達が愕然としていると、話しかけてくる人がいた。


・生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1

不忍綺桜花が選択されました(されたよね?)。


不忍「おー、新しい人だー! びっくりしてるねー!」

不忍「まぁ、そうだよねー! あんな壁があったらねー!」

風間「え、えぇっと……」

不忍「あ、ごめん、自己紹介しないとね!」

不忍「ボクは不忍綺桜花! 【超高校級の忍者】だよ!」

風間「……! あなたが……」

不忍「あれ? ボクの事知ってるの?」

風間「う、うん……私は風間葛葉……【超高校級の武士】だよ」

不忍「あー、そういう事かぁ」

浜松「……どういう事?」

風間「私は代々武士の家系だけど……不忍さんは代々忍者の家系なんだ」

風間「そういう家は、上の繋がりが大体あってさ……だから、お互い名前は知ってる感じなんだ」

浜松「なるほど……」

浜松「……それで、もしかして不忍さんは……学校の外を調べてたの?」

不忍「うん! 色々見てたよ」

不忍「あ! キミ……えっと、名前は?」

浜松「あ……浜松海。【超高校級の海洋学者】です」

不忍「うんうん、浜松君、足元には注意した方がいいよ。工事中みたいだから」

風間「……工事中?」

そこで、私は改めて周りを見渡してみた。

……確かに、この敷地内は、あちこちで工事をしているみたいだ。

風間「……まだ施設を建てている途中に見えるね……」

不忍「いや、廃校だった場所を改造してるんじゃないかなー?」

不忍「……理由は分かんないけどねー」

不忍「それで、今のところ、出口が見つからないんだよねー」

風間「……え? 出口が……無い?」

不忍「そんな訳無いから、色々調べてるんだけどねー……」

不忍「そういう訳で、もし二人も出口見つけたら教えてね! 抜け穴とかでもいいからさ!」

風間「う、うん……頑張るよ……」


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【不忍綺桜花(シノバズ イロハ)】のツウシンボが更新されました。

『代々忍者の家系だという【超高校級の忍者】。今いる学校について色々調査しているが、結果は芳しくないようだ……。』

■玄関ホール前(外)■


不忍さん……元気いっぱいだったな……

……でも、出口が無いだなんて……

……本当に……?


・生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1(今日はここまで。ありがとうございました。おやすみなさい)

おはようございます。花粉症が酷いですが、どんどんやっていきましょう。

ネームレスが選択されました。


ネームレス「大きい壁だよなぁ……」

ネームレス「あんなに大きいのに、出口はあんなに小さいんだもんなぁ……」

風間「えっ!? 出口があるの……!?」

ネームレス「ん? いや、嘘だけど」

風間「…………」

ネームレス「ご……ゴメンゴメン。険しい顔してるから、少しでも和ませようと思ってさ……」

ネームレス「だって、俺の仕事は人を楽しませる事だからさ!」

風間「人を、楽しませる……?」

ネームレス「俺はネームレス! 【超高校級の手品師】さ!」

浜松「ネームレス……もしかして、本名不明の天才マジシャンの事……?」

浜松「そのマジックの腕は海外でも人気が高く、今一番チケットが取れないマジシャンだっけ……」

ネームレス「そう! 本名非公開、タネ非公開、年収非公開!」

ネームレス「稀代のエンターテイナーのネームレスとは、俺の事さ!」

風間「へぇ……」

ふざけた感じだけど、凄い人なんだなぁ……

ネームレス「……あれ? 俺の事知らない感じ?」

風間「う、うん……私、あんまりそういうの、詳しくなくて……」

ネームレス「それはもったいない! 今度見せてあげるよ、新時代のマジックをさ!」

ネームレス「……【超高校級の武士】風間葛葉君……」

ネームレス「そして……【超高校級の海洋学者】浜松海君?」

浜松「えっ……!?」

風間「何で、名前を……!?」

ネームレス「ククク……」

ネームレス「……さっきイロハ君と話してたの聞いてた」

風間「…………」

ネームレス「……ちょ、ちょっとしたジョークじゃないか……」


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【ネームレス(Nameless)】のツウシンボが更新されました。

『チケットが取れない程の人気を博しているという【超高校級の手品師】。ふざけた嘘を吐くが、悪い人では無さそうだ。』

■中庭■


風間「建物が二つあるね……」

どっちから行こうかな……

風間「……まずは小さい方から見てみようかな……」

■裁きの祠■


風間「ここは……?」

噴水……? 花も手入れされてる……

浜松「……なんか、ここだけ綺麗だな……」

風間「そうだね……」

人が、いるのかな……?


・生徒を>>118-121の中から一人指定してください。今まで選ばれた生徒は選択不可です。

↓1

黒野真白が選択されました。


黒野「…………」

風間「あの……自己紹介、いいかな?」

黒野「…………」

風間「…………」

黒野「…………」

風間「…………」

黒野「……………………」

風間「…………えっと…………」

風間「……私は、風間葛葉。【超高校級の武士】だよ」

風間「そして、こちらが……」

黒野「黒野真白」

風間「えっ」

黒野「…………」

風間「……黒野さん、って言うの?」

黒野「…………」

黒野「……………………」

か、会話が続かない……!

浜松「……黒野真白……? 知らない名前だ……」

浜松「えっと……僕は……」

黒野「浜松海」

浜松「え、あ、えっ……?」

黒野「浜松海。【超高校級の海洋学者】。違う?」

浜松「そ、そうだけど……僕の事知ってるの?」

黒野「知ってる。浜松も、風間も、他の人も」

風間「そ、そうなんだ……」

黒野「…………」

風間「…………」

黒野「…………」

黒野「……ここには何も無い。次に行くといい」

風間「わ、分かった……」

なんか……ここの案内人みたいだ……


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【黒野真白(クロノ マシロ)】のツウシンボが更新されました。

『学園の外れの場所にいた少女。会話ができない訳では無さそうだが、才能も何も教えてもらえなかった……。』

残り一人のため、自動的に武優花里が選択されました。


■寄宿舎■


風間「……ここは……?」

ホテルみたいに部屋がある。しかも、16人分……

……もしかして、あそこにいる人を含めて、私達全員の部屋って事……?

……何のために?

武「何だ、また新しい奴等か……」

風間「あ、えっと、私は……」

武「いい」

風間「えっ?」

武「自己紹介は要らない。アンタ達と仲良くする気なんて無いから」

風間「あ、でも、名前だけでも……」

武「……ハァ……まぁいいか」

武「武優花里。【超高校級のジョッキー】。これでいい?」

浜松「武優花里……確か、女性最年少のジョッキーとして……」

武「うるさい」

浜松「えっ」

武「……アタシの事なんていいだろ。グダグダと喋るな」

浜松「あ、ご、ごめん……」

武さん……今までで一番難しい性格の人かも……


・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・【武優花里(タケ ユカリ)】のツウシンボが更新されました。

『寄宿舎で佇んでいた【超高校級のジョッキー】の少女。少々性格に難があるようだ……。』


キーン、コーン、カーン、コーン……

風間「今のって……チャイム?」

浜松「風間さん……あのモニターを見てっ!」


『はいはい、くまたせしましたー!』

『ねぇ、本当に、くまたせしましたね……』

『やっと色々準備が終わったから、オマエラを迎えられる事ができそうだよ!』

『そういう訳で、大至急体育館にお集まり下さーい!』


……モニターは、ノイズだらけで何も映っていなかった。

だけど……謎のダミ声が流れてきて、私達に指示を出してきた。

風間「これって……」

浜松「……学園側の人間、って事……?」

風間「……どうだろう……」

いくら希望ヶ峰と言えど、こんな所に生徒を放置しないと思うんだけど……

……でも、行かない訳には……

風間「……あ、武さん、良かったら一緒に……」

……いない。いつの間に武さん行ったんだろう……

風間「……取り敢えず、向かうしか無いか……」

本日はここまで。プロローグは終わってませんが、キャラクターを全員紹介する事ができました。良かった。次回にはプロローグが終えられると思います。

ではまた。明日は来られないかもしれませんが、この2、3日の間には……。

全然来られなくてすいません。2、3日の間とか嘘でした。

明後日にはできると思います。よろしくお願いします。

おはようございます。それでは、早速やっていきましょう。

■体育館■


体育館に向かうと……私と浜松君以外の皆が揃っていた。

平等院「……これで16人揃ったな」

才羽「遅ぇよ! 待ちくたびれたわ!」

浜松「ご、ごめん……」

金谷「まぁまぁ、いいじゃないか。ちゃんと揃ったんだから」

小鳥遊「……やっと学園側の説明が聞けるのか。納得のいく説明あるんだろうな……?」

黒野「…………」

黒野「…………来た」

風間「……え?」

黒野さんの声に従って、体育館のステージを見ると……

そこにいたのは……


モノクマ「こんちゃす!」


……クマのぬいぐるみだった。

風間「……は?」

モノクマ「お待たせましたな! お待たせしすぎたかもしれませんな!」

麗「……古のオタク?」

モノクマ「失礼な! ボクはオタクでも、マニアでも、変態でもないよ!」

モノクマ「そんな……そんな目で見られたら、ボクもう……ハァハァ……」

不忍「変態だー!」


モノクマ「違う! ボクはモノクマ!」


モノクマ「この『才囚学園』の学園長なのだー!」


黒井「……何だと?」

乙木「が……学園長……?」

武「……ぬいぐるみじゃん」

モノクマ「ぬいぐるみ? ぬいぐるみっていうのは、内臓の代わりに綿が詰まった愚鈍な連中でしょ?」

モノクマ「ボクの体には綿の代わりにたくさんの機械が入ってるからね! ぬいぐるみじゃないよ!」

武「……高性能なぬいぐるみじゃん」

モノクマ「なんだってー!?」

ぬ、ぬいぐるみが動いてる……?

いや、それも気になるけど……

風間「……才囚、学園……?」

モノクマ「そう……この学校の名前の事」

モノクマ「オマエラのためだけに作られた、希望ヶ峰学園とは違う特別な学園だよ!」

ここは、希望ヶ峰学園じゃなくて……才囚学園?

……それって、どこ?

平等院「適当な事を言わないでほしい、モノクマとやら」

平等院「才囚学園なんて……聞いた事が無いぞ」

モノクマ「だから言ったじゃん。オマエラのために作られた、特別な場所なんだよ」

星野「……その割には、まるで廃墟のようだけれど?」

モノクマ「細かい事はいーの!」

モノクマ「えー、オマエラ! ご入学おめでとうございます!」

水戸洲「ありがとうございます」

小鳥遊「いいだろ、こんな胡散臭い奴に律儀にお礼なんて……」

モノクマ「オマエラは今日から希望ヶ峰学園の生徒……超高校級として、世界の希望になっていく存在です」

モノクマ「そんなオマエラに、ボクから特別なプログラムを用意しました!」

風間「特別な……プログラム?」

モノクマ「そう! オマエラがより希望に近づける為の……ね」

……何だろう。何か、嫌な予感がする。

これ以上聞いたら、後戻りできないような……

風間「……それって……?」



モノクマ「……コロシアイだよ」

モノクマ「人が人を殺す事……それがオマエラに課せられたプログラムさ」



風間「…………」

風間「…………は!?」

コロシアイ……!?

何を、言っているんだ……あのクマは……!?

平等院「馬鹿な……何を言っている……!?」

星野「……冗談にしては笑えないけど……」

モノクマ「笑わなくていいよ。冗談じゃないから」

モノクマ「オマエラには、コロシアイをしてもらいます。それが才囚学園の方針だからね……」

ネームレス「……へぇ、じゃあ、早速始めちゃっていいのかな?」

黒井「……殺る気か?」

才羽「おもしれーじゃん、やろうぜやろうぜ!」

浜松「や、やめなって……!」

モノクマ「コラー! そういうのは求めてないの! ちゃんとルールがあるの!」

モノクマ「殺る気があるのはいい事だけど、説明するまで待っててね!」

小鳥遊「くだんねぇ事言ってんなよ……さっさと俺達を解放しろ」

モノクマ「……?」

小鳥遊「首傾げてんじゃねぇよ……! さっさとここから出せっつってんだ!」

モノクマ「……出られないよ」

モノクマ「壁、あったでしょ?」

水戸洲「か、壁……?」

モノクマ「あれは『果ての壁』……君達がここから出ないようにする物だよ」

風間「は、果ての……壁……?」

平等院「それは一体何なんだ……! きちんと説明しろ!」

モノクマ「果ての壁は、果ての壁だよ。それ以上でも……それ以下でもない……」

モノクマ「うぷぷ、ありがちで思わせぶりな台詞言っちゃった。ボクってば黒幕みたいだよね!」

金谷「……実際は違うとでも?」

モノクマ「うぷぷ……」

モノクマ「……どうしても出たいなら、コロシアイをするんだね。そうすれば出してあげる」

……埒があかない。モノクマは、私達に本当にコロシアイなんてさせるつもりなのか……?

頭の中がグルグルと混乱している……

……すると、ある人が一歩、前に出た。


・生徒を>>118-121の中から風間以外の生徒を一人指定してください。

↓1

黒野真白が選択されました。


黒野「…………」

風間「く、黒野さん……!?」

黒野「…………」

モノクマ「おや? 黒野さんどうしたの?」

黒野「…………」

モノクマ「…………」

黒野「…………」

モノクマ「…………」

黒野「…………」

モノクマ「…………」

黒野「…………」

モノクマ「……えぇい! まどろっこしいなぁ!」

モノクマ「言いたい事があるなら、ちゃんと言いなよ!」

黒野「…………分かった」

そう言うと、黒野さんはモノクマに近づき……



モノクマ「……へ?」


黒野「……えいっ」


……モノクマを掴んで、思い切り投げ飛ばした。


風間「……えええっ!?」


ガシャン!!!

モノクマ「あべしっ!?」

その叫びと共に、モノクマの動きは止まった……

小鳥遊「うおっ……!? マジか!?」

不忍「成敗した……!?」

麗「ゲームクリア……ってカンジ?」

黒井「…………ん?」

水戸洲「どうされました?」

黒井「何か……聞こえないか?」

風間「ほんとだ……」

確かに、何か聞こえる……

これは……

風間「……機械の駆動音?」

……徐々に音が大きくなってくる。

そして、音のピークでそこに現れたのは……


風間「……え?」

……巨大なロボットだった。

追田「な、何これぇ!?」

乙木「か、怪物です……!」

モノクマ「こいつらの名前は『エグイサル』!」

風間「え……!?」

この声は……!

風間「モノクマ……!?」

才羽「チッ……! やっぱりスペアがあるのかよ……!」

モノクマ「才囚学園の用務員を務める高機動人型殺人兵器だよ! 仲良くしてあげてね!」

ネームレス「殺人兵器を用務員なんかしないでほしいなぁ……!」

金谷「……こいつ『ら』? つまり、この一体だけでは無いのか?」

小鳥遊「んな事言ってる場合かよ!?」

小鳥遊「このままじゃ、俺達、殺されるぞ!」

モノクマ「あ、いやいや安心してよ。オマエラ全員は殺さないよ」

モノクマ「殺すのは……ボクに暴力を振るった、黒野さんだけだー!」

モノクマが拳を振り上げると、エグイサルが起動した。

エグイサルの鉄腕が、黒野さんに……!!


黒野「……!!」






……降り注ぐその寸前で、止まった。


モノクマ「……なぁんちゃって」

モノクマ「殺すわけないじゃん。せっかくのプログラムなのに、いきなりメンバーを減らすなんてもったいないもんね!」

モノクマ「……でもさ、これで分かってくれたよね?」

モノクマ「ボクが、本気でオマエラにコロシアイをしてもらおうとしてる事に、さ」


……ドスの効いた声に、私達は声を出す事ができなかった。


モノクマは、本当に、本気で、私達にコロシアイをさせようとしている……


そして……その力も、あるんだ……


私達、超高校級は……


コロシアイ学園生活を送るために、集められた……


……絶望の舞台に、上がらされたんだ。







PROLOGUE【集まる超高校級】END







生き残りメンバー:16人

風間葛葉(カザマ クズハ)【超高校級の武士】
平等院菫(ビョウドウイン スミレ)【超高校級の弁護士】
乙木ぐりむ(オツキ グリム)【超高校級の絵本作家】
麗恋心(ウララカ ココ)【超高校級のグラビアアイドル】
不忍綺桜花(シノバズ イロハ)【超高校級の忍者】
才羽愛依(サイバ アイ)【超高校級のハッカー】
武優花里(タケ ユカリ)【超高校級のジョッキー】
黒野真白(クロノ マシロ)【超高校級の???】
星野伊吹(ホシノ イブキ)【超高校級の天体観測部】
ネームレス(Nameless)【超高校級の手品師】
水戸洲未来(ミトス ミライ)【超高校級の聖職者】
浜松海(ハママツ カイ)【超高校級の海洋学者】
小鳥遊操(タカナシ ミサオ)【超高校級の歌のお兄さん】
金谷紺南(キンダニ コンナ)【超高校級の探偵】
追田通(オッタ トオル)【超高校級の配信者】
黒井秀三(クロイ シュウゾウ)【超高校級のライフル射撃選手】



・プレゼント【才囚学園校章】を手に入れました。

『プロローグに至った記念。才囚学園の校章バッジ。世界に16個しか存在しないというウワサ。』



・全てのキャラクターとの関係性が【知り合い】になりました。



チャプター終了により、モノクマメダルを獲得します。

↓1のコンマ一桁の数だけ獲得。ゾロ目だと倍。

7枚獲得したところで、今日はここまで。やっとプロローグが終わりました。よかったよかった。

次回からチャプター1となります。よろしくお願いします。

ではまた。

一週間経つ前に来れました。始めます。

今日からチャプター1だ!







CHAPTER1【私と死体と絶望と】(非)日常編





モノクマ「……それじゃあ、気を取り直して……やらなきゃいけない事をやろうかな!」

モノクマ「はい、これね! 配るから後ろの人に渡してね」

麗「担任の先生?」

モノクマ「担任の先生兼学園長兼マスコットだよ!」

金谷「……何もかも納得いかないな……」

モノクマは、何かを手早く配っていく。

黒野「…………はい」

風間「あ、ありがとう……」

モノクマから黒野さんに配られ、そして私に渡された物は……

風間「……タブレット?」

……小型のタブレット型コンピュータだった。

モノクマ「それは『モノパッド』! ここにいるオマエラの生徒手帳みたいな物だね」

モノクマ「大切な物だから、失くしちゃダメだし、壊してもダメだよ!」

……試しに起動してみる。

すると、私の名前と才能が表示された。生徒手帳っていうのは本当みたいだ……

追田「タブレット!? ていう事は、これで配信ができる……!」

才羽「キーボードじゃねぇのがちょっとアレだが、これくらいなら学園のシステムに侵入できるだろ……! 勝ったな!」

モノクマ「……あのね、そのタブレットじゃ、配信もハッキングもできないよ」

モノクマ「そんな物を用意する訳無いでしょ。オマエラにコロシアイ以外で出られるようにする訳さ」

才羽「ハァ!? 何だよ、じゃあこんなのゴミじゃねぇか!」

そう言って、才羽さんはタブレットを投げようとする。

モノクマ「わーっ! ダメダメ! 壊しちゃダメだよ!」

モノクマ「『おしおき』されたいの!?」

風間「……! おしおきって……!?」

モノクマ「もちろん、エグイサルでボコボコにするのさ!」

才羽「んなっ……!?」

浜松「お、落ち着いて、アイ……!」

モノクマ「あ、でも、オマエラ専用のスペシャルなおしおきもあるよ。そっちがいい?」

不忍「どれでも御免だよ!」

モノクマ「しょぼーん……」

モノクマ「……それじゃあ、早速だけどオマエラには、そのモノパッドで『校則』を確認してもらおうかな」

風間「……校則?」

すると、私のモノパッドからアラーム音が鳴った。

私だけじゃない……皆のアラームからも……

風間「何か……通知が来た……?」

そして、モノパッドに表示されたのは……

風間「……校則?」



[才囚学園校則]

1.才囚学園での共同生活に期限はありません。

2.学園内で殺人が起きた場合、全員参加による学級裁判が行われます。

3.学級裁判で正しいクロが指摘できれば、殺人を犯したクロだけがおしおきされます。

4.学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロ以外の生徒であるシロが全員おしおきされます。

5.クロが勝利した場合は才囚学園から卒業し、外の世界に出ることができます。

6.シロが勝ち続けた場合は、最後の2人になった時点でコロシアイは終了です。

7.夜10時から朝8時までの『夜時間』は、食堂と体育館が封鎖されます。

8.才囚学園の学園長であるモノクマへの暴力は固く禁じられています。

9.モノクマが殺人に関与する事はありません。

10.モノパッドは貴重品なので壊さないでください。

11.『死体発見アナウンス』は3人以上の生徒が死体を発見すると流れます。

12.才囚学園について調べるのは自由です。行動に制限は課せられません。

13.校則違反を犯した生徒はエグイサルによって処分されます。

14.なお、学園長の都合により校則は順次増えていく場合があります。



風間「何……これ……?」

これが、私達が守らなきゃいけないルール……?

平等院「……ふざけるな……!」

平等院「何が学級裁判だ! こんなルールは裁判ではない! 司法制度への愚弄だ!」

モノクマ「はにゃ? 司法制度? なぁにそれ?」

平等院「貴様……!!」

ネームレス「落ち着きなよ、スミレ君。クールにいかないとね!」

ネームレス「……そのくらいにしておかないと、今度はマシロ君みたいにはならないかもよ?」

平等院「……くっ……!」

モノクマ「うぷぷ……分かってくれたみたいだね」

モノクマ「それじゃあ、他に質問が無ければボクは帰るけど……」

風間「……何なの?」

モノクマ「ん?」

風間「この学校って……何なの?」

風間「あなたは……この学校で、私達に何をしてほしいの……!?」



モノクマ「……絶望だよ」



風間「……え?」



モノクマ「ボクは、オマエラに、絶望してほしいんだ」



絶望……絶望? 私達に?

そんな、一体どうして……!?

モノクマ「……これ以上は何も無さそうだね」

モノクマ「それじゃあ、ボクは帰るね! よいコロシアイ・ライフを!」

嫌に明るい声を残して、モノクマは去っていった。

……体育館が沈黙に包まれる。

その沈黙を破ったのは、先程から歯噛みしていた平等院さんだった。

平等院「……仕方がない」

平等院「悔しいが……今はこの校則に従い、我々の秩序を作っていくしかないだろうな」

星野「残念だけれど、それしか方法は無いかもしれないね」

風間「……そうだね……」

取り敢えずは、ここで暮らしていくしかないのかも……



才羽「アタシはパス」

風間「……え?」

才羽「何でアンタらなんかと、仲良しこよしなんかしなくちゃなんねーんだよ」

才羽「もしかしたら殺されるかもしれねーってのによ……」

風間「そ、そんな事……」

才羽「無いって言い切れるのか? あ? 初対面なんだぞアタシ達は」

小鳥遊「……まぁ、一理あるな」

才羽「だろ?」

才羽「だからアタシはパスだ。アンタらとは馴れ合わない。勝手に部屋行ってるよ」

黒井「……部屋だと?」

乙木「わ、わたし達には、寄宿舎が用意されてるんです。一応、そこでみんな暮らせるようにはなってます……」

ネームレス「食堂も倉庫も娯楽室もある、至れり尽くせりって訳だ!」

追田「……それにしてはボロボロすぎるよねぇ……」

才羽「……じゃ、アタシは行くから。残りで適当にやっててよ」

そう言うと、才羽さんは足早に去ってしまった。

平等院「参ったな……基本的なルールを決めておく必要があるというのに……」

浜松「ぼ……僕が後で伝えておくよ……」

不忍「浜松君は才羽さんと知り合いなの?」

浜松「ま、まぁ……幼馴染みっていうか……」

麗「あら……あらららら……」

麗「……エロいじゃん!」

追田「そうかな!?」

風間「……あれ? 武さんは?」

星野「武くんなら、もう体育館から羽ばたいていったよ」

水戸洲「何と……彼女は空が飛べたのですか……!?」

追田「違う違う、比喩表現だよ。出ていったって事」

平等院「何!? 彼女もか!?」

ネームレス「うーん、協調性の無いクラスだ!」

金谷「……まぁ、仕方ないんじゃないか? 人には人なりの行動原理があるからな」

金谷「……それで、決めたいルールっていうのは何だ? 平等院」

平等院「ああ……私達はこれから団結しなければならない」

平等院「コロシアイをしないのは当然だが、もしも監禁生活が長く続く事があれば、狂気に囚われてしまう人間がいないとは限らん」

平等院「そこで……我々の生活にある程度のルーティンを組み込ませる必要がある」

風間「ルーティン……?」

平等院「校則を見る限り、食堂は朝8時には開かれるようだ」

平等院「その時に、皆で集まって朝食を取ろう」

黒井「……面倒な……」

平等院「確かにそうかもしれないな。だが……不測の事態に備えるには、そういうルールを守る必要があるだろう」

平等院「何か情報があれば共有する場が必要だそな。それに、少しの違和感に気付き、犯行を未然に防ぐ事も可能だ」

小鳥遊「……まっ、しょうがねぇか……」

水戸洲「規則正しい生活は良い事ですからね」

乙木「みんなで団結……大切ですよね……!」

黒野「……それじゃあ、解散!」

ネームレス「急に喋ったと思ったらそれかい!?」

……黒野さんの一声で、私達は帰路に着いた。

これからどうなるかは分からない。だけど……

……私達の間で、コロシアイなんて起きないよ。

……起きない、ハズだよ。

>>225

平等院「何か情報があれば共有する場が必要だそな。それに、少しの違和感に気付き、犯行を未然に防ぐ事も可能だ」

平等院「何か情報があれば共有する場が必要だしな。それに、少しの違和感に気付き、犯行を未然に防ぐ事も可能だ」



誤字をしたので修正。こんなところで平等院さんを噛みキャラにしてはならないね。

■中庭■


寄宿舎に帰る途中……

風間「……あれ?」

あそこにいるのって……


・風間以外の生徒を>>118-121の中から一人指定してください。

↓1

追田通が選択されました。


追田「うむむ……やっぱりダメかぁ……」

……追田君だ。こんなところで何をしてるんだろう……

風間「……どうしたの?」

追田「……お、風間さん」

追田「いやぁ、さっきモノクマがモノパッドでは配信できないって言ってたじゃん?」

追田「でも、もしかしたら何とかしてできないかなーって……」

風間「……ダメだったの?」

追田「そうなんだよねぇ……そもそもネットが通じないんだ。当たり前っちゃ当たり前だけど」

追田「まっ、ダメ元だったし……他の方法で外に助けを求めるしかないね」

追田「……それよりさ、風間さん、大丈夫?」

風間「……え? う、うん、大丈夫だけど……」

追田「……ほんとぉ?」

風間「……もちろん、参ってないって言ったら嘘だよ。でも、ここから出るには、落ち込んでばかりもいられないし……」

追田「あ、違う違う。そっちじゃないよ」

風間「え……」

追田「体育館の時はさ、風間さん意外と動じてなかったよね。肝が据わってるっていうか……」

追田「そうじゃなくて……ぼくと話す時だよ」

追田「ぼくと話す時……なんか緊張してるよね?」

風間「……!!」

追田「ぼくのファンかなとも思ったけど、そういう訳では無さそうなんだよね。かと言って、嫌われてるって訳でも無さそうだ……」

追田「……もしかして、ぼくに似てる誰かと何かあったとか?」

風間「……うん。実は、知り合いに似てるんだ。だから、緊張……というか、困惑、かな? しちゃってて……」

……嘘だけど。

追田「……ふぅん。そういう事にしとこっか」

追田「よく分かんないけどさ、無理だけはしないでよ。同じクラスメイトとして心配なんだよね!」

風間「うん……ありがとう」

追田「それじゃあ、おやすみ! また明日!」

風間「うん……おやすみ」

風間「…………」

顔に……出てたのかな。いや、追田君の勘が鋭いのか……

……やっぱり、小さい男の子と話すのは緊張しちゃうんだな。

……『あの子』の事を思い出してしまうから……

風間「……これじゃダメだ。切り替えていかないと……」

私達は、今とんでもない事に巻き込まれてるんだ。私個人の悩みで周りの足を引っ張る訳にはいかない。

気を引き締めないと……



・【絆のカケラ】を一つ手に入れました。

・追田通の好感度が上がりました。

・追田通との関係性が【友人】になりました。

■風間の部屋■


追田君と別れた後、私は部屋に入った。

ここが……私の部屋……

風間「思ったりよりは悪くないけど……」

……なんだか閉塞感があるなぁ。

風間「……あれ?」

風間「これって……部屋の鍵、かな?」

ちゃんと閉めとかないとね……コロシアイは起こらないだろうけど、普通に不用心だし。


キーン、コーン、カーン、コーン……

モノクマ『学園長から、夜時間のお知らせです』

モノクマ『夜時間は食堂と体育館が封鎖されるので、ご注意ください』

モノクマ『それでは、おやすみなさい……』


風間「…………」

起きたら夢だった……そんなオチだったら、いいんだけどな……

……いつもならトレーニングをしてから寝るけれど、今日は疲れていたのだろう……

ベッドに倒れ込み、そのまま眠ってしまった……

1日目が終わったところで、本日はここまで。ありがとうございました。

次回から自由行動が始まります。キャラクターと交流を深める事が可能です。それにより、コロシアイの結末が変化していきますので、どんどん交流してください。

ではまた次回。

大変申し訳ありません。実生活で色々起こり、スレの更新の目処が立たなくなってしまいました。

まだ全然何も始まっていないのですが、依頼を出します。このまま放っておく方が不誠実だと思うので……。

参加して頂いた方には本当に申し訳ありません。もしまた機会があれば……。

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