モノクマ「じゃ、はじめよっか」

桑田「・・・」

苗木「桑田くん・・・」

モノクマ「あ、指は扇風機の後ろからいれてね」

十神「やけにこだわるな」

モノクマ「バカだなぁ扇風機の風の出る仕組み考えてみてよ」

モノクマ「正面から入れたら弾き返す力の方が強いでしょ？」

モノクマ「でも逆に後ろからだと引き込む力の方が強いよね！」

モノクマ「ほら桑田くん。早くやってよ。やるまで食事睡眠禁止だよ？眠ったら僕が突っ込むけどさ」

桑田「・・・」

扇風機『ﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝ』ﾌﾞｵｵｵ

扇風機『ﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝ』

桑田「・・・」

モノクマ「どうしたの？」

桑田「む、無理だよ・・・」

モノクマ「情けないなぁ。そうだ、苗木くん。君がやってあげなよ」

苗木「え？」

苗木「む、無理に決まってるだろ！！！」

モノクマ「これは学園長命令だよ？断るなら朝日奈さんの髪の毛を代わりに突っ込むけど？」

朝日奈「え、な、なんでわたし・・・？」

モノクマ「なんとなく」

苗木「モノクマっ・・・！」

苗木（桑田くんの指をやらなきゃ朝日奈さんの髪が引きちぎられる・・・もうしたら・・・！）

モノクマ「油断したねっ！えいっ」ｸﾞｲ

扇風機『ﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞﾌﾞﾁﾌﾞﾁｯｯﾌｧﾝﾌｧﾝﾌｧﾝ』

桑田「ぐああああああああああああああああああああああああああああっっっっ！！！」

桑田「アアアアアアアアアアアアア！！！！アアアアアアアアアアアアア！！！！？？？？」

モノクマ「ははは。桑田くんってそんなに周波数高い声出せたんだ」

モノクマ「にしてもわざと気を反らしてあげる。僕って優しいなぁ」

桑田「キイイイイイイ！！！！キイイイイイイイイイインンンン！！！！！イイイイ」

霧切「切り口を触っちゃだめ！化膿するわ！」

モノクマ「桑田くん、声になってないよ」

十神「なんてことを・・・」

葉隠「これでもう野球できねぇべ・・・」

朝日奈「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい桑田くんごめんなさい」

苗木「モノクマｧｧ！！！」

数日後

モノクマ「大正解！クロは大和田君でした！」

苗木「大和田君・・・」

モノクマ「んでもって！大和田くんのお仕置きが決定しました！その名も、8020失敗！」

大和田「8020・・・？」

モノクマ「知らない？80歳になっても歯を20本残そうって意味だよ！」

苗木「モノクマ・・・お前、まさか・・・！」

モノクマ「威勢のいいことばっかり言うビックマウスには口ちょっと黙ってもらうよ。あ、命までは取らないから」

大和田「・・・」

モノクマ「ジャジャーン。この100均のナイフで抜歯を行います！」

モノクマ「100均ってホント質が悪いよね。僕にはこんな大手術は無理だよ」

モノクマ「と、言うわけで！大和田君の歯を抜く人を投票で決めたいと思います！」

大和田「投票・・・？」

苗木「どういう意味だ！」

モノクマ「言った通りだよ。学級裁判みたいに言い合いして誰が手術するか投票するんだよ」

山田「ひいいい・・・そ、そんな恐ろしいこと・・・」

モノクマ「でも抜かれるのは大和田くんだから大和田くんにも選択肢を上げなきゃね」

大和田「なに・・・？」

モノクマ「この中で抜かれたい人を選んでいいよ。その人には投票前に2票入るから」

大和田「お、俺に決めろだと・・・？」

苗木「モノクマアァ！！」

モノクマ「まあまあ。この票で決まるわけじゃないから。ただ２票入るだけだから。ね？」

腐川「そ、そんなの大和田君公認で2票入っちゃったらみんなその人に投票する空気になるじゃないっ・・・！」

モノクマ「そんなの僕はしらないよ」

十神「クズめ・・・」

モノクマ「さあ。大和田君。誰に2票入れるか選んで。票の分散は駄目だよ」

大和田「・・・」

モノクマ「あと十秒以内に言わなきゃ朝日奈さんに入れるよ・・・？」

大和田「わ、わかったよ・・・！・・・石丸ｋ」

石丸（兄弟・・・！）

大和田「・・・きよｔ」

モノクマ「なんか気が変わった。苗木くんに100票入れちゃいまーーーす！」

モノクマ「過半数を超えたので苗木君に決定しました～～」

苗木「ち、しょっと待ってよ！！！」

石丸「待ってくれ！！兄弟は今俺の名前を言ったじゃないか！？」

モノクマ「うるさいなぁ！気が変わったの！てかさ、苗木君は石丸君になすりつけたいわけ？」

苗木「そ、そういうわけじゃ・・・」

モノクマ「じゃあ早く歯を抜いてよ。あ、ついでに唇も切ってたらこ唇にするのも面白そうだね」

大和田「・・・早くしろ」

苗木「大和田君・・・」

モノクマ「大和田君いさぎいいね。苗木君ほら、早くやらないならボクがやるよ？」

モノクマ「あと、たらこ唇にしなかったらどうなるか・・・言わなくてもわかるよね？」

苗木「・・・ごめん」

大和田「・・・」

ｺﾞﾘｺﾞﾘｯｼﾞｮﾘｯｶﾞﾘｶﾞﾘ

ﾋﾞｲｲｲﾝﾌﾞｯﾁｺﾞﾘｯ

苗木「・・・」

モノクマ「ははは！大和田君歯一本もないたらこ唇だなんてかっこわるいや！」

数日後

モノクマ「大正解！クロはセレスさんでした！」

苗木「セレスさん・・・」

モノクマ「白人コンプのセレスさんにはスペシャルなお仕置きを用意しました！」

モノクマ「人体改造～～！」

十神「人体改造だと・・・？」

モノクマ「うん。まず初めにこのカラーコンタクトレンズをつけてもらうね」

セレス「カラコン・・・？」

モノクマ「セレスさんの大好きな白人の碧眼のカラコンだよ」

モノクマ「これを接着剤で眼にくっつけてもらうよ」

苗木「そんなことしたら失明しちゃうじゃないか！！」

モノクマ「そんなの気合いでなんとかしてよ。せっかく脱日本人のために協力してるのに」

霧切「・・・」

葉隠「・・・」

腐川「・・・」

モノクマ「ちょっと！なんでみんなドン引きなのさ！失礼しちゃうな！」ﾌﾟﾝｽｶ

モノクマ「この程度でドン引きしてるようじゃ超高校級失格だよ！」

苗木「そんな超高校級はこっちから願い下げだよ！！」

モノクマ「フン！次のおしおきは苗木君で決定だね」

苗木「モノクマァっ！！」

モノクマ「で、話をセレスさんに戻すよ。僕は言ったよね？スペシャルなお仕置きだって」

セレス「どういうことですの・・・？」

モノクマ「実はね、以前のおしおきで残ったゴミなんだけど捨てずにきっちり保管してるんだよ」

モノクマ「うぷぷ。どう？僕って以外にマメなところあるでしょ？」

モノクマ「じゃじゃーん。桑田君の指各五本！大和田君の歯と上下唇」

霧切「そういえば使用されていた冷凍庫が死体の数より一つ多かった。それは・・・」

モノクマ「そうだよ。このゴミを保存してたんだよ」

セレス「そ、それをどうするんですの・・・？」

モノクマ「この歯はセレスさんに上げるよ。これで絶対8020達成だね！」

十神「おい、まさか・・・」

モノクマ「勿論セレスさんの口にいれるのさ。歯を入れる隙間はてことか歯茎とか色々方法はあるでしょ」

苗木「モノクマァ！！」

モノクマ「唇は・・・そうだなぁ・・・口にくっ付ける・・・もつまんないし」

モノクマ「まあいらないしセレスさんに食べてもらえばいいか。元々指も調理する予定だったし」

セレス「えっ・・・」

モノクマ「あ、これって関節キス？ﾋｭｰﾋｭｰ」

朝日奈「おっ、おえぇぇ・・・」ｹﾞﾛｯ

葉隠「あ、朝日奈っち・・・」

モノクマ「専属の料理人も用意してるから安心して食べていいよ。僕って気が利くなぁ」

モノクマ「では大和田シェフと桑田シェフ！お願いします！」

モノクマ「で、その間に人体改造、始めますか。さあ苗木君」

苗木「な、なんで僕なんだよっ！」

モノクマ「いったでしょ？君にもお仕置きするって」

苗木「モノクマ・・・っ！」

モノクマ「さて、さっさとコンタクト付けて歯ブッ挿して食事食べさせてあげて」

セレス「・・・こ、コンタクトからお願いしますわ」

苗木「・・・」

ﾎﾟﾀ　ﾋﾟﾁｬ　ﾍﾟｼｰ

ｶﾞﾘｶﾞﾘｺﾞﾘｯ

ﾌﾞｽｯｺﾞﾘｺﾞﾘ

ﾌﾞﾁｭｸﾞﾁｭｸﾞﾘｸﾞﾘｺﾞﾘｯ

数日後

霧切「私より苗木君の方が怪しいと思うの」

苗木「！？」

モノクマ「ターイムアーップ！それでは投票を開始します！」

苗木「待てっ！モノクマ！！」

モノクマ「投票の結果クロだと思われるのは～～～～！！」

モノクマ「全会一致で苗木君でした～～～～～！！！」

苗木「そ、そんな・・・」

霧切「・・・」

苗木「モノクマっ！！僕に恨みでも！」

モノクマ「まあ落ち着きなって。まだシロクロ発表はしてないんだから」

苗木「え・・・」

モノクマ「今回の投票は・・・残念不正解！」

十神「なっ・・・」

腐川「ど、どういうことなの・・・？」

モノクマ「どうもこうもクロは別にいるってこと！おまえら全員おしおきなんだよ」

葉隠「そ、そんなぁ・・・！ま、待ってくれよ！俺おしおきとか嫌だべ！！」

十神「待て・・・クロを外したと言うことは・・・」

腐川「ク、クロは別にいるってこと・・・？」

朝日奈「だ、誰が・・・さくらちゃんを殺したのは誰なの？」

モノクマ「仕方ないな。スペシャルヒントだよ？クロは共犯で三人います」

十神「三人だと！？」

苗木「誰だよ！誰がクロなんだよモノクマァ！！」

モノクマ「ここまで言ってもわからないなんて。君たち馬鹿だねぇ」

モノクマ「じゃあ教えてあげるよ。今回のクロは・・・」

モノクマ「桑田君、大和田君、セレスさんでした～～～！」

苗木「え・・・？」

葉隠「ち、ちょっと待つべ！だってその３人は・・・！」

モノクマ「いやいや死んでないんだから普通に殺人できるからね？」

霧切「・・・盲点だったわ」

苗木「そんな・・・」

モノクマ「というわけで間違えたオマエラはおしおき！」

モノクマ「アーンド見事出し抜いたクロ三人は晴れて卒業です！おめでとう！」

モノクマ「というわけで間違えたオマエラは全員おしおきを受けてもらいます！」

霧切「・・・」

苗木「そんな・・・」

モノクマ「オマエラが受けるおしおきはこれだ！」


『パーツ交換　-Exchange-』





完