モノクマ「うぷぷ。だってオマエラはまた初対面同士になっちゃったんでしょ。まずは交流を深めないとね」
十神「先程はコロシアイをしろといっておきながら、今度は合コンをしろだと? 馬鹿馬鹿しくて話にならん」
セレス「確かにそんなことをする気分ではありませんわね」
桑田「えー、俺は結構楽しそうだと思うけどな……」ボソッ
腐川「ど、どうせ合コンなんか開いたら、私が余りものになるんでしょ。わかってるんだからね」ブツブツ
石丸「風紀の乱れるような真似を許すわけにはいかない!」
モノクマ「うう、なんて反抗的な生徒たちなんだ。せっかくボクが気を遣ってレクリエーションをやろうと思ってるのに」
舞園「早くここから出してください! 今夜は歌番組の収録があるんです」
朝日奈「そうだそうだ、家に帰らせろー!」
モノクマ「ほんとうにオマエラは自分勝手だなあ。自分たちの都合ばっかり。あんまり調
子に乗ってると……かもん、グンニグルの槍!!」
霧切「!! 危ない、江ノ島さん!」
江ノ島「!!」サッ
山田「ぎゃー!!」
葉隠「どこからともなく、ドデカい槍が現れたべ!」
大神「江ノ島の見事な身のこなしがなかったら、危なかったな。我でも避けられたかどうか……」
モノクマ「ちぇ、残念……今のは見せしめだよ。今度ボクが開催する『学校行事』に反対したら、今度は容赦なくオシオキするからね」
不二咲「どうやらモノクマには迂闊に逆らわない方がいいようだね」ブルブル
大和田「チッ。しゃーねーな」
モノクマ「それでは超高校級たちによる、超高校級の合コンのはじまりはじまり~」
江ノ島「じゃあ、とりあえず男子と女子で固まって座ろっか」
モノクマ「さっすが、超高校級のギャルだね。やっぱりやり慣れてるの?」ニヤニヤ
江ノ島「……まあね。ほら、対面同士になるように座るよ!」
舞園「合コンなんてやったことがバレたら、マネージャーに叱られちゃう……」
葉隠「うおー! 合コンなんてはじめてだべ!」
桑田「超高校級のアイドルと合コンできるなんて、ついてるぜ!」
十神「……くだらん」
大神「むう……すまぬ、ケンイチロウ……」シュン
不二咲「え、えーと、ボクはどっちの席についたらいいのかな……」
朝日奈「不二咲ちゃん? そんな隅っこにいないで、早くこっちにおいでよー」
不二咲「う、うんっ」
モノクマ「男8対女7だから、男が一人余っちゃうけど、まあいいよね! それじゃあ、わっくわくでどっきどきの安価王様ゲーム、いってみようか!」
モノクマ「割りばしくじは既に作成済みです。ボクはクマの中でも手際がいいことで有名だからね。さあオマエラさっさとくじをひきやがれー」
苗木「王様ゲームなんてはじめてやるなあ」
山田「むふふ。王様ゲームといえば、破廉恥なことが起こる絶好のシチュエーションですな。今度の同人誌のネタになるやも」
セレス「ちょっとお黙りなさいな。エロブタが」
山田「お、おうふ」
モノクマ「さあ、王様だーれだ!!」
苗木「……あ、ぼくだ」
舞園「さすが、超高校級の幸運ですね」ニコッ
モノクマ「じゃあ、王様の苗木くんは皆に命令を出してください。あ、わかってると思うけど、王様の命令に従わない場合はオシオキするからね」
霧切「なるほど。あまり難易度の高い命令は控えた方がよさそうね」
石丸「節度の守った命令にするのだ、苗木君!」
大神
ちーたん
セックス
苗木「それじゃあ、3番の人と9番の人がセックスをするというのはどうかな?」
大和田「うわ、お前マジかよ!」
桑田「やるなあ、苗木!」
腐川「あ、あんたたち頭沸いてるんじゃないの!?」
霧切「これのどこが難易度の低い命令なのかしら」
苗木(女子たちから総スカンを喰らってしまった。でも一部の男子からは期待したまなざしを感じる……)
セレス「ところで、3番と9番の方は誰なのですか?」
大神「……我だ」
不二咲「ボ、ボクだよ……」
山田「マニアックすぎる! マニアックすぎる組み合わせですぞ!!」
朝日奈「女の子同士で、せ、せっく……とにかく、そういうことをするのはできないよ! こんな命令は無効だよ!」
モノクマ「ぶぶー。王様の命令は絶対なのです! あんまりしのごの言ってると……」ニヤリ
大神「わかった。我はもう迷わない……! 不二咲よ、我だと役不足だろうが、誠心誠意を込めて相手を務めさせてもらう。この手のことは経験がないので、迷惑をかけるだろうが、よろしく頼む」
不二咲「そんな! 大神さんはとても素敵な女性だと思うよ。こちらこそ、ボクが相手でごめんねえ……」ブワッ
大神「……お主は何も悪くない。だから気にしなくてもよい」ニコリ
十神「ふん。セックスごときでくだらん……モノクマが何かしでかさないうちに、早く終わらせろ」
朝日奈「そ、そんな言い方しなくたっていいいでしょ!」
苗木(場が荒れてきた……何だか悪いことをした気持ちになってきたぞ)
モノクマ「十神くんの言うとおりだよ。ほら、天蓋付きの高級ベッドを用意してあげたから、さっさとヤッちゃってください!」
葉隠「うおっ、キングサイズのベッドが出現したべ!」
舞園「毒々しい蛍光ピンクですね……あんな趣味の悪いベッド、いまどきラブホにも置いてありませんよ」
モノクマ「しょぼーん。じゃあこれからは舞園さんに家具選びを手伝ってもらうことにします……」
大神「……不二咲、準備はいいか?」
不二咲「うん……!(女性の大神さんがここまで決心してるんだ。男であることがバレるくらい、乗り越えなくちゃね)」
モノクマ「よっしゃー。わっくわくでどっきどきのセックスタイム開始~!」
大神「ところで、セックスとは一体どういう行為をすれば成立するのだろうか……?」
モノクマ「ええー。土壇場になってカマトトぶっちゃうわけー」
不二咲「え、えーっと……」
葉隠「肉棒の先制攻撃だべ!」
朝日奈「あんたは少し黙ってなよ……!」プルプル
桑田「でも、マジで女同士でヤるのってどうすりゃいいんだ?」
不二咲「あ、あの、ボク本当はね……」
霧切「苗木くん。あなたはどういうことをする想定で『セックス』という言葉を用いたのかしら?」
苗木(霧切さんは僕のセックスするという命令をソフトなものに変更させようとしている……?)
苗木「えっと、ぼくは大神さんと不二咲さんに、>>23させるつもりで命令したんだよ」
【安価】
何をさせればセックスが成立する?→>>23
大胸筋マッサージ
苗木「ぼくは、二人に『大胸筋マッサージ』をさせるつもりで『セックス』といったんだ!」
モノクマ「むむう、霧切さんってば余計なことを……」
山田「筋骨隆々の女子高生に胸をもまれる不二咲たん……それはそれで美味しいやも」
セレス「あまり下品なことを言っていると、熱々のミルクティーをぶちまけますわよ」イラッ
石丸「そうだぞ。品のない言動は慎みたまえ! 我々は行為中、目を閉じていようではないか」
不二咲「ずいぶんハードルが下がったようで、助かったねえ。(うまくいけば、男ってことバレないかも……)」
大神「うむ。ベッドを使うまでもない……不二咲よ、遠慮なく触ってくれ」ズイッ
不二咲「えっ、そんな、だめだよお。ボクのを触ってよ」カアッ
大神「いや、大胸筋マッサージなのだから、胸筋が発達している我の方をもんでくれ……なに、女性同士なのだから遠慮することはない」
不二咲「う、うん……(ごめん、大神さん!)」ガシッ
大神「んっ……」
不二咲(大神さんの胸、すごい筋肉だ。たくまくて羨ましいなあ……)モミモミ
大神(不二咲は意外と力があるのだな///)
葉隠「シュールな光景だべ……」
大和田「なんだよ。不二咲が揉まれるんじゃねーのか」
石丸「こらそこ! 覗きは厳禁だぞ!!」
不二咲「ふー、これで命令を達成したことになるのかなあ……大神さん、本当にごめんねえ」
大神「いや、問題ない……それに、なかなか上手かったぞ、不二咲よ」フッ
不二咲「えっ!? あ、ありがとう///」
モノクマ「乳臭いオマエラの乳繰り合いを見せられることになるなんてね。せっかく苗木君が突飛もない命令を出したのに」
苗木「おまえの好きなようにはさせないぞ……!」キリッ
霧切(あなたがそんなことを言うの……)
モノクマ「さあ、次の王様を決めるよ! 王様だーれだ!」
江ノ島「……あ、私だ」
>>29が番号だったんだろ
3で
紛らわしい安価出してすいません。>>29でいきます。
江ノ島「じゃあ12番の人に面白い一発芸してもらうわ」
十神「なっ……! おい、番号を変更しろ!」
葉隠「あー! さては十神っちが12番だべ?」
モノクマ「うぷぷ。王様が一度出した命令は取り消せませーん」
桑田「ちぇ、どうせなら舞園ちゃんの生歌とか聞きたかったのになー」
舞園「私はタダでは歌いませんよ」
苗木「あのプライドの高い十神くんが、一発芸なんてできるのな……」
十神「俺はくだらん真似はせんぞ! 天下の十神家の名に傷がつく!!」
モノクマ「十神くんそんなにピリピリしちゃって、もしかして生理前?」
十神「人をおちょくるのもいい加減にしろ! 大体、一発芸ならもっと他に適任がいるだろう。腐川が一句詠むだとか……」
腐川「ええ! 流石にそれは専門外……だけど、十神くんが期待してくれるなら、やってみようかしら……」
大和田「男のくせに往生際が悪いぞ! さっさとやれっての!」
セレス「覚悟を決めた方がよろしくてよ」
十神(よし、決めたぞ……!)
十神「喜べ愚民共! お前らには今から貴重な芸を見せてやる! せいぜい見逃さんことだ……おい、モノクマ(適度な)熱湯風呂を用意しろ!」
モノクマ「らじゃー!」
不二咲「わあ! どこからともなくバスタブが! 透明な容器に入っているから、中の様子がよく見えるね」
葉隠「ご丁寧に氷がたんまり入った桶が用意されてるべ!」
モノクマ「ほら、ぼくってば準備のいいクマですから」
霧切「これらから推測される一発芸は一つしかないわね……」
十神「準備は整ったようだな……よし、行くぞ苗木! ついてこい!」
苗木「えっ……あ、ちょっと十神くん! そこらへんに服を脱ぎ散らかしながら歩かないで。待ってよ!」
石丸「むむ、公衆の面前で下着一枚になるなんて、破廉恥だぞ!」
腐川「十神様の裸体……///」
十神「……いいか、苗木、絶対に押すなよ。絶対にだ!!」
十神(よし、決めたぞ……!)
十神「喜べ愚民共! お前らには今から貴重な芸を見せてやる! せいぜい見逃さんことだ……おい、モノクマ(適度な)熱湯風呂を用意しろ!」
モノクマ「らじゃー!」
不二咲「わあ! どこからともなくバスタブが! 透明な容器だから、中の様子がよく見えるね」
葉隠「ご丁寧に氷がたんまり入った桶が用意されてるべ!」
モノクマ「ほら、ぼくってば準備のいいクマですから」
霧切「これらから推測される一発芸は一つしかないわね……」
十神「準備は整ったようだな……よし、行くぞ苗木! ついてこい!」
苗木「えっ……あ、ちょっと十神くん! そこらへんに服を脱ぎ散らかしながら歩かないで。待ってよ!」
石丸「むむ、公衆の面前で下着一枚になるなんて、破廉恥だぞ!」
腐川「十神様の裸体……///」
重複すいません
十神「いいか苗木……絶対に押すなよ! 絶対にだ!」
苗木(これは、押せってことでいいんだよね……?)
十神「」
苗木(十神くん……! ぼくは君を信じるよ!)
苗木「えいっ」
ばっしゃーん
腐川「と、十神様ー!!」
十神「……! あっ、あっづ!! あつすぎるぞおおおっ……!!洒落にならん熱さだろうがあああ!!」
苗木(まさか十神くんがここまで身体を張るなんて……)
不二咲「十神くん! そこの桶に氷があるよお!」
朝日奈「ちょ、ちょっと大丈夫なの、十神は。ヤケドしてないといいけど……」
大神「大丈夫だ朝日奈よ……あれはああいう芸なのだ。熱湯風呂といってもたいした温度ではないはずだ」
朝日奈「えっ、そうなの? それなのに十神は熱いって言ってるの? それって何が面白いの?」
大神「そのように言われてしまうと、我も何が面白いのかわからなくなってきた……」
セレス「身も蓋もありませんわね」
腐川「苗木コロスコロスコロスコロス……!!」
桑田「おいおい、これじゃあ面白いっていうより、何か可哀想な感じになってねえ?」
十神「なん……だと!?」
十神(ここから一発逆転するには、どうしたらいいんだ? 何か起死回生の手はないのか…….!?)
【安価】
十神の起死回生の行動→>>44
さくらちゃんに思い切り蹴ってもらう
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません