・初スレ立て初ssです。
・登場人物は本編で出てきた攻略女子だけです。
・関係無い安価の場合は安価下で。
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神のみのキャラでお願いします。
桂馬「……ん…?おっと、いつの間にか寝ていたみたいだな。さすがに1週間徹夜でゲームはかなりの負担がかかるから気をつけないとな。」
桂馬「それよりもここはどこだ?随分と暗いし、何かがおかしい気がする…」
エルシィ『神にーさま、早く起きないと学校遅刻しちゃいますよ!あれ、神にーさま?どこですか?』
桂馬「人が考え事してる時にうるさいぞ!それに勝手に部屋に入るなって言ってるだろ!このバグ魔が!」
エルシィ『あれ、今ベッドの下からにーさまの声が聞こえた様な……』
エルシィ『って、なんで神にーさまが画面の中にいるんですか??』
桂馬「エルシィ、なんでお前そんなに大きいんだ??それよりも今画面の中って言ったか??」
※桂馬はPFPの画面の中にいます。
エルシィ『あわわわわ、どっ、どうしましょう神にーさま??』
桂馬「落ち着けエルシィ。こういうときにやるべきことは一つだ。」
エルシィ『なっ、なんでしょうか?』
桂馬「それは……このゲームをクリアすることだ!」
桂馬「みたところこれは昨日ボクがやっていたギャルゲー、それもセーブができないとびっきりのクソゲーの世界らしい。」
桂馬「失敗したらボクとお前の命はない??」
エルシィ『そ、そんなぁ…私ギャルゲーなんてやったことないですよ!』
桂馬「確かにお前一人だと心配だな…そうだな、まずは>>10のところに行くんだ!」
天理
しばらく離脱します。すみません
桂馬「まずは天理のところに行くんだ!」
エルシィ『分かりました!でも何で天理さんのところなんですか?』
桂馬「実はこのゲームにはある噂があってな。このゲームに囚われた者は外の世界の住人を5人攻略しないと元に戻れないんだ!」
エルシィ『そういうものなんですか?』
桂馬「きっとそういうものなんだろう。だからまずは家も近いし攻略も簡単そうな天理で一人分稼ぐんだ!」
エルシィ『神にーさま、その言い方はちょっと……』
桂馬「ハハハハハ!ボクに楯突くなど100年早かったことを思い知らせてやる??」
~鮎川家~
ピンポーン
エルシィ『すみませーん!天理さんはいますかー?』
天理『はい……エルシィさん?どうして…ここに?』
エルシィ『実はにーさまが天理さんのところに行けと…』
桂馬「そういうわけだ。すまない天理、今から少し迷惑をかける。」
天理『桂馬くん??ど、どうして画面の中に??』
桂馬「説明している時間はない!エルシィ!画面を天理に向けて×ボタンを12回押すんだ!」
エルシィ『はっ、はい~!』
バシューン
エルシィ『えっ、天理さんも画面の中に??』
桂馬「よし、まずは第一段階は成功か…。」
天理「けっ、桂馬くん??ここ…は?」
桂馬「ああ、ここはゲームの中だよ。心配するな、天理はすぐに出れるさ。」
桂馬(さて、天理を連れてくることに成功はしたけど何をするか考えてなかったな。……そうだ、>>17なんかどうだ?)
誰もいないか…
ここで一生過ごす
桂馬(待てよ、ここにいればめんどくさいリアルともお別れできるじゃないか!)
桂馬「そうだ、天理!ここでボクと一生過ごさないか!」
天理「桂馬くんと、一緒に??」
天理(これって…もしかして告白??そ、そんな…心の準備ができてないよ///)
ディアナ「桂木さん、あなたは天理がどうなってもいいというのですか??あなたのことだからリアルから離れられてラッキーだとでも思ってるのでしょう!」
桂馬「ぐっ…そういえばディアナもいるのか…鋭いやつめ…」
ディアナ「少しは真剣に出ることを考えてくださいよ!それに…あなたとずっと一緒だなんて…私まで……」
桂馬「ん?今何か言ったか?」
ディアナ「なっ、なんでもないですよこのケダモノ??」
桂馬「まあいい。そろそろ真剣に出ることを考えて>>20しよう。」
イベントが発生しないか、天理を口説いてみることで試す
桂馬(そうだな、とりあえずは天理を攻略しないと始まらなかったな……)
桂馬「ディアナ、一回天理と入れ替わってくれないか?」
ディアナ「いいですけど…?」
天理「入れ替わったよ?それで私は何をすれば…?」
桂馬「天理、さっきはワガママを言って悪かった。でも、それも全部、天理と一緒に居たかったからなんだ!」
天理「えっ…えっ??こ、これってもしかして…」
桂馬「そうだよ、告白だよ!」
天理「ここここここここここ、告白ッ????」
ドロドロドロドロドロドロ!
桂馬「この音は…駆け魂センサー??」
エルシィ『神にーさま、大変です!』
桂馬「何があったんだ??」
エルシィ『ゲームの中から駆け魂の反応があります!それも恐らく天理さんの中に!』
桂馬「天理の中から??こいつには女神がいるから大丈夫なんじゃないのか??」
天理「やっぱり、桂馬くんは色んな女の子と仲良くしてるけど私のことを一番大事にしてくれるんだね。さっきも一生一緒にいようだなんて言ってくれたし…」
桂馬「天理の様子がおかしい??まさか…駆け魂の影響か??」
天理「私、桂馬くんと一緒だったらどんなことでも耐えられるよ?だから、他の人達に奪われないように私とずっと一緒に…」
桂馬「まずい!天理の目からハイライトが消えてる!このままだと…」
ディアナ「桂木…さん、少しの間だけ……くっ、私が天理を抑え…ます……。だから、今のうちに逃げ…」
天理「ディアナまで私と桂馬くんのことを邪魔するの?ねえどうして?どうして?」
桂馬(こうなったら……できればこの手は使いたくなかったが…)
1.キスをする
2.気絶させる
3.叱る
4.その他
安価は3個下
言い忘れてたけど、安価の内容によってはバッドエンドにもなります。
あと作者は何かとヤンデレに結びつける癖があるのでご注意ください。
見てる人いないみたいだし続きは明日
見てる人いないみたいだし続きはまた明日
誰もいないみたいだし続きはまた明日で
ミスったorz
安価は2つ下で
おお、人がいた!ありがとうございます!
桂馬「天理、お前は間違ってる??」
天理「えっ、どういうこと?私はただ大好きな桂馬くんと一緒にいたいだけなのに……やっぱり、私なんかじゃ…ひぐっ、嫌…だよね?」
桂馬「ボクが言いたいのはそういうことじゃない。こんなリアルの試練を乗り越えて、ボク達の未来を掴み取るんだ??そのためにも天理、お前の力を貸してくれ!」
天理「桂馬…くん……。うん、そうだね。やっぱり桂馬くんはこうでなくっちゃね…」
桂馬(見えたぞ、エンディングが??)
桂馬「天理、ボクにはまだやることがある。でも全て終わったらまた迎えに行く。だから待っててくれないか?」
天理「うん、分かったよ。桂馬くん…ありがとう…。」チュッ
エルシィ『出ましたっ??』
桂馬「エルシィ、任せたぞ!」
エルシィ『駆け魂拘留♪』
バシューン
天理『わっ??』
桂馬「やはりボクはまだ出られないか…」
ディアナ『桂木さん、天理を救ってくれてありがとうございます…』
桂馬「そもそもはボクの責任なんだ。当然のことをしたまでさ。」
天理『桂馬くん……その、頑張ってね…』
桂馬「ああ、ありがとう。」
桂馬(しかしあのおとなしい天理がああなるとは…駆け魂の影響なのか、それとも……いや、考えてても仕方ないか。)
桂馬「エルシィ、次は>>32のところに行くぞ!」
楠
桂馬「そうだな、確かめたいことがあるから楠のところに行くぞ!」
エルシィ『楠さんですか?分かりました!』
~道場~
エルシィ『すみませ~ん!』
楠『ん?その声は…桂木の妹か。』
エルシィ『えへへ、お久しぶりです~!…じゃなくて!にーさまが、にーさまが大変なんです!』
楠『桂木が?また何処かの不良にでも襲われてるのか?全く、だから根性の無い奴は……』
桂馬「根性無しですみませんね……」
楠『ん?桂木か。来てたのなら顔ぐらい見せるべきじゃないのか?』
エルシィ『それが実は…』
桂馬「すみません主将。ですがボクは今訳あってゲームの中に閉じ込められてるんです!」
楠『桂木……ついにゲームのやり過ぎで頭が…』
エルシィ『本当なんです!これを見てください!』
楠『こ、これは…?』
桂馬「今だエルシィ!」
エルシィ『はい!』
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
エルシィ『すみません、楠さん…』
バシューン
とりあえずはここまで
ありがとうございます!
ヤンデレいいですよね!
続きは夜になると思います
ありがとうございます!!
続き投下
桂馬(これはなんてどやされるか分かったものじゃないから、とりあえず謝っておかないとな…)
桂馬「主将、すみません。実はこれには深い訳が……」
楠(ビクッ
楠「ひっ…な、なんですか、ここは…?」ビクビク
桂馬「……は?」
桂馬(今ボクの前にいるのは本当に楠か!?いや、待てよ…天理の時も人が変わった様だったな……。まさかとは思うが…)
桂馬(確認のためだ、心は痛むがやるしかない!)
桂馬「ビクビクしてんじゃねえよ!!誰のせいでこんなとこに閉じ込められてると思ってるんだよ!全部てめえのせいなんだよ!」
桂馬(さあ、反応を見せてみろ!)
楠「わ……私のせいで、かっ、桂木さん
…が……」
桂馬(呼び方も桂木からさん付けに変わっているな。)
楠「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」ガタガタ
桂馬(これではっきりしたぞ、ここは……)
桂馬「性格が真逆に、しかもヤンデレになってしまう世界なんだ!!」
楠「そうだ…私はいつも人に迷惑ばかり……こんな私必要無い………」
桂馬(ってこんなこと呑気に言ってる場合じゃないぞ!?急いで何とかしないと……)
桂馬(そうだ!>>51をすれば…)
1.キス
2.殴る
3.謝りまくる
4.その他
2
桂馬(そうだ、一度殴って心の隙間を広げてから優しく接することで楠をボクで満たすんだ!)
桂馬(ごめん…)
バキッ
楠「やっぱり、桂木さんもっ…迷惑、ですよね……こんな迷惑な、女なんて……ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ…」
桂馬(よし!見えたぞ、エンディングが!!)
桂馬「楠!ボクは…お前が迷惑だなんて一度も思ったことない!」
楠「………え?」
楠「でも…今殴ったのは…許して無いからじゃ……?」
桂馬「違う!ボクはただ、お前が落ち込んでボクの話を聞けるような状況じゃなかったから、気づかせたかっただけなんだ!」
楠「話…?やっぱり私を叱りに……」
桂馬「なんでそう暗い方に考えるんだ!」
楠「だって……私は桂木さんをここに…閉じ込めらて……」
桂馬「大丈夫、そんなこと気にしてないよ。それにボクは、楠に笑顔でいて欲しいから、話を聞いてもらいたいだけだ。」
楠「私に……笑顔で?」
桂馬「そうだ。ボクは…楠のことが……」
楠「なんで…どうして私なんかに構うの!?こんな、こんな……」
桂馬「それは……楠のことが好きだからだ!!」
楠「嘘!私のことなんか…好きになる人なんて、いるはず…無い……。ごめんなさい、またこうやって迷惑かけてる……」
桂馬「いや…ボクは、世界中の誰が楠のことを迷惑に思っても、貶そうとも、嫌おうとも!ボクは楠のことを愛し続ける!!」
楠「どう…して?」
桂馬「人が人を好きになるのに理由なんて無いよ。ただ、一つだけ誓うよ。絶対に楠を幸せにするって。」
楠「私が、幸せになって…いいのかな?」
桂馬「もちろんさ。」
楠「…ありがとう……本当にありがとう…」ポロポロ
楠「私も桂木さん…ううん、桂馬くんのことが大好きだよ!」チュッ
バシューン
桂馬「出たぞ、エルシィ!」
エルシィ『わわっ!えっと、落ち着いて…』
エルシィ『いっきま~す!』シュゴォォォオ
エルシィ『駆け魂拘留♪』
桂馬「どうなるかと思ったが、何とか無事に二人目も攻略完了か。」
エルシィ『神にーさま、楠さん寝ちゃったみたいですけど、どうしますか?』
桂馬「そうだな、とりあえず風邪引かないように毛布でもかけてやってくれ。それと、できればボクが殴ったところの手当ても。」
エルシィ『今度からはそういうことはしないでくださいよ?』
桂馬「分かった分かった。」
桂馬「さてと、とりあえず家に帰るぞ。」
エルシィ『分かりました!』
~桂木家前~
桂馬「しかし本当に迷惑なゲームだな…」
エルシィ『きっとゲームばかりやってるから罰が…』
結『あれ、エリーじゃないか!』
エルシィ『あ、結さん!こんにちはー!今日はどうされたんですか?』
桂馬(なに、結だと!?)
結『いけない、忘れるところだった!桂木君はどこかな?』
エルシィ『えっ…えっと…にーさまですか?』
エルシィ(神にーさま、どうしましょう…)
桂馬(弱ったな…しょうがない、こうなったら!)
1.攻略する
2.逃げる
以下5レスの内、多かったルートに進みます。
とりあえず2が多そうなので2で
桂馬(よし、エルシィ。逃げるぞ!)
エルシィ(でも結さんに悪くないですか?)
桂馬(それでボクが出られなくなったら意味ないだろ!悪いがここは結に我慢してもらうぞ!)
エルシィ(りょーかいです!)
エルシィ『あっ、お店に財布忘れちゃったみたいですー!急いでとってこないといけないですー!というわけで失礼します!』
結『あっ、ちょっと待ってよー!』
~学校~
エルシィ『ハァハァ…なんとか逃げ切れました…』
桂馬「よくやったぞエルシィ!それじゃあまた厄介な事になる前に>>59のところに行くぞ!」
ハクア
桂馬「きっとこの世界は駆け魂の影響によるものだ!ノーラはなんか嫌だし、ハクアに協力を頼みに行くぞ!」
エルシィ『分かりました!!』
~雪枝の家~
ハクア『あら、エルシィじゃない!そっちから来るなんて珍しいわね。』
エルシィ『実はにーさまがハクアに会いたいって言って聞かなくって…』
桂馬(おい、エルシィ。今の言い方だと大分印象が違うじゃないか!)
エルシィ(私だって頑張ってるんですから、ちょっとくらいイタズラしてもいいじゃないですか!)
桂馬(ハァ…今回だけだぞ……)
エルシィ(はーい!)
ハクア『桂木が!?来てくれたの!?…じゃなくて!全く、あいつもしょうがないわね…私がいないとダメなんだから!』
桂馬(何言ってるんだこいつ)
エルシィ(何言ってるんだろう)
ハクア『あれ、ところで本人はどこにいるのよ?』
桂馬「ボクならここだ!」
ハクア『声が聞こえたわね。桂木!あんたいるなら出てきなさいよ!それが礼儀ってもんじゃないの?』
桂馬「ボクならお前の目の前にいるぞ!」
ハクア『私の目の前にはゲームしか……って桂木!?なんでこんなところに居るのよ!』
桂馬「そんなことはボクにも分からない。ただ、一つだけ言えるのは、これは駆け魂が影響しているだろうってことだ。」
ハクア『駆け魂が…?』
桂馬「ああそうだ。だからエルシィだけじゃなくて、他の悪魔にも協力を仰ごうと思ってな。」
ハクア『あんた無事なの!?そんな場所に居て…?』
桂馬「今のところはな…ただ、いつ何が起こるか分からないから早く出るための手助けをしてくれ。」
ハクア『分かったわ。それで、私は具体的に何をすればいいの?』
桂馬「お前にはエルシィと一緒にこのゲーム機を見張ってて欲しい。エルシィ、このゲームについてハクアに説明しといてくれ。ボクは考え事をしてるから話かけるなよ!」
エルシィ『分かりました♪』
エルシィ『えっとね、このゲームは中に入った人の性格を正反対にして、しかもやんでれ?にしちゃうんだよ!』
ハクア『なかなかに怖い世界ね…それでその中にはどうやったら入れるの?』
エルシィ『それは、こうやって相手に画面を向けて、×ボタンを12回押すと入れるんだよ!』
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
ハクア『えっ、ちょっ、待って!私に向けて押したら…』
エルシィ『あっ』
バシューン
エルシィ『ごめんなさい、神にーさま!』
桂馬「ん?なんだ、今の音は?」
ハクア「いてててて…全く、なんなのよここ……」
桂馬「ハクア!?お前なんでこんなところに居るんだ!?」
ハクア「あれ、桂木!?てことはここは…」
桂馬「ゲームの中だ。」
ハクア「やっぱり…」
桂馬(しかしハクアの性格は変わらないのか?やはり悪魔には効かないのか…?)
桂馬(ということは、ハクアを攻略しても無駄な可能性もあるな。ハクアには協力してもらった方がいいのか?)
桂馬(決めたぞ!ボクはハクアを攻略…
1.する
2.しない
安価2個下
桂馬(ボクはハクアを攻略するぞ!)
桂馬(脱出の手がかりが掴めないかもしれないだと?そんなのボクには関係無い!少しでも可能性があるのなら全てのルートを攻略する、それでこそ落とし神だ!!)
桂馬「ハクア、ボク達で脱出するぞ!」
ハクア「でも、私は脱出できても、あんたはまだできないんでしょ?」
桂馬「そういうルールだからな…」
ハクア「だったら私も残るわ!やっと大好きな桂木と二人っきりになれたんだから!」
桂馬「そうだな……えっ!?」
ハクア「エルシィにも感謝しなくちゃね…。ところで桂木?」
桂馬「なっ、なんだ?」
ハクア「なんで他の女のにおいがするの?」
桂馬「ハクアまでおかしく!?い、いや。とりあえず今はここから脱出することを考えるんだ!」
ハクア「あ、そうだ!」
桂馬「!?」
ハクア「ずっと一緒にいれば他の女のにおいも消えるわ!桂木のためにもなるし、私にもいいこと尽くしだし、そうしましょう!」
桂馬(これは…一番攻略が難しい"普通のヤンデレ"が来てしまった…)
ツンデレ→素直なヤンデレのイメージです。大人しいの期待した人はすみません
安価の形式は今のままでいいですかね?
桂馬(早めにこちらのペースに持ち込まなければ!)
桂馬「ハクア!」
ハクア「どうしたの?」
桂馬「ボクはお前に幸せになってほしい!」
ハクア「えっ!?ということは…私とずっとここに居てくれるのね!」パァァア
桂馬「残念ながら、それはできないんだ…」
ハクア「え……?な、なんで?私のこと、嫌いになったの?それなら…桂木の好きな私になるから!お願い…もう苦しいのは嫌なの!だから…捨てないで!」ガタガタ
桂馬「嫌いになんかなる訳ない!ボクは、この手でお前を幸せにしたいんだ!」
桂馬「ただ、ここには最低限の生活設備すらない。このままだと、ボクは空腹で死んでしまう。」
桂馬「ボクが死んだらキミを幸せにできない。だから、二人でここから出るんだ!!」
桂馬(ふっ…これで何とかなるだろう。)
ハクア「桂木と…幸せに……///うん、一緒に出るわよ!」
桂馬(やっぱりこの手のヤンデレは選択肢を間違えなければちょろいドサッ)
桂馬(ん?何の音だ?)
エルシィ『神にーさま!そろそろお腹空いたと思うので、そっちに昼ごはん送っときました!』
桂馬「お前は何をしてくれてるんだああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
ハクア「そうよ、この手があったじゃない!エルシィに食材を届けてもらえば私と桂木はずっと二人っきりで居れるわ!ずっとずっとずっとずうっと……」
エルシィ『そんなに叫んでどうしたんですか?』
桂馬「どうしたもこうしたもあるかこのバグ魔が!!お前のせいで全部台無しだよ!」
エルシィ『すみません神にーさま…』
桂馬(しかしこれは本格的にまずいぞ…このままだとヤンデレハクアと死ぬまで一緒にいることになってしまう……。どうすればいい?)
桂馬(こうなったら、>>71をするしかない!
何時くらいだと人が多いんだ?
安価下
桂馬(こうなったら一か八かだ!)
桂馬「ここに居たら何時迄も一人前の悪魔にはなれないが、お前はそれでいいのか?」
ハクア「大丈夫、私は桂木と一緒にいられるなら、他のものなどいくらでも犠牲にするわ!」
桂馬「ボクは一生懸命頑張ってるところに惹かれたんだけどな……頑張ってるハクアはかっこいいし、何より可愛かったからね。」
ハクア「可愛かった!?ねえ、本当に可愛かった?えへへ…桂木が私のこと褒めてくれた♪」
桂馬(なんとかなりそうだな…)
ハクア「私もっと頑張るから、私のこともっと好きになってくれる?」
桂馬「ああ、もちろんさ!さあ、元の世界に戻ろう!」
ハクア「うん!………あ、そうだ!一つ聞いてもいいかしら?」
桂馬「ん?なんだ?」
ハクア「なんで他の女のにおいがするのかまだ答えてもらって無いじゃない。ねえ、どうして?」
桂馬「」
桂馬(なんでこんな時にこんなこと思い出すんだ!そこは忘れておくべきところだろ!)
桂馬(なんて誤魔化せばいいんだ……。何か、何か、何か策は無いのか!?)
桂馬(そうだ、5年前にやったゲームみたいに>>76をするんだ!)
くやしそうに、他の女に襲われそうになったことを訴え
上書きしたいからキスをしようという
桂馬「くそっ、あんなこと思い出したくもないが、ハクアにはちゃんと説明しなくちゃな…」
桂馬「実はお前がこっちに来る前に…他の女に襲われてしまったんだ……。」
ハクア「誰?私の桂木を傷つけたのは…絶対に許さない。」
桂馬「いや、いいんだ…もう名前すら思い出したくない。それに男なのに自分の身すら守れないボクの責任でもあるんだ……。」
桂馬「ごめん、ハクア……自分のことすら守れないボクにはハクアを幸せにしてやることなんてできそうに無い…」
ハクア「そんなことない!私、桂木と居るだけで幸せだよ!それに今度からはちゃんと私が護るから!!」
桂馬「ごめん……。最後に一つだけ、お願いがあるんだ…。」
ハクア「最後なんて言わないで!願いくらい私にできることならいつでも聞いてあげるから!」
桂馬「ボクと…キスをしてくれないか?」
ハクア「キス…を?」
桂馬「他の女にされたままなんかじゃ嫌なんだ!ハクア、ボクをキレイにしてくれ!」
ハクア「分かったわ。ただ、一つだけ約束して。」
桂馬「なんだ?」
ハクア「ここから出られたら、またキスしてくれる?」
桂馬「分かった、約束だ。だから、先に外で待っててくれ。」
ハクア「桂木も…気をつけてね。」チュッ
バシューン
桂馬「エルシィ、頼むぞ!」
エルシィ『……………』
桂馬「おい、エルシィ!?」
エルシィ『……あっ!す、すみません!』
エルシィ『急がないと…』シュゴォオオオ
エルシィ『駆け魂拘留♪』
桂馬「エルシィ、さっきはどうしたんだ?」
エルシィ『えっ?あ、その…少し考え事してただけですよ!』
桂馬「そうか?ならいいんだが…」
エルシィ『そんなことより次の人攻略しちゃいましょう!』
桂馬「確かにそうだな……よし、次は>>80を攻略するぞ!」
歩美
桂馬「よし、次は歩美を攻略するぞ!」
エルシィ『はい!でも、なんで歩美さんなんですか?』
桂馬「歩美の中の女神、メルクリウスは何やら不思議な術を数多く使えるらしいからな。」
エルシィ『そこから出れるかもしれないからですね!』
桂馬「ああ、そうだ。だから歩美に会いに行くぞ!」
ドドドドドドドドド
エルシィ『にーさま、これなんの音でしょうか?』
桂馬「考えたくはないが…」
歩美『エリー!そこどいてえぇえええっ!!!!』
エルシィ『えっ、えっ!?あっ、ちょっと待ってください!!』
ドン
エルシィ『いてててて…』
歩美『ごめんごめん、ブレーキの限界超えてたわ!』
桂馬「おーい、エルシィ!まずはボクを拾ってくれ!」
エルシィ『あっ、忘れてました…』
桂馬「忘れるなよ!」
歩美『……エリー、あんたも変な兄貴もつと大変ね…』
エルシィ『そんなことないですよ!にーさまは私にとっての神様ですもの!』
歩美『あんなのが神様?あははははっ!エリーはやっぱり面白いわね!』
エルシィ『……あなたなんかに…にーさまの何が分かるんですか。』
歩美『ん?どうかしたのエリー?』
エルシィ『いえ、何でもないですよ!』
桂馬「おい、ボクを忘れるなよ!」
歩美『ああ、ごめんごめん!ところで桂木?』
桂馬「なんだ?」
歩美『なにこれ、新しいゲーム?』
桂馬「まあ…それに近いな。」
歩美『あんたねえ…エリーの身にもなってみなさいよ!なんであんたの作ったゲームをエリーにやらせてるのよ!気になるなら自分でやりなさい、じ・ぶ・ん・で!』
メルクリウス『歩美、これはどうやらゲームではないみたいだ。』
歩美『えっ!?それってどういうことよ!』
メルクリウス『彼は本当にゲームの中に閉じ込められている。』
歩美『本当に!?どうしたら助けられるの!?』
エルシィ『すみません、歩美さん!』
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
バシューン
エルシィ『……』
エルシィ『神様、早く帰ってきてください。じゃないと、私おかしくなっちゃいそうです。』
エルシィ『これ以上神様が他の方と話してるところを見たくないんです。』
エルシィ『だから……早く…』
桂馬「よし、来たか。」
歩美「なんなのよここ!」
桂馬「ここは、ゲームの世界だ。それも、女子を5人攻略しないと脱出できない、だ。」
歩美「もしかして、あんたすでに何人か攻略してるの?」
桂馬「お前には正直に話しておく。お前で4人目だ。」
歩美「許せない…最低だよ!」
歩美「なんで他の女なんかと話すの!」
桂馬(よし、予想通りの反応だ!これなら楽に攻略できるぞ!でも思ったよりも病み成分が少ないような…)
メルクリウス「歩美、彼にはそのつもりはないようだ。話を聞いてあげてくれないか?」
歩美「…メルがそう言うなら。」
桂馬(ナイスフォローだ!)
桂馬「ボクはこの世界に来てしまった時にとても悩んだ。ここから出るには5人攻略しないといけないからな。」
桂馬「確かに落とし神たるボクにとって、5人攻略することなど容易いことだ。だが、一つだけ問題があったんだ。」
歩美「問題?」
桂馬「それはボクに好きな人が居たことなんだ。ボクはその人に会うために早くここから出たい。だがそれはその人を裏切る行為にもつながるからな。」
歩美「その人って誰のことよ!」
桂馬「それは、歩美…」
メルクリウス「私のことだ。」
桂馬「そうだ、メルクリ……はっ!?」
桂馬「どういうつもりだ、メルクリウス!」
メルクリウス「どういうつもりも何も、私はただ真実を伝えているだけだ。」
メルクリウス「お前、桂木桂馬と私、メルクリウスはお互いに愛し合っている。そうだろう?」
桂馬「……ああ、ボク達は愛し合っている………って、ボクは何を言っているんだ!?」
メルクリウス「一度のみならず二度目までも抜けられるとは…」
桂馬(歩美の病み成分が少なかったのはこいつが原因かよ!ただ、このままだとかなりまずいな。なんとかしてメルクリウスから逃げて歩美を攻略しないと…)
桂馬(>>84ならなんとかなるかもしれない!)
最終回までに終われるかな…?
安価下
桂馬「」
さっきのは本文打とうとしたら間違って送ってしまっんだ。すまん
桂馬「よし、メルクリウスが寝るまで待つんだ!」
メルクリウス「私と一緒に寝るなんてどうだ?」
桂馬「だからそういう安易なエロ方面に持ってこうとするんじゃない!」
メルクリウス「ふあぁ…まあいいや。眠いからもう寝させてもら……すぅ…すぅ…」
桂馬「な、なんとかなったか…。」
歩美「桂木…」
桂馬「ん?なんだ?」
歩美「いつの間にメルとあんなことになってたんだろうなぁ!」
桂馬(し、視線がががが)
桂馬「か、勘違いだ!メルクリウスとは何もない!」
歩美「また私桂木に裏切られたんだ…」
桂馬「ボクは歩美のことを裏切ったりなんてしないよ!」
歩美「嘘!」
桂馬「嘘じゃないよ!」
歩美「本当に嘘じゃないの?」
桂馬「ああ、もちろんだ!」
歩美「なら…>>91してよ!」
1.キス
2.歩美以外全員を思いっきり振る
3.契約
4.その他
3
歩美「私と契約してよ!」(QBボイス)
桂馬「その声はどうしたんだ…?」
歩美「知らないわよ!言おうとしたら自然にこうなってたのよ!」
桂馬「まあいい。それで契約ってのは、具体的に何をすればいいんだ?」
歩美「そ、それは……そんなこと言わせないでよ!」
桂馬「自分から契約を迫っておきながらその内容を教えないなんてないだろ…」
メルクリウス「それは私が教えよう。」
桂馬「お前起きてたのかよ!」
メルクリウス「もちろんだ。」
桂馬「ところで、契約とは何だ?」
歩美「待って、言わないで!」
メルクリウス「それは当然、子作りだ。」
桂馬「……は?」
メルクリウス「だから子作りだ。」
桂馬「いやいやいやいやいや!おかしいだろ!はっ、そうか。これはメルクリウスの策略だ…歩美、契約とは何をすればいいんだ?」
歩美「だから言わないでって言ったじゃん///」
メルクリウス「言わなければ何も始まらないだろう。」
桂馬「ああそうか、これは夢だそうに違いない」
桂馬「じゃなくて、契約の内容がおかしいだろ!!!!!」
メルクリウス「何もおかしくないじゃないか。子供を作ることにより、二人の間には真実の愛が育まれ、お前も歩美のことを一生養うことになる」
メルクリウス「まさに契約ではないか。」
歩美「か、桂木!私初めてなんだから優しくしてよね!」
桂馬(こ、これは…契約しないといけないのか!?)
注意、この安価によりBad endになる可能性があります。
1.する
2.しない
安価ミス
安価は>>95で
2
桂馬「いやだベンベン」
歩美「…え?」
歩美「なんで、なんでよ!?」
歩美「ああそっか、桂木は私なんてどうでもいいんだ。」
歩美「私なんかよりももっと大人しくて可愛らしい子の方がいいんだよね。」
歩美「……許せない」
歩美「桂木私のこと愛してるって言ってくれたよね。」
歩美「あれは嘘だったんだ…」
歩美「そんな訳ないよね。桂木あの時本気で言ってくれてたもんね。」
歩美「桂木はきっと誰かに洗脳されちゃってるんだよ!」
歩美「大丈夫、私が助けてあげる。」
歩美「どうやってかって?メルって人生き返らせたりもできたよね?」
メルクリウス「できるけど……ああ、そういうことか。」
歩美「そうだよ。一回殺して洗脳を解いてからメルが生き返らせればいいんだよ!」
歩美「というわけで桂木、ちょっと痛いと思うけど我慢してね。私達の未来のためにね♪」
Bad end
ではありません。
桂馬「何を勘違いしてるんだ?」
歩美「どういうこと?」
桂馬「ボクは何も絶対に嫌だなんて言ってない。」
桂馬「ただ、ボクと歩美の未来のためにも、今は絶対にできない!」
歩美「私と…桂木のために……?」
桂馬「ああ。もしここでボク達が結ばれたとしても、誰も祝福もしてくれないし、誰にも歩美の花嫁姿を見せびらかして自慢することができないじゃないか!!」
歩美「ちょ、ちょっと!恥ずかしいから見せびらかすなんてやめてよ!!」
桂馬「まあそれは置いといてだ。歩美、ボク達のためにここから出る協力をしてくれないか?」
歩美「全く、しょうがないわね…今回だけよ?」
桂馬「ありがとう、戻ったら必ず幸せにするよ…」
歩美「破ったら許さないわよ!」
メルクリウス「……なんで二人は私の事を無視するの?」
メルクリウス「二人とも私なんか邪魔なの?誰のおかげで女神を全員助けられたと思ってるの?」
メルクリウス「私のおかげ。なのに何で私は幸せにしてくれないの?どうして?」
桂馬「メルクリウス、言い方が悪かったな。ボクは歩美もメルクリウスも幸せにするよ。」
メルクリウス「なら私も幸せにできる証拠を見せて。」
桂馬「歩美、今はメルクリウスのままで居てくれよ。」
歩美「ん?分かったわよ。」
桂馬「メルクリウス、歩美、ボクは二人とも愛してる。二人とも必ず幸せにする。そのために、今は二人にここから出てもらわないといけないんだ!」
桂馬「でも、それで永久に会えないわけではない!先に待ってて欲しいんだ!」
メルクリウス「……歩美がこの男を好きな理由が分かった気がするよ…。」
メルクリウス「ああ、約束だ。」
チュッ
メルクリウス「外で先に待ってるよ。」
バシューン
桂馬「ああ、必ず…」
桂馬「エルシィ、出たぞ!」
エルシィ『………』
シュゴォォォオ
エルシィ『………』
桂馬「おい、エルシィ。何かあったのか?」
エルシィ『…何でもないです。』
桂馬「そうか?ボクの気のせいか……?」
エルシィ『そんなことより次で5人目ですよ!これでにーさまも出られるんですね!』
桂馬「そ、そうだな。」
エルシィ『さ、次は誰のところに行くんですかー?』
桂馬(あれはやっぱりボクの勘違いか…。)
桂馬「そうだな…次は>>100のところに行くぞ!」
上
桂馬「次の攻略相手は…エルシィ、お前だ。」
エルシィ『えっ、私ですか?私はいいですよー!』
桂馬「エルシィ、お前やっぱり何か悩んでるだろ。」
エルシィ『そ、そんなことないですよ!それより早く5人目を…』
桂馬「お前は隠すのが下手だからすぐわかるよ…。それともボクには相談できないようなことなのか?」
エルシィ『うぅ…分かりました……今行きます…。』
桂馬「ああ、待ってるよ。」
バシューン
エルシィ「にーさま…」
桂馬「それで、悩みって何だ ?」
エルシィ「それは…」
エルシィ「にーさまが他の女性とばかり話して、私を全然相手してくれないことです!」
桂馬「うんうん……え?」
エルシィ「私はにーさまのことがこんなに…って何言わせるんですか!!」
桂馬「何だ、そんなことか…。」
エルシィ「…そんなこと?確かににーさまにとっては"そんなこと"かもしれません…でも、私にとっては!」
桂馬「そんなこともう解決したも同然じゃないか!」
エルシィ「もう…解決したも同然?」
桂馬「お前はボクともっと居たいんだろ?なら一緒にいる時間を増やせばいいだろ?」
エルシィ「でもそしたらにーさまのゲームの時間が…」
桂馬「そんなこと気にするなよ。ボクはこれでもお前のことを大切に思ってるんだぞ?」
桂馬(お前に何かあったらボクも死んでしまうからな…)
エルシィ「に、にーさま!私嬉しいですっ!」
桂馬「見えたぞ、エンディングが!!」
桂馬「さあ、一緒に元の世界に戻るぞエルシィ!」
エルシィ「はい、神にーさま!」
チュッ
シーン
エルシィ「あれ…?何も起こりませんね…?」
桂馬「な、何でだ!?何も間違いはなかったはず…それに心なしか辺りが暗いような気が……まさか!?」
桂馬「エルシィ、ここに来る時にゲーム機は手に持っていたのか?」
エルシィ「え、ええ…そうですけど…?」
桂馬「おそらくお前が入ったときにゲーム機が落ちて、運悪く画面が床に向いてしまってるんだろう…それで出られないんだ。」
エルシィ「す、すみませんにーさま…」
桂馬「全く…まあなってしまったのはしょうがない。こうなったら助けを呼ぶぞ!」
エルシィ「助け…ってどうやって?」
桂馬「とりあえず大声を出すぞ!」
2人「誰かー!助けてーーー!」
>>104『……』
誰が来た?
ちひろ
ちひろ『おっかしいな…今エリーの声が聞こえた気がするんだけどな…気のせいかな?』
エルシィ「ちひろさーん!!ここです!pfpの中です!」
ちひろ『またまたー、エリーったらなに言ってるのさ!』
エルシィ「とりあえずそこのpfpの画面を上に向けてください!」
ちひろ『なんかよくわからんけどしょうがないなあ…これでいい?』
エルシィ「ありがとうございます!ちひろさん!さあ、にーさま!ここから出ましょう!」
桂馬(待てよ…そもそも何でちひろがいるんだ?ここはうちの居住スペースのはず…ちひろがいるはずがない、いや、居ていいはずが無いんだ!)
桂馬(それにタイミングもよすぎる。僕らが出れなくなって困って叫び始めたらすぐにやってきた…嫌な予感がする。)
桂馬「エルシィ、ちひろがあぶむぐっ!?」
エルシィ「大好きです、にーさま!」チュッ
バシューン
ちひろ「うおっ、本当にゲームの中にいたんだ!まあいいや…」
桂馬「うっ…」
桂馬(しばらくゲームの中にいたからかフラフラする…)
ちひろ「二人とも帰ってきたばっかで悪いんだけど、しばらく寝ててね♪」
バチッ
桂馬(ああ…やっぱり……)
桂馬「……エルシィ…にげ……」
ちひろ「いっつもエルシィや歩美ばっかり……」
ちひろ「私もう…あんな辛い思いは嫌だ……」
ちひろ「だから、桂木…もう二度と離さないよ…。」
桂馬(………はっ!?ボクは一体どれくらいの間寝ていたんだ!?エルシィ、エルシィは無事か!?)
ちひろ「おはよー桂木、随分と長い間寝てたね!」
桂馬「ちひろ、何でお前はこんなことをした!?それにエルシィは無事か!?」
ちひろ「ん?エリーは今のところは無事だよ。兄貴がしっかりしてればの話だけどね!」
ちひろ「なんでこんなことをするかって?そんなの桂木と一緒に居たいからに決まってるじゃん!」
桂馬「ちひろ、お前はボクがこんなことをされて喜ぶとでも思っているのか?」
ちひろ「思ってるわけないじゃんか!!でも…だったら歩美や結みたいに特別な何かがいる訳でもない私は、どうすればいいの!!」
ちひろ「それに私はすでに桂木にこっぴどくフられてるんだから、好かれようとする必要もないし、いくらでも強硬手段に出れるってわけ。」
桂馬『ボクがリアル女を好きになると思ったのか?』
桂馬『リアル女を騙してやったのさ、バーカ』
桂馬『いつもボクのこと馬鹿にしてるから思い知らせてやったんだよ』
桂馬(ああ、そうだ…。全部…ボクがやってしまったことだ……)
桂馬(ちひろがおかしくなってしまったのもボクの責任だ…)
桂馬(ボクは…………)
桂馬(責任を取って>>108をしよう…。)
告白
あれ、更新できねえ
桂馬(ちひろのことをこんなにしてしまったのはボクだ。だから全部ボクが終わらせる!)
桂馬(ボクからちひろに告白するんだ!)
桂馬(それに…ちひろがおかしくなっているのなんて見たくない…。ちひろには笑顔で居て欲しいんだ……。)
桂馬(あれ…?そもそもなんでボクはちひろに笑顔で居て欲しいんだろう?)
桂馬(思えばボクはあの日からちひろのことを考えてることが多くなった気がする…。罪悪感ゆえなのか?)
桂馬(それならなぜちひろの罵倒はあんなにもこたえたんだ?)
桂馬(なぜボクはちひろに女神がいないと分かってからもピックをずっと持っていたんだ?)
桂馬(なぜボクは最後までライブ会場に居られず、屋上に逃げてしまったんだ?)
桂馬(なぜボクはあの時泣いていたんだ?)
桂馬(なぜ……こんなにも心が痛むんだ…!)
桂馬(…ああ、そうか…………)
桂馬(ボクは…ちひろのことが………)
桂馬「……好きなんだ…」
ちひろ「ん?」
桂馬「ボクはちひろのことが好きだ!!」
ちひろ「…どういうこと?また騙すつもり?」
桂馬「ボクは本気だ!」
ちひろ「あんなにひどいフり方しときながら、いきなりなんなのさ!本気だなんて言われたら…無駄だって分かってても少し期待しちゃうじゃない!!」
桂馬「無駄なんかじゃない!ボクらでたどり着くんだ、エンディングへ!!」
ちひろ「……なんでよ、なんで私に構うの!?私桂木にこんなひどいことしたのよ!」
桂馬「そんなこと気にしてないよ。」
ちひろ「…本当?」
桂馬「ああ、本当だよ。」
ちひろ「ごめん…ごめんね、桂木……私桂木が好きなのに…ひどいことしてばっかりだよ……」
桂馬「ちひろ、こっちに来てくれないか?」
ちひろ「…うん。」
チュッ
桂馬「ちひろには笑顔で居て欲しいんだ。だから…ボクと一緒に来てくれ!」
ちひろ「桂木は、こんなことした私もでいいの…?」
桂馬「ちひろ、お前は何を言っているんだ?"ちひろでいい"じゃない、"ちひろじゃないとダメ"なんだ!」
桂馬(思えばちひろは全然ボクの言うとおりに動かなかった。そういうところに惹かれたのかもな…)
ちひろ「ありがとう…私のことを好きでいてくれてありがとう……!」
桂馬「その、なんだ…これからもよろしく。」
ちひろ「…私が桂木のことを好きになると思ったの?」
桂馬「……え?」
ちひろ「あの時あんたが私を馬鹿にしたから思い知らせてやったのよ。」
桂馬「……そんな…」
桂馬(考えてみれば当然じゃないか……。一回自分のことをフった奴、しかもひどいやり方でやった奴なんて………)
桂馬「……ごめん…」
ちひろ「……」
ちひろ「なーんちゃって!」
桂馬「……は?」
ちひろ「あーっ、スッキリした!」
桂馬「おい、どういうつもりだ!」
ちひろ「えっと、私なりの仕返しってやつかな?」
ちひろ「私が桂木のことを嫌いになる訳ないじゃん!今だって泣きそうなほど嬉しいんだよ?」
桂馬「あのなぁ…」
ちひろ「でもあんたのことだから、あんたの台詞を真似した時点で気づくかと思ったんだけどな…」
桂馬「それだけボクも焦ってたってことだよ…。」
ちひろ「えへへへへ、まああんたの珍しい反応も見れたしこれで許したげるよ♪」
ちひろ「これからもよろしくね!」
チュッ
桂馬「こうしてボクはちひろと晴れて付き合うことになった。」
桂馬「しかし、まさかボクがリアル女子と恋愛をするとは、しかもその相手が初攻略時にモブと切り捨てさえもしたちひろだとは思いもしなかった。」
桂馬「きっと数ヶ月前の自分にこの事を伝えたら、頭がおかしくなったと思われるだろう。」
桂馬「だが、人とは変わり続けるものなのだ。きっとボクも変わったのだろう。」
桂馬「思えばエルシィが来てからというもの、世界が変わったような気さえするほど、ボクを取り巻く環境は変化した。」
桂馬「少しはリアルもゲームを見習ったということだろうか?」
桂馬「ゲームといえば、ちひろと付き合うようになってもボクはゲームは続けている。」
桂馬「そのせいで周りから白い目で見られることもあるが、そんなことは気にしない。」
桂馬「ちひろももう諦めてるのか、そのことには何も言わない。」
桂馬(最近はちひろに似てる女子が出てくるゲームや、いわゆるモブキャラにスポットライトを当ててるゲームが増えてるのは気づかれてないだろう…。)
桂馬「これで今回のボクの物語は終わりと「大変です神にーさま!!」…は?」
桂馬「なんだ、エルシィか。ボクは今ゲームのエンディングを見てるんだ。少し静かにしてくれないか?」
エルシィ「それどころじゃ無いんです!今回の攻略についてなんですが…」
エルシィ「新地獄としては関与しない方針になったそうなんです!!」
桂馬「待てよ…てことはまさか、」
エルシィ「そのまさかです!今回の攻略は皆さんの記憶に残ってしまってるんです!!」
桂馬「少しはリアルを見直してたのに、やっぱりクソゲーじゃないかああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
~fin?~
とりあえず原作終了日に本編終了を合わせるために無理やり短くしたので変なところも多々あると思います…。
まだ続けるつもりです。これからも見ていただけたら幸いです。
桂馬「さて、ボクは無事?にちひろとのエンディングを迎えたわけだが、ここの人達は満足してくれただろうか?」
桂馬「満足していただけたならそのまま後日談へと進むし、そうでないなら初めからやり直すつもりだ。」
桂馬「後日談を見たいなら1、最初からやり直したいなら2と打ってくれ。」
安価は23:30まで。多かった方に進みます。
安価が無かった場合は後日談に行きます
後日談に行きます
麻里「早く学校行かないと遅刻するわよー!」
桂馬「……」
麻里「こら、けーま!えりちゃん待ってるでしょ!」
エルシィ「にーさま、早くしてくださいよー!」
桂馬「……」
麻里「さっさと学校行ってこい!!」
桂馬「ボクの名前は桂木桂馬。6月6日生まれの17歳だ。」
エルシィ「にーさま、どうしたんですか?」
桂馬「そして、ボクの隣にいるこいつはエリシュア・デ・ルート・イーマ、エルシィだ。こいつのせいでボクの周りの環境は変化してしまった。まあそれなりにやりがいのある世界になったから、実は少しは感謝している。本人に言ったことはないのだが。」
エルシィ「にーさま、私の方こそ感謝してます!私のことを本当の妹として受け入れてくれてありがとうございます!」
桂馬「そう、エルシィはある事件をきっかけに、ボクの本当の妹の"桂木えり"になった。何があったかは秘密だ。」
桂馬「そうだ、ボクの自己紹介の途中だったな。ボクの好きなものは女子!ただし、女子といっても現実のではない。ゲーム女子だ!!」
桂馬「リアル女子などゲーム女子と比べれ「おはよう、桂木!」ば」
ちひろ「ごめんごめん、待たせちゃった?」
桂馬「……訂正しよう。ちひろは例外だ。こいつは唯一リアル女子でありながらボクを本気にしたやつだ。」
ちひろ「なっ、何行ってるのさ!」
桂馬「ん?どうかしたか?」
ちひろ「今、私は例外だとかなんか言ってたじゃん!」
桂馬「……もしかして、声出てたか?」
ちひろ「うん…思いっきり……///」
エルシィ「にーさま、私もにーさまのこと大好きですよ!」
桂馬「うるさい!このへっぽこ妹!」
エルシィ「あ、今にーさま私のこと妹って言ってくれた!えへへへ♪」
桂馬「……もういい。」
ちひろ「いやー、しかし桂木も変わったなー…昔はゲームをやってる時は会話してなかったのに、今はこんなに話すようになったんだもんなー…」
桂馬「他のみんなが変わったようにボクも変わる時が来たんだよ。」
ドン
桂馬「うわっ!ボクのpfpがっ!!」
天理「け、桂馬くん!?」
桂馬「ああ、なんだ。天理か。」
ディアナ「なんだとは何ですか!天理はあなたと久しぶりに会ったのですよ!もう少し気の利いた言葉をかけるのが普通でしょう!」
天理「ディアナ、いいの!桂馬くん…こないだはごめんね……」
桂馬「ん?ああ、ゲームの時か。別に気にしてないからいいよ。」
天理「私…桂馬くんに酷い事しちゃったから……」
桂馬「ボクは久しぶりにやりがいのある攻略だったからよかったよ。ありがとう。」
ちひろ「なになに、攻略だって?桂木…私がいながらいい度胸してるね…!」
ディアナ「桂木さん、あなたは天理を迎えに行く約束をしましたよね。それなのに!あなたはその約束を忘れ、違う女性と付き合うなどありえません!私と付き合ってもらいます!」
桂馬「ちひろ、これは誤解だ!いや、誤解じゃないかも……」
桂馬「それに忘れてたのは悪いと思うが、なんでボクがディアナと付き合わなきゃいけないんだよ!」
ちひろ「結局どっちなのよ!」
ディアナ「こ、言葉の綾です!天理と付き合いなさいこのケダモノ!!」
エルシィ「にーさま大変ですね…」
桂馬「こうなったのも全部お前のせいだよ!お前があの日ボクのところに来なければ!」
エルシィ「にーさまひどいです…分かりました。私にーさまの近くからいなくなります……。」
桂馬「あ、いやそういうつもりじゃ……」
ちひろ「桂木、実の妹のエリーにその言い方は…それに来なければってどういう意味?あんたら生まれた時から一緒じゃなかったの?」
桂馬「今度デゼニーシー連れてってやるから…」
桂馬(そういえば他のエルシィのことを知ってるのはエルシィとボクだけだったな…)
エルシィ「約束ですよ?」
桂馬「ああ、約束するよ。」
ちひろ「あ、じゃあ私も連れてってよ!そこのあんたも行こうよ!」
桂馬「しょうがないな…今回だけだぞ?」
天理「わ、私はいいよ…。楽しんできてね……。」
ディアナ「天理!」
天理「そろそろ私帰るね…。バイバイ……」
桂馬「そうか。来たくなったらいつでも来いよ!」
ディアナ「天理!せっかく桂木さんと一緒に行けるチャンスだったのですよ!それなのにどうして!?」
天理「いいの…だって桂馬くんはあの子と一緒にいたいんだよ?それなら私はあの二人を応援するよ…。」
ディアナ「天理……」
天理「それに、桂馬くんが10年前に手紙をくれてたもん…。違う結末もあるかと思ってたけど、やっぱりダメだったよ……」
ディアナ「……。」
天理「……私、桂馬くんが大好きだよ!昔も、今も!でも…桂馬くんが好きなのは、私じゃなくてあの子だもん…」
ディアナ「私たちは決められた結末のために生きているのではありまん…!桂木さんも、天理も…いえ、みんなが…考え、悩み、まだ見ぬ道を歩んでいくのです。」
ディアナ「天理が幸せにたどり着くまで、私はいつまでも天理のそばにいますよ。ほら!!空を見上げましょう!私たちには未来があるのです!!」
天理「ディアナ……うん、そうだね!私頑張るよ!頑張って、幸せになって…っ、いつか桂馬くんと笑って…ぐすっ…話せるようにっ…なんるだっ!」
ディアナ「そのいきですっ…!今は私が……ひぐっ、慰めてあげますから!泣いても…っ……いいんですよ!」
天理「ありがとう、ディアナも辛いよね…でも、だからこそ、いつか桂馬くんを後悔させるぐらい幸せになろう!」
ディアナ「ええ、待っててください、桂木さん!私達絶対幸せになりますから!」
今更ですが後日談は安価形式ではありません
桂馬「さてと…それで、デゼニーシーにはいつ行くんだ?」
エルシィ「私今すぐ行きたいです!」
桂馬「あのな……さすがに今すぐは…」
エルシィ「今すぐです!今すぐがいいんです!」
桂馬「全く…しょうがないな…。今回はボクに非があったからな……」
ちひろ「あ、じゃあちょっと着替えてくるね!」
桂馬「分かった。それじゃあ一時間後くらいに迎えに行くよ。」
ちひろ「りょーかい!」
~桂木家~
桂馬「エルシィ、それにしても何で今すぐ行きたいんだ?」
エルシィ「それは……あっ、何故か急にお腹痛くなってきましたーこれじゃあ残念だけどデゼニーシー行けないですーあーあー残念だなー」
桂馬「エルシィ、ボクはお前のために何かをしたいのであって、ちひろとデートに行きたい訳じゃないんだが…」
エルシィ「ですから、私はにーさまとちひろさんにデートに行って欲しいんです!なんてったって初めてにーさまが現実に対して本気になったんですもの!」
エルシィ「私の願いは、私を救ってくれたにーさまに幸せになってもらうことです!しっかり楽しんできてくれないと私怒っちゃいますよ?」
桂馬「そうか…ありがとう。」
桂馬「ボクはいい協力者を……」
桂馬「いや、いい妹を持ったみたいだな。」
エルシィ「にーさま……はいっ、ありがとうございます!私も素晴らしいにーさまといられて嬉しいです♪」
桂馬「それじゃあボクは迎えに行ってくるよ。」
エルシィ「はい、分かりました!」
~小阪家~
ちひろ「桂木とエリーと一緒に遊園地か…楽しみだなー!」
ちひろ「本当は桂木と二人っきりが……なんてね!私は今日はエリーに着いていくだけなんだから…」
ちひろ「もう準備も終わったから外で待ってようかな。」
ガチャ
桂馬「おい、いつまで待たせんだ?ゲーム2つクリアしてしまったぞ!」
ちひろ「えっ、もう来たの!?…あれ、エリーはどこにいるの?」
桂馬「あいつは急にお腹痛くなったらしくて来れないってさ。」
ちひろ「エリー…そんなに気を遣わなくてもいいのに……」
桂馬「あいつが言うにはボクとちひろが幸せなのが、一番幸せなんだってさ。」
ちひろ「そっか…。あとでエリーにありがとうって言っといて。」
桂馬「分かった。さて、それじゃあそろそろ行くか?」
ちひろ「うん!」
~デゼニーシー~
桂馬「しかし、ボクはここに来るのも何回目だ?ものすごい回数来てる気がするのだが……。」
ちひろ「へーっ、意外!あんたこういうところ苦手じゃなかったっけ?」
桂馬「色々あって何回も連れてかれたんだよ……」
ちひろ「へぇ……"いろいろ"ね…」
桂馬「一応言っておくが、お前の想像しているような楽しいものではなかったぞ。」
ちひろ「本当かな…。まあいいや!」
桂馬「しかし…まさかボクがえりの為とはいえ、自分からデゼニーシーに来るようになるとはな……。」
ちひろ「それだけ桂木も変わったってことだよ♪」
桂馬「ボクからすれば、お前も随分変わったと思うんだけどな……。まさか、ボクのことをオタメガとかゴキブリとか言ってた奴と付き合うことになるとはな…」
ちひろ「私もまさかリアルはクソゲーとか私のことをモブキャラとか言ってた奴と付き合うなんてね…」
桂馬「要するにボク達は正反対に見えて、実は似た者同士だったってことだな。」
ちひろ「何かそれって馬鹿にされてるみたいな気がする!」
桂馬「おい、どういう意味だよ!」
ちひろ「ふふっ、そのまんまの意味だよ!」
桂馬「はぁ…全く。」
桂馬「…ちょっと喉乾いたから飲み物買ってくる。ちひろも何か飲むか?」
ちひろ「私はいいや。待ってるから。」
桂馬「そうか。そこにいろよ?」
ちひろ「分かってるよ!」
歩美「あれ、ちひろ!」
ちひろ「歩美!どうしたの?」
歩美「今日は部活が休みだから、京と遊びに来てたんだ!ちひろは?」
ちひろ「あっ、えっと…私は……」
ちひろ(そういえば歩美も桂木のことが好きだったんだよね…。ここは秘密にしといた方がいいのかな?)
歩美「…どうしたの?」
ちひろ(よし、内緒にしとこう!)
ちひろ「私は…」
桂馬「ちひろ、お待たせ。」
歩美「えっ、桂木?なんで居るの!?」
ちひろ「あっ、バカっ!」
桂馬「歩美か。ボクは今えりの頼みでちひろとデートしてる。」
歩美「エリーの頼み?」
ちひろ「ちょっと、言っちゃダメだって!」
桂馬「ん?なんでだ?」
歩美「そっか…二人とも幸せにやってるみたいでよかったよ。それじゃあまたね!」
ちひろ「歩美、ちょっと待って!………行っちゃった…。」
メルクリウス「歩美……あれでよかったのか?」
歩美「うん…私がいても邪魔なだけだし、それに辛いだけだもん……」
メルクリウス「……」
京「どうしたの?さっきから独り言?」
歩美「京!?いつの間に戻ってたの!?」
京「だいぶ前からいたよ!いやー、それにしても面白いものが見れたわ!」
歩美「無し!今の無し!忘れて!」
京「えーっ、どうしようかなー♪」
歩美「忘れてよ!」
京「ふふっ、よかった!やっと笑顔になったね!」
歩美「えっ…?」
京「何があったかはわからないけど、歩美が暗い顔してたから、元気になるかなって思ってさ!」
歩美「京…うん、ありがとう!」
京「いいってことよ!さっ、今日は精一杯楽しもう!」
歩美「うん!」
メルクリウス「京…いつも歩美を大切にしてくれてありがとう。」
京「あれっ、なんか雰囲気変わった?少し黒くなったし……って、なんで翼が生えてんの!?」
歩美「メル!出ちゃダメっ!」
メルクリウス「いいじゃないか。私はメルクリウス。歩美の中の女神だ。」
歩美「言っちゃって大丈夫なの!?」
京「女神!?何それ、かっこいい!」
メルクリウス「そう言われると照れるな…///」
京「ねえ、メルちゃんって呼んでもいい?」
メルクリウス「めっ…メルちゃん!?」
歩美「あはははは!いいじゃん!ねっ、メルちゃん♪」
メルクリウス「あ、あんまりからかわないで…///」
京「これからもよろしくね、歩美、メルちゃん!」
~桂木家~
エルシィ「今頃にーさま達はうまくやってるでしょうか…?」
エルシィ「にーさまはゲームの神様だけど現実は苦手みたいだから心配です……」
エルシィ「はぁ…私も着いて行けばよかったです…」
エルシィ「少し気分転換に散歩でもしましょうか………」
~公園~
エルシィ「ここは…結さんの攻略のときに来ましたね!」
エルシィ「"攻略"か……もう私には関係なくなってしまいましたね…。」
エルシィ「ハクアやノーラさん達に会いたいな……」
エルシィ「…ん?あれは……?」
ハクア「全く…なんであんたと公園なんかに来なきゃ行けないのよ!」
ノーラ「はいはい、私が愛しの桂木桂馬じゃなくて悪かったですねー」
ハクア「なっ…!?そっ、そんなことを言ってるんじゃなくて!」
ノーラ「しょうがないでしょ!ここに来るようにって、室長の遺書に書いてあったんだから……ったく、ここで何があるっていうのよ…」
ハクア「駆け魂の大脱走とかじゃないわよね…」
エルシィ「ハクア!ノーラさん!」
ハクア「えっ?」
エルシィ「ハクア!久しぶり!会いたかったよ…!」
ノーラ「何、あんたの知り合い?」
ハクア「さあ……?」
~桂木家~
エルシィ「今頃にーさま達はうまくやってるでしょうか…?」
エルシィ「にーさまはゲームの神様だけど現実は苦手みたいだから心配です……」
エルシィ「はぁ…私も着いて行けばよかったです…」
エルシィ「少し気分転換に散歩でもしましょうか………」
~公園~
エルシィ「ここは…結さんの攻略のときに来ましたね!」
エルシィ「"攻略"か……もう私には関係なくなってしまいましたね…。」
エルシィ「ハクアやノーラさん達に会いたいな……」
エルシィ「…ん?あれは……?」
ハクア「全く…なんであんたと公園なんかに来なきゃ行けないのよ!」
ノーラ「はいはい、私が愛しの桂木桂馬じゃなくて悪かったですねー」
ハクア「なっ…!?そっ、そんなことを言ってるんじゃなくて!」
ノーラ「しょうがないでしょ!ここに来るようにって、室長の遺書に書いてあったんだから……ったく、ここで何があるっていうのよ…」
ハクア「駆け魂の大脱走とかじゃないわよね…」
エルシィ「ハクア!ノーラさん!」
ハクア「えっ?」
エルシィ「ハクア!久しぶり!会いたかったよ…!」
ノーラ「何、あんたの知り合い?」
ハクア「さあ……?」
ミスった
エルシィ(ああ…そっか……。私はもう駆け魂隊の"エルシィ"じゃなくてにーさまの妹の"えり"なんだ…。)
エルシィ(二人は私のことを…知らないんだ………)
エルシィ「……」
エルシィ「すみません!人違いでした!気にしないでください!」
ハクア「あっ、ちょっと待って!」
エルシィ「それじゃあ私もう帰ります!」
ハクア「ねえ、あなた前に何処かで会わなかった!?」
エルシィ「…え?」
ハクア「自分でも何を言ってるかは分からないの。でも、あなたは…懐かしい感じがするの……。ノーラもそう思わない?」
ノーラ「確かにこんな感じのへっぽこ悪魔を知ってた気がするけど……思い出せないわね…。」
エルシィ「…多分……人違いです…。でも、私もお二人に似た知り合いが居たんですよ!」
エルシィ「一人は成績優秀で、家柄が良かったわけでもないのに、努力だけで学校のトップになった私の憧れで、しかも私のことも気にかけてくれて……」
エルシィ「もう一人は、ちょっと怖いけど、いざって時には本当に頼りになって、なんだかんだ言ってもいつも私やにーさまを助けてくれる人でした。」
エルシィ「二人ともみんなから本当に尊敬されてて、私もその二人がいたから今まで頑張ってこれたんです!」
エルシィ「だから……本当にありがとうございました!」
ハクア「なんで私にお礼を言うのよ?」
エルシィ「いいんです!私はお二人にお礼が言いたかったんです!」
ハクア「そう…?ならいいんだけど…」
エルシィ「あのっ、私と友達になってくれませんか!?」
ノーラ「友達?」
エルシィ「はい!」
ハクア「もちろん!ところであなた名前は?」
エルシィ「えり!桂木えりです!」
ハクア「そう…私はハクア。ハクア・ド・ロット・ヘルミニウムよ!それでこいつが…」
ノーラ「ノーラよ♪ノーラ・フロリアン・レオリアよ、よろしく♪」
エルシィ「よろしくお願いします!」
エルシィ(にーさま、今日新しい友達ができましたよ!お二人の名前は、ハクアとノーラさんって言うんです!)
エルシィ(二人は私のことを覚えて無かったけれど、これでいいんです!)
エルシィ(今までの思い出が無くなっちゃうのは確かに悲しいことですけど、今がありますから!)
エルシィ(私、にーさまの妹になれて、そして、またハクアやノーラさんに会うことができて、本当に幸せです!)
エルシィ(だから、にーさまも絶対に幸せになってくださいね!)
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好きにしなよ