御坂「ルームシェアですって?」一方通行「そうなンですゥ」(289)

一方通行の思いつきでルームシェアをする四人
今回で色々と進展します

ギャグオンリーですのでシリアス、バトル的要素はありません あしからず



前々作 上条「店を開きたい?」一方通行「そうなンですゥ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362155402/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363100526

一方通行「はァ……」

御坂「何よ、溜め息なんてついて」

一方通行「いや、なンつーかな」

上条「なんだよ」

一方通行「いちいち上条の所に遊びに行くのが面倒くさいってなァ」

禁書目録「えっ?」

禁書目録「でも、そんな事言ったら遊べないんだよ」

一方通行「だよなァ」

御坂「面倒くさいんだったらルームシェアでもする?なーんて」

一方通行「……!!」ピキーン

上条「嫌な予感」

一方通行「ルームシェアしかねェなァ!」

上条「……えっ?」

御坂「いやいやいやいや」

禁書目録「ルームシェアなんて出来るの?」

一方通行「出来るだろォ」

―――――――――――――

一方通行「てな訳で、上条達とルームシェアする事になりましたァ」

黄泉川「いや、全然理由になってないじゃん」

芳川「そうよ、いきなりそう言われても」

打ち止め「貴方が居なかったら誰がミサカを守るのってミサカはミサカはルームシェアに反対してみたり!」

一方通行「そォ言うと思って代理を連れてきた」

木原「うぃーっす」

黄泉川「いや、確かに一方通行より頼りになるが……」

打ち止め「ミサカは認めないよってミサカはミサカは猛反対してみたり!」

一方通行「……打ち止め」

一方通行「俺が上条達とルームシェアすれば、お前の大好きな御坂にも会えるぜ?」

打ち止め「一方通行!ルームシェアしても元気でね!ってミサカはミサカは一方通行を暖かく見送ってみたり!」

芳川「変わり身早っ!!」

一方通行「決まりだなァ」

木原「よし、荷物をまとめるぞ」

黄泉川「私も手伝うじゃん」

芳川「私は向こうで寝てるから後で起こしt」ガシッ

黄泉川「何逃げようとしてるんだ」

芳川「不幸だ……」

―――――――――――――

黒子「えぇ!?お姉様がルームシェアをなさいますの!?」

御坂「えっ?そうだけど」

黒子「認めませんわ!私は絶対絶対絶対絶対ぜぇーったいに認めませんわ!」

御坂「そんなぁ、ていうか私がルームシェアしようとアンタには関係ないじゃない」

黒子「いいえ!大いに関係ありますわ!何故なら私はお姉様の愛じn」

御坂「誰が愛人よ!!」

寮監「御坂!白井!うるさいぞ!」

黒子「ゲッ、寮監さん……」

寮監「ゲッとは何だ」

黒子「な、何でもございませんわ!」

寮監「む、御坂……このダンボールは何だ?」

黒子「りょ、寮監さん!お姉様がルームシェアをすると仰いますのよ!」

御坂「黒子!」

寮監「御坂……」

寮監「規則は分かっているよな?」

御坂「りょ、寮監さぁん……」

寮監「何だ?」

御坂「私の父の友達に、寮監さん好みの人を見つけたんですよ」

寮監「御坂……ルームシェア先でも元気でやれよ?」

黒子「ちょちょちょちょ!寮監さん!規則はどうなさいましたの!?」

寮監「それは私から学校側に説明しておく、納得してくれるだろう」

黒子「私はどうなりますの!?」

寮監「相手が見つかり次第連絡する」

御坂「じゃ、じゃあ私は荷物まとめますね」

―――――――――――――

上条「インデックス、そっちの荷物はまとめたか?」

禁書目録「オッケーなんだよ」

土御門「よぉかみやん、遊びに来た……って何してるんだ?」

上条「ん?あぁ、俺達、何故かルームシェアをする事になってな」

土御門「また一方通行の差し金か」

土御門「しかしかみやんがどっかに行っちまうのは少し寂しいにゃー」

上条「お前には舞夏が居るだろ?」

土御門「いや、隣人が居なくなるのは結構寂しいんだぜぃ?」

上条「まぁ引っ越しが終わったら遊びに行ってやるよ」

土御門「はっはっは!そりゃ嬉しいぜぃ!」

―――――――――――――

御坂「此処が私達がこれから住むアパートね……」

上条「部屋が2つあるって事は分けないとな」

一方通行「普通に男と女で分けようぜ」

禁書目録「中は結構広いね」

上条「だな、前の俺の部屋の何倍だろうか……」

御坂「私の部屋よりも広いわね」

一方通行「ンじゃあ、これからについて話し合うぞ」

一方通行「まず、炊事洗濯は上条と御坂担当な」

上条「じゃあインデックス達は掃除を頼むぞ」

禁書目録「了解なんだよ」

御坂「あとは……何かある?」

上条「特にないよな」

一方通行「じゃあ部屋に荷物とか運ぶぞ」

―――――――――――――
上条 一方通行ルーム

上条「よし、大体の荷物は揃ったな」

一方通行「こンなに広かったらベッド二つ余裕に置けるな」

上条「じゃあ両隅にベッドを置くとして、後何を置くんだ?」

一方通行「テレビと机と本棚と……まァ色々だなァ」

上条「あああああ!」

一方通行「ンだよ」

上条「今日の午後から補習だったんだ!行ってくるわ!」

一方通行「行ってらァ」

一方通行「……学校、か」

―――――――――――――
禁書目録 御坂ルーム

御坂「ふう、一通り運び終えたわね」

禁書目録「でもありがとう、私のベッドまで買ってもらって……」

御坂「何言ってんのよ、私がベッドで寝てアンタが布団で寝てたらおかしいでしょ?」

禁書目録「うん……」

御坂「そうね、じゃあ今度新シリーズのゲコ太ストラップが出るから一緒に集めてもらいましょうか」

禁書目録「……うん!」

御坂「さて、パソコンの回線繋げて……」

禁書目録「ぱそこん?」

御坂「まさか、パソコン知らないの?」

禁書目録「あんまり見たこと無いんだよ」

御坂「えっと、私も詳しくは分からないけど、このアイコンをクリックすればネットに繋げれるのよ」カチッ

禁書目録「おぉー」

御坂「で、このワード検索欄に調べたい文字を入れて……」

禁書目録「……まず文字の打ち方から教えて欲しいんだよ……」

御坂「……わ、分かったわ」

一方通行「おォい」ガチャッ

御坂「ちょ!何ナチュラルに入ってきてんのよ!」

一方通行「はァ?まァ、どォでも良いけど買い物に行くぞ」

禁書目録「わーい!買い物なんだよ!」

―――――――――――――
スーパー前

御坂「何でも良いけど、何でスーパー前に居るのよ私達……」

一方通行「バーロー、上条を待ってンだよ」

禁書目録「とうまを?何で?」

一方通行「上条が来たら説明してやらァ」

上条「いやあ、ゴメンな!先生の説教が長くて……」

御坂「普段からそんなんだから説教喰らうんでしょ?」

一方通行「私語を慎めェ!」

禁書目録 御坂 上条「!?」

一方通行「今夜は……闇鍋を開催する」

上条「闇鍋だと?」

一方通行「あァそォだ」

一方通行「ンで、各自、好きな食材をスーパーで購入しろ、因みに具材を他の奴らには見せたら駄目だぜ?」

禁書目録「わ、分かったんだよ!」

一方通行「制限時間制だからな、30分以内にはスーパーから出ろ」

御坂「や、破ったら?」

一方通行「……スタートだ!」

御坂「無視!?」

上条「闇鍋っつったら普通の食材じゃないやつもあるんだろうな」

上条「ん?これは……」

上条「よし、これで一発賭けてみるか」

御坂「闇鍋でも、普通の食材も買わないとね」

御坂「ん、これって……」

御坂「これ入れるなんて誰も思わないし良いわね、これも追加で」

禁書目録「う~ん、食材選びもなかなか難しいんだよ……」

禁書目録「えーっとえーっと……」

禁書目録「あっ!これとか入れてみたら面白いかも!」

一方通行「ンと、とりあえずマトモな食材をカゴにぶち込むか」

一方通行「後は何にすっかなァ」

一方通行「あー……コレでいいかァ」

―――――――――――――

一方通行「皆、買えたかァ?」

上条「あぁ、沢山買えたぞ」

御坂「今夜が楽しみね」

禁書目録「早く夕飯にならないかなぁ」

―――――――――――――

一方通行「……只今から、闇鍋を開催する」

一方通行「各自、食材を用意したな?」

上条「あぁ」

御坂「もちろんよ」

禁書目録「オッケーなんだよ」

一方通行「よし、早速鍋に買った物をぶち込め」

上条「(今更だが買って良かったのかと思っちまうな)ポチャッ

御坂「(誰がコレ食べるのかしらね)」ポチャッ

禁書目録「(早く食べたいんだよ)」ポチャッ

―――――――――――――

上条「よし、まずは俺からだな」

上条「(あー……何があるのか分からんから怖いな……)」

上条「(ん?何か固いものがあるな、コレにしとこう)」スッ

上条「じゃあ食うぞ」パクッ

上条「……」モグモグ

上条「……」

上条「……ブッ!!」

御坂「うわっ!!」

上条「誰だよパイナップル入れた奴!」

御坂「あ、いきなり私のだわ」

上条「……ポン酢とパイナップルって合わないんだな」モグモグ

御坂「次は私ね……」

御坂「(うわ、何も見えない状態で鍋を食べるなんて初めてだわ……)」

御坂「(……あら?)」

御坂「(今何か麺みたいな物があったわね、これにしましょ)」

御坂「じゃあ、食べるわよ……?」パクッ

御坂「……ま…」

禁書目録「え?」

御坂「甘い!何この甘い麺!」

禁書目録「あ、もしかしてコレかも」

御坂「……ヒモQだったのね」モグモグ

上条「つうか、ヒモQ懐かしいな」

禁書目録「お菓子コーナーで見つけたんだよ」

御坂「普通お菓子を鍋に入れる?」

一方通行「まァ、ぶち込ンだ奴も居るっちゃ居るな」

禁書目録「つ、次は私なんだよ……」

禁書目録「(なるべく、なるべくマシな物を……)」

禁書目録「ん?何か平べったい物が……はっ!コレはもしかしてカマボコ!!)」

禁書目録「ふっふっふ、コレは私の勝ちなんだよ」スッ

上条「何だと」

禁書目録「いただきまーす!」パクッ

禁書目録「……」

禁書目録「……」

禁書目録「……」

上条「ん?おい、インデックス!」ユサユサ

御坂「駄目ね、完全に気絶してるわ……」

一方通行「あ、まさか俺のかァ?」

上条「お前、何入れたんだよ」

一方通行「え?コレだけど……」

『超お徳用!沢庵パイ15人前!』

上条「何コレマズそう」

御坂「ていうかインデックスが気絶する位何だから相当マズいわよこれ」

一方通行「安心しろォ、一個の4分の1にカットしたやつ入れたからな」

上条「その小ささでもインデックスを気絶させるほどか……」

御坂「恐ろしいわね……」

ホワイトデーで渡すクッキー焼いてたわ、続き書きます

禁書目録「……はっ!」

上条「お、気がついたか」

一方通行「たく、あンまり迷惑かけンなよ?」

禁書目録「ごめんなさい……」

御坂「いやいや、アンタの持ってきたソレが一番の迷惑だから」

一方通行「俺が最後だなァ」

上条「(この流れだと俺のが来るのかな)」

一方通行「(集中だ集中ゥ、こンなンでビビってられっかよ)」

一方通行「(まァ、これでいいかァ)」

一方通行「ンじゃァ食うぜ」パクッ

一方通行「……」

一方通行「……」

一方通行「ああああああああああ!」

上条「うわ!?」

御坂「何よぉ!!」

一方通行「あああああああああああああああああああ!」

禁書目録「何この赤いの?」

上条「あ、俺が入れたハバネロか……」

一方通行「ああああああああああああああああああああ」

一方通行「いゥー!いゥをうェェェ!」

上条「日本語で喋ってくれないか」

禁書目録「水!水をくれだって」

御坂「よく解読出来たわね」

禁書目録「ふふん、103000冊の知識は伊達じゃないんだよ」

一方通行「あああっあえ……」

上条「何だって?」

禁書目録「辛かったぜだって」

御坂「いや、流石にこれは解読出来ないでしょ」

そして

上条「ぎゃあああ!ワタパチだ!」

御坂「何でバナナ入ってんのよ!?」

禁書目録「豆腐かと思ったらナタデココだったんだよ!」

一方通行「誰だよスーパーファミコンのコントローラー入れた野郎は!!」

―――――――――――――

上条「……」

禁書目録「……」

一方通行「……」

御坂「……」

そこに居たのは、気絶した男女であった

彼等が目覚めたのは、次の日の夕方であった

御坂「……はっ!」

御坂「……今何時かしら」

御坂「6時46分……」

御坂「えっ」

御坂「1日も経ってたなんて……」

御坂「とりあえず皆を起こさなきゃ……」

上条「……何で俺達闇鍋なんかしてたんだろうな」

禁書目録「最後らへんなんて食べ物じゃ無くなったしね……」

一方通行「PSPとか入ってたしなァ」

御坂「もう闇鍋なんて止めましょ……」

上条「だな」

一方通行「えェ?もォやらねェのかァ?」

上条「黙れ」

禁書目録「あぁ、何かお腹空いてきたんだよ」

一方通行「闇鍋の残りが」

上条「闇鍋はもう良いんだよ!!」

御坂「とりあえず買い物に行きましょ」

―――――――――――――

御坂「えっと、これ買って、あれも買わないとね」

黒子「お姉ええええさまあああああ!」

御坂「うわっ!く、黒子!?」

黒子「お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様おね」

一方通行「えい」ドスッ

黒子「グハッ!?」

黒子「な、何をなさいますの!?」

上条「いや、お前が何してんだよ」

黒子「私はお姉様とスキンシップを!」

御坂「あんなのがスキンシップだったらもう私、人と関わりたく無いわ……」

黒子「何を言いますのお姉様!」

御坂「ところで、新しいルームメイト見つかったの?」

黒子「……あまり言いたくありませんわ」

御坂「言いなさいよ」

黒子「……ごう……ん……すの」

禁書目録「え?」

黒子「……婚后さんですの」

御坂「良かったじゃない、仲良くなれると良いわね」

黒子「良くないですの!」

上条「何でだよ」

黒子「だって、婚后さんたら、毎日聞いても居ないのに変な自慢をネチネチネチネチと……」

一方通行「そりゃ大変だなァ」

婚后「あら白井さん、こんな場所にいらしましたの?」

黒子「ゲッ……婚后さん……」

婚后「さぁ帰りますわよ、私達の愛の巣へ!」ズルズル

黒子「い、いやああああああああ!」

上条「愛の……」

禁書目録「巣?」

御坂「婚后さん、変わったわねぇ……」

一方通行「人は見かけによらねェとか言うからなァ」

上条「さて、食材も買ったし帰るか」

御坂「そうね」

禁書目録「今日は何?」

上条「ん?うどんだけど……」

一方通行「肉じゃねェのかよォ」

上条「うどんに肉入れてやるから」

一方通行「さァて始まりましたァ、一方通行のカレー講座ですゥ」

上条「いや、作るの俺なんだが……」

一方通行「はい黙れ三下、まずは玉ねぎを飴色になるまで炒めますゥ」

上条「……」ジュウウウ

一方通行「ついでに挽き肉も一緒に炒めますゥ」

上条「おい、一緒に炒めて大丈夫か?」

一方通行「最終的にはカレーの一部になるンで関係無いですゥ」

一方通行「次は人参とジャガイモを切り刻ンで水に入った鍋にぶち込みましょォ」

御坂「適当な言い方ね」

一方通行「あ、カレールゥも忘れずに入れましょゥ」

御坂「そういうのは早く言いなさいよ!」

一方通行「あ、喋り方にうンざりしてきたンで元に戻すわ」

一方通行「そしてしばらく煮込ンで……ここからが俺流な」

禁書目録「俺流?」

一方通行「この煮込ンだカレーの中に……コレを入れるンだよ」

禁書目録「な、納豆……?」

上条「それって上戸あy」

一方通行「あー黙れ三下」

一方通行「そォしたらマイルドで納豆臭くないカレーの出来上がりですゥ」

御坂「美味しいのかしら?」

一方通行「まァ、俺を信じろ」

禁書目録「あくせられーただから信じられないかも」

一方通行「……」

上条「(ショック受けたなコイツ)」

上条「あ、意外に旨いな」

一方通行「だろ?昨日パソコンで調べた甲斐があったぜ」

御坂「へ?」

一方通行「あ、いやなンでもねェよ」

禁書目録「(今完全に調べたって言ったよね)」

上条「(言ったな)」

御坂「じゃあ私達が先にお風呂に入るわね」

禁書目録「じゃーね」

一方通行「あァ」

上条「なるべく早く頼むぜ」

上条「なぁ、一方通行」

一方通行「ン?なンだよ」

上条「一方通行って打ち止めと住んでたんだよな?」

一方通行「あァ」

上条「いや、はっきり言おう、お前ってロリコンか?」

一方通行「何言ってんだ?ぶち殺すよ?」

上条「す、スマン」

一方通行「俺は普通に同年代の女子が好きですゥ」

上条「そうか……友達が犯罪者じゃなくて助かったぜ」

一方通行「上条、お前はどうなンだよ」

上条「上条さんは年上のお姉さんが好みですからあははは」

一方通行「そォか、ならいいンだ」

御坂「上がったわよ」

禁書目録「さっぱりしたんだよ」

一方通行「じゃあ入るか」

上条「だな」

御坂「うーん……」

禁書目録「みことー、何してるの?」

御坂「一方通行に借りたゲームやってるのよ、今迷っててね」

禁書目録「なんてゲーム?」

御坂「えっと、マリオストーリー……だったかしら?」

禁書目録「うわっ、不気味な森なんだよ……」

御坂「何回もスタート地点からやり直しさせられるのよ……」

ケケケケケ

禁書目録「ん?今この花笑わなかった」

御坂「笑ったわね」

禁書目録「この笑った花の近くの道に行けば良いと思うよ」

御坂「ホントに?やってみるわ」



御坂「た、たどり着いたわ……」

禁書目録「やっぱりね」

御坂「あー、なんかすっきりしたわ、セーブしよっと」

禁書目録「もう寝る?」

御坂「そうね、もうこんな時間だし寝ましょ」

禁書目録「うん」

次の日

上条「うわっ!遅刻しそうだ!行って来まーす!」

御坂「ちょっと!待ちなさいよ!お弁当お弁当!」


一方通行「……よし、インデックス」

禁書目録「何かな」

一方通行「俺達も学校に通おうぜ」

禁書目録「え?」

上条「ふああ……」

青ピ「何やかみやん寝不足かいな」

上条「うるせぇ、お前には関係ねぇよ」

土御門「どうせ同居人がうるさくて眠れなかっただけだにゃー」

青ピ「は?同居人?」

上条「あれ?青ピに言ってなかったっけ」

青ピ「聞いてへんでかみやん!何自分だけ美味しい思いしてんねや!」

子萌「はいはーい、ではホームルーム……の前に一つ皆さんにニュースがあるのです!」

上条「ニュース?」

子萌「なんとなんと!転入生ちゃんがこのクラスにやってくるのですよー!」

上条「転入生?何でまたこんな時期に……」

子萌「ではでは転入生ちゃん!カモン!」

禁書目録「はーい」ガラッ

上条「」

禁書目録「あ、とうまだ!」

上条「」

生徒A「(コイツ……あんな可愛い子と知り合ってたのか)」

生徒B「(流石だな上条、絶対お前を殺す)」

生徒C「(殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す)」

上条「(……皆の視線が痛い)」

―――――――――――――

教師「えー、突然ではあるが、このクラスの担当となる先生を紹介したいと思う」

御坂「先生?」

教師「では、お入りください」

一方通行「うィーっす」ガラッ

御坂「」

一方通行「鈴科百合子っつー名前ですゥ、皆さん仲良くして下さァい」

生徒A「百合子って……完全に男の人ですわよね?」

生徒B「でも肌が白すぎるし……女かも?」

生徒C「いや、女は無いでしょ」

一方通行「はい静かにィ、髪の毛引きちぎられたいンですかァ」

御坂「(な、何やってんのよアイツは……)」

一方通行「1時間目は音楽っつー事で、まずはコレを聞いて貰うぜ」ピッ

御坂「は?」

ハナテココローニキザンーダユメヲーミライサエオーキーザーリーニーシーテ
ゲンカイナドーシーラーナイ

一方通行「……」ピッ

一方通行「さて、どこまでが限界なンでしょうか」

御坂「知るわけ無いでしょ!!!」

生徒A「先生、正解は?」

一方通行「……」

一方通行「……答えは、お前らの心の中にあるさァ」

御坂「分からないんでしょ!?分からないんでしょ!?」

上条「……」

禁書目録「パクパクモグモグ」

上条「……」

禁書目録「パクパクモグモグ」

上条「(コイツ、早弁過ぎるだろ……)」

教師「そうだな、上条!答えてみなさい」

上条「(……こんな早弁だったら昼飯無くなっちまうな)」

教師「ん?上条?」

上条「(……何故俺には財力が優れていないんだ……)」

教師「おーい?」

年齢(見た目的な)だとこの二人行くとこ逆じゃね?

一方さんは先生だからいいにしてもインさんは高校生には見えんぜよ。。


小萌先生(見た目ロリ)がいるから問題ないか。

―――――――――――――

禁書目録「ププー、とうまったら先生に叱られちゃって」

上条「うるせえよ、元はお前が早弁してたからだろうが……ってそんな話はどうでもいいんだよ、何でお前がこの学校に転入してきたんですかぁ?」

禁書目録「だって、私も学校行きたかったし……」

上条「だとしてもだな、お前が高校生ってのも……そうだよ、だったら常盤台中学行けばよかったじゃねえか」

禁書目録「何か能力が云々で行けなかったんだよ」

上条「……まぁ、もう過ぎたことは仕方ねえな、学校案内位はしてやるよ」

禁書目録「ありがとう!」

青ピ「そないな羨ましいことはさせへんでかみやん!」

上条「おぉ、青ピじゃんか」

青ピ「学校の案内はこの僕、青髪ピアスがさせてもらいますぅ」

禁書目録「えー、とうまの方がいいかも……ていうか君といたら何か嫌な予感しかしないんだよ」

青ピ「あが……が……!!!」

上条「……お前もついてくるか?」

青ピ「……ええんやかみやん、僕がかみやんに負けた、ただそれだけの事なんや……」

上条「(何言ってんだこいつ)」

ーーーーーーーーーーーーーー

御坂「で?訳を聞こうじゃない」

一方通行「だってェ、学校に行きたかったしィ」

御坂「……」イラッ

御坂「ま、まぁ、学校に行きたい気持ちは分かるわよ?」

御坂「でも普通教師として学校に来る!?」

一方通行「学校に行ければそれで良いンだよ」

御坂「いや、アンタがそれでいいなら良いけど……」

御坂「……もう良いわよ」

御坂「ただし!」

一方通行「あン?」

御坂「学校であんまり私には関わらないでね!」

一方通行「なンでだよ」

御坂「何か……色々と誤解されそうだからよ!」

一方通行「あァ、なるほどなァ」

ーーーーーーーーーーーーー

一方通行「はァい、問題ですゥ」

御坂「は?」

一方通行「キ○ガイアニメで有名なチャージマン研、では、このアニメの主人公は誰でしょうか!」

御坂「わ、分かるわけ無いじゃない!」

生徒A「ジュラル星人!」

生徒B「魔王様!」

生徒C「タイガーM!」

御坂「皆答えれるの!?」

一方通行「はい皆ハズレ、答えは星君ですゥ」

御坂「……誰だか知らないけど多分違うと思うわよ」

一方通行「はいじゃあ御坂さン、答えは!」

御坂「チャージマン研とか言うんだからそのチャージマン研ってのが主人公じゃないの?」

一方通行「……」

一方通行「御坂……」

御坂「えっ?」

生徒A「それは間違いですわ御坂様」

御坂「え、だって……」

生徒B「アレはラスボスですわ……」

御坂「で、でも……」

生徒C「少なくとも、それが主人公とは絶対に言えませんわ」

御坂「(どういうことなの……?)」

―――――――――――――

上条「今日は疲れた……」

禁書目録「私は楽しかったんだよ」

上条「いやいや、誰かが早弁したせいで俺の財布が犠牲になったんですけども」

禁書目録「は、早弁なんて誰でもやるよ!」

上条「……スマンが俺は今日初めて早弁したやつを見たよ」

禁書目録「そういえば何か私の後ろの席から妙な鼻息が聞こえたんだよ」

上条「あ、あぁ……(コイツの後ろ、青髪だもんな)」

上条「気にすんなって、気にしてたら学校生活やっていけないぞ」

禁書目録「わ、分かったんだよ……」

上条「(アイツには明日、制裁加えといてやるかな)」

―――――――――――――

一方通行「あァ、授業しンどかったァ」

御坂「……ねぇ」

一方通行「あ、今夜はカレーうどンがいいなァ」

御坂「ねぇってば」

一方通行「きのこ鍋もいいよなァ」

御坂「おい!」

一方通行「!?」

御坂「アンタって一応教師なのよね?」

一方通行「当たり前だろ?」

御坂「なんで学生の私と帰ってんのよ!仕事とかは!?」

一方通行「お前なァ、俺が夜まで学校に居残ると思うかァ?」

御坂「いや、居残るっていうか……」

一方通行「大丈夫だよ、俺の仕事はお前の元担任に押し付けてるからなァ」

御坂「……チェイサー!」ドスッ

一方通行「ゴフッ!?」

一方通行「何するンだよ!」

御坂「アンタねぇ……何自分だけ楽してんのよ!」

一方通行「だってェ、俺まだ担当教科も知らねェしィ」

御坂「えっ」

>>1です
長い間更新が無く、ご心配をおかけしましてスミマセンでした

今からまた、続きを書きたいと思いますのでまた宜しくお願いします

御坂「担当教科がわからない……?」

一方通行「うン」

御坂「じゃあ今までやってきた授業は?」

一方通行「適当」

御坂「……いっぺん死んでみる?」

一方通行「いやちょっとまtt」

御坂「チェイサー!!!」ドスッ

一方通行「ブホッ!?」

食蜂「あらぁ?先生じゃないのぉ」

一方通行「あァ……えっと……斉藤さンおはよう!」

御坂「食蜂よ!誰よ斎藤って!」

食蜂「先生ぇ、御坂さんてほっといてぇ、一緒にランチでもどう?」

一方通行「すまンが無理だ」

食蜂「どうしてぇ?」

一方通行「……被ってるンだよ!」

食蜂「えっ?」

御坂「えっ?」

一方通行「その語尾を伸ばす部分が俺とキャラ被りしてるンですゥ!」

御坂「(あ、気にしてたのね……)」

食蜂「いや別に真似したわけじゃ……」

一方通行「俺になンの恨みがあるかしらンけどなァ、キャラ被せたらダメだっつゥンだよ!」

一方通行「じゃあ俺は夕食でも買って帰るからあとは若いもン同士ごゆっくり」

御坂「……ねえ食蜂」

食蜂「……何かしらぁ」

御坂「私を弄りたかったか、アイツを本気で夕食に誘ったか知らないけど……」

御坂「……今回ばかりはあんたに同情するわ」

食蜂「……」グスン

―――――――――――――

御坂「あっつ!」

上条「いや熱いもんだろこれって」

禁書目録「うわぁ!ベタベタするんだよ!」

一方通行「なんで手で触るンだよ!ほら拭いてやっから」フキフキ

一方通行「いやァ、鍋って最高だな」

上条「きのこ鍋って時点で季節ズレてるけどな」

御坂「あら、春でもきのこって取れるじゃない」

禁書目録「なんでもいいからおかわり!」

上条「お前は食いすぎだ!!!」

―――――――――――――

佐天「……第一回、御坂さん救出作戦を行います」

初春「いや別に私たちは御坂さんに友達が出来たって事ですから気にはしませんよ?でも……」

黒子「お姉さまお姉さまお姉さまお姉さま」ガンッガンッガンッガンッ

初春「御坂さんがルームシェアして以来、白井さんがこんな状態になってるんですよね」

佐天「んで、こんな状態な白井さんのためにも、御坂さんにルームシェアをやめてもらわないとね」

初春「一応学校でも会うことはあるらしいんですけど、とある教師が来て以来から御坂さんとの会話もより少なくなったと」

佐天「でも御坂さんも御坂さんだよね、連絡くらいくれればいいのに……」

初春「ルームシェアをしてから連絡する暇もなく忙しくなったとか?」

佐天「あー、確かにね、遊びに誘っても電話に出ないし」

佐天「という訳で早速御坂さんに電話だ!」

初春「えっ?いきなりですか?」

佐天「多分今の時間帯なら出てくれる!はず!」

初春「そう簡単にうまくいきますかねー……」

黒子「……」スッ

初春「し、白井さん?」

黒子「あの教師コロスあの白髪コロスあのクソ野郎コロスコロスコロスコロス」

初春「ちょっ!白井さん!ジャッジメントの白井さんがそんな物騒なこと言ったらダメでしょ!」

佐天「ちぇー、繋がらないや」

初春「やっぱりでしたか」

佐天「メッセージでも残しとくか」

佐天「御坂さん、明日ってお休みでしたよね?よかったらまた4人でお話しませんか?お電話待ってまーす」ピッ

佐天「これで御坂さんが来てくれるかは分かんないけどね」

初春「うーん、なにか嫌な予感が……」

―――――――――――――

御坂「ん?電話があったみたい」

御坂「メッセージがあるわね」ピッ

佐天『御坂さん、明日ってお休みでしたよね?よかったらまた4人でお話しませんか?お電話待ってまーす』

御坂「うわ!佐天さんだ!」

御坂「今からかけたいけど……流石に寝てるわよね」

御坂「メールしときましょ『何時からがいい?』っと、送信」

御坂「はぁ、明日が楽しみだなあ」

そして次の日

御坂「じゃあ、今日は遅くなるから私の夕飯は作らなくていいからね」

一方通行「お、おう」

上条「気をつけていけよー」

禁書目録「知らない人について行っちゃダメなんだよー」

御坂「行ってきまーす」

一方通行「怪しい……」

上条「ん?何が?」

一方通行「御坂のあの笑顔、何か裏があるなァ」

禁書目録「裏って?」

一方通行「俺の予想が正しければ、ありゃ男とデートだな」

上条「なにぃ!?」

一方通行「そして夕飯はいらない……大方その男と食って、ホテルでゴールインっつゥ所か」

禁書目録「いやでも、みことに限ってそんな事は……」

一方通行「考えてみろ、昨日のあの疲れきった顔から今日のあの爽やかな顔……デートの誘いがあったとしか考えられねェだろ?

上条「うーん……確かにな」

禁書目録「一理あるかも」

一方通行「よし!これは追跡するしかねェな!」

上条「いやいや、流石に追跡はダメだろ、バレる可能性もあるのに」

禁書目録「あ、そっちに突っ込むんだ」

一方通行「こういう時のために変装グッズを用意したンだぜ?」

上条「グラサンにマスク……」

禁書目録「コートに帽子……」

上条「ってこんなの怪しまれるわ!」

一方通行「大丈夫だって、とりあえずこれ着て早く追いかけようぜ」

上条「……今回限りだからな!」

禁書目録「これ着ないって選択無いの!?」

―――――――――――――

上条「こちら上条、御坂を発見」

一方通行「よし、そのまま追跡を続けるぞ」

上条「領解!」

禁書目録「なんで至近距離で伝えてるの?」

一方通行「バーロー、ふいンき……雰囲気が大事なンだよ」

禁書目録「そんな雰囲気いらないかも」

―――――――――――――

御坂「あ、佐天さーん!」

佐天「あ、御坂さんだ!」

御坂「初春さん達は?」

佐天「もうすぐ来ると思いますよ」

御坂「じゃあここの喫茶店で待ってようか」

佐天「ですねー」

―――――――――――――

上条「おい一方通行、どういうことだ」

一方通行「いやどういうことだと言われても……まさか御坂がそっち系だったなンて誰が想像するンだよ」

禁書目録「確かにね」

上条「まさか御坂のやつ……そんなまさかの百合展開だなんて……」

禁書目録「えー?友達じゃないの?」

一方通行「バッキャロー、友達なら無理やり喫茶店に連れ込まねェよ」

禁書目録「(言っちゃダメだけどこの二人馬鹿なんじゃないかな)」

一方通行「上条ォ、奴が動いたぞ!」

上条「なんだって!?」

禁書目録「いや、ただ会話してるだけだよね?」

一方通行「もしかして、どこのホテルに泊まるかの計画を立てているのかもしれンな」

上条「だな……その可能性は十分にありうる」

子供「ママー、あの人たち草むらで何やってんの?」

母「しっ!見ちゃいけません!」

禁書目録「(恥ずかしい……)」

上条「むっ!一方通行、白井たちが来たぞ!」

一方通行「なン……だと……」

上条「もしかしてこれは……」

一方通行「あァ、まさか4人でヤるなんてな」

御坂妹「何をやってるのですかとミサカは男性陣をゴミで見るような目で見つつも問いかけます」

禁書目録「無駄なんだよ、このおバカさん達は聞く耳持たないんだよ」

御坂妹「でしたら、私と何処かへ遊びに行きませんか?とミサカは銀髪シスターを遊びに誘います」

禁書目録「おぉ!それはいい考えなんだよ!」

御坂妹「インデックスたん可愛すぎるとミサカは少しヨダレを垂らします」

禁書目録「ちょ!垂れてるから!垂れてるから!」



一方通行「よし上条ォ、あの喫茶店に潜入するぞ!」

上条「おう!」

―――――――――――――

佐天「御坂さん、実は今日はお願いがあって御坂さんを呼んだんです」

御坂「お願い?」

初春「はい、まずは白井さんを見てください」

御坂「黒子を?」

黒子「あbbbbbbbbbbbbbb」

御坂「うわ、何アレ……」

佐天「御坂さんが居なかったことのストレスによりあぁなったんですよ」

初春「ですから、白井さんは御坂さんが居ないとダメなんですよ……ですから」

御坂「ふーん……じゃあ似たようなのなら出せるけど?」

佐天「似たようなの?」

―――――――――――――

上条「おい、なんか話し込んでるぞ……」

一方通行「きっと4人で出来るホテルが見つからないから悩んでるンだな」

上条「どの二人がくっついたんだ?佐御なのか?」

一方通行「いや、初御だろォな」

上条「いやいや、あの雰囲気はやっぱり佐御だろ」

一方通行「もしかしたら佐→御初かもなァ」

上条「まぁ……白井ってことは……」

一方通行「ありえンわな」

上条「お、また誰か来たぞ……」

一方通行「ありゃクローンだな」

上条「いや待て、なんで御坂妹がここで出てくるんだ……?」

一方通行「ま、まさか……!」

上条「御坂……クローンでも姉妹なのに妹にも手を出してたか……」

―――――――――――――

19090号「いや呼ばれた時点で嫌な予感したけどさ、これは無いっしょとミサカは露骨に嫌がります」

御坂「ですよねー……」

19090号「ていうか帰っていい?」

御坂「そりゃダメ」

佐天「御坂さんが……二人?」

初春「いえ、きっと妹さんか何かですよ」

御坂「ていうわけで黒子、この子が代用したらだm」

黒子「おねえええええええええええええええええええええええええええええさまああああああああああああああああああああああああああああ!」ガバッ

御坂「うわっ!」

黒子「黒子は!黒子は!お姉さまではないと満足できないんですの!代わりなんて無いんですのよ!」

御坂「ちょちょちょ!離れなさいってば!」

御坂「ハァ……ハァ……」

御坂「だ、だったらこうしましょう、たまに私のところに泊まりに来てもいいし、今ならもうひとり追加できるわよ」

佐天「そんな条件で白井さんが……」

黒子「お姉さま……それで手を打ちましょう!」

初春「打っちゃいましたね……」

佐天「流石白井さんとしか言えないよね……」

19090号「おい待て、ミサカ以外の妹も連れてくるつもりか」

御坂「今度アイスでもなんでも奢ってあげるから……ね?」

19090号「(ぶん殴りてえ……とミサカは拳を握ります)」

一方通行「だから初御つってンだろォが!」

上条「あぁ!?佐御って何回言ったら分かるんですかぁ?」

御坂「ブッ!!!」

19090号「あれって上条とセロリじゃね?とミサカは二人を確認します」

御坂「アイツ等ぁ……」

佐天「ねえ初春、御坂さんの後ろから何かドス黒いオーラ的な何かが見えるんだけど……」

初春「奇遇ですね、私にも見えるんですよ」

御坂「ゴルァァァァァァ!!」ドスッ

上条「グハッ!?」

御坂「せいやァァァァァ!!」バキッ

一方通行「グフっ!?」

佐天「み、御坂……さん?」

御坂「あははは、ちょっと用事できたから帰るわね」ズルズル

初春「あの人たちは一体……」

沢庵パイ「そろそろ出番か?」

沢庵パイ「くそ…このままだと沢庵パイin闇鍋に出番取られちまう」

御坂「何なのよ!?何で居るの!?何で居たの!?」

上条「いや、御坂に彼氏が出来たかと思って……」

一方通行「笑いのネタでも見つけてやろうかなァって思ってついて行ったら……」

上条「その……御坂が百合ってことが分かって……」

一方通行「佐天×御坂か」

上条「初春×御坂か」

一方通行 上条「議論してました!!!」

御坂「……死ね」

御坂「どうやったら!どこをどう見たら!百合になるのよ!?」

上条「えっと、女の子と喫茶店に入っていくとこ見て……」

御坂「そんなのアンタ達の早とちりじゃないのよ!!!」

一方通行「えっと……すンませン」

この時、俺たちの前に、青白い光が見えた

沢庵パイinサンド「姐さんに改良してもらったぜ」

乙です。
沢庵パフェ「……」ガタッ
沢庵餡蜜「……」ガタッ

―――――――――――――

禁書目録「……で?なんでとうま達がまっくろくろすけ状態なのかな?」

御坂「……私が超電磁砲を放ったからです」

禁書目録「うん、しゅじんこうほせーが無かったら死んでたからね」

禁書目録「それで、我が家の電気が全滅したのは誰のせい?」

御坂「……私です」

禁書目録「うん、そうだね、ご飯は?」

御坂「……コンビニ弁当です」

禁書目録「うわーーーーーーん!嫌なんだよーーーーー!!!」

御坂「仕方ないでしょ!今の時間帯じゃ出前なんて頼めないし!」

禁書目録「せめてふぁみれすに行くんだよーーー!」

御坂「アイツ等を放っておけないでしょうが!」

禁書目録「うぅ……ひもじいんだよ……ひもじいんだよ……」

―――――――――――――
次の日

一方通行「おらァ、席につけェ!」

生徒A「先生、なんで全身に包帯巻いてるんですかー?」

一方通行「感電だァ、気にすンな」

一方通行「あ、あと一つお知らせがありまァす」

御坂「お知らせ?」

一方通行「明日から給食制になるンで、弁当間違って持ってくンなよォ」

御坂「へー明日から給食制に……ってはぁ!?」

生徒B「先生!給食制ってどういうことですか!!」

一方通行「おう、先生が直々にアレイ……教育委員長に言ったンだよ」

御坂「なんで給食制なんかに……」

一方通行「テメェらケツの青いガキもといお嬢様に足りてねェのは庶民の気持ちだ」

一方通行「どォせ自販機の下で金拾うやつを見て「やだわ汚らわしい……」とか思ってンだろォ?」

生徒A「先生!それは偏見だと思います!」

一方通行「私語を慎めェ、そンで、そンな頭の悪そうな高飛車なお嬢様のお前らに、庶民の心って奴を教えてやろうと給食制にしたンだ」

御坂「いや、別にそんなこと考えてないし……ていうか明日からって誰が作ってるのよその給食は」

一方通行「企業秘密って奴なンだなァ」

御坂「(な、なんだか嫌な予感が……)」

そんで次の日

御坂「4時限目が終わってしまった……」

生徒A「もう駄目だ……何もかも御終いだぁ……」

生徒B「腐☆腐」

生徒C「あ、あまりの絶望さに皆様壊れていますわ……」

生徒D「一体……何が待ち受けてるのでしょうか……」

一方通行「おらァ!給食の時間だァ!」

御坂「ひぃぃ!来た!!」

一方通行「今週の給食当番は御坂と生徒AとBとCとDだ!ほれ、エプロン持ってきたからさっさと着替えて行くぞ!」

御坂「ハァ……分かったわよ……」

あー給食エプロンとか懐かしい

一方通行「今日のメニューはフルーツサラダに鯖の味噌煮、パンプキンスープに黒糖パンとイチゴクレープだァ」

生徒A「あれ?クレープはどこにあるんですか?」

一方通行「あー、クレープだったンだがな、在庫があンま無くてな、ウチのクラスだけ俺が作ったデザートを食べてもらう事にしたンだよ」

生徒B「先生の……」

生徒C「御手製デザート……」

生徒D「なんだか嫌な予感しか……」

沢庵パイ「そろそろ世界へ羽ばたくか……」

一方通行「じゃじゃーン、これが自家製沢庵パイだァ」

生徒A「うわ……」

生徒B「な、なんだか……」

生徒C「真っ黄色……」

生徒D「ていうかこれ食べ物なんですの?」

御坂「(あれ?これどっかで見たことあるような……)」

沢庵パイ「こちらTP。目標補足。いつでもいける」

黒子「お姉さまーーーー!」

御坂「く、黒子!?」

黒子「黒子は!お姉さまとランチがしたいが為にきm」

一方通行「ヘイッ!」グチャッ

黒子「ぶばっ!?」

一方通行「……とまァこンな風に変態も撃退出来るンで食べるよりそっち目的に使いたい奴は袋渡すからなァ」

一方通行「……あ、因みに袋はクラスの人数分持ってこれなかったから、この中で3人には強制的に食わすからなァ」

御坂 生徒A B C D「……えっ」

―――――――――――――

一方通行「ンで決まったのが……」

生徒B「……」

御坂「……」

黒子「な、何故私まで……」

一方通行「罰でもあるからなァ、テメェは強制だよ」

一方通行「因みに昼休みまでに食えなかったら反省文な」

生徒B「えっ」

御坂「いやいやいや」

黒子「な、なんで反省文を?」

一方通行「かの有名なおばちゃンが言ってたよなァ、「お残しは許しまへンでー!」ってな、つまりそういうことだよ」

御坂「意味わからないわよ!!」

―――――――――――――

生徒B「……ギギギ……」

御坂「くやしいのうwwwwくやしいのうwwww」

黒子「こ、これはビタミン剤じゃけぇ……」

一方通行「えっ」

先生「鈴科先生……これは一体……」

一方通行「あ、いや……あはははははは……」

先生「鈴科先生、ちょっと職員室まで……」

―――――――――――――

上条「さて、昼飯食うかなっとー」

禁書目録「とうま~」

上条「ん?どうしたんだ?」

禁書目録「お弁当ちょーだい!」

上条「いや、朝渡しただろ!」

禁書目録「もうそんなの朝に食べちゃったんだよ!」

上条「えぇぇぇぇぇ!?」

上条「お前なぁ……あれほど早弁はやめろって言ったのに……俺もあんまり手持ちが無いぞ?」

禁書目録「えー?じゃあ私のお弁当は……」

上条「……しゃあねえな、俺の弁当半ぶn」

青ピ「かみやん!そないな必要ないでぇ!」

上条「お、青ピじゃねえか」

青ピ「インデックスちゃん、僕の焼きそばパンいらへんか?」

禁書目録「本当に!?ありがとう!そしていただきます!」バクバクムシャムシャ

上条「あーあ、全部食っちゃったな」

青ピ「あぁ、あの笑顔は最高やでぇ……」

上条「コイツは別の意味で腹いっぱいになってやがる……」

上条「さて、次の授業は実習か……何を作るんだ?」

小萌「今日は肉じゃがを女子のみなさんに作ってもらいますよー!」

青ピ「せんせー!僕たちはその間に何すれば……」

小萌「すけすけみるみるなのですよー♪」

男子A「えっ」

男子B「マジかよ……」

上条「補習でもないのに……」

土御門「こりゃあ骨が折れるにゃー」

―――――――――――――

女子A「上条くーん♪私の肉じゃが味見してぇ♪」

女子B「ちょっと!抜けがけは許さないわよ!」

上条「(やばいな、このクラスの女子は何故か実習を終えたら俺に味見をさせやがる……そんなに俺に評価してもらいたいのか?)」

上条「(しかし俺も人間だ、こんな量の肉じゃがを食ったら間違いなく腹痛が起きる……)」

上条「よし、出番だインデックス」

禁書目録「合点承知なんだよ!」

女子A「キャー!インデックスちゃんの食べっぷりすごーい!」

女子B「これからはインデックスちゃんに味見してもらいましょう!」

上条「(助かった……!インデックス……マジありがとう!!)」

土御門「おい青ピ、あのかみやんの行動を見て、何か思わないかにゃー?」

青ピ「おう、間違いなくインデックスちゃんを利用しとったな」

土御門「しかも女子が頑張って作った肉じゃがをそこまで拒むなんて……」

青ピ「……処刑が必要やね」

上条「いやぁ、姫神が作った肉じゃがは美味しいなあ」

姫神「本当?ありがとう」

土御門「おいかみやん」

青ピ「ちょっとはなs」

吹寄「はいはい、貰えないのは分かったからこれでも食べなさいよ」

土御門「ふ、吹寄……!!」

青ピ「ほ、本物の天使やでぇ……」

吹寄「んな大げさな……」

上条「しかし小萌先生も……何で弁当食べたあとに実習なんてやるかねえ」

禁書目録「きっと食べても満足できない人の為に考慮したんだよ!」

土御門「そりゃありがたいにゃー」

青ピ「僕なんてお昼食べてないからホンマにありがたかったでえ」

上条「さて、帰るとするか」

青ピ「あ、帰りにゲーセン行かへん?」

土御門「お、名案だぜぃ」

上条「いやいや、昼にも言ったが俺はあんまり手持ちないんだぞ」

禁書目録「えー、行こうよとうま~」

青ピ「なら残念だにゃー」

土御門「なら禁書目録だけでも……」

上条「(ん?禁書目録だけでも……?)」

上条「(俺が帰ってインデックスを連れて行く……青ピが変な方向に行き、ホテルに連れて行かれる……インデックスが無理やり……)」

上条「……」

上条「させるかーーーーー!!!!!」

青ピ「ん?」

上条「バスター!インパクトおおおおおおおおおおお!」バキィィィィィィィィ

青ピ「ブナゲラ!!!!?」ドシャ

土御門「か、かみやん?」

上条「……土御門、お前は……変なことしないよなあ?」

土御門「(か、かみやんが白目になって金髪になってやがる……これは肯定しとくが吉だニャー)」

土御門「も、もちろんだにゃー!」

上条「そうか、なら良かった、帰るぞインデックス」

禁書目録「う、うん」

―――――――――――――

一方通行「はァ……先公にはこっぴどく叱られるし、沢庵パイは無理やり食わされるし……最悪だったなァ」

御坂「いやいや、丸っきしアンタが悪いしね」

一方通行「沢庵パイ残したのはテメェだろォが!」

御坂「嫌よあんな物体Xなんて」

一方通行「チッ……お、コンビニがあンな、何か買っていこうぜ」

御坂「そうね」

一方通行「えーっと、コイツは20箱は買っとくかァ」

御坂「アンタ……何入れてんのよ」

一方通行「あン?たけのこの里に決まってンだろォが!」

御坂「きのこの山を入れなさいよ!!!」

一方通行「ンな得体の知れないモン入れるか!!!」

御坂「あー!今きのこの山を馬鹿にしたわね!!世界中のきのこの山ファンに土下座しなさいよ!!」

一方通行「テメェこそたけのこの里ファンの奴らに謝れよォ!!」

御坂「な・ん・で・す・ってええええええええええええええ!」ビリビリビリビリイイイイイイイ

上条「よっと!」パキーン

御坂「!?」

一方通行「!?」

上条「そげぶ!!」バキッ

御坂「げふっ!?」バタッ

上条「もいっちょそげぶ!!!」バキッ

一方通行「グへっ!!」バタッ

上条「よし、さっさとこの馬鹿ども連れて帰るぞインデックス」

禁書目録「りょーかいなんだよ!」

―――――――――――――

上条「全く、お前らは公共の面前で何やってんだよ!」

一方通行「はい……」

上条「俺とインデックスがコンビニに立ち寄らんかったらヤバイ状況になってたんだぞ!」

御坂「反省しています……」

上条「大体お前たちなはなあ!」

~上条さんの話だけで6時間は続きましたとさ~

―――――――――――――

✩「土御門」

土御門「何だ?」

✩「学園都市に、ルームシェアをしてる所があるだろう?」

土御門「はぁ?そんなの一杯あるだろうが」

✩「第一位、第三位、幻想殺し、禁書目録……この4人がルームシェアをしてるのを知っているか?」

土御門「あぁ、知ってるぜ」

✩「なら話は早い、あの4人が集まっていては私のp」

土御門「プランかどうかは知らんけど俺はパスするぞ、やるならテメェでやってこい」

✩「……じゃあルームシェア先まで運んでくれ」

土御門「世話が焼けるな全く」

土御門「まぁやらねえんだけどな」

✩「な、何だと!?」

土御門「だって今から舞夏が俺んとこ来るからな、じゃーな」スタスタ

✩「ま、待て土御門!!」

✩「……どうしよう」

✩「あ、木原が居るじゃん!おーい!おーい!」

木原「へいへーい、呼んだか?」

✩「あのルームシェアさk」

木原「おい、殺すぞ?」

✩「いや、まだ最後まで言ってないんだが……」

木原「どうせテメェのくだらねえプランか何かで、一方通行達をブッ潰せとかほざくんだろ」

✩「何だ、聞いてたなら良いじゃないか、では早速……」

木原「だからよぉ、俺もやらねえっつってんだよ」

✩「えっ」

木原「俺はな、幸せになってもらいてえんだよ……同じ家族として……なっ!」バキッ

✩「ちょっ!ビーカーを叩くな!ヒビ入っちゃったじゃん!水が少し出てるじゃん!」

木原「じゃあな、もう2度とこんなくだらねえことで呼ぶなよ」スタスタ

✩「……マジどうしよう」

―――――――――――――

結標「で?私を呼んだって訳?」

✩「あぁ、そうなんだよ」

結標「まぁ私は構わないけどね、私には関係ないし」

✩「本当か!!早速頼む!」

結標「はいはい」シュッ

―――――――――――――

結標「うお……うおぇrrrrrrrrrrr!!」

✩「おい、大丈夫か?」

結標「だ、大丈夫よ……」

結標「それよりも、早く用事済ませなさいよ」

✩「そうだな」

✩「よし」ピンポーン

上条「はーい……ってうわっ!」

✩「邪魔するぞ」

上条「は、はぁ?」

―――――――――――――

一方通行「で?何の用だよ」

✩「単刀直入に言おう、ルームシェアを止めろ」

御坂「ちょっ、何言ってんのよ!?」

禁書目録「そーなんだよ!」

✩「お前達4人が集まっていては私のプランに大きな影響が出るのだよ」

上条「えーっと……つまり平たく言えば俺たちが一緒に住んでたら俺のやりたい事が出来ないから止めろって事か?」

✩「まぁ……そうなるかな」

一方通行「どこのジャイアニズムだテメェは」

✩「勿論タダとは言わない、何かお前たちの望みを叶えてやろう」

上条「うーん、じゃあお約束っつー事で」スッ

✩「!?」

御坂「まぁこうなるわよね」スッ

✩「な、何だこの物体Xは!!」

一方通行「あの給食のおばちゃンのお墨付きだぜ?」スッ

✩「や、止めろ!止めるんだ!!」

禁書目録「まぁ悪いのはそっちだもんね」スッ

✩「い……い……」

―――――――――――――

イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

結標「何であのバカはこうなる事を予測しなかったのかしらね……」

ガチャッ

結標「あら、おかえ……臭っ!!」

一方通行「おい、早くこれを回収してくれ……」

結標「あー……このバカがごめんなさいね」

結標「とりあえずコイツは河原らへんにテレポートさせとくわ」シュッ

―――――――――――――

上条「なんとか危機は回避したけど……」

御坂「めっちゃ部屋が荒れたわね」

禁書目録「それに何か臭うしね」

一方通行「まァ、まずは掃除だな」

上条「なんとか終わったな……」

御坂「そうね……ていうか外暗っ!?今何時よ!!」

禁書目録「えーっと……夜の11時……」

一方通行「じゃあもう寝るかなァ」

上条「だな、じゃあ……」

上条 禁書目録 御坂 一方通行「お休み!」

~終わり~


スミマセン、もうネタが・・・!ネタが無かったんだ・・・!

という言い訳をしながらも無事に完結出来て良かったと思います

ここまで書けたのも皆さんの暖かい沢庵パイコメントや沢庵パイ支援があったからだと思っています

このシリーズは続くかどうか分かりませんが、また書く機会がありましたら是非見に来てください

では・・・これから毎日沢庵パイ食おうぜ?

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