【再始動】コンマでまどか☆マギカLite!【驚きの軽さ】1 (1000)

「やあ、良く来たね。このスレは魔法少女まどか☆マギカの安価スレだ」

「君は様々な魔法少女になり、物語を進めていかなければならない」

「その過程にどんな事が起こるのかは、このボクですら予測しきれない」

「君たちが、どんな祈りでその魂を輝かせるのか。それは、とても興味深い事柄だ」

「さあ、舞台へ上がるんだーーーー」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394194826

>>1 乙

ところで従来通りのコンマギのwikiに転載しても大丈夫?
魔法少女や魔女のステータスが大幅に変わっていたら別にした方がいいだろうし。

>>2
オーケーです

(wikiあったの忘れてたなんて言えない)

21時45分からチュートリアル開始しますねー

ーーーー何時か何処かの場所

「ーーん……?」

貴女は目覚めると、真っ暗な空間の中に立っていた。
不思議と恐怖は感じない。

「ここは……?」

?「ここは、君の夢の中だ」

背後からの声に振り替える。
そこには、小さな白いーー赤目の獣。

キュゥべえ「ボクはキュゥべえ。でも、今はそれより」

キュゥべえ「君は選ぶ事が出来るんだ」

※安価を選んで進んでください

1、前へ進む
2、立ち止まる

↓1

1

>>6

ーーーー泉の上、水面

貴女は、気付くと水の上に立っていた。
歩いて進んだお陰で、少し足元が明るくなったようだ。

キュゥべえ「良さそうだね。魔法少女」

魔法少女?

キュゥべえ「君の事さ。君は僕と契約し、魔法少女になった」

キュゥべえ「この夢の中で、君が戦う為にね」

キュゥべえ「さあ、君は君を見つめるべきだ」

※ステータスが更新されました

貴女
【SG耐久】3/3
【SG状態】普通

【戦闘】1(6)【E】
【魔力】1(6)【E】
【精神】1(6)【E】
【魅力】1(6)【E】
【幸運】1(6)【E】

【モラル】50

【スキル】
【魔法少女】
系統:強化
全ステータス+5

自分の状態が分かる……

キュゥべえ「それは魔法少女としての基本的な技術さ」

キュゥべえ「君が生きる為に、幾つか説明しよう」

【SG耐久】3/3

キュゥべえ「これは体力だ。この数値分は敵の攻撃を受けても構わない」

もし、ゼロになってしまえば……?

キュゥべえ「魔法少女は頑丈さ。そのくらいではやられないよ。まあ、戦えなくはなるけれどね」

キュゥべえ「でも、『相手に殺意がある』場合は殺されてしまう。気を付けるんだね」

【SG状態】普通

キュゥべえ「そしてソウルジェムの状態だね。様々な変化をし、その度に色々な副作用があるよ。君たちの根幹だからね」

キュゥべえ「慣れない内は【希望】状態を維持するようにすればいい」

【戦闘】1(6)【E】
【魔力】1(6)【E】
【精神】1(6)【E】
【魅力】1(6)【E】
【幸運】1(6)【E】

キュゥべえ「これは君のステータスだ」

キュゥべえ「しかし、幾ら強くとも意味は無いんだ」

どういう意味だ?

キュゥべえ「この数値が高くなる事で、スキルのランクが上がるんだ。だから、驚くほど魅力が高いのにスキを持っていないが為に対人交渉の下手な魔法少女もいる程だよ」

【モラル】50

キュゥべえ「そして、これだ」

キュゥべえ「君の善悪度を表す物だ。これによっても様々な影響がある」

キュゥべえ「モラルが高いと自己犠牲も厭わない。モラルが低いと……」

キュゥべえ「まあ、そういう事さ」

【スキル】
【魔法少女】
系統:強化
全ステータス+5

キュゥべえ「そしてスキルだ。魔法少女はスキルを5つまで会得できる」

魔法スキル……キャラの魔法
アルカナスキル……キャラの本質
強化スキル……キャラの能力
通常スキル……その他
通常スキル……その他

キュゥべえ「最大でこの組み合わせが可能だ。通常スキルは入れ替え変更することができる」

キュゥべえ「基本的に上の3つは最初から持っている。発動しているかどうかは別にしてね」

発動、とは?

キュゥべえ「強力なスキルになればなるほど、ステータスが高くなければ扱えない。気を付けるんだね」

ーーーー

キュゥべえ「まずは実践だね」

貴女の回りに、得体の知れない物体が現れた。
貴女はそれが、魔女の使い魔だと分かる

キュゥべえ「使い魔は一撃で倒せるはずだよ。さあ、攻撃してごらん? 5以上でアタックだよ」

直後、戦闘判定
【チュートリアル】+4

いけ!

>>15

貴女は魔法で作り出した弓で、使い魔を撃ち抜いた。

キュゥべえ「それでいい。敵を倒したり、誰かと話したりすれば君のステータスは上がっていく。頑張ってね」

キュゥべえ「そうして、君は歩いて行くんだ」



キュゥべえ「簡単な説明は終わったよ。さあ、歩いていくんだ」



※攻撃は4以下で失敗です

ーーーー見滝原、港、夜

「ここは……!?」

貴女が目を開けると、そこは異世界のようなーー現実。

破壊されたビルが空を浮かび、瓦礫が地を埋め尽くす。

そして、桁違いだと分かるーー空を泳ぐ、逆さまの魔女。

貴女が視線を落とすと、誰かが泣いていた。



「君は……?」


長い黒髪の少女は、こちらを見て言う。



「たすけて」



1、助ける
2、助けない

↓1

1

>>19

どうやら、あの魔女に酷くやられてしまっているようだ。

「アイツを倒せばいいの?」

少女は頷いた。

※貴女の【戦闘】が3上昇しました


「初めてだけど……女の子を泣かせる奴を、放ってはおけない」

貴女は、空へと飛び出したーー!

※戦闘開始

※互いのステータス開示!

貴女
【SG耐久】3/3
【SG状態】普通

【戦闘】4(9)【E】
【魔力】1(6)【E】
【精神】1(6)【E】
【魅力】1(6)【E】
【幸運】1(6)【E】

【モラル】50

【スキル】
【魔法少女】
系統:強化
全ステータス+5

ーーーーーーーー

ワルプルギス・ミラージュ
【SG耐久】20/20
【SG状態】魔女

【戦闘】50(100)【A】
【魔力】50(100)【A】
【精神】75(125)【EX】
【魅力】30(80)【B】
【幸運】60(110)【S】

【モラル】0

【スキル】
【幻影の夜】
系統:魔法
戦闘時、判定+5
【ワルプルギスの夜】
系統:強化
全ステータス+50
【吊るされた者】
系統:アルカナ【A】
ランクアップ条件:全ステータス合計600以上
全ての判定+2
【魂砕き】
系統:通常【A】
ランクアップ条件:【戦闘】101以上【魔力】101以上
勝利判定3倍

直後戦闘判定三回
判定-7

↓3まで

ーーーー

キュゥべえ「戦闘の改善として、お互いの体力を比べて、少ない方の値の分だけ一気に戦闘判定を行うよ」

キュゥべえ「コンマ判定のみだから、連投も可能だよ」

>>23-25

貴女の放った矢は溶けるように闇に消え、貴女を深い夜が包み込んだ。

「なーーーー」

後ろも前も見えない。
自分の体が呑まれて消えていく。
戦うとか、そういう次元ではーー



キュゥべえ「これが君の絶望さ」

キュゥべえ「でも安心していい」

キュゥべえ「きっと次の君は、うまくやるさ」





そうして貴女の意識は墜ちた。

チュートリアル終わりです。
とても簡単になったね!

このまま第一回目のプレイヤーキャラクターを決めるかどうか悩むところ。
開始は明日だしなー

プレイアブルキャラクター紹介しますね。
初回にぴったりなスタンダードキャラを用意しました

原作勢

魔法少女まどか☆マギカ
佐倉杏子

魔法少女おりこ☆マギカ
呉キリカ

魔法少女かずみ☆マギカ
牧カオル

魔法少女すずね☆マギカ
開放キャラ無し

魔法少女モバイル☆マギカ
こまち

で、こっちがオリジナル要素あり
クロスマギカはもう分からんねこれ(迫真)

魔法少女オリジン☆マギカ
【アイギス】(データあり)

魔法少女クロス☆マギカ
刹那・F・セイエイ(機動戦士ガンダムOO)
レヴィ(BLACK LAGOON)
球磨川禊(めだかボックス)

魔法少女まどか☆マギカリバース
未開放

割りとシナリオ通りに進めていくから、余分な魔女はあんまり出ないかも

とりあえず中断します。
お疲れさまでした。久々にこんな激しくスマホタップしたから手がヤバイ

ヽ( ゚д゚)ノ テンコー

上げて無かったよ(ブランク)

壮絶な二人の安価争奪戦が今始まる……!

開始しますー

ーーーー

プレイヤーキャラを選択して下さい

原作

佐倉杏子
【特徴】
モラル低め
ステータス微高め
万能型

呉キリカ
モラル低
ステータス低め
戦闘型

牧カオル
モラル普通
ステータス特化
万能型
シナリオ難度高

こまち
モラル高
ステータス低
戦闘型

オリジナル

アイギス【引き継ぎ】
初回封印推奨
ステータス激高
戦闘特化

刹那・F・セイエイ
ステータス高
ソウルジェム状態悪め
戦闘型

球磨川禊
ステータス低
ソウルジェム状態悪め
モラル低
イレギュラー型

レヴィ
ステータス普通
モラル低
戦闘型

22:10過ぎてからの
↓2でキャラクター決定

ひいい何この勢い!?

ーーーー

プレイヤーキャラクター【佐倉杏子】に決定しました。

佐倉杏子
【SG耐久】5/5
【SG状態】普通

【戦闘】41(46)【C】
【魔力】20(25)【D】
【精神】56(61)【B】
【魅力】22(27)【D】
【幸運】03(08)【E】

【モラル】25

【スキル】
【魔術戦闘】
系統:魔法
戦闘時、判定+1
【魔法少女】
系統:強化
全ステータス+5
【正義】
系統:アルカナ【ー】
発動条件:モラル50以上
効果無し
【信仰】
系統:通常【ー】
発動条件:【魔力】41以上【精神】41以上【幸運】41以上【モラル】75以上
効果無し


開始前に杏子のスキルは強化できます
(難易度調整)

魔法少女→ベテラン

に置き換えますか?

↓3

置き換えた方がいいのかな。ベテランって強力なスキルだったし。

置き換える。

>>70

ーーーー

佐倉杏子
【SG耐久】5/5
【SG状態】普通

【戦闘】41(66)【B】
【魔力】20(45)【C】
【精神】56(81)【A】
【魅力】22(22)【D】
【幸運】03(03)【E】

【モラル】25

【スキル】
【魔術戦闘】
系統:魔法
戦闘時、判定+1
【ベテラン】
系統:強化
【戦闘】【魔力】【精神】+25
【正義】
系統:アルカナ【ー】
発動条件:モラル50以上
効果無し
【信仰】
系統:通常【ー】
発動条件:【魔力】41以上【精神】41以上【幸運】41以上【モラル】75以上
効果無し

ではこのキャラクターで開始します。
少しの間そのままお待ちくださいーーーー

ーーーー夕焼け色の。夕焼け色。

夢を見ている。

杏子「ん……?」

何の確証も無いのに、そうだと分かる夢があるだろう。
彼女はそういう夢を、見ていた。

杏子「……最悪。今日は寝覚め、悪いや」

そう一人ごち、紅い髪の毛を揺らしながら彼女ーー貴女は、乱暴に腰を下ろして。



その、燃えていく建物を眺めていた。



薄暗いホテルの一室で目を覚ます。
じとり、とした汗が服を張り付けて酷く不快。

杏子「……はあ」

一つの溜め息と共に貴女は額に手をやり、そしてまた、深く溜め息を吐いた。

杏子「嫌になるよ、全く」






第一章「佐倉杏子」
Days 1/3




ーーーー風見野、ホテル、朝

杏子「ふわ……まだちょっと眠い」

貴女は軽く湯を浴びて体を整え、小綺麗になった。
これなら外に出ても咎められはしないだろう。

杏子「んー……あんまり長居しても厄介だし、適当に引き払うかな」

宿泊費などは払っていないので、同然と言えば同然だが。

しかしやる事も特にはない。

1、引き払う
2、少し休む

↓2

1

>>82

杏子「でもま、厄介な事になる前にずらかるかね」

貴女は荷物を整え、宿の窓ーー目も眩むような高さからーー躊躇いも無く飛び出した。



貴女は、魔法少女だから。



1、公園にでも向かう
2、川辺でもうろつく
3、自由安価

↓2

>>85

ーーーー公園、朝

天気も良く、散歩するには絶好の日和だろう。

今日は一日気ままに過ごそうか……?
そんな他愛の無いことを考えながら、貴女は公園を歩いていた。

直後、接触判定

>>88

出会ったのは?

1、魔法少女
2、一般人

↓2

1

>>91

手頃なベンチに腰かけて、寛ぎがてら。
手に持った紙袋を漁り、林檎を一つ取り出してかぶりつく。

うん、甘い。

その味に満足感を覚えながら、体を横に預けた。



「……相変わらずね」

杏子「そりゃこっちのセリフだよ」



貴女は唐突に掛けられた声に、さも居て当然といった様子で答えた。

杏子「何の用事だ……マミ?」

マミ「……別に用があってここに居る訳じゃないわ。たまたまよ」

杏子「たまたまで、街を放っておいちゃあ世話が無いよ」

やれやれ、と体を起こす。

杏子「やっぱり今日は、寝覚めからついてないって分かってたんだな……」

マミ「…………」

杏子「……何さ。まさかアタシと戦りに来たのかい?」

貴女がマミと呼んだ少女は首を横に、疲れを見せて振る。

杏子「……ならもう行くぞ。アンタと居ると、息苦しいよ」

貴女は身を翻して、その場からゆっくりーー追いかけられれば追い付く様な素早さでそこから離れた。

誰も追いかけては来ない。

ーーーー廃教会、昼

杏子「ふう……」

貴女は彼女から逃げるように、朽ちた教会を訪れた。
鍵などありはしないから、好きに入れるここはお気に入り。

杏子「…………」

嘗ては我が家。
今は廃屋。
誰も待ってはいないのに、まだ自分は未練がましくここを訪れる。

貴女は教壇の隣に座って目を閉じ、思い出すーー

ーーーー

自分の父親はこの教会の神父だった。
本当に人々の幸せを考えて、新聞の記事に本気で嘆くような人だった。

杏子「あの時、どうすれば良かったんだろうな……」

ある時、親父は教義に無いことまで信者に説教するようになった。
新しい時代を救うには、新しい信仰を。

信者の足は当然途絶えた。
本部からも破門さ。
ペテンと何ら変わりない。

そんな訳だから、アタシたち家族は食うにも事欠く有り様になった。

親父は間違った事は言ってなかった。
ただ、誰にも聞いてもらえなかっただけなんだ。

悔しかった。
誰もあの人を解ってあげなかった。
それがアタシには我慢できなくて。


だからーーーー



キュゥべえ「僕と契約して、魔法少女になってよ!」




ーーーー

アタシは契約して、魔法少女になったんだ。

「父さんの話を、皆が聞いてくれますように」

それだけで、良かったんだ。




杏子「……ここに居ると、まだ自分がーー佐倉杏子だって分かるよ」

杏子「……嫌になる」



1、もう少しここにいる
2、何処かへ行く

↓2

1

>>101

それからどうなったかは、思い出したくない。

不自然なまでに信者は増えて。

親父にカラクリがバレて。

杏子「……今考えても、もう少しアタシの話を聞いて欲しかったな」

家族と心中しやがった。

あの人を一番解ってあげられなかったのは、アタシなのかもしれないな。



チリ、と脳髄に小さな電流を感じる。

杏子「……近くに、使い魔か」

1、始末する
2、時間と体力の無駄だ

↓2

1

>>105

杏子「……気が向いた。潰してやる」

貴女は立ち上がり、苛立ちをぶつける為に不完全な結界へと乗り込んだ。

ーーーー

行って見れば、歯車の様な形をした使い魔が一匹ばかりだった。

杏子「何だ。アンタついてないよ、ホント」


直後戦闘判定
【魔術戦闘】+1

そぉい

>>107

貴女は自前の魔法で、槍を精製する。
鎖を中に仕込んだ、変幻自在の得物。

それが、唸りを上げて使い魔を斬り払う。
横薙ぎに両断した使い魔をーー

杏子「じゃあな」

もう一つ、縦に割った。



※モラル+1

結界は消え、貴女は魔法装束から普段着へと衣服を戻す。

杏子「やれやれ、やっぱり無駄な時間だったかな」

見れば、そろそろ日も低い。

気晴らしに、どこか出掛けようか。

1、ゲームセンターへ
2、服屋へ

↓2

>>111

ーーーーゲームセンター、夕方

この独特の喧しさは好きだ。

何をしよう?

1、音楽ゲーム
2、Ufoキャッチャー
3、スリ

↓2

>>114

杏子「フンフフーン……!」トットッ、タンタンッ

杏子「パフェか……この曲も終わりだなー」

※魅力+1

杏子「遊びすぎてすっかり暗いな……」

1、寝床を探しに行く
2、もう少し遊んでいく

↓2

>>117

杏子「ぼちぼち屋根のある宿を探さなきゃあな」

貴女は寝床を探しに、夜の灯りの中を歩いていったーーーー



1/3日終了


佐倉杏子
【SG耐久】5/5
【SG状態】普通

【戦闘】41(66)【B】
【魔力】20(45)【C】
【精神】56(81)【A】
【魅力】23(23)【D】
【幸運】03(03)【E】

【モラル】26

【スキル】
【魔術戦闘】
系統:魔法
戦闘時、判定+1
【ベテラン】
系統:強化
【戦闘】【魔力】【精神】+25
【正義】
系統:アルカナ【ー】
発動条件:モラル50以上
効果無し
【信仰】
系統:通常【ー】
発動条件:【魔力】41以上【精神】41以上【幸運】41以上【モラル】75以上
効果無し

初日終わりです。
このように、基本的に文章メインになります。

イベントがあると大変ですけれど

今日は寝ますー。お疲れ様でしたー

ひっそり開始

ーーーー

佐倉杏子は夢を見る。

高い空からまっ逆さま、深く暗く遠い所へと堕ちていく。

酷く堅い地面に、軟らかに身体を打ち付けて、どうしようも無く動けない。

手を伸ばしても、何も無い。
周りを見回しても、誰も亡い。

だから結局、貴女は痛む無傷の身体を起こしてーー立ち上がるしか無かった。

立つと、その対価かーー足元に、一つの紅い林檎を見つけた。

拾い上げて、食む。
甘い。
望んだ甘さでは無い。

だけれども、甘かった。
この味を覚えながら、人は生きているんだと思う。




アタシの持ってきた林檎を、家族は食わなかった。




つまり彼女の父はそういう人間で、やはり彼女とは違っていたのだ。





Days 2/3

ーーーーホテル、朝

杏子「……夢見が悪いのは何かの暗示なのかねぇ」

貴女は柔らかいベッドで目を覚ます。
酷く体が冷えていた。

※朝はどうしようか?

1、もう少し休む
2、出かける(自由安価)
3、自由安価

↓1

2 商店街を散策。

>>131

ーーーー商店街、朝

杏子「しけてんなぁ……」

見滝原と違い、風見野はそこまで都会的ではない。
商店街も、疎らにシャッターを下ろした店が散見していた。

1、どこかの店に立ち寄る(自由安価)
2、特に当ても無く散歩する
3、自由安価

↓1

3 魔女の気配を探る

>>133

杏子「暇だし仕事でもするかねぇ……」

※魔女を探索します
5以上で発見
朝-3

直後判定

>>137

杏子「いない、か……」

1、安心した
2、残念だ

↓1

1

>>139

杏子「ん、まぁ……」

それならそれで。

杏子「……別にいいかねぇ」

※モラル+1


ーーーー商店街、昼

杏子「歩いてたら小腹が空いてきたな……」

1、適当な店で食べていく(自由安価)
2、適当な店で買っていく(自由安価)
3、自由安価

↓2

↓1です

1 ハンバーガー

>>143

ーーーー風見野ではマッ○と呼びます

杏子「うーえ、新作外れだなこれ。次は食わない」ウーン

杏子「…………」モグモグ

店内は疎らだ。
まあ、昼と言えど平日だから仕方はないが。
サラリーマンが一人二人散見する程度。


直後、接触判定

a

>>147

※接触しました

1、魔法少女
2、一般人

↓1

>>149

?「隣、いいかしら?」

杏子「断る。席なら他に空いてるだろう」

返事をしてから、貴女はやらかしたと思った。
余りに即答過ぎて、警戒していたのがバレバレだったから。

ならば。

杏子「それとも何だ? アタシに用事かい?」

?「えぇ」

……何だ、コイツは。

長い髪に整った顔が、妙に鼻につくが……

1、店を出る
2、対面に座らせる
3、自由安価

↓1

2

>>151

杏子「……せめて対面に座りな。知らない奴を隣になんか座らせないよ、普通」

杏子「それとも何だ? そんなのは慣れてる手合いなのかねぇ?」ヒヒッ

?「?」ホム?

杏子「……何でもないよ」




?「では早速本題に入りましょう」

杏子「店に失礼だろうが何か注文しろぉぉぉ!」ガタァァァン!

?「え?」

杏子「(ああこれ厄介なのに絡まれたパターンだよ……)」ウワァ

ーーーーナゲットとシェイク単品

杏子「オーケーオーケー、お前が全国のハンバーガーチェーンに喧嘩を売ってるのはよーく理解したよ」

?「それで本題なのだけれど」チウー

杏子「……何だよ」



?「佐倉杏子の行動を確認しに来たの。後は、これからどう動くのかの……意思確認かしらね」

杏子「……おい、待て」

杏子「お前は、『魔法少女』に用事があったんじゃなくーー『アタシ』に用事があった、ってぬかすのか?」

杏子「ーーアンタ、何者だ」




ほむら「暁美ほむら。魔法少女よ」




ソイツは、自己紹介まで何処かズレていた。

杏子「その、暁美ほむらさんが、一体アタシなんかに何の用事なんですかねぇ……」

ほむら「ほむらでいいわ」

杏子「皮肉だよ」

ほむら「……目的はさっきも言った通りよ。貴女の動きが知りたい」

杏子「それにどんな意味があるんだよ」

ほむら「今の貴女に言っても伝わらないわ」

杏子「けっ」

押しても引いても全く中身が分かりゃしない。
目の前に居るのに、何処にもいないみたいな錯覚がある。

1、暫くは風見野に居ると答える
2、答えない

↓1

1

>>156

ほむら「そう」

それだけ言って、彼女は少し考え込む。

杏子「……何だよ」

ほむら「……貴女の大切な人」




ほむら「もうすぐ死ぬかもしれないから」



杏子「はあ?」

杏子「さっきから訳の分からないこと
をペラペラと、実はサイコな電波さんかぁ?」

杏子「大体、今のアタシにゃ大切な人なんてーーっ」



ほむら「思い浮かべたかしら」

ほむら「それで概ね間違いないと思うわ」

杏子「ーーへぇ、じゃあさ、当ててみろよ。当てたら信用してやってもいい」



ほむら「巴マミ」



奇しくも、ドンピシャリだった。

杏子「何なんだよアンタは……何が目的だ。何でアタシの事が分かる。そういう魔法か?」

ほむら「いいえ、ただの統計よ」

杏子「……頭痛がするよ」

ほむら「……こっちの用件はお仕舞い。付き合わせて悪かったわね」カタッ

杏子「お、おい待てテメェ!」

ほむら「私は見滝原に居るわ。貴女とは、協力したいと思っている」



ほむら「それだけよ」



本当に、言うだけ言って、ソイツは居なくなった。


ーーーー風見野、夕方

一体さっきのヤツは何なんだ……?
マミが死ぬだって?
冗談にしちゃあ過ぎるだろう。あの人が負けるなんて絵面が想像出来ないが。

何だかんだと言っても、経験だけは敵わないからな……

杏子「はぁ……」

溜め息。

杏子「……どうすっかなー……?」


1、何処かへ行く(自由安価)
2、自由安価

↓1

1 見滝原へ

>>162

…………

杏子「……別に気になる訳じゃねぇ。気が向いただけだ」



※モラル+1




2/3日目、終了


ちょっと休憩します。
サクサク行こう

今日は投下無しです。
おやすみなさい

テンコォー

ーーーー見滝原、朝

肌寒い。
朝日も昇るかどうかの、そんな薄明かるい空の下で、佐倉杏子は高いビルの屋上に立っていた。
街を見下ろし、見渡して、口から少しばかりの白い吐息。

杏子「…………」

この街は、息苦しい。
つまりは、生き苦しい。

便利さ、豊かさと共に人々に笑いかけるーー心の貧しさ。

人は体が精悍なだけでは生きてはいけない。
心を病んでは生きてはいけない。

だからこそ、信仰があり、救いがあり、故に日々を戦える。

戦っているのか、自分達は。

戦わなければならないほどなのか。
それは、そうならば。

何処に平和は、平穏があるのだと言うのだろうか。

戦いたくないと言うのは甘えなのだろうか。
ならばいっそーーーー




Days 3/3



ーーーー見滝原、朝、ビルの屋上

杏子「相変わらず、こもった空気だよ」

この街には魔女が多い。
故に、魔女の影響を受けて沈んだ人間も多い。

杏子「明るい光にゃ影がある、ってな」

さて、来たは良いが……

1、公園にでも行く
2、自由安価
3、キュゥべえを呼ぶ

↓2

※自由安価は基本的にステータスが上下したりします。よほどシナリオに波紋を起こすような凄まじい安価でなければ

午前中は木陰で日向ぼっこ

>>178

ーーーー路地、朝

人目に付かない街路樹の脇にあるベンチに、貴女は豪快に寝転んだ。
存外、心地よい。

杏子「こりゃいーや。夜にでばって来たから少し眠いな……」

ウトウト……

※幸運+1

直後、接触判定

ほむぅ!

>>180

?「お、おーい……もしもし、起きてますかー……?」

何だい、人が眠っているのにさ。

杏子「ああ? 何さ?」


?「ああ、大丈夫みたいだね。いやさー、そんなとこで寝てたらさすがに何かあったのかと思っちゃってさ」

青い髪の、やかましい奴だと貴女は思った。

?「じゃ、アタシはこれで!」シュバッ

マドカーマッター?



杏子「……何だったんだ?」

※幸運+2

ーーーー見滝原、昼

あー、よく寝たわ。

肩がゴリゴリ鳴ってるな。今日はじっくり風呂でも入りたいね。

1、自由安価
2、キュゥべえを呼ぶ

↓2

温泉!

>>184

ーーーー見滝原、スーパー銭湯

杏子「ふう……」カポーン

本当は温泉にでも行きたかったんだけどねぇ。

杏子「風見野の山ん中くらいにしかねぇからなぁ、この辺り」

杏子「極楽だなぁ……」ハフゥ


※魅力+1

ーーーー見滝原、銭湯、夕方

杏子「さっぱりしたぁ……コーヒー牛乳って何でこんなに美味いんだろうなぁ」

さて。

杏子「ぼちぼちライフワークの時間かね。夜勤ばっかりで嫌になるよ」

1、CDショップの周辺を探索する
2、キュゥべえを呼ぶ
3、裏道を回る

↓2

>>188

ーーーー見滝原、夕方、CDショップ周辺

杏子「(マミの魔力はこっち方面だよな……)」テクテク

杏子「……ん?」



?「これにしようかな、まどかどう思う?」

?「派手すぎない?」

?「どゆこと!?」ガーン!


今朝のアイツだ。
何か今になってムカついてきたぞ。
一言文句を言ってやるんだーー





キュゥべえ『助けてまどかーーボクを助けてーー!』



ーーキュゥべえのテレパシーか?
まどか……どいつの事だ。
そもそもキュゥべえ、アイツが助けを呼ぶなんて事あるのか?



……何か、起こってんな。



目の前の、青いのの連れ。ピンクの奴が走り出した。

杏子「暁美ほむらの件といい、最近……」

1、二人の後を追う
2、放っておく

↓2

>>194

ーーーー路地裏

どこに行ったか……?

?「転校生……あんた一体!?」

ほむら「退いて」

?「ほむらちゃん……な、何でこの子を、こんな……」

杏子「(いたかーーアイツは、暁美ほむら!)」



何やら揉めているようだ。
桃色の髪の少女の腕の中には、傷だらけのキュゥべえ。

杏子「アイツがやったのか……?」

1、割って入る
2、静観する

↓2

※モラル+1

杏子「待ちなよ」

貴女は物陰から音もなく、二人組の背後に躍り出た。

?「えっ……朝の」

杏子「いやはや、暁美ほむらさんには動物虐待の気があったんですかねぇ」

ほむら「無いわ」

杏子「皮肉じゃないぞ」

目を見ても、気分が悪くなる。
それはムカつくとかそういうのでは無く。
色が見えないから、だろう。

ほむら「ソイツを始末しなきゃ、退いて」

キュゥべえ「杏子……?杏子かい……?」

杏子「お前何やらかしたんだよ。ご立腹じゃねぇか」

二人組はオロオロしていた。
さて。

1、テレパシーで逃げろと促す
2、暁美ほむらと対峙する

↓2

1

>>202

杏子『何ボサッとしてんのさ。逃げな』

?「こ、声?ーーあ、ありがと! 行くよまどか!」

青いのは相方を連れて走り出した。

ほむら「ま、待っーー」

杏子「残念ながら客だぞー?」

二人が見えなくなり、そして周囲が使い魔の結界に変わっていく。

杏子「ところでさ、アンタって使い魔狩る派? アタシは狩らない派」

ほむら「…………」

沈黙は肯定か。さて。

1、適当にズラかる。
2、ほむらと戦う

↓2

2

>>206

※モラル-1

さて、と。

ほむら「!?」

貴女が鋭く槍を突き抜く。
が、驚いたにも関わらず彼女は難なく左手の盾で受け止めた。

ほむら「な、何を……? こんな事をしてる場合じゃあ」

杏子「いや何、気になってな」

杏子「キュゥべえもあんなんにしたし、おあいこだろ?」

貴女は自慢の多節槍をくるり、と回して低く構えた。

杏子「こいよ」

ーーーーしばらくお待ちください

寝落ちしてたなんて言えない

ーーーー

ほむら「待って……貴女とやり合う気は……」

杏子「こっちにはあるんだよ!」

ーーーーーーーー

暁美ほむら
【SG耐久】2/2
【SG状態】絶望

【戦闘】45(60)【C】
【魔力】27(52)【C】
【精神】26(51)【C】
【魅力】87(87)【A】
【幸運】79(79)【B】

【モラル】30

【スキル】
【時間停止】
系統:魔法
戦闘時、判定+5
【ベテラン】
系統:強化
【戦闘】【魔力】【精神】+25
【世界】
系統:アルカナ【ー】
発動条件:全ステータス合計450以上
効果無し

ーーーーーーーー

攻撃、2連携!

直後判定
↓2まで

ほい

>>211-212

【魔術戦闘】+1
【時間停止】-5

杏子 3/5
ほむら 2/2

ーーーーーーーー

貴女が槍を振りかざし、上段から叩き付ける。

ーー目の前で、魔法少女が消えた。

杏子「なっーーっ!?」

視界の隅から何かを感じて仰け反る。
ーー掌底が貴女の鼻先を掠めた。

そのまま落ちながら、地面を抉りながら、駒のように大地から垂直にーーいるはずの場所を薙ぐ。

いない。

ほむら「こっちよ」

頭に、触れられて、落とされた。

杏子「づぁーー!?」

杏子「(ど、どうなっていやがる!?瞬間移動にしても速すぎる!)」



2連携、直後判定

↓2

>>214-215

杏子 1/5
ほむら 2/2

ーーーーーーーー

杏子「なら、これならどうだ!」

槍がバラけて鎖になり、ほむらの周囲を取り囲んだ。
逃げられるなら、逃げてみーー

ほむら「それで?」

目と鼻の先に、目と鼻の先。

額同士がぶつかり、星が舞う。
足を取られて、貴女は転ばされてしまった。

杏子「なっ、しまーー」


直後、1連携

↓1


ほい

>>219

杏子 0/5
ほむら 2/2

ーーーーーーーー

そのまま倒れた貴女に馬乗りになり、手を地に押し付ける。
貴女は容易く無効化されてしまった。

杏子「な、何だとーーこのアタシが」

ほむら「ふう……使い魔が来るわ。貴女も私も、こんな事をやる暇はないのよ」

※戦闘終了

ほむらは強めに設定してあります。
まずは時間停止の謎をとかなければですね。

今日は中断して寝ます。お休みなさい

だって看破グダるし……

テンコー

あ、いややっぱゴメン寝るわ

テンコー

ーーーー使い魔の結界

ほむら「……しまったわね。追わないと」

杏子「ま、待ちやがれ!」

彼女は貴女を放って二人が逃げた先に向かう。
貴女の背後には使い魔が数匹現れ始めていた。

杏子「くっ……」

1、使い魔を倒す
2、ほむらを追い掛ける

↓2

1

>>237

※モラル+1

ーーーー

使い魔「ーーーー」

杏子「くそ、わらわらと出てきやがって……」

杏子「アタシは今イラついてんだよ!」

直後戦闘判定
【魔術戦闘】+1
連戦-1

ほい

>>239

ーーーー

杏子「お、っと?」

少しばかりふらつく。
暁美ほむらに振り回された疲労がのこっていて。

使い魔の体当たりが貴女を吹き飛ばした。

杏子「くっ、この……」

次々に体を打ち付けてくる使い魔に、貴女は命からがら逃げ出したーー

ーーーー路地裏、夜

貴女は結界の消えていく方向へと向かった。

杏子「くそ……疲れてる」

魔力の感じる方に向かえば、そこにはマミとーーさっきの二人がいる。

杏子「何だ……マミかよ」

マミ「佐倉さん……?どうしたの貴女……って!」


貴女は意識を手放した。
それは単に疲労だったのだろうかーー





Days 3/3 終了

寝ますーおつかれです

テンコー

ーーーー

「ここは……?」

貴女は道を歩いていた。
とても無機質な道を一人で。

先は見えない。
一歩進めば、その少しばかり先の足下だけが明るく見える程度で、それではやはり物足りない。

貴女は後ろを振り返った。
こちらは良く見える。


魔法少女になりたての自分が死んでいた。
二匹目の魔女と戦った自分が死んでいた。
そして、そして、そして、そして。

やはり死んでいたのだ。

今の自分はそう、「あの時に死ななかった自分」で構成されている。

数多の自分の犠牲により、自分は成り立っている。

次は、誰の順番だろうか。

ーーーー見滝原、?

杏子「……ん……?」

貴女は目覚める。
妙に既視感を覚える部屋で眠っていたことを知った。

杏子「……ここは。いつ気を失った?」

杏子「睡眠不足ってのはダメだね……」

頭を掻きながら、一人呟く。

?「起きて一言目がソレかしら」

杏子「頼んでねぇしなーー」



杏子「マミ」







第二章「魔法少女の死」
Days 1/7



ノシ

ーーーー見滝原、マミの家、朝

杏子「事の顛末は分かったよ。あの野郎、一体何なんだよ……」

マミ「佐倉さんは、あの魔法少女について、何か知っているの?」

杏子「……知ってたとしても、アンタに教える義理は無いよ」

マミ「…………そうね。私と貴女は、仲間でも何でも無いもの」

杏子「ーー何でアタシを保護した」

マミ「なら貴女をあそこに置いていけと?」

杏子「だから、お節介なんだ。相変わらずだよ」

マミ「私の勝手でしょう」

杏子「分かっているなら、良いがねぇ」



沈黙。



1、ほむらについて話す
2、黙っている

↓1

1

>>257

杏子「……昔の馴染みだ。一応、助けてくれた事を反故にするような恩知らずって訳でも無い」

杏子「知っている事は話すーー」

ーーーーーーーー

※一章Days 2/3の情報をマミと共有しました

マミ「予言の魔法かしら……?」

マミ「佐倉さんの大切な人が死ぬ……と?」

杏子「意味が分からねーけどな。仲間になりたいとも言ってたし、アタシの事も知ってる風だった」

杏子「何を企んでるのやら、さっぱりだね」

マミ「……うーん?」

杏子「何を難しい顔をして、アンタらしくもない」ハハ

マミ「失礼ね……いや、でも」

杏子「……何だよ。言いたいことがあるなら言ってくれよ。アタシも言ったんだしさぁ」



マミ「……言いにくいのだけれど……佐倉さんの大切な、その、ご家族って……その」

全く、この人は。

マミ「だからその、暁美ほむらさんの予知って言うかソレは的外れだと思うのよね」

マミ「他に、誰か思い当たる様な人はいないの? 友達とか、そういう人は」

マミ「ソコを調べれば、何か分かるかもしれないわ」

杏子「……ああ」



1、自分の予想はマミだと伝える
2、黙っている

↓1

1

>>260

言ってやらにゃ、気付きもしないんだろうな。

杏子「アタシは目星が付いてるよ」

マミ「そうなの? ソレなら話は早そうね」

杏子「アンタだからな」

マミ「そうそう私ーーはい?」



杏子「聞こえなかったかい? アンタだってば」



※モラル+5

マミ「えっ、あの、それって?」アタフタ

杏子「アタシにそんな友達とか、人に恵まれる体質に見えるかい?」

杏子「強いて言や、アンタしかいないよ」

杏子「一応、世話にはなってたしな」

マミ「そ、そ、それって」

杏子「……勘違いすんなよな。今でもアタシはアンタのやり方じゃダメだと思ってるよ」

杏子「アンタだって無限に戦い続けられる訳じゃあ無いんだ。使い魔なんか相手にしてられない」



杏子「……じゃねぇと、潰れっちまう。アンタも、アタシも」



杏子「そういう意味では、強ち暁美ほむらの助言も間違いじゃないと思った。だからーー」

マミ「……だから?」

杏子「………………だから見滝原に来たんだよ」

直後マミ初期友好判定
失敗以下で普通

orz

>>264

※マミ【普通】を獲得しました

マミ「ま、まぁ良いわ」ゴホン

マミ「……となると」

杏子「ああ。アイツはアタシの事だけじゃなく、アンタの事も良く知ってるって事だ」

杏子「気を付けろよ。何だか、良くない事に巻き込まれてるみたいだからな」

マミ「気に止めておくわ」



杏子「ところで、アンタ学校は?」

マミ「休んだわよ」ハァ


ーーーーマミの家、昼

マミは紅茶を飲みながら何かを考え込んでいるようだ……

1、出かける(自由安価)
2、キュゥべえを呼ぶ
3、自由安価

↓1

2

>>271

キュゥべえ「やあ、やっと僕を呼んでくれたね」

キュゥべえ「これは君のシステム的な所に語りかけているセリフだ」

キュゥべえ「一章も終えたところで、君に方針を上げよう」

キュゥべえ「君に出来る事は幾つかある」

キュゥべえ「まずは自分を磨く事だ。磨くばかりでなく、新たな技術を身に付ければ、君の物語は円滑に進むだろうね」

キュゥべえ「それから、誰かと仲良くなったり悪くなったりすることだ。人に頼る事や、邪魔な存在を消すのも必要だからね」

キュゥべえ「また、君に特別な行動コマンドが与えられる事がある」

キュゥべえ「これは、君の物語に何の関係も無いが……様々な魔法少女と出合うーー戦う事になる」

キュゥべえ「勝ち取れば、君の能力は成長するはずだ。それに見合う強さも相手は持っているがね」

キュゥべえ「当面はこれだけだよ。ガンバってね!」

ごはんですので一旦切りますー

たぶん今のステータスは以下のとおり

佐倉杏子
【SG耐久】5/5
【SG状態】普通

【戦闘】41(66)【B】
【魔翌力】20(45)【C】
【精神】56(81)【A】
【魅力】24(24)【D】
【幸運】06(06)【E】

【モラル】34

【スキル】
【魔術戦闘】
系統:魔法
戦闘時、判定+1
【ベテラン】
系統:強化
【戦闘】【魔翌力】【精神】+25
【正義】
系統:アルカナ【ー】
発動条件:モラル50以上
効果無し
【信仰】
系統:通常【ー】
発動条件:【魔翌力】41以上【精神】41以上【幸運】41以上【モラル】75以上
効果無し

アルカナ開放にはモラルをあと16上げないと。

再開しますー

ノシ

ーーーーマミの家、昼

キュゥべえ「やあ杏子。こっちに帰ってきていたんだね」

杏子「ああ、まあな」



1、キュゥべえと話す(自由安価)
2、自由安価

↓1

1 ほむらに関する情報がないか聞く

>>286

キュゥべえ「無いね」

杏子「はあ? 何にもか?」

キュゥべえ「ああ。ボクを狙っている、と言う事だけだね。契約した覚えすら無いよ」

杏子「ん、待て。それは……」

マミ「キュゥべえと契約する以外に魔法少女になる方法があるの?」

キュゥべえ「無いはずだ。少なくともボクは知り得ない」

杏子「なるほど……逆に臭いな」


直後キュゥべえとの初期友好判定

>>288

※キュゥべえ【友好】を獲得しました

ーーーーマミの家、夕方

マミ「さて、そろそろ来るかしらね」

杏子「来客の予定かい?」

マミの「昨日の子たちよ。素質があるみたいだから……」フフッ

杏子「……そうかい」

1、鉢合わせる前に出かける
2、ここで待つ

↓1

2

>>290

杏子「アタシも少し興味あるね」

マミ「あら、貴女はてっきり嫌がる物だと思っていたけれど」

杏子「アタシは逆さ。いたいけな少女がマミに唆されないか見張るだけ」ハッ

マミ「イヤな言い方」ムゥ

杏子「そう言ったからな」

キュゥべえ「ボクとしては、魔法少女が増えるならソレに越した事は無いんだけれどね」

杏子「ハッ、この一帯はアタシだけでも十分さね」

マミ「あら、言うわね」



ドアの開く音で一旦会話は終わった。

ーーーー

さやか「おじゃましまーす!」

まどか「お邪魔します、マミさん」

マミ「いらっしゃい。暁美さんに何かされなかった?」

さやか「大丈夫でしたよ。流石に転校生も人目がある所では無理みたいです」

マミ「そう。それなら安心。一応守護魔法は掛けておいたのだけれど、必要無かったみたいで何よりね」フフ



杏子「賑やかだな……」

さやか「あっ、昨日の……転校生にやられたんだよね、大丈夫?」

杏子「やられてない」ムス

さやか「いやいや気絶してましたやんあなた」ウォ?

杏子「やられてねぇって」

まどか「ケガは無い? えーと……杏子、ちゃん?」

杏子「……人のプライバシーをペラペラ喋るような先輩に着いていって大丈夫なのかねぇ?」

マミ「う」ギク

さやか「ちょっと昨日話題に上がってねー。アタシはさやかでこっちのカワイイのがまどか。よろしくねー」

まどか「可愛くないよぉ……」テレテレ



1、確かに可愛い
2、……まあ、よろしく

↓1


1

>>294

杏子「ん、おお?」サワ

まどか「ひゃっ。な、何かな?」

杏子「ふむ……」スリスリ

まどか「ん、んぅ……?」

杏子「……確かに可愛らしいな」

まどか「ひゃい!?」ボンッ

さやか「わかってくれる!?」グッ

直後まどか初期友好判定
判定+3

シューティングスター

>>296

※まどか【友好・大】を獲得しました

まどか「も、もう! からかってる!」プンスカ

杏子「アタシはいつも客観的だよ」

マミ「(ちょっと複雑)」

さやか「いやあ話の分かる子で良かった!」

直後さやか初期友好判定

ウェイ

>>300

※さやか【普通】を獲得

マミ「さて、それじゃあお茶にして、本題に入りましょうか」パンッ



ーーーーーーーー

杏子「……」モグモグ

マミ「ーー以上が魔法少女の概要ね」

さやか「何でも願いが叶うのかぁ。金銀財宝ー、とか」フーム

まどか「願い事かぁ……難しいなぁ」

さやか「美味しい話ではあるけどねぇ……命懸けとなると」

まどか「ほむらちゃんや杏子ちゃんみたいに、魔法少女ってたくさん居るんですよね?」

さやか「あー、そうだよ! 何で魔女を倒す正義の味方がまどかを襲ったんだろう?」

杏子「……」

1、静観する
2、「正義の味方なんかじゃねぇよ」

↓1

1

>>302

キュゥべえ「彼女の狙いはボクだよ。新しい魔法少女が生まれるのを阻止しようとしたんだね」キュップイ

さやか「??」

マミ「魔法少女は必ずしもーー」

杏子「ーー味方同士って訳じゃねぇんだ」

まどか「えっ……」

マミ「……。魔女を倒すと、それなりの見返りがあってね。手柄の取り合いで衝突する事の方が多いのよ」ハァ

さやか「……じゃあ、まどかがキュゥべえに声かけられてるって目星つけてて、自分の都合の悪い敵を増やさない為に絡んできたってことか……」

マミ「多分ね……」


杏子「……」

1、静観する
2、「……そうは思わねぇけどな」

↓1

2

>>304

杏子「……そうは思わねぇけどな」

マミ「他に何か、ある?」ムッ

杏子「後輩の前で格好を付けたいのは分かるが、睨むなよ」

杏子「アイツは、アタシに助言したんだ。アタシが今ここにいるのも、そのせいだ」

杏子「分からない……味方であっても、敵であっても、説明が付かない」

杏子「多分、アイツはそんなに単純じゃあない。と、思う。勘だけどね」

さやまど「うーん……」

マミ「……余計悩んじゃった?」


暫しの沈黙。
貴女も、まとまらない考えに翻弄されていた。



マミ「ねぇ、それなら二人ともーーしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」

さやまど「ええっ!?」

杏子「はぁぁ!?」

マミ「魔法少女がどんなものか、自分自身の目で確かめてみればいいと思うの!」フフッ



1、静観する
2、「バカ言ってんじゃないよ」

↓1

1

>>307

こういうとこがさぁ。
学ばないんだよねぇ。

マミ「ーーーー」ニコニコ

さやか「ーーーー」アハハッ

まどか「ーーーー」ティヒヒ

遠いなぁ。おんなじ部屋にいるのにさ。



さやか「ーーあ、そうだ。杏子……も一緒にやるなら二班になるね!」

マミ「えっ……それは……」チラッ

杏子「……」


1、お断りだ
2、……仕方ない

↓1

1

>>310

杏子「お断りだよ」

さやか「えっ……何で?」

呆けた顔だ。

杏子「……マミが言ったろう。分け前の取り合いで衝突する事もあるってさ」




杏子「アタシはそっち側ってだけさ」




さやか「な、何だって!? アンタも転校生みたいに……!」

杏子「だが、お前らが魔法少女になるってんなら止めはしないよ」

まどか「え……」

貴女は徐に立ち上がって手荷物を纏めた。

杏子「甘い気持ちで、こっち側に来るんならーー潰して奪うだけだ」

さやか「あ、アンターー待て!」

マミ「美樹さん、良いわ」

さやか「でも!」

貴女は玄関に歩いていく。
振り返りは、当然しない。

杏子「世話になったね、マミ。今度は顔を合わせないと良いな」

マミ「……そうかしら?」

杏子「そうだよ」

杏子「その方がマシだ」



貴女は、それだけ言って立ち去った


※モラル-1

ーーーー見滝原、夜、路地

杏子「……冷えるな」

1、どこかへ行く(自由安価)
2、自由安価

↓1

QBを呼び出す

>>315

キュゥべえ「何の用だい?」ヒョコッ

1、自由安価
↓1

まどさやについて聞く

>>317

キュゥべえ「あの二人かい?」

キュゥべえ「美樹さやかはともかくとして、鹿目まどかの素質は尋常では無い」

キュゥべえ「魔女を退治するにしても、彼女とは契約したいと思うよ」

杏子「ふぅん……」

杏子「(なら、そういう事情も、暁美ほむらは知ってるのかねぇ)」

※幸運+1


杏子「もういいよ」

キュゥべえ「どこに行くんだい?」

杏子「適当」




夜風が冷たかった。





Days 2/7





正義の味方なんてのは、相応しい奴にしか出来なくて。



結局それはアタシじゃなかったのさ。



ーーーー見滝原、駅のホーム、早朝

杏子「……寝ちまってたか」

杏子「厄介な事になる前にずらかるかね」

1、どこかへ行く(自由安価)
2、自由安価

↓1

QBにソウルジェムが壊れたり、完全に濁りきったりしたらどうなるのか聞く

>>323

キュゥべえ「何だい杏子、藪からスティックに」

杏子「新手のギャグは良いから」

キュゥべえ「戦う事は出来なくなるだろうね。魔法も自由には使えないだろう」

杏子「そりゃそうだよなぁ……」

キュゥべえ「そうならない為にも、君たちにはグリーフシードが必要なんだよ」

杏子「……そう、だよなぁ」

杏子「(この前提は暁美ほむらにも当てはまるはずだ……)」

※幸運+1

ーーーー見滝原、公園、昼

杏子「うーん……」テクテク

1、自由安価
↓1

魔女を探す

>>328

杏子「うん……?」

直後魔女接触判定
昼-2

聞いたのに教えてくれないのか

QB「嘘は言ってないよ」

>>330

杏子「いない、か……」

1、安心する
2、残念がる

↓1

>>333

杏子「ふん……」

※モラル+1

行ける場所は安価次第です

ーーーー商店街、夕方

杏子「ブラブラするのも飽きてきたね」

1、どこかへ行く(自由安価)
2、自由安価
↓1

QBにほむらがいる場所を聞く

>>338

キュゥべえ『彼女の魔力は廃ビルから感じるね。僕もマミとその近くにいる』テレパシー

杏子「は、そうかい」ハハッ

1、廃ビルに向かう
2、どこかへ行く(自由安価)
3、自由安価
↓1

>>341
ちょっと中断します

再開します

ーーーー廃ビル、魔女の結界

杏子「なるほどねぇ……」

杏子「アイツらは奥かねぇ……む」

使い魔「ーーーー!」

直後戦闘判定
魔術戦闘+1

>>348

使い魔は鋏を持って貴女に斬りかかる。

杏子「うおっと……危ねぇ、なっと!」

僅かに擦り傷を作りながらも、貴女の槍は使い魔を突いていった。


SG耐久 4/5

※そろそろ夜だし安価伸ばそう


杏子「数が多いな……やってられないよ」

貴女は使い魔を置き去りに、結界の奥へと一目散に走り出した。


ーーーー結界深部

マミ「ーーーー!」



まどか「ガンバレマミさん!」

さやか「いけーっ!」

マミは魔女と戦っていて、二人はマミの防御結界の中から声援を送っていた。

杏子「よう。やってんな」

さやか「ーーあ、アンタ!」

さやか「ノコノコと何しに来たのよ!」


1、「マミが気になってね」
2、「暁美ほむらが気になってな」
3、「お前が気になった」
4、「まどかを気にしてるんだよ」
5、自由安価

↓2

>>352

まどか「わたし?」

さやか「何でだよ……さては転校生と同じなのか!?」

1、そうだ
2、いや、気に入ってるから

↓2

2

>>356

まどか「ウェヒっ!?」

さやか「え、あー、そういうアレ?」

杏子「ああ」

※魅力+1
直後まどか友好判定

>>359
友好値+2

杏子「それよりお前ら見てろ。クライマックスだ」



マミ「ふう……あっ」


さやか「マミさん、こっちに気付いたみたい」



マミは貴女を一瞥し、リボンで動けなくなった魔女にーー

マミ「ティロ・フィナーレ!」

ーー必殺を撃ち込んだ。

ーーーー廃ビル、夕方

マミ「来ていたのね」ニコ

杏子「まあな」ケッ



さやか「(まどか。これアレ? ツンデレってやつ?)」ヒソヒソ

まどか「(悪い子じゃないんだよ、きっと)」ヒソヒソ





マミ「これがグリーフシードよ」

まどか「わぁ……ソウルジェムがキレイに」

マミ「佐倉さんは?」

杏子「何もしてないのにいらないよ。それならそこのーー」



杏子「覗きにくれてやったらどうだい?」

マミ「そうね」



ほむら「…………」

さやか「転校生……何しに来たのさ!」

まどか「ほむらちゃん……」

マミ「……それとも、人と分け合うのは癪かしら? まるごと自分のものにしたかった?」

ほむら「いらないわ。それは貴女の獲物よ。自分だけの物にすればいい……」クルッ



1、静観する
2、ほむらを呼び止める
3、自由安価

↓2

>>366

杏子「待ちな」

さやまど「……!」

マミ「…………」

ほむら「……何かしら、佐倉杏子?」




杏子「↓3」

「あんたもマミを心配して来たのか?」

マミさんオンリーかよ

>>372

杏子「アンタも、マミを心配して来たのか?」

マミ「えっーー?」

まどさや「えっ?」



ほむら「……………………」

ほむら「私は、鹿目まどかが魔法少女にならないように見ていた」

ほむら「それだけよ」

ほむらは立ち去ろうとした。


1、(判定成功で)引き止める
2、黙って見送る
3、自由安価

↓2

1

>>378

杏子「待て、まだ話はーー」

ほむら「……」ヒュンッ

さやか「わっ……転校生、消えた……」

マミ「……分からないわね。敵ならもっと、仕掛けてきても良さそうなものだと思うのに」

杏子「そうできない事情があるかーー」



杏子「そうしたくないのか、どっちなのかねぇ」



※漫画版に「いじめられっ子の発想ね」のシーンが無いことに気付きました

ーーーー路地、夜

さやか「じゃあマミさん、さよならー!」

まどか「今日はありがとうございました」

マミ「良いのよ、気を付けてね」ニコニコ

杏子「……」

1、静観する
2、「気を付けて帰れよ」
3、「危ねぇだろ、送るわ」
4、自由安価

↓2

>>385

さやか「え、いいよいいよ……って言うかそういうキャラだったの?」

杏子「……魔法少女に巻き込まれて事故に合うなんて事があったら後味悪いしな」

杏子「そういうケアも考えなよー? マミ」

杏子「今日はアンタ疲れてんだろ。変わってやるよ。貸し一つな」

マミ「あ、ありがとう……?」

杏子「行くぜ、お前ら」スタスタ

まどか「あっ、待って……」トテテ



マミ「…………」



1、何事も無く二人を連れていく
2、マミにテレパシーしつつ、送る

↓2

2

>>389

杏子『で、貸しはいつ受け取りにいけばいいかねぇ?』

マミ『……! 別に今晩でも、私は構わないわ』

杏子『なら、後から取りに行くとするよ』



※モラル+1
※魅力+1
直後マミ友好判定

ほい

>>393
友好値+3

ーーーー帰途、夜

さやか「アンタはさ」

杏子「うん?」

さやか「一体どっちの味方なのさ?」

まどか「さやかちゃん、やめようよ……?」

杏子「そうだなぁ……」


1、「マミの味方だ」
2、「ほむらの味方だ」
3、「どっちでも無いよ」
4、自由安価

↓2

3

>>396

杏子「どっちでも無いさ。アタシはアタシがやりたい様にやる」

杏子「それとぶつかってくる奴が、アタシの敵だよ」

さやか「……うーん。じゃあ、マミさんは?」

杏子「今の所は、どっちかって言うとアタシの方が泥棒だからね」

杏子「あんまり見てられない様なら手を出すかもだけどさ、今は波風立てるつもりは無いよ」

さやか「そっか……なら良いや。これからもよろしくね」

※モラル+1
直後さやか友好判定

ほい

>>400
友好値+2

※さやかを送っていきました。

まどか「……」

杏子「……」

静かだ……

1、何か話題を出す(自由安価)
2、黙っている
3、自由安価

↓2

食うかい?

>>404

杏子「……食うかい?」スッ

まどか「あ、ありがと」パクッ

まどか「……」カリカリ

杏子「……」

杏子「↓3」

>>408

風呂入りながら全裸でss書いてる。全裸で

>>409

杏子「……」カリカリ、パキッ

杏子「マミはさ」

まどか「?」

杏子「カッコイイし、強いし、まどかから見たら凄い奴だと思う」

まどか「う、うん。そうだよ」

杏子「アタシも、そう思うよ」



杏子「そんな姿に憧れて、あの人に着いていった頃もあった……」



まどか「……ならどうして、杏子ちゃんはマミさんと別れたの?」

杏子「……」

1、黙っている
2、少し話す
3、自由安価

↓2

全部話す

>>412
ちょっと凄まじい安価に時間を掛けざるを得ない

>>412

杏子「人間ってのは、弱くてな……」

まどか「…………」



杏子「アタシも、誰かを守ろうと魔法少女になったんだよ……」

杏子「マミさんと出会って、あの人を追い掛けて追い掛けてーー」

杏子「この人の隣で戦っていたいと、ずっと思ってた」

杏子「だけど、アタシには出来なかった」

杏子「誰も彼も助けるなんて、出来ないって分かったんだ」

まどか「……何があったの?」

杏子「……アタシの願いのせいで、救いたかった人が死んだ」

杏子「……死んじまいやがった」

まどか「…………」

杏子「結局、他人の為に魔法を使ったからさ。自分の為だけに、この力を使っていればーー傷付くのは自分だけで済んだ」



杏子「その時決めたんだ。この力はもう、自分の為にしか使わないって」



杏子「だから、アタシはーーそう」



杏子「あの人の隣には、居られないんだよ」



杏子「きっとあの人ならまた、相棒を見つけられるはずだって信じてる」

杏子「だからさ」

杏子「半端な覚悟の奴には、そこにいてほしくないんだよ」

杏子「これは、まどかにも言ってるんだ」

まどか「……うん」

まどか「でも」

杏子「何さ」

まどか「マミさんも、きっと……やり直したいって、そう思ってるとーー私は思うよ」

杏子「それでもーー」

何気無く見上げた空の星明かりが、とても痛い。


杏子「アタシは、アタシを許せてないから」


ーーーーまどかの家、夜

杏子「っと、ここかい?」

まどか「うん。ありがと、杏子ちゃん」

杏子「良いってことよ、じゃあな」クルッ

まどか「杏子ちゃん」

杏子「ん?」

まどか「杏子ちゃんを、杏子ちゃんが許すためには、どうすればいいかな……?」

杏子「さぁね……」


杏子「アタシにも、思い出せないから」




※モラル+3
※魔力+1、幸運+1
直後、まどか友好判定

ほい

>>420
友好値+3

杏子「…………」

1、約束通りマミの家に行く
2、自由安価

↓2

>>423

ーーーーマミの家、夜

杏子「よう」

マミ「来たのね。紅茶は?」

杏子「マミのなら何でも心配ないだろ」

マミ「そう」クスッ

ーーーー

マミ「二人は?」

杏子「ちゃんと家まで送ったよ」

マミ「そう、良かった……」


沈黙。


1、黙っている
2、話題を出す(自由安価)

↓2

2切り出す

自身が出てきたってことじゃねぇの?

えっ、上げなきゃ投下来たの皆分からないんじゃない?

>>429

杏子「……なあ、マミ」ズズ……

マミ「何かしら?」

杏子「↓3」

びっくりするぐらいハイスペな杏子さん

>>435

杏子「暁美ほむらの手の内が見えない」

マミ「私の見る限りでは、瞬間移動系だと思うのだけれど……」

杏子「……実際戦ってみれば分かるんだが、その手にしちゃ予備動作が無さすぎるんだ」

杏子「あんだけ細かく、正確に、素早くやれるような物じゃないし、それなら距離を取りながらマミみたいに遠距離からやればいい」

杏子「となれば、そういう使い方も出来る魔法ってことになる」

杏子「……突拍子も無いけど、時間でも止めてるんじゃ無いかと思うよ」

マミ「そんな……流石に、そんな魔法があるなら勝てないーー厳しいわよ」

杏子「アイツの変な余裕も、魔法に自信があるからだと思う。どっちにせよ、今度見付けたら試してみなきゃならないね」

※魔力+1

ーーーー深夜

杏子「さて、そろそろお暇するよ」

マミ「……今は、どうしてるの?」

杏子「宿かい? まあ、適当にね」

マミ「…………」



1、泊めてくれるかい?
2、黙っている

↓2

図々しいと思うけど1

>>439

マミ「ーーえ、えぇ! 構わないわよ!」



そう答えた彼女はとても嬉しそうで。

だから貴女は、止めてくれと願った。



※モラル+1
直後マミ友好判定

ほい

>>441
友好値+3




Days 2/7 終了


よっしゃー今日はもう休むよ
みんな安価おつかれー

テステス

何と言うか、参加してくれている層がとても真面目な方ばかりなんですよね
活気は速報でも全体的に少し減った感じがしますが、本当に好きな人だけが居る感じがして良いですね

最近王道物の苦難と冒険とハッピーエンドの活劇物のSSを読むと泣いてしまいそうになる>>1です今晩は。

テンコー




Days 3/7






人生は時々行き止まる。


ーーーー見滝原、マミの家、朝

貴女は少し遅めに目を覚ました。
何だか、こんなに熟睡したのは久し振りの様に感じる。

テーブルの上には丁寧に朝食と、簡素な手紙。

マミ『お寝坊さんへ。ごはんはちゃんと食べるのよ』

杏子「…………」ジトー



杏子「母親じゃああるまいし」モグモグ

ーーーーマミの家、朝

ペロリと平らげ、貴女は一息吐く。

このままここに居ても暇だろうが、どうしようか?

自由安価
↓2

風見野で魔女探し

>>468

杏子「……巣を空けるのも、ちと不安かねぇ。今日はあっちに足を伸ばすか」

貴女は身なりを調え、当たり前の様に玄関から家を出てーー指を鳴らした。

カチャリ、と音が鳴って鍵がしまる。

合鍵なんて必要ないな、なんて思いながら。

ーーーー風見野、昼

杏子「さーて、どの辺から回ろうかね」

杏子「と言っても、この辺りだからねー……」

※風見野は見滝原ほど都会ではない代わり豊かな自然があります

自由安価
↓2

御嬢様学園

>>472

杏子「まあ基本は人の集まる所、だよな」

貴女は街を適当に歩きながら、陰湿な気配を辿る。
ふと、背筋に感覚。
立ち止まり見上げるーーそれは校舎だった。

杏子「学校、か」

貴女は高い塀を一飛び、あっさりと中に忍び込む。


直後、接触判定

>>474

いや、忍んだかと言えば、そうでも無かったようだ。

?「あ、貴女は……?」

杏子「あー、気にすんな。通りすがりだから」

1、適当にあしらって逃げる
2、気絶させる

↓2

1

>>479

杏子「そんじゃ、急いでるから」

貴女は本当に適当にその場から走り去った。

?「あっ……行っちゃった」




だって好きじゃないんだ。
シスターの格好をした女なんて、見るのも嫌だよ。




ーーーー学園、昼

杏子「さて、魔女を探しに来たわけだが……」

昼休みなのだろうか、そこら中人目まみれだ。
育ちの良さそうな女子ばかりだと見るに、そういう学校だろう。

自分とは大違いだ。

さて。

1、魔女を探す
2、自由安価

↓2

2 さっきの人物の観察

>>483

杏子「んー……お?」キョロキョロ

貴女が物陰に隠れながら探索を続けていると、先程の少女を見つける。

杏子「目立つなぁ、アイツ」

杏子「……うーわ」



その少女は、学園内に建てられたーー教会に入っていった様だ。



1、後を追う
2、放っておく

↓2


1

>>486

ーーーー神々しい、汚い聖堂

少し重い扉を開く。
造りも良く、手入れもされている。おおよそお手本の様な教会だ。
ステンドグラスから射し込む光は柔らかく暖かい。
ここに居るだけで、心が洗われる様だ。



反吐が出る。



?「……あら?」

?「貴女は……先程の」

杏子「邪魔したね。そのまま祈ってていいよ」

少女は一人で、誰かもハッキリしない像に祈りを捧げていた。

?「教会に用があったのですね」

杏子「ーー違う」

?「え? それでは……貴女は何故ここに……?」

杏子「嫌いなんだよ。神様ってのが」

?「そうですか……ですが、貴女にもいずれは分かりますよ」

杏子「それもそうだ」



杏子「アンタも、神様なんてのが何の役にも立たない事を知れば、ちっとは分かるかもね」

少女は貴女の物言いに、流石に不満そうな表情を浮かべる。

杏子「大体そうだろう? そこの像のオッサンだって、誰も話を聞いてくれなきゃ一生を凡人で終えたはずだよ」

杏子「そんな人間一匹の話を真に受けちゃってまあ、ってのが感想」

杏子「人はみんな一人で生きてかなきゃならないのにさ」

?「……辛い目にあってきたのでしょうね。でも、祈りは確かに届きーー」



杏子「勝手にアタシを語るんじゃないよ」


貴女は、少女に槍を突き付けた。

?「ーー!」

杏子「世の中には、アンタの知らないことが沢山ある。その一つが、これだよ」

いきなり表れたソレに面を食らった様に見え、

?「貴女、魔法少女ーー?」

武器を握り直した

杏子「……驚いた。同業かい」

?「ええ。この槍、退けてほしいのですが」

杏子「……チッ」

ここで厄介な事になるのもマズいと思い、一度下ろす。

そのムカツク女は裾を摘まんでお行儀良く挨拶した。



クレア「クレアと申します。どうか善き出会いとなれば嬉しく思います」


ねーむーいーので寝ます。
お疲れ様でした

そういえば因果の特異点やレッドソウルはどうなったの?
Liteになってから触れられてないけど

>>498
レッドソウルは一応は残ってますけど、簡素な物になってますしまだ出ませんので……

下げ忘れギルティ

>>501
やっぱり前のものと同様に何か条件を満たさないといけないの?

>>503
まどか☆マギカリバースの【謎の少女】クリアで開放する予定ではあります

この時間から始めて人がいるかどうか

ーーーー学園内、教会、昼

鐘の音が、重く遠くに聞こえた。

クレア「あら、予鈴です。それでは失礼しますね」

杏子「許可なんて必要ないよ。さっさと行きな」

クレア「では……」

貴女のぶっきらぼうな物言いにも、彼女は柔らかな笑みと共に会釈してみせた。

杏子「あー、もう」

魔女を探しに来ただけなのに、ついちゃいない。
貴女はそう思いながら、居心地の悪いそこから離れた。

ーーーー風見野、夕方、市街地

杏子「気分が悪いね」テクテク

1、どこかに行く(自由安価)
2、自由安価

↓1

マミホーム

>>511

杏子「……帰るか」

と、いう言葉がすんなりと出てきて。
そう、自分でもーー驚いた。

ーーーー見滝原、マミの家、夜

杏子「大分遅くなっちまったな……ん?」

杏子「鍵が朝のままだ。アタシの魔力が残ってる……まだ帰ってないのか」

杏子「てっきりお付きの後輩を連れ込んで茶でもしばいてると思ったんだけどねぇ……」




『貴女の大切な人、もうすぐ死ぬかもしれないから』




杏子「…………」


1、マミの家で待機
2、出掛ける

↓1

2

>>515

杏子「マミの魔力を追うにしても、アタシじゃ広範囲は無理だ……」

心配な訳じゃない、と自分に言い聞かす。



直後直感判定

ゼロはクリティカル(最高値)です
>>517

ーーーー公園、夜

もう電灯の明かりしかない、なのに暗くもない贅沢な公園で、二人の魔法少女がいた。

噴水の回りを円形に囲う階段の上には、見下ろす暁美ほむら。
噴水の傍らには彼女に背を向けたままの巴マミ。

マミ「……ずっとそうやって嗅ぎ回るつもりなのかしら、暁美ほむらさん」

ほむら「…………」

マミ「都合の悪い事には黙り?」





杏子「会話に大事なのはキャッチボールだぜ」

杏子「受け手も悪いが、マミももう少し緩い球から放ってやりなよ」



と、冴えた自分を誉めながら。
貴女は外灯の柱に背を預けてそう言った。

※モラル+1

マミ「佐倉さん……」

杏子「よう」

ほむら「……貴女たちに」

杏子「貴女たちに……何だい?」

ほむら「貴女たちに手を出すつもりは無い。もちろん、縄張りを荒らすような事もしない」

マミ「信用できると思っているのなら、随分と貴女は能天気なのね」

ほむら「私は、鹿目まどかが契約しなければそれでいい……」



※ほむらは立ち去ろうとしている。

1、引き留める(判定成功時)
2、見送る
3、自由安価

↓1

1

>>521

杏子「待てよ」

ほむら「……失礼するわ」

そう言って、彼女は盾だけを取り出した。
その機械仕掛けが動き出すーー

寸前、貴女は彼女の腕を掴んだ。

ほむら「ーー離して……!」

マミ「……むっ」

杏子「……お。この状態じゃああの魔法は使えないのか?」

ほむら「……くっ」

どうやら当たりらしい。

1、逃がさない様、全身で羽交い締めにする
2、お望み通り離してやる

↓1

2

>>523

杏子「離してほしいか?」

ほむら「…………!」

杏子「そう睨むな、ほら」

ほむら「……?」

マミ「ーー佐倉さん!?」

杏子「うるさいな。離してほしそうだったから離しただけじゃん」

ほむら「……何故」

杏子「いや、縄張り荒らす気も無いんだろ。お前はまどかが魔法少女にならなければ満足」

杏子「違えた時にぶっ飛ばせば良いだけだろ。違うか、マミ?」

マミ「ーーでもそれは! 私たちの戦力を削ぐ為に過ぎないのよ!」

杏子「だとしてもな」




杏子「↓3」





>>525

>>527

杏子「アタシとアンタじゃ不足か?」

マミ「それは……でも」



マミ「……貴女は私と一緒に戦う訳じゃない。そもそも、その言葉は、違うわ」



1、「使い魔には興味ないが、魔女なら手伝ってやらなくもないよ」
2、「違うかどうかは、マミの意思次第さ」

↓1

2

>>529

マミ「何ですって……」

杏子「アタシを信じるなら、アタシは味方さ」

杏子「アタシを信じないなら、アタシは敵だよ」

杏子「マミはどうしたい?」

マミ「…………私は」

杏子「まあ、ってな事を喋ってる間にアイツは逃げてんだけどね」

マミ「あっ」

杏子「相変わらず抜けてるな。マミ」ニヒヒッ



※モラル+1
※直後マミ友好値判定

>>531
※友好値+4

杏子「さて、帰るか」ノビー

マミ「か、帰るって貴女……」

杏子「何だい?」



杏子「今日は泊まるのは無理だったか?」




Days 3/7 終了


※マミの友好が【友好】に上がりました





信じても、生きることが出来なかったから。
信じなくても、咎められはしないだろう。






Days 4/7


ーーーー見滝原、マミの家、朝

杏子「……今朝もいないか。早起きなことで」フワァ

今日も学校だろう。

1、家で休む(自由安価)
2、どこかへ出掛ける(自由安価)
3、自由安価

↓1

3 ほむらについて少し考える

>>539

杏子「アイツは一体何が目的なのか……何故、まどかに拘るのかが分からねぇ」

杏子「さやかだって魔法少女の素質があるんだ。戦力を増やすのを止めたいなら、さやかの契約にだっていい顔はしないだろ」

杏子「それはまどかの素質が凄まじいから、で説明できなくは無い」

杏子「なら、さやかなんかは驚異にならない……と、知ってるのか?」

杏子「いや、まどかの素質が凄い事を何故知っているんだ……?」

杏子「そんな奴は滅多にいない……のに奴はそれも把握している様な雰囲気がある」

杏子「……なら、まどかの……素質の高さにはーー」



杏子「ーーアイツが一枚噛んでるのか?」



杏子「いや、それなら今その状況を止めようとするはずがない。望んでまどかの素質を高めたなら、それは魔法少女になるためだ」

杏子「……分からねぇな」



※精神+1

ーーーーマミの家、昼

杏子「ちょっと考え過ぎたな、もう日が高い」

1、出掛ける(自由安価)
2、家で待機(自由安価)
3、自由安価

↓1

1マミの様子を見に行く

>>543

ーーーー見滝原中学、昼、屋上

杏子「良さそうなもん食ってんじゃねぇか」スタッ

まどか「あれっ、杏子ちゃん?」

さやか「どしたの? 何か用事?」

マミ「何かあったのかしら?」

キュゥべえ「まどか、早くその肉団子を僕の口に放り込んでくれないと、この体勢のままでは全身が筋肉痛になってしまう」プルプル



杏子「いや、ちょっとな」

1、まどかと話す
2、さやかと話す
3、マミと話す
4、キュゥべえと話す
5、自由安価

6、乗り込む

↓1

1

>>545

杏子「(マミは良さそうだな)」

杏子「アタシも小腹が空いてるんだ。少しばかりで良いんで分けちゃくれないか?」

まどか「うん、いいよー。はい、どうぞ」スッ

杏子「あーん……んむ」モグモグ

杏子「美味い」ゴクリ

まどか「えへへ、パパも喜ぶよ」

杏子「親父が作ってんのか?」

まどか「ウチはママが働いてるから、それで」

杏子「おー、なるほどな……そういうのもあるんだな」

さやか「ちなみにまどかはアタシの嫁だからなー!」

杏子「結婚式の時にかっさらうから問題は無いな」

まどか「あはは……」



※魅力+1
※幸運+1
直後、まどか友好値判定

ほい

>>547
友好値+4

杏子「お、チャイムか。ほら、行きな」

まどか「うん……あの、杏子ちゃん」

杏子「アタシは学校が嫌いだ」

さやか「え」

杏子「だから気にするなよ、な?」

まどか「う、うん。わかったよ」

杏子『暁美ほむらに動きは?』

マミ『無いわ』

杏子『上々。気張りすぎんなよ』

ーーーー市街地、夕方

杏子「さて、大分日も落ちてきたね」

1、どこかに行く(自由安価)
2、マミの家に帰る
3、自由安価

↓1

魔女を探す

>>550

杏子「さてさて、最近は休暇続きだし……そろそろ体を動かさないとね」

直後魔女探索判定
夕方+0

>>552

直後魔女の強さ判定
0に近いほど強力

弱いの来い

>>556
(アカン)

>>556

ーーーー魔女結界、斑の平原

杏子「都会のど真ん中に大草原ってか? 笑えるね」

貴女は、歪な色の空の下でーー首が胴体まである、スカートを履いた下半身だけ人間のキリンを見て言った。

杏子「弱そうだし、一気に仕留めさせてーーもらうよっ!」


※戦闘開始

※お ま た せ

キリンの魔女
【SG耐久】1/1
【SG状態】魔女

【戦闘】1(1)【E】
【魔力】1(1)【E】
【精神】3(3)【E】
【魅力】1(1)【E】
【幸運】27(27)【D】

【モラル】0

【スキル】
【監視する自然】
系統:魔法
戦闘時、判定+0
死亡時復活
【魔女】
系統:強化
全ステータス+0
【星】
系統:アルカナ【ー】
発動条件:全ステータス合計200以上
効果無し
【待望するもの】
系統:通常
戦闘時、判定-1

ーーーー

1連携!
直後戦闘判定

【魔術戦闘】+1
【待望するもの】+1

ほい

>>564
微妙にご飯休憩

>>564

ーーーー

杏子「行くぜぇっ!」

まっすぐ走って敵に向かい、素直にーー迎撃する為に魔女は首を振り上げて、貴女に叩きつけようとする。

杏子「遅い遅い!」

半身、背に風を感じる程に紙一重で躱してやりーー回転する、唸りを上げた魔法槍が魔女の胴体ーー首を、飛ばした。

杏子「やりぃ!」

※戦闘終了
※モラル+2

※経験値1獲得。
※好きなステータスを1強化できます

【戦闘】41(66)【B】
【魔力】23(48)【C】
【精神】57(82)【A】
【魅力】27(27)【D】
【幸運】10(10)【E】

↓1

戦闘

>>568
※割り振りました

杏子「よしよし、楽勝だぜ……グリーフシードはどこだ?」

杏子「首の方かーー?」

貴女は背筋に違和感を覚え、空を仰ぐ。
結界が、消えていかない。

杏子「どうなってーーうわぁ!」

眼前に落雷。
咄嗟に魔法障壁を張ったお陰で衝撃は無いが、まともに喰らえばしばらくは目が覚めないだろう威力だった。

暗雲が天を覆う。
混沌とした結界は捻れて消えてーー岩が粉になって出来たような大地のみが、足元の全てだった。

杏子「や、ヤバそうじゃねぇかーー!?」

キリンの首に稲妻が叩きつけられた。
光に貴女の目は眩む。

杏子「う……なっ!」

杏子「……じょーだん。キツいぜ全く」

目の前に再び立ち上がった魔女ーー魔女らしくは無いがーー金属質な体に輝く角を持った、駿馬の如くーーその様相を呈していた。

※戦闘開始

麒麟の魔女
【SG耐久】15/15
【SG状態】魔女

【戦闘】95(155)【EX】
【魔力】86(146)【EX】
【精神】73(133)【EX】
【魅力】60(120)【S】
【幸運】99(159)【EX】

【モラル】100

【スキル】
【嘶き続ける紫電】
系統:魔法
戦闘時、判定+2
【神獣】
系統:強化
全ステータス+40
【星】
系統:アルカナ【EX】
二桁目が大成功以上の時、効果3倍
【天嘶轟雷】
系統:通常
攻撃成功時、敵仲間を一人、戦闘不能にする
【天衣無縫】
系統:通常【EX】
全ステータス+20
戦闘時判定+3
非戦闘時判定+3

ーーーー魔女結界

杏子「…………」

貴女は槍を構え、どうした物かと思案していた。

杏子「……?」

ふと気付く。
魔女はこちらを見ているばかりで、仕掛けてくる様子は無い。

杏子「……刺激しなけりゃ、逃げられるか……?」



1、結界から脱出する
2、仕掛ける

↓1

>>573

※モラル-1

杏子「ちっ……ずらかるよ」

使い魔の一匹もいない結界を、貴女は驚くほどあっさり抜け出した。

※戦闘終了

>>573
ちょっと休憩
この様に魔女を倒すとステータスを上げる事ができます。
麒麟さんはモラル100やから……(震え声)

テンコー

ーーーー市街地、夜

杏子「あんな化けもんとやってられっかよ……」

1、何処かへ行く(自由安価)
2、自由安価

↓2


マミとほむほむに、怪物がいるぞと注意する

>>601

二人の反応は様々だった。

マミ『そんな魔女が……! 近々狩らなきゃいけないわね』

ほむら『興味無いわ』

※モラル+1



もう夜も遅い……

1、マミの家に帰る
2、何処かで夜を明かす
3、まだ少し出歩く
4、自由安価

↓2

>>604

ーーーー落書きの酷い屋敷、深夜

杏子「ーーん?」

貴女は適当に街を歩いていた。
あんまりマミの世話にばかりなっていてもアレだろうと思い、見滝原に別荘代わりになりそうな場所を探しながら。

杏子「お、空き家かね。ラッキーだ」

そんな夜長に、貴女は落書きまみれの外壁が続くーーそれなりに広そうな屋敷を見つけた。
人気は感じない。

1、ちょうどいい。ここを宿にしよう
2、自由安価
3、立ち去る

↓2

>>606

>>608

杏子「ちょうど良かったや。ここ、使わせてもらうかねぇ」

貴女はその建物の外壁を飛び越え、中に侵入した。

杏子「しかしきったねぇなぁ。明日あたりに魔法で何とかしよ……アタシの巣になるんだしさ」

※モラル-1

玄関の鍵は閉まっていた。

杏子「ま、当然か」

1、魔法で開ける
2、庭のテーブルセットの脇で夜を明かす

↓2

>>611

杏子「ま、こんなのはちょちょいのちょい……ってね」カチャンッ

杏子「主人のお帰りだよっと」

※モラル-1

ーーーー屋敷の中

杏子「おや、電気は生きてんのか」

貴女は壁にあるスイッチを入れ、明かりを灯した。
部屋が多い上に家具がそのままだ。
窓ガラスが割れてたりと荒れ気味なのは我慢するとして、ベッドでもあれば幸いだ。

適当にドアを開けていき、寝室らしき部屋を探す。

奥の方に、どうやら当たりがあったようだ。
薄暗いが、広い立派なベッドは月明かりで見える。

1、部屋に入って布団にダイブする
2、自由安価

↓2

>>614

杏子「さて……何か目ぼしい物は無いかねぇ……?」

※モラル-1

杏子「……おや?」

よく見れば、部屋の隅に人の気配。
打ち捨てられた毛布かと思っていたが、中に誰かくるまっているようだ。

杏子「(マジかー……)」

1、そっとこの建物から立ち去る
2、ソイツをどうにかする

↓2

>>617

※モラル-1

悪いが、今日は追い出させてもらおう。

毛布を掴み、思いきり引き剥がした。
中身が床に転がり出る。

杏子「悪いな、オッサン。ここは今日はさしあたってアタシの寝床ーーああん?」

?「ら……乱暴しないで下さい……」



杏子「女ぁ?」

?「……女の子……?」



銀の髪が、月明かりに映えていた。




Days 4/7 終了


今日は終了します。
ところでゴールデンウィークまでの土日が消滅したんですがどういう事ですかね(白目)

休みが、ない

テンコー

ーーーー

胸が焼け憑く様な痛みがする。
その身体に傷は無く、健やかで、溌剌だ。

でも、迚も痛い。唯々痛い。

辛くて、苦しい。

手から何かが零れ落ちていく、それはきっと大切だったもの。
嘗て大事だった何か。
いや多分、今でも。

吐く息が熱い。
煮え滾る、この中身と。
冷え滞る、この外身とが。




生きる理由はあったんだ。
生きてる意味も見つけたんだ。

本当にそうだったんだよ、と訴えて。



貴女は磔刑になった。


ーーーー

杏子「……寝覚めの悪さは直りゃしないのかねぇ」

?「あら、起きましたか?」

杏子「起きるまで待ってたらそりゃ起きるだろうに」



杏子「変な奴だな、『織莉子』は」



直後織莉子初期友好判定

>>643
※織莉子【普通】を獲得しました

ーーーー織莉子邸、朝

杏子「飯まで、悪いな」

織莉子「いえ……貴女も行き場が無いのだろうと思いまして……」

杏子「失礼だね。アタシだって根なし草じゃない……と、思う」

織莉子「……ごめんなさい、言い過ぎでした」

杏子「ああ、いや、いい。やりにくいな、アンタ」


昨日は、宿を探している事を伝えたらあっさりだった。
夜の闇にアタシみたいなか弱い少女を放り出すような奴ではないみたいだけどさ。
何か随分とびくびくしてる。



1、ここから立ち去る
2、織莉子と話す
3、自由安価

↓2

>>649

杏子「アンタは、学校とか行く年じゃあないのか?」

織莉子「いえ、その……」ウ……

杏子「……訳ありならいいよ。言わなくて」

杏子「アタシだって人の事は言えないし」

織莉子「……貴女は私を毛嫌いしないのですね」

杏子「え、何でさ?」

杏子「仮にも一宿一飯の恩を受けたんだ。悪くは思ってないよ」

織莉子「いえ、あの……」

杏子「歯切れが悪いなぁ……つまり何さ、嫌われたいのか?」

織莉子「いえ、それは……」

何か隠しているのか?

※精神+1
直後織莉子友好値判定

言わなくて良い、言いにくいなら

>>651
※友好値+3



すいません寝ます。
最近夜起きてられない

アカンはよ進めな。
杏子ちゃんが朝ポエム言うだけのスレになってしまう

買わなきゃ(使命感)
初回版にしかついてないのかね

(昔から千和は天才って言われてるのも納得よ)

はよ買わなななな

昨日即注文した

今日はやります(宣言する事によってサボりを防止するスタイル)

何か荒らしみたいなの多いみたいね。
ここはひっそり書いてるから大丈夫だけど

ヤルヨー

ーーーー

貴女は朝食を一通り食べ終え、一息つく。

織莉子「お口には合いましたか……?」

杏子「ああ、旨かったよ」

素直な感想を率直に伝えた。
この手の手合いは自信が無さすぎるから。

織莉子「それは良かった」

本当に小さく、穏やかな笑みを彼女は見せた。
弱々しさをありありと感じざるを得ない。

杏子「(さて)」

1、特に用も無いし、引き上げる
2、落書きの件について
3、自由安価

↓2

2

>>678

そう言えば、落書きを消そうと思っていたんだ。
しかし、住人がいるとなればここは拠点には出来そうにない。

杏子「そういやさ、外のあの、酷い落書きは何なのさ? 現代アート?」

織莉子「あれは……その」

杏子「……何か、アンタは回りに嫌われてるようだね。大層な悪人なのかね」

織莉子「ーー私は!」

急に声を荒げる彼女。
自分の叫び声にハッとしたのか、すぐに調子は戻ったが。

織莉子「私は、何もしていない……お父様だって、きっと悪くない……」

気になる単語が聞こえた。

1、「何もしていない」
2、「お父様」

↓2

1と2

吐くほどの無茶振り。選択肢とは一体。

>>681

杏子「ん……どういう事だい? アンタも親父に振り回された口かい?」

彼女は開けた口を一度閉じーーゆっくりと、脅えながら再度開いた。



織莉子「……私のお父様は議員でした」


ーーーー

美国久臣は清い人間だった。
子供心にも、そう感じ、誇れる程には。

良き世界を。その為に良き国を。その為に良き街を。
皆の為に、娘の為にーー身を粉にして政治の沼に足を踏み込んだ。

軈てその努力が徐々に実を結び、彼は力を持つ。

娘は賢く、美しく育った。
母親も無しに、とても健やかに。

信頼され、賞賛される日々。
良き人間であろうとして、其れを疑わず、娘は唯ひたすらに正しく生きていた。

妬まれ、疎まれる日々。
良き人間であろうとして、其れを疑わず、娘は唯ひたすらに正しく生きていた。

一言目には「美国の娘」。
いや、二言目も三言目も、その次もその次も。
強く完全で無欠を求められた。
それに応え続けた。
敗北してなるものかと、更に自分を磨き育てた。

全ては信ずる者の為に。













ある日、彼は首を吊って死んだ。

それからは笑う程に瓦解した。
何が崩れたか分からない程に、何もかもが。

きっと、最初から破綻していて、それに気付いていなかっただけなのだと、結論付けて、結論を告げられただけ。

娘はしかし何も変わらなかった。
父親が死んだ悲しみは当然ある。
父親が死を選ぶまで気付けなかった鈍感さを恨みもした。

だがそれ以上に、異常に彼女は成熟さしていた。
まだ幼さの残る顔付きには、不相応な凛々しささえ見え隠れしている。

だけどそう、いつもそうだ。
誰かを、誰か足らしめるのは、その本人ではない。決して、ない。

彼女に価値は無くなった。
「美国」の意味は無くなってしまった。

父親は死して尚、世間に迫害された。
体裁の良い槍玉に挙げられ、やれ不正議員だのとレッテルを貼られ。
そして美国は地に落ちた。

正しく生きていたのに、悪になった。
正しく生きていようが、悪になった。





私は、何も変わっていない。と、言うのに。

誰も、もう聞かない。

ーーーー

織莉子「…………」

杏子「なるほどねぇ……まあ」

貴女にも、思い当たる節が父親にあった。

杏子「理想なんて求めすぎるもんじゃないって事だねぇ……」

杏子「正しい事は正しい。けど、人間が皆それを出来るかは別問題だ」

杏子「いや、大抵の奴らはそんなん出来やしない。向こうから見れば、こっちが異端なんだ」

杏子「正しさは異端だ。人は卑怯で、卑屈で。そのくらいの方が人間らしいんだよ」

杏子「だから、正しい人間を求めるのは、仕組みから間違ってるのさ」

織莉子「……なら、私は一体何の為に……私は、何も出来なかった……」

貴女は少し考え、言う。

杏子「……何かした所で、良くなるかどうかは別問題だけどねぇ」

織莉子「私は、今、どうやって生きていくかすら曖昧なんです……私には、意味が無い……」



1、「その内、何か見つかるさ」
2、「意味なんて、必要無いよ」

↓2

>>688

織莉子「必要、無い……」

杏子「そうだよ。結局、気張ったって回りは知らん顔だ」

杏子「気楽に生きれば良いんだよ。現に、アンタの事を知らないアタシは、アンタを見てただろ」

杏子「人間なんてそんなもんさ。そんで、アンタはそんなにさ、有名人じゃないよ」

織莉子「そう、でしょうか……」



杏子「見えるか?」

と、貴女は突然問い掛けた。

織莉子「ーーひっ!?」

と、彼女は突然の事に驚いた。



杏子「見えるか。なら話は早そうだ」

杏子「手始めに見てな。『理不尽』ってのがどうやって殴りかかってくるのかをな」



貴女は部屋の窓を乱暴に開けて、庭に飛び出した。
一瞬のうちに装束が紅く翻る。



ーー騎士の様な出で立ちの魔女が、そこに佇んでいた。

※戦闘開始

鎧の魔女
【SG耐久】15/(15)
【SG状態】魔女

【戦闘】75(75)【B】
【魔力】10(10)【E】
【精神】60(60)【C】
【魅力】13(13)【E】
【幸運】29(29)【D】

【モラル】0

【スキル】
【一閃】
系統:魔法
判定-1
敵判定失敗時、与ダメージ2点
【叛く騎士道】
系統:強化
SG耐久+3
【皇帝】
系統:アルカナ【ー】
発動条件:【戦闘】【精神】【魅力】50以上



※お風呂入ります

※(即興なので誤字脱字は勘弁してください)

さいかーい

ーーーー臨戦、枯れた薔薇庭園

「…………」

杏子「図体はデカいが、それだけじゃアタシの相手には不足だぜ」

鎧は静かに佇んでいる……

【魔術戦闘】+1
【一閃】+1

直後、5連携
↓5まで

1

>>695-699
4-1

杏子3/5
魔女11/15

ーーーー

杏子「そらぁっ!!」

貴女は槍を構え、魔女の腹に強く突き入れる。

杏子「ーー硬いな」

だが、魔女の身体を揺らしたのみに留まる。
どうやら、この装甲は伊達や酔狂では無いらしい。

ならばと振りかぶり、頭部を薙ぎ払う。

杏子「どこもかしこも硬いーーけど、ノロマだな!」

魔女は佇んでいるばかりで、だから貴女は飛び上がりーー上段から重力も合わせて叩き切ろうとして。

魔女の抜刀に吹き飛ばされた。

杏子「ーーかは……?」

庭のテーブルを巻き込んで、貴女の体は轟音を発ててそれを破壊する。

杏子「いっつ……そう言う腹かよ」

確実な隙に差し込んでくるだけか。
見た目より嫌らしい奴。


直後3連携
↓3まで

>>702-704
2-1

杏子1/5
魔女9/15

ーーーー

杏子「まっずーー」

貴女は崩れたテーブルセットから飛び出した。
遅れて、魔女の剣が叩き付けられる。

織莉子「きょ、杏子さん!!」

杏子「大丈夫!」

貴女は体勢を立て直し、槍を前に構えて臨む。

杏子「(ヤバいな。思ったより硬い、し、重い)」

貴女は剣を振り下ろしたままの魔女の身体を鎖で巻き、薙ぎ倒した。

杏子「通るか!」

もう一度、強く払った切っ先は、しかし鎧に火花を散らすだけ。

杏子「う、わ」

槍を掴まれ、そのまま逆に叩き付けられた。

杏子「っ」

※魔女優勢
直後9連携
↓9まで

ちょ、流石にキツいぞコレ

惜しい
>>706-7015
8-1

杏子0/5
魔女1/15

ーーーー

杏子「くら、えっ!」

叩き付けられ、傷む身体は他所にーー貴女は地面に魔力を流す。

鎖が、魔女を強く拘束した。

杏子「固い奴をヤるにはなーー」

貴女は魔女の頭上に飛び乗り、その冠に槍を向ける。

杏子「ーーひたすら殴るしかないよなぁ!」

倒すとか、ではないーー壊すような殴打を繰り返した。
もう一度飛び上がり、身体を地面に水平にーー回転させて頭部から真下へ槍を抜く。

着地様、脚部を払う。全ての攻撃に、一つの捻りを入れーー鋭さを僅かでも稼いで。

右足に罅が入る。もう一撃、正確に打ち込むーー砕け、魔女が膝を付く。

顔面を突き抜く。閉じた瞼に弾かれるが、魔女は大きく後方に仰け反った。

首を鎖でくくりつけ、引き摺り倒す。

ほどきさまに、掬い上げる様に、頭を切り上げた。
金属音がするが、段々と鈍い音に変わっている。

拘束していた鎖が解ける。

杏子「ちっーー!」

貴女は横に大きく飛びながら、魔女にすれ違ってーー胴を抜く。
足で地を掴み、再度逆に飛び抜き直す。
ーー鎧が砕けて、柔らかな中身が現れた。



杏子「ーー終わりだよ!」



ーー貴女は魔女の振り下ろした神速の剣に潰された。

ーーーー

杏子「……しまったな。かっこわる」

遠くで織莉子が叫ぶ声が聞こえる。
何を言っているかは耳に入ってこないが、内容はチープなものだろう。

「……、……」

杏子「虫の息じゃん……後一息、だったかね」

魔女は貴女の連撃で既に死に体と化していた。
ゆっくりと剣を上げ、そしてーーきっと振り下ろすのだろう。



杏子「よく、あるんだよ……こういうの」

杏子「アタシ、大して強くないからさ」




SG耐久を【1】使用しますか?

↓2

はい

>>723






焼ける巣と、てるてる坊主。

赤い池と、肌色の岸辺。

おいてけぼりの迷子。







「……まだ死んでやりたくないんだ」



魔女はありとあらゆる部位を、巨大な槍に貫かれて。

もがき、苦しみ。まだ突き刺さる。

刺さる。

抉り、削り、磔る。

蠢く、それも弱くーー軈ては収まり。

そして魔女は絶命した。


※ステータスとスキルが更新されました

佐倉杏子
【SG耐久】4/4
【SG状態】普通

【戦闘】42(67)【B】
【魔力】23(48)【C】
【精神】58(83)【A】
【魅力】27(27)【D】
【幸運】10(10)【E】

【モラル】38

【スキル】
【代わりの魔法】
系統:魔法
戦闘時、判定+1
敗北時、死亡する場合SG耐久-1する事で勝利する
【ベテラン】
系統:強化
【戦闘】【魔力】【精神】+25
【正義】
系統:アルカナ【ー】
発動条件:モラル50以上
効果無し
【信仰】
系統:通常【ー】
発動条件:【魔力】41以上【精神】41以上【幸運】41以上【モラル】75以上
効果無し



※経験値を5獲得、ステータスを割り振って下さい
↓5まで

幸運は外せない

>>728-732

※【幸運】5点上昇

おつかれさまでした。寝ます

代わりの魔法強いな……でもこんくらいの性能にしないとアカンのかね

>>736
原作人魚戦やTDSのアレを再現した形になります

やるよー

※魔女討伐にてモラル+2

ーーーー織莉子邸、昼

キュゥべえ「ーーと、これが魔法少女についての話になる」

織莉子「……そんな、非現実的な」

杏子「現に現実だよ。おーいて、まともに身体動きやしねぇ」

キュゥべえ「契約をするなら、何時でも僕に言ってくれていいよ」

織莉子「…………」

杏子「おすすめはしないぜ。さっきの見てたろ……油断してないのにあの様だ。やってられないよ」

織莉子「少し、考えます」

キュゥべえ「良い返事を期待しているよ」



体が傷む……魔法で治癒はしているが、如何せんアタシじゃ治りがトロい。

※昼時間はどうしますか?

自由安価
↓2

>>742

>>743

杏子「ちょっと出てくるわ……世話になったね」

織莉子「きょ、杏子さん……!? その体でどこに……」

杏子「一気に治せる奴に心当たりがあるんでね……」

貴女は飛び立とうと変身する。

織莉子「ま、また会いに来てくれますか!?」

杏子「…………」



1、会わない方が、ずっといいよ
2、ああ、また来るさ

↓2

2

>>747

杏子「ああ、また来るさ」

それだけ言い残して、貴女は飛んで街に消えた。

織莉子「…………」

心なしか、残された少女は嬉しそうだった。

※直後、友好値判定

>>750
※+3

ーーーー学校、昼

まどか「屋上でご飯食べようとしたら杏子ちゃんがベンチの上で死んでた」

さやか「死んでないよ!? おーい、しっかりしろー!!?」ガクガク

杏子「ま、マミ、マミ呼んで、マミよ、マミ……揺らすんじゃねぇ!!?」





マミ「仕方ない子ね……」ポワー

杏子「……面目も無いよ」

※体の調子は治ったようだ。

ーーーー市街地、夕方

彼女たちの貴重な昼休みを奪い、貴女は完治する
彼女たちは各々の勉学の為に学校にすし詰めだ。

杏子「今日はもうオフにしたいね……」

1、適当に遊ぶ
2、どこかへ向かう
3、自由安価

↓2

コンビニへGO

白の相棒、黒い娘、いるかな?

>>754

ーーーーコンビニ、夕方

杏子「適当に食うもんでも買って……今日はどこで寝りゃいいんだ、くそ」ハァ



1、雑誌を立ち読みする
2、適当に買ってさっさと帰る

↓2

1

>>757

杏子「お、きらら出てるじゃん」ペラ

杏子「お、やっぱり『夢喰いメリー』は面白いな」

杏子「現在11巻まで出てるぞ。書店に走れ」ダイレクトマーケティング


直後、接触判定

>>760

思いの他ガッツリ読んでしまった……
魔法に生かせそうな技を思い付いた。

※魔力+1

ーーーーコンビニ、夜

「アリアッサーシタァー」

杏子「う、寒い……どっか寝床を探さないと」

貴女は肉まんを頬張りながら街を歩いている。

1、適当に遊ぶ
2、どこかへ行く
3、自由安価

↓2

3 マミにテレパシー。泊めてくれと交渉

>>766

貴女は即座にテレパシーを送る。

杏子『寒い。泊めろ』

マミ『えぇー……?』

直後成功判定
【友好】±0

これで駄目なら、昨日の今日で織莉子邸か

>>768

ーーーーマミの家、夜

マミ「猫みたいね、貴女」ハァ

杏子「にゃーん、とでも言えばいいかい?」ゴロゴロ

マミ「(すごいくつろいでる。いや、別に気にしないのだけど、うん)」

1、今日は疲れたし、寝る
2、自由安価

↓2

近情について情報交換

織莉子の事
まどかとさやかの事
焔の事
マミの事
自分の事

>>772

杏子「そう言えば、織莉子って奴と会ってなーー」

マミ「素質があるのね。最近なんだか多いかも」



杏子「まどかとさやかは?」

マミ「一緒に魔法少女体験しているわよ」

杏子「契約はしていないか……」



杏子「暁美ほむらは?」

マミ「依然変わりなしよ」


情報を交換した。

長く話していたら眠くなってしまった……

マミに布団を借りて、貴女は眠りにつく。
温かく、良い香りがした。





Days 5/7 終了




中断します、お疲れ様でした

人の気配が無いけど再開したい

おk





Days 6/7




ーーーーマミの家、朝

杏子「……ん」パチ

杏子「今日は寝覚め悪くないな……」フワァ

杏子「マミは……まだ寝てるのか。そうか、世間様は休日だったね」



朝だ……今日はどうしようか?

↓2

織莉子のところに顔を出す

>>788

杏子「約束したしなー……行くかね」


1、マミを起こして伝えてから行く
2、簡単な置き手紙を書いておく
3、そのまま出ていく

↓2

2

>>791

※モラル+1

杏子「これでよし、と」サラサラッ

杏子「さてと、出掛けるかねー」

ーーーー織莉子邸、朝

杏子「ん、いい風だな。天気も悪くない」

貴女は落書きの酷い外壁を見つつ、入り口の門へと歩いていた。

直後、接触判定

紅白コンビ

>>794

※特に誰もいない

ーーーー織莉子邸、朝

杏子「昨日の今日で悪いな」ハハ

織莉子「いえ、来ていただいて凄く嬉しく思っていますわ」ニコ

直後織莉子友好判定

かーずみーん

コンマ値がいまいちだな

>>796

※+2

1、織莉子と他愛ない話をする
2、紅茶を飲みつつのんびり過ごす
3、(自由安価)について話す
4、自由安価

↓2

3 壁の掃除について

>>801

杏子「そういや、そろそろアレ……何とかしないとな」

織莉子「アレ……とは?」

杏子「あのきったねー落書きの事だよ。今日辺り片付けちまうか?」

織莉子「…………」

織莉子な乗り気ではなさそうだ。

杏子「何か不満でもあるのか? 単なる掃除じゃねぇか」

織莉子「……アレを消すと言うことは、アレを書いた人と鉢合わせるかもしれません」

織莉子「きっと乱暴な人たちです……あまり、刺激したくありません」

杏子「うーん……」

1、じっとしてたら何も変わらないぞ
2、なら、止めとこうか

↓2

1+「いざとなったら自分が何とかする」という

>>803

1+「いざとなったら自分が何とかする」という

>>804

織莉子「そうでしょうか……そうですね。やりましょう……!」

杏子「その意気だ。なぁに、いざとなったらアタシが何とかするさ」ハハッ

織莉子「頼もしいです」ニコ

※魅力+1
直後織莉子友好判定

そい

>>809
※+3
織莉子【普通】→【友好】に

ーーーー織莉子邸、昼

杏子「腹ごしらえも済んだので、やるぞー!」

エプロンに三角巾を巻いて、貴女はその膨大な壁に立ち向かおうとーー

杏子「……とは言ったが、こりゃ大仕事だ」

織莉子「魔法で何とかなれば素敵なんですが……」

杏子「いや、手で消そう。アタシも手伝うから、お前が、やるんだ」

織莉子「ーー勿論です!」フンス

杏子「っしゃらぁー! 夕方までに終われー!」



貴女たちは壁の掃除を始めた。
長くなりそうだ……

直後、接触判定(悪)
失敗で接触

嫌な予感しかしない

>>811

※特に邪魔は無い

言葉も少なく、貴女たちはひたすら汚れと格闘している。

※モラル+1

直後接触判定

ほい

>>814

※目立った来客もない

貴女たちは夕方まで、汗と埃まみれになりながらも、広い壁の全ての落書きをーーまあ目立たない程度には消す事が出来た。

杏子「ふう……終わったぞー!」

織莉子「見違えるようです……!」

織莉子「……ありがとうございます、杏子さん」

杏子「飯と寝床の恩は返せたかねぇ」ククッ

※モラル+3
※精神+1
※魅力+1
※幸運+1
直後織莉子友好判定

はい

>>816
※+3

ーーーー織莉子邸、夕方

杏子「普通の風呂もあったんだな」

シャワーを借り、汚れを流した貴女は、居間で寛ぎながらそう言った。

織莉子「でなければ、お客様が来たときに不便でしょう?」

杏子「違いないな」

織莉子「今日は泊まっていかれますか?」

1、ああ、そうするよ
2、いや、今日は用事があってな

↓2

1

>>820

織莉子「なら、夕食の支度をしなければいけませんね」フフ

杏子「おう、とびきりを頼むよ」



夕食は確かに豪勢だったように感じた。
久し振りに食べ過ぎる程だ。
※魔力+1

>>820

ーーーー織莉子邸、夜

織莉子と他愛ない話をしている……

1、何かについて話す
2、そろそろ遅いし、身体を休める
3、自由安価

↓2

まどかとさやか、ついでにマミについて話す

>>825

杏子「で、どうだ? 魔法少女の件については」

織莉子「……今の所は、まだ。この不自由な状況を解決するために契約するのは、何だか違う気がして」

織莉子「きっと、それでは満たされないと思うから……」

杏子「まあ、よっぽど出ないと契約なんかしない方がいい。この街には魔法少女、多いしな」

織莉子「魔法少女って、そんなにありふれているのですか?」

杏子「そこまでじゃないが、1つの学校に3人くらいは居るんじゃないか?」

織莉子「そうなんですか……それは、少し」

杏子「怖いか?」

織莉子「……ええ。魔法少女がみな、良識ある人とは限らない。そうでしょう?」

杏子「そうだな。だって魔法が使えるんだ、怖いもの無しさ」

杏子「この辺りには居ないと思うがな。マミも居るし、変には近寄れないからさ」

織莉子「マミ……とは、どなたでしょうか?」

杏子「結構やり手の、そうだな……」



杏子「正義の味方って奴かね」



杏子「最近は弟子が二人も出来てゴキゲンみたいなんだけどさ」

織莉子「それなら安心ですが……杏子さんも居ますし」

杏子「マミはアタシよりずっと強いけどな」

貴女は笑って、軽く言った。





杏子「あの人は、強いんだ」







Days 6/7 終了


届かない。

落ちる。

何処にも無い。

駄目だ。

痛い。

傷む。

どうしてだろう。

解れた糸。

遠い空。

苔むした石像。

赤い瞳。

「これからは」

心地好い誇り。

「一緒に戦っていきましょう」

隣り合う幸福。

肩を並べた栄光。

だから、でも。





「なんでアタシは、落ちるんだ?」





Days 7/7



ーーーー織莉子邸、朝

杏子「夢見が悪すぎる。誰かに呪われでもしてんのか?」

織莉子「それは、良くないですね……気休めかもしれませんが、紅茶は落ち着きますよ」

杏子「いただくよ。濃いのを頼む」




今日はどうしようか?

↓2

>>832

杏子「ちっと出てくるわ」

織莉子「ええ。今日はこちらに寄りますか?」

杏子「予定は未定だな……ま、気が向いたらね」

織莉子「では期待せず、お待ちしていますわ」

杏子「はは、悪いな」

ーーーーマミの家、朝

杏子「あー、今日は平日か。学校じゃんアイツ」

マミの家はもぬけの殻だ……

自由安価
↓2

ショッピング

>>836

仕方ない、時間を潰そう。

ーーーー商店街、朝

杏子「何を買おうかね……」

1、(自由安価)を買う
2、(自由安価)を盗む
3、適当にうろつく
4、自由安価

↓2

>>840

杏子「……んっ?」ピリッ

直後、探知判定

はい

>>843

杏子「何だ……この路地裏。何か分からねぇが、変だ」

※特殊行動【知らない路地裏】に行く、が選択できるようになりました。



ーーーー商店街、昼

杏子「魔女の気配にしちゃ違和感あるしな……ま、今はそれよりだ」

昼はどうしようか。

↓2

たかりに学校へGO! 

>>846

ーーーー学校、昼

まどか「はい、杏子ちゃん。あーん」

杏子「あーん、んむ……美味い!」

さやか「馴染みすぎじゃないですかね杏子先輩」

マミ「(ああいう気安さが羨ましいわ)」

杏子「昨日は朝から用があってな、悪かったなマミ。書き置きは読んだか?」

マミ「ええ。昨日は私も良く寝ていたし、起こさなかったのよね」

杏子「たまには休みも必要だろうと思ってね」

直後マミ友好判定

はい

>>848
※+3

和やかな時間を過ごしている。

1、このまま他愛ない話を続ける
2、何かについて話す
3、自由安価

↓2

好きなチーズ

>>851

杏子「チーズ食いてぇ」

さやか「また唐突ですねぇ杏子さぁん!?」

杏子「カマンベールな気分なんだよ……お前らも好みのチーズの一つや二つあるだろ」

マミ「私もカマンベールかしらね」

マミ「(名前的になんて言えない)」

まどか「私はそういうの、ちょっと分かんないかなー」

杏子「お前は?」

さやか「えっ、えー……」

さやか「と、とろけるチーズ?」

杏子「無理すんなよ」

※魅力+1

ーーーー市街地、夕方

杏子「そろそろアイツらの授業も終わりかねぇ……」

夕方はどうしようか?

↓2

うえ

おそらく今日がシャルイベントだろうからな。
安価下

>>855

杏子「暇だなー……確かマミが、今日は体験無しだって言ってたな。まどかはフリーか?」

杏子『まどかー、今帰る途中かー? カフェでも奢るぞ』

まどか『わっ……杏子ちゃん?』

まどか『うん。でも、今日はさやかちゃんとお見舞いにいく途中だから、ごめんね』

杏子『見舞いぃ? 誰のだい?』

まどか『さやかちゃんの幼なじみの子なんだけど……』

杏子『そうか……』




杏子「って事なんだよ」

さやか「ホントに自由ですねぇ!?」

まどか「アハハ……」

※織莉子とまどかは現状関連性が薄いです
※どうやって話題に出しますか?

↓2

こんな魔法少女候補もいるんだよくらいのノリで

>>859

ーーーー病院へ向かう道、夕方

杏子「で、どうなんだい?」

さやか「何が?」

杏子「魔法少女になるかどうかだよ。幸い、今はマミもいない。言いたい事、言っていいぞ」

まどか「……実は、あんまり願いが見つからなくて」

さやか「アタシも……何だか、やっぱりいきなり何でも叶うって言われてもね」

杏子「そうだろうさ。その方がいい」

さやか「無いことは、ないんだけどね」

杏子「……アタシの知り合いにも、迷ってる奴がいるよ。叶えたい願いは、本当にそれが叶って満たされるのか、どうかさ」

杏子「ギャンブルみたいなもんだよ。ろくなもんじゃない」

杏子「……なら、ソイツの話を聞きに行ってみるか? 意見交換すれば何か見えるかもしれないしな」

さやか「……それ、良いかも」

さやか「まどか、アタシはお見舞いあるからさ、その人と会ってみてよ」

まどか「め、迷惑じゃないかな……?」

1、名案だな。行くか
2、見舞いの後でもアイツなら構わないと思うよ

↓2

2

2

>>863

まどか「遅くになっちゃわないかな?」

杏子「アイツは一人暮らしだから、その辺は融通を効かしてくれるさ」

さやか「なら、アタシも行けるし、そっちの方が良いかも」

杏子「後で案内するぜ。なに、悪いやつじゃないさ」

ーーーー病院、夕方

さやか「恭介、来たよー」



恭介「ああ、さやかか。いつもゴメンね……後ろの、鹿目さんじゃない方の人は?」

杏子「男の見舞いに再三通う……ねぇ」チラ

さやか「な、何かな?」タラー

杏子「何でも。佐倉杏子だ。よろしく、色男」

恭介「はは、お世辞でも嬉しいよ。ありがとう」

さやか「お見舞いにね、またCDを持ってきたんだよ!」

恭介「ありがとう……これは中々に珍しいものじゃないか、凄いよさやか」

さやか「へへーん」ドヤ

まどか「(さやかちゃん嬉しそう)」



杏子「いやいやいやおかしいだろ。見舞いにCDってさ」

さやか「えっ」

恭介「えっ」

まどか「あー……あのね杏子ちゃん。上条君はバイオリンで有名な……えーと」

杏子「関係無いよ。音楽好きだからって音符食って生きてる訳じゃないだろ……見舞いっていやぁ、ちょっと目を瞑れアンタ」

恭介「う、うん?」

杏子「ほれっ」ポムッ

まどか「(たい焼き……杏子ちゃん、それ魔法?)」ヒソヒソ

杏子「うん。おい、もう良いよ」

恭介「何だかいい匂いが……それは?」

杏子「食うかい? 病院食ばっかじゃ胃が飽きちまうだろ?」

恭介「確かに、それはあるかな。ありがたく頂いておくよ」ニコッ

杏子「さやかも覚えとけよー。男は胃袋からだぞー」

さやか「ななな、べ、別にそんなんじゃないし!」

恭介「?」

まどか「ハハハ……ハァ」

※魅力+2
直後さやか友好判定

うぇ

>>867
※+3

※ご飯食べてから腰を据えてやります、一旦休憩


>>1はもう1stTake聴いたかね

>>870

買ったは良いけどBDをどうやって再生するか考慮してなかった(迫真)

いやだって取り逃しなんかしたら俺死ぬから。DVDには特典付いてないしさぁー……

やるよー

ーーーー病院、夕方

杏子「さてと、織莉子ん家行くか……」

見舞いを終え、貴女たちは予定通りに、もう一人の魔法少女候補の所へ向かおうとする。

さやか「ーーこ、これ……杏子!」

だが、背後で喧しい程の怒声。
見れば、病院の壁に突き刺さっているのは。

杏子「へえ、生まれそうだな。そのグリーフシード」

禍々しささえ感じる程に穢れたグリーフシード。
もう数秒もすれば孵るだろう。

まどか「ど、どうしよう……!?」

杏子「落ち着け、騒ぐな。孵るぞ」

まどか「……!」

まどかは焦りも程々に必死で口をつぐむ。
さやかは自分の携帯電話を取り出して何やら頭を抱えていた。

さやか「そうだった……マミさんのアドレス聞いとくって思ってたのに!」

さやか「まどかは!?」

まどか「わ、わたしも知らないよぉ……」

何やら喚いているが、コイツらはアタシを何だと思っているのか。
……あれか。最初にボロボロで現れたからか。



キュゥべえ「これは厄介な事になったね」

何処からともなく、キュゥべえが現れ、さやかの肩に乗る。

杏子「厄介な事だぁ?」

キュゥべえ「それよりも、キミたちは結界が出来上がる前に逃げた方がいい。魔力の侵食が始まっているよ」

さやか「だ、ダメだよ! 魔女が病院に取り付いたらヤバいって、マミさんも言ってた……!」

さやか「放っておいたら逃げられちゃう……」



1、そんなら、アタシが行って軽く潰してやるさ
2、自由安価

↓2

アタシ一人で十分さ
軽くひねってやるよ(チーズ持ちながら)

>>882

さやか「でも、アンタ一人じゃ!?」

杏子「何か勘違いしてねぇか?」

貴女は魔法装束を纏い、槍を煌めかせてーー空から落ちてきたチーズを掴み、一口食んでそれを見せる。
得意気な顔で、強く。




杏子「アタシだってベテランだぜ。マミと違って地味だけどな」




まさか杏子が食われる落ちにならんよな。どうも、この周弱体化が目立つし・・・。
安価下

>>885
やっぱシステムが大幅に改変されたからじゃないの?

さやか「……だったら、アタシも一緒に行くよ!」

杏子「はぁ!? 足手纏いになるだけだろうが! アタシはマミみたいなパフォーマーじゃねぇんだぞ!」

さやか「そんなんじゃないよ!」

杏子「……?」

さやかの目線が一瞬だけまどかに移ったのを、貴女は見逃さなかった。

杏子「……なーるほど。余計なお世話なんだけど?」

さやか「万が一があるでしょ」

まどか「…………?」

キュゥべえ「成る程、ならボクも行こう」

キュゥべえはさやかの意図を把握し、自分の立ち位置を定める。

さやか「まどかは、マミさんを呼んできてーーーー」

杏子「必要無いよ」

さやか「何で!?」




杏子「心配性な候補生の為に、もう連絡済みだよ。今頃、全速力でこっちに向かってるさ」

杏子「満足か?」

さやか「ーーうん!」

目の前の彼女は強く頷いた。
どうやら、一応信用はしてくれるらしい。

杏子「まどかはここでマミを待ってろ。案内役だ」

まどか「わ、分かったよ!」

杏子「ん」

杏子「おら行くぞ研修生」

さやか「うん!」

貴女は結界に入ろうとーー



キュゥべえ「あ、魔力を抑えて魔女に近付いた方がいいから、変身は解いた方が良いよ」




……………

杏子「……知ってるし」

さやか「(不安だー!?)」

なんだかんだでもうすぐ900到達しそうだな
安価下

ーーーー魔女の結界、入口

さやか「うわ……何かやな感じの結界」

杏子「病院に近いからなのかねぇ」

結界の中は薬瓶が浮かび、斑の顔の看護婦がそこら中にいた。
連想は病院、だが治癒の目処は無い。

キュゥべえ「魔女によってその結界の形は様々だからね」

確かに、と貴女は頷いた。

杏子「……さやかさぁ、いざとなったら逃げろよ。契約したてのペーペーで勝てるようなもんじゃないんだよ」

さやか「そんなの、できないよ」

杏子「お節介だなぁ……こっちはとっくに命なんて置いてきてるんだよ」

杏子「大方、アタシがヤバくなったら契約して助ける……なんて軽く考えてるんだろうけどさ」

杏子「そんな事しても、多分共倒れだ。意味が無いんだよ」

さやか「でも……!」

貴女は食い下がる彼女の肩を軽く叩いた。

杏子「大丈夫だ。負けやしないよ」

さやか「……頼むよ」

杏子「頼まれなくとも、自分の為だからな」

軽口に、少しだけ気が緩んだようだ。

杏子「……ん、来たか」

さやか「来たか……ってマミさん?」

貴女は微かに魔法少女の魔力を感じた。

キュゥべえ「それは妙だね。まだマミとはテレパシーができない。という事は結界には入っていないはずだ」

杏子「何だと……?」

杏子「なら同業か?」

キュゥべえ「そのようだね。だけど誰かは僕にも確信は持てない。微かな魔力だからね」

さやか「まさか、縄張りを荒らす奴?」

杏子「今は関係無い、目の前の敵が先だ」

さやか「……そうだね、どうせ大方転校生でしょ」

杏子「それなら楽なんだが……」




「貴女の大事な人」

「もうすぐ」




杏子「……嫌な事思いだしちまったな」

さすがに出会ったばかりの織莉子よりはほぼ仲が修復したマミだろ。
本人に告白までした仲だし。
安価下

ーーーー結界内、中腹

さやか「……大分来たよね。魔女はまだ見つからない?」

少し不安そうな声。

杏子「のんびり探してるからね……変身すれば使い魔の流れから方向が分かるんだが」

そんな時、貴女は魔法少女の気配をまた、感じた。

ーー2つ。

キュゥべえ「どうやら、マミが来たようだね」

キュゥべえ『マミ、聞こえるかい。魔だ魔女は孵化しきっていない。変身せず、ゆっくりと向かってくれ』

マミ『分かったわ』

マミ『佐倉さん?』

杏子『何さ?』

マミ『……助かったわ、ありがとう』

杏子『礼をアンタが言うのは筋違いだろう。早く来ないと倒しちまうぜ?』

マミ『あら、なら絶対、先に見つけなくちゃ』



全く、いい格好しいなんだから。
と、貴女は微笑んだ。

しかし、二人……?
後一人は誰だ……?

さやか「あっちはまどかも一緒なのかな……?」

杏子「アイツの事だから連れてきてそうではあるよな」

もうすぐだろうか……

1、集中して魔女を探す
2、さやかと話しながら探す

↓2

1

>>897

急に、結界が揺らぐ。

杏子「な、何だ……?!」

さやか「わ、わぁっ!?」

キュゥべえ「誰かが魔女に接触したようだ! 魔女が孵るーー!」

杏子『マミ、お前か!?』

マミ『違うわ。でもマズいわね』

マミ『先に行くわ』

杏子『あっ、待ちやがれ!』

途端に、マミの強い魔力を感じる。
変身したのだろう。

さやか「杏子、アタシたちも!」

杏子「おう!」

貴女が変身しようとして、それはある声に遮られる。




ほむら『佐倉ーー佐倉杏子! 居るの……!?』



1、応える
2、今はそれどころではない

↓2

>>900

杏子『何だ、やっぱり来てたのか』

ほむら『ああ、居てくれたのね……』

居てくれた?
妙なイイマワシダ。

ほむら『なら話は早いわーー巴マミを止めて……でないと』




「死ぬわよ」



杏子『何だと……テメェは何してやがるんだよ!』

ほむら『私は巴マミの拘束魔法に捕まってしまった……動く事が出来ないし、回りに使い魔もいるから暴れる事も出来ないの』

杏子『……マミのアホが』

さやか「だ、誰と話してるのか知らないけど、急がなきゃ!」

ほむら『行くなら早くしないと、マズいわよ』

彼女は、不自然なまでに冷静だった。



1、ほむらの救出に向かう
2、魔女の気配のする方に走る

↓2

2

しかし、魔女に接触したのは誰なんだ?ほむらかと思ったけど違うみたいだし。
第四の魔法少女がいる?

安価下

>>905

杏子『後でマミは一発しばいとく。終わったら拾いに行ってやるから大人しく待ってろ』

ほむら『頼んだわよ……』

杏子『期待もしてないくせにさ』

ほむら『…………』

彼女は何も返さない。
行くか。

杏子「走るぞ!」

さやか「うん!」

杏子「(マミの奴、飛ばしてんな……使い魔が皆引き寄せられてんじゃねぇか)」

直後、貴女到達判定
【ベテラン】+1

更に直後、マミ到達判定
【ベテラン】+1
【探索】+1
『もう何も怖くない』+5

※数値の大きい方が先に着きます。

誤差は6か

先に入っていたのに何でそのボーナスが全然ないんだ?これならマミを待って一緒に入っていればよかった・・・

マミさん速すぎ
>>910-911

※使い魔は少ない

杏子「こりゃ楽でいいやーー掴まりな、さやか!」

さやか「わ、わぁっー!?」

杏子「飛ぶぜぇーっ!!」

集中補正の+1忘れてたけど結果変わらずだった。

ーーーー魔女結界、最深部

杏子「抜けた、ぜ!」

貴女は最後のドアを蹴破って飛び込む。
空中に躍り出て、柔らかそうな菓子の床に軟着陸した。

さやか「へ、下手な絶叫マシンよりヤバい……」

杏子「へばってんじゃねぇよ、さやか」

抱き抱えたさやかを下ろし、槍を携える。

まどか「あ、さやかちゃん! 杏子ちゃんも!」

まどかは物影に隠れていた。
マミはーー

さやか「あ、マミさんもう戦ってる! いけーっ!」

見れば、魔女は一方的にマミにやられているようだった。
小さな魔女だ。ぬいぐるみの様にも見える。

1、どうやら杞憂だったな。まどかたちの側で使い魔に備えよう
2、……心配だ、マミの方に加勢しよう


↓2

2

2

油断するなよ…
安価下

>>917

ほむらの言葉が頭を過る。

杏子「……チッ」

貴女は大きく跳躍し、マミの傍らに着地する。

マミ「あら、間に合ったのね」

杏子「お早いお勤め御苦労様なことだ」

今の彼女は、今までの記憶に無いほど調子が良さそうに見えた。
これで殺られるなら、あの魔女は何者だと言う話になる。

マミ「回りの使い魔を……そう、10秒止めて貰えるかしら」

杏子「はいよ。扱いが雑なのは後に置いとくけど」

周囲の使い魔が飛び掛かってきたーー!

直後使い魔撃退判定
【代わりの魔法】+1

ウェヒヒヒ

クリティカルっすか
安価下

>>923

杏子「任せな!」

貴女は槍を走らせた。
砲弾の様に突っ込んでくる球体の使い魔を薙ぎ払い、打ち返し、蹴り抜く。

その数秒で、マミは魔女をーー自慢のリボンで捉えた。
使い魔の流れ弾が来るなんて微塵も思っていないーー信頼の証。

マミ「悪いけど、一気に決めさせてーーもらうわよ!!」

まどか「やったぁ!」

さやか「いけーっ!」

観客から歓声が上がり、彼女は流し目で微笑みかける。

杏子「さっさと!」

貴女は使い魔を潰し、鎖で絡めて縛り千切って急かした。

マミ「もう、余裕の無い子」

杏子「(余裕なんかだしてる暇無いんでね!)」

憎まれ口は後に回す。
今はそれより魔女だ。



マミはマスケット銃を、大砲に変化させる。
必殺のそれがーー

マミ「『ティロ・フィナーレ』!!」

魔女を撃ち抜いた。

>>923

杏子「(やったか……)」

貴女も、僅かに気を抜く、瞬間。




魔女の中身から、ふざけた顔付きの蛇が出てきてーー

マミ「ーーーーえ?」






直後、貴女行動判定
【操りの魔女】-1


ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ

チュートリアルでやったじゃん。
>キュゥべえ「戦闘の改善として、お互いの体力を比べて、少ない方の値の分だけ一気に戦闘判定を行うよ」
>キュゥべえ「コンマ判定のみだから、連投も可能だよ」
安価下

そろそろ次のスレを立てることも考えておいたほうがいいんじゃないの
安価下

>>929

貴女は、咄嗟に。
本当に咄嗟に飛び出して、彼女を突き飛ばした。

杏子「ーーっ」

バツ、と鈍い音がしたのを聞く。
飛んだ体が地面を打った。

遠くで悲鳴が良く響く。
魔女は何かを咀嚼していた。

今なら隙だらけだ、きっとアレが本体だーー今、仕留める。

貴女は立ち上がろうとしてーー右に横倒しに倒れた。
立ち上がる事が出来ない。



立ち上がる為の足が一つ、千切れて無くなっていた。


しまった、と思う刹那。
魔女の視線がこちらを見据える。

痛みが登ってくるのが分かる。
魔法で押し殺す。

杏子「マミ、反撃を……マミ?」

地に伏した貴女が見るのは、呆然としたマミ。
何を、やっているんだ。



杏子「マミ! 早くーー!」

さやか「マミさん!」

まどか「いやぁ……! マミさん、早くやっつけて下さい……!」


マミの呼吸が浅く速くなる。
心臓が破裂しそうで、心はとっくに体から逃げ出したみたいに動けない。

マミ「あ、あーー」

頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃ。
頑張らなきゃーー?



魔女が目の前に来て、ようやく彼女は魔女に『気付いた』。
魔女の牙が彼女をーー


杏子「ーービビってんじゃねぇよ!」

ーー捉える前に、貴女は彼女の腕を鎖で縛って引き摺り倒した。
魔女の口が空を食む。

貴女は槍を松葉杖代わりに立ち、紅の結界を魔女の回りに張って気を引いた。

杏子「ほーら、こっちの方が美人だぜ?」

魔女は、貴女に向かって飛び掛かってきた。

※戦闘開始

※先に新しいスレ立ててきます

片足を失って、どう勝つんだ?マミが生きている以上、ほむらの救援は望めないし。

>>937


さて、この状況からすると杏子単独の戦闘になるだろうな…
安価下

【駆け抜ける】コンマでまどか☆マギカLite!【紅色の槍】2
【駆け抜ける】コンマでまどか☆マギカLite!【紅色の槍】2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397397662/)

お菓子の魔女
【SG耐久】9/(9)
【SG状態】魔女

【戦闘】71(91)【A】
【魔力】37(57)【C】
【精神】11(31)【D】
【魅力】68(88)【A】
【幸運】43(63)【B】

【モラル】0

【スキル】
【執着の牙】
系統:魔法
判定+2
相手を負傷させる
【操りの魔女】
系統:強化
SG耐久+1
全ステータス+20
判定+1
【女教皇】
系統:アルカナ【E】
ランクアップ条件:【精神】40以上
戦闘開始直後の連携判定の際、判定+1
【咀嚼】
系統:通常
負傷させた際、勝利値+1

最大値がカッコで括られてるだと
安価下

ーーーー

※負傷しています

魔女の体当たりを、もんどりうって何とか避ける。
立ち上がるのにも、一苦労してしまうというのに。

杏子「コンディションは、最悪」

杏子「マミは、当てにならない」

杏子「成る程ねぇ……でも」

貴女は魔女を見据えた。



杏子「アイツの予言は、外れた!」


※モラル+5
※スキル発動

【正義】
系統:アルカナ【E】
ランクアップ条件:モラル60以上
戦闘時、判定+1

直後、5連携
【代わりの魔法】+1
【正義】+1
負傷-1
【執着の牙】-2
【操りの魔女】-1
【女教皇】-1

↓5まで

正義来た!

マイナス3とか鬼畜じゃね?
安価下

949グッジョブ
>>946-950

杏子 1/5
魔女 8/9

ーーーー

魔女の体が貴女を木っ端の様に吹き飛ばす。
強かに背を打ち付け、肺から空気が固まってーー血と一緒に吐き出された。

魔女は貴女の左腕に食い付き、何とも美味そうにしゃぶりついて、引きちぎっていく。

右手に持った槍が、魔女の目を抉った。
たまらず魔女は暴れ、貴女の体は投げ出される。

噛み砕かれた左手は、海草か何かがぶら下がっているのかと思うほど、柔らかくなっていた。

まどか「マミさん、マミさん早くーー早くしなきゃ杏子ちゃんが……!! マミさん……!」



マミ「何で、こんな……私ばっかり……?」

マミの回りに、じわじわと間合いを詰める使い魔たち。

瀕死の貴女。

さやか「も、もう四の五の言ってられない! キュゥべえ、アタシーー」




1、「止めろ」
2、黙っている

↓2

1

1

>>954

さやか「ーーでも!」

強い否定が返ってくる。が。

貴女は槍を使って、再度起き上がりーーハッキリと言う。

杏子「アタシの為、なんか言ったら……ぶっ飛ばすぞ」

魔女に対峙し、腕や足からは蛇口の様に血を滴らせながらも。

さやか「そんな事……」

杏子「まあ見てなって。まだ始まったばかりだろ」



キュゥべえ「まどか、君にも契約の意思は無いのかい?」

まどか「わ、わたし……わたし……!」

まどか「(たす、助けたいのに、怖い……怖い、わたし、悪い子だ……マミさんと、約束、したのに)」

キュゥべえ「ふむ、そうか」







キュゥべえ「じゃあボクは必要無いね。少しここを離れるよ」





契約者は、いなくなった。
あっさりと、簡単に。

おいおいおいおい・・・・。織莉子に契約を持ちかける気じゃあるまいな。
安価下

やばいよやばいよ…
安価下

>>954

さやか「えっ、ちょっーーちょっと待てバカーー!!」

まどか「あ、え?」

彼女らの同様を他所に、魔女は貴女に牙を向くーー!

※魔女優勢!
直後、8連携
【代わりの魔法】+1
【正義】+1
負傷-1
【執着の牙】-2
【操りの魔女】-1

↓8まで

終わったな…

ここで勝てばいいんだ。

いけ!

>>962
そうだ、勝てばいいんだ(震え声

来いクリティカル

↓9でクリティカルとか…
安価下

>>961-968

杏子 0/5
魔女 3/9

杏子「いいから呆けてないで、マミ連れて下がれ!」

貴女の結界魔法が、マミと彼女達の道を繋ぐ。
魔女の食事を槍で地面を蹴って躱した。
下がり様に、釣り針の如く槍の先を引っ掻けて、顎を切り裂くーー見た目より硬い。

片足で着地し、そのまま唐笠の化け物みたいに飛び、槍を片腕で投擲する。
胴体を突き抜いたソレは霧散し、再び貴女の手に収まった。

地面から生えて上った鎖が、魔女を縫い付ける。

さやか「マミさん、しっかり……」

横目で、さやかがマミを連れ出しているのを確認しーー鎖を振り払った魔女が興奮気味に貴女を突き飛ばして。

杏子「ーー…………」

貴女は背を壁に預けるようにしてぶち当たり、そのまま踞った。
体へのダメージが、魔法で対処しきれなくなってきている。

魔女「ーーーー」

魔女が笑うのが、良く見えた。

杏子「……おーい、さやか」

さやか「なに!?」




杏子「早く逃げろ」




魔女の顔が近付くのを、眺めるしか、もう無かった。

金切り声が上がる。
これは、見せたくないな。

貴女の首に魔女の牙が掛かる。




魔女が、球体に撃たれて怯んだ。
輝きすら見える宝珠が、魔女を次々と撃ち抜いていく。

杏子「な、何だ……助かった、のか?」

「無事で何よりですわ……!」

貴女に声をかける、魔法少女の乱入者。
知っている顔。
でも知らないーーとても険しい、何かを覚悟した表情。

杏子「……バカ、野郎が」




織莉子「私が、貴女を救います」



織莉子「肩を……酷い怪我」

杏子「何で、契約した?」

織莉子に支えられ、貴女は何とか体を起こす事ができた。

織莉子「キュゥべえがいきなり、貴女の危険を伝えながら現れれば、こうもなります」

杏子「自分の為に願ったんだろうな……?」

織莉子「ええ、もちろん」

魔女が貴女達に襲いかかる。
織莉子の周囲に浮かぶ宝珠が魔女を襲うが、怯まない。

織莉子「む」

織莉子はその体当たりを、紙一重で躱した。
通り抜ける風圧すら感じる程に。

杏子「ダメだ……ソレじゃ火力が足りない。逃げるぞ……! 後ろだ!」

織莉子「えっーーきゃあっ!」

背後からの使い魔の一撃を織莉子は『予知』出来ずにまともに食らってしまう。
貴女ごと、彼女は倒れた。

織莉子「これが、痛み……!」

織莉子「(雑兵の動きまでは、まだ予知出来ないわ……このままじゃ)」

使い魔が一斉に迫るーー!





「全殺しだよ、お前ら」





それらが、全て切り裂かれて落ちた。

「でーでっでー、たららららー、だっだーん!」

妙なフレーズを口ずさみながら、使い魔を切り裂いた女は現れた。

何処から、ともなく。

この状況を切り抜けられるなら、この際何だって構わない。

織莉子と対照的な黒い魔法少女は、そのタキシード風な装束の袖からーー鉤爪を光らせていた。

織莉子「助かりました……貴女は?」




キリカ「私の名は呉、キリカ!」

キリカ「君に心奪われた、君に会うために生まれてきた魔法少女さ! 末永くよろしく!」



魔女が声を上げて、襲いーー

キリカ「遅い」

薙ぎ払われる。
魔女はその図体を地に投げ出した。

織莉子「あの巨体を……!」

キリカ「大分弱っているようにも見えるからさ、多分だけど」

キリカ「一斉攻撃だ! 飛び込むから撃ち込んでよ!」

彼女は鋭く走る。

織莉子「貴女に当たってしまうわーー!」

キリカ「大丈夫さ!」

彼女の爪が魔女の体を二つに分ける。

キリカ「何故なら私は君を愛している、から、当たるわけが無い!」

織莉子「へっーーいや、ならいきますよ!」

動けなくなった魔女に、宝珠が降り注ぐ。
爆発の中、黒き魔法少女はーー魔女の首を一太刀に叩き落とした。



※戦闘終了
※モラル+2

次スレ行くよ

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