P「伊織のおでこに>>5でも貼るか」 (55)
P「あれだけおでこが広かったら寒いだろうしな」
P「おーい伊織ー」チョイチョイ
伊織「なによ、プロデューサー・・・ってアンタ手に何持ってんのよ・・・」
P「よーし動くなよー」ガシッ
伊織「!?ちょっと待ちなさい!一体その画鋲いっぱいのシートで何する気なの?」
P「伊織ーおでこ寒いだろ?すぐにあっためてやるからなー」
伊織「い、いや・・・」
P「ほら逃げるなって貼りにくいだろ・・・せーの」フリカブッテ
伊織「いやあああああああああ!!!」
本当に貼る?
>>14
貼る訳がない
ペタッ
伊織「・・・・・・ぇっ?」
P「(・∀・)ニヤニヤ」
伊織「・・・」
P「やーいやーい引っかかったぁ!誰も画鋲がついてる側をおでこに貼るなんて言ってないぞーだ」
伊織「・・・」
P「こんなイタズラに引っかかるなんて伊織もやっぱりこどもだなぁ」ニヤニヤ
伊織「・・・>>22」
そのままPにヘッドバッド
伊織「……ふんっ!!」
ドッ、ブスッ!
P「えっ?ぎゃぁあああああ!!」
伊織「全く……アンタ、馬鹿じゃないの!?」
P「は、はぁ、はぁ……痛いです伊織さん……」
伊織「自業自得よ!」
P「ふっふっふ、だがまだ貼るものはいくらでも残っているのさ……例えば、>>27とかなぁ!!」
画鋲が敷き詰められたシート
伊織「……アンタねぇ」
P「最初に仕掛けようと思った俺がいうのもなんだが、これ意外と痛いんだぞ……!」
伊織「そんなものどうしてアイドルのおでこに貼り付けようとすんのよ!!」
P「そんだけ余白があったら埋めたくもなるだろうが!!」
伊織「誰が余白よ!!いい加減にしなさいよね!!」
P「問答無用!!はぁっ!!」
>>30
1.見事おでこに命中
2.手元が狂ってもう一度Pに刺さる
3.画鋲かと思ったら違うものだった
4.その他
2
伊織「う、嘘でしょ…ねぇ、ちょっと!!」
P「はぁああああ、あ、っ、は、はっくしょおおん!?」
スッ…グサッ
P「ん……? お、おおぉおおお!??」
伊織「……」
P「い、伊織……お前、とことんこれを喰らいたくないようだな……」ダラダラ
伊織「もうツッコミたくもないわ……私、もう帰るわね……」
P「ま、待て伊織!」
伊織「何よ……」
P「その、今までのは違うんだ! 俺は本当は……これを貼り付けるつもりで、プレゼントしたくて……」
伊織「……何?」
P「>>37だ」
指輪(伊織のおでこの画鋲に引っ掛ける)
P「これはな……はぁっ!!」
伊織「えっ、ちょっと……きゃぁあ!」
スッ
伊織「……えっ? ちょ、ちょっとアンタ! 今何したのよ!!」
P「……おでこを触ってみるんだな」
伊織「おでこって、アンタがさっき仕掛けた画鋲しか……え? な、何よこの指輪……」
P「……」
伊織「ちょ、ちょっと答えなさいよ!!」
P「……>>42」
結婚しよう
えんだあああああああああ
P「……結婚しよう」
伊織「……は?」
P「正真正銘、給料三ヶ月分だ。いや、伊織の家からしたらぬいぐるみ代くらいにしかならないだろうけど」
伊織「い、いやそういうことじゃなくて……」
P「伊織!」
伊織「は、はいっ」
P「俺は……お前のおでこに惚れたんだ」
伊織「そ、そうなの……あまり嬉しくないけど……」
P「でも、見てて思ったんだ。寒そうだなって」
伊織「そ、そんなのアンタに関係ないでしょ!!」
P「関係あるって。伊織に風邪引かれたら困るだろ?」
伊織「……おでこくらいで風邪ひくわけないじゃない」
P「どっちにしても、寒そうだったから。ま、画鋲はちょっとしたユーモアさ」
伊織「ユーモアにしてはアンタ、血を流しすぎじゃないの」
P「ははは、伊織のためならこれくらいどうってことないさ。それに、普通に私たってお前は受け取ってくれないだろ?」
伊織「……別に」
P「こっちの方が俺たちらしい渡し方だと思ったんだよ」
伊織「あぁもうなんでもいいけど! そ、そんな急に言われたって……」
P「おでこをあっためる方法なんていくらでもあったんだけどさ。それだけじゃダメだと思って」
P「これからは俺がお前のおでこを暖めてやるから」
伊織「なっ……!! ば、ばっかじゃないの!! さ、さっきから言ってるけどおでこなんかで別に……」
ギュッ
伊織「ひぁ……!」
P「……結婚できる年までは、お預けだけどな。それまではその、画鋲で我慢してくれ」
伊織「……馬鹿」
P「セクハラ、って怒らないのか?」
伊織「うっさい……が、画鋲の分……」
P「うん?」
伊織「が、画鋲で怪我した分、少しくらいのワガママは目をつぶってあげるって言ってるの!!」
P「あ、なるほど。それはどうも」
伊織「……だから、その」
P「うん?」
伊織「……結婚、なんていうワガママも……聞いてあげないことも、ないけど」
P「……そうかそうか。ありがとな、伊織」
伊織「っ~~~!! ふんっ!!!!」
グサッ
P「えっ? っぉおおおお!!」
伊織「ち、近づきすぎなのよ!!馬鹿!!」
P「さ、流石にこれは深く刺さりすぎ……ちょ、ちょっとめまいが……救急箱どこだったかな……」
タッタッタ……
伊織「全く……こんな画鋲じゃ温まるわけないじゃない……なら、待つしかないのかしらね……にひひっ♪」
終わり
冷えピタの後ろに両面テープでも貼ってたんじゃないか?
伊織のおでこには画鋲がびっしり生えてるイメージ
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