照「また咲が舐めプしてる・・・」(202)
『Bブロック2回戦第一試合は清澄高校の一位通過だぁーー!!!』
淡「この大将やりますね~」
菫「うむ、そのようだ」
尭深「二連続プラマイゼロ・・・」お茶ズズー
誠子「この宮永咲って先輩の妹ですか?」
照「…………………」
菫「どうした、照?」
照「…………ちょっとトイレ行ってくる」
菫「お、おう」
トイレ
照「…………………」
照「あの子が全国に来ることは記者が言ってたから知っていた」
照「だが、、、プラマイゼロか・・・」
照「プラマイゼロ・・・」
照「プラマイ………ゼロ………」ポロポロ
照「うっ・・・うっ、ひっく。ひっ」ポロポロ
照「な、なんだよ。ひっく。当てつけかよッ。ひっ」ポロポロ
淡「せ、先輩?」
照「!?」バッ
照「な、なんで大星が、ひっく」ポロポロ
淡「先輩の様子がちょっとおかしかったので、菫先輩に様子見てこいって」
照「ちょっと待て、ひっく、落ち着くっ、から」ポロポロ
淡「あ~、はい」
照「………ひっく……・」ポロポロ
照「……ひっ」ポロ
照「よし、大丈夫だ」
淡「一体どうしたんですか?」
照「一回戻るぞ、全員に話しておきたい」
淡「リョーカイです」
菫「ずいぶん長いトイレだったな」
照「うるさいバカ」
菫「ふふ、そうだな。失礼した」
誠子(先輩の目、少し赤いな)
淡「それで話しって何です?」
照「あぁ、みんなに大事な話がある」
誠子「宮永咲についてですか?」
照「そうだ・・・」
照「あの宮永咲は私の妹だ」
菫「ええー、なんだってー(棒)」
淡「へぇ~」ワクワク
誠子(やっぱそうなんだ)
尭深「・・・」ズズー
照「咲はな、昔私と父さんと母さんの4人で家族麻雀をしてたんだ」
照「始め負けっ放しでな、年始にはお年玉を賭けてたからよく泣きじゃくってたんだ」
照「だが、ある年を境に急激に強くなった。それこそ、私も勝てないくらいに」
照「そうするとな、父さんと母さんがあんまり咲が勝つもんだからあの子が勝つと怒るようになったんだ」
照「それからあの子はプラマイゼロに徹底して、勝ちも負けもしない打ち方をするようになった」
照「私が何度止めろと言っても聞かなくてな」
照「そこで両親が仲違いして別居することになったんだ」
照「そこから私たちも不仲になってな」
照「正直トラウマもの、というかトラウマそのものなんだよ連続プラマイゼロは」
菫(意外と濃い内容だったな)
淡「ずいぶん強いんですね、あの子」
照「今の私なら勝てると思ってたが、さっきの見たら勝てない気がしてきた」
菫「昔のことだろう?お前だって相当打ってきたじゃないか」
誠子「そうっすよ先輩!ってか、大将は淡じゃないですか」
淡「ふふふっ、楽しみですよ、私」
淡「でも、大将戦まで持てば、の話しじゃないですか」キラッ
尭深「調子に乗りすぎ」ズズー
照「………そうだな、その通りだ」
照「私らしくなかったな」
菫「そうだぞ、エースはエースらしく三連覇のことだけ考えとけ」
照「あぁ」
照「全部 倒す」ゴッ
清澄高校ホテル
和「咲さん、またプラマイゼロしましたね?」
咲「あ~、うん」
和「今回は勝てましたし、お姉さんと麻雀を通してお話ししたいというのは分かりましたが、もう、しませんよね?」
咲「う、うん!もちろんだよ!」
和「本当ですか?」
咲「準決勝はちゃんと全部倒すからね!!」
和「絶対とは言い切れないですが、決勝、いきましょうね」
咲「うんっ!」
咲(お姉ちゃん見ててくれたかな・・・?)
咲(まだ怒ってるのかな……、やっぱり怒ってるよね)
咲(プリン、食べ過ぎたもんなぁ)
咲(東京来たときだって、食べちゃったし)
咲(どうしてたべちゃったんだろ・・・。でも、お姉ちゃんだってプリンくらいであんなに怒らなくても良いのに!)
咲(東京から帰った後高級北海道プリン100個送ってあげたのに電話もくれないんだもんなぁ)
咲(お姉ちゃんの好きだったプラマイゼロもしたし、次は全家飛ばしだよね)
咲(最後は……………)
咲(そう言えば、和ちゃんはどうしよ)
咲(個人戦で優勝すればいいかな・・・?ま、何とかなるかな)
咲(ウチだって部屋は空いてるし、下宿とか・・・?おもしろいかもっ!)
Aブロック準決勝当日先鋒戦終了―
淡「先輩お疲れまさでーす!」
尭深「お疲れ様です」
誠子「お疲れーっす!」
菫「お疲れ、ずいぶん暴れたようだな」
照「あぁ、ただ千里山が心配なんだが・・・」
菫「お前のせいではない……と思うぞ」
淡「そ、そうですよ!アレはちょっと衝撃的でしたけど」
照「そうだよな、私のせいではないよな・・・」
菫「気に病むな、私は次鋒戦に行ってくる」
菫「後は頼んだぞ」ボソッ
尭深「……………」コクリ
照「…………」ソワソワ
淡「先輩」
照「なんだ」
淡「千里山の園城寺怜のお見舞い行ってきたらどうです?」
照「まだ試合の途中」
淡「はぁ~」
淡「じゃあ、ちょっと膝元失礼しまーす」ポスッ
照「何のつもり?」
淡「先輩の膝の上に座ってるだけですよ?」
照「なんで」
淡「先輩の足がソワソワしてて邪魔だからです」
照「…・…亦野」
誠子「ちょっとトイレ行ってきます」
照「……」ジー
尭深「…………お茶作ってきます」
淡「阿智賀の姉妹おもしろいなー」ワクワク
照「ハァ」
淡「そう言えば、妹さんって先輩と同じですよね」
照「何がだ?」
淡「この、ぴょこんって跳ねてるクセっ毛みたいなやつですよ」
照「これのことか」クリクリ
淡「そうそう、それです」
照「私と咲は母親似でね、三人そろってこうなってるよ」
淡「……プフッ」
照「笑うな」
淡「いや、だって見てみたいですもん。そのスリーショット」
照「家族写真はもうずいぶん撮ってないな」
淡「あっ、ご両親別居中でしたもんね。すいません」
照「いや、いいよ。写真自体はあるんだ」
淡「そうなんですか?」
照「あぁ、私と母さんが引っ越した後に咲が一人でコッチに来てな。そのときに母さんが撮ったんだ。今度見せてあげるよ」
淡「楽しみです!!」
清澄高校ホテルへの帰り道
優希「相変わらずしらたき糸こんにゃくは強かったじぇ」
和「そうですね」
咲「でも、出るときに会った阿智賀の人たちが和ちゃんのお友達って方がびっくりだったよ」
優希「おお!そうだじぇ!この私という者がありながら昔の女に手を出そうとするなんてのどちゃんひどいじぇ」
和「ちょっと、何を言ってるか分かりませんが、穏乃と憧に玄さんに会えたのはうれしかったですね」
咲「でも、残念だったね」
和「直接戦うよりは良かったかもしれません」
咲「そう?面白そうな人たちなのに」
優希「咲ちゃんとやると立ち直れないじぇ」
咲「え、えぇー」
和「花田先輩もいましたね」
優希「そうだったじぇ!」
咲「?、誰?」
和「中学の頃、先輩だった方です。福岡に行ってしまったんですが、新道寺の先鋒をしてるそうです」
優希「もー少し早く会場着いてれば先輩の対局も見れたのにー」
和「まぁ、帰ったら部長が録画してると思うのでそれを見ましょう」
咲「ふーん」
優希「咲ちゃん、花田先輩は絶対ハコにならないんだじぇ?」
咲「えぇ?」
和「そんなオカルトはあり得ませんが、ハコになったとこは見たこと無かったですね」
優希「先輩と久々に打つの楽しみだじぇ!」
咲「へ~」
咲(絶対にハコにならない人か・・・、一度打ってみたいな)
白糸台高校麻雀部部室
菫「」
淡「」
尭深「」
誠子「」
照「…………」
照「清澄と臨海と新道寺が決勝の相手だな」
淡「へ、へ~」
菫「本当に、おまえと同じくらい化け物じみてるな」
尭深「………」ズズー
誠子「あの臨海が飛ばされるなんて・・・、というか準決で三校飛ばすって」
淡「決勝が楽しみ、ですね」
尭深(半荘1回「で役満4回嶺上10回………頭おかしい)
照「なるべく私が削るようにする」
菫「そうだな、副将までで二十万点差あれば大丈夫だろう」
淡「だ、大丈夫ですよ!というか、なんで私が負ける前提なんですか!!」
尭深「……………保険」
誠子「ぶっちゃけ、出来れば大将まで回さないのが一番なんですけどねー」
淡「もっと信用してくださいよー!!」
照「大星が強いのは分かってるよ」
照「ただ、咲も強いんだ。今がどれくらい強くなってるのか分からないから三連覇の障害にはしたくない」
菫「そうだな、照の言うとおりだよ」
淡「むー………、わかりました。わかりました!」
淡「三連覇かかってるんですもんね、我慢します」
照「それでいいよ」ナデナデ
淡「なでないでくださいっ」プイッ
寝る。明後日位に立て直すから落として
仮に必ず開始時からのプラマイゼロになるのならものすごく副将向きの能力だな
そういやそうか
先鋒はエースポジってこと忘れてた
嶺上開花は能力じゃなかった気が
正確には「カン材が集まる」ことと「リンシャンツモが必ず有効牌になる」ことじゃなかった?
>>81
それ、たまにみるけど
有効牌になるんじゃなくて、嶺上牌が完璧に見えてるってだけかなー
王牌見て確認してるコマあるし
カン材も集まるんだけど、残り牌の在り処についてもほぼ完璧に把握できてる
対子になった時点でうっすら見え出すんじゃないのかな?
ポンから加カンというケースも有るから
>>84
確かに有効牌うんぬんについてはそれっぽいな
「カン材集合」「王牌の完全把握」だな
咲の能力は
点棒支配
カンに関わる牌が透けて見える(もちろん王牌も)
カン材集合
って感じなのかな?
デメリットはカンドラが乗らないこと
なのかな
でも、咲が覚醒したら、
他家の点棒操作も思いのまま
牌が透けて見える
カン材集合
カンドラ乗りまくり
そのカンドラもカンして上がる
くらいやってくれるのかな
まさに主人公という名の魔王に相応しい
特に点棒操作
咲「何だろう、全てが透けて見えるんだよね」
咲「もう逃れられないよ?」
点棒操れるなら麻雀楽しくなくなるだろうな
>>118
咲様の麻雀の楽しみ方は、強いとされる人を翻弄し、圧倒的な実力差でねじ伏せること
だから、点棒完全に支配してても楽しいと思うよ
特に、団体戦は始まりがまちまちだしね
この世界の個人戦はすごいことになるな
おそらく、姉妹で5連覇は固いだろうし
準々決勝でのプレイは、
記者に馬鹿にされたの優希から聞いて、怒ってるだけかもしれないけどなwwwwww
>>124
でもあの勝ち方だと無能記者集団に原村率いる無名校清澄の無名選手がまぐれで
名門姫松を辛うじて交して奇跡の1位通過って扱いをされてると思うwww
>>125
確かに……
意図的に±0なんて、あの記者達にとってはありえないことだろうしなあ
ほとんど記事にされず、敵は情報を手に入れづらいなwww
誰も書かないなら俺が書くけど
お前らが読みたそうにしてるのが悪いんだろ
照「淡い、お前頑張って麻雀で勝てよ」
淡い「わかってますよ、私の相手が宮永咲でも頑張りますって」
菫「とは言え決勝だからなー他の相手もだいぶ強いはずだ」
照「私はできるだけ相手に負けないようにするが・・・もし私が負けてしまったら元も子もないな」
淡い「やめてくださいよー照先輩が負けたら得私たちはどうやってかtるんですかー」
照「あや・・・というか私達はどんなに頑張っても勝てないかもしれないな・・・」
菫「あっ、いきなりネガテイブ発言キタコレ」
淡い「なんでそうなんですか~」
照「だってなーあいつら主人公でしょ?」
淡い@「あ・・・」
アウ見れ「どうするか・・・そりゃ主人公には勝てないよなー」
照「でも主人公ならこっちにも居るぞ」
怜「一巡先……」
咲「カン」
怜「二巡先……」
咲「もういっこ、カン」
怜「三巡先なら!?」
咲「これも、カン!」
怜カタタカタ
怜(いや、まだ負けるわけには!!)
怜「四巡さき!」
咲「カン! ツモ!」
怜「すーかん……つ」ガクッ
淡い「それ阿知賀じゃないですかーやだー」
菫「阿知賀・・・なんでやったんだろうな・・・」
淡い「阿知賀弱かったしー、どうするんですかー」
照「あいつらも市尾主人公だし」
淡い「完全に当て馬じゃないですか」
菫「今から白糸台編でもやるか?」
照「それいいな、」
淡い「えー0っいつになrたら決勝になるんですかー」
照「白糸台編さえやれば私達も主人公だ」
菫「この際姫松もやって、さあ!!!!!勝つのはどっち!!!みたいな?」
淡い「ははは」
照「しかしまあ非現実的か菜」
淡「もいいですよ、負けで」
回想……
照「淡、手加減されて点数調整される屈辱と悲しさがお前に分かるか?」
淡「わかりませんよそんなの。やられたこともないですし、私相手にやれる人もいないでしょう」
照「そうか。しかしわからなくても良い。余計なことを考えずに他家まとめて飛ばすつもりで麻雀を打つんだ」
------
淡(照先輩、何であんなにこだわってるんだろう……)
菫「照はな、妹に毎局±0やられて育ったんだ。そのせいで今も妹とは疎遠だけどな」
淡「……」
こんな感じかな?
菫「ええーっ、ここへきてそいれえー?」
淡い「もう疲れました、はひはい。どうせ勝てないんでしょ」
照「まああせるなよ、また方法はあるって」
淡い「あるんですか?」
照「よくsゲームで主人公が負ける場面あるだろ」
淡い「あっ、そうか」
照「それみたいな感じで清澄負けさせてわたしたちのたたかいはこれからだ!!!みたいな」
サウ見れ「そうか・・・それじゃあフラグはどうするんだ?」
照「全国大会の次は世界大会・・・念のため宇宙大会も匂わせておこう・・・」
淡い「火星人と麻雀打つんですか?」
照「火星人はすごいぞーてかrタヒが出るんだ」
菫「ぎええええ」
淡い「わあ、怖い」
照「それまでになんか能力つけておけよ」
淡い「あ、大丈夫です、それじゃあ決勝戦で覚醒します」
照「いや・・・覚醒するのは咲の方だ、お前は違う場所で覚醒しなきゃ」
淡い「大変ですね」
照「で、そろそろおかしたいむにしないか?」
菫「おっ、いいな、私ポッキー持ってきたぞ」
淡い「私はトッポ持って来ました」
亦野「私はプリッツ」
渋谷「お茶・・・」
照「あはは・・・まあまあみんな落ち着いて・・・」
淡い「あ、私トッポ食べていいですか?」
菫「いいぞ、私はポッキーを食べるからな」
照「 」
渋谷「あれ?照先輩はなにか持ってきたんですか」
照「私はプリンを・・・」
照「 」
渋谷「それじゃあ私はお茶を飲んでます」
渋谷「ズズ・・・」
照「ない・・・」
菫「ん?」
照「誰だ・・・私のプリン食いやがったんも」
淡い「・・・」
菫「・・・」
プリン「・・・」
照「おい・・・口にプリンついてるぞ・・・」
亦野「・・・・・」ハッ
照「貴様・・・前へ出ろ・・・」
亦野「ひっ・・・ひいいい」
照「まてゴラア!!!」
ギュルルルルル
照「コークスクリューメガトンキック7!!」
亦野「あああー^ーーー」
照「おらぁっ」
ぼこっ
亦野「げふっ・・・うええ・・」
ゲロゲロ
照「くらえっt、コークスクリュースーパーミラクル」
ゲロゲロ「うええ・・・」
亦野「はっ・・・コークスクリュースーパーミラクルが来る・・・」
亦野「右か?左か?いや、後ろだっ」
ボコッ
亦野「ぐはっ・・・あ・・・が・・・」
照「どうした・・・こんなものか・・・」
亦野「うう・・・うええ・・・」
亦野「ごめんなさいぃーもう、しませんから。ァ-」
ボコッ
亦野「がは・・・っ」
照「醜!!」
ボコッ ガスッ
亦野「げふっ・・・ごええ・・・」
ゲロゲロゲロ
亦野「おえっ・・・かはっ・・・」
照「ククク・・・もっと苦しめ・・」
亦野「うう・・・ごめんなさい・・・ごめrんなさい・・・」
照「どうした・・・やめてほしいか・・・」
亦野「うう・・・なんでもしますから辞めてくださいいい・・・」
照「私は宮永照様と結婚しまうって言えば許してやってもいいが???」
亦野「うう・・・私は宮永照様と結婚しまう」
照「ほう・・・ほんとうyか」
亦野「ほんとうでしゅううーーーゆるしてええーーー」
照「仕方ないな・・・許してやろうあ」
亦野「あ・・・ありがとうござい魔手」
照「ただし、昼飯をおごれ、いいな」
亦野「はっ・・・はいぃ・・・~」
こうして亦野と宮永照がケンコンして幸せになった
和「だ、ダメです咲さん…そんなところ…あっ…」
咲「大丈夫だよ、おいしいよ和ちゃん。ほら、和ちゃんも舐めて」ペロペロ
照「また咲が舐めプしてる…」
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