abc in 咲 (153)

aがbにcした。
aとbがcになった。
等の条件で適当に書きます。
aとbはどちらかが咲キャラなら残りは「僕」とかでも構いません。
ただし、他作品キャラはNGです。
cは特に制限を設けませんが、文章を書く練習のつもりなので、独自解釈は入れると思います。
キャラについては特に全国大会編は詳しくないので誰だこれになる可能性はあります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363798469

とりあえず今から外食してくるので、

下2:a
下4:b
下6:c

時間的に人がいなさそうなら戻ってから適当に書いて投下します。

咲さん

カンちゃん

テルー

池田

布教

京太郎

腐った世界に導く

京太郎がネタにされるのか……

ホモの手からは逃れられない

腐った世界に池田が巻き込まれんのか

カンちゃんが池田に京太郎した

or

カンちゃんと池田が京太郎になった

カンちゃんは咲のことで良いのかな。
書いてきます。

@カンちゃんと池田が京太郎を奪い合った

カッチ……カッチ……カッチ……カッチ……カッチ…………。
普段は静かなこの喫茶店も、静けさすら居た堪れなくなって何処かへ行ってしまったようで、大きな壁掛け時計の針の音がやけに響いて聞こえる。
現実から逃避したい、そんな気持ちで針の音を拾い続けていたが、無常にも現実に引き戻された。
引き戻したのは幼馴染みの声であった。
正面に座っている咲は薄っすらと笑みを浮かべているが、その声は恐ろしく冷たい。

「それで、京ちゃんはどうするつもりなの?」

ええとですね……、ええと、その……。

何も考えずに口を開き、当たり前のように言葉に詰まっていると、助け舟が出された。
勿論、乗った瞬間に沈む泥舟である。

「京太郎はあたしを選ぶに決まってるし!」

隣に座る池田先輩の声が力強いのは、自信があるからではない。
これは咲を挑発しているのだ。
自分の方がお前より立場は上なのだ、と——。
それは咲にも伝わっている。
咲が笑顔のまま握りしめたコップの中で、氷がからりと鳴った。

「相変わらず、無駄に、前向きですね。あなたは麻雀でも、無駄な、前向きさだけが取り柄でしたし」

妙に「無駄」を強調した咲は、少し間を置くと、一言呟いた。

——まあ、その前向きさは、勝負になんの影響も及ぼさない、本当に、無駄、なものでしたけど。

池田先輩の歯がぎりと音を立てるのと、俺の胃がきりりと痛むのと、どちらが早かっただろうか。

「言ってくれたな……。まあ、あたしは大人だから負けは負けとして素直に認めたし。……だからあんたも認めな。京太郎はあたしのものだって」

——幼馴染みのアドバンテージも活かせない恋愛弱者は、麻雀でだけ、いきがってろ。

今度は中の氷ではなく、咲の持つコップそのものがぎしりと音を立て、俺の胃もぎりりと痛む。

(どうして二人とも余計な一言を付け加えるのかなぁ……)

言葉には出さない。
出せば矛先はこちらへ向き、答えを要求されるだろう。
決定的な何かを引き起こしてしまう、俺の答えを。

祈るような気持ちで壁掛け時計を見ると、まもなく19時になろうというところ。
喫茶店の閉店時間は20時だ。
俺の心も身体も、持ちそうにない。
胃の痛みに加え、吐き気までしてきた。
堪えるように口を手でおさえ、そっと目を瞑った。
もはや何かに祈ることはない。
ただじっと耐えるだけだ。

十三階段を待つ、死刑囚のように——。

>>1にあるのはあくまでも例示です。
名詞や動詞だけならこちらで自由に書きますし、細かく指定して条件を縛ってもらっても構いません。

カンちゃん=咲ちゃん(腐女子)。ハギ京妄想に浸る。「きゅふふ」が笑い声

安価に人物が3人になるとシチュエーションはおまかせになるのかな

1セット
下2:a
下4:b
下6:c

2セット
下8:a
下10:b
下12:c

3セット
下14:a
下16:b
下18:c

寝ちゃいそうなので、3セット指定。
人がいなさそうなら、1セットが固定されたら、1セット目に書き込んだ人も2セット目に書いてもらって構いません。
ちなみに1レス完結で考えてますが、複数レスになる場合もあります。

髪の毛を自在に操れるようになった姉帯さん

レスがあったので追記。
あんまりそう言ったネタに詳しくないので、特徴づけがあるのなら>>17のように書いてもらっていいです。
人物三人なら基本おまかせになりますが、例えばcを「京太郎を押し付けあった」と指定されたら、今回の場合は咲と池田が京太郎を押し付けあう話になります。

再度ここから

1セット
下2:a
下4:b
下6:c

2セット
下8:a
下10:b
下12:c

3セット
下14:a
下16:b
下18:c

ksk

末原さん

ksk

洋榎

ksk

卒業式

ksk

はるる

ksk

たかみー

ksk

洋菓子と紅茶を用意しておしゃべり

ksk

ksk

はやりん

ksk

大沼プロ

まこさんまだ出ませんねぇ

一つ目
a:末原さん
b:洋榎
c:卒業式

二つ目
a:はるる
b:たかみー
c: 洋菓子と紅茶を用意しておしゃべり

三つ目
a:和
b:はやりん
c:大沼プロ

朝ごはん食べたら書き始めます。
ちなみに阿知賀編は読んたことないので、そっちに出てるキャラについてはネットで調べて書きます。

@末原さんを洋榎が卒業式で送る練習

「末原さん、卒業おめでとうございます!」

「はあ……」

「末原さんがもうおらんくなる思うと、うちは……、うぅ……ぐすん」

「はあ……」

「……ちょお待ち。カメラ止めえ」

「え!? カメラで撮っとるん!?」

「いや、撮っとるわけあらへんわ。今のは言うとくとこやろ」

「なんですかそら」

「恭子、なんでこんなことしとるんかわかっとるんか?」

「私が卒業する時に送り出す練習……」

「そうや。せっかくの卒業式なんやから、しっかりやらんとあかんわ」

「いやいやいや。それがおかしいですわ」

「なにがや」

「なにがちゃいます。私と主将は一緒に卒業やないですか。送り出す練習なんかいらんちゃいますの」

「なにがあるかわからんのがこの世の中やで?」

「主将が私を送り出すっちゅうことは、自分、留年しとりますやん……」

「ええから、続き行くで」

「そんなんええから、はよ掃除終わらせましょうや。部活に行かれへんわ。送辞、掃除だけにとか言い出したら張っ倒しますよ」

「……」

「はは、まさかそんなくだらんこと言い出すわけないか」

「……」

「単なるオヤジギャグやし、今時、小学生でもよう言わんわ」

「……」

「主将? なんで涙目なん……」

@はるるとたかみーが洋菓子と紅茶を用意しておしゃべり

「はるるさん、ですか?」

渋谷尭深が声をかけると、相手はこくりと頷いた。
教えられていた特徴に合う人物は彼女しかいなかったが、それでも緊張した。

「たかみー、です。今日はよろしくお願いします」

「よろしく……」

「どうしましょうか」

「どこか、お店に入ってお茶でも」

「そうしましょう」

はるるさんの提案を受けて、良さそうなお店を探してみると、洋菓子店が併設された喫茶店が見つかった。
確認を取ると、ここで良いとのことだった。

中に入ってみると、静かで落ち着いた、時分好みの雰囲気だった。
ゆったりと流れるどこかで聞いたことがある曲も、会話の邪魔にならないように音量が絞られている。

メニューを見ると、美味しそうな洋菓子がズラリと並んでいる。
飲み物は、紅茶、コーヒー、ソフトドリンク……。

「緑茶はない、……か」

「黒糖がない……」

私が呟くのと同じく、はるるさんも。
つい見つめてしまうと、恥ずかしそうに微笑みながら、黒糖が好きなんです、とのこと。

「私は紅茶よりも緑茶が好きなんです」

はるるさんがくすりと笑う。

「和風の喫茶店のほうが良かったですね」

「そうですね。同年代の女の子だと洋菓子が好きな子が多いからはるるさんもそうかなって思ってしまいました」

そこから、初対面のぎこちなさは薄らいで、私達なりに会話が弾んだ。
お互いにネットよりも口数は少なかったけど、表情が見える分だけ、いつも以上に相手を知ることができたと思う。

紅茶の独特の風味を味わいながら、たまには紅茶も悪くない、とそう思えた。

@和がはやりんのコンサートに大沼プロと行った時の話

「大沼さん! こちらです!」

声をかけると、はいはいと返事は来たが、一向にこちらへ来る気配はない。
少し戻ると、人波に入り口まで流され行く大沼プロが見えた。
慌てて駆け寄って手を握る。
皺があるけれど、大きくて優しい手だ。

「すまんな。こういうところには慣れてなくて」

「私もアイドルのコンサートは初めてです」

手を握り直し、軽く引き寄せる。

「とにかく席へ向かいましょう。そろそろ始まってしまいます」

はいよと答えて大沼プロが握った手にぎゅっと力を込めた。
人波に翻弄されながらも少しずつ前に進んでいく。
先ほどから感じるおかしな落ち着きの無さは、コンサートの開始時間に追われているせいだろうか、慣れない人混みのせいだろうか、それとも……。

「今日はチケットありがとうございました」

ようやく席に辿り着き、一息入れたところで大沼プロに改めてお礼を言う。

「ああ、いいよいいよ。どうせ知り合いからタダでもらったもんだしな」

にっと笑う。
渋みと可愛らしさと、少しだけ格好良さが混ざった素敵な笑顔だった。
今なら聞けるかもしれない。
どきどきと高鳴る胸を押さえ、口を開く

「あの、大沼さ——」

私の声は大きな歓声に遮られた。
主役のが登場したようだ。

「始まるみたいだな。今日は楽しもうや」

大沼プロの言葉に少しだけ、本当に少しだけ、溜息をついて、はいと微笑んだ。

「みんな! 今日は来てくれてありがとー!!」

はやりんの声が響く。
今日は、楽しもう。
何も急ぐ必要はないのだから。

おそらく咲SS史上初の和大沼。
後悔はちょっとしかしてない。

次は下、3、6、9で。

急遽飛行機に乗ることになったので、ここから下で成立したものは搭乗までに確認できた分だけ機内で書きます。

下偶数ごとにabcabc

シズ

もも

ksk

ksk

シロ

ksk

トシさん

ksk

魔王咲さん

なんか全て人名になっちゃうな

残り80円…

ジュースハゲksk

シズ

abとcの間隔を空けるかタイミング分けてくれるといろいろ変化球も書き込めるんだけどね
誰かが書き込んだらズレるかなーと思うと人名書いた方が無難って考えになっちゃう

ここまでは機内で書きます。
このあとも書き込みあったら向こうに着いたら書きます。

abとcの間を開けたほうが良いってのはそのとおりだと思うので、

2a
2b
5c
にします。
この下からスタートで。

ksk

ksk

ksk

タコス

今度は開けすぎだろjk

ksk

ksk

ksk

@モモと塞とシロの落ちのない話

「シロー、モモはどこ?」

「……んー、探すのもダルい」

「ひどっ!?」

「ここにいるっすよー」

「お、いたいた。先生がまだ提出する書類があるからあとで職員室に来いってさ」

「了解っす」

「いっぱい書類があるね。ダルいから転校はしたくないな」

「ダルくなくても嫌だよ」

「確かに嫌だったっすねえ。こっちの皆が良い人ばかりだってのがせめてもの救いっすよ」

「ははは、早めに馴染めたようで良かったよ。ん? どうしたの、シロ?」

「いや、モモの“消える”を塞いだらどうなるのかなと思って」

「これは生まれついてのものっすからね。シロ先輩の“ダルい”を塞ぐようなもので……ぶふぅ!」

「急に噴き出してどうしたの!?」

「いやあ、“ダルい”を防がれて滅茶苦茶やる気に満ち溢れたシロ先輩を想像したら……、あははははは」

「……くくっ」

「……」

@トシさんが魔王咲さんと対峙したら老後の貯えが残り80円…

少女は雷雲を背負い、立つ。
時折身体を這う稲光は、まるで龍をじゃれつかせているようだ。
勿論、これは自分が勝手に抱いているイメージだということはわかっている。
問題は目の前にいる少女が、ただ対峙しただけでそれほどのイメージを相手に抱かせてしまうほどの、底しれない力を持っているということだ。

トシが足元に視線を移すと、そこに砕けたモノクルがあるのが見える。
一つだけではない。
いくつも、いくつも、砕けて落ちた。
彼女をモノクルを通して見たわけではない。
彼女を“塞ごう”、そう思ってモノクルを取り出しただけで、それらは砕け散ったのだ。

(あの子に“塞ぐ”ことを教えたのは私だ。その私ならもっとうまく塞げると思ったんだけどね……。宮永咲……、魔王咲の別称は伊達じゃない、か)

「あの、割れちゃいましたね、それ」

少女が口を開く。
モノクルは割れて役に立たない、次の一手はどうするのだ? そういうことか。
おどおどした様子は自らの力を隠すための演技なのだろう。

「……そうさね。だけど大丈夫。とっておきがあるよ」

懐から柔らかな布を取り出す。
中身はモノクルだ。
しかし、ただのモノクルではない。
教え子達が目の前の少女、魔王咲と対峙するだろうことがわかった時、特注で作らせたものだ。

(教え子の対戦相手を勝手に塞ぐだなんて、指導者失格だろうね。だがそれでも良い。可愛い教え子達が魔王と戦い、壊されていく……、それを防げるのなら、私の指導者としての資質なんてどうでも良いさ)

モノクルを取り出したが砕けない。
当たり前だ。
砕けてたまるか。

「このモノクルは、邪気を払う最硬の鉱石、ダイアモンドでできている。おかげさまで、老後の貯えが無くなっちまったけどね」

残り80円……。
定期を解約してこのモノクルを作成した代償。

「えっと、きっと大丈夫ですよ。よくわかんないですけど……」

今から死にゆくお前に老後の心配は無用、か。
言ってくれる。

モノクルをゆっくり持ち上げていくと、顔の前辺りでぎしりと音を立てた。
……大丈夫、きっと大丈夫。
ダイアモンドは砕けない。

こうして、トシの最後にして最大の戦いが幕を開けた。

5は遠かったですかね。
加減がよくわからない。

乗り継ぎがまだあるので夜から適当にやります。

よく分かんないけど、>>72の続きがすごい読みたい

とりあえずabが決まってからcを決めます。

2:a
4:b

ksk

タコス

ksk

胡桃

a:タコス
b:胡桃

cは下2で

ksk

ksk

タコス品評会

@タコスを失った胡桃がタコス品評会へ行った話

私がこのタコス品評会へ来たのは、あの子を失ってぽっかりと開いてしまった胸の穴を埋めるためだった。

どのタコスもとても可愛らしい。
けれどあの子の代わりなど、やはり居ないのだ。
私がここに来たのはそれを確認するためだったのだろう。
愛らしく、私によく懐いていたあのタコスはもう居ない。
黴びて、腐ったあの子が戻ることなど、無いのだ。

私は会場に背を向ける。
途中、どれも美味いじぇ! と大騒ぎしている少女のマナーの悪さを注意して、足早に立ち去る。
タコスが食べられているのを見ると、ついあの子を重ねてしまい、胸の穴が大きくなる錯覚を覚えた。

会場の外は、雨。
この梅雨の季節でなければ……。
あの子と出会ったのが、雪深き厳冬であったならば、もっと一緒にいられたのだろうか。
いや、それでもあの子との別れは、今と同じ喪失感をもたらせたに違いない。

空を見上げると雨粒が頬を濡らす。

——さようなら、タコス。

私は雨に頬が濡れるまま、愛しいあの子に別れを告げた。

優希ちゃんでないとダメですかそうですか

酉は消し忘れなので気にしないでください。

時間を置くより、abcのうち、一つでもキャラが含まれてたら成立とかのほうが良いでしょうか。

人があまりいなくて対象外のレスが的確にkskで流れてるみたいだし
文章書く練習だーっていうなら、範囲↓6くらいでキャラ名かワード書いてーとかにしちゃって
その中から>>1が独断でabc選んで書くとかでもいいかもね

それ良さそうですね。
ではここから下6で。

しんめんさん

おかゆ

とりかばえや

上柿恵

菫さん

たけのこほり

>>92
とりかへばやだったわスマソ

@上柿恵がとりかばえや入りのおかゆを作りに来てくれた話

げほげほと咳が出る。
どうやらすっかり風邪を引いてしまったようだ。
せっかくの週末だというのに、寝て過ごすことになるのか……。

目を覚ますと、台所から物音がする。
誰? と声をかけようとして思いっきり咳き込んでしまった。
喉の調子は悪化しているようだ。

「あれあれ、だいぶ酷そうだねえ」

ぎっひ、と現れたのは上柿だった。
相変らず変な笑い声だな。どうしてここに?

「あたしゃ来る気はなかったんだけどね。おばさまに頼まれちまってさ」

そりゃどうも。

「おかゆ作ったよ。食え」

ふーふーして食わせてくれ。

「ふざけんじゃねえっすよ」

もともと鋭い、というより悪い目つきがますます凶悪になった。
それでも、枕元まで来てくれたってことは食べさせてくれるのだろう。
あーんと口を開けると、ちっ、と言いながらおかゆをさましてくれる。
うん、なかなか美味いな。

「なあ、“とりかばえや”って知ってる?」

一口食べたのを見計らったように、そう尋ねてくる。
いや、知らんね。それよりもう一口。

「あっそう。知らないのね」

ぎっひ、と笑う。

……それがどうしたんだ?

「おかゆに入れてみたんだよ。その“とりかばえや”を」

ふうん。変わった味はしなかったけどな。
むしろ、普段より美味しいくらいだ。

「……あっそ。あたしが今度風邪を引いたら、あんたも“とりかばえや”入りのおかゆ作ってよ」

だからそれはなんだよ。

あたしゃこれ以上は言うつもりはないね、その台詞を最後に上柿はただ黙々とおかゆを食べさせてくれた。

「じゃあ、あたしゃ帰るけど、なんかあったらメールしな。気が向いたら来てやるよ」

食べさせ終わるとそう言い残し、帰ってしまった。

結局なんなんだよ、“とりかばえや”って。

>>96
ごめん、もう書いちゃってた。

ちょいキャラのほうが適当に書けて楽かもしれない事実に気づいた。
それでも遅いけど。
書く速度をもうちょっと上げたい。

次も下6で。

シズ

>>97みたいな他の単語でも話が通じちゃうようなのはちょっとなーって思ってしまうな
三題噺とかでもそうだけど、お題の単語はちゃんと意味を持たせて使わないと練習にならないぜ
とりかえばやって古典的でいいお題なんだから余計にね

課金

まあ間違えた俺が一番悪いんだすまんかった

安価は梁山泊

とりかへばやのことだろうとは思ったんだけど、意味のない単語を使うってのをやってみたくて、つい。
>>99みたいな批判は歓迎なのでどんどん言ってください。
こうしたほうが面白くなるとか、こうしたほうが練習になるとか。

人がいなさそうなので、同じ人でも良いのであと二つお願いします。

大沼

晴絵

@晴絵「大沼プロ、課金し過ぎです」

「大沼プロ、お久しぶりです」

「ん? おお、赤土君か」

「スマートフォンなんですね。メールですか?」

「いや、孫に薦められたゲームをな」

「大沼プロもゲームなさるんですね。……ああ、これなら私も少しやってますよ」

「おお、そうなのか」

「このゲームお金かけるほど強くなれるんですけど、なかなかそこまではできなくて」

「ふうん」

「なんて名前で登録されてるんです?」

「“ぬまっち”だな」

「どれどれ……、って、え?」

「どうしたい?」

「このランキング1位がひょっとして?」

「ああ、俺だな」

「……ちなみにいかほど課金なされたので?」

「先月で三十万ちょっとくらいだったかな」

「……」

知人のシニアの方がネトゲに二十万ぶっこんでおばあちゃんに怒られていたのを思い出しました。
老後で趣味に生きる人のお金のかけ方はひどい。

出かけるので書き込みがあれば戻った後に適当に組み合わせて書きます。

乙ー


何やら大沼スレになってるような……

隠乃



魔王咲

和大沼の続きにしようかとも思ったけど自重した。

せっかくもらえた御題だったし、>>97を再構成。

@おかゆを食べさせてくれる上柿をとりかへばやにかこつけて赤面させた話

げほげほと咳が出る。
どうやらすっかり風邪を引いてしまったようだ。
せっかくの週末だというのに、寝て過ごすことになるのか。
途端に憂鬱な気分になり、布団に潜り込んだ。

目を覚ますと、台所から物音がする。
誰? と声をかけようとして思いっきり咳き込んでしまった。
喉の調子は悪化しているようだ。

「あれあれ、だいぶ酷そうだねえ」

ぎっひ、と現れたのは上柿だった。
相変らず変な笑い声だな。どうしてここに?

「あたしゃ来る気はなかったんだけどね。おばさまに頼まれちまってさ」

そりゃどうも。

「おかゆ作ったよ。食え」

ふーふーして食わせてくれ。

「ふざけんじゃねえっすよ」

もともと鋭い、というより悪い目つきがますます凶悪になった。
それでも、枕元まで来てくれたってことは食べさせてくれるのだろう。
あーんと口を開けると、ちっ、と言いながらおかゆをさましてくれる。
うん、なかなか美味いな。

「そりゃどうも」

もう一口くれ。今日は学校で面白いことあった?

「んー、特には……、ってそうだ。あんた“とりかへばや”って知ってる?」

いや、知らん、なにそれ。
あーん、とおかゆを催促すると、自分だけが知っている優越感が多少混じった笑みでおかゆを食べさせてくれた。

「古文の時間に出てきたんだけど、手っ取り早く言えば、男を女として、女を男として、育てたって話だね」

ふうん、最近の漫画でありそうな話だな。入れ替わったまま恋人になって、とか。
面白かった?

「いやあ、古文だからあたしにゃ、あらすじくらいしかわかんねえっすよ。“とりかへばや”って字面が面白くて記憶に残っちまってさ。ちなみに二人は異母兄妹だかんね」

あっそう。

「ほれ、もう一口。……もしあたしが“とりかへばや”みたいに、実は男で女として育てられてたらどうするよ?」

ぎっひ、いたずら気に笑いながら尋ねてくる。

そのときは俺が、実は女で男として育てられてたってことになって、何も問題はない。
異母兄妹ってのは勘弁だけどな。

上柿はその言葉にしばし首を傾げていたが、しばらくしてこちらの言いたいことに気づいたのか、顔を真っ赤に染め上げて、ふうん、と呟くとそれ以上は何も話さずに、おかゆを食べさせてくれた。

「じゃあ、あたしゃ帰るけど、なんかあったらメールしな。気が向いたら来てやるよ」

食べさせ終わると律儀に洗い物をして、帰ってしまった。

明日は休日だ。
適当な理由で上柿を呼びつけよう。
ぶつぶつ言いながらも、優しく看病してくれることだろう。
心躍らせながら、布団に潜り込んだ。

御題があと三つ出たら選んで書きます。


上柿さんヒロイン待ったなし!

安価は早春賦

和三盆

ビバーク

書いてきます。

@ビバークする隠乃に響くは早春賦

雪混じりの雨を大きな樹の陰に入って凌ぐ。
吐く息が白い。

(もうすっかり春だねー、なんて皆言うからその気になっちゃったけど、さすがにまだ山に来るのは早かったかー)

山入りする前から吹いている冷たい風に嫌な予感はしていたが、どうやら当たってしまったようだ。
携帯カイロは持ってきているから、すぐにどうにかなることはない。
それにこの感じなら夜まで降り続けることはないだろう。

(でも所々雪が解けてるし、新芽も見えたし、もうすぐなんだろうなぁ)

春は隠乃にとって、好きな季節だ。
雪山もいいけれど、やっぱり春のみんなが活気付いている山のほうが駆け回っていて楽しい。
そんな気持ちに急かされるようにやってきたけれど、春の本格的な到来はもう少し先のようだった。

(待ちきれなかったのは私だけじゃないみたいだ)

木々に視線を移すと、鳥達をちらほらと見つけることができた。
首をせわしなく動かすその様が、この寒さに鳴こうか鳴くまいか迷っているように思えて、ついつい笑みがこぼれてしまった。

(もうすぐ春。春になったら高校生。高校生になったら——)

去年までとは違う、もっと素敵なものの到来の予感が、隠乃の胸を高鳴らせた。

(早く春が来ないかな!)



山好きってか野生児かサバイバーだな隠乃ww

ビバーク用にカイロ持って歩いてる……これはプロの犯行

彼女は山の主らしいので!

書き忘れてた。
下6で募集。

かそく

下6までの範囲で募集かな

安価なら莉子

甲子園

口車

ゆみちん

書いてきます。

しずの

@口車に乗って甲子園出場を目指す莉子

劔谷高校麻雀部は全国大会2回戦で敗退した。
原因は私。
2位で迎えた大将戦オーラス。
最後の最後で3位の阿知賀女子に振込んでしまった。
みんなは、気にするな、あなたのせいじゃないと言ってくれたけれど、私はもう麻雀部には……。

とぼとぼと歩いていると、見知らぬ男に声をかけられた。

「こんにちは、安福莉子さん」

誰だろう、知らない人だ。

「ああ、自分は怪しい者じゃないですわ。お名前は先日の全国大会で」

……こんにちは。

「そんな警戒せんでくださいよ。今日はね、安福さんをスカウトに来たんですわ」

スカウト……? 私は劔谷高校が敗退した原因ですよ?

「あー、ちゃいますちゃいます。麻雀じゃなくてね、野球ですわ」

……は?

「野球です、野球。兵庫県には高校球児の聖地、甲子園がありますやろ。そこを目指すんですわ」

いやいやいや、それは突っ込み待ちですか? 私は女子ですよ?

「そう思いますやろ? ところがね、来年からは女子も出れるんですわ」

え? それは初耳……。そうじゃなくてですね。どうして私なんですか?

「いや、あの全国大会2回戦、見させていただきましたわ。最後は振り込んでもうたけど、なかなかどうして、良い打ち回しでしたわ。あの感性をね、野球で活かしてほしい! そう思ったんですわ!」

熱く語る男。
彼はスカウトマンらしい。
ある程度、自分の裁量で選手を獲得する権限が与えられているとのこと。
過去に彼がスカウトした人物の名前を聞いてみると、私でも知っているような選手ばかりだった。
彼の言葉を聞いているうちに、だんだんと私もその気になってきた。
麻雀ではダメだったけど……。
もし、私が甲子園に出て活躍できたら、みんなも喜んでくれるだろうか。

「そりゃもちろん、喜びますわ! 麻雀もね、たいそう人気のある競技ですけども、知ってのとおり野球と言えば国民的スポーツですわ」

それはたしかに。

「その野球でですね、兵庫県出身者が、つまり甲子園の地元ですわ。地元の者が大活躍して喜ばんと思います? そんなことないですわー」

彼の言うとおりだ。
私は麻雀ではだめだったけど、野球で、錦を飾るんだ!

「よう言うてくれました! そんで、後付で悪いんですけどね、女子が出れる言うてもちょっと入用になるんですわ」

え、そうなんですか?

「ま、ま、そんなたいした額じゃないです。諸手続きのためってことでね、ちょいとね。それこそ、甲子園で活躍したらお釣りが出て困る程度の額ですわ」

わかりました、可能な範囲でなんとか集めます!

近いうちにまた会う約束をして、彼と別れた。

部活のみんなにも言わなきゃな……。

次の日、部活のみんなに、自分は甲子園に行くこと、だから部活は辞めることを伝えたら、死ぬほど怒られた。
あだ名がカモネギ莉子ちゃんに定着しかけたが、なんとかやめてもらえた。
みんなも狡猾な詐欺には気をつけて。

ここから下6レスまで募集

財宝

64000

りんかい線全線開通10周年

魔王咲さん

不幸属性えりちゃん

淡淡

6レス溜まったので書きます。

@りんかい線全線開通10周年に関する仕事をする不幸属性えりちゃんの財宝

昔、お台場は遠い島でした。
しかし、りんかい線が全線開通してからはお台場へはあっという間に。
りんかい線全線開通から今年で十年。
お台場が近い島になって十年。
今年を一つの節目としても、これからもりんかい線はみなさまを——。

ぶつぶつとアナウンス原稿を読みながら歩く。

(あーあ、こういう堅苦しいの苦手なんだけどなぁ)

思えば高校生女子麻雀大会のアナウンスは楽しかった。
すこやんとも一緒に仕事できたし。
あの仕事を受けるのに運を使い果たしたのか、最近はついてないことが多い。
財布は落とすし、お気に入りのヒールの踵は折れるし、車はぶつけられるし。
なによりすこやんと休日が合わずになかなか遊べない。

(この仕事が終わったら暇ができるし、いっちょ頑張るか!)

「あ、すみません!」

気合を入れた途端に自転車の男性とぶつかりそうになった。
慌てて避けて転びそうになったが、なんとかフェンスにつかまってバランスを保つ。
自転車の男性はこちらをしきりに気にしていたが、いいよいいよと手を振ってやるとペコリと一礼をして走り去っていった。
ぶつからなかっただけ、今日はついていたかな。
そう思ってフェンスから離れると、びりり、と嫌な音がした。

(そうきたかー!)

見ると袖のところが完全に破れている。
フェンスが壊れていて、そこに引っ掛けたようだ。
お気に入りで大事にしてたスーツだったのに。
この調子で大事な物が壊れていったら、たまったものじゃない。
さすがに泣きそうになっていると、携帯が震えた。

(メールか……。ん?)

さっきまでの憂鬱は気分はどこかへ行ってしまった。
自然と顔が綻んでしまう。
ちょっとくらいの不幸がなんだ。
スーツの一着や二着くらいどうってことないさ。
はやる気持ちを抑え、電話をかける。

「ちはーす!! あなたのこーこちゃんだよー!」

向こうから、ちょっと、声が大きすぎるよ! との声が聞こえてくる。
うん、今日も元気なようで何よりだ。
これさえ壊れなければあとはまあ、適当でいいや、そう思いながら、久しぶりの電話を楽しんだ。

読み直してたら上柿さんが可愛く思えてきた。

次からはどんな系統が良いかも募集します。
ホラー系、いちゃいちゃ系、昔話系、不思議な話系、まったり系、変態系、etc.
6レス全部が何系が良いかで埋まると泣きそうなので、単語+系統も可にします。
ただし、力量的に指定どおりにやりきるのはきついかもしれないので、単語と系統を分けて採用します。
例えば「大沼さん、いちゃいちゃ系」、「魔王咲、ホラー系」とあっても大沼さんのいちゃいちゃ系ではなく、大沼さんのホラー系にもなりえます。
ちなみに系統指定はぶっちして好きに書く可能性もあります。

ここから下6までで。

寝ちゃってたら6レス区切りで成立した分を書きます。

変態系
アコチャー

九州新幹線「夢企画」

いちゃいちゃ系
トシさん

魔王咲さん

勘違い系

B型H系

京太郎

えり…ちゃん?
こーこちゃん?

莉子ちゃんはカモネギ可愛い

@トシさんと魔王咲さんが対峙しているところに京太郎が通りがかった

高鳴る鼓動を抑え、モノクルを持ち上げていく。
言わば自身の未来をすらかけた、ダイヤモンド製モノクル。
ぎしりぎしりと心臓に悪い音が先ほどから鳴っているが、砕けるほどではなさそうだ。

(これならいけそうだねえ)

勝利を確信し、一気に目にかけようとしたところで、魔王が口を開いた。

「あの、もういいですか? もう、……漏れちゃいそうで!」

(なんだって!?)

この魔王はなんと言ったのだ。
あの地獄の淵のような口から発せられたのは——。

(力が漏れ出そうだって!? じゃあ、今までは力を抑えていたとでも言うのかい!?)

もういいですか、と魔王は問うた。
それはすなわち。

(これからが本番だとでも言うのかい……)

すでに頬まで持ち上げたモノクルを見る。
ぎしりと音を立てながら微かに震えている。
これはモノクルが震えているのか、それとも自分が震えているのか。
わからない。
わかっているのは、魔王が本気を出せばこのモノクルが砕けかねないことと、魔王の圧力に屈して手を下ろしてしまえばもう二度と上げることはできないだろうこと……。
モノクルが惜しいわけではない。
換金すればいくらかは老後の足しになるが惜しいわけではない。
今の通帳残高では不安しかないが、決してこのモノクルが惜しいわけではない。
これが砕けてしまったら、魔王への対抗手段が完全に失われてしまうのだ。

「おーい、咲」

トシの思考を遮ったのは誰かの声だった。
見ると一人の男子生徒。
清澄高校の制服を着ていることからすると、どうやら魔王の配下のようだ。

「あ、京ちゃん! ちょっとお手洗いに行きたいからこのおばあさんお願いできるかな」

「ん? この人具合でも悪いのか? 良いぜ、試合始まるから急げよー」

私など配下の男で十分ということか。
待てと声をかける間もなく魔王は走り去っていった。
……私は安堵しているのだろうか。

「おばあさん、大丈夫?」

その声で、自分が立っているのもやっとなほどに疲弊していることに気づく。

「大丈夫さね。魔王本人ならともかく、その配下ならば……!」

すでに震えは止まっている。
時間はかけられない。
迷いなくモノクルを掲げ、目の前の男を塞ごうとして、トシの動きは止まった。
ありえない、こんな莫迦な……。
目の前の男には、塞ぐべき何かが一つもない。

(しまった、これは!)

魔王の走り去った方を見るが、すでに姿はない。

(……やられたね。この男は自分が立ち去る時間を稼ぐための完全な捨石か)

悔しさとともに、ある種の高揚感が生まれた。

(でも、自ら手を下さずに捨石を配してまで時間を稼いだってことは、このモノクルならばあんたに通用するってことなんだろう?)

心に希望が生まれた。
まだ、私は戦える!

トシの最後にして最大の戦いは、まだ終わらない——。

>>72の続きを書けと言われている気がした。

>>150
シリーズ化希望したいくらい面白い
乙です

@おひさしぶりさようなら

おうい、と声をかけてきたのは、よくみると高校時代の学友であった。
今は何をしているのかと問えば、物書きの端くれとのことであった。
何か良い話のネタはないか、との彼に、残念ながら思いつかないと返すと、にやりと笑い、彼。
曰く、この近くに幽霊屋敷があるとの噂。
曰く、そこには火事で焼け死んだ女の霊が出るとの噂。
曰く、彼自身も探しているが、どこにもその幽霊屋敷が見つからないとのこと。

君はこの辺りに詳しいだろう?
一つ僕を助けると思って、協力してはくれないか。

そんなことを言う彼に、怖いから嫌だと返すと、後生だと拝み倒され、結局は相応の謝礼と引き換えに受けることとなってしまった。


「そんで、久しぶりに会ったかと思えば、おんしの小遣い稼ぎの手伝いとはな」

そんなこと言わないでくださいよ、染谷先輩。

高校時代、馴染みのあった雀荘に足を運び、最愛なる染谷先輩を見つけた僕は、旧友からの依頼を一通り話す。

「怖いと言っておったのに、謝礼をちらつかされて引き受けるとはな」

現金だけに?

「やかましいわ。……なにか入用なんか?」

ええ、実はつい先日、子どもが産まれまして。

「ほうか! そいつはめでたいのう」

ありがとうございます。
染谷先輩そっくりの可愛い女の子ですよ。

「はいはい。そうかぁ、おんしにも子どもがのう……」

感慨深げな染谷先輩。

「そんならこんなところで油を売っておらんと、はよう帰りんさい」

追い立てるように、しっしと手を振られた。

それでは、染谷先輩。
また来ます。

立ち去ろうとする僕に、染谷先輩は何かを聞きたそうな様子。
しばし、逡巡の後、口を開いた。

「今日のわしは、どうじゃった?」

昔と変わらぬ、可愛らしい染谷先輩でしたよ。

僕の言葉に照れた様子の染谷先輩は、にっと笑い、またの、と手を振った。


家に帰ると妻が起きていた。

「おかえり」

ただいま、染谷先輩。

それを聞いて、呆れた様子の妻。

「おんしはまだ染谷と呼ぶか。……店跡に行っておったのか?」

僕が言い間違えるのは、毎回あそこに寄った帰りだと知っている妻は、そう尋ねてくる。

ご明察です。

「おんしも物好きじゃのう」

染谷せ……、まこさんもたまに行くじゃないですか。

「まあ、わしの場合は元実家じゃしな」

夜泣きに備えてわしは寝るぞ、とのまこさんに、おやすみなさいと声をかけたあと、メールにて旧友に明日会おうとの約束を取り付ける。
彼の満足する話かはわからないけれど、まあ、少なからず謝礼はもらえるだろう。
まこさんと子どもに何を買ってあげようかと思案しながら、僕も寝ることにした。

投下先間違えた。
失礼。

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