abc in 咲 (153)
aがbにcした。
aとbがcになった。
等の条件で適当に書きます。
aとbはどちらかが咲キャラなら残りは「僕」とかでも構いません。
ただし、他作品キャラはNGです。
cは特に制限を設けませんが、文章を書く練習のつもりなので、独自解釈は入れると思います。
キャラについては特に全国大会編は詳しくないので誰だこれになる可能性はあります。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363798469
とりあえず今から外食してくるので、
下2:a
下4:b
下6:c
時間的に人がいなさそうなら戻ってから適当に書いて投下します。
カンちゃんは咲のことで良いのかな。
書いてきます。
@カンちゃんと池田が京太郎を奪い合った
カッチ……カッチ……カッチ……カッチ……カッチ…………。
普段は静かなこの喫茶店も、静けさすら居た堪れなくなって何処かへ行ってしまったようで、大きな壁掛け時計の針の音がやけに響いて聞こえる。
現実から逃避したい、そんな気持ちで針の音を拾い続けていたが、無常にも現実に引き戻された。
引き戻したのは幼馴染みの声であった。
正面に座っている咲は薄っすらと笑みを浮かべているが、その声は恐ろしく冷たい。
「それで、京ちゃんはどうするつもりなの?」
ええとですね……、ええと、その……。
何も考えずに口を開き、当たり前のように言葉に詰まっていると、助け舟が出された。
勿論、乗った瞬間に沈む泥舟である。
「京太郎はあたしを選ぶに決まってるし!」
隣に座る池田先輩の声が力強いのは、自信があるからではない。
これは咲を挑発しているのだ。
自分の方がお前より立場は上なのだ、と——。
それは咲にも伝わっている。
咲が笑顔のまま握りしめたコップの中で、氷がからりと鳴った。
「相変わらず、無駄に、前向きですね。あなたは麻雀でも、無駄な、前向きさだけが取り柄でしたし」
妙に「無駄」を強調した咲は、少し間を置くと、一言呟いた。
——まあ、その前向きさは、勝負になんの影響も及ぼさない、本当に、無駄、なものでしたけど。
池田先輩の歯がぎりと音を立てるのと、俺の胃がきりりと痛むのと、どちらが早かっただろうか。
「言ってくれたな……。まあ、あたしは大人だから負けは負けとして素直に認めたし。……だからあんたも認めな。京太郎はあたしのものだって」
——幼馴染みのアドバンテージも活かせない恋愛弱者は、麻雀でだけ、いきがってろ。
今度は中の氷ではなく、咲の持つコップそのものがぎしりと音を立て、俺の胃もぎりりと痛む。
(どうして二人とも余計な一言を付け加えるのかなぁ……)
言葉には出さない。
出せば矛先はこちらへ向き、答えを要求されるだろう。
決定的な何かを引き起こしてしまう、俺の答えを。
祈るような気持ちで壁掛け時計を見ると、まもなく19時になろうというところ。
喫茶店の閉店時間は20時だ。
俺の心も身体も、持ちそうにない。
胃の痛みに加え、吐き気までしてきた。
堪えるように口を手でおさえ、そっと目を瞑った。
もはや何かに祈ることはない。
ただじっと耐えるだけだ。
十三階段を待つ、死刑囚のように——。
カンちゃん=咲ちゃん(腐女子)。ハギ京妄想に浸る。「きゅふふ」が笑い声
1セット
下2:a
下4:b
下6:c
2セット
下8:a
下10:b
下12:c
3セット
下14:a
下16:b
下18:c
寝ちゃいそうなので、3セット指定。
人がいなさそうなら、1セットが固定されたら、1セット目に書き込んだ人も2セット目に書いてもらって構いません。
ちなみに1レス完結で考えてますが、複数レスになる場合もあります。
レスがあったので追記。
あんまりそう言ったネタに詳しくないので、特徴づけがあるのなら>>17のように書いてもらっていいです。
人物三人なら基本おまかせになりますが、例えばcを「京太郎を押し付けあった」と指定されたら、今回の場合は咲と池田が京太郎を押し付けあう話になります。
再度ここから
1セット
下2:a
下4:b
下6:c
2セット
下8:a
下10:b
下12:c
3セット
下14:a
下16:b
下18:c
一つ目
a:末原さん
b:洋榎
c:卒業式
二つ目
a:はるる
b:たかみー
c: 洋菓子と紅茶を用意しておしゃべり
三つ目
a:和
b:はやりん
c:大沼プロ
朝ごはん食べたら書き始めます。
ちなみに阿知賀編は読んたことないので、そっちに出てるキャラについてはネットで調べて書きます。
@末原さんを洋榎が卒業式で送る練習
「末原さん、卒業おめでとうございます!」
「はあ……」
「末原さんがもうおらんくなる思うと、うちは……、うぅ……ぐすん」
「はあ……」
「……ちょお待ち。カメラ止めえ」
「え!? カメラで撮っとるん!?」
「いや、撮っとるわけあらへんわ。今のは言うとくとこやろ」
「なんですかそら」
「恭子、なんでこんなことしとるんかわかっとるんか?」
「私が卒業する時に送り出す練習……」
「そうや。せっかくの卒業式なんやから、しっかりやらんとあかんわ」
「いやいやいや。それがおかしいですわ」
「なにがや」
「なにがちゃいます。私と主将は一緒に卒業やないですか。送り出す練習なんかいらんちゃいますの」
「なにがあるかわからんのがこの世の中やで?」
「主将が私を送り出すっちゅうことは、自分、留年しとりますやん……」
「ええから、続き行くで」
「そんなんええから、はよ掃除終わらせましょうや。部活に行かれへんわ。送辞、掃除だけにとか言い出したら張っ倒しますよ」
「……」
「はは、まさかそんなくだらんこと言い出すわけないか」
「……」
「単なるオヤジギャグやし、今時、小学生でもよう言わんわ」
「……」
「主将? なんで涙目なん……」
@はるるとたかみーが洋菓子と紅茶を用意しておしゃべり
「はるるさん、ですか?」
渋谷尭深が声をかけると、相手はこくりと頷いた。
教えられていた特徴に合う人物は彼女しかいなかったが、それでも緊張した。
「たかみー、です。今日はよろしくお願いします」
「よろしく……」
「どうしましょうか」
「どこか、お店に入ってお茶でも」
「そうしましょう」
はるるさんの提案を受けて、良さそうなお店を探してみると、洋菓子店が併設された喫茶店が見つかった。
確認を取ると、ここで良いとのことだった。
中に入ってみると、静かで落ち着いた、時分好みの雰囲気だった。
ゆったりと流れるどこかで聞いたことがある曲も、会話の邪魔にならないように音量が絞られている。
メニューを見ると、美味しそうな洋菓子がズラリと並んでいる。
飲み物は、紅茶、コーヒー、ソフトドリンク……。
「緑茶はない、……か」
「黒糖がない……」
私が呟くのと同じく、はるるさんも。
つい見つめてしまうと、恥ずかしそうに微笑みながら、黒糖が好きなんです、とのこと。
「私は紅茶よりも緑茶が好きなんです」
はるるさんがくすりと笑う。
「和風の喫茶店のほうが良かったですね」
「そうですね。同年代の女の子だと洋菓子が好きな子が多いからはるるさんもそうかなって思ってしまいました」
そこから、初対面のぎこちなさは薄らいで、私達なりに会話が弾んだ。
お互いにネットよりも口数は少なかったけど、表情が見える分だけ、いつも以上に相手を知ることができたと思う。
紅茶の独特の風味を味わいながら、たまには紅茶も悪くない、とそう思えた。
@和がはやりんのコンサートに大沼プロと行った時の話
「大沼さん! こちらです!」
声をかけると、はいはいと返事は来たが、一向にこちらへ来る気配はない。
少し戻ると、人波に入り口まで流され行く大沼プロが見えた。
慌てて駆け寄って手を握る。
皺があるけれど、大きくて優しい手だ。
「すまんな。こういうところには慣れてなくて」
「私もアイドルのコンサートは初めてです」
手を握り直し、軽く引き寄せる。
「とにかく席へ向かいましょう。そろそろ始まってしまいます」
はいよと答えて大沼プロが握った手にぎゅっと力を込めた。
人波に翻弄されながらも少しずつ前に進んでいく。
先ほどから感じるおかしな落ち着きの無さは、コンサートの開始時間に追われているせいだろうか、慣れない人混みのせいだろうか、それとも……。
「今日はチケットありがとうございました」
ようやく席に辿り着き、一息入れたところで大沼プロに改めてお礼を言う。
「ああ、いいよいいよ。どうせ知り合いからタダでもらったもんだしな」
にっと笑う。
渋みと可愛らしさと、少しだけ格好良さが混ざった素敵な笑顔だった。
今なら聞けるかもしれない。
どきどきと高鳴る胸を押さえ、口を開く
「あの、大沼さ——」
私の声は大きな歓声に遮られた。
主役のが登場したようだ。
「始まるみたいだな。今日は楽しもうや」
大沼プロの言葉に少しだけ、本当に少しだけ、溜息をついて、はいと微笑んだ。
「みんな! 今日は来てくれてありがとー!!」
はやりんの声が響く。
今日は、楽しもう。
何も急ぐ必要はないのだから。
おそらく咲SS史上初の和大沼。
後悔はちょっとしかしてない。
次は下、3、6、9で。
急遽飛行機に乗ることになったので、ここから下で成立したものは搭乗までに確認できた分だけ機内で書きます。
下偶数ごとにabcabc
ここまでは機内で書きます。
このあとも書き込みあったら向こうに着いたら書きます。
abとcの間を開けたほうが良いってのはそのとおりだと思うので、
下
2a
2b
5c
にします。
この下からスタートで。
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