P「……?」
咲季「もう、どこに行ってたのプロデューサー!探したじゃない!」
学園中を走り回り、ようやく目当ての相手を見つけ出した
P「……」
咲季「連絡しようにも、なぜか分からないけど連絡先からプロデューサーの番号が消えててびっくりしちゃったわ」
咲季「とりあえず、もう一回登録し直すから連絡先を教えてくれる?」
スマホを取り出し、再度確認するも、やはり「 」の連絡先はない
そして、この違和感…何か、おかしなことが起きている気がする
P「……あの」
咲季「んー…何?」
言いようのない不安を抱える私に、目の前の相手は、こう答えた
P「すみません、どなたか、人違いをされていませんか?」
咲季「………………」
時間が、止まった感覚がした
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咲季「…………」
咲季「……」
咲季「は?」
咲季「…もう、何を言ってるのよ、そんなつまらない冗談……」
言いかけて、相手の目を見る
P「……」
目の前にいる相手が、そんなことを言う人だっただろうか?
咲季「……え、と……」
ドクン、ドクン…と、心臓が早まるのを感じる
何か言わないといけない…そう思うも、言葉が出てこない
そこへ…ドタドタと大きな足音が、近づいてきた
「あっ!!お姉ちゃん!!」
咲季「…佑芽?どうしたのこんなところで…」
焦燥する中、最愛の妹が自分と同じように慌ただしくこちらに近づいてくる
佑芽「どうしたのじゃないよ!急に部屋を飛び出していくから声をかけたのに無視するんだもん!」
咲季「そ、そうだったかしら…?ごめん、でも今は…」
佑芽「それに……」
何かを言いかける妹に、再び五感が鋭くなっていくのを感じる
まるで、体が聞くことを拒否しているような、そんな感覚
しかし、それでも現実は、私に逃げることを許してくれなかった
佑芽「私のプロデューサーさんと何を話してたの?」
今度は、完全に時間が止まった
同時に、目を背けていた事実を、脳がようやく認識する
今日は、初星学園の入学式──
その、前日だ
もしも咲季だけが記憶を引き継いだまま、佑芽ルートに入ったら…という妄想
続きは渋で書くかもしれません
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22278055
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あざとく売名行為しないで最初からpixivでやれ
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