【安価】提督「ラジオ!」 (117)
ピッピッピッ
ポーン
千歳「皆さんこんばんは。鎮守府ラジオのお時間です」
大淀「このラジオはリスナーの皆さんにより艦娘を身近に感じてもらうため艦娘二人のお話を淡々と流していく番組です」
千歳「記念すべき第一回目のお相手は鎮守府の秘書艦、千歳と」
大淀「いつも提督のお側に。任務娘の大淀でお送りします」
千歳「......」
大淀「......」
千歳「......あの」
大淀「はい?どうかされましたか?」
千歳「いえその、私、提督にいきなり連れてこられてまだ状況が飲み込めてないんですが......」
大淀「今読まれた原稿の通りですよ」
千歳「え......もしかしてこれって本当にラジオなんですか?」
大淀「そうですね。全国放送されているラジオです」
千歳「や、やだ......そういうことは先に言ってくださいよぉ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531914987
大淀「とりあえず現状がよくわかっていない千歳さんとラジオの前の皆さんのために少しこのラジオについて説明させていただきます」
千歳「......お願いします」
大淀「先ほども少しお話ししましたが、このラジオは不定期に行われるもので毎回違う艦娘二人によるお話を淡々と流していく番組、だそうです」
千歳「あ、では今日は私と大淀さんでやるんですね」
大淀「そうなりますね。またこの番組では普通のお便りのコーナーのみしかありませんから今日はお互いに頑張ってお話ししましょう」
千歳「......えっ!?あの、ラジオでよくある音楽のコーナーとか企画みたいなコーナーは?」
大淀「一切ありません」
千歳「......なんだか嫌な予感がしますね」
大淀「そんなこと言わないでください。もう軽く放送事故になりかけてるんですから」
千歳「本当にこんな調子で大丈夫かしら......」
大淀「まあ始めていきましょう。やっていくうちに分かりますよ......多分」
千歳「多分、ですか......ふふっ」
大淀「千歳さん?」
千歳「大淀さんも意外と不安なんですね。少し安心しました」
大淀「......と、とにかく記念すべき最初のお便り、千歳さん、お願いします」
千歳「はい、分かりました!......それでは最初のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
クラウドドラゴン
妹たちにすぐ脱ぐとお説教をされますがこの暑い夏を抜かずに過ごすにはどうしたらいいでしょうか
千歳「えーと、ペンネーム”クラウドドラゴン”さんからのお便りです......って、あら?雲の......龍?」
大淀「......あの、その人ってもしかしなくても」
千歳「ま、まあたまたま名前が被ってしまったのかもしれませんし......とにかく内容を読みますね?」
大淀「あ、はい。お願いします」
千歳「えっと......『妹たちにすぐ脱ぐとお説教をされますがこの暑い夏を脱がずに過ごすにはどうしたらいいでしょうか』」
大淀「......妹たち、ですか」
千歳「......あの、やっぱりこれって」
大淀「......ええ、そうですね」
千歳「やだ......じゃあこの放送、鎮守府の皆さんも聞いてるのね......千代田も聞いてるのかしら」
大淀「しかしまさか最初のお便りが身内からとは......」
千歳「そうですね......えっと、それでこの......クラウドドラゴンさんなんですけど」
大淀「確かに今年の夏は例年に比べてもかなり暑い夏ですからね」
千歳「大淀さんも最近は水着で仕事されてますよね」
大淀「ま、まぁそうですね......厚着ですとこの時期は効率が落ちますから。そういえば千歳さんの水着姿は見たことがありませんね」
千歳「え?そ、それは......その......」
大淀「なにか理由でも?」
千歳「......その、サイズがなくて......胸が......こぼれて」
大淀「......」
千歳「ご、ごめんなさい!」
大淀「い、いえ......」
千歳「と、とにかく暑さ対策を考えましょうか!ね?」
大淀「そうですね......とはいえうんり......ではなくクラウドドラゴンさんは元からかなり薄着な方ですからこの他で対策ということになりますが......」
千歳「やはり冷房とかでしょうか?」
大淀「そうなりそうですね......予算がまた厳しそうですが」
千歳「あっ......部屋の外の提督が胃が痛そうな顔してる......」
大淀「あとは......そうですね。最近ではひんやりグッズなるものが色々ありますのでこれらも試してみるのも良いかもしれませんね」
千歳「......提督がそれだっ、みたいな顔してますね」
大淀「......ですが根本的な解決にはやはり冷房だと思いますので、クラウドドラゴンさんはしっかりお願いするべきだと思いますよ」
千歳「そうね。それに私も暑いのは苦手ですから......大淀さん、一緒にお願いしにいきませんか?」
大淀「えぇ、喜んで」ニコッ
千歳「ふふっ......っと、こんな感じで良かったのかしら?」
大淀「ええ、恐らく大丈夫かと。ですのでそろそろ、次のお便りにいきましょうか」
千歳「次のお便りは大淀さんが?」
大淀「ええ、選ばせていただきます......では、こちらのお便りを」
↓2
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
ねえちゃんたちが甘やかしてくるが逆になんとかしたい
料理で他の駆逐艦を圧倒する美味しさのものを作りたいがアイデアが浮かばない
この手紙を採用しないと不幸になります
大淀「ペンネーム”駆逐王”さんからのお便りです」
千歳「......名前の感じ、また私たちの鎮守府からかしら?」
大淀「どうでしょう......『料理で他の駆逐艦を圧倒する美味しさのものを作りたいがアイデアが浮かばない』だそうです」
千歳「料理、ですか」
大淀「千歳さんは料理はお得意ですか?」
千歳「得意......といえるほどではないですね。大淀さんは?」
大淀「一応カレーなどの簡単なものなら作れますよ」
千歳「あっ、そういえば前にカツレツを作ってましたよね?」
大淀「あら、見られてたんですか」
千歳「ふふっ、すみません。とてもいい匂いがしていたのでつい。でも、あれだけ上手でしたら何かアドバイス出来るんじゃないですか?」
大淀「......アドバイス、ですか」フム
千歳「何かコツとかないんですか?」
大淀「......そうですね。強いて言うなら近道はない、ということでしょうか」
千歳「え?」
大淀「よくテレビなどで料理のお得技、秘技などがありますがあれらはすべて、基礎ができること前提ですからね。圧倒する美味しさを目指すのならばまず、基本を大切にするべきではないでしょうか」
千歳「......」
大淀「......あ、す、すみません。真面目過ぎましたか?」
千歳「いえ、とても参考になります。流石ですね」
大淀「そんな、私もまだまだ練習中の身ですから」
千歳「でも、確かにそうだと思います。よく言われることですが大切だからこそ、言われているわけですから」
大淀「えぇ、ですので駆逐王さん。いきなりステップアップを目指すのではなくコツコツ努力することが、大事だと思いますよ」
千歳「......ふふっ」
大淀「千歳さん?」
千歳「あっ、ごめんなさい。なんだかこのお便りを読み返したら可愛らしいなー、って」
大淀「え?」
千歳「こんな風に勝ちたい、周りを驚かせたいって......うふふ♪」
大淀「......ふふっ、確かにそうですね」
千歳「料理が得意ではない私からのアドバイスは......焦らなくていいの。ゆっくり行きましょう、です」
大淀「私達からのアドバイスも揃いましたしそろそろ次のお便りにいきましょうか」
千歳「そうね。ではお次のお便りです」
↓2
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
踏み台
同僚の友達と今度の休日にお出かけする事になったのですが余り外に出たことがないためお勧めの観光スポットがあれば教えてください。
千歳「ペンネーム”もふもふ”さんからのお便りです」
千歳「『同僚の友達と今度の休日にお出かけする事になったのですが余り外に出たことがないためお勧めの観光スポットがあれば教えてください』......だそうです」
大淀「観光スポットですか......何処に御住まいなのか分からないので何ともいえませんが......」
千歳「参考になるか分かりませんが私たちがよく行くような場所をあげましょうか」
大淀「そうですね。とはいったものの......恥ずかしながら私もあまり詳しくないので......千歳さんはどうですか?」
千歳「私はよく千代田......あ、妹と遊びに行きますね。よくどこかきれいな景色のところへ行きます」
大淀「あら、いいですね」
千歳「うふふ、そこで飲むお酒は最高なんです」
大淀「......な、なるほど」
千歳「そうだ、大淀さんも今度こられます?」
大淀「そうですね......機会があれば是非よろしくお願いします」
千歳「もふもふさんもどうでしょう。どこか近くの綺麗な景色が見れる場所に行ってみては?おすすめです」
大淀「ちなみに最近だとどちらに行かれたんですか?」
千歳「え?そうね......最近は近くの丘でしたり港近くの砂浜、ですね」
大淀「なるほど、あそこでしたらいい景色が見れそうですね」
千歳「ええ、ですのでついついお酒が進んで提督も私もかなり酔ってしまって。あのときは二人きりでしたから大変......」
大淀「......あの、千歳さん?」
千歳「え?」
大淀「提督と、ですか?千代田さんとではなく......」
千歳「......あっ!ご、ごめんなさい!今のはなしでお願いします!」
大淀「もう流れてしまってるので遅いかと......」
千歳「う......嫌な胸騒ぎが......千代田、怒ってそうだなぁ」
大淀「ま、まぁとにかくもふもふさん。近くの綺麗な景色が見れる場所を巡るのと普段とは違ったものが見れて楽しいですから是非、同僚の方と行ってみてくださいね」
大淀「それでは次のお便りにいきましょうか。千歳さん、大丈夫ですか?」
千歳「ん、は、はい」
大淀「では本日最後のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
お前の方がかわいいよとか言われなくするにはどうしたらいい?
ラジオで歌いたーい!
本当は上司のことが好きでたまらないのについ憎まれ口ばかり叩いてしまいます どうしたら素直になれるでしょうか?
大淀「ペンネーム”かわいいね”さんからです」
大淀「『お前の方がかわいいよとか言われなくするにはどうしたらいい?』ですか......ふむ」
千歳「うーん、からかわれて困っとるってことかしら?」
大淀「そのような感じだと思います」
千歳「でもかわいいよと言われなくてすむ方法ですか......」
大淀「やはり格好良い女性になる、とかでしょうか」
千歳「あ、確かにクールな女性にはなかなか可愛いねとは言いづらいかもしれませんね」
大淀「えぇ。ですが......クールに取り繕うというのはどうなんでしょうか?」
千歳「......無理にやろうとするとそれはそれでかわいいねと言われちゃいそうね」
大淀「そうですよね......」
千歳「それにお便りの文字の感じ、小さい子のようですし......クールに取り繕うのは無理そうね」
大淀「そうなるとどうするのがいいんでしょうか?」
千歳「からかわれなくなる方法......は、やっぱり難しいわね」
大淀「えぇ、そうですね......」
千歳「でもかわいいねさん!そんなときにぴったりの方法がありますよ!」
大淀「えっ?ほ、本当ですか?」
千歳「はい!......お酒を飲んで酔ってしまえば気にならなくなりますよ♪」
大淀「......何の解決にもなっていませんね」
千歳「でも気にしないのは大切だと思いますよ。からかわれるってことは多分、反応を見て楽しんでるんだと思いますし」
大淀「......ふむ、それは確かにそうですね」
千歳「そうですね!」
大淀「......でも子供のお便り相手に、お酒はどうかと」
千歳「......ごめんなさい」
大淀「さて、そろそろお時間のようですね」
千歳「あら?もうですか」
大淀「ええ、何とかなったようで良かったです」
千歳「そうね。それに意外とやってみると楽しかったですね♪」
大淀「うふふっ、そうですね。なんだか終わるのが名残惜しいです」
千歳「次回からは私たちはリスナーですからね。気は楽ですけど......少し残念な気持ちもありますね」
大淀「そういえば次回の担当の方はどなたなんでしょうか?」
千歳「そういえば......ふふっ、楽しみです!」
大淀「皆さんも是非、次回の鎮守府ラジオ、お楽しみにしていてください」
千歳「それでは、ここまでのお付き合いありがとうございました。本日のお相手は千歳と」
大淀「大淀が、お送りしました」
プツンっ
↓1,2
次回の登場艦娘
山城
瑞鶴
なかちゃん
把握
次回のラジオは山城と瑞鶴のコンビがお送りします
もしよろしければお付き合いください
おつおつ 取っておいてなんだが不幸艦(改二運ステ14)と幸運艦(改二運ステ50)のコラボとかワクワクしてきたww
おつおー
訂正
>>19
千歳「そうですね!」
↓
千歳「そうですよね!」
ピッピッピッ
ポーン
瑞鶴「みなさん、こんばんは!鎮守府ラジオの時間だよ!」
山城「このラジオはリスナーの皆さんにより艦娘を身近に感じてもらうため私達のお話を淡々と流していく番組です」
瑞鶴「第二回目のお相手は、幸運の女神がついてる瑞鶴と!」
山城「不幸なんかじゃありません!山城でお送りします」
瑞鶴「うん!というわけで二回目の担当は私達になったわけだけど......なに?山城さん?どうかした?」
山城「......この組み合わせ、この始まりの台本......悪意を感じるわ」ズーン
瑞鶴「ま、まあ組み合わせはたまたまみたいだから。そんなことよりほら!二回目で抜擢されるなんてスゴいことじゃない!喜びましょうよ!」
山城「あぁそうね。選ばれたと聞いたときは驚いたわ。それに......姉さまも喜んでくれて......ふふ、ふふふふ」
瑞鶴「あ、あはは......じゃあ扶桑さんのためにも頑張らなきゃね!」
山城「姉様のため......そうね!姉様、山城、頑張ります!」
瑞鶴「よし!じゃあ早速、始めましょうか!山城さん、お願いね!」
山城「えぇっと......これね。では最初のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
機械に詳しいと人が寄ってくるんですね。。。もう少し私は機械に詳しくなれたらと思います
最近妹……ではなく瑞鶴が提督とデートをしている姿を見ました
あれは何をしてたのか説明しなさい
山城「”レンジで沈”さんからのお便りです......なんだか不吉な名前ね。沈む、だなんて」
瑞鶴「まぁまぁ、ペンネームだから気にしなくても。でもどこかで聞いたことあるような......ラバウル基地、だったかな?」
山城「私は知らないけど......お便りの内容は『機械に詳しいと人が寄ってくるんですね。。。もう少し私は機械に詳しくなれたらと思います』......そうなの?」
瑞鶴「機械、と言えば明石さんだけど」
山城「あぁ、そう言われると確かによく人に頼られてるわね」
瑞鶴「そうね、やっぱり日々使う艤装はもちろんだけど最近だと冷房とかね」
山城「私達の鎮守府は、冷房が少ないし......今年は特に暑いし......不幸だわ」
瑞鶴「あ、でも前回の放送のあと、千歳さんたちがお願いしに行ったんでしょ?」
山城「そういえば前回の放送ではそんな話があったわね」
瑞鶴「あ、山城さんも聞いてたんだ」
山城「多分私達の鎮守府の全員が聞いていたんじゃない?お便りを出してた子もいたみたいだし」
瑞鶴「それもそっか......っと、話がそれちゃったね。えっとそれで......」
山城「機械を詳しくなれたら、ということらしいわね」
瑞鶴「機械に詳しく......うーん、でもどうなんだろ?」
山城「え?」
瑞鶴「多分前置き的に皆から頼られたいってことでしょ?」
山城「多分......そうね」
瑞鶴「それなら機械に拘らず、何でもいいから人に頼られるくらい得意なことを作ればいいんじゃないかな?」
山城「......言われてみればそうね。何でも得意なことがあれば頼られることはあるわね」
瑞鶴「でしょ?」
山城「まあレンジで沈さんは機械が得意だからもっと詳しくなりたいと言ってるのかもしれないけれど......」
瑞鶴「もし違うなら視野を広げるのも大切かもしれないわね。きっと人に誇れるようなことが見つかると思うから!」
山城「ふふ......そうね。いい考えだと思うわ」
瑞鶴「というわけでレンジで沈さん!頑張ってね!」
山城「......私も艦隊でもっと頼られるように得意なことを見つけた方がいいのかしら......?欠陥戦艦と言われないためにも......」ボソッ
瑞鶴「だ、大丈夫ですよ山城さん!それよりほら!次のお便りにいきますよ!」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
昔から好きな人がいるんだけど最近提督もカッコよく見えてきて…どうしたらいいですか?
どの艦娘も正体隠す気ねえな
瑞鶴「続いては”たもん”さんからのお便りです!」
山城「たもん......と聞くとあれね多聞丸提督を思い出すわね。鎮守府の方かしら?」
瑞鶴「うーん、どうだろ?えっと、それで内容は......」
山城「瑞鶴さん?」
瑞鶴「いやその......えっとこれ、本当にいいのかな?」
山城「そ、そんなに不味い内容なの?」
瑞鶴「......まあ読むね。”昔から好きな人がいるんだけど最近提督もカッコよく見えてきて…どうしたらいいですか?”......だって」
山城「......」
瑞鶴「提督ってことはどこかの鎮守府の方なんだと思うけど......ど、どうかな山城さん?」
山城「え!?わ、私は姉様がいるからこういうことは......瑞鶴さんの方が得意では?」
瑞鶴「えっ、えぇ!?わ、私もこういうことは経験ないし......」
山城「......」
瑞鶴「......」
山城「......どうしましょうか、これ」
瑞鶴「んー......とりあえず想像してみよっか。そうすれば何かいいアドバイスが思い付くかもだし!」
山城「想像?」
瑞鶴「そうそう。山城さんだったら扶桑さんが好き......だけどもし提督のことも気になり出しちゃったらって」
山城「そ、そんなあり得ないこと想像できないわ」
瑞鶴「そこを何とかならないかな?」
山城「そ、それは......まぁ確かに提督は悪い人じゃないし......というよりはいい人だとは思いますけど......」
瑞鶴「うーん難しいか、まぁそうだよね。私もあんまり想像出来ないし、そもそも山城さんって扶桑さん一筋って感じだしね」
山城「顔もまぁ......それなりにいい方だし、優しいですし......」フツブツ
瑞鶴「......あ、あれ?」
山城「私達のことを考えて姉様と一緒に色々やらせてくれるし......」ブツブツ
瑞鶴「や、山城さん?」
山城「え?」
瑞鶴「......もしかして山城さん、意外と提督さんのこと、好きなの?」
山城「っ!?......ち、違います!そもそも私には姉様が!」バンバン
瑞鶴「ご、ごめん!冗談だから!」
山城「......」ハーハー
瑞鶴「と、とにかくたもんさん。私達じゃ力になれそうにないわ。ごめんね」
山城「......そうね。ただ......」
瑞鶴「山城さん?」
山城「......自分の気持ちに素直になることが大切だと思うわ」
瑞鶴「......山城さん」
山城「な、なによ?」
瑞鶴「......ううん、なんでも!さ、山城さん、そろそろ次、いこっ!」
山城「?......まあいいわ。それでは次のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
この前ちょ~っと飲み過ぎちゃって姉様に怒られてしまいました~
誰にもばれずにお酒を飲む方法を教えてくださ~い
山城「”何でも挑戦したいお年頃”さん......どこかで聞いたことがある気がする名前ね」
瑞鶴「となるとまた鎮守府の方かな?」
山城「一応このラジオ、一般の方への艦娘を知ってもらうための番組よね?」
瑞鶴「ま、まぁ聞いてる人が言ってだけでありがたいことだしいいんじゃないかな?」
山城「そうかしら......まあとりあえずお便りね。”この前ちょ~っと飲み過ぎちゃって姉様に怒られてしまいました~。誰にもばれずにお酒を飲む方法を教えてくださ~い”」
瑞鶴「......これ教えちゃダメなんじゃない?」
山城「そうね......」
瑞鶴「でもお酒かぁ......私達の鎮守府でも結構呑んでる人多いけど......そういえば山城さんは呑むの?」
山城「私は姉様が呑む時に付き合う程度ね」
瑞鶴「へぇー、じゃああんまりなんだ」
山城「そこまで呑む方ではないと思うわね......瑞鶴さんもそんな感じよね?」
瑞鶴「うん、そんな感じかなぁ。こういうお話はやっぱり前回の方が良かったかもね」
山城「前回......ああ、そうね。千歳さんならよく呑んでいるから」
瑞鶴「うん、まぁでもあれだよね。あまり呑まない私達からするとさ、隠れて呑んでても限度超えちゃったら匂いで分かるよね」
山城「確かに......そう考えると隠れるのは無理......というより無意味ね」
瑞鶴「そうそう!だから何でも挑戦したいお年頃さん、もし怒られたくないならお酒はほどほどにね!」
山城「それに姉様に怒ってもらえるのはとてもありがたいことですから。ちゃんと聞いた方がいいと思います」
瑞鶴「......うん、そうかも。私もよく翔鶴姉に怒られるけど私のことをよく考えてくれてだし、多分何でも挑戦したいお年頃さんのお姉さんも同じ何じゃないかな?」
山城「......そういえば私達、両方とも妹だったわね」
瑞鶴「あ、言われてみれば......」
山城「ふふっ、最初は組み合わせに文句を言ってしまったけど......不思議な繋がりがあるものね」
瑞鶴「結構私達、いい感じだしね♪さ、そろそろ最後のお便りにいきましょうか」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
最近妹が恋をしているみたい どうやって応援してあげればいいかしら?
瑞鶴「最後のお便りはこれ!”芸術的な違法建築”さんから!」
瑞鶴「”最近妹が恋をしているみたい どうやって応援してあげればいいかしら?”......だって」
山城「なんだかよく恋愛の相談がくるわね」
瑞鶴「前回はそんなことなかったはずなんだけど......」
山城「偶然ってことよね......はぁ、不幸だわ」
瑞鶴「うーん、私は相談は得意じゃないけどこういう恋バナとか好きだけどなぁ......まぁそれはそれとして、お便りに戻りましょうか」
山城「ええ、それでこのお便りだけど......妹の恋を応援してあげたいだなんてきっと素晴らしい人だわ」
瑞鶴「妹思いのいいお姉さん、って感じよね。ま、いいお姉さんだったら翔鶴姉も負けないけどね!」
山城「そ、それだったら姉様が絶対一番です!」
瑞鶴「むっ」
山城「むっ」
瑞鶴「......」
山城「......」
瑞鶴「......ふふっ」
山城「......ふふふ」
瑞鶴「本当に気が合うわね、私達」
山城「えぇ......どこか似ているのかも知れないわね......それで瑞鶴さん」
瑞鶴「ん?山城さん、なに?」
山城「もし瑞鶴さんが応援されるとしたらどんな風に応援されたいのかしら?」
瑞鶴「え?私?うーん......やっぱり陰ながら、かな」
山城「陰から?」
瑞鶴「うん、自分の恋路だしやっぱり人の力じゃなくて自分の力が大切だと思うからね」
山城「......確かに」
瑞鶴「山城さんはどう?」
山城「え?で、ですから私は姉様が......」
瑞鶴「まぁまぁ、想像だけでいいから」
山城「......」
瑞鶴「どう?」
山城「......そうね。私も似たような感じかしら」
瑞鶴「山城さんも?」
山城「えぇ、私はこんな性格ですから......支えてくれる人がいる、それが一番かな、と」
瑞鶴「支えてくれる、かぁ......うん、私もそんなイメージかな。その言葉がぴったりかも」
山城「そうかしら?」
瑞鶴「うん。ほら、さっき山城さんが言ってたでしょ?『自分の気持ちに素直になることが大切だ』って」
山城「ええ、言ったけど......」
瑞鶴「この時ってすごく勇気がいると思うんだよね。だからさ、こういうときに支えてくれる人がいるのが、大切なんじゃないかなって」
山城「......そうね、私も先ほど想像したとき、そんな光景が見えたわ」
瑞鶴「え?そうなの?......それで?」
山城「え、な、なに?それでって......」
瑞鶴「想像での素直になれない相手!誰か見えたってことよね?」
山城「いっ、いないわよ!?そ......そもそも!そんなことまで想像してないですから!」
瑞鶴「うーん......そっか、残念」
山城「も、もうそろそろこのお便りもおしまいでいいんじゃない?そろそろ時間ですよね?」
瑞鶴「あ、ホントだ。早いなぁ、もうおしまいか」
山城「そうね......姉様、ちゃんと聞いててくれたかしら?」
瑞鶴「翔鶴姉も聞いててくれたかな?帰ったら感想聞かなくっちゃね!」
山城「ふふ......それでは終わりにしましょう」
瑞鶴「よし!それじゃあ皆さん、ここまでのお付き合い、ありがとうございました!本日のお相手は瑞鶴と!」
山城「山城でお送りしました。次回も是非、お楽しみに」
プツンっ
↓1,2
次回登場の艦娘
陽炎
なかちゃん
陽炎那珂把握
今日はここまで
この作品はあと2、3回やっておしまいの予定です
もしよろしければお付き合いください
おつ
おつー
ピッピッピッ
ポーン
那珂「はぁーい!みんなー!こんばんはー!艦娘ラジオの時間だよー!!」
陽炎「この番組はリスナーの皆に私達のことをよく知ってもらおうって番組よ!」
那珂「今日のお相手は!ついにラジオデビュー!艦隊のアイドル、那珂ちゃんとー?」
陽炎「いよいよ私の出番!艦隊のお姉さん!陽炎よ!よろしくね!」
那珂「よぉし!陽炎ちゃん、今日は張り切ってがんばろー!」
陽炎「そうですね、那珂さん!」
那珂「あ、陽炎ちゃん!ストーップ!」
陽炎「え?」
那珂「さんはなし!せっかくのラジオなんだから!固いのはダメダメ!那珂ちゃん、って呼んでね!きゃはっ♪」
陽炎「え、でも......ま、いいか。じゃあ改めて......よろしくね、那珂ちゃん!」
那珂「うん、よっろしくー!というわけで陽炎ちゃん、早速あれ、いってみよー!♪」
陽炎「はいはい、お便りですね。では最初のお便りはこちら!」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
憲兵の先輩から憲兵の主な仕事はセクハラした提督を捕まえることと教わりましたがほんとでしょうか
陽炎「最初のお便りは”新米憲兵”さんから!お便り、さーんきゅっ!」
那珂「新しい憲兵さんから?......もしかして那珂ちゃんへのファンレターかな?」
陽炎「ん?んー、違うみたい。『憲兵の先輩から憲兵の主な仕事はセクハラした提督を捕まえることと教わりましたがほんとでしょうか』だって。仕事のこと」
那珂「そっか、お仕事のことかぁ。やっぱり憲兵さん、大変なんだねー。いつもありがとー!おつかれさまっ!」
陽炎「えっとそれで内容はセクハラのことみたいだけど......まあ確かに艦娘ばかりのところに男性の司令のところが多いからね」
那珂「そうだねー。那珂ちゃんたちの鎮守府もそうだもんね」
陽炎「でもどうなんだろ?私達はセクハラなんて話、なかったよね?」
那珂「ええっとぉ、聞いたことないかなー?那珂ちゃんのファンの皆の話からも聞いたことないよ」
陽炎「やっぱりそうよね!そうなると......新米憲兵さん、多分その先輩にからかわれてるんじゃない?」
那珂「でも本当にセクハラしてる提督がいるなら!那珂ちゃんはアイドルだからもちろんだけど、皆もおさわりはダメなんだよー?那珂ちゃんとの約束だよ?」
那珂「でも憲兵さんのお仕事かー。いつも何をやってるんだろー?」
陽炎「うーん、お仕事かぁ......あっ!思い出した!」
那珂「陽炎ちゃん?思い出したってなーにー?」
陽炎「最近の憲兵さんの仕事!私達の鎮守府じゃないんだけど......噂で逆セクハラを取り締まってるって!」
那珂「逆セクハラ?」
陽炎「そうそう!女性側からの男性へのセクハラなんだって!」
那珂「へぇー、そんなのもあるんだ!あ、もしかしてこのお便りのセクハラってそっちのことかもねっ!」
陽炎「ん、確かにそうかも......まああれね。どちらもセクハラにならないように交流はほどほどにね!ってことかな?憲兵さんのお仕事を増やさないためにもね」
那珂「そうだね!......あっ!でも那珂ちゃんとの握手はオッケーだからねー!」
陽炎「あはは......さっ、そろそろ次にいきますか!那珂ちゃん、次よろしく!」
那珂「はぁーい!それじゃあ、那珂ちゃんはー......これっ!」
↓1
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本文に何かお便りを
胸が大きくなる方法を教えてください
那珂「えっとぉ、”セーラームーン”さんからのお便りですっ!セーラームーンさん、ありがとー!」
那珂「内容は『胸が大きくなる方法を教えてください』だって!」
陽炎「......む、むね?」
那珂「そう!何か知ってるかなー?」
陽炎「ちょ、し、知らないから!そもそも私のもそんなに......」
那珂「か、陽炎ちゃん!スマイルスマーイル!」
陽炎「え、あ、ご、ごめん!」
那珂「んーん!大丈夫大丈夫!それより陽炎ちゃん、胸、気になってるの?」
陽炎「そ、それは......って、那珂ちゃんは?」
那珂「那珂ちゃん?那珂ちゃんはそんなに気にしてないよ!」
陽炎「え、そ、そうなの?」
那珂「もっちろん!だって那珂ちゃんはもう可愛いから!きゃはっ♪」
陽炎「な、なるほど......」
那珂「でも那珂ちゃんももっと魅力的になるために色々やってるよ!」
陽炎「い、色々ってなに?」
那珂「やっぱりマッサージとかバランスのいい食事とかかなー?」
陽炎「あ......私と一緒......というより食事は間宮さんで一緒だから」
那珂「それもそっかぁ......そうなると......うーん」
陽炎「......セーラームーンさん、ごめん。私たちじゃ力になれなそう」
那珂「そうだねー。でも那珂ちゃんも諦めないからセーラームーンさんも諦めちゃダメだよ!」
陽炎「私も頑張るから!......さて、それじゃあ次のお便りにいきますね」
那珂「はいはーい!」
陽炎「えっと......じゃあこれ!」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
姉貴達が私の普段着に何かとケチつけてきやがるだっ やれスカートが短いだヘソ出しがなんだって煩くて仕方ねーんだ どうしたら良いか教えてくれっ
お便り把握
切り悪いけど一旦ここまで
次回はこの続きから
おつこ
陽炎「”対空番長”さんからのお便り!」
陽炎「『姉貴達が私の普段着に何かとケチつけてきやがるんだっ。やれスカートが短いだヘソ出しがなんだって煩くて仕方ねーんだ。どうしたら良いか教えてくれっ』......え、いいお姉さんじゃない」
那珂「えっ、そうかなー?那珂ちゃんはもっと自由にさせてあげてもいいと思うけど?やっぱり可愛い格好したいしね!」
陽炎「でも、やっぱり姉としては色々と......」
那珂「あ、そっか。陽炎ちゃんはお姉さんだもんね!共感するところ、多い感じかな?」
陽炎「まぁ、そうかな。服のこととかしらぬ......妹で苦労してるし、注意したくなる気持ちは分かるから」
那珂「那珂ちゃんは逆によく注意されるからなー。もっと自由にさせてほしいっていう対空番長さんの気持ち、よぉく分かるよぉ」
陽炎「......那珂ちゃんがいつも注意されてるのはなんか違う気が」
那珂「えっ、そう?」
陽炎「......ま、それはいいとして。とりあえず私から言えるのは対空番長さんのことを考えてお姉さんたちも言ってるわけだし分かってあげてほしいってことね」
那珂「えー?じゃあ注意されるのはどうにもならないの?やだなー......」
陽炎「嫌だと思うならちゃんと直さないと」
那珂「陽炎ちゃん厳しい......くすん。でも何もかもダメって言われるのもあれかなー、なんて那珂ちゃんは思うけどなー」
陽炎「ん......まぁ......それもそうか。一方的に押し付けるのがダメってことかな」
那珂「そうそう!」
陽炎「うん......確かにそうかも。もぅ、いいお姉さんって難しいなぁ。でも、妹たちのためだもんね。頑張らないと!」
那珂「対空番長さんのお姉さんも、陽炎ちゃんと一緒にがんばろー!オー!」
陽炎「ふふっ。さて、じゃあそろそろ次のお便りにいきましょうか」
那珂「そうだねー、それじゃあ本日最後のお便りだよ♪」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
姉が最近一緒に寝てくれなくなりました
こちらには何も落ち度は無いはずなのにどうして?
この間姉の陽炎に料理を振る舞ったら逃げられたのだがなぜか教えてほしい
なんでこんなに胸がデカくなるんだろう
那珂「”ぬい”さんからのお便りをいただきましたー!ありがとー!」
陽炎「......ん?ぬい?」
那珂「『姉が最近一緒に寝てくれなくなりました。こちらには何も落ち度は無いはずなのにどうして?』だって!」
陽炎「......なにしてんのあの子」
那珂「あれ?陽炎ちゃん、誰からかわかったの?」
陽炎「まぁ多分......」
那珂「そうなると......あ、そっか!へぇー!一緒に寝てたんだぁ。仲いいね♪」
陽炎「ま、まぁ......今はお互い一人で寝てるけど」
那珂「そっかぁ。でもいきなり一緒に寝てくれなくなるのはどうなのかなー?」
陽炎「それはいつかはそうなることだし......今までがおかしかったというか......」
那珂「でもー、一緒に寝てほしいって思ってる間は一緒に寝てあげてもいいんじゃないかな?」
陽炎「だーめ!」
那珂「えー?なんでー?」
陽炎「何でって......恥ずかしいし」
那珂「一緒に寝るのが?」
陽炎「それもそうだけど......あの子、一緒に寝るだけって言ってるのに抱きついてきて。寂しくないようにしています、なんて言って......」
那珂「ふむふむ」
陽炎「まあ私も抱きつかれるのが嫌なわけじゃないけど......とにかく!恥ずかしいからやっぱ一緒に寝るのはなし!」
那珂「そっかぁ......やっぱり仲いいんだね♪」
陽炎「そ、そう?」
那珂「つまりー、抱きつかれてドキドキしちゃって眠れないってことだよね!」
陽炎「ちょ、な、なんか違うわよ!そういうことじゃないからっ!」
那珂「えー?そうかなー?」
陽炎「なんなのー!?もーっ!」
那珂「はぁーい!というわけでお便りのコーナーでしたー!みんなー!お便りありがとー!」
陽炎「はぁ......何だか最後だけでどっと疲れちゃった」
那珂「ところで陽炎ちゃん。那珂ちゃんはいつ歌えばいいのかな?」
陽炎「え?歌?」
那珂「ほら!ラジオといえば歌のコーナー!那珂ちゃん、いつでも歌えるよ!お便り終わったしそろそろ?」
陽炎「今日のラジオはこれで終わりだけど......」
那珂「え?な、那珂ちゃんの生歌のコーナーは!?」
陽炎「多分......ないかなー?」
那珂「ええー!?」
陽炎「あ、ほら!もう放送時間が......えっと、今日もラジオを聞いてくれてありがとね!本日のお相手は陽炎と!」
那珂「うぅ......艦隊のアイドル!那珂ちゃんでした!今度は絶対!那珂ちゃん歌うからねっ!......あ、そうだっ!今ここでエンディングソングを那珂ちゃんがうた......」
プツンっ
↓1,2
次回登場の艦娘
阿賀野
龍驤
わがままボディとぺたんこボディ……悪意を感じるぜww
おっと名前が入ったままだった
阿賀野龍壤把握
今日はここまで
なんかもうこれラジオじゃない気がしてきた
おつです
属性真逆なのを入れるルールでもあるのかしら
ピッピッピッ
ポーン
龍驤「みんなー!艦娘ラジオの時間やでー!」
阿賀野「このラジオは阿賀野達のことをもっっっとよくしってもらうための番組です!」
龍驤「今日の担当は独特のシルエットが魅力的!龍驤と!」
阿賀野「キラリーン!洗練された体が魅力的!最新鋭の阿賀野でお送りしまーす」
龍驤「......って何やこの台本!これ絶対悪意あるわぁー」
阿賀野「なになに?どこら辺が?」
龍驤「ど、どこって......うちに言わせんといてや......」
阿賀野「え?なんで?」
龍驤「ぅ......ま、まぁとにかくや!今日はほんまよろしく頼むで!」
阿賀野「あ、うん!最新鋭の阿賀野にまっかせて!」
龍驤「あはは、頼りにしてるでぇ。それじゃあ早速、いってみよう!」
阿賀野「はいはーい!まずは阿賀野からお便りを読むね!えっと、最初のお便りはこれね!」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
どうしても阿賀野姉が見てて不安です
龍驤さんにはお手数かけますがよろしくお願いします
今度ラムネ差し入れますね
阿賀野「えっと、”大和二世”さんからのお便り!......って、う、嘘でしょう!?」
龍驤「なんや?そんなにえらいことでも書いてあったんか?」
阿賀野「うぅー......”どうしても阿賀野姉が見てて不安です。龍驤さんにはお手数かけますがよろしくお願いします。今度ラムネ差し入れますね”......だって!」
龍驤「えーっと大和二世......あぁー!なるほどなぁ。しっかしいきなり身内引き当てるとはなかなかえらいこっちゃなぁ」
阿賀野「もぅ、阿賀野はちゃんとできるから大丈夫って言ってから来たのにー」
龍驤「これで失敗できんくなったなぁ。ま、失敗せんように気楽に頑張ろうや」
阿賀野「ぶー、心配されなくても大丈夫だってばぁ。阿賀野はちゃーんと、ラジオだって出来るんだから!」フフン
龍驤「ほぉー、まぁそこまで言うならひと安心やな」
阿賀野「そうそう!阿賀野はなんたって最新鋭なんだからね♪」
龍驤「しかしそうなるとラムネはなしかぁ?それはそれで残念かもなぁ......なんて」
阿賀野「でもなんでラムネ?好きだったっけ?」
龍驤「え」
阿賀野「え?」
龍驤「い、いやそれはほら。大和二世だからやろ?大和のラムネ......」
阿賀野「あぁー!なぁるほどぉー!」
龍驤「......ほんま大丈夫なんか?今の一瞬でうちめっちゃ不安になったで?」
阿賀野「だ、大丈夫だから!」
龍驤「頼むでほんまに......まああれやな。今日の目標が決まったな!」
阿賀野「目標?」
龍驤「妹を見返したれや!もうこんな心配せんでも大丈夫って!」
阿賀野「!」
龍驤「今日のキミのラジオ次第でエエとこ見せて、できる姉っちゅーとこ、見せとこ!」
阿賀野「うん!阿賀野の本領、発揮してしっっっかりいいとこ見せるね!」
龍驤「そうそう!その息や!それじゃあ次のお便りにいってみよう!次は......これや!」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
先日街中で手足のある浮き輪のような物体が走り回っているのを目撃しました
ひょっとしてあれは連装砲ちゃんのような艦娘さんたちの新しいマスコットなのでしょうか?
龍驤「”一般市民A”さんからのお便りや」
龍驤「『先日街中で手足のある浮き輪のような物体が走り回っているのを目撃しました。ひょっとしてあれは連装砲ちゃんのような艦娘さんたちの新しいマスコットなのでしょうか?』......あー、これかぁ」
阿賀野「あーそういえば最近よく見るね」
龍驤「まぁいつの間にやらうちらのところに住み着いてたからなぁ」
阿賀野「それであれって何なの?」
龍驤「うーん、うちもそう言われても変てこな浮き輪としか......あとはあれや。新入りの軽空母によくなついとるな」
阿賀野「うふふっ、いつも楽しそうに遊んでるよね!」
龍驤「遊ばれとるようにも見えるけどなぁ......まぁそれはええとして、近くの鎮守府ではペットとして飼っとるとこもあるし......マスコットというかペットなんかな?」
阿賀野「なるほどぉ......うーん、ペットかぁ」
龍驤「なんや?ペット、何か飼ってみたいんか?」
阿賀野「あ、飼ってみたいけど......でもそうなるとペットに付きっきりになっちゃうでしょ?」
龍驤「まぁペットの種類によってはそうなるなぁ」
阿賀野「そうなるとのし......あ、妹を阿賀野が見れなくなっちゃうから心配かなぁ」
龍驤「......まぁそう思うならやめといた方がええな」
阿賀野「そうねぇ。やっぱり妹達が阿賀野くらい、しっかりしてくれないとね!」
龍驤「と、とにかくや!一般市民Aさん!その浮き輪はうちらの鎮守府のであってるけど危ないかもしれんから一応近づかんといてな!」
阿賀野「え?」
龍驤「ほら次いこ次!このお話は終わりにしとこ!」
阿賀野「うーん?まぁいいけど......」
龍驤「次はキミがお便り選ぶ番や!しっかり選んでな!」
阿賀野「え?あっ、そっか!次は阿賀野の番だったね!キラリーン!それじゃあ次のお便り、選ぶねっ♪」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
胸から痩せられるダイエット方法を教えてください。
お便り把握
短いけど今日はここまで
次はこの続きから
阿賀野「続いてのお便りは......うしお?うしおとこ?」
龍驤「うしお、やないか?まぁとりあえず”牛男”さん、お便りありがとね!それで内容は?」
阿賀野「『胸から痩せられるダイエット方法を教えてください』......だって。うぅ、ダイエットかぁ......耳が痛い」
龍驤「キミの場合は自業自得な気もするけど......まぁそれは置いておいて。やっぱり前の質問といい、胸のこと悩んでる人多いんかなぁ」
阿賀野「あぁ、そういえば前回も胸の質問、あったねぇ」
龍驤「今回とは真逆の質問やったけどな。うーん、しっかし胸から痩せる、ねぇ?そんなに大きいんがイヤなんかな?なんでやろ?なにかわかるか?」
阿賀野「うーん、重たいとか胸のことで弄られるとかかなぁ?......他になにかある?」
龍驤「うちに聞き返さんといてや......泣きたくなるやろ」
阿賀野「?」
龍驤「まぁあれやな。胸のことで弄られるとかそういう何か胸の関連のことで悩んでるなら別の方面から解決すべきやとうちは思うで」
阿賀野「別の方面から?」
龍驤「せや。まあ前回の質問もそうやったけど胸の大きさは簡単には......そう!簡単には変えられんのや!変えられないんや!」クワッ
阿賀野「あれ?どうして泣いてるの?」
龍驤「な、泣いてへん!とにかくや!胸の大きさは簡単には変えられんのやから悩みを解決するなら別の方法を取るしかあらへんやろ?」
阿賀野「あー、そっかぁ」
龍驤「それに自分の体の一部なんや。お便りの感じ、大きい胸が嫌いなのかもしれんけどちゃんと好いてやりや。そうした方がきっと幸せだと思うで」
阿賀野「うん!阿賀野もそう思うな。あ、そうそう!もし普通にダイエットしたくなったら阿賀野に聞いてね!今年出来たばかりの最新鋭のダイエット、教えて上げる!」
龍驤「ま、このお便りが鎮守府のみんなやなかったらそれはちょっと難しいかもしれへんけどな......って、んー?」
阿賀野「え?どうかしたの?」
龍驤「いや、最新鋭って......もしかしてキミ、またダイエットすることになったんか?」
阿賀野「えへへ......今年の最新鋭水着がちょっとピンチ、かも?」
龍驤「おおぅ......無理はせんようにな?」
阿賀野「はぁーい......あ、そろそろ次に行く?」
龍驤「おお、せやなぁ。それじゃあそろそろ最後のお便り、いってみよかー」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
最近ねーさんがイメチェンしたのかハレンチスカートを履いています……司令官に何かされないか不安です……
(司令官「様」が抜けたわなんて事…すまん)
龍驤「”メガネ雲”さんからのお便りや!」
龍驤「『最近ねーさんがイメチェンしたのかハレンチスカートを履いています……司令官様に何かされないか不安です……』......ってことは鎮守府の人なんかな」
阿賀野「ハレンチスカート......ってどんなのかなぁ?」
龍驤「そらあれやないか?めっちゃ短いとか」
阿賀野「あー!短いの可愛いよね!阿賀野もやろうと思ってた!」
龍驤「そうなんか?でも今は普通やけどやめたの?」
阿賀野「やろうとしたら怒られちゃって......」
龍驤「あぁー」
阿賀野「でも提督さんになにか、かぁ。セクハラ?」
龍驤「まぁそうやろうな」
阿賀野「うーん、阿賀野、提督日誌つけてるけどそんなことしてないよ?」
龍驤「キミそんなのやってたんか......まぁうちはそうでも他は分からんからなぁ。でもどこの司令官もセクハラするとは思えんけど」
阿賀野「提督さんはいつも頑張りすぎでセクハラする暇なんてないのです!」
龍驤「せやなぁ。特にうちらの司令官、最近はいつもの業務に加えこのラジオの企画なんてやっとるからなぁ。心配なくらいや」
阿賀野「それに最近だと逆セクハラ?の方が問題なんでしょ?」
龍驤「あぁ、そういやそんな話もあったなぁ......というか、まさにこのハレンチスカートなんてそれやないか?」
阿賀野「うーん......提督さんのために、止めた方がいいってこと?」
龍驤「そうかもしれんな。せやからメガネ雲さんは、ほんまにあかんと思ったらしっかりと止めてやりや」
阿賀野「あ、そろそろ時間?」
龍驤「うん?おお、そうやな。そろそろおしまいの時間や」
阿賀野「うーん、つっかれたぁ。でも、楽しかったから阿賀野大満足♪キラリーン!」
龍驤「うちもなかなか楽しかったでぇ。今日はほんまありがとなぁ」
阿賀野「それで阿賀野、どうだった?」
龍驤「ん?」
阿賀野「阿賀野、完璧だったでしょ?」
龍驤「あぁー、そんな話しとったなぁ......まぁせやなぁ。とりあえず今はラムネがめっちゃ飲みたい気分やなぁ」
阿賀野「えぇー!?う、嘘ぉー!?」
龍驤「あはは、冗談や!ほんま今日は上出来だったで!」
阿賀野「!!でしょでしょ!?ほらほら、能代、矢矧聞いた!?これが阿賀野の実力なのよ!」
龍驤「さ、そろそろ閉めよっか。今日もラジオを聞いてくれてありがとやでぇー♪本日のお相手は龍驤と!」
阿賀野「キラリーン!最新鋭阿賀野でした!また聞いてね♪」
プツンっ
↓1,2
次回登場の艦娘
大和
皐月
龍田
大和皐月把握
今日はここまで
次は土日のどっちか
もしよければお付き合いください
おつの
おつ
ピッピッピッ
ポーン
大和「皆さんこんばんは。鎮守府ラジオの時間です」
皐月「この番組はボクたちのことをもっと身近に感じてもらうための番組だよ!」
大和「本日のお相手は艦隊の切り札、大和と」
皐月「艦隊の隠れた大黒柱!皐月だよっ!よろしくな!」
皐月「......って大黒柱?大和さんじゃなくてボクが?」
大和「うふふ、皐月ちゃんはいつも遠征を頑張られてますし、元気いっぱいで私たちも元気を分けて貰ってますから。それでじゃないかしら?」
皐月「そっかぁ......でも、ふふっ。司令官、ボクのことそんな風に考えてたんだ。やっぱりかわいいなぁ」
大和「あ、皐月ちゃん。あまり提督をからかってはいけませんよ?」
皐月「うんっ、分かってるよ!それで大和さん。最初のお便り、どっちからやろっか?」
大和「そうね......それじゃあ最初は皐月ちゃんにお願いしようかな」
皐月「え?いいの?」
大和「ふふっ、もちろん。それでは皐月ちゃん、早速よろしくお願いします」
皐月「まっかせてよ!最初のお便りは......これだよっ!」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
どうしたら大和さんみたいに大人な戦艦になれますか?
皐月「”心は戦艦”さんからのお便りだよ!ありがとねっ!」
皐月「『どうしたら大和さんみたいに大人な戦艦になれますか?』あ、これ大和さん宛のお便りだ」
大和「や、大和みたいに、ですか?......そんな、あ、ありがとうございます」
皐月「うーん、でも大和さんって本当に大人だよね。ボクもちょっと、憧れるなぁ」
大和「皐月ちゃんまで......そうかしら?」
皐月「うん!それで大和さんみたいになるにはどうしたらいいかだって。どうかな?」
大和「うーん......そう言われても......特に特別なことはしてないと思うし、普通ですよ?」
皐月「えー?」
大和「ご、ごめんなさい。うーん、でもそうね。大人になる方法が知りたい、ってことよね?」
皐月「うんっ、そうそう!それが知りたいんだよ!」
大和「ふふっ、それなら大和からのアドバイスは......」
皐月「アドバイスは?」
大和「普段通りの自分で出来ることを精一杯頑張る、ですね♪」
皐月「えぇー!?それだけ?」
大和「ええ。大和もいつも料理や掃除など出来ることしかしてませんよ?」
皐月「うーん......なんだか納得できないなぁ」
大和「あら?皐月ちゃんも大人になりたいってことかしら?ふふっ、可愛いですね♪」
皐月「むっ!大和さん、ボクとやり合うつもり?」
大和「え?そ、そういうわけじゃ......え、えっと......」
皐月「......ふふっ、大和さんもそんな風に慌てるんだ。可愛いねっ♪」
大和「ぅ......も、もぅ皐月ちゃんたら......」
皐月「へっへーん!ほら大和さん!そろそろ次にいこうよ!」
大和「あ......そうね。んんっ、それでは続いてのお便りです」
↓1
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本文に何かお便りを
艦娘さんと直に触れあいたいので握手会を開いてください
大和「”素晴らしき紳士”さんからのお便りです」
皐月「紳士......って言われると逆に怪しいよね?」
大和「そ、そうかしら?お便りは『艦娘さんと直に触れあいたいので握手会を開いてください』ですって......握手会ですか」
皐月「那珂ちゃんは喜んでやりそう......というかやりたそうだけど他の皆はどうかな?」
大和「大和としては皆さんとの触れ合いの機会が増えるのはいいことだと思いますけど......皐月ちゃんはどうですか?」
皐月「ボク?ボクもやってもいいと思うけど......でも本当にボクたちと握手したい人ってどれくらいいるのかな?」
大和「最近ではコンビニなどでの企画がありましたのである程度の認知度はあるかもしれませんけど......大和たちはアイドルではありませんし難しいかもしれないわね」
皐月「うーん、そうだよね」
大和「......あ、でももしかしたらこのラジオでファンの方が出来るかもしれないわね」
皐月「あっ、そっか。じゃあ今後のこのラジオ次第では本当に握手会が出来るかも?」
大和「そうね......もし本当にそうなったら嬉しいわ」
皐月「大和さん?」
大和「ふふっ、艦娘になる前の私は極秘に作られて皆さんと触れあえる機会が少なかったから......」
皐月「そっか......じゃあ今日のラジオ、頑張らないとね!」
大和「え?」
皐月「頑張ってファンをいっぱい作って!それで今度は握手会を開こうよ!」
大和「皐月ちゃん......そうね。大和、頑張りますからリスナーの皆さん、聞いてくださいね!」
皐月「もちろん、ボクも負けないよ!手加減しないからね!」
大和「うふふっ、それじゃあ皐月ちゃん、次のお便りにいきましょうか」
皐月「うんっ!それじゃあ次のお便り!」
↓1
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本文に何かお便りを
何でこんなに胸がでかくなったんだろう
皐月「”フフ怖”さんからだよ!」
大和「あら?その人って......」
皐月「多分予想通りだよ。『何でこんなに胸がでかくなったんだろう』ってお便りだしね」
大和「あぁ......確かに最近改二になられてその、胸が......」
皐月「いいよねぇ。あ、大和さんもおっきいよね」
大和「え、えぇ!?」
皐月「それに大和さんはまだ改二もあるし......ボクなんか改二になったのにまだまだなのにさぁ」
大和「ま、まだまだこれからですよ」
皐月「そうかなぁ......でも今回も来たね。胸に関するお便り」
大和「あ、そうですね。やっぱり胸の悩みは多いのね」
皐月「でもおっきくなって嫌な人って多いんだね。なんか意外かな。ボクからしたらフフ怖さん、羨ましいけどなぁ」
大和「うーん、大きすぎるのも確かに大変だと思いますよ?重くて肩が凝りますし。大和はさらに胸のところに装甲があるせいで......」
皐月「え?」
大和「あ!な、何でもないです!」
皐月「......あー、そっか!でも大和さん、元からおっきいしいらないんじゃないの?」
大和「え!?あ、い、いえ!これは別にそういうために着けてるんじゃなくて装甲で......」
皐月「......うふっ」
大和「さ、皐月ちゃん?」
皐月「やっぱり慌ててる大和さんかぁわいい♪」
大和「あ!も、もぅまた......ふふっ、皐月ちゃんには敵わないわね」
皐月「えへへ、ごめんね」
大和「ううん、平気よ。さて、それじゃあそろそろ最後のお便りにいきましょう」
皐月「え?もうそんな時間なの?」
大和「えぇ、名残惜しいけどね。それでは本日最後のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
瑞雲の魅力を民間にも広めるため、ラジオで特集をくんでほしい。
大和「”マスター瑞雲”さんからのお便りです」
皐月「って、もうあの人だよね?」
大和「そうですね。お便りの内容も『瑞雲の魅力を民間にも広めるため、ラジオで特集をくんでほしい。』ですし」
皐月「え、これやって広がるのかな?」
大和「うーん、難しいんじゃないかしら?」
皐月「そうだよね。でもこんなところにまで瑞雲の魅力を伝えるためにお便りを出すって......ふふっ、可愛いね!」
大和「......あ、そういえば大和も前に瑞雲を積まないかと聞かれたことがありました」
皐月「え?そうなの?」
大和「えぇ、一応大和には昔、瑞雲を積む計画もあったくらいですから」
皐月「へぇー......すごいなぁ、マスター瑞雲さん。そんなことまで調べてたんだ」
大和「ちなみに皐月ちゃん......にはさすがに無かったよね?」
皐月「うーん、そうだね。ボクは装備できないし......あ、でもあれはあったかな?」
大和「あれ?」
皐月「瑞雲祭りの法被!着てみないかって!」
大和「ああそういえば......たくさん作られてましたね」
皐月「うん、それでボクも着たんだけど......」
大和「どうかしたの?」
皐月「なんかこう、心の底から瑞雲を装備したくなったんだよね」
大和「え」
皐月「あ、もちろんボクは装備できないから諦めたけどね」
大和「そ、そうですか」
皐月「他の睦月型の皆もそうだったみたいでね。不思議だよねっ」
大和「......あ、あの法被は一体......」
皐月「大和さん?」
大和「あ、いえ......ごめんなさい」
皐月「?変な大和さん」
大和「と、とりあえずマスター瑞雲さん。一応提督にお話、しておきますね?」
皐月「あ、そうだね!マスター瑞雲さん、楽しみにしててねっ!」
大和「さて、今日はここまでですね」
皐月「あー、もうおしまいかぁ。早いなぁ」
大和「ふふっ、今日はありがとうね。皐月ちゃん」
皐月「大和さんもありがとね!いつもと違う大和さん、すっごくかわいかったよ!」
大和「ふふっ、皐月ちゃんもね」
皐月「えへへ、それでどうかな?ボクたちのファン、増えたかな?」
大和「どうかしら?でも少しでも楽しんでくれた人がいたらいいですね」
皐月「うんっ、そうだね!」
大和「ふふっ、それではそろそろお別れです。今日のお相手は大和と」
皐月「皐月だよ!みんな、今日も聞いてくれてありがとね!」
プツンッ
提督「......ふふっ」
千歳「こうやって改めて聞いてみると少し恥ずかしいですね......」
提督「そういうものか?」
千歳「そういうものですよ......あ、提督。もう一本、いかが?」
提督「ん、ありがとうな」
千歳「いえいえ。それより良かったんですか?久しぶりのお休みなのに」
提督「むしろ久しぶりの休みだからこそこんな風にゆっくり呑みたかったんだよ......それより千歳も良かったのか?」
千歳「え?」
提督「ほら......千代田がさ。前のラジオのときも大変だったんだろ?」
千歳「あ......ええ。ですから今日も内緒です。ふふっ」
提督「そうか。なら、バレないようにしないとか」
千歳「はい、ですから今日は......二人っきりで静かに、内緒で呑みましょう♪」
提督「はは、そりゃいいな......あ、そうだ。またラジオ、聞いてもいいか?」
千歳「えぇ?またですかぁ?」
提督「はは、それだけ気に入っちまったんだよ。本当に録音してて良かった」
千歳「もぉー、いいですけど恥ずかしいんですからね?」
提督「ありがと、それじゃあもう一度......」
山城「あら?なにか聞こえると思ったら......」
提督「ん?あ、山城か」
山城「こんなところで呑んでたんですか」
提督「はは、まあここなら静かに呑めるし......ってそういうお前は何でここに?」
山城「え?それは姉様にここへ行けと」
千歳「扶桑さんが?」
山城「えぇ......でも姉様、一体何故......」
千歳「......なるほど。応援、かぁ」
山城「え?」
千歳「ふふっ、負けませんからね?」
山城「あの、訳が分からないのだけど......」
提督「まあまあ、山城もせっかくここへ来たんだ。どうだ?一緒に呑んでくか?」
山城「え?......ま、まぁ誘われたのに断るのはあれですし......少しだけ」
提督「はは、そうかそうか。ほれ」
山城「ど、どうも」
千歳「提督も、おつぎしますね」
提督「ん、ありがとう。ま、酒はたくさんあるし、今日は呑むぞぉー!」
提督「......それで三人でめちゃくちゃ呑んだわけなんだ」
大淀「はい」
提督「記憶がないです」
大淀「はぁ」
提督「服も何故かないです」
大淀「えぇ」
提督「そして知らない間に千歳と山城が憲兵さんに捕まってました」
大淀「そうですね。新人の方でしたがなかなかに迅速な仕事でした」
提督「......何があったの?」
大淀「聞かなくても分かるのでは?まぁお酒は自分を素直にさせてくれますとだけ」
提督「......」
大淀「ふふ、お嫁さんには困らなくなって良かったですね」
提督「......その代わり、相手のことで悩むことになりそうだよ」
大淀「悩み事でしたら......ハガキとペンがありますけど、使いますか?今相談先として人気のところ、知っていますよ?」
提督「......それで次の担当のやつが解決してくれればいいんだけどな。はぁ......」
【安価】提督「ラジオ!」
おしまい
三題噺ではなく普通の安価をやろうと思ってやってみたけどあまりに安価からの選択肢が自由すぎて逆に捌きにくかった
キャラも崩壊しがちだしラジオにもなってないしもし次回があるなら頑張ります
こちら過去作です
よかったらどうぞ
【安価】提督「名前?」
【安価】提督「名前?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480248638/)
【安価】提督「終戦?」
【安価】提督「終戦?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480667610/)
【安価】提督「学力?」
【安価】提督「学力?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480852405/)
【安価】提督「学力?」阿武隈「んんっ!」
【安価】提督「学力?」阿武隈「んんっ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481429787/)
【安価】提督「掲示板?」
【安価】提督「掲示板?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483105562/)
【安価】提督「部屋?」
【安価】提督「部屋?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483956400/)
提督「風呂!」
提督「風呂!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485263065/)
提督「幽霊?」
提督「幽霊?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485865495/)
【安価】提督「部屋?」阿武隈「違います!掲示板です!」
【安価】提督「部屋?」阿武隈「違います!掲示板です!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486388992/)
【安価】提督「部屋??」
【安価】提督「部屋??」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490280537/)
【安価】提督「日常?」
【安価】提督「日常?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501681705/)
提督「山城?」
提督「山城?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1502521098/)
【安価】提督「夢?」
【安価】提督「夢?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505653851/)
提督「告白!」
提督「告白!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506523544/)
提督「初心者!」
提督「初心者!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518324031/)
【安価】提督「欲望?」
【安価】提督「欲望?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530709041/)
あとブーン系いっぱい
おつおつ
乙つん
おつー
otu
このSSまとめへのコメント
ついに千歳がw