【安価】提督「部屋??」 (731)
初投下です
のんびりリハビリがてら
このスレッドは下のスレの別鎮守府バージョンです
内容的に繋がりはないです
【安価】提督「部屋?」
【安価】提督「部屋?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483956400/)
前鎮守府のあらすじ
瑞雲
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1490280537
提督「......ふむ」
大淀「提督?どうかされましたか?」
提督「ん?あ、いやな、大本営からちょっと通達があってな」
阿武隈「どんな内容なんですか?」
提督「なんでも艦娘達の所持品を確認しろとのことだ」
大淀「私たちの所持品を?」
提督「ん、なんかこの間演習した鎮守府で艦娘達の部屋からヤバいものが見つかったとかなんとか」
大淀「この間の演習した鎮守府って確か......」
阿武隈「駆逐艦から戦艦までみんなフルスロットで瑞雲を装備してたあの?」
提督「そう、あの」
大淀「あれ、どうやって装備して飛ばしてたんでしょうね」
提督「さぁ?」
阿武隈「......なんであたし達、負けちゃったんですかね?」
提督「......さぁ?」
阿武隈「ま、まぁとにかく皆の所持品検査をやるんですよね?」
提督「ああ、皆いい子だし大丈夫だと思うけど一応な。報告書も出さんといけんし」
大淀「なかなか面倒なことになりましたね」
提督「ま、適当に部屋を回ればいいだろ。それに皆の部屋に行くなんてこういう機会じゃないと行けないしいい機会かもしれん」
阿武隈「あ、そっか。提督があたし達の部屋に来るんですよね......緊張します」
大淀「確かに少し恥ずかしいですね......」
提督「あー......まぁそこは軽く見るだけだから我慢してくれ」
阿武隈「うぅ......はい」
提督「で、早速皆の部屋を見て行こうと思うんだが......」
大淀「どなたのお部屋からいきますか?」
提督「ん、出来たらお前らのどっちかの部屋からと思ったんだが......ダメか?」
阿武隈「あ、あたし達からですか......」
大淀「私は構いませんが......阿武隈さんは?」
阿武隈「あ、あたしも大丈夫です!はい!」
提督「ん、それなら部屋の近い阿武隈から見ていくか」
阿武隈「......うぅ、やっぱ緊張する」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ75:わりと散らかってる
提督「しかし皆の部屋かぁ」フフッ
大淀「どうかされましたか?何やら嬉しそうですが......」
提督「んー?いやー、俺実はよくよく考えてみると女の子の部屋に入るのって初めてなんだよね」
阿武隈「え!?そ、そうなんですか!?」
提督「ああ、だからこう......楽しみ?みたいな?」
阿武隈「そのぉ......そ、そんなに期待されても困るんですけどぉ」
提督「あ、わ、悪い......っと、ここか?」
阿武隈「あ、はい......あの」
提督「?」
阿武隈「ほ、本当に期待しないで欲しいんですけどぉ......」
提督「分かってるって。さ、早く早く」
阿武隈「うぅ......」
提督(いやー初めての女の子の部屋......ワクワクしないわけないだろ!)
提督(阿武隈の部屋かぁ~いったいどんな感じのお部屋で......)
ガチャッ
提督「......あー」
阿武隈「すみません......散らかってて」
提督「い、いや謝ることはないだろ。俺の部屋も実際こんなもんだし」
大淀「しかしずいぶん本などが散らばってますね」
阿武隈「あ、あはは......読んだ本を仕舞うのいつも忘れちゃってて」
提督「しかし本ねぇ......何を読んでるんだ?」ヒョイッ
阿武隈「あ、それはぬいぐるみの本ですね」
提督「ぬいぐるみ?......へぇ、かわいいなこれ」
大淀「こちらの本は......動物の本ですか。妙に統一感がないような」
阿武隈「あ、あー......そ、それはそのぉ」
提督「......大淀、そっちの本、サーバルキャットのページに印付いてないか?」
大淀「え?......あ、ありますね。他にはハシビロコウなど......変わった動物のところに」
提督「あー......」
阿武隈「あはは......分かっちゃいました?」
提督「流石にな......壁に声優の色紙飾ってるし。しかもイラスト付きとかかなりレアだろあれ」
大淀「??ど、どう言うことでしょうか?」
提督「まあ簡単に言ってしまうとオタ」
阿武隈「んんっ!アニメとか好きなんですあたし!」
提督「......」ジー
阿武隈「えへへ......」
大淀「これらからどうしてそう繋がるのか分かりませんが......そうだったんですね。知りませんでした」
阿武隈「あ、あまり言わないでくださいね?は、恥ずかしいですから......」
大淀「えぇ、分かりました。秘密にしておきましょう」
阿武隈「さっ、お部屋も見終わりましたし早く次の人のお部屋に」
大淀「あ、阿武隈さん。少し聞きたいことがあるんですが」
阿武隈「ふぇ?なんですか?」
大淀「その、この阿武隈さんの机に飾ってあるしゃし」
阿武隈「わっ!わー!!?」バッ
提督「ん?何かあったのか?」
阿武隈「な、何でもないですよぉ!ね!?大淀さん!」
大淀「......ええ、何も」
阿武隈 ホッ
提督「?そうか、ならそろそろ次に行くぞ」
大淀「あ、はい」
阿武隈「......大淀さん、ありがとうございます」ボソッ
大淀「いえ......しかし恥ずかしいんですか?提督とのツーショット写真」
阿武隈「うぅ......はい」
大淀「......ではこれも、秘密にしておきますね」ニコッ
阿武隈「お、大淀さん!」パァッ
大淀(......阿武隈さんの態度的にもうバレバレな気がしますけど)クスッ
提督「おーい、どうしたー?」
大淀「あ、いえ、次のお部屋は誰の部屋がいいか阿武隈さんとお話ししてたんですよ。ですよね?」
阿武隈「ふぇ?......あっ!は、はい!」
提督「ん、それで?誰の部屋がいいんだ?」
阿武隈「その......↓2、さん?かな?」
誰か艦娘を
鳳翔把握
短いけどとりあえずここまで
久しぶりすぎてもう前までの感覚を忘れてますがよかったらお付き合いください
安価じゃないともうネタが前髪治してアブクマンみたいな糞なのしかない
阿武隈「えーと......鳳翔さん、なんてどうですか?」
提督「ん、鳳翔か。どうしてだ?」
阿武隈「そ、それは......あっ、ほ、ほら!鳳翔さんってお部屋がキレイそうじゃないですか!是非参考にしたいなぁって思ったんです!」
提督「あー、なるほど」
大淀「まあ確かにキレイそうですよね。家事全般得意のようですし」
提督「掃除も好きみたいだしな。大掃除のときはお世話になったよ」
阿武隈「じゃ、じゃあ次は鳳翔さんのお部屋でオッケーですか?」
提督「ん、そうだな。早速いこうか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ00:めっちゃキレイ
提督「......ん?」
阿武隈「なんだか甘い匂いがしますね」
大淀「これは......鳳翔さんのお部屋からでしょうか?」
提督「みたいだな。料理中なのかもしれんな」
コンコン......ガチャッ
鳳翔「はい......あら?提督?」
提督「や。今大丈夫か?」
鳳翔「えぇ、平気ですが......どうかされたんですか?」
提督「いや、ちょっといろいろあって皆の部屋を回らなきゃいけなくなってな」
鳳翔「そうだったんですね。お疲れ様です」ペコリ
提督「いやいや。えーと、それで少しお邪魔してもいいか?」
鳳翔「あ、す、すみませんっ。勿論、大丈夫です!どうぞ!」
提督「そ、そんなにかしこまらなくても大丈夫だぞ?」
阿武隈「あはは......まぁとりあえずお邪魔しますね」
提督「......こ、これは」
大淀「まるでモデルルームですね......」
阿武隈「部屋の隅までピカピカ......すごすぎるんですけどぉ」
鳳翔「そ、そんな......大袈裟ですよ」
提督「いやマジで凄いぞこれ......ってこれは」
大淀「クッキーの箱詰め、ですか」
鳳翔「あ、それは少し洋風なものの練習にと思って先ほど作ってみたのですが......」
提督「......さっきまで料理してたのに汚れの一つすらないな」
大淀「さ、流石ですね」
阿武隈「......あたし鳳翔さんの弟子になろうかな」
鳳翔「も、もぅ......あまりからかわないでくださいっ!」
阿武隈(わりと本気なんですけど......)
大淀「しかし本当に部屋のなかはすっきりしていますね。全てきれいに収納されてます」
提督「凄い数の包丁だな......しかもちゃんと手入れされてるし」
阿武隈「こっちはお鍋とかフライパンがたくさん......どれも取り出しやすいように並んでますね」
提督「こういう細かいところまで気を配ってるとはまさに主婦の鏡だな......うん、まさにいいお嫁さんになりそうって言葉がぴったりだ」ウンウン
鳳翔「......えっ!?」ポッ
阿武隈「!」
提督「ん?......あっ、ち、違うぞ!?ただ本当になんとなーくそう思っただけで!」
鳳翔「そ、そうですよね......だ、大丈夫ですよ。ちゃんとわかってますから」
阿武隈「......鳳翔さん!」
鳳翔「は、はい?」
阿武隈「やっぱり弟子にしてください!」バッ
鳳翔「ええっ!?」
提督「いやぁ鳳翔の部屋は流石だったな」
大淀「えぇ、これ以上はないくらいキレイなお部屋でした」
阿武隈「あたしもあそこまでは無理ですけど少しでも近づけるように頑張りますっ!」グッ
大淀「ではそろそろ次に誰の部屋にお邪魔するか決めましょうか」
提督「ん、そうだな。ここからだと......誰の部屋がいいかな」
大淀「そうですね......↓2さんのお部屋なんてどうでしょうか?」
誰か艦娘を
大淀「そうですね......山雲さんのお部屋なんてどうでしょうか?」
提督「山雲か。いつもおっとりしてる奴だが......部屋はどうだろうか」
阿武隈「そうですねぇ......マイペースな子ですからね」
提督「あぁ、しかも駆逐艦だからなぁ。一人部屋で大丈夫か心配でな」
阿武隈「お部屋のチェック、しないとですね!」
提督「だな。よし、山雲にするか」
大淀「......提督、一応本来の目的は所持品の検査と言うことを忘れないでくださいね?」
提督「え?......あ、あー、うん。大丈夫大丈夫、ちゃんと覚えてるから」アハハ
大淀(......忘れてましたね)
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ46:普通
提督「しかし山雲の部屋かぁ。一体どんな」
山雲「あらー?司令さぁーん。山雲のお部屋の前でー、何をしてるんですかー?」
提督「っと、山雲?なんだ、出掛けてたのか」
山雲「はーい、少し家庭菜園の方に行ってましたー」
阿武隈「あ、そういえば山雲ちゃんってそんなことしてましたね」
山雲「沢山取れたんですよー?ほらー」
提督「んー?おお、いい野菜だなこいつは。どれも艶々だ」
山雲「えへ♪朝雲姉との、愛の結晶ですからー♪」
大淀「は、はぁ......愛......」
提督「ま、まぁとりあえず山雲。少しお前の部屋に邪魔したいんだがいいか?」
山雲「山雲のお部屋にですかー?はいー、大丈夫ですよー」
提督「助かるよ」
大淀「それで山雲さんのお部屋ですが......案外普通ですね」
提督「ああ、変に散らかってるってこともないしな」
阿武隈「気になるものも......あっ、おっきな植木鉢がありますね!」キョロキョロ
提督「ん、ほんとだ。これは......さっき言ってた家庭菜園とかで使うのか?」
山雲「はいー、プランターとかで育てるとー、簡単に作れるんですよー♪」
提督「へぇ......」
大淀「他にも色々道具がありますし......本格的にやられてるんですね」
山雲「朝雲姉とのー、大切な家庭ですからー♪」キラキラ
大淀「......な、なるほど」
阿武隈「あ、あはは......か、家庭ですかぁ」
山雲「はいー♪ちゃーんと朝雲姉とのー、これからのこともー、考えてるんですよー?」スッ
阿武隈「こ、これからって?......あ」
提督「ぜ、ゼクシィ......」
大淀「たまごクラブ......」
山雲「朝雲姉との幸せな家庭......朝雲姉との赤ちゃん......えへ♪」ポワポワ
提督「......」
阿武隈「......」
大淀「......」
山雲「うふふー♪朝雲姉ー......♪」ポワポワ
提督「......そっとしておいてやるか」
大淀「......ですね」
阿武隈「はい......」
提督「......うん、あれだ。部屋は平気だけど色々問題あるわあいつ」
大淀「仲がいいとは思ってましたが......」
阿武隈「あ、あそこまでとは知りませんでしたね......」
提督「ああ......しかもあいつ、なんか微妙にその......赤ちゃんのこととか勘違いしてそうだしな」
大淀「え?......確かにそうですね」
阿武隈「い、言われてみれば......」
提督「はぁ......今度さりげなく教えるとするかな」
大淀「......セクハラにならないように気を付けてくださいね?」
提督「分かってるよ。さて、次に行こうか」
阿武隈「次はどなたのお部屋にするんですか?」
提督「そうだな......↓2なんてどうだ?」
誰か艦娘を
ポーラ把握
早いけど今日はここまで
提督「ポーラなんてどうだ?」
阿武隈「ポーラさんのお部屋......やっぱりお酒とかですかね?」
提督「多分な」
大淀「しかしまたなぜポーラさんのお部屋に?」
提督「いや、いい機会だし部屋を見せてもらって注意しようかと思ってな」
阿武隈「......もう汚いこと前提なんですね」
提督「......うんまぁ」
大淀「しかしザラさんもいますし案外キレイかもしれませんよ?」
提督「あー......ま、とりあえず見に行きましょうか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ96:めっちゃ荒れてる
提督「さて早速ついたわけだが......ポーラのお部屋はどんなかなっと」
コンコン......
提督「......おや?」
大淀「反応がありませんね」
阿武隈「留守ですかね?」
提督「んー、今日は出撃とかはないしどうだろ」
......ガチャッ
提督「ん?」
ポーラ「......」
提督「おお、ポーラ。なんだ、いたのか。返事くらいし......」
ポーラ「......」ウツロ
提督「......ぽ、ポーラ?」
阿武隈「あ、あの、大丈夫......ですか?」
ポーラ「......ぅ」バタッ
提督「ポーラ!?」
大淀「だ、大丈夫ですか!?」
提督「おいポーラ!しっかりしろ!どうしたんだ!?」
ポーラ「......け」
提督「っ?なんだ!?どうしたっ!?」
ポーラ「......お、さ......け......の......みた......い......で...すぅ」プルプル
提督「......はい?」
阿武隈「......えっとつまり」
提督「ザラに飲みすぎで注意されて禁酒してて」
大淀「ノンアルコールビールなどで我慢してたけどその限界がきて倒れたと?」
ポーラ「はーい、そうですぅ」
提督「......頭痛くなってきた」
大淀「部屋の様子からしてかなり末期の症状だったみたいですね......」
阿武隈「壁中に張られた禁酒張り紙がボロボロですしあちこちに空き缶が転がってますね」
提督「よくもまぁこんなところで生活出来たな......足の踏み場すらないぞこれ」
ポーラ「えっへへー、すみませーん」
提督「しかしどうしたんだこの張り紙。尋常じゃない量だが」
ポーラ「これはえーっと、ザラ姉さまとの約束でー。禁酒を一度破るごとに一枚張る約束してたんですぅ」
大淀「......それでこの枚数ですか」
阿武隈「......さ、流石ですね」
ポーラ「えっへへー」テヘヘ
提督「褒められてないからな?」
提督「まぁでもあんなになるってことはかなり我慢してたのか?」
ポーラ「そうですぅー、頑張りましたー」
阿武隈「へぇ......ちなみにどれくらい?」
ポーラ「えーっと、確かー......10時間くらい?」
阿武隈「......」
提督「......半日すら耐えられないのか」
大淀「......あの、ところで先ほどから気になっていたのですが」
阿武隈「?」
大淀「ポーラさんの革靴......なぜ奴隷だなんて刻まれてるんですか?」
提督「ん?......あ、ホントだ」
ポーラ「あ、それはーザラ姉さまへの復讐ですー!」
阿武隈「ふぇ?ふ、復讐?」
大淀「......えーと、なぜこれが復讐に?」
提督「......あー、分かった。この靴、ZARAのやつか」
阿武隈「え?ざ、ザラさんの靴なんですか?」
提督「いや、そうじゃなくて......ZARA っていうブランドの靴だ。だろ?」
ポーラ「あ、はーい。そうですぅー」
阿武隈「......あー、名前が一緒だからってことですか」
ポーラ「奴隷のザラ姉さまを踏みつけてー復讐ですぅー!」
大淀「......なんというか、とてつもなく回りくどい仕返しというか」
提督「ちなみにポーラ。本人に直接仕返しする気は」
ポーラ「......」ガタガタ
提督「......なさそうね」
阿武隈「......なんていうか、凄かったですね」
提督「いや......うん、そうだな」
大淀「凄い以外の言葉が出てきませんね......」
提督「いやはや、流石というべきか......まぁとりあえずあれだ」
阿武隈「あれ?」
提督「......あいつに禁酒は逆に危険だからやめよう」
大淀「......そうですね」
阿武隈「あ、はは......じゃ、じゃあそろそろ次にいきませんか?」
提督「ん、そうだな。どうする?」
大淀「では......↓2さんのお部屋なんてどうでしょうか?」
誰か艦娘を
大淀「皐月さんなんてどうでしょうか?」
阿武隈「皐月ちゃんかぁ......どんなお部屋ですかね?」
提督「うーん......あいつは無邪気でボーイッシュな感じだし......あ、あとあれだ」
阿武隈「あれ?」
提督「ほら、よくかわいいねって言ってるだろ?」
大淀「確かによく言われてますがそれがどうかされたんですか?」
提督「いやだから可愛いもの好きっぽいし可愛いものとか集めてたりしてそうかなって」
大淀「しかしその場合、いつもかわいいと言われてる提督もコレクション対象になりますね」
提督「いやいや......あれは皐月なりの冗談だろ?」
阿武隈「......あたし的に本気だと思うけどなぁ」ボソッ
提督「へ?」
阿武隈「い、いえ......」
大淀「提督、そろそろ行きませんか?」
提督「ん?あ、そうだな。それじゃ行こうか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ04:めっちゃキレイ
提督「えーと、皐月の部屋は......ん?」
青葉「いやー、青葉の取材に協力していただき感謝です!」
皐月「このくらいいつでもまかせてよ!」
阿武隈「あれは......青葉さんと皐月ちゃん?」
提督「おーい、なーにしてるんだ?」
皐月「えっ!?」ビクッ
青葉「し、司令官!?」ビクッ
提督「......おい、何だ今の反応は。何をしてたんだ?」
皐月「そ、それはそのぉ......あ、青葉さん!」
青葉「えぇっ!?こ、ここで青葉ですかぁ!?......そ、そのぉ......」
提督「その?」
青葉「......っ!し、失礼しまぁす!」ダッ
提督「あっ!?」
阿武隈「......逃げられちゃいましたね」
提督「......まぁいいさ。こっちから聞けばいいわけだしな」ニヤッ
皐月「......えっへへへ......ど、どうしたのし、司令官?か、顔が怖いよ?か、かわいくない、よ?」
提督「......皐月、何をしてたのか全部話してもらおうか!」バッ
皐月「......え!?ふ、ふわっ、わっ、わぁー!?」
皐月「うぅ......酷いよ司令官......」
提督「......」
皐月「いきなりぼくにあんなに乱暴に襲いかかるなんて......」ヨヨヨ
提督「......くすぐっただけだからな?」
大淀「しかし、写真を売って間宮代と交換、ですか」
皐月「うん......最近皆疲れてるみたいだから」
提督「そのためにその疲れてる皆を盗撮するのはどうなんだ?」
皐月「......ダメだよね。ごめんなさい」
大淀「皐月さん、それは私たちではなく、他に言うべき人がいるのでは?」
皐月「......うん、そうだね。ちゃんと、謝るよ」
提督「ん、オッケー。ならこのお話は終わりだな!」パンッ
皐月「え?も、もう?」
提督「ん?もう反省してるし謝るんだろ?だったらもう言うことないさ。だろ?」
皐月「......うん、ありがとう、司令官」ニコッ
皐月「それで......」
提督「ん?」
皐月「どうして司令官が艦娘寮に?」
提督「ん?いや実は皆の部屋を見て回ることになってな......なんか流れで部屋の中にもういるけど見ても大丈夫か?」
皐月「うん、そういうことなら大丈夫だよ!」
提督「助かるよ......で、だ。さっきからずっとツッコミたかったんだが」
皐月「?」
提督「いや、あのトトロとネコバスの人形ってお前......」
皐月「うっふふふふ♪だってトトロはボクのアニメと言ってもいいアニメだよ!」
提督「いやいやいや......流石にそれは無理あるからな?」
大淀「あの、どういうことですか?」
阿武隈「その......登場キャラクターの名前がさつきとめいで」
大淀「......なるほど」
皐月「まぁでもそんなこと関係無くかわいいよね!トトロとネコバス!」エヘッ
阿武隈「そうですねぇ、あたしも大好きですよ!」モフモフ
大淀「私は初めて見ましたが確かにこれはかわいいですね」モフモフ
皐月「司令官もそう思うよね?」モフモフ
提督「え、えー、まぁ」
阿武隈「?なんか歯切れが悪いですね」
提督「そんなことはないぞ」
大淀「?」
提督(......正直、人形を抱き締めてる皐月、阿武隈、大淀の方がかわいい)ポリポリ
阿武隈「いやー、それにしてもキレイなお部屋でしたねぇ」
提督「まぁあいつはがんばり屋みたいだからなぁ」
大淀「え?」
提督「ほら、部屋に筋トレグッズ一杯あっただろ?」
阿武隈「え?あ、そういえば」
提督「前にすこし噂で聞いたんだが性能を少しでも高めるために沢山トレーニングしてるみたいでさ」
大淀「......そうだったんですか」
提督「多分だけどあの部屋のキレイさはそんな皐月の性格が表れたんだろうな......ふふっ、かわいいやつだよほんと」
阿武隈「くすっ、提督。皐月ちゃんの口癖が移ってますよ?」
提督「っとと。ま、皐月の話はこのくらいにしようか」
大淀「ではお次はどなたのお部屋に?」
阿武隈「うーん......↓2さんのお部屋なんてどうですか?」
誰か艦娘を
電把握
また短いけど今日はここまで
次からは最低でも3人くらいやりたい
阿武隈「電ちゃんのお部屋に行きましょう!」
提督「電......っていうと第一水雷戦隊か」
阿武隈「はい!それでちょっと気になってて」
提督「なるほどね」
大淀「しかし電さんのお部屋ですか。彼女は性格的に問題なさそうですね」
提督「だな。色々手伝ってくれたりしてくれるし......ほんと、いい子だよな」
阿武隈「ですねぇ。あたしの指示もちゃんと聞いてくれますし!」
提督「......その判断基準、言ってて悲しくならない?」
阿武隈「......それは言わないでくださぁい」グスッ
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ32:そこそこキレイ
提督「......ふん?また何やら甘い匂いが」
阿武隈「あれ?本当ですね」
提督「艦娘の間でお菓子づくりでも流行ってるのか?」
大淀「いえ......私は聞いたことありませんね」
阿武隈「うーん、あたしもないですけど」
提督「ふぅん......っと、お?もしかしてこの匂いって」
阿武隈「電ちゃんのお部屋からみたいですね」
提督「へぇ、電もお菓子とか好きなのかね」
コンコン......ガチャ
電「......はわっ!?し、司令官さん!?」
提督「おお、電......どうかしたか?」
電「い、いえ......そ、それより司令官さん。どうかしたのですか?」
提督「ん、今皆の部屋を回っててな。それで次は電の部屋と思って」
阿武隈「お邪魔してもいいかな?」
電「あ、あのぉ......そのぉ」チラチラ
提督「ダメなのか?」
電「......し、司令官さんは、そのぉ」
提督「え」
阿武隈「えっと......つまりあたしと大淀さんはオッケーってことですか?」
電「は、はい」
提督 ガーン
阿武隈「......と、とりあえずあたしたちだけでお邪魔しましょうか」
大淀「そうですね」
提督「エイナヅマニキラワレタ?エオレナニカシタ?イヤデモ」ブツブツ
阿武隈「あはは......」
阿武隈「えっと......それで電ちゃん。なんで提督をお部屋に入れちゃダメなのか聞いてもいいかな?」
電「そのぉ......これ、なんですけど」オソルオソル
大淀「......箱?」
阿武隈「甘い匂いがしますけど......あ、もしかしてプレゼント?」
電「は、はい......お世話になってる司令官さんに恩返しをしたくて雷ちゃんと一緒に頑張って作ったのです!」
大淀「あ、なるほど。それで提督は入ってはダメと」
阿武隈「ちなみに何を作ったの?」
電「えっと、エクレアとぬいぐるみなのです!」
大淀「あら、提督のぬいぐるみですか」
阿武隈「あ、可愛いですね!」
電「ほ、本当ですか!?」
阿武隈「うん!本当に良く出来てるよ!ね?大淀さん!」
大淀「えぇ、これを提督にプレゼントしたらとても喜んでくれると思いますよ」
電「よ、良かったのです......」ホッ
阿武隈「それにしても電ちゃんのお部屋、キレイですね」キョロキョロ
大淀「そうですね、かなりすっきりまとまってますね」
電「お掃除は毎日頑張ってるのです!」
阿武隈「凄いなぁ......あたしも見習わないと」
大淀「あ、電さん。少し冷蔵庫の中を確認しても?」
電「は、はい!」
大淀「では失礼して......中は牛乳に......ナスがずいぶんありますね」
阿武隈「あれ?電ちゃん、ナス嫌いじゃなかったっけ?」
電「に、苦手なのです......でも、好き嫌いしてたら素敵な女性にはなれないのです!」
阿武隈「......ほんと、見習わないとですね」アハハ
大淀「えぇ」
電「?」
阿武隈「うーん、流石は電ちゃんでしたね!」
大淀「えぇ、本当にいい子という言葉がぴったりでした」
提督「......あ、出てきた」
阿武隈「あ、提督」
大淀(......目が死にかけてますね)
提督「......な、なぁ。なんで俺が電の部屋に入っちゃダメだったかとか聞いてないか?」オソルオソル
阿武隈「あー......」チラッ
大淀「......聞いてないですね」
提督「そ、そっか......うぅ」
阿武隈「だ、大丈夫ですよ!電ちゃんが提督のことを嫌うわけないじゃないですか」
提督「でも......」
大淀「そんなことより早く次のお部屋に向かいましょう。↓2さんのお部屋なんてどうですか?」
誰か艦娘を
大淀「風雲さんのお部屋なんてどうですか?」
阿武隈「風雲ちゃんですか?あたしはオッケーですけど提督的にはどうですか?」
提督「......はぁ。ま、悩んでても仕方ないか。んで、次は風雲の部屋だっけ?」
阿武隈「はい!どうですかね?」
提督「ん......まぁいいんじゃないか?しかし風雲の部屋ねぇ」
阿武隈「どうかしたんですか?」
提督「いやあいつって真面目だけどかなり不器用だからさ......家事全般苦手そうなイメージがあってな」
阿武隈「あー......」
大淀「しかし性格からいって苦手なりにやってそうではありますが」
提督「確かにそれはあるな......元から仕事を頑張りすぎてる節があるからやり過ぎてなきゃいいが」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ99:めっちゃ荒れてる
提督「さて、風雲の部屋の前についたけど」
ガッチャーン!
提督「......なんか部屋の中からもうイヤな音が聞こえるわけなんだが」
阿武隈「あたし的になんだかイヤな予感がします......」
大淀「私もです......」
提督「ま、まぁとりあえずちょっとお邪魔してみようか」
コンコン......ガチャ
風雲「ごめん!今、ちょーといそが、し......って、提督!?」
提督「よ」
風雲「ど、どうしたの?あ、なにか任務?」
提督「あー、まぁ任務っちゃ任務だな。皆の部屋を見て回れって言われててな」
風雲「......えーっ!?今ぁ!?」
大淀「今ですね」
阿武隈「えっと、ダメですか?」
風雲「う......まぁ、ちょーと、荒れててもいいなら。うん」
提督「んじゃ、お言葉に甘えて......失礼したいんだが」
大淀「......これは、凄いですね」
阿武隈「これ、どこから入ればいいんですかね?」
提督「足の踏み場がマジでない......これのどこがちょっとなんだ」
阿武隈「え、えっと、風雲ちゃん。お掃除とかって」
風雲「し、してるわ!......ついさっきまでしてたし......どうしてか散らかっちゃったけど......」
提督「......お前、本当に不器用なんだな」
風雲「......う」
大淀「とりあえず気になるものでも探しましょうか」
提督「......それを探すためにどこから見ていいものやら」
阿武隈「え、えっと、棚とかはどこに......」
風雲「あ、それならこっち側に......あ」ガチャガチャッ
ガラガラガラッ
風雲「......もーう!どうしてこうなるのよ!なんでぇ!?」
提督「......そりゃ山になってるやつをそんなに適当に動かせばそうなるわ」
阿武隈「あはは......ってあれ?これってオモチャ?」
大淀「山が崩れたお陰で色々出てきましたね......」
提督「ある意味ラッキーだな......ってそれガンダムか?馬に乗ってるけど」
風雲「あーそれ......秋雲に貰ったの」
提督「へぇ、プレゼントか」
風雲「そんないいものじゃないわよ。その馬、風雲(ふううん)再起っていうらしくて」ハァ
提督「......あー」
阿武隈「え、えっとじゃあこっちのベルトは?これって仮面ライダーWのdxダブルドライバーですよね?」
提督(一目で分かるとか......流石オタク)
風雲「それも秋雲から。どうせ不器用な私には使えないだろって言われて渡されて......」
提督「......うん、案の定壊れてるな。差し込み口がボロボロだ」
風雲「ちょっとぉ!案の定ってなに!?」
阿武隈「あはは......」
提督「しかしあれだな......こんなに散らかってるのに変な匂いとかはないな」
大淀「散らかってるのはゴミなどではないですからね」
提督「むしろなんかいい匂いがするし......」クンクン
阿武隈「え?......あ、ほんとだ」クンクン
大淀「これは......風雲さんの方から?」
風雲「え?あ、それは多分これのお陰かな?」
提督「ん?......入浴剤?」
風雲「そう、桜のいい匂いがするのよ!......な、なに?その顔?」
提督「......ちゃんと入れられるの?」
風雲「え?......そ、それくらいできるから!本当よ!?」
提督「......」ジー
風雲「......た、たまに入れようとしたら容器ごと全部お風呂に入れちゃうときもあるけど」ボソボソ
提督「ですよねー」
提督「うん、あいつ一人部屋ダメだわ」
大淀「真面目ではあるんですけどね......それが災いして逆に危険になってますね」
阿武隈「......あの、お部屋の掃除を始めたのかまた物が崩れる音がしてるんですけど」
提督「......今度業者に頼むかな」
阿武隈「あはは......」
提督「ま、まぁあいつのことはこれくらいにして次にいこうか」
大淀「それで次はどなたのお部屋に?」
提督「んー、↓2、かな」
誰か艦娘を
松風把握
今日はここまで
また二人しか捌けなかった
提督「そうだなぁ......あ、松風なんてどうだ?」
阿武隈「松風ちゃん?えっと、どうしてですか?」
提督「いや、あいつってついこの間来たばっかりじゃん?」
大淀「確か......彼女がここに着任して一月くらいでしょうか?」
提督「そのくらいかな?だから最近の様子を見てみてみたくてな」
大淀「なるほど、いいかもしれませんね」
阿武隈「そっかー、そういえばまだ来たばっかりなんですよね。そうなるとお部屋はキレイそうですね!」
提督「......だと、いいんだが」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ70:わりと散らかっている
提督「んっと、あいつは部屋にいるかね」
コンコン......ガチャッ
松風「おおっと、キミか。どうしたんだい?」
提督「ん、少し皆の部屋を見て回っててな」
松風「へーぇ、大変そうだな」
提督「いや、わりと皆の知らない一面を見れて楽しいよ」
松風「ふふっ、なるほどね。それで?この感じだと次は僕の部屋を見るのかい?」
提督「ああ、いいか?」
松風「あぁ、勿論だ。なんならもっと良く僕の一面を知るために泊まっていっては?」
提督「え」
阿武隈「え」
大淀「え」
松風「......あっは!冗談だよ。さっ、上がってくれ。ただちょっと、散らかってるけどね」
提督「凄い数の帽子だな......」
松風「色々試していてね。ただどうもしっくりこないんだ」
提督「ふぅん......」
松風「あぁ、そうだ。せっかくだからキミが僕に似合う帽子を選んでくれないか?」
提督「俺が?」
松風「僕はキミのセンスを信じてるからね。それに」
阿武隈「それに?」
松風「せっかくならキミに選んでもらったいじゃないか」クスッ
大淀「......それも冗談ですか?」
松風「あっは、どうかな?まぁ、深い意味はないぜ?」
提督「......参ったな」ポリポリ
阿武隈「むぅ......ってあれ?」
提督「ん?どうかしたか?」
阿武隈「あ、いえ......この帽子、男物ばかりで」
提督「んー?あ、言われてみれば確かに」
松風「あぁ、どうも僕が好きなファッションは男物ばかりになってしまってね。だから参考にするのもこういうものになってしまう」
大淀「男性向けのファッション紙、ですか」
提督「......まあ似合ってるけどさ。たまには女性ものを着てみたらどうだ?」
松風「なかなか難しいことを言うねぇ。まぁキミがどうしても見てみたいっていうなら考えておくよ」フフッ
提督「......」ポリポリ
阿武隈「んぅぅ......」
大淀(さっきから完全に松風さんのペースですね......あら?)
大淀「あの、松風さん。こちらの馬の人形はなんですか?」
提督「馬の人形?......あ、ほんとだ」
阿武隈「あ、可愛い......」
提督「なんだ、松風もこういうの好きなのか」
松風「ああ、違う違う。それはかの有名な前田慶事の愛馬にして歴史的名馬である松風の人形さ」
提督「......名前が一緒だからか」
松風「ふふっ、僕と同じ名前の存在が有名だとなんだか嬉しくてね。ついつい飾ってしまったんだ......ああ、そうだ」
提督「?」
松風「今日はいきなりだったからこんな部屋で悪かったね。今度はもっときれいな時に僕から招待するよ。キミから来てくれてもいいけどね」
提督「ん?おお、楽しみにしてるよ」
大淀(......最後にちゃっかり次の約束ですか。やりますね)
阿武隈「お、大淀さん!松風ちゃんが強敵です!」ヒソヒソ
大淀「そうですね。まだ来たばかりでしたからノーマークでしたがなかなか侮れませんね」ヒソヒソ
阿武隈「......」ショボン
大淀「ただ、私は阿武隈さんを応援してますから。頑張ってくださいね」ヒソヒソ
阿武隈「お、大淀さぁん!」パアッ
提督「......さっきから何をこそこそやってるんだ?」
阿武隈「あっ、い、いえ!なんでもないです!」
提督「?まぁいいや、次に行くぞ」
大淀「お次はどなたのお部屋に?」
提督「ん?そうだなぁ......↓2の部屋にするか」
誰か艦娘を
明石把握&ご飯
松風って本当なら自分からいかずに待つタイプだと思うけどなんか書いてたらこうなったごめんなさい
今更だけどキャラ崩壊注意
提督「うん、次は明石の部屋に行くか」
大淀「あら、明石さんですか?」
提督「ああ、あいつには工厰やら泊地での修理やら色々任せちまってるからさ」
阿武隈「いつも忙しそうですもんねぇ」
提督「そうなんだよ。この鎮守府を影から支えてるっていっても過言ではないくらいだ......だから疲れてないか心配でな」
大淀「それで様子を見たいわけですか」
提督「まぁ、そんなところだ。折角の機会だからな」
阿武隈「じゃあ早速行きましょう!」
提督「ああ、行こうか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ86:かなり荒れてる
提督「......というかあいつ、今部屋にいるかな」
阿武隈「あ、そういえば......」
大淀「とりあえずいるか確認してみましょうか」
コンコン......ガチャッ
提督「お」
明石「ふぁ......はぁーい、どなたですかぁ......って、えっ!?て、提督ぅ!?」
提督「よ。随分髪がボサボサだが寝起きか?悪かったな」
明石「うぅ!?み、見られたくなかった......」
大淀「えっとすみません、明石さん。今少し大丈夫ですか?」
明石「あれ?大淀もいる......あ、阿武隈さんも。えっと、どうかしたんですか?」
提督「ん、実は今皆の部屋を回っててな。それで次は明石の部屋にお邪魔したいなと思ったんだが......」
明石「え、えぇ!?ダメですよ!私も寝起きだし部屋もぐちゃぐちゃだし......」オロオロ
提督「あー......」
大淀「でしたら私たちだけお邪魔するのはどうですか?」
明石「......うー、まぁそれなら」
提督「ま、こればっかりは仕方ないな......悪かったな、変なときに押し掛けて」
明石「ほ、ほんとですよ!今度お詫びに間宮さん、奢ってくださいね!」
提督「はいはい......それじゃ大淀、阿武隈、頼んだぞ」
阿武隈「はい!」
大淀「それではお邪魔しましょうか」
明石「あ、ほんと足元気を付けてねー。かなり散らばってますから」
ガチャッ
阿武隈「わっ、機材やら紙やらでいっぱいですね」
明石「どうもアイテム屋の帳簿の整理とか機械の整理とか苦手でー」アハハ
大淀「気持ちはわかりますけど危ないですから片付けた方がいいですよ?」
明石「......はぁーい」
大淀「はぁ......あら?この帳簿......」ペラペラ
明石「え?......あ、これこんなところにあったんだ!」
阿武隈「......あー、これってもしかして裏でやってるあの」
明石「そう、あの。阿武隈さんが良くお世話になってる」
阿武隈「うっ」
大淀「......あの、裏とは?いったい何を?」
明石「あれ?大淀は知らないんだっけ?アイテム屋の裏で提督グッズを販売してるんですよ!」
大淀「え?」
明石「しかし驚きましたよねー。冗談のつもりで使ったらすっごい売れて!」
大淀「......えぇ?」
明石「あ、そうそう!実は提督グッズ大好きな阿武隈さんにおすすめの商品を開発中なんですよ!」
阿武隈「え?あ、あたしに?」
明石「ええ!まだ開発中なんですが......あ、もとになってるのはこちらです!」
阿武隈「......あ、あの、これって」
大淀「......よ、良く死体とか入ってるやつ、ですよね?」
明石「はい!遺体袋です!」
阿武隈「べ、別にあたし誰か殺したりしませんよ!?」
明石「え?......あぁ!別にそういうわけでおすすめしてるわけじゃなくて......ほらこの袋って防臭、防菌、防腐に非常に優れてるんですよ!」
大淀「まぁ......元の用途的にそれはそうでしょうが。それが?」
明石「えっとですからこのように......中に提督のシャツ等を保管しておくのに最適なんです!」
大淀「......何か入ってるかと思えば」
明石「いやー、皆さんちゃんと保管しておかないとなかなか買ってくれなくて......」
大淀「はぁ......」
大淀(......他にもっとましなものを作った方が良いのでは)
阿武隈「......明石さん!」
明石「はい?」
阿武隈「早く完成させてくださいね!」キラキラ
明石「はい!勿論です!」
大淀「......」
明石「あれ?大淀、どうかしたの?」
大淀「......いえ」
明石「?」
大淀(......この飾ってある写真の明石さんたちはいい笑顔ですね)
大淀(確かこれは明石さんと夕張さんが来たばかりの頃に提督と三人で装備を改修していたときの写真でしたね)
大淀(あの頃は三人で戦いの役に立つものを作ろうと何時間もかけて油まみれになりながらも楽しそうに作ってたのに......)
大淀(......それが)
明石「うーん......次の商品は何にしようかなぁ」
阿武隈「あたし的にはこういうものが......」
明石「おっ!いいですねぇ!」
大淀「......どうしてこんなことに」ハァ
提督「......お、出てきた。おーい大淀、阿武隈、どうだった?」
阿武隈「はい!あたし的に問題ありませんでした!」
提督「ん、そっか」
大淀「......」
提督「ん?大淀はどうかしたのか?」
大淀「......いえ」
大淀(......これが終わりましたらアイテム屋への調査を進言しましょう)
提督「ま、問題ないなら次に行こうか。どうする?」
阿武隈「えっと......じゃあ↓2さんのお部屋に行きませんか?」
誰か艦娘を
阿武隈「不知火ちゃんなんてどうですかね?」
提督「んー、あいつの部屋か......クールなやつだがどんなもんかね」
大淀「駆逐艦の中でもしっかりしていますからキレイだと思いますが」
提督「うーん、逆にそういうのに無頓着な可能性も捨てきれないからなぁ......それに大人びてるとはいえ駆逐艦だしな」
大淀「まぁ......そうですね」
大淀(......今のところ荒れているお部屋の人が多いですしね)
提督「さてさて、不知火の部屋には落ち度はあるか楽しみだな」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ36:わりとキレイ
提督「さて、不知火の部屋の前に着いたけど......不知火は俺を入れてくれるかね?」
阿武隈「うーん......不知火ちゃんの性格的に命令なら入れてくれそうですけど」
提督「あー、確かに。あんまり無理やり入りたくないし......命令ってことは伏せておくか」
コンコン......ガチャッ
不知火「......司令?何か不知火に御用ですか?」
提督「よ、少し部屋に邪魔してもいいか?」
不知火「え?......部屋に、ですか?」
提督「いきなりですまんな、ダメならダメでいいんだが」
不知火「......いえ、構いません。どうぞ」
提督「あー......嫌なら言ってもいいんだぞ?」
不知火「決してそんなことはありません。大丈夫です。それに」
提督「?」
不知火「大淀さんと阿武隈さんがいるということは何かしらの任務と思われますが」
提督「......あー、バレバレか」
大淀「流石ですね」
不知火「......ですがそうじゃないにしても不知火は決して嫌ではありません」
提督「......そうか。なら、お邪魔させてもらうよ」
不知火「はい、どうぞ」
不知火「司令、部屋は寒くありませんか?寒ければ暖めますが」
提督「......えっと火鉢で?」
不知火「ええ、そうですが。なにか?」
提督「......いや」
阿武隈「......綺麗なお部屋ですけどなんだか和風というか何というか」
大淀「古めかしい、ですね」
阿武隈「あ、それです!」
不知火「......そうですか?」カチャカチャ
大淀「ええ......機械類が全く見当たりませんし......」
不知火「......それは」
提督「そもそも部屋にはエアコンがついてるはずだから火鉢を使わなくてもいいはずだが......」
不知火「......」
提督「......まさか不知火、お前機械おん」
不知火 ギロッ
提督「......なんでもないです」
阿武隈「で、でもこういう風に昔ながらのものを使うのもいいですよね!」
大淀「えぇ、そうですね」
不知火「あまり近づきすぎないでください。応急措置セットがあるとはいえ危ないですから」
提督「おお、用意がいいな」
不知火「姉妹が遊びに来たときに大変でしたから」
提督「......なるほど」
大淀「提督、そろそろお次の部屋に」
提督「ん?おお、そうだな。随分長居しちまった」
阿武隈「火鉢の暖かさが気持ち良かったですからついつい長居しちゃいましたね」
提督「ははっ、だな。それじゃ不知火」
不知火「そうですか。では司令、こちらを」
提督「......これは?」
不知火「不知火の一押しの作品です。どうぞ」スッ
提督「いや......どうぞって」
不知火「なにか?」ススッ
提督「あの......ほ、ほら!流石にもらうのは悪いってか」
不知火「不知火はもう保存用と観賞用があるのでなにも問題ありません」スススッ
提督「......」
不知火 ズイッ
提督「......ありがたく受け取ろう」
提督「......結局受け取っちまった」
大淀「ちなみに何の本なんですか?」
阿武隈「えーと......『陽炎、抜錨します』?......提督は読んだことありますか?」
提督「いやないな......受け取ったからには読んだ方がいいのかね?」
大淀「そうですね。あの感じ、かなり読んで欲しそうでしたし」
提督「だよなぁ。俺本とか苦手なんだが......まぁ時間が出来たら頑張るかな」
大淀「さてそろそろ次に行きましょうか」
提督「ん、そうだな。それじゃ......↓2の部屋にするか」
誰か艦娘を
鬼怒把握
今日はここまで
陽抜人気ですね
ゲームオンリー勢ですが読んでみようか悩む
提督「ん、鬼怒の部屋なんてどうだ?」
阿武隈「え?鬼怒姉さんのお部屋ですか?」
提督「そうそう。そういや阿武隈は行ったことあるか?」
阿武隈「一応ありますけど......もうかなり前ですね」
提督「そうなると部屋もかなり変わってるかもな」
阿武隈「そうですねぇ」
大淀「ちなみに前に行ったときは部屋に気になるものとかありましたか?」
阿武隈「......なにかパナイお話を聞いた記憶しかないですね」
提督「......あー」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ44:普通
提督「しかし阿武隈、最近鬼怒の部屋に行ってないってなにか鬼怒とあったのか?」
阿武隈「い、いえ!そんなことはないです!......ただ」
提督「ただ?」
阿武隈「なにか寒気がするというか......」
大淀「良くわかりませんね」
提督「だな......っと、ここか」
コンコン......ガチャッ
提督「おお、鬼怒......ん?」
妖精A「あれー?ていとくさんだー」
提督「あれ?妖精さん?」
妖精B「どうかしたのー?」
妖精C「おきゃくさんだー」
提督「お、奥からぞろぞろと出てきたな」
阿武隈「あ、もしかして大発動艇の妖精さんですか?」
妖精達「「「はーい!」」」
大淀「ここで暮らしていたんですか。知りませんでしたね」
提督「ああ......ふーむ、流石謎の存在だ」
妖精A「それでーていとくさんはどうしたんですかー?」
提督「ん?おお、実は今皆のお部屋の訪問をしててな」
妖精A「おへやほうもんー?」
提督「ああ、それで今鬼怒は......」
妖精B「なかにいますよー」
妖精C「どうぞなかへー」グイグイ
阿武隈「きゃっ!?いきなり押さないでよぉ!?」
大淀「い、いいんでしょうか?」
提督「......まあ入っちまったものは仕方ないんじゃないか?」
提督「えっとそれで鬼怒は......」
鬼怒「......ふへぇ」ニヘラ
大淀「あら、お昼寝中みたいですね」
提督「だな......ん?なにか抱き締めてるけど......抱き枕か?」
大淀「......いえ、どうやら妖精さんみたいですね。確か特大発動艇の妖精さんですよ」
提督「ホント沢山妖精さんがいるなこの部屋......しかし妖精さんを抱き枕にして昼寝ねぇ」
大淀「......なんだかこの妖精さん、阿武隈さんに似てませんか?」
提督「あ、確かに」
阿武隈「そ、そうですか?うーん......似てる、かなぁ?」
鬼怒「......んん?」
提督「あ、起きた」
阿武隈「お、お邪魔してまぁす」アハハ
鬼怒「......うひゃぁ!?なんで阿武隈達が部屋のなかにぃ!?すっごいびっくりしたんですけど!」
提督「悪いな......今部屋訪問して回ってたんだがその......」
妖精A「おへやほうもんでていとくさんがきたのー」
妖精B「おきゃくさんですよー」
鬼怒「......あー、なんとなーく鬼怒、分かったよ」
阿武隈「あの......いきなりごめんね?」
鬼怒「!!い、いいんだよぉ!鬼怒っ!ぜんっぜん気にしてないから!」
阿武隈「そ、そう?」
提督「あーそれで鬼怒、悪いがこのまま部屋のなかを見させてもらってもいいか?」
鬼怒「お部屋ー?うーん......」
阿武隈「えっと、ダメ、かな?」
鬼怒「ん、んー、仕方ないねーいいよぉ♪」エヘヘ
提督「助かる......まぁそうはいったものの部屋も妖精さんがいる以外普通っぽいし特に見るものもなさそうだが」
阿武隈「あ、それならあたしさっき気になるものを見つけたんですけど......」
提督「ん?」
阿武隈「ほら、あの妖精さんが持ってるんですけど......」
提督「何だあのちっちゃいノートみたいなの」
阿武隈「どうやらあれ、妖精さん同士の交換日記みたいで......」
提督「......妖精さんって交換日記とかやるんだ」
鬼怒「びっくりだよねー。妖精さんマジパナイ!」
提督「えっと、ちなみに内容は?」
阿武隈「ちらっと見たら羅針盤でその......悪戯したとか」
提督「......」
阿武隈「て、提督!?ダメですよぉ!?無言で拳を握らないでくださぁい!!」
提督「はぁ......はぁ......すまん阿武隈......興奮しすぎた」
阿武隈「い、いえ......落ち着いてくれて良かったです......」
提督「......あれ?大淀、さっきからなんかボーッとしてるけどどうかしたのか?」
大淀「えっ!?い、いえ......」
提督「?」
大淀(ど、どうしましょうか......大変なものを見つけてしまいました......)
大淀(官能小説に所謂薄い本......しかもどれも妹物の百合......き、鬼怒さんのためにもあまり持っていることをバラさないほうがいいとは思うのですが......)
大淀(布団の枕の下......何やら阿武隈さんに似た人が描かれた薄い本がありましたが......)
大淀「......」チラッ
鬼怒「?」
大淀(阿武隈さんに似た妖精さんをだきしてめて......何の夢を見てたんでしょうか......)
提督「そういや鬼怒、さっき寝てたとき随分幸せそうな顔してたけど何かいい夢でも見てたのか?」
大淀「!」
鬼怒「うんうん!すっごい夢だったんだから!阿武隈が夢に出てきてね......」
阿武隈「あ、あたし?」
提督「出てきて?」
鬼怒「......おおっと、ここからはダメっ!言えないよ!」
提督「おいおい、もうか」
鬼怒「......まぁ実際に夢を再現するのもいいかもねっ♪」ジュルリ
阿武隈「ひっ!?」ゾクッ
提督「阿武隈?」
阿武隈「い、いえ......何か寒気が」
提督「おいおい、大丈夫か?」
大淀「......そろそろお部屋を出ましょうか」
提督「ん、そうだな。鬼怒、いきなり悪かったな」
鬼怒「はーい、今度はちゃーんと許可とってから入ってきてね!ぷんぷん!」
提督「ああ、分かってるよ」クスッ
提督「阿武隈、体は大丈夫か?」
阿武隈「はい......うーん、あの寒気、なんだったんでしょうか?」
提督「まぁ風邪のひき初めかもしれんし気を付けろよ?」
大淀「......気を付けるべきは鬼怒さんだと思いますが」ボソッ
阿武隈「ふぇ?」
大淀「い、いえ。なんでもありませんよ」
阿武隈「??」
大淀「さ、さぁそろそろ次のお部屋に行きませんか?例えば......↓2さんのお部屋なんてどうでしょうか?」
誰か艦娘を
大淀「ビスマルクさんなんてどうですか?」
提督「ん、ビスマルク......海外艦か。確かに面白そうではあるが」
阿武隈「何だか大淀さん、変ですよ?」
大淀「......すみません、少し取り乱しました」
提督「おいおい、大丈夫か?」
大淀「えぇ......落ち着いたので大丈夫です」
提督「ならいいけど......まあでもビスマルクか。あいつ、どことなく子供っぽいところあるからな......変なものはないと思うが部屋が心配だ」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ41:ちょっとキレイ
提督「いやそもそもビスマルクってお姫様気質あるし自分から掃除とかしなさそうだよなぁ」
阿武隈「あー......何となく分かるかも」
提督「そうなるとやっぱ散らかってそうだよなぁ......」
「あら、なかなか面白そうな話をしてるのね」
提督「......へ?」クルッ
ビスマルク「興味があるから私にも話してくれるかしら?」
提督「いっ!?び、ビスマルク!?」
ビスマルク「......悪かったわね。部屋が汚そうで」
提督「うっ......す、すまん」
ビスマルク「まぁいいわ。それで?何をしてるの?あなた、執務は?」
提督「あー。これがある意味今日の執務だな」
ビスマルク「......何を言ってるの?」
提督「そんなこいつ何言ってるんだみたいな目をしないで......マジで仕事なんだよ」
大淀「実は今、皆さんのお部屋を見て回れという任務が大本営から来まして」
ビスマルク「ふぅん......なるほどね。それで私、このビスマルクの部屋の話をしてたのね」
提督「まぁ、そうだな......それで次はお前の部屋と考えてたんだが」
ビスマルク「いいわ、見せてあげる。このビスマルクの部屋がいかに綺麗か、その目によぉく焼き付けなさい!」
提督(......なんか部屋見せてくれるみたいだし結果オーライ、かな?)
ビスマルク「さっ、ここが私の部屋よ。存分に見なさい!」
提督「......うんまぁ、綺麗......かな?」
阿武隈「ま、まぁ、あたし的には綺麗な方だと思いますよ?」
大淀「えぇ、綺麗ではありますね」
三人(......なんて凄い微妙に反応し辛い綺麗さ......)
ビスマルク「そうでしょう?ふふん!もっと褒めてもいいのよ?」
提督「ははは......さっきは悪かったよ。うん、綺麗でいい部屋だよ」
ビスマルク「ふ、ふぅーん......まぁ全く気にしてなかったからべつにいいわ!」
提督(......めっちゃ嬉しそうだな)クスクス
大淀「あら?本棚......ビスマルクさん、本を読まれるんですね」
ビスマルク「えぇ、たまにね」
提督「ふぅん......ドイツと日本、どっちの本を読んでいるんだ?」
ビスマルク「どっちも読んでるけど......あぁ、最近はこの間演習した時にその相手から貰った本を読んでたから日本の本ね」
提督「へぇ、どんな本なんだ?」
ビスマルク「なんでも最近流行ってるって話なんだけど......これよ」
提督「......拉致、監禁?」
ビスマルク「知らないことばかりでなかなか面白かったわよ。あなたも読む?」
提督「え、遠慮しておこう」
ビスマルク「そう?でもこういう本が流行ってるなんてやっぱり日本って変わってるのね」
提督「......なぁ、流行ってるの?」
大淀「聞いたことありませんが......」
阿武隈「そもそも流行る訳ないじゃないですか!」
提督「......だよなぁ」
提督「うーん......他には何か」
阿武隈「あー!!?」
提督「んぉ!?あ、阿武隈、どうしたんだ?」
阿武隈「こ、こここ、これは......不知火二型のフィギア!?」
提督「不知火?」
阿武隈「び、ビスマルクさん!も、もしかしてビスマルクさんもマブラヴ好きなんですかぁ!?」キラキラ
大淀「まぶ......?これは何かのアニメとかなんですか?」
阿武隈「んんっ!違います!ゲームです!名作です!ものすごい名作なんですよ!!」
大淀「そ、そうなんですか?」
提督「しかしなんでそんなものをビスマルクが?」
ビスマルク「ああ、それ?実は日本の艦船のことを知ろうと思って色々な艦船の置物を買ってみたのよ」
提督「......あー、それで」
ビスマルク「えぇ、でも知らなかったわ。まさか不知火がロボットが元になった艦娘だったなんて」
提督「え」
ビスマルク「昔からこんなロボットを作ってるなんて本当に不思議な国ね。ああ、それで今度ガンダムっていうロボットを見たいのだけどどこで見られるのかしら?」
大淀「......なんだかとんでもない勘違いしてませんか?」
提督「......まぁ面白いしいいんじゃない?」
ビスマルク「?」
提督「さて、じゃあそろそろ俺たちは行くよ」
ビスマルク「もう?お菓子でも食べてゆっくりしてってもいいのよ?」
提督「ははは、まだ行くところあるし......ん?」
提督(......ビス子がビスコ持ってる)
ビスマルク「そう?勿体ないわね。美味しいのに」サクサク
提督(......ビス子がビスコを食べてる)
ビスマルク「......なに?そんなにじっと見て。なにか変?」
提督「い、いや......」
ビスマルク「でもすごいわよね、これ。食べて強くなれるお菓子なんて」
大淀「......あぁ、それで」
ビスマルク「あなた達にもおすすめよ?」
阿武隈「あはは......」
提督「......あいつ、色々勘違いしすぎじゃない?」
大淀「根が純粋すぎるのかもしれませんね」
阿武隈「でもなんだかいつもと違うビスマルクさんの一面が見れて良かったです!」
提督「まぁ、そうだな」
大淀「それで......ガンダム、どうします?」
提督「......お台場のやつ、ちょうど終わっちゃったからなぁ」
阿武隈「まぁ流石にそのうち気付くと思いますけど......」
提督「......そうだな。ま、とりあえず今は次に行こうか」
阿武隈「あ、それでしたら次は↓2さんのお部屋に行きませんか?」
誰か艦娘を
飛龍把握
今日はここまで
陽抜に嫁が出ないことを知り絶望
阿武隈「お次は......うーん、飛龍さんとかどうでしょうか?」
提督「ん、飛龍か?なんでまた」
阿武隈「いえ最近ちょっと漫画を貸してまして......それでふと頭に」
提督「ふぅん、漫画ねぇ......」
阿武隈「その、ドリフターズって漫画なんですけど」
提督「......あー、納得」
大淀「えっと......」
提督「あ、大淀は分からんか。まぁ簡単に言っちゃえばあいつの大好きな多聞提督が出てくる漫画だ」
大淀「......なるほど」
提督「しかしあいつ本当に多聞提督好きだな......まさか部屋のなかも」
阿武隈「さ、流石にないと思いますけど」
提督「そうか?普通にあり得る気がするけど......」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ90:めっちゃ荒れてる
提督「......なぁ」
阿武隈「は、はい......」
提督「ここ......だよな?」
大淀「え、えぇ......ここの、はずですが」
提督「なんかもう扉のしたから紙が出てるんだけど......」
大淀「......この時点で嫌な予感しかしませんね」
提督「しかもこの紙......なんか首輪で繋がれた少年の絵が描かれてるんだけど......明らかに見ちゃいけない感じの」
阿武隈「......と、とりあえず中に入ります?」
提督「あ、あぁ」
コンコン......ガチャ
飛龍「......あっ、提督?どうしたの?」
提督「い、いやまずお前の部屋がどうしたって言いたいんだが......その、なんか見ちゃいけない絵やらがめっちゃ見えるんだけど」
飛龍「あぁ、これ?いやぁ、なんか使いやすいようにしてたらこうなっちゃってさ」
提督「そ、そう......使う......」
飛龍「まぁまぁ、立ち話もなんだし入って入って♪」
提督「......気が進まんがお邪魔するか」
大淀「しかし......これはかなり荒れてますね。ポーラさんといい勝負ですよ」
提督「だな......はぁ、ちゃんと掃除くらいしてくれよ。多聞提督に怒られるぞ?」
飛龍「え?多聞丸に?」
提督「そうそう、嫌だろ?」
飛龍「......多聞丸に......説教......」
提督「......飛龍?」
飛龍「......お説教で......無理やりお仕置き......んふふっ」
提督「......え、えーと、飛龍さん?」
飛龍「あ、う、うん!嫌だねっ♪」ニッコニッコ
提督「えぇ......」
飛龍「んっふふー......いやぁそれにしても......」ジロジロ
提督「な、何だよさっきから俺をジロジロ見て......」
飛龍「いやぁ......やっぱり提督っていい身体してるよねえ」グフフ
提督「......阿武隈、なんか俺も寒気がしてきたんだが」
阿武隈「だ、大丈夫ですか?」
飛龍「まぁまぁ、そんな提督に私からプレゼントあげる♪」
提督「へ?......なぁ、表紙の時点でもう受けとりたくないんだけどこれ」
飛龍「めっ!ちゃんと読んでよね!」
提督「......ちなみにこの表紙の二人の男は誰なんだ?」
飛龍「もぉう、わかってるくせにぃ。多聞丸と提督だよ!」
提督「......」
飛龍「どぉよ?ね、興奮した!?するよね!?」フンフン
提督「するわけないだろ......」
飛龍「そんなこと言ってぇ。本当は興奮したくせにぃ。このこのぉ!」
提督「......」
飛龍「......え?本当に」
提督「当たり前だろ......」
飛龍「なんだぁ!提督って攻めの方が好きだったんだぁ!そうならそうと早く言ってよね!勿論あるから!」
提督「......もうやだこの子」
阿武隈「勿論あるんですか......」
飛龍「提督、使ったらちゃんと感想聞かせてよねっ!」ムフフフ
提督「ははっ......ははは......」
大淀「......あの、ところで飛龍さん」
飛龍「はい?」
大淀「飛龍さんはその......男性の人同士が......あの、するのが、お好き、なんですよね?」
飛龍「うんっ!大好きだよ!」
大淀「そ、そうですか......」
飛龍「でもそれがどうしたの?」
提督「どうしたのってお前......」
大淀「いえ、その......ベッドの上、なんですが......その、あれは」
飛龍「え?あぁ、あれ?蒼龍の等身抱き枕だよ」
提督「......え、お、お前......その、そっちも、いける?」
飛龍「そっちもいけるというよりは......美味しいところは全部いける感じかなぁ?」ジュルリ
提督(......あれ、なんか)ゾクッ
阿武隈(......背筋に)ゾクッ
大淀(......寒気が)ゾクッ
飛龍「んっふふー、それで提督!これ......あれ?」
飛龍「......うーん?どこ行っちゃったんだろ?」キョロキョロ
提督「はぁはぁ、に、逃げきれたが......これから飛龍とどう接すればいいんだ......」
大淀「......とりあえず、忘れましょうか」
阿武隈「そう、ですね」
提督「あぁ、そうだな......俺たちはなにも見てない!」
大淀「えぇ、なにも見ませんでした」
阿武隈「あたしもなにも見てません!」
提督「はいオッケー!次に行こう!次は↓2だ!」
誰か艦娘を
提督「よし、不知火も見たし次は陽炎にしようか!」
大淀「陽炎さんですか。あの不知火さんのお姉さんですから安心できますね」
阿武隈「ですね!」
提督「......しかし、陽炎といえばこの本なんだが」
阿武隈「あ、不知火ちゃんに貰った本ですか?そういえばタイトルに陽炎って入ってましたね」
提督「あぁ。うーん、本当に何の本なんだろこれ」
大淀「そもそも陽炎さんはこの本を知っているのでしょうか?」
提督「どうだろ......まぁ、行ってみるか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ09:めっちゃ綺麗
提督「......ふむ」ペラペラ
大淀「提督、お部屋につきましたよ」
提督「ん、おお、悪い」
阿武隈「少し読んでたんですか?」
提督「あぁ、気になって少しだけ」
大淀「それで、どうでした?」
提督「ん、まぁやっぱりっていうべきかタイトルの陽炎は艦娘の陽炎のことだったよ」
大淀「あら、そうなると私たち艦娘の本ということですか?」
提督「ま、そういうことみたいだ」
阿武隈「へぇ......気になります!」
提督「読み終わったら貸してやるさ。よし、じゃあ......」
コンコン......ガチャ
陽炎「......あら?司令?それに阿武隈さんに大淀さん?」
提督「よぅ、今少しいいか?」
陽炎「なぁに?お話をしに......ってわけじゃなさそうね」
大淀「えぇ。実はお部屋訪問をしてまして」
陽炎「部屋に?んー、あ。もしかして次は私の出番ってこと?」
提督「ま、そういうことだ」
陽炎「随分突然ね......ま、いいか。ほら、あがって!」
提督「すまんな、お邪魔するよ」
阿武隈「わぁ......凄い綺麗なお部屋ですねぇ」
提督「だな......さっきの部屋とは大違いだ」
陽炎「へー、さっきはそんなに汚かったの?誰のお部屋?」
提督「え?あー......いや、そんなことはなかった、うん。悪い、記憶違いだ」
陽炎「......?」
提督「ま、まぁまぁ。しかし本当に綺麗な部屋だが......その、この不知火みたいなぬいぐるみはなんだ?」
陽炎「ちょ、不知火みたいじゃなくて不知火よ!似てるでしょ?」ムッ
提督「わ、悪い。言い方が悪かったよ。よく似てるよ」
陽炎「ふふっ、でしょ?ほら、服とかもちゃんと不知火の古い服から作ったわっ!」
大淀「元があるとはいえ、1から作ったんですか......」
阿武隈「す、すごい......」
提督「へぇ......通りで見たことある服なわけだ」
提督「......」
提督 ピラッ
提督(おおっ!?ちゃんとスパッツの下履いてる......)
提督(......ん?)
提督(さっきこのぬいぐるみの服は全部不知火のお古で作ってるって言ってたけどもしかしてこのパンツってもしかして......)
陽炎「......司令?」
提督「いっ!?な、なんだ?」
陽炎「それはこっちの台詞。さっきからぬいぬいぐるみ見てどうしたの?」
提督「な、なんでもない......ってかそんな名前なのかこいつ」
陽炎「可愛いでしょ?」
提督「......どうだろ?」
阿武隈「......あれ?」
提督「ん、なにか見つけたのか?」
阿武隈「あの、陽炎ちゃん。この布教予定ってファイルなんですか?」
陽炎「ちょ、ちょっとぉ!そこは見ちゃダメ!!」
阿武隈「ふぇっ!?......あっ!?」バサッ
提督「あ、落とした......ん?この写真......」
陽炎「あぁー......私の作戦がぁー」
阿武隈「お、大淀さん、なんかあたしたち最優先攻撃目標ってかかれてるんですけどぉ」
大淀「......私たち、何かしましたか?」
陽炎「ち、違うのよ......実はこれをみんなに布教したくて」
阿武隈「あれ?それって......」
提督「陽炎、抜錨します、か?」
陽炎「え?な、何で知ってるの?」
提督「いや、不知火にさっき押し付けられた」
陽炎「......し、不知火......あの子」ハァ
大淀「えっと、それでこの攻撃目標というのは」
陽炎「次に誰に布教するのか、考えてたの。大淀さんたちなら提督に近いから布教すれば自然と提督にも布教出来るって考えてたんだけど......」
大淀「なるほど。そういうことでしたか」
阿武隈「でも、不知火ちゃんが全部飛ばしちゃいましたね」アハハ
陽炎「はぁ、せっかく色々考えてたのに......ま、いいか。目標自体は達成できてるし」
提督「ははっ、ま、ちゃんと読ませてもらうよ」
陽炎「......うん、ありがと!感想、聞かせてね!」ニコッ
提督「うーん、これは帰ったら早速読まないとだなぁ」
大淀「えぇ、そうですね」
阿武隈「読み終わったらあたしに貸してくださいね!あたし的にものすごく気になってますから!」
提督「はいはい、分かってるよ」
大淀「さぁそろそろ、次に行きましょう」
提督「ん、だな。それで次は誰がいい?」
大淀「......そうですね、↓2さんなんてどうですか?」
誰か艦娘を
朝雲把握
今日はここまで
大淀「そういえば朝雲さんはどうなんでしょうか」
提督「ん?どうって?」
大淀「いえ、その......山雲さんが、あの......」
提督「あー......」
阿武隈「そ、そういえばそうでしたね」
提督「確かに朝雲の方がどうなのか気になるな......」
阿武隈「普段から仲は良さそうでしたけど......」
提督「......うん、まあちょっと、確認してみようか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ36:わりとキレイ
提督「しかし朝雲の部屋かぁ。あいつ、家事とか得意みたいだしキレイそうだよな」
阿武隈「そうなんですか?」
提督「ん?ああ、料理とかなかなかなもんだぞ」
阿武隈「へぇー......」
提督「さて、では早速お邪魔しようか」
コンコン......
「......誰?私ちょっと忙しいんだけど」
提督「ん、朝雲。俺だ」
朝雲「え?この声って......し、司令!?な、なに?どうしたの?」
提督「いや、ちょっと今皆の部屋を訪問をしてて......朝雲?とりあえず扉を開けてくれないか?」
朝雲「うっ......」
阿武隈「朝雲ちゃん?」
大淀「もしかしてなにかやられてたんでしょうか?」
朝雲「それは......したと言えばしてたけど......」
提督「??よくわからんが......入ったらまずいのか?」
朝雲「......あーもう!分かったわよ!いいわよ!」
ガチャッ
提督「おお、わる......い?」
朝雲「......なによ」
提督「いや......お前、なんでウェディングドレス着てるの?」
朝雲「それは......たかったのよ」ボソボソ
阿武隈「え?」
朝雲「だ、だから......着てみたかったのよ!悪い!?」
提督「い、いや全然そんなことないんだが......その」
朝雲「......なによ、笑いたいなら別に笑っても」
提督「......よく似合ってるぞ」
朝雲「え?」
提督「お前らもそう思うだろ?」
大淀「えぇ、とても似合ってますね」
阿武隈「はい!とっても可愛いですね!」
朝雲「......なんなのよもう」カァッ
提督「で、だ。そろそろ部屋の方を見せてもらってもいいか?」
朝雲「あ、そういえばそうだったわね......ほら、入って」
提督「ん、サンキュー......っとおお、綺麗な部屋じゃないか」
朝雲「そう?普通じゃない?」
大淀「整理されていて、いいお部屋だと思いますよ」
提督「あぁ、流石は朝雲だ」
朝雲「......ふーん、そっか♪」
提督「ふふっ......あぁ、そういえば朝雲」
朝雲「何?」
提督「ウェディングドレス着てるってことは誰か好きな人でもできたのか?」
朝雲「は、はぁ!?」
提督「ん、違うのか?」
朝雲「ち、違うわよ!マジで違うから!その......き、気まぐれ!気まぐれで着てみたくなっただけだから!」
提督「そっか......俺はてっきり山雲とかと」
朝雲「?なんでそこで山雲が出てくるのよ」
提督「......あー、いや、なんでもない。忘れてくれ」
提督(どうやら......片想いみたいだな)
阿武隈「うーん、あたし的には陽炎ちゃんかと思ったんですけど」
朝雲「......な、何で陽炎が出てくるの?」
阿武隈「え?だってここに写真が......」
朝雲「あ」
提督「ほんとだ。どうしたんだ、この写真」
朝雲「......も、貰ったのよ。し、仕方なく」
阿武隈「え?でもその割にはいい写真立てに入って......」
朝雲「た、たまたま写真立てがそれしかなかっただけよ!本当にそれだけよ!」
阿武隈「あぁ、なるほどぉ」
朝雲「あ、当たり前じゃない!か、陽炎なんか......ぜ、ぜんぜん?す、す、好きなんかじゃないし?」ダラダラ
大淀(山雲さんは朝雲さんが、朝雲さんは陽炎さんが......なんだかややこしい感じになってきましたね)ハァ
朝雲「も、もういいでしょ!ほらっ!」
提督「お、おいおい。そんなに押さなくてもそろそろ出てく......っと」
ガタッ......ドサッ
提督「あ、悪い。なんか棚から落としたな......ん?なんだこのファイル」
朝雲「え?......あ、それは」
提督「......ふむ」ペラペラ
大淀「提督?」
提督「......なるほど、良くできてるな」
朝雲「......」
提督「朝雲、どうしてこれを出さなかったんだ?」
朝雲「......まさかこんなに簡単に鎮守府の穴が見つかるとは思ってなくて私も戸惑ってたのよ」
提督「はぁ......なるほどな」
大淀「提督、それは?」
提督「鎮守府強襲作戦書......ってとこか。敵さんからの視点でかかれていて実に分かりやすくうちの弱点がまとまっている......これならやろうと思えばある程度の艦娘数人でうちを叩けるな」
阿武隈「そ、そんなにあたしたちって不味かったんですか?」
提督「まぁな......いやだって思い出してみろよ、この間の演習」
阿武隈「この間のって......あ」
提督「そう......あの瑞雲フル装備とかいうふざけた編成に負けたあれ......あれがうちのメイン戦力だからな」ズーン
朝雲「こんな状態で司令がやられたら壊滅は防ぎようがないって分かっちゃって......これを作った日は寝れなかったわ、怖くて」
大淀「......私たちの鎮守府ってもしかして穴しかないのでは?」
提督「それは言わないでくれ......だからこれから皆、頼むぞ。特に阿武隈、お前はうちのメイン戦力の要なんだから」
阿武隈「うぅ......頑張って訓練します......」
提督「はぁ、いくら平和になりつつあるとはいえまだ戦いは続いてるからな......気を引き締めないとな」
大淀「えぇ、そうですね......」
阿武隈「......うん、朝雲ちゃんのおかげで目が覚めました!あたし、頑張ります!あたし的に出来る限りのことをやり尽くします!」
提督「うん、その意気だ。俺も出来る限りのサポートはするから」
大淀「えぇ、私も精一杯サポートさせていただきます」
阿武隈「はい!」
提督「さ、そうとなればさっさとこの任務を終わらせちまうか。次は......↓2の部屋かな?」
誰か艦娘を
提督「ん、ヒトミにするか」
大淀「ヒトミさん......松風さんと同じく着任したばかりの方ですね」
提督「しかもヒトミの場合はかなり内気だからな......少し心配で」
阿武隈「あー、分かるかも」
提督「だろ?あいつはこれからの潜水艦部隊のためにももっと積極的になって欲しいんだが......」
大淀「こればかりは仕方ないかと」
提督「ん、まぁわかってるさ。それにあの性格はヒトミの良さでもあるからな」
大淀「えぇ、皆さんに気を配れるというのはなかなかできることではありませんからね」
提督「その通り、っと。そろそろいこうか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ19:すごくキレイ
提督「さて、ヒトミは部屋にいるかな?」
コンコン......ガチャッ
伊13「あの......どちら、様?......え?嘘......提督......?」オソルオソル
提督「よぅ。今、いいか?」
伊13「あっ......はい......あの......あの、提督......どうしたの?」
提督「あー、そのな。ヒトミの部屋を少し見させてもらいたいんだが......いいかな?」
伊13「え......?私、の......?」
大淀「えぇ、今任務で皆さんの部屋を回っているんですよ」
伊13「あっ、任務......ですね。はい。大丈夫......」
阿武隈「えっと、じゃあ入っても大丈夫ですか?」
伊13「あっ......すみません......はい、いいです」
提督「ん、それじゃあ少しお邪魔させてもらうよ」
提督「はぁー......こりゃまたヒトミらしい部屋だな」
伊13「そう......?」
大淀「そうですね、物が少なくてスッキリしていますね」
提督「あぁ、キレイでいい部屋だよ」
伊13「......いいの?......よかった......ふぅ」
阿武隈「うーん......あたしもやっぱりものを減らした方がいいんでしょうか?」ムムム
提督「......お前はそれ以前に片付けをしないだろ」
阿武隈「うぐぅ......」
提督「はぁ......っと。お、なにも飾ってないかと思えば......これは彩雨と晴嵐のプラモデルか?」
伊13「あっ......提督......あの......それ、壊れやすいから......だから」
提督「っとと、悪い悪い。しかしこれ、ヒトミが作ったのか?良くできてるなこれ......本物みたいだ」
伊13「......嘘」
提督「んなわけあるか。本当に良くできてるよ」
伊13「......ほんと、に?」
提督「勿論」
伊13「......よかった」
阿武隈「うーん......それにしてもこのお部屋、遊ぶものとかありませんけどヒトミさんは暇なときとかは何してるんですか?」
伊13「えっ......その、本を......読んだり......あと、映画、とか......」
提督「へぇ、映画か。どんなの見るんだ?」
伊13「映画は......イヨちゃんの......おすすめ......」
提督「あいつの?」
伊13「一番最近のは......これ......13が、一緒......だからって」
提督「ん?......13日の日曜日......いや確かに名作だが......」
大淀「あの、これって......確かホラーでは」
伊13「嫌な予感は......してた......」ブルブル
提督「......それでもちゃんと見たのね」
阿武隈「え、えっと、じゃあ本はどんなのを読んでるんですか?」
伊13「本は......流行ってる......本を」
提督「流行ってる本......まさか拉致監禁!?」
伊13「え?」
提督「い、いや......違うならいいんだ、うん」
阿武隈「提督......だからそんな本は流行りませんよ!」
提督「だ、だよな」
伊13「あの......」
提督「あ、あぁ、すまん。それで?何の本なんだ?」
伊13「......これ」
提督「どれどれ......ん?」
大淀「サーバルキャットの飼い方......サーバルキャット?これは確か阿武隈さんの」
阿武隈「ひ、ヒトミさん!」キラキラ
伊13「えっ......な、なに......?」
提督「落ち着け阿武隈......それでヒトミ、これ何で流行ってるのか知ってるのか?」
伊13「......ごめんなさい......あまり知らない......」
提督「い、いや謝ることはないんだが......」
伊13「流行ってる......本を、読めば......その......お話......しやすいと、思って」
提督「あー......」
阿武隈「そういうことならあたしに任せてください!」
伊13「えっ......」
阿武隈「えへへ、どうしてその本が流行ってるのかあたしが一からじっくり教えてあげます!」
提督「......布教する気か」
伊13「えっ、えっと......なにか、嫌な......予感が......」
阿武隈「まずですね!この動物が流行ったのがですねぇ!」
提督「はぁ......ほら、阿武隈。そろそろ帰るぞー」ガシッ
阿武隈「ふぇ!?て、提督!?ま、待ってください!まだお話は......」
提督「はいはい、いこうねー」
阿武隈「んぅぅ!!ひきずらないでぇ!!」ズルズル
大淀「すみません、ヒトミさん。お邪魔しました」
伊13「......えええ?」
阿武隈「提督!どうしてお話の邪魔をするんですかぁ!!」プンプン
提督「いやほら、そろそろ次に行かなきゃだしさ......」
阿武隈「あっ......そっか」
提督「だろ?」
阿武隈「......そうですね!それじゃあ今度、お話しします!」
提督「......諦めないのかよ」
阿武隈「?あの、提督?どうかしましたか?」
提督「いや......なんでもない。次にいこうか」
大淀「そうですね。では......↓2さんのお部屋などはどうですか?」
誰か艦娘を
龍田把握
今日はここまで
何でうちの鎮守府にはヒトミがいないんだろバグかな
大淀「龍田さんのお部屋、なんてどうでしょう」
提督「......あー」
阿武隈「どうかしたんですか?」
提督「いや、この間エイプリルフールだっただろ?そのときに龍田にちょっと嘘ついたら手を切られそうになってな」
大淀「......一体何を言ったんですか?」
提督「いやぁ、ちょっと提督やめることになったって嘘ついたらなんか思いの外心配してくれてな......ネタばらししたら豹変したけど」
阿武隈「当たり前ですよぉ......」
提督「......まだ怒ってるかな?」
大淀「死体はちゃんと拾いますよ」
提督「......助けてはくれないのね」
大淀「死にたくはないので。自業自得ですよ」
阿武隈「あはは......」
提督「はぁ......行きたくない」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ80:かなり荒れてる
提督「......えぇ?なにこの張り紙......」
阿武隈「その手、落ちても知らないですよ......ですかぁ。ドアを開けるなってことですかね?」
大淀「恐らくは......」
提督「しかしなんでこんなもんが」
龍田「あらー、そんなの決まってるじゃない。提督みたいのにお部屋を勝手に見られないように、するためよー?」
提督「おわっ!?」
阿武隈「あ、た、龍田さん」
龍田「うふふっ、はーい。こんにちはー」
提督「な、なんだ......外にいたのか。しかもその感じ、部屋訪問してるのも知ってるみたいだな」
龍田「そうねー、お話は聞いてるわ」
提督「なら話が早い......早速で悪いんだが部屋に」
龍田「あはっ、面白い冗談ねー」
提督「え」
龍田「提督が私の部屋に入りたいなんて......死にたい?」
提督「......あの、龍田さん」
龍田「なにかしらー?」
提督「まだ......怒ってます?」
龍田「......うふふ♪」ニコッ
提督「......ごめんなさい」
大淀「あの......龍田さん。ちなみに私たちは......」
龍田「うーん、そうねー。一応任務みたいだし、仕方ないわね」
大淀「助かります」ホッ
提督「じゃ、じゃあ二人とも、頼んだぞ」
阿武隈「は、はい!」
龍田「......うふふっ」
阿武隈「た、龍田さん?どうかしたんですか?」
龍田「あら、ごめんなさい。でも......ふふっ」
阿武隈「?」
龍田「提督が単純で助かったわー♪」
大淀「え?」
龍田「はーい、ここが私のお部屋よー?」
ガチャッ
阿武隈「......ずいぶん散らかってますね」
大淀「なるほど......それで提督を入れたくなかったと」
龍田「そうねー。こんなこと提督に知られたらいじめにくくなっちゃうもの♪」
阿武隈「あ、あー......」
大淀「しかしどうしたんですか?何故か竜田揚げ等が床に散らばってますが......」
龍田「少し昨日はしゃぎすぎちゃったの♪」
大淀「は、はぁ......はしゃぎすぎ......」
龍田「天龍ちゃんにご飯を作ってあげてね、沢山私の竜田揚げを味わってもらったの」
阿武隈「......えっと、それでどうしてこんなことに?」
龍田「えっとねー、最初は美味しいって食べてくれてたけどだんだん食べるペースが落ちてきて......涙目でもう食べれないからって......うふふっ♪」
阿武隈「......」
大淀「......」
龍田「必死に食べようとする天龍ちゃん、可愛かったわー♪それで、最後は私が食べるのを手伝ってあげたらこうなっちゃの♪」
阿武隈「......流石龍田さん」
大淀「......えぇ」
龍田「それでー?もう満足かしらー?」
阿武隈「あ、そうですね......もう大分見ましたし十分ですかね?」
大淀「えぇ、どうやらおかしなものも無いようですし......」
龍田「もう、当たり前じゃない」
阿武隈「あはは......あれ?この本......」
大淀「陽炎、抜錨します......ですね」
龍田「その本、知ってるの?」
大淀「えぇ、先ほど提督さんに不知火さんが布教してまして......もしかして龍田さんも?」
龍田「えぇ、そうね。あの子、あんなに押しが強いなんて知らなかったわー」
阿武隈「龍田さんが押し負けるなんて......」
龍田「びっくりしたわよ?なにも言わず本を押し付けてくるんですもの」
大淀「どなたにもあの布教方法なんですか......」
龍田「......ああ!これも、秘密にしててねー?もし話したらー......」
阿武隈「は、話したら?」
龍田「......ちょっと、危ないわよー?」クスッ
大淀「......」
阿武隈「......」
提督「ん?おお、出てきた......大丈夫か?」
阿武隈「え?」
提督「なんか顔が青いぞ?」
阿武隈「い、いえ......なんでもないです」
提督「......そうか?ならいいんだが。えっとそれで龍田の部屋は」
大淀「なにも問題はありません」
提督「あー、それもそうなんだけどなにか変わったものとか」
阿武隈「なにもありません!」
提督「......」
阿武隈「......」
大淀「......」
提督「......なんとなくわかった。次にいこう」
大淀「助かります......本当に」
提督「さて、それで次なわけだが......↓2にするか」
誰か艦娘を
提督「......そういやビスマルクがいろいろ勘違いしてたがプリンツは大丈夫だろうか」
阿武隈「あー......プリンツさん、ビスマルクさんのことを慕ってますからね」
大淀「......プリンツさんも勘違いされてる可能性は大きいかと」
提督「......うん、次はプリンツの部屋にしようか」
大淀「そうですね......私も少し、どんなお部屋なのか気になります」
阿武隈「またなにか面白いものが見つかるかもしれませんしね!」
提督「だな......ま、変なものじゃなきゃなんでもいいさ」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ51:普通
提督「......ん?」
阿武隈「提督?」
提督「いや......ほら、なんか尻尾のついた帽子被ったやつがいるんだが」
阿武隈「ふぇ?......わっ、凄い帽子......」
提督「だよなぁ。あれ本物の毛皮か?」
阿武隈「多分ですけど......んぅぅ、高そう」
大淀「......あら?あの後ろ姿は......もしかしてプリンツさんでしょうか?」
提督「え?......あ、ホントだ。おーい」
プリンツ「ふぇっ?あれ、提督?」
提督「よお、プリンツ。なんか珍しい格好してるな」
プリンツ「えへへ、今日はちょっと鎮守府の外までビールを買いに行ってて」
提督「なるほどね......しかし私服は初めてみたが似合うな」
プリンツ「ほ、ほんと!?」
提督「あぁ、本当。可愛いぞ」
プリンツ「え、えへへ」テレテレ
阿武隈「むっ......」
プリンツ「そういえば提督も珍しいね!艦娘寮にいるなんて」
提督「あー、まぁな。ちょっと皆の部屋を見ることになってな」
プリンツ「部屋?」
提督「あぁ、それで次はプリンツの部屋をと思ってたんだが」
プリンツ「わっ、私?」
提督「ダメか?」
プリンツ「えーっと......んー......アノホンハカクシタシィアレモカクシタシィ」ブツブツ
提督「......おーい?」
プリンツ「ぁ、はい!大丈夫です!」
提督「ん、ならお邪魔させてもらうよ」
プリンツ「了解です!」
提督「さて、プリンツの部屋だが......おお、普通だな」
大淀「そうですね。生活感のある普通のお部屋ですね......ただ」
阿武隈「その分、凄い存在感ですね......」
プリンツ「ふぇっ?......あぁ!この樽?」
提督「いやお前の部屋の時点である程度中身が予想できるわけだが......やっぱりあれだろ?」
プリンツ「えへへ......そうですね。樽ビールです!」
提督「だよなぁ」
大淀「しかし......随分沢山樽がありますがもしかしてこれ、すべて別のビールなんですか?」
プリンツ「はい!ぁ、味比べしちゃう?」
提督「あー......飲みたいのは山々だがさすがに勤務中だから遠慮しておこう」
プリンツ「あぁ、そうですよねー」
提督「......あ、阿武隈たちは別に飲んでもいいぞ。このあとの仕事は俺が酔ってなければなんとかなるだろうし」
大淀「すみません、お気持ちは嬉しいのですがビールは苦手で......」
阿武隈「あ、あたしも苦いのが......」
提督「ありゃ、そうだったか」
プリンツ「うーん、残念......あっ、そうだ!」
提督「?」
プリンツ「それじゃあお仕事が終わったら一緒に飲みましょうよ!勿論、ビスマルク姉さまも呼んで三人で!」
提督「お、そいつはいいな。是非ともいかせてくれ」
プリンツ「本当!?よかったぁ......ぁ、それじゃあ今日の夜ね!」
提督「あぁ、楽しみにしておくよ」
プリンツ「はい!」
プリンツ「......♪」ニヤッ
プリンツ(やった!これでビスマルク姉さまと提督をビールで酔わせて......)
プリンツ(あの本みたいにあんなことや、こんなことまでぇ......)
プリンツ「......えへへっ♪」
提督「......プリンツ?」
プリンツ「......ビスマルク姉さまと三人でぇ♪」
提督「おーい?」ユサユサ
プリンツ「ぉわっ!?び、びっくりしたぁ......な、なんですか?」
提督「いや......お前がどうかしたか?」
阿武隈「なにか独り言言ってましたけど......」
プリンツ「な、なんでもないよ!」
大淀「なにやら本がどうやらみたいな言葉が聞こえたような気がしたのですが」
プリンツ「い、いい、言ってないよ!」アワアワ
提督「......何を慌ててるんだ?」
プリンツ「ぜ、全然そんなことないよ!」
阿武隈「......あれ?プリンツさん、ベッドの下に本をしまってるんですか?」
プリンツ「うわぁ!!?」
提督「あ、本棚ないと思ったらそんなところにあったのか。えっとちなみにプリンツはどんな本を」
プリンツ「あ、ああああ、Admiralさん!」
提督「ん?」
プリンツ「Kleidung zum Wechseln......じゃなかった!そ、そろそろ私、お着替えをしたいので......そのぉ」
提督「あ、そうか。外から帰ってきたばっかりだったな。悪い悪い」
大淀「では私たちは次のお部屋に行きましょうか」
提督「そうだな......悪いな。変なときに邪魔しちまって」
プリンツ「う、うぅん!全然大丈夫だよ!」
提督「じゃあ、また夜にな」
......バタン
プリンツ「......」
プリンツ「......あ」
プリンツ「危なかったぁ......」ヘナヘナ
提督「んー、あいつの部屋、予想より普通だったなぁ」
大淀「そうですね、ビスマルクさんの影響がもう少しあるかと思いましたが」
阿武隈「でも本当にビールが好きなんですねぇ......あたしには分からないです」
提督「あー、まぁあの苦味は嫌いな人は嫌いかもな......ま、お前らの分も今日飲んできてやるさ」
大淀「明日の仕事に響かない程度にしてくださいね?」
提督「分かってるって。さ、では次は誰の部屋にする?」
阿武隈「そうですねぇ......じゃあ↓2さんのお部屋にしませんか?」
誰か艦娘を
萩風把握
今日はここまで
阿武隈「萩風ちゃん......なんてどうですか?」
提督「萩風か。あいつといえばやっぱ」
大淀「健康、ですよね」
阿武隈「ですねぇ。お部屋のなか、健康グッズとかいっぱいありそうですよね!」
提督「あんなに健康料理とかにこだわってるやつだからな......色々ありそうだ」
阿武隈「あたし的にかなり気になるんとすけど......どうでしょうか?」
提督「ん、いいんじゃないか。他に誰とかないし、萩風の部屋にするか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ89:めっちゃ荒れてる
提督「しかし萩風の部屋かぁ。健康マニアで家事も得意みたいだしキレイな部屋なんだろうなぁ」
阿武隈「そうですねぇ。お料理もお掃除も上手ですからね......あたしも見習わないと」フンスッ
提督「頑張るのはいいことだがこれからの艦隊のこととかもあるし身体、壊さないようにな?」
阿武隈「はい!」
提督「ん、いい返事だ......っとここか」
コンコン......ガチャ
萩風「......誰......ですか?」ヨロヨロ
提督「は、萩風!?お前、どうした!?」
萩風「え?......し、司令!?」
阿武隈「す、凄い隈が出来てますよ!?」
大淀「だ、大丈夫ですか?」
萩風「......」ポー
提督「は、萩風?」
萩風「......あ、いえ!だ、大丈夫!大丈夫です!」
提督「い、いや全然そんな風に見えないんだが......」
萩風「ほ、本当に大丈......」フラッ
提督「うお、っとと。フラフラじゃないか......しょうがない」ヒョイッ
萩風「きゃっ!?や、やだ......これって」カァッ
阿武隈「お、お姫様抱っこ......」
提督「悪いが少し我慢してくれ......このままベッドまで運ぶから」
萩風「は......はい......」マッカ
阿武隈(......羨ましい)
萩風「ご迷惑をおかけしてすみません......」
提督「いやこれくらい......しかし本当に何があったんだ?」
阿武隈「お部屋もすごく散らばってますし......」
大淀「健康好きな萩風さんらしくありませんね。寝不足なのとなにか関係が?」
萩風「あ......その......」
提督「......言いづらいことなのか?」
萩風「......司令」
提督「ん?」
萩風「......やっぱり、夜は少しだけ......ううん」
萩風「すごく、すごく怖いんです......」
提督「......萩風」
萩風「誰かが一緒にいてくれれば平気なんですがやっぱり一人は......怖い......」
提督「......そうだったのか」
阿武隈「そっか......それで眠れなくて」
提督「萩風、すまなかった......俺、全然気付いてやれなくて」
萩風「あ......い、いえそんな......」
大淀「これはお部屋について考え直す必要がありそうですね」
提督「あぁ......すぐに対応しなくちゃな。だから萩風、安心してくれ。絶対、すぐに何とかするから!」
萩風「......はい。流石司令、ですね」フフッ
提督「で、だ」
萩風 スースー
提督「......気持ち良さそうに寝てるな」ホッ
阿武隈「本当にずっと寝てなかったんですね」
大淀「何かが起こる前で本当に良かったですね」
提督「あぁ、全くだ......ん?」
大淀「どうかされ......あら。これは、嵐さんの人形、ですか?」
提督「みたいだな......もしかしてこれ、夜の怖さを紛らわせるように置いたのか?」
阿武隈「あ、そうかも......」
提督「......萩風には随分、大変な思いをさせちまったようだな」ナデナデ
萩風「......し、れぇ」ボソッ
提督「へ」
大淀「あら」
阿武隈「......寝言?」
提督「みたいだな......なんか恥ずかしいな、寝言で名前を呼ばれるなんて」ポリポリ
大淀「提督が近くにいるから、安心して眠れているのかもしれませんね」
提督「......そうなら、ちゃんとそばにいてやらないとな」
阿武隈「ですね!」
大淀「では私は少しお部屋の掃除でもしてますね。このままではさすがに身体に悪いですから」
阿武隈「あ、あたしも手伝います!」
大淀「助かります。これのついでにお部屋のチェックもさせてもらいましょうか」
阿武隈「はい!」
大淀「では早速......」ゴソゴソ
阿武隈「......うーん、床に散らばってるのは紙とかのゴミが多いですね」
大淀「えぇ、これを片付けるだけでもかなり綺麗になりそうですね。しかし、この紙、随分バラバラに破かれていますがなんなんでしょうか?細かすぎてこれだけでは分かりませんね」
阿武隈「うーん......あ、こっちにもありました!これは......あっ!クーポンですね!」
大淀「割引クーポン、ですか。期限がきれていたのでしょうか?」
提督「......いや、多分そのクーポンの内容が問題なんじゃないか?」
大淀「え?」
阿武隈「......あ、これ、大盛ラーメンの割引券ですか」
大淀「......なるほど。確かに萩風さんには全く必要のないものですね」
阿武隈「あはは......でもこんなにビリビリにするなんてよっぽどですね」
大淀「健康を愛する萩風さんに天敵みたいなものですから......」
提督「使わないんだったら欲しかったんだがな......使おうとしたら怒られそうだけど」
萩風「......んぅ?」パチッ
提督「あ、起きた」
萩風「え?......ああーっ!す、すみません司令!わ、私寝て......」
提督「大丈夫大丈夫。ほんの一時間位だし......むしろそれだけしか寝てないけど大丈夫か?」
萩風「は、はい!大丈夫!......あ、お部屋」
阿武隈「あ、ごめんなさい。勝手にお掃除しちゃいました」
萩風「こ、こちらこそごめんなさい。何から何まで......」
提督「気にするなって。あ、今日の夜なんだが大淀の部屋にお邪魔してくれ」
萩風「あ......ありがとうございます!......あ、その、このことは嵐には秘密に......お願い!」
提督「あぁ、勿論秘密にしておくよ」
萩風「司令!本当にありがとうございます!」
提督「さて、萩風。そろそろ俺たちは」
萩風「あ、司令!」
提督「ん?」
萩風「私、今度お礼......って言ったら変かもしれないけど新作の健康料理、ご馳走しますね!」
提督「ん、楽しみにしておくよ」フフッ
大淀「......阿武隈さん、新作の料理って」ヒソヒソ
阿武隈「や、やっぱり掃除のときに見つけたあの男性の胃袋をつかむレシピって本のことなんですかね?」ヒソヒソ
大淀「恐らくは......」ヒソヒソ
阿武隈「んぅぅ......またまた強敵です......」
提督「おーい、何してるんだー?」
大淀「あ、いえ。なんでも」
提督「そうか?ならそろそろ次に誰の部屋に行くか決めたいんだが......」
大淀「それでしたら次は↓2さんのお部屋なんてどうですか?」
誰か艦娘を
大淀「大井さんのお部屋、なんてどうですか?」
提督「......なんかいろんな意味で怖いんだが」
阿武隈「ど、どういうことですか?」
提督「いや......あいつが北上のこと好きなのは分かってるが......その、その度合いというか」
阿武隈「......あー」
提督「まあそこら辺の常識はあると思うが......どうだろ」
大淀「あら、でも私からすれば提督も大井さんと仲がよろしいと思いますが」
提督「そうか?よく魚雷撃たれそうになったりしてるんだが......」
阿武隈「あー......確かによく見かけるかも」
提督「まぁとりあえず何度も言ってるけど報告しなきゃならないような変なものがないならそれでいいから......ちなみに北上グッズは......セーフだよな?」
大淀「セーフですが違う意味でアウトかと」
阿武隈「あはは......」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ59:ほんの少しものが出てる
阿武隈「げっ!」
提督「阿武隈?どうかした......って、北上?」
北上「んー?あ、提督じゃん......」ゲッソリ
提督「......おい、どうした?なんかやつれてないか?」
北上「いや......流石のあたしもあれはちょっと引いたというか......」
提督「へ?」
北上「まぁ、直接見てきなよ。じゃ」スタスタ
提督「あ、おい!」
大淀「......あの、もしかして見ろと言われたのってこの......」
阿武隈「お、大井さんのお部屋、ですかね?」
提督「......北上が引くってどんな部屋なんだよ。めっちゃこえぇよ......」
大淀「ど、どうしますか?」
阿武隈「......その、忍び込んで覗いてみるのはどうですか?その、危なかったらすぐ逃げられるように」
提督「......そうするか」
提督「さて......大井の部屋の様子は......」コソコソ
阿武隈「......あれ?部屋の中のようすは普通みたいですけど」
提督「だな......北上が引いてたからてっきり変な写真とかでいっぱいなのかと......ん?」
大淀「あら?誰ですかね?あの男の人は」
提督「なにやら震えてるけど......格好的に牧師か?大井もなにやらドレスを着てるようだが......」
阿武隈「??どうして大井さんの部屋に牧師さんが......」
牧師「つ、つ......妻たる者よ」ガタガタ
大淀「......あら?これって」
牧師「な、汝、すす、健やかなる時も、や、病め、る時も......」ガタガタ
提督「......結婚式?」
牧師「常にこ、このっ、この者にし、従い、ともっ、共に歩み......助け、かっ、固く節操を保つ事をち、誓いますか?」ガタガタ
阿武隈「え?じゃあこれって大井さんの......」
大井「はい、誓います」ニコッ
提督「お、おいおい......マジかよ」
阿武隈「お、お相手はどなたなんでしょうか?」
大淀「や、やっぱり北上さんでしょうか?」
提督「いや......さっき逃げてたし違うだろ。多分、他に誰かが」
牧師「でっ、ではっ、ち、ちち、誓いの、き、キスを!」ガタガタ
提督「おっ!」
阿武隈「い、一体相手は......」
大井「......提督」
提督「へ?」
大井「愛してます♪」チュッ
魚雷「......」
提督「......え。今魚雷にキスした?」
阿武隈「は、はい......」
大淀「......それも、提督が描かれた魚雷に、です」
提督「......」
大井「ふふっ......これで私たちは夫婦ですね。提督、私を裏切ったら許しませんからね?」
提督「......」
阿武隈「......」
大井「うふっ♪うふふっ♪提督......素敵......もう他の娘なんかに絶対渡しませんから」ナデナデ
提督「......ぉぉぅ」
阿武隈「こ、これってどういうことなんですか?訳が分かんないです......」ガタガタ
提督「お、俺だってわかんねぇよ......」
大淀「......あ」
提督「お、大淀?」
大淀「こ、これ......」
提督「婚姻、届?」
阿武隈「え?こ、これ提督の名前が書かれて......ぼ、拇印まで......」
提督「お、俺はこんなもん知らんぞ!?」
大淀「わ、分かってますが......筆跡もそっくりですね」
阿武隈「こ、これってもし出してたら......」
大淀「......なにも問題なく受理されるかと」
提督「......に、逃げないと。は、早くこれをもって」ガタガタ
阿武隈「し、忍び込んで正解でしたね......」
大淀「えぇ......」
......パタン
大井「ふふっ♪さぁ、式も終わったし早く婚姻届を出しに行かないと♪」ゴソゴソ
大井「......あら?」
大井「......」
大井「......ない?」
大井「......」ゴソゴソ
大井「......ちっ、邪魔が入ったわね」
大井「まあいいわ。だって私たちを遮れる娘なんていないもの」
大井「......でも、邪魔ね......ふふっ、どうしましょうか?」
提督「......これからどうしよう?」
大淀「と、とりあえず大井さんには気を付けてください。気がついたら結婚していた、なんてことがないように」
提督「あ、あぁ。そうだな」
阿武隈「ぜ、絶対ですよ!」
提督「おう......しかし、まさかあいつが俺のことを......」
大淀「......ちなみに提督、もし大井さんに直接告白されたらどうするおつもりで?」
阿武隈「!」
提督「え?......うーん」
阿武隈「......」
提督「......すまん、分からないな」
大淀「......いえ、それならそれでいいです。さ、このことはとりあえず忘れて次にいきましょうか」
提督「忘れられる気がしないが......まぁそうだな。次は......↓2の部屋に行くか」
誰か艦娘を
卯月把握
今日はここまで
最近忙しく投下ペースが遅くなってしまい申し訳ない
訂正
>>194
前田慶事→前田慶次
>>451
北上「いや......流石のあたしもあれはちょっと引いたというか......」
↓
北上「いや......流石の私もあれはちょっと引いたというか......」
提督「さて次は......気分転換に面白そうなやつのところにいこう」
阿武隈「面白そう、っていうと?」
提督「そうだな......あんまり予想ができないようなやつとか......」
大淀「ふむ......それで誰にしますか?」
提督「うーん......あ、卯月なんてどうだ?」
阿武隈「卯月ちゃんですか!確かに面白そうかも!」
大淀「そうですね......彼女は行動ですら想像できませんから」
提督「ん、それじゃ次は卯月の部屋で決定でいいか?」
阿武隈「はい!オッケーです!」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ39:わりとキレイ
提督「えーと卯月の部屋は......ここか」
コンコン......
提督「......ん?留守か?」
阿武隈「ですかね?えっと鍵はしまってるのかな......」ガチャ
バチッ
阿武隈「ッッッ~~!!?」ビクッ
提督「......今の音、静電気か?ってこれってもしかして」
大淀「......ですね。ノブの後ろに小さな機械が付いてます」
提督「あー......」
ガチャッ
卯月「やったぁ!引っ掛かったぴょん!......ってあれ?弥生じゃないぴょん!」
提督「......相変わらずだな」
卯月「およよ?司令官もいるぴょん?......う、うーちゃん何も悪いことはしてないぴょん!」ビシッ
提督「たった今悪いことをしてたんだが......まあいいか」
阿武隈「......あたし的にはあんまりよくないですよぉ」グスッ
提督「まぁまぁ......っと、卯月」
卯月「ぴょん?」
提督「今ちょっと皆の部屋を見てるんだがお前の部屋も少し見させてもらってもいいか?」
卯月「うーちゃんのお部屋?大丈夫でっす!どうぞ!ぴょん!」
提督「......おお?部屋の中は意外にキレイなんだな」
阿武隈「ほんとだ......結構整理されててキレイなお部屋ですね」
大淀「驚きました......お掃除などは嫌いなのかと」
卯月「うーちゃんはお掃除もやれば出来るんだぴょん!えへん!」
提督「......で、本当は?弥生か?」
卯月「大正解だぴょん!今日もこのあとくる約束をしてるぴょん!」
阿武隈「あ、あー......」
大淀「弥生さん......苦労されてますね」
提督「はぁ、ほどほどにしろよ?」
卯月「了解です!ぴょん!」ビシッ
提督「しかし整頓されてるのはありがたいな。物が種類毎にまとまってて見やすいし......」
大淀「あら?こちらの棚にはファイルがまとまってますね。書類等でしょうか?」
卯月「うーちゃんのとっておきのじゅーような書類だぴょん!」
提督「卯月と書類、ねぇ。なんか変な組み合わせだな......」
大淀「......いえ、ぴったりな書類のようですよ?」
阿武隈「ふぇ?」
大淀「いたずら計画書......もといそれをまとめてるようですね」
提督「......あー、確かに重要だわそれ」
大淀「しかしすごいですね......この棚のファイル、全てこのいたずら関連なんですか?」
卯月「そうだぴょん!うーちゃんはぁ、いたずらには手を抜かないぴょん!」
提督「はー......すごい数のファイルの数だが......どれ、こいつは」パカッ
阿武隈「......えっと、書きかけの書類みたいですけど」
『ウソみたいに忙しくて辛いです......』
『つらいです......毎日毎日遠征ばっかり!』
『そろそろお休みが欲しい!』
『ピッタリこれで1ヶ月も働き続けました!もうやめたい!』
『ようやくお休みかと思ったらまた遠征......もういや!』
提督「......内容は抗議文っぽいな。色んな子からの苦情が書かれてるようだが......えっと、これもいたずらなんだよな?」ハハハ
卯月「......」
提督「え、えっと卯月?」
卯月「......」
提督「......え、これガチなやつ?」
阿武隈「て、提督......」
提督「い、いや!?全く身に覚えがないぞ!?......いやしかしこんな苦情が出てる以上俺になんかしらの......」
卯月「......司令官」
提督「え?」
卯月「書類を......よく、縦に見て欲しいぴょん......」
提督「......縦?」
『ウ』『つ』『そ』『ピ』『よ』
提督「......おい」
卯月「うっそぴょーん!あはははー!司令官の顔、とっても面白かったぴょん!」
提督「はぁ......心臓に悪いわ」
阿武隈「......あ、もしかして書きかけなのって『ん』から始まる文章が思い付かなかったからとか?」
卯月「ひゃあ!驚いたぴょん!大正解だぴょん!」
提督「なるほどね......そんなボツネタにまんまと騙されたのか俺......」
大淀「この棚には他にもこんないたずらが沢山あるわけですか......恐ろしいですね」
阿武隈「ですね......えっとこっちはどんないたずらかな?」パカッ
大淀「......こ、これはずいぶんすごい表紙の雑誌ですね」 ガチャッ
提督「ボティビルダーの雑誌か......これは予想しやすいな。俺の持ち物のように見せかけて驚かせるんだろ?」
卯月「ぶっぶー!大ハズレだぴょん!」
提督「な、なに?」
阿武隈「えっと......じゃあどうやって使うんですか?」
卯月「正解はぁ......弥生の持ち物に忍び込ませる!でっしたー!」
提督「......あー」
阿武隈「え、えーと......」
大淀「......」
卯月「ふふふ......弥生がどんな反応するか、楽しみ......」トントン
卯月「よよっ?」クルッ
弥生 ゴゴゴ
卯月「......」
弥生「......卯月」ボソッ
卯月「......し、しれいかぁ~ん!うーちゃんを助け......あ、あれ!?いないぴょん!?」
弥生「......」
卯月「や、弥生?お顔が怖いぴょん!ほ、ほら!ぷ、ぷっぷくぷー!......あ、あはははは......」
うびゃあああああああ......
提督「......うん、悪は滅びたな」
大淀「因果応報、ですね」
阿武隈「あはは......」
提督「まぁ卯月らしいと言うかなんというか......本当に元気なやつだな、あいつは」クスッ
阿武隈「ですねぇ......」クスクス
大淀「ふふっ......」
提督「さ、あいつの元気さに癒されたところで次にいこうか」
阿武隈「はい!じゃあ次は......↓2さんのお部屋なんてどうでしょう?」
誰か艦娘を
谷風把握
今日はここまで
本当にペースが落ちてきてますねすみません
なるべく早く投下出来るように頑張ります
部屋確認済み艦娘
阿武隈
鳳翔
山雲
ポーラ
皐月
電
風雲
松風
明石
不知火
鬼怒
ビスマルク
飛龍
陽炎
朝雲
伊13
龍田
プリンツ
萩風
大井
卯月
>>502
あら気付きませんでした
まあ今回のスレッドではなにも言ってなかったので安価はこのままいきます
阿武隈「次は谷風ちゃんなんてどうですか?」
提督「ん、卯月に引き続き元気な駆逐艦だな......しかし何で谷風?」
阿武隈「え?そうですねぇ、なんとなくなんですけどしいてあげるなら昔一緒に戦ったから......ですね!」
提督「一緒に?......あー、そういやそうか」
大淀「しかし谷風さんの部屋ですか......どんなお部屋でしょうか?」
提督「うーん......和風、かな?」
阿武隈「口調とかまさに江戸っ子!って感じですもんね!」
提督「そうそう、それに面倒見のいいやつだし掃除とかも得意そうだよな。部屋とか意外とキレイそう」
大淀「ふむ......確かに言われてみるとそんな気がしてきますね」
提督「だろ?さぁ、実際はどうなのか......楽しみだな!」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ13:すごくキレイ
提督「さて谷風の部屋は部屋にいるのかなっと」
コンコン......ガチャ
谷風「はいよー......っと、提督。なんやどうかしたんか?」
提督「よ、谷風。いきなりで悪いんだが少し部屋の方を見させてもらいたいんだ」
谷風「部屋を?なんや急やなー。まま、ええわ!沢山見てってくれやー!」
提督「お、おう......」
谷風「なんやおかしな顔してー。どしたっちゅうんや」
提督「いや......」
阿武隈「あの......なんか谷風ちゃん、変じゃないんですか?」ヒソヒソ
提督「や、やっぱり?一瞬俺がおかしいのかと思ったけどやっぱりあいつが変だよな?」ヒソヒソ
大淀「え、えぇ......なんというか口調が......エセ関西人みたいといいますか」ヒソヒソ
谷風「......なぁ、提督」
提督「お、おう?」
谷風「谷風さん、やっぱり変か?」
提督「ええっと......まぁ」
谷風「かぁー......やっぱだめかぁ。むずいねぇ」
提督「......何かあったのか?」
谷風「や、あったというか......ま、とりあえず入ってよ」
提督「ん、分かった」
大淀「ええっとそれで谷風さん。どうなさったんですか?」
谷風「そんな大したことじゃないんだけどねぇ......こー見えて、この谷風は生まれは呉の大阪育ちなんだよねぇ」
提督「え、そうなの?」
谷風「おう!だからこいつは直さないとと思って勉強を始めたはいいけど......ダメみたいだね」
提督「まー谷風はその口調で慣れちまったしなぁ」
谷風「まぁそうだよねぇ......かぁー、こりゃ谷風には無理かな?」
提督「続けてりゃ何とかなるかもしれんが......でも変に気にしなくてもいいだろ。それに俺は今の谷風の方が好きだぞ」
谷風「おおーっ?大胆だねぇ、こんなところで告白かい?やー、なんてこったー」アハハ
提督「お前が言うところの粋な計らいってやつだよ。ま、それに嘘じゃないぞ?俺は無理してない、普通にしてる谷風の方が好きだよ」
谷風「ははっ、なるほどねぇ......うん!なんかこのまんまでもいいような気がしてきた!ありがとぉー!」
提督「そいつは良かった」フフッ
谷風「んで提督たちは部屋を見に来たんだっけ?いきなりだったけどどうしたんだい?」
阿武隈「えっと実は大本営からの命令でですね」
谷風「かぁー......そいつは大変だねぇー。ま、そういうことならゆっくり見てってよ。よかったら谷風特性たこ焼きでもご馳走しようか?」
提督「たこ焼き?」
谷風「さっきも言ったけど谷風さん、大阪育ちだからこいつには味に自信があるんだよ?どうだい?」
提督「ん、それじゃあ一つ貰うかな」
谷風「はいよー!それじゃあ作ってる間に好きに見てってー」ガチャガチャ
提督「おお、随分本格的なたこ焼き機......こりゃ期待できるな」
大淀「では早速見ていきましょうか」
阿武隈「はい!」
提督「......とはいったものの谷風の部屋、めっちゃキレイだから特に気になるところってあんまりないんだよなぁ」
大淀「そうですね、予想通り和風のキレイなお部屋ですね」
阿武隈「掃除も行き届いてますし、スゴいですねぇ」
提督「うーん......とりあえず本棚でも見るか」
大淀「そうしましょうか。気になる本は......」
提督「お、この本はさっき谷風の言ってた関西弁の勉強に使ってた本かな?」
大淀「そのようですね......随分使われてたようですね。よれよれです」
提督「ほんとだ......あんな感じだったけど本当に悩んでたんだな......」
大淀「そうですね......悩みが解決できたようで何よりです」
提督「だな......ん?阿武隈、さっきからこそこそと何してるんだ?」
阿武隈「ふぇ!?な、なんでもないですよ!?」
提督「??そうか?」
阿武隈「は、はい!」
阿武隈「......」
阿武隈「......よ、よし。ばれてない......」コソコソ
阿武隈(きょ、今日から始める豊胸術......こんな本があったなんて!)
阿武隈(棚の中にあったってことは谷風ちゃんも悩んでるのかな......ううん、今はそんなことよりもあたし!)
阿武隈(こ、この本を読めばあたしも胸を大きくできるかもしれない!)
阿武隈(そ、そうすればあたしだって......)ドキドキ
阿武隈(そ、それで......一体どんなことが書いてあるんだろ......)ペラッ
『胸を大きくする方法:改二になるしかないっぽい!』
阿武隈「......」
阿武隈 サワサワ
阿武隈 ペターン
阿武隈(......改二になっても......大きくならなかったあたしって......)ズーン
提督「......大淀、なんであいつは泣いてるんだ?」
大淀「さ、さぁ?」
谷風「煙が目に染みたのかねぇ?」ジュージュー
提督「阿武隈ー、何があったか分からんがたこ焼き食って機嫌直せって。な?」
大淀「せっかく美味しいたこ焼きを作ってもらったんですから泣いたまま食べてはもったいないですよ?」
阿武隈「ぐすん......はぃ......」モグモグ
提督「さて、次は誰のところに行くかなぁ」モグモグ
大淀「そうですね......次は↓2さんのお部屋は、どうでしょうか?」
誰か艦娘を
羽黒把握
今日はここまで
最近まとめての投下が難しくなってきたので次からもこんな風に短い感じで投下していくことになりそうです
もしこんな形でもよろしければお付き合いください
へ(^o^)へ 秋月ちゃんユーフォリアするの?
|へ
/
\(^o^ )へ ユーフォリアしないの!?
\|
>
┐(^o^)┌ なんだーユーフォリアしないのかぁ…
( ) ざんねん…
┘┘
<(^o^)/ えっ!?やっぱりするの!?
( ) やっぱりユーフォリアするの!?
||
<( ^o^)> やったぁー!!ユーフォリアするんだ!!
三) )三 電気椅子していいよね!?コンクリに埋めるのもやりたいな!
<~~>
Σ ( ^o^)
<) )>グキッ
<~~>
_人人 人人 人人 人 _
> 次はフラテルニテ <
~Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^~
※ユーフォリアしません
おやすみ
大淀「羽黒さん、なんてどうでしょうか」
提督「羽黒か。普段引っ込み思案というか気弱なやつだが......どんな部屋なんだろ」
大淀「そうですね......艦隊のためにももう少し自信をもって欲しいのですが」
提督「あぁ......実力は十分なのになぁ」ハァ
阿武隈「......やっぱりあたしたちってガタガタですよね」
提督「まぁ、そこを何とかするのが俺の仕事だからな......頑張るよ」
大淀「あまり無理はしないでくださいね?」
阿武隈「あたしたちも頑張りますから!」
提督「あぁ、わかってるよ。ま、とりあえず今は羽黒の部屋に行こうか。もしかしたら何かあいつの自信に繋がるものが見つかるかもしれんしな」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ90:めっちゃ荒れてる
提督「うーん、あいつの自信に繋がるもの......何かあるかなぁ」
阿武隈「やっぱり演習とかで成績を残すとかでしょうか?」
提督「やっぱりそうやってこつこつやってくしかないかね」
大淀「今度、編成を考えてみましょうか」
提督「だな......っと、羽黒の部屋はここか」
コンコン......ガチャ
羽黒「は、はい!......え?し、司令官さん?」
提督「よ、いきなりすまないな」
羽黒「い、いえ......あの......それで、その......」
提督「ん?」
羽黒「その......は、羽黒は大丈夫......ちゃんと羽黒は言える......」ブツブツ
提督「??」
羽黒「よ、よし!その......司令官さん!は、羽黒に何かご用事ですか?」
提督「あぁ、ちょっとした任務でな」
大淀「皆さんの部屋を見て回っているのですが、羽黒さんのお部屋も見せてもらってもよろしいでしょうか?」
羽黒「え?は、羽黒の?」
提督「ダメか?」
羽黒「あぅ......羽黒はお部屋を見せられる......大丈夫、さっきもちゃんと言えたから今度もちゃんと大丈夫......」ブツブツ
提督「......羽黒?」
羽黒「ああっ!ご、ごめんなさい!大丈夫です!」
提督「そ、そう?」
大淀「とりあえず、お邪魔しましょうか」
阿武隈「うわっ、すごい本の数......」
提督「床一面に本だな......」
羽黒「ごめんなさい......色々読んでいたらこんなことになっていて......しまう場所が足りなくて......」
提督「あ、いや謝ることじゃないが......えっと、何を読んでるんだ?」ヒョイッ
大淀「えっと、アファメーション?ですか。中身は......一種の自己啓発本、でしょうか?」
羽黒「は、はい......少しでも勇気を持てるように......」
提督「へぇ......どれどれ?『アファメーションとは自己肯定のことでこれを口に出すことが大切』、か。ふーん......」
阿武隈「あ、もしかしてこれってさっき羽黒がやってた......」
羽黒「は、はい......そのお陰か分かりませんが......皆さんにお部屋を見せられました」ニコッ
提督「ははっ、なるほど。頑張ってるじゃないか」ヨシヨシ
羽黒「あ......ありがとうございます」
阿武隈「でもいろんな本がありますね......こっちは戦術の本ですし」
羽黒「ね、姉さん達にお願いして色んな本を貰ったんです......色んなことを勉強したら自信が持てるかもって......」
大淀「なるほど......あら、こちらの本はおまじないの本ですか」
羽黒「あ、そ、それは......」カァッ
提督「へぇ、おまじないか。何か実際にやったりしてるのか?」
羽黒「え?あ、えっと......こ、これ、とか」スッ
大淀「包帯?」
羽黒「は、はい......なんでも包帯の内側に......を書いておいて左の手首に巻いておくと......その」モジモジ
提督「ん?何を書いておくんだ?」
羽黒「......ひ、秘密です!......けど」カァッ
提督「ん?」
羽黒「......おまじない、叶いました」フフッ
提督「??」
大淀「......『20万人の女子が叶えた!!恋のおまじない』、ですか」ボソッ
提督「大淀?何か言ったか?」
大淀「いえ、なんでも」クスッ
阿武隈「でもこんなに本が出ていると危ないですよね」
提督「だな......羽黒、少し片付けるの手伝うよ。端に寄せるだけでも変わるだろうし」
羽黒「あの......でも......」
提督「いいからいいから。えっとこの本とかはこっちでいいよな?」
羽黒「は、はい......ありがとう、ございます」
阿武隈「それじゃあ、あたしも......えーと、この本はどこ、に......」ヒョイッ
提督「......あ、阿武隈......それ」
大淀「は、早く隠してください!」カァッ
阿武隈「う......あ、そのぉ......ご、ごめんなさい!あ、あたし見るつもりじゃなくてその......ってあれ?」
羽黒「」キュウ
提督「......羽黒ー?」
大淀「気を失ってますね......」
提督「まさか表紙見ただけで気を失ったのか......結構過激だけどさ」
阿武隈「な、なるほどぉ。あれ?じゃあこれは......」
提督「羽黒のじゃなくて足柄達からもらった本のなかに紛れ込んでたんだろうな......」
大淀「......確かに酔った勢いで混ざっていたなどがありそうですね」
阿武隈「あ、あー......」
提督「とりあえずこの本は俺が責任をもって......」
大淀 ジトー
提督「......と、とりあえず羽黒をベットに寝かせようか」
大淀「えぇ、あと本は私が預かりますね?」
提督「......はい」
阿武隈「羽黒さん、大丈夫かなぁ」
提督「まあちょっと気絶しただけだし平気だと思うけど......」
大淀「とにかく諸悪の根元はちゃんと処分しなくてはいけませんね」
提督「そ、そうだな......」
提督(勿体無い......)チッ
大淀「......なにか?」ジトー
阿武隈「......提督?」ジトー
提督「いっ!?な、なんでもないぞ!?ほ、ほら!次のやつの部屋に......↓2の部屋に行こうか!」
誰か艦娘を
提督「ほ、ほら!初霜の部屋にいこうぜ!なっ!?」
大淀「......」
提督「は、ははは......」
阿武隈「えっと、それで初霜ちゃんのお部屋でしたっけ?」
提督「あ、あぁ......どうかな?」
大淀「構いませんが......流石に彼女のお部屋にこの本は持っていけませんのでしまってきますね」
阿武隈「あ、そうですね。万が一見たら大変ですもんね」
提督(......真面目で仲間思いな初霜が仲間の持っていた過激なエロ本を見たらどんな反応を......)ムムム
大淀「......なにやら邪念を感じるのですが」
提督「き、気のせいだろ。さ、早く行こうぜ」ギクッ
大淀「......まあいいですが」ハァ
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ63:ほんの少し物が出てる
大淀「すみません、お待たせしました」
提督「ん、片付けてきたのか」
大淀「えぇ。あ、隠した場所は秘密です」
提督「......どれだけ信用ないの俺」
大淀「念のため、です」
阿武隈「あはは......」
提督「まあいいや......とりあえず初霜の部屋にお邪魔しよう」
コンコン......ガチャ
初霜「きゃっ!?し、司令官?」
提督「よう、初霜......って何か珍しい格好してるな」
初霜「あ、こ、これは......」
大淀「ワイシャツ姿の初霜さんは初めてみましたね......しかし、随分ブカブカですが」
初霜「こ、これはその......間違って買っちゃったんです!でも着ないのは勿体なくて着てるんです。提督も勿体無いと思うでしょ?」
提督「ん?あー、まぁ買ったやつがサイズ合わなくて捨てるのは確かになぁ」
初霜「そ、そうですよね」ホッ
阿武隈「......」ジー
阿武隈(......あれって間違いなく提督グッズの一つ......もしかして初霜ちゃんも)ムムム
初霜「えっとそれで?提督たちはどうしたの?」
提督「ん?あぁ、ま、所謂お部屋訪問ってやつだ。それで少しお邪魔したいんだが......いいか?」
初霜「うん、そういうことなら大丈夫よ!さ、あがって!」
阿武隈「それじゃあお邪魔して......」
初霜「あ、気を付けてくださいね。さっき棚にぶつかっちゃって少し物が散らばってますから」
提督「ん、了解。しかし、やっぱりその格好、動きにくいのか?」
初霜「そうですね、かなり大きいですから」
提督「ふぅん......まぁあんまり大きくて無理なら俺が着ようか?サイズ的に俺なら着れそうだし」
阿武隈(......提督のだから着れて当たり前なんですけどね)
初霜「だ、大丈夫!ちゃんと着れてますから。心配ないわ!」
提督「そう?ならいいけど」
大淀「......あら、机にカップラーメンが。もしかしてこれから食事でしたか?」
初霜「あ、はい。そうですね、これから準備をしようとしていました」
提督「それは悪かったな......けどカップラーメンか。悪いとは言わんが健康を大事にな?」
初霜「ごめんなさい......今少しお金がなくて......」
提督「お金が?なにか買ったのか?」
初霜「えっと......これ、なんですけど」
大淀「あら、間宮券ですか」
提督「なんだ、それなら俺に言ってくれればあげたのに......」
初霜「そ、そんな......提督に迷惑になりますし......それに」
提督「それに?」
初霜「あ、い、いえ。なんでもありません」
提督「......そうか?」
大淀「提督、一通り見ましたしそろそろ行きましょうか」
提督「ん?おお、そうだな。悪かったな、初霜。食事の邪魔しちまって」
初霜「ううん、大丈夫よ!もんだいないわ!」
提督「それじゃあな」
初霜「はい!」
バタン......
初霜「......」
初霜「......はぁ」
初霜(ごめんなさい、提督......私、嘘をつきました)
初霜「私、何してるんだろう......」
初霜(まだ皆で戦ってるから恋愛はダメって分かってるのに......)
初霜(私が艦娘として転生したのは皆を守るため......一人でも救えるなら、それで満足なはずだったのに......)
初霜(このワイシャツを買ったときに......これで最後にして......これで我慢しようって思ってたのに)
初霜(それが提督グッズ引換券買っちゃうなんて......)
初霜(もう、抑えが......利かなくなってきてる......)
初霜(私が......待てなくなってる)
初霜「提督......私は......」ボソッ
提督「......ん?」
阿武隈「提督?どうかしましたか?」
提督「あ、いや......今誰かに呼ばれたような気が」
大淀「私には聞こえませんでしたが......」
阿武隈「あたしも......」
提督「うーん、気のせい、だったんだろうか?」
大淀「少し休まれますか?」
提督「い、いや、大丈夫だ。さ、次に行こうか」
大淀「でしたらここから近い......↓2さんのお部屋に行きましょうか」
誰か艦娘を
天龍把握
今日はここまで
キャラ崩壊が激しくなってきたけど頑張ります
部屋確認済み艦娘(24名)
阿武隈
鳳翔
山雲
ポーラ
皐月
電
風雲
松風
明石
不知火
鬼怒
ビスマルク
飛龍
陽炎
朝雲
伊13
龍田
プリンツ
萩風
大井
卯月
谷風
羽黒
初霜
30人やったら終わりの予定
大淀「では天龍さんのお部屋に行きましょうか」
阿武隈「天龍さんかぁ......大丈夫かなぁ」
大淀「......ああ、そういえば」
提督「ん?何かあったのか?」
大淀「い、いえ......その」
阿武隈「何だか昨日の夜、大変だったみたいで」
提督「ふぅん......何があったんだろ。何かしらないか?」
大淀「それは、その......」
阿武隈「ま、まぁとりあえず行きましょうよ!ねっ?」
提督「ん、ああ、そうだな。ま、直接本人から聞けばいいか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ16:すごくキレイ
提督「んー、しかしあいつがねぇ。ほんとなにがあったんだろ」
阿武隈「あ、あはは......」
提督「無事ならいいんだが......っと、ここか」
コンコン......ガチャ
提督「お、天龍。無事......」
天龍「うぷっ......て、ていと......おぇ......」ギュルルル
提督「じゃない!?おい、平気か!?」ガシッ
天龍「ゆ、ゆさ......ぶんな......うっ!?」
阿武隈「わっ、わー!?ダメですよ!?」
大淀「と、とにかくトイレへ!」
天龍 シロメ
提督「耐えろ、天龍!あとちょっとだから!」
提督「はぁ......はぁ......」
大淀「な、何とか......なりましたね」
阿武隈「......天龍さん、トイレにこもりっきりですけど大丈夫かなぁ」
提督「......本当に何があったんだあいつ」
阿武隈(龍田さん......どれだけ無理やり食べさせてたんだろ......)
大淀「しかし流れでとはいえお部屋にお邪魔してしまいましたね」
提督「だな......あまり許可なく見るのはどうかと思うがキレイな部屋だな......隅々まで整頓してある」
阿武隈「ですねぇ、棚とかにきっちりしまわれて......んんっ!?」ピクッ
提督「ん?阿武隈?......っておい、勝手に棚を漁るのは」
阿武隈「Fateにシュタゲ......他にもこんなに」ワナワナ
提督「......何だか随分女の子の絵が描かれてるがそれは?」
阿武隈「ギャルゲーですよ!どれも名作です!まさかこんなところで仲間に会えるなんて......しかもそれが天龍さんだなんて!あたし的にウルトラオッケーです!」キラキラ
提督「......名作らしいけど知ってる?」
大淀「いえ......」
阿武隈「でもチョイスが天龍さんらしいですね」
提督「ふん?というと?」
阿武隈「どれもちょっと厨二病というか......」
提督「......あー」
大淀「あの......厨二病とは?」
阿武隈「んー......なんて言いますか......妄想と言うかなんと言うか」
提督「......分かりやすいのがこれかな。ほら、この机の上においてあるやつ」
大淀「え?」
阿武隈「......な、何ですかその邪王真眼ってかかれてる箱」
提督「ただのカラーコンタクト入れだよ」カパッ
大淀「......天龍さん」
提督「おい見ろ阿武隈。一瞬にして大淀の目が可愛そうなものを見る目になったぞ」
阿武隈「もしあたしだったら死にたくなってますね......」
ジャー......
提督「お?」
天龍「はぁ......クソが......気持ちわりぃ......」
提督「お、天龍。少しは楽になったか?」
天龍「おう......さっきはサンキューな。助かったぜ......けどよ、何で部屋にいんだ?」
大淀「あ、すみません。実は今、皆さんのお部屋訪問をしてまして......」
天龍「あー、そういう......ってまさか勝手に見たのか?」
提督「......悪い、少しだけ」
天龍「ったく仕方ねぇな。まぁ別に見られて困るもんはねぇからいいけどよ」
大淀(......これを見られても、困らない?)
提督「今度間宮をお詫びするよ」
天龍「頼むぜ?......今はいらねぇけど」ウプッ
提督「ははは......」
天龍「......あとよ」
提督「ん?」
天龍「何で大淀はオレのこと、あんな目で見てるんだ?」
提督「......まぁ、そのうちお前にもわかる日が来るよ」
天龍「......はぁ?」
阿武隈「......あっ、そうだ!天龍さん!」
天龍「あん?」
阿武隈「天龍さんってこういうゲーム、よくやってるんですか!?」
天龍「ん?あー、まぁやってるぜ」
阿武隈「ほ、本当ですかぁ!?さ、最近だとどんなのを!?」
天龍「最近だと......何だっけな。多分パソコンにソフト入れっぱなしだったと思うが」カチカチ
ウィイイイン......
阿武隈「......あれ?DVDプレイヤー?」
提督「ん?ゲームじゃないのか?」
天龍「あ、あれ?」
大淀「始まりましたよ。なにやら暗い部屋ですが......あら、これは提督の部屋では?」
提督「ん?本当だ。なんだこれ?」
天龍「っ!?す、ストップ!待て!見るなぁ!?」
提督「はぁ?何言って......ん?」
天龍『よ、よし......寝てるな......ふ、ふふ......』
提督 スースー
天龍『な、何が手を出す勇気もないチキンだ......龍田め、み、見てろよ......』
......チュッ
天龍『......へ、へへっ!み、見たか!と、撮れたよな!?提督の寝込みを襲ってやったとこ!』
天龍『ま、まぁこ、このくらい?オレにかかればよゆ......』
提督『んぅ......』モゾッ
天龍『ひっ、ち、違うぞ!?こ、これはだな......』ビクッ
天龍『......なんだ、ただの寝言か。ビックリさせやがって』
提督「......あの、これは」
天龍「い、いいいいや違うぞ!?別にそういうあれじゃなくてな!?ほら、あ、あれだ!あれってのは」カァッ
阿武隈「大淀さん......」ヒソヒソ
大淀「はい?」
阿武隈「ホッペにキスするだけでもその......よ、夜這いになるんですかね?」ヒソヒソ
大淀「......一応キスも性行の一つとして数えられる場合もありますし恐らくは。しかしそれだけとは......」ヒソヒソ
阿武隈「......天龍さんらしいですね」
大淀「......えぇ」
提督「て、天龍!わ、忘れる!忘れるから落ち着け!なっ!?」
天龍「違う......違うんだぁああああ!!」
提督「はぁ......なんかどっと疲れた」
大淀「えぇ......何やら初めから最後まで慌ただしかったですね」
阿武隈「んぅぅ......天龍さんも、かぁ」ポツリ
提督「ん?天龍もって、何がだ?」
阿武隈「きゃっ!?い、いえ、何でもないです!」
提督「?」
大淀「提督、そろそろ次に行きませんか?時間が......」
提督「っと、本当だ。じゃあ次はどうするか......↓2とかかな?」
誰か艦娘を
綾波把握
今日はここまで
これで良かったんだろうか......
乙
露骨なエロは下か再安価でいいと思うよ
>>583
ギャハッハッ
ズレてる!ズレてる!
∧_∧ ミ
o/⌒(;´∀`)つ
と_)_つノ ☆
バンバン
∧_∧
o/⌒(゚Д゚ )つ
と_)_つノ
∧_∧
o/⌒( ゚д゚ )つ
と_)_つノ
提督「うーん......次は綾波とかどうかな」
阿武隈「綾波ちゃんですか?」
提督「あぁ。ほら、あいつっておっとりとしたやつだろ?で、なんか見てるとこう......」
大淀「和みますよね」
提督「あ、そうそう。ちょっと疲れたしちょうどいいかなって」
阿武隈「なるほどぉ、あたしもなんとなく分かります!」
提督「だろ?で、どうかな?次、綾波の部屋でいいか?」
大淀「えぇ、よろしいかと」
提督「オッケー。じゃ、行こうか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ15:すごくキレイ
提督「あいつの部屋は......っとここかな」
コンコン......ガチャ
綾波「はい......あら?司令官?どうしたんですか?」
提督「よっ、ちょっと任務でな」
綾波「お仕事ですか。えっとそれで綾波は何をすればよろしいですか?」
提督「ん、いやちょっと部屋を見せてくれるだけでいいんだ」
綾波「お部屋を?」
大淀「えぇ、皆さんのお部屋訪問をしろとのことで」
阿武隈「お邪魔してもオッケーですか?」
綾波「はい、大丈夫ですよ?お入りください」
提督「助かるよ」
提督「お、おお?おおおお!?」
大淀「い、いきなりどうしたんですか?変な声を出して......」
提督「こ、これだよ......」
阿武隈「ふぇ?」
提督「俺が求めていた女の子の部屋は!キレイに整頓された部屋の中に可愛いぬいぐるみがたくさん!まさに、まさに俺の想像の通りの女の子の部屋じゃないか!」キラキラ
阿武隈「......そういえば提督って今日が女性の方のお部屋に入るのが初めてでしたっけ」
大淀「確かにここまで普通のお部屋、少なかったですからね......」
綾波「うふふっ、司令官が嬉しそうで綾波もうーれしっ♪」
提督「ありがたやー......しかし綾波、猫が好きなのか?随分たくさんあるけど」
綾波「はい、好きなんです。やっぱり、可愛いですよねぇ。司令官はどうですか?」
提督「俺も好きだよ。可愛いのは基本大好きだ」
綾波「うふふっ、でしたら一つ、司令官に......どうぞっ!」
提督「え?い、いや貰うのは......ん?これってもしかして手作りなのか?」
綾波「はい、敷波と一緒に作ったんです」
提督「マジか......これをか」
大淀「あら、てっきり買った物かと思いました」
阿武隈「す、すごい上手ですね!」
綾波「うふふっ、やーりまーしたー♪あ、そのときなんですが他にもぬいぐるみを作って......」ゴソゴソ
提督「ん?」
綾波「こちらです♪」
阿武隈「あっ、敷波ちゃんのぬいぐるみ!」
綾波「はい、お互いの人形を作りあって交換したんです」
提督「へぇ、そいつはいいな......しかしあいつがぬいぐるみか。ちょっと意外かも」
綾波「敷波、ああ見えて家事とか得意なんですよ。ただ照れ屋さんなので隠してますけど」フフッ
阿武隈「へぇー......知らなかった」
提督「だな。しかし、綾波は敷波と本当に仲良いんだな」
綾波「敷波とだけじゃないですよ。皆と仲良しですから。どうぞっ」スッ
提督「ん?それは......写真?」
綾波「はい!綾波型の皆で撮った写真です」
大淀「あら、これはいつ頃の?」
綾波「これは確か、去年の綾波の誕生日に撮った写真ですね」
提督「へぇ......」
綾波「皆が集まってお祝いしてくれて......皆に感謝です♪」
阿武隈「皆、いい笑顔ですねぇ」ホンワカ
綾波「はい、とても楽しかったです」ニコッ
提督「ああ、写真から伝わってくるよ......っと、いかんいかん」
綾波「?」
提督「悪い、そろそろ次に行かないと」
綾波「あ、お仕事ですね」
提督「あぁ、今日はいきなり悪かったな」
綾波「いえ、大丈夫です。司令官、お仕事、綾波応援してますね」ニコッ
提督「あぁ、ありがとうな。綾波」フフッ
提督「......なんだろう、スッゴい癒された」
阿武隈「ですねぇ......なんだかとってものんびりしたような気分です」
提督「だなぁ」
大淀「さ、提督。綾波さんに応援されましたし次も頑張っていきましょうか」
提督「おう、勿論だ。で、だ。次は誰の部屋にする?」
阿武隈「そうですねぇ......↓2さんのお部屋に行きませんか?」
誰か艦娘を
睦月把握
今日はここまで
阿武隈「じゃあ、お次は睦月ちゃんなんてどうですか?」
提督「睦月か、あいつも無邪気で見てると和むというかなんと言うか......」
「およ、提督?何のお話ですかぁー?」トテテ
提督「ん?」クルッ
大淀「あら、睦月さん。ちょうどいいところに」
睦月「およよ?ちょうどいい?えーっと、何してるのかにゃ?」
提督「いや、ちょうど今、お前の部屋にお邪魔しようって話をしてたんだよ」
阿武隈「睦月ちゃん、お部屋にお邪魔してもいいかな?」
睦月「およ?睦月のお部屋、かにゃ?」
提督「そうそう、ダメか?」
睦月「......うふふっ♪睦月のお部屋、そんなに気になりますかぁー?」
提督「え?えーと、まぁ」
睦月「それじゃあ仕方ないにゃしぃ!特別にお部屋に招待するにゃ!」
提督「ははは......助かるよ」
睦月「よぉーし、睦月のお部屋にいざ出発にゃ、おー!」
提督「お、おー」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ24:かなりキレイ
提督「しかし睦月、あまり部屋を見せるのに抵抗がなさそうだが掃除とかはしてるのか?」
睦月「勿論ですぞ!いつでも睦月のお部屋はぴっかぴかにゃしぃ!」
提督「ほぅ、それは楽しみだ」
睦月「はい!こちらが睦月のお部屋です!」
大淀「あら、ここですか?」
睦月「さぁ、みんな!お部屋にどうぞー!」ガチャッ
阿武隈「ふふっ、じゃあお邪魔しまーす」
提督「お邪魔しますっと......おお」
大淀「本当にキレイに整頓されてますね」
提督「綾波に引き続き女の子らしい、いい部屋じゃないか」ウンウン
睦月「にひひっ!もっと褒めるがよいぞ!」
提督「ふふ、偉い偉い」ナデナデ
睦月「ふぁっ!?......えへへ」テレテレ
阿武隈「でもすごいなぁ。こんなにぬいぐるみがあるのにちゃんと整理されてて......」
提督「物が多いのにキレイにまとまってるよな」
阿武隈「うむむ......参考になります」
大淀「ちなみに熊に猫に虎にライオンにさまざまなぬいぐるみがありますが睦月さんのお気に入りはどれですか?」
睦月「およ?お気に入りは......じゃじゃーん!これにゃ!」
提督「犬?」
睦月「はい!」
阿武隈「あー、確かに睦月ちゃんにぴったりかも」
提督「だな。ぴったりだ」
大淀「ふふ、そうですね」
睦月「?」
提督「それで他には何か......お、これクッキーか。手作りか?」
睦月「はい!あ、今回は如月ちゃんにだけだから提督にはないのです!」
提督「っと、残念。前もらったやつは旨かったからなぁ」
睦月「ほ、ほんとかにゃ!?」
提督「ほんとほんと」
睦月「えへへ......」
阿武隈「提督、クッキー貰ってたんですか?」
提督「ん、おお。ホワイトデーにな」
大淀「......その日はお返しする日では?」
提督「ま、まぁいいじゃないか。しかし如月にか。どうしてまた」
睦月「にゃ......それは」ショボン
提督「おいおい、急に元気がなくなったな......如月と何かあったのか」
睦月「......実はちょっと如月ちゃんとケンカしちゃって」
阿武隈「け、ケンカですか?如月ちゃんと睦月ちゃんが?」
大淀「えっと、理由をお聞きしても?」
睦月「うぅ......如月ちゃんのお気に入りのお洋服を汚しちゃって......」
提督「あー......」
睦月「も、もういいよって如月ちゃんは言ってくれてるけどちゃんと謝りたくて......」
大淀「なるほど......」
提督「しかし出来立てじゃないところ見ると作ってから時間がたってるみたいだがいつ渡すんだ?」
睦月「ううぅ......許してもらえるか心配で......」
阿武隈「あー」
睦月「仲直りできるようにっておまじないもしてるけど......渡す勇気がでないのです......」
提督「おまじない?」
睦月「これにゃ」スッ
大淀「......パソコンの待ち受け?」
提督「これは......確かサタンの椅子か。待ち受けにしておくと願い事が叶うとか」
阿武隈「なるほどぉ......仲直りできるようにってお願いしてるんですね」
睦月「......はい」
提督「......大丈夫」
睦月「え?」
提督「大丈夫だよ、睦月。絶対許してくれるさ」
睦月「......でも」
提督「それでも怖いなら俺たちが後ろで見守っててやるからさ。な?」
睦月「......ほ、ほんと?」
提督「ああ」
大淀「私たちでよければ」
阿武隈「喜んで!」
睦月「......えへへ、ありがとにゃしぃ!」ニコッ
阿武隈「睦月ちゃん、仲直りできて良かったですねぇ」
提督「そもそも如月もそこまで怒ってなかったしな。睦月が心配しすぎてただけって感じだったな」
大淀「仲が良いからこそ心配になってしまった、という感じでしょうか」
提督「まさにそんな感じだな。ま、なんにせよこれにて一件落着だな。良かった良かった!」
阿武隈「ですねぇ......ってあれ?」
提督「ん?どうした?せっかくいい感じに終わったのに」
阿武隈「な、なんか目的変わってませんか?」
提督「......あ」
大淀「......つ、次に行く人を決めましょうか」
提督「だ、だな......えっと、誰にする?」
大淀「そうですね......↓2さん、なんてどうですか?」
誰か艦娘を
榛名把握
今日はここまで
ラストスパート頑張ります
大淀「榛名さん、なんてどうでしょうか?」
提督「榛名かぁ。あいつは掃除とか得意だし部屋キレイそうだよな」
大淀「えぇ、そろそろいい時間ですのでパパっと見れそうな方のお部屋が良いかと思いまして」
提督「あ、なるほど。確かにあの榛名の部屋なら問題も少なそうだし早く終わりそうだな」
阿武隈「ですねぇ。控えめで礼儀正しくて......スゴいですよねぇ」ハァ
提督「仕事もよくやってくれてるしな」
大淀「えぇ、そうですね。阿武隈さん。負けてられませんよ」クスッ
阿武隈「うぅ......頑張ります」
提督「ふふっ。さ、それじゃあ行こうか」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ82:かなり荒れてる
提督「さてさて、榛名のお部屋は......ん?」
榛名「ふぅ......これで最後ですね!」
提督「おお、榛名。何してるんだ?」
榛名「え?あ、提督!」パァッ
阿武隈「すごい荷物ですね......どうしたんですか?」
榛名「はい!実は先ほど近海の警備をしていたら座礁していた船を発見しまして」
提督「なに?この近くか?」
榛名「えぇ、近くの岩場のところです」
阿武隈「あぁ、あの誰も近づかないような......ってあんなところでですか!?」
榛名「えぇ、榛名も驚きました!」
大淀「しかしおかしいですね......救援の信号などは来ていませんが」
榛名「そうなんですか?」
大淀「えぇ......」
提督「で、そこからどうしてその荷物に繋がるんだ?」
榛名「どうやら助けてもらったお礼にということみたいで船の荷物を一杯貰ってしまいました」
阿武隈「こ、これ全部ですか!?」
提督「おいおい、本当かよ」
大淀「しかし何処の方でしょうか?近くの港の方ではなさそうですが」
榛名「そうですねぇ......日本語が片言で肌黒かったので海外の方でしょうか?」
提督「ふむ......ところでこの中身はなんなんだ?」
榛名「えっと......あ、なにやら白い粉が入ってますね!」
提督「......ん?」
榛名「他には、錠剤でしょうか?ハートマークでとってもかわいいです!」
阿武隈「わっ、ほんとですね!クローバーとかもありますね!何のお薬かな?」
提督「......なぁ大淀、これ」
大淀「......とりあえず辺りを捜索させますね」ハァ
榛名「お、大淀さん?どうかされましたか?」
大淀「い、いえ......あ、榛名さん、とりあえずこのお薬、お預かりしても?」
榛名「えぇ、大丈夫です。榛名は元気ですからお薬は必要ありませんから!」
提督「......ちなみに使ったりしてないよね?」
榛名「?はい、してませんが......なぜでしょう?」
提督「いや、それならいいんだ......それなら」ホッ
榛名「それで提督、今日はどうされたんですか?」
提督「ん?おお、そうだった。実は今、皆の部屋の訪問をしててな」
榛名「えぇっ?お部屋を、ですか?」
提督「あぁ、それで榛名の部屋もと思ったんだが......」
榛名「うぅ......今の榛名のお部屋、お薬がたくさんあるせいで大丈夫じゃないです......」
提督「まぁそうだよね」
提督(色んな意味でアウトだからね......)
大淀「ま、まぁほんの少し見るだけですから......ご協力をお願いします」
榛名「......はい、分かりました。榛名、覚悟を決めました!」
提督「すまないな、榛名。ほんと、少し見たら帰るから」
榛名「い、いえ!大丈夫です!思う存分!見ていってください!」ムンッ
提督「はは、じゃあお言葉に甘えて見させてもらうよ」
榛名「はい!」
提督「で、だ......パッと見た感じこの薬の入った箱以外に気になるものはないかな......」
阿武隈「そうですか?あたし的には気になるところがありますけど......」
提督「ん?どこだ?」
阿武隈「これです!ファミコン!」
大淀「あら、確かそれは古いゲーム機ですよね」
提督「だな......榛名、レトロゲー好きなのか?」
榛名「い、いえ!そういうわけではなくゲームの入門のために買いました!」
阿武隈「......にゅ、入門?」
榛名「はい!いきなり最近のゲームから始めるのは大変だと思ったので昔のものからコツコツ練習してみようかと!」
大淀「......それ、何か間違ってませんか?」
榛名「え?そ、そうでしょうか?」
提督「ま、まぁいいんじゃないかな。ゲームになれるのには間違いないし......」
阿武隈「でもどうしていきなりゲームを?」
榛名「あ、それは......」ポッ
提督「ん?」
榛名「......は、榛名の子供が生まれたときに、一緒にやりたいと、思って」
大淀「子供、ですか?」
提督「ははは、なるほどね。いい夢じゃないか」
榛名「はい!榛名も楽しみです!その時は提督も一緒に三人でやりましょう!」
提督「ああ、勿論」
榛名「ふふっ、榛名、とっても楽しみです......」サスサス
大淀「......?」
大淀(お腹を......?)
提督「っと、大淀。そろそろ次に行くぞ」
大淀「え?あ、はい」
大淀(......気のせい、でしょうか?)
提督「それじゃあ榛名、いきなり悪かったな」
榛名「いえ、榛名は大丈夫です!」
提督「ふふっ、それじゃ」
バタン
榛名「......ふふっ」
榛名「提督と、榛名とはるなの三人でゲーム......とっても楽しみです!」
榛名「......でも何時になったら榛名のところにこうのとりさんは来てくれるのでしょうか?」ハテナ
榛名「せっかく書類も色々作ったのに......」
榛名「うーん......」
榛名「......!」ポクポクポクチーン
榛名「来ないなら自分から会いに行きましょう!」
榛名「そうと決まれば......榛名、いざ出撃です!」ダッ
提督「......それで大淀」
大淀「えぇ、先ほど岩場近くの捜索を依頼したところ違法入国の男らを捕まえたとのことです」
提督「マジか......じゃあこれって」
大淀「......です。このあと引き取りに来るとのことです」
提督「りょーかい......はぁ、なんかとんでもないものを見つけちまったなぁ」
阿武隈「??そんなにすごいお薬なんですか?」
提督「まぁ......ある意味な」
阿武隈「へぇぇ......」ジー
提督「絶対飲むなよ?」
阿武隈「わ、分かってますよ」ビクッ
提督「ま、今回は榛名の持ち物って訳でもなかったからオッケーか......考え方を変えれば犯罪を未然に防げた訳だし」
大淀「えぇ......そう考えましょう」
阿武隈「んー......よく分かりませんが......提督、そろそろ次に行った方が良くないですか?」
提督「え?おお、そうだな......じゃ、阿武隈、どこ行くか決めて」
阿武隈「あ、あたし?......んー、↓2さん、とか?」
誰か艦娘を
最上把握
今日はここまで
多分明日最後です
阿武隈「えーと......んー......あ、ここから近い最上さんのお部屋なんてどうですか?」テクテク
提督「ふむ、最上の部屋......って阿武隈!前!」
阿武隈「ふぇ?」
最上「え?」バッ
ドンッ
阿武隈「きゃっ!?」
最上「うあっ!?」
提督「あちゃー......」
大淀「お、お二人とも大丈夫ですか?」
阿武隈「あぅぅ......前髪のセットがぁ......」グスン
提督「よし、阿武隈は無事だな」
阿武隈「無事じゃないですよぉ!」
提督「はいはい......」
最上「ううぅ......どうしてこう、味方と衝突するかなぁ」イテテ
提督「最上、大丈夫か?」
最上「うん、ちょっと打っただけだから......」
阿武隈「あ!ご、ごめんなさい!あたし、前よく見てなくて......」
最上「ボクもよく前見てなかったから......それに曲がり角で走ってたのはボクだし」
提督「まぁ何はともあれ二人とも無事で良かったよ......っと、そうだ。最上」
最上「え?ボクに何か用事?」
提督「ま、そんなところだ。今皆の部屋を見て回っててな。次にお前の部屋に行ってもいいかな?」
最上「へぇー、そんなことしてたんだ。うん、いいよ。ちょうどボクも部屋に戻るところだったしね」
提督「助かるよ。それじゃ、早速いいかな?」
最上「ん、いいよ。行こうか!」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ60:ほんの少し物が出てる
最上「さっ、ここがボクの部屋だよ!」
提督「お、それじゃあ失礼して......」
最上「ゆっくり見ていってねー」
提督「......おお?随分服が出てるな」
阿武隈「普通の服からメイド服まで色々ありますねぇ」
提督「どれも着てるところ見たことないが......全部最上のか?」
最上「あぁ、違うよ。これは昨日、三隈たちと洋服の試着会をやってね!それでだよ」
提督「あぁ、あいつらのもあるわけね」
大淀「三隈さんたちと......というと鈴谷さんや熊野さんも?」
最上「そうそう!楽しかったよぉ、みんな盛り上がっちゃって普段着ないようなのも着てさ!ボクもつい調子に乗っちゃってこんなの着ちゃったよー」アハハ
提督「へぇ......見たかったな」
最上「あ、それなら一日ボクがメイドさんになって提督に奉仕してあげようか?どう?」
提督「え!?マジで!?」
最上「ふふっ、なんてね!冗談だよ♪」
提督「......」ショボーン
最上「ご、ごめん提督。そんなに落ち込むと思ってなかったよ......」
大淀「しかし本当に色々ありますね。全部着られたのですか?」
最上「いやぁ、流石に全部は着てないよ。中には着るのが恥ずかしいのもいくつか......ぁ、そうだ!」
提督「ん?」
最上「聞いてよ提督!三隈がボクに似合うって持ってきた服!ひどいんだよ!」
提督「そ、そんなに怒る程のなのか?」
最上「ほら、これだよ!」
大淀「......執事服?」
最上「ひどいよね!ボクは女の子なのに!」
提督「......ま、まぁ、そう、だな」
最上「だよね!......三隈めぇ、ぷんぷん!」
提督(......正直めっちゃ似合うと思ってしまった)
阿武隈「えっと、他の人とかはどんなの着てたんですか?」
最上「え?うーん......あ、鈴谷は確かこれだね!」
提督「......セーター?」
大淀「ず、随分肌が見えてしまいそうな服......私には着れませんね」
提督(......大淀のスリットもなかなかだと思うが)
阿武隈「あ、これ巷で有名な童貞を殺す服とか言う......」
提督「あー、そういやこんな感じだったなそれ」
最上「え、そうなの?鈴谷は提督を殺す服とか言ってたけど......」
提督「あ、あの野郎!」ギリィ
最上「おっ......もしかしてその反応......」
提督「......ノーコメントで」
最上「ふふっ」
提督「しかしまぁ......本当に服が多いな」
最上「そりゃあボクは女の子だからね!ほら、まだこっちの棚にも沢山あるよ!」
提督「うわっ、ホントだ。まだまだめちゃくちゃあるじゃん」
阿武隈「こんなにあるのによくしまえますね......あたしじゃ無理......」
提督「確かにこの収納術は凄いな......ん?これって......」
最上「あ、それは......」
大淀「あらそれは確か三隈さんの水着、ですよね?なぜここに......」
提督「......いや、新品みたいだし三隈のじゃないな。最上、お前のか?」
最上「いやあまあ......そうなんだけど......三隈には内緒にしてよ?」
提督「まあそれはいいんだが......何でせっかくお揃いのを買ってたのに着なかったんだ?」
最上「......だ、だってお揃いだなんて恥ずかしいよ!」カァッ
提督「......そういうものか?」
最上「そういうものだよ!」
提督「うーん......分かるような分からないような」
最上「提督だってボクとお揃いのを着たら恥ずかしいはずだよ!」
提督「......それはなんかちがくない?」
提督「......うーん、あいつってあんなに服とか好きだったんだなぁ」
大淀「外に買い物に行ったりしてますからね。よく買っているのかもしれません」
提督「あ、そういやそうか。でも最上の私服、あんなにあるならもっと色々着ているところ見てみたいなぁ」
阿武隈「......あたしももっとオシャレしようかな」ボソッ
提督「さ、次で時間的に今日は最後かな......」
大淀「えぇ、そうですね」
阿武隈「えっと、それで最後は......」
提督「そうだなぁ......↓2の部屋かな」
誰か艦娘を
提督「......うん、最後は龍驤の部屋にしようか」
阿武隈「龍驤さん、ですか?」
大淀「......えっと、何故でしょうか?」
提督「ん、そりゃああそこにいるのが見えたからだが......お?」
龍驤「キミィ、なんやさっきからこっち見て......なんか用なんか?」トテトテ
提督「あぁ、ちょっとな」
龍驤「ふーん、それで?どうしたんや?」
阿武隈「ちょっと任務で皆さんのお部屋を見てるんです!」
龍驤「部屋を?......ってまさか次はうちってわけか?」
提督「そそ、どうだ?ダメか?」
龍驤「えらい急やなぁ......まぁエエけど」
提督「ありがとな。さ、龍驤の部屋はどんなかね......」
↓1~3
部屋のなかにあるものとか
↓1コンマ部屋の綺麗さ
00でめっちゃ綺麗
99でめっちゃ荒れてる
コンマ22:かなりキレイ
龍驤「あ、言い忘れてたけどさ」
提督「ん?」
龍驤「部屋のもん、あんまりさわんないでな?」
提督「おう、任せろ」ワキワキ
龍驤「えーっと、キミィ......言ってることと行動があってないんやけど......」
阿武隈「提督......」
提督「っと、冗談だよ冗談」
龍驤「ならええけど......はい、ここがうちの部屋やでー」
大淀「では最後、張り切っていきましょうか」
提督「あぁ、そうだな」
阿武隈「おおぉ......キレイなお部屋......」
龍驤「ふふーん、そうやろそうやろー♪うちもなかなかやるんやでぇー♪」
提督「へぇ......確かにこれはキレイだな。ちゃんと掃除してるのか」
龍驤「そらちゃーんと毎日、掃除しとるで!スゴいやろ!?」
提督「え、まぁ、そうだな。スゴいぞー」
龍驤「そうやろそうやろ!ほらっ!もっと誉めて誉めてぇー!」
提督「はいはい」ナデナデ
龍驤「ふふーん、司令官が褒めてくれてうち嬉しいなぁー♪」ルンルン
大淀(......端から見るとまるで親子、ですねこれは)クスッ
阿武隈「......あれ?龍驤さん、この箱はなんですか?」
龍驤「んー?あ、それかぁ。それはあれや。指輪入れ」
大淀「ゆ、指輪、ですか?」
阿武隈「えっと、こ、これって誰かからもらったんですか?」オソルオソル
龍驤「あー、それはなぁ」
提督「あ、それ、もしかして俺があげたやつか?」
龍驤「せやせや、それや!」
阿武隈「え」
大淀「え」
提督「いやぁ、懐かしいなぁ。いつだっけ?これ渡したの」
龍驤「うーん......大体半年くらい前かな?」
提督「あー、もうそれくらいかぁ」
阿武隈「」チーン
大淀「あ、阿武隈さん!き、気を確かに!」
提督「ん?どうかしたのか?」
大淀「どうかしたって......そ、それよりお二人は一体いつからお付き合いを?」
提督「ん?」
龍驤「へぇ?」
大淀「え?」
提督「......あー!そうか、まだ中身見てないのか!」
大淀「な、中身?」
龍驤「まぁ開けてちょーと見てみぃ」
大淀「は、はぁ......あら?これは......」カパッ
阿武隈「......バッチ?」
龍驤「せや。しかもそれ、ただのバッチやなくて......」
提督「名誉駆逐艦徽章だ!」
大淀「......えぇ?」
提督「いやぁ、我ながらひどいドッキリをしたもんだよ。悪かったな、龍驤」
龍驤「ほーんとびっくりしたでぇ。いきなり指輪の箱渡されて怪しいなぁとは思っとったけどまさか中身がこんなんとは思いもしなかったわ」
提督「ははは......でもまさかこれ、取っておいてるとは思わなかったが......」
龍驤「当たり前や!いつか成長したときにこれをキミに叩き返す日まで絶対捨てへんからな!見ときぃ!いつかなぁー......絶対にぃ......」グスッ
提督「......ホントにごめん」
龍驤「謝らんといてや......」
阿武隈「あはは......」
龍驤「......あぁ、そうや。忘れんうちに......」ゴソゴソ
提督「ん?なんだ?」
龍驤「あ、司令官にやあらへんで。二人のどっちかにや」
阿武隈「あ、あたしたち?」
龍驤「せや......っとあったあった!これや、交換日記」
提督「......交換日記?そんなのやってたのか」
大淀「えぇ、艦娘全体でやってるんですよ?」
提督「へぇ......そりゃまたスゴいな」
龍驤「っとと、せや!いいこと思い付いたわ」ニヤッ
提督「?」
龍驤「......ちょっと待ってなー」カキカキ
提督「?」
龍驤「ほい、おしまい。じゃ、次よろしくね」
阿武隈「あ、はい!」
提督「龍驤、何を書いたんだ?」
龍驤「秘密や。けど司令官にいいこと教えてるで」
提督「ん?」
龍驤「あそこにかいた噂は、嘘でも広まるのがめっちゃくちゃに早いでぇー?」ニヤッ
提督「......お、おい。お前何を書いた!?」
龍驤「だから秘密や!」
提督「りゅ、龍驤!悪かったから!俺が悪かったからぁ!」
龍驤「絶対に教えへんでぇ~♪」
大淀「......ちなみに阿武隈さん、何て書いてあるんですか?」ヒソヒソ
阿武隈「ふふっ、提督に頭を撫でられながら褒められて嬉しかったって書いてあります」ヒソヒソ
大淀「......ふふっ、そうですか」
提督「あわわわ......」オロオロ
龍驤「やっぱおもろいなぁ♪キミィ♪」
提督「......はぁ、どっと疲れた」
大淀「まああれは元はと言えば......」
提督「わ、分かってるよ。さて、今日はここら辺で終わるかぁ」
阿武隈「ふえぇ......疲れたぁ」
大淀「そうですね。今日だけでかなりの人のお部屋を回りましたから」
提督「まぁでも予想通りというかなんと言うか変なものを持ってるやつがいなくて良かった良かった!」
大淀「......問題のある部屋はいくつかありましたけどね。あと榛名さんのあれも持ち物ではないとはいえ......」
提督「......」
阿武隈「そ、そんなに大変なものなんですか?」
提督「それはその......ま、まぁとにかく今日はおしまい!俺はこれからお楽しみタイムだ!」
阿武隈「ふぇ?お楽しみタイム?」
提督「ほら、プリンツと約束してたあれ」
大淀「ああ、そういえば。ビールを飲むとかお話しされてましたね」
提督「そそ、それそれ。いやぁ、楽しみだなぁ」
阿武隈「あたしたちの分まで楽しんできてくださいね!」
提督「分かってるって。っと、そうだ。大淀、萩風のことよろしくな」
大淀「えぇ、任せてください。ですので今日はなにも気にせず楽しんできてください」
提督「サンキュー。それじゃ、お疲れ」
阿武隈「はい!お疲れ様です!」
バタン......
阿武隈「うーん、それじゃああたしもそろそろ前髪直したいしお部屋に戻ろっかなぁ」
大淀「大丈夫ですよ、あとやることは特にありませんし」
阿武隈「あ、じゃああたしもこれで......」
ガチャッ!
飛龍「おーい、提督ー!」
阿武隈「きゃっ!?ひ、飛龍さん!?」
飛龍「......あれ?提督は?」
大淀「ちょ、ちょうど先ほど出ていかれましたが」
飛龍「あ、ほんと?ありがとう!」ダッ
バタンッ!
阿武隈「......なんだったんでしょう?」
大淀「......さぁ」
阿武隈「......あの、なんか嫌な予感しかしないんですけどぉ」
大淀「奇遇ですね......私もです」
飛龍「おーい、おーい、提督ー?どこー?」
大井「......あら、飛龍さん」
飛龍「あ、大井。ねぇ、提督知らない?」
大井「......えぇ、知りませんね。私もちょうど、探してるところですから」ニコォ
飛龍「そっかー、うーん......どうしようかなぁ」
大井「ところで......提督に、何の用事なんですか?」
飛龍「え?んっふっふっふー、提督の忘れ物を届けに行く途中なんだぁ」
大井「忘れ物?」
飛龍「そう!これ!」
大井「えっと......は?」
飛龍「どぉよ!すごいでしょ?多聞丸×提督本!」
大井「......」
飛龍「いやぁ、驚いたよねぇ。まさか提督が攻めが好きなんて!ねね、どう思う?」
大井「......」
飛龍「あれ?おーい?」
大井「......」グシャッ
飛龍「っあああぁあああ!?な、なんてことを!?ちょっと大井、なにす」
大井「......ふ、ふふふふ、ふふふふふ」
飛龍「......お、大井?」
大井「うふふふふ......やっぱり提督には私がいないとダメね......行かなきゃ......うふふふふふふふふふ」ユラァ
飛龍「......な、なんだったんだろ」
飛龍「......あれ?何か忘れてるような......うーん」
飛龍「......っあ!わ、私のコレクション返してぇ!」
提督「ふーんふーん、ビールビールーっと」
ガタッ
提督「......ん?」
提督「あれ?今なんか音がしたような......」
ガタタッ
提督「......うん、確実にしたな」
提督「えっと、ここら辺からだが......誰かいるのか?」ヒョコッ
神父「ひぃいいいいいい!?」ガタガタガタ
提督「うわっ!?......っとと、あれ、この人って......大井の部屋にいた......」
牧師「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ガタガタガタ
提督「だ、大丈夫ですか?」
牧師「......え?......あ、ひ、人!?か、艦娘じゃない!?」
提督「は、はい......ここの提督をやってるもので、えっと、あなたはいったい」
牧師「あ、あああああああ!!」ダキッ
提督「うおっ!?」
提督(い、いきなり抱きついて......そ、そんなに怖かったのか。まぁ、分からなくはないが)
牧師 ギュウウ
提督「だ、大丈夫ですよ。もう、大丈夫ですから」セナカサスサス
牧師「ありがとう......ありがとう......」
提督「ははは......ん?」
大井「......」
飛龍「......」キラキラ
提督「......oh」
大井「......うふ......うふふふふふっ......こ、これは夢......そう、悪い夢よ......」ブツブツブツ......
飛龍「や、やっぱり提督はそういう」キラキラ
提督「ち、違う!こ、これはだな......」バッ
牧師「ああっ!は、離れないで!」ダキッ
大井「」シロメ
飛龍「んっふー!んっふっふー!いいよいいよー!」フンフンッ
提督「よくない!全然良くないから!」
大井「わ、私が遅かったせいで......提督が汚されて......あぁああああ!」
提督「違うから!本当に違うから!」
飛龍「......提督、分かってる!大丈夫だよ!」
提督「ほ、本当か!?」
飛龍「うん!私に任せて!皆ちゃんと理解してくれるように説得するから!!」グッ
提督「やめろぉおおおおおおおおおお!!」
提督(......その後、瞬く間に俺がホモだという噂が広がった)
提督(......多分。というか絶対、交換日記に飛龍が書いたのだろう)
提督(そのせいか何なのか......艦娘達が松風に男装を習いに行ったらしく)
提督(皆、男の格好をするようになった訳だけど......)
阿武隈「よ、よう!て、提督!あたし......じゃなかった!お、オレと一緒にごはんにしようぜぇ!」ギクシャク
提督「......ぷっ」
阿武隈「んんっ!何で笑うんですかぁ!?」
提督「あぁ、いや、悪い悪い」
阿武隈「もぉおおおお!今日こそは完璧だと思ったのにぃ!」グスッ
提督「......」クスッ
提督(まぁこれはこれで可愛いから......いいかもしれない)
提督(......)
提督「......妙に似合ってるんだよなぁ」チラッ
阿武隈「?」ペターン
【安価】提督「部屋??」
おしまい
もう十作品目と言うのにまるで成長を感じられない
次があるか分かりませんがもし次があるならもっといい作品を書けるようになりたいものです
こちら過去作です
よかったらどうぞ
【安価】提督「名前?」
【安価】提督「名前?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480248638/)
【安価】提督「終戦?」
【安価】提督「終戦?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480667610/)
【安価】提督「学力?」
【安価】提督「学力?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480852405/)
【安価】提督「学力?」阿武隈「んんっ!」
【安価】提督「学力?」阿武隈「んんっ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481429787/)
【安価】提督「掲示板?」
【安価】提督「掲示板?」 - SSまとめ速報
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【安価】提督「部屋?」
【安価】提督「部屋?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483956400/)
提督「風呂!」
提督「風呂!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485263065/)
提督「幽霊?」
提督「幽霊?」 - SSまとめ速報
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【安価】提督「部屋?」阿武隈「違います!掲示板です!」
【安価】提督「部屋?」阿武隈「違います!掲示板です!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486388992/)
あとブーン系いっぱい
乙
多聞丸×提督だと多聞丸攻めになるんじゃなかろうか
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