進撃の店員 (48)

エレン「…そろそろバイトの時間だ」

スルスル、バサッ

エレン(バイト服のシワ取るの忘れた…店長に怒られる)

エレン「…」チラッ

————バイト時間30分前。



エレン「…(遅れたらもっと怖い)」ゾクッ

エレン「…もう行かないと」タ、タ、タ


————玄関。


エレン「…忘れ物はなし、よし行ける!」

ガチャ

ミカサ「エレン、2分遅い」

エレン「…!!」ビクッ



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エレン「何でいつも出るときにタイミングよく玄関の前にいるんだよ!」

ミカサ「私はいつもエレンのそばにいる」

エレン「…もういい、時間がないから行く」

ミカサ「うん」


————ホームセンター、エルチュー。


リヴァイ店長「よぉ、遅い出勤だな重役でもビックリだ」

エレン「遅れて申し訳ありません!」サッ

リヴァイ店長「謝るのだけは立派だな」ジロ

エレン「…」ビクッ

ミカサ「…チビ」

リヴァイ店長「…」ピク

ペトラ副店長「リヴァイ店長、二人にも事情があるんだと思います。だからここは許してあげましょう」


リヴァイ店長「…チッ、次はないぞ」

普通に怖いよ!

これはブラックですわ

エレン「ペトラさんありがとうございます。リヴァイ店長、いつもより雰囲気がピリピリしてて…」

ペトラ副店長「ふふ、不機嫌そうに見えるのはいつもの事でしょ、…って言いたいけど今日はちょっとね」

エレン「…何かあったんですか?」

ペトラ副店長「今日、二人の奇行種(強盗)が押し入ってーー」

エレン「じ、事件じゃないですか!」

ペトラ副店長「うん、そうなんだけどね。リヴァイ店長、その奇行種をーー」

エレン「あ…同情します」

ペトラ副店長「…そうよね」

エレン&ペトラ副店長(可哀想に、二人組の奇行種)

ミカサ「エレン、早くしないと、あのチビがまた来る」

エレン「リヴァイ店長をそんなふうに呼ぶなよ」

ミカサ「…分かった。エレンがそう言うならそうする」

リヴァイ店長「おい、豚野郎。金貰ってる身分で仕事中に喋るな」

エレン「はい、すいません!」

リヴァイ店長「それから服のシワ。遅刻するなら伸ばしてから来い」

エレン「はい!」

リヴァイ店長「チッ、ペトラ、仕事は終わったのか?」

ペトラ副店長「は、はい!すぐ行きます」

ミカサ「…」ジロ

リヴァイ店長「…」タ、タ、タ

ーーーー売り場、特設会場

エレン「(…駆逐してやる!特設の詰め放題!!)‥本日だけのイベント!ユミルのニシン缶!詰め放題100円小袋から500円大袋です!!」

ガヤガヤ、ザワザワ

エレン「行ける!このスピードなら売り上げ一位だ!」

ーーーーペットショップ。

ミカサ「…68万円になります。カードですね」

父親「はい、お願いします」

少女「お姉ちゃん、大切に育てるね!」

ミカサ「うん、私が言ったことちゃんと守ること。そうしたらきっと(エレンのように)立派になるから」
少女「うん!頑張る!!」

ミカサ「…ありがとうございました(さよなら、エレン五ヶ月)」グスッ

パート主婦(すごいわね、ミカサちゃん、今月で200万以上だわ。でも泣いてるのね。優しい子ねぇ)

ーーーーエクステリアコーナー

ライナー「…」

ベルベルト「…」

ライナー「誰も来ないな」

ベルベルト「…そうだね」

ライナー「園芸用の石があるからと、力のある俺たちがここに居るのは分かるが…」

ベルベルト「…」

ライナー「人が来ない」

ベルベルト「…そうだね」

ライナー「…」

ベルベルト「…」



ーーーー生活家電コーナー。


コニー「いらっしゃいませ!」

サシャ「いらっしゃいまふぇ!」モグモグ


コニー「…」

サシャ「…?」チラッ、モグモグ

コニー「…今、仕事中だろ!なに食べてるんだよ」

サシャ「ニシンの缶詰ですよ?」

コニー「いや、そうじゃなくて!俺、馬鹿だから何て言って言いか分かんないけど」

サシャ「…」ゴクリ、モグモグ、ゴクリ

コニー「まず食べるのやめろよ!」

サシャ「前から思っていたんですけど」モグモグ

コニー「なんだよ」

サシャ「コニーの頭と電球をよく間違えます」フシュ−

コニー「ねぇよ!!」


リヴァイ店長って響きに違和感がまったくねえw
普通に読んでしまったw

俺のバイト先よりも怖かったwww

特に理由のない客足の低下がライナーを襲う!

ーーーーフラワーショップ。

クリスタ「この子そろそろ咲くかな?」

アニ「・・・知らないよ、それより早くこれ運ぶよ」

クリスタ「もう!花は繊細なんだからもうちょっとやさしくしよ?」

アニ「あんた変わってるよね、前から思ってたけど」

クリスタ「そうかな?そうなの?」

アニ「知らない」

クリスタ「んー、でもアニちゃんだって変わってると思うよ?」

アニ「は?」

クリスタ「気を悪くしないで!そう悪口とかそういうことじゃなくて」

クリスタ「アニちゃんはなんだかんだで花の手入れが私よりちゃんとしてるし、ラッピングすごく上手でしょ?」

アニ「・・・それがなにか関係あるの?」

クリスタ「単純に尊敬してるんだよ!それにこの前、小さな女の子にサービスでラッピングしてたよね?」

アニ「・・・見てたの?」ジロ

クリスタ「うん!ばっちり」ニコッ

アニ「・・・ッ!」

クリスタ「みんなには態度悪いって言われてるけどなんだかんだでそういう優しいところが変わってるなって思う」

アニ「・・・どうも」

クリスタ「ふふ、アニちゃん!一緒に頑張ろうね!」

アニ「・・・くだらない事言ってないでもう運ぶよ」

クリスタ「はーい」ニコニコ

−−−−エクステリアコーナー

ベルベルト「・・・」

ライナー「・・・どうした?考え事か?」

ベルベルト「・・・ライナー、僕の名前はベルトルトだよ」

ライナー「・・・知ってるが、どうしたんだ急に」

ベルベルト「・・・知ってるならいいよ、みんな僕の名前に違和感持ってくれないから今言っただけ」

ライナー「そうか、大変だな」

ベルトルト「・・・」

ライナー「・・・休憩中、フラワーショップに行ったらリヴァイ店長に睨まれた」

ベルトルト「・・・」

ライナー「アニにも睨まれた」

ベルトルト「・・・」

ライナー「クリスタさんは天使だった」

ベルトルト「それが原因だと思うよ」

ライナー「!?」


ーーーー事務室。

リヴァイ店長「ペトラ、会計間違ってないか?」

ペトラ副店長「そんなはずはないと思いますけど、すぐに見直してみます!」

リヴァイ店長「・・・全然なってない、すべてやり直せ」

ペトラ副店長「すいません!・・・ところでリヴァイ店長、今夜空いてますか?」

リヴァイ店長「は?なんだ急に」ジロ

ペトラ副店長「い、いえ!なんとなくですなんとなく!勘違いしないでくださいね!」

リヴァイ店長「・・・少しだけな」

ペトラ副店長「本当ですか!?駅前に新しく出来たお店があるんですよ!そこ行きたかったんです!」パァア

リヴァイ店長「・・・」

ーーーー事務室前、休憩室。

オルオ「クッ、先を越されたか、フッさすがは未来の嫁だ。俺を簡単に出し抜いて行く」

エルド(仕事しろよ、また店長に蹴られるぞ)

グンタ「・・・ストーカー」

ーーーー資材倉庫。

ミケ「・・・」スンスン

ミケ「・・・フンッ、これは賞味期限が切れている」

ハンジ「すごいね!匂いで分かるんだ」

ミケ「いや、賞味期限を見ただけだ」

ハンジ「ねぇ!?いいよねぇ!?いいんでしょ!?殴るだけだから!!」


やっぱりオリジナルのほうが楽でいいな、これでゴールしてもいいよね・・・?

折角こんなに設定が面白いんだから、これで一つ盛り上がるような話を書いてほしいな

ーーーー文房具コーナー

ジャン「・・・ミカサ」

マルコ「口に出すのやめたほうがいいよ」

ジャン「なっ、今俺、何か言ってたか?!」

マルコ「うん、ミカサ・・・さんって」

ジャン「!」

マルコ「あと文房具コーナーからミカサさん見るのもやめた方がいいよ」

ジャン「なっ!?み、みてねぇよ!逆だよ逆!ミカサがこっちを」

マルコ「・・・」チラッ

ーーーーペットショップ

ミカサ「・・・エレン」ジー

ーーーー文房具コーナー先、特設会場売り場。

エレン「全部缶に投資しろ!買いまくって下さい!!売り上げ一位がーー」

ドガッ!

エレン「グッ!」

リヴァイ店長「これは持論だが、客様に命令すると暴動が起きる」

エレン「す、すいません!」

ーーーーペットショップ

ミカサ「あのチビは調子に乗りすぎた・・・いつか私が然るべき報いを・・・・・・」ジロッ

ーーーー文房具コーナー

マルコ「僕は無理だと思うよ」

ジャン「なっ!なにがだよ!!」

アニちゃんって響きがw

ーーーーバイト帰り。


ミカサ「エレン、売り上げ一位取れなくて残念」

エレン「仕方がないだろ、ただでさえ缶詰の単価が少ないんだから」

ミカサ「…でもエレンは頑張った。偉い」

エレン「…(売り上げ一位が言うなよ、惨めになるだろ)」グスッ

ミカサ「…どうして泣いてるの?」

エレン「泣いて‥ねぇよ…」グスッ

ミカサ「…」ナデナデ


ーーーーバイト帰りその2

ベルトルト「…」

ライナー「…」

ベルトルト「…」

ライナー「…帰り際、アニに蹴られた」

ベルトルト「…」

ライナー「俺はなにもしてないんだか」

ベルトルト「…」

ライナー「…どうしてかが分からないんだ」

ベルトルト「…きっと殴りやすいんだと思うよ」

ライナー「!?」





ーーーーバイト帰りその3

クリスタ「アニちゃん、どうして帰り際にライナー君蹴ったの?」

アニ「…」

クリスタ「その…悩みごとあるなら聞くよ?」

アニ「…はぁ、特に理由なんてないけど、意味もなく(クリスタ)見てたから」

クリスタ「…?よく分からないけどそうなんだ、でもアニちゃんは女の子なんだから暴力はダメだよ!」

アニ「…」

クリスタ「もう!聞いてるの?」

アニ「…大きな声出さなくても聞こえてる」

クリスタ「だったらーー」

アニ「近くのケーキ屋に寄るけど…どうする?行くなら奢るけど」

クリスタ「え?ケーキ屋さん!?奢らなくていいから行きたい!」パァアア

アニ「…(女の子らしく…か…)」


ーーーーバイト帰りその4

サシャ「店長に缶詰食べてるのバレました」

コニー「当たり前だろ!隠れてるならまだしも通路で食べてるんだから」

サシャ「でもお客様にはバレませんでしたよ!」

コニー「お前、なんでクビにならないんだよ…」

サシャ「それは、夜道をコニーがなんで照らさないって事ですか!?」フシュー

コニー「やっぱり喧嘩売ってるだろ!!」



ーーーー仕事帰り、ダーツバー。

ペトラ「ここです!リヴァイ店長」

リヴァイ「…ペトラ、仕事終わったんだから今はオフだ」

ペトラ「そ、そうですよね、リ‥リヴァイ」カァー

ーーーー店内。

リヴァイ「…なかなかいい雰囲気だ」

ペトラ「ありがとうございます!」

オルオ「遅かったじゃないか、俺の女房になるなら——」

ヒュッ!ドス!!

オルオ「」バタッ

タ、タイヘンダ、ヒタイニダーツガ!!キュウキュウシャ!ハヤク!!

リヴァイ「…」

ペトラ「…はぁはぁ、始めましょうか」ニコッ

リヴァイ「…あぁ」

グンタ「…出なくてよかったな」

エルド「…忠告はした」



————ダーツバー『駆逐』店内。


店員「お客様、先ほどは失礼しました」

ペトラ「い、いえ、それより今やってるイベントに参加したいんですけど」

リヴァイ「…」

店員「はい、畏まりました。では、現在のイベントについて説明します」

ペトラ「い、いえ!説明は大丈夫です!!」

店員「そ、そうですか?畏まりました。では、二人合わせて1000点丁度を目指して頑張って下さい」

リヴァイ「ペトラ、イベントってなんだ?」

ペトラ「そ、その…」

リヴァイ「…」

ペトラ「…(い、言えない。ピタリ賞のカップル写真撮影とペヤマグカップだなんて)」アセアセ

————少し離れた場所。

グンタ「…どう思う?」

エルド「…見てるのがバレたらオルオと同じになるだろうが、やはり気になるな」

リヴァイ「…」シュ

ドス!

ペトラ「…」シュ

ドス!

店員「…せ、千点、二回目です」

ザワザワ、スゲェ、サッキカラカンペキナフタリガイルゾ

店長「…なんの騒ぎだ?」ボソボソ

店員「て、店長、大変です!イベントの合計三千点リーチのカップルが」ボソボソ

店長「馬鹿言うな、ボーナス景品のカップル旅行なんて金がなくてまだ用意してないんだぞ!」ボソボソ


ーーーー少し離れた場所。

グンタ「…完璧だな」

エルド「…あの二人が失敗するところなんて見たことないしな」

グンタ「…会計はよく間違えてるみたいだが」

エルド「…乙女心だろうな」

グンタ「…なるほど」



寝ますね。

乙。平和だな

ーーーー少し離れて。


店員「ど、どうしましょうか?」アセアセ

店長「仕方がない、こういう時のために高い金を払ってまで妨害装置を設置していたのだ」

店員「店長!さすがです!!」

店長「ふふふ、この私を追いつめたことを後悔させてやる」

店長「よし行け!巨人君4メートル級」

巨人君(4)「…」ドシン、ドシン


ペトラ「…(私がこれを取ってリヴァイ店長に繋げればちょうど千点…考えてなかったカップル限定ペヤ旅行……いけない、集中しなくちゃ!)」ドクン、ドクン

リヴァイ「…」

ペトラ「…お願い」シュ

ドスッ!

巨人君「オ…アエリ…」

ペトラ「…」

リヴァイ「…」

ペトラ「…ちょ!ちょっと!!どうして巨人が店にいるのよ!」

ペヤか・・・・ペヤね・・・・

妨害装…置?

特に理由のないクレームがライナーを襲う!

ペヤ…ペアだったね……脳内補完で乗りきって!

店長「よし!よし!!巨人君ナイスだ!制御装置も完璧に動いている!」

店員「やりましたね店長!」

店長「あの女の子には悪いが商売だからね、妨害は商業でもやってない限りバレないよ」

店員「いや〜店長腹黒い!でもそこに憧れますよ!!」

店長「たとえ文句言ってきても、イベント案内の右下に小さく書いているしね。巨人が横切る事があります(笑)許してね(はぁと)って」

店員「なんかイラってしますね」

店長「あはは、勝てばいいのだよ」


ーーーーダーツ前。

ペトラ「ごめんなさい、あと少しだったのに…」

リヴァイ「…気にするな死ぬわけでもないだろうに」コ

リヴァイ「最後にトリプル入れればいいだけだ」

ペトラ「…え」

ーーーー別の少し離れた場所。

グンタ「…怒ってるな」

エルド「…ああ、正直ここには居たくないほどにな」

よく分かりませんが続きを書きたいんですかね?

ほっとけ

>>35
単なる無差別宣伝だと思われます。気にしなくて大丈夫です。

なるほどありがとうございます。

客1「おいおい、聞いたか?あの5番台のカップル、20×3のトリプル180点狙いなんだとよ」

客2「いや、プロでもないかぎり無理だろ」

客3「じゃあ酒でも賭けようぜ」

ガヤガヤ、ザワザワ

リヴァイ「…チッ、うるせぇなぁ」

ペトラ「あ、あのどうしてそこまで…」

リヴァイ「単に売られた喧嘩を買っただけだ。カップル限定のペア旅行なんて興味はねぇがな」

ペトラ「し、知ってたのですね」

リヴァイ「…一投目だ」シュ

ドンッ!


オオ!スゲェ!ナンダアノヒト、プロジャネエノ!

ペトラ「すごい…ダーツの趣味があるなんて思いませんでした」

リヴァイ「…なに言ってんだ。今日が初だ」シュ


ドンッ!


ウォ-、コレハクルカモ!!ヤバイ!ツギデサイゴナノニカンドウシタ!!!

ペトラ「…ッ!」グッ

リヴァイ「なんでお前が緊張してるんだ」チラッ

ペトラ「当たり前じゃ…ないですか、いつも頼ってくれないし…いつも……」


リヴァイ「…バカ言え、俺は最初からお前達を頼ってる」スー

店長「だが残念、最後はミスだ」

巨人君「…ァア…」ドシン、ドシン

リヴァイ「…」シュ

ペトラ「…オネガイ」グッ


スー‥ドンッ!


客1「…す、すげぇ」

客2「巨人の顎の下と首の隙間を通して」

客3「…トリプルだ!三連続トリプルだぁああ!!」


ウオォー!!ヤリヤガッタ!!!キセキトカジャナイ!


リヴァイ「…だからうるせぇって」

ドンッ

リヴァイ「…!?」

ペトラ「リヴァイ!」ギュ

リヴァイ「…おい、いくらなんでも呼び捨てにし過ぎだ。俺はお前よりーー」

ペトラ「すごく嬉しいです!本当にッ!!」グスッ


ーーーー少し離れた場所。


エルド「…乾杯」

グンタ「ああ、乾杯」


カツンッ!

店員「て、店長〜どうしますか…」

店長「く、くそぉ…こうなったら…」

店員「巨人君の制御装置なんて持ってなにするんですか?」

店長「ぼ、暴走させて無かったことにする」

店員「いや、さすがにそれはダメでしょ」

店長「……だよな…でも金がないし」

リヴァイ「おい、豚野郎」

店長「ひぃ、な、なんでございましょうか…」ビクビク

リヴァイ「会計だ、煩くて仕方がない」

店長「しかし、イベントの景品が…」

リヴァイ「はっ、あれは外で人様の迷惑考えてない連中の事だろ」

店長「では、お客様は…」

リヴァイ「……アイツとはただの知り合いだ」

店長「…」

リヴァイ「…まぁ、なんだ。良い店なんだからこそこそしてねぇでしっかりしろ」

店長「…ありがとうございます」ペコリ

リヴァイ「いくぞ、ペトラ」

ペトラ「はい!…あの、カップルじゃなくてごめんなさい。騙すつもりじゃなくてその……」

店員「良いですよ。いつか本当になれると良いですね」

ペトラ「…はい!」ニコッ


店長「…」

店員「…店長?」

店長「…金よりも大切なもの思い出した。あのカップルにせめてものプレゼントだ、これを頼む」スッ

店員「…了解!良い仕事してきます!!」ダッ


ーーーーダーツバー、入り口。

リヴァイ「さっさと帰るぞ」

ペトラ「タクシー呼びますね!」

「すみません!」

リヴァイ「…」

ペトラ「さっきの店員さん…どうしました??」

店員「実はですね…」ゴニョゴニョ

ペトラ「…!わ、わかりました」カァー

リヴァイ「…?」

ペトラ「ごめんなさい!」ギュ

リヴァイ「!」

カシャ!ジ、ジ、ジ、

リヴァイ「!!!」

店員「はい、カップル限定の写真です。どうぞ!」

リヴァイ「おい」

ペトラ「…あ、ありがとうございます」プシュー

店員「では、失礼します!」ダッ

リヴァイ「…」

ペトラ「…タクシー……よ、呼びますね」



終わり。

ちなみに家に帰ると。


ーーーーリヴァイ、自宅。


リヴァイ「…」

アニ「…」

クリスタ「お帰りなさい、お兄ちゃん。終電間に合わなくて、今日、泊めてくれると嬉しいな」ニコッ

リヴァイ「…」

アニ「…店の人には」

リヴァイ「…黙っとけ」

アニ「…」コクリ

クリスタ「?」ニコニコ







完。

乙。微笑ましい。

おつおつ

そういや時々リヴァイがレイス家っていう考察見るけどなんでだ?

にいちゃんだったのか!

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