書かしてください。レスしてくれたら初めてで拙いですが書いてみようと思います。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370730599
期待
>>2
感謝です。
書きため少ないですがいきます
投下。
---
とある日の北高の文芸部室
もとい、SOS団団室。
二人の少年が時代遅れなボードゲームに興じる中、
一人のさえない少年が対面に座る整った顔立ちの少年にボードゲームフリークになった理由を問うたのだ。
その答えが先の言葉に繋がる。
おっと、まだ二人の紹介が済んでなかった。さえない少年はキョン。
無論これは渾名だ。本名は別にあるが、不思議と誰も口にすることは無い。
整った顔立ちの方は名を古泉一樹という。
彼は高校生にして機関と呼ばれる組織に属しているが、
今回は彼のルーツに関する話なので、あまり関係はない。
さて、ここからは無粋で無機質な、地の文では無く彼の視点から物語を紡いでいくことにしよう。
願わくば最期までお付き合いを。
行間空けて読みづらい期待
とりあえずここまで。まだ途中です(T_T)注文があればどうぞ。・・・すいません書きためますんで一旦離れます。
>>1です。
お待たせしました。
次から投下。
------
僕は驚いていた。彼
と出会って、随分時間が経っているが、
そんな事を聞かれたのは初めてだった。
「えっと・・・そんなに聞きたいんですか・・・?」
「ああ。」
興味なさげに聞こえるが、実際彼は
かなりニヤニヤしている。
僕は溜め息をついた。
正直、僕にとっては
あまり愉快な話ではない。
まあ、僕も彼のことは嫌いじゃないし
たまには、そんな会話もいいかもしれない。
因みに今日は読書好きな凛とした同級生宇宙人も
麗しきメイドな未来人先輩も
台風のようで眩しい太陽のような団長様も
ここにはいない。ならば・・・
「ええ・・・それじゃお話ししましょうか。大分、僕にとっては大昔のような話です」
------
ここまで。
>>4なかなか難しい。どうも携帯からだとやりにくいかな。
レス感謝です。
まさか読んでくれる人がいるとは・・・
とりあえずまた、書きためて来ます。
ではしばし。
あっ、批判、アドバイス、アイデア何でも待ってます。まだ書けますが、途中ジリ貧になりそうなんで。では、よければしばらくお付き合いを・・・。
お待たせです。
続きいきます。どうぞよしなに。
では投下。
------
「僕にボードゲームの良さを教えてくれたのは祖父でした。」
「祖父とは、将棋、囲碁、オセロ、何でもやってました。
変わり種だとボードゲームではありませんが、TRPG何てのもやりましたね。」
「・・・ああ、クツルフとかいう・・・。」
「よくご存じで。」
微妙に違った気もするがそれはご愛嬌でしょう。
「それでですね・・・何か吃驚する程勝てないんですよねぇ」
「・・・手加減してくれんのか?」
お前が弱いからじゃ・・・という言葉を飲み込みキョンが尋ねる。
それに気付いた上で僕も答える
「ええ、まあ。」
正直、この遣り取りは楽しい。最後の事を考えなければ・・・
「・・・古泉?」
気が付くと彼が僕の顔の前で手を振っていた。おっといけない。
「ああ、失礼。それでですね」
すいません。
続き消してしまいました。(T_T)
とりあえず今書いてきます。
何とか書けました。(;_;)
まともに息のある内に
投下。
「祖父に全然勝てないから子ども心に悩むわけです。何故勝てないんだろう、何がいけないんだろうって・・・。」
「今のお前からは想像もつかないな。」
「・・・そうでしょうね。」
彼はこの話に多大な興味を持っているらしい。あまり僕にとっては愉快な話では無いのだが。
「そんなある日僕は優秀なアドバイザーを得ました。」
「・・・どんな奴だ?」
「・・・特徴の無い・・・いや、掴み所のない少年ですね。只、ゲームはなかなかに巧かったようで・・・。」
「ふむ。」
「・・・僕はメキメキ腕を上げていきました・・・。」
「・・・それで?」
「・・・でも勝てないんですよねぇ。理由は全く分からない。何処までいっても彼の掌の上で足掻いてました。」
「お前のじいさんも相当だな。」
「ええ、全く」
彼が確信に触れてこないのを不思議に思いいつつ僕は話を続ける。
---
半端ですがとりあえずここまで。
本当にレス感謝です!
まさかこんなに読みづらいssを読んでくれる人がいるとは・・・ss書くの難しいですね。(ρ°∩°)
今まで色んな人のss読んできましたがこんなにキツいとは・・・(T_T)
読んでくれてホントに有り難いです。それでは書きためて来ます。
むう、アイデアはあるのにまとまらない
(T_T)
折角なのでまとめてる間質問などはありますか?どうも、構成分かりづらそうなんで。ネタバレしない程度にお答えします(ρ°∩°)
13>>
うう、確信じゃなくて核心でした。
とりあえず何とか書けました。
投下。
「・・・そんなとき、僕は気づいたんです。勝てないのは心構えのせいだと・・・」
僕は感情を押し殺し淡々と言葉を紡ぐ
「・・・ほう。」
一拍置く、ということは彼にも思うところがあるのかもしれない。
彼は勘の良い方ですし・・・。
「・・・それから僕は賭けてみました。」
「・・・」
僕は紡ぐ。淡々と唇は言葉を結ぶ。
誰か早く来てほしい。
僕はもう、語りたくない。
頼む。頼むから。
「・・・一旦、賭けてしまえば、そこからは泥沼でした。勝っても、負けてもまぁ僕はその頃、まだ子供で、相手も子供ですから、賭ける額なんてたかがしれてますけど。」
「・・・続けろよ。」
目の前にいるのは誰なんだろう。本当に今まで短くないときをすごした少年だろうか。
語りたくないと思う頭で何故か僕は答えていく
はい。ここまで。
重い話ですいません。
でもこれが>>1の限界です。
宜しければもうしばしお付き合いを・・・。
遅くなりました。
見てくれてるか分かりませんが取りあえず投下します。
「・・・子供ですから賭けるものだってすぐ無くなります。」
「ああ。」
「例のアドバイザーの少年はこう言っていました。賭けで手に入れた物は返す必要は無いと・・・。」
「ああ。」
「・・・でも、それは間違いでした。僕らは賭ける物が無くなると今度は罰ゲームを設けました。そのせいである女の子が壊れてしまいました。」
「・・・」
「・・・ほんの出来心でした。僕らの儲けた罰ゲームのせいでイジメが始まってしまったんです」
「・・・」
「・・・彼女が学校に来なくなると自然と矛先は今まで搾取してきた僕達に向かいました。」
彼は何も答えない予想以上に重い話だからだろう。
でも聞いてきたのは彼だ。だから話は最後まで続けなければならない。
はい。ここまで。
重いですね。自分でもそう思います。
(T_T)
これは古泉一樹の成長を描く物語です。
多分これからも重いですがお付き合い頂ければ幸いです。
どうやら>>1の独りよがりになっているようですが、ここまできたら僕も必ず書き上げます。
では投下。
「・・・結局僕の手元には賭けて奪ったものしか残りませんでした。アドバイザーの少年もやがてあの町を出て行きました。」
「・・・ああ、祖父とは決着をつけましたよ。彼から挑んで来たんです。自分が勝ったら賭事を止めろと言われました。」
「・・・」
もう止まらない。あの悲劇まで語らなければならないのか
僕は本当にどこから間違えたのだろう。
どうしてこんなことになったのか。
どうして僕はこんなことを彼に・・・
「・・・呆気なかったですよ。祖父はあっさり負けました。・・・その夜のことです祖父が亡くなったのは。」
「・・・話を戻しましょう。僕がボードゲーム好きになったのは祖父の影響です。そして・・・一度手段を間違えたとは言え極めようとしたことだったからです。」
「・・・それからすぐ僕たち一家は町を辞しました。そして僕は超能力に目覚め機関に入り、涼宮ハルヒの監視の為にこの街にきました。これが全てです。」
ここまで。もし、読んでいる方がいたらもう少し待ってください。
鬱展開だけでは終わらせませんから。
それでは。
僕の罪の告白は終わった。彼はずって黙っていたが、やがて・・・
「古泉」
「なん、ですか」
「・・・俺と勝負しないか?」
「・・・えっ?」
「俺と勝負しないか・・・と言ったんだ」
「・・・いいですよ。」
「本気出せよ。」
「・・・」
そう来たか・・・。分かっていたとはいえ実際に言われると堪える。
「・・・嫌ですよ。」
「この場には俺達しかいない。・・・それとも金か?ほれ、コレでいいか?」
彼が数枚の一万円札を取り出し机の上に置く。
「何してるんです!早くしまってください!こんな所、鈴宮さん達に見られたら・・・」
「来ねぇよ。」
「・・・えっ?」
「今日ハルヒ達は来ない。鶴屋邸で女子会をするとさ・・・」
「そんな!僕には何の連絡も・・・」
「俺が頼んだんだ」
彼の言っている意味が分からない。自分が頼んだ?何故?
「・・・古泉、もう一度言うぞ。俺が鶴屋さんに頼んだんだ。お前と二人きりになるために。」
「・・・何故、ですか?」
何故、彼がそんな事をわざわざ?
「まあ、取りあえず始めようぜ・・・さっきも言ったとおり、本気出してくれよ・・・なぁ゛ ゛」
「・・・えっ?」
何だ?彼は今何を言った?
「・・・聞こえなかったか?なら、もう一度・・・゛ ゛」
「・・・何故、あなたがそれを・・・」
それはとうに忘れたもの、機関に入るとき捨て去ったはずのもの。それは・・・
「・・・良いでしょう。受けますよ。僕が勝ったら聞かせてもらいますよ・・・何故、あなたが僕の本名を知っているのかを・・・。」
「別に勝たなくても教えてやるよ。さあ、始めるか。古泉」
ここまで。
まだ見てくれる人がいるとは思いませんでした。感無量です(;_;)
こんな感じですがどうでしょうか?おもしろいかな?やっぱりss書くのは難しいですね。
あっ、そうだ古泉の本名どんなのがいいですかね?しばらく書けなそうなので募集します。すいませんちょっと待っててください。
>>27
「古泉一樹」と書いて「ふるいずみかずき」
乙
安価スレでないなら、それは聞いて欲しくないな
>>1の創る物語を見たい。
>>1です。今出先です。まだかきため出来てない。(;_;)
携帯だからいけると思ったのに
>>28意外性は十分ですね!
>>29むぅ確かに少し安易でしたか・・・。
レス感謝!時間帯のせいか集まらない・・・。どっちみち本名の御披露目は中盤以降を予定してますが・・・う~ん書けない。正直、予定外の所用が入って困惑してます。目処が立ったら投下しますんでお待ちくだせえ。
>>1です。忘れてました。古泉の口調ってこれでいいですかね。(キョンの口調はワザと元ネタより冷淡にしようと考えています。あくまで途中までですが。)
古泉の口調には違和感ないな
古泉の話し方を完全に再現するのは難しいからそれでいいと思いますよ。
>>1です
>>32 >>33 安心しました。小説は驚愕手前までは読んでるんですがやっぱり難しいですね。ん~つ~か書きためが・・・ある程度は頭の中でまとまってるんで投下してくれとのことならしますが・・・どうしたらいいですかね?(ρ°∩°)
なんと主体性の無い>>1なのか
一日二日なら待つぞ
読者を優先してくれるのはありがあいんだけど、オリジナリティが抜けちゃうと思うんだ。
>>1です!
>>35 >>36
レス感謝!あまり量がないですが何とか書きため出来ました。
今から投下!
「・・・で、何で勝負しますか?」
「散々ボードゲームの話しといてなんだが、これなんてどうだ?」
そういい彼がポケットから何かを取り出す。
「・・・トランプ」
「どうだ?」
そう彼は聞く。どうせ返事は分かっているくせに・・・。
「・・・受けて立ちましょう。」
「・・・で、お題目は?」
「ポーカーだな。」
「成程。確かに以前あの役を引き当てたのはあなたのハイライトでしょう。・・・ですが、また引き当てるとは・・・。」
「限らない・・・か。」
「ええ。」
「・・・言ってろ。さあ、古泉配ってくれよ。」
「・・・おや、あなたが配らなくて宜しいのですか?」
「譲ってやるよ。」
「ふむ。では、僭越ながら」
僕は彼からトランプを受け取ると切り始めた。
実は配る直前に僕は、もうカードを確認、記憶している。
手品師のよく使う手だ。・・・いいでしょう。あなたが僕の本気が見たいと言うのなら・・・見せて差し上げましょう。
異質な空気の中勝負はスタートした。
僕は彼にカードを配る。既に仕込みをした上で
お互い五枚の札が並ぶ。
「・・・交換ですか。あなたからどうぞ。」
「このままでいい。」
「すごい自信だ。では、五枚全部いきましょう。」
「お前も大概だな。」
「では・・・」
「開けてみるか・・・」
・・・正直、これは「・・・」
「・・・」
二人ともロイヤルストレートフラッシュだった。
「・・・お見事。引き分けですか。」
「いや、ディーラーであるお前が親だからお前の勝ちだ。」
「・・・そうですか。ならば聞かせてもらいますよ。全てね。」
「いいだろう。」
「まず・・・何故あなたが僕の本名をご存じなのかから、お聞かせ願いますか」
「・・・直球か。お前らしくもない。・・・考えるまでも、ないだろう。俺が機関の人間なわけはないし、機関が個人情報を漏らすわけはない、となれば・・・」
「・・・成る程。あなたはあの町の出身ということですか。・・・それはわかりました。でも、何故今更僕に?」
そう、そこが分からない。常識で考えれば初めて会ったときに伝える、もしくは触れない、が通常の反応だろう。
それに
「機関はあなたがあの町の出身などという情報を掴んではいませんが?」
「・・・それも簡単だろう。」
「ハルヒだ。」
「鈴宮さん」
これは同時だった。成る程。それもそうか。
「ふむ。ということは言わなかった、いや、言えなかった理由も、・・・」
「・・・最近まで忘れていたからな。」
彼女にも困ったものだ。
涼宮じゃね?
何とかここまで書けました。う~んキツい。取りあえず、今はまだ出先ですし、あとは帰ってから書きためる事になるでしょう。
出来れば今日中にあと二回は投下したいものですが・・・
何とか頑張ってみます。
それでは。
>>40
おうふ(T_T)
そのとおりです。ギャース!
地味に凹みますね。やっぱり。
>>1です
充電ヤバス!
用事は済んだんで急いで戻ります。
更新でも無いのに連投スマン(;_;)
>>1です。漸く帰り着きました。今から書きためます。しばし、お待ちを!
>>1です。相変わらず短いですが今から投下いきます。では
「それで・・・あなたは何故こんな事を?」
「・・・俺から言わせるのか?」
「・・・えっ?」
「お前のじいさんは・・・」
「病死です。」
「・・・」
「病死なんです。祖父は」
僕はそう言った。
「古泉・・・」
「・・・」
「何です・・・?」
「古泉・・・分かってるんだろ・・・?」
「・・・何を、ですか?」
「古泉、認めろよ。じゃなきゃ、お前は・・・いや俺達は前に進めない。
「な・・・にを」
「古泉・・・」
「・・・」
「古泉・・・」
「・・・やめてください」
「古泉、良く思い出せ。お前のじいさんは・・・」
「やめろ!!」
「古泉。」
「あれは、僕のせいじゃない。僕のせいなんかじゃ・・・」
外はいつのまにか日が暮れ、雨が降り出していた。それはさながら、今の僕の心のようだった。
しばらくして僕が落ち着いた時には、もう雨は止み、校舎は不気味なほど静かになっていた。
ここまで。
やっぱりどうしてもペース伸びませんね。困った(-_-)
みとるがな
>>48
ひょえ!おられたんですか。ありがとうございます!(ρ_;)
書きため進みませんが予告します。多分短いですが今日中に後二回してみせます!
うわあ!やっちまった!(°□°;)
>>1です。ラスト二回の内一回目の投下いきます!
「・・・落ち着いたか?」
「ええ。」
「・・・」
「・・・祖父は・・・」
「・・・」
「・・・彼は自殺していました。」
どうしてこんな大事なことを無かったことにしようとしたのか。
「・・・そうだ。その通りだ。」
そうだ祖父は自殺だった。そして・・・
「・・・あなたの教えは今も僕の中にありますよ。師匠。」
僕はそう目の前に少年に言った。
「・・・何だ、もう、気が付いていたのか。・・・師匠は止めろって言っただろう?」
そういって彼は笑った。
「ところで、あなたの苗字、変わったんですね。」
「・・・両親が離婚してな。」
もし彼の苗字が変わっていなかったらもっと早く気付いていたかもしれない・・・。
彼女は本当に残酷だ。目的の為に全てをねじ曲げる。・・・まぁ僕はそんな我が儘なお姫様の相手が楽しくて仕方無いのだが。
ここまで。ラスト一回の書きためして来ます。今度はもっと量多く投下できるよう頑張ります。
>>1です。すいません!まさかの寝落ちです。
しかも頭の中のネタが飛びました。
ギャー( ̄○ ̄;)
すいません。まことに勝手なお話しですが
今はこれで一旦筆を置きます。ゆっくり休んで明るくなってからまともな内容を投下します。
すいません。保ちません。取りあえず、お休みなさい。今日は仕事は午前中休みですが、また出かける予定が(^_^;)
すいません。何時頃かわかりませんが今日中に必ず更新を!
では。
あいよ
乙です
>>1です!>>53
レス感謝です!見事にやる気出ました。今から書き上げた分を投下します!
「・・・それにしても・・・何故、今になって・・・」
「さあな。あいつの考えてることはよく分からん」
神様の気まぐれを面白おかしく夢想した
「さて、どうするか?
「そうですね?ところで、あなたは何でこんな真似を?」
まだ、質問に答えてもらってない。
「・・・お前に自分の罪を思い出させるため・・・いや、違うな、俺自身が自らの罪に気付くためかな。」
「・・・」
「・・・お前自分のじいさんをどうやって潰したか覚えているか?」
「ええ、僕は・・・あなたと二人がかりでて彼を潰した・・・完膚無きまでに!」
そう、当時は卑怯という意識すら無かった。只、いずれ彼に勝つための足掛かりのつもりだった。
笑って許してくれると思っていた。だが、実際は・・・
「彼は僕等を卑怯者と罵った。」
怖かった。あの優しかった祖父が血走った目をして、卑怯者と罵るのが・・・
「子供だから許されると思ってた。」
「・・・」
そして、両親が僕等につかみかかる祖父を宥め、部屋に連れて行った・・・。
その夜、彼は首を括った。翌朝、両親が発見した遺体は見るも無惨な状態だったそうだ。
乙
そんなにすぐ落ちるわけぜゃないんだから
あせるひつようはないよ
そして僕のトラウマを強固にしたのは、僕に宛てたと思われる呪いの言葉が書かれた手紙を・・・
誰よりも先に見つけてしまったからだ。
「その後、あなたは逃げるようにまちを去り、僕等一家も町を辞した。」
「・・・」
「それで?あなたの言う罪とは・・・?」
「・・・実力もないのに、お前にゲームのアドバイスをしたこと。」
「・・・」
「お前もさっきの勝負のタネに気付いてるんだろ」
「・・・ええ。」
「やっぱりな。俺はお前が何をしたのか全然分からなかったよ・・・」
元々実力差のある彼が何故、僕の師匠だったのか。それは端から見れば永遠の謎だろう。
でも僕にとっては・・・
「・・・僕は祖父以外に教えを乞うならあなた以外有り得ないと思っていました。」
僕は彼に本音を吐露してみる。
「・・・今日はやけに素直だな。」
そう来るか・・・僕は悔しいのでこう返す。
「おや、今のが本音だとどうして分かるんですか?」
そうとは限らないというニュアンスをたっぷり込めて言ってやる。
「・・・お前は嘘をつくとき左手の親指が曲げ延ばしをしている。」
ここまで!>>55
ありがとうございます!
いやあ見てくれる人がいるとやる気でますねo(^-^)o
一気に書いてしまいました。さて、次の書きためしてきます!
>>1です書きための投下開始します!
「えっ!」
機関にも長く身を置く僕がそんなミスを・・・?
「嘘だ。そんなもん、俺には見極められない。」
やられた。
「・・・食えない人ですね。」
「お互い様だな」
確かに。
友情の再確認などとは程遠い。駆け引きに相違ない遣り取りをする咎人が二人。
僕は溜め息を尽きながら
「・・・さて、これからどうします?こんなんじゃ明日から普通の日常はおくれませんよ」
「また、忘れればいいんじゃないか?」
本気で言っているんでしょうか彼は?
「・・・それが出来たら苦労は無いでしょう?」
「そうだな。」
「じゃあ償えばいい。」
簡単に言う。
「・・・どうやって?」
「・・・戻ってみないか?あの町へ。」
「・・・」
簡単な理屈だ。コロンブスの卵。
でも
「あなたは最初からそれが言いたかっただけですね。でも、嫌です。」
ここは譲れない。
「・・・駄目か。どうしても?」
「ええ。」
「・・・じゃあもう一度勝負だ。お題目はまたポーカー。どうだ?」
「・・・いいですよ。でも、その前にまず・・・」
そういって彼を睨む
「何だ?」
「その制服の中のもう一組のトランプ。全部出して貰えますか。」
「・・・良いぜ。それじゃ俺からも一つ。」
「・・・何でしょう?」
「次もお前がディーラーでかまわん。だが、セカンドディールとパームを止めろ。」
「・・・分かりました」
第二ラウンドのゴングがなった気がした。
はいここまで。
当初より時間食ってます。軌道修正も多いし書きため進まない。(ToT)
乙
乙
>>1です。短いですが投下です。
再びカードを配る。
そして、チェンジ
いざ、オープンといったところで彼が言う。
「おい、イカサマは無しだと言ったろう。お前さっき俺が持ってたトランプと自分のカード交換しやがったな。」
「それを言うならあなたも捨て札と自分の手札を交換したでしょう。」
結局、トランプは止めた。恐らくこれ以上やっても決着は着かないだろう。
「・・・大学生をやってた俺が金持ちか。実際の人生じゃ有り得ないな。」
「・・・大立者にはなれませんでしたか。・・・残念です。」
さっきの空気が嘘のよう。何故か僕等は人生ゲームをやっていた。
「よし。俺の勝ちだな。後日一緒にあの町に帰るぜ。」
「・・・涼宮さんが逃がしてくれませんよ。」
「鶴谷さんに今度の日曜、女子会part2の開催をお願いしてある。」
「・・・もしかしてこのゲームでもイカサマしました?」
「・・・さあな。」
参った。やはり僕は彼には勝てないらしい。
僕等は無言で部室を出、帰り道が分かれるまで一言も言葉を発しなかった。
ここまで。仕事行ってきます。(・o・)
>>1です!書きための投下をもって帰還の挨拶とさせてください。では投下!o(`▽´)o
その後は何も無かったかのように毎日を過ごした。
そして日曜
あの町に向かう汽車の中に僕等はいた。電車ではなく昔ながらの蒸気機関車だ。
「・・・」
「おや、どうしました?やけに静かですね?」
「お前、緊張しないのか?」
「・・・もう、覚悟は決めてますからね。第一、僕を引っ張ってきたあなたがそんなんでどうします?」
「・・・うるせぇ」
まさに腑抜け、脱け殻、絞りカス、本当に困った方ですね。
「・・・元気が無いのは空腹だからですよ。どうです、おひとつ?」
そういって僕は、サンドイッチの入った容器を差し出す。
「・・・いらねぇよ・・・食欲ねぇ・・・。」
「食べておいた方がいいですよ。」
「いらねぇって言ってるだろ。大体、お前はいくつ食う気だ?いつもじゃあり得ない量だ。」
「・・・」
「・・・余裕振りたくたってお前も俺と同じだろ。」
「・・・かないませんね・・・あなたには・・・」
結局、どちらも同じというわけだ。
まあ咎人である僕等は単なる里帰りでなく罪をそそぐために帰るのだから楽しくはない。
「・・・」
「・・・」
あの日のように自然と会話は消えた。
ここまで。あ~全然ペース伸びない(;_;)
正直、面白いのかも分からない。・・・ですが続けるといった以上まだまだ書きますよ!
俺は面白いと思う
>>1です!投下開始!
機関車を降り、故郷の大地を踏みしめる。・・・と言ってもど田舎ではないのでアスファルトではないんですがね・・・。
「・・・さて、どうするか?」
「まずは、僕の家に行きましょう。誰か住んでいるかもしれませんが、ね。」
「ん、了解。」
二人で道を歩く。ど田舎でなくても田舎には違いない。
人気のない道を歩く。何人かの見覚えのある人に出会ったが、声をかけては来ない。
「・・・」
「・・・」
恐らく皆もう、忘れているのだろう。ビクビクしてた僕等は心底安心しきっていた。
暫く歩けば見えてくる。・・・着いた。
「・・・」
「・・・」
「・・・人気は無いようだな。」
「・・・幸いですね。取りあえず、入ってみましょう。」
所謂、昔ながらの木造家屋ではない。どこにでもある一軒家。それが、僕の家だ。・・・そして離れに祖父は住んでいた。家に入る。埃は溜まっているが、それ程でもない。
・・・もしかして、誰かが住んでいた?
そう、思わせるほど家は綺麗なだった。
誰かが住んでいたとすれば出ていって、精々半年くらいだろうか?
「・・・妙に生活感あるな。」
「ええ・・・でも、この汚れ。今は誰も住んではいないでしょうね・・・。」
奇妙な程、生活感の漂う部屋。・・・でも、人は住んでない。もし、住んでいればもう少し綺麗だろう。
僕等は離れへ向かった・・・。
はい!ここまで!
うう、眠い・・・。(ρ_・)明日も明け方に仕事あるんで休みます。もしかしたら日付変わってすぐに更新するかも。
取りあえずお休みなさい。( ~o~)/
乙。女性キャラが出てこないのも新鮮でいいな
乙
面白い
ありきたりな感じがしない
>>1です!
>>73 お気に召すか分かりませんがほとんどオリジナルの女性キャラにご登場予定!恋愛要素は今のところ所考えてません・・・(^_^;)
>>74 ありがとうございます!このクオリティ維持はかなり難しいですが何とか頑張ってみます!
レス感謝です!(*^o^*)
こんな荒唐無稽なssにお付き合い頂きありがとうございます。共感を得られず黒歴史かするかな・・・(∋_∈)と思っていましたが大丈夫そうですね。
これから仕事です・・・。(^。^;)
日付変わってから更新予定でしたが寝坊しました・・・。
取りあえず行ってきます!(・o・)ノ
>>1です!忘れてました。実は、もうすぐストーリー分岐を考えています。そこでみなさまにアンケートです!見たい方に投票をどうぞ!
原作よろしくSF展開! >>①
SF要素は皆無ですが現実的に自分達の罪に向き合ってく二人の贖罪話 >>②
時間をくれるなら両方書いてもいいですが取りあえず投票お願いします。
あっ!今のところ①にレギュラーキャラの登場はありません・・・。(^_^;)
あくまでも主役はこの二人です。では清き一票を!
2で
取りあえず二段活用って何だよ・・・。
吊ってくる!
>>1です!どうやらタイミングが悪いようでレスが来ない・・・。(ρ_;)
書きためも進まない・・・。ネタは頭の中にあるのに・・・。しかも、出かける用が出来てしまい、多分今日はもう書けません。投票はまだ、受け付けますのでどんどんください
あっ酉ってこんなんでいいんですかね?なにぶん、初めてなもんで。(^。^;)
では、行ってきます
(・o・)ノ
余裕があるのであれば①、②どちらも読みたい
両方書いてくれるならバッドエンド系を先に希望
出来ればでいいけどSSを書くレスとその他の報告レスをわけてくれた方が読みやすい
またSSのレスはageだと探しやすい
無理なら構わない
ハルヒらしさが不足しているので1を。
いや、まぁどっちでもいいんだけどな
>>1です!
>>81 両方でバットエンドを先にですか・・・。実はエンディングも分岐を考えていたのですが・・・。票もあまり集まらないし、取りあえずエンディングも書けるだけ書きましょうかね。(-o-;)
何なら、後からまた投票お願いするかもしれません。
>>82 では、1から書いてみます!
レス感謝です!
票が集まらない・・・。(T_T)
でも、一応待ってくれてる人もいるようですし、取りあえず両方書いてみることにしました。なんせまだ、書きため終わってませんが、投下するとしたら1からになるでしょう!
でも、SFといっても導入部はありふれたネタですが・・・。
あっ、すいません。一つ訂正がありました。レギュラーキャラの登場は無いと言いましたが、とある人物に電話越しでの出番がありそうです・・・。f^_^;
構成ミスというやつですね。どうか笑ってやってください。
時間はかかりそうですが今日の夕方には投下に来れそうです!
量は少ないですけど・・・。(-o-;)
では!(^∀^)ノ
酉付け忘れた~(ToT)
おまけに読みづら~い・・・。
>>1です!夕方と言いましたが、興が乗ったので今投下します!o(^O^)o
では!
離れには鍵がかかっていた。
「探索はここで終わりか・・・。」
「・・・。」
「・・・どうした、古泉?」
僕はさっきまでいた家に戻ると、工具箱を持って戻ってきた。
「古泉?」
「・・・どいてください。」
僕は呆気にとられる彼を尻目に工具を取り出した・・・。
「おい!」
僕は彼の制止を無視して南京錠を破壊、ドアをこじ開けた。
そして僕は彼の方を見
「さあ、これで入れますよ。」
と、言った。彼は呆気にとられていたがやがて笑い始めた。言葉もなく。
それを見て僕も笑った。やがて、二人の哄笑が途切れると彼が、真面目な顔で、
「・・・クラッシャーこい~ずみ~」と言ったので、僕はまた笑った。いつもなら大して面白くもないそれがとても面白い。
痛快だ。何故か僕等はハイだった。
ひとしきり笑い終わると僕は
「じゃ、行きましょうか。」
「あいよ。」
中に入った。半ば予想していたことだが、埃があまりに酷かった。前の持ち主はここを全く使っていなかったのだろう。
僕達は広くも無く、埃以外何も無い部屋を進み、やがてそこに着いた。
「・・・」
「・・・」
そこはもう行きたくなかった場所、そこは思い出したく無かった場所。何も痕跡は無かったが僕等はすぐに分かった
そこが祖父の死んだ場所。首を吊った場所。
僕等は無意識に手を合わせ目を瞑り、合掌していた。大分、長いことそうしていた気がする。やがて僕等はどちらからともなく目を開けると、
「・・・行きましょうか。」
「・・・ああ。」
そして、僕等は離れを出る。
改めて考えてみると僕等がやったことは犯罪だ。
「・・・捕まるときは一緒ですよ・・・。」
「・・・馬鹿言え。あの鍵を壊したのはお前だし、俺はにげるぞ。」
そして、また僕等は笑う。
「・・・行きましょう。次は彼女に会わなければ。」
「・・・分かってるさ・・・。」
そして僕等はそこを辞した。
最後に家の前で二人、頭を下げ、二人であの日のように無言で歩き始めた・・・。
ここまで!古泉がファンキーになってしまいました!正直、書いてる間楽しくてしょうがなかったです・・・。(^_^;)
こんなの古泉じゃない!(;`皿´)
と言われそうですが・・・。(^_^;)
こんなんで良ければ是非まだ、お付き合いを!
次が分岐箇所です!何とか予定通りに行きたいなあ・・・。(-o-;)
では、仕事行ってきま~す。(・o・)ノ
話は面白いけど>>1がキモイ
話はいいけど>>1がくせぇ
>>1です。次の投下は今日の19時頃になります。
連投すいません。
真剣に読んでたけど>>88で草生えた
無言のまま、自分達が壊した少女ぎが住んでいた家に辿り着く。
家の前で、僕等は立ち尽くした。考えてみればいくらなんでも彼女はもう、この家に住んでない。自分達はこの家に来る資格は無い。
色々理由を付けて、僕等はインターホンを押せずにいた。
大きな邸宅などではない。本来なら圧倒される理由は無い。
押せばいいのだ。それで事態は動く。
「・・・どうした?早く押せよ・・・。」
「・・・あなたに譲りますよ・・・。」
先程から似たような遣り取りを繰り返している。
埒があかない。
仕方無く僕が押すことにする。押す。・・・鳴らない。
「・・・帰るか。」
「・・・。」
僕はドアをノックする。一回、二回、三回。・・・返事はない。
ここまでが分岐の手前です。残りは今投下します。恐らく推敲が不十分なので誤字、脱字等あるとは思いますが・・・。
では少しお待ちを。
僕はドアノブに手をかける。
「おい!またか・・・。」
ノブを捻る。対して抵抗も無くドアは開いた。
「・・・ごめんくださ~い。誰かいらっしゃいませんか?」
「・・・」
「・・・」
誰もいないのは明らかだった。
部屋の中は長年の埃が積もり、ゴミが散乱し、床が腐っている。外から見ただけでは分からなかった。長年の変化がそこにあった。
先程の僕の家より酷い。ここを訪れるのは、僕等のような不法侵入者以外有り得ないのは明白だった。
少なくとも何年も人は住んでいない。
「・・・おい、帰ろうぜ。」
部屋の臭いに耐えられないのか彼が鼻をつまみ、顔をしかめながらそう言う。
「・・・二階に人の気配があります・・・。」
僕はそう言うと土足のまま家に上がり、階段を上る
「おい!たくっ・・・しょうがねぇな・・・。」
背後からそんな声が聞こえ足音が此方に向かってくる。
僕は振り向きもせず階段を上がる。
ゆっくり、ゆっくりと・・・。
そして、気配を感じた部屋の前で立ち止まる。
「・・・。」
「・・・。」
部屋のドアは引き戸だった。ドアにはプレートが掛かっているが、掠れて名前は読み取れない。
だが、僕は確信していた。ここが彼女の部屋だろうと・・・。
僕はその扉を一気に引き開けた・・・。
ここまでです。続きはいつになるか分かりませんが、今日中に一回は投下できると思います。
量は少ないと思います。
乙です
扉を開けた先に゛それ゛はいた。その部屋は他と違い明らかに掃除が行き届いており、生活感があった。確かな生命の息吹が感じられるそのいかにも女の子らしい部屋の一角に彼女が頭だけ外に出た状態で此方に背を向け
座り込み、毛布を被って震えていた・・・。
今まで僕の後ろにいた彼が、僕の前に出、彼女の元に歩み寄る。
そこにいたのはあの子だった。あの時壊した彼女がそこにいた。僕も彼女の元に行こうとして・・・
そこで、初めて違和感を覚えた。
僕は何故゛それ゛が彼女だとすぐに分かった?
そこで漸く気付いた。彼を止めないと・・・!
「キョン君!駄目だ!その子は・・・!」
止められなかった。彼が゛それ゛に触れた瞬間、彼は消えた。空気中に粒子が細かくなり、文字通り消えてしまったのだ。
携帯に着信。呆然としたまま、惰性的な動作で携帯をポケットから取り出す。
液晶には・・・
長門さん・・・!
僕は電話に出た。
「もしもし!長門さん!長門さん!」
「・・・彼がこの時間平面上から消えた。」
「長門さん!僕の目の前で彼は消えました!彼は一体どこに・・・!?」
その時、僕は見た゛それ゛が立ち上がり此方にその首を振り向けようとし・・・!
「・・・長門さん・・・後のことは頼みます・・・どうやら、僕は彼と共に行くことになりそうです・・・。」
「・・・。」
長い沈黙の後やがて・・・
「・・・そう。分かった。任せて。」
それは今、一番僕にとっては頼もしい言葉だった。
「ありがとうございます。長門さん。」
「・・・いい。必ず彼と一緒に帰ってきて。」
「ええ。勿論です。」
その瞬間゛それ゛が此方を向き
僕の意識は途切れた・・・。
ここまで。どうしても読み辛くなります。頑張りますんでもう少しお付き合い下さい。
多分無理だと思いますがいけそうなら今日中に投下に来ます。では。
ホモ
うん、やっぱり話は別にいいが>>1がきもいわ
これで社会人とかちょっと引くレベル
気が付くと僕は彼に揺さぶり起こされていた。
「・・・大丈夫か?」
「・・・僕は大丈夫です。あなたも・・・問題は無さそうですね。」
「・・・俺は確かに大丈夫だが・・・古泉、ちょっとそこのカレンダー見てみろ。」
彼に言われて壁に掛かっていたカレンダーを見やり驚いた。
「これは・・・」
「ああ、どうやら俺達は過去に来ちまったらしい。」
「・・・冷静ですね、随分。」
今までの彼からは考えられない。
「ん。何、色々あったからな。それに・・・」
「・・・今までに比べたら危険度は低そう・・・と?」
「・・・まあ、そんなトコ、だ。」
階下から物音が聞こえた。僕等がいるのは先程と同じ部屋である。過去の・・・
「・・・結構ピンチでは?」
「ん~何とかなるんじゃないか?」
階段を上がる音がする。
「どうします?」
「この部屋に隠れ・・・る所がないな・・・。」
僕は部屋の中を見渡し・・・
「・・・窓から飛び降りましょう。」
「・・・マジか。」
「ええ。マジです。」
彼は渋っていたが見つかっては元も子もない。了承した。
急いで窓を開け、身を乗り出し飛ぶ!・・・着地。彼も問題無く着地し、窓も閉めてきたため、痕跡はほぼ消えたことになる。
唯一の問題はクレセント錠は外から掛けれないことだが・・・さて。
誰にも見られなかったのは幸いと言えるだろう。僕等は近くにあった公園に向かい、状況の整理を始めた。
まず、ここが過去の世界であるということ。時間軸は自分達の小学生の頃だと言うこと。
携帯が使えず朝比奈さんや長門さんと連絡が取れないこと。
「・・・」
「・・・」
「・・・考えれば考えるほど不利ですね。」
「だな・・・」
さて、これからどうしようか?
ここまで。今日はもう投下出来ませんね。明日以降になります。
>>1の性格については何を言われても進歩は無いので、話が気に入ったのであればそっちを重視することをお願いします。
キョン「例えあの常時ニヤケスマイルの携帯アンテナが圏外でなくバリ3だったとしても、『この世界で古泉の携帯が鳴る』ということは、明日から人類全員が地動説から天動説にいきなり鞍替えすると同じくらいにはありえない事である。(ハルヒぱぅあーはこの際置いとけ)何故ならば俺達の知り合いと呼べる人間は今の所彼女と彼女のママンだけであり、更に言えば俺達は彼女達を含めた誰とも赤外線通信をした覚えもない。"今"の俺達のケー番を知る人間なんていうのは仮に地球上全員のアドレスを調べたとしても絶対に0だ、と胸を張って言える。にも関わらず我等が副団長の携帯の着信音を鳴らせるということは、所謂何らかのハルヒ的or未来的または宇宙的もしくは超能力的チカラを使用し干渉したという事である。それ即ち、電話の主はハルヒ的未来的宇宙的超能力的陣営に所属し、今回の件について異変当初から認知していた上にこの異世界?に干渉できる人間に限られる。そして、俺が知る限りそんな人間には一人しか心当たりはない。対有機生命(以下略)、SOS団団員その2、長門有希だ。もし長門が他人に今回の件をバラした、もしくは協力を求めた、嗅ぎ付けられた等々の諸事情がない限り、電話の主が宇宙人ズや今回の件を"既に知っている"はずの未来人陣営の誰かという事はないのである。長門がミス、手に負えないetc…とも思えん。つまり、この電話の主は長門と考えていいだろう。ひょっとしたら何らかのヒントを与えてくれようとしてるのかもしれん。だが今回に限っては遠慮したい。何故かって?これは"俺と古泉の問題"だからだ。できる限り関係ない奴からの干渉は最小限に止めたい。それが助けであってもだ。これは、俺達だけで解決すべき問題だし、仮にこれが最後の脱出法だったとしても俺は構わないね。覚悟の上だ。それに、もし例えこの世界から出られなくなったとしても、我等が団長様は団員が2名も欠ける事は決して許さず、どんな手を使っても絶対連れ戻す。アイツは、そういう奴だからな…という訳で
アンケートへの答えは『取らない』だ」
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