リヴァイ「オノヨーコと書くとX'masまでに恋人ができる」(64)

リヴァイ「…わけないやん」

↑WWW

リヴァイ「『オノヨーコ』……」キュイキュイ

ハンジ「おー、何書いてんのリヴァ……」

ハンジ「お、オノヨーコ? え……?」

リヴァイ「知らねえのか。ジョン・レノンの妻だ」

ハンジ「いや、それは解るけどさ…… なんでいまそれをそこに書いてるの?」

リヴァイ「クリスマスまでに恋人を作りたいからに決まってんだろ、クソメガネ」

ハンジ「はあ……(どうしたのコイツ)」

ハンジ「しかし、なんで今なの?」

リヴァイ「俺ももう三十路過ぎたし」

リヴァイ「今まで一人寂しくクリスマスを過ごしたが、今年は一緒に過ごす女が欲しいと思い立ってだな」

ハンジ「はあ」

リヴァイ「それに、よく考えたら俺の誕生日もクリスマスだ」

リヴァイ「尚一人じゃ淋しいとふとこの間思ってな」

ハンジ「ふうん」

ハンジ(今まで気がつかなかったのかな……)

ハンジ「因みにそのおまじないは誰から聞いたの?」

リヴァイ「エルヴィンだ」

ハンジ(うわっ。マジかよ)

リヴァイ「これで俺も今年は温かいクリスマス且つ誕生日を迎えれるはずだ」

ハンジ「そ、そっか、頑張ってね……」

ハンジ(なにあいつ気持ち悪い)

ハンジ(触らぬ神に祟りなしだ。 ここは逃げるしかない)




あとはまかせた

オルオ「オノヨーコオノヨーコオノヨーコ…」カリカリ

グンタ「オノヨーコオノヨーコオノヨーコ…」カリカリ

エルド「何やってんだ2人共?」ヒョコ

オルグン「「ワーッ!!」」

エルド「『オノヨーコ』?何だよそれ」

グンタ「エルドには関係ないことだ、ほっといてくれ」

オルオ「そうだそうだ!どうせクリスマスには可愛い彼女と予定が入ってるお前には関係ねーんだよ!」

エルド「お、何で知ってんだ?確かにクリスマスは彼女と一緒に過ごす予定だ」

オルグン「」

エルド「最近いいお店見つけたからさ、彼女と一緒にディナーをしようと思ってね」

エルド「いつも傍にいてあげられないから、クリスマスくらいは一緒に食事しようと考えてさー」

エルド「もちろんクリスマスプレゼントも買う予定だ。去年は指輪をプレゼントしたんだけど、今年は何がいいかな…」

エルド「まあ、食事の後に2人で買い物ってのもいいな。彼女が欲しいものをその場で買ってあげられるしな!」

エルド「その後はのんびりイルミネーションでも見たいな~、きっと彼女も喜ぶぞ…」

オルオ「うっせーよ馬鹿が!惚気なんて聞いてないんだが!聞いてないんだが?バーカ!!」

グンタ「バーカ!!」

エルド「何だよお前ら、珍しく仲がいいじゃないか」

グンタ「オルオ、クリスマスまでになりそうだがここはひとつ新しい兵団でも立ち上げてみないか」

オルオ「おう」

グンタ「その名も」

オルオ「オノヨーコ兵団だ」

エルド「だからそのオノなんとかって何だよ」


2人の非リアによって急きょ立ち上げられた『オノヨーコ兵団』だが、
数日後、調査兵団を中心に沢山の者が入団を志願したらしい。
その中には、エルヴィン団長やリヴァイ兵長、ミケといった歴戦を潜り抜けた者たちの面々の姿もあったという。


面白そうだったから便乗してみた

港のヨーコオノヨーコハマ横須賀ー

洋子さん(´∀`*)

>>23
洋子さんに失礼過ぎの寒いカキコミは辞めて下さい。

洋子さん(∩´∀`)∩

リヴァイ「今日も元気にオノヨーコっと…」カリカリ

エルヴィン「オノヨーコオノヨーコ」カリカリ

オルオ「オノヨーコオノヨーコ」カリカリ

グンタ「オノヨーコオノヨーコ」カリカリ

ハンジ「うっわ、まだやってんの?っていうかあれから大分経ったよね?」

ハンジ「なのにまだ恋人できないとか効果あるの?」

リヴァイ「うるせぇな…クリスマスまでまだある。そのうちにできるだろ」

ハンジ「あーあ、そこまで恋人欲しいんなら私が引き受けてもいいけど~?もちろんクリスマスの日だけ限定で」

リヴァイ「冗談はよせ。てめぇはクソ巨人共と壁外クリスマスデートしてろ」

ハンジ「あーそれいいね!いっそのことサンタに扮装して巨人たちにプレゼント撒いちゃうのもいいねぇ!」

ハンジ「もちろん人間をプレゼントはしないから安心してよ~でも人間以外に巨人が喜ぶものって何だろなー」

オルオ(さっきから分隊長うるせえ…)イライラ

ハンジ「ところでさあ、そのオノヨーコとかいうおまじないなんだけど」

ハンジ「あんたたちもしかして、おまじないの力だけで恋人ゲットしようだなんて考えてる?」

リヴァイ他3名「」ビク

ハンジ「まあおまじないの力を信じるってのもロマンチックだけどさ、ただ待ってるだけじゃ叶えられないと思うんだけどな~?」

リヴァイ他「」グサグサ

ハンジ「自分から叶える努力しなきゃ意味ないんじゃない?おまじないってあくまで、背中を押してくれるようなもんだと思うんだよね~」

オルオ「…」

グンタ「…」

リヴァイ「…」

エルヴィン「…」

ハンジ「それにさ、クリスマスって何も、恋人と過ごす必要なんてないんじゃないかなって思うんだけど」

リヴァイ「うるせえクソメガネ。俺は今年こそ、いい女と一緒に暖かいクリスマス兼誕生日をだな…」

ハンジ「本で読んだことあるんだけど、家族でクリスマスを楽しむ国もあったみたいだよ」

リヴァイ「俺には…家族なんていない」

ハンジ「何言ってんの。調査兵団はみんな、あんたの家族みたいなものでしょ?」

リヴァイ「…」

ハンジ「ほら、周りを見て。あんたの家族、ちゃんといるじゃん」

リヴァイ「…」

オルオ「…兵長」

オルオ「そ、その…血は繋がってないですけども、俺で良ければ兵長の家族にでも何にでもなりますよ」

リヴァイ「オルオ…」

オルオ「俺たち、よく考えてみれば…みんな家族みたいなものだったんです!」

グンタ「オルオの言う通りだ。恋人なんていなくても、俺たちは仲間だ。家族だ!」

エルヴィン「ああ、私もようやく気付いた…我々は家族同様、堅い絆で結ばれているのだと」

オルオ「非リアだからって恥じることはありませんよ、辛いことがあったらいつでも俺たちを頼って下さい!」手ガシッ

グンタ「1人で抱え込まないで下さい、兵長」肩ポン

エルヴィン「リヴァイ、お前が抱え込んでいる痛みは我々もしかと受け止めている。だから安心して甘えてもいいんだぞ」

リヴァイ「お前ら…」

オルオ「兵長!」

グンタ「兵長」

エルヴィン「リヴァイ」

リヴァイ「…ああ」

リヴァイ「俺は…恋人を作ることばかり気をとられていて、周囲なんて見えていなかった…」

リヴァイ「あと数日でクリスマスだというのに、もう今更恋人なんてできそうにない」

リヴァイ「だが、俺にはお前たちがいる。仲間がいる」

リヴァイ「…だから、もう何も恐れるものなんてないんだ…」

3人(頷く)

リヴァイ「よし!今から野郎だけのクリスマス会の計画立てるぞ!」

3人「おう!!」



ハンジ「何か変な方向に話行っちゃってる気がするけど、まいっか」


>>17-18ですが続き書きたくなったので再び失礼させてもらいました
ドキッ☆野郎だらけのクリスマス会もこっそり投下予定であります

~クリスマスイブなので、まずはリア充共の素敵なクリスマスをお楽しみ下さい~

【とある高級レストラン】

エルド「メリークリスマス」

彼女「メリークリスマス」

(グラスを交わす)

彼女「ふふ、素敵なお店ね…お料理も美味しそう」

エルド「いつも君には心配ばかりかけさせてしまっているからね。その分、今日は奮発するよ」

彼女「嬉しいわ、エルド…」

エルド「ん、この七面鳥美味いな。お前も食べてみろよ」

彼女「ええ…本当、美味しい」

エルド「そう言ってもらえて嬉しいよ」ニコッ

彼女「あら、食べ粕が口元についてるわよエルド」

エルド「お、マジか?えっと…どれどれ…」

彼女「私が取ってあげるから、じっとしてて。…ほら、取れた」

エルド「はは、すまないな」

エルド「そういえば君に、俺からクリスマスプレゼントがあるんだ」ガサゴソ

エルド「はい、これを君に」

彼女「ありがとう、嬉しい…!開けてみていいかしら?」

エルド「構わないよ。気に入ってくれるといいんだけど…」

彼女「(プレゼントを開ける)まあ、素敵な髪飾りね…!とっても綺麗…ねえ、今つけてみてもいい?」

エルド「ああ、いいさ」

彼女「どう?似合うかしら」

エルド「ああ、とっても似合ってるよ」

彼女「ふふふ、気に入ったわ。本当にありがとう…そして私からも」(プレゼントを渡す)

エルド「お、嬉しいな。中身何だろう…」

エルド「おお、毛糸の手袋か!丁度手袋が欲しかったところだ。…もしかしてこれ」

彼女「私の手編みだよ」ニコッ

エルド「そうか。ありがとう、大切に使うよ」

彼女「うふふ」

エルド「あはは」

【ミカサの部屋】

エレン「ん、うまっ…うめえなこのケーキ!お前料理上手いんだな」

ミカサ「ありがとう。エレンに褒めてもらえて嬉しい」

エレン「何か懐かしい味がするんだよな。…母さんが作ってくれたのと同じだ」

ミカサ「ええ。カルラおばさんからケーキの作り方を教えてもらった」

ミカサ「ケーキの他に、クッキーも焼いてみた。食べて欲しい」

アルミン「じゃあ戴くね。…うん、とっても美味しい!ケーキも美味しかったけどこのクッキーも美味しいよ!」

アルミン「…でも、僕までいいのかな?クリスマスなんだし、ミカサはエレンと2人きりの方が…」

エレン「え?何でミカサと俺2人だけにならなきゃいけないんだ?いいじゃねえか別に」

アルミン「だってクリスマスっていえばやっぱり…」

ミカサ「クリスマスは家族で過ごすもの。エレンは家族。でもアルミンだって家族のようなもの」

ミカサ「エレンとアルミン、私はあなたたちと一緒にクリスマスを楽しみたい」

エレン「ほら、ミカサもこう言ってるんだし遠慮すんなよ。っとミカサ、俺もクッキーもらうぜ」

アルミン「あはは、僕の考え過ぎだったね。じゃあ僕ももっともらおうかな」

【ウォールローゼ 壁の上】

ハンジ「巨人のみんなー!元気にしてた?ハンジサンタさんから君たちにクリスマスプレゼントだよー!」

巨人「アーアー」ゾロゾロ

ハンジ「はーい、そこに並んでねー。1人1個だよ!」

モブリット「ぶ、分隊長…これ何なんです…?」

ハンジ「それはねー、ズバリ!人型キャンディだよ!」

ケイジ「なるほど確かに人間そっくりだけど…ま、まさかこれ人間そのものじゃ」

ハンジ「大丈夫だよ、生の人間なんて一切使ってないから!人間の成分が入ってるだけだよ」

ハンジ「そう。水35リットル、炭素20kg、アンモニア4リットル、石灰1.5kg、リン800g、塩分250g、硝石100gにイオウ80g…」

モブリット「え…えっとそれは…」

ハンジ「大人1人分の人体構成だよ。これを全部混ぜて作ってみたんだよ~巨人たち、喜んでくれるといいなぁ…」

モブリット「分隊長…それはどこ情報で…」

ハンジ「あー別世界でちょーっとね」

モブリット「あの、別世界って」

ケイジ「もうよせ、これ以上深く突っ込んじゃダメだ…」

ハンジ「よーしみんな!ハンジサンタからのプレゼント、受け取ってね!!」

モブ&ケイジ「せーのっ」ゴロン

巨人「アーアー」ワラワラ

モブリット「うわ、巨人たちが一斉に壁に寄ってきましたね」

ケイジ「あの中に飛び込んだら終わりだな」

ハンジ「ほら、あんたたち、もっと投げて」

モブ&ケイジ「あいあいさー」ゴロンゴロン

ハンジ「…ふう、プレゼントなくなっちゃったね。もっと用意しておけば良かったなー」

ハンジ「ああ、あの食べられなかった小さな巨人!悲しそうにこっち見てる…ごめんね、来年はもっと用意するからね!ごめんねぇ…!!」

ケイジ「っていうか、あの巨人元からあんな顔じゃ…」

ハンジ「あ、…来年のクリスマスよりもうすぐ新年じゃん?今度はお年玉としてあげればいいんだ!」

モブ&ケイジ「えっ」

ハンジ「よーし、こうしちゃいられないね!新年に向けてもっと増産するぞー!ほら、あんたたちも手伝ってね」

モブリット「ああ、クリスマスだけでなく正月まで…」

ケイジ「分隊長に付き合わされるとは…」トホホ

【???】

ゴーン…ゴーン…(鐘の音)

キース「ライナー・ブラウン…貴様は、クリスタ・レンズを妻とし、健やかなるときも病めるときも、死が二人を分かつまで、愛し合うと誓うか?」

ライナー「はい!」

キース「クリスタ・レンズ…ライナー・ブラウンを夫とし、健やかなるときも病めるときも、死が二人を分かつまで、愛し合うと誓うか?」

クリスタ「はい」

キース「では指輪を交換するがいい」

(指輪を交換する2人)

キース「さあ、ベールをあげよ。誓いの口づけを」

クリスタ「…」スッ

クリスタ「ライナー…」

ライナー「クリスタ…」スッ

参列者たち ワアァーヒューヒューオナカスキマシターパチパチ 

キース「宇宙万物の造り主である父よ、あなたはご自分にかたどって人を造り、夫婦の愛を祝福してくださった…」

キース「今日結婚の誓いをかわした二人の上に、満ちあふれる祝福を注ぎたまえ。二人が愛に生き、健全な家庭を云々…」

ライナー(クリスタと結婚した)キリッ

ライナー「この清しき聖夜に…俺は…俺は…」

クリスタ「もう、ライナー。牧師のお言葉をちゃんと聴かなきゃだめでしょ?」

ライナー「ははは、すまないな。これからの生活のことを考えると、つい胸が高鳴っちまって」

クリスタ「ふふ。2人で幸せな家庭を作ろうね」

ライナー「ああ。お前とならきっと上手くいく。俺たちはもう、夫婦だ」

ワーワー

アルミン「ライナー、クリスタ、結婚おめでとう!」パチパチ

マルコ「結婚おめでとう!」パチパチ

ユミル「ったく、お前には負けたよライナー。クリスタを幸せにしてやってくれ」

コニー「元気な赤ちゃん産めよ!」

サシャ「子供できたら是非呼んで下さいね!手料理とかあると嬉しいです!!」

ミカサ「さあエレン、次は私たちの番」

エレン「はあ?何でお前と…ってか結婚する前に巨人駆逐だろ!」

ベルトルト「結婚おめでとうライナー」

アニ「…おめでと」

ライナー「お前ら…」

ベルトルト「…その、ライナー、君はもう」

ライナー「…」

ライナー「…ああ、俺はもう…」

ベルトルト「…もういいんだ、ライナー」

ライナー「ベルトルト…?」

ベルトルト「君はもう戦士じゃない。…1人の夫だ」

ベルトルト「そして、いずれは人間の父となるんだろう?」

ライナー「ベルトルト…」

ベルトルト「勘違いしないで、僕は心から君たちの結婚を祝福してる。アニだってそうさ、戦士とかそんなことより、僕たちは君に幸せになってもらいたい」

アニ「…ああ」

ベルトルト「そして思ったんだ。君の愛する人がいるこの壁内を脅かすのは、もうやめようって」

ライナー「ベルトルト…アニ…」

ベルトルト「いずれ生まれてくる、君たちの子供を危険に晒したくない」

アニ「だから、もう復讐なんて忘れて、幸せになっちゃいなよ」

ベルトルト「きっと天国にいるマルセルも、君のこと祝福してくれてると思うんだ」

ライナー「…ああ」コク

アニ「ほら行きなよ、彼女が待ってる」

ライナー「ああ。…今まで迷惑かけたな、お前ら」

ベルトルト「そ、そんな、世話になったのは僕の方で…」

ライナー「っと、お前もさっさと挙式しろよ、隣にいる彼女と」コソコソ

ベルトルト「え、ええ?ぼ、僕は別に…」

ライナー「アニの奴結構モテそうだからな、早くしねえと他の男に取られちまうぞ?」

ベルトルト「だ、だから!僕は別にアニのことは…」

ライナー「ほらどうした、顔真っ赤だぞ?ったくお前はわかりやすいな~」

ベルトルト「もう!からかうのやめてよライナー!」

アニ「…何やってんだか」

「…どうだマルコ?ライナーの様子は?」


「あれから気絶してそのままだよ、まあ頭ぶつけた程度みたいだし、そのうち起きると思うけど…」

「ったく、ベッドの淵で頭ぶつけるとかさーライナーの奴結構ドジなんだなー」

「コニーにそう言われたらおしまいだな」

「おーい、教官呼んできたぞー」

「ああ、ただ気絶してるだけか。貴様ら、ブラウン訓練兵を医務室まで運べ」

「ったく、クリスマスだってのに何でこいつのお守りしねーといけねえんだよ」

「まあ仕方ないよ。でもライナー、幸せそうな顔してるね」

「何だよこんな時に…このまま湖に放りこんでやろうか?」

「それはまずいよジャン、風邪引いちゃうって…」



リヴァイ達のクリスマスは後日投下します
ガチSSというよりはただの茶番として捉えて頂ければ幸いです

一方壁の外

鎧「オノヨーコオノヨーコ」カリカリカリ

超大型「オノヨーコオノヨーコ」ガリガリ

獣「オノヨーコオノヨーコ」ガリガリ

女型「・・・」

リヴァイ「オノヨーコ兵団大反省会、兼!」

エルヴィン「リヴァイの誕生日パーティ、開幕!!」

イエーイドンドンパフパフ

オルオ「兵長、誕生日おめでとうございます!!」(グラスを注ぐ)

リヴァイ「ああ」

グンタ「兵長、誕生日プレゼントといっては何ですが、実家で採れた栗です。食べて下さい」

リヴァイ「おお、後で戴く」

オルオ「あーっグンタの奴いつの間に!そして俺としたことがプレゼント用意してないなんて…クッ!」

オルオ「兵長!俺からの誕生日プレゼントとして『親愛なる兵長に捧げるボザドの歌』を…」スーッ

リヴァイ「気持ちだけで十分だ、歌わなくていい」

グンタ「それよりオルオ、お前飲んでるか?せっかくこんなに酒があるんだ、飲んでいかないと損だぞ」

エルヴィン「その通りだ。世間体のことなんて忘れて酒を楽しんでいくといい。ほら、リヴァイももっと飲め」

リヴァイ「言われなくても結構飲んでる。…ウイッ」ゲフ

オルオ「へーちょ~ッ結局のところ、恋人いる奴なんてクズですよねぇ~ッ」ウィップ

リヴァイ「あー全くだ。こんなご時世恋人作るだなんて、神経おかしいとしか言えねえ」フイー

グンタ「うわー兵長もオルオも出来上がってる…」

グンタ「ゲルガー先輩なんて開始5分で裸になっちゃうし、ミケ分隊長は…顔赤くして寝てる…」

リヴァイ「おいエルヴィン!あのオノヨーコとかいうおまじないだけど結局あれやって恋人できた奴なんているのか?」

エルヴィン「…残念ながら1人もいない」

リヴァイ「あーやっぱりな!まあ暇つぶし程度にやってみただけだったが、結局のところああいうのは信じちゃダメだな」

グンタ(結構マジになってやってたくせに…オルオも俺も、兵長から教えてもらったんだけど)

リヴァイ「ところであのクソおまじないは誰から聞いたんだエルヴィン?」

エルヴィン「…ピクシス指令だ」

グンタ(指令何やってんですかー!)

オルオ「あの変人爺さんの伝手かよ、ぶっちゃけオノヨーコってのはあの爺さんが好きそうな女の名前じゃねーの?」

リヴァイ「ああ確かにそれっぽい。オルオ、テメーは意外と頭回る奴だな。さあもっと飲め」ゴポポ

オルオ「りょ~かいです!」グビビ

エルヴィン「でー、私は思うんだ、我々調査兵団はいつ死んでもおかしくない、だから恋人なんて作るべきではないと!」ウィッ

エルヴィン「万が一の時、愛する恋人を悲しませたいと思うか?!私はそうは思わない!!」

エルヴィン「だから、私は恋人を作らないと誓った!我々は兵士だ、これからも戦わなくてはならぬ!」ケイレイッ

リヴァイ「その通りだ。恋人なんて作ってる暇があれば巨人を削いでる方が有意義だ」

オルオ「いいぞだんちょー、へいちょー!!」ワーワー

グンタ「うえぇ…こいつらマジ酒くせぇ、ちょっと離れよ…って…あなたは!ピクシス指令!」

ピクシス「呼ばれて飛び出て…というかエルヴィンから呼ばれたので来てみたんじゃが」

エルヴィン「これは指令!お待ちしておりました!」バッ

ピクシス「敬礼はいいぞエルヴィン。おお、結構集まっているではないか。皆オノヨーコ兵団の者たちなのか?」

エルヴィン「はい。全て独男ですが、こんなに多くの仲間が集まりました。これも貴方のお陰です」

ピクシス「ほっほっほ、私は何もしとらんよ。で、どうだね?オノヨーコのおまじないは」

エルヴィン「はっ、誰も恋人をゲットできませんでした!」

ピクシス「そうかそうか、それは仕方ないのう」

ピクシス「何てったってオノヨーコは、ワシの理想の女性だからな」

オルオ「やっぱりー!!」

グンタ「しかし指令、オノヨーコには既婚者じゃないですか。ジョン・レノンとかいう…」

ピクシス「本人じゃなくてもオノヨーコ似の巨人なら食われたい」

グンタ「そうですか」

エルヴィン「ところでオノヨーコというのはどんな女性なんですか?少々気になるんですが」

ピクシス「おお、これじゃよ」つ【写真】

エルヴィン「ふむ…なかなかいい感じの熟女ですな」

リヴァイ「ほう…悪くない」

オルオ「そうっスか~?ぶっちゃけペトラの方g」ガチッ

エルヴィン「皆の者注目!今回の主役であるリヴァイより一言!」

リヴァイ「…お前ら、今までご苦労だった、今日を持ってオノヨーコ兵団は解散となる」

リヴァイ「今回誰も恋人をゲットできなかったが、恋人いない者同士、こうして楽しく過ごせて良かったと思う」

リヴァイ「恋人なんていなくても、仲間たちと過ごすことで楽しいクリスマスは過ごせるということを、胸に留めておいてほしい」

リヴァイ「…と堅苦しいのはここまでにして、お前ら!朝まで飲むぞ!俺について来い!!」

全員「うおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

ワーワー グイグイ グビッグビッ ドンガラガッシャーン アベシ ヒデブッ

~翌日~

全員(裸)「」グビー

ハンジ「あーあ、派手にやらかしちゃったねこいつら」

アンカ「ええ。すごく酒臭いです」

アンカ「あ、いたいた。ピクシス指令、帰りますよ」

ピクシス「ん~オノヨーコはワシのよめ…」ウィー

アンカ「あーダメだわ、完全に寄ってる…」ハァ

ハンジ「こっちもだよ。リヴァイどころかエルヴィンまで白目ひん剥いて寝てる。あーみっともない」

ハンジ「あ、調査兵団の連中は私が何とかするからさ、指令を宜しくね」

アンカ「了解しました。さあ、指令帰りますよ」ズリズリ

ピクシス「オノヨーコワシジャーケッコンシテクレー」ズルズル

>>29です
スレ乗っ取り&茶番失礼しました。
恋人のいない者に幸あれ。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月16日 (月) 15:41:30   ID: MaoSdSr9

えーと・・
そもそも「オノヨーコ」さんシリーズは私が2chに立てたスレッドなのですが・・?はて?

( ゚д゚)ハッ!??

2 :  SS好きの774さん   2013年12月16日 (月) 15:43:58   ID: MaoSdSr9

でも、なんだか嬉しいです(´∀`*)

ありがとうございます

オノヨーコ

3 :  SS好きの774さん   2014年12月08日 (月) 14:53:28   ID: 4l68y-Wf

途中までは面白かったけど。残念。

4 :  SS好きの774さん   2017年08月27日 (日) 14:03:47   ID: GuPP73f_

人の名前を使って幸せになると、使った人の不幸が帰ってくるそうです。

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