【花騎士】ススキ「耳かきしちゃうね!」 (29)

・6作目です。

今までの
【艦これ】伊168「耳掃除してあげる」
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・綾波編を期待して頂いていた方々、申し訳ありません
今回はフラワーナイトガールです。

・書き溜めしてるのでささっと投下しちゃいます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488032152

――廊下

団長「はぁ……今日も疲れたなぁ」テクテク

団長「ん? 俺の部屋の前に何か……? これは?」つショートケーキ

ローレンティア「あ~! 団長さ~ん! 捕まえてくれたのね!!」タッタッタ

団長「ローレンティア? 捕まえたって?」

ローレンティア「そのケーキよ! 『俺を捕まえて見せろ……』って言ってとんでっちゃったの!!」

団長「はぁ? そんなわけがないだろ? 夢でも見てたんじゃないか?」

ローレンティア「う~ん? でも、こうして団長さんと会えたんだし! 夢でもいいかも!!」ニコ

団長「お、お前らしいな///」

ローレンティア「せっかくだし、団長さんの部屋で食べてっていい? お茶くらいならあるわよね!」

団長「まったく……図々しいな……。今回だけだぞ?」

ローレンティア「やった! って、きゃあ!!!??!」ズッコケ

団長「おっと」ダキ

ローレンティア「あ、ご、ごめ……!?!?!?!!?」

団長「おいおい、忙しないなあ。ケーキが崩れるところだったぞ」ギュー

ローレンティア「え……あ……///」

団長「ローレンティア?」

ローレンティア「ひ、卑怯よだんちょさあああああああああああああん!!」ダダダダダ

団長「お、おいローレンティア!?」ポツーン

???「ふっふっふ……」

団長「!?」

ウサギノオ「だ~い!!」
ススキ(開花後)「せ~いこ~!!」

団長「……またお前等か……」

ウサギノオ「お前等とは失礼な!! 騎士団の顔とは私の事ウサ!!」

ススキ「名前は兎の『尾』だけどね!」

ウサギノオ「ノォー!! それは言わない約束だウサ!」

ススキ&ウサギノオ「いぇ~い!」ハイッタチ

団長「はぁ。中がいいなぁお前らは」ナデナデ

ススキ&ウサギノオ「えへへ~!」

団長「悪戯はいいが、あんまり人には迷惑を掛けるなよ?」

ウサギノオ「迷惑なんかじゃないのだ! 感謝こそされど、怒られるようなことはしてないウサ! ね~ススキ?」

ススキ「あ、う、うん……そうだね。だ、団長さんとイチャイチャできたんだから、感謝してほしいくらいだよね!」ズキ

団長「……ススキ?」

ウサギノオ「と、いうことで……。おさわり料として、こいつはいただき~!!」サッ

団長「あ、ケーキが!?」

ウサギノオ「美味しく食べてあげるウサ~!」ダダダダダ

団長「あいつ……。後でサンカクサボテンの刑だな……」

ススキ「……」

団長「……ススキ? どうかしたか?」

ススキ「う、ううん! な、なんでもないよ!」

団長「そ、そうか? ならいいが……」

ススキ「……あ、あの、団長――!」

ナズナ「あ、団長様!」

団長「ん? ナズナか。どうかしたか?」

ナズナ「ええ。害虫が――! あら、ススキちゃん? こんにちは」

ススキ「あ、こ、こんにちは……」

ナズナ「ごめんなさい、ちょっと団長様をかりてもいいですか?」

ススキ「う、うん……」

ナズナ「本当にごめんなさいね。では団長様、行きましょう!」スタスタ

団長「あ、ああ。すまんススキ、また後でな」スタスタ

ススキ「」ポツーン

ススキ(……さっき、ローレンティアさんと団長さんを見て、胸がチクチクした。私だって子供じゃないんだし、原因はわかる。私は、団長さんが好きなんだ……)

ススキ(でも、だからって、どうしたらいいかなんてわからないよ……)

ススキ(ナズナさん……いいなぁ。いつも団長さんと一緒にいるもんね。私は悪戯でもしないと気を引けないのに……)

ススキ(……)

ススキ(……ううん。駄目! 私だって団長さんの役に立って、堂々と隣に座っていたい!それでもっと団長さんに悪戯して、もっと楽しく笑いたい!!)

ススキ(諦めるのは、やるだけやってからなんだから!)

ススキ「そうと決まれば、団長さんを観察!! 頑張って仕事を手伝ってあげるんだから!」ダダダダダ

ウサギノオ「……」チラ

―――害虫の巣

ナズナ『テキヨウサイ、OUTER HEAVENVENニセンニュウ、サイシュウヘイキHOTAL GEAR ヲ ハカイセヨ』

団長「」コソコソ

ススキ「」コソコソ

ナズナ『イイワスレテイタガ ガスチタイ デハ ガスマスク ガ ヒツヨウダ・・・OVER』

団長「」つガスマスク

ススキ「ふわ~……団長さんがいっぱいだぁ……」フラフラ

―――とある騎士団

モブ騎士「!? 誰だ!?」

団長「」テクテク

モブ騎士「ああ あなたでしたか、ジャブジャーブカ」

団長「」テクテク



ススキ「」コソコソ

モブ騎士「誰だ!?」

ススキ「うさうさう~さ!」

モブ騎士「なんだ……うさぎか」

―――とある戦場

害虫「?」ブーン

団長「……」フセ

害虫「? ?」ブーンブーン

団長「」フセ

害虫「? ……」ブーン

団長「」ホフクホフク



害虫「コンタクトー!!」

ススキ「あわわわわわわ」

―――とあるビルの前

団長「俺の名はジャブ・ザ・カッキーン。騎士団の歩く札束……!」

モンスキート「……どうやら貴様は、我々の同類だったようだな……!」



ススキ「正々堂々! やるからね!」奪!

害虫「バカな……」スッパーン

団長「ガチャ<ここ>が俺の居場所……これが俺だ……!」



ススキ「あ、猫だ! かわいい~!」ナデナデ

猫「ナーゴ」ナデラレナデラレ

―――ススキのお部屋

ススキ「うわ~ん! 団長さんの仕事、付け入る隙がないよ~!!!」ベットダイブ

ススキ「やっぱりス隙の私には無理なんだよ~! なんちって……」

ススキ「」グスン

ススキ「……やだなぁ……。私も団長さんの特別になりたいなぁ」

pipipi pipipi

ススキ「ん? はい、こちらススキ」

???『気を付けろ、今団長は疲れている』

ススキ「疲れてる? まあお仕事大変そうだし疲れてるとは思うけど……」

???『扉の前にプレゼントを用意しておいた』

ススキ「プレゼント? あなたは……?」

???『ファンの一人ウサ……』プツン

ススキ「……なんだったんだろ? 今の人……」

ススキ「プレゼントって……?」キィィ~

ススキ「なにこれ……『耳かきセット』? と、雑誌? 」つ『童貞男子を落とす100の方法!!』

―――廊下・夜

団長「まったく……ナズナも人使いが荒いもんだ……」テクテク

団長「ん? 俺の部屋の前に誰か……?」

ススキ「あ、団長さん! お帰りなさい!」

団長「ススキ? どうしたんだ?」

ススキ「ちょっと団長さんに会いたくなっちゃって……えへへ。迷惑だった?」

団長「迷惑なもんか。そう思ってくれるのは、団長冥利に尽きるよ」ナデナデ

ススキ「……絶対わかってないよね」ボソ

団長「ん? 何がわかってないって?」

ススキ「き、聞こえてたの!? そこは聞き逃すところだよ!!」

団長「え、ああ、すまん」

ススキ「まあいっか! しっかりわからせてあげるから! 早く部屋に入ろ?」

団長「あ、ああ。そうだな」ガチャ

―――団長のお部屋

ススキ(鍵を締めといて……)ガチャ

団長「ススキは適当に寛いでてくれ。お茶くらいなら――。ススキ?」

ススキ「ふっふっふ。私の色香に惑わされて、易々と部屋に入れちゃうなんて……団長さんもまだまだだね!」

団長「色香って……まあ確かにススキは可愛いけど――!」

ススキ「隙あり~!」ルパンダイブ

団長「のわ!?!?!?!」ガバ

団長(す、ススキにベッドに押し倒された!?)

団長「ちょ、ちょっとススキ! 一体何――!」

ススキ「起きちゃダメ~!」ムギュウ

団長「おわっぷ!」

団長(す、ススキの胸に顔が包まれて……呼吸が……!)ムギュムギュ

ススキ「放すけど、起きちゃだめだからね!」

団長「お、おう」

団長(ちょっと名残惜しい……)

ススキ「うんしょっと……。ちょっと顔上げて」

団長「あ、ああ」

団長(そういうとススキは俺の頭頂部にお腹を付けるように、膝枕をしてきた)

ススキ「えへへ~。膝枕♪」

団長(こ、これが膝枕か……フトモモのハリと柔らかい肌触りが心地いい……)

団長「そ、それにしても、突然どうしたんだよ?」

ススキ「団長さん、最近疲れてるみたいだから、私が癒してあげる!」つ耳かきセット

団長「ま、まあ確かに最近無理な仕事が多かったけど……。でもススキがそんなに頑張んなくたって、ナズナやカンナ(有料)に頼めばやってくれるし……」

ススキ「……それじゃあダメなの。私だって、団長さんの役に立ちたいんだから! その気持ちはナズナさんにだって負けないよ!」

団長「ススキ……」

団長「本心は?」

ススキ「団長さんとイチャイチャしたい! 団長さんのことがだ~い好きだから!」

団長「そ、そうか……/// ありがと……///」

ススキ(そっか……気持ちを伝えるってこんなに簡単なことだったんだ……。何を迷ってたんだろう、私……)

ススキ「だから、団長さんに私の大好き……たくさんしてあげる!!」

ススキ「それじゃあ、どちらかにごろ~んして?」

団長「お、おう」ミギミミヲウエニ

ススキ「右耳を最初に向けるってことはね……耳かきをしてくれる人の事が大好きな証なんだよ! 団長さんも、私の事が大好きなんだね!」

団長「そ、そうなのか!? た、確かにそうかも……」

ススキ「……ぷくく……。うっそ~!!! そんな話はありませ~ん!!」

団長「んな!! そ、そんなことないぞ! 俺は実際、ススキのことはその……好きだったし……」

ススキ「……え? そ、そうなんだ……///」

団長「ふふ……。やっぱお前、可愛いな!」

ススキ「……団長さん、悪い顔してる……。こうなったら、耳かきで成敗だ~!」

ススキ「だから団長さん、動かないでね?」

団長「はいはい」

ススキ「それじゃあいたずら開始~!」サリサリサリ

団長「い、いたずら!?」

団長(ススキが耳穴の周りに耳かきを這わせ始めた……。じんわりとした快感が耳穴を舐めまわしていくようだ……)

スルスリスリスリ
サリッサリサリサリサリ

ススキ「そ、気持ちいいいたずら! だって団長さんの耳の中綺麗だし、掃除する必要はないかなって。気持ち良くして、私なしじゃ生きられない体にしてあげる!」カリカリ

ススキ「耳穴の周りをスリスリっと」カリカリ

クルックルクルクルクル
シュッシュルシュルシュルシュル

団長(優しく耳穴に触れられて……まるで赤子をあやすような手つき……。快感の霧が、ゆっくり広がっていくようだ……)ゾクゾクゾク

ススキ「団長さん気持ちよさそう……。すっごくかわいい……」カリカリ

サリッサリサリサリ
スーッスースースースー

ススキ「そういえばさ」カリカリ

団長「ん? どうした」トローン

ススキ「耳についてるこのひだひだ? これってなんていうの?」カリカリ

団長「ああそれか。それは耳介って言うんだ」トローン

ススキ「耳介ね。じゃあこの耳介をもみもみって」モミモミ

モミモミモミモミ
スリスリスリスリ

団長(あ~。耳かきを左手に持って、右手で耳介をもみもみしてきた……。指で耳介をつままれるたびに、甘い汁が耳介から搾られていくような感覚……)ゾクゾクゾク

ススキ「あ、これやっぱ気持ちいいんだぁ♪ それじゃあもっとしてあげる」モミモミ

モミモミモミモミ
スースリッスースリッスリ
カリカリカリカリカリ

団長(あああああ。耳かき棒が耳をなぞるたびに、甘い快感が落とされて……力が抜けてしまう……。でもそれを、ススキのフトモモがしっかりと受け止めてくれる……。ススキの甘い匂いが、俺を霧の底へと落していく……)ゾクゾクゾク

ススキ「団長さ~ん……だ~い好きだよ♪」モミモミ

モミモミモミ
スリスリスリッスリスリ
カリカリカリカリ

団長「すごい……気持ちいい……」トローン

ススキ「ふふふ。トローンとして……。そんな可愛い顔してると、パクっと食べちゃうよ?」モミモミ

ススキ「それとも……食べられたいのかな?」ササヤキ

団長(あぁ……。ススキの囁き声が、耳の中を駆け廻って……。音波が耳の中をくすぐっていく……。こそばゆい感覚が心地よい……)ゾクゾクゾク

ススキ「私はね……団長さんのこと、食べちゃいたいよ」ササヤキ

ススキ「ねぇ……食べちゃダメ?」ササヤキ

団長「た、食べるって……?」ゾクゾク


――
―――
ススキ「それじゃあ……団長さんのはじめて……食べちゃうね?」

ススキ「あはぁ♪ 団長さんの……美味しい……。団長さんも気持ちいいよね♪」

―――
――


団長(み、みたいな!?)ゾクゾクゾク

ススキ「そう……頭からパクって……むしゃむしゃって♪」ササヤキ

団長「……へ?」

ススキ「団長さん、知らなかったの……? 私、人を食べるのが大好きなの♪」ササヤキ

団長「え、そういう意味!?」バッ

ススキ「逃げちゃだ~め……!」ガシ

ススキ「団長さんが悪いんだよ……私をこんなに夢中にさせるから……!」ムギュウ

団長(す、ススキの胸に抱きかかえられて……ろ、ロリっぱいが当たってる……! ってそうじゃなくて! なに!? 人を食べる!? そ、そんな猟奇的な趣味が!? と、とりあえず脱出しないと!!)

ススキ「あ~ん……」ミミパクッ

団長「ひぁ!」ゾクゾクゾク

ススキ「んふふふふふ……」ハムハム

団長って言うからグラブルかと思ったけどよく分からん

団長(あああああああ……前屈みになったせいで、ススキの胸が当たって……フトモモと胸に挟まれて……。耳にはススキの柔らかい唇……耳穴には吐息……。甘い匂いが俺を包み込んで……。正直、逃げ出したくはない……!!)ゾクゾクゾク

ススキ「ふふふ……。だ~いせ~いこ~!」パッ

団長「あ……」

ススキ「団長さん、いい顔だったよ♪ まさかほんとに食べられちゃうと思ってたの?」クスクス

団長(ススキが耳から口を離してしまった……正直、名残惜しい……。もう少し食べられていたかったなぁ」

ススキ「ふぇ?///」

団長(こ、声に出てた!?)

団長「あ、い、いや……まあ」

ススキ「へぇ~。団長さん、私に食べられたいんだぁ~♪」ニマニマ

団長「あ、ああ……正直、気持ちがよかった」

ススキ「それじゃあ……もう一回やってあげよっかなぁ」ニマニマ

団長「や、やってくれるのか?」

ススキ「うん! 団長さんが、もっと私のことを好きになってくれたらね! 今日はお預け」

団長「そ、そんなぁ」

ススキ「今回は、耳かきで気持ち良くしてあげるから……ね?」ウィンク

団長「あ、ああ……残念だが、わかった」

団長「もう十分好きなんだがなぁ」

ススキ「それじゃあダメ! もっともっと、好きになって……私から逃げられなくなってから、してあげるからね……」カリカリ

スーッスリッスリッスリッスリ
カリッカリカリカリカリカリ

団長(ススキがまた耳穴を責めてきた……まるで踊るように、楽しそうな手つき……。女の子に遊ばれるってのも、案外悪くないかもしれない)

ススキ「団長さん、どう? 気持ちいい?」カリカリカリ

団長「ああ、気持ちいいよ……溶けちゃいそうだ……」

ススキ「よかったぁ……いっぱい気持ち良くしてあげるね」カリカリカリ

団長「そういえばススキ」トローン

ススキ「ん? な~に?」カリカリ

団長「さっき、どうしたんだ? なんか元気がなさそうだったから」トローン

ススキ「……なんでもないよ。ただ、ローレンティアさんが羨ましかっただけ」カリカリ

団長「ローレンティアが?」

ススキ「何度も言ってるでしょ? 私だって、団長さんが大好きなんだもん」カリカリ

団長「ススキ……」

ススキ「別に団長さんが気にする必要はないよ! みんなを大事にしてくれる、それが団長さんの魅力だから! でも」カリカリ

団長「でも?」

ススキ「これからは、私も大好きを隠さない! たくさんいたずらして、団長さんの大好きを奪い取っちゃうんだから!」カリカリ

団長「ははは、それは怖いなぁ」トローン

団長(もう、奪われちゃってるんだけどな……)トローン

―――

団長「……うぅん……。あれ……? いつの間に寝て……てあれ?」ムギュウ

ススキ「んへへ……」ギュウ

ウサギノオ「うさぁ」ギュウ

団長(ろ、ロリ巨○サンド!? あ、頭が胸に抱えられて、柔らかい……良い匂い……)ムギュウ

ススキ「団長さん……だいすきぃ……」ムニャムニャ

ウサギノオ「追い込まれた兎は、ジャッカルより凶暴うさぁ」ムニャムニャ

団長「俺の大好きを奪い取る……か。大好きだぞ、ススキ」

ススキ「……だいすき……」ムニャムニャ

おわり

ススキフルアンプルゥ記念に書いちゃいました。最近忙しくてあれですね。
今回はちょっと淡泊すぎたかも
艦これじゃなくて申し訳ありません……。もし次書く機会があれば、是非とも艦これでいきたいなぁと。
花騎士もっと流行れ

おつ

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