ノンナ「そんなうちの高校の暗部をいわないでくださいよ・・・」
カチューシャ「事実だろう 私たちプラウダ高校は、ロシアとの交流を目的としているが、交流を行っていた期間のなかには冷戦下のソ連だった頃があるんだから・・・」
ノンナ「ムルンバ大学じみたものでしたねその当時は・・・」
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カチューシャ「冷戦というのは、資本主義と共産主義とのイデオロギー対立 そのイデオロギー対立のなか覇権をかけた熾烈な争いをアメリカとソ連は行った」
カチューシャ「そんな冷戦のなか国際交流のなのもとにソ連と交流したが・・・」
ノンナ「ソ連の狙いは、覇権のためや日本に共産主義革命を行うための共産主義思想を広めること 思想浸透戦略ですね」
ノンナ「しかも創立者は熱烈な共産主義者でソ連の信奉者だから、止めるものはいなかった・・・」
カチューシャ「思想浸透戦略だけでなくいつしか軍事教育も行われていた」
ノンナ「偉大なるソ連は、第二次世界大戦当時スターリンが軍部を粛清し、それがもとで軍隊としての質は低かった」
ノンナ「その現状を知っていたジューコフというソ連軍人は物量投入で質を補う選択をとり女性も動員された」
カチューシャ「ロシア女性の体格が男性とひけをとらないという点もあったが、女性を兵士としていた経験からソ連が女子高生に本格的な軍事教育を行わったんだ」
期待
カチューシャ「軍事訓練は、一般兵士と士官向けとに別れていて適性検査や通常授業、試験で高い成績をおさめたものが士官コ―スに進むことができる・
カチューシャ「士官だと高度な戦略・戦術について教えられる」
ノンナ「士官教育を除くと、一般兵士向けのものは歩兵、戦闘機やヘリの航空機パイロット、戦車兵、砲兵、軍医、海軍兵の養成でしたね」
ノンナ「学園艦が実質空母なのを利用し、戦闘機の離発着訓練も行ってたんですよね」
カチューシャ「ああ ロシア親善訪問という名目で北方領土に移動させた上でだ」
カチューシャ「内部でAKで射撃訓練をしたり、ソ連の最新戦車や自走砲の訓練をしようと気づかれないが戦闘機はさすがに気づかれるからな」
ノンナ「個人的にはAKを発砲してみたいです!」
カチューシャ「ノンナ! とにかく訓練を満了したものは、世界各地を共産化すべく共産主義勢力への軍事顧問や情報収集など工作員として活動するものもいた」
カチューシャ「だが大抵は身分を偽装し失踪した上であるいは堂々と卒業後ソ連軍に入隊していった 日本で一般人としていきながら、実はソ連のスパイでしたという役目をおったものもいたが」
ノンナ「フランス外人部隊なものを作ろうという意図でしたね 自国人の戦死者がでたがために世間が戦争反対になるのを防ぐためや汚れ仕事をやらせるつもりで・・・」
ノンナ「その頃はお陰で、公安部の監視対象にされるという憂き目を見たり・・・」
カチューシャ「対立している勢力の兵力を養う組織や思想浸透を行う組織なんだから当然だよ」
カチューシャ「それどころか自衛隊や米軍による撃沈も計画されていたという話だ」
ノンナ「防衛省や自衛隊は否定していますが、アメリカはそのむねを記した公文書を公開していますから私たちの学園艦海のそこだったんですね一歩間違えれば・・・・」
カチューシャ「ともかくソ連の日本人女性部隊は、最近だとアフガニスタン戦争で華々しい活躍を行った」
カチューシャ「ただ冷戦が崩壊すると経済難から全面的に解体されてしまい、まともな社会適応できずにいわゆるロシアンマフィアに流れついてしまうのだが・・・」
ノンナ「隊長 なぜその頃のお話をしたんですか?」
カチューシャ「ああ 我々は大洗に負けただろう」
ノンナ「はい」
カチューシャ「西住みほや大洗の生徒は優秀だ」
カチューシャ「だが当時の生徒ならどうだろうと思ってな」
ノンナ「共産主義の優位性を喧伝するために戦車道大会で好成績を収めようということに当時はなっていた」
ノンナ「今の北や中国のサッカーの国際試合の扱いのようなものですね」
カチューシャ「国の国威発揮の場であるがために戦車道の実力も高かった」
カチューシャ「あの黒森峰でさえ現家元西住しほが戦車隊長につくまで敗北を喫することも多かったという しほ就任後もだ」
ノンナ「ソ連にドイツは負けたから当然です!」
カチューシャ「もしわたしが隊長ではなく当時の隊長なら大洗に勝てていたのではないかと思うんだ・・・・」
カチューシャ「わたしが隊長でないなら負けることも・・・」
ノンナ「カチュ―シャ! 人は人、カチューシャはカチューシャです!」
ノンナ「カチューシャにはカチューシャのよさがあります 過去の栄光を郷愁しても意味がありません!」
カチューシャ「ああそうだな 私なりに精一杯頑張るまでだ ありがとうノンナ!」
FIN
乙 このカチューシャは頼れる同志ですわ
連合赤軍ホイホイ
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