モバP『幸子ォ!結婚し』ブツッ (100)

幸子「プロデューサーさん!?プロデューサーさん!!」

ツーツー

ちひろ「どうかしたの?何か……」

幸子「いや…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!プロデューサーさんが!ボクのプロデューサーさんがぁぁっっ!!」

ちひろ(プロデューサーさん……貴方の身に一体何が…!?)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428931862

はえええええよホセw

html申請の所芳乃の奴が被ってるよん

あれ?
みく編がついさっき終わっ……あれ!?

まだかな?

ピッピッピッ


幸子「……おや、プロデューサーさん。まだおやすみなんですか?こんなにカワイイボクが今日もお見舞いに来てあげたのに、また会えないなんて可哀想ですね!いいです、目を覚ますまで待っててあげます!ボクはカワイイので!」ニッコリ

P「……」

幸子「~♪」




ちひろ「……」

凛「……どう?」

ちひろ「……」フルフル

凛「……そっか」

卯月「私の、私のせいで……っ、ごめんなさい…」

凛「……卯月のせいじゃないよ。卯月だけでも無事だったんだから、今は安静にしてなきゃ。病室戻ろう?」ポンポン

卯月「…っ」グスッ

早いにもほどがあるだろww

植物状態とか集中治療室的なとこから始まってるのか?

ちっひにスタドリ買わされ過ぎたか?

お前の脳髄はどうなってるんだ

モバPが何をしたってんだ!!
スタドリ漬け、仕事漬けの毎日を送っていて、たまに未成年相手に求婚しているだけなのに...

>>11
早苗さんやユッキにも求婚してたろ!

またお前かwww

幸子「それでですね、今日はレッスン中でもボクは可愛さが際立ってしまって……あぁ、可愛さは罪ですよ!ね、プロデューサーさん!」

P「……」

幸子「もー。聞いてるんですか?まぁいいです、今日もボクが沢山お話をしてあげますからね!幸せ者ですよ、プロデューサーさん」

P「……」

幸子「そうだ、珈琲買ってきてあげます。ブラックが好きでしたよね、無糖の。ちょっとだけ待っててくださいね!」

P「……」





ちひろ「……えぇ、まだ目を覚ましません。お医者様によるとどうにも…」

スタドリ大量摂取→限界がくる→卯月たちが入ってくる→そのまま倒れる、ここまで妄想した

アニマスの春香と同じパターンと妄想

状況がシリアスなはずなのにまるでシリアスに見えない

このモバPは神にでも嫌われてるのかな?
すんなりいったのは芳乃ぐらいだし

>>12
ちひろを忘れるな!

まぁ、世界的に有名な神様も一回死んでから生き返って生前以上にパワーアップしたし…

モバPは自ら進んで十字架を背負っていた………?

>>21
忘れたか、奴ら…十時軍の存在を

>>1さんお願いです「結婚しろォ!」シリーズのURLを貼って下さい(頭を下げる音)

ググれよカス

まだ一つも落ちてないし板内検索しろよ

モバP「乃々ォ!結婚しろオォ!!!」バァン!
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大したものじゃあねーですが…

モバP「友紀ィ!結婚しろオォ!!!」カキーン
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順番バラバラか…

メガキチはまだなんですかね

幸子「はい、買ってきてあげましたよプロデューサーさん!」

P「……」

幸子「目が覚めた時にでも飲んでくださいね、そしたらすぐにでもボクに連絡をください!急いで顔を見せに来てあげますから!」フフーン

P「……」

幸子「また明日来ます。おやすみなさい、プロデューサーさん」






幸子「だーかーらー oh my だーりん、だーりん、あいらびゅー♪」スタスタ

卯月「あ…」バッタリ

凛「…」

幸子「あ、卯月さん。それに凛さんも。足の具合はどうですか?」

卯月「え、と…もうちょっとで治る、かな」

幸子「だめですよー。アイドルなんだから自分の身体は大切にしないと!」

卯月「…うん」サッ

幸子「明日は卯月さんのところにも顔を出してあげますよ!このボクが!」フフーン

卯月「わ、私はいいよ…気持ちだけで」

幸子「そうですか?じゃあ、お見舞いの品だけでも持っていきますね!最近プロデューサーさんのところばかりで……」エヘヘ

卯月「ありがとう…」

幸子「それじゃあボクは帰りますので。お大事に!」

卯月「ばいばい…」

凛「……」


幸子「しーあーわーせーのー こーたえー♪」スタスタ



卯月「…………」

凛「……卯月、戻ろう」

卯月「……うん」

幸子のハイライトはどこいったの


ちひろ「はい、はい…わかりました」

幸子「ちひろさん?」

ちひろ「幸子ちゃん!?」

幸子「どうしたんですか、そんなにびっくりして……なるほど、分かりました。ボクのカワイさに圧倒されたんですね!」

ちひろ「そ、そうね。うん。幸子ちゃんはカワイイから…」

幸子「当然です!」フフーン

ちひろ「…こんな時間までいたの?もう夜だけど…」

幸子「プロデューサーさんは寂しがり屋ですから、このボクがわざわざ居てあげたんですよ!それなのにまったく。お寝坊さんですよね、プロデューサーさん!」プンスカ

ちひろ「……そうね」

幸子「ところでちひろさん。凛さんも遅くまで残ってるんですか?」

ちひろ「あぁ……卯月ちゃんが不安になるかもって、同じ病室に泊まり込んでるの」

幸子「そうなんですか。卯月さんも寂しがり屋なんですね!」

ちひろ「……幸子ちゃんも、そうする?」

幸子「へ?」

ちひろ「毎日、プロデューサーさんのところに来ているでしょう?」

幸子「えぇ、まぁ」

ちひろ「だから……特別に」

幸子「いえいえ、遠慮しておきます。ボクが泊まったりなんてしたらプロデューサーさんが甘えて、ずっとお寝坊するかもしれないですから。目が覚めたら真っ先にボクに電話してくるのを待ちますよ」ニコッ

ちひろ「……そっか」


幸子「ところでちひろさん、お手数じゃなければなんですけど…」

ちひろ「何?」

幸子「ザーザー降りになってきちゃったので、送っていただけませんか?傘忘れてきちゃったんです……うっかりなボクもカワイイですね!」フフーン




幸子「おはようございます!カワイイボクですよ!」

P「……」

幸子「まーたお寝坊さんですか!仕方のない人ですねぇ。はぁ、ボクは優しいので今日も起きるまで待っててあげますよ!プロデューサーさんは本当に幸せ者ですね!」

P「……」

幸子「そういえば明後日は卯月さんが退院するそうですよ。プロデューサーさんもさっさと起きちゃってください、ボクの仕事に支障がでるんですからね!」

P「……」

幸子「花瓶の花、取り替えてきてあげますよ!ボクが選んだお花はいい匂いだったでしょう?ボクの次くらいにカワイイから当然ですね!」

P「……」

幸子「最初は看護師さんにダメーって言われたんです。最近はお花をお見舞いに持ってきちゃダメなところが増えているらしいですね」

P「……」

幸子「でも、ボクのカワイさに免じてくれたんでしょうね。1週間くらい持ってきたら特別にOK貰ったんです!あ、でも枯れかけたら取り替えるようにって言われました。面倒ですけど、ボクがやってあげますよ!」

ううっ


P「……」

幸子「聞いてください!テストで全教科100点満点だったんです!文武両道で才色兼備、さすがはボクですね!褒めてくれてもいいんですよ!」フフーン

P「……」

幸子「照れ屋さんですねぇ。じゃあ、甲斐性なしのプロデューサーさんの為にボクの方から手を握ってあげます!」ギュッ

P「……」

幸子「ところで、卯月さんのロケが終わったら一緒に遊園地に行くって約束がありましたよね。エスコートを楽しみにしてますから、早く起きちゃってください!いいですね?」

P「……」

幸子「さーん、にーい」

P「……」

幸子「いーち」

P「……」

幸子「ぜろ!…もー!プロデューサーさんのくせに生意気ですよ!確かに働きすぎとは思ってましたけど、幾ら何でも休み過ぎです!」

モバPに何があったんだろうか

P「……」

幸子「レディを蔑ろにし過ぎです。ボクぐらいに心の広い人じゃないと釣り合わないんじゃないですか?」ハァ

P「……」

幸子「あ、そうそう。明日は諸用があって来れなくなりました。明後日、卯月さんの退院する日からちゃんと来てあげますから、1日だけ我慢してくださいね。寂しがり屋のプロデューサーさん!」

P「……」

幸子「今日は特別に、ボクの、ボクによる、ボクのために、ボク自らが作った、ボクを象った御神体にも近いお人形をプレゼントしてあげます!ボクと同じくらいカワイイでしょう?まぁ、ボクの分身といっても過言ではないから当然ですね!」

P「……」

幸子「枕元に置いておきますから。目が覚めた時に、是非ともびっくりしちゃってください!」

P「……」

幸子「ちょっとだけここ、借りますね。人形作るのに夜遅くまでかかっ………じゃなくて、お勉強が捗ったんです。ボクにかかればお人形作るのなんてチョチョイのチョイですから。ほんとですよ!………ふぁぁ」

P「……」




P「……」

泣きそう

健気な幸子もかわいいなぁ…(号泣)



卯月「……」

凛「退院、おめでとう」

卯月「……ありがとう」

凛「すぐに事務所にいく?3日後は卯月の復帰祝いで、ニュージェネレーションのライブが入ってるけど」

卯月「………」

凛「振り付けと歌詞、忘れてないよね?ファンも駆けつけてくれるんだから精一杯やらないと。プロデューサーも言ってたでしょ?笑顔で楽しく…」

卯月「………」

凛「…卯月?」

卯月「私には…無理だよ。踊れない」

凛「……」

卯月「私の不注意で、プロデューサーさんが……」ブルブル

凛「……」

卯月「……私には、そんな資格が…うぅ」

他のみんなが許しても、わたしは卯月を許さない

凛「……」

卯月「アイドルなんて…できないよ」

凛「卯づ」



幸子「おや、どうしたんです?こんなところで」ヒョコッ



卯月「幸子…ちゃん」

幸子「プロデューサーさん、まーたお寝坊なんです。折角、卯月さんが退院するというのにですよ?だから、早く目が醒めるように珈琲を買いに来たところなんですけど……どうかしたんですか?」

卯月「ごめん、ごめんね…幸子ちゃん……っ!」

幸子「わわっ!ど、どうしたんですか?どこかぶつけたんですか!?」アセッ

卯月「私のせいで、プロデューサーさんが、っ、目を覚まさない、から…っ」

幸子「……何を言うかと思えば」ハァ

卯月「…幸子ちゃ」

幸子「えぇい、歯を食いしばってください!」

卯月「ふぇ?」


幸子「そいやーっ」ペシンッ


卯月「あいたっ?!」

凛「…」

幸子「…歯を食いしばらなきゃいけない程じゃないなんてツッコミは要りませんからね」

凛「……」

幸子「アイドル、女の子は顔が命です。このボクが1番分かってるのに痕が残るような事するわけないじゃないですか。いや、実はムカッとキたので残してやろうと思いましたが」ムスッ

卯月「!?…?!」

幸子「プロデューサーさんはただ、お寝坊なだけです。きっと、卯月さんを庇った時に疲れが爆発したんですよ。ここぞとばかりに休みに入ってますけどね」

卯月「…違うよ」

幸子「違いません。というか、もしかして、プロデューサーさんに対して”私を庇わなければよかったのに”とか思ってませんか?」

卯月「……」

幸子「いやいや、プロデューサーさんはアイドルのプロデューサーとして当然のことをしただけですよ。どれくらい当然のことかというと、ボクが世界で1番カワイイという事実くらい当然のことですね」ドヤーン

凛「……」

幸子「むしろ、咄嗟に卯月さんを庇うくらいの器量がないヘタレな男の人だったら、ボクをプロデュースする資格なんてありません。……まぁ、ヘタレといえばヘタレですけど」

卯月「……」

幸子「さっきアイドルの資格がないとかなんとか言ってましたよね?とりあえず撤回してください」

卯月「……でも」

幸子「卯月さんが自分の資格と可能性を否定するのは、まんまプロデューサーさんの眼と、卯月さんを信じる気持ちを否定するのと同義なんです。分かってますか?」

卯月「!」

幸子「少しでもプロデューサーさんに引き目を感じるなら。プロデューサーさんが観念して目を覚ました時に、恥ずかしくないくらいのアイドルとして、格好つける為だけに愛飲してる缶珈琲を持ってお見舞いに来るといいと思いますよ?……おっと、プロデューサーさんが待ってますのでボクはこれで」スタスタ

あの幸子がまともなことを言ってる…だと…





凛「……卯月」

卯月「私、ばかだなぁ」

凛「そうだよ」サラッ

卯月「えぇーっ!」

凛「ふふっ。ほら、行こう」クスッ

卯月「……うん!」


.

よかった…心が壊れたさっちゃんはいないんだね…



幸子「プロデューサーさん。卯月さん、今退院していきましたよ!聞いてくださいよ、卯月さんが自分の事を……」

P「……」ニコッ

幸子「……あれ?」ゴシゴシ

P「……」

幸子「んー…気のせいですか?まぁいいです、聞いてください!卯月さんがですね……」





.




幸子「プロデューサーさん。卯月さんの復帰記念ライブの事が新聞に載ってますよ」

【足のケガ完治!島村卯月、復活!!】

幸子「プロデューサーさんのお陰で卯月さんは足のケガだけで、早く復活もできました。流石はボクのプロデューサーですね、褒めてあげます!」

P「……」

幸子「ボクのプロデューサーなんですから、トラックに撥ねられても格好よく受け身をとれるくらいでもよかったんですけどね!」

P「……」

幸子「それでは、今日はボクもライブがありますから。行ってきますね、プロデューサーさん」








.

トラックに跳ねられたのかそりゃこうもなるか…


ちひろ「幸子ちゃん、お疲れ様」

幸子「フフーン、今日もファンの皆さんにボクのカワイさを見せつけてやりましたよ!プロデュ…」

ちひろ「…」

幸子「あ、な、なんでもないです!先にあがります!お疲れ様でした!」

ガチャ

バタン

ちひろ「…お疲れ様」







幸子(……明日も早いですから、早く寝ないと…遅れたら……プロデューサーさんに怒…)

幸子「っ……プロデューサー、さん…」グスッ



P「泣くぞ。すぐ泣くぞ。ほら泣くぞ。絶対泣くぞ」ニヤニヤ

幸子「なっ!泣いてません!!」

P「幸子は意外と泣き虫だからなぁ。『ボクのプロデューサーはプロデューサーさんしかいないんですよ!』とか、泣き目で言ってたよな」

幸子「…え?あれ?」

P「幸子、早く行くぞ。コーヒーカップが俺たちを待ってる!俺、あのアトラクション乗ってみたかったんだよ!」スタスタ

幸子「…プロデューサーさん?」

P「何だ?」キョトン

幸子「プロデューサーさんは、えっと…病室に。ボクはお家に帰って……あれ?」

P「……はっはっは、カワイイやつめ」

幸子「もしかして、ボクの勘違いですか…?」

P「おーい、早く乗ろうぜ。よいしょっと」


幸子「…急には回さないでくださいね。びっくりしちゃうので!」

P「オーケーオーケー。ドラァ!!!」ギュンッ

幸子「ひゃぁぁぁぁーーーーっ!!」



P「あっはっは、楽しかったなー」

幸子「プロデューサーさんはいじわるです!まったく…」

P「ハハハ、悪かったって…お、アイス。そこで食おうか」

幸子「ボクはイチゴ味ですからね!」

P「わーってるわーってる」

おいやめてくれよ…


幸子「プロデューサーさん!メリーゴーランドですよ!乗りましょう!」

P「おう!俺は白馬に乗るからな!」

幸子「じゃあボクは、プロデューサーさんの後ろに乗ってもいいですか?いいですよね!」

P「俺の後ろなんかでよければ全然オッケーだ」キリッ

幸子「えへへ……あれ?そういえば、2人っきりですね。ボク達以外に誰もいないですけど…」

P「…いいんじゃないか?俺は大歓迎だ」

幸子「…っ、ぼ、ボクも悪くはないです!」カァ

P「愛いやつよのう」ナデナデ

幸子「知ってます」ドヤーン



P「いいなぁ、幸子と乗る白馬」

幸子「ボクはお姫様みたいなものですからね。光栄に思ってください!」

P「あぁ、光栄だよ。本当に」

幸子「う…な、なんだか今日はやたら正直者ですね」カァ

P「……まぁ」

幸子「今度、オフの日に乗馬に行きましょうよ!本物のお馬さんにボクと一緒に乗ってください!」

P「ハハ、考えとくよ」

幸子「絶対ですよ!約束ですからね!」

P「…行けたら、いいな」

幸子「ボクはどこで乗れるのか調べますから、プロデューサーさんは丸1日オフになる日を確保してくださいね!」

P「……」



.

トラックに跳ねられたぐらいで死ぬもんかよ
だってプロデューサーなんだぜ?

あれ?モバPはいつからジェクト様になったんだ

P「……」

幸子「フフーン♪つーぎーはー…」

P「幸子、時間がない。次でラストかもしれない」

幸子「え?お仕事入ってましたか?」

P「俺の都合っていうか…」

幸子「仕方ないですねぇ。じゃあ、最後はやっぱり観覧車ですよね!せっかく一緒に来れたんです、観覧車に乗らないなんてありえませんよ!」

P「分かった」




幸子「おぉ…た、高いですね?まぁ、空から舞い降りた事のあるボクからすればなんともないですけど…!」

P「……」

幸子(この雰囲気は…なかなかロマンチックですね!なんというか、ボクの理想通りというか…)

>>58
日常的に茜ちゃんとかきらりんのタックル止めてるもんな


P「……幸子」



幸子「は、はい!?」

幸子(この流れは…まさか……!)

P「あ」

幸子「ぼ、ボクも同じ気持ちかもです!」

P「りがとう。な」ニコッ

幸子「え?…………なんです、急に…」ズーン

P「毎日見舞いに来たら、動けない俺の世話をしてくれて。手を握ってくれたりもしたな。温かくて代わりに、卯月を励ましてくれただろう?」


P「……幸子」



幸子「は、はい!?」

幸子(この流れは…まさか……!)

P「あ」

幸子「ぼ、ボクも同じ気持ちかもです!」

P「りがとう。な」ニコッ

幸子「え?…………なんです、急に…」ズーン

P「毎日見舞いに来たら、動けない俺の世話をしてくれて。手を握ってくれたりもしたな。温もりが分かった。……それと、俺の代わりに、卯月を励ましてくれただろ?」

幸子「…………え?何で、プロデューサーさんがそれを…?」

P「嬉しかったよ。本当に嬉しかった。…とうとう、お前の買ってきてくれてる珈琲を一缶も飲めなかったなぁ」

幸子「プロデューサー、さん?」

P「………残念だな。もう、終わりか」

幸子「あ!ボクより先に降りないでください!」



幸子「ふぅ、楽しかったですね!次のオフは約束通り乗馬に…」

P「……」

幸子「プロデューサーさん、どこに行くんですか?出口はそっちじゃないですよ!」

P「……」

幸子「……?プロデューサーさん?なんだか、遠いです。…置いていかないでください!」

P「…ずっと伝えたかった事があったんだ、けどな」

幸子「プロデューサーさん!待って!待ってぇ!!」

P「幸子!俺はお前が好」


.

おい…まさか…冗談だろ?

pipipipipipipipipi───────!!!!!!

幸子「プロデューサーさん!」ガバッ

幸子(……夢…?)

pipipipipipipipipi───────!!!!!!

幸子「…ちひろさんから…。はい、もしもし」

ちひろ『幸子ちゃん!プロデューサーさんが!!』


幸子「……………………え……?」



.

求婚という一つのテーマからよくここまでたくさんのパターンに書き分けられるな、すげぇや

目を覚ましたってオチだよな?な?



幸子「……皆さん、お揃いなんですか。ボクとしたことが…大遅刻です?」

ちひろ「……幸子ちゃん」

幸子「…プロデューサーさんは……?」

ちひろ「………急に心拍数が、弱くなって。脳のダメージが…予想より………もう」

幸子「…もう、なんですか?」

ちひろ「……」サッ


幸子「もう、じゃないです!まだ!です!!」


ガラッ!!

P「…………」

ちひろ「幸子ちゃん…!」

幸子「…随分と弱ってますね。ボクのプロデューサーとして、情けないとは思わないんですか?」

P「……」


P「…………」

幸子「さぁ、さっさと目を覚まして!ここまでずっとボクを待たせておいて…そのままなんて許しませんよ!!」ペシッ

P「…………」

幸子「なんとか言ってください!!」ペシッ

P「…………」

幸子「プロデューサーさん、約束したじゃないですか!」ペシッ

P「…………」

幸子「夢の中で行っただろ、なんて認めませんよ!ちゃんと、遊園地でエスコートしてください!」ペシッ

P「…………」

幸子「絶対許しません!1日どころか2日3日と付き合わせてやりますから!!」ペシッ

P「…………」

>>67
その上人選がすごくあってるんだよなあ


幸子「最後に、何か……言いかけたじゃないですか…………察しろとかだめです…ちゃんと、言ってください…っ!」ペシッ

P「…………」

幸子「お馬さんにも、乗りに、行くんです…」ペシッ

P「…………」

幸子「白馬で…ボクを後ろに乗せて……、一緒に……っ」ペシッ

P「…………」

幸子「他の人なんてダメ……なんです」ペシッ

P「…………」

幸子「プロデューサーさんじゃなきゃ…………ダメなんです…」グスッ

ちひろ「…………っ」

P「…………」

幸子「代わりなんて、だめなんです…ボクの、ボクのプロデューサーさんは……」

P「………………」




幸子「プロデューサーさんだけなんですよ!!」ペシッ

P「………………」ピクッ



幸子「プロデューサーさんじゃないと……プロデューサーさん、プロデューサーさん……っ」グスッ

P「……………こ………………?」



幸子「!!!」

ちひろ「!?」

!?



P「…………やっ…ぱり、泣き虫だよなぁ…」ハハ



.

よかったぁぁぁぁぁぁ!!!

復活!奇跡の復活!よかった!本当によかった!

待ってたぜ…みんな待ってたんだぜ…

良かった
トラックに轢かれて異世界転生チーレムのプロデューサーなんて居なかったんだ






P「……なぁ幸子」

幸子「なんですか?プロデューサーさん」

P「…まだ乗るの?」

幸子「当たり前です。あと1時間乗ったら、次はあのおっきな黒い馬ですよ!ボクというお姫様を攫ってくださいね!」

P「まじかー、難易度高っけぇ」

幸子「白馬の王子様もいいですけど、悪のナイトに攫われるのも悪く無いですから!」

P「はいはい(棒」

幸子「王子はお姫様の言うことをちゃんと聞いてください!」

P「分かりましたよって……ハイヨー」ピシャッ

幸子「わわっ、な、なかなか上手になりましたよね、プロデューサーさん。褒めてあげますよ!」

P「丸2日間も乗せられたら上達くらいするさ……その方が幸子も喜ぶし」


幸子「…ぁぅ……」カァ

P「どうしたんですかー姫さまー」

幸子「なんでもないです!」ギュ

P「……幸子」

幸子「はい?」

P「俺……お前の事が」

幸子「知ってます!」ドヤーン

P「おい。そこはお前…」

幸子「ボクが知りたいのはですね、わひゃっ、ちょ、ちょっと止めてください、乗りすぎて腰が痛くなってきました!」

P「ムードのかけらも無いな…」

幸子「じゃあ、作ってください。…お姫様はちょうど腰が痛いみたいなのであるけませんから!」


P「つまりこういう事か。姫抱き」ヒョイッ

幸子「フフーン、合格です」

P「で、幸子が知りたいのは何?」

幸子「プロデューサーさんがボクの事をどう思ってるかは分かっています。端的に言えば、その先どうしたいのかを聞かせてください!」

P「その先……あぁ、付き合」

幸子「もっと先です!……プロデューサーさん。あの時、電話口でボクに言おうとしたじゃないですか。遺言にならなくてよかったですけど!」

P「…卯月を庇った時に咄嗟にポロっと…」

幸子「そうです、それですよプロデューサーさん!」

P「……あー、分かった。よく聞いててくれ」

幸子「……」




P「結婚してくれ」

幸子「いいでしょう。してあげますよ!」ニッコリ



.

えんだああああ

いやああああああああああ

終焉

ありきたりな展開でしたねすみません
でも悔いはないです
テンションゲージが溜まったらまた…会いましょう


最近早漏すぎかなって。休憩挟みます

うぃずおーるうぇいらぶゆううううう

乙乙!
ありきたりだからこそキャラが映えるんだよ!

休憩挟んだらどんどん書いてくれ、最近の楽しみだわ
乙!

公式でウェイディングドレスを着ていた彼女に求婚はまだなんですか

不幸にならずにすんでよかった

おつです

ありきたりなのが良いんじゃないか!

やっぱりさっちゃんはこういう降ってわいた事態に
振り回されたり意地っ張りになる話が似合うな!おつ

休憩(40分)

乙フフーン
終わりよければ全て良し

幸子だから幸せを運んできたのか…
空も飛んでたし天使確定やね

いいssだった、かけ値なしに

乙でした

乙でした

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