珠美「無理です……珠美には付き合え無いのです……」 (194)

※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は………
誤字脱字・駄文・亀注意
安価下は………暫く避けたいですね…


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光「みんな…アタシに付き合うんだっ!」
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亜季「今日こそは…お付き合いしない日であります」
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心「いいじゃねえか………付き合えよぉ……」
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の続きです
改善の55作目です
安価の出し方など改善すべき所ばかりです……
これからも恐縮ですが……至らぬ点などを御指摘頂けると幸いです。

武道Pの家 居間

珠美「珠美にもとうとう……勝たなければならぬ日が来たようです………」

珠美「…付き合い方を改めねば……ならぬのやも知れませんね……」

珠美「思えば今まで何度戦いを挑み………その度に敗れ去ってきたか……ふふ…長い付き合いです………」

珠美「……珠美にとって……正に運命の相手とでも言うべき…」

武道P「ふむ。前口上は分かった。早くピーマンを食え。」

珠美「だ……だって………」

ピーマン「子供に嫌われちゃうんです………」

珠美「…に、苦いんだもん…………」

武道P「………ふむ…」

珠美「ぐすっ……やっぱり珠美にはピーマンは食せませんー!」ビエエエン

武道P「……悠貴…今日の所は………」

悠貴「…駄目ですっ。」

武道P「ふ、ふむ………」

悠貴「苦手な野菜もっ……ちゃんと食べないと大きくなれないんですっ!」

武道P「し、しかしだな………」

珠美「ぐすっ……苦いのやだぁ………」

悠貴「……………」

悠貴「……珠美さんはっ、ピーマンは嫌いですかっ?」

珠美「……ぐすっ……はい……この緑色だけは……無理なのです……」

悠貴「……私もっ……昔はピーマンは苦くて苦手でした。」

珠美「…でも……夕飯に出たピーマンの肉詰めは……ちゃんと食せたではありませぬか……?」

悠貴「火を通せばピーマンだってっ…甘くなるんですよっ…?」

珠美「>>8

それでも無理なんです!あの苦さとなんとも言えない食感が嫌なんです!

そんなオカルトあるはずがないです!

今回は武道P編か
>>1はロワ頑張ってる?(ゲス顔

珠美「そんなオカルトあるはずがないです!」

悠貴「え、えっと………」

珠美「この緑色の憎たらしい悪魔が、どのようにしたら珠美に甘くなると言うのですか?!あり得ません!緑色の悪魔に慈悲は無いのです!」

悠貴「ピーマンの…話ですよねっ…?」

珠美「他に何の話があるのですか!」

悠貴「いえ……あまりに熱が入っていたのでっ……」

>>9
…緑色は悪m



悠貴「ひ、一口だけでも食べてもらえばっ……」

珠美「いいえ、食べなくても分かります!お肉と言う甘い罠によって珠美を釣ろうとしているのです!おのれ……何と卑劣な……!」

悠貴「ピーマンの肉詰めの話ですよねっ…?」

珠美「むきー!さっきからそれ以外の話はしていません!」

悠貴「す、すみませんっ……」

珠美「とにかく、珠美は絶対に食べませんからねっ!」

悠貴「…………」

珠美「……た、珠美は悪くないもん………」

武道P「……珠m……」

悠貴「……珠美さんっ!」

珠美「ひゃいっ?」!」ビクッ

武道P「……む……?!」ビクッ

悠貴「どうして食べる前から諦めちゃうんですかっ?!」

珠美「……そ、その…………」

悠貴「例え折れたとしても…何度でもまた立ち上がるのが武の道なんですよねっ……?」

武道P「………!う、うむ!」

珠美「……だって……えぐっ…ピーマン嫌いなんだもん………」

悠貴「>>15

そんなだから最近剣道もスランプ気味なんですよ!

悠貴「…そんなだからっ…最近剣道もスランプ気味なんですよっ!」

珠美「……ぐすっ……うええええん…!」

悠貴「………っ……な、泣いたって……だ、駄目ですからねっ!」

珠美「うええええん……珠美だって分かってるもん………!」

悠貴「………(い、言いすぎたかな……でも…ここは心を鬼にしないと…!)」

武道P「ふむ…………」

武道P「……確かに…好き嫌いをすると言う事は…その食物から逃げるという事だ。」

珠美「うええええん!け、剣道とは………!」

武道P「今自分でも分かっていると言ったはずだ。修行と言うのは何も稽古だけではない。食事もまた修行だ。」

悠貴「えっとっ……武道Pさんの言う通りですよっ!」

珠美「珠美は……珠美な……ぐすっ……うええええん!!」

悠貴「ご飯を食べるのだってっ…大切な修行なんですっ!」

珠美「うえええええん!!うええええん!!」

悠貴「……………」

珠美「ぐすっ……えぐっ……うわああああん!!」

悠貴「…………」ギュッ

珠美「あっ……………」

悠貴「……すみません……言い過ぎました……」

珠美「……ぐすっ…………」

珠美が高校生、悠貴が中学生という事実

悠貴「珠美さんに頑張って欲しくてっ………つい……意地悪言っちゃいましたっ………」ギュッ

珠美「……えぐっ………」

悠貴「……すみません………珠美さんがスランプに苦しんでるのはっ……知ってたのにっ………」

珠美「……………」

悠貴「私なんかにっ……剣道の事を言われたら腹が立ちますよね………」

珠美「>>22

いえ……同じ武道の道を歩む者の言葉は、たとえ年下でも為になります

ううん、そんなことないよ…珠美がスランプなのは事実だし、なによりはっきり言ってくれるだけで嬉しいよ

珠美「ううん……そんなことないよ…珠美がスランプなのは事実だし…なによりはっきり言ってくれるだけで嬉しいよ……」

悠貴「……珠美さんっ……?」

珠美「……あっ……う、嬉しいです!」

悠貴「…そう………ですかっ……?」

珠美「はい………珠美の為に…ありがとうございます………」

武道P「…………」

珠美「…ひぐっ………珠美…少し頑張ってみます……!ぴ、ピーマン……食べる……!」

悠貴「…………じゃあっ……」サクッ サクッ

悠貴「まずはっ……この一口だけ食べてみましょうっ………?」

珠美「……ぐすっ……け、結構大っきい………」

悠貴「一口分だけはっ……頑張りましょう。」

珠美「………はい……」

悠貴「…はい……あーんっ」

珠美「…………」ギュウウウ

悠貴「…目は閉じていてもいいのでっ、口は開けてくださいっ。」

珠美「………あー……」

悠貴「はいっ。」パクッ

珠美「…………………」モグモグ

珠美「……………」モグモグ…

悠貴「………どうですかっ?」

珠美「………甘くて………美味しい…?!」

悠貴「…ピーマンは食べ辛い野菜ですけどっ…ちょっとした手間でっ、簡単に美味しく食べられるんですよっ?」

珠美「は、はい……ぴ、ピーマンなのに…とっても美味しいです……!」

武道P「…ふむ……まるで母親だな。」

悠貴「>>29

踏み台

母親……ですか、もう何年も会ってません

ええっ?ええええええええっっっっ!?!?

安価把握

お休みなさい

ピーマンってある時期から急にうまく感じるよな

母親が嫌いな食材は美味く調理する方法を知らないので不味い料理になり子供も嫌いになる
ソースは一人暮らし始めて中華料理屋で青椒肉絲食ってピーマン食えるようになった俺

再開します

悠貴「ええっ?ええええええええっっっっ!?!?」

武道P「いや……今の様子を見ていてふと思った。気に障ったなら許せ。」

悠貴「そ、そうじゃなくてっ!驚いたというか…その……」///

武道P「ふm……」

珠美「な、何故に?!珠美が娘に見えたとでも言いたいのですか?!」

武道P「む……?!」

珠美「珠美の方が悠貴ちゃんより年上でお姉さんなのですよ?!」

武道P・悠貴「…………」

珠美「何故に?!何故に黙る?!」

武道P「ふむ……それもそうだったと思っただけだ。」

悠貴「………(と、年上に失礼な事しちゃったかな……で、でも……)」///

珠美「何か、ちっこいのがいけないんか?!……ち、ちっちゃくないよ!」

珠美「どこを!どう!見たr……!」

悠貴「あっ、口の周りが汚れてますよっ。」フキフキ

珠美「ん………」

悠貴「はいっ、綺麗になりましたっ。」

珠美「ふっふっふ…年上に気が使える悠貴ちゃんは偉いですね!」

悠貴「ありがとうございますっ!」

武道P「…………」

珠美「頭を撫でて差し上げ……差し上げ……」

悠貴「………」スッ

珠美「ん…よしよし、偉い偉いです!」ナデナデ

悠貴(こ、この姿勢きついな………)

珠美「見てください!どう見ても珠美の方がお姉さんです!」フンス

武道P「>>39

ksk

う、うむ…………

武道P「う、うむ…………」

珠美「ふっふっふ…珠美は日頃から悠貴ちゃんの面倒も見てあげてますしね!」

武道P「……………」

珠美「ま、まあ?珠美の方が助けられる事もありますが?それはお互い様ですからね!」

武道P「………珠美がそう思うのであれば…それで構わん……」

珠美「むっ、何か含みのある言い方ですね……?」

なぜ珠ちゃんはCuじゃないのか

珠美「何か疑念でもあられるのですか?」

武道P「……い、いや……無い。」

珠美「そうでしょう、そうでしょう!(珠美もお姉さんになれたのですね………!ピーマンにも打ち勝ちましたし……!)」ジーン

武道P「………(逆は何時も見ているが……)」

珠美「さあ、悠貴ちゃん!もっと頭を撫でて差し上げましょう!」

悠貴「は、はいっ…!(が、頑張らなきゃ………!)」プルプル

珠美(年下の頭を撫でて褒めている珠美………!)ナデナデ

悠貴(も、もうちょっとかな………?)
プルプル

珠美「悠貴ちゃんが満足するまで撫でて差し上げますからね!(と、とっても大人です……!)」///ナデナデ

悠貴「は、はいっ……!(もっと鍛えなきゃ…………)」ナデナデ

武道P「………(悠貴が生まれたての小鹿のようになって来ている………)」

珠美「えへへ……だって珠美はお姉さんなのですから!」///

悠貴「………(ううう………私が身長が高いから………)」プルプル

武道P「……これ、珠美。悠貴も何時迄も撫でられていては気恥ずかしい。」

珠美「む……それもそうですね!」ピタ

悠貴「……(た、助かった………)」

珠美「珠美はお姉さんですからね!年下にも気が使えなければなりませんからね!」

武道P「う、うむ………」

珠美「この前だって悠貴ちゃんに>>46して差し上げましたからね。」フンス

肩揉み

たかいたかい

〜珠美の回想〜

珠美「むむむ……最近珠美は年上としての威厳を示せていない気がします………」

珠美「……どのようにすれば良いのでしょうか………」

珠美「こう……珠美の方がお姉さんである事を示した上、悠貴ちゃんを労えるような物が良いですね。」

珠美「むむむ………なかなか思い付けません………」

珠美「……こう言う時はテレビを見て考えましょう。」ピ

珠美「我ながら冴えた思いつきですね!ふふふ……己の才覚が恐ろしいです……」

TV「今日の高校講座物理は………」

珠美「…………」

TV「………ですから……が………こうなって………」

珠美「…………」

珠美「……珠美とは方向性が違うようですね。」ピ

TV「そーれ、たかいたかーい!」

珠美「む、勝手にチャンネルが……?」

TV「こうしてあげるとお子さんは大変喜びます。」

珠美「誰かが視聴予約を為されていたようですね。」

TV「子育てに悩んでいるお父さんは是非試して見てください。」

珠美「このような番組……一体誰が………?」

珠美「しかし……高い高いはありやも知れません。……考えてみれば悠貴ちゃんもまだまだ子供ですからね!」

珠美「これは珠美が年上として、高い高いをして差し上げねばなりませんね……!」

悠貴「珠美さんっ、おやつの時間ですよっ!」スタスタスタ

珠美「わーい!…じゃなかった…コホン。た、珠美は子供ではありませんからぬ。おやつなどでは喜びません!」

悠貴「で、でもっ…今日のおやつは珠美さんの大好きなプリンですよっ?」

珠美「>>52

踏み台
安価下

わーい

珠美「わーい!!」トコトコトコトコ

悠貴「今日は焼きプリンにしてみたんですけどっ……」

珠美「や、焼きプリン……!」キラキラ

悠貴「もしかしてっ…普通のプリンの方が良かったですかっ?」

珠美「い、いえ……!焼きプリンも珠美の大好物です!」キラキラキラキラ

悠貴「………(すごい……おやつがプリンなだけでこんなに可愛いなんて………私も見習わないと……!)」

珠美「早く!早く食べたいですっ!」ピョンピョン

悠貴「そ、そんなに慌てなくてもっ、今あげますからっ…!」

珠美「プリン!プリン!………はっ!……コホン。悠貴ちゃんが折角作ってくれたのですから…プリンなど子供の食べ物ですが…食して差し上げましょう。」

悠貴「は、はいっ。(可愛いなあ……やっぱりアイドルとしてまだまだ敵わないな………)」

珠美(プリン、プリン、焼きプリン♪)

5分後

珠美「ふぅ……美味しかった………」

悠貴「ほっ………(良かった……生地にこっそり珠美さんの苦手な野菜を混ぜてたんだけど気付かなかったみたい。)

珠美「珠美の好物をおやつに作るなどなかなか気が利いていますね!感心ですよ。」

悠貴「あ、ありがとうございますっ!」

珠美「(何か忘れているような……む?!)ごほん。悠貴ちゃん…ちょっとこちらに来てください。」

悠貴「……?」スタスタスタ

珠美「プリンのお礼をして差し上げましょう!」ダキッ

悠貴「……え、えっとっ…?(私の腰に抱きついてどうするんだろう……?)」

珠美「せーの!高い高い…!」
プルプル

悠貴「…………?」

珠美「ぐぬぬ………!!」プルプル

悠貴「(……あっ!もしかして……私を持ち上げようとしてくれてるんじゃ……)>>58

ksk

わあっ(ぴょん)

安価把握

一時中断します

再開します

悠貴「………わあっ!」ピョン

珠美「…………」

悠貴「…………(む、無理があったかな…どう見ても自分から跳んじゃったし……!)」オロオロ

珠美「ゆ、ゆ、ゆ…………!」プルプル

悠貴「あ、あのっ……!(た、珠美さんきっと………)」

珠美「悠貴ちゃんは可愛いですね!」
ニパー

悠貴「えっ………?!」

珠美「珠美がもっと高い高いして差し上げますね!」アホゲパタパタ

悠貴「えっとっ………?」

珠美「遠慮なさらずとも構いません!何故なら珠美の方が悠貴ちゃんよりお姉さんなのですから!」アホゲパタパタ

悠貴「わ、私をちゃんとっ…年下扱いしてくれたんですかっ?」

珠美「当たり前ではありませんか!悠貴ちゃんは珠美の可愛い後輩ですよ!」

悠貴「た、珠美さん………」ジーン…

悠貴「嬉しいですっ!」ヒシッ

珠美「わぷっ……!」

悠貴「私背が高いからっ……あんまりそういう風に扱ってもらえた事が無くてっ……!」///ギュウウウ

珠美(高い高いをされたのが余程嬉しかったのですね……やはり中身はまだまだ子供なのですね……)ヤレヤレ

悠貴(珠美さんちっちゃいのに…こんなに背が高い私を頑張って持ち上げてくれようと……!)///ギュウウウ

珠美(はぁ……仕方がありませんね
…!珠美がちゃんと面倒を見て差し上げましょう!)///アホゲブンブン

珠美「そーれたかいたかーい!」///
←嬉しくて仕方ない

悠貴「………あっ…わあっ!」ピョン

珠美「たかーいたかーい!たかいたかーい!」///キャッキャッ

悠貴「わ、わあっ……!」ピョン ピョン

珠美「たかいたかーい!((何やら最初と比べて手応えが無さ過ぎる気もしますが………きっと修行の成果ですね!)」

〜珠美の回想終了〜

珠美「……と言う訳です!」ドヤァ

武道P「>>66

…うん、珠美が楽しそうでなによりだ(目そらし)

なんだこいつらなごむ
安価下

頑張ったな(悠貴を見ながら珠美の頭を撫でる)

武道P「…ふむ、頑張ったな。」ナデナデ

珠美「ま、まあ?当然の事をしたまでです!」///

武道P「…………」

悠貴「……」コクッ

武道P「……これからも悠貴の世話をよろしく頼む。」ナデナデ

珠美「はい!珠美にお任せください!」///

武道P「………」ナデナデ

珠美「えへへ………」///

悠貴「………(いいなあ………)」///

珠美「もっと褒めて頂いても構いませんよ!」///

武道P「ふむ…調子に乗るな。」ビシッ

珠美「あう……」

武道P「珠美の悪い癖だ。」

武道P「勝って兜の緒を締めよと言う諺もある。慢心するな。」

珠美「は、はい!」

武道P「珠美はその点さえ気を付ければまだ強くなれる。精進しろ。」

珠美「……はい…」

武道P「………」

悠貴「……あっ……」///フルフル

武道P「………ふむ…」

武道P「……厳しい言葉をかけるのは珠美に期待しているからだ。お前なら立派な剣士になれる。」

珠美「………!!」パァァァァ

武道P「……今回だけは特別だ。」
ナデナデ

珠美「えへへへへ…………」///

武道P「……………」ナデナデ

珠美「えへへ……早速立派な剣士になる為に今日の素振りをして参りますね!」///

武道P「ふむ。行って来い。」

珠美「はい!」トテテテテテテ

武道P「………可愛い奴だ。」

悠貴「…………はいっ。」

武道P「…これで良かったのだな。」

悠貴「さっき私が怒っちゃいましたからっ………その分武道Pさん褒めてもらわないと………珠美さんがかわいそうですからっ。」

武道P「……珠美が世話になるな。」

悠貴「>>74

いえ…私も好きでやってますから

お姉さんができたみたいで楽しかったですっ

悠貴「お姉さんができたみたいで楽しかったですっ。」

武道P「ふ、ふむ………」

悠貴「珠美さん……私の事を年上として気遣ってくれるなんてっ…すごく優しくていい人ですっ!」

武道P「……………」

悠貴「剣道もとっても強いしっ……しかもとっても可愛くて……私の憧れの人の1人ですっ!」

武道P「……………」

武道P「……珠美の面倒を見るのは大変だろう。」

悠貴「そ、そんなっ……全然大変なんかじゃないですっ!」

武道P「ふむ………」

悠貴「それにっ……珠美さんにはいつもお世話になってますからっ!」

武道P「…………珠美を尊敬しているのだな。」

悠貴「はいっ!もちろんですっ!」

悠貴「私と違って小柄で可愛らしいですし……ふとした仕草のひとつひとつが勉強させられる事ばっかりでっ………」

武道P「……謙虚さは美徳だ。」

悠貴「私みたいに背が高いと…可愛いアイドルになるのは難しいからっ……せめてちょっとでも勉強したいんですっ!」

武道P「……向上心もある。」

悠貴「……あっ……すみませんっ……喋り過ぎちゃいましたねっ……」

武道P「……ふむ。」

武道P「……確かに悠貴は珠美から学ぶ事があるようだ。」

悠貴「はいっ、見習うべきところがたくさんですっ……」

武道P「いや、全て真似されては敵わん。一つだけで良い。……珠美の半分でよい。自分に自信を持て。」

悠貴「で、でもっ………」

武道P「私はお前も珠美程には可愛いと思う。」

悠貴「へっ?!」///

武道P「>>80

ここにPの娘から借りた2m程のぬいぐるみがある。
このぬいぐるみを見てどう思う?

まるで自分の娘みたいだ

私だけじゃなく皆思っているはずだ。だからもっと自信を持て。

武道P「まるで自分の娘のようだ。」

悠貴「…む、娘…ですかっ……?」

武道P「うむ、Pの気持ちが分からんではない。」

悠貴「……それって………」

武道P「ふむ…賑やかなのは存外楽しい。」

悠貴「……可愛いって………」

武道P「無論娘としてだ。」

武道P「恐らくお前のファンも私と似た………」

悠貴「……走って来ますっ!」

武道P「む?!」

悠貴「今からっ……外を走って来ますからっ!(期待したら駄目なんだった…………って!な、何を期待してたんだろ………?!)」

武道P「…ふ、ふむ…気を付けてな。」

悠貴「…………はいっ。」

武道P「ふむ…急に走りに行くとは…………」

武道P「……もしや…また私が知らぬうちにでりかしーの無い発言をしてしまったのでは………」

武道P「……ふむ……だとしたら悪い事をした……後で悠貴に謝らなければ。」

武道P「……しかし、何が機嫌を損ねたのであろうか……?」

武道P「ふむ…………」

有香「どうかしましたか…?」

武道P「ふむ……有香、帰っていたか。」

有香「押忍!…今玄関で悠貴ちゃんとすれ違ったんですが………?」

武道P「……それがだな…私がでりかしーの無い発言をしてしまった。」

有香「………お、押忍?」

武道P「……有香、私はでりかしーが無いか?」

有香「>>87

はっきりと申し上げればデリカシーは無いに等しいです。ただ、同じくらいに優しさがありますね

で…でりかしー…?

安価把握

寝落ちしま……

再開します

有香「で…でりかしー…?」

武道P「………でりかしーは分かるな…?」

有香「押忍!分かりません!」

武道P「ふむ………(珠美とは違う意味で有香も心配だ…)」

有香(でりかしーって何だろう……?聞いた事がある気はするけど……)

武道P「……ふむ。」

武道P「例えば私が有香の腹筋を褒めたとする。」

有香「押忍!」

武道P「有香の腹筋は見事だ。男顔負けだ。男より男らしい。」

有香「……………」

武道P「……どう思った。」

有香「押忍……褒められて嬉しいですけど………何か微妙です…」

武道P「ふむ。そう言った発言をでりかしーが無いと言うらしい。」

有香「お、押忍……?つまり…相手を少しムッとさせちゃう言葉って事ですか?」

武道P「……有香はムッとしたか。」

有香「押忍!……すみません……ちょっと……」

武道P「ふむ。説明の為とはいえ悪かった。」

有香「押忍!……じゃなくて大丈夫です、気にしないでください!」

武道P「そうか。有香が言うなら気にせん。」

有香「…………」

武道P「それで悠貴だが………」

有香「す、少しは気にしてください!」

武道P「む?!」

有香「な、何で本当に気にしないんですか?!」

武道P「ふ、ふむ。今気にしなくて良いと……」

有香「>>95

踏み台
安価下

そこで気にしないと女の子にはモテませんよ?

有香「そこで気にしないと女の子にはモテませんよ?」

武道P「ふ、ふむ……私は別に女から好かれなくとも……」

有香「だから、そういうのがでりかしー?が無いんだと思います!」

武道P「む?!」

有香「女の子が気にしないって言ってる時は……少しは気にしてるんです……!」///

武道P「むぅ…そうだったのか……」

有香「押忍!あたしには行ってもいいですけど…他の子に男らしいとかは…あんまり言わない方がいいと思います。」

武道P「むむむ………」

有香「武道Pさんの事は師として尊敬してますけど……そういうところは直した方がいいと思います!」

武道P「………済まん。」

有香「……………」

武道P「自分では分からんのだ……」

武道P「……有香。」

有香「………あっ、すみません!師匠に対して失礼な真似を……!」

武道P「……礼を言う。」

有香「えっと………」

武道P「成る程……そうだったのか……有香に言われなければ気付けなかっただろう。」

有香「お、押忍……」

二人ともデリケートだな、一見そう見えないところがまた素晴らしい

武道P「…武の道のみに生きてきたので有香や悠貴、珠美の心情を理解してやれん……済まん………」

有香「い、いえ……あたしこそ……」

武道P「…年頃の娘に武の道しか示してやれぬのは歯痒い。」

有香「押忍。あたしは…武道Pさんに武道を教えてもらって感謝してますけど………女の子らしい事も興味が……なんて……」///

武道P「む、それは何だ?!」ズイッ

有香「……?!>>102

踏み台

華道とか茶道とか

有香「か、華道とか茶道とか…………」///

武道P「……ふむ……」

有香「強くもなりたいですけど……お花とかお茶が出来る女の人にも憧れます………」///

武道P「…………」

有香「そして…おしとやかで背が高くて…料理なんかも出来る大人の美人に………はっ!」///

武道P「……う、うむ……」

武道P「ふむ……有香はそういう女に憧れるのか。」

有香「……な、何で聞くんですか…?」///

武道P「接し方の参考にしたい。聞かせろ。」

有香「嫌です………は、恥ずかしいもん…………」///

武道P「…………」

有香「…………」///

武道P「……分かった。聞かん。」

有香「えっ?!」

武道P「む……?どうかしたか?」

有香「お、押忍……いつもみたいに……『師弟の間に恥ずかしい事など無い。』って言われると……」

武道P「ふむ…今まではその様に言ってしまっていたが…それはでりかしーが無いと気付いた。」

有香「………?!」

武道P「よく分からんが…私に知られたくない事などもあるのだろう。」

有香「………(あ、あの武道Pさんが……?!)」

武道P「今までは…怪我や体調の不良などを恥じて隠していないか不安で聞いていた。」

有香「…………」

武道P「今考えれば誠にでりかしーが無かった……」

有香「>>108

柔よく剛を制すといいます。
あたしは剛拳の使い手ですから…まっすぐに極端なのもいいですが、時には察して欲しいです

有香「柔よく剛を制すといいます。
あたしは剛拳の使い手ですから…まっすぐに極端なのもいいですが、時には察して欲しいです…」

武道P「うむ………」

有香「……ただ、武道Pさんがあたしたちを心から心配してくれているのは分かってます。」

武道P「…………」

有香「でりかしー?は無いですが……ちょっとだけ不器用で……あと女の子の気持ちが分からないだけだと思いますよ?」

武道P「…………」

有香「悠貴ちゃんにもきっと……ちょっと間違って伝わっちゃっただけです!」

武道P「………そうか…そうだといいが……」

有香「押忍!武道Pさんがいい人なのは…あたしはよく知ってますから!」

武道P「有香…………」

有香「ちゃんと悠貴ちゃんに謝って理由を話せば…きっと分かってくれます。」

武道P「…………」

武道P「有香、私を殴れ。手加減はするな。」

有香「えっ?!で、でも………」

武道P「良い、殴れ。」

有香「…………押忍!」ゴッ バキィィィィィ!

武道P「む?!」メシャアアアアア…ドタッ

有香「……はぁ……はぁ……」

武道P「…………」

有香「はぁ……はぁ……(今のが……今のあたしの全力の拳!)」

武道P「…………」

有香「……………だ、大丈夫で……?!」

武道P「…気持ちの良い拳を放つようになった。成長したな。」ムクッ

有香「……………!」

武道P「…弟子はいつ間にやら育つ物か。ふむ。存外早く越されるやもしれん……」パタパタ

武道P「有香が此れ程の実力を身につけていたとは……師として嬉しい。」

有香「……お、押忍………」ショボン

武道P「……どうした?」

有香「……あたしの全力の拳でも……まだまだ届かないんですね……」

武道P「ふむ、そうだ。」

有香「………」ショボン……

武道P「………>>115

踏み台

いつか必ず届くさ。楽しみにしてるぞ

安価把握

一時中断します

再開します

武道P「………いつか必ず届く。楽しみにしている。」

有香「……ほ、本当ですか…?」

武道P「うむ。この調子ならそう遠くはない。」ポン

有香「………!!」パァァァァ

武道P「驕らずに修行に励め。」ナデナデ

有香「……お、押忍!」///

武道P「ふむ。良い返事だ。」ナデナデ

有香「…………」///

有香「……(あたしも…もっともっと…武道Pさんみたいに強くなれるんだ………!)」///

武道P「…………」ナデナデ

有香「………(……お父さんに撫でられてるみたいで安心するな………)」///

武道P「………ふむ。」ピタッ

有香「あっ………」

武道P「む……?」

有香「……も、もう終わりなんですか…?」///

武道P「……まだ撫でて欲しいのか?」

有香「……い、いえ………」///

武道P「……ふむ。拳と話の礼だ。」ナデナデ

有香「………!!」///パァァァァ

武道P(ふむ……年頃の娘は頭を撫でてやれば良いのか。)

有香「……………」///

一時間後 玄関

ガラガラガラ

悠貴「今戻りました……(走ったらちょっとモヤモヤが無くなったかも………)」

ガラガラガラ ピシッ

悠貴(はぁ……何でモヤモヤしたのかな……?)スタスタスタ

悠貴(……可愛いって言われて嬉しかったのに………娘としてって言われて…………)スタスタスタ

武道P「悠貴。」

悠貴(………女の子として可愛いって言って欲し………な、な、何で……?!)///

悠貴(だ、だいたいあの武道Pさんが……女の子に興味なんてあるわけ無いし…………)

武道P「…悠貴。」

悠貴(………せめて珠美さんや有香さんにするみたいに頭を撫でてくれるぐらいはしてくれても………)

武道P「………悠貴。」トン

悠貴「ひゃうっ?!」

武道P「む、何をその様に驚く?」

悠貴「>>124

いきなり後ろから叩かれたら誰だってびっくりしますよ!

あっ、いや、その、あ、頭を撫でてほし、って私は何をっ!?……ああああっ!し、失礼しますっ!

悠貴「あっ、いや、その、あ、頭を撫でてほし、って私は何をっ!?……ああああっ!し、失礼しますっ!」///

武道P「む……待t………」

悠貴「待てませんっ……!」///タタタタタタタ

武道P「……………」

武道P「…………逃げられた…」

武道P「……足が速いな。…………声のかけ方が悪かったか……」

縁側

ガラガラガラ

珠美「ふぅ……今日の感謝の1日1万回の素振りは終わりです……」

ガラガラガラ ピシッ

珠美「最初は1日の大半を費やしましたが……武道P殿の言われる通り、最近は一時間程で終われるようになりました……」

珠美「………素振りは上手く行くのですが……何故に剣はスランプなのでしょうか……?」

珠美「……はぁ…………」

珠美「………珠美に足りぬのは……驕らぬ心と…………」

タタタタタタタタタタ

珠美「……?!」

悠貴「ううう…………」///タタタタタ

珠美「ゆ、悠貴ちゃん?!」

悠貴「…………」///タタタタタ

珠美「と、止まってください!珠美が居ます!」

悠貴(珠美さんや有香さんはいいなあ……私みたいに背が高くなくて可愛くて……頭も撫でてもらえるし……)タタタタタタ

珠美「き、聞こえていないのですか?!」

悠貴「………あっ…珠美さ……?(どうしよう……急には止まれな……」

悠貴「きゃっ?!」ドンッ

珠美「あうっ?!」バタ

悠貴「………いてて………あっ、大丈夫ですかっ?!」

珠美「>>130

踏み台 安価下

大丈夫ですよ、悠貴ちゃんこそ怪我はありませんか?(ニコッ)

珠美「大丈夫ですよ、悠貴ちゃんこそ怪我はありませんか?」ニコッ

悠貴「た、珠美さんっ…………」
ジーン…

珠美「もしどこか痛むようでしたら、珠美が手をお貸ししますよ?」スッ

悠貴「…………」ジワッ

珠美「ど、どこか擦りむきでもなされましたか?!」

悠貴「ち、違うんですっ………」

悠貴「私……こんなにいい人に嫉妬しちゃってたんだなって……」

珠美「珠美に……嫉妬ですか……?」

悠貴「はいっ……珠美さんは…小さくて…武道Pさんに頭を撫でてもらえていいなって………」

珠美「ちっこい言うな!」

悠貴「あっ、すみませんっ!でもっ…羨ましくて………」

珠美「むむむ………」

珠美「……それは珠美に対する挑戦状ですか?!」

悠貴「えっ……?!」

珠美「じ、自分が背が高くてすらっとしてて手足が長くて美人だからって……!」

悠貴「び、美人……?!私がですか……?!」

珠美「むきー!嫌味なのですか?!」

悠貴「……………」

珠美「悠貴ちゃんは珠美をからかって楽しいのですかっ?」

悠貴「か、からかうなんてっ…そんなっ……?!」

珠美「いいえ?!悠貴ちゃんみたいな背が高くてスタイルがいい人が……珠美が羨ましいわけありません!」

悠貴「え、えっとっ………」

珠美「ふふふ……いいでしょう!防具を着けてください……これから珠美と剣で勝負です!」

悠貴「>>136

珠美さんっ、ちゃんと話を聞いてくださいっ! 珠美さんは背こそ高くありませんが、可愛らしさと凛々しさで大人気の、私にとって自慢のお姉ちゃんなんですよっ! 羨ましく思うのも当たり前ですっ!

悠貴「珠美さんっ、ちゃんと話を聞いてくださいっ!」

珠美「むっ?!」

悠貴「……珠美さんは背こそ高くありませんが、可愛らしさと凛々しさで大人気の、私にとって自慢のお姉ちゃんなんですよっ!羨ましく思うのも当たり前ですっ!」

珠美「……………そ、そうなのですか……?」

悠貴「はいっ!珠美さんは私の憧れですっ!」

珠美「あ、憧れ…………」///

珠美「……た、珠美は……悠貴ちゃんの憧れの女性なのですか……?」///

悠貴「はいっ、とっても尊敬してますっ!」

珠美「…そ、そうですか………」///

悠貴「可愛くて強くてっ…優しくて私にも気を使ってくれてっ……と、とにかくっ、珠美さんは理想の女の人なんですっ!」

珠美「珠美が……理想の女性………」//////

悠貴「だからっ……珠美さんは……もっと自信を持った方がいいですっ!」

武道P「ふむ…人のふり見て我がふり直せとはよく言ったものだ。」スタスタスタ

悠貴・珠美「?!」

武道P「会話は悪いが聞いた。ふむ…そう言う事か……」

珠美「………あっ。す、すみません!悠貴ちゃん相手に珠美の得意な剣で勝負をするような真似を……!」

武道P「良い。」

珠美「……えっ?!」

武道P「言葉で語るな、武で語れ。有香。」

有香「押忍!」

悠貴・珠美「???」

武道P「二人の防具の準備をする。手伝え。」

有香「押忍!任せてください。」

悠貴・珠美「……………」ポカーン

武道P「先に武道場へ行っていろ。体は温まっているな。」

用具置場

有香「良かったんですか…?二人に剣の試合なんかさせて……?そんなの珠美ちゃんが勝つに……」

武道P「ふむ……どうだかな。」

有香「えっ……?」

武道P「スランプの原因は分かった。二人共に良い薬になる。」

有香「お、押忍……?珠美ちゃんのスランプの原因って……?」

武道P「>>143

早く成長したいと焦り過ぎだ。

↑+向上心を持つことは良いことだが、先を見すぎるあまり今の自分を正しく見つめられなくなっている。

武道P「早く成長したいと焦り過ぎだ。」

有香「………」

武道P「向上心を持つ事は良い事だが、先を見すぎるあまり今の自分を正しく見つめられなくなっている。」

有香「…言われてみれば最近の珠美ちゃんの剣には…焦りがあるような………」

武道P「ふむ……今まで気付いてやれなかった……」

有香「…………」

武道P「珠美には酷だが……これ以外にスランプを解消する手立ては無い。」

有香「……押忍。珠美ちゃんなら分かってくれますよ…」

武道P「…うむ。私もそう願っている。」

有香「………行きましょう。」

武道P「うむ。……(…悠貴もこの勝負を通して学んでくれれば良いが………)」

武道場

武道P「二人共防具は着けたな。」

悠貴・珠美「はいっ!」

武道P「ふむ。……真剣勝負だ。手加減は互いにするな。」

悠貴・珠美「はいっ!」

有香「…………」

悠貴(た、珠美さんと勝負……どうしよう………?)

珠美(……理由は分かりませんが……剣の試合で負ける訳には行きません!)

訂正


武道場

武道P「二人共防具は着けたな。」

悠貴・珠美「はいっ!」

武道P「ふむ。……真剣勝負だ。手加減は互いにするな。」

悠貴・珠美「はいっ!」

有香「…………」

悠貴(た、珠美さんと勝負……どうしよう………?)

珠美(……理由は分かりませんが……剣の勝負で負ける訳には参りません!)

悠貴(絶対に勝てないけど……やる以上は勝つつもりでやらないと……!)

珠美(珠美は……早く強く成長せねばならぬのです……スランプになど負けては…………!)

武道P「(早くも差が出るか……)では、これより始める。」

悠貴「お願いしますっ!」

珠美「………お願いします!」

武道P「……始め!」

〜〜〜


悠貴「はぁ……はぁ………」

珠美「……そ、そんな…………」ヘタッ

武道P「………順当な結果か。」

有香「……………」

珠美「そ、そんな……珠美が…珠美が……悠貴ちゃんに……負け………?」

悠貴「か、勝った………?」

珠美「>>153

一時中断します

なんで…なんで珠美は負けたんですか……やっぱりスランプだから……

踏み台

>>151

再開します

珠美「なんで…なんで珠美は負けたんですか……やっぱりスランプだから……」

武道P「…………」

珠美「ぐすっ……珠美の方が……悠貴ちゃんより……ずっと剣道をやってるのに…………」ポロポロ

悠貴「あのっ……すみませ………」

珠美「謝らないでください!謝られたら……珠美がみじめじゃないですか………!」ポロポロ

悠貴「…………」

珠美「こんな……こんな……うわあああああああん!」ボロボロ

武道P「ふむ……」

珠美「うわああああん……ぐすっ……うわああああん…!!」ボロボロ

悠貴「あっ、えっとっ……」オロオロ

有香「……珠美ちゃん…」ギュッ

武道P「………………」

珠美「うわあああん!ひぐっ……ぐすっ……ううう………うわああああん!」ボロボロ

武道P「…………」スタスタ

珠美「うわあああん……やだよぉ………こんな……こんなの……うわああああん!」ボロボロ

悠貴「……珠美さ……!」

有香「………」スッ

悠貴「!」

有香「………」フルフル

悠貴「…………………」

武道P「………珠美。」スクッ

珠美「うわああああん!ひぐっ……うわああああん!」ボロボロ

武道P「……スランプの原因は分かるか?」

珠美「そんなの……分からないから珠美だって辛いんだもん……!うわああああん!」ボロボロ

武道P「……そうか……辛いか……」

珠美「ぐすっ……珠美は……珠美は早く強くなりたいのに……毎日練習も…ちゃんとしてるのに……!何で……?」
ボロボロ

武道P「……………」

武道P「珠美……その焦りがスランプの原因と分かっているか……?」

珠美「……た、珠美は焦ってなんか………!」ボロボロ

武道P「……修行の結果が出ないのは辛い………焦りも出よう………」

珠美「……焦ってなんか……ぐすっ…………ないもん………」ボロボロ

武道P「……教えろ。何故急に早く強くなろうと思った?」

珠美「…………>>161

ぐすっ…武道Pさんにもっと誉められたくて…強くなって認められたかったんですよ……!

珠美「………ぐすっ…武道Pさんにもっと誉められたくて…強くなって認められたかったのです……!」ボロボロ

武道P「……武の道とは…他人の為に極める物では無い。」

珠美「だって……だって……うわああああんあああん!!」ボロボロ

武道P「…………」

珠美「…ぐすっ………珠美はお姉さんだから……我慢しなきゃいけないけど………最近悠貴ちゃんに構ってる事が多いから………」ボロボロ

悠貴「……!」

珠美「前は……空いた時間では珠美の稽古をしてくれたのに………今は……ぐすっ………」ボロボロ

武道P「…………それは……」

珠美「珠美だって……もっとたくさん構って欲しいのに……でも……きっと悠貴ちゃんの相手の方が……武道P殿も楽しいだろうし………」ボロボロ

武道P「……………」

珠美「珠美……年上なのに……悠貴ちゃんに焼きもちを焼いちゃって……それで………そんな自分が情けなくて………!」ボロボロ

悠貴「……………」

珠美「珠美は……武道Pさんに…もっと構って欲しくて……でも…珠美が悠貴ちゃんに勝てるのは……剣だけだから……だから………」ボロボロ

武道P「……………」

珠美「なのに……剣でも負けちゃったら……………うわああああん!!」
ボロボロ

武道P「……珠美…」

珠美「うわああああん!!珠美は……珠美は…………!!」

武道P「………済まん。」ギュッ

珠美「わふっ?!」///

武道P「辛い思いをさせた。許してくれ。」

珠美「ぐすっ……ひぐっ………」

武道P「…………」ギュッ

珠美「……ぐすっ…………」

武道P「珠美がそんな思いをしていた事に気付いてやれなかった……済まん……」

珠美「………………」

武道P「私は……男親代わりとして…珠美の気持ちを察してやるべきだった………」ギュッ

珠美「>>167

いえ…珠美こそ申しわけないです。ただ、寂しい思いをさせた罰としてほっぺで良いのでキスしてください…///

怖かったよお…寂しかったよお…うえええええん!

珠美「怖かったよお…寂しかったよお…うえええええん!」ボロボロ

武道P「………」

珠美「珠美から……剣が無くなったら……武道P殿は……珠美の相手なんかしてくれなくなるかもって思ったら……胸が苦しくて……剣が重くなって……」ボロボロ

武道P「……………」

珠美「珠美は……武道P殿に……強くなったって褒められたいのに………」
ボロボロ

武道P「……………」

武道P「……珠美の相手をしなくなるなど無い。」

珠美「ぐすっ……ほ、本当……?」

武道P「……珠美は……上手く言葉に出来んが……私の大切な物だ……」

珠美「………………」

武道P「だが……それを上手く言葉に表せん……許せ……こうして抱き締めてやる他に無い…」ギュウウウ

珠美「…………」ギュウウウ

不器用だが暖かいなあ…

武道P「ただ……私は珠美を実の娘のように思っている。それだけは理解して欲しい………」ギュウウウ

珠美「………武道Pどのぉ………ぐすっ…………うわああああん!」ギュウウウ

武道P「…………」ギュウウウ

珠美「珠美は……珠美は……うわああああん!」

武道P「………よしよし。」ギュウウウ

珠美「うわああああん!ひぐっ……うわああああん!!」ギュウウウ

有香「……………」

武道P「……悠貴。」

悠貴「…は、はいっ?!」

武道P「……私には腹が立てているだろうが……今だけは私の顔を立てて珠美を許してやってくれ………」

珠美「うわああああん!ひぐっ…うわああああん!」ボロボロ

武道P「………頼む。」

悠貴「>>174

踏み台、安価下

分かりました。

悠貴「……分かりました。」

武道P「……恩に着る。」

有香「……押忍。ありがとうございます…」

珠美「ぐすっ……うえっ……うえええええん……!」ボロボロ

悠貴「…………」

武道P「……………」ギュウウウ

武道P「……珠美は良くも悪くもまだ子供だ。………悠貴に迷惑をかける事が多いだろう……」

珠美「…ぐすっ………」

悠貴「…………」

武道P「……だが……直向きさと正直さ……他者への思いやりは頭抜けている……良い奴だ。」

有香「…………………」

武道P「……珠美にこれからも世話を焼かれて欲しい……」

悠貴「……世話を焼かれて欲しい……ですかっ………?」

武道P「うむ………」

武道P「……頼む…珠美は今回は嫉妬してしまったが…お前を実の妹のように思っている…」

有香「……………」

悠貴「……くすっ……変な言い方ですねっ……はいっ……それじゃあこれからもっ……珠美さんにお世話してもらいますっ。」

武道P「……………」

珠美「……悠貴ちゃん………」

悠貴「珠美さんにお世話してもらうのっ……好きですからっ。」

珠美「…ぐすっ………た、珠美に……怒ってないですか……?」ボロボロ

悠貴「……全然ですっ。珠美さんに怒る理由なんてありませんっ……」

珠美「……で、でも………珠美は…………」ボロボロ

悠貴「……私も……珠美さんの事は……実の姉のように思っていますよっ?」

珠美「ひぐっ……悠貴ぢゃああああん!!」ボロボロ

悠貴「はいっ。」

武道P「……珠美と有香が娘だとしたら……やはり悠貴は母親だ。」

悠貴「………?」

武道P「>>180

…いや、今のは失言だ。忘れてくれ……///

…また、ピーマンの肉詰め、皆で食べよう

武道P「…また、ピーマンの肉詰め、皆で食べよう。」

悠貴「………??」

武道P「……珠美はまだまだ好き嫌いがあるので……また叱ってやれ。」

悠貴「……ああ……………はいっ!」

武道P「……うむ………と言う訳だ。」

珠美「………た、珠美は……もうピーマンなら克服致しました!」

有香「?!」

有香「た、珠美ちゃんのぴ、ピーマン嫌いが……?!」

珠美「ふっふっふ!珠美も何時までも同じでは無いのです!日々修行を積んでいますので!」

有香「お、押忍……?!」

武道P「……ふむ。ほぼ悠貴のおかげだ。」

珠美「ちょっ……?!」

有香「ああ……成る程………」

珠美「何故それなら納得するのです?!何故に?!」

悠貴「………(良かった……これでもう珠美さんはスランプにならないよね………)」

武道P「…………珠美、少し離れろ。」

珠美「む?!嫌です!」ギュウウウ

武道P「……ふむ。では仕方ない。」
スクッ

珠美「わわっ……!…えへへ………」///ギュウウウ

武道P「ふむ……相変わらず軽いな。」

武道P「…………悠貴。」スタスタスタ

悠貴「……は、はいっ?!」

武道P「…ふむ。」ポン

悠貴「?!」///

武道P「…………」ナデナデ

悠貴「はわわわわ……?!」///

武道P「…………ど、どうだ…?」

悠貴「>>186

踏み台

こ……このままっ…………!

悠貴「こ……このままっ…………!」///

武道P「……ふむ。」ナデナデ

悠貴「えへへ………」///

武道P「…………(娘の頭は撫でる事で良いようだ。勉強になった。)」ナデナデ

悠貴「………(きゅ、急にどうしたんだろう……?…………武道Pさんの手…… ゴツゴツしてるけど………温かいな………)えへへ………」///

武道P「………それで先程は……」
ナデナデ

悠貴「もういいですっ!」///

武道P「む?!」

悠貴「もういいのでっ……もっと撫でてください………」///

武道P「そ、そうか………」ナデナデ

悠貴「……………」///

武道P「…ふむ……(矢張り女心は分からん……)」ナデナデ

悠貴「……………」///



なでなで





後少しで力尽きてしまいました……
申し訳ありません……

前作、前々作と微妙に対応しているつもりです……

光からも珠ちゃん呼びされる珠ちゃんマジ珠ちゃん。……ちっちゃくないよ!

55回記念次回内容安価
>>193


安価下

乙!今回のイベントと劇場に連動して、亜季と早苗さんがお茶会に誘われる話を

美優さん主演のドラマの役作りの為に仁奈ちゃんと同棲する話を

http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1423999597

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