悠貴「えっとっ、付き合ってくださいっ!」 (160)

※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
違和感があったら…済まぬ…

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武道Pの家 武道場

珠美「…………」ジリジリ

有香「…………」ジリジリ

珠美「………参ります!」バッ

有香「押忍!」バッ

珠美「はあああああ、やあ!!」ブンッ

有香「踏み込みが浅いです!」ヒラッ

珠美「何と?!」

有香「今度はこちらから行きます!」

珠美「くっ……」ザザッ

有香「はっ!!」ビュンバキイ!

珠美「……っ!木刀がっ!」

有香「今日の模擬戦は私の勝ちですね!」

珠美「むむむ……そのようです……」アホゲヘナッ

有香「押忍!ありがとうございました!」

珠美「ありがとうございました!」

有香「では今日の料理当番はお願いします。」

珠美「これで有香さんとの勝負は342勝343敗目ですね…明日こそは珠美が勝ちますよ!」

有香「押忍!望むところです!」

珠美「では早速夕飯の準備を……」

ガラガラ

武道P「…今帰った。」

珠美「!」アホゲピーン!

珠美「お帰りなさい、プロデューサー!」アホゲパタパタ

有香(アホ毛が犬の尻尾みたいになってる…あれどうなってるんだろう……?)

武道P「只今珠美。向こうにいるのが思ったより長引いてしまってな。有香も只今だ。」

有香「押忍!お帰りなさい!」

珠美「ささっ、早く上がってください!」アホゲパタパタ

武道P「ふむ。まあそう焦るな。土産がある。」

有香「お土産…?きびだんごですか?」

武道P「ふむ。それもあるがもう一つある。……入れ悠貴。」

悠貴「え、えっとっ……!」オズオズ

珠美・有香「?!」

武道P「岡山から連れてきた悠貴だ。む、どうした?」

珠美「>>11

>>7いや、まだ森久保ポジのツッコミ役という役割が…

珠美「この方は…只者ではありません…!」

有香「強い気を感じます…!」

武道P「流石は二人だな。私も悠貴からは只ならぬ物を感じたので連れてきた。」

悠貴「そ、そんなっ!わ、私はただ背が高いだけでっ…!」オロオロ

珠美「そしてその力に慢心しない態度…お見事です……」

悠貴「あっ…えっとっ……!」オロオロ

武道P「明日からでも手合わせを願うと良いだろう。しかし今日は長旅で悠貴も疲れているだろう。」

有香「押忍!明日が楽しみです!」

武道P「ふむ。だが己の心を律するのもまた武に必要な事だ。」

有香「こ、これは…私もまだ未熟でした……」

武道P「構わん。そうして己の行いを省みれればよい。」

武道P「………それにしても腹が減ったな…」

珠美「でしたらこれから丁度夕食だったところです。」

武道P「今日の料理当番は珠美か。ふむ…………」

珠美「な、何ですかその顔は?!」

武道P「いや…何でもない。」

珠美「むー!」アホゲビシッ

武道P「悪かった。だから怒るな。」
ポンポン

悠貴「あ、あのっ…!」

有香「どうかしましたか?」

悠貴「お二人はアイドルの脇山珠美さんと中野有香さんですよねっ……?」

珠美「はい、珠美は正真正銘本物の珠美ですよ?」

悠貴「ほ、ほ、ほ、本物だ………!わ、私お二人の大ファンでっ!……でもどうして武道Pさんのお家に…?」

武道P「ふむ。>>19

一人で住むにはウチが広いからな、↑

武道P「二人とも東京に住む場所が無かったので共に暮らしている。それに一人で住むには広かったのでな。今日からお前もここに住むと良いだろう。」

悠貴「と、という事はっ…わ、私はこのお二人と一緒に暮らせるんですかっ?!」

武道P「そうなるな。」

悠貴「す、すごい…まるで夢みたいですっ……!」

武道P「些か大袈裟ではないか…?」

悠貴「何を言ってるんですかっ!!」

武道P「む?!」

悠貴「大人気アイドル二人と一緒に暮らせるんですよっ!そんなの嬉しすぎて信じられないに決まってるじゃないですかっ!!」

武道P「む、そういう物なのか?」
タジタジ

悠貴「そうですよっ!見てくださいっ!こんなに可愛いいんですよっ!」

武道P「わ、私にあまりそういった感覚は分からなくてだな……」タジタジ

有香(あのプロデューサーをたじろがせている…?!)

悠貴「分からないなんて勿体無いですっ!小ちゃくて可愛いじゃないですかっ!」

珠美「むきー!ちっちゃい言うな!」

悠貴「あ………す、すみません…私可愛い人にずっと憧れていてっ…それでつい熱が入ってしまってっ………」///

珠美「自分が身長が高くて美人だからって……!」

武道P「落ち着け。」

珠美「あう!」ゴス

珠美「す、すみません……」ヒリヒリ

武道P「済まんな。珠美は身長の事を言われると頭に血が上ってしまう。悪気が無かったのは分かるが気には止めておけ。」

悠貴「あ、す、すみませんっ!」

珠美「こ、こちらこそ!年上の方に向かって……」

悠貴「と、年上……」ガーン

武道P「何を勘違いしているかは分からないが…悠貴は13歳だ。」

珠美・有香「?!」

悠貴「>>25

お、大人っぽく見えちゃいますよねシクシク

安価把握

お休みなさい

再開します

悠貴「お、大人っぽく見えちゃいますよね…」シクシク

珠美「い、いえ!あ、あのですね……!有香さんも珠美より年上だと思われましたよね?」アセアセ

有香「お、押忍!あ、あたしも正直………」アセアセ

悠貴「いえ…いいんです…同級生と歩いているときもよく姉妹に間違えられましたから…」シクシク

武道P「ふむ…珠美たちに悪気がなかったのは分かるが…」

武道P「大丈夫か悠貴?」

悠貴「はいっ……やっぱり私って珠美さんより年上に見えてしまうんですね……」

武道P(否定は出来んな……)

珠美「え、えっと……でも珠美もいつも小学生に間違われますよ?」

有香「あたしもです………」

武道P「私も親子連れに間違われてほとほと困っている。」

武道P「だからだな…つまり実年齢と違う歳に見られるのはあまり気にしなくて良い。」

悠貴「そ、そうでしょうかっ……?」

珠美「いちいち気にしていたら切りがありません……」フッ

武道P「珠美が言うと説得力があって助かる。」

珠美「ちっちゃい言うな!」

武道P「まだ何も言っていないのだが…」

悠貴「お二人はそのっ……小柄なのが…」

珠美「ちっちゃい言う…」

武道P「話が進まん。」ビシ

珠美「あう!痛いです…」

武道P「続けろ。」

悠貴「えっとっ、お、お二人は小柄で可愛らしいのがっ…い、嫌なんですかっ?」

有香「>>33

それはやっぱり大きい方が良いですよ、かっこよくなりたいです

有香「押忍!それはやっぱり大きい方が良いですよ、かっこよくなりたいです
!」

武道P「ふむ。如何せんリーチや体重差ばかりは埋められんしな。」

珠美「珠美も悠貴さんみたいになりたいです!」

悠貴「わ、私みたいにっ?」

武道P「ふむ。まあこのまま玄関で話す事もあるまい。取り敢えずは中に入るとしよう。有香、悠貴の荷物を持ってやれ。」

有香「押忍!」

居間

武道P「私は着替えて来るからここでしばらく待っていろ。どうも道着以外は着慣れん……」ピシ

悠貴(わ、和室だ…なんだか緊張する……)

有香「押忍!」

悠貴「えっとっ…畳の上は正座じゃなきゃだめなんですよねっ?」

珠美「駄目という事はありませんが…まあ慣れておいたほうが良いですね。」

珠美「プロデューサーがそういった事に少し細かいので…」

悠貴「そ、そうなんですかっ?!ど、どうしよう…私礼儀作法なんて全然……」

有香「ああ、そこまで気にしなくていいですよ。少しずつ覚えて行けば大丈夫ですから。」

珠美「珠美も最初は全然出来ませんでしたよ!」ドヤァ

有香「自慢する事では……」

悠貴(本物のアイドルってすごいなあ…堂々としてるし…それになんだかキラキラしてる……)ボー

珠美「……?顔に何かついていますか?」

悠貴「いえっ…!そ、そうじゃなくてっ、本当に本物のアイドルと一緒にいるんだって思ってっ……」

有香「悠貴さ、ちゃんも今日からアイドルですよ?」

珠美「そうですよ。……む、そう言えばあのプロデューサーがスカウトをしている光景が想像出来ないのですが…失礼ですが、どのような経緯で?」

悠貴「>>40

お腹が空いて倒れていたのでおにぎりを渡したら、いきなりスカウトされました

悠貴「えっとっ…武道Pさんがお腹が空いて倒れていたのでおにぎりを渡したら、いきなりスカウトされました…」

珠美「空腹で倒れるなど……プロデューサーならあり得ますね……」

有香「押忍。プロデューサーならあり得ます。」

悠貴「よくあるんですかっ…?」

珠美「よくあると言いますか……」

スッ ピシッ

武道P「待たせた。」

珠美「また空腹で倒れられたのですか?」

武道P「ふむ。久々の地元だったのでつい山籠りをしてしまってな……」

珠美「山籠りは程々にと言ってるではありませんか!」アホゲビシッ

武道P「う、うむ…次からは気を付けよう。」

珠美「そう仰られてこの前も……」

有香「まあまあ珠美ちゃん落ち着いて……」

珠美「むー………」

悠貴「山籠りって……最初に会った時も言ってましたが……」

武道P「修行に良い山を見るとつい山籠りしたくなってしまってな。悪い癖だとは思うのだが……」

有香「ついで山籠りするのはプロデューサーぐらいですよ?」

武道P「ふむ………」

悠貴「あれって本当だったんだ……」

珠美「どれくらい食べられていなかったんですか?」

武道P「ふむ…熱中していたのでな。はっきりと思い出せん。」

珠美「珠美たちには食べるのも修行だって仰るではありませんか?」

武道P「むう…面目ない…」

有香「まあまあ……」

珠美「……心配をかけさせないでください…」

武道P「ふむ…それは済まん…」

悠貴「あのっ……」

有香「あたしたちも口を酸っぱくして言っているのですが…」

悠貴「は、はあ………」

有香「あたしでもおにぎりを貰ったからといっていきなりスカウトはどうかとは思いますが……」

武道P「>>47

倒れている人におにぎりをくれる優しさを持つ人はアイドルに向いてるからな

武道P「倒れている人間に握り飯をくれる優しさ。それを持つ人間はアイドルに向いている。」

有香「な、成る程?!」

武道P「見知らぬ人間を笑顔にしようとできる。これを素質と言わずして何と言おうか。」

珠美「……プロデューサー、珠美の考えは甘かったです!まさかプロデューサーがそこまで考えておられたとは…!」

武道P「一応は仕事なのでな。」

武道P「悠貴、あの時の礼がまだだったな。改めて礼を言う。」

悠貴「べ、別にお礼なんてっ…!」

武道P「なかなか美味かった。悠貴が握ったのか?」

悠貴「はいっ。そうですけどっ……」

珠美「それ程までに美味だったのですか?」

武道P「ふむ。確かな強さを感じる味だった。」

武道P「む……握り飯で腹が減っていたのを思い出したな。」

有香「夕食の時間でしたね。珠美ちゃん、今日の献立は?」

珠美「剣の練習に使った人参と大根のスティックにしようかと……」

悠貴「?!」ガタッ

武道P「ふむ。悪くないな。それに米と汁物、あとは漬物で良いだろう。」

悠貴「ひょっとして何時もそんな食事…じゃないですよねっ?」

有香「押忍!昨日はご飯と味噌汁と菜でした。」

武道P「生憎料理が出来る者がいなくてな……」

悠貴「………私が作りますっ!」

武道P「む?」

悠貴「な、生野菜は……それにっ、そんな食事じゃ寂しいですっ!台所を貸してくださいっ!」


乙倉君の料理結果
>>53

非常に美味しい和食フルコース

安価把握

一時中断します

女子力は外見年齢に比例するというのか……

>>55
つまり橘流イタリアンを完全にマスターしているわた橘さんは外見も立派な女性というわけですね

再開します

30分後

和食フルコース「材料はあったんやで。」バアアアアン

悠貴「そのっ…大したものは作れないんですけどっ……」オドオド

武道P・珠美・有香「…………」

悠貴「あのっ…もしお口に合わなかったらっ……」オドオド

武道P「…………ふむ。」パク

悠貴「ど、どうですかっ…?」

武道P「…………食べてみろ。」

有香「………」パク

珠美「…………」パク

悠貴「あ、あのっ……?」

有香「こ…これは……?!な、何かこう…す、すごいのがじゅわってして……!!!」

珠美「こ、こう…な、何やら珠美の知らないとても美味な…いい感じの物が……!!!」

武道P「……美味すぎる…」

有香「美味しい!美味しいです!例えるなら………美味しいです!!」モグモグ

珠美「まるでこれは……味の……兎に角美味しいです!!」モグモグ

武道P「…相変わらず食レポが出来ていないな……」モグモグ

悠貴「えっとっ………」

武道P「誰かから教わったのか?」モグモグ

悠貴「あのっ、私生野菜が苦手で美味しく食べられる方法を探してたら少し料理ができるようになってっ…」

武道P「独学か…これが……?!」モグモグ

珠美「………有香さん…」ウルッ

有香「………珠美ちゃん…」ウルッ

珠美「………料理って…こんなに素晴らしかったんですね……」ポロポロ

有香「……押忍……亜季さんの家でご馳走になって以来です……」ポロポロ

武道P「…………美味い…美味い…」ポロポロ

悠貴「>>62

そんな簡単に作っただけですよ…

悠貴「そんなっ、簡単に作っただけですよ…?」

珠美「簡……単……?!」

悠貴「何時もはもう少しちゃんとしたものを作るんですが今日は時間が無かったのでっ……」

有香「これが……ちゃんとしたものじゃない…?!」

悠貴「はい……すみません……」

武道P「よもやこれ程とは……!!」

珠美「珠美は……珠美はもう……女性としての自信を失いました……」
アホゲヘナッ

有香「お、押忍…あたしも……」ガクッ

悠貴「あのっ、どうしたんですかっ?!」

珠美「自分に料理の才が無いのは分かっていましたが……ここまで差があるものなのですね……」

有香「もう悠貴ちゃん1人でいいんじゃないでしょうか……」

悠貴「そ、そんな事無いですっ!」

珠美「いえ…珠美なと背も低いですし料理も出来ませんし…」

有香「それに引き換え悠貴ちゃんは……」

悠貴「……お二人とも十分女性らしいじゃないですかっ!!私ずっとお二人に憧れててっ、あんな風に可愛らしい女性になりたいなってっ!!」

珠美「……珠美が…女性らしい?」

悠貴「はいっ!」

悠貴「私にとって珠美さんと有香さんは目標なんですっ!私なんかとても敵いませんけど……」

珠美・有香「…………」ジワッ

悠貴「だから泣かないでくださいっ!」

珠美・有香「うわああああん!」ギュッ

悠貴「よしよしですっ。」ナデナデ

武道P「どちらが年上か最早分からないな………」

悠貴「>>68

私は料理は少しできますけど武道は全く出来ませんし、みなさんの方がすごいですよ

悠貴「私は料理は少しできますけど武道は全く出来ませんしっ、みなさんの方がすごいですよっ。」

有香「ぐすっ…そ、そうですかっ?」

悠貴「はいっ!珠美さんも有香さんもとっても強いじゃないですかっ。」

珠美「ま、まあ剣士の末席を汚すくらいの実力はありますが……」

悠貴「末席を汚すなんてとんでも無いですっ!私の知ってる中では最高の剣士ですっ!」

珠美「最高の剣士……えへへ……」///

悠貴「有香さんも自分の何倍もあるような相手に正面から立ち向かっていってっ、しかも戦う姿もとっても素敵ですっ!」

有香「お、押忍………」///

悠貴「お二人は私の人生の先輩ですっ。だからこれから色々教えてくださいっ。」

珠美「せ、先輩……」///テレッ

悠貴「そうですっ。それに身長は私の方がありますけどっ、人間としてはお二人の方がずっとずっと大きいですっ。」

有香「あ、あの…もっと褒めてくれませんか…?」///

悠貴「勿論ですっ!この前のテレビ見ましたよっ!とっても綺麗で可愛いくて凛々しかったですっ!」

有香「お、押忍……」///

珠美「た、珠美も………」///

悠貴「珠美さんも本当に素晴らしかったですっ!どうしたらあんな風になれるんですかっ?」

珠美「…………」///

武道P「いかん……子供を褒めている親に見えてきた……」

武道P「珠美、有香。気が緩みすぎだ。」

珠美「はっ!これは迂闊でした!」

有香「あたしとした事が……」

武道P「悠貴も二人を尊敬しているのは分かるが……」

悠貴「すみませんっ、ついっ……」

武道P「いや怒っている訳では無い。ただ……」

悠貴「ただ……?」

武道P「>>74

↑+男の知らない世界だからな

武道P「男の知らない世界だから何やら羨ましくてな。」

悠貴「う、羨ましい…ですかっ?」

武道P「見ての通り私は武道しか取り柄の無い男だ。そのように母親のように接してやる事は出来ない。」

悠貴「は、母親だなんてとんでもないですっ!」///

武道P「ふむ。今のは失言だったか。」

珠美「そうですよ。それでは珠美たちが先輩では無く子供みたいではないですか。」

武道P「…………そうだな。」

武道P「む、もうこのような時間か?」

有香「押忍!うっかりしていました……」

珠美「楽しい時間は早いものですね。」

武道P「ふむ…準備に入れ。」

珠美・有香「はい!(押忍!)」

悠貴「な、何が始まるんですかっ?」

武道P「まだ話していなかったな。これからは寝前の稽古の時間だ。」

武道P「悠貴にこれからの事も説明したいが稽古を欠かす訳にはいかんのでな。」

悠貴「あ、アイドルには必要な事なんですかっ?」

武道P「ふむ……あまり一般的では無いが私はそうする事にしている。プロデューサーとしての責務だけではなく師としての役割も果たさねばならぬのでな。」

悠貴「武道Pさんはお二人に稽古をつけられるくらい強いんですねっ……」

武道P「まだ5年は抜かれん。」

武道P「……ふむ。珠美、有香、少し今日は稽古の始めは二人でやれ。」

有香「押忍!悠貴ちゃんの実力を測るんですね!」

悠貴「え、ええっ?!」

武道P「その通りだ。」

悠貴「そ、そんなっ!武道なんて無理ですよっ!」

武道P「そう気負うな。今後の参考にするだけだ。できる限りで良いから全力で来い。」

悠貴「あ、えっとっ……」


乙倉君の実力
>>81

ごくごく普通の女の子レベル

安価把握

一時中断します

再開します

2時間後

悠貴「はぁ……はぁ……」ゴロッ

武道P「ふむ…同年代と比較して極々一般的と言ったところか。」

悠貴「はぁ……はぁ……は、はいっ……」

武道P「立てるか?」

悠貴「な、なんとかっ……」ヨロッ

武道P「ふむ……」

武道P「あまり無理をするな。脚がふらついている。」

悠貴「で、でもっ………」

武道P「………ふむ…時間だ。」

珠美「はぁ……はぁ……時間ですか?」

武道P「うむ。……有香、悠貴を寝室まで運んで蒲団を敷いてやれ。」

有香「押忍!」ヒョイ

悠貴「ひゃわっ!」

武道P「悠貴は今日はそのまま寝ろ。長旅からの慣れぬ運動だ。疲労は相当な物だろう。」

悠貴「は、はいっ………」

有香「しっかり掴まっていてくださいね!」スタスタスタスタ

悠貴「あわわわわ!(お、お姫様抱っこ?!)」

武道P「………………」

珠美「……悠貴ちゃんは分かってくれていますよ。」

武道P「………済まん。」

夜中 寝室

悠貴「………ううん……今何時だろう?」

有香「…すーすー………」 スタスタスタスタ

珠美「……むにゃっ、珠美もこれで大人の女性です……」スタスタスタスタ

悠貴「えっと…時計は……?」

フム、メイワクヲカケタナ
フフッ…ユウジントシテカ……

悠貴「武道Pさんの声……?」

武道場

武道P「ふむ……亜季にも迷惑をかけたと伝えてくれ。ではな。」ピッ

悠貴「…………」コソコソ

武道P「電話の声が五月蝿かったか?」

悠貴「ひゃっ?!」ビクッ

武道P「少し友人に電話をしていた。起こして悪かった。」

悠貴「>>91

悠貴「その友人さんも武道されてるんですかっ?」

武道P「心得程度はあったはずだ。しかし何せ体格に恵まれた男でな。」

悠貴「……どういった方なんですかっ?

武道P「身長190cm、髪は茶、筋肉モリモリのマッチョマンの変態だ。そして同僚でもある。」

悠貴(どんな人なのか想像出来ない……)

武道P「Pグループの御曹司で三度の飯より自分の娘にセクハラするのを好む男でもある。」

悠貴(ますますどんな人?!)

武道P「昔はよく其奴ともう一人…こいつも別のプロダクションでプロデューサーをしている奴と三人でつるんでいた。明日にでも事務所で会うだろう。」

悠貴(どうしよう…凄く会いたくない……)

武道P「………眠れぬなら茶でも飲むか?それくらいなら私にも出来る。」

悠貴「あっ、えっとっ………じゃ、じゃあ頂ますっ。」

武道P「ふむ…少し待っていろ。」

武道P「熱いから気をつけろ。」コトッ

悠貴「あ、アップルティー…?」

武道P「緑茶じゃないのが意外か?」

悠貴「あっ、いえっ!そんなわけじゃなくてっ…!」アセアセ

武道P「似合わぬ自覚はある。先程の男がしつこく送りつけてくるので淹れ方を覚えてしまった。」

悠貴「…仲がいいんですね。」

武道P「……まあな。」

武道P「私のような面白くもない男と親しくしたがる変人だ。」

悠貴「…………」

武道P「飲め。熱くて飲めんかもしれんが冷めては飲めた物では無い。」

悠貴「……いただきます………美味しい……」

武道P「……ふむ。安心した。………悠貴、私にスカウトされた事は不満ではないか?

悠貴「>>99

↑+皆さん怖い人じゃなくて安心しました

悠貴「そんなことないですよっ!
新しい世界を見つけられて嬉しいですっ!それに皆さん怖い人じゃなくて安心しましたっ!」

武道P「新しい世界か………」

悠貴「はいっ!」

武道P「………お前は可愛いアイドルになりたいんだったな?」

悠貴「そ、そうですけどっ…」

武道P「……私ではそれは叶えてやれんかもしれん…」

武道P「私にはプロデューサーとしての才能は無いからな…」

悠貴「そんな事無いですよっ!今も珠美さんと有香さんって言う…」

武道P「それは彼奴らが優秀だからだ。師に似ん弟子だ。出藍の誉れという奴だ。」

悠貴「ぶ、武道Pさんもっ……」

武道P「考えてもみろ、スカウトしてきたアイドルにいきなり組合を要求するプロデューサーが他にいるか?」

悠貴「…それは…………」

武道P「私では無く…そうだな…私以外の誰かにスカウトされていればお前の望むアイドルになれたかもしれん。保証はしかねるが。」

悠貴「……武道Pさんは……今のお仕事が嫌いなんですかっ?あっ、失礼な質問でしたね………」

武道P「そう取られても仕方があるまい。しかし仕事自体は気に入っている。情けない話だがな。」

悠貴「………」

武道P「才は無いがしがみついている、というわけだ。」

武道P「元々私は武道以外に生きる道を知らん。そのような人間に務まっているのが奇跡だ。」

悠貴「………」

武道P「自分がプロデューサーになるなど考えた事さえ無かった。」

悠貴「だったらっ……」

武道P「だったら何故プロデューサーになったか、か?」

悠貴「あっ………」

武道P「……ふむ。>>105

申し訳ありませんが時系列を

武道Pプロデューサーになる

P、亜季と出会う

と考えておりますので際安価でお願いします
>>111

安価ミス
>>109

社長に拾われたからだ

あららそうなの
一回P亜季アイドル達その他Pの時系列を纏めて欲しいなあ

武道P「社長に拾われたからだ。」

悠貴「拾われた…ってどういう事ですか?」

武道P「簡単な話だ。武道家として生きて行こうとして挫折した。」

悠貴「なんで…とっても強いのにっ……」

武道P「ある試合で八百長を頼まれてな。それを断った結果干された、笑えるだろう?」

悠貴「そんなっ……!」

武道P「高潔に生きようとした結果食えなくなった。そこをP…先程話した男だ、に出会ってな。Pが社長に頼み込んだ。つまりは縁故採用だ。」

悠貴「………悔しくないんですがっ?八百長を断って武道家として生きていけなくなったなんて……」

武道P「ふむ…悔しかったな。腸が煮えくり返った。しかし、今ではあれもまた当然かと思っている。」

悠貴「当然だなんてっ…絶対おかしいですよっ!」

武道P「出る杭は打たれる…自分で言うのも難だが優れた武道家だった自信はある。世の中は善良な人間ばかりでは無い。」

悠貴「…………」

武道P「悪目立ちをしていたのだろう。あの頃は周りが見えていなかったからな。」

悠貴「…………」

武道P「それに今の仕事が気に入っていると言っただろう?」

武道P「………つまらぬ話をしてしまった。明日は事務所にお前を紹介しに行く。今日はもう寝ろ。」スタッ

悠貴「……待ってくださいっ!」

武道P「……何だ?私もそろそろ寝なければならんのだが。」

悠貴「そんな話を聞いて…眠れるわけないじゃないですかっ!」

武道P「………ふむ。ではどうする?」

悠貴「…>>117

↑+身体を動かたら寝るかもしれませんよ?

悠貴「…私ともう一度だけ手合わせしてください。身体を動かしたら寝るかもしれませんよ?」

武道P「ふむ………私と手合わせしてもお前では勝てんぞ?」

悠貴「…………やってみなければ分かりません。」

武道P「……なかなか肝の座った娘だ。いいだろう。本気で言っているのか?」

悠貴「……………」

武道P「………今のは礼儀がなっていなかった。道着に着替えてこい。」

悠貴「………はい。」

5分後

悠貴「……着替えて来ました。」

武道P「様になっている。」

悠貴「……ありがとうございます。」

武道P「……実力を見た時とは訳が違う。私は手合わせする相手に手加減をするのは愚弄する行為だと思っている。」

悠貴「…………」

武道P「………ふむ…」

武道P「………アイドル相手に怪我をさせるのは好まん。」

悠貴「…私の心配は要りません。」

武道P「……私に参ったと言わせたらお前の勝ちで良い。逆にお前に参ったと言わせれば私の勝ちだ。構わんな?」

悠貴「……はい。」

武道P「……どこからでも来ると良い。」

悠貴「……………」グッ

武道P「…どうした、来ないなら私から行くぞ?」

悠貴「………はああああ!」タッタッタ

武道P「…………ふん。足元が留守だ!」ガッ

悠貴「ぐあっ?!」ズサササササ

武道P「立て!私に向かってこい!」

悠貴「……はいっ!はああああ!」


どうなった?
>>124

10分後

悠貴「っはぁ……はぁ………」

武道P「諦めろ。勝負は最初から見えていた。」

悠貴「っはぁ……はぁ……ま、まだですっ!」ユラッ

武道P「………まだ立つか…」

悠貴「………行きますっ!」

武道P(此奴の目は珠美や有香と同じだ…私の失くした物を持っている目だ……)

悠貴「はああああ!」

武道P「何だその腰の入っていない突きは!」ガシッ

悠貴「くっ………」

武道P「いい加減に…負けを…認めろっ!」ブンッ

悠貴「……うあっ!」バアアアン!

武道P「頼む…頼むからもう諦めてくれ………」

悠貴「嫌ですっ!絶対に諦めませんっ!」

武道P「何故だ。痛いだろ、怖いだろ!」

悠貴「痛くても怖くてもっ…この勝負には勝たなきゃいけない気がするんですっ!」

武道P「…訳が分からん……どうして…どうして立ち上がれるんだ…私は…私は折れてしまったのに………」

悠貴「…………」

武道P「…分かっていた。武道から逃げたのは自分だと……私には周りと戦う勇気が無かったんだ……」

悠貴「…………」

武道P「痛かった…心が……!怖かった…世間が……!私は……私は日頃偉そうに言っているが私は私に勝てなかった……」ガクッ

悠貴「…………」トッ…トッ…トッ…ギュッ

武道P「辞めてくれ……これ以上私に自分の弱さを認識させないでくれ…」

悠貴「>>130

今からでも間に合うと思いますよ?

悠貴「………今からでも間に合うと思いますよ?」

武道P「………もう無理なんだ……震えが止まらない……怖いんだ……」

悠貴「……………」

武道P「人に教えるのは問題無いんだが…いざ真剣に戦おうとすると……恐ろしくて堪らない……本当はお前が組み手を挑んで来た時も怖かった……」

悠貴「……………」ギュウウウ

武道P「……勝てるはずが無かったのは私だ…勝負にすらなっていなかった……」

武道P「……私の負けだ……いや負けてすらいない……勝負をする権利すら無かった……」

悠貴「……………」

武道P「……弱い……自分の弱さが嫌だ……私は弱い…………ぐっ……ううう………」
ポタッ…ポタッ…

悠貴「武道Pさん……」

ガタン

悠貴「?!」

武道P「見られていたか……」

珠美・有香「…………」

悠貴「…寝てたはずじゃっ…」

珠美「……あの様に大音を立てられては眠れる訳がありません…」

武道P「……分かっただろう…お前たちが師と仰ぐ男の姿が……」

有香「………どうしてそんな事を言うんですか!」

悠貴「ゆ、有香さん?!」

有香「…………」スタスタスタ…ギュッ

武道P「……何の真似だ…?」

有香「………プロデューサーは…ずっと自分の弱さと戦っていたんですね……辛かったですね………」

武道P「……有香…」

珠美「……珠美も居ますよ。」ギュッ

武道P「………珠美も…何故私に着いてくる……?」

珠美「>>137

一時中断します

たとえどんな過去を持っていようと、私はあなただから付いてきたんですよ

再開します

珠美「……たとえどのような過去を持っておられようと、珠美は貴方だから付いてきたんですよ。」

武道P「………私でいいのか?」

有香「あたしたちのプロデューサーは貴方以外に居ません…」

武道P「…………私の知らぬ間に強くなった………何時の間にやら教わる側になっていたか。」

珠美「まだまだですよ……プロデューサーから教わりたい事はまだまだあります。」

有香「あたしもです……」

武道P「……………」スクッ

武道P「…手間をかけさせたな。」

珠美「ぐすっ…プロデューサー……」

有香「ひぐっ……プロデューサー…」

武道P「…………」ギュウウウ

珠美・有香「うわあああああん!」

武道P「泣くな……武道家が…泣く者では無い……!」

武道P「………悠貴。お前には何と言えば良いかわからん。」

悠貴「私はただ……」フラッ バタン

武道P「悠貴!!」

悠貴「えへへへ……全身痛くてもう立てません……」

武道P「大丈夫か?!」

悠貴「かなり大丈夫じゃないです…武道Pさんのせいですよ?」

武道P「…済まなかった…救急車を呼べ!」

有香「押忍!今電話を……」

珠美「でしたら珠美が……!」

悠貴「待ってくださいっ!」

有香「で、でも…………」

悠貴「えへへ…駄目じゃないですか……女の子に乱暴したなんて知れたら捕まっちゃいますよ?」

武道P「……私の弱さが招いた事だ。それよりも…お前に何かあったら……!」

悠貴「………だったら私をこんな風に傷付けた責任を取ってください。」

武道P「何だ!何をすれば良い?」

悠貴「>>145

↑+無理でも毎日ご飯作らせてもらいますから

悠貴「結婚してくださいっ。無理でも毎日ご飯作らせてもらいますから。」

武道P「……分かった。男らしく責任を取る。」

悠貴「えっ……?!」

武道P「日本では結婚出来ん。移住する。有香、13歳と結婚出来る国はどこだ?」

有香「お、押忍……ええっと…ええっと…ええっと……?」

武道P「くっ……珠美!」

珠美「……………分かりません…」

武道P「珠美も知らないとは……」

悠貴「(ど、どうしよう…結婚は冗談で言ったのに…予定と違う……!)あ、あのっ…!」

武道P「…私は…責任の一つも取れんのか……!!」

悠貴「は、話を………!」

武道P「済まん、悠貴!必ず何とかする!」

有香「………そうだ!法律を変えましょう!」

珠美「な、成る程!」

武道P「その手があった!Pの力を借りれば………」

悠貴「えっとっ……じょ、冗談なんですけどっ!」

武道P「私は冗談は言わん!」

悠貴「そ、そうじゃなくてっ!」

武道P「はっ、先ずは親に挨拶を……!」

悠貴「だからっ!結婚は冗談なんですっ!!」

武道P「ふむ。結婚は冗だ………何?!」

悠貴「そ、そんなっ…け、結婚なんて冗談に決まってるじゃないですかっ!」///

武道P「何…だと…?!では飯を作るというのも……」

悠貴「そっちは本当ですっ!」

武道P「だったら…だったら私はどのようにして責任を取れば……?!」

悠貴「>>151

私達三人をトップアイドルにしてください

悠貴「私達三人をトップアイドルにしてくださいっ!」

武道P「…分かった。約束する。」

悠貴「ちゃんとトップアイドルにしてくれないとっ、許しませんからっ!」

武道P「………珠美、有香!」

珠美「はいっ!」

有香「押忍!」

武道P「目指すか…トップアイドル。」

武道P「はぁ……悠貴、全くお前には敵わん……」

悠貴「は、はあ………」

武道P「高々一日でここまで引き摺り出されるとは……やはり只者では無かった……」

有香「押忍!プロデューサーに勝ったという事はこの家で最強という事です!」

珠美「なんと恐ろしい……」

悠貴「え、ええっ………?!」

翌日

悠貴「あのっ、変態さんですよねっ!」

P「…おい、何を吹き込んだ?」

武道P「知らんな。」



ばんび

何で当たり前のように13歳を結婚させようとするんですか……
これが安価神の意思だと言うのか……?!

またもシリアスに……なんてこったい……

クリスマスイブに間に合いました
>>1からの細やかなプレゼントです

35回記念次回内容安価
>>158

>>156だな

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