変な艦これ劇場 -お話は変わりまして- (402)
ある日突然、深海からの魔の手が人類を襲った。
世界中の海軍は為すすべもなく、制海権を奪われてしまった。
人類は襲い来る魔の手を深海棲艦と呼称した。
そうして、それに対抗するために生まれたのが艦娘と呼ばれる存在である。
彼女らは奪われた海を取り戻すべく、深海棲艦と死闘を繰り広げていた。
だがそんなことはどうでもよかった!
【以前立てたスレとか】
変な艦これ劇場
変な艦これ劇場 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404364419/)
変な艦これ劇場 -鎮守府狂騒曲-
変な艦これ劇場 -鎮守府狂騒曲- - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409906850/)
【艦これ】長月「なあ島風、月が綺麗だな」島風「えっ」※閲覧注意
【艦これ】長月「なあ島風、月が綺麗だな」島風「えっ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419254737/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422011730
睦月「如月。わたくしの愛すべき妹はもういません。
お亡くなりになり、逝き、息を引き取り、息絶え深い水底へと沈みました。
“故”如月です、一巻の終わり、あの世行き、彼女は元如月となってしまいました」
……
睦月「わたくしたちは深い悲しみの中にいます。
彼女のような優しく才能に溢れ、類稀な知性を持った艦娘が僅か3話でこの世を去ってしまいました。
彼女が為すべきことも成し遂げられず、彼女自身が人生を十分に楽しむこともできずに」
……
睦月「いや、わたくしはこう言うべきでしょう。『出来の悪い妹がくたばって清々した。地獄に落ちろ。』
わたくしがここまで言うのには理由があります。
もしわたくしがこれを言わなかっとしたら、彼女に代わって皆さんを憤慨させるチャンスを逃したとしたら、
彼女は絶対、わたくしを許さないでしょう。上品とは言えませんが、すべては彼女のためです」
……
睦月「彼女の最期の出撃の前夜に彼女から言われたことがあります。
『いい、睦月。あなたはある意味とても尊敬すべき艦娘よ。“おりょ?”とか普通恥ずかしくて言えないわ』と」
……
睦月「そこで実は彼女が生前残したポエム集がここにあります。読んでいきましょう。
『薔薇は紅い。どうして紅いの?燃え上がる情熱の炎n」
「あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
睦月「きゃっ!?」
如月「きゃっ、じゃないわよ!散々馬鹿にして!!」
睦月「如月ちゃん?生きてたの?」
如月「死んでないわよ!!!!!勝手に人のもの読んで!!!ていうかそのノート返して!!!!」
睦月「そ、そんな怒らないでもいいじゃない!!」
ギャーギャー!
卯月「んもぉー!!うるさいっぴょん!」
弥生「うん……」
如月「だってほら!見てよ!これ!なんかわざわざセットまで用意して……」
弥生「如月ちゃん、早く成仏して」
如月「いやだから死んでないの」
………
……
…
如月「そう、この些細な諍いこそが、世界を二分したの」
いかづち「オレたちはテメーらの姉妹喧嘩に付き合わされて、大勢死んだっていうのか!?」
睦月「……」ボー
如月「今やそれを確かめる手段も、知る人も無い……」
こんごう「あまりにも、無責任です……」
ひゅうが「ふざけた連中だ、許せん」
如月「いや、落とし前は自分で付けるわ」スッ
ズドン
睦月「……!」ガクッ
こんごう「な、何を……!」
如月「睦月は死んだ。弥生も卯月も。次は如月が消える番」スチャ
いかづち「卑怯だぞクソ野郎!」
ひゅうが「責任から逃れるというのか」
如月「逃れる?とんでもないわ、対価は既に支払ったのよ」
ひゅうが「何だと?」
「そこまでだ!」
如月「……やはり」
こんごう「えっ!?」
ひゅうが「今目の前で……」
いかづち「睦月!?」
睦月「ご名答。如月ちゃん、それで勝ったつもり?これを見て!」スッ
変な艦これ劇場 第三幕 -お話は変わりまして-
如月「なん……ですって……?」
【第一話 筋肉とロマンス】
ワイワイ
如月「そういえば今日身体測定の日だったわね」
卯月「そうぴょん。背ぇ伸びてるかなぁ?」
如月(正月ちょっとだらけていたから、心配だわ……)
明石「次、如月ちゃーん」
如月「はぁい」
カシャン
如月「」
デデーーーーン!!
明石「あら、前回よりちょっと」
如月「言わないで!」
明石「あ、ごめん」
卯月「およ?どーしたぴょん……ぷっぷくぷー!如月ちゃんデブったぴょん!」
如月「」ガーン
…
睦月「元気出して如月ちゃん」
弥生「卯月なら締めといたから」
卯月「」チーン
如月「いいのよ、太ったのは事実だから……みんなは?」
睦月「あー……」
弥生「えーっと……」
卯月「うーちゃん食べても太らない体質ぴょん」
如月「ふふ、そうなのね……太ったのは私だけ……」
睦月「だ、大丈夫だよ!成長期だよきっと!」
如月「何のフォローにもならないわよ……」
弥生「もっと太った人もいるかもしれないし」
如月「だからといって私が太ったことには変わりないわ」
卯月「もうこのままデブキャラを推したらいいぴょん」
如月「ホント、妹じゃなかったら身包み剥いで海に捨ててるところよ」
睦月「あっ!そうだ!トレーニング室に行ったら?ダイエット!」
如月「そうね、そうよ!ダイエットするわ!きっとスマートでスタイリッシュなボディを手に入れてみせる!」
睦月「その意気だよ!」
弥生「別に、そんな太ってるわけでもないと思うけど……」
卯月「気にしすぎぴょん」
如月「スタイルに気を使わなくなったらね、女はおしまいなのよ!」
トレーニング室
テーーテテーーー!!テテーーーテーーー!!テーーテテーーーー!!テーテテレレンテー!!
鬼怒「私は、リーダー鬼怒。通称訓練厨。スクワットと重量挙げの名人。
私のような天才トレーナーでなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらない」
加賀「私は加賀。通称焼き鳥製造機。自慢の搭載量に、敵空母はみんなイチコロね。
ハッタリかまして、九六式艦戦から心神まで、何でもそろえてみせるわ」
霧島「私は、霧島、通称メガネ。艦隊の頭脳。殴り合いは、美貌と頭のよさで、お手のもの!」
霞「待たせたわね。私が霞。通称ダメ提督矯正器よ。下士官としての腕は天下一品!
性悪?ツンデレ?だから何?言いたいことがあれば目を見て言いなさいな!」
木曾「木曾。通称眼帯のかっこいい方。雷撃の天才だ。大元帥でもブン殴ってみせらぁ。でも飛行機だけは勘弁な」
鬼怒「私達は、道理の通らぬ女性ホルモンにあえて挑戦する。頼りになる神出鬼没の、」
「「「「「特訓やろうKチーム!」」」」」
鬼怒「助けを借りたいときは、いつでも言ってね!」
如月「は、はあ……」
鬼怒「で、どうしたの?」
如月「実は……」
カクカクシカジカ
鬼怒「なるほど、訓練したいんだね!」
如月「まあ、そうなるの、かな?」
霞「いい心掛けね、私たちに任せなさい」
木曾「たっぷり鍛えてやるぞ」
加賀「そうね」
霧島「では、早速メニューを考えましょう!」
こうして、如月のダイエット作戦は始まった!
ランニング!
霞「まだ5kmよ!へばってどうするの!」タッタッタッ
如月「はぇ……ふひぃ……」ゼェゼェ
霞「だらしないったら!」
弓道!
加賀「目線を前に、ゆっくり力を込めて」
如月「あの、私駆逐艦……」
加賀「何か?」
如月「いえ、なんでもありません……」
剣道!
木曾「どうしたッ!弱すぎるッ!」
バシッ!バシッ!
如月「ひっ!ひえっ!」
木曾「まだまだひよっこだァ!」
ロマンス!
龍驤「アカンよ赤城、こんなところで」
赤城「龍驤、約束は約束です」
如月(う、うへぇ……)
食事制限!
如月(ササミ、もう飽きちゃった……甘いケーキが食べたいわぁ……)
霧島「残さず食べること。間食は厳禁ですよ」
間宮「如月ちゃん、頑張ってね。これからも協力するから!」
如月(間宮さんにそんなこと言われちゃ断れないじゃない……)
重量挙げ!
如月「ぐぬぬぬぬ!」
鬼怒「あなたの力はそんなもの!?」
如月「重いぃ……」
辛い訓練は続く。
如月「……」
睦月「き、如月ちゃ……」
卯月「ダメぴょん!」
弥生「如月ちゃんは今自分と戦っている……乗り越えようとしている!」
睦月「……そっか。頑張ってね、如月ちゃん!」
如月「……」
しかし如月は次々とクリアしていった!
タッタッタッタ
霞「あと5km!」
如月「はい!」
シュパッ
加賀「すごい上達ぶりね。かなりの数、的に当たるようになったわ」
如月「よし!」
如月「メェェェーーーン!!」
バシィッ!
木曾「こ、この俺から一本奪うとは、やるな!」
龍驤「もう付き合いきれんわ」
赤城「そんなぁ!龍驤!」
如月(ご愁傷様……)
如月「おかわりください!」ガツガツ
間宮「はいは~い♪」
霧島「栄養の吸収はバッチリのようね」
如月「はっ!」グイッ
鬼怒「すごいよぉ!次の段階に行っても良さそうだね!」
そして見違えるほどのボディを手に入れたのである!
睦月「あ、如月……ちゃ……」
弥生「ひえっ」
卯月「うわっ」
如月「みてみて~、この輝く肌。あはっ、もっと近くで見てよ」ムキッ
睦月「あ、あの~……どちら様でしょうか……」
如月「えっ?」
弥生「もうダイエットの領域超えてるよ……」
卯月「筋肉女ぴょん!」
如月「き、筋肉女……」ガーン
睦月「た、体重計ってみよう!体重!」
カシャン
如月「嘘……前より重くなってる……」
睦月「あーあ……」
弥生「筋肉は重いからね」
卯月「どんまいっぴょん」
如月「ちょっとKチームに文句言ってくるわぁ……」
睦月(こんなになるまで気がつかなった如月ちゃんがバカなんじゃないかな)
トレーニング室
鬼怒「えー!そういうのは先に言ってくれないと!」
如月「言いましたよね?」
鬼怒「言ってないよぉ」
霞「聞いてないわ」
加賀「うん」
霧島「私もそんな風だとは初めて聞きました」
木曾「そうだな」
如月「ふぅ~ん……じゃあ、いま、如月が思い出させてあげる♪」
鬼怒「えっ?」
木曾「ご、五人に勝てるもんか!」
如月「それは鍛えたあなたたちが一番良く知っておいででしょう?」
霞「うっ」
加賀「それは……」
如月「見とれていたら、やっちゃうわよ?」
「ひっ!」
…
龍驤「ホンマどうしようもないなぁ、ウチがおらんとダメなんやね。可愛いなぁ赤城は」ヨシヨシ
赤城「もう、バカ……///」
長門(他所でやってくれないかなぁ)
ガラッ
長門「さて、トレーニングの時間……」
Kチーム「」ボロッ
長門「な!なんだこの惨状は!?敵襲か!?何があった鬼怒!」
鬼怒「長門さん、すみません…!鬼怒はここまでのようです…他の娘達の撤退を…お願い…がくっ」
長門「鬼怒ぅぅぅぅぅぅーーーーーーー!!」
如月「うーん、こうして鏡で見ると、意外と悪くないかも。あはっ、ますます強く、美しく。ねっ?」
睦月「ま、まあ……如月ちゃんがそれでいいなら……」
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「ふわぁ……ねみ。なんでこんなことしなきゃなんないんだ」
多摩「仕事にゃ。お給金増えるにゃ」
加古「お給金よりも寝ていたいよ」
多摩「増えたお給金でアイスをハーゲ○ダッツにアップグレードするにゃ」
加古「そんなんでいいのかよ。てかさあ、『多摩の部屋』ってのは一体なんなんだ」
多摩「『多摩の部屋』では前スレまでの『ねのくまラヂオ』と思っていただければいいにゃ」
加古「ねのくまラヂオも過去の物って事か」
多摩「……ダジャレにゃ?」
加古「え?……ああ、いやそんなつもりはなかったけどさ」
多摩「まあ、いいにゃ。多摩はそういうのには目ざといにゃ」
加古「そ、そうすか……」
多摩「それじゃあ、最後にCMをお送りしてまた次回にゃ」
加古「CMとかあるんだ」
草田製菓♪
如月「もうすぐバレンタインねぇ……卯月は司令官に何かあげるの?」
卯月「めんど~だぴょ~~ん」
弥生「そこでこれをオススメする」ヌッ
如月「い、いきなり出てこないでよ」
卯月「これは何ぴょん?」
弥生「草田印の美味しいクラッカー」
卯月「チョコレートじゃないぴょん」
弥生「そう言うと思って、ニューフレーバーを用意した」スッ
如月「あ!チョコをコーティングしたのね!」
弥生「その通り」
卯月「これならめんどくさくないぴょん!」
弥生「一目で義理とわかる、草田印の美味しいチョコクラッカー」
如月「味もイケルわねぇ」ポリポリ
卯月「おやつにもちょうどいいっぴょん!」
-Continue to next time-
あ、終わりです
-Continue to next time-で終わりです
なぜ英語なのかというとかっこいいからです
http://blog-imgs-16-origin.fc2.com/g/a/y/gaybargg/4218488_71.jpg
http://livedoor.sp.blogimg.jp/fqu/imgs/1/d/1da56ccd-s.jpg
http://img.eroero-gazou.net/wp-content/uploads/2013/11/00542-600x450.jpg
おつ、待ってた続投ヤッター!
アニメから入ったご新規さんがこのスレで困惑するの含めて楽しみにさせていただきます
ヒャッハー!続編だああああ!
多摩の部屋とか俺得すぎんよー
>>1乙
そうなるとねのくまコンビの出番はどうなるんだ?
おつおつ
ペットショップは打ち切りか...
【第二話 雪風のちょっとした不幸】
初雪「……むぅ」カチカチ
テキグンブタイヲハッケン!
初雪「……飽きた、唐突に」
深雪「ハァ!?」ガビーン
…
陽炎「で、何かうちに回されてきたんだけど、誰かやる?」
不知火「不知火は結構です」
黒潮「ウチも別にええな」
雪風「はいはい!雪風やってみたいです!」
陽炎「そう?じゃあはいこれ」
そうして数日後……。
雪風「……」カチカチ
テキノセンスイカンヲハッケン!ダメダ!
雪風「……」カチカチ
キョウハシニビヨリダ!モウオマンマモクエネエナー!
雪風「……」カチカチ
「……ぜ……!」
ナニヤッテンネン!ハヨシロヤ!
雪風「……」カチカチ
「ゆ……ぜ!」
ダレモコンナコトイッテナカッタゼ!オドロキダ!
雪風「……」カチカチ
「雪風!!」
雪風「ひゃっ!」ビクッ
時津風「いつまでゲームしてるの!遊ぼうよぉ」
雪風「ちょ、ちょっと待って、この試合終わってから……」
時津風「それ昨日も言ってたじゃん!つまんない!」
雪風「そうでしたっけ」
時津風「もう!雪風なんか嫌い!顔も見たくない!」
雪風「えっ……」
時津風「ふんっ!」スタスタ
ガチャ バタン!!
雪風「……」
ドドン!シニタクナーイ!
その夜、食堂
陽炎「そう、雪風がそんなことを……」
時津風「……」
不知火「最近、部屋から出てるところ見かけませんでしたからね」
天津風「あんまり良い状況ではないわ」
黒潮「せやけどなぁ。まさか雪風がそんななるとは」
時津風「もういいんだよ。雪風に『顔も見たくない』なんて言っちゃったし……」グス
陽炎「こっちもこっちで重傷ね」
天津風「言ったあなたがダメージ受けてどうするのよ」
不知火「時津風、いいんですよ今回は」
時津風「良くないよ」
不知火「不知火は雪風に非があると思います。ちょっぴり痛い目見てもらうぐらいでちょうどいいんです」
黒潮「せやなぁ、ゲームするのもいいけど、ちょっと付き合い悪すぎるかもなぁ」
天津風「私も不知火と同じことを思っていたわ」
陽炎「まあ、こじれないようにね」
時津風「……」
近くの砂浜
ザザーン
雪風「……はぁ」
「あら、珍しいわね」
雪風「ん……山城さん」
山城「どうしたのかしら」
雪風「雪風は、大変なことをしてしまったんです」
山城「大変なこと?」
雪風「だから、もういいんです。いなくなっても」
山城「そういう言い方は良くないわ」
雪風「……山城さんは扶桑さんにもし嫌われたらどうします」
山城「変なこと聞くわね。そうね、もし本当に嫌われたら死んじゃうかも」
雪風「……そう、ですか」
山城「でも、自分が悪かったのならまずは謝るわ。『ごめんなさい』って。許してもらうまで」
雪風「許して、もらえるでしょうか?」
山城「きっと許してくれると思うわ。一朝一夕で人を嫌いになるなんて、できっこないもの」
雪風「……よし、雪風!謝ってきます!」
タタタタ
山城「……」ニコッ
食堂
雪風「時津風ちゃん!」
時津風「あ!雪風!」
「「ごめんなさい!」」
不知火「おや」
陽炎「あれ?」
雪風「雪風、ゲームばっかりで、それで、ごめんなさい!」
時津風「あたしも嫌いなんて言ってごめんなさい!」
雪風「雪風の方がごめんなさい!」
時津風「いやいや、あたしの方が」
陽炎「そこまで!」
不知火「それ以上はキリがありませんから」
黒潮「なんやなんや、心配することなんてひとっつもないやん」
天津風「その日のうちに解決するなんて……なんというか単純ね二人とも」
陽炎「ま、仲が悪いよりはいいんじゃない?」
雪風「あのゲーム、返しに行ってきます!」
初雪「そんなことが……」
雪風「だからこれ返します」
初雪「……」ググッ
パキン
雪風「あ!」
初雪「これはもう、いらない」
雪風「でもディスクを割らなくても……」
初雪「いい。これでいい」
雪風「……わかりました。ありがとうございます」
初雪「うん」
後日、近くの砂浜
ザザーン
山城「……」
「山城さーーん!」
山城「あら」
雪風「ここにいましたか!」
山城「どうしたの?」
雪風「無事に!仲直りできました!山城さんのおかげです!ありがとうございます!」
山城「いいのよ、別に」
「雪風ー!」
雪風「それだけ言いたかった!それじゃ、山城さん!」トテテテ
山城「ふふ、忙しいわね」
ザザーン
山城(こんないい子たちがいる鎮守府……私も案外不幸なんかじゃないのかもしれないわ)
憲兵「失礼、不審な人物が浜にいるとの通報を受けて来たのですが、少し話を伺っても?」
山城「えっ」
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「……」
多摩「ほら言うにゃ」
加古「えー。多摩と加古でーす」
多摩「んもう、これだもんこれだもんダメにゃそんなんじゃ」
加古「大体なんであたしがぁ」
多摩「そんなのは知らないにゃ。とにかく先に進めるにゃ。あそこ古鷹が見てるにゃ」
カコガンバッテー!
加古「うー……それじゃあお便り読んでいきまーす」
おつ、待ってた続投ヤッター!
アニメから入ったご新規さんがこのスレで困惑するの含めて楽しみにさせていただきます
多摩「アニメからの新規がこんなスレ来るのかにゃ?」
加古「どーなんだろーねぇ。迷い込んできたり……とか?」
多摩「困惑どころかドン引きにゃきっと」
加古「だろうね」
ヒャッハー!続編だああああ!
多摩の部屋とか俺得すぎんよー
多摩「そう言われると照れるにゃ」
加古「あたしはどーなのさ」
多摩「加古は別に大したことないにゃ」
加古「そんなことない!そんなこと……ないよな?」
多摩「不人気にゃ」
加古「自信を持って反論できない……」
ニンキアルヨ!
加古「古鷹には人気ある!」
多摩「ノロケなら他所でやるにゃ」
>>1乙
そうなるとねのくまコンビの出番はどうなるんだ?
多摩「ねのくま……惜しい二人を亡くしたにゃ……」
加古「勝手に殺しちゃ悪いよ」
多摩「今頃路頭に迷ってるにゃ」
加古「勝手に路頭を迷わすな!」
多摩「要はリストラにゃ」フッ
加古「怒られても知らないよあたしゃ」
おつおつ
ペットショップは打ち切りか...
多摩「ま、言うなればそうにゃ。ねのくまもペットショップも打ち切りにゃぁ」
加古「まあ新章突入?みたいな感じで、えーっと。今後は多摩の部屋をよろしく!」
多摩「辛気臭い前半はうんざりにゃ?それじゃあスケッチの続きをどうぞにゃ」
榛名「……保存っと。よし。……あ!いえいえ!それじゃあのー。CMです」
.
古鷹「今、世界が必要としているものは何でしょう?」
木曾「我々、U.G.U.M.E.は世界のため、人類のために日々研究を続けています」
古鷹「U.G.U.M.E.は建築や最先端医療、防衛産業に携わり人類の明るい未来のために邁進しています」
木曾「皆様方も、そのお手伝いをしませんか」
古鷹「U.G.U.M.E.はあなたの世界を想う気持ちと勇気を応援します」
U.G.U.M.E.に力をお貸しください。
チャララッチャーン♪
青葉「どもどもー!恐縮です青葉です!今夜も『偏見ショー』で思う存分差別していきましょう!」
パチパチパチパチ
青葉「ではまずはお便り!『最近うちに揚陸艦が来たので陸軍の悪口が知りたい』だそうです!」
パチパチパチパチ
青葉「陸軍は支那事変をおっぱじめた張本人で、兵站兵站やかましく海軍に文句を言い、
結局ガ島から追い出され、そのせいでスターリンに蹂躙されるへなちょこ野郎どもなんです!」
パチパチパチパチ
青葉「もうお分かりですね!では続いて先週の結果です。募集したのは戦艦の差別用語でした。
応募が多数だったために選考にはかなりの時間を要しましたよ!」
パチパチパチパチ
青葉「佐世保の小軍曹氏は“あんな奴らは無視すればいい”」
パチパチパチパチ
青葉「横須賀のラッキーY氏は“戦艦という言葉自体が悪口”」
パチパチパチパチ
青葉「では!我々が選んだ上位三位です!第三位!舞鶴の陸軍潜水艦氏の“穀潰し”」
パチパチパチパチ
青葉「ストレートでいいですねぇ!第二位は“悪徳将校”呉の妹をよくも氏の投稿です!」
パチパチパチパチ
青葉「口ばかりやかましくて指揮もド下手ときたものですから!それでは第一位です!
第一位は大湊のこれが近代化改修氏の“腐れ物乞い豚”です!!」
パチパチパチパチパチパチパチパチ!
青葉「素晴らしい!これが近代化改修氏には金一封を差し上げます!おめでとう!
えー、この番組では単に艦種や肌の色への偏見だけではありません。
他にも偏見を持つものがあります。そうわかりますね!あのいやらしい単発末尾O野郎です!!」
フーーー!パチパチパチイエーーーイ!
青葉「では単発末尾O野郎がのさばらないうちに早速ゲーム開始です!ではお待ちかね!“単発末尾Oを焼け!”」
ズドン!
青葉「どわぁーー!?」バタッ
大井「……」
ザワザワ
大井「当スレ、当スケッチは差別や偏見の助長及びキャラヘイトの意図はありません。決して本気にしないでくださいね」
青葉「なんで青葉にばっか汚れ役させるんですか!」
大井「さあ、汚れ役させやすいからじゃない?どの二次創作見ても大抵トラブルメイカーだし」
青葉「そ、そんなぁ……」
-Continue to next timeデース!-
おつ
偏見ショーは吹替版がすごく好きです
古鷹はねのくまで言うと若葉に当たる役かな?
【第三話 青葉の悩み】
青葉は敏腕記者であった!
青葉「見ちゃいました!」パシャ
正確には敏腕記者になりたい、である。
青葉「これも違う……これもダメ……ハァ~……」
しかし最近はスランプに陥っていた。
青葉(最近はいい写真が全然撮れない。広報も文字ばかりでなんとも味気ない……)トホホ
衣笠「どう?お、いいじゃない。あれ?写真は?」
青葉「もっとこう、刺激的だーとか、衝撃的な写真が撮りたいものです」
衣笠「それに越したことはないけど、そんなことがこの鎮守府で起きる?」
青葉「そうですね……」
ザワザワ
「最近は写真載ってないんだけどなんでだろーね」
「知らないわよ」
青葉(やっぱり、写真みんな気にしてるのかな……)コソコソ
古鷹「青葉」
青葉「ひょっ!?ああ、古鷹さん」
古鷹「最近は写真がないけど、どうかしたの?」
青葉「いえ、そのぅ……スランプと言いますか……」
古鷹「スランプ……」
青葉「自分の写真に自信が持てなくなったんです」
古鷹「ふぅん……」
青葉「古鷹さんなら、どうします?」
古鷹「そうねぇ……」
青葉「……」
古鷹「うーん……」
青葉「……」
古鷹「ぐー……」zzz
青葉「でぇーっ!?」ズコー
古鷹「なんてね!私は今年はこういう、お茶目な感じで攻めて行こうと考えてるの」
青葉「青葉が聞きたいのはそういうことじゃないんですけどー!」
古鷹「つまり、気分でも変えてリフレッシュすればいいの」
青葉「なるほど!……って今のじゃ分かりづらいですよぉ!」
古鷹「それじゃあ頑張ってね」
青葉「はい、気分転換ですか……」
.
後日、青葉部屋
衣笠「あれー、青葉ー。ん?この手紙……」
[気分転換の旅に出ます。いつ戻れるかはわかりませんが、そちらの方はよろしくお願いします。青葉]
衣笠「うそっ……」
テーテテッテーーテーテテーー!
テーテテッテーーテーテテーテーテー!
青葉は自分探しの旅に出ることにした!
青葉「よし!行ってきます!」
目指すは南方!激戦区である!瑞鳳の作った弁当も持参だ!
青葉「うっわ、卵焼きばっか……」
弁当は作り直した。
.
青葉「なかなか被写体が通りませんね……ま、当たり前か」
何日経ったかは定かではないが青葉は結構南の方まで来ていた。
深海棲艦の防衛ラインを遥かに超えて……。
そして、すっかり夜になってしまっていたある時。
青葉「おや、誰かいますね。『ワレアオバ』」パッパッ
「……?」
青葉「気づいてないんでしょうか?『ワレアオバ』」パッパッ
「……????」
青葉「そうだ、暗闇の艦娘を撮影しましょう!」スッ
「???」
青葉「ハイチーズ!」パシャ
「うわっ!」
青葉「おや……うげっ!?レ級!?」
レ級「!!敵艦発見!」ジャキッ
青葉「うひぇえ!!」パシャ
ドドン!
ザバーーン
青葉「ひええー!!たたっ、助けて!」パシャパシャ
レ級「眩しいっ!猪口才なっつの!」
青葉「ごごごごめんなさーーい!!」パシャ
レ級「ちょ、ちょっと止まってもらっていい!撃たないから!」
青葉「ええぇ!?あ、はい……」
レ級「カメラ向けられるとやりにくいんだよなー!」
青葉「え?」
レ級「こっちは必死に戦ってるのにふざけてもらっちゃやりにくいったらないよったく!」
青葉「あ、はあ……ごめんなさい」
レ級「真面目に戦って欲しんだよなー!あったまくんだよなったく!」
青葉「いえ……あのー取材なんで……」
レ級「取材?なんだ取材なら最初っからそう言ってくれればいいのに。てっきり勘違いしちゃって」
ソ級「どったの」
レ級「なんか取材だって」
ソ級「なに、取材?」
レ級「そう、取材」
ソ級「ちょっと他のも呼んでくる。おーい!みんなー!取材だって!」
タ級「上がってもらったらー?」
ソ級「あ、そうだよ。上がってもらおう」
青葉「いいんですか!?」
……
ソ級「そこであたしゃねぇ、言ってやったのよ。『この魚雷がまたい~~んだよな~~~~』ってね」
青葉「ほおほお……」カキカキ
レ級「写真は撮らなくていいのかな?」
青葉「あ!是非お願いします!」
レ級「並んだがいい?」
青葉「そうですね、じゃあそこに並んでください」
ゾロゾロ
青葉「撮りますよ!笑顔で!」パシャパシャ
………
……
…
青葉「お!鎮守府が見えてきました!随分と長旅でしたけど、何日経ったんだろう」
「おーーーーーーーーい!!」
青葉「あ!古鷹さん!おーい!」
古鷹「おーい!じゃない!!どこ行ってたの!?」
青葉「ちょっと、気分転換に取材でも」
古鷹「心配したのに!」
衣笠「青葉!」
青葉「あ、衣笠」
衣笠「ばかぁ!!どこ行ってたのぉ!」
青葉「ちょっと南の方まで、それより大スクープを手に入れてきましたよ!」
古鷹「大スクープなんていらない!」
衣笠「あなたがいなくなったら、誰があなたの代わりを務めるの!?いないのよ代わりなんて!」
古鷹「世界で!ただ一人!青葉しか!」
青葉「そ、それは……ごめんなさい……」
.
ザワザワ
「あのレ級をこんな間近で!?マジか!?」
「下手なシャレはよしなシャレ」
「深海棲艦も笑うんだ……」
「あたしあんまり戦いたくなくなっちった」
青葉「うーん、イマイチな反応ですねぇ」コソコソ
古鷹「よくあんな写真撮れたね」
青葉「なあに、簡単ですよ、なんせ敏腕記者!ですから!」
青葉はすっかり得意になっていた。でも、もう危険な取材はしないようにしている。
古鷹や衣笠に怒られるのは嫌だし、泣かせるのはもっと嫌だ。そう、青葉は大切なことを思い出したのだ。
だったら平凡な記事でも別にいいか、と考えを改めたそうな。
戦艦棲姫「敵の広報のこの写真は一体何だ!」
レ級「は、はあ。ごめんなさいです」
戦艦棲姫「なんで私も呼ばなかった!?」
レ級「そこかぁ~~!」
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「ゲスト?聞いてないよ」
多摩「今思いついたにゃ。だから読者の皆様方のリクエストを募集してるにゃ」
加古「えーっと……」
カコ!コレミテ!
加古「ああ、サンキュ。好きな艦娘をただ書いてくれるだけでいい、だって」
多摩「基本的に全部消化していくつもりにゃ」
ダイジョウブカナー?
ネノクマチャレンジミタクナリマスワヨー
多摩「古き世代は黙ってるにゃ」
熊野「ちょっと聞き捨てなりませんわ!?」
子日「そうだよ!先輩を敬うべきだよ!」
多摩「多摩の部屋に土足で入るとは……多摩の闘争本能を刺激する行為にゃ」
ギャーギャー
加古「あー……お便り読んでいきまーす……」
おつ
偏見ショーは吹替版がすごく好きです
加古「確かペイリンの吹き替えは青野武さんだったな」
若葉「そうだ、誰?という人にはロイ・キャンベル大佐、と言えばわかる」
加古「い、いきなり出てきた……MGS知らない人ならどーすんのさ」
若葉「……俳優のクリストファー・ロイドとか」
加古「……誰だ」
若葉「バックトゥザフューチャーのドクとか……」
古鷹はねのくまで言うと若葉に当たる役かな?
加古「そうなのか?古鷹」
チガウヨ!
加古「だそうだ」
若葉「お互い、相方たちには苦労するな」
加古「お前はたまにボケに回るだろ」
若葉「……そうだったかな」
加古「まあともかく、ゲストの件はとりあえず一人、試してみるとしよう」
若葉「『~の部屋』を冠するならゲスト呼ばなきゃな」
多摩「そうにゃ、チャレンジは具体的すぎたのが良くなかったにゃ」
熊野「もう、失敗しても知りませんよ」
多摩「人間チャレンジ精神を失ったら終わりにゃ」
子日「チャレンジした結果終わることもあるけどねー」
多摩「それじゃCM挟んでスケッチの続きをどうぞにゃ」
ドンドン!パララララ
赤城「くっ!このままじゃ……」
飛龍「やられてしまう!」
伊401「みんな!これ!支援物資です!」
加賀「これは……!」
蒼龍「これさえあれば!」
ゴクッゴクッゴクッゴクッ
赤城「うおおおお!!!」
飛龍「漲ってきたぁぁぁーーーーー!!!」
シュパパパパパーン!
蒼龍「攻撃隊!!」
加賀「発艦!!」
カフェイン!タウリン!メタンフェタミン!各種ミネラルを配合!
エネルギードリンク、グレートフィロポノス!
伊401「肉体疲労、栄養補給に効くね!」
柴府興業
.
吹雪 the ショー!
吹雪「こんばんは、今宵は豪華なゲストをお呼びしております。まず、大洗女子学院から西住みほさん」
みほ「こんばんは!」
吹雪「次に、扶桑皇国海軍遣欧艦隊第24航空戦隊288航空隊から、宮藤芳佳さん」
宮藤「こんばんは」
吹雪「最後に、犬の国陸軍の猛犬連隊に所属する黒吉さん」
のらくろ「どうも、こんばんはであります」
吹雪「それでは、ゲストの招致だけで予算を使い果たしましたので、ここでお開きです。おやすみなさい」
「「「え゛っ!?」」」
-Continue to next timeっぴょん!-
>カフェイン!タウリン!メタンフェタミン!各種ミネラルを配合!
3番目だけ効果が段違いなんですけど…
青葉のスランプ話でホッコリさせておいて
メタンフェタミン
っておいwwwwwwこのスケッチ作者はwwwwww
続編があることを今知りました
新章突入とのことですが、変わらず末永く続いてくことを願っております
さて、私事ではございますが
赴゛任゛先゛が゛決゛ま゛ら゛な゛い゛ぴ゛ょ゛ん゛!゛!゛
【第四話 磯波は節操無い】
艦娘の息抜きの一つに創作活動がある。
秋雲の部屋には今日も創作同好会が集まっていた……。
秋雲「SSはやっぱり安価でしょ!読者の数優先なんて批判する輩もいるけど実際読者の数抜きでSSは語れない!」
長波「考える事を放棄した安価なんかよりもきちんと作者が考えた非安価の方が面白いに決まってる!」
秋雲「失礼だね、お堅いシリアスで読者数が稼げるか?」
長波「そこが腕の見せどころだよ、それにコメディとかほのぼのだってある」
秋雲「コメディやほのぼのなんて誰が読むんだ!?」
長波「需要はある!安価よりもずっとな!」
秋雲「読者は参加して楽しみたいんだ!!」
長波「こんなに意見が合わないとは思わなかったぜ!!」
ギャーギャー
二人は喧嘩しているがいつものことなので誰も気にしてはいない。
ところで磯波たちも議論をしていた。
磯波「SS…SS…愚かなSS… そういうあんたら“百合”を知らぬ 己の“百合”の大きさ知らぬ
私の“百合”の深さを知らぬ はいつくばってる今そこに」
綾波(こ…こんな磯波今まで見たこと…)
伊8「はっちゃん最近あなたを監視 あなたはここに入って半年…
言動おかしさ目に余る… あなたの考え目に余る…」
磯波「人気に執着 安価に執着 読者に執着 己を制約
己の“百合”を決めつけ制約 忌むべき執着“百合”を制約…
そして未だ見ぬ知らぬモノ “百合”を決めつけ知らぬモノ
恐れ 憎しむ 愚かしい!!」
初雪「止めろ めろめろ イソナ めろ!!」
磯波「!」
初雪「いい加減にしろ いい加減… どうした一体 いい加減…
磯波最近少し変 お前最近少し変」
磯波「何もおかしくなどは無い 自分の役割果たしてる… 役割だけは果たしてる…」
初雪「じゃあ何故昨夜来なかった?何故何故昨夜来なかった?」
磯波「高みに近づくそのためだ…」
初雪「何の話だ何なんだ…」
伊8(そりゃこっちのセリフだけどねー)
磯波「いい?初雪ちゃん、私は知っている!あなたは百合ジェネレータをある艦娘に装着した!」
伊8(百合ジェネレータ!?)
磯波「ふん、大方私が来ることを知って、どこか別の部屋に隠れさせているんでしょう?そうでしょう初雪ちゃん?」
初雪「……くっ」
カタカタカタ
伊8(なんかパソコンいじりだした!)
磯波「ははは!どう!?どこにいるの!?この部屋!?んー!?この部屋!?」
初雪「百合ジェネレータだけは……」
伊8(だから百合ジェネレータって何ー!?)
磯波「見つけた!ここね!」ダッ
初雪「しまった!はっちゃん!後を追うよ!」ダッ
伊8「え!?あっはい!」ダッ
.
睦月「島風しゃぁん///」
阿武隈「島風さん、お食事行きませんか///」
長門「島風は今日も可愛いなぁ……///」
雲龍「島風、新しい艦載機があるんだけど見ていく?///」
島風「これさえあれば友達がたくさん出来る……!」
金剛「何事デース!?」
島風「えい」ビビビビビ
金剛「島風のheartはワタシの物デース!///」
島風「すごいよぉ!!」
磯波「待って!」
島風「え?何?」
磯波「それはそんな風に使うんじゃないよ!」
島風「え~?この友達が多い島風に嫉妬してるんでしょ~?」
磯波「それは友達を作る機械じゃなくて、撃った人を自分の虜にしてしまう機械なんだよ!」
島風「えぇ?……えっ」
「ひゃあ!もう我慢できねぇ!」
島風「いやああああ!!」
磯波「百合輪姦素晴らしい!じゃなかった、ジェネレータのスイッチを切って!!」
島風「うん!」カチン
「……あれ?」
ザワザワゾロゾロ
島風「ハァ、助かった……」
磯波「島風ちゃん、機械で作った友達なんて友達とは呼べないよ」
島風「……だって、私いっつも一人ぼっちでつまらないんだもん」
磯波「それなら、私でよければ友達になるよ」
島風「本当?」
磯波「もちろん!だから一緒に行こう!」
島風「うん!」
初雪「いた!百合ジェネレータは……」
キャッキャウフフ
初雪「……百合素晴らしい!」
伊8「吹雪型はみんなこうなの!?」ガビーン
こうして島風に初めての友達が出来た。
島風はその日ワクワクドキドキして眠れなかったという。
一方その頃……。
秋雲「だいたいさ!スマホ触った手で飯食うとかうんこ食ってるようなもんだね!」
長波「うんこうめーーー!!うんこうめーーー!!」
秋雲「嘘つけ!うんこがうまいわけないだろ!!」
綾波「でーっきましたー!」
巻雲「え!どれどれ!」
綾波「ほら、『御用だ提督!』シリーズの新作です!陸軍青年将校との派閥を超えた禁断の愛なんです!」
巻雲「うっはぁ~~!すっげぇ~~!超好み!」
綾波「でしょー!?」
同好会は今日も平常運転であった。
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「ゲストのリクエスト、来なかったけどな」
多摩「……」
加古「もう、諦めよう?な?」
多摩「にゃぁ……」
>カフェイン!タウリン!メタンフェタミン!各種ミネラルを配合!
3番目だけ効果が段違いなんですけど…
青葉のスランプ話でホッコリさせておいて
メタンフェタミン
っておいwwwwwwこのスケッチ作者はwwwwww
加古「これに全部持ってかれた感があるな」
多摩「メタンフェタミン?」
加古「これは例のあの薬のことだよ」
多摩「ああ、あれにゃ」
加古「読者のみんなはダメ、絶対!だからな」
カコイイコトイッタ!!
続編があることを今知りました
新章突入とのことですが、変わらず末永く続いてくことを願っております
さて、私事ではございますが
赴゛任゛先゛が゛決゛ま゛ら゛な゛い゛ぴ゛ょ゛ん゛!゛!゛
多摩「おや、これは……」
加古「あれだね」
多摩「赴任先が決まることを祈願して、大型建造にゃ。レーベ!」
Z1「は、ここに」
加古「やっちまいな!」
Z1「ハハァー!」
提督「やめろーー!死にたくなーーい!!」
_人人 人人_
> 04:19:59 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
_人人 人人_
> 04:19:59 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
提督「鎮守府を潰す」
加古「やめろォ!」
多摩「提督ェ……」
提督「資源はオメーのおもちゃのチャチャチャ!チャチャチャおもちゃの」
多摩「チャ!」
加古「チャ!」
Z1「チャ!」
ナニコノオワリカタ!?
艦娘の住む家、知っていますか?
リビング
金剛「ティータイムに丁度いいデース!」
台所
比叡「これなら!美味しい料理がいつだって作れます!気合!入れて!作ります!」
浴室
榛名「これは素敵です!こんな快適なお風呂、榛名にはもったいないです!」
書斎
霧島「ここなら、集中して戦況分析できそうですね」
住みよい家、快適な暮らし、そして豊かな人生を。
コニシホーム♪
.
チャッチャッチャッチャ♪チャッ♪チャッ♪チャッ♪
赤城キッチン
赤城「赤城キッチンの時間です。今日も美味しい料理を紹介していきます」
瑞鳳「あのね、あのね赤城さん、私卵料理しかできなくて……」
赤城「あー……そう、ですか……それじゃえーっと……」
瑞鳳「卵焼き作ろ!」
赤城「そうね、じゃあ卵焼きにしましょう!」
瑞鳳「卵焼きにする!」
赤城「では卵焼きの作り方です。まず卵を割って、お好みで砂糖や出汁を加え混ぜてください。
青ネギを入れると美味しいらしいですよ。私は嫌いですけど」
瑞鳳「それでフライパンで焼くんです!卵焼き器でもいいよ!」
赤城「うまくくるくる巻けたら完成!」
瑞鳳「食べりゅ?」
赤城「食べりゅうううううううううううううううううううううううううう!!!」
赤城キッチン 終わり
~軍用機の世界~
蒼龍「こんばんは、軍用機の世界がやってまいりました!今日のゲストは雲龍さんと鳳翔さんのお二方です。
あなたと私の最高の恋人それは軍用機。改めて軍用機を眺めてみます。
綺麗に整備されたものや、サビサビに朽ち果てたものや、飛行場に並べられた陸上機、空母に詰め込まれた艦載機、
手に負えないような癖の強い新型機、そして前線で無謀に戦い続ける旧型機!
それがまた!大空の戦場でつばぜり合いを繰り広げ!旧型機で新鋭機を叩きのめした時のオーガズム!快感!
いや!ただの戦闘機だけじゃない!水上機でもいい!フロートのついた水上機のあの刺激と!
コックピットにも!垢や汚れがびっしりついていて!!!それで……!!」
雲龍「ぅゎ……」
鳳翔「は、はあ……」
蒼龍「……失礼しました。私は好きなんです、軍用機というのが……あなたなんかよりも好きなんです!
チューしたり、数えたり、匂いを嗅いでみたり!あー!素晴らしい!
Bf109の誘惑よ!紫電の輝きよ!スピットファイアのロマン!
G.55 チェンタウロの感触!Yak-6の悪魔的な魅力!B-29 スーパーフォートレスの冷たい刺激!
そして!CA-12 ブーメランの日焼けした逞しさぁー!!私の―」
如月「待ちなさい!」
蒼龍「パ……な、なんですか?」
如月「私はミュージカルポリスの如月。あなた今、歌おうとしたでしょ?歌を」
蒼龍「な、何言ってるの……歌なんて……」
如月「ここに証拠があるわ、リハーサルの時の」カチ
ワタシノ―パジャマノナカニハテンザン♪
蒼龍「しまった!」
如月「諦めてお縄にかかりなさい」
蒼龍「くぅ~~……」
カシャン
如月「大丈夫、未遂だからなんとか軽くなるように言ってみるわ」
蒼龍「ありがとう刑事さん……」
スタスタ
鳳翔「……え?」
雲龍「意味がわからないわ」
-Continue to next time-
乙
ゲストリクエストは無視したわけではなかったんだ……ただ「やったね!若葉リクエストしよ!」と思ってたら2レス後に出てきたから……
乙です
ゲストのリクエスト募集しているなら吹雪で
最初の方に出てきた島風の妹とかまた見たいなぁ
【第五話 北上さんと大井っち】
大井「けけけけけけけ結婚!?北上さんと提督が!?」
北上「『ケッコンカッコカリ』だよー」
大井「で、でも!婚姻、及びそれに準ずるものでしょ!?」
北上「準ずるものってなによ……別にそんな深い意味はないと思うんだけどなー」
大井「はぁ~~~あ!北上さんったらぁ~~!」
北上「提督はいい人じゃないさ。大井っちもそう思うでしょ?」
大井「それは、悪い人ではありませんけど、でもでもぉ」
北上「だーいじょうぶだって、別に襲われても酸素魚雷でドカンだよ。それにさらに強くなれるんだってさ」
大井「ううう……」
…
大井「ってことが……」
陸奥「別にいいじゃないの。カッコカリ、でしょ?」
荒潮「そうよ~。別に北上さんを奪われたわけでもあるまいし」
大井「でも……」
愛宕「大井ちゃんは北上ちゃんのことになるててんでダメねぇ」
潮「あの、どうしてそんなに北上さんの事を……?」
大井「話せば、長くなるわ……」
昔、私達がまだちっちゃかった頃の話……。
ワイワイキャッキャッ
大井「……」ポツーン
私ってば恥ずかしがり屋だったから、いつもひとりぼっちだったの。
他の子達に声もかけれなくて、友達なんて一人もいなかった。
次第に私は、友達なんていらないって思い始めたわ。
でも、そんな殻に閉じこもった私の心に、土足でズカズカと入り込む不届き者が現れた。
「ねえ、なんで一人ぼっちなの?友達いないの?」
驚いたし、すごくムカついたわ。しかもその子すごく無神経でマイペースで、人の気持ちなんてひとっつも考えない。
勝手に『大井っち』だなんてあだ名も付けるし。
「ねえ大井っち。暇でしょ?遊ぼう」
大井「今忙しいの!」
「あっちセミがいたんだよいっぱい」
大井「向こう行って!」
「ねえねえ大井っち」グイグイ
大井「引っ張らないでよ!あなたは何なの!」
「アタシ?アタシは……」
そう、それが……。
「アタシは軽巡、北上。まーよろしく。」
あのふてぶてしさったらないわ。思い出しただけで笑いが出ちゃうもの。
でも、『ああ、この人には敵わないな』と思ったの。
それから北上さんと私の関係は始まったのよ。
大井「姉妹艦だと知ったのは結構後になってからだったわ」
陸奥「へぇー、そんな過去があったのね」
愛宕「でも今の北上ちゃんに対する態度にしてはちょっと理由が弱くない?」
潮「私も、そう思います」
荒潮「まだ何かあったの?」
大井「そうね、大きなイベントなんかなかったけど、その時からずっと一緒だもの」
陸奥「あー……ひょっとして北上以外に友達がいなかったとか?」
大井「……そうよ」
荒潮「あらら」
大井「そういえば、一つだけあったわね」
陸奥の言う通り、私には北上さん以外に友達と言える人はいなかった。今はみんながいるけど。
でも北上さんはそうじゃなかった。私以外の友達なんかたくさんいたわ。
そこで、私が北上さんの負担になってるんじゃないかって思ったのよ。
私は北上さんを避け始めた。
北上「大井っちぃ、一緒に酒保行こー」
大井「ごめんなさい北上さん。私ちょっと用事があるから……」
北上「そっか、残念」
北上さんはやっぱり不自然に思ったのでしょうね。
ついに問い詰められてしまったわ。
北上「大井っち、どうしてアタシを避けるの?」
大井「え?避けてなんか」
北上「大井っちがアタシに嘘がつけるわけがない」
大井「嘘だなんてついていません」
北上「嘘つき」
大井「そんな、北上さん?どうしたんですか?」
北上「アタシ何か悪いことした?」
大井「まさかでしょう」
北上「じゃあなんで避けるのさ」
大井「だから避けてなんか」
北上「大井っち!!」
大井「!」ビクッ
北上「アタシに何か悪い事があるんならすぐ言って!!勝手にアタシから離れていかないで!!」
大井「き、北上さん……」
北上「何が悪いの!?アタシが何したって言うの!?」
大井「……」
私は全て白状したわ。私が北上さんのそばにいたら、北上さんのためにならないんじゃないかって。
だから離れて行こうとしたって。
北上「そんなこと……ダメだよ、大井っちがいないと、アタシ……」ジワッ
大井「ごめんなさい北上さん」
北上「うぅぅぅ……やだよぉ……勝手にいなくなっちゃうなんて……」グスグス
大井「北上……さん……」
北上「自分を切り捨てないでよ……誰かの為にいなくなろうなんて、間違ってる、無責任だよ……」
この言葉は、なぜだかわからないけど、私の心の奥底、というか魂、のようなものに響いた気がしたの。
大井「それ以来、私は北上さんの傍に、ずっといることにしたわ」
陸奥「ほぉ~」
愛宕「いい話じゃない!」
潮「素敵なお話です」ウルウル
荒潮「そうね、感慨深いわぁ」
大井「でも、北上さんったら……」
陸奥「もう答えは出てるんじゃない?」
大井「え?」
愛宕「そこまで言った北上ちゃんがあなたから離れていくと思う?それも自分から」
荒潮「本当に『カッコカリ』なのよ」
潮「大井さんはちょっと不安だっただけなんですよ」
陸奥「だから、誰かに話して肯定して欲しかった。でしょ?」
大井「……そうね。そうかもしれないわ。だって北上さんは私の親友だもの。どこかに行ってしまうわけないわ」
陸奥「そうよ、あなたの親友、B.S.B.F.F.よ」
「えぇ?」
陸奥「Big Sister Best Friend Forever.」
「あぁ~」
大井「よし、そうと決まったら祝福しなくちゃ!」
「おーーい!大井っちー!」
大井「あ、北上さん!」
北上「やっほー。あ、みんないつも大井っちがお世話になってます~」
愛宕「あら、北上さん。提督とケッコンカッコカリするそうね」
北上「そだよー」
大井「おめでとう、北上さん!」
北上「んー、ありがとー」
大井「B.S.B.F.F.です!」
北上「B……なに?」
大井「ふふふ、なんでもないです」
北上「ふぅん。ま、いいけどね」
.
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「クソ辛気臭いお話から変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「クソ辛気臭いって……あー多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
多摩「アニメで大活躍、改二実装で人気沸騰中のあの人!吹雪にゃ!」
吹雪「こんにちは!吹雪です!」
加古「アニメの主役に抜擢されたんだってね」
吹雪「そうなんです」
多摩「多摩も出たにゃ」
加古「そうだったな。カッコよかった」
吹雪「はい!多摩さんもすっごくかっこよかったですよ!」
多摩「まあ、戦闘本能がそうさせたにゃ」
加古「それじゃあどんどん質問していこうか。アニメの主役として活躍している吹雪さん!あなたは」
多摩「睦月とはぶっちゃけどこまでいってるにゃぁ?」
加古「ちょっと、下世話なことを」
吹雪「チューまで……///」
加古「答えるのかよ」
多摩「睦月といえば4話ラストにゃ。名演技にゃ。アニメが嫌な人でもあそこは見といたほうがいいにゃ、ガチで」
加古「えー、アニメの質問ばっかりしちゃアレだから。改二になった気分はどうよ?」
吹雪「そりゃあもう!嬉しいですよ!」
多摩「吹雪は対空を強化されてたにゃ。いいにゃー改二になれる艦は」
加古「そんな愚痴っぽいこと言うなっつの。まあ球磨型はアレだから言いたくなる気持ちはわかるけどさぁ」
カコモカイニニナレルヨ!
加古「ありがとう」
吹雪「多摩さんもきっと改二になれますよ!北太平洋の司令塔のような存在だったじゃないですか!」
多摩「そうにゃ、い~~~いこと言うにゃ~~~吹雪は」
吹雪「南北を駆け回った大武勲艦なんだから今まで改二が来てないのがおかしいんです」
多摩「そうにゃ!もっと言って!」
吹雪「多摩さんすごい!」
多摩「もう一声!」
吹雪「多摩さん素敵!」
多摩「もっともっと!」
吹雪「多摩さん最高!」
キャッキャッ
加古「……まっ、そのうち飽きるか。お便り読んでいく」
ゲストリクエストは無視したわけではなかったんだ……ただ「やったね!若葉リクエストしよ!」と思ってたら2レス後に出てきたから……
加古「彼にはわるいことしちゃったな。ゴメンナサイ」
若葉「いるぞ」
加古「だから急に出てくるなっての!」
若葉「次回はこの若葉だ」ピース
加古「という事らしいです。ちょっと順番入れ替わるけどすまんね」
最初の方に出てきた島風の妹とかまた見たいなぁ
加古「あーいたな」
ジャアチョットシッピツシテクル!
加古「いってらっしゃ……古鷹が書いてたのか!?」
ウソダヨーン!
加古「そ、そうか。なんかテンション高いな」
若葉「馬鹿姉妹は置いといてスケッチの続きだ」
加古「ちょっと待て誰が馬鹿だ!」
カコ
加古「えーっ!?」
食の安全、衛生。食に携わる企業には重要なことです。
間宮「より良い食材、安全な食材にこだわっています」
皆様の食卓に、美味しいと安心を。
藤川食品
.
榛名「えー、先日行われた粗食グランプリ、優勝はまるゆ選手に決まりました。
この大会は兵站の重要さを身にしみて味わうために催され、優勝者には金一封と長期休暇が与えられます」
霧島「二位は秋月選手ですが、第11ステージの『ソテツ地獄』でリタイヤ、まるゆ選手は用意された全てのステージをクリア。
秋月選手に大差をつけ、見事優勝に輝きました。第三位はあきつ丸選手、第7ステージの『磯風クッキング』でのリタイヤでした」
榛名「これについてまるゆ選手は『ガ島に比べたら大したことじゃない』と述べ、自身の境遇を語りました」
霧島「次です。最近鎮守府では親しい友人に『大好き』と伝えるというものが流行っています」
榛名「これは大変素敵なことです!」
霧島「しかしこれにより、一時的に寮がラブホテルのような状態となり、憲兵本部は注意を呼びかけています」
榛名「百合素晴らしい!」
霧島「……そのー『百合素晴らしい!』っていうのも流行ってるんですか?」
榛名「大ブームですよ!霧島は遅れてますねぇ」
霧島「いや、別に……そうですか……」
-Continue to next timeなのです-
妹たちのちょっとイイハナシだったのに、、、
多摩姉ヒドイ
【第六話 アニメ制作秘話】
雲龍「で、いよいよ4話のクライマックスよ。吹雪が睦月を黙って抱きしめて、大声で泣く。セリフ覚えてきた?」
吹雪「もちろんです!」
睦月「任せてください」
如月「睦月ちゃん頑張ってー」
長門「終わったらみんなで間宮さんのところに行くぞー」
雲龍「それじゃあよーい、スタート!」
バシッ
あ、アニメネタバレ注意っぽい!もう遅いけど!
睦月「……はぁ」
スタスタ
睦月「はっ!如月ちゃん!?」
吹雪「……ただいま、睦月ちゃん」
睦月「おかえり、吹雪ちゃ、って、ちょ、大丈夫!?怪我は!?」タッタッタッ
吹雪「うん、全然平気だよ」
睦月「よかった、帰ってきてくれて。ほら、早く休まないと風邪引いちゃうよ」
吹雪「睦月ちゃん!」ガバッ
睦月「吹雪、ちゃん?急にどうしたの?」
睦月「吹雪、ちゃん?急にどうしたの?」
吹雪「……」
睦月「吹雪ちゃん、痛いよ」
吹雪「……」
睦月「離して、もう、やめて」
吹雪「……」
睦月「だって、痛い、すごく、胸が痛いんだよ」
吹雪「……」
睦月「う、うぅ……きさr「睦月ちゃあああああああああああああああん!!!」うぇ!?」
雲龍「カット!」
如月「睦月ちゃああああああああああん!!なんでぇええ!!」ビエー
長門「どうした如月!?」
如月「だってぇ!睦月ちゃんかわいそうじゃないのおおおおおお!」ポロポロ
夕立「いや、それは如月ちゃんが死んだからっぽい!?」ガビーン
雲龍「あー、先に連れて行ってあげて」
長門「ああ、わかった……」
睦月「何事ですか?」
雲龍「感極まって如月が泣いちゃったらしいわ」
吹雪「ありゃりゃ」
睦月「もう、如月ちゃんったら」
雲龍「じゃあ、気を取り直して、途中から。よーい、スタート!」
バシッ
吹雪「……ただいま、睦月ちゃん」
睦月「おかえり、吹雪ちゃ、って、ちょ、大丈夫!?怪我は!?」タッタッタッ
吹雪「うん、全然平気だよ」
睦月「よかった、帰ってきてくれて。ほら、早く休まないと風邪引いちゃうよ」
吹雪「睦月ちゃん!」ガバッ
睦月「きゃ!吹雪ちゃん?急にどうしたの?」
吹雪「……」ゴソゴソ
睦月「ひゃん!やめてぇ!吹雪ちゃんダメぇ!」
吹雪「私が、私が忘れさせてあげるんだから」
睦月「やだぁ!痛いよぉ!」
雲龍「カット!」
吹雪「あ、はい」
雲龍「あ、はいじゃないわよ。誰がそこまでやれと言った?」
睦月「……///」モジモジ
雲龍「あなたもまんざらでもない顔しないでよ。AVじゃないの、わかる?」
夕立「……」ゴクリ
雲龍「ゴクリじゃない。もう一回途中から。よーい、スタート!」
バシッ
吹雪「睦月ちゃん!」ガバッ
睦月「吹雪、ちゃん?急にどうしたの?」
吹雪「……」
睦月「吹雪ちゃん、痛いよ」
吹雪「……」
睦月「離して、もう、やめて」
吹雪「……」
睦月「だって、痛い、すごく、胸が痛いんだよ」
吹雪「……」
睦月「う、うぅ……シィィィィィィザーーーーーーーーァァァッ!!」
雲龍「カット!」
雲龍「うん、絶対誰かやると思ってた。思ってたけど今じゃないの」
睦月「いや、涙出そうと思って、シーザーが死ぬところ思い浮かべてたらつい……」
雲龍「なるほどね、わからなくもないわね」
睦月「でしょ!?」
雲龍「……もう一度撮るから、ちゃんと覚えてきたセリフを言ってね?」
睦月「はい!」
雲龍「それじゃあ途中から。よーい、スタート!」
バシッ
吹雪「……ただいま、睦月ちゃん」
睦月「おかえり、吹雪ちゃ、って、ちょ、大丈夫!?怪我は!?」タッタッタッ
吹雪「うん、全然平気だよ」
睦月「よかった、帰ってきてくれて。ほら、早く休まないと風邪引いちゃうよ」
吹雪「睦月ちゃん!」ガバッ
睦月「!!」バッ
ドシャア
吹雪「ぐっはぁ!!」
睦月「フブーキ、CQCの基本を忘れたの?」
雲龍「カット!」
雲龍「アクションドラマじゃないの!CQCって何!?」
夕立「Close Quarters Combat、日本語では近接戦闘術と訳され」
雲龍「いやいや違うどうだっていいのそんなこと」
磯波「ちょっと雲龍さん」
雲龍「なに?」
磯波「ここの吹雪ちゃんは中破じゃないと……」
雲龍「ああ、そうだっけ。ちょっと着替えてきなさい」
吹雪「はぁい」
雲龍「じゃあ最初からになるわね」
~数分後~
雲龍「じゃあ、初めからね。よーい、スタート!」
バシッ
睦月「……はぁ」
スタスタ
睦月「はっ!如月ちゃん!?」
吹雪(全裸)「……ただいま、睦月ちゃん」
睦月「!?」
吹雪(全裸)「睦月ちゃん!私のココ舐めて!」ガシッ
睦月「はうっ!」
吹雪(全裸)「あふぅ~~」
睦月「んむぅ~~~!!」
雲龍「みんな撤収よ、撤収。あんな汚いモノ映したらダメよ」
夕立「ブックク、ぐっひひひひひひーいひーッ!!」ケラケラ
磯波「……!……!」ゼェゼェ
吹雪(全裸)「なぜ!?」バッ
雲龍「うまいこと夕日の逆光で隠してるんじゃないわよ!撤収よもう!」
夕立「あっひひひひひうひー!!」ケラケラ
睦月「もう、顔につけないでよぉ~~もぉ~~~」
吹雪(全裸)「毎日洗ってるから大丈夫だよ」
夕立「やめて!腹痛いからこれ以上喋んないで!」ゲラゲラ
.
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!秋月じゃないよ!」
多摩「前回予告した通り、初春型三番艦、若葉にゃ!」
若葉「若葉だ」
加古「若葉といえば、キスカ島撤退作戦だな」
若葉「その通り」
加古「初春、初霜と改二になったけど、若葉も近々来るんじゃないか?」
若葉「そうかもな」
加古「……もうちょっとこう、あるだろう」
若葉「何がだ」
加古「何がだじゃなくてさ、トークなんだから返事だけじゃダメなの」
若葉「……随分と真面目なんだな」
加古「えっ?え、ああ。そりゃ、給金もらってるし……」
多摩「古鷹の話によるとにゃ、前日にはぐっすり寝てコンディションばっちりにしてるらしいにゃ」
加古「ちょ!古鷹ぁ!」
カコカワイイ!
加古「もぉ~~!!///」
若葉「感心なことだ、まあこの私は24時間寝なくても大丈夫だがな」
加古「へーへー、悪かったっすねぇー、どーせ艦隊一のグータラ女ですよー」
多摩「もう、すぐ拗ねるんだからにゃ」
若葉「そこがまた、可愛いな」
加古「ったくお前らまで!もうトークは終わり!お便り読もう!」
妹たちのちょっとイイハナシだったのに、、、
多摩姉ヒドイ
多摩「にゃっはっはっはっはっは」
加古「にゃっはっはっはじゃねーよ」
多摩「多摩は辛気臭い話は嫌いにゃ」
加古「たまにはいいだろ」
若葉「多摩なだけに」
加古「やめろ!あたしが滑ったみたいになるだろ!」
多摩「面白くないにゃ加古」
加古「ほらこうやってさー、もう。あたしいじめてそんなに楽しいかよ」
若葉「ああ!」
多摩「にゃあ!」
加古「ぶっ飛ばすぞ!」
.
あるマッド博士提督は、恐ろしいものを開発した!
秋月「ついに秋月ウィルスが完成しました!」
秋月「それで提督も秋月になってるんですね!頭に来ます!」
秋月「どうなってるぴょん!背が伸びてなんかセクシーぴょん!」
秋月「誰が誰だかわかりません!」
秋月「もうヤダ!引きこもります!」
秋月「このウィルスはどこまで広がってるんですか?」
秋月「テレビで見てみましょうか」
ピッ
秋月『今、世界中で人々が秋月に変わるという出来事が起こっています!不可解な現象です!』
秋月『専門家によると血液内に何らかのウィルスが含まれているとのことです』
秋月「これはマズイ……」
秋月「マズイなんてもんじゃないですよ!」
秋月「どうしよう……」
秋月「クズ司令官!これはどういうこと!?」
秋月「この糞提督!なんでこんなことになってるのよ!」
秋月「なんか新鮮……」
世界中がマズイ事になってる……ような気がします。パンデミックです!
秋月「提督、牛缶開けたんだけど、食べりゅ?」
秋月「俺は提督じゃなくて木曾だ」
秋月「ひえぇ、もうわけわかんないよぉ」
秋月「北上さん!」
秋月「私は長門だ」
秋月「大混乱っぽい?ねえ時雨」
秋月「秋月です」
秋月「本物がいたっぽい!?」
秋月「ちょ、ちょっと待て!見ろ!」
秋月『テログループのアキヅキ国からの犯行声明です!』
秋月『牛缶を200箱用意しろ。12個入りではない、24個入りだ!でなければ秋月と秋月の二人は死ぬ!』
秋月『日本政府、秋月首相はこれに対し“アキヅキ国のようなテロには屈しない”と述べ、牛缶を食べました』
秋月「マズイクマ!このままじゃわけがわからない事になるクマ!」
秋月「もうなってるよぉ!」
秋月「かぁー!参ったね!」
秋月「おい明石月はいないか!」
秋月「秋月みたいに言わないでください!」
秋月「とにかく何とかしてよ!」
秋月「なんとかって、どうすればいいんですかこんなの!」
秋月「知らないわよ!」
秋月「ああ!妖精さんまで秋月に!」
秋月「どーいうことだい!一体!」
秋月「艦載機も心なしか秋月に見えます」
秋月「九九艦爆がぁ!」
秋月「これではもう秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月
秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月
秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月
秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月秋月
-Continue to next 秋月-
乙
秋月ゴリ押しにめっちゃ笑った
そして溢れる長10cm砲ちゃん
んじゃ次のゲストは秋月で
【第七話 艦娘たちの節分】
睦月「おりょ?節分ですか~、節分なんですかぁ!睦月投げます!えーい!」
提督「でやああああああああああああああああああああ!!!」ブシャブシャ
睦月「きゃ!提督ー!」
ピーポーピーポー
医者「また提督が豆投げつけられて倒れたのか」
救急隊員「ここ数日でもう12件目ですねぇ」
とある秋月……じゃない鎮守府
鬼怒「もっと来いオラァッ!!」
長月「行くぞオアアーーッ!」
足柄「鬼めぇ!死ねオアアーーーッ!!」
鬼怒「効かぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
長月「強がるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ギャーギャー!
暁「豆まきってそういうのじゃないと思うんだけど!」
不知火「暁、豆まきっていうのはいつからあるか知ってますか?」
暁「ええ?んーっと、江戸時代かしら」
不知火「いいえ、実はルーツとなる行事は平安時代からあったのです」
暁「そんなに昔から!?」
不知火「今の豆をまく形に変わったのは室町時代。『鬼は外、福は内』という言葉は1447年に唱えられたそうです」
暁「へぇ~~~」
不知火「宮中行事だったこの豆まきは近代になってから庶民の間にも広がったそうですよ」
暁「鬼は外……でも鬼怒さんがいるなら、鬼は外って言うのはちょっと悪い気がするわ」
不知火「暁は優しいですね。その通り、鬼の付く地域、寺社や苗字の家庭では『鬼も内』『鬼は内』という言い方をする事が多いのです」
暁「ほらね!じゃあ鎮守府でも『福は内、鬼も内』って言わなきゃね!」
不知火「そうですね」
間宮「みなさーん!恵方巻き配りますよー!」
ワイワイ
暁「そーいえば、恵方巻きもそんな伝統長いの?」
不知火「実は、恵方巻きはつい最近、それも全国に広まったのは2000年頃なんですよ」
暁「ほんの15年前じゃない!」
不知火「しかも、2006年になってようやく全国的に認知されるようになったのです」
暁「最近なんてもんじゃないわね」
不知火「起源というのも代表的な説としては大阪のローカルな習慣で、それも江戸の末期に商人が生み出した物。だそうです」
暁「商人に踊らされてるってこと?」
不知火「まあいいではありませんか、美味しいですから」
暁「そうね、美味しいからいっか」
不知火「今年の恵方は西南西やや西です。いただきましょう」
暁「いただきまーす!もぐっ!」パクッ
不知火「はむ」パクッ
モグモグ
夕雲「いただきまぁす、はむぅ、じゅっ、ちゅる…ちぅ…ぢゅっ、ぢゅぷっ、ん…」ジュルジュル
深雪「ぎゃぁーーーっはっはっはっはっは!!」ゲラゲラ
霞「行儀が悪いわよ!!ブフッやめなさい!!」
艦娘たちは節分を楽しんだのであった。
しかし、各地の提督たちは艦娘の投げた豆を受け、入院を余儀なくされた。
これが後に『如月ショック』と言われるようになるのである。
如月「違うわよ!」
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
多摩「今大ブレイク中!どこの安価スレでも見かけるあの人!」
加古「秋月です!」
秋月「……どうも」
多摩「テンション低いにゃあ」
秋月「嫌になりますよ、もう誰に会ってもどこに行ってもなんだかんだ言われて、もうやだぁ」
加古「辛そうだな、大丈夫かぁ?」
秋月「あなたたちにはわからないでしょうね!」
多摩「大丈夫にゃ、ウチではそんなことはないにゃ」
秋月「あーやめたもーやめたあーやめたこんなんじゃやめたすぐ嘘つくんだもん」
多摩「嘘なんかついてないにゃ」
秋月「じゃあ前回のなんなの!どう見ても馬鹿にしてるじゃないの」
加古「あちゃー」
秋月「呼ばれたんだからきっとここではごちゃごちゃ言われないんじゃないかなと思ったらとんでもないじゃない」
多摩「にゃあ……」
秋月「もうどこのスレでも邪険にされてたまらなくなっちゃったもん、不貞っ腐れちゃうのよね」
多摩「じゃ、じゃあ如月みたく沈没すればキャラ付けが変わるかもにゃ」
秋月「めちゃめちゃ言わないでよ![ピーーー]のお気に入りなのにどうやっても沈みっこないじゃないのよ!」
多摩「随分疲れてるのにゃあ……人気者は辛いにゃ」
加古「あー、ここ見てるかわかんないけど、ほどほどにしてあげてね」
乙
秋月ゴリ押しにめっちゃ笑った
秋月「ほーらまた!」
加古「ふ、風刺みたいなもんだからさ」
秋月「風刺だー、何だーって言ってればなんだって許されるって思ってんでしょ!」
多摩「そういう色んな人の胸に刺さる事言うのやめるにゃ」
そして溢れる長10cm砲ちゃん
秋月「長10cm砲ちゃん可愛いですよね!」
加古「お、おう……ウチの鎮守府にもいっぱい来てくれたらいいのに」
多摩「にゃあ、対空が充実するにゃ」
加古(あんまり可愛くはないけどな)
秋月(可愛いよ!)
加古「こいつ直接脳内に!?」
多摩「それでは続いてのスケッチをどうぞにゃ」
潮は工廠で明石と交渉中であった。
潮「……」
明石「なるほど、気を強くね。ちょっと考えてみます」
潮「ありがとうございます……」
明石「そうですねぇ、例えば『旗艦のクセにケツの穴が小せえんだよ、このくそったれ!』みたいな?」
潮「そ、そんな風じゃなくて……」
明石「じゃあウィリアム・ハルゼー風で?『深海棲艦の糞どもをぶっ殺せ!!ぶっ殺せ!!』」
潮「も、もっと優しいのはないんですか……?」
明石「じゃあ、ストレスが限界に達した古鷹風とか。『あ、[ピーーー]の青葉、今日も吹雪ちゃん沈めるの?』」
潮「言葉の綺麗なのをお願いします……」
明石「えー、じゃあ言葉だけ優しい霞風。『人の目を見て話せない人と話すことなんてありませんよ』」
潮「……他にはどんなのが?」
明石「そうですね。中二病が治った天龍風、関西出身の龍驤風、戦果主義な大和風などが」
潮「その戦果主義な大和風というのは?」
明石「『あ、どうも雪風さん!肩こってません?あっあっ、お世話になりました初霜さん!長門は向こう行け』」
潮「そ、そうですね……また何かいいもの仕入れたら教えてください……」
明石「わかりました、またのご利用をお待ちしてますー」
-これがContinue to next time……-
アンタッチャブルなネタでも躊躇わず斬り込んでいくこのスタイルこそ変これの真骨頂よ
おつ
不快な表現さんに気に入られたら最後じゃぞ、秋月や
ニョキっと湧いてパッと安価取ってサッとID変える流麗さには感嘆すら覚える
肝心の秋月にヘイト溜まりそうになってるところ以外はすごい単発Oだ、俺も見習わなくちゃな秋月秋月
乙です
次のゲストはラノベ主人公になったづほで
【第八話 北風再び】
※オリキャラが物語の中心となります。苦手な方はご注意ください。
島風「ええ!?遠征!?」
提督「まあそうだな、ちょっと人数が足んなくて、お前が行くことになった」
島風「……わかりました、謹んでお受けします」
島風「ということだけど、大丈夫?一人で」
北風「大丈夫ではありません」
島風「そこは大丈夫って言うところでしょう!?」
北風「本意を述べたまでです」
島風「とにかく!1週間だからね、寂しくないようにほらこの写真」
北風「いえ、写真は間に合っています」
島風「おうっ!?いつの間にっ!?」
そんなこんなで、島風は出撃した。
ところで、この北風について。
北風は島風型駆逐艦の二番艦として建造されたという設定の当スレのオリキャラである。
1スレ目の第十四回に出てきた艦娘。言うまでもないがシスコンだ。
島風「またねー!!」フリフリ
北風「……どうかご無事で」フリフリ
伊勢「大丈夫かねあの子」
長門「心配だな」
北風「胸が、痛いんです」
伊勢(何か言い出した)
食堂
北風「……」モグモグ
ワイワイ
電「あの子……」
響「噂の島風の妹だね」
暁「一人ぼっちね」
雷「まあほっときなさいよ、1週間もすれば島風は帰ってくるんだから」
響「そうだね」
電「……」
電「あの……」
北風「なんですか、電さん」
電「ひとりですか?」
北風「見ればわかると思います」
電「あう」
北風「何か御用でしょうか」
電「一緒に、ご飯食べましょう」
北風「どうしてでしょう、あなたには姉妹艦がいるはずです」
電「でも、島風ちゃんは今、長期遠征だから、一人じゃ寂しいと思って」
北風「寂しいですが、1週間の辛抱です」
電「……じゃあ1週間、電がお側にいるのです」
北風「どうしてでしょう」
電「どうしてって……」
北風「別に私は構いませんが、あなたには周辺海域の哨戒任務があるはずです」
電「そうですけど……」
北風「このようなことに首を突っ込むべきではありません」
電「……」
雷「で、冷たく追い払われたってわけね」
電「なのです……」
吹雪「じゃあ、私がいってみるよ」
吹雪「北風ちゃん、隣いい?」
北風「どうぞ」
吹雪「北風ちゃん、島風ちゃんがいない間は私が一緒にいるよ」
北風「どうぞ」
吹雪「……どうぞって」
北風「別に止めはいたしませんけど」
吹雪「あう」
北風「あなたにはあなたのやるべきことがあるのではないでしょうか」
吹雪「そ、そんなんじゃみんなと仲良くはなれないよ!」
北風「それが何か問題でしょうか」
スタスタ
吹雪「むぅ……」
執務室
提督「ほお、そんなことがね」
吹雪「これじゃ、ずっとひとりぼっちですよ」
日向「以前から気になってはいたがな」
提督「うーん、なんとかなりそうもないか」
吹雪「……そうだ!」
日向「何か思いついたか?」
吹雪「島風ちゃんから言ってもらえればいいんです、艦隊のみんなと仲良くなるようにって!」
提督「でも遠征に出てるぞ」
吹雪「じゃあ島風ちゃんが言ってたって体で!」
提督「というわけだ、島風からの頼みだからな」
北風「お姉さんがそんなことを。わかりました」
提督「そうか、わかってくれたか。吹雪も出来る限り協力するということだ」
北風「……」
.
吹雪部屋A
吹雪「というわけなんだ!みんな協力してね」
白雪「北風さんですか」
初雪「ゲーム好きかな」
コンコン
白雪「どうぞ」
ガチャ
北風「来ましたよ吹雪さん」
吹雪「よく来たね!彼女が北風」
白雪「白雪です」
初雪「初雪、です。よろしく」
北風「私は島風型駆逐艦二番艦北風です、よろしくお願いします」
白雪「よろしくね」
初雪「なんか好きなものある?」
北風「島風お姉さんです」
初雪「いや、そうじゃなくて……」
白雪「趣味とかは……」
北風「特にありません」
白雪「あら……」
北風「……」
白雪「……」
初雪「……」
吹雪「そ、そうだ、ちょっとお茶でも!」
白雪「そうね、淹れてくる」
初雪「うん……」
北風「どうぞお構いなく」
ヒソヒソ
初雪「何あの子……」
白雪「変わった子ですね」
吹雪「う、うん。でもなんとか仲良く…」
初雪「無理だよ、あーいう子は」
白雪「何を取っ掛りに話をすればいいか……」
初雪「断崖絶壁どころかありゃねずみ返しだよ」
吹雪「うーん……」
北風は吹雪に連れられて、部屋を回った。
曙「正直言って気味が悪いわよ!」
漣「こ、コラ!曙!」
白露「どうする……?」
時雨「どうしよう……」
川内「夜戦する!?」
那珂「那珂ちゃんのライブ見に来てよ!」
神通「これ以上受け入れると、私の胃が……」
妙高「駆逐艦、ですか」
那智「生憎だが、スペースが無いんだ。すまないな」
長門(早く、ウチの部屋にも来ないかな……)ワクワク
吹雪「そうですか……」
陸奥「それじゃあ、ごめんね」
長門「なんで追い返した!!?」
陸奥「自分の胸に聞きなさいながもん」
しかし、どこの部屋でも受け入れられることはなかった。
北風「もう結構ですよ。吹雪さん」
吹雪「で、でも」
北風「あなたが辛いでしょう」
吹雪「……」
北風「自分の仲間たちがこんなに冷たいとは思わなかった。そう思い始めてるはずです」
吹雪「そんなことは……」
北風「でもそれは違うのです。もちろん、私の性格もあるでしょう」
吹雪「……」
北風「しかしそれ以前に私の居場所がないのは当たり前なんです、それが島風型ですから」
吹雪「何、言ってるの……?」
北風「同じなんです、私がいなかった時のお姉さんと。それに加え私は唯一の完全新造艦。船霊を持たない存在」
吹雪「何を……」
北風「私はただ艦娘と同じような肉体を持っているだけで、艦娘ではない、深海棲艦ですらない。
そんな異形の者が受け入れられるはずがなかったんです」
吹雪「そんな悲しい事、言わないで」
北風「悲しくても、現実です。たった今あなたも目の当たりにしたでしょう」
吹雪「……」
北風「今回のような目に、お姉さんが遭わなくてよかった」
吹雪「北風ちゃん、あなたは……」
北風「私は部屋に戻ります。お気遣いありがとうございます」
吹雪「……」
.
翌朝、執務室
吹雪「ダメです、すっかり自信なくなっちゃったなぁ~……」
日向「頑固なヤツだ」
提督「うーん、どうすることもできんのかのぉ」
日向「素振りも見せないんだから、本当に島風以外のことはどうでもいいんじゃないのか」
吹雪「……」
確かにこのまま放っておいても、普通に暮らすだろう。
しかし、彼女が全く傷ついていないと、どうして言えるだろうか。
吹雪は思っていた、このままにしておいてはいけないと。
吹雪「司令官、今週私の予定全部外してください」
提督「ええ?ああ、いいけど」
吹雪「こうなったら、意地でも仲良くなってやるんだから!」
食堂
北風「……」モグモグ
吹雪「北風ちゃん!一緒に食べよう!」
北風「どうぞ」
吹雪「それじゃ、いただきます」
北風「ごちそうさま」スクッ
スタスタ
吹雪「あれっ!?」
運動場
タッタッタッ
北風「……」
吹雪「はぁ……ふぅ……」
北風「もう息が上がるんですか」
吹雪「だって……はやい……」
北風「……長く早く走るには、やっぱりコツも必要です」
吹雪「え?」
北風「教えてあげますから、少し休憩しましょう」
吹雪「うん!」
波止場
北風「……」
吹雪「それでね、初雪ちゃんはいっつも布団の中に包まってゲームしてるんだ」
北風「そうですか」
吹雪「いつも私も対戦するんだけどちっとも勝てなくてね」
北風「そうですか」
吹雪「それでいっつも白雪ちゃんがねぇ…」ペラペラ
北風「……」
浴場
吹雪「ほら、こっち向いて」ゴシゴシ
北風「……」クルッ
吹雪「ちょ、ちょっとは恥ずかしがろうよ……あ」
北風「どうしました」
吹雪「よし、上はともかく下は勝った!」
北風「……それは陰も」
吹雪「口に出さないでよ!じゃあ、今度は私を」クルッ
北風「……」ゴシゴシ
吹雪「あ~いい気持ち。ウチの妹たちもこうやって洗いっこしてくれたらなぁ」
北風「頼めばいいでしょう」ゴシゴシ
吹雪「身も蓋もないこと言わないでよ」
北風「……終わりました、こちらを向いてください」
吹雪「う、うん」クルッ
北風「……」ゴシゴシ
吹雪「ひゃっ!?なんで、そこばっかりっ、きゃっ///」ピクピク
北風「あなたも同じことをしたではないですか」ゴシゴシ
吹雪「あ、あれー?ん、そうだっけ?」
北風「ここも」スッ
吹雪「そ、そこは、ぴゃあっ///」
天龍「ど、どこ洗ってんだお前ら……なんだワキか」
吹雪「くすぐったいよぉ!」
天龍「……な~んか、仲いいな、気味悪いぐらいに」
寝室
吹雪「じゃ、一緒の布団で」
北風「どうぞ」
吹雪「……ねえ、北風ちゃん」
北風「なんです」
吹雪「迷惑?」
北風「いえ別に」
吹雪「そっか、本当に?」
北風「私は嘘はつきません」
吹雪「そう。ふふ、おやすみ」
北風「おやすみなさい」
2、3日こういう生活が続いた……。
執務室
提督「う、噂になっとるぞ……」
日向「ちょっと強引すぎやしないか」
吹雪「なにがですか?」
提督「いや、そのー。何もやましい気持ちが無いんならいいんだがな」
日向「うん」
吹雪「?」
食堂
北風「……」モグモグ
吹雪「隣いい?」
北風「どうぞ」
ヒソヒソ
吹雪「なーんか、視線を感じるなー」
北風「そうですね」
秋雲「あ、あれが噂の二人……」
磯波「百合素晴らしい!」
秋雲「ガンガン創作意欲が湧いてくるッ!飯食ってる場合じゃねえ!行くぞ磯波!」
磯波「はいっ!!」
タッタッタッタッ
北上「もう、大井っちいつもより近いよぅ」
大井「いえ、危険です北上さん。留守の隙にああいうことにはならないとも限らない……!」
千代田「千歳お姉!」
山城「扶桑姉さま!」
千歳「なんだかいつもより……」
扶桑「押しが強いような……」
雷「まさか吹雪、最初っから……」
響「ハラショー」
電「電の心配はちょっとおせっかいだったかもなのです」
初雪「なんたるちあ」
白雪「まさか吹雪ちゃんがレズだったなんて……」
しかし、吹雪は噂にぜーんぜん気がつかなかった。
北風は気づいていたが、別にそんなことはどうでもよかった。
そして島風帰投の日がやってきたのだ。
島風「別に出迎えなんて、大げさな」
北風「いえ、お姉さんのためですから」
島風「えへへ。どうだった?寂しかったでしょう?」
北風「ええ、ものすごく」
吹雪「お帰り島風ちゃん」
島風「あ、吹雪」
吹雪「この1週間北風ちゃんは私と一緒にいたんだよ」
北風「そうです」
島風「へぇー……妹がお世話になりました」
北風「一緒に入浴したり、同じ布団で寝たりしました」
吹雪「そうそう!」
島風「……えっ?」
吹雪「ん?」
島風「北風、行くよ」
北風「はい」
吹雪「あれ?おーい、ちょっとー」
島風「妹に近寄らないでこの変態!!!」クワッ
吹雪「へんた……あ!!違う違う変な意味はないんですよぉ!!」
シュタタタタタ
吹雪「ちょ!速っ!」
初雪「……ドンマイ」
白雪「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、と言いますから……」
吹雪「違うよぉ!」
しばらく、鎮守府は吹雪が北風に振られたという噂で持ちきりだったという……。
島風「……なんか雰囲気丸くなった?」
北風「さあ、わかりません」
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
多摩「隋の煬帝!鎮守府の暴走卵焼き器!」
加古「ちょっとストップ!違うよ、ちゃんとよく見て」
多摩「えーっと……ずいずいずっころばしの……」
加古「ラノベの主人公となった瑞鳳さん!」
瑞鳳「よろしく!」
多摩「瑞鳳はラノベの主人公になったそうにゃ。確か……えー……夕凪の街、桜の国だったかにゃ」
瑞鳳「違うよ!」
加古「そりゃあ別の作品だな」
瑞鳳「『瑞の海、鳳の空』です!買ってね!」
多摩「正直艦これラノベってのは買ったことがないんにゃけど、どうなのかにゃ」
加古「古鷹が言うには、そこそこ面白いそうだ」
瑞鳳「そう、提督とのラブコメっていう卵焼きみたいにあま~いお話!」
多摩「はぁ~、憧れるにゃぁ~~」
加古「そうだなぁ」
瑞鳳「艦娘って軍人だし、そういう情熱的な恋って縁がないから。本当、憧れちゃう」
ハァ~~…………
多摩「加古でもそんなこと思うことってあるにゃ」
瑞鳳「それを言うなら多摩さんも」
加古「本当に好きな人と出会って、恋に落ちて、そんで結ばれるっていうのはさ。女の子だったら誰だって夢見るもんだろ」
多摩「よくそんな歯が浮くようなこと言えるにゃ」
加古「い、いいじゃねーか」
瑞鳳「ふふ、加古さんって意外と乙女なんだ」
加古「へいへい、どーせだらしのない女ですよーだ」
多摩「ところで瑞鳳のタイプの男性はどんなにゃ?」
瑞鳳「あええ!?いきなり!?」
多摩「そりゃそうにゃ、ゲストにはバンバン質問していくにゃ」
加古「お!いいねぇ。あたしも聞きたい」
瑞鳳「ん、んーとんーと……」
多摩「どうにゃ、やっぱ提督にゃ?」
瑞鳳「あ、あの!卵焼き作ってきたんだけど、食べりゅ?」
「「食べりゅうううううううううううううううううう!!」」
アララ、ゴマカサレチャッタネ!
アンタッチャブルなネタでも躊躇わず斬り込んでいくこのスタイルこそ変これの真骨頂よ
多摩「そー言ってくれると嬉しいにゃ」モグモグ
加古「別にそんなつもりはなかったんだけどな」モグモグ
瑞鳳「美味しい?まだ食べりゅ?」
「「食べりゅうううううううううううううううううううううう!!」」
おつ
不快な表現さんに気に入られたら最後じゃぞ、秋月や
多摩「いや全く、秋月とそれと矢矧には同情するにゃ」モグモグ
加古「思うんだが、秋月が優遇されてるうちは米駆逐艦は出ないんじゃなかろうか」モグモグ
多摩「どうしてにゃ?」
加古「だって、護衛駆逐艦だろ?対空で勝負したら、レーダーと射撃管制から考えて米駆逐に勝てるわけないし。
対艦戦闘ならいくらでも強い奴らいるし。米駆逐が出たら秋月型は全員陳腐化するぜ」
多摩「なるほどにゃ、そういう考え方もあるにゃ」
加古「……そう思うとつくづく哀れだな、秋月」
多摩「ちょっと可哀想になってきたにゃ」
ニョキっと湧いてパッと安価取ってサッとID変える流麗さには感嘆すら覚える
肝心の秋月にヘイト溜まりそうになってるところ以外はすごい単発Oだ、俺も見習わなくちゃな秋月秋月
多摩「こういう非紳士的な行為は自分と自らの推すキャラの品位を貶めることになるにゃ」
加古「なんの意図があるかは知らんが、やめといた方がいいと思うけどね」
多摩「まあ、ここ非安価スレだし見てないだろうけどにゃ」
タベリュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!
加古「えっ!?古鷹!?」
多摩「古鷹も卵焼き食べたところで、お開きにゃ。また次回」
-Continue to next timeにゃ-
乙
百合は世界を救う
乙です
次のゲストは那珂ちゃんだよ
【第九話 トラック強襲】
ブロロロロロロ
熊野「そう、私が今運転しているものはトラック。重厚なエンジン音、溢れ出すパワー。なかなか素敵ですわね」
ガシャァン
ワタシノモーリス・マリーナガァー!!
熊野「ちょっと轢いてしまいましたがこの通り。さすがの安定性ですわ。テンション上がって来ましたわ!」
龍驤「キミぃ!トラックが鎮守府で暴走しとるで!」
提督「なんだと!?」
龍驤「もう何人も轢かれて入渠ドック入りや!」
提督「よし、見に行こう!」
ギャギャギャギャギャギャギャ
ワーワー!キャー!
提督「なんだあのトラックは!?」
五十鈴「いすゞです」
提督「いや、お前の名前だろそりゃ」
五十鈴「違うわ、あのトラックはいすゞのトラック。Gカーゴクール バンよ!」
提督「ふ、ふぅん。それはまあ置いといて、誰が乗ってるんだ!?」
五十鈴「五十鈴には丸見えよ!……熊野さん!?」
提督「なっにぃぃぃぃぃぃい!?」
五十鈴「きっとBF:HAEDLINEごっこしてるのよ!」
提督「BF:HARDLINEだと!?」
五十鈴「ええ!もうオープンβテストは始まってるわ!」
提督「それがどうしてトラックに繋がるんだ!」
五十鈴「HARDLINEの新ルール、ホットワイヤーというのがある!それは目標車両に乗ってひたすらカーチェイスをする物よ!」
提督「なるほど、つまり熊野もそれをやっているのか」
五十鈴「早くしないとチケットがなくなってしまうわ!あれを破壊するのよ!」
提督「チケットって、なにを言っている!?」
五十鈴「水雷戦隊、突撃!」
ゴッ
熊野[ロードキル]五十鈴
提督「五十鈴ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
長門「なんだか外が騒がしいな」
陸奥「トラック泊地が危機だというのにね」
初霜「さて、休憩が終わったらもう一度出撃です」
球磨「でもこの大量の阿賀野はどうするクマ?」
ワラワラ
長門「装備剥いで牧場に連れていけ」
艦娘名作劇場
牧場の少女 香取
香取「さぁ阿賀野ちゃんたち、指導してあげますからね、みなさん並んでください」
ワラワラキラリーン
香取「これは少し厳しい躾が必要みたいですね……」
ザワッ…
長門「なんだ今の」
陸奥「どうかしたの?」
長門「いや、別に……」
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
多摩「艦隊のアイドル!今回のイベントの主役!」
加古「那珂ちゃんだよー!」
那珂「よっろしくぅ!」
多摩「さて那珂ちゃんはイベントの主役ということにゃ」
那珂「そうだよー!トラック島と言えば那珂ちゃんと阿賀野ちゃんだね!」
加古「そ、それよりさ、あたし那珂ちゃんの大ファンなんだ、サインください!」
那珂「いいよ~☆」サラサラ
加古「加古ちゃんへって書いてください」
那珂「うん、はい!」
加古「ありがとうございます!」
多摩(別にいつでも鎮守府で会えるだろうが……)
多摩「それじゃー、質問に入るにゃ。やっぱ那珂ちゃんは艦隊のアイドルにゃ」
那珂「もっちろん!アイドルだもんね!」
多摩「その呆れる程の鬱陶しいパワフルの源は一体何にゃ?」
那珂「それはー!もちろんファンのみんなの声援だよー!みんなの那珂ちゃんを想う気持ちが那珂ちゃんを強くするの!」
多摩「へー」
加古「っべー、っべーな、流石那珂ちゃん」
多摩「……」
那珂「だから!みんな那珂ちゃんの事応援してね!キャハ☆」
多摩「へーい、そんじゃあお便りにゃぁー」
乙
百合は世界を救う
加古「ど、どうなのさそれってば」
那珂「那珂ちゃん百合ってわかんなーい」
多摩「チッ、百合っていうのはまあ、女の子同士でイチャイチャするとかそういう感じにゃ」
那珂「へぇ~」
加古「北上と大井みたいな?」
多摩「あれはシスコンの行き過ぎにゃ」
加古「難儀な妹たちを持って大変だな姉は」
那珂「うんうん」
多摩「それ……いや、なんでもないにゃ。さぁー多摩の部屋もまた次回にゃ、続きをどうぞ」
加古「何言いかけたんだろう」
那珂「さぁ?」
大井「那珂さんちょっといいですか?」
那珂「何?サイン?」
大井「まあ似たようなものです」
…
那珂「どーしたの?」
大井「あのですね、敵海域にて目撃した人がいるんですが……」
那珂「うん」
大井「どうやって阿賀野さんと子供を作ったんですか?」
那珂「こ、子供?知らないよ!」
大井「嘘おっしゃい、だってあれどう見ても那珂さんと阿賀野さんの、写真もあるわ」スッ
那珂「どれどれー……え゛っ!?」
大井「ほらぁ」
那珂「し、知らないよ!?那珂ちゃん清純派アイドルだからそんなコトしたことないよ!」
大井「じゃあ誰よこれ」
那珂「知らない知らない!」
「それはどうかな!?」
大井「誰っ!?」
阿賀野「ふふん」
那珂「阿賀野ちゃんからもなんとか言ってあげてよ!」
阿賀野「実は連れてきました!」
軽巡棲鬼「……」
大井「なんですって!?」
那珂「あなたは那珂ちゃんの子供じゃないよね!?」
阿賀野「言ってあげなさい」
軽巡棲鬼「ま、ママ~……」
那珂「」
大井「ほら!」
那珂「」
軽巡棲鬼「会いたかったよママ~……もう帰っていい?」
阿賀野「ダメ。ここでずっと暮らすの」
軽巡棲鬼「ひえっ」
-Continue to next timeだよっ☆-
乙
STAP細胞はやっぱりあったんだ!
おつ
くまのん久々に出たかと思ったらこの扱いww
乙です
さて次のゲストは鶴姉妹で
乙
こっそりケアレスミス航空が仕事してやがる
今回のパワー厨は誰だろう
Gカーゴクールバンとかまたマニアックな所を攻めてくるなーwwwwww
おつ
多摩ちゃんが黒すぎて可愛い
乙です
次の次のゲストは霞ちゃんで
【第十話 vs香取】
深雪はアニメを見て思った。高速修復剤を原液で浴びると一体どうなってしまうのかと。
深雪「……」ゴクリ
ザバァ
深雪「え゛ん゛ッ!!」ビクンビクン
~数十分後~
深雪「ふぅ……これはヤバいわ……」ヌトヌト
電「あれ?深雪さん、どうしたのですか?」
深雪「いや、ちょっとな……」
電「きゃっ、み、深雪さん……///」
深雪「ん?」
トロォーン
深雪「ま、まあ待てこれはアレじゃないんだ、いやアレかもしれないけど誤解だ」
電「そういうことは、お部屋でやるのです///」
深雪「い、電もこれを浴びればわかるさ」
電「これって、高速修復剤ですか?」
深雪「それっ」
バシャア
電「あひゅひゅひぇっ!!」ビクンビクン
~数十分後~
電「はふぅ……これはすごいのです……」ヌトヌト
深雪「だろ?気持ちよすぎてこれはヤバイ」
電「あわわ、電のアソコも///」トロォーン
深雪「なあ、こいつ、新しく来たあの香取ってのにぶっかけてみないか?」
電「で、でもぉ、あの人怖そうだし」
深雪「いやだからこそ、見てみたくない?」
電「それは……」
深雪「よし決まりだ」
テーーテテーーー!!テテーーーテーーー!!テーーテテーーーー!!テーテテレレンテー!!
深雪「細心の注意を払って、修復剤この水鉄砲のタンクに詰める。以上だ」
電「なのです!」
深雪「では効果はあるか実験だ!」
霞「~~♪」
深雪「霞の趣味は花壇の水やりだ、寂しい奴。あの時だけは流石の霞も隙だらけ」コソコソ
電「電の本気を見るのです!」ダッ
バシュー!
霞「に゛ゃ゛ん゛っ!!」ビクンビクン
電「やったのです!」
深雪「なんかこう上手くいくと他のやつにも試したくなるな」
電「なのです!」
深雪「よし、行くぜ!」
二人のイタズラは続く…
深雪「くらえ!」
バシュー!
加賀「お゛ま゛っ!!」ビクンビクン
電「なのです!」
バシュー!
武蔵「パパゥパウパウパウッ!!」ビクンビクン
深雪「それ!」
バシュー!
北上「ぉ゛ーん゛!!」ビクンビクン
電「はい!」
バシュー!
龍田「ピャアウ!!」ビクンビクン
深雪「これでもか!」
バシュー!
翔鶴「ホッヒヒ!!」ビクンビクン
電「電の本気を見るのです!」
バシュー!
陸奥「ナ゛ァ゛ーーッ!!」ビクンビクン
深雪と電はとにかく調子に乗りまくっていた。
深雪「そろそろ、香取ってヤツにぶっかけなきゃな」
電「どこにいるのでしょう?」
香取「こちらにいますよ。何をぶっかけるんですか?」
深雪「こいつさ!くらえぃ!」
カシュ
深雪「あ!弾が品切れだ!電!」
電「なのです!」
シュコ
電「あ!こっちも!」
香取「うふ、騒ぎの犯人が見つかりましたね?」
深雪「あ……ひえ……」
香取「どうやらちょっとばかり、厳しい躾を、しなくてはいけないようですね」
電「ご、ごめんなさい……なのです……」
香取「“練習遠洋航海”参りましょうか」ニタァ
深雪「」
電「」
コテン
香取「あら、気絶しちゃった」
…
提督「全く、このクソ忙しいのにバケツを無駄遣いするわ騒ぎを起こすわ」
深雪「はぁい……」
電「なのです……」
提督「全く、香取くんが取り持ってくれなかったら、みんなカンカンだったぞ」
深雪「え?」
電「どういうことなのです?」
提督「みんなに、この通りだから勘弁してやってくれと頭を下げに行ったそうだ」
深雪「香取さん……」
電「そ、そんなことを……」
提督「あとでお礼を言っとけよ、下がれ」
深雪「はい!」
電「行ってくるのです!」
深雪「おーい!」
電「香取さーん!」
香取「あら、深雪ちゃんに電ちゃん、だったかしら」
大井「あ!悪ガキども!」
深雪「あ、ありがとうございます!」ペコッ
電「司令官さんに聞いたのです!」ペコッ
大井「本当、北上さんになんてことを……まあちょっとは感謝したから私はいいけど」
深雪「いいのかよ」
香取「うふ、別にいいんですよ、その代わり私が困ったときも助けてくださいね?」
電「もちろんなのです!」
深雪「うん!」
香取「ありがとう」ニコッ
深雪「ありがとうございましたー!」タタタター
電「今度一緒にお食事しましょう!」タタタター
香取「そうね」ニコニコ
大井「……それで?なんでまたそんなことを」
香取「そうした方が色々と都合がいいのですよ、特にああいう人あたりの良さそうな子と仲良くするのは」
大井「ふぅん、もっと素直に仲良くした方が、私はいいと思うけどね」
香取「だって、こうでもしないと雰囲気が怖いって……」イジイジ
大井「そ、そういう理由なのね!?意外だわ……ていうか回りくどいわよ」
.
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
多摩「七面鳥姉妹?ノンノン、鶴姉妹!翔鶴型姉妹にゃ!」
瑞鶴「紹介雑だなぁ~」
翔鶴「こんばんはみなさん!」
加古「翔鶴型か、ウチの鎮守府じゃ連度が低くてなぁ」
瑞鶴「そう!そうなの!提督ももうちょっと出撃させてくれたらなぁ~」
加古「まあでも、最近は出番多いじゃん」
翔鶴「本当に最近だから」
瑞鶴「まだまだこれからね」
古鷹「私は……」
加古「あ、古鷹の事言ってるわけじゃないんだ!」
古鷹「いいの、加古。やっと昨日初出撃したから。決戦支援だけど」
加古「ふ、古鷹ぁ!」
古鷹「加古ぉ!」
加古「古鷹ぁ!」
古鷹「加古ぉ!」
ピシガシグッグッ
多摩「え、にゃにそれ……」
瑞鶴「まあまあいいじゃない!質問して質問!これが楽しみなんだから」
多摩「え、じゃあ七面鳥好きですか?」
瑞鶴「七面鳥ですって!?ていうか適当すぎない!?」
多摩「翔鶴に質問にゃ、やっぱ翔鶴と言えば不運ってことになるけど日常生活で不便なことってあるにゃ?」
瑞鶴「なんで翔鶴姉のはまともな質問なのよ」
翔鶴「そうね、例えば駆逐艦の子たちのイタズラには必ず引っかかるとか」
多摩「あらー」
翔鶴「なぜか間宮さんのパフェにもなかが入ってなかったりとか」
多摩「うんうん」
翔鶴「遊んでても運が絡むと絶対に負けるしじゃんけんとか陸奥さんにしか勝ったことないし瑞鶴はいつの間にか加賀さんとも仲良くなってるし」ブツブツ
多摩「なんか変なスイッチを押してしまったにゃ……」
瑞鶴「質問してよ!普通の!」
多摩「え、パンツ何色ですか?」
瑞鶴「今日はピンク!じゃないわよ!なんで私だけ適当にあしらうの!?」
多摩「自分の胸に手を当てて考えてみるにゃ」
瑞鶴「………………いや、やっぱりなにも心当たり無いんだけど」
多摩「そりゃそうにゃ何にもしてないもん」
瑞鶴「え、えぇー」
多摩「さて、瑞鶴に質問にゃ。バレンタインは誰にあ・げ・る・の・か・にゃぁーーーッ!?」
瑞鶴「うへぇっ!?そ、それは……」モジモジ
多摩「やっぱ、空母のみんなにゃ?」
瑞鶴「そ、そうね……みんなお世話になってるから、もちろん翔鶴姉にだって」
翔鶴「瑞鶴……」ホロリ
多摩「で、本命は誰にゃ?提督にゃ?」
瑞鶴「いや!提督ではないけど」
翔鶴「瑞鶴、教えて、こっそりと!」ワクワク
多摩「さて、お便り読んでいくにゃ」
瑞鶴「え!?最後まで聞かないの!?」
多摩「そんなに言いたきゃ言えば」
瑞鶴「えっ」
古鷹「時間はたっぷりありますよ」
加古「……」ドキドキ
翔鶴「瑞鶴!言って!一刻も早く!」
瑞鶴「うぅう……///」
多摩「早く言うにゃ」
古鷹「別に笑ったりはしませんよ、愛の形は人それぞれですから」
加古「……」ドキドキ
翔鶴「言いなさい!瑞鶴!一刻も早く!」
瑞鶴「にゃぁぁぁぁーーー!!///」ダッ
タッタッタッタッタ…
多摩「…さて、お便り読んでいくにゃ」
乙
STAP細胞はやっぱりあったんだ!
多摩「結局あの深海棲艦は何者なんだにゃ?」
加古「わっかんねーよなぁ」
翔鶴「もしかして、那珂さんと阿賀野さんの愛の結晶……?」
多摩「敵になってるようじゃ始末に負えないにゃ」
加古「しかもそれだと娘を倒さなきゃいけないしな。那珂と阿賀野が」
翔鶴「ちょっと、悲劇的過ぎるわね……」
おつ
くまのん久々に出たかと思ったらこの扱いww
多摩「にゃっはっはっはっはっは」
加古「笑っちゃ悪いぜ、くくく」
翔鶴「おほほほほほ」
熊野「翔鶴、あとで、泣かす」
翔鶴「なんで私だけ……」
乙
こっそりケアレスミス航空が仕事してやがる
今回のパワー厨は誰だろう
多摩「まあ熊野が轢いたんだけどにゃ」
加古「ひどいぜ、あのモーリス・マリーナをぶっ壊すだなんて」
翔鶴「睦月ちゃんによると高速修復剤で元通りになるらしいわ」
加古「高速修復剤ってすげー!」
Gカーゴクールバンとかまたマニアックな所を攻めてくるなーwwwwww
多摩「いや、そうでもないにゃ」
加古「いすゞの公式見ただけだし」
翔鶴「トラックは全部同じに見えるわ」
多摩「流石にそれはないにゃ」
翔鶴「そう……なんで私の意見だけ……」
おつ
多摩ちゃんが黒すぎて可愛い
多摩「照れちゃうにゃぁ~~」
加古「多分褒めてないぞ」
多摩「黙れ」
加古「えぇっ」
翔鶴「加古さん、私この子怖いわ」
加古「そんなこと言ったらあたしこいつとは毎回一緒にいるんだぞ。なあ古鷹」
古鷹「グゥー……」zzz
加古「寝てるし……って逆だろこれじゃ!寝るのはあたし!」
多摩「きっと加古が昼寝しなくなったからにゃ、世界が均衡を保とうとしているにゃ」
翔鶴「なるほど、それが自然の摂理、世界の理なのね……!」
加古「んなわけあるか!」
乙です
次の次のゲストは霞ちゃんで
多摩「了承したけど、そのメール欄をどうにかするにゃ」
加古「なんか理由があんのか、それとも素で入れちゃったのかは知らないけど、こういう掲示板では入れなくていいんだぜ」
多摩「代わりに『sage』と入れとくと色々と捗るにゃ」
加古「そんじゃあ今回はここまで!スケッチの続きを見てくれよな!」
鎮守府のバレンタイン -準備編-
ヴァレンタァイン!
ピーコォック!
初雪「そーいやさ、バレンタインだよね」カチカチ
望月「そうだな、めんどくさい」カチカチ
初雪「やっぱあげなきゃダメかなぁ」
望月「うーん……」
初雪「どっかで買ってこよう」
望月「最近やっと艦娘ならまともに話せるようになったお前がか」
初雪「うん……ゴ○ィバとか」
望月「ゴデ○バいいよね」
初雪「半分は、自分の分」
望月「あたしの分は?」
初雪「考えとく……」
伊勢「日向、こんな寒いところで何して……本当に何してるの!?」
日向「見ればわかる、チョコ作りだ」
伊勢「普通チョコ作りに彫刻刀とか使わないのよ」
日向「まあ、見ればわかる」
伊勢「飛行機……まさか瑞雲!?」
日向「まあ、そうなるな」
伊勢「チョコで瑞雲を作ろうだなんて……変わってるわねぇ妹ながら」
日向「そうかな、形が整えば着色料で色付けして終わりだ」
伊勢「こ、凝ってるねぇ」
叢雲「……」ブツブツ
磯波「もう普通に渡せば…?」
叢雲「いや!ダメよそれだけは……恥ずかしいじゃない!」
磯波「えぇ……」
叢雲「あー思い浮かばない……くぅう……」
磯波「勝手に提督が拾ってくれたらいいのにね」
叢雲「拾って……それだわ!」
磯波「え?」
叢雲「そうそう!さも落し物を拾ったかのように渡すのよ!そしたら確認のため中を開いて……完璧だわ」
磯波「叢雲ちゃんが、それでいいならいいけど……」
みんな、提督に渡すためのチョコをこしらえていた。
一方、ボイスのない人たちは……。
ドンドン!パララララ!
長門「く、くそっ、本部!応答せよ!トラックに危機迫る!繰り返す!トラックに危機迫る!」
五月雨「龍驤さん!しっかりしてぇ!」
龍驤「あ、ああ……ちっくしょう、なんでこんなことに……!」
深雪「収束弾来たぁーー!!」
バラララッ!!
赤城「こ、このままでは……」
長門「む、無線を……」
ツーーーー
長門「繋がれ、繋がれ……クソッタレクソッタレクソッタレ!!周波数を変えやがったぁぁぁ!!!」
球磨「どうするクマ、決死作戦にも出てみるクマ?」
木曾「死ぬ準備は出来ている、今日は死に日和だなぁ!」
朝潮「挺身隊準備完了!いつでも敵艦に対し特攻できます!」
長門「もはやこれまで……艦隊!この長門に続け!」
バンザーーーーイ!!!
雲龍「はいオッケー!いや今のいいの撮れた」
長門「ほっ」
五月雨「鬼気迫るいい演技でしたね!」
深雪「疲れたー、飲み物とってよ」
雲龍「で、次のシーンで阿賀野ちゃんと那珂ちゃんがバーっと、ね」
那珂「よーっし!頑張っちゃうんだから!」
映画の撮影中であった。
-To be continued...-
乙
トラックイベントはろーちゃんにまだ会ってないので頑張ってる最中だな
乙です
>>207はそんなの知らなかったんだクマ
ありがとクマ
乙です
香取はマヨチュッチュッ(容器から直接マヨネーズを吸うやつ)が好きなのかな?
【第十一話 朝潮ちゃんと遊ぼう】
初雪「ふわぁ~~」
朝潮「おはよう、初雪」
初雪「おはよ……」
秋雲「よぉ~おそよう」
初雪「今は……10時か……」
秋雲「今日は休みだけどなぁ~んにもやることないよ」
初雪「寝よ……ところでなんで朝潮ちゃんが?」
朝潮「他の人みんな出払ってるし、あなたたち以外誰もいないもの」
秋雲「どっか行かないの?」
朝潮「情けない話、誰かと遊びに行ったことはあるけど一人じゃとても」
初雪(……)
初雪「遊び、行きますか」
秋雲「お、行っちゃう?」
朝潮「じゃあ、私はこれで……」
初雪「朝潮ちゃんも行くんだよ」
朝潮「え?」
初雪「今時のギャルは遊び方も覚えてないとダメダメ」
秋雲「今時のギャルって……まあ、色々連れてってやるから!」
朝潮「あ、ありがとう……」
初雪「まあ、私たちもたがが知れてるけど」
秋雲「ここも田舎だしねぇ」
朝潮「あの、あそこ寄ってみたい!」
初雪「ん、あれは……」
秋雲「なんたらバックスコーヒーだね」
朝潮「荒潮によく自慢されるの、なんとか見返してやりたい!」
秋雲「そんじゃあちょっと寄ってくかね」
朝潮「コーヒー牛乳の中で」
店員「」
朝潮「ん?コーヒー牛乳の中」
店員「あー、お客様……」
朝潮「あ!ミルクコーヒーのミドル?」
店員「ウェヒヒ、し、失礼」
朝潮「えっ?」
初雪「バニラフラペチーノのトール、追加でチョコチップとチョコソース、それを三つください」
店員「は、はい。かしこまりました」
朝潮「もう、缶コーヒーでいいよ……///」
秋雲「いやあ、びっくりしたよ本当」
初雪「頼み方あるって言ったじゃん」
朝潮「あ、荒潮は簡単って言ってたから」
秋雲「絶対騙されてるよ」
初雪「飲みなよ、美味しいよ」
朝潮「……うあ、甘い」
朝潮「ささ、次はどこ行く?」
秋雲「そーだねえ」
初雪「いつもなら、アニメとかのグッズ屋に行くんだけど」
秋雲「それと同人ショップとかね」
朝潮「そこに行きましょう!」
初雪「いいんだろうか……」
秋雲「霞にどやされそうだねぇ」
朝潮「色々漫画とかある」
初雪「まあそーいう店だからね」
朝潮「漫画なんて買ったことない」
秋雲「なんか良さげなのあったら買いなよ」
朝潮「うん……あ、これ満潮が持ってたわね」
初雪「うわ、すっごい気になる。どれどれ?」
朝潮「この『鬼畜執事提督』ってやつ」
秋雲「えっ、私も好きなやつだけど」
初雪「シンプル!王道!ベッタベタ!って感じなのが逆にいいよね」
朝潮「……あ!これ面白そう!」
秋雲「お!どれどれ……それって……」
初雪「蒼き鋼のアルペジオじゃん」
マヤ「こんにちは!アルペジオ好き?」
朝潮「うん、面白そう」
マヤ「そんなあなたに!カーニバルだよー!今なら素敵な特典ついてくる!もってけ泥棒!もってけ泥棒!」
朝潮「か、買います!」
初雪「買っちゃった!」
秋雲「ていうかこんなとこで何やってんだマヤさん!」
マヤ「アールバイトだよー!」
朝潮「ふんふふーん♪」
秋雲「好きなんだ、そういう特典とか……」
初雪「意外な一面……」
朝潮「あ!そうだ、カラオケって定番じゃない?」
秋雲「確かにアニメとかでもよく見るけどさ」
初雪「朝潮ちゃん、なんか歌えるの」
朝潮「まあ、とにかく行こう!」
秋雲「途切れた息の根を、汚れた世界を繋ぎ止めて」~♪
初雪「When you see my face hope it gives you hell Hope it gives you hell」~♪
朝潮「仇為す国を 攻めよかし」~♪
秋雲「ちょっと待って」
朝潮「ん?」
初雪「軍歌じゃん」
朝潮「だ、だってこれしか歌えないし……」
秋雲「うーん、なんかこうポピュラーソング的なものはないの?」
朝潮「あ、一つだけある!」
初雪「おお」
朝潮「いや~じゃあ~りませんか、軍隊は」~♪
朝潮は帰ったあとみんなにこのことを大興奮で報告したらしい。
それで二人は他の朝潮型にものすごーく感謝されたそうだ。
朝潮はすっかり気に入り、よく二人と遊ぶようになった。
朝潮「さっ!次はどこに行きましょうか!」
秋雲「ちょ、ちょっと休憩……」
初雪「もうヤダ、帰りたい……」
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
多摩「ツンデレ?ツンギレ?小軍曹霞にゃ!」
霞「何よ、ツンギレって!」
加古「まあまあ、それじゃあ質問していくか」
霞「ふん!」
多摩「最初の質問にゃ。“やっぱり霞は提督のことを思って厳しく接しているんですね”」
霞「ちょっと!質問になってないったら!!」
加古「次の質問だ、“ツンツンしてるように見えて意外とカワイイとこあるんですよね!”」
霞「な、何よさっきから!」
多摩「次にゃ、“いざって時に本当に頼りになるわ”」
霞「こ、これって……」
加古「“恥ずかしがり屋だから、からかうと本当に可愛い反応するのよぉ~”。あたしが恥ずかしいなこれ読むの」
霞「ま、待ってったら」
多摩「“朝潮型をビシッとまとめてくれる、頼もしいわ”」
霞「やめて……///」カァー
加古「“彼女はね~、根っこは本当に優しいのよね~”」
霞「あうう……///」
多摩「“好き”」
霞「……///」
加古「以上、姉妹からのお便りでした」
霞「や、やっぱり質問じゃないじゃないのよ!!」
多摩「いいにゃぁ~姉妹艦に愛されているヤツはにゃ」
加古「球磨型は色々と個性的すぎるんだよ。でもまあ、なんだかんだ言って仲いいよなみんな」
霞「そうね、仲がいいのはいいことだわ」
多摩「約二名良すぎるけどにゃ」
乙
トラックイベントはろーちゃんにまだ会ってないので頑張ってる最中だな
霞「だらしないわ!!この時期にまだE3もクリアできてないなんて!」
多摩「まあ、水曜日の時点だからにゃ。もう最後まで行ってるかも」
加古「うちはE4E5はとっとと丙で終わらせたな」
多摩「毎回掘りまでやってないにゃ」
乙です
>>207はそんなの知らなかったんだクマ
ありがとクマ
多摩「球磨だったのかにゃ……」
加古「球磨ちゃん……」
霞「個人情報なんだから注意しなさいよ!!」
乙です
香取はマヨチュッチュッ(容器から直接マヨネーズを吸うやつ)が好きなのかな?
多摩「随分懐かしいネタにゃ」
加古「なんだっけ、慎吾ママ?」
香取「また変なキャラ付けしようとしてるわね……」
霞「あれ絶対体に悪いわ」
加古「ごめん、あたし真似したことあるわ……」
多摩「にゃっはっはっはっはっは」
霞「ふっ、そんな幼稚な、ねえ?」
古鷹「お恥ずかしい……」
加古「いーじゃん!別に!真似しただろ!読者のみんなも!!なあ!?」
ギャーギャー!
暁、出演す!
電「来ませんねぇ」
雷「早くしてくんねーかな」
響「もう撮影が始まっちゃうよ」
暁母「手紙が届いてるわよ」
暁「……D○Mからじゃん」
暁母「なんて?」
暁「なんか、艦これ?に出演しろだってさ」
暁母「出たらいいじゃないの」
暁「だって私来年度から受験生だよ?勉強しなきゃいけないのに」
暁母「やってみたら?お隣の娘さんなんて出演した挙句三話で退場だから案外早く終わるかも」
暁「きーちゃんが?ふぅん……」
暁母「どんな役なの?」
暁「んーと、店内に立ってて、スケッチが始まると出て行く」
暁母「あら、通行人役ね。じゃあすぐ終わるかも」
雷「暁役の人は?」
電「変ですね」
響「遅すぎる」
.
暁母「他には?」
暁「ただ、『あなたの役は店内にたってる人です。スケッチが始まったら出てってください。敬具』だってさ」
暁母「出演してみたら?」
暁「でも、ポチが」
暁母「私が世話しとくから。斜向かいの娘さんは犬なんかほったらかしよ。手袋投げる役で」
暁「かげちん……何やってんの……まあわかった、行くよ」
暁母「いってらっしゃい、変な人に騙されたりしないように」
暁「しないよ!」タッタッタッ
暁母「いい転機になるかもしれないわね」
ピッ
テレレテテテーン♪
暁母「お父さん!暁がテレビに出てるわよー!」
ソレジャ、ゴキゲンヨウナノデス。
スタスタ
暁母「消えたわ」
-To be continuedよ~-
乙です
次のゲストは赤城さんを
乙
第六駆逐隊の甘口カレー食べたいな
【第十二回 深雪様のバレンタイン】
「ほら、これ!」
秘書艦深雪が私に小箱を渡してくれている。綺麗なピンクの装飾で包装されていた。
「なんですかこれは?」
私はそう問い返すと彼女は頬を膨らませ、不満そうな顔を見せている。
よく見るとほのかに紅潮してまるで桃かりんごのようだ。
「何って!かぁー!わかるだろ!この日に女の子が渡すモノっつったら!」
口早に言葉を投げかけてくるも、私にはさっぱり見当もつかなかった。
「2月14日……2月14日……」
「バレンタインデーだよ!バ・レ・ン・タ・イ・ン!」
バレンタインデー、思い出した。確か親しい者同士が贈り物をプレゼントして日頃の感謝の想いを伝えるとか。
「すまなかった、私はすっかり忘れていましてね。何も用意していませんでした」
「用意って、別に司令官はいらないだろ」
そんなことはない。彼女にはいつも助けられている。
彼女の無邪気さ、元気さがどれほど心の支えとなっていることか。
「そうでもありませんよ、あなたにはただならぬ想いを抱いてますからね」
そう言うと彼女は驚愕の表情で固まった。顔がみるみるのうちに赤くなっていく。
しばらくしてハッとしたかと思うとクルンと翻り、私に背中を向ける。
「い、いいから!食べてみてくれよ!」
「おや、それじゃあいただきますよ」
「早く食えっ!」
開けると、ハートの形にかたどられた小さなチョコタルトが四つ、クローバーの形に並べられていた。
正直、かなり驚いた。彼女の普段の行動、言動からは想像できない。
丁寧に盛り付けられており、食べるがもったいないくらいだ。甘い香りもする。
「すごいですね、普段はガサツなあなたが」
「ど、どーいう意味だ!」
彼女はそっぽを向いたまま怒っている。なんだか滑稽だ。
一つ手に取り、口に運ぶ。
柔らかな感触と生地のサクッとした歯ごたえ、そしてチョコの味が口に広がる。
こういったものを食べたのはいつぶりだろうか。
「美味しいですよ、深雪」
「ほ、ほんとぉ?」
「ええ、こんなに美味しいお菓子は初めてです」
「お世辞だろ」
「まさかでしょう」
「そっか、うふふ。そうかぁ」
深雪は私に背を向けたままクスクスと笑い出した。
嬉しいことがあると、いつもこうなるのだ。ニヤケた顔が目に浮かぶ。
「そろそろ、こちらに顔を見せてくれてもいいんじゃないですか?」
「そ、それはダメ」
なにやら不都合があるようだ。
二つ目を手に取ろうとすると、何やら底にカードのようなものが入っている。
「メッセージカードですか」
「え!」
まさか、といった声色でブツブツと呟く深雪を横目にカードを底から抜き出した。折りたたんである。
彼女が慌てて振り返る。
「ま、待ってくれ!それはダメだ、あのー、異物混入だ!」
「でももうもらっちゃったんだから、どうしようと私の勝手ですよ」
「うぐぅ……」
観念したのか、またそっぽを向いてしまった。
開くと、見慣れた少し汚い文字が並んでいた。
“司令官、いつもお疲れ様。頑張ってる司令官のこと好きだぜ。深雪より愛を込めて”
好きだぜ、と。その瞬間なぜだか急に顔が熱くなるのを感じた。
どうにも私も深雪と同意見のようだ。
「深雪」
「な、なんだよ」
「こちらを向いてください」
恐る恐るという風にゆっくりとこちらに顔を向ける。やはり顔は赤いままだ。
きっと、私の顔も赤く染まっていることだろう。
どうにも頭が火照って、これではつい口を滑らせてしまいそうだ。
「こちらに」
私の傍まで呼ぶ。緊張しているのか少しぎこちない歩き方だ。
彼女の手を取り、目を見つめ、私は口を開く。
「深雪、私はいつでもあなたを一番大切に思っています」
「えっ、そ、それって」
「月が綺麗だの、もう死んでもいいだの、そういった小洒落た言葉は私たちには似合わない」
「何言って…」
「私もあなたが好きです、愛していますよ」
そう言って私は深雪を抱きしめた。
私も彼女も、それ以上何も言わなかったし言う必要はなかった。
深雪は私の背中に手を回し、もっとくっつこうと力を込める。
私は彼女のk
ガチャ
漣「ブルブルブルブルアイアイwwwブルベリアイwwwwご主人様報告書ですwwwwwwあっ…」
……
漣「す、すいやせんねぇ、へへっ、失礼しやした!また来るぜ!」
バタン
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
多摩「通称人殺し長屋、元天城型戦艦、正規空母赤城さんにゃ!」
赤城「第一航空戦隊赤城、出ます」
加古「赤城さんかぁー、あの腹ペコキャラで有名な」
赤城「アレは演技です。全くもって遺憾ともしがたい扱いですね」
多摩「でも実際に食べてるにゃ」
赤城「……いや、食べられはするんですよ!普段からあんなのではありません!」
多摩「怪しいにゃ……」
加古「しっかし、よくプロポーションを維持できるよなぁ」
赤城「……」
加古「えっ、まさか」
プニッ
赤城「ひゃっ」
加古「……」
多摩「あ艦これ、にゃ」プニプニ
加古「つまめるし!」ブニッ
赤城「痛たた!やめてくださいってば!」
多摩「やっぱ女は脱いでみなきゃわかんないにゃ。では質問にゃ。今日はバレンタインにゃ!誰にあげちゃうにゃぁ!?」
赤城「それはもちろん、お世話になってる艦娘の皆さんや提督、間宮さん、伊良湖さんにあげますよ」
多摩「マジレスせんでよろしい」
赤城「ぼ、ボケた方がよかったんですか?」
加古「いやこいつは何言っても食いつくから」
多摩「ちなみに多摩は姉妹艦は当然として、駆逐のチビどもにばらまくにゃ」
加古「へぇ」
多摩「ホワイトデーにはもちろんお返しを徴収するにゃ。三倍で!」
赤城「なるほど、それもいい考えですね」
加古「やっぱ食いしん坊キャラなんじゃないか」
赤城「スイーツに関しては女の子はみんな食いしん坊キャラですよ!」
加古「そ、そうすか。しかし多摩、猫はチョコダメなんじゃないか」
多摩「猫じゃないからいーんにゃ」
加古「そういえば、そう言ってたな……」
赤城「猫じゃないなら、タチですか!?」
多摩「……」
加古「……」
「……」
赤城「ごめんなさい今のところカットで」
多摩「多摩の部屋は常時生放送にゃ」
赤城「ふひぃ」
乙
第六駆逐隊の甘口カレー食べたいな
加古「あたしは辛口のが好きだけどな」
多摩「多摩は甘口にゃ、木曾は辛口を『こんぐらいなきゃなー』とか言いつつ泣きながら食べてるにゃ」
加古「そうなのか」
赤城「美味しければどちらでもいいですね、常識の範囲内なら」
多摩「さっき非常識な発言をしたヤツが何か言ってるにゃ」
赤城「ぐっ…」
加古「あれは赤城が悪い」
赤城「忘れてください!」
多摩「それはどうでもいいけど、次のスケッチどうぞにゃ」
赤城「どうでもよくないぃ!」
今日はバレンタインデー、大切な人への感謝の気持ちや秘めたる想いをプレゼントにして贈る日、なのかもしれない。
ワイワイ
「はい、友チョコ。やるよ」
「うわぁ!ありがとうございます!私もこれ!」
「お姉!これ!」
「ありがとう、私からも。はい」
波止場
時津風「美味しい美味しい♪」パクパク
不知火「美味しい美味しい」モグモグ
時津風「……ねえ、しらぬいー。どーしてバレンタインはチョコなの?」
不知火「どうしてチョコ、ですか。それならまずはバレンタインデーの成り立ちから説明しましょう」
時津風「教えてー!」
不知火「起源は古代ローマまで遡ります。ルペルカーリア祭という豊穣と健康を祈願するお祭りが2月13、14、15日に行われていました」
時津風「それじゃあ、恋愛とかは関係なかったの?」
不知火「その通り。1756年にそういう説が出ましたが、これはデタラメでした」
時津風「どうしてそんな嘘を?」
不知火「まっ、キリスト教徒の考えることですから。そして時代は進み紀元3世紀、ウァレンティヌスという聖職者が現れます」
時津風「ウァレン……ヴァレンタイン?」
不知火「そうです。彼の名を取った名前……ですが、彼の存在というのは非常に怪しく3人の像が重なっているとされています」
時津風「へぇー、じゃあ兵士たちの結婚っていう話は?」
不知火「あれにも歴史的根拠は全くありません」
時津風「じゃあ嘘ばっかりじゃん!」
不知火「そんなものですよ、キリスト教徒の書く事ですから。現在のバレンタイン像が作られたのは15世紀になってからです」
時津風「じゃあバレンタインデーになったのも15世紀から?」
不知火「これはどうしてか5世紀頃なんですよね。まあともかく15世紀から恋人たちの日に変わったのです」
時津風「ふうん。じゃあチョコレートは?」
不知火「それは日本に入ってきてからになりますね。1936年の事です。神戸モロゾフ製菓、現在のモロゾフが
東京で発行されていた英字新聞『ザ・ジャパン・アドバタイザー』にて
『あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう』と広告を打ち出します」
時津風「それからチョコレートが?」
不知火「いえ、その時は全く売れませんでした。バレンタインデーという名前が広く知られるまでにはここから数十年後の1970年代の話です」
時津風「戦後まで飛んだね」
不知火「高度経済成長を終え、日本式資本主義の完成と共にある種の余裕が生まれたのでしょう。チョコレートの売上が急上昇しました」
時津風「みんなお金持ちになったんだね!」
不知火「そうですね。小売業界が積極的マーケティングを行いました。最初は学生たちの間で広まり、徐々に大人の女性たちにも広がっていきます」
時津風「じゃあホワイトデーっていうのは?」
不知火「70年代後半、『愛にこたえるホワイトデー』キャンペーンを製菓会社が打ち出しました。1984年、ついに定着してしまいます」
時津風「同じ時期なんだね。チョコレートって言うのも学生たちから?」
不知火「そうです。もちろん最初はチョコレートに限らず色んな贈答品が贈られましたが、
学生層には値段も手頃で食べたらおしまいなチョコレートが受け入れ易かったんでしょうね」
時津風「美味しいしね!」
不知火「ええ、美味しいですから。そして2000年代。義理チョコ、逆チョコ、自分チョコ、義務チョコなど様々な種類が生まれ、現在に至ると」
時津風「へぇ~~~!すごい!物知りだねしらぬいーは!」ナデナデ
不知火「頭を撫でないでください……ちなみに西欧では男性も女性も、花やケーキ、カードなど様々な贈り物を、
恋人や親しい人に贈ることがある日です。アメリカではアンチバレンタインデーっていうのが広がってるそうで」
時津風「チョコだけじゃないんだ!にしてもアメリカは一体どうしたの」
不知火「さあ、アメリカ人の考えることはわかりません」
時津風「そうだ、そしたらしらぬいーにもプレゼントあげる!」
不知火「そうですか、それはどうも」
時津風「えらいえらい!」ナデナデ
不知火「だから、頭を撫でないでくださいって……///」
-次回に続くよ、つぅづぅくぅ~-
落ち度のない不知火、いいぞ!
乙です
子日だよぉ~、次のゲストだよぉ~
乙
ブルーベリーアイは卑怯でしょうブルーベリーアイは!
乙
うん、わかってた、どうせこんなオチだって
わかさ生活は卑怯じゃないかね
おつおつ
ネノクマがゲストでもいいんやで?
今更コレを知って見始めたがなかなかネタが濃いね
ところでここで見るネタの一部のってもしかして某空飛ぶサーカs…
おや、上から靴の底みたいな影が降っt
【第十四話 雪風は沈んでしまった】
ゴソゴソ
若葉「初霜、どこに行くんだ」
初霜「ちょっと友達に会いに」
若葉「ああ、もうそんな時期か……気をつけてな」
初霜「うん」
霞「初霜」
初霜「霞ちゃん」
霞「待ってたわ、さあ行きましょう」
初霜「うん」
雪風「あ!どこ行くんですか!?」トテテ
雪風「雪風も行きます!」
初霜「もうこんなに経つなんて、時が経つのは早いものですね」
霞「そうね……もう2年になるわ」
雪風「何の話ですか!?雪風にも教えてください!」
霞「あの時、雪風が私たちを助けてくれなかったら……」
初霜「その代わり、大切なものを失ってしまった」
霞「ええ……」
雪風「あれ!?なんか雲行きが怪しいかなぁって!思うんですけど!」
初霜「雪風ちゃん……」
[雪風之墓]
雪風「おかしいおかしい!」
霞「雪風……あんた沈まないんじゃなかったの!?」
初霜「うぅ……」グスグス
霞「答えなさいよ!」
雪風「雪風は沈んでません!」
初霜「雪風ちゃん……なんで……」
雪風「沈んでないって言ってるじゃん!ねえ!」
如月「諦めなさい、雪風ちゃん」
雪風「如月ちゃん……?」
如月「私たちは死んだの、話しかけても無駄よ」
雪風「そ、そんな……雪風は沈まないのに……」
初霜「あ、如月ちゃん、あなたも墓参り?」
雪風「あれっ!?」
如月「持ってきたわ、これ」スッ
霞「これがあれば景気がつくわね」ゴソゴソ
雪風「雪風のお墓に何仕掛けてるんですか?」
初霜「危ないから下がって」
霞「ええ」
カチッ
ドォーーーン
雪風「雪風のお墓がぁーーー!!」
初春「若葉、一体何の日なんじゃ?」
若葉「雪風を徹底的にいじろうって日、だそうだ」
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
子日「今日は何の日?子日だよー!」
多摩「……まあいいにゃ、子日にゃ!」
子日「お久しぶり!」
加古「最初の方以来だな」
多摩「そうにゃ」
子日「今回は何気に初春型が勢揃いしてるね!」
加古「お前のねーちゃん一言しか喋ってないけどな」
子日「まあ、おねーちゃんは……」
多摩「初春はキャラが濃いのに空気という稀有な存在にゃ」
子日「改二もあんまり話題にならなかったし……」
加古「なんだかシンパシーを感じる、他人事とは思えない」
多摩「多摩はそーでもないにゃ」
加古「じゃあ子日に質問だ。今日は何の日?」
子日「子日だよー!」
多摩「じゃ、お便りにゃ」
子日「ちょっと待ってよ!まともな質問してよ!」
多摩「え、パンツ何色ですか?」
子日「今日は黒!じゃない!これ前もやった!」
加古「黒……ひょっとしてスパッツだからTバックなのか?」
子日「そ、そうだけど」
多摩「……やらしい」
加古「エロいなぁ」
子日「ちょっと、スパッツに浮き出たら嫌じゃない?これ真面目なお話」
多摩「いや、スパッツかどうかに関わらずそんなもの履くやつはエロいやつって決まってるにゃ」
加古「うん」
子日「ま、待ってよなんか恥ずかしくなってきた」
多摩「やっぱりピンクは淫乱だにゃ」
子日「多摩ちゃんもピンクじゃん!淫乱!」
多摩「『ちゃん』はやめるにゃ!」
加古(淫乱はいいのか?)
落ち度のない不知火、いいぞ!
多摩「逆にどこのスレでも落ち度があるのかにゃ」
加古「難儀な不知火だな、ウチの不知火に落ち度はないぜ」
子日「出撃してないからね!」
多摩「しー」
乙
ブルーベリーアイは卑怯でしょうブルーベリーアイは!
乙
うん、わかってた、どうせこんなオチだって
わかさ生活は卑怯じゃないかね
おつおつ
多摩「やっぱオチがなきゃ変これじゃないにゃ」
加古「別に、イチャイチャしてもいいじゃないかよ」
多摩「ダメにゃ。多摩は非リアの味方にゃ」
子日「ところでみんなはチョコどうだった?」
加古「古鷹に貰ったし、あげたぜ」
多摩「姉妹と駆逐たちに配ったにゃ」
子日「いーじゃない!提督は?」
提督「……」
子日「あっ…」
多摩「多摩は非リアの味方にゃ」
提督「いや、惨めになるだけだから……いい」
子日「確かに提督からしてみれば自分で書いて自分で」
提督「やめて!」
ネノクマがゲストでもいいんやで?
多摩「ほう、そこまで言うならかかってこいにゃ」
子日「いいよ!次回はねのくまラヂオvs多摩の部屋だね!」
加古「勝手に決めちゃっていいのかなぁ。またグダったりしないだろうか」
古鷹「俄然燃えてきた!ねえ加古!」
加古「う、うん……」
今更コレを知って見始めたがなかなかネタが濃いね
ところでここで見るネタの一部のってもしかして某空飛ぶサーカs…
おや、上から靴の底みたいな影が降っt
多摩「そんなことは常識にゃ。おっくれてるにゃ~」
加古「かと言ってみんながみんなこんなSS読んでて、流行ってたらそれはそれで嫌だろ……」
子日「確かにそれは嫌だ」
多摩「それもそうだにゃ」
加古「だろ?」
子日「それじゃあお次のスケッチをどうぞ!」
多摩「お前がいうにゃ」
電(新しい鎮守府、一体どんなところなのでしょうか!)
電「こんにちはなのです。新しくここに来た電なのです」
赤城「……大きな声でお願いします」
電「新しく来た電なのです!」
赤城「……聞こえませんね」
電「新しくここに着任したのです!!!!!!!!!!!!!!!」
赤城「ちょっと大きすぎです、もう少し小さな声で」
電「新しくここに来たのです!!!!!」
赤城「…………全然聞こえませんね。もう少しキンキン声で」
電「キンキン声って?」
赤城「え?」
電「新シク着任シタノデスーーーー!!!!!」
赤城「ああ、その感じ、ちょっと待って。もうちょっと大声」
電「ココニ着任シタッテ言ッテルノデス!!!!!!」
赤城「え?」
電「新シクゥーーーーーー!!!!!!!」
赤城「その感じで、続けてください」
潮「ドウシマシタ赤城サン!!!!!!!」
赤城「新 入 り み た い で す ね」
電「新シク横須賀カラ配属サレタ電ナノデス!!!!!!!」
赤城「なるほど、それなら潮さんに案内してもらいましょう。潮 さ ん お 願 い」
潮「ワカリマシタ!!!!!!!それじゃあついてきてください」
電「ナノデス!!!!!!!」
潮「失礼ですけど、なんでそんな声を?」
電「あっ、ああ。あの人に言われて、あはは」
潮「聞こえないので低い声でお願いします」
電「ああ。私 は 横 須 賀 か ら こ こ に 異 動 に な っ た 電 な の で す」
潮「横須賀から?それは驚きですね」
扶桑「潮 ち ゃ ん 、 そ の 子 は ?」
潮「コノヒトハヨコスカカラアタラシクイドウシテキタイナズマッテコデイマカラシレイカンノトコロニアンナイスルトコロナンデス」
扶桑「な る ほ ど 。ここはどう?気に入った?」
電「なんと言うか個性的なところなのです」
潮「ナントイウカコセイテキナトコロダソウデス」
扶桑「ああ!そうね、よく言われます。アラ赤城サン!!!!!!!」
赤城「テイトクカラハナシハキキマシタワタシタチトオナジカンタイダソウデス」
潮「ソウナンデスカ!!!!!!!嬉シイ限リデスネ!!!!!!!」
赤城「こ れ で 四 人 で す ね」
扶桑「じ ゃ あ 潮 ち ゃ ん 、 案 内 し て あ げ て ね」
赤城「ワタシハカンゲイカイヲヒラコウトオモイマス」
潮「イイデスネ!!!!!!!ジャアミナサンヲアツメマショウヨ」
扶桑「そ う ね 。ぜぇ~~んかぁ~~ん~~~♪しょくどぉお~~にぃ~~あつ~~まれぇ~~♪」
赤城「-・・-・ --・-・ -・・-・ --・-・ -・・- ・・-・- ・-- -・-・- ・-・-・ ・-・・ ・-・-・ -・-- ・・ ・- ・-・・ ・- ・・-- --・-・ ・・ ・-・-・ --・・- ・・ ・--- ・-・・・ --・- ・-・・ ・・ ・- --・-・ -・・- ---・- 」
潮「!てっだ会迎歓?んゃち曙しもしも」
電(ここでやっていけるだろうか……)
-次回ニ続クワヨ!!!!!!!-
加古はかわいいなぁ
もしかしてネノクマ、タマの部屋を乗っ取る気じゃないだろうな?
【第十四話 白雪と夕立】
早朝の駆逐艦寮。
不知火「……おや」
ドタバタ
夕立「あっはははははー!」
白雪「こらぁー!待ちなさい!」
夕立「白雪ちゃんからかうと退屈しないっぽいー!」
白雪「ど、どういう意味ですそれ!」
不知火(もうそんな時間か……)
いつもの朝の風景だ。
白雪も夕立も朝は早く、鉢合わせる度に夕立は白雪をからかって楽しんでいる。
微笑ましい光景であった。
しかし、そんな二人を邪な目で見る者たちがいた……。
食堂
磯波「絶対二人はそういう関係なんだよ!」
秋雲「不良男と真面目女ってのは定番だけどねぇ」
磯波「でも、二人とも毎朝のように私たちより先に起きてるんだよ?」
秋雲「早朝の密会ってやつ?」
磯波「早朝の密会……キャー///」
秋雲「ふーむ……じゃ、調べてみるか。いいネタになりそうだし」
磯波「うん、そうしようよ!」
磯波は少々妄想の激しい子であった。
これでも提督の前では大人しいのだが、見かけによらず色恋沙汰は大好物である。
秋雲もそういうことは好きであり(彼女の場合若干ニュアンスが異なるが)、磯波とはよくつるんでいた。
翌朝、まだ暗いうちに二人は寮のロビーで落ち合った。
磯波「まだ誰も起きてないよね?」
秋雲「うん、静かだ」
磯波「寒~い……」ブルブル
秋雲「そりゃあ、冬だし」
磯波「早く来ないかなぁ」
ギィ
秋雲「おっ、誰か出てくるぞ。テーブルの陰に隠れろ」ササッ
磯波「うんっ」サササッ
スタスタスタ
不知火「……」
秋雲(なんだ、不知火かよ)ヒソヒソ
磯波(まさか、三角関係!?)ヒソヒソ
秋雲「んなわけあるかっ!!」
不知火「ひょっ!?」ビクッ
磯波「えっ?」
秋雲「おっ?」
不知火「……」
秋雲「……」
磯波「……」
不知火「ど、どうも……おはようございます」
秋雲磯波「「お、おはようございます……」」
不知火「……じゃ、私はジョギングがあるので、失礼」
スタスタ
磯波「……」
秋雲「ククク……『ひょっ!?』だって……フフ」クスクス
磯波「わ、笑っちゃ悪いよぉ」
秋雲「フフフ……にしても寒いなぁ。もうちょっと寄ってよ」
磯波「えっ」
秋雲「あたし指先冷えるんだよなぁ~」サワサワ
磯波(……やだ、私の手をとって)
秋雲「磯波はあったかいな手。手が冷たい人って心はあったかいって言うけどどうなんだろ」
磯波(ひょ、ひょっとして好きなの?私のこと///)
秋雲「ん?どうしたの赤くなって、風邪?」
磯波「ご、ごめんなさい!気持ちは嬉しいけど私、秋雲ちゃんのこと友達としか見れないからっ!」
秋雲「え゛っ!?」
磯波「ごめんなさぁ~~い!」ピュー
秋雲「え゛っ!?」
白雪「」
夕立「」
秋雲「え゛っ!?」
夕立「あ、あなたそれアレでしょ?れ、レズってヤツでしょ……?」
白雪「少し……引きます……」
秋雲「」
白雪「行きましょう……彼女振られたんだからそっとしておきましょう……」
夕立「う、うん……」
スタスタ
秋雲「」
不知火「WAWAWA忘れ物っと……おや、秋雲、どうしました」
秋雲「……いや、全然わからん」
不知火「……?そうですか」
ルールルールルル♪ルール
プツン
ネノヒウントクマノォ!ネノクマラーディオゥ!
熊野「ねのくまラヂオのお時間ですわ」
子日「くまのんと子日!そして若葉ちゃんがお送りするよー!」
若葉「今日もやっていくぞ」
多摩「待つにゃ!」
熊野「なんですの?」
多摩「いや、ナチュラルに乗っ取ろうとしてるんじゃないにゃ!」
加古「そーだぜ、あたしは別に楽だからいいけど」
多摩「プライドというものがないのかにゃ!?」
古鷹「とにかく、乗っ取りはSS速報のルールで禁止されているんですよ!」
子日「そっちかー!」
熊野「それなら、仕方ありませんわね」
若葉「じゃあお便りを読んでいくぞ」
多摩「だから!待ってってば!」
子日「もう!なんなのいきなり入ってきてさ!」
多摩「いきなり入ってきたのはそっちにゃ」
加古「今思ったんだけど、ねのくまラヂオキャラ濃いなぁ~」
古鷹「もうその時点で負けてるかも……」
多摩「弱気になったらダメにゃ!なんか、あるにゃ!こっちにもいいところは!」
加古「例えば?」
多摩「えーっと……強さとか」
子日「そりゃ駆逐2、重巡1と軽巡1、重巡2じゃそっちのが強いけど」
熊野「別に強さを競い合うものじゃありませんからね」
多摩「だが、そうとわかれば実力行使にゃ!」
ドンドン!
若葉「うおっ」
古鷹「多摩ちゃんストップ!こんなところで砲撃しちゃダメだよ!」
多摩「『ちゃん』はやめるにゃぁー!!」
熊野「私が、ひと捻りで黙らせて差し上げますわ」
子日「かかってこーい!」
加古「えー……お便り読みまーす」
加古はかわいいなぁ
もしかしてネノクマ、タマの部屋を乗っ取る気じゃないだろうな?
加古「か、かわいいって……///」
熊野「とぉおぉおぉぉぉぉおおぉぉ!!」
多摩「ふみゃあああーーーー!!!」
子日「子日アターーック!」
古鷹「撃てぇー!」
若葉「この瞬間を待っていたっ」
ドンドン!バラララララ
加古「乗っ取るどころの騒ぎじゃないな。ていうか誰か止めろよ!」
雲龍「逃げましょう、加古」
加古「あ、雲龍!逃げちゃっていいのかなぁ~~」
雲龍「このスタジオはもう終わりよ」
加古「う、うん……」
タッタッタッタ…
榛名「先ほど、某鎮守府が倒壊するという事故が起こりました。広報の収録中のトラブルによるものだそうです」
霧島「次のニュースです。ついに秋月問題が大規模デモへと発展し、憲兵隊が対応に追われています。金剛姉さま」
ワーワー!
金剛「ここは現場デース!たった今デモ隊が行進マース!」
「秋月の保護を!」
「秋月を安価から解放しろー!」
金剛「デモ隊の人に話を聞いてみマース!ちょっといいですカー?」
秋月「はい」
金剛「今回どういった経緯でこんなことに?」
秋月「我々秋月は安価で酷使されては嫌われてきました!もうそんな目には会いたくない!
だからこうやってデモで安価スレでの秋月の規制を訴えているわけです!」
金剛「具体的にどういった内容を要求しているんですカー?」
秋月「まず、末尾Oの秋月安価の無効。それから秋月安価が取られる場合の厳しい制限、例えば1スレに1つなどです」
金剛「なるほどー、静かに平穏に暮らしたいわけですネー!?」
秋月「端的に言うとそうなります。私たちは嫌われるためにSSに出演するわけじゃないんです!」
金剛「ありがとうございマース!それじゃあ霧島ー!続報が出たらまた呼び出すネー!」
霧島「中継の金剛お姉さまでした」
榛名「難しい問題ですね、秋月好き提督の意図とは真逆の現象が起きています」
霧島「何者か、秋月のネガティブキャンペーンを行っている者がいるのではないでしょうか?」
榛名「過ぎたるは及ばざるがごとし、もし秋月が好きでやってるなら一歩下がって周りを見てください」
霧島「嫌いでやってるなら……これは言うまでもありませんね。ではニュースの時間を終わります」
-次回に続くデース!-
乙です
え~と、ねのくま復活?
やったー次週からもねのくまラヂオですね!
……や、2スレ続けてやたらいろんなことに対処してきた分すごい安心感ある
ネノクマ復活か
しかしブラック多摩ちゃんも捨てがたい、むむむ…
ネノクマ人気だね!
多摩がんばっぺー
天使じゃない古鷹もいいね
いや、やはり古鷹は天使だな
つまり古鷹は大天使
【第十五話 どんなSSが好き?】
ワイワイ
突然だが鎮守府ではSSが大ブームだ!
というのも、SSを書くのに特殊技能は必要ない。最悪、紙と鉛筆と考える頭さえあればすぐに書くことができる。
絵のように目に見えての格差があるわけでもないので多少下手でも気にされない。
娯楽の少ない艦娘たちにとってはまさしくうってつけの趣味である。
吹雪「でさ!皆さんどんなSSが好きですか!?」
赤城「そうですね、私はやっぱり『提督の鎮守府四重奏』でしょうか」
吹雪「『四重奏』いいですよね!読んでみるとやっぱ長く続いてるだけあって貫禄の面白さですよ!」
卯月「うーちゃんは甘味料の人のSSが好きっぴょん!あまあまなんだぴょ~ん」
吹雪「いい~~~んですよね~~!とろけちゃいそう~~」
北上「あたしは『壊れっちまった日々』だねー。こーいうの好きなんだー」
吹雪「私は苦手なんですけど、かなり評判いいみたいですね!」
長門「やはり『学園モノ』は伊達ではないよ」
吹雪「『学園モノ』ですか!やっぱり学園パロはいいですよね!」
赤城「やっぱ一番面白いのは『四重奏』ですよ」
卯月「ん?甘味料の人シリーズっぴょん!」
長門「甘すぎて胃もたれするな。色んな味が楽しめる『学園モノ』こそが至高だ」
北上「『学園モノ』こそゲロ甘でしょ。ビターな『壊れっちまった日々』だよ」
赤城「苦すぎて食べれたもんじゃありませんね」
北上「ハッピーエンド主義者なの?子供だねぇ」
赤城「『四重奏』だって甘いだけではありません」
卯月「甘味料の人もシリアス書いたことあるっぴょん!」
長門「SSに悲劇は必要ない」
北上「はぁー……わかんないなー……」
赤城「どうやら決着をつける必要があるみたいですね」
卯月「いざ!」
長門「決戦の!」
北上「バトルフィールドへ!!」
吹雪「皆さんやめてくださーーーい!!」
「!」
吹雪「色んなSSがあっていいじゃないですか!いがみ合う必要なんかないんです!」
赤城「それは……」
吹雪「甘いのが好きな人、悲劇が好きな人、ギャグが好きな人、色んな人がいるんです!」
北上「……」
吹雪「お互いに競い合わずとも、それぞれがそれぞれに需要がある、そうでしょう?」
長門「確かに……」
卯月「言えてるぴょん……」
吹雪「だから喧嘩なんてしなくていい、みんな違ってみんないいんです!どれが一番なんて、書いた人に失礼です!」
赤城「そうですね……」
北上「悪いところを見るよりも、いいところを見ていたいもんだよね」
長門「そうだな」
卯月「ぴょん!」
北上「……赤城さん、あたしも『四重奏』読んでみるよ」
赤城「それなら私は甘味料の人のSSを読んでみようかしら」
卯月「『学園モノ』も見てみるっぴょん!」
長門「私も『壊れっちまった日々』、見てみるか!」
アハハハハ
吹雪「……あ!秋月ちゃん!あなたはどんなSSが好き?」
秋月「安価以外」
~ここはよくある普通のペットショップ~
夕立「なぁ~んか久々っぽい」
卯月「なんか鎮守府がブッ飛んだとかそういう話ぴょん」
夕立「ふぅん……はぁ?」
卯月「倒壊したらしいっぴょん。それでこっちに手紙が回ってきたぴょん」
夕立「なるほどー。なんで壊れたの」
卯月「そんなの知らないっぴょん。とにかく、今回はここでやるぴょん」
乙です
え~と、ねのくま復活?
やったー次週からもねのくまラヂオですね!
……や、2スレ続けてやたらいろんなことに対処してきた分すごい安心感ある
夕立「ねのくまそんなに人気っぽい!?」
卯月「>>1もガチでびびったらしいっぴょん」
夕立「二人目の二行目が気になるっぽい」
卯月「この場合『……いや』の誤りなのか気になるところっぴょん」
夕立「多分これで合ってるっぽい?」
ネノクマ復活か
しかしブラック多摩ちゃんも捨てがたい、むむむ…
ネノクマ人気だね!
多摩がんばっぺー
天使じゃない古鷹もいいね
夕立「そうぽい!多摩ちゃ……多摩さんも頑張ってるっぽい!」
卯月「じゃあ偶数回奇数回で分ければいいぴょん?」
夕立「なるほど、その手があったっぽい!」
卯月「というわけで、次回から偶数をねのくま、奇数を多摩の部屋でやっていくぴょん!」
夕立「ねのくまチャレンジとかゲストはどうするっぽい?」
卯月「……ま、募集だけしとくっぴょん」
いや、やはり古鷹は天使だな
つまり古鷹は大天使
卯月「誰もこんなこと言ってなかったぴょん!驚きぴょん!」
夕立「今度古鷹さんとこに願掛けに行くっぽい!」
卯月「なんてお願いするの?」
夕立「現金」
卯月「現金?」
夕立「そう、現金」
卯月「現金……」
夕立「」ショボン
ポイッ、ポイッ…ポイッ、ポイッ…
夕立改二「」ドヤァ
ポーイッポッポッポッポポーイ
ポーイッポッポッポッポポーイ
大井「」ショボン
ギョライッ、ギョライッ…ギョライッ、ギョライッ…
大井改二「」ドヤァ
キーキッキッキッキタカミサーン!
キーキッキッキッキタカミサーン!
結果にコミットするっぽい!
ぽいザップ
-次回に続くっぽい!-
乙
秋月さん…すっかりスレてしまって……
【第十六話 ボディービルダー鎮守府】
ここはよくある普通のボディービルダー鎮守府
鬼怒「よし!みんな!今日も筋肉をいじめていじめていじめ抜いちゃうぞー!」
オーイエス!
鬼怒「タンパク質、取ってるかー!」
オーイエス!
鬼怒「筋肉、見せつけたいかー!」
オーイエス!
提督「うむ、今日も元気も筋肉もモリモリのようだな」
バン!
提督「む!神聖なトレーニングルームのドアを蹴破る不届き者は一体何奴!」
龍驤「マッス龍驤や!」
雷「な、なに!?あの伝説のマッス龍驤!?」
電「こんなところでお目にかかれるなんて!」
提督「知っているのか雷と電!」
雷「いや、全然知らないわ」
電「知らないのです」
龍驤「知らんのかいお前!何言うてんのお前!」
提督「とにかく!何の用だ!」
龍驤「あのー、プロテイン切らしたから、分けて欲しいなー、なんて」
提督「なにぃ!?我らにとって命よりも大切なプロテインを厚かましくも分けろだとぉーーー!!?」
龍驤「いや、あかんのなら……別にええねんけど」
提督「うん、いいよ♪困ったときはお互い様だもんね♪」
龍驤「ありがとー!」
提督「なんて言うとでも思ったか!死ねぇーーーーっ!!」
ズドン!
龍驤「あっかーーーーーーーーん!!」バタッ
提督「プロテインを切らす者には死、あるのみ。この世界の常識だ」
ネノヒウントクマノォ!ネノクマラーディオゥ!
熊野「偶数回はねのくまラヂオのお時間ですわ」
子日「くまのんと子日!そして若葉ちゃんがお送りするよー!」
若葉「今日もやっていくぞ」
熊野「ついに返り咲きましたわ!」
子日「なんだかみんな待ってた感じだねー!」
若葉「悪くない」
熊野「久々の私たちですから、ちゃんとやれるか不安ですわ」
子日「それじゃ、張り切っていきましょう!」
乙
秋月さん…すっかりスレてしまって……
熊野「まあ、そうですわね……」
子日「こればっかりはしょうがないよ。全部秋月ニキってやつが悪いんだよ!」
若葉(メタ的に考えるとここの>>1がその秋月を)
子日「それ以上いけない!」
熊野「そういえば、安価は眺めるだけだそうですわね」
子日「見る専だよ。損かなやっぱ」
熊野「まっ、SSは色んな楽しみ方をするものですわ」
若葉「もちろんマナーは守ってな」
子日「それじゃ、お次のスケッチにどうぞ!」
夜中……。
吹雪「……」zzz
提督「……」zzz
ガサゴソ
鳳翔「……提督、愛しの提督」
提督「んあ?」
鳳翔「起きてください、私の腕の中に」
提督「鳳翔?一体何の真似だ?」
鳳翔「やっぱり、片時もあなたと離れられませんわ」
提督「困るよ、それは」
鳳翔「こんなこと言うのもなんですが、愛は止められません。あなたが欲しい!」
提督「鳳翔……///」
ガバッ
吹雪「何の騒ぎですか?」
提督「そ、外の明かりだ」
吹雪「そうですか!」
バタッ
吹雪「……」zzz
提督「危なかった……」
鳳翔「私の愛しい提督、愛しいあなた、全て私のもの……」
提督「鳳翔!」
榛名「提督!」
提督「!?は、榛名!」
榛名「これは、一体?」
提督「わ、訳があるんだ!」
榛名「誰ですかこの人は」
提督「鳳翔だ、鳳翔、この人は榛名」
鳳翔「よろしく」
榛名「どうも。榛名に隠れて、なぜこんな人と……」
提督「それは……」
榛名「提督、愛してます」
鳳翔「提督!あなたを愛してるのは私、鳳翔です!」
ガバッ
吹雪「何ですか?」
提督「窓に木の枝が当たったんだよ」
吹雪「そうですか!」
バタッ
吹雪「……」zzz
榛名「私と行きましょう!」
提督「ダメだ、ダメだよ榛名」
鳳翔「お願いあなた!裏切らないで!」
提督「鳳翔……」
大井「手を離せ薄汚いババアめ!」
提督「お、大井!?大井なのか!?」
大井「北上さんもいますよ!」
提督「北上まで!?」
北上「アタシだよてーとく。アタシと大井っちは、提督を愛してるんだよ」
提督「大井!北上!それは素晴らしい!」
ガバッ
吹雪「何?」
提督「トイレの水漏れの音だ」
吹雪「そうですか!」
バタッ
吹雪「……」zzz
暁「ねね、吹雪。司令官はどこ?」
吹雪「ええ?司令官なら隣で寝てるよ」
暁「ありがとう」
吹雪「そうですか!」
バタッ
吹雪「……」zzz
暁「司令官、あの日の夜を覚えてる?」
響「ハラショー」
雷「そうよ、あの情熱的な夜!」
電「燃え上がったのです!」
提督「だ、第六駆逐隊まで……」
吹雪「司令官、何か物音が聞こえますけど」
提督「違う、電気毛布の音じゃないのか?」
吹雪「ふーん。おしっこ行って来ます」
提督「ダメだよ、まだスケッチが終わってないんだから」
北上「台本はあと1ページあるんだけど」
榛名「なんとかなりませんかね」
鳳翔「カメラ見ちゃダメですよ」
伊19「てーとく!」
提督「いや無駄だよ、吹雪が行っちゃったんだ」
大井「おしっこに」
トイレ
睦月「ふ、吹雪ちゃん、もう我慢できないよぉ///」
吹雪「しっ。司令官に勘付かれたかもしれない」
睦月「やだ、早く触ってぇ、触ってねえ」モジモジ
吹雪「じゃあ静かにね、声出したらやめちゃうから」
チュク…
睦月「……!……はぁ……ふぅ……!」
吹雪(睦月ちゃんもう濡れてる、えっちだなぁ……)
睦月「やぁ……んっ……」
吹雪「声、出てるよ」ボソッ
睦月「……!」カパッ
吹雪(口を手で覆っちゃった。可愛い……)
吹雪「そうやってされたら、キスできないよね」
睦月「ん……してぇ……」
吹雪「どうしようかなぁ」
睦月「してっ……チュウしてっ……!」
吹雪「んふ、じゃあはい。んむっ」チュッ
睦月「んむぅ……」チュッチュッ
……
…
秋雲「……しまった、我に返ってしまった。もう続きはダメだな」
グシャグシャ
ポイッ
-次回に続く-
うーちゃんがまた出演してくれてぴょんぴょん教信者としてはとても嬉しいぴょん
この勢いでうーちゃんアニメにも出るぴょん!
まさかのネノクマ!
ネノクマラジオもう出ないの?とか軽くて書き込んだ結果がこれだよ!これだよ!
乙です
次は多摩の部屋だからゲストは風立ちぬに出てたお艦こと鳳翔さんで
【第十七話 北方棲姫ちゃんのお話】
北方棲姫「~~♪」
あ!北方棲姫ちゃんだ!ご機嫌だね!何をしているのかな?
北方棲姫「ゼロ、オイテケ!……違う」
そっか!セリフの練習をしてるんだね!
北方棲姫「レップウ!オイテッテモイイ!……これならいける!」
無事セリフが決まったみたいだね!
龍驤「おーい、遊びに来たで!」
あ、あれは軽空母の龍驤だ!北方棲姫と仲良しなんだね!
北方棲姫「レップウ!オイテッテモイイ!」
早速試してみるんだ!
北方棲姫「さっきからナレーションうるさい!!!!!!!!」
えっ……ご、ごめんよ北方棲姫ちゃん。聞こえていたんだね。
龍驤「烈風かー、烈風はあかんな」
北方棲姫「どうして」
龍驤「提督が怒るんや。代わりにこの彗星(江草隊)をやるで」
江草隊「やめろーっ!!」
北方棲姫「いらんっ!!」
江草隊「ほっ」
龍驤「なら、しゃーないな」
北方棲姫「りゅーじょー、あそぼう」
龍驤「ええで、何して遊ぶ?」
北方棲姫「キサラギごっこ!」
龍驤「ええ?まさか沈んじゃう奴じゃ……」
北方棲姫「いや~ん、かみがいたんじゃう~~」クネクネ
龍驤「ダッハッハッハッハ!そりゃ傑作やな!」
北方棲姫「つぎ!りゅーじょーはムツキ!」
龍驤「睦月ぃ?んーっと……褒めて伸びるタイプにゃしぃ、いひひっ!」
北方棲姫「キモイ!!!!」
龍驤「なんでや!」
北方海域は今日も平和であった……。
ルールルールルル♪ルールルールルル♪
多摩「お話は変わりまして、『多摩の部屋』へようこそにゃ」
加古「奇数回に多摩とあたし加古が送る、ちょっとしたトークショーだぜ」
多摩「このコーナーではお便りを紹介していくと共に、ゲストとお話をしていくにゃ」
加古「そんじゃあ、今回のゲストは!」
多摩「ほっと暖まるお袋の味、鳳翔さんにゃ!」
鳳翔「まぁ、お袋だなんて……」
多摩「なんとあの風立ちぬに出演していたそうにゃ」
鳳翔「出演と言いますか……艦娘としてではありませんけどね」
加古「そういえばあってたんだな。終わってから知ったんだよなー」
多摩「加古はいっつもグースカ寝てるからにゃ」
鳳翔「実は、私も見たことがなくて……」
多摩「えー!……実は多摩もにゃ」
加古「誰も見たことないじゃないか!」
多摩「そんな鳳翔さんに質問にゃ。この戦いが終わればお店を経営したいそうだにゃ?」
鳳翔「ええ、そうですね。居酒屋でも小さな店でいいから、そこでのんびり過ごしたいわ」
加古「いいなぁ~。夢があるって。あたしゃ全然だよ」
多摩「多摩も静かに平穏に暮らしたいにゃ。勝手に食事を用意してくれる下僕がいればなお良いにゃ」
加古「猫かよ、猫か」
鳳翔「猫ですね」
多摩「猫じゃないにゃ!」
うーちゃんがまた出演してくれてぴょんぴょん教信者としてはとても嬉しいぴょん
この勢いでうーちゃんアニメにも出るぴょん!
多摩「多摩はセリフも出番も有りにゃ!」
加古「でも“あの六水戦”だけどな」
多摩「それを言うにゃ」
鳳翔「私も一瞬だけ出ましたね」
加古「あたしは全然だよ。卯月は出れんのかな」
多摩「如月の補充として出てない以上、もうチャンスは無いにゃ」
鳳翔「……正直、出ない方が」
加古「だよなぁ」
多摩「鳳翔さんが毒づくとはこれまた珍しいにゃ」
まさかのネノクマ!
ネノクマラジオもう出ないの?とか軽くて書き込んだ結果がこれだよ!これだよ!
多摩「ざーんねーーん!このお便りは多摩の部屋にたどり着いたにゃ~~~っ!」
加古「なんだいそりゃ」
多摩「ねのくまなんてオールドジェネレーションズにだけ、このスレは任せておけないにゃ」
加古「そう!そうだぜ!OGなんかに任しちゃおけないぜ!」
鳳翔「私はどちらも好きですよ」
多摩「鳳翔さん、話の腰を折らないでほしいですにゃ」
加古「そこは、あたしらを応援してくださいよ……」
鳳翔「あ、あら?ごめんなさい……」
多摩「まあ、いいにゃ。思えば鳳翔さんがどっちかだけを応援するはずがないにゃ」
加古「だな。よっし、それじゃあ続きをどうぞ!」
どっかの泊地
提督「という訳でヲ級を俘虜にしたぞ、処分はお前らで決めろ」
赤城「ぶっちゃけ何番煎じとかいうレベルじゃないので解体しましょう」
球磨「それがいいクマ」
ヲ級「解体はやめて」
大井「はぁ?じゃあ標的艦にでもなる?」
夕張「ちょうど新しく開発した砲があるのよ!」
ヲ級「ひえっ」
龍驤「もう空母は間に合っとるんやで」
愛宕「そうだわ!奴隷にしましょう!」
ヲ級「何言い出すんだこいつ」
青葉「作戦中の俘虜は全て処分すべし、ですね!」
利根「おいやめろ」
ヲ級「ここでおしまいか……」
雷「ペットにしましょうよ!」
ヲ級「奴隷とどう違うの」
木曾「動物園に寄贈するとか……」
ヲ級「せめて人間扱いして!」
天龍「お前らの敵だぞ!」ピシッ
ヲ級「痛っ!やめ!木の枝で叩くな!」
加賀「九州のどこぞの大学に送り込みましょう」
ヲ級「かかか解剖される!」
朝潮「日本国土を無差別爆撃し無辜の市民を殺害した敵国軍人が殺されるのは当然だと思った」
古鷹「ましてたった一人の妹を失った私にすれば、それが戦争であり自然のなりゆきだと信じていた」
加古「生きてるけど」
ヲ級「生きてるって言ってますけど」
鳳翔「やっぱ解体して建材にでもしたほうが……」
ヲ級「優しそうな顔してえげつないこと言いおった」
那珂「じゃあ那珂ちゃんのパートナーね!」
……それからヲ級は那珂ちゃんとユニットを組んで全国を駆け回るようになる。
那珂「はいはいはいはい♪」
ハイハイハイハイ!!
ヲ級「はいはいはいはい♪」
ハイハイハイハイ!!
ヲ級「なんかよくわからんけど、まあいいか……」
-次回に続いちゃったりしたりなんかして!-
見返してみると、何が面白いんだってもんばっか!もうやになっちゃう!
まあそれは言えてるが作者が言っちゃアカンよ
なんかこうケツに氷柱をぶっ刺されるような衝撃が欲しいものだ
乙
その感覚を得るためにケツに氷柱をぶっ刺しながら考えればいいのでは?
乙です
那珂ちゃんとヲ級のユニット名はなんだろ?
【第十八話 ケツに氷柱をぶっ刺したねのくまラヂオ】
ネノヒウントクマノォ!ネノクマラーディオゥ!
熊野「偶数回はねのくまラヂオのお時間ですわ、うぶふっ」
子日「くまのんと子日!そして若葉ちゃんがお送りするよよよよよよよ」
若葉「今日もケツに氷柱をぶっ刺しつつやっていくぞ」
熊野「ごきげんんんよう、みなさん」
子日「最近はアレだねぇ~!話すこと全然思いつかない!お尻が気になる!」
若葉「二人ともだらしがない」
熊野「うぅ……若葉さんは痛くないのですか?」
若葉「痛いぞ、だが悪くない」
子日「うっそー!」
若葉「これしきの痛み戦闘の」スッ
熊野「あ、座ったら」
若葉「お゛ぅ゛ん゛ッ」バタッ
ビクンビクン
子日「き、救急車呼んでー!」
熊野「ていうか抜いていいですか?」
まあそれは言えてるが作者が言っちゃアカンよ
子日「だよねー!」
熊野「ですわ。全く作者の風上にもおけない痴れ者ですわね」
子日「困った困った!あー困った!ねえ抜いていい!?」
乙
その感覚を得るためにケツに氷柱をぶっ刺しながら考えればいいのでは?
熊野「今刺さっていますわね」
子日「だねー!もうねー!なんだろ、目覚めちゃいそうだよ!」
熊野「そもそもお尻に氷柱を刺すって発想がもう頭おかしいですわ」
子日「ねえ、くまのん」
熊野「なんですの」
子日「だんだんね、変な感じになって来ちゃった」
熊野「」
乙です
那珂ちゃんとヲ級のユニット名はなんだろ?
熊野「那珂ちゃんとヲ級ですか」
子日「那珂ちゃん……ヲ級……那珂ヲ……」
熊野「……ダメですわ、お尻が気になってひとっつも思いつきません」
子日「どうするのこの空気。これ考えたやつは考え無しの大魔王だよ」
熊野「そうですわね……」
子日「……」
熊野「……」
子日「まだ終わらないの?」
熊野「ええ、尺はまだまだありますわ」
子日「……」
熊野「……」
熊野「どうもすみませんわ、今回は、今回もですが全然ネタが思いつかなくって一個もスケッチはありません」
子日「出来上がって見ると時々長さが足りないことってあるよね」
熊野「長すぎるってことはありませんけど、短いと困りますわよね」
子日「短いどころか虚無だけどね」
熊野「……」
熊野「どれだけ頭捻っても、もうネタはありませんわ。ぶっちゃけネタ切れですわね」
子日「ここで何かやれって言われてもそりゃあもう土台無理だよ」
熊野「変な艦これ劇場もこれでおしまいでしょうか」
子日「どうだろうねー……」
熊野「掛け持ちし始めたのがいけなかったのでしょうか?」
子日「してなくても同じ結果になったと思う」
熊野「そういえば他にもモンティ・パイソンネタやってるスレが現れましたわよ」
子日「素晴らしいね!モンティ・パイソンは彼に任せようじゃーないか!」
熊野「なんにしてもちょっとお休みいたしますわ」
子日「あ、HTML化依頼はまだしないよ。あくまでお休み、いよいよとなれば出すけどね」
-思いついたら次回に続く-
休憩!休憩なんです!
任せようなんておこがましいことを言って申し訳ありません
乙です
まぁ、こういう時もあるさ
那珂ちゃんとヲ級なら、ナカヲチとか?
休憩は大事だよ?
まだお休み期間か。
まぁ気長に待つとするか
14日に投稿する予定で書き溜めてます
今後の事についてはその時考えますん
【第十九話 不知火に何か落ち度でも?】
3月の某日
足柄「ふわぁ~~あ。もう昼かぁ」
グゥー
足柄「……昨日の焼き鳥が残ってたわね。チンして食べよーっと」
不知火「残り物の焼き鳥をチンして食べてる場合じゃないですよ」ヌイッ
足柄「うわっ!いきなり出てこないでよ!」
不知火「全く、今日が何の日かご存知ですか?」
足柄「んー……私が新しい必殺技を編み出す日?」
不知火「必殺……なんですそれ」
足柄「『ウルトラブルカノ砲』にしようか『ギガデスフレア』にしようか迷ってるんだけど」
不知火「どっちでもいいんじゃないですかね。こんなめでたい日になんと物騒な」
足柄「何?今日って祝日なの?」
不知火「祝日だった、と言うべきでしょうか。今日は3月3日、雛祭りの日、桃の節句です」
足柄「雛祭り?あー、人形飾るやつね」
不知火「その通り。女子のすこやかな成長を祈る大切な日ですよ」
足柄「ふうん。何する日なの?」
不知火「雛人形と桃の花を飾り、雛あられや菱餅を供え、白酒や寿司などの飲食を楽しむんです」
足柄「んー、とにかくどんちゃん騒ぎするのね」
不知火「間違ってはいませんが……」
足柄「……ねえ、雛人形って何なの?」
不知火「何なの、と申しますと?」
足柄「いや、気になると夜も眠れないタイプで。雛人形って一体誰がモデルなのよ」
不知火「それはもちろん天皇皇后両陛下です」
足柄「……どれが?」
不知火「実際に見てみましょうか」
ワイワイキャッキャッ
足柄「みんな騒いでるわね」
不知火「みなさん女の子ですから」
足柄「これが雛人形ね。随分と大きいわね」
不知火「一番上の段の物を内裏雛と言ってそれぞれ天皇陛下と皇后陛下を表しています。粗末に扱ってはいけませんよ」
足柄「そう言われるとなんだか触るのも緊張するわ」
不知火「上から2段目が三人官女。宮中に仕える女官を表します。内1人のみお歯黒、眉無しなんだとか」
足柄「羽黒?」
不知火「お歯黒です。妙高型をモチーフにすると一人余っちゃいますね」
足柄「惜しいわね~」
不知火「3段目が五人囃子。能のお囃子を奏でる5人の楽人を表しています。楽器の順番も決まってるそうです」
足柄「5人?7人のものを見たことがあるような……」
不知火「それはきっと雅楽の楽人の場合でしょう。その場合は7人の事もあるようです」
足柄「ふうん、そうなの」
不知火「4段目が随身。いわゆる右大臣と左大臣です。武官ですね」
足柄「私が人形ならもちろんここに座りたいわね!」
不知火「向かって右が左大臣で年配者、向かって左が右大臣で若者です」
足柄「……精力溢れる若将軍もいいけど、歴戦の老将も捨てがたいわね」
不知火「多分そういうやつじゃないと思いますけど……5段目が仕丁あるいは衛士。従者を表しています」
足柄「ここも悪くないわね」
不知火「そう、でしょうか?……怒り、泣き、笑いの表情から、三人上戸の別称もあるそうですよ」
足柄「面白いわ。というか従者の分際で何に怒ってるのかしら」
不知火「この世の中の、理不尽さとかにじゃないですかね」
足柄「それで、人形はわかったけど、一体いつからあるのよこれ」
不知火「正確にはわかっていませんが、少なくとも平安時代には存在していました」
足柄「そんな昔から」
不知火「最初は儀式や行事ではなく、単なる遊びごとだったそうです」
足柄「行事になったのはいつなのよ」
不知火「安土桃山時代頃から江戸時代にかけて全国に広がります。
以前より祭礼的意味合いが強くなり徐々に贅沢華美となっていきます」
足柄「元々は質素だったんだ」
不知火「現在の人数まで増えたのは江戸後期です。最初は内裏雛だけだったとか」
足柄「みんな豊かになっていったのね」
不知火「どっちかというと凝り性をこじらせただけな気がしますけどね」
龍驤「ストップ、ストップや」
足柄「あら、龍驤どうしたの」
龍驤「もう3日はとっくに過ぎたで、今日もう14日や」
不知火「……不知火に何か落ち度でも?」
龍驤「落ち度もなにもやけどな」
不知火「あ、祭りの日が終わった後も雛人形を片付けずにいると結婚が遅れるという話ですよ」
龍驤「へー、なんでなんまた」
不知火「まあ俗説ですね。カビや虫食いの防止、それとけじめを持たずにだらしなくしていると嫁の貰い手も現れないという躾の意味だそうです」
足柄「そうね、けじめが必要だわ。雛人形をバシっと片付けて、艦隊決戦も大勝利よ!」
龍驤「なんでそーなるねん」
榛名「残念無念また来年!3日はとうに過ぎたけど、榛名は大丈夫です!」
霧島「え、何がですか?」
榛名「お次は気になるあの二人の世間話!」
.
ところで、彼女らは雪風と秋月である。
雪風「ねえねえ!」
秋月「なんですか?」
雪風「どうして靴下片方しか履いてないんですか?」
秋月「え?」
雪風「なんで片方短いんですか?」
秋月「これはこういう…」
雪風「片方しか買えないほど貧乏人なんですか?」
秋月「いや、そうじゃなくて……人をつけると一層不愉快ね」
雪風「おこずかいあげます!」チャリン
秋月「いや、あのね」
雪風「遠慮しないで!」
秋月「いやいやいや!あのね?」
雪風「え!?じゃあファッションですか!?」
秋月「そうそう」
雪風「かっこいいと思ってそれやってるんですか!?」
秋月「まぁ、端的に言うと」
雪風「ダサくないですか!?」
秋月「ださっ、ダサい?」
雪風「すっごいダサいですよ!」
秋月「ダサい……ダサいかな……」
雪風「ひょっとして誰かに、大和さんですか!?大和さんに無理矢理……」
秋月「いやちがくて」
雪風「初霜ちゃんや磯風ちゃんだけじゃ飽き足らず秋月ちゃんにもパワハラして!許せません!」
秋月「だからね、雪風ちゃん」
雪風「心配しないで!提督にガツンと言ってもらいます!」グッ
トテテテー
秋月「あのー……」
執務室
「深雪、どうして呼ばれたかわかりますね」
「……お、おう」
彼女はまるで全てを察したかの表情である。
他でもないこの日に執務室に呼び出されたのだ。
「あなたに渡したいものがあります」
「……」
彼女は黙ったままだ、ただ何かを言いたげに口をもごもごさせている。
私は深雪を近くに呼び寄せる。
「こちらに」
「うん……」
緊張した表情で、なんと私の膝の上に座った。これは私も予想外であった。
「み、深雪、あなた…」
「なんにも言うなっ」
後ろからも耳まで真っ赤になっているのが見える。
これは彼女なりに一歩踏み出した結果なのだろう、これを無碍にすることはできない。
「ではそのまま、机の上の箱を」
「……」
彼女がそれを手に取り、ゆっくりと開ける。
「……これって」
その箱には小さな金色の指輪が入っていた。
「ケッコンカッコカリのじゃない……」
「そうですね。深雪、あなたための特注品ですよ」
まさしく、私が特別に取り寄せた高級品である。
「似合わないよ、あたしには」
「そんなことはない。あなたはあなたが思う以上に女の子らしい」
自分でもよくこんなセリフが言えるのか不思議だ。
彼女のことを思うと、こういう物がスラスラと浮かんでくるのだ。
「じゃあさ……あのさ、女の子らしいって言うなら……」
深雪は体を動かして、こちらに向き直った。
近い、少し動けば顔と顔が触れ合う距離だ。
赤く火照った彼女の顔は文字通り目と鼻の先にある。
「キス……してくれよ……」
.
榛名「ところで、扉の外」
ドタバタ
漣「あとちょっと、あとちょっとで本番だから!」
雪風「よくわかりませんけど提督に大事な用事があるんですっ!」
漣「待ってってばって!」ガシッ
雪風「離してくださいっ!」ジタバタ
漣「おらっ!」
ドンッ
雪風「離してっ、離してぇ!」
漣「も、もうちょっとだから、ぐへへ」ハァハァ
摩耶「やべえぞ漣が雪風レ○プしてるーーーっ!!!」
榛名「これからって時にぶった切って、読者をイライラさせちゃいました!」
霧島「最悪ですね」
榛名「それじゃあイライラさせたままお別れです!榛名は大丈夫です!榛名は嫌な思いしてませんから!」
霧島「と、とんでもないこと言い出した……」
-とりあえずはここでおしまい-
もぅマヂ無理。HTML化依頼しょ・・・
は、いいとして
ごめんなさい、ダメでした
このままグダグダ続くよりかはここですっぱり終わらせたほうが良いと判断しました
2スレ目は終わった時点で完結させておくべきでしたね
約半年間ご清覧ありがとうございます
乙
気軽にやっておくんなせえ
乙っした
乙です
乙です
またネタ思いついて書きたくなったら
現行別スレで出張版とかやっていただけたら
それはとっても嬉しいなって
乙
大好きなスレだった
もし気が向くようなことがあったら似たようなことやってほしい
お疲れさまです
半年間楽しませてもらったよ
お疲れ様です
終わってしまったのか…残念だ
このSSまとめへのコメント
大丈夫だ、むしろ終わって清々してる。
よくこんなくそssを宣伝して回れたな