穂乃果「あなただけの太陽」 (185)
・ほののぞ
・ヤンヤン風味
・希キャラ崩壊注意
前スレ
希「うちだけの太陽」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1411907683/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412016169
カチッ… カチッ…
時計の短針と長針とがそれぞれ6と12の数字を指す頃、
決まってあの人は帰ってくる
優しい笑顔と心地よい声と共に
それが待ち遠しくて待ち遠しくて落ち着かない私は、犬のように玄関で彼女の帰りを待っていた
まってた
「…まだかなぁ」
私がこの家に…彼女の下に来てからどれほどの日数が経ったのか
一週間を過ぎてから数えるのをやめてしまったけど、
彼女の制服が冬服から夏服になったのを見る限り、結構な時が過ぎているのが分かる
来たばかりの頃はテレビもたくさん私のことを報道していたけど
それも次第に少なくなり、私は世間から忘れられていった
目を閉じて思い出すのは、この家に来たばかりの頃
彼女が怖くて仕方がなかったあの頃
手錠を外そうとしては怒られて、叫んで助けを求めようとしては怒られて
とにかく彼女に迷惑をかけてしまったあの頃
彼女の叱り方…というより躾け方は大抵同じだ
ごめんなさいと謝るまで、ずっと首を絞める…それだけ
勿論喋れる程度には力を緩めてくれるけど、
それでも自分の命はこの人が好きなように出来るんだって思うと凄く怖くて
私はすぐに泣きながら謝ってしまう
謝れば苦しいことはやめてくれるから、謝れば痛いことはなくなるから
ごめんなさいと言えば、彼女はそれまでの態度を一変させた
それまで怒りか性的な興奮かで赤くなった頬に涙を流して、手を放し
そして私を抱き締めて頭を撫でてくれた
「こんなこと、本当は私もやりたくないんだよ」
「ごめんね、苦しかったよね?」
「それでも、分かってくれて嬉しいよ」
そんな風に優しい言葉を掛けてくれる
彼女の温かい体が、正常な思考を私から奪って
彼女の優しい声が、異常な思考を私に吹き込んで
いつからだろうか、その瞬間を待ち望んでいる私がいた
飴と鞭…とはよく言うが、彼女がそれを自覚して使い分けているとしたら
動物を躾けるトレーナーなんかが向いてるんじゃないだろうか
…実際に、誘拐犯の帰りを待つ忠犬をつくったわけだし
異常なことは分かってる
正常じゃないことは分かってる
それでも、彼女に褒められることの喜びを知ってしまったから
それでも、彼女に叱られることの悲しみを知ってしまったから
私はこうして、彼女の可愛いペットでいるのだ
ガチャ、と扉が開いた
帰ってきた!彼女に飛び掛る私と、目を丸くしている彼女
こんな表情の彼女を見るのは初めてかもしれない
私がこの家で見たのは、優しい笑顔と悲しそうな泣き顔と、妖しく私を見つめる顔だけだから
「…待っててくれたの?」
「うん!おかえり、希ちゃん」
「ん、ただいま!」
希ちゃんは笑って、私の頭を撫でた
髪をかき撫でられて、彼女と同じシャンプーの匂いが私の鼻孔をくすぐる
同じシャンプーを使っているのに、希ちゃんの甘い匂いは私からは匂わない
やっぱりシャンプーとかじゃなくて、希ちゃん自身の匂いなのかなぁ
「首の跡、残っちゃったね」
「ん…」
夕食を終えた後、二人でゴロゴロしているとふいに希ちゃんが私の首に触れた
そこまで強い力で絞められてはいないけど、何回も絞められたからか、
私の首には希ちゃんの指の跡がくっきり残っていた
希ちゃんの手が気持ちよくて、もっともっとと擦り寄ると、彼女はこう言う
「薬局で痣とか消せる薬あるから、買ってこよっか」
「…やだ」
「え、どうして?」
にやけ顔を抑えずに、私は言った
「だって、希ちゃんがつけてくれたものだもん。消しちゃやだ」
希ちゃんがくれたものは、愛でも傷でもなんでも大切にしたいから
希ちゃんが消せっていうなら消すけど、出来れば残したいな?
媚を売るかのように甘えた声でそう強請った
ぽかんと口を開けて数秒、彼女の顔が真っ赤に染まる
あ、今の顔も初めて見たかも
「…あぁ、もう可愛いなぁ」
優しく、腕の中に閉じ込められた
柔らかい身体に安心して、目を細める
「穂乃果ちゃん」
私の名前を呼ぶ、大好きな人
優しい声に、私も最大限の愛を以って返した
なぁに?
涙を瞳に溜めた希ちゃんは、私を抱き締める腕に力を入れる
ちょっと苦しいよ、希ちゃん、なんて言っても全然聞いてくれなくて
それでも嬉しいから、私も彼女を抱き締めた
遠くから響くサイレンの音
なにか事件でもあったのかな?怖いね、希ちゃん
「ずっと、一緒だよ」
「うん…大好きだよ、希ちゃん」
「…私も大好き」
最後に見たのは、泣きながら笑う愛しい人だった
終わりです
前スレ同様、駆け足かつ短文でしたが許してください…
乙
乙
いいねいいね
堕ちなかったルートとかも見たいんやで
冒頭の
カチッ… カチッ…
でまきちゃんを連想したのは俺だけでいい
>>28
お前のせいでそうにしか見えなくなったじゃねーか
いいね
ハッピーエンドverも見てみたいわ
正直、この話をハッピーエンドまでもっていける自信がないです…
このスレは残しつつ、他にほののぞが頭に浮かんだら書いていきたいと思います
いいね
屈しなかった穂乃果ちゃんとか、助けが入るルートとか色々期待出来る
二人とも幸せは無理だな…
乙 良いな
乙、でも続きほしいな、こう言う内容は好きだ
ちょっと病んでる二人の日常書いていこうと思います
太陽昇るまでには投下します
>>35
太陽昇るまでで何かワロタ
期待してるぜ
「ペット、かぁ」
ぽつり。何の気無しに呟くと、希ちゃんが私の顔を覗き込んでくる
クッションに座る希ちゃん、彼女に背中を預ける私
二人で揃ってテレビを見ていた
内容はペット特集。子犬が野をかけまわっているシーンが映っている
「穂乃果ちゃん、なにか飼いたいの?」
希ちゃんが尋ねた
そういうわけじゃないけど…
そう唸って彼女の胸に頭を埋めた
柔らかい感触が後頭部に伝わって、とても気持ち良い
すみません、寝ます
ここで!?
明日の夜には…明日の夜にはちゃんと書きますんで…
すみません、台風のせいでパソコンがプッツンしました
あと2,3日時間をください
待ってるで
確かに、犬は好きだ
ご近所さんで飼っている犬とはよく遊んでいたりしたし、
飼い主に擦り寄る姿はなんだか親近感を抱く
かと言って、飼いたいか?と聞かれると…
「それに、ここペット禁止でしょ?」
私が来たときからここにペットはいないし、
以前飼っていたことがあるという話も聞いていない
わざわざペット可のアパートにする必要はないから、
多分動物を飼ったりするのは駄目だろう
「まぁ、犬とか猫は駄目だけど…ハムスターとかなら大丈夫だと思うよ?」
テレビには母犬が生まれたばかりの子犬に授乳する姿が
…少し、昔を思い出して悲しくなったのは希ちゃんには秘密
希ちゃん、私が他の人のことを話すとすごい機嫌悪くなるし
「うーん…いいかな、お世話とか上手く出来る気がしないもん」
希ちゃんならともかく、私には躾は出来ないだろう
我侭に育っちゃって迷惑かけるぐらいなら、飼わない方がいい
日中は確かに暇を持て余しちゃうけど、基本は希ちゃんと一緒だから寂しくないしね
「希ちゃんは?ペットとか飼いたくないの?」
「んー?私も穂乃果ちゃんがいるからなぁ…あ」
なにかを思い出したように希ちゃんは声を上げて立ち上がった
寄りかかっていた身体が消えて、私は後ろに倒れ掛かる
希ちゃんはちょっと待ってて、と言って押入れを開ける
さっきまでの柔らかい感触と温かい体温がなくなり少し寂しくなった
「あったあった。ペットのくだりで思い出したよ」
嬉しそうに笑って言う彼女の手には重厚なベルトが黒光りしていた
…え?ベルト?
「あんまり穂乃果ちゃんが言うこと聞いてくれなかったらつけようと思ってたの、
忘れてたんだ」
えへへ、恥ずかしそうに鼻の頭を掻く希ちゃん
やっぱりその手にあるものはベルト…というより首輪にしか見えなかった
「付けてあげるから、首あげて」
「えっと、今は付けなくてもいいんじゃないかな」
私が我侭言ったり、言うこと聞かなかったら付けるつもりだったんだよね?
流石の穂乃果も、首輪はちょっとなぁって思うんだけど…
にっこり
そんな擬音が付きそうなほど素敵に笑みを深めて、希ちゃんは言った
その瞳には、反抗を許してくれそうな雰囲気はまったくなくて…
「首、あげて?」
「…………はい」
時間にして15秒程度、散々考えたけどどうにもならなさそうなので
「ん…」
髪を巻き込まないようにかき上げて、無防備に希ちゃんに首筋をさらした
『首輪は、所有と支配を意味する』
どこかでそんな言葉を聞いたことがあるような気がするなぁ、と思った
希ちゃんのグリーンの瞳がじっと私を見つめていて、かぁっと顔に熱が集まるのが分かる
私はもう、身も心も希ちゃんのものなんだと思っていたけれど
首輪をつけられるだけでこんなに熱が上がるようじゃそうでもなかったんだろう
目の前の愛しい人に支配されて、管理されて、所有されて…
ぞくぞくするほどの快感が脊髄を走る
「苦しくない?」
「うん、大丈夫……」
息が出来るように緩めに締めて、留め具がベルトの穴に通った
あぁ、これで本当に全部…全部が希ちゃんのものになったんだ
恥ずかしいとか、気持ち良いとかそういった気持ちもあるけど
何よりも嬉しいという感情が頭を支配してた
「可愛いよ、穂乃果ちゃん」
「ありがとう、希ちゃん」
そう私の頬を撫でる希ちゃんの優しい手をうっとりした顔で取った
これで本当にあなただけの犬だよ?希ちゃん♪
終わりです
見てくださっている方がいるかは分かりませんが
遅くなりまして申し訳ございません
終わりってこのSSはこれで完結って事?
まだこんな感じでここで短編書いてく?
おっつー
見てるよ乙!
この穂乃果はもうのんたんに依存してそうだな
共依存いいぞー
>>57
出来たらヤンヤンほののぞ短編ほそぼそと続けたいなと
ネタが切れるか自分が飽きるか見てくださってる方々が飽きるかのどれかで終わると思います
酉忘れてた
携帯からですが、>>1です
乙です
本編のその後のお話とか凄くきになります
脱出編を期待している(小声)
>>63
緑の悪魔ルート行ってもいいなら書きます(小声)
それでいいから書いてくれ
え、のんたんがマナマナ化しても本当にいいんですか?
それでしたら来週末までには書きたいと思います
乙~ 大変良い
「じゃあ、学校行って来るから良い子にしてね?」
制服を着込んだ彼女は、私の頭を撫でた
「うん、行ってらっしゃい希ちゃん」
にっこり
漫画だったら効果音がつきそうなほどの満面の笑顔を彼女に向ける
私の頬に降ってくるキス
遅刻するよ、なんて彼女に言った
ここ数日で、私はすっかり彼女に従順になった
それに気を良くした彼女は、私を恋人のように扱うようになり、
誘拐された時に付けられていた手錠や足枷は外され
部屋には鍵すら掛けられていない
流れる水に逆らうよりも、身を任せる方がずっと警戒心は和らぐのだ
…この時を、私は待っていた
彼女が出掛け、完全に一人になれるこの時を
学校に行ったということは、八時間は帰って来ないだろう
もし生徒会の仕事なんかがあったら、より遅くなるかもしれない
その間にこの部屋を出て、誰でもいい…とにかく誰かに助けを求める!
ドアノブを握る手に滲む汗
興奮からか呼吸は乱れ、肩は弾んでいた
外に聞こえるのではないかというほどに鼓動する心臓を抑え、
ドアノブを捻って、私は扉を開けた
「っ………」
…眩しい
久しく浴びていなかった、自然の光が私の肌に突き刺さる
雲一つない晴天が輝かしい
外だ
ここに攫われてからしばらく出れなかった外
あぁ、家に帰れたらなにをしようか?
アイドル部にも顔を出さなきゃいけないし、
お母さん達にも心配を掛けているだろう
勉強も大分遅れちゃったし…
あぁ、とにかく自由だ…
これで、やっと…悪夢みたいな時間から……
「ぅ、あっ!」
足がなにかに引っ掛かり、足元が崩れた
ここ一ヶ月まともに運動していないから仕方ない
家に帰ったらリハビリもしなきゃな…
自由に想いが逸り、顔がつい綻びた
「穂乃果ちゃん」
「えっ………?」
聞こえたのは、この一ヶ月で嫌という程耳を通った声
見えたのは、この一ヶ月で嫌という程目にした色
どうして、どうしてここに……?
学校に行ったんじゃ……
「な に し て る の ?」
「の、希ちゃ…なんで…学校は………」
今までに見たことのない冷たい表情をした彼女が恐ろしくて恐ろしくて
自然と瞳から涙が溢れて止まらなかった
彼女は能面のような無表情のまま、倒れる私に近付いた
どうやら彼女の足に、私は引っ掛かったらしい
氷のような冷たい表情。誘拐された初日でも、こんな顔は見なかった
「…とりあえず、部屋に戻ろうか」
かちかちと歯が鳴り、ガタガタと身体が震える
あぁ…私はもう逃げられないのかもしれない
恐怖から首を縦に振るしかなくて、彼女は優しく私の肩に手を置いた
「いやね?占いで出たんだ『今日は最悪の日』だって
裏切られる可能性があるって」
私の足の自由が奪われる
「だから、ちょっとした悪戯も兼ねて、試してみたの」
私の腕の自由が奪われる
「…穂乃果ちゃんも分かってくれたと思ってたんだけどなぁ」
私の言葉が奪われる
「駄目だったかぁ」
「ねぇ、穂乃果ちゃん」
「私の想いを、信頼を、裏切ったね?」
「ねぇ、穂乃果ちゃん」
「お仕置きが、必要だよね?」
あぁ、そうか…やっと分かった
彼女から逃げようということ自体が間違いだったんだ…
蜘蛛の巣に掛った蝶がもがけばもがくほど絡まるのと同じで
彼女に捕らわれてしまった時点で、もう私は逃げられないのだ
彼女の冷たい瞳に、涙がまた一筋流れた
脱出編終了です
次は何書きましょうか
乙です!
調教編をねっとりとお願いいたします!
希ちゃんは一体どんなお仕置きを穂乃果ちゃんにするのかな?
いやっほぉっ!!
最高だぜぇっ!!
乙!次はお仕置き編しかないんじゃないですかね・・・
ありがとうございます
それでは次はお仕置き編を書きたいと思いますので、また一週間ほど時間をください
ちなみに玩具はありなしどちらが良いですかね
酉付け忘れた…
ケータイからですが>>1です
玩具はなしの方がいい
ここからも緑の悪魔でやると他のキャラ出した時、損な役割になって違和感感じるからオリジナルでやってほしいな
脱出してないやんけ
脱出は試みるけど成功するとはいってない
成功したらほののぞじゃなくなっちゃうから……
If展開として外に出ることは出来たけど突然の嵐で1期ラストのように倒れる穂乃果
学校が終わるまで気づくか気づけないかは>>1任せるけど必死に穂乃果を探す希
その後、二人は……的な展開とかどうだろうか?
首輪とか縄みたいな拘束具はありがいいけど、バイブ的なのはなしで
薬とか拷問とかはどうだろう
土曜の夜にはお仕置き編を更新したいと思います
やったぜ
待ってる
ガチャリ、音を立てて外へ続く扉の鍵が閉められた
彼女と私の息遣いしかしない部屋には、その音がよく響く
私に背を向けて扉と向き合っている彼女の表情は伺えない
ただ、とても怒っていることだけは感じられた
「んー、っんぅぅうう!!」
「…………はぁ」
彼女のため息は決して私の呻き声より大きくはなかったが、恐怖で感覚が鋭くなっている私の耳朶を強く打った
今、私は腕も脚も言葉も自由に出来ない
彼女がその気になれば、私の命など容易く絶つことが出来る
私の生殺与奪権を握っているのは彼女なんだと思うと、涙がぽろぽろと一人でに流れていく
「穂乃果ちゃん」
彼女がこちらを振り向く
涙で滲んだ視界の向こうで、彼女が悲しげに笑っている
「私ね」
そう言って、こちらへ近付く
膝が震え、汗が首筋を伝った
あれほど以前は頼りがいのある先輩だった彼女が…怖い
「穂乃果ちゃんが入学した時から、ずっと穂乃果ちゃんを見てたの」
壁に背を任せている私の脚の上に跨り、顔を近付ける
彼女の甘い匂いが鼻についた
「穂乃果ちゃんは覚えてないかもしれないけど」
彼女の手が、私の頬に触れる
温かく伝わる体温が不快だ
「私達、一度会ってるんだよ?」
私の瞳から零れた滴を優しく掬う
私の瞳から零れた滴を優しく掬う
「この一年間、ずっと穂乃果ちゃんを見てて」
「ずっと穂乃果ちゃんを愛してた」
「穂乃果ちゃんのためにと思って、μ’sの活動も応援してた」
「まぁ、途中で嫌になってこんなことしちゃったんだけどね?」
「……それでも、やっと…やっと手に入ったと思ったのに」
「っ!!」
肩に痛みが走った
爪が食い込んでいるようで、着させられた純白のワンピースに紅がじわりと広がった
「裏切られた私の気持ち、分かる?」
「んうう!」
彼女の質問に、口の封じられた私が答えられるわけもない
喉から声を出して、呻くことしか私には出来ない
「……大丈夫だよ、穂乃果ちゃん」
彼女の手が私の頭を撫でた
その手つきはとても優しくて、監禁されてからの数日間を思い出す
「もう絶対、こんなことしないって思わせてあげるからね」
今日はもう寝ます
エロは次回書くのでもう少しお待ちください
はえーよwおやすみー!
おつ
舞ってるよー
いいね
まだかな…
今日の夜から本気出します
期待
希は紫苑色の長い髪を揺らして、穂乃果の身体に覆い被さった
恐怖と絶望で鋭くなった肌が、他人のそれと重なる感覚に穂乃果は身を固くする
まるで俎上の鯛。拘束具で自由の利かない穂乃果は、ご主人様の好きなように弄ばれる他なかった
「んんぅ!ンっ、うぅう…」
「もっとハッキリ喋ってくれなきゃ、分かんないよ?」
クスクスと嬉しそうに笑って、ワンピースの隙間から彼女の素肌に手を這わせる
その顔には、優しさも裏切りに対する怒りもない
ただただ、目の前で怯える獲物を甚振る快感しか、その顔は孕んでいなかった
「ふっ、うぅ…」
身体を這いずる十の指、穂乃果の身体には心と裏腹に欲情の炎が点いた
自分を誘拐し、不自由を強いている憎しみの対象でしかない女性に触れられ快感を感じていることに、首を左右に振って抗おうとする
希の白い指が、穂乃果の口枷に伸びた
「ね、穂乃果ちゃん。逃げようとする悪い脚はどうしよっか?」
「…んぅ!?んんっ、うぅっ!」
穂乃果の目に溜まる涙をぺろり、と舐め取る希
彼女はこう続けた
「足枷付けるだけじゃ、足りなさそうだもんね。折っちゃおうか」
「んぅうううっ!ンん、ふっ、んんん!」
希の残酷な言葉に、穂乃果の涙は堰を切ったように溢れ出した
子どものようにいやいやと首を振って、希の腕から逃れようとする穂乃果
優しく、けれど決して放さないように希は腕の力を強めた
エロむずい
頑張れ
思うがままに書いてください
ファイトだよ!
エロシーンのあるSS参考にするとかいかがでしょうか?
無慈悲なのんたん、ゾクゾクする
無慈悲なのんたん、ゾクゾクする
エロはちょっと一気に書けないので、これからはちょこちょこと書いていく感じになると思います
でもちゃんと書き終わらせるつもりはあるので堪忍してください
期待
無理してエロ書かなくてもいいよ、のぞほの書いてくれるだけでもありがたい。
週末にちょこっと書きます
待ってるよー
おけおけ
エロなくてもええんやで
週末に書くんじゃあなかったんですかねぇ
ほい
>1にも都合があるだろうし気長に待ってば良いさ
「ふふ」
小さく、零れるように笑うと希は白い指を穂乃果の首に這わせた
十の指が細い首に蛇のように巻きつく
少し力を込めるだけでガタガタと震える少女が愛おしくて仕方ない
欲情に瞳をぎらつかせ、希の赤い舌が唇を舐めた
「次は、ないよ?」
希が穂乃果の顔を覗き込む。グリーンの瞳に自分の姿が映り込んでいた
情けないほどに震えて泣いている、子どもみたいな姿
首が千切れそうなほどに大きく縦に振ると、少しだけ雰囲気が和らいだ気がした
きたか
今回ののんたん覚醒前もすっごく可愛いからね三枚かな?
「でも、お仕置きはしないとね」
にっこりと、笑みを浮かべた希は自らのスクールバッグに手を伸ばす
チャックを開けて手探りで見つけたものは、可愛らしいポーチ
更にそこから出したのは、化粧用の小さなハサミだった
「?」
メイク用のハサミというのは、先は丸まっているし切れ味は悪いしで決して殺傷能力は高くはない
そんなものでどう“お仕置き”をするというのか…
ふふふ。楽しそうに声を漏らした希は、穂乃果の着ているワンピースの布をつまみ寄せ、
「!!」
ピッ。小さく切った
切った範囲こそ小さかったが、繊維というのは少しの綻びから簡単に裂けるもので、
ビリィッ!まさに絹が裂けた音だった
「んぅぅうっ!!?」
「大丈夫、また新しいの買ってあげるから」
的外れなことを言いながら、また手に力を込める
布が音を立てて裂けていく
希が手を放したころには、穂乃果の着ていたワンピースは服ではなく、すっかり布切れとなっていた
布切れの間からは、きめ細やかな肌が覗いている
下着を着る権利は希から貰えなかったため
御椀型の形の良い乳房や女性らしい肉のついた臀部も見える
寝ます。明日夕方に来れたらまた来ます
おつ
待ってる
まだなのですか…
年越しまでもう少しお待ちください…
書く気があるなら待ってるよー
忙しい時期だからな
気長に待ってる
まだかなー
書く気はあるんです…
すみません…
時間が出来たら今途中のお仕置きエロ以外にもなにか書くので…
もう少しお待ちください…お願いします
待つで
まつにきまってるでしょ
続き…みたいな
ついにきたと思ったのに…ばかぁ(´;ω;`)
保守
まだ残ってた…良かった
長らくお待たせしてすみません
纏まった時間が出来たので今日か明日には更新します
待ってる
「…綺麗。すごく綺麗だよ、穂乃果ちゃん」
恍惚。希のその時の表情を表すのはこの言葉であった
手足の自由も、言葉すらも奪われた俎上の鯉を見つめ、
シミ一つない肌に希は嘆息する
「ん……」
室内とはいえ、一糸纏わぬ格好に穂乃果は身震いをした
その様に邪な笑みを深め、希は―――
「ンぅうぅ!」
寒さに充血した乳嘴を、口唇で啄ばむ
途端に声を挙げる穂乃果
恐怖か、はたまた快楽か、声にならない悲鳴が部屋に響いた
「ふふ♪」
穂乃果の反応に気を良くし、希は立て続けに乳首を吸い立てる
卑猥な水音が、哀れな犠牲者の耳を犯す
言葉のチョイスがおかしいだろ
重すぎ
きた!待ってた!
彼女の機嫌を少しでも損ねれば、自分の命は絶やされるという恐怖
心の臓にまで舌を突き立てられ、嬲り上げられているかのような快感
二つの感情が背筋を走り、穂乃果の脳みそをかき混ぜた
「ぷはっ」
ふと、希が穂乃果の乳首から口を離した
テラテラと照明に淫猥に照らされ、乳頭を飾り立てる唾液
ギリギリまで感覚が研ぎ澄まされたそこは、希の吐息一つにも快感の信号を発する
「うぅうう…」
今まで知らなかった刺激を受け、混乱する穂乃果
今度は希はその瞳に溜まる涙をぺロリと舐め取る
眠いので、今日はここまで
明日からもちょいちょい更新していきたいと思います
>>156
思いついたままにやっているので、言葉の選択が変というのは少し容赦して頂けると嬉しいです
あまりにも目に着くようだったらご指摘お願いします
待ってました!ファイトだよ!
期待
はよ
まってるで
もうこんな経ったか
ほ
続きを全裸待機中の俺氏
もうちょっとだけ、待っててねー
おっ待ってるでー
待ってる
ほす
ほ
の
か
た
ん
ほ
の
か
た
ん
の の
ぞ ぞ
ほ
の の
保守
穂乃果「保守」
保守
保守
ほ
の
か
わ
い
い
まだな
もう更新こないのかなぁ
このSSまとめへのコメント
もしかしてのんたん捕まっちゃったの?
続き、書いてほしい。
たまにはこういうのもいいね
ほののぞ好きだけど少ないからにやにやする
わくわく
なんで逃げ出すことになったんだろ…完全に陥落させてたのに…
wkwk
一気に書いて欲しい