【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】3 (1000)


・オリジナルダンガンロンパです。
・登場人物はほぼオリジナルキャラとなるので苦手な方は注意。
・ダンガンロンパ1・2のネタバレがあります。
・内容にそぐわない安価は無視して進めます。過度な下ネタ・暴力発言等の安価はご遠慮ください。
>>1が作ったキャラドット絵。見た目の参考にしてください。
 http://i.imgur.com/v84ihVI.png



【前スレ】

プロローグ ~ チャプター2(非)日常編
【オリジナルダンガンロンパ】安価でコロシアイ学園生活もち【安価】
【オリジナルダンガンロンパ】安価でコロシアイ学園生活もち【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399781774/)


チャプター2非日常編 ~ チャプター3非日常編
【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】2
【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403881631/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410618669


【生徒名簿】

生徒番号01
【超高校級の染物師】 虹橋 彩乃 (にじはし あやの)
性別:女性
コミュ力5 精神力9
身長:145cm
体重:42kg
スキル
  「主人公」:いかなる場合でも被害者・黒幕にならない。コミュ力+4
  「自信家」:自分に自信を持っている。それは根拠ある自信で努力の賜物。
  「几帳面」:染め物をして身につけた几帳面さ。仕事は細かいところまでこなし、ルールや約束は絶対に守る。
  「草食系」:恋愛に対して消極的。自ら男性にアプローチすることはしない主義。


生徒番号02
【超高校級のレーサー】 秋田 聖也(あきた せいや)
性別:男性
コミュ力4 精神力5
身長:171cm
体重:66kg
スキル
  「ぶりっ子」:かわい子ぶって誰にでもいい顔をする。
  「スピード狂」:とにかくスピードが出る乗り物が好き。乗り物に乗って我を忘れることはしょっちゅう。
  「正々堂々」:何事にも真正面から立ち向かう。曲がった行為が大嫌い。


生徒番号03
【超高校級のメイド】 壬生 霞(みぶ かすみ)
性別:女性
コミュ力8 精神力3
身長:160cm
体重:46kg
スキル
  「明朗快活」:明るく元気。誰とでも仲良くなれる。
  「ドジっ子」:基本なんでもこなすが、簡単な仕事でも失敗することがある。
  「不思議ちゃん」:たまに意味不明なことを呟く。でもそれがウケることも。


生徒番号04
【超高校級の数学者】 差掛 慧真(さがけ けいま)
性別:男性
コミュ力1 精神力6
身長:180cm
体重:70kg
スキル
  「クール」:いかなる状況でも冷静な判断をする。精神力+3
  「無礼」:人を見下した態度をとる。
  「残念イケメン」:誰もが認めるイケメン。だが…


生徒番号05
【超高校級の演劇部】 葛城 秋子(かつらぎ あきこ)
性別:女性
コミュ力3 精神力3
身長:150cm
体重:45kg
スキル
  「天邪鬼」:目立ちたいがために人とは逆のことをしようとするひねくれもの。
  「派手好き」:派手で目立ちたがり。
  「短気」:気が短い。衝動的な行動をとりやすい。


生徒番号06
【超高校級のバスケットボール選手】 番場 千種(ばんば ちぐさ)
性別:男性
コミュ力6 精神力9
身長:199cm
体重:87kg
スキル
  「遊び人」:女遊びが好きで軽い性格をしている。コミュ力+2
  「天才肌」:努力している素振りはまったく見せないため天才を思わせる雰囲気を持つ。実際に人並みはずれた才能を持ち合わせている。
  「刹那主義」:将来や過去のことよりも今のこの瞬間が大事だと考えている。


生徒番号07
【超高校級の図書委員】 名瀬 式未(なぜ しきみ)
性別:女性
コミュ力4 精神力6
身長:165cm
体重:52kg
スキル
  「引っ込み思案」:内気で自分から人前に出るようなことはしない。
  「乙女チック」:清楚で少女のような雰囲気がある。純粋無垢で少女趣味あり。
  「お嬢様」:家がお金持ちで大事に育てられたため世間知らずなところがある。


生徒番号08
【超高校級の原型師】 南条 昴(なんじょう すばる)
性別:男性
コミュ力6 精神力7
身長:170cm
体重:95kg
スキル
  「頑固者」:自分の信念は絶対に曲げない。固執して孤立してしまうことも。
  「挙動不審」:本人にその気はないが周りからすると普通の行動も怪しく見えてしまう。
  「動けるピザ」:デブ。だが素早い。そのせいで動きが不自然に見えることも。


生徒番号09
【超高校級のバレリーナ】 神々廻 宮子(ししば みやこ)
性別:女性
コミュ力6 精神力5
身長:158cm
体重:45kg
スキル
  「魅了」:人を惹きつける魅力がある。ひとたび踊れば誰もが目を奪われる。
  「自信過剰」:自分の力に対して大いに自信を持っている。しかし、実力以上のことをして失敗することも。
  「お茶目」:無邪気で子供っぽいところがある。


生徒番号10
【超高校級のカレー屋】 瑞原 華零(みずはら かれい)
性別:男性
コミュ力0 精神力9
身長:172cm
体重:66cm
スキル
  「ツッコミ気質」:ツッコミせずにはいられない。だがボソっとツッコミを入れるためスルーされることも。
  「柔和」:態度がものやわらかでいつも落ち着いている。
  「優れた話術」:話術に優れているが基本的にツッコミ専門なのでそのスキルがあまり生かされることはない。


生徒番号11
【超高校級のカウンセラー】 冬山 涼子(ふゆやま りょうこ)
性別:女性
コミュ力7 精神力4
身長:170cm
体重:55kg
スキル
  「傲岸不遜」:人を見下し驕り高ぶった態度をとる。だが不思議とそれが癖になったりする。
  「天然」:高慢な態度をとる割りに天然ぼけなところがある。本人は天然だと言われることが嫌い。
  「オカン属性」:世話焼きで説教好き。お母さん呼ばわりされると怒る。


生徒番号12
【超高校級の弁論部】 椎名 正義(しいな まさよし)
性別:男性
コミュ力0 精神力2
身長:174cm
体重:66kg
スキル
  「二面性」:表の顔と裏の顔を持つ。裏の顔を見せるのが怖いあまりに人との間に距離をとっている。
  「深読み」:必要以上に考える癖があり、物事には必ず裏があると考えている。
  「美声」:濁りのない透き通った声を持つ。美声がゆえに言ってることがちんぷんかんぷんでも人を説得させることができる。


生徒番号13
【超高校級の腹話術師】 冠城 羽衣(かんしろ うい)
性別:女性
コミュ力7 精神力7
身長:149cm
体重:43kg
スキル
  「無口無表情」:本人は無表情でほとんど喋らない。代わりに人形に喋らせている。
  「狡猾」:ずるがしこいところがある。自分が言いたくない本心は全て人形に喋らせる。
  「恥ずかしがりや」:自分の言葉で話すことを恥ずかしいと思っており全て人形まかせ。
  「腹話術」:牛のぬいぐるみをいつも手にはめて喋らせている。名前はカウディ。


生徒番号14
【超高校級の書道家】 堀田 実(ほった みのる)
性別:男性
コミュ力4 精神力2
身長:169cm
体重:65kg
スキル
  「のんびり屋」:のんびりマイペース屋。自分のペースを乱されると集中力が途切れる。
  「実直」:素直で誠実。表裏がない性格。
  「正義感」:正義感にあふれている…がそれに見合った行動を実行できないこともしばしば。


生徒番号15
【超高校級の幸運】 夢喰 華燐(むくろ かりん)
性別:女性
コミュ力1 精神力0
身長:153cm
体重:49kg
スキル
  「一握りの幸運」:特別な幸運は訪れない。だが最悪の状態を回避するだけの幸運は持ち合わせている。プラスマイナス0.1の幸運
  「嘘つき」:自分のための嘘なら平気でつく。ある意味正直者。
  「野心家」:いつか大きなことをしてやるという野望を持っている。だが今は幸運頼み。


生徒番号16
【超高校級の解体屋】 皐月 始(さつき はじめ)
性別:男性
コミュ力6 精神力4
身長:174cm
体重:62kg
スキル
  「安全第一」:何よりも安全を一番優先に考えている。危険なものには敏感。
  「分解癖」:何でもかんでも分解してしまう癖がある。工具セットをもたせると危険かも。
  「被害妄想」:いつだって自分は嫌われていると思い込んでいる。気難しい。


校則


◇◆

1.生徒達はこの学園内だけで共同生活を送りましょう。共同生活の期限はありません。

2.夜10時から朝7時までを"夜時間"とします。夜時間は食堂の扉を施錠するので、注意しましょう。

3.就寝は寄宿舎に設けられた個室でのみ可能です。他の場所での故意の就寝は居眠りと見なし罰します。

4.希望ヶ峰学園について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。

5.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラと鍵の掛かっているドアを破壊することを禁じます。

6.仲間の誰かを殺したクロは"卒業"となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。

7.生徒で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。

8.学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。

9.学級裁判で正しいクロを指摘出来なかった場合は、クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。

10.コロシアイ学園生活で同一のクロが殺せるのは、2人までとします。

11.電子生徒手帳の他人への貸与を禁止します。

12.娯楽室に設置してあるモノクマゲームの筐体を破壊することを禁じます。

13.なお、校則は順次増えていく場合があります。

◇◆


【獲得スキル】

「自画自賛」:5回連続正解すると発言力が2増える(自動発動)
「ボキャブラリー」:裁判中一度だけ、閃きアナグラムで必要のない文字を消し去ることができる(宣言発動)
「ラッキースター」:モノクマメダルを手に入れた時、レスのコンマがゾロ目だった場合2倍もらえるようになる(自動発動)
「ディスメンタル」:ノンストップ議論の時、精神力を3使って不必要なコトダマを取り除くことができる(宣言発動)
「スーパースパイス」:閃きアナグラムの時、精神力を2使って2文字を開放できる(宣言発動)
「注目の発言力」:発言力の最大値が+2される(自動発動)

【モノクマメダル】
104枚


以下、ネタバレ注意









【現在の生き残り情報】


【Alive】
【超高校級の染物師】 虹橋 彩乃 (にじはし あやの)
【超高校級の数学者】 差掛 慧真(さがけ けいま)
【超高校級の図書委員】 名瀬 式未(なぜ しきみ)
【超高校級の原型師】 南条 昴(なんじょう すばる)
【超高校級のカレー屋】 瑞原 華零(みずはら かれい)
【超高校級のカウンセラー】 冬山 涼子(ふゆやま りょうこ)
【超高校級の腹話術師】 冠城 羽衣(かんしろ うい)
【超高校級の書道家】 堀田 実(ほった みのる)
【超高校級の幸運】 夢喰 華燐(むくろ かりん)
【超高校級の解体屋】 皐月 始(さつき はじめ)


【DEAD】
【超高校級のメイド】 壬生 霞(みぶ かすみ)
【超高校級のバスケ選手】 番場 千種(ばんば ちぐさ)
【超高校級の演劇部】 葛城 秋子(かつらぎ あきこ)
【超高校級のレーサー】 秋田 聖也(あきた せいや)
【超高校級のバレリーナ】 神々廻 宮子(ししば みやこ)
【超高校級の弁論部】 椎名 正義(しいな まさよし)


ここまでテンプレ
次回更新は未定です。4章から始めます。
意見・感想・質問等は前スレでもこちらのスレでもどちらでもどうぞ。

あれ? 「あんころもち」のままなのか
もち→あんころもちと来たからつぎはきなこもち辺りかと

>>10 1スレ目は「あん」価で「ころ」シアイ学園生活「もち」で「あんころもち」ってことじゃね?

しばらく安価ないので少しずつ進めます。

>>11
そのとおりですね。これ以上スレタイにつっこまれると恥ずかしいのであまり気にしない方向で行きましょう。





【CHAPTER04 漆黒の絶望ランデヴー (非)日常編】



 


『19日目』



『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』


虹橋(……食堂に行かなくちゃ)

虹橋(でもまだ……みなさんボクのこと裏切り者だと疑ってるかもしれないんですよね)

虹橋(……行きたくないな)

虹橋(…………)

虹橋(……いえ、ここで弱音を吐くなんてボクらしくないですよね)

虹橋(ボクが裏切り者じゃないってことはボク自身がよく知っています!)

虹橋(自分が自分を信じてあげれば無敵なんです!)

虹橋(……そのはずですよね)
 


ー食堂ー


虹橋(……結局一番遅れて来てしまいましたね)

差掛「今日はずいぶん遅かったな、裏切り者」

冬山「ちょっとその呼び方やめなさいよ」

差掛「ふん……お前らだって心の中ではこいつを疑ってるくせに」

冬山「あんたねぇ……」

虹橋「別にかまいませんよ。それよりこれからどうします?」

瑞原「そうだな……これから話し合うことはたくさんあるが……」

皐月「まずは探索が先かな?たぶん4階あたりが開放されているんじゃないかな」

堀田「手帳を見る限りは……たしかに4階だけ開放されてるみたいだね」

瑞原「じゃあさっそく探索と行くか」


ー学園4Fー


虹橋「4階には音楽室、職員室、情報処理室、化学室、学園長室、その他教室……があるみたいですね」

虹橋「順番に見ていきましょうか」

虹橋「…………」

虹橋「いつもなら誰かと行動してるんですけど……今日はひとり……」

虹橋「…………」

虹橋「ふふん、天才はいつだって孤独なものなんですよ」

虹橋「……寂しくなんかないもん」

がんばれ主人公!


ー音楽室ー


虹橋「ここの音楽室はなかなかに広いですね」

虹橋「気になるものといえば……このグランドピアノくらいですかね」

虹橋「少しぐらいならピアノも弾くことはできますが……今は聞かせる人がいませんね!」

虹橋「…………」

虹橋「今日の夢喰さん……ボクと目を合わせてくれなかったな」

虹橋「昨日の裁判で散々疑ってしまいましたし……しかたないのかな」

虹橋さん…


ー職員室ー


虹橋「机の上に花が置かれていますね……不気味です」

虹橋「それから部屋の上に飾ってある写真……まるで遺影のようですね」

虹橋「この写真はもしかして歴代の学園長の写真でしょうか?」

虹橋「一番端に飾られているのは学園創設者の……神座出流?」

虹橋「これなんて読むんでしょうかね」

虹橋「他に気になるものは……あ、机の上に何かのファイルが置いてありますね」

虹橋「ええと……『カムクライズル再生プロジェクト』?」

虹橋「国際的な条約に抵触するため、希望ヶ峰学園に代わって未来機関に託された計画」

虹橋「希望ヶ峰学園が秘密裏に行った『カムクライズルプロジェクト』とは異なり……」

虹橋「……とここまでのようですね」

虹橋「たしか未来機関は超高校級の絶望に立ち向かうために希望ヶ峰学園の卒業生が立ち上げた組織だったはずでは……?」

虹橋「いったいどういうことなんでしょう?」


ー化学室ー


虹橋「薬品の匂いがすごいですね」

虹橋「ええと、このA棚には栄養剤、Bの棚に試薬、そしてCの棚に毒薬ですか」

虹橋「一応別けられているいみたいですが間違ったら危険ですね」

虹橋「このことは覚えておいたほうがいいですね」

差掛「ほう……覚えておいて誰かを殺すつもりなのか?」

虹橋「……差掛さん」

差掛「くくく、憐れだな、虹橋」

虹橋「憐れだと思うなら少しは優しい言葉でもかけてくださいよ」

差掛「優しい言葉だと?そんなのモノクマにかけてもらえばいいだろう?」

虹橋「……随分と楽しそうですね。こんなに楽しそうにしてる差掛さん初めて見ましたよ」

差掛「そりゃあ楽しいさ。裏切り者じゃないやつがこうして裏切り者扱いされているんだからな」

虹橋「……え?それってどういう……」

差掛「ふん……じゃあな」

虹橋(……今の言葉どういう意味でしょう?)

虹橋(差掛さんはボクのこと裏切り者だとは思ってない……のかな?)


ー学園長室前ー


虹橋「学園長室ということはもしかしてここに黒幕が……」

「ガチャガチャ」

虹橋「あれ?鍵がかかってるみたいですね」

虹橋「やはりここに黒幕が……!ってさすがにそんなわけないですよね」

虹橋「校則で鍵を壊すのは禁じられていますし……今は諦めるしかないですね」

虹橋(壊すのは禁じられていますが……解体も一緒ですよね?)

虹橋(そういえば結局皐月さんと冠城さんの関係はよくわからないまま裁判が終わってしまいましたが……)

虹橋(本当のところどうなんでしょう……?)

寂しくても強がっちゃうあやのん可愛い


ー情報処理室ー


虹橋「……ここも鍵が掛かっていますね」

虹橋「何か見られたら困るものでもあるんでしょうか?」

虹橋「案外ここからモノクマを操作してたりして」

虹橋「とにかく調べられるところはすべて調べましたね」

虹橋「食堂へ戻るとしましょうか」


ー食堂ー


冬山「全員集まったことだしまずは探索の結果を報告しましょうか」

名瀬「わたくしは音楽室を調べましたわ」

名瀬「残念ながら脱出の手がかりになるようなものはありませんでした」

南条「どうやら音楽室は個室と同様に防音になっているようだぞ」

皐月「ボクは職員室を調べてみたよ。そこで気になるファイルを見つけたよ」

虹橋「それって『カムクライズル再生プロジェクト』のことですか?」

皐月「うん。ウサミの話では未来機関は絶望に立ち向かうための組織だったはずだけど……」

皐月「このファイルには未来機関が怪しげな研究をしていると書かれていたよ」

名瀬「ウサミさんが嘘をついていた……ということでしょうか?」

瑞原「未来機関……はたして敵なのか味方なのか……」

堀田「少なくともモノクマの敵ではあるんじゃないのかな?」

カウディ「敵の敵は味方ってわけだな!」

冬山「あら、久しぶりね。もう大丈夫なのかしら?」

カウディ「おうよ!俺様完全復活だぜ!」


カウディ「そんで俺様と羽衣は化学室を調べたぜ!」

カウディ「なんかよくわかんねぇ薬品がごちゃごちゃ置いてあったな」

差掛「プロテインや栄養剤の他に毒薬なんかもあったぞ」

差掛「まあ、棚ごとに分かれていたから間違えるやつはいないだろうがな」

堀田「それから僕は学園長室や情報処理室を調べようとしたんだけど……」

堀田「鍵が掛かってて入ることができなかったね」

夢喰「後は教室なんかも調べたけど他の階と変わんなかったかな」

冬山「……探索の報告はこんなところかしら?他に何か報告することのある人はいる?」

差掛「そういえば虹橋はあのゲームをプレイしたはずだな?動機ファイルはどうしたんだ?」

虹橋「あ、そうです。必要だと思って持って来ました」

虹橋「番場さんの電子生徒手帳を使ったので番場さんの動機ということになりますが……一応、見ておきますか?」


冬山「見るのが少し怖いけれど……見ておいたほうがいいかもしれないわね」

堀田「僕たちの名前が書かれていないといいんだけどね」

虹橋「じゃあ出しますね……」

……封筒からゆっくりと中身を抜く。

中に入っていたのは……たった一枚の写真だった。

夢喰「あ!これアタシが写ってるじゃん!」

名瀬「それも番場さんと仲良く2人……プールで遊んでいるところですわね」

夢喰「え?でもアタシこんな写真撮った記憶ないよ?」

南条「それにこれが動機になるとも思えんが……」

差掛「……なんにせよその写真が本物だとすると」

差掛「俺たちの記憶が奪われているというのは本当のことだと考えてもいいのかもしれんな」

結局葛城さんの動機はなんだったんだろう


カウディ「……まあ、俺様たちの記憶が奪われてるってのはひとまずいいとしてだ」

カウディ「羽衣の話によるとこの中にはまだ3人以上殺人者が紛れ込んでる可能性があるっていうじゃねーか」

南条「あくまで可能性の話だ。我らは葛城殿の動機を見ることも知ることもできなかったのだ」

カウディ「でもそれ以外ありえねーだろ?下手したら3人どころか俺様以外の全員が……」

堀田「まあ、いいじゃないか。みんな記憶を失ってるんなら確かめようもないしね」

堀田「それに今ここでお互いを疑いあったってモノクマの思う壺になるだけだと思うよ」

冬山「そもそもあの動機がモノクマの嘘という可能性もあるわ」

カウディ「……じゃあ、それはいい。だがこの中に裏切り者がいることは間違いないんだろ?」

冬山「それだってモノクマの嘘かもしれないわよ」

瑞原「……だがモノクマはどうやってノートパソコンのことを知ったというのだ?」

名瀬「あのノートパソコンは監視カメラに映らないように本に挟んで大浴場まで持っていきましたから……」

名瀬「モノクマに見られていたとは考えにくいですわ」

差掛「それに鍵だって掛かっていた。仮にモノクマが大浴場に来たとしてもあれを知ることはできないはずだ」

差掛「誰さんが鍵を開けてモノクマに教えでもしない限りはな」


冬山「……今はまだ虹橋さんが裏切り者だとは決めつけられないはずよ」

冠城「そ、そうです……わたしは……虹橋さんは裏切り者では……ないと思います……」

差掛「ふん、どうだかな」

堀田「まあまあ、そのことだって疑っていたらキリがないよ」

堀田「たしかな証拠はないんだし保留でいいじゃないか」

皐月「……でもこの中に裏切り者がいるかもしれないってことだけは頭に入れておいたほうがいいかもね」

皐月「たとえその人物が誰なのかわからないとしても……ね」

差掛「まあ今はそれでいいだろう」

瑞原「……他に何か報告のあるやつはいるか?」

南条「とりあえずこんな所ではないか?」

名瀬「結局また脱出のてがかりはつかめませんでしたね」

夢喰「それどころか知りたくない情報ばっかり入ってくるよ……」

冬山「今日はもう解散にしましょうか」

冬山「まあ、何かあればいつでも私のところに来てちょうだい」


……また進展なし。それどころか裏切り者だと疑われるなんて……。

ボクが裏切り者じゃない以上他に裏切り者がいるってこと……なんですよね。

…………。


ー虹橋の個室ー


虹橋「……まだ夜時間まで時間がありますね」

虹橋「このまま疑われっぱなしだと困りますし……」

虹橋「誰かと話にでも行こうかな」

虹橋「誤解がとけるといいのですが……」




会いに行く人物指定
安価↓

瑞原

>> 32 瑞原 採用

ついでに動機発表コンマ
安価↓が20以下で動機発表、20以上で次の日に動機発表

>>34 コンマ77 動機発表は20日目
すぐに動機発表ありますが最低3日は自由行動あります

とりあえず今日はここまで、次回更新は明後日に

>>28
葛城の動機は妹の復讐です。詳しい内容は話が進めばわかると思います。

まだやってたんだ

22時から再開します

少し早いですが再開


……そうです。瑞原さんならボクが裏切り者じゃないってことわかってくれるかも。

瑞原さんなら厨房にいるはず……行ってみましょう。



ー厨房ー



瑞原「……虹橋か。俺に何か用か?」

虹橋「用というほどのことではないのですが……」

瑞原「……悪いが用がないのなら一人にしてもらえないか?」

瑞原「カレー作りに集中したいからな」

……やはり警戒されてますね。

以前だったらこんなこと言われなかったのに……。

さて、どうしましょうか?



1.裏切り者について

2.記憶を奪われる前のことについて

3.カレー修行について

4.自由安価


安価↓

1


>>40 3.カレー修行について



虹橋「たしか瑞原さんはインドでカレー作りの修行してたんですよね?」

瑞原「……そうだな」

虹橋「あちらではどんなことしていたんですか?」

瑞原「……ひたすら師匠のもとでカレー作りに励んでいた」

瑞原「それだけだな」

虹橋「師匠なんていたんですね」

瑞原「ああ、そもそも俺がインドなんかに行ったのも師匠に会うためだ」

虹橋「そのお師匠さんは有名な方だったんですか?」

瑞原「有名……ではないな」

虹橋「ではなぜその方に会いに行こうと?」

瑞原「昔、師匠が日本にいた時に会ったことがあったんだ」

瑞原「その時に食べたカレーに感動した俺は……」

虹橋「……?」

瑞原「……少し話しすぎたな」

瑞原「悪いが今は一人で集中したいから出てってもらえないか?」

虹橋「……わかりました。その話の続きはまた今度聞かせてくださいね?」

瑞原「……ああ」


……肝心なところを聞くことができませんでしたね。

やはりまだ警戒されているようです。


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』



……どうにも雰囲気が悪いですね。これもみんなモノクマのせいです。

……ですが本当にすべてモノクマのせいなんでしょうか?

もしかして裏切り者がボクたちの中に……?

……いいえ、こうやって疑わせるのがモノクマの罠なんですよね。

大丈夫、きっとボクたちの中に裏切り者なんていないはず……ですよね?



『19日目 終了』

↓コンマ50以上で夜時間イベント発生

>>45 夜時間イベントなし!


『12日目』



『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』


……食堂へ行きますか。

何か進展があればいいのですが……。


ー食堂ー


……誰かと一緒に食事をとりたいところですが誰がいいでしょう?

一緒の席に座ろうとして避けられたら嫌だな……。

……さすがにそんなことはされないですかね?


一緒に朝食をとる人物を一名選択

安価↓

羽衣


冠城さんでも誘いましょうか。

彼女ならきっと大丈夫なはず……!

虹橋「冠城さん、一緒にいいですか?」

カウディ「あん?いいと思ってるのか?」

虹橋「え」

カウディ「だってオメーは今裏切り者として……」

冠城「あ、あの!わたしはかまいませんからどうぞ……!」

虹橋「……はい」

カウディ「っち、まあいいか」

虹橋「あの……冠城さん。それ地味に傷つくのでやめてもらえませんか?」

冠城「ご、ごめんなさい……でもこれはカウディが勝手に喋ってることだから……」

カウディ「そうだぜ?俺様は俺様だって前に言っただろ?」

虹橋「……あの、本当に別の生き物だという認識でいいんですよね?」

冠城「……ええと……はい」

カウディ「この際だから言っとくけどよ。羽衣のやつはお人よしだからオメーのこと信頼してるみたいだが」

カウディ「俺様は完全には信じちゃいないからな」

冠城「か、カウディ……!」

カウディ「つっても本気でチビッ子が裏切り者だとも思っちゃいないけどな」

虹橋「……そうですか」

……もしかして冠城さんも心の中ではボクのことを疑ってるんじゃ?

少しばかり疑心暗鬼になりそうです。


さて、何か話でもしましょうか?


1.カウディの口の悪さについて

2.葛城さんについて

3.皐月さんについて

4.自由安価

安価↓

>>50採用で

羽衣ちゃん実は狡猾だからな……


>>50 1.カウディの口の悪さについて


虹橋「もう一度確認しますけどカウディさんの言ってることは冠城さんの本心とかじゃないんですよね?」

冠城「……もちろんです……」

虹橋「じゃあその牛さんの口の悪さはどこから来てるんですかね」

カウディ「そりゃあいつだろうな」

虹橋「あいつ?」

カウディ「……気にすんな。今はもういない過去のやつだ」

虹橋「あいつって誰のことなんですか?冠城さん」

冠城「えと……その……わたしの……」

冠城「……やっぱり秘密です……」

虹橋「む、教えてくれてもいいじゃないですか」

冠城「……その……また今度に……」

……いったい誰のことなんでしょう?

冠城さんとは大分仲良くなれたような気はするんですが……謎のほうが多いですね。

今日はここまで
20日目の自由行動で過ごす人物だけ決めておきます

安価↓3まで

名瀬

皐月

おつおつ
ここは冠城推しで

名瀬、皐月、冠城 把握
次回更新は明後日に
では、おやすみなさい

今日は更新無理そうなので明後日の21時に再開します


ー図書室ー


朝食を終えたあと、なんとなくここへ来てしまった。

図書室には名瀬さんがいますが……名瀬さんもボクのことを疑っているんでしょうか?

少し話してみようかな……。


虹橋「こんにちは、また本を読んでいるんですか?」

名瀬「本を読んでいる時が一番落ち着きますから……」

虹橋「さすが超高校級の図書委員ですね」

名瀬「…………」

む、なんか名瀬さんのボクを見る目がいつもと違うような……。

何か話でもしたほうがいいですかね?



1.今、読んでいる本はどんな本なんですか?

2.ボクのこと……裏切り者だと思ってますか?

3.この図書室は自分の書斎と比べてどうですか?

4.自由安価


安価↓


虹橋「ボクのこと……裏切り者だと思ってますか?」

名瀬「……すみません。わたくしにはわかりません」

名瀬「あからさますぎて逆に違うような気もします」

名瀬「ですが大浴場のロッカーキーを開けることができたのが虹橋さんしかいない以上は……」

虹橋「モノクマがスペアキーを持っていたかもしれないじゃないですか」

名瀬「……大浴場のロッカーキーのスペアをですか?」

名瀬「ありえなくはないのかもしれませんが……」

名瀬「でもわたくしはこの中に裏切り者がいることは間違いないと思っていますわ」

虹橋「ど、どうしてですか?」

名瀬「わたくしは間違いなくモノクマに知られないようにノートパソコンを大浴場まで持っていきました」

名瀬「誰かがモノクマに言わない限りバレるはずないのです」

虹橋「……そしてその裏切り者がボクだと?」

名瀬「…………」

……やっぱり疑われているみたいですね。

どうしましょう?もう少し話して誤解を解くべきですかね?

なんて言ったらいいでしょうか?



1.ボクがみなさんのことを裏切るような人物だと思いますか?

2.ボクが裏切り者ならロッカーを開けておくなんてことしませんよ

3.ボクが裏切り者だという根拠はあるんですか?

4.自由安価


安価↓


>>65 2.ボクが裏切り者ならロッカーを開けておくなんてことしませんよ



虹橋「ボクが裏切り者ならロッカーを開けておくなんてことしませんよ」

名瀬「……どういうことでしょうか?」

虹橋「ボクが裏切り者ならロッカーを開けたあと壊しておきます」

虹橋「そうすればボク以外の誰かがロッカーを壊したと思わせることができますからね」

虹橋「自分がロッカーキーを持っているのにロッカーをそのままにしておくなんて愚の骨頂ですよ」

名瀬「ですが……校則で鍵付きのドアを壊すことは禁じられていますわ」

虹橋「それは違います。鍵が掛かっているドアを壊すことが禁じられているだけなので鍵さえ開けば問題ないはずですよ」

虹橋「そもそも校則にあのロッカーが当てはまるかどうかはわかりませんけどね」

名瀬「…………」

虹橋「これでもまだボクが裏切り者だと思いますか?」

名瀬「……ごめんなさい。やはりロッカーキーの問題がありますから……」

名瀬「ですが……」

名瀬「もう少し……考えさせてください」


……少しは説得できたかな?

でもたしかにどうやってあのロッカーを開けたのかは謎なんですよね。


ー大浴場ー


もう一度ロッカーを確認するため大浴場まで来たのですが……皐月さんがいますね。

……いったい何してるんでしょうか?

虹橋「あの、ここで何をしているんですか?」

皐月「ん?虹橋さんか」

皐月「ちょっとこのロッカーをバラそうとしてたところなんだ」

虹橋「ロッカーを……ですか?」

皐月「うん、もしかしたら何か仕掛けでもあるんじゃないかと思ってね」

虹橋「仕掛け……ですか?」

皐月「ほら、このロッカーの中にパソコンがあったでしょ?」

皐月「鍵を使う以外でも何か開ける方法があったんじゃないかと思ってね」

虹橋「皐月さんはボクのこと疑ってないんですか?」

皐月「……今はまだなんとも言えないかな」

……皐月さんは今の所本気でボクのこと疑っているといったころはなさそうですね。

何か話でもしましょうか?


1.解体屋ってどんなものでも解体できるんですか?

2.冠城さんとはいったいどんな関係なんですか?

3.解体後にロッカーを直した可能性はないんですか?

4.自由安価

安価↓

2


>>69 2.冠城さんとはいったいどんな関係なんですか?


虹橋「そういえば……結局のところ皐月さんと冠城さんってどういう知り合いなんですか?」

皐月「ああ、やっぱりそれを聞いちゃうか」

皐月「別にたいした関係じゃないんだけどな……」

皐月「ただ中学校の時の同級生だったっていうそれだけなんだ」

虹橋「それだけって……本当ですか?」

皐月「そうだけど?」

虹橋「だってあの冠城さんが、わざわざ、体育館の舞台裏に、2人きりで、皐月さんを、呼び出したんですよね?」

皐月「……なんか気になる言い方だなぁ。たしかにそうなんだけどさ」

虹橋「ボクを差し置いて皐月さんを呼ぶなんてどう考えても何かありますよね」

虹橋「そもそもどうやって知り合ったんですか?」

皐月「……ええと、前に学校祭のときに爆弾魔事件があったことは言ったよね?」

虹橋「そんなことも言ってましたね」

皐月「ちょうどその事件の時に彼女と会ったんだよね」


皐月「まあ、そこでなんやかんやあったわけなんだ」

虹橋「なんやかんやって何ですか」

皐月「その辺のことは冠城さん本人に聞いてみてよ」

皐月「……たぶん、話してはくれないと思うけど」

虹橋「じゃあ皐月さんが教えてくれればいいじゃないですか」

皐月「悪いけどこれ以上は秘密かな」

虹橋「……む、やっぱり怪しいですね」

虹橋「本当は恋人同士……とかじゃないんですか?」

皐月「ないない。冠城さんがボクみたいな路傍の石みたいな奴と付き合うわけないよ」

皐月「冠城さんとは本当にただの友達……かな」

皐月「いや、ボクが一方的にそう思ってるだけなのかもしれないかな」

皐月「そもそもボクごときがこんなこと考えること事態がおこがましいというか……」

虹橋「わ、わかりましたよ!とりあえず冠城さんとはただの友達ってことなんですね?」

皐月「そうだといいんだけど……やっぱり違うのかもしれないかな」

皐月「だってボクなんて所詮……」

虹橋「あ、そうです!それよりロッカーの解体しましょうよ!」

虹橋「皐月さんの良い所をボクに見せるチャンスですよ!」

皐月「……そうだね。ボクの良い所なんてそれくらいしかないしね」

皐月「いや、本当にそうなのかな?そもそもこんなの誰かの迷惑にしかならないような……」

虹橋(あ、なんかめんどくさいスイッチ入っちゃったかも……)


この後、ネガティブモード全開の皐月さんを宥めつつロッカーの解体作業をした。

結局怪しいところは何も見つからないままでしたが……。


やっぱり皐月さんの話が少し気になりますね。

話してくれないとは言ってましたけど……冠城さんに直接聞いてみましょうかね。



ー娯楽室ー


カウディ「お、チビッ子じゃねーか」

虹橋「こんなところにいたんですね。何してたんですか?」

カウディ「見りゃわかんだろ。オセロだよ」

虹橋「……冠城さんとカウディさんの2人でですか?」

カウディ「そうだけど文句あんのか?」

……傍から見ると一人でオセロしてるようにしか見えないのですが楽しいんですかね。

何か話でもしますか?


1.カウディさんの正体っていったい何ですか?

2.カウディさんはまだボクのこと疑っていますか?

3.皐月さんから話聞きましたよ

4.自由安価

安価↓

>>73 3 採用で今日はここまで
次回更新は明日、動機発表までいけたらいきたいと思います
では、おやすみなさい

おっつおっつ
皐月なんか良いな

少しだけ再開、安価はないです


>>73 3.皐月さんから話聞きましたよ


虹橋「そういえば……皐月さんから話を聞きましたよ」

冠城「皐月さんから……?」

虹橋「皐月さんとは中学校の頃からの付き合いだそうですね」

冠城「……ええと……はい……」

カウディ「付き合いってほどのもんでもねーけどな」

虹橋「学校祭の爆弾魔事件の時に会ったとも聞きましたよ」

カウディ「なんだあいつそんなことまで話したのか」

虹橋「その辺りのことは詳しく話してくれませんでしたが……」

虹橋「いったいどういうことなんですか?」

カウディ「どういうことって言われてもなぁ」

冠城「……その……皐月さんは……」

冠城「わたしの……命の恩人……なんです」

虹橋「……え?」


冠城「その……爆弾魔事件があったとき……」

冠城「皐月さんに……助けて……もらったんです……」

虹橋「そ、そんなことがあったんですか?」

カウディ「……まあ、そんなこともあったな」

虹橋「じゃあそれ以来ここに来るまでずっと一緒だったってことなんですね」

冠城「いえ……そうでも……」

カウディ「あの事件の数ヵ月後に俺様と羽衣は転校して離れ離れになったからな」

カウディ「あいつと会ったのは数年ぶりだぜ」

虹橋「……なるほど、そしてここで偶然再会したというわけですか」

虹橋「でもそれくらいなら別に隠すほどのことでもなかったのでは?」

冠城「……それは……その……」

カウディ「確かに今にしてみれば隠すほどのことでもなかったんだけどよ」

カウディ「こんな状況だしなんでもかんでもベラベラ喋るのは危険だろ?」

虹橋「……皐月さんも同じようなこと言ってましたね」

カウディ「とにかくあいつと俺たちの関係なんてこんなもんだ」

カウディ「これ以上聞いたって何も出てこないからもう探りいれんなよ?」

虹橋「うーん……とりあえずは納得したということにしておきます」


……正直それだけじゃない気もするんですけどこれ以上は黙っておきましょうか。

それよりも思っていたより落ち込んでいなくて安心しましたね。

カウディさんも皐月さんもいるしひとまずは大丈夫……そうですね。


――――
――







まもなく夜時間。もう少しすれば夜のモノクマアナウンスが流れる……そう思った瞬間モノクマの声が聞こえた。


『えー、オマエラ直ちに体育館まで集まってください』

『迷わず来れた人には特別なプレゼントをしちゃいます!迷わず来いよ!』


……プレゼント?もしかして動機発表?

まだ4階が開放されてから2日しかたってないのに……。

とにかく体育館に行かなくては……!


ー体育館ー


モノクマ「ひゃっほう!どうやら皆さん迷わず全員来れたみたいですね」

差掛「いいからさっさと用件を言え」

南条「どうせプレゼントとか言うのも動機発表のことであろう?」

モノクマ「うぷぷぷ、その通りです!ではさっそく発表しちゃいましょう!」

モノクマ「もし今回卒業生が出た場合……特別な権利をあげたいと思います!」

夢喰「特別な権利?土地の権利書でももらえるとか?」

瑞原「……そんなものもらってどうする」

冬山「どうせろくなものじゃないんでしょう?」

モノクマ「たしかにろくでもない権利かもしれませんね」

モノクマ「だってその権利というのは……」

モノクマ「卒業する権利を自分以外の誰かひとりに譲る権利だからね!」

名瀬「卒業を譲る権利……ですか?」

モノクマ「そうです!全員を欺き、見事学級裁判を乗り越えたクロは自分以外の誰かを卒業させることができるのです!」

実質共犯が可能になったってことかな?
そんな図太いやつはいないっぽいけど


堀田「え?でも卒業の権利を譲ったらクロはそのまま処刑されるんだよね?」

モノクマ「もちろんです!ですがあくまで権利なのでそのまま自分が卒業することも可能です」

モノクマ「それともしクロが負けてそのまま処刑されても卒業の権利を譲るつもりだった相手には一切手をだしません!」

モノクマ「つまりクロが学級裁判で勝とうと負けようとクロが卒業させたい人物は確実に生き残ることができるのです!」

モノクマ「その場合はどっちにしろクロは100%死んじゃいますけどね」

差掛「……そんな動機で誰かが殺人をするとでも思っているのか?」

モノクマ「うぷぷぷ、それを決めるのはオマエラですよ」

モノクマ「この動機に期限はないからよく考えてみてね。そんじゃ」


夢喰「……え?これだけ?」

皐月「これだけのようだね」

冬山「でもこれで殺人をする人なんているのかしら?」

冬山「家族や恋人がいるならまだしも……私たちなんてまだここに来て知り合ったばかりなのに」

差掛「いや、そうじゃないやつも何人かいるみたいだがな」

皐月「……もしかしてボクのことかな?」

差掛「皐月だけじゃない。たしか堀田と虹橋もここに来る前から知り合いだったはずだな?」

虹橋「で、でもボクはそんな記憶は……」

堀田「……!そ、そうだよね。僕のことなんて覚えてないよね」

虹橋「あ、そういうつもりじゃ……」

南条「まあ、待て。もしかするとこうやってお互いを疑い合うようにするのがモノクマの目的なのではないか?」

瑞原「……そうかもしれないな。今回は共犯するものが出てくる可能性がある」

瑞原「俺たちの人間関係を崩すことが狙いなのかもな……」


差掛「下手に馴れ合いをしていると殺人が起きるかもしれないということだな」

夢喰「ど、どうしてさ?」

差掛「誰かを助けたいがために殺人をする奴が出てくるかもしれない」

差掛「仲良しごっこしてるやつに罪を着せるために殺人をする奴が出るかもしれない」

差掛「助けるフリをして共犯関係になり、あとで裏切ってそのまま卒業しようとする奴が出るかもしれない」

差掛「……そんなところかな?」

カウディ「随分といやらしい動機を出してきたもんだぜ」

名瀬「……ですが……この中でそんなことする人がいるのでしょうか?」

名瀬「失礼かもしれませんが自分の命を賭けてまで殺人を犯すひとがいるとは思えないのですが……」

差掛「ふん、その時は裏切り者が何かするんだろう」

差掛「モノクマがわざわざ裏切り者の存在を明らかにしたのはこのためなんじゃないのか?」

差掛「こうやって俺たちを疑心暗鬼にさせるために……な」

冬山「……これ以上動機について考えてもしょうがないわ」

冬山「第一、今は外の世界がどうなっているのかもわからないわけだし……」

冬山「卒業することが必ずしも助かることにはならないはずよ」

冬山「だから余計なことを考えるのはやめましょう」

南条「……それもそうだ。とにかく今日はもう遅いし解散としようではないか」


……その一言でボクともうひとりの人物を除いた全員が自分の部屋に戻っていく。

ボク以外で体育館に残った人物は……。


人物指名
安価↓

堀田

>>86堀田 把握で今日はここまで
次回更新はまた明日
では、おやすみなさい

まだ?

いろいろあって更新遅れましたが22時から再開します


堀田「残ったのは僕たちだけみたいだね」

虹橋「……堀田さんはどう思います?」

堀田「……?どうって……なんのことかな?」

虹橋「それは……」


1.動機発表について

2.裏切り者について

3.卒業について

4自由安価


安価↓

1


>>91 1.動機発表について



虹橋「もちろん今の動機発表についてですよ」

堀田「そうだね……僕には自分の命をなげうってまで誰かを卒業させたいと思う人がいるとは思えないけど……」

堀田「モノクマが提示してきた動機だから安心はできないかな」

……その辺はボクも同意見ですね。

堀田「もしかしたら……皐月君と冠城さんみたいに隠し事をしている人がいるかもしれないしね」

虹橋「ちなみに堀田さんは何か隠していたりはしませんか?」

堀田「いやいや、僕が虹橋さんに隠し事なんてするわけないじゃないか」

虹橋「じゃあ卒業させてあげたい人なんかはいませんか?」

堀田「え……それは……」

虹橋「それは?」

堀田「ぜ、全員かな?やっぱりみんな一緒に出られるのが一番だよ」

虹橋「それもそうですよね。もし仮にクロが誰かを卒業させることになったとしても……」

虹橋「その人はきっと素直に喜ぶなんてことできないでしょうしね」

堀田「そもそも卒業することがいいことなのかもわからない状況だからね」

……とは言っても油断は禁物ですね。

これからモノクマが何かしでかす可能性もありますからね……。


『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』



堀田「もう夜時間だね。部屋に戻ろうか」

虹橋「ええ、戻りましょうか」

……今日はもう部屋に戻っても大丈夫……ですかね?

でもいつも動機発表があって2日以内に殺人が起きてますよね。

少し見回りでもしてから部屋に戻りましょうか?



安価↓のコンマ60以上で見回りイベント

せいや


虹橋「……やっぱり少し見回りでもしませんか?」

堀田「これから?でももう夜遅いよ?」

虹橋「だからこそ見回りですよ。やっぱり少し不安ですし……」

堀田「それなら僕が見回りをしてくるから虹橋さんは部屋に戻っててよ」

虹橋「え?ですが……」

堀田「いいからいいから。こういうのは男の仕事だからね」

堀田「それとも……僕じゃ頼りないかな?」

虹橋「……わかりました。では堀田さんにお任せします」

堀田「うん、まかせてよ。じゃあ、おやすみ」

虹橋「はい、おやすみなさい……」

つい堀田さんに任せてしまいましたけど大丈夫かな?

……いえ、きっと大丈夫です。なんら問題ありませんよね。

というわけでボクはもう寝ちゃいましょう……おやすみなさい……。




『20日目 終了』


『21日目』



『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』



……朝です。食堂へ行きましょう。

全員いるといいのですが……。


ー食堂ー


……全員揃っていますね。特に昨日と変わった様子もなさそうです。

さて、まだボクの疑いが解けていませんし誰かと一緒に朝食でもとりましょうか。

早く信用を取り戻さないと何かあっては困りますからね。

誰と一緒に朝食をとりましょう?


1.ひとりで食べる

2.誰かと食べる(人物指定)

3.自由安価


安価↓


>>99 1.ひとりで食べる



……やっぱりひとりで食べましょう。

みなさんいつもボクと食事をとりたくてしょうがないみたいですからたまにはいいですよね。

……と思っていたら堀田さんがこっちに来ました。

堀田「ええと……一緒にいいかな?」

虹橋「ええ、もちろんです」

虹橋「そういえば昨日の見回りはどうでしたか?何か変わったこととかありませんでしたか?」

堀田「いや、特別変わったことはなかったよ。誰とも会わなかったしね」

虹橋「そうですか……それならよかったです」

堀田「それよりも虹橋さんは大丈夫かい?」

虹橋「……何がですか?」

堀田「ほら、ウサミの件で裏切り者だと疑われてるでしょ?」

堀田「冠城さんや冬山さんはそうでもなさそうだけど……」

堀田「他のみんなは虹橋さんのこと避けてるみたいだったからさ」


虹橋「も、もちろん大丈夫ですよ!ふ、ふふん!」

堀田「……本当に大丈夫?一番仲良かった夢喰さんとも微妙そうだけど……」

虹橋「だ、大丈夫ですって。きっと……その内わかってくれるはずです」

堀田「それならいいけど……あまり無理しないでね」

本当はあまり大丈夫じゃないですけど……ここでへこたれるなんてボクらしくないですからね。

それよりも……堀田さんはボクのことどう思っているんでしょう?

虹橋「……堀田さんはボクのこと疑っていないんですか?」

堀田「……?うん、そうだね」

虹橋「ど、どうしてですか?」

堀田「うーん……なんとなくかな?」

虹橋「なんとなくですか?」

堀田「うん、なんとなく……だね」

虹橋「…………」

堀田「だ、駄目だった?ええと……僕の直感というか素直に思ったことだったんだけど」

虹橋「いえ、駄目じゃありません。少しほっとしただけです」

堀田「そう?それならいいけど……」

堀田「僕は虹橋さんの味方だからいつでも頼りにしてね」

虹橋「……ありがとうございます」

……気のせいかいつもより堀田さんが頼りがいあるように見えます。

少し安心した……かな?

今日はここまで
21日目の自由行動で会う人物だけ決めておきます

安価↓3まで

差掛

堀田

瑞原

差掛、堀田、瑞原 把握
次回更新は明日の21時頃に
そろそろ前スレの小ネタもボチボチ進めていきます
では、おやすみなさい

乙!
堀田くん和む


ー物理室ー


差掛「……ん?なんだ裏切り者の虹橋じゃないか」

差掛「誰にも相手にされないからこんな所にでも逃げてきたのか?」

差掛「くっくっく……」

……いつもに増して今日は嫌味前回ですね。

こんな差掛さんでもいいので何かお話しますか?



1.ボクのこと本当に裏切り者だと思っているんですか?

2.実は裏切り者は差掛さんですね!

3.ボクたち仲間同士ですね

4.自由安価

安価↓


虹橋「差掛さんは……ボクのこと本当に裏切り者だと思っているんですか?」

差掛「当たり前だろ。お前以外に誰が裏切り者だというんだ?」

虹橋「でも前に裏切り者じゃないやつが疑われているところを見るのは楽しいと言ってたじゃないですか」

差掛「……気のせいだ」

虹橋「いいえ、たしかにボクは聞きましたよ」

差掛「……ふん、たしかに俺はお前が裏切り者じゃないと思っている」

差掛「いや……お前が裏切り者じゃなければいいと思っている……だな」

虹橋「え?そ、それって……」

差掛「前にも言ったとおりだ。裏切り者じゃないやつが疑われているのを見るのはは楽しいからだ」

虹橋「…………」

差掛「なんだ?もしかして俺がお前に好意でもいだいているとでも思ったのか?」

虹橋「差掛さんは……」

虹橋「差掛さんは本当に疑われている人を見て楽しんでいるんですか?」


差掛「……なぜそんなことを聞く?」

虹橋「ボクには差掛さんが楽しんでいるようには……」

虹橋「いえ、楽しんでいるようには見えますが……ただそれだけじゃない気がして」

差掛「それだけじゃない?それ以外に何があるんだ?」

虹橋「それは……わかりませんが……」

差掛「じゃあそれ以上詮索しないことだな」

差掛「俺が今の状況を楽しんでいようがお前の状況が変わるわけでもあるまい」

虹橋「それはそうかもしれませんが……でもボクたちは仲間です」

虹橋「お互いを疑いあうなんて事……したくありません」

差掛「……それこそ俺には関係のない話だ」

差掛「例え俺たちが元々クラスメイトだったとしても……その輪の中に俺はいない」

差掛「数字はいつだって孤独なんだ……」

虹橋「差掛さん……」

差掛「……ふん、せいぜいお前たちは仲間ごっこでもしてるがいいさ」

差掛「もっとも今のお前は仲間だとも思われていないだろうがな」

虹橋「でも……」

差掛「……もう話すことはない。じゃあな」

……差掛さんは本当にボクたちのこと仲間だとは思っていないんでしょうか。

いつかわかりあえる時が来ればいいのですが……。



【差掛慧真の通信簿1/4が解放されました】
『疑われている人間を見るのは楽しいと語る。そして自分はいつだって孤独だと言う。』


【スキル:インスピレーションを獲得しました】
『ノンストップ議論または反論ショーダウンの時、精神力を3使ってダミーの論破ポイントと賛成ポイントを消し去ることができる』


ー美術室ー


差掛さんと別れたあと美術室へと足を踏み入れた。

そこには堀田さんと……堀田さんだけがいました。

虹橋「南条さんは来てないんですね」

堀田「そうみたいだね。南条君に用事でもあった?」

虹橋「いえ、特別用事はありませんね」

堀田「そう?じゃあ染め物でもしに来たの?」

虹橋「うーん……最近は染め物をする気分でもないんですよ」

以前はほとんど毎日していたんですけどね。

さて、堀田さんと何か話でもしましょうか?


1.書道家としての才能について

2.ウサミが話していた記憶喪失について

3.学園に来る前の生活について

4.自由安価


安価↓

3

>>113 3 把握
中途半端ですが今日はここまで
次回更新は火曜日か水曜日あたりになると思います
では、おやすみなしあ…

おつー

22時から再開

すみません、再開はまた明日
21時から再開します


>>113 選択 3


虹橋「堀田さんはこの学園に来る前はどんな生活をしていたんですか?」

堀田「ここに来る前?別に普通の高校生活を送っていたけど」

堀田「普通に高校に通って、普通に勉強して、普通に友達と遊んだりして……」

虹橋「本当に普通ですね」

堀田「そういう虹橋さんはどんな高校生活を送ってたんだい?」

虹橋「ふふん、ボクは超高校級のお嬢様学校に通って、超高校級の勉強をして……」

虹橋「超高校級の……仕事っぷりを発揮していましたね」

堀田「仕事……?友達と遊んだりとかじゃなくて?」

虹橋「ふ、ふふん。残念ながらボクは遊んでいられるほど暇ではなかったんですよ」

虹橋「家の仕事でずっと忙しかったですからね」

堀田「へえ……けっこう大変だったんだね」

虹橋「ま、ボクにとってはたいしたことではありませんでしたがね」

虹橋「けっしてボクに友達がいなかったわけじゃないんですよ」

堀田「別にそこは疑ってないけど……でも虹橋さんってそんなに染め物の仕事してたんだ?」

虹橋「まあ、天才が故の宿命ってやつですね」

……そういえばボクの家は今どうなっているんでしょう。

もし本当に世界が荒廃していて……ボクが見たあのDVDが本物だとしたら……。

堀田「……?どうかした?」

虹橋「……あ、いえ、なんでもないですよ」

……心配ですが今そのことを考えてもしかたがないですよね。

それよりもまずは今の自分の状況をなんとかしなくちゃいけませんからね……。


ー職員室ー


堀田さんと美術室で高校生活について語り合った後、なんとなく学園内をうろついていると誰かが職員室へ入っていくのを見かけた。

気になって職員室へ入ると、そこには瑞原さんがいた。

瑞原「……虹橋か」

虹橋「こんなところにいるなんて珍しいですね」

瑞原「……そうだな」

虹橋「何か気になるものでもありました?」

瑞原「……どうかな」

……この部屋で気になるものといえばあのファイルくらいのものですよね。

そういえばボクがこの部屋に入ったときに学園長の写真を見ていたように見えましたが……。

何か聞いてみましょうか?


1.学園長について

2.記憶喪失について

3.師匠のことについて

4.自由安価


安価↓

1


>>120 選択 1


虹橋「ボクには瑞原さんが学園長の写真を見ているようにみえましたが」

瑞原「……そうかもしれないな」

虹橋「そういえば今の学園長ってどこにいるんでしょうかね?」

瑞原「……さあな」

虹橋「この学園をシェルター化してボクたちを保護しているのは未来期間だとウサミさんは言っていました」

虹橋「それなら学園長もそれに一枚噛んでいるとは思うのですが……」

瑞原「……かもしれんな」

虹橋「さっきから返事が適当すぎませんか?」

瑞原「……ああ」

虹橋「もしかして……ボクと話するのがそんなに嫌なんですか?」

瑞原「…………」

瑞原「初代学園長の神座出流……俺はこいつに会ったことがあるような気がする」

虹橋「え?ですが初代学園長ともなるとボクたちが生まれてくるより前に死んでいると思いますよ」

瑞原「……たしかにな。だがお前もこいつに会ったことがあるような気はしないか?」

虹橋「そう言われても……会ったことあるわけないですよ」


瑞原「……カムクライズル再生プロジェクト」

瑞原「もしかしてここにあったファイルに書いてあったのはカムクライズルを造りだす計画のことなんじゃないのか?」

虹橋「カムクライズルを造りだす……?どういうことですか?」

瑞原「……さあな。これ以上は俺もわからん」

瑞原「だが俺にはこの計画とコロシアイ学園生活が何か関係しているような気がしてならない」

虹橋「たしかにモノクマが意味もなくこんなファイルを置いておくとは思えませんが……」

虹橋「黒幕の正体はまさかの学園長とか?」

虹橋「それとも造りだされたカムクライズルが暴走してなんて……あるわけないですよね」

瑞原「…………」

虹橋「……?どうかしましたか?」

瑞原「……いや……なんでもない」

……それだけ言い残して瑞原さんは職員室を去っていった。

うーん、学園長と会ったことがあるような気がする……ですか。

ありえない話ではありますが気になりますね。今度学園長のことでも調べてみましょうかね……。


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』



動機発表があってから一日が経過しましたね。

このまま殺人が起きなければいいのですが……。



『21日目 終了』



安価↓コンマ30以上で夜時間イベント発生

 

>>125 コンマ05 夜時間イベントなし

今日はここまで、次回更新はまた明日
では、おやすみなさい


『22日目』



『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』



……今日の朝食はどうしましょう。

誰かと一緒に食べますか……?



1.人物指定

2.1人で食べる

3.自由安価

安価↓

1南条


>>129 選択 1.南条



ー食堂ー


虹橋「おはようございます、南条さん」

南条「虹橋殿か……どうしたのだ?」

虹橋「……一緒に朝食でもどうですか?」

南条「む……まあ、かまわないが……」

虹橋「なんだか嫌そうですね」

南条「…………」

そこで黙られると少し傷つくんですけど……

何か話でもしましょうか?


1.裏切り者について

2.動機発表について

3.記憶喪失について

4.自由安価

安価↓

3

3


>>131 選択3


虹橋「そういえばウサミさんの話によるとボクたちは記憶喪失になってるはずですよね」

南条「……そのようだな」

虹橋「ボクたちはみんな一緒にこの学園で生活していた……ということですよね」

南条「それは……どうであろうな」

虹橋「南条さんは違うと思うんですか?」

南条「全員が全員ここで避難していたとは限らないのではないか?」

南条「ウサミが最初に言った言葉を覚えているか?」

最初に言った言葉……?

……あ!そういえば以前、瑞原さんも同じ事を言ってました。

南条「ウサミはこの中に知らない人物がいるようなことを言っていた」

虹橋「たしかにそんなことを言っていましたね」

南条「その人物とはいったい誰のことなのか……」

南条「もしやこの中に紛れている裏切り者のことではないのか?」

虹橋「それは……」

南条「今となってはそれを聞くこともできんがな」

南条「裏切り者のせいで……」

虹橋「……南条さんは裏切り者がボクだと思っているんですか?」

南条「……悪いが虹橋殿以外にあれをやってのけた人物がいるとは思えん」

虹橋「……そうですか」

やっぱりボクは疑われているんですよね。

もし裏切り者がいるとしたらどうしてあんなことをしたのでしょうか?

自分の正体をウサミにばらされることを恐れていた……から?

ついに誤爆してしまった……死にたい
22日に会う人物安価↓3まで

稀によくあること
差掛さん

冬山

夢喰

差掛、冬山、夢喰 把握
眠いの我慢して書くのは駄目ですね、もう二度と誤爆しないように気をつけます
次回更新はまた明日
では、おやすみなさい…


朝食後、ボクが娯楽室へ行くとそこには差掛さんがいた。

虹橋「……ひとりで娯楽室にいて楽しいですか?」

差掛「ああ、楽しいぞ」

虹橋「ボクにはひとりチェスしているように見えます」

差掛「ああ、ひとりでチェスをしている」

虹橋「……それ楽しいんですか?」

差掛「……ふん」

どうしましょう?チェスの相手でもしてあげましょうか?

それとも何か話でもしますか?


1.チェスの相手をする

2.人と距離を置こうとする理由を聞いてみる

3.動機発表のことについて聞いてみる

4.自由安価

安価↓

2

1

1


>>140 選択2


虹橋「差掛さんは……どうしてそこまで人と距離をとろうとするんですか?」

差掛「……さあな、どうしてだと思う?」

……今までのボクに対する態度からすると何か"裏切り者"と関係することかもしれませんが。

それをずばりと指摘しても大丈夫でしょうか……?

虹橋「単純にひとりが好きだから……ですか?」

差掛「なんだよくわかってるじゃないか」

差掛「わかったならもうどっかに行ってくれ。俺にもうかまうな」

虹橋「……それは本心なんですか?」

差掛「当たり前だ。これが俺の本心だ……」

虹橋「……そうですか。それなら今はそれでかまいません」

虹橋「ですが……ボクは差掛さんが何か話てくれることを待っていますから」

虹橋「裏切り者のボクなら理解できることかもしれませんからね……」

差掛「……ふん」

……これで少しは話してくれる気になりましたかね?

ボクにはあれが本当に差掛さんの本心だとは思えません。

いつか本心を聞くことができれば……。


なかなか本心を見せてくれない相手にはどうすればいいんでしょう。

……そういえばここには超高校級のカウンセラーがいるんですよね。

冬山さんならきっとボクの話も聞いてくれるでしょうし会いに行きましょうか。


ー保健室ー


冬山「……あら、虹橋さんがここに来るなんて珍しいわね」

冬山「私でよければなんでも相談にのるわよ?」

よかった、冬山さんはいつも通りです。

……でも、本当にそうなんでしょうか?

虹橋「……冬山さんは裏切り者だと疑われているボクと普通に話してくれますよね」

虹橋「ボクのこと疑っていないんですか?」

冬山「まあ、完全に疑っていないと言えば嘘になるかもしれないけど……」

冬山「私はあなたのこと信じてるわよ?だから安心して何でも話してちょうだい」

冬山「少しは楽になれると思うわよ?」

……それならお言葉に甘えて何か相談してみましょうか?


1.差掛さんのことについて

2.前回の事件について

3.ボクのことを信じる理由

4.自由安価

安価↓

1

3


>>145 選択1


虹橋「あの……相談したいことがあるのですが」

冬山「ふっふっふ、この私に何でも相談してしなさい」

虹橋「差掛さんのことなんですが……どう思います?」

冬山「どうって……まあ、顔は悪くないわよね」

冬山「顔は悪くないどころかイケメンの部類に入るし……」

冬山「背も高いし頭もいい……無愛想なところも良く言えばクールと言えるし……」

虹橋「すみません、そういうことじゃないです」

冬山「え?じゃあ何を聞きたいのかしら?」

虹橋「差掛さんってやたら人と距離をとってるじゃないですか」

虹橋「もう少し仲良くなれないかな……と」

冬山「つまり……虹橋さんは差掛のことが好きなのね?」

虹橋「ち、違いますよ!どうしてそうなるんですか!?」

冬山「あら、恋愛相談じゃないのね」

虹橋「全然違いますってば!僕はただ……少し心配なだけです」

虹橋「状況が状況ですし……ボクたちは仲間ですから」


冬山「……そうねぇ、たしかに差掛のあれはクールにもほどがあるわよね」

冬山「何か理由がわかればいいのだけど……」

虹橋「何度か聞いてみたんですけど結局話をしてもらえないんですよ」

虹橋「何かコツとかないんですか?」

冬山「そうね、あえて言うなら……」

冬山「信頼を得ることかしら?」

虹橋「し、信頼……?」

冬山「そ、信じあえる仲間にならなんでも話せるものでしょ?」

虹橋「でも……それができるなら苦労しませんよ」

冬山「あら、でもあなたは差掛のこと仲間だと思っているんでしょう?」

冬山「それならきっとできるわよ」

虹橋「そんなものでしょうか?」

冬山「そうよ。自分のことより人のことを心配するお人よしのあなたなら……ね」

虹橋「……ボクってお人よしですかね?」

冬山「私からすればそう見えるわよ?」

……うーん、そんなにボクってお人よしでしょうか?

ボクからすれば今のボクを疑わずにいる冬山さんの方がよっぽどお人よしに見えますけどね。

今日はここまで
次回更新はまた夜にでも
では、おやすみなさい

夜じゃないけど更新再開


冬山さんに相談してみましたが結局どうすればいいのかわかりませんでしたね。

……でもこういうのはとりあえず行動あるのみです。

差掛さんはまだ娯楽室にいるでしょうか……?



ー娯楽室ー


虹橋「む、さすがにもういませんでしたか」

夢喰「あ……あやのんだ」

虹橋「あ……夢喰さん」

夢喰「…………」

虹橋「…………」

……なんでしょうか、この沈黙……。

えーと……何か話でもしますか?



1.ここで何をしていたかについて

2.裏切り者について

3.夢喰の信じているジンクスについて

4.自由安価


安価↓


>>152 選択2


虹橋「ええと……夢喰さんはやっぱりボクのこと裏切り者だと思ってるんですよね」

夢喰「え……いや、それはその……」

虹橋「いえ、いいんです。ボクだって前の裁判の時には夢喰さんのこと疑ってしまいましたからね」

夢喰「で、でもそれはアタシが嘘ついてたからで……」

虹橋「それでも……ボクが夢喰さんのこと疑っていたという事実は変わりません」

夢喰「そんなことないよ!それに結局アタシが犯人じゃないってことは証明されたわけだし……」

虹橋「そんなのたまたま運が良かっただけでボクが証明したわけではありませんよ」

夢喰「ち、違うって!あれはやっぱりアタシが悪かったんだもん!」

虹橋「違います!あれはボクが……!」

夢喰「ううん、アタシが……!」

虹橋「…………」

夢喰「…………」

虹橋「……何やってるんでしょうね、ボクたち」

夢喰「……うん、本当にね。でもアタシは前の裁判のことなんてもう本当にもう気にしてないよ」

夢喰「それに……アタシ本当にあやのんのこと疑ってるわけじゃないんだよ?」


虹橋「で、でもボクから距離をとっていたじゃないですか」

夢喰「それは……そうなんだけどさ」

夢喰「だってあやのんしか鍵もってないわけだし最初はそう考えちゃうでしょ?」

虹橋「やっぱりボクのこと裏切り者だと疑ってるじゃないですか」

夢喰「そ、そりゃあ最初はそうだったかもしれないけど……」

夢喰「でも……アタシ考えたんだよ!もしかしたらあやのんは裏切り者じゃないかもって!」

虹橋「……なぜですか?実際に鍵を開けることができたのはボクだけのはずですよ?」

虹橋「もしかして何か方法でも見つけたとか……?」

夢喰「あ、その辺はまったくわからないかな」

虹橋「じゃあなんで……」

夢喰「そりゃああやのんはアタシの友達だから……かな」

虹橋「……え?」

夢喰「ほら、その人が一番ピンチになってる時に支えてあげるのが本当の友達っていうでしょ?」

夢喰「だからタシはあやのんが裏切り者じゃないと信じることにするよ!」

虹橋「夢喰さん……」

夢喰「だからその……今まで冷たい態度とってごめんね」

夢喰「アタシのこと……許してくれる?」


虹橋「……許すも何もありませんよ」

虹橋「そもそも裏切り者さんにしてやられたのもボクの責任ですからね」

虹橋「夢喰さんは何も悪くありません」

夢喰「あやのん……」

虹橋「だからその……ボクのほうこそごめんなさい」

夢喰「え?どうしてあやのんが謝るの!?」

虹橋「前の裁判の時……少しだけとはいえ夢喰さんのことを疑ってしまいましたからね」

虹橋「だからこれでおあいこにしましょう」

夢喰「……うん、そうだね。じゃあ最後にひとつだけ聞いてもいいかな?」

虹橋「なんですか?」

夢喰「本当に裏切り者とかじゃないよね……?」

虹橋「…………」

夢喰「あ、ごめんごめん。嘘だって!」

虹橋「……本当ですか?」

夢喰「本当だってば!ジョーク、ジョーク!」

……なんとか夢喰さんとのわだかまりがなくなってよかったです。

なんだかんだでみなさんボクの味方になってくれてますし……。

この調子で他の方の誤解も解けると良いんですけどね。


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』


……夢喰さんとも仲直りできました。

明日もこの調子でいきましょう。

では、おやすみなさい……。




『22日目 終了』


安価↓コンマ30以上で夜時間イベント発生

 


>>158 コンマ67 夜時間イベント発生!


虹橋「……なんだか寝付けないですね」

虹橋「少し散歩でもしましょうか」

虹橋「どこまで行きましょう?」


1.体育館

2.図書室

3.美術室

4.音楽室

5.倉庫


安価↓


ー体育館ー


虹橋「なんとなく体育館に来て見ましたが……先客がいますね」

虹橋「あれは……」


1.壇上にいるシロクロ

2.和服を着た青年

3.手に人形をはめている少女

安価↓

2


虹橋「……なんだモノクマですか」

モノクマ「んあ?こんな時間に何してんの?」

虹橋「別になんだっていいじゃないですか」

モノクマ「良くないよ!こっちはオマエラのこと監視してなくちゃいけないんだから!」

虹橋「それこそボクの知ったこっちゃありませんね」

モノクマ「……まあ、いいや。それよりせっかく裏切り者に選ばれたのにまた仲良しこよしやってるみたいだね」

虹橋「それが……どうしたというんですか?」

モノクマ「ボクが発表した動機を忘れたの?そんなことしてたら本物の裏切り者に殺されちゃうかもよ?」

虹橋「ど、動機と裏切り者がどう関係するっていうんですか?」

モノクマ「うぷぷぷ、どう関係するんでしょうね」

なんだか嫌な感じですね。でも、こうしてモノクマと一対一で話す機会はそうそうありません。

……何か聞いておきましょうか?


1.ボクが裏切り者に選ばれたわけ

2.コロシアイ学園生活の目的について

3.記憶喪失について

4.自由安価


安価↓

1


>>165 選択1


虹橋「ボクを……ボクを裏切り者に選んだ理由はなんですか?」

モノクマ「ほへ?虹橋さんを裏切り者に選んだ理由?そんなのボク知らないけど」

虹橋「とぼけないでくださいよ!前回の裁判のこと忘れたんですか?」

モノクマ「もしかしてウサミの処刑のこと?でもあれは本物の裏切り者がやったことだからね」

モノクマ「ボクのせいじゃありませんよ!あれは全部裏切り者のせいです!」

虹橋「その裏切り者っていったい誰なんですか?」

モノクマ「だからそれはオマエラの中の誰かじゃん?」

……つまり教えるつもりはないということですね。

虹橋「もういいです。とにかく内通者がいることだけでもわかりました」

虹橋「では、さようなら」

これ以上モノクマに付き合っていてもしかたがないです。

今日はさっさと寝てしまいましょう……。


モノクマ「……あーあ、行っちゃった」

モノクマ「それにしても虹橋さんはボクの忠告をちゃんとわかってくれたのかな?」

モノクマ「まさか裏切り者が自分を殺す……と勘違いなんてしてないよね」

モノクマ「自分が仲良くしている誰かが殺されちゃうかもしれないっていう忠告だったんだけどね」

モノクマ「……うぷぷぷ」

 

今日はここまで
次回更新は明日か明後日に

23日目の朝食と自由行動で会う人物だけ安価とっておきます
安価↓4まで

名瀬

冠城

名瀬

瑞原

朝食:名瀬、自由行動:冠城、名瀬、瑞原 把握
では、おやすみなさい…


夢喰さんと仲直りできてよかったよ

21時半から22時の間に再開します
23日目に事件は起きませんがそれ以降は唐突に事件が起きますよー


『23日目』



『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』



……動機発表から今日で3日目ですね。

殺人も起きてないし、みなさんとのわだかまりも少しづつなくなっているはずです……。

でもそれが逆に不気味に感じるのはなぜでしょう?

……もしかしてモノクマが言っていた裏切り者の存在が原因?

本当にボクたちの中に裏切り者なんているんでしょうか……。


ー食堂ー


名瀬「……あの、虹橋さん……一緒に朝食をとってもよろしいですか?」

虹橋「……?もちろんかまいませんよ」

どうしたんでしょうか?名瀬さんはボクのこと避けていたはずですけど……。

名瀬「……その……ここのごはんなかなかおいしいですわね」

虹橋「そうですね。なぜか食べ物だけはいつもちゃんとしたものが用意されていますからね」

名瀬「いったい誰が提供してくださっているのでしょう……?」

虹橋「未来機関とかですかね?」

名瀬「……未来機関……ですか」

……なんだか妙にそわそわしていますね。

何か言いたそうにしてるようですが……どうしましょうか?


1.ストレートに聞いてみる

2.あえて黙ってみる

3.未来機関について考えてみる

4.自由安価


安価↓


>>178 選択1


虹橋「名瀬さん、何かボクに聞きたいことがあるんじゃないですか?」

名瀬「……はい、実は虹橋さんにお話したいことがあるのです」

虹橋「もしかしてそれって……」

名瀬「ええと、ここで話をするわけにはいかないので後でわたくしの部屋に来ていただけませんか?」

名瀬「その……できれば人には聞かれたくない話なので……」

虹橋「……わかりました。ではあとで名瀬さんの部屋に行きますね」

名瀬「……よろしくお願いします」

……人に聞かれたくない話ってなんでしょう?

それにどうしてボクを……?まあ、あとで行ってみればわかるはずですよね。


ー図書室ー


名瀬さんに指定された時刻までまだ時間があったので図書室で時間を潰すことにした。

……はずだったのですがそこではカウディさんがギャーギャー騒いでいた。

カウディ「だからよぉ!あの時俺様のライブであーしていれば!」

冠城「……そう」

カウディ「きっとあれがあーなって!こう盛り上がってだな!」

冠城「……うん」

カウディ「そんで俺様が一番になってたわけだ!」

冠城「……それは……違うと思う」

カウディ「まったく羽衣はエンターテイナーのなんたるかをまったくわかってねーな」

……ボクはもうツッコミませんよ。

カウディ「あん?そこにいるのはチビッ子じゃねーか」

冠城「あ……その……うるさかったですか……?」

虹橋「いえ、もう慣れました」

冠城「慣れた……?」

これじゃあ読書はできなさそうですね。

どうせだから何か話でもしましょうか?


1.エンターテイナーについて

2.カウディの正体について

3.ゴスロリファッションについて

4.自由安価

安価↓


>>181 選択1


虹橋「さきほど言っていたエンターテイナーって何のことですか?」

虹橋「それにライブとか言ってましたよね」

カウディ「そりゃあ俺様は超高校級の大スターだからな!世界各地で公演を行ってるんだぜ!」

虹橋「ほ、本当ですか?」

冠城「……嘘ですよ」

カウディ「嘘じゃねーよ!あの国民的トップアイドルの舞園さやかと共演だってしたことがあるんだぜ!」

虹橋「舞園さやかさん?」

冠城「……嘘です、そんなのないですよ……」

カウディ「この前、俺様が出したCDなんて初日で1000万枚売れたからな!」

虹橋「CDって……歌なんて歌えるんですか?」

冠城「あ、CDを出したというのは本当です……」

虹橋「え!?」


カウディ「俺様は喋って歌って踊れるぬいぐるみだからな!そのくらい当然だぜ?」

虹橋「ちょ、ちょっとその歌聞いてみたいんですけどCDとか持ってないんですか?」

冠城「……ごめんなさい……持ってません……」

冠城「……そもそもそんなCD存在してませんから……」

虹橋「え」

カウディ「ぷっ!騙されてやんの!」

虹橋「…………」

冠城「あ、でも歌は歌ったりするんですよ……主にカウディが……」

カウディ「そう!この俺様がな!」

……すっかり騙されました。もしかしてこれが2人の芸風なんでしょうか?

今度じっくりとライブとやらを見せてもらいたいものですね。


ー名瀬の個室ー


……時間になったのできてみましたが、いったいどんな話をされるんでしょう。

名瀬「わざわざ来ていただいて申し訳ありません」

名瀬「これは虹橋さんだけに話したほうが良いと思ったもので」

虹橋「それはいいんですけど……ここだとモノクマに聞かれることになるんですけどいいんですか?」

名瀬「…………」

名瀬「……あ、うっかりしていましたわ。そういえばそうですわね」

虹橋「場所変えましょうか?大浴場あたりなら聞かれないと思いますが……」

名瀬「……いえ、問題ないと思いますわ」

名瀬「それに今更場所を変えたところであまり意味はないと思います」

虹橋「そうですか。それでその話とはなんですか?」

名瀬「……実はわたくしはある事を思い出して図書室で探し物をしていたんです」

名瀬「ですが……その探し物は見つからなかったんですの」

虹橋「見つからなかった……?それが重要なことなんですか?」

名瀬「はい。なぜならわたくしが探していた本は……」

名瀬「『誰でも簡単にできるぞ!空き巣ガイドブック~初心者編~』という本でしたから」

虹橋「……空き巣ガイドブック?」


名瀬「簡単に中身を説明するとあらゆる鍵を開錠するテクニックが書かれた本ですわ」

虹橋「……!つまり誰かがその本に書かれた方法を使ってウサミさんのロッカーを開けた可能性があるってことですか?」

名瀬「はい、わたくしの記憶によるとあの本は初心者向けで読めば大浴場のロッカーくらいなら誰でも簡単に開けることができたはずです」

虹橋「ど、どうしてその本の存在を今まで教えてくれなかったんですか?」

名瀬「それは……その……申し訳ありません。思い出すのに時間がかかってしまって……」

虹橋「でもこれでボクが裏切り者なんかじゃないってわかってもらえましたよね?」

名瀬「……それは……どうでしょう?」

虹橋「え?」

名瀬「その……虹橋さんには申し訳ないのですがその本を隠したのが虹橋さんではないとは言いきれません」

名瀬「たしかに虹橋さん以外にも鍵を開けることができたのかもしれませんが……わたくしには誰が裏切り者かなんてわかりません」

虹橋「でもボクが裏切り者なら自分で鍵を預かるようなことなんてしませんよ」

名瀬「それもわかっていますわ。ですがそれでもやはり誰が裏切り者なのかはわからないんです」

虹橋「……名瀬さん」

名瀬「ごめんなさい。わたくしにできることは虹橋さんにこのことをお話することくらいなのです」

名瀬「本当なら誰も疑いたくなんてないのですが……ごめんなさい」

虹橋「……いえ、この話を聞けただけで十分です。ありがとうございました」

名瀬「…………」

……疑いが完全に晴れたわけではなさそうですが少しは希望が見えてきましたね。

でも逆に言えばボクたちの中に裏切り者がいることは間違いないってことなのかな……。

ボクだって本当は誰も疑いたくなんてないのですが……。

今日はここまで
次回更新はまた今日の夜にでも
もしかしたら非日常編までいくかもしれません
では、おやすみなさい

おつ
あやのん早く信じてもらえるといいね

21時より再開


ー図書室ー


無くなったという本のことが気になって再び図書室へと足を運んだ。

するとそこには読書をしている瑞原さんの姿が……。

瑞原「…………」

虹橋「こんなところにいるなんて珍しいですね。何を読んでいるんですか?」

瑞原「…………」

……無視?ついに無視ですか?

それとも読書に夢中でボクのことに気がついてない?

何かアクションでも起こしてみますか?


1.本を取り上げてみる

2.ひたすら話しかける

3.負けじととなりで読書してみる

4.自由安価

安価↓

1


>>190 選択1


虹橋「何読んでるんですかって聞いてるじゃないですか」ヒョイ

瑞原「……!」

虹橋「ええと……『磯の香の消えぬ間に』?恋愛小説ですか」

瑞原「お、お前……いつからそこにいた?」

虹橋「ボクはずっとここにいましたよ。それより瑞原さんてこんな小説読むんですね」

虹橋「この小説とカレーとどういう関係があるんですか?」

瑞原「……お前は俺のことをなんだと思っているんだ?」

虹橋「だってこれ恋愛小説みたいですよ?」

瑞原「そんなの知っている。俺が恋愛小説を読んだら何か問題でもあるのか?」

虹橋「いえ、瑞原さんが恋愛小説に興味あるなんて思ってもみなかったので」

瑞原「……お前は俺がカレーのことしか考えていないカレー脳だと思っているかもしれんが……」

瑞原「普通に読書したりテレビ見たりカレー以外のものを食べたりすることだってあるんだぞ」

虹橋「……あんまり想像できませんね」

瑞原「いいからその小説を返せ。まだ読み途中だ」

虹橋「まあ、返せと言われれば返しますけど……」

虹橋「ボクが近くにきても気がつかないほど熱中するなんてよっぽどおもしろいんですか?」

瑞原「……ひとつのことに集中して周りが見えなくなるのは俺の性分だ」

虹橋「瑞原さんの……性分?」


瑞原「ああ、そうだ」

虹橋「たしかに……カレー修行のために行方をくらますあたりなんてそうですよね」

瑞原「……む、まあ、そうかもな」

虹橋「周りの空気を読まずにカレーばっかり作ってますし……」

瑞原「…………」

虹橋「少しは周りも見たほうがいいですよ?」

虹橋「孤高の料理人ってのもかっこいいですけどやっぱり食べる人がいてこその料理人ですからね」

瑞原「……気をつけよう」

虹橋「それと瑞原さんのカレーはもう少し辛さを控えたほうがいいですね」

虹橋「あれじゃあボクが食べられませんからね」

瑞原「……それはお前がお子様なだけだろ」ボソッ

虹橋「え?何か言いましたか?」

瑞原「……そろそろ小説を返してくれ」

虹橋「しかたがないですね。はい、どうぞ」

瑞原「……さて、残りは自分の部屋で読むとするかな」

……小説を返した後、すぐさま図書室を出て行った。

もしかしなくても邪魔しちゃったかな。でも瑞原さんの意外な一面を見れたのは収穫でしたね。



【瑞原華麗の通信簿2/4が解放されました】
『ボクが近づいていることにも気がつかないくらい恋愛小説を読むことに集中していた。ひとつのことに集中すると周りが見えなくなる性分らしい。』


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』


今日は大浴場のロッカーをボク以外の人が開けることができた可能性を見つけることができました。

もしかしたら明日にはボクの疑いも晴らすことができるかもしれませんね。

明日……きっと明日には……。



『23日目 終了』



安価↓コンマ30以上で夜時間イベント発生


>>195 コンマ92 夜時間イベント発生


……なんだか今寝てしまうのは少しもったいないような気がしますね。

夜時間に出歩くのは控えたほうがいいんでしょうけど……少しくらいならかまいませんよね。

どこに行きましょうか?


1.大浴場

2.図書室

3.美術室

4.音楽室

5.自由安価

安価↓

2


>>197 選択2


ー図書室ー


虹橋「今日はここに来るのはこれで3度目ですね」

虹橋「さすがにこんな時間には誰もいないみたいですね」

虹橋「……いえ、なんだか書庫のほうから音が聞こえますね」

虹橋「この音は……?」


1.大量の本が崩れて倒れるような音

2.何かを叩いている音

3.2人の人間が言い争っているような声

安価↓

3


>>199 選択3


虹橋「誰かが喧嘩でもしてるんでしょうか?」

虹橋「少し様子を見たほうが良さそうですね……」



ー書庫ー


冬山「あのねぇ……あんたも少しは協力したらどうなのよ」

差掛「ふん……そんなもの無理に決まっているだろう」

冬山「私はあんたのためにやってるのよ?」

差掛「別に俺は頼んでいない」

冬山「……はあ、いいわよ。じゃああんたは黙ってそこで見てなさいよ」

差掛「ふん……」

……冬山さんと差掛さん?いったい何してるんでしょうか?


冬山「……まったくどうしてこんなことしてるんだか」

差掛「俺が知るか……」

冬山「誰もあんたになんか聞いてないわよ」

差掛「…………」

冬山「それにしても差掛も案外マヌケよね」

差掛「天才にもミスぐらいはある」

冬山「誰が天才よ、誰が」

差掛「そんなの1人しかいないだろう?」

……ボクのことですね。

冬山「……それにしてもないわね」

差掛「もう諦めたらどうだ?別にお前には関係ないだろう?」

冬山「……関係ないことないわよ」

冬山「だって私たち仲間……でしょう?」

差掛「そう思っているのはお前だけだ」

冬山「……差掛って本当に素直じゃないわね」

冬山「もしかして私があんたのことを裏切るとでも思ってる?」

差掛「何だと?」


冬山「私は絶対に仲間を裏切るようなことはしないから。絶対に」

差掛「……そんなこと口ではどうとでも言えるだろう」

冬山「それでも私は絶対に人を裏切るようなことはしないって決めてるの……」

冬山「……もう二度と……ね」

差掛「……ふん、俺には関係のない話だ」

冬山「…………」

差掛「…………」

……なんでしょうか、この空気……。

間にでも入ったほうがいいのでしょうか?それとも見なかったことにしますか?

どうしましょう……?



1.書庫に突入

2.見なかったことにして帰る

3.自由安価

安価↓

1


>>203 選択1


……ここは何も考えずにたまたまここに来た風をよそって入りましょう!

よし!ドアを開けて突入です!


ガチャ!グシャ!


虹橋「眠れないからなんとなく図書室にある書庫に入ったらなんと差掛さんと冬山さんがいてびっくりしました!」

冬山「……え?何?」

差掛「……お前誰だ?」

虹橋「誰って天才の虹橋ですよ!見ればわかるじゃな……って眼鏡つけてないみたいですがどうしました?」

冬山「この部屋で眼鏡落としたみたいよ?」

差掛「……ふん」

虹橋「……ああ、なんだ。眼鏡を探していたんですね」

差掛「というかお前今何か踏まなかったか?」

虹橋「……あ」

冬山「……完全に割れちゃってるわね」

差掛「…………」

虹橋「……じゃあ、ボクはこれで」

差掛「おい」

……眼鏡は壊れてしまいましたがスペアの眼鏡があったようで、なんとかなりました。

ですが結局途中から立ち聞きしていたことはバレて、なぜ2人がこんなところにいたのかは聞くことはできませんでした。

冬山さんは差掛さんのこと説得でもしようとしてたのでしょうか……。


『24日目』



『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』


……さて、今日はいろいろとやることがありそうですね。

まずは朝食です。誰かと一緒に食べましょうか?


安価↓人物指定
 

堀田


ー食堂ー


虹橋「おはようございます。一緒の席に座ってもいいですか?」

堀田「うん、かまわないよ」

虹橋「ふふん、ありがとうございます」

堀田「……なんだか今日はいつもより元気だね」

虹橋「そう見えますか?」

堀田「うん、何か良いことでもあった?」

虹橋「良いこととは必ずしも言いきれませんが……」

虹橋「ウサミさんの件について少しわかったかもしれないんです」

堀田「へえ……そうなんだ」

虹橋「そうなんです!実は……っとここで話すのは少しまずいかもですね」

堀田「……もしかして人に聞かれたらまずい?」

虹橋「できれば聞かれないほうがいいですね」

堀田「……じゃあ後で聞かせてよ。美術室で待ってるからさ」

虹橋「ふふん、かまいませんよ。では後で美術室まで行きますね」

……堀田さんになら話してもかまわないですよね?

堀田さんが裏切り者とも思えませんし……うん、大丈夫です!


ー美術室ー


虹橋「ふふん、来ましたよ」

虹橋「……あれ?いませんね?堀田さんはどこに……」


 






「ガツン!」





 


――――
――









ー冠城の個室ー


カウディ「そんで俺様がだな……」

……いつも不思議に思う。

どうしてわたしにこんなへんてこな才能があるんだろう?

カウディはわたしの意志とは関係なく喋るし動く。

たしかに喋らせてるのはわたしだし動かしてるのもわたしだけど……そこにわたしの意志はない。

本当にへんてこな才能だと思う。

カウディ「おいおい、どうした羽衣?」

冠城「……なんでもない」

カウディ「そうか?何か悪いもんでも食ったんじゃねーか?」

大丈夫……そう言いかけたとき、モニターにモノクマが映り、話しかけてきた。

主人公が巻き込まれるパターンかな


『うぷぷぷ、オマエラずいぶんとのんびりしてるね』

『でもいいのかな?仲良しクラスメイトの誰かさんに何かあったみたいなのにさ』

……それだけ言い残すとすぐに画面が消えてしまいました。

カウディ「おい、今の放送……もしかして……」

冠城「……カウディ、行こう」

なんだか嫌な予感がする……。

とにかく今は何があったのか確認しないと……!

でも、どこへ行けばいいんだろう?


1.食堂

2.視聴覚室

3.図書室

4.美術室

5.音楽室


安価↓

4


>>213 選択4


ー美術室ー


美術室に行くと皐月さんと南条さんが美術室倉庫前に集まっていた。

皐月「駄目だ……やっぱり開かないね」

南条「たしかこの部屋は内側からしか鍵がかからないはずだ」

南条「誰かが中にいるのは間違いないと思うのだが……」

皐月「鍵はないの?」

南条「我は見たことないな」

カウディ「おい!何かあったのか!?」

皐月「冠城さんにカウディ……2人ともさっきの放送を見た?」

冠城「はい……何かあったと聞きました……」

南条「我々もその放送を聞いて何があったのか各部屋を見てまわっていたのだが……」

南条「どうやらこの倉庫に鍵がかかっているようなのだ」

皐月「何度も開けようとしたんだけどビクともしなくて……」

皐月「もしかしたら中に人がいるかもしれないのに」

カウディ「あん?本当か?俺様にまかせろ!」

ガチャガチャ

冠城「……開きそう?」

カウディ「……駄目だ、やっぱり中から鍵がかけられてる」

南条「むむ……今のところここが一番怪しいのだが……」

どうしましょう?中から誰かが開けないと確認できないってことですよね?

カウディ「おい!中に誰かいるなら開けろ!」

……カウディが声をかける。すると倉庫の中から物音が聞こえた。

そしてカチャリという音がした後、ドアが開かれる……。





『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』




 

どういうことだべ


倉庫の中は暗闇だった……









美術室から入ってきた光が倉庫の中を照らす……









その照らされた先にいたのは……











頭から血を流して倒れている堀田さんの姿だった……











堀田さんの横で倒れている血塗れのモノクマの像がこちらを見て笑っている












まるで今ドアノブに手をかけている……全身血塗れの虹橋さんを嘲笑うかのように……





【CHAPTER04 漆黒の絶望ランデヴー 非日常編】




 

今日はここまで
なんちゃって密室殺人です
もしかしたらすでに犯人がわかっている人もいるかもしれませんね

次回更新は来週になるかもしれません
では、おやすみなさい…


まさか堀田くんが死ぬとは…

おつ
堀田君は相棒ポジだと思ってたのに…あああ…

一応既に流れが決まってるらしいがピンポイントで朝選択が堀田な件

少しだけ再開します。今回は捜査パートナー固定なので学級裁判始まるまでは安価ありません。

>>222
正直もう一日くらいは(非)日常編が続いて場合によっては違った展開になるだろうと思っていたのでビビリましたね。

それと倉庫と書きましたが美術準備室の間違いです。脳内変換よろしくお願いします。


ー???ー


……なんだか声が聞こえる……あれ……ここはいったいどこなんでしょう?

真っ暗闇で何も見えない……そもそもボクは何していたんだっけ……?

……とりあえず声のするほうに……。


ツルッ!ガツンッ!


……痛てて、転んで頭を打ってしまいました。ズキズキする……。

気のせいか床がぬるぬるしますね……全身にぬるぬるが付いちゃいました。

……あれ、このどこか不愉快な匂い……血の匂い……?

もしかして頭打った時に出血して……。

……と、とにかく今はここを出なくちゃ……。

あの声の聞こえるほうが出口ですかね……。



……ええと……この辺にドアが……?

あれ、開かないですね。もしかして鍵が掛かってるのかな?

たぶんドアノブの近くに鍵が付いてるとは思うのですが……。


「カチャリ」


よし、これでドアは開くはず……。





『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』




 


……今のは死体発見アナウンス?

ボクがドアを開けた瞬間に流れて……

ボクの目の前に皐月さんと南条さんと冠城さんがいるということは……

ボクは死んでしまったってことですか……?

南条「に、虹橋殿……か?なぜ血塗れなのだ……?」

カウディ「それにオメーの後ろに倒れてるのは……ジミーだよな?」

虹橋「じ、ジミー……?」

ボクが後ろを振り返る……するとそこには……

頭から血を流している堀田さんの姿があった。

虹橋「きゃ、きゃぁああああああ!!な、なんですかこれ!?」

虹橋「そ、それにこの血……いったいどういう……!?」

ボクの悲鳴を聞いて他の皆も美術室に駆けつけてくる。

ボクを見るみなさんの目は……疑惑に満ちていた。

よく調べたら物理準備室に美術倉庫なのであっていました。美術倉庫で統一します。


冬山「ちょ、ちょっと全身血塗れじゃない!大丈夫なの!?」

差掛「これはいったいどういう状況だ?誰か説明しろ!」

皐月「とりあえず落ち着いて……ボクが状況を説明するよ」

冬山「お、落ち着けって言われても、虹橋さんは今すぐ手当てしなきゃ……!」

虹橋「いえ、少し頭がズキズキしますがボクなら大丈夫です」

虹橋「それよりボクも今の状況について説明が欲しいのですが……」

皐月「ええと……ボクも全部わかってるわけじゃないけど説明するね」

皐月さんが今のこの状況について説明を始める。

モノクマの放送を聞いて何が起きたのか確認しようとしていたこと……

美術室を調べていたら美術倉庫のドアが開かないことに気がついたこと……

しばらくして冠城さんが美術室にやってきた後……ボクが鍵を開けて美術倉庫から出てきたこと……

そしてその美術倉庫の中にすでに亡くなっている堀田さんがいたこと……

皐月「……そして虹橋さんの悲鳴を聞いて皆が駆けつけたんだ」

差掛「待て、どうして虹橋がそこにいたんだ?」

虹橋「ぼ、ボクにもわかりませんよ!堀田さんに呼ばれて美術室に来たんですけど……」

虹橋「その後のことは何も覚えてないんです。気がついたらあの暗闇の中にいて……」


夢喰「で、でも美術倉庫には鍵がかかってたんだよね?誰が掛けたの?」

南条「このドアは内側からしか鍵が掛けられないはずだぞ」

南条「鍵でもあれば別であろうが……」

モノクマ「鍵ならボクが管理していますよ!この部屋には鍵なんて一切置いていません!」

モノクマ「ちなみに美術倉庫の鍵を誰かに貸し出すということもしてません!」

名瀬「じゃあ内側からしか鍵を掛けることはできなかったということになりますわね」

カウディ「するってぇと……鍵を閉めたのはチビッ子かジミーしかいないってことだな」

……全員が一斉にこちらに視線を向ける。

それも当然だ……だって今の状況から考えたら犯人は……。

冠城「ま、待ってください!……その……ええと……」

冠城「虹橋さんは……犯人では……」

モノクマ「はい!お喋りはそこまで!」

モノクマ「議論は学級裁判でお願いします!というわけでさっそく捜査を開始してください!」

モノクマ「モノクマファイルはちゃんと更新しておいたので頑張ってね。うぷぷぷ」


瑞原「……どうやらさっさと捜査したほうがいいようだな」

瑞原「堀田が死んでしまったが……現場保全はどうする?」

南条「それは我がやろう……捜査はお主たちにまかせたぞ」

差掛「捜査はまた二人以上で行動……は良いとして誰が一緒にこいつを見張っておく?」

虹橋「み、見張り……!?」

差掛「当然だ。今のこの状況からすれば犯人はお前しか考えられないわけだからな」

たしかボクを犯人だと疑うのは当然かもしれませんが……

冠城「……わたしが虹橋さんと一緒に捜査します」

皐月「冠城さんが?」

冠城「犯人は……虹橋さんが犯人じゃないことは……」

冠城「わたしが……証明します……」

カウディ「……しゃーねーな、羽衣がそう言うなら俺様も付き合ってやるか」

冬山「そう……じゃあ虹橋さんのことは冠城さんにまかせるわね」

差掛「ふん、じゃあさっさと捜査を開始するぞ」

……また、ボクが疑われている。

ボク自身に何があったかもわからない状態ですがボクが犯人じゃないことはボクが知っています。

それに……ボクのことを信じてくれた堀田さんのためにも……なんとしても犯人を見つけ出さないと……!


【捜査 開始】



虹橋「まずはモノクマファイ……」

冠城「まずは……手当てと着替えから……」

虹橋「え?でも……」

カウディ「たしかにオメーはいったん着替えたほうがいいと思うぞ?」

冠城「……血がべっとり……です……」

虹橋「……そうですね。たしかにこれじゃあ捜査しずらいですし」

虹橋「頭もズキズキするし……いったん保健室まで行きましょうか」


ー保健室ー


冠城「……傷にはなってない……ですね」

虹橋「転んで頭ぶつけただけですからね」

カウディ「……ところで実際のところお前はあんなところで何してたんだよ?」

虹橋「さっき言ったとおりですよ。気付いたらあんなところにいたんです」

カウディ「全身血塗れだったじゃねーか」

虹橋「それは転んだ時に付いてしまっただけです」

カウディ「本当か?大体男女が密室に2人っきりっていう状況が怪しすぎんだよ」

カウディ「実はあの部屋であんなことやそんなことをしてたんじゃねーのか?」

カウディ「そんで勢いあまって……」

冠城「カウディ……それ以上喋るとわたし……本気で怒りますよ」

カウディ「…………」

虹橋「……でもカウディさんがそう考える気持ちもわかります」

虹橋「あんなところ見たら……誰でもそう思いますよね」

冠城「虹橋さん……」

虹橋「でも、本当にボクたちの間には何もなかったんですよ」

虹橋「本当に……何も……」


カウディ「……ふん、悪かったな」

虹橋「いえ、いいんです……それよりも……」

冠城「……?」

虹橋「ボクはなぜ全身を包帯でグルグル巻きにされているんでしょうか?」

冠城「手当て……」

虹橋「別にボク怪我をしてるわけじゃありませんよ?」

冠城「念のため……です……」

カウディ「せっかく羽衣が巻いてやったんだ。感謝しろよ!」

虹橋「……ありがとうございます」


コトダマ【虹橋の状態】を入手しました。
【虹橋の状態】:美術準備室から出てきたとき全身血塗れの状態だった。頭を打ったが比較的軽症で出血はなかった。今は冠城によって全身を包帯でグルグル巻きにされている。


カウディ「そういや、マジで怪我がないみてーだけどよ」

カウディ「どうやってあの倉庫に連れ込まれたんだ?」

虹橋「それが……美術室に入った瞬間気を失ってしまったようで……」

冠城「もしかして……睡眠薬……?」

カウディ「なるほど、たしかに睡眠薬を使えば可能かもしれねーな」

虹橋「でもここにある睡眠薬は飲まないと使えないはずでは?」

冠城「……見つけました……別の睡眠薬です……」

虹橋「……これは匂いを嗅ぐだけで眠ることができるタイプの睡眠薬のようですね」

虹橋「しかも使う量によってある程度睡眠時間をコントロールできるみたいです」

カウディ「随分ご都合主義な睡眠薬だな」

虹橋「ここは希望ヶ峰学園ですからね。これくらいじゃ驚きませんよ」

……この睡眠薬の中身は少し減っている。ボクがこの睡眠薬で眠らされたことは間違いなさそうですね。


コトダマ【睡眠薬】を入手しました。
【睡眠薬】:匂いを嗅ぐだけで眠ることができる睡眠薬。使う量によって睡眠時間をある程度コントロールできる。


虹橋「さて、着替えも手当ても終わったことですし美術倉庫のほうまで戻りましょうか」

カウディ「おう、なんとしてでも犯人を見つけなくちゃいけねーからな」

冠城「……はい」



ー美術倉庫ー


夢喰「ぎゃぁあああああああ!!ミイラ男だよ!」

南条「な、なんだその姿は……!」

カウディ「こいつの怪我が思ったよりひどかったもんでな!」

カウディ「俺様と羽衣で包帯を巻いてやったんだ!な?」

虹橋「……そーですね」

夢喰「だ、大丈夫なの……あやのん?」

虹橋「なんとか息はできるように巻かれているので大丈夫ですよ」

夢喰「怪我のこともそうなんだけど……その……」

夢喰さんが堀田さんの方へと視線を向ける。

ボクは堀田さんと仲良かったからそのことを気にしているんでしょう。

虹橋「……大丈夫です。ここで立ち止まるわけにはいきませんからね」

虹橋「悲しむのは……全てが終わってからです」

夢喰「……そっか」

虹橋「ではさっそく捜査させてもらいますよ」


虹橋「今度こそモノクマファイルの確認ですね」

カウディ「どれどれ……」


◇◆

モノクマファイル04
被害者は堀田実。
死亡時刻は午前10時前後。
死体発見場所は学園3階の美術倉庫。
致命傷は頭部への殴打。

◇◆


虹橋「午前10時……堀田さんを発見したのは11時頃なので1時間前に犯行が行われたってことになりますね」

カウディ「チビッ子がここに来た時間は何時ごろだったんだ?」

虹橋「……たしか10時前後だったと思います」

カウディ「じゃあオメーがここに来る前にジミーは殺されてたかもしんねぇってことだな」

虹橋「……そうかもしれませんね」


コトダマ【モノクマファイル04】を入手しました。
【モノクマファイル04】:被害者は"超高校級の書道家"堀田実。死亡時刻は午前10時前後。死体発見場所は学園3階の美術倉庫。致命傷は頭部への殴打。


虹橋「……次は死体を調べましょう」

冠城「……はい」

虹橋「モノクマファイルによると頭を殴られているみたいですが……」

……堀田さんの顔に触れてみる。ボクが感じたその冷たさは堀田さんが死んでいることを示していた。

虹橋「……後頭部に傷がありますね。鈍器のようなもので殴られたようです」

カウディ「鈍器っつーとそこに落ちてるモノクマの像か?」

冠城「これ以外に凶器は……見当たりませんね……」

虹橋「でもこんなもの持って殴るのって至難の業では……?」

冠城「……重いです……でも持てないことはないかも……」

……モノクマの像が凶器?でもこの像は倉庫ではなく美術室にあったような気がするのですが……?


コトダマ【頭部の傷】を入手しました。
【頭部の傷】:堀田の後頭部に鈍器のようなもので殴られた跡があった。

コトダマ【モノクマの像】を入手しました。
【モノクマの像】:血塗れの状態で美術準備室から発見された。元々は美術室に置いてあった。

今日はここまで
次回更新は今週中に
では、おやすみなさい…

完全な密室なら・・・


虹橋「他に気になるものは落ちていませんね」

冠城「……そうですね……」

カウディ「いや、俺様の目は誤魔化せねーぜ」

虹橋「何か見つけたんですか?」

カウディ「……テグスみてーなものが落ちてるぞ」

虹橋「テグス?どうして美術倉庫にテグスが?」

冠城「あの……この棚……」

カウディ「どうやらこの棚から落ちてきたみたいだな。似たようなテグスが棚に収められてるぜ」

虹橋「何かの拍子で落ちてきたんですかね?」


コトダマ【テグス】を入手しました。
【テグス】:死体のそばに落ちていた。近くにあった棚の中にそれと似たテグスが収納されていた。


カウディ「そういや、凶器といえばここに掛かってるハンマーなんて怪しいんじゃねーか?」

虹橋「ハンマーですか。でも全部きれいに壁に掛けられていますよ」

虹橋「使った痕跡もなさそうですし……」

カウディ「そんなもん洗ったに決まってんだろ」

虹橋「でも犯行はつい一時間前に起きたばかりですよ?そんなにすぐに乾くでしょうか?」

カウディ「……たしかに洗ったにしては乾きすぎてる気もするな」

……ハンマーは関係ないということでしょうか?


コトダマ【美術倉庫のハンマー】を入手しました。
【美術倉庫のハンマー】:全てのハンマーがきれいに揃っていた。使われた様子もなくきれいだった。


虹橋「次は美術倉庫のドアを調べてみましょうか」

カウディ「調べるって言っても何を調べんだ?」

虹橋「とりあえず鍵がどうなっているのか確認しましょう」

カウディ「ふむふむ……どうやら内側にサムターンが付いてるが外からは鍵を掛けらんねーみたいだな」

冠城「……鍵は……モノクマが持っているんでしたね」

虹橋「どうにかして外から鍵を掛けることはできないんでしょうか?」

冠城「……あの……テグスは……どうでしょうか?」

虹橋「ドアの隙間にテグスを挟んで外から鍵を掛けるってことですか?」

冠城「……はい」

カウディ「可能性はあるかもな、試してみるか」

……テグスをドアに挟んで引っ張ってみる……引っ張って……引っ張……らさない……。

虹橋「ドアの隙間がピッタリしすぎてテグスを引っ張ることができませんね」

冠城「……そう……ですか……」


コトダマ【モノクマの証言】を入手しました。
【モノクマの証言】:美術倉庫の鍵はモノクマが管理している。誰にも貸し出していないらしい。

コトダマ【美術倉庫の鍵】を入手しました。
【美術倉庫の鍵】:美術準備室内側にサムターンが付いているが、外側から鍵をかけるには専用の鍵が必要。

コトダマ【美術倉庫の鍵】を入手しました。
【ドアの隙間】:閉じた状態のドアの隙間にひもを挟んでみたがぴったり挟まって少しも動かすことができなかった。


虹橋「……本当にボクが美術倉庫に閉じ込められた時は鍵が掛かっていたんですか?」

カウディ「そこから疑うのかよ。俺が調べたんだから間違いないぜ?」

カウディ「それからそこにいるブーデーもな」

南条「……いや、あの時我はドアに触っていないぞ」

カウディ「あん?そうだったか?」

南条「うむ、あの時は皐月殿がドアを調べておったのでな」

カウディ「そういやそうだったか」

南条「我と皐月殿はモノクマがあの放送をした後、一緒に美術室に行ったのだ」

冠城「……わたしは……その後に来ました……」

……そもそもボクは自分で鍵を開けてるわけだから間違いないんですよね……。


コトダマ【南条の証言】を入手しました。
【南条の証言】:モノクマの放送後、皐月とともに美術室を訪れた。皐月が美術倉庫に鍵がかかっていることに気がつき、虹橋が鍵を開けるまでは皐月とカウディ以外誰も美術準備室のドアを触っていない。


虹橋「そういえばボクが目を覚ました時には部屋は真っ暗でしたが……」

虹橋「この倉庫の電気スイッチはどこにあるんでしょう?」

冠城「ええと……倉庫の外にある……みたいです……」

虹橋「あ、本当ですね。ドアの隣にあります」

カウディ「美術倉庫の中からは電気つけらんねーってことか」

……これはボクにとって有利な証拠かもしれませんね。覚えておきましょうか。


コトダマ【美術倉庫の状況】を入手しました。
【美術倉庫の状況】:虹橋が目を覚ました時、部屋の中は真っ暗だった。

コトダマ【電気スイッチ】を入手しました。
【電気スイッチ】:美術準倉庫の電気のスイッチは倉庫の外側についている。


虹橋「……さて、現場の捜査はこんなところですね」

カウディ「じゃあ、他の場所でも捜査するとするか」

夢喰「あ……もう行っちゃうの?」

虹橋「ええ、なんとしても真犯人を見つけなくてはいけませんからね」

夢喰「……ねえ、本当にあやのんは犯人じゃないんだよね?」

虹橋「もちろんです。ボクは犯人じゃありませんよ」

夢喰「……うん、そうだよね!」

夢喰「アタシは捜査できないけど……ここでアタシにできることを頑張るから!」

夢喰「まあ、あやのんのこと信じることくらいしかできないけどね」

虹橋「……それで十分です。じゃあボクはもう行きますね」

夢喰「うん……頑張ってね!」


ー娯楽室ー


虹橋「なるべく気にしないようにしていましたが……」

虹橋「まだこのゲーム置いてあるんですよね」

カウディ「まさか今回もこのゲームが事件に関係してるってことはねーだろうな?」

虹橋「……大丈夫みたいですよ?クリア回数の所を見てください」

冠城「……しーいこーるさん……」

カウディ「どうやらあの後このゲームをプレイしたやつはいねーみたいだな」

カウディ「そういや、チビッ子はこのゲームから脱出スイッチを手に入れたんだよな?」

虹橋「……モノクマに奪われてしまいましたけどね」

カウディ「いったいどんなスイッチなんだ?本物だったのか?」

虹橋「見た目はただの赤いスイッチですね。正直ただのおもちゃにも見えましたが……」

カウディ「ま、どうせモノクマが本物を用意するわけねーんだから気にすんなよ?」

虹橋「……そうだといいですね」


コトダマ【モノクマゲーム】を入手しました。
【モノクマゲーム】:娯楽室に設置してあるゲーム。クリアすれば凶器を手に入れることができるが前回の事件からクリア回数は増えていない。


ー堀田の個室ー


虹橋「……他の場所ではたいした手がかりは見つけられませんでしたね」

カウディ「だけどあいつの部屋に手がかりがあるとも思えねーけどな」

虹橋「……どうして堀田さんとボクが狙われてしまったんでしょうか?」

カウディ「さあな?朝の会話を聞いた犯人が使えると思ったんじゃねーのか?」

虹橋「え……?聞こえてましたか?」

カウディ「そりゃ聞こえるだろ。たぶんあそこにいた全員が聞くことできたんじゃねーか?」

虹橋「……そうですか」

あの時あんな会話してなければ堀田さんは死なずに済んだんでしょうか……。

冠城「で、でも……虹橋さんが責任を感じることは……ないと思います」

カウディ「そうだ。悪いのは全て……犯人だからな」

犯人か……そういえばモノクマが言ってましたね。

裏切り者が誰かを殺すかも……と。今回の事件は裏切り者が関係してるんでしょうか?

カウディ「お、なんか本が置いてあるぞ」

冠城「えっと……『誰でも簡単にできるぞ!空き巣ガイドブック~初心者編~』……?」

虹橋「……え?そ、その本見せてください!」


……本の中身を確認する。そこにはピッキング技術や鍵の作り方、その他もろもろが書かれていた。

ただ、鍵を閉める方法についてはどこにも書かれていませんでしたが……。

虹橋「……間違いありません。これは名瀬さんが言っていた本です」

冠城「名瀬さんが……?いったいどんな本……ですか……?」

虹橋「素人でもできるピッキング技術について書かれた本です」

虹橋「この本の技術を使えば大浴場のロッカーの鍵も開けることが可能かもしれないと言っていました」

カウディ「……は?ってことはジミーがロッカーを開けた可能性があるってことか?」

冠城「で、でも……誰かがここに置いていった可能性も……」

虹橋「少なくとも捜査中は二人以上で行動しているので無理ですよ」

カウディ「じゃあ堀田から鍵を奪ってこの本を置いたのかもしんねーな」

……本当にそうなのでしょうか?もう一度堀田さんが部屋の鍵を持っているかどうか確認しておいたほうがよさそうですね。


コトダマ【冠城の証言】を入手しました。
【冠城の証言】:虹橋と堀田の朝食での会話はその場にいた全員が聞いていた可能性がある。

コトダマ【空き巣ガイドブック】を入手しました。
【空き巣ガイドブック】:堀田の部屋から発見された。ピッキング技術や鍵の作り方などの鍵を開ける方法が書かれているが、鍵を閉める方法については何も書かれていなかった。


ー美術倉庫ー


……ボクたちがもう一度美術倉庫まで来ると言い争う声が聞こえた。

夢喰さんと南条さんが喧嘩しているみたいです。

夢喰「どうしてそんなこと言うのさ!」

南条「我は本当のことを言ったまでだ……虹橋殿が怪しいのは間違いないであろう?」

夢喰「そ、そうかもしれないけど……」

……どうやらボクのことで喧嘩しているみたいです。

カウディ「おいおいオメーラ何してんだぁ?仲良く喧嘩か?」

夢喰「仲良くなんてないもん!」

南条「……我は虹橋殿が怪しいのではないかと言っただけ」

南条「そしたら夢喰殿が突っかかってきたのだ」

夢喰「だって……!」

虹橋「……とりあえず落ち着いてください。夢喰さん」

虹橋「ボクが怪しまれるのは……しかたがないことですよ」

カウディ「それよりもう一度ジミーのこと調べさせてもらうぜ?」

南条「……何かわかったのか?」

虹橋「少し気になることが……」

……着物の懐に鍵がないか探してみるとあっさり鍵が見つかった。


虹橋「……ありましたね」

南条「部屋の鍵がどうかしたのか?」

カウディ「犯人がジミーの部屋に入った可能性があるんだ」

カウディ「だからこいつの鍵があるかどうか確認しにきたってわけだ」

夢喰「……?犯人が堀田君の部屋に?それっていつのこと?」

虹橋「……堀田さんから鍵を奪ったということは10時から死体発見の11時までのことだと思います」

夢喰「そうなの?でも……たしかアタシその時間は寄宿舎の廊下をブラブラしてたけど誰も来なかったと思うよ?」

冠城「……本当……ですか?」

夢喰「うん、間違いないよ。ずっと堀田君の部屋を見てたわけじゃないけど……」

夢喰「少なくとも寄宿舎と学園を繋ぐ廊下を出入りした人は誰もいなかったはずだよ」

カウディ「……てことはもしかして裏切り者は」

……堀田さんが裏切り者?まさか……ありえませんよ。

だって堀田さんは……。


コトダマ【堀田の個室の鍵】を入手しました。
【堀田の個室の鍵】:堀田の個室の鍵は堀田の着物の懐の奥深くに入っていた。

コトダマ【夢喰の証言】を入手しました。
【夢喰の証言】:午前10時から11時の間まで寄宿舎の廊下にいた。寄宿舎と学園を行き来する人物はいなかったらしい。


キーンコーン、カーンコーン


『そろそろ学級裁判始めたいと思います!』

『ではでは、学校エリア一階にある赤い扉に入りください!』


虹橋「……時間のようですね」

カウディ「正直、密室の謎がまったくわからねーな」

南条「はたして本当に謎なんてあるのか……」

夢喰「ええと……捜査ははかどった?」

虹橋「……正直ボクもまだわからないことだらけですね」

夢喰「だ、大丈夫?大丈夫だよね?」

……駄目でもなんとかするしかありません。

だって堀田さんが事件に巻き込まれたのはボクの責任だから……

だからなんとしても……ボクが必ず堀田さんを殺した犯人を見つけて見せます……!


【コトダマ一覧】


【モノクマファイル04】:被害者は"超高校級の書道家"堀田実。死亡時刻は午前10時前後。死体発見場所は学園3階の美術倉庫。致命傷は頭部への殴打。

【虹橋の状態】:美術倉庫から出てきたとき全身血塗れの状態だった。頭を打ったが比較的軽症で出血はなかった。今は冠城によって全身を包帯でグルグル巻きにされている。

【睡眠薬】:匂いを嗅ぐだけで眠ることができる睡眠薬。使う量によって睡眠時間をある程度コントロールできる。

【モノクマの像】:血塗れの状態で美術準備室から発見された。元々は美術室に置いてあった。

【頭部の傷】:堀田の後頭部に鈍器のようなもので殴られた跡があった。

【テグス】:死体のそばに落ちていた。近くにあった棚の中にそれと似たテグスが収納されていた。

【美術倉庫のハンマー】:全てのハンマーがきれいに揃っていた。使われた様子もなくきれいだった。

【美術倉庫の鍵】:美術準備室内側にサムターンが付いているが、外側から鍵をかけるには専用の鍵が必要。

【ドアの隙間】:閉じた状態のドアの隙間にひもを挟んでみたがぴったり挟まって少しも動かすことができなかった。

【モノクマの証言】:美術倉庫の鍵はモノクマが管理している。誰にも貸し出していないらしい。

【南条の証言】:モノクマの放送後、皐月とともに美術室を訪れた。皐月が美術倉庫に鍵がかかっていることに気がつき、虹橋が鍵を開けるまでは皐月とカウディ以外誰も美術準備室のドアを触っていない。

【美術倉庫の状況】:虹橋が目を覚ました時、部屋の中は真っ暗だった。

【電気スイッチ】:美術準備室の電気のスイッチは準備室外の美術室の壁についている。

【モノクマゲーム】:娯楽室に設置してあるゲーム。クリアすれば凶器を手に入れることができるが前回の事件からクリア回数は増えていない。

【冠城の証言】:虹橋と堀田の朝食での会話はその場にいた全員が聞いていた可能性がある。

【空き巣ガイドブック】:堀田の部屋から発見された。ピッキング技術や鍵の作り方などの鍵を開ける方法が書かれているが、鍵を閉める方法については何も書かれていなかった。

【堀田の個室の鍵】:堀田の個室の鍵は堀田の着物の懐の奥深くに入っていた。

【夢喰の証言】:午前10時から11時の間まで寄宿舎の廊下にいた。寄宿舎と学園を行き来する人物はいなかったらしい。

今日はここまで
犯人の名前やトリックを伏せてもらえれば考察は自由にしてもらってかまいません
正直シチュエーション重視なのでトリックはかなりひどいです
説明不足のところもあるかもなので質問等あればよろしくお願いします

次回更新は2週間後とかになるかもしれません
ある程度書きためたらまた報告します
では、おやすみなさい


夢喰ちゃん良い子


裁判席だけ
http://i.imgur.com/AI6YpFz.png

今回の学級裁判のノンストップ議論にはお試しで【Re: アクション】を追加しようと考え中です。
逆転裁判のゆさぶるみたいなものです。

裁判はまだほとんど書きためていないのでもう少しお待ちください。

まだ前半しか書きため終わっていませんが21時頃に学級裁判始めます

減り方が偏ってるな

こうしてみると半分が極端に減ってる!
ほとんどの人がまだ隣にめっちゃ人いる!


【学級裁判準備】

暗闇の美術倉庫で起きた密室殺人……。
2人を暗闇の美術倉庫へと導いた犯人はいったい誰なのか?
そして裏切り者の存在と動機……そこに潜む真実とは?
4度目の裁判が始まろうとしている。


現在の発言力:7
現在の精神力:9


獲得スキル
「自画自賛」:5回連続正解すると発言力が2増える
「ボキャブラリー」:裁判中一度だけ、閃きアナグラムで必要のない文字を消し去ることができる
「ラッキースター」:モノクマメダルを手に入れた時、レスのコンマがゾロ目だった場合2倍もらえるようになる
「ディスメンタル」:ノンストップ議論の時、精神力を3使って不必要なコトダマを取り除くことができる
「スーパースパイス」:閃きアナグラムの時、精神力を2使って2文字を開放できる
「注目の発言力」:発言力の最大値が+2される
「インスピレーション」:ノンストップ議論または反論ショーダウンの時、精神力を3使ってダミーの論破ポイントと賛成ポイントを消し去ることができる

モノクマメダル【104枚】

コトダマ【>>253


   学 級 裁 判   開 廷 !




モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明をしておきましょう」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき」

モノクマ「逆に間違った人物をクロと指摘した場合は……」

モノクマ「クロを除く全員がおしおきされ、生き残ったクロだけに卒業の権利が与えられます!」

モノクマ「……と言いたいところですが今回だけは特別!」

モノクマ「もしクロが裁判に勝つことができた場合は……クロの望んだ人物に卒業の権利が与えられます!」

モノクマ「では、議論を開始してくださーい!」

差掛「議論か……と言っても犯人ならもう決まっているがな」

差掛「それはもちろん……」

虹橋「…………」

差掛「……ひとつ聞いていいか?なんだその包帯は?」

カウディ「こいつが大怪我してたもんで俺様が手当てしてやったんだぜ!」

冬山「ずいぶんと……ひどい怪我だったのね」

本当はどこも怪我してないんですけどね。


差掛「とにかく、犯人はお前以外いないはずだ」

皐月「まあ、普通に考えたらそうなっちゃうよね」

皐月「今回の事件は密室で起きたわけだからね」

虹橋「密室だったからボクが犯人だなんて短絡的すぎませんか?」

瑞原「そうかもしれない。だから本当に密室の抜け道がなかったのか……」

瑞原「まずは現場の状況から話し合うべきだろう」

……やっぱりボクが疑われている。

まずはボクの疑いを晴らす所から始めないと……!


※※

突然ですがここでノンストップ議論の追加要素について説明させてもらいます。
今回からノンストップ議論に【Re: アクション】改め【追究】というコマンドが追加されます。

指摘するポイントが見つからない、気になる情報がある、ヒントが欲しいといった場合……
論破ポイントまたは同意ポイントを追及することで情報を引き出すことが出来ます。
場合によってはコトダマが増えたり、発言が変わったり、そのまま議論が進んだりすることがあります。

基本的には追究しても発言力・集中力は減らないので気になる点があったら追究してみてください。
ただし追究に関しては書き溜めをしていないので追究しすぎると裁判が滞りますので注意を。

追究したい場合は

【追究】→【論破・同意ポイント】

のように書いてください。追求でも追給でも追及でもなく追究です。

※※

 


【ノンストップ議論 開始】

コトダマ(>>253
>【モノクマファイル04】
>【頭部の傷】
>【美術倉庫のハンマー】
>【電気スイッチ】
>【モノクマの証言】



冬山「【殺害現場は美術倉庫】……それは間違いないわね」

皐月「うん、ボクと南条クンはモノクマの放送を聞いて【美術室の捜索】をしていたんだ」

皐月「そしてその【美術倉庫には内側から鍵を掛けられていた】ことに気付いた」

皐月「それはボクと冠城さんで確認済みだね」

南条「外から鍵を開けることができなかったため……」

南条「【中から誰かが出てくる】のを待っていた」

南条「すると虹橋殿が出てきたというわけだ」

カウディ「その時、【美術倉庫内にはチビッ子とジミーしかいなかった】」

カウディ「それは俺様と羽衣と【その他2人】が見てるから間違いねーな」

皐月「事件が発覚するまでの流れはこんなところかな」


……特におかしな発言はなさそうですね。

今回の事件で問題となるのは美術倉庫の鍵……その辺りを追究してみましょうか。


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

美術倉庫には内側から~を追究


【追究】→【美術倉庫には内側から鍵を掛けられていた】 進展!

虹橋「待ってください!」追究!


虹橋「美術倉庫は内側から掛けられたと断言していますがその根拠はなんですか?」

虹橋「部屋の外から鍵を掛けた可能性だってあるはず……」

差掛「ないぞ。そんな方法は存在しない」

差掛「外から鍵を掛ける方法は鍵を使うしかないがその鍵はモノクマが管理していたはずだ」

虹橋「す、スペアキーがあったかも……」

モノクマ「ボクがオマエラに渡した鍵は個室の鍵のみです!」

モノクマ「マスターキーだってボクがきちんと管理しているのです!」

モノクマ「鍵に関してボクは一切協力していません!」

差掛「……だそうだ」

名瀬「外側から鍵を掛ける方法がない以上……」

名瀬「中から鍵を掛けたというのは間違いなさそうですわね」

裏切り者が関係しているならモノクマが協力している可能性もあったのですが……

モノクマがこう断言している以上その可能性はなさそうです。


南条「現場の状況もわかったことだし、次は凶器の話をしようではないか」

冬山「モノクマファイルによると致命傷は頭部の殴打だったはずね」

カウディ「じゃあ鈍器みたいなものが凶器ってことか?」

皐月「鈍器か……いったい何が使われたんだろうね?」

凶器……現場にあった怪しいものと言えばあれですよね。


コトダマを提示しろ!(>>253)

安価↓2

モノクマの像


【モノクマの像】 正解!

虹橋「これしかありません……!」解!


虹橋「おそらく凶器はモノクマの像……ですよね」

南条「他に凶器らしきものは落ちていなかった……間違いないであろう」

カウディ「だけどあの像持ってみたがけっこう重かったぜ?」

カウディ「チビッ子があれを持ってジミーを襲ったってのは無理じゃねーか?」

虹橋「そうですよ!さすがにあんなもの持って襲われたら抵抗するはず……」



差掛「俺の美しい方程式……見せてやろう!」反論!



差掛「モノクマの像が重いから無理だと?」

差掛「そんなもの不意をつけばどうとでもなる」

差掛「堀田を襲った時の状況……俺が解いてやろうではないか」


【反論ショーダウン 開始】


コトノハ(>>253
>【モノクマの像】
>【虹橋の状態】
>【美術倉庫の鍵】
>【頭部の傷】


差掛「襲った方法なら簡単だ」

差掛「美術倉庫に堀田を呼び出して……」

差掛「【後ろを向いた所をあの像で殴った】。それだけのことだ」

差掛「モノクマの像が少々重かったとしても……」

差掛「持ち上げられないほどではない」

差掛「【近くにあったモノクマの像】をそのまま持ち上げ、振り下ろすだけでいいんだ」

差掛「わざわざ正面からモノクマ像を持って襲う必要はないはずだ」



【コトノハ】→【論破ポイント】 or 【ナシ】

安価↓2

近くにあったモノクマの像

【モノクマの像】で【近くにあったモノクマ像】

ナシ


【モノクマの像】→【近くにあったモノクマの像】 正解!

 虹橋「それは違います!」論破!

    B r e a k !


虹橋「差掛さん、元々モノクマの像は美術倉庫には置いてなかったんですよ」

差掛「なんだと?」

虹橋「南条さん、あなたならモノクマの像がいつもどこに置いてあったのかわかりますよね?」

南条「あ、ああ……たしか美術倉庫ではなく美術室側においてあったはずだな」

虹橋「つまり犯人はわざわざ美術室からモノクマの像を持ってきて殴ったことになります」

虹橋「ボクがやったとしたらどう考えても不自然ですよ」

差掛「……たしかに不自然かもしれんな」

差掛「だが、それをやったんだろう」

虹橋「なっ……」

差掛「モノクマ像が凶器である以上……美術室から持ってきたのは間違いないんだ」

差掛「それが近くにあったかどうかなんて些細な問題だ」

差掛「多少不自然だろうとそれ以外考えられまい」


南条「たしかに現場は密室でその中には虹橋殿しかいなかった」

南条「虹橋殿以外には犯行は不可能ではないか?」

瑞原「……それが真実だとしてもそこで妥協するべきではない」

瑞原「少しでも疑問があれば時間の許す限り話し合いを続けるべきだ」

瑞原「でなければ学級裁判の意味がないからな」

皐月「でもこれ以上何を話せばいいのかな?」

皐月「凶器だってはっきりしてる。状況証拠だってある」

皐月「動機だって……もし虹橋さんが裏切り者だったと考えれば説明もつくし」

虹橋「どういう意味ですか?」

皐月「ほら、今回は動機が発表されてからずいぶんと時間が経ってるでしょ?」

皐月「しびれを切らしたモノクマが裏切り者に殺人を命じたと考えれば……ね?」


冠城「そ、そんなことありません……!」

冠城「虹橋さんが……裏切り者なんて……」

差掛「ふん、今はこいつが裏切り者かどうかなんてどうでもいいことだ」

差掛「それよりも議論を続けるぞ。まだ密室の謎だって残っている」

南条「密室の謎か……たしかに虹橋殿が犯人だったとしてもなぜそんなことしたのか謎だな」

差掛「……だがその答えも簡単だ」

差掛「いや、天才の俺にとってはたいした問題ではないというべきか」

冬山「大丈夫?それ完全にかませフラグよ?」


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ
>【モノクマファイル04】
>【南条の証言】
>【美術倉庫のハンマー】
>【モノクマゲーム】
>【堀田の個室の鍵】



差掛「あの部屋が密室になっていた理由……」

差掛「それは【虹橋が自ら鍵を掛けた】からだ」

南条「どうして自分で鍵を掛ける必要がある?」

差掛「それは【堀田がすぐに逃げられないようにするため】だろう」

差掛「まず虹橋は美術室で堀田を襲った……」

差掛「だが【美術倉庫に逃げられてしまった】んだ」

名瀬「……そこで虹橋さんがモノクマ像を持って追い詰めたというわけですか」

差掛「堀田を殺害後、すぐに部屋を出ようとした」

差掛「だが【殺害後すぐにお前たちが美術室に来てしまった】……」

差掛「しかたなく自ら鍵を開けて出てきたというわけだ」



【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【美術倉庫に逃げられてしまった】を追究


【追究】→【美術倉庫に逃げられてしまった】

虹橋「待ってください!」追究!


虹橋「美術倉庫に逃げたと言いましたが、普通廊下のほうに逃げませんか?」

差掛「いきなり襲われたから堀田も焦っていたんだろう」

差掛「つい美術倉庫のほうに逃げてしまった……それだけのことだ」

虹橋「でも美術倉庫に入った時点で鍵を閉めると思うのですが」

差掛「そこまで頭が回らなかったんだろう」

皐月「まあ、特に仲の良かった虹橋さんに襲われたら正常な判断ができなくて当然だよね」

虹橋(……一応、理屈は通っていますね)


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ
>【モノクマファイル04】
>【南条の証言】
>【美術倉庫のハンマー】
>【モノクマゲーム】
>【堀田の個室の鍵】



差掛「あの部屋が密室になっていた理由……」

差掛「それは【虹橋が自ら鍵を掛けた】からだ」

南条「どうして自分で鍵を掛ける必要がある?」

差掛「それは【堀田がすぐに逃げられないようにするため】だろう」

差掛「まず虹橋は美術室で堀田を襲った……」

差掛「だが【美術倉庫に逃げられてしまった】んだ」

名瀬「……そこで虹橋さんがモノクマ像を持って追い詰めたというわけですか」

差掛「堀田を殺害後、すぐに部屋を出ようとした」

差掛「だが【殺害後すぐにお前たちが美術室に来てしまった】……」

差掛「しかたなく自ら鍵を開けて出てきたというわけだ」



【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

南条の証言→殺害後すぐにお前たちが美術室に来てしまった


【南条の証言】→【殺害後すぐにお前たちが美術室に来てしまった】 正解!

虹橋「それは違います!」論破!

    B r e a k !


虹橋「南条さんたちが美術室に訪れたのはモノクマの放送後です」

虹橋「殺人の真っ最中にモノクマがそんな放送を流すはずありません」

差掛「モノクマの放送だと……?」

差掛「だがそんなものちょっとしたタイムラグがあっただけかもしれないだろ」

虹橋「いいえ、ちょっとどころじゃないんですよ」

虹橋「殺害時刻と死体発見時刻には大きな違いがあるんです」

……殺害時刻を証明できる証拠があるはずです。それで証明しましょう。


コトダマを提示しろ!(>>253

安価↓2

モノクマファイル04

夢喰の証言


【夢喰の証言】 失敗!


虹橋「夢喰さんは10時から11時まで寄宿舎の廊下にいました」

虹橋「つまり殺害時刻と死体発見時刻には1時間の差があるんです」

差掛「いや、意味がわからないが……」

瑞原「俺にもよくわからないな」

冠城「……虹橋さん……」

虹橋(みなさんがボクを憐れむような目で見ている……)

虹橋(そもそもボクはどうして10時という時刻を思い浮かべたんでしたっけ?)


発言力7→9


殺害時刻を示す証拠……あれしかありませんよ!


コトダマを提示しろ!(>>253

安価↓2

訂正:発言力7→6
安価↓

モノクマファイル04


【モノクマファイル04】 正解!

虹橋「これがボクの答えです!」解!


虹橋「差掛さんにしてはずいぶんとひどいミスですね」

差掛「ひどいミス……?」

虹橋「皐月さんたちがボクたちを発見したのが何時ごろか覚えていますか?」

差掛「たしか……11時頃だったか」

虹橋「そうです。ですがモノクマファイルには……死亡時刻が10頃と書かれているんです」

差掛「なっ、なんだと!?」

冬山「すると……殺害時刻と死体発見時刻に一時間の間があることになるわね」

虹橋「もしボクが犯人だったら1時間も美術倉庫でボヤボヤせずにとっくに逃げていますよ」

差掛「くっ……」

虹橋「今度こそボクが犯人でないとわかってもらえ……」



名瀬「その推理……校正させていただきますわ!」反論!



名瀬「申し訳ありませんがそれだけだとまだ犯人でないとは言いきれませんわ」

名瀬「ですから……もし自分が犯人でないと言うのであればわたくしの反論を打ち破ってください」


【反論ショーダウン 開始】


コトノハ(>>253
>【南条の証言】
>【モノクマの像】
>【美術倉庫のハンマー】
>【頭部の傷】


名瀬「もしモノクマ像を使って襲ったのが……」

名瀬「堀田さんのほうだったとしたらどうでしょうか?」

名瀬「【美術室で襲われた虹橋さん】は美術倉庫に逃げたんです」

名瀬「虹橋さんを追い詰めるため【堀田さんは美術倉庫に鍵を閉め】……」

名瀬「モノクマ像を持ったまま虹橋さんを襲いました」

名瀬「ですがそこで虹橋さんは立て掛けてあった【ハンマーで反撃した】のですわ」

名瀬「虹橋さんは怪我を負いながらも【堀田さんを返り討ち】にした」

名瀬「これなら矛盾はないのではないでしょうか?」



【コトノハ】→【論破ポイント】 or 【ナシ】

安価↓

ナシ

美術倉庫のハンマーでハンマーで反撃した


【美術倉庫のハンマー】→【ハンマーで反撃した】 正解!

 虹橋「その矛盾……染め直します!」論破!

    B r e a k !


虹橋「ボクが反撃した……それはありえません」

虹橋「なぜなら美術倉庫にあったハンマーはどれも使った形跡がなかったからです」

名瀬「え……でしたら別の何かで……」

南条「いや、現場にそれらしき凶器は落ちていなかった」

南条「他に凶器が存在したとは考えにくい」

虹橋「どうですか?今度こそボクが犯人でないことは証明できたと思いますが……」

名瀬「……いえ、まだですわ」

名瀬「あの部屋から凶器が見つからなかったというのであれば……」

名瀬「持ち出したとは考えられませんか?」

冬山「たしかにそれならありえるかもしれないわね。どうなの?」

虹橋「いえ、それもありえませんよ」

虹橋「ボクが凶器を持っていなかったことを証明してくれる人物がいますからね」

あの人なら……ボクが凶器を持っていなかったことを証明しれくれるはずです……!



怪しい人物を指名しろ!


安価↓2

夢喰

冠城


冠城羽衣 正解!

虹橋「これがボクの答えです!」解!


虹橋「ボクは美術倉庫から出た後、冠城さんと一緒に行動していました」

虹橋「その時に着替えと傷の手当を手伝ってもらったのでボクが凶器を持っていたかどうかは冠城さんが証言してくれますよ」

名瀬「……どうなんですか?冠城さん」

カウディ「もちろん、コイツは凶器らしきものは何も持ってなかったぜ」

冠城「……カウディの……言うとおりです……」

南条「ふむ、2人の証言がある以上間違いなさそうだな」

名瀬「……そのようですわね」

よし、今度こそ……。

といったところで今日はここまで
夢喰ちゃんが一言も発言していませんが後半活躍するでしょう
犯人がもうわかった人はいるでしょうか?わかる人はすんなりわかると思います

次回更新は土曜日か日曜日に
では、おやすみなさい

乙です

おつ

21時より再開します
前半パートだけでも終わらせます

少し早いですが20時半から始めます


皐月「いや、待ってよ。たしかに他に凶器があったっていう説はなさそうだけどさ」

皐月「でも堀田クンから凶器を奪った可能性はあるんじゃないかな」

冬山「虹橋さんと堀田君だと体格差もあるし……さすがに難しいんじゃない?」

皐月「この際、少しくらいの難しさなんて問題じゃないよ」

皐月「問題なのは……状況から考えて堀田クンを襲うことができた人物は虹橋さんしかいなかったってことなんだから」

虹橋「ちょっと待ってください。そもそもそんな状況はありえないはずなんです」

皐月「どういう意味かな?」

虹橋「ボクと堀田さんのどちらかが鍵を掛けて、美術倉庫内で争いが起きた」

虹橋「そしてボクたちはそのまま倒れて……皐月さん達に発見された」

虹橋「でもこんなことありえないんです」

皐月「ありえないって……どの部分がありえないのかな?」

……美術倉庫の状況を考えればありえない部分が見えてくるはずです。

何がおかしいのか皐月さんに指摘しましょう。



1.ボクと堀田さんのどちらかが鍵を掛けたこと

2.美術倉庫内で争いが起きたこと

3.2人が倒れたこと

4.皐月さん達に発見されたこと


安価↓2

1


1.ボクと堀田さんのどちらかが鍵を掛けたこと


虹橋「ボクと堀田さんには鍵を掛けることなんてできないんですよ」

皐月「……どうして?鍵は内側から掛けられてたし中には2人ともいたよね?」

皐月「むしろ2人以外に鍵を掛けることはできなかったんじゃないのかな?」

……しまった!問題はそこではありませんでした。


発言力6→5


美術倉庫がどんな状況だったか考えると……

あんなことがあったとは考えにくいはずですよ。



1.ボクと堀田さんのどちらかが鍵を掛けたこと

2.美術倉庫内で争いが起きたこと

3.2人が倒れたこと

4.皐月さん達に発見されたこと


安価↓2

3


3.2人が倒れたこと


虹橋「もちろん、ボクたちが倒れていたということですよ」

皐月「倒れていたんじゃないの?少なくとも堀田クンはもう……」

虹橋「……そうでした。ボクはあそこで気絶していたんでした」


発言力5→4


少なくともボクたちの間ではあんなことが起きてはいないと言えることがあるはずです。

今度こそ……!


×1.ボクと堀田さんのどちらかが鍵を掛けたこと

2.美術倉庫内で争いが起きたこと

×3.2人が倒れたこと

4.皐月さん達に発見されたこと


安価↓2

2


2.美術倉庫内で争いが起きたこと 正解!

虹橋「これしか……ありえません!」解!


虹橋「皐月さん、ボクを発見した時の状況を覚えていますか?」

皐月「ええと……美術室にはボクと南条クンと冠城さんとカウディがいて」

皐月「美術倉庫内にはキミと……堀田クンがいたんだったね」

虹橋「それだけじゃありません。美術倉庫の様子を思い出してください」

皐月「美術倉庫の様子?……そういえばやけに暗かったような気がするよ」

南条「部屋の電気が消えていたみたいだな」

虹橋「そうです。美術倉庫は真っ暗で何も見えない状態だったんですよ」

差掛「なんだと?俺が美術倉庫に駆けつけた時には部屋の電気はついていたぞ?」

南条「ああ、それなら我が電気をつけたのだ」

虹橋「……そしてその電気のスイッチは美術倉庫の外に付いていたんです」

皐月「そっか……つまり中から電気をつけることができない以上今の仮説はありえないってことか」

冬山「虹橋さんと堀田君は暗闇の密室に2人きりでいたのね……」

冠城「…………」

虹橋「と、とにかく、その真っ暗な状況で争いが起きるはずないってことは間違いありませんよね」

皐月「そうだね、ボクもそのスイッチには触ってないはずだし……」

こ、今度こそボクに……。

南条「……すまん、電気のスイッチなら美術室の探索中に我が消したのかもしれん」


虹橋「な……ほ、本当ですか?」

南条「いや、我もよく覚えていないのだが電気のスイッチなら触ったかもしれん」

南条「……あくまでかもだがな」

差掛「ふん、やはりお前が犯人で間違いなさそうだな」

冬山「でも本当にそうなのかしら?私にはどうも不自然に思えるけど……」

皐月「でも状況から考えて虹橋さん以外考えられないよ?」

冠城「……で、でも……」

名瀬「わたくしも虹橋さんが犯人ではないと思いたいですが……」

虹橋「ち、違います!ボクは犯人なんかじゃ……ありません」

差掛「だが自分が犯人でないという証拠はないだろう?」

……たしかにボクが犯人ではないという証拠はありません。

差掛「まあ、お前としては殺すつもりなんてなかったのかもしれんが……」

差掛「たとえ襲われた側だったとしてもお前が堀田を殺したという事実は変わらない」

差掛「運が悪かったと思って諦めるんだな」

……襲われた側?もしかしたらあれはボクが被害者だったという証拠になるかも……。

それにボクが堀田さんを襲うことができなかった証明にもなるかもしれない……!


コトダマを提示しろ!(>>253


安価↓2

睡眠薬


【睡眠薬】 正解!

虹橋「これが……ボクの答えです!」解!


虹橋「ボクが襲われた証拠なら……ありますよ」

差掛「襲われた証拠だと?そんなものがあったからどうだというのだ?」

差掛「むしろ自分が犯人だと言っているようなものではないか」

虹橋「そんなことありませんよ……だって犯人がボクに使ったのは睡眠薬ですからね」

差掛「睡眠薬……だと?」

虹橋「ボクは美術室に向かったところをいきなり睡眠薬を使って眠らされたんです」

虹橋「その睡眠薬を見てもらえば使われたことがわかると思います」

差掛「……だが睡眠薬は前回の事件でも使われたはずだぞ」

差掛「それが使われたからといって証拠にはならない」

虹橋「どうやら今回使った睡眠薬は前回の事件に使われたものとは別のものみたいなんです」

虹橋「匂いを嗅いで使うタイプのものでした」

虹橋「もしこの睡眠薬を使った人がこの中にいないというなら……ボクを眠らせるのに使用した証拠になりますよね?」

差掛「いや、その睡眠薬を使ったのがもうここにいない人物の可能性だってあるぞ」

冬山「待って、それはないはずよ。保健室にあった薬の確認は何度かやっているわ」

冬山「少なくとも前回の事件直後には……まだ使われていなかったはずね」


差掛「……だがこの中の誰かが使った可能性だってあるはずだ」

南条「我は使っていないぞ」

名瀬「わたくしも使っていませんわ」

冠城「……わたしも……」

カウディ「俺様も使ってねぇな」

瑞原「俺もだ」

皐月「……誰も使ってないみたいだね」

差掛「待て、夢喰はどうだ?……というかさっきからずっと黙っているがどうした?」

夢喰「…………」

虹橋「……夢喰さん?」

夢喰「……ふっふっふ」

夢喰「あやのん!アタシわかっちゃったよ!密室の謎が!」

瑞原「……いきなりどうした?」

差掛「いや、ないだろう」

カウディ「だな」

夢喰「なんでよ!絶対アタシがあやのんの罪を証明してみせるんだから!」

名瀬「……罪を証明したらまずいのでは?」


瑞原「ところでお前は保健室にあった睡眠薬を使ったか?」

夢喰「……?使ってないよ?」

差掛「……っち、これで虹橋に睡眠薬が使われたことが証明されたというわけか」

虹橋「え?今舌打ちしませんでしたか?」

名瀬「そうなると犯人はいったい誰になるのでしょうか?」

瑞原「……殺害現場は密室だったんだ。虹橋が犯人でないとするともう一人しか考えられまい」

夢喰「いや、だから密室の謎は解けたんだってば!」

冬山「そうね……前回の事件と同様犯人は……」

夢喰「無視しないでってば!みんなしてアタシのこと馬鹿にして……」

夢喰「アタシだってやればできるんだから!」

冬山「……とりあえず聞いてみるだけ聞いてみる?」

冬山「可能性を潰しておいて問題はないはずだし」

差掛「密室は完璧だった……それを確認しておくのも悪くないか」

夢喰「だーかーら!密室は破られたんだよ!」

夢喰「待っててね、あやのん。アタシが助けてあげるから!」

……もしかして今までの議論聞いてなかったのかな。


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【頭部の傷】
>【モノクマファイル04】
>【テグス】
>【美術倉庫の状況】
>【ドアの隙間】


夢喰「密室の鍵……【それは現場に落ちてたあるもの】だよ!」

名瀬「鍵なんて落ちていたかしら……?」

南条「我は気が付かなかったが……」

夢喰「それは美術倉庫にあったテグスだよ」

差掛「たしか【死体のそばに落ちていた】な」

夢喰「犯人はその《テグスを使って鍵を閉めた》んじゃないかな」

皐月「一応聞いておくけど……どうやってやったのかな?」

夢喰「あらかじめ《鍵にテグスをくっつけて》おいて……ドアの隙間にテグスを通した」

夢喰「あとは【外からテグスを引っ張って】鍵をしめたんだよ!」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【ドアの隙間】で【外からテグスを引っ張って】


【ドアの隙間】→【外からテグスを引っ張って】 正解!

 虹橋「それは違います!」論破!

    B r e a k !


虹橋「ドアの隙間からテグスを引っ張るのは無理ですよ」

夢喰「え?どうして?」

虹橋「それはボクも試しました。でもあのドアの隙間にテグスを通しても引っ張ることはできなかったんです」

差掛「テグスすら動かないということは他のものを使っても無理だろうな」

夢喰「あ……そうなんだ……」

差掛「なんだ、もしかしてもう終わりか?」

夢喰「い、いや!まだだよ!」

夢喰「こういうのはどうかな?鍵を閉めたのは堀田君だったっていうのは?」

冬山「犯人は堀田君だったってこと?」

夢喰「ううん、違う。犯人はあくまで別人だよ」


夢喰「犯人はあやのんを襲ったところを堀田君に見られた」

夢喰「だから犯人は堀田君を殺そうと襲った……だけど美術準備室に逃げられたんだよ」

夢喰「……それで堀田君は犯人が入ってこられないように自分で鍵を掛けたの」

南条「そこまではまあいいが……それじゃあ堀田殿の殺害は不可能であろう」

夢喰「そうかな?必ずしも不可能とは言い切れないはずだよ」

差掛「ほう……ならば話してみろ」

夢喰「ふっふっふ……アタシの実力を見せてあげるよ!」


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253)
>【モノクマファイル04】
>【美術倉庫の状況】
>【冠城の証言】
>【空き巣ガイドブック】
>【夢喰の証言】


夢喰「堀田君が美術倉庫に逃げたあと……」

夢喰「犯人は【壁に衝撃を与えたんじゃないかな】」

夢喰「そうやって壁を通して【棚の上に置かれたモノクマ像を倒した】んだよ!」

夢喰「堀田君は……そのまま【モノクマ像の下敷き】になっちゃたんだ」

カウディ「でもそんな証拠あんのか?」

夢喰「ほら、これなら現場に【テグスが落ちてた】ことにも説明がつくでしょ?」

冬山「犯人が壁に衝撃を与えた時に像と一緒に落ちちゃったってわけね」


……意外と筋が通っていますが細部の説明があいまいですね。

追究してみると綻びが出てくるかもしれません。


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【追究】で【壁に衝撃を与えた】


【追究】→【壁に衝撃を与えたんじゃないかな】 進展!

虹橋「待ってください!」追究!


虹橋「壁に衝撃を与えるってどうやってやったというんですか?」

虹橋「それに美術倉庫にあった棚は美術室側の壁とは面していなかったはずですよ」

夢喰「うーん……体当たりでもしたんじゃないのかな?」

夢喰「思いっきりやれば少しは棚も揺れるんじゃないのかな?」

夢喰「それと堀田君のそばにあった棚は廊下側の壁と面していたよね?」

夢喰「廊下の壁に思いっきり体当たりしたんだよ!」


……できないとは言い切れそうにないですね。

もう少し情報を集めたほうがいいですかね。


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253)
>【モノクマファイル04】
>【美術倉庫の状況】
>【冠城の証言】
>【空き巣ガイドブック】
>【夢喰の証言】


夢喰「堀田君が美術倉庫に逃げたあと……」

夢喰「犯人は【壁に衝撃を与えたんじゃないかな】」

夢喰「《廊下を体当たりすれば棚くらいは揺らせる》と思うし……」

夢喰「そうやって壁を通して【棚の上に置かれたモノクマ像を倒した】んだよ!」

夢喰「堀田君は……そのまま【モノクマ像の下敷き】になっちゃたんだ」

カウディ「でもそんな証拠あんのか?」

夢喰「ほら、これなら現場に【テグスが落ちてた】ことにも説明がつくでしょ?」

冬山「犯人が壁に衝撃を与えた時に像と一緒に落ちちゃったってわけね」


……まだ追究すべき点がありそうですね。

【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【追究】で【モノクマ像の下敷き】


【追究】→【モノクマ像の下敷き】 進展!

虹橋「待ってください!」追究!


虹橋「モノクマ像の下敷きになったと言いますが偶然当たるものでしょうか?」

夢喰「それはほら……たぶん何か目印とかあったんだよ」

虹橋「どんな目印ですか?捜査中は特に変わったものは見つかりませんでしたが」

夢喰「それは……きっとあれだよ!」


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253)
>【モノクマファイル04】
>【美術倉庫の状況】
>【冠城の証言】
>【空き巣ガイドブック】
>【夢喰の証言】


夢喰「堀田君が美術倉庫に逃げたあと……」

夢喰「犯人は【壁に衝撃を与えたんじゃないかな】」

夢喰「《廊下を体当たりすれば棚くらいは揺らせる》と思うし……」

夢喰「そうやって【棚の上に置かれたモノクマ像を倒した】んだよ!」

夢喰「堀田君は……そのまま【モノクマ像の下敷き】になっちゃたんだ」

夢喰「モノクマ像の置いてあった棚には何か【夜光塗料的な何か光るもの】がおいてあったんじゃないかな?」

夢喰「犯人が部屋の電気を消すことによって堀田君はそこへ誘導されちゃったんだよ」

カウディ「でもそんな証拠あんのか?」

夢喰「ほら、これなら現場に【テグスが落ちてた】ことにも説明がつくでしょ?」

冬山「犯人が壁に衝撃を与えた時に像と一緒に落ちちゃったってわけね」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【美術倉庫の状況】で【夜行塗料的な何か光るもの】


【美術倉庫の状況】→【夜光塗料的な何か光るもの】 正解!

 虹橋「それは違います!」論破!

    B r e a k !


虹橋「夢喰さん、ボクが美術倉庫で目覚めたときは真っ暗で何も見えなかったんです」

虹橋「あの暗闇の中で堀田さんをモノクマ像の下までおびき寄せるなんて無理なんですよ」

夢喰「そうなの?でも部屋の電気はついてた可能性もあったんだよね?」

夢喰「それなら何か……あの棚の下に何か置いてあったのかも」

瑞原「……あの部屋はくまなく捜査したがそれらしきものは何も見つけられなかったぞ」

南条「夢喰殿は我と現場保全に務めていたから誰も荒らしていないことはわかっているであろう?」

夢喰「た、たしかにそうだね……」

差掛「ふ……外から殺害した可能性もこれで消えたようだな」

夢喰「……ううん、ちょっと待って」

夢喰「ひとつだけ……可能性があるよ」

虹橋「どんな可能性ですか?」

夢喰「それは……堀田君があやのんを庇おうとした可能性だよ」


虹橋「堀田さんが……ボクを?」

夢喰「うん、それなら堀田君がすぐ下にいない状態でモノクマ像を倒しても……」

夢喰「もしその下にあやのんがいたら堀田君は身を挺して庇おうとするんじゃないのかな」

南条「たしかに堀田殿ならそのような行動をとる可能性があるな」

南条「……いや、むしろその可能性が高いというべきか」

虹橋「堀田さんはああ見えて正義感のある人でしたからね……」

夢喰「あやのんにとってはつらいことかもだけどこれが……」

虹橋「いえ、その可能性はありません」

夢喰「……え?」

虹橋「夢喰さんには悪いですが堀田さんがボクを庇ったとは考えにくいんです」

夢喰「ど、どうしてさ?」

堀田さんがボクを庇っていないと言える根拠は……


1.モノクマ像のあった場所

2.美術倉庫のドアの鍵

3.部屋の明るさ

4.自分が倒れていた位置


安価↓2


3.部屋の明るさ


虹橋「もちろん、部屋の明るさですよ」

虹橋「部屋は真っ暗だったのでボクを庇うなんて不可能です」

南条「……いや、悪いがさきほど我が電気スイッチに触った可能性があると言ったではないか」

夢喰「きっと殺害時刻にはまだ部屋の電気はついてたんだよ!」

しまった!別の方法で証明しないと!


発言力4→3



ボクが目覚めたときのことを考えれば……

堀田さんがボクを庇っていないことがわかるはずです……!


1.モノクマ像のあった場所

2.美術倉庫のドアの鍵

×3.部屋の明るさ

4.自分が倒れていた位置


安価↓2


4.自分が倒れていた位置 正解!

虹橋「これしかありません……!」解!


虹橋「ボクが目覚めたとき……ボクはすんなり立ち上がることができました」

虹橋「もし堀田さんがボクを庇っていたならボクの上に覆いかぶさった状態だったはずです」

夢喰「そ、それは堀田君が移動したからかも……」

虹橋「モノクマ像は堀田さんのすぐそばに置いてありました」

虹橋「もし堀田さんが移動したとしてもモノクマ像まで動かすはずはないんですよ」

夢喰「……そ、そっか……アタシの推理はまったくの的外れだったんだね……」

南条「いや、まったくの的外れというわけでもないと思うぞ」

夢喰「え、そうなの?」

南条「モノクマ像で殴られたわけではなく……」

南条「棚から落ちてきたモノクマ像にやられたという点には同意だ」

差掛「そうだな。あいつが犯人だとすればその方法を使ったと考えるのが自然だろう」

夢喰「あいつが犯人?それって誰のこと?」

その犯人ってあの人のこと……ですよね。


怪しい人物を指名しろ!

安価↓2

堀田かな

とりあえず上


堀田実 正解!

虹橋「この人しか……ありえません!」


虹橋「堀田さん……彼のことですよね」

夢喰「え?でも堀田君はこの事件の被害者……だよね?」

差掛「だが虹橋が犯人でないとするとあいつ以外に犯人は考えられまい」

差掛「あいつが自らの手で棚からモノクマ像を自分の頭に落下させた」

差掛「近くにテグスが落ちてたのはそれを堀田がモノクマ像を落とす際に利用したからだろう」

夢喰「そ、そんなのおかしいよ!だって自殺する理由なんて……」

瑞原「……いや、今回の動機が自殺する理由になるはずだ」

冬山「動機っていうと……クロが卒業の権利を誰かに譲ることができるっていうあれよね?」

冬山「でも本人が自殺した場合ってどうなるのかしら?」

瑞原「どうなんだ?モノクマ?」

モノクマ「……はぁ」

虹橋「な、なんですかいきなりため息なんてついて……」

モノクマ「実は今回の動機ってボクが考えたわけじゃないんだよね」

皐月「……そうなの?じゃあいったい誰が考えたのかな?」


モノクマ「それはもちろんオマエラの大好きな裏切り者だよ!」

名瀬「う、裏切り者……」

南条「どうして裏切り者がそんな動機を……?」

モノクマ「さあ?そんなのボクが知るわけないでしょ」

モノクマ「それよりもさっきの質問に答えましょう!」

モノクマ「もしクロが自殺した場合、あらかじめボクに権利を譲りたい人物を教えてもらえれば……」

モノクマ「その人物に卒業の権利が移ります!」

モノクマ「ま、クロだとバレたらただの犬死ですがね」

瑞原「……つまり自殺の可能性は十分あるというわけだな」

冬山「ま、待ってよ。じゃあ裏切り者って……堀田君だったってこと!?」

差掛「あいつが犯人だとすればそうなるだろうな」

冬山「でも裏切り者といえば大浴場のロッカーからパソコンを盗み出したのも裏切り者だったはずよね?」

虹橋「……そういえば堀田さんの部屋には……」

差掛「どうした?何か心当たりでもあるのか?」

虹橋「いえ……その……」

虹橋「実は名瀬さんから大浴場のロッカーを開けた方法を聞いたのですが……」

南条「開けた方法だと?どうやって開けたというのだ?」


名瀬さんから聞いたロッカーを開ける方法……

堀田さんの部屋から見つかったあれですよね


コトダマを提示しろ!

安価↓2

空き巣ガイドブック


【空き巣ガイドブック】 正解!

虹橋「これが……ボクの答えです!」解!


虹橋「名瀬さんの話によると“空き巣ガイドブック”という本が図書室から無くなっていたそうです」

虹橋「その本には鍵を開けるあらゆる方法が書かれていたそうです」

虹橋「その本が……堀田さんの部屋から発見されました」

名瀬「堀田さんの部屋から……?」

カウディ「ああ、間違いないぜ!俺様も確認してるからな」

夢喰「じゃ、じゃあ本当に堀田君が……裏切り者だったってことなの?」

皐月「まさか彼が裏切り者だったなんて……驚きだね」

虹橋「で、ですが本当に堀田さんは裏切り者だったんでしょうか?」

虹橋「堀田さんは全員でここから出ることを望んでました」

虹橋「誰かひとりだけを卒業させようとしてたなんてボクには……考えられません」

差掛「……ふん、本当にそう思っているのか?」

差掛「堀田が卒業させようとしてたのはおそらくお前だぞ」

虹橋「……ボク?」


南条「たしかに堀田殿が卒業の権利を譲るとすれば虹橋殿くらいであろうな」

冬山「そうかもしれないわね……」

虹橋「ま、待ってください!どうして……ボクなんですか?」

差掛「……なんだ?わからないのか?どう見てもあいつはお前に気があっただろう」

差掛「あいつはお前が裏切り者だと疑われてる中でもお前のことを信じていたみたいだったしな」

……堀田さんがボクのために?そんな……信じられない。

名瀬「あの……こんなこと言うのもなんですが……」

名瀬「堀田さんがクロなら……わたくしたちは誰も失わずに裁判を乗りきることができるのですよね?」

皐月「そうだね。堀田クンの自殺ならモノクマもオシオキする人なんていないだろうし」

差掛「ふん……裏切り者もいなくなってちょうどよかったかもな」

冬山「さ、差掛……そんな言い方はないでしょう?」

差掛「だが事実だ。虹橋、お前だって裏切り者が消えて自分が疑われなくなって安心しただろう?」

虹橋「……ボクには……堀田さんが裏切り者だったなんて思えません……」

瑞原「……だが堀田以外に犯人になりえる人物もいないだろう?」

虹橋「そ、それは……」

夢喰「それに……誰も死ななくてすむならこれが一番なのかも……」

カウディ「ああ、チビッ子の疑いも晴れたしもういいんじゃねーのか?」

冠城「……わたしも……もう誰も疑いたくなんて……ありません……」


……本当に堀田さんが今回のクロで……そして裏切り者なんでしょうか?

たしかにボクの疑いは晴れたし……もう誰も死なずに裁判を乗り切れるかもしれません。

でも……ボクにはこれが正しい選択とは思えない。

理由はよくわからないけど……このまま投票するのは危険な気がします……。

もしかしたらこれは……真犯人が用意した“妥協点”なのでは……?




   学 級 裁 判    中 断 !


 

今日はここまで
新システムの“追究”はどうでしょうか?今回は初めてなのでヒント多めですが後半からは使いどころが少し難しくなるかもです
次回更新は早くても月曜日になると思います
では、おやすみなさい

乙です


わかんなくなってきたな
怪しいやつはいるんだけど

22時頃再開します
それまでに来なかったらなしで


   学 級 裁 判    再 開 !
    



差掛「……もう疑問の余地はないな?」

皐月「ボクはもう投票タイムに移ってもいいと思うけど……」

虹橋「ま、待ってください!ボクは……納得できません」

虹橋「もう少し話し合ったほうが……」

差掛「ふん、そういう作戦か」

虹橋「……作戦?」

差掛「お前の場合は誰がクロに選ばれようと助かる」

差掛「それならいっそ間違った答えでも出してくれれば儲けものだからな」

虹橋「ち、違います!ボクはそんなつもりじゃ……」

差掛「ふん、どうだかな」

……今ボクが何か発言しても自分が助かるためだと思われてしまう。

このままじゃ本当にまずいです……。

冬山「……ねえ、一応事件の全貌を確認しておいたほうがいいんじゃないのかしら?」

名瀬「堀田さんが死んでしまった以上……本人に確認することもできませんものね」

瑞原「……では最後にこの事件をまとめるとしよう」

瑞原「それで……この裁判は終わりだ」

これで最後……ここで何か糸口を見つけなければ裁判が終わる……!


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【冠城の証言】
>【モノクマの像】
>【モノクマゲーム】
>【南条の証言】
>【モノクマの証言】


瑞原「事件の始まりはモノクマが発表した動機……」

瑞原「これは【裏切り者が提案した】ものだったな」

差掛「堀田の部屋には裏切り者が使用したと思われる本が置いてあった」

差掛「《堀田が裏切り者である証拠》だな」

南条「殺人を決めた堀田殿は……」

南条「虹橋殿を美術室まで呼んだ後、【睡眠薬で眠らせた】」

冬山「その後、美術室にあるモノクマ像を美術倉庫まで持ってきて、倉庫の鍵を閉めた」

冬山「モノクマ像は棚の上に置いておいて……テグスでひっかけて自分の頭上に落とした」

冬山「そうやって《堀田君は自殺を図った》のね……」

皐月「モノクマの放送後、ボクと南条クンが美術室を捜索して……」

皐月「美術倉庫に鍵が掛かっているのを【一緒に確認したんだったね】」

カウディ「その後、【俺様と羽衣が駆けつけて】……死体を発見したってわけだな」

差掛「ふ……やはり堀田の自殺で間違いなさそうだな」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

追究→【一緒に確認したんだったね】


【追究】→【一緒に確認したんだったね】

虹橋「ちょっと待ってください!」追究!


虹橋「一緒に確認したというのは……皐月さんと南条さんの2人でってことですよね?」

皐月「うん、そうだよ。他に人なんていなかったからね」

この証言……あの人の証言と食い違っているような……。


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【冠城の証言】
>【モノクマの像】
>【モノクマゲーム】
>【南条の証言】
>【モノクマの証言】


瑞原「事件の始まりはモノクマが発表した動機……」

瑞原「これは【裏切り者が提案した】ものだったな」

差掛「堀田の部屋には裏切り者が使用したと思われる本が置いてあった」

差掛「《堀田が裏切り者である証拠》だな」

南条「殺人を決めた堀田殿は……」

南条「虹橋殿を美術室まで呼んだ後、【睡眠薬で眠らせた】」

冬山「その後、美術室にあるモノクマ像を美術倉庫まで持ってきて、倉庫の鍵を閉めた」

冬山「モノクマ像は棚の上に置いておいて……テグスでひっかけて自分の頭上に落とした」

冬山「そうやって《堀田君は自殺を図った》のね……」

皐月「モノクマの放送後、ボクと南条クンが美術室を捜索して……」

皐月「美術倉庫に鍵が掛かっているのを【一緒に確認したんだったね】」

カウディ「その後、【俺様と羽衣が駆けつけて】……死体を発見したってわけだな」

差掛「ふ……やはり堀田の自殺で間違いなさそうだな」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【南条の証言】→【一緒に確認したんだったね】

【南条の証言】で【一緒に確認した】

失礼
【一緒に確認したんだったね】で


【南条の証言】→【一緒に確認したんだったね】 正解!

 虹橋「それは違います!」論破!

    B r e a k !


虹橋「美術倉庫の鍵に鍵が掛かっているのを確認した人物……」

虹橋「それって皐月さんと……カウディでしたね」

皐月「うん、そうだけど……ボク何か変なこと言った?」

虹橋「さきほどあなたは皐月さんと南条さんの2人で確認したと言っていましたよ」

皐月「ああ、そんなことか。一緒に美術室を捜索してたから勘違いしてたよ」

皐月「でももう解決したしこれで何の問題もないよね?」

たしかに……だからどうしたという話ですよね。

差掛「虹橋、もう気はすんだか?」

虹橋「ま、まだです。もう少し待ってください……!」

瑞原「……いいかげんもういいんじゃないか?」

瑞原「これ以上話し合っても別の答えが見つかるとは思えん」

冬山「そうね……私ももう十分だと思うわ」

虹橋「い、いえ、まだ何か見落としがあるはずです……!」

差掛「何かとはなんだ?お前以外は全員この結論に納得してるんだ」

差掛「もう投票タイムに移るぞ……」










夢喰「あ、ちょっと待って……今度こそ思いついちゃったかも」

 


虹橋「……夢喰さん?」

夢喰「ふっふっふ!今度こそわかっちゃったかも!」

南条「わ、わかったとはいったい何のことだ?」

夢喰「もちろん密室の謎だよ!」

虹橋「ほ、本当……ですか?」

夢喰「うん、今のやりとりを見てて思いついちゃったんだ」

夢喰「そもそも美術倉庫は本当に密室だったのかなって」

名瀬「どういことでしょうか?」

夢喰「今からそれを説明してあげるよ!」

瑞原「……手短に頼むぞ」


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【モノクマゲーム】
>【冠城の証言】
>【南条の証言】
>【堀田の個室の鍵】
>【虹橋の状態】


夢喰「答えは簡単!《美術倉庫は密室じゃなかった》んだよ」

皐月「でも【ボクとカウディで鍵が掛かっていたことは確認済み】だよ」

夢喰「……それが犯人の罠だとしたらどうかな?」

夢喰「《皐月君とカウディは共犯者》で鍵が掛かってると嘘をついていたんだよ!」

冠城「か、カウディが……!?」

カウディ「いや、んなわけねーだろ。それに《他にも確認してるやつがいた》はずだろ?」

南条「いや……【我は確認していない】ぞ」

夢喰「ほらね!【皐月君は真っ先に美術倉庫を調べてた】みたいだし……」

夢喰「城ちゃんとなら共犯関係だったとしてもおかしくないんじゃないかな」

夢喰「どうかな【あやのん】?これならありえるはずだよね!」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【南条の証言】で≪他にも確認した奴がいた≫

美術倉庫は密室じゃなかったに《皐月君とカウディは共犯者》で同意


《皐月君とカウディは共犯者》→《美術倉庫は密室じゃなかった》

虹橋「それに賛成です!」同意!


虹橋「たしかに……皐月さんとカウディが共犯者だったなら密室は破れますね!」

夢喰「だよね!」

皐月「……えーと……本気で言ってるのかな?」

カウディ「そんなことねーだろ」

虹橋「……?何か矛盾でもありますか?」

皐月「ねえ、自分の胸に手を当ててあの時の状況を思い出してみてもらえるかな?」

皐月「そうすればボクが嘘をついてないってわかてもらえると思うけど……」

……あれ、何かおかしな点でもあったのでしょうか?


発言力3→2


自分の胸に手を当てて……ですか。もう一度考えて見ましょう。


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【モノクマゲーム】
>【冠城の証言】
>【南条の証言】
>【堀田の個室の鍵】
>【虹橋の状態】


夢喰「答えは簡単!《美術倉庫は密室じゃなかった》んだよ」

皐月「でも【ボクとカウディで鍵が掛かっていたことは確認済み】だよ」

夢喰「……それが犯人の罠だとしたらどうかな?」

夢喰「《皐月君とカウディは共犯者》で鍵が掛かってると嘘をついていたんだよ!」

冠城「か、カウディが……!?」

カウディ「いや、んなわけねーだろ。それに《他にも確認してるやつがいた》はずだろ?」

南条「いや……【我は確認していない】ぞ」

夢喰「ほらね!【皐月君は真っ先に美術倉庫を調べてた】みたいだし……」

夢喰「城ちゃんとなら共犯関係だったとしてもおかしくないんじゃないかな」

夢喰「どうかな【あやのん】?これならありえるはずだよね!」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】


安価↓2

>>371


【南条の証言】→《他にも確認してるやつがいた》 正解!

 虹橋「それに賛成です!」同意!

    B r e a k !


虹橋「美術倉庫に鍵が掛かっているのを確認したのは皐月さんとカウディだけではありません」

虹橋「ボクが部屋を出る時に鍵が掛かっているのを確認しています」

夢喰「じゃ、じゃああやのんも共犯者だ!」

虹橋「そんなわけないでしょう」

夢喰「…………」

夢喰「……そうだよねぇ」

皐月「やれやれ、これでボクの疑いも晴れたかな」

皐月「だいたいボクが犯人なら堀田クンの部屋に本を置くなんてことできるわけないんだよ」

瑞原「堀田が裏切り者である以上……犯人も堀田で間違いないはずだ」

夢喰「うーん……そもそも裏切り者と犯人って一緒なのかな?」

差掛「モノクマだって言っていただろう。裏切り者が動機の提案をしたと」

夢喰「そうだけど……必ずしも一緒とは限らないんじゃないのかな」

夢喰「部屋にあった本だって……」

夢喰「堀田君が裏切り者探しのために持っていっていただけかもしれないし」

南条「たしかにそうかもしれぬが……今重要なのは犯人が誰かであろう?」


夢喰「でもさ、本当に堀田君が裏切り者だったのかだけでも……」

夢喰「話し合ったほうがいいんじゃないかな?」

差掛「……たしかに確かめておく必要はあるかもな」

差掛「裏切り者が虹橋の可能性も十分考えられるからな」

虹橋「なっ……」

南条「動機の提案は自分でやっておいて、堀田殿をクロにさせたというわけか」

南条「恐ろしいやつだ」

虹橋「ち、違います……ボクはそんなこと……!」

名瀬「そうなると……虹橋さんが共犯だった可能性もありますわね」

皐月「あれ?じゃあ堀田クンが犯人と見せかけて……」

皐月「やっぱり虹橋さんが犯人だったっていう可能性もあるのかな?」

南条「いや、下手をしたら自分が投票されるところだったのだ」

南条「虹橋殿がクロだったということはないであろう」

南条「共犯者である可能性は捨てきれないがな」

夢喰「え、えーと……なんだかこんがらがってきたよ」


差掛「つまりクロは堀田でも裏切り者は虹橋の可能性があるということだ」

差掛「いや、この事件に関しては共犯者というべきか……」

冬山「そうかしら?少なくとも共犯者って線はないと思うわよ?」

差掛「どうしてそんなことが言える?」

冬山「だって……ねぇ」

差掛「おい、もし感情論でそんなことを言ってるならやめろ」

夢喰「いや、待ってよ。アタシもあやのんが共犯者だとは思えないな」

差掛「……お前もか。まさか冠城まで同じことを言うつもりじゃないだろうな?」

カウディ「いや、さすがに俺様は感情にまかせてそんなこと言うつもりはねーけどよ……」

冠城「ええと……わたしは……」

夢喰「ちょっと待って。だからあやのんが共犯者じゃないって思うのは根拠があるんだってば」

差掛「ふ……いいだろう。そこまで言うなら話してみろ」

差掛「虹橋が共犯者であることをこの俺が証明してやろう」

虹橋「……ボクは差掛さんに何かしてしまったんでしょうか」

瑞原「それとさっきから論点がずれてきてないか?」


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【虹橋の状態】
>【モノクマの像】
>【美術倉庫のハンマー】
>【モノクマの証言】
>【冠城の証言】


夢喰「よく考えてみてよ!もし《堀田君とあやのんが共犯者》だとしたらさ」

夢喰「あやのんはこんなボコボコにされてないと思うの」

冬山「あ、私もそれが気になってたのよね」

皐月「たしかにその【包帯の巻き方はひどすぎる】よね」

冠城「……うう……ごめんなさい……」

夢喰「包帯の巻き方はともかく……【共犯者なら怪我までさせる必要はない】はずだよ!」

差掛「そんなの共犯者だと思われないようにするためだろ」

南条「そもそも大袈裟すぎやしないか?【出血どころか怪我すらない】はずであろう」

差掛「待てよ……もしかしたら《虹橋が自分でやった可能性もある》な」

名瀬「じ、自分で?【虹橋さんにそのような趣味】が……」

瑞原「……いや、趣味ではないだろう」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【虹橋の状態】で【出血どころか怪我すらない】


【虹橋の状態】→【出血どころか怪我すらない】 正解!

 虹橋「それは違います!」論破!

    B r e a k !


虹橋「南条さんの言うとおりです。実はボクは……怪我すらしていないんですよ」

夢喰「え?そうなの?じゃあなんでそんな包帯グルグルなの?」

カウディ「そりゃあ俺様が気を利かせてやったんだ!」

瑞原「……むしろ迷惑だったのでは?」

虹橋「いえ、そんなことありませんよ」

カウディ「だろ?俺様に感謝しろよな!」

虹橋「……それよりも気になることがあります」

虹橋「ボクの姿を見れば誰もが怪我をしていると思うはずです」

虹橋「でもボクが怪我をしていないことを見抜いていた人がいる……」

虹橋「……南条さん、どうしてボクが怪我をしていないことがわかったんですか?」

南条「…………」

南条「……え?なんだって?」


虹橋「とぼけないでください。どうしてボクが怪我をしていなかったことを知っているのか……」

虹橋「それを尋ねているんです」

南条「そ、それはだな……」

南条「わ、我の眼力を持ってすればそれくらいは見抜くことができるのだ」

虹橋「ですが今は頭を包帯で巻いていますし……」

虹橋「ボクが現場にいたときは血塗れの状態だったんですよ」

南条「ま、待て……だが我がそのそれを知る方法はその時以外あるまい?」

虹橋「いいえ、そんなことありません……一度だけ知る機会があります」

……そう、ボクが怪我をしていないと知ることができる機会なんてひとつしかありえませんよ!


1.朝食のとき

2.虹橋が眠らされた直後

3.死体発見時

4.保健室で手当てされているとき


安価↓2

2


2.虹橋が眠らされた直後 正解!

虹橋「これが……ボクの答えです!」解!


虹橋「南条さんがボクの状態を知ったのは……」

虹橋「ボクが美術室で襲われた直後……それしか考えられません」

名瀬「襲われた直後?それって犯人が虹橋さんに睡眠薬を使ったときですよね?」

カウディ「なんだと?じゃあ今回の事件のクロはまさか……」

虹橋「今回の事件でボクを襲って、堀田さんを殺害したクロは……」

虹橋「南条さん、あなたなんじゃないですか?」

南条「…………」

冬山「ど、どうなの?まさかあなたが……犯人なの?」

虹橋「答えてください……南条さん……!」

南条「…………」


南条「……くっくっく、答えるまでもない」

南条「我が犯人だと?ありえん!」

南条「大体我には密室を作ることなど不可能だろう?」

南条「我が虹橋殿に怪我がないと思ったのは虹橋殿の様子を見てたいした怪我ではないと思っただけに過ぎん!」

南条「どうしても我を犯人だと決め付けたいのであれば密室の謎を解いてもらわねばな」

南条「どうだ?密室の謎が解けるかな?いや、解けないであろう」

南条「なぜなら我は犯人でないからな!」

皐月「うーん……部屋が密室だった以上、犯人は堀田クンしかいないはずだよね」

瑞原「た、たしかにそうだが……」

夢喰「あ、あやのん……密室の謎わかった?」

……密室の謎、それはまだわからない。

でも……でも本当に犯人が南条さんなら……

ボクは絶対にその答えを見つけなければいけません……!

今日はここまで
次回更新は今週中に
いろいろと矛盾とかあるかもなので質問等々あれば答えられる範囲内で答えます
では、おやすみなさい

20時から22時の間に再開します


南条「……とにかく我が犯人でないことは明白であろう」

南条「少し遠回りしてしまったがもう投票タイムに移っても良いのではないか?」

虹橋「そ、それはまだ早いですよ!」

南条「だが今まで散々話し合ってきたではないか」

南条「これ以上議論を続けても何も変わらないと思うが?」

虹橋「ですが……」

南条「少しばかりおかしな発言をしたからといってここぞとばかりに責めるとは……」

南条「我のことがそんなに信用ならないのかな?」

冬山「たしかにあの発言だけで犯人だとは決め付けられないわね」

皐月「結局のところ密室の謎もわからないままだしね」

皐月「堀田クンが犯人だったと考えるほうがよっぽど現実的かな」

夢喰「アタシも正直裏切り者だとも思えない……かな」

夢喰「今までだってコロシアイを何度も止めようとしてたんだし……」


南条「どうだ?これでも我が犯人だと思うのか?」

……犯人は南条さんではない?

でも先ほどの発言はどうにも気になります……。

南条「今度こそもういいであろう?何もなければ……」

差掛「……いや、少し待て」

差掛「さきほどの議論では堀田が本当に裏切り者だったのかそうでないのか……」

差掛「結論は出ていなかったはずだ」

カウディ「そういやチビッ子がイチャモンつけたから話がそれたんだったな」

南条「それなら結論は出たであろう?虹橋殿は怪我をしていなかったのだ」

南条「堀田殿が犯人だとしてもなんらおかしくない」

差掛「……いや、それは虹橋が共犯者かどうかの話だ」


差掛「問題は堀田が本当に裏切り者だったのかそうでないかだ」

差掛「まだ虹橋が裏切り者だという可能性は捨てきれないはずだ」

南条「……そんなもの裁判の後で考えればいいのではないのか?」

名瀬「わたくしは今はっきりさせておいたほうが良いと思いますわ」

瑞原「……俺もそこについては議論しておいたほうがいいと思う」

虹橋「そうですよ!ボクだって疑われたままなんて冗談じゃないですからね」

差掛「裁判が終わったからといって俺たちのここでの生活が終わるわけじゃない」

差掛「裏切り者がいるならはっきりさせておいたほうがいい」

差掛「南条、お前はどうだ?気にはならないのか?」

南条「……我としては早く終わらせるべきだと思うがな」

南条「しかし皆がそこまで言うのであれば反対する理由もない」

差掛「ふん、今度こそ虹橋が裏切り者だったと証明してやろうではないか」

冬山「……でもどうやって裏切り者だったかどうかなんて判断するの?」

虹橋「とりあえず裏切り者がやってきたことを再確認するというのはどうでしょうか?」

差掛「自分で自分の犯行を明らかにしようとは……いい度胸だな」

……差掛さんはどこまで本気で言ってるんでしょうか。

ですがなんにせよチャンスです。ここでなんとか本当の裏切り者の正体を暴かないと……!


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【睡眠薬】
>【モノクマの証言】
>【モノクマゲーム】
>【冠城の証言】
>【堀田の個室の鍵】


南条「裏切り者がしてきたことと言えば……【ウサミの件】か?」

名瀬「あの時に【鍵を管理していたのは虹橋さん】でしたわね」

名瀬「ですがあの本を使えば【誰でも大浴場のロッカーを開けることができた】はずです」

冬山「……ってことは《堀田君が裏切り者》になるってことよね?」

冬山「堀田君の部屋に【入る方法なんてない】わけだしね」

カウディ「だけど堀田が個人的に裏切り者について調べてた可能性もあるぜ?」

瑞原「いや、もし裏切り者がその本を使っていたとしたら……【すぐに処分するはず】では?」

冠城「他にも……脱出スイッチと……動機も……」

夢喰「たしか《脱出スイッチ》って真っ赤でど真ん中にボタンがあるやつって言ってたよね」

差掛「脱出スイッチも動機も《モノクマ自身が言っていた》ことだし間違いないだろうな」

皐月「……なんだかどれも虹橋さんと関係しているものばっかりだね」


一度も議論に出ていない話題もありますね。

そこから何かわかるかも……。


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【入る方法なんてない】を追究


【追究】→【入る方法なんてない】

虹橋「待ってください!」追究!


虹橋「どうして入る方法がないと言えるんでしょうか?」

冬山「だって普通鍵掛かってるはずでしょ?開けようがないじゃない」

虹橋「堀田さん本人が誰かを部屋に招きいれた可能性もありますよ」

冬山「でも本人がいるところで本なんて置くかしら?」

……たしかにそれはなさそうですね。

もっと違うところを追究してみましょうか。


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【睡眠薬】
>【モノクマの証言】
>【モノクマゲーム】
>【冠城の証言】
>【堀田の個室の鍵】


南条「裏切り者がしてきたことと言えば……【ウサミの件】か?」

名瀬「あの時に【鍵を管理していたのは虹橋さん】でしたわね」

名瀬「ですがあの本を使えば【誰でも大浴場のロッカーを開けることができた】はずです」

冬山「……ってことは《堀田君が裏切り者》になるってことよね?」

冬山「堀田君の部屋に【入る方法なんてない】わけだしね」

カウディ「だけど堀田が個人的に裏切り者について調べてた可能性もあるぜ?」

瑞原「いや、もし裏切り者がその本を使っていたとしたら……【すぐに処分するはず】では?」

冠城「他にも……脱出スイッチと……動機も……」

夢喰「たしか《脱出スイッチ》って真っ赤でど真ん中にボタンがあるやつって言ってたよね」

差掛「脱出スイッチも動機も《モノクマ自身が言っていた》ことだし間違いないだろうな」

皐月「……なんだかどれも虹橋さんと関係しているものばっかりだね」



【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【追究】で【誰でも大浴場のロッカーを開けることができた】

うえ


【追究】→【誰でも大浴場のロッカーを開けることができた】

虹橋「待ってください!」追究!


虹橋「本当に誰でも大浴場のロッカーを開けることができたのでしょうか?」

皐月「ボクが見た感じだと割りと簡単な作りになってたからピッキングは簡単だったんじゃないかな」

……そんなに簡単に開けられるならあそこまでボクを疑う必要はなかったはずですよね。

皐月「もちろん、ピッキングの方法をちゃんと理解してなくちゃいけないだろうけどね」

名瀬「わたくしがもう少し早くあの本の存在に気がついていれば……」

虹橋「……過ぎたことを悔やんでも仕方がないですよ」

今は犯人……そして裏切り者を見つけることに集中しなくては。

ボクほどのスキルがあればきっと見つけられるはずです……!


【ノンストップ議論 開始】


コトダマ(>>253
>【睡眠薬】
>【モノクマの証言】
>【モノクマゲーム】
>【冠城の証言】
>【堀田の個室の鍵】


南条「裏切り者がしてきたことと言えば……【ウサミの件】か?」

名瀬「あの時に【鍵を管理していたのは虹橋さん】でしたわね」

名瀬「ですがあの本を使えば【誰でも大浴場のロッカーを開けることができた】はずです」

冬山「……ってことは《堀田君が裏切り者》になるってことよね?」

冬山「堀田君の部屋に【入る方法なんてない】わけだしね」

カウディ「だけど堀田が個人的に裏切り者について調べてた可能性もあるぜ?」

瑞原「いや、もし裏切り者がその本を使っていたとしたら……【すぐに処分するはず】では?」

冠城「他にも……脱出スイッチと……動機も……」

夢喰「たしか《脱出スイッチ》って真っ赤でど真ん中にボタンがあるやつって言ってたよね」

差掛「脱出スイッチも動機も《モノクマ自身が言っていた》ことだし間違いないだろうな」

皐月「……なんだかどれも虹橋さんと関係しているものばっかりだね」


一度も議論に出ていない話題もありますね。

そこから何かわかるかも……。


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

《脱出スイッチ》を追究


【追究】→《脱出スイッチ》 進展!

虹橋「その矛盾……見逃しませんよ!」追究!


虹橋「……ええと」

夢喰「あれ?どうかしたの?」

虹橋「あの……脱出スイッチのことなんですけど……」

夢喰「うん、何か重大な発見でもしたの?」

虹橋「脱出スイッチのことについて……誰かから情報を聞きましたか?」

夢喰「え?聞いたような気もするけど……誰だったかな?」

南条「虹橋殿、今の情報は何か事件と関係あるのか?」

虹橋「ええ、もちろんですよ」

虹橋「ボクは脱出スイッチの色や形について話してはいないはずです」

カウディ「いや、さっき俺様はその話聞いたぞ」

虹橋「……それを知っているのはボクと名瀬さんと冠城さん」

虹橋「それから裏切り者だけのはずなんですよ」


瑞原「……ちなみに今夢喰が言った情報は当たっているのか?」

虹橋「ボクがみた脱出スイッチそのままの情報ですね」

南条「虹橋殿がうっかり情報を漏らしたのでは……」

夢喰「あっ!思い出したよ!誰が脱出スイッチのことを言っていたのか!」

差掛「いったい誰がそんなこを言ったんだ?」

夢喰「ええと……それは……」

夢喰「たしか南条君だよ!」


虹橋「……それは本当ですか?」

夢喰「うん、間違いないよ!さっき言い争ってた時に言ってたもん!」

夢喰「ええと……たしか……」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

夢喰「……南条君は犯人誰だと思う?」

南条「虹橋殿で間違いないであろうな」

夢喰「なっ……そんなわけないじゃん!」

南条「だが部屋は密室でその中にいたのは虹橋殿だけだぞ」

夢喰「そ、それでも……!」

南条「それに虹橋殿は裏切り者の可能性だってあるのだぞ?」

夢喰「ち、違うよ!あやのんは……」

南条「せめて脱出スイッチがあれば今頃は外に出られたかもしれぬというのにな」

夢喰「……脱臭スイッチ?トイレにあるようなやつ?」

南条「違う。脱出スイッチだ。真っ赤で真ん中にボタンが付いて……」

夢喰「ああ、脱出スイッチだね」

南条「そうだ。そしてそれを盗んだのは虹橋殿で間違いないであろう」

夢喰「どうしてそんなこと言うのさ!」

南条「我は本当のことを言ったまでだ……虹橋殿が怪しいのは間違いないであろう?」

夢喰「そ、そうかもしれないけど……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


夢喰「こんな感じでスイッチについて言ってたよ」

すみません、急用できたので今日はここまでにします
続きはまた明日に



夢喰ちゃんの幸運は本物だな

おっつおっつ

21時から22時の間に再開


差掛「なるほどな。随分と間抜けなことをしたものだ」

虹橋「何か反論はありますか?……南条さん」

南条「…………」

南条「……反論はない」

虹橋「では自分が裏切り者だったと……認めるんですか?」

南条「そうだ、我こそが……」

南条「モノクマの内通者だったのだ」


冬山「ほ、本当にあなたが……裏切り者だったの?」

冬山「じゃあウサミのことも……脱出スイッチのことも……?」

南条「……そうだ。全て我がやったのだ」

名瀬「ど、どうしてそんなことを?」

南条「……仕方がなかったのだ。我は……人質を取られていて……仕方なく」

皐月「でも脱出スイッチをモノクマに渡す必要はなかったんじゃないの?」

南条「……いや、あのスイッチはそもそも本物ではなかったようなのだ」

虹橋「じゃあ……ボクを裏切り者に仕立てあげたのも南条さんの仕業だったんですか?」

南条「すまなかったな、虹橋殿。我はどうしても自分が裏切り者だとバレるわけにはいかなかったのだ」

南条「もしバレたら人質が……危なかったのだ」


カウディ「動機のことはなんだってんだよ?お前から提案したんだろ?」

南条「……我はコロシアイを食い止めようとしたかったのだ」

夢喰「コロシアイを……止める?」

南条「そうだ、あの動機なら誰も……誰もコロシアイなどしないと思っていたのだが……」

南条「まさか堀田殿が自殺を図るとはな……」

差掛「……自殺だと?犯人はお前ではないのか?」

南条「それは違うぞ。我はあくまで内通者であって犯人ではない」

南条「我がやったことといえば……」

南条「あの本を参考にしてノートパソコンと脱出スイッチを盗み出し……」

南条「虹橋殿を裏切り者に仕立てあげ……

南条「動機をモノクマに提案し……」

南条「またあの本を参考にして堀田殿の部屋に忍び込んであの本を置いた……それぐらいのものだ」


冬山「じゃあ殺人が起きてしまったのは完全に予想外だったてことなの?」

南条「そうなるな」

虹橋「……待ってください。さっき言ったことを本当にあなたがやったんですか?」

南条「そうだ……我こそがモノクマの内通者だったのだ」

虹橋「いえ、そうではありません。あなたがやったことでひとつおかしなことがあります」

南条「おかしなことだと?間違いなくどれも我がやったことだぞ」

虹橋「……いいえ、やっぱりおかしいですよ」

虹橋「あれだけは……南条さんには不可能なはずです」

南条「何か不審な点でもあったか?」

虹橋「ええ、それは……」


1.ノートパソコンと脱出スイッチを盗み出したこと

2.ボクを裏切り者に仕立てあげたこと

3.動機をモノクマに提案したこと

4.堀田さんの部屋に本を置いたこと


安価↓2

4

安価来ないので上採用
安価↓で進行します


4.堀田さんの部屋に本を置いたこと 正解!

虹橋「これしか……ありませんよ!」解!


虹橋「堀田さんの部屋に本を置いたと言いましたが本当ですか?」

南条「ああ……あれも我がやったことだ」

虹橋「ではいつどうやってそれをやったのですか?」

南条「そ、それは堀田殿が部屋を出た隙にピッキングしてだな……」

虹橋「いえ、それは不可能なんですよ」

南条「ふ、不可能だと……?ど、どういうことかな?」

虹橋「だって個室にはピッキング防止加工がついてるじゃないですか」

虹橋「素人がそんなもの開けられるわけないですよ」

皐月「うーん……たしかにあれを開錠するのは難しいだろうね」

皐月「大浴場のロッカーならともかく個室の鍵を開けるのは不可能だと思うよ」

冬山「そっか……じゃあ本を置くためには堀田君の個室の鍵を使うしかないのね」


名瀬「でもどうやって堀田さんの鍵を使ったというのでしょうか?」

名瀬「普通鍵を貸したりなんてしませんよね?」

カウディ「盗んだんじゃねーのか?」

虹橋「それはどうでしょうか?堀田さんは鍵を懐の奥深くに入れてました」

虹橋「盗むのは難しいと思いますよ」

南条「ま、待つのだ。我は堀田殿の鍵など使ってはいないぞ」

冬山「もしかして……堀田君を襲ったあとで鍵を奪ったとか?」

カウディ「やっぱり犯人はオメーってことじゃねーか」

虹橋「……いえ、それはないと思いますよ」

カウディ「あん?こいつを庇うつもりなのか?」

虹橋「庇うといいますか……堀田さんを殺した後に鍵を奪って部屋に忍び込んだ人はいないはずなんです」

カウディ「証拠あんのかよ?」

虹橋「……もちろん証拠ならありますよ」


コトダマを提示しろ!(>>253

安価↓2

安価↓

夢喰の証言


【夢喰の証言】 正解!

スキル「自画自賛」発動!

虹橋「ボクって天才ですからね!」解!


発言力2→4


虹橋「夢喰さんが言っていました。10時から11時までは誰も学園と寄宿舎を行き来していなかったと」

虹橋「つまり堀田さんが亡くなってから死体発見までの間に美術倉庫から堀田さんの部屋まで移動した人はいなかったということです」

夢喰「あ、そうだよ!たしかに南条君は来てないね」

カウディ「じゃあ……こいつはどうやって本を部屋に置いたっつーんだ?」

南条「……い、今思い出したぞ。我が堀田殿の部屋を訪れたときはたまたま部屋の鍵が開いていたのだ」

南条「その時思いついたのだ……い、今なら堀田殿を裏切り者に仕立てあげられるとな」

南条「つ、つまりはそういうことなのだ」

虹橋「……堀田さんが亡くなったのも南条さんが堀田さんを裏切り者にしようとしたのも偶然の一致だったということですか?」

南条「その通りだ。どこもおかしいところはないであろう?」


南条「それより……もういいであろう?裏切り者の正体も判明したのだ」

南条「まずは裁判を終わらせようではないか」

差掛「……そうだな。もう議論することもないしな」

夢喰「なんか釈然としないけど……堀田君の自殺以外ありえないもんね」

……堀田さんの自殺?本当に?

偶然の一致にしては出来すぎているような……

瑞原「……どうした?まだ何かあるのか?」

虹橋「…………」

皐月「なんだか長考しちゃってるみたいだね」

……一度この事件を整理してみましょう。

そうすれば……何か思いつくかもしれません。


【ロジカルダイブ 開始】


Q1.堀田の個室に空き巣ガイドブックを置いた人物は?
1.裏切り者 2.犯人 3.モノクマ

Q2.鍵を使わずにに部屋の外から個室の鍵を開ける方法は存在した?
1.存在した 2.存在しない

Q3.美術倉庫に鍵を掛けた人物は?
1.裏切り者 2.犯人 3.モノクマ

Q4.鍵を使わずに部屋の外から美術倉庫の鍵を閉める方法は存在した?
1.存在した 2.存在しない


正しい選択肢を選べ!

安価↓

1 2 2 2


Q1.   1.裏切り者   正解!
Q2.   2.存在しない  正解!
Q3.   2.犯人     正解!
Q4.   2.存在しない  正解!


虹橋「推理は……繋がりました!」解!


……そうです。そもそも鍵がないと密室は絶対に作れないはずなんです。

逆に言えば……犯人は鍵を持っていたはず……!

虹橋「もしかしたら……わかったかもしれません」

カウディ「いったい何がわかったんだ?」

虹橋「犯人が密室を作った方法ですよ」

南条「な、なんだと……?堀田殿が自分で鍵を掛ける以外方法はないであろう?」

虹橋「そんなことはないはずです。あまりにも単純な方法なのでボクも見逃していました」

差掛「その方法とはなんだ?」

虹橋「簡単ですよ。鍵を使わなければ犯行が無理だというのであれば……」

虹橋「犯人は鍵を使ったとしか考えられません」


差掛「……何を言ってるんだお前は?」

冬山「そうよ、鍵は全部モノクマが持ってるって言ってたじゃない」

冬山「盗まれたというわけでもなさそうよ?」

夢喰「あやのん……?」

虹橋「……いいえ、ひとつだけ可能性があるはずです」

ボク自身ありえない可能性だと思っていましたが……

すべてを繋げればそれもありえる可能性になるはずです……!


【回想コネクト 開始】


scene.1 ~12日目・食堂~


南条「美術室は物が充実していたな」

南条「【彫像の制作】や【貴金属の加工】……模型作りには事欠かなそうだ」

堀田「驚いたことに書道道具も揃っていたね」

虹橋「染め物をするための道具も揃っていましたよ!さすがボクですね!」

カウディ「なにがさすがなのかまったくわかんねーけどな」


scene.2 ~24日目・裁判場~


差掛「外から鍵を掛ける方法は鍵を使うしかないがその鍵は【モノクマが管理】していたはずだ」

虹橋「す、スペアキーがあったかも……」

モノクマ「ボクがオマエラに渡した鍵は【個室の鍵】のみです!」

モノクマ「【マスターキー】だってボクがきちんと管理しているのです!」



scene.3 ~24日目・堀田の個室~


……本の中身を確認する。そこにはピッキング技術や【鍵の作り方】、その他もろもろが書かれていた。

ただ、【鍵を閉める方法】についてはどこにも書かれていませんでしたが……。

虹橋「……間違いありません。これは名瀬さんが言っていた本です」

冠城「名瀬さんが……?いったいどんな本……ですか……?」

虹橋「素人でもできる【ピッキング技術】について書かれた本です」


【回想ポイント】⇔【回想ポイント】⇔【回想ポイント】

手がかりを3つ繋げろ!

安価↓

【貴金属の加工】
【マスターキー】
【鍵の作り方】


【貴金属の加工】⇔【マスターキー】⇔【鍵の作り方】 正解!

   Connect!


スキル「自画自賛」発動!

虹橋「ふふん、ボクって天才ですね!」解!


発言力4→6


虹橋「鍵はモノクマが持っていた……」

虹橋「それならそれと別に鍵があったと考えられるはず……!」

皐月「でも他に鍵なんてあったのかな?」

虹橋「おそらく他に鍵なんて存在しなかったでしょうね」

虹橋「だから南条さんはマスターキーを自分で作ったんですよ」

虹橋「どうですか……南条さん?」

南条「…………」

差掛「ふ、正直マスターキーを作ったなんて裁判の最初に言われたら信じなかっただろうが……」

差掛「これだけ南条の失言を聞けばそれも信じざるをえないかもな」


虹橋「南条さんは以前言っていましたよね」

虹橋「一度見たものは形も大きさも完璧に再現できる……と」

南条「ま、待つのだ……たしかにそんなことを言ったこともあるが……」

南条「いつどこで我がそんなものを見たと言うのだ」

南条「我がマスターキーを見る機会なんてなかったはずであろう?」

いつどこでマスターキーを見たか……それはあの時以外考えられないはずですよ!


1.第一の事件 

2.第二の事件 

3.第三の事件

4.第四の事件


安価↓

1


1.第一の事件   正解!

虹橋「これが……ボクの答えです!」解!


虹橋「マスターキーを見たのは……それは最初の事件の時以外考えられませんよ」

虹橋「最初の事件の時、トラッシュルームは閉ざされていました」

虹橋「体育館でそのことをモノクマに聞いたときマスターキーを取り出していたはずです」

瑞原「……たしかにあの時全員が鍵を見ているが……」

瑞原「そんな簡単に再現できるものなのか?」

虹橋「……少なくとも南条さんは何度も自分の才能について語っています」

虹橋「一目でどんなものも再現可能……だとね」

名瀬「……どうなんですか?南条さんが……犯人なんですか?」

冬山「脱出スイッチのことだけならまだしも……あなたは虹橋さんの傷のことも知っていたわね」

カウディ「どうなんだ?ここまで来たらもう言い逃れはできねーんじゃねぇのか?」

南条「言い逃れはできないだと……?」

南条「まだだ……まだ終わらんよ」

南条「たしかに我も怪しいかもしれんが堀田殿が犯人でない証拠もないはずだ!」

南条「我が堀田殿を襲うことができなかったと証明してみせようではないか!」


【PTA 開始】


南条「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」

南条「我こそは超高校級の原型師、南条昴!」

南条「モノクマの内通者にして皆を欺いてきた存在」

南条「我が堀田殿を殺しただと?」

南条「モノクマ像を持って背後から攻撃するなど至難の業!」

南条「【堀田殿の背後を取る方法……そんなもの存在すると思うかっ!】」





                  虹
                  △

          乃  ◇         ○ 彩


     蛸  □                   ■  之


          橋  ●         ◆ 綾

                  ▲     
                  端



正しい答えを選び抜け!

安価↓

虹橋彩乃


△→●→○→◇ 虹橋彩乃 正解!

虹橋「犯人は……あなたしかいませんよ!」解!


虹橋「堀田さんから背後をとった方法……」

虹橋「それはボクを使ったんじゃないですか?」

虹橋「堀田さんより早く美術室へ来たボクを眠らせて……」

虹橋「美術倉庫で倒れているボクを見せ付けたんです」

虹橋「そうやって堀田さんがボクに気を取られている間に……殺害したんです」

南条「ぐ……ぐぬぬ……」

差掛「どうだ?まだ自分が犯人でないと言い張るつもりか?」

南条「わ、我は……我は……」

虹橋「南条さん……今から事件の全貌をまとめます」

虹橋「それが合っていたなら……自分の犯行を認めてください……!」


【クライマックス推理 開始】


Act.1
犯人は今回の犯行のためにあるものを用意していた。
それは(A.  )の複製だったんです。
それを用意することで今回の密室殺人を可能にしたんです。

Act.2
朝食でのボクと堀田さんの会話を聞いた犯人は先回りして美術室へ向かいました。
そこで……あらかじめ保健室から盗んでおいた睡眠薬でボクを眠らせたんです。
眠らせたボクを(B.  )へと移動させた犯人は堀田さんをそこまで呼び寄せ……
ボクに気をとられている間に後ろからモノクマ像で殴ったんです。

Act.3
殺害後……堀田さんが自殺したかのように見せるため……
死体の近くに(C.  )とモノクマ像を置いたんです。
そうしてすべての準備を終えた犯人はマスターキーを使って外から美術倉庫に鍵を掛けた。
こうして密室を完成させたんです。

Act.4
モノクマの放送後、犯人は(D.  )とともに美術室を訪れた。
ボクが自ら鍵を開けて美術倉庫から出てくるのを見せ付けるためでしょう。


犯人の思惑通り、ボクは鍵を開けたところを皐月さんたちに見られました。
そうしてボクが犯人だと疑われ……そして最終的には堀田さんの自殺だと思わせることに成功しました。
しかし犯人は失言を重ねてしまい自分の犯行がバレてしまうことになりました。


暗闇の倉庫にボクと堀田さんを閉じ込めて罪を被せようとした人物……
それは……(E.  )さん……あなたしかいません……!


A:犯人が密室を作るために用意したものは?
B:ボクが移動させられた場所は?
C:死体の近くに落ちていたものは?
D:犯人は誰と一緒に美術室へやってきた?
E:犯人の名前は?


安価↓

Aマスターキー
B美術倉庫
Cテグス
D皐月
E南条


A:マスターキー 正解!
B:美術倉庫   正解!
C:テグス    正解!
D:皐月     正解!
E:南条     正解!


【クライマックス再現】


Act.1
犯人は今回の犯行のためにあるものを用意していた。
それはマスターキーの複製だったんです。
マスターキーを用意することで今回の密室殺人を可能にしたんです。

Act.2
朝食でのボクと堀田さんの会話を聞いた犯人は先回りして美術室へ向かいました。
そこで……あらかじめ保健室から盗んでおいた睡眠薬でボクを眠らせたんです。
眠らせたボクを美術倉庫へと移動させた犯人は堀田さんをそこまで呼び寄せ……
ボクに気をとられている間に後ろからモノクマ像で殴ったんです。

Act.3
殺害後……堀田さんが自殺したかのように見せるため……
死体の近くにテグスとモノクマ像を置いたんです。
そうしてすべての準備を終えた犯人はマスターキーを使って外から美術倉庫に鍵を掛けた。
こうして密室を完成させたんです。

Act.4
モノクマの放送後、犯人は皐月さんとともに美術室を訪れた。
ボクが自ら鍵を開けて美術倉庫から出てくるのを見せ付けるためでしょう。


犯人の思惑通り、ボクは鍵を開けたところを皐月さんたちに見られました。
そうしてボクが犯人だと疑われ……そして最終的には堀田さんの自殺だと思わせることに成功しました。
しかし犯人は失言を重ねてしまい自分の犯行がバレてしまうことになりました。


暗闇の倉庫にボクと堀田さんを閉じ込めて罪を被せようとした人物……
それは……南条昴さん……あなたしかいません……!


      P E R F E C T !


虹橋「どうですか南条さん?」

虹橋「これが……事件の全貌ですよ!」

南条「…………ふ」

南条「我程度ではここまでが限界というわけか」

南条「いいであろう。認めようではないか」

南条「そう!我こそが今回の事件の真犯人だ!」

冬山「あなたが……犯人だったのね」

冬山「でもどうしてこんなことを……?」

名瀬「そうです……だって南条さんは……」

南条「……その話は投票が終えてからでいいであろう」

南条「まずは……お前たちの手で我に投票するがいい!」





      ドルルルルルルルル

        ドンッ



           VOTE

  【ナンジョウ】【ナンジョウ】【ナンジョウ】



     学 級 裁 判   閉 廷 !


 

今日はここまで
自分で言うのもなんですがひどいトリックでしたね
難易度がひどいのは単に情報を小出しにしてるとかやたら文量が多いとかが理由かな思ってます
次章は六分の一の確率で犯人当てられるし全章の中で一番簡単な章になるとは思います

次回更新はまた明日
では、おやすみなさい

乙です


【リザルト】


発言力ボーナス  6
精神力ボーナス  9

合計  15



ノンストップ議論  6
反論ショーダウン  1
閃きアナグラム  0
ロジカルダイブ  4
PTA  1
選択肢・コトダマ・人物セレクト  9
回想コネクト 1
クライマックス推理  5

ノーミス正解数合計 27


獲得モノクマメダル  42
現在の所持メダル  106


スキル「ラッキースター」発動!

↓コンマがゾロ目の場合モノクマメダル取得が2倍に!


スキル「ラッキースター」不発!

モノクマメダル42枚獲得!
現在の合計メダル148枚!


モノクマ「またまた大正解!」

モノクマ「今回、堀田クンを殺したクロは南条昴クンなのでした!」

モノクマ「いやー残念だったね!あともう少しだったのに!」

虹橋「もう少しっていったいどういう意味なんですか?」

虹橋「どうして南条さんは……殺人なんて……!」

瑞原「……まさかさっき言っていた人質の件か?」

差掛「そういえばそんなこと言っていたな」

南条「人質か……そんなものもいたな……」

カウディ「……今はもういないみたいな言い方だな」

南条「その通りだ。我にとって人質となりえるような人物は皆……」

南条「人類史上最大最悪の絶望的事件に巻き込まれて死んでいる」


冬山「ま、待ってよ!それっておかしいわよ!?」

冬山「あなたは人質をとられていたからモノクマに従ってたんじゃないの?」

冬山「それに……私たちの記憶は消されているはずよね?どうしてそんなことがわかるのよ?」

南条「答えは簡単だ。我の記憶は……消されていない」

瑞原「な……なんだと?」

南条「そして我は人質をとられていたからモノクマに従っていたのではない」

南条「我は自らの意思でこのコロシアイ学園生活に参加したのだ」

夢喰「じ、自分から?意味わかんないよ!」

夢喰「それに南条君はコロシアイを止めようとしていたこともあるじゃん!」

南条「それはモノクマから条件を出されていたからだ」

夢喰「条件?」

南条「我だけは記憶が残っているからコロシアイにおいて他の者より有利だった」

南条「だからモノクマが動機を提示してから3日……それを過ぎるまでは殺人をしてはいけない決まりだったのだ」

夢喰「じゃ、じゃあ今までの行動は全部……」

南条「我が殺人をするために行ってきたのだ」


夢喰「……や、やっぱり意味がわからないよ」

夢喰「どう考えてもコロシアイに参加するメリットなんてないのに……」

南条「このコロシアイの目的か……それは生き残ることができればいずれわかるだろう」

皐月「それについては話すつもりはないってことだね」

南条「…………」

虹橋「……じゃあ今回の動機はどうなんですか?あれも自分が卒業するためにやっただけなんですか?」

虹橋「誰かを卒業させたいがためではなく自分が卒業するために……」

南条「……たしかに我は自分が勝ち残ればそれで良いと思っていた」

南条「つい最近まではな」

差掛「……なんだと?じゃあもしお前が勝ち残っていたらそいつに卒業の権利を譲っていたというのか?」

南条「その通りだ」

モノクマ「え!?そうなの?」

瑞原「……どうしてお前が驚いているんだ」

モノクマ「だってボクもその話は初耳なんだもん」

名瀬「……それでその人っていったい誰のことなんですか?」

南条「我が卒業の権利を譲ろうと思っていた人物……それは……」







南条「江ノ島盾子だ」




 


夢喰「えと、江ノ島盾子……って誰だっけ?」

虹橋「……たしかウサミさんの話に出てきましたね」

虹橋「人類史上最大最悪の絶望的事件の主犯……超高校級の絶望ですよ」

夢喰「え!?そんな人がこの中にいるの!?」

皐月「いや、江ノ島盾子は死んだって話だったよね」

カウディ「実は生きてたとかってオチじゃねーだろうな」

南条「いや、本物の江ノ島盾子は間違いなく死んでいる」

差掛「じゃあお前の言う江ノ島盾子とはいったいなんのことだ?」

南条「そうだな……江ノ島盾子の複製……とでも言うべきか」

冬山「複製……?どういう意味かしら?」

南条「これ以上は秘密だ。なんせこの情報はモノクマですら知らないことなのだからな」

皐月「そうなの?」

モノクマ「…………」

瑞原「どうやら本当にモノクマも知らない情報のようだな」


南条「さて、モノクマよ。そろそろオシオキを始めるといい」

南条「我は敗れ去ったのだからな」

虹橋「……南条さん」

南条「くくく、さすがは虹橋殿だ。まさか我が負けるとは思わなかったぞ」

南条「最初に……カムクライズルに選ばれただけのことはある」

虹橋「最初に選ばれた……?それにカムクライズルって……」

南条「それも生き残ることができればいずれわかるであろう」

南条「質問タイムはもう終わりだ……敗者はただ去るのみ」

モノクマ「……ではお望みどおりオシオキといきましょうか」

モノクマ「はりきっていきましょう!オシオキターイム!」



      GAMEOVER
ナンジョウくんがクロにきまりました。
   おしおきをかいしします。


 


   【絶望の夢!モノクマが出来るまで!】

   超高校級の原型師  南条昴処刑執行



ヤシの木が流れるベルトコンベア……そこに南条も一緒に流されていた。

なすがままに流される南条を最初に待ち構えていたのは粘土とコテを持ったモノクマたち。

モノクマが粘土を投げつけてコテを持ったモノクマがそれを塗ったくる。

全身を粘土で塗り固められた南条を次に待ち構えていたのは木工用ボンドとイカを持ったモノクマたち。

モノクマたちが一斉にボンドとイカ墨で白黒のツートンカラーに染めていく。

最後に南条を待ち構えていたものはモノクマの型をとったプレス機だった。

南条の前に並ぶヤシの木だったものが次々と潰されモノクマ型に形成されていく……

そして……南条がプレス機の前へと来た瞬間ベルトコンベアは停止し……


―――――グシャ!!―――――


何の躊躇もなくプレス機が南条を押しつぶす。

潰れて出来上がったモノクマは他のモノクマと違い……黒と赤のツートンカラーに染まっていた。

 


モノクマ「イヤッホーウ!……エクストリーム……」

モノクマ「…………はあ」

差掛「どうした?今回はやたらテンションが下がっているぞ」

モノクマ「……ボクはこれからやらなくちゃいけないことができたから帰るね」

モノクマ「オマエラも寄り道せずに帰れよ。きっといいことあるさ」

……モノクマはそう言うと本当にさっさと帰っていった。

差掛「どうせさっき南条が言っていたことでも調べにいったんだろう」

差掛「何にせよこれで本当に裏切り者はいなくなった……はずだな」

名瀬「あの……そんな言い方は……」

差掛「裏切り者にはふさわしい末路だ」


差掛「虹橋だって裏切り者の疑いが晴れて清々しただろう」

虹橋「……たしかに南条さんは裏切り者だったかもしれません」

虹橋「でも……でも死んでよかったなんて……そんなこと絶対にないはずです」

差掛「ふん……まあいいさ。それよりこんなところにいてもしょうがない」

差掛「さっさと帰るぞ」

……差掛さんがそう言うとみなさんが無言でエレベーターに乗り込んでいく。
ボクもエレベーターに乗ろうとしたその時……足元に何かが落ちているのに気がついた。

虹橋「これは……モノクマのフィギア?」

虹橋「さきほど処刑場で作られたものとは別物のようですが……南条さんが作ったものですかね」

そういえばさきほど南条さんが何か気になることを言ってましたね。
カムクライズルに選ばれた……どういうことなんでしょうか……?




アイテム「モノクマフィギア」を手に入れた。


 


――――
――






ー???ー





「……これは……マスターキーと……」




「……脱出スイッチ……?」




「…………」









ポチッ


















ビリリッ






 



【CHAPTER04 漆黒の絶望ランデヴー END】





生き残りメンバー 8人


To Be Continued

 

続きはまた夜に
21時から22時頃再開します




【CHAPTER05 そして希望もなくなった (非)日常編】


『25日目』


『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』


……気がついたらもう朝になっていた。
昨日……学級裁判が終わった後、部屋に戻ったボクはそのまま眠ってしまったらしい。

虹橋「……いったいいつまでこんな生活が続くんでしょうか」

虹橋「もしかしたら一生このまま……」

虹橋「…………」

虹橋「いえ、こんな所で諦めるなんてボクらしくないですよね」

虹橋「きっとまた新しい施設が開放されているはずです。今度こそ……脱出の手がかりを見つけて見せます」


ー食堂ー


冬山「……みんな集まったわね」

皐月「8人か……最初の人数から半分も減っちゃったんだね」

虹橋「……そうですね」

昨日までいたはずの2人の姿は今日はもうない。
もし昨日ボクが堀田さんと一緒に朝食をとらなければもしかしたら……。

夢喰「あやのん……大丈夫?まだ昨日の疲れが残ってるんじゃない?」

虹橋「……いえ、ボクなら大丈夫です」

……過ぎたことを悔やんでも2人は帰ってきません。
今はまだ……前に進むべきなんですよね。

瑞原「……どうやらまた施設が開放されているようだな」

差掛「学園5階にいけるようになったみたいだな」

カウディ「そんじゃあさっそく探索に行こうぜ」

学園5階ですか……いったい何があるんでしょう。
前回はひとりっきりでの探索でしたし……今回は誰かと一緒に探索しましょうか?


探索メンバー最大2人まで指名
安価↓

皐月
夢喰


皐月「やあ、虹橋さん。良かったら一緒に見て回らない?」

夢喰「あ!アタシも一緒に行くよ!」

虹橋「では一緒に行きましょうか。どこから探索しますか?」

皐月「電子生徒手帳を見ると……5階には教室が3つ、武道場、植物庭園、生物室があるみたいだよ」

……まずはどこから探索しましょう?


1.教室5-A・B
3.教室5-C
4.武道場
5.植物庭園
6.生物室

安価↓


ー武道場ー


夢喰「うわ!すごいよ!桜が咲いてる!」

虹橋「綺麗な桜ですけど……なんだか逆に不気味ですね」

皐月「たしかにね……天井もちゃんとあるしここからは出られそうにないね」

夢喰「あ!こっちには鎧もあるよ!着られるのかな?」

皐月「それを身に付けるのは難しいんじゃないのかな。たぶん観賞用だと思うけど」

夢喰「お!弓と矢もある!ちょっとあの的狙って射ってみてもいい?」

虹橋「……危ないからやめてください」

夢喰「むむ!この木製のロッカーって変わった鍵がついてるね」

皐月「この木の札が鍵になってるみたいだね」

……特別手がかりになりそうなものはなさそうですね。
そろそろ次の場所を探索しましょうか。


1.教室5-A・B
2.教室5-C
3.植物庭園
4.生物室

安価↓


ー生物室前ー


虹橋「……扉にナマモノって書かれてますね」

夢喰「やっぱり生き物とかいるのかな?」

皐月「実はボクって生き物は苦手なんだよね……解体するとグロイし」

夢喰「解体しちゃうの!?」

皐月「あはは、冗談だよ。生き物は解体しないって」

虹橋「そういえば最初に会った時も生き物は解体しないと言ってましたね」

皐月「あれ?覚えててくれたの?嬉しいなぁ」

……そういえばこの人は初対面のボクに着物を脱いで欲しいとか何とか言ってたんですよね。
他の人にも同じ事を言ってたんでしょうか?

皐月「まあ、生き物が苦手ってのは本当なんだけどね」

夢喰「ふーん、そうなんだ。生き物いるといいな……」

皐月「え?」

虹橋「……とにかく入ってみましょうか」

扉に手をかけて引いてみる……がビクともしない。

虹橋「あれ……開きませんよ」

皐月「本当だ。ここは入れないみたいだね」

夢喰「えー……残念だな。皐月君の困った顔を見てみたかったのに」

皐月「ど、どういう意味かな……?」

……ここには何か見られちゃまずいものでもあるんでしょうかね?
しかたがないから別のところを探索しましょうか。


1.教室5-A・B
2.教室5-C
3.植物庭園


安価↓


ー植物庭園ー


夢喰「あ、青いよ!空が青いよ!」

虹橋「……いえ、これペンキか何かで描いてあるだけですよ」

夢喰「え?そうなの?よくわかったね」

虹橋「これくらいなら一目見ればわかりますよ」

皐月「……それよりもボクはこの目の前にある巨大な植物が怖くてしかたがないんだけど」

夢喰「うーん……おいしくなさそうな植物だね。ちょっと触って……」

モノクマ「あっぶなーい!」

虹橋「も、モノクマ!?」

モノクマ「やれやれ、ボクが駆けつけなければみんなやられていたところだよ」

モノクマ「何かが起こってから行動するヒーローとは違ってボクは迅速な行動がモットーですからね」

皐月「それよりも危ないってなんのこと?」

モノクマ「このモノクマフラワーはゴミでもプラスチックでも人間でも何でも食べちゃうんだ」

夢喰「に、人間も……?」

モノクマ「そうそう、人間も食べちゃうなんてなんて地球に優しい植物なんだろうね!」

モノクマ「あれ?ってことは人間を主食とするボクも地球に優しいってこと?」

モノクマ「ま、どうでもいいけどね!」

……本当にどうでもいいことを言い残して去っていく。
なんだったんでしょうか。


皐月「……とにかくこの植物には近づかないほうがよさそうだね」

虹橋「あとでみなさんにも注意しておきましょうか」

夢喰「……あ!今度こそ生き物がいるよ!ニワトリだ!」

皐月「見た目はニワトリだけど……実は凶悪生物とかだったりしないよね?」

もしここが希望ヶ峰学園じゃなかったら突っ込むところなんでしょうけど……
本当に凶悪生物の可能性があるから困ります。

夢喰「いや、本物のニワトリみたいだよ!おいしそうだよ!」

虹橋「もしかして食べるつもりですか?」

夢喰「うーん……捌くことできないから無理かな」

皐月「……捌くことできたら食べるんだね」

……とりあえずニワトリに関しては危険はなさそうですね。


皐月「……ねえ、こっちにあるこの制御パネルはなんだと思う?」

虹橋「これは……スプリンクラーの制御パネルみたいですよ」

夢喰「スプリンクラー?」

虹橋「ええと……おそらく天井についてるあれから水が出てくるんですよ」

夢喰「マジ!?ちょっと水出してみてよ!」

虹橋「ちょっと待ってください……むむ……」

皐月「どうかしたの?」

虹橋「このスプリンクラーの設定を変えるにはパスワードが必要みたいなんです」

夢喰「え?じゃあ水出ないの?」

虹橋「……今の設定だと朝の7時30分に水が出てくるみたいです」

夢喰「そっか、じゃあ明日また7時30分にここに来よっか」

虹橋「……え?なんでですか?」

夢喰「なんとなく……かな」

……なんとなくで水浸しになったらたまったもんじゃないです。

皐月「……あれ、あっちに物置があるみたいだよ?ちょっと見てこようか」


ー植物庭園・物置ー


夢喰「なんだかいろんな物があるねー」

皐月「芝刈り機に植木鉢に肥料に農具か……」

皐月「解体しておもしろそうなものは芝刈り機くらいのものだね」

夢喰「ねえねえ、あやのん。今度園芸でも一緒にしよっか」

虹橋「そうですね……たまにはそういうのも悪くないかもしれませんね」

……この植物庭園にはまともな植物がいなさそうですけどね。

皐月「ここには凶器になりそうなものがたくさん置いてあるし注意が必要だね」

皐月「一応、何がどれだけあるのか確認しておこうかな」

凶器ですか……もう殺人なんて起きなければいいんですけど……。
さて、ここはこれくらいでいいでしょう。次はどこへ行きましょうか?


1.教室5-A・B
2.教室5-C


安価↓


ー教室5-Cー


虹橋「こ、これは……」

夢喰「普通の教室だね」

皐月「見事に何の変哲もない教室だね」

モノクマ「掃除もしないで当時の状況にしておきましたからね!」

虹橋「……いきなりなんですか」

モノクマ「いきなりってなんだよ!せっかく大事なヒントを教えにきたのに!」

虹橋「大事なヒントって……今のどこが大事なヒントなんですか」

モノクマ「は?ヒントのヒントを聞いちゃうわけ?それってもはや答え聞いてるのと一緒だよね?」

モノクマ「もしかして虹橋さんって初めてのゲームでも攻略本片手にプレイしちゃうタイプ?」

モノクマ「でもボクは教えてあげません!ゲームの謎を自ら解いてもらうのが製作者としての喜びですからね!」

皐月「……もういいよ。どうせこの部屋には何もなさそうだしね」

虹橋「残りは別の教室だけですか。さっさと探索してしまいましょうか」

……モノクマを無視して残りの教室も探索した。
だけど他の教室同様、窓に鉄板が張られているだけで他に変わったものは何も見つけられなかった。


ー食堂ー


5階の探索を終えて食堂へと戻ってきた。
……数分もすると全員が食堂に揃った。

冬山「全員揃ったみたいね」

差掛「じゃあさっそく報告を始めるとするか」

カウディ「俺様は植物庭園で気になるものをいくつか見つけたぞ」

カウディ「巨大な植物にスプリンクラーにニワトリに物置小屋だ」

皐月「たしか巨大な植物の名前はモノクマフラワーだってモノクマが言ってたよ」

皐月「人間も食べちゃうらしいから注意した方がいいよ」

夢喰「それとスプリンクラーなんだけど朝の7時30分に水が出るらしいよ!」

虹橋「……たぶんですけどね」

名瀬「ニワトリはわたくしも見かけましたわ。ごく普通の可愛らしい鳥さんでした」

瑞原「新鮮な鶏はいいものだ。今度俺がチキンカレーを作ってやろう」

名瀬「……遠慮しておきますわ」

カウディ「それから物置小屋だけど……スコップやらツルハシやら凶器になりそうなもんがたくさん転がってたぜ」

冠城「……要注意……です」


差掛「それから武道場なんてのもあったな……」

差掛「そこからは特におもしろいものは見つからなかったけどな」

瑞原「個人的には生物室が気になるのだが……入れない以上どうしようもないな」

夢喰「いったい何があるんだろーね?」

カウディ「ヤバい細菌兵器でもあったりしてな」

冬山「……完全に否定できないところが怖いわね」

名瀬「他にあったものといえば教室くらいのものですが……」

差掛「他の教室となんら変わりなかったな」

皐月「うーん……手がかりらしいものは何もなかったね」

差掛「……いや、そうでもないさ。なんせ5階には他の階にない特徴があったからな」

夢喰「え?そんなのあったっけ?」

差掛「階段だ。5階には上に続く階段がなかった」

虹橋「つまりこの学園は5階で終わりってことですね」

夢喰「え!?じゃあアタシたちが探索できる場所はもうないってこと!?」

虹橋「いえ、まだ開放されていないエリアはいくつかあります」

カウディ「寄宿舎のシャッターも降りたまんまだしな」

夢喰「そっか……じゃあまだ希望はあるってことなんだよね」


差掛「……とりあえずこんなところか」

差掛「他に報告することのあるやつはいるか?」

冬山「……あ、そういえばひとつ気になることがあるんだけど」

冬山「南条君が持ってたマスターキーって……どこいったのかしら?」

冬山「あれがあればもっと探索できると思うのだけど……」

瑞原「……残念だがそれを見つけるのは難しいだろう」

瑞原「裁判の時……南条が自分で持っていた可能性が高いからな」

冬山「……やっぱりそうよね」

差掛「ふん、仮に部屋に置いてあったとしても個室には鍵が掛けられている」

差掛「手に入れるのは不可能だろうな」

マスターキー……それがあれば学園中の部屋に入れるんですよね。
モノクマからなんとか手に入れることができればそれが一番なんですけど……。

差掛「……他に報告のあるやつはいないな?」

冬山「そうね。今日はもう解散にしましょうか」

冬山「これからのことは……また明日話し合いましょう」

これから……か。本当にどうすればいいんでしょう……。


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』


夜時間……ですね。
今日は探索して疲れちゃったのでもう寝てしまいましょう。
では、おやすみなさい……。



『25日目 終了』


アイテムを……使いますか?


・「メイドさんのカチューシャ」
・「使い込まれた手帳」
・「ジャスティスライダーの仮面」
・「天使のトゥシューズ」
・「バッテンのヘアピン」
・「モノクマフィギア」


安価↓

 

???
カチューシャで?

カチューシャ選択で今日はここまで
アイテムは他のオリロンパにある夢イベントみたいなものです
一応全て使い切れるようにはします

次回更新は月曜か火曜に
では、おやすみなさい

おつ


「……虹橋さん……聞こえますか?」

……聞き覚えのある声がする……誰でしょうか……?

壬生「にーじはーしさーん……寝ーてまーすかー?」

虹橋「……壬生さん?」

壬生「およ?起きましたね!おはようございます!」

壬生「あなたのメイド!壬生霞ですよー!」

虹橋「どうしてあなたがここに……?というかここはどこですか?」

壬生「ここは夢の中なのです!不思議の国なのです!」

壬生「だから私がいてもなーんにもおかしくないんですよ」

虹橋「夢の中……ですか」

壬生「むむ?元気がないですぞ!何かありましたかな?」

虹橋「……こんな所にいたら元気だってなくなりますよ」

虹橋「お互いを疑いあったり疑われたり……」

虹橋「そしてボクの大切な人だって次々にいなくなって……」

壬生「…………」

虹橋「壬生さんだってそうですよ。例え壬生さんが殺人を犯したとしても……」

虹橋「ボクはあなたに生きていて欲しかったです」


壬生「……ごめんなさい、虹橋さん」

壬生「でもですね、たとえ私が死んだとしても……」

壬生「私の希望はきっと残っていますよ」

虹橋「壬生さんの希望……?」

壬生「そうです。虹橋さんが私のことを忘れずにいてくれれば私の想いはなくなりません」

壬生「私は虹橋さんの心の中で生きつづけることができるんです」

虹橋「そんなの……都合の良い夢じゃないですか」

壬生「そんなことはありませんよ。それが絶望になるか希望になるかは残った人次第なんですよ?」

壬生「そして虹橋さんならきっとその希望を繋いでくれる……そう信じてますから」

虹橋「……どうしてそこまでボクを信じてくれるんですか?」

虹橋「壬生さんとはここで数日過ごしただけの仲なのに……」

壬生「む!虹橋さんは記憶を失ってるからそんなこと言うんですよ!」

壬生「私たちは楽しいときもつらいときも一緒に過ごしてきた友達同士だったんですよ」

壬生「たとえ虹橋さんが記憶喪失になっても……私は虹橋さんのこと信じてますから」

虹橋「……壬生さん」

壬生「あ、そろそろお別れの時間ですね」

虹橋「え?もうですか?ボクはもっと話したいことが……」

壬生「……大丈夫です。きっとまた会えますから」

壬生「だからそれまで……さよならです……」

虹橋「あ……待って……壬生さん……!」






――
――――


 


『26日目』



『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』



虹橋(……朝……?さっきのは夢……だったんですね)

虹橋(なんだかやけに現実感のあった夢だったような……)

虹橋(それにどうして壬生さんの夢を見たんでしょうか)

虹橋(……あ……なんか枕元に物が……)

虹橋(これは壬生さんのカチューシャ……?)

虹橋(そっか……これのせいで壬生さんの夢を見てしまったんですね)

虹橋(…………)

虹橋(壬生さんは言ってましたね。ボクが希望を受け継いでくれると……)

虹橋(でも本当にボクなんかでいいのでしょうか……)

今日は安価だけとって終了
次回更新は明日か明後日

一緒に朝食とるメンバー(最大2名)
安価↓

26日目の自由行動メンバー
安価↓2~4

差掛 冬山

瑞原

夢喰

名瀬

冠城

22時までに再開します


ー食堂ー


虹橋(差掛さんは相変わらずひとりですね……)

虹橋(前の裁判のこともあるし少し文句でも言ってやりますか)


虹橋「おはようございます。ひとりで朝食なんて寂しいですね」

差掛「……ひとりの方が気が楽だ」

虹橋「しかたがないのでボクが一緒に朝食をとってあげますよ」

差掛「いや、遠慮しておく」

虹橋「……前から思っていたんですけどボクのこと邪険にしすぎじゃないですか?」

差掛「そうだな。俺はお前のことが嫌いだからな」

……ストレートに言いすぎじゃないですか?さすがに傷つくんですけど。

冬山「あら、2人が一緒なんて珍しいわね」

冬山「私も一緒にいいかしら?」

差掛「だ」

虹橋「いいですよ。差掛さんもそう言ってます」

差掛「…………」

冬山「そう、じゃあここ座るわね」


冬山「それにしても……思っていたより虹橋さんが元気そうでよかったわ」

虹橋「そう……ですか?」

冬山「だって前の裁判のこともあったし……落ち込んでいるんじゃないかと思って」

虹橋「……ボクなら大丈夫です。ここを出るまではいじけてなんていられませんから」

そうです。ボクたちは死んでしまったみなさんの希望を背負っていかなくちゃいけないんですから……。

冬山「……でも無理だけはしないでね。あなたはひとりじゃないんだから」

差掛「ふん、どうだかな」

冬山「……はあ、あんたはまたそんなことを……いい加減もう少し愛想よくしなさいよ」

差掛「断る」

……こんな仲良いのか良くないのかわからない2人と何か話しましょうか?


1.前の裁判について

2.超高校級の絶望について

3.今朝見た夢について

4.自由安価


安価↓


選択 2


虹橋「そういえば裁判の時に南条さんが言ってましたよね」

虹橋「江ノ島盾子……超高校級の絶望がボクたちの中にいるって」

差掛「たしかにそんなことを言っていたな」

冬山「でも本当にそんな人が私たちの中にいるのかしら?」

虹橋「いない……と信じたいところですけどね」

虹橋「そもそもモノクマも知りえないことをどうやって南条さんが知ったのでしょうね」

差掛「この学園生活の中で知ったと言っていたがな……」

虹橋「……うーん、いつどうやって知ったんでしょう」

差掛「ふん……今思い出したが南条はもうひとつおもしろいことを言っていたな」

差掛「虹橋、お前がカムクライズルに最初に選ばれたとかなんとか」

冬山「カムクライズルってこの学園の創始者のことよね?」

冬山「もしかして会ったことがあるの?」

虹橋「そんなわけないじゃないですか」


差掛「おそらく職員室で見つけたあのファイルと関係してるんだろう」

虹橋「カムクライズル再生プロジェクトでしたっけ」

差掛「それとは別にカムクライズルプロジェクトという計画もあったはずだ」

冬山「じゃあその二つのプロジェクトのどちらかと虹橋さんが関係してるということね」

冬山「何か心当たりはある?」

虹橋「うーん、心当たりはありませんけどボクは天才ですからね」

虹橋「ボクほどの天才ならどんな計画だろうと選ばれて当然とも言えますよ」

虹橋「むしろボク以外を選ぶなんていう選択肢が存在するとは思えませんね」

虹橋「南条さんだってボクのこと褒めちぎっていましたからね」

虹橋「ああ、自分の才能が怖いです……どうしてボクはこんなに天才なんでしょうか……」

虹橋「どう思いますか?冬山さん?差掛さん?」

冬山「…………」

差掛「…………」

虹橋「あれ?ボク何か変なこと言いましたか?」

冬山「いえ、久しぶりに虹橋さんらしいところを見れて嬉しいわ」

虹橋「どういう意味でしょう?ボクはいつだって天才ですけどね」

差掛「……どこからその自信はくるのやら」

……この後も超高校級の絶望について話してみたけど何もわからずじまいだった。
本当にそんな存在がいるんでしょうか?

今日はこれだけ
次回更新はまた明日

主人公ブレないなwwww

21時半より再開


ー植物園ー


緑が恋しくなって植物園に来てみると瑞原さんがいました。
ニワトリでもさばこうとしているんでしょうか……?

虹橋「ここで何をしているんですか?」

瑞原「……虹橋か。いや、何か使えそうなものはないかと思ってな」

虹橋「カレーの材料にでも使うつもりですか?」

瑞原「ああ、モノクマが用意する食料だけだとどうも物足りないからな」

相変わらずカレーのことで頭がいっぱいのようですね。
どうせだから何か話でもしましょうか?


1.前の裁判について

2.植物園について

3.瑞原さんの師匠のことについて

4.自由安価


安価↓

1


選択 1


虹橋「前の裁判での南条さんの発言、覚えてますか?」

虹橋「ボクたちの中に超高校級の絶望がいるって……本当なんでしょうかね?」

瑞原「…………」

虹橋「……瑞原さん?」

瑞原「……すまなかったな、虹橋」

虹橋「……?いきなりどうしたんですか?ま、まさか南条さんの言っていた人物って……!」

瑞原「いや、前回で散々お前を疑ったことにたいして一言も謝罪していなかったと思ってな」

瑞原「南条が仕掛けた罠に対して俺は簡単にはまってしまった」

瑞原「もう少しお前のことを信じることができれば……堀田だって……」

虹橋「……今更起きてしまったことを悔やんだところでしかたありませんよ」

虹橋「ボクたちがするべきことは死んでしまった人たちの分まで頑張ることだけです」

……少なくとも堀田さんならそんなことを言うはずですよね。

瑞原「……そうかもしれんな」

虹橋「そうです。だからもうそのことは気にしないで下さい」

瑞原「……すまん。そう言ってもらえると助かる」

……これで瑞原さんとは仲直りできましたね。
もう避けられることもないはずですよね。


瑞原「そういえば超高校級の絶望がいるという話……だったな」

虹橋「瑞原さんは本当にいると思いますか?」

瑞原「もしそんなものがいるならすぐにわかりそうなものだが……」

虹橋「南条さんだけの特別な情報でもあったんですかね?」

瑞原「その可能性はあるかもしれない。あいつは記憶喪失ではなかったようだからな」

虹橋「……あ、でも絶望さんがいたとしても記憶を失ってるはずですよね?」

瑞原「モノクマもそのことを知らなかったようだし……そうかもしれんな」

虹橋「じゃあ、そんなに気にする必要もないんですかね」

瑞原「……用心に越したことはないがな」

……逆に言えば記憶が戻れば超高校級の絶望に戻るかもしれないってことですよね。
そもそも記憶を戻す方法なんてあるんでしょうか……?


瑞原さんと少し話をした後、植物庭園を後にする。
さて、これからどうしようか……そんなことを考えていると武道場へ向かう夢喰さんを発見した。
武道場に何の用でしょう?追いかけてみましょうか。



ー武道場ー


夢喰「……あれ?あやのんだ、奇遇だね」

虹橋「いえ、ボクは夢喰さんがここに入るのを見て来ました」

夢喰「そうなんだ。じゃあ一緒に花見でもする?」

虹橋「花見ですか……まあ、かまいませんよ」

夢喰「やっぱり桜っていいよね。ピンクだし。アタシのラッキーカラーだし」

虹橋「たしかにここの桜は綺麗ですよね……」

……どうして屋内に桜があるのかは謎ですけどね。
何か話でもしましょうか?


1.ラッキーカラーについて

2.幸運という才能について

3.前の裁判について

4.自由安価

安価↓


選択 2


虹橋「前から気になってたんですけど夢喰さんってジンクスとかよく気にしてますよね」

夢喰「だってアタシの幸運の力の源みたいなものだからね」

虹橋「そのパーカーもジンクスのひとつでしたよね」

夢喰「うん、そうだよ」

虹橋「じゃあそのパーカーを脱いだら幸運ってなくなったりするんですか?」

夢喰「えっと……なくなるというか……むしろ不運になるかな」

虹橋「不運……?」

夢喰「アタシの運って幸運か不運の両極端みたいなんだよね」

夢喰「普通は人の一生の運ってプラスマイナスゼロになるっていうけどそれとも違って……」

夢喰「アタシが幸運のときは周りが不幸になって、アタシが不幸なときは周りが幸運になるみたいな?」

前にも言ってましたね。自分の幸運は他人を巻き込むと……。

虹橋「ではジンクスを守っていればずっと幸運でいられるってことですか?」

夢喰「まあそうなるのかな……と言っても不幸中の幸い的な幸運しか起きないけどね」


虹橋「その不幸中の幸いが裁判の時には役に立ってますけどね」

夢喰「え?そんなことないと思うけど……?」

虹橋「最初の裁判も……次もその次もこの前の裁判だって幸運を発揮してたじゃないですか」

夢喰「そうだっけ?2回目の裁判の時には何も活躍できなかったような気もするよ?」

夢喰「あやのんがズババーンと解決してたじゃん」

虹橋「それも夢喰さんの発言がヒントになったからです」

虹橋「夢喰さんがいなかったらどうなっていたかはわかりませんよ」

夢喰「そんなのたまたまだよ……アタシがいなくてもどうにかなってたと思うし」

虹橋「そんなことありませんよ」

虹橋「夢喰さん、あなたは自分の幸運が好きじゃないと言ってましたけど……」

虹橋「ボクにとっては間違いなく超高校級の幸運ですよ」

夢喰「……そう……なのかな」

夢喰「…………」


夢喰「ねえ、あやのん。前にアタシと一緒にいてくれるって言ったよね」

虹橋「ええ、もちろんですよ」

夢喰「ええと……それでね、あやのんに渡したいものがあるの」

虹橋「渡したいもの?いったい何ですか?」

夢喰「……えっと……それはまだ秘密かな」

夢喰「とにかくあやのんに渡したいものがあるから今度アタシの部屋に来て欲しいの」

虹橋「……?では今度、夢喰さんの部屋にお邪魔しますね」

夢喰「うん、絶対だよ!絶対来てよね!」

……渡したいものってなんでしょう?
行ってからのお楽しみにしておきましょうか。



【夢喰華燐の通信簿3/4が解放されました】
『夢喰さんのの幸運はジンクスを守ることによって保たれるらしい。逆にジンクスを破ると不運が訪れるようだ』


今日はここまで

瑞原と夢喰ちゃんはもう少しで通信簿埋りそうですね
通信簿MAXでパンツが手に入ります
一応、今の通信簿の埋り具合を張っておきます

通信簿
冠城羽衣 1/4
夢喰華燐 3/4
名瀬式未 1/4
皐月始 1/4
瑞原華零 3/4
差掛慧真 1/4
冬山涼子 0/4

葛城秋子 1/4
神々廻宮子 1/4


次回更新はまた明日
では、おやすみなさい

おつ

21時半から再開

冬山さんの通信簿ゼロだったんか…


ー学園5階・廊下ー


武道場で夢喰さんと別れた後、廊下に出ると名瀬さんを見つけた。

探索でもしてるんでしょうか?ちょっと話しかけてみましょうか。

虹橋「探索中ですか?」

名瀬「探索というよりは……ただうろうろしてるだけですわね」

名瀬「虹橋さんは?」

虹橋「ボクは今から寄宿舎の方へと戻るところでした」

名瀬「そうですか。では一緒に行ってもよろしいですか?」

虹橋「ええ、大丈夫ですよ」

さて、何か話でもしながら戻りましょうかね。


1.入学前の生活を尋ねる

2.名瀬さんの家について聞いてみる

3.この学園や裁判のことをどう思っているか聞く

4.自由安価


安価↓


選択 2


虹橋「前から気になっていたんですけど名瀬さんってお嬢様なんですか?」

名瀬「……あの、そのお嬢様ってなんでしょうか?」

虹橋「なんか喋り方がお嬢様っぽいですよね。それに自分の書斎を持っているとも言ってましたよね?」

虹橋「もしかして名瀬さんの家はお金持ちだったり?」

名瀬「ふ、普通の家だと思いますよ?それに喋り方だって……」

名瀬「…………」

名瀬「喋り方……おかしいでしょうか?」

虹橋「おかしくはないです。少し変わってるだけです」

名瀬「……そうですか」

虹橋「あ、でもボクが通ってた学校では名瀬さんのような方はたくさんいましたよ」

そういった方はみんな良家の娘だったり家がお金持ちだったりしましたけどね。


虹橋「ところで自分だけの書斎なんてどうやって手に入れたんですか?」

名瀬「それは……お父様が買ってくれたんです」

名瀬「わたくしの両親は仕事で家にいないことがほとんどだったんです」

名瀬「それでわたくしが本好きだったこともあって寂しい思いをしないようにとプレゼントしてくれたのです」

虹橋「へえ……プレゼントですか」

虹橋「……たしか名瀬さんの言う書斎って一般の図書館並みの本があったはずですよね」

名瀬「そうですわね。わたくしもまだ全ての本は読みきれてませんから」

虹橋「…………」

名瀬さんは自分の家が普通だと言ってますけどどう考えても普通じゃないですよね。
どこか感覚がすこしズレてます……。



【名瀬式未の通信簿2/4が解放されました】
『名瀬さんの持っている書斎は父親からもらったものらしい。お嬢様っぽい雰囲気を持っているが自分のことはごく普通の一般人だと思っているみたい』


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』


もうここに来てから一ヵ月ほど経つはずなんですが……

誰かが助けにくる気配もなさそうですね。

やはり自分達の手でここを脱出するほかないようですね。

明日こそ……何か手がかりを見つけなくては……。



『26日目 終了』

↓コンマ50以上で夜時間イベント

今日はここまで
次回更新は月曜日に
コンマ安価は↓で

よっ


……なんだか眠れませんね。少し散歩でもしてこようかな。

どこへ行きましょうか?


1.植物園

2.武道場

3.音楽室

4.大浴場

5.その他(場所指定)

安価↓


ー植物庭園ー


ここは夜でも変わらず青空が広がっていますね。
そういえばここの植物って日光を浴びなくても大丈夫なんでしょうか?
さて、これからどうしましょうか?


1.スプリンクラーをいじくる

2.ニワトリに話しかける

3.モノクマフラワーにゴミを与えてみる

安価↓


選択 1


虹橋「このスプリンクラーどうにかして設定を変えることはできませんかね」

虹橋「ちょっといじくってみますか」

ええと、パスワードが必要みたいですけど適当に打ち込んでみましょうかね……

皐月「……あれ?こんな所で何してるの?」

虹橋「皐月さんですか。このスプリンクラーの設定をいじくろうと思ったんですけど……」

皐月「でもそれってパスワードがわからないと駄目なんじゃないの?」

虹橋「ええ、まったく駄目ですね」

皐月「そうだよね……ボクもいろいろ調べてみたんだけどモノクマに止められちゃってさ」

……それってまた解体しようとしていたからなんじゃ。
スプリンクラーはこれ以上触っていてもしかたがないですし話でもしましょうか。


1.植物庭園に来た理由についてたずねる

2.前の裁判のことを話す

3.以前話していた爆弾魔事件について聞く

4.自由安価

安価↓


選択 2


虹橋「皐月さんは……ボクたちの中に超高校級の絶望がいると思いますか?」

皐月「超高校級の絶望?ああ、もしかして前の裁判で南条クンが話してたことかな」

皐月「ボクは……いると思うよ」

虹橋「え……なぜですか?」

皐月「ほら、3度目の事件のこと覚えてる?」

虹橋「あ……そういえば葛城さんの動機って結局わからずじまいだったんですよね」

皐月「そう、虹橋さんの推理どおりだと……少なくともあの裁判の時点で最低3人はいたはずだよね」

皐月「……葛城さんの妹殺しに関わった人がね」

虹橋「で、でも本当にその推理が当たってたとは限らないですよ」

皐月「まあね。ただもしそれが事実だったとすると最低でも1人はその人物が生き残ってることになるよね」

虹橋「……堀田さんと南条さんが当てはまらないとすれば3人ですね」

皐月「南条クンは怪しいところだけどね……」

南条さんは記憶喪失にはなっていないと言っていました。
つまり最初から全てわかってたということなんですよね……。


皐月「ま、用心するに越したことはないと思うよ」

皐月「例え南条クンの話が嘘っぱちだったとしてもね」

虹橋「本当に嘘ならいいんですけどね」

皐月「……さて、もう夜時間も過ぎてるし部屋に戻らない?」

虹橋「そうですね。そろそろ戻りますか」

皐月「それにしても虹橋さんてけっこう隙だらけだよね」

皐月「もしボクが超高校級の絶望だったらとっくに虹橋さんは殺されてるかもしれないよ?」

虹橋「へ、変なこと言わないでくださいよ」

皐月「それに小さくて持ち運びしやすそうだし襲う相手としては最適だよね」

虹橋「……その発言は少し気持ち悪いです」

皐月「あはは、ごめんごめん……」

虹橋「でも心配してくださってありがとうございます」

虹橋「これからはもう少し気をつけることにしますよ」

皐月「ああ……うん……どうせボクは気持ち悪いから……」

虹橋「……ん?」

皐月「きっと超高校級の絶望ってボクみたいなやつのことなんだろうな……」

皐月「だって顔も性格も才能も絶望的だし……みんなもそう思ってるんだろうな……」

虹橋「…………」


……ネガティブモード全開の皐月さんを慰めながら寄宿舎へと戻った。

特別嫌われるような性格でもないと思うんですけどどうしてこんなにネガティブなんでしょう?
ボクのポジティブさを少しは見習って欲しいものです


アイテムを使いますか?


・「使い込まれた手帳」
・「ジャスティスライダーの仮面」
・「天使のトゥシューズ」
・「バッテンのヘアピン」
・「モノクマフィギア」


安価↓

仮面




「……虹橋さん……聞こえるかい?」

虹橋「……その声は……秋田さん?」

秋田「うん、ぼくだよ!秋田聖也だよ!」

虹橋「……久しぶりですね」

秋田「ふっふっふ、元気にしてたかい?」

虹橋「……あまり元気とは言えませんね」

秋田「それもそうかもね。ぼくがリタイアしてからいろいろあったみたいだし」

秋田「ま、それでも虹橋さんが生き残ってくれたのは嬉しいよ」

虹橋「ボクとしては誰も死んで欲しくなかったですけどね」

虹橋「……どうして殺人なんて……ジャスティスライダーなんて始めちゃったんですか?」

秋田「ぼくがジャスティスライダーを始めた理由……か」

秋田「最初はただのライダーごっこだったんだけど……」

秋田「ぼくが本格的にジャスティスライダーを始めたのはぼくの大切な人が殺されたのがきっかけだったかな」

虹橋「大切な人……?」

秋田「ぼくの従姉だよ。ぼくが世界で一番好きだった人」

秋田「彼女はぼくの目の前で轢き殺されてね……犯人もわかりきっていたんだ」

虹橋「じゃ、じゃあ秋田さんが手を下さなくても警察に任せれば……」

秋田「……犯人は警察関係者でね。事件は隠蔽されたんだ」

秋田「ぼくにはそのことがどうしても許せなくてね……だからジャスティスライダーを始めたんだ」

秋田「正義の使者としてね」

虹橋「…………」


秋田「ぼくはね、罪のない人を傷つける犯罪者をどうしても許すことが出来ないんだ」

秋田「だから椎名くんのことも許すことが出来なかった……だから正義を執行したんだ」

虹橋「……それでもボクは殺人なんてするべきではなかったと思います」

虹橋「だって……それで秋田さんも死んじゃったじゃないですか」

秋田「……それは違うよ。ぼくは死んでなんかいない」

虹橋「……?どういう意味ですか?」

秋田「そのままの意味さ。ジャスティスライダーは死なない……すべての絶望を無に帰すまではね」

秋田「きみには正義の心があるかい?絶望になんか絶対に負けない正義の心が」

虹橋「正義の心かわかりませんが……ボクは絶望に屈するつもりはありませんよ」

秋田「うん、その気持ちがあれば十分さ。正義の心が残っていればぼくは死なないんだ」

秋田「それに……ぼくは近いうちにまたきみと会うことになる」

秋田「その時は敵か味方か……わからないけどね」

虹橋「……あの、それってボクが死ぬことの暗示だったりしませんよね?」

虹橋「壬生さんにも同じことを言われたのですが……」

秋田「ふ……大丈夫。もしきみが殺されそうになってもぼくが助けてあげるさ」

秋田「だからまたきみが生きている内に会おう……じゃあね!」




――
――――

 

死んでも爽やかだな


『27日目』


『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』



虹橋(今度は秋田さんが夢に……)

虹橋(……あ、ベッドの横に秋田さんが残した仮面が落ちてます)

虹橋(これのせいで無意識に秋田さんのことを思い浮かべてしまったのかもしれませんね)

虹橋(それにしても……あの夢の中で秋田さんが言ってたこと……本当なんでしょうか?)

虹橋(本来ならボクはそんな情報を知りえるはずないのですが……)

虹橋(……とりあえずまたあとで考えてみましょう。まずは食堂へ行きましょうか)


誰と一緒に朝食をとりますか?(最大2名まで)

安価↓

瑞原と冠城


ー食堂ー


瑞原「……なるほどな」

カウディ「わかったか?オメーのカレーに足りないものがよ」

瑞原「少しずつだが見えてきた……また真のカレーに近づいたな」

冠城さんと……いえ、カウディと瑞原さんが一緒に朝食とってますね。
ボクもあそこに混ざりましょうか。

虹橋「おはようございます。何について話してるんですか?」

瑞原「……実は冠城にカレーの試食をしてもらっていたのだ」

カウディ「批評してやってるのは俺様だけどな」

虹橋「へえ……どんなカレーを作ったんですか?」

瑞原「ビーフカレーだ。牛のことならこいつに聞けばいいと思ってな」

カウディ「なかなかうまかったぜ。羽衣にとっては少し辛めだったけどな」

虹橋「…………」


……牛に牛を食べさせるってどういう発想してるんでしょう。
さて、どうしましょう?


1.カレーの試食をしてみる

2.好きな食べ物について尋ねてみる

3.冠城さんに腹話術をやってもらう

4.自由安価

安価↓

1


選択 1


虹橋「ボクも試食してみてもいいですか?」

瑞原「かまわんが……辛いのは駄目だと言ってなかったか?」

虹橋「たぶん大丈夫ですよ。冠城さんも食べたんですよね?」

冠城「……はい……おいしかったです……」

瑞原「そうか……まあ、俺のカレーはどんなに辛かろうと問題ないがな」

カウディ「とりあえず食ってみろよ」

虹橋「では、いただきます」

……こ、これは……辛い……!でも……!

虹橋「思っていたよりずっとおいしいですね。辛さが気にならないくらいです」

瑞原「……当然だな」

カウディ「さすが超高校級のカレー馬鹿ってとこか」

虹橋「いつもカレーのことしか考えていないだけありますね」

瑞原「……それは褒めてるのか……?」


この後、他のカレーも試食しつつ朝食会を終えた。
……さすがに朝からカレーの試食は少々きついですね。

27日目に一緒に自由時間を過ごす生徒
安価↓3まで

冬山

名瀬

皐月

27日目の自由行動、冬山、名瀬、皐月で決定
今日はここまで
次回更新はまた明日

1週間ほど更新開くかもです
逆に前スレのほうを更新するかもしれません

22時ごろ再開します


ー保健室ー


うう……カレーの食べすぎで胃がもたれました。
ちょうど冬山さんもいますし薬でももらいましょうか。


冬山「あら、顔色が悪いけど何かあった」

虹橋「朝から瑞原さんにカレーを食べさせられたので少し胃がもたれてしまったんです」

冬山「なるほど……じゃあそこのベッドで休んでいったら?」

虹橋「……あの、それ下手したら校則違反になるんですけど」

冬山「あ、そういえばそうね。うっかりしてたわ」

……危なく冬山さんにやられるところでした。
ベッドで寝るわけにはいきませんので冬山さんと話でもして過ごしましょうか。


何について話しますか?

1.他の人のカウセリング状況について聞く

2.カウンセラーをしている理由を尋ねる

3.最近見る変な夢について聞いてみる

4.自由安価

安価↓

1


選択 1


虹橋「冬山さんっていつも保健室にいるみたいですけど他の人も来ることあるんですか?」

冬山「そうね……夢喰さんや冠城さんはよく来るけど他の人はまったく来ないわね」

虹橋「夢喰さんはともかく冠城さんも?意外ですね」

虹橋「もしかしてどこか悪いところでも……?」

冬山「そんなことないわよ?葛城さんの一件から落ち込んではいたけど……」

冬山「今はもうちゃんと立ち直っているわ」

虹橋「そうですか……それならよかったです」

虹橋「ではなぜ保健室に来てるんですか?」

冬山「それはもちろん私がいるからでしょ」

虹橋「え」

冬山「冠城さんってあまり喋ったりしないけど意外と人懐っこいのよ?」

冬山「最近は本当の妹みたいに見えてきたわ」

虹橋「まるで葛城さんみたいなこと言うんですね」

冬山「でも本当に妹オーラが出てるのよ?最近は特に」

虹橋「……ボクのことまで妹だと言わないでくださいね」


冬山「まあ、妹うんぬんは冗談にしても少し気になることもあるのよね……」

虹橋「何が気になるんですか?」

冬山「それはかう……いえ、秘密ね。守秘義務があるから言えないわ」

守秘義務?ボクに隠さなくちゃいけないことなんでしょうか?

冬山「それより夢喰さんのこととか気にならない?よくあなたの話とかしてるわよ」

虹橋「む、たしかに気になりますけど……」

冬山「あ、でもこれ本人から言っちゃ駄目って言われてるんだったわ」

虹橋「なんですかそれ。気になるから教えてくださいよ」

冬山「残念ながらそれは無理ね……守秘義務とかあるし」

冬山「でもその内夢喰さんのほうから話してくれるわよ……たぶんね」

……なんだかはぐらかされてしまいましたね。
でもうっかり口を滑らせそうなのでまた今度聞いてみましょう。


ー教室 2-Aー

保健室で休んだ後、なんとなく校内を歩いていた。
ふと、学園2階の教室を覗いてみると読書中の名瀬さんを発見した。


虹橋「今日は教室で読書ですか」

名瀬「ええ、たまにはこういったところで本を読むのもいいかと思いまして」

虹橋「ボクはお邪魔ですかね?」

名瀬「そんなことありませんわ。席ならたくさんありますし虹橋さんも一緒にどうですか?」

……よく見ると机の上に大量の本が詰んであります。これ全部読むつもりなのかな。
どうしましょう?ここで読書でもしていきますか?


1.オススメの本を聞く

2.今までの裁判について話す

3.ここでの生活について聞いてみる

4.自由安価

安価↓

今日はここまで
また明日更新します
安価は↓

1

今日は更新できなさそうなので明日更新します
最近は予告どおり更新できなくて本当にすみません…

了解~
楽しみにしてる

まだ?

一応、生存報告
いろいろあって更新できてない状態ですが年明け前には再開できると思います

中途半端ですが今日はここまで
安価は↓で

誤爆、更新はもう少し待ってください

いろいろとひと段落したので明日から更新再開します

あげ

ついに来たか!

まだ?


選択 1


虹橋「名瀬さんのオススメの本ってありますか?」

名瀬「オススメ?虹橋さんはどんな本をお探しですか?」

虹橋「そうですね……超天才染物師が活躍するミステリー小説とかありませんか?」

名瀬「……ごめんなさい、ありません」

虹橋「じゃあ超天才染物師が活躍するサスペンス小説はどうですか?」

名瀬「……すみません」

虹橋「む、じゃあ超天才染物師が活躍する恋愛小説は?SF小説は?」

名瀬「……ないです」

虹橋「うーん、それなら名瀬さんが好きな本を教えてください」

名瀬「そうですわね……でしたらこんなのはいかがでしょうか?」

虹橋「これって……絵本ですか?」

名瀬「ええ、そうですわ」


名瀬「わたくしのお気に入りの本ですの」

虹橋「名瀬さんのオススメというのであればもちろん読みますが……」

虹橋「希望ヶ峰学園の図書室に絵本なんてあったんですね」

名瀬「いいえ、これはわたくしの部屋にあったものですわ」

虹橋「名瀬さんの部屋にですか?」

名瀬「ええ、これらの絵本だけはわたくしの部屋に最初から置いてありましたわ」

虹橋「……絵本好きなんですね」

名瀬「わたくしがまだ小さい頃から読んでいた愛読書なんです」

名瀬「記憶にはないのですが、たぶんわたくしが自分の家から持ってきたのでしょうね」

虹橋「なるほど……ではありがたく読ませてもらいますね」

絵本好きとは可愛らしい趣味がおありのようですね。
ただこのモノクロの表紙が妙に不気味ですが……いったいどんな内容なんでしょう。


【名瀬式未の通信簿3/4が解放されました】
『絵本好き。小さい頃から愛読しており、自分の家から本を持ち込んでいたようだ』

超天才染物師かわいい


さて、これから何しましょう。

……あ、倉庫に入っていく皐月さん発見。

少し見に行ってみましょうか。



ー寄宿舎 倉庫ー

皐月「……あれ、虹橋さん?ボクに何か用?」

虹橋「特に用があるわけではないですけど……皐月さんはここで何を?」

皐月「うーん……ちょっとした探し物かな」

虹橋「よかったら手伝いましょうか?」

皐月「いいのかい?じゃあお願いするよ」

虹橋「それで何をお探しで?」

皐月「チェーンソー」

虹橋「……は?チェーンソー?」

皐月「うん、ちょっと必要なんだ」

虹橋「チェーンソーなんて何に使うんですか……」

倉庫にそんなものあるわけないと思うけど……。

どうせだから探し物ついでに何か話でもしましょうか。


1.学園の脱出方法について
2.前回の事件について
3.冠城さんのことについて
4.自由安価

安価↓

2


選択 2


虹橋「前回の裁判のこと……皐月さんはどう考えてますか?」

皐月「前回の裁判か。虹橋さんは散々な目にあったよね」

皐月「堀田クンものことも残念だったし……それに南条クンが言っていたことも気になる」

虹橋「江ノ島盾子……超高校級の絶望のことですか?」

皐月「うん、彼が言うにはボクたちの中にいるって話だったでしょ?」

皐月「虹橋さんは誰のことだと思う?」

虹橋「ボクにはそんな人がいるとは思えませんけど……」

皐月「ふーん……虹橋さんは相変わらず甘いよね……」

虹橋「む、じゃあ皐月さんは誰のことか見当ついてるんですか?」


皐月「ついてる……かもしれない」

虹橋「いったい誰だと思うんですか?まさかボク?」

皐月「……冠城さん」

虹橋「……え……冠城さん?」

皐月「そう、冠城さん。冠城さんに聞いてみるといいよ」

虹橋「それってどういう意味ですか?」

皐月「ここではなんとも……とにかくボクの答えが知りたいなら本人に聞いてみるといいよ」

……どういう意味なんでしょう。皐月さんは本気で言ってるんでしょうか。

皐月「あ、それよりもあれ見なかった?」

虹橋「あれってなんですか?」

皐月「南条クンが作ったマスターキーだよ。どこにも見当たらなくってさ」

虹橋「ボクは見てませんが……モノクマが回収したか南条さんが持っていたんじゃないんですか?」

皐月「うーん……やっぱりそうなのかな」

虹橋「……皐月さん、チェーンソーやらマスターキーを探して何するつもりなんですか?」

虹橋「なんか危ないことしようとしてませんか?」


皐月「……虹橋さん、キミはこのままこの学園生活が続いてもいいと思ってる?」

虹橋「そんなことはありませんけど……」

皐月「ボクはそろそろ行動を起こすべきだと思うんだよ」

虹橋「でも……危険ですよ」

皐月「……大丈夫。虹橋さんは心配しなくても大丈夫だよ」

皐月「ボクって危なっかしいように見えるかもしれないけど、こう見えて安全主義なんだから」

虹橋「……でも」

皐月「さて、目的の物もなさそうだしボクはもう行くよ」

皐月「ま、虹橋さんには迷惑かけないから心配いらない。じゃあね」

……ボクが何か言う前に皐月さんは部屋を出て行ってしまった。
変なことしでかさなければいいんですけど……。


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』


何か行動を起こすべき……ですか。
たしかにこのままじゃいけないのかもしれないけど……。


『27日目 終了』


アイテムを使いますか?


・「使い込まれた手帳」
・「天使のトゥシューズ」
・「バッテンのヘアピン」
・「モノクマフィギア」


安価↓

モノクマフィギア


南条「虹橋殿、聞こえているか?」

虹橋「……最近は変な夢ばかり見ますね。今度は南条さんですか」

南条「くっくっく、我では不満か?」

虹橋「…………」

南条「我は裏切り者だったからな。嫌われていてもしかたがあるまい」

虹橋「南条さんは脅されて裏切り者をしてたわけでは……ないんですよね」

南条「その通りだ。我は最初から自分の意思でコロシアイ学園生活に参加していた」

虹橋「……どうしてこんなことを?超高校級の絶望っていったいなんですか?」

南条「超高校級の絶望はただひたすら絶望を求める存在」

南条「それ以上でもそれ以下でもない……ただそれだけだ」

南条「このコロシアイ学園生活もただ絶望を求めてのことに過ぎん」

虹橋「……結局肝心なところは何も知らないってことですか?」

南条「そ、そんなことはないぞ。ただ我の口から真実をペラペラ喋ってもおもしろくあるまい」

虹橋「別におもしろさなんて求めてないからいいですよ」


南条「まあ、そう言うな。いずれすべてわかる時が来るだろう」

南条「なんせこのコロシアイ学園生活ももうすぐ終わりを迎えようとしているのだからな」

虹橋「……本当にそうならいいんですけどね」

南条「なんだ、我の言うことが信じられないというのか?」

虹橋「だって……南条さんですし」

南条「……本当に信頼されてないな」

虹橋「自業自得ですね」

南条「まあ、いいだろう。随分と嫌われてしまったようだしもう消えるとするか」

南条「では、また会おう」

虹橋「……できれば会わないことを願ってます」

南条「くっくっく、嫌でも会うことになる。いずれ……な」

虹橋「……?それって……」







――
――――


 


『28日目』



『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』


……朝、ですね。最近は本当に変な夢ばかり見ます。

それに決まってみんな同じことを言いますね。

本当にもう一度会えたらいいんですけどね……。

……こんなこと考えてもしかたがないです、食堂に行きましょうか。


今日は誰かと一緒に朝食をとろうかな?

安価↓(最大2人まで)

冠城と夢喰


ー食堂ー


……そういえば昨日皐月さんが気になることを言ってましたね。
少し話を聞いておこうかな……。


虹橋「おはようございます、冠城さん」

冠城「おはよう……ございます……」

夢喰「おはよう、あやのん!」

虹橋「……あ、夢喰さんも一緒でしたか」

夢喰「ん?今残念そうな顔しなかった?」

虹橋「気のせいですよ。気のせい」

夢喰「そうかな?今明らかに嫌そうな顔したような……」

カウディ「ま、オメーのバカ面を朝から見ればそんな顔もするわな」

夢喰「そっかー、バカ面かー」

カウディ「おうよ」

夢喰「って誰がバカ面よっ!」

……夢喰さんのいるところじゃあの話はできそうにないですね。
別のことでも話しましょうか。


1.学園の外のことについて

2.今日の予定について

3.他の生徒について(人物指名)

4.自由安価

安価↓

2


選択 2


虹橋「2人は今日何か予定ありますか?」

夢喰「アタシは特にないけど」

冠城「わたしも……です……」

カウディ「俺様は予定ありまくりだぜ。なんてったって俺様は大スターだからな」

カウディ「いやー人気者はつらいぜ……忙しすぎててんてこまいだ」

虹橋「……どうしてカウディさんはそんな嘘がペラペラと出てくるんですか?」

夢喰「城ちゃん……」

冠城「わ、わたしじゃないですよ……」

冠城「これは……カウディが勝手に喋ってるんです……」

カウディ「別に嘘はついてねーけどな」


……特に予定はないみたいですね。
会おうと思えばいつでも会えそうです。
さて、ボクはこれからどう動きましょうかね……。

28日目に一緒に過ごす人物

安価↓3まで

冠城

瑞原

夢喰

今日はここまで。
よく見たら皐月との会話が前日の夜とまったく一緒でしたね、すみません。
不定期更新が続くと思いますが完結だけはさせたいのでよろしくお願いします。

そういえば前スレ放置しすぎてHTML化されてしまったの忘れてました。
中途半端になってしまった小ネタは5章か最終章が終わったあとにでも書きます。

乙  ぜひ完結まで見届けたい


朝食後、ボクは冠城さんと話をするため部屋を訪ねた。


虹橋「冠城さん、今少しいいですか?」

冠城「かまいませんけど……何か御用ですか?」

虹橋(さて、どうしましょう……昨日のこと聞いてみましょうか?)


1.黒幕の正体について聞いてみる

2.カウディの正体を探ってみる

3.一緒に学園内を探索する

4.自由安価

安価↓


選択 1


虹橋「昨日、皐月さんから黒幕の正体について話を聞いたのですが……」

冠城「……!ええと……大浴場まで来てもらえますか……?」

……皐月さんの言ってたとおり、何か知ってるみたいですね。



ー大浴場・脱衣所ー


冠城「……あの、昨日本当に……皐月さんから……?」

虹橋「ええ、黒幕の正体……というか超高校級の絶望について冠城さんが何かを知っていると」

カウディ「なんだよ、アイツそのこと言っちまったのか」

冠城「…………」

虹橋「じゃ、じゃあ心当たりがあるっていうのは本当なんですか?」

冠城「……実はここのロッカーのひとつに……あるものが……」

カウディ「こいつだ。とりあえず見てみろ」

何かファイルのようなものですが……何が書いてあるんでしょう?

ここに黒幕の正体に繋がる何かが……?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前:-----


未来機関の研究員。希望ヶ峰学園のOBで元超高校級の監督。
カムクライズル再生プロジェクトの一員で、----------。
監督という才能を活かし、-----の-----研究をしている。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


---------------。
人類史上最大最悪の絶望的事件の発生によりカムクライズル再生プロジェクトは一度凍結し、-----
---------------。
未来機関の研究員である「超高校級の監督」が-----希望ヶ峰学園-----
で希望ヶ峰学園生の生き残りと-----を保護し-----。
----------。
9人の実験体はいずれも----------。
-----
---


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




虹橋「ところどころ字がかすれて読めませんがこれは……」

カウディ「ああ、推測だがこの超高校級の監督ってのが俺様たちを希望ヶ峰学園に閉じ込めた張本人だと思うぜ」

虹橋「閉じ込めたと言いますか……これには保護って書いてありますけどね」

冠城「そして……希望ヶ峰学園生の生き残りが……」

虹橋「……ボクたちってことですか」


虹橋「でもどうしてこんなファイルが……?」

カウディ「さあな……もしかするとブーデーあたりがここに残していったんじゃねーのか?」

虹橋「南条さんがですか?」

カウディ「黒幕がこんなもん残すとも思えねーし……あいつマスターキーを持ってたんだろ?」

カウディ「俺様たちが入れない場所から見つけてきたんだろーぜ」

虹橋(南条さんが……いったいどこから見つけてきたんでしょう?)

虹橋「そういえばこのファイルのことを知ってる人は他にいるんですか?」

冠城「えっと……わたしと……皐月さんだけです……」

カウディ「他のやつらには伏せてあるぜ……念のためな」

虹橋「この情報は他の人は誰も知らないってことですね」

カウディ「さて、あんまり長居すると怪しまれるしさっさと出ようぜ」

カウディ「それとも俺様と風呂にでも入るか?」

虹橋「水に濡れたら動けないくせに何言ってるんですか。さっさと出ますよ」

それにしても超高校級の監督……ですか。いったい何者なんでしょう?
それにカムクライズル再生プロジェクトや9人の実験体ってのも気になるし……。


ー食堂ー


虹橋「…………」

瑞原「どうした?何か浮かない顔をしているが……」

虹橋「……あ、瑞原さん。どうかしました?」

瑞原「いや、今俺がそれを聞いたところなんだが……まあいい」

瑞原「なんだか悩んでいるようだが大丈夫か?」

虹橋「大丈夫……ではありませんね。こんな状況下にあるわけですし」

瑞原「……まあそうか、だがあまり1人で悩むなよ」

1人で悩むな……ですか。どうせだから何か聞いてもらいましょうか?


1.なんだか瑞原さんらしくないこと言いますね

2.この学園から脱出したいと思いますか?

3.むしろボクが悩みを聞いてあげますよ

4.自由安価

安価↓

3


選択 3


虹橋「むしろボクが瑞原さんの悩みを聞いてあげますよ!」

虹橋「さ、何でも話してください!」

瑞原「別に俺に悩みは……いや、この際だから聞いてもらうか」

虹橋「ふふん、何でも聞きますよ」

瑞原「実はこの学園に来てからずっと悩んでいたんだが……」

瑞原「どうしても俺が長い間ずっと求めていた究極のカレーを作ることができないんだ」

虹橋「……究極のカレー?」

瑞原「そうだ。俺が昔、師匠に食べさせてもらった究極のカレー……その味をどうしても再現できないんだ」

瑞原「レシピは完璧なはず……なのになぜ……!」

虹橋「えっと、瑞原さんがここに来てからずっと悩んでいたことはカレーのことですか」


瑞原「たしかに他人にとってはくだらないことかもしれない……!」

瑞原「だが俺にとっては自分の命よりも大事なことだ!」

瑞原「超高校級の才能を持つお前ならわかるだろう……?」

……瑞原さんが今だかつてないくらい熱いです。本気の本気みたいですね。

虹橋「……なるほど、たしかにボクにならその気持ちわかるかもしれません」

虹橋「瑞原さんのカレーに懸ける想いは本気ってことですね」

瑞原「そうだ。だからお前のアドバイスが欲しいんだ」

虹橋「でもボクは料理に関しても超高校級とは言えなくもないですが……」

虹橋「カレーに関していえば瑞原さんと比べて素人同然ですよ?」

瑞原「かまわない。俺が教えて欲しいのはカレーの知識ではなくもっと根本的な何か……だからな」

瑞原「なんでもいい。今まで食べた俺のカレーには何が足りないのか……教えてくれないか?」

何が足りないのか……ですか。ここは超高校級の天才であるボクがビシッと教えてあげましょう……!


1.究極のカレーなんて諦めたほうがいいですよ!

2.ずばり!愛ですね!

3.答えはもう瑞原さん自身が知っているはずです!

4.自由安価

安価↓

3


選択 3


虹橋「ふふん、そんなの簡単ですよ!」

虹橋「その答えは……瑞原さん自身が知っているはずです!」

瑞原「俺自身が……だと?どういうことだ?」

虹橋「瑞原さん、そもそもどうしてあなたは究極のカレーなんて追い求めてるんですか?」

瑞原「それは……昔食べたあのカレーの味に感動してだな……」

虹橋「ではなぜそのカレーの味に感動したんですか?」

瑞原「それは……あのカレーが……」

瑞原「……そうか、そういうことか」

虹橋「ふふん、そういうことですよ」

瑞原「答えは俺自身が知っている……まさしくその通りだったな」

虹橋「ええ、そうです」

瑞原「ありがとう、虹橋。これで……これで俺は究極のカレーを作ることができるかもしれない……!」

虹橋「ま、ボクにかかればこれくらい当然ですよ」

瑞原「虹橋、よかったら明日の夜……また食堂に来てくれないか?」

瑞原「その時に俺の答えを出してみせよう……!」

虹橋「ふふん、楽しみにしてますよ」

……正直ものすごく適当なこと言ったんですけど、どうやら本当に自分で答えを見つけたみたいですね。
ま、結果よければすべて良しですね。



【Info】

29日目の夜、強制的に瑞原とのイベントが入ります。

とりあえずここまで
2月中には非日常編まで進めたいと思います
最終章まで進んだら次スレ、それから新しくオリロンパスレもたてるかもです

おつ

乙乙


虹橋(そういえば夢喰さんボクに渡したいものがあるって言ってましたね)

虹橋(今部屋にいるかな……)


ー夢喰の個室ー


夢喰「あ、来たね、あやのん」

虹橋「もちろんですよ。ところでボクに渡したいものって何ですか?」

夢喰「……あのさ、あやのんは超高校級の染物師なんだよね?」

虹橋「……?一応そういうことになってますね」

虹橋「まあボクの才能は染物だけではなく、超高校級の天才と言われるほど多才なんですけどね」

夢喰「ふーん……じゃあさ、あやのんはどうして染物師なんてしてるの?」

虹橋「ボクが染物をやっている理由ですか?それはボクの家は代々染物をやっていて……」

……あれ、ボクが染物を創めたのってそんな理由だっけ?

夢喰「じゃあ、あやのんが染物師をやってるのって自分で決めたわけじゃないってこと?」

違う。でもなんだろう……この違和感。
たしかボクは……。

夢喰「……あやのん?」


虹橋「……ふふん、ボクが染物を創めたのは自分で決めたことですよ。家がどうとかは関係ありません」

虹橋「まあ、結局のところボクには染物師としてとてつもなく優れていたからこの道を選んだってとこですかね」

夢喰「そっか……いいな、あやのんは。アタシなんて全然駄目駄目なのに……」

虹橋「そうですか?ボクはそんなことないと思いますけど」

夢喰「そんなことあるよ。アタシって超高校級の幸運だから運だけで何でも良い方向に物事が進むでしょ?」

夢喰「自分に実力がないのに運だけでうまいこといって……」

夢喰「そのせいで周りは不幸になってばかりで……」

夢喰「運じゃなくてもっと別に自分に才能があればこんな風にはならないんじゃないか……」

夢喰「そう思って何かやっても結局駄目駄目で……」

夢喰「だからアタシはあやのんのことが羨ましくてしょうがないし……」

夢喰「でもあやのんと一緒にいると何か変えられるんじゃないかって思う」

虹橋「……夢喰さん」

夢喰「ねぇ、あやのんはどう思う?アタシは自分のこと変えられると思う……?」


…………。


1.このままじゃ絶対変わりませんよ

2.絶対に変えられると思いますよ

3.ボクにまかせれば万事オッケーですよ

4.自由安価

安価↓

3


選択 3


虹橋「……ふふん、まかせてください!ボクにまかせれば万事オッケーですよ!」

夢喰「ほ、本当に!?」

虹橋「もちろんです。ただ……夢喰さんはひとつ勘違いをしてるみたいですね」

夢喰「勘違い?」

虹橋「天才っていうのは1日にしてならずなんですよ」

夢喰「天才は……何?」

虹橋「これはボクが考えた言葉なんですけど天才ってのは99%の努力と1%の才能なんですよ」

虹橋「ちなみにボクは120%の天才で残りの20%はボク自身なんです!」

夢喰「いや、その言葉聞いたことあるし120%ってのも意味わかんないけど……」

虹橋「つまりボクが言いたいのは努力あっての才能ってことなんです」

虹橋「だから夢喰さんが今の自分を変えたいというなら自分自身の手でなんとかしなければならないんです」

夢喰「自分の手で……?でもそれじゃあ今までとたいして変わらないような……」

虹橋「何言ってるんですか。だからボクがその手伝いをするんじゃないですか」

虹橋「ボクがいれば百人力ですよ!」

夢喰「……うん、そうだね。ありがと、あやのん」



【夢喰華燐の通信簿4/4が解放されました】
『自分のことを変えるため一歩踏み出そうとしている。虹橋にその手伝いをして欲しいと願った。』


虹橋「あ、ところで渡したいものって……」

夢喰「あ、そうだった。ええと、ちょっと待ってね……」

そう言うと夢喰さんがパンツを脱ぎ出して…………え?

夢喰「はい、これ……あやのんにあげる!」

虹橋「……え、なんですかこれ?パンツですよね?」

夢喰「……そうだけど?」

虹橋「ど、どういうことですか……?」

夢喰「どういうって……友情の証?」

虹橋「そんなの聞いたことありませんけど」

夢喰「うーん……あやのんの住んでるところだとこういう風習ってないのかな?」

虹橋「どんな風習ですか」

夢喰「……も、もしかしてあやのん嫌だった?」

虹橋「嫌というわけじゃ……」

夢喰「…………」

虹橋「あ、ありがたく受け取っておきますね!」

夢喰「うん!ありがとう!」

虹橋(ところでこれってボクもパンツ渡さなきゃならないんでしょうか……?)




アイテム「夢喰のパンツ」を手に入れた。




 


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』


……このパンツどうしましょう?

とりあえずボクのパンツは要求されずにすんだのでよしとしましょうか……?


『28日目 終了』


どのアイテムを使う?


・「使い込まれた手帳」
・「天使のトゥシューズ」
・「バッテンのヘアピン」


安価↓

バッテンのヘアピン



葛城「やっほー!彩乃ちゃん!元気?」

虹橋「……葛城さん?」

葛城「あれ?なんだか少し顔色悪いんじゃない?」

虹橋「そんなことは……」

葛城「しょうがないなぁ、私が抱きしめて暖めてあげよう!」

虹橋「いえ、結構です。それにしても葛城さんは相変わらずですね」

葛城「まあね。私の愛はいつだってどこだって変わらないよ!」

虹橋「本当……ですか?」

葛城「もちろん!アイラブマイシスター!マイソウルイズマイシスターなんだから!」

虹橋「……でも……でも冠城さんは泣いてましたよ」

葛城「……!そっか……うん、そうだね……ごめん」

葛城「どうしてかな……どうしても妹のこととなると他に目がいかなくて」

葛城「羽衣ちゃんも彩乃ちゃんも私の大事な妹なのに……ね」


虹橋「……ひとつ教えてもらってもいいですか?」

葛城「うん、何かな?」

虹橋「あの……葛城さんは敵を討つためにあんなことをしたんですよね」

虹橋「その敵っていったい誰なんですか……?」

葛城「ごめん、それは言えないかな」

虹橋「そうですか。じゃあ別のことを……」

葛城「あ、ごめん。私もうそろそろ行かなくちゃ……」

虹橋「え、もうですか?まだ全然話せてないのに……」

葛城「……本当にごめん。羽衣ちゃんのことよろしくね」

虹橋「……わかりました。ボクにまかせといてください」

葛城「それともうひとつお願いがあるんだけど……」

葛城「最後に一回でいいから私のことお姉ちゃんって呼んでくれない?」

虹橋「え……それは……」

葛城「一度!一度だけでいいから!」

虹橋「……し、しかたないですね……えっと……」

虹橋「お、お姉ちゃん……」

葛城「……うん、ありがと、彩乃ちゃん!またね!」






――
――――

今日はここまで
たぶん明日も21時くらいから更新します


『29日目』


『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』


虹橋(今度は葛城さんですか……)

虹橋(この夢はいつまで続くんでしょう)

虹橋(そしてこの学園生活も……)


誰と一緒に朝食をとりますか?(最大2名まで)

安価↓

差掛くんと冬山さん


選択 差掛、冬山



ー食堂ー


差掛「…………」

虹橋「あの、なんだか今日の差掛さん不機嫌じゃないですか?」

冬山「朝食にわさびでも入ってたのかしら?」

差掛「おい、聞こえてるぞ」

虹橋「差掛さん、何かあったんですか?」

差掛「別に普通だ。何もない」

冬山「そう……それならいいけど」

……さて、何か話でもしましょうか?


1.脱出方法について

2.黒幕について

3.自由安価

安価↓

2


選択 2


差掛さんと冬山さんは黒幕についてどう思ってるんでしょう?
少し聞いてみましょうか

虹橋「2人は黒幕についてどう思います?」

冬山「どうって、正体が誰かってこと?正直想像もつかないけど……」

差掛「超高校級の絶望……それに未来機関……このどちらかが関わっていのは間違いないだろうな」

差掛「もしくは両方が黒幕と繋がっているかもしれないがな」

冬山「それはありえないでしょ?だってその2つの組織はお互い敵同士なわけだし」

差掛「だといいがな。だがもしこの2つの組織に目を付けられてるのだとしたら……」

差掛「俺たちが逃げられる場所はもうこの世界にはないのかもしれんぞ」

虹橋「に、逃げる場所がないって……」

差掛「まあ、未来機関が俺たちの味方であることを祈るしかないな」

差掛「じゃなければ俺たちに残されるのは絶望の道しかないんだからな」

未来機関が敵……そういえばあのファイルにあった人物は未来機関の研究員でしたね。
もし本当にあの人物が黒幕だったとしたらボクたちは……。


ー虹橋の個室ー


虹橋(朝から嫌な話を聞いてしまいましたね……)

虹橋(ひとりでいると暗い気分になりそうですし、これから誰かに会いに行こうかな)

虹橋(夜は瑞原さんと約束があるし……それまでに2人くらい話しておきたいかな)


会いに行く人物

安価↓2まで

名瀬

差掛


虹橋(そういえば前に名瀬さんから本を借りてましたね)

虹橋(図書室にいけば会えるかな……?)



ー図書室ー


虹橋「本ありがとうございました」

名瀬「楽しんでもらえたならなによりです」

虹橋「名瀬さんが貸してくれた本どれもおもしろかったです」

虹橋「さすが超高校級の図書委員ですね」

名瀬「いえ、わたくしなんて皆さんと比べればたいしたことありませんわ」

虹橋「そうですか?まあ、ボクを見てそう思ってしまう気持ちはよくわかりますけどね!」

名瀬「……ふふ、虹橋さんは自分に自信があるようで羨ましいですわ」

名瀬「わたくしなんて……」

む、ボクという存在を前にして少し卑屈になってるんでしょうか?
何か言ったほうがいいかな……?


1.悩みがあるならいつでも聞きますよ!

2.もしかして自分の才能が好きじゃない……とか?

3.名瀬さんの才能は十分すごいと思いますよ!

4.自由安価

安価↓

1


選択 1


虹橋「……何か悩みでもあるならボクがきいてあげましょうか?」

名瀬「悩みですか?そうですわね……」

名瀬「ではひとつ質問してもよろしいですか?」

虹橋「何でもどうぞ。天才のボクが素晴らしい答えをあげましょう」

名瀬「ありがとうございます。それで質問なんですけど……」

名瀬「虹橋さんには夢ってありますか?」

虹橋「夢……?そうですね……超ワールド級の染物師としてその存在を世界中に認められたのち、人間国宝として人類史に名を残すことですかね」

名瀬「……さ、さすが虹橋さんですわね……スケールが違います」

虹橋「ふふん、当然ですね。これでも足りないくらいですよ」

名瀬「そ、それで足りないんですか?」

虹橋「もちろんですよ。ボクの名前は宇宙全土にまで広まるべきですからね」

虹橋「でもさすがに今の技術じゃ宇宙にまでは行けないかな……困りましたね」


名瀬「……なるほど、現実的かどうかはともかく虹橋さんはしっかりとした夢があるんですね」

虹橋(十分現実的ですけど)

名瀬「実はわたくしにはそういったやりたいこと……夢みたいなものがないんです」

名瀬「欲しいものはすべてお父様が買ってくださったし……」

名瀬「自分にとって必要なスキルは元から持っていました」

名瀬「おそらくこれからも何の苦労もなく生きていけるような気がします」

虹橋「でもそれならそれで別にかまわないような気もしますけど……」

名瀬「このままビブリオマニアなニートとして生きていくのも悪くないかもしれない……」

名瀬「正直わたくしも最近まではそう考えていました」

名瀬「ですがこの学園に閉じ込められてからはもっと自分には他の可能性があるんじゃないか……そんな風に思ったんです」

虹橋「つまり名瀬さんは自分の夢を見つけたいってことですか?」

名瀬「簡単に言うとそういうことですわね……」

名瀬「ですが自分がやりたいこともできることもまったくわからないのです」

名瀬「虹橋さんは……わたくしに何ができると思いますか……?」


名瀬さんにできること……ですか
正直具体的なことは何も言えませんがアドバイスくらいなら……


1.ボクにもわからないです

2.何ができるかよりも探すこと自体が大事

3.ここを脱出してから考えればいい

4.自由安価

安価↓


選択 2


虹橋「ボクが思うに何ができるかよりも探すこと自体が大事なんじゃないですかね」

虹橋「ボクは夢に向かって一直線のように見えるかもしれませんが……」

虹橋「たまにですけど別の可能性を考える事だってあります」

虹橋「でもそれは夢に迷いがあるとかじゃなくて自分の可能性を広げたいからと言いますか……」

虹橋「探して迷うことで繋がる道もあるんじゃないかなって思うんです」

名瀬「……夢を探すことも迷うことも必要、そんな風に考えたことはなかったですわ」

名瀬「わたくしはみなさんを見て少し焦っていたのかもしれませんね」

名瀬「ありがとうございます、虹橋さん。なんだか胸のつっかえが少しとれたような気がしますわ」

虹橋「ふふん、ボクにかかればこのくらいどうってことないですけどね」

名瀬さんの悩みが解決されたようでなによりです。
あとはここから脱出して夢を叶えるだけです。


【名瀬式未の通信簿4/4が解放されました】
『欲しいものはすべて努力せずとも手に入れてきた。そのため、やりたいことを見つけられずにいたが、迷いながらも夢を探していこうと決意した。』


名瀬「あ、そうですわ!よかったらお礼にこの本をもらってくれませんか?」

虹橋「……これってもしかしてこの前言っていた絵本ですか?」

名瀬「ええ、ぜひ読んで感想を聞かせてください」

虹橋「ふふん、それならありがたく受け取っておきます」

名瀬「ふふ、ではわたくしはこれで……ごきげんよう」

これが名瀬さんのお気に入りの絵本ですか。

さっそく見てみ……あれ、何か絵本の隙間にはさまってる……。







アイテム「名瀬のパンツ」を手に入れた。


名瀬のパンツ:名瀬愛用の黒いレースのついた下着。お嬢様らしいエレガントな下着。

パンツという名のしおり


ー植物園ー



……あのパンツ名瀬さんに返したほうがいいのかな。

ボクが知らないだけで実は流行ってるんでしょうか?

誰かに聞いてみましょうか……?


差掛「……こんなところでボケっとしてどうした?」

虹橋(さすがに差掛さんには聞けませんよね)

虹橋「なんでもないですよ。問題ありません」

差掛「問題ないか、そうかそうか……」

差掛「本当にそうか?」

なんだかいつもと違ってやたら突っかかってきますね。
適当な話題を振ってごまかしましょうか。


1.ここの天井を破壊すれば出られそうですよね

2.必ずここからみんな一緒に脱出しましょうね

3.パンツあげるの流行ってるんですか?

4.自由安価

安価↓

3かな


選択 3


……本当に聞かなくていいんでしょうか?
聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥といいますし……あえて聞いてみましょう


虹橋「あの、差掛さん。つかぬことを聞いてもいいですか?」

差掛「……なんだ?」

虹橋「差掛さんはパンツとかもらったことありますか?」

差掛「ぱん……それは下着のことか?」

虹橋「はい、下着のほうです。差掛さんは昔はさぞモテたんですよね?」

差掛「それは違う、昔じゃなくて今もだ。もちろん、パンツの一枚や二枚も……」

虹橋「もらったことあるんですか?」

差掛「……いや、もらったことないな」

虹橋「そ、そうですよね!普通はパンツなんて渡さないですよね」

差掛「あたりまえだ、馬鹿かお前は?」

虹橋「いや、ボクじゃないですよ。でも流行ってるわけじゃないならそれでいいんです」


差掛「なんだ?もしかして誰かからパンツでももらったのか?」

虹橋「え?いえ、それは……」

差掛「誰だ?非常に興味がある。教えろ」

虹橋「嫌に決まってるじゃないですか!何を考えてるんですか!?」

差掛「いや、待て。たしかにパンツを渡すなんてただの変態だ」

差掛「だが本当にただの変態なのか?そこに意味はあるのか?」

差掛「非常に興味深い謎だ……数学者としてぜひ調べたい問題だ」

差掛「そういわけだから俺にパンツを渡せ」

虹橋「嫌ですよ!変態なのは差掛さんのほうじゃないですか!」

差掛「昔から数学者には奇人変人が多い。だが変態ではない」

虹橋「変態ですよ!もういいです、さようなら」

差掛「待て、なんならお前のパンツでも……っち、逃げたか」


……差掛さんに聞いたボクが馬鹿でした。
でも普通じゃないってことがわかっただけ良いとしましょうか。


……さて、もうそろそろ夕食の時間ですね。
瑞原さんは食堂にいるでしょうか……?



ー食堂ー


瑞原「……来たか」

虹橋「ふふん、おいしいカレーを食べさせてくれるんですよね?」

瑞原「……いや、そんなこと言ってないが?」

虹橋「え?」

瑞原「ふ……冗談だ」

虹橋「あ、そうですか。びっくりしましたよ」

虹橋「瑞原さんが冗談を言うなんて」

瑞原「俺だってそれくらいのことは言うさ」

瑞原「それよりちゃんとカレーを用意しておいたから食べると良い」

瑞原「この華麗な王子さまをな!」

虹橋「レトルトカレーじゃないですか!」

瑞原「ふ……冗談だ」

虹橋「……あの、なんか今日の瑞原さんとてもおかしいですよ」

虹橋「大丈夫ですか?大丈夫じゃないですよね?」

瑞原「おかしいというのは俺の冗談のことか?それなら問題ないな」

虹橋(どうしよう……絶対に何かおかしいです……)


瑞原「さて、そろそろ本当に俺のカレーを食べてもらうとするか」

虹橋「ええ、そうしてください。そろそろ疲れてきました」

瑞原さんが何を考えているのかわからない……
カレーの方は大丈夫なんでしょうか?

瑞原「……これがお前のアドバイスを元に作ったカレーだ」

瑞原「試食してくれ」

……見た目は普通です。匂いもいつもと変わらないような……。
とりあえず食べてみましょうか。

虹橋「…………」

瑞原「……どうだ?」

虹橋「こ、これは……」

虹橋「おいしいですよ!今までと比べ物にならないくらいです!」

虹橋「いったいどんな魔法を使ったんですか?」

瑞原「たいしたことはしていない。ただ俺は自分の味を追究しただけだ」


瑞原「今までは師匠の味をひたすら真似てきた……それをきっぱりやめたんだ」

瑞原「ただそれだけだった……」

虹橋「……そして究極のカレーが出来たというわけですね」

瑞原「いや、まだその道を一歩踏み出しただけに過ぎない……」

瑞原「瑞原ワールドはまだまだこれからだ」

瑞原「お前にはもう少し俺の修行に付き合ってもらうとするかな……」

虹橋「……ふふん、しかたがありませんね」





【瑞原華麗の通信簿4/4が解放されました】
『今まで師匠の味を求めてきた。だがこれからは自分の味を極めようと決心した。』


瑞原「そうだ、虹橋には何かお礼をしないとな」

虹橋「そうですね!瑞原さんが成長できたのはボクのおかげといっても過言じゃありませんからね!」

瑞原「しかし何がいいか……ふむ、あれをやるか」

虹橋「何かくれるんですか?」

瑞原「俺が外国にいた時に手に入れた服をやろう」

瑞原「たしか珍しい染物なんかもあったはずだ」

虹橋「本当ですか?ありがとうございます!」

瑞原「……あとで部屋まで届ける。楽しみにしているといい」


ー虹橋の個室ー


虹橋「ふふん、瑞原さんも意外と良いもの持ってますね!」

虹橋「これなんか中々手に入らない品ですよ!」

虹橋「それにこれなんて……」

虹橋「……パンツ?」






アイテム「瑞原のパンツ」を手に入れた。


瑞原のパンツ:瑞原専用のブリーフ。漢気あふれる男性用肌着メーカー“軍世”のブリーフ。


――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』


……ここに閉じ込められてからもう一ヵ月になります。

なんでしょう?何か嫌な予感がします。

一刻も早く脱出しなくては……。


『29日目 終了』


どっちにしますか?


・「使い込まれた手帳」
・「天使のトゥシューズ」


安価↓

天使のトゥシューズ


「虹橋ちゃん!虹橋ちゃん!」

虹橋「……神々廻さん?」

神々廻「えへへ、私だよ。久しぶりだね、元気してた?」

虹橋「どうでしょう……正直よくわからないです」

神々廻「む、せっかく私がこうして会いに来てるのにー」

神々廻「どうせだから何か楽しい話をしてよー」

虹橋「た、楽しい話ですか……そうですね……」

神々廻「あ、そうだ!冬山ちゃんはどう?元気?それに他のみんなは?」

虹橋「冬山さんは相変わらずですよ……あなたがいなくなってからは少し落ち込んでましたけど」

虹橋「それに他のみなさんも……なんとかやってますよ」

虹橋「堀田さんと南条さんはいなくなってしまいましたけどね……」

神々廻「……そっか、また殺人が起きちゃったんだね」

虹橋「で、でももう殺人なんて起こさせません」

虹橋「全員でここから脱出してみせますよ!」

神々廻「……そうなるといいね」

虹橋「ふふん、天才のボクにかかればそうなるに決まってます」


神々廻「……さてと、私もう行かなくっちゃ」

神々廻「久しぶりに虹橋ちゃんと話せて楽しかったよ」

虹橋「ボクもまたあなたと話せてよかったです」

虹橋「できればもっと話していたかった……」

神々廻「ふっふっふ、心配ないよ、虹橋ちゃん」

神々廻「こんな夢の中だけじゃなくていつだって話せるようになるんだから!」

虹橋「神々廻さん……それは無理ですよ。だって神々廻さんはもう……」

神々廻「死んじゃったら何もかも終わり……虹橋ちゃんはそう思うのかな」

神々廻「でも私はそうは思わない。だってそんなの寂しすぎるし……虚しいもん」

虹橋「……そういえば壬生さんも同じこと言ってました」

虹橋「希望を繋いでくれる人がいればその想いは消えることはないと……」

神々廻「そうそう!壬生ちゃんの言うとおり!」

神々廻「だから虹橋ちゃん……ずっと一緒だよ!」







――
――――

 


『30日目』


『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』

『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』


虹橋(……今日で30日目)

虹橋(神々廻さんにはあんなこと言ったけど……なんだかすごく嫌な予感がする)

虹橋(もうすぐ何もかもが終わるような……)

虹橋(…………)


誰と一緒に朝食をとりますか?(最大2名まで)

安価↓

冠城と冬山


ー食堂ー


冬山「今日の朝食は私と冠城さんで作ってみたんだけどどうかしら?」

虹橋「……普通においしいですよ?」

冠城「……よかった……です……」

カウディ「一ヶ月もこんな所に閉じ込められてんだからとーぜんだけどな」

冬山「一ヵ月……今日でちょうど30日目になるのよね……」

冬山「食料が尽きないのが不思議だわ」

虹橋「そこですか」

カウディ「食材は外から搬入してんだろーぜ」

冬山「でもそんなところ一度も見たことないわよ?」

虹橋「たしかにどうやってるのか疑問ですけど……」

冠城「食堂に秘密の出入り口が……?」

秘密の出入り口……そんなものがあればいいんですけどね。


1.今から探してみましょうか?

2.秘密の出入り口に心当たりはありませんか?

3.自由安価

安価↓


選択 1


虹橋「もしかしたら脱出できるかもしれません!」

虹橋「今から探しましょう!」

冠城「……今から……?」

冬山「見つかるかしら?ここだって何度も探索してるはずよ?」

虹橋「何もしないよりはましです!善は急げですよ!」

カウディ「おいおい、飯くってからでも……」

冠城「あ……探し始めちゃいました……」

冬山「しかたないわね、付き合ってあげましょうか」








――――
――



虹橋「見つかりませんでしたね!」

カウディ「あったとしても俺様たちに見つかるようにはしてねーだろうしな」

虹橋「いいこと思いつきました!夜時間にカウディさんを置き去りにしてどうやって搬入してるのか見てもらいましょうか!」

冠城「……いい……かも……」

冬山「悪くないわね」

カウディ「いいわけねーだろ!羽衣まで食堂に閉じ込めることになるぞ!」

虹橋「……別行動はできないんですか?」

カウディ「その域に達するにはあと3年修行が必要だな」

冬山「3年修行すればできるのね……」

虹橋「夜時間は食堂が施錠されるし秘密を探るのは無理そうですね」

他に脱出できそうな場所と言えば玄関ホールのシェルターくらいですけど……。
設置されてるマシンガンが怖いんですよね……。

今日はここまで

最後の自由行動、3人まで指名してください。

安価↓3まで

冠城

皐月

差掛

22時から再開します


ー玄関ホールー


出口を探すため、今度は玄関ホールまでやってきた。
冬山さんは用事があって一緒に来れなかったので冠城さんとふたりで探索です。


虹橋「どうにかしてこのシェルターを開けることはできないんですかね?」

冠城「……壊すのは……無理です……」

虹橋「どこかに秘密のスイッチでも……!」

カウディ「そういやお前が手に入れた脱出スイッチって結局今どこにあるんだ?」

虹橋「ええと、たしか南条さんがあれを持ってったはずなんですけど……」

虹橋「今はどこにあるのかわかりませんね」

南条さんが持っていたマスターキーと脱出スイッチ……いったいどこにいったのやら。
モノクマが回収しちゃったんでしょうか?

冠城「……わたしたち……ここから出られるのかな……」

冠城さんが不安がってます。
何か声言わなくちゃ……。


1.ここで過ごすのも悪くないと思います!

2.ボクがいるから問題ありませんね!

3.みんなで力を合わせれば必ず出れますよ!

4.自由安価

安価↓

安価↓

2


選択 3



虹橋「大丈夫です!ここにはボクだけじゃなくて超高校級のみなさんが揃ってるんですよ!」

虹橋「みんなで力を合わせれば必ず出られます!」

冠城「……そう……ですよね……」

冠城「……ありがと、彩乃ちゃん……」

カウディ「俺様ひとりでもこいつを守ってやるから問題ねーけどな」

虹橋「むしろカウディさんは守られる側のような……」

カウディ「んだと?俺様のパンチ受けてみるか?せいっ!せいっ!」

虹橋「……リーチが短すぎて届いてませんよ」

カウディ「くっくっく、俺様が本気を出すと一発でノックアウトしちまうから寸止めしてやってんだぜ」

虹橋「いえ、どう見てもリーチが足りてませんけど」

カウディ「言ったなぁ、じゃあ次は当ててやるぜぇ……」

冠城「……駄目ですよ、カウディ……彩乃ちゃんは仲間なんだから……」

カウディ「……ふん、運が良かったな。羽衣がいなければ今頃チビッ子はここでくたばってたぜ」

虹橋「はいはい、ではこの調子でちゃんと冠城さんを守ってくださいね」

冠城「……期待……してますね……」

カウディ「おうよ!」

カウディもついてるし大丈夫そうかな……
でも、これって自分で自分の身を守ってるだけ……?


ー音楽室ー


……結局何も見つけられませんでしたね。
冠城さんと別れたあとなんとなく音楽室まで来ちゃいましたが……。


皐月「あれ?こんなところに何か用?」

虹橋「ボクはなんとなく来ただけですけど……皐月さんはここで何を?」

皐月「……知ってる?この部屋って完全防音になってて部屋の外には音が漏れないんだよ」

虹橋「それは前に一度確認しましたね……」

皐月「ここなら誰の迷惑もかけず作業ができると思ったんだ」

皐月「……でもすでに虹橋さんの迷惑になってるのかな?」

虹橋「いえ、別に迷惑なんてしてませんけど……」

皐月「はあ……所詮ボクなんて……」

逆にボクのほうが迷惑だったかな……
迷惑ついでに何か聞いてみましょうか?


1.何の作業をしてたんですか?

2.何か手伝いでもしましょうか?

3.むしろ皐月さんは頼りになるくらいですよ!

4.自由安価

安価↓


選択 1


虹橋「それにしてもこんなところで作業なんて……」

虹橋「いったい何をするつもりだったんですか?」

皐月「もちろん、黒幕を追い詰めるための仕掛けを……ね」

虹橋「……!そ、それって……!」

皐月「あ、駄目駄目。ほら、監視カメラもこっちを見てるし……詳しいことは言えないよ」

虹橋「で、でも……というか見られてても大丈夫なんですか?」

皐月「……大丈夫。その辺は……ね?」

虹橋「あ、あの……本当の本当に大丈夫なんですか?」

虹橋「正直心配でしかたないんですけど……」

皐月「……うーん、そんなに心配ならやめよっかな」


皐月「あ、そうだ。虹橋さんて何か音楽とかできないの?」

虹橋「え?急にどうしたんですか?ピアノくらいなら弾けないことはないですけど……」

皐月「さすが虹橋さんだね。ぜひ聞かせてよ……あ、嫌ならいいんだけどさ……」

虹橋「構わないですけど最近練習してないので上手く弾けるかわかりませんよ?」

皐月「あれ?いつもは自信満々の虹橋さんらしくない発言だね?」

虹橋「天才だって努力を怠れば駄目になるものなんです」

皐月「ふーん……そんなもんなんだ」

虹橋「そうなんです」

皐月「まあ、ボクはそれでも構わないよ。超高校級の音楽を聞けるなんて機会そうそうないだろうしね」

虹橋「ふふん、いいでしょう!心ゆくまでボクのピアノを聴いていくといいですよ!」


この後、皐月さんが満足するまで何時間もピアノの演奏をし続けることになった。
皐月さんは本当に作業をやめたみたいで結局何をしようとしていたのかはわからなかった……。


ー図書室ー


久しぶりのピアノの演奏で手が疲れました……
ここで少し休みましょう


差掛「…………」

虹橋「……あ、差掛さんいたんですか」

差掛「ああ……そうだな……」

虹橋「何か調べ物ですか?」

差掛「ああ……ちょっとな……」


何を調べてるんでしょう?
聞いてみましょうか?


1.数学関係のことですか?

2.何か脱出する方法でも考えてるとか?

3.まさか……昨日のことを?

4.自由安価

安価↓


選択 2


虹橋「何か脱出する方法でも考えてる……とか?」

差掛「……そうだな。俺もいち早く脱出したいからな」

虹橋「それならボクも手伝いますよ?何かできることがあれば……」

差掛「お前は本当に馬鹿なんだな」

虹橋「ば、馬鹿ってどういう意味ですか!?」

差掛「とんだお人よしってことだ。なぜ脱出という言葉を聞いて手伝うという発想が出てくるんだ?」

虹橋「だってそれは……みんなで協力したほうが効率いいですよね?」

差掛「それは全員で脱出する場合の話だろう?」

虹橋「え……じゃあ差掛さんはひとりで脱出するつもりなんですか!?」

差掛「……そうだと言ったらどうするつもりだ?」


虹橋「いえ、差掛さんがそんなことするわけ……」

差掛「まあ、たしかに俺はひとりで脱出しようとも思わないがな」

差掛「だがそうじゃないやつもいるかもしれない……」

差掛「それにモノクマがどんな動機を持ち出すかもわからないんだ」

差掛「みんながみんな全員で脱出を考えているわけじゃないかもしれない……」

虹橋「た、たしかにこの状況で無鉄砲に人を信じるのは馬鹿かもしれませんけど……」

虹橋「ボクはそれでも信じたいんです!こんな時だからこそです!」

差掛「……そうか。だが疑うってことも必ず必要なことだ」

差掛「まあ、お前はそれでもいい。誰かを疑うのは俺ひとりで十分だしな」

虹橋「でも……それって悲しくないんですか?」

差掛「……信じていたものに裏切られるよりはましだ」

虹橋「……そうですか」


……たぶん差掛さんの言うことも正しいんでしょうね。
でもボクは……信じることをやめたくないかな。例え裏切られる可能性があったとしても……。



――――
――





『午後10時になりました。ただいまより夜時間になります。まもなく食堂はドアをロックしますので、ご注意ください』

『ではではいい夢を。おやすみなさい』



……そろそろモノクマも動き出すころですよね。
何もなければいい……でも……。


『30日目 終了』

 


残ったのはひとつだけ……


・「使い込まれた手帳」


 




「……おい、そこのチビ」

虹橋「……あなたは……椎名さん?」

椎名「そうだ。それにしてもテメーはちんちくりんだな」

虹橋「ちんち……なんか椎名さんキャラ変わってませんか?」

椎名「ふん、俺は元々こんなんだっつーの」

虹橋「でもまるで別人ですよ?」

椎名「なんだ、昔は一緒に爆弾しかけてたくさん殺しまくった仲間だっつーのにずいぶんな言い草だな」

虹橋「なんですかそれ。ボクがそんなことするわけないじゃないですか」

椎名「……あるいはそうかもしれねぇな」

虹橋「そうに決まってますよ。爆弾魔のあなたと一緒にしないでください」

椎名「はん、そうかよ」

虹橋「そうですよ」


椎名「……まあ、それはそれとしてだな」

椎名「君はいつまでこんな学園に引きこもってるつもりなんだ?」

虹橋「いつまでと言われても……出たくても出られないんですよ」

椎名「ならば殺せばいいではないか。君ならうまくやれるんじゃないか?」

虹橋「……ボクは絶対に殺人なんてしません。絶対に」

椎名「なぜだ?自分が死ぬよりはずっといいだろう?」

虹橋「たしかにいざとなればそれも考えなければならないでしょうね」

虹橋「……でもまだボクはできることを全てしたわけではありません」

虹橋「だから殺人は絶対にしませんよ」

椎名「なるほど、最後の最後まであがくということか……」

椎名「だがひとつだけ忠告してあげよう」

虹橋「忠告……?」

椎名「君に残された時間はもうほとんどない。希望を見出す時間すらないだろう」

椎名「だから……もしどんな絶望的な希望であろうとそれを見つけたならそれにしがみつくといい」

虹橋「絶望的な希望……?」

椎名「もし君がその絶望に希望を見出すことが出来たのなら……」

椎名「今度は一緒に暴れようぜ……」







――
――――

 

マジか















「ガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!」




 


虹橋「……うわ!揺れてる!?何ですか!?また地震!?」

虹橋「……ってあれ?すぐ治まりましたね。今のはなんだったんでしょうか?」










『ピンポンパンポーン!えー、ただいま音楽室付近で爆発事故が起きました』

『ただいま懸命な消火活動を行っておりますので生徒の皆さんは速やかに非難してください』

『……あ!でも避難口なんてどこにもありませんでしたね!残念!』









虹橋「……え?音楽室で爆発?と、とにかく廊下に出て状況を確認しないと!」


ー寄宿舎・廊下ー


差掛「おい!今の放送はなんだ!?」

瑞原「わからん……音楽室が爆破されたとしか……」

夢喰「な、なんで音楽室が……?」

名瀬「こ、ここは無事みたいですけど……」

冬山「み、みんな無事!?全員いる!?」

名瀬「……冠城さんと皐月さんの姿が見当たりませんわ」

瑞原「まさかあの2人に何かあったんじゃ……!」

虹橋「ぼ、ボク部屋を見てきます!」

冬山「私も行くわ!」

……な、何が起きてるのかまったくわからない……!
でも……まずは全員の無事を確認しないと……!


ー寄宿舎・冠城の個室前ー



『ピンポーン!』『ピンポーン!』『ピンポーン!』



……駄目です。何度チャイムを鳴らしても出てきません。
部屋の中にはいない……?

冬山「駄目、皐月君中にいないみたいだわ」

虹橋「こちらもです……」

瑞原「……しかたない、とりあえず全員で爆破のあったという音楽室へ行くぞ」

夢喰「う、うん……でも大丈夫かな……?」

差掛「さっきの放送では消火中だと言っていた」

差掛「このまま部屋に戻るわけにもいかないし行くしかないだろう」

虹橋「そうですよ!それに……2人が助けを求めてるかもしれません!」

冬山「そ、そうね……すぐ向かいましょう!」


ー学園4階・廊下ー


差掛「な、なんだこれは……!?」

瑞原「音楽室に続く廊下が焼け焦げている……」

モノクマ「やあやあ、やっと来ましたね!こっちも今ようやく消火活動が終わったところですよ」

虹橋「も、モノクマ!2人は……皐月さんと冠城さんは!?」

モノクマ「さあ?自分の目でたしかめてきたら?」

モノクマ「音楽室の中はもう消火し終わったから入れるだろうしね、ぶひゃひゃひゃ」

名瀬「お、音楽室の中って……爆破があった……?」

虹橋「あ、あそこに2人が……?」

瑞原「……俺が先頭を進む。みんなは後ろを付いてきてくれ」




















『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』





 

ああ・・・


ー音楽室ー





ボクたちが音楽室に入り、その光景を見た瞬間その放送は流れた






ただ一度きり……






ただ一度きりの死体発見アナウンス……






それはボクたちが見ている黒い物体が死体である事を示していた






その死体が誰なのか……すぐに理解してしまった







その死体が身に着ていたのは焼け焦げたつなぎだったから……








そしてもう一つ……






もう一つの死体……その左手のそばには焼け焦げた牛の人形が落ちていた……


 





【CHAPTER05 そして希望もなくなった 非日常編】



 

今日はここまで

ちょっと待て……確かアナウンスは『一人につき一回ずつ&クロ以外三人以上』な筈だ
このままでは『一人を殺った二人のクロ』が強制的に出来てしまう

どちらかがフェイクだったりするのか
どうして音楽室で爆発なのかとか謎だらけだ

22時から再開します

ちなみに死体発見アナウンスですがこのスレでは【1人につき1回】ですが必ずしも【クロ以外の三人】ではありません。
それとアナウンス通りに学級裁判を開くのは【生徒同士での殺人(自殺含む)】が起きた場合のみです。捜査を進めれば何があったかすぐにわかると思います。

少し早いですが再開します
捜査パートナー決めのときだけ安価使います


夢喰「な、なにこれ……?何がどうなってるの?」

瑞原「この死体は……まさか皐月と冠城なのか?」

虹橋「ま、待ってください。そんなわけ……嘘です、こんなの何かの間違いですよ」

モノクマ「あらら、現実逃避ですか?でもこれ現実なのよね」

差掛「モノクマ……これはいったいどういうことだ!?」

モノクマ「見ての通り新たな殺人が起きただけですよ?」

差掛「じゃああの2つの死体はなんだ?死体発見アナウンスは一度しか流れていないはずだぞ」

名瀬「も、もしかして死体はひとつだけでどちらかはまだ生きているのですか?」

モノクマ「はあ?どうみたってその2つの物体は死体じゃん」

差掛「ならどうしてアナウンスは一度しか流れていないんだ?」

モノクマ「一応言っておきますが生徒同士で殺人が起きた場合、その死体が発見された場合は必ず死体発見アナウンスを流します」

モノクマ「それと同時にモノクマファイルも更新するのです。その内容に一切嘘はありません」

モノクマ「あとは自分の頭で考えてよね、もう捜査は始まってるんだからさ」

モノクマファイル……そこに2人の情報が?
確認するしか……なさそうですね……。


瑞原「……皐月の情報しか載ってないぞ?」

冬山「どういうこと?冠城さんの情報がどこにも書かれてないわよ」

虹橋「じゃあ冠城さんは……!」

モノクマ「やだなぁ、冠城さんなら目の前にいるじゃないか」

モノクマ「ほら、この死体のそばに落ちてるヘアピンは虹橋さんがあげたものだよね?」

モノクマ「それにこのブッサイクな人形はいつも冠城さんが手にはめてたものじゃないか」

虹橋「そ、そんな……じゃあこの死体はやっぱり……」

モノクマ「うぷぷぷ、じゃああとは捜査頑張ってねー。後ほど裁判場で会いましょう!」

……本当に皐月さんと冠城さんが死んだ……?
また……また殺人を止めることができなかった?

虹橋「……ぼ、ボクは……ま……また……」

夢喰「あ、あやのん……!しっかりして!」

虹橋「で、でも……」

夢喰「あやのんがここで弱気になったら誰が犯人を見つけるの?」

夢喰「これは……あやのんにしかできないこと……なんだよ?」


瑞原「……夢喰の言うとおりだ。過ぎてしまったことを今悔やんでもしかたがない」

瑞原「今……俺たちにはやらなければならないことがあるはずだ」

虹橋「……そうですね。悔やむだけならあとでいくらでもできます」

虹橋「今は……今だけはなんとしても事件の真相を確かめないと……!」

差掛「ふん……それでどうする?」

差掛「随分と人数が減ってしまったがいつものように2人一組で捜査するのか?」

差掛「ここに見張りを置くとなると捜査できる人間がかなり減ってしまうぞ」

瑞原「そうだな……今回はここを全員で捜査してから2人一組となって捜査することにするのはどうだ?」

冬山「見張りはつけないってこと?」

差掛「たしかにこれ以上現場が荒れることもないだろうしな……それでいいだろう」

虹橋「ボクもそれでいいと思います」

2人一組……。
瑞原さん、差掛さん、夢喰さん、冬山さん、名瀬さん……誰と一緒に捜査しましょう?


安価↓

名瀬


選択 名瀬


虹橋「名瀬さん、一緒に捜査しましょうか」

名瀬「はい、わたくしでよければ……」

差掛「ふん、ならば俺は冬山と行くとするか……」

冬山「勝手に決めないでよ……別にいいけど」

夢喰「じゃあアタシは瑞原君とだね」

瑞原「ああ……必ず犯人を見つけるぞ……!」

犯人……本当にこの中にいるんでしょうか
もしかしたら裏切られるかもしれない……それでもできればボクは最後まで信じたい
そのためにも……ボクは必ず真実を見つけます……!


【捜査 開始】


虹橋「まずはモノクマファイルの確認からです」

名瀬「冠城さんのことは載ってないんですよね……」


◇◆

被害者は皐月始。
死体発見場所は学園4階の音楽室。
死亡推定時刻は午前5時から5時半の間。
致命傷は胸部の外傷。即死した模様。

◇◆


虹橋「……胸部の外傷が死因となっていますね」

名瀬「皐月さんの死体……右胸のところに木の破片が刺さっていますわ」

虹橋「ここで爆破があったときに刺さったんでしょうか?」

コトダマ【モノクマファイル05】を入手しました。
【モノクマファイル05】:被害者は皐月始。死体発見場所は学園4階の音楽室。死亡推定時刻は午前5時から5時半の間。致命傷は胸部の外傷。即死した模様。


名瀬「そういえば……爆破があったのは何時頃でしたっけ?」

虹橋「たしか5時半ですよ。寄宿舎が揺れて目を覚ました時確認しました」

虹橋「死亡推定時刻が5時から5時半の間……爆破のあった時刻とも合いますね」

名瀬「いったい誰が爆破なんてしたんでしょう?」

名瀬「少なくともわたくしたちでないことは確かだと思うのですが……」

虹橋「え?どうしてですか?」

名瀬「実はわたくしあの時の揺れを地震と勘違いしてすぐさま部屋を飛び出したんです」

名瀬「その後アナウンスが流れて……すぐにみなさんが部屋から出てきたんです」

名瀬「その時、全員が自分の部屋から出てくるところをこの目で見ていましたわ」

虹橋「爆破のあった時はみなさん自分の部屋にいたということですか……」


コトダマ【爆破時刻】を入手しました。
【爆破時刻】:5時半頃、寄宿舎で揺れを感じた。その直後に爆発があったというアナウンスが流れた。

コトダマ【名瀬の証言】を入手しました。
【名瀬の証言】:揺れを感じたあとすぐさま部屋を飛び出した。その後、全員が自分の部屋から出てくるところを見ていた。


虹橋「さて、死体も調べなくちゃいけないんですが……」

名瀬「……うう……ひどい状態ですわ……」

名瀬「で、でも調べないわけには……いかないんですよね……」

瑞原「……いや、さすがに焼死体を調べるのはつらいだろう」

瑞原「死体は俺と差掛で調べよう」

差掛「……ふん、しかたないか」

虹橋「いえ、ボクも調べますよ……冠城さんもそのほうがいいでしょうし……」

瑞原「……ならそっちは任せた。俺たちは皐月の死体を調べる」

虹橋「ええ、任せてください」


……とは言ったもののどこをどう調べればいいんでしょう。
全身が焼けていて……かろうじて服が残っている程度で……。

名瀬「冠城さん……焼かれて死んじゃったんでしょうか……」

虹橋「……いえ、そうじゃないかもしれません」

名瀬「え?」

虹橋「……仰向けに倒れていたせいか背中は無事みたいです」

名瀬「背中が……?」

虹橋「床も冠城さんが倒れていたところだけは燃えた跡が残っていません」

虹橋「つまり冠城さんはここに倒れてから火災が起きたということです」

名瀬「……でもわかりません。どうしてこんなところで倒れていたんでしょう」

虹橋「……背中を見てください。何か刃物で刺したような傷が……それも3つも」

名瀬「刃物……?ではやはり誰かに殺されたということですよね……?」

……でもモノクマは死体発見アナウンスを流していない。
ボクたちじゃないとすると……。

【冠城の死体】:全身が焼かれていた状態だったが、仰向けで倒れていたため背中側は無事だった。背中には刃物で刺されたような痕が残っていた。


虹橋「……冠城さんの死体からわかることはもうなさそうですね」

名瀬「そうですわね……」

瑞原「……こっちの捜査は終わったぞ。そっちはどうだ?」

虹橋「冠城さんの背中に3つ……刺し傷のようなものがありました」

虹橋「あとは全身を焼かれていて……何もわかりませんでした」

差掛「そうか、こっちはいろいろとおもしろいものが見つかったぞ」

冬山「……おもしろくはないわよ」

差掛「まずは皐月の死因……右胸に刺さっていた木の破片が死因だと考えられる」

虹橋「モノクマファイルの情報とも一致してますね」

差掛「そしてその木の破片だが、おそらくこの部屋にあった机の一部だろう」

虹橋「よくわかりましたね。丸こげだったのに……」

差掛「体に刺さっていた部分だけは焼けていなかったからな」

凶器……といえるのかわかりませんが木の破片が死因だったのは間違いなさそうですね。


コトダマ【皐月の死体】を入手しました。
【皐月の死体】:全身が焼かれており、右胸には焼け焦げた木の破片が刺さっていた。

コトダマ【木の破片】を入手しました。
【木の破片】:皐月の死体に刺さっていた木の破片。音楽室にあった机の一部と思われる。体に刺さっていた部分に焼けた跡はなかったため、破片が刺さってから焼けたと思われる。


差掛「それから皐月の服から拳銃とマスターキーのようなものを見つけたぞ」

虹橋「ま、マスターキーですか!?本当に!?」

差掛「爆破があったせいか壊れていたがな……おそらく南条が作ったものだろう」

名瀬「どうして皐月さんがそんなものを……それに拳銃まで」

差掛「この拳銃……一発弾丸が足りないんだ」

虹橋「え……てことは拳銃が一度でも使われたということですか?」

差掛「……さあな」

マスターキーに拳銃……皐月さんはいったい何を……?


コトダマ【マスターキーの残骸】を入手しました。
【マスターキーの残骸】:皐月の服に入っていた。壊れて使うことが出来ない状態で発見された。

コトダマ【拳銃】を入手しました。
【拳銃】:皐月の服に入っていた。一発だけ弾丸が減っていた。


差掛「おもしろいものはまだ残っているぞ」

虹橋「ま、まだあるんですか?」

差掛「……皐月はこんなものを握ったまま死んだみたいだぞ」

名瀬「……?これはなんですか?なにかのスイッチのように見えますけど……」

虹橋「脱出スイッチ……ではないですね。これは?」

差掛「おそらくだが……起爆スイッチだろう」

虹橋「起爆スイッチ……って爆弾のですか?」

差掛「それ以外に何があるんだ?」

名瀬「で、ではこの部屋の爆破を行ったのは皐月さん自身だったのですか!?」

差掛「……その可能性が高いだろう。握っていた方の手の平……そしてスイッチも手の平に接していた部分には焼け跡がなかった」

差掛「爆破してから握らせるのは難しいだろうな」

皐月さんが爆破スイッチを持っていたということはこの事件のクロは……。


コトダマ【爆破スイッチ】を入手しました。
【爆破スイッチ】:皐月が握っていたらしい。握られていた部分に焼け跡はなかった。


差掛「……こんなところだな」

虹橋「なるほど、マスターキーに拳銃に爆破スイッチ……」

名瀬「さ、皐月さんは何をしようとしてたんでしょうか」

差掛「それを知るにはもう少しこの部屋を調べる必要がありそうだな」

……そう、まだ謎だらけです。
少しでも手がかりを見つけないと……。

差掛「じゃあ俺はもう行くぞ」

虹橋「ええ、ありがとうございました」

差掛「……ふん」

さて、次はどこを捜査しましょう。


名瀬「あ、あのわたくしひとつ気になることがあるんですけど……」

虹橋「なんですか?」

名瀬「ここって一度火の海に包まれたわけですよね?」

虹橋「そうなりますね。すぐに消火されたみたいですけど」

名瀬「その……監視カメラってどうなってるんでしょうか?」

虹橋「あ、そういえば……しかもあれを壊すと校則違反になるんですよね」

虹橋「すぐ確認してみましょう」


虹橋「……見事に壊れてますね」

名瀬「はい……爆破のときに壊れたんでしょうか?」

虹橋「あれ?じゃあモノクマはこの部屋を監視できなかったということに?」

モノクマ「ぶっぶー!ボクはいつどこにでもいるのです!」

モノクマ「ちゃーんとこの部屋もこのモノクマアイで見てましたとも!」

名瀬「あの、監視カメラの破壊は校則違反でしたよね?あれは……」

モノクマ「校則違反者?そんなのいたら学級裁判通さずに即オシオキですよ!このモノクマクローでね!」

虹橋「モノクマクローって……まさか……!」

モノクマ「うぷぷぷ、バイナラー」

……モノクマクローって今見せた三本の爪のことですよね。
じゃあ冠城さんは……。


コトダマ【壊れた監視カメラ】を入手しました。
【壊れた監視カメラ】:音楽室の監視カメラは壊れていた。音楽室の監視はモノクマが直接目で見て行っていたらしい。

コトダマ【モノクマの証言】を入手しました。
【モノクマの証言】:校則違反者は学級裁判を通さず即オシオキするらしい。オシオキにはモノクマクローを使用。


もし監視カメラを壊したのは冠城さん……?
でもどうして……こんなことを……。

虹橋「……あれ、何か落ちてますね」

名瀬「カメラの部品でしょうか?」

虹橋「……いえ、違うみたいです」

虹橋「これは多分……銃弾ですね」

名瀬「銃弾?なんかへこんでますね」

……皐月さんの拳銃から撃たれたものでしょうか?


コトダマ【銃弾】を入手しました。
【銃弾】:監視カメラの下に落ちていた。皐月が持っていた拳銃から出てきたものと思われる。


名瀬「に、虹橋さん、これ見てください」

虹橋「えっと……拳銃ですか?さっきまで皐月さんの服に入ってませんでしたか?」

名瀬「いえ、それとは別に落ちていたんです」

虹橋「でもこれ銃弾が一発抜けてますよ?やっぱり皐月さんのでは?」

名瀬「……こっちが皐月さんの服に入っていたものです」

虹橋「あ、たしかに2つ拳銃がありますね……」

あれ……?じゃあさっきの銃弾はどっちのなんでしょう?


コトダマアップデート!
【拳銃】:皐月の服に入っていた一発だけ弾丸が減っていた拳銃。そしてそれとは別に一発だけ弾丸が減っていた拳銃が落ちていた。

コトダマアップデート!
【銃弾】:監視カメラの下に落ちていた。現場にあった拳銃のどちらかのものだと思われる。


虹橋「……それにしてもこの爆破跡すごいですね」

名瀬「ええ、机や椅子が粉々に……」

虹橋「爆弾が仕掛けられたのは入り口付近の壁側だけのようですね」

虹橋「冠城さんと皐月さんのいるステージ付近からは離れたところに設置したようですが……」

名瀬「ピアノも燃えただけで直接爆発に巻き込まれたわけではなさそうですわね」

……つまり死体のあった場所付近は直接爆発に巻き込まれずにすんだわけですね。


コトダマ【爆破跡】を入手しました。
【爆破跡】:爆弾の仕掛けられた位置は入り口付近の壁側だけだった。入り口から遠いステージ付近は直接爆発が巻き込まれない位置にあった。


虹橋「あと調べていないのは……ピアノが置いてあるステージ付近ですか」

名瀬「何かあるでしょうか……?」

虹橋「……小瓶が置いてありますね。それも6つほど」

虹橋「し、しかもどくろマークがついてますけど……」

名瀬「ど、毒薬ですか!?」

ど、どこから持ち出してきたものなんでしょう?
それになんのために……?


コトダマ【毒薬のビン】を入手しました。
【毒薬のビン】:ステージ上に置いてあった6つの毒薬のビン。出所は不明。


虹橋「……ここで調べられることはこのくらいでしょうか」

名瀬「そうですわね」

夢喰「こっちの捜査はだいたい終わったよ」

差掛「こっちもだ」

冬山「じゃあそろそろ別の場所の捜査に行きましょうか」

夢喰「正直城ちゃんと皐月君を置いていくのは気が引けるけど……」

差掛「……だがこれもあいつらはそんなの望んでいないだろう」

差掛「あいつらのためにも俺たちは行くべきだ」

夢喰「……うん、そうだね」

冬山「あら、差掛がおおよそ差掛らしくないこと言ってるわね」

差掛「……どういうい」

瑞原「む、少し待ってくれないか。そういえばまだしなければならないことがある」

差掛「……なんだ?」


瑞原「……少しばかり身体チェックさせてもらえないか?」

冬山「い、今ここで?何するのよ?」

瑞原「……少し気になることがあってな。怪しいものを持ってないか調べるだけで良いんだ」

虹橋「ボクたちを疑ってるんですか?」

瑞原「……いや、逆だ。後でお互いを疑わないようにするために……だ」

夢喰「持ち物チェックくらいなら別にかまわないと思うけど……瑞原君がチェックするの?」

瑞原「……いや、女子は女子同士で確認してくれ」

虹橋「まあ、そういうことならいいですけど……」

今までそんなことしたことないのに……
どういう意図があるんでしょう?


冬山「……私たちは誰も怪しいものなんてもってなかったわよ」

虹橋「持ち物なんてせいぜい電子生徒手帳くらいのものでしたね」

瑞原「そうか……こっちも同じだ」

差掛「ふん、時間の無駄だったな」

瑞原「ああ……時間の無駄でよかった」

虹橋「……?とにかくこれでいいんですよね?」

瑞原「……そうだな、あとはそれぞれ2人一組に分かれて捜査をしよう」

……結局なんの意味があったんだろう。


コトダマ【持ち物チェック】を入手しました。
【持ち物チェック】:音楽室を出る前に全員の持ち物チェックを行った。電子生徒手帳以外の持ち物は出てこなかった。


ー学園4階・音楽室前廊下ー


名瀬「ここもひどいありさまですね……」

虹橋「ええ、あちこちに爆弾が仕掛けられてたみたいですね」

虹橋「それも音楽室の時とは違ってこの長い廊下すべてに爆破跡があります」

ボクたちは目にすることができなかったけどこの廊下も火の海になってたんでしょうね。
よく消火できましたね……。


コトダマアップデート!
【爆破跡】:音楽室に仕掛けられた爆弾の位置は入り口付近の壁側だけだった。入り口から遠いステージ付近は直接爆発が巻き込まれない位置にあった。また、音楽室前の廊下にも爆弾が仕掛けられていたと思われる。


ー化学室ー


虹橋「この部屋には毒薬もありましたよね」

名瀬「では音楽室にあった毒薬は……」

虹橋「ここから持っていったものだと思います」

ボクの予想が当たってればこの辺に……。

虹橋「やっぱりそうです。毒薬が入ってる棚に不自然なスペースがあります」

虹橋「ここから持ち出したんでしょう」

名瀬「毒薬がどういったものかはわかりますか?」

虹橋「……飲めば苦しむことなく即死する毒薬みたいです」

名瀬「ず、随分と物騒な毒薬なんですね……」

この毒薬をあんなところに持ち出した人……。
まさかあの人が……?


コトダマアップデート!
【毒薬のビン】:音楽室のステージ上に置いてあった6つの毒薬のビン。飲むと苦しむことなく即死するらしい。化学室から持ち出されたもののようだ。


ー娯楽室ー


虹橋「……やっぱりまだ置きっぱなしなんですよね。このゲーム筐体」

名瀬「使われた爆弾はここで手に入れたのでしょうか?」

虹橋「爆弾だけでなく拳銃もでしょうね」

名瀬「ええと、たしかこのゲームはクリア回数が表示されているんでしたよね?」

虹橋「はい、このC=31という数字が……」

名瀬「31……?31ってことは31回プレイしたってことですか?」

虹橋「……そ、そうなりますね」

……てことは犯人は30近くの凶器と動機を持っていたってことになりますね。
どう考えても普通じゃないですよ……。


コトダマ【モノクマゲーム】を入手しました。
【モノクマゲーム】:クリアすると特典として凶器が手に入るゲーム。31回クリアされていた。

コトダマ【爆弾】を入手しました。
【爆弾】:娯楽室にあるモノクマゲームから手に入れたと思われる。

コトダマアップデート!
【拳銃】:皐月の服に入っていた一発だけ弾丸が減っていた拳銃。そしてそれとは別に一発だけ弾丸が減っていた拳銃が落ちていた。娯楽室にあるモノクマゲームから手に入れたと思われる。


ー皐月の個室ー


虹橋「ここは調べておかないといけませんよね」

名瀬「正直調べるのが怖いのですが……」

瑞原「……む、虹橋と名瀬もここの捜査か」

夢喰「ちょうどいい所に来たね。アタシたちもちょうどこの部屋で捜査終えるところだったんだ」

虹橋「捜査を終える?」

夢喰「うん、今全部の個室を徹底的に調べてたんだ」

夢喰「……この部屋以外には特に怪しいものはなかったんだけどね」

名瀬「ぜ、全部屋をですか……?」

虹橋「そしてこの部屋にはあったんですね、怪しいものが」

瑞原「ああ、大量の動機ファイルと凶器が見つかった」

虹橋「やはりそうですか。実はさきほど娯楽室のゲームを見てきたんですけどクリア回数が30を超えてたんです」

瑞原「……おそらく全部皐月だろうな。大量にあった動機ファイルも皐月のものとしか思えない内容だった」


虹橋「なるほど、では凶器のほうはどうでしたか?」

瑞原「……特に使われた様子はなかった。ただの余りものだろうな」

瑞原「他に気になるものと言えばよくわからん機械の部品や壊れたパーツ……」

瑞原「ガラクタが部屋中に転がっていたくらいのものだ」

虹橋「なるほど、ちなみに全員の部屋の捜査をしていたとのことですが何を探していたんですか?」

瑞原「マスターキーなどの鍵の類、起爆スイッチとなりそうなもの、その他凶器……」

瑞原「そんなところだな……皐月の部屋の凶器を除けばそれらしいものは何もなかった」

……怪しいものは凶器くらいのものだったけど、使われたようすはなかった。
うーん……何か引っかかるような引っかからないような……。



コトダマ【皐月の動機ファイル】を入手しました。
【皐月の動機ファイル】:皐月の個室にあった大量の動機ファイル。モノクマゲームをプレイしていたのは皐月と思われる。

コトダマ【大量の凶器】を入手しました。
【大量の凶器】:皐月の個室にあった大量の凶器。使われた様子はまったくなかった。

コトダマ【瑞原の証言】を入手しました。
【瑞原の証言】:全員の個室を捜査したが、皐月の個室の凶器以外に怪しいものは発見できなかった。


キーンコーン、カーンコーン


『そろそろ学級裁判始めたいと思います!』

『ではでは、学校エリア一階にある赤い扉に入りください!』


瑞原「……時間のようだな」

名瀬「行きましょうか」

夢喰「そうだね。あとは全部任せたよ、あやのん!」

虹橋「そこは夢喰さんも頑張ってくださいよ」

名瀬「虹橋さん、今回のクロが誰か……わかりましたか?」

虹橋「正直まだよくわかりませんね」

虹橋「でもボクがいれば大丈夫です!名瀬さんは心配しないでください!」

名瀬「……ええ、必ず犯人を見つけましょうね」


正直不安ですけど……こうなったらやるしかないんですよね。
絶対に……絶対に犯人を見つけてみせます……!

 


【コトダマ一覧】


【モノクマファイル05】:被害者は皐月始。死体発見場所は学園4階の音楽室。死亡推定時刻は午前5時から5時半の間。致命傷は胸部の外傷。即死した模様。

【爆破時刻】:5時半頃、寄宿舎で揺れを感じた。その直後に爆発があったというアナウンスが流れた。

【名瀬の証言】:揺れを感じたあとすぐさま部屋を飛び出した。その後、全員が自分の部屋から出てくるところを見ていた。

【冠城の死体】:全身が焼かれていた状態だったが、仰向けで倒れていたため背中側は無事だった。背中には刃物で刺されたような痕が残っていた。

【皐月の死体】:全身が焼かれており、右胸には焼け焦げた木の破片が刺さっていた。

【木の破片】:皐月の死体に刺さっていた木の破片。音楽室にあった机の一部と思われる。体に刺さっていた部分に焼けた跡はなかったため、破片が刺さってから焼けたと思われる。

【マスターキーの残骸】:皐月の服に入っていた。壊れて使うことが出来ない状態で発見された。

【爆破スイッチ】:皐月が握っていたらしい。握られていた部分に焼け跡はなかった。

【壊れた監視カメラ】:音楽室の監視カメラは壊れていた。音楽室の監視はモノクマが直接目で見て行っていたらしい。

【モノクマの証言】:校則違反者は学級裁判を通さず即オシオキするらしい。オシオキにはモノクマクローを使用。

【銃弾】:監視カメラの下に落ちていた。現場にあった拳銃のどちらかのものだと思われる。

【持ち物チェック】:音楽室を出る前に全員の持ち物チェックを行った。電子生徒手帳以外の持ち物は出てこなかった。

【爆破跡】:音楽室に仕掛けられた爆弾の位置は入り口付近の壁側だけだった。入り口から遠いステージ付近は直接爆発が巻き込まれない位置にあった。また、音楽室前の廊下にも爆弾が仕掛けられていたと思われる。

【毒薬のビン】:音楽室のステージ上に置いてあった6つの毒薬のビン。飲むと苦しむことなく即死するらしい。化学室から持ち出されたもののようだ。

【拳銃】:皐月の服に入っていた一発だけ弾丸が減っていた拳銃。そしてそれとは別に一発だけ弾丸が減っていた拳銃が落ちていた。娯楽室にあるモノクマゲームから手に入れたと思われる。

【モノクマゲーム】:クリアすると特典として凶器が手に入るゲーム。31回クリアされていた。

【爆弾】:娯楽室にあるモノクマゲームから手に入れたと思われる。

【皐月の動機ファイル】:皐月の個室にあった大量の動機ファイル。モノクマゲームをプレイしていたのは皐月と思われる。

【大量の凶器】:皐月の個室にあった大量の凶器。使われた様子はまったくなかった。

【瑞原の証言】:全員の個室を捜査したが、皐月の個室の凶器以外に怪しいものは発見できなかった。


【学級裁判準備】

音楽室で起きた爆破事件……
その爆破に皐月始と冠城羽衣が巻き込まれた
二つの死にも関わらず一度しか流れない死体発見アナウンス……
そして事件の裏に潜む陰謀……
五回目の学級裁判が今始まろうとしている……


現在の発言力:7
現在の精神力:9


獲得スキル
「自画自賛」:5回連続正解すると発言力が2増える
「ボキャブラリー」:裁判中一度だけ、閃きアナグラムで必要のない文字を消し去ることができる
「ラッキースター」:モノクマメダルを手に入れた時、レスのコンマがゾロ目だった場合2倍もらえるようになる
「ディスメンタル」:ノンストップ議論の時、精神力を3使って不必要なコトダマを取り除くことができる
「スーパースパイス」:閃きアナグラムの時、精神力を2使って2文字を開放できる
「注目の発言力」:発言力の最大値が+2される
「インスピレーション」:ノンストップ議論または反論ショーダウンの時、精神力を3使ってダミーの論破ポイントと賛成ポイントを消し去ることができる

モノクマメダル【148枚】

コトダマ【>>731


裁判席
http://i.imgur.com/ZTBGOGZ.png

今日はここまで
学級裁判は早くても来週くらいになります
ここまでの情報である程度犯人は絞ることができると思います
推理、質問、考察はご自由にどうぞ

冠城ちゃんは校則違反なのかな?冠城ちゃんが皐月をやったか、皐月が自殺なら犠牲者はもうでないが…
生き残りの中でクロがいた場合、うーんメタ的なことで推理すると生き残りが女子が4人男子が2人だからバランス的に名瀬、夢喰、冬山の中の誰かを疑ってしまう…

このままだと犯人が絞りづらいことに気がついたのでモノクマファイルの死亡推定時刻に少し修正加えます
【モノクマファイル05】:被害者は皐月始。死体発見場所は学園4階の音楽室。死亡推定時刻は午前5時20分から5時半の間。致命傷は胸部の外傷。即死した模様。
それと音楽室から寄宿舎までの距離は走っても5分以上はかかるくらいのものだと考えてください

乙乙
皐月の自殺?くらいにしか考えられんけど、まだイマイチわからんなー


【ロジックセレクト】

今回しか使わないかもしれない学級裁判の新要素。
【コトダマ】と《キーワード》を結びつけて答えを導きます。場合によってはコトダマ同士やキーワード同士の場合も。




コトダマ
>【クッキー】:おいしいクッキー。
>【睡眠薬】:ぐっすり眠れる。
>【レモン】:すっぱい。酸性。


【ロジックセレクト 開始】

毒ガスを発生させる方法は?



      【クッキー】
                 《酸素系漂白剤》

    【睡眠薬】         【レモン】

          《塩素系漂白剤》



【コトダマ】⇔《キーワード》

正解↓

【レモン】⇔《塩素系漂白剤》


みたいな感じです。

思ったより早く書きため終わったので今日の21時頃から裁判始めます

早いな! 待ってる


   学 級 裁 判   開 廷 !




モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおき」

モノクマ「逆に間違った人物をクロと指摘した場合は、クロを除く全員がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが晴れて卒業となります!」

モノクマ「それじゃあ議論開始しちゃってください!」

瑞原「……まずははっきりしていない冠城の死についてから議論すべきだな」

差掛「ふん、もう答えは出ているようなものだがな」

モノクマ「ええ!?もうわかっちゃったのぉ!?ねえねえ、それって誰なの?」

差掛「……っち、白々しい」

虹橋「生徒同士で殺人が起きた場合は必ず学級裁判が開かれる」

虹橋「それなのに死体発見アナウンスもモノクマファイルもなかった」

虹橋「つまり生徒であるボクたち以外の人物……!」

……そもそも人ですらない。
冠城さんを殺害したのは……あいつしかいませんよ!


怪しい人物を指名しろ!

安価↓2

モノクマ

モノクマ

モノクマ


モノクマ 正解!

虹橋「これがボクの答えです!」解!


虹橋「モノクマ……あなた以外に考えられません!」

モノクマ「ボク?へえ、何か根拠でもあるの?」

夢喰「だってこの学園にいる生徒以外の人はアンタしかいないじゃん!」

モノクマ「やいやい!ボクは人なんかじゃないやい!」

モノクマ「ボクは由緒正しい血統書つきのクマなんだぞ!」

冬山「あんたが人か熊かなんてどうでもいいのよ」

冬山「そんなことよりあんたが……冠城さんを殺したんでしょう!」

モノクマ「やれやれ、ボクはそんなことしてませんよ?」

モノクマ「そこまで言うってことは何か根拠でもあるの?」

冠城さんの死因とその凶器……。
それらを結びつければ答えはひとつしか考えられない……!


【ロジックセレクト 開始】

冠城の死とモノクマを結び付けろ!



      【持ち物チェック】
                 《モノクマポイズン》

    【爆破跡】         【冠城の死体】

      《モノクマアイ》
               【モノクマファイル05】

    【爆破時刻】
                《モノクマクロー》
        【名瀬の証言】





【コトダマ】⇔《キーワード》

安価↓2

ksk

【冠城の死体】⇔《モノクマクロー》


【冠城の死体】⇔《モノクマクロー》 正解!

虹橋「答えは繋がりました!」解!


虹橋「冠城さんの死体……その背中に3つの刺し傷がありました」

虹橋「たしかあなたのモノクマクローとかいうふざけた爪は三本爪でしたよね」

差掛「見事に凶器は一致してるな。これでもまだ自分がやってないというつもりか?」

モノクマ「……あのねぇ、ボクはただの人食いクマじゃなくて節度ある人食いクマなんです」

モノクマ「理由もなく人を殺したりなんてしないんですよ」

名瀬「理由ならあったはずですわ」

名瀬「そうですよね?虹橋さん」

モノクマ「ふーん、じゃあその理由って何なのさ?」

……どうしてモノクマはこんなわかりきったことを聞くんでしょう
でもこちらが答えない限り認めないというのなら……いくらでも答えてみせますよ……!


【閃きアナグラム 開始】

モノクマが冠城を殺害した理由は?

7文字

 こ え は ち み く り

 そ う ん て い ほ む


安価↓2

こうそくいはん

こうそくいはん


こうそくいはん → 校則違反 正解!

虹橋「これしか……ありませんよ!」解!


虹橋「モノクマ……あなたには冠城さんを殺さなければならない理由があった」

虹橋「それは校則違反です。あたなは自分で言ってましたよね?」

虹橋「校則違反者には即オシオキ……すなわち処刑すると」

モノクマ「うぷぷぷ、なんだかおもしろくなってきましたね」

モノクマ「では聞きましょう!どんな校則違反があったのか!」

冠城さんが校則違反をした理由……
それはわからないけど何をしたのか……それははっきりしています……!


【ノンストップ議論 開始】

コトダマ
>【モノクマファイル05】
>【モノクマの証言】
>【壊れた監視カメラ】
>【毒薬のビン】
>【モノクマゲーム】


モノクマ「冠城さんが犯した校則違反……」

モノクマ「それって校則の《1番目》?それとも《2番目》?」

モノクマ「まさか《個室以外で寝ちゃった》とか?」

モノクマ「それともこの《学園の謎を知りすぎちゃった》とか?」

モノクマ「《5番目》?いやいや《6番目》?」

モノクマ「《ボクに暴力を振るったから》?」

モノクマ「《11番目》かも?《12番目》かも?」

モノクマ「はたしてどれが正解でしょうか?」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【壊れた監視カメラ】で≪5番目≫

壊れた監視カメラ→五番目


【壊れた監視カメラ】→《5番目》 正解!

    B r e a k !

虹橋「それに同意です……!」論破!


虹橋「校則の5番目……そこには監視カメラの破壊を禁ずると書かれています」

虹橋「冠城さんは監視カメラを破壊してしまったんですよ」

名瀬「音楽室の監視カメラが壊れていたはずです」

名瀬「ということは誰かが必ずオシオキを受けているはずですわ」

冬山「そしてその誰かが……冠城さんってわけね」

差掛「もし逆に冠城にオシオキをしていないというならその理由も聞かせてもらおうか」

モノクマ「……うぷぷぷ、いいでしょう!認めましょう!」

モノクマ「ボクはこの目で監視カメラが壊されるのをはっきりと確認しました!」

モノクマ「そしてこのモノクマクローでぐさりとやっちゃったのです!」


虹橋「モノクマ……やはりあなたが……!」

モノクマ「おっと、そんな怖い目でボクを睨み付けないでよね」

モノクマ「校則違反があったからしかたなくやっちゃっただけでボクが強制したわけじゃないんだから」

モノクマ「……いや、ある意味協力したともいえるのかな。うぷぷぷ」

夢喰「協力……それってどいうことなのさ!?」

モノクマ「うーん……これくらいは教えてもいいんだけどさぁ」

モノクマ「それだとツマンナイからもうちょっと自分たちで考えてみてよ」

冬山「冠城さんが校則違反をした理由……。なんなのかしら?」

差掛「少し考えてみる必要があるな」

……冠城さんも監視カメラの破壊が校則違反になることは知っていたはず。
自分の意思でやったのか……それとも……。


【ノンストップ議論 開始】

コトダマ
>【銃弾】
>【木の破片】
>【マスターキーの残骸】
>【毒薬のビン】
>【爆弾】


冬山「そもそもどうやって監視カメラを壊したのかしら?」

名瀬「《爆破の際に壊れた》のでしょうか?」

夢喰「え!?城ちゃんが爆破を……!?」

瑞原「……さすがに爆破の後ってことはないだろう」

名瀬「何か《飛び道具》でも使ったのでしょうか……?」

差掛「《柄の長い道具》を使った可能性もあるな」

夢喰「壁を駆け上がって《直接パンチ》!……なわけないか」

冬山「音楽室だから……《音波攻撃》とか」

夢喰「ありえるかも!」

瑞原「……ないだろう」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

ksk

【銃弾】で≪飛び道具≫

【銃弾】→《飛び道具》


【銃弾】→《飛び道具》 正解!

    B r e a k !

虹橋「それに同意です……!」論破!


虹橋「監視カメラの下に銃弾が落ちてました」

虹橋「飛び道具……冠城さんは拳銃を使ったんじゃないでしょうか?」

冬山「あれ?でも拳銃って皐月が持っていたんじゃ?」

名瀬「いえ、皐月さんが持っていたものとは別にもう一丁拳銃が落ちてたんですよ」

瑞原「拳銃か……ありえなくはないが……」

差掛「だが冠城のやつはどうやって拳銃を手に入れたというんだ?」


夢喰「えっと……娯楽室のモノクマゲームで手に入れることができたよ?」

差掛「監視カメラを破壊するためにわざわざあのゲームをプレイしたとでもいうのか?」

夢喰「いや、そうじゃなくて……えっと……その……」

虹橋「……もしかしたら拳銃を手に入れたのは別の人物だったのかも」

夢喰「……!そう!そうれが言いたかったの!」

……拳銃を冠城さんに渡した人物。
たぶんあの人……ですよね。


怪しい人物を指名しろ!

安価↓2

皐月始


皐月始 正解!

虹橋「この人しか……いない!」解!


虹橋「皐月さん……彼しかいないでしょう」

瑞原「……あいつの個室から大量の動機ファイルも見つかっている」

瑞原「拳銃を手に入れて冠城に渡したのはあいつで間違いないだろうな」

名瀬「ま、待ってください……」

名瀬「そうなると冠城さんは自分の意思ではなく皐月さんに命じられて監視カメラを破壊したといことになりませんか?」

夢喰「え……でも……そうなの?」

差掛「馬鹿な……わざわざ死ぬようなことを命じられたままにしたというのか?」

冬山「さすがにありえないわよね……」


虹橋「たしかに考えられない……でも実際に冠城さんは校則違反をしてるんです」

虹橋「もしかしたら何か意味があったのかも……」

瑞原「意味か……しかし校則違反をすることにメリットなんて何も感じられないが」

夢喰「なんだろう?オシオキされたかった……なんてあるわけないし」

名瀬「音楽室に何か見られてはまずいものでもあったんでしょうか?」

冬山「爆弾……とか?」

差掛「……たとえメリットがあろうが死ぬことになるんだぞ?」

差掛「誤って監視カメラを撃ったと考えるべきじゃないか?」

冬山「拳銃を誤射したっていうの?それも考えにくい気もするけど……」

……冠城さんが何も考えずに撃ったとは考えにくい。
それなら……問題となるのはオシオキの件です。
もしかしてオシオキされない自信があった?そこに答えがあるかも……!


今回からロジカルダイブの仕様が少し変更されます
正規の選択肢を選ばなくても問題が進むことがあります
もし正規ではないルートに進んでも【前の選択肢に戻る】という選択肢を選べば戻ることができます


【ロジカルダイブ 開始】

Q1.校則違反によるオシオキを免れる方法は?


1.誠心誠意謝る

2.モノクマを止める

3.バレないようにする

安価↓2

3


選択 3

バレないように壊す……それはありえるかもしれません。
ではその方法は……?


1.監視カメラの死角から撃つ

2.誰かわからないように変装してから撃つ

3.前の選択肢に戻る

安価↓2


選択 1

監視カメラの死角から撃てばわからないかも……?
でもその死角に入るところも監視カメラで見られていたら意味ないですよね
そんな方法は……


1.全ての監視カメラを破壊する

2.カメラに映らないほど早く移動する

3.前の選択肢に戻る

4.最初から考える


選択 1 不正解

すべての監視カメラを破壊すれば……!
……いえ、さすがに無茶があります
その前にオシオキされちゃいますよ

発言力7→6

もう一度最初から考えてみましょう


Q1.校則違反によるオシオキを免れる方法は?


1.誠心誠意謝る

2.モノクマを止める

3.バレないようにする

安価↓2

2


選択 2

モノクマを止める……それが理想的ではありますけど……。
そんな方法あるんでしょうか……?


1.直接黒幕を討つ

2.モノクマを破壊する

3.前の選択肢に戻る

安価↓2


選択 2

モノクマを破壊するつもりだった……?
でもどうやって?


1.自分ごと爆破するつもりだった

2.拳銃で立ち向かおうとした

3.前の選択肢に戻る

安価↓2


選択 1 不正解

音楽室には爆弾があった……それを使って爆破を?
……一体だけならともかくモノクマが何体もいることは冠城さんも知っていたはず。
自分も死ぬのにそんなことする意味がわからないですね……

発言力6→5

もう一度考えてみましょうか


選択 2

モノクマを止める……それが理想的ではありますけど……。
そんな方法あるんでしょうか……?


1.直接黒幕を討つ

×2.モノクマを破壊する

3.前の選択肢に戻る

安価↓2

1


選択 1


直接黒幕を討つ……でも黒幕のところに辿りつけなければ無理な話ですよね。
そんな方法は……。

1.冠城が自分で直接黒幕を討つ

2.別の誰かに黒幕を倒してもらう


安価↓2


選択 2


別の誰か……皐月さんならそれが可能かも……!
でもボクたちにも見つけられない黒幕をどうやって……?

1.マスターキーを使って黒幕のいる部屋に忍び込む

2.黒幕のいる部屋ごと爆破する


安価↓2


選択 1


マスターキー……それを使えばそれが可能かも……
それに皐月さんは拳銃を所持していた……!
つまり冠城さんが監視カメラを壊した理由は……!


1.黒幕の注意をひきつけるため

2.誤って撃ってしまったため


安価↓2

1


選択 1

冠城さんが監視カメラを破壊して注意をひきつけ……
皐月さんがその隙に黒幕を倒す……
これが答えです……!

    C O M P L E T E ! !

発言力5→6


虹橋「わかりましたよ!冠城さんと皐月さんの目的が……!」

虹橋「ふたりは……黒幕を倒す計画を立てていたんです!」

瑞原「……どういうことだ?」

虹橋「皐月さんはマスターキーと拳銃を所持していました」

虹橋「黒幕の所へ直接乗り込んで……そのまま倒すつもりだったんです」

虹橋「もちろん、そのまま乗り込めば……いえ、乗り込む前にモノクマに止められる可能性があった」

虹橋「だからモノクマの目をひきつけておく必要があったんです」

冬山「あ、じゃあそれで冠城さんは……!」

虹橋「監視カメラを破壊することで……モノクマの注意を自分に向けたんです」


差掛「だが注意をひくだけなら別に校則違反までする必要はないんじゃないのか?」

虹橋「それでも……確実な方法を取りたかったんじゃないでしょうか?」

虹橋「一度でもこの作戦が失敗したらそれで終わりですからね」

瑞原「リスクが高いことが承知でやったということか……」

夢喰「で、でも実際に城ちゃんは殺されちゃってるんだよ!?」

夢喰「それに皐月君だって……」

虹橋「残念ながらふたりの計画は……」

虹橋「失敗したということなんでしょうね」





モノクマ「うぷぷぷ、それは違うよ!」




 


差掛「ち、違うだと?冠城と皐月の目的はお前を倒すことじゃなかったというのか?」

モノクマ「そうじゃないんだよ。少なくとも冠城さんはそれを目的にしてたみたいですけどね」

名瀬「え……じゃあ皐月さんは……?」

モノクマ「なんと皐月クンの計画は無事成功してたのです!そう!失敗なんてしてなかったんですよ!」

虹橋「な……それって……!」

モノクマ「うぷぷぷ、見事に騙されちゃったみたいですね」

モノクマ「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!」

冬山「え、えっと……つまり皐月の計画が成功してたってことは」

夢喰「……皐月君は最初から冠城さんを殺すつもりでいたんだよ」

名瀬「え……そんなこと……どうして……!」


差掛「……ま、待てどうしても腑に落ちない点があるぞ」

差掛「どうして皐月はわざわざこんな手の込んだ方法で冠城を殺したんだ?」

差掛「この方法じゃ学級裁判も開かれないしクロにだってならないんだぞ」

冬山「たしかにそうよね……」

瑞原「何かしら意味はあると思うのだがな……」

夢喰「あ、あのさ、たぶん音楽室の爆破と関係してるんじゃないかな」

夢喰「えっと……ほら、爆弾を用意できたのって皐月君くらいのものでしょ?」

夢喰「何かとんでもない計画を立ててたんじゃないかなって気がするんだけど……」

あの爆破は皐月さんの計画だった
だとすると皐月さんがやろうとしていたことは……


【ノンストップ議論 開始】

コトダマ
>【冠城の死体】
>【マスターキーの残骸】
>【毒薬のビン】
>【名瀬の証言】
>【爆破跡】


夢喰「皐月君はアタシたちのこと皆殺しにしようとしてたのかも」

差掛「音楽室に俺たちを【呼び出して】……」

差掛「全員を【焼き殺すつもりだった】というわけだ」

名瀬「でもそんなことをすれば皐月さんもただではすみませんよ」

名瀬「【校則に引っかかります】から……」

冬山「同一のクロが殺せるのは2人までってやつね」

瑞原「……もしかしたらあいつは自分の命すらどうでもよくて」

瑞原「俺たちと【心中するつもりだった】のかもしれないな」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

ksk

【追究】で【心中するつもりだった】


【追究】→【心中するつもりだった】

虹橋「待ってください!」


虹橋「瑞原さんは皐月さんが死のうとしていたと考えているんですか?」

瑞原「……わからない。だがあいつのやろうとしていたことは普通じゃない」

冬山「もしかしたら皐月の計画は本当に黒幕を倒すことで……」

冬山「それに失敗したから……自棄になっていたんじゃないかしら」

……皐月さんは死ぬつもりだった?
そのためにこんなダイナミックな仕掛けを?
本当に皐月さんは校則違反をするつもりだったんでしょうか……


【ノンストップ議論 開始】

コトダマ
>【冠城の死体】
>【マスターキーの残骸】
>【毒薬のビン】
>【名瀬の証言】
>【爆破跡】


夢喰「皐月君はアタシたちのこと皆殺しにしようとしてたのかも」

差掛「音楽室に俺たちを【呼び出して】……」

差掛「全員を【焼き殺すつもりだった】というわけだ」

名瀬「でもそんなことをすれば皐月さんもただではすみませんよ」

名瀬「【校則に引っかかります】から……」

冬山「同一のクロが殺せるのは2人までってやつね」

瑞原「……もしかしたらあいつは自分の命すらどうでもよくて」

瑞原「俺たちと【心中するつもりだった】のかもしれないな」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【毒薬のビン】→【焼き[ピーーー]つもりだった】


【毒薬のビン】→【焼き殺すつもりだった】 正解!

    B r e a k !

虹橋「それは違います!」論破!


虹橋「待ってください!皐月さんは本当にボクたちを殺すつもりだったんでしょうか?」

差掛「なんだと……?ほかに目的があったというのか?」

虹橋「音楽室のステージに毒薬のビンがあったんです」

虹橋「……それも6つも」

夢喰「毒薬?それってモノクマゲームの特典のやつ?」

虹橋「いいえ、それとは別で音楽室にあった毒は化学室から持ち込まれたものでした」

虹橋「モノクマポイズンと違って苦しまずに死ねる毒のようです」

差掛「苦しまずに……だと?」

虹橋「そうです。皐月さんはボクたちを殺そうとしたわけじゃない」

虹橋「その毒を自ら飲んで死んでもらいたかったんじゃないでしょうか?」


冬山「つ、つまり……皐月のやつは私たちに集団自殺をさせようと……?」

瑞原「たしかに火に焼かれながら死ぬよりは毒を飲んで苦しまずに死んだほうがましかもしれんが……」

夢喰「うう……あまり想像したくないよぉ」

差掛「だがそんなにうまくいくものなのか?」

差掛「もし俺たちが爆破に巻き込まれて死んだら元も子もないだろう」

名瀬「そうですわね……それに音楽室から逃げられたらどうするつもりだったんでしょう?」

虹橋「ボクたちが爆破に巻き込まれない工夫なら皐月さんもしていましたよ」

……皐月さんはあれらを使ってボクたちがすぐには死なないようにしていたはず。
これで……全てに説明がつくはずです……!


【ロジックセレクト 開始】

ボクたちが直接爆発に巻き込まれないようにするために仕掛けようとしたふたつの仕掛けは?



            【爆破時刻】

      《監視カメラ》      《照明》

 【爆破跡】                【マスターキーの残骸】
               
    《モニター》               《ピアノ》

                      【冠城の死体】
        【拳銃】
                   《机と椅子》
           【大量の凶器】





???⇔???

安価↓2

kskst

【爆破跡】⇔《ピアノ》


【爆破跡】⇔《ピアノ》 不正解

ボクたちが調べた爆破跡には明らかに偏りがありました。
あとはその爆弾を仕掛けた場所から離れるような何かがあれば……

ピアノ……?いえ、全員がピアノに群がる理由はないはず……
もっと別の何か……?


発言力6→5


爆破跡は間違いないはずです。あとは注意を引くような何かがあれば……!


【ロジックセレクト 開始】

ボクたちが直接爆発に巻き込まれないようにするために仕掛けようとしたふたつの仕掛けは?



            【爆破時刻】

      《監視カメラ》      《照明》

 【爆破跡】                【マスターキーの残骸】
               
    《モニター》               《ピアノ》

                      【冠城の死体】
        【拳銃】
                   《机と椅子》
           【大量の凶器】





???⇔???

安価↓2

【爆破跡】と【冠城の死体】


【冠城の死体】⇔【爆破跡】 正解!

虹橋「これがボクの答えです……!」解!


虹橋「皐月さんは爆弾を入り口付近……それから廊下に仕掛けていました」

虹橋「音楽室のステージ付近は直接爆発に巻き込まれないようになっていたんです」

冬山「でも必ずしも私たちがステージの近くにいるとは限らないわよね?」

虹橋「だからボクたちがステージに近づくような……罠をしかけようとしたはずです」

虹橋「それが……冠城さんの死体です」

虹橋「皐月さんは……冠城さんの死体を餌にボクたちを罠にかけようとしていたんです」


虹橋「皐月さんがわざわざ手の込んだ殺害方法を使ったのは冠城さんの死体を手に入れるため……」

虹橋「そして爆破によって監視カメラが壊れて自分が校則違反にならないようにするため……」

虹橋「音楽室……それから逃げ道である廊下を火の海にしてボクたちが逃げられないようにする」

虹橋「そしてボクたちが自ら毒を飲み自殺するように仕向け……」

虹橋「自分の手を汚すことなく皆殺しにしようとした」

虹橋「それが皐月さんの計画だったんです……!」


瑞原「……まさかあいつがこんな計画を立てていたとはな」

名瀬「正直信じがたいですけど……」

冬山「でもこれだけ証拠があるとなると信じるしかないのよね」

夢喰「で、でもまだわからないことだらけだよ……?」

夢喰「結局音楽室で爆破は起きてるわけだし……」

名瀬「それに皐月さんを殺したクロ……それも判明してませんわ」

差掛「その通りだ。この裁判は皐月を殺したクロを暴くための裁判……」

差掛「これからが正念場だ」

冬山「この中に……そのクロがいるっていうの?」

冬山「私にはとても信じられない……」


虹橋「……ボクもこの中にクロがいるなんて信じられません」

虹橋「でももし皐月さんの計画を知っていた人がいたとしたら……」

虹橋「それは十分動機になりえます」

冬山「……もし……もしもよ」

冬山「皐月の計画を止めるため……私たちを助けるためにやむなくクロになった人がいたとしても……」

冬山「私たちはクロを探さなきゃならないのよね……?」

虹橋「……そうなります」

虹橋「それでも……ボクたちは真実を確かめなければならないんです」

……そうしないと……ボクたちはみんな死んでしまうから。
たとえクロを追い詰めることになったとしても……ここで進むのをやめるわけにはいかない……!





   学 級 裁 判    中 断 !


 

今日はここまで
安価に付き合ってくださりありがとうございました

犯人がわかった人はもういるでしょうか?
ヒントとしてはここまでの推理が必ずしも全て当たっているとは限らないということですね

次回更新は月曜日か火曜日あたりになります

乙です

乙乙

次回更新は少し早めて今日の21時頃にします。後半パートは1日では終わらないと思うので少しだけ進めます。
それから見直すと重要なことが抜けていたことに気付いたので少し修正します。↓が正しいコトダマです。

【皐月の死体】:全身が焼かれており、右胸には焼け焦げた木の破片が刺さっていた。ポケットにはマスターキーの残骸、拳銃、電子生徒手帳、自室の鍵が入っていた。
 

再開しますー



   学 級 裁 判    再 開 !
    






虹橋「……まずは皐月さんの死因から確認しましょうか」

名瀬「モノクマファイルには胸部の外傷と書かれていますわ」

差掛「皐月の死体の胸には木の破片が刺さっていた」

差掛「凶器はこの木の破片とみて間違いないだろうな」

夢喰「そうかな……?他に凶器とか落ちてなかった?」

虹橋「ボクが捜査した限りでは怪しいものは見つかりませんでしたね」

冬山「私も見つけられなかったわ」

瑞原「……他に凶器があったとは俺も思えんな」

虹橋「夢喰さんは何か心当たりでもあるんですか?」

夢喰「え?いや……なーんか引っかかるっていうか……」

差掛「どうせいつものアホな思い付きだろ」

差掛「問題はこの木の破片がどうやって刺さったかということだ」

……普通に考えたら答えは一つしかありませんよね。
小細工する余地はなさそうですし……。


【閃きアナグラム 開始】

胸に木の破片が刺さった原因は?



4文字

 と く  き う は

 ふ つ ま ふ ば


安価↓2

ばくはつ

ばくふう


ばくふう → 爆風 正解!

虹橋「これが答えです……!」解!


虹橋「爆発の時に壊れた机の一部が爆風に乗って……」

虹橋「そのまま皐月さんに突き刺さった。そう考えるのが普通ですよね」

瑞原「……状況から考えるとそうだろうな」

冬山「待ってちょうだい。そう見せかけておいて実は木の破片を持って直接襲ったとは考えられないかしら?」

名瀬「え……わざわざ木の破片を凶器に選んだんですか?」

冬山「いえ、木の破片じゃなくてもいいわ……ナイフや包丁のような刃物でもいい」

冬山「とにかくあらかじめ用意した凶器で殺害した後に……木の破片を胸に刺して偽装工作をしようとしたのよ」

瑞原「……いや、それは考えずらいな」

虹橋「たしかに無理がありそうですね」

冬山「そうかしら?」

皐月さんの殺害までは可能かもしれない
でもそのあとにできなかったことがあるはずですよ……!


【ロジックセレクト 開始】

犯人が出来なかったことは?


         《凶器の処分》
                  【名瀬の証言】
 【爆破スイッチ】
                    《凶器の調達》
 《木の破片の刺すこと》                
                      【瑞原の証言】
     【モノクマゲーム】
               《音楽室の爆破》


【コトダマ】⇔《キーワード》

安価↓2

ksk

【爆破スイッチ】⇔《音楽室の爆破》


【爆破スイッチ】⇔《音楽室の爆破》 正解!

虹橋「これがボクの答えです……!」解!


虹橋「もちろん、音楽室の爆破ですよ」

虹橋「爆弾を起動するための爆破スイッチは皐月さんが握っていました」

虹橋「もし犯人が爆破したとしたら音楽室に閉じ込められてしまうんですよ」

夢喰「うーん、たしかにそこが一番の問題なんだよね……」

夢喰「外から爆破スイッチを押した方法……何かないのかな?」


冬山「元々爆破スイッチは犯人が持っていて、自分の部屋で爆破スイッチを押した」

冬山「そして私たちが音楽室へ入った後に握らせたとは考えられないかしら?」

差掛「不可能だな。スイッチの焼け跡と手の平の跡が完全に一致していた」

差掛「実際に手で握りながら焼き跡をつけたスイッチを用意しない限り後で握らせることもできない」

夢喰「じゃあ手に火傷を負った人が爆破した犯人ってことだね!」

虹橋「……そんな人どこにいるんですか」

瑞原「音楽室の中にいたのは冠城と皐月だけ……」

瑞原「冠城はモノクマに殺されてる以上、皐月が自分で押したとしか思えないな……」

夢喰「でもそれってあまりにもマヌケじゃないかな?」

冬山「マヌケだったんじゃないかしら」

名瀬「どうして皐月さんが自分で爆破スイッチ押したかはわかりませんが……」

名瀬「もう自殺と考えてもよいのでは……?」





夢喰「そう考えるのはまだ早いよ!」反論!




夢喰「外から爆破する方法……きっと何かあるはずだよ!」

虹橋「でもいったいどんな方法が……?」

夢喰「えっと……あ、こんなのはどうかな!」


【反論ショーダウン 開始】

コトノハ(>>731
>【毒薬のビン】
>【マスターキーの残骸】
>【名瀬の証言】
>【木の破片】


夢喰「爆破スイッチを後から握らせるのは無理……」

夢喰「それなら【握らせたままスイッチを押した】んだよ!」

夢喰「まず皐月君が爆破スイッチを握っているのを見た犯人は……」

夢喰「皐月君の手に当たるように【木の板か何かを並べたん】だよ」

夢喰「それも音楽室の外の廊下まで続くようにね……」

夢喰「あとは自分が【爆発に巻き込まれない位置】から木の板を押したんだよ!」

夢喰「木の板は爆発に巻き込まれて【証拠もなくなる】」

夢喰「爆破したのは誰かわからないけど……」

夢喰「これなら外からでもスイッチを押すことは可能だよ!」


【コトノハ】→【論破ポイント】 or 【ナシ】

安価↓2

ナシ

証拠もなくなる→木の破片


【木の破片】→【証拠もなくなる】

虹橋「それは違います!」


虹橋「証拠なら残ってますよ」

夢喰「え?そうなの?」

虹橋「音楽室には木の破片がいくつも落ちてたじゃないですか」

名瀬「あの、虹橋さんにはそれが音楽室にあった机の一部なのか持ち込まれたものなのか……」

名瀬「区別がついてるんですか?」

夢喰「ほとんど黒こげになってたし……」

夢喰「音楽室にあった机のものかどうかもわからないと思うけど?」

虹橋「う……たしかにそうかもしれませんね」


発言力5→4


虹橋(現場は少しくらい木の破片が落ちていても不自然ではない状況だった)

虹橋(証拠隠滅としては十分だったということになりますね)


【反論ショーダウン 開始】

コトノハ(>>731
>【毒薬のビン】
>【マスターキーの残骸】
>【名瀬の証言】
>【木の破片】


夢喰「爆破スイッチを後から握らせるのは無理……」

夢喰「それなら【握らせたままスイッチを押した】んだよ!」

夢喰「まず皐月君が爆破スイッチを握っているのを見た犯人は……」

夢喰「皐月君の手に当たるように【木の板か何かを並べたん】だよ」

夢喰「それも音楽室の外の廊下まで続くようにね……」

夢喰「あとは自分が【爆発に巻き込まれない位置】から木の板を押したんだよ!」

夢喰「木の板は爆発に巻き込まれて【証拠もなくなる】」

夢喰「爆破したのは誰かわからないけど……」

夢喰「これなら外からでもスイッチを押すことは可能だよ!」


【コトノハ】→【論破ポイント】 or 【ナシ】

安価↓2

ナシ

ナシ


【ナシ】 進展!


虹橋「木の板か何かと言っても相当な数が必要になるはずですよ」

虹橋「そんなものいったいどこにあるんですか?」


コトノハ(>>731
>【毒薬のビン】
>【マスターキーの残骸】
>【名瀬の証言】
>【木の破片】


夢喰「ふふん、別に木の板のようなものならこの学園にたくさんあったはずだよ!」

夢喰「だってここは学園……【教室にはたくさんの机】があるんだからね」

夢喰「少し手間は掛かるかもしれないけど……」

夢喰「【各教室から机を持って】くれば」

夢喰「少しくらい机が減っても気付かないだろうしね」

夢喰「この方法なら【安全に爆破】も出来るし……」

夢喰「後は何食わぬ顔で【みんなと合流】すればいいだけだもんね!」


【コトノハ】→【論破ポイント】 or 【ナシ】

安価↓2

ksk

【名瀬の証言】で【みんなと合流】


【名瀬の証言】→【みんなと合流】 正解!

    B r e a k !

虹橋「その言葉……斬らせてもらいます!」論破!


虹橋「夢喰さん、爆破するだけならその方法でも可能です」

虹橋「でもその後自分の部屋まで戻るのは不可能なんですよ!」

夢喰「え……なんで……どうして……」

虹橋「いいですか?爆破があった直後……名瀬さんがすぐに廊下に出ているんです」

虹橋「そこで全員が部屋から出てくるのを見てるんですよ」

名瀬「はい、わたくしちゃんとこの目で見ましたわ」

名瀬「間違いありません」


夢喰「そ、それなら名瀬ちゃんが爆破したかもしれないよね?」

夢喰「名瀬ちゃんが部屋から出てくるところは誰も見てないわけだし……」

瑞原「……いや、どっちにしろ無理があるだろう」

瑞原「なんせ音楽室から寄宿舎までは走っても5分以上はかかる」

瑞原「その方法だとどうやっても寄宿舎まで戻ってこれない」

夢喰「う……じゃあアタシの推理は間違ってたのかも」

夢喰「でも他にも方法があるはずだと思うんだけど……」

差掛「おい、お前は俺たちの中にクロがいて欲しいのか?」

夢喰「え?い、いやそうじゃないけど……」

差掛「本当か?まるで俺たちの中にクロがいて欲しいかのような口ぶりだが」

夢喰「それはアタシの勘というか……謎は残すべきじゃないというか……」


差掛「謎はすべて解けているはずだ」

差掛「冠城の死も皐月の計画も……そして皐月以外に爆破はできなかったこともだ」

瑞原「……たしかに皐月が自分で爆破スイッチを押した理由は不明確だが」

瑞原「絶対にありえない……というわけでもない」

名瀬「そうですわ。それに皐月さんの自殺というのであれば……」

名瀬「もう誰も傷つかなくてもいいんですよ」

夢喰「待って……前の裁判を思い出してよ!あの時だって堀田君の自殺……そう結論付けようとしたよね?」

夢喰「でも違った。今回だって……そうかもしれないんだよ!」

冬山「でもこれ以上何を議論すればいいのか」

冬山「皐月君以外に爆破が可能な人なんていないと思うけど……」

夢喰「で、でも……」


差掛「いいか?もし俺たちの中に皐月を殺したクロがいるとすればだ……」

差掛「俺たちをハメようと……自分だけが助かればいいと思っているようなやつがいるということになるんだぞ?」

冬山「それって矛盾してない?だってもし犯人に動機があるとすれば……」

冬山「皐月の計画を止める……つまり私たちを助けようとしたってことよね?」

冬山「なら自分から犯人だと名乗りでるはず……そうでしょ?」

夢喰「そ、それは……そうかもしれないけど……」

瑞原「……俺たちの中にクロがいたとすれば皐月の計画を乗っ取ることだって可能だったはず」

瑞原「それをしなかったのは俺たちの中にクロがいないという証拠じゃないのか?」

名瀬「わたくしもみなさんと同じ意見です」

名瀬「これ以上疑う必要はない……みさなんを信じるべきです」

夢喰「うう……じゃ、じゃあ……あやのんはどう思う?」

夢喰「このまま皐月君に投票してもいいと思うの?」

虹橋「ぼ、ボクですか……?」


このまま誰かを疑いながら議論を続けるか
それともみなさんのことを信じて皐月さんに投票して終わらせるべきか

正直なところボクもみなさんのことを信じたい
それに寄宿舎にいながら爆破する方法があったとも思えない……
でも本当にそれでいいのでしょうか?ボクの答えは……


1.お互いを疑うことになっても議論を続けるべきだと思う

2.みんなを信じて皐月さんに投票すべきだと思う

安価↓

1


選択 1


虹橋「……正直なところボクもみなさんのことを信じたい」

虹橋「いえ、もちろん信じています」

虹橋「でもだからこそ……お互いを疑うことになったとしても……」

虹橋「議論を続けるべきだと思います」

夢喰「あやのん……!」

名瀬「ど、どうしてですか?信じてるのに疑うなんて……」

名瀬「矛盾してますわ」

虹橋「それは違います。みなさんを信じているからこそ疑うことができるんです」

差掛「信じてるから疑うことができるだと……?」

虹橋「そうです。ただただお互いを信じて真実を確かめようともしないのはただの逃げです」

虹橋「信じてるからこそお互いを疑って……そして真実と向き合う」

虹橋「本当に信じているなら……真実を知ることなんて怖くないはずですよ」


瑞原「だからこそ議論を続けるべき……か」

瑞原「たしかに皐月が自分でスイッチを押した理由もはっきりさせておきたいところだしな」

虹橋「そうです。それに今までだって夢喰さんの思いつきでどうにかなったことも何度だってありましたからね」

名瀬「夢喰さんの幸運を信じる……ということですか?」

冬山「たしかにそれも悪くないかもしれないわね」

夢喰「う、うん……!あと少しだけ頑張ろう……!」

差掛「……ふん、まあいいだろう」

差掛「だがこれ以上何を議論するつもりだ?」

名瀬「外から爆破する方法……闇雲に考えても思いつきそうにありませんしね」

虹橋「とりあえず最初から事件を振り返ってみるのはどうでしょうか?」

瑞原「そうだな……一度皐月や冠城の行動だけでもまとめておいたほうがいいだろう」

夢喰「事件を最初から振り返っちゃう作戦だね!」

冬山「オーケー、じゃあ事件を最初から振り返っちゃう作戦開始よ!」

差掛「そのふざけた作戦名はどうにかならないのか……」


【ノンストップ議論 開始】

コトダマ(>>731
>【皐月の死体】
>【爆弾】
>【拳銃】
>【毒薬のビン】
>【持ち物チェック】


虹橋「事の始まりは皐月さんがある計画を始めたことだった」

虹橋「その作戦はボクたちに【自殺させること】で自らの手を汚さず皆殺しにする恐ろしい計画」

冬山「その計画に必要だったのは……冠城さんの協力だったわね」

冬山「黒幕を倒すためと騙された冠城さんは……」

冬山「渡された拳銃を使って【監視カメラを破壊した】のよね」

名瀬「本当なら皐月さんがマスターキーと拳銃を使って黒幕を倒すはずでした」

名瀬「ですが【マスターキーと拳銃も使われることもなかった】……」

名瀬「その結果、冠城さんは校則違反でモノクマに殺害されてしまいました」

差掛「ここまでは【皐月の計画通り】……」

差掛「だがここで何らかのアクシデントが起き……皐月は死んだ」

差掛「事故だったのか他殺だったのか……そのアクシデントが何かはわからない」

瑞原「そして……音楽室が爆破した」

瑞原「その爆破スイッチは皐月が握っていて【後から握らせることは不可能】だった」

夢喰「そして爆破のあった時間はここにいる【全員が寄宿舎にいた】から……」

夢喰「アタシたち全員に爆破が無理だってことになったんだよね」


……ここまででどこかに矛盾はないでしょうか?
何か大切なことを見落としているような気がするのですが……


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

インスピレーション発動


スキル『インスピレーション』発動!


精神力9→6


虹橋(……!何か閃きそうです……!)


【ノンストップ議論 開始】

コトダマ(>>731
>【皐月の死体】
>【爆弾】
>【拳銃】
>【毒薬のビン】
>【持ち物チェック】


虹橋「事の始まりは皐月さんがある計画を始めたことだった」

虹橋「その作戦はボクたちに自殺させることで自らの手を汚さず皆殺しにする恐ろしい計画」

冬山「その計画に必要だったのは……冠城さんの協力だったわね」

冬山「黒幕を倒すためと騙された冠城さんは……」

冬山「渡された拳銃を使って監視カメラを破壊したのよね」

名瀬「本当なら皐月さんがマスターキーと拳銃を使って黒幕を倒すはずでした」

名瀬「ですが【マスターキーと拳銃も使われることもなかった】……」

名瀬「その結果、冠城さんは校則違反でモノクマに殺害されてしまいました」

差掛「ここまでは皐月の計画通り……」

差掛「だがここで何らかのアクシデントが起き……皐月は死んだ」

差掛「事故だったのか他殺だったのか……そのアクシデントが何かはわからない」

瑞原「そして……音楽室が爆破した」

瑞原「その爆破スイッチは皐月が握っていて後から握らせることは不可能だった」

夢喰「そして爆破のあった時間はここにいる全員が寄宿舎にいたから……」

夢喰「アタシたち全員に爆破が無理だってことになったんだよね」


……ここまででどこかに矛盾はないでしょうか?
何か大切なことを見落としているような気がするのですが……


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

ksk

【拳銃】→【マスターキーと拳銃も使われることもなかった】

【拳銃】で【マスターキーと拳銃も使われることもなかった】

マスターキーと拳銃も使われることもなかった→モノクマゲーム


【拳銃】→【マスターキーと拳銃も使われることもなかった】 正解!

    B r e a k !

虹橋「それは違います!」論破!


虹橋「そうです……拳銃ですよ!」

虹橋「皐月さんは拳銃を使う機会なんてなかったはず……」

虹橋「それなのに銃弾が一発減っていました」

瑞原「……銃弾か、たしか監視カメラの下にひとつ落ちていたがそれは冠城が撃ったものだったな」

瑞原「他に銃弾や銃痕のようなものを見つけたやつはいるか?」

冬山「私は見てないわね……」

差掛「現場はかなり荒れていた」

差掛「もしあったとしてもわからなかったかもしれんな」


名瀬「あの、こうは考えられませんか?」

名瀬「たしか音楽室は完全防音でした」

名瀬「皐月さんがそこで試し撃ちしただけではないでしょうか?」

虹橋「爆弾が仕掛けてあるところで試し撃ちなんてするでしょうか?」

虹橋「もし爆弾に当たってしまったら元も子もないですよ」

瑞原「……爆破の衝撃で一発だけ暴発した可能性もあるぞ」

冬山「あ、それなら十分ありえそうね」

虹橋「暴発……でもそんなに簡単に暴発なんてするのかな」


夢喰「……あのさ、こうは考えられないかな?」

夢喰「誰かがたまたま音楽室に入って爆弾を仕掛けてるところを見た」

夢喰「そして皐月君は口封じのためにその人を撃ったの」

夢喰「だけど銃弾ははずれて……そのまま皐月君は反撃された」

夢喰「……ど、どうかな?」

差掛「ありえないな。それだと皐月が拳銃をポケットにしまう理由がない」

差掛「もちろん、犯人がそうする理由もない」

夢喰「き、きっと皐月君は犯人を仕留めたと思ったんだよ」

夢喰「そして拳銃をポケットに戻して……そのまま殺されちゃったんじゃないかな」

差掛「銃弾が当たったかどうかなんて見ればすぐわかることだ」

差掛「まさか犯人は銃弾が当たっても生きて怪我もしなかったなんていうつもりじゃないだろうな?」

夢喰「……え?……もしかしたらそう……かも」

冬山「いや、さすがにないわよ。考えすぎじゃないかしら?」


虹橋「……あれ、ちょっと待ってください。逆は考えられないでしょうか?」

瑞原「……逆?」

虹橋「皐月さんが犯人に対して使ったのではなく……」

虹橋「犯人が皐月さんを撃ったんですよ」

虹橋「そう考えると銃弾が見つからなかったことにも説明がつきませんか」

名瀬「ええと……どうしてでしょうか?」

虹橋「つまり銃弾は調べることができない場所に撃ちこまれたんですよ」


銃弾を調べることができない場所……あそこじゃないでしょうか?


コトダマを提示しろ!(>>731

安価↓2

kskst

壊れた監視カメラ


【壊れた監視カメラ】

虹橋「これが答え……かな?」


虹橋「監視カメラに撃ちこまれたんじゃないでしょうか?」

夢喰「あれ?その銃弾は見つかったんじゃなかったっけ?」

虹橋「見つかった銃弾は別のものを撃った時に出たものですよ」

差掛「……今その別のものが何かという話をしてなかったか?」

虹橋「そうでしたね」

……一発は監視カメラに撃たれた。
じゃあもう一発はどこに撃ちこまれたんでしょう……?


コトダマを提示しろ!(>>731

安価↓2

ksk

皐月の死体


【皐月の死体】 正解!

虹橋「これが答えです……!」解!


虹橋「皐月さんの死体……まだその中に銃弾が残っているとは考えられませんか?」

冬山「銃弾が……?じゃあ皐月は銃殺されたっていうの?」

虹橋「ボクたちは全員で音楽室をくまなく捜査したはずです」

虹橋「それでも銃弾が見つけられなかった……可能性としては考えられるはずです」

名瀬「そうでしょうか……?」

名瀬「そもそも外から爆破する方法なんてないのですから」

名瀬「たとえ2丁とも拳銃が使われたとしても……」

名瀬「2つのうちどちらかの弾丸が見つからなかったとしても……」

名瀬「爆破スイッチを押すことができたのは……」

名瀬「音楽室の中にいた2人……それも皐月さんにしかできないことですわ」

冬山「……やはり皐月が撃たれたとは考えにくいな」





差掛「それはどうかな?」




 


差掛「外から爆破する方法なら……わかったかもしれんぞ」

夢喰「ほ、本当に!?」

差掛「ああ、今の名瀬の言葉を聞いて閃いた……」

差掛「やはり天才とは99%の閃きと1%の努力だな」

虹橋「誰が天才ですか」

差掛「ふん……認めたくない気持ちもわからんでもないがな」

冬山「そ、それで方法ってなんなのよ?早く言いなさいよ」

差掛「わかってみれば実に簡単な答えだったな」

差掛「皐月が握っていた起爆スイッチを使えばたしかに爆破はできただろう」

差掛「だが必ずしもその起爆スイッチを使わなくてもいいとしたらどうだ?」

差掛「別の起爆スイッチでも爆破が可能だったと思わないか?」

差掛「つまり……爆破スイッチは2つあったんだ」









瑞原「……残念だがそれはありえない」

瑞原「それは俺も真っ先に思いついた……そしてないと判断した」

差掛「なんだと!?なぜそんなことが言える!?」

爆破スイッチが2つないといえる根拠……たぶんあれでしょうね


【ロジックセレクト 開始】

爆破スイッチが2つ以上なかったといえる根拠は?


           【持ち物チェック】
                     【爆破跡】
     【毒薬のビン】
                【拳銃】
    【モノクマゲーム】
                       【爆弾】
          【皐月の動機ファイル】
                        【大量の凶器】
        【瑞原の証言】


【コトダマ】⇔【コトダマ】

安価↓2

【持ち物チェック】と【瑞原の証言】


【持ち物チェック】⇔【瑞原の証言】 正解!

虹橋「推理は……繋がりました!」解!


虹橋「なるほど、わかりましたよ」

虹橋「まず爆破のタイミングを考えてみてください」

虹橋「もし犯人が爆破スイッチを持っていたとすればどこでスイッチを押したと思いますか?」

差掛「それは……自分の部屋だろうな」

虹橋「では起爆後、そのスイッチをどうしたと思いますか?」

差掛「自分の部屋に隠した……または自分で持っていたかのどちらかだろう」

差掛「スイッチを処分する時間もなかっただろうからな」

虹橋「そうでしょうね、部屋に隠すか自分で持つしかないんですよ」

虹橋「でもどちらもありえないんです」

差掛「待て、たしかに音楽室を出る際に持ち物チェックをした」

差掛「だが部屋のチェックまでは……」

虹橋「それがしてたんですよ。瑞原さんと夢喰さんがね」

夢喰「うん、すごい大変だったよ……瑞原君が前部屋調べるって言うんだから」

瑞原「……だがこれで爆破スイッチが2つ以上ないことは証明されたはずだ」











差掛「……それは甘いぞ」


差掛「瑞原……貴様が行ったという部屋のチェックだが……」

差掛「本当に完璧だったのか?」

瑞原「……悪いがタンスや机の中からベッドの中まで全部調べたんだぞ?」

夢喰「トイレに物が詰まってないかどうかまで確認したからね……完璧だと思うよ?」

差掛「……ふん、はたしてそうかな?」

冬山「何か心当たりでもあるの?」

冬山「私たちは冠城さんの部屋と皐月君の部屋くらいしか調べてなかったと思ったけど……」

差掛「……虹橋、お前はどうだ?部屋を調べたか?」

虹橋「ボクは皐月さんの部屋だけは調べましたけど他の部屋は……」

差掛「いや、それで十分だ」

差掛「それでわかるはずだ……爆破スイッチの隠し場所がな」

まさか皐月さんの部屋に爆破スイッチが……?
もう一度思い出してみましょう……皐月さんの部屋に何があったのか……!


【閃きアナグラム 開始】

爆破スイッチの隠し場所は?


4文字

 ガ ル パ ゴ ス
 サ ラ ク ン タ 


安価↓2

ガラクタ


がらくた → ガラクタ 正解!


スキル『自画自賛』発動!

発言力4→6


虹橋「ボクってやっぱり天才ですね……!」解!


虹橋「……皐月さんの部屋にあった機械の部品や壊れたパーツ」

虹橋「それらの……一見ガラクタにしか見えないもの」

虹橋「もしかしてこの中に爆破スイッチが隠されてると……?」

差掛「そうだ。手の平サイズのスイッチなら壊すこともたやすいだろう」

夢喰「そっか、皐月君の部屋ならそういった道具もあるもんね!」

差掛「スイッチを押してから破壊……そしてガラクタの中にばら撒く」

差掛「これだけならそう時間はかからないはずだ」


虹橋「ま、待ってください……そう時間はかからないとは言ってもですよ」

虹橋「そこから自分の部屋に戻るわけですよね?」

虹橋「そんなことができる人なんて……」

差掛「ひとりだけだな」

夢喰「え?それっていったい誰なの?」

あの人の証言から考えると……
爆破スイッチの偽装をできたのはひとりしかいませんよ……!


怪しい人物を指名しろ!

安価↓2

名瀬


名瀬式未 正解!

虹橋「この人しか……いない!」解!


虹橋「名瀬さんは爆破の直後部屋をすぐに飛び出しました」

虹橋「そしてそこで全員が自分の部屋から出てくるのを確認しています」

虹橋「でも逆に言えばそれって……名瀬さんなら皐月さんの部屋から出てくることが可能だったってことですよね?」

名瀬「……え?わ、わたくしが……ですか?」

冬山「ど、どうなの?名瀬さん?」

名瀬「きゅ、急にそんなこと言われましてもわたくしには……」

差掛「この方法が使えたのはお前だけだ。もし自分がやっていないというなら証拠を出してもらおうか」

名瀬「ま、待ってください。やってないことの証明しろと言われても困りますわ」

名瀬「それに……皐月さんが銃殺されたとはきまってないじゃないですか」


夢喰「で、でも今のところ名瀬ちゃんが爆破したとしか考えられないんだよ?」

夢喰「ここで名瀬ちゃんが認めてくれれば……みんなの命だって助けられるかもしれないんだよ!」

名瀬「や、やめてください……わたくしは……やってません」

名瀬「やったという証拠だってありませんわ」

冬山「たしかにそうだけど……」

冬山「皐月君の自殺……それ以外の可能性が出てきちゃったら無視することもできないわ」

名瀬「そ、そんな……誰もわたくしのこと信じてくださらないのですか?」


名瀬「……いえ、そんなことはないはずです」


名瀬「虹橋さん……あなたなら……」





名瀬「……わたくしのこと信じてくれますよね?」


 

今日はここまで
次回で裁判終わらせたいと思います

乙乙
名瀬で決まり……か?

乙です

おつ

名瀬が犯人かもう一波乱あるのか
続きが気になる

20時から21時の間に再開します
それまでに来なかったら今日はなしで


名瀬「虹橋さん……さっき言ってましたよね?」

名瀬「みんなのことを信じたいって……」

名瀬「あれは嘘だったんですか……?」

虹橋「う、嘘じゃありません……もちろん信じています……!」

名瀬「そ、それならわたくしの……味方になってくれますよね……?」

虹橋「…………」

名瀬「に、虹橋さん……?」

虹橋「名瀬さん、さきほども言いましたが……」

虹橋「信じてるからこそ疑うんです」


名瀬「わ、わたくしはやってません……」

虹橋「ボクもそう信じています……でも信じるだけじゃそれを証明できないんです」

虹橋「だから……名瀬さんもボクのことを信じてください」

名瀬「虹橋さんを……?」

虹橋「そうです。ボクは必ず真実を導き出します……」

虹橋「だからそれを信じてください……!」


信じていればそれでいい……今まではずっとそう思ってた
でも信じるだけじゃ絶対に真実は見えてこない……

名瀬さんが犯人である証拠が出てくるかもしれないし、逆に矛盾が出てくるかもしれない
だから信じることも疑うこともする……きっとそれが正しい答えだから……!


【閃きアナグラム 開始】

シンジル?ウタガウ?


10文字

               ツ  
        リ             マ

     オ                   ヅ  

   カ                       ケ

  ノ                         キ 

 シ                           タ

  ク                         ナ 

   サ                       イ

     ウ                   ギ

        コ             ネ 
               ン


安価↓2

ksk

ボキャブラリー使う


スキル『ボキャブラリー』発動!


虹橋(もうすぐで何か思いつきそう……!)

虹橋(名瀬さん……)

虹橋(ボクに……力を貸してください!)


【閃きアナグラム 開始】

シンジル?ウタガウ?


10文字

               ツ  
        ×             ×

     ×                   ×  

   カ                       ×

  ノ                         キ 

 シ                           ×

  ×                         × 

   サ                       ×

     ×                   ギ

        コ             × 
               ×


安価↓2

スーパースパイス使用

8文字しかないですよ


スキル『スーパースパイス』発動!


精神力6→4


虹橋(あと少し……あと少しでわかるはず……!)


30.2


【閃きアナグラム 開始】

シンジル?ウタガウ?


10文字

               ツ  
        ×             ×

     ×                   ×  

   カ                       ×

  ノ                         キ 

 シ                           ×

  ×                         × 

   サ                       ×

     ×                   ギ

        コ             × 
               ×

○○○ノ○○○ノ○○

安価↓2

ksk

>>910
同じ文字を何回か使うパターンもあります
ちなみにスーパースパイスは精神力が持つ限り何度も使えます

安価↓

サツキノコシツノカギ


サツキノコシツノカギ → 皐月の個室の鍵 正解!

虹橋「これが……ボクの答えです!」解!


虹橋「……そうです!そうですよ!やっぱり名瀬さんに爆破なんて無理だったんです!」

虹橋「瑞原さん、たしか部屋の捜索中に……」

虹橋「マスターキーのようなカギの類も探してるって言ってましたよね?」

瑞原「ああ……だがそんなものは見つからなかったぞ」

夢喰「でもそれがどうしたっていうの?」

夢喰「そんなことで名瀬ちゃんが爆破した犯人じゃないなんて証明できるの?」

虹橋「単純なことなことだったんです」

虹橋「名瀬さんには皐月さんの部屋に入る方法なんてなかったはずなんですよ」

虹橋「個室の鍵は皐月さんが持っていたはずですからね」


夢喰「待ってよ……そんなの部屋の鍵を開けたあとに皐月君の所に戻せばいいだけじゃん」

夢喰「鍵を戻した後に爆破すれば……」

瑞原「いや、それは無理だ」

瑞原「モノクマファイルによると殺害時刻は5時20分以降……」

瑞原「20分ちょうどに殺害したとしても爆破のあった時刻までは10分しかない」

冬山「もし音楽室と寄宿舎を行き来してたら爆破の時間には間に合わないわね」

名瀬「で、ではわたくしへの疑念は完全に晴れた……ということでしょうか?」

差掛「……どうやらそうみたいだな」

名瀬「ふう……よかったです。ほっとしましたわ」

名瀬「みなさんのわたくしを見る目つき……とても怖かったんですもの」

冬山「ご、ごめんね……別に本気だったわけじゃないのよ?」

名瀬「……本当ですか?」


冬山「ほ、ほら……さっき虹橋さんも言ってたじゃない」

冬山「信じてるから疑うことができるって」

差掛「そういうことだ。だから俺は一切謝らないぞ」

名瀬「……差掛さんは絶対本気でしたよね」

差掛「……!」

瑞原「ふ……天才が聞いて呆れるな」

虹橋「まったくですね」

差掛「……そんなことより今度こそもういいだろう?」

差掛「爆破が可能な人物は皐月だけだった」

差掛「つまり今回のクロは……皐月しかいない」

差掛「自分でスイッチを押した理由と拳銃の疑問は残るが……」

差掛「この際しかたない」

名瀬「そうですわね……これ以上はもう疑いの余地もないと思います」

冬山「皐月の動機も気になるところだけど……死んでしまった今知ることもできないしね」

瑞原「……俺も異論はない。もう皐月に投票してもいいだろう」

虹橋「そうですね。少なくともボクたちの中にクロはいないと思います」

虹橋「最後にもう一度事件を振り返って……」

虹橋「学級裁判を終わらせましょう……!」






























夢喰「……………………は?何言ってるの?」


 

絶対夢喰ちゃんが何かあると思った!!ぶっちゃけただじゃおわらないと思ったよ‥


夢喰「ねえ、みんな何言ってるの?投票?誰に?」

夢喰「皐月君が自分でスイッチを押して死んだって本気でそう思ってるわけ?」

夢喰「爆破スイッチ押した理由もわからにのに?どうして?なんで?」

夢喰「みんなの命がかかってるんだよ?なんで?なんで?なんで?」

冬山「む、夢喰さん……?いったいどうしたの?」

夢喰「どうしたのって何?わからないの?気付かないの?なんで?なんで?」

夢喰「皐月君を殺した犯人はアタシたちの中にいるんだよ?」

夢喰「音楽室を爆破した人だってアタシたちの中にいるはずなんだよ?」

夢喰「どうして……どうして誰も名乗ってくれないの!?なんで!?なんで!?」

虹橋「お、落ち着いてください!それじゃあ何を言ってるのかわかりませんよ!」

夢喰「どうしてわからないのさっ!あやのんはいつだって犯人を見つけだしてくれたじゃん!」

夢喰「なんで……なんで……」



夢喰なんで今回に限って……」



夢喰「わかってくれないのさっ!!」


名瀬「ほ、本当にどうしちゃったんですか?」

名瀬「一度落ち着いて……」

夢喰「落ち着くって何?なんでこんな時に落ち着いてなんていられるの?」

夢喰「どうして?なんで?どうして名瀬ちゃんは爆破したって認めてくれなかったの?」

夢喰「犯人は他にいるんだよ?なんで?なんで?なんで?なんでなのさっ!」

差掛「お、おい……これはどういうことだ?」

差掛「これじゃあまるで……」

夢喰「……そ、そうだよ……アタシは……」

夢喰「…………うう…………アタシ……が…………」

虹橋「ま、待ってくださいよ。犯人なら爆破の方法を知っているはずですよ」

虹橋「もちろん、夢喰さんはそんなこと知りませんよね?」

まさか……


夢喰「それは……わかんないけど……でも……」

虹橋「き、きっと夢喰さんは疲れて混乱してるだけなんですよ」

虹橋「ここに閉じ込められてから何日も経つし……今回で5回目の学級裁判になりますから」

虹橋「だから……早く学級裁判を終わらせて休みましょう……?」

夢喰「……ねえ、あやのん。前にアタシが悩んでいた時……」

夢喰「ボクに頼ってもいいですよって……言ってくれたよね?」

夢喰「だから……アタシの最後のお願い聞いてくれる?」

虹橋「さ、最後って何ですか。お願い事があるならこれからいくらでも聞いてあげます」

虹橋「だから……だからもう変なこと言うのはやめてください……」


夢喰「……ごめんね、あやのん」

夢喰「アタシってさ、馬鹿で臆病で嘘つきで弱虫で根性なしの駄目人間なの……」

夢喰「だから今も……泣き叫んで逃げ出したい気持ちでいっぱいで……」

夢喰「ほ、本当のこという勇気もなくて……」

夢喰「そのうえ何が起こってるのかも全然わからなくて……」

夢喰「でも……あと少しなの。あと少し……どうして爆破が起きたのかさえわかれば……」

夢喰「証明できるはずなの……だからお願い」

夢喰「あと少しだけ……あやのんに頼らせて……?」


虹橋「な、何を言ってるんですか?ボクに頼るって何を……?」

夢喰「もうわかるでしょ……?お願いだよ……あやのん……」

差掛「……いやもういい、わかった。それ以上は言わなくてもいいぞ」

虹橋「さ、差掛さん……?」

差掛「虹橋……どうやらこの馬鹿はとんでもない勘違いをしているみたいだ」

差掛「それを教えてやる必要がある」

瑞原「……そうみたいだな」

名瀬「え、ええと……ではどうしましょうか?」

冬山「爆破が可能だった人物は皐月だけだった……」

冬山「もう一度そのことを教えてあげるわ」

虹橋「え……で、ですが……」

夢喰「あやのん、これが最後かもしれない……」

夢喰「だからあやのんだけは……アタシのこと信じて……!」

夢喰さんのことを信じる……?
だってそれって……自分を疑ってと言ってるようなものなんですよ……?
そんなこと……ボクには……


【ノンストップ議論 開始】

コトダマ(>>731
>【モノクマファイル05】
>【冠城の死体】
>【皐月の死体】
>【マスターキーの残骸】
>【銃弾】


差掛「皐月は爆破スイッチを握っていたまま死んでいた」

差掛「……あとから【握らせることも不可能】だった」

名瀬「わたくしは【爆破による揺れ】で目を覚ました後すぐに部屋を出て……」

名瀬「みなさんが自分の部屋から出てくるところを確認しています」

冬山「つまり爆破のあった時間に【私たち全員が寄宿舎】にいた」

冬山「音楽室のすぐ外から爆破することも不可能だったのよ」

瑞原「所持品のチェックと部屋の捜査から……」

瑞原「【別の爆破スイッチもない】ことが証明されている」

夢喰「……違う……きっとどこかに……何か【勘違いしてること】があるはずだよ……!」


【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】

安価↓2

【勘違いしてること】→【爆破による揺れ】かな?

爆破による揺れ→爆破時刻


【勘違いしてること】→【爆破による揺れ】 正解!

    B r e a k !

虹橋「それは……違います!」論破!


虹橋「…………そんな……」

虹橋「……でも……これしか考えられません……」

差掛「な、なんだ……?何が考えられないというんだ?」

虹橋「もしかしてボクたちは……」

虹橋「とんでもない勘違いをしてたんじゃないでしょうか?」

冬山「勘違いって……何よ?」


虹橋「爆破の揺れについてです」

瑞原「……爆破の揺れだと?」

瑞原「たしか寄宿舎が揺れた直後に爆破があったとアナウンスがあったはずだぞ?」

虹橋「……逆だったんじゃないでしょうか?」

虹橋「爆破があったから揺れたんじゃなくて……」

虹橋「揺れという衝撃があったから爆破スイッチが押ささったんです」

夢喰「……え?じゃあもしかしてあの揺れの正体は……」

……そんなのひとつしかありえません。
ボクたちがかつて経験したことのある揺れ……その正体は……!


【閃きアナグラム 開始】

揺れの正体は?


3文字

む  り  じ  ん

し  か  く  ろ


安価↓2

じしん


じしん → 地震 正解!

虹橋「これしか……ない!」解!


虹橋「地震……それ以外考えられませんよ」

冬山「じ、地震……?本当なのそれ?」

差掛「……モノクマ。どうなんだ?あの時の揺れは地震だったのか?」

モノクマ「……zzz……zzz……はっ!寝てた!」

差掛「……っち。いいか、もう一度聞くぞ。今日のあの揺れは地震だったのか?」

モノクマ「……ええ、そうですよ?むしろなんだと思ってたわけ?」

瑞原「な……貴様はあの時、爆破のアナウンスしかしなかったではないか」

モノクマ「そりゃあ緊急性の高いほうを優先してアナウンスをするに決まってるじゃないか」

モノクマ「それにボクには地震速報をしなきゃいけない義務なんてないですからね」


名瀬「え、ええと……てことは地震のあった時刻と爆破があった時刻は……」

名瀬「完全に一致してたというこになりますよね?」

冬山「じゃあ爆破の原因って完全に地震だったってことじゃない……!」

名瀬「あ、で、でも……これでひとつ謎が解けましたわ」

差掛「……謎だと?」

名瀬「そうですわ。皐月さんが誤って爆破スイッチを押した理由です」

名瀬「たまたま地震があった時刻に爆破スイッチを持っていた皐月さんは……」

名瀬「突然の地震に揺られてスイッチを押してしまったんです」

名瀬「そうに違いありませんわ。だってそれ以外に……」

夢喰「ううん、それは違うよ」

夢喰「それだと拳銃の謎が残ったままになる……」

夢喰「皐月君が銃殺されたと考えれば全部の謎が解決されるんだよ」


瑞原「……いや、待て。たしかに爆破の原因が地震だとすれば銃殺だってありえたかもしれない」

瑞原「でもそれはここにいる全員に可能だった……そうだろう?」

夢喰「……ううん、違うよ。そもそも瑞原君には犯人が誰なのかもうわかってるはずでしょ?」

瑞原「それは……」

夢喰「ねえ、あやのん。皐月君は銃殺されたにも関わらず誰もそう考えなかった」

夢喰「どうしてだと思う?」


銃殺だと思わなかった理由……?それは……


1.モノクマファイルに書かれていなかったから

2.胸に木の破片が刺さっていたから

3.拳銃が隠されていたから

4.死体の損傷がはげしかったから


安価↓2


選択 2 正解!

スキル『自画自賛』発動!

発言力6→7

虹橋「これが答えですよね……!」解!


虹橋「銃殺だと思わなかった理由……」

虹橋「それは胸に木が刺さっていたからですよね」

夢喰「うん、じゃあ次の質問」

夢喰「……どうして胸に木の破片が刺さっていたのかな?」

木の破片が刺さっていた理由……それは……


1.偽装工作のために犯人が刺したから

2.そこに胸があったから

3.偶然、爆発によって壊れた机の破片が飛ばされて刺さったから

4.犯人が意図的に刺さるように仕掛けを施したから

安価↓2

3


選択 3 正解!

虹橋「これかも……!」解!


虹橋「それは……偶然爆発に巻き込まれた机の破片が刺さったから……」

夢喰「うん、アタシもそうだと思うよ」

夢喰「じゃあ、次の質問……そもそもどうして爆発が起きたのかな?」

爆発があった理由……それは……


1.偶然、地震が起きたから

2.犯人が起爆スイッチを押したから

3.モノクマが意図的に爆破したから

4.時限爆弾だったから

安価↓2


選択 1 正解!

虹橋「これしか……ない!」解!


虹橋「偶然……地震が起こったからですね」

夢喰「……うん、その通りだよ」

夢喰「全部偶然が重なって起きたことだったんだ」

夢喰「じゃあ、最後の質問……」

夢喰「こんな偶然を起こせたのって誰だと思う?」


そんなことができる幸運の持ち主なんてひとりしかいない……
でもそれって……



怪しい人物を指名しろ!

安価↓2

夢喰

夢喰


夢喰華燐 正解!

虹橋「この人しか……いない!」解!


虹橋「夢喰さん……そんなの……そんな幸運の持ち主なんて……」

虹橋「超高校級の幸運であるあなたしか……いないじゃないですか……!」

夢喰「…………うん、ありがとう、あやのん」

虹橋「や、やめてください……そんなこと言わないでください……」

夢喰「ううん、だってあやのんはアタシのことを信じてくれた……」

夢喰「そして証明してくれたから……」

夢喰「これでやっと言えるよ」

夢喰「そう、皐月君を殺したクロは……」





夢喰「アタシ……夢喰華燐です」




 


冬山「……ほ、本当に……あなたがやったの?」

冬山「で、でもどうして……?」

夢喰「……偶然皐月君の計画を知っちゃたからかな」

名瀬「偶然……ですか?」

夢喰「うん……夢の中にね、城ちゃんが出てきて言ったの」

夢喰「皐月君が何かしでかそうとしてるから止めて欲しいって」

虹橋「冠城さんが……?」

夢喰「うん。もちろん、ただの夢だったし本気にはしてなかったんだけど……」

夢喰「気になって夜時間に出歩いてたらモノクマと話してる皐月君を見かけたんだ」

夢喰「そこで城ちゃんを殺したとか皆殺しにするとかなんとかって話を聞いちゃって……」

夢喰「念のため護身用の武器を手に入れてから皐月君と話し合いに行ったの」

夢喰「……でも駄目だった。皐月君は本気でみんなのことを殺すつもりだったみたい……」

夢喰「だからアタシは皐月君を撃った……これが事件の真相だよ」


差掛「じゃ、じゃあお前が最初から爆破は外から行われたと決め付けていたのは……」

差掛「皐月がすでに死んでいたと知っていたからだというのか?」

夢喰「……うん」

名瀬「で、ではわたくしが疑われたとき必死になっていたのは……」

夢喰「……ごめんね。名瀬ちゃんが爆破した犯人だとわかればあとはアタシが自供するだけでよかったから」

名瀬「そんな……謝らないでください」

名瀬「夢喰さんはみなさんのために……必死になって戦ってくれてたんでしょう?」

夢喰「……どうかな?正直怖くて本当のこと言えなかっただけの気もするけど……」

夢喰「それでもあやのんが証明してくれた。だからもういいの」

夢喰「今度こそ裁判を終わらせよう……」





冬山「そんなの……認められないわ!」





冬山「だってこんなの……誰にでもできたはずじゃない……!」

冬山「私にだってできたかもしれない……!」

冬山「夢喰さんが誰かを庇ってるかもしれないじゃない!」

夢喰「でも……冬山ちゃん……」

冬山「わかってる……本当はあなたのことを信じてあげなきゃいけないのはわかってるけど……」

冬山「でもこんなの納得できない……みんなを救うためにあなたが犠牲にならなきゃいけないなんて……!」

夢喰「……わかったよ、冬山ちゃん。それなら決定的な証拠をみせてあげる」


冬山「証拠……なによそれ?」

冬山「まさか拳銃を手にいれたときに入手した動機ファイルでも見せてくれるの?」

冬山「でもあなたは以前にモノクマゲームをプレイしてるから証拠にはならないわよ?」

冬山「それとも現場にあなたが訪れた証拠でも残ってるっていうの?」

冬山「あんな焼け焦げた音楽室の中に?」

冬山「証拠なんて……あるわけないじゃない……!」

夢喰「……ううん、そんなことないよ」

夢喰「さっき差掛君の発言で気付いちゃったんだ」

夢喰「私が皐月君と対峙した確かな証拠があることにね」


夢喰「ねえ、気付いてる?みんなの推理にはひとつだけ間違ってることがあるの」

瑞原「……間違いだと……?なんだそれは?」

夢喰「監視カメラの破壊のことだよ。素人が拳銃を使って……」

夢喰「それも一発で当てることなんて本当にできると思う?」

名瀬「えっと……別の方法を使って壊したってことですか?」

夢喰「たぶんね、でもその方法はたいした問題じゃない」

夢喰「問題は……拳銃がいつどうやって使われたかってことだよ」

虹橋「いつどうやって……?」

夢喰「……あやのんならもうわかるんじゃないのかな」

夢喰「あやのんに証明して欲しいの……!お願い……!」


……拳銃がいつどうやって使われたのか
それを証明すれば今度こそ本当に夢喰さんのクロが確定してしまう……
でも……


虹橋「……わかりました」

虹橋「ボクは……あなたのやったことを必ず証明してみせます……!」


夢喰さんの気持ちを踏みにじるわけにはいかないから……!


【ロジカルダイブ 開始】

Q1.拳銃を使ったのは誰と誰?


1.冠城と皐月

2.皐月と夢喰

3.夢喰と冠城


安価↓2

2


選択 2 正解!

監視カメラの破壊に使われなかったというなら……
拳銃を使ったのは皐月さんと夢喰さんしかいない
じゃあ何のために撃たれた……?


Q2.拳銃は何に向けられて撃たれた?


1.夢喰と皐月

2.監視カメラと皐月

3.監視カメラと夢喰


安価↓2

1


選択 1 正解!

拳銃を使った理由……それはお互いを撃つためのはず……!
問題はどっちが先に撃ったのか……?


1.皐月が先に撃った

2.夢喰が先に撃った

3.同時に撃った


安価↓2

3


選択 3 不正解

発言力7→6


……同時に撃った?いや、違うはずです。
皐月さんは即死だった……つまり拳銃をポケットに入れたり爆破スイッチを持つ余裕なんてない。
先に撃ったのは……


1.皐月が先に撃った

2.夢喰が先に撃った

×3.同時に撃った


安価↓2

1


選択 1 正解!

皐月さんは使った拳銃をポケットに戻していた……
つまり先に撃ったのは皐月さんのはず……!

すべて……繋がりましたよ……!


発言力6→7


    C O M P L E T E !


虹橋「わかりましたよ……!」

虹橋「拳銃を使ったのは皐月さんと夢喰さん……」

虹橋「そして先に引き金を引いたのは皐月さん……そうですね?」

夢喰「……うん」

虹橋「あなたを殺害したと思った皐月さんは拳銃をポケットにしまい……」

虹橋「ふと、爆破スイッチを手にしたんです……」

虹橋「夢喰さんがまだ生きてるとも知らずにね」

虹橋「そうして隙ができた皐月さんに銃口を向けて……あなたは引き金を引いたんです」

虹橋「……どうでしょうか?」

夢喰「……うん、大正解だよ。それで全部当たってる……」

夢喰「さすがあやのんだね!」


冬山「ま、待ちなさいよ!それは矛盾してるわ!」

冬山「皐月が先に撃って死んだと思ったってことは……」

冬山「実際に夢喰さんに銃が当たったってことじゃない……!」

冬山「そんなこと……絶対にありえないわよ?」

虹橋「いいえ、ありえるんですよ」

虹橋「なぜなら夢喰さんは超高校級の幸運だったから……!」

冬山「幸運だったら何が起きるって言うの?」

冬山「まさか銃弾をすり抜けたとか?」

冬山「いくら幸運だからって……」

冬山「銃弾が当たって無事な女の子なんてこの世に存在しないのよ……!」


【PTA 開始】


冬山「私はそんなの認めない……!」

冬山「誰かが犠牲になる必要なんてない……!」

冬山「夢喰さんは誰かを庇ってるだけ……」

冬山「勘違いをしてるだけなのよ!」

冬山「だからありえない嘘だってつく……」

冬山「【皐月が夢喰さんを殺したと勘違いするなんてありえないんだから……!】」






                子 生
                 △

   手 帳   □                ○   徒

                 ×
                 電




安価↓2

電子生徒手帳

電子生徒手帳


【×→△→○→□】 → 電子生徒手帳 正解!

虹橋「これで……終わりです!」論破!


虹橋「……冬山さん。皐月さんは夢喰さんを撃ったんです」

虹橋「そして銃弾は夢喰さんに当たった……だからこそ拳銃をしまったんです」

冬山「それなら夢喰さんは今頃死んでるはずでしょ?」

冬山「それとも銃弾は当たったけどやせ我慢をしてるっていうの?」

冬山「どっちもありえないじゃない!」

虹橋「……違うんです。たしかに銃弾は夢喰さんに命中したんです」

虹橋「ただし、夢喰さんの体ではなく夢喰さんの電子生徒手帳にね」

冬山「で、電子生徒手帳ですって……?」


夢喰「冬山ちゃん、アタシの電子生徒手帳見てくれる?」

夢喰「よく見ないとわかりづらいけど……小さなヘコミがあるでしょ?」

夢喰「それ銃弾が当たった跡なんだ」

冬山「た、たしかにへこんでるけど……」

夢喰「これがかなり頑丈だってこと冬山ちゃんも知ってるよね?」

夢喰「これは正真正銘アタシが皐月君に撃たれたっていう証拠だよ」

夢喰「あはは、それにしてもアタシって本当に運が良すぎだよね」

冬山「う、嘘……じゃあ本当に……」

虹橋「監視カメラの下にあった銃弾……」

虹橋「あれも偶然あそこへ飛ばされたんでしょう」

冬山「で、でも……でも……!」

虹橋「冬山さん、最後に最初から事件をまとめます」

虹橋「もし矛盾がなければ……夢喰さんを信じてあげてください……!」


【クライマックス推理 開始】


Act.1
すべては皐月さんがある恐ろしい計画を立てたことから始まりました。
その計画とは……火の海にした音楽室にボクたち全員を閉じ込めて(A.  )させることです。

Act.2
計画に必要なものは冠城さんの協力でした。
皐月さんは冠城さんに黒幕を倒すためと騙して(B.  )の破壊をさせたのです。
自分が爆破を行ったとき校則違反を起こさないようにするため……
そして冠城さんの死体を利用してボクたちが爆破に巻き込まれないようにするためです。

Act.3
冠城さんの殺害に成功し、音楽室にも爆弾をしかけた……
あとは実行するのみだったがここでアクシデントが発生したんです。
それはある人物に計画がバレたこと。偶然モノクマとの会話を聞いた夢喰さんが音楽室に現れたんです。

Act.4
計画を知られた皐月さんは迷わず夢喰さんを撃ちました……
銃弾は夢喰さんに当たった……死んだと思った皐月さんはすぐに拳銃をポケットにしまったんです。
……でも夢喰さんは生きていた。(C.  )が夢喰さんを守ってくれたんです。
そして夢喰さんは反撃……皐月さんを撃ったんです。

Act.5
皐月さんを撃ったあと、夢喰さんはすぐに自分の部屋へと戻りました。
本当ならそこで終わり……あとは自分が裁かれることを待つだけだったのでしょう。
だけどそこで予想外のことが起きてしまった……それが(D.  )です。
それによって皐月さんが握っていたスイッチが押ささり……音楽室で爆破が起きてしまったんです。

今回の犯人は自分がクロであることを自供しようと考えていた。
でも偶然に偶然が重なり犯人自身ですら解けない謎ができあがってしまっていたんです。

その偶然を引き起こせる幸運な人物……
それは……(E.  )……彼女しかいません……!

A:皐月さんがボクたちにさせようとしたことは?
B:冠城さんが破壊したものは?
C:銃弾から夢喰さんの身を守ってくれたものは?
D:爆破が起きた理由は?
E:皐月さんを殺したクロは?

安価↓2

A自殺
B監視カメラ
C電子生徒手帳
D地震
E夢喰さん

A集団自殺
B監視カメラ
C電子生徒手帳
D地震
E夢喰華燐


>>978 正解!
>>979 正解!



虹橋「これが……事件の全貌ですよ!」解!




   


【クライマックス再現 開始】


Act.1
すべては皐月さんがある恐ろしい計画を立てたことから始まりました。
その計画とは……火の海にした音楽室にボクたち全員を閉じ込めて集団自殺させることです。

Act.2
計画に必要なものは冠城さんの協力でした。
皐月さんは冠城さんに黒幕を倒すためと騙して監視カメラの破壊をさせたのです。
自分が爆破を行ったとき監視カメラを壊さないようにするため……
そして冠城さんの死体を利用してボクたちが爆破に巻き込まれないようにするためです。

Act.3
冠城さんの殺害に成功し、音楽室にも爆弾をしかけた……
あとは実行するのみだったがここでアクシデントが発生したんです。
それは夢喰さんに計画がバレたこと。偶然モノクマとの会話を聞いた夢喰さんが現れたんです。

Act.4
計画を知られた皐月さんは迷わず夢喰さんを撃ちました……
銃弾は夢喰さんに当たった……死んだと思った皐月さんはすぐに拳銃をポケットにしまったんです。
……でも夢喰さんは生きていた。電子生徒手帳が夢喰さんを守ってくれたんです。
そして夢喰さんは反撃……皐月さんを撃ったんです。

Act.5
皐月さんを撃ったあと、夢喰さんはすぐに自分の部屋へと戻りました。
本当ならそこで終わり……あとは自分が裁かれることを待つだけだったのでしょう。
だけどそこで予想外のことが起きてしまった……それが地震です。
それによって皐月さんが握っていたスイッチが押ささり……音楽室で爆破が起きてしまったんです。

今回の犯人は自分がクロであることを自供しようと考えていた。
でも偶然に偶然が重なり犯人自身ですら解けない謎ができあがってしまっていたんです。

その偶然を引き起こせる人物……
それは……夢喰華燐さん……彼女しかいません……!





      P E R F E C T !


虹橋「……これが事件の全てです」

虹橋「夢喰さんは自分を犠牲にして……必死にボクたちを救おうとしてくれたんです!」

虹橋「だからボクたちがここで逃げちゃだめなんです……」

虹橋「夢喰さんを信じて……投票をしましょう」

冬山「……そう、ね。私が現実から目を背けちゃ駄目なのよね」

冬山「ごめんなさい……夢喰さん」

夢喰「ううん……謝る必要なんて何もないよ」

夢喰「だってアタシは……やっと……」






夢喰「みんなのおかげで自分の幸運に打ち勝つことができたんだから」





 















      ドルルルルルルルル

        ドンッ



            VOTE

      【ムクロ】【ムクロ】【ムクロ】



   学 級 裁 判   閉 廷 !


 

今日はここまで
続きは次スレでやります

乙 幸運ちゃんがここにきて退場とは思わなかった

最近埋め嵐がいるから次スレ建てといた方がいいと思う

乙です

乙です!
夢喰ちゃんなら幸運でオシオキも助かるって展開は‥‥ないかぁ~
ちなみにずっと冬山さんを本当の最初から疑っていたら普通にソニアさん急にいい人だった‥申し訳ないです‥まだ黒幕の可能性もあるが多分ないだろうし

乙乙
幸運か……

次スレ立てました

【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】4
【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】4 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425306326/)

ここはもう埋めてもらってもかまいません
埋らなかったら1レス短編か次回予告で埋めます

ちなみに当初の予定では5章のクロは主人公ともうひとりの誰かにするつもりでした
主人公補正にクロにならないと書かれていないのはそのためだったりします

それと次スレの生徒名簿には女子の分だけ胸囲追加しておきました


選択 2


虹橋「……ボクはみんなを信じて皐月さんに投票すべきだと思います」

虹橋「夢喰さん……あなただって皆さんのこと信じていますよね?」

夢喰「あ、アタシは…………」

名瀬「夢喰さん、もういいではないですか」

名瀬「これ以上お互いを疑わなくてもいいんですよ……?」

夢喰「でも……」

差掛「いいかげんにしろ。お前にはクロがわかってるとでも言うつもりなのか?」

差掛「ならなぜそれを言わない?隠す必要なんてないはずだ」

夢喰「うう……だって……だって……」

瑞原「俺たちを信じろ……今までだて正しい答えを出してきただろう?」

冬山「そうよ、不安な気持ちはわかるけど……」

冬山「私たちがいるから安心して大丈夫よ……?」


違う……違うよ……
それじゃあみんなは……


冬山「さあ、モノクマ。投票タイムよ」


待って……それじゃあ駄目なの……


名瀬「皐月さんに投票……それでいいんですよね?」


違う……アタシに投票しないと……


差掛「当たり前だ。俺の答えに間違いはない」


間違ってる……ここで言わないと……


瑞原「……いいな。じゃあ投票するぞ?」


言わないと……言わないと……


虹橋「これで……終わりですよ」


……どうして……?声が出ないよ……


怖い……こんなの駄目だってわかってるのに……







駄目……待って……!






――――
――




 






「ねえねえ、今どんな気持ち?」




「せっかく自分だけ生き残れたんですよ?もっと喜ばなくっちゃ!」





「……うぷぷぷ、随分と絶望してるみたいだねぇ」





「でもそれじゃあ最後の学級裁判を乗り切れないよ?」





「え?それはもちろんオマエラ自身の本当の秘密を知るための裁判ですよ」





「……ふーん、まあそれでもいいけどさ」





「それじゃあ、さようなら。もう二度と会うこともないでしょう……」






……結局アタシがここに来た時点でこうなることはわかってた

だってアタシは超高校級の幸運なんだもん

何をしようが死ぬことはないし何をしようがうまくいかない

だからもういい……何も考えない……

どうせ運命なんて変わらないから……




バッドエンド『変えられない運命』

 

もし>>856で選択2を選んでいた場合大体こんな感じでバッドエンド直行ルートになってました





        GAMEOVER
  カツラギさんがクロにきまりました。
     おしおきをかいしします。


 


  【禁断の恋!?カツラギロミオとカンシロジュリエット!】

      超高校級の演劇部  葛城秋子処刑執行


用意されたのはかつて演じたことがある舞台

ロミオとジュリエットの劇で使われたステージだった

舞台上にはロミオを衣装を着せられた葛城……

そしてジュリエットの衣装を着せられた冠城の2人だけ……

2人の体には糸が括りつけられ、まるでマリオネットのような状態になっている

モノクマが糸を引くと葛城の手が動き……短剣を握らされる

必死にふりほどこうとするもまったく意味がなく……

持っていた短剣を冠城の胸に突き刺してしまう

そうしてやっとモノクマが糸から手を離し、体が自由になる

自分の妹を殺してしまい悲しみにくれる葛城……

ふと、自分のポケットを探ると毒薬のビンがあることに気がつく


……迷わず毒薬を飲み干す


その瞬間、冠城だと思っていたものは急に起き上がり自分の皮を剥いでいく

冠城の中から出てきたのはモノクマ……そしてそのモノクマがプラカードを掲げる




ドッキリ大成功!



 




        GAMEOVER
   シシバさんがクロにきまりました。
     おしおきをかいしします。


 


    【針の上で天使は何人踊れるか?試してみました!】

      超高校級のバレリーナ  神々廻宮子処刑執行


鉄のトゥーシューズを履かされ、処刑場に連れて行かれる神々廻宮子

そこには巨大な針が一本……そしてその周りを囲むように小さな針がびっしり並んでいた

鎖で巨大な針の上まで無理やり引っ張られた瞬間……鎖が解ける

つま先ほどもない狭すぎるステージ

それでも神々廻はなんとか踊ろうと必死に体を動かし……

持ち前の人並みはずれたバランス感覚と鍛えられた体のバネを使って踊り続ける

中々落ちない神々廻を見かねて一体のモノクマが羽毛枕を投げつける

それでも落ちない神々廻……

だがそれに釣られて他のモノクマも一斉に羽毛枕を投げつけ……そして……




―――――グサグサグサグサグサグサ!!




バランスを崩した神々廻が針の山に落ちて全身が串刺しになる

自分の死を悟った神々廻は最後に枕から溢れて散り落ちる羽毛を目にする……

真っ黒に染まった堕天使のような羽を……


なんちゃって次回作予告


【超高校級の夢の国の住人】が立ち向かう新たなコロシアイ生活……


「ボクは超高校級の夢の国の住人だよ!よろしくね!」

「俺は世界で一番有名な夢の国のヒーローをやってるんだ。ま、仲良くやろうぜ」

「私は夢の国のアイドルなんだにゃん!よろしくにゃん!」


【宇宙ステーション】に17人の超高校級が集まる……


「……知ってる?宇宙って天国に一番近いところなのよ?」

「よっしゃぁあああああ!!燃えるぜ!とりあえず宇宙に裸でダイブしよーぜ!」

「あたし宇宙で巨大プリン作るの夢だったんだよね!無重力最高だゆ!」


【モノクマ】……そして【超高校級のアンドロイド】……


「うぷぷぷ、今度はここで暴れちゃうぞー!」

「わらわは超高校級のアンドロイドなのじゃ!よきにはからえ!」


【超高校級の心理学者】や【『超高校級の探偵』マニア】とともに立ち向かう学級裁判……!


「……その心……見抜いたぞ!犯人はお前以外にいない……!」

「私様の推理によると……あなたの前世はゾウリムシね!」


【宇宙に渦巻く絶望の影……そこに希望の光はあるのか?】


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    ダンガンロンパ・エターナル(仮)


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みたいのやるかもしれません
近日公開予定

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