・オリジナルダンガンロンパです。オリキャラがメインとなります。
・ダンガンロンパ1・2のネタバレがあります。
・内容にそぐわない安価は無視して進めますので注意。
【前スレ】
プロローグ ~ チャプター2(非)日常編
【オリジナルダンガンロンパ】安価でコロシアイ学園生活もち【安価】
【オリジナルダンガンロンパ】安価でコロシアイ学園生活もち【安価】 - SSまとめ速報
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チャプター2非日常編 ~ チャプター3非日常編
【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】2
【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403881631/)
チャプター4(非)日常編 ~ チャプター5学級裁判
【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】2
【染物師ロンパ】オリジナルダンガンロンパあんころもち【安価】3 - SSまとめ速報
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【生徒名簿】
生徒番号01
【超高校級の染物師】 虹橋 彩乃 (にじはし あやの)
性別:女性
コミュ力5 精神力9
身長:145cm
体重:42kg
胸囲:75cm
スキル
「主人公」:いかなる場合でも被害者・黒幕にならない。コミュ力+4
「自信家」:自分に自信を持っている。それは根拠ある自信で努力の賜物。
「几帳面」:染め物をして身につけた几帳面さ。仕事は細かいところまでこなし、ルールや約束は絶対に守る。
「草食系」:恋愛に対して消極的。自ら男性にアプローチすることはしない主義。
生徒番号02
【超高校級のレーサー】 秋田 聖也(あきた せいや)
性別:男性
コミュ力4 精神力5
身長:171cm
体重:66kg
スキル
「ぶりっ子」:かわい子ぶって誰にでもいい顔をする。
「スピード狂」:とにかくスピードが出る乗り物が好き。乗り物に乗って我を忘れることはしょっちゅう。
「正々堂々」:何事にも真正面から立ち向かう。曲がった行為が大嫌い。
生徒番号03
【超高校級のメイド】 壬生 霞(みぶ かすみ)
性別:女性
コミュ力8 精神力3
身長:160cm
体重:46kg
胸囲:85cm
スキル
「明朗快活」:明るく元気。誰とでも仲良くなれる。
「ドジっ子」:基本なんでもこなすが、簡単な仕事でも失敗することがある。
「不思議ちゃん」:たまに意味不明なことを呟く。でもそれがウケることも。
生徒番号04
【超高校級の数学者】 差掛 慧真(さがけ けいま)
性別:男性
コミュ力1 精神力6
身長:180cm
体重:70kg
スキル
「クール」:いかなる状況でも冷静な判断をする。精神力+3
「無礼」:人を見下した態度をとる。
「残念イケメン」:誰もが認めるイケメン。だが…
生徒番号05
【超高校級の演劇部】 葛城 秋子(かつらぎ あきこ)
性別:女性
コミュ力3 精神力3
身長:150cm
体重:45kg
胸囲:77cm
スキル
「天邪鬼」:目立ちたいがために人とは逆のことをしようとするひねくれもの。
「派手好き」:派手で目立ちたがり。
「短気」:気が短い。衝動的な行動をとりやすい。
生徒番号06
【超高校級のバスケットボール選手】 番場 千種(ばんば ちぐさ)
性別:男性
コミュ力6 精神力9
身長:199cm
体重:87kg
スキル
「遊び人」:女遊びが好きで軽い性格をしている。コミュ力+2
「天才肌」:努力している素振りはまったく見せないため天才を思わせる雰囲気を持つ。実際に人並みはずれた才能を持ち合わせている。
「刹那主義」:将来や過去のことよりも今のこの瞬間が大事だと考えている。
生徒番号07
【超高校級の図書委員】 名瀬 式未(なぜ しきみ)
性別:女性
コミュ力4 精神力6
身長:165cm
体重:52kg
胸囲:86cm
スキル
「引っ込み思案」:内気で自分から人前に出るようなことはしない。
「乙女チック」:清楚で少女のような雰囲気がある。純粋無垢で少女趣味あり。
「お嬢様」:家がお金持ちで大事に育てられたため世間知らずなところがある。
生徒番号08
【超高校級の原型師】 南条 昴(なんじょう すばる)
性別:男性
コミュ力6 精神力7
身長:170cm
体重:95kg
スキル
「頑固者」:自分の信念は絶対に曲げない。固執して孤立してしまうことも。
「挙動不審」:本人にその気はないが周りからすると普通の行動も怪しく見えてしまう。
「動けるピザ」:デブ。だが素早い。そのせいで動きが不自然に見えることも。
生徒番号09
【超高校級のバレリーナ】 神々廻 宮子(ししば みやこ)
性別:女性
コミュ力6 精神力5
身長:158cm
体重:45kg
胸囲:84cm
スキル
「魅了」:人を惹きつける魅力がある。ひとたび踊れば誰もが目を奪われる。
「自信過剰」:自分の力に対して大いに自信を持っている。しかし、実力以上のことをして失敗することも。
「お茶目」:無邪気で子供っぽいところがある。
生徒番号10
【超高校級のカレー屋】 瑞原 華零(みずはら かれい)
性別:男性
コミュ力0 精神力9
身長:172cm
体重:66cm
スキル
「ツッコミ気質」:ツッコミせずにはいられない。だがボソっとツッコミを入れるためスルーされることも。
「柔和」:態度がものやわらかでいつも落ち着いている。
「優れた話術」:話術に優れているが基本的にツッコミ専門なのでそのスキルがあまり生かされることはない。
生徒番号11
【超高校級のカウンセラー】 冬山 涼子(ふゆやま りょうこ)
性別:女性
コミュ力7 精神力4
身長:170cm
体重:55kg
胸囲:82cm
スキル
「傲岸不遜」:人を見下し驕り高ぶった態度をとる。だが不思議とそれが癖になったりする。
「天然」:高慢な態度をとる割りに天然ぼけなところがある。本人は天然だと言われることが嫌い。
「オカン属性」:世話焼きで説教好き。お母さん呼ばわりされると怒る。
生徒番号12
【超高校級の弁論部】 椎名 正義(しいな まさよし)
性別:男性
コミュ力0 精神力2
身長:174cm
体重:66kg
スキル
「二面性」:表の顔と裏の顔を持つ。裏の顔を見せるのが怖いあまりに人との間に距離をとっている。
「深読み」:必要以上に考える癖があり、物事には必ず裏があると考えている。
「美声」:濁りのない透き通った声を持つ。美声がゆえに言ってることがちんぷんかんぷんでも人を説得させることができる。
生徒番号13
【超高校級の腹話術師】 冠城 羽衣(かんしろ うい)
性別:女性
コミュ力7 精神力7
身長:149cm
体重:43kg
胸囲:77cm
スキル
「無口無表情」:本人は無表情でほとんど喋らない。代わりに人形に喋らせている。
「狡猾」:ずるがしこいところがある。自分が言いたくない本心は全て人形に喋らせる。
「恥ずかしがりや」:自分の言葉で話すことを恥ずかしいと思っており全て人形まかせ。
「腹話術」:牛のぬいぐるみをいつも手にはめて喋らせている。名前はカウディ。
生徒番号14
【超高校級の書道家】 堀田 実(ほった みのる)
性別:男性
コミュ力4 精神力2
身長:169cm
体重:65kg
スキル
「のんびり屋」:のんびりマイペース屋。自分のペースを乱されると集中力が途切れる。
「実直」:素直で誠実。表裏がない性格。
「正義感」:正義感にあふれている…がそれに見合った行動を実行できないこともしばしば。
生徒番号15
【超高校級の幸運】 夢喰 華燐(むくろ かりん)
性別:女性
コミュ力6 精神力0
身長:153cm
体重:49kg
胸囲:82cm
スキル
「一握りの幸運」:特別な幸運は訪れない。だが最悪の状態を回避するだけの幸運は持ち合わせている。プラスマイナス0.1の幸運
「嘘つき」:自分のための嘘なら平気でつく。ある意味正直者。
「野心家」:いつか大きなことをしてやるという野望を持っている。だが今は幸運頼み。
生徒番号16
【超高校級の解体屋】 皐月 始(さつき はじめ)
性別:男性
コミュ力6 精神力4
身長:174cm
体重:62kg
スキル
「安全第一」:何よりも安全を一番優先に考えている。危険なものには敏感。
「分解癖」:何でもかんでも分解してしまう癖がある。工具セットをもたせると危険かも。
「被害妄想」:いつだって自分は嫌われていると思い込んでいる。気難しい。
校則
◇◆
1.生徒達はこの学園内だけで共同生活を送りましょう。共同生活の期限はありません。
2.夜10時から朝7時までを"夜時間"とします。夜時間は食堂の扉を施錠するので、注意しましょう。
3.就寝は寄宿舎に設けられた個室でのみ可能です。他の場所での故意の就寝は居眠りと見なし罰します。
4.希望ヶ峰学園について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。
5.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラと鍵の掛かっているドアを破壊することを禁じます。
6.仲間の誰かを殺したクロは"卒業"となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。
7.生徒で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。
8.学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。
9.学級裁判で正しいクロを指摘出来なかった場合は、クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。
10.コロシアイ学園生活で同一のクロが殺せるのは、2人までとします。
11.電子生徒手帳の他人への貸与を禁止します。
12.娯楽室に設置してあるモノクマゲームの筐体を破壊することを禁じます。
13.なお、校則は順次増えていく場合があります。
◇◆
以下、ネタバレ注意
【獲得スキル一覧】
獲得スキル
「自画自賛」:5回連続正解すると発言力が2増える
「ボキャブラリー」:裁判中一度だけ、閃きアナグラムで必要のない文字を消し去ることができる
「ラッキースター」:モノクマメダルを手に入れた時、レスのコンマがゾロ目だった場合2倍もらえるようになる
「ディスメンタル」:ノンストップ議論の時、精神力を3使って不必要なコトダマを取り除くことができる
「スーパースパイス」:閃きアナグラムの時、精神力を2使って2文字を開放できる
「注目の発言力」:発言力の最大値が+2される
「インスピレーション」:ノンストップ議論または反論ショーダウンの時、精神力を3使ってダミーの論破ポイントと賛成ポイントを消し去ることができる
【モノクマメダル】
148枚
【現在の生き残り情報】
【ALIVE】
【超高校級の染物師】 虹橋 彩乃 (にじはし あやの)
【超高校級の図書委員】 名瀬 式未(なぜ しきみ)
【超高校級の数学者】 差掛 慧真(さがけ けいま)
【超高校級のカレー屋】 瑞原 華零(みずはら かれい)
【超高校級のカウンセラー】 冬山 涼子(ふゆやま りょうこ)
【超高校級の幸運】 夢喰 華燐(むくろ かりん)
【DEAD】
【超高校級のバスケ選手】 番場 千種(ばんば ちぐさ)
【超高校級のメイド】 壬生 霞(みぶ かすみ)
【超高校級の弁論部】 椎名 正義(しいな まさよし)
【超高校級のバレリーナ】 神々廻 宮子(ししば みやこ)
【超高校級の演劇部】 葛城 秋子(かつらぎ あきこ)
【超高校級の書道家】 堀田 実(ほった みのる)
【超高校級の原型師】 南条 昴(なんじょう すばる)
【超高校級の腹話術師】 冠城 羽衣(かんしろ うい)
※キャラ参考画像
http://i.imgur.com/10hE99F.png
以上、ここまでテンプレ。
5章の学級裁判閉廷後から始めます。
前スレ埋め完了
0章までほぼ安価ないので少しづつ進めます
【リザルト】
発言力ボーナス 7
精神力ボーナス 4
合計 11
ノンストップ議論 4
反論ショーダウン 0
閃きアナグラム 5
ロジカルダイブ 2
PTA 1
選択肢・コトダマ・人物セレクト 7
回想コネクト 0
ロジックセレクト 3
クライマックス推理 5
ノーミス正解数合計 27
獲得モノクマメダル 38
現在の所持メダル 148
スキル「ラッキースター」発動!
↓コンマがゾロ目の場合モノクマメダル取得が2倍に!
スキル「ラッキースター」不発!
モノクマメダル38枚獲得!
現在の合計メダル186枚!
モノクマ「……お見事大正解!」
モノクマ「今回、皐月クンの凶行を止めるため殺人を犯したクロは……」
モノクマ「超高校級の幸運、夢喰華燐さんでした!」
モノクマ「……いやいや、本当に夢喰さんはお手柄でしたね」
虹橋「何がお手柄ですか。そのせいで夢喰さんは……」
モノクマ「それは違うよ。ボクは心の底から夢喰さんに感謝してるんだから」
モノクマ「おかげで……ボクたちの中に潜んでいた超高校級の絶望はすべていなくなったのですからね」
差掛「超高校級の絶望だと……?皐月のやつがそうだったというのか?」
モノクマ「皐月クンというか……皐月クンと冠城さんのふたりですかね」
冬山「う、嘘……冠城さんまで超高校級の絶望?信じられない……」
モノクマ「そりゃそうですよ」
モノクマ「今まで超高校級の絶望になる前まで記憶を奪っていますからね」
モノクマ「本人には超高校級の絶望だったという自覚はまったくなかったんじゃないですか?」
夢喰「え……でもそれなら皐月クンは?」
夢喰「アタシがあの時……音楽室で会った皐月クンはまるで別人だったんだよ……?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夢喰「さ、皐月君……?こんなところで……な、何してるの?」
皐月「……あれ?キミこそなんでこんなところにいるの?」
夢喰「さっき皐月君がモノクマと話してるのを聞いちゃって……」
夢喰「そ、それより……そっちに倒れてるの城ちゃんだよね……?」
夢喰「もしかして……死んでるの?」
皐月「はあ……見られちゃったか。本当に困ったなぁ」
夢喰「さ、皐月君が城ちゃんを殺したの!?な、なんで!?」
皐月「……別にキミが知る必要なんてない」
皐月「悪いけどここで死んでもらうよ」
夢喰「し……死ぬ?」
皐月「いくらキミが幸運だろうと狙いは絶対に外さない……」
皐月「こう見えてボクは人を撃つのが得意なんだよ」
夢喰「う、嘘だよね……?やめ……」
『バンッ!』
皐月「……よかった。もしかしたら不発になるかもと思ったけど」
皐月「ちゃんと当たってくれたみたいだね」
……い、痛い、痛いよ……。
あ、アタシ死んじゃうの……?こんなところで……?
いや……死にたくないよ……。
皐月「……ひとつ死体が増えちゃったけど問題はないかな?」
皐月「いや、むしろ夢喰さんがここでリタイアしてくれて助かったよ」
皐月「もしこのスイッチを押したとき……不発でしたってなったら洒落にならないからね」
皐月「これで安心してみんなに死んでもらえるよ」
……やっぱりそうなんだ。皐月君はみんなを殺すつもりで……。
止めなきゃ……止めなきゃ……。
皐月「さて、この死体ももう少しステージの近くに移動させなきゃ……」
皐月「……え?」
『バンッ!』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夢喰「……たしかにみんなのことを殺そうとしていた」
夢喰「皐月君は元々あんなだったって言うの?」
モノクマ「ああ、実は皐月クンだけは記憶を取り戻していたんですよ」
モノクマ「前回の学級裁判が終わった後にね」
瑞原「記憶を取り戻していた……だと?」
モノクマ「そうです!南条クンが残していったこの脱出スイッチを使ってね!」
虹橋「あ!それはボクが手に入れた……!どうしてあなたが持っているんですか!?」
差掛「いや、それよりもそれと記憶とどう関係があるんだ?」
モノクマ「実はこれ玄関ホールのシェルターを開くためのスイッチじゃなくて……」
モノクマ「頭の中の深い深いところに閉じ込められていた記憶を脱出させるためのスイッチなんです!」
冬山「そ、そのスイッチで本当にそんなことができるの……?」
モノクマ「人は死の間際になると走馬灯が見えてくるもの……」
モノクマ「このスイッチはギリギリ死なない程度の電流を体に流し、無理やり記憶を呼び戻すのです」
名瀬「それで皐月さんは超高校級の絶望に戻ってしまわれたと……」
名瀬「そういうことだったんですわね」
瑞原「今回は動機も発表されないうちに殺人が起きたから妙だと思っていたが……」
瑞原「最初から動機は存在していたんだな」
差掛「……ふん、今更やつの動機なんてどうでもいい」
差掛「それよりもさっき言っていた超高校級の絶望がすべていなくなったとはどういう意味だ?」
モノクマ「言葉通りの意味です。無事正義は執行され、絶望はいなくなり希望のオマエラだけが生き残ったのです」
虹橋「待ってください。あなたは?あなたはどうなんですか?
冬山「そうよ!あんたが一番の厄介者じゃないの!」
モノクマ「……ぼくを超高校級の絶望なんかと一緒にされたら困るね」
モノクマ「かといってきみたちと一緒かと言われたらそれも違う」
モノクマ「ぼくはちょっとしたイレギュラー的存在なのさ」
モノクマ「まあ、ボクの正体はいずれわかるからいいんですよ」
モノクマ「……最後の学級裁判でね」
虹橋「最後の学級裁判……?まだボクたちに何かさせるつもりなんですか?」
モノクマ「学級裁判は人殺しのクロを見つけるための裁判です」
モノクマ「そしてクロ探しのついでにこの学園の秘密を解いてもらいます」
虹橋「ふ、ふざけないでください!ボクたちはもうコロシアイなんてしませんよ!」
モノクマ「オマエラにその気があるかどうかなんてどうでもいいのです」
モノクマ「もしクロも学園の謎も解けなかったら……一生ここにいてもらうだけなんですから」
夢喰「……でもそれって逆に言えば謎さえ解ければ学園から脱出できるってこと?」
モノクマ「もちろんです!クマに二言はありません!」
夢喰「……そっか。よかった。じゃあみんなは無事にここから出られるんだね」
モノクマ「……残念ながらそのみんなの中に夢喰さんは含まれていませんがね」
夢喰「それでもいいよ。アタシは初めて……誰かのために幸運を分けてあげられる」
夢喰「それが嬉しくてしょうがないんだ」
虹橋「む、夢喰さん……」
夢喰「アタシはずっと……漠然とだけど何か大きなことをしたかった」
夢喰「そしてみんなのことを助けることができた」
夢喰「それってとても大きなことだと思う」
夢喰「だからアタシに悔いはない」
夢喰「……それでもやっぱり死ぬのは少し怖いけどね」
夢喰「冬山ちゃん、最後までアタシのこと庇ってくれてありがとね」
冬山「それはこっちの台詞よ。……感謝しても感謝しきれないわ」
夢喰「名瀬ちゃん、これからもあやのんと仲良くしてあげてね」
名瀬「は、はい……!もちろんです……!」
夢喰「差掛君はもう少しみんなと仲良くしてよね」
差掛「……その、なんだ……前向きに検討しておく」
夢喰「瑞原君は……みんなが無茶しないように守ってあげてね」
瑞原「……ああ、これ以上はもう犠牲は出させない」
夢喰「それから……あやのんは……えーと……」
夢喰「言いたいこといっぱいあって思いつかないや」
虹橋「ぜ、全部言ってくださいよ……全部聞きますから……」
夢喰「うーん、じゃあ一言だけ……」
夢喰「……今までありがとね。あやのんはアタシの一番の親友だよ」
モノクマ「……さて、残念ですがこれもルールなのではじめちゃいます」
モノクマ「それでは、いきましょう!」
モノクマ「オシオキターイム!」
GAMEOVER
ムクロさんがクロにきまりました。
おしおきをかいしします。
【運命を乗り越えろ!絶対幸運少女!!】
超高校級の幸運 夢喰華燐処刑執行
高く吊るされた巨大な鳥篭の中……その中に閉じ込めれた夢喰華燐
外に出るために扉を開けようとするが爆弾が取り付けられていることに気がつく
爆弾を取り外すためには扉に括りつけられたコードを正しい順番で切らなければならない
慣れない手つきで適当に切っていく……そして最後に残ったコードを切り離し……
扉が開く……が偶然吹いた強風によって空へと投げ出された
鳴り響く轟音を聞きながら落下していく夢喰
このまま地面に叩きつけられる……はずだったが急に減速する
偶然飛んでいた巨大な青い鳥の嘴がパーカーに引っかかりなんとか助かったのだ
……のも束の間、来ていたパーカーが脱げてまた落下し……
―――――――――グシャ!
……なぜか地面が体を優しく包む
夢喰が落下した場所は異常なほど四つ葉のクローバーが群生しており、クッションとなったのだ
自らの幸運によって助かった夢喰はそのまま空を見上げるのだった
―――――――――ドン☆
がその瞬間、巨大隕石が直撃……
一瞬にしてあたり一面焼け野原となった
モノクマ「……ふう、これで処刑執行完了ですね」
虹橋「……そ、そんな……嘘……ですよね?」
虹橋「だって……だって夢喰さんは幸運のはず……」
虹橋「こんなオシオキなんかで死ぬわけ……」
モノクマ「あのねぇ、その幸運を跳ね除けたのは虹橋さんじゃないか」
モノクマ「キミが夢喰さんの罪を証明した時点でもう幸運じゃなくなってるんですよ」
……心のどこかではもしかして助かるんじゃないかと思っていた
でもまさか……本当に……本当に処刑されるなんて……
モノクマ「正直ボクとしても不本意なんですよ?でもしかたないのです」
モノクマ「これがここでのルールなんですから」
差掛「何がルールだ。そのルールを作ったのはお前だろうが……!」
モノクマ「いやいや、それはちょっと違うんだなぁ」
モノクマ「だってそのルールを作った人はもう死んでるんですからね」
瑞原「……どういうことだ?」
モノクマ「うぷぷぷ、その謎を暴くのが最後の学級裁判ですよ」
モノクマ「だから……そのためにキミたちにはこれを渡しておかなくっちゃね」
虹橋「……脱出スイッチ……!」
モノクマ「そう、それを使えばオマエラの閉じ込められた記憶はすべて戻ります」
モノクマ「記憶を取り戻したうえで……最後の学級裁判に臨んでください」
――――
――
―
ー食堂ー
差掛「それで……どうする?」
名瀬「記憶が戻ると言ってましたが正直不安ですわね……」
瑞原「……だがここまで来たら押すしかないだろう」
冬山「そうね……じゃあまず差掛に実験台になってもらって……」
差掛「おい、ふざけるな」
虹橋「……ボクが最初にやります」
瑞原「お前が?いや、ここは俺が……」
虹橋「元々これはボクが手に入れたスイッチです」
虹橋「だからボクにやらせてください」
瑞原「……わかった。お前にまかせたぞ」
ボクたちは夢喰さんや……他の死んだ人たちのためにも進まなきゃいけない
だから……絶対に記憶を取り戻してみせますよ
『ポチッ』
――――――
記憶が……鮮明に……頭の中に流れてくる……
――
そうです……ボクたちは自らこの学園に閉じこもって……
―
そこにはボクたち5人と……番場さん……堀田さん……夢喰さんがいて……
――――
他にも……ウサミさんに……カントクに……それから……
――
神座さんも……
―――
――
―
記憶がすべて戻る……
そうすればきっと学園の謎も解けて……
絶望はすべて消えて……
希望が残る……
きっとそうなるに決まっている……
この時はボクはまだ……そんな勘違いをしていた……
【CHAPTER05 そして希望もなくなった END】
生き残りメンバー ???人
To Be Continued
今日はここまで
次回は0章から始めます
今日の21時頃再開します
黒幕については6章の捜査後にはもう誰なのかわかるかと思います
予想や考察は自由にやってもらってかまわないです
監視カメラについては野球ボールを投げてぶつけたとかそんな感じです
その辺はあまり重要じゃなかったので説明省かせてもらいました
【CHAPTER00 シナリオは遥か彼方】
ー????ー
虹橋「……なんだか大変なことになってしまいましたね」
堀田「本当だよ。これからどうなるのやら」
番場「いやいや、物は考えようだぜ?」
番場「これからここで女の子と一緒に共同生活なんてワクワクしねーか?」
差掛「……たしかにお前みたいな年中発情期だったらさぞ楽しかっただろうな」
冬山「逆にここって危険なんじゃないのかしら?」
番場「ふっざけんな!危険じゃねーよ!俺は獣か何かか!?」
番場「……ったく人が楽しく過ごせるコツでも教えてやろーと思ったのによ」
夢喰「あはは、たしかにネガティブなことばかり考えてもしょうがないもんね」
番場「だろ?というわけで今日の夜俺の部屋で楽しいことでもしよーぜ!」
夢喰「……ねえ、あやのん。今日あやのんの部屋に泊まりにいっても良い?」
虹橋「ええ、かまわないですよ」
番場「……俺も泊まりにいっていい?」
虹橋「駄目です」
瑞原「たしかに前向きに考えることも大事だが……」
冬山「ここって娯楽も少ないし少し退屈よね」
名瀬「わたくしとしては図書室があれば十分ですわ」
名瀬「ここで一生過ごすことを考えればとても少ない量ではありますけどね……」
夢喰「うえー、マジ?アタシなんて一生かけても読める気がしないよ」
番場「そうか?なんならオレが手取り足取り本を読むのを手伝ってやるぜ?」
名瀬「……どうして本を読むのに手取り足取り手伝う必要があるのでしょう?」
瑞原「……必死すぎだろ」
夢喰「あーあ、カントクが外からおもしろいもの持ってきてくれればいいのに」
虹橋「それはさすがに無理でしょう」
虹橋「いくらあの人が希望ヶ峰学園の権威ある研究者でも今はボクたちと同じただの避難民ですからね」
番場「そういやカントクは何してるんだ?それに神座のやつもいねーじゃんか」
差掛「カントクのやつはどうせ自分の部屋に引きこもって研究を続けてるんだろう」
堀田「神座君は……何考えてるかよくわからないしなぁ」
虹橋「しかたがないですね。ちょっとボク神座さんを探してきますよ」
ー???-
神座「……こんにちは、あなたが来ることは2時間34分46秒前からわかっていましたよ」
虹橋「また先見の才ってやつですか?相変わらず変な才能ばっかりあるんですね」
神座「……そうです。オリジナルはもっとまともな才能が揃っていたはずなんですけどね」
虹橋「ええと……また神座さんのわけのわからない話ですか?」
神座「……そうです。あなたたちにはわからないわけのわからない話です」
虹橋「そういうのやめたほうがいいですよ。みんな神座さんは電波だと言ってるんですよ?」
虹橋「もう少し協調性を持ってですね……」
神座「いいんです。所詮私は神座の名を冠したモブに過ぎませんから」
虹橋「モブ……??」
神座「それより話があります」
神座「いいですか?よく聞いてくださいね?」
虹橋「は、はい。聞いてますよ」
神座「本当に聞いていますか?私は今あなたに話しかけてるのではありませんよ」
虹橋「え?え?」
神座「……まあ、これは才能のない人間には一生わからないことでしょう」
虹橋「あ、相変わらず失礼な人ですね」
神座「これから私は遠いところへと旅立つことになります」
神座「本当は私が直接あなたたちを助けることができればよかったのですが……」
神座「もうあまり時間も残されていません」
虹橋「……はい」
神座「この世界には神の見えざる手が存在しています」
神座「その神の手によって未来は日々変動しているのです」
神座「これからあなたが迎えようとしている未来もそうです」
虹橋「は、はあ……」
神座「あなたは近い将来六つの試練に遭遇します」
神座「その内、二つ目の試練で躓くでしょう」
神座「でもそれはいいのです。それは未来に大した影響を及ぼしません」
神座「問題は六つ目の試練なのです」
虹橋「六つ目のの試練?そもそも試練ってなんですか?」
神座「それは神のみぞ知ることです」
虹橋「そ、そうですか……」
神座「とにかく六つ目の試練で躓いてはいけません」
神座「もしあなたがより良い結末を迎えたいのであれば絶対に試練を乗り越えてください」
神座「そうすれば私も少しだけ……手助けしてあげることができます」
神座「私の言ってる意味……わかりますか?」
虹橋「……まったくわかりません」
神座「まあ、それでもいいです。いずれわかるでしょうから」
神座「そしてそのための準備を今の内にしておくといいでしょう」
虹橋「準備ってなんですか?試練の内容もわからないのに……」
神座「……ウサミと番場さん、それから堀田さんと夢喰さんに会いに行くといいでしょう」
虹橋「正直何を言ってるのかさっぱりですけど神座さんが言うならそうしましょうか」
神座「……それから最後にひとつ大事なことをお話します」
神座「虹橋さん、これはあなたにとって重要なことです。よく聞いてくださいね」
神座「あなたは天才です」
虹橋「知ってます」
神座「でもそれは誰かが決めたことではなくてあなたが決めたことなのです」
虹橋「……?ボクは自他ともに認められていますよ?」
神座「今はそれでもいいでしょう」
神座「でもこの先あなたは自分で自分のことを認めてあげなくてはいけない」
神座「自分の可能性を決めるのはあなた自身なのです」
虹橋「ふふん、ボクを誰だと思ってるんですか?超高校級の天才の虹橋彩乃ですよ?」
虹橋「そんなこと神座さんにいわれなくてもわかってますよ!」
神座「……そうです。あなたの本質はそこにある」
神座「きっと記憶を失うようなことになってもそこはブレないでしょう」
神座「だから……絶対に最後まで自分を貫いてください」
虹橋「まあ、神座さんがそういうのであれば心に留めておきますよ」
神座「私からの話はこれだけです。では……」
虹橋「あ、ちょっと神座さん……」
……?神座さんは本当に変人なんですよね
ま、ボクが唯一認めてる天才のひとりではあるんですけど……
【スキル:自画自賛を獲得しました】
『5回連続正解すると発言力が2増える』
結局神座さんを捕まえることはできませんでしたね。
どうせだから神座さんが会ったほうがいいと言う4人のところにでも行きましょうか?
まず誰から会いに行きましょう?
1.ウサミ
2.番場千種
3.堀田実
4.夢喰華燐
5.自由安価
安価↓
ー???ー
堀田「……あ、戻ってきたね。神座君は見つかったかい?」
虹橋「見つかったんですけどいつもみたいに逃げられちゃいました」
堀田「はは、相変わらずのようだね」
虹橋「他のみなさんは?」
堀田「もう解散して部屋に戻ったみたいだよ。ボクは虹橋さんのこと待ってたんだ」
虹橋「そうですか……わざわざありがとうございます」
堀田「い、いやいいよ。少し虹橋さんと話もしたかったし」
虹橋「それはちょうどよかったです。ボクもそう思ってました」
堀田「え、本当に?」
虹橋「はい。さっき神座さんに堀田さんと話をしておいたほうがいいと言われまして」
堀田「あ、なるほどね……」
……でも何を話せばいいんでしょう?
何でもいいのかな?
1.自分達の状況について
2.これからについて
3.自由安価
安価↓2
選択 2
虹橋「……なんだか大変なことになってしまいましたよね」
堀田「本当だよ。これからどうなるのやら」
虹橋「……ってさっきと同じこと言ってますね」
堀田「あはは、そうだね」
虹橋「なんか神座さんはこれから先試練が待ち構えてるとか言ってましたけど……」
堀田「神座君が?じゃあ本当に何か起きるかもしれないね」
虹橋「でもボクたちが力を合わせれば無敵ですよね!どんな試練もどんと来いです!」
堀田「そうだね……よし、じゃあひとつ今の気持ちを一筆してみようかな」
虹橋「……堀田さんていつも墨と筆を持ち歩いてるんですか?」
堀田「書道家の基本だね」
虹橋「……それで何て書くんですか?」
堀田「こんなのはどうかな?」
虹橋「雲外蒼天……ですか?」
堀田「困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望める……という意味だよ」
虹橋「なるほど、今のボクたちにはピッタリかもしれませんね」
堀田「じゃあこれは虹橋さんにあげるよ」
虹橋「ありがとうございます。堀田さんが将来有名になった時、人に見せびらかすことにします」
堀田「う、うん。どういたしまして」
虹橋「冗談ですよ。大事にとっておきますね」
雲外蒼天……絶望してはいけないという意味合いもあったはずですね。
堀田さんらしい素直で誠実な字ですね。
【スキル:雲外蒼天を獲得しました】
『ロジックセレクトの時、精神力3使用してコトダマとキーワードの組み合わせを作ることができる。』
※これだけだとわかりづらいと思うので後で例を出します
さて、次は誰に会いに行きましょう?
1.ウサミ
2.番場千種
3.夢喰華燐
4.自由安価
安価↓2
ー???ー
番場「……あ!彩乃ちゃんじゃねーか!」
番場「何?やっぱりオレに会いたくなっちゃった?」
虹橋「……まあ、それでもいいですけど」
番場「よっしゃ!じゃあとりあえずオレの部屋まで来る?」
虹橋「……ここでお喋りでもしましょうか」
番場「しょうがねーなぁ。彩乃ちゃんがそういうなら部屋に行くのは後でもいいぜ!」
虹橋「いえ、行きませんからね?」
番場「ま、そんなつれねーこと言わなくても。で、何だ?なんか用があったんだろ?」
うーん……特に用事があるわけでもないんですけどね。
何か話題でも出しましょうか
1.自分達の状況について
2.これからについて
3.自由安価
安価↓2
選択 1
虹橋「今ボクたちってどういう状況にあるんでしょう?」
番場「どういうって……そりゃあ荒廃した世界から隔離されて……」
番場「そんでオレたちはここでの共同生活を余儀なくされてるんだよな?」
虹橋「ボクたち80期生だけが……ですよね」
番場「カントクの話によれば他の希望ヶ峰学園の生徒はもう殺されたか別の場所で避難してるみてーだからな」
虹橋「ボクたちの家族は無事なんでしょうか……」
番場「……絶対に大丈夫だとは言えねーけどよ」
番場「無事だと信じて待つしかねーんじゃないか?」
虹橋「……そうですよね」
番場「なあ、お前の家族ってどんな人なんだ?」
虹橋「ボクの家族ですか?そうですね……」
虹橋「ボクほどじゃありませんがそこそこ優秀……厳格な人柄で……」
虹橋「いつもボクのことを応援してくれる人たちでしたね」
番場「……オレの家族とは全然違うな」
番場「うちなんていつも適当で馬鹿丸出しでオレに対していつもギャーギャーうるせぇし……」
番場「そんなアホばっかだけど必ず生きてるってオレは信じてる」
番場「彩乃ちゃんはどーだ?家族は生きてると思うか?」
虹橋「……そう信じたいですけど」
番場「なら、大丈夫だって!必ず生きてるに決まってる!絶対に大丈夫!」
虹橋「……さっきと言ってること違いますけど?」
番場「だって彩乃ちゃんは生きてるって信じてるんだろ?それならオレはそれを信じるぜ!」
虹橋「……はあ、番場さんって本当に調子いいんですから」
虹橋「でも、ありがとうございます。少し気が楽になったかもしれません」
番場「よっしゃ!じゃあその勢いでオレの部屋までゴーだぜ!」
虹橋「……番場さんの頭の中には本当にそれしかないんですね」
……でも番場さんなりに気を使ってくれてのことかな?
一応、感謝しておきましょうか。
【スキル:スリーポイントショットを獲得しました】
『ノンストップ議論の時に不正解・追究・スキルなしで正解すると精神力を3回復する』
さて、あと会っていないのはウサミさんと夢喰さんだけですね。
どうしましょうか?
1.ウサミ
2.夢喰華燐
3.自由安価
安価↓2
ー???ー
ウサミ「あれ?どうしちゃんでちゅか?次の検診にはまだ早いでちゅよ?」
虹橋「神座さんにここに来るように言われまして……」
ウサミ「ええ!?もしかして病気でちゅか!?頭は大丈夫ですか!?」
虹橋「健康には問題ないと思います」
ウサミ「いえ、一応検査しておきまちゅ!」
虹橋「え?……じゃあお願いします?」
ウサミ「ではいつも通りにそのカプセルの中に入ってもらえまちゅか?」
……正直このマシン苦手なんですよね。
頭の中を覗かれてるような……そんな感覚になりますし。
ウサミ「どうかしまちたか?少し脳波を見て以上がないかどうかチェックするだけでちゅよ?」
虹橋「わかりました。すぐ終わらせてくださいね」
ウサミ「もちろんでちゅ。あ、それと少し調整しまちゅね」
虹橋「調整……?」
ウサミ「少しばかりお勉強してもらうだけでちゅ。危ないことは何もないので安心してくだちゃい」
……その勉強の正体がわからないから不安なんですけど。
※※ウサミショップ※※
最後の学級裁判に向けてスキルを買うことができます
モノクマメダルを使い切る最後のチャンスなので存分に買い物してください
現在のモノクマメダル … 186枚
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【メダル10枚】
心理掌握:解答レスのコンマがゾロ目だった場合、解答が間違っていても発言力が減らない
超妄想:選択肢問題の時、ダミーをひとつ消すことができる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【メダル20枚】
脅威の集中力:集中力+3
リフュテーション:反論ショーダウンの時、逆発展しても発言力が減らない
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【メダル30枚】
腹話術:ノンストップ議論と反論ショーダウンの時、精神力を2使って論破ポイント1つに対して2つのコトダマをぶつけることができる
スピードスター:ノンストップ議論と反論ショーダウンの時、精神力を2使って1つのコトダマを2つの論破ポイントにぶつけることができる
メイドの秘伝:人物セレクト・コトダマセレクト・選択肢問題を正解すると集中力が0.5回復する
メイドの極意:人物セレクト・コトダマセレクト・選択肢問題に正解すると発言力が0.5回復する
リクエスション:反論ショーダウンの時、ナシコマンドを選ばなくても進展するようになる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【メダル40枚】
オプティマイズ:スキルによる精神力の減少を1減らす
演技派女優:ノンストップ議論の時に間違った解答をしてもコトダマか論破ポイントが当たっていれば、発言力を減らさずに続けて解答できる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【メダル60枚】
チャーミングスマイル:発言力の減少が半減する
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
安価↓1~3くらいまでで購入してください。モノクマメダル使い切ってもかまいません。
残り30枚分購入できます
45分までに安価来なければこのまま行きます
【スキル:超妄想を獲得しました】
『選択肢問題の時、ダミーをひとつ消すことができる』
【スキル:腹話術を獲得しました】
『ノンストップ議論と反論ショーダウンの時、精神力を2使って論破ポイント1つに対して2つのコトダマをぶつけることができる』
【スキル:脅威の集中力を獲得しました】
『集中力+3』
【スキル:オプティマイズを獲得しました】
『スキルによる精神力の減少を1減らす』
【スキル:チャーミングスマイルを獲得しました】
『発言力の減少が半減する』
【スキル:メイドの極意を獲得しました】
『人物セレクト・コトダマセレクト・選択肢問題に正解すると発言力が0.5回復する』
現在のモノクマメダル … 0枚
今日はここまで
明日再開します
ウサミ「はい、何の問題もないでちゅ!」
虹橋「……ふう、終わりですか。何も変わった感じはないですよ?」
ウサミ「うふふ、そのうち変化にきづきまちゅ」
虹橋「なんですかそれ……怖いですよ」
ウサミ「…………」
虹橋「……ど、どうして急に黙るんですか?やめてくださいよ」
ウサミ「大丈夫でちゅ。虹橋さんは虹橋さんでちゅ。それ以外の何者でもないんでちゅから」
虹橋「そ、そうですか……まあいいですけど」
……結局何か意味あったのかな?
異常が何もないならそれでいいんですけど……。
虹橋(最後に夢喰さんに会いに行こきましょうか)
虹橋(……でもこれって本当に意味あるのかな?)
虹橋(神座さんの言うことだから何かしら考えはあるんでしょうけど……)
ー???ー
夢喰「やや?あやのんではないですか」
虹橋「あ、ちょうどいい所に来ましたね」
夢喰「ちょうど……?何か用事でもあった?」
虹橋「えっと……むしろ夢喰さんの方がボクに用事とかあったりしませんか?」
夢喰「ないよ!でも暇だから話でもしよう!」
話か……何について話しましょう?
1.自分達の状況について
2.これからについて
3.自由安価
安価↓2
選択 2
虹橋「これからボクたちどうなっちゃうんでしょうね」
夢喰「……そうだね……軽く世界でも救っちゃう?」
虹橋「どの口がそんなことほざくんですか」
夢喰「そーだよねー……さすがに無理だよねー」
夢喰「正義の味方が助けに来てくれればいいのに」
虹橋「……ボクたちは今のところ安全ではありますけどね」
夢喰「えっと、じゃあやっぱりアタシたちがヒーローやるべきかな?」
虹橋「できるんですか?」
夢喰「ふっふっふ、アタシの幸運をもってすれば自分の身だけは守れるよ!」
虹橋「それじゃまったく駄目じゃないですか」
夢喰「そーだよねー……これじゃ無理だよねー」
虹橋「まあ、ヒーローになんてなれなくても……」
虹橋「自分の身を守れるだけで十分じゃないですか」
夢喰「えー?そうかな?」
虹橋「そうです。その幸運の恩恵をボクたちだって受けてるみたいですしね」
虹橋「実際こボクたちだけは希望ヶ峰学園のシェルター化に成功して避難できたんですから」
夢喰「うん、だと良いけど……」
虹橋「……?それともまだ何か不安なことでも?」
夢喰「……ううん、なんでもない」
夢喰「きっと、大丈夫……だよね?」
虹橋「もちろんです。なんたってこのボクだっていますからね!」
夢喰「……うん、いざって時は全部あやのんにまかせたからね」
虹橋「ふふん、まかせておいてください」
……そうです。ボクと夢喰さんがいればどうにかなるに決まってますよ
きっといつか……その日がくるはず……
【スキル:一握りの幸運を獲得しました】
『裁判中に一度だけ発言力が0になった時、発言力を1回復する』
ー???ー
虹橋「……うーん、結局神座さんは何をさせたかったんでしょう?」
虹橋「もう一回神座さんを探してもまったく見つからないですし……」
??「……やあ、虹橋君じゃないか。こんなところで何してるんだい?」
虹橋「いえ、神座さんを探してるんですけど……どこにいるか知りませんか?」
??「うーん……残念だけど私にはわからないな」
??「それより聞いてくれないか?もうすぐで私の研究の成果を試すことができそうなんだよ!」
虹橋「こんな時にまで研究なんてカントクは相変わらずですね……」
虹橋「それでその研究ってなんですか?」
カントク「ああ、それはだね……」
カントク「私の研究の成果であり学園の希望である君たちに……」
カントク「コロシアイをさせることだよ……!」
【CHAPTER00 シナリオは遥か彼方 END】
【Info】
【忘れていたスキルをすべて思い出しました】
【獲得スキル】
オートスキル
「自画自賛」:5回連続正解すると発言力が2回復する
「注目の発言力」:発言力の最大値が+2される
「脅威の集中力」:集中力の最大値が+3される
「スリーポイントショット」:ノンストップ議論の時に不正解・追究・スキルなしで正解すると精神力を3回復する
「一握りの幸運」:裁判中に一度だけ発言力が0になった時、発言力を1回復する
「ラッキースター」:モノクマメダルを手に入れた時、レスのコンマがゾロ目だった場合2倍もらえるようになる
「超妄想」:選択肢問題の時、ダミーをひとつ消すことができる
「オプティマイズ」:スキルによる精神力の減少を1減らす
「チャーミングスマイル」:発言力の減少が半減する
「メイドの極意」:人物セレクト・コトダマセレクト・選択肢問題に正解すると発言力が0.5回復する
ユーズスキル
「ボキャブラリー」:裁判中一度だけ、閃きアナグラムで必要のない文字を消し去ることができる
「ディスメンタル」:ノンストップ議論の時、精神力を3使って不必要なコトダマを取り除くことができる
「スーパースパイス」:閃きアナグラムの時、精神力を2使って2文字を開放できる
「インスピレーション」:ノンストップ議論または反論ショーダウンの時、精神力を3使ってダミーの論破ポイントと賛成ポイントを消し去ることができる
「雲外蒼天」:ロジックセレクトの時、精神力3使用してコトダマとキーワードの組み合わせを作ることができる。
「腹話術」:ノンストップ議論と反論ショーダウンの時、精神力を2使って論破ポイント1つに対して2つのコトダマをぶつけることができる
モノクマメダル【‐‐】
続きはまた夜に
※スキル「雲外蒼天」の説明
例:【ロジックセレクト 開始】
毒ガスを発生させる方法は?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【クッキー】
《酸素系漂白剤》
《水》
【睡眠薬】 【レモン】
《塩素系漂白剤》
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
スキル発動↓
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【クッキー】⇔《酸素系漂白剤》
【睡眠薬】⇔《水》
【レモン】⇔《塩素系漂白剤》
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ではまた21時頃に
【CHAPTER06 超高校級の染物師にして超高校級の天才であるボクが超高校級の才能に愛された理由】
『オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました!』
『起床時間ですよ~!さて、今日も張り切っていきましょう~!』
……ここは……?
あ、そうです……思い出しました……
たしか裁判の後、脱出スイッチを押したあと倒れてしまって……
そして記憶が……
…………みなさんも記憶が戻ったでしょうか?
とりあえず食堂へ行きましょうか……
ー食堂ー
虹橋「……みなさん、おはようございます」
瑞原「ああ……調子はどうだ?」
虹橋「……すっかり記憶が戻りましたよ。みなさんもですか?」
冬山「ええ、虹橋さんがスイッチを押した後、私たちも全員あのスイッチを押したわ」
差掛「……おかげで記憶は元通りだ」
虹橋「…………そうですか」
名瀬「わたくしたち……本当にここで生活していたんですのね」
名瀬「でもそこにはわたくしたち5人と番場さん、堀田さん、夢喰さんしかいなかったですわ」
差掛「冠城や皐月……その他のやつらもここにはいなかった」
差掛「あいつらはどこから来たんだろうな……」
虹橋「……あ!そういえばカントクは?それに神座さんも!」
瑞原「……さあな、まったくわからん」
虹橋「ボク思い出したんですよ!このコロシアイの首謀者が誰なのかを!」
差掛「な、なんだと!?それはいったい誰なんだ!?」
虹橋「カントクですよカントク!あの人が言ってました!」
虹橋「……ボクたちにコロシアイをさせると」
名瀬「え……本当ですか……?いえ、でもあの人なら……」
虹橋「ええ、研究のためだとか何とか言ってましたからね」
虹橋「あの人の性格を考えればそうおかしなことでもありません」
冬山「そんなことにまで手を出す人ではないと思ってたのに……」
瑞原「……いや、だがわからない。どうして俺たちにコロシアイをさせることが研究に繋がるんだ?」
差掛「さあな……あいつは俺たちに研究内容を明かそうとはしなかったからな」
虹橋「人の才能を引き出し育て上げる研究……それくらいしか研究のことについては知りませんからね」
瑞原「……やはりまだわからないことだらけだな」
名瀬「あ、そういえば……」
冬山「どうかした?」
名瀬「裁判が終わりましたけど……また開放されているエリアはあるんでしょうか?」
虹橋「……確認してみましょうか」
開放されているエリアがあれば電子生徒手帳のマップが更新されているはずですが……
学園エリアは何も開放されてないみたいですね
虹橋「どこも開放されていないみたいですが……」
冬山「あ、待って。寄宿舎2階が開放されてるみたいよ?」
差掛「倉庫の先のあの場所か……あそこは以前から探索してみたいと思っていたところだ」
名瀬「……あれ?そういえばあそこって……」
瑞原「ああ、カントクが研究に使っていた場所だ」
虹橋「それにウサミさんが管理していた精密検査室もあります」
差掛「……ふん、とにかく行ってみるしかないようだな」
ー寄宿舎2階・廊下ー
差掛「……たしかこの奥の部屋があいつの部屋だったな」
名瀬「も、もしかしてこの先にいるんでしょうか?」
冬山「……もしいたらどうしてやろうかしら?」
虹橋「縛り上げて今までのことを洗いざらい吐かせましょう」
瑞原「……覚悟はいいな、じゃあ入るぞ……」
『ピンポンパンポーン!死体が発見されました!一定の自由時間のあと、"学級裁判"を開きます!』
ボクたちが部屋に入って最初に見た光景……
そこにはかつてボクたちとともにこの学園で共同生活していたカントクがいた
ただしその胸には刀が突き立てられ……
完全に絶命していた
今日はここまで
おそらく捜査パートで安価は使わないのでコトダマまとめたら少しづつ投下していきます
今思ったら葛城さんも絶望だったってことだよな
じゃあ妹の敵に自分も入ってたりするのかな
捜査パートを半分だけ投下します
>>102
この先明かされることがないので言ってしまいますが葛城は妹の敵には入っていません
ちなみに犠牲となった妹についてですが殺されたのは血の繋がった妹のみで血の繋がっていない妹(黒子)は生きてたりします
冬山「な、な、な、何よこれ……!?」
虹橋「カントクが……死んでる?」
差掛「くそっ、モノクマが言っていた最後の学級裁判はまさか……」
モノクマ「そうです!オマエラには最後にこのコロシアイ学園生活の首謀者を殺したクロ……」
モノクマ「それを見つけてもらいます!」
虹橋「首謀者……じゃあやっぱりそこで死んでいるのは……」
モノクマ「ええ、オマエラもよくご存知の元超高校級の監督こと未来機関の研究員のカントクですよ」
差掛「未来機関の研究員……?希望ヶ峰学園の研究員じゃなくてか?」
モノクマ「あれ?知らなかったの?でも虹橋さんは知ってたよね?」
瑞原「いや……ちょっと待て。カントクの正体が何であれだ……」
瑞原「俺たちの中にクロがいるとでもいうのか?」
冬山「そ、そうよ!こいつが黒幕だったんでしょ?外から誰かが助けに来た可能性も……」
モノクマ「それはありえません!」
モノクマ「コロシアイ学園生活が始まった時、この学園内に生きて足を踏み入れたのはオマエラ16人の生徒とそこで死んでる誰かさんだけです」
モノクマ「もちろん、始まってから今まで外の人間が学園内に足を踏み入れたことは一度もありません!」
虹橋「ま、待ってください……あなたの目的はなんですか?」
虹橋「首謀者が死んだのならこんなこともうする必要なんてないじゃないですか!」
モノクマ「……わかってないなぁ。それを明らかにしてもらうのが最後の学級裁判なんですよ」
モノクマ「はい!というわけでこれからこのコロシアイ学園生活は真の解答編へと突入します」
モノクマ「最後の学級裁判ではコロシアイ学園生活の首謀者である元超高校級の監督を殺したクロを暴いてもらい……」
モノクマ「それだけではなくこの学園に隠されたすべての謎……」
モノクマ「それらもすべて解き明かしてもらいます!」
モノクマ「もしすべて解き明かすことができればオマエラはこの学園を卒業できます」
モノクマ「ただし解き明かすことができなかったその場合は……」
モノクマ「ここにいる全員を処刑とします!」
名瀬「しょ、処刑……」
差掛「ま、待て……話が急すぎるぞ」
モノクマ「待ちません!だいたい昨日言ったばかりでしょう?」
モノクマ「最後の学級裁判をすると……ね」
冬山「だ、大丈夫よ!謎を解き明かせばいいだけ……」
冬山「今までだってやってきたことだもの」
瑞原「ああ、俺たちが協力すればそのくらいできるはずだ」
モノクマ「うぷぷぷ、キミたちはやる気があっていいですね」
モノクマ「ちなみに捜査の時間は十分にとってあるので思う存分捜査してくださいな」
差掛「……しかたがない。だがひとつ確認することがある」
モノクマ「なんですかな?」
差掛「学園の謎とやらを調べるに当たって学園内をすべて捜査できるようになってるんだろうな?」
差掛「いくら謎を解き明かせと言っても貴様の妨害があったらたまったもんじゃないぞ」
モノクマ「うぷぷぷ、そこはちゃんと公平を期すために学園内のロックは全て解除してあります」
モノクマ「いつものようにモノクマファイルも更新してあるのでキミたちが心配することは何もないでしょう」
モノクマ「あ、ちなみにモノクマファイルを捏造……」
モノクマ「なんてことは今までもこれからも一切ないから安心してください」
モノクマ「というわけでボクからの伝言はこれだけ!ではまたあとで会いましょう!」
名瀬「な、なんだか急に始まってしまいましたね」
瑞原「……ああ、ひとまず今の状況を整理しようか」
瑞原「今俺たちはカントクの個室でカントクの死体を発見した」
瑞原「そしてカントクを殺したクロ……それを見つけなければいけない」
差掛「……それからこの学園の謎も調べなければいけないんだったな」
冬山「学園の謎って……このコロシアイ学園生活のことを言ってるのかしら?」
虹橋「……それだけじゃありません。冠城さんや皐月さん……他のみなさんの正体もわかっていないんですから」
瑞原「……消えた神座のことも気になるな」
冬山「なんだか調べることがたくさんありそうね」
差掛「だが必ず学園内にヒントはあるだろう……ではなければモノクマもこんなことさせないはずだ」
名瀬「そうですわね。手分けして探せば何かわかるはずです」
瑞原「……そうだな。今回は誰かと組んで捜査する必要もないだろう」
冬山「……やるしかないのよね?」
差掛「そうだ。ここまで来たら後戻りはできん」
瑞原「……これで最後だ。ここさえ乗り越えれば……!」
名瀬「死んでしまったみなさんのためにも……頑張りましょう……!」
虹橋「必ず……謎を解き明かしましょう!」
【捜査 開始】
虹橋「まずはモノクマファイルの確認からしましょうか」
冬山「……そういえば私たちってカントクの本名知らないのよね」
虹橋「本人がそう呼べと言っていたのでカントクと呼んでいましたが……」
虹橋「コードネームみたいなものだったんでしょうか……?」
名瀬「……謎ですわね」
◇◆
被害者は未開機関所属の研究者"カントク"。
死体発見場所は寄宿舎2階のカントクの個室。
死因は胸部の外傷。胸を刃物のようなもので刺されている。
◇◆
冬山「やっぱり本名は書かれてないわね」
虹橋「……それから死亡時刻も書かれていません」
虹橋「逆に言えば死亡時刻が書かれているとまずい人が犯人……?」
コトダマ【モノクマファイル06】を入手しました。
【モノクマファイル06】:被害者は未開機関所属の研究者"カントク"。死体発見場所は寄宿舎2階のカントクの個室。死因は胸部の外傷。胸を刃物のようなもので刺されている。
虹橋「胸に刀が刺さっていますがこれが凶器でしょうか……?」
瑞原「……断定はできないな。だがひとつ気になることがある」
虹橋「気になることですか……?」
瑞原「ああ、この刀……どうやら模擬刀ではなく本物のようだがどこにあったものだ?」
名瀬「モノクマゲームから手に入れた可能性はないでしょうか?」
瑞原「……いや、皐月の部屋にあった凶器を見たがこんなものはなかった」
瑞原「他の凶器はほとんど複数ずつあったにもかかわらずな」
虹橋「……偶然モノクマゲームから手に入れたとは考えにくいということですか」
瑞原「学園内に隠されていたか……元々誰かの私物だったのか……」
虹橋「刀……どこかで聞いたワードのような気もしますけど……」
コトダマ【日本刀】を入手しました。
【日本刀】:被害者の胸に突き刺さっていた本物の刀。モノクマゲームでも手に入れることができないはずだったため、どこで入手したのかは謎。
虹橋「他に変わったところはなさそうですね」
冬山「これだけの手がかりで犯人見つけられるかしら?」
差掛「……今回は殺人犯を見つけるというよりは黒幕を暴く裁判になる」
差掛「こいつを殺した方法を考えるよりこいつを殺すことができた人物を考えたほうがよさそうだ」
殺すことができた人物……
そういえば冠城さんは黒幕を倒すつもりで監視カメラを壊したんですよね
マスターキーがなければ犯行なんて難しいはず……
犯人はマスターキーを手に入れていた……?それとも盗んで……?
瑞原「……む、こっちにカントクが残した手記がおいてあるぞ」
瑞原「どうやらこのコロシアイ学園生活についていろいろ書かれているみたいだ」
瑞原「それに神座のこともな……」
虹橋「ほ、本当ですか?」
瑞原「……とりあえず見てみるといい」
虹橋「……結構な量がありますね」
虹橋「順番に見ていきましょうか。まずはこれから……」
◇◆
希望ヶ峰学園の生徒同士によるコロシアイ学園生活……あれは実にいい
希望同士が殺しあうことでより大きな希望が生まれる
ああ、私の可愛いあの子たちにもコロシアイをさせてみたい
絶望の中でより輝く希望を見てみたい
……しかしそれも絶望がいてこそのコロシアイ
あの子たちだけでコロシアイをさせても意味がない気がする
ああ、どこかに都合の良いサンプルはいないものか……
◇◆
虹橋「……な、なんですかこれ」
瑞原「わからん。俺たちより前に同じようなことが起きていたようだが……」
虹橋「と、とにかく続きを読んでみましょうか」
◇◆
絶望の残党が私にある提案をよこしてきた
絶望と希望によるコロシアイ計画だ
どうやら絶望の残党の中には希望ヶ峰学園の生徒もいるらしい
私は前々からこの子たちのポテンシャルを実践で試したいと思っていた
私の育て上げてきたものがオリジナルの超高校級たちに勝つところを見てみたい
私は迷わずその提案を受けることにした
絶望の残党が何を考えているかは知ったことではない
どうせ私の育ててきたあの子たちが勝つに決まっている
何人かは犠牲は出るだろうがまた作ればいいだけのこと
ああ、楽しみだ
◇◆
虹橋「や、やはり黒幕はカントク……だったんですね」
瑞原「……そのようだ」
コトダマ【カントクの手記】を入手しました。
【カントクの手記】:カントクによって書かれた手記。生徒同士によるコロシアイを望んでおり、絶望の残党からのコロシアイ計画の提案を受け入れたらしい。
虹橋「あ、コロシアイ学園生活についての資料もまとめてありますね」
瑞原「どうやらそのコロシアイ学園生活の舞台は俺たちと同じ希望ヶ峰学園だったらしいな」
虹橋「なるほど、希望ヶ峰学園を舞台に……」
虹橋「え?希望ヶ峰学園?」
瑞原「……そう書かれているな」
虹橋「いや、それは絶対ありえないですよ」
虹橋「だってボクたちここでずっと生活してたじゃないですか」
虹橋「希望ヶ峰学園と名のつく別の場所だったんじゃないですか?」
瑞原「……しかしこの資料に載っている写真にはどれも見覚えのあるものが映っている」
瑞原「どう見てもこの写真に写っているのはこの学園の施設のものだ」
虹橋「ど、どういうことなんでしょう……?」
虹橋「……もう少しこの資料を読み進めてみましょうか」
瑞原「どうやらそのコロシアイ学園生活では生徒達が首謀者を倒したようだな……」
瑞原「……6人が生き残ったようだ」
虹橋「あ……この生き残りの十神白夜って人……名前聞いたことありますね」
瑞原「……たしか壬生が仕えていた家が十神家だったはず」
虹橋「あ!そうですよ!……あれ?でもこの人殺されたはずですよね?」
瑞原「モノクマの虚言だったのかそれともコロシアイ学園生活の後で本当に殺されたか……」
瑞原「どっちにしろ俺たちにその真偽を確かめる術はないな」
うーん……壬生さんには悪いですがたしかにそこはあまり重要ではないのかな
他に気になることと言えば……
虹橋「気のせいでしょうか?これとこれ……写真変じゃありませんか?」
瑞原「寄宿舎2階と学園5階の教室の写真か?」
虹橋「ええ、そうです。この写真……まるで廃墟のようですよ?」
虹橋「ボクたちがこの部屋に来た時はこんな風にはなっていませんでしたよね?」
虹橋「こっちの教室については……見たとおりですし」
瑞原「たしかにひどい有様だが……モノクマが修繕したのか?」
虹橋「それにこっちに書いてある情報……男子トイレに隠し部屋があるなんて本当ですか?」
瑞原「……いや、たしかめたことはないが」
虹橋「後で調べておいたほうがよさそうですね」
そういえば5階の教室については前にモノクマが何か言っていたような……
この3つの違和感については後で調べておきましょう
コトダマ【コロシアイ学園生活】を入手しました。
【コロシアイ学園生活】:このコロシアイ学園生活が始まるより前に、希望ヶ峰学園を舞台としたコロシアイ学園生活が行われていたらしい。
コトダマ【希望ヶ峰学園の違和感】を入手しました。
【希望ヶ峰学園の違和感】:前にコロシアイ学園生活が行われたという希望ヶ峰学園と今の希望ヶ峰学園にはどこか違和感がある。
虹橋「さて、まだまだ手記は残ってますね」
瑞原「……これが神座について書かれた手記だ」
◇◆
なんてことだ
まさかコロシアイが始まる前に神座君が死んでしまうとは
ああ、実に残念でしかたがないよ
神座君のことを一番知っている私が彼の異変に気がつかないとは……
なんたる不覚だ
……しかし気になる
神座君だって自分の体のことはよく知っていたはずだ
まさか私たちに隠そうとしていた?
それに彼は私に隠れて自分の体を使って何か実験していたようだが……
もしかしたら彼の研究レポートがどこかに残っているかもしれない
ぜひ、探し出さねば
ああ、今度は完璧なものを作りあげてみせるよ
◇◆
虹橋「神座さんが……死んだ?」
瑞原「そうみたいだな。それもコロシアイが始まるより以前に……」
虹橋「で、でもどうして……そんな風にはとても見えませんでしたよ?」
……まさか誰かに殺された?
それとも……。
コトダマ【神座出流の死】:を入手しました。
【神座出流の死】:神座出流はコロシアイ学園生活が始まる前に亡くなったらしい。
虹橋「……まだ手記残ってますね」
瑞原「ああ……」
虹橋「今度は……イレギュラー?」
瑞原「コロシアイ学園生活を止めようとしたものがいるらしいな」
◇◆
私の研究を邪魔しようとするイレギュラーが現れた
本気で殺されるかと思った
どこで知ったのか私のコロシアイ計画を止めようとしたらしい
だが絶望の残党の手によってなんとかそいつの捕獲に成功したようだ
絶望の残党が何人か死んだらしいが……私の知ったことではないな
聞くところによるとどうやらそれも希望ヶ峰学園の生徒らしい
貴重な研究サンプルだ
どうせ記憶を消すことになる
どうせならこいつもこのコロシアイ学園生活に加えようではないか
…………
こいつの記憶が目覚めたら真っ先に殺されるかも
記憶が戻ったあれをモノクマで止められるだろうか?
…………
まあ、いい、なんとかなるだろう
とりあえず動機のひとつとして入れようと思っていた脱出スイッチは保留にしておこう
◇◆
虹橋「……イレギュラーなんてのがボクたちの中にいたんですか?」
瑞原「どうやらそのようだ」
虹橋「まさか瑞原さんのことじゃないですよね?」
瑞原「……少なくとも俺たちの中にはいないだろう」
まあ、そりゃそうですよね。ボクたちはもう記憶を取り戻してるわけですし。
……あれ?でも脱出スイッチは……?
コトダマ【イレギュラーの存在】:を入手しました。
【イレギュラーの存在】:コロシアイ学園生活を止めようとしたイレギュラーがいたらしい。記憶を消してコロシアイ学園生活に参加させたようだ。
虹橋「ええと、これが最後の手記ですかね?」
瑞原「そのようだ」
◇◆
コロシアイ学園生活に参加する超高校級の絶望は7人だけらしい
あるものは裏から十神家を動かし滅亡へと導いたとか
あるものはその美声を生かして議事堂の爆破を行ったとか
あるものはその優れた演技や踊りを持って人々を魅了し絶望へと堕としたとか
どこまで本当かわからないがさすがは元希望ヶ峰学園生だ
だが所詮は超高校級の絶望にすぎない
私の育て上げたあの子たちには敵わないだろう
◇◆
虹橋「これってもしかして……」
瑞原「ああ、あいつらのことだろうな」
もう間違いないなさそうですね。
ボクたち以外にいたメンバーの正体は……。
コトダマ【絶望の残党】:を入手しました。
【絶望の残党】:コロシアイ学園生活には7人の超高校級の絶望が参加したらしい。その中には十神家滅亡に関わった者、議事堂の爆破を行った者などがいるらしい。
虹橋「カントクの手記から調べられそうなのはこんなところですね」
瑞原「他にこの部屋で調べられそうなものといえば……」
瑞原「そこに置いてあるパソコンくらいのものだが」
差掛「……駄目だ。ロックがかけられている。パスワードがわからないと何もできん」
冬山「机の中なんかも調べたけど研究に関するものは何もなさそうよ?」
名瀬「カントクは本当にこの部屋で研究を行っていたんでしょうか?」
差掛「そのはずだがな……」
瑞原「なんにせよここはもうよさそうだな……」
冬山「後は各自分かれて捜査しましょうか」
……パスワード。どこかで見つかればいいんですけど。
ヒントだけでもどこかにないでしょうかね……?
ー寄宿舎2階・廊下ー
虹橋「うーん……やっぱりこの階はなんともなってないですよね」
カントクの部屋にあった資料によればここは廃墟状態のはずでしたが……
修繕した?いや、ありえないですよね。
まさか……どっちかが偽物とか?
虹橋「……とりあえず他の場所も確認してから結論を出しましょうか」
ー寄宿舎2階・精密検査室ー
虹橋「以前はここをウサミさんが管理していたはずですが……」
虹橋「モニターには何も映っていませんね」
……今ならこの部屋について存分に調べられるかもしれませんね。
虹橋「パソコン……ロックが掛かってなければいいのですが」
………………。
虹橋「……む、やっぱり駄目みたいですね」
虹橋「しかたありません。別の場所を捜査しましょう」
ー学園2階・男子トイレー
虹橋「……たしかここに隠し部屋があるはずなんですけど」
虹橋「ない……ですよね?どこにも」
虹橋「トイレの個室にも掃除用具入れもどこにもない」
虹橋「どこかが開きそうな気配もない……」
……?隠し部屋はなさそうですね。
あった形跡もなさそうですが……。
ー教室5-Cー
虹橋「……やっぱりここもなんともなってないですよね」
虹橋「それに最初ここに来たときモノクマも言ってましたね……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モノクマ「掃除もしないで当時の状況にしておきましたからね!」
虹橋「……いきなりなんですか」
モノクマ「いきなりってなんだよ!せっかく大事なヒントを教えにきたのに!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
……もしかしてヒントってこのことだったんでしょうか?
コトダマアップデート!
【希望ヶ峰学園の違和感】:前にコロシアイ学園生活が行われたという希望ヶ峰学園と今の希望ヶ峰学園を比べた結果、寄宿舎2階、学園2階の男子トイレ、教室5-Cに明らかな違いがあることが判明した。
ー生物室ー
虹橋「……さ、寒い!なんですかここは!?」
差掛「ふん、お前もここを調べに来たか」
虹橋「さ、差掛さん?ここは一体どうなっちゃってるんですか?」
差掛「どうやらここは遺体安置所として使われているようだ」
虹橋「し、死体!?それってまさか……」
差掛「ああ……今まで死んだやつらはここに眠っていることだろうな」
虹橋「みなさんがこの中に……」
差掛「……これがその取扱説明書だ。読んでおけ」
……どうやらこの冷蔵庫には遺体を長持ちさせるためのあらゆる装置が仕掛けられているらしい。
遺体の入っている冷蔵庫には青いランプが点灯するようですが……。
虹橋「青いランプが……10個光ってますね」
虹橋「……10個?」
差掛「お前も気がついたようだな」
虹橋「今まで犠牲になった人は全部で11人……1人分足りませんよ!」
差掛「そうだ……どうやら俺たちを騙して生き残ってるやつがいるらしい」
虹橋「まさか……そんな……!」
犠牲になった11人の中に黒幕が?
でもいったい誰が……。
コトダマ【生物室の遺体安置用冷蔵】:を入手しました。
【生物室の遺体安置用冷蔵】:生物室には遺体を安置しておくための冷蔵庫があった。使用中であることを示す青いランプは10個点灯していた。
とりあえずここまで
続きはまた明日か明後日に
虹橋「この冷蔵庫……上下2列に分かれて並んでいるみたいですけど……」
虹橋「ランプの点灯場所が変じゃないですか?」
虹橋「どうして左から2つ目の下の段……そこだけランプがついてないんでしょうか?」
差掛「左詰めで遺体を入れてるみたいだが……」
差掛「あそこからカントクの死体を引っ張りだしたのかもしれないな」
虹橋「……遺体をひとつひとつ確認することはできないのでしょうか?」
差掛「俺もやってみようとしたが無理だった」
差掛「何か見られたらまずいものでもあるんだろうな……くくく」
……見られたらまずいものですか。
それにしてもこのランプの順番……気になりますね
コトダマ【青のランプ】を入手しました。
【青のランプ】:遺体安置用冷蔵庫は上下2列に分かれて並んでいる。遺体は左から詰められており、左から2つ目の下段にはランプがついていなかった。
ー学園4階・情報処理室前ー
さて、生物室ときたら次はここですね
今までロックがかけられていましたが……ここには何があるんでしょうか?
名瀬「……あら、虹橋さんもここの捜査を?」
虹橋「ええ、名瀬さんもですか?」
名瀬「はい。この部屋にひとりで入るのは心もとなかったのでちょうどよかったですわ」
虹橋「では、せーので一緒に入りましょうか」
名瀬「どきどきしますね」
虹橋「開けますよ……せーの……」
ー情報処理室ー
虹橋「こ、これは……」
名瀬「壁一面にモニターが……」
虹橋「あ、これって監視カメラの映像じゃないですか!?」
名瀬「ええ!?じゃあここに黒幕さんがいるのですか!?」
虹橋「……この部屋にはいないようですね」
名瀬「と、とにかく調べてみましょう」
……ええと、この部屋にあるのは壁一面のモニター
それからそれを操作するためのパソコンが数台……
そしてモノクマ柄の扉がひとつ……これくらいのものですかね
虹橋「……駄目ですね。パソコンにはロックが掛かっています」
名瀬「こちらの扉は……!開きそうです!奥に行けますよ!」
虹橋「……行きましょうか」
ー???ー
虹橋「な、な、な、なんですかこれは……!?」
名瀬「まるでSFの世界ですわね……」
名瀬「ここは何をする場所なんでしょうか?」
虹橋「何かの操作パネルのようにも見えますけど……」
名瀬「あの……ちょっとばかりいじくってもよろしいでしょうか?」
虹橋「操作方法わかるんですか?」
名瀬「わかりませんわ!でもわたくしなんだかワクワクしてきました!」
虹橋「え……もう少しちゃんと調べてから触ったほうが……」
名瀬「習うより慣れろですわ……えいっ!」
『ガンッ!』
虹橋「……あれ?今隣の部屋から何聞こえませんでしたか?」
名瀬「あら?本当ですわね?」
虹橋「ボクちょっと見てきます」
ー情報処理室ー
虹橋「ええと……たしかここら辺から……」
モノクマ「あら?虹橋さんじゃありませんか」
虹橋「も、モノクマ!?」
モノクマ「ええ!?モノクマがいるんですか?どこですの?」
虹橋「……もしかして名瀬さんですか?」
モノクマ「はい!そうですわ!」
虹橋「で、ではあの部屋はモノクマを操作するための部屋だったんですね」
モノクマ「ええ!?ではわたくしがモノクマだったのですか!?」
モノクマ「衝撃の事実ですわ……」
モノクマ「とりあえず自爆しておきますね」
虹橋「何言ってるんですか!?やめてください!」
モノクマ「うふふ、冗談ですわ」
虹橋「モノクマにその台詞喋らせると洒落になりませんよ……」
モノクマ「さて、ここの部屋の正体も判明したことですしそちらへ戻りますわね」
名瀬「……ふう、楽しかったですわ」
虹橋「それは何よりです……」
名瀬「しかし……黒幕さんはあそこにもいませんでしたね」
名瀬「どこにいるんでしょうか?」
モノクマ「さて、どこでしょう?」
虹橋「うわっ!え!?どこから!?」
モノクマ「うん?そりゃあ最初からあの部屋にいましたよ?」
名瀬「う、嘘です……どこにもいませんでしたよ」
モノクマ「うぷぷぷ、ちゃんといましたよ。床下にね」
虹橋「ゆ、床下?そんな場所が……」
い、今すぐ部屋に戻って確かめないと……!
モノクマ「あ、そこの部屋は鍵掛けたので入れませんよ?」
虹橋「そ、そんな……」
モノクマ「さ、出てった出てった!もうこの部屋の捜査は十分でしょ?」
モノクマ「早く出て行かないとここで自爆しちゃうよ?」
虹橋「そ、そんな脅しには屈しませんよ!」
モノクマ「…………」チッチッチッチ
名瀬「……あの、なんかモノクマから変な音が聞こえませんか?」
虹橋「え……あの、冗談ですよね?」
モノクマ「…………」チッチッチッチ
虹橋「出ましょう!今すぐこの部屋から出ましょう!」
名瀬「え?……は、はい」
ー学園4階・廊下ー
虹橋「……駄目です。情報処理室も鍵掛けられてしまいました」
名瀬「やはり自爆は嘘でしたね」
虹橋「ま、まあ部屋の捜査は十分できたのでよしとしましょうか」
名瀬「そうですわね。ではわたくしは別の場所を捜査してきます」
名瀬「あ、ついでにこの部屋のこと他のみなさんに伝えておきますわね」
虹橋「はい、よろしくお願いしますね」
……とりあえず黒幕があの部屋にいることがわかっただけでも収穫ですね。
あとは……学園長室でも調べましょうか。
コトダマ【黒幕の部屋】を入手しました。
【黒幕の部屋】:情報処理室は監視部屋、その隣の部屋はモノクマを操作するための部屋になっていた。黒幕もそこに潜んでいるようだ。
ー学園長室ー
虹橋「ここが学園長室ですか……」
冬山「あら、ここなら先に調べさせてもらったわよ」
虹橋「何か見つかりましたか?」
冬山「生徒の名簿や神座君……いえ、この学園の創始者のことについての資料を見つけたわ」
虹橋「学園の創始者……?」
……あれ、そういえば以前に名前を聞いたことがありますね。
たしか神座出流……
虹橋「あ、そういえば学園の創始者と神座さんの名前ってまったく一緒ですよね」
虹橋「何か関係あるんでしょうか?」
冬山「……さあ?どうかしらね」
……とりあえず資料を見たほうがよさそうですね。
何から見ようかな?
虹橋「やっぱり学園の創始者ってのが気になりますね」
冬山「その資料ならこれよ」
虹橋「ええと……」
虹橋「神座出流……あらゆる才能を身に付けた天才にして希望ヶ峰学園の創立者である」
虹橋「ボクそっくりですね」
冬山「いいから続き読みなさいよ」
虹橋「才能を誰よりも愛しており、才能こそが人類の希望であると信じていた」
虹橋「自分と同じような天才……"真の希望"を生み出す研究をするため学園を創立した」
虹橋「創設時には生徒や教員、研究者は学園長自ら選びぬきスカウトしたという」
虹橋「……とありますね」
冬山「ええ、天才という意味では私たちのよく知る神座と一緒だけど……」
虹橋「まかさ本人のはずもありませんよね」
……でもただの偶然ってことはありえませんよね。
まさか……子孫とか?
コトダマ【希望ヶ峰学園創始者】を入手しました。
【希望ヶ峰学園創始者】:あらゆる才能を身に付けた天才にして希望ヶ峰学園の創立者。名前を神座出流という。自分と同じような天才を生み出すために学園を創立したらしい。
虹橋「ええと、生徒の名簿もあるんでしたね」
虹橋「ボクのことはどんな風に書かれてるんでしょうか?」
冬山「それなんだけど……78期生までの名簿しかないのよ」
虹橋「78……?80期生の名簿はないってことですか?」
冬山「……これ見てもらえるかしら?」
虹橋「えっと……希望ヶ峰学園閉校のお知らせ?」
冬山「それによると……78期生を持って入学者を締め切ってるみたいなの」
虹橋「ま、まさか……あ、ではその数年後にボクたちが入学したってことですよね?」
冬山「……閉校理由を見てもらえる?」
虹橋「閉校理由……人類史上最大最悪の絶望的事件の影響を受けて……」
虹橋「……え?ボクたちには入学したときの記憶がはっきりとありますよね?」
虹橋「そして人類史上最大最悪の絶望的事件が起きたのはその後のはずですよ」
冬山「……どういうこと……なのかしら」
この文書が本当なら80期生なんて存在してないことになります
じゃあボクたちのこの記憶は……?
コトダマ【希望ヶ峰学園閉校のお知らせ】を入手しました。
【希望ヶ峰学園閉校のお知らせ】:人類史上最大最悪の絶望的事件の影響を受けて、希望ヶ峰学園は閉校している。最後の入学者は78期生だったようだ。
冬山「さて、私はもうそろそろ行くわね」
虹橋「わかりました。ボクはもう少しだけこの部屋を探索していきます」
冬山「ええ、頑張ってね」
後は生徒名簿くらいしかなさそうですが……
一応、少しだけ見ておきましょうか
虹橋「ふふん、どうせなら全部読んでみたいところですが……」
虹橋「学園創立者が直々に選んだという第1期生の名簿でも見てみましょうか」
虹橋「さてさて、どんな才能を持った人が……」
虹橋「……あれ……これ……?」
虹橋「超高校級の染物師なんていますよ」
虹橋「ボクと同じ才能を持った人が第1期生にいたんですね」
虹橋「名前は……」
虹橋「虹橋……彩乃……?」
虹橋「……虹橋彩乃?ボクと同じ名前?」
虹橋「お、おかしいですね……虹橋の家系に彩乃はボクしかいなかったと思いましたが……」
虹橋「え?……何ですかこれ?」
虹橋「実はボクは第1期生だったとか……?」
虹橋「ありえないですよ……だって希望ヶ峰学園は何百年という歴史があるんですよ?」
虹橋「その第1期生なんて……」
……まさかモノクマがボクを驚かせるために作った偽物のファイル?
そ、それしかないですよ。本当に笑えないことをしますね……。
……あれ……そういえばあの時の南条さんの言葉……
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
南条「最初に……カムクライズルに選ばれただけのことはある」
虹橋「最初に選ばれた……?それにカムクライズルって……」
南条「それも生き残ることができればいずれわかるであろう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
虹橋「あ、あれ……どうして今そんなこと思い出したんでしょう?」
虹橋「あはは……ないですよ……ありえません……」
コトダマ【希望ヶ峰学園第一期生名簿】を入手しました。
【希望ヶ峰学園第一期生名簿】:学園創立者が自ら選び抜いた希望ヶ峰学園第1期生。その名簿に超高校級の染物師"虹橋彩乃"の名前があった。
……もしこのファイルが本物なら?
ボクはいったい誰?何者?
それともただの偶然?モノクマの罠?
手がかりが足りなすぎる……何か……他に何かないんですか……?
『ペラッ』
虹橋「あ、今ファイルから何か落ちましたね」
虹橋「これは……メモ?」
虹橋「……神座さんからの……伝言?」
◇◆
このメモを見ているということは薄々気付き始めてる頃でしょう
自分自身の秘密について……
あなたはそれを知らなければなりません
それを知らなければ希望を手にすることもできません
だからここにパスワードを残します
“ h o p e ”
神座より
◇◆
……" h o p e "?希望?
このパスワードって多分カントクの部屋のパソコンのものですよね……
どうして神座さんが……?
……神座さん、あなたは自分の秘密を知っていたんですか?
ボクたちはこの秘密を知ってしまってもいいんですか?
……本当に……希望はあるんですよね?
とりあえずここまで
次回更新は明日か明後日に
ーカントクの個室ー
さっき手に入れたパスワード打ち込んでみましょうか。
……" h o p e "と。これで何か変化はあるでしょうか?
『ギィィィィ』
……あ、なんか壁が開いた。
隠し部屋があるみたいですね。
……入ってみましょうか。
ーカントクの個室・隠し部屋ー
虹橋「ここが……本当の研究室?」
虹橋「なんかたくさん資料が置いてありますが……」
虹橋「どこから調べたら良いんでしょう?」
虹橋「まあ、いいです。手当たりしだい調べるのみです」
虹橋「まずはこれ……」
虹橋「未開機関についての資料から見てみましょうか」
◇◆
未来機関遺伝子研究所
未来機関遺伝子研究所は、希望ヶ峰学園の生徒を中心とした遺伝子や遺体を使った研究を行っている研究機関である。
ほぼ全ての希望ヶ峰学園生の遺伝子サンプルが保管されており、本人の意思で提供された遺体なども保管されている。
実質は希望ヶ峰学園付属の研究所だが法に触れる非人道的な研究が多く行われているため、希望ヶ峰学園から独立した組織形態をとっている。
この研究所の目的は希望ヶ峰学園と同様、"あらゆる"才能の研究。真の希望を生み出すことを目的としている。
希望ヶ峰学園の研究者のほとんどはこの研究所の存在を知っているが、希望ヶ峰学園の生徒や卒業生でこの研究所の存在を知っているのはごく一部である。
研究所の実態を知っている卒業生の中には自ら研究者と成った者や死後に遺体を提供する契約を結んだ者もいるという。
◇◆
虹橋「未来機関遺伝子研究所?」
虹橋「まさかその研究所って……」
コトダマ【未来機関遺伝子研究所】を入手しました。
【未来機関遺伝子研究所】:希望ヶ峰学園の生徒を中心とした遺伝子や遺体を使った研究を行っている研究機関。その存在を知るものはごく一部らしい。
虹橋「あれ、さっきのとは別に未来機関についての資料がありますね」
虹橋「一応、確認しておきましょうか」
◇◆
未来機関
未来機関は、人類史上最大最悪の絶望的事件に対抗すべく、希望ヶ峰学園の卒業生を中心に設立された組織である。
名前こそ未来機関遺伝子研究所と同じであるがその実態はまったくの別物であり、研究所のことを知っている人間もごく一部だけである。
だがまったく関わりがないというわけではなく、未来機関を組織した上部の人間の中には研究所の研究者もおり、研究内容の一部を未来機関に提供している。
◇◆
虹橋「なるほど、名前が同じだけで未来機関という組織は2つ存在するということですね」
虹橋「では今まで出てきた"未来機関"という言葉はどっちの意味なんでしょう……?」
コトダマ【未来機関】を入手しました。
【未来機関】:人類史上最大最悪の絶望的事件に対抗すべく、希望ヶ峰学園の卒業生を中心に設立された組織。未来機関遺伝子研究所とはまったくの別物らしい。
虹橋「未来機関の情報についてはこんなところですね」
虹橋「次はいよいよその研究内容について調べましょうか」
◇◆
新世界プログラム
新世界プログラムとは、別名"サイコセラピューティング・コミュニケーション・シュミレーター"と呼ばれている。
新世界プログラムでは、当該装置を頭部に装着する事で、被験者の全員に共感覚仮想世界を体感させる事が可能となっている。
また共感覚仮想世界で構築された記憶情報を、現実世界の情報を置換する事ができ、それにより仮想世界と現実世界の情報に逆転現象を生じさせる事が可能である。
他にも記憶の消去、記憶の転移、記憶の合成などの行為が可能であるが、人格破壊の危険性があるため取り扱いには細心の注意が必要である。
新世界プログラム使用の際には、アルターエゴと呼ばれる人工知能プログラムの"監視者"に管理させることが望ましい。
◇◆
虹橋「……新世界プログラム?」
虹橋「そういえば精密検査室のあれって頭に変な装置を装着するんですよね……」
虹橋「それに監視者って……」
コトダマ【新世界プログラム】を入手しました。
【新世界プログラム】:被験者に共感覚仮想世界を体感させるプログラム。現実世界と仮想世界の記憶の置換、記憶の消去、記憶の転移、記憶の合成などが可能らしい。
虹橋「どうやら新世界プログラムは記憶を改ざんするプログラムのようです」
虹橋「他に書かれていることは……」
虹橋「あれ、カントクのメモも挟まってますね」
虹橋「あまり見たくはありませんが……」
◇◆
ああ、彼はなんて素晴らしいんだ
まさか私が生きている間にこんな素敵な研究レポートが見れるなんて
新世界プログラムを使えば記憶を人から人に移すことは可能だった
しかし死んだ人間から生きてる人間に記憶を移すなんてのは不可能だった
……がそれも覆された
彼の研究レポートを元に死体から記憶を取り出す実験をした
驚くことに成功してしまったのだ
さすがに壊死してしまった脳は駄目だったが……
壊死しないように冷凍保存していた脳から記憶を取り出すことができた
さすがに完璧な記憶とは言えないが……
あの子たちに植え付けるには十分すぎると言えるだろう
それにしても彼の名前は何て言っただろうか
超高校級の神経学者だということだけはわかっているのだが……
◇◆
虹橋「冷凍保存していた死体の脳から記憶を……?」
虹橋「うう……やっぱり見るんじゃなかった……」
コトダマ【超高校級の神経学者の研究】を入手しました。
【超高校級の神経学者の研究】:超高校級の神経学者の研究レポートを元に、死体の脳から記憶を取り出す実験が行われていたらしい。
虹橋「……他にもまだ資料はありますね」
虹橋「カムクライズル再生プロジェクト……聞いたことありますね」
虹橋「これは詳細が書かれているようですが……」
◇◆
カムクライズル再生プロジェクト
学園創始者である神座出流のクローンを作り出すため、未来機関遺伝子研究所が行ったプロジェクト。
"あらゆる"才能を身につけていた神座出流のクローンを元に遺伝子がどれだけ才能に影響するのか、
どのような環境を用意すればオリジナルと同等の才能を得られるのかを研究することが目的だった。
また、この計画と同時にクローンを育てるための施設が未来機関遺伝子研究所の敷地内に作られた。
その施設は希望ヶ峰学園校舎の複製で、かつて卒業生が在籍していた校舎とまったく同じ構造になっている。
いずれ生み出す希望ヶ峰学園卒業生のクローンがオリジナルと同じ環境で育てられるようにするためだ。
◇◆
虹橋「く、クローン……?それも学園創立者の?」
虹橋「ではボクたちと一緒に過ごしたあの神座さんの正体は……!」
コトダマ【カムクライズル再生プロジェクト】を入手しました。
【カムクライズル再生プロジェクト】:未来機関遺伝子研究所で行われた神座出流のクローンを作り出すプロジェクト。
コトダマ【希望ヶ峰学園校舎の複製】を入手しました。
【希望ヶ峰学園校舎の複製】:クローンを育てるために作られたという校舎。希望ヶ峰学園校舎とまったく同じ構造になっているらしい。
虹橋「……続きがありますね」
虹橋「次は……第二次希望再生プロジェクト……?」
◇◆
第二次希望再生プロジェクト
希望ヶ峰学園卒業生のクローンを作り出すため、カムクライズル再生プロジェクトの1年後に行われたプロジェクト。
基本的にカムクライズル再生プロジェクトと目的は一緒であるが、
この計画ではカムクライズル再生プロジェクトでは不可能だったオリジナルが持つ記憶の移転も行った。
記憶の構成には希望ヶ峰学園卒業生の協力、そして提供された遺体を元に行われた。
◇◆
虹橋「これは……」
虹橋「……最後に被験者リストが載ってますね」
虹橋「被験者は……」
虹橋「…………」
コトダマ【第二次希望再生プロジェクト】を入手しました。
【第二次希望再生プロジェクト】:希望ヶ峰学園の卒業生のクローンを作り出すプロジェクト。被験者にはオリジナルの記憶が移転されているらしい。
コトダマ【被験者リスト】を入手しました。
【被験者リスト】:第二次希望再生プロジェクトの被験者リスト。8名の名前が載っている。
キーンコーン、カーンコーン
『ああ、もうすぐこの学園生活にも終わりが来ようとしています』
『終わりの後には何が来るのでしょう?』
『それは希望溢れる未来なのか……』
『はたまた絶望に染まった暗闇なのか……』
『それを決めるのはオマエラ自身なのです』
『覚悟のある人もない人も、悔いのある人もない人も……』
『それは同時に訪れます』
『さあ、学校エリア一階にある赤い扉に入りください』
『最後の学級裁判が始まります……!』
虹橋「……最後の学級裁判」
虹橋「そうです、こんな嘘か本当かわからないような情報に動揺している場合じゃありません」
虹橋「まずは黒幕を暴かないと……!」
……黒幕の正体。
それはもうわかっているはずです。
あとは……それを暴くだけ……。
ー学園1階・エレベーター前ー
冬山「……あら、遅かったじゃない。虹橋さんで最後よ」
差掛「どうした?まさか黒幕にでもビビッているのか?」
虹橋「黒幕……ですか」
名瀬「あの、随分と顔色が悪いですけど……本当に大丈夫ですか?」
……みなさんはこの事実を知らないんですよね。
でもボクだけは知っている……でも今はまだ言えない。
もしかしたらボクの勘違いかもしれないから。
虹橋「……大丈夫です。覚悟ならできてますから」
瑞原「ああ、なんとしても黒幕を倒すぞ……」
名瀬「はい、頑張りましょう……!」
差掛「ふん、必ずここから出てやるさ」
冬山「犠牲になったみんなのためにもね……!」
虹橋「いきましょう……最後の学級裁判に……!」
絶対に……希望を掴んでみせますよ……!
【コトダマ一覧Ⅰ】
【モノクマファイル06】:被害者は未開機関所属の研究者"カントク"。死体発見場所は寄宿舎2階のカントクの個室。死因は胸部の外傷。胸を刃物のようなもので刺されている。
【日本刀】:被害者の胸に突き刺さっていた本物の刀。モノクマゲームでも手に入れることができないはずだったため、どこで入手したのかは謎。
【カントクの手記】:カントクによって書かれた手記。生徒同士によるコロシアイを望んでおり、絶望の残党からのコロシアイ計画の提案を受け入れたらしい。
【コロシアイ学園生活】:このコロシアイ学園生活が始まるより前に、希望ヶ峰学園を舞台としたコロシアイ学園生活が行われていたらしい。
【神座出流の死】:神座出流はコロシアイ学園生活が始まる前に亡くなったらしい。
【イレギュラーの存在】:コロシアイ学園生活を止めようとしたイレギュラーがいたらしい。記憶を消してコロシアイ学園生活に参加させたようだ。
【絶望の残党】:コロシアイ学園生活には7人の絶望の残党が参加したらしい。その中には十神家滅亡に関わった者、議事堂の爆破を行った者などがいるらしい。
【希望ヶ峰学園の違和感】:前にコロシアイ学園生活が行われたという希望ヶ峰学園と今の希望ヶ峰学園を比べた結果、寄宿舎2階、学園2階の男子トイレ、教室5-Cに違いがあることが判明した。
【生物室の遺体安置用冷蔵】:生物室には遺体を安置しておくための冷蔵庫があった。使用中であることを示す青いランプは10個点灯していた。
【青のランプ】:遺体安置用冷蔵庫は上下2列に分かれて並んでいる。遺体は左から詰められており、左から2つ目の下段にはランプがついていなかった。
【黒幕の部屋】:情報処理室は監視部屋、その隣の部屋はモノクマを操作するための部屋になっていた。黒幕もそこに潜んでいるようだ。
【コトダマ一覧Ⅱ】
【希望ヶ峰学園創始者】:あらゆる才能を身に付けた天才にして希望ヶ峰学園の創立者。名前を神座出流という。自分と同じような天才を生み出すために学園を創立したらしい。
【希望ヶ峰学園閉校のお知らせ】:人類史上最大最悪の絶望的事件の影響を受けて、希望ヶ峰学園は閉校している。最後の入学者は78期生だったようだ。
【希望ヶ峰学園第一期生名簿】:学園創立者が自ら選び抜いた希望ヶ峰学園第1期生。その名簿に超高校級の染物師"虹橋彩乃"の名前があった。
【未来機関遺伝子研究所】:希望ヶ峰学園の生徒を中心とした遺伝子や遺体を使った研究を行っている研究機関。その存在を知るものはごく一部らしい。
【未来機関】:人類史上最大最悪の絶望的事件に対抗すべく、希望ヶ峰学園の卒業生を中心に設立された組織。未来機関遺伝子研究所とはまったくの別物らしい。
【新世界プログラム】:被験者に共感覚仮想世界を体感させるプログラム。現実世界と仮想世界の記憶の置換、記憶の消去、記憶の転移、記憶の合成などが可能らしい。
【超高校級の神経学者の研究】:超高校級の神経学者の研究レポートを元に、死体の脳から記憶を取り出す実験が行われていたらしい。
【カムクライズル再生プロジェクト】:未来機関遺伝子研究所で行われた神座出流のクローンを作り出すプロジェクト。
【希望ヶ峰学園校舎の複製】:クローンを育てるために作られたという校舎。希望ヶ峰学園校舎とまったく同じ構造になっているらしい。
【第二次希望再生プロジェクト】:希望ヶ峰学園の卒業生のクローンを作り出すプロジェクト。被験者にはオリジナルの記憶が移転されているらしい。
【被験者リスト】:第二次希望再生プロジェクトの被験者リスト。8名の名前が載っている。
【学級裁判準備】
寄宿舎2階で発見されたカントクの死体……
カントクを殺しモノクマを操っている黒幕の正体は誰なのか
学園に潜む謎……そして虹橋たちの正体は一体何なのか
今、最後の学級裁判の幕が開く……!
現在の発言力:7
現在の精神力:12
【獲得スキル】
オートスキル
「自画自賛」:5回連続正解すると発言力が2回復する
「注目の発言力」:発言力の最大値が+2される
「脅威の集中力」:集中力の最大値が+3される
「スリーポイントショット」:ノンストップ議論の時に不正解・追究・スキルなしで正解すると精神力を3回復する
「一握りの幸運」:裁判中に一度だけ発言力が0になった時、発言力を1回復する
「ラッキースター」:モノクマメダルを手に入れた時、レスのコンマがゾロ目だった場合2倍もらえるようになる
「超妄想」:選択肢問題の時、ダミーをひとつ消すことができる
「オプティマイズ」:スキルによる精神力の減少を1減らす
「チャーミングスマイル」:発言力の減少が半減する
「メイドの極意」:人物セレクト・コトダマセレクト・選択肢問題に正解すると発言力が0.5回復する
ユーズスキル
「ボキャブラリー」:裁判中一度だけ、閃きアナグラムで必要のない文字を消し去ることができる
「ディスメンタル」:ノンストップ議論の時、精神力を3使って不必要なコトダマを取り除くことができる
「スーパースパイス」:閃きアナグラムの時、精神力を2使って2文字を開放できる
「インスピレーション」:ノンストップ議論または反論ショーダウンの時、精神力を3使ってダミーの論破ポイントと賛成ポイントを消し去ることができる
「雲外蒼天」:ロジックセレクトの時、精神力3使用してコトダマとキーワードの組み合わせを作ることができる。
「腹話術」:ノンストップ議論と反論ショーダウンの時、精神力を2使って論破ポイント1つに対して2つのコトダマをぶつけることができる
モノクマメダル【‐‐】
コトダマ【>>160 >>161】
今日はここまで
これからエピローグまで書きためてしまいます
最後の学級裁判の内容によって『バッドエンド』『ノーマルエンド』『トゥルーエンド』のいずれかに分岐します
条件は話せませんがスキルも十分あるので問題なく『トゥルーエンド』にいけるかと思います
次回更新は書きためが終わってからです
では、最後の学級裁判でお会いしましょう……
16日頃に再開したいと思います
予想以上にグダグダ長くなってしまったので4日くらいに分けて投下することになりそうです
21時頃から再開します
申し訳ないですが体調が優れないので明日の21時からに変更します
予告通り21時から再開します
学 級 裁 判 開 廷 !
モノクマ「では、始めましょうか」
モノクマ「最後の学級裁判では、特別ルールが適用されます」
モノクマ「このコロシアイ学園生活の首謀者を殺したクロの正体……」
モノクマ「つまりボクの正体を暴いてもらいます」
モノクマ「そしてさらにこの学園の謎をすべて解き明かしたその場合は……」
モノクマ「皆さんに卒業の権利をお渡しします!」
モノクマ「ただし、ボクの正体を解けなかった場合は……」
モノクマ「ここにいる全員にワックワックでドッキドッキのオシオキをします!」
モノクマ「それでは最後の学級裁判……始めてください!」
モノクマ「あ、今回はボクも議論に参加させてもらいますね」
虹橋「ひとつ聞いておきますがボクたちが勝った場合……」
虹橋「あなたはどうなるんですか?」
モノクマ「基本的にはボクもオマエラと同じ立場なのです」
モノクマ「だから校則だって守るしオシオキの対象にもなるのです」
モノクマ「なのでボクが負けたときはとっておきの処刑が執行されます」
差掛「ふん、いいだろう」
差掛「必ず貴様を引きずり落としてやる」
モノクマ「うぷぷぷ、そのためにもまずはボクの正体を見破ってもらわないとね」
瑞原「……議論するにあたって最初にはっきりさせておきたいことがある」
名瀬「なんでしょうか?」
瑞原「……俺たち以外にいた8人のメンバーについてだ」
虹橋「それって壬生さんや椎名さんたちのことですよね?」
瑞原「ああ、黒幕を暴くならまず自分たちの正体を知ることから始めるべきだ」
虹橋「自分たちの正体……」
冬山「そうね、私たちはお互いのことをよく知ってるけど……」
冬山「あの8人がどこから来たのかわからないままだものね」
差掛「まあ、だいたいの想像はつくがな……」
虹橋「ええ、カントクの手記にも書いてありましたね」
あの8人の正体……きっとこれが示してくれるはずです……!
コトダマを提示しろ!(>>160)
安価↓2
【生物室の遺体安置用冷蔵庫】
虹橋(これ……じゃないですよね)
発言力7→6.5
虹橋(カントクの手記の中にボクたち以外のメンバーについて書かれていたはずです)
虹橋(8人の正体は……)
コトダマを提示しろ!(>>160)
安価↓2
【絶望の残党】 正解!
虹橋「これがボクの答えです!」解!
発言力6.5→7
虹橋「絶望の残党が7人……」
虹橋「このコロシアイ学園生活に参加していたそうですね」
モノクマ「うぷぷぷ、そうなのです」
モノクマ「オマエラ以外の生徒の正体……」
モノクマ「それは超高校級の絶望でした!」
名瀬「正直信じられないような話ですが……本当のことなんですよね」
差掛「やつらも俺たちと同様に記憶を消してから参加していたんだろう」
差掛「だからこそ超高校級の絶望だったとは思いもしなかった」
名瀬「……みなさん良い人だったのに」
名瀬「どうして超高校級の絶望になんて……」
冬山「……あれ?でもおかしいわね」
冬山「絶望の残党が7人だけだと1人足りないはずよ?」
差掛「希望ヶ峰学園に残っていた俺たち8人」
差掛「それから絶望の残党が7人……合わせても15人しかいないな」
冬山「もう1人は何者なの?」
虹橋「正体はわかりませんが……そのもう1人に関する情報があったはずです」
ボクたちの仲間でもなく絶望の残党でもないもうひとりの存在……
それもカントクの手記の中にあったはずですね
コトダマを提示しろ!(>>160)
安価↓2
【イレギュラーの存在】 正解!
虹橋「これがボクの答えです……!」解!
虹橋「カントクの手記の中にあったはずです」
虹橋「自分のことを殺そうとしたイレギュラーの存在についてね」
瑞原「……たしか俺たちと同じ希望ヶ峰学園の生徒だったらしいな」
虹橋「ええ、そしてこのコロシアイ学園生活の計画を止めようとしていた人でもあります」
冬山「……てことは少なくとも絶望の残党の仲間ではないってことかしら?」
モノクマ「そうなのです。そのイレギュラーは超高校級の絶望ではなく……」
モノクマ「そしてオマエラの仲間でもない……孤独な存在なのです」
冬山「……あ、そういえば前の裁判の時にあんた言ってたわね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モノクマ「……ぼくを超高校級の絶望なんかと一緒にされたら困るね」
モノクマ「かといってきみたちと一緒かと言われたらそれも違う」
モノクマ「ぼくはちょっとしたイレギュラー的存在なのさ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
冬山「たしかこんなようなことを……」
モノクマ「ギクッ!な、なんのことかな……?」
瑞原「……イレギュラーはコロシアイを止めるためカントクのことを殺そうとしていた」
瑞原「動機は十分だな」
名瀬「ではそのイレギュラーさんが黒幕ということですか?」
モノクマ「ふーん、それはどうだろうね?」
モノクマ「だいたいそのイレギュラーが誰かだってわからないでしょ?」
虹橋「8人の中からひとりのイレギュラーを絞りだす方法は簡単ですよ」
虹橋「7人の絶望の残党が誰なのかはっきりさせれば消去法でひとりに絞られるんですから」
モノクマ「ふーん……でも本当にわかるのかな?」
モノクマ「だって超高校級の絶望の情報なんて限られてるよね?」
虹橋「いくら限られていようとも……」
虹橋「今までの事件を振り返れば何かわかるはずです」
瑞原「……そうだな。何かしらヒントはあるかもしれん」
冬山「超高校級の絶望についての情報……」
冬山「どんな些細なことでもいいから思い出してみましょう……!」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ(>>160 >>161)
>【イレギュラーの存在】
>【コロシアイ学園生活】
>【カントクの手記】
>【日本刀】
>【モノクマファイル06】
冬山「最初に確認しておくけど……」
冬山「【壬生さん】……椎名……秋田……【神々廻さん】」
冬山「【葛城さん】……南条……皐月……【冠城さん】」
冬山「この8人の中にイレギュラーがいるのよね?」
差掛「たしか南条だけは《記憶があった》はずだな」
差掛「何か口走っていなかったか?」
名瀬「南条さん以外でも……」
名瀬「他に超高校級の絶望についての《情報を持っていた人》はいなかったでしょうか?」
虹橋「皐月さんは脱出スイッチを使っていた……」
虹橋「《イレギュラーの存在は知っていた》は知っていたはずですよね」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
スキル『インスピレーション』発動!
精神力12→9
虹橋「何か閃きそうです……!」
オプティマイズの効果で精神力の消費は2じゃないですか?
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ(>>160 >>161)
>【イレギュラーの存在】
>【コロシアイ学園生活】
>【カントクの手記】
>【日本刀】
>【モノクマファイル06】
冬山「最初に確認しておくけど……」
冬山「壬生さん……椎名……秋田……神々廻さん」
冬山「【葛城さん】……南条……皐月……冠城さん」
冬山「この8人の中にイレギュラーがいるのよね?」
差掛「たしか南条だけは記憶があったはずだな」
差掛「何か口走っていなかったか?」
名瀬「南条さん以外でも……」
名瀬「他に超高校級の絶望についての《情報を持っていた人》はいなかったでしょうか?」
虹橋「皐月さんは脱出スイッチを使っていた……」
虹橋「イレギュラーの存在は知っていたは知っていたはずですよね」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
>>194
そうでした
あとで訂正します
安価↓
【葛城さん】→《情報を持っていた人》 正解!
B r e a k !
虹橋「それに同意です!」論破!
精神力→10
虹橋「そういえば……葛城さんは妹の敵をとるために殺人を犯したんですよね」
虹橋「そしてその狙いは4人以上いたはずです」
名瀬「4人も……ですか?」
虹橋「ええ、校則違反を犯せば3人までは殺すことはできた」
虹橋「でも葛城さんがそれをしなかったのは標的が4人以上いたからなんです」
……そうです、そのために葛城さんは自分の命を絶ってまで復讐をしようとした。
今ならその4人が誰だったのかもわかるはずです。
虹橋「神々廻さんの名前は動機ファイルに書かれていたのでまず1人確定です」
虹橋「それから他に3人以上……」
虹橋「いえ、3人だけいます」
あの時点で生き残っていたメンバーからボクたちを引けば……
ちょうど3人……イレギュラーではなく超高校級の絶望が浮かび上がるはずです……!
【ロジックセレクト 開始】
葛城が標的としていた超高校級の絶望は誰?
《差掛慧真》 《虹橋彩乃》
《瑞原華零》
《皐月始》 《夢喰華燐》
《南条昴》 《冠城羽衣》
《堀田実》
《名瀬式未》
《冬山涼子》
《キーワード》⇔《キーワード》⇔《キーワード》
安価↓2
《南条昴》⇔《皐月始》⇔《冠城羽衣》 正解!
虹橋「これしか……ない!」解!
虹橋「神々廻さん、南条さん、皐月さん、そして冠城さん……」
虹橋「その4人こそ葛城さんの標的だったんです」
名瀬「え……か、冠城さんもですか?」
虹橋「……おそらくそうでしょうね」
だからこそ葛城さんは自殺なんて方法をとったのかもしれません。
虹橋「これで半数は超高校級の絶望が確定したはずです」
モノクマ「まだ半分?さすがにこれ以上は絞れないんじゃないかなぁ」
差掛「もう半分の間違いじゃないのか?」
差掛「あと3人の超高校級の絶望が確定すれば貴様の正体も判明するんだぞ」
モノクマ「ふーん、ふーん、できるもんならやってみりゃいいじゃん」
モノクマ「でもさぁ……本当に死んだ人の中にイレギュラーがいるの?」
モノクマ「死んだ人は絶対に生き返らないんだよ」
モノクマ「オマエラの中にイレギュラーがいるかもしれないじゃん?」
虹橋「そんなことありませんよ」
虹橋「なぜなら犠牲になった11人の中で……」
虹橋「死んでいない誰かがいることは間違いないはずなんですから……!」
モノクマ「はあ?証拠でもあるの?死んだ誰かが生きてるって証拠が?」
虹橋「もちろんですよ」
虹橋「その証拠……見せてあげます!」
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【生物室の遺体安置用冷蔵】 正解!
虹橋「これがボクの答えです……!」解!
虹橋「生物室にあった遺体安置用の冷蔵庫……」
虹橋「そこに今まで犠牲になったみなさんが入っているんですよね?」
モノクマ「そうですが……何も問題なんてないでしょ?」
虹橋「問題ならあります。今まで犠牲になったのは11人……」
虹橋「それなのに冷蔵庫のランプは10個しか点灯していなかったのですから……!」
差掛「どうだモノクマ?もし遺体を別の場所に保管してあるというなら……」
差掛「その場所とやらを教えてもらおうか?」
モノクマ「ぐぬぬ……しかたありませんね。認めましょう」
モノクマ「たしかに遺体は10個しかありません」
冬山「……やっぱりね」
モノクマ「でもその実は生きてる誰かさんがわからなくっちゃ意味ないんですけどね」
名瀬「それもあと4人という所まで来ていますわ」
モノクマ「うぷぷぷ、無理無理オマエラにはわかりっこないよ」
虹橋「ふふん、焦っているのが目に見えますよ」
虹橋「そろそろイレギュラーの正体をはっきりさせましょうか……!」
カントクの手記……それを見ればもうはっきりとわかるはずです……
イレギュラーの正体が……!
【ロジカルダイブ 開始】
Q1.手記に書かれていた【十神家を滅亡に導いたもの】は誰?
1.壬生霞
2.椎名正義
3.秋田聖也
4.葛城秋子
安価↓2
選択 1 正解!
虹橋「これかも……!」解!
たしか壬生さんが仕えていたお屋敷は十神家だと言ってました
十神家を滅亡に導いたもの……壬生さんの可能性が高いはずです……!
Q2.手記に書かれていた【議事堂の爆破を行ったもの】は誰?
1.椎名正義
2.秋田聖也
3.葛城秋子
安価↓2
選択 1 正解!
虹橋「これかも……!」解!
椎名さんが隠していた秘密……それは超高校級の爆弾魔だったはずです
議事堂の爆破を行った人物は椎名さんで違いありません……!
Q3.手記に書かれていた【演技や踊りで人々を魅了し絶望させたもの】は誰?
1.秋田聖也
2.葛城秋子
安価↓2
選択 2 正解!
虹橋「これかも……!」解!
演技や踊りといえば葛城さんや神々廻さんのことでしょう。
だとすれば残った人物はただ1人です。
イレギュラーの正体はあの人しかいませんよ……!
Q4.イレギュラーの正体は?
怪しい人物を指名しろ!
安価↓2
秋田聖也 正解!
残った人物は秋田聖也さん……彼しかいません……!
C O M P L E T E !
虹橋「イレギュラーの正体……」
虹橋「それは秋田さん以外ありえませんよ!」
差掛「……たしかあいつジャスティスライダーとかいうふざけたヒーローをやっていた」
差掛「悪を討つ正義のヒーロー……コロシアイを止めようとしていた動機としては十分だな」
冬山「秋田のオシオキ……車ごと水の中に沈んでいくところは見たけど……」
冬山「死んだ瞬間は誰も見ていないわね」
名瀬「で、ではカントクを殺した黒幕の正体は……」
瑞原「秋田聖也……あいつがクロで間違いないだろう」
差掛「貴様の正体が秋田だということはもう判明した」
差掛「そろそろ正体を現したらどうだ?」
モノクマ「……うぷぷぷ」
モノクマ「大正解だよ」
モノクマ「カントクを殺そうとしていたイレギュラー……」
モノクマ「その正体は……」
モノクマ「秋田聖也クンだったのです!」
モノクマ「カントクを殺したクロがイレギュラーかどうかは別の話ですけどね」
差掛「なんだと……?お前が自分で自分のことをイレギュラーだと言ったはずだぞ」
モノクマ「ええ、言いましたよ。でもボクが言ったイレギュラーと手記に書かれたイレギュラーが一緒とは限らないよねぇ?」
モノクマ「ボクは超高校級の絶望の中でもさらに格上の絶望……」
モノクマ「絶望のカリスマといえるべき存在ですからね」
モノクマ「イレギュラーってのはそういう意味で言ったんですよ?」
冬山「ここまで来てまだ認めないつもりなのね」
モノクマ「だってこれはイレギュラーを暴くための裁判じゃなくて……」
モノクマ「あの研究員を殺したクロを暴く裁判ですからね」
モノクマ「どうしてもイレギュラーが黒幕だと言いたいなら証拠を出してもらわなくっちゃ」
モノクマ「イレギュラーと黒幕を繋ぐ証拠なんてないでしょ?」
たしかにイレギュラーは秋田さんでも……
秋田さんが黒幕でない可能性は十分にあります
でも……
瑞原「……たしかにそんな証拠はないかもしれんな」
瑞原「だが秋田と黒幕を繋ぐ証拠ならあったはずだ……!」
モノクマ「へー、じゃあ見せてもらおうじゃん」
モノクマ「その証拠ってやつをさぁ」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【黒幕の部屋】
>【希望ヶ峰学園の違和感】
>【日本刀】
>【神座出流の死】
>【イレギュラーの存在】
モノクマ「秋田クンと黒幕を繋ぐ証拠……?」
モノクマ「そんなもの本当にあるのかなぁ?」
名瀬「《秋田さんの正体》はジャスティスライダー……」
名瀬「動機ならはっきりしています」
モノクマ「動機なら全員にあるはずでしょ?」
モノクマ「だってあいつは【コロシアイ学園生活の首謀者】だったんだから」
瑞原「《ジャスティスライダーの殺人》には……」
瑞原「他にない特徴があったはずだ」
モノクマ「特徴?【犯行予告】のことかな?」
モノクマ「でもそんなものなかったよねぇ」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【日本刀】→《ジャスティスライダーの殺人》 正解!
B r e a k !
虹橋「それに同意です!」論破!
虹橋「今回の殺人とジャスティスライダーの殺人……」
虹橋「ある点が一致していますね」
モノクマ「一致?そんなものあったかな?」
虹橋「ふふん、もちろんありますよ」
虹橋「それは凶器です。カントクの胸に突き刺さっていた日本刀……」
虹橋「それはジャスティスライダーが犯行を行う際に使っていた凶器と一緒なんです」
瑞原「あの日本刀……学園のどこで入手したのかは謎だったが……」
瑞原「秋田がこの学園に乗り込んだときに持ち込んだ物だったんだろう」
冬山「どうなの?これでもまだ認めないつもり?」
モノクマ「なんだよ!そんなの証拠になんてならないぞ!」
モノクマ「たまたま凶器が一緒だったってだけじゃないか!」
差掛「ふん、証拠はそれだけじゃないぞ」
差掛「虹橋……お前ならわかるな?」
虹橋「……え?ボクですか?」
モノクマ「ははーん、どうせこれ以上の証拠なんてないんでしょ!」
モノクマ「証拠がないなら……ボクは認めないからな!」
【マシンガントークバトル 開始】
コトダマ
>【イレギュラーの存在】
>【青のランプ】
>【黒幕の部屋】
>【モノクマファイル06】
モノクマ「本当にいいのかな?」
モノクマ「はしゃいじゃって……」
モノクマ「キミは何を言ってるのかね?」
モノクマ「見えない聞こえない!」
モノクマ「なにさなんなのさ!」
モノクマ「証拠・証拠・証拠!!」
モノクマ「【ボクが秋田聖也だって証拠はもうないんだろ!?】」
【コトダマ】→【論破ポイント】
安価↓2
スキル「スリーポイントショット」発動!
精神力10→12
虹橋「これで決めますよ!」
【青のランプ】→【ボクが秋田聖也だって証拠はもうないんだろ!?】 正解!
B r e a k !
虹橋「これで……終わりです!」論破!
虹橋「あなたが秋田さんだという根拠……」
虹橋「それは生物室の冷蔵庫です」
虹橋「あの冷蔵庫は遺体が保管されている場所は青いランプが点等するようになっているんです」
虹橋「遺体は左から順番に収納していたようですが……」
虹橋「一箇所だけ不自然に空いていた場所があったんです」
モノクマ「不自然な場所?そんなのどこにあるってのさ?」
虹橋「左から2番目の下の段……」
虹橋「そこだけがぽっかり空いていたのです」
虹橋「もし左から順番に入れたとすれば……」
虹橋「4番目に当たる位置です」
虹橋「そう、本来であればちょうど4番目に犠牲となったはずの……」
虹橋「秋田さんの遺体が入れられているはずの位置ですよ……!」
瑞原「……おそらくそこには別の死体が入れられていたんだろう」
瑞原「そう、カントクの死体だ」
名瀬「カントクの死体を寄宿舎まで引っ張り出したからそこだけ空いてしまった……」
名瀬「そういうことですわね」
冬山「今度こそ終わりよ」
冬山「そろそろ正体を現したらどうなの?」
モノクマ「…………」
モノクマ「……うぷぷぷ、まあいいでしょう」
モノクマ「ボクもいい加減この役飽きてきたしね」
モノクマ「ボクの真の姿……お見せしましょう!」
突然裁判場が白い煙で立ち込める。
煙が晴れ……そこでボクたちが見たもの。
真っ黒な仮面に真っ黒なパワードスーツを身に付けた……
ジャスティスライダーがそこにいた。
秋田「……ふう、やれやれだよ」
秋田「やっとあのモノクマから開放された」
秋田「さて、あらためて名乗らせてもらおうかな」
秋田ぼくは超高校級のレーサー"秋田聖也"……」
秋田「ではなく……」
秋田「超高校級の正義!ジャスティスライダー!」
秋田「それが今のぼくの正体さっ!」
差掛「何が超高校級の正義だ……今まで散々俺たちを苦しめてきたくせに」
秋田「ああ、それはすまないと思っているよ」
秋田「だけどそれにも理由があったんだ」
瑞原「理由だと……?」
秋田「まあ、それはあとできみたち自身の手で謎を解いてもらうとして……」
秋田「ぼくがどうやってこのコロシアイ学園生活を乗っ取ったか気にならないかい?」
虹橋「……一応、聞かせてもらいましょうか」
秋田「ふ……まあ説明すれば実にシンプルなんだけどね」
秋田「記憶をすべて取り戻したぼくは自分の使命を思い出したんだ」
秋田「その使命をはたすべくぼくはモノクマの魔の手から逃げた」
秋田「で、あとは黒幕を討つだけなんだけど……」
秋田「マスターキーはモノクマが持っていたからね。それを奪えば簡単に手に入れることができた」
秋田「そして黒幕のいるところまで乗り込んで殺害したというわけさ」
秋田「どう?シンプルでしょ?」
虹橋「待ってください……記憶を取り戻したってどうやってですか?」
虹橋「脱出スイッチもなかったはずですよね?」
秋田「ふ……どうやって記憶を思い出したか」
秋田「それはただの偶然に過ぎないんだけどね」
秋田「その方法……きみたちならわかるんじゃないかな?」
脱出スイッチの使用以外で記憶を取り戻した方法
そういえば前の裁判のときに何か言ってましたね……
【閃きアナグラム 開始】
記憶を取り戻した方法は?
5文字
う み し ま
き そ と さ
安価↓2
そうまとう → 走馬灯 正解!
虹橋「これかも……!」解!
虹橋「人は死の間際になると走馬灯が見えてくるもの……」
虹橋「前にそんなことを言ってましたね」
秋田「死の淵を彷徨うと本当に記憶って鮮明によみがえるものなんだね……」
秋田「おかげで思い出したよ……ジャスティスライダーの使命をね」
冬山「使命……それってこのコロシアイ学園生活を止めることよね?」
秋田「かつての仲間が超高校級の絶望に成り下がり……」
秋田「江ノ島盾子が死んだ今でさえ、こんなコロシアイを実行しようとしていた」
秋田「だからこの手で終わらせてあげようと思っていた……」
秋田「だが事態はそんなに簡単なものじゃなかったんだよ」
秋田「……さて、その事態というやつをこれからきみたちに明かしてもらうわけだけど」
秋田「はたしてきみたちにそれがわかるかな?」
差掛「ふん……その謎が解けなければ俺たちはここから出られないんだろう?」
差掛「ならばなんとしても解いてやるさ」
冬山「ここまで来たんだもの……」
冬山「あと少しよ……!」
秋田「ふ……いいねいいね!」
秋田「学級裁判……後半戦といこうじゃないか……!」
虹橋「それは……まだ早いですよ……!」
今日はここまで
明日続きやります
21時頃から再開します
秋田「……うん?いきなり水を差してきてどうしたんだい?」
虹橋「少し待ってください」
虹橋「たしかにイレギュラーの正体は秋田さんかもしれませんが……」
虹橋「イレギュラーとあなたは本当に同一人物なんでしょうか?」
冬山「え……?な、何を言ってるの?どうみても……」
冬山「いえ、たしかに変なコスプレはしてるけど声は間違いなく秋田の声じゃない」
秋田「冬山さんの言うとおりさ。それともぼくの声忘れちゃったのかな?」
虹橋「もちろん、覚えています……でも声ならいくらでも変えられますよ」
秋田「……ああ、なるほど。つまりこう言いたいのかな?」
「……わたし……冠城羽衣が……本当の黒幕だったの……」
名瀬「……!い、今の声……冠城さんですか!?」
秋田「ははっ!そうなんだ!実はこの中身は冠城さんだったのさ!」
差掛「ま、待て……もし本当ならこんな簡単に自白するわけがない……」
秋田「それは違うよ!だってこんなことできるのなんて冠城さんだけだからね!」
瑞原「……いや……ボイスチェンジャーか何かを使った可能性も……?」
秋田「む……さすが瑞原くん!なかなか鋭いじゃないか!」
秋田「たしかにこの仮面にはボイスチェンジャーがついてるよ」
秋田「ヒーローってのは自分の正体を知られてはいけない……」
秋田「だから声だって自由自在に変えられるのさ!」
冬山「え?ちょっと待ちなさいよ!あんたは秋田……なのよね?」
秋田「……何度も言ってるだろ?俺はジャスティスライダーだぜ」
差掛「な、なんだ……?どういうことだ?こいつの正体は秋田じゃないのか?」
虹橋「イレギュラーの正体は秋田さんで間違いありません」
虹橋「でも本当にイレギュラーが……秋田さんが黒幕なんでしょうか?」
秋田「……よくわからないね。きみは何が言いたいんだい?」
虹橋「自分のことをベラベラ喋ったのはただのミスで済まされます……」
虹橋「ですがわざわざ死体に刀を刺すなんておかしくありませんか?」
虹橋「遺体の保管場所だってそうです」
虹橋「あんな風に不自然な証拠を残すなんて自分を疑えと言ってるようなものですよ」
秋田「なんだそんなことか。その答えは簡単だよ」
秋田「ぼくはフェアプレイが好きだからあえて証拠を残した……それだけのことさ」
虹橋「……フェアプレイですか。たしかにあなたは正直者でフェアな人間かもしれません」
虹橋「それもボクたちが想像しているよりもずっと……恐ろしいくらいフェアな人間かも……」
秋田「……やれやれ、虹橋さんはどうしちゃったのかな?」
秋田「ぼくを犯人呼ばわりしたと思えば……」
秋田「次はぼくが秋田聖也じゃないと言い出すし」
秋田「その挙句ぼくのことはフェアな人間だと言う」
秋田「言ってることが支離滅裂だよ」
名瀬「……こんなことは言いたくありませんが」
名瀬「正直虹橋さんが何を言いたいのかわたくしたちにもわかりませんわ……」
虹橋「……すみません。でもボクはどうしても納得できないんです」
虹橋「どうしても秋田さんが黒幕だという確実な証拠が欲しいんです」
虹橋「もしボクの勘違いでなければもうひとりだけ……」
虹橋「もうひとりだけ黒幕の可能性が残っている人物がいるから」
瑞原「何だと……?それは本当なのか?」
虹橋「……おそらくですが」
秋田「ふーん……いいよ!おもしろいね!」
秋田「じゃあその人物を教えてもおっかな!」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【モノクマファイル06】
>【カントクの手記】
>【絶望の残党】
>【青のランプ】
>【黒幕の部屋】
秋田「黒幕の可能性……それって誰のことかな?」
秋田「【壬生さん?】【南条くん?】【夢喰さん?】」
秋田「でも彼女たちが【死ぬ瞬間】をはっきりとその目でみたよね?」
秋田「それとも【番場くん?】【椎名くん?】【葛城さん?】【神々廻さん?】」
秋田「【堀田くん?】【冠城さん?】【皐月くん?】」
秋田「でも彼らの死体は【本人だと確認済み】だよね?」
秋田「やっぱり【秋田聖也】が黒幕……その可能性が高いんじゃないかな?」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【冠城さん?】→【本人だと確認済み】 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「ひとりだけ……本人かどうかはっきりしていない死体があったはずです」
虹橋「それは冠城さんの死体です」
虹橋「彼女の死体を発見したときには焼け痕がひどくて誰かわからない状態でした」
虹橋「彼女が……冠城さんが黒幕の可能性が残っているんですよ……!」
瑞原「か、冠城が……?」
冬山「そ、それはどうかしら?だって冠城さんは……」
冬山「モノクマにオシオキされたはずでしょう?モノクマもそう言ってたじゃない」
虹橋「……いえ、モノクマはそんなこと一言も言ってません」
虹橋「前の裁判では一度も……オシオキを実行したとも冠城さんを刺したとも……」
ずっと気になっていました……
妙な言い回しばかりして冠城さんを殺したとは一度もはっきり言ってなかったこと。
虹橋「たしかにモノクマはボクたちを騙すために全力を尽くしてきました」
虹橋「でも嘘だけは……一度たりとも吐いたことがないんじゃないですか?」
秋田「……ははっ!虹橋さんはおもしろいことを言うね」
秋田「でもさ、さすがにぼくを買いかぶりすぎなんじゃないのかな」
秋田「たしかに嘘は嫌いだけど……一度や二度くらいは嘘もついたりするんだよ?」
虹橋「本当にそうでしょうか?」
秋田「どうしてきみがぼくの正体をそんなに疑うのかわからないけどさ」
秋田「彼女が死んでないっていうならきみたちの見た死体ってなんだったの?」
秋田「そもそもあの死体には冠城さんの私物……」
秋田「牛の人形や虹橋さんがあげたヘアピンも一緒だったじゃないか」
秋田「だいたいあの死体が冠城さんじゃないとしたら……」
秋田「皐月くんが気がつくはずだよね?」
秋田「この辺のこと……どう説明してくれるの?」
虹橋「……いいでしょう。全て証明しましょう」
虹橋「冠城さんにも犯行のチャンスがあったことを……!」
やっぱりそうです。前にモノクマが言っていたあの言葉……
秋田さんが知っているはずない……黒幕のはずがないんです……!
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【カントクの手記】
>【絶望の残党】
>【生物室の遺体安置用冷蔵庫】
>【希望ヶ峰学園の違和感】
>【黒幕の部屋】
秋田「きみだって見たはずだろ……?」
秋田「冠城さんの死体をはっきりとその目でさ」
差掛「……あれは間違いなくし【本物の死体】だった」
差掛「実は《ダミー人形だった》なんてことはありえないぞ」
秋田「それに冠城さんの私物……」
秋田「ヘアピンや牛の人形だって近くに落ちてたじゃないか」
秋田「まさかあれは《偽物だった》とか?」
冬山「じゃあ……死体が別の人だったとか……?」
秋田「そんな死体どこにあるっていうんだい?」
秋田「そんなに都合よく【死体なんて用意できるわけない】じゃないか」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【生物室の遺体安置用冷蔵庫】→【死体なんて用意できるわけない】 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「死体ならあったはずですよ」
虹橋「生物室の冷蔵庫の中にね」
冬山「「あそこから死体を?でも一体誰の死体を引っ張り出してきたのかしら?」
虹橋「……おそらくは葛城さんの死体でしょう」
虹橋「葛城さんの死体にはほとんど外傷もなかったし体格も冠城さんと殆ど同じです」
差掛「たしかに死体の偽装は可能だったかもしれんが……」
差掛「それだといろいろと問題が出てくるぞ?」
秋田「ははは、差掛くんの言うとおりだよ!」
秋田「そもそも生物室には鍵が掛かっていたはずでしょ?」
秋田「冠城さんがどうやってあそこに入ったっていうのさ?」
名瀬「あ、それならマスターキーを使えばそれも可能ではないでしょうか?」
秋田「マスターキー?でもそれを持ってたのはぼくと皐月くんだけだったよね?」
秋田「まさか皐月くんが開けたっていうのかい?何のために?」
秋田「皐月くんは冠城さんを殺そうとしてたんだよ?ありえないって」
虹橋「そうでしょうか?もしすべてが逆だったとしたら……」
虹橋「それもありえるんじゃないでしょうか?」
秋田「うん?それってどういうことかな?」
冠城さんと皐月さんの本当の関係……
それを考えれば答えは出るはず……!
1.共犯関係にあった
2.被害者と加害者の関係だった
×3.兄弟だった
4.師弟関係だった
安価↓2
選択 1 正解!
虹橋「これがボクの答えです!」解!
虹橋「もし皐月さんが最初から冠城さんを殺すつもりだったのならありえない話でしょう」
虹橋「ですが……もし2人が共犯関係もあったとしたらどうでしょう?」
虹橋「ボクたちの中で生き残っていた絶望の残党は2人だけでした」
虹橋「だからこそ2人は協力して……黒幕とボクたち全員を殺す計画を立てたんです」
冬山「……そしてその計画は夢喰さんの手によって崩れたってこと?」
冬山「たしかにありえない話じゃないけど……」
秋田「ふんふん、なかなかおもしろいことを言うね」
秋田「ちょっとわくわくしてきちゃったよ!」
秋田「それでもやっぱり黒幕を乗っ取るなんて彼らには無理だと思うけどね!」
秋田「校則違反の件……これはどう考えるのかな?」
秋田「いくら黒幕を乗っ取ったからといって校則違反は絶対に許されないんだ」
秋田「監視カメラが壊されている以上……必ず校則違反者がいるはずなんだよ」
秋田「いったい誰が校則違反したっていうのかな?」
秋田「そんな人冠城さん以外にいないはずだよね」
虹橋「……逆に聞きましょうか」
虹橋「もしオシオキの対象がすでに死んでいたとしたらその場合はどうなるんでしょう?」
秋田「まあ、校則違反の対象が死んでた場合はチャラにするほかないけど……」
虹橋「それなら……ひとりだけ可能性のある人物がいますよ」
校則違反が可能だった人物……あの人しかいませんよ!
怪しい人物を指名しろ!
安価↓2
皐月始 正解!
虹橋「この人しか……いない!」解!
虹橋「皐月さんの本当の計画……」
虹橋「その中の役割はまったくの逆だったんじゃないでしょうか?」
虹橋「監視カメラを壊したのは皐月さんで……」
虹橋「冠城さんが黒幕を殺したクロだったんです」
差掛「そうして黒幕を乗っ取った冠城がモノクマを操り……」
差掛「皐月が皆殺しの計画を実行しようとしたということか」
虹橋「どうですか?今度こそ……」
虹橋「犯行が可能だったことを証明できましたよ……!」
秋田「……あはは、おもしろい!おもしろいよ!」
秋田「だけどそんなのただの推論にすぎない」
秋田「ぼくが秋田聖也だっていう可能性は捨てきれないはずだよ?」
虹橋「……そんなことありませんよ」
虹橋「ボクは最初から……秋田さんが黒幕だとは思っていませんでした」
虹橋「あなたはモノクマですら知りえないはずの情報を知っていましたからね」
秋田「……うん?なにそれ?初耳だけど」
秋田「まあいいや、そろそろ本当に後半戦に突入したいし……」
秋田「その情報とやらについて聞かせてもらおっかな!」
秋田「さあ!最後の勝負といこうじゃないか!」
【PTA 開始】
秋田「我が正義のもとに……」
秋田「全ての悪に裁きを与えるため……」
秋田「この刀をもって処刑を執行する……!」
秋田「悪・即・斬・殺!!」
秋田「正義の邪魔をするものは全て排除する……!」
秋田「【俺に知り得ない情報……そんなもの存在しないぜ!】」
機 関
△
未 来 □ ○ 究 員
×
の 研
安価↓2
□→△→×→○ 未来機関の研究員 正解
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「前にこんなこと言ったの覚えてますか?」
虹橋「カントクの正体が未来機関の研究員であること……」
虹橋「そのことをボクが知っていると」
秋田「えーと、そんなこと言ってたかな?」
差掛「ふん、それなら俺も覚えているぞ」
差掛「たしかにお前は言っていた」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モノクマ「ええ、オマエラもよくご存知の元超高校級の監督こと未来機関の研究員のカントクですよ」
差掛「未来機関の研究員……?希望ヶ峰学園の研究員じゃなくてか?」
モノクマ「あれ?知らなかったの?でも虹橋さんは知ってたよね?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
差掛「俺にはその意味がわからなかったが……」
差掛「お前ならわかるんだろう?」
虹橋「ええ、そうです。たしかにボクはカントクが未来機関の研究員であることを知っていました」
虹橋「監視カメラのない大浴場で冠城さんに教えてもらいましたからね……!」
秋田「……でもそれだけでしょ?」
秋田「そんなのボクがたまたまモノクマを操ってるときに……」
秋田「盗み聞きしただけかもしれないじゃん?」
虹橋「それだけじゃありません。あなたはもっと前にもありえない発言をしているんですから」
秋田「…………」
虹橋「前の事件のとき……あなたは死体を前にしたボクたちにこう言ったんですよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
モノクマ「やだなぁ、冠城さんなら目の前にいるじゃないか」
モノクマ「ほら、この死体のそばに落ちてるヘアピンは虹橋さんがあげたものだよね?」
モノクマ「それにこのブッサイクな人形はいつも冠城さんが手にはめてたものじゃないか」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
虹橋「冠城さんが持っていたヘアピン……」
虹橋「たしかにボクが渡したものです」
虹橋「ですがそれもやっぱり監視カメラのない大浴場でのことでした」
虹橋「……どうしてあなたがそれを知っているんですか?」
秋田「…………」
瑞原「……どうした?なぜ黙っている?」
冬山「ほ、本当にあなたは……冠城さんなの?」
秋田「……お見事だよ。虹橋さん」
秋田「あの言葉の意味に気がついてくれるなんて……」
秋田「わざとヒントを与えたかいがあったよ」
虹橋「わざと……ですか?」
秋田「そうだよ。実はきみだけじゃなくて他の人にもヒントはあげてたんだ」
秋田「気付いてくれたのは虹橋さんだけだったみたいだけどね」
秋田「さて、茶番も飽きてきたし今度こそ本当の姿を見せてあげるよ」
秋田「……うぷぷぷぷぷぷ」
先ほどと同様に裁判場が白い煙で立ち込める。
ジャスティスライダーが身に着けていた仮面とパワードスーツを外して真の姿を現す
……がそれだけでは終わらない。
煙が完全に晴れ……そこでボクたちが見たものは……
遺影の代わりに置かれている犠牲者そっくりに作られた人形だった。
「ひさしぶりだね……彩乃ちゃん」
「それに他のみんなも……」
「でも私の正体なんて知らないほうが……」
「ずっと幸せに死ねたはずなのに……」
「そういえば彩乃ちゃんは私が嘘を吐いてないって言ってくれたけど……」
「実は私ひとつだけ嘘をついてたことがあるの……」
「それはね……」
「人は死んでも生き返るってことだよ……!」
冠城「じゃじゃーん!お見事大正解!」
冠城「コロシアイ学園生活の首謀者を殺してモノクマを乗っ取った人物は……」
冠城「この私!冠城羽衣ちゃんでした!」
冠城「あははは!これでようやく全員揃ったね!」
差掛「ぜ、全員だと……?遺影の代わりに置かれているのはただの人形だろうが……」
バンバ「おいおい、人形だなんてひどいぜ……」
カツラギ「私たちだってちゃんと生きてるんだからねっ!」
名瀬「に、人形が喋りましたわ……!?」
シシバ「えへへ!みんなとまた会えて嬉しいよ!」
ミブ「私もです!ね、虹橋さん!また会えたでしょう?」
虹橋「え……?」
シイナ「おいおいなんだその顔は?」
シイナ「また会うだろうと前に言っただろう」
虹橋「な、なんですかこれ……!?」
虹橋「それにまた会うとかなんとかって……」
たしかボクが以前見た夢で言われたこと……
でもどうしてこのことを……?
冠城「うぷぷぷ、気付いちゃった?」
冠城「実は彩乃ちゃんが夢だと思っていたのはぜーんぶ私との会話だったんだよ?」
虹橋「は……?」
冠城「毎日マスターキーを使ってこっそり彩乃ちゃんの部屋に忍び込んでたの」
冠城「彩乃ちゃんが起きないように秘密のお香を焚いてー」
冠城「それでみんなと一緒にお喋りしてたってこと!」
虹橋「じゃ、じゃあボクが目を覚ました時に遺品がおいてあったのは……」
冠城「私なりの演出ってやつかなー?おもしろかったでしょ?」
冬山「ね、ねえ……少し悪ふざけが過ぎるんじゃないの……?」
シシバ「えー、ひどいよ冬山ちゃん。私に会えて嬉しくないの?」
サツキ「しかたないよ。どうせボクたちなんて絶望の残党に過ぎないからね……」
瑞原「……随分とふざけた演出のようだな」
瑞原「こんなことで俺たちを揺さぶろうとするとは」
冠城「ふざけた演出ー?ちょっと違うかなー?」
冠城「だってここにいるみんなは本当に生きてるんだよ?」
冠城「私の中でね!」
虹橋「じょ、冗談じゃありませんよ……!」
虹橋「こんなことで皆さんが生き返っただなんてボクは認めませんよ!」
カツラギ「そんな……彩乃ちゃんが私のことを拒否するなんて……!」
ホッタ「……本当にショックだね」
冠城「ううん、それは違うよ?ただみんなの理解が追いついてないだけ」
冠城「だから教えてあげなくっちゃね」
ムクロ「うん!あやのんにも他のみんなにもアタシたちのことわかって欲しいもんね!」
冠城「そういうわけだから……これから先は真の学級裁判が始まるよ!」
虹橋「真の学級裁判……?」
冠城「うん、私の真の正体を知ってもらってー」
冠城「それで学園の謎を解き明かしてもらうの!」
冠城「さあ!真の学級裁判はこれからだよ……!」
学 級 裁 判 中 断 !
もう少しだけ進めます
学 級 裁 判 再 開 !
冠城「さあ、はじまりはじまりー」
冠城「まずは私たち絶望の残党のことについて教えてあげようかな?」
ホッタ「それが良さそうだね。みんな混乱してるみたいだし」
バンバ「つってもオレらは関係ねーんだけどな」
カツラギ「じゃああんたたちはずっと黙っててもいいわよ!」
カツラギ「ここは私と羽衣ちゃんの2人で教えてあげるんだから!」
ミブ「えーずるいですよぉ。私も混ぜてくださいよぉ」
差掛「……いいから話すならさっさと話せ」
差掛「その人形劇を見てると虫唾が走る」
ムクロ「む、何さ!その言い草はひどいんじゃないかな!」
差掛「ぐ……だからそれをやめろと……」
カツラギ「もういいわよ。こんなめんどいやつ放っといてさっさと話すすめましょ」
冠城「うん、じゃあ話進めちゃうねー」
冠城「えっとー私たちの正体についてはもう知ってるよね?」
虹橋「絶望の残党……ですよね」
冠城「そうなの!この学園の生き残りの8人と秋田君を除いた7人の正体は……」
冠城「絶望の残党だったの」
冠城「それでーその絶望の残党の私たちが今回のコロシアイ学園生活を提案したんだけどー」
冠城「あなたたちの保護者的存在であるあのお馬鹿な研究員が承諾してくれたの」
冠城「そこまではみんなも知ってるよね?」
瑞原「ああ、俺たちがコロシアイに巻き込まれた理由はわかった」
瑞原「だが……お前たちがコロシアイ学園生活を始めた理由がわからない」
ナンジョウ「くくく……その理由知りたいか?」
ナンジョウ「ならば話してやろう。その理由とは……」
シシバ「新しいリーダーを決めるためだよ!江ノ島ちゃんに変わる新しいリーダーをね!」
サツキ「江ノ島盾子は誰か知ってるよね?」
サツキ「人類史上最大最悪の絶望的事件を引き起こした超高校級の絶望なんだけど」
サツキ「その張本人が死んじゃったから二代目江ノ島盾子となる人物……」
サツキ「それをボクたちの中から選ぼうってことになったのさ」
冬山「あなたたちの中からってのは……」
冬山「やっぱり同じ希望ヶ峰学園の生徒だからかしら?」
ミブ「それもあるんでしょうけど……ちょっと違いますね」
ミブ「実は江ノ島さんの遺言に書かれていたんですけど……」
ミブ「私たちの中に絶望のカリスマとなれる人物がいるあったんです」
シイナ「だがその人物が誰とは具体的に書かれてなかったのだ」
シイナ「江ノ島盾子が敗れたというコロシアイ学園生活……」
シイナ「それを僕たちでもう一度行って真の絶望を決めようということになったのだよ」
名瀬「そ、そんなことを決めるためにわたくしたちは巻き込まれたのですか?」
ナンジョウ「その通りだ。コロシアイ学園生活の人数あわせと舞台を整えるためにな」
冠城「うぷぷぷ、これで私たちがコロシアイ学園生活を始めた経緯はわかってくれたかな?」
虹橋「絶望のカリスマを見つけるため……それはわかりました」
虹橋「それでその絶望のカリスマというのが冠城さんなんですか?」
冠城「うーん……まあ、一応そうなるのかなー?」
差掛「なんだその歯切れの悪さは……」
冠城「私であってわたしじゃないというかー」
冠城「それについては私の本当の才能について話さなくっちゃかな?」
冬山「本当の才能?あなたの才能ってその腹話術のことよね?」
カツラギ「ふっふっふ、羽衣ちゃんの才能はそれだけにとどまらないんだよ!」
カツラギ「もっとすごい才能があるんだから!」
瑞原「……それでそのすごい才能とやらはなんだ?」
冠城「うーん、そんな風にすごいすごいと言われると言いづらいんだけどー」
冠城「私の真の才能は……」
冠城「自分の中に新しい人格を創りだす才能なのー」
虹橋「新しい人格……?」
冠城「みんなも見たことあるよね?あの牛……名前なんだっけ?」
ホッタ「カウディだね」
冠城「そうそう、かうなんとか。あれも冠城羽衣が作った人格のひとつなんだよ」
名瀬「カウディさんが……別人格?」
名瀬「では冠城さんは多重人格者だったのですか?」
バンバ「そうだぜ!これはただの声真似なんかじゃなくって……」
バンバ「オレという人格が喋ってるんだ!」
虹橋「たしかに冠城さんとカウディはほとんど別人でしたが……」
虹橋「完全な別人格だったなんて」
ムクロ「そうなんだよ!だからね、今のアタシもちゃんとした1人の人間ってわけ!」
ムクロ「アタシたちはちゃんと生きてるの。羽衣ちゃんの中でね」
冠城「逆に元からこの体の中にいた冠城羽衣という人格は死んじゃったけどね」
冬山「……え?死んだって何?じゃあ今のあなたは……?」
冠城「……冬山さんって超高校級のカウンセラーの割りに鈍いところあるよね?」
冠城「まるで予備学科のクズみたい」
冬山「わ、私のことはいいでしょう!?それより死んだってどういうことなのよ!?」
冠城「そのまんまの意味なんだけどー」
冠城「冠城羽衣という人格は死んで今は私という人格がこの体を支配してる」
冠城「そういうことなんだよ?」
虹橋「今の人格って……まさか……」
ナンジョウ「そのまさかだ」
ナンジョウ「今、体を支配している人格こそ江ノ島盾子の複製とも言えるべき人格……」
冠城「"絶望のカリスマ"……それが今の私の人格なんだよ」
冠城「あ、ちなみに江ノ島盾子の複製って言ってもまったく同じじゃないんだよ?」
冠城「むしろ飽きっぽさや破滅願望がない分だけ……」
冠城「私のほうが優れた人格といえるんじゃないかな?」
シイナ「江ノ島盾子は絶望したい願望ゆえに前のコロシアイ学園生活で負けたからな」
シイナ「今の冠城君こそ真の絶望といえるかもしれんな」
冠城「この人格はね、盾子ちゃんが密かに冠城羽衣の中に植えつけた人格なの」
冠城「冠城羽衣が心の底から死にたいと思うようなそんな絶望を味わったとき……」
冠城「私という人格が目覚めるようになってたの」
名瀬「すると……冠城さんはこの生活の中でそのような絶望を味わったというのですか?」
サツキ「ボクが彼女に渡した脱出スイッチ……あれがきっかけだよ」
サツキ「あれで超高校級の絶望時代に自分がしてきたこと……」
サツキ「それにみんなをコロシアイに巻き込んだことを思い出したんだろうね」
アキタ「カツラギさんの件も相当効いてたみたいだよ」
アキタ「なんせ自分が殺されそうになったり」
アキタ「自分が葛城さんの敵だって知ることとなったわけだからね」
冬山「じゃ、じゃあ私がもっと気をつけていれば……」
冬山「この事態は防げたかもしれないってこと……?」
ホッタ「まあ、そんなに悲観的になることないよ」
ホッタ「そのおかげで僕たちもこうして生き延びられたんだからさ」
差掛「っち、何が生きてるだ。そんなもの……」
ムクロ「あ!またアタシたちのこと否定して!」
ムクロ「差掛君のバーカ!」
差掛「……ぐ……貴様……」
冠城「やだなぁ、そんなに私のこと睨まないでよ」
冠城「私が喋らせてるんじゃなくて勝手にみんなが喋ってるんだから」
冠城「黙らせるのは簡単だけどね」
虹橋「……もういいです。あなたたちのことはよくわかりました」
虹橋「あとは学園の謎さえ解けばボクたちを解放してくれるんですよね?」
冠城「もちろんだよ?ちゃーんと解ければね」
虹橋「わかりました。それならさっさと謎を解いて……」
虹橋「こんな裁判終わらせてやりますよ……!」
ムクロ「その調子だよ!頑張ってあやのん!」
冠城「あははは、期待してるよー」
今日はここまで
黒幕の正体はみなさんの予想通りだったんじゃないですかね
次回更新はまた明日
更新できなかったよ……
今日の20時から21時の間にまたきます
21時に再開します
バンバ「まずはこの学園の正体から考えてみるといいぜ!」
名瀬「学園の正体……ここは希望ヶ峰学園なんですよね?」
瑞原「それはどうだろうな。もしカントクの手記やそいつの言ってることが本当なら矛盾が出る」
名瀬「矛盾ですか……?」
瑞原「俺たちがずっとここで共同生活をしていたことを考えると……」
瑞原「どうしてもありえないことが起きている」
名瀬「ありえないことですか……何でしょう?」
……瑞原さんの言う矛盾。
きっとあれのことですよね。
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【希望ヶ峰学園の違和感】
虹橋(たしかにこの学園の中には違和感があります)
虹橋(ですがその問題について話す前ににはっきりさせておかなければならないことがあるはずです)
発言力 7→6.5
虹橋(もしここが希望ヶ峰学園なら……あの資料に矛盾が出るはずです)
虹橋(まずはそれについて話しましょう)
【コロシアイ学園生活】 正解!
虹橋「これがボクの答えです……!」解!
発言力 6.5→7
虹橋「江ノ島盾子が企てたというコロシアイ学園生活……」
虹橋「そのことを言ってるんですよね?」
瑞原「……ああ、そのコロシアイ学園生活は希望ヶ峰学園を舞台に行われたらしい」
瑞原「俺たちがここにいた以上そんなことはありえないはずだ」
冬山「……そのコロシアイってのは本当に希望ヶ峰学園であったことなの?」
虹橋「資料を見る限りでは希望ヶ峰学園そのものとしか思えませんね」
冬山「じゃあ私たちが記憶を失ってるときに起こった出来事とか?」
虹橋「それもないと思いますよ」
あれに書かれていたことを考えると……
記憶を失う前にコロシアイが行われていたのは間違いありませんよ……!
コトダマを提示しろ!
安価↓2
【カントクの手記】 正解!
虹橋「これですね……!」解!
虹橋「カントクの手記に書いてあったんです」
虹橋「希望ヶ峰学園の生徒同士によるコロシアイ学園生活について……」
虹橋「カントクはそのコロシアイを知っていたんです」
虹橋「だからこそボクたちにもコロシアイをさせようとしたんですよ」
ミブ「えへへ、そうなんですよぉ。あのコロシアイ学園生活があったからこそ……」
ミブ「私たちもやってみようってなったんですから」
シシバ「あれ?じゃあこの学園って希望ヶ峰学園じゃなかったのかな?」
シシバ「それとも同じ建物だったのかな?うーん?」
差掛「どっちにしても俺たちの認識している情報とは矛盾している」
差掛「どこかに間違いがあるはずだが……」
問題は前のコロシアイ学園生活の舞台とこの学園……
それが同じ場所だったのかどうかですよね。
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ(>>160 >>161)
>【未来機関】
>【希望ヶ峰学園閉校のお知らせ】
>【カントクの手記】
>【イレギュラーの存在】
>【希望ヶ峰学園の違和感】
差掛「俺たちがいるこの学園……」
差掛「間違いなく希望ヶ峰学園のはずだ……!」
ナンジョウ「前に行われた【コロシアイ学園生活の舞台】……」
ナンジョウ「それもまた希望ヶ峰学園だ」
名瀬「わたくしたちはずっと【この学園で共同生活】を送ってきました」
名瀬「少なくともここでコロシアイなんて起きていませんでしたわ」
冬山「どっちかが偽物の希望ヶ峰学園ってこと……?」
ホッタ「でもどっちも【まったく同じ建物】だったよね」
ホッタ「【希望ヶ峰学園が2つ】もあるなんて考えられないと思うけどな」
冠城「さてさて、正解はどれでしょー?」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【希望ヶ峰学園の違和感】→【同じ構造の建物】 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「前のコロシアイの舞台となった希望ヶ峰学園……」
虹橋「それから今ボクたちがいるこの学園は同じ建物ではないはずですよ」
バンバ「あん?違うってどーしてだよ?」
虹橋「……たしかに二つの学園はそっくりです」
虹橋「ですが5階のC教室、寄宿舎の2階、学園2階の男子トイレの3ヶ所が大きく異なっていました」
瑞原「たしか前の舞台では教室と寄宿舎が廃墟のようになっていた」
瑞原「それから男子トイレには隠し部屋なんてものもあったらしいな」
虹橋「今ボクたちがいるこの学園にはそんな跡は微塵もありません」
虹橋「前のコロシアイの舞台となった学園とこの学園は別物ですよ」
アキタ「その可能性が高いようだね……」
アキタ「じゃあどっちが本物の希望ヶ峰学園なんだろうね?」
シシバ「そもそも偽物の希望ヶ峰学園ってなんだろ?」
虹橋「……それならボクが知っているかもしれません」
名瀬「え、そうなのですか?」
虹橋「カントクの研究室の隠し部屋である資料を見つけたんです」
差掛「隠し部屋だと……そんな部屋が存在していたのか?」
虹橋「はい、そこで……この施設の正体を掴みました」
冬山「この施設……?ここは希望ヶ峰学園じゃないの?」
ここがどこなのか……
そしてこの学園の本当の姿は何か……それは……!
コトダマを2つ提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【未来機関遺伝子研究所】 【希望ヶ峰学園校舎の複製】 正解!
虹橋「これがボクの答えです……!」解!
虹橋「隠し部屋にはある研究所のことが書かれていました」
虹橋「その研究所の名前は未来機関遺伝子研究所……」
虹橋「そしてその研究所には希望ヶ峰学園とまったく同じつくりの校舎があったそうです」
名瀬「こ、ここがその校舎ということですか……?」
差掛「それに未来機関だと?それは前にあのウサギが言っていた組織か?」
虹橋「いえ、未来機関といっても名前が同じだけでウサミさんが言っていたものとは別物らしいです」
虹橋「その実態は希望ヶ峰学園から独立したひとつの研究所だったようですよ」
冬山「ええと……ちょっと待ってちょうだい」
冬山「私たちは自分の意思で希望ヶ峰学園に避難したはずよね……」
冬山「そこにはウサミもいて……あれ、でも未来機関が保護とかなんとかってのは……?」
冬山「な、なんだかよくわからなくなってきたわ」
虹橋「少しまとめてみましょうか」
虹橋「まずボクたちはこの学園に入学して……」
虹橋「まもなく人類史上最大最悪の絶望的事件が起きました」
名瀬「それでこの学園に避難することになったんですよね」
差掛「学園に残ったのは俺たち8人と……」
差掛「神座とカントクの計10人だったな」
ムクロ「でもその時は未来機関どうのって話はまったく聞かなかったよね!」
ホッタ「ウサミも何も言ってなかったしね」
瑞原「ここで会ったウサミは未来機関が俺たちを保護したと言っていたが……」
瑞原「あれはデタラメだったのか……?」
冠城「うーん、そもそも最初から何もかもが間違ってたんじゃないのかな?」
差掛「最初からだと?どこからのことを言ってるんだ?」
カツラギ「それはあんたたちがこの学園に入学したってとこからだよ!」
名瀬「いくらなんでもそれはありえませんわ」
名瀬「入学したときのことははっきりと覚えてますもの」
差掛「まさか偽の入学式が行われたとでも言うつもりか?」
カツラギ「さあ……どうかしらね?」
虹橋「偽物かはともかく……入学についてはボクも疑問がありますね」
瑞原「……疑問?なんだそれは?」
虹橋「ボクたち80期生についてです」
あれによるとボクたち80期生は存在してないことになるはずなんですよね……
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【希望ヶ峰学園閉校のお知らせ】 正解!
虹橋「これです……!」解!
虹橋「学園長室で希望ヶ峰学園閉校のお知らせを発見しました」
虹橋「それによると人類史上最大最悪の絶望的事件をきっかけに生徒の募集をやめてるんです」
差掛「それの何がおかしいんだ?」
冬山「……どうやら78期生までで募集はやめてるみたいなの」
冬山「私たち80期生は募集すらされてなかったのよ」
差掛「馬鹿な……そんなものただの捏造資料だろう……?」
冠城「うぷぷぷ、そんなことないんだよねー」
冠城「私なんか実は75期生だったんだけどー人類史上最大最悪の絶望的事件が起きたのは……」
冠城「入学してから3年ちょっと経ってからだったもの」
名瀬「75期生?わたくしたちより5期も上だったんですか?」
冠城「5期上というかー年齢的には10歳くらい年上だったりして?」
冬山「10歳って……いくらなんでもありえないでしょ?」
サツキ「ありえない……か」
サツキ「でもそんなありえないことをしちゃうのが希望ヶ峰学園なんだよね」
瑞原「き、希望ヶ峰学園が俺たちに何かしたというのか……?」
アキタ「希望ヶ峰学園というよりは未来機関の研究所がしたと言ったほうがいいだろうね」
差掛「……わかったぞ。俺たちが希望ヶ峰学園に入学していないというのなら」
差掛「俺たちは希望ヶ峰学園だと騙されてこの学園に入学させられた……そういうことだな?」
ナンジョウ「くくく……間違ってはいないが……」
ナンジョウ「それだけだと50点ってところだな」
バンバ「まあ、ちょっと希望ヶ峰学園のこと調べりゃ何期生がいるかなんてわかっちまうしな」
ムクロ「そうなの?アタシだったら騙されちゃうかも」
虹橋「……80期生として迎え入れるには無茶があるということですか」
瑞原「……わからないな。ならどうして俺たちは80期生なんて勘違いを……?」
もしかしたら……かなり無茶苦茶で乱暴な理由ですが……
ボクたちの記憶に矛盾があるのはあれが使われたせい……?
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【新世界プログラム】 正解!
虹橋「これかも……!」解!
虹橋「新世界プログラム……これなら記憶の捏造が可能かもしれません」
瑞原「新世界プログラム……なんだそれは?」
虹橋「これも隠し部屋で見つけた情報なんですけど……」
虹橋「簡単に言うと記憶を自在に操作できるプログラムなんです」
冬山「記憶を自在に……それで私たちは80期生だと勘違いさせられていたってこと?」
虹橋「そうとしか考えられません。それにその新世界プログラムですが……」
虹橋「ボクたちが精密検査に使っていたあのマシンこそ新世界プログラムだったんですよ」
名瀬「あれが……?本当なんですか?」
虹橋「新世界プログラムには監視者の存在が必要だと書かれていました」
虹橋「ウサミさんが監視者だっと考えればつじつまが合います」
瑞原「……正直突飛な話で信じがたいが」
冠城「でもそれ本当の話なんだよねー」
冠城「実はみんなの記憶は新世界プログラムによって捏造されてたの!」
冬山「き、記憶の捏造……記憶喪失だけじゃなくてそんなことまでしてたの……?」
冠城「んー?それは違うよ?」
冠城「コロシアイ学園生活のために記憶は消したけど……」
冠城「記憶の捏造をしたのはそれよりずっと前のことだもの」
差掛「ずっと前だと?誰がいったい何のためにそんなことをしたというのだ?」
冠城「うーん……それを知りたいならまず自分たちの正体を知るべきなのかな」
冬山「自分たちの正体って言われても……」
冬山「記憶が捏造されてるんじゃ自分が何期生かも……」
冬山「そもそも自分が本当に希望ヶ峰学園の生徒だったのかもわからないじゃない」
ミブ「いいえ、そんなことはないですぞ!」
ミブ「虹橋さん!あなたならもう自分が何期生なのかわかってますよね?」
名瀬「そ、そうなんですか……?」
ボクが何期生なのかって……
もしかしてあれのことでしょうか……?
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【希望ヶ峰学園第一期生名簿】 正解!
虹橋「これしか……ない!」解!
虹橋「学園長室には過去の希望ヶ峰学園生の名簿がありました」
虹橋「その中にボクの名前が載っていました」
冬山「本当?じゃあやっぱり私たちって希望ヶ峰学園生だったのね」
名瀬「それで……わたくしたちは何期生だったんですか?」
虹橋「残念ながら全部調べるわけにはいかなかったので自分の分しかわかりません」
瑞原「……いや、それで十分だろう。希望ヶ峰学園の生徒だったということだけでもわかればな」
虹橋「それなんですが……ボクの名前が載っていたのは第一期生の名簿だったんです」
ムクロ「ええ!?あやのんって一期生だったの!?」
サツキ「へえ……ボクたちの大先輩だったんだね」
冬山「……いやいや、そんなわけないじゃない」
冬山「たまたま同姓同名だっただけの話でしょ……?」
虹橋「ですが才能もボクと同じ超高校級の染物師でした」
虹橋「もしかしたらボクの祖先かもと思ったんですけど……」
虹橋「彩乃なんて名前……虹橋の家系にはボクしかいないはずなんです」
瑞原「……いや、仮に一期生にお前と同じ名前のやつがいたとしてだ」
瑞原「お前とは何の関係もないはずだろう?」
ホッタ「まあ、そうだよね。一期生が生きてたとしたら数百歳になってるはずだもんね」
冠城「でもでも本当に関係ないのかなー?」
シイナ「同姓同名で才能も同じとくればまったく関係ないとも考えにくいな」
名瀬「あ、では虹橋さんが覚えていないだけで実は彩乃さんという方は実在したんですよ」
名瀬「その方にちなんで虹橋さんは同じ名前を付けられた……」
名瀬「そういうことで違いありませんわ」
虹橋「そ、そうです……よね?」
虹橋「すべてはただの偶然……」
シシバ「ぶっぶー!駄目だよ虹橋ちゃん!現実から目をそらさないで!」
シシバ「本当はもう最初からわかってるんでしょ?自分の正体について……」
冠城「あ、そういえばあなたたちのお仲間さんの中にもいたよね?」
冠城「希望ヶ峰学園の人間と同姓同名で才能も同じだった人が……ね?」
同姓同名で才能も同じ……
それってあの人のことですよね……?
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【希望ヶ峰学園創始者】 正解!
虹橋「これしか……ない!」解!
虹橋「希望ヶ峰学園の創始者……神座出流」
虹橋「そしてボクたちとともに共同生活していた神座さん」
虹橋「同姓同名にして2人ともあらゆる才能を持っていた」
冠城「うぷぷぷ、すごい偶然だよねー」
冠城「同姓同名で才能も同じ人物が昔希望ヶ峰学園にいたなんて」
サツキ「でもこれって本当に偶然なのかな?」
サツキ「神座出流が2人……うーん」
差掛「そ、そういえば……前にカムクライズル再生プロジェクトという計画を耳にしたな」
差掛「まさかそれが関係してるのか?」
瑞原「結局そのプロジェクトの詳細を調べることはできなかったが……」
瑞原「誰かそれについて情報はないのか?」
カツラギ「ふっふっふ、それなら彩乃ちゃんが持ってるはずだよ!」
カツラギ「ね?そうだよね?」
虹橋「そ、それは……」
バンバ「おいおい、今更隠し事か?」
バンバ「全部さらけ出したほうが楽になるぜ?」
冬山「ど、どうなの……何か知ってるの?」
シイナ「どうせだからそのプロジェクトだけではなく……」
シイナ「もうひとつのプロジェクトについても教えてあげたらどうかね?」
差掛「……もうひとつ?いったい何のことだ?」
虹橋「ええと……」
ムクロ「あやのん!アタシたち親友同士でしょ?隠し事なんて嫌だよ!」
瑞原「……どうなんだ?」
名瀬「何か知ってるのですよね?」
……こうなったら話すしかないようですね。
ここで行われていた研究について……。
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【第二次希望再生プロジェクト】 正解!
虹橋「これしか……ない!」解!
虹橋「かつてこの研究所で行われたカムクライズル再生プロジェクト……」
虹橋「その研究内容は学園創始者のクローンを作るというものらしいです」
冬山「クローン……?じゃあ私たちと一緒にいた神座って……」
冬山「そういうことなの……?」
虹橋「おそらくは……」
差掛「ま、待て……ならばお前はどうなんだ……虹橋?」
差掛「まさかお前も……なのか?」
虹橋「そのプロジェクトで作られたのは神座出流のクローンだけだったそうです」
名瀬「では虹橋さんは関係ない……ということですわね?」
カツラギ「それはどうかな!彩乃ちゃんなら関係あるかどうかわかるよね!」
虹橋「……カムクライズル再生プロジェクトの一年後」
虹橋「第二次希望再生プロジェクトという計画が実行されました」
虹橋「そのプロジェクトでは……希望ヶ峰学園卒業生のクローンを作ったそうです」
瑞原「……卒業生のクローン?まさかそれが……」
虹橋「そうです。そしてその被験者が誰か……もう答えはひとつしかありません」
虹橋「その被験者……作られたクローンこそが……」
虹橋「ボク……のはずです」
冠城「あはははは!正解だよ。彩乃ちゃん!」
冠城「彩乃ちゃんの正体はー」
冠城「希望ヶ峰学園に作られたクローンだったの!」
冠城「それもとびきり優秀な第1期生の……ね」
カツラギ「ちなみに作られたクローンってのは彩乃ちゃんだけじゃないのよ!」
カツラギ「たしか彩乃ちゃんを含めて全部で8人いたよね?」
差掛「8人だと?まさか……」
バンバ「そうなんだよな……どっかで聞いた数字なんだよな」
ムクロ「うーん、そうかな?全然見当がつかないよ」
ミブ「その8人っていったい誰のことなんでしょうね?」
アキタ「虹橋さんはもうその8人のこと知ってるはずだよね」
アキタ「そろそろ教えてあげたほうがいいんじゃないかい?」
虹橋「で、ですが……」
瑞原「……大丈夫だ。その秘密をお前ひとりで抱える必要はない」
瑞原「その覚悟くらいは……できている」
冬山「そうよ、私たちのことなら気にしなくても大丈夫」
冬山「だから……被験者が誰なのか教えてちょうだい」
被験者8人が誰なのか……
たしかにその答えをボクは知っています
でもそれは……
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【被験者リスト】 正解!
虹橋「これしか……ない!」解!
虹橋「……わかりました。ここまで来たら言わないわけにもいかないでしょう」
虹橋「隠し部屋で見つけた被験者リスト……」
虹橋「そこには8人の名前が書かれていました」
虹橋「虹橋彩乃、堀田実、差掛慧真、名瀬式未」
虹橋「冬山涼子、瑞原華零、番場千種、夢喰華燐」
虹橋「……計8人。ボクたち全員の名前です」
冠城「うぷぷぷ、そうなの!虹橋さんだけじゃない……」
冠城「あなたたち全員がクローンだったの!」
冬山「私たち全員が……」
差掛「……クローン実験の被験者だと?」
瑞原「…………まさか」
シシバ「あははは!ねえねえ今どんな気持ち?」
シシバ「怒った?悲しい?何も考えられない?絶望した?」
差掛「……ふん、だいたいそんなのも何の証拠だってないはずだろう?」
差掛「全部貴様たちが用意した情報なんだからな!」
シイナ「たしかにボクたちは情報の捏造はいくらでもできただろうな」
サツキ「証拠をだせといわれれば難しいかもね……」
冠城「じゃあみんなの記憶に直接聞いてみようか?」
虹橋「な、何を聞くつもりですか……?」
冠城「こうやって5人も希望側の人間が生き残ったわけだけどー」
冠城「どうしてだと思う?」
虹橋「それは……」
1.すべての事件は絶望の残党が起こしたから
2.クローンの方が優れた存在だったから
3.運がよかったから
×4.黒幕が裏で手を引いていたから
安価↓2
選択 1 正解!
虹橋「これかも……!」解!
虹橋「二度目の事件や最後の事件のクロは絶望の残党ではないですが……」
虹橋「でも事件が起きたきっかけはすべて絶望の残党のみなさんにありますよね」
虹橋「だからこうして余ったボクたちが残ったということでしょうか?」
冠城「うん、その通りだよ!」
冠城「じゃあどうして事件を起こしたのが絶望の残党だけだったのかわかるかなー?」
名瀬「動機が関係してるのでしょうか……?」
瑞原「動機には共通点は見られない気がするが……」
ミブ「あれれ?わからないんですか?簡単ですよ?」
アキタ「少なくとも事件を起こした人には共通の考えがあったはずだよ」
カツラギ「……私は別だけどね」
サツキ「まあ、ボクは結局殺される側になっちゃたけど根本は同じだよね」
ナンジョウ「くくく……共通点がわかるかな?」
葛城さんの事件は例外となると……
その答えはひとつだけですよね
1.絶望時代の記憶が残っていたから
2.動機につられたから
×3.殺したい人物がいたから
4.外に出るため
安価↓2
選択 2
虹橋(動機につられたから……?)
虹橋(でも最後の事件は動機なんてなかったはずです)
虹橋(それに葛城さんは動機があったからこそ殺人を犯した)
虹橋(モノクマが発表した動機は関係ない……?)
発言力 7→6.5
虹橋(卒業したクロには共通して与えられる権利があったはず)
虹橋(それが答えかも……)
1.絶望時代の記憶が残っていたから
×2.動機につられたから
×3.殺したい人物がいたから
4.外に出るため
安価↓2
選択 4 正解!
虹橋「これがボクの答えです……!」解!
発言力 6.5→7
虹橋「外に出るため……これしかありませんよね」
冠城「うんうん、そうなの」
冠城「みんな外に出たいがために事件を起こしたってことなんだよね」
冠城「秋ちゃんの事件も外にいる人物が動機だったと考えれば根本は同じとも言えるかな」
冠城「結局のところはみんな外の世界に思いいれがあったんだよね」
アキタ「でもきみたちはどうなのかな?」
アキタ「本気で……心の底から外に出たいと思ったことはあるのかい?」
虹橋「も、もちろんあるに決まってますよ!」
虹橋「今だってみなさんと一緒に脱出するって決めたんですから!」
シイナ「それはただの仲間意識じゃないのかね?」
シイナ「最初の動機を発表をされたとき……」
シイナ「本当にここから出なければならないと感じたのかね?」
……最初の動機発表?
そういえばボクは……出なくてもいいと思っていたような……
冠城「……うぷぷぷ、みんな黙ってるところを見ると図星みたいだね」
冠城「でも無理もないよ」
冠城「だって本当はみんなこの学園から一歩も外に出たことないんだもん」
虹橋「……一歩も出たことがない?」
ムクロ「うん、実はそうなんだよ!」
ムクロ「アタシたちはここで作られてここで育ってきたからね!」
ホッタ「世間にボクたちのことを知られるとまずいからね……」
ホッタ「ずっと隔離されて生きてきたんだ」
名瀬「ま、待ってください……ありえませんよ」
名瀬「だってわたくしにはちゃんと外の世界で育った記憶が……」
冠城「ううん、違うよ?それ全部捏造された記憶なんだよ?」
虹橋「捏造……?ボクのこの記憶はすべて……偽物だっていうんですか?」
瑞原「そんな馬鹿なことがあるか……」
瑞原「いくらなんでも生まれてから今までのことすべての記憶を捏造するなんて不可能だ」
冠城「うぷぷぷ、それができるんだよねー」
ミブ「たしかに1から全部の記憶を作るってのは無理がありますけど……」
ミブ「元からあった記憶を使えばそれも可能なんですよぉ」
シシバ「新世界プログラムを使えば記憶の転移だって可能なんだよ!」
シシバ「だからオリジナルからクローンに記憶を転移させれば捏造なんて簡単なの!」
冬山「……じゃ、じゃあやっぱり無理じゃない」
シシバ「え?何が無理なの?」
冬山「だって虹橋さんのオリジナルは第1期生なんでしょ?」
冬山「どう考えたってオリジナルはもう死んでるはずじゃない……」
冬山「記憶の転移なんて無理よ」
冠城「たしかに普通に考えれば無理なんだけどー」
冠城「希望ヶ峰学園ってのは普通じゃなかったんだよね」
冠城「ね、そうだよね?彩乃ちゃん?」
隠し部屋で見つけたあれによると……
たしかに死体から記憶を取り出すことは可能だったかもしれませんが……
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【超高校級の神経学者の研究】 正解!
ニジハシ「これがボクの答えです!」解!
ニジハシ「実はボク隠し部屋であるものを見つけたんですよ!」
虹橋「な、か、勝手にボクの声で喋らないでください!」
ニジハシ「ふふん、カントクの手記に書いてあったんですよ!」
ニジハシ「超高校級の神経学者の研究を元に死体から記憶を取り出すことに成功したってね!」
冬山「で、でも死体を用意するなんて無理……よね?」
ニジハシ「この研究所では遺体の冷凍保存なんてこともしていたようですよ!」
ニジハシ「ボクのオリジナルの遺体も保管されていたんでしょう!」
ニジハシ「ふふん!さすがボクのオリジナルですね!」
虹橋「や、やめてください!ボクはそんなの認めません!」
冠城「うぷぷぷ、そんなこと言っても無駄だよ?」
冠城「記憶の捏造は可能だって証明されちゃったんだから」
名瀬「この記憶は……すべてオリジナルのものだというのですか?」
冠城「すべてってわけじゃないよ。都合の悪い部分は全部改造してあるもの」
アキタ「とは言っても完璧とはほど遠かったみたいだけどね」
アキタ「過去の記憶をモデルとして使ってるせいなのか時事情報にはどうしても疎くなってたしね」
アキタ「ほら、きみたち全員ぼくのこと……ジャスティスライダーを知らなかったでしょ?」
カツラギ「この変態だけじゃないよ。私たちのことも……まったく知らなかったもんね」
サツキ「ボクみたいのはともかく葛城さんや神々廻さんは結構有名だったからね……」
サツキ「もしキミたちの記憶が正常なら誰かひとりくらいは知っててもおかしくはないはずなんだよ」
虹橋「じゃ、じゃあたまに感じた記憶の齟齬は全部……?」
ムクロ「記憶を捏造されてたからだね!」
冠城「……今度こそ理解できたかな?」
冠城「みんなの正体は希望ヶ峰学園卒業生のクローンで……」
冠城「オリジナルの記憶を無理やり入れられてずっとこの学園の中で育てられた」
冠城「全部ぜーんぶ偽物の記憶だったんだよ!」
虹橋「ま、待ってくださいよ……」
虹橋「た、たとえクローンだったとしても……」
虹橋「たとえ……記憶が全て偽物だったとしても……」
虹橋「ぼ、ボクは……ボクは自分でこの才能を手に入れたはずなんですよね?」
虹橋「必死に努力して……必死に頑張って……今のボクが……」
冠城「……ううん、それは違うよ?」
冠城「彩乃ちゃんが超高校級の染物師にして超高校級の天才だったのはー」
冠城「ただの改造人間だったからなんだよ?」
冠城「彩乃ちゃんなんて今の記憶を植え付けられる前は何をやっても駄目でー」
冠城「天才とは程遠い存在だったんだから!」
冠城「だからそこに努力だとかそういったものはまったく存在しないの」
虹橋「ぜ、全部嘘……?ボクの努力も才能も……?」
冠城「あ、でもそんなに悲観的になることないんだよ」
冠城「彩乃ちゃんが目標にしてた世界一の染物師って夢はオリジナルがかなえちゃったんだから!」
冠城「だからクローンのあなたが頑張ることなんてもうなにもないの」
冠城「よかったね!彩乃ちゃん!」
……夢は叶ってる?
努力なんてする必要がない?
ボクは……天才なんかじゃない?
ボクの……存在意義は……?
あれ……?
ボクって……いったい……?
ミブ「あれれ?なんだかお通夜ムード全開ですね!」
シイナ「これから投票タイムが残っているというのにな」
虹橋「……投……票……?」
冠城「うん、今回は最後の学級裁判だから特別ルールに変更したの!」
冠城「希望であるみんなと絶望の私……」
冠城「どちらがオシオキされるべきか投票で選んでもらいます」
冠城「もし希望のオシオキを望む投票が一票でもあれば私の勝ち!」
冠城「希望のみんなにオシオキをしちゃいます」
冠城「あ、でも安心して!オシオキて言っても処刑するわけじゃないからね」
差掛「……なんだと?ならば何を……?」
冠城「みんなには私の仲間……超高校級の絶望の仲間になってもらうの」
カツラギ「そして私たちと一緒に未来機関をぶっ潰して……」
カツラギ「世界をまた絶望に染め上げるんだよ!」
シイナ「君たちが未来機関に復讐できる機会をあげようというのだ」
シイナ「こんなチャンス他にはないと思わないかね?」
冠城「ちなみにみんなが私に投票しちゃった場合のことなんだけどー」
冠城「私が処刑されるのはもちろんのことだけど……」
冠城「みんなにはこの学園から出ていってもらいます!」
名瀬「外に……出られるんですか?」
ナンジョウ「しかーし外の世界に出ていくということは……」
ナンジョウ「死ににいくのも同然だがな」
冠城「実はね……このコロシアイ学園生活の様子はー」
冠城「絶望の残党と未来機関のごく一部の人間にだけ放送していたの」
サツキ「絶望に勝ったキミたちを絶望の残党が見逃すはずもないし……」
サツキ「今までキミたちを閉じ込めていた未来機関にだって目を付けられる」
サツキ「間違いなく消されちゃうだろうね」
冬山「な、何よそれ……どっちにしたって絶望的じゃないの」
ムクロ「そんなことないよ!もし絶望を選んじゃったらそこに未来はないけど……」
ムクロ「ここさえ出られれば……可能性は低くても希望はあるかもしれないよ!」
ホッタ「夢喰さんの言うとおりだよ」
ホッタ「こんなところで絶望なんかに負けちゃいけない」
バンバ「そうだぜ。たとえ今までのことが全て嘘でも……」
バンバ「これから未来を創っていけばいいじゃねーか」
差掛「これから……未来を……?」
ムクロ「うんうん、きっとみんなならできるよ!」
ホッタ「僕たちは死んじゃったけど……みんなは1人じゃない」
バンバ「今までずっと一緒に苦難を乗り越えてきた仲間がいるしな!」
名瀬「仲間……?」
虹橋「そ、そうです……よね?」
虹橋「これからだって……なんとか……」
冠城「あ、そういえば大事なこと言うの忘れてた」
冠城「みんな大好き神座君のことなんだけどー」
冠城「コロシアイ学園生活が始まる前に死んじゃったんだよね」
冠城「なんでだと思う?」
瑞原「……お前たちが……殺したからか?」
シシバ「はっずれー!本当はコロシアイ学園生活に参加させる気満々だったんだから!」
アキタ「むしろ彼が死んだからこそぼくが数合わせに入れられたんだからね」
冬山「じゃあどうして死んだっていうのよ……」
冬山「実は死んでない……とか?」
冠城「残念!神座君はちゃーんと死にました!」
冠城「……寿命でね」
虹橋「じゅ、寿命……?」
冠城「そうなの、人のクローンの研究ってまだ始めたばかりらしくってー」
冠城「どうしても遺伝子に異常が出ちゃうらしいよ?」
虹橋「な、なんですかそれ……」
虹橋「神座さんにそんな様子はなかったはずですよ……」
冠城「それはみんなのことを気遣ってのことじゃないのかな?」
冠城「心配をかけたくないがゆえに隠していた……」
冠城「良い話ね」
冬山「神座が寿命で死んだってことは……私たちはどうなの?」
冬山「まさか私たちの寿命も……?」
冠城「たしか神座君はみんなよりも1年早く造られたんだっけ?」
冠城「じゃああと1年もないくらいなんじゃないかな……みんなの寿命」
ムクロ「みんな死んじゃうの?じゃあ駄目じゃん!」
ホッタ「寿命がくるんじゃ未来も何もあったものじゃないね」
バンバ「ま、運命には抗えないってこったな」
瑞原「死ぬ……俺たちが?」
名瀬「う、嘘……ですよね?」
ミブ「駄目ですよぉ。現実から目を背けてもいいことありませんよ!」
ミブ「ちゃーんと現実を受け入れて私たちの仲間になりましょうよ!」
ミブ「そうすればこうして生き延びることができるんですから!」
差掛「馬鹿言え……そんなもの生き延びるだなんていえるか……」
サツキ「ううん、ボクたちはちゃんと生きてるんだよ」
サツキ「ただの操り人形じゃない……ちゃんと自分の意思だってあるんだ」
シシバ「それにみんなが望むならまた新しい体を造って記憶を転移することだってできるんだよ?」
シシバ「無意味に外に出てただ死を迎えるよりずっと良いわよね?」
冠城「私ならみんなに生きる目的を与えることだってできる……」
冠城「みんなをこんな目に遭わせた未来機関に復讐するっていう目的をね」
冠城「それにみんなを愛してあげられるのは私だけだよ……?」
冠城「だから……もう一緒に絶望に堕ちよう?」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【絶望】
バンバ「希望と絶望の戦いはもうすぐ終わる」
ミブ「蠱毒の中に残ったのは絶望のみ……」
シイナ「外の世界には味方なんていない」
アキタ「世界の英雄となった未来機関でさえも敵……」
シシバ「絶対に逃れられない運命……」
カツラギ「すぐ後ろには死神が付きまとっている」
ホッタ「未来なんてどこにもない」
ナンジョウ「あるのはただの暗闇だけ……」
ムクロ「希望は……すべてなくなったよ」
サツキ「記憶も才能もすべては誰かが書いたシナリオにすぎない」
冠城「ただ無意味に造られ無意味に死んでいくだけの存在」
冠城「でもそんなみんなでも私だけは生きる意味を与えてあげられる」
冠城「みんなを愛してあげられる」
冠城「私の中でならずっとずっと生きていける……」
冠城「だから……」
冠城「一緒に【絶望】してくれるよね……?」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【絶望】→【絶望】 正解!
発言力7→0
虹橋「絶望しか……ない?」
虹橋「そうです……ボクなんて……」
虹橋「天才でもなんでもなかった……」
虹橋「ただ才能を与えられて……」
虹橋「それを自分の実力と勘違いして……」
虹橋「これから自分を変えることもできない」
虹橋「残ったのは死だけ……」
虹橋「でも絶望にさえ堕ちれば生きられる……?」
虹橋「それならボクは……」
虹橋「絶望するしか……」
瑞原「……俺たちには……絶望しか残っていない……?」
シイナ「……いや、たったひとつだけ希望は残っている」
ミブ「私たちの仲間になれば生き残ることができるんですよ?」
差掛「生き……られる……」
バンバ「そうだ!俺たちと一緒にいこうぜ!」
ナンジョウ「今度こそ本当の仲間になろうではないか」
シシバ「みんな一緒なら何も怖くないよ!ね!」
名瀬「仲間……」
ホッタ「さあ、僕たちをこんな目に遭わせた未来機関に復讐する時だよ」
アキタ「未来機関をぶっ潰して本当の自分を手に入れよう!」
冬山「本当の……自分……」
サツキ「そうさ、今までの偽りの自分を捨てて……」
カツラギ「超高校級の絶望に生まれ変わるんだよ!」
虹橋「超高校級の絶望……」
ムクロ「よし!決まりだね!みんなも一緒でアタシも嬉しいよ!」
冠城「うぷぷぷ、これで最後の学級裁判も終わり……」
冠城「最後の投票タイム……始めよっか」
今日はここまで
次回更新は今日の21時より、最終回です
「……あとは……このスイッチさえ押せば……」
「希望のオシオキさえ選べば……生きられる……」
「たとえそれが絶望への片道切符でも……」
「無意味に死ぬよりはずっと良いですよね」
「みなさん……ごめんなさい……」
「でも犠牲になったみなさんの分までボクは生きなくちゃ……」
「それは違うよ!」
スキル『一握りの幸運』発動!
発言力0→1
夢喰「それは違うよ……あやのん……!」
虹橋「…………」
夢喰「……あやのん」
虹橋「……夢喰さん?どうしてここに……?」
虹橋「いえ、違いますね……夢喰さんは冠城さんの中で生きてるはず……」
夢喰「……違うよ。アタシは人形なんかじゃない」
虹橋「じゃあ……ボクの記憶の中の夢喰さんですか……」
虹橋「あはは……ついにこんな幻想まで見るようになるなんて……」
夢喰「しっかりしてよ!今のあやのんはちっともあやのんらしくないよ!」
虹橋「ボクらしくないですか……」
虹橋「そんなの当然ですよ……だってボクはボクじゃなかったんですから」
夢喰「そんなことない。あやのんはあやのんだよ」
虹橋「違います……だってボクの記憶も才能も全て嘘っぱちだったんですから」
虹橋「それにボクにはもう時間もない……もうすぐ死ぬんですよ……」
夢喰「ううん、それこそ違うよ」
夢喰「あやのんならきっとこんな時こう言うよ」
夢喰「『記憶も才能も嘘っぱち?そんなの関係ないですよ!』」
夢喰「『だってボクは天才なんですからね!』」
夢喰「『だからこれから死が訪れるとしても……』」
夢喰「『ボクがそんな運命変えてやりますよ!』」
夢喰「『だってボクは天才ですからね!ふふん!』」
夢喰「……ってな感じでね」
虹橋「……たしかに以前のボクならそんな馬鹿げた発言したかもしれませんね」
虹橋「でも今は違います」
虹橋「だってボクはもう……自分が天才だなんて言えません」
虹橋「ボクが天才だって言ってたのは過去の自分があってのことなんですから……」
虹橋「その過去が全て嘘だとわかった今……もはやボクはボクじゃなくなったんです」
夢喰「……過去が全て嘘?じゃあアタシたちと一緒に過ごしてきた学園生活も嘘だったの?」
虹橋「それは……」
夢喰「アタシはね、たとえ自分の過去が嘘だったとしても……」
夢喰「この学園生活で本当の自分を見つけることができたの」
夢喰「自分の運命を乗り越えることができたんだよ」
虹橋「運命を……?」
夢喰「これもみんなあやのんが……みんなが助けてくれたからなんだよ?」
夢喰「そんなみんなをアタシは誇りに思う……あやのんはどう?」
虹橋「それでもボクは……やっぱり怖いです」
虹橋「ボクがボクとしてやっていけるのか……運命から逃れることができるのか……」
虹橋「不安でしかたがないんです」
夢喰「そっか……でもアタシはみんなならこの運命だって乗り越えられるって思うんんだ」
夢喰「アタシにできたことがみんなにできないはずないもん」
夢喰「それにあやのんには仲間だっている……アタシだってついてる!」
夢喰「怖くなったらアタシのこと頼ってもいいからさ……」
夢喰「だからもっかい自分を信じてみよう!」
虹橋「もう一度……?ボクは……本当に自分のことを信じてもいいんでしょうか?」
夢喰「もちろんだよ!それでこそあやのんなんだから!」
夢喰「誰が何て言おうとアタシは信じるよ!あやのんは天才だってね!」
虹橋「夢喰さん……ボクは……」
夢喰「さ、あと少しだけ頑張ろう!アタシも手伝ってあげるからさ!」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【絶望】
バンバ「希望と絶望の戦いはもうすぐ終わる」
ミブ「蠱毒の中に残ったのは絶望のみ……」
シイナ「外の世界には味方なんていない」
アキタ「世界の英雄となった未来機関でさえも敵……」
シシバ「絶対に逃れられない運命……」
カツラギ「すぐ後ろには死神が付きまとっている」
ホッタ「未来なんてどこにもない」
ナンジョウ「あるのはただの暗闇だけ……」
ムクロ「【希望】は……『あるよ』」
サツキ「記憶も才能もすべては誰かが書いたシナリオにすぎない」
冠城「ただ無意味に造られ無意味に死んでいくだけの存在」
冠城「でもそんなみんなでも私だけは生きる意味を与えてあげられる」
冠城「みんなを愛してあげられる」
冠城「私の中でならずっとずっと生きていける……」
冠城「だから……」
冠城「一緒に【絶望】してくれるよね……?」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【希望】→【絶望】 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「希望なら……ボクたちの中にあります!」
虹橋「ボクが超高校級の染物師にして超高校級の天才なのは……」
虹橋「ボクが自分を信じてるからなんです……!」
スキル『自画自賛』発動!
発言力1→7
虹橋「……ふふん」
虹橋「そうでした……誰がなんと言おうともボクは天才なんです」
虹橋「だからボクの運命は……」
虹橋「虹橋彩乃が創ってみせますよ……!」
虹橋「もう迷わない……ボクはボクを信じてみせます……!」
虹橋「これでいんですよね……夢喰さん……」
冠城「…………は?……何?あなた……誰……?」
冠城「こんなの……ありえない……よ……?」
冠城「何が……起きたっていうの…………?」
冬山「う、嘘…………?」
名瀬「どう……して……?」
瑞原「……夢……でも見ているのか?」
差掛「ゆ……ゆ……ゆ……」
夢喰「……ゆ?」
差掛「ひ、ひぃいいいいいいいいいいいい!!幽霊だぁあああああああああ!!!」
夢喰「ゆ、幽霊!?ど、どこにいるの!?」
虹橋「……え?夢喰……さん……ですか?」
夢喰「……ん?呼んだ?」
虹橋「どうしてあなたがここに……?というか本物……?」
夢喰「え……さっきまで普通に話してたじゃん。本物だよ」
冠城「本物……そ、そんなわけない……!」
冠城「だって私はあなたのこと……間違いなく処刑して……」
冠城「まさかまた幸運が……?」
夢喰「幸運?それは違うよ」
夢喰「アタシを助けてくれたのは城ちゃんでしょ?」
冠城「……は?な……何を言ってる……?」
夢喰「それよりみんな!こんなところでつまづいてる場合じゃないよ!」
夢喰「早くこんな裁判終わらせてみんな一緒にここを出よう!」
差掛「く、くくく……もう駄目だ……幽霊が……幽霊が……」
瑞原「……げ、幻覚まで見えてきた……幻聴までも……」
ミブ「み、みなさんしっかりしてください!」
シシバ「そうよ!あんな亡霊気にしちゃ駄目なんだからね!」
冬山「亡霊……そうよね……夢喰さんが生きているはず……」
名瀬「ええ……だって夢喰さんは……」
ムクロ「処刑されちゃったも……」
夢喰「うるさいよ!何この人形!」
ナンジョウ「き、貴様……何をば」
夢喰「あんたもうるさいってば!」
冠城「……な、何?何が起きてるの?意味が……わからない」
虹橋「ほ、本当に……夢喰さんなんですか?」
夢喰「だからそう言ってるじゃん」
虹橋「でも……どうして……?」
夢喰「なんかオシオキ寸前に足元の床が開いたみたいでさ」
夢喰「そのまま地下のゴミ溜まりみたいなところに落とされちゃったんだよね」
夢喰「それで……まあ、いろいろあってここまで上ってきたんだけど……」
夢喰「いつのまにか裁判が開かれちゃってるんだもん。びっくりしたよ」
虹橋「じゃあ……本当に夢喰さんなんですよね?」
虹橋「生きて……いたんですよね?」
夢喰「そうだよ。またみんなと会えてよかった……」
差掛「……く、くくく……生きていた?」
差掛「そんなはず……ないぞ、虹橋」
差掛「お前の前にいるのは幽霊だ……」
虹橋「ま、まだそんな馬鹿なこと言ってるんですか?」
差掛「俺はこの目ではっきりと見た……」
差掛「生物室の冷蔵庫の青いランプ……たしかに10個点灯していたぞ」
差掛「そいつが生きていたというのなら今冷蔵庫に入っている死体はなんだというんだ?」
虹橋「死体……あ、もしかして……」
そういえば1人だけ……死体が見つかっていない人がいたはず……
コトダマを提示しろ!(>>160 >>161)
安価↓2
【神座出流の死】 正解!
虹橋「これがボクの答えです!」解!
虹橋「神座さん……彼の死体が入っているんじゃ……」
虹橋「いえ、むしろそれ以外考えられませんよ!」
差掛「なん……だと……?ならばそいつは……」
夢喰「だからアタシは正真正銘本物!夢喰華燐だってば!」
冬山「嘘……じゃあ本当の本当に……生きてたのね」
名瀬「夢喰さん……よかった……」
冠城「……よかった?何が?だからどうしたっての?」
冠城「今やってきたお馬鹿ちゃんは事態が把握できてないだけで……」
冠城「いたずらにみんなを引っ掻き回そうとしているにすぎないんだよ?」
冠城「みんなに残された道はただ一つ……」
冠城「絶望しかないよ……?」
瑞原「たしかにその通りだ……」
瑞原「夢喰が生きていたからといって……俺たちはどうしようもない……」
名瀬「ここを出ることは死を意味する……」
名瀬「それならわたくしは……」
差掛「もはや生きる目的も見つけられない」
差掛「それならいっそ超高校級の絶望になったほうが……マシだ」
冬山「夢喰さん、私たちにはもう絶望しか残されてないの」
冬山「希望なんて……どこにもない」
夢喰「ううん、それは違うよ。希望ならある」
冠城「うぷぷぷ、それも現実を何も知らないから言えるんだよ?」
夢喰「……ふふん、それはどうかな?」
冠城「……何?」
夢喰「ねえ、あやのん。アタシは今どうなってるのかちゃんと把握してるつもりだよ?」
夢喰「アタシたちは実はクローンで……もうすぐ死ぬかもしれないってこともね」
虹橋「え……どこでそれを……?」
夢喰「地下のゴミ溜まりの中であるものを見つけたの」
夢喰「神座君の研究レポートをね」
虹橋「それってもしかして……」
夢喰「どうやら神座君は自分の体を使って研究してたみたい」
夢喰「延命する方法についてね」
虹橋「え……ほ、本当ですか!?」
神座さん……最後までボクたちのこと……
必ず……必ずこれを希望へと繋いでみせますよ……!
コトダマ【神座の研究レポート】を入手しました。
【神座の研究レポート】:神座出流が残した最後の研究レポート。
夢喰「でもこれは完璧なものじゃなくてあくまで可能性にすぎないみたいなんだよね……」
夢喰「だからあやのんがみんなの目を覚ましてあげなきゃいけないの」
夢喰「今来たばかりのアタシじゃできないことだから……」
夢喰「あやのんに任せてもいいかな?」
虹橋「わかりました。あとは超高校級の染物師であるボクが……」
虹橋「みなさんを希望に染めあげてみせます……!」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【×】
>【×】
>【×】
瑞原「俺たちには……もう【絶望への道しか残されていない】」
ミブ「ふふふ、絶望もなかなか悪くないんですよぉ?」
名瀬「わたくしたちは……【絶望するしかない】のですね……」
シイナ「誰も君たちを救ってはくれはしないぞ」
差掛「……いっそ【超高校級の絶望】になったほうが……マシだ」
シシバ「みんな一緒なら何も怖くないよ」
カツラギ「みんなでまた絶望をばらまこう……!」
冬山「私にはもう……【希望を見つけられない】」
サツキ「ボクたちに残ってるのは……絶望だけさ」
夢喰「ううん、それは違うよ。【希望】ならあるんだから!」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【希望】→【絶望への道しか残されていない】 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「絶望への道しか残されていない……?」
虹橋「そんなの間違ってますよ!」
虹橋「だって瑞原さんは自分の道を……自分で見つけたはずじゃないですか!」
瑞原「自分の道を……?だがそんなのすべて嘘だったんだ」
瑞原「俺は……もう……」
虹橋「いいえ、嘘なんかじゃありません」
虹橋「瑞原さんの見つけた道は間違いなく瑞原さんのものなんです」
虹橋「ボクたちの過去は嘘だったかもしれない……」
虹橋「でもこれから創る未来はボクたちのものなんです……!」
虹橋「それなのに……また誰かが引いたレールの上を歩くつもりなんですか?」
虹橋「未来がどんなに絶望的でもそれを決めるのは自分なんですよ……!」
瑞原「……俺は……創れるだろうか?自分の道を……」
虹橋「ふふん、当たり前ですよ!」
虹橋「だって瑞原さんはボクが認めた超高校級のカレー屋なんですから!」
瑞原「……そうだな。お前がそう言うのなら……」
瑞原「それを信じてみるのも悪くない……!」
瑞原「俺は……自分の歩む道は自分で決める……!」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【×】
>【×】
>【×】
瑞原「俺は……自分の歩む道は自分で決める……!」
ミブ「ふふふ、絶望もなかなか悪くないんですよぉ?」
名瀬「わたくしたちは……【絶望するしかない】のですね……」
シイナ「誰も君たちを救ってはくれはしないぞ」
差掛「……いっそ【超高校級の絶望】になったほうが……マシだ」
シシバ「みんな一緒なら何も怖くないよ」
カツラギ「みんなでまた絶望をばらまこう……!」
冬山「私にはもう……【希望を見つけられない】」
サツキ「ボクたちに残ってるのは……絶望だけさ」
夢喰「ううん、それは違うよ。【希望】ならあるんだから!」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【希望】→【絶望するしかない】 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「名瀬さん……こんな所で諦めていいんですか?」
虹橋「あなたはこれから夢を探すと決めたじゃないですか……!」
名瀬「で、ですが……その夢だって死んでしまったらなんの意味もないですよ……」
虹橋「たとえ明日死ぬとして……どうして夢を追っちゃいけないんですか?」
虹橋「絶望的な未来しか見えないことがなんだっていうんですか?」
虹橋「そんなの夢を追えない理由になんてなりません!」
虹橋「ボクならたとえ一分後に死ぬとわかっていても夢を諦めたりはしませんよ!」
名瀬「それは……虹橋さんが強い人だからそんなことが言えるんです」
名瀬「わたくしは……わたくしは弱い人間なんです……!」
虹橋「弱いなら強くなればいいんです!」
虹橋「名瀬さんが自分を信じられないというならボクが名瀬さんを信じます!」
虹橋「超高校級の天才のボクが信じれば名瀬さんは無敵ですよ!」
名瀬「信じる……?わたくしなんかを……?」
虹橋「そうです。ボクはあなたのことを信じます……」
虹橋「だから名瀬さんはボクのことを信じてください……!」
名瀬「……やっぱりわたくしには自信がありません」
名瀬「でも……虹橋さんを信じるというのなら……!」
名瀬「わたくしにもできます」
名瀬「信じても……いいんですよね……!」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【×】
>【×】
>【×】
瑞原「俺は……自分の歩む道は自分で決める……!」
ミブ「ふふふ、絶望もなかなか悪くないんですよぉ?」
名瀬「信じても……いいんですよね……!」
シイナ「誰も君たちを救ってはくれはしないぞ」
差掛「……いっそ【超高校級の絶望】になったほうが……マシだ」
シシバ「みんな一緒なら何も怖くないよ」
カツラギ「みんなでまた絶望をばらまこう……!」
冬山「私にはもう……【希望を見つけられない】」
サツキ「ボクたちに残ってるのは……絶望だけさ」
夢喰「ううん、それは違うよ。【希望】ならあるんだから!」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【希望】→【希望を見つけられない】 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「希望ならあります……諦めるのはまだ早いですよ!」
冬山「そんなもの……どこにあるってのよ」
冬山「私には暗闇の未来しか見えない……」
虹橋「そんなことない。冬山さんなら未来を見つけられます」
虹橋「前の裁判のとき……あなたは最後の最後まで諦めなかったじゃないですか」
虹橋「誰よりもみなさんのことを信じていたじゃないですか」
虹橋「だからボクたちの未来を……希望があると信じることだってできるはずです……!」
冬山「そんなの違う……私は何もわかってなかっただけ……」
冬山「私はただ……ただ現実を受け入れるのが怖かっただけ……」
虹橋「怖いのはみんな一緒です……ボクだって今すぐ辛い現実から逃げ出したいと思う」
虹橋「でもここで逃げたら一生自分が望む未来だって手に入らない」
虹橋「どんなに怖くても一歩踏み出さなきゃいけないんです」
冬山「でも……私にはそんな勇気ない……」
虹橋「大丈夫です!ボクがいます!それに他のみんなだっています!」
虹橋「怖いならいくらでも仲間を頼ってください!」
虹橋「さあ!一緒に希望を見つけにいきましょう!」
冬山「……ふふ、まさか私がこんな風に励まされるなんてね」
冬山「でもそれも悪くないかも……」
冬山「虹橋さん……ありがとう」
冬山「私は未来を……みんなのことを信じるわ……!」
【ノンストップ議論 開始】
コトダマ
>【×】
>【×】
>【×】
瑞原「俺は……自分の歩む道は自分で決める……!」
ミブ「ふふふ、絶望もなかなか悪くないんですよぉ?」
名瀬「信じても……いいんですよね……!」
シイナ「誰も君たちを救ってはくれはしないぞ」
差掛「……いっそ【超高校級の絶望】になったほうが……マシだ」
シシバ「みんな一緒なら何も怖くないよ」
カツラギ「みんなでまた絶望をばらまこう……!」
冬山「私は未来を……みんなのことを信じるわ……!」
サツキ「ボクたちに残ってるのは……絶望だけさ」
夢喰「ううん、それは違うよ。【希望】ならあるんだから!」
【コトダマ・記憶・追究】→【論破・同意ポイント】
安価↓2
【希望】→【超高校級の絶望】 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「まるで差掛さんらしくありませんね」
虹橋「あなたはもっとプライドが高くて……誰かに屈するような人じゃないはずですよ!」
差掛「そんなの……全部まやかしだ」
差掛「俺は……ずっと自分を偽ってきた……」
差掛「本当はただの臆病なだけで……でもそれすら嘘だった……」
虹橋「それがどうしたっていうんですか……そんなのみんな知ってますよ」
差掛「な……何?」
虹橋「それでもあなたはずっと……誰よりもずっと見栄を張ってきたじゃないですか」
虹橋「自分の弱さを誰よりも知りながらもずっと強がってきたじゃないですか」
差掛「だが……俺は……」
虹橋「ダメガネでカマセでマヌケなくせにやたら高慢で我侭で……」
差掛「ま、待て……別に俺はそこまで自分のことを……」
虹橋「中途半端に頭が良いくせしていつも裁判の時は間違えてばかりで……」
差掛「お、おい……ふざけるな……!俺はそこまで言われるような……」
虹橋「あ、でもそんな駄目駄目の差掛さんでも……いや、やっぱり駄目かも……?」
差掛「駄目なわけあるか!さっきから聞いていれば言いたい放題いいやがって……」
差掛「俺は差掛慧真だぞ?貴様如きにとやかく言われる筋合いはない……!」
虹橋「……ふふん、やっと差掛さんらしくなってきましたね」
差掛「……っち、貴様と話していると調子が狂う」
差掛「こんなくだらないことで悩んでいた俺が馬鹿みたいだな」
虹橋「そうですよ。差掛さんはそうでなくっちゃ」
差掛「……そうだ。誰がなんと言おうが俺の心は決まっている」
差掛「俺は最後まで自分の意思を通す……!」
虹橋「これで……終わりですよ……!」
C O M P L E T E !
夢喰「みんな……!」
瑞原「俺たちはもう迷わない……!」
名瀬「みなさんと一緒なら……未来だって創れますわ」
冬山「私たちの未来は自分で決める……!」
差掛「俺たちは絶望になんか屈したりはしない……!」
冠城「な、何これ……?こんなのありえない……」
冠城「だってみんなのオリジナルはもっと絶望に満ちていたのよ……?」
冠城「だからこそ自分のクローンなんてものを創るのに協力なんてしていたのよ……?」
冠城「どうして偽物ごときがこんな……」
虹橋「ふふん!これが本当のボクたちの姿ですよ!」
虹橋「クローンだとか記憶だとかそんなもの関係ないんです……!」
虹橋「ボクたちのことはボクたちが自分で決めるんですから……!」
冠城「自分で決める……?そんなの無理よ……」
冠城「だってみんなはもう死ぬんだよ……?」
冠城「気合だとか根性でどうにかなる問題じゃないんだよ……?」
冠城「運命に逆らうことなんて……できないんだから!」反論!
【反論ショーダウン 開始】
コトノハ
>【神座の研究レポート】
冠城「みんなに待っているのは絶望だけ……」
冠城「あの神座出流だって抗うことはできなかった」
冠城「寿命だってもう1年も残ってない」
冠城「それじゃあ生きる目的だって見つけられない」
冠城「でも私ならそれを与えることができるんだよ?」
冠城「だから絶望しようよ……!」
冠城「無駄に死ぬ事ないよ……!」
冠城「【絶対に死からは逃れられないんだから!】」
【コトノハ】→【論破ポイント】
安価↓2
【神座の研究レポート】→【絶対に死からは逃れられないんだから!】 正解!
B r e a k !
虹橋「その矛盾……染め直します!」論破!
虹橋「ボクたちには神座さんが最後に残してくれた研究レポートが残っています」
虹橋「自分の体の欠陥を知っていた神座さんがボクたちのために残してくれたんです」
冠城「それでも神座は死んだ……」
冠城「あいつにできなかったことがオマエラにできるわけない……!」
虹橋「できるかどうか決めるのはあなたじゃありません」
虹橋「少しでも希望があるならボクたちは諦めません」
虹橋「神座さんが残してくれた希望……ボクたちが必ず繋いでみせます!」
冠城「そんなの幻想だ!不可能だ!現実的じゃない!」
虹橋「……ふふん、随分と焦っていますね」
虹橋「ようやく化けの皮が剥がれてきたようですね」
虹橋「それでも本当に絶望のカリスマなんですか?」
冠城「そうだ……私は絶望のカリスマ……」
冠城「オマエラゴミ如きに負けるはずない……」
冠城「負けるはずが……ない……!」
【パニックトークアクション 開始】
冠城「私は……絶望のカリスマ……」
冠城「超高校級の絶望の中の絶望……」
冠城「世界中を絶望に染め上げる存在……」
冠城「江ノ島盾子みたいな雑魚とは違う……」
冠城「私は……わたしは……私は……」
冠城「オマエラを絶望させる……」
冠城「世界を絶望させる……」
冠城「【私こそが……絶望のカリスマなんだから……!】」
夢 喰
△
生 存 □ ○ の
×
華 燐
安価↓2
△→×→○→□ 夢喰華燐の生存 正解!
B r e a k !
虹橋「それは違います!」論破!
虹橋「あなたは絶望のカリスマなんかじゃありません」
虹橋「あなたはオシオキひとつ満足にできないただの雑魚なんですよ」
冠城「違う……私は……失敗なんてしてない……」
虹橋「いいえ、あなたは失敗したんです」
虹橋「冠城さん……あなたはまだ生きてるんですよね?」
虹橋「だからこそ夢喰さんを助けた……そうなんですよね?」
冠城「ち、違う……私……わたしは……超高校級の絶望……」
虹橋「いいえ、あなたは絶望になんて染まりきっていないんです」
虹橋「だから失敗したんです」
冠城「黙れ……私は……絶望のカリスマだ……」
虹橋「黙るのはあなたのほうですよ!」
虹橋「あなたは負けたんです……!」
虹橋「希望に……ボクたちに……そして自分自身にさえも……!」
虹橋「あなたは絶望のカリスマなんかじゃない……」
虹橋「ただの雑魚……それも超高校級の雑魚にすぎませんよ!」
冠城「あ……そんな……私が……雑……魚……?」
冠城「あ……そっか……私がまけた……」
冠城「ま……け……?」
冠城「……こ……」
冠城「れ……が……」
冠城「……ぼ…………う……」
冠城「…………」
差掛「……な、なんだ?動かなくなったぞ」
冬山「も、もしかしてあまりのショックに死んじゃった……?」
冠城「……いえ……生きてますよ……」
冠城「……でも……もう死にます……」
冠城「負けたなら……オシオキ……ですから」
冠城「……最後の投票タイム……始めましょう……」
冠城「最後の……最後のオシオキが待っています……」
冠城「わたしは……このまま絶望して死ぬ……」
冠城「あとは……死ぬだけです……」
虹橋「……いいえ、投票はしませんよ」
差掛「……は?何を言ってるんだ?」
名瀬「投票しないって……どうしてですか……?」
虹橋「投票をすれば冠城さんは処刑されます」
虹橋「だからそんなことはしません」
冠城「……何を……言ってるんですか……?」
冠城「……わたしは……超高校級の絶望なんです……」
冠城「もう……全部思い出したんです……」
冬山「すべて思い出したって……」
冬山「まさか今のあなたはあの冠城さんなの……?」
冠城「わたしが誰かなんて……もうどうでもいいんです……」
冠城「わたしなんて……死ぬべきなんですよ……」
夢喰「そ、そんなことない……!」
夢喰「だってアタシを助けてくれたのは城ちゃんなんでしょ!?」
冠城「違う……違います……」
冠城「だからお願い……もう……死なせて……」
冠城「わたしなんて死んだほうがいいんです……!」
虹橋「冠城さん、それは違います」
虹橋「あなたは生きるべきです。それがどんなにつらいことであっても」
虹橋「犠牲になったみなさんのためにも……きっとみなさんもそれを望んでいます」
冠城「嘘です……みんなわたしを憎んでるに決まってる……」
冠城「それに……わたしには耐えられない……」
冠城「きっとまた絶望する……そしてまたあの絶望が生まれるに決まってるんです……」
冠城「ここで死んだほうが……みなさんのためになるんです……」
虹橋「……きっとボクにはあなたの絶望を全部理解するのは無理でしょう」
虹橋「それでも冠城さんの助けにはなってあげることはできます」
虹橋「もしまた絶望したなら……」
虹橋「もう一度あなたをあなたを希望に染めあげてみせます」
虹橋「だからお願いします……死ぬなんていわないでください……!」
虹橋「ボクはあなたに生きて欲しいんです……!」
夢喰「あやのんの言うとおりだよ!アタシだって城ちゃんと一緒にいたいよ!」
夢喰「城ちゃんはアタシのこと何度も助けてくれたよね?最初の裁判の時だってそうだよ!」
夢喰「城ちゃんには助けられてばっかり……今度はアタシが助けてあげるんだから!」
冬山「そんなの私だってそう……冠城さんに生きて欲しいのはみんな一緒よ」
冬山「あなたにまで死なれたら私はもう立ち直れない」
冬山「だから……あなたは生きるべきなのよ……!」
瑞原「お前にはまだ俺の至高のカレーを食べてもらっていないからな」
瑞原「俺のカレーが完成するまでは死ぬことを許さないぞ」
名瀬「わ、わたくしもです!ここをみなさん一緒に出ることはわたくしの夢のひとつなんです」
名瀬「だから……わたくしのためにも一緒にここから出ましょう!」
差掛「……まあ、お前はそこそこ優秀だ」
差掛「それに仲間は多いに越したことはない」
差掛「だから俺たちと一緒についてくることを許可してやる」
冠城「でも……わたしは……わたしなんて……」
冠城「本当に……いいんですか……?」
虹橋「もちろんですよ!さあ、ボクの手をとってください!」
虹橋「未来はボクたちの手の中にあるんですから!」
学 級 裁 判 閉 廷 !
【CHAPTER06 超高校級の染物師にして超高校級の天才であるボクが超高校級の才能に愛された理由 END】
【エピローグ I move out of the cage hopefully and romantically . ~ 希望と絶望と希望のプロローグ ~ 】
ー???ー
冠城「ここからなら……誰にも見つからずに出られます」
虹橋「まさかこの学園にこんな場所があったなんて……」
虹橋「驚きですね!」
冬山「でもこんなにすぐにここを出てもいいのかしら?」
冬山「もう少しこの研究所で自分達のこと調べておいたほうがいいような……」
差掛「何を言ってる?俺たちにできることなんてせいぜい神座レポートに頼ることぐらいだ」
差掛「それに必要な薬の類はすべてもったはずだ」
瑞原「それだけじゃない。ここはもうすぐ絶望の残党や未来機関がやってくるだろう」
瑞原「もし見つかったら今度こそおしまいだ」
冬山「でも……結局のところ私たちの体だってもう大丈夫とは言い切れないじゃない」
虹橋「不安なのはわかります。でもボクたちはそれでも進まなきゃいけないんです」
夢喰「あー、なんか緊張するね。だってアタシたちって……」
夢喰「初めて外の世界に出ることになるんだもんね?」
名瀬「外の世界の空気に触れて死んでしまったらどうしましょう……?」
冬山「そういえば外の世界って空気が汚染されてるんだっけ?」
冠城「あ……それなら大丈夫……だと思います」
冠城「今は世界中に……空気清浄機が出回ってますから……」
瑞原「ほう、未来機関もなかなかやるな」
冠城「いえ……超高校級の絶望が投資していたグループが空気清浄機を……」
虹橋「え……何それ怖い」
名瀬「ほ、本当に外に出ても大丈夫なんですか……?」
冠城「……たぶん……」
冬山「たぶんなのね」
虹橋「あ、あははは、まあボクがいるし大丈夫ですよ!」
夢喰「アタシもいるからね!」
差掛「……俺は逆にお前がいるから不安なんだが」
夢喰「む、失礼な!バーカバーカ!」
差掛「……ふ、馬鹿っていうほうが馬鹿なんだぞ?」
冬山「いや、どっちもどっちでしょ……」
冠城「……あの……わたしは本当に……」
冠城「みなさんと……一緒にいてもいいのでしょうか……?」
差掛「またそんなことを聞くか……」
差掛「少々昔の記憶が残っているとはいえ外の世界は俺たちにとって未知だ」
差掛「お前にはいてもらったほうがいいんだ」
冠城「でも……やっぱりわたしなんて……」
夢喰「城ちゃん……過去のことはもうどうしようもないんだよ」
夢喰「悔やんだところで生き返ることもない……」
夢喰「アタシたちは犠牲になったみんなの分まで生きて……」
夢喰「罪を償っていかなきゃいけないんだと思う」
冠城「む、夢喰さんの場合は……わたしのせいで……」
冠城「それに罪の重さだって……わたしとは……」
夢喰「ううん、罪の軽い重いなんて関係ないよ」
夢喰「それにあれはアタシが自分で決めてやったことだから……」
夢喰「皐月君を殺したこと……アタシは一生背負って生きていくつもり」
夢喰「だから一緒にやりなおそう。アタシもついてるからさ」
冠城「……そうですね……死ぬことじゃ何も償うことができない……」
冠城「どんなにつらくても……生きなくちゃですよね……」
……夢喰さんと冠城さんだけじゃない。
ボクたちは犠牲になったみなさんの希望を背負って生きていかなくちゃいけない。
そこに希望があると信じて……。
瑞原「……そろそろ行くか。少し名残惜しいがな」
名瀬「もうここには戻ってくることはないのでしょうね」
夢喰「でも新しい世界がアタシたちを待ってるよ!」
差掛「ああ、荒廃した世界がな」
夢喰「むー、差掛君ってば本当にいじわるなことばかり言う……」
冠城「……でも悪いことばかりじゃない……はずです」
冠城「絶望のない……夢の国のような場所だってあります……」
瑞原「……そんなところがあるのか?」
冠城「……当てが……あります……」
冬山「じゃあまずはそこへ行くことになるのかしら?」
冠城「そう……ですね……そこなら受け入れてもらえるかも……」
虹橋「ま、ボクがいれば問題ないでしょう!」
虹橋「天才の辞書に不可能の文字はありませんから!」
名瀬「そうですわね……本当に何でもできる気がするから不思議です」
瑞原「いや、本当に何でもできるさ」
差掛「ま、俺もいることだしな」
冬山「ええ、みんなで力を合わせればなんとかなるわよ」
夢喰「うんうん、アタシたちは無敵だもんね!」
冠城「……わたしも……みなさんも一緒です……!」
虹橋「さあ、行きましょう!外の世界へ!」
ボクたちの中にある絶望は消え去ったわけじゃない。
でも自分を信じることができれば希望は消えない。
希望が尽きることなんてない……ボクたちはずっと前に進むことができるんです。
まだボクたちの物語は始まったばかりに過ぎない。
だからボクは信じ続ける。
自分の可能性を……
虹橋「ふふん、やっぱりボクは天才ですね!」
【エピローグ I move out of the cage hopefully and romantically . ~ 希望と絶望と希望のプロローグ ~ END】
これにて完結です。
今までありがとうございました。
特に裁判に付き合ってくださった方には心から感謝です。
スレタイのあんころもち(anchoromoti)はエピローグ副題の【 I Move Out Of The Cage Hopefully ANd Romantically . 】の頭文字から取ってます。
意味は【希望と夢を持って檻から巣立つ】とかそんな意味だと思います。たぶんいろいろ間違ってます。
何か質問等あればどうぞ。
乙 面白かったよ!! 素晴らしいssをありがとう!
では質問を一つ
なんで壬生や椎名、南条とかは絶望落ちしたりしたの?
乙でしたー超面白かった
結構序盤から見てたから感慨深いな……
エンディングまでの構想は前からできてたの?
完結おめでとうございます
質問は裁判前に言っていた別のパターンのエンディングはどういう感じでしたか
乙!完結おめでとう キャラ安価からいたからかすごい感動した
冠城ちゃんの中には死んだみんなの人格はまだ生きてるってことでいいの?
とりあえずこれだけ返信
>>462
→絶望落ちの理由
まとめるの大変なのでオリジナルが絶望した理由も含めて後でまとめて書きます。
>>463
→エンディングまでの構想
キャラ作りが終えた時点で黒幕、クロ、被害者はだいたい決めていました。
1~3章までは元々用意していたトリックをアレンジ。
4~6章はプロローグ始まる前に大まかに考えました。
ただし5章については4章の終わった時点で大幅に変更。
当初は冬山あたりが夢喰ポジションに収まると思っていました。
夢喰がこんなに活躍するとは微塵も思っていませんでした。
>>464
→別のパターンのエンディング
『トゥルーエンド』
無事トゥルーエンドを迎えることができました。
『ノーマルエンド』
最後の絶望ノンストップ議論の前にスキル『一握りの幸運』を使っていた場合に分岐。
夢喰は生き返らないし冠城もオシオキされるエンドでした。
『バッドエンド』
ゲームオーバー。全員絶望堕ちエンド。
>>465
→死んだみんなの人格
絶望堕ちの人格はほとんど消えたと考えてもいいと思います。
作ろうと思えば死んだ人の人格も作ることができると思いますが多分やらないでしょう。
乙でした
ほぼrom専だったけど面白かった
冠城、秋田、夢喰は(明確に死んだ描写がなかったため)最後の裁判に関わって来る可能性があると思ってたけど、逆に言えばそこまでしか予想出来んかったわ
個人的に5章の皐月死亡から死体発見まで、冠城がどう動いてたのかが知りたい
自分は夢喰、名瀬、神々廻、番場の4人も名付けたんで本当に感慨深かった
一年弱の間お疲れでした
出来れば絶望堕ちしたキャラを1がどうやって決めたか(基準?)を教えてほしい
完結お疲れ様です
夢喰ちゃんと羽衣ちゃん(の人格)生きてたあああよかったあああ、正体(由来)不明だったカウディ(の人格)はもう生き返らないのかね?
ふと思ったけども、単純計算すると一期生は戦時中なんだがカレー屋とバスケ選手の才能は大丈夫だったのか…
完結乙です!
よかったら各キャラの見れてない通信簿ネタが知りたいです。今ざっと見返したら結構意味深な発言多かったので......
>>472
→絶望堕ちしたキャラを1がどうやって決めたか
元々考えていたキャラに安価キャラを当てはめていく方式でキャラポジションを決めました。
そのため犯人にしやすいキャラから順番に絶望組みに。
秋田も当初は絶望組みに入れる予定でしたが後々のことを考えて変更。
名瀬と神々廻のポジションは悩みましたが死んだときの絶望感の大きさとミスリード要因はどちらがふさわしいかを考えてこの結果に。
>>467
→5章の皐月死亡から死体発見までの冠城の動向
小ネタとして投下します
>>462
→絶望堕ちした理由(あくまできっかけです)
神々廻 宮子(75期生) … バレエのコンクールで初めての挫折。それがきっかけで親や友人との仲に亀裂が入る。そこで江ノ島が手を差し伸べた。(挫折した理由は江ノ島の仕掛けた罠が原因)
葛城 秋子(76期生) … 溺愛していた妹がとある理由で離れ離れに。それと同時期に実の妹が殺される事件があったため(殺人を唆したのは江ノ島)
椎名 正義(75期生) … 元々絶望の素質はあった。爆弾魔としての才能が完全に開花してしまったため後戻りできない状態に。(才能を開花させたのは江ノ島)
壬生 霞(76期生) … 十神白夜から見向きもされないメイドだったが、ヘマをやらかしてさらに邪険されるようになったことがきっかけ(もちろん江ノ島が原因)
南条 昴(76期生) … 元々超高校級のギャルとしての江ノ島に魅了されていた。そこをつけ込まれて少しずつ悪事に加担していくうちに絶望していった。(やっぱり江ノ島が原因)
皐月 始(75期生) … とある解体作業にて人に一生ものの傷を負わせてしまう。それでもどうしても解体屋をやめられずにいたところを江ノ島が勧誘。(まさかの江ノ島が原因)
冠城 羽衣(75期生) … 江ノ島と友人として接していたが自分でも気付かないうちに絶望の人格を植えつけられる。ある時その人格が暴走して絶望の仲間入りをしてしまう。(どう考えても江ノ島が原因)
→オリジナルの絶望理由(クローン実験への協力理由)
虹橋 彩乃(1期生) … 希望ヶ峰学園のために協力するのは天才である自分の義務だと考えていたため。
堀田 実(4期生) … 見向きもされていなかったが虹橋に憧れを抱いており、一緒に協力することに。
差掛 慧真(29期生) … 虹橋同様、自分の遺伝子には価値があると考えていたため。
冬山 涼子(37期生) … とある理由で自分の才能に無力さを感じていた。少しでも才能の研究に貢献できるならと考え協力。
瑞原 華零(44期生) … 自分の才能に限界を感じ、自分と同じ才能を持ったものに自分の意思を託そうと考えていた。
名瀬 式未(58期生) … 冬山同様、自分の才能に疑問を抱いていたため。
番場 千種(64期生) … 膝の怪我が理由で若くして引退。自分が引退しなければならないという現実を受け入れられずクローンに可能性を懸けた。
夢喰 華燐(65期生) … 幸運は才能なのか?遺伝するのか?自分の運命を変える可能性があるならと協力に応じた。
→絶望してないけど殺人鬼になった理由
秋田 聖也(76期生) … 従姉を殺した悪党への復讐。
>>474
→各キャラの見れてない通信簿ネタ
壬生霞 … 十神家に仕えていること。十神家に拾ってもらったこと。ご主人様に見向きもされていないけど淡い想いを秘めていること。
神々廻宮子 … 自分のことが大好きでまわりからも期待されていた。その分プレッシャーもあった。自分と同じ悩みを持つ人が周りにいなかったが虹橋には親近感を覚えている。
葛城秋子 … だいたい妹のこと。演劇を始めた理由は妹を喜ばせるため。夢は妹ハーレムを作って自分だけの劇団を作ること。
冠城羽衣 … 親が転勤族で転校が多かったため友達がほとんどいなかったこと。カウディと言う人格ができたきっかけはとある夢の国でカエルとウシのキャラクターに出会ったこと。
冬山涼子 … 相談窓口として多くの人の悩みを聞いてきた。しかし一番近くにいた親友が悩んでいたことには気がつくことができず、その親友は自殺してしまった。そのことをずっと悔やんでいる。
番場千種 … 自分の才能は自分のためだけに使うべきだと考えていた。女の子大好き。努力しなくても良い結果を出してきた。だが逆に努力しても思ったより結果が伸びないため悩んでいた。
皐月始 … 爆弾解体からビル解体まで様々な解体をやってきた。何かを壊す瞬間が何よりも好きで自分でも止められないが、いつか取り返しのつかないことをしでかすんじゃないかと内心恐れていた。何かを創りだすことができる冠城に対して憧れを抱いていた。
椎名正義 … 美声だけで今の地位を獲得したこと。以前は人に言えないようなことばかりしてたこと。今の自分は偽りの姿だと思っていて、本音を出すことを恐れていること。
堀田実 … 書道家の家に生まれてきたこと。自分が凡人であると自覚していたがそれでもいいと思っていた。特に人より努力しているわけでもないと本人は思っているが実際は誰よりも努力している。
秋田聖也 … 真っ向勝負が好き。スリルのあるものが好き。警察が嫌い。卑怯者は嫌い。いつもライバルを求めている。集められた生徒がどんな人間なのか見定めていた。
南条昴 … 昔は芸術派きどりで彫刻や絵画を制作していた。今は完全にオタクでフィギアを作ることに夢中に。美しいものが好きで二次元こそが至高だと思っていた。
差掛慧真 … イケメンで頭も良く人気もあった。だが嫉妬されることも多く、親友だと思っていた人物に裏切られる。それ以来人間不信になり、今のような性格に。
だいたいこんな感じの内容ですね。(非)日常編がおなざりになりすぎたためほとんど出てくることがない裏設定でした。
次回があればその辺を改善したいと思います。
>>473
→カウディの人格について
きっかけは通信簿ネタに書いたとおりです。人格自体はまだ生きているけど人形がないと喋れない。
→次回作について
まだやるかどうかは未定ですがやるとすれば5月中旬頃にスレたてる予定です。
このスレが残っていれば予告します。
内容は前スレの>>1000で予告したような内容を。
キャラは才能と名前だけ安価で決めて容姿や性格はこちらで決めてしまおうと思います。
今作読まなくても問題ない内容にするつもりですが今作のキャラとつながりのあるキャラは出すかもしれません(冠城の知り合いや葛城の妹など)
進歩状況としてはマップとストーリーが6割程度、トリックの方は2割程度しか考えていません。
虹橋以外のオリジナルはまだ生きてるのかな
>>479
プロジェクト開始時に生きていたのは瑞原、名瀬、番場、夢喰の4人だけですね。
今は人類史上最大最悪の絶望的事件に巻き込まれて死んでいる可能性が高いです。
お久しぶりです。保守ありがとうございます
次回作もしばらくできそうにないし小ネタ書く暇もないのでいったんここはHTML化してしまおうと思います
ただその前にここで次回作のキャラとか作っちゃおうかなと思ったんですけどどうでしょう?
まだ人がいそうであれば明日か明後日にでもキャラ作りするかもしれません
>>467については後でささっとまとめて書こうと思います
人もいそうなのでキャラ作り始めたいと思います
といっても今回は才能と名前だけしか安価とりません
最初に主人公のスペックを決めます
才能は【超高校級の夢の国の住人】にしようかと考え中ですが別にその才能にする必要もありません
主人公の才能はどうしますか?
1.【超高校級の夢の国の住人】でいい
2.募集した才能の中から決める
21時までで多いほうを採用
夢の国の住人って、一種の中二病的なもので「私は天からの使い」とか考えてるとかか?
1
>>494
ミッ○○○ウス的なマスコットみたいなものです
主人公の才能は【超高校級の夢の国の住人】で決定
次に主人公の性別を決めます
1.男
2.女
3.男の娘(女の振りした男キャラ)
21時半までに多かったものを採用します
主人公の性別は男で決定
ちなみに舞台は宇宙ステーション(研究所)で主人公達は研究生扱いとなります
それでは日付が変わるまで才能を募集します。出てきたものから使いやすそうなものを選びます
原作で出た才能やこのスレで採用した才能はなしでお願いします
宇宙とまったく関係ない才能もOK
ひとり3つまでで1レス内にまとめて書いてください
どの才能を選んだかは明日の昼までには考えておきます。名前の決定は明日の21時頃から行います
ちなみに作るキャラは全部で15人です
もう少し才能安価欲しいので今日の18時まで締め切り延ばします
名前安価は29日に行います
金貸し
『超高校級の超高校級マニア』
警官
では締め切りは12時までに
今日の夜に名前安価行います
プロデューサー
タレント(芸人)
音響係
ミステリーマニア
審判
交渉人(ネゴシエーター)
巫女
心霊写真家
呪い師(まじないし)
才能は以下で決定とします。21時から名前安価とるのでよかったらお付き合いください。
男
夢の国の住人
天文学者
消防士
忍者
提督
卓球選手
庭師
呪い師
(心理学者)
女
黒子
ピアニスト
アロマセラピスト
エレベーターガール
トリマー
スケート選手
薙刀部
お針子
(アンドロイド)
心理学者とアンドロイドは元々出す予定だったので組み込んでますが名前安価はありません。
才能ではありませんが女装家、霊媒師、ミステリーマニア、トレジャーハンター、超高校級の超高校級マニア的なキャラは出す予定です
ごめんなさい、21時からというのは嘘です
日付が変わるまで名前募集という形にさせてもらいます
才能・名前(よみがな)
といった感じで才能と名前を書いてください。読み仮名がないものは採用できません
何人分書いても構いませんが1レス以内にまとめてもらえるとありがたいです
天文学者・星咲 祈礼(ほしさき きれい)
呪い師・操魔 理(そうま おさむ)
黒子・月宮 影乃(つきみや かげの)
アロマセラピスト・七色 風香(なないろ ふうか)
提督・大和 武蔵(やまと むさし)
庭師・フレッド・カーソン
呪い師・京 四神(みやこ ししん)
黒子・御影 くろ(みかげ くろ)
ピアニスト・サラ・リスト
エレベーターガール・裃 舞瑠(かみしも まいる)
トリマー・羽毛田 流子(うもうだ りゅうこ)
天文学者 星見 彗星『ほしみすいせい』
卓球選手 福川 裕也『ふくかわゆうや』
提督 天龍 響『てんりゅうひびき』
忍者 加賀 義守『かがよしもり』
消防士・目組 消吾 (めぐみ しょうご)
天文学者・明日都 恒成(あすと こうせい)
エレベーターガール・神鳥 怜子 (しんどり れいこ)
薙刀部・長柄 筑紫 (ながつか つくし)
夢の国の住人 夢野 守(ゆめの まもる)
天文学者 星見 宇宙(ほしみ そら)
消防士 水木 火炎(みずき かえん)
忍者 影山 移瑠(かげやま うつる)
提督 久遠寺 龍我(くおんじ りゅうが)
卓球選手 岬 直人(みさき なおと)
庭師 草木 大和(くさき やまと)
呪い師 黒須 樹恩(くろす じゅおん)
黒子 裏安 小夜子(うらやす さよこ)
ピアニスト 愛沢 セレナーデ(あいざわ)
アロマセラピスト 花鳥 心音(かとり ここね)
エレベーターガール 葛 姫子(かずら ひめこ)
トリマー 猫田 速美(ねこた はやみ)
スケート選手 クレア・プリーモ
薙刀部 吉沢 刀子(よしざわ とうこ)
お針子 真中 寧々(まなか ねね)
忍者· 丹羽 流星 (たんば りゅうせい)
エレベーターガール· 導 エミリ(しるべ えみり)
夢の国の住人 夢先 尊 『ゆめさき たける』
天文学者 星月 輝 『ほしづき ひかる』
消防士 豪炎寺 燃 『ごうえんじ もえる』
忍者 服部 蔵丸 『はっとり くらまる』
提督 龍宮 達樹 『りゅうぐう たつき』
卓球選手 広島 瀬名 『ひろしま せな』
庭師 美山 挟身 『みやま はさみ』
呪い師 獄門 黄泉 『ごくもん よみ』
ピアニスト 奏 紫音 『かなで しおん』
アロマセラピスト 田島 心 『たじま こころ』
エレベーターガール 上下 乙女 『かみした おとめ』
トリマー 桐沢 メグ 『きりさわ』
スケート選手 氷川 香澄 『ひかわ かすみ』
薙刀部 水無月 皐月『みなづき さつき』
お針子 加藤 愛瑠 『かとう あいる』
夢の国の住人
名前:三木 裕太 (みき ゆうた)
薙刀
名前:碓氷 茜(うすい あかね)
天文
名前:星野 稀汐(ほしの きせき)
『夢の国の住人』 夢崎 望(ゆめさき のぞむ)
『天文学者』 月城 光千兎 (つきしろ みちと)
『忍者』 影山 移瑠(かげやま うつる)
『消防』士 周防 肖治(すおう しょうじ)
『庭師』美山 挟身 (みやま はさみ)
『提督』 天龍 響(てんりゅうひびき)
『卓球選手』 篠宮 颯(しのみや はやて)
『呪い師』 喪美山 殉(もみやま じゅん)
『アロマセラピスト』 七色 風香(なないろ ふうか)
『ピアニスト』 御調 鞠亜 (みつぎ まりあ)
『エレベーターガール』神鳥 怜子 (しんどり れいこ)
『黒子』黒宮 撫子(くろみや なでしこ)
『スケート選手』 クレア・プリーモ
『お針子』 裁目美心 (たちめ・みしん)
『薙刀部』 碓氷 茜(うすい あかね)
『トリマー』 羽毛田 流子(うもうだ りゅうこ)
名前はこれで決定です
安価に付き合ってくださってありがとうございました
施設(無重力要素は入れる予定)や新しいシステムなど追加して欲しい要素があればリクエストください
次回作のキャラまとめ貼って、答えていない質問答えたらHTML化します
小ネタは書く余裕なさそうですが質問だけならまだ答えられると思います
研究生名簿【男】
夢崎 望(ゆめさき のぞむ)
才能:【超高校級の夢の国の住人】
『勇猛果敢』:夢の国のファイター。その可愛らしい見た目とは裏腹にめっちゃ強い。
『スカウトマン』:才能のある生徒を夢の国に引き入れようと画策している。超高校級の超高校級マニア。
月城 光千兎(つきしろ みちと)
才能:【超高校級の天文学者】
『両性愛者』:男性にたいしても女性にたいしても分け隔てない愛を持つバイ。どこか中性的な容姿をしている。
『頭脳明晰』:推理力や判断力が優れている。どんな時も冷静に正確に物事を考える。
影山 移瑠(かげやま うつる)
才能:【超高校級の忍者】
『孤独』:ひとりを好む孤独な忍者。和を乱すようなことはしないが積極的に仲良くしようともしない。
『義理堅い』:義理と人情を大切にし、約束は必ず守る。だからめったに約束なんてしない。
周防 肖治(すおう しょうじ)
才能:【超高校級の消防士】
『さわやか』:滲み出るさわやかオーラ。誰とでも隔たりなく接する。
『冷徹』:目的のためなら一切の躊躇もせず非情な決断をする合理主義者。
美山 挟身(みやま はさみ)
才能:【超高校級の庭師】
『女性恐怖症』:男とは普通に話せるのに女性の前だときょどる。女性が嫌いなわけではない。
『???』:???
天龍 響(てんりゅう ひびき)
才能:【超高校級の提督】
『ナルシスト』:自分が大好き。自信過剰。自分は絶対の存在だと思い込んでいる。
『冷静沈着』:どんな時も冷静に振舞うことが出来る。判断力にも長けている。
篠宮 颯(しのみや はやて)
才能:【超高校級の卓球選手】
『猪突猛進』:何も考えずに突っ走る。良くいえば勇猛果敢、悪くいえばただの無謀。
『勝負好き』:何かあるごとに勝負したがる。負けることの方が多い。
沙神 焔真(さがみ えんま)
才能:【超高校級の呪い師】
『献身』:他人のために自らを犠牲にしようとする紳士。
『???』:???
???
才能:【超高校級の心理学者】
『キザクール』:いつも気取った態度をとっている無口な自信家。
『変人』:人とは違った趣味嗜好を持つ。いつも間違った方向に情熱を向けている。
研究生名簿【女】
七色 風香(なないろ ふうか)
才能:【超高校級のアロマセラピスト】
『自由奔放』:何もかも自由にやりたいほうだいのクレイジーガール。馬鹿と天才は紙一重の紙の部分。
『仲間想い』:仲間を思いやる気持ちが誰よりも強い。ただしそれが正しい行動に結びつくかは疑問。
御調 鞠亜(みつぎ まりあ)
才能:【超高校級のピアニスト】
『???』:???
『オカルトマニア』:オカルトが大好きで第六感が優れている。たまに見えないお友達と喋っている。
神鳥 怜子 (しんどり れいこ)
才能:【超高校級のエレベーターガール】
『フレンドリー』:誰に対しても友好的。ただし嫌いな人に対してはとことん冷たい。
『好奇心旺盛』:何にでも首を突っ込みたがり、人の秘密を暴くためなら努力を厭わない。
黒宮 撫子(くろみや なでしこ)
才能:【超高校級の黒子】
『ツンデレ』:仲良くならない限りまったくデレないツン子ちゃん。
『???』:???
クレア・プリーモ
才能:【超高校級のスケート選手】
『探偵マニア』:推理小説に出てくるような探偵に憧れている。とある事件を追っているらしい。
『高慢』:自分を様づけで呼ぶほど高慢な女の子。椅子と言われて思いつくのは安楽椅子探偵か人間椅子。
裁目 美心(たちめ みしん)
才能:【超高校級のお針子】
『確固たる信念』:自分がするべき仕事はきっちりこなす。手を抜くこともしない。
『めんどくさがり』:でもできれば動きたくないし、めんどくさいことはしたくないし、ニートになりたい。
碓氷 茜(うすい あかね)
才能:【超高校級の薙刀部】
『文武両道』:武術・勉学ともに長けている。性格も温和で人に好かれやすい。
『???』:???
羽毛田 流子(うもうだ りゅうこ)
才能:【超高校級のトリマー】
『???』:???
『ヤンデレ』:やんやんでれでれ。愛が重すぎる。
???
才能:【超高校級のアンドロイド】
『???』:???
呪い師の名前は庭師と被っていたため変更しました。
※イメージ(仮)
http://i.imgur.com/rIv8n9y.png
ドット絵どれが誰か教えて欲しいな
なんとなくはわかるけど
>>581
左上から
夢崎、黒宮、美山、裁目、心理学者、神鳥、篠宮、クレア、月城
羽毛田、沙神、七色、周防、ロボ、影山、碓氷、天龍、御調
ちなみにスレ立てるのは早くても6月頃になると思います
お久しぶりです。wiki更新の方が忙しくてまったく忙しくてこちらを放置して申し訳ありませんでした。
2ヶ月前に来ていた質問だけ答えておきます。
・冠城の動向について
黒幕殺害後、冠城はモノクマの操作、皐月は殺人の準備。
↓
皐月が準備中、冠城は夢喰を唆しにいく。
↓
冠城はモノクマ操作室に戻る。夢喰が皐月を発見して殺害。
↓
放置された皐月と葛城の死体をどうしようか考えてる時に音楽室で爆破が起きる。
↓
アナウンスを流して音楽室へ向かうよう誘導する。
↓
死体発見。
だいたいこんな感じですね。こうして書いてみるとたいしたことはしてません。
小ネタとして書けばもう少し詳細を書けるのですが書く暇がないのでごめんなさい。
次回作は7月1日に始められるよう頑張ります。
前回はテンプレ通りの無難な感じの内容になってしまいましたが次回は最初からアクセル全開でいけたらと思います。
おそらくまた好感度の表示なし、モノモノマシーンなしといったシステムで進めるつもりです。乱入システムとかはいれるかもしれません。
では、HTML化してきます。さよならさよなら。
ミスってすごく忙しいみたいな書き方してますが実際はそこまででもないです、それだけです
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