戦士「おいそこの誰か」(272)

エルフ「……」

戦士「聞こえてんだろ?助けてくれねえか?」

エルフ「……」

戦士「見ればわかるだろうけど山賊達が作った落とし穴に引っかかっちまってよ、下には刃物ときた。それでいい加減腕で体を支えるのも限界なんだよ」

エルフ「……」

戦士「ここで通りかかったのも何かの縁。助けてくれよ、なっ!?」

エルフ「……」

戦士「……う、腕が……」プルプル

エルフ「……」

戦士「っ!返事ぐらいしろやこのくそ野郎!とっとと助けやがれ!」

エルフ「……」ザッザッザッザッ

戦士「ああ嘘!嘘だから!お願いだから行かないで助けてくれよ!おぉぉい!」

~ ~ ~

戦士「あー、死ぬかと思ったぜ……」

エルフ「……おい」

戦士「なんだよ」

エルフ「貴様、何が目的でここへ来た?」

戦士「ここらへんに山賊達の根城があるって情報をギルドが仕入れてな。賞金目当てさ。こういうのは早い者勝ちだしな」

エルフ「つまり貴様は私と同じ冒険者ということか」

戦士「やっぱり姉ちゃんも冒険者だったのか。まあここらへんの村の連中もこんなところまでは来ないだろうしな。それにしても……」

エルフ「……なんだ?」

戦士「その耳、その美貌。エルフの冒険者とは珍しい」

エルフ「それがどうした」

戦士「へいへい、余計な詮索はしねえよ。だから殺気を抑えろや」

エルフ「……」

戦士「おおー、怖い怖い」

エルフ「おい」

戦士「今度はなんだよ」

エルフ「私は貴様の命の恩人だ」

戦士「ああわかってる。安心しな、俺は借りは必ず返すタイプだからよ」

エルフ「そうか、ならば話が早い。早速恩を返してもらおうか」

戦士「へいへい。で、何すりゃいいんだ?」

エルフ「貴様には壁になってもらおうか」

戦士「……そんなこったろうと思ったぜ」

エルフ「私に敵を近づかせるな。せいぜい盾としてこき使ってやる」

戦士「……面倒くせえ」

エルフ「恩人の頼みが聞けないのか?」

戦士「誰も断るなんて言ってねえだろうが」

エルフ「そうか、それならばいい。取り分は七三だからな」

戦士「俺は?」

エルフ「三だ」

戦士「おいおい、それはねえだろ」

エルフ「貴様を救ってやったのは誰だろうな?」

戦士「ぐっ……!」

エルフ「借りを作った相手が悪かったな。骨の髄までしゃぶりつくしてやる」

戦士「……なんつう性悪女だ」

エルフ「ぐだぐだするな。とっとと前を歩け」

戦士「はいよ!」

こういうのお願いします!

ここまで書いたんなら続きも書けよ

壁になっててんやわんやしてるうちに戦士のおちんぽがエルフのおまんこに入っちゃうんですね

最後までかけw気になるだろww

ぱんつぬいだ

ぱんつとんだ

ぱんつとられた

パンツ爆発した

お前らがぱんつ大好きなのはわかった
あと乗っ取りも来そうにないってことも

《山賊達のアジト付近》

戦士「……思ったより多いな」

エルフ「……そうだな」

戦士「んでよ、どうやって攻めるんだ?魔法をぼーんとぶっ放してくれりゃ楽なんだけどよ」

エルフ「……」

戦士「……聞いてんのか?」

エルフ「……私は魔法が不得手なのだ」

戦士「……エルフのくせにか?」

エルフ「黙れ」

戦士「おいおい、そんなことくらいでそんなに怒るなよ」

エルフ「……」

戦士「んじゃ、どうするんだよ?あんたが魔法が使えねえとなるとこの数は無理だぜ?これの三分の一くらいだと思ってたのになぁ」

エルフ「……別個で叩けばいけるか?」

戦士「アホか。三分の一でようやく少しずつ誘き出して倒せるギリギリの人数に決まってんだろ」

エルフ「私もそれくらいだぞ」

戦士「……しくったなあ。情報を聞いた限りじゃ俺だけでもいけそうだったのによ。聞いてたのと数が全然ちげえ」

エルフ「……帰るか」

戦士「そうすっかね。情報を売れば少しくらい金になるだろうしよ」

エルフ「おい」

戦士「なんだよ」

エルフ「借りはきっちりと返済してもらうからな」

戦士「いちいち言わなくてもわかってるっての」

エルフ「そうか、ならばいい」

戦士「ったくよー。今回はついてねえな……ん?」

山賊「……」

戦士「……」

エルフ「……」

戦士「よう!見回りか?」

山賊「あ、ああ」

戦士「大変だよなー、俺たちみたいな下っ端はこき使われてよう」

山賊「そうだな」

戦士「……」

山賊「……」

戦士(……いけたか?)

山賊「敵だー!敵が出たぞー!」

戦士「くっそぉぉ!誤魔化しきれなかったか!」

エルフ「当たり前だろう!このバカ!」

戦士「だぁれがバカだ!」

戦士「おらっ!」ズパッ!

山賊「うぐあぁっ!」

戦士「とっととずらかるぞ!」

ダダダダッ!

「居た!あそこだー!」

エルフ「もう見つかったか!おい貴様!」

戦士「とにかく走れ!で、なんだよ!?」

エルフ「貴様が残って囮になれ。その隙に私は逃げる」

戦士「ふざけんなこのアマ!」

エルフ「今すぐ借りを返してもらおう」

戦士「ばーかばーか!そんなことしたら死んじまうだろうが!」

エルフ「私のために死ねと言ってるんだ」

戦士「嫌に決まってんだろ!」

ヒュンヒュン!

戦士「おわぁぁ!矢がかすったぁぁ!」

エルフ「借りを返すというのは嘘だったのか!」

戦士「そんなもん死なない程度に決まってんだろが!」

エルフ「くっ!役立たずめ!」

戦士「役立たずはてめえもだろ!?本当に魔法は使えねえのか!」

エルフ「……ああ」

戦士「ちくしょう!」

「待ちやがれー!」

戦士「誰が待つか!ああちくしょう!今日はとことんついてねえ!厄日だ!」

《ギルド》

バンッ!

戦士「おいっ!」

受付嬢「なんですか、騒々しいですねえ」

戦士「情報が全然ちげえじゃねえかちくしょう!」

受付嬢「あらそうだったんですか」

戦士「そうだったんですか、じゃねえ!危うく死ぬところだったわ!」

受付嬢「ふーむ、思ったよりも勢力を増してきているみたいですね。見通しが甘かったみたいですね、すいませんでした」

チャリ……

戦士「……体を張って持ってきた情報料にしては少なくねえか?」

受付嬢「偵察ならこんなものですよ?」

エルフ「おい」

戦士「なんだよ」

エルフ「七割」

戦士「……」

エルフ「約束だ。七割よこせ」

戦士「……」

エルフ「早くよこせ」

戦士「ちくしょう!持っていきやがれ!」

エルフ「ち、少ないな」

戦士「俺はそれよりもっと少ないんだが」

エルフ「さて、それで借りはいつ返してくれるんだ?」

戦士「まだたかる気かよ!?」

エルフ「借りを返すと言ったのは貴様だろう?」

戦士「今さっき七割渡したろ?」

エルフ「ほう、これが貴様の命の値段か。ずいぶんと安っぽいのだな?」

戦士「言わせておけば……!」

エルフ「やるか?」

受付嬢「はいはい、冒険者同士のいざこざはよしてください。ギルドの信頼が問われるんですから」

戦士「ちっ。……なあ、楽で稼げる依頼とかねえのか?」

受付嬢「ありませんよ」

戦士「……なにも?」

受付嬢「あったとしてもそんな依頼、あっという間になくなっちゃいます。パーティーでも組んでまた山賊討伐にでも行ったらどうですか?」

戦士「……そうそううまい話が転がってるわけねえか」

続けなさい

ぱんつはいたほうがいい?

>>23

受付嬢 露出 テーブル

あとはわかるな?

パンツ履かせた

エルフ「なら、街道付近の魔物討伐はあるか?」

受付嬢「ありますよー」

エルフ「ならばそれにするか。それくらいが落としどころだろう」

戦士「そんなもんだろうな。俺としてもそんぐらいがいい」

受付嬢「はーい、それじゃあ頑張ってきてくださいねー」

戦士「……ちょっと待った」

エルフ「どうした」

戦士「おい、街道付近にアホみたいな魔物の目撃情報とか出てねえよな?」

受付嬢「出てませんよー」

戦士「本当だろうなあ!?」

受付嬢「ギルドの情報を疑ってるんですか?」

戦士「その情報を信じたせいで危うく死にかけたんだよ」

受付嬢「欲張ってろくに準備せず少人数で行ったからじゃないですか」

戦士「そりゃあそうだけどよぉ……」

受付嬢「それに山賊達の件についても嘘はついてないんですよ?思ったより増えるのが早かっただけで、ちゃんとした情報を渡しています」

戦士「……ちっ!」

受付嬢「それにあなたは冒険者でしょう?少しくらい想定外の出来事が起こったからといって私に文句を言うんですか?ギルドの仕事は決してあなた達冒険者のお守りじゃないんですよ?」

戦士「……わかってるよ!」

受付嬢「なら頑張ってきてくださいねー。強力な魔物が出ないといいですねー」

戦士「……まったくだぜ」

エルフ「もうぐだぐだ言うのは終わったか?さっさと行くぞ」

戦士「はいよ!」

《街道付近》

魔物「きゅー!」

戦士「おらよ!」ザン!

エルフ「フッ!」ヒュン!

魔物「うきゅー……」

戦士「情報通り強いのはいねえみたいだな」

エルフ「そのようだな」

戦士「……弓矢か」

エルフ「それがどうした」

戦士「いや、そういうところはエルフっぽいんだとな。弓はうめえな」

エルフ「……」

戦士「気に障ったか?」

エルフ「……母に」

戦士「ん?」

エルフ「母に習ったんだ。下手なわけがないだろう」

戦士「魔法は使えねえのに」

エルフ「……」

戦士「……睨むなよ」

エルフ「……使えないんじゃない。苦手なだけだ」

戦士「あっそ」

エルフ「……見えるか?」

戦士「ん?……あれは猪か」

エルフ「そのようだな」

戦士「こんなところまでおりてきやがったのか。どうするよ?」

エルフ「私一人なら逃げている」

戦士「……その奥歯にものが挟まった言い方はなんだよ」

エルフ「いい加減ちゃんと働いてもらおうということだ」

戦士「……あれの足止めをしろってか」

エルフ「そうだ」

戦士「お前は?」

エルフ「離れて弓で仕留めてやる」

戦士「報酬は?」

エルフ「七三」

戦士「割にあわねえぞちくしょう!」

エルフ「とっとと行け」

戦士「ドちくしょうー!」

戦士「気づくなよー気づくなよー」

猪「ぶも?」

戦士「……そりゃ気づくわな」

猪「ふんっ!ふんっ!」

戦士「ちっ、こいやぁ!受け流してやる!」

猪「ぶもー!」ドドドド!

戦士「いってぇぇ!腕が痺れやがる、盾ごしでこれかよ!?」

ヒュン!ザクッ!

猪「ぶもおー!?……ぶもー!」

戦士「どこ見てやがる!そっちには行かせねえよ!」ザン!

猪「ぶもーっ!」ドン!

戦士「うごはぁ!いてえ……」

猪「ぶもー!」

戦士「くそっ……!人間様舐めてんじゃねえぞこの獣がー!」

~ ~ ~

猪「」チーン

戦士「だめだ、死ぬ……」

エルフ「まったく、だらしない」

戦士「お前と違ってこっちは攻撃受けてんだよ!いててて……」

エルフ「そこそこの大物だったようだな。まずまずの稼ぎになるだろう」

戦士「これだけ体張って三割かよ……」

エルフ「文句あるか」

戦士「ねえよ!だけどこれでもう借りは返したからな!」

エルフ「ああ、確かに」

戦士「んじゃ、帰って換金しちまうぞ。もう俺は付き合えないからな」

エルフ「わかった」

戦士「……えらく聞き分けがいいな?」

エルフ「解体と運ぶのは任せたぞ」

戦士「……おい」

エルフ「どうした」

戦士「俺はもうくたくたなんだ」

エルフ「それで?」

戦士「いい加減にしろよこの野郎!ぶっ殺すぞ!」

エルフ「短気な奴め」

戦士「どんだけ温厚な奴なら今のでキレねえんだよ」

エルフ「……仕方ない、私もやるか」

戦士「当たり前だ!」

エルフ「そうとなったらさっさとやるか。おい、血抜きは早めにやれ」

戦士「わかってるっての!」

まだよくわからんが面白いかも

>>24
了解
被って待つ

《ギルド》

受付嬢「お疲れ様でーす!これが今回の報酬になりまーす!」

ずしっ

戦士「へへっ、結構重たいじゃねえか」

エルフ「七割」

戦士「これも七割取ろうってのか!?」

エルフ「……?」

戦士「何さも当然だろう?みたいな顔してんだよ。欲張りすぎだぞてめえ」

エルフ「……ならとっとと半分よこせ」

戦士「ほらよ!……ったく、あばよ。お前にはもう二度と借りを作らねえ」

エルフ「おい」

戦士「なんだよ?」

エルフ「私はまだこの町に来たばかりなんだ」

戦士「へー、それが俺とどういう関係があるんだよ」

エルフ「道案内をしろ」

戦士「……おい」

エルフ「なんだ?」

戦士「今までは借りを作ってたから我慢してたけどよ。もう少し口のきき方ってもんがあるだろうよ」

エルフ「……」

戦士「今の俺とてめえの立場は対等なはずだろうが」

エルフ「……道案内を頼みたい」

戦士「最初っからそう言えってんだ。いいぜ、一緒に仕事をこなした仲だ。ついて来いよ」

エルフ「……ああ」

戦士「今日は疲れたから宿屋だけでいいよな?日も落ちたしよ」

エルフ「ああ、そうしてくれ」

《宿屋》

戦士「ここが俺行き着けの宿屋だ」

エルフ「……ボロいな」

戦士「まあな、でも値段は安いからよ。懐には優しいぜ」

エルフ「……」

戦士「金があるなら別のところ紹介してやってもいいけどよ」

エルフ「……ここでいい」

戦士「そうか、部屋は大勢で寝る大部屋と個室があるからよ」

エルフ「……そうか」

戦士「俺は大部屋に居るからよ、じゃあな」

エルフ「ああ」

いいね

《個室》

エルフ「……はあ、疲れた」

エルフ「初日からこんなので私、これから大丈夫かな……」

エルフ「……弱気になるな。一人で生きていくって決めたんだから」

エルフ「……明日も大変なんだろうな」

エルフ「でも早速冒険者の知り合いもできたし、悪くはないスタートをきれたはず」

エルフ「いじめられるのはもう嫌だ」

エルフ「……そうだ、これからは私が踏みにじる側になるんだ」

エルフ「……寝よう」

エルフ「……」

エルフ「……お母さん」

《翌日》

戦士「おっす!よく寝れたかー?」

エルフ「朝早くから元気だな貴様は」

戦士「元気なだけが取り柄でね。んじゃ、昨日の約束通り道案内をしてやる」

エルフ「頼む」

戦士「あいよ、ところで今日も働くつもりか?」

エルフ「そのつもりだが」

戦士「んじゃ、組まねえか?なんだかんだあったけど昨日の猪だって俺一人じゃあ無理だったしな。そっちだって稼ぎてえだろ?」

エルフ「……別に構わない」

戦士「おっしゃ、それで決まりだな!それじゃ行こうぜ」

エルフ「ああ」

寝るノシ




続きに期待

乙ー

マダー

あの>>1だったとは・・・
z

>>47
いつかうざ可愛いだけの>>1じゃなくてうざ可愛くて面白いssを書く>>1になりたいにぃ☆
いつか酉をつけて酉を見ただけで○○の人か!期待!とか言われるような感じのss書きにね

半年ちょっとssやって何個か完結させたけどあんまり上達した感じがしない

>>48
十分に面白いぞ、うざい>>1のキャラ含めて

早く書けこらビシバシ働け(ペシペシ

想像できちゃう伏線に
これといった設定があるわけでもなし(あったけど終わった
なんかグダりそうだな

>>49
こ~ら!可愛いが抜けてるぞ~

>>50
夜まで待ってて欲しいにぃ☆>>1からのお願い☆
でも>>1は優しいから時間を潰せるように>>1おすすめのssを紹介してあげゆ☆

暗黒騎士ガイア「安価で遊戯王界を巡る」 初めて完結させたss
従者「不老不死の呪い……ですか」女勇者「そうだ」 そこそこ評判よかったやつ
男「気持ちいいんだろ?」 エッチなので注意
戦士「フ……ここがダンジョンか」 >>1のssの中で一番長い

正直他人のssって紹介していいのかよくわかんないし>>1作のssを羅列したよ☆

>>51
難しいよね~そのへん。上手くssを書くコツを教えてくれてもいいんですよ?(チラッチラッ

>>52
半分読んだことあるわ
どうやら俺の嗜好に合う作者のようだ

>>1のキャラが人を集めると言っても過言じゃない

だっとおちしててもいいから
うある欲しいな�・

>>54
いやーん☆
>>1のことが大好きだなんて照れちゃうにぃ☆

>>55
>>1はみんなに愛されてる人気者だからね!
もっとちやほやしてもいいですよ(ドヤァ

>>56
暗黒騎士ガイア「安価で遊戯王界を巡る」
暗黒騎士ガイア「安価で遊戯王界を巡る」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/internet/14562/storage/1346760572.html)

従者「不老不死の呪い……ですか」女勇者「そうだ」
従者「不老不死の呪い……ですか」女勇者「そうだ」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/internet/14562/storage/1354109118.html)

男「気持ちいいんだろ?」
男「気持ちいいんだろ?」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/internet/14562/storage/1355576233.html)

戦士「フ……ここがダンジョンか」
戦士「フ……ここがダンジョンか」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1351169531/)

はい、どうぞ☆


>>1だけど明日の朝が早くなったので今日は無しで
みんな寂しいかもしれないけどごめんね☆ノシ

>>57
あるぃがとぅう

ペシペシ

>>59
どういたしまして☆

>>60
催促するなら「>>1うざ可愛い!」ってレスしてね!
間違ってもハゲとかホモだとか混ぜないように

それじゃあ始めるよー!人はいるかなーいないかなー(チラッチラッ

読んでるからはよ可愛いハゲ

《ギルド》

戦士「おいっーす」

受付嬢「はいどうもおはようございまーす。依頼の確認ですか?」

戦士「ああ、そうだ。朝早くから確認してねえとおいしい依頼がとられちまうからな」

受付嬢「見た目によらず勤勉ですねー」

戦士「うるせえっ!……おい何してんだ?」

エルフ「……少し、な」

受付嬢「賞金首のチェックですかー。お二人にはまだまだまだまだ早いと思いますよ?」

戦士「まだが多いっつうの!俺はそんなこととっくに知ってらあ!……こいつがどうだかは知らねえけどよ」

エルフ「私もそれくらいはわかっている」

戦士「あーあー、それにしてもすげえ額だよなぁ……。討伐できたら結構の間遊んで暮らせるぜ」

>>62
ハゲてねえから。大事なことだから二回言うけどハゲてねえから

エルフ「……そうだな」

受付嬢「あなた達には無理無理かたつむりなので身にあった依頼を受けてくださいねー」

戦士「いちいち言わなくてもわかってらあ!」

エルフ「それで依頼はどうだ……?」

戦士「あんまりうめえのはねえな……」

受付嬢「そりゃだいたいの相場ってものがありますから」

戦士「それじゃあ依頼は後回しにして案内してやるよ」

エルフ「頼んだ」

受付嬢「またのご来店をお待ちしてまーす」

エルフ「……それでいいのか?」

受付嬢「それっぽければいいんですよー」

>>1ってうざ可愛いよね
毛が薄いところとか頭が光ってるところとか毛根が弱々しいところとか特に

《大通り》

戦士「ここがこの町の大通りだ。そこそこ賑わってるだろ?」

エルフ「そうだな」

戦士「露天商とかで買うならなるべく食い物だけにしとけよ?目利きが利くのなら別にいいけどよ」

エルフ「わかった」

戦士「なんだかんだでちゃんと店を構えてる方が物がいい。値段はそれ相応だがな」

エルフ「……」

戦士「どうしたよ?」

エルフ「……思ったより案内がまともで驚いた」

戦士「てめえが俺をどう思っているのかようくわかったぜ!教えてくれてありがとよ!」

エルフ「礼などいらない」

戦士「皮肉って言葉知ってるか?」

>>66
薄くないから。光ってないから。弱々しくないから!
>>1は髪の毛ふっさふっさだから!

エルフ「貴様にも皮肉が言えたのか」

戦士「お前はいちいち人を挑発しねえのしゃべれねえのか?ああ!?」

エルフ「別にそういうわけではない」

戦士「けっ、親の顔が見てみたいもんだぜ」

エルフ「親は関係ないだろうが……!」

戦士「……」

エルフ「なんだその目は……!」

戦士「お前下手したら俺よりキレやすいんじゃねえか……?」

エルフ「うるさい。案内を続けろ」

戦士「へいへい」

エルフ「なんだそのぞんざいな扱いは」

戦士「べっつにー?」

《広場》

戦士「いい加減腹も減ったし飯にしようぜ」

エルフ「そうか。私は肉や魚は食べないからな」

戦士「へえ、やっぱりエルフは菜食主義者なのか」

エルフ「食べる習慣がないんだ」

戦士「へえ、そんなんで力でるのか?」

エルフ「出る」

戦士「ふーん、肉が食えねえとか考えたくもねえな」

エルフ「そうか」

戦士「それともそれがエルフの長生きのコツなのかね?」

エルフ「エルフが長生きなのは種族的なものだ」

戦士「そうなのか」

エルフ「まあ長生きと言っても人より少し長いだけだがな」

戦士「それでも百年は生きるんだろ?」

エルフ「まあな」

戦士「それにしてもエルフの冒険者なんて珍しいな。ほとんどのエルフは自分達の里から出てこねえのによ」

エルフ「……いろいろあるんだ。ならば聞くが貴様はなぜ冒険者をやっている?」

戦士「俺の家は農家でよ、俺は三男でさ。三男じゃ貰える土地もすくねえからな。せっかくだしでっかく生きてみてえだろ?」

エルフ「……」

戦士「しみったれた生き方するなんてごめんだね」

エルフ「……博打だな」

戦士「博打で結構!楽しければいいんだよ楽しければな」

エルフ「貴様は何も悩みがなさそうでいいな」

戦士「お、俺にだって悩みごとぐらいあるっつうの!」

エルフ「ほう?」

戦士「その……今何を食おうかな、とか」

エルフ「それはそれは、大層な悩みをお持ちで」

戦士「うるせえ!悩みごとがなくって悪かったなあ!」

エルフ「別に悪いなどとは言ってないだろう」

戦士「いーや言ったね。絶対にそういう意味がさっきの言葉の中に入ってた。間違いない」

エルフ「そんなことはない、貴様の気のせいだ。それよりも朝食にしようか。あそこの果物なんて美味しそうだぞ」

戦士「ちっ、ごまかしやがった」

ドンッ

エルフ「……ッ!」

盗人「おっとごめんよ、わざとじゃねえんだ。エルフのお嬢ちゃんも気をつけな」

エルフ「…………おい」

盗人「ああ?なんだ……」

バキィ!

盗人「へぶッ!?」

戦士「おいなにやってんだよ!?」

エルフ「盗ったものを返せ、この薄汚い盗人が!」

盗人「こ、このアマ!何しやが…」

ドゴッ!

盗人「ふぐぅっ!」

エルフ「返せと言っているんだ。目をつけた相手が悪かったなこの屑が」

盗人「か、返すから許してくれよぉ……」

戦士「まったくよお。スリをするならちゃんと相手を……」

エルフ「そうか、なら次は落とし前をつけさせてもらおうか」

盗人「え……」

エルフ「……盗みをするようなその手なんていらないよな?」

盗人「ひいっ!」

エルフ「指を一本づつ切り落としてやろう」

戦士「おい」

エルフ「……なんだ」

戦士「それくらいでいいだろ。脅しもそれくらいにしとけ」

エルフ「……なぜこいつを庇う?」

戦士「別に庇ってなんかねえよ」

エルフ「ならなぜ止める」

盗人「た、助け……」

エルフ「黙れ」ドガッ

盗人「ぐぁっ」

エルフ「……なぜ止める?」

戦士「いちいちスリなんかにそこまでしてたらきりがねえだろ?」

エルフ「関係ない。話はそれだけか?」

戦士「あとこれから飯食いに行くんだろうが」

エルフ「……」

戦士「朝っぱらからそんなスプラッタなもん見たくねえんだよ。飯がまずくなる。というわけで逃げな」

盗人「あ、ありがとうございます!」

エルフ「あっ」

戦士「次はバレないようにやりなー」

10レスできりがいいから今日はここで終わるにぃ☆
毎日ちょっとずつやる予定。



ハゲホモ>>1z

>>77
まったくツンデレさんだにぃ☆

>>78
ハゲでもホモでもねえよ!
>>1はおしとやか黒髪眼鏡っ子だからね!
だから>>78はデタラメだよ!住民ならわかってくれるよね☆

(毛根が)よわそう

>>80
これ以上は訴訟も辞さない(迫真)

忘れてたけどおやすみー。みんないい夢見てね☆

それと最後に言っておくけど、ハゲてないから

ハゲしく面白いわ

頭の油テカってますね


あと5レス書いてから寝ろや

このスレは輝いてる
主に>>1の頭が

>>1はハゲてるんじゃなくて剃ってるだけかもしれないだろ!

お前らがいじめるから>>1が来ないぞ!
だれかハゲ増してやれよ!

そうだよ!みんながハゲハゲ言うからきっとうざ可愛い人気者の>>1さんはぷんぷんだと思うの
だからみんなハゲハゲ言うのやめようね☆

>>86
よおクリリン

>>1だけど今この板で別のスレやってるにぃ☆
飽きっぽくてごめんねー。完結させたら帰ってくるノシ

どこだ…

>>91
教えて欲しい?えーっとね……







な・い・しょ♪

ぶちきれた

>>91
「改造」でスレタイ検索

>>94
ありがとう
これ>>1なのか…
特徴から分からんかった

あれ>>1だったのか

>>93
怒った?ねえねえ怒ったの?

>>94
よくわかったね☆

>>95
>>1は特徴とかあんまりない地味なss書きだからね
わからなくても仕方ないにぃ☆

>>96
のんびり書かせてもらってるにぃ☆

そら(id辿ったんだから)そう(すぐわかる)よ

自演か知らんが無駄に上げんな。

>>1は、なれ合ってないでss書いてろ。

>>98
そりゃ(id辿ったら)そうか

>>99
チッ、ッセーナ 反省してまーす(棒)

マジレスするともうそろそろ言われると思ってた。こういうの嫌いな人は嫌いだろうし
もうそろそろ止め時かな。目の敵にされてまで続けようとは思わないし

俺は好きだけどね
でも、早く書いて欲しい
凄く楽しみだからさ

>>101
把握☆

エルフ「……」

戦士「おいおい、そんな眼で睨むなよ」

エルフ「なぜ勝手に逃がした」

戦士「ああ?」

エルフ「なぜ勝手に逃がしたと聞いているんだ!あいつは私から盗みを働こうとしたんだぞ!」

戦士「別に盗られなかったからいいだろ?あんだけ脅せばもう盗る気も起きねえだろうし」

エルフ「そういう問題じゃない!」

戦士「ったくなにカリカリしてんだよ。女の子の日……」

エルフ「死ね」

戦士「……冗談だっつうの。というか周りに人が集まってきてたから止めねえとやばかったしよ。やりすぎで臭い飯なんか食いたくねえだろ」

エルフ「……」

戦士「そんなことより飯食おうぜ飯」

エルフ「……わかった」

~ ~ ~

戦士「……」モグモグ

エルフ「……」シャリッ

戦士「……落ち着いたか?」

エルフ「……ああ」

戦士「まあ、なんだ。頭にくるのはわかるけどよ。やりすぎちまったらよくねえよ」

エルフ「……」

戦士「逆恨みとかされたら面倒くさいしな」

エルフ「……そうだな」

戦士「人の恨みってのは怖いぜ?自分がやったことが何倍にもなって帰ってくる。上手くやっていきたきゃ恨みを買うような真似はやめとけ」

エルフ「……ああ」

戦士「ま、俺もそんな偉そうなこと言える立場じゃねえけどな。俺だって頭にくることはあるし」

エルフ「……なあ」

戦士「ん?」

エルフ「……恨みを買ったら復讐されるのは当然か?」

戦士「んー、まあ仕方ねえんじゃねえか?」

エルフ「なぜだ?」

戦士「やられた側ってのは忘れねえからな。俺が村に居た頃よ、移住してきた奴らに対する差別があってよ」

エルフ「ほう」

戦士「昔からここに居るから偉いって今思うと馬鹿馬鹿しいけどよ。村だとそれが普通だったんだ」

戦士「それでも何年か経つとそんなこともなくなったんだが……移住してきた連中が集まって愚痴ってた所を見ちまってな」

エルフ「……」

戦士「いつもは仲よさげにしてる相手に対してぼろっくそに言っててよ。些細な意地悪をしただとか実はあれをやって罪をなすりつけたのは俺だとか言って笑いあっててよ。その時思ったんだよ。やられた側は忘れねえんだって」

エルフ「そのくらいなら可愛いものだろうに」

戦士「そんときゃ俺はガキだったからよ。軽く人間不信になりそうだったぜ」

エルフ「……同じ人間でもそのようなこともあるのだな」

戦士「というか日常茶飯事だと思うぜ?でけえことからちっちぇえことまで差別が大好きだからな。それにエルフだって人間を差別する奴はいるだろ?エルフを差別する人間もいるけど」

エルフ「そうだな。そういう奴らは基本森からは出ない」

戦士「そいつは嬉しいね」

エルフ「……」

戦士「さーてと、腹も膨れたしギルドに戻るか。適当な依頼でもこなそうぜ」

エルフ「ああ」

戦士「それにしてもよ、冒険者って儲からねえよなあ。武勇伝だともっとこう……」

エルフ「ああいった話は大概尾ひれがついているからな。成り立ての冒険者が財宝を手に入れるなど夢物語だ」

戦士「……畑耕してるのよりはいいけどよ」

エルフ「ぼやいてないでさっさと行くぞ」

少しだけ更新~あとは夜またやる

このレスへの返答見覚えがあるな…
なんだっけ?

おつかれ

>>108
にょわー☆

>>109
ありがとう☆

ぼちぼち始めるよー

《ギルド》

戦士「おーっす」

エルフ「また来たぞ」

受付嬢「いらっしゃいませー。何のご用でしょうか?」

戦士「依頼の確認だよ」

受付嬢「今受けられる依頼はこちらとなっておりまーす」

戦士「んー……」

受付嬢「それはそうとやっちゃいましたねー」

エルフ「……何がだ?」

受付嬢「またまたー、こっちまで噂が届いてますよー。エルフがもめ事を起こしたって」

エルフ「あれはスリを働こうとした相手が悪い」

受付嬢「まあそうなんでしょうけど……ね?」

外野と馴れ合ってるの見るの正直好きじゃないんだけど、
この>>1くらい突き抜けてると一周して面白いからこれはこれでいいと思ってる
支援

エルフ「言いたいことがあるのならはっきりと言え」

受付嬢「目立ちやすいんだから気をつけた方がいいってことですよ。エルフは数が少ないんですし」

エルフ「……」

受付嬢「噂が広がるなんてあっという間ですからねー。この仕事は何よりも信頼が大事なんですからねー?」

エルフ「……わかった。ところでどうだ?何かいい依頼はあったか?」

戦士「……んー、大したのはねえな。もう少し人数がいりゃ受けれるのも増えるんだが……」

エルフ「あてはあるのか?」

戦士「あるならお前を誘ったりなんかしねえよ」

エルフ「どういう意味だ」

戦士「言わなきゃわかんねえのか?」

>>112
>>1は人気者だからね!住民の心を掴むくらいチョロいもんですよ(ドヤァ

レスはいいからさっさと書けハゲ

エルフ「……」

戦士「……」

受付嬢「……あなた達なんで組んでるんですか?」

エルフ「仕方なく」

戦士「なんとなく」

受付嬢「そうですか……。とりあえずパーティーメンバーを探してみたらいかがですかー?駆け出しの方もいらっしゃるでしょうしー」

エルフ「足手まといはいらない」

受付嬢「またまたー。あなたも駆け出しのくせになに言ってるんですか」

戦士「人数居た方が楽になるだろうけどなぁ……。あ、そういや前の山賊はどうなったんだ?」

受付嬢「残念でした。もう人数が多いという情報を得た人たちが徒党を組んで討伐しちゃいましたー。なかなか財宝を溜め込んでいたらしいですよー?」

戦士「ちくしょう!やっぱりか!」

>>115
ハゲじゃねえから!

受付嬢「討伐した皆さんほくほく顔でしたよー。それも情報を持ち帰ったあなた達のおかげですね!」

戦士「うるせえよ!」

エルフ「くぅ……!」

戦士「まあでもやっぱり人数がいるってのは力だよなー」

受付嬢「私としても駆け出しさん達は組んでいた方がいいと思う思うんですけどねー。たまに安心しすぎて油断する人もいますけど」

戦士「そんじゃあ試しに組んでみる奴らでも探してみるか。それでいいか?」

エルフ「……」

戦士「いやなら言えよ?」

エルフ「……いやと言ったらどうなる?」

戦士「お前を置いてパーティーを探す」

エルフ「なんだそれは!」

戦士「いや、お前にそこまで気をつかうほどの義理もねえし」

エルフ「貴様が組もうと誘ったんだろう!?」

戦士「とりあえずで、だろ?」

エルフ「……」

戦士「そんでどうするよ?」

エルフ「……付き合おう。一人でやるのも得策ではないだろうしな」

戦士「お前が魔法使えたら一人でもやっていけただろうによ」

エルフ「……!」

戦士「はいはい、悪かったから睨むなよ」




受付嬢「…………」ニコニコ

戦士「誰に声をかけるか……」

エルフ「……」

戦士「おいどうしたんだ。何かあったのか?」

エルフ「ああ、見てみろ」スッ

戦士「……ほっほっーう。これはこれは」

エルフ「たっぷりこき使えそうだろう?」

戦士「そうだな。とりあえず組むのを断りはしなさそうだ」

エルフ「行くか?」

戦士「行くしかねえだろ」

エルフ「なら貴様に任せる。私だと警戒されるだろう」

戦士「あいよ、任せな」

戦士「おーい」ポン

盗人「ああ?なんだいきなり馴れ馴れしい……」

戦士「よう」

エルフ「また会ったな」

盗人「げぇっ!?」

戦士「おいおいそんな反応するなよ。悲しくなるじゃねえか。なあ?」

エルフ「ああ、そうだな」

盗人「な、なにしに来たんで?」

戦士「いやー、ちょっとお願いがあってよお。ここに居るってことは冒険者なんだろ?」

盗人「ま、まあ一応……」

戦士「よっしゃ!……で頼みっていうのはよ」

盗人「む、む無理は言わないでくださいよ?」

戦士「俺はそこのエルフと違って無理は言わねえよ」

エルフ「おい、どういう意味だ」

戦士「頼みっていうのはよ。俺達とパーティー組んでみねえか?」

盗人「えええええ!?」

戦士「おいおいそんなに驚くなよ」

盗人「いやだって……」

戦士「二人じゃちょっと厳しいからよ。人を探してたんだよ、快く引き受けてくれるよな?」

盗人「え、あ、いやその……」

エルフ「なんだ、言いたいことがあるのならはっきり言え。それともちゃんと喋れるように手伝ってやろうか?」

盗人「あの……その……」

戦士「なあ頼むよー」

エルフ「さっさと了承しろ」

盗人「それは……」

魔法使い「待ってください!」

戦士「ん?」

エルフ「む……」

魔法使い「その人が嫌がってるでしょう!やめてください!」

戦士「あーっと……お嬢ちゃん?」

魔法使い「子供扱いしないでください。これでも成人してますので」

戦士「ああそう……」

エルフ「それで何のようだ?」

魔法使い「嫌がってるじゃないですか!私の恋人を離してください!」

戦士「恋人ぉ!?……マジで?」

盗人「はい……」

戦士「いいなあお前、こんな可愛い恋人がいてよ」

盗人「はははは……」

魔法使い「それで何をしてたんですか?」

戦士「俺達はただこいつをパーティーに誘ってただけだぜ?」

魔法使い「それだけならなんでこんな困った顔をしてるんですか!」

エルフ「こいつには財布を盗られかけてな」

盗人「ああっ!?」

エルフ「その負い目があるからこんな顔をしているのだろう」

魔法使い「へえ……」

盗人「あああのこれには理由があってだな……」

魔法使い「やめるって言ったですよね?」

盗人「はい……」

魔法使い「盗みなんかやめて冒険者として生きていくって言ってくれましたよね?」

盗人「言いました……」

エルフ「……なんだこれは?」ヒソヒソ

戦士「とりあえず見ていようぜ」ヒソヒソ

魔法使い「私にこれから真っ当に生きていくって」

盗人「…………」

魔法使い「言 い ま し た よ ね ?」

盗人「はい……」

魔法使い「ならなんで約束を破ったんですか?」

盗人「…………」

魔法使い「なんで破ったのかと聞いているじゃないですか。答えてくださいよ」

盗人「すみませんでした……」

魔法使い「謝るくらいならなんで約束を破ったんですか?」

盗人「その……出来心で……」

魔法使い「私を愛してるから真っ当に生きていくって。嘘だったんですか?」

盗人「嘘じゃないです……」

魔法使い「本当に?」

盗人「本当に!」

魔法使い「……嘘だ」

盗人「えっ」

魔法使い「嘘だ!嘘なんだ!私を愛してなんかいないんだ!」

盗人「愛してる!愛してるから!」

魔法使い「……なんでそこのエルフから盗ろうとしたんですか?」

盗人「その……盗みやすそうだったから」

エルフ「なんだと?」

戦士「まあまあ落ち着けって」

集中力が切れたので今日はもうおしまいだにぃ☆
一時間くらいが限界。それじゃおやすみー。あー、乙が楽しみだなー(チラッ

ホモハゲ>>1

ハゲ乙

これはいいハゲ

>>1のわざとらしいウザキャラが普通にウザいのが残念、レスが付けばなんでも良いんか
ssは面白いので続きに期待

>>1のssを読んでみて、とりあえずssが面白い事と毛に危機が迫っている事がわかった。書くのと育毛頑張れ。

なんだハゲか
今日もハゲちらかしてるか?

>>128
>>1はホモでもハゲでもありませーん☆いつなったらわかってくれるのかなー?

>>129 >>130
ふさふさだから。>>1の髪はふさふさだから

>>131
レスが欲しくないss書きなんているのだろうか。いや居ない(倒置法)
でもレスもらいたいのなら速報とか行って真面目に書く方がいいのかもね。
今落ちてるみたいだけど

>>132
髪の危機は迫ってないけど褒めてくれてありがとう☆
自分で書いてると面白いのかわからなくなるよね
>>1はそういう自信が実はまったくない。謙虚だからね☆

>>133
今も昔もハゲ散らかったことなんてねえから!

今日もやるかも

ハゲてない、毛根が壮健であることを証明するためにも続きはよ

(毛根が)よわい(確信)

反語だったにぃ☆

>>135
もうハゲなどとは言わせないからね!

>>136
どうしてみんな>>1をハゲにしたがるのかな?
>>1はおしとやか黒髪眼鏡っ子なのに!

ぼちぼち始めるよー

魔法使い「……今度やったら許しませんから」

盗人「……はい」

魔法使い「……私の恋人がすみませんでした」

エルフ「ふん。私はまだゆる……」

戦士「いいっていいって終わったことだしよ」

エルフ「おいっ……!」

戦士「それで結局組んでくれるのか?」

魔法使い「はい、たっぷりこき使ってあげてください。あと見張るためにも私もご一緒してもよろしいですか?」

戦士「おう!願ったり叶ったりだぜ!」

魔法使い「それでは私共々よろしくお願いします。……ほら」

盗人「よ、よろしく……」

戦士「ほらお前も」

エルフ「……ふん」

戦士「あー、悪いな。無愛想なやつでよ」

魔法使い「いえ、気にしません。この人が悪いんですし」

盗人「あー……それでどうするんだ?」

戦士「とりあえずは街道で適当にやろうかと思ってるんだけどよ。それでいいよな?」

エルフ「問題ない」

魔法使い「わかりました。頑張りましょうね」

盗人「あ、ああ……」

魔法使い「……期待してますから」

盗人「あ、ああ!」

戦士「ひゅー、お熱いねえ!」

魔法使い「当然です」

エルフ「…………」

《街道》

戦士「ふー、やれやれ」

エルフ「やはり人数がいると違うな」

戦士「ああ、組んで正解だったな」

エルフ「……あれがなければな」

魔法使い「もうすっごくカッコよかったです!」

盗人「そ、そうか?」

魔法使い「はい!私また惚れ直しちゃいました!」

盗人「あはははは、照れるなあ」

魔法使い「……だから約束、破らないでくださいね」

盗人「わかったよ……」

戦士「…………」

エルフ「…………」

戦士「あそこまでいちゃいちゃするとはなぁ。これさえなければ……」

エルフ「まったくだ」

戦士「それじゃもうそろそろ帰るとするかね」

エルフ「もう帰るのか?」

戦士「もうって……だいぶ長くやってるぞ?」

エルフ「そ、そうなのか。だがもう少し……」

戦士「根をつめすぎてもよくねえよ。それともなんか理由でもあんのか?」

エルフ「……」

戦士「……はぁ。おーいもうそろそろ帰るぞー!」

魔法使い「わかりましたー!」

盗人「あいよー!」

《ギルド》

受付嬢「ご利用ありがとうございまーす」

戦士「あいよ。んじゃこれを四等分な」

エルフ「……」

魔法使い「ちゃんとしたお金ですよ。よかったですね」

盗人「ああ……!」

戦士「そんじゃ軽く打ち上げでも……おい」

エルフ「……」

戦士「おいってば」

エルフ「!……な、なんだ?」

戦士「これから打ち上げでもしねえかって話してたんだけどよ。そんな真剣になにを見てたんだ?」

エルフ「いや、これは……」

受付嬢「こちらになりますねー」

エルフ「おいっ!」

戦士「んー……賞金首の情報か」

受付嬢「そうですよー。それはもう真剣に見ていました」

魔法使い「わ、すごい額ですね。ね?」

盗人「そうだな……」

戦士「ふーん……そういやこれ朝も見てなかったか?」

エルフ「……」

戦士「額が一番高いわけでもねえし、倒しやすそうなわけでもねえ。この賞金首のおっさんがなんかあるのか?」

エルフ「貴様には関係ないだろう」

戦士「……そりゃそうだけどよ」

エルフ「……」

戦士「……」

魔法使い「えっと、お二人ってあんまり仲がよろしくなかったりするんですか?」

戦士「よろしくねえもなにもまだ会ってから大して経ってねえよ」

魔法使い「そうなんですか」

盗人「…………なあ」

エルフ「なんだ」

盗人「な、なんでもないです……」

魔法使い「よしよし、あなたは頑張りましたよ」

戦士「はあ、そうやってギスギスさせんのやめろよな。どうすんだよこの空気」

エルフ「知ったことか。それに貴様が踏み込んだことを聞くからだろう」

戦士「……」

エルフ「……」

魔法使い「えっとー」

戦士「……悪い。このまま解散でいいか?」

エルフ「……ふん」

コツコツコツ……

魔法使い「わかりました。行きましょう?」

盗人「ああ、そうだな」

戦士「……はあ」

戦士「なーんでこうなるんだよ……」

ここまで。書きたいシーンまでが遠すぎてモチベが上がらなーい☆
コツコツやっていくねーノシ

おつ



禿しく乙

おつ
続けてさえくれればずっと見てるから気楽に気長にやってくれ

~ ~ ~

戦士「あー、だりい」

受付嬢「あのー」

戦士「ん?」

受付嬢「用がないなら帰ってくださーい」

戦士「…………」

受付嬢「正直な話目の前でうじうじされるとうっとおしいんですよー。仕事の邪魔です」

戦士「冒険者がギルドでたむろして何が悪いんだよ」

受付嬢「言わないとわからないんですか?」

戦士「…………ちっ」

受付嬢「とっとと謝るなりなんなりしてくればいいじゃないですか」

戦士「なんで俺が謝んないといけねえんだよ!」

受付嬢「仲直りしたいならそれが一番手っ取り早いと思うんですけどねー」

戦士「はっ!だぁれが謝るかよ」

受付嬢「そもそもあなたが相手に踏み込んだことを聞いたからそうなったんじゃないですか」

戦士「……そりゃあそうだけどよ。あそこまで怒るとは思わなかったんだよ」

受付嬢「自分が悪いってわかってるじゃないですか」

戦士「…………」

受付嬢「一晩経ってお互いの頭も冷えたでしょうし。いつまでも意地を張らないで、ね?」

戦士「……やなこった」

受付嬢「はぁ……あなたは子供ですか?」

戦士「誰が子供だ」

受付嬢「つまらない意地を張って」

戦士「つまらなくねえ」

受付嬢「だいたい……あっ」

戦士「ああ?」

受付嬢「ほら、来ましたよ」

エルフ「…………」

戦士「げっ」

受付嬢「ほら、これ以上はしりませんからね。私だって忙しいんですから」スタスタ

戦士「あっ、おい!」

戦士「……くそっ」

エルフ「…………」

戦士「……よう」

エルフ「…………」

戦士「……あの「邪魔だ、どけ」」

戦士「……いい度胸してるじゃねえか」

エルフ「うるさい。用がないならそこをどけ」

戦士「……また賞金首の情報調べか?」

エルフ「貴様には関係ないだろう」

戦士「……」イラッ

エルフ「何回も言わせるな。とっととどけ」

戦士(……落ち着け!落ち着け!キレるな!)

戦士「あ、あのよ。昨日はなんつうかよ……」

エルフ「ど け」

戦士「ふざけんじゃねえぞてめぇ!人がしゃべってるだろうが!?聞けよ!」

エルフ「…………」

戦士「だんまり決め込んでんじゃねえぞこらぁ!」

エルフ「やかましい」

戦士「…………」プチッ

エルフ「それで話とは……」

戦士「知るかっ!!」

エルフ「貴様が話を振ってきたのだろう」

戦士「その話を聞こうとしなかったのはてめえだろうがこのアマ!」

エルフ「今は聞くと言っているだろう」

戦士「……昨日よ」

エルフ「…………」

戦士「踏み込んだことを聞いて悪かった」

エルフ「……謝るのな「……と謝罪しようと思ったけどもう知らねえ!」……なに?」

戦士「なんでお前なんかに頭下げなきゃなんねえんだよおらぁ!」

エルフ「なっ……」

戦士「さんざん人のこと馬鹿にしやがってよ!なんで俺ばっかり気をつかわなくちゃなんねえんだ!少しのことでいちいちキレやがって!」

エルフ「貴様……!」

戦士「ああっ!?またキレんのかよ!そうやってキレれば気を使ってもらえると思ってんだろてめえ!」

エルフ「っ!?」

戦士「だいたい……」

ゴスッ、ボカッ

戦士「うごはぁっ」

エルフ「いった……!」

受付嬢「なにやってるんですか」

戦士「ああん!やんのか……」

バキッ

受付嬢「謝れとは言いましたけど喧嘩しろなんて言ってませんよ?」

戦士「こ、こいつがあんまりにもわからず屋だからよ……」

ここまで一旦おしまい
少し放置しててごめんね忙しかったの。ごめんなさーい☆



>>159
乙ありがとう☆

アイデアが出るとすぐにスレ立てをしたくなる。そしてエタる
今のところ考えてるのは世界樹の迷宮ssだゆ☆
世界樹1の世界観で新作が出るみたいだしねー
ゲームを初めからにしてプレイしつつ書く……需要なさそう

早く書けよハゲ。髪のなくなるスピードで書けよハゲ。

せっかく面白いから待ってんだよハゲ!

おせーよハゲ!

なんで>>1がハゲ扱いされてるのかねぇ?

別のスレやってたのー、ごめーんちゃいっ(・ω<)てへぺろ
今晩更新するから放置してたの許してね☆

ちなみに 男「……どこだ……ここ」 というスレを書いてたよー、良かったら見てね☆

本当にこの>>1のキャラはどうにかならんのか……
上等な料理に蜂蜜的なぶち壊し加減やで


ワザとなんだろうけれども

ガチで不愉快ならやめるから言ってね。このキャラ疲れるし

疲れるのになんでこんなキャラやってんだwwwww

エタる奴は書くなよ。
さっさとlanケーブル引っこ抜いて回線切って首吊って死ね

>>166
んー、なんというか止めどころがわかんなくなっちゃって☆
でもこういうの考えるの結構楽しいから大丈夫だにぃ☆

>>167
こーら!そんな乱暴なこと言ったらめっでしょ!
少し放置してたから拗ねちゃったのかなー?
でも>>1のやる気を出させたいのならそういうレスじゃダ・メ・だ・ぞ(・ω<)-☆バチコーン
>>1のやる気を出させたいのなら「>>1ウザ可愛い」って書き込んでね!
あとそんなにエタってないし(震え声)えーと1、2、3……し、深夜なら普通だよね!

はじめるよー

受付嬢「そういう問題じゃないでしょう」

戦士「ぐ……」

受付嬢「ほら、何をするんでしたか?」

エルフ「…………」

戦士「そ、その悪かったな」

エルフ「…………」

受付嬢「あなたも!」

エルフ「……私か?」

受付嬢「そうですよ!謝られたらどうするんですか?」

エルフ「……その、私も……なんだ。至らないところがあった、すまない」

戦士「お、おう」

受付嬢「全く、世話を焼かさないでください」

戦士「……すまねえな」

受付嬢「……私は仕事に戻りますから。もういざこざを起こさないでくださいね!」

戦士「……おう」

エルフ「……すまなかった」

受付嬢「まったくもう……」

スタスタスタ……

戦士「…………」

エルフ「…………」

戦士「その……あれだ、また賞金首の情報を確認しにきたのか?」

エルフ「……ああ」

戦士「…………」

エルフ「…………」

戦士「あー…………」

エルフ「……見に行ってもいいか?」

戦士「お、おう!よかったら俺もついて行ってもいいか?」

エルフ「…………」

戦士「い、いやなら別にいいけどよ!?」

エルフ「……別にいい」

戦士「そ、そうか」

エルフ「…………」

戦士「……行くか」

エルフ「ああ」

戦士「おーい」

エルフ「少しいいか?」

受付嬢「はいはーい。依頼の確認ですかー?」

エルフ「いや、賞金首の情報の確認だ」

受付嬢「そうですか。あっ、そういえば情報が更新されましたよー」

戦士「へー」

受付嬢「以前あなたが見ていらした賞金首がいるじゃないですか」

エルフ「ああ」

受付嬢「なんと無事討伐されましたー!」

戦士「あのおっさんだろ?」

受付嬢「はい。とーっても悪知恵が働く犯罪者さんだったんですけど寄る年波には……」

エルフ「嘘だっ!」

受付嬢「……へ?」

エルフ「そいつは!そいつは死んだのか!?」

受付嬢「え、えーと……死んでますね、はい」

俺はこの>>1…じゃなかった、ハゲのキャラ好きなのよ
でも嫌いなやつがいるのも当然だと思うのよ
だから嫌いなやつは専ブラ使おう(提案)

エルフ「そん……な」

戦士「ど、どうしたんだよ?」

エルフ「あは、あはは……」

戦士「……おい?」

エルフ「あはははははは!傑作!傑作だ!」

受付嬢「……なーんか事情があるっぽいですね」

エルフ「あははははははははははは!」

受付嬢「彼女が泊まっている宿を知っていますか?」

戦士「あ、ああ。俺と同じ宿だ」

受付嬢「なら送ってあげて落ち着かせてあげてください」

戦士「俺が!?」

受付嬢「はい、そうです」

戦士「こ、こういうのは同じ女の方が……」

受付嬢「私は仕事中ですし、ギルドは必要以上に冒険者に対して深入りはしません。それに、あなたは仲間なんでしょう?」

戦士「……わかった」

エルフ「くくくっ、あはははははは!」

戦士「……行こうぜ」

エルフ「……どこへ?」

戦士「俺達が泊まっている宿だよ」

エルフ「ふふふ、そうか。好きしてくれ」

戦士「……ああ」

受付嬢「…………はぁ」

《宿 エルフの部屋》

エルフ「…………」

戦士「ほら、水だ」

エルフ「……ああ」

戦士「落ち着いたか?」

エルフ「……ああ」

戦士「大丈夫か?」

エルフ「……ああ」

戦士「……何があったのか聞いても大丈夫か?」

エルフ「……突然笑いだして狂ったとでも思ったか?」

戦士「…………」

エルフ「……あはは、もうどうでもよくなった。……知りたいのなら話してやる」

戦士「……ああ」

エルフ「どこから話そうか……。そういえばこの話は誰にも話したことがなかったな」

エルフ「……さて、どこから話すかな」

戦士「……どこからでもいい。全部吐き出しちまえ」

エルフ「……そうするか」

エルフ「……私はな、エルフではない。人の血が混じったハーフエルフだ」

戦士「…………」

エルフ「人間でもエルフでもない半端者。エルフなら誰でも使えるはずの魔法がなぜ私が上手く使えないかわかっただろう?」

エルフ「……そして、察しているとは思うが」

エルフ「……私の父親はあの賞金首だ!」

戦士「……そうか」

エルフ「……たまたま母が森で一人で居たときに襲われたのだそうだ。母は体が弱かったためろくに抵抗出来ず……そうして孕んだのがこの私だ」

エルフ「……ハーフエルフ、ましてやあの屑の子供だ。普通なら私は産まれた瞬間に殺されていただろう」

エルフ「……だが私は殺されなかった。なぜだと思う?」

戦士「……そいつを殺すためか?」

エルフ「ああ。体の弱い自分では復讐はできないと母はわかっていたのだろう」

エルフ「……そいつを殺すためだけに母は私を産み、そして育てた」

エルフ「……だがハーフエルフなんて所詮鼻つまみ者。ましてや私の出自ではな……」

エルフ「エルフ達は私に冷たかった」

エルフ「嫌がらせなんか当たり前。私を見ただけで怪訝そうな顔をした」

エルフ「ましに扱ってくれたのは母だけだった。……私に復讐を果たさせることしか考えていなかったがな」

戦士「…………」

エルフ「あははは。言葉を失っているようだな」

戦士「…………っ!」

エルフ「そんな顔をしてくれただけでも話す甲斐があると言うものだ」

エルフ「さて、エルフ達に冷たく扱われながら母にしごかれ私は日々、弓の鍛錬をしていた」

エルフ「……私が魔法をまともに扱えないと知った母はな、落胆しながらこう私に言ったよ」

エルフ「やはり、あれの子供なのか。とな」

エルフ「……なぜ貴様がそんな顔をする?他人ごとなのだ、もう少し肩の力を抜いたらどうだ?」

戦士「……悪いな」

エルフ「謝まらなくともいい。……そして私がそうやって過ごして幾年が経ち、母が死んだよ」

エルフ「元々体が強くなかった母だ。憎しみ捕らわれて寿命が縮まったのだろう」

エルフ「……死に間際の母は私に遺言を残した」

エルフ「必ずあれを殺すこと。可能な限りむごたらしく」

エルフ「あははは。遺言がこれだ、笑えるだろう?」

戦士「…………」

エルフ「……母が死んだことにより私に対する風当たりもますます強くなり……私は里を抜けた」

エルフ「あとはお前の知っての通りだ。金を集め、経験を積み、装備を整えて……あいつを殺すことだけを考えていた」

エルフ「だが……先をこされたようだがな」

エルフ「……話はこれでおしまいだ。……なあ?」

戦士「……なんだ?」

エルフ「私はこれからどうしたらいいの?」

戦士「…………」

エルフ「お父さんを殺すことだけが私の生きる理由だったの」

戦士「………」

エルフ「……私には……私には……」

戦士「…………」

エルフ「……私にはお母さんしかいなかった!」

エルフ「私と接してくれる人はお母さんしかいなかった!」

エルフ「私の世界には!」

エルフ「……味方はお母さんしかいなかった。母親らしいことなんてほとんどしてくれなかった。でも、お母さんしか……いなかった」

戦士「…………」

エルフ「……ねえ、何か言ってよ」

戦士「…………」

エルフ「黙ってないでなんとか言ってよ。私、どうしたらいいの?」

戦士「……俺にはわかんねえ」

エルフ「……あは、あははははは!そうだよね!あなたなんてただの他人だもん!お母さんじゃないもん!」

戦士「…………っ」

エルフ「……ねえ」

戦士「……なんだよ」

エルフ「……私を抱いて」

戦士「なっ!?」

エルフ「私のこと、少しそういう目で見てたんでしょう?」

戦士「だ、だとしたらなんだっつうんだよ!」

エルフ「好きにしていいよ」

戦士「……てめえ何言ってやがる?」

エルフ「もうね、全部どうでもよくなっちゃった」

>>173
ngにしたらssも読めないじゃないですかーやだー

まぁssは面白いんだし出来るだけ気にしないようにするよ

戦士「ふざけるのも大概に……!」

エルフ「だから頼む。私のそばに居てくれ。……一人にしないでください」

戦士「…………」

エルフ「もう……私には何もないんだ。たった一つ寄りどころにしていた復讐すら出来なくなった……」

戦士「……違うだろ!?」

エルフ「……何がだ?」

戦士「そんなのてめえじゃねえだろ!本当のてめえはもっと偉そうで!短気で!」

エルフ「あなたに何がわかるのっ!?」

戦士「……っ!?」

エルフ「たった数日一緒にいただけの癖に!私の何がわかるっていうの!?」

戦士「それは……」

なんでss読む奴は
>>183みたいな神経質な奴が多いのか。

いちいち我慢する程度のものでもないわこんなの。

エルフ「…………」

戦士「…………」

エルフ「ねえ、抱いて」

戦士「…………」

エルフ「私の……孤独を癒やしてくれ」

戦士「…………」

エルフ「……お願いだから……頼むっ……!」

戦士「……できねえ」

エルフ「……私を、拒絶するのか?」

戦士「……そんなことをしたらお前は立ち直れなくなる。……そんな気がする」

少し休憩。疲れたー

エルフ「……そんなこと言って」

戦士「…………」

エルフ「そんなことを言って貴様も私を拒むのか!?」

戦士「……違えよ」

エルフ「何が違うんだ!?私が手を伸ばしているのにっ!みんな、みんなそうだ!みんな私の手をとってはくれない!」

戦士「違えっ!」

エルフ「違わない!」

戦士「……俺は……一度組んで一緒に馬鹿やった奴を見捨てたりしねえよ」

エルフ「なら……!」

戦士「……全部吐き出せよ。毒食らわば皿までだ、全部受け止めてやる。……だからそんな自暴自棄になるなよ」

エルフ「……っ!」

戦士「…………」

エルフ「…………」

戦士「……いまさら遠慮すんな」

エルフ「……っ!……お母さんは」

戦士「…………」

エルフ「お母さんは最後まで私を見てくれなかった……」

戦士「……そうか」

エルフ「最後まで私のことを愛してくれなかった」

戦士「……そうか」

エルフ「誰も私を愛してくれなかった」

戦士「……そうか」

エルフ「それどころかみんな私をいじめてきたんだ」

戦士「……そうか」

エルフ「みんな私のことを忌み子って罵ってきたんだ……!」

戦士「……そうか」

エルフ「なにもしてない、私はなにもしてないのにっ……!」

戦士「……そうか」

エルフ「私がどうしようもないことでっ!私は、私は虐げ続けられてきたんだっ!」

戦士「……そうか」

エルフ「羨ましかった!友達と楽しそうに遊んでるみんなが!母は私に弓の鍛錬を強要し続けてきた!」

戦士「…………」

エルフ「妬ましかった!仲が良くて暖かい家族が!私にはなかったから!」

戦士「…………」

エルフ「……私はっ!私はっ!」

戦士「……つらかったな」

エルフ「……ああっ。つらかった!全部……全部……!」

戦士「…………」

エルフ「こっちに来てもつらかった!知らない人だらけで……頼れる人はいなくて……」

戦士「…………」

エルフ「だからスリをされた時には頭にきたんだっ!お前達も、私を虐げるのかって!」

戦士「…………」

エルフ「だから……!だからぁ……!」

戦士「…………泣けよ」ギュ

エルフ「う、うわあああ!うわああああああん!」

戦士「……頑張ったな」

今日はここまで
いやー頑張ったなー(チラッ きっと乙がたくさんくるんだろうなー(チラッチラッ

はいはいハゲハゲ

>>173
>>1のことが大好きなん……ってなんで言い直したし。言い直す必要なかったよね?なかったよね?

>>183
ssを褒めてくれてありがとう

>>185
多分>>1が繊細だから読む人もそういう人が集まってくるんだよ☆
めっちゃ繊細だわー。>>1はガラスハートだわー。豆腐メンタルだわー

>>1先生に
はげましのお便りを送ろう!

はげあがるほど乙

>>183
レス番クリックして気に食わないレスだけあぼーんでいいんじゃないの

禿げz



>>1、鳥つけてくんね?

他に書いたやつもよみたいからさ。

>>193>>195>>196>>198
ハゲじゃないから。ちょっと、ほんのちょっと額が広いだけだから(震え声)

>>197
実はそのためにssとはわけてレスしていたりするんだぞ☆

>>199
素直に乙してくれない住民マジツンデレ

>>200
実はこれ終わらせたらss書くの一旦止めようかと思ってるんだよね


今日もやる予定

いるなら早く書けハゲ
焦らされたらこっちまでハゲちまうだろうが

>>202
今日もやる。やるとは言ったが……!詳しい時間までは指定していない……!
つまり……!>>1がその気になれば22時、23時からでも始められるということ……!


晩御飯食べてお風呂に入ったらやるね☆



エルフ「……すう……すう」

戦士「……泣きつかれて寝ちまったか。ったく、ガキかっての」

戦士「それにしても知り合ったばかりの奴にここまで話すか普通?そりゃ修羅場をくぐった仲だけどよ……」

エルフ「…………ん」

戦士「……手をしっかりと握ってやがる。赤ん坊かてめえは」

戦士「……こんな無防備に……」

戦士「……こん……な……」ゴクリ

エルフ「……すう……すう」

戦士「……断って後悔してる自分を殺してぇ。何を考えてんだよ俺は……!」

戦士「……はぁ」

《翌朝》

エルフ「……ん?あれ……」

戦士「……よう」

エルフ「あ……」

戦士「……なんだよ。何もしてねーよ」

エルフ「……ずっと」

戦士「あ?」

エルフ「ずっと手を握っていてくれたのか?」

戦士「ち、ちげえよ!お前が離さなかったんだ!」

エルフ「……ありがとう」

戦士「……礼を言われることなんかしてねーよ」

エルフ「…………」

戦士「あー、飯食ってからギルド行かねえか?もうそろそろ稼ぎてえんだがよ」

エルフ「ああ、貴様が望むなら」

戦士「…………」

エルフ「どうかしたか?」

戦士「なんでも、ねえよ」

エルフ「そうか。なら朝食を食べようか」

戦士「ああ、そうすっか」

エルフ「行くぞ」

戦士「へいへい」

~ ~ ~

エルフ「あの宿は安いのだが食事が出ないのがな」

戦士「自分で持ち込んで適当に食えばいいから結構楽なんだけどな」モグモグ

エルフ「…………」シャク

戦士「…………」モグモグ

エルフ「……お、おい」

戦士「なんだ?」

エルフ「飲み物を買ってこようか?」

戦士「……へ?」

エルフ「だから飲み物を買ってこようかと聞いて……」

戦士「……俺に買ってこいの間違いじゃねえのか?」

エルフ「そ、そんなことは言ってない!私が買ってこようかと聞いているんだ」

戦士「…………」

エルフ「……いらなかったか?」

戦士「……お前頭でもぶつけたのか?」

エルフ「そんなことはないが?」

戦士「いや、今までのお前なら絶対そんなこと言わねえだろ」

エルフ「そ、そんなことはないぞ?」

戦士「いーや、お前が俺に気を使うなんてありえねえ。短い付き合いだがそんくらいはわかる」

エルフ「……すまない」

戦士「……なんで謝るんだよ」

エルフ「今まで私のそういう振る舞いは不快だったのだろう?……だからやめただけだ」

戦士「そりゃ……まあ」

エルフ「だから嫌いにならないでくれ」

戦士「……っ!」

エルフ「…………」

戦士「ギルドに行くぞ」

エルフ「……ああ」

戦士「……おいしい依頼とかがあるといいな」

エルフ「ああ、そうだな」

《ギルド》

受付嬢「いらっしゃいませー」

戦士「うーっす」

エルフ「おはよう」

受付嬢「おはようございまーす。……ちょっと耳を貸してくれませんか?」

戦士「……俺か?」

受付嬢「はい!」

戦士「……なんだよ?」

受付嬢「昨日、どうなりましたか!?」

戦士「…………」

受付嬢「教えてくださいよ!」

戦士「……ギルドは冒険者の事情に深入りしねえんじゃなかったのか?」

受付嬢「そうですよ」

戦士「なら……」

受付嬢「私が個人的に気になるんです」

戦士「…………」

受付嬢「で、何があったんですか?」

戦士「…………」

受付嬢「教えてくださいよー。ちょっとでいいですからー」

戦士「……いろいろあったんだよ」

受付嬢「いろいろってなんですか?」

戦士「いろいろは……いろいろだろ」

受付嬢「……食べちゃったんですか?」

戦士「なっ!?ちげえよ!そんなことしてねえ!」

エルフ「……なあ。なんの話をしているんだ?」

戦士「な、なんでもねーよ」

エルフ「……私には話せないことなのか?」

戦士「そういうわけじゃねえ」

エルフ「私には、話してくれないのか……」

戦士「いや、だから……」

エルフ「話して……くれないのか」

戦士「…………」

エルフ「……すまない、無理に聞くつもりはないんだ。……依頼を見てくる」

スタスタスタ……

受付嬢「…………」

戦士「…………」

受付嬢「……本当になにやったんですか?」

戦士「……大したことはしてねえよ」

受付嬢「いや、だってすっごくしおらしくなってるじゃないですか」

戦士「……ただ話を聞いてやっただけだよ」

受付嬢「……へー」

戦士「……どう思う」

受付嬢「んー、ちょっと危うい感じですね」

戦士「……そうか」

受付嬢「はい。虚勢をはってたのはわかるんですけどここまで一気に変わると……」

戦士「……どうしたらいいんだ?」

受付嬢「さあ?」

戦士「おい」

受付嬢「いや、だって私当事者でもなんでもないですし。話を聞いてあげたのはあなたなんでしょう?あなたが考えてくださいよー」

戦士「……こういうのがわかんねえから聞いてんだろうが」

受付嬢「そういう機微に疎そうですもんね」

戦士「うるせえ」

受付嬢「なるようになりますって」

戦士「…………」

受付嬢「なんですかその目。疑ってるんですか?」

戦士「……疑ってはねえけどよ」

受付嬢「難しく考えちゃいけないんですよ。臨機応変。冒険者ならそれが大事です!」

戦士「……前に山賊退治の時に入念準備が必要だとか……」

受付嬢「お客様ー、ご用がないのなら受付からどいてくださーい。後ろがつかえてるのでー」

戦士「おい」

今日はここまでー。

ハゲ乙
今一番楽しみにしてるssだわ

禿げしく乙

ハゲ乙

乙ハゲ様

ハゲ

>>1をハゲっていうな!可哀想だろ!
>>1はな、ただのスキンヘッドなんだよ!
たた、毛根が死滅しちゃっただけなんだよ!

あと乙ハゲ

乙←これは抜け毛なんだからね!勘違いしないでよね!

早よ書けハゲ
応援してるぞハゲ
植毛もしろよハゲ

みんなでよってたかって>>1をハゲって……!
ま、まったく住民はほんとツンデレだよね!(震え)

なんかいまいち続きが思いつかないから今日も期待しないでねー☆

ハゲ書けはよ

待ってるんだから早くしろハゲ
楽しみにしてるんだから頑張れハゲ

楽しく読ませてもらってるぞハゲ
自分のペースでいいから頑張って下さいハゲ

ハゲ

は(げ)よ

なんか待たせちゃってるみたいでごめーんちゃいっ☆
気長に待っててくれると嬉しいな!

どうでもいいけど昔立てたスレが過去ログに行ってた。まだ途中だったけど続きが思いつかなかったから仕方ない
勢いだけでスレ立てしちゃいけないね☆

まだかハゲ

~ ~ ~

戦士「あ、いたいた」

盗人「げ」

戦士「なんだよその態度。つれねえじゃねえか」

盗人「いや、その……」

魔法使い「うちの人がすみません。それでなんのご用ですか?」

戦士「いや、あー……こいつと仲直りしてよ」

エルフ「……すまなかった」

戦士「前回は悪かったな。また組まねえか?良かったらでいいんだけどよ」

盗人「え……」

魔法使い「どうしたい?」

盗人「…………」

戦士「今回は無理にとは言わねえよ」

盗人「……どんな仕事だ?」

戦士「組んでくれるのか?」

盗人「ああ。正直気まずいが……」

エルフ「…………」

盗人「それは俺のせいだしな」

魔法使い「うっうう、ちゃんと成長してて私嬉しい……」

盗人「……こんなことで泣かないでくれよ」

戦士「今回も街道付近で稼ごうと思ってるんだけどいいか?」

盗人「ああ、問題ない」

魔法使い「わかりましたよ」

戦士「それじゃあよろしくな」

エルフ「今回も頼む」

《ギルド》

受付嬢「今回の買い取り額は以上になりまーす」

戦士「おう、ありがとよ」

盗人「まずまず稼げたな」

魔法使い「やっぱり人数がいると違いますよね」

エルフ「ああ、手数が違う」

戦士「それじゃあ前回は出来なかった打ち上げでもするか?」

盗人「お、いいな」

エルフ「今からか?」

戦士「いや、少ししたらここにまた集まろうぜ。体も洗いたいだろうし」

魔法使い「そうですね」

戦士「んじゃ、一旦解散だ」

エルフ「一緒に宿に戻ろう」

戦士「あー、ちょっと用があるからよ。あとでいくわ」

エルフ「つ、付き合おうか?」

戦士「いや、いいよ。大した用でもねえし」

エルフ「…………」

戦士「先行っててくれよ、な」

エルフ「……わかった」

スタスタスタ……

魔法使い「さーて、お風呂にでも……」

戦士「少し待ってくれ」

盗人「なんだ?」

戦士「その……二人に話したいことがあんだよ」

魔法使い「私たちにですか?」

戦士「ああ」

盗人「……どういう話だ?」

戦士「その……あれだよ」

魔法使い「はっきり言ってくれませんか?」

戦士「……男女の機微って奴を教えて欲しい」

盗人「……なぜそん」

魔法使い「明らかに雰囲気が変わってましたけどそのことですか?」

戦士「ああ」

盗人「……確かに雰囲気は柔らかくなっていたが」

魔法使い「気づかなかったんですか?」

盗人「なにが」

魔法使い「戦っている時もそうでしたけどさっきも。以前と眼が違ったでしょう」

盗人「そんなことを言われても……」

魔法使い「あれは依存する者の眼でしたね」

戦士「……そう思うのか」

魔法使い「はい。昔のこの人にそっくりです」

盗人「……そうだったか?」

魔法使い「はい。以前助けてあげたらなんでも私に助けを求めるようになって……。今のあなたも好きですけど昔のあなたもそれはそれで好きでした」

盗人「……あー、つまり誰かにもたれかかりたがってるってことか?」

魔法使い「そうですよね?」

戦士「……ああ」

魔法使い「それで何を教えて欲しいんですか?」

戦士「……どうしてやることがあいつのためになるんだ?」

魔法使い「……知り合って間もない相手に聞く話じゃないですよね?」

盗人「俺もそう思う。自分で考えるべきだ」

戦士「てめえで考えてもわかんなくて、知り合いにはもう相談した」

盗人「なんて言われたんだ」

戦士「なるようになるだってよ」

魔法使い「なら、それでいいんじゃないんですか?」

戦士「……前のあいつに戻って欲しいんだよ」

盗人「え」

魔法使い「それはまた物好きな……」

戦士「うるせえな。で、どうしてやることがいいんだ?考えてみたが俺にはわかんねえ」

魔法使い「そんなの知りませんよ」

戦士「……お前もか」

魔法使い「だっていちいち責任に取れませんしね」

戦士「…………」

盗人「……なあ?」

戦士「なんだよ」

盗人「お前はあのエルフのことをどう思ってるんだ?」

戦士「それは…………まだ付き合いもみじけえし、よくわかんねえよ」

盗人「…………とにかく自分が正しいと思うことをすればいいだろ」

戦士「はあ?なんだよそれ」

盗人「俺から言えるのはそれだけだ」

魔法使い「かっけつけちゃって」

盗人「たまにはいいだろ」

魔法使い「それじゃあ、また」

戦士「あ、おい!」

~ ~ ~

《宿屋 個室》

戦士(自分が正しいと思うことってどうすりゃいいんだよ……)

エルフ「……少し飲みすぎたな」

戦士「打ち上げ、どうだったよ」

エルフ「悪くは、ないな」

戦士「…………」

エルフ「その……今日も手を……」

戦士「……なあ」

エルフ「なんだ?」

戦士「前みてえに振る舞ってくんねえか?」

エルフ「……どうして?」

戦士「……なんとなく」

エルフ「……嫌だ」

戦士「……なんで」

エルフ「お前に嫌われたくない」

戦士「…………」

エルフ「私の話を、想いを受けとめてくれた人の前では素直でいたい」

戦士「……お前は俺にどうして欲しいんだよ?」

エルフ「……えっ」

戦士「……お前が急に変わって、まるで別人になったみたいでよ。すげえ戸惑った」

エルフ「…………」

戦士「俺はその変化が急すぎて……なんつうか不安になった。以前のお前に戻さないとダメなんじゃないかってよ」

戦士「でも周りの奴らはなるようになるって言うしよ。わけわかんねえよ。俺はどうしたらいいんだ?」

戦士「……いろいろ考えたけどよ。俺馬鹿だからお前に何したらいいのかわかんなかったわ。そのまま手を掴めばいいのか。叱咤激励すればいいのか。ほっときゃいいのか」

戦士「……そんでわかんねえからお前に聞く。どうしたらいい。どうして欲しい?」

エルフ「……手を」

戦士「…………」

エルフ「手をつないでくれ」

戦士「……ん」ギュ

エルフ「……抱きしめてくれ」

戦士「……おう」ギュ

エルフ「ずっと一緒にいてくれ」

戦士「……ん」

エルフ「……そして」

戦士「…………」

エルフ「……私を」

戦士「…………」

エルフ「……愛してください」

戦士「……俺は馬鹿だから言われた通りにするぞ」

エルフ「……それでいい」

戦士「……ああくそ。俺ってこんなに惚れっぽかったのかよ」

エルフ「私も同じ気分だ」

戦士「……弱みにつけ込んだようなもんじゃねえか」

エルフ「ふふつ」

戦士「笑ってんじゃねえよ。俺が悪人だったらどうしてたんだよ」

エルフ「お前は悪人なのか?」

戦士「……」

エルフ「……これからお前のことをたくさん教えてくれ。お前だけが知っているんじゃ不公平だからな」

戦士「こんなあっという間に情にほだされる奴のことで良ければな」

エルフ「ああ。……これからはその、ずっと……ずっと……」

戦士「ああ。ずっとずっとそばに居てやる。たとえ嫌がってもな」

エルフ「こちらのセリフだ」

おしまい

どうしても終わりが尻すぼみになっちゃう。付き合ってくれてありがとうノシ

終わり…だと…?
もうちょい何かあるかと思ったんだが……
何にせよ乙

後日談書いて良いんだぞハゲ

もう二悶着ぐらいあってほしかったが乙乙



後日談書けよハゲ
お願いしますよハゲ
是非書いてよハゲ



wizの人か
あん時こんなキャラじゃなかったのに、どうしてこんな面白い人になっちゃったのかな?
ssもうざかわもおもろいから続けてください

やっほー!みんな乙ありがとう☆
そして最近なかなか更新出来なくてごめーんちゃい!

>>245>>247
だよねー、もう少し何かあった方がよかったよねー。でもそんな期待を裏切るのが>>1クオリティ☆

>>246>>249
>>1のssは終わらせてもよく続きを催促されるんだよ!>>1ってば人気者!
……はい、ただオチが弱いだけだよね。うん

>>248>>250
飾らない君が好きー

>>251
人は変わらずにはいられないんだにぃ☆あの頃は自重してたというかなんというかねー
今度はエルミとか世界樹書きたいな

後日談

戦士「……なあ」

エルフ「なんだ?」

戦士「いつでも続けるんだよ?」

エルフ「……またその話か」

戦士「またってなんだよ」

エルフ「私の考えはもう伝えただろう。譲るつもりはない」

戦士「だがよ……」

エルフ「……私はあなたを信じている。なのにあなたは私を信じてくれないと言うのか?」

戦士「それはちげえ!」

エルフ「違わない」

いつでも× いつまで○

戦士「俺はお前の心配をして……!」

エルフ「……私のことを案じてくれるのは嬉しい」

戦士「ならよ!」

エルフ「だがそれとこれは別問題だ」

戦士「……この分からず屋が」

エルフ「分からず屋で結構だ!」

戦士「この……!」

エルフ「……少し熱くなっている。お互い冷静になるべきだ。……私は宿に戻っている」

戦士「……わかった」

スタスタスタ……

戦士「…………」

受付嬢「あらあらあらー」

戦士「……」

受付嬢「ギルドで痴話喧嘩とかやめてほしいんですけどねー」

戦士「悪かった」

受付嬢「それにしてもどうしたんです?この万年熱々カップルが。いつも独り身の私に対するあてつけかのようにいちゃいちゃしてるくせに。……思い出したらムカついてきました」

戦士「……俺はさ」

受付嬢「あ、はい。なんでしょう」

戦士「……あいつに冒険者やめてほしいんだよ」

受付嬢「……ははーん」

戦士「てめえならこれだけでだいたい察しただろうけどよ。……あいつと生活費やらなんやら切り詰めたおかげで金に余裕が出来てよ。それで冒険者やめてもらって借家を借りて家事でも……と思ったんだが」

受付嬢「猛反対されたんですね」

戦士「……ああ」

受付嬢「お互いの気持ちは分かるから引けない感じですよねー」

戦士「……俺はあいつに危険な仕事をこれ以上してほしくない」

受付嬢「私だけ安全なところで生活できるかー!とか言われたんでしょ」

戦士「……お前と離れたくないとも言われた」

受付嬢「けっ、お熱いことで。というかそれなら一緒にやめればいいじゃないですか」

戦士「……俺には腕っ節しかねえんだよ。生活を支えるには冒険者をやめるわけにはいかねえ」

受付嬢「そうやって決めつけちゃいけませんよ。探せばあなただって雇ってくれる人もみつかるでしょうし」

戦士「……どうだろうな」

受付嬢「諦めてちゃなーんにも始まりませんよ!」

戦士「……」

受付嬢「というか仕事の邪魔です。とっとと恋人の尻でも追っかけてください」

戦士「……そうする。あんがとな」

受付嬢「いえいえ」

受付嬢「…………」

受付嬢「……自分の恋人も探さないで何やってるんだろ私」

《宿屋 個室》

戦士「帰ったぞー」

エルフ「……お帰りなさい」

戦士「ああ。……あのよ」

エルフ「さっきの話なら譲るつもりはないぞ」

戦士「……相変わらず頑固だなお前はよ」

エルフ「う、うるさい」

戦士「……あのよ、ちょっと急ぎすぎてたかもしれねえ」

エルフ「…………」

戦士「俺だってあとは自分が頑張るからてめえは冒険者やめろ、なんて言われたら腹が立つ」

戦士「だからよ……俺が仕事探せるようにもう少しお前にも頑張って冒険者続けてもらっていいか?」

エルフ「……」

戦士「さっきあんなこと言っておいて虫がいいけどよ……。これくらいしか思いつかなかった」

エルフ「……最初から私だけやめるつもりはないと言っただろう。それでいい」

戦士「……すまねえな」

観てるよ(*_*)

エルフ「……ふふ」

戦士「なんだよ?」

エルフ「いや、少し前を思い出してな。……折れてくれるのはいつもあなたからだった」

戦士「悪かったな」

エルフ「別にけなしてなどいない。自分がわがままだと改めて思っただけだ」

戦士「……そうかよ」

エルフ「……冒険者はいつ死ぬかわからない」

戦士「んなこた知ってるよ。気をつけてりゃよっぽど運が悪くねえ限りは大丈夫だけどな」

エルフ「……その運が悪いいつかが絶対に起きないと自信をもって言えるか?」

戦士「それは…………」

エルフ「……私は怖い。あなたが私を残して逝ってしまうことが」

戦士「…………」

エルフ「死ぬときは一緒だ」

戦士「……バーカ、そんなこと考えてたのかよ」

エルフ「………バカとはなんだ」

戦士「てめえを一人置いて逝ったりしねえっつうの!ずっと一緒に居るって約束したからな!」

エルフ「…………」

戦士「……なんだよ」

エルフ「そこはもっと相応しい台詞があるだろう?」

戦士「…………」

エルフ「私とずっと一緒に居てくれるのは……なんでだ?お前の口から伝えてほしい」

戦士「あ……」

エルフ「あ?」

戦士「あ……」

エルフ「あ……なんだ?」

戦士「あ……あぃ……」

エルフ「もっとはっきり言ってくれ」

戦士「……言えるか!」

エルフ「なっ!」

戦士「男はな!そういうことは軽々しく口にしねえんだよ!察しろ!」

エルフ「口にしてくれないとちゃんとわからないだろう!」

戦士「知るか!」

エルフ「ちゃんと言葉にして……!」

戦士「言わねえぞ!」

エルフ「…………」

戦士「…………」

エルフ「……私のこと、嫌いになったの?」

戦士「なんでそうなる」

エルフ「嫌いになったから言ってくれないんだ」

戦士「ちげえよ!」

エルフ「なら早くしろ」

戦士「……~っ!」

エルフ「……早く」

戦士「…………」

エルフ「……やっぱり」

戦士「……あい……愛してるよちくしょう!」

エルフ「ああ、私もだ」

後日談おしまーい☆蛇足かもしれないけどね!
速報に行くか思案中。馴れ合いするならあっちの方がいいのかな?とか考えたりノシ

どうでもいいけど次何やろう。改造、ラミア、聖剣……
過去ログに行ってしまった転生、男だらけの世界……


受付嬢さん俺のココ空いてますよ

>>265
全部やれよハゲ
最初は改造からお願いしますハゲ

乙ハゲ
できるハゲだった

禿も捨てたもんじゃないな
乙乙

面白そうな長編と期待したら単なる馴れ合いだらけの短編だったでござる

とりあえずは乙

長編化か...

ハゲ乙

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