姫「暇だし魔王殺してくる」 (14)
姫「行ってくるわ」
王「あんまり遅くなんなよ」
姫「おk」
メイド「逝ってらっしゃいませ」
姫「お前がな」
ターン
メイド「」
姫「さて、殺しにいくぞー」
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姫「あーまじで歩くの怠いわー」
スパーン
スライム「」
姫「敵も全くいねーしよ」
ドッカーン
ゴーレム「」
オーク「」
姫「あれか、ピクニックだな」
姫「……勇者はピクニックする仕事だったのか!」ティン
農民A「これはどうも姫様」ペコリン
姫「あー、そう畏まるなって」
農民B「おや?付近の魔物は全部殺ってしまわれましたか」
姫「みたいだねー」
長老「子供たちの遊び相手用に放していたのじゃが……」
姫「すまんな、これで堪忍してくれ」
ボンッ
ドラゴン「グルルル........」
子供「わーいドラゴンだ!てい」
グシャ
ドラゴン「」
長老「……後日でよろしいのでもっと活きがいいのをお願いしますのぉ……」
姫「今のは自分でも弱すぎたと思ってる」
姫「でっけー城壁に囲まれた国に着いたわー」
兵士A-Z「」
姫「なんか警備ザルだな」
城壁の王「ひ、ひぃぃぃぃ!り、隣国の姫がなぜこのようなところにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」
姫「魔王殺しに行くなら誰だってここ通るだろ」
城壁の王「お、仰せのとおりで!」
姫「あれだな、もう少し訓練された兵を作っとけよ。じゃーな」
城壁の王「ご武運を……」
臣下「陛下……、昨月山に潜んでいたドラゴンを倒した精鋭部隊と魔王の側近部隊を退けた部隊が壊滅寸前でございます……」
城壁の王「……魔王より質が悪いな」
姫「ほー」
姫「ここが噂のエルフの集落ねぇ……」
エルフ「貴様!何者だ!!」ザッ
姫「噂通り初対面にはあたりが厳しいのな」
エルフ「人間か……。なら今すぐここを立ち去れ」
姫「え、遠回りしたくないしそのまま突き抜けるけど」
エルフ「調子に乗るなよ」ギチッ
姫「弓とか人に向けんなよ」
ムシリッ
エルフ「っっっっっっっっ!?」
姫「やっべ、うっかり腕もいじったわ」
エルフ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
姫「うぜー。つければ良いんだろつければ」
パアァ
エルフ「ああああぁぁぁぁぁ……。つ、付いてる?」ブンブン
姫「じゃーな。次会うときは腕もがれても笑って再生させるぐらいのメンタルつけとけよ」
エルフ「……」ポカーン
ガサッ
ジー
ダークエルフ「超イカすみパスタな奴はっけーん」ボソッ
姫「……誰だお前」
ダークエルフ「おっと気付かれちゃったね」
姫「お前いけるか?」
ダークエルフ「いや、違うね。ファイトはしないよー」
姫「ん?ならなんで声かけたんだよ。どー見ても怪しい人物様様だぜ?」
ダークエルフ「一目惚れ!」
姫「は?」
ダークエルフ「私と性交してくれよ!」
姫「おk」
ギシギシアンアン
ダークエルフ「相性……」
姫「ばっちり……」
姫・ダークエルフ「「チェケラ」」
姫「コロシアムにきたぜー」
ダークエルフ「おら、門をあけろー」
ドッカーン
門番「」
姫「誰か殺ろーぜ!」
戦士「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」ザン
ダークエルフ「お前の首はここだぜい?」クルクル
戦士の首「いつもより多く回っております」クルクル
戦士「!??!???!!?!!」ブシャ
戦士「」
姫「他にはいない?」
シーン
ダークエルフ「いない?」
姫「しまった」
ダークエルフ「なにが?」
姫「今日はコロシアムお休みday的な日だったとか」
ダークエルフ「まじかよ……」
姫「明日もこよーぜ」
ダークエルフ「おk」
姫「結局行かずに商業が発展してる街に来たぜ」
ダークエルフ「人がいっぱいいるな」
姫「カジノしよーぜ」
ダークエルフ「いいね!」
ディーラー「call」
キングトクイーンノツーペア
姫「ほれ」
キングノフォーカード
ダークエルフ「うい」
ロイヤルストレート
ディーラー「」
姫「流石に50兆ゴールドは賭けすぎたか?」
ダークエルフ「店から出たら街から人消えてるしそーなんじゃね」
姫「しまったな」
ダークエルフ「気にせずいこーぜ」
姫「なぜに?」
ダークエルフ「今までしてきたミスの回数を覚えているか?そんな感じだろ?」
姫「そーだな。どーせ寝たら忘れる」
ダークエルフ「だな」
こういう淡々としたの好き
最初は良かったか…途中からクソスレ化
姫「最近海賊とかやらですっかり荒れてるな」
ダークエルフ「港町なのにあんまり船がないのな」
姫「よっしゃ!なら海賊倒そーぜ」
ダークエルフ「乗ったわー」
姫「必殺!」
ダークエルフ「超級」
姫「覇王」
ダークエルフ「電影」
姫・ダークエルフ「DAAAAAAAAANNNNNNNNNNN!!」
ドオーン
海賊「」
姫「夕日がお美しゅうございますわ」
ダークエルフ「赤く燃えてら」
ダークエルフ「でぃすてぃにー感じたからここに残るわ」
メガネ賢者「好きにしろ」
姫「また一人でピクニックかよ」
ダークエルフ「だいじょーぶだいじょーぶ。次は私の血が流れた奴いっぱい連れてくから」
メガネ賢者「おい」
姫「楽しみにしとくぜ」
ダークエルフ「おk。任せとけ」
姫「さよならの」
ダークエルフ「言葉は」
姫・ダークエルフ「あでぃおす」「ちぇけら」
姫・ダークエルフ「「きまんねぇな……」」
姫「伝説の剣みっけ」
側近「それを貴女に渡すわけn」
姫「ん、誰だ?」ビュン
側近「」
姫「誰だよ………。ここに手首落として行った奴……」
姫「魔王ちょリース」
魔王「やっはろー」
姫「殺しに来たぜ」
魔王「なんと殺生な」
姫「え、だって魔族=玩具て、数年前にうっかり私が勢い余って途轍もないほど力を込めてぶん投げたスーパー石ころに宿りし精霊の御加護を受けし勇者の前に現れた盗賊団のボスが仲間になった後に見つけた宝箱の鍵の持ち主を国へ連れ戻そうとしている城壁の王の側近がその前の晩に行ったホストクラブのねーちゃんが出してきた酒を運んできた運送業者の息子の名前と同じ名前の農家のおじさんのお手伝いをしていた元勇者の妻の犬が拾ったビー玉によく似た色の瞳をしていた奴が言ってたしぃー」
魔王「長い。短く言って」
姫「つまり私の自論」
魔王「なるほどね」
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