【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る5【安価進行】 (1000)
注意書
・前作【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】シリーズの続編。よって初見の人はそちらから読むこと推奨
・今回もオリキャラ出るので苦手な人はすいません
・当然展開次第でバッドエンドあり
・ネタバレあり
地味にひっそりと続いてきた過去スレ
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390055397/)
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390463564/)
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る3【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る4【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る4【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395663662/)
前スレ貼れてなかったら影山・湯川・兎呑・最咲・五十隅が>>1と契約して魔法少女になる
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396964244
【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)男
集中力・7
交友力・6(+2)
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも
注目の発言力→とあるプリマドンナを見習った結果。裁判時の発言力プラス2
一途な心→自由行動時の新密度の上がり幅に補正あり
安らぎ→精神力二つ消費し、発言力一つ回復
疾走→ロジカルダイブ時有効。コンマ判定を大幅に減らし、さらにそのロジカルダイブ時のミスを一回に限り無かったことにする(常時発動型)
【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)女
集中力・6
交友力・0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい
【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)男【Dead】
集中力・3
交友力・1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的
【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)女 【Dead】
集中力・1
交友力・1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー
【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)女
集中力・9
交友力・4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も
【超高校級の獣医】兎呑巳弧(トノミミコ)女【Dead】
集中力・9
交友力・6
スキル
怪しい魅力→大人の色っぽさ? 怪しい魅力で人は集まりやすい
無口→あまり進んで喋りはしないけど、だからといってまったく話さないわけではない
【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー 男
集中力・1
交友力・7
スキル
器用な指先→手先はかなり器用
過剰演出→マジックやその他のときでも何かと過剰演出しがち
【超高校級のアイドル】最咲愛花(サイザキアイカ)女【Dead】
集中力・0
交友力・4
スキル
ヤンデレ→もはや言うまでもあるまい……
ライバル意識→仕事も恋もライバルがいればそれだけで燃えるタイプ
世話好き→甲斐甲斐しくも健気に世話を焼きます
【超高校級のパシティエ】甘露寺慶紀(カンロジケイキ)男 【Dead】
集中力・5
交友力・5
スキル
プライドの塊→パシティエとしてのプライドを汚されたと思うと親密度が減少する傾向に
容姿端麗→整った顔立ちと背丈で相手によって交友力に補正値
【超高校級の書道家】筆原鈴莉(フデハラスズリ)女
集中力・5
交友力・8
スキル
抜群の集中力→場面により集中力に補正値
努力家→どんな状況でも努力をすることを怠らない
【超高校級のランナー】足立千里(アダチセンリ)男
集中力・5
交友力・5
スキル
俊足→常人より足が速く、体力もある
さわやか→スポーツマン特有のさわやかさの持ち主。一部を除いた全員に交友力でプラスの補正値
【超高校級の狙撃手】砂射才斗(スナイサイト)男
集中力・6
交友力・9
スキル
鷹目→暗闇の中でも比較的遠くまで見える。ただしその時々で目が慣れるまでのラグあり
自信家→自分の才能にかなりの自信がある
【超高校級のデザイナー】姶良雪華(アイラユキカ)女 【Dead】
集中力・6
交友力・6
スキル
美的好奇心→職業柄か美に対しては厳しく、新たな美を求める傾向にもある
突然の閃き→全パートにて時々的を射抜くようなことを言う
【超高校級の棋士】棋儀歩(キギアユム)男 【Dead】
集中力・6
交友力・6
スキル
名手の采配→各人の役割を分担する際に適材適所に置くことができる
直感→土壇場での感は冴えてる方
【超高校級の拳法家】正道健一(セイドウケンイチ)男
集中力・7
交友力・8
スキル
戦闘狂→とにかくバトルが大好き。常日頃戦いを求めてる?
正義の拳→この拳は弱者を守るため、というのがポリシー
【超高校級の論理学者】言乃木揺(コトノキユラメ)女
集中力・6
交友力・3
スキル
言葉攻め→言葉で相手を追い詰めるのを好む。そこに愉悦を感じるのかも
疑いの心→人嫌い、とまではいかないがまず他人を疑うところから物事を始める傾向にある
☆ 各キャラ身長体重モデルキャラ ☆
夏目開人
身長177cm
体重65kg
モデルキャラ SAOキリト
足立千里
身長181cm
体重67kg
モデルキャラ クラナド岡崎
ジョー・ホイットニー
身長174cm
体重66kg
モデルキャラ 初代遊戯王城之内
正道健一
身長173cm
体重62kg
モデルキャラ テイルズオブジアビス ガイ
甘露寺慶喜
身長184cm
体重67kg
モデルキャラ あの花ゆきあつ
棋儀歩
身長 181cm
体重 66kg
モデルキャラ 未定
砂射才斗
身長 179cm
体重 67kg
モデルキャラ fate/zero 切嗣
雪咲影撮
身長 178cm
体重 65kg
モデルキャラ コープス森繁
影山詩乃
身長166cm
体重51kg
バスト83cm
ウエスト57cm
ヒップ85cm
モデルキャラ SAO朝田詩乃
言乃木揺
身長170cm
体重52kg
バスト78cm
ウエスト61cm
ヒップ82cm
モデルキャラ ココロコネクト稲葉
筆原鈴莉
身長163cm
体重47kg
バスト84cm
ウエスト58cm
ヒップ85cm
モデルキャラ 化物語羽川翼
湯川ほのか
身長162cm
体重48kg
バスト86cm
ウエスト59cm
ヒップ85cm
モデルキャラ 化物語千石撫子
兎呑巳孤
身長173cm
体重53kg
バスト92cm
ウエスト59cm
ヒップ88cm
モデルキャラ 俺ガイル平塚先生
最咲愛花
身長165cm
体重47kg
バスト85cm
ウエスト57cm
ヒップ84cm
モデルキャラ 未定
姶良雪華
身長167cm
体重49kg
バスト87cm
ウエスト57cm
ヒップ86cm
モデルキャラ 未定
五十隅陽毬
身長157cm
体重47kg
バスト81cm
ウエスト56cm
ヒップ83cm
モデルキャラ リトバス小毬
テンプレここまで
以降もよろしくです
立て乙
乙
何人か魔女化しそうな人達がいますね
乙ですー。
最咲さんはモバマスの佐久間まゆで想像してた
本日19時頃かな。再開となりますお願いします
五十隅は童話作家だけどモデルキャラの小鞠ちゃんにとって絵本は何というか地雷だよね
8時か少し後に被害者発見のところまで投下します宣言
始まる
【粗末な客室】
……腹減った。腹減った。
腹減った腹減った腹減った腹減った腹減った――
……今、何時だ?
モノクマ太極拳……あんな体力だけがそぎ落とされるようなイベントに出たくはないけど、それでも、行かないとみんなにまで迷惑がかかるんだもんな……
□■□■□
【マスカットハウス 二階】
この数日ですっかり重くなった体を引きずるようにして俺はラウンジの時計を確認する。
……7時、10分前か……奇跡的に間に合ったな……。
とにかく、早く行かないと……。
砂射「夏目か……」
夏目「砂射……」
いざ一回に降りようとラウンジを出ると、砂射とはち合わせた。
どうやら向こうも今からマスカットハウスに行くらしい。
砂射「…………」
砂射「……行くか」
夏目「ああ……」
いつも以上に元気の無い砂射を連れて俺は一階に続く階段に向かう。
そうして一歩、一歩とゆっくり足を進め、階段の踊り場を見下ろせるところまで来て――俺は足を止めた。
――絶望はいつだって突然やってくる。俺はそんなことすら忘れてしまっていたらしい。
マスカットハウス一階に続く階段の踊り場。
そこにぐったりと倒れていたのは……
昨日マスカットタワーで俺と言いあいになり、
それでもなんだかんだで仲直りをした、
俺達の中でのムードメーカー的な存在の――『超高校級のマジシャン』ジョー・ホイットニーだった……
夏目「お、おいジョー……!?」
少し早足に階段を下りてジョーの安否を確かめようとする。
ジョーは進行方向に頭を向けていて、ジョーの安否を確かめるためには踊り場を超えた先の階段の手前まで行く必要があった。
砂射「どけ……!」
そんな俺を追い越して砂射がジョーに駆け寄り……そのまま足を止めた。
夏目「……砂射?」
砂射「……夏目。これもモノクマが仕掛けた幻覚なのか?」
その言葉を聞いた俺は鈍い足を強引に動かして砂射の視線の先を確認する。
――悪夢はそこにあった。
あのどっしりとした余裕のある表情はどこにもなく、
すでに虚ろな視界でもはっきりと見えるその赤い血だまりの中に沈んでいたのは、
『超高校級の拳法家』正道健一だった……
ぴんぽんぱんぽーん!
『死体が発見されました!』
『一定の捜査時間の後、学級裁判を開きまーす!』
もう聞きたくないと思っていたその単語が耳に届く。
また、やるのか?
また、誰かを犠牲にして俺達は生きないといけないのか……?
Chapter4 崩れた希望。出来上がる絶望(非)日常編 完
生き残りメンバー
9人→???人
To Be Continued――
ちくしょう…
うわああああああ!?
え!?嘘だろ...
連続殺人二回目!?
正道…そんな気はしてたが
二人しか見てないのに死体発見アナウンス流れたってことは
ジョーが第一発見者で気絶したっぽいっていうかそうであってくれ
【モノクマげきじょう】
モノクマ「ん? どうかしたの?」
モノクマ「ボク、連続殺人は一回しかないよー、なんて言った覚えは無いんだけど?」
モノクマ「さてと、何か質問があったら受け付けてるよ。無ければ前スレの逃走中企画もよろしくね」
>逃走計画中
神代さんと最咲さんがサングラスかけて追ってくるのか
>>1000 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします sage 2014/04/09(水) 23:40:02.62 ID:XKYhIX/po
梅
モノクマ「梅か……モノクマ自家製の梅干しでも作ればいいのかな?(すっとぼけ)」
捜査前の腹ごしらえで梅干しを食べさせてあげよう
ジョーを砂浜に埋めればいいんじゃね、生きてたらだけど
モノクマ「まあ、御陵さんについては脳内想像で頼むよ」
モノクマ「1の方は支援絵は涼川さんしかないから困難かもしれないけど」
モノクマ「作者的にはたぶん空き教室で後ろから揉まれてるんじゃないかなって思ってる(適当)」
モノクマ「まだ何かあれば受け付けてるよっと」
モノクマ「つーか嘘だから! さすがにあれは安価上でこのスレの埋めネタにさせてもらうから!」
モノクマ「ごめんよ変なことして……」
立て、立つんだジョー…
お前には影山の仕掛けた爆弾で吹き飛ばされるという役目があるんだ
ジョーはまだ死亡確認されてないよね?
ジョーのことだから気絶してるだけだよね?
立つんだジョー!
今日の20時頃捜査前までとりあえず進めますお願いします
あれ、来てない?
始まってもよろしいんです?
ええで
いいよー
はい
Chapter4 崩れた希望。出来上がる絶望 非日常編
モノクマ「うぷぷ……ついに起きましたねコロシアイ! あんな茶番を起こしてたわりにはあっさりと!」
死体発見アナウンスが鳴り終わったかと思えば、モノクマがそうしてどこからともなく姿を現した。
砂射「黙っていろ」
足立「おい、今のアナウンスは……」
すると足立が俺たちとは反対方向、マスカットタワーの方面からやって来た。
足立「せ、正道君……!?」
モノクマ「ああ、今回の犠牲者は見ての通り正道クンだよ。見てよこの顔、なんで俺がーって言わんばかりの顔だよ!」
夏目「ま、待てよ。実は、ジョーが階段の踊り場で倒れてたんだ……」
足立「ジョー君が!?」
そうして足立がジョーに駆け寄る。
ジョー「……ううん?」
するとそんな俺達にジョーが唸り声をあげて身をよじる。
……へ?
モノクマ「え? 何、もしかしてジョークンも死んだと思ってた?」
モノクマ「残念だけど違うんだよ。彼、普通に階段からすっ転んで気絶していただけ」
夏目「は、はぁ!?」
思わず素っ頓狂な声を出してしまう。
なんだそれは……いや、死んでないのは喜ばしいんだけどさ。
きたか!
ジョー生きてたぁああああ!
生きとったんかワレ!
足立「……」
すると足立は無言でジョーの傍に立ち、やがて割と思いっきり蹴る。
ジョー「んごっ!?」
砂射「起きたかノロマ」
ジョー「いきなり腹に冗談じゃないくらいの痛みが走ったからな……いてて……」
そうしてジョーが立ちあがり、階下にある正道の死体を見つける。
ジョー「ってうわああああっ!? せ、正道!?」
夏目「なんかお前見てるとそういう場合じゃないってわかってるのに安心するわ……」
ジョー「わけのわからないこと言ってんなよな……くそぅ、なんでまた起きてるんだっての……!」
でも、こういうジョーのような人間がいるのは少なからずメリットとも言える。
今だってジョーが俺達の代わりにと言ってもいいくらいに驚いてくれてるから、逆に俺達はいくらかは冷静でいられた。
モノクマ「いやぁ、まさか足立クン以外の全員がモノクマ太極拳をすっぽかすなんて思いもしなかったけどこういうことならいいよ許してやるよ!」
その一言でふと思い出す。
そういえば、死体発見アナウンスが鳴ったのにストロベリーハウスの方はまだ誰も来ていないな。
全く人騒がせな
夏目「おい、モノクマ。ストロベリーハウスの方はまだ誰も来ていないのか?」
モノクマ「みたいだよ。まったく、こういう行事で遅刻するのは男子だって相場は決まっているのに女子が遅刻するなんて世の中わからないものだね」
モノクマ「これからはかの有名な『ちょっと男子~!』は廃止だよまったく!」
心底どうでもいいことを吐露するモノクマ。
砂射「……お前の思考はわかったから、とにかく渡すものを渡してさっさといなくなってくれ」
モノクマ「はいはい、それじゃあ毎度お決まりのモノクマファイル~……の前に!」
モノクマ「おにぎりとお茶を進呈しよう!」
ジョー「なん……だと……!?」
その予想外なプレゼントにジョーが唖然とする。
モノクマ「日本人はやっぱり米とお茶だと思うわけよ! ボクはクマだからよくわかんないんだけどさ!」
モノクマ「それに捜査前に腹ごしらえしておかないとオマエラくたばっちゃいそうだしさ!」
足立「……前回あんな厄介な物を仕込んだくせに何を言うかと言いたいところだけど」
モノクマ「大丈夫大丈夫! ボクは学級裁判がやりたいのに今さらおかしなことはしないよ!」
ジョー「うさんくせぇ……」
でも、確かにモノクマの望みであるコロシアイが始まっている以上今さらモノクマがこれ以上何かをしてくるとは思えないけど……
ジョーはなんで気絶してるんだ
ジョーの気絶が裁判の展開左右しそうだが
と、俺たちがどうするべきか悩んでいると意外にも砂射がそのおにぎりとお茶に手を伸ばした。
足立「砂射君……?」
砂射「……これを食べないと話が進まないなら、食べるしかあるまい」
砂射「俺はモノクマなんかの仕掛ける罠に屈するつもりはない。何かが仕掛けられていたら、それを乗り越えて裁判を乗り切ってやるさ」
夏目「……そんなこと言われたら、俺たちも食べるしかないだろ」
足立「そうだな。よし、さっさと食べて捜査と行こうか」
ジョー「お前らすげぇな……オレ、まだ信用しきれないんだけど……」
モノクマ「ならジョークンの分はストロベリーハウスの子達に回すけど……」
ジョー「喜んで食させていただきまっす!」
なんだかんだぼやいていたジョーも最後にはそうしておにぎりとお茶に手を伸ばす。
……うん、別に普通のおにぎりとお茶だ。梅干し入りっていうのが少し予想外だったけど。
モノクマ「じゃあオマエラ、それ食べたらさっさと捜査に移ってねー!」
そう言ってモノクマはここから立ち去る。
……まだ来ていない女子達はとりあえずそのままにしておこう。とにかく今は捜査をしないと……!
【Info】
コトダマ【モノクマファイル5】ゲット!
『被害者は正道健一。死体発見現場はマスカットハウス1階の階段前
頭頂部に打撃痕が1つ。即死だったようだ
なお着衣の乱れや薬物の摂取は無い』
とりあえずここいらで中断。お風呂入ってくる
ジョーの人気はもはや不動やで……
こういう舞台設定だから、バカで明るいキャラは雰囲気的にほんと助かると思うの
なんかジョーがいるだけで安心できるわ
というわけで今回はここまで。短くてごめんよ
質問意見感想雑談支援絵叱咤激励等いつでも歓迎。誠心誠意返信させていただきます
とりあえず乙でした
乙。正道退場か… ジョーと兎呑の人気はすごいよね。自分も大好きだけど。こことは直接関係無いけど綴ちゃんのスレのほうはこの夏目くんのシリーズが終わったらするんですかね?
アダッチーにさえ遠慮なく蹴られるなんて大した奴だよ、ジョーは
>>59
(黙秘権行使)
ってのは冗談で、あちらも余裕できしだい更新したいんだけどデータ吹っ飛んだからな……ごめんよマジ。掛け持ちなんてしてすまないと思ってる
>>60
ジョーだもの(偏見)
今日19時頃捜査開始よろしいんです?
わかりましたー データふっ飛ぶとは御愁傷様です…
少し遅れます
あれ、まだだった?
壮絶に遅れてしまいましたが始まってもよろしいですかね
うぃっす
おーう
――捜査開始!
まずは現場の捜査から始めないといけないな。さてまずはどこを調べる……?
↓2
1正道の死体
2床
3銅像周辺
4ブドウ回廊
5トイレ
6その他自由安価
行動力・20
1
1
正道の死体……階段下でぐったりと倒れてるな。
……さて、どこを調べるか。
↓2
1頭部
2体
3足
4その他自由安価
行動力・20
1
1
正道の頭部、モノクマファイルに記載されているとおり打撃痕があるな。
ただこれまでの事件とは違い、文字通りの頭頂部みたいだけど……
足立「おかしいと思わないか?」
不意に足立がそう声をかけてくる。
夏目「……今までの殺された人間と違って正道は超高校級の拳法家だ」
夏目「そんな正道を撲殺できる人間がいるなんて、思えない」
足立「前回のときみたいに彼を襲ったのが女性なら話は別だろうけど……」
それもそうなのだが……それを決めつけるのはまだ早計だろうな……。
【info】
コトダマ【頭部の傷跡】ゲット!
正道の頭部の傷跡は文字通り頭頂部にあった
コトダマ【違和感】ゲット!
超高校級の拳法家である正道を撲殺できる人間は彼のポリシーである『女は殴らない』ことを考えると女性しかいなさそうだが……?
↓2
1体
2足
3その他自由安価
4他の場所へ
行動力19
2
2
正道の足……これといって気になるところはない、か……。
靴も脱げていないし、足が腫れてるなんてこともない。
【info】
コトダマ【正道の足下】ゲット!
靴も脱げてなく、足が腫れていることもなかった。
↓2
1体
2その他自由安価
3他の場所へ
行動力18
1
1
1
続けて俺は正道の体を調べる。
……だけど、こちらも特に不自然なところは見当たらなかった。
調べる必要が無かったみたいだな……
↓2
1聞き込み(名前指定)
2捜査(下記から指定)
※床
銅像周辺
ブドウ回廊
トイレ
3ヒント(メダル消費)
行動力17
3
3だな
【トガミげきじょう】
十神「今回の捜査は特殊だから、一応メタ的なことを踏まえて説明してやろう」
十神「まず、捜査の範囲は現在は現場に限定されている。聞き込み対象はジョーと足立と砂射だな」
十神「指定された行動力が尽きるか現時点での必要コトダマを揃えたら視点が変更となる」
十神「まあ、よほど寄り道をしない限りは問題ないだろう……」
十神「今回は今までと違い、ようやくトリック――と言えるのか疑問だが、それらしくはなっている」
十神「だから、意外なところでもくまなく捜査をしてみることだな」
【info】
メダル17→16
↓2
1聞き込み(相手の名前を指定)
2捜査(場所指定)
行動力17
1 ジョー
1ジョー
ジョー「うーん……」
ジョーは捜査をしている、というより連絡エレベーターの前でなにやら唸っていた。
夏目「何してるんだよ」
ジョー「ん……いや、少しな」
ジョー「つーかお前は何してんだって。捜査はいいのか?」
夏目「その最中だ。少し気になることもあるから、お前に話を聞きたくてな」
さて、何から話すか。
↓2
1何故気絶していたのか
2連絡エレベーターがどうかしたのか
3その他自由安価
行動力17
1
1
夏目「まず、今朝の話だ。お前なんで階段で気絶してたんだよ」
ジョー「だから、モノクマが言ってたじゃねぇか。スッ転んだだけだよ」
……まさか、それだけって言うんじゃないだろうな?
ジョー「しかしビビったぜー。寝てたらいきなり大きな音がしたからよ」
夏目「大きな音?」
ジョー「おう。だからそれを確かめにこっちの方に来たんだけど、そこで足滑らせたってわけ」
夏目「……それ、何時ごろかわかるか?」
ジョー「えーっと……確か、6時45分頃だったか?」
これは結構重要じゃないか……?
【info】
コトダマ【ジョーの証言】ゲット!
今朝6時45分頃に何か大きな音が下の階から聞こえた。その音を確かめる際に足を滑らせたとのこと
↓2
1連絡エレベーターがどうかしたのか
2その他自由安価
3他の場所へ
行動力16
1
1
夏目「連絡エレベーターがどうかしたのか?」
ジョー「いや、ストロベリーハウスの連中が来ないからこっちから行ってやろうとしてるんだけどボタン押しても反応が無いんだよ」
ジョー「なんかぶっ壊れてるみたいだな」
理由まではわかんねーけどと付け加えるジョー。
連絡エレベーターが壊れている……?
【info】
コトダマ【連絡エレベーター】ゲット!
捜査時、連絡エレベーターは何者かの手によって壊されていた。
↓2
1その他自由安価
2他の場所へ
行動力15
2
2
まだまだ気になる点はたくさんある。
それを判明させないことには、裁判を迎えられないな……
↓2
1聞き込み
2捜査
3ヒント
行動力15
2銅像周辺
1
足立
少し速いですが今回はここまでです、すいません
質問意見感想雑談支援絵叱咤激励等いつでも歓迎
次の更新で視点変更までいけたらいいな
乙
気が早すぎですが今回のラストは前回みたいに自由安価で台詞を取るかこっちで勝手に決めるかどっちがいいですかね……
お優しい方意見お願いします
どっちでもええんでね?
>>1がやりやすい方にすればいいさ
個人的には決めておいてくれた方がスムーズに進む気がするけども
>>102
ですかね。それならその方向で進めますが
いやむしろその方向で進めるのが普通なんでしょうがね
本日18時頃再開予定
ですがいつも通り前後する可能性ありそのときは改めて連絡します
お願いします
そろそろ始まりそうな予感
待機
はい
かもん
夏目「足立」
足立「ああ、夏目君」
足立「話は聞いたよ。どうやら、連絡エレベーターが壊されてるんだって?」
ジョーから話を聞いたのか、足立がそのことを確認してくる。
夏目「ああ。だからストロベリーハウスの方はまだ誰も来れてないんだ」
すでに死体発見アナウンスが流れて時間は結構経過しているから、そうでないとおかしい。
足立「そうか……」
足立「それで夏目君は何か用事かい? 何か俺に聞きたいことでも?」
夏目「そうだ」
足立に聞きたいこと、それは――
↓2
1今朝は何をしていたか
2体調はどうか
3その他自由安価
行動力15
1
上
夏目「今朝は何をしていた?」
足立「何って……普通にマスカットタワーに向かってたよ」
足立「モノクマ太極拳に遅れたら何をされるかわからないから……今朝も奇跡的に6時30分に起きれたしね」
夏目「この状況でも生活リズムが崩れないあたりさすがだな……」
だが、そうなると6時30分から足立はマスカットタワーにいたと考えて間違いはないみたいだな……
【Info】
コトダマ【今朝の足立】ゲット!
今朝の6時30分から死体発見までの間、足立はマスカットタワーにいたようだが……
↓2
1体調はどうか
2その他自由安価
3他の場所へ
行動力14
ksk
1
1
夏目「今朝までの体調はどうだった?」
足立「はは……すっかり最悪だったよ。頭がぼんやりするわ、視界が鮮明にならないわで」
足立「ジョー君が言っていた何かが割れる音っていうのも、結局聞こえなかったしね……」
なるほど、そういうことか……
足立「だから、なんだか自分が許せないな」
夏目「どういうことだ?」
足立「コロシアイが起きて食糧が提供されて……最悪の事態であるはずなのに安堵している自分がいるんだ」
夏目「それは……」
俺も気づいていないだけで心の底ではそう思っていたのかもしれない。
正道が死んだことも、その犯人が俺達の中にいるのも最悪の事態なのに。
かなり衰弱していたからか、食糧が与えられたときは情けないことに喜んでしまっていた。
……正道に申し訳がないな。
【Info】
コトダマ【足立の体調】ゲット!
今朝までの足立はジョーが聞いたという物音すら聞こえないほどに衰弱していた。
↓2
1その他自由安価
2他の場所へ
行動力13
2
2
まだ気になるところはある。そこを調べつくさないとな……
↓2
1聞き込み(相手の名前指定)
2捜査(場所指定)
※正道の死体
床
銅像周辺
ブドウ回廊
トイレ
3ヒント(メダル消費)
行動力13
2ブドウ回路
上
【ブドウ回廊】
マスカットハウスに続くブドウ回廊……ここには何か気になるところはないか?
↓2
1床
2壁
3マスカットタワーに続く扉付近
4マスカットタワー内部
行動力13
2
↑
ブドウ回廊の壁をくまなく調べてみるが、昨日までとなんら変わり映えはなかった。
どうやらここの壁に異変は起きていないようだ……
↓2
1床
2マスカットタワーに続く扉付近
3マスカットタワー内部
4他の場所へ
行動力12
3
五分後締め切ります
【マスカットタワー】
奥にある扉を抜けて俺はマスカットタワーにやって来た。
ここも特に変化は無い――かと思いきや、そこからさらに奥の扉に何かが巻きついているのを見つけた。
夏目「これは……チェーン?」
金属製のチェーンが扉のドアノブにガチガチに巻きついていたのだ。
これはどういうことだ? そもそも、このチェーンはどこから持ってきたんだ?
……だが、これならストロベリーハウスの奴らがこれないのも頷ける。
おそらくこれはストロベリーハウスの奴らをこっちに来れないようにするための細工だろうな。
【Info】
コトダマ【チェーン】ゲット!
マスカットタワーの奥の扉に巻きついていた
↓2
1床
2マスカットタワーに続く扉付近
3他の場所へ
行動力11
2
上
帰り際に一応マスカットタワーに続く扉付近を調べておく。
が、捜査パネルもその周辺にも気になる点はなかった。
それもそうか。今朝の時点で足立がマスカットタワーに入っている以上、異変があるとしたらイチゴ回廊の方だ。
となると、ここも関係なさそうだな……
↓2
1床
2他の場所へ
行動力10
一応1
↑
とりあえずご飯で離脱
今日はたまたま人がいないだけと信じてます
帰還後まで進展なければこのまま進行
そろそろ再開
はい
一応ブドウ回廊の床もくまなく調べてみるが、やはりおかしい個所はなかった。
どうやらこのブドウ回廊自体は事件となんら関係ないと見て間違いはないみたいだ……
↓2
1聞き込み(相手の名前指定)
2捜査(場所指定)
※正道の死体
床
銅像周辺
ブドウ回廊
トイレ
3ヒント(メダル消費)
行動力9
2 銅像周辺
↑
有府? とかいう男の銅像のところに来たが、はたしてここは何か関係しているのか……?
↓2
1銅像の足元
2銅像の手元
3銅像の体
行動力9
1
1
銅像の真下、というか足元をじっくりと見てみる。
するとある一か所が不自然に塗れていた。
夏目「いや……これは、ペンキ?」
黒色のペンキが銅像の足元の床に付着していた。
だが、何故こんなものが……?
【Info】
コトダマ【銅像の足元】ゲット!
マスカットハウス1階の銅像の足元は黒色のペンキのようなものが僅かに付着していた
↓2
1銅像の手元
2銅像の体
3他の場所へ
行動力8
1
1
続いて銅像の手元を確認する――のだが、この銅像右手を上に掲げていてそちらの手元が確認できない。
モデルとなった男も相当に背が高かったらしく、それに加えて銅像化と右手を掲げていることもあって普通にしていたらあんな高所の手元なんておぼろげにしか確認できそうになかった。
夏目「うーん……」
おそらくこの高さは俺達の中で一番背の高かった甘露寺でも、あそこを視認することはできなさそうだ。
それならあそこは犯人も関与できない……ってことでいいんだよな?
【Info】
コトダマ【銅像の手元】ゲット!
銅像の右手は上に掲げられていて、普通にしていたらおぼろげにしか確認できなさそうだった。
↓2
1銅像の体
2他の場所へ
行動力7
2
2
……なんか、さっきからジリジリと変な音がしてるな。気のせいだよな?
さて、次はどこを調べるか……?
↓2
1聞き込み(相手の名前指定)
2捜査(場所指定)
※正道の死体
床
銅像周辺
ブドウ回廊
トイレ
3ヒント(メダル消費)
行動力7
2
トイレ
↑
【トイレ】
ここは……普通のトイレだな。まさかこんなところに何かあるとは思えないけど……一応、確認しておくか。
↓2
1扉
2タイル
3奥の掃除用具入れ
行動力7
3
3
……この奥にある掃除用具入れ、そこを俺は確認する。
そこにはモップや雑巾といった掃除道具が収納されていて……それで隠されてるようにして置かれてるある物を発見した。
夏目「これは……?」
なにやら特殊な形状の、網目状の物が出てきた。
なんというか、サイズこそはそこまで大きくないもののハンモックを彷彿とさせる物だ。
両側にしっかりとしたロープ状の物があって、その先には輪っかが付いている。
ハンモックを彷彿とさせるそれも網目状にはなっているものの、これまたしっかりとしたロープ状になっていた。
……なんなんだろうか、これは。
【Info】
コトダマ【ハンモックのようなもの】をゲット!
トイレの掃除用具入れで発見。両側に輪っかが付いているロープのようなものが伸びていて、さらに本体の部分も耐久度はしっかりとしているようだった。
↓2
1扉
2床のタイル
3他の場所へ
行動力6
2
1
ふと、トイレの入り口の扉に注目する。
よく見るとこの扉、真中のところに小さな穴が空いているようだ。
それもなにやら、下から上に向けて何かで抉ったような穴が。
……これも何かの手掛かりなんだろうな。
【Info】
コトダマ【トイレの扉】ゲット!
トイレの扉の真中付近に下から上に向けて何かで抉ったような穴があった。
↓2
1床のタイル
2他の場所へ
行動力5
1
1
続いて床を確認する。
ううん……これといっておかしな点は何も――ん?
ふと一か所、おかしな点に気付く。
夏目「なんだこれ……?」
そっと指でなぞる。それは何かの粉末のように見えた。
なんだこれ……?
【Info】
コトダマ【粉末】ゲット!
トイレの床の一か所に集中するように落ちていた。何かは不明
↓2
1聞き込み(相手の名前も)
2捜査(場所も)
※正道の死体
床
銅像周辺
ブドウ回廊
トイレ
3ヒント(メダル消費)
行動力4
2 床
↑
続いて床――主に正道の死体の周辺を調べる。
ここはおそらく手掛かりがいくつか残っているはずだ……
↓2
1大きな石ころのようなもの
2隅に落ちている釘
3その他自由安価
行動力5
1
1
夏目「これは……」
不自然に落ちている石ころのようなものを発見する。
試しに手に持ってみると、それは思いのほか重量があってずっしりとしていた。
夏目「なんだこれは……」
砂射「……それ、あの銅像が掲げてたものじゃないか?」
足立「ああ、言われてみれば」
砂射と足立が会話に加わってくる。
あの銅像が掲げていたもの……? でも、そんなものがなんでここに?
【Info】
コトダマ【大きな球体】ゲット!
足立と砂射曰く銅像が掲げていたものとのこと。重量はかなり重く、裏側に血が付着していたことからこれが凶器だと思われる。
↓2
1隅に落ちている釘
2その他自由安価
3他の場所へ
行動力4
1
1
1
次に、隅の方に落ちていた釘に注目する。
それもまた普通の釘よりもかなりサイズが大きかった。たいていの物なら打ちこめそうなくらいに。
だけど、1つ気になることがあった。それは――
夏目「盛大にひしゃげてるな……」
そう。その釘は二本とも盛大にひしゃげていた。こんな太い釘をここまで変形させるなんて、よほどの衝撃があったんだろうが……
【Info】
コトダマ【変形した釘】ゲット!
床の隅に二本落ちていた。形状は強い衝撃にあったかのようにねじ曲がっていた。
イベントパートに入ります……
【イベントパート】
そうして捜査を進めていると、不意にジョーが叫んだ。
ジョー「だーっ! なんなんださっきからうるせぇな!」
砂射「唐突に叫ぶお前が一番煩いんだがな」
ジョー「いやいや、お前ら聞こえないの? なんかさっきから変な音がしてるだろ!?」
変な音……? 言われてみれば確かに、捜査途中から聞こえてきたな……
足立「言われてみれば……上の階からか?」
ジョー「みたいだぜ」
夏目「上の階っていうと……」
まっさきにあの電話機が浮かんできた。
確かこっちの電話にはイチゴのマークがあったな……ということは……!
夏目「よし、俺とジョーで二階を確認してくる」
ジョー「えっ、オレも?」
夏目「最初に気付いたんだろ? 責任持って確かめてくるぞ」
ジョー「へいへい……」
足立「俺と砂射君はここに残るよ」
そうして俺とジョーは二階のラウンジに向かう。
【マスカットハウス 二階ラウンジ】
ジリジリジリジリジリ!!
ジョー「うっせうっせ! マジ騒音すぎるだろこの電話!」
ラウンジに近づくにつれて大きくなっていったその音は、ラウンジに入ることには文字通りの騒音と化していた。
というか……本当に煩いなこれ……!
ジョー「夏目! 早く出ろ!」
夏目「わかったよ」
ジョーに促され仕方なく俺がその電話に対応する。
するとその電話に出たのは……
言乃木『やっと出たかい! 何してたんだ!?』
久々に聞いた、言乃木の声だった。
やっぱりあっちからの連絡だったのか。
夏目「……死体発見アナウンスは聞いただろ? つまりはそういうことだよ」
俺のその言葉に電話越しに息を呑む声がした。
そして突如、言乃木のため息が聞こえる。
言乃木『なるほど……やっぱり、そういうことだったのかい……』
言乃木『ちなみに、誰が……?』
夏目「正道だ。階段の下で……死んでいた」
言乃木『正道が、か……』
それだけ言って言乃木は黙ってしまう。
そうだ、今のうちにこれだけは聞いておこう。
夏目「そっちはどんな感じだ? 聞いた話だと、連絡エレベーターが壊れてるって……」
言乃木『それだけじゃない。ストロベリータワーの操作パネルも壊されてた』
言乃木『今はモノクマが修理しているみたいだけど、それが直るまでは孤立してる状況だね』
やはりそうなのか……
夏目「とにかく、そういうことならモノクマの修理が終わるまでは裁判は始まらないだろうしそれまではこっちでやれるだけのことはやっておく」
言乃木『ああ。アタシらも……まあ、何ができるかはわからないけどこっちで何か手掛かりは無いか調べておくよ』
夏目「頼む」
そうして言乃木との会話が終わる。
ジョー「あっちはなんだって?」
通話を終えた俺を見てジョーがそう尋ねてくるので俺はさっきの会話をそのまま説明していく。
ジョー「つーことはあっちはしばらく孤立してるってわけか」
夏目「ああ。だが、裏を返せばモノクマの修理が終わるまでは裁判は始まらないということだしそれまでは念入りに捜査ができるんだが……」
正直な話、今の状況で新しい手掛かりが掴めるとも思えないしな……
しばらくはここで向こうからの連絡を待ってみるか。
【Info】
ストロベリーハウスに視点を変更します……
一時離脱。お風呂行ってくる
なんかキャラの会話が雑になってる感が否めません。早くなんとかしないと……!
次からは皆大好きあの子に視点が切り替わります
というわけで何か質問意見等あったらお願いします
△皆大好き
○主に>>1が大好き
皆……?
風呂ってる間にやりたかった自由安価の道が閉ざされた
続きは学級裁判でだなーゆっくりwktkしよう
>>177
なんでわかった!?(驚愕)
>>178
そうであると私は信じてます(震え声)
>>179
どこの自由安価なんです?
>>1の風呂はだいたい15分で終わるのが伝統
もう少ししたら再開やでぇ……
>>180
>>146【銅像の手元】を確認する事は可能か?から発展して
>>167 自由安価
砂射と足立はいつ・どこで銅像が【大きな球体】を持っている事に気づいたんだ?
さっき銅像を調べたんだけど【銅像の手元】は高すぎてよく見えなかった
ってとこ
銅像の手元何処から見えるかあとで確認したいなーと思いつつ風呂ってたらごらんのありさまだよ!
>>181
ああ、そういうことなんですね
そこらへんは後々わかる(はず)ですのでまあ問題はないかと
ただこのシリーズは何もかもが見切り発車だから絶対矛盾点が出る(というかすでに出てる)と思いますがその場合はなんとなく察してください(懇願)
始まるよー
さぁ来い
【ストロベリーハウス 二階ラウンジ】
…………か……
……お…………か……
言乃木「おい、聞いてるのか影山」
ぼんやりと考え事をしていた私は言乃木さんのその言葉で我に返ります。
影山「ああ……なんです?」
言乃木「なんです? じゃないよ。さっきの電話での話、聞いてたのかい?」
影山「そちらですか。それは当然聞いていましたよ」
マスカットハウスで正道さんが死んでいた件のことでしたか。
筆原「なんで正道さんが……」
湯川「こんなことなら私だけでもマスカットハウスに残るべきでした……」
筆原さんと湯川さんがそんなことを言います。
これはいけない、みなさんが下を向いてしまっています。
影山「ですが、下を向いている場合じゃありませんよ」
影山「希望の象徴であるみなさんが下を向いていてはいけないんです。しっかりと前を見据えないと」
言乃木「……そこまで的外れでもないはずなのに、アンタに言われると凄く不愉快なのはなんでかねぇ……?」
すると言乃木さんがじろりと私を睨みます。
どうやら私は言乃木さんによほど嫌われているみたいで……
モノクマ「ああ、そうそう。1つ忘れてたよ」
するとどこからともなくモノクマが現れます。
筆原「ひゃあっ!?」
言乃木「アンタ、連絡エレベーターの修理はどうしたんだい?」
モノクマ「もちろん頑張ってるよ。でも言乃木さん達もようやく事件についてざっと知れたみたいだから」
モノクマ「はいおにぎりとお茶! これ食べて元気出しなよ!」
影山「ああ、コロシアイが始まったからもう兵糧攻めの意味はなくなったんですね」
モノクマ「そゆこと。じゃあボクは修理に戻るから――」
湯川「待ってください」
そうして立ち去ろうとするモノクマを湯川さんが食いとめます。
モノクマ「ん? なに?」
湯川「1つだけ質問です。連絡エレベーターはどっち側で止まっていましたか?」
……ああ、それは確かに気になりますね。
モノクマ「それね。まあ隠すことでもないし言うけれど、エレベーターはストロベリーハウス側で止まってたよ」
湯川「ストロベリーハウスで……」
それは私たちにとっては信じたくない事実だったでしょう。
つまりそれが意味するのは『犯人は最後にストロベリーハウスで下りた』ということなんですから。
モノクマ「じゃあそういうわけだから今度こそ失礼するね!」
そうしてモノクマがここから立ち去り、私たちが残されます。
□■□■□
とりあえずご飯を食べないと力が出ないという湯川さんの言葉に従い、私たちはおにぎりを食べていきます。
筆原「……うう……正道さんが死んでるのに、私たちなんで呑気にご飯食べてるんですかね……?」
涙混じりの筆原さんの声に湯川さんが答えます。
湯川「筆原さんの気持ちはわかります。でも、このままでいたらとても裁判を乗り切ることなんてできません」
湯川「……正道さんの仇を取るため、と思いましょう?」
まるで保育園の先生のような口調で言い聞かせる湯川さんに、筆原さんはこくりと頷きます。
言乃木「とにかく、今は力を戻して捜査をしておくことが先決だ」
言乃木「正道を弔うことはここから出てもできるけど、裁判を乗り切らないとアタシ達は皆殺しだよ。正道を殺した犯人は別だけど」
筆原「わ、わかりました!」
言乃木さんの言葉に筆原さんがぐっと拳を握ります。
よかった、これで全員が前を向いてくれました。これで――正道さんの死が無駄になることもないでしょう。
私が探し求めてる希望がどういうものなのか、これではっきりするといいんですけど……
影山「……ごちそうさま」
おにぎりを食べ終え、私はさっさとラウンジから出ようとします。
まずは連絡エレベーターとストロベリータワーに続く扉をもう一度確かめて、そこからあの場所に行かないと……。
湯川「…………」
□■□■□
【ストロベリーハウス 1階】
結論としては、どちらも確かに壊れていました。
連絡エレベーターとストロベリータワーに続く扉を開ける操作パネル。そのどちらもが見事なくらいに。
影山「まあ、それはこの際どうでもいいです。あくまで確認でしかないですし……」
ファイナルデッドルーム。その前に私は立っています。
ここで『命がけのゲーム』をクリアすれば手に入るという『極上の凶器』。それが何なのか私は確かめないといけません。
両ハウスに殺人に使えそうな物が存在しない以上、犯人は絶対にこのファイナルデッドルームに入っているはず。
ですが希望の象徴であるみなさんにそんな危険なことはさせられない。汚れ役は私のような人間にこそお似合い。
影山「……」
そうしてその部屋の扉を開けようと手をかけたとき――
湯川「待ってください」
――湯川さんに声をかけられました。
影山「なんですか?」
湯川「そこに行ってどうする気ですか?」
影山「ふふ、愚問ですね。犯人が事件を起してる以上この先に手掛かりがあるのは明白なはず」
影山「それなら誰かが確かめるべきかと思いますが」
湯川「……なら、私が行きます。影山さんはここで待っててください」
湯川さんはそう言って私に一歩ずつ近づいていきます。
影山「何を言ってるんですか? 湯川さんのような才能あふれる人間と、私のようなゴミクズの女。どちらが命をかけるべきかなんてわかりきっているでしょう?」
湯川「自分をそんな風に言うのはやめてくださいっ!」
突然湯川さんが似合わないほどの大声を出します。
影山「……」
湯川「あ……突然怒鳴ってすいませんでした」
湯川「でも、影山さんが危険に飛び込む必要はありませんよ。それに影山さんが死んだら悲しむ人だっています……」
影山「とても私にはそうは思えませんけど」
すると湯川さんはまた似合わないほどの大声を出してしまいます。
湯川「す、少なくとも私は悲しいです! 影山さんが死んでしまうと!」
影山「……はあ、そうですか」
影山「ですが、それは湯川さんにしてもそうですよ。湯川さんが死んだら悲しむ人はたくさんいます。それこそ私なんかよりもずっとね」
湯川「いえ、そんなことは……」
すると湯川さんは言いにくそうに視線を泳がせた後で話を変えてきました。
湯川「それに影山さんが死んだら、ここにいる人はもちろん家族だって悲しんで――」
影山「そんなことはありえませんよ」
湯川「……え?」
湯川さんがぽかんと口を開いたまま、私を見ます。
影山「母も、父も、姉も。私が死んだくらいで悲しむことはありえません」
影山「……いえ、正確には悲しもうにも私のことなんて覚えてませんよ」
言いながら私は今度こそ扉に手をかけます。
湯川「影山さ――」
影山「だって、そういう風になってしまったんですから」
パタリと扉を後ろ手に閉めます。
湯川さんが何を言おうとしたのか。湯川さんはどんな顔をしていたのか。
私にはわかるはずもありませんでした。
【Info】
ファイナルデッドルームに挑戦します……
【イスズミげきじょう】
五十隅「…………」パクパク
五十隅「……はわっ!? こ、今回私なのぉっ!?」
五十隅「ええと……今回はここで更新終わりみたいだよぉ」
五十隅「いつも通り質問意見感想雑談支援絵叱咤激励等大歓迎らしいから何かあったら是非お願いするね~」
五十隅「毎度思うけど『質問意見感想雑談支援絵叱咤激励等大歓迎』って字面だけ見ると読みにくいことこの上ないね……」
乙―
デッドルームは判定で進めるんだっけ?
>>192
五十隅「脱出ゲームは安価で、ロシアンルーレットはコンマで判定するらしいよぉ」
五十隅「失敗したら……バッドエンドになるみたいだから運の良い人お願いねぇ~」
こうやって少しでもレスがあるとモチベが維持される不思議! 不思議でもないか……
あと疑問なんですがキャラ同士の会話、淡々と進みすぎてます?
見直すにつれて自分でそう思えてきてしまって……
それ以外でも何かあればどうぞよろしくお願いします
そんなこと無いと思うけど
まあ章を通して夏目くん極限状態、監禁、事件発生って余裕の無い流れが続いてるからそのせいかと
あとはメインヒロイン張ってた二人がいないのもやっぱり大きいのかな?
>>195
というよりは最初から今まで全体を通してですかね
結局前回の反省点だった『自由行動等の会話の薄さ』は改善されてないかなぁと
あとすっかり最咲さんもヒロイン枠になってたんですね(白目)
おかげで影山と湯川が空気になるくらいは
>>197
それも前回から改善されてませんね
出番が多いキャラと空気なキャラの落差が激しいというべきか……
何人か安価取れない呪いかかってたからね
しかし改めて最咲神代兎呑は濃いなと思った
(最近は氷ちゃんまではっちゃけてるし)
>>199
神代さんはぶっちゃけ毒殺心中があったからこそ濃いキャラだと思えてならない
それ以外ではあまり活躍しなかったかなという個人的見解
氷ちゃんについては少しやり過ぎた感があるから次から気をつけます……
今日の更新はたぶんありません
脱出ゲームの内容考えないといけないから……ほら、さすがに脱出ゲームは見切り発車ではやれないですし
最近またオリロンパ増えてますね。安価には参加できてないですがひっそりと読ませていただいてます
とまぁこういうことなんで、今日の更新はたぶんありません。すいません
今日の更新はたぶんありません
脱出ゲームの内容考えないといけないから……ほら、さすがに脱出ゲームは見切り発車ではやれないですし
最近またオリロンパ増えてますね。安価には参加できてないですがひっそりと読ませていただいてます
とまぁこういうことなんで、今日の更新はたぶんありません。すいません
連投ごめんなさい
いいや、許さん!
罰として…なんかこう…頑張るように!
筆原「言葉の筆圧が弱いです!」
悪かったよ……だから筆原の反論台詞を出すなよ……
頑張ってファイナルデットルームは難易度高くしますから……(懇願)
やめてください死んでしまいます(影山さんが)
そ、そこは頑張らないで
ゲーム本編よりは難易度低くなりそうですが……まあ、頑張れたらいいなぁ(曖昧)
オリロンパ増えるのはいいけど数スレ失踪しそうだから…
今ならひっそりと少しだけ更新してもバレないな……
<●><●>
イツモ ミテイルヨ
ここには最咲っちでもいるんだべか?
>>211
リアルが多忙なら仕方ないですが、それ以外での原因となるとキャラ同士の会話の難しさでしょうと勝手に決めつけ
事件はぶっちゃけそこまでレベル高くなくてもいいと思うのね。一部事件レベルマックスなところが何ヵ所かありますけども
食事離脱間近だから更新はまだしないよ
何かあったら是非どうぞ
無ければ他スレに参加するべきやでぇ
今なら、今なら行けるっ……!
うん?
【ファイナルデッドルーム】
そこはあまり広くない、監獄の中のような場所だった。
いや、牢屋と言うべきだろうか。左右の壁にも血のような赤色の液体で変な絵が描かれているし、なにより前方にある扉も柵で塞がれていた。違和感だらけだ。
そしてなにより違和感が大きいのは……
モノミ「うう……なんであちし、こんなところにいるんでちょうか……」
さめざめと泣いているピンク色のウサギのぬいぐるみ。そう、モノミだった。
……なんでこんなところにモノミが?
影山「こんなところで何をしているんですか?」
モノミ「はうっ!? か、影山さん!?」
モノミ「ええとでちゅね、死体発見アナウンスが聞こえてきたので……」
影山「それでここで何かあったと早合点して中に入ったのはいいものの、出られなくなったと」
モノミ「うう……」
まったく出来の悪いぬいぐるみだ。私は心底そう思ってしまう。
モノミ「で、でちゅが影山さんこそどうしてここに?」
影山「決まっているでしょう? 事件が起きたのですからその手掛かりを探しにきたんです」
影山「犯人が正道さんを殺した以上、その際に使われた道具や凶器はここから持ち去ったと思うのが当然です」
モノミ「そうでちゅか……正道君が……」
正道さんが死んだことを知ったモノミがそうして嘆きます。もう私の後半の言葉は聞こえてないでしょう。
モノミ「で、でもここには何があるんでちゅか?」
影山「それすら知らないんですね……」
影山「ここで『命がけのゲーム』をクリアすれば『極上の凶器』を貰えるらしいんですよ」
モノミ「『極上の凶器』!?」
うるさい……。
モノミ「それに『命がけのゲーム』って……ダメでちゅ! 影山さんがそんな危険に飛び込む必要なんてありまちぇん!」
影山「……モノミも湯川さんみたいなことを言うんですね?」
影山「ですが、今回の犯人は十中八九ここをクリアしているはずなんです。それなら、私たちもここをクリアしてその手掛かりを掴むべきでしょう?」
影山「それなら私のようなクズの命を使うべきです。他のみなさんには希望溢れる未来がありますが、私にはそんな未来はありませんから」
影山「危険に飛び込むのは私のようなクズでいい。そうすることでしかみなさんのお役には立てないんですから」
モノミ「ち、違いまちゅ! 影山さんはクズなんかじゃありまちぇん!」
モノミ「自分をそんな風に言うのはいけないでちゅ!」
そうしてモノミが怒鳴るようにして言う。
……何故ここまでモノミが怒るのか、まじめに理解ができなかった。
だってそうでしょう。モノミはこのファイナルデッドルームに挑戦することがどれほど危険なのか理解はしている。
それならまずは私のような捨て駒を使うべき。それがセオリーなんですから。
影山「……まあ、この際言いたいことはとりあえず保留にしましょうか」
影山「どちらにせよそのゲームをクリアしないことには私もモノミもここで永遠に監禁されたままなんですから」
モノミ「うう……!」
見たところ、私が入ってきた扉は開かなくなっているしもう1つの扉も柵で封鎖されている。
それなら何か仕掛けがあるはず。これはさしずめ『脱出ゲーム』という前座なのだろう……。
さすがにこれをクリアできないようなら希望の踏み台なんて夢のまた夢だ。それはいけない。
まずはこれをクリアすることから始めないと……
離脱。だいたいの仕掛けは用意してあるけどもう少し複雑なのも追加しておこうと思うの
さすがにファイナルデッドルームに行動力制度は無くていいよね?
いらないと思うよ
いらないね
脱出するぞー
おー
――脱出開始!
さてと、まずは気になるところは手あたり次第に調べないと……
モノミ「えへへ、何かわからないことがあったら先生に尋ねてもかまいませんからね!」
影山「……ああ、そうですね」
モノミ「なにその反応!?」
さて、気になるところは……
↓2
1床に落ちてるコイン
2前方の壁
3右方の壁
4左方の壁
5後方の壁
6中央にある机の上にある箱
7右方にある机の上
8右方にある机の引き出し
9壁にかけられた鏡
10壁にかけられた時計
11奥の方にあるパネル
12助けてモノミ先生!
【影山脳内】
特に覚えておくべきことはまだ無いでしょう
こんな感じでよろしいか
1
1
ふと床に何かが落ちていることに気付き、それを手に取る。
影山「これは……」
モノミ「キラキラしてて綺麗でちゅね! 何かのコインでちょうか!」
影山「でしょうね」
ふむ、コインですか。念のため持っておきましょう……
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
特に覚えておくべきことはまだ無いでしょう
【アイテム】
コイン
1
5
5
続いて中央の机の上に意味深に置かれた箱を調べてみます。
影山「うーん……開きませんね」
モノミ「鍵がかかってるんでちゅか?」
影山「いえ、鍵を差し込む穴すらありませんからそういう方法で開けるんじゃないんでしょう」
影山「それに、この箱の下のところに四つの穴がありますからむしろ気になるのはそちらです」
その箱の下部には四つの穴があり、左から1~4の番号が上に振られていた。
見るからに怪しいのですが、この穴もかなり小さく細長いものくらいしか入りそうにありません。
影山「……ふむ」
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
【アイテム】
コイン
7
6
机と言えば、この右側の方にある机も気になりますね。
こちらにも小さな箱があり、こっちは鍵穴も無ければさっきの箱みたいな仕掛けもなさそうです。
そしてその隣には青、白、緑、赤の色鉛筆と世界地図。
……これもまた意味深です。こちらも加えて持っておいた方がいいでしょう。
最後に気になるのはこの万力のようなもの。これは何のためにあるのでしょうか……?
影山「ううん……」
↓2
1万力で何かを潰してみる
2むしろモノミを潰してみる
3とりあえずやめておこう
好奇心ゆえの2
3
2(ゲス顔)
影山「……いえ、今はいいでしょう」
変に手持ちの物を壊して脱出不可、なんてことになったらいけませんし。
そう結論付けた私は別のところを調べることにしました……
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
上がってないだと……
7
そのまま私はその机の引き出しを確認しようとしますが……
ガタガタ!
モノミ「ほぇ? 開きまちぇんね……」
影山「ここはきちんとした鍵があるみたいですよ」
これまでの箱と違いここにはちゃんとした鍵穴がある。なのでこの部屋のどこかに鍵があるはずなんだけど……それはどこにあるんでしょうか?
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の引き出しには鍵がかかってるみたいです
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
10
2
9
私が入ってきた方から見て右の壁。そこには血のような赤い液体で何かの絵が描かれていた。
これは……?
モノミ「これは……龍でちゅね!」
影山「これが、ですか?」
モノミにはそう見えたのかもしれませんが、残念ながら私にはそうは見えませんでした。
……ですが、これらの仕掛けを用意したのも当然モノクマでしょうし、常識で考えてはいけないんでしょうね……
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・右の壁には龍の絵が描かれていました
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
3
9
続いてこれまた不自然に壁にかけられた時計を調べます。
影山「……これ、壊れてますね」
モノミ「そうなんでちゅか?」
影山「長針も短針も秒針も、どれもまったく動きません。見事なまでに壊れています」
長針をくるくると回しながら私がそう言うと、モノミは「そうでちゅか……」と言うだけでした。
まあ、これも何かしらのギミックになってはいるんでしょうがね。
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・右の壁には龍の絵が描かれていました
・時計は壊れているみたいです
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
8
↑
時計の下の方にかけられた鏡を確認します。
影山「……相変わらず死んだ魚みたいな目をしてますね私って」
自分で言うのもアレですが、酷いものです。女として終わってる気がします。
いえ、始まってもいませんか。
モノミ「あれ? この鑑と壁の間に何か挟まってまちゅよ?」
影山「そうなんですか?」
私が自己嫌悪に陥っているとモノミがそんなことを言いました。
モノミ「はい。鏡を外せれば取れそうなんでちゅが……」
影山「ドライバーかそれに代用できるものがあればいいですね」
少なくとも今の手持ちにはそんなものはありませんし……これも保留ですかね。
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・右の壁には龍の絵が描かれていました
・時計は壊れているみたいです
・鏡と壁の間に何かが挟まっているみたいです。マイナスドライバーの代わりになるものがあれば……
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
3
3
安価把握なんです
お風呂で一時離脱です
なんだか長くなりそうな予感……!?
あがらなさすぎやない?
一旦乙
もう少しだけ進めたい。よろしいだろうか
もう少しだけ進めたい。よろしいだろうか
もう少しだけ進めたい。よろしいだろうか
なんだこれめちゃくちゃ連投してる……ごめんなさい
うん
龍の絵が描かれている壁の反対側。今度はそちらを確認する。
影山「これは……なんですか?」
こちらもこれまた不可解な絵だった。到底私には判別のしようがない。
モノミ「これは……虎でちゅね」
影山「……本当ですか?」
モノミ「あちしはこう見えて芸術にも詳しいんでちゅ!」
これが芸術……? さすがの私でもいまいちピンときませんね……
芸術家というのは誰しもがこんなおかしな絵を描くのでしょうか……?
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・右の壁には龍の絵が描かれていました
・時計は壊れているみたいです
・左の壁には虎の絵が描かれていました
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
1
1
続いて前方の壁を確認する。
こちらもこれまでと同じように何かの絵が描かれていた。
影山「モノミ。これはなんですか?」
モノミ「これは亀でちゅね」
影山「亀、ですか」
虎や龍はまだしも、亀とはまた微妙なところを来ましたね。
小学生のころ飼育委員で亀の世話をしていたことを思い出してしまいます。
影山「……」
どうでもよかったですねこれは。
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・右の壁には龍の絵が描かれていました
・時計は壊れているみたいです
・左の壁には虎の絵が描かれていました
・前の壁には亀の絵が描かれていました
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
4
このまま進行
最後にその反対側。私が入ってきた方の壁を確認します。
そこにも当然のごとくおかしな絵が。
影山「モノミ」
そしてモノミに話を振ります。
モノミ「……えーと」
影山「? どうしました?」
モノミ「……すいまちぇん! これはちょっとわかりまちぇん!」
そうして平謝りするモノミ。
影山「ここまで来たのならこれもわかってくださいよ……」
モノミ「ううっ!? まるでゴミを見るような視線で見られてまちゅ……!」
影山「ですが、まあいいでしょう。他の絵だけでもこれらが何を意味するのかはわかりますから」
モノミ「ほぇ?」
不思議そうに首を傾げるモノミ。
まあ、少し特殊ですが常識と言えば常識の範囲内のことですからね……
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・四方にある壁には亀、虎、龍の絵が描かれていました。1つだけ判別ができませんでしたが、これらの意味するものはわかりました
・時計は壊れているみたいです
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
四神!
10
10
【トノミげきじょう】
兎呑「みんな、久しぶりだな」
兎呑「今私はモニター越しにあのドッキリハウスとやらの内部を見ている。当然影山さんの姿も見てるぞ」
兎呑「……まあ、ここは有り体に言うなら『あの世』と定義する場所みたいだが」
兎呑「さて、質問意見等があったらよろしく頼む」
四神の絵用意するの大変だったろうな…龍とか難しいだろう…
本日21時頃から再開予定よろしくなんですよ……
よっしゃ始めよう
四方にある壁をすべて確認したあとは奥の方にあるパネルを確認する。
影山「これは……」
モノミ「数字を入力するみたいでちゅね」
影山「おそらく正解の数字を入力すれば解放されるのでしょうが……」
モノミ「それなら全部のパターンを試してみれば……」
影山「6桁の数字を全部ですか? そんなことしていたら学級裁判に間に合いませんしそうなるといろいろと困るのですが……」
影山「そもそもそんなことしたら謎解きもあったものじゃありませんから、そうならないような仕掛けがあるとみて間違いないと思いますよ」
モノミ「そうでちゅか……」
でも、これはつまりこの部屋にあるその数字を探して入力すればいいだけのことでしょう。
ようやく、方向性が見えてきましたね……
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・四方にある壁には亀、虎、龍の絵が描かれていました。1つだけ判別ができませんでしたが、これらの意味するものはわかりました
・時計は壊れているみたいです
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
わからん11で
11
11
……一応、モノミの意見も聞いておきますか。
影山「モノミは何か気になることはありませんか?」
モノミ「うーん……1つ気になることがあるんでちゅけど、机の上にあった色鉛筆ってあの龍とか亀とかの絵と関係してると思いまちぇんか?」
モノミ「なんていうか、それぞれがそれぞれの色と共通? しているというか……」
モノミ「それが重要だと思うんでちゅけど……」
なるほど、そうなると次に私がすべきことは……
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・四方にある壁には亀、虎、龍の絵が描かれていました。1つだけ判別ができませんでしたが、これらの意味するものはわかりました
・時計は壊れているみたいです
・奥のパネルに数字を入力すれば脱出できそうです
・モノミは色鉛筆と壁の絵が関係していると思っているみたいですが……
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
4?
今日人いないな……五分後締め切ります
↓1にした方がええかな……
改めて後ろの壁を確認しますが、これといった新しい手掛かりはなく私はため息しか出ませんでした。
おそらくこの絵は朱雀を表しているんでしょうが……
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・四方にある壁には亀、虎、龍の絵が描かれていました。1つだけ判別ができませんでしたが、これらの意味するものはわかりました
・時計は壊れているみたいです
・後ろの絵は朱雀と思われます
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
あとどこ調べてないっけ?
ksk
8
モノミ「むー……やっぱりマイナスドライバーのようなものが無いと挟まってる物が取れませんね……」
影山「ですがもうだいたいは調べつくしましたし……」
すると、今の手持ちの物を代用しろということなのだろうか。
でも今持ってるものはどれもねじに合いませんし……
次の行動↓1
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・右の壁には龍の絵が描かれていました
・時計は壊れているみたいです
・鏡と壁の間に何かが挟まっているみたいです。マイナスドライバーの代わりになるものがあれば……
・後ろの絵は朱雀と思われます
【アイテム】
コイン
色鉛筆
世界地図
鏡はもう調べてたね。ごめん
万力でコイン潰してドライバー代わりにするか(適当)
番号指定してないけれど採用
あとそれ正解なんですよね
影山「このコイン……」
ふと思ったことがあります。このコインを万力で潰して今よりも薄くすれば、マイナスドライバーの代わりになるんじゃないですか?
そう思った私は万力にコインをセットし、実行します。
ギリ……ギリ……と嫌な音が鳴っていき、そして――
モノミ「おおっ! 薄くなりまちたね!」
影山「よし、これならドライバーの代わりになるでしょう」
次の行動↓1
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・右の壁には龍の絵が描かれていました
・時計は壊れているみたいです
・鏡と壁の間に何かが挟まっているみたいです。マイナスドライバーの代わりになるものがあれば……
・後ろの絵は朱雀と思われます
【アイテム】
薄くなったコイン
色鉛筆
世界地図
あたったwwwwwwww
安価なら8
というわけでさっそく私は薄くなったコインを鏡を固定しているねじのくぼみにあてがいます。
モノミ「これまた奇妙なくらいぴったりハマりまちたね……」
そのままコインを適当に回していきます。すると――
モノミ「あっ、何か落ちてきまちたよ!」
ガタリ、という音が鳴ってその隙間から何かが落ちてきました。
影山「これは……電池と鍵ですね」
何故、こんなものが挟まっていたのかは深く考えないようにしましょう……
とにかく、ようやく一歩進展しましたね
次の行動↓1
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・万力が良くも悪くも怪しいですね……
・右の机の引き出しには鍵がかかってるみたいです
・右の壁には龍の絵が描かれていました
・時計は壊れているみたいです
・後ろの絵は朱雀と思われます
【アイテム】
薄くなったコイン
色鉛筆
世界地図
鍵
電池
7
お風呂で中断
人が他にもいないようでしたらここで終わりとなります
とりあえず人いたら書き込みしてくれるとありがたい
さすがに一人しかいないのはアレだから……
6って見たけ?
いますよ
>>295
見てますね。色鉛筆と世界地図をゲットしてますので
もう少ししたら再開します
見てはいるけど頭悪いから安価に参加できない…
とりあえず7で鍵開けるか
始まります
先ほど手に入れた鍵、これはもしかしてここの引き出しの鍵なのでは……?
そう思い私はその鍵を鍵穴に差し込みます。
モノミ「あっ、開きまちたよ!」
影山「みたいですね。さて、何が入っているのか……?」
中を確認するとそこには二枚の紙切れが。
影山「ふむ……何かの記事の一部と、暗号書ですか?」
これはまた奇妙な物が出てきましたね……とりあえず先に記事の方を確認しますか。
【○月×日。都内の有名宝石店にて商品の宝石が根こそぎ盗まれる事件が発生
事件現場に残されてた犯人のメッセージを見る限り、犯人はシャーンス・クレであると思われる
彼の犯行は手口こそまちまちだが、決まって犯行現場に『兎』のイラストが描かれたメッセージを残すのだ
現在犯人確保の糸口は見つかっていない。私の友人も警察の仕事をしているが、捜査は難航しているとのこと
なので私はその捜査の進展を記事にして纏め、世間に広めたらと思う。 綴文佳(2)】
影山「……またこの名前ですか」
たびたび見かけるこのシャーンス・クレという名前に私はため息しか出ませんでした。
というか、この怪盗さんはそこまで有名だったんですね……私は少なくとも知りませんでしたが。
モノミ「あれ? この兎の部分だけマーキングされてまちゅね」
影山「……ですね」
怪盗の手口になんて興味はありませんが……これも怪しいですね。
それにこの記事をまとめたであろう人の名前の後ろにある番号も気になります……これはいったい……?
とりあえず、次に暗号書の方を見てみますか。
____________
\ 獣 知 死 /
\ 四 呪 兎/
\ 字 粉/
\ 射 /
\ 血/
\/
____________
\28121279221522923/
\1851126619247/
\13204162510/
\3014817/
\213/
\/
【流れに従い、仮の名を辿れ】
影山「……ずいぶんとわかりにくく書かれてますね」
ですが、これが暗号というのなら解かなければならないのでしょう。
モノミ「うーん……ダメでちゅ、あちしにはさっぱりでちゅ!」
影山「でしょうね……」
最初からモノミには期待していませんでしたが……
次の行動↓1
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・四方にある壁には亀、虎、龍の絵が描かれていました。1つだけ判別ができませんでしたが、これらの意味するものはわかりました
・時計は壊れているみたいです
・後ろの絵は朱雀と思われます
・電池は何に使うのか……
・記事も何かの手掛かりでしょうね
・暗号書が気になります
【アイテム】
薄くなったコイン
色鉛筆
世界地図
鍵
電池
シャーンス・クレの記事>>301
暗号書>>303
暗号文解読を試みてるけどまだよくわからないので11
綴さんの名前でてきてちょっと興奮した
影山「モノミは何か気づいたことはありませんか?」
モノミ「うーん……やっぱり、気になるのは中央にある箱と、さっき見つけた記事と暗号書でちゅよね」
モノミ「たぶん中央の箱にはそれぞれの穴に適する色鉛筆入れれば開くと思うんでちゅ」
モノミ「暗号書は最後に書いてあるヒントを頼りにすれば解けそうなんでちゅけど……」
まだ解読まではいたらない、と。
でも確かに、そろそろ中央の箱にも意識を戻す頃合いですかね……?
次の行動↓1
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・中央にある箱、何か怪しいですね……
・四方にある壁には亀、虎、龍の絵が描かれていました。1つだけ判別ができませんでしたが、これらの意味するものはわかりました
・時計は壊れているみたいです
・後ろの絵は朱雀と思われます
・電池は何に使うのか……
・記事も何かの手掛かりでしょうね
・暗号書が気になります
【アイテム】
薄くなったコイン
色鉛筆
世界地図
鍵
電池
シャーンス・クレの記事>>302
暗号書>>303
四神の色にしても順番分からんな
5
【サイザキげきじょう】
最咲「今回は私が担当なんですね。みなさんお久しぶりです」ニコッ
最咲「ファイナルデットルームに入ってから進みが悪くなってますが、時間が悪かったですかね……」
最咲「難しいから、なんてことはないでしょうし」
最咲「ええと、質問や意見があったらお願いします。その他雑談支援絵叱咤激励でも歓迎ですよ!」
おつおつ
とりあえず暗号文の数字と文字の対応は終わったけど、まだどう使うかわからないや
四神の番号はちょっとググったら(多分)分かったので次の更新立ち会えたらいいな
>>309
最咲「次の更新は今日の19時頃を予定してますよ、よろしければ参加お願いします」
最咲「私はいませんけどね……」
おつっす
暗号文の解読は出来たけど…後半が…
とりあえず電池を使いそうなところはひとつしかないし、少しずつ埋めていけばそのうちわかるかな?
あ、兎ってうか
今日の更新は19時頃ですお願いしますっ!
始まってもよろしいんです?
人いないようなので30分くらい遅らせます
(実はここにいるんですよ・・・)
いるよー、ただ全く解けないんです
おるよー
あんごうたぶんわかった!
飯なんでもうちょっと遅れます
21時頃から再開しますね
もう一個暗号というか謎解き用意してあるんでよろしくです
いるけど暗号以外分からないから、ボクは分かる人の安価の踏み台になろうかな
ボクみたいなクズにできることなんてそれくらいしかないし…
>>320
狛枝さんお疲れさまです
始まるよー
さてと、この箱を開けるにはそれぞれの穴に該当する色鉛筆を入れればいいんでしょうけど……
モノミ「影山さん、これの開け方わかるんでちゅか?」
影山「おおかたの目星は付いてますよ」
そうして私は手持ちの赤、青、緑、白の色鉛筆を取り出し――
↓2
1~4に該当する色鉛筆をどうぞ
1→青
2→赤
3→白
4→緑
で、あってたらいいな……
ごめん、>>323でした
……、
…………、
モノミ「開きまちぇんね」
影山「ううん……これではなかったですか……」
となると残る可能性は――
↓2
再安価
この謎解きに関してのヒントは出そろってるのでこのまま再安価とします
1青2白3赤4緑
↑
前方が緑
右は青
後ろは赤
左は白
かな?
ってことで
1緑
2青
3白
4赤
と答えてみます
……、
…………、
モノミ「あ、開きまちたね!」
影山「こちらで正解でしたか」
モノミ「でもなんでこの順番なんでちゅ?」
影山「壁に描かれてる絵とこの世界地図がヒントになりましたからね」
モノミ「ほぇ?」
影山「壁に描かれていた絵は玄武・青龍・白虎・朱雀。この色鉛筆はそれぞれの絵に対応する色を示していました」
影山「玄武は緑、青龍は青、白虎は白、朱雀は赤といった具合にです」
モノミ「ふむふむ……」
影山「あとはこの色鉛筆を『東西南北』の順に入れるだけです。そのところはこの世界地図――方角を連想すればいいだけ」
方角を東西南北と表現するのは至極当たり前のことですからね。
影山「ちなみに『東西南北』の順番でどうして青龍・白虎・朱雀・玄武となるかは、それぞれが守っている方角を考えればわかります」
東を守護する青龍は『青』。
西を守護する白虎は『白』。
南を守護する朱雀は『赤』。
北を守護する玄武は『緑』。
だから青・白・赤・緑の順で入れれば良かったのです。
モノミ「なるほど……」
影山「おしゃべりはここまでにしましょう。箱の中を確認しないと」
そうして箱の中を確認すると、そこには二体の小さな銅像と6枚の紙切れが。
どうやらまた暗号のようなものでしょう。
赤色の字で書かれた『ナ』という紙と『ロ』という紙。
黄色の字で書かれた『フ』という紙と『ミ』という紙。
白色の字で書かれた『エ』という紙と『ナ』という紙。
そして私から見て左に白色の銅像と、右に赤色の銅像があった。
影山「なんでしょうかこれは。……首括と、神原?」
白色の銅像には『首括』と台座に彫られていて、
同じように赤色の銅像には『神原』と彫られていました。
モノミ「…………」
影山「確か、コロシアイ学園生活とやらの生き残りでしたか?」
その人物の銅像が何故こんなところにあるのかは疑問でしかありませんが……
モノミ「そ、それよりも早くこの仕掛けも解かないと!」
影山「……ええ、そうですね」
見たところこの銅像は持ちあげることはできないものの、回転させることはできるみたいだった。
↓2
それぞれの銅像をどちらに向けさせるかどうぞ
影山から見て左に白色の銅像が。右に赤色の銅像があります
これは…wwww
白を右、赤を左に
↑
白色の銅像を私から見て右に向かせ、赤色の銅像を私から見て左に向かせます。
カチャ。
すると、何かが開いたような音がしました。
モノミ「な、なんでちゅか今の音は……」
影山「おそらくもう1つの箱が開いたんでしょう」
モノミ「そうでちゅか。……それで、その。今回これはどうやって解いたんでちゅか?」
影山「簡単なことです。赤色の字で書かれた『ナ』という字と『ロ』という字を合わせると『右』という字に」
影山「白色の字で書かれた『ナ』という字と『エ』という字を合わせると『左』という字になりますよね?」
影山「それらに対応する銅像をその方向に――つまり赤色の銅像を右に向かせるために左に回転させ、白色の銅像を左に向かせるために右に回転させたんです」
モノミ「なるほど……」
これくらい自分で分かってもらいたいものです。
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・右の机にあった箱が開いたみたいです
・時計は壊れているみたいです
・電池は何に使うのか……
・記事も何かの手掛かりでしょうね
・暗号書が気になります
【アイテム】
薄くなったコイン
世界地図
電池
シャーンス・クレの記事>>302
暗号書>>303
加速
9
私は右の机にある箱をとりあえずスルーして、あの壊れている時計に向かいます。
モノミ「ほぇ? 影山さん、そっちには何も……」
影山「無いと思うのだからモノミはいらない子なんですよ」
モノミ「生徒にまでいらない子扱いされちゃいまちた!?」
さてと。とりあえずこの時計は――
↓2
何時何分に合わせる?
Ksk
かそく
暗号書がヒントですよっと……
17時41分?
うーん、よくわからん
1時40分
長針を17時に、短針を41分に合わせます。すると……
ハト「ぽっぽー!」
そんな鳴き声と共に時計からハトが出てきました。
モノミ「ハト時計!?」
影山「それはともかくとして、何か咥えてますね……」
その紙切れを取って中を確認します。
影山「……イチゴ?」
モノミ「あと、隣に(3)って書かれてまちゅね」
これも手掛かりになるんでしょうね……
モノミ「あのー、それで今回はどのようにして……」
影山「暗号書には【流れに従い仮の名を辿れ】と書いてありましたね?」
影山「それをヒントにまずは漢字の書かれていた方を仮の名――仮名にします」
影山「そして下の方に書いてあった数字の羅列を見て、小さい順からその漢字を読んでいくと――」
モノミ「……じゅうしちじよんじゅういちふん?」
影山「つまり『17時41分』です。それを『時の流れ』を表す時計に合わせただけのこと」
モノミ「なるほど……影山さんは柔軟な思考の持ち主でちゅね!」
次の行動↓2
1前方の壁
2右方の壁
3左方の壁
4後方の壁
5中央にある机の上にある箱
6右方にある机の上
7右方にある机の引き出し
8壁にかけられた鏡
9壁にかけられた時計
10奥の方にあるパネル
11助けてモノミ先生!
【影山脳内】
・右の机にあった箱が開いたみたいです
・電池は何に使うのか……
・記事も何かの手掛かりでしょうね
【アイテム】
薄くなったコイン
世界地図
電池
シャーンス・クレの記事>>302
暗号書>>303
イチゴか書かれた紙切れ
5
6
影山「この箱が開いたんでしたっけ……」
右の机にあった箱の中身を覗く。するとそこにあったのはカメラが1つ。
モノミ「カメラ……でちゅね」
モノミ「電池が入って無いのか、動かないでちゅけど……」
影山「電池ならさっき拾いましたよね」
モノミ「あっ! そうでちた!」
手持ちの電池をカメラに入れると、カメラが本来の機能を取り戻した。
影山「何か画像が入ってますね……」
モノミ「みたいでちゅね」
確認するとそこにはジェットコースターにあったシャーンス・クレのパネルの画像が確認された。
影山「……」
じっと見るとそのパネルの下の方に(1)と書かれている。
……なるほど、そういうことですか。
モノミ「影山さん、何か笑い方が怖いでちゅよ……」
影山「すいません、ようやくこのゲームをクリアできるんだと思うとつい、ね」
モノミ「えっ! わかったんでちゅか!?」
影山「ええ」
これまでに手に入れた手掛かり、それらをつなげてみれば簡単なことだ。
↓3まで
奥のパネルに入力する6桁の数字をどうぞ
正解者一人でもいればクリア
みんなが悩んでいる(であろう)この隙を見計らってお風呂離脱してきます
もうヒントは出揃ってるし他のところ調べても何もないから無理矢理進めたけど、よかったよね
2が兎で3がイチゴで1はカメラでいいのか?
ラストが15としかわからん
兎→と→10は無いかな…
>>349
アリエール
正解不正解どころか誰も6桁の数字を入力してなかったという……
↓3までで再安価
クレの画像の下に数字あったから
90かな?
901015みたいな?
まぁ、どうせボクなんかが導きだした答えなんて…
再開します! いいかな!?
了解
いいすよ
影山「…………」
【901015】
ピンポーン!
モノミ「あっ! 柵が開いていきまちゅ!」
影山「まあ、簡単でしたね」
モノミ「凄いでちゅね……あちしはさっぱりでちたよ」
影山「カメラの画像、記事、時計にあったイチゴの絵」
影山「これらを数字に直して入力しただけのことです」
カメラの画像のシャーンス・クレのクレの部分を数字に直すと『90』
記事の内容で唯一マーキングされてた兎を数字に直すと『10』
イチゴはそのまま『15』
それらを括弧内の数字の順に組み合わせると『901015』
つまりはそういうことだ。
モノミ「えへへ……さすがはあちしの生徒でちゅ!」
モノミはそうして奥の扉を開けようとします。
モノミ「あ、あれ? 開きまちぇんね……」
開きまちぇんのかよ!
影山「え?」
おかしい。ここまでさせて扉が開かないなんて……
ガガガガガ!!
モノミ「ひいっ!?」
すると中央の机が沈み、代わりに現れる台座とそれに乗っている拳銃と一枚の紙。
影山「これは……?」
モノミ「もしかして、これが『命がけのゲーム』……?」
モノミ「ということは、あれは本当だったんでちゅね……」
影山「待ちなさい。……何か心当たりが?」
私がそう言うとモノミはおずおずと何かの紙を渡してきました。
【ファイナルデッドルームへようこそ!
まず挑戦者の人には前座として『脱出ゲーム』に挑戦してもらいます
それをクリアした人だけがその後に待ち構えている『命がけのゲーム』に挑戦できるのです!
さあまずは『脱出ゲーム』にレッツトライ!!】
……、
影山「何故こんな大事な物を今まで出さなかったんです?」
モノミ「その……それを読んでたときに扉が開いたんで、これのことを忘れてしまって……」
影山「……いいでしょう。この際モノミがバカということはもう気にしません」
モノミ「やめて! せめて気にして!」
わめくモノミは無視して私は拳銃とその横に置かれている紙に視線を向けます。
【このゲームをクリアした人だけが奥にある『オクタゴン』へと進み、『極上の凶器』を手に入れることができます
なお、このゲームをクリアした際の難易度に合わせて豪華な特典もありますが、くれぐれも無理はなさらぬよう!】
影山「ただの注意書きですか……」
モノミ「もしかして、ロシアンルーレットをやれってことでちゅかね?」
影山「ロシアンルーレット?」
モノミ「はい。6発ある弾倉から弾を5個抜いて弾倉を回転させて自分のこめかみに向けて撃つというものでちゅ……」
なるほど、それなら確かに命がけのゲームと呼べなくもない。
影山「……ですが、それって本当に正しいんですか?」
影山「5発抜いて撃ったところで死ぬ確率は6分の1……これじゃあツマラナイと思います」
モノミ「ほぇ?」
影山「だから私はむしろ、抜く弾数が5発じゃなくて残す弾数が5発だと思いますね」
モノミ「え……?」
私はそうして拳銃から弾丸を1つ抜いて、自分のこめかみに当てます。
鉄製のひやりとした感触が私のこめかみに伝わった気がしました。
モノミ「あのー……影山さん、何をする気でちゅか……?」
影山「何って……ロシアンルーレットですよね?」
モノミ「で、でも今拳銃には弾丸が5発入ってるんでちゅよ!? それじゃあ影山さんが助かる確率は……!!」
影山「6分の1ですね」
それがどうかしたのか。
モノミ「だ、ダメでちゅ! それじゃあ影山さんが……!」
影山「大丈夫ですよ。だって私は『超高校級の幸運』なんですよ?」
影山「6分の1すら勝ちとれないのなら、ここで朽ちた方がよっぽど幸せです」
影山「……それに、私の幸運は特別でしてね。これまでの不幸や幸運がそのまま次に訪れる不幸や幸運に上乗せされるんですよ」
これまでに起きた不幸が大きければ大きいほど幸運なことが。
これまでに起きた幸運が大きければ大きいほど不幸なことが私には訪れる。
影山「だから安心してください! 私が本当に『超高校級の幸運』ならここで死ぬわけがないんです!」
影山「こんなゴミみたいな才能でも、これが私の取り柄なんですから!!」
モノミ「影山さ――」
↓1コンマ判定
17+18+22=57
よって↓1のコンマ57以下ならクリア
それ以上なら失敗してゲームオーバー
いけ
縺輔※
脱出ゲーム通して影山が好きになってきた
カチリ。
影山「……どうやら、クリアしたみたいですね」
モノミ「…………」
モノミ「今日この瞬間ほど、影山さんを怖く思った瞬間はありまちぇんよ……」
影山「そうですか?」
でも、これは私が『超高校級の幸運』である以上当然の結果なのだ。
だから私はなんとも思わない。思う必要がない。
影山「さて、行きましょうか。この先が『オクタゴン』なんでしたっけ?」
モノミ「はい……」
モノミを引き連れ、私はこのファイナルデッドルームを後にするのだった……
【Info】
ファイナルデッドルームをクリアしました
オクタゴンに進みます……
17と18と22って何の数字?
【コマエダげきじょう】
狛枝「100を6で割って、小数点を切り上げると17になるよね」
狛枝「さらにchapter4が開始されたときと、影山さんが夏目君にお尻を揉まれたときにそれぞれコンマ判定をしたんだけど……その合計値が57ってこと」
狛枝「さすがに17以下成功じゃあ絶対失敗するだろうという作者の配慮で、そういう判定の仕方にしたんだけど……」
狛枝「そんな作者の意図を無視して影山さん09っていうコンマを出したよね! さすがは超高校級の幸運だよ!」
狛枝「……さてと、本当はオクタゴンまで進めたかったんだけどいい加減作者は眠いらしくてね……今回の更新はここまでだよ」
狛枝「質問等は受け付けてるから、寝るまでは答えてくれるってさ」
影山好きになってきたけど夏目と夏目視点が恋しくもなってきた
>>369
狛枝「ごめんね……でもそろそろ夏目クン視点に戻るからさ!」
どうやら脱出ゲーム通して影山を好きになってる人がいるようで……ありがたやありがたや
これはあれだな。近々支援絵が来るフラグやな(白目)
これ以上質問も無いようなので寝ます
乙でしたっと
本日21時頃から更新予定
安価はおそらく、無いですが
よろしくお願いします
予定どおり9時頃更新予定
よろしくお願いします
あいよ
ふっ
ふぅ
【オクタゴン】
モノクマ「はいはーい! 影山さんファイナルデッドルームクリアおめでとうございます!!」
そのオクタゴンに足を踏み入れると、待ち構えていたかのようにモノクマが姿を現しました。
影山「……連絡エレベーターの修理はどうしたんですか?」
モノクマ「そんなのはもう終わったよ! あと、ストロベリータワーの扉も直しておいたから!」
影山「そうですか」
モノクマ「それにしても、まさかあのロシアンルーレットを最高難易度でクリアするなんて……」
モノクマ「うぷぷ……これは面白くしてくれそうだね、キミ」
影山「どういう意味でしょうか」
モノクマ「まあそれは置いておいて……まずはクリアした特典をあげよう!」
そうしてモノクマは二冊のファイルのようなものを差し出してきます。
影山「これは?」
モノクマ「未来機関のファイルの続きと、あとキミたちの希望ヶ峰学園時代のプロフィールだね」
渡されちゃいましたね
モノミ「ええっ!? ほ、本当にそんなのをあげちゃうのでちゅか!?」
モノクマ「ん? モノミちゃん……なんでここにいるの?」
モノミ「まさかの存在否定!?」
モノクマ「いやいや、だってモノミちゃんロシアンルーレットやってないよね?」
モノミ「いや……それは影山さんがやりまちたけど……」
モノクマ「他人の功績に乗っかるなんてなんて恥知らずなんだオマエは!」
モノクマ「というわけでほら、戻る!」
モノミ「いやああああッ!? 耳がもげちゃう!?」
そんな不毛なやり取りを繰り広げてファイナルデッドルームに戻るモノクマとモノミ。
モノクマ「ああ、そうそう! その情報をどう使うかは影山さん次第だからね!」
バタン。そう言い残してモノクマ達は今度こそ扉の奥に消えていきました。
影山「……さてと」
とりあえず、このファイルは後回しにして周囲の調査と行きますか。
おっ?これはこれは…?
□■□■□
結論から言うと、ここはまさに武器庫と呼ぶに相応しい場所でした。
剣に槍に斧に銃にハンマーに毒薬。さらにチェーンやワイヤー等の小道具類まで。
……そしてそんな武器庫に似合わない小さな小窓が1つ。私はそこから外を見てみます。
影山「なっ……!?」
そこから見えた光景は予想外なもので。
私は言葉を失うしかありませんでした。
……ですがそれも一瞬のこと。私の顔には無意識のうちに笑みが浮かんでいました。
影山「ふふ……」
ふふふふふふふふふふふふふふふ。
ふふふふふふふふふふふふふふふ。
なるほど、これは確かに『極上の凶器』と呼ぶに相応しい。モノクマの思考に不本意ながら感心するしかありません。
影山「調べれるのはこれくらいですか……なら、あとはこのファイルを読みますか」
みなさんはどんな顔をしてくださるでしょうか。
いや、そんなことを思うのもおこがましいですね……私は希望の踏み台になれればそれでいいのですから。
そしていつかは――
思考を振り払って私はまず、希望ヶ峰時代のプロフィールを読みます。
……、
…………、
………………、
影山「なんですかこれは……!?」
そこにあった情報は私の考えを遥かに上回る情報で……いつしかページを捲る手は早くなっていました。
影山「……なるほど」
そうして全部を読み終え、私はそう小さく息を吐くしかありませんでした。
……この情報が確かなら、私はとんでもない思い違いをしていたということになります。
ですが、それと同時に――私はついに見つけたということにもなります。
影山「ここにあったんですね……」
私の……探し求めていたものが……!!
あは。
あははははははははははははははははははははははははは!!
はははははははははははははははははははははははははは!!
【Info】
夏目視点に切り替わります……
【マスカットハウス 2階ラウンジ】
「……てんのか……め!」
……、
「聞いてんのか夏目!!」
その言葉で俺は我に返る。
いけない、ボーっとしていたみたいだ。
夏目「あ、ああ。なんだ?」
ジョー「聞いてなかったのかよ……連絡もないし捜査を再開しておいた方がいいんじゃねぇのって話」
夏目「ああ、それか……」
確かに、あっちからの連絡を待っていてそのまま裁判開始、なんてことになったらマズイしそうした方が良さそうだな。
もし連絡が来ても呼び出し音を聞き逃す、なんてことはなさそうだし。
夏目「よし、それなら――」
そうして1階に戻ろうと振り向く。
ジョー「ぬあああああっっっ!?」
夏目「か、影山!?」
そこには、なぜかストロベリーハウスで立ち往生しているはずの影山の姿が。
影山「……どうも、夏目さんにジョーさん」
俺たちの驚き方を見ても動じず相変わらずの余裕の態度でほほ笑む影山。
夏目「どうも、じゃないだろ! どうやってここに来たんだよ!?」
影山「…………」
影山「……超能力だったら、どうします?」
……は?
ジョー「待て待て待て! そんなトンデモな能力が実在してたまるか!!」
影山「あら、マジシャンのジョーさんらしからぬ発言ですね」
ジョー「オレのは細工してナンボの能力だからな!」
そんなことを胸張って堂々と言うなよ……
影山「なんて冗談はさておき、私実はクリアしてきたんですよ」
ジョー「何を」
影山「もちろん、ファイナルデッドルームです」
なっ……!?
ファイナルデッドルームって、あの『命がけのゲーム』があるとかいう……!?
ジョー「それって、『命がけのゲーム』があるとかいう……」
影山「とはいえ、ちょっとした脱出ゲームとロシアンルーレットをやっただけですけど」
夏目「拳銃に1発弾丸を残して弾倉を回転させて、自分のこめかみに向けて撃つっていうあれか?」
影山「そうですね。ただ、難易度が設定されていてクリアしたらそれに見合った報酬が得られるって話だったので……」
影山「拳銃には5発残して、やりました」
……はっ!?
ジョー「ま、待てよ! それじゃあ生き残る確率は……!」
夏目「6分の1だな……お前、そんなのやったのか!?」
影山「ええ。まあ、6分の1も勝ち取れなくて何が超高校級の幸運だって話ですよね?」
影山「なので、驚くことは何もありませんよ。私が勝つのは必然だったんですから」
そんな自殺行為をしてきた影山はにこりと笑ってそう言った。
……なんで笑えるんだよ? 狂ってるなんてレベルじゃないぞ……!
ジョー「あー……ダメだ、やっぱりオレこいつとは心底合わないわ……」
ぐったりとした様子でジョーが言う。
影山「それは残念です」
ジョー「……オレ、先に現場戻ってるから。夏目も早く来いよ」
そうしてジョーがゆらゆらとラウンジを後にする。
……まあ、当たり前の反応だな。あんなことを平然と語られて普通はああいう反応をするものだ。
俺は、なんとか平静を保っているけれど。
夏目「……さてと。俺達も戻るとするぞ」
影山「夏目さん」
その瞬間、俺の隣にいる影山がそう呼んだ。
見ると影山はじっと俺を見つめていた。その視線はやけに熱っぽく、それでいて暗い視線だった。
夏目「な、なんだよ……」
そのまるで最初の裁判で見た影山の瞳に気圧され、俺は思わず一歩壁に向かって後退してしまう。
すると影山が無言のまま、一歩俺に近づいてきた。
影山「私、ようやく見つけたんですよ」
夏目「何を……」
俺の言葉など聞いてないのか、影山はうっとりとしたような表情と瞳をただ俺に注いで一歩、また一歩と近づいてきた。
影山「今までの人生、散々でしたけどそれでも私はある1つの希望を探して今まで生きてきました」
影山「私はその希望と1つになりたい。それだけが私――影山詩乃の生きる希望だったんです」
影山「その希望が今、こうして目の前にあるんです……」
もはや俺にわからせて話してはいないのか、影山はそんなことを言っている。
俺は影山が一歩近づいてくるにつれて一歩下がるが、それを繰り返していけばやがて壁に追い込まれるのは当然なわけで……気付けば俺は影山に壁に追い込まれていた。
影山「正直、今私は悩んでいますけれど……」
そうして影山は俺の両頬に手を添えて
影山「それでも、今こうして私が望んだ存在がいるのなら……」
抵抗すらできずにいる俺の顔に自分の顔を近づけて
影山「今は、こうしたいです」
俺の唇に、口づけをしてきた――
離脱。何かあればどうぞ
この時ほど!幸運枠が女でよかったと思ったことはないぞッ!
影山さんメインヒロイン化待ったなし
女キャラが少ないからね。影山でもいいよね。
あれ…?可笑しいな。俺、兎呑さんが好きだった筈なのにいつの間にか影山の事が好きになってる
シャーンス・クレ……
幸運と鍵……
>>393
!?
影山さんの株が急上昇してるなおい……
もう少しだけ進めるよっと
せんせー、最咲さんと兎呑さんが息してませーん
僕のはもしこれが男だったら小一時間ほど外の風に当たってくる事態となったろうという意味だがな
俺は今、何をされてるのかまったくわからなかった。
いや、わかってはいる。ただ頭が理解したくないのだ。
だって、こんなところに監禁されて。
コロシアイが起きるまで食事は抜きだとか言われて。
そんな中で正道が死んで。
今他の皆は捜査の真っ最中だっていうのに――なんで俺は影山にキスをされている?
影山「ふふふ……」
俺から離れた影山はそうして微笑む。
……じゃなくてだ!
夏目「おま……! 何をしてるんだっ!」
影山「何って、キスですよ。おかしなことですか?」
動揺している俺とは裏腹に影山はしれっとそんなことを言った。
影山「別段おかしなことではないでしょう。私が探し求めていた存在がこうして目の前にいるのなら、愛を誓うのも当然のこと」
影山「とは言っても今は見極めの段階……もしかしたらあのファイルの情報がまったくの偽情報なんてこともありますからね」
夏目「ファイルだと……?」
影山「私がファイナルデッドルームで手に入れた『未来機関のファイル』と『希望ヶ峰時代のプロフィール』のことですよ」
そういえば、何か特典を貰ったみたいなことを言っていたな……
影山「とはいっても、未来機関のファイルの方はこれといって興味は湧かなかったですけどね」
影山「コロシアイ学園生活の全貌が載っていただけなので」
影山「むしろ、私が興味を持ったのはプロフィールの方です」
夏目「……そこに何が載っていたんだよ」
影山の言葉を信じるのなら、影山の様子がおかしくなったのはそのプロフィールが原因のはず。
なので俺がそう尋ねると影山はうーんと似合わない声を出した後でこう言った。
影山「それは秘密です」
夏目「なっ……!?」
夏目「なんで秘密なんだよ!? 今はそんなこと言ってる場合じゃ……!!」
影山「言ったでしょう? 今はまだ見極めの段階なんです。夏目さんや他のみなさんに余計な情報を植え付けてしまうのは避けたいのですよ」
影山「それに、私もまだ迷っているのでね」
何を迷っているっていうんだよ……わけがわからないぞ……!
影山「ですが、安心してください。もうほとんど夏目さんが私の探していた希望なのは確定なのです」
影山「……希望だった、とでも言うべきなのでしょうがね」
影山「問題なのはその先なんですよ」
俺が影山の求めていた希望で、問題はその先?
夏目「わけがわからないぞ……」
影山「わからせようとして話してないですから。でも、今言えることは――」
そうして影山は続ける。
影山「――私の心も、体も。血の一滴まですべて夏目さんに捧げるつもりです」
影山「ですから夏目さんは夏目さんのまま――才能に愛される夏目開人さんでいてください」
影山「そうして『今度こそ1つになりましょう』」
影山「精神的にも、肉体的にも……ね」
……本当にわけがわからなかった。
影山詩乃。この女はどこまで知っているんだ? 俺達よりどこまで前に、進んでいるんだ?
ファイナルデッドルームで、何を見たっていうんだ……!?
そうして俺は混乱する頭のまま、影山と共に現場の一階に戻るのだった……
【モノクマげきじょう】
モノクマ「うぷぷ……いい感じに夏目クンが混乱しているね」
モノクマ「さて、この小さな混乱が最後にどんな花火を打ち上げるのか……ボクは今から全裸待機させてもらうよ!」
モノクマ「なーんて、いつも全裸なんだけどね!」
モノクマ「さてと、今回はきり良くこのあたりで終わりとするよ」
モノクマ「……眠いし明日もお仕事だから、なんて言えない」
モノクマ「あと春だからなのかは知らないけれど、若干モチベーションが下がりつつあるんだって」
モノクマ「コイツそのうちまた失踪するんじゃねぇ?(白目)」
モノクマ「とりあえずいつもどおり質問意見感想雑談支援絵叱咤激励大歓迎コーナーを設けるから、何かあればお気軽にどうぞ!」
モノクマ「寝る宣言するまでは寝てないと思ってくれていいと思うよ」
夏目くんのことが好きだった女子は最咲さん、
兎呑さん、トワイライトシンドロームの時代の姶良さん、これらに影山さんが加わりました…
夏目くんはハーレム王でも目指すんですかねぇ?(白目)
御陵さん以上にモテてるじゃないか夏目君
>>402
>>403
モノクマ「御陵さんよりモテてるからって幸せな人生歩めると思ったら大間違いだよ! >>1もボクもそういうのはモノミの次に嫌いだからね!」
モノクマ「まあ、現時点で影山さん以外全員死んでるっていう死神っぷりを見せつけてくれてるけどね……」
なんか厄介な人にばっかり目つけられてるよな夏目
最咲(ヤンデレ)に始まり、姶良(女キチガイ枠予定だったらしい)、影山(言うまでもなく)
何で兎呑さん退場してしまったんや……
>>405
モノクマ「兎呑さんはもういないのだよ……絶望の礎となってね……」
モノクマ「しかしそうやって見直すと姶良さんキチガイ枠にするまでもなく女キチガイは二人もいたね」
影山はともかく最咲さんは純愛だろいい加減にしろ
純愛では無いよね… 姶良さんは財閥系の掘り下げあると思ったんだけどな。 姶良さんはなんかさん付けした方が語呂が良く感じる
>>407
モノクマ「どうやらボクとキミの中での純愛の意味合いが違うみたいだね……」
モノクマ「なんてのは冗談で、気を悪くしたならごめんよ」
>>408
モノクマ「掘り下げる前に死んじゃったから……仕方ないよね?(投げやり)」
寝ます
次回の更新は20時頃、捜査再開となるんですが……あとは影山に着いてくだけなんだよな。安価あるかどうか危うい……無くてもいいよね
支援絵等は大歓迎
下がり気味なモチベーションも急上昇することでしょう
余談ですがchapter3では夏目は二度、バッドエンドの危機に陥ってました。華麗に回避しやがりましたが
では乙でした!
乙。安価無くても良いよ。ここの更新が仕事終わりの楽しみです
影山に着いてくだけ(意味深)
最咲さんなら笑顔で「純愛ですよぉ?」とかほざきそうな気がしないでもないが
最咲さんは綺麗な心と体のまま夏目と心中しようとしただけのいい子だから……
遅れます。もし更新できなさそうだったらその旨伝えに来ます
たやすく想い人を死なす決断のできる女がいい子であるものかッ!
じゃあ影山か
なんかモチベーション上がらないんで本日おやすみさせていただきますね
次の更新も未定ですがたぶん明日になるかと
何かあれは書き残してくだされば随時返信させていただきます
>>1は個人的にどのキャラの支援絵が見たい?
そのキャラの外見のイメージも教えてほしい
姶良さんどんな感じのキチだった?狛枝みたいな感じ?
>>418
了解、下手だし描くの遅いけど頑張ってみようかな…
俺最咲のイメージモバマスのまゆだったわ
一応20時頃更新しますね、よろしくお願いします
あとパソコンで絵を描くのってどうやるんですかね……教えて希望厨!
影山「それは違いますね……」反論!
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/upgun/up1/source/up75769.jpg
最咲→デアラ狂三
始良→ペルソナ3ゆかり
歩→ゼアル・Ⅳ?
最咲始良より歩のイメージキャラが全く思い付かん……
(歩って誰だ)
其儀歩、最初の被害者
棋儀なんだよな…
こんばんは
21時頃ひっそりゆっくり更新します
ほいきた
イラスト頑張ったな
>>430
自分が絵を描くという禁忌を侵しました
以後自重しましょう
【マスカットハウス 1階】
言乃木「夏目と――影山? アンタ、なんでここにいるんだい?」
1階に降りてきた俺と影山を、すでにストロベリーハウスから来ていた言乃木や筆原、湯川が出迎えてくれた。
影山「嫌ですね、まるで私がいると迷惑そうじゃないですか」
言乃木「そのつもりで言ったんだけどね」
筆原「こ、言乃木さん……」
あの中に入ると余計な火の粉が降ってきそうだし、俺は俺で捜査を開始するかな……
湯川「……うーん」
すると、何やら真剣な顔で階段の上の方を見上げる湯川の姿が。
夏目「湯川、何か気になることでもあるのか?」
湯川「……あ、夏目さん。えっと、あそこのところなんですけど……何か傷みたいなの見えませんか?」
隣に並び、湯川が指差すところを見る。
…………、
夏目「悪い、よくわからない」
湯川「そうですか――って、夏目さん?」
すると湯川が何かに気付いたように俺の顔を見る。
夏目「ん?」
湯川「唇のところ、うっすらと口紅のようなものが……」
なあっ!?
湯川に言われて反射的に口元を拭う。
それはもう全力で。
以下パソコンから投下
湯川「???」
俺の様子に首を傾げる湯川。
危ない……これが言乃木相手だったらおそらくすぐに見抜かれていただろう。
影山「あら、夏目さん。何をしているのですか?」
すると先ほど俺にとんでもないことをした影山本人がやって来た。
夏目「なんでもない。というかお前、言乃木や筆原のところにいたんじゃなかったのかよ」
影山「そうなんですが、どうやら私は言乃木さんにめっぽう嫌われているみたいで……どっか行ってくれと厄介払いされました」
影山「ですので夏目さんのところに来たわけです」
単独行動しててくれ頼むから……
湯川「……影山さん、ファイナルデッドルームクリアしたんですね」
影山「ええ。湯川さんの心配は杞憂だったみたいですよ」
クスリと笑って影山がそう答える。
湯川「……言いたいことはいろいろありますが、とりあえずそれは保留としましょう。まずは裁判を乗り越えることが先決ですからね」
影山「そうですね。……ところで、先ほどの会話少し聞かせてもらいましたが……」
夏目「聞いていたのかよ」
影山「とっておきの物がありますよ?」
□■□■□
【マスカットハウス 三階】
そうして影山に連れられてやってきたのは三階にあるモノクマ資料室だった。
夏目「こんなところに何があるんだよ」
影山「二人は高いところを調べたいんでしょう?」
影山「それに最適な物があるのです」
そうとだけ言って影山は資料室の奥の方に行ってしまう。
夏目「……」
そんな影山の背中を見つめ、本当にどうしたのだろうと頭を悩ませる。
アイツは明らかに様子がおかしくなっている。ファイナルデッドルームで何を見たのか……
湯川「……」
ふと、じっと天井を見上げている湯川を見つける。
アイツはアイツで何をしているのか。さっきから上ばかり見上げているけれど。
夏目「湯川?」
俺が声をかけると同時に、奥に引っ込んだ影山が戻って来た。
影山「ありましたありました。これです」
夏目「なんだそれ……脚立か?」
影山「最初モノクマ資料室を訪れたときにちょっと見つけましてね。伸縮自在で持ち運びも便利なんだとか」
まあ、資料室なら確かにそういう脚立があってもおかしくはないか。
夏目「……なんにせよ、これでさっきのところの調査ができるな」
影山「ええ」
夏目「よし、湯川もいつまでも天井ばかり見上げてないで戻るぞ?」
湯川「……あ、はい。そうですね」
そうして俺達はその脚立を持って先ほどの一階に戻るのだった(ちなみに脚立は俺に押しつけられた)
□■□■□
【マスカットハウス 一階】
再び戻ってきたマスカットハウス一階。そこで俺達はさっそく脚立を伸ばしてみることにした。
湯川「おおっ、結構伸びますね……」
湯川の感嘆の声のとおり、その脚立は意外なほどに伸びるようだった。天井まではさすがに届かないものの、20メートルは越えそうだ。
……伸びすぎじゃないか? どんなことを想定してこんな物作ったんだモノクマは。
影山「さてと、それじゃあさっそく誰か登ってみますか」
影山「足場が不安定になるので、一人が上で調べて残りの二人が支える役目ですね」
↓2
1夏目が調べる
2夏目は支える方に
少し離脱がてら安価取ってみる
新規オリロンパに人が流れているようでしたら1で進行します
2
1
1
よかった人いたよ
再開
夏目「なら、俺が上に登って調べる」
影山「さすが夏目さんです、ではどうぞ」
……何か腹が立つがまあいいだろ。
湯川「すいません……お願いしますね」
夏目「ああ」
そうして湯川と影山が支える側に回り、俺が上の調査に回る。
夏目「……これは」
するとそこには何かの傷痕があった。まるで壁を抉ったような、そんな痕が。
なんだこれは……?
□■□■□
湯川「夏目さん、どうでした?」
脚立を降りるとまず湯川がそう尋ねてきた。
夏目「何かで抉ったような傷痕が二か所あった。何が原因かはわからないけどな」
影山「……なるほど」
マスカットハウスってそんな天井高かったっけ
すると影山がそんな声を出した。
夏目「なんだよ、何かわかったのか?」
影山「いえ、まさか。まだわからないことだらけですよ」
影山「ですがそうですね……そのわからないことを少しでも減らすために、このあたりで一回そちらの捜査の結果を教えてくれるとありがたいのですが」
夏目「…………」
それは正論なのだが、相手が影山だとどうしても裏が無いかと勘繰ってしまう。
いや、思考が読めないから警戒してしまうと言うべきか……。
湯川「……夏目さん、警戒する気持ちもわからなくもないですが、今はそんなことしている場合じゃありませんよ」
湯川「それに影山さんだって私達の『仲間』なんですから……」
俺の不安を察したのか、湯川がそうやって言ってくれる。
影山「ああ、安心してください。何度も言っているように私は『希望』の味方なんです」
影山「今まではクロとシロ……どちらが私の求める『希望』なのか見極めるためにあんなことをしていましたが、現時点での私の『希望』は夏目さんですから。その夏目さんにとって仇になるような行為はしませんよ」
ニコニコと、実に胡散臭いことを言ってのける影山。
……、
…………、
夏目「わかった。それじゃあ話す」
そうして今まで俺が捜査してきてわかったことを影山と湯川に話していく。
□■□■□
湯川「なるほど……」
影山「今回はようやく少し私好みの事件になりそうですね……」
夏目「…………」
言いたいことはあるが、今は無視だ無視。
湯川「なら、私は捜査に向かいます。今の話を聞いて1つ気になることもできましたし」
影山「それなら私は言乃木さんや筆原さんに聞き込みといきましょうか。事件発生のときに何をしていたのか気になりますからね」
そうして湯川と影山がそれぞれ別の方向に向かう。
俺は……
↓2
1湯川に同行する
2影山に同行する
3単独捜査
【Info】
コトダマ【モノクマ脚立】ゲット!
モノクマ資料室にあった脚立。伸縮自在でどんな高いところでもたいていは届く。
なお足元のところは色移りがしやすいもよう
コトダマ【壁の傷痕】ゲット!
正道が倒れていたところの上にある壁に不自然な傷痕を二か所発見。
コトダマ【突然現れた影山】ゲット!
連絡エレベーターが壊れているのにも関わらず影山はストロベリーハウスからマスカットハウスへと移動してみせた
なおこの安価は裁判の展開が変化こそするものの選択を間違えたからといってペナルティは発生しないものとする
2
2
2
ここで影山推しである
夏目「待て影山。俺も行くぞ」
影山「あら、私なんかとご一緒していいのですか?」
影山「確かに私としては夏目さんが同伴してくれるのならこれほど嬉しいこともありませんが……」
夏目「気持ちの悪いことを言うな。お前が何かしでかさないか見張るだけだ」
夏目「それに筆原だけならともかく言乃木相手にお前が何かしでかさないわけがないからな」
影山「そうですか。それなら行きましょうか」
□■□■□
言乃木「事件が起きたころ何をしていたかって?」
俺と影山がそう話を切り出すと、言乃木は露骨に顔をしかめた。
影山「はい。ジョーさんの証言からして6時45分頃ですかね」
筆原「ええと……そのころはラウンジで湯川さんと話をしていました」
筆原「お腹が空いて眠れなかったので……湯川さんに話相手になっていただこうかと」
夏目「それを断らない湯川も凄いな……アイツだって状況は同じなのに」
筆原「す、すいませんっ!」
夏目「い、いや! 別に筆原を責めてるわけじゃ……!」
影山「それで言乃木さんは何をしていました?」
筆原を無視して話を進める影山。
言乃木「……そのころは生憎、寝ていたよ。空腹でもうどうかなりそうだったからね」
夏目「どうかなりそうって……」
具体的な例が挙がってないものの、言乃木が言うと不穏な雰囲気が漂うな。
夏目「まあいいか。それで、他に何か気になることは無いか?」
筆原「気になること……」
筆原「そう言えばちょうどそのころにラウンジの壁時計のアラームが鳴り響きましたね」
壁時計のアラーム?
夏目「そうなのか?」
筆原「はい。そのときは私と湯川さんで止めたんですけど……」
言乃木「……」
影山「……」
【Info】
コトダマ【事件前の筆原・湯川】ゲット!
事件前の二人はラウンジで話しこんでいたとのこと
コトダマ【事件前の言乃木】ゲット!
事件前の言乃木は自室で寝ていたとのこと
コトダマ【壁時計のアラーム音】ゲット!
6時45分頃、ストロベリーハウスのラウンジにある壁時計のアラームが鳴ったとのこと
その音はかなり大きく、筆原と湯川の二人で止めたらしい
キーン、コーン……カーン、コーン……
『時間だよ……時間だね……』
『さあ! 皆大好き学級裁判がはっじまるよー!』
『生徒諸君はストロベリータワーに来なさい! やれ急げ! それ急げ!』
『風になれ! もっと熱くなれよ!!』
今のは……モノクマの放送か。
言乃木「始まるのか……」
筆原「また、あんなことをしないといけないんですね……」
夏目「でも、ストロベリータワーに来いって言ってたけどおかしくないか? だってマスカットタワーの奥の扉には頑丈そうなチェーンが……」
湯川「その心配はいりませんよ」
不意に湯川が俺達のところにやって来た。
言乃木「どういうことだい?」
影山「……なるほど、湯川さんもだいたいは気付いたんですね?」
湯川「はい……このドッキリハウスの正体が……」
【Info】
捜査パート終了します
もう裁判か!
これだけのコトダマで真相に辿り着ける気がしない…
とりあえず離脱。お風呂入るよ!
ようやく裁判か。長かったな……もうこのスレ半分近く使ってるしよ……
オリロンパ定期的に新しいの立つね。そろそろ才能被りとか出てきそうなくらいに
では何かあればお気軽にどうぞなんです
とりあえずコトダマリストのデータ間違えて消してまったからまたコピペしまくって新しく作らないとな……
今何個あるんやコトダマ……
乙、影山さんがメインヒロインになってきたな
>>456
何故こうなったのか、それはこちらもよくわかってません……
裁判前まで進むよー
【イチゴ回廊】
湯川と影山の二人に従い、俺達は言われるがままストロベリータワーの前までやって来た。
砂射「本当にこの状態のまま扉が開くのか?」
足立「俺達の考えのとおりなら、あのチェーンをどうにかしない限りは開かないはずだけど……」
湯川「その前提の考え自体が違ったんですよ」
怪しむ二人に湯川がそう言い聞かせる。
ジョー「ん? なんだそれ、コンパスか?」
影山「そうです。疑念を確信に変えるために少し実験をしてみました」
夏目「実験?」
思わず俺がその会話に割り込むと、影山は頷いた。
影山「結論から言うと、このコンパスは連絡エレベーター内で180度回転しました」
180度回転……?
【Info】
コトダマ【影山の実験結果】ゲット!
連絡エレベーター内で180度回転したとのこと
湯川「じゃあ、開けますよ」
俺がその理由について頭を悩ませていると、湯川のそんな声が耳に届いた。
そして少しの間の後で――
ガチャン!
――扉は開いた。
【ストロベリータワー】
言乃木「な……!?」
筆原「ひ、開きましたね……」
砂射「なん……だと……!?」
その結果に思い思い反応を示す。
当然俺もそのまさかの結果に戸惑うしかなかった。
【Info】
コトダマ【タワーの違和感】ゲット!
マスカットタワーの奥の扉が塞がれている状態でストロベリータワーの扉を開こうとしたところ、扉はなぜか開いた。
ゴゴゴゴゴ……!!
ジョー「ん? なんだこれ……地響き?」
驚くのもつかの間、今度はそんな地響きが鳴り響く。
モノミ「みなさん! 危ないでちゅ!」
言乃木「アンタこんなところにいたのかい……」
そうしていると、地響きは次第に大きくなっていき――やがて、タワーの中央部の下からいつものモノクマロックが出現した。
夏目「……は?」
ジョー「これに乗ってけってことか!?」
足立「これはまた大がかりなことをしたな……」
言乃木「……上等だね。いつまでもビビってると思ってたら大間違いだよ……!」
まず、意外にも言乃木がそんなことを言って中に入る。
ジョー「あ! おま、これ絶対罠だろって!」
足立「まさかジョー君にそうやって言乃木さんが言われるなんてね……」
筆原「世も末、ですね」
砂射「生死を賭けた修羅場など、何度も経験してきた身だ。今さら怯える必要もあるまい……」
さらに4人が続き、残るは俺と湯川と影山だけ。
湯川「……行きましょう夏目さん。今度こそこれで最後にして、それでもうこんなコロシアイは起こさせないんです」
夏目「そうだな……」
ちらりと影山を横目で見ると、影山はこんなときでも笑っていた。
影山「では、お願いしますよ夏目さん。私にアナタの希望を見せてください」
影山「……それで、私が見極めることができるんですから」
そうとだけ言って影山も中に入る。
湯川「……今のは、どういう意味ですか?」
…………、
夏目「なんでもないよ」
□■□■□
ジョー「……こうやってると、あの連絡エレベーターがどれだけ高性能だったか思い知らされるな」
言乃木「なんだいいきなり」
足立「察してやってくれよ。なんでもいいから話をしないと、やってられないんだろう」
砂射「……それが当然のことなのだがな」
すっかり人数と口数が減ったエレベーター内ではそんな会話だけがされていた。
だが、それだけ。それが終われば場の空気は沈黙に支配される。
そうしてエレベーターが止まり、扉が開いた。
モノクマ「やあやあ。ようやく来たね?」
モノクマ「もう説明はいらないよね? つーわけで男子も女子も席につけ!!」
モノクマに言われ、俺達はそれぞれの席に立つ。
不本意ながらこれで4度目となるその一連の流れはすでに俺達の体に染みついていた。
『超高校級の拳法家』正道健一……
寡黙で口数が少なかったが、その毅然とした態度は見る者を安心させるものがあった。
正道もまた、俺達の仲間だったのだ。
その正道を殺した犯人が、この中にいる?
――殺さなければ餓死していた、なんて言い訳は通用しない。
――誰かがやらなければ全滅していた、なんて言い訳も通用しない。
殺人は殺人。どんな理由があろうとそれは決して行ってはいけない行為であることは俺達全員が理解していた。
だからこそ、俺達はやらなければならない。
生き残るために。
正道の無念を晴らすために。
仲間のために、仲間を犠牲にしなければならない。
――こうして始まる。
『希望』と『絶望』が渦巻く、命がけの『学級裁判』が……
ここから始まる。
【モノクマげきじょう】
モノクマ「前作5つの事件に加えて、今作これで4つ目の事件」
モノクマ「すなわち>>1は現在9個の事件を発生させてきたんだけど……」
モノクマ「よく足りない頭で9個も事件を考えたよね」
モノクマ「さてと、今回はここまでだから以下質問受け付けコーナーになるよ」
モノクマ「意見等も大歓迎だから質問じゃなくてもぜひ書き込んでくださいな」
モノクマ「にしても、影山さんいきなり人気になったね。兎呑さんと並ぶくらいなんじゃない?」
それは>>1の判官びいきの起こす錯覚です
だってまだ影山さんがおかしくなって少ししか経ってないぜ?
>>464
モノクマ「作者がえこひいきしてる、という解釈でよろしいですか?」
モノクマ「だとしたらごめんなさい、そんなつもりは無かったのです……」
ここでは爆発してほしくなるような展開は用意してますか
くるりんと神原さんみたいな
いっそのことらーぶらーぶさせてからかたっぽを殺して絶望を与えてほしい
ひいきしてるとは感じとらんよ
>>1は公平に進めてると思う、早死に故の一部キャラの薄さは仕方ないし
>>466
モノクマ「首括クンと神原さんを例に出すなよ!」
モノクマ「それはともかくとして……そういうのは雪咲クンと五十隅さんの役目だったのに二人ともchapter2でご臨終してしまったし……他の人たちもこれかららーぶらーぶするのは手遅れ感があるんだよね……」
モノクマ「というか最咲さん兎呑さんが死んだのにそういうのを求めるのかキミは! 最高だよ!」
>>467
マジですか。勘違い恥ずかしい……
早死にしてなくてもキャラ薄いのとかいますけど、それは完全技量不足ですそこはすいません
あだっちーと筆原さんは結局どこへいったのやら
>>470
なんか描写ミスありましたかね
あったらご指摘お願いします
>>471
そうじゃなくてボーイズトークのときいい雰囲気だったから
勘違いさせてごめん
あとそろそろカプ厨みたいで自分キモくなってきたからもうこの話やめとく
>>472
いえいえ、こちらが意図を読み取れなかったのも事実なのでそんなこと言う必要はありませんよ
正直>>1は『いつ叩かれるか』『いつ飽きられるか』のスタンスでいつもビクビクしながらやってますので……
キャラのカプについても別に構いませんよ
そういう意見があってもいいじゃない(アへ顔)
それでは寝ましょう
基本的に本編と変わらない展開で読者側としても退屈かもしれませんが、完結までお付き合いくださると幸いです
最近オリロンパ増えてるんで前作から読んでくださってる人も(まだいたらですが)そちらに流れてる可能性もありますが……
じゃあ乙でした
前作と合わせて好きなキャラでも書いてくれれば画面の向こうの>>1がほくそ笑みます
言い忘れ
学級裁判開始はおそらく日曜~月曜予定
だけどどうせ土曜日の夜からになると推測。時間はまた改めてご連絡します
土日とお仕事だからコトダマリスト纏め直す時間が無いのがネック。誰か纏めといてくれないかしら(他力本願)
あと今回の事件勘の良い人はすでに犯人わかってると思う
改めて乙でしたー
影山好きにはなってきたけどやっぱ兎呑のが好きだね
一番好きなのはジョーかな
乙
乙
花笠アダッチー
9時から仕事だってのに寝れない
昼間爆睡したのが原因やな
1レスアイランドモードエンディング誰がいいか募集しようそうしよう
↓3まででコンマ一番高いレス採用
なお考えてる途中で寝るかも
乙
ジョー>>兎呑>最咲=首括>御陵かな
雪咲
すまん、リロってなかった
五十偶で
湯川
じゃあ早々に退出した甘露寺
同コンマとか絶望的じゃね?
直後コンマ50以下で五十隅
それ以外で雪咲
ジョー・最咲・兎呑・影山あたりが来ることを予想してましたがやはり早期退場組が来やすいんですかね……?
あ
ジョーって書こうとおもったら埋まってた
おはようございます
本日20時頃からもしかしたら裁判が始まるかもしれませんが、よろしくお願いいたします
雪咲エンドは次回に持ち越しということで……結局寝ちゃってましたし
コトダマ纏め次第裁判していきたいと思いますよろしくお願いします
おK
【コトダマリスト】
コトダマ【モノクマファイル5】ゲット!
『被害者は正道健一。死体発見現場はマスカットハウス1階の階段前
頭頂部に打撃痕が1つ。即死だったようだ
なお着衣の乱れや薬物の摂取は無い』
コトダマ【頭部の傷跡】ゲット!
正道の頭部の傷跡は文字通り頭頂部にあった
コトダマ【違和感】ゲット!
超高校級の拳法家である正道を撲殺できる人間は彼のポリシーである『女は殴らない』ことを考えると女性しかいなさそうだが……?
コトダマ【正道の足下】ゲット!
靴も脱げてなく、足が腫れていることもなかった。
コトダマ【ジョーの証言】ゲット!
今朝6時45分頃に何か大きな音が下の階から聞こえた。その音を確かめる際に足を滑らせたとのこと
コトダマ【連絡エレベーター】ゲット!
捜査時、連絡エレベーターは何者かの手によって壊されていた。
コトダマ【今朝の足立】ゲット!
今朝の6時30分から死体発見までの間、足立はマスカットタワーにいたようだが……
コトダマ【足立の体調】ゲット!
今朝までの足立はジョーが聞いたという物音すら聞こえないほどに衰弱していた。
コトダマ【チェーン】ゲット!
マスカットタワーの奥の扉に巻きついていた
コトダマ【銅像の足元】ゲット!
マスカットハウス1階の銅像の足元は黒色のペンキのようなものが僅かに付着していた
コトダマ【銅像の手元】ゲット!
銅像の右手は上に掲げられていて、普通にしていたらおぼろげにしか確認できなさそうだった。
コトダマ【ハンモックのようなもの】をゲット!
トイレの掃除用具入れで発見。両側に輪っかが付いているロープのようなものが伸びていて、さらに本体の部分も耐久度はしっかりとしているようだった。
コトダマ【トイレの扉】ゲット!
トイレの扉の真中付近に下から上に向けて何かで抉ったような穴があった。
コトダマ【粉末】ゲット!
トイレの床の一か所に集中するように落ちていた。何かは不明
コトダマ【大きな球体】ゲット!
足立と砂射曰く銅像が掲げていたものとのこと。重量はかなり重く、裏側に血が付着していたことからこれが凶器だと思われる。
コトダマ【変形した釘】ゲット!
床の隅に二本落ちていた。形状は強い衝撃にあったかのようにねじ曲がっていた。
コトダマ【モノクマ脚立】ゲット!
モノクマ資料室にあった脚立。伸縮自在でどんな高いところでもたいていは届く。
なお足元のところは色移りがしやすいもよう
コトダマ【壁の傷痕】ゲット!
正道が倒れていたところの上にある壁に不自然な傷痕を二か所発見。
コトダマ【突然現れた影山】ゲット!
連絡エレベーターが壊れているのにも関わらず影山はストロベリーハウスからマスカットハウスへと移動してみせた
コトダマ【事件前の筆原・湯川】ゲット!
事件前の二人はラウンジで話しこんでいたとのこと
コトダマ【事件前の言乃木】ゲット!
事件前の言乃木は自室で寝ていたとのこと
コトダマ【壁時計のアラーム音】ゲット!
6時45分頃、ストロベリーハウスのラウンジにある壁時計のアラームが鳴ったとのこと
その音はかなり大きく、筆原と湯川の二人で止めたらしい
コトダマ【影山の実験結果】ゲット!
連絡エレベーター内で180度回転したとのこと
コトダマ【タワーの違和感】ゲット!
マスカットタワーの奥の扉が塞がれている状態でストロベリータワーの扉を開こうとしたところ、扉はなぜか開いた。
総コトダマ数24個。意外と少ないな……
10分~15分後に始めます
のんびりと始めます
うぃー
学 級 裁 判
開廷!!
モノクマ「では、最初に学級裁判の簡単な説明をしておきましょう」
モノクマ「学級裁判では『誰が犯人か?』を議論し、その結果はオマエラの投票により決定されます」
モノクマ「正しいクロを指摘した場合は、クロだけがおしおきですが……」
モノクマ「間違った人物を指摘した場合は、クロ以外の全員がおしおきとなり……」
モノクマ「生き残ったクロだけにこの島から出る権利が与えられます!」
モノクマ「さあて! お腹が空いてるだろうけど頑張ろうぜ! ホテルに戻ったら豪華なウサギのカレーが待ってるよ!」
モノミ「え!? 具材はあちしじゃないよね!?」
足立「カレー云々は置いておくとして……」
足立「まずは何から話そうか」
言乃木「すまない、事件についての議論を始める前に事件目撃までの流れを教えてくれないか?」
言乃木「アタシらは結局捜査の終盤までストロベリーハウスから出られなかったからね」
砂射「確かに、このまま議論を進めるわけにもいかないだろうしな……」
夏目「わかった。なら、今朝の一連の流れを説明するぞ」
夏目「まず、俺と砂射が今朝の7時5分前にラウンジの近くで会ったんだ」
砂射「夏目も俺も、お互い限界が来ていたからな……あの時間に起きれたのは奇跡だろう」
足立「俺はそのころはすでにマスカットタワーにいたな」
足立「俺も体力は限界に来ていたけど……それでも、いつもの時間には起きれたから」
筆原「ふむふむ……」
夏目「それで階段を下りようとしたら、踊り場のところでジョーが倒れてるのを見つけたんだ」
湯川「ジョーさんが?」
モノクマ「うぷぷ……彼、階段の段差ですっ転んだんだよ! お間抜けにもほどがあるよね!」
ジョー「うっせ! うっせ!」
砂射「実際はジョーの間抜けさが原因だっただけなのだが……俺も夏目もすでに衰弱していたから、ジョーが死んでいると思ったんだ」
ジョーを無視して砂射が続ける。
夏目「俺もそれに続いて……踊り場から下を覗くと、今度は正道を発見したんだ」
夏目「今度は死体発見アナウンスも鳴って……」
足立「で、マスカットタワーにいた俺がそれを聞きつけて駆け付けたってわけだ」
言乃木「なるほどねぇ……」
言乃木が納得したように頷く。
筆原「モノクマファイルによると、正道さんは頭を殴られたんですよね?」
筆原「それなら犯人は正道さんを背後から殴って、その拍子に正道さんが階段から落ちたということなんでしょうか……」
言乃木「何故そう思うんだい?」
筆原「だって、正道さんは『超高校級の拳法家』なんですよ?」
筆原「少なくとも正面から襲った、なんてことはないと思いますけど……」
まずは正道が襲われた状況、それをはっきりさせておく必要があるな……
【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・正道の足元
・違和感
・モノクマファイル5
・チェーン
・銅像の足元
筆原「正道さんは『超高校級の拳法家』……」
筆原「少なくとも彼と正面から戦って勝てる人はいないと思います」
言乃木「よほどの【不意打ち】でもしない限りはそうだろうね」
砂射「正道の踏んできた場数は【この中の誰よりも上】だからな……」
ジョー「すると、正道は朝マスカットタワーに向かう途中……」
ジョー「【階段を下りているところを狙われて……】」
ジョー「そのまま殺されたってことか?」
↓2
論破or同意
【階段を下りているところを狙われて……】←正道の足下
↑
正解!
夏目「それは違うな!」論破!
夏目「いや、正道は階段を下りているときに狙われたんじゃない」
ジョー「なに?」
夏目「正道の足元……靴も脱げてなかったし、足が腫れてる様子もなかった」
夏目「あの高さから落下したなら大なり小なりの乱れが足元にあるはずなのに、それが無かったってことは……」
影山「正道さんは階段を下りている途中で襲われたんじゃなく、階段を降り切ったところで狙われた……」
影山「さすがは夏目さん! そんな小さなことに気づくなんてすばらしいです!」
……、
言乃木「なあ、影山の奴は本当にどうしたんだい? 捜査途中から明らかに様子がおかしいけど」
足立「特に夏目君に対する態度が変化してるね」
夏目「俺が聞きたいくらいだ……」
影山「では議論を再開しましょうか。まずわかったことは正道さんは階段を下りる最中ではなく、階段を降り切ったところで襲われたということですが」
砂射「確かにそうだが……」
ジョー「それが何か関係あるのか? 階段を下りる途中だろうがそうじゃなかろうがたいして変わらないと思うけどよ」
ジョーの言うことも理解できなくはない。
でも、これは後々頭に入れておくべきこと――だと思えるんだ。
【Info】
コトダマ【正道の襲われた状況】ゲット!
正道は階段を降り切ったところで狙われたようだ
足立「……でも、わかってることはそれだけじゃないと思うんだけど?」
筆原「えっ!? 本当ですか!?」
そこで足立がそんなことを言い、筆原がそれに食いつく。
湯川「足立さんは何か気付いたことがあるんですか?」
足立「と、いうか。正道君が殺されたってことだけで犯人はだいたい絞れると思うんだけど……」
ジョー「はあっ!?」
【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・銅像の手元
・粉末
・違和感
・モノクマファイル5
・影山の実験結果
砂射「正道が被害者ということで【犯人像がだいぶ絞れる】、だと……!?
言乃木「一応、説明してもらおうか」
言乃木「何か【証拠がある】のかもしれないしね……」
足立「簡単なことだって」
足立「彼が被害者なら、『犯人はおそらく女の子』……のはずだよ」
筆原「ええっ!?」
砂射「……ほほう、そういうことか」
ジョー「したり顔してんじゃねぇよ! 詳しく話せ!」
↓1
論破or同意
『犯人はおそらく女の子』←違和感
↑
正解!
夏目「そうかもしれない……」同意!
夏目「足立が言ってるのは、正道の持つポリシーのことだろ?」
言乃木「は?」
影山「彼は『女の子にはどんな状況でも手は出さない』」
影山「そういうポリシーを持っていましたね……」
言乃木「ま、まさかそんな精神論を振りかざす気かい……?」
湯川「でも、前回の事件でも彼は絶望病になった言乃木さんに襲われそうになったとき、抵抗しませんでしたよね?」
湯川「さすがに前回の状況と今回の状況を同一視するのは危ないですけれど……でも、考慮しておくべきことだと思いますよ」
言乃木「……そうかい」
そうして言乃木が納得こそしてないものの、引き下がる。
影山「ですが、そうなると困りましたね。一気に容疑者が絞り込まれてしまいました」
ジョー「えっ!? もうかよ!?」
だが、影山の言うとおりだ。
仮に犯人が女子だとすると、容疑者は――
↓2
1言乃木と影山
2湯川と筆原
3モノクマとモノミ
1
1
正解!
夏目「そうか……!」!
夏目「――影山と言乃木ってことになるな」
言乃木「なっ……」
影山「あら」
ジョー「あら、じゃねーよ!」
砂射「その根拠はなんだ?」
二人が容疑者になる根拠……それは――
↓2
コトダマを提示しろ!
事件前の筆原・湯川
上
正解!
夏目「これで証明できる……!」!
夏目「二人は事件前から、死体発見アナウンスにかけてラウンジで話しこんでいたらしいんだ」
筆原「はい……その、私のわがままでなんですけれど」
ジョー「つまり、二人一緒にいた筆原と湯川に正道の殺人は根本的に不可能というわけだな?」
砂射「逆にそれ以外の言乃木・影山が怪しいというわけか」
夏目「さらに言うならそのときラウンジの壁時計のアラームが鳴り響いたらしい」
夏目「そのときにも言乃木と影山はその場に駆けつけなかったみたいなんだが……」
言乃木「聞き捨てならないね!」反論!
言乃木「確かに二人にはアリバイがあるけれど……」
言乃木「だからといってたかがアラームでアタシを容疑者にするなんていい度胸してるね!」
た、たかが…!?
【反論ショーダウン 開始!】
コトダマ
・壁時計のアラーム音
・モノクマファイル5
・粉末
言乃木「確かに二人にはアリバイがあるし……」
言乃木「それにそのアラームが鳴り響いたとき、アタシはその場に居合わせなかったかもしれない」
言乃木「でも、それがなんだってんだい?」
言乃木「アンタには言ったはずだけれど、アタシは【そのとき寝ていた】んだ」
言乃木「だから、【そんなアラーム音聞こえなかったんだよ!】」
↓3まで
全員正解or正解者コンマ合計100以上でクリア
スルーも可
あ
スルー
スルー
まだスルーかね
不正解!
発言力
8→7
言乃木「だから言ってるだろう……アタシはそんなアラーム聞いていないんだ」
確か、言乃木は『粗末な客室』に泊っていたんだよな……
↓3までで再安価
正解条件も同じ
【そんなアラーム音聞こえなかったんだよ!】に壁時計のアラーム音
【そんなアラーム音聞こえなかったんだよ!】←壁時計のアラーム音
そんなアラーム→壁時計のアラーム音
正解!
夏目「その矛盾……解錠してやる!」論破!
夏目「知ってるか? いや、知らないんだろうな」
言乃木「何がだい……」
夏目「あのアラーム音はかなり大きな音で鳴り響いたらしくてな」
夏目「粗末な客室に泊ってたお前にアラーム音が聞こえなかったわけがないんだ!」
言乃木「っ……!?」
言乃木「だ、だがそれなら影山はどうなんだい!?」
湯川「……いえ、残念ながら影山さんはあのアラーム音が聞こえてなくて当然なんですよ」
ジョー「へ……?」
そうだ。影山にはあのアラーム音は聞こえていないはず。
その理由は――
【閃きアナグラム 開始!】
ぼ う せ
お ゆ
ん は し
つ び た
↓2
ぼうおんせつび
ぼうおんせつび
正解!
夏目「そうかわかったぞ!」!
夏目「モノクマ。豪華な客室は確か防音設備が整っていたな?」
モノクマ「イエス! あの客室の防音設備は甘く見ていたらいけないよ!」
モノクマ「たぶんすぐ隣で核爆発が起きても防音してみせるからね!」
ジョー「んなことなったら防音する前に木端微塵だ!」
モノミ「そうでちゅ! まずは音を防ぐ前に衝撃を防いでくだちゃい!」
足立「気にするところはそこじゃないだろう……」
……まあ、それはさておきだ。
夏目「モノクマの言い方に多少の大げさっぷりはあるけれど、間違いないな」
夏目「少なくとも豪華な客室にいた人間にはそんなアラーム音は聞き取れなかったはずだ!」
言乃木「ぐっ……!?」
湯川「……『聞こえなかった』じゃなくて『聞いたけれど気にならなかった』とか、そういう風に言えばまだ納得はできたんですけどね」
砂射「ぼろが出たな……」
言乃木「ぐぐぐ……!」
筆原「こ、言乃木さん……!?」
ジョー「おい! まさかお前なのか!?」
悔しげに唸る言乃木に二人がそう言い放つ。
夏目「なあ言乃木。これ以上隠しごとをしたって疑いを深めるだけだぞ」
湯川「そうですよ……だから、いっそこのまま本当のことを……」
俺と湯川に言われるが、言乃木は黙ったまま。
ジョー「なぁ、言乃木! お前、言ったよな! オレたちのこと信じれるようになってきたって!」
ジョー「なら隠しごとなんてやめてくれっての!」
さらにジョーがそう言うと、言乃木はゆっくりと口を開いた。
言乃木「……トイレに行っていたんだ」
……はい?
砂射「なん……だと……!?」
ジョー「……」
ジョー「……えっ? 便所?」
ポカン、と全員が口を開ける。
……えっと、つまり言乃木はその時間はトイレに行っていた、と?
ジョー「んのアホ! それならそうと早く言え!」
言乃木「言えるわけないだろう! アンタにはデリカシーってものがないのかい!?」
足立「同意するしかないなこれは。主に言乃木さんに」
ジョー「えええええっっっ!? オレが悪いの!?」
これはなんとも言えないな……
筆原「え、ええと……それならつまり言乃木さんは本当にアラーム音が聞こえなかった、と」
モノミ「あっ! よく考えたらあちし今朝の時点で言乃木さんを見かけてまちゅ!」
……は?
言乃木「そ、そうなのかい!?」
モノミ「ええ。声をかけようとしたんでちゅけれど、そのままどこかに行ってしまって……」
ジョー「そういうことは早く言いやがれこの野郎!」
モノミ「ひえっ!? す、すいまちぇん!」
足立「……だが、これで言乃木さんも容疑者から外れるとなると、怪しいのは……」
↓2
怪しい人物を指名しろ!
影山
影山
すいませんが今回はここまでとさせていただきます
やっぱり裁判は書き溜めてから投下していくべきやね……
一応質問等は受け付けています
何もなければ悲報をお届けしたい
何?近所のワンちゃんが亡くなったとか?
な、なんだってー!
なんか嫌な予感
お仕事状況緩和
↓
綴さん更新できるんじゃね?
↓
そういやパソコンのデータ吹っ飛んだんだった……
↓
絶望
↓
いや、待てよ。パソコンだけじゃなくてノートにもメモしていたじゃないか!
↓
希望は前に進むんだ!
↓
この前の掃除で間違って捨ててまった……
↓
絶望←今ここ
綴さん更新不可になりそう(結論)
こういう時に限って嫌な予感が当たる…
>>534
自由行動途中ならまだなんとかなった
でも捜査途中だったから……
とにかくお気の毒です
いっそこのシリーズ終わらせてからリスタートするのも手ではないでしょうか
無かったことにして、やりたいのなら新スレ立てれば?
うーん、残念だが仕方あるまい
先の事は現行終わらせてからまた考えるしかないね
マジでごめん
やっと両立できる! と息巻いてたらこれだよ……
どうしよう。二ヶ所の掛け持ちくらいできるほどにはリアルも落ち着いてきたし新しく立てようか……でも、それでどっちかの更新がおろそかになったら本末転倒だし……
お風呂で精神統一してくる
そういえばギャルゲースレはどうするのだろう(小声)
絶望すればいいと思うよ(ニッコリ
>>540
あちらも責任もって依頼させていただきます
綴さんとこのキャラ結構気に入っていただけに残念ですが、今のも好きですので気を落とさずに頑張ってください
・このスレに集中しなさい
・今度はデータ破損しないようにするのなら、新しく立ててもええよ
・根本的に新スレにしたら?
・闇の炎に抱かれて消えろ
ちょっと意見ください……
わりとあそこのキャラは気に入っていたので、新しく立ててもらえるなら嬉しいです
とりあえずこのスレが終わってから綴スレをさいしょからはじめてみては?
個人的には新しく立ててほしいです
ただそのまま建て直すとその建て直し元を知らない人が読みにくくなりそうで怖いのよね……
結論
いくつかのキャラはそのまま引き継ぎ、残りは心機一転
これでええかな……
まだチャプター1だったし、どうとでもできるんじゃ?と個人的には思うんだけどままだそこまで混乱するような感じにはなってないような……
事件夢オチとか。無理か。
確かにオリロンパで最初からキャラが組み上がってるのは新規の人が入り辛いね
キャラ作りから始めるから思い入れがって所も大きいし
でもその思い入れがあるからこそ全部無くすのも惜しいと
>>550
事件途中でコトダマとか事件の流れ・各キャラの動き纏めたものがすべて無になったからたぶんそれで再開しても大変なことになりそう……
新スレ設立か綴含めた一部(それはこちらで決めます)のキャラ引き継ぎ、残りは心機一転か
もうむしろ自分で決めるべきか
一先ず引き継ぎキャラ5人決めたんですが、さすがに今建ててもマズイ感じですかね
あと懐かしき任暁さんも入れたいけどデータ無いからいれれん……
いいよこいよ
こっちのスレが終わってからにしたら
それどころか人がいなかったのですいませんが今はやめておきます
一応引き継ぎは
綴
摩耶
京極
一色
綺礼
となっております
完全な自分勝手になるんですけど、やっぱり2を見返してみると微妙な展開になってる感があるんですよね
当然こっちが更新メインですけど、1の舞台でもまたやりたいと思いまして……(2を否定するわけではないけど1の舞台設定が好きというのもある)
おはようございます
とりあえず綴さんは18時頃建てさせていただきますね
はーい
綴さんは主人公続投か
>>560
一応そのつもりですが、やっぱりそれだと少し新規の人(いたらですけど)読みにくくなりますかね……
いや、綴さん続投でいいと思うよ
あまり新規の人のこと気にしすぎるのもアレだしね
建ててくる
【安価】安価キャラでのダンガンロンパ【コロシアイ学園生活】
【安価】安価キャラでのダンガンロンパ【コロシアイ学園生活】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397984446/)
綴さんも良いけどこっちの更新もだな…
>>565
書き溜めてるから少し待ってください……
ごめんそんな深刻げに謝らせるつもりは…
このSSが好きだからの愛情の裏返しだと思って
今日はどっちも更新なしか…
保守
本日夕方頃(アバウト)更新予定
よろしくお願いします
ヤッター
うぃ
20時頃裁判中断まで突っ切るよ
はい
21時頃変更すいません……
O.K.だ
始まります
正解!
夏目「お前しか……いない!」!
夏目「影山、しかいないな」
ジョー「筆原と湯川がアリバイ成立。さらに言乃木も犯行が不可能となれば……」
足立「間違いないな。残るのは影山さんだけだ」
影山「……本当にそうなんですか?」
影山「考えてもみてくださいよ。確かに私もそのラウンジのアラームが鳴り響いたときにはその場にはいませんでしたが……」
影山「私の泊っていた『豪華な客室』は防音設備が優れているんですよ?」
……そうなんだ。言乃木の『部屋にいたけどアラームは聞こえなかった』という反論を『防音設備の有無』で言い負かした以上、それを蔑ろにするわけにはいかない。
つまり影山にそのアラームが聞こえなかったのは、当然のことなんだ。
砂射「だがちょっと待ってくれ。連絡エレベーターは確かストロベリーハウスの方で止まっていたと思うが」
言乃木「そういえばそうだったね……」
ジョー「じゃあやっぱり、犯人は影山だってのか!?」
影山「ああ、なるほど。そういうことですか」
影山「それならいい加減『ファイナルデッドルーム』についてご説明しておかないといけませんね」
足立「ファイナルデッドルーム?」
筆原「『極上の凶器』が貰えるっていう、あれのことですか?」
影山「ええ、そうです」
湯川「……彼女が犯人なら、そんな危険を二度も犯すとは思えません」
湯川「なのでやはり……」
夏目「犯人は俺達の中ってことになるのか……?」
ジョー「な、なんだそれ!」
砂射「それを決めるのはまだ早い。まずはそのファイナルデッドルームについて話してもらおうか」
影山「わかりました。とは言ってもそこでやったのは『脱出ゲーム』と『命がけのゲーム』だけ」
影山「本題はその先にある『オクタゴン』についてです」
ジョー「『オクタゴン』?」
ジョーが呆けたような声を出すと、影山はくすりと笑ってみせた。
影山「そうです。そこで私はとても興味深いものを見てしまいました」
砂射「興味深いもの……?」
影山「はい。そこにはいろいろな凶器や道具があったのですが、その中でポツンと小さな小窓がありましてね」
影山「その窓から私は『極上の凶器』の正体を知ったんです」
知った……?
影山「論より証拠……ファイナルデッドルームにカメラもありましたし、そこから見える窓からの光景を撮影してきましたので、みなさんにもお見せします」
そう言って影山が見せてきた写真は――俺達の予想をはるかに超えるものだった。
影山「いいですか? これまでのことから、このドッキリハウスは『タワーを中心にして左右にそれぞれのハウスがある』ものだと思っていたはずですが……」
影山「すると、この写真にはいくつか矛盾しているところがあります」
その写真に写っているのは、タワーとそこに続く回廊だけだった。
あとは何もない、空と森だけ。
ということは、この写真のおかしなところは――
【セレクトスポット 開始】
↓2
怪しいところをすべて指摘しろ!
1回廊
2タワー
3森
4タワー奥の空間
3
3と4
正解!
夏目「ここだ!」!
夏目「この写真を撮ったのはストロベリーハウスの1階――ファイナルデッドルームの奥にあるオクタゴンだったな?」
影山「ええ、そうです」
夏目「だったらこんなのおかしいだろ。この写真は明らかに高所から撮影されているし……」
夏目「なによりタワーの奥にあるはずのマスカットハウスが写っていない」
足立「確かに……」
筆原「すると、マスカットハウスは……」
ジョー「存在しなかった!? まさかの建物消失マジック!?」
言乃木「黙ってな」
……えっとだ。つまりこのドッキリハウスの本当の構造は――
【ロジカルダイブ 開始!】
Q1
マスカットハウスとストロベリーハウスはどんな並び?
1縦
2横
Q2
マスカットハウスとストロベリーハウス、どちらが上にある?
1マスカットハウス
2ストロベリーハウス
↓3まで
全員正解か正解者コンマ合計50以上でクリア
1
2
1
1
1
2
正解!
夏目「推理は繋がった!」!
夏目「タワーの奥に無いマスカットハウスと、1階で撮影したはずのこの写真が高所から撮影しているようになっていることから……」
夏目「二つのハウスは横ではなくて縦に繋がっているはずだ!」
足立「なに……!?」
ジョー「なんだそれ!」
モノクマ「正解! それがドッキリハウスの全貌だよ!」
モノクマ「ふふふ……まさにドッキリ大成功だね!」
モノミ「何がドッキリ大成功でちゅか……!」
言乃木「ドッキリハウスの全貌はわかった。でも、結局のところ『極上の凶器』ってのはなんなんだい?」
砂射「そうだ。それについての話がまだされていないが」
その言葉に影山はきょとんとしたような顔をしてみせた。
影山「あら。その話はすでに終わっていますが」
……え?
ジョー「はあっ!? 嘘つけそんな話出てなかったぞ!」
湯川「……そういうことですか」
ジョー「え!? 湯川はわかったのか!?」
影山「湯川さんだけじゃありませんよ。夏目さんもわかってるはずです」
ジョー「はあっ!?」
夏目「え、あ……いや」
影山「わかってますよね?」
……なんでこんなにまっすぐな目を向けられないといけないんだ。
でも、なんとなくはわかる気がするぞ。たぶん『極上の凶器』の正体は――
【閃きアナグラム 開始!】
ど っ つ
き は し
が り ま
う す い
↓2
どっきりはうす
↑
正解!
夏目「そうかわかったぞ!」!
夏目「……ドッキリハウス自体だな?」
ジョー「建物自体が凶器だってのか?」
湯川「……ドッキリハウスが縦並びというのはこの写真が無いとわからないことでした」
湯川「つまりこれはファイナルデッドルームをクリアしないと手に入れることができない情報です」
言乃木「だからこその『極上の凶器』ってことかい……」
影山「つまり、この建物自体が『極上の凶器』で……そこから導き出される殺害方法は何になるのか」
影山「夏目さん、ここまで言えばわかりますよね?」
……建物の構造を生かした殺害方法、それは――
↓2
1転落死
2刺殺
3毒殺
4撲殺
5呪殺
1
↑
正解!
夏目「これだ!」!
夏目「転落死……」
砂射「なに?」
夏目「今までの話を考慮したうえで建物の構造を生かした殺害方法となると、それくらいしかないだろう?」
言乃木「だが待ってくれ。正道は頭を殴られて殺されたんだよな?」
ジョー「それって建物の構造も何もあったもんじゃなくねぇ?」
湯川「……つまり、今回の犯人は『極上の凶器』は使用しなかったことになります」
足立「なに?」
筆原「ここまで引っ張っておいてですか!?」
確かに驚くのも無理はない。
……でも、それがなんだっていうんだ。
『極上の凶器』が使われていようが使われてなかろうが、正道が殺されたことは揺るぎない事実。
それなら俺達はその犯人を突き止めないといけない。
でないと俺達はここで――終わる……!
学 級 裁 判
中断!!
ということで前半終了
本日の収穫はクロは極上の凶器を使ってないことでした
何かあったらどうぞ
わかんね・・・
30分頃、綴の方を捜査前まで進めておきます
乙でした
犯人に目星つかねぇ…
20時頃裁判後半戦始めますね
30分~1時間ほど遅れます
はーい
始まるんだべ
学 級 裁 判
再開!!
影山「――さて。『極上の凶器』を犯人が使っていないことがわかったところですが」
モノクマ「あーあ……ボクとしてはショックだよ。せっかく用意してあげたってのにさぁ」
言乃木「それなら、どうやって犯人を絞っていけばいい?」
筆原「やっぱり、女子の皆さんにはアリバイがありますし……男子の皆さんの誰かなのでは?」
ジョー「でも連絡エレベーターはストロベリーハウスで止まってたんだろ?」
砂射「なら唯一アリバイが不十分な影山が怪しいところだが」
影山「ふふ……それについては後回しにしましょうか」
影山「まずは犯人がどうやって正道さんを殺したのか。それを議論しましょう?」
影山「そうすればおのずと犯人もわかるはずです……」
……なんだ、この寒気は。
影山の言葉一つ一つから形容しがたい寒気が感じられる……
湯川「影山さん……もしかして、貴女犯人が誰か分かっているんじゃないんですか?」
え……?
影山「さあ、どうでしょうね」
ジョー「おいコラ! はっきりしろよ命懸ってんだぞ!」
影山「すいません、今は見極めたいのです。アナタ達が本当に『希望の象徴』なのかを……」
足立「また希望希望と……」
砂射「くだらんな」
湯川「……まあいいです。今はそれよりも議論を進めないと」
……そうだ。今は影山の言葉に付き合ってる暇はない。
正道を殺した犯人を突き止めないと、俺達は終わってしまうんだ……!
【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・今朝の足立
・頭部の傷跡
・壁の傷跡
・銅像の手元
・銅像の足元
言乃木「議論を進めろって言ってもね……」
ジョー「【死因は撲殺】で……」
ジョー「【死体はマスカットハウスの一階の階段下にあった】んだよな」
足立「『時間はだいたい朝のモノクマ太極拳が始まる寸前』くらいだったか」
筆原「そのモノクマ太極拳に向かう途中……」
筆原「【正道さんは階段を下りきったところ】を……」
筆原「【犯人に襲われた】んですよね……」
砂射「事件当時は全員が衰弱していたからな」
湯川「正道さんが犯人の存在に気づくのが遅れても不思議ではないっていうことですね……」
↓2
論破or同意
↓
わかんね
『時間はだいたい朝のモノクマ太極拳が始まる寸前』に今朝の足立で同意?
【正道さんは階段を下りきったところ】←壁の傷痕
【犯人に襲われた】←銅像の手元
よろけて頭をぶつけた?
わからん
足元だった
【犯人に襲われた】←壁の傷跡
かな?
なん、だと……?
不正解!
発言力
8→7
湯川「確かにそれはそうなんですけど……」
湯川「それはジョーさんの一件でもすでに判明してますよね?」
これは今言うべきことじゃなかったのか……!
↓2
再安価
今見直してみると少しセリフが分かりにくかったかな……
かそく
【犯人に襲われた】←壁の傷跡
正解!
夏目「それは違うな!」論破!
夏目「本当にそうなのか?」
筆原「え?」
夏目「本当に正道は犯人に襲われたのか?」
夏目「いや、そもそも正道が襲われたときそこに犯人はいたのか?」
足立「どういう意味だ?」
影山「前回の兎呑さんの事件を思い出してください」
影山「彼女は最咲さんの頭部を正面から殴打した。するとその傷跡は額の少し上あたりにありましたね?」
言いながら影山は自分の額を手で示す。
湯川「背後から襲った場合はおそらく普通は後頭部に傷ができるはずです。同じように横からの襲撃なら即頭部に」
夏目「それを踏まえたうえで正道の頭の傷を確認すると……」
夏目「この頭頂部にできた傷跡に説明がつかなくなる。これは本当に、頭の一番上にあったからな」
ジョー「つまり、どういうことだよ?」
つまり、犯人は正道を――
↓2
1正面から襲った
2背後から襲った
3側面から襲った
4上空から襲った
4
4
正解!
夏目「これだ!」!
夏目「……上空から、じゃないか?」
ジョー「じょ、上空!?」
俺の答えにジョーがそんな驚きの声を出す。
言乃木「アホかいアンタは。鳥じゃあるまいし人が空から誰かを襲えるわけが……」
影山「いいえ、夏目さんの推理はいい線行ってます」
足立「なんだと!?」
砂射「バカな……そんなことがあり得るのか?」
湯川「……言い方が少しおかしかったかもしれませんね」
影山「そうです。犯人が上空から襲った、じゃなくて」
影山「……犯人が上空から凶器を落としたんですよ」
言乃木「ど、どういうことだいそれは!?」
そうだ。犯人は凶器を正道の真上から落としたはず。
その際に使われた道具だってあるはずだ……!
↓2
コトダマを2つ提示しろ!
(必ず2つお願いします。1つしか提示されてない場合は安価下に流れます)
【ハンモックのようなもの】と【変形した釘】
大きな球体
ハンモックのようなもの
不正解!
発言力
7→6
湯川「凶器を正道さんに落とすために使った道具ですよね?」
湯川「それなら凶器はわざわざ言うまでもないと思いますが……」
……間違えたみたいだな
↓1
再安価
人少ないみたいなのでこれで
正解!
夏目「これで証明できる!」!
夏目「死体があったところの隅に落ちていた釘……」
夏目「そしてトイレの掃除道具入れにあったこのハンモックのような網目状の物……」
夏目「間違いない。これらを犯人は使って階段を下りきった箇所の真上に凶器を置いたんだ」
ジョー「そ、それをどう使ったんだよ?」
湯川「このハンモックみたいな物なんですけど、両端に輪っかが付いているんです」
湯川「だから、この両側の輪っかの中に釘を打ち込んでハンモックを垂らしてそこに凶器を置けば……」
影山「正道さんが下りきった瞬間に凶器を落とすことはできるでしょうね」
足立「その意見には賛成できないな!」反論!
足立「待ってくれ! それは君たちの推論だろう?」
足立「確かにその方法なら真上から襲うのも可能かもしれないけど……」
足立「犯人がそれらの道具を使ったっていう証拠はあるのか?」
影山「それについては夏目さんが答えてくれますよ」
夏目「俺か!?」
足立「夏目君、証拠があるなら言ってくれないか?」
ええと、犯人がこれらの証拠を使ったという根拠か……
【反論ショーダウン 開始!】
コトダマ
・粉末
・モノクマ脚立
・モノクマファイル5
・トイレの扉
・大きな球体
足立「確かにキミたちの言う方法なら……」
足立「正道君を真上から撲殺することができるかもしれない」
足立「でもそれらはあくまで君たちの推論だろう?」
足立「そもそも簡単にそうは言うが、あそこの【壁はかなり高い箇所】にあった」
足立「そんなところに【仕掛けを施すなんて不可能】なんじゃないのか?」
↓3まで
全員正解or正解者コンマ合計90以上クリア
【仕掛けを施すなんて不可能】←モノクマ脚立
【仕掛けを施すなんて不可能】←モノクマ脚立
↑
正解!
夏目「その矛盾、解錠してやる!」論破!
夏目「足立は捜査のとき、その場にいなかったかもしれないが……」
夏目「あそこに仕掛けを施す方法ならあるんだよ」
足立「何を言って……」
影山「マスカットハウスの3階にあるモノクマ資料室。あそこには脚立がありましてね」
影山「あれくらいの高さならそれを使えば楽々届きますよ」
筆原「そうなんですか?」
湯川「私と夏目さん、影山さんで確認済みですので間違いはないです」
ジョー「じゃ、じゃあ本当にその方法を使って仕掛けを作ったってのか?」
夏目「そうだ。仕掛けを作る自体は全員が寝静まった時間帯を狙えばいいだけのことだからな」
言乃木「でも、そうしたところでどうやって正道を殺すっていうんだい?」
砂射「アイツの真上に凶器をセットしたところで、それを落とさないと意味がないからな」
ジョー「そ、そうだぞ夏目!」
……いや、それは違う。
夏目「その凶器を落とした方法を考えれば、誰が犯人かは明白なんだ」
筆原「そ、そうなんですか!?」
影山「どうやら、誰が犯人なのか夏目さんにはわかったようですね?」
そうだ。
俺にはもう、犯人がわかっているはず……!
↓2
怪しい人物を指名しろ!
やっぱ解錠してやるカッコいい
ジョーか…?
砂射
不正解!
発言力
6→5
……違う! ジョーにこの犯行は不可能だ!
↓2
再安価
スナイパー砂射
意外と正道本人
不正解!
発言力
5→4
……正道の自殺? いや、それもない……!
↓2
再安価
釘を狙撃したんじゃないだろうか
砂射くん
砂射
マジか・・
正解!
夏目「お前しか、いない!」!
夏目「……砂射、お前なんじゃないのか?」
ピクリ、と砂射の眉が動いた気がした。
足立「す、砂射君が!?」
砂射「……俺が犯人だと、そう言うつもりか?」
夏目「そうだ。凶器を落下させた方法を考えると、犯人はお前しか考えられない」
砂射「そこまで言うなら聞かせてもらおうか。俺が犯人だと言うなら、どうやって俺は凶器を落下させた?」
それは――
↓2
1撃った
2斬った
3抜いた
1
1
正解!
夏目「これだ!」!
夏目「……撃ったんだ」
ジョー「は?」
言乃木「撃ったって……何をだい?」
湯川「仕掛けを支えていた釘を、でしょうね」
ジョー「は!?」
影山「間違いないでしょうね。釘は不自然なくらいに変形していましたし……銃弾をくらってへこんだと考えるのが妥当でしょう」
砂射「ほう……つまり俺は正道が階段を下りきった瞬間、その凶器を支える仕掛けを狙撃したというのか?」
砂射「だが、それは不可能だ」
なに……?
言乃木「不可能って、どうしてだい?」
砂射「教えてやろう。どうして不可能なのか、その理由を……!」
【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・モノクマファイル5
・粉末
・事件前の言乃木
・違和感
・ハンモックのような物
言乃木「どうして正道が階段を下りきった瞬間に……」
言乃木「『仕掛けを狙撃することが不可能』なんだい?」
砂射「いいか。あの仕掛けを狙撃するということが本当なら……」
砂射「『犯人は堂々と階段の向かい側から狙撃した』ことになるんだぞ?」
足立「そうか……もし今の推理が本当なら」
砂射「犯人は【正道の視界に入ったまま、狙撃をした】ことになる」
筆原「いくら正道さんが衰弱しているとはいっても、そんな怪しい人が視界に入っていたら……」
砂射「当然、逃げるなりするだろう?」
砂射「だが正道の【頭の傷は間違いなく頭頂部にあった】。つまりアイツは逃げることすらせず死んだということになる」
影山「本当にそうでしょうか?」
影山「正道さんの【死角】から狙撃したのかもしれませんよ……」
↓2
論破or同意
【正道の視界に入ったまま、狙撃をした】←粉末
↑
想定と違ったけど普通に論破できるから正解で
コトダマもっと考えないとなぁ……
正解!
夏目「これで証明できる……!」
夏目「この粉末、トイレの床に落ちていたんだけど……」
湯川「間違えるわけもなく火薬、でしょうね」
砂射「っ……!?」
ジョー「そ、そんなのがあるってことは……!」
言乃木「本当にトイレの中から狙撃したっていうのかい!?」
足立「ど、どうなんだ砂射君! 何か反論があるんなら言ってくれ!」
影山「無い、でしょうね。だって全部正解なんですし」
影山がそう言うと、砂射は下に向けていた顔を上げてこう言った。
砂射「ならば聞くが、仮に俺がトイレの中から狙撃をしたとしてもだ」
砂射「正道に気づかれないようにするには扉を閉めないといけないんだぞ?」
足立「開けたままじゃかなり目立つからな……」
砂射「そうだ。つまりトイレから狙撃するとしても、結局のところその不自然さを拭いきらない以上正道に感づかれるだけのことだ」
……いや、それは違う。
今の砂射の言葉には、矛盾がある!
【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・トイレの扉
・変形した釘
・ハンモックのような物
・大きな球体
・モノクマ脚立
足立「今の夏目君の推理が正しいとすると……」
筆原「砂射さんは【トイレから凶器を支えている仕掛けを狙撃した】ってことですよね?」
砂射「だが、それを実行するには【結局のところトイレの扉を開けた状態じゃないといけない】」
言乃木「扉を開けはなってある状態で狙撃しようにも、『余計に目立つ』だけだしねぇ……」
砂射「そういうことだ……」
砂射「つまり夏目の推理は根本から間違っていることになる!」
↓2
論破or同意
【結局のところトイレの扉を開けた状態じゃないといけない】← 【トイレの扉】
【結局のところトイレの扉を開けた状態じゃないといけない】←トイレの扉
正解!
夏目「それは違うな!」論破
夏目「いいや、別に扉を開けた状態で狙撃する必要はないんだ」
夏目「……扉に何かが貫通したような痕があった。つまり犯人は扉越しに狙撃をしたんだ!」
ジョー「はあっ!? 扉越しに狙撃しただって!?」
足立「あそこの扉には小窓すら無い、正真正銘の壁なんだぞ?」
足立「そんな壁越しに狙撃するなんて……」
湯川「できたんですよ」
砂射「なに……!?」
そう。難しい、不可能だと思われる方法だけどだからこそ犯人が絞られるんだ。
だって今回の犯人は――
↓2
1超高校級の狙撃手
2超高校級のマジシャン
3超高校級の童顔
1
1
正解!
夏目「これだ!」!
夏目「超高校級の狙撃手と言われるお前なら――いや、お前だからこそ可能な方法だこれは」
湯川「超高校級の狙撃手と称される彼なら、いくら扉越しとはいえあれくらいの距離で狙ったところを狙撃するなんて容易いでしょうね……」
影山「さすがは超高校級の狙撃手であり、同時に傭兵部隊フェンリルに所属していたことがあるお方です」
夏目「フェンリル……?」
影山「おや、夏目さんはご存じありませんでしたか」
影山「ですが、そんな舞台に所属していたともなれば壁越しの狙撃などお安いご用なのでしょうね。角度の計算など、実に簡単なことだと思います」
筆原「嘘、ですよね……? 砂射さんが、そんな……」
砂射「……」
ジョー「どうなんだよおい!」
立て続けにそう言われて砂射は動揺する――かと思いきや、ふっと小さく笑った。
砂射「……ここまで俺の才能について評価されてしまっては、認める他ないな」
夏目「なに……?」
認める……? 今、認めるって言ったのか?
砂射「さて、夏目開人。後は任せたぞ」
砂射「この茶番劇にいい加減幕を引いてくれ……」
湯川「砂射さん……?」
(´;ω;`)ウッ…
砂射くん知り合いなだけじゃなくてフェンリルにいたのか…
【クライマックス推理 開始!】
夏目「まず今回の犯人はストロベリーハウスにある( A )に入り、そこで凶器とその道具になるものを調達したんだ」
夏目「そうしたら次にマスカットハウスの3階にあるモノクマ資料室で( B )を運んできて、階段を下りきった際の頭上にハンモックのような物と( C )で仕掛けを作った」
夏目「その仕掛けを作ったあとは、連絡エレベーターにに乗りストロベリーハウスに行ってその状態で連絡エレベーターとストロベリータワーの操作パネルを破壊したんだ」
夏目「それらの準備を終えた犯人は再びファイナルデッドルームを経由してマスカットハウスに戻り、1階の( D )に隠れた」
夏目「……あとは朝、モノクマ太極拳でやってくる( E )を待ってそいつが階段を下りきったところで狙撃をするだけ」
夏目「あとは仕掛けを回収し、急いで自室に戻ったあとで時間ぎりぎりに何食わぬ顔で自分もマスカットタワーに向かうだけ」
夏目「……壁越しの狙撃、という普通なら考えられないような方法で( E )を射殺ではなく撲殺した犯人こそ――( F )! お前なんだ!」
※キーワードヒント
A…ストロベリーハウス1階にあった部屋
B…モノクマ資料室には何があった?
C…仕掛けを支える役割を担ったのは?
D…犯人はどこから狙撃した?
E…今回の被害者は?
F…これらの犯行で事件を起こした今回のクロは?
↓3まで
正解者1人でもいればクリア
A…ファイナルデッドルーム
B…モノクマ脚立
C…釘
D…トイレ
E…正道
F…砂射
Aファイナルデッドルーム
B脚立
C釘
Dトイレ
E正道
F砂射
Aファイナルデッドルーム
Bモノクマ脚立
C釘
Dトイレ
E正道
F砂射
夏目「まず今回の犯人はストロベリーハウスにあるファイナルデッドルームに入り、そこで凶器とその道具になるものを調達したんだ」
夏目「そうしたら次にマスカットハウスの3階にあるモノクマ資料室でモノクマ脚立を運んできて、階段を下りきった際の頭上にハンモックのような物と釘で仕掛けを作った」
夏目「その仕掛けを作ったあとは、連絡エレベーターにに乗りストロベリーハウスに行ってその状態で連絡エレベーターとストロベリータワーの操作パネルを破壊したんだ」
夏目「それらの準備を終えた犯人は再びファイナルデッドルームを経由してマスカットハウスに戻り、1階のトイレに隠れた」
夏目「……あとは朝、モノクマ太極拳でやってくる正道を待ってそいつが階段を下りきったところで狙撃をするだけ」
夏目「あとは仕掛けを回収し、急いで自室に戻ったあとで時間ぎりぎりに何食わぬ顔で自分もマスカットタワーに向かうだけ」
夏目「……壁越しの狙撃、という普通なら考えられないような方法で正道を射殺ではなく撲殺した犯人こそ――砂射才斗! お前なんだ!」
Complete!
砂射「……」
ジョー「反論はないってことか……」
筆原「じゃあ、本当に砂射さんが……!?」
言乃木「くそっ……」
足立「なあ、砂射君。せめて何か、言ってくれよ……」
静かに、砂射がそれに答える。
砂射「……」
砂射「……よく見破ってくれたな」
え……?
影山「なるほど、やはりそういうことでしたか」
湯川「……砂射さん」
影山と湯川がそんなことを言って砂射を見る。
夏目「おい、どういう――」
そんな俺の言葉は、モノクマの最後の締めで阻止された。
モノクマ「はいはーい! それじゃあそろそろ投票タイムといきましょうか!」
モノクマ「ではオマエラ、お手元のスイッチで投票お願いします!」
モノクマ「さあて、投票の結果クロとなるのは誰なのか! その答えは正解なのか!?」
モノクマ「どうなんだー!?」
MONOKUMA
VOTE
ジャララララララララララララ……
|スナイ|スナイ|スナイ|
テッテレー!
チャラララララララララララ……
学 級 裁 判
閉廷!!
リザルト
ノンストップ議論→1ミス
閃きアナグラム→ノーミス
反論ショーダウン→ノーミス
人物指定→2ミス
その他→ノーミス
累計3ミス
モノクマメダル12枚ゲット!
では少し離脱します
時間あればもう少し進めるかも……
誰も才能生かしてくれないから砂射君には銃を持たせた。反省も後悔もしてない
おつ~
一旦乙
人数減ってきたのが寂しいね
乙
いい裁判だった
時間があったらアイランド雪咲エンドもお願い
すまんな、そこまでの時間が無かった……
おしおき後一時離脱して夜イベントまで突っ走ります
モノクマ「ひゃっほーい! またもや大正解! 今回正道健一クンを殺したクロは……」
モノクマ「なな! なんと! 砂射才斗クンなのでしたーっ!」
砂射「……」
砂射は喋らない。
ただ黙って俺達を見ている。
筆原「なんで、こんなことを……」
足立「くそっ……!」
ジョー「なんでだよ砂射ぃ……!?」
言乃木「……湯川に影山、アンタら何か気付いたような顔をしていたけど何に気付いたんだい?」
夏目「そ、そうだ!」
するとそれには湯川がまず答えた。
湯川「……不思議に思ったんです。なんで砂射さんはこんな方法で正道さんを殺害したんだろうって」
湯川「確かに、壁越しでの狙撃による犯行なんて普通は考えないですが……」
影山「裏を返せば、そこまで見抜かれたらもう自分の犯行だとわかられてしまうだけです」
影山「だって、壁越しに狙撃できる人間なんて砂射さんしかいませんからね」
夏目「言われてみれば、確かにな……」
湯川「だから、もしかして砂射さん。わざとそうしたんじゃないんですか?」
ジョー「わざと?」
筆原「じゃあ、砂射さんは私たちを助けるために……?」
砂射「やめろ」
ぴしゃりと砂射が言い捨てる。
砂射「俺は正道を殺害した。それは変わりない」
砂射「なら、黙って俺を裁いてくれ」
砂射「もともと傭兵なんて薄汚れたところに身を置きもした人間だ。いつかはこうなると思っていたさ」
言いながら砂射はそっと右袖を捲った。そこにあるのは……
夏目「タトゥー……?」
影山「傭兵部隊フェンリルの人間は必ず体のどこかに狼の刻印を刻まないといけない……」
影山「やっぱり本当だったんですね」
砂射「どこでそれを嗅ぎつけたのかは知らんがな……」
言って砂射はその袖をもとに戻す。
モノクマ「あーあ、やだやだ! ボクそのタトゥーを見ると残念な思い出がよみがえるんだよね!」
モノクマ「だからさっさとおしおきしちゃおう!」
砂射「…………」
その宣告に砂射も、俺達も誰も口を開かない。
――と思っていたら、湯川が砂射に声をかけた。
湯川「砂射さんに一つだけ聞きたいです」
モノクマ「では、超高校級の狙撃手である砂射才斗クンのために!」
砂射「……なんだ」
湯川「扉越しに狙撃をするとき、その引き金はどう感じましたか?」
モノクマ「スペシャルなおしおきを! 用意しました!」
モノクマ「……では張り切っていきましょう! おしおきターイム!!」
砂射「……重かったさ。今までの中で、一番な」
ぴこんっ☆
Game over
スナイくんが クロにきまりました
オシオキを かいしします
【超高校級の狙撃手 砂射才斗処刑執行】
【傭兵って怖い! 戦場の恐怖今ここに!】
何も無い草原。その中心に十字架に磔にされた砂射クンがいます
その四方、遥か遠くにはスナイパーに扮したモノクマがスタンバイ
直後、四方から銃弾の雨が降り注ぎます
銃弾は砂射クンを無慈悲に貫いきます
目を
耳を
腹を
足を
手を
そうして砂射クンはもう何も見えません。何も聞こえません
手も、足も。もう体を動かすことすらできません
何も見えない、何も聞こえない、何も動かせない。
そんな砂射クンに襲いかかる狼の大群
自分に何が起きているのか
抵抗すらままならない砂射クンはただ自分の肉が食いちぎられる感覚だけを味わうしかないのでした……
お風呂
銃関連にしようと思ったらフェンリル関連になってしまった……
そろそろ再開
はい
モノクマ「ひゃっほーう! エクストリーム!!」
モノミ「いやあああああっっっ!?」
その無残な処刑を見せられ、俺達はただ絶望に打ちのめされるしかなかった。
モノクマ「いやあ、最高だね! やっぱりおしおきはこうでないと!」
言乃木「この下衆が……!!」
モノクマ「まあまあ! そう怒らないでよ! 終わりはもうすぐそこだぞ!」
……終わり?
ジョー「な、なんだよ終わりって!?」
モノクマ「おっと。コイツは失敬! お楽しみはまだあるって言った方がよかったかな!?」
足立「話をはぐらかすな!」
モノクマ「怒らないでよ! とにかく裁判は終わったんだからオマエラはとっとと帰れ! じゃあな!」
モノミ「ええと……すいまちぇん! あちしもやらないといけないことができたので!」
モノクマとモノミが立て続けに消え、残された俺達。
すると、湯川が声をかけてくれる。
湯川「……今日はもう、帰りましょう」
湯川「帰って、寝て。元気になって……また明日から頑張りましょう」
湯川「じゃないと、砂射さんや正道さん――今まで犠牲になった人たちに申し訳がないですよ」
夏目「……そう、だな」
足立「ゴールが確実には見えてこないから不安は不安だけど……」
ジョー「でも、やるしかないってんならやるしかないよな」
筆原「……ですね、頑張りましょう!」
言乃木「そうだね……」
小さく、本当に小さくだけどみんながそう言って頷いた。
俺も、今度こそ一致団結してモノクマに立ち向かわないといけないな……そう思った。
影山「――ふふ」
ただ、1つの不安材料を除いて。
ジョー爆発
【夏目のコテージ】
そうしてホテルに戻ってきた俺達はそれぞれのコテージに戻り、眠りに落ちていた。
――だが、寝苦しい。思うように寝れない。
時間にして1時間はたっているだろう。何が起きているのか。
ふと、目を開ける。
すると――隣にいたのは、
影山「あら、起きてしまいましたか」
――何故か同じ布団に入っている、影山詩乃だった。
夏目「…………えっ?」
しかも、俺の見間違いじゃなければ影山の体の向こう側にある机の上に置いてあるのは……影山の服とスカート。
……、
…………、
………………、
夏目「…………えっ?」
影山「ふふふ……」
寝苦しさに目を開けたら、そこには下着姿の女が一人。
……予想外すぎる展開に俺は思考回路を手放してさえいた。
では希望を求めて影山が夜這いを仕掛けてきたところでここまで
すっかり影山も病んできてんなおい
何かあれば是非どうぞ
夏目爆発しろ
影山は2P書乃……つまり
神代『ブホァ!』←鼻血ブー
御陵『あわあわ(°□°;)あわあわ(°□°;)』←パニクった
首括『お前ら戻ってこーい………』
こんな感じなはず
寝れないからもう少し投下しておこう……
読者が望むのは夏目の爆発
でも実際に爆発に巻き込まれるのはジョー
夏目「……か、影山? お前何してるんだ?」
影山「何って……言わないとわかりませんか?」
クスリと笑いながら影山はゆっくりと自分の体を隠してる布団を持ち上げていき――
夏目「バッ……な、何してるんだ!」
そのすんでのところで俺は体を影山とは反対の方に向ける。
影山「ふふふ……可愛い反応しますね」
俺に背中を向けられ、影山はおかしそうに笑いながらそう言った。
……本当にどうしたんだコイツ。ファイナルデッドルームの件以来明らかにおかしいぞ……。
夏目「なあ、影山。本当にどうしたんだ? この際どうやって入ってきたかなんて聞かないから、何しに来たのかだけ教えてくれ……」
影山「? おかしなことを言いますね。ドッキリハウスで言ったじゃないですか」
何を……?
俺がそう思っていると、背中に柔らかい感触が伝わってきてさらに俺の体を抱き締めるように影山の細い手が回る。
影山「……『今度こそ』あなたと1つになりたいって。精神的にも……肉体的にも、ね」
ゾクリ、と寒気がした。
……『今度こそ』って、どういう意味だ?
次回予告
再び仲間を失い哀しむ夏目に迫る影山。前回の捜査中から彼女は夏目を「希望」と呼ぶが…
一方、ジョーは爆発に巻き込まれてしまう。
何故かうらやましくないんだよな・・・
夏目「お前――」
影山「確かに、私の体は他の女の子と比べるといささか貧相です。夏目さんの好みには合わないかもしれません」
……言いたいことはあるが、とりあえずそれは無視しておこう。
影山「ですが、こう見えて私って存外尽くす女の子なんですよ?」
夏目「だからってこんなのおかしいだろ……!」
影山「おかしくなんてありません。目の前に待ち望んだ『希望』があれば、それと1つになりたいのは自然なことです。少なくとも私にとっては」
影山「……ですから、私は夏目さんにすべてを捧げるつもりなんです。血も肉も骨も。なんでしたら、処女も捧げますよ?」
夏目「ぶはっ!?」
あまりに衝撃的な単語が出てきたので俺は思わずむせてしまう。
影山「……そして『今度こそ』1つになりたいんです」
そんな俺を無視して影山はさらに続ける。
……どうしろと言うんだ。
このまま受け入れることはあり得ないとしても、俺にどうしろと言うんだ……!?
↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
この安価でこの先の展開に変化があるかも?
なぜ砂射がフェンリルに所属していたことを知っていた?と唐突に質問
あんな事件があった後にこんなことやってる場合じゃないだろ
っていうか希望って一体なんなんだよ、なんで鍵師の俺がそこまでされるほどの希望ってことにになってんだ?
『今度こそ』ってどういうことだ?
では今度こそここまでで
明日夜イベント終えていよいよchapter5に入ります
とりあえずジョーさん大人気で安心しました
では何かあったら遠慮なくどうぞ
寝てない限りは返信できるものには返信していきます
乙
やめて! 影山詩乃の爆弾の爆発で、鼓膜を破られたら、 希望更正プログラムで肉体と繋がってるジョー・ホイットニーの精神まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないでジョー・ホイットニー! あんたが今ここで倒れたら、夏目くんや足立との友情はどうなっちゃうの?
希望はまだ残ってる。これを耐えれば、絶望に勝てるんだから!
次回、「ジョー・ホイットニー死す」。
その矛盾、解錠してやる!
残ってる男キャラ好きな奴ばっかだ
絶望のために>>1が脱落させそうで怖い
>>697
笑わせんなww
出来の良い改編だなww
>>697
元ネタは遊戯王のネタバレ次回予告かww
ヒャダインのジョージョーばくはつ
ジョーいじられすぎわらた
逆に考えるんだ、「愛されているからいじられる」と考えるんだ
>>697
これのナレーションは湯川さんがやってるのかな?(すっとぼけ)
22時か23時に少し再開します
夜イベント終わるくらいかな……
左右田の吹き飛び方ってもはや芸術だよねあれ
疲れてるときは無理せず休めって天が言ってるから今日の更新は無しとなりました
ごめんなさい
ゆっくり休んでくださいまし
今なら少し更新してもバレへんな……
バレへんで
我が目は誤魔化せんぞ・・・
俺はなにもみてない!
夏目「……『今度こそ』ってどういう意味だよ?」
夏目「そもそも、俺たちはここで会ったのが初めてだろ? それなら……」
影山「『今度こそ』も何もあったものじゃない、と?」
影山「ふふ……お忘れですか? 私たちは記憶を奪われてる身だって」
夏目「そんなの……モノクマやモノミのでまかせだろ?」
影山「そんな嘘を言うメリットは?」
……そんなもの、
夏目「そうやって俺たちに疑心を植え付けて、殺し合いをさせようと……」
影山「そうですね。それは確かにそうです」
影山「ですがそれはモノクマだけですよね? モノミにしてはそれは否定しなければならないことです」
影山「……モノミの目的は『コロシアイ』ではなく『らーぶらーぶ』なんですから」
……まあ、そうかもしれないけど。
影山「今までのモノミの行動を省みてくださいよ。モノミは私たちの味方のような言動はしてたものの――記憶を奪った件についてはしっかりと答えを出してましたか?」
夏目「それ、は……」
そう言われると、ことあるごとに誤魔化されてた気もする……
影山「そういうことなんです。つまりあの記憶喪失の件は真実と考えてもいいんですよ」
影山「……それが何を意味するか、わかりますよね?」
夏目「……」
夏目「俺たちは……初対面なんかじゃない?」
記憶を奪われてる期間が不明だから詳しくはわからないが……
影山「ええ。つまり私と夏目さんも……」
夏目「……面識がある?」
影山「私はそう考えています」
夏目「……だとしてもだ。そもそも俺はただの鍵師、なんだぞ? 確かに希望ヶ峰学園にはいるけど……俺よりも凄い奴なんてたくさんいるだろ」
影山「そんなもの、私からすれば些細なことです」
些細なことって……
影山「そもそも、私が探しているのは『みんなの希望』ではないのです」
影山「……私は『私だけの希望』を探していたんです。私を支え、慰め、1つになってくれる……そんな唯一無二の希望を」
聞き方によっては告白の台詞に聞こえなくもない、そんな言葉。
……でも、それは俺の耳には気持ちの悪い悪寒として残る。
だってそうだろう? 俺の才能は鍵師なんだ。
平凡。地味。
周りの人間と比べてもいろいろと劣るそんな才能しかない俺に向かって希望だのなんだの言われても――嫌みにしか聞こえない。
☆ 重要安価 ☆
↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
夏目の台詞をどうぞ。さらに背中を向けたまま答えるか、影山の方を向いて答えるかも
人いたわと思ったらいなかったので少し安価内容変更
↓2
1影山に背を向けたまま返事をする
2影山の方に向き直り、返事をする
影山を向いて
お前の言葉の真意がどんな意味であっても、きっと俺にはお前に応えることはできない
今の俺には、誰かの期待とか好意とかを背負う覚悟は…持てない
どうも臭い台詞しか浮かんでこなくてな
1
夏目「……」
夏目「……俺にはお前の言ってることは何一つ理解できない。希望がどうとか言われても、その希望が俺のことなんだと言われても」
夏目「……だから、お前の期待に応えることはできそうにない。ごめん」
影山「…………」
影山「……そう、ですか」
落胆したような、残念そうな。
そんな声が俺の耳に届く。
夏目「……影山?」
影山「…………」
それを合図に一向に喋らなくなった影山。
……どうしたんだ? 俺がそう思っていると――異変は起きた。
夏目「いっ……!? 影山、お前何を……!?」
――俺の体を抱いていた影山の両腕が強くなっていく。
抱く、なんて表現は生ぬるいほどに。
俺の体を折らんばかりに強く、強く。
影山「別にいいんですよ? 夏目さんの記憶が失ってる以上、アドバンテージを持つ私と意見や考えが食い違うのは仕方ありません」
影山「ですけど……」
ギリギリと。
どこにそんな力があるんだと言いたくなるばかりの力で影山は俺の体を抱き締める。
夏目「かげ、やまっ……!?」
影山「それならせめて……形だけでも私が望んだままでいてくださいよ……!」
影山「私がどれだけ『希望』を探してたと思うんですか……!? お願いしますよ……せめて、幻だとしても私の望んだ『希望』でいてください……!」
――泣いている? あの影山が?
夏目「影山っ……!!」
もうなりふりかまっていられなかった。
俺は影山の腕を振りほどくとそのまま体を影山に向ける。
影山「……ですから、この結末は仕方ないですよね?」
――その直後、俺と影山の唇が合わさった。
夏目「んうっ……!?」
しかもドッキリハウスのときとは違い、深い方のキスだった。
影山の舌が俺の舌を絡めとる。
影山「んっ……ふっ……」
夏目「んんっ……!?」
ねっとりとした感覚が俺の口の中を支配していると、やがてさらに何か異物が俺の口の中に混入された。
何が起きてるのか、思考が追い付かない。ただ俺は影山に支配されていた。
影山「……ふふふ。どうですか……? 私からのプレゼントは……?」
夏目「プレゼント……?」
直後、体内に異変が起きたのか俺は吐血していた。
夏目「がっ……!?」
ぴちゃぴちゃと影山の顔に血飛沫が飛ぶ。
すると影山は舌なめずりをしてかかった血飛沫の一部を舐めるとこう言った。
影山「ふふふ……開人さんの血液が私の中に入りましたよ……」
影山「ですが、これは開人さんのためでもあるんですよ……?」
なに、が……
影山「開人さんだって……その体のまま生涯を終えたいですよね? 超高校級の鍵師、夏目開人として生涯を終えたいですよね?」
夏目「お前……何を言ってるんだ……!?」
影山「……今なら、最咲さんの気持ちが痛いほどにわかります。生きていれば、彼女とは話に華が咲きそうでした」
影山「誰しも清い体のまま、生涯を終えたいものですからね……」
そこから先はもう、断片的にしか聞こえてこなかった。
――俺の身に何が起こったのか。
――影山はどうなったのか。
――他のみんなはどうなったのか。
何もかもがわからないまま、俺の意識は闇へと落ちた――
Dead End
oh……
次は綴さんが毒殺される番だ!
アレ・・・?
お疲れ様でした!面白かったです!
夏目くんもはや女難とか言うレベルを越えてなにかに呪われてる気がする
【モノクマげきじょう】
モノクマ「>>1の伝家の宝刀、口移しからの毒殺エンドで今回はここまでだよ」
モノクマ「しかしあれだね。これまで溺死エンド・刺殺エンドを回避してきた夏目クンもこれには負けてしまったようで……」
モノクマ「なんだか>>1は口移しからの毒殺にロマンを見出だしてるらしいよ。ド変態だね」
>>725
モノクマ「まだだ……まだ終わらんよ……!」
全然羨ましくないモテ男・夏目開人
修学旅行を生き延びても長生きは出来そうにない
ところで自由安価なんですけど、出す回数少なくした方がいいですかね
今回はまあ時間が時間だったので仕方ありませんが、これからの目安としてお聞かせ願いたい……
自由安価から再開か?
どうすれば良いんだ
悔しいけど影山を受け入れるしかないのか?
8時頃再開予定よろしくです
ありゃ
軽く遅れました
少し時間空けて再開します
>>713
ここからリロード
↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
夏目の台詞・背を向けたままかどうかも合わせてどうぞ
この書き込みから五分後締め切ります
影山の方を向いて
俺はお前が望むようなものは何一つ持ってない
それでも…俺が希望っていうなら俺に信じさせてみろよ
夏目「お前の言葉の真意がどんな意味であっても、きっと俺にはお前に応えることはできない」
夏目「今の俺には、誰かの期待とか好意とかを背負う覚悟は……持てない」
体を影山の方に向けて、影山の顔だけを見据えてそう言う。
影山「……そうですか」
夏目「だから、ここから出るまで待ってくれないか?」
夏目「ここから出て、元の生活に戻ったら――影山のことをいろいろ教えてくれ。まずはそれからだと思う」
影山が俺に抱いてるのが憧れでも、恋慕でも。俺は結局のところ影山を何も知らないから返事のしようがない。
最咲や兎呑のときとはわけが違うと思う。
影山「……ふふ、そうですか……」
影山「まあ、それが”最後“に聞けただけでも満足です」
影山「……ありがとうございます」
そうして影山は体を起こしてベッドから出ようとする。
↓2
1呼び止める
2そのまま見送る
1
1
1
夏目「おい、待て――」
そこから先の言葉は出なかった。
俺の口が、影山の口で塞がれたからだ。
夏目「っ……!?」
ドッキリハウスのときと同じ――いや、それ以上に優しいキスだった。
影山「……もう何も言わないでください」
影山「夏目さんの優しさは伝わりました。それだけで満足です」
影山「だから――そのままの夏目さんでいてくださいね。何があっても……」
何も言えない俺に影山はそうして言うと、ベッドから離れて服を着る。
影山「では、さようなら」
そうしてそのまま、俺の言葉も待たずにコテージを出ていくのだった。
□■□■□
【ジャバウォック公園】
影山視点
影山「モノクマ、いるんですよね?」
夏目さんのコテージを出た私はジャバウォック公園に来ていました。
いるであろう、その存在の名前を呼ぶとソイツは実にあっさりと姿を現します。
呼び止めなかったら影山が敵になっちゃいそうで怖いよ
お風呂
たぶん5分くらいで再開する
お風呂短っ!
ただいま
再開します
モノクマ「うぷぷぷぷぷ……何? もしかして夏目クンからボクに乗り換えちゃう感じ?」
モノクマ「そんな……教師と生徒の禁断の恋だなんて……ハァ……ハァ……」
影山「くだらない話はやめてもらえますか?」
モノクマ「もー、なにさ。少しくらい恥じらってくれてもいいじゃない」
影山「女の子が恥じらうのは愛する人の前だと決まっているんですよ」
モノクマ「……あ、そう。つまんないの」
モノクマ「それでなに? 用件があるなら早く言ってくれないかな?」
影山「まず1つ目。あのファイナルデッドルームの特典についてですが」
モノクマ「ああ、オマエラのプロフィールについて?」
影山「これは私たち希望ヶ峰学園生のプロフィールが纏められているんですよね?」
モノクマ「当然!」
影山「それにしては、きちんと16人分あるみたいですが……」
影山「アナタの言う裏切り者も、希望ヶ峰学園の生徒ってことですか?」
モノクマ「さあて、どうだろうね……?」
答える気はない、と。
まあいいでしょう。こっちとしても正直に答えてくれるとは思ってませんし……
影山「それなら2つ目です。これは私の推測でしかないんですが――」
影山「――アナタ、誰かを待っていますよね?」
モノクマ「えっ?」
その質問が予想外だったのか、モノクマは度肝を抜かれたような声を出した。
影山「やっぱり、図星ですか」
モノクマ「図星って……何を根拠にそんなこと言っているんだよ」
影山「さきほどの私の質問に答えてくれるのなら、教えてもいいですが?」
わずかな間、私とモノクマが睨みあう。
するとやがてモノクマが小さく笑った。
モノクマ「うぷぷぷぷ……やっぱり影山さんは面白い子だよ。どことなく“アイツら”に似てるかもね」
影山「何を言ってるのかわかりませんが、今の質問に答える気はないみたいですね」
やれやれ、予想以上に難敵のようですね……
モノクマ「そう不満そうにしないでよ! ほらほら、深呼吸深呼吸!」
影山「まあいいです。最後に3つ目……これは質問というよりお願いなんですが」
モノクマ「無視かよ……しかもお願い? それってどういう意味さ」
影山「なに、簡単なことですよ」
そうして私はその“お願い”の内容をモノクマに伝える。
モノクマ「…………」
影山「どうですか? そっちにとってデメリットになり得ることは1つもないと思いますが」
モノクマ「本当にキミってやつは……」
モノクマ「……うん、いいよ。そのお願い叶えてあげる」
随分あっさりと承諾してくれましたね。
モノクマ「いやあ、やっぱり生徒のお願いを聞いてあげるのは教師の役目だし?」
影山「そうですか。それならしっかりと叶えてくださいね?」
モノクマの手を借りるのは正直嫌でしたが、仕方ありません。
これも夏目さんや他の人達のためなんですから――
Chapter4 崩れた希望。出来上がる絶望 非日常編 完
生き残りメンバー
9人→7人
【18日目リザルト】
影山 少し解り合えた仲?(1/6)
足立 親友(3/6)
ジョー 友人(2/6)
言乃木 知人(1/6)
筆原 知人(2/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(3/6)Dead
正道 知人(1/6)Dead
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)Dead
姶良 知人 (1/6) Dead
五十隅 友人(1/6) Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 知人(2/6)Dead
雪咲 顔見知り(1/6)Dead
プレゼント
【アンティークドール】
【天使の果実】
【くるりん式PC】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】
モノクマメダル
29枚
――To Be Continued
ようやくchapter5かよ……長いな今回
今回はここまで。お付き合いしてくれてありがとうございます
質問意見感想その他何かあったらお気軽にどうぞ
おつ
乙
いやあ、まさか言乃木がここまで生存するとは…分からんもんだなあ
おつ
女子の方が多くなったね
>>753
言乃木さんそんなに早死にしそうに見えてたんすか?
巷ではそろそろGWらしいですが残念なことに>>1は2・3・4・5・6と連勤なのでGW何それ状態なのです
なのでGWだからって更新たくさんできるとは限らないので一応それだけ……
いやまあどうでもいいと言われればそれまでですが
つーわけでここまでだよ
綴さんの方は週1か2くらいで更新が目安になるから覚えておいてくだされ
なんだか話の盛り上がりに欠ける感じになってるかもですがもう少しで完結なので心優しい方はお付き合いくださいませ
乙でした
今なら刺殺エンド書いてもバレへんな……
バレへんで
chapter3 兎呑との自由行動時に薔薇の花言葉を聞いていた場合
夏目「それで、1つ聞きたいんだけど」
兎呑「ん? 何がだい?」
夏目「……薔薇の花言葉って、何なんだ?」
兎呑のコテージ。そこで何気なく尋ねてみると兎呑はあからさまに動揺してみせた。
兎呑「なっ……!? な、夏目君。もしかして知らなかったのかい……?」
夏目「悪い……そういう知識には疎いからさ」
俺がそう答えると兎呑はなにやら複雑そうな顔をした。
兎呑「や、やっぱりそうなのか……だいたい予想はしていたが……なんというか、いざ言われるとショックだな……」
夏目「?」
なんだ。そんなに深い意味の花言葉でもあったのか?
兎呑「……その、だな。ええと……一言で言うとだ」
夏目「おう」
兎呑「…………愛情だ」
…………えっ?
愛情って、あの愛情?
兎呑「つ、つまりだ! キミは知らず知らずに私に……“愛の告白”をしていたことになる!」
夏目「なん、だと……!?」
そうだったのか……
兎呑「ま、まったく。どうせそんなことだろうとは思っていたが……」
兎呑「……少し期待した私がバカみたいじゃないか」
夏目「えっ?」
兎呑「うるさいっ! こっちを見るな!」
いきなりキレただと!?
夏目「や、やめろいきなりどうした!? というか顔も赤いし何が――」
兎呑「うるさいと言っている!」
そうしていきなり怒った兎呑によって、俺はコテージを追い出されたのだった。
□■□■□
夏目「ふぅ……いきなりどうしたんだアイツは」
コテージの外。俺はとぼとぼと自分のコテージに帰りつつそうぼやく。
最咲「あれ? 夏目さん?」
するとどこかからの帰りなのか、最咲が話しかけてきた。
アカン
夏目「おお、最咲」
最咲「なんだか疲れてるみたいですね……」
心配そうに俺を見つめる最咲。
夏目「まあ、疲れてると言えば疲れてはいるが……」
……あー、そうだ。せっかくだし最咲にさっきのこと話してみるか?
最咲「わかりました。それなら私のコテージに行きましょう?」
夏目「あれ? 俺声に出してた?」
最咲「声に出さなくてもわかりますよ。エスパーですから」
夏目「…………」
最咲「ちょっと引かないでくださいよ! 不思議ちゃん路線狙ってるわけじゃありませんから!」
まあ、わかっているのなら話は早い。
というわけで俺は進路を変えて最咲のコテージに向かうのだった。
□■□■□
そうしてやって来た最咲のコテージ。
家主の最咲は俺に飲み物を振る舞うべくその準備をしていた。
最咲「それで、話ってなんですか?」
夏目「ああ、実は――」
さっきの兎呑とのやり取りをそのまま伝える。
最咲「…………そうなんですか」
すると最咲はなにやら険しい顔をしてしまった。
夏目「? 最咲?」
最咲「……あ、すいません。少しボーッとしてました」
言いながら最咲はグラスを1つ持って俺の向かい側に座った。
最咲「はい、どうぞ」
夏目「サンキュー。……でさ、なんで兎呑が怒りだしたかわからないか?」
尋ねつつグラスから飲み物を一口飲む。
最咲「そうですねー……たぶん、ですけど……」
最咲「夏目さんのそういうところに怒ったんじゃないですか?」
途端。ガチャリとグラスを落としてしまう。
猛烈な眠気が俺を襲う。
夏目「あ、れ……?」
最咲「もー、嫌ですよ夏目さん! 女の子の気持ちもわからないなんて!」
グラスを落とすほど様子が変わった俺を見ても最咲はにこにこと笑うだけ。
最咲「本当に……女の子の気持ちもわからなくて、それを私に質問するんですから……」
最咲「こういうことになるんですよ」
直後、俺の意識は闇に落ちた。
□■□■□
両手が動かなかった。
両足も動かなかった。
口すら動かなかった。
ただ、俺の目は最咲を捉えていた。
最咲「ああ、動かないでください。手足を痛めちゃいますよ」
俺の両手足は縄のようなもので固定してあるらしく、動こうとしてもその縄は当たり前だが緩むことすらない。
それでもなんとかならないものかと体を動かしていると――腹部に猛烈な痛みが。
夏目「~~っ!?」
最咲「ほら、言うことを聞かないからそうなるんですっ」
言って最咲は赤く染まった包丁を俺にちらつかせる。
最咲「ああ……夏目さんのお腹から血が出ちゃってます……」
言いつつ最咲はなんと、俺の腹部に顔を近づけて傷痕をペロリと舐めだした。
夏目「っ……!?」
痛みだけが俺の体を走る。
すると最咲は顔を上げて、その血に染まった顔を俺に向けてきた。
最咲「夏目さんは、私だけを見てください」
最咲「兎呑さんなんてもう見ないでください。私だけを、見てください」
ガムテープで塞がれて声も出せない俺は、情けなく首を横に振るだけ。
最咲「そうですか……でも、すいません。もう兎呑さんを見ることすら叶わないんですよ夏目さんは」
何を、言っている?
最咲「うふふ……それではご開帳といきましょうか?」
すると最咲はやけに軽快な足取りで”不自然にカーテンで隠されたシャワールーム“の近くに立つ。
そしてそのままそのカーテンを勢いよく、開けた。
夏目「っ!?」
そこにいたのは――両手を包丁で貫かれ、
胸元までもが無惨に貫かれている、
磔にされた……兎呑だった。
最咲「あんな話を聞かされたら私としてはいてもたってもいられなくなってしまって。なので盗られる前にこうしました」
最咲「本当はこれだけのつもりだったんですけど……夏目さんのことですので、他の女の子にも好かれることもありえます。なので夏目さんはこれから、ずーっと私のコテージで過ごしてもらいます」
……は?
最咲「大丈夫ですよ。食事くらいなら私が食べさせてあげますから」
最咲「さすがにお風呂やトイレは恥ずかしいので、自分でやってもらいますけどね?」
最咲「もちろん、言うことを聞いてくれないのなら……」
赤く染まった包丁をちらつかせながら最咲はそう言った。
兎呑さんを幸せにしてあげて(懇願)
□■□■□
最咲「夏目さーん、ご飯持ってきましたよー」
ペリペリとガムテープを剥がしながら最咲が俺の前に食事を運ぶ。
最咲「はい、あーん」
夏目「…………」
最咲「あれ? もしかしてもうそんな元気すらありません? 仕方ないですね……」
すると最咲はその俺に食べさせようとした食事を自分の口に含み、俺に口移しをしてきた。
最咲「んっ……」
夏目「…………」
もう何度目かわからないこんな行為を繰り返していると、インターホンが鳴った。
最咲「あら、なんでしょう。またジョーさんですか?」
ご丁寧に俺の口をガムテープで塞ぎつつ、最咲はその来客の対応に向かう。
今他の奴等は懸命に行方知らずになった俺と兎呑を探しているらしい。
俺ならここにいるぞ。
そう叫ぶ元気は俺にはもうなかった。
ただ1つ言えることは――
――アレカラ、ナンニチガタッテルンダ?
Bad End
刺殺しようとしたら監禁で終わったでござる
こうやってると本当なんで兎呑さん死んじゃったの? 唯一の良心なのに……
最咲さんこんな子だけど好きでいてくれる人はいるって信じてる
むしろそんな最咲さんが好きです
ととの思い出したぞ、こえーよ最咲さん
いやどうみてもこれ由乃っちレベルだろ最咲さん……
未来日記『夏目日記』持ってても全然違和感無さ過ぎる
最咲さんは可愛い。嫁にしたい。全てはきちんと女性にたいして
向き合わない優柔不断な夏目が悪い(確信)
まあ安価スレだししゃーないけどね
こんばんは。22時頃少しだけ更新します
というかみなさん最咲さん好きでいてくれてるみたいでなによりです
みんなのアイドル最咲さんは永遠に不滅です!
最咲さんは最初から完全に決め打ちしてればいいヒロインになりそう
兎呑さんはどうやっても条件キツキツのトゥルーエンド要員ぽい
Chapter5 すべては1つとなりて(非)日常編
翌日。俺達はレストランに集まっていた。
足立「……しかしなんだ。こうして全員で集まってみると……」
足立「嫌でも実感するな。俺達がどれだけ異常なことに巻き込まれているかってことを」
ジョー「最初の人数の半分以下だもんな……」
棋儀が死んで。
甘露寺が死んで。
姶良が死んで。
五十隅が死んで。
雪咲が死んで。
最咲が死んで。
兎呑が死んで。
正道が死んで。
砂射が死んだ。
出さない出さないと言って9人もの犠牲者を出してしまいもすれば、こうしてレストランが最初より広く感じるのも当然、か。
筆原「でも、これ以上犠牲は出ませんよ! 絶対!」
言乃木「そうだね。ここまで来た以上殺しなんて馬鹿げたことする奴は誰もいないだろうさ」
ジョー「ただ問題なのは……」
湯川「影山さん、ですね」
そう。今日この日、影山だけがレストランに来ていなかった。
ジョー「ああ? あの女はもういいよ……単独行動が主な自分勝手な人間だしよ」
湯川「ですが、このまま影山さんだけ放っておくのも……」
筆原「確かに……なんだか後味が悪いですね。彼女だけ放置したまま、なんて」
足立「だが、影山さんはこれまで何度も俺達の空気を乱してきた張本人だ」
足立「……難しいところだな」
これまでの影山の言動を考えると、許せないと思うのは当然。
でも、それでも許してやりたい――そんな複雑そうな顔を足立や筆原、湯川はしていた。
ジョー「あー、なんだよどいつもこいつもお人よしばっかでよ……」
ジョー「夏目はどう思うわけよ?」
夏目「え?」
ジョー「え? じゃなくってだな。影山のことだよ」
ジョー「お前は影山をどう考えてるんだ? 許すのか許さないのか」
……どう、なんだろうな。
ドッキリハウスでの一件が無ければ、悩みぬいたうえで『許してやりたい』と言っていたかもしれないが――
『アナタは私が望んだ希望なんです』
『今度こそ、1つになりたいんですよ』
――影山の言葉が脳内で再生される。
ドッキリハウス以後、明らかに様子がおかしくなった影山の姿を見てしまっては、そうおいそれと答えを出せるわけが……
湯川「夏目さん……?」
俺が返答に時間を要しているのが変に思ったのか、湯川が首を傾げる。
言乃木「……まあ、夏目が影山をどう思っているかはさておいてだ」
不意に言乃木の声があがる。
言乃木「アイツはドッキリハウス以後、明らかに様子がおかしくなっている。……何かしでかす可能性だってあるから、注意することに越したことはないだろうな」
足立「ああ、特に夏目君への態度の変わりようはおかしいとしか言えなかったからな……」
モノミ「うう……ミナサンこんなところにいたんでちゅか」
そこでモノミがやけに血まみれな状態で現れる。
ジョー「んなもんわかってるっての。誰が好き好んであんな変態女のとこに近づくかよ」
筆原「あはは……」
モノミ「あれ? もしかして今あちしステルスモードになってて見えてないのでちゅか?」
足立「うわっ!? 血まみれじゃないか!」
モノミ「よかった……足立君にはきちんとあちしが――」
足立「あ、悪いんだけどその格好でこっち来ないでくれるかな……」
モノミ「丁重なお断り!?」
言乃木「…………」
モノミ「痛いでちゅ! 言乃木さんが無言でお手拭きを投げてきたでちゅ!」
湯川「と、とりあえず血を拭いたらどうですか?」
モノミ「でちゅね……」
ゴシゴシ……
モノミ「はい! モノミ完全復活でちゅ!」
湯川「それで、モノミがこのタイミングで来たってことは……」
モノミ「はい! 最後のモノケモノも倒したので、“最後の島”へ行くことができるようになりまちた!」
ジョー「そっか」
モノミ「うう……まるで上の空なリアクション……」
モノミ「やっぱりあれでちゅか? 次の島に行っても何も手掛かりがないから行かないっていう……」
湯川「それは違いますよ」
と、湯川が凛とした声で言った。
湯川「……ですよね?」
夏目「そこで俺達に振るのか……」
湯川「すいません。でも、これ以上逃げてても始まりませんし……」
湯川「もういないみなさんのためにも、逃げずに立ち向かうべきじゃありませんか?」
言乃木「……ははっ、それもそうだね」
足立「やられっぱなしじゃいられない、か」
筆原「そうですね。ここで逃げたらそれこそ負けちゃいますもんね……」
ジョー「お前らがそう言っちまったらオレだけ逃げるわけにもいかねーだろ! オレもやるぞ!」
湯川の問いに4人が答える。
前から思うところはあったのか、悩む人間は誰もいなかった。
湯川「夏目さんも、そう思いますよね?」
……確かに、いろいろと不安や疑問は残るけれど。
それでもここで逃げてたら何も変わらない、か……
夏目「ああ、そうだな」
モノミ「ミナサン……最高でちゅ、最高に良い顔をしてまちゅ」
ジョー「そいつはどうも……っと」
言乃木「じゃあ行くとするかい?」
足立「次が最後の島、だったっけか」
筆原「何があるんでしょうかね……」
4人の顔はもう、後ろ向きな感情に支配されているような表情じゃなかった。
モノミの言葉を借りるのなら、良い顔をしていた。
湯川「夏目さんも、行きましょう?」
夏目「……ああ!」
そうして俺達は最後の島へと向かう。
全員が一致団結をして、最後の島へと。
――いや、影山がいない以上まだ完全に一致団結はしていないか。
【ゴバンメノシマ】
最後の島。そこはなんというかビルに工場のようなものと、SFじみた場所だった。
……なんとなく、最後の島と呼ぶに相応しいところだと思った。
探索場所指定
↓2
1屋台通り
2モノクマ工場
3軍事施設
4ワタツミ・インダストリアル
1
2
【モノクマ工場】
そこはなんというか、明らかに怪しい場所だった。
工場――なのだろうか。屋根の部分がモノクマの顔になっていて、なんというか不気味だ。
湯川「あれ、夏目さん……」
夏目「湯川。お前もここを調べに来たのか?」
湯川「はい……そうなんですけど、見た感じ凄い怪しいからちょっと誰か来ないかと思ってて」
まあ、確かにこんなところに一人で入るのには抵抗があるよな……
夏目「よし、なら一緒に行くか?」
湯川「いいんですか?」
夏目「いいんだから言ってるんだよ。一応、俺から先に入るからな」
そうして俺を先頭にして二人で工場の中に入る。
――するとそこに広がっていたのはこの工場の外観よりも数倍気持ちの悪い光景だった。
夏目「これは……」
ベルトコンベアを流れる物体。それが最終的にはモノクマとなってバスケットの中に放り込まれていく。
湯川「……これ、本物なんですかね?」
夏目「あ、おい!」
俺が呆気に取られていると、湯川がそのバスケットから1つモノクマを手に取る。
湯川「『こら、ボクは学園長だって言ってるだろ!』」
すると湯川はそのモノクマを自分の顔の高さまで持ち上げると、モノクマそっくりな声でそう言った。
夏目「……え?」
湯川「『いやーん、夏目クンったらそんなに見つめないでよー』」
湯川「……ふむ、どうやらこれはただのヌイグルミのようですね」
どんな確かめ方だよ……ていうか、さすが声優。声色の変化はお手の物なのか。
夏目「とりあえず、それしまっておけって」
モノクマ「やあやあ! オマエラボクのかわいいヌイグルミに夢中になるのはわかるけど、丁重に扱えよな!」
ああくそ、一番会いたくないヤツが来てしまった……。
湯川「……帰りますか」
モノクマ「あっ! おい、やるだけやって逃げるとか卑怯極まりないだろ! 少しはこのモノクマ工場にも触れてけって!」
……モノクマ工場?
夏目「なんだよ。これが全部今のお前みたいな自我を持つってのか?」
モノクマ「さあどうだろうね……普通のマスコットとして売りさばくのもいいかもしんないけど」
……どこがだよ。
モノクマ「でもやっぱりそういうのは隣のグッズ倉庫に保管してあるから、こっちの奴は金もうけに使うのはもったいないかなー?」
夏目「グッズ倉庫?」
モノクマ「そ! ここの隣にある倉庫のことだよ! よかったら見てってよ!」
そう言い残して消えるモノクマ。
湯川「……どうします?」
夏目「激しく気が乗らないけど……行くしかないな」
□■□■□
【グッズ倉庫】
言われるまま、隣のグッズ倉庫にやって来たけど……
夏目「なんだここ……」
湯川「えっと……なんだか薄暗いところですけど、手掛かりになりそうなものは無いみたいですね」
段ボールの山に、グッズを持ち運ぶための台車。
そしてモノクマのパネルに、パネルに、パネルに、パネル。
……どれだけパネル作るんだよ! 自分大好きすぎるだろモノクマ!
夏目「……変にモノクマが絡んでくる前に出るかここ」
湯川「ですね……」
まあ、とりあえずここについては手掛かりはないみたいだな……
↓2
1屋台通り
2軍事施設
3ワタツミ・インダストリアル
3
今ならお風呂行っても問題ねぇな……
風呂上がりでも安価来てなかったらこのまま進行
2
もうちょっと進めたいんです
よろしいですかな
ほい
安価出したら来てくれると信じて続行
今回の更新で最初の探索は終わりたいな……
コッソリ
【軍事施設】
夏目「なんだここ……」
次に訪れたところは、軍の駐屯地のような場所だった。
戦車にヘリに……挙げたらきりがないくらいに異質な物が揃っている。
筆原「あ、夏目さん!」
言乃木「奇遇だね。アンタもここを調べに来たのかい?」
夏目「筆原に言乃木」
言乃木「ま、見てのとおりここは軍事施設のようだよ。いろいろと武器もある」
筆原「ですが、どれもこれも扱うには難しそうな物ばかりのようです。これで敵と少しは戦えるかも、なんて思ったんですが……」
夏目「無理だろうな」
というかさりげなく凄いこと言ったな。
夏目「じゃああれだ。ここの物は俺達の役に立ちそうにないわけか……」
言乃木「と、思うだろう? アタシたちもそう思ってたんだけど……」
すると言乃木が懐から二冊の冊子を取り出した。
夏目「これは?」
言乃木「片方は“未来機関”のマークが書かれていて、ジャバウォック島開発計画書となっている」
言乃木「もう1つは……まったく関係なさそうな絵本だよ」
ジャバウォック開発計画書と、絵本?
筆原「絵本の方はともかくとして、こっちのジャバウォック島開発計画書っていうのは役立ちそうじゃないですか?」
言乃木「モノクマの私物とも書かれてあるし、なんだかこれみよがしに置いてあったからどこまで信用できるかはわからないけどね」
夏目「……そうだな。それで、そっちの計画書にはなんて?」
言乃木「詳しいことは結局のところわからずじまいだったけど、そのまま“ジャバウォック島再開発計画”について書かれてたよ」
言乃木「ここを未来機関の拠点にするとかなんとか……」
夏目「でも、ここは元々観光地だったはずだろ? それがなんで未来機関の拠点なんかになるんだよ?」
筆原「それについても気になることが書かれていました。どうやらこの島は管理していた会社の倒産により、かなり前から無人島となっていたらしくて……」
言乃木「それで“事件の影響”を直接受けずに済み、比較的容易に土地を確保できるからだって」
夏目「待てよ! 事件の影響ってなんだ? それにかなり前から無人島になってたにしては、整備が行き届いてるじゃないか!」
言乃木「そんなことはわからないよ。整備が行き届いている点に関しては未来機関の人間の仕業なのかもしれないが……」
筆原「“事件の影響”というのが何なのか、それは私たちにもさっぱりで……」
言乃木「だけど気になることは他にもあるんだ」
夏目「まだあるってのかよ……」
言乃木「これに関してはアタシと夏目が図書館で調べたことだけど、前ジャバウォック島の案内っていう本を読んだのを覚えているかい?」
夏目「中央の島に政府の拠点があるって話が書いてあったのに、実際のところそんな建物は無かった。だからおかしいって話になったんだったな」
言乃木「この計画書、中にこんなことが書いてあったんだ」
言乃木「……『中央にある政府の建物を改築して、未来機関の拠点にしよう』ってね」
なんだよそれ……話がちぐはぐすぎるじゃないか。
言乃木「つまり、アタシ達はすっかり忘れてたんだよ」
言乃木「この島の謎をね」
確かに、立て続けに起きた事件のせいですっかり忘れていたけど……
どうなんだ? この矛盾だらけの島の謎を俺は解くことができるのか?
筆原「じゃあ、ここの探索はこれくらいにしますか?」
↓2
1そうだな(軍事施設での探索終了)
2いや、まだだ(もう片方の絵本の話に移る)
2
2
2
だよね
夏目「……いや、まだだ。その絵本について聞かせてくれ」
筆原「え? でも……」
言乃木「アタシ達も読んだけど、なんていうか意味不明な絵本だったよ?」
夏目「それでも、一応だ」
筆原「わかりました。じゃあ……」
そうして筆原がその絵本の内容を読んでいく。
【その子は才能も何もない、普通の子でした
ですがその子は必死に何か自分にも才能は無いかと探し、ついに1つの才能を見つけました
それでその子の世界は一変――するかと思いきや、まったくの見当はずれでした
なんでアイツが
おかしいだろ
その子の世界を変えるにはまだ足りなかったのです
努力が。才能が
高みへと登ります
世界を変えるために。自分を認めさせるために
それが奈落への穴とも知らずに】
……は?
夏目「これが絵本? なんていうか、不気味だな……」
言乃木「だろう? だから言ったじゃないか。気にするだけ無駄だったと」
筆原「これを書いた人の名前のところも、文字が掠れて消えていました。結局、なんなんですかねこれって……」
……でもなんだろうか。
この絵本、どこか嫌な感じがする……
↓2
1屋台通り
2ワタツミ・インダストリアル
1
1
ごめんなさい今回ここまでで
ここからラストにかけては少し展開が異なってきますのでご了承ください。爆発で吹っ飛ぶジョーはおそらく実現しますが
あと余談ですがだいぶ前に筆原との自由会話で「俺の店の看板の字はお前に任せようかな」とか言ってましたが、あれってよく考えたらプロポーズの台詞にも聞こえるんじゃね? とか思ったり
では質問感想その他何かあったらお気軽にどうぞ
ハハッ、考えすぎ考えすぎ
>>805
ですよね。さすがにそこまで女たらしじゃありませんよね夏目は
初期と比べて人減ったな……
もうちょい創意工夫しないといけませんね
というわけで寝ます
何かあったらお気軽にどうぞ
乙でした
おつ
乙、この絵本の作者って...
乙
影山受け入れてたらどうなったんたんだろう
19時頃とか始まってみてもいいだろうか
いいですよ
始める
【屋台通り】
夏目「ここは……」
次に訪れた場所は、屋台がいくつも並ぶところだった。
ここはそのまま屋台通りとでも言うべきだろうか。
足立「ああ、夏目君。キミもここを調べに来たんだ?」
夏目「足立」
そこには足立がいた。
なにやらきょろきょろとあちらこちらを見まわしているが。
足立「右も左も食べ物食べ物食べ物。なのに店員と呼べる人間は1人としていない」
足立「たった1つ要素が抜けてるだけなのに、ずいぶんと質素な感じがするよな」
夏目「確かに、なんというか不気味なところだな」
足立「だがまあ、見ての通りここはあくまで屋台通りなだけで、脱出についての手掛かりはまったくもって見当たらないんだ」
足立「だからここを調べたところで無駄足になりそうだぞ?」
なんだ、そうなのか……
足立「だから俺は今から島を回って他の人達をここに集めようと思うんだけど……」
↓2
1そうか、わかった(探索終了。イベントパートに)
2待ってくれ、まだ見てないところがあるんだ(ワタツミ・インダストリアルに移動)
2
上採用
夏目「待ってくれ、まだ見てないところがあるんだ」
足立「そうなのか?」
夏目「ああ。工場と軍事施設とここは見て回ったんだが……」
足立「すると、残りはワタツミ・インダストリアルか」
足立「わかった。それなら、そこにジョー君が行ってるはずだから調べてくるついでにジョー君もここに来るよう呼んできてくれ」
足立「あんまり待たせないでくれよ?」
夏目「了解」
そう話がつき、俺は件のワタツミ・インダストリアルへと向かうのだった。
□■□■□
【ワタツミ・インダストリアル】
ジョー「……」
夏目「お、いたいた」
長い廊下を抜けてやって来たその会社の中の一室にジョーがいた。
ジョー「……おお、夏目か」
夏目「何呆けてるんだ?」
ジョー「そりゃ呆けたくもなるってーの……」
言いながらジョーが部屋の奥を指差す。
すると、その指の先にあったものは――製造途中の機械、だった。
夏目「なんだあれ……」
ジョー「あれよぉ、よく見てみると見覚えないか?」
夏目「は? 見覚え?」
何を言っているんだ。俺はあんなものに見覚えは……
ジョー「どうよ?」
夏目「……あるわ。あの“モノケモノ”とかいうのに似てる気がする」
ジョー「だろ?」
ジョー「わけわかんねぇっての。こんな中小企業の会社であんなモン作ってるなんてよ」
ジョー「おまけにわけわかんねぇものまであるし」
わけわかんねぇもの?
夏目「何のことだ?」
ジョー「ここの職員が使ってたであろうパソコンがあっちにあってよ。その中にメールがあったから覗き見してみたんだよ」
さらっとおかしなこと言ったなコイツ……この状況じゃなきゃやれないことだけど。
ジョー「でよ、そのメールん中におかしな文面があったんだよ」
夏目「どんな?」
ジョー「なーんか、今世界は“混乱”に包まれているだとか、それは“学生の起こした騒動”がきっかけだとかよ」
……なるほど、わからん。
ジョー「しかもその同時期にどっかの学校の生徒が集団自殺して、それを引き起こしたのも同じ学校の生徒とかなんとか……」
ジョー「な? 荒唐無稽だろ?」
夏目「確かに荒唐無稽だけど……」
夏目「それって本当にそれだけで済ませていいんだろうか?」
ジョー「ど、どういう意味だよ?」
夏目「……いや、なんでもない」
まさかな。考えすぎ、だよな……?
夏目「……っと、それよりもだ。ここでの調べ物が終わったんなら少し離れたところにある“屋台通り”に来てくれないか?」
夏目「そこで報告会なり、今後の方針を立てたいらしいんだ」
ジョー「お、いいぜ。いちいちホテルまで戻るのも億劫だしな」
少し強引だったが、ジョーはたいして気にもせず俺の言葉に従った。
……まさか、その事件が本当に起きていてその影響でこの島が無人島になったとか……そういうのじゃないよな?
□■□■□
【屋台通り】
言乃木「お、ようやく来たね」
再び戻ってきた屋台通り。そこでまずは焼き鳥を頬張っている言乃木が出迎えてくれた。
……何してるのコイツ。
湯川「2人とも遅いですよぉ」
筆原「まったくですっ」
ジョー「……何? 女3人焼き鳥食ってるとかババくさいにもほどがあんだろ?」
言乃木「うっさいね。インドア派にこういう労働はキツイんだよ」
声優に書道家に学者……見事にインドア派しかいないな。
足立「だからって小腹が空いたにしてももうちょっと食べるもの選んだ方がいいんじゃないか?」
と、唯一のアウトドア派の足立がやれやれといった感じで言う。
夏目「おい、本題に入るぞ」
言乃木「わかってるよ。全員の得た情報を共有しようじゃないか」
そうしてお互い、それぞれ得た情報を交換し合う。
……が。やはりと言うべきなのかたいした情報は誰からも得られることはなく。
足立「結局得られた情報はどれもこれも似たようなものか」
筆原「肝心の未来機関についても重要な手掛かりは見つからなかったみたいですし……」
ジョー「つってもよ、全部の元凶が未来機関なのは疑いようもない事実なわけじゃねぇ?」
言乃木「いいや、そう言いきるのもどうかと思うよ」
筆原「え? そうなんですか?」
言乃木「前々から気にはなっていたんだよ。モノミは結局のところ未来機関の手先、それは確定事項のはずだ」
言乃木「なのにモノミはモノクマと反目しあっている。アタシたちにコロシアイを強いてるモノクマとね」
筆原「……モノクマと反目しあっているから、モノミは敵じゃないと?」
足立「確かにそう考えることもできるだろうけど、敵じゃないならなんで俺達をこんなところに閉じ込めたりしたんだ?」
湯川「……きっと、閉じ込めること自体がモノミの目的なだけじゃないですか?」
言乃木「閉じ込めて、そこから先本来は何をやらせるつもりだったのか……それはさすがにわからないけどね」
ジョー「つっても、どうしていきなりそんな未来機関の肩を持つようなこと――」
ジョー「――まさか! お前が未来機関の裏切り者!?」
言乃木「そんなわけないだろう!」
ジョーの言葉がよほど心外だったのか、言乃木が声を荒げる。
足立「やめろジョー君。そもそもその“裏切り者”自体がモノクマの罠という可能性だってあるんだぞ」
足立「それに、ここまで一緒に生き残った言乃木さんを信じてやらないでどうするんだ?」
足立がそうして宥めていると、それは不意に訪れた。
ゾクリとするほどの冷たい声と共に。
「あらあら、結局はそうして逃げの一手なんですね?」
ジョー「で、出やがったなこの変態女!」
その赤下フレームの眼鏡の奥に潜む瞳に反射的にジョーが怯えつつ言う。
影山「心外ですねジョーさん。女の子に向かってそんなこと言ってはダメですよ?」
湯川「影山さん……アナタ、今までどこにいたんですか?」
影山「私ですか?」
影山「ちょっと、人を探していました」
は? 人を探していた?
夏目「な、なんだよそれ。俺達以外に誰か人がいるってのか?」
言乃木「それは無いだろう。もしそうなら、今までの中で見つかって無いのが不思議なくらいだ」
影山「言い方が悪かったですね。人が来ているかどうかを探していたんですよ」
足立「どっちだって変わらないだろう。そもそも、影山さんの言うその人ってのは誰のことなんだ?」
足立が尋ねると影山はクスクスと笑いながら言った。
影山「“コロシアイ学園生活の生き残り”……かもしれませんね?」
夏目「それって……ジェットコースターの特典で貰ったあのファイルにあった……」
御陵書乃。
声伽学。
御門ノノ。
神代真琴。
首括くるり。
神原陽菜。
この6人のこと、だよな?
夏目「なんだそれ、その生き残りの奴らがどうしてこんなところに来る必要があるんだよ?」
影山「それは私にも正確にはわかりませんが、おそらく……」
影山「その6人が未来機関の一員だから、でしょうか?」
なに……?
言乃木「どういう意味だいそれは!?」
影山「そのままの意味ですよ。“コロシアイ学園生活”なんて物を強いられた人間で作られた組織なら、こんな“コロシアイ修学旅行”を考えても不思議はないでしょう?」
ジョー「なんだそれ! やっぱりそもそもの原因は未来機関にあるってのか!?」
影山「あくまで推測、ですがね」
湯川「……影山さんは、何を知ったんですか? ドッキリハウスでの捜査途中から、明らかに様子がおかしいです」
影山「ふふ……知ってしまっただけですよ。“真実”をね」
真実?
夏目「なあ、そもそもお前はファイナルデッドルームで何を知ったんだ? いい加減教えてくれても……」
影山「おっと、こればかりは夏目さんの言葉でも教えてあげれませんよ」
影山「……“裏切り者”を暴くまではね」
裏切り者って……
影山「実は、その裏切り者の正体だけが一向に掴めなくて……」
影山「でも、安心してください。その裏切り者をあぶりだす方法はすでに思いついてますから」
筆原「何を言ってるんですか……?」
影山「ですが、この策は私一人の力ではどうにもなりませんので……あなた達にも手伝ってもらいますよ」
影山「……何が何でもね」
ジョー「意味わかんねぇよ! もうちょっとわからせるようにして話せや!」
影山「それじゃあ最後に1つだけ、モノクマに伝言をお願いできますか?」
モノクマに……?
影山「もう動機なんていらない。最後はモノクマが望むくらい派手なものをやってあげますって」
夏目「それって……」
影山「では、ごきげんよう。私の愛する皆さん……」
最後に不穏な言葉だけを残して影山はここから去っていく。
湯川「影山さん……!」
湯川がなんとか声をかけるも、影山はそれすら無視してしまう。
ジョー「ど、どうするよ……あの女、絶対誰かを殺すつもりだぜ……!?」
足立「あの口ぶりからすると、狙いは裏切り者みたいだけど……」
言乃木「ちっ……こう言ってはなんだけど、なんであんな女が今の今まで生きてるんだかね」
筆原「うう……」
湯川「…………」
打開策は、見つからなかった。
一応、ジョーの発案で影山を前最咲がやったみたいに縛ることにはなったが……正直それだけでは心もとない。
でも、何もしないよりはマシだろうとなり……その日はそのまま解散となった。
【Info】
イベントパート終わり
次から自由行動へ
ということで一時中断
9時前だし人も少なくなりそうだしね
ちょうどそろそろ飯やし
何かあったらお気軽にどうぞ
オリロンパに求められるのって事件のレベルの高さなの? キャラの描写の上手さなの? これはもうわかんねぇな……
今日自由行動入ってもいいのかなこれ
両方ですよ!
ここは両立してていいと思います!
【20日目】
キーン、コーン……カーン、コーン……。
モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』
モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』
モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』
……とりあえずもう他の奴等も集まってる頃だろうか。影山はわからないが。
レストランに行くとするか……
□■□■□
【レストラン】
予想通り、影山こそは来ていないが逆に影山以外の全員がレストランに集まっていた。
さて、と……
↓2
影山以外の生徒一人指名
言乃木
筆原
足立
人いたよ
夏目「言乃木、隣いいか?」
言乃木「アタシの隣かい? これはまた珍しいね……」
言乃木「当然、構わないよ。なんだかんだ夏目とはこうやって食事を共にすることが少なかったからね」
そうして俺は言乃木の隣に座る。
夏目「ジョーの言ってた影山を縛るって話だけどさ」
言乃木「ああ、あれね。まったくジョーの奴もおかしなこと考えるよ」
言乃木「……いや、自衛のためと割り切ればおかしくはないのか。今の影山を放置しておいたらそれこそ何をされるかわかったものじゃないしね」
言乃木「それに、今まで放置していた“裏切り者”の話にも白黒つけるときが来たみたいだし……」
↓2
1裏切り者が本当にいると思うか?
2影山のこと、今はどう思っている?
3軍事施設で見つけた絵本って結局なんだったんだろうな
4シャーンス・クレって名前、何か知らないか?
5その他自由安価
3
2
4
夏目「影山のこと、今はどう思っている?」
言乃木「今も最初も、ただの変態としか思ってないさ」
きっぱりと言い切る言乃木。
夏目「そうか……」
言乃木「だがまあ、影山だって何か理由があってああいう思考を持つようになったんだろう。それを知らないアタシがこれ以上影山の事情に口を挟む権利もないさ」
言乃木「家庭環境が悪かったのか、希望ヶ峰学園に来る前の間に何かあったのか……いいや、どんなことがあってああなるのかアタシには想像がつかないね」
夏目「……手遅れにならないうちに話を聞いてやった方がよかったのかな」
言乃木「アホ。アンタは必死にやってきたさ」
言乃木「ただ、必死になりすぎて無理をしすぎてた感はあるかもね。最咲や兎呑のことも含めて、何もかも自分でやり遂げようとしがちなんだって」
夏目「そうかな……」
言乃木「そうさ。だから今は適度にガス抜きしておきな」
言乃木「何も今この場にアンタしかいないってわけじゃないんだからね」
↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
夏目のセリフを続けてどうぞ
俺は後悔しないよう行動してるだけだった。
だけどその分自分や周りのことが見えてなかったかもな。
こういうときこそ協力しないといけないのに。
それに気付いたたのは足立やみんなのおかげだ。
だからこれからも頼りにしてるぜ言乃木。
人少なすぎるからここまでで
ううん、もうちょっといろいろ考えないと……
最悪ROM専になって勉強し直すか
ROM専になるならせめてこれ完結してからにしてくれ~
セリフの自由安価はどうも皆ためらっちゃうよね
前作から読み始めてやっと追いついた、支援や
クールな言乃木さん素敵です
ジョーくんとのペアも好きだ
ここまで生き残ったのだからもう安心していいよね…?
影山が誰を巻き込むかだな
ジョーは死なない謎の安心感があるけど、七海みたいに主人公支えるポジションに居るあだっちーが危ない
打ち切りフラグたってるんだが
御陵さんの頃や夏目の前半みたいな投下のペースと量よりは下がったね
自由安価がパッとでてこないんだよな
あとsageようぜ
御陵「いいから早く強制シャットダウンして!」
御門「いいから早く強制シャットダウンだよ!」
神代「そんなことより強制シャットダウンを……!」
神原「早く強制シャットダウンしてくださぁい!」
声伽「さあ! 早く強制シャットダウンして!」
首括「いいからさっさと強制シャットダウンだ!」
誰かにこれを言わせるまでは終われません(結論)
ただ少し前に言ったと思いますが、ゴールデンウィーク中はあまり更新できねぇんだぜ……
あと自由安価出すと進みが悪くなるのも少し気にしてはいました。極力減らした方がええのかな
ちなみにシャーンス・クレについてもラストシーンの流れについてもカムクラについてもラストの反論ショーダウンとPTAについても登場する前作キャラ3人についても影山の処遇についてもどうするかはすでに頭に入ってるので打ち切りにはしませんよ……
ただ人が減った感があったので少し打開策を考えようとしてました。仕事でそれどころじゃなかったけど
とりまそれだけ
自由会話他になければ今出てるので進めますね
神原「早く(強制シャットダウン)してくださぁい!」
ふむ
じゃ、せっかくなんで今日このまま進行しますね
19時頃ですのでお願いします
そろそろ始めます
縺翫?
夏目「俺は後悔しないよう行動しているだけだったけど、でもその分自分や周りのことが見えてなかったのかもしれないな」
夏目「こういうときこそ協力しないといけないのに。それを忘れていた」
夏目「ありがとう。それを気付かせてくれて。これからも頼りにしてるぜ」
言乃木「ははっ、他の奴らも大概だけどアンタもやっぱりお人よしだね」
言乃木「せいぜい頼りにしていてくれよ。できうる限りは応えてやるさ」
そうしておかしそうに笑う言乃木。
うん、こうして話してみると全然おかしな奴じゃない。むしろコイツもお人よしだ。
言乃木「まあ、そういうアンタだからこそアタシも変われたかもしれないんだがね」
夏目「変われた?」
言乃木「ああ。機会があったら昔話でもしてやるよ」
言乃木の昔話か……興味があるような無いような。
【Info】
言乃木との親密度が大幅に上昇しました
【イベントパート】
ジョー「うっし! お前らちょっと注目な!」
飯もそこそこに食い終わると、ジョーが不意にそう言った。
ジョー「オレが昨日言ったこと、覚えてるな? 影山を縛りあげるって話だ」
ジョー「それについてオレから策がある!」
言乃木「策、ね……」
足立「どうせ策と言っていいのかすら危ういものだと思うけどな。ジョー君のことだから、前回と同じことを提案しそうだけど」
ジョー「」
あ、固まったぞ。
夏目「図星なのかよ」
ジョー「うるせぇ! その方が単純な分効果はあるだろうが!」
言乃木「それはそうかもしれないが……」
湯川「私は気が進みません……」
ジョー「湯川まで何を言ってるんだって!」
ジョー「それにほら、これはコロシアイを防ぐ意味だってあるんだし……」
確かに、今の影山を放置しておいたら確実にそれに発展する可能性がある。
なのでジョーの言い分も間違ってはいないんだが……
湯川「……わかりました。それで、何をすればいいんでしょうか?」
ジョー「よし、さすがだぜ湯川!」
しぶしぶと言った感じに湯川が頷くと、ジョーがその策とやらの説明をする。
ジョー「まず、大まかに言うと2名が影山をロビーに呼び、そこにのこのこと現れた影山をオレ率いる残りのメンバーで確保するんだ」
足立「キミ率いる、ね……」
筆原「ですが、あの影山さんに気取られることなくロビーに来るよう誘導するなんて……」
ジョー「ああ、それはオレも疑問に思った。だけどこれに最適な人間がいる」
ジョー「つーわけでこれには夏目と湯川に担当してもらいたい」
夏目「俺達?」
ジョー「言っちゃなんだけどよ、今の影山って夏目に特に心酔してるっつーか……お前の言うことならすんなり聞き入れそうな気がすんだよな」
ジョー「あくまで勘だけどよぉ……」
……なんとなく、ジョーもしっかりと俺達のこと見ているんだなと思える瞬間だった。
ゴクリ…
足立「それで、2人が連れてきた影山さんを残りの俺達で捕まえるってわけか」
ジョー「おう! オレを除いても3人いるわけだし、これに関しては大丈夫だろ! 体育会系の足立もいるしな!」
筆原「さらっと自分を除外するところがなんていうか、ずるがしこいですね……」
言乃木「だがまあ、わかったさ。やれるだけはやってみようか」
湯川「……はい」
そうしてその場はそれで丸く収まり、作戦決行の夜まで自由行動となった。
だが、何故だろうか。
とてつもなく言い得ぬ不安が俺を襲っているのは――
□■□■□
【夏目のコテージ】
自由行動・朝
一応、俺は影山を誘導する係だから準備をする必要はないんだが……どうしよう?
↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン
1ジョー
上
1
湯川
1 言乃木
1 ジョー
ジョー把握
ご飯で一時離脱します
ジョーは自分を除外する辺り自分じゃ無理だという自覚はあるのかwww
少し進める
【ロケットパンチマーケット】
ジョー「えーと、必要なのはロープくらいか? あと念のため防犯グッズ的なのをちらほら……」
夏目「おい、ジョー」
スーパーに来てみるとやはりジョーがごそごそと品物を漁っていた。
ジョー「おう、夏目か。どうした? お前は誘導班だから物の準備は必要ないだろ?」
夏目「まあ、そうだけど」
ジョー「んなら影山を上手く誘き出せる言葉でも考えてろっての」
それもそうなんだが、一応ジョーに会ったし聞きたいことを聞いておこうかな……
↓2
1何でお前はさっき、自分を除外して話を進めたんだ?
2今さらだけど、なんでこんなことを提案した?
3何か気になることはないか?
4その他自由安価
2
1
今度こそ離脱、ごめんなさい
夏目「なんでお前はさっき、自分を除外して話を進めたんだ?」
ジョー「あー……それな」
すると途端にジョーは言いにくそうに顔をしかめてしまう。
ジョー「……自分勝手ってのはわかってるけどよ、なんつーか……オレがそういう立ち回りをしたくなかったってだけだ」
夏目「楽したいからか?」
ジョー「んなわけあるかっ! そうじゃなくて……影山だってこんなことが無ければクラスメイトになってたってことだろ? ぜってぇ仲良くはできないけど」
ジョー「それに……女を縛り上げるってのもなんつーかやりにくくてよぉ……」
ジョー「おかしな話だぜ……散々あの変態女に振り回されてきたってのに、いざこの場面になるとなんつーか躊躇うんだ」
夏目「そうだったのか……」
おそらくジョーのことだから、頭でそうは思ってても同時に“影山をなんとかしないと”とも思ってたはずだ。
影山をなんとかしないといけない。
でもいざとなるとそれが本当に正しいのかわからず、嫌な役回りを他人に押し付けてしまう。
ジョー「……なんだよその目は。そうだよオレはどうせチキンですよー」
夏目「そうだな、圧倒的チキンだな」
ジョー「んだとっ!?」
夏目「でも、なんていうか気持ちはわかる。チキンだとは思ってても間違ってると思ってないさ」
ジョー「……なにそれ。慰められてんのか貶されてんのかよくわかんねぇ」
【info】
ジョーとの親密度が大幅に上昇しました
↓2
プレゼントを渡しますか?
エプロンドレス
mrホチキス
夏目「これ、やるよ」
ジョー「……なにこれ。確か医療用の道具だよな?」
ジョー「なんでこんなもんをオレに? オレ別に怪我なんてしてねーけど」
夏目「そうなんだけど……なんとなく、今のお前にはこういう物を持っておかせるべきだと思ってな」
ジョー「なんだその言葉! それってフィクションだと間違いなく死亡フラグっつーか、間違いなく大怪我とかするよな!?」
だが実際、今のジョーにはこういう物を持たせるべきだと思ってしまったんだから仕方あるまい……
【Info】
ジョーとの親密度が上昇しました
そしてそれは現実となるのであった(確定)
自由行動・昼
作戦決行の時間を考えると、あと動けて一回くらいか?
さて、どうしようか……
↓2
1誰かと話す
2モノモノヤシーン
湯川
1あだっちー
イベント発生!
そういえば、足立は今頃何をしているのか。
アイツもなんていうか、こういう実力行使の作戦には反対しそうだと思っていたんだが……
□■□■□
【足立のコテージ前】
筆原「あ。夏目さん」
夏目「あれ、筆原。どうかしたのか?」
この時間ならコテージにいるだろうと思ってそこに訪れると、筆原の姿が。
筆原「いえ、その……少し足立さんに用事があったんです」
夏目「そうなのか?」
筆原「はい。この時間ならコテージにいるはずなので来てみたんですけど……反応が無くて」
夏目「なんだ、タイミングが悪かったみたいだな」
足立だって決まった時間に決まった場所にいるわけでもないし、こういうこともたまにはあるか……
↓2
1そういえば足立と筆原って結構仲良さそうだよな
2筆原は今回の作戦、どう思う?
3その他自由安価
1
1
夏目「そういえば、足立と筆原って結構仲良さそうだよな」
筆原「……」
筆原「ええっ!? な、何を言ってるんですか!!」
夏目「うわっ!?」
予想以上の大声量に俺が驚くと、筆原は落ち着かせるようにして咳払いを1つした。
筆原「え、えっとですね。確かにここに来てから足立さんとは特に親しくしてもらってますが……」
筆原「断じて! そういういかがわしい関係ではありません!」
夏目「……いや、別にそういうのを思って聞いたわけじゃないんだが」
筆原「えっ!?」
いや、そんなに驚かれても。
夏目「っていうか、なんでそういう発想に結び付くんだよ。俺はただ単純に質問しただけだろ?」
筆原「え、ええと……」
? まあいいか。別にたいして追求するようなことでもないしな。
【Info】
筆原との親密度が少し上昇しました
↓2
プレゼントを渡しますか?
天使の果実
↑
夏目「せっかくだしこれやるよ」
筆原「これは……なんでしょう。食べ物のようですが……」
筆原「心なしか邪気が漂っているように見えなくもないです」
夏目「……正直言うと、同意見だ。俺もそれが怖くて手出しできなかったんだが……」
筆原「そんなものを渡さないでくださいよ……」
筆原「でも、くれるというなら貰っておきますね」
【Info】
筆原との親密度が上昇しました
【イベントパート】
そうして夜時間少し前となったので、俺と湯川は2人並んで影山のコテージ前に立っていた。
今頃他の奴らはホテルのロビーで待機していることだろう。
湯川「……」
夏目「湯川、なんとなく何を思っているかはわかるけど……今は堪えよう。ジョーの言ってることだって根本から間違ってるわけじゃないんだ」
湯川「そうですよね……」
そうして俺が影山のコテージのインターホンを鳴らす。
ぴんぽーん!
すると扉が開いた。
影山「あら、ようやくお出迎えですか?」
夏目「お出迎えって……どういうことだよ?」
影山「ふふ、素知らぬふりをしても無駄ですよ。全部お見通しですから」
影山「ジョーさんの差し金であなたたちは私をホテルのロビーに来させるよう言われてる……そんなところでしょう?」
湯川「全部筒抜けってわけですね……」
なんだよ……コイツ、本当何者なんだよ。
影山「そんなに怖い顔をしないでくださいよ。よかったじゃないですか、私を誘い出す手間が省けて」
影山「それに、みなさんが一か所に集まってくれてるのならこっちとしても助かります。私もみなさんに用事がありましたから」
用事だって……?
湯川「用事があるのならここで言うというのはダメなのですか?」
影山「そうですね……私は2人にじゃなくて、みなさんに言いたいことがあるんです」
夏目「……」
影山「だから、怖い顔しないでくださいってば。安心してください、私はみなさんのためを思って行動しているだけですよ」
影山「……最初からずっとね」
何が最初からだ……!
影山「それじゃあ行きますか? 早く行かないとタイムリミットが来てしまいますからね」
湯川「タイムリミット……?」
影山「失敬、こちらの話です」
そうして俺達は不気味に笑う影山を引き連れ、ホテルに向かうのだった。
【ホテルミライ 前】
夏目「……」
湯川「……」
影山「……何を扉の前で突っ立っているんですか? 早く中に入らないとみなさんが待ちくたびれているんじゃないですか?」
夏目「うるさい……」
影山「まあいいです。それなら私がお先に失礼しますね」
そうして影山が扉を開けてロビーに入る。
すると……
言乃木「そこまでだ! 悪く思わないでくれよ!」
その瞬間、近くに待機していたであろう言乃木が影山を横から羽交い絞めにした。
影山「……」
影山「ああ、言乃木さんでしたか。何をしているのですか?」
筆原「か、観念してください! 影山さんをしばらく拘束させてもらいます!」
ジョー「無駄な抵抗はやめておとなしく――」
影山「抵抗なんてしてませんけど?」
ジョー「――あれ?」
影山の潔い態度にジョーがポカンとする。
……待て。足立が来ていないぞ?
まさか...
おい、まさかだよな…
まさかのまさかですか…
おい…おい…
夏目「おい、足立はどうしたんだ?」
ジョー「知るか! あの野郎時間になっても来ないからオレたちだけでこうしてるんだよ!」
湯川「来ていない……?」
影山「ふふふ……」
ふと、影山が笑った。
言乃木「……なんだい、何がおかしいんだ?」
影山「いえ、何をするかと思えばこんなことをするなんてと思いまして……」
ジョー「うるせぇ! これ以上コロシアイを起こさせないためにはこうするしかねぇんだよ!」
筆原「すいませんが、ジョーさんの言うとおりなんです! 影山さんのことも信じてあげたいんですけど……」
言乃木「そういうことだ。大人しくしてくれれば痛い目には遭わせないさ」
影山「……そうですか。やはり、みなさんはお人よしですね」
状況は圧倒的に影山が不利なのに、何故こうして影山は笑っているのか。
俺にはわからない。
影山「やはり、私の思ったとおりです。そんなことだと思って“奥の手”を用意しておいたかいがありました」
湯川「奥の手……」
言乃木「何を言っている……!?」
影山「もちろん、希望が最後に勝つ……そんな一手ですよ」
希望。いつも影山がことあるごとに言っていた単語だ。
最終的にはやはりその言葉が関係するのか……
言乃木「悪いけど、その手の妄言は聞き飽きたよ」
影山「ふふ、ふふふ……」
ジョー「……あ?」
影山「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
筆原「ひっ……!?」
壊れた機械のように繰り返し笑いだす影山に筆原が怯える。
ジョー「な、なんだよ……ついに本格的におかしくなっちまったのか?」
影山「ねぇ、みなさん……」
夏目「……な、なんだよ?」
にやにやとおかしそうに笑う影山がそう全員の顔を見回す。
影山「――私は、みなさんのことが大好きですよ」
そんな場違いな発言が影山からされた直後。
……俺の視界の隅で何かが光り、空気が揺れた。
燃えたよ…
まっ白に…燃えつきた…
まっ白な灰に…
ジョー「ぶべらっ!?」
夏目「うわっ……!?」
湯川「っ……!?」
筆原「きゃあっ!?」
言乃木「なっ……!?」
とてつもないほどの爆風が俺達を襲った。
何も見えなくなる。何が起こったかすらわからなかった。
そうして幾ばくかの時間が経ち、ふと目を開けると――そこは惨劇だった。
そしてその俺の思考は狂ったような笑い声を放つ、一人の女によって掻き消された。
影山「あははははははははは!!」
影山「最高ですね! 希望が勝利の幕を下ろすに相応しい“花火”です!!」
影山「安心してください! あなた達の願望だった“コロシアイの阻止”は私が叶えてあげますよ!」
影山「あんな、恐怖と疑心に満ちた究極の自己正当化ゲームをしなくたって! 希望が勝利の美を飾る方法はあったんです!」
影山「このジャバウォック諸島すべてを海の藻屑にしてみせます!!」
夏目「何を、言って……!?」
影山は止まらない。
その狂気の笑いをひたすらに続ける。
影山「何もおかしいことは無いでしょう!? コロシアイはこのジャバウォック諸島で起きている!」
影山「それなら私はそのジャバウォック諸島すべてを消滅させ! 絶望に打ち勝ってみせます!」
言乃木「アンタ……破綻してるよ……!!」
影山「今のはただの練習です! 本番で使う爆弾はそれこそ文字通りすべてを無に帰すほどの力があります!」
湯川「まさか……その爆弾でこの島を……!?」
影山「それは“この島のある場所”に仕掛けてあります……それらすべてが爆発すれば私たちはそのまま死ぬことでしょうね!」
影山「ですがそれは仕方ないんです……“希望が希望であるがまま絶望に打ち勝つ”にはそれしかないんですから……」
湯川「う、そです……」
ジョー「あ……?」
弱々しく、湯川が言葉を紡ぐ。
湯川「影山さんは、そんな人じゃありません……! その言葉も、全部嘘なんです……!」
影山「……はぁ、やはり湯川さんはそうやって最後まで私を善人であろうとしますか」
影山「いいですよ、それならさらなる証拠をお見せしましょう」
直後、俺のポケットに入っていた電子生徒手帳が振動した。
夏目「なんだよこんなときに……!?」
モノクマ「はいはーい! オマエラさっさと生徒手帳を見て! ルールの追加をしたから!」
突然現れたモノクマにもう驚いたりしている暇もない。
俺達は言われるがまま生徒手帳の“しおり”の欄を確認した。
そこには確かに1つ、新たなルールが追加されていた。
【各自、個別に用意されたコテージ以外での睡眠は禁止とします】
なんだこれは……?
言乃木「これがどうしたっていうんだい……?」
筆原「はい……こんなルールを今さら追加したところで何を……?」
影山「慌てないでください。まだ私の見せる証拠はありますから」
直後、外から立て続けに爆音が聞こえてきた。
ジョー「な、なんだ!? 外から聞こえてきたぞ!?」
湯川「……まさか」
影山「そうです! 今ここにいる人のコテージを爆破させてもらいました!」
はあっ……!?
影山「さて……この修学旅行のルールを破った場合、何をされるのか。みなさんは知らないわけじゃありませんよね?」
ジョー「テメェ……そこまでしてオレらを苦しめたいってのかよ!!」
影山「いえ、そんなわけないじゃないですか。私はいつだってみなさんの味方ですよ!」
影山「だからこそ! みなさんに絶望から逃げるような真似はしてほしくないんです!」
狂ってる……コイツ、本当に狂ってる……!
言乃木「すると……さっきのルールが追加されたのも、影山の差し金なんだね……!?」
モノクマ「ぴんぽーん! 可愛い生徒にお願いされちゃあ断るわけにもいかないからね!!」
筆原「なんでここまでして……!?」
ジョー「ま、待てよ! でもこの島を纏めて吹き飛ばすほどの爆弾が本当に影山に用意できたのかよ!?」
夏目「そうだ……! 島全部を消滅させるなんて、どう考えたってかなりの量がいる……!」
俺達の言葉を聞いて影山はクスリと笑うと突然こんなことを言った。
影山「例えばの話をしましょう。今ここにいない足立さんが私の仕掛けた爆弾の傍にいるとしたら……どうします?」
夏目「お前……何を言って……!?」
影山「もし仮にジョーさんの言うとおりこの島を消滅させるっていう言葉がハッタリだとしても……」
影山「そうなっていたら、間違いなく足立さんは木っ端微塵になりますよね!?」
言乃木「影山ァ……!!」
影山「私だって、本当はここまでするつもりはありませんでしたが……」
影山「こうでもしないと、優しすぎるみなさんは私を信じてくれませんものね!?」
夏目「なんだよそれ……!」
つまり、俺達に残された道はこれから不眠で影山の言う爆弾を探しだすこと。
そうしないとこのジャバウォック諸島は消滅し――それがハッタリだとしても、足立は死ぬ。
筆原「どこに仕掛けたんですか……!?」
影山「はい?」
筆原「どこに! 爆弾を仕掛けたんですかっ!?」
いつもの温厚な態度など欠片として見せず、筆原が叫ぶ。
影山「ふふふ……何を言ってるんですか? 私がそれを簡単に言うわけがないじゃないですか!」
影山「……と突き放すだけなら簡単なことですがせっかくなのでこうしましょうか! 裏切り者が名乗り出たら爆弾の場所を教えてあげますよ!」
裏を返せば足立は裏切り者じゃないと確信してるな
モノミ「ほわわっ!? なんでちゅかこれは!?」
モノクマ「遅いよモノミ! せっかく影山さんが裏切り者の正体を暴こうとしているのに!」
モノミ「ほえっ……!?」
モノミ「か、影山さん……裏切り者を暴いて、どうするつもりでちゅか……?」
影山「ふふ……言わないとダメですか?」
モノミ「……無駄でちゅよ。裏切り者は絶対に出てきません……いや、出てこれません……」
? なんだ今の言い方は……?
影山「あら、それはどういう意味でしょうか?」
モノミ「……言わないとダメでちゅか?」
じっと睨みあう2人をモノクマがにやにやと笑っている。
夏目「おい……何を笑ってるんだよ……早く止めろって」
モノクマ「ん? ボクが? なんで?」
夏目「ルールにあっただろ……1人のクロが殺せるのは2人までって。島を爆破なんてされたら、それこそ……」
影山「甘いですねぇ……それはルールが破られた場合の話ですよ? 私、まだ誰も殺してませんが」
影山「もっとも、全員がまとめて死ぬんですからルールも何もあったものじゃありませんけどね!」
夏目「そんなの……!」
モノクマ「あ、ちなみに言っておくと施設の破壊は“許可さえあれば”問題なく壊してもいいからね」
モノクマ「だからこうして影山さんがやってることはルール違反でもなんでもないのだー!」
影山「ですが、安心してください。私はみなさんを信じているんです……」
影山「ここで過ごしたすべての時間……そこから学んだみなさんの人となりを……」
影山「そしてなにより! 私のこの“超高校級の幸運”を信じているんです!」
影山「だから大丈夫ですよ……みなさんは“希望”を信じてさえくれれば……」
影山「タイムリミットは明日の正午です。それまで“希望”を信じていてくださいね……ずっと、ずっと……」
そう言い残して影山は去ってしまう。
俺は呼びとめることすらできなかった。ただ黙ってその背中を見ていた。
……怖かった。影山から放たれる狂気が純粋に。
モノクマ「うぷぷ……女の子って本当に恐ろしいなぁ! あんな顔して内側は狂気しかないなんてね!」
モノミ「…………」
さらに2人も去り、残されたのは俺達だけだった。
言乃木「あのバカ……本気なのかい……!?」
ジョー「意味わかんねぇよ……!」
筆原「……お願いします……もしここに裏切り者がいるのなら、正直に名乗り出てくださいよ……頼みますから……」
いくら待ったところで名乗り出る人間がいるわけなかった。
昨日の影山の言葉が今になってようやく理解できた。
アイツは“この島のすべて”を人質にして、裏切り者をあぶりだす気なんだ。
……でも、もし裏切り者なんていなかったら?
そうしたらどうなるんだ? 本当に……この島ごと吹き飛ばすつもりなのか? 自分もろとも……?
本日ここまで
相変わらずキャラ描写の下手なこと下手なこと……本当にすいません
とりあえず何かあればどうぞ
正直まさかそれをやってくるかと驚いたよ
裏切り者もう死んでたり?
死んでるとしたら棋儀だったりするかも……
或いは正道辺りか
食欲の次は睡眠か…
その上アダッチーは人質に
みなさん今のメンバーの中に裏切り者がいることは考えてないんですかね……?
ちなみに今回のこの展開は原作ルールの”建物やその他施設や設備破壊は許可がないとしてはいけない“というのと”ルールは追加される可能性がある“というのを見て思い付いたものです
まあ一夜徹夜するだけならそれほど苦でもないでしょう
疑心暗鬼も過ぎると進められなくなってしまうからのう
シンプルにアダッチーが裏切り者枠なんじゃね?まあ、テキトーだが
順当にいけば湯川さんが裏切り者だと思うけどどうかなー
実はジョーがAIだけどバグってあんなことになってしまったとか…
それでは乙でした。次回は未定ですが早め早めにやっていきたいです
なお綴さんスレもちょいちょい書き溜めててそろそろ捜査できそうなので、そのときはよろしくお願いします
最近更新されてるオリロンパ固定されてきた気がする……
影山自身か夏目の可能性は無いのか?
特に影山は御陵さんそっくりらしいし
差し支えなければ夜21時頃から再び再開します
みなさんのレスは普通にありがたいです、ありがとうございます
夏目な気がする
影山の夜這いの意味もこれで通じる
1日更新なかったから打ち切りフラグかと思ったら爆弾投下の用意をしていただけでござる
すでに裏切り者が死んでる可能性もあるよねモノミのセリフ的に
むう
だって今生きてるのは超高校級の皆だよ?
裏切り者なんて存在しないんだよ!(狛並感
実は>>910かも……
たまたまもみもみ
すいません、予告詐欺になりますが風邪なったんで今日の更新は無しでお願いします
ええよね、オリロンパはたくさんあるんやから(ネガティブ)
おやすみなさいです
お大事に~
体調崩したならしょうがない。ゆっくり休んで治してください
楽しみにしてたけど、風邪なら仕方ないね
お大事に
オリロンパは確かにたくさんあるけど、ここまで安定して面白いのは少ないと思うよ
出てもエタるのが多いからね、安定して続いてるのがすごい
影山暴走入ってめちゃくちゃ面白くなってきたところで…まぁタチ悪い風邪今流行ってるからね、しょうがない
お大事に
おはようございます(小声)
寝たらだいたい回復したんで7日の20時頃再開します
>>923
>>924
前作と総合して現在11スレ目ですか
よくここまで続いたものです。そもそも御陵スレもよく完結できたな……
>>925
影山さんには最後の最後まではっちゃけてもらいます
最後の最後までって影山が死ぬみたいな言い方やわ……
飯でまだまだ遅れます……
というわけで再開
のんびりと投下していきますのでよろしくお願いします。安価も少しあります
おう
はい
□■□■□
湯川「こうしてはいられません。影山さんの真意を確かめるのは後でもできますが……早く爆弾を探さないと」
そうやって重い空気を湯川が壊してくれた。
ジョー「だ、だよな! つーかこの島を吹っ飛ばすほどじゃないにしても、だからって放置していたら……」
言乃木「足立が死んでしまう、な」
筆原「っ……!!」
夏目「でも、どうする? ヒントも無しに明日の正午までに爆弾を探せだなんて……」
しかも寝ることすら許されないんだ。
湯川「手分けして探した方が効率は良さそうですけど……そのルールがある以上、単独行動は危険でしょうね」
ジョー「睡魔に負けて寝ちまったらそれこそ最悪の展開だしな……」
言乃木「なら、二手に分かれて探すとしようか」
言乃木「アタシ達は今5人だ。2人と3人で分かれて探した方がいいだろう」
ジョー「島も6つあるし、1班3つの島を担当した方が良さそうだな……」
湯川「それならA班は中央の島と1・2番目の島を」
湯川「B班は残りの3・4・5番目の島をそれぞれ担当しましょう」
↓2
1A班にする(ジョー・言乃木)
2B犯にする(湯川・筆原)
2
2
1
夏目「なら俺と湯川と筆原で3・4・5番目の島を担当するからジョーの言乃木は残りの島を頼む!」
言乃木「ジョーとかい……」
ジョー「テメェこんなときまで不満そうな顔すんな!」
湯川「お互いの班の人が寝そうになったらなんとしてでも起こしてあげてください、お願いします」
筆原「それじゃあ行きますよ!」
そうして俺達は2班に分かれて影山が仕掛けたという爆弾を探しに行くのだった。
最初は3番目の島からだ!
□■□■□
【PM23時頃 3番目の島】
そうして俺達は3番目の島にやってきた。
一番近場の映画館から探してみることにする。
□■□■□
【映画館】
湯川「島ごと吹き飛ばすというものが本当なら、大きさ的にも隠せる場所は限られそうなものですが……」
筆原「そ、そんなことよりも! 足立さんが近くにいるのなら足立さんを呼んでみた方がいいんじゃないですか!?」
筆原「足立さーん! いたら返事してくださーい!!」
筆原の華奢な体からよくそんな声が出たなと思わずにはいられないくらいの声が映画館に響き渡る。
だが、返事はなかった。
湯川「ここで爆弾を隠せそうなところはあと奥の劇場くらいですが……」
夏目「そっちも探すぞ!」
□■□■□
奥の劇場と、手前のフロント付近を調べるが爆弾はおろか足立の姿はどこにも見当たらなかった。
夏目「ここには無さそうだな……」
筆原「うう……足立さん……」
湯川「くよくよしてる暇はありません! 次……ライブハウスに行きましょう!」
□■□■□
【AM0時頃 ライブハウス】
次に俺達はライブハウスを訪れた。
ここも広さはあれど、爆弾を隠せそうな場所となると限られてくる。探すのに時間はあまりかからなさそうだ。
筆原「足立さーん!!」
筆原が足立の名を呼びつつ、先に中に入っていく。
そうして俺も中に入ろうとし――ふと、少し前の記憶がよみがえってきた。
『みなさん、ありがとうございました』
夏目「……っ」
湯川「夏目さん?」
ここで最咲の励まし会を行ったあの時の記憶が蘇る。
すると俺の足は何故だが止まってしまった。
この中に入ると、最咲のことを思い出してしまいそうで……
湯川「……夏目さん、今はそんなことをしている場合じゃありませんよ」
それだけで湯川は察してくれたのか、まっすぐな瞳を俺に向けてくる。
夏目「そんなことって……」
湯川「さっきも言いましたが、今は影山さんの仕掛けた爆弾を探すことが先決です。そうでないと、少なくとも足立さんが死んでしまいます」
湯川「……筆原さんに同じ気持ちを味あわせたくはないでしょう?」
ライブハウスの中から必死に足立の名前を呼ぶ筆原の声が聞こえてくる。
……そうだよな。うん。
夏目「ありがとう。湯川が一緒で良かったよ」
湯川「ふふ……さあ、行きましょうか!」
俺達もライブハウスに入り、中を調べる。
が……これといって収穫は無かった。
□■□■□
ってよく使われる区切り方なんでしょうか
ココロコネクトでは使われてますよね
□■□■□
【AM1時頃 モーテル】
さらに俺達はモーテルを訪れる。
筆原「足立さーん! いたら返事を――ごほっ! ごほっ!」
夏目「筆原!?」
3番目の島に来てから道中ずっと叫ぶようにして足立を呼び続けていた筆原が噎せてしまう。
夏目「大丈夫か!?」
湯川「筆原さん……」
2人でその場にしゃがみこんでしまった筆原の近くに駆け寄る。
筆原「だ、大丈夫です……」
とは言うものの、筆原の声は明らかに掠れてきていた。このままじゃいずれ喉をどうかしてしまいそうだ。
夏目「筆原、気持ちはわかるが少し落ち着いてだな……」
筆原「落ち着いてなんていられませんよ! 足立さんが死ぬかどうかってことになってるんですよ!?」
不意に筆原が怒りを露にして叫ぶ。
筆原「なんで、足立さんがこんな目に合ってるんですか!? なんで足立さんが……!」
筆原「……影山さんが原因なんですよね、影山さんが……!!」
わなわなと体を震わせる筆原。
マズイ、これは良くない状況だ。このままにしておくととんでもないことをしてしまいそうな……
湯川「ダメです」
凛とした声がした。それは湯川の声だった。
筆原「ダメって……!」
湯川「ここで筆原さんが影山さんをどうこうしてしまったら、それこそ足立さんは悲しみます」
湯川「気持ちはわかりますが、落ち着いてください。お願いします」
筆原「……」
筆原「わかりました、今は……爆弾を探すことが先決ですものね」
夏目「筆原……」
納得してくれた、ようには見えるが何故だろう。根本的な解決はできていない、そんな気が……
湯川「夏目さんも、行きましょう」
夏目「あ、ああ」
□■□■□
【AM2時頃 病院】
最後に病院に訪れた俺達。ロビー、一階、二階と調べていく。
湯川「ダメです」
凛とした声がした。それは湯川の声だった。
筆原「ダメって……!」
湯川「ここで筆原さんが影山さんをどうこうしてしまったら、それこそ足立さんは悲しみます」
湯川「気持ちはわかりますが、落ち着いてください。お願いします」
筆原「……」
筆原「わかりました、今は……爆弾を探すことが先決ですものね」
夏目「筆原……」
納得してくれた、ようには見えるが何故だろう。根本的な解決はできていない、そんな気が……
湯川「夏目さんも、行きましょう」
夏目「あ、ああ」
□■□■□
【AM2時頃 病院】
最後に病院に訪れた俺達。ロビー、一階、二階と調べていく。
夏目「…………」
正直、ここにはあまり来たくなかったというのが本音だ。
ここの薬品の臭いや、病院独特の空気は嫌でも――兎呑を思い出してしまう。
でも、今はそんな場合ではない。
兎呑が死んで自暴自棄になっていた俺を立ち直らせてくれたのは足立なんだ。
それなら……今度は俺が足立を助けないと。
夏目「……足立! いるか!?」
そうして俺は足立の名前を呼ぶ。叫ぶように。
□■□■□
【AM3時頃 4番目の島】
3番目の島には爆弾は無かった。次に俺達は遊園地の島……4番目の島に来たのだが。
夏目「ふわ……」
かれこれ全力疾走して爆弾を探すこと4時間か。直前の爆弾騒動もあって疲労はもう最大限になっていた。
湯川「夏目さん……そろそろ限界ですか?」
夏目「そういうわけじゃないが……さすがに少し疲れたきたっていうか」
筆原も湯川も、もう最低限のことしか話さなくなってきていた。
本当、こういうとき自分の体力の無さが情けなく思えてくる……
直後判定
00~75で夏目の眠気が物理的に覚める
76~99で夏目の眠気が精神的に覚める
うい
あ
どういうこっちゃwwwwww
湯川「……」
すると湯川は俺の隣に真剣な顔をして並び――
パッシィィィン!!
夏目「いってぇ!?」
――強烈すぎる平手打ちをお見舞いしてきた。
筆原「ゆ、湯川さん!?」
近くにいた筆原もこれにはさすがに驚いたのか、そんな声を出す。
夏目「湯川……いきなり何を……」
湯川「えっと、眠気を覚ますにはこういう方法が一番だと思ったので……」
湯川「アニメやゲームだと、よくこうやってますし……」
夏目「あのな湯川。それはあくまでアニメやゲームの話だ」
だがまあ、今の一撃でだいぶ目が覚めたのも事実だ。
夏目「……っし! それじゃあさっさとここも調べちまうぞ!」
筆原「え、ええ。そうですね」
湯川「……なんだか元気になりましたね。よかったです」
筆原「もしかして夏目さんって、マゾ……?」
夏目「んなわけあるかっ!」
精神的なのが気になるな
【PM5時頃 ネズミー城】
ジェットコースターやドッキリハウスを調べ終え、俺達はネズミー城にやってきた。
そこでようやく収穫らしい収穫を得る。
夏目「あれは……!!」
門を越えた先にある城。その扉が粉々に吹き飛んでいた。
まるで“爆弾を使った”かのように。
筆原「もしかして……ここですか!?」
湯川「かもしれませんが……一応、細心の注意を払っておきましょう。何があるかわかりませんからね」
夏目「そうだな……」
慎重に俺達は爆破された扉を越えてその中に足を踏み入れた。
□■□■□
【ネズミー城 内部】
その中は俺達の考えとは遥かに違う内装だった。
筆原「これは……」
夏目「城というか、聖堂や教会みたいな感じだな……」
湯川「…………」
だが、ここの扉が爆破されていたということは影山は少なくともここに来たということになる。
つまりここに何かしらの手掛かりがあるはずなんだが……
精神的なのはあれだ
「指と爪の間をカミソリで切った」とか言うやつだろう
筆原「ですが、ここに爆弾があるとも思えないんですけれど……」
湯川「確かに……こう見渡しの良いところだと爆弾なんて隠せそうにないですね」
夏目「……ちょっと待て、この床の文字……」
ふと床に書かれたある文字が視界に入る。
【被験者のみんなへ
みんなを未来へと導くパスワードは――】
その先は何かで削り取ったような跡があって、読み取ることはできなかった。
夏目「なんだこれ……」
被験者って、俺達のことか?
未来へと導くパスワードって、何のことだ?
湯川「……パスワードですか」
筆原「あっ、それってもしかしてあの遺跡の……?」
夏目「確かにパスワードなんて使いそうなところはあそこしか無いけど……」
じゃあ何か? 影山はあの遺跡に爆弾を仕掛けたってことか?
それに……この文字を削り取ったのも、影山?
夏目「つまり……影山はここでこのパスワードを見て、それで爆弾をあの遺跡の中に隠したと?」
湯川「そうしてそのパスワードを私たちにわからないようにして……」
筆原「み、見事に筋が通ってるじゃないですか……!!」
くそっ……それじゃあ爆弾を探しても意味が無いじゃないか!
影山の奴……性根の悪いことしやがって!
筆原「ここまでの間、あのパスワードに関する手掛かりもありませんでしたし……」
夏目「八方ふさがりってわけかよ……」
湯川「で、でもだからって諦めるわけにはいきませんよ! ほら……今度はこれの手掛かりも含めて探さないと……」
どんどん尻すぼみになる湯川の声。
――それから俺達はしらみつぶしに島の至るところを調べていくが……何も見つからなかった。
パスワードの手掛かりも。
足立も。
爆弾も。
□■□■□
【AM6時頃 ホテルミライ】
そうして自分たちが担当したところを調べ終えた俺達はジョー・言乃木と合流するためにホテルへと戻っていた。
ジョー「よう……」
言乃木「…………」
入り口付近でジョー・言乃木と合流する。
どちらも覇気という覇気が微塵も感じられなかった。
夏目「そっちはどうだった?」
ジョー「どこにも爆弾はおろか足立の姿すら無かったよ!」
ジョー「畜生……まだ耳鳴りはするし体の節々がクソ痛いしよぉ……!」
言乃木「そっちも、収穫は無いみたいだね……」
夏目「それが……」
ネズミー城での一件を2人に話す。
パスワードのこと。遺跡のこと。そこでわかったことをすべて。
言乃木「なんだいそれ……それじゃあ、アタシ達がやってることは完全に無駄骨じゃないか!」
ジョー「あのクソ女! モノクマみたいなことしやがって!!」
夏目「影山の言っていた時間まであと6時間……それまでに爆弾を見つけないと……」
俺達全員、海の藻屑となってしまう。
筆原「そんなのって……」
ジョー「ちっくしょう……どうしろってんだよこんなのよぉ……」
言乃木「クソがっ……!!」
全員がまさに絶望一色に染まっていると、ふと誰かがやってきた。
影山「みなさん、頑張っていますか?」
考えるまでもなく、影山だった。
ジョー「出やがったな……!」
影山「ジョーさん、そんなに怒ってどうしたんですか?」
ジョー「テメェのせいだ!!」
言乃木「何しに来たんだい? 今、アンタとじゃれあっている余裕はないんだけどね……!」
影山「いえ、どうやらなかなか苦戦しているようですので……少しヒントを出してあげようかなと」
ヒントだと……?
夏目「それはどういう――」
直後、俺の後ろから誰かが疾駆して影山に飛びかかった。
それはジョーでも、
言乃木でも、
湯川でもなくて……
影山「かっ……!?」
ドシン、と影山が背中から倒れる。
そんな影山に馬乗りになって首を絞めているのは――筆原だった。
筆原「…………!!」
一言も発しない筆原の両手が影山の首を拘束していく。
筆原さんもちょっと病んでる…
これは仕方ない
筆原「ヒントなんて回りくどいやり方はやめてください……! それよりも、影山さんが爆弾をどこに隠したのかさえ言えば全部解決するんです!!」
夏目「お、おい筆原……!!」
ジョー「おいおいおいおいおい!! これってマズイんじゃねぇの!?」
モーテルのときに少しは冷静になれたと思っていたが、いざ影山を見て自制が効かなくなったのか!?
影山「いけませんよ……そんなことでは私の口から真実を吐かせることなんてできません……」
影山「どうせならもっと……拷問でもしないと……」
筆原「拷問……!?」
影山「そうです……それが筆原さんの希望なら、私は喜んで犠牲になりますよ……?」
筆原「もっとも、そうなっては全員纏めて死ぬだけですけど……?」
筆原「……っ!!」
その挑発的な影山の言葉に筆原の手が強く、強く締まっていく。
影山「ごっ……!?」
それに比例するように影山の顔がどんどん赤くなっていく。
マズイ……このままじゃ本当に影山を殺してしまう……!!
夏目「おい筆原……!!」
「やめろっっっ!!」
この声は…!
多和良!!
ジョー「なっ……!? あ、足立!?」
そこにいたのは足立だった。
左腕を右手で押さえるようにして、そこに立っていた。
筆原「あ、足立さん!?」
その姿に誰よりも驚いた筆原がすぐに影山から離れる。
影山「ふふ……ようやく来てくれましたか足立さん?」
ゆらりと、影山が立ち上がった。
いつしかのようにその眼鏡の奥の瞳を希望と絶望を混ぜ合わせて。
夏目「お前、どうしてここに……!?」
足立「遺跡の中に閉じ込められてたんだけど、少し前になんとか脱出することができたから……」
言乃木「その傷は?」
影山「私が足立さんを拷問したときの傷ですよ?」
拷問……!?
影山「だってそうでしょう? もし裏切り者が足立さんだったら私のしていることが無駄になりますからね……」
影山「なので少し拷問させてもらいました。軍事施設にちょうどアーミーナイフのようなものもありましたしね」
湯川「影山さん……!」
影山「ですが、私の拷問にも足立さんは負けませんでした」
影山「希望でも無い裏切り者が相手だったら、すぐにでも白状していたでしょう。それなのに足立さんは最後まで白状することはなかったです」
影山「ですので足立さんは裏切り者では無いと同時に“みなさんが希望のままでいるための人柱”として適していると判断させてもらいました!!」
やったぜ
なんだよそれ……!?
ジョー「お前……やっぱどうかしてるぞ!!」
影山「ふふ、それは私だけではないでしょう? 今ここにいる全員がどうかしているんですよ」
言乃木「全員……?」
影山「なんでもありません、忘れてください」
夏目「……なあ足立、1つ聞きたいんだけどいいか?」
足立「……なんだ?」
夏目「影山が仕掛けた爆弾ってのは……」
俺の質問に足立が言いにくそうにしつつ、答える。
足立「俺はそういう爆薬の知識は無いからなんとも言えないが……確かに、かなりの量の爆弾があったな」
夏目「くそっ……!!」
それなら足立が帰ってきたからって気を抜くことはできない。
爆弾が仕掛けられてるのが事実なら、なんとしてもそれを探しださないと……!!
言乃木「それで、ヒントってのはなんなんだい?」
影山「知りたいですか? 知りたいですよね?」
影山「いいですよ。教えてあげましょう! そのために足立さんが逃げたのを見計らって爆弾の場所も変えたんですしね!」
影山「それで爆弾の場所なんですけど……“今までみなさんが行ったことのある場所”ですよ」
まさかあそこじゃないだろうな...
ジョー「待てやコラ! 範囲大きすぎだろこんちくしょう!!」
影山「何を言ってるんですか? みなさんはこれで6人になったんですし、1人1つの島を担当すれば簡単でしょう?」
影山「もっとも、もう時間はあまりありませんし……間に合うかどうかもぎりぎりですがね」
言乃木「ちっ……」
影山「なので裏切り者が出てこない限り、私たちの辿る末路は“死”でしょうね……」
影山「ですが、それも仕方ないですよね? 幕が閉じたら役者が退場するのは当然なんですから」
湯川「……1つ聞きたいんですが、どうして影山さんはヒントなんて出してくるんですか?」
影山「だってその方が“希望”と“絶望”が戦うっていうシチュエーションに相応しくありませんか?」
ジョー「っざけんな! んな理由でオレらを巻き込むんじゃねぇ!」
言乃木「それだとしてもだ、アタシらが爆弾を見つけれなかったらアンタも死ぬことになるんだよ?」
影山「大丈夫です。私は信じてますから……みなさんを、そして自分の“超高校級の幸運”の才能を」
影山「ですが万が一、本当に全員が死ぬことになっても……私としては本望ですね」
……は?
影山「だってそうでしょう!? 次世代の希望と称されるみなさんと一緒に生涯を終えれるなんて……サイコーじゃあありませんか!!」
影山「私はみなさんのことを愛しています。そんな愛する人たちと死ねるなんて、まさに“幸運”ですよ!!」
筆原「なんですかそれ……!!」
影山「まあ、そういうわけですので。もし裏切り者が名乗り出るつもりになったらレストランに来てください」
影山「私はそこで待ってますので……」
そうして影山は狂気を纏ってレストランの方へと歩いていく。
――足立が帰ってきたはずなのに、俺達は素直に喜ぶことすらできなかった。
その喜びよりも、影山の放つ狂気にすっかり怯えてしまっていたのかもしれない……
□■□■□
筆原「ええっと……その、足立さん……」
影山が去って数分後、筆原が足立の名前を呼んだ。
足立「……筆原さん、悪かった心配かけて」
筆原「い、いえっ! 私こそおかしな行動してしまってて……」
真意はどうあれ、筆原はさっき影山を殺そうとしていた。
そのことを悔いているのか筆原は足立の顔を直視できずにいた。
足立「俺が言えるようなことでもないかもしれないけど……もう、さっきみたいなことはしないでくれ」
足立「もう二度とキミから姿を消したりはしないから……」
筆原「足立さぁん……!!」
その言葉に我慢できなくなったのか、涙を流して筆原が足立に抱きつく。
足立「はは……困ったなこれは」
ジョー「おいモテ男! テメェ心配かけるだけかけて美味しい思いしてるんじゃねぇよ!!」
言乃木「アンタはもう少し空気を読むことはできないのかい?」
湯川「あはは……」
筆原「あ、ああっ!? すいません私ったらつい……!」
ようやく今の状況を察したのか、筆原が慌てて足立から離れる。
言乃木「それじゃあいい加減頭を切り替えていくかい。足立、影山が爆弾を遺跡から別の場所に移動させたって言っていたがそれに心当たりはないかい?」
足立「すまない……逃げることに夢中でそれどころじゃなかったな」
湯川「となると、ヒントとなるのはさっき言っていた影山さんの言葉だけですが……」
ジョー「あんなんヒントでもなんでもねぇだろ!? 行ったことのある場所なんて範囲でかすぎだっての!!」
ラブラブじゃねーか(血涙)
夏目「すると……本当にまた手あたり次第に探すしかないってわけか?」
ジョー「じゃあ今度は1人1つの島担当するっきゃねぇな。時間の問題もあるしよ」
筆原「そうですね……もう、寝るのがルール違反になるとかそういうのを気にしてる場合じゃありませんものね」
ジョー「つーかむしろ一周回って眠気なんか覚めちまったっての!!」
足立「ん? 寝るのがルール違反?」
あの場に唯一いなかった足立が不思議そうに首を傾げる。
筆原「はい、実は……」
そうして筆原が昨夜のことを説明すると、足立はなるほどと納得したようだった。
足立「影山さん……そこまでして裏切り者を暴きたいのか」
言乃木「だが、ここまで来た以上裏切り者なんてこの中にはいない。アタシはそう思うよ」
ジョー「へへっ、なんだよ言乃木らしくもないこと言うじゃねぇか」
言乃木「どっかのバカに影響されちまったのかもね……」
湯川「…………」
夏目「よし! それならもう一回各自爆弾を探すとするぞ! 足立の言葉からしてかなりの量なことは確定したから、見つけること自体は簡単だろ!」
そうして俺達はもう一度、今度は1人1つずつの島を担当して爆弾を探すことになった。
タイムリミットはあと6時間。それまでになんとしてでも探しださないと……!!
というわけで今回ここまでなの
次で事件発生なるかな。なったらいいな
昨日気付いたら書いてた兎呑さんのアイランドエンディングでも投下するよ
雪咲はまだ書いてない(土下座)
こうしてこの島での景色を2人で見るのも最後になるのか。
最初はどうなることかと思ってたけど、意外となんとかなるものだったな。少なくとも、悪いことばかりじゃなかった。
兎呑「やれやれ……ここでのサバイバル生活もいよいよ終わりか」
兎呑「一時はどうなるかと思いもしたが、なかなか愉快な時間だったよ」
兎呑「……夏目君とも親しくなれたしな」
夏目「そうだな」
兎呑「夏目君、君がこの前私にくれた薔薇の花なんだが……」
兎呑「その花言葉は知っているか?」
薔薇の花言葉……それって――
【愛情】
夏目「……愛情、だっけ。あげてから気づいたんだけど」
兎呑「あはは、やはりそうだったか。君のことだ、どうせそんなことだろうと思ったよ」
兎呑「……えっとだな。そのことを踏まえて君に言いたいことがあるんだ」
夏目「言いたいこと?」
兎呑「……わからないのか?」
夏目「……すまん」
兎呑「はぁ……よし、それなら言うぞ。しかと聞き届けてくれ」
兎呑「あの一件以降、夏目君のことが気になって仕方なかった」
夏目「……え?」
兎呑「夏目君を考えると、胸の中がぐるぐると混乱してしまう。君を想うと夜も寝付けない」
兎呑「……自分でも驚いたよ。まさかここまで単純な女だったなんてな。でも――」
気づけば、俺は兎呑の体を抱いていた。
兎呑「な、夏目君……!?」
夏目「……悪い、兎呑の言いたいことはわかったよ。気持ちは嬉しい」
夏目「でも、俺こういうとき上手い言葉言ってやれないから……だから、こうして行動で示してやりたい」
夏目「それでも、言葉にして伝えるとしたら」
夏目「俺も同じ気持ちだ。ここで兎呑と一緒に過ごして……それで気づけた」
兎呑「夏目君……」
こういう場面に慣れてない自分の愚かさが恨めしい。
だから俺はこうして足りない部分を行動で示すため、兎呑の体を抱きしめていた。
夏目「ここから帰ったらもっと兎呑を知りたい」
夏目「動物園にも行って兎呑の好きな動物を一緒に見たい」
夏目「……ずっと、兎呑の隣にいたい」
すると、兎呑の瞳からぽろぽろと大粒の涙が。
兎呑「あ、あれ……なんだろう、おかしいな……」
兎呑「悲しくなんてないのに……むしろ、嬉しいくらいなのに……涙が……!」
夏目「兎呑」
そのまま俺はその涙を拭い――兎呑に口づけた。
兎呑と一緒なら、どんな困難にも立ち向かえる気がする。
おそらくそれは兎呑も同じ考えだろう。俺の背中に回された手が物語っていた。
――今まで感じたことのないくらい明るい気持ちが俺の胸を満たす。
そうして俺は今腕の中にいるこの女の子を離さないよう、強く抱きしめるのだった……
どうして…どうしてこうならなかった!
夏目君どうしてこんな子になっちゃったの? ただの女たらしやん……
たぶん姶良さんが「あたしウエディングドレスデザインしたいんだよね」とか言ったら「ならそのデザインしたドレス、俺が着せてやるよ」とか言いそう(わかんないけど)
じゃ、何かあったらどうぞ
これがトゥルーエンドでいいよ
本編は……(血涙)
乙さま
雪咲エンドもよろしく哀愁
そろそろ次スレ行くべきなのかな……まだええか?
とりあえず乙でした
アイランドモードだからね、仕方ないね
次スレ立てたほうがそろそろいいと思う
今日も再開しますね
今から再開します
安価は無いのでのんびりと
(●) (●)
すいませんが先ご飯食べます
あと次スレ建ててそちらで再開することにしました
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る6【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る6【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399545867/)
よろしくお願いします
こちらは埋めて構いません
乙
>>1000なら足立と筆原のアイランドエンディング希望
希望の踏み台
埋め支援兼支援絵らしきものができたから置かせていただきます。うpろだの推奨してるページの方を張ってます。
異ジョーのほうは妄想色が強い上にチャプ6入ってから出そうと思ってたけど我慢できなかった感じの絵ですのでちょっと注意が必要な内容かもしれません。
通ジョー版
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper21184.png
異ジョー版
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper21185.png
おお!
イケメンすぎワロタ
>>986
ありがとうございます。ジョー君イケメン!
他にも何かあったら埋めがてらお願いします
回答は次スレででもしますので
ジョーカッコいいな、絶望ver怖い
>>1000ならラストで出航が流れる
生き残り皆大好きだから死なないで欲しいと思ってしまう…
>>1000ならラストでアルター多和良襲来
>>1000ならジョーと言乃木くっつく
そういえば前作メンバーの死体が一人ぶん足りないってのが気になる
誰の死体なんだろう
>>1000なら御陵さんと夏目の歌唱力が低下
>>1000なら影山夜這い時の支援絵が投下される
>>1000なら生き残りメンバーに裏切者はいない
>>1000ならモノミ爆発
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