【オリジナル】主催者「負けたら。死刑」【安価】 (1000)

GANTZとライアーゲームが混ざったような頭脳系デスゲームです
なのでちょくちょく設定パクったりしてるところとか似通ってるところありますがお勘弁を

因みに更新は遅いと思われます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422624920

それではまずは安価で主人公を決めます

↓1で名前と性別を

ハガネ ツルギ 様 ですね

それでは頭がいいか悪いか。
↓1のコンマで決めます

平均より上…ですね
それでは性格を↓3まで採用します

あげ忘れ

↓2までを採用

本編投下していきます

ある日、目が覚めるとここにいた。
自室ではないどこかの部屋。どこだろうか…ここは


ドアを開けて外に出てみる。
どうやらここはどこかのホテル?合宿所?とにかく大きな建物の中らしい…

俺が出てきた部屋の他にも4つのドアが横一列に並んでいる。
そしてその際奥には下に続く階段が伸びている

それ以上に特出した点は無い。あとは壁もドアもすべて真っ白

いったいどうしようか…

1 階段を降りる
2 他の部屋に入る

↓1

俺の出てきた部屋はちょうど5つあるうちの真ん中らしく、左右二つづつにドアがある
勝手には言って良い物かは分からないけど、今はそんなモラル気にしてる場合ではない

右手にそっと手をかける、鍵はかかっていないらしく物凄くあっさり開いた


鋼「誰かー……」

誰も居ない。
と言うより誰かが居た痕跡もない。
それほどに殺風景でこじんまりとしている


鋼「誰も居ないか……」

変な宗教団体にでも拉致されたか?それとも誘拐か?

どちらにしろ怖すぎる…


鋼「階段降りてみるか…」

【1F エントランス】


階段を降りた先は大きな広間になっていた。
中央には大きなモニターが置かれていて、それを囲むように9人の人物がいた

鋼「いったい…何なんだ?」


階段から降りてその人たちの方へと向かってみる。


男に女。老人に若い奴。様々な9人が居るが。何故か皆顔が強張っている
いや…怯えている?

もしかしてこいつらも俺と同じ境遇なのか?気が付いたらここにいたのか?
そうに違いない…

こいつらも不安で不安で仕方ないんだ

さて…いったいどうしようか

1 誰かに話しかける
2 大人しく自分も黙っておく

↓1

話しかけた人物の名前と性別
↓1

それじゃあゲームに参加する人のキャラシを
↓8まで採用

(例)
鋼 剣 ハガネ ツルギ 男  

年齢:18 職業:高校生

容姿
長身で学生服の高校生
神は茶髪だが染めているわけではない

性格
三枚目なお調子者。
だけど一人だとものすっごくローテンションで冷静
正義感が強く、他人をよく思いやる

その他
死者だけが来るこの場所に来た主人公
どうしてこの場所に来たのかは不明。


(知能はキャラシのコンマで判定します)
あと。ベロベロンはちとさばき切れんのでその下を採用させてもらいます…すまないです
でもちゃんと登場はさせますので!


残り5枠

あと一枠

鋼「お…おい」

「ん?]

鋼「なんでこんなことになってるか分かるか?」

町野「分かるんだったらこんな感じになってないけど」

鋼「そっか…」

町野「いや…逆にそっちは分かるの?」

そっちは分かるの?そう問いかけてくる女。
その言葉を聞いて他の全員も何かを訴えかけるような目で俺の事を見てきた

鋼「いいや…分からない」

町野「そっか。まあ…でも…期待してないし」

鋼「そうか…」

この異常な状況下で会話が続く筈もなく…

モニター「あーあー。聞こえますか?」

モニター「はい。それじゃあ全員揃ったみたいですね」

完全に俺らが沈黙した瞬間にモニターが起動した。
そしてそのモニターに映っているのは異常なほどにベロの長い犬の着ぐるみを着た誰か

モニター「今回はここにいる皆様で少しゲームを行ってもらいます」

モニター「うん。急に何を言ってるんだって感じの顔をしてるね」

モニター「けど聞いてほしい。ちゃんとこれには訳がある」

訳?俺らがここにいる訳?それともゲームをする訳?
突拍子もないモニター越しの言葉に頭が上手くついて行かない

町野「…?」

それはここにいる全員一緒らしい、皆が皆頭の上に疑問符を浮かべている

モニター「うん。とりあえずこれはリスタートの第一歩だと思ってもらえればいい」

町野「リスタート?」

モニター「いやいやいや。君たちは覚えがあるはずだよ?」

モニター「車に轢かれた人」

モニター「自殺を試みた人」

モニター「焼けた人」

モニター「ここにいるのは死んだ奴ばっかりなんだよ」

死んだ?俺が?悪質な冗談だろ…。
だけど周りの奴らはこの世の終わりみたいな顔をしてる

でもちょっと待て、俺は昨日普通に寝て…起きたらここにいたんだ。
死ぬ要素なんて全然ねえ


山岸「リスタート?」

モニター「そう。やり直せるんだ。死の直前から」

町野「…で?」

モニター「だからゲームをしてもらう」


鋼「つまり…生き返りたきゃゲームしろって事か?」

死んだ覚えはない、だけどこの場所から出るにはゲームをしないとダメみたいだ
どっちにしろゲームをするしか選択肢は無いんだ…な

鋼「んで?そのゲームってなんだよ?」


モニター「せかさないで」

マリー「…早く」

モニター「うん。じゃあ今回してもらうゲームはこれ」

ブツンとモニターが切れて。画面が切り替わる


【RPGゲーム】

山岸「…RPG?」


モニター「それでは。ルールの説明に移ります」

☆【RPGゲーム】☆

1このゲームは10人で行う

2それぞれの人物には役職カードと数字カードが配られる

3役職ごとに特殊なスキルがある

4そのスキルなどを駆使して他の人物の役職と数字を当てろ

5どちらか片方が当てられた人物はイエローゾーンとして発表。両方当てられた場合はレッドゾーン

6レッドゾーンになった人物は死亡

7ゲームの流れは、能力使用タイム→投票タイムで行う

8生き残れるのは5人

9トータル三回失敗すると死刑

モニター「あ。番号カードと役職カードはお前たちが最初に出てきた部屋に置いてあります。」

モニター「お前たちが最初に出てきた部屋は、最初に出てきた人物以外開閉できないから気を付けてね」

モニター「あ…そうそう。階段は二つあるけど右の階段左の階段共に部屋のあるフロアに繋がってるだけだから」

モニター「因みに投票部屋は投票所、お前たちの真正面にある部屋でお願いしますね」

モニター「あ…そうそう。組むなりなんなりしてくれて全然大丈夫!」

6番。レッドゾーンになったら死ぬって何だ?

夏乃「死ぬって…なにかねぇ?」

モニター「その名の通り。死んでいただきます」

モニター「みなさんが死んだ時の状況と同じように」

葵「はっ…はぁ!?」

モニター「それじゃあゲームを開始してください」

モニター「あ…そうそう。もしも三日たっても何も進まない場合は全員死んでもらいますので」


【二階 右フロア 鋼の部屋】

あの後モニターはすぐに切れて何も答えなくなった
成す術もない俺は何だか胸騒ぎを覚えつつも元居た部屋へと戻った


鋼「確か…職業カードと…数字カードだっけ?」

机の上には黒い封筒が一枚置いてある

鋼「…開けてみるか…」


ビリッと封筒を破って中身を確認。

どうやら俺の役職は
【勇者 お姫様  魔法使い 僧侶 格闘家 魔王 王様 妖精 猛獣使い 狩人】
↓1で指定

数字はコンマで決定 


どうやら俺は【勇者】らしい、番号は【3】か

効果は【一人が使用した能力を無効化できる】か

何だか物凄く強力そうな能力だけど、この能力で勝ち進むのは無理だよな。
だって相手の数字と役職を知らないといけないし

まあ、誰かを陥れるって事も考えてないけど
でもどうするんだ?いや…どうすればいい?
今は一応能力使用タイムだよな?じゃあ使用すべきか?

封筒の奥をよく見て見ると、そこには自分を含めた全員の顔写真と名前の書いた紙があった
能力を使う際はこれを使って指名しろって事か?


よし…じゃあ俺は

1能力を使用(その場合対象を指定)
2能力を使用せずに(投票タイムに移る)

↓1

能力は何度でも使えるの?

>>54
主人公の能力は能力使用タイム中に付き1回しか使用できません
能力使用タイム→投票タイムでワンセットなので
投票タイムが終わった後はまた新しく能力が使えます

乾に能力を使用だ。

アナウンス「全員の能力の使用。不使用が決定いたしました」

アナウンス「それでは投票タイムに移行します」

俺の能力使用が最後だったみたいだな…
よし、じゃあこのまま投票に行くか。


【1F エントランス】

でも投票っつっても…失敗したら死ぬんだよな…
としたら白紙票でそのまま様子見でもすっか?

敏保里「よっしゃ!じゃあ俺からまずは重大発表だ!」

敏保里「今日能力を使用したのは「夏乃」「マリー」「鋼」「町野」「乾」の五人だ!」

マリー「…喋り過ぎ」

夏乃「おやおや…」


おい…なんか早速まずい事になってないか?いや分かんねえけど

どうする?


1誰かに組まないかと持ち掛ける(指定)
2じっとしておく
3自由指定

↓1

鋼「なあ…そこの奴。俺と組まないか?」

山岸「え?僕?」

声をかけたのはふわふわっとした高校生。
確かあれは…進学校の制服だよな?だとしたら頭いいんじゃねえか?

山岸「別に僕は良いけど…」

鋼「よし。じゃあ組もう」

山岸「うんー…別に良いよ」

なんかあっさりしてるな…、でもまあ仲間が増えたって事だよな?

山岸「で?組むって言っても何するの?」

鋼「それは決めてない…」

1能力を聞く
2他の奴にも声をかける
3投票
4自由安価
残り行動【4】

↓1

えっと…とりあえず能力を聞くか

鋼「能力は何なんだ?」

山岸「いやいやいやそれはちょっと言えないよっ…って。あ、役職じゃないから大丈夫か」

山岸「能力は【イエローゾーンになっても発表されない】だよ」

それって大分強くないか?
いや、でも発表されないって事は自分でも敵がどこまで把握してるか分かんないって事でもあるのか…
だとしたら一発KOもあり得る?

山岸「鋼くんは?」

鋼「俺は【指定した人物の能力を無効】にすることだ」

山岸「つっよいね!今日は誰の能力を無効にしたの?」

鋼「…乾っていう奴だった」


1他の奴に声をかける
2投票
3自由安価
残り【3】

下1

とりあえず初日から動き過ぎるのも目をつけられるかもな。
よし、じゃあ投票しに行こう

鋼「山岸、俺投票してくるわ」

山岸「うん…でも、誰に?」

投票すると言っても間違えたら自分の命をすり減らすことになる…
無謀な行動は出来ない

鋼「まだ決めてねえ」


【1F 投票室】

投票室に入ると真ん中には箱が置いてある。
そしてその横にはペンと紙。
紙には【職業】と書かれた欄と【番号】と書かれた欄と【名前】の欄がある
どうやらここに怪しいと思った人物の職業と番号をと名前を書き込むのだろう

失敗できるのは三回…。
賭けて出鱈目な名前と数字と名前を書いてみるか?それとも白紙で投票するか?


1何か書いて投票(名前 職業 数字 のどれかを書いて投票※名前は必須)
2何も書かずに投票

残り【2】

↓1

結局何も書かずに投票した。こんな状況で無謀な事も出来ないしな

山岸「…誰かに投票した?」

鋼「してねぇ」

山岸「僕も白紙で投票しようと思う」

山岸の能力も俺と同じで役に立たないみたいだからな。
ここは安全に白紙が良いだろう

それにどんな能力があるかもわからないしな…

鋼「じゃ、行って来い」

山岸が投票室へ向かう。
アイツが帰ってくるまで…何をしよう

1大人しく待っとく
2他の奴にも声をかける(指定)
3自由安価

【残り1】

↓1

亀の甲より年の劫。なんだか賢そうなあのお婆ちゃんに声をかけてみるか

鋼「あ…あの」

夏乃「ん?なんじゃい?」

鋼「いや…投票は済んだのかなって」

夏乃「あんちゃんは終わったのかねぇ?」

鋼「あ…はい。」

夏乃「そうかいそうかい」

鋼「お婆ちゃんは?」

夏乃「あたしも終わったよ」

なんだかこのお婆ちゃんと話してると懐かしい気持ちになるな…

そうだ、この人とも組めば良いじゃん
仲間は多い方がいいし、このお婆ちゃんだったらなんか信用できる気も…

鋼「良かったらっすね―――アナウンス「結果発表」



アナウンス「それでは皆さん。モニターにご注目ください」

【投票結果】

レッドゾーン






イエローゾーン


イヌイ 【数字】

フウマ 【役職】





投票者

白紙票:8名
有効票:2名




能力使用タイム(2回目)
1使用する(対象)
2使用しない


↓1

二回目の能力使用タイム、俺はとりあえず町野に能力を使用した。

そしてまたすぐに投票タイムがやってきた。
今回は俺が最後に降りてきたらしく、もう広場には全員揃っていた


敏保里「今回能力を使用したのは【フウマ】【ハガネ】【マリー】の三人だ!」

山岸「……誰に使ったの?」

敏保里とかいう男が叫んだ後に山岸がオレにそっと耳打ちをしてきた

鋼「…町野だよ」

山岸「意味なかったね」

敏保里の能力は多分能力を使用した人物が分かるという物…だろう
そして内容を信じるとしたら今回能力を使用しているのは三人…

一人は昨日イエローゾーンに居たやつだよな?


1仲間を増やす(人物指定)
2誰かに話しかけに行く(人物指定)
3投票
4自由
【残り5】

↓1

鋼「なあ…お婆ちゃん。お婆ちゃんはどう思う?」

俺らの能力ではどうにもならない。
だから俺は一番なんか信用できる夏乃さんのところに行った

夏乃「そうだねぇ…。私が分かるのは敏保里のあんちゃんが能力を使用した人物が分かる能力って事くらいかねぇ」

山岸「そうですかー…いや。うん…他に何か分かる事って…」

夏乃「マリーちゃんと風馬のお姉ちゃんはここ二回能力をしようしてるねぇ…」

山岸「んー…だとしたら二人は特定できる能力とか?」

鋼「…無効化って言うのもあるぞ」

山岸「無効化って?自分への投票を?」

夏乃「だとしたら昨日投票された二人はその能力じゃないのかねぇ」

山岸「いや…その…」

言って良い?と言った視線を送ってくる山岸。
俺は別に良いぞと、首を縦に振った

山岸「昨日能力を無効化する能力を鋼は乾に使用してるんですよ」

夏乃「そうかえ」

夏乃「でも投票を無効化する能力があるかどうかも分からんのじゃし。この話は不毛ではないかえ?」


1夏乃に能力を聞く
2他の人のところに行く
3投票
4自由
【残り4】
↓1

鋼「あの…夏乃さんの能力って?」

夏乃「わたしゃ【自分の役職を一人に付き一度だけ間違って表示させる】だよ」

山岸「疑り深い人には致命傷だね…真か偽か分からなくなる」

お婆ちゃんも特定系の能力じゃなかったのか…
でもまあ、やる事は決まってる

鋼「あの…よかったら俺らと組みませんか?」

夏乃「わしゃええけど…役に立たんぞ?」

鋼「…大丈夫っす!」

山岸「ていうか僕達も役に立たないしね…」

無効に隠蔽に錯乱。俺達三人で誰かを特定するって言うのは難しい…
だけどこんだけいるんだ何とかなるだろう。
いや、何とかして見せる


夏乃「よろしゅうお願いいたしますな」


1他の所へ行く 指定
2投票
3観察 指定
4自由

【残り3】
↓1

【夏乃視点】

わたしゃ、鋼のあんちゃんに言われてマリーちゃんとお話に来たよぉ
大往生やったし…生に執着は無いんじゃが…。
困ってる若いのを見たらどうも放っては置けん…それに。孫の事を思い出す


夏乃「おやおや…何をしとるんじゃ?」

マリー「…別に」

夏乃「そうじゃ。お話せんかえ?」

マリー「…話すことは無い」

夏乃「…投票は済んだのかえ?」

マリー「ええ…。もう投票した」

マリー「…投票が済んだらすぐに帰れるシステムにしてくれないかしら。長い」

夏乃「せっかちはいかんぞぉ」

マリー「…別に。それに今はじっくり考える時でもないし」

夏乃「おやおや…」

マリー「じゃあ。無駄に話したくないので…」

行ってしもうた…
なんじゃか強気な子じゃったのぉ…

【鋼視点】

風馬「あぁぁっぁ。胸の谷間にホコリがぁ…」

このひと…ヤベェ。だけど…この人になんかあるんだよな…
よし…話しかけよう

鋼「あのー…えっと。投票済んだ?」

風馬「すんだわよぉん」

何だよこの喋り方…。なんか変な気分になる…


山岸「あの…えっと…」

風馬「あ。私の役職とか能力とか番号とかしりたぁい?」

山岸「…え?」

なんだなんだなんだ!?こいつ何言ってんだ!?

風馬「そうだぁ…私はぁ。」

風馬「狩人のぉ10番よぉ」


嘘だろ……こんなの自殺行為じゃねえか…
信用して…いいのか??

1とりあえず戻る
2投票
3自由

【残り2】

↓1


やってきた二回目の投票。
俺はまだ何にもわかってねえ…。

いや、正確に言うと風馬がなんか言ってたけど信用していいのか?

1何か書いて投票(名前 職業 数字 のどれかを書いて投票※名前は必須)
2何も書かずに投票

↓1

俺は風馬の名前と10番を指定して投票した。

因みにその後に山岸が風馬の名前と狩人を書いて提出
お婆ちゃんは白紙だ

山岸「全員投票終わったよ」

夏乃「本当に信じて良かったのかえ?」

鋼「だから二手に分けたわけっすな」

夏乃「そうかえ…」

夏乃「結果発表がドキドキするねぇ」

山岸「それはボクも…かな」

もうすぐで結果発表、今回レッドゾーンは出てるのか?
正直誰も死んで欲しくない…全員で脱出したい

夏乃「もし…もしじゃよ?困ったときはアタシが犠牲になっちゃるけえね」


1投票結果までスキップ
2話を続ける
3自由
【残り1】

↓1

鋼「何言ってんだよ!婆ちゃん!一緒出んぞ!」

山岸「そうだって!生き返れたらもう一回皆に合えるし!」

夏乃「でも年も年だしねぇ…」

鋼「とーにーかーく!みんなで出るぞ!」

夏乃「皆で…は無理かもしれんがねぇ」

鋼「何とかして見せるって!」

山岸「そうそう!何とかなると思うって!」


アナウンス「結果発表。モニターにご注目ください」

【投票結果】

レッドゾーン






イエローゾーン


フウマ 【役職】

ハヤホリ【役職】



投票者

白紙票:6名
有効票:4名


失敗票者

ハガネ

フウマ



能力使用タイム(3回目)
1使用する(対象)
2使用しない


↓1


そして今日はココまで
続きはまたおひるー


メタな話、安価キャラの情報が見れる時点でプレイヤー(鋼)は有利だよね?

期待

これまでのまとめ


【RPG ゲーム】

簡単なルール説明
・ゲーム開始時に役職と数字が割りあてられる
・役職を駆使して他のプレイヤーの番号と役職を当てろ!


これまでの投票結果

第1回目
レッドゾーン:無し
イエローゾーン:乾【数字割れ】 風馬【役職割れ】
投票失敗者:無し

第2回目
レッドゾーン:無し
イエローゾーン:敏保里【役職割れ】 風馬【役職割れ】
投票失敗者:鋼 マリー

総まとめ

レッドゾーン:無し
イエローゾーン:乾 風馬 敏保里

なんか乙が付き過ぎてビックリ

>>104
たしかにそうかもだけど、その性格に沿って自分も他のキャラを動かすようにしてるから意外といい塩梅になってくれてるかもです
まあ全部隠されてるよかは皆さん動きやすいかもですし

2回目の失敗ってマリーじゃなくて風馬じゃないかな?

訂正

第2回目
レッドゾーン:無し
イエローゾーン:敏保里【役職割れ】 風馬【役職割れ】
投票失敗者:鋼 風馬


>>107
ごめん。せやった


今回俺が能力を使ったのはマリー。
ここ二回とも能力を使用していて、且つ二回目の投票を失敗している
それに昨日のお婆ちゃんから聞くに大分強気な性格らしい

とにかくここを押さえておいて損は無いはず


【1Fエントランス:投票タイム】

敏保里「よし!じゃあ今日能力を使った奴を発表するぞ!」

敏保里「今日能力を使用したのは【鋼】【マリー】【風馬】【夏乃】【乾】の四人だ!」

やっぱり安定して能力を使用してんのはマリーと風馬か…
でもマリーの能力は俺が防いだはずだから、実質能力を使用してるのは四人


風馬「あぁん…どうして昨日失敗しちゃったんだろー」

レビン「わ…わかんないや…」

マリー「と言うより…私の能力が発動されなかった」

今日の投票タイムは今までと違っていろんな奴が口を開いてるな
なんか妙だぞ…

風馬「あー…昨日折角敏保里さんの8番を投票したのにぃ…」

敏保里「……」

山岸「どうせ嘘でしょ」

葵「な…何言ってんのよ!バカじゃないのっ!?」


1風馬に詳しく話を聞く
2他の人物に話に行く(指定)
3投票
4自由
【残り5】
下1


鋼「山岸。ちょっと風馬に話聞きに行くぞ」

山岸「え。どーせ嘘だって、信じてどうすんの」

鋼「いや…でも気になるじゃねえか」

昨日の投票内容。風馬は役職割れで敏保里も役職割れ
そして投票人数は四人、そこから俺と風馬を抜いて二人。その中に山岸は確実に居る。

山岸が投票したのは風馬が昨日俺達に教えた役職。
即ち数字では嘘をついたが役職は真だ

鋼「おい、風馬。さっきの話よく聞かせろ」

風馬「だぁかぁらぁ…私はねぇ。8番で投票したはずなんだけどねぇ」

風馬「何故か失敗しちゃったのぉ」

鋼「失敗…?」

風馬「能力を妨害されたか…それとも別か…」

鋼「能力の妨害?」

鋼「と言う事は昨日敏保里が言ってた能力使用者の中にそいつが居るってことか?」

風馬「昨日は三人だったわよねぇ?私を含めて」

俺以外に能力を妨害する能力者がいる?
そして風馬を信じるならそれはマリーって事になるが…

山岸「いや…敏保里の言う事鵜呑みにするの?」


1山岸ともっと話す
2他の人物の所へ行く(指定)
3投票
4自由
【残り4】
↓1

鋼「でも鵜呑みにしねえと」

風馬「んー…山岸君の言ってることぉ…私分かるなぁ」

胸を激しく揺らしながら風馬は頷いたけど、俺には意味が分からねえ
一体どう言う事なんだ?

山岸「いや…昨日ふと思ったんだけど…敏保里が誰かと組んでて意図的にその人物が能力を使用してるのを隠してるとしたらどうかなって」

風馬「んあ…それは困るわねぇ…」

風馬「でも私的にはその可能性…高いわねぇ」

山岸の言葉を聞いて深くうなずく風馬、俺も何となく言ってることが理解できた
つまりは敏保里は毎ターンの能力使用者発表時に誰かを匿ってるって事…だよな?

でもいったい誰を?


風馬「さっきだからねぇ数字を言って内通者をあぶろうとしたんだけどねぇ」

風馬「ブラがずれちゃって…反応見てなかったぁ」

山岸「…僕もあんまり見てなかったよ」

1風馬も交えて話を続ける
2風馬を外して話を続ける
3他の人物の所へ行く(指定)
4投票
5自由
【残り3】
↓1

風馬が嘘をついてるか本当のことを言っているか分からない
それにこれ以上話していてもペースを乱されそうな気もする

俺は風馬を外して山岸と話を続けることにした

山岸「でも風馬さんが本当に内通者を炙ろうとしてるんだったら…」

鋼「でも今日に限って喋ってる奴増えてるんだよな」

昨日までは静かな方だったのに、なぜか今日は全員口数が増えてる
俺が今日感じた妙な違和感はソレかもしれない

山岸「本格的に皆動いてきたって事?」

鋼「かもな」

山岸「でもさ、風馬さんは信用していいと思うよ」

鋼「なんで?」

山岸「役職を教えてくれた…から?」

鋼「バカ。もう風馬の役職は割れてんだ、教えてもらったって意味がねえ」

山岸「そっか…そうだね」


1気になる事を話す(指定)
2他の人物に話に行く(指定)
3投票
4自由
【残り2】
下1

3回目の投票。
俺は一回失敗してるから…下手に動くことは出来ない

さあ。投票はどうしようか

1何か書いて投票(名前 職業 数字 のどれかを書いて投票※名前は必須)
2何も書かずに投票

↓1

俺は風馬が狩人だと書いて投票することにした。
もちろんこれは安全パイ。
そして昨日の山岸の投票が本当の事だったのかを確かめれる
だから俺はこういう投票にした。

もし山岸が嘘を言っているのだったら、俺は失格までにリーチがかかる
一応ここで確かめておきたいのだ


山岸「投票は終わった?」

鋼「ん、ああ。」

山岸「じゃ。僕も投票に行ってくるね」


ちょっと山岸に申し訳ない気もするけど、仕方ない…よな?

山岸が帰ってくるまでどうしてようか…

1気になる事を話す(指定)
2他の人物に話に行く(指定)
3じっと待ってる
4自由
【残り1】
↓1

山岸「ごめん。僕も投票してきたよ」

暫くすると山岸が帰ってきた。
今日はどういったふうに投票したんだ?

鋼「誰に投票した?」

山岸「白紙だよ」

山岸「えっと…鋼は?」

鋼「あ…えーっとな。秘密だ」

ここでお前の事を疑って風馬に投票したんだ!なんて言いにくいし心が痛む
何とかうまくごまかそうとしてみたけど、これで大丈夫か?

山岸「なんだよ。秘密って」

フフッと笑いながら山岸は俺に詰め寄る
なんかこうしてると昨日までの学校生活を思い出すな


アナウンス「結果発表。モニターにご注目ください」

【投票結果】

レッドゾーン






イエローゾーン



フウマ 【役職】



投票者

白紙票:9名
有効票:1名


失敗票者




能力使用タイム(4回目)
1使用する(対象)
2使用しない


↓1

能力使用タイムで俺が能力を使用したのは山岸。
投票の内訳で裏切ってないのは分かった
となれば山岸は完全に俺の味方である可能性が高い。
だから俺は敢えて山岸に能力を使い、山岸が投票された際に表示されるように仕向けた
そうすることで山岸の【イエローゾーンになっても発表されない】が隠され、他のメンバーはいろいろ模索するだろうから

小賢しい錯乱を狙った


【1Fエントランス:投票タイム】

敏保里「今日能力を使用したのは!【鋼】【風馬】【レビン】【山岸】の四人だ!!」

今日はマリーが能力を使用してないのか…
んで、うまい事に山岸が能力を使用してると

レビン「あ――――あの。」


レビンとか言ったっけな?気の弱そうな男?が皆に聞こえるような声で呼びかける


敏保里「…ん?」


レビン「あの…僕。僕…」

敏保里「どうしたんだ?」

レビン「皆で騙し合うの…嫌だから。…その。皆の犠牲になりたい」

レビン「僕の番号は6。役職は魔王…なんだ」


これって…信じていいのか?…いやいやいや…明らかに嘘だろ
でもこいつが嘘つくような度胸あるやつには見えないし…


1誰かに相談(指定)
2投票
3自由
【残り5】

↓1

鋼「婆ちゃん。山岸」

山岸「レビンっていう子が言ってることは本当かどうか…だよね?」

夏乃「だったら嘘の可能性が高いぞえ?」

鋼「え?なんで?」

夏乃「だって6番はワシじゃ」

レビンは嘘の番号で俺らを騙すつもりだったらしいが、運悪い事にお婆ちゃんがその番号の持ち主だったらしい
疑うべきかもしれないが…。今ここでこんな嘘をついても得はしないだろうし。
本当と考えていい…だろう


鋼「じゃあレビンは嘘をついてるって事か」

山岸「でもどうして?そんなことしたらさ嘘ついたってばれて皆から狙われない?」

夏乃「確かにのう、三回まで失敗は許され取るんじゃし」

確かに…投票失敗者は俺と風馬の二人、それもまだ一回
脱落を狙うには早計過ぎる気もする
いや…ただ単に早とちりしただけか?


1気になる事を話す(指定)
2他の人物に話に行く(指定)
3投票
4自由
【残り4】

↓1

鋼「おい!」

俺が声をかけたのはセーラー服の…葵とか言った奴?
このゲームが始まってからあんまり目立ってねえし、声をかけてみた

葵「…なによっ!?」

鋼「今日は投票すんのか?」

葵「私の勝手でしょ!」

鋼「ふぅん。いや、レビンの番号に投票すんのはやめといた方がいいぞ」

葵「…どういう事よ」

鋼「役職は兎も角、あいつは嘘をついてる」

葵「どうしてよ」

ここで俺の仲間が6番なんだ、とは言えない。
それをしたら二人に狙いが定まるからな

葵「どうして!って聞いてるんだけど?」

鋼「俺が6番だからだ」

だから俺は嘘をついてしまった…。

1もっと話す
2他の人物に話に行く(指定)
3投票
4自由
【残り3】
↓1

【山岸視点】

僕は鋼君に言われて、マリーさんのところに来た。
でも苦手なんだよな、こういう静かな人って

山岸「やあ」

マリー「…なに」

山岸「いや…その。えっと」

山岸「今日は能力使わなかったんだ」

マリー「そんなの私の勝手」

マリー「目的は何?」

山岸「いや…その…えっとね」

マリー「無いんなら帰って」

マリー「あとあなたのお友達に伝えて、明日はイエローゾーンに追いやるって」

山岸「…えっ?」

マリー「そう言う事」

お友達って…鋼君の事?それってマズいよね

【鋼視点】

鋼「おい!レビンコラぁ!」

レビン「え…え!?なにっ!?」

鋼「おーまーえ!コラ!嘘つきやがったな!」

レビン「う…う…ウソって何だよ!」

鋼「役職は兎も角…ウソついただろ?おめぇ」

レビン「…え?僕は6番だよ!」

夏乃「残念じゃったのぉ…わしが6番じゃ」

お婆ちゃんは俺らの間に入って、宥めるように振舞う

レビン「そんなのそのお婆ちゃんの嘘かもしれないだろ!」

レビン「ともかく僕は嘘なんてついてないんだぁっ!」

バツが悪そうな表情で投票室に逃げていくレビン
これ以上の追及は無理っぽいな

1とりあえず戻る
2投票
3自由

【残り2】

↓1

山岸「大変だよ!!マリーちゃんが明日二人の内のどっちかをイエローゾーンに入れるって!」

戻れば山岸が物凄い慌ててる。
まあ内容的にはマズいな…。けど俺の能力をもってすれば何とかなるんじゃないか?

夏乃「こっちはレビン君が嘘をついてる…って事が確定した位かのう」

山岸「…ど…どうしよう」

鋼「バカ。落ち着け、俺の能力があれば無敵だ」

山岸「あ…そっか」

夏乃「なんか考えがあるようにも思えるけどの…」

マリーからの宣戦布告で狼狽える山岸を建て直し、レビンの数字は嘘だと三人の間で共有する
もうすぐ投票の時間だが、数字を投票することは無いだろう


山岸「じ…じゃあ。投票してくる」

山岸が投票室へ向かった。

今のうちに誰に投票するか…決めとかないとな

1何か書いて投票(名前 職業 数字 のどれかを書いて投票※名前は必須)
2何も書かずに投票

【残り1】

↓1

お昼休憩取らせてください

次回の投票で一気に脱落者が出るでしょう

俺は何も書かずに投票した。
俺が投票しなくとも、他の奴らが投票するだろう
どうやら山岸は同じ考えだったらしく、票を白紙で出したらしい

夏乃「わしゃ、一応魔王で提出したよう」

山岸「僕達は白紙で…。すいません」

夏乃「ええよええよ、きにせんと」

山岸「でも…結果発表。少し楽しみですね」

鋼「いや、結構怖いんじゃね?」

鋼「なーんか裏がある気もしないでもないんだよな」

お婆ちゃんの言う通りなんか裏がある気もする…
まあ、大丈夫だとは思うけど


アナウンス「結果発表。モニターにご注目ください」

【投票結果】

レッドゾーン






イエローゾーン



レビン 【役職】



投票者

白紙票:6名
有効票:4名


失敗票者
敏保里


能力使用タイム(4回目)
1使用する(対象)
2使用しない


↓1

俺が次に能力を使用したのは乾。
葵と同じく目立たない位置に居て誰とも交流を取ってないみたいだけどな
なんかこう言う所って逆に目立つよな!

【1Fエントランス:投票タイム】

一回に降りるとそこでは珍しい?事が起こっている

レビン「ひゃひゃひゃ!昨日オレに投票した奴はどうもご苦労さんだぜぇ」

敏保里の能力発表よりも先に下卑た笑いを響かせるレビン。
なんか昨日とは打って変わって様子が違う

レビン「おめーら全員俺様の糧になる運命なんだよぉぉ!」

町野「…やっぱり。」

マリー「……――――」

敏保里「おいおい…どうしちまったんだ?部屋帰って寝るか?」

敏保里「お。因みに今回能力を使用したのは【鋼】【マリー】【風馬】の三人だな」

レビン「おっと!じゃあ俺はお前らを地獄に叩き落とす準備でもしてくっかな!」

そう言うと我先に投票室へ入っていったレビン。いったいどうした…いやマジで…

1誰かと話す(指定)
2投票
3自由
【残り5】
↓1

とりあえず俺はレビンの投票を待って、話を聞いてみることにした

レビン「あ?んだ?」

投票室から出てきたレビンはやっぱりどこかおかしい。
昨日の雰囲気とは別人だ

鋼「いや…その…朝言ってた…よな?」

レビン「おう!俺の能力の事かぁ?」

鋼「あ…そうなんだけど。」

レビン「俺の能力は【自分に投票した人物の番号を知れる】なんだよ」

レビン「だから昨日俺に投票したうるせえ男もつんけんした女も婆もおっさんも全部番号が割れてんだ!」

なんだよ…こいつこんなペラペラと…有頂天ってやつか?

レビン「そうだ!オメェ俺と組めよ!んで投票して来い!」

いや…俺は組んでるし。それにコイツの言う事鵜呑みにも出来ねえ…
いったいどうしようか

1逃げて別の人の所へ行く(指定)
2話を詳しく聞く
3自由

↓1

組む?いや…そんなつもりは無いが。話は詳しく聞いてみる価値はある

鋼「…おお。組んでもいいぞ?」

レビン「組ませてくださいだろ?あ?」

鋼「ぐっ…。組ませてください」

レビン「よし、じゃあうるせえ男か婆かおっさん。そのどれかに投票しろ」

つまり葵以外の中から一人選べって事だな?
でもいったい誰に投票しようか

レビン「はやくしろよ!誰かに見られたらどうすんだよ!?」

レビン「まあ困るのはお前だがな!うひゃひゃひゃ」

鋼「俺は―――――」

夏乃。敏保里。乾。いったい誰の番号を教えてもらおうか…

1夏乃
2敏保里
3乾
4自由
【残り3】
↓1

鋼「じゃあ乾」

俺が選んだのはおっさん。
いや、特にそれと言ったわけはない

レビン「あのおっさんは【2】だ」

鋼「そうか。ありがとな」

レビン「裏切んじゃねえぞ!」

なんか威圧感はあるけど、こいつ頭はそこまでよくないのか?
言葉の節々からなんかそんな雰囲気がにじみ出てる

鋼「おう。じゃあ俺はその番号で投票すればいいんだな」

まだ完全に信用したわけじゃないけど一応心には留めておこう。
もしかすると何らかの役には立つかもしれないし

1他の人の所へ行く(指定)
2投票
3自由
【残り2】
↓1

葵「…ちょっと」

敏保里「ん?…おー!お前は――鋼だっけ?」

俺が葵の所へ行くと、そこにはすでに敏保里が居た

鋼「ん?なんか邪魔したか?」

敏保里「んあ?えっとだな、特になんともないっつうか」

葵「…コイツが勝手に話しかけてきたのよ!」

敏保里「勝手にって…ひでぇこと言うな」

葵「んで?アンタは何の用?」

鋼「いや…」

葵「用がないなら帰ってくれる?」

相変わらずつんけんしてんなコイツ…
それになんで敏保里は葵にコンタクト取ってんだ?

1もっと話す(内容指定)
2投票
3自由

【残り1】

↓1

鋼「何話してたんだよ?」

葵「か…か…関係ないでしょ!」

敏保里「別にいいじゃねーの」

鋼「じゃあ教えてくれよ」

葵は目を背けて話そうとはしてくれないけど、敏保里の方は別だ
何の警戒もせずに話してくれようとしている

敏保里「今後の事について話し合ってたんだよ、な?」

葵「べ…別に!」

鋼「今後の事?」

敏保里「おーっと!それ以上は言えねえんだな。黙秘権だ」

葵「…投票行ってくる。鋼も早く済ませなさいよ」

葵が投票室へと向かっていく。
敏保里もそれを確認してからどこかへと去って行った

やってきた今回の投票タイム。
俺は夏乃さんの番号と乾の番号を知っている
乾の方はそこまで信じれたものではないが…

さて。今日はどうしようか

1何か書いて投票(名前 職業 数字 のどれかを書いて投票※名前は必須)
2何も書かずに投票

↓1

俺が投票したのは乾の【2】
どうやら俺が最後だったらしく、投票室から出ると同時にアナウンスが鳴った

アナウンス「結果発表。モニターにご注目ください」

さて…結果はどうなってるのか…

【投票結果】

レッドゾーン






イエローゾーン



ハガネ 【役職】
イヌイ 【数字】



投票者

白紙票:7名
有効票:3名


失敗票者
レビン




おい…これってやばいよな?俺が次数字を当てられたら…アウトじゃねか!

それよりも――――

レビン「どうしてだ!どうして俺が失敗票なんだ!!!」

レビン「俺は確かに葵に入れた!入れたんだよ!!」

マリー「…うるさい」

風馬「……ふぅん。そっかぁ」

敏保里「ほら。早く部屋に戻んぞ」

叫ぶレビンに誰も手を差し伸べず、各々自室へと戻っていく
レビンはその場でずっと叫んでいるが、下手に声をかけるのもアレだ…
放って置こう

能力使用タイム(6回目)
1使用する(対象)
2使用しない


↓1

俺はマリーに能力を使用した。
これ以上動き回られるのは困る…それに俺も晴れてイエローゾーンの仲間入りだしな…
うかつな行動は出来ねえな

【1Fエントランス:投票タイム】


敏保里「よし!じゃあ今日能力を使用した奴を!!」

敏保里「【鋼】【マリー】【乾】【風馬】の四人だ!」

今日もいつも通り敏保里の発表から始まった
だけど、今日発表するのは敏保里だけではなかった

風馬「そして【葵】さん。もぅ…忘れちゃってるぞぉ」

葵「…!?!?」

風馬「うーふーふ。じゃあ投票行ってきまぁす」

風馬はいつも通りの様子で投票室へと向かっていった。
そして葵はそれを不安げな様子で見つめていた

1誰かと話す(指定)
2投票
3自由
【残り5】
↓1

鋼「…どうしたんだよ?なんかおかしいぞ?」

葵「べ…別に」

今回俺が葵にコンタクトを取ったのは、本当にただ心配だったから
明らかに様子がおかしい…

鋼「お前が能力を使ってるって言うのがばれたら何かまずいのか?」

葵「か…関係ないわよ!」

鋼「…いや、普通じゃねえし。気になっちまう」

葵「そ…それにあのビッチにそこまでの脳があるとは思えないし…」

鋼「本当に大丈夫か?」

何度も確認するが、葵は俯いたまま何も話そうとはしない
時折ぶつぶつつぶやいているだけで…

1誰かと話す(指定)
2もっと葵と話す
3投票
4自由
【残り4】
↓1

【山岸視点】

僕は指示通り、風馬さんの所へ出向いた

風馬「あらぁ。今日は一人なのぉ?」

山岸「…は…はい。」

体を必要以上に密着させてくる風馬さん
…やっぱり苦手だ。こういうの

風馬「で?何しにきたのぉ?」

ここに来た理由はただ一つ。朝のあの発言の事
どうして葵さんが能力を使ったのを知っているのか、そして葵さんがどうしてあそこまで怯えているのか

山岸「朝の事…聞きたくて」

風馬「ヒントは…き・の・う」

それだけ言うとグイッと風馬さんは顔を近づけてくる…
良い匂いがする…

風馬「それ以上話してほしかったらぁ。私の仲間になりなさぁい」

山岸「え…えっと…それは――――」

【夏乃視点】

わしがやってきたのはマリーちゃんのところ。
相変わらず一人でじっとしておるのお…

夏乃「こんにちわ」

マリー「…なに?」

夏乃「いやぁ…お話ししに来ただけじゃよ」

マリー「話すことなんてないけど…」

夏乃「そんな寂しいこと言わないで」

マリー「…別に。あ…伝言を頼める?」

夏乃「伝言?」

マリー「ええ…私。男が苦手だから」

夏乃「そりゃええけど…誰に?」

マリー「…リーダーに。」

マリー「私の邪魔をしないで。約束してくれるなら敵には回さない…と」


【鋼視点】

俺は昨日と同じくレビンの所へ来た

レビン「あ…こ…こんにちわ」

ん?今日はなんか様子がまた変だぞ?いったいどうしたんだよ

レビン「…あの…その…なんですか?」

鋼「いや…昨日言った通りに投票したら通ったからよ」

鋼「一応疑ってたし、謝りに来たんだけど」

レビン「は…はっ。そうなんですか…」

レビン「べ…別に「僕」はそこまで気にしていないので…」

鋼「そ…そっか。」

鋼「投票は?」

レビン「は…はい。今終えたところで」

鋼「誰に入れたんだ?」

レビン「何もわかっていないので、とりあえず白紙で…」

ん?こいつ一体何言ってんだ?

1誰かと話す(指定)
2投票
3自由
【残り2】
↓1

俺は早めに投票することにした
結構アウトにリーチがかかって来てる分、無謀な行動は出来ない
慎重に考えないと――――

1何か書いて投票(名前 職業 数字 のどれかを書いて投票※名前は必須)
2何も書かずに投票

↓1

俺は変に動くのも嫌だったから白紙で票を出した。
ばあちゃん、山岸がどう動いてるのかは知らないが…

まあ、あの二人も概ね白紙で出してる事だろう

…まだ時間はあるみたいだな。
さて、どうやって時間を過ごそうか


1誰かと話す(指定)
2投票
3自由
【残り1】
↓1

とりあえず投票が終わった二人と合流した。
どうやら二人も投票を白紙で出したらしい

夏乃「それでねえ。伝言じゃが」

夏乃「マリーちゃんが、鋼のあんちゃんが能力を自分に使わなければ邪魔はしないと」

夏乃「敵にならないと言っていったぞえ?」

鋼「…そうすか、で…山岸は?」

なんかどことなく思いつめた感じの山岸。
やっぱり一人で行かせるべきじゃなかったか?

山岸「…ん。仲間にならないかって誘われた」

山岸「もちろん二人を裏切って」

山岸「あ…断ったよ」

鋼「ん…そっか」

アナウンス「結果発表。モニターにご注目ください」

【投票結果】

レッドゾーン

【10】【王様】 ハヤホリ シラヤ




イエローゾーン



投票者

白紙票:9名
有効票:1名


失敗票者


ごめん。最初に言っておくが、なんか死に際もキャラっぽさを出したくて…だな
その、えっとダンガンロンパのオシオキシステムを限りなくパクってしまった…
すまない。

【敏保里警部!殉職24時】





モニターが映し出したのは薄暗い廃墟のようなところと、そこに立つ敏保里
敏保里も何が起こったのかわかっていないらしく、アップにされた表情には戸惑いが見れる

敏保里「なんだなんだ!?どこだここ?」

モニター越しに聞こえる敏保里の声。
飄々とした声色にもどこか焦りの様なものが感じれる


敏保里「…ん?誰だお前!」

誰かを見つけたらしい敏保里は廃墟を走った。
そしてカメラはその人物を遂にとらえてモニター上に映し出す。

黒いタイツにフルフェイスのヘルメット…
男か女かもわからない

追い詰められた黒い人物は腰から銃を抜いて敏保里の事を撃つ。

『パンッ』『プシュウ』

だけど当たったのは敏保里ではなく背後のドラム缶。
敏保里も負けじと銃を抜いて黒ずくめの人物に向ける


『パンッ』





――――――――――『ドォォォン』!!!





銃を撃つと同時に背後のドラム缶から漏れ出たガスに火花が引火
敏保里は凄い勢いでカメラに押し付けられて。そのままモニターは暗転

『ぷぉん』

そしてモニターが切れると同時に、敏保里が今までいた場所に敏保里だったものが何事もなかったかのように現れた。

爆風の勢いでカメラに押し付けられて陥没した頭、背中に突き刺さったドラム缶の破片
そして顔中の穴から流れ出る血。

それが生きているとは到底言い難く…


葵「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


夏乃「……」

マリー「…下げて。不愉快」


血の臭いに耐えれない…それにこんな陰惨な状況にも…


俺は一目散に部屋に駆け込んだ

能力使用タイム(7回目)
1使用する(対象)
2使用しない
↓1


ちょっと休憩はさみます。
パクってごめんなさい

俺は伝言通りマリー以外の誰か。
直近に能力を使用していた乾に能力を使用した。
風馬に能力を使用することも考えたが…。今回は乾にする事にした

【1Fエントランス:投票タイム】


エントランスのモニター前。そこには夥しい血痕がある
死体はどうやらどこかへとやられたみたいだ

マリー「ふうん…出てきたんだ」

昨日の惨劇を目にしたのが相当心に響いたのかまだ部屋に籠っている奴らも居る
この場に居るのは葵と山岸を除いた7人


夏乃「山岸のあんちゃんは大丈夫かねぇ」

風馬「私はすること決まってたりぃ」

重苦しい雰囲気が心に刺さる……

さて。いったいどうしようか

1誰かに話しかける
2投票
3自由
【残り5】
↓1

鋼「なあ…」

マリー「…なに?」

俺が声をかけたのはマリー。
今日能力を使用していないと一応伝えておくためにも

マリー「誰に無効化を使ったの?」

鋼「…え!?」

マリー「隠さなくても分かってる。と言うより推測できてる」

マリー「で?誰に?」

鋼「…乾だ」

マリー「そ…。ありがと」

鋼「お前は?」

マリー「べつに…貴方に話す義理は無い」

1他の人の所へ行く(指定)
2投票
3もっと深く話す(内容があればその内容も)
4自由
【残り4】
↓1

鋼「おばあちゃん…」

夏乃「うんにゃ…。でもねぇ…」

鋼「心配だし…。な」

山岸の部屋がどこかは分からないけど、励ましに行きたい…
お婆ちゃんならなんかしってるか?

鋼「えっと…山岸の部屋って」

夏乃「あたしの隣だよ」

幸運なことにお婆ちゃんの横の部屋が山岸の部屋らしい
どうやら山岸の部屋を探す作業から始めなくて済みそうだ

鋼「ちょっとだけ、いきましょっか」

夏乃「あまり刺激しないようにねぇ。心が痛い時期だと思うから」

ゆったりとしたおばあちゃんに続いて左の階段を上っていく
投票までに帰らないとだから、あまり時間は取れないが


部屋の前でノックをしてみるが返答は無し。
声が中に届くかは分からないがドアの前から声をかけてみることにした


鋼「その…心配すんな!俺らは大丈夫だから!」

夏乃「あまり気負いし過ぎないようにねぇ…」

鋼「投票はしとけよ!」

もっと励ましてやりたいけど、中から反応が無い…
もしかしたら昨日ので疲れてぐっすり眠っているのかも…

ここまでにしてとりあえず今日は下に戻ろう。

鋼「じゃ…戻りましょうか。」

1他の人の所へ行く(指定)
2投票
3自由
4夏乃と話し込む
【残り3】
↓1

俺は昨日の様子がおかしかったレビンの所へ行ってみることにした

レビン「エキサイトしてきたな!」

今日も今日とて様子がおかしい。
昨日のあのオドオドした様子は一体どこに行ってしまったんだろうか…

レビン「今日は婆に投票したやったぜ」

夏乃さん…か…。
まあ別に狙われる心配はないし…

鋼「……そうだ」

鋼「どうしてお前は投票に失敗したんだ?」

レビン「知らねえよ!俺は投票する日の朝。確かに葵が10番だって確認したんだ」

ん…10番って…敏保里の数字だよな?
でもどうして葵にそれが表示されてるんだ?

1他の人の所へ行く(指定)
2投票
3自由
4話し込む
【残り2】
↓1

昨日の言動が気になる奴と言えばもう一人、そう風馬だ。
アイツは一体どんな風に動くつもりだ?

風馬「あーん。こんばんみー」

相変わらず訳わかんねえ奴だよな…
これで普通だったら普通に惚れるレベルなのに…

風馬「なになになにぃ?最期のご挨拶?」

は?なんだよ最期の挨拶って…

鋼「最後の挨拶って?」

風馬「私ね。多分今日死んじゃうと思うのねー」

鋼「は?」

風馬「別に良いんだけど。それに死ぬって事がどんなことカモちゃーんと見れたし」

鋼「いやいやいや、なんでそんなこと分かんだよ?」

風馬「葵ちゃんよぉ。」

葵が風馬を[ピーーー]?どうやって?
葵が番号把握系の能力…なのか?

風馬「でも安心して、イエローゾーンにまではイったはずよね」

鋼「ついてけねえ…」

風馬「もっと考えないとぉ」

風馬「ぜーんぜんゾクゾクしなぁい」

どういう思考回路だよ…。
とにかくなんか風馬の発言は凄い不吉だな…

もうあんな映像俺見たくねえぞ

風馬「じゃ。投票してこようっと」

風馬「鋼君も早くするんだぞ?」

それだけ言うと、くねくねとした足取りで風馬は投票室へと入っていった

1他の人の所へ行く(指定)
2投票
3自由
4話し込む
【残り1】
↓1


最期…の言葉が気になって、俺は風馬が帰ってくるまでその場に残ることにした

風馬「やだ。待っててくれたのー?嬉しい」

鋼「…外に出ないと投票できない」

風馬「とかいっちゃって、もしかして心配してくれてるの?」

心を読まれてる?マジで何もんなんだよこの風馬ってやつ…
全然つかみどころがねえ…

風馬「これでお別れじゃないんだったら…サクッとやらしてあげれるんだけど」

風馬「もう時間も残ってないみたいだし…」

鋼「…怖くないのか?」

死を確信してるのにこの軽さ、いったい風馬は何を考えてるんだよ?
死ぬのが怖くないのか?それとも演技なのか?
本当は凄いまともな奴で、怖いのを隠してるだけ…とかそんなのか?

風馬「んー…怖いわねぇ」



鋼「だったら!」

「だったら、なんでそんな風に?」そう聞こうとしたけど、それは風馬が遮った

風馬「でもそれ以上に楽しみなのよぉ」

風馬「あんな風に皆に見られて、最後には醜い死体をさらされる」

風馬「考えただけでぞくぞくする…」

目が…目がどこか遠い所を見ていた。そう…生きるとか死ぬとかそんな物より奥の方を
風馬は今までのどんな表情よりも笑っていた

鋼「風馬……お前」

風馬「だーかーら…自分の心配でもしてたらいいんじゃない?」

風馬「投票…いってきなさぁい」

俺は投票室に入る。
風馬…最後までわけわかんない奴だったな
いや…イかれてるんだよ

投票室に入り、慣れた手つきで紙とペンを取る。
ん?この投票用紙…裏に何か書いてある?


『これを手にしたluckyboyへ☆』

『葵ちゃんの能力は『入れ替え』よ♪』

『信じるも信じなくとも別にどうでもいいけどね☆』

『それじゃ。ゲームをぢゃんぢゃんかき乱してってくださぁい』

『ミオより』

『PS:心配するならもーっと早くしてほしかったなぁ』


1何か書いて投票(名前 職業 数字 のどれかを書いて投票※名前は必須)
2何も書かずに投票

↓1

俺は何も書かずに投票した。

どうやら、部屋にいる面々もいつの間にか投票を済ませていたらしく
アナウンスが流れた


アナウンス「結果発表。モニターにご注目ください」

【投票結果】

レッドゾーン

【2】【僧侶】 イヌイ ヤスシ
【7】【狩人】 フウマ ミオ




イエローゾーン



投票者

白紙票:8名
有効票:2名


失敗票者


乾「…は…は…はぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

乾「なんでだよ!なんで俺がレッドなんだよ!」

乾「それに今日は能力を使ったはずだぞ」

乾「どうして投票が通ってるんだ!!不正だ!!説明しろ!!」

投票結果を見てまず口を開いたのは乾。
目を真っ赤にし顎が外れんばかりに叫んでいる。

風馬「んー…やっぱり」

対する風馬は余裕綽々。
俺と目が合うとニコッとウインクを飛ばしてきた

風馬「じゃ、後二人…なんだけどぉ」

風馬「まあ一人は確定…として。あと一人はどうなるのかなあ」


『ぷぉん』

『ぷぉん』

狼狽える乾と最後まで自分を貫いた風馬。
二人の姿がエントランスから消えた

【追いつけ!My family】




乾「…な。なんだ!?俺は死なない!こんなのは不正だ!!」

妻「貴方。」

娘「パパぁ」

モニターに映し出されるのは幸せな一家の風景。
どうやら背景から察するに一軒家?の玄関らしい

乾「妻子?娘子?帰って来てくれたのか?」

妻「何言ってるの?私たちはどこにもいかないわよ?」

娘「そうだよ!今日は皆でドライブに行くんだよ?ねー?」

妻「そうね。変なパパね。」

二人の美人な母子は顔を見合わせてフフッと笑う

妻「じゃ、先にいってるから」

そう言ってカメラアングルが出ていく二人を追いかける。

唖然としている乾だったが、ふと目に生気が戻る。
そして出ていった二人の後を追うように靴を履いた

ドアに手をかける乾、それと同時にカメラがドアから出てくる乾を捉えようと、外から玄関のドアを映したアングルに変わる

乾「今行くぞぉ!」

『ガチャン』

ドアを開けて一歩を踏み出した――――――――

『ズゴッ』

その瞬間踏んだ地面が穴へと吸い込まれる。
そう、ドッキリでよく使われる落とし穴だ。

カメラが落とし穴を上から撮ったが、落とし穴は深く。落ちていったはずの乾が写る事は無かった

【もっとちょうだい☆by風馬 美緒】


次にモニターが映したのは薄暗いバーのような場所で一人座る風馬の姿。
その前にはワイングラスが置かれている。

風馬「…飲めばいいの?」

誰かに尋ねる風馬。
何かを確認したらしくワインを一基で飲み干す

『コトン』

次にさっきのワイングラスより大きな普通のグラスが置かれる。
中にはワインが並々継がれている

風馬「いただきます」

それも一揆で飲み干す風馬。
顔が赤く染まっている

『ゴト』

次に置かれるのはビールが並々は行った大ジョッキ。
風馬はふらつく手つきでジョッキを持ち上げて口に運ぶ。
こちらはイッキに飲み干すのは不可能だったらしいが、二回に分けて何とか飲み干した

風馬「…駄目。もうダメよ…」

そうとだけ呟くとグタッとする風馬。
もう飲めないと判断したのか、奥から敏保里の時と同じ黒ずくめが出てきた

『シュルルルルル』
『カチッ』『カチッ』『カチッ』

黒尽くめは風馬さんに点滴を繋ぐと、そのまま去っていった

『ビクンッ』

暫くしてから風馬の体が跳ね上がる。そして凄い勢いで痙攣を始めた

カメラが点滴の液をアップで映し出す。
そのラベルには『大吟醸』と達筆な文字で書かれていた――――

『ぷぉん』

『ぷぉん』

戻ってきた二人。
乾は頭の中から中身をぶちまけて、腕からは骨が突き出していて酷い有様だ。

対する風馬はまるで夢を見ているかのような表情で泡を吐いている


マリー「…」

町野「来なくてよかったわね。あの二人」

夏乃「そうだねぇ…あの二人が見たら…」

この状態を目にしたのは山岸と葵を除いた全員。
あの二人が見たら錯乱していたことは間違いないだろう


能力使用タイム(8回目)
1使用する(対象)
2使用しない

↓1

すまない。先ほどの投票
イエローゾーンと投票者数を間違えた


<<訂正>>

【投票結果】

レッドゾーン

【2】【僧侶】 イヌイ ヤスシ
【7】【狩人】 フウマ ミオ




イエローゾーン

アオイ 【数字】

投票者

白紙票:7名
有効票:3名


失敗票者

町野だ、町野はまだ目立った行動を起こしてない。
葵に能力を使う事も考えたが、ここはもしもの時の事を考えて…

町野に能力を使用することにした

【1Fエントランス:投票タイム】

今日のエントランスには葵を除いた全員が居る。
山岸も具合は悪そうだけど…。昨日よりかはマシなんだろうな


山岸「…あと一人か」

鋼「あと…二人だよ」

俺は風馬と乾が新たに死んだことを伝えた

山岸「そっか、まあ。いつまでもくよくよしてられないし」

そう言って山岸はいつも通りの笑みを浮かべて見せた。
これは…安心していいのか?

1誰かに話しかける
2投票
3自由
【残り5】
↓1

俺は町野に話しかけることにした。

町野「何?」

鋼「いや、別に」

町野「今日も一人消えると思う。マリーが動く」

おい…コイツもしかしてマリーと組んでるのか?
いやいやいや…まじかよ

鋼「…お前マリーと組んでたのか?」

町野「うーん、そうと言えばそうかな?」

鋼「誰か消えるんだよ?」

聞いておきたかった。誰が消えるのか…
もしかしたら山岸かも…お婆ちゃんかも…俺かもしれない


町野「葵。葵が消えるんじゃない?」

一瞬ほっとしてしまった自分に嫌悪感を覚えた。
人が死ぬというのに、どうして俺はこんなに安心してるんだよ…

鋼「……」

1他の人の所へ行く
2話し込む
3投票
4自由
【残り4】
↓1


やっぱり大丈夫じゃないよな、山岸はだいぶ来てるよな…

鋼「ホントに大丈夫かよ?」

山岸「あ…うん。こういうの上手く対処できないんだよね」

鋼「いや…誰でもそうだろ」

山岸「それもそうだね」

鋼「ほんと…無茶すんなよ?」

俺が山岸を励ましてるとそこにお婆ちゃんもやってきた。
お婆ちゃんも山岸の様子を少し気にしていたらしい

山岸「でも本当に大丈夫だって」

鋼「…自殺票とか出すなよ?」

夏乃「そうじゃよぉ、皆で帰るんじゃろ?」

山岸は笑っている、笑っているけど本当は何を考えて居るのか…
俺に読心術が使えればな…

山岸「分かった分かったって。もうほんとに心配し過ぎ」

1他の人の所へ行く
2話し込む
3投票
4自由
【残り4】
↓1

鋼「俺は…俺は皆の事マジで信じてる」

鋼「誰も死んで欲しくないし、誰も死なせたくない」

鋼「これは絶対だ。だからお婆ちゃんも山岸も絶対無理すんな」

俺もどうしてこんなことを言ってしまったのか……
なんだか凄い鬼気迫ってる、それだけは自分自身でもわかる

夏乃「―――…」

山岸「…うん」

二人も引いたのか…何も話しかけてはくれない…
うわぁ、やっちまったか?恥ずかしい…


夏乃「頑張って生き抜くぞえ。元の世界であんちゃんらに会ってみとうなった」

山岸「…僕も」

お婆ちゃんが笑って、山岸は俯く。
なんか…ちょっとしたドラマみたいだよな

1他の人の所へ行く
2話し込む
3投票
4自由
【残り2】
↓1

昨日もそして今日もここに来ていない葵…
俺は心配になって投票室の前ではってみることにした。


鋼「おい!」

来た、時間はかかったけど、葵は投票室に来た

葵「…何よっ!?」

体をビクンと。あの時の風馬みたいに跳ねあがらせて声を上げる
相当怯えているのは容易に分かる

鋼「気を落とすなよ?」

葵「ふ…ふふふ…これで勝てるのよっ!」

葵「アンタとレビンを地獄に落として勝ってやる!!」

え?レビンと…俺!?

鋼「どういうことだよ?」

葵「私の能力よっ!」

葵「絶対勝つ!皆の所に帰る!」

葵「邪魔させないから!!」

1他の人の所へ行く
2話し込む
3投票
4自由
【残り1】
↓1

葵が投票から帰ってきた。
俺は今さっきの言葉が気になって葵を問い詰めることにした

葵「私の能力は【能力使用タイムの間数字を入れ替える能力】」

鋼「そんな能力…」

反則じゃねえか、こんなの強すぎる。どう対処しろって言うんだ?

葵「もちろんデメリットもあるけど…」

葵「でもこれで役職割れのイエローゾーンは確実に倒せる!」

鋼「……」

葵「ふふふ…帰れる帰れる…」


あんだけ大見得切ったのに…今日死ぬかもしれねえのか…
クッソ…ますます恥ずかしい

町野に能力を使用するんじゃなくて、葵に使うんだったな…

葵「じゃ…また明日ね」

葵は呆然とする俺を尻目に部屋へと帰っていった。

もしかすると今日俺は死ぬかもしれない。
これが最後の投票タイムかもしれない…
大胆に攻めるべきか、それとも今まで通りか…

一体どうしようか


1何か書いて投票(名前 職業 数字 のどれかを書いて投票※名前は必須)
2何も書かずに投票


失敗してもまだ2回。
それに今日死ぬかもしれねえんだ。


こうなったら大博打に打って出る。

葵 魔法使い 四番だ


アナウンス「結果発表。モニターにご注目ください」

【投票結果】

レッドゾーン

【4番】【魔王】 レビン

【8番】【猛獣使い】 アオイ ミハネ




イエローゾーン



投票者

白紙票:7名
有効票:3名


失敗票者


ハガネ

葵「え…え…なんで!?なんでなんでなんで?!」

マリー「…職業特定。」

レビン「失格だぁぁ!?この俺様が?」

町野「これ…ゲーム終了だよね?」

この二人で失格者は5人
これでこのゲームは終了…


葵「嫌だ!何でもするから助けてよっ!!」

『ぶおん』

レビン「ふざけんなぁぁぁぁぁぁ」


『ぶおん』

【アメと無知~究極のツンデレ劇場??~】

葵「な…何よ!!出してよ出して!!!」

真っ暗な部屋の中、葵の声が木霊する

『バチンッ』

スポットライトが暗闇に一筋の道を作って、葵を照らし出す

葵「何?イタっ!!」

そしてそれと同時に葵をつつく何か。
スポットライト外からの攻撃らしいが、針の様な物であることがスポットライト内に入るときに推測できる

『ズサッ』

『ズサッ』『ズサッ』

そして時間が経つごとに針の速度が上がり、スポットライトの光も狭まっていく

葵「痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」

完全に電気が消えると同時に、最初とは違った葵の声が木霊した


『バチンッ』

元に戻ったスポットライトが映し出したのは穴だらけで息も絶え絶えの葵の姿。
光に反応した葵は息も絶え絶えで上を見る

『ヒューーーーー』       『グシャァァッ』


その瞬間スポットライトが葵の顔面目がけて急転直下した

【ジキルとハイドとレビン】

モニターはレビンとそれを挟むように立った二対のマネキンの姿を映した
レビンは拘束されているらしく、口にはガムテープが張られている

時折聞こえる息の漏れる声。
だけどガムテープのせいで上手く声が出せない様だ


『ウィィィィン』

そしてそれと同じくらい微かな音が聞こえる。
機械の駆動音みたいな、何かが回るような音


『カシャン』

『カシャン』

背景が真っ白だったために分からなかったが、どうやらレビンの足元はベルトコンベアになっているらしく。
地味に左へとスライドして行っている

『カシャン』

『カシャン』

そしてカメラが左端に捉えるのは電動のこぎりとギロチンを合わせたような機械

『ザクゥッ』『ボトン』

一刀両断されるマネキン。
次はレビンの番だ…


『ザクゥッ』『フチャベロォッ』

死体が戻ってくるとともに、モニターが起動する

モニター「はい。じゃあ予選突破おめでとう」

モニター「これからはこれを繰り返して生き返ってもらうから」

モニター「ゲームを頑張ってればそのうちチャンピオン決定戦に参加できます」

モニター「んで。そこで優勝したら無事生き残れるってわけですので」

は?なんだよそれ?ふざけんなよ!?
途方もねえじゃねえか!

モニター「…あ。そうそう、えっとねゲームにずっと参加しない人の処置として、ゲームからゲームの間隔が三日開いたら死刑です」

モニター「ここでの生活は…。とりあえず今から各家に案内するからちょっと待っててください」


『ブツンッ』

鋼「なんだよ…これ。」

もう言葉すら出てこねえ……


『ギイッ』

エントランスにある大きな扉が開く。
やっと外に…出られる…。いや…地獄に落とされる…


これから始まる惨劇…俺は―――――

第一ゲーム【RPG】終了
以下内訳と能力内容

ハガネ ツルギ 勇者3

マチノ ユキナ お姫様5

マリー 魔法使い1

イヌイ ヤスシ 僧侶2

ヤマギシ ナギサ 格闘家9

レビン 魔王4

ハヤホリ シラヤ 王様10

ナツノ ハツ 妖精6

アオイ ミハネ 猛獣使い 8

フウマ ミオ 狩人 7

勇者 一人が使用した能力を無効化できる
お姫様  自分が投票された場合投票した人物の役職を知る(事後発動)
魔法使い 指定した人物が能力を使用した場合役職を知らさなければならない
僧侶 三度だけ投票を無効化・失敗に導ける
格闘家 イエローゾーンになったときに発表させない
魔王  自分が投票された場合投票した人物の数字を知る(事前発動)
王様 その日に能力を使用した人物を知れる
妖精 自分の役職を一人に付き一度だけ間違って表示させる
猛獣使い 誰かの数字と自分の数字を能力使用タイム時だけ入れ替えれる(入れ替えた相手のカードには自分の数字と名前が書きこまれる)
狩人 一人を指定し、それが能力を使った場合数字をオープン

自作のゲーム故にいろいろ突っ込みたいところはあると思います。いや無かったらおかしいです
パクり満載のSSですが、無事チュートリアルをクリアできました

質問や次はこんなゲームが見たい等あれば書き込んでくださいな
どんな質問でも寝るまでは答えますので


面白かった
結局全然当てずに生き残ってしまったけど
もう5人になっちゃったけど人が増えることはない?

>>236

まずここまで読んでいただきありがとうございます

人?増えまくるよ。次からやっと予選だぜ?
今までの5人+新たに作成していただくキャラクター様。そしてまたそれで生き残ったキャラクター様
大乱闘が行えるくらいかそれ以上は行くんじゃないかな

乙!
ここまで来たら渚とばあちゃんは死なせたくないな…!
めっちゃ面白かった!また続きも楽しみにしてる!

>>238

読んでくれてありがとう。

そうだね!チーム戦で敵対することとか無かったら多分生き残るよ!

そういえば本戦はいつ始まりますか?
明日(っていうか今日)ですかね?

乙、面白かった
マリーは序盤で敏保里を割ったときに葵の役職も割ってたのか

>>246
そうだね!やるゲームは今考えてるよ

>>247
葵の役職がやられたのは葵が死ぬ日だよ
マリーは葵が今日能力を使うだろうって踏んでたんだろうね
葵は前日の風馬の言葉聞いてなかったし

よし。じゃあ次にゲームに参加する奴を募集します

(例)
鋼 剣 ハガネ ツルギ 男  

年齢:18 職業:高校生

容姿
長身で学生服の高校生
神は茶髪だが染めているわけではない

性格
三枚目なお調子者。
だけど一人だとものすっごくローテンションで冷静
正義感が強く、他人をよく思いやる

その他
死者だけが来るこの場所に来た主人公
どうしてこの場所に来たのかは不明。


(知能はキャラシのコンマで判定します)

今回は四人募集します

予想に反して5人も来たか。ありがてえ
もうせっかくなのでこの5人+既存二人でゲームを行います

あの後案内された外の世界は、予想以上に「外」だった
今まで通りに人が行き来して、商店街もある
どこかの町がそのままドアの向こうに広がっていた

夏乃「すごいねぇ…」

山岸「全員死んでるんだよね…」

確かに人は普通の街より少ない気もする。
けど、それ以外は至極普通の町だった


黒服「それでは次はこの三人」

黒服A「貴様はこっちだ」

黒服B「こっち」

三人の黒服が俺ら三人を分断してどこかへと連れていく。
街の人には慣れた光景らしく、誰かが何かをしてくるなんてことは無かった


鋼「なあ、おい」

黒服「着いたぞ。では」

黒服に案内されるがままに入ったマンション。
黒服はとある部屋の前で足を止めると、そのまま霧のように姿を消した

鋼「入ってもいいのか?」

いや、これは入れって事だよな……

鋼「…ふっつうのマンションじゃねえか…」

ドアを開けると殺風景ながらも普通のマンション…
お風呂もあるしトイレもある。
テレビの様な物もあるけど、リモコンもチャンネルも見当たらない

鋼「…」

『ブオン』

テレビ?が急に起動する

テレビ「はい。それでは新生活おめでとうございます」

テレビ「このテレビではどの会場でゲームが行われるか、それが連日発表されます」

テレビ「開始時刻と場所は間違えないように!」

テレビ「ゲームの内容、名前は参加するまで発表されません」

成程な。このテレビでいろいろ確認してゲームに向かうって事だな

テレビ「あ…そうそう。おなかが減ったら外に食べに行くかスーパーから調達してくるようにしてね」

テレビ「お金の概念が無いので取りたい放題だよ」

そこんとこは元居た世界より便利だな。

テレビ「それではゲーム会場の説明!」

テレビを見て分かったこと。
ここは死者の集う街だと言う事、全員生き残りをかけて頑張っている事、一回生還してまた戻ってきた強者も居る事
そしてゲームの開催される会場はプールから学校。なんでもありな事

『ピーンポーン』

そんな時、俺の家のチャイムが鳴った
ん?黒服か?




加藤「すーいーまーせん!」

ドアを開けると、そこに立っていたのは眼鏡のおばさん

加藤「あ…出てきた出てきた」

鋼「なんですか?」

加藤「いやぁ。お隣に新しい人入ってきたって言うからね、見に来たんよ」

俺はここに引っ越してきたわけじゃねえ……
てか、なんだよそのノリ…

加藤「あ、二つ隣の部屋に住んでます加藤言います」

鋼「はあ…」

加藤「分からないことがあったら言うんよ。出来る事やったら教えるから」

そうとだけ言うと加藤のおばさんは自分の部屋に戻っていった。
本当にあいさつしに来ただけか…


加藤のおばさんが帰った後。俺はテレビで今日のゲーム会場を確認した
どうやらこの部屋のベランダから見える建物、それも近い時間にゲームが行われるらしい。

鋼「…」

とにかく行動を起こさなければ何も起こらない。
生き返る為のチャンピオンシップとやらにも参加できないのだ

鋼「気乗りしないけど…行くか」

死ぬのは怖い。
怖いけどここにいるのも怖い

それら二つを天秤にかけた時に、ここへの恐怖が勝ったみたい

鋼「どんなゲームなんだろうな…」

物静かで殺風景な部屋を後にして、会場へと向かうことにした

【会場:喫茶店】

会場に入るとジャージの男に仮面の人物、それに加藤さんと女の子がいた

加藤「…あ。こんにちは」

鋼「どもっす」

そしてその後に無精ひげを生やした小さい男が入ってきた。
あと数分でゲームが始まる。今回はこの六人で行うのだろうか?

町野「…っふう。間に合った」

鋼「…お前。」

町野「…あ。」

最後に滑り込んできたのは町野。先ほど別れたばかりの町野だった

『カチッ』

時間が開始時刻を迎えた

モニター「はい。じゃあゲーム説明ね」

モニター越しに移る鶏マスクの人物がそう言えば
画面がまたしても切り替わる


【お毒見ティーパーティー】

1 このゲームでは参加者にアルファベットが配られる

2 ゲームには9つのカップを用い、参加者は『仕込みタイム』にそのカップに毒を盛らなければならない

3 『仕込みタイム』に毒を仕込まない選択もできるが、それが出来るのは3回のみ

4 『試飲タイム』で参加者はそれぞれカップを選ばなければならない

5毒の入ったカップを選べば入っている毒の数だけ服毒

6 4回服毒すればアウト

7 三人死んだ時点でゲーム終了

8 なお、仕込み→試飲→服毒数発表の流れで進んでいく

なんだかものすっごいあっさり説明が終わったな…
ていうか、もうゲームは始まってんのか?

柊「…三人か」

影山「……」

『スウッ』

当たりを見回していると俺の腕に妙な違和感。
見て見ると、手の甲に薄ら『D』の文字が浮かんでる

…これが俺のアルファベット?

『プチンッ』

<<仕込みタイム>>

モニターに突如その文字が浮かび上がる

加藤「あら。紙が出てきたね」

モニターの変化と共に机の上に現れる紙。
○の記号が3列3行。合計九つ描かれたマークシート型の紙

なるほど…これを塗りつぶすのか

前回と違ってこの場で全て行うみたいだな。
ということは仕込みタイム中に誰かに話しかけたりすることも可能なのか…

鋼「どーすっかな…」

4回毒に当たればアウト。
けど単純に計算して毒が当たる確率は9分の7。当たるリスクが大きすぎる

リオル「んー…悩むねー」

古野「下手したら一発アウトかよ…」

町野「…んー。いや…どうするかな」

それは全員気づいているらしく誰もが頭を抱えている。

鋼「…マジでどーすっかな」

やたら広い喫茶店を意味も無しに歩いてみる。
けどいい案が浮かんでくるはずもなく

【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2仕込む(1~9で番号指定)
3自由
【残り3】
↓1


とりあえずあの滅茶苦茶怪しい仮面の奴に話しかけよう。
いや…話しかけたくないけど。ここは…ああいう不安要素を見極めておかないと

鋼「…なあ」

リオル「どうしたんだい?何かお悩みかい?」
クマちゃん『喋ってくんじゃねーよ!この腐れが!』

はい。はい。はい。なるほど…そう言う奴か、そういうタイプの奴か
俺の人生の中では初めてのタイプだ…

リオル「…で?どうしたんだい?」

鋼「いや…どうすんのかなって」

リオル「毒の事かい?それだったら僕は7番に入れたよ」

鋼「…7番?」

嘘か本当かは分からないけど、覚えておこう

リオル「君は何番に?」

鋼「まだ入れてねえ」

クマちゃん『入れたら教えに来いよ!このDT野郎が!』

1他の人の所へ行く
2もっと話す
3仕込む
4自由
【残り2】
↓1

町野も参加してるのか…。ここは町野にも話に行くか。

町野「さっきぶり」

鋼「ああ。さっきぶりだな」

町野「もう仕込んだ?」

鋼「…まだだよ」

町野「そ。私は仕込んだよ」

鋼「…仕込んだ?えっと…どこに?」

町野「そっちが教えてくれるんだったら教えてもいいよ?」

いや…俺まだ仕込んでねえし…
正直に言うかな…。それともなんか嘘つくか…。それとも立ち去るか…

1正直に話す
2嘘をつく
3立ち去る
4仕込む
5自由
【残り1】
↓1

ちょっと休憩、と言うより用事済ませてくるので投下遅れます

寝起きで考えたゲームだから粗多いかも…
すまない…

更新していくよー

鋼「いや…俺仕込んでねえんだよ。」

町野「そうなんだ」

鋼「…教えてくれれば助かるなーって」

町野「じゃあ。6番に入れて」

鋼「…?」

町野「私はそこに入れた」

今分かってるのは町野は「6」でピエロが「7」か…
この情報がすべて真なら…俺はこの二つを外せばいい
参加人数的に毒を引くのは低くなる。
それにもし同じ番号にかぶっていたとしたら、もっと確率は下がる

鋼「…どうするかな。」

町野「ま、後は任せる。」


もうそろそろ時間だな…さて。どの番号にマーキングするか…

<マーキングする番号>
↓1

<<試飲タイム>>

どうやらマーキングを終えた紙は厨房に設置された投票箱に入れなければならないらしく。
俺は6番をマークした紙を投票しに行った

鋼「…ん?何してんだ?」

影山「…え…ふえ?ええ!?な…何でもないです」

物凄い気の弱そうな眼鏡の子が俺の事を心底驚いた顔で見てくる
いや…驚いたのは俺の方なんだが

影山「…そ…そ…その!何番に入れましたかっ!?」

鋼「いや…なんでそんな事?」

影山「……気になるじゃないですかっ」

鋼「…そっちは?」

影山「3…。7番です!」

鋼「…6番だけど?」

成程な…これで7番には二つ毒が仕込まれてるのが判明したな


厨房から俺が戻ると、数字の刻印が入ったカップが置かれた机が9個、マーキングシートと同じように設置されていた。
一体何時の間に…と言うより、この世界は一体どういう仕組みなんだよ…

加藤「さ。じゃあさっさと試飲するよ」

町野「んー…なんか6番が安全そうな気も…いや。直感はダメだな」

影山「……」

古野「ふぃ。ま…成るように成れって事だな」

6番と7番。それ以外…
毒を引く確率は9分の3。当初の予想よりだいぶ少なくなったな…

さて、どの机を選ぼうか

<選ぶ数字1~9で>
↓1

俺は「5」のカップの置いてある机を選んだ。

他の奴らはと言うと…
まずジャージの男と童顔の小っちゃい奴は「2」へ
町野は「1」へ。んで投票室であった子は「7」
加藤さんとピエロが「4」へ

結構バラバラになった印象だが…結果はどうなってんだろう。


アナウンス「それでは結果を発表いたします」

アナウンス「服毒者はこの様になっております」


<第一回 結果発表>

A

B

C ●●

D

E

F ●

G

成程な…結果はアルファベットで発表されるのか…

加藤「あらまぁ…毒を引いてしまったよ」

影山「………ううっ」

町野「…はぁ」

俺のアルファベット「D」はどうやら毒を引かなかったみたいだ…
けど、もう早速やばい奴が一人…。

柊「うし!じゃあ次行くぞ!」

リオル「安心だよ」
クマちゃん『三人さっさとおっちにな!!』


モニターが消えると同時に、再度どこからともなく現れるマーキングシート。

二回目の仕込みタイム…。俺は一体どう動こうか

【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2仕込む(1~9で番号指定)
3自由
【残り5】
↓1

ヴィジュアル的に物凄い曲者臭がするリオルに話しかけてみよう。
もしかしたら入れた場所を教えてくれるかもしれない

リオル「やあ!」

鋼「お…おう」

リオル「ボクは岩崎リオル!そしてこっちが相棒のガングリオン高崎!」
クマちゃん『テメェー!また適当な名前つけやがって…!目ん玉炙るぞ!」

鋼「えっと…え…リオルと…」

リオル「ポリープ水野だよ!」
クマちゃん「せめて統一しろやぁぁぁぁ!」

ヤバイぞ…完全にコイツのペースに飲み込まれていってる…

リオル「まあ、漫談はここまでにして。何のようだい?」

鋼「いや。昨日はありがとな」

リオル「ああ。番号の事かい?そんなの気にしないで良いよ」

鋼「いや…あれで助かったのも事実だしな」

リオル「そっか。だったらよかった」

鋼「…んでだな、リオルは今日何処に入れる予定だ?」

リオル「まだ決めてないかな?」

鋼「そっか…だったら「8」番に入れてくれないか?」

リオル「別に良いけど、君も「8」番に?」

鋼「おう。その予定だ」

リオル「そっか、じゃあボクもそこに入れよう」

そう言うとボールペンで「8」番をぐりぐり塗りつぶし始めたリオル
よし、これで「8」番は確定で毒が仕込まれたわけだな…
忘れないようにしておこう

【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2仕込む(1~9で番号指定)
3自由
4組まないかと誘ってみる
【残り4】
↓1

鋼「なあ。リオル…俺らで組まないか?」

クマちゃん『あぁ!?俺は反対だ!メリットがねえ!』
リオル「まあまあ。」

鋼「メリットならあるだろ。俺とリオルが組むことによって、俺らが毒を引く確率は9分の7から5に下がる」

リオル「まあ確かにそうだけどさ。もし君が他の人と組んでてボクを裏切ったら?」

鋼「え?」

クマちゃん『よし!俺様が分かりやすーく説明してやるからよく聞きな!!』

<<クマちゃん(リオルの説明)>>
・まずリオルと鋼が組みます。はい、この時点で鋼はXチームに属しています。
・XチームがX番に重ねて投票。鋼もその番号に投票します
・ですがリオルの前では他の番号に投票したように見せかけてリオルにもXチームが指定していない番号に投票させます。
・となるとリオルは鋼と自分の入れたカップを必然的に避けるのです。
・その時点で毒を引く確率はリオルと鋼の分を抜いて9分の5。ですが実際は9分の6
・もし誘導でもされて重ねたところに追い込まれでもしたらまあ大変

と言うことを危惧しているらしいです

<<終了>>

リオル「一応ボクもこれが初めてじゃないから…いろいろ考えるよ」

うん…まあ。その考えも一理あるが、まずリスクが高すぎる。
それにもし試飲タイムで露骨にチームの番号を避け続ければバレる確率も上がるし、結果発表の時に疑われることもあるかもしれない

鋼「だったら今回の試飲タイム。俺とリオルは同じところに立てばいい」

リオル「…そっか」

ちょっと抜けてるのか…?

鋼「とにかく。俺と組むことでのリスクは低い方だ」

クマちゃん『まあそこまで言うならしゃーねえ』

何とか仲間が出来た…のか?
とりあえず目の前で「8」がマークされたんだから信用してもよさそうだな…


【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2仕込む(1~9で番号指定)
3自由
【残り3】
↓1

何か困ったことがあったら話に来い…と。
加藤のおばさんの所へ行ってみるか

鋼「加藤さん!」

加藤「ん?どうしたん?」

鋼「いや…その。毒引いちゃったんですか?」

加藤「…せやのよ。これはちょっと厳しいね」

???(ジーーーーッ)

視線を感じるけど…気のせいか?
いやいや…と言うより。加藤さんを仲間に引き込もう。
そうすれば単純に毒を引く確率が下がる

鋼「因みに今回何処に入れるかとか…」

加藤「んー…決めてないんよ」

鋼「そうなんすか」

よし、まだおばさんは何も決めてないらしい…。
誘うタイミングにしては結構良かったか?

【仕込みタイム】
1仲間に誘ってみる
2仕込む(1~9で番号指定)
3自由
【残り2】
↓1

加藤さんを仲間に加えたい――――
その前にさっきから見てるあいつはいったい何なんだ…


鋼「…おい」

影山「…っ!」

机の下で三角座りしながらこっちを観察してる眼鏡
正直パッと見て気づけねえから怖い

影山「…その…えっと…ウソ」

鋼「ウソ?」

影山「あのおばさん…ウソついてる」

鋼「嘘って何だよ?」

影山「こ…こここ…声が大きい」

いや…これが普通の声なんだが…
ってか、お前の声が籠ってて小さいんだよな…

影山「一回目に毒を引いたのは私。」

鋼「…毒を引いた?」

影山「うん。」

確か毒を引いたのは二人居た…よな?
もしかしたらもう片方の方かもしれねえのに、どうしてこいつはそんな事?

影山「だって…二個も服毒したらあんな飄々としてらんない…です」

鋼「…ポーカーフェイスってやつじゃねえの?」

影山「ううん…ち…違う…かも。いや…違います」

鋼「なんでそう思うんだよ?」

影山「…だったら。どうしてミュンハウゼン杉崎君は無事なんですか…」

誰だよ…誰なんだよそれ……――――

鋼「誰だよ…いったい誰の話をしてるんだよ」

影山「…とにかく内訳がおかしいんです。あの試飲でおばさん一人だけ服毒なんて…」

【仕込みタイム】
1深く話を聞く
2加藤の元へ戻る
3自由
4投票
【残り1】
↓1

鋼「とにかく分かるように説明してくれ」

影山「…わ…わ…わわわ…分かるようにっ!?」

<<影山さんの物凄いとぎれとぎれの説明を簡単にまとめた物>>

まず思い出してください。あの時試飲タイムで、一人で席に着いていたのは私とゆるふわな人(町野)と貴方だけです
後は全員複数で机についていました。

そして結果は服毒数1と2がそれぞれ一人ずつ。
ここから導き出せるのはゆるふわな人か貴方が服毒数2だと言う事
それ以外なら服毒者が3人以上いないとおかしい

それなのにおばさんは自分が服毒したと言った。
ピエロさんとおばさんは確かに同じ席に着いていたというのに、その発言は完全に嘘だと言う事が私にはわかる

<<以上>>

鋼「とにかく。言ってることは分かったけど…お前が嘘ついてないって証拠は?」

影山「う…う…うううう…うそ!?。そんなのメリットが無い…です」

まあ言われてみれば確かに…。じゃあなんでおばさんは嘘をついたんだ?


そろそろマーキングシート提出に行かないとな
でも、俺まだマーキングしてねえんだよな。

さて、いったいどこにマークするか

<マーキングする番号>
↓1

厨房から出ると、外にはリオルがスタンバイしている。
いつでも席に着けるぞ、という合図なのかやたらとクマのぬいぐるみが動き回っている

リオル「…じゃあどこに?」

鋼「まだ決めてねえよ」

正直言ってどう動こうか考えても居なかった。

まあ単純計算で9分の5、この前と比べると多少数字は上がったが仕方ない…
町野に声をかけておくんだったな

リオル「みんなもうそろそろ動いているよ?」
クマちゃん『あんまりくっつくな!ばれたらどーすんだ!このクソ!!』

クマの言う事にも一理あるな…さっさと動かないと

<選ぶ数字1~9で>
↓1

よし!じゃあ俺は町野の座った席に座る。
こうしときゃ、少なくとも町野が選んだ数字に当たる事は無いだろ…
確率的には昨日とおんなじまでに下がったわけだ

他の席も全員座ったみたいだな…

今回は結構ばらけてる…
と言うより俺らが固まり過ぎてるのか?


リオル「…あんまり周り見回せないね」

鋼「…そうだな」

席に座ったはいい物の、なんだか組んでることを悟られそうで周りをうまく見れない
昨日の余裕はどこに行ったんだ…


アナウンス「それでは結果を発表いたします」

アナウンス「服毒者はこの様になっております」

<第二回 結果発表>

A ●

B ●

C ●●

D

E

F ●

G ●


今日はここまで。

はい、早速このゲーム終わった後のゲームに行き詰ってます。良かったらアイデア泥棒させてください

あ…因みに知力の設定の事なのですが。
性格やその他が隠しパラメーターになってたりしちゃったりします


設定が無い町野が何かしそうで怖い

プレイヤーが数を指定していく逆ビンゴとかどうだろう
ビンゴしたら負け……無理があるか

>>311
ハングマンと組み合わせて
と言うのは如何だろうか?
5LINE完成でデッドライン
な感じなら行けそうな気がする。


このゲームを応用して『園芸ゲーム』

プレイヤーは花の種5 除草剤3を使って3つの花壇に種を植えたり除草剤を撒いたりする

除草剤を撒いた花壇には花は咲かない

5、6ターン繰り返して花を多く咲かせた人が勝ち

参加人数によって種、除草剤、花壇の数を調整


麻雀とか競馬とかの普通の賭け事とかもありかも
特殊ルール付加すれば色々できる

今際の国のアリスとか読んでみれば良いかもしれない

こんな皆様に読んでいただけてるとは…
皆様の考察を呼んでいっつもにやにやしてます
>>311>>312
その案頂きです。
ゲーム名『存命ビンゴ』あたりで次かその次かその次に登場するでしょう
とにかく面白いのをありがとうございます

>>313
それも頂きです
はい。アレンジ加えてえぐいのにしてきます

>>316
愛読書です^p^

今回は結構服毒してるんだな…
まだセーフなのは俺と【E】か。今一番危ないのはC…後は全員一緒位か…
それでもまだ油断はできないよな。一発で沈められる可能性だって無きにしも非ずだし

鋼「…仕込みタイムか」

机に現れたマーキングシートをポケットに突っ込む

町野「……さ。移動しよーっと」

リオル「もうそろそろ犠牲が出そうだね」

言われなくても分かってる。いや、このゲームはいつどこで落ちるか分からない
一気に複数落ちることだってある

リオル「じゃ。くっつき過ぎも良くないと思うし…」

リオルは先に席を立ってどこかに行った

俺もそろそろ動くかな

【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2仕込む(1~9で番号指定)
3自由
【残り5】
↓1


いまだコンタクト取ってない…あのジャージの奴に話しかけてみっか

鋼「あの。ちょっといいすか?」

柊「ん?どした?」

鋼「いや。服毒しましたよね?多分」

柊「したなー」

まあこれは予想の範疇…
嘘か本当かは分からないけど、まあ大抵はこう答えるんじゃないか?

柊「俺と組んでる奴も服毒したよー。たはー…参った参った」

鋼「組んでる奴って?」

柊「古野だよ。あの小っちゃい奴」

柊「ま。でもあいつと組んだら勝てる確率あがっしな」

おいおいおい…組んでる奴の名前言って良いのかよ?

柊「んま。今回は死刑囚に気を付けりゃ何とかなんだろ」

死刑囚?ん?誰の事だ?

鋼「死刑囚って?」

古野「加藤裕子。君の年代なら知らないんじゃないか?」

後ろから声をかけてきた髭面のちっさいおっさん。
こいつがジャージと組んでるのか…

古野「ま。君もせいぜい気を付けるこったね」

柊「今回の一番の敵は加藤っつってたもんな」

古野「まあ地雷はそこらかしこに埋まってるかもだけど」

加藤裕子…確か嘘をついてたんだよな…
もしかしたら何か計算の上で…?


柊「んで?今日はどこに仕込むんだよ」

古野「ああ…その話なんだけど」

古野「ちょっと席を外してくれるかな?」

ちゃっかり聞き出すのは無理か…
やんわりと追い出されてしまった

【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2仕込む(1~9で番号指定)
3自由
【残り4】
↓1

次は眼鏡。相変わらず一人でびくびくしている
いったいこいつは何と戦ってるんだ

鋼「おい」

影山「ふわぁぁぁぁ!」

響き渡るようなでかい声、なんだ?どうしたんだ?

鋼「!?!?」

影山「きゅ…き…きゅ…急に話しかけないで…ください」

鋼「お…おう…てか、そっちも急に叫ぶな!」

影山「こ…声が大きいです!」

鋼「…す。すまん」

影山「…ち。因みに今日は…私は「4」に入れます」

鋼「なんで急にそんなこと言うんだよ…」

影山「…なん…なんとなく?」

なんか怪しいなコイツ…いつにもましてビクビクしてるというか…
まあ一応覚えておこう

【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2もっと話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由

影山がさっき言ってたことがほんとなら町野が服毒2のはず
なんかほっとけねえな…

鋼「おい」

町野「んー?なに?」

鋼「お前。誰かと組んでんのか?」

町野「組んでたとしても組んでないって言うし、組んでなくても組んでないっていう」

鋼「…お前2回服毒してんのに余裕だよな」

町野「ほう。一応頭は回るんだねー」

町野「んまあ。余裕ではないかな」

初めてまともに話した気もするけど、なんかつかみどころのない奴だな
危機感が無いっつうか…ゆるふわっつうか

町野「何番に入れるつもり?」

鋼「まだ決めてねえよ」

町野「…とか言って?」

鋼「いや、ほんとにまだなんだよ」

町野「まあ…鋼もボッチっぽいしね…あ。あのピエロと組んでるか」

何でばれた…やっぱ一緒にいたからか?
だとしたら他の奴に気付かれてるって事も…

鋼「…」

町野「意外と観察してるんだよ?」

意外と周り見てるんだな…。侮れねえ

町野「ほら。最初のゲームの時さ、レビンに投票しない様にマリーに行ったのも自分」

町野「意外とできる子なんだから」

確かにあの時意味深な反応を取ってたと言われれば取ってたような気も…
正直記憶にないけど


【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2もっと話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由
【残り2】

↓1


意外と人の事観察してるよな…。もしかしたら凄い実力?
だからこんなに余裕なのか?

鋼「なあ。俺が仕込む番号教えたら。もっといろいろ教えてくれるか?」

町野「…んー」

町野「あ。じゃあさ、マーキングシート渡して」

鋼「え?」

町野「私が番号マークして提出する。もちろんそれをピエロ君にも教える」

これは俗にいう逆勧誘なのか?
いや…別に断る理由は今のところないけど

町野「どうするー?」

鋼「…仕方ねえ」

貴重な情報源に成りうるかもしれない…
ここは賭けだ。町野にマーキングシートを渡そう

【仕込みタイム】
1誰かに話しかける
2もっと話す
3自由
【残り1】

↓1

と言うことで、俺はリオルに町野にマーキングシートを渡したことを言った

リオル「…へぇ」
クマちゃん『ばっかじゃねえの!!』

リオル「…信じるんだ」

心底がっかりしている…と言うより呆れてる?
なんか俺相当マズい事したのか?

リオル「…ま…まあいいけど」

いや…冷静に考えればリオルは町野のことあんましんねえから…仕方ないか
てか俺もあんまりあいつのこと分かってないよな

ヤバイ…悪手すぎたかも…

リオル「じゃ。僕は町野さんに数字聞いてくる――――」

町野「「3」

リオルが町野のところに行こうとした瞬間。町野が俺達の後ろを通りすぎながらそう呟いた
めっちゃ小さい声だけど、確かにそう聞こえた


リオル「…3だってさ」

なんだか急に信用していい物かどうかの疑念が…

俺はどうするべきなのか…


1信じる
2信じない
3自由

↓1

結果。信じることにした

リオル「ま…別にそれでいいならそれでいい」
クマちゃん『俺も3番に入れてきてやるぜ!』

リオルは一人で厨房に入っていく


<<数分後>>

リオル「行ってきたよ。」

鋼「お疲れ」

リオル「提案なんだけど。今回は僕と君。別のところに行かないかい?」

リオル「露骨に一緒に行動するとばれてしまいそうだし」

それもそうだな。と言うより、俺の無理を通したんだ…。ここは従っとくか

<選ぶ数字1~9で>
↓1


俺は「9」番の机に着いた。
町野は「1」番。リオルは「4」番
ジャージと童顔は俺と一緒の「9」で加藤のおばさんも「4」
眼鏡は「2」

其々結構バラバラに動いている

古野「…ま。二人で行動してたら何とかなるよ」

柊「意外と単純だよなぁー」

この二人は別に組んでることがばれてもいいみたいだな…
一体どんな考えがあるんだか

古野「そろそろ結果発表か?」

柊「毒引いてないといいな」

古野「いや。この席は絶対に無い」

古野「確率的に引くとしても9分の3じゃないか?」


アナウンス「それでは結果を発表いたします」

アナウンス「服毒者はこの様になっております」

<第三回 結果発表>

A ●

B ●●●

C ●●

D

E ●●

F ●

G ●

うっしゃ!俺だけまだ全然無傷じゃねえか!
内訳とか考えんの苦手だし、俺は俺の事だけ考えとくか

町野「ふぅん…こういう内訳」

町野「ま…誰が落ちるかはたいてい予想は付いたけど」

リオル「え?だれだれ?気になるなぁ」

町野「誰か落ちた方が自分の生存率上がるから隠しておきまーす」

いや、言われなくても分かる。
落ちるのは服毒数3のBだろ?何を勿体ぶってんだ

クマちゃん『ばーか!俺様も気づいてんだよ!つかあの表見て気づかねえ奴いるのかYO!』

やっぱり全員気づいてんのか…

町野「あ。気づいてたんだー」

町野「でもBが落ちた後はどうなるんだろうね?」

鋼「…ん?」

町野「なーんでもない」

<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2もっと深く話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由

【残り5回】
↓1

鋼「なんだよ。なんでもないって何だよ」

町野「え…言いたくない。仲間だけど言いたくない」

鋼「…言いたくないって何だよ言えよ」

町野「え…よく見た方がいいよ。うん…私でも気づいたんだからさ」

何だろう、物凄い不穏な事を知らされてる気がする
いや気のせいとかじゃなくて、確実に何かやばい事を知っている

鋼「いや、マジで言え」

町野「二人目が落ちたら教える。それまでは落ちないで?」

鋼「んだよそれ」

町野「いや。はい」

やっぱこいつ掴みどころねえな…。いったい何を知ってるって言うんだよ

クマちゃん『不思議な奴だな!』

<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2仕込む(1~9で指定)
3自由
【残り4】
↓1


もう仕込みタイムでは恒例となった眼鏡訪ね
今回はいったい何をしてるんだ?

影山「…ふ…ふふふ。勝てた」

今回は勝てると確信を得てるみたいだな

影山「…Bが落ちて…後はDとCとA…」

独り言がうるさい…何なんだこいつは

鋼「…おい!」

影山「ふわあああああ!」

駄目だ…なんか最近この反応が面白くてつい大きな声で呼んでしまう
ごめん…悪気があるんだ

影山「こ…こ…こん…今回は何…ですか?」

鋼「話に来ただけだ」

影山「…よ…余裕…ですね」

鋼「ああ。お前も気づいてると思うけど」

影山「服毒数が0だから」


影山「ま…まあ。貴方が落ちなくても…落ちなくても…」

影山「えっと…。うん…二人は落ちる」

鋼「なあ、考えてること口に出てるぞ?」

影山「…聞かないでぇっ」

だったら言葉にするなと突っ込みたい、けど突っ込んだらめんどくさいのが分かる
うん、こいつはそう言う奴だ

影山「とにかく…余裕ぶらない事です…よね」

影山「狙われることだってありますし…」

そうとだけ言うと影山はどこかへと姿をくらました


<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2仕込む(1~9で指定)
3自由
【残り3】
↓1

死刑囚のところに行く。
何を考えて居るのか、少しでも探れればいいなと

鋼「…あの」

加藤「なに?」

鋼「いや…ずっと一人だなって」

加藤「そりゃあね、ゲームではみんな敵なんだから」

加藤「なれ合っちゃ駄目よ」

ゲームではみんな敵…か。何となく言ってることは理解できる
けど。この死刑囚が言うとなんか怖い…
いや、死刑囚と分かってから何もかもが怖い

加藤「で?どうしたん?何か用?」

鋼「いや…えっと…良かったら仲間になりません?」

加藤「嬉しいお誘いやね。うん…勿論断るけどね」

鋼「え?」

加藤「何処で誰が裏切るか分からんのよ?」

加藤「信じれるのは自分だけやしね」

そうとだけ言うと死刑囚は厨房へと入っていった
…やっぱビビっちまったな。

<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2仕込む(1~9で指定)
3自由
【残り2】
↓1

死刑囚に言われた「誰が裏切るか分からない」
それが不安だったのか、俺は町野とリオルを呼び出した

町野「露骨にこういう事していいの?」

鋼「いいんじゃね?だってさ。髭とジャージもばらしてるじゃん」

クマちゃん『よそはよそうちはうちだろぉがぁ!』

別に話すことは特にないけど。こうやってみんなでいればちょっとは安心できる
これもただの思い過ぎなのかもしれないけど

町野「で?呼び出した理由って?番号決まった?」

鋼「いや…別に」

リオル「だったらなにかな?」

鋼「いや…声聞きたくなったっつうか、なんつーか…」

クマ・町野「『きっもちわる!!!』」

<<仕込みタイム>>
1他の人のとこに行く
2もっと深く話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由
【残り1】
↓1

リオル「どう…したの?死を悟ったの?」

町野「うんうん…なんか…死亡フラグが」

鋼「ちげーよ!裏切ってねえか心配になっただけだよ」

町野「そう言うの。女の子が言ったら可愛いんだよ?特にマリーみたいな子」

リオル「マリー?」

町野「凄い頭いい冷めた女の子」

リオル「へぇ…」

町野「とにかくさ、落ち着いてって」

町野「私は裏切ってないからさ」

気休めかもだけどやっぱり安心するよな、こういうのって
つか俺は一体どうしてしまったんだ…

死刑囚如きにここまで心を抉られるなんて…
いや、死刑囚だからこそこんなに怖いのか…

リオル「そろそろ数字決めようよ」

町野「そーねー」

鋼「とりあえずBが落ちればいいんだよな?」

正直言って気が進まないけど、仕方ねえんだ…
生き残るためにはな


リオル「決めてる?」

町野「特に…」

リオル「じゃあ…鋼に任せる」

鋼「分かった。じゃあ…俺は――――」


<選ぶ数字1~9で>
↓1


俺達は4番をマークして厨房に投票しに行った。
当初は誰か一人に任せて纏めて投票してもらうつもりだったが、それは二人によって猛反対を受けて儚くおじゃんに…


リオル「投票終わったよ」

三人の中で一番最後に厨房に行ったリオルが帰ってきた

町野「じぁあ…次は試飲かぁ」

リオル「Bが落ちればいいね」

確率的にBが落ちる可能性が一番高い。
いや、と言うよりもうこれは決定事項…だな

町野「じゃ、そろそろ席に着こうか」

町野「どうする?またばらける?」

リオル「ボクはその方がいいと思うな」

町野「鋼は?」

鋼「別に。任せる」

<選ぶ数字1~9で>
↓1


俺が選んだのは「7」町野と加藤「1」でリオルとジャージとヒゲが「2」
んで、眼鏡が「8」を選んだ


これでもしBの奴が服毒していたら…

考えるのは止そう、憂鬱になるだけだ

アナウンス「それでは結果を発表いたします」

アナウンス「服毒者はこの様になっております」

<第四回 結果発表>

A ●

B ●●●

C ●●

D

E ●●

F ●●●●●

G ●




<<影山 弥生>>

<<<OUT>>>



服毒数5?一気に4も毒を引いた?
おいおいおいおい!どういうことだよ…

影山「え?え?え?…」

リオル「…ウソだろ!?」

町野「…予想外…。いや…どういう事っ?」

モニターを見て固まりつく全員。
まるで全員が全員今から殺されるみたいな顔をしている

柊「…っ!」

古野「いや…これは。…」


服毒数4…それは俺らにとっては理解できない数字で―――


『ぶぉん』


戦慄が走る中。影山の姿がその場からなくなった


『虐げられるシンデレラ~AM12:01』




影山「い…いやっ」

大きなお城の様な建物。そこの扉の前に立たされている影山
首には遥か上からつりさげられた縄が括られている


影山「だ…だ…だれか…助けてください」

蚊の鳴くような声でそんな事を言っているけど、その声は響くBGMでかき消される

『カチッ』
『クイッ』

影山「…?」

少しだけ影山の身長が伸びた…
いや、これは何かに持ち上げられた?


カメラが影山の頭上、縄をたどって持ち上げた物の正体を映す

映し出されたのは『時計』
長針の部分に紐が取り付けられた大きな時計


『カチッ』
『クイッ』

時計の音が響くたびに持ち上げられる眼鏡の体

影山もこのままだと死ぬ…そう悟ったのか、何とか縄を外そうとする

影山「―――っ!」

縄を外そうと、時間がたつごとに食い込む縄を外そうと強く首を掻く
縄はそれをあざ笑うかのようにビクともせず、その代りに首の皮膚が爪で削がれ、じわじわと血がにじむ

『カチッ』『カチッ』

『クイッ』『クイッ』

遂に影山は爪先立ちの状態にまで追いやられる。

目は血走り、歯は食いしばられて見るも無残な形相だ



『キュルキュルキュルキュル』

『ボーン』『ボーン』『ボーン』



画面が早回しにされて、次に画面に映るのは影山の後ろにあったドア
それをバックに12時を告げる時計の鐘が鳴り響く


『ポトンッ』

扉を映してフェードアウトしていく画面に眼鏡と靴が雨粒の様に落下する。

ズームアップされたその靴と眼鏡。それはどこかで見た事のある物だった

今日はここまでです。四回目にして遂に死者が…

あ。皆様様々なアイデアありがとうございます
何とか次の陰惨なゲームもいろいろ考え付きました
これからもこんなのが見たいとかがあれば気軽にレスってください、適当に改造して出すこともあると思いますので

次回からはとんでもないことになってきそうです


鋼「……」

どういう事だ?影山が一気に服毒4?となれば…俺らに違う奴が上乗せ…
いやいやいや…影山が着いた席は俺らが仕込んだ場所とは違うぞ

じゃあ…残る三人が?
いや。でもそれだと服毒4には――――

町野「…ちょっといい?」

鋼「…何?」

町野「…んー。想定外すぎて頭が追いつかない」

町野「だから鋼にちょっと意見聞きたくて」

鋼「意見って?」

町野「うん。あのね…ピエロと影山は組んでるのね」

いやいや…組む暇なんて無かっただろ。
常に仕込みタイムは俺らの監視の目があったし…
大体怪しい動きをすればどっちかが気づく。

鋼「でも…組む暇」

町野「厨房。あそこで影山と落ち合ってたんだと思う」

厨房…――――――
あ!最初の時確かに…

町野「でね。ここからは予想なんだけどー」

<<よく分かる!ゆるふわ町野の人間観察>>

まずね。皆に聞いてもらいたいのは影山とピエロが組んでることに気付いてて、どうして私が何もしなかったかってこと。
それは単純に私たちの服毒数が減るから。
私たちはばらけて座るからさ、誰かが毒を引く可能性はある。それに予想通り私は服毒数2だから余裕がない
多分リオルは厨房で影山に入れる番号を教えて、影山もそこに入れたんだと思う

だからここは私達三人を加えた9分の4より、9分の3の方が具合良いしね

それにもしかすると「カトウ」「ヒイラギ」「フルノ」が四服毒して落ちるかもしれない
現にBは落ちそうだったし

で、落ちるのはBだと思ってたのに落ちたのは何故か影山

となるとチームの内訳が一気に狂う…予想が追いつかない


<<以上>>


町野「多分…多分だけど。第三勢力が出来上がってる」

第三勢力…誰が裏切ってるんだ?
町野か?ピエロか?ジャージか?ヒゲか?

鋼「…ちっ」

町野「多分今回…私が死ぬ確率が上がる…それに「B」も」

鋼「……それって?」

町野「多分…多分だけど。チームがばらける。予想が付きにくい」

今回ので全員が疑心暗鬼になってる…か。
それもわけねえな。実際俺もそうなんだしよ


<<仕込みタイム>>
1誰かに話しかける
2もっと話す
3仕込む
4自由
【残り5】
↓1

当たりを見回してみる。
ジャージもヒゲも死刑囚もみんなバラバラだ。
リオルの姿も見えない

町野「…裏切ってるとしたら、ピエロ?」

鋼「でもどうやって服毒4に?」

リオルは俺ももう信用できそうにない、けど…
ジャージとヒゲを利用したとしても服毒は3

死刑囚を使わないと4にまでは持っていけない…

でもそれは相当難しい事で――――


リオル「よっ!しけた面してんな!てめぇら!」
クマちゃん『そりゃ仕方ないよぉ。死にそうなんだから』


リオル…やっぱりお前が裏切ってたのか?

リオル「あ…ごめんごめん。勢い余って間違えたよ」

鋼「やっぱりお前が?」

リオル「う…うん。まあ生き残りたいしさ」

町野「…消去法で加藤と組んでる」

リオル「それは言えないよね」

死刑囚とリオル?でもやっぱり服毒4の謎が解けない…
どんな手を使ったら服毒4に?

リオル「まあ、せいぜい頑張ってよ」

それだけ言うとリオルは俺らの前から姿を消す…

<<仕込みタイム>>
1誰かに話しかける
2もっと話す
3仕込む
4自由
【残り4】
↓1

加藤に直接話を聞こう、何かが得れるかもしれない
怖いけど。もうそれどころじゃないとこまで来てるんだ

加藤「ふぅん、来たんだね」

睨むような目で見てくる加藤。まるで蛇みたいだ

鋼「…どういう手を使ったんだよ?」

加藤「奥の手さ、まあもう使えないけどね」

もう使えない?となれば安心してもいいのか?

加藤「けどまあ…ねえ」

加藤「今回ので大分票はばらけるだろうね」

鋼「…服毒数3」

鋼「もうすぐ死ぬかもっつうのに余裕だな」

加藤「…ふっ」

ポーカーフェイス?それとも…本当に何か考えてることがあるのか?

<<仕込みタイム>>
1誰かに話しかける
2もっと話す
3仕込む
4自由
【残り3】
↓1

リオル…クソ。少しでもなんか探れねえか?
俺はもう一回リオルに話しかけることにした

鋼「おい」

リオル「なに?しつこいよ」

鋼「…本当に裏切ったのか?」

リオル「ああ。強い仲間がいると本当に心強いよね。負ける気がしないよ」

リオル「まあどんな手を使ったか知らないけど」

リオルは服毒4の謎が分かってないのか?
だとしたら何を探っても無駄か?

リオル「…まあ僕が死ぬことは無いからね」

鋼「…お前は影山が死んだときどこに投票したんだ?」

リオル「…もちろん「8」に入れたよ」

昨日の服毒の内訳。言ってることがほんとならあと三人…

裏切り者はジャージとヒゲと…加藤?

<<仕込みタイム>>
1誰かに話しかける
2もっと話す
3仕込む
4自由
【残り2】
↓1

鋼「…仲良くなれるって。思ってたのによ」

ぽろっと俺の口から漏れ出た言葉。
俺自身でさえ気づいていなかった心の奥底の部分…

それが雨粒の様にしっとりと口から落ちる

リオル「…。みんな自分が大切。なんだよ」
クマちゃん『結局は裏切られて、騙されて、殺されて』
リオル「……繰り返しゲームをしてたら…それが普通なんだ」

吐き捨てるようにリオルは言った。
その言葉に込められているのはきっとリオルの今までの経験

これだけは本当なんだ、俺は疑えなかった

リオル「…最初にあった人が悪かったのかな。君と最初に話せてたら―――」


何かを言おうとしたリオルだったけど、グッと口を噤んでどこかへ走って行った

<<仕込みタイム>>
1誰かに話しかける
2仕込む
3自由
【残り2】
↓1

いつもヒゲと二人でいるジャージだけど、今日は一人で居る
こっちもこっちで疑心暗鬼か?

鋼「一人なんだな」

柊「おう、お互い意見が一致してな」

鋼「意見?」

柊「もしかしたらどっちかが裏切ってるかもしんねえからって」

柊「だからいったん離れたんだよ」

鋼「服毒数が上がるだけに思えるけどな」

柊「そりゃ「B」も一緒だろ、と言うより。まだ俺らは余裕がある」

なるほどな、「B」が居る限り服毒数0~2の奴はまだ余裕って事か
一気に当たるかもしんねえのに。そこは考えてねえのか?

柊「んで?お前らは?」

お前ら……――――

バレてたか…

鋼「俺らも別れたよ」

ここはとりあえず嘘をついておこう
余りこう言う風な事をするのは正直嫌だけどな

柊「じゃあ9分の7に逆戻りか…つれえな」

鋼「…「B」が居る限り安心じゃねえの?」

柊「それもそうだな」

人が死ぬかもしれないって言うのに喜んでいられるこの気持ち
なんだか人間らしさが徐々に消えて行っている、そんな錯覚に陥る

柊「ま。今回どうなるか…だな」

そう言ってジャージは俺の前から去った。
ここのチームが決裂したのか…


おし…俺もそろそろ仕込みに行くとすっか
もう俺がどこに入れようと何がどうなるか分かんねえけど

とりあえず「B」が落ちてくれることを祈るしかない…

<<マークする番号>>
1~9で指定

↓1

俺は投票するときに町野に番号をひっそり伝えた
あの時の町野みたいに通り過ぎ様に

仕込んだ番号は「2」

理由なんて今まで通りない。
その場の直感と運頼みだけの仕込み


町野「…机。どうする?」

もう試飲タイムか…。
町野に声をかけられてフッと現実に引き戻される

鋼「俺は…考えてねえ」

町野「とりあえず離れて座ろう」

俺もそのつもりだ、俺らも決裂したって嘘ついたばっかだしな

でも、どこに座るべきか

<選ぶ数字1~9で>
↓1

席に着いた全員を見る。
一人減っただけでこんなに景色が寂しくなるのか

因みに町野は「1」俺が「3」ジャージが「5」でヒゲとリオルが「8」加藤が「9」

一周回って冷静に見回す余裕すらできている




アナウンス「それでは結果を発表いたします」

アナウンス「服毒者はこの様になっております」

<第五回 結果発表>

A ●●●

B ●●●

C ●●

D ●

E ●●●●

影山 弥生 死亡

G ●●●




<<岩崎 リオル>>

<<<OUT>>>

リオル「―――――は?」

加藤「これであとは一人。上手い事すすんだわ」

ククッと笑う加藤、そしてそれを見つめるリオル

後の全員は結果を見て戦々恐々。
言葉を完全に失ってしまっている

リオル「なんで?ここは安全なんじゃ?」

加藤「……そんなん…言うたっけ?」


『ぶぉん』

何かをリオルが言おうとした瞬間にリオルの姿が消えた

『逆火の輪潜り!ハイパークラウン岩崎リオルの挑戦!』

スポットライトが照らす舞台。
そこに立たされるのは拘束されて立たされたリオル

リオル「…っ!?」

これから起こる事から逃げ出そうと縄を解こうとするが、一向にほどけない


『ボトンッ』

そんな事に夢中になっているリオルの頭上から何かが落下してきた。

その正体は燃え盛る輪。フラフープくらいの輪がリオルの足元に落とされる

『ボトン』

同じように燃える輪が二個三個と落ちてきて、先ほど落ちてきた輪の上に積み重なる


リオル「…――――ごめん」

積み上げられた輪が首の位置まで来た時にリオルは確かにそう言った

『ボトボトボトンッ』


最後は輪がリオルを完全に覆い隠してモニターが切れた

今日は短いですがキリのいいここまでで
明日はこのゲーム完結から種明かし。そして次のゲームの導入まで行けたらなと思っています

さぁて。次死ぬのは誰なんでしょうか

お楽しみに


町野が頭良さげだけど隠しパラメーター補正でもかかってるのかな?

考察…
毒を入れない選択が3回まで出来る
と言うのがキーになりそう。
その分のマークシートが
手元に残ると仮定すれば
一撃デッドラインを
一人で演出することは
可能になるんよね。
あとはてきとーに
つるんで行けば
怪しまれにくかろーし。
コレ殺ったのが
かとーのおばはんではないかなぁ。

更新は夜になりそうですが、その間に質問や要望等あればどうぞ
お昼までは時間が出来ましたので答えていきます

>>403
そうですね。町野は結構皆の事見てますからね、場の流れは把握している方ですかね
ですが知力の方がよろしくないので、結局はいつも自分より賢い人に相談してます
まあ信用できるなら役に立つ立場でしょうか

カップ9対プレイヤー7と言うのが
ネックなんだよね…>>404

ファーストターンだけ取り急ぎ考察してみよう。

カップ選択(>>281から引用)
俺は「5」のカップの置いてある机を選んだ。

他の奴らはと言うと…
まずジャージの男と童顔の小っちゃい奴は「2」へ
町野は「1」へ。んで投票室であった子は「7」
加藤さんとピエロが「4」へ

結果はC2F(影山)1。

多分影山のファーストターンは
3に仕込んだと見るべきかな。
※自分で仕込んだところの
カップをとる理由がない為

根拠記載(>>278引用)
影山「3…。7番です!」

鋼「…6番だけど?」

こんな感じで
言い換えてるのが引っ掛かる。

多分町野Cは確定なんだが…
セカンドターン以降は
追って考察してみたい。

これでラストスパート。
三人リーチがかかった今、誰が落ちても不思議ではない
それに裏切り者がどこかに居る。

ヒゲか?ジャージか?それとも…町野か?

服毒数が少ない俺はまだ客観的、比較的冷静に物事を考えられるが
他の奴らはきっと気が気じゃないだろうな

だって一歩間違えれば死ぬ、それに片足を突っ込んでるんだから

町野「…ねー。余裕そうだね」

鋼「ん…あ。そうでもないぞ」

募る疑心暗鬼、それは俺も一緒で…
町野にでさえ疑いの目を向けてしまう、いや、これが当然なのか


鋼「んで?なんか用か?」

町野「…ん?最後かもしれないしさ。誰かと一緒に居たいってかんじかなー」

鋼「…最後。か」

町野「そんなことないっ…とか言うもんじゃないの?」


その言葉で今までの光景が鮮明に思い浮かんできた。
粉微塵になった敏保里。ぐちゃぐちゃになった乾。酒浸りになった風馬。潰された葵。一刀両断にされたレビン。吊られた影山に蒸し焼きにされたリオル

あと一回。そんな光景を見ないといけないのだ―――


<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2もっと深く話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由

【残り5回】
↓1

鋼「そんなことないぞ」

町野「…うん。遅い」

心が沈む、今になって何故か急に死を意識し始めた
足元が崩れていくような感覚が断片的に俺の事を襲う

鋼「…影山にリオル……」

町野「死んじゃった」

次は誰なんだ?俺か?町野か?それとも他か?

鋼「俺らが組んだ時に気付くべきだったな」

町野「それは…私も隠してたしさ。でもさ、鋼は信用できる奴だって思ったよ」

こういうの吊り橋効果って言うんだっけか?授業中に先生が小話で話してたような…
でも案外嬉しくねえもんだな

鋼「…なんでだ?」

町野「だって人にマークシート渡すなんて、簡単にしないでしょ」

確かに…でもあの時は仲間が欲しかったからで―――
こんなことを言うとまた機嫌を損ねそうだし黙っとくか

<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2もっと深く話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由

【残り4回】
↓1

柊「…よっす」

町野とは慣れて一人考え事に耽っていると、ジャージの男が声をかけてきた

鋼「ん?」

柊「いや、やることねえしな」

鋼「厨房でマークシート提出してきたらいいんじゃ?」

柊「なんかこの一手で決まると思ったらさ。どーも投票できなくて」

鋼「自意識過剰じゃねーの?もしかしたら誰もそのカップの所座んねえかも」

柊「それでもだよ。死刑執行のボタンを押す可能性はあるんだぞ?」

鋼「…それはみんな一緒だろ」

柊「お前らと違って俺らは眼鏡ちゃんの事、故意的に嵌めてねえよ」

なんだこのジャージ…まるで俺らが影山を殺したみたいな言いぐさだな
…軽くイラッとするな

鋼「俺らじゃねえよ」

柊「俺らでもなかった」

このまま話してても堂々巡りになりそうだな…こんな時にダルい奴。

<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2もっと深く話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由

【残り3回】
↓1


未来の俺が過去を思い出したらきっとこの行動の意図が分からないだろう
けど俺はそこまで混乱してたみたいで―――


鋼「俺は!!!俺は1番をマークする!!!!」


―――叫んでやった。
まだマークさえ終わってないのに。喉が限界を迎える音量で叫んでやった


町野・柊・古野・加藤「「「「――――!?」」」」


何だか叫んだらすっきりしたな……

俺って意外と単純にできてたんだな…。


さて、これからどうすっかな…

<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2もっと深く話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由

【残り2回】
↓1

古野「…君はどういうつもりだい?」

叫んですっとしているところに声をかけてくるのはヒゲ。
ずっとジャージとつるんでいたヒゲの男

鋼「叫んだとおりだよ」

古野「ふぅん…」

至極つまらなそうに相槌を打ったヒゲは、俺の事をじっと見つめた

古野「君がそう宣言することで全員が選ぶ席の数は9から8に変わる。」

古野「と言う事は8分の4で毒を引くわけだ」

古野「意外と汚い事をするね」

心理的圧迫をかけてる、そう思ってるみたいだな…このヒゲ
まあ俺以外がほとんど極限状態だし…仕方ねえか

古野「…ま。あまり目立たない方がいい」

古野「最後だからと言って、チームがほとんど存在しないからと言って、気を抜くと死ぬぞ?」

古野「俺はそんな奴をここに来てからも来るまでもずっと見てる」

最後はキッと俺の事を睨むヒゲ。
妙な圧迫感で一瞬だけ動けなくなってしまった

<<仕込みタイム>>
1他の人に話に行く
2もっと深く話す
3仕込む(1~9で指定)
4自由

【残り1回】
↓1

町野「あーんな発言できるなんて。やっぱ鋼が「D]か」

やっぱりコイツよく見てんな…
上手い事当てられてしまった

鋼「余裕かましてたか?」

町野「余裕も何も。あの発言できるのは私か鋼位じゃない?」

町野「いや、私も余裕はないけど」

冷静に考えれてないから町野が何かは分からないが
妥当に考えて服毒2の「C」か?


鋼「まだ2回残ってるだろ」

町野「二回だよ?三回と違ってまだリスキー」

かまをかけてみたけどまんまと引っかかったか…
成程。それじゃあ町野以外が全員リーチ掛かってんのか…

町野「…ま。ずっと見てたけどチームはどこにもできてないみたいだね」

頭の回転は基本遅いけど、町野は人の行動を決行見てる節がある
だからこの言葉も多少は信用できる

うし…俺もそろそろマークして厨房行くか…
でもよ、いったいどこにマークする?

古野の言ってた通り1以外に入れるか?それとも1に入れるか?

悩むな…

でも。投票しないといけないんだよな

どうすっかな

<<マークする番号>>
マークできる番号は1~9まであります


下1

3

1じゃないのかよ!?

投票しないでずっとこのまま時間を止めようかとも考えたけど…
それは出来ねえよな。
俺は「4」をマークして外に出た

もう慣れた光景。机が9個にカップが9個
そしてどの席に着こうか迷う各々


町野「席…つかないの?」

鋼「…俺は今考えてる」

町野「私は…誰かが座った席陣取るつもり」

意外と卑怯だな…コイツ。

<選ぶ数字1~9で>
↓1


俺が座るのは四番。
そしてそれにつられて町野とジャージも付いてくる

他の二人は何故か1番を陣取った。
俺が入れてない…いや。入れないってこと予測してたのか?


柊「………」

町野「……」

死ぬのは――――ジャージだ。
まるで俺は死神になった気分だ、今から死ぬ人が分かるんだ


アナウンス「それでは結果を発表いたします」

アナウンス「服毒者はこの様になっております」

<第六回 結果発表>

A ●●●●

B ●●●

C ●●●

D ●●

岩崎 リオル 死亡

影山 弥生 死亡

G ●●●




<<柊 月矢>>

<<<OUT>>>


町野「……成程」

柊「…なっ!?」

俺は柊をはめた。町野の言葉を聞いてわざと自分の毒の席に座った
俺が…柊を[ピーーー]んだ





柊「―――――…しゃーねえな」

一歩前に出た柊は全員が見えるようにくるっとこっちを向いた



柊「文句は言わねえ。俺も[ピーーー]気で来た」

柊「それに。一回死んでんだ。今更怖いとか言ってらんねぇ」

潔い表情に、どこか諦観が籠った言葉。
それが罪悪感になって俺の胸に突き刺さる



柊「…古野。生き残ったら頼むわな」

柊「命の重さとか何とか。いろいろ教えてやってくれや」


『ブオン』


『生徒の思いを受け止めろ!4年D組柊先生!!」




柊「…クソッ」

教室の様な一室に通された柊。
短く怒りの詰まった言葉を誰に向けるでもなくそう呟いて、何も言わずに目を瞑った


『ドンッ』

突如開くドア。柊も音に反応してドアの方を見る

『ダダダダダッ』

柊の倍はあるであろうセーラー服を着たマスクの人物たちが一目散に柊のもとに駆ける



『ヒョイッ』

横綱の様な一人が柊に抱きかかる。
すると柊はバランスを崩して椅子から落っこちて地面に押し倒された


『ドンッ』

『ドンッ』




次々その上に載っていくセーラーマスク集団。



塔の用に積み重なったその最下層からは、一本の腕が力なく伸びていた

<内訳発表>

ヒイラギ ●●●●

カトウ ●●●

マチノ ●●●

ハガネ ●●

イワサキ ●●●●

カゲヤマ ●●●●●

フルノ ●●●



以上7名

メ欄にsagaでNGワードなくなるよ

>>436
入れ忘れてた。ごめんなさい

加藤「もうそろそろ。チャンピオンシップ…お声がかかってもいいはずなんだけどね」

加藤が徐にそう言う。まるで何事もなかったみたいに

古野「…もしかしてそんなもの無くて、死ぬまでゲームをさせられ続けるとか…ね」

それに続いてヒゲも言葉を紡ぐ


加藤「でも冷や冷やしたわぁ。二日ぶりやしねぇ」

加藤「でもまた二日はゆっくりできるんやし。さっさと帰ってお風呂はいろ」

そう言って加藤が会場からそそくさと出ていった

古野「…この世界で生きるってこう言う事だ。死ぬことは何よりも軽いんだよ」

古野が唖然とする俺らにそう言った。
死ぬことが何よりも軽い…。なんだよ…それ


鋼「…町野」

町野「…これの繰り返しか」

ヒゲの後を追うように町野も会場から出ていった


残された俺も。逃げるようにこの会場を後にした


<<お毒見ティーパーティー 終了>>

なんとか自作のゲーム二つ目が難なく終了
皆様の温かい安価と考察と感想のおかげです!

というわけで。今から不必要かもしれませんが
え?どうしてここはこうなったの?とか感想とか批判とか
次のキャラ募集(1時まで)承ります

あ。因みにですね加藤は三回マークせずに。マークシートをためておりました


面白かった
リオル裏切らせないためには町野と組む前にもっと好感度上げとかなきゃならなかったのかな

新未 芽依子 ニイミ メイコ 女
年齢:17  職業:高校生
容姿
小柄で茶髪ボブ、ド貧乳
性格
表情豊かで突っ込み気質
一見人懐っこく見えるが、自分の内面の深いところを他人に晒すのを怖がっている
その他
関西弁

>>440
リオルは最初の加藤との相席ですでに裏切ってました
因みに加藤が何かするのは知ってましたが詳しくは知らなかったです
加藤の指示通り影山と繋がって、ある程度信頼させたところで4回目の結果です。

因みにあの四票。リオル+加藤の溜めてた票2+加藤のそのターンの票1の内訳となってます

>>441
まだやで!

地の文⇨ゲーム上 ()の中⇨ネタバレというか本当の姿

名前 山口 貞子(姫山 美波) 職業 ??(警視)
年齢34

容姿
某ホラー映画の呪いのビデオのおばけのような姿(実は驚いている時や恐怖の時の方がプレイヤーの素がでやすいためわざとこんなかっこうをしているが本当はポニーテールの美人)

性格
根暗で基本あまり口を利かない怖い人(明るく前向きでお人好し)

備考
いつのまにか背後に立っていて話を盗み聞きしたりしている(実はたまたま殉職をしてこの世界に来たがこの命を弄ぶゲームが大嫌い!何人かで秘密の組織を組んでこのゲームの目的はなんなのか、主催者は何をしたいのか、本当は全員で生き返る方法はないかを仲間と調べている。美波の役割は持ち前の警視の感と嘘を見破る洞察力で仲間を大切にする人やこのゲームを本気で無くさせたい人を見つけて組織の仲間勧誘をすることと、主催者がボロをださないか観察すること)



本当に1番に入れてたら加藤を潰せて友情√にでも入ってたんかね

>>445
本当に一番に入れていたのなら。そして一番に座らなかったのなら加藤と古野の百戦錬磨組がダブルアウト
そして1番に入れて1番に座ったのなら柊は死ぬけど、古野に見初められるルートですた

フライング多すぎんよ!
キャラ募集は1時からでっせ!

うし。じゃあ今から5人募集しますぜ!
フライ軍↓キャラもドンと来いですが。知力コンマはこのレスから↓で判定します

>>444

兵頭 周平 ヒョウドウ シュウヘイ 男 ・

年齢:27 職業:会社員(葬儀社勤務)

容姿・
スーツの喪服。
糸目で常に笑顔に見える。

性格・
丁寧な物腰で真面目だが、割と場の空気を読まない発言をする。

その他・
職場で様々な不可解(心霊?)現象を体験したせいか「死後の世界とかあるかもなぁ」と思うようになった。

フライ軍でなんだ…フライングだ。
埋まんの速いな…。ありがたい限りだ。そして書き方をミスったのは深く反省している…
1時までじゃねえ!1時からだ!

なので今回もお詫びの念を込めてこのレスより上
計7名採用しちゃうぞ☆

くっそ長くなりそう

次のゲームの障りまで書きたかったけど…予想以上に眠気が
予定通りに進まなくて申し訳ない

次回予告として参加者とゲーム名置いておきますね
また明日

『存命ビンゴ』 specialThanks>>311> >322


参加者 一覧



金子

山口

マリー

兵頭

青楼

新未

鷲嶋

山岸

高橋


明日をお楽しみに!


マークシートためるのは思いつかんかった
でも最後は1にチェックして1に座る鋼の男気を見たかったぜ

渚きたーー!!

二回目のゲームから一日経った。
三日ゲームに参加しないと死ぬ、いっその事死んでしまってもいいかもしれない
なんて思ってしまったり

加藤「鋼くーん?夕飯作り過ぎたからここ置いとくねぇ!」


ゲームが終わってから隣の加藤はこの様に俺の様子を心配して定期的に様子を見に来る

朝は朝ごはんを置いて行き、ゲームの会場をピックアップした紙をポストに入れていた
昼は昼ごはんを置いて行き、「元気を出して」的な事を言って去っていく
そして夜は…これだ。


鋼「…。はぁ」

ここまで無気力になるのは本当に久しぶりだと思う
誰とも会いたくない話したくない。

今日はもう寝よう。
明日の事は明日考えよう。
明後日の事も明後日。その次の日が来るならその次の日に


俺はそのまんま一日を無駄に過ごした

二日目の朝。
今日はゲームに参加するか?

いや…またあんな凄惨なゲームを繰り返さないといけないのか?

だったらいっその事死んでしまったほうがマシなのか?

だけどあんな風に死んでいくのは嫌だ。嫌だからこそ自然とテレビの電源を付けてしまう
まったく、本当に上手くできた世界だな…ここは


鋼「…行くか。」


俺は自ら望んでゲームに参加するんだ。


自ら決定して、自ら人を貶めに行くのだ―――――――――

【会場:ゲームセンター】


俺が会場に入ると同時に入り口のシャッターが下りた。
どうやら俺が最後の参加者みたいだな

高橋「へぇー。なんかかっわいい子だね!」

山口「ふふふ……ふふふ…」

今回の会場は凄い人が多いな…
大体最初に参加したゲームと同じくらいか?


マリー「…あら」

あの赤髪。…確かマリーとか言ったよな?


兵頭「さぁて。今回は何人死ぬまで帰れないんでしょうか…」

新未「やめてくれへん?そんなん…。」

ざっと見まわす限りこの会場には―――――




山岸「鋼君!!」

会場を見回してると、そこには見慣れたやつがいた。
そいつも俺に気が付いたのか、にこやかに手を振ってこっちまで走ってきた

山岸「今回は山岸君と一緒なんだ」

…山岸。お前も生きてたんだな……


青楼「なんですかっ。お友達ですかっ?」

山岸の行動のせいで、俺らに一気に視線が集まった

鷺嶋「………」


改めて。この場に居るのは俺を含めた10人か。
貞子と関西弁と山岸とマリーとイケメンとスーツ。さらにオタクと癒し系にデカ女
適当なあだ名をつけたけど…今回は物凄い個性的な奴らばっかだな


高橋「はぁ。なんか憂鬱ぅ」


ざっと顔を見回して俺は思った。この中の何人が死ぬんだろうと

開始時刻を少し過ぎてスクリーンが点いた。

スクリーン「はい。じゃあゲーム説明行くよ」

今回ゲームセンターに元からあったスクリーンに映し出されたのは蛇マスクの黒服
声からして女…だろうか?


【存命ビンゴ】

・参加者にに1~70の数字が書かれた5*5の紙が配られる

・番号指定の際には個室ボックス内のタッチパネルで番号を指定

・ビンゴタイムは個室ボックス横にある機械に用紙を入れて、そこで機会が穴をあけます(不正防止のため)

・一人二回、ビンゴタイムに穴を開けさせない選択ができますが、二回までです

・また、その際は次の番号指定ができなくなります

・番号はこちらのスクリーンで発表します

・リーチになった用紙の持ち主は実名公表

・ビンゴになった時点で死刑

・五人死ぬとゲーム終了

…揃うと負けのビンゴゲームか……
でもこれって運頼みじゃねえのか?

黒服「…これを」

奥の個室から黒服が出てきてビンゴ用紙を手渡された。
他の面々にも同じように渡されていっている


俺の用紙に書いてある数字は―――

13 21 41 51 09
14 26 43 56 68
02 18 Fr 53 61
10 24 40 46 67
01 17 42 54 04

か。


マリー「……なるほど」

高橋「運頼みかぁ」

青楼「ふぇぇ…私分かんないよぅ」

今までは頭を使う事の多かったゲームだが、今回ばかりは運頼みか?
どうする…俺


【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
【残り6】
↓1

誰と最初にコンタクトを取るか?そんなの決まってんだろ。

鋼「おい!山岸!」

山岸「…鋼君!元気だったかい?」


まずはお互い生きて再会できたことを喜ばないと…な。
もしかしたら今回が別れになる。なんてこともありえんだしな


山岸「…ここに居るって事は」

鋼「「ん…ああ。一個勝ち抜いたよ」

お互いがお互い間接的に誰かを殺している。
何だか気持ちがズンと沈むが…。それはきっと山岸も同じだろう


マリー「…露骨にライン見えてる」


そんな再開に水をさすのは…マリーだっけか?とにかく小っちゃい奴。

マリー「……ま。関係ないけど」

山岸「えっと…マリーさん。だよね?」

マリー「…それ以外に名前を知っている?」

山岸「いや…えーと…知らない」

マリー「そう。それはよかった。それじゃあ」

言葉に一切抑揚のないマリー。まるで機械の音を聞いてるみたいだ
こんなんだったらまだモニターの音声の方が感情籠ってんぞ

マリー「……ここまで生きてたことに驚き」

なんだかんだで俺らの前から去ろうとしないマリー。
何だこいつ?訳わかんねえ奴だな

山岸「えっと…」

得に俺らはこいつに思い入れが無いし…何を話せばいいんだ?
分かんねえ。てか、こういう時に町野とかが居ればな…

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
4もっと話す
【残り5】
↓1

気分を変えて次はあのすっげえ美人な人に話しかけるか。
服装からして癒し系だよな…。あー…こんなゲーム中じゃなかったらな


高橋「じーっと見て…どーかした?」

向こうから俺に気付いて声をかけてきた

鋼「いや…別に。することないから…な」

高橋「そっかぁ。でもこのゲーム…結構斬新だよね」

高橋「私が今までやってきたゲームとはなんか毛色が違うし…」

今までにやってきたゲーム?もしかしてこの癒し系…加藤とかとおんなじタイプか?
…もしかしたらそうかもしれないな。気を付けておこう

鋼「…あのさ。えっとさ」

鋼「いや…何て言って良いか…」

高橋「なになに?なんかあるの?」

クリッとした目で俺を見つめる癒し系。
…話そうとした内容がすべて頭から抜けていく。何だこの感覚…

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
4もっと話す(内容指定してもいいよ)
【残り4】
↓1

鋼「…組まねえか?」

高橋「んー。四人で?」

鋼「…四人?」

高橋「君と君のお友達と。あとマリーちゃん。じゃない?」

さらりとそんな事を言う癒し系。
まさか俺らが顔見知りだって事…バレてたのか?

それよりマリーのこと知ってるのか?

鋼「えっと…マリーの事知ってるのか?」

高橋「この前のゲームで一緒だったよ。何だか私の事苦手みたいだけど…」

鋼「俺らに対してもずっとあんなんだから気にしなくてもいいぞ」

高橋「そっか。うん。嫌われてるかの思っちゃったよ」

これが生死をかけたゲーム上じゃなければなんて幸せな事かと思う
けどこれはいつ死ぬか分からないゲームであり、もしかしたらこの癒し系もとんでもない爆弾かもしれない
だから心のどこかで常にアラームが鳴り響いている

鋼「で…チームの事なんだけど」

高橋「ちょっと考えさせて?最初は一人で行動したいからさ」

<<断られてしまった!※信頼されていなかったみたいですね。次は頑張りましょう>>

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
4もっと話す(内容指定してもいいよ)
【残り3】
↓1



次に話すのはあの眩いばかりのイケメン
アイドルグループであんな奴いなかったっけ?見間違いか?

鋼「おい」

金子「ん?どした?」

鋼「お前は何してんだよ?」

金子「見ての通りなーんもしてねえかな。そっちは?」

鋼「理由なんてねえよ」

なんかすげぇフレンドリーに接せられてる気がする…。疑念とかそんなものを感じない
肝が据わってんなコイツ

鋼「もう個室入ったのか?」

金子「投票ならまだだよ、個室の中は見たけどな」

金子「電話ボックスぐらいの大きさで、ATMみたいなタッチパネルがあったぞ」

金子「あの大きさなら人一人が入るのが精一杯ってくらいだったな」

意外と入念なことしてるんだな…。やっぱりコイツも色んなゲーム経験してきてるのか?


【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
4もっと話す(内容指定してもいいよ)
【残り2】
↓1

鋼「でもさ、なんでボックスの中なんて確認したんだ?」

金子「え?だってさあ、なんか中で談合とかされたら嫌じゃね?」

鋼「談合って…」

金子「いやいやいや。ああいう人目に付きそうにない所がヤバいんだって。マジで」

確かにそんなこともあったけど…
意外とこのイケメン頭は回るみたいだな

金子「まあ俺が入ったときには細工とかも無かったし、別に大丈夫じゃね?」

鋼「ふぅん。お前が何か仕掛けてきたとか?」

我ながらカマのかけ方が物凄い下手だと思う…

金子「ハハハッ。ねえねえってそんなの。まだゲームの流れも分かんねえのにそんな細工できねえよ」

物凄い勢いで笑い飛ばされた。
まあ、結果としては予想できてたものだよな。

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
4もっと話す(内容指定してもいいよ)
【残り1】
↓1

鋼「なあ。このゲームで【運】以外の要素ってあると思うか?」

金子「むずかしー質問だな。考えんの苦手だからなー」

そうだよな。なんか俺よりこういうの考えるの苦手そうだもんな…
聞いたのが悪かったか?


金子「あ。でもよ、俺が参加した「少数決」っつうゲームがあったんだけどよ」

金子「それも大分運要素が絡んでくるやつだったんだよ」

金子「んでもよ、仲間作って色々作戦立てたら何とかなったからさ」

金子「このゲームでも仲間作ればいいんじゃね?」

お。なんか意外としっかりした答えが返ってきたな

金子「俺が今言えんのはここまでかな」

鋼「仲間が大切か…」

と言う事はチームを組めって事か?
でもほとんどが初対面だし…どうすればいいんだ…

<<番号指定>>

穴開ける番号を1~70で選んでね

↓1

俺が投票した番号は【27】

投票が終わったらビンゴ用紙を個室横の機械に入れるシステムになっているらしく
俺は機械に用紙を入れた

どうやら俺が最後だったらしく、入れると同時にスクリーンに数字が表示されていった

27 39 12 44 52 19 33 22 16 20

完全ランダムなこの数字。

俺の用紙にどの数字が入ってたか分かんねえけど…とりあえず当たってない事を祈ろう。

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
【残り6】
↓1

黒服が機械から取り出した紙を俺に渡す。
さて…。とりあえず山岸のところに行くか

鋼「おう」

山岸「あー。やあ」

鋼「どうだった?」

山岸「12で当たっちゃったよ。鋼君は?」

鋼「俺は無事だったかな。」

山岸「運がいいみたいだね」

まだリーチがかかってないって事は…安心していいみたいだな。
でもこれからどう動いていくか…悩みどころだな

山岸「えっと…次どこに入れるか教えてほしいかな」

鋼「え?どこに入れるか?」

山岸「うん。可能性は一つでも減った方がうれしいからさ」

鋼「そうだな。じゃ、お前も教えろよ?」

山岸「うん、もちろんじゃないか」

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
4もっと話す(内容指定してもいいよ)
【残り5】
↓1

鋼「でも…本当に運任せのゲームだよな。これ」

山岸「だね、下手したら次でアウトもあり得る」

一回に指定される番号は10。単純計算すると7ターンで終わってしまうこのゲーム
次一気に死人が出ても何もおかしい事は無い。

山岸「だからさ、多分チームを組み始めるとしたら…今だよね」

鋼「俺もそれは思ってた」

山岸「と言う事は…」

鋼「しゃーねえ。組むか」

これで指定される番号は10から9に減った

鋼「あ。お前のカード見せてくれよ」

山岸「はい」

山岸
04 22 32 50 11
● 18 34 47 22
01 30 Fr 49 61
06 25 31 58 63
07 20 40 55 70

<<山岸とチームを組んだ※山岸に指示を出すことができるぞ>>

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
4もっと話す(内容指定してもいいよ)
【残り4】
↓1

山岸のカードに22が2つある

>>506
うお…マジだ。治してくる。ありがとう


【山岸視点】

僕が支持されてきたのはイケメン君の所。うん…確かに格好いいかも

山岸「調子はどう?」

何を話していいのかわからないからとりあえず当たり障りのない事を
うん、これっておかしくないよね?

金子「悪くはねえな。そっちは?」

山岸「普通かな」

当たり障りのない応答をされて次の話題に切り出せなくなる僕
そうだ、言われてた事を聞けばいいんだ

山岸「あのさ…何か分かった?運以外の方法」

そう。聞いて来いって言われてたのはこの事だった

金子「んあっ!?ねえ…ねえよ?今考え中だ」

……そっか。考え中か。
でもなーんか、変な気もするけど…

ま。気のせいかな

【鋼視点】

山口「ふふふ…冥府の門…暗黒の世界…」

やっぱりコイツに話しかけるのは俺の間違いか……
あー…明らかに飛んでるよな…この人

鋼「あのー…ちといいすかね?」


山口「あぁぁぁ!なにぃいぃ?」

やべぇ…やべぇ…コイツはガチで駄目な人だ…話が通じる気がしねえ


鋼「いや…その。みんなで生き残る方法をですね。模索してたんっすけど…」

鋼「まあ最低五人は死にますしね。その声かけてごめんなさいっ!」

髪の隙間から見える眼光。
そして俺の言葉を聞いてにやりとほほ笑む貞子


山口「…えぇぇぇぇ!?そのこと…その言葉は本当なのかぁぁぁ!?」

鋼「うおっ!?マジ…マジっすよ!」


山口「…ふん。そう。嘘は付いてなさそうね」

山口「新未ちゃん。出てきてオーケーよ」

新未「いやや…なんなん。やまぐっさんめっちゃ怖いやん」

ゲーム機の影から出てきたもう一人の女の人。えっと…新未?
それとこの貞子は山口って言うのか?


山口「本当に生き残る…ううん。みんなで生き残りたいのね?」

と言うより一変しすぎだろ…この人。今さっきまでのは何なんだ?

新未「…いやいやいや。急すぎるくない?めっちゃ戸惑ってんで?」

山口「あー…やり過ぎたか」

新未「あー…とにかくな。この人なほんまはな怖い人ちゃうねん。」

新未「よかったらウチらの話ちょっと詳しく聞いてくれへん?」

【フリータイム】
1詳しく聞く
2逃げる
3自由
【残り3】
↓1


なんかよくわからないけど、とりあえず聞いてみよう

山口「…キャラが崩れるから新未ちゃんお願い」

貞子…じゃなくて、山口が新未にそっと耳打ち

新未「あー…分かった。じゃあまずウチらがなんで組んでるかやねんけどな」

新未「このゲームの目的を探って、出来る限り死人を減らすためやねん」

新未「まあ実際減ったことは無いし掴めてる事も無いんやけど。でもやっぱこんなんおかしいやんか?」

新未「だからこの姫…じゃなくて。山口さんとなそう言う人たち集めてチーム組んでんねん」

山口「悪魔の肯定」

新未「うん。「その通り」って言うてるわ」

鋼「と言う事は…何か生き残る術でも?」

新未「それがやねんけどな…」

山口「…冥府が口を開く…ふふふふ」

新未「やまぐっさん。限りなくリーチに近いねん。穴が三つも開いてるらしいわ」

鋼「穴が三つ?それって…」

新未「せやねん。めっちゃヤバいねん」

山口「…血塗られた魔術書。」

新未「「頭いい奴がおってくれたら助かる」って言う意味やな」

<<新未の通訳まとめ>>
山口はリーチに限りなく近い(タテ・ヨコ・ナナメのうちどれかが3つ穴あき)
だけど二人では頭が回らないらしい
なので頭のいい奴を探しているけどそれが誰かは分からないので困っている


<<以上>>

【フリータイム】
1他の人の所へ行く
2番号を指定(1~70)
3もっと話す
4自由
【残り3】
↓1

鋼「とりあえず頭のいい人を連れてくればいいんだな?」

山口「……」

新未「そうしてもらえる?ウチも今探してる最中やねんけど…」

新未「なんか話ずらそうな人ばっかりやん?」

鋼「でも俺の事あんまりアテにするなよ?俺も知ってるやつすくねえから」

頭の中に浮かんだのは山岸にマリー。
けど山岸は常に良い発言をしてるって言う印象よりかは、なんか時々確信を突くって感じだし
マリーはそもそも仲良くねえし…

んでこのゲーム始まってからで言うと…
癒し系は人の事よく見てるけど、なんかどっか壁作られてる感じもするし…
イケメンは別に嫌な部分は無いけど…なんか…な

と言うよりこのゲームで会った二人は加藤みたいなやつかもしれないって可能性もあるし…


いや…ここは意を決して誰かに声をかけに行くか

【フリータイム】
1マリーに声をかける
2金子に声をかける
3高橋に声をかける
※渚は仲間なので必然的について来ます
【残り2】
↓1

チャラそうなイケメン。癒し系の女。そしてマリー
誰に声をかけるか?そんなのすぐに決まった


鋼「あの…力を貸してほしいんだが」

高橋「組むって話?」

鋼「いや。その組まなくていいんだけど。そのリーチ目前になったらどうすればいい…かな」

高橋「そんなの組まない人に教えてあげられるわけないじゃん…」

高橋「ふふっ…ほんと面白いねっ」

クスクスっと笑う癒し系。なんだろうか…凄い心がふわふわする

高橋「良いよ。もう。仕方ないから組んであげるよ」

鋼「ほんとか?」

高橋「うん。なんか君…ほっとけないし」


<<高橋が仲間になった!!※高橋の行動を指示できます+意見を聞くこともできます>>

鋼「で…何かいい案は?」

高橋「簡単よ。四つ目の穴の番号を指定すればいいのよ」

鋼「いや…それじゃリーチが…」

高橋「そのための投票スキップ…じゃない?」

鋼「…え?」

高橋「投票スキップは二回まで。となればだよ――――」

<<高橋様の慈愛に満ち溢れる生存講座>>
まずね。この作戦は簡単にできるけど必勝法ではないの。そこを頭に入れててね
で。本題なんだけど、まずAさんがBさんのビンゴ番号を知ってるのを前提として話を進めていくね

まずAさんの数字列が12345とするでしょ?それでAさんが123を当てられてしまいました
でね、そこでBさんがわざと4を指定します。そしてAさんがスキップをします
すると他の人の4には穴が開くけど、Aさんの4には穴が開かない

じゃあ次「5」が開けられてもリーチになるだけ。
でもこの仕組みに気付かないと次の番号が「4」だって気づくことは出来ないの。
ましてや同じ数字ダブらせるなんて普通は思いつかないと思うな

ネックとしてはね。次の投票が出来なくなってこの作戦に気付かれる可能性ができる事
そして万能ではないから最初に言った通り完全に生き残るって事ではない事…かな

<<以上☆>>

【フリータイム】
1他の人の所へ行く
2番号を指定(1~70)
3もっと話す
4自由
【残り1】
↓1

鋼「すげえ…な」

高橋「まあざっとこんな感じだよね。でも…一つ不安要素があるんだよね」

鋼「不安要素?」

高橋「うん。誰かが裏切ったら終わるでしょ?それに――――」

新未「あ…居った居った!」

俺の方に急に走ってきた新未。いったい何なんだ?

新未「…何か分かった?」

鋼「え…あ。えっと(>>521)だ」

高橋「…この子が組んでる子?」

新未「んまあそんな感じですね。じゃ!早速行ってくるわ!ありがとうな!」

そう言って慌ただしく去っていった新未。
まるで嵐のような奴だ

鋼「んで?それになんだよ?」

高橋「……ごめん。ド忘れした」

<<番号指定>>

穴開ける番号を1~70で選んでね

↓1


次に俺が選んだ数字は【45】

今回も俺が最後だったらしく、俺が機械に神を入れると同時にスクリーンに文字が表示される

今回の数字は
45 60 58 56 21 12 66 10 26


なんか見覚えのある数字もあるな…
俺もやばいか?

ん…と言うより数字…今回の数字は9個しかない!?どういうことだ?
高橋の言ってたことを先に実践した奴がいるのか?


驚いてる俺の元に黒服がカードを渡しに来た。
それにしてもいったいどうやってこのカードを正しい持ち主の所に届けてんだ?名前とかも書いてねえし…
それにデザインも一緒だよな?

なんか不思議だな…

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
【残り6】
↓1

今日はここまで。はい。明日は一日休みなのでお昼から更新するかもです。人が居ればいいな

えと…今回のビンゴゲーム選ぶ数字は完全にランダムです。
其々のビンゴカードを見て入ってない数字を選択してます
意外と早く終わりそうで焦ってるのは秘密!

喋り過ぎ!と怒られるかもしれないですが、今回は五人死なない素敵な方法も用意しています
これ以上書くと頭のいい読者様に見破られそうなので書きません。はい

それではまた明日

山岸
04 22 32 50 11
● 18 34 47 22
01 30 Fr 49 61
06 25 31 58 63
07 20 40 55 70



<<訂正後>>

04 22 32 50 11
● 18 34 47 09
01 30 Fr 49 61
06 25 31 ● 63
07 20 40 55 70


13 ● 41 51 09
14 ● 43 ● 68
02 18 Fr 53 61
● 24 40 46 67
01 17 42 54 04

とりあえず俺は組んでいる渚と高橋の所へ行くことにした。
高橋のビンゴカードはまだ見てねえしな

山岸「やあ」

どうせ他愛もない話をしていたのだろうと、表情から察せれる


鋼「あ…そうそう。このビンゴカードってどういう仕組みなんだろうな。名前とか書いてねえのに」

山岸「確かに。絶対に間違いなく戻ってくるよね」

高橋「多分機械にカメラが付いてるんだと思うよ。それで提出した人を割ってるんだと」

山岸「なんかすごい単純な方法だよね」

高橋「単純だけど確実だよね。ぜったいに所有者の所へ戻ってくるんだからさ」

意外とこの話で盛り上がるんだな…。
まあ、そろそろ本題に移ろう

鋼「なあ。ビンゴカード見せてくれねえか?」

高橋「あー…それなんだけど。それはお断りするよ」

高橋「信用してないってわけじゃないんだけどね。そのー…何て言おう」

高橋「私もまだ死にたくないんだ」

<<ビンゴカードを見れなかった※信頼されていないようですね>>

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70で)
3自由
【残り5】
↓1

そうだ、マリーの奴は何してんだ?様子見に行くか

鋼「よっ!」

マリー「話しかけないで。不愉快」

トゲのように冷たい視線が俺に突き刺さる。
なんなんだ…コイツは

鋼「…。すまん」

マリー「別に。謝るくらいなら消えて」

鋼「えっと…組んでる奴とかいないのか?」

マリー「今回のゲーム。人と仲良くなる気はない、それが必勝法」

鋼「…必勝法?」

マリー「ええ。単純。教えないけど」

マリー「というより…貴方にはできない方法」

…どういうことだ?俺にできない必勝法って
なんかめっちゃ気になるぞ

【フリータイム】
1他の人の所へ行く
2番号を指定しに行く(1~70)
3深く話す
4自由
【残り4】
↓1


鋼「必勝法ってなんだよ!教えろよ!」

マリー「…声が大きい」

一瞬だけ体をビクッと反応させるマリー。
俺の大きい声でビックリしたのか?

マリー「冷たくて賢い人間しか使えない必勝法」

マリー「…もしあなたが気づいても使うことは出来ないでしょうね」


鋼「…それって……どういう方法だよ?」

マリー「……後は自分で考えて」


鋼「初戦の馴染で教えてくれよっ!」

マリー「……あなたの理想に一番近くて汚い方法」


それだけ言ってマリーはどこかへ行ってしまった

なんだ?理想に近くて汚い方法って

【フリータイム】
1他の人と話す
2番号を指定しに行く(1~70)
3自由
【残り3】
↓1

【山岸視点】

良い人だから、と言われて僕がやってこさせられたのは貞子みたいな人の所
どうやら山口さんと言うらしい

山口「……血の同盟」

新未「あー…君が鋼君が言うてた子やんな?」

新未「助かった言うといて!」


山岸「えっと…これから」


新未「とりあえずは教えてもらった方法で凌ぐつもりやで」

新未「確率下がるだけでも全然助かるしな」

教えてもらった方法…ああ、あの高橋さんの方法か。
ボクと鋼も使ってみようかな…

【高橋視点】

鷺嶋「…お…お…おい」

青楼「…チッ」

金子「…?」

自分が言われてきたのはイケメン君の所!
いやー…鋼君とは違って正統派!すっごいかっこいい!


青楼「あぁ。おんなじゲームの参加者さんですよねっ?」

鷺嶋「………」

えっと…この二人も確かゲームの参加者よね?あんまり目立ってないけど
と言うより。最初の方で舌打ちされなかった?

青楼「でねっ。あたし思うんです。みんなで協力して…帰れたらなって」

青楼「そうだよね!お父さん」

鷺嶋「…あ…あ…ああ」

青楼「二人で事故の前日に戻って。ママの病院に行くんだよ…ね」

鷺嶋「…じ…事故にあわなければ…あ…あいつ…あいつが悲しむ事も無いしな」

なんか話はよく分からないけど…なに?この二人?もしかしてこのイケメン君を引き抜こうと?
とりあえず話に同席して、内容だけ鋼君に伝えるか

【鋼視点】

鋼「…すいません」

この人…影薄いな

兵頭「これはこれは、こんにちは。どうしましたか?」

兵頭「リーチがかかりそうで死にかけで困ってらっしゃるとか?」

物腰はすっごい柔らかいんだけど…いきなりぶっこんで来るなコイツ…
最初からそこに触れてくるか?普通

鋼「いや…何してるのかなって」

兵頭「私はこのゲームで普通にゲームをしてるだけですよ。頭が回らない分、運に頼るしかない」

鋼「…成程」

兵頭「それにですね。ゲーム上組んだところで裏切られるのが目に見えていますしね」

兵頭「ええ。組んでも仕方ないかなと。半分あきらめております」

んー…良い奴だとは思うんだけど…なんだかなぁ…
どっか無神経っつうか。発言がずれてるっつうか…

【フリータイム】
1他の人の所へ行く
2番号を指定しに行く(1~70)
3深く話す
4自由
【残り2】
↓1

とりあえずもっと深く話してどんな人間か…知っておくか

鋼「なあ。このゲームで、前一緒だった奴とか…居るか?」

兵頭「前…ではありませんが。初めてこの世界に来た時青楼さんとは一緒でしたね」

鋼「青楼さん?」

兵頭「あの青い髪の女性ですよ。きっと青楼さんです」

鋼「…きっと?」

兵頭「ええ。この前見た時はまるで人形の様で…まったく生気を感じなかったんですが…」

兵頭「このゲームではそうでもなさそうで…」

兵頭「この世界に来て何か変わったんですかね?」

青い髪…。ああ…今高橋とかと一緒に居る奴か…

鋼「他には?」

兵頭「すみません。何分この世界に来てから日が浅いもので…」

もしかしたら兵頭と青楼が組むって事もあるかもな…
一応覚えておこう

【フリータイム】
1他の人の所へ行く
2番号を指定しに行く(1~70)
3深く話す
4自由
【残り1】
↓1

なんか結構高橋の所に人が集まってんな。
俺も行ってみるか

青楼「…だからみなさんで組みましょう!」

コイツが…青楼か?と言うより何やってんだ?

高橋「…いや。それは軽薄過ぎない?結構ターン経ってるし…ね」

青楼「私は皆さんで生き残りたいんです!」

高橋「…んー。その考えには賛同だけど」

ん?なんか修羅場か?ん?

金子「いや…その。いや…別に組んでもいいけどよ」

金子「俺はどっちに行けばいいんだ?」

青楼「どっちって?へ?どういうことですか?」

金子「いや…多分だけど、この人とコイツも組んでるだろ?」

そう言って指される俺と高橋。
…いや、バレてたかぁ…

青楼「…信用。出来る方で良いですよ?」

うるっと視線を向けて金子を見下げる青楼。
そしてその横で遠い目つきでどこかを見るオタク系な男

鋼「…おい」

高橋「任せて」

聞こえるか聞こえないかの際どい声で話し合う俺達。
仲間は多いに越したことはない。頼むぞ高橋


高橋「…一緒に。組みたいな……ダメ…?」

そう言うと高橋はイケメンの手を握って胸の方に押し当てる。
うわぁ…何だかコイツ風馬と同じようなことしてるぞ…


金子「…い…いや…バカ。そんな事されても靡かねえし!」

金子「全然チームに入れてほしいとか思ってねえから!」

金子「でも…でも仕方ねえから!付き合ってやんよ!」

<<金子が仲間?になりました!※魅了されているだけなので行動の指定はできません。頑張って仲良くなろう!>>

<<番号指定>>

穴開ける番号を1~70で選んでね

↓1

ほなアーケードゲームにもあるやつの
アレンジでいこかいな。

The last DEATH

10枚のタロットから1枚をチョイス。
死神(DEATH)のカードを引いたら即脱落。
但し、運命の環(wheel of fortune)を使うことで
1度だけ死神の鎌を回避出来る。


カードはデータ化されたものを
使用するため傷を付けての識別などは
一切不可能。

※人数的には6人でスタート、3人生存くらいが良いかもね。

なんかみんな面白そうなの考え付いてるんですね!
これらを組み合わせたりアレンジしてさらにネタが増えそうですありがとう!
いつまで続くか分からないけど、完走まで持っていくつもりなので呆れずに付いて来て下さると幸いです

まだ本編の投下は無いのでまだまだ面白いゲーム受け付けてます!
もしかしたら今日の夜には本編投下できるかも…なので

今日は予定に反して18時半程に投票いたします
どうぞ参加なさってくださいな

この前のゲームでは重複した数字。それは運命を握る重要な物となった。
だから俺はこのゲームで、数字が重複すればどうなるか、知っておきたかった


結果。今回のゲームでは重複した数字はスクリーンには表示されない。
正確に言うと重なって表示されるみたいだ。


まだビンゴ成らず、リーチも出ていない
余裕のあるうちに他の発見を探さないと。少しでも多くのヒントを得ないと。


青楼「まだビンゴ。リーチも出ていませんねッ!」

鷺嶋「……ああ」

嬉しそうに青い髪の女がそう言ってはしゃぐ。

鋼「…どうすっかな」

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70)
3自由
【残り6】
下1


鋼「よっ!」

高橋の力で仲間になったと言っても過言ではないイケメン。
名前は金子っつうらしいな。

金子「ん?んだ?」

鋼「調子は?」

金子「調子ってなんだよ。常に死にかけだよ。つか死んでるわ」

鋼「それはゲームに参加してるみんなそうだろ」

金子「ビンゴの調子で言えば。可もなく不可もなくかな」

金子「結局は運勝負強えし…」

鋼「必勝法!みたいなのねえのかよ」

金子「人ん事ドラえもんか何かと勘違いしてねえ?つうか、そんなの思いついたら俺がやってるって!」

鋼「…そっか。うん。だよな」


金子「―――――でも」

なんかすげえ歯切れの悪い感じで言葉が切れた。何かを言いそびれたみたいに
なんだ?何を言おうとした?
とりあえず追及してみっか

金子「…皆が助かる方法…で考えてたんだけどよ」

金子「このゲーム。穴をあけるのは機械…だよな?」

機械に預けて、それが穴をあけて、ディーラーがそれを所有者に配る
多分俺を含めた全員がそう認識してるので、間違いはないはず

金子「んでよ。マークシート方式っつうの?とにかく機械が番号を認識して穴をあけるとすっだろ?」

金子「じゃあもし最初から用紙に穴が開いてたら?数字が読めなくなってたらどうする?」

…そう言う考えもあるのか。いや…でも一理あるかもしれねえぞ?

金子「でもそれをやっちまって一発ビンゴ…とかになったら洒落になんねえしな…」

鋼「だな」

この方法…覚えておこう。もしかしたら何かの役に立つかもしれない

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2もっと深く話す(内容指定してもいいよ)
3番号を指定しに行く(1~70)
4自由
【残り5】

下1

山口のところ行って話でも…いや、それはやめとこう
まだ話の通じそうな新未のところに行ってみよう

新未「いやぁ。この前はほんまありがとうな」

新未「おかげさまで助かりそうやわ」

鋼「そっか。それは良かった」

新未「でもやで?単純計算で5人は死ななあかん訳やん?」

新未「…どうすんねやろなーって」

鋼「いや…えっと。うん、どうするんだ?」

新未「やまぐっさんも今考えてるらしいんやけど…」

その感じだと全くいい案は浮かんでないみたいだな?
ああ。俺も一緒だよ。

新未「なんかない?もっとすっごい案!」

鋼「いやぁ…うん――――」

あると言えばある。けどこれは流石にリスキーすぎる。
黙っておくことにこしたことは無いか?

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2もっと深く話す(内容指定してもいいよ)
3番号を指定しに行く(1~70)
4自由
【残り4】

下1

俺は数字を投票しに行くことにした。
選んだ数字は【57】。理由なんてとくには無い

鋼「さて…。まだ時間はあるな」


今まではすぐに横にあるボックスに用紙を入れていたが、今回はちょっと置いておこう
俺以外にもまだ投票してない奴はいるみたいだしな

青楼「あっ。こんにちわっ」

青楼「投票はもう済んだんですかっ?」

鋼「え…あ…ああ。」

青楼「そっか。そうですか。」

鋼「そっちは?」

青楼「えっと…。今からって感じです」

この女。最初から気になってたけど…やけにハキハキ受け答えする奴だな…
なんか常に面接受けてるみたいな…。いや礼儀正しいっつったらそこまでなんだが…
なんか鼻につく…

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2もっと深く話す(内容指定してもいいよ)
3自由
【残り3】

下1

鋼「よっす」

高橋「あ。どしたのー?」

鋼「ん。やることもねえからな、話に来た」」

高橋「そっかぁ…。うん。まあ自分もだけどね」

お互い手持無沙汰らしく、なんだか緩い会話が始まる
なんか休み時間を思い出すな…

高橋「さっきイケメン君と話してたけど…もしかして抜け駆けとか?」

鋼「バーカ。そんな趣味ねえよ」

高橋「だったら…なに?」

鋼「「ちょっとした話をな」

高橋「何よ?」

鋼「…えー。言って良い物かな。いやまあ話すけどよ」

俺は金子の思いついた必勝法?(>>575)を高橋に話した。
高橋も物凄い訝しげな表情をしてたけど…まあ仕方ねえ。俺も一緒だ

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2もっと深く話す(内容指定してもいいよ)
3自由
【残り2】

下1

高橋「確かにルールの穴を突いたいい方法…かもしれないけどさ」

鋼「でもほんとに機械が穴をあけてるかどうかも」

高橋「ん?いや…機械は確かに穴をあけてるわ。最初のルール説明の時、確かにそう出てた」

鋼「そうだっけ?」

高橋「うん。覚えてる」

じゃあ本当に機械が穴をあけて、機械についてるカメラで裏に居る黒服が所有者を割り出して渡しに来てるだけ?
えっと…そうなればこの方法って…

高橋「…意外と必勝法かも」

鋼「でもよ。これで全員がやったら?」

高橋「全員ビンゴ?全滅?」

鋼「…それは―――」

未知の方法だけにリスクが常に付きまとう。
大声で公言できるような内容ではない事は確かだ

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2もっと深く話す(内容指定してもいいよ)
3自由
【残り1】

下1

発表された番号
【57】【35】【29】【01】【23】【04】【65】

今回の受理数字は7。被せてきたか、それとも能力を前回使用していたのが居たか…
そんな事より――――




リーチ 該当者

・ハガネ ツルギ

・マリー

・カネコ タクヤ

・ニイミ メイコ

・ヒョウドウ シュウヘイ

・セイロウ ユミ

・サギシマ スグル

・タカハシ ミユウ

<以上 8名>


―――――これは

―――――――――これは…どうしたらいいんだ!?

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70)
3自由
【残り6】
下1

山岸「鋼!!」

血相を変えて飛んできた山岸。
まるで自分にリーチがかかったみたいな…そんな顔だ

鋼「…どうすっかな」

山岸「どうもこうもないよ!」

鋼「…いや…。でもどうするんだ?」

山岸「どうしてそんな他人事なんだよ!マリーも剣も!!」

何だこいつ。マリーのとこにも行ってんのかよ…。
優しいっつうか、お節介っつうか…
でもこんなゲームでは珍しい…かもな

山岸「とにかく…とにかく…」


言葉に詰まる山岸。
そうだよな、この状況を打開する策なんて――――

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70)
3もっと深く話す
4自由
【残り5】※安価のコンマが50以上でヒントタイム突入!
下1

山岸「そうだ…マリーさん…あの子なら!」

鋼「…あいつが俺らのためになんか動くとでも思うか?」

山岸「でも…でも!初戦勝ち抜いてるわけだし」

鋼「それに何の意味があるんだよ」

山岸「仲間じゃないか!」

鋼「だから!仲間って何だよ。このゲームでそれが通じるのかって!?」

最悪だな。俺だってきっと逆の立場ならそんな事言ってたのに
いざこうなるとこんなこと言っちまってる…

山岸「…じゃあ。剣はそれで…」

鋼「どうにかできるんだったらしてるっつってるだろ!」

焦ってるんだな。血管がすげえ速さで脈打ってるのが分かる
顔も多分赤いんだろうな…

山岸「…分かったよ。分かった。もういい」

山岸は呆れてどこかに行ってしまった…
最悪だな、俺。

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70)
3自由
【残り4】
下1

そうだ…高橋はいったい何してるんだ?
あいつもリーチ掛かってるだろ

鋼「よっす!」

無理に明るくふるまって声を出した。
自分の本心を悟られないための、精一杯もの見栄

高橋「よっす!じゃなーくてさ。聞こえてたよー」

高橋「さっきの大声」

見栄…どうやら張る前にバレてたみたいだな

鋼「はぁ…リーチだよ」

高橋「試してみたら?さっきの方法」

鋼「そう言うそっちは?」

高橋「限りなく失敗しそうだからスルー」

高橋も俺と同じ考えか。…まあ失敗してドジな死に方はしたくねえよな…
それにまだ打開策、思いつかねえとも限らねえ

鋼「はぁ…どうすっかなぁ」

高橋「ふふ…。それは私も一緒だよ」


【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70)
3もっと深く話す
4自由
【残り3】
下1

高橋「…って。あ」

何か話そうとした時、高橋が俺の背後をじっと見つめる
一体何事かと思い、俺も振り向いてみると――――

山岸「はぁ…はぁ…」

高橋「…何やってんだお前?」

山岸「……カード!」

ムスッとした様子で俺の前に手を出す山岸。
カード…何の事だ?

山岸「ビンゴカード!渡せよ!」

高橋「……うんうん。ちょっと落ち着こう、何?」

山岸「いいから!理由なんてないけど!ビンゴカード!」

そう言い終わる前に俺のポケットに入っているビンゴカードを半ば強引に奪い取る山岸
高橋も気圧されてか、カードを渡してしまった

高橋「…何考えてるんだろ。あの子」

高橋「…もしかして全員分の集めて。…いや。でもカードの有無と番号指定は別物だし…」

鋼「だよな。同じ番号を選択して延命する…なんてことできないはず」

一体どうしたんだ…山岸…――――

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70)
3もっと深く話す
4自由
【残り2】
下1

山岸の奇行…もしかしてマリーならなんか知ってっか?

鋼「なあ!マリー!」

マリー「…なに?」

マリー「いや…予想は出来ているけれど」

鋼「やっぱお前がなんか仕掛けたのか!?」

マリー「…大きな声を出さないで」

マリー「それに私はしようとしたけど行動はしていない」

マリー「…だって。」

マリー「いえ…何でもない」

やっぱりコイツは話しにくいな…何考えてるか分かんねえっつうか、壁を張られてるっつうか…
とにかく…ペースに飲まれちまう

鋼「…山岸の行動の意味…分かるか?」

比較的穏やかに、荒ぶる気持ちを静めつつ尋ねてみる

マリー「…優しい人。それしかわからない」

マリー「……ええ」

鋼「んだよ…それ!」

マリー「…大きな声を出さないで」

鋼「すまん…」

マリー「…………」

鋼「ん?何か言いたいことでもあんのか?」

じっと俺の目を見つめてるマリー。今まではずっと反らされてたのに…
どういう心境の変化だ?

マリー「…別に何でも」

【フリータイム】
1誰かに話しかける
2番号を指定しに行く(1~70)
3もっと深く話す
4自由
【残り1】
下1

やっぱり…やっぱりこれは直接本人に聞きに行った方が…

鋼「おい!」

山岸「…何?」

青楼「…ちっ」

俺が山岸の所へ行くと、そこにはまたしても例の父子?が居る
しかもコイツ絶対舌打ちしたよな?

鋼「いや…さっきはゴメン」

山岸「別に怒ってない。怒ってないよ」

山岸「僕の方こそ―――」

青楼「…あっ。そうだっ。この前ねパパが」

山岸「…ごめん。ちょっと黙っててくれるかな?」

青楼「あ…そうだ!」

鷺島「……や……や…やめと…やめとけ」

青楼「…チッ」

鋼「なあ…山岸!お前が皆のために行動しているなら手伝いたいんだ…さっきからお前は何してるんだよ!?」

山岸「…剣。それは…―――」

山岸「皆のビンゴカードを焼却するんだ。カードが無くなったらこのゲームは続行できないだろ?」

山岸「簡単だよ」

青楼「そうそう。そうなんですぅっ」

青楼「いやぁ…渚君ってあったまが良いんですねっ!」

鋼「……」


山岸「そんな心配するような事…してないよっ!」




鋼「渚…。信じるぞ?」

山岸「…初めてだね。僕の事下の名前で呼んでくれたの」

鋼「……」

山岸「僕達〝友達〟だろ?嘘なんて…つかないよ」


<<番号指定>>

穴開ける番号を1~70で選んでね

↓1

いつも通り。いつも通りモニターが数字を映し出す

【23】【44】【32】―――――



でも数字が頭に入ってこない。当然だ。死ぬかもしれないんだから。
俺は祈るような気持ち。と言うより目を瞑って祈った

死なない様に…と



アナウンス「ビンゴした人物が出ましたので…。発表いたします」

アナウンス「該当者6名。ゲーム終了」

アナウンス「ですが…すべてのカードの所有者不明…のため。提出者を代表として『処します』」





アナウンス「提出者。前へ」










山岸「――――――はい」


高橋「…え?」

マリー「……やっぱりそう言う事」

青楼「…やった!やったやった!!」

鷺島「……」



鋼「どういうことだよ!!!渚!」

なんでこうなったか…そんなのはどうでもいいんだ。こうなった仕組みもルールも分かんなくていい
どうして…どうして渚は!?


鋼「お前…お前!嘘は付いてないって!」

鋼「信じてもいいって!」



山岸「剣…これはね。『ウソ』をつくゲームなんだよ?」

山岸「―――――騙されたね」


『ブオン』

『命の重さ』




草原の様な場所に拘束されている渚。
首元にはギロチンの様な鋭い刃物があてがわれている

山岸「…えーと。ごめんね。最後に慣れないことして」

山岸の後ろは断崖絶壁。そして山岸の首に垂直にあてがわれたギロチンからは紐の様な物が伸びている


山岸「えっと…言いたいことはいっぱいあるんだけどさ『ザザッ』

笑顔で話を続けていく渚。そして紐をもって崖へと向かっていく白服

山岸「まず『ザザッ』―――」

音声にはノイズが入って上手く聞き取れない。
そして白服は紐を持ったまま崖へと向かっていく。当然のことながらギロチンは渚の首に食い込む



山岸「『ザザッ』」

口は動いているのに声が聞こえない。
そして首元からは血がじわじわとにじみ出ている



白服が遂に崖から落ちる一歩手前まで歩みを進める



山岸「『ザザッ』―――――ありがと」



『ブチンッ』

『ゴロッ』


白服が崖から飛び降りるとともに、スクリーンの電源が切れた

ケタケタ笑いながら皆の前に躍り出る青楼。
何だこいつ?何を知ってるっつうんだよ!!


青楼「あのね。このゲーム…ビンゴカードの所有者は投票する場所のキャメラ☆で識別されてるのね」

青楼「あ…気づいてる人も多かったかな?」

青楼「そーれーで。あのカードってさぁ。お名前とか書いてないじゃん?だから黒服さんはカメラの映像だけが所有者を判断する材料になるんだけどね」

青楼「そこでっ。ひとつの疑問がっ。浮かんだわけです」

青楼「もし誰かが他人のカードを投票したらどうなるか」


<<<青楼様の下層階級のバカでもわかる要約>>>

というわけでですね。わーたーしーはずっとそれを思ってたわけなんです。
けどね、それをしちゃってだよ?もしも全部のカードが提出者に帰ってきたら感付かれるじゃん?
ていうか、それは私が鷺島のカードで試したんだけど!だーかーら山岸?だっけ?あいつに教えたのね

ほら。リーチ掛かってるの多かったでしょ?私もそうだし
だからまあ、死ぬ人数?処刑劇場?あれ見れる人数が減っちゃうのは残念だけど、まあ生きたいし。私山岸に教えたのっ
こーすればみんな救えるよって
あ。因みに嘘は付いてませーん。あ・し・か・ら・ず

それじゃあさ。予想外!あいつリーチがかかってる奴のカード…全部集めに行ったの…うけるっ!

ま。今回の減少はこんな感じかな?
あ…ごめんね!人気キャラ落としちゃったみたいで☆。ゆるしてにゃん


鋼「お前っ!!!」

女とか関係ねえ!俺がコイツの事!こいつの事

高橋「ちょっと!!やめなって!!」

グイッと俺の体を凄い力で羽交い絞めにする高橋。
なんでだよ!話せよ!!


青楼「やだっ!そう言うのって古い寒いウザい…うーける!」

青楼「でもまあ、仲間は大事だよね?ね?鷺島?」

鷺島「……」

青楼「まあまあまあ。次会った時も宜しくちゃんですっ」


『バチンッ』



マリー「……己惚れないで。虫唾が走る」

マリー「…それに…」

マリー「いえ…何でもない」

思いっきり青楼の顔を平手打ちすると、マリーはそのまま会場から出て行ってしまった

青楼「ちっ…まあいいわっ。あたしも帰るー」

続いて青楼。そして鷺島。

順々に出て行って、最後は俺と高橋。あと新未だけ

新未「…な…なあ。こんなん…こういう時に言うのアレやねんけど」

新未「ウチ等と…ううん。ウチ等の所来おへん?」

新未「…そのな。えっと…。今リーダーとかおらんし…やまぐっさんも他のに声かけて…居らんねんけど」

新未「…良かったら。」

居辛かったのか、紙だけ置いて新未も走り去った


高橋「…じゃ。その…私も。帰るわ」

紙を拾わず。…何故か高橋も何か紙に書いて会場から出ていった


鋼「…クソがっ!!!!くそがぁぁぁぁぁぁ!!!」


分かっているんだ。叫んでも…渚が帰ってこないことくらい


<<<存命ビンゴ 終了>>>

なんとかビンゴ終了
はい。それでは次のゲームのキャラ受付は22時半から。
それまでは質問や感想。お待ちしております


あ。次のゲームは多分みんな喜ぶようなものになると思います

と言うより…主人公より人気ある渚って何者…


渚はいい親友キャラだった……
ちなみにどの段階で渚の死亡フラグたったの?

>>615
死亡フラグは喧嘩別れの時ですね。
えーと。コンマが50以上ならマリーが現れて作戦を言ってました
んで鋼が打開策を考えていく形でした

予想以上に渚君が人気合ってビックリ。
これはだいぶえげつない事をしたのか…と言う反省も込めて

次のゲーム
1主人公サイド
2渚サイド

どちらで描写するか安価取りたいと思います
下3で多かったものを採用

はい。了解いたしました
それでは今回ちょっと特殊な形でキャラを設定していきます
とりあえずキャラの安価を

(例)
鋼 剣 ハガネ ツルギ 男  

年齢:18 職業:高校生

容姿
長身で学生服の高校生
神は茶髪だが染めているわけではない

性格
三枚目なお調子者。
だけど一人だとものすっごくローテンションで冷静
正義感が強く、他人をよく思いやる

その他
死者だけが来るこの場所に来た主人公
どうしてこの場所に来たのかは不明。


(知能はキャラシのコンマで判定します)

今回は四人募集します

それでは次。
今まで死んでしまったキャラクター
【RPGゲーム】
・敏保里
・乾
・葵
・風馬
・レビン

【お毒見ティーパーティー】
・影山
・リオル
・柊

計八名の中から五人選んでください

把握!
それではですね。もうお察しの肩も居るでしょう
今回のゲームは番外編。(敗者復活戦です)

ゲームのアイデアは今回>>567を大まかに借りてます!
まあ大分改変しちゃってますが。ごめんなさい

それでは投下していきますねー

死んだ僕が目を覚ましたのは。…どこ?
最初。初戦の時みたいな白い部屋

そしてそこに居たのは――――


葵「…え?」

レビン「…ど…どうして?」

乾「…」


死んだはずの。皆


葵「どういうこと!?ねえってば!」

影山「…おち…おち…落ち着いて」

僕の顔を見て葵さんが取り乱す、そしてそれを必死で宥める眼鏡の少女
周りにも数人いるけど、皆暗い顔で静観している

池沼「あうあね!ぶびょーんって!それでねどっかーん!ってね」

宝樹「いやいやいや…マジっすか…」

金日「私達。死にましたよね?」


そうだった――――僕も死んでいたんだ

クマちゃん『二回死んでんだべー。ウヒャヒャッ』

池沼「あ。クマちゃん。かっわいい~」

猫マスク「はい。それでは全員揃ったのでゲームの説明を」

影山「…ち…ち…ちょっと待ってくださぁい!」

眼鏡の女の子が声を荒げる。
そうだよ。どうして?どうしてまたゲームを?

猫マスク「あー…面倒ですね。あのね。君たち二回死んでるですよ」

猫マスク「御分かり?」

猫マスク「でも、神の選抜により貴方たちは再チャレンジのチャンスを与えられました」

猫マスク「喜べ」

レビン「…え?えっと」

猫マスク「とにかく黙ってゲームをしてくれやがれくださいませ」

乾「…死んだら?」

猫マスク「あー…今回は死ぬことは無いです」

葵「死ぬことは…無い?じゃあ負けたらどうなるのよっ!?」

猫マスク「生きてられます」

その言葉を聞いて僕は正直安心した。
だって生きて帰れる。元の世界に戻れるのだから


猫マスク「ここで。永遠に」

山岸「…え?」

猫マスク「負けたら。この世界で寝る事も死ぬ事も無く永遠に。永遠に暮らしてもらいます」

猫マスク「一切の光の届かない部屋。音もない部屋。そこで永遠に」

猫マスク「あ…ゲームの拒否権はございませーん」

影山「やだ…やだやだやだ…」


どうあがいても…絶望なんだね…

猫マスク「それではぁ。おゲームの説明にゃん☆」

唐突に現れたモニター。そこにルールが表示される

<<天獄ゲーム>>

・このゲームは一人が天使で一人が死神。そして残りは市民と言う形で行う

・役は全員が全員役になれるように回ってくる(役職は本人にしか知らされない)

・市民と市民がくっつけば一ポイント。市民と死神がくっつけば即死(死神に2ポイント)。天使と死神がくっつけば死神は市民に(天使は1ポイント)

・一ターンに一回二択質問を投げかける事が出来る。どの役職も嘘を付けるのは一回だけ

・プレイヤー間のポイントの移動は自由

・これを繰り返し、上位半数のポイント獲得者を復活とする


猫マスク「はーい。以上で説明終わり!」

猫マスク「ゲームおガンバだお!」

そうとだけ言うと猫マスクは霧みたいに消えていった。

そしてそれと同時に腕に巻き付くように現れた腕時計を3倍したような大きな何か。
ここに役職が表示されるみたいだね…


因みに最初。僕の役職は<<市民>>

つまりは…同じ市民か天使を探さないと…


影山「…いや!…い…いやだよ…」

リオル「…協力…しないと」

影山「私は…わ…私は…このお面の人に騙されて!」


早速巻き上がった火種。そっか…この会場に居るのは一回ゲームに敗れた人たちなんだね
だったらこんなこともあり得るか…

池沼「あ!あうあてーんし!」

池沼「しにがみさんだぁれー?」


このゲーム…もしかして物凄く勝ちやすい?

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2誰かと接触する
3自由
【残り5】
下1


そうだ。あの不安定な女の子のところに行こう

山岸「こんにちわ」

影山「へ…へ…へぇぇ」

僕を悪魔を見るような目で見て後ろに下がる眼鏡の子。
怯えられてる…よね?

影山「…な…なん…なんですか!」

山岸「良かったら。くっつかない?」

影山「あ…貴方が死神」

影山「…質問。貴方は死神?」

山岸「違うよ」

いや…今この段階で質問をしたところで安心できる要因にはならないと思うんだけど…
まあ…いっか

影山「ふ…ああああ!」

『カチッ』 『ピコッ』

【第一ラウンド カゲヤマ ヤヨイ 接触】

奇声を発して影山さんは僕の端末に端末をぶつけてきた
するとピコっという音共に。接触完了の合図が出た
どうやら同じ人物とは一ラウンドに一回しか接触できないみたいだな

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2誰かと接触する
3自由
【残り4】
下1

次はあのピエロの人の所。
剣もなんか二回目のゲームでそんな人に会ったって言ってたな…
もしかすると―――

山岸「ねえ。もしかしてさ。君鋼っていう子…」

リオル「…え?誰?」

山岸「名前…ティーパーティ?で一緒だった人」

リオル「あ…え?」
クマちゃん『あのでっけぇ学ランクソ野郎か!?』

山岸「多分それ…」

リオル「…知ってるの?」

山岸「僕の友達だよ」

リオル「…え?ほんとに?」

山岸「嘘なんてつかないよ。君の事…多分君の事だと思うけど。話は聞いてる」

クマちゃん『酷い言われ様だったろ!?ざまあねえぜ!俺は酷い人間だからよぉ!間違った俺はクマだ!』

山岸「ううん…。悪い事は何も」

仮面の奥の表情は見えない。だけど俯いて暫く黙り込んでしまった
一体どうしたんだろう…

リオル「僕は市民だ。君と接触したい」

そう言って端末を僕の端末に当てようとする。
でもそんな事したら…いや。僕は【市民】だから問題は無いんだけど…
もしこのピエロ君が死神だったら?

リオル「……僕が死神かもって思ってるかい?」

山岸「…」

リオル「…だったら良いよ。」

こういう時、きっと剣は疑いもせずくっ付けるんだろうな…

「すでに二回死んだんだ。信じてみるのも悪くない」とかなんとか言いながら…



山岸「でも…僕が死神だったら?」



クマちゃん『テメェは鋼…だっけか?そいつのダチなんだろ!?だったら…だったら心配ねえ』
リオル「…二回死んでるんだよ?信じてみるのも悪くない……鋼君だったらそんなこと言いそうじゃないかい?」

『カチッ』 『ピコッ』

【第一ラウンド イワサキ リオル 接触】

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2誰かと接触する
3自由
【残り3】
下1

中途半端ですが続きは明日から!
はい。なんか主人公が死んだみたいになってますねw

それでは!


しまった!池沼のプロフィールほぼ全てが知力に逆補正をかけてると思われ

魂を奪い合うゲーム(仮)

プレイヤーは持ち点として参加人数分のライフポイント(LP)を与えられる。十人参加で一人10LP

持ち点全てのLPと罠を3つの『場』に割りふる
対戦者側からは場に数は見えないが奇数か偶数で表示される。
罠は必ず入れる必要はない。入れた場合は『奇数』『偶数』『0』どれで表示してもいい
場にLP、罠がない場合は『0』

例1(LP10)    例2(LP10)    
場A LP2→偶数  場A LP1→奇数
場B LP5→奇数  場B LP9→奇数
場c LP3→奇数  場c 罠→奇数

対戦者は選んだ場のLPを奪える
罠には何らかのペナルティ(奪われるLPが二倍とか、複数回引くと死亡とか)

ババ抜きのように順繰りで進行してLP0でゲームオーバー。脱落者○人まで続ける
または一人1ターンの総当たり戦。点数持ち越しでターン数制限(×参加人数)を付けLP0、LP少ない順にゲームオーバー
はたまた完全決着式の個人戦で一方がLP0になるまでゲームを続ける

姿さらした対面式で駆け引きしながらゲーム(匿名にする場合は雑談タイムを設けてタブレットで入力)

おっと。書き忘れです…すいません
えっと。ポイントの移動はこう言う風になります

<市民>
市民→市民 1P
市民→天使 1P
市民→死神 即死(退場)

<天使>
天使→市民 1P
天使→死神 1P(死神がその時点で無力化)

<死神>
死神→市民 2P
死神→天使 0P


後ですね。ちょっとトリップを変えたいと思います
はい。意味ですか?いずれ分かります…多分

読者様の知力が作者より高い…だと?

まあそんなことは置いておいて。ちょっと今日は時間があるので今から更新しましょうかね…
この時間から居てくれる人なんてそんな居ないと思いますが

だれか居ます?


えっと。確かあの子ってよくわからない子だったはず…
急に荒々しくなってたりとか、おとなしくなってたりとか…

でも初戦で顔を合わせた同士だし…。一応話に行こうかな

山岸「えっと。レビン君だっけ?」

レビン「そうだよ…えっと。君は山岸君だよね?」

何だか今回はとってもおとなしい…。猫でもかぶってる?

山岸「…そのさ。えっと」

レビン「…あの。聞きたいんだけど、ゲームが急に変わってるんだ」

子猫みたいな顔で僕を見つめてそう言うレビン君
いくらなんでも…そればっかりは僕にも信じ難い

山岸「いや。へぇ」

レビン「何か知ってることないかな?葵さんに聞いても無視されちゃって…乾さんにも」

山岸「いや…それは。…」

レビン「それに僕の参加してたゲーム…何故だか終わってるみたいなんだよ」

レビン「そんな覚えないのに」

山岸「いや…。君も負けて死んでるんだよ?」

山岸「まさか処されたことを忘れたわけじゃ…」

レビン「処されたって何?」

えーと…さすがにしらばっくれ過ぎだよね?そこまで僕ってお人よしに見えるのかな?
いや…まあ、そうだとは思うけど

山岸「えっと…処されたって言うのは…ゲームに負けて殺されたって意味で」

レビン「負けて?殺される?」

レビン「いったい何を言って―――」

そこまで言って、レビン君は電源が切れたみたいに項垂れた



レビン「ひゃっはぁぁぁぁぁ!!!もっかい暴れれるぜ!」



……?

………?

僕の理解できる範囲を超えている。
一体これはどう言う事なんだ?

【尋問タイム】
1もっと深く話す(二択質問があるのなら、その内容も)
2接触する
3自由
【残り2】
下1


山岸「あ…えっと。急に変わったけど」

レビン「そりゃあそうだろ。あいつのキャパ超えてんだからよ!」

レビン「と言うわけであいつより数倍かっこよくて数倍賢くて数倍デキる俺様が!大登場!」

こういうの初めてだけど、多分二重人格?多重人格?なんかそう言う名前の病気…?
詳しくないし、もしかしたら演技かもしれないし…分からないけれど


山岸「じゃあ君もゲームの記憶が?」

とりあえずこの豹変したのを一人の人格と言う事にして話を進めてみよう

レビン「んあ?あのギロチン縦ちょんぱ?ありゃあ一瞬だったな、痛くもかゆくもねえ」

レビン「いやぁ…惜しかったな!勝てそうだったのによぉ」

気弱な方は何も覚えてなくて、こっちの方は何だか全部覚えてる?
演技だとしたらどういう意図が?それとも本当に本当の精神的に何かある人?

レビン「んまあ。このゲームのルールも把握してっし!…出てこれんのが遅くてもう数人に接触してるみたいだけどよぉ」

山岸「え?えっと…。君は全部覚えてるの?」

レビン「覚えてるも何も。チキンが見聞き感じた事はすーべーて!俺様に伝わってんぜェ。まああいつはどうか分かんねえけどよ」

とりあえずこれが二重人格だとして、気弱なレビン君はこの乱暴なレビン君に気付いていないけど。
乱暴なレビン君は気弱なレビン君の全てを共有してる…って事でいいのかな?

【尋問タイム】
1もっと深く話す(二択質問があるのなら、その内容も)
2接触する
3自由
【残り1】
下1


山岸「じゃあその。今まで誰と接触してきた…とかも覚えてる?」

レビン「覚えてるけど教えてやんねー」

レビン「俺様はあいつみたいにアホじゃねえんだ」

山岸「そっか…」

誰と接触してきたかは聞きそびれた…
レビン君がどこまでの知能の持ち主か、それが分からない分このもう一人の方の知能も未知数
下手に動けないから少し怖い、それに一回目のゲームでは結構な一撃を放ってたしね

レビン「んで?他になんか聞きてえことは」

山岸「無いかな」

レビン「無ィ!?聞かれてもねえことベラベラしゃべってやるからよく聞けよ!」

山岸「は…はあ」

乱暴な方はそうとだけ言って、生きていたことの話や好きな食べ物の話
他にもレビン君が失恋した話などさまざまな事を数分にわたって話していた

レビン「だからよ!俺様よ!思うわけよ」

山岸「でも災難だね。好きになった子より可愛いから振られたって」

レビン「さすがにあれは俺様でも傷ついたわ」

アナウンス「第一ラウンド。結果を発表いたします」

このアナウンスが流れたのは、大体ゲームが始まってから数十分くらいかな?
となると一ラウンドは大体数十分って事になるのか

レビン「一人は死んでるぜぇ」

山岸「え?」


もしかしてまた…レビン君が何か仕掛けたのか?

【第一ラウンド 結果】

ヤマギシ 2P 

アオイ 2P 

イヌイ 2P 

レビン 0P 

カゲヤマ 2P 

リオル 1P 

イケヌマ 2P 

カナヒ 1P 

タカラギ 1P 

オノ 2P


【以上】

ふう…良かった。脱落者はいない

ゲームの説明<<全員が役に回れるように行われる>>
って事だから、このゲームは全ラウンド10。って事だろうね

と言う事は残り9回。今の感じで進めば…脱落するのは上位半数以下の人
即ち…1Pの【カナヒ】【タカラギ】【リオル】【レビン】って事か…

山岸「…さて。今回の僕の役職は……」

腕時計型の端末に映し出されるのは<<市民>>の文字

今回も死神に気を付けて行動しないとな

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2誰かと接触する
3自由
【残り5】
下1

次は葵さんにでも話しかけてみるかな。
初戦の馴染だし、突っぱねられることは無いと思う

山岸「久しぶり」

葵「ふん!アンタも死んだのね」

山岸「ははは…残念なことに」

葵「別に人の事なんて知ったこっちゃないわ」

葵「あれ?でもあの時アンタは生きて出れたんじゃないの?」

山岸「いや…その。外に出た時の説明とか聞いてない?」

そっか…葵さんは外の世界の事、まだ知らないのか…
いや、初戦で敗退した人は皆。外に出た人たちが元の世界に帰れた、そう思ってるんだ。

葵「…まあ、アンタって抜けてそうだし。何回死んでも不思議じゃないわね」

山岸「ははは…」

僕がこの世界に来た原因。そして二回目…つまり敗者復活戦に参加しなければならない原因
人から見たらどっちも抜けてるように見えるのかな…

【尋問タイム】
1もっと深く話す(内容指定OK)
2他の人の所へ行く(内容指定OK)
3接触する
4自由
【残り4】
下1

山岸「そう言う葵さんはどうやって死んだの?」

我ながらデリカシーのない質問…だったね。
言ってから凄く後悔した

葵「…帰り道。だったかな」

葵「工事現場、通って…近道しようとしたのよ」

葵「じゃあね。上から鉄骨?よくわかんないけど…何かが落ちてきて」

葵「気が付いたらあそこに居た」

こんな話聞いても何も盛り上がらないじゃないか、わざわざブルーにしてどうする…

葵「アンタは?」



山岸「…僕は―――――」


葵「…」

山岸「と言うより、こんな話より…何か別の話でもしない?必勝策とか」

葵「それは。まあ…私には必要ないわ。と言うより話しを変えるな!」

山岸「ははは…ごめんごめん」


【尋問タイム】
1もっと深く話す(内容指定OK)
2他の人の所へ行く(内容指定OK)
3接触する
4自由
【残り3】
下1

なんだか居辛い雰囲気にしてしまったから、逃げる様にリオル君の所に来た
相変わらずピエロのお面が不気味だ…

リオル「君…2ポイントも獲得してたんだ…」

山岸「え?あ…うん」

リオル「僕の他に誰と接触したの?」

山岸「眼鏡の…」

リオル「ああ…影山さんかな?」

思い出した…確か最初の方に影山さんはリオル君に騙されたって
一体どう言う事なんだろう?

山岸「あのさ…。影山さんが…その…騙されたって話」

リオル「本当だよ」

リオル「僕が殺したんだ」

仮面の奥の表情は見えないけど、すごく真剣な表情…が見えた気がする
勝手な予想だけれど、きっと仮面越しの顔は予想通りの表情なんだろう

山岸「どうして?」

リオル「…生き残りたかったから……かな」


生き残りたいから誰かを蹴落とす。それは僕も重々承知している
それにこの世界に居る以上それは当然

リオル「…信用できなくなった?」
クマちゃん『正直に答えな!』

…正直。いや……うん。僕はどういう反応を取ればいい?


リオル「…そうだ」

言葉を発しない僕を見て、リオル君は端末の付いた腕を突き出した


リオル「僕は<<市民>>だ。信用していないか信用しているか…言葉にしなくてもいい」
クマちゃん『おーとーこなら!黙って!!ってやつだな!』


山岸「…――――」

もしかすると嘘をついているかもしれない。彼は死神かもしれない
ポジティブに考えようとするたびに考えは真反対の方向に向いて行く

僕はどうしよう

<<特別選択肢>>

1信じて接触する
2信じずにその場を去る

下1(ターンは消費されません)

『カチッ』 『ピコッ』

【第二ラウンド イワサキ リオル 接触】


信じる。ごちゃごちゃ考えてても無駄な気がする
信じて前を向いて進まないと、せっかくのチャンスもなくなってしまう

リオル「…ふっ」

リオル「このゲームにもいろんな人が居るんだね。鋼君と君を見てると改めてそう思ったよ」

山岸「良い事は言えないけど。その。こういうゲームだからこそ…じゃないかな?」

クマちゃん『訳わかんねぇ!』

山岸「ごめん…僕も」

リオル「あはははは…何だよそれ」

山岸「…ごめん。かっこつけたかったんだ」

久しぶりだ…。こう言う風に笑ったの
少なくともこの世界に来てからは初めてかもしれないな…

<<リオルに鋼や山岸との友情が芽生えました ※これによって行動に正義感や人情…といった感情が混じるようになります!>>

【尋問タイム】
1もっと深く話す(内容指定OK)
2他の人の所へ行く(内容指定OK)
3接触する
4自由
【残り2】
下1

何だか照れくさくなって一人でうろついて居ると

池沼「えーいっ!さんじょう!キュアキュアピンクとぉ」

影山「……メガネ」

池沼「おねーちゃん!おこえがちいさい!」

影山「メガネッ!」

池沼「ちーがーうーでしょ!キュアキュアメガネでしょ!」

影山「ううっ…きゅ…きゅ…キュアキュアメガネッ」

僕の前に飛び出してきた影山さんと…もう一人の子
影山さんは顔を真っ赤にして声を裏返している


池沼「それではたいちょー!作戦を実行します!」

影山「…お…おお…おねがひっ!」

池沼<<質問です>>「おにーさんはしにがみですかぁ?」

僕の端末に<YES><NO>の文字が浮かび上がった。
なるほど…答えろって事だね

山岸「答えはNO」

そう言いいもって、僕は<NO>のボタンを押した
うん…嘘は付いていない

山岸「じゃあ…行くね」

凄く満足そうな顔の女の子といまだ恥ずかしそうな影山さんに背を向けてどこかに行こうとした時。

影山<<し…質問>>「や…やま…やまま…山岸君は…死神?」

同じ質問を投げかけられた。
はぁ…答えはNO。どうして同じ質問を?

池沼「じゃあ接触しましょう!」

山岸「え?」

影山「…そ…そのまえに…」

いきなりそんな事を言われて、はいそうですか…と言えるほどこの二人の事をあまり知らない


『カチッ』『ピコンッ』

影山「こ…こけ…こう…こうするのっ」

池沼「キュアキュアツインパワー」

影山さんが僕の目の前でもう一人の子と接触した。


影山「…こ…これで…信用して」

えっと…これって。危なくないかな?
だって片方が死神だった場合、今ので死ぬことは確定…
僕も巻き込まれる形になる

山岸「うん…少し考えさせて」


この二人が<市民>及び<天使>だった場合僕は二ポイント得れる
だけどこれが死神だったら―――

一発アウトなだけあって、妙に考え込んでしまう…

<<特別選択肢>>

1信じて接触する
2信じずにその場を去る
3自由

下1(ターンは消費されません)

――――結局

『カチッ』『ピコンッ』
『カチッ』『ピコンッ』


二人と接触してしまった

影山「…こ…こ…これ…これで3ポイント」

池沼「やったね!」

山岸「…そうだね」

これで片方が死神だった場合…僕は確実に終わる
終わってしまう…

池沼「それじゃーね!あ。なかまにいれてあげてもいいよ!」


影山「そ…それ…それは」

山岸「遠慮しておくよ」

影山さんが露骨に嫌な顔をした。きっと僕がリオル君と一緒に居る所でも見たんだろうな…
仕方ない。影山さんが怖がるのも仕方ないよね

【尋問タイム】
1他の人の所へ行く(内容指定OK)
2自由
【残り1】
下1

1金日

アナウンス「第二ラウンド。結果を発表いたします」
















【第二ラウンド 結果】

ヤマギシ 5P 

アオイ 4P 

イヌイ 4P 

レビン 3P 

カゲヤマ 4P 

リオル 3P 

イケヌマ 4P 

カナヒ 2P 

タカラギ 3P 

オノ 4P


【以上】

ちょっと離席20時~21時には再開します

上位半数のポイント獲得者は生存とありますが
今回の例でいくと

1位山岸
2位葵 乾 影山 池沼 小野
3位レビン リオル 宝樹
4位金日

と言う事ですね

で、上位半数。今の人数で行くと5人なのですが
二位(4P)保持者が5人居るのでそれ以下は失格。それより上が生存と言う形になり
今の状態だと6人生き残れます

それでは離席

投下10分前になりましたことを告知いたします

そしてここで致命的ミスを発見。
>>697様の安価を張り忘れるという…

系列的には>>698の前にこれが来る予定でした


この中でも普通そうな格好のおじさんに僕は近づいてみた

山岸「こんにちは」

金日「どうかした?」

山岸「そろそろ発表だなって」

金日「ああ。怖いね」

金日「誰かが脱落しているかも」

山岸「そうですね」

なんだか普通の会話過ぎて違和感…
今までの人たちがぶっ飛び過ぎていたのかな?僕の感性麻痺してる?

金日「どうだい?私と接触しないか?」

山岸「…良いです」

遠慮しておこう。この人の事を良く知らないし…それに運が良かったら今日で3ポイント獲得してることになる
下手に地雷を踏むよりは…じっとしておいた方がいい

山岸「誰かと組んでないんですか?」

金日「面白い事を聞くね。組んででも組んでいなくても答えは一緒だよ」


今回。僕の手元の端末に映し出された役職。それは<市民>
そう。幸か不幸かまた市民

そして一回目二回目共に僕がトップを独走
なんだけど、リオル君が結構危ない…

それにこのゲーム。一人でも脱落者が出た場合は生存人数が減っていく
潰し合いより助け合わなければ生存確率は下がる
それに気づいているのか居ないのか、誰も助け合おうとなんてしていない…

仕様としても無駄、きっとみんなそう言う風に思ってるんだろうね…


山岸「…どうしようかな」


【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2誰かと接触する
3自由
【残り5】
下1

山岸「リオル君」

クマちゃん『よお!山岸!生憎だが俺に近寄るんじゃねえ!命が惜しかったらな」
リオル「ということなんだ」

クマの人形が物凄い勢いで粗ぶりながら僕を威嚇する。
今回の死神…もしかして、リオル君なのか?

山岸「えっと…もしかしてもしかすると、死神?」

リオル「ははは…そうなんだよ。」

リオル「動き回れば2ポイント手に入るチャンスなんだけど…」

リオル「そんな事できないし、それに天使もピンポイントで引き当てれないし」

リオル「今回は誰とも接触しないことにするよ」

山岸「…でもそんな事したら」

リオル「だね、益々不利になってしまう」

リオル「でもほら、大丈夫だよ。天使になったときに動くから」

リオル「それとも渚君が天使とか?」

山岸「そうだったらよかったんだけど。お生憎様」

このままリオル君が動かないとなると…リオル君は一気に不利になってしまう
何とかして天使を見つけ出さないと…

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り5】
下1

池沼「ちみはキュアキュアメガネ。えんじぇるほーむね!」

影山「ふ…ふぇぇ!?どうして?」

池沼「だってこんかいてんしなんでしょー?」

影山「そうだけど…」

池沼「だったらかくせーえんじぇるほーむ!」

池沼「めがねこうせんであくをけちらせ!」

影山「悪って…悪って…誰?」

池沼「しらね」

二人して大はしゃぎしてるところを何気なく通り過ぎようとしたけど
え?エンジェル?天使?もしかして影山さんが今回の天使?


山岸「あの…もしかして。今回の天使って?」

影山「ふああああ!?…な…なんですか…き…急に!?」

池沼「やあ!キュアキュア優男!」

あれ?僕…いつの間にかキュアキュアにされてるよ……
というか、そんなことより

影山「…た…確かに…ててて…天使です」

天使?そっか…良かった。これでリオル君がポイントを稼ぐことが
…あ。でも影山さん……

影山「そ…そ…それ…それがどうかしたんですか?」

どうしよう…正直に言うべきかな。
あ…でも。その前に

山岸「キュアキュアピンク。ちょっとお願いがあるんだけど」

池沼「なんだ。どうした。キュアキュア優男」


僕は影山さんに聞こえない様に池沼さんにそっと耳打ちをした。
そしてその内容を行動に移す

山岸<<質問だよ>>「君は天使?」

影山「…はい」

僕の端末に<影山 YES>と文字が転送されてくる。
成程…こういう仕組みになってたんだ


池沼<<質問だよっ>>「てんしってほんとー?」


そう。嘘は一回しかつけないっていうルールを利用したこの役職確定方法。
この二人がさっき使った戦法でもある

結果は二回ともYES。と言う事は影山さんは本当に天使
一刻も早く…リオル君の所に連れて行かないと

池沼「ほう。なるほど。えんじぇるほーむはほんものだったか」

影山「う…疑わないでよぉ」

山岸「ははは…ごめんごめん」

池沼「でもどうしてキュアキュア優男はそんなことを?」

山岸「え?ああ…まあ。ちょっとね」

さて…天使が確定した影山さんだけど…。ここからが難しい…
まずリオル君の前に連れていくか連れて行かないか

どうするべきだろう

<<特別選択肢>>

1影山を連れていく
2連れて行かない
3自由

下1(ターンは消費されません)


連れて行こう。分かってるよ、二人の間に何があったか。
影山さんがどう思ってるか…。
けど、やっぱり今の僕には放っておくなんて出来ない

山岸「じゃあちょっと来てほしい」

僕は影山さんの手を掴んでリオル君の居る場所に走った

影山「ふにゃあああっ!さ…さ…さわさ…触らないでっ!!」


池沼「わかいって…いいな」

池沼「あ…あうあがいちばんわかいのわすれてたぜ☆」


――――――リオルの所


影山「!?!?!?」

影山「ど…ど…ど…どう…どういう」

リオル「どういうつもりかな?渚君」

山岸「…天使は。この人だよ」

影山「…た…たし…かに。天使…です」



山岸「お願いがあるんだ。リオル君と接触してほしい」

山岸「リオル君は死神なんだ…」

山岸「今市民に戻ってポイントを稼がないと。今後不利になる」

山岸「だから君の手で…元に戻してほしい。お願いだ、影山さん」


影山さんの目が泳ぐ。足が震えている。声がいつもより籠って聞こえる
それもそうだろうね、影山さんはリオル君に殺されたんだから
そして僕が行っている事の愚かしさも、全て分かっているつもりだ




影山「…嫌よ!どうして私が!?」


ハッキリとした拒絶の言葉。リオル君を…そして僕を心の底から拒絶している叫び
それはしっかり僕の心に届く

山岸「もし今の調子でゲームが進めば…。リオル君は――――」



影山「…し…死ねばいいのよ…。わ…わ…わ…私…私は!」



そこまで言って影山さんは泣き崩れてしまった。
死んだ時の事を思い出したのか、それとも酷い言葉を吐いた自責の念か。どんな感情なのかは分からない…


<<特別選択肢>>

1言葉をかける(内容指定)
2自由

下1(ターンは消費されません)

山岸「リオルくんは確かに取り返しのつかないことをした…だけどリオルくんも本気で後悔しているし、反省もしている…」

山岸「たからこそ死神になっても接触しなかった…君は優しい人だ短い期間だけどわかるよ…だからお願いだ!リオルくんを助けて」


影山「…な…な…なんで?ど…どうして。そこまで…ひと…人の事庇うの?」

影山「誰も…誰も…この世界に来てから誰もそんな人居なかった!」

影山「だから私だって!いっぱい!いっぱい嘘ついて!いっぱい騙して!いっぱい演技して!」

影山「ここでも私は一人なんだって!それなのに…それなのに…」

影山「なんで!?なんでなの?」


眼鏡の奥の瞳が僕を。そしてリオル君を交互に睨みつけた
今まで生きてきた中で見た事も無い、その目つき。僕達を突きさすような視線は自然と僕達の動きを止める

影山「…分かんないの!?山岸君とか!そんな人が現れたら!私が今までしてきたこと!全部…全部最低の事だって!」

影山「このゲーム…ううん…良い人なんていないって思ってた私の今まで…何だったんだろうって!」

影山「…殺されても仕方ない事したんだって!認めるしかないって!」

影山さん…影山さんは…。リオル君を許せない…それ以上に自分の事が許せないのかもしれない…

でも…僕にはどう声をかけていいのかわからない


下1のコンマが30以上で<イベント発生>以下でも<イベント発生>

ゾロ目サービスもちゃんとあるからお楽しみにしてくださいな

<<リオル視点>>

弥生ちゃんの言葉は僕の心を鋭く抉った。
僕だってそうだ、弥生ちゃんほどではないけど、僕だってこの世界に来てから…人を殺している
罪の意識が無かったわけじゃない。それ以上に周りが見えなくなっていただけだった

周りはみんな嘘をついている、周りは皆陥れようとしている。そう思っていたから僕は人を殺した
そして――――殺された


弥生ちゃんは…多分。いや、僕と一緒で、『信じる』と言う事を突き付けられてパニックを引き起こしているんだ
僕だってそうだった、死ぬ間際の剣君の言葉…嬉しかった…本当に


だから決めた。僕はもう一度あの世界に戻って、今度は皆で協力し合って生きてた頃に戻ろうって
後ろめたい思いを抱えずに「家族」の元に帰ろうって

リオル「ねえ…。だったら影山さんは<死神>になったときに僕を殺せばいいよ」

リオル「僕は逃げも隠れもしないから。でも…その代り、その代りに、『信じて』欲しい」

リオル「山岸君の事を」

リオル「お願いだよ…お願いだ」

笑っている。笑っていた。僕の仮面が…僕を隠していた鋼鉄の壁が

リオル「…それと……ゴメン」

リオル「あんなひどい事。…あんなむごい事」

僕は笑いたいんじゃない、ふざけているんじゃない。
謝りたいんだ。後悔してるんだ。許してほしいんだ。


――――だからもう、今はこんなものいらない


『ポトッ』




<山岸視点>

影山さんの鋭い視線とは裏腹に、次はリオル君の水の様な…心にしみわたるような声が僕の心を止める
何も言えない、何もできない、任せることしか出来ない


山岸「…あ」


リオル君が仮面に手をかけて…そのまま仮面を地面に落とした



…泣いてる――――

想像以上に整った…絵画みたいな顔だけど…
丸めた新聞紙みたいにくしゃくしゃになって泣いていた


影山「――――――」


影山さんが蹲るリオル君の元に近寄る。
そして肩を叩いた


リオル「……え?」


『バチィィィンッ!』

リオル君が横になぎ倒されるほど強い力で放たれたビンタ。
それは確かにリオル君の頬に命中して


影山「――――」

そして唖然としたリオル君の元に近寄る影山さん


どうしよう…止めないと――――









『カチッ』『ピコンッ』

影山「…ふぅ。もう…もう良いです。許します」

影山「なんか…なんだか。ぶん殴ったらすっきりしちゃった…みたいです」


まだ泣いているリオル君とは対照的に影山さんは笑っていた。



影山「でも。もし私が死神になってどっちかが天使の時は助けに来てください」




影山「約束ですよ?『信用』してますから」



影山「…そ…そ…そ…それじゃ!」


最後はいつもみたいに下を向いて、影山さんはその場から去っていった

<<リオルと影山が和解しました+影山の性格が少しだけ変化しました>>


【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り3】
下1


リオル君をこのまんまにはしておけないし…。
そうだ、池沼さんのところに行こう


池沼「どうしたキュアキュア優男よ…」

池沼「うおっいけめん…だれだこいつは」

仮面を外したリオル君を見てびっくりしている池沼さん
そうだよね、僕もあんな状況じゃなかったらもっと驚いているよ

池沼「よし。ちみはキュアキュアピエロ。いけめんふぉーむだ」

影山「…ごめんなさい。赤くなってる」

離れたところから見てた影山さんが僕達の前にひょっこり現れる
まるでさっきの事なんて無かったみたいだ

影山「えっと…とりあえず。この四人で接触したらどうかな?ううん。死神が居ないんだからさ、今のうちに私たちは積極的に動くべきだと」

影山「とりあえずはこの三人で」

影山「…あ。でもリオル君と私はもう済んでるからノーカウントね」

池沼「キュアキュアメガネ…。おまえおとこがいるのに…」

影山「…え?あ…なんでだろう?」

池沼「よきことだ。あっぱれーい」

影山さんの言っている事は一理ある。
とりあえず僕たち全員で接触し合っておこう


『ピコンッ』『ピコンッ』『ピコンッ』

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り2】
下1

とにかくがむしゃらに皆と接触を試みよう

山岸「あ!えっと…そこの子!」

宝樹「あぁ?なんだよ?」

山岸「接触しよう!接触!」

ゴメン、ドストレートすぎた…これじゃ警戒されるよね…

宝樹「あぁ?んで急に!訳分かんねえ!」

池沼「げんじつとはえてしてそういうものである」

宝樹「何だこの女!?」

山岸「あれ…え?えっと…いつの間に来たのキュアキュアピンク?」

池沼「なんか。あとはおわかいのにまかせようときをつかったけっかだ」

山岸「いや…そんな関係にはならないと思うけど…と言うより…ピンク幾つ?」

池沼「じゅういちさい。」

山岸「…はぁっ!?」

宝樹「ちょっと待てやぁ!何二人で会話しとんじゃ!オレに話に来たんだろうが!」

池沼「でばんがほしければ。せっしょくを。すーるーのーだー」

宝樹「うっせぇ!」

池沼「とキュアキュアアホがもうしておるぞ」

宝樹「誰がアホだコラァッ!?」

山岸「まあまあ…」

池沼「とにかくどっちなんだ?するのか?しないのか?」

池沼「こーたーえーろー」

宝樹「ウッセェ!してやっよ!」

そう言って半ば乱暴に僕達の端末に押し付ける。
さっきとはまるで逆だ。

池沼「おめでとう。きみはキュアキュアアホからキュアキュアアホマーク2だ」

宝樹「だから誰がアホだコラァ!?」

駄目だ…とりあえず池沼さんを他の所にやろう
このままだとこの人の血圧が大変なことになってしまう…

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り1】
下1

次は乾さんの所に。
あの人はあんまり関わりが無いから…どんな人かは分からない

山岸「あのー」

乾「…ん?」

池沼「よっ!キュアキュアハゲ」

山岸「って!池沼さん?!」

池沼「きちゃった☆」

駄目だ…とにかく池沼さんのペースに飲み込まれないように話して行かないと
それに乾さんは何だか気難しそうだし

山岸「あの…」

乾「接触はしない。私は安定して2ポイント得れる。それに…」

乾「ふはっ…これは言わないが、…このゲームは予想以上に早く終わる」

池沼「キュアキュアじゃない…ウスラハゲ総統だった…」

乾「…10人居るから10ターンなんだ。分かっているか?」

何だか物凄く不穏な予感…嫌な気がする…
これを止める術…今の僕にはまだわからないけど…

アナウンス「第一ラウンド。結果を発表いたします」

【第三ラウンド 結果】

ヤマギシ 9P 

アオイ 6P 

イヌイ 6P 

レビン 5P 

カゲヤマ 7P 

リオル 5P 

イケヌマ 8P 

カナヒ 4P 

タカラギ 6P 

オノ 6P


【以上】

今日は早いですがここまで!
いやー…和解できてよかったですね。因みに和解できなくて影山さんが生き残ってたら青楼さんポジにする予定でした
あとリオル君の仮面設定。助けられました

それではまた!多分明日!

平和に終わるなんて思うなよ!


乾はせっかく復活したのにこのまましゃべらないのか…

>>742
乾は一回死んでますし、性格も性格ですし
大活躍するよ!

ゲーム案

いらない子ゲーム(仮)
・はないちもんめを元にしたゲーム
・Aチーム5人、Bチーム5人(人数は適当なので変更可)に別れ、Aチームは毎ターン投票でAチームから放出する人間を一人、Bチームから引き抜く人間を一人選出する。投票を数回(例示した人数なら最低5回以上がよさそう?)繰り返し最終的にBチームに残っていた人間の負け

よーし。今日もこの時間から更新していきましょうかね
お人はいらっしゃいますでしょうか?

はい


結果発表。
僕がトップの9点
その次が池沼さんの8点。その次が影山さんの7点
同率6点が四人。

と言う事はそれより下の三人。【金日】【レビン】【リオル】が危ないんだね。
どうにかして全員ポイントを一緒にすれば生き返れる?

いや…それはないよね

<<よく分かる皆で仲良く生存する方法>>

まず名前の挙がった三人を何とかして6Pに引き上げます。
すると必然的に6Pが最下位
ランク付けしていくと

1位山岸 2位池沼 3位影山 最下位その他。
と言うことになってしまうので、ほとんどが失格になってしまうのです
ルールの<<上位半数のポイント獲得者>>つまりこの場合だとぎりぎり影山さんがセーフゾーンなんですね
なんともいやらしい解釈のルールです

つまり全員で生還するには、全員が全員同じポイントになる必要があるのです

<<以上>>

駄目だ…いったいどうしたらみんなを説得できる?
思い浮かばない…。

そして幸か不幸か。今回の僕の役職は<天使>。絶対に損をしない役職
やる事は一つ、死神を無力化することだ

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2誰かと接触する
3自由
【残り5】
下1

とりあえずは影山さんに聞きに行こう。
多分池沼さんも一緒だと思うし、ついでに池沼さんのも確認しておこう

池沼「きたな!キュアキュア優男」

影山「こ…今回私たちは市民です」

池沼「いっぱんぴーぽー」

この二人はどうやら死神ではないみたいだ

池沼「ちみはどうなんだね?」

山岸「ああ。僕は天使だったよ」

池沼「ほう。とうとうちみもえんじぇるほーむに…」

影山「だ…だったら安全ですね。損することはまずない役職です」

とりあえずここ二人と接触しておきたいけど…きっともう二人は接触してるだろうし…
今ここで僕と接触すれば全員に二ポイント入る。となれば下の人たちを引き離す結果になって、引き上げるのは困難に…

ここは我慢しておこう

影山「…あれ?せ…接触しないの?」

池沼「ふむふむ。そうかそうか。よーくわかった」

影山「え?池沼ちゃん。何がわかったの?教えて」

池沼「うっそぼよよーん」

相変わらず池沼さんは池沼さんなんだな…
よし、残る死神候補は【影山】【池沼】【リオル】を抜いた6人か。何とかして見つけ出さないと

っと。その前に…

山岸<<質問だよ>>「君達二人は本当に市民?」

そう、この質問をして二人の真偽を確かめる。
まあ僕一人じゃ何も出来っこないんだけど


影山「…う…疑ってる?。答えはYES」

池沼「みぎにおなじ」

影山さんの答えが僕の端末に送られてくる。
影山さんと池沼さんはこれで嘘が付けなくなったし僕も質問が出来なくなった…。ちょっとまずい事をしたかな?


早く死神を無力化しに行かないと…。

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り4】
下1

リオルと葵のところに行き、影山と池沼に乾を探らせる

池沼「うーんとね。しにがみこうほは【5人】なのだ」

影山「え?どうして?」

山岸「そうだよ。だって僕と影山さんと池沼さんとリオル君10人のうち役職が判明してるのはこの四人だよ?」

池沼「なまえはわすれたけど、だいいちらうんど0ぽいんとだった奴。やつはしにがみである」

第一ラウンド0ポイント…えっとレビン君の事かな?
確か0ポイントだったのはあの子だけだったよね?

影山「どうして?」

池沼「だってあうあがえんじぇるほーむだったからな」

要約すると一回目の天使は池沼さん。一回目の死神はレビン君
二人は接触して池沼さんがプラス1、レビン君がプラマイ0ってこと?

影山「え…そんなの聞いてない…よ?」

池沼「いってねーし☆」

意外と重要なことが聞けたね、死神候補が減ったのは物凄く大きい事だよ。
何とかして他5人から死神を引き当てないと

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り3】
下1

>>762

<<影山視点>>

む…無理…さすがにあの二人にはちゃんと話せるようになったけど…ど…どうして私たちが…おじさんに?
無理無理無理…ほんとに無理だよ…

影山「…あ…あ……あの」

ダメ!やっぱりダメだ…声が上手く出ない…


池沼「よっ!ねこぜはげ!」

って!逢亜ちゃん!!!バカじゃないの!?
いや…知ってたけど!バカ超えて大馬鹿だよ!!!


乾「…なんだ?」

池沼<<質問>>「ねこぜはげは――――」

乾「二人で来たのはそう言う事か。だけど、その質問には答えない」


影山「…へ?」

乾「YESもNOもない。答えない」

乾「ルールには絶対に答えないといけない、と言うルールは無かったはず」

…こ…この人。多分相当頭が回るんだ。それも逢亜ちゃんと違って自覚してるし使い方も分かってる…
どうしよう。もしかしたらとんでもない人かも…

池沼「おまえののこりのけをすべてはぐ」

影山「…ちょ…ち…ちょっと…」

逢亜ちゃんが何をするか分からないから、私は必死で監視しとかないと…
というより実際、逢亜ちゃんの手がおじさんの頭に伸びかかってるし

乾「まあ今回は<市民>だよ。これで満足かい?」

池沼「うむ!しんじてやろう!」

え…ええ…信じちゃうんだ…それだけで信じちゃうんだ…


乾「そしてもうひとつ面白い事を教えてあげよう」

乾「私が死神なるとゲームは存外早く終わる」

このゲームは10人制で全員に役が回ってくるように回るから、多分全ラウンドは10
それを踏まえてこのおじさんが発言をしているとしたら…

これは立派な宣戦布告?

とにかく危険な人だって覚えておこう


<<山岸視点>>

僕がやってきたのは葵さんの所。仮面を外したリオル君も同行している
僕が今回する事、それは葵さんの役職を判明させる事。そして組んでいる事の確証を得る事


リオル「やあ!」

葵「…何よ」

リオル「早速なんだけど質問良いかい?」

リオル<<質問するよ>>「君は…市民?」

葵「そ…その質問には答えないわっ!」

リオル「え?」

しまった…ルールには質問できる回数だけで、質問に絶対答えないといけないって言うルールは無かったんだ…
葵さん…意外と賢いんだな

葵「…で?他に聞きたいことは?」

山岸「葵さんはチームを組んでる?」

葵「ええ。予想通り、組んでるわ」

葵「そりゃ全員が全員2ポイントずつ加点されてりゃ気づかれるとは思ってたけど…存外遅いのねっ」

役職は判明しなかったけど、葵さんは【乾】【小野】と組んでいる…
それは確実に分かったぞ

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り2】
下1

いったん葵さんと離れて、リオル君と深く話してみることにした

リオル「…葵さんの役職分からなかったね」

山岸「でも…確率的に次回からは有利かも…」

リオル「え?」

山岸「えっと…こういう事」

<<山岸の優しい解説>>

えっと、まずさ。今回の結果発表であの三人が2ポイントずつ獲得してるとする。
となればあのチーム内で接触してる可能性が高いわけで、あの三人は死神じゃないって事になる
それに今回は僕が天使だから、あの三人の今回のラウンドでの役職は市民で確定

となれば次のラウンドは【リオル】【レビン】【影山】【池沼】【山岸】【今回の死神】を引いた4人。
つまりあの三人+【宝樹】か【金日】って事になるんだ

まあこの方法が使えるのは僕達サイドの人間に天使が出た時だけだけどね

<<以上>>

リオル「なんだか難しいね」
クマちゃん『わけわかめ!だぜ!」

リオル「でもまあ、今回あの三人が二点ずつ加点されてたら。限りなくあの三人は市民って事は理解できたかな」

僕の説明…難しかったみたいだ。
まあ…言いたいことの少しが理解されたみたいで良かったよ。

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り1】
下1


リオル「結局僕は今回誰とも接触しなかったわけだけど。これってマズいかな?」

山岸「マズいね」

リオル君を拘束したことによってリオル君の接触の機会を取っていた…
ただでさえ最下位なのに…

山岸「とりあえず僕と接触しよう」

リオル「…だね」

これでリオル君は6ポイントになったはず…
いや、だからって安心はできないんだけど

まあ。最悪ポイント授与システムもあるみたいだし…最終的にはね


アナウンス「第一ラウンド。結果を発表いたします」

【第四ラウンド 結果】

ヤマギシ 10P 

アオイ 8P 

イヌイ 8P 

レビン 6P 

カゲヤマ 8P 

リオル 6P 

イケヌマ 9P 

カナヒ  

タカラギ 8P 

オノ 8P


【以上】

脱落者 一名

ちと休憩を。

再開時間は21時半~22時を予想しています

今回の脱落者ですが、復讐されてしまった形です
返り討ちですね

金日さんが消えてしまった。本当に何もなく
声も無かった、最初からいなかったみたいに消えた

葵「…い…いやぁぁぁ!」

僕達は一回死んでいる。その後に何が待っているかも知っている
そしてそれに至るまでの過程も。
だけど今回のは違う、声を上げる暇すら与えてもらえなかった


小野「…これは。いや…これは」

池沼「わらえんな」

池沼「ごおくねんぼたんのせかいにごあんないということか」

影山「……」

クマちゃん『五億年ボタン!?なんだそりゃ?』


一斉に皆の端末が光る。僕の役職は<市民>
そう、第五ラウンドの幕開けだ…

一人が減ったので残るラウンドは9。半分を超えた

このゲームは協力して皆でポイントを分かち合うゲーム…だと思ってたけどそうじゃない。
いかに人を蹴落として自分が安全地帯に食い込めるか…そう言うゲームなんだ

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2誰かと接触する
3自由
【残り5】
下1

リオル渚影山池沼で作戦会議しつつポイントがなるべく平らになるように接触


僕達仲間で集まった。いや…そうでもしないと平静を保てない
僕もそうだし、きっと皆もそうなはず


池沼「このげーむはあれだな。ひとをけおとしまくって。らうんどすうをへらすげーむだったんだな」

影山「どうしますか?」

リオル「この中で死神は?」

リオル君の問いに全員が首を横に振った。
死神は…僕達以外に居るらしい


池沼「うし。それではみんなでなかよしさくせんをかいしする」

池沼「キュアキュア団結だ」

リオル「団結って?」

池沼「さんすうはとくいではないが…こうすればよかろう?」

<<池沼さんのパーフェクト算数教室(変換と翻訳済み)>>

まず私のポイントは【9】そして影山が【8】山岸は【10】
ここから一ポイントずつ取って、三ポイントリオルに渡せば【9】になる
すると私【8】影山【7】山岸【9】リオル【9】

そしてここから9ポイント同氏がくっついて【10】に私は3人のうちの誰か二人にくっついて【10】に。
影山は全員にくっついたら【10】になる

こういう運びにすれば全員【10】

勝率はあがるのではないか?

<<以上>>

リオル「…意外と賢い……」

影山「…ですね」

とりあえず僕たちは池沼さんの作戦通りに動くことにした
これで全員10ポイント。均等に割り付けれたはず。

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り4】
下1

池沼「よし!さくせんせいこうだな!」

影山「…でもとなればですよ?他二名…組んでない人」

影山さんが言っているのは【レビン】【宝樹】の事だろう…
確かにポイント的にもこの二人が最下位を走るのは明らか。どうしたらいい?

リオル「もう…駄目なんですかね」

影山「…見捨てるって事…ですか?」


そう言う事になる…よね。だって宝樹君が死神だったら…
僕達は玉砕することになる


池沼「ば…ばかやろう!キュアキュアはそんなことせんぞ!」

池沼「それにふたりがしにがみになることはない!」

池沼「ばかやろう!」

そんな最中で池沼さんが僕達三人のすねを思いっきり蹴った

影山「…いたっ!でもなんでそんなこと言えるの?…さすがに自分の命投げうるつもりはないよ…」

池沼「説明は次だ次!」

<<池沼のキュアキュア救済講座(変換と翻訳済)>>

まずこのゲーム。二つのグループで出来ているのだ
私達キュアキュアチーム。そしてハゲツンデレカゲウスチーム!これで余りは三人。
と言うことでそこからポイントの流れ的に三人の役を整理してみよう!

まず一回目
宝樹と金日は両方とも1。ここにリオルを含めれば同数は3だけど、リオルと山岸が接触しているのでここは抜くぞ
すると自然と金日と宝樹ラインが見えてくるんだな☆

そして二回目
金日【2】レビンと宝樹が【3】だ。となると金日プラス1なのに対し、レビンはプラス3。宝樹が2
そして宝樹と金日が接触しているのは明白、だけどもう一点、それがどこから来たか。
私たち二人は接触していないし、山岸達も接触していないのだろう?
となればガードの固いもう一チームより、レビンと接触した可能性が高い
じゃあレビンの2点と宝樹の2点は合点がいく、ここで残ったレビンの1点は置いておく。
でも、となればここで第三チームができるのに、どうして金日が1しか得てないのか…
そこから推測できるのは金日【死神】でどちらかが天使だったと言う事
金日は先に天使と接触し、無力化されて、そこからもう一人と接触した。だから一点なのだ☆

ここから少し省略して金日が消えた日のラウンドの話をする。
今言ったように二回目のラウンドで金日が落とそうとした人物。つまり【X】が復讐を試みた
それは【宝樹】。レビンは一ラウンド目に死神だったからな

四回目のレビンは1ポイントしか増えてないのに対し、宝樹は2。そして金日が消えた。

となれば金日は四ラウンド目の死神だったことが推測できるぞ
じゃあだな、あの二人が死神を引くことはもうないはずなのだ☆

<<以上>>

池沼「…つかれた」

池沼さん…もしかすると物凄い賢い?

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り3】
下1


渚リオル→レビン
影山池沼→宝樹
会話と接触、乾が何か企んでると忠告

すまない。物凄い中途半端だけど今日はここまで!
池沼の説明書いててスタミナが尽きた…

因みに作者の中の池沼スペックですが
『容姿と精神年齢のギャップのせいか足りない子だと思われがち』
精神年齢≠賢さ。と言う解釈にしてしまいました…ごめんなさい。
だから時々物凄い賢くなります。でも基本はアホです。知力91を生かし切れてません


それではまた明日?
明日で全て終わります(予定)


池沼ちゃんマジ有能

今から更新していきますー
お人はいますか?


<影山視点>

言われて来たのは宝樹って言う人の所…
うう…茶髪だ…不良だよ…


影山「あのー…」

宝樹「んあ?」

影山「ひぃぃ…な…なん…何でもなかったです…」

無理。無理です。いくらなんでも茶髪の男の人なんて無理です
帰ります。ごめんなさい


池沼「よっ!あほ!」


って!!!逢亜ちゃん!どっちがアホなの!?
逢亜ちゃんに勝るアホは居ないよ!!

宝樹「だから誰がアホだコラ!しかもキュアキュアアホマーク2じゃなかったのかよ!」

池沼「いいとししてきもい」

宝樹「ぶっ殺すぞ!」


ふ…ふぇ…止めないと

影山「あ…あの…けい…けい…警告です」

宝樹「あ?何がだよ?」

影山「あの…その…」

宝樹「あ?」

影山「やっぱり何でもないです」

池沼「んー。とりあえずはげとせっしょくするなということだ。しにたくなければな」

宝樹「ん。ああ。それはねえな」

宝樹「あのおっさん今になって露骨にチーム増やしてっけど、なんかあんだろ」

宝樹「それによぉ。引っかかる奴も居ねえんじゃねえの?」

池沼「では。わたしたちとせっしょくを」

宝樹「…次のターンから。だったら良いぜ」

どういう意味だろう?
とにかくいったんみんなの所に戻ろう


山岸「ねえ…レビン君」

レビン「ん?なんだい?。一人減ってるみたいだけど…何かあった?」

ああ…レビン君今は穏やかだ。良かった話しやすそうで
でも…記憶が無いのか。それは厄介…かな

リオル「あ…あのさ。よーく聞いてほしいんだけど」

リオル「乾さんが何か企んでる、気を付けて」

レビン「たくらんでるって何を?よくわかんな――――」



ガクンと項垂れるレビン君。
これは―――――アレの合図だ

レビン「んあ!?よく聞かせろォ!」

リオル「えっと…渚君。お願い」

山岸「えっと。僕もまだ何をしようとしてきてるか分からないんだけど…」

山岸「とにかく何か仕掛けてこようとしてるのは事実…」

山岸「ここは組まないかい?」

レビン「残念だがよー!俺もうアイツチームなんだわ!」

レビン「だから言われてる通り接触もしねえ!」

遅かった…レビン君を乾さんに取られてしまったか…
でも乾さんがたくらんでる事っていったい?


【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2自由
【残り3】
下1

単刀直入。乾さんに聞いてみよう…もしかしたら何か分かることがあるかも…

山岸「あの…」

乾「なんだい?」

小野「わざわざ何の用ですか?ええ?」

葵「協力なんてしてあげないんだから!」


早速三人から歓迎されてない…いや。まあ知ってるけど
でもやっぱりこの疎外感は辛いな…


山岸「乾さんは何をたくらんでるんですか?レビン君を仲間に引き入れたり…」

乾「仲間は多い方がいいだろ?それとも取られたことに対するあてつけか何かかな?」

小野「とにかく、一人で来ても二人できても話すことはないよ」

葵「帰りなさいよっ!」

このチームの団結力は…いったい何なんだろう。
絶対勝てる。そんな雰囲気が皆から伝わってくる

もしかしたら…何かとんでもない事を仕出かすつもりかも…

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り1】
下1


情報整理をしよう。池沼さんや影沼さん。リオル君の意見を聞けば…何か分かるかも

池沼「ちーむキュアキュア」

影山「…もうそれで決定なんだね」

リオル「で?えっと…何がわかったの?」

池沼「あほはふりー」

影山「宝樹君はフリーって事です」

山岸「レビン君はもう乾さんサイドだよ…」

ここから整理できるのは、僕達のチームには【山岸】【リオル】【影山】【池沼】。乾さんチームは【葵】【小野】【乾】【レビン】と言う事
でもいったい今になってどうして一人増員したんだろう…

池沼「…これはいやなよかんですな」

影山「…え?」

リオル「……あ」

嫌な予感?いったいどう言う事だろう

池沼「それではせつめい…といきたいのだが。でばんがおおすぎるのもこまるぜ」

池沼「キュアキュアピエロ。たのんだ」

リオル「いや…思ってることが正しいかどうかわからないけど…
とりあえず話すね

<<クマちゃんの暴言溢れる説明>>

まずよー!どうしてレビンを今加えたか。どうして加えたかったか
別に安定して二ポイントずつ供給されんだからよ、このままいけば勝ちは確定だろ?
それなのに仲間に居れた理由…。それってあのチームの中に死神が居るからじゃねえか?

きっとあのチームも最初に役職の確認を全員でしてる。んで教え合ってんだろ?
つうことは、そこで誰かが嘘をついたんだ。
んで全員と接触、ここでもう死神は+4。つまり12ポイント手に入る
欲を掻いた死神はレビンと宝樹を誘う…。つまりはフリーを狙った

多分宝樹はこの前池沼が言ってた通り天使じゃねえの、向こうも気づいてたんだろう
んでよ、そこで死神は天使が俺らの中に居ると踏んだ。
けど俺らの中には居ねえ

じゃあどうなるか。無力化される前の死神と触れてた市民は脱落。だが俺らの予想ではレビンが天使だからレビンは生存。つまりポイントアップ

賭けに出て失敗しちまったな。あのハゲ

<<以上>>

アナウンス「第五ラウンド。結果を発表いたします」

【第五ラウンド 結果】

ヤマギシ 10P 

アオイ  

イヌイ 8P 

レビン 9P 

カゲヤマ 10P 

リオル 10P 

イケヌマ 10P 

カナヒ  

タカラギ 8P 

オノ 


【以上】

脱落者 二名

少しの間離席。数十分で戻ってきます
というより回を増すごとに読者様の知力が上がってて作者の頭がフル回転

読みは当たっていた…。一気に二人が消えてレビン君がプラス3
今回は6ターン目。次のターンで全てが終わる

でも普通に考えてポイントの供給が途絶え、残りの全員で組めば怖くない…はずだった

乾「おやおや?今回の死神は…君たちの中にいるようだねぇ」


乾さんが持っていたのは…二つの端末。
装備者の居ない二つの端末

乾「そしてー…天使はここに居るぞぉ?」

いやらしい笑みを浮かべて自分を指さす乾さん

僕は死神じゃない<市民>だった…

そしてすべてを信じるなら、死神は二人の中
影山さんか…池沼さんのどちらかだ

これは…どうするべきだ?

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り1】
下1

すまん【残り5】だ
↑があるなら↑

ないなら↓1

とりあえず四人で話し合おう。話はそこからだ

池沼「しにがみです」

影山「…でも…どうするんですか?」

池沼「天使は?」

影山「居ません。よね?」

皆が皆首を縦に振る。はぁ…本当に乾さんが…

池沼「とにかくおねがいしてきます」

影山「…危なくない?」

池沼「ろりこんでなければだいじょうぶ」

池沼さんはそう言って単独で乾の所へと走って行った。
本当に大丈夫かな?

影山「ちょ…ちょっと心配だから見てきます!」

後を追うように影山さんも乾さんの所へ行く。
本当にそんな単純で良いのか?

【尋問タイム】
1誰かのところに行く(二択質問があるのなら、その内容も)
2深く話す
3自由
【残り4】
下1

僕達二人も心配になったから後を追った。
やっぱり大変なことが、そこでは起きていて――――


乾「助けてほしいのか?え?」

影山「…はい」

池沼「とっととたすけろはげ」

池沼「みんなでなかよくしたらみんなたすかる」

乾「そんなつもりは無い」

乾「そうだ…。影山さん…とかいったね?君は男が嫌いなのかい?」


影山「…へ?は…はい」


乾「そう言う子好きなんだよ。」


乾「――――胸揉ませてよ」


影山「…はっ…はっ…え?」

乾「じゃないと君たちを助ける気にはならないなー」

乾「それにこれ。ほら」

そう言って取り出される三つ目。つまりは消えた三人の誰かの端末
乾は全ての端末を持っていたんだ…

乾「ほら。これで私が役を持つ可能性が多くなる」

乾「どうだい?ここで従った方がいい方向に進むと思うんだけどな?」


池沼「…おい」

池沼さんが影山さんの腕をつかむ。
止めようとしているのか?


と言うより…どこで端末を回収したんだ?
それが気になる

山岸「どこで端末を回収したんですか?」

乾「それは簡単だよ。ディーラーに聞いたんだ」

山岸「いったいどこで?」

乾「消えた人の端末を自分の所有にする事は可能かってね」

乾「もう必要ないから、って。すぐにもらえたよ」


<<完勝ターンに入りますか?※↓1のコンマが一定数以上で条件を満たしている人物が必勝法を思いつきます>>
1YES
2NO

下1

おっさんみんな生き残れなかったか…たまに1人くらいキャラ安価で入れるけどやっぱり人気ないのかな

幸せの4
四葉の4だよ……(震え声)

池沼「ちょっとこい。かげやま」

乾「なんだい?断る気かい?」

池沼「ちがうわい」

そう言って手を引いて二人は一瞬どこかへと消えた。
それにしても乾…最低だよ





―――――暫くして

池沼「ただいま」

影山「わ…わかり…分かりました。揉んでください」

影山「で…でも…でも…」

影山「接触して…ポイントください」

影山「わ…わた…わた…私。みんなで…帰りたいから」


乾「ふん。まあいい…」

にやりと笑って乾は手にしてた三つの端末を地面に落とした
存外軽い音が会場に鳴り響く

影山「じゃ…じゃあ…良いですよ」

乾「ほら。揉んでいる間に他の端末からポイントを吸っておけ」

影山「…え…え…」


乾さんの手が影山さんの胸をわしづかみにする。
それも服の上からじゃない、乾いた手を服の中に潜り込ませて…

影山「ううっ…ううっ…」


影山さんは泣いていた。声を上げない様に静々と泣いている


リオル「もう我慢できない!行ってくる!」

池沼「まあまて」

リオル「は?アレを放っておけって?」

池沼「これは策だ」

乾「……さ。次は私と接触させてあげたいんだけど…」

乾「胸だけじゃ……ね」

乾「言ってること分かるだろ?」


ゲスだ…これは流石に作戦でも僕が止めないと――――


『バチンッ』

影山「もうやめてくださいっ!!」

我慢の限界が来たのか、影山さんが乾さんに手をあげて、泣きながらこちらへと走ってくる
これの一体どこが作戦だというのだろうか…


乾「叩かれちゃったから…機嫌を損ねてしまったぞ?あー…これでは接触できないな」

池沼「もういいー。かえるよーみんな!」

池沼さんが乾さんを見て興味無さそうにそう言って背中を向ける。
一体どこからそんな余裕が?僕達は気になってその後を追った



<<必勝完了です。必勝方法に気付く隠し条件をすべて満たしました!おめでとうございます>>
<<それでは結果までスキップしますか?それとも種明かしを先にしておきますか?>>

1種明かしが先
2発表が先

下1

アナウンス「第六ラウンド。結果を発表いたします」

【第六ラウンド 結果】

ヤマギシ 10P 

イヌイ

レビン 10P 

カゲヤマ 10P 

リオル 10P 

イケヌマ 10P   

タカラギ 10P 


【以上】

脱落者 一名



「ゲーム終了です。」

今さらだけど接触ってエロいな

山岸「どういうこと?」

池沼「…そのだな……こういうことだ」

<<池沼が気づいた必勝方法(翻訳変換済み)>>

まず。私が引っかかった乾の言葉。「消えた人の端末を自分の所有にする事は可能かってね」「もう必要ないから―――」
これはもしかすると三つの端末の所有権がすべて乾に移ったのでは?と思ったのだ

それにだな、結果発表の画面
脱落した人物は名前が書かれてポイントだけが消されているのね
と言う事は端末は一人一人を認識しているのではなくて、一人一人が端末を自分のものと思っているのではと思ったのだ

そして所有権が三つと自分ので。乾は四つの端末を所持

私が影山を連れだしたときにこの考えを説明したんだ…そして我慢してくれってな。

それに今さっきの発表で乾が仕出かしたこと、宝樹は分かってたみたいだし…
宝樹はすぐに私達に協力してくれたよ

んで、離れた時に私と影山は端末を入れ替えて、死神は影山になった

フリーのレビン。つまり裏切られそうになったレビンの協力も得て、私はレビンと接触
そして11ポイントになった私は宝樹と接触、さらにそこにレビンも接触
んでそこで、レビンに乾に1ポイント送るように言って私は皆の元に戻ったのだ

すると全員が10ポイントになるであろう


<<以上>>


山岸「…凄い」

池沼「これがきゅあきゅあぱうわー」

影山「良かった…全員これで帰れるね。」

帰る先もまた地獄、それをしっていてもやっぱりうれしい
だってこんなに仲間が増えたんだ

それもとっても心強い…

早く剣に会ってあの時の事…謝らないと


宝樹「消えたんは4人か…んま。また会ったらよろしく頼むわ」

『ブオン』

宝樹君の体が消える。きっと元の場所へ戻されたのだろう

レビン「…じゃーな!」

『ブオン』

影山「…み…みんな。またね」

リオル「会えるよね?」

池沼「とーぜんだ!キュアキュアのみちびきだー」

次々と消えてく皆。最後に残ったボクの視界も真っ白に染まっていく…
これで全部終わった…いや。また新しく始まる…のか


<<天獄ゲーム 終了>>

多分最後に1人生き残るとしたら池沼ちゃんかなって気が…死ぬとこが想像しにくい

何とか四つのゲームを終えれました。
今回の必勝システムですが、山岸サイドの団結力とかが高すぎて…奇跡的に起こりました(リオルの仲間化、影山とリオルの和解、池沼の知力コンマ…etc)
なのできっともう次からは起こらないでしょう。いや、滅多に起こらないです

…と言うより次スレどうしよう…名前とか決めてない…それに中途半端にスレが余る。

あ。そうそう次やるゲームは投稿された○×ゲームとSAWを見てて思いついたゲームをやりまーす。えげつないです


ということで次キャラの募集は次スレで明日に行います
余ったこのスレ…質問とか要望とかこんな番外編みたいーとかこのキャラの死因はとか次スレの名前とか…

いろいろ募集します

いや…やっぱり次キャラの募集ここでしておこう。
50分から募集開始します!
今回は大目に取るつもりですので!

オノさんアイドルなのに誰も気にしてなかったのか?かわいそう

【オリジナル】池沼「このゲームには必勝法がある」【安価】

これでいこう

折角だから番外編はリオルと渚とレビンがそれぞれ生きている楽しい(?)時代と死ぬまでの過程を軽くでいいんで見たいです!
(なぜこの3人をチョイスしたかは色々私生活で抱えてそうだから)

>>840
小野さん。若年層にはあんまり人気ないです
ので、世代の乾に抱きかかえられてしまいました
このゲームの若い奴らは全員あー…見た事あるな的な認識でした

>>841
主人公どこ行ったし

>>842
まかせろー

名前 五条 明良(ごじょう あきら)
年齢 26
容姿 長身で見た目だけなら好青年な優男。
性格
いつも笑顔で明るい。ゲーム好き。
強い者に対してはへりくだり情けを乞うが隙があれば痛め付け、弱い者に対しては非常に見下しており、従っていれば害は無いが逆らおうものなら動けなくなるまで痛め付ける。要するに卑怯者。
その他
高校三年生の頃、顔は良いため女遊びが激しく、それに愛想を尽かした大学生の彼女に別れを告げられ激情。
複数の仲間と彼女を監禁、暴行、強姦した挙げ句に殺害してしまったが、悪びれた様子もなく少年院に送られ院を出た後も非行を繰り返しており、それに怒りを抱いた彼女の兄に殺された。

時間やで!今回は出血大サービスで9人募集やで!
長期戦になる予定やで!

(例)
鋼 剣 ハガネ ツルギ 男  

年齢:18 職業:高校生

容姿
長身で学生服の高校生
神は茶髪だが染めているわけではない

性格
三枚目なお調子者。
だけど一人だとものすっごくローテンションで冷静
正義感が強く、他人をよく思いやる

その他
死者だけが来るこの場所に来た主人公
どうしてこの場所に来たのかは不明。


(知能はキャラシのコンマで判定します)


フライングだったか?すまん

名前 五条 明良(ごじょう あきら)
年齢 26
容姿 長身で見た目だけなら好青年な優男。
性格
いつも笑顔で明るい。ゲーム好き。
強い者に対してはへりくだり情けを乞うが隙があれば痛め付け、弱い者に対しては非常に見下しており、従っていれば害は無いが逆らおうものなら動けなくなるまで痛め付ける。要するに卑怯者。
その他
高校三年生の頃、顔は良いため女遊びが激しく、それに愛想を尽かした大学生の彼女に別れを告げられ激情。
複数の仲間と彼女を監禁、暴行、強姦した挙げ句に殺害してしまったが、悪びれた様子もなく少年院に送られ院を出た後も非行を繰り返しており、それに怒りを抱いた彼女の兄に殺された。

六星 瀬名(むつらぼし せな)
年齢:42
職業:大学教授(経済学)

容姿
優しそうで包容力のある感じを受ける。長い1本三つ編みに赤いスカーフがよく似合っている

性格
人材の大事さを認知していて人当たりはよく、まさに良き指導者。しかし心の底ではあらゆる人間が馬鹿に見えていて他人との付き合いは半分楽しみ半分人脈づくり程度の考え。そのため未婚
主催者の謎に迫ることに好奇心を持っているが、そのためには役立たずを見捨てたり平気で冷酷な選択もできる(ただしこのような自分の命も懸ける危機的状況だからこその考え)

その他
日本の制度の中で飛び級を繰り返して博士号取得、更に27歳で教授に到達した天才(ただしそのため高卒も学士も修士も持ってない)
あらゆる事柄に経済学や統計学の考えでアプローチしたがる

後二枠

00が出た…だと!?
とりあえず性格職業。ゲームの流れで何とか成長はさせていこう…
うん、あれだからね、この知力コンマって初登場時の知力だからね。上がったり下がったりするさ


それでは今回の参加者はこの9人と鋼
そしてみんな大好き夏乃おばあちゃんと。青楼ちゃんの12人で行っていくで!

んじゃあ今度こそ残りは批判要望感想。こんな番外編が見たい。次スレのタイトルはこうがいい
いま誰がどれだけ成長してる?とかもう何でも受け付けちゃいます

因みに今まで出た番外編の要望とゲームの合間合間のコミュニティ。は全て採用するつもりです
コミュニティはあくまでミニゲーム的な感覚で楽しんでくださいな。本格的に実施するのは今回のゲームが終わった後だと思うので

主催者「負ければ二度死ぬ」とか?

ついに知力00が出たな
設定と相まってラスボス枠か

あれ00って100扱いじゃなくてそのまま0?
今鋼と今回の4人って知力どれくらい成長してるの?池沼ちゃんカンストしてそうだ


ゲス野郎だったけど乾もキャラ立ってた
良い人キャラ多いからこういう奴がいないと面白くない

ところで隠しパラメーター補正とか気にしてるの俺だけ?
気にしすぎちゃってキャラ作るとき素直に頭良いとか天才とか書けないんだ

俺もだ

番外編は全部書いて随時ここに投下していくよ
他にも見たい番外編とか要望とかなんかいろいろあったらこのスレ使ってね!

>>861
いやあ。まだ00で100は解禁するの早いかなって、まだ最終回のさの字も見えてないので
ので、まあこっちで調整します

>>862
鋼68 補正込で55 

山岸69 補正込60

影山27 補正込50

リオル37 補正込40

池沼91 補正込90

どうしてこの結果になるかも一応理由はありますん、しかも知力以外にもパラがあったり…
鋼なんかはいい例ですよね【他人を思いやる】の性格のおかげで仲間が増えやすい
けどそのせいで騙されたり、自分の事に目を向けなかったり…

>>867
あー。うん…でもちゃんと作者側で調整は入れてるから何とでもしていいよ!
例えば天才ってかいてコンマ80とかだったら純粋に頭いいキャラで書くし
コンマ0とかでも補正とか性格とか関わる人とかでバンバン変わってくるしね!
出来るだけ設定は生かすようにするから安心して!


死ぬまでのちょっと前 CASE1

とあるところに。とてもとても愛らしい少年がいました
お姫様の様なその少年は周りの男たちに大層可愛がられて育てられました

レビン「…あ…ありがとうね」

男A[大丈夫だって!これ終わったら飯行こうな!」

でも少年は自分の事が好きではありません。男なのにこんな自分が好きじゃありません
だからと言って周りの人を冷たく突っぱねて、新しく自分を作るなんて事も出来ません
勇気のない少年はそれでも男らしくふるまおうと努力しましたが、それすらも可愛いといわれる始末でした



レビン「ねえ…」

女A[今日も〇〇君とデート?うっらやましいねー」

けどそんな少年にも好きなひとは居ました。ちょっと年上の女の子
自分よりさばさばした女の子
少年は自分と何もかも違う女の子が好きになっていました

だけどそれが彼女に届くことは無くて。

――――――ある日


レビン「あの。その―――」

臆病で可愛い少年は勇気を振り絞って女の子を呼び出しました
誰も居ない廃工場。シャイな少年は人目に付かないところを選びました

女A「なによー?」

レビン「うん。話したいことが」

女A[…なに?」

レビン「その…えっと…」

レビン「ずっと前から好きだったんだ…いや。今も好きなんだけど」




女A[――――ないわ」

女A「レビン君とかないない。弟みたいなもんだしさ。それに私なよっちいこ…駄目なの」

女A「それにレビン君て小っちゃくてかわいいじゃん?だからさ…その。男としてより…なんていうか。そう言うのとしてみてないし」

女A「ごめんね。無かったことにして…」


レビン「――――うん」

その瞬間に少年の中にはもう一人の少年が産み落とされました


――――――また時は流れて

あれだけ周りに人が居た少年…でしたが。何故か最近人が離れていきます
それに記憶も時々ありません。

親に相談しようとしても、親が仕事で家に居ません

レビン「…どうしたんだろ。自分」


自分に問いかけても答えなんて帰ってきません


レビン「…コンビニ。いこ」

気分転換に外に出る事にしたのでしょう。それが運命を変えるとも知らずに

その日の外はとっても風が強い日でした。

女A「聞いた?最近あの子さぁ」

女B「聞いた聞いた。怖くなーい?」

女C「二重人格ってやつー?キャハハ」

はるか前方に見えるかつて好きだった人の姿。何を話しているのかわかりませんがとっても楽しそうです
あれから疎遠になってしまいましたが、少年はまだ好きでした


レビン「あ…」

少年は気づきました、その子の上に位置する大きなネオンの看板、それが今にもはずれそうなことに
でも臆病な少年。大声を出すことなんてできません




『ビュオオオオン』



強く風が吹いたその時、少年は走り出しました。
それと同じくらいでしょうか?看板のネジが外れたのも


レビン「―――――っ!」

『ガシャン!!』『メシャッ』


女たち「きゃあああああ!」


最後に走ったのが臆病な少年だったのか、それかもう一人だったのか。それは少年にもわかりませんでした
体が勝手に動いていたのですから――――


CASE1 終了

悔いがあるからこそゲームに参加する権利を得たんじゃない
多分

次スレの誘導を。本編はこちらで進めていきます!
【オリジナル】鋼「負けたら死亡、か…」山岸「2ndStageだね」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423922919/)

<<宝樹譲の受難>>

目が覚めたら俺はあの狂った世界の狂った住処で目を覚ました!
よっしゃ!これで元の世界に帰れるチャンスが…つか、マジで敗者復活戦があるなんてよぉ…


池沼「うむうむ。おどろきであるな」

宝樹「って!なんでオメェが俺の家に居んだよ!!!」

池沼「いやぁ。どあがあいていたからな」

池沼「ぶようじんはだめだめだ。あほ」

宝樹「もうキュア何とかでもなくなってっし!それただの悪口だからな!」

何故かベッドの横で俺を見下ろしている池沼。
こいつ結構頭の回る切れ者なんだよな…

池沼「ということでふっかつぱーちーをしたい」

宝樹「かってにやっとけ」

池沼「おとなりさんどうしだし、なかよくしよう」

宝樹「お隣ぃ!?」

そう。この世界で俺の住処になってるこのアパート…
隣の部屋が誰かは知らなかったけど…
そう言う事か、それならこいつがここに居るのも合点がいく…


池沼「いちおうふたりでやるのもあれだからな。ともだちをよんでおいた」

池沼「かもん!キュアキュアフラワー!」

明星「はい。呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーんでございます!」

何故か押入れから出てきたドレスの女。年的に俺と一緒位か?
というよりなんで勝手に押し入れに入ってんだよ!?中にあったアレは?

明星「あ。中に入っておりました『TENGO』及び『女子高生ガチナンパ。真夏の舞浜』は整理しておきましたので」

池沼「ちなみにじょしこうせいがちなんぱとめいをうっておったが、あれはとしまだ」

最悪だ…マジで最悪だ…もう死んでしまいたい。
何の拷問だよ…マジで


明星「それではお食事の準備を…」

明星「キッチンを貸してくれますか?いえ貸してくださいますよね?」

見た目だけなら二人とも可愛いのによぉ…池沼はこんなんだし…ドレスはなんかもう池沼の友達だし…
素直に喜べねぇ…

―――――――――――時は流れて

池沼「おう。おう。おう。」

池沼「おもしろいものはないのか?」

宝樹「ねーよ!」

宝樹「つか帰れよ!」

明星「あ。もうすぐ出来上がりますのでお待ちください。いえ、お待ちくださりますよね?」

完全にこいつらのペースだ…マジでねえ


池沼「ちなみにこれはほんぺんにかかわるかもしれないばんがいへんだ」

池沼「どくしゃのしょくん!おぼえておけ!」

宝樹「…おめぇ誰としゃべってんの?」

池沼「ひみつでござるでござる」

宝樹「もうオメェのキャラクター分かんねーよ!!」

―――――さらに時は流れて

明星「それではパーティーを」

池沼「おう」

明星「逢亜ちゃん。キュアキュアアホちゃん。そして――――あの子はまだ来ていませんね」

池沼「キュアキュア腐女子か?」

明星「ええ…おかしいですね。いえ、おかしいですよね?」

池沼「まあまあきにしないでおこう」

もう名前から嫌な気配しかしねよ!!
誰だよ!キュアキュア腐女子って!


明星「もう少し待っておきませんか?いえ、待っておきますよね?」

―――――――――もっと時は流れて

『ガチャッ』


うわー…来たぞ。目に見えた地雷が来たぞ…

ドアを開けた人物。おそらく池沼が言う腐女子
一体どんな地雷なんだ―――――


草山「…」

ドアを開けた人物。腰まである黒いツインテールとゴスロリ服の…
――――なんだよ!滅茶苦茶可愛いじゃねえか!!









草山「遅れてしまった申し訳ないでござるっ。こぽぉ」


うん…喋んな。


――――――――もっともっと時は流れて

草山「むむ!?アホ殿も敗者復活戦を生き抜いたのでござるか?」

明星「そうみたいです。いえ、そうでしょ?」

池沼「まあこいつはかげうすかったけどな」

もうね。美女三人と鍋をつつけてるのになんでこんなに悲しい気持ちなんだろうか
マジで、如何わしい気持ちとかここまで浮かんでこねえのは奇跡だわ


草山「私は負けるなんてしたことないでござるがな。クソワロス」

明星「まあ…逢亜ちゃんが負けてしまったと聞いた時は驚きました。」

明星「私を殺したのは逢亜ちゃんだけでしたし…。その人が負けるなんて…」

まあ確かに池沼は頭…だけは良いからな!頭だけはな!


草山「ブフォ…これは逢亜受け明星攻めの濃厚な薄い本が…」

明星「出ませんよ?いえ、出るわけないでしょう」

こいつらマジで俺の分かる言語で話してくれねえかな…
あー…もうなんかどうでもいいわ


―――――――――――凄い時は流れて


目が覚めたら、部屋は綺麗に片づけられて押し入れの中も元に戻っていた
もしかして昨日のは悪夢か?悪夢なのか?


宝樹「…そんなわけねえよな」


だって机の上。そこにはキュアキュアの変身グッズ。噛んだ後のガム。男同士のよく分からない本
そして『また来る!部屋を貸してくれたお礼だぞ!』と言う置手紙…


ゲーム以外での地獄も…始まった。


<<宝樹譲の受難 完>>

CASE2 山岸渚


あるところに花が大好きな心優しい青年がいました。
進学校に通っている少し頭のいい少年、それが彼でした


山岸「ねえ。今日ご飯食べに行こうよ!」

女友達「いいよー」

男友達「それいいな!どこいくよ?」

友達も少ない方ではありません。寧ろ多い方でした
でも生きていた頃の青年はその生活が楽しくはありませんでした。
何故か?それは心に穴が開いていたからです。


山岸「……――――」


でもその心の穴が何か。それはまだ書かないでおきましょう

女友達「…渚君ってさ。まだ―――さんの事」

山岸「え?そんなことないって!ほらもう元気だよ!」

男友達「だよなー!渚って立ち直り早いんが取り柄だしな!」

いい気な物です。周りの奴らは青年の虚勢にも気づかずいつも通りを作り上げます
それがどれほど心をズタズタにするかも考えず
青年はもう呆れていました、そんな日々に


山岸「それにね。きっと――――も疲れてしまったんだよ。仕方ない」


それは周りを安心させるための嘘、そして自分をマヒさせるための言葉
青年は自分自身で自分を騙し、なんとか心を保っていました


女友達「こんな暗い話しててもアレだし…」

男友達「そうそう!真昼間から自殺の話なんてな!」

山岸「だよねー」

――――――数時間後

女友達「んじゃ!私ここで帰るから」

皆と別れて帰路に付く青年。
一人になると、最近は「アレ」が襲ってきます

何だか無性に泣きたくなって蹲りたくなる。
地面が崩れて足場が安定しない、まるで自分の踏んでいる場所だけが崩れていくような
―――――が居なくなってから。少し経った頃。その感情に襲われるようになりました


山岸「はあ…なんか最近変だな」

山岸「おかしい…よね」


持ち前のポジティブも何だか発揮できません。
でも自分の心がここまで崩れている事、それを認めることはしたくありませんでした


山岸「…はぁ」

服を着たまま入るお風呂、それは存外変な感覚で――――

山岸「疲れたなぁ、今日も」

保険の授業で習った血管の位置、そこを的確に深く切っていきます
太もも、手首、首。
お風呂場の湯は真っ赤に真っ赤に染まっていきます


山岸「あれ…何で死のうとしてるんだっけ…」


決して――――の後を追う訳ではない、だったらなんで死ぬんだろう?
いつも通りに疲れたから?平静を装ってたのが祟ったから?

自分を襲う変な感覚の名前がやっと分かったのに、今度は死ぬわけが分かりません



山岸「…まあ。どうでもいいか」

その感覚の名前。それは「虚無」心を空っぽにしていく恐ろしい病。

でも青年はこの世界に来た時に忘れてしまいました。自分がどうして死んだのか、――――は誰だったのか
そして自分と関わっていた人たちの事を












その世界に来た者。関わりを覚えていても誰かは忘れる。
酷い者はどう死んだかさえも――――

ただし例外もある。それはこの世界に来た者の事を想い――――だ時
その場合はこの世界で暮らすもの、この世界に来る者。二人の時間だけが思い出される―――

<<世界の謎が一つ判明しました!>>



CASE2 山岸渚 終了














『3-A組 柊先生!』



鋼「…うーん。今日の授業は…」

影山「い……いちじ…一時間目は!自習です」

池沼「はいキュアキュアー」

そうだったな。今日の授業は風馬先生の保体だったんだけど
風馬先生がまた朝っぱらから男のところに行って学校に来てないから自習になったんだ

マリー「…自習。」

町野「うーん。何する?」

金子「んなもん自習っつったら!遊ばなきゃダメだろ!」

山岸「え…勉強しようよ」

金子「バッキャロー!授業を銘打って遊べるなんて滅多にねえことだぞ!」

鋼「そうだぞ!山岸は真面目か!」

よし…便乗便乗。これで一時間目は遊んですごせるぞ!
それに二時間目も加藤先生の爆薬講座だし。ほとんど自習みたいなもんだ
今日も学校は楽しいな!

柊「んで?なにすっよ?」

影山「…せ…せ…せんせ…先生が便乗してどうするんですか!」

クマちゃん『よっ!不良教師!』

柊「だってお前ら勉強する気ねえだろ?だったらいいじゃねえの」

マリー「…このクラスの男。猿以下」

池沼「キュアキュアごっこがしたーいの!」

柊「お!それでもいいぞー!」

マリー「…キュアキュアとか子供。何が面白いの…猿以下の作品」

池沼「おまえキュアキュア赤ウンコな」

マリー「…なっ!?」

どうやら柊先生も交じって遊ぶことになったみたいだな。
でもいったい何すんだ?
別にキュアキュアごっこでもいいけど…俺キュアキュアを知らねえぞ?

池沼「じゃあ!いまからはいやくをいっていきまーす!」

池沼「まずひいらぎせんせーはキュアキュアテーチャーね!」

池沼「んでキュアキュアメガネにキュアキュアピエロ!」

池沼「かねこはキュアキュアゴールドで町野はキュアキュアゆるふわー」

池沼「あとキュアキュア赤ウンコに一般人な」

鋼「一般人!?」

マリー「…ごめん。口が過ぎた。それだけはやめて」

池沼「じゃあ…んー…一般人B」

マリー「…甘んじる」

んで?配役はきまったけど何すんだ?
戦うとかするのか?

池沼「それではここにありますわ、かとうせんせーから借りてきたちょっとしたばくだん」

池沼「いまからこれを―――」

柊「ちょっと待て!本格的すぎっわ!」

池沼「りありてぃーを」

柊「死人が出るわ!」

影山「…うん。そういうのはダメだと思うよ」

池沼「じゃあこれはふるのせんせーからかりてきた、いほーかいぞーしてえんじんをつけた―――」

金子「それも止めとこう。この前違法改造した自転車で友達一人骨折したから」

山岸「まあ…僕なんだけど」

山岸「だってブレーキは外されてるし、エンジンは一度ついたら切れないし」

この学校。まともな教師はいねえのな…

池沼「じゃあふうま――――」

町野「ダメ!風馬先生の物はマジでダメ!」

リオル「そうそう!だって風馬先生の所持品だよ?使用済みの――とか使った後の――とか」

池沼「それもある」

鋼「おいおい…どんなドギツイの持ってきたんだよ」

池沼「えー…みる?」

柊「それは教師として…いや。一人の人間として阻止する」

マリー「…SAN値を削られる」

池沼「えー!じゃあなーにすーるの!つーまんない!」

影山「平和的に。普通のごっこ遊びでいいんじゃ?」

池沼「りありてーがない!」

マリー「…とりあえず。私たちは一般人だから」

鋼「だな。見守っとこう」

喧騒の輪の中から離れて、後ろに下がったとき―――
俺はバランスを崩して―――


鋼「うおっ!?」

『ドンッ!』『ブイイイイイイン』


尻餅をついた瞬間に古野先生の違法改造した機械のスイッチを押してしまい…
暴走する機械


池沼「うおー!ふるすろっとる!」

そして驚いた池沼が風馬先生から受け取ったブツをばら撒き――――


影山「何これっ!?ひぃぃ…」

『バタンッ』

それを見た影山が失神し

金子「大丈夫かっ!?」

どさくさに紛れて金子は触りに行こうとして

リオル「ちょ!暴れないで」

金子にぶつかられたリオルの仮面が外れ

町野「うそぉ…イケメン」

見とれている町野に機械が迫り

山岸「ちょ!町野さん!」

『ズギャアン』

それを阻止した山岸が窓から投げ出され

マリー「…オチを付ける」

訳分かんねえことを呟いたマリーが加藤の爆弾のスイッチを押し――――

『ドカーーーーン』

結果。教室が爆発。
その際に風馬から受け取ったブツが爆風で校庭にまき散らされて―――


乾「こ…校長!」

夏乃「若いって素晴らしいねえ」

乾「そう言う問題ではありません!」

乾「教職員の減給!及び停学処分にするべきです!」

夏乃「まあまあ。よくあることじゃないの」

乾「よく合って良い事じゃないんです!」


――――――――


風馬「遅れちゃったぁ…って。どうしてこんなことにぃ?」


風馬「楽しそぉー。せんせーもまぜてぇーん☆」


こうやって俺らの一日が終わった――――


<<糸冬?>>

ここで詳細の出ていないキャラのプロフィールを発表します

町野 優樹菜
まちの ゆきな
年齢:18 職業:高校生
容姿
いまどきの茶髪女子高生。
森ガール系の私腹を着込んでいる
性格
良くも悪くも今時と言う感じ。
基本中立をふよふよしているが、自分のピンチになると容赦なく他人に牙をむくことも
その他
元の世界に戻って両親と仲直りしたい


番外編の二人(明星と草野)のも発表した方がよろしいですか?

明星 聖奈 みょうじょう せいな 知力??
年齢:19 職業:専門学校生
容姿
自作したお姫様ドレスに身を包んだロングヘアーの女
仕草や言動などもお姫様を意識しているらしく、基本的に鈍い
性格
とりあえずこの世界でも自分なりの「お姫様」で過ごそうとしている
頭は回る方で、よく「~ですか?いえ。ですよね?」と言ったような話し方をする
その他
敗者復活戦を一回勝ち抜いている。因みに一回目の敗退の際は池沼に負けたらしい


草野 くさび くさの くさび 知力??
年齢:22 職業:フリーター
容姿
典型的なゴスロリ美女。見た目だけは人形の様
ただ、話すたびにオタク言葉全開。表情が崩れるために魅力はほぼ半減
性格
卑屈な性格で人の揚げ足を取るのが好き。
よく分からないネットスラングで人をおちょくったりバカにしたりするのも大好き
その他
この世界にいつから居るかは不明。明星や池沼とは仲が良いみたいだが…

CASE3 リオル

これは貧乏な青年が不幸な事故で死ぬまでのちょっとしたお話。

その青年はとても貧乏。屋根付きの家に居れることが奇跡と言っていいほどの貧乏
母に妹に弟。蒸発した父
母は病気で、妹と弟は働ける年ではない

だから青年は持ち前の運動神経を生かして、サーカス団へ入団しました



団長「はっはっは!君の曲芸のおかげで今日も大盛り上がりだったよ!」

青年は道化師になりました。
道化師になって様々な無茶な事を自分を捨ててやり抜きました。

それがお金を稼ぐため、家族を助けるためだから

でもそんな青年。普通を心のどこかで望んでいた青年はサーカスを見に来る同い年くらいの子を見て心が痛くなりました
あちら側には制服を着て、手を握り合い、今を心の底から謳歌しているのに。
こちら側の自分は滑稽な服を着て、玉に乗り、今を必死で生き抜いている。

それがコンプレックスでした。

だからそんな思いを悟られないよう、青年は笑顔の仮面を身に纏いました
そして今までよりも激しく無茶なことに挑戦するようになりました


団長「いやぁ…ますます最近は磨きがかかってきたね!」


命の危険に近づくたびに人は喜び、お金は増える
青年の心は少しずつですがマヒしてきていました

そしてその青年。ついに孤独に耐えきれなくなって―――

クマちゃん『ねえ。一人じゃないよ!』

友達を作り上げました。
最初は都合のいい言葉を吐くだけの人形…だったのですが


クマちゃん『ちっ…団長のヤロー…死にさらせ!』

今では心を吐露するヤな奴です。
でも、青年にとってはとってもとっても大事な友達なのです


団長「良かったよ!君のクマの人形との漫談…今ではもうメインだよ!」

そしてそれすらも人を喜ばせ、家族を潤します

そして運命の日

リオル「―――――あっ」


ある日の公園の最中、青年の服に火の輪潜りの火が引火。
他の演目しているときにオイルが付着していたのでしょうか?火は瞬く間に青年を包み込みます

リオル「――――!!」


熱い。暴れまわりますが…。あちら側の観客にとってはそれすらも演目の一つ。

人々は喜び拍手を送り、団長も裏方でにやにや笑っています
また面白い事を思いついたな…そんな顔で


『バタンッ』

そして完全に動かなくなったところで幕が下りました。

彼が本当に死んだ、それに気づかれたのは幕が下りた遥か後だったといいます

CASE3 リオル 終了

<<生死混在!第一回メタメタ会議!>>





風馬「いまいち。目立てなかったぁん」

乾「人の会だ」

はい。と言うわけで始まりました、いまいち目立てなかった人の会

参加者は第一回戦から【風馬】【敏保里】【乾】【葵】
二回戦からは【古野】【柊】
三回戦からは【鷺島】【兵頭】
敗者復活戦からは【小野】【金日】

10人の大所帯です


兵頭「あの。どうして死者がここにいるんですかね?」

風馬「番外編だからじゃなぁい?」

敏保里「だな!それに俺らは確定死亡者ではないからな!」

葵「どう言う事よっ!?」

風馬「ほらぁ。私達って番外編漏れしてるしぃ…もしかすると描写されて無かっただけでぇん…」

柊「別会場の敗者復活戦を突破してる可能性があるんだな、これが」

葵「そ…そんなの不公平だわっ!」

風馬「それはねぇん…乾と組んだ貴方がアホなのぉ」

小野「…いや。乾は―――」

金日「見た目からして大悪人だろう」

乾「酷い言われ様だな」

兵頭「でもどさくさに紛れて女の子の胸揉んでましたよね」

柊「すっげぇゲスかったな」

鷺島「…あ…あんな…あんなピュアな子のを…う…うらや…うらやましい」

風馬「それは―――ゴミね」

葵「三回くらい死ねばいいのよ」


小野「でも…敗者復活戦の復活戦何て言うのは無いのかい?」

風馬「私に聞かないでよぉん」

小野「じゃあ誰に聞けばいいんだい?」

風馬「さあ?要望があれば描写されるんじゃないの?知らないけどぉ」

葵「…でももうゆっくりしとくってのもいいかもしれないわ」

乾「もう一回おっぱいに触りたい」

葵「だからマジで死んで」

柊「まあそれか番外編で活躍をもらうか…だな。俺みたいに!」

柊「俺も敗者復活戦漏れしてるし、十分本編に参加できる可能性はあるんだけどな!」

金日「でもさ、そんなポンポン死んだ人を復活させると思う?」

小野「…無いね」

柊「でも俺って教師だしよ!ほら!生徒がこの世界に来たとか…。その他の欄に「柊先生が大好きだった生徒」とか書いてあれば…」

敏保里「その生徒が生き残れば…まあ、その生徒と再会ってのもあるかもなー」

兵頭「ですが、この世界「関わり」は覚えていても「誰か」は忘れてしまうんですよね?」

兵頭「とある方法で死ななければ」

風馬「大好きな人VS大好きな人…っていう構図も―――」

葵「ちょっと待って。何の話してるか全然ついていけないから」

古野「メタもそこまでにしとけ」

柊「つーか、古野と兵頭と鷺島はまだいいじゃねえか」

古野「?」

柊「死んですらいねえ!」


鷺島「ま…ま…まあ…まあそう…だな」

古野「ひょこっと次のゲームでこんにちは…っていうのもあるかもしれないね」

兵頭「そしてすぐ死ぬ」

古野「おいやめろ」

古野「知力的にそれはない」

鷺島「…かく…かくし…かくし…隠しパラメーター」

古野「それがいい方向に働いているかもしれない」

兵頭「じゃあ危ないのは私だけなんですか…」

風馬「まあでもぉ…結局は心よ☆」

葵「綺麗にまとめようとしないでッ」

風馬「まあ。私は貴方に落とされたわけだしい」

兵頭「結局は知力が物を言う世界なんですね…」

敏保里「俺はどっちかと言うと心理的要因がつええと思うけどな!」

乾「それはもう誰にもわからないよ」

兵頭「確かに」

風馬「ていうかね。今までの登場人物が34人なのよぉ」

風馬「その中で死んでるのが…今で15人程」

風馬「敗者復活戦で完落ちしたのがあ…えっとぉん…4人?」

風馬「もうキャラクターで一クラス出来るわよ」

風馬「まあゲームは色んな案があって助かってるみたいなんだけどぉ」

兵頭「もう色んな案をアレンジし過ぎてより取り見取りみたいですしね」

葵「…完全にもうメタね…メタ入りまくりじゃないっ」

風馬「いっその事総選挙でも開いてみるう?」

乾「誰得だよ」

古野「たしかに」

風馬「男女別で?」

小野「山岸・池沼が一位なのは目に見えて居るよね…」

兵頭「私たちは最下位争いですね分かります」

風馬「ああ…出番が欲しいわぁん」

乾「逆にどうして人気が無いのか考えよう」

風馬「えぇ…人気ないのぉ?」

葵「…ビッチだし?」

風馬「あらぁ…貴方だってツンデレの癖にぃ。そこまで人気ないんじゃなあい?」

葵「わ…私はっ!毎回毎回参加したゲームの他プレイヤーのキャラが濃すぎるのよっ」

乾「それにどことなく香る地雷臭」

葵「…そうね」

古野「まあでも生きてる限り大丈夫だよ」

葵「私たち四人以外はね」

兵頭「またチャンスがきっと―――――」

鋼「ハッ……」

鋼「なんだ…朝か…」

目を覚ますともうこんな時間…
ヤベぇ…寝すぎて頭痛てぇ…


鋼「んー…なんか夢見てた気もするんだけどなー」


なんかものすっごい懐かしくてカオスな夢を見て居た気もするけど…
起きた瞬間きれいさっぱり忘れちまった


鋼「もう一眠りすっか」

どうせする事もねえし、寝よう


<<生死混在!!第一回メタメタ会議!! 完>>

よし!番外編全部書いたな

渚の恋物語?ガッツリ本編にぶち込むよ!
と言うよりビンゴの後半あたりからその予定でした

と言うわけでスレ消費ももうすぐですし、なんか要望とか見たい番外編とか質問とかまたまた受け付けます

<<アホの子ゲーム>>



鋼「いえーい!アールピージゲームいえーい!」

マリー「……私魔法使い」

マリー「しかも1番…やった」

敏保里「俺は10番だけどベベじゃねえからな!王様だし!」

おやおや…始まりましたねRPGゲーム
うん…でも何だか様子が変です

風馬「熱いので全裸になっちゃうぞ☆」


とりあえず官能小説ならぬ官能SSが生まれそうなので―――

『ブオン』

風馬さんにはご退場を


モニター「あーあー…えーと…ルール分かってる?」

モニター「数字言っちゃダメ!役職も!死ぬよ!?」

山岸「あ…見て見て!蝶が居る」

葵「え…どこー?」

モニター「話聞いてっ!」

乾「えへへー…おっぱいえへへー」

モニター「はい!そこ!セクハラ禁止」

『ブオン』

モニター「もー!話聞いてよ!!」

レビン「この野郎!ちゃんと話聞いてやれよ!モニターさんが可哀そうだろ!」


モニター「もう!そうそう!もっと言ってやって!」

町野「ゆるふわキーック!」

レビン「グヘッ」

モニター「人の事蹴っちゃだめだから!」

モニター「あー!もう仲良くして!」


レビン「そうだよ…仲良くしようよ…」

レビン「殺すよ?」


モニター「なんでキャラクターが入れ替わってんの!そっちは善人キャラだったでしょ!」


敏保里「見て見て!手錠!」

鋼「すっげ!ピストルとかもある!」

鋼「弾入ってる?ねえ?弾入ってる?」

マリー「…手錠…かっこいい」

モニター「なんでそんなの持ってきてるの!」

モニター「危ないから捨てて!」


鋼「ピストルドーン!」

『バッキュン』

モニター「もう!撃たないで!死なないけど!撃っちゃダメ!」


みんな…バカになっちゃってます…
どうしましょうか?

主催者「……とりあえず。収拾がつかぬ」

主催者「えー…」


主催者「とりあえず全員死刑で」


『ブオン』



<<アホの子ゲーム 完>>

平日の昼間なのに人が多くてびっくりなんだぜ!
とりあえずヘビーなのになりそうな池沼の生い立ちは最後に書く!
次>>931。その次に合コン書くよ!

私の名前は姫山美波。こっちの世界に来てから暫くたつ
この世界は酷い。だけどこんなゲームをさせる奴らはもっと酷い

そう、この世界に居るのは被害者なの
だから一人でも多く仲間を増やして主催者を討たないと―――――



<<山口(姫山)の苦労>>

まず私が行ったのはそう言う思想の人たちの集めること
私は仲間を探すことにした

けど…普通の格好で?それは駄目。私、習ったことがあるの
恐怖を感じていると人間の本性が出やすいって

だから私は―――――貞子になる



【とあるゲーム会場】

参加者「うわ!やべえ!」

参加者B「あいつを落としましょ!そうしましょ!」

まずこの格好だから標的にされやすい…
ええ、分かってはいたことだけど…
それでもめげずに、同じような人を探すことにする―――


山口「あのぉ…」

参加者C「ビクゥッ」

私が最初に声をかけた人は私を見て…気絶した。
因みにそのゲーム、何とかして生き残ったけど―――


何だか心が痛かった

【とあるゲーム会場】

新未「なあ!やまぐっさん!んじゃあウチが通訳やってあげるわ」

仲間が出来て、その仲間と一緒にゲームに参加した時の事

新未「あのな!このやまぐっさんってほんまはめっちゃ美人で」

山口「死者の晩餐」

新未「って!なんでやねん!」

新未ちゃんはとってもいい子…だけど生まれたところが生まれたところだから…
最初の方はなぜか漫才が始まって――――


新未「―――君とはやってられんわ!」

山口「ありがとうございましたー」

そのまま勝ち抜いたことも―――

そう。私は苦労ばっかり…
仲間は順調に増えて来たけれど―――
でもやっぱり貞子の格好はやめるべきよね…
いまどき顔を隠してるなんて怪しいし


時代は「佳代子」よね!


『まだまだ山口さんの苦労は続くのであった――――』

<<終わり?>>

<<柊先生!リオルとレビンが心配の巻>>

柊「岩崎…どうしてお前はいつも熊と一緒に居るんだ?」

柊「虐められてんのか?それとも家庭の事情とかで―――」

クマちゃん『だまれクソチェリー教師!俺は俺なんだよ!」

柊「…二重人格とか」

リオル「二重人格ではない…と言うか…独立した人格と言うか…」

柊「でもやっぱ異常だぞ。クマのぬいぐるみで話すなんて…」

柊「それにお面もつけっぱなしだし…」

リオル「ほら…僕職業サーカス団員だし…」

柊「だからって学校でお面付けてクマのぬいぐるみは!」

リオル「いや…その…職業病って言うか…」

リオル「大体…僕はまだまともな方です」

リオル「この前の風馬先生、どうして酒瓶片手に学校来てたんですか」

柊「あの人は先生だ。一任しとけ」

リオル「池沼さんだってきゅあきゅあとか言って山岸君保健室送りにするし」

柊「それはだな―――…」

リオル「だいたい影山さんなんて思いっきり男性恐怖症で、この前電車の中で泡拭いて倒れたんですよ?」

リオル「このクラスに来てから影山さん。悪化してます!」

柊「それもだな――――」

リオル「マリーちゃん…いや。マリーちゃんはまともだけど、マリーちゃんの友達って言う事はいっつも首輪付けて校内練り歩いてるし…」

リオル「それに…それに…」

柊「分かった…分かったから!」

リオル「分かってないです!僕を呼び出すって事はまだ皆の異常性に気が付いてないんです!」

リオル「この前なんて青楼さんが工作でアイアンメイデン作って町野さん中に閉じ込めようとするし」

リオル「町野さんは町野さんでゆるふわだし、山岸君はよく窓から落ちるし」

柊「町野のゆるふわは関係ないからな!んで山岸用にちゃんと校内に柵設置してもらってっから!」

リオル「そーれーに!山口先生のせいで用務員さんの心臓止まりかけるし、だいたい僕の横で黙ってるレビン君こそ危ないですよ!」

レビン「…え?」

レビン「僕はその―――」

クマちゃん『入れ替わってる時記憶ねえんだぜ!?俺様とは違うんだぜ!?』

レビン「うっせぇ!このクソ熊!」

クマちゃん『あぁ!?』

レビン「俺は記憶ちゃんとしてるわ!チキンな方がなんも覚えてないだけでよ!」

レビン「俺は病気じゃねえ!」

柊「とりあえず落ち着け…な?」

レビン「落ち着けねえよ!つか、まだオメェは俺らが目に見えて異常だから救われてんだよ!」

レビン「この学校地雷だらけじゃねえか!」



レビン「たとえば古野のヤローは違法改造した機械で校庭走り回ってっし、加藤に至っては夜な夜な変な集会開いてっし」

レビン「乾なんて盗撮教師って噂も立ってっし!葵はなんか情緒不安定だし!」

レビン「それにこの前なんて宝樹と金子が女子更衣室忍び込んで新未に半殺しにされてっし!」

レビン「大体俺ら呼ばれて高橋呼ばれてねえのが気に食わねえわ!!!」

柊「……そうだな。そうだったな」

思い出したよ。俺。
この学校って…基本変な奴が集まってるから、変が普通なんだったな
あー…でも俺教師だしな、そう言うのなんとかしねーと…

うし!明日から一週間ぶっ続けで全校集会開くか!




――――

鋼「なんか今日はやけにみんなくしゃみしてるな…」

鋼「花粉症か?」

鋼「ま。俺は何ともねーし良いんだけど」


<<完>>

少し休憩。
スレ消費までに全部書き切れるか心配だ

そうだね!じゃあ総選挙をしようか
番外編を残り40数レスで全て書き切れる自信もないし!

えー…それでは今まで出てきたキャラ(本編+番外編)含むキャラで気に入った子をレスしていってね!
男だけでも女だけでも、はたまた両方でも
組織票とかでも何でもいいけど、一位獲得してもうん…どうなるんだろうね

あ。作者絵は描けない人だから!記念絵とか期待しないでください。
せいぜい記念番外編位です

それでは選挙開始!

ただいまの各票数

男子
鋼 山岸 金子 2票

柊 レビン リオル 五条 1票

古野 兵頭 鷺島 敏保里 乾 小野 金日 宝樹 ロンド 門根 潔摂寺 相馬 御影 その他 0票


女子

池沼 町野 2票

影山 夏乃 マリー 風馬 葵 加藤 1票

山口 新未 青楼 高橋 七星 六星 氷川 明星 草山 0票





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