【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】 (1000)

注意書
・前作【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】シリーズの続編。よって初見の人はそちらから読むこと推奨
・今回もオリキャラ出るので苦手な人はすいません
・当然展開次第でバッドエンドあり
・ネタバレあり

名誉ある過去スレ
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390055397/)

前スレ貼れてなかったら作者が滅びのバーストストリーム

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390463564

通信簿

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)男
集中力 7
交友力 6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも

【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)女
集中力 6
交友力 0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)男
集中力 3
交友力 1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)女
集中力 1
交友力 1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー

【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)女
集中力 9
交友力 4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も

【超高校級の獣医】兎呑巳孤(トノミミコ)女
集中力 9
交友力 6
スキル
怪しい魅力→大人の色っぽさ? 怪しい魅力で人は集まりやすい
無口→あまり進んで喋りはしないけど、だからといってまったく話さないわけではない

【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー 男
集中力 1
交友力 7
スキル
器用な指先→手先はかなり器用
過剰演出→マジックやその他のときでも何かと過剰演出しがち

【超高校級のアイドル】最咲愛花(サイザキアイカ)女
集中力 0
交友力 4
スキル
ヤンデレ→もはや言うまでもあるまい……
ライバル意識→仕事も恋もライバルがいればそれだけで燃えるタイプ
世話好き→甲斐甲斐しくも健気に世話を焼きます

【超高校級のパシティエ】甘露寺慶紀(カンロジケイキ)男
集中力・5
交友力・5
スキル
プライドの塊→パシティエとしてのプライドを汚されたと思うと親密度が減少する傾向に
容姿端麗→整った顔立ちと背丈で相手によって交友力に補正値

【超高校級の書道家】筆原鈴莉(フデハラスズリ)女
集中力・5
交友力・8
スキル
抜群の集中力→場面により集中力に補正値
努力家→どんな状況でも努力をすることを怠らない

【超高校級のランナー】足立千里(アダチセンリ)男
集中力・5
交友力・5
スキル
俊足→常人より足が速く、体力もある
さわやか→スポーツマン特有のさわやかさの持ち主。一部を除いた全員に交友力でプラスの補正値

【超高校級の狙撃手】砂射才斗(スナイサイト)男
集中力・6
交友力・9
スキル
鷹目→暗闇の中でも比較的遠くまで見える。ただしその時々で目が慣れるまでのラグあり
自信家→自分の才能にかなりの自信がある

【超高校級のデザイナー】姶良雪華(アイラユキカ)女
集中力・6
交友力・6
スキル
美的好奇心→職業柄か美に対しては厳しく、新たな美を求める傾向にもある
突然の閃き→全パートにて時々的を射抜くようなことを言う

【超高校級の棋士】棋儀歩(キギアユム)男
集中力・6
交友力・6
スキル
名手の采配→各人の役割を分担する際に適材適所に置くことができる
直感→土壇場での感は冴えてる方

【超高校級の拳法家】正道健一(セイドウケンイチ)男
集中力・7
交友力・8
スキル
戦闘狂→とにかくバトルが大好き。常日頃戦いを求めてる?
正義の拳→この拳は弱者を守るため、というのがポリシー

【超高校級の論理学者】言乃木揺(コトノキユラメ)女
集中力・6
交友力・3
スキル
言葉攻め→言葉で相手を追い詰めるのを好む。そこに愉悦を感じるのかも
疑いの心→人嫌い、とまではいかないがまず他人を疑うところから物事を始める傾向にある

バストを事件に絡ませるにはどうすれば……?

意見ありがとうございます。次回からそうしますね

前スレ>>1000把握
男のマロンイベってなんだっけ。アイテムは持ってたのに発生の仕方がわからなくてまだやってないんだよね……

確認してきた

洗いっこさせる状況が思い付かないけど、まあなんとかしてみせよう
chapter2の冒頭でええよね

あと対象者二人こっちで決めていい?
それともコンマ判定する?

マジか……

もしかしたら誰も喜ばないような組み合わせになるかもしれないけどいいのかい?

把握した

ちなみに発生時期は何か意見ある?
事件前に一息入れるか、事件後に一息入れるか……

作者的にはどっちでもええよ

【6日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


□■□■□


【レストラン】

夏目「影山……!」

昨日はあれから兎呑に影山を任せ、解散となった。
そのとき兎呑は明日レストランで報告すると言っていたので、俺は朝になるとすぐにレストランに来ていた。

影山「……夏目さん」

ジョー「ようやく夏目も来たか」

そこにいた影山の左腕には厳重に包帯が巻かれていた。

兎呑「……一応可能な限りの手当てはしておいた」

兎呑「まあ、当然しばらく左腕は使っちゃダメだけどね」

言乃木「当然だろうね」

足立「影山さん……」

その痛々しい包帯を見つめ足立が呟く。

影山「……大丈夫ですよ。お気になさらず」

姶良「そんなの無理に決まって……!」

棋儀「ならお前のことは気にせず本題に入らせてもらうぞ」

夏目「お、おいっ!」

棋儀の言い方に思わず声を大きくしてしまう。

影山「……構いませんよ」

棋儀「なら、問おう。お前を襲ったのは誰だった?」

その遠慮など微塵もないド直球の質問に影山はしばし沈黙したあと、首を横に振った。

影山「……すいません。停電中の出来事だったので……」

言乃木「顔まではわからない、と。まあ当然だろうね」

棋儀「いや……なるほどな」

その反面、棋儀はニヤリと笑って納得したようにした。

足立「…………」

影山「……それで、その衝撃で頭を打って……」

筆原「そして、気を失ったんですね……」

最咲「結局は何もわからずじまい、ですね」

言乃木「でもまぁ、これでわかったな」

不意に言乃木が言う。

五十隅「? なにがぁ?」

言乃木「影山を襲ったのはアタシたちの中にいるということだ」

っ……!?

言乃木「結局は、その程度の関係なんだよアタシたちはな」

雪咲「……まあ、当然と言えば当然か」

そうして雪咲までもがそんなことを言う。



ジョー「でもまぁ、確かにそうだな……」

夏目「お前まで何言ってるんだって!」

ジョー「だ、だって影山を襲ったのが俺らの中にいるなら……」

砂射「間違いなく、俺たちの関係はその時点で破綻している」

正道「…………」

結局この場では何も得ることないまま、
……俺たちの中にわずかなわだかまりを残して解散となった。


□■□■□


【夏目のコテージ】

ひとまずコテージに戻ってきた俺は自室の机に置かれた一つの品物に視線を奪われた。

夏目「なんだこれ……栗?」

よくわからんが……どうせモノクマの仕業だろ……。


【Info】
【男のマロン】ゲット!


↓2
生徒一人の名前指定。
その生徒とのイベント後、物語が進みます



【影山のコテージ】

影山「……何かご用ですか?」

俺は影山のコテージを訪れていた。
目の前の影山はじっと俺を見つめ……動かない。

夏目「……怪我、大丈夫なのか?」

影山「ええ、ご心配なく」

影山「……とは、言えそうにありませんね。上から下に深々と切られましたから」

左腕を深々と切られるとはどれほどの痛みなのか……想像したくもないな。

影山「……他のみなさんは今自分のコテージで引きこもってるみたいですが、夏目さんはよろしいのですか?」

影山「それとも……何か、話でも?」


↓3までで自由安価。コンマが一番高いレス採用



夏目「……腕がその状態だと、何かと不便じゃないか? 何かあれば遠慮なく言えよ?」

影山「……お気遣いは無用です。利き腕を怪我したわけではないので」

影山「それに、夏目さんだって怪我してるでしょうに……」

うっ……それはまあ、そうだ。

夏目「……だったな。でも、俺が影山を心配してるのは本当だから……」

夏目「それだけは、覚えててくれ」

影山「…………」

影山「……そう、ですね。ありがとうございます」

そうして影山は一瞬驚いたような顔をするも、すぐにそうして笑ってくれた。


【Info】
影山との親密度が上昇しました



【イベントパート】


□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


結局、あれ以降外出した奴は数えるほどしかいなく……俺も、影山のコテージから帰ってきてからは外には出なかった。

夏目「……寝るか」

そうして俺は寝ようとする……。


ドンドン!!


夏目「……なんだ?」

すると不意にコテージの扉が叩かれる。
誰か来た……みたいだが、なぜインターホンを鳴らさないのか。



五十隅「あ! 夏目君!!」

その人物は五十隅だった。よほど急いでいたのか、息を切らしている。

夏目「五十隅……いったいどうしたんだ?」

五十隅「ええっと……た、大変なの!」

夏目「?」

大変って何が……。
よほど口では説明しにくいことなのか、五十隅はあわわとテンパってまともに話せないようだった。

五十隅「と、とにかく来て!」

夏目「わ、わかった」

そうして俺は五十隅に連れられ、その場所に案内されるのだった。


□■□■□


【ホテル ミライ 前】

五十隅「ここだよぉ!」

そこはホテルの前にあるプールのようなところ。

夏目「ここになに……が……」

異変はすぐに気付けた。
そこのプールの水……普通なら透明なのに、月明かりに照らされて赤黒くなってるのが確認できた。



これは……血……?

夏目「いったい何が……」

さらにふと、不自然なくらいぷかぷかと浮かんでる何かに気づく。

……ここからじゃよく見えない。もう少し近づかないと……。

そうして俺はプールギリギリまで近づく。
すると月明かりに照らされたこともあり、その浮かんでる何かの正体が判明した。

それは……それ、は……。






夏目「うわあああああっっ!?」

俺は情けないほどに大きな悲鳴を出す。
信じられなかった。
信じたくなかった。
……でも、それは確かな現実として俺の前に存在した。

見間違いなわけがなかった。
あれは、間違いなく……間違いなく……!



あの不敵な笑みを血に染め、
腹に包丁を突き立てられ、
プールの中にぷかぷかと浮かんでるのは、

超高校級の棋士、棋儀歩だった……。


夏目「なんだよ、なんだよこれ……」

夏目「なんなんだよぉぉぉ!?」

仲間の死に俺がまたも悲鳴を出す。

ジョー「おーい、いったいどうしたってんだ……」

ジョー「ってうわあああああっっ!? き、棋儀!?」

俺の悲鳴を聞いたジョーがコテージの方からやって来て、プールに浮かぶ棋儀を見てこれまた悲鳴を出す。

五十隅「わ、わたしみんなを呼んでくるよぅ!」

五十隅がコテージの方に向かって走り出す。


ぴんぽんぱんぽーん!


モノクマ『死体が発見されました!』

モノクマ『一定の自由時間のあと、学級裁判を開きまーす!』


……俺の耳にモノクマのそんな声はよく届いてなかった。

一つ言えるのは……俺はその棋儀の変わり果てた姿になぜか視線を逸らせずにいたのだ……。
その絶対的な絶望の現実から……。


chapter1 絶望トロピカル(非)日常編 完

生き残りメンバー
16人→15人

To Be continued



chapter1 絶望トロピカル 非日常編


最咲「っ……き、棋儀さん!?」

正道「これは……!?」

姶良「な、なんでこんなことに……!?」

五十隅に連れられてやって来た他の面々も、俺がプールから引き上げた棋儀の変わり果てた姿を見て言葉を失う。

モノクマ「いやいや……大変なことになりましたなぁ……」

夏目「モノクマ!?」

さらにそこにモノクマまでもが現れる。

モノクマ「うぷぷ……ついに始まりましたね! 最初の殺人が!」

殺人……?

影山「ま、待ちなさい! じゃあ、これは……!」

モノクマ「当然! オマエラの中の誰かが棋儀クンを殺したんだよー!!」

甘露寺「なん、だと……!?」

湯川「嘘ですっ! き、棋儀さんが殺されたなんて……!!」

モノクマ「ダメだよ! そんな弱気じゃ学級裁判を乗り切れないから!」

学級、裁判……?

砂射「……俺たちの中で殺人が起きたとき、その犯人を突き止める……だったか」

言乃木「棋儀を殺した犯人を捜せってことかい……」

モノミ「いけまちぇん! モノクマの言うことを鵜呑みにしては……!」

さらにモノミまでもがここにやって来た。

モノクマ「ん? 負けウサギのモノミちゃんが何か用なの? あのステッキが無ければ何もできないのにさぁ!」

モノミ「うっ……!?」

モノクマ「まあ! そういうわけだからさ! 騙し愛と疑い愛の精神で頑張ってよ!」

モノミ「ま、待ちなさい!」

立ち去るモノクマと、それを追うモノミ。
……俺たちは、絶望にうちひしがれたまま呆然としていた……。



□■□■□


雪咲「…………」

不意に、雪咲が俺たちに背を向ける。

ジョー「お、おい……どこ行くんだ?」

雪咲「お前はモノクマの話を聞いてなかったのか?」

雪咲「これから起こる裁判に備えて捜査をしなければ、裁判を乗り越えることはできない」

雪咲「そして犯人を間違えると僕たち全員が殺される……」

雪咲「やらなければ殺されるのなら、やるしかないだろう」

姶良「確かにそれは、そうだけど……」

姶良「でも! 私は堪えられないよ! せっかくできた仲間を疑うなんて……!」

雪咲「おめでたい思考を持ってるようだが、その人殺しの仲間のためにお前は自分の命を差し出すのか?」

眼鏡の奥の瞳が姶良を捉える。

足立「……俺も、言い方こそ賛同できないけど雪咲君の意見に賛成かな」

言乃木「やるかやらないかなら……やるしかないだろう」

影山「……私はこの中の誰かが棋儀さんを殺したとは思いたくありません……だから……」

影山「……私もやります」

影山「そして、この中に犯人がいないということを証明してみせます……!」

影山「私たちの本当の敵は、この絶望的な状況ただそれだけなんです……!」

……そうだよな。
殺された棋儀のためにも、やるしかない……よな。

そうして俺も決意を固める。
何ができるかはわからないけど……やるしかないんだ……!


□■□■□


湯川「あ、始める前に一ついいですか?」

湯川「証拠隠滅されないよう、見張り役を決めておいた方がいいと思うんですが……」

最咲「そうですね……最低でも二人、見張り役を決めるべきですね……」

兎呑「……一人は私が残るとしよう。一応、検死もできないことはない」

夏目「そうか。なら兎呑、頼む」

一人は兎呑。もう一人は……。


↓2
夏目、影山、雪咲以外で生徒の名前をどうぞ



正道「……俺がやろう」

筆原「正道さんなら……安心ですね」

ジョー「俺を殴り飛ばしたときみたいにもし犯人が来たら頼むぜ!」

正道「……妙に引っ掛かる言い方だが、わかった」

なにはともあれ、これで決めることは決めた。
あとはやるしかない。じゃないと俺たち全員で生き残ることができない……。

湯川「でも、こうでしか生き残る方法がないなんて……」

湯川の言葉がやけに耳に強く残った。
これが……希望なのか? 生き残るための、希望なのか……?


--捜査開始!


モノクマ「さて、捜査が始まるかと見せかけてのー……」

モノクマ「ザ・モノクマファイルー!」

夏目「なんだよこれ……」

モノクマ「いや、オマエラって結局のところは素人じゃん?」

モノクマ「だからボクが捜査がスムーズに進むように事件をまとめておいたの! やっさしー!」

夏目「…………」

モノクマ「じゃ、頑張ってね!」

……モノクマファイルか。
目だけは通しておこう……。


【Info】
コトダマ【モノクマファイル1】GET!
被害者は棋儀歩。死体発見場所はホテルミライ前のプール。
死亡時刻は午後9時30分頃。
腹部を包丁で一突きにされている。
薬物を摂取した痕跡はない。


捜査の始まりですが、具体的なシステムは前作と変わらないので説明は割愛させていただきます
ただし行動力は廃止。あれあんま意味なかった(切実)


↓2
1捜査(場所も)
2聞き込み(相手の名前も)
3ヒント(メダル消費)

捜査始めるべき?



事件現場の捜査は基本だろう。
とはいえ、俺に何ができるのかはわからないが……。


↓2
1棋儀の死体
2プールサイド



棋儀の死体……腹に包丁が刺さってるあたり、おそらくこれが凶器なのだろう……。

影山「その包丁……たぶん、旧館の厨房にあったやつです」

夏目「そうなのか?」

影山「おそらくは……それに、私が襲われた際もそのような包丁を使われたみたいですし」

旧館で襲われた影山のときと同じ包丁……。
なら、旧館の包丁なのかもしれない……一応、確認はしておかないとな。

影山「それと、一つ気になる点が」

夏目「気になる点?」

影山「棋儀さんの首元……よく見てみると、縄で首を絞められたような痕があるんです」

夏目「……確かに」

それなら、棋儀はロープのようなもので首を絞められもしたんだろうけど……。

どっちが本当の死因なんだ?


【Info】
コトダマ【包丁】GET!
棋儀の腹部に突き立てられた包丁。影山が襲われた際に使われたものと同じタイプらしい

コトダマ【棋儀の死体】GET!
腹部の傷の他、首を絞められたような痕が見つかった。他に目立った外傷はなし。


↓2
1プールサイド
2他の場所へ

ああ、今回もダミーコトダマあるでー


プールサイド……というよりは、少し離れた場所か? そこに血溜まりが広がっていた。

影山「おそらくここで棋儀さんは刺されたんでしょうね」

夏目「そうだな。それはこの血溜まりを見れば一目瞭然だ」

でも、この量の血溜まりなら犯人も少なからず返り血を浴びてるはずだけど……。

……そんな奴、いたか?


【Info】
コトダマ【プールサイド】GET!
プールサイドに血溜まりがあり、そこで棋儀は刺されたのだと思われる。
その際に犯人も返り血を浴びてるはずだが……?


↓2
1捜査
2聞き込み
3ヒント

……五十隅にも詳しい話を聞いておかないとな。そう思い俺は五十隅を捜しに行こうとし……。

夏目「……っと。影山、悪いけどお前も一緒に来てくれるか?」

影山「私もですか?」

夏目「俺一人じゃよくわからなくてな……お前の意見もあればと思って」

影山「……わかりました。ご一緒しましょう」


【Info】
以降の捜査で影山が同行します


□■□■□


【ホテル ミライ ロビー】

五十隅「……あ、夏目君に影山さん」

五十隅はロビーの中にいた。声には当然ながら覇気がない。

夏目「……五十隅。聞きたいことがあるんだけどいいか?」

五十隅「私に? うん、なにかな……?」


↓2
1こんな夜中に外出してたみたいだけど、何してたんだ?
2何か気になることはないか?
3スーパーの品揃えについて



夏目「こんな夜中に外出してたみたいだけど、何してたんだ?」

五十隅「ふえぇ……それは、そのぅ……」

? 何か言いにくいことでもあるのだろうか。

五十隅「……私のコテージのポストにこれがあって」


【今日の夜時間のアナウンスが鳴ってから、ホテル ミライのロビーに来るといい。
お前の大好きな物をくれてやろう】


……は?

影山「これは?」

五十隅「わかんない……でも、大好きな物って言ったら気にはなるじゃない?」

まあ、なるかもしれないけど……。

夏目「……ちなみに、お前の好きなものって……」

五十隅「もちろん、甘いものだよぉ!」

だよな。それはわかってた……。


↓2
1追求する?
2追求しない?(しないのなら一つ前の選択肢から聞きたいことを選択。何もなければ別の場所にと書き込みしてください)

追求選択


夏目「……具体的にどんな甘いものが好きなんだ?」

影山「…………夏目さん、それは今関係あるのですか?」

いや、確かにそうだけど……。

五十隅「えーっとね、具体的に言うならシロクマっていう会社の作るホワイトチョコがいいかなぁ」

五十隅「ちなみにこれは私しか知らない秘密情報なのだ!」

夏目「ああ……うん……」

どうでもよかった……すごく。

影山「それで、そのホワイトチョコはあったんですか?」

五十隅「それが……偽物ならあったんだぁ」

そうして五十隅はポケットから板チョコを取り出す。

五十隅「むぅー、騙されたよぉ……」


【Info】
コトダマ【呼び出しの手紙】GET!
夜時間になってからホテルのロビーに来るよう仕向けてある手紙

コトダマ【五十隅の好物】GET!
五十隅はシロクマという会社の作るホワイトチョコが好物らしい

コトダマ【板チョコ】GET!
五十隅が呼び出されたロビーに置かれた板チョコ。紙が貼られていて『シロクマとくせいホワイトチョコ』と書かれてある


↓2
1スーパーの品揃えについて
2別の場所へ



夏目「ついでに改めて確認しておきたいんだけど、スーパーの品揃えについて覚えてる限りで教えてくれないか?」

五十隅「あそこはお菓子とか飲み物が凄いあって、いいところだと思うよぉ」

影山「……そうですね。他にも雑貨品とかもありましたし」

五十隅「ジョーさんもマジックに使えそうなのがあるって喜んでたしねぇ。ロープとか、あと雨ガッパとかもあったらしいよぉ」

……そう思い返すと確かにあのスーパーなかなか品揃え豊富だよな。


【Info】
コトダマ【スーパーの品揃え】GET!
食料飲料の他にロープや雨ガッパ、その他の雑貨品も取り揃えてる。


↓2
1捜査
2聞き込み
3ヒント



【棋儀のコテージ】

棋儀のコテージに何かないかと思い俺たちはやって来たが……。

夏目「まあ、普通に考えて鍵掛かってるよな……」

モノクマ「そんなことないよー!」

影山「……また出ましたね」

モノクマ「捜査のときは被害者のコテージは開放してあるからね! じゃないと捜査捗らないでしょ?」

モノクマ「ボクってやっさしー!」ピョーン

…………行くか。


□■□■□


さて、棋儀のコテージの中に入ったけど……どこを調べよう?

↓2
1ベッドの下
2本棚
3机の上

圧倒的3の支持率を確認したところで少し離脱
少ししたら戻ってくるけど……夜遅いしここいらでやめとくべき?

男のマロンイベ誰を標的にするか悩み中なの
兎呑さん絡ませるのは鉄板すぎてあれだし……ううん


現在支援絵夏目と影山出てます
他の子も歓迎やで!
何か質問意見感想あればどうぞ!

>>96
梨汁ブシャーみたいに言わないでほしいなっしー!(高音ボイス)

捜査場所に迷うなぁ・・・あとスーパーと旧館くらいだよね
さすがに牧場とか空港とかに証拠あったらお手上げですわ

思いもよらないような場所に証拠があるときは影山さんがさらりと誘導してくれる…と思うよ
いずれは声伽みたいな信頼できるパートナーが欲しいなっしー

>>102
さすがにそんな奇想天外なことはしませんよー

>>103
まるで影山さんがパートナーとして成立しないような言い方はやめるなしよ!?

というわけで今回はここまでなの

できればキャラ毎のイメージ声優とか自分の中にあったら教えてほしいなっしー!

なくても本編に関することならなんでも歓迎なのでお気軽に書き込んでおくれ
寝るまでは返信してくなしよ

乙です ところで今回のクロ候補何人いました?

>>107
候補は三人いました

五十隅は当然やなせなつみさん
湯川は……名前的に新田恵海さんを推したい

>>109
な、なんで当然なんですかね……(とぼけ)

そろそろ寝ましょう
今夜あなたたちの傍に兎呑さんが現れますように……

あれ? 男子9人いるけどもしかして人数ミスってた?
なんて思ってたら多和良がそこにいたでござる

協力ありがとうございます
もしかしたら次回の通信簿に載るかも……



夏目「これは……」

棋儀の机の上に置かれた一枚のメモ用紙に視線が行く。


【脱出に関わることで話がある。
今日の午後9時20分頃にホテルの前にあるプールのところに来てほしい。
今朝の件もあるし、その頃なら他の奴等もいないだろう】


影山「……犯人からの呼び出しの手紙、ですかね」

夏目「だな……」

影山「これ、先程の五十隅さんの手紙と筆跡が違いますね。おそらく、別人が書いたものでしょう」

夏目「筆跡を使い分けただけじゃないのか?」

影山「……簡単に言いますが、筆跡を使い分けるなんて簡単にできることじゃありません」

影山「それこそ、そういう字を書くことに長けた人でもない限りは……」


【Info】
コトダマ【呼び出しの手紙2】GET!
午後9時20分頃に犯行現場に棋儀を呼び出す内容の手紙。棋儀のコテージで発見。
なお筆跡を使い分けた可能性は低く、字を書くことに長けた人でもない限りは難しいとのこと。


ここで気になるものはこれくらいか……
次はどうしたものか。


↓2
1捜査
2聞き込み
3ヒント



【旧館】

事件前夜のパーティーで起きた不可解な出来事も、もしかしたら関係があるかもしれない。
するべきことは……停電の原因と、包丁の有無くらいか……?


↓2
1大広間
2倉庫
3事務室
4トイレ前



夏目「影山が襲われたのは、このあたりか?」

影山「はい。血の跡も付いてますし、間違いありません」

おそらく足立あたりが掃除したのか、血痕はあまり明確にはわからなかったがそれでも確かに付いていた。
となると、ここで影山が襲われたのは間違いないか。


【Info】
コトダマ【トイレ前の血痕】GET!
ここで影山は襲われたものだと思われる。


夏目「? でも、影山を襲ったときに使われた包丁が見当たらないな」

影山「そうですね……おそらく、犯人が私を襲った際に持ち去ったのでは?」

それもそうか……確かに、余計な証拠は残しておきたくないだろうしな。
でも、影山が襲われた際の状況……詳しく聞いておくか?


↓2
追求する? 追求しない?

むしろ安価上


夏目「影山が襲われた際の状況、もう少し詳しく教えてくれないか?」

影山「構いませんが……別段、言えることはありませんよ?」

影山「トイレに行ってるときに停電になり、どうしたのだろうと思ってトイレから出てきたところを襲われた……それだけです」

……となると、影山が襲われたのは停電中の出来事だったわけか。


【Info】
コトダマ【影山が襲われた状況】GET!
影山が襲われたのは停電中の出来事だと思われる。


↓2
1大広間
2倉庫
3事務室
4他の場所へ

20時頃本格的に再開したいと思います
よろしくお願いします

速攻魔法! バーサーカーソウル発動!(訳:更新するぜ!)

次からスタート



【大広間】

さて、事件前夜はここでパーティーをしてたんだけど……なにか気になることはないか?

姶良「あ! 夏目君に影山さん!」

影山「あら、姶良さん」

そこには姶良がなにやら神妙な顔つきでエアコンの設定パネルとにらめっこしていた。

姶良「ちょうどいいところに来ました。お二人はこのエアコンのパネル、いじりました?」

夏目「いや……」

影山「私も触ってません」

姶良「そっか……」

姶良「他の人も触ってないみたいなんだけど、見てよこれ」

言われ視線をそちらに向けると事件前夜の午後11時にタイマーが設定されていた。

姶良「こことあと、事務室のエアコンも昨日の午後11時にタイマーが設定されてたんだよね」

午後11時……昨日停電したのもそれくらいの時間だったな。


【Info】
コトダマ【エアコンのタイマー】GET!
旧館の大広間と事務室のエアコンは昨夜午後11時にタイマーが設定されていた。


↓2
1倉庫
2厨房
3他の場所へ



【厨房】

最咲「あっ、夏目さん……と影山さん?」

夏目「最咲……」

影山「最咲さん、こんなところで何を?」

厨房には最咲がいた。

最咲「あ、いえ……棋儀さんのお腹に刺さってたあの包丁、確か厨房のと同じタイプだったはずなので……」

夏目「そうか。それで、結果は?」

最咲「やはり同じタイプのものでした。ほら、見てください」

最咲はそうして包丁を一つ手に取り、俺に見せてくる。

夏目「……間違いないな」

そうなると、やはり犯人はここの包丁を使ったのだろう。

最咲「あと、気になる点というか……一応言いますと」

最咲「そこに厨房の備品リストがありますよね? それには調理器具の個数が書いてあるんですが……」

夏目「みたいだな」

俺が厨房の掃除をしたときには見なかったけど、こんなものがあったのか。

最咲「私と甘露寺さんが料理を作ろうとしたとき、一つ足りなかったんですすでに」

影山「それでしたら、私や夏目さんが掃除したときからそうでしたよ」

夏目「そうなのか?」

影山「はい。古い建物でしたし、一本くらい不足していても当然かと思い言ってませんでしたが……」

最咲「それで、先程確認したらさらにもう1つ減ってたんです」

つまりパーティー前から一本不足してたのが、パーティー後にはもう一本無くなってるわけか……。


【Info】
コトダマ【厨房の備品リスト】GET!
このリストと現物を照らし合わせるとパーティー前から一本、パーティー後にさらにもう一本無くなってる計算になる


↓2
1倉庫
2他の場所へ

包丁を持っただけでこの言われようはさすがです


【倉庫】

夏目「うわ、汚れてるなここ……」

倉庫はなんというか、凄まじいほどに汚れていた。

影山「……大広間や厨房の掃除に手一杯で、ここまで手が回らなかったんです」

夏目「そうか……でも、さすがにここを影山一人で掃除させるのは無茶だしな」

夏目「それにこんなところ一人で掃除させたらそれこそ影山が倒れるだろうし……」

影山「ふふ……お気遣いありがとうございます」

なんて話をしながら倉庫を一応調べると……。

夏目「なんだこれ! アイロンが三つも使われてるじゃないか!」

夏目「よく火事にならなかったな……とりあえず切っておこう」


【Info】
コトダマ【倉庫のアイロン】GET!
倉庫にあった三つのアイロン。事件後に夏目が見たときは使われてる状態だった。


さて、旧館はこれくらいか……あとするべきことは……。


↓2
1捜査
2聞き込み
3ヒント

事務室については姶良から聞いてあるので省略しました


【モノミ げきじょう】

モノミ「死体について調べてる兎呑さんに何か気になることはないか聞き込みするでちゅ!」


↓2
1捜査
2聞き込み

メダル
2枚→1枚



【ホテルミライ 前】

夏目「兎呑……」

兎呑「ん……夏目君と影山さんか」

兎呑「捜査は捗ってるかな? 本当は私も手伝いたいところだけど……」

影山「いえ、ご心配なく」

影山「それよりも……兎呑さんに聞きたいことがあります」

兎呑「私に?」


↓2
1棋儀の死体について気になることはないか
2事件発生の時間帯で何か気になることはないか



夏目「棋儀の死体について気になることはないか?」

兎呑「……服の着衣に乱れがないこと、かねぇ」

? 服の着衣に乱れがないことが気になること?

兎呑「今回棋儀は腹部を包丁を刺されてる他、首をロープのようなもので絞められてる」

兎呑「さすがにどちらが死因なのかは私にはわからないけど……仮に包丁で殺したあと、首を絞めたとしよう。そうなると犯人は棋儀の前から包丁を刺したことになるが……」

……そうか、そういうことだな。

兎呑「前から襲ったとなれば、普通は乱闘になる。その際に着衣の乱れがないのはおかしいんだよ」

影山「……プールに沈められたことで乱れが直っただけでは?」

兎呑「だとしても乱闘になれば服だって少しは破けるだろうし、血だって乱闘の影響で周りに飛ぶだろう?」

兎呑「でも服は包丁が刺さってるところを除けばどこも破けてないし、血だって一点に固まってるだけで周りに飛んでない」

兎呑「……まるで棋儀が無抵抗のまま、刺されたみたいにね」

夏目「そうなると……」

兎呑「私としては棋儀は刺されてから絞められたんじゃなく、絞められてから刺されたんだと思うよ」

兎呑「それなら背後から首を絞めるだけのこと。棋儀はロープの拘束をなんとかしようとしても犯人と乱闘なんてできやしない」

兎呑「……とまぁ、これはあくまで獣医であり医者ではない私の見解だ。参考程度に留めておいてくれ」


【Info】
コトダマ【兎呑の見解】GET!
死体の状況、血痕の状態から兎呑は棋儀は刺されてから絞められたんじゃなく絞められてから刺されたのだと推測。


↓2
1それ以外で何か気になることはないか
2もう聞くべきことはない



夏目「それ以外で何か気になることはないか?」

兎呑「それ以外……ううん、それ以外ねぇ……」

兎呑「……今日の午後3時頃だったかな? 気晴らしに島の方を散歩してたんだが……そのとき、スーパーに入ってく人影が見えたんだ」

夏目「スーパーに?」

兎呑「ああ。遠目でよくわからなかったけど、あの身長は間違いなく男だったな……」


【Info】
コトダマ【兎呑の証言】GET!
午後3時頃、島の方を散歩してた兎呑がスーパーに入ってく人影を発見。
遠目で誰かまではわからなかったが、背丈からして男とのこと。




キーン、コーン……カーン、コーン……。

と、そこで不意にチャイムの音が鳴った。



モノクマ『はーい、お待たせしましたー!』

モノクマ『そうです! お待ちかねの学級裁判の時間でーす!』

モノクマ『さて、ジャバウォック公園のある中央の島、そこに愛らしいボクの顔が彫られた岩山がありますのでそこに集まってください!』

モノクマ『そしてそのモノクマロックから地下へと行きます!』

モノクマ『そんじゃまた後でね!』


…………。

兎呑「……始まるみたいだね」

影山「学級裁判……」

夏目「行くしかないんだよな……」

中央の島にある、モノクマの顔が彫られた岩山か……。
モノクマロック、とか言ったか……。



【モノクマロック】

ジョー「お、おいおい! なんだよあれ!?」

足立「あんな岩山……いつの間に……」

指定された場所はあっさりと見つかった。
……あんな悪趣味極まりない岩山なんて、すぐにわかって当たり前だが。

モノクマ「あ、全員揃ったみたいだね」

モノクマ「ならさっそく……」

モノミ「待ちなちゃい!」

そこで再びモノミが現れる。

モノクマ「ん? 何無力な妹よ。オマエも参加したいのかな?」

モノクマ「仕方ないなぁ……お兄ちゃんが特別に許してあげるよ!」

モノクマ「じゃあ入り口開けてくるから待っててね!」

言うや否やモノクマはここから去る。
そしてそれと同時に……。


ゴゴゴゴゴ……!!


砂射「……なんだ?」

甘露寺「おい、あれ……」

甘露寺が示した先。モノクマロックに刻まれたモノクマの顔の一つからエレベーターのようなものがこちらに向かって伸びてきた。

……は?

夏目「な、なんだよこれ……!?」

ジョー「おかしすぎだろこれ! マジやめろっての……!!」

雪咲「…………」

筆原「見るからに怪しいですけど……」

最咲「行くしかないんですよね……」

……そうだ。行くしかない。
行って、犯人を突き止めるしか道はないんだ……。

メンバー全員がエスカレーターに乗り、中に入る。
するとその岩山は口を閉じ、先ほどのモノクマのアナウンス通り地下へと潜っていった……。


□■□■□


言乃木「なんていうか……改めて、モノクマのやりたい放題だな……」

夏目「だな……」

ガチガチと、自分の歯と歯がぶつかる音がした。
周りに聞こえないようにと、強く力を入れる。

五十隅「ふえぇ……」

湯川「…………」

最咲「ずいぶん深く潜るんですね……」

兎呑「だね……」

そんなことを女子陣が話していると、不意にエレベーターが止まり扉が開かれる。


モノクマ「いらっしゃーい! どう? ここがオマエラの命運を握る学級裁判場だよ!」

足立「悪趣味な……」

モノクマ「さて、時間と充電が勿体ないのでオマエラ自分の名前が書かれた席についてくださーい!」

ここで逆らうことになんの意味もないと察した俺たちは言われるがまま、席に向かう。



超高校級の棋士、棋儀歩……。
口が悪くて、人を見下してるような態度だったけど……話したこともあまりなかったけど……。

それでも、棋儀だって俺たちの仲間だった。
そんな棋儀を殺したヤツが……この中にいる?

そんなの信じられない。
信じられるわけがない。

でも、それが本当なら何が何でも突き止めなければならない。

だって、それしかないんだ。
ここで犯人を犠牲にするしか……俺たちが生き残る術はないんだ。




--そして始まる。
希望と絶望が渦巻く、命がけの学級裁判が……。
始まる。

主人公データ

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)男
集中力 7
交友力 6
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも


【コトダマリスト】

コトダマ【モノクマファイル1】GET!
被害者は棋儀歩。死体発見場所はホテルミライ前のプール。
死亡時刻は午後9時30分頃。
腹部を包丁で一突きにされている。
薬物を摂取した痕跡はない。

コトダマ【包丁】GET!
棋儀の腹部に突き立てられた包丁。影山が襲われた際に使われたものと同じタイプらしい

コトダマ【棋儀の死体】GET!
腹部の傷の他、首を絞められたような痕が見つかった。他に目立った外傷はなし。

コトダマ【プールサイド】GET!
プールサイドに血溜まりがあり、そこで棋儀は刺されたのだと思われる。
その際に犯人も返り血を浴びてるはずだが……?

コトダマ【呼び出しの手紙】GET!
夜時間になってからホテルのロビーに来るよう仕向けてある手紙

コトダマ【五十隅の好物】GET!
五十隅はシロクマという会社の作るホワイトチョコが好物らしい

コトダマ【板チョコ】GET!
五十隅が呼び出されたロビーに置かれた板チョコ。紙が貼られていて『シロクマとくせいホワイトチョコ』と書かれてある

コトダマ【スーパーの品揃え】GET!
食料飲料の他にロープや雨ガッパ、その他の雑貨品も取り揃えてる。

コトダマ【呼び出しの手紙2】GET!
午後9時20分頃に犯行現場に棋儀を呼び出す内容の手紙。棋儀のコテージで発見。
なお筆跡を使い分けた可能性は低く、字を書くことに長けた人でもない限りは難しいとのこと。

コトダマ【トイレ前の血痕】GET!
ここで影山は襲われたものだと思われる。

コトダマ【エアコンのタイマー】GET!
旧館の大広間と事務室のエアコンは昨夜午後11時にタイマーが設定されていた。

コトダマ【厨房の備品リスト】GET!
このリストと現物を照らし合わせるとパーティー前から一本、パーティー後にさらにもう一本無くなってる計算になる

コトダマ【倉庫のアイロン】GET!
倉庫にあった三つのアイロン。事件後に夏目が見たときは使われてる状態だった。

コトダマ【兎呑の見解】GET!
死体の状況、血痕の状態から兎呑は棋儀は刺されてから絞められたんじゃなく絞められてから刺されたのだと推測。

コトダマ【兎呑の証言】GET!
午後3時頃、島の方を散歩してた兎呑がスーパーに入ってく人影を発見。
遠目で誰かまではわからなかったが、背丈からして男とのこと。

コトダマ【影山が襲われた状況】GET!
影山が襲われたのは停電中の出来事だと思われる。

とりあえずここで区切っとく

何かあれば受け付けるよ
難易度はクソヤサシイなんで、まあ間違えることはないかと

席順公開しとくべきかね?

把握。夏目から見て右回りな

夏目→言乃木→棋儀→湯川→甘露寺→五十隅→雪咲→影山→砂射→最咲→ジョー→兎呑→足立→姶良→正道→筆原

フラグは当然へし折れるのでガンバなの!

だってたかが席順で自由行動でまったく相手にされないのも可哀想だし……

それもそうだけど、頻度は他に比べて落ちるかなぁ……と

もう少ししたら裁判入るかも

のんべんだらりと裁判に入りたいと思います(無茶)

人はいるかなー?

学級裁判 開廷!!


モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めます!」

モノクマ「学級裁判の結果はお前らの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおきですが……」

モノクマ「間違った人物を指摘した場合は、クロ以外がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが、晴れて卒業となりまーす!」

影山「始める前に一つ質問ですが……この中に本当に犯人がいるんですよね?」

モノクマ「もちろんです!」

雪咲「……なら、さっそく議論するとしようか」

筆原「でも……何を話したらいいか……」

砂射「アリバイを話し合おうにも、そのときは影山が前夜に襲われてることもありみんな最低限の外出しかしてなかったからな……」

言乃木「……なら、まずはあんな時間に外出してた五十隅に話を聞くとしようか」

五十隅「ふえっ!?」

言乃木の言葉に五十隅が驚く。

言乃木「聞いた話だと死体の第一発見者は五十隅だそうじゃないか」

言乃木「あんな夜中に外を出歩いてた理由……教えてくれないか?」

……確かにみんなが外を出歩いてる中で一人あんな時間に出歩いてたら、疑われるのも無理はないけど……。

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・呼び出しの手紙
・包丁
・兎呑の見解


言乃木「あんな時間に出歩いてた理由……教えてくれるか?」

五十隅「うぅ……」

足立「いきなり泣きそうになってるけど……」

ジョー「わかった! 『お前が犯人なんだな!?』」

五十隅「ち、違うよぅ!」

ジョー「じゃあなんで外を出歩いてたんだよ!?」

ジョー「あんな状況で外をうろつくなんて、【棋儀を殺しに行ったくらいしかねぇじゃんか!】」


↓2
【】がウィークポイント
『』が同意ポイントとなります

正解!

夏目「それは違うな!」break!

夏目「いや……五十隅には夜時間に外に出る明確な目的があったんだ」

夏目「当然、殺し以外でな」

ジョー「ど、どんなだよ?」

夏目「……五十隅。正直に言わないとお前への疑いは晴れないぞ」

五十隅「わ、わかったよぅ……」

五十隅「ええっと……実は、あのとき私夜時間にホテルのロビーに来るように言われてたんだよぉ」

言いながら五十隅はあの手紙を取り出す。

最咲「それは?」

夏目「五十隅を夜時間にロビーに呼び出して射る手紙だ」

夏目「……五十隅の好物をそこに置いておく、とも書かれてあったな」

言乃木「……五十隅の好物?」

五十隅の好物、それは……。


↓2
1甘いお菓子
2辛いお菓子
3酸っぱいお菓子

正解!

夏目「これで証明できる……!」


夏目「五十隅は……甘い菓子が好物なんだ」

雪咲「…………」

言乃木「…………」

足立「…………」

ジョー「…………」

ジョー「……それがなんだってんだよ!?」

姶良「ま、まさかそんなお菓子でつられたなんてことはー……」

影山「そのとおりです」

姶良「そんなことあった!?」

五十隅「うう……」

恥ずかしそうに顔を下に向ける五十隅。

ジョー「な、なんという……」

夏目「…………」

ジョーの呆れるような声。気持ちはわかる。

姶良「……と、いうかさ。まずは昨日の影山さん襲撃から謎を解く必要があるんじゃないかなって思うんだけど……」

兎呑「それは確かにね。あの事件があったからこそ、私たちは必要最低限の外出しかしなかったから……」

砂射「あれが事件に関係してるのはあり得そうだな……」

そう。あの一件があったからこそ、みんなは疑心に囚われ外出を控えたんだ。
そうなるとあのパーティーに話が向くのは当たり前……なのだが。

甘露寺「それなら、足立が何故いきなりパーティーの開催に踏み切ったのかも聞いておかないとな」

足立「っ……!?」

正道「……俺たちの親交を深めるため、だったと記憶してるが」

甘露寺「だからって朝まで夜通しなんて、さすがにおかしいだろう」

湯川「何か隠してる……とか?」

足立「…………」

確かに甘露寺の言うことは一理ある。
足立が何かを隠してるのは間違いないだろうけど……それは、なんなんだ?



足立「……わかった。ここまで来たら正直に言おう」

足立「パーティーの前夜に、俺のところにこんなのが届いたんだ」


【明日、必ず誰かが死ぬ】


夏目「これは……」

砂射「犯行予告、か?」

姶良「は、犯行予告!?」

足立「……イタズラの可能性も考えたが、用心するに越したことはないと思ってな……」

言乃木「なるほど? だからあのときボディーチェックまでしてたわけか」

筆原「でも、それならみんなに打ち明ければ……」

足立「言えるわけないだろう……こんな不確定なもので混乱させるわけにはいかない……」

夏目「足立……」

……ん? この手紙、棋儀のコテージにあった手紙と筆跡が同じだぞ……?


【Info】
コトダマ【犯行予告】GET!
足立がパーティーを開いたきっかけの手紙。棋儀のコテージで見つけた手紙と筆跡が同じ

雪咲「……そいつが何故パーティーを開いたかなんて、どうでもいいだろう」

雪咲「議論すべきはその最中に起きたという停電についてだと思うが?」

湯川「そうですねぇ……あの停電のせいで影山さんが襲われたんですし……」

最咲「まずは停電の原因から探るべきですかね……」

影山が襲われる前に起きた旧館の停電……
それが何故起きたのか、まずはそこからだな……。

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・倉庫のアイロン
・板チョコ
・モノクマファイル1


筆原「誰が停電を引き起こしたのか……」

筆原「それを考えないといけませんね」

ジョー「単純に『手でブレーカー落としたんじゃないのか?』」

正道「いや、あそこのブレーカーは【無駄に高いところにあるから……】」

正道「人間が自分で落とすには無理があるな」

五十隅「ならぁ……『石でも投げた』とか?」

ジョー「『ラジコンだな!』」

兎呑「『単純に電気の使いすぎだろう……?』」


↓2
どうぞ

正解!

夏目「それに賛成だな!」同意!


夏目「兎呑の言うとおり……電気の使いすぎが原因だったんだよ」

夏目「事件後、旧館の倉庫を見たらアイロンが三つもコンセントに刺さったままだった」

最咲「じゃあ……」

夏目「そうだ。このアイロンが原因で……」


言乃木「ちょっと待ちな」反論!


言乃木「アイロンが原因……それが本当ならアタシから一つ言いたいことがある」

夏目「な、なんだよ……?」

言いたいこと? それって、なんだ……?

【反論ショーダウン 開始!】
コトダマ
・エアコンのタイマー
・板チョコ
・兎呑の見解


言乃木「その理論でいくと……」

言乃木「停電が起きるときに大広間にいた人間に停電は起こせない」

言乃木「【倉庫に行く必要がある】からな」

言乃木「ということは……そのとき大広間にいた人間は容疑者から外していいんだな?」


↓3まで全員正解、もしくは正解者コンマ合計値が90以上でクリア
それ以下でミス

正解!

夏目「その矛盾……解錠してやる!」break!


夏目「停電の直接的な引き金は大広間、事務室にあった二台のエアコンだったんだ」

言乃木「エアコン……?」

夏目「ああ。その二つのエアコンのタイマーはどちらも午後11時……」

夏目「つまり、停電が起きたときに作動するよう設定してあった」

湯川「なら、電気量のあたりはモノクマに聞いたのかもしれませんねぇ……」

モノクマ「ドキィ!?」

モノミ「図星なんでちゅか!?」

モノクマの横で吊るされてるモノミが憎らしげにモノクマに言う。

最咲「で、でもそれなら誰にでもできます……よね?」

甘露寺「エアコンのタイマーの設定……倉庫のアイロン……」

影山「そうですね……誰にでもできることです」

正道「結局……話は進展してないわけか」

……いや。俺にはなんとなく、目星がついてる。
ついてるんだけど……これはあってるのか?


↓2
怪しい人物を指名しろ!

正解!

夏目「お前しかいない……!」


夏目「影山……お前なんじゃないか?」

影山「……何がですか?」

夏目「だから……お前があの停電を引き起こしたんじゃないのか?」

ジョー「お、おいおい……何言ってるんだよ」

足立「彼女は被害者なんだぞ? それなのに……」

それはそうだ。影山は被害者である。
でも、影山が怪しいと思えるのも事実だ。

影山「…………」

影山が倉庫のアイロンの仕掛けをしたタイミングは……。


↓2
1掃除のとき
2この島に来たとき
3パーティーが終わってから

正解!

夏目「これで証明できる……!」


夏目「お前が掃除当番になったとき……そのときにアイロンの仕掛けをしたんじゃないのか?」

姶良「掃除当番……あのくじで決まったやつ?」

夏目「そうだ」

だがそこで影山にとって予期せぬ事態が起きた。それは……。


↓2
1夏目が協力に名乗り出たこと
2すでに足立が掃除してたこと
3ジョーのマジックでくじが紛失したこと

正解!

夏目「これで証明できる……!」


夏目「だが、そこで影山にとって予期せぬ事態が起きた。それは……」

雪咲「……夏目の協力、か」

夏目「……そうだ」

兎呑「なるほど……確かに、誰かと一緒に行動してたら仕掛けをやりづらいからねぇ」

兎呑「となると……夏目を怪我させたのも、わざとということになりそうだけど?」

影山「っ……!?」

その指摘に影山の顔が揺らぐ。

湯川「そんなのって……」

雪咲「なるほど? そうやって夏目を追い払い一人になったところで倉庫の仕掛けやエアコンの設定をしたんだな?」

影山「うっ……!?」

姶良「で、でも実際襲われてるのは影山さんなんだよ?」

確かにそうだ。実際に襲われてるのは影山で間違いない。
だがそれは……。


閃きアナグラム
↓2
く さ な じ え じ わ ん

正解!

夏目「よし、わかったぞ!」complete!


夏目「それは……影山の自作自演だ」

足立「なっ……!?」

筆原「な、ならあの傷も……自分でやったことですか!?」

夏目「そうとしか、考えられない……」

影山「根拠はあるのですか……?」

影山の眼鏡の奥にある瞳がゆっくりと俺に向けられる。

夏目「……ああ、あるぞ」

夏目「お前は捜査のときに決定的な矛盾を口にしている!」

最咲「ほ、本当ですか!?」

影山「…………」

夏目「そうだ。最初はそう深くは考えなかったけど、今になったらようやくわかったんだ」

夏目「違うっていうなら、ここでもう一度俺たちに説明してくれ……お前が襲われたときの状況をな」

影山「……わかりました」

そうして影山が頷く。
俺の憶測が間違ってればいいなと……俺は願いながらその話を聞いていく。

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・兎呑の見解
・スーパーの品揃え
・影山の襲われた状況


影山「まず、私は停電が起きた少し前に【大広間を抜けトイレに行きました】」

影山「そして、そのトイレに行ってる【最中に停電が起きたのです】」

ジョー「……ほほう」

言乃木「『何変な目で話聞いてるんだいクズ』」

ジョー「言いがかり!?」

影山「……そのまま、私は焦ってトイレから出ました」

湯川「そのときに襲われたんですね……」

兎呑「その【拍子に気絶した】、と」

影山「はい……【包丁で襲われ、そのまま気絶しました……】」

雪咲「……さて、この話の中に矛盾があるらしいな?」


↓2
どうぞ

正解!

夏目「それは違うな!」break!


夏目「影山……お前は停電の際に襲われたんだよな?」

影山「……はい」

夏目「だったらどうして……」




夏目「どうして自分の腕を傷つけた凶器が包丁だなんて言い切れるんだ!?」

影山「うっ……!?」

足立「停電が治ってから俺が倒れてる影山さんを見つけたとき……近くにそんなのはなかったけど……」

甘露寺「ってことは、パーティー前に包丁が一つ無くなってたのも……!」

言乃木「……掃除のときに影山が取っていったんだろうね」

影山「ううっ……!?」

次々される指摘についに明らかに動揺する影山。

夏目「影山……何か反論があるなら言ってくれ……! 正直言うと、俺だって信じたくないんだ!」

夏目「ここに来てからあんなに優しかった……不器用なりにも優しかったお前が……!」

夏目「一緒に捜査したお前が……棋儀を殺した犯人だなんて……!!」

影山「ん……んぐぅぅ……!」

夏目「影山! どうなんだよ!?」

影山「んん……んんんんんんぅぅぅぅぅ……!」










影山「あはっ……!」

影山「あははははははははははははははははは!」

影山「素晴らしい! 素晴らしいですよ!」

影山「さすがは次世代の希望と言われるだけのことはあります……私なんかの謎なんて、あっさりと解いてしまう!」

影山「だからこその、希望! この程度の障害なんてまるで意味を成さない……!!」

夏目「……えっ?」

その目は……。
そこで見た影山の目は……。
闇が幾重にも重なって、そのせいで闇が輝いてるような……。

そんな、希望と絶望を混ぜ合わせたような目だった……。

影山「結論から言わせてもらうと、大正解です! すべて私の仕業だったんです!」

影山「足立さんに犯行予告を送ってパーティーを開催するよう仕向けたのも……」

影山「掃除の際に夏目さんを怪我させて追い払い、その間に停電の仕掛けを施したのも……」

影山「停電が起きてから自分の腕を包丁で傷つけたのも……」

影山「全部! 全部私の仕業だったんですよぉ!!」

ジョー「な、なんだよ……どうしたんだよ!?」

言乃木「影山……?」

影山のあまりの豹変に戸惑うみんな。
それは俺も同じだった。影山から目が離せない。

兎呑「それが影山の本性なのかい? ずっと……私たちを騙してたのかい?」

影山「騙すなんてそんな! 私みたいなのがみなさんを騙せるわけないじゃないですか!」

影山「私みたいな人間のクズが……ただ幸運ってだけでここに来たようなのが……みなさんを騙せるわけないでしょう?」

湯川「……じゃあ、本当に影山さんが?」

影山「はい、そうです……ある一点だけを除いてすべて仕組ませていただきました」

ある一点……?

甘露寺「ある一点とはなんだ……!?」

影山「ほら……掃除当番を決めるためのくじですよ」

影山「あれには私、何の細工もしてないんです」

なっ……!?

姶良「な、ならなんであんな都合よく掃除当番になれたの!?」

影山「そうですか……覚えてないんですか……」

影山「そうですよね……私の才能なんて、覚えるに値しないですよね……」

影山の才能? それって……。


今回ラスト
↓2
1超高校級の幸運
2超高校級の眼鏡っ子
3超高校級のレスキュー隊員

人まだいそうならもう少しだけ進めるお

人いないかと思ってた……

次からスタート!

正解!

夏目「…………!」


夏目「超高校級の幸運……まさか、お前……!」

影山「はい。私は自分の才能を信じただけのこと」

甘露寺「ただの運任せということか……!?」

影山「ただの運じゃありませんよ。確かにゴミみたいな才能ですけど……超高校級の幸運なんですよ?」

……そんなことはどうでもいい。俺が聞くべきことは……!

夏目「……なんでだよ。なんで棋儀を殺したんだよ!?」

影山「そうですね……強いて言うならば……」

影山「……あなたたちのため、ですかね?」

……は?

筆原「どういうことですか!?」

影山「……仲間の死という絶望を乗り越え、みなさんはより高みへと行ける……」

影山「私はそのお手伝いをしただけですよ!」

ジョー「わ、わけのわからんこと言うな!」

正道「……もう、これ以上議論するまでもないな」

最咲「影山さん……」

そうして場の空気は投票タイムへと移り--






兎呑「待て!」

一言。兎呑の一喝でそれは静まった。

甘露寺「なんだ……もうこれ以上議論する必要は……!」

兎呑「私は、影山が犯人だとは思えない」

五十隅「……ふぇ?」

甘露寺「何を言っている……影山は自白までしたんだぞ……」

兎呑「いいからまずは聞け。まだはっきりしてないこともあるしな」

最咲「はっきりしてないこと……?」

夏目「……死因か?」

確かに、この議論の流れで死因は今まで議題に出てない。

砂射「そんなもの……見ればわかるじゃないか」

ジョー「そうだぜ! 今さら議論しなくても……!」

兎呑「いいから、やるんだ」

有無を言わさない口調で言う兎呑に従い、俺たちは棋儀の死因について話し合うことになった……。

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・棋儀の死体
・モノクマファイル1
・プールサイド


甘露寺「死因について話せと言われても……」

姶良「『見ればわかること』じゃありませんか?」

兎呑「本当にそうかい? モノクマファイルにも表記されてないんだよ?」

砂射「【書くまでもないこと】だったんじゃないのか?」

ジョー「そうだぜ!」

ジョー「【棋儀はあの包丁で殺された】んだ!」


↓2
どうぞ

正解!

夏目「それは違うな!」break!


夏目「いや……棋儀の死体には他に首を絞められたような痕があったんだ」

足立「……本当かい?」

夏目「ああ。つまり棋儀は首を絞められて殺されたんだ--」


砂射「捉えたぞ……!」反論!


砂射「棋儀の死体なら俺も見たが……それがなんだというのだ?」

夏目「なに……?」

砂射「確かに棋儀の死体には首を絞められた痕があった」

砂射「だがそれで棋儀が絞殺されたと考えるのは早いだろう!」

【反論ショーダウン 開始!】
コトダマ
・プールサイド
・兎呑の見解
・包丁


砂射「確かに棋儀の死体には首を絞められた痕があった……」

砂射「だが、それは【包丁で刺されてから絞められた】んじゃないのか?」

砂射「かなり回りくどいやり方だが……」

砂射「【殺しなんてしたことがなくて当たり前】なんだ。不手際があって当然のこと」


↓3まで全員正解、もしくは正解者のコンマ合計値が90以上でクリア

ごめん眠い寝るね

何かあればどうぞ
朝に返信できたらします

影山さんこれでよかったのかな……

本日も前回と同じくらいからスタートします
よろしくお願いします

やはり最初の裁判は短くなるなぁ……と予防線張っとく

あと今回パニックトークアクション出たらごめんね

そして夏目の「その矛盾……解錠してやる!」のコレジャナイ感

御陵さんが普通だったから夏目は一捻りしてみたけど……うん、それならいいか

開始は19時頃なの
人いなさそうだったら時間ずらすの

飯前に前半終わらせとくお


正解!

夏目「その矛盾……解錠してやる!」break!


夏目「捜査のとき……兎呑がこんなことを言ってたんだ」

夏目「棋儀は刺されてから絞められたんじゃなく、絞められてから刺されたんだってな」

砂射「それがどうしたと……」

ジョー「そ、そうだ! 絞殺だろうが刺殺だろうが、影山が犯人なのは……!」

兎呑「じゃあ聞くけど、ロープで首を絞める場合普通ならどうする?」

ジョー「なんだよ……それ……?」

兎呑「ただの質問だよ」

ロープで首を絞める場合……?
そんなの……。


↓2
1両手で縄を持って首を絞める
2口で縄を持って首を絞める
3足で縄を持って首を絞める

結局のところ、作者は飯落ちなわけよ(フレンダ風)

ジョーさんマジ左右田

正解!

夏目「そうか……!」


夏目「両手で縄を持って首を絞める……」

夏目「そうか……そういうことだな……!」

兎呑「ああ。影山は自分で左腕を怪我させてるんだ」

兎呑「怪我を診た私だからこそ言えるが、当然握力だって落ちてる……」

兎呑「そんな状態で男の棋儀を絞め殺すなんて、無理だと思う……いや、無理だね」

影山「さすが兎呑さんです! そこに気づくなんてさすがですね!」

……え?

甘露寺「どういうことだ?」

影山「そのままの意味ですよ……」

影山「実は私、棋儀さんを殺してなんかないんです」

正道「なっ……!?」

だが、兎呑の話を信じるならそうなるだろう。
俺のような軽傷ならともかく、影山の傷はかなり深い。

その状態で女の影山が男の棋儀を絞め殺すなんて……できるのか?

甘露寺「ふざけるな……そうしたら……!」

筆原「振り出しに戻るじゃないですか!」

最咲「これだけ議論を重ねたのにですか……!?」

影山「残念ですが、事実なんですよこれが……」

影山「今まで散々話し合って、意外とあっさり犯人が見つかったと思えば……それはまったくの見当外れ」

影山「でも諦めちゃいけませんよ! 何度でも立ち上がって! 前を向いて歩く!」

影山「そうするからこそあなた達は希望の象徴と呼ぶに相応しいんですからね!!」

正道「わけのわからないことを言うな……!!」

ジョー「やめろってもう……マジ、頭痛くなってきた……!!」

包丁が正面から刺されてる以上、包丁が死因なら棋儀の抵抗を押し退けて刺殺したことになる。
絞殺が死因なら、棋儀の背後から縄で首を絞める必要がある。

……どちらにせよ、片腕が使えない影山にそんなことはできないんだけど……。

夏目「…………」

本当に、そうなのか?
それなら、影山はなんで自分の犯行だと嘘をついた?
……それ以前に、こいつは本当にあの影山なのか?

…………いや。俺がそんなこと言えるようなことじゃないな。
俺は影山と初めて会ったんだ。
なら、俺が影山の本性を知らなかっただけのこと……。

モノクマ「うぷぷぷ……」

モノミ「…………」

……影山が犯人じゃないのなら、それ以外のヤツが犯人なのなら……。
俺たちはその犯人を突き止めるだけのこと……。
じゃないと……俺は……俺たちは……!


ここで終わる……!


学級裁判 中断!!

前半戦終わり
少し離脱するので何かあればお気軽に兎呑お姉さんにまで

兎呑お姉さんのバストサイズとカップはおいくつですか?(事件と全く関係のない質問)

なにもなければ再開したいです

問題なければ大きな声でみんなの大好きなあの人を呼んでみようか。せーのっ!

>>273
兎呑「前スレ参照だよ。はっはっは」

言えない……再開時を見失ったなんて死んでも言えない……

ホントごめんなさい。次の休みの日に更新します

学級裁判 再開!!


影山「さて……どうしましょう?」

影山「私のこの腕の傷がある以上……私が犯人とは言えなくなりましたね」

ジョー「お、お前は黙ってろよ!」

影山「…………」

言乃木「……だが、そうなるといよいよ振り出しになるね……」

甘露寺「そうだな……やはり、その影山の怪我がすでに完治してるか……」

雪咲「はたまた、兎呑の意見自体がそのまま嘘かだな」

兎呑「……私はあくまで獣医であって医者じゃない」

兎呑「間違えることだってあるだろうし……強く否定はできないね」

最咲「なら、何を話し合えば……」

甘露寺「他に話し合うことなんて何も……」


湯川「それは違う!」

湯川「……と、思います。はい……」

夏目「湯川……?」

珍しく声を大にして言葉を発したかと思えば自信無さげに付け加える湯川。

砂射「……何が違うというのだ?」

湯川「ええと……死因はともかくとして、血痕があった以上、包丁が使われたのは間違いないんですよね?」

湯川「なら……その包丁がいつ、どこから、どうやって運ばれたのかを話し合うべきかと思います」

足立「包丁がいつ、どこから、どうやって運ばれたか?」

雪咲「そうだな……そこのところも話しておくべきだろう」

棋儀の体を貫いたあの包丁がいつ、どこから、どうやって運ばれたのか……。
確認の意味を込めて、話し合うべきか……。

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・厨房の備品リスト
・モノクマファイル1
・板チョコ


姶良「あの包丁がいつ、どこから、どうやって運ばれたかって言われても……」

最咲「あの包丁は間違いなく【旧館の厨房のもの】でした」

兎呑「タイミングとしては、パーティーの前かい?」

言乃木「そうなると、『持ち出したのは影山と考えるべき』だろうね」

甘露寺「つまり【包丁が持ち出されたのはパーティー前……】」

筆原「結局、何も新たにわかってませんよぅ!」


↓2
どうぞ!

正解!

夏目「それは違うな!」break!


夏目「包丁が持ち出されたのはパーティー前と最中の二回なんだ」

夏目「……そうだよな、最咲?」

最咲「は、はい。そうです」

最咲「あそこには備品リストがあって、私と甘露寺さんがパーティーが始まってからそのリストと現物を照らし合わせたんです……」

兎呑「そうしたら、その時点で包丁が一個無くなってたと」

正道「それは、掃除のときに影山が包丁を一つ持ち出してるからじゃないのか?」

最咲「それで……捜査のときに改めて調べたら……」

夏目「さらに一本無くなってたんだ」

ジョー「ってことは……!」

ジョー「……どういうことなんだ?」

言乃木「バカは息するだけにしておいてくれないか……」

ジョー「お前俺に辛辣すぎんだろ!?」

湯川「……つまり、パーティー中にもう一人、誰かが包丁を持ち出してるということです」

足立「それで、その人がもっぱらの犯人候補になるね……」

ジョー「だ、誰だよそいつは!?」

パーティー中に厨房に立ち入り、なおかつ包丁を持ち出す機会のあったヤツは……。


↓2
怪しい人物を指名しろ!

正解!

夏目「お前しかいない……!」


夏目「甘露寺、お前なんじゃないのか?」

甘露寺「なに……?」

夏目「だから……お前なんじゃないのか? パーティー中に包丁を持ち出したのは……」

姶良「ほ、本当なの!?」

甘露寺「……何故そう思う?」

甘露寺「厨房には俺だけじゃなく、最咲だって入っていたんだ」

最咲「そ、それは……!」

……いや、

夏目「違うな。最咲に包丁を持ち出すのは無理なんだ」

甘露寺「だから、その理由を言えと言っている……!」

最咲が包丁を持ち出すのは無理な理由。それは……


↓2
1最咲が厨房に行ったときは常に甘露寺がいたから
2そもそも最咲は厨房に入ってない
3最咲が犯人なら包丁を持ち出す必要がない

正解!

夏目「これで証明できる……!」


夏目「最咲が厨房に行ったときは料理の準備のときだけなんだ……」

夏目「その際には甘露寺、他でもないお前がいたはず」

夏目「他の誰かがいる以上、包丁を持ち出すのは無理なんじゃないか!?」

甘露寺「っ……!?」

言乃木「ってなると、俄然あんたが怪しくなってきたね……甘露寺?」

湯川「今思えば、甘露寺さんが影山さんを発見したのもなんだか怪しく感じますね」

湯川「……もしかして、二人は共犯関係だったんじゃないですか?」

兎呑「なるほどね……影山が自演で襲われても、それを発見するヤツがいなければ意味がない」

兎呑「そういう意味でも、甘露寺と影山は繋がってたんだろうね」

夏目「そうだ。そうして影山が襲われたことにより俺たちに他のみんなへの疑心を植え付け、外出の頻度を下げたところで翌日スーパーでロープや返り血を防ぐための道具を……」


影山「それは違いますね……」反論!


影山「夏目さん、その言い分にはおかしな点があります……」

おかしな点……?

影山「さあ……夏目さんは私の反論を打ち破れますか……?」

なんでそんなに楽しそうに笑えるんだよ……。
くそっ! 負けてたまるか!

【反論ショーダウン 開始!】
コトダマ
・兎呑の証言
・呼び出しの手紙
・板チョコ


影山「私のやったことで他のみなさんの外出が無くなったのなら……」

影山「当然、あなたの言う【甘露寺さんがスーパーに行った】ことも信憑性が薄くなります」

影山「だって、外出が無くなったのなら……」

影山「【それを目撃してる人だって、いないですものね?】」

影山「そこのところ、どうなんですか?」


↓3まで
全員正解、もしくは正解者のコンマ合計値が120以上でクリア

正解!

夏目「その矛盾……解錠してやる!」break!


夏目「……影山。忘れたのか? それとも、忘れたふりをしてるのか?」

影山「……何の話ですか?」

夏目「兎呑がスーパーに入る男の姿を目撃してるんだ」

夏目「……間違いないな?」

兎呑「そうだね……後ろ姿ではっきりとは見えなかったけど……」

湯川「つまりそのときにロープや返り血を防ぐための道具……雨ガッパですかね。それとあと五十隅さんをロビーに誘うためのお菓子を調達しってことですね?」

影山「ですが。それはあくまで後ろ姿なのですよね?」

甘露寺「影山の言うとおりだ」

甘露寺「俺はスーパーになんか行ってないし、そこでロープや雨ガッパ……ましてや板チョコなんて買ってない」

っ……!!

甘露寺「ふん……どうした夏目。お前の言い分はもう終わりか?」

影山「……味方になるのを、間違えましたかね……」

甘露寺「? それはどういう……」

夏目「甘露寺……お前は今、決定的なミスをしたぞ!」

甘露寺「なに……?」

甘露寺「…………」

甘露寺「……面白い。なら言ってもらおうか」

甘露寺「この俺のミスとやらを、指摘してみろ!」

こうやって堂々と振る舞ってても、やっぱり人殺ししたんだから内心ではやはり怯えてたんだな……。

なら……なら……!

夏目「もういいだろ! いい加減……認めろよ!」

最初から人殺しなんかするなっていうんだ!!

【パニックトークアクション 開始!】


甘露寺「この俺がミスをしただと……?」

甘露寺「ふざけるなふざけるなふざけるな!」

甘露寺「俺はミスなんてしない!」

甘露寺「するわけがない!」

甘露寺「俺の人生にミスなんてあってはならない……!」

甘露寺「俺はそうでなければならないんだ!」


↓3までのコンマ合計値が90以上で甘露寺の心の壁破壊


  チ
板   コ
  ョ



甘露寺「【俺のミス……それがなんなのか答えてみろ!】」


↓3までで並べかえ。全員正解でクリア

  チ
板   コ
  ョ

正解!

夏目「これで終わりだ!」break!


夏目「……五十隅を呼び出す餌として使われたのが板チョコだっていうのは……」

夏目「捜査のときに本人から聞いた俺や影山を除けば、犯人しか知らないんだ……!」

甘露寺「なっ……!?」

甘露寺「ま、まだだ! お前の推理はどこかが間違ってる!」

甘露寺「そうに決まってる! じゃないと俺がミスしたなんて……そんなことありえない!」

…………。

夏目「……もういいだろ」

夏目「最後に今回の事件を頭から振り返って、それでなにも反論がなければ……」

夏目「最後くらい潔く認めろよ! 認めてくれよ!!」

【クライマックス推理 開始!】


夏目「今回の犯人は実行犯と協力者の二人だったんだ」

夏目「その協力者が( A )だった。協力した理由は不明だが、それは間違いない」

夏目「事件前夜のパーティー……その停電の際に影山が襲われたが、これは( B )だったんだ。そうすることで俺たちに疑心を植え付けたんだ」

夏目「さらにそのパーティーの最中、犯人は厨房から( C )を持ち出した」

夏目「……そうして見事俺たちは犯人たちの思惑にハマり、必要最低限の外出しかしなくなった。犯人はその隙を見てスーパーに行き、ロープや雨ガッパ、そして( D )を調達したんだが……そこで大きな誤算があった」

夏目「たまたま近くを散歩していた( E )に目撃されたことだ。幸いにも背中しか見られてなかったがな」

夏目「……そうして必要なものをすべて揃えたら、あとは時間を待つだけ。そうして犯行現場にやって来た( F )を後ろから絞め殺したあとで、包丁を腹に刺したんだ」

夏目「おそらく目的は……死因の誤魔化しだろう。腹に包丁が刺さってれば誰しもそっちに意識が行くからな」

夏目「そうしてやることを終えたらプールに死体を浮かべ、立ち去るだけ。あとは手紙によって呼び出された( G )が死体を見つければ終わりだ」


【キーワードリスト】
・板チョコ
・兎呑
・五十隅
・影山
・自作自演
・棋儀
・包丁


↓3まで。キーワードリストから該当する場所に穴埋めしろ!
全員正解でクリア

正解!


夏目「今回の犯人は実行犯と協力者の二人だったんだ」

夏目「その協力者が影山だった。協力した理由は不明だが、それは間違いない」

夏目「事件前夜のパーティー……その停電の際に影山が襲われたが、これは自作自演だったんだ。そうすることで俺たちに疑心を植え付けたんだ」

夏目「さらにそのパーティーの最中、犯人は厨房から包丁を持ち出した」

夏目「……そうして見事俺たちは犯人たちの思惑にハマり、必要最低限の外出しかしなくなった。犯人はその隙を見てスーパーに行き、ロープや雨ガッパ、そして板チョコを調達したんだが……そこで大きな誤算があった」

夏目「たまたま近くを散歩していた兎呑に目撃されたことだ。幸いにも背中しか見られてなかったがな」

夏目「……そうして必要なものをすべて揃えたら、あとは時間を待つだけ。そうして犯行現場にやって来た棋儀を後ろから絞め殺したあとで、包丁を腹に刺したんだ」

夏目「おそらく目的は……死因の誤魔化しだろう。腹に包丁が刺さってれば誰しもそっちに意識が行くからな」

夏目「そうしてやることを終えたらプールに死体を浮かべ、立ち去るだけ。あとは手紙によって呼び出された五十隅が死体を見つければ終わりだ」

夏目「そしてその犯人こそが……」


夏目「お前なんだろう甘露寺! これがお前の企てた犯行だ!」complete!



甘露寺「くそっ……くそっ……!」

甘露寺「くそがぁぁぁぁぁっっっ!!」

甘露寺の咆哮が響き渡る。
それがすべて真実だったんだと悟り、俺たちは悔しげに下を向く。

雪咲「……終わりか」

雪咲「モノクマ、投票タイムだ……」

一人、雪咲を除いて。

モノクマ「あいあいさー!」

モノクマ「オマエラ! お手元のスイッチで投票してくださーい!!」


甘露寺「うあああああっっっ!!」


      MONOKUMA
       VOTE
|カンロジ|カンロジ|カンロジ|




学級裁判 閉廷!!

裁判終わってまった。味気ない裁判ですまん。いやマジで

人いれば夜イベントまで進めますが……

それにしてもパティシエを追い詰める証拠が板チョコとかどうしてこうなったんかね……



モノクマ「えー、結論から言わせてもらうと……」

モノクマ「大正解! 超高校級の棋士である棋儀歩クンを殺したのは、超高校級のパティシエである甘露寺慶喜クンなのでしたー!」

夏目「……くそっ!」

結果は正解。
なのに、俺たちは素直に喜べずにいた。

……当然だ。こんな胸くそ悪い結果で喜べるはずがない。

足立「……なんでだよ」

足立「なんで! 棋儀君を殺したんだ!?」

ジョー「もしかしてお前……あの記憶喪失の話を信じたのかよ!?」

今回の動機になり得たあの記憶喪失の話を信じた……? 甘露寺のような男が?

甘露寺「……何がわかるんだよ」

ジョー「え?」

甘露寺「お前らに俺の何がわかるんだよ!?」

甘露寺「いきなり記憶喪失だの、すでに何年も経ってるだの言われて……!」

甘露寺「なら! 俺の店はどうなったんだ!? 血の滲む思いをして手に入れた俺の店は! これまでの人生のほとんどを費やしてようやく手に入れた俺の店は!」

甘露寺「どうなったって言うんだよぉぉぉぉぉっ!?」

もはや半狂乱で叫ぶ甘露寺に俺たちは何も言えない。

甘露寺「俺にとってあの店は俺の人生のすべてだ! 今まで費やした努力の結晶と言ってもいい!」

甘露寺「それが……もう何年も経ってるだと?」

甘露寺「ふざけるなっ! 経営者不在の店が何年も無事でいられるはずがない!」

甘露寺「だから俺は確かめたかったんだ……!」

甘露寺「俺の人生の意味がまだ形として残ってるのか……!」

甘露寺「確かめたかったんだぁぁぁぁぁっ!」

…………俺には想像もできないほどの苦しみだったのだろう。
それとも、その苦しみも甘露寺慶喜だからこそなのか。

プライドの塊とも言える甘露寺だからこそ、そのプライドの結晶が破壊されたのではと疑問に抱くだけで揺らぐ。
そこにモノクマは……!

湯川「…………」

そんな甘露寺に湯川はゆっくりと歩み寄る。そして……。


パシィィンッ!!


夏目「なっ……!?」

そのまま、平手打ちをした。

湯川「それでも、甘露寺さんのしたことは間違いです」

湯川「例えどんなことがあっても、人殺しはしちゃダメ」

湯川「それに貴方は……貴方の誇りに思うパティシエとして喜ばせるべきであろう、甘いお菓子が大好きな人を利用した」

湯川「これも……許されることじゃない」

甘露寺「っ……!?」

ガクン、と甘露寺が膝を折る。

甘露寺「……そうか。いくら言葉で吠えてようが、俺はもうどこかで狂ってたのか……」

甘露寺「…………」

甘露寺「……すまない、五十隅。せめて、お前に俺の作る菓子を振る舞いたかった……」

五十隅「ふぇ……」

五十隅の涙を我慢する声が聞こえる。

甘露寺「こんなに俺が弱いから、影山にも利用されて……棋儀を、殺して……」

甘露寺「こんな手で菓子作りなんて、もうやれないな……」

モノクマ「えーっと、なんだか感動的な流れになってますけど……忘れてませんよね?」

モノクマ「学級裁判でクロを言い当てたら、クロにおしおきが待ってるって!」

夏目「っ!?」

おしおき……それは、処刑……。

甘露寺「……今さら許せなんて言わない。でも、殺しはしたんだ……」

甘露寺「だから、せめて俺の店がどうなったか……!」

モノクマ「それでは! 超高校級のパティシエである甘露寺慶喜クンのために!」

夏目「お、おい!?」

甘露寺の言い分を無視してモノクマが続ける。

甘露寺「待てよ……なあ、待てって……!」

それでも、モノクマは待たない。


モノクマ「スペシャルなおしおきを用意しましたっ!!」

甘露寺「待てよぉぉぉっっっ!!」


ぴこんっ★

       GAME OVER
カンロジくんが クロにきまりました。
おしおきをかいしします

マジすいません。花村とすさまじいくらい同じ展開になってまった……

おしおき思案のため少し離脱



【超高校級のパティシエ 甘露寺慶喜処刑執行】
【これで気になるあの子のハートをゲット!? 絶品甘露寺ケーキ!!】


机の上にあるのは巨大ミキサー。その中に甘露寺は入れられていた。
巨大モノクマがミキサーのスイッチを入れる。
するとミキサーは凄まじい勢いで回る。
回る。
回る。

次にミキサーの中に電流が走る。それでもミキサーは回る。
電流が走る。
ミキサーが回る。
電流が走る。
ミキサーが回る。

そうしてミキサーが止まり、巨大モノクマはミキサーの中からまるでバターのようなものを取り出す。
そこから先はまさに早業!

そのバターのようなものを使いケーキの土台を作り! 彩りのフルーツも忘れない! 卵だって選び抜いた厳選の品!

そうして瞬く間にできた特性甘露寺ケーキ。
それを食べてモノクマは笑顔で一言、


「イケメンのエキス詰まったケーキを食べて今日から君もイケメンの仲間入りクマ!」

と満面の笑みで言った。



モノクマ「ひゃっほーう! エクストリーム!」

モノミ「いやぁぁぁ!?」

砂射「これは……!?」

ジョー「うぎゃあぁぁぁぁっ!!?」

兎呑「っ……!!」

言葉を失う者。悲鳴を出す者。目を逸らす者。
それぞれそんな反応をして甘露寺のなれの果てを見届けた。

夏目「うっ……ぷ……!?」

最咲「夏目さん!?」

そんな中俺は嘔吐寸前までになり、思わず膝をつく。
……ここで最咲が来てなければ、情けなく吐瀉物を撒き散らしてたことだろう。

夏目「だい、じょうぶだ……」

モノクマ「うっはっは! いやぁ最初にしてはまあまあじゃないかな?」

モノミ「うぅ……なんでこんなことに……!」

頭を抱えるモノミの横で、俺たちはただ呆然と立ち尽くしていた。

影山「はぁ……まったく興ざめです。甘露寺さんの希望はこの程度だったんですね」

影山「でも、みなさんは違いますよね?」

影山「こんな絶望に負けるほど、柔じゃありませんよね!?」

ジョー「なんでこんなことになって笑ってんだよお前!?」

言乃木「やっぱり真性の変態か……」

その言葉に心外だと言わんばかりに両手を振る影山。

影山「待ってくださいよ! 私だって甘露寺さんの死は悲しいです!」

影山「でも、彼だって無駄死にしたわけじゃありません! みなさんの希望を育てる人柱になってんです!」

影山「それならみなさんは下を向かず前を向くべきですよ!」

正道「んのっ……!」

正道が思わず拳を出そうとして……やめる。

影山「? どうしました?」

影山「殴るなら殴ればいいじゃありませんか。私は抵抗しませんよ?」

正道「……女を殴る拳は持ってない……!」

影山「紳士的ですね。さすがです」

そうしてにこりと微笑む影山に俺は一つ尋ねる。

夏目「なあ……一つ聞かせてくれ」

夏目「お前は結局、何がしたかったんだ?」

影山「言ったじゃないですか。私はみなさんの希望を育てる手伝いをしてるだけ」

影山「強くなるには試練が必要ですよね? 私はその試練を提供してるにすぎないんです」

ジョー「言ってる意味わかんねぇよ!」

足立「もうやめろ!!」

一喝。たったそれだけでみんなが黙る。

足立「……今日はもう帰ろう。そして寝て、頭を冷やして……」

足立「…………また、明日から頑張るんだ」

雪咲「何を……」

足立「上手く言えないけど……全部だ!」

夏目「全部って……」

あまりにアバウトな言葉に呆気に取られるも……そうだよなと納得もする。
とにかく俺たちは頑張らないと……頑張って、これ以上の犠牲を出さずにしないと……!

夏目「そうだな……頑張ろう。とにかく……頑張ろう!」

それは自分にも言い聞かせるように何度も繰り返す。
頑張ろう……。
頑張ろう……。
頑張ろう……と。


□■□■□


【ホテルミライ 敷地内】

そうしてホテルの敷地内に戻ってきた俺たちは流れるように解散となった。
…………俺も戻るか? 誰かと話しておきたいが……。


↓3までで話したい生徒の性別をどうぞ。
コンマが高いレス採用

ではさらに安価
現在新密度が高い三人である
兎呑
最咲
五十隅
の三人から話したい相手を一人、↓3でどうぞ
これもコンマが高いレス採用

ゾロ目おめやで!


夏目「……兎呑、少し話さないか?」

兎呑「私か……?」

なんとなく兎呑に声をかける。

兎呑「……そう、だな。私も誰かと話しておきたいと思ってたんだ」

兎呑「夏目君が相手なら、なお喜ばしい」

そうしていつもの余裕さは感じられないものの、兎呑はそうして微笑んだ。

すでに他のメンバーはコテージに戻り、今俺たちは二人きり。
夜風が舞うこの中で、俺は……。


↓2
1捜査や裁判での活躍に感謝する
2これからの生活について
3その他何かあれば



夏目「……影山の豹変について、何か思ったことはないか?」

兎呑「さて……ああいう変態の相手はしたことがないからなんとも」

兎呑「でも……一つ言うなら、あれは影山の豹変なのかい?」

……え?

兎呑「私たちはここで初めて出会った赤の他人なんだよ? その相手の本性なんて知るよしもない」

兎呑「それは影山にしてもそうだ。私たちは影山の本性を知らなかった……ただ、それだけ」

兎呑「そしてそれは、他の私たちにも言える」

夏目「それは……」

兎呑「……夏目君だっていつかは私に殺されるかもしれないし、私だって夏目君に殺されるかもしれない」

兎呑「もう……そういうところまで状況は悪化してるかもしれないね……」

そうして下を向く兎呑に俺は……。


↓5までで協力安価。兎呑に答える夏目の台詞どうぞ
作者が組み合わせます

みんなしてイケメンな台詞ありがとう
作者はお風呂なの

これで兎呑のデレが来る……?(疑問系)



夏目「……お前がもし、誰かを殺さなければならないほど追い詰められたら俺を頼ってくれ」

夏目「俺が力になる。絶対に守る」

夏目「……信じてくれ、なんて言ってすぐに信じてくれるとは思えないから……そんなことは言わない」

夏目「でも、覚えてはおいてくれ」

夏目「夏目開人は絶対に兎呑巳孤を殺さない。必ず守る」

夏目「そう言ってたことだけは、覚えておいてくれ」

兎呑「……っ!」

暗がりで見えなかった兎呑の顔が月明かりに照らされて僅かに見える。
それは、いつもの年上のような顔ではなく。
普通の、弱い女の子の顔をしていた。

夏目「お、おい……?」

その顔を俺に見せたくないからか、兎呑は俺の体に抱きついてきた。
困惑気味に俺は尋ねる。

兎呑「君は本当にお人好しだな……」

兎呑「それに……言葉が上手い」

夏目「そ、そうか……?」

兎呑「……情けないところを見せてすまないが、もう少しだけこうしててもいいか……?」

夏目「…………」

夏目「……ああ」

そうして俺と兎呑はしばらくの間そうして、そのままそれぞれのコテージへと戻っていった。

夏目「っ……あー……」

扉を開け、ドアを背にずるずると倒れる。
……何してんだろ、俺。


【Info】
兎呑との新密度が大幅に上昇しました
兎呑との関係が『友人』になりました
兎呑の希望のカケラが一つ集まりました
【普段は余裕のある態度を見せる彼女も、やはり根っこのところでは普通の女の子のようだ】


chapter1 絶望トロピカル 非日常編 完

生き残りメンバー
15人→14人

To Be continued

学級裁判 リザルト
ノンストップ議論→ノーミス
閃きアナグラム→ノーミス
反論ショーダウン→ノーミス
人物指名→ノーミス
選択肢→ノーミス
パニックトークアクション→ノーミス

獲得モノクマメダル
18枚

さらに直後のコンマ下一桁の数だけ追加でゲット!

【6日目リザルト】

影山 顔見知り(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 顔見知り(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 顔見知り(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 友人(2/6)
正道 顔見知り(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)
最咲 友人(1/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 知人(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

プレゼント
【エプロンドレス】
【百年ポプリ】

モノクマメダル
27枚

とりあえず区切る

兎呑さん大丈夫なの? 前作のchapter1の夜イベに選ばれた涼川さんはchapter2で死んだけど……

何かあればどうぞ
無ければ男のマロンイベまで突っ切りたいのでお付き合いお願いします

兎呑さんたぶん死ぬな
もしくは生き残る

あれは肝心なとこでコミュ取らなかったからだし(震え声)

甘露寺くんは死因をごまかして何がしたかったのか・・・おかげで包丁を持ち出せるという点で足がついちゃったよ
あっ オシオキはパティシエだからそこらへんかなとは思ってました うん満足 お腹いっぱい

最咲さんもっと熱くなれよ!

>>379
そりゃそうだべ

>>380
つまり前回の失敗を反省すれば兎呑さんが死なない可能性が微レ存……?

>>381
所詮完璧気取りな子、みたいな感じで脳内補完していただければ幸いです
……嘘です自分の力量不足ですすいません!

なにがやばいって最咲さんという具体的な爆弾があることだな
しかも被害が出て裁判の最後に夏目くんのせいですよとか言われたらもう絶望しかない

>>382
最咲さんがアップを始めました

はっじまるよー

>>384
アイドルはそんなことしませ……ん?


今度こそはっじまるよー



影山「私からしてみれば、才能はあっただけですでに勝ち組だと思うのです」

影山「才能は欲しいから手に入れるものじゃない。生まれついて持ち得るものなんです」

影山「いくら才能が欲しいと思っても……それは叶わぬ夢物語……」

影山「だからこそ、私は才能を持つみなさんを愛してます。心の底から」

影山「夏目さんはどうですか? 才能を持つ自分を、愛せてますか?」


…………。


夏目「うるせぇぇぇぇぇっっっ!!」


chapter2 罪と罰。海とココナッツ(非)日常編


【7日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


……棋儀と甘露寺の裁判から一夜明けた。
当然体は重いし、心も疲れてる。
そして……腹も減ってる。

…………飯、食うか……。



【レストラン】


足立「…………」

ジョー「……おー、夏目か」

最咲「おはようございます……」

……まあ、昨日あんなことがあれば元気が無くなるのも当たり前か。

雪咲「…………」

……一人、変わってないのもいるけど。

夏目「えーっと、来てないのは……」

とりあえずぐるりと首を巡らせて確認する。
……来てないのは影山だけか。

筆原「影山さん……どうしたんですかね?」

ジョー「あー……? あんな変態ほっとけっての」

最咲「そ、そうです! 放置が一番です!」

ジョーに続くように最咲が力強く言う。

……?

兎呑「ふむ……」

湯川「まさか……」

すっかり元通りになった兎呑と、その隣の湯川も訝しげに最咲を見る。

モノクマ「ちょっといいかーい?」ピョーン

最咲「モノクマ! 丁度いいところに来ました!」

……何か隠してるだろこれ。

モノクマ「えっ? 最咲さん……ひょっとしてボクを必要としてくれてたの……?」ハァハァ

砂射「用件を手短に言ってとっとと失せてくれ」

モノクマ「むむ……わかったよ。ボクも暇じゃないからね」

モノクマ「オマエラ……モノケモノの一匹を見てない?」

夏目「は?」

モノケモノって、あの機械のあれだよな……?

言乃木「確か、中央の島で桟橋を守ってなかったかい?」

モノクマ「そうなんだけど……そのうちの一匹がいなくなったんだよ」

そのモノケモノがいなくなった……?

雪咲「知らんな」

五十隅「私も知らないよぉ……」

姶良「私も……」

モノクマ「そっか……ならいいや。いつまでもいなくなったのに頭使っても仕方ないしね」

モノクマ「じゃあねー!」ピョーン

そうしてモノクマが立ち去り、入れ違いにモノミが現れる。

モノミ「ミナサーン! 少しいいでちゅかー?」

雪咲「消えろ」

モノミ「ひゃあっ!? いきなりの門前払い!?」

足立「あ、消える前に一つ聞きたいんだけど……」

モノミ「足立君まであちしが消えること前提!?」

足立「さっきのモノクマの話、聞いてたよね? モノケモノがいなくなったって話だけど……」

モノミ「そうでちゅ! あちしがやっつけたんでちゅ!」

正道「……お前が?」

雪咲「…………」

モノミ「あっ! 信じてないでちゅね!?」

それはそうだろう……。

足立「ふーん……うん、わかったよ」

モノミ「それででちゅね! 今度こそミナサンで仲良くここで暮らして……」

足立「じゃあね」

モノミ「あれ!? 足立君本格的にどうしたんでちゅか!?」

ジョー「足立にまでこんな扱いとか……」

雪咲「とっとと失せろ……」

モノミ「ひゃあっ!」ピョーン

そうして聞くことだけ聞いてモノミを追い払う俺たち。

夏目「……今の話、どう思う?」

夏目「別の島にも行けるなら、まずはそこを調べることからした方がいいかと思うけど……」

雪咲「それは賛成だ。行けるところが増えたのなら、行くに越したことはない」

最咲「それなら早速……」

そうして最咲が立ち上がり湯川の座るテーブルの近くを通った瞬間……。

湯川「うわわっ!?」バシャーン

最咲「ひゃあっ!?」

と、まるで狙ったかのようなタイミングで湯川が飲み物をぶちまけ、最咲の服にかかってしまった。

湯川「あ、すいません最咲さん!」

最咲「あはは……だ、大丈夫ですから」

兎呑「いや、思いの外かなりかかってしまってる。これは着替えた方が良さそうだぞ」

湯川「なら、最咲さんは探索の前にシャワーを浴びるべきですね!」

最咲「え?」

兎呑「そうだな。いろいろオハナシしたいこともあるし、私たちも同じ風呂場でシャワーを浴びてくとしよう」

最咲「え? え?」

兎呑「というわけだみんな。私と湯川さんと最咲さんはシャワーを浴びてから」

湯川「探索には遅れて行きます! すいません!」

最咲「ちょ……!?」

そうして抵抗する最咲を無理矢理連れてく兎呑と湯川。
行き場所は最咲のコテージなのだろう。

足立「……なら仕方ないな。三人以外の人たちで先に行くか」

返事をする前に行かれてはそうするしかなく、足立は肩をすくめてそう言った。
それに続き他のやつらも外に出ていく。

…………。

……シャワー、か……。
…………いやいや! 待て待て! 俺は何を考えてる!? そんなこと許されるわけ……!

でも、気になる……すごく気になる……!
そうして何の思惑が働いたのか、ここで一人欲望と戦っていると不意にポケットに入ってたものを手に取る。


【男のマロン】


夏目「これ、は……!!」

そこから先は覚えてない。
気づけば俺は最咲のコテージに向かって足を進めていた……。

ふふ……ふふふふふ……!!


↓3までで多数決。夏目視点か女視点か
女視点ならどの視点がいいかキャラの名前も

前スレ>>1000さん。この三人でいいかね……

数多いし湯川視点行きます

原作の日向はどうやって覗いたんかねあれ……

>>404
奴の隠された才能の一つが開花したに違いない(確信)



湯川視点

湯川「ばっしゃーん、ですぅ!」

最咲「わあっ!? ゆ、湯川さんただでさえ狭いんだから暴れないでくださいよ!」

兎呑「はっはっは。元気なのはいいことだぞ」

女三人(というよりは私だけ)お風呂ではしゃぐ。
タオルは無い。つまり全員文字通りの裸状態だ。

最咲「まったくもう……いきなりお風呂に連れてくるなんてどういうことですか?」

湯川「それはもちろん、最咲さんの隠し事を教えていただくためですよぉ」

兎呑「君……影山さんに何かしたのだろう?」

最咲「うっ……!?」

兎呑「図星か……」

最咲「だ、だって! 影山さんがあの裁判で何をしたのか知ってますよね!?」

兎呑「確かにな。あいつは到底許されることをしたわけではない」

そう言いながら兎呑さんは濡れた髪の毛を掻き上げつつ続ける。

兎呑「だからといって強行手段に出てはダメだろう? それこそ、モノクマの思う壺だ」

最咲「……ずいぶん影山さんの肩を持つんですね」

兎呑「……まあ、昨日いろいろあってな」

そうしてふふっ……と柔らかく微笑む兎呑さん。

湯川「えーと、結局のところ最咲さんは影山さんに何をしたんですか?」

最咲「…………」

最咲「……今朝、縄で縛って旧館の大広間に置いておきました」

うえっ!? そ、それってかなりの大事なんじゃ……!?

湯川「ていうか、どうやってそんなことを……?」

最咲「……教えません」

そうしてにこりと笑う最咲さんからはアイドルの可愛さより得体の知れない怖さが感じられた。

兎呑「……はぁ。まあ、そこまでしたなら最咲さんも何かしらの罰を受けないとな」

最咲「ば、罰ですか……?」

兎呑「……君が先程から私の胸を羨ましげに見てたのは気づいていた。なら私が大きくなる秘訣を体に教え込んでやろう」

湯川「あれ? それって罰っていうよりご褒美なんじゃ……?」

女としては胸が大きくなるならご褒美かなー、と思っていたら兎呑さんが妖しい笑みを向けてきた。

兎呑「そうかそうか。ならまずは湯川さんに教え込んであげようか」

さすが兎呑の姐さんや!

湯川「ええっ!?」

と、驚いたその隙を狙って兎呑さんの手が私の手に伸ばされ……。


--むにゅ。


兎呑「どうだ? 聞いたことがあると思うが、胸は揉まれると大きくなるらしいぞ?」

湯川「あっ……んっ……!」

兎呑さんの手が動く度に胸のあたりがこそばゆいような……そんな変な感覚になり、私の口から恥ずかしいほどに変な声が出てしまう。

兎呑「とまぁ……こんなところか。さて、次は最咲さんだな」

最咲「わ、私ですか……?」

湯川「うう……」

そんなにらみ合いがされていると--


ガタンッ!


湯川「? 何の音でしょうか……?」

外の扉の方から変な音が聞こえてきました。

兎呑「おいおい……湯川さん、最後に入ったのは君だったが、鍵はきちんと閉めたのか?」

湯川「そのはずですけど……」

兎呑「そうか……ん? 最咲さん、何を笑っている?」

最咲「いえ、何も。たぶん風の音か何かでしょう?」

でもさっきの笑みはなんていうか……まるで今の音に心当たりがあるような顔だったけど……。

兎呑「ほほう……そうかそうか」

最咲「ひゃんっ……!? と、兎呑さんこの流れでなんで足なんですか!」

兎呑「いや、君は胸より足の方が綺麗だからな」

最咲「だからって……太ももはダメですよ……! 私足は弱いんですっ……」

湯川「…………」ソローリ

兎呑「こらこら、何をしてるか湯川さん」

そんな言葉と共にお尻に妙な感覚が……!

湯川「ひゃあっ!? ど、どこ触ってるんですか!」

兎呑「はっはっは。このままいい感じにイタズラしてあげようじゃないか」


二人「「や、やめてくださいー!」」


……結局少しの間、兎呑さんからのセクハラにされるがままの私たちであった。


□■□■□


夏目視点

…………あれ以上はダメだろ。刺激が強すぎる。
しかし俺、無駄なところで才能発揮したな……自重しよう。

しかしまさかタオル無しで風呂入ってたとはな……おかげで三人のボディーラインとか鮮明に頭に残っちまった……。
……忘れることもできなさそうだし、このまま俺も探索に行くか……。


【Info】
最咲に覗きがバレてる……? ま、まっさかぁ!

寝る。こんなもんでいいかね……

とりあえず夏目さん大丈夫? 最咲さんに何かやられないよね?(錯乱)

何かあればどうぞ


もう「至上の鍵師としての才能……それは俺の『万能鍵』で女の子の◯◯◯を解錠(意味深)する事だ!!」って感じ女の子コマしまくればいいんじゃね?(適当)

七海ポジについてはノーコメントなの
もしかしたら湯川が七海ポジの可能性だってあるじゃない!

今日も昨日と同じくらいに幕が上がります
よろしくなの

では本日18時30分頃から再開
よろしくなの



【ニバンメのシマ】

夏目「ここが新しい島か……最初の島とは雰囲気が違うな……」

……なんて、呑気に感想を述べてる場合じゃないな。
何か手がかりがあるかもしれない。それを探さないと……!


↓2
1遺跡
2ドラッグストア
3図書館
4ダイナー
5チャンドラービーチ



【図書館】

まず俺が入ったのは図書館。
……いや、俺が知ってる図書館とは明らかに内装が異なっていた。

もっと言うならば、本の冊数が多い。
これは……ジョーあたりが見たらそれだけで発狂しそうだな……。


↓2
1言乃木
2雪咲

どちらに話しかける?

夏目「言乃木、何してるんだ?」

言乃木「……ああ、夏目か」

言乃木「なに、この島の観光案内を少し読んでたんだ」

……観光案内?

夏目「そんなのがあるのか?」

言乃木「ここの図書館に置いてあったんだよ。読んでみるかい?」

そう言われ言乃木から観光案内を渡される。が……。

夏目「……何語だこれ。俺、日本語以外はさっぱりだぞ」

言乃木「……そうかい。なら、アタシが読んでやるよ」

夏目「読めるのか?」

言乃木「これくらいなら容易いな」

マジかよ……こいつ、見た目通り頭良いんだな……。

言乃木「だがまぁ、一語一句読んでやるほどアタシは優しくないからね。要点だけまとめてやると……」

言乃木「このジャバウォック諸島は中央に一つ、その周りに五つの島が並んでいるリゾート地なんだ」

言乃木「そして、その中央の島には行政機関の集まる建物があるらしい」

……ん? それっておかしくないか?

夏目「待てよ。でも実際中央の島にあったのは……」

言乃木「そう。公園だけ」

言乃木「建物なんてどこにもありはしなかったね」

言乃木「……付け加えて言うなら、その建物の中にはジャバウォック島を象徴する立派な銅像があったみたいなんだが……」

夏目「……あるにはあったが、公園にあっただけだなそれは」

言乃木「そういうこと」

この時点で二つ、食い違いがあるのか……。

言乃木「さらにもう1つ、決定的に食い違ってる点があるんだ」

夏目「まだあるのか……?」

言乃木「……どうやらこの観光案内によると、島と島を行き来するためには定期船しかないみたいなんだ」

言乃木「橋の希望も相次いだみたいだが、自然に与える環境を考えて断念したとか」

夏目「なに? でも、俺たちがここに来たときに橋を通ったぞ?」

何から何まで食い違っている。何があるんだこの島には……?

言乃木「…………」

言乃木「もしかしたら、ここはそもそもジャバウォック島じゃないかも知れないね」

……えっ?

言乃木「ジャバウォック島をモチーフにした、人工島……なんてこともあるかも……」

夏目「……ま、まさかな……」




モノクマ「さすがは言乃木さん! 着眼点が面白い!」

夏目「うわっ!? お、お前かよ!!」

モノクマ「でも、そんな大がかりなことをやってのけたとなると”あいつら“の仕業としか考えられませんなぁ!」

言乃木「……あいつら?」

モノクマ「おおっと……こいつは失言だぜぇ……」

モノクマ「下手に口を滑らせる前に消えます!」ピョーン

そうして言いたいことだけ言って消えるモノクマ。

言乃木「…………」

夏目「…………」

妙なことを言って俺たちを動揺させる気か……?
その手に乗ってたまるかよ!


↓2
1遺跡
2ドラッグストア
3ダイナー
4チャンドラービーチ



【遺跡】

うわっ……ここもまたおかしなところだな。
遺跡か、廃墟か……これもまた、リゾート地の風景には似つかわしくない……。

湯川「……あっ、夏目さん」

そうしていると先に来ていた湯川が俺に気づく。

…………。

湯川「……? どうかしましたかぁ?」

夏目「い、いや。なんでもない」

煩悩を消せ徹底的に消せ……!!

湯川「……あの、ここは私が調べておくので夏目さんは違う場所を調べててください」

湯川「というか! どっか行くべきです!」

いきなり追い払おうとされてる!?
……ま、まあいいか。それならそれで俺の気も楽になる……いろいろと。

夏目「じゃ、じゃあここはお前に任せとくよ……」


↓2
1ドラッグストア
2チャンドラービーチ
3ダイナー



【チャンドラービーチ】

ここは……リゾート地だけあって、最初の砂浜とはわけが違うな。
なんていうか、本格的な個人ビーチというか……。

こんな状況でなければ、みんなで泳いだりして騒いでたんだろうな……。


誰と話す?
↓2
1最咲
2筆原
3正道



最咲「あ、夏目さん」

そこにいた最咲に声をかけられる。

夏目「お、おお……」

湯川のときもそうだったが、あんなことをしたあとだから罪悪感が沸いてきてしまう。
なんて思っていると、最咲はににりとした笑顔でこう言ってきた。




最咲「夏目さん……先程の私たちのお風呂、覗いてましたよね?」

夏目「!?」

なにっ……バレてただと……!?
だ、だが待て! まだ慌てるようなタイミングじゃない! カマをかけてることだって考えられ……!

最咲「私、実は夏目さんが覗いてたの見てましたよ?」

あ……ダメだこれ、弁明は無理っぽいな……。


↓2
1本当にごめん! ととにかく謝る
2気づいてて気づかないフリしてたのか? と開き直って尋ねる

なおコンマの数値により親密度の上がり幅が上下する……かもよ?

ごめん、寝てた……

再開していい?



夏目「本当に悪かった! あれはその、出来心というか……!」

最咲「…………」

最咲「……夏目さんも男の子です。その……そういうのに興味を持つのは仕方ないというか、当然でしょう」

夏目「な、なら……!」

最咲「ですが、いけないことはいけません! 探索が終わったら私のコテージに来てください! お説教です!」

夏目「いっ……!?」

お説教!? 何を言われるんだ俺は……!?
だがまぁ、俺が反論できる立場であるわけもなく……黙って頷くしかなかった。


【Info】
探索後最初の自由行動が最咲とのイベントになりました



【レストラン】

そうして俺たちは二番目の島の探索を終え、レストランで報告会をしていた。

足立「えーっと、二番目の島にあったのは遺跡にダイナー。図書館、ドラッグストア、チャンドラービーチか……」

言乃木「図書館についてはさっき説明したとおりだ。実際のジャバウォック島と観光案内に書かれたジャバウォック島でいくつか矛盾があったけど……まあ、観光案内が古かっただけだろうね」

雪咲「当たり前だな。人工島だなんて、馬鹿げてる……」

言乃木「……オカルト本を読み漁ってたくせに何を」

雪咲の言葉に舌打ちでもせんばかりに言乃木が言う。

もう諦めようぜ(パンツ脱ぎながら)

夏目「オカルト本?」

雪咲「と、いうよりはシリアルキラー特集の雑誌だな」

姶良「余計質が悪い!?」

足立「ま、まあ趣味は人それぞれだしな……うん」

探索をほったらかして何をしてたんだ雪咲は……。

雪咲「そうは言うが、あの雑誌はなかなか面白かったぞ? シリアルキラー特集、と銘打つ割りにはその他の怪盗の類いも載ってたしな」

ジョー「怪盗だぁ?」

雪咲「ジェノサイダー翔やキラキラちゃんの他にも、シャーンス・クレというやつのことも載っていた」

筆原「シャーンス・クレ……?」

足立「ほらほら、そういう話はまた後で頼む」

足立「今は報告会の最中だからな」

夏目「とは言っても……」

周りを確認すると、誰も意見を言おうとしない。

湯川「…………」

夏目「そうだ、湯川。お前確か遺跡の調査してたよな?」

足立「そういえばそうだったっけ」

湯川「ああ……うん、そうだよ」

……何か見つけたな?

湯川「ええっと……口では説明しにくいからさ、明日の朝また遺跡にみんなで行かない?」

湯川「今日はほら、みんな疲れただろうし……」

夏目「それはまあ……そうだな」

ジョー「じゃ、じゃあ明日の朝また遺跡に集まるっつーことで……」

そうしてこの日は解散となり、俺たちはそれぞれのコテージに戻ることになった。



□■□■□


【最咲のコテージ】

……そうして俺は今、最咲のコテージで正座していた。

最咲「さて、夏目さん。私が何を言いたいか……わかりますよね?」

夏目「…………」

夏目「……はい」

最咲「そもそも、です。なんで覗きなんてしたんですか?」

最咲「夏目さんも男の子ですから……そういうのに興味を持つのは仕方ないといえ、普通は自制を働かせるものです」

最咲「……怒らない、とは言い切れませんが理由を教えてください」


↓3までで自由安価。コンマの一番高いレス採用
何故三人の風呂を覗いたのか説明してください(無茶)



夏目「しゃ、シャワーに行くときのお前たちの様子が明らかにおかしかったからな」

夏目「だから少し気になったというか……」

夏目「だ、だってほら! もしものときがあったら困るだろ!?」

最咲「もしものときって……」

最咲「……じゃあ、もしものときになったら夏目さん、私を守ってくれるんですか?」

夏目「そ、それは当たり前だ。最咲の身に何かあったら俺が全力で守る」

なんだかこんな場面じゃなかったら少しは見映えもする台詞なんだけど、俺は今正座中だから見映えもなにもあったもんじゃない。

……なんでこうなった?

最咲「……そうですか」

最咲「そんなこと言われたら、許すしかありませんよ」

最咲「正座、やめていいですよ。ベッドにでも座ってください」

夏目「な、なら……」

言われ、俺は正座をやめてベッドに腰かける。

最咲「でも、そうですね……」

最咲「できることなら、私も夏目さんに守ってもらいたいです」

夏目「それは当然だって……」

すとん、と俺の隣に腰かける最咲にそう言うと最咲はふるふると首を振った。

最咲「だから……夏目さんも、私を守ってほしいんです」

最咲「他の人をじゃなくて……私だけを」

夏目「は……?」

突然の言葉に言葉を失うも、俺はすぐに答える。


↓2
1わかった。お前を優先して守る
2……俺はお前だけじゃなく、みんなを助けたい
3それ、本気で言ってるのか?



夏目「それ……本気で言ってるのか?」

最咲「…………」

最咲「なーんて! 嘘に決まってるじゃないですか!」

と、最咲が突然笑ってそう言った。

夏目「嘘……?」

最咲「そうです。夏目さんの心構えを確かめる意味で少し試させていただきました」

最咲「ここで私だけを守る、なんて言ってたらビンタしてましたよきっと」

最咲「……まあ、言ってくれてたすごく嬉しかったのも事実ですけど」

夏目「…………」

最咲「だから、夏目さんはみんなを助けてあげてください」

最咲「夏目さんのそういうところが、多分後々で役立ちますから!」

夏目「……わかった」

夏目「最咲こそ、何かあったら言ってくれよ。……じゃ」

そうして俺はさっさとお暇することにした。
最咲の真意はいまいちわかりかねたけど……俺のこれからの姿勢を確かめるにいい機会だったかもしれない。
そうだよな。俺はみんなを助けるために動かないとな……。




最咲「…………本当、嫌な女だなぁ……私……」


その呟きは俺の耳には強く届かなかった。


【Info】
最咲との親密度、変化なし
最咲に☆!?○♪□●◎★!

【自由行動・夕】

さて、今日はやけに忙しかったからかもう外は暗くなり始めてる。
何をしようか……。


↓2
1誰かと過ごす(影山以外)
2モノモノヤシーン
3自販機



【チャンドラービーチ】

正道「はっ! ふっ! せいっ!!」

正道「……こんなものか。気づけば日も落ちはじめているな……」

夏目「正道……」

何気なく訪れたチャンドラービーチから何かの声が聞こえたから見てみると、そこでは正道がなにやら拳法の型? をしていた。

正道「夏目か……」

夏目「なにしてるんだ?」

正道「……見てのとおり、鍛練だ」

正道「俺は頭を使うのは得意じゃないし、ここでは唯一武道に覚えのある人間だ」

正道「……だからこその、鍛練。何かあったときのために、俺は鍛練だけ怠らないようにしている」


↓2
1俺にも手伝わさせてくれ
2……だからってこんな時間までやってるのはダメだろ。お前に何かあったらどうするんだよ
3その他自由安価



夏目「頼りにしてるけど、あまり根詰めるなよ」

夏目「お前が倒れたら、それこそ全員ビビりそうだしな」

正道「……そうだな。ふっ……たまの休みも必須か」

正道「気遣い、感謝するぞ夏目」


【Info】
正道との親密度が上昇しました
正道との関係が知人になりました


↓2
プレゼントを渡しますか?



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


【7日目リザルト】

影山 顔見知り(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 顔見知り(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 顔見知り(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 友人(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)
最咲 友人(1/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 知人(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

プレゼント
【エプロンドレス】
【百年ポプリ】

モノクマメダル
27枚

【8日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』

今日は朝は遺跡に行くんだっけか。
とりあえず、レストランだな……。


□■□■□


【レストラン】

姶良「ええっ!? それ本当なの!?」

五十隅「はわわ……」

言乃木「ずいぶんとまあ、強行手段に出たねぇ……」

最咲「…………」

レストランに行くとそこではみんながなにやら話し合っていた。

夏目「なんだ、どうした?」

足立「ああ……影山さんのことで少しね」

兎呑「実は、最咲が影山を旧館の大広間に縛って置いてきたみたいでね……」

あ、あれのことか……。

筆原「? あんまり驚かないですね?」

夏目「え?」

最咲「……夏目さんには、私がすでに話してありますから」

砂射「なるほどな」

湯川「それより、どうしますかぁ? 今後の影山さんの処遇についてですが」

ジョー「本音を言うと、あんな変態はしばらく離れててもらいたいんだけど……」

正道「……うむ」

とはいえ、あいつも女だし……そういう手に出るのはどうだろうか……。

最咲「……一応、朝・昼・夕と三回私が様子見に行ってます」

最咲「ご飯と飲み物はそのときに持ってってますが……」

言乃木「……なら、しばらくはそのスタンスで様子見をしないか?」

言乃木「交代制で影山の食事を持ってってやれば、死にはしないだろうし……」

姶良「それがいいかな……?」

雪咲「はっ……とんだゲスだな」

と、そこで雪咲が口を挟む。

雪咲「仲間でも気に入らなければそういうことをするんだな……」

雪咲「まったく、女というのは常々恐ろしいな」

足立「どこに行く?」

レストランから立ち去ろうとする雪咲の背に足立が声をかける。

雪咲「図書館だ。あそこの本はなかなか面白い。お前たちと群れるよりよほど有意義だ」

雪咲「……遺跡に関しては僕は僕で勝手に見ておくさ。じゃあな」

五十隅「あっ! ちょっとぉ!」

……行っちまった。

正道「雪咲……あれも影山ほどじゃないにせよ、厄介だな」

足立「まあ、今は仕方ないさ。雪咲君もいずれわかってくれるだろう」

言乃木「なら、アタシと最咲で影山の様子見に行くから残りのメンバーで遺跡に行きなよ」

五十隅「雪咲君への報告は私がするねぇ」

なら、俺は……。


↓2
1言乃木、最咲と共に影山の様子見に行く
2雪咲の後を追い図書館へ
3みんなと共に遺跡に

雪咲不人気やて!?


夏目「……なら、俺も影山の様子見に行くよ」

足立「わかった。またここで集まろう」


□■□■□


【旧館 大広間】

影山「……はは、今日は三人も来てくれたんですね」

旧館の大広間。そこには両手と両足を縛られて床に倒れている影山の姿が。

夏目「っ……」

そんな状態で床に転がされてるのに、影山の顔には嬉しそうに笑みが浮かんでいた。
……その笑みを見て、俺は嫌悪感を抱く。

言乃木「……こんなときに笑うなんて、ホント変態だねアンタ」

影山「みなさんに来てもらえたんだから、嬉しくて当然でしょう?」

影山「それで……事態に何か進展はありましたか?」

夏目「進展って……なんのだよ」

影山「当然、コロシアイについてですよ」

っ……!?

影山「本当は私も何かしたいところですけど……ほら、私って今この状況ですし何もできないんですよ」

影山「だからモノクマに期待するしかなくてですね」

最咲「そ、それって本気で言ってるんですか!?」

影山「なんなら私を殺してくれても構いませんよ?」

影山「みなさんの成長を見届けれはできませんが……その代わりにその成長の踏み台になれるなんて……」

影山「それだけで私の人生大成功ですよ!」

言乃木「……もういい。元よりアンタと話し合えるなんて思ってないしね」

言乃木「パンと飲み物を持ってきた。さっさと食いな」

影山「と言われても……ほら、私今縛られてますし……」

影山「というわけで夏目さん、食べさせてくれませんか?」

夏目「は!?」

影山「夏目さんに食べさせてもらえたら、私とても幸せ--んぐっ!?」

その言葉を遮るように最咲が影山の口にパンを詰め込む。

影山「んぐっ……んっ……」

影山「……最咲さん、いきなり私の口に入れてくるなんてずいぶん強引ですね」

最咲「いいから、早く食べてください」

そうして次々に影山の口にパンを運ぶ最咲。

影山「ちょっと待ってください。さすがにそんなに入りきらな……!」

そうして口をモゴモゴと動かす影山。

……そんな影山を見て、俺はまたも嫌悪感を抱くしかなかった。



□■□■□


【レストラン】

夏目「……で、お互い何も収穫はなしか」

足立「ああ。遺跡は何か扉のところに未来と読める字が書いてあって、その横にパスワードを入力するパネルがあったことを除けばまったく」

ジョー「さらには世界の破壊者だの、俺たちの中の裏切り者がその一員だの……」

ジョー「なーんもわかんねぇっての!!」

言乃木「影山も似たようなもんだったよ……」

夏目「雪咲は?」

五十隅「図書館で本読んでただけだよぉ……」

裏切り者に、影山に、雪咲……。
ただでさえわけのわからない状況に陥ってるのに……厄介ごとが山積みだな……。


□■□■□


【自由行動・朝】

とはいえ、じっとしてもいられない……何をするか……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン



【砂浜】

さて、何回回そうか……?


↓2
何回回す?(最大5回。所持メダル27枚)

ゾロ目でしかも00かぁ……


ガチャガチャ……ポン!
【イン・ビトロ・ローズ】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【包帯】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【Mr.ホチキス】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【希望ヶ峰の指輪】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【スパイ・スパイク】ゲット!


さて、帰るか……。

モノクマ「おっと待ちなさい! 特別サービスがあるよ!」

夏目「は? 特別サービス?」

モノクマ「そうそう! さあ、誰でもいいから誰か一人の顔を思い浮かべて!」


↓2
誰の顔を思い浮かべた?

モノクマ「あー……最咲さんね。えーと、最咲さんは……」ガサゴソ

モノクマ「はいこれ! あげるよ!」

モノクマ「うぷぷ……頑張ってね、いろいろと」


【Info】
【女子力アップ詰め合わせセット】ゲット!
女子力アップのための道具がすべて詰まったセット用品。
刃物もあるため、扱いには気をつけましょう。



【自由行動・昼】

まだ時間はあるな……よし、誰かと過ごしてみるか?


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン

安価把握作者は寝る

雪咲不人気やな……結構重要なポジション担ってもらおうとしてるのに
あと最咲に起きた【Info】のバグは別にクロフラグだと決まってるわけじゃないですよー

何か他にあれば是非

今日更新できるかな……久しぶりに風邪引いたかもしんない

寝ればだいたい自然治癒する俺の体

人いれば再開したい



【ロビー】

五十隅「うーん……うーん……」

夏目「五十隅? 何を唸ってるんだ?」

五十隅「ほわあっ!?」

五十隅「って、なんだぁ夏目君かぁ……驚かさないでよぉ」

そんなつもりは微塵もなかったのだが……。

夏目「悪い悪い。それで、何か考え事か?」

五十隅「そんなところかなぁ……」

五十隅が考え事か……何を考えてたんだろうか。


↓2
1何を考えてたんだ?
2今朝の雪咲はどんな調子だった?
3あんまり悩まずに前向きに行けよ



夏目「今朝の雪咲はどんな調子だった?」

五十隅「影撮君? うぅーん……なんていうか、相変わらず図書館の本に没頭してたよぉ?……」

夏目「ジェノサイダー翔とか、キラキラちゃんの特集がされてる本だったっけ?」

あと、シャーンス・クレとかいうのだっけか……。

五十隅「うん……」

五十隅「なんかそのシャーンス・クレさんはフランス語らしいから、たぶんフランス人さんなのかなぁ?」

夏目「意味は聞かなかったのか?」

五十隅「聞いたんだけど、教えてくれなかったよぉ……」

シャーンス・クレか……まあ、俺も興味ないしどうだっていいかな。


【Info】
五十隅との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?

何を渡すかもお願いします
↓2

夏目「これやるよ」

五十隅「これ……希望ヶ峰学園の指輪、だよね?」

五十隅「えへへぇ……ありがとう夏目君! 大事にするよぉ!」


【Info】
五十隅との親密度が上昇しました
五十隅との関係が『友人』になりました
五十隅の希望のカケラが集まりそうです……


□■□■□


【自由行動・夕】

外も暗くなってきたな……何をしようか。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン



【旧館 大広間】

影山「……あら、夏目さん」

影山「私に会いに来てくれたんですか? いやぁ、嬉しいですね」

夏目「…………」

影山「とはいえ私はこのとおりで、おもてなしもできませんから……」

影山「ですが、せっかくなので話し相手になってくれませんか? さすがに暇で暇で」

……と言われても、影山と話すことなんてあるのか……?


↓2
1なんで甘露寺を嵌めたんだ?
2お前の目的はなんなんだよ
3その他自由安価



夏目「……結局のところ、お前の目的はなんなんだよ」

影山「何度も言ったじゃないですか。私はみなさんの希望を大きくしてあげたいだけです」

影山「そのために、モノクマの起こすコロシアイは絶好の好機なんですよ」

影山「仲間の死……そんな絶望を受けてもなお前を向いて立ち上がる貴方たち希望を見ていたいんです」

夏目「……わけわからん。やっぱりお前、どうかしてる」

影山「ふふ……私がどうかしてると思うのは、逆に夏目さんがどうかしてるからですよ」

影山「やっぱり私みたいな凡人の考えなんて、理解できないですよね……」

……おそらく、俺じゃなくても理解できないと思うが。


【Info】
影山との親密度が微かに上昇しました
影山が縛られてるため、プレゼントはあげれないようです……



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えまーじぇんしー、えまーじぇんしー!』

モノクマ『オマエラ生徒諸君は、ジャバウォック公園に集まること!』

モノクマ『それ急げっ!』

モノクマ『やれ急げっ!』


……ジャバウォック公園に来い、だって?

……また、何か仕掛けてくる気か……?
でも、行かないわけにはいかないんだよな……。


□■□■□


【ジャバウォック公園】

言乃木「ああ……夏目、アンタも来たのか」

夏目「そりゃそうだろ……」

そうしてやって来たジャバウォック公園にはすでに俺以外の生徒が来ていた。
影山は……当然、来れるわけもないか。

姶良「今度は何を企んでるんだろうね……」

兎呑「モノクマがいないみたいだけど……」

雪咲「ちっ……僕らを呼び出しておいてその本人が来ないなんてな」

モノクマ「ボクならここだよー!」

と、そこでモノクマがひょっこりと姿を現した。

ジョー「うおっ!?」

足立「……ようやく来たか」

正道「それで、俺たちをこんな時間に呼び出して何か用なのか?」

モノクマ「そんなの……あれを見ればわかるでしょ?」

そうしてモノクマは銅像から少し離れた場所に設置された大きなモニターを指差した。

筆原「あれは……もしかして、ゲームか何かですか?」

砂射「まさかそれで遊べというんじゃ……」

姶良「今度は何を企んでるんだろうね……」

兎呑「モノクマがいないみたいだけど……」

雪咲「ちっ……僕らを呼び出しておいてその本人が来ないなんてな」

モノクマ「ボクならここだよー!」

と、そこでモノクマがひょっこりと姿を現した。

ジョー「うおっ!?」

足立「……ようやく来たか」

正道「それで、俺たちをこんな時間に呼び出して何か用なのか?」

モノクマ「そんなの……あれを見ればわかるでしょ?」

そうしてモノクマは銅像から少し離れた場所に設置された大きなモニターを指差した。

筆原「あれは……もしかして、ゲームか何かですか?」

砂射「まさかそれで遊べというんじゃ……」

モノクマ「そのとおり! 今回オマエラにはボクの作ったゲームをプレイしてもらいます!」

モノクマの作ったゲーム?

言乃木「それはそれは……期待できそうにないね」

ジョー「クソゲー臭しかしねぇけど大丈夫なのかよ……?」

湯川「あはは……」

モノクマ「あっ! ひどい傷ついた!」

雪咲「……そんなことより、だ。早く話を進めろ」

モノクマ「はいはい……今回オマエラにプレイしてもらうのはこれでーす!!」


【トワイライトシンドローム殺人事件(仮)】


……トワイライトシンドローム殺人事件(仮)?

姶良「ああ……えっと、女子高生たちが主人公のアドベンチャーゲーム……だったっけ?」

姶良「確かずいぶん前のゲームだけど……」

モノクマ「そのとおり! ボクがその続編を勝手に作ったわけ!」

モノクマ「だからオマエラにはこっち版の方をプレイしてもらいまーす!」

……こっち版?

湯川「まるでもう一つゲームがあるみたいな言い方だけど……」

モノクマ「あー、うん。ボクが作ったのは二本のゲームだよ?」

モノクマ「こっちじゃない方は別のところに出しててね……」

別のところ? なんだか引っ掛かる言い方だけど……。

夏目「……それで、何が目的なんだ?」

モノクマ「ん?」

夏目「お前のことだ。ただ俺たちにこのゲームをやらせるのが目的……ってわけじゃないんだろ?」

最咲「ってことは……」

モノクマ「うぷぷ……そのとおり!」

モノクマ「今回の動機はこれです! ボクの作ったゲームなのです!」

兎呑「モノクマの作ったゲームが、動機だって……?」

モノクマ「このゲームのテーマはミッシングリングだよ。ほら、隠された人間関係ってやつ?

五十隅「ど、どういうことぉ?」

モノクマ「気になるなら……ほら、やってみ!」

言乃木「アホ……そうやって見え透いた罠に入ってくバカがいるわけ……」

五十隅「ええっと……」

姶良「いた!?」ガーン

砂射「……何をしている。離れておけ」

砂射に言われて五十隅がもとの場所に戻る。

ジョー「つーかよ……ゲームが動機になるならやらなきゃいいだけじゃないのか?」

足立「そうだな……」

言乃木「アンタにしてはまともな意見だね」

ジョー「なあ。お前なんで俺にそんなに辛辣なの?」

モノクマ「あー、なるほど。そういう見方もあるね」

モノクマ「でもさぁ……この先手必勝の中でそんな悠長なことしてていいの?」

雪咲「……どういう意味だ?」

モノクマ「動機を得ることは、覚悟を固めること」

モノクマ「そうである者とそうでない者……どっちが強いかなんて考えるまでもないと思うけどなぁ」

モノクマ「それでもスルーを決め込むんなら……止めはしないよ」ピョーン

そんな不穏な言葉を残してモノクマは姿を消した。

足立「…………」

言乃木「……さて、どうしたものかね……」

筆原「私にはわかりかねますけど……」

最咲「迂闊に手を出すのは危険、ですよね……」

最咲「しばらく様子見の方がいいのかも……」

俺は、それに賛成だった。
とにもかくにも、このゲームは危険だと俺は思う。

雪咲「ふっ……だが、殺るか殺られるかの今なら、先に動かないといけないという理論もかるがな」

雪咲「僕は棋儀や甘露寺のような末路はごめんだからな……」

言乃木「……その言い分は、もっともかもね」

足立「言乃木さんまで何を……!」

湯川「大丈夫です」

不意に湯川が言った。

夏目「……何がだよ?」

湯川「ゲームがどうとかなんて、関係ないです」

湯川「コロシアイなんて……もう、起こしません」


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


足立「……とにかく、今日は解散しよう」

ジョー「……だな。このゲームについては保留っつーことで……」

そうして俺たちはそれぞれのコテージに戻る。

……湯川があんなことを言うなんて意外だった。
湯川も湯川なりに考えてるんだな……。


【8日目リザルト】

影山 顔見知り(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 顔見知り(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 顔見知り(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 友人(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(1/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 友人(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

プレゼント
【イン・ビトロ・ローズ】
【包帯】
【Mr.ホチキス】
【スパイ・スパイク】
【エプロンドレス】
【百年ポプリ】
【女子力アップ詰め合わせセット】

モノクマメダル
22枚

少し離脱
何かあればどうぞ。質問雑談意見歓迎

やはり脱落者のスキルと好きなプレゼントは聞いときたい
後一度強制的に自販機を見せれば良いと思うよ(誰かの所に行ったついでで良いから)

写真家が興味津々な怪盗?の名前は、ある二人の才能が由来なのかな

>>559
把握。近々載せるお

>>560
さてどうでしょうか……?(意味深)


風呂行ってくる
何気なくスーダン2のchapter6やってたけど、九頭龍の叫び方が胸に来るな……

原作どおりに行くとラストで御陵来るんだよねそういえば……

九頭龍のペコに会いたいは結構ぐっと来たな…
湯川さん七海ポジみたいになってるな

御陵さんもそうだけど最後に残る人数にもよるが誰が御陵さんの応援に来るだろうか…
声伽くんは間違いないが

>>562
ミスリード……かもしれないよ?

>>563
声伽が応援に来るのは確定だと、いつ錯覚した?(遠い目)

というか日向たちと同時で進んでるのはさすがに予想されてたんすね……安直なことしてすまない!

原作のchapter2は小泉も九頭龍もペコも大好きだったけどペコの「私は道具だから」発言に「えっ?」となった作者がF-1のようにやって来ましたよー

人いればもう少し進めときます

【9日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


□■□■□


夏目「あ……」

雪咲「……夏目か」

ほとんど習慣のようにレストランに向かおうとすると、雪咲と鉢合わせた。

夏目「奇遇だな。なにしてるんだ?」

夏目「これから飯……ってわけでもなさそうだけど」

雪咲「……僕の勝手だろう」

夏目「まさか……あのゲームをしてきたのか?」

雪咲「…………」

雪咲は答えない。
それは肯定……と解釈してよさそうだ。

夏目「なんで……」

雪咲「なんで勝手にそんなことをしたのか……か?」

うっ……!?

雪咲「愚問だな。いちいち自分のやろうとしてることを報告する必要があるのか?」

雪咲「それに、動機を得ることは自衛にも繋がる。お前にとやかく言われることはないぞ」

夏目「それは……そうだが……」

と、ここでさらに雪咲が質問してくる。

雪咲「それはそうと、夏目。お前は確か超高校級の鍵師らしいが……」

雪咲「具体的には、どういったことをしてるんだ?」

……え?

夏目「なんだよ、いきなり……」

雪咲「いいから答えてくれ」

まあ、隠すことでもないか……?


↓3までで自由安価。自分の才能についての夏目の台詞をどうぞ

夏目「開かなくなった鍵の解錠や新しい鍵の考案、あとは合鍵作りとか……」

夏目「まあ、そのあたりをいろいろだな」

夏目「開かなくなった鍵を開ける仕事……とでも覚えてくれれば間違いないか」

雪咲「…………」

雪咲「……なるほどな。それがお前の才能、か」

俺の言葉に雪咲はそうして意味深に笑うだけ。

夏目「なあ、今の質問に何の意味が……」

雪咲「おっと。用事を思い出した」

雪咲「じゃあな夏目」

そうして雪咲は封筒を片手にすたすたとここから離れてしまった。

……なんだったんだ?


□■□■□


【自由行動・朝】

さて、何をするか……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン

安価把握少し早いけどやっぱりここまで
すまんな……何かあったらとりあえず書き残してくれると嬉しい

今日も21時頃から始めます
某スレと時間が被りますが、人がいることを信じて……

人いればそろそろ始めます
スクールモードは木曜日まですいません……



【レストラン】

筆原「あら、夏目さん……」

夏目「筆原。何してるんだ?」

椅子に座ってぼんやりと下を向いてる筆原に声をかける。

筆原「ええと……これといって特には」

筆原「ただ……やはりあのゲームが気になってしまいまして……」

……まあ、この状況で気にするなというのが無理な話か。

筆原「……みなさん、早まらなければいいんですけど……」


↓2
1雪咲のことを言ってみる
2自衛のためにもやってみたらどうだ? と言ってみる
3その他自由安価



夏目「……雪咲が、今朝あのゲームをやったらしいんだ」

筆原「雪咲さんが、ですか?」

筆原「そうですか……雪咲さんが……」

夏目「でも、雪咲が言うには自衛のためらしい」

動機がなんなのかわからなければ、自衛もできない。
その言い分は理解できるんだが……。

筆原「……なんででしょうかね。雪咲さんのこと、信じてるはずなのに……」

筆原「……何かするんじゃないかと、不安になってしまいます……」

それは俺も同じだった。
雪咲だって仲間のはずなのに、俺は心のどこかでこう思っていた。


『雪咲が誰かを殺すんじゃないか?』と。


【Info】
筆原との親密度が上昇しました
筆原との関係が『知人』になりました


↓2
プレゼントを渡しますか?

夏目「これやるよ」

筆原「わぁ……綺麗ですね」

筆原「ありがとうございます!」

やっぱり喜んでくれたか……よかった。


【Info】
筆原との親密度が大きく上昇しました


□■□■□


【自由行動・昼】

さて何をしよう……?


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン



【遺跡】

ジョー「うーん……全然わっかんねぇなぁ」

夏目「おい、ジョー」

ジョー「ういっ!?」

ジョー「ってなんだ夏目か! 驚かせんな!」

そんな驚かせたつもりはないんだが……。

夏目「なにしてるんだ?」

ジョー「あー……ほら、今のとこ手がかりになりそうなのってここしかないだろ?」

ジョー「だからなんとかして中に入れないかって思ってたんだけど……」

夏目「中に入るにはパスワードが必要で、ミスれば銃で蜂の巣……だっけか」

ジョー「そうなんだよ! うあー! モヤモヤするなチクショウ!!」

そうして頭を抱えるジョー。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用

夏目「落ち着けよ。お前は良くも悪くもムードメーカーみたいな立ち位置なんだから、お前が取り乱してたらダメだろ」

夏目「お前はほら、いつもみたいに自然にバカしてればいいんだって」

ジョー「そ、そうか……」

ジョー「って待てやおい! 俺バカキャラなんて狙ってねぇぞ! 改善を要求する!」

夏目「だから言ってるだろ? 自然に、バカしてればいいんだってってな」

ジョー「なんだそれ! 俺は自然体からしてすでにバカキャラってか!?」

言わずもがなだ。

ジョー「くぅ……なら、お望み通りバカキャラになってやんよ!」

夏目「あ、空気だけは読めよ?」

ジョー「わかってるっての!!」


【Info】
ジョーとの親密度が上昇しました
ジョーとの関係が『知人』になりました


↓2
プレゼントを渡しますか?

すまんレスの採用間違えてた……
いや、ごめん


夏目「これやるよ」

ジョー「ん? なんだこれ、靴?」

ジョー「おおっ! 軽っ! これなら風になれ……るかっ!」

夏目「何ノリツッコミしてるんだよ」

ジョー「とりあえず、サンキュー」


【Info】
ジョーとの親密度が上昇しました


□■□■□


【自由行動・夕】

さて、どうしたものか……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン



【砂浜】

ザザーン……と波の音につられて何気なく訪れた先には、最咲がいた。

最咲「あ……夏目さん」

夏目「何してるんだ? 」

最咲「少し夜風に当たりに……」

最咲「あと、いろいろ考え事ですかね」

最咲「……私、やっぱり早く帰りたいです。帰ってアイドル仲間と早く会いたいです……」

夏目「…………」

それはそうかもしれない。
俺たちとは違い、最咲は国民的に人気なアイドルグループの一人なんだ。仕事仲間もいるだろうし、前言ってたとおりアイドルとしての自分を守りたいのなら一刻も早く帰りたいのだろう。

最咲「……夏目さんにはいますか? 早く会いたいっていう人が」

夏目「それは、当然……」

いる。父さんや母さん、それに前の学校での知人たち。
早く会いたい相手なんてそれこそ山のように……。

夏目「…………」

最咲「……夏目さん?」

俺にそんな人は……いた、のか?
いや、いるはずだ。何をおかしなことを言って……。

夏目「……なんでもない」

最咲「……まあ、結局のところ私だけの問題じゃないんですけどね」

最咲「誰にでも早く会いたい相手がいる。それをモノクマは狙って揺さぶってくる」

最咲「……要するに、それに耐えれるか耐えれないかの差なんです」

最咲「私は……どっちなんですかね……」


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用



夏目「もし心が耐えられそうになくなったらちゃんと言ってくれよ」

夏目「俺だって話くらいは聞けるし、他にも誰かと仲良くなれれば多分相談に乗ってくれると思うからな」

最咲「……ですね」

夏目「それに、アイドルとしての自分はお前にとって守りたいものなんだろ?」

夏目「なら、自分の手を汚したりするな。血に濡れた手で手を振ったところで、お前のファンも……俺も、元気なんてもらえないからな」

最咲「っ……」

最咲「本当……夏目さんって優しいですね」

そうして最咲は俺の隣に立つと、そっとその頭を俺に寄せてきた。

夏目「最咲?」

最咲「少しだけ……こうさせてください」

…………。


【Info】
最咲との親密度が上昇しました
最咲の希望のカケラゲット!
『アイドルとしての自分を守りたいと思っていたが、それを理由に早まったことはしそうになさそうだ』


↓2
プレゼントを渡しますか?

なしと聞いてふなっしーが出てきた俺末期



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


【9日目リザルト】

影山 顔見知り(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 知人(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 友人(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(2/6)
姶良 顔見知り(1/6)
五十隅 友人(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

プレゼント
【イン・ビトロ・ローズ】
【包帯】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【女子力アップ詰め合わせセット】

モノクマメダル
22枚

【事件発生フェーイズ】

↓2のコンマ30以下で事件発生

自由行動が延びるにつれて自由安価も増えるんやで……


【10日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


□■□■□


【レストラン】

人はぼちぼちいるな……誰と食べようか。


↓2
1姶良
2雪咲
3足立、兎呑

見事にバラけたな!


夏目「隣、座るぞ」

姶良「あっ! 夏目君! いいよいいよ!」

そうして姶良の隣に座り、飯を食べ始める。

姶良「いやー、夏目君とご飯食べるのなんて初めてだね」

姶良「というか話するのも久しぶりな感じかな?」

夏目「……まあ、そうだな。これを機に何か話でもするか? お互いのこと知れたらいろいろ距離とか縮むだろうしな」

姶良「それは構わないけど、何話す?」

そうだな……それなら……。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用



夏目「デザイナーっていうけど、どういう感じのデザインが好みなんだ?」

姶良「世間から一画を成すような革命的なデザインの服……かな」

……どんなのだよ。

夏目「なら、俺にはどんなデザインが似合うと思う?」

姶良「うーん……夏目君はパッと見地味だし、服まで地味だと余計にインパクトに欠けると思うんだよね」

姶良「そうだっ! なら、今度私が服作ってあげるから、それ着てみてよ!」

夏目「それは嬉しいけど……こんな島で服なんて作れるのか?」

材料はともかく、道具が足りなさそうだけど。

姶良「あー……そっか。道具が足りないなぁ……」

姶良「なら、ここから出たときの約束だよ!」

夏目「ここから出たときの……?」

姶良「そう。ここから出たときの約束」

姶良「……だから、お互い頑張ろうね。殺すのも殺されるのも、誰かが誰かを殺すのも、そういうのが無いようにしてここから出よう」

…………。

夏目「当然だな」

姶良「いぇい!」


【Info】
姶良との親密度が大きく上昇しました
姶良との関係が『知人』になりました

【自由行動・朝】

姶良のヤツ、話してみると案外良いヤツだな……。

……本当に良いところのお嬢さんなのか? よくわからん……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン



【旧館 大広間】

影山「……あら、夏目さん。また来てくれたんですね」

夏目「…………」

自分でもよくわからないけど、気づけば俺は影山のところに来ていた。
やはり放置していると、心のどこかで恐ろしく思ってるのだろう。

影山「……まあ、毎度のことなんですが私はこのとおりなのでお構いはできません」

夏目「別に、話すくらいならできるだろ?」

影山はある意味モノクマやモノミ以上に恐ろしいが、影山はあくまで人間なんだ。
それなら、なんでもいいからとにかく話を振って、そこから影山詩乃という女を知れば……。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用

夏目「そういえば、お前傷の具合はどうなんだよ?」

夏目「縛られて余計酷くなってる……なんてことはないだろうな?」

影山「ああ……兎呑さんがあれから何度かここに来てくれましてね。そのときに言われましたよ」

影山「『一応怪我は問題ない』ってね」

夏目「……そうか」

ホッと息を吐く。
こんなところで死なれてはたまったもんじゃないし、兎呑のお墨付きならいいだろう。

影山「……不思議な人ですね、夏目さんは」

夏目「?」

影山「他の人は私を程度に差はあれど、毛嫌いするというのに……夏目さんはこうして私の怪我を心配してくださる」

夏目「……そりゃそうだろ。お前が俺たちや甘露寺に何をしたのかは忘れられないけど……」

夏目「でも、お前も結局は俺たちの仲間なんだ。それなら、心配して当然だろ?」

影山「貴方がたを殺そうとしたのに、ですか?」

夏目「…………」

言葉を返せない。そんな俺を見て影山はくすりと笑うだけだった。


【Info】
影山との親密度が上昇してしまったようです
影山との関係が『知人』になってしまったようです
影山は縛られてるのでプレゼントはあげれないようです……

【自由行動・昼】


影山……相変わらず何を考えてるのか読めないけど……。

アイツも、いずれわかってくれたらいいな……。


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン



【兎呑のコテージ 前】

夏目「あ、足立……何してるんだ?」

足立「ああ……夏目君か」

足立「いや、ちょっと兎呑さんに診てもらってたんだよ……昨日くらいから風邪気味? みたいでね……」

こんなときに風邪か……。

夏目「それはそれは……ご愁傷さまだな」

足立「はは……まあ、そのとおりだね」

足立「兎呑さんにも『ストレスからの体調不良だろう。気張るな、とは言わんが無理だけはするなよ』なんて言われたしね……」

……いつもの覇気が感じられないあたり、やはり結構な重症なのだろうか。


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
なお↓2のコンマが50以下なら兎呑乱入

25分までもう1つ出なかった場合このなかでいきます



夏目「お前が率先してみんなの指揮をとってくれるのはありがたいけど、無理だけはしないでくれよ」

夏目「時には仲間に頼ることもリーダーの素質のひとつなんだから」

足立「はは……まいったな……そんな、リーダー気取りのつもりはなかったんだけど」

足立「ただ、誰かが引っ張っていかなきゃならないんなら……俺がやろうかなって……」


兎呑『それがすでにリーダーの行動なんだよ』


と、そこで兎呑が姿を現した。

夏目「兎呑……」

兎呑「まったく……足立君は早くコテージに戻っておいてと言ったはずなんだけどね」

兎呑「足立君の風邪は精神的ストレスから来たものだろうから……少なくとも三日は安静にしておかないと」

足立「三日も!?」

兎呑「一晩で治ったと思ってもさらに一日は安静にした方がいいからね。この場合はさらにもう一日様子見だよ」

足立「は、ははは……」

弟と姉、みたいなやり取りだな……。


【Info】
足立、兎呑との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?
渡すなら誰に何を渡すかもどうぞ



夏目「お前が率先してみんなの指揮をとってくれるのはありがたいけど、無理だけはしないでくれよ」

夏目「時には仲間に頼ることもリーダーの素質のひとつなんだから」

足立「はは……まいったな……そんな、リーダー気取りのつもりはなかったんだけど」

足立「ただ、誰かが引っ張っていかなきゃならないんなら……俺がやろうかなって……」


兎呑『それがすでにリーダーの行動なんだよ』


と、そこで兎呑が姿を現した。

夏目「兎呑……」

兎呑「まったく……足立君は早くコテージに戻っておいてと言ったはずなんだけどね」

兎呑「足立君の風邪は精神的ストレスから来たものだろうから……少なくとも三日は安静にしておかないと」

足立「三日も!?」

兎呑「一晩で治ったと思ってもさらに一日は安静にした方がいいからね。この場合はさらにもう一日様子見だよ」

足立「は、ははは……」

弟と姉、みたいなやり取りだな……。


【Info】
足立、兎呑との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?
渡すなら誰に何を渡すかもどうぞ

夏目「足立、これやるよ」

足立「……包帯?」

足立「はは……外傷はないから安心していいよ」

足立「でも、せっかくだし貰っておこうかな」

まあまあ喜んでるのか……?

兎呑「おや、夏目君。私には何かないのか?」

夏目「あー、はいはい。兎呑にはー……これだ」

兎呑の好みがわからないけど、とりあえず花ならハズレはないかなと思いイン・ビトロ・ローズとかいうのを差し出す。


足立「……おお」

兎呑「なっ……え、あ、え?」


だというのにたったそれだけの動作で足立は感心したように口を開き、兎呑に至っては何故か動揺してる。

夏目「ん? どうした?」

兎呑「あ、いや……う、うん。これはあれだな? 私をからかってるんだな?」

完全に挙動不審の兎呑。
なんだ、何があったんだ。この俺の行為に何が意味されてるんだ。

夏目「おい、それはさすがに失礼だろ。これは俺の気持ちだ」

前の裁判とかでも世話になったし、これくらいのプレゼントは当たり前だろう。

兎呑「う、む……そうか。これが夏目君の気持ちなのか……」

兎呑「な、なら受け取らないわけにはいかないな……あ、ありがたく受け取っておこう」

兎呑「だ、だが返事は待て! 少し……いや、だいぶかもしれないが!」

夏目「? 別に返事なんていいって。俺が渡したかっただけだし、無理しなくても」

兎呑「うっ……」

その言葉に兎呑は頬を赤くしてあちらこちらに視線を泳がしている。
……本当に何があった?

足立「ねぇ夏目君……キミ、いつか刺されると思うよ?」

夏目「待て足立。さわやかな顔で何を言ってるんだ」

この状況だとわりと冗談に聞こえないんだ……。


【Info】
足立との親密度が上昇しました
兎呑との親密度が大きく上昇しました
兎呑との関係が『気になる相手?』になりました

まさかここでイン・ビトロ・ローズ使うとは思わなかったお……



【自由行動・夕】

結局兎呑の様子の変化はわからないまま、時間だけが過ぎていった。
なんだったんだ……? 機会があったら誰かにこの事話して何の意味なのか聞いてみようかな?


↓2
1誰かと過ごす
2モノモノヤシーン



【砂浜】

さて、何回回そうか……?


↓2
何回回す?(最大5回)

ガチャガチャ……ポン!
【星の砂】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【戦刃ナイフ】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【碁石】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【トイカメラ】ゲット!

ガチャガチャ……ポン!
【シナモンティー】ゲット!


これは……まずまず、なのか?
でも、碁石か……また皮肉な物が出てきたな……。



□■□■□


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『ただいま午後10時になりました。波の音を聞きながら穏やかにおやすみくださいね』

モノクマ『ではでは、いい夢を。グッナイ……』


【10日目リザルト】

影山 知人(1/6)
足立 知人(1/6)
ジョー 知人(1/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(1/6)
湯川 顔見知り(1/6)
兎呑 気になる相手?(2/6)
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(2/6)
姶良 知人 (1/6)
五十隅 友人(1/6)
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 顔見知り(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)

プレゼント
【星の砂】
【戦刃ナイフ】
【トイカメラ】
【碁石】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【女子力アップ詰め合わせセット】

モノクマメダル
17枚

【事件発生フェーイズ】
↓1のコンマ80以下で事件発生

ヤシーンのアイテムの中でトイカメラ・模擬刀・ああん・ラジコン太郎・マロン・夏まトゥリーはイベント用プレゼントだから『誰にもあげられない』がどうすんの?

>>683
そういやそうだった……マロン同様イベントアイテムにします(即決)
それか別のアイテムと交換するけど……どっちがいいかね?


【加害者判定フェイズ】
↓1のコンマにより加害者判定
なお今回の候補は3人。さらに加害者次第で連続殺人になる模様……?

クロと被害者が確定しました
事件発生となりまーす

はいここまで。

まさか兎呑がここまで人気? になるとは思ってなかったよ……誰だよイン・ビトロ・ローズ渡したの!(錯乱)

相変わらず余裕の難易度ですが暖かい目で見守ってくださいね……

乙です
ちょっと気になったのはスーダン原作と同時進行ということはこの学年だけ幸運枠が2つあるということでしょうか?
それとも狛枝の存在が影山に置きかわっているのでしょうか?

>>688
スーダン原作と同時進行
でも同学年ではないんです! 詳しくは言わないけど同学年ではないんです!
ちょっと無茶な設定かもしれませんが、すいません


【クビククリ げきじょう】

首括「というわけで今回は久々に僕が……って待て僕は今回出てないのになんで担当しなきゃならないんだ」

首括「……何か質問があれば受け付ける。なければ作者は寝るそうだ」

首括「僕は霧切に頼まれた仕事があるってのに……呑気なものだ」

誰も同時進行とは言っていない(戒め)

>>690
首括「すまない。僅か数秒の差で作者が言ってしまっている」

その後神原さんとはどういう…
今更だけど棋士って囲碁と将棋両方有るけど囲碁の方だったの?

よく確認していなくて変なレスをしてすみませんでした

>>692
首括「いや、一応将棋の方の棋士のつもりだったが、棋士なら囲碁でも喜ぶんじゃね? という解釈だったそうだ」

首括「……作者の戯れ言はあまり真面目に捉えなくてもいいと思うぞ」

首括「あと神原との関係なんて言いたくない(断言)」


>>693
首括「いや、どんなことでもいいからとりあえず気になったことは質問するといい」

首括「内容にもよるが、基本的に作者はそういうのは歓迎だからな」

交友力って具体的にはどういうところで影響してるの?

>>695
首括「各メンバーとの親密度の上昇の仕方……というのは建前で、大きくは裁判時の発言力だな」

首括「では作者はそろそろ寝るそうだ」

首括「これで僕もようやく仕事に戻れ--」


霧切「首括君……仕事はまだ終わらないのかしら……?」

首括「すいませんでした今終わらせます」カタカタカタカタ


乙でした

今思ったんだけどこれ終わってスクールモードもやったらもうやることがないんだよな……

また1に戻るのもありかもしんないけど


安価ないから少し早めに始まるかもしんないの

なんだか嫌味みたいに聞こえるぞ畜生!(被害妄想)

人いたら始まるかも

のんべんだらりと始まる
安価は数ヵ所あるのよな

【11日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


□■□■□


【AM8時頃、足立のコテージにて】

夏目「おーい、飯持ってきたぞー」

筆原「簡単なお粥ですけど、よかったらどうぞ」

足立「ああ……ありがとう夏目君に筆原さん」

朝、自分の分の飯を食べてから俺と筆原は足立のコテージを訪れていた。

夏目「俺は食器持ってきただけだからな。主な礼は筆原に言ってくれ」

足立「はは……そうなのか」

足立「ありがとう筆原さん」

筆原「い、いえっ! これくらいお安いご用です!」

そうして足立は横にしていた体を起こし、お粥を食べようと手を伸ばす。

筆原「あっ! ダメですよ! 病人はおとなしくしてください!」

足立「ええ? でも、それじゃあお粥食べれないじゃないか」

筆原「ですから、私が食べさせてあげますっ! だから無理せず横になっててくださいっ!」

足立「さ、さすがにそこまでしてもらわなくても……」

筆原「……ふー、ふー……」

筆原「ほら、あーんしてくださいっ」

足立「あー、えーっと……」

ちらり、と足立が俺に視線を送る。

夏目「じゃ、ごゆっくり」バタン

足立『あれっ!? お、おい! ここで見捨てるの--ごほっ! ごほっ!』

筆原『ほ、ほら! 病人なんですから無理に声を出そうとしないでください!』

……どこ行こうかな。



【PM20時頃、レストランにて】


最咲「あ、夏目さん!」

ジョー「おー、なんだ夏目。お前も今から飯か?」

夏目「最咲にジョーに……砂射と五十隅か。なんか珍しい組み合わせだな」

砂射「…………」

五十隅「みんなで仲良くご飯だよぉ」

砂射の隣に座る俺を見て五十隅はにこにこと笑った。

砂射「ところで、1つ聞きたいんだが……」

最咲「なんですか?」

砂射「……お前たちはあのゲームに手を出したか?」

その言葉にしん……と場が静まる。

ジョー「お前なぁ……せっかくの楽しい飯時にそんな話するなっての」

砂射「む……すまん」

夏目「でも気になるのは仕方ないだろ……なにせ、モノクマが言うにはあれが殺しの動機になり得るんだからな」

五十隅「…………」

最咲「で、でもあんな露骨な罠に自分から行きはしませんよ」

最咲「みなさんだってそうですよね?」

ジョー「当然だぜ!」

夏目「俺も、手出ししてない」

砂射「俺もだ」

五十隅「わ、わたしもだよぉ」

ジョー「つーわけでこんな暗い話は無し! もっと明るい話しようぜ!」

最咲「明るい話ですか?」

ジョー「成り行きはどうであれ、せっかくこうして南の島に来てんだしさ! なんつーの? 気晴らしも必要だと思うわけよ!」

それはまぁ、そうかもしれない。
いつまでも後ろ向きなままじゃ、いずれ壊れてしまうだろう。

砂射「そうは言うが、ジョー。結局のところ何をするつもりなんだ?」

ジョー「へへ……よく考えてみろよ。モノクマだのモノミだのモノケモノだの、よくわからんのもいるけどここは南の島なんだぜ?」

ジョー「それなら! 泳がなきゃ損じゃねぇか!」ドーン

砂射「お前……こんなときに海水浴なんて寝惚けたこと言ってるんじゃ……」

ジョー「なんでだよ! それにほら、結局のところ俺らってまだあんまり仲良くないだろ?」

ジョー「だからこその海水浴だ! いい加減そういうのを通して仲良くならねぇとダメだと思うぞ!」

夏目「……まぁ、確かに仲良くなるに越したことはないな」

今はまだ知り合って間もないから相手を殺すのに踏み切れるかもしれないけど、そうして仲良くなれば殺しにくくもなるだろうし……。

……なんか言ってて胸くそ悪くなってきたな。

ジョー「そうだろそうだろ!? だから他の奴等も誘って海水浴するっきゃねぇ!」

最咲「あー……でも、足立さんと筆原さんはダメだと思いますよ」

ジョー「あれ? そうなのか?」

夏目「そういやそうだな。確か風邪の足立を筆原が看病してるんじゃなかったっけか?」

ジョー「…………」

ジョー「リア充は爆発しろ!」

五十隅「ふえぇっ!? 足立さん爆発しちゃうのぉ!?」

んなわけあるか……。

最咲「あはは……と、とにかくそういうことなら私も賛成です。そういうのを通して交流を深めるのも悪くありませんしね」

そうして最咲はちらりと俺に視線を送る。
……? なんだ?

ジョー「よっし! なら決まりだな!」

砂射「……なら、他の奴等は誰が誘う?」

夏目「ここにいるのは俺を含めて5人。足立と筆原と……あと、影山は無理だとして残りが6人か?」

最咲「それなら各一人ずつを誘いましょう!」

五十隅「でもそれだと一人余っちゃうよぉ?」

ジョー「なら、夏目だけ二人誘っておけよ」

俺が!?

最咲「そうですね。夏目さんならなんとかなりそうです」

砂射「……人当たりは悪くないからな」

誉められてるのかよそれは……?

まあいいか。それなら俺は……


↓2
誰と誰を誘いますか?
ここにいるメンバーと足立、筆原、影山以外で二人どうぞ

また兎呑かいい加減に(強制シャットダウン)

安価把握作者は飯!
兎呑さんの水着になにか希望あれば受け付けるよ!

女物の水着とかわからんからわかりやすいものほど採用されやすいよきっと

オリロンパなかなか新作増えないね……
もっと増えろよ!(錯乱)

今更やってもn番煎じだしね・・・

どれだけあがいてもすでにクロと被害者は決定済みなんだ(絶望)

オリロンはなぜか女主人公が多い

増えてほしいとは思いつつ、既存のハードル考えるとしりごみしてまうで…

誰かがウェットスーツを着てきたらジョーは
「ぎゃあ!ウェットスーツだ!!」と叫ぶだろう

やってみたいけど江ノ島の扱いに困る

>>720
そんなこと気にしちゃダメなのよな!(建宮風味)

>>721
このスレの絶望なんて温いから平気平気(白目)

>>722
原作が男だからオリロンパは女の方がいい! という傾向かな知らんけど

>>723
というか約1つのスレが積極的にハードル上げてる気がががが

>>724
すでにジョー=左右田の方程式が成り立ってる不思議

>>725
江ノ島の扱いは我も困った



夏目「……なら、俺は兎呑と正道を誘うよ」

ジョー「じゃあ明日の昼にダイナーにでも集まって、そこからチャンドラービーチにゴーだ!」

最咲「わかりました!」

砂射「……わかった」

五十隅「わかったよぉ」


□■□■□


とまぁ、そんな感じで明日海水浴と相成った俺たちはそれぞれ残りのメンバーに声をかけた。
俺の担当である兎呑と正道だが……二人とも、二つ返事でオーケーしてくれた。

正道『泳ぎも鍛練になる……断る理由はないな』

とは正道の弁。
いや、なんでもかんでも鍛練に置き換えるのやめろよ……。

そう言ったら『だが俺の友人は泳ぎどころか普段の生活すべてを鍛練に置き換えるぞ?』と返された。
そう言われたら何も言えない。

ちなみに兎呑は兎呑で俺が昨日プレゼントをしたときからやけに様子がおかしく、俺が声をかけたら

兎呑『む……み、水着か……わ、わかった。明日の昼にダイナーだな?』

と視線を泳がせつつそんなことを言った。

……こう考えると二つ返事でオーケーしてくれた、とは言えそうにないのか?


□■□■□


【12日目】


キーン、コーン……カーン、コーン……。


モノクマ『えーと、希望ヶ峰学園修学旅行実行委員会がお知らせします……』

モノクマ『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』

モノクマ『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう!』


そうして朝。俺はいつも通りそのアナウンスで目を覚ました。

夏目「ダイナーには昼頃に集まる約束だし……とりあえず飯かな……」

そうしてコテージを出てレストランに向かおうとする。



雪咲「…………」

するとどこかに行っていたのか、雪咲が自分のコテージに戻るのを見つけた。

夏目「…………?」

こんな朝から何をしてたんだろうか。また、図書館で読書でもしてたのか?

夏目「……腹へった」

まあいいか。とりあえず飯だ飯……。


□■□■□


【AM11時30分頃、ダイナーにて】

ジョー「おいこらっ! 遅いぞ夏目!」

夏目「いやいや……お前、今まだ11時30分だぞ?」

むしろお前が早すぎる……。

ジョー「かーっ! ダメだなぁ夏目! お前は事の重大さを何もわかってない!」

夏目「事の重大さ?」

ただの交流を深めるための海水浴にそんな重大な目的が他にあるのか……?

ジョー「いいか夏目。この海水浴を提案したのは俺だが、その目的がお前にわかるか?」

ジョーの目的? そんなの……。


↓2
1 みんなの交流を深めるため
2 女子たちの水着を(強制シャットダウン


ジョー「そうだ! ぶっちゃけ女子たちの水着を見るのが大半の理由だ!」

夏目「まだ何も言ってないぞ!?」

よほど興奮してるなこいつ……。

ジョー「いや、だって誰が来るかはまだわからないけど兎呑に湯川に最咲に姶良あたりはポイント大きいぞ?」

夏目「見事に胸しか見てないやつの発言だな……」

最初に兎呑の名前を出して言乃木と五十隅を除外するあたり、悪意を感じる。

ジョー「つってもお前だって内心では少年のように心踊らせてたんだろ? だからこんな時間に来たんだよな?」

夏目「…………」

否定できない。

ジョー「つーわけで夏目! お前は誰の水着が気になる!?」

夏目「……何言ってるんだお前は……」

とはいえ、確かに気にはなるけど……。


↓2
誰の水着が気になる? 影山と筆原以外の女子の名前を一人どうぞ



夏目「…………」

夏目「……最咲、かな?」

ジョー「おっ! 鉄板のところ行ったな!」

ジョー「いやー、確かに最咲はアイドルだし水着になってナンボ……ではないにしても、そういうのに強そうな感じするしな」

どういうことなんだよ……。
なんて話をしていたらカランカラン、とダイナーの扉が開き一人の人間が姿を現した。


最咲「あっ! お二人とも早いですね!」


↓3までで自由安価。最咲の水着を具体的にどうぞ
採用はコンマ一番高いレスなんですが、内容次第では別になるかも

ジョー「おー、最咲か--ぶはっ!?」

夏目「うわっ!? お前いきなり飲み物噴射するな!」

対面に座るジョーが唐突に口に含んだ飲み物を噴射する。
何があったんだ……と思って後ろを振り返る。

最咲「ふふ……おかしなジョーさんですね」

夏目「うわっ!? おま、なんでいきなり水着なんだ!?」

そこには黒のマイクロビキニ(ってやつなのか?)の最咲がいた。

最咲「なにって……知らないんですか? チャンドラービーチにあるビーチハウスって、着替えるのダメなんですよ?」

ジョー「そうなのか?」

最咲「はい。モノミ曰く『ハレンチなことはしちゃダメでちゅ!』とのことです」

水着でここまで来るのもなかなかのハレンチだと思うがな……。
なんて話をしていると、続いて湯川が姿を現した。


湯川「あれ……みんな早いね、もう来てたんだぁ」


↓3までで自由安価。湯川の水着を具体的にどうぞ

最咲「あら、湯川さん。ピンクのスカート付きのワンピースとはなかなかお似合いですね」

湯川「そう、かな? 水着なんてよくわかんないから……」

湯川「……どうかな? 夏目さん、似合います?」

夏目「…………」

夏目「……あ、ああ。似合うぞ」

ぶっちゃけ言うとこういう王道というか、清楚系というか、こういう感じの水着の方が安心して好きだ。
声に出したら変態扱いされそうだから言わないがな!

湯川「……そっか。よかったぁ」

そうして安心したようにほにゃっと頬を綻ばせ笑う湯川に俺は不覚にもドキリとした。

夏目「っ……」

ジョー「ま、まさかこれが恋……?」

夏目「うるさい」ゲシッ

ジョー「いってぇ!? 机の下で暴力事件が起きてる!?」

最咲「むむむ……」

なんてことをしているとさらに一人、兎呑が姿を現した。


兎呑「あれ……もうこんなにも来てたのか……」

↓3までで自由安価。兎呑の水着を具体的にどうぞ

ジョー「ぎゃあっ! ウエットスーツだ!?」
なんてなかったんや……。


最咲「と、兎呑さん!? それ、なんですか!?」

兎呑「む……何と言われてもな。スクール水着というやつだが」

ジョー「」

夏目「」

湯川「改めて見ると……その、大きいですね……」

最咲「くっ……ま、まさか兎呑さんがそっち路線で攻めてくるなんて……!」

兎呑「ん? どうしたんだ?」


□■□■□


【PM12時10分頃】

とまぁ、そうして水着女子三人(最咲と兎呑は上着着用)と残りのメンバーを待つこと数分。

最咲「遅いですね……」

ここにいるヤツの話を合わせると、来ないのは雪咲、足立、筆原、影山、言乃木のはずなんだが……そこにさらに五十隅と姶良と砂射が来ていない。
そして俺が誘った正道も、まだ姿を現さない。

ジョー「他のやつらならともかく五十隅は早く来てもおかしくなさそうだけどなぁ……」

兎呑「寝坊か、はたまた菓子の誘惑に負けたのか……」

湯川「ありえますねぇ」

確かに、あれだけほわわんとしてたらそれくらいはありえそうだから困る。

ジョー「よーし、なら俺がいっちょ先に準備してくるか!」

最咲「準備、ですか?」

ジョー「ほら、ドリンクとかシートとかパラソルとかあるだろ?」

兎呑「そうだな……なら、頼むよ」

ジョー「任せとけ! 行くぜぇ!」マジックゼンカーイ!

と、よくわからない掛け声をあげて立ち去るジョー。おそらく行き先はチャンドラービーチのビーチハウスだろう。

……さて、そうなると俺の周りに水着女子三人が並ぶわけで……。

兎呑「…………」

最咲「…………」

湯川「…………」

夏目「……俺もジョーの手伝いしてくるかな」

……さすがに気まずさを感じた俺はそう言い残してジョーの後を追うのだった。


□■□■□


【チャンドラービーチ】

ジョー「ひぎゃあああああっっっ!!?」

夏目「っ……ジョー……!?」

今の……ジョーの悲鳴だよな……?

まさか、何かあったのか……!?
とにかく今の悲鳴はビーチハウスの方から聞こえた……なら、行くしかない!
そうして俺は道路側の入り口からビーチハウスに入ろうとし……。


ガチャガチャ!


夏目「ん……?」

鍵がかかってるわけではなさそうだが、何か重いものが突っ掛かってるのか、上手く扉が開かない。

夏目「くそっ!」

仕方なく俺は回り道をし、砂浜側に向かう。

夏目「…………」

ここからなら中に入れるはず。
なのに、俺の足はここから動かなかった。

夏目「動け! 動けよ!」

あるわけない。あるわけがないんだ。
この扉の先に誰かの死体なんて……あるわけがないんだ!

夏目「くそっ!」

バンッ! と恐れを振り切るように扉を開ける。
すると、そこには……。

そこ、には……!!



ぐったりとベンチに倒れ、
あの元気な顔がすっかり青白くなっていて、
頭から血を流して倒れてる、

超高校級のデザイナー、姶良雪華の姿だった……。


ぴんぽんぱんぽーん!


モノクマ「死体が発見されました! 一定の捜査時間のあと、学級裁判を開きまーす!」


それは確か、死体発見アナウンスだったか。
それが意味することは、つまり……!

ジョー「ふざけんなよぉ……またなのかよぉ……!」

後ろで頭を抱えるジョー。
すると外からドタドタと足音がいくつか聞こえてきた。

湯川「みんな! いったい何が……」

最咲「あ、姶良さん!?」

兎呑「また起きたのか……!?」

それは湯川たち三人だった。

当然、その三人も姶良の死体を見て驚く。

兎呑「くっ……!!」

最咲「また、起きたんですか……!?」

ジョー「なんなんだよぉぉぉっ!!」

湯川「…………」

すると湯川だけが目もくれず、足を進める。
その行き先は……クローゼット?

夏目「おい……湯川?」

湯川「ねぇ、みんな。このクローゼット……誰か開けた?」

ジョー「知らねぇよそんなの……!」

見ると確かにクローゼットは少し開いていた。
でも、それがなんだと言うのだ。
だって……もう被害者は姶良で確定してるんだ。それならそんなのを気にする必要は……。


『同一犯が殺せるのは二人まで』


不意にモノクマが取り決めたそんなルールが頭によぎる。

夏目「はは……何言ってるんだよ」

そんなわけあるか。
まさか、二人も殺されてるなんて、そんなわけ……。

湯川「確認、だよ」

湯川「私だって信じたくはないけど……でも、確認はしておかないと」

ジョー「おい……何話してるんだよ?」

不意にジョーがゆらりと立ち上がる。

ジョー「もう一人殺されてるだって? そんなわけあるかよ!」

夏目「お、おい!?」

ジョー「気になるなら見ればいいだろ! それでわかるはずだ!」

半ば自棄になってるジョーが勢いよくクローゼットの扉を開ける。
そこには--










ジョー「ほ、ほら見ろ! 死体なんてあるわけねぇだろ!!」

--何もなかった。
物が散乱してて汚れてはいるものの、死体なんてどこにもなかった。

夏目「や、やっぱりそうか……」

当たり前だ。二人も誰かを殺すなんて、そんなヤツがこの中にいるわけが……。

湯川「……いや、あのサーフボートのケース見てください」

それは右の棚に入ってるサーフボートのケース。

ジョー「あ、あれがどうしたんだよ?」

湯川「…………」

ジョー「おい!?」

ジョーの言葉を受けてもなお言葉を発しない湯川。
すると湯川はこんなことを言った。


湯川「……人の手が、出てます」

……はっ? 人の、手?

夏目「何を言って……」

言いながらそのサーフボートのケースに近づく。

夏目「っ……!?」


あった。
サーフボートのケースのその隙間から。
だらりと手を外に出してる。
華奢で、見覚えのある手が。


夏目「嘘だろ……?」

嘘だ。そんなはずがない……!

夏目「嘘だぁぁぁっ!!」

そのままサーフボートのケースのチャックを開け、中を露にする。
そこには……!!



あの独特の空気は今では見る影もなく、
先ほどの姶良同様に青白い顔をこっちに向け、
その瞳をこちらに向けているのは、


超高校級の童話作家、五十隅陽毬の姿だった……。

夏目「な……なんだよ、これ……!?」

へなへなと俺は後ろに下がり、棚にぶつかる。

ジョー「お、おい! 何が……!」

ジョー「ってうわあああああっ!?」

湯川「っ……!!」

ジョーの叫びも、湯川の声にならない悲鳴も。
俺の耳には届かない。

夏目「…………」

ただ、五十隅の瞳が真っ直ぐこっちを見ていて……単純に怖かった。

その自分の生が幕を下ろしたことに対する、怒りや憎しみ。
そんなものがまるまる込められていたであろう生気のない瞳がただじっと……


俺を、見つめていた。


ぴんぽんぱんぽーん!

モノクマ『死体が発見されました! 一定の捜査時間のあと、学級裁判を開きまーす!』


chapter2 罪と罰。海とココナッツ(非)日常編 完

生き残りメンバー
14人→12人

To Be continued

【モノクマげきじょう】

モノクマ「みなさん、こんばんわ」

モノクマ「愛の貴公子、モノクマです」

モノクマ「なんて冗談はさておき……起こってしまいましたね被害者二名の殺人が」

モノクマ「えっ? chapter3じゃないのに被害者二名とか理不尽?」

モノクマ「いやいや……むしろchapter3じゃないと被害者二名出しちゃダメとか聞いてないし?(すっとぼけ)」

モノクマ「でもこれで磯の香りのデッドエンドのインパクトは薄れそうだね……」

モノクマ「やったねみんな! 磯の香りのデッドエンドなんてへっちゃらだよ!」

モノクマ「…………」

モノクマ「えー……作者は絶望を与えるのには不慣れですのでね。絶望が足りない! なんてお方はすいませんがお許しください」

モノクマ「さて、何か質問はあるかなふぉーす?」

うわぁ、2人もいったか
なんで五十隅の死体は隠されててデザイナーは放置なんだ?
複数犯かまさか・・

絶望が足りないとかご冗談を

まさかライバルを減らそうと考えた最咲か?

いすずみぃ……

これは足立の精神状態が心配だ…
被害者二人ってのはこれまでの夏目の行動の結果で決まったこと?
それとも作者がchapter.2で二人[ピーーー]ぞーって決めてたの?

>>787
モノクマ「やめろよ! ここでさらに複数犯とかやってらんねぇよ! 主に作者がな!」

>>788
モノクマ「このくらいの絶望はぬるま湯だべ?」

>>789
モノクマ「おい! 最咲さんをなんだと思ってるんだよ!(震え声)」

>>790
モノクマ「すまんね……五十隅さんはもういなのよ……」

この状況で二人[ピーーー]か・・・クロの動機はあれなんだろうが 真相が楽しみだね

>>791
モノクマ「今回のクロ候補は3人って話はした……よね?」

モノクマ「二人死ぬ要因になったのは今回のクロが○○になったからです。えー、つまり判定の結果なのです」

モノクマ「三割当たる運命開花のせいなのです」

ちなみに他のクロだったら被害者も変わっていたのでしょうか?
コンマ判定を引き当てた身としてはこれが気になる

>>793
モノクマ「トワイライトシンドローム殺人事件(仮)ね」

モノクマ「今見るとなんだかアメーバあたりで配信されてそうやね」

>>795
モノクマ「当然変わってたし、むしろ犯行現場も変わってたよ」

三割の確率があたった… これもすべて葉隠康比呂ってやつの仕業だ…

モノクマ「さて、他に何か質問がなければ作者は風呂るけど……その前に一言」

モノクマ「『ここで被害者二人ならchapter3とか余裕じゃね?ww』とか思ってる画面の向こうのキミ!」

モノクマ「当然、chapter3も被害者二人になる可能性はありますよ」

モノクマ「んじゃ、風呂るね。何かあればお気軽に書き込み書き込みぃ!」

>>799

未来機関

葉隠「予期せぬところで俺に被害来てるべ!?」

首括「黙ってろウニ」

神原「あはは……」

モノクマ「あーっと……そろそろ次スレ行った方がよさそうだね」

モノクマ「でも今回も>>1000で誰かに祈ってほしいし……」

モノクマ「よし! 何か埋めネタあれば頼むよ!」

モノクマ「なければ……うん、どうしよう」

まあ普通に考えてまずは
1 被害者側のお仕置き
2 退場者のスキル内容
後多分だけどカケラMAXスキルだけだと夏目君このゲットクリアまで自分のスキルだけでずっと裁判しなきゃいけなくなるよ?
という訳で
3 カケラ交換スキルラインナップが欲しい

退場キャラで実はこういう会話とかイベントネタがあったみたいなの無いかな

>>806
モノクマ「一応希望のカケラ3つと6つで各二個ずつスキル貰える設定だけど、希望のカケラ交換のシステムも搭載したほうがいいかな?」

モノクマ「搭載したほうがいい! というかたも意見お願いします

本編で書かれなかった退場キャラの行動については見てみたい

>>807 >>809
モノクマ「了解。それも候補に入れとくよ」

モノクマ「おお……こうして見ると結構多くのコメントが寄せられてるね」

モノクマ「作者はぶっちゃけ前作の初めのころから叩かれるの覚悟してたから、嬉しさマックスだよ。なし汁ぶしゃーしちゃうよ」

モノクマ「…………」

モノクマ「えーと、次の更新予定を言うとね」

モノクマ「木曜にスクールモード。金曜休んで(もしかしたらスクールモード更新あるかも)土曜にこっちってところかな」

モノクマ「つまりこっちは土曜まで更新ないのね。それまではノートにコトダマ纏めたりいろいろしなきゃだし」

モノクマ「金曜がどうなるかってところだけど」

モノクマ「何かまだあれば受け付けるよ」

モノクマ「ああ、希望のカケラ交換のスキルも明日の朝くらいに公開するよ」

モノクマ「というわけで作者はリロードでもしつつ、適当な時間に寝るみたい」

モノクマ「次の質問コーナーは……誰だろ。モノミにでもやらせようかな?」

モノクマ「乙でしたー」

【希望のカケラ交換システム】

【注目の発言力】【必要希望のカケラ数 1】
とあるプリマドンナの声に影響された結果。
裁判時の発言力にプラス2

【抜群の集中力】【必要希望のカケラ数 1】
とある司書の集中力を見習った結果。
裁判時の集中力にプラス2

【洞察眼】【必要希望のカケラ数 2】
とある探偵たちの洞察眼を見習った結果。
セレクトスポットでの選択肢を減らす

【妄想】【必要希望のカケラ数 2】
とある漫画家を見習った結果。
集中力1減らして発言力1回復

【執念】【必要希望のカケラ数 2】
とある男装麗人を見習った結果
裁判時ミスしたとき、集中力2つ減らしてそのダメージを無かったことに

【一閃】【必要希望のカケラ数 2】
とある剣道家たちを見習った結果。
反論ショーダウン時のコンマ判定を緩くする

【背水の陣】【必要希望のカケラ数 3】
とある建築家の生きざまを見習った結果。
集中力4減らして発動時のミニゲームを無条件でクリア

【平凡な幸運】【必要希望のカケラ数 3】
とある幸運を見習った結果。
日常パートでのコンマ判定を緩くする

【超直感】【必要希望のカケラ数 3】
とあるレスキュー隊員を見習った結果。
集中力1つ減らして証拠品提示、人物指名時の選択肢を減らす

【男前精神】【必要希望のカケラ数 5】
とあるレスキュー隊員を見習った結果。
全員との新密度の上がり幅に大幅な補正

男の夏目より男前ですから……

夏目くんは男の子、御陵さんは男
ここに大きな差が有るのか

>>822
夏目にハーレムは無理ですねこれは……


スクールモード更新待機してるのにしばらく放置してたからかなかなか最新の書き込みが表示されない……
どういうことやチクショウ!

向こうの調子が戻るまではこっちおる

というわけで上記のスキルで交換したいものがあれば↓2でどうぞ(唐突)

すまん。今の手持ちは2ね

最初の自己紹介で手に入る希望のカケラってスキル交換に使えたっけ……?(記憶喪失)

スキル把握

【注目の発言力】ゲット!

飯から戻ってきてもまだあっちの調子悪かったらこっち更新するね
スマホなんか使っててごめんよ……

飯から帰還してもスクールモードが調子悪い件について

どうしよう
スクールモードの調子が回復するのを待つか、とりあえずこっちの捜査進めるか……

まあどの道スクール側スレ埋まりかけだし新スレ立てる選択肢もありだと

>>831
それに賛成だ!

ってことでスクールモード次スレ建ててくる



chapter2 罪と罰。海とココナッツ 非日常編


砂射「これはっ……!?」

雪咲「……また起きたのか」

言乃木「っ……しかも、二人と来たか……」

モノクマ「あらあらー、まさかもう二人も殺されるなんてなぁ」ピョーン

モノミ「ひゃあぁぁぁっ!?」ピョーン

遅れてきた他の奴等に加えてモノクマとモノミも現れる。

夏目「何の用だよ……?」

モノクマ「決まってるでしょ? 裁判のための捜査が始まるとなれば……」

モノクマ「ほら! モノクマファイルだよ!」

ジョー「裁判ってことは……」

そうか……また、あれをやるのか……!!

雪咲「……なら、とっととそれを残して失せてくれないか」

モノクマ「おっ! やる気はあるみたいだね!」

雪咲「……僕はこんなところで殺られる気はないからな」

苛ただしそうに雪咲が言う。

湯川「……そうですね。早くこんなこと終わらせないと」

足立「ごほっ……そうだな。やるしかないなら……やるしかない」

正道「足立……大丈夫なのか?」

足立「こんなときに寝てる場合じゃないからな……」

モノミ「あわわわわ……」

そうだ……ここで逆らっても意味はない。
それなら……殺された二人のためにも、俺たちは真相を突き止めるしかないんだ……!

兎呑「……見張りは私と正道でやるよ」

正道「捜査は任せた」

夏目「ああ……任せておけ」

そうしてもうやることもないと思っていた捜査が幕を開けた……。


【Info】
コトダマ【モノクマファイル2】ゲット!
被害者は姶良雪華。死体発見現場はビーチハウス。
死亡推定時刻は午前6時25分。死因は絞殺のもよう。
なお頭部を鈍器のようなもので一度殴られているようだ。

コトダマ【モノクマファイル3】ゲット!
被害者は五十隅陽毬。死体発見現場はビーチハウスのクローゼット内、そのサーフボートケースの中。
死亡推定時刻は午前6時30分。死因は絞殺のもよう。
こちらはそれ以外の外傷はないようだ。

捜査開始してもいい?

いくよ


--捜査開始!


さて、今回はどこから捜査するか……。
あとあの動機のゲームも気になるな。時間があれば手を出しておきたいが……。


↓2
1聞き込み
2捜査
3ヒント
行動力 20

なお動機のゲームはある程度捜査が進行するまでは手出しできません



【ビーチハウス】

ジョー「くっそぉ……なんなんだよホント……」

夏目「……ジョー」

頭を抱えて呟くジョー。
……これが普通の人間の反応だ。情けないだの、捜査を手伝えだの言う資格はない。

夏目「……悪い。お前が第一発見者なんだよな? 少し聞きたいことがあるんだが……」

ジョー「…………」

ジョー「……なんだよ。たぶんそんなに力にはなれそうにないぞ……」


↓2
1ビーチハウスに入ったときの話を詳しく聞く
2ビーチハウス内部で何か気になることはないか聞く
3その他自由安価
行動力 20



夏目「ビーチハウスに入ったときの話を詳しく教えてくれ」

ジョー「つっても……道路側の入り口から入れなかったから、砂浜側に回り込んで入って……」

ジョー「それで、死体を見つけただけだぞ?」

夏目「……それだ。そもそも道路側の入り口はなんで使えなかったんだ? 見たところ何か大きい物がつっかえてるわけでもないし」

ジョー「ああ……ほら、ドアノブが根本から壊されてるんだよ」

言われて確認する。すると確かにそのとおりだった。

夏目「確かに……これじゃあこっちから入ることはできないな」

ジョー「だろ? だから砂浜側から回り込んだんだよ」


【Info】
コトダマ【壊されたドアノブ】ゲット!
道路側のドアのドアノブは根本から破壊されていた。

コトダマ【死体発見時のジョー】ゲット!
道路側から入れなかったので砂浜側から回り込み、そのときに姶良の遺体を発見。


↓2
1 ビーチハウス内部で何か気になることはないか聞く
2 自由安価
3 他の場所へ
行動力20



夏目「ビーチハウス内部で何か気になることはないか?」

ジョー「気になることか……」

そうしてゆるりとジョーは周りを見回す。

ジョー「……そういや、このクローゼットに入るためのドアなんだけど。よく見てみると何かで削ったかのように欠けてるんだよな一部」

夏目「……確かにな」

何かで削ったというよりは、ここに手をかけてそのまま欠けたみたいな感じだけど……。

ジョー「あとほら、そこのゴミ箱に水のペットボトルが一つ捨ててあるだろ?」

ジョー「オレが昨日来たときにはこんなの無かったんだけどな……」

さらに、昨日無かった水のペットボトルか……。


【Info】
コトダマ【クローゼットの扉】ゲット!
まるで何かで削ったかのような跡がある。
よく確認すると僅かに血痕も見られた。

コトダマ【ゴミ箱】ゲット!
昨日の時点で何も無かったが、事件後には水のペットボトルが捨ててあった。


↓2
1自由安価
2他の場所へ
行動力20

場所判定は他の場所へを選んでからです……


夏目「よし、わかったありがとう」

ジョー「おう……」

ジョー「お互い頑張ろうぜ」

夏目「……ああ」


↓2
1聞き込み
2捜査
3ヒント
行動力19

やはり夜だと人も少ないですね
すいませんがここまでとさせていただきます

前作は絶望不足だったと思うので今回は頑張って絶望提供できたらな、と……

そしてこんな低レベルのオリロンパにお付き合いしてくださってる読者の方々には感謝しきれませんねやはり
某スレほどじゃないにせよ、もっと読者の方々増えたらいいなとも思います

というわけで乙でした
質問意見感想なんでも歓迎です


某スレで絶望したんでこっちにきてみた
某スレ以上の絶望はあるのだろうか・・・

>>857
かくいう自分も某スレのおかげですっかり絶望病になりましてね……

すいませんがあそこ以上の絶望提供は難しいかな、と

モノクマ「今日は20時頃から始めたいと思うのね」

モノクマ「だから人いたらよろしく頼みたい」

モノクマ「引き続き支援絵とかも募集してるのでそちらもできたらよろしく頼みたいんだよ」

モノクマ「しかしこう見返すとジョークンってわりとマジでクロになる絵が想像できないね……」

モノクマ「今回はともかくとして前回の判定も回避してるし、この子すごいよ」

モノクマ「ああ、あと更新前にせっかくだから今のところ作者の中でだいたい決まってる各キャラのCVを載せようと思うよ」

モノクマ「といっても作者は声優はあまり詳しくないから、不満的なのもあるかもしんないけどあくまで作者の主観だからそこはごめんね」

モノクマ「質問あればお気軽にどうぞー。あったら午後3時頃に回答するよ

今のところ作者の中でなんとなーく決まってるCVたち

兎呑→井上喜久子
雪咲→柿原徹也
正道→立木文彦
姶良→佐藤利奈
影山→戸松遥
足立→中村悠一
五十隅→やなせなつみ

かな……?
異論は認めます

あと最近オリロンパ合作したら面白いんじゃね? とか妄想してその数秒後にシステム的な意味で無理だわとよく断念しとる

更新は20時頃です
多少前後すると思いますがよろしくお願いします

今から30分後くらいかな。始めたいと思いますが人いなければ時間遅らせます

あと2の動機はなんというか、狙い撃ち感があって扱いづらいですね……やってみて改めて認識しました

また書き込みが表示されない……スマホダメだなこれ……


しばらくモノクマのセクシーダンスを脳内再生してお待ちください……

ポンコツパソコンからやって来ました
作者です

問題なく書き込めてるので行くんやで

と思ったら兄貴帰ってきたからスマホから投下


【ビーチハウス】

姶良の死体……気になるところはあるか?


↓2
1頭部の打撃痕
2首
3その他気になるところ



頭部の打撃痕は一つ……おそらく何かの鈍器のようなもので殴ったんだろうが……。

モノクマファイルを見る限りあくまで死因は絞殺。ならつまり犯人は姶良を殴って気絶させてから首を絞めたということか……?


【Info】
コトダマ【姶良の殺害順序】ゲット!
モノクマファイルと照らし合わせると、犯人は姶良を殴ってから絞殺したと思われる。


↓2
1首
2その他気になるところ
3別の場所へ
行動力18




首もとにはやはり縄のような跡……

足立「ごほっ……夏目くん、おそらく凶器はこれだろう」

夏目「足立……無理するなよ」

足立「そんなこと、してないさ……」

言いながら足立はロープを俺に差し出してきた。

夏目「なるほど……これが凶器で間違いないだろうな」

夏目「足立、これはどこにあった?」

足立「クローゼットの扉の影に落ちてたよ」

クローゼットの扉の影? なんでそんなところに……。


【Info】
コトダマ【ロープ】ゲット!
姶良を殺害した凶器と思われる。何故かクローゼットの扉の影に落ちてた


↓2
1その他気になるところ
2別の場所へ
行動力17




さて、次は何をするべきか……。


↓2
1聞き込み
2捜査
3ヒント
行動力17



【クローゼット】

五十隅の遺体はサーフボートケースの中から出して床に寝かせてあるけど……何か気になるところはあるか?


↓2
1首もと
2指先
3足元
4その他気になるところ
行動力16



そっと、五十隅の指先を確認する。

夏目「これは……」

兎呑「見てのとおり、血だね」

後ろから兎呑もそんなことを言う。

兎呑「五十隅さんに出血は見られなかった……となると、その血は姶良さんの血ということになるかね……」

兎呑「死亡時間も照らし合わせると、おそらく五十隅さんは犯人が姶良さんを殺すところを目撃している……」

夏目「だからこその血、か」

兎呑「さらにもう一つ気になることがあった。この壁に書かれた血文字なんだけど……」

言われてその壁に書かれた血文字を確認する。


夏目「……3139……と、8かこれは?」

そこには赤い血ではっきりとそう書かれてあった。



兎呑「これはたぶん、五十隅さんのダイイングメッセージだね」

ダイイングメッセージ……って、本当か!?

夏目「それなら、このメッセージさえ解けば……!」

兎呑「犯人の名前、ということになるね」

兎呑「と言っても31398なんかに心当たりはないけど……夏目君はどうかな?」

夏目「……俺も、心当たりはない」

なんだ……? 五十隅はこの数字から、誰を思い浮かべて欲しいんだ……?


【Info】
コトダマ【31398】ゲット!
クローゼットの壁に書かれた血文字。3139と8は僅かに離れているものの、ダイイングメッセージと見て間違いはなさそうだ。


↓2
1首もと
2足元
3その他気になるところ
4別の場所へ
行動力15

なんか久々にジョーさん見た


五十隅の足元……よく見てみると、靴がない。
これはどういうことだ? クローゼットにも向こう側にも無かったし……どこに消えた……?


【Info】
コトダマ【消えた五十隅の靴】ゲット!
五十隅の死体の足には靴が両足とも履かれてなかった。


↓2
1首もと
2その他気になるところ
3別の場所へ
行動力14



首もとのこれ……姶良の首にあった跡とはわずかに違うな。別のロープ状のもので絞められたということか?

兎呑「それどころじゃない……なんというか、少し平たい痕になってるだろう?」

兎呑「となるとロープ状じゃない、何か別のもので首を絞められたんだろうね」

夏目「なるほど……」

兎呑「とはいえクローゼットの中は見てのとおり散乱してて、どれが凶器なのかわかったもんじゃないけど」

確かに、犯人と五十隅が争ったのかクローゼットの中はかなり散乱している。
これじゃあどれが凶器なのかわかりそうもないか……。


【Info】
コトダマ【五十隅の死体】ゲット!
五十隅の首にはロープとは違う、平たい痕があった。

コトダマ【散乱しているクローゼット】ゲット!
犯人と五十隅が争ったのかクローゼット内はかなり散乱していた。


↓2
1その他気になるところ
2別の場所へ
行動力13

人来ないので2で進行。ごめんね


さて、現場の捜査は終わったか。次はどこを……。

湯川「夏目さん」

夏目「湯川……どうした?」

当然今では元の服装になった湯川が後ろから声をかけてきた。

湯川「あの……やっぱり、あのゲームはやっておくべきだと思うんです」

夏目「ああ……それもそうだな」

犯人がなぜ今回の殺人に踏み切ったのか……その動機を知るのは悪くない。

湯川「だから、私と一緒にジャバウォック公園に行きませんか? もちろん、すぐにとは言いませんしそちらの捜査が一段落したらで構いません」

夏目「そうだな……」


↓2
すぐに行く?



夏目「じゃあ、行こうか」

湯川「はいっ、わかりました」

そうして俺たちは現場を離れ、ジャバウォック公園に向かう。


【Info】
捜査パートを離れ、イベントパートとなります。


□■□■□


【ジャバウォック公園】

そうしてやって来たジャバウォック公園にあいつはいた。

影山「あら、夏目さんに湯川さん。ごきげんよう」

夏目「か、影山!?」

旧館の大広間に縛られてたはずの影山詩乃。
彼女はいつの間にかそこから解放され、こうして俺たちの前に立っていた。

夏目「お前……どうしてここに」

影山「死体発見アナウンスが流れて少ししたら、モノクマが来て。縄をほどいてくれたんです」

影山「それより聞きましたよ? なんと今回は二人も殺されたそうじゃないですか」

影山「残念です……私に相談してくれていればもっと素晴らしい事件にしてあげましたのに」

夏目「お前……!」

少しは改心したかと思えばこの有り様。
やはり影山はどこまで行っても影山のようだ。

湯川「それで……影山さんは何を?」

影山「当然、あのゲームをやりにきたんですよ」

影山「そうしたら……ふふ、なんとも面白いことがわかりました」

夏目「なんだよ……面白いことって」

うてわら笑う影山に気圧されたのか、俺は小さく尋ねる。

影山「論より証拠。あなた方もやってみたらどうです?」

影山「物語を進める自体はそこまで難しいことでもありませんので、夏目さんたちでもクリアは容易いかと」

影山「それでは……」

そうして小さく笑い、影山はジャバウォック公園を立ち去る。

夏目「…………」

湯川「…………」

湯川「……影山さんの言葉は放っておいて、やりますかゲーム」

夏目「そうだな……」

ゲームの席には俺が座り、後ろに湯川が立つ。

夏目「ええと……」

とはいえ残念ながら俺はゲームには詳しくないのでどのボタンを押せばいいのか、そこから戸惑ってしまう。

湯川「あ、まずはそのボタンを押せばいいと思います」

すると後ろの湯川が俺の背中に体を押し付けるようにしつつ、そう指示を出してくれた。

夏目「お、おい……!?」

そうなれば俺の背中に柔らかい感触が当たるのは必然で、俺は思わず湯川を見る。

湯川「?」ニコニコ

だというのに湯川本人はまるでそのことに気づいていない様子。

……ここで指摘して時間を食うのもあれだし、仕方ない俺が我慢しておけばいいだけか……。

夏目「……じゃあ、始めるぞ」

湯川「はい」

そうして俺はボタンを押し、ゲームをスタートさせた……。










トワイライトシンドローム殺人事件(仮)
〉GAME START

というわけでここからは安価もないトワイライトシンドローム殺人事件(仮)のターンですが、しばらくお付き合いください……

その前に質問ですが、最初は一日目と三日目でよかった……よね?

あぶねぇ……最近リロードしても裁判しかやってないから忘れてた
おかげでchapter2のタイトル間違えてたの今気づいたし……


すまん少しリアルトワイライトシンドローム殺人事件やってくるから離脱
何かあったらお気軽にどうぞ

まあもう犯人わかってるようなもんですがね……

2日目と4日目を見直し完了
人いたら投下します



【2日目】


A子「うーん……もう結構時間経ってますよね」

B子「C子ちゃん本当遅いね。また寄り道してるのかな?」

D男「だからC子は好かないんだ。まったく……いつまで経っても子供のようにしている……」

E子「……ねぇF男。アンタ何してるの?」

F男「うるさい。お前はその口を開くな」


C子「えへへぇ! ごめんみんなぁ!」


F男「……ようやく来たか。おい、また菓子でも食べてたのか?」

C子「えへへ……アタリかな」

A子「まったく……女の子なんだからお菓子の食べ過ぎは体に悪いですよ?」

B子「って言ってもC子ちゃんにはもう手遅れかもしれないけど!」

C子「あぁ! B子ちゃん酷い!」

D男「……さて、全員揃ったことだしいい加減話を始めてくれE子」

A子「そうですね。私たちを集めたのはE子ちゃんなんですし」

E子「あー……その、さ。あんまりこういうこと言い返したくはないんだけど」

E子「昨日のあの件……当然誰かに言いふらしたりとかはしてないよね?」

C子「ふえっ!? それは、その……当たり前だよぅ」

A子「私も……仕事で何か問題が起きても困りますし」

D男「俺もだ。せっかくここに入れたのに、そんなことで失敗なんてしたくないからな」

E子「よかった……。って、F男。アンタはどうなの?」

F男「……写真なら撮ってあるが?」

E子「はぁ!? な、なんでよ!?」

F男「あいつは僕の友人だったんだ。それを無下にできるはずが……」

B子「……私も、あの子はウチの財閥で働いてる家庭の子だったし……このまま黙ったままっていうのはちょっと……」

E子「わかってるの!? アンタら、下手したらここから退学とかになるかもなんだよ!?」

A子「た、確かに第一発見者が疑われるのはよくある話ですけど……」

D男「お前、焦ってないか?」

E子「そ、そんなことないし! とにかくこんな写真は……!」

C子「ああっ!? しゃ、写真を破きました!?」

F男「お、おい!!」

A子「F男君……バックアップとかは?」

F男「……これしかない」

B子「なんてことを……」

E子「と、とにかくこれはもう忘れようよ!」

E子「ほら! 帰りも遅くなるし解散だよ!」



【4日目】


E子「うあー……疲れたぁ」

E子「G男君も他の皆も帰っただろうし……あーあ、今日は一人かぁ」

E子「部活って楽しいけど帰りが一人になるのが嫌なんだよねぇ」

E子「……あの日もこれくらいの時間だったっけ……」


許さない……。


E子「っ!? な、なに!?」


許さない……許さない……。


E子「なんなの……!?」


許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない。


E子「いやぁぁぁぁぁっっっ!?」





C子「み、みんなぁ! いきなり呼び出してどうしたの!?」

A子「……まさか、そんな……」

B子「E子ちゃん……」

D男「……ちっ」

F男「…………」

C子「み、みんな……?」

A子「……覗いて見てください、そこの教室を」


そうして俺の捜査するC子が教室に入る。

そこには、頭から血を流して絞殺されたE子の死体があった……。




    GAME OVER
  ……ごかい した……



【ジャバウォック公園】

……え?

夏目「これで終わりか?」

意味のわからない……いわゆるクソゲーってやつか?

湯川「ふむふむ……なるほどね」

夏目「?」

だが湯川はそうではないらしく、納得したようにそんな声をあげていた。

夏目「おい……湯川?」

湯川「これは、隠しコマンドですよ」

隠しコマンド?

湯川「ええっとですね、まずはさっきのスタート画面にいって……」ムギュ

夏目「わかった! わかったから離れろ!」

湯川「???」

ええと……スタート画面だな。

湯川「それで隠しコマンドです!」


↓2
隠しコマンドとは?

言われたとおりのコマンドを入力する。
すると……。


夏目「おおっ! 究明編? になった!」

湯川「声優やってるとゲームにも詳しくなるんですよねぇ」ドヤァ

……湯川のどや顔はさておき、これでゲームクリアに行けるのか……?




【1日目】

C子「ぜぇ……ぜぇ……」

C子「みんなぁ! 早いよぉ!」

A子「ほら! 早くしてくださいよ!」

B子「あはは! C子ちゃん遅いねぇホント!」

D男「……お前ら、意地が悪すぎるぞ」

F男「まったくだ」

C子「はわっ!?」ドテーン

A子「あーもう……ほら、転んじゃった」

F男「仕方ないな……掴まれ」

C子「あうう……ごめんなさい」



パリーン!


F男「っ……!? なんだ、今の音」

A子「物理室…ですよね?」

B子「大きな音だったけど……」

D男「行くか」

C子「あっ! 待ってよぉ!」


□■□■□


D男「おい! E子、何があった!」

E子「わ、わからないよ……私も物理室のところをたまたま通りかかって……」

E子「中を確かめようにも、鍵が……」

F男「……確か、今なら職員の鍵は職員室にあるはずだ」

B子「わ、私持ってくる!」



□■□■□


B子「持ってきたよ!」

F男「よし……なら、入るぞ」


ガタガタ……。


C子「ひいっ!?」

A子「こ、この人って……!」

B子「わあっ!?」

D男「なっ……!?」

E子「うっ……!?」

そこにいたのは首を絞められた女子高生の遺体だった。頭から血も流れている。

F男「なっ……!」

A子「? F男君……?」

F男「なんで! なんでこいつが死んでるんだよ!?」

D男「おい! 落ち着け!」

F男「離せ! くそっ……離せ!!」



C子「この子……F男君と仲良かったから……」

D男「だったな……」

A子「私としても複雑です……G男君を取り合うライバルでもありましたから……」

F男「くそっ!」


そうしてキャラたちの会話が続いていく。


【Info】
コトダマ【散乱した水槽】ゲット!
物理室の床に落ちてた水槽

コトダマ【犯人の逃走経路】ゲット!
物理室の窓が割れていた。鍵のことも含めて犯人はここから逃げたと思われる

コトダマ【紛失したE子のスクール水着】ゲット!
当日、E子のスクール水着が紛失していた。



F男「…………」

A子「それで……どうします?」

C子「警察に通報した方がいいんじゃ……」

A子「でも、それだと第一発見者ということで疑われますし……」

A子「そうなると、その……仕事にも影響が……」

E子「わ、私も嫌だからね!」

その言葉に賛同するように一同が物理室を出る。

F男「……」

F男「…………」

F男「………………」






--パシャリ。



【3日目】

B子「……あのさ、E子ちゃん」

E子「んー? なに? どうしたの?」

B子「……この前のあれ。横の教室を見たら花瓶が割れてたんだけど……」

E子「えっ……」

B子「……E子ちゃんの仕業、だよね?」

B子「E子ちゃんがあの子を……」

E子「それは……その……」

E子「…………」

E子「……B子のため、じゃん」

B子「えっ……?」

E子「B子があの子にG男のことで嫌がらせされてるから……それで……!」

B子「G男君……!?」

E子「B子も、A子と同じでG男君のこと、好きなんでしょ……?」

E子「それはあの子も一緒だったけど……」

E子「でも、あの子は私たちと違ってそういうことで嫌がらせして……だから……」

B子「まさか……私を守るために……?」

E子「…………」

以降、沈黙が続く。
だが彼女たちは気づいていなかった。




A子「そうなんですか……」

物陰からこちらを見る、A子の存在に。



F男「あいつら……E子とB子……」

F男「何を話してるんだ……? まさか……」

F男「…………」

F男「これは……話を聞かせてもらわないとなぁ……」



GAME CLERA!!

ってことで書き終えたところでお風呂

トワイライトシンドローム殺人事件書くのムズいよ! 途中で自分もごっちゃになったよ!

えー……人いればスタッフロールまでやりたいですが、よろし?



【ジャバウォック公園】

終わった……のか?

夏目「なあ、湯川。今の登場人物たちって……」

湯川「夏目さん、まだだよ。まだスタッフロールが終わってない」

スタッフロール?

湯川「夏目さんが知りたがってるのは……そこにあるんじゃないですか?」

そうして俺はスタッフロールを見る。
するとそのキャスト欄で、驚くべき名前を見るのだった。



キャスト


アイラ

イスズミ

サイザキ

キギ

タケモト

ユキサキ

ナツメ


モノクマ「……どうも、モノクマです」

モノクマ「スタッフロールを載せたところで今回はここまでなんだって」

モノクマ「ああ……ここまで来たら犯人なんてわかりきったも同然……マジ絶望的……」

モノクマ「だから作者は絶望提供が苦手なんだよ!」

モノクマ「…………」

モノクマ「さて、何か質問があれば受け付けるなっしー!(錯乱)」

モノクマ「ごめん、本当ごめん」

モノクマ「こんな事件しか思い付かなくて本当ごめん」

モノクマ「もうなんていうか、本当ごめん」

一応この流れでもクロ候補は詳しくは言いませんが三人以上いたんですが……あれですか、やはり少し無茶苦茶でしたかね

えーと、ですね
作者の力量不足で簡単な事件になってしまったのは否定できませんので否定しませんが……

このままお付き合いしてくださりますかね
真にツマラナイ事件だというのは承知ですが……はい、本当にすいません

でも前作から続いてそこまで難易度変わってなくないかな、とか思ったりするのですが……

大丈夫ですよー

>>958
ありがとうございます
衝撃的というのはこの時点で犯人わかったも同然じゃん、ということですよね。そこは本当にすいません


えー……もし不満な声が多ければ最初からやり直しも受け入れますが……。いや、それは違うか……

あー……ごめんなさい何か

あい……ありがとうございます……

一瞬心折れかけましたがこのまま続けていきたいと思いますね
とりあえず次スレから本編始めますんでこちらでの更新は無しになります

オリロンパってね、意外と難しいのよ(暴露)

そりゃ原作と同じ状況で違う流れにしなきゃいけないしトリックのタネは事件ごとに減るし大変だよね
それでもこれだけ面白く出来てるんだから落ち込むような事でも無いと思うけど

>>964
ですよね。だから音楽家さんや魔法少女さんのところは尊敬してます
音楽家さんはもはや尊敬とかそういうの超えてますけど

メンタルの弱いアホな面を晒して申し訳ない……
次回は20時頃になりますが、その前に次スレ建てたりしますので誘導のための数レスを残してあとは埋めてもらって構いません
>>1000も祈ってもらえれば可能なことは叶いますので

というわけでみなさん乙でした
今回の反省を生かしつつ、次はもう少しまともな事件にしてみせます

おはようございます
次スレはお昼頃に建てさせていただきますので、お願いします

最近また1の舞台でオリロンパやりたいとか思い始めてるダメだ俺……
黒幕江ノ島じゃないバージョンやってみたいんですけどね

次スレ建ててくるお



【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る3【安価進行】

↑次スレ建てました
このスレは>>1000まで埋めたってください
祈りは届くんだよ……(意味深)

ksk

退場者のスキルとおしおき載せたら>>1000まで丁度いい頃合いになるかな……

と言っても五十隅のおしおきしかまだ決まってませんが……
あ、今人いますかな?



【超高校級の童話作家 五十隅陽鞠処刑執行】
【どんぶらこどんぶらこ! 桃が流れてさあ大変!】

桃の形をした入れ物に五十隅が入れられてしまいます。
ドンドン! と叩いてみても開く気配はまるでなし。
そのまま桃は川に流されてしまいました。

そして川の下流。おばあさんモノクマが洗濯をしていると桃が流れてくるのを見つけます。
その桃を見つけておばあさんモノクマは大喜び。すぐに洗濯を終わらせると桃を家に持ち帰りました。


そうして家で待っているおじいさんモノクマにこのことを伝えると、おじいさんモノクマも大喜び。
だけど中の五十隅には何を話しているのか聞こえません。
助かるのかな……? なんとなくそう思っていると、


すとん、と巨大な包丁が桃をまっぷたつにしました。
中の五十隅はわけのわからないまま、体を文字通り二つにされます。

そしてそのままズドドドドン! とおばあさんモノクマが包丁を連続で振り下ろします。
こうして完成した桃のミンチを食べておばあさんモノクマは一言、

「わたしも歳だから柔らかくしないと食べれないクマよ……」

と言って妙に赤黒く染まった桃のミンチを食べるのでした……

安直すまん
これくらいしか思いつかないわ……



【超高校級のデザイナー 姶良雪華処刑執行】
【まさに独創的!? 体を張ったデザイナーの底力】

十字架に姶良は磔にされ、その周りをモノクマたちが取り囲みます。
そのうちの一体が手に持った刀をぶすりと姶良の体に刺します。

そこから腸を引きずり出し、まるでアクセサリーのように姶良の体に巻き付けます。
だが何かが足りない……そうか! 体だけじゃ寂しいから足元も彩らないとね!

そうしてモノクマは姶良の体からあらゆる臓器を引っ張り出し、コーディネイトしていきます。

うーん……

ううーん……

うううーん……








ドシャアアアン!!

直後、姶良の頭上からプレス機が降ってきました。
そしてモノクマは言います。

「やっぱ慣れないことってするもんじゃないね!」

みなさんも、慣れないことはしないようにしましょうね!

ダメだおしおきムズイ。ということでおしおきはここまで
棋儀さんは……まぁ、また今度でお願いします

今スーダンとスクールモード掛け持ちしてるんだよね……
ここにまたもう一つ増やしたらさすがにマズイかな?

さすがに3つは負担が大きいかと
やっぱ2の舞台でオリロンパ色々きついと思うの どうあがいても絶望・・・

>>988
ですよね
やっぱりオリロンパは1でこそなのに前作はそこまで絶望も足りなかったから……

ということでもうすぐ>>1000だし埋めておくれ
>>1000確認ししだい本編始動するかも

1でのオリロンパ見たいよね
他のスレも結構進んできたからなぁ

>>991
前作はぶっちゃけ自分の中では「ううん……」でしたから

オリロンパもっと増えればいいのに
やってる側は結構楽しいしね

黒幕の江・・・ゴホンゴホンさんポジションを別の人でやるのもなかなか難しいだろうねぇ・・・

>>993
でも黒幕を江ノ島にしたらなんかぐだった印象が前作のラストで見受けられた……

>>1000なら最咲愛花はchapter3で加害者にならない

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