【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る4【安価進行】 (1000)

注意書
・前作【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】シリーズの続編。よって初見の人はそちらから読むこと推奨
・今回もオリキャラ出るので苦手な人はすいません
・当然展開次第でバッドエンドあり
・ネタバレあり

末永く続いてる過去スレ
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390055397/)

【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390463564/)

【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る3【安価進行】


前スレ貼れてなかったら>>1が白いワンピースを着て林を駆け抜ける

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395663662

【超高校級の鍵師】夏目開人(ナツメカイト)男
集中力・7
交友力・6(+2)
スキル
状況判断能力→裁判パートのすべてのミニゲームで使用可能
集中力を1消費し、選択肢を絞る
お人好し→困ってる人は助けないと気が済まない質。他にも損な役回りをすることがあるかも
注目の発言力→とあるプリマドンナを見習った結果。裁判時の発言力プラス2
一途な心→自由行動時の新密度の上がり幅に補正あり
安らぎ→精神力二つ消費し、発言力一つ回復

【超高校級の幸運】影山詩乃(カゲヤマシノ)女
集中力・6
交友力・0
スキル
不幸と幸運→不幸が訪れるとその後それに見合うだけの幸運が必ず訪れる
推理力→普通より高めの推理力。すべてのパートで集中力にプラスの補正値
ネガティブ思考→普通よりかなり後ろ向きな思考の持ち主? 親密度が上がりづらい

【超高校級の写真家】雪咲影撮(ユキサキエイト)男【Dead】
集中力・3
交友力・1
スキル
独自の拘り→写真にかける自分だけの拘りがある
アグレッシブ→気に入った光景の写真を撮るときは積極的

【超高校級の童話作家】五十隅陽毬(イスズミヒマリ)女 【Dead】
集中力・1
交友力・1
スキル
空想好き→職業柄空想が好きで、物事の順序を組み立てるのも得意
能天気→おっとり? 交友力に少しの補正値
前向きマジック→辛いときこそ前向きに行こうという自分なりのポリシー

【超高校級の声優】湯川ほのか(ユカワホノカ)女
集中力・9
交友力・4
スキル
生真面目→自分のやるべきことになると生真面目になる。場面によって集中力にさらなる補正値
萌えキャラ→職業柄かその声の癖が抜けずにいる。相手によっては交友力にマイナス補正値
天然→普段はどこかずれている発言をする場合も

【超高校級の獣医】兎呑巳弧(トノミミコ)女
集中力・9
交友力・6
スキル
怪しい魅力→大人の色っぽさ? 怪しい魅力で人は集まりやすい
無口→あまり進んで喋りはしないけど、だからといってまったく話さないわけではない

【超高校級のマジシャン】ジョー・ホイットニー 男
集中力・1
交友力・7
スキル
器用な指先→手先はかなり器用
過剰演出→マジックやその他のときでも何かと過剰演出しがち

【超高校級のアイドル】最咲愛花(サイザキアイカ)女
集中力・0
交友力・4
スキル
ヤンデレ→もはや言うまでもあるまい……
ライバル意識→仕事も恋もライバルがいればそれだけで燃えるタイプ
世話好き→甲斐甲斐しくも健気に世話を焼きます

【超高校級のパシティエ】甘露寺慶紀(カンロジケイキ)男 【Dead】
集中力・5
交友力・5
スキル
プライドの塊→パシティエとしてのプライドを汚されたと思うと親密度が減少する傾向に
容姿端麗→整った顔立ちと背丈で相手によって交友力に補正値

【超高校級の書道家】筆原鈴莉(フデハラスズリ)女
集中力・5
交友力・8
スキル
抜群の集中力→場面により集中力に補正値
努力家→どんな状況でも努力をすることを怠らない

【超高校級のランナー】足立千里(アダチセンリ)男
集中力・5
交友力・5
スキル
俊足→常人より足が速く、体力もある
さわやか→スポーツマン特有のさわやかさの持ち主。一部を除いた全員に交友力でプラスの補正値

【超高校級の狙撃手】砂射才斗(スナイサイト)男
集中力・6
交友力・9
スキル
鷹目→暗闇の中でも比較的遠くまで見える。ただしその時々で目が慣れるまでのラグあり
自信家→自分の才能にかなりの自信がある

【超高校級のデザイナー】姶良雪華(アイラユキカ)女 【Dead】
集中力・6
交友力・6
スキル
美的好奇心→職業柄か美に対しては厳しく、新たな美を求める傾向にもある
突然の閃き→全パートにて時々的を射抜くようなことを言う

【超高校級の棋士】棋儀歩(キギアユム)男 【Dead】
集中力・6
交友力・6
スキル
名手の采配→各人の役割を分担する際に適材適所に置くことができる
直感→土壇場での感は冴えてる方

【超高校級の拳法家】正道健一(セイドウケンイチ)男
集中力・7
交友力・8
スキル
戦闘狂→とにかくバトルが大好き。常日頃戦いを求めてる?
正義の拳→この拳は弱者を守るため、というのがポリシー

【超高校級の論理学者】言乃木揺(コトノキユラメ)女
集中力・6
交友力・3
スキル
言葉攻め→言葉で相手を追い詰めるのを好む。そこに愉悦を感じるのかも
疑いの心→人嫌い、とまではいかないがまず他人を疑うところから物事を始める傾向にある

>>1
さてワンピースを着ようか(大嘘)

>>8
なぁ……俺、めんまに見えるか……?(迫真)


前スレ>>1000確認し次第こっちも始まります



1000 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします sage 2014/03/24(月) 21:41:54.06 ID:TT+s7u1R0
>>1000なら影山とラッキースケベ


今夏目も影山も絶望病してるんで次chapterになりますね

しかし定期的に出没する百合目的の読者はなんなのか
百合描写なんてしたことないぞ!(迫真)

というわけで始まってもいいんです?

神代さんの存在感のせいだなきっと

なら始まる……前にお風呂で離脱

前スレの異様なジョー人気に嫉妬やでぇ……
あと兎呑さんって黒タイツ的なの使ってそうじゃね? とかふと思った

ある程度人を観測したら始まる

>>14
神代さん本編で御陵さんに太もも愛撫・ディープキス・スカートの中に手を入れる・毒薬口移しとかしたからなぁ……
なんでこうなったんだかね本当

ジョーの人気は首括に迫る勢いかもしれない

>>18
首括ってそんなに人気……だったね。神原さんのおかげとも言えなくもないだろうけど


30分後くらいまでお風呂

そろそろ始まるんだけど最近ゲームやってないから記憶うろ覚え
まあいいよね

始まる



ジョー「絶望病……?」

その聞いた限り全力で不穏な感じの名前にオレがオウム返しをする。

モノクマ「そうそう。絶望病」

モノクマ「夏目クンはプレイボーイ病、影山さんはロリっ子病、足立クンは高圧的病、言乃木さんはご奉仕病、最咲さんはツンデレ病、砂射クンはネガティブ病……」

モノクマ「いやぁ! いつものみんなとは違う一面が見れて嬉しくないかな!?」

ジョー「嬉しいわけあるか!」

つーかやっぱりモノクマの仕業だったのかよ!

正道「というより、なんだその症状は……」

モノクマ「ボクだって知らないよ。神がこうしろって告げたんだって」

筆原「なんですかそれ……」

そんな話をしているとすぐ近くにいる夏目・兎呑がこんなことを言った。



夏目「巳弧……」

兎呑「そ、そのだな夏目君? 名前で呼ぶのはこの際構わないのだが何故抱きついて――あ……」

ジョー「お前ら本当何してんの!? 特に兎呑お前キャラ的に崩壊しまくりだから!!」

足立「だから大声を出すなこのゴミめ」

すると不意に兎呑がさらにこんなことを言う。

兎呑「……ん? な、夏目君凄い熱だぞ!?」

モノミ「ほぇ?」

正道「熱、だと?」

熱……なら、もしかして他の奴らもか!?


↓2
1最咲
2砂射
3足立
4言乃木
5影山

誰を確認する?

とりあえず、オレは近くにいた砂射に声をかけた。

ジョー「おい砂射! ちょっとデコ貸せ!」

砂射「貸せと言いつつすでに手を当ててるじゃないか」

ジョー「……あっちぃ!? うおっ! マジで熱いじゃねぇか!!」

こんな高熱、普通の病気でもなかなか出ないんじゃないだろうか!?

砂射「……ジョーに過度なリアクションをされた……し――」

ジョー「言わせねぇよ!?」

とにもかくにもこうなってくると他の奴らも同じだろうな。

モノクマ「あ、言い忘れてたけどこの病気二次感染もするからね?」

ジョー「……マジ?」

モノクマ「マジマジ」

するとなんだ? もしかして、オレや兎呑まで感染するかもしれないってのか?

モノクマ「ちなみに空気感染とかもするから触らなければ問題なし! なんてことでもないからね?」

筆原「ってことは……!」

兎呑「……私たち全員がこの絶望病に感染する可能性もあるってことか……!」

夏目の抱擁から抜け出した兎呑も加わる。

湯川「……これが動機になるんですか?」

モノクマ「そうだよ! だってこんな何をしでかすかわかんない人が6人もいるんだよ? 殺しだってしかねないよね!!」

モノクマ「それにこんな病気になって全滅するのを嫌がって感染してない人が殺しをする可能性もあるし……」

モノクマ「いやぁ! まさに絶望病だね!!」

ジョー「なんだよそれ! んなの動機でもなんでもねぇじゃんか!!」

モノクマ「はいはい。じゃ、そういうわけだから頑張ってね!」

そうして最後にそう言ってモノクマがここから去る



ジョー「……ええと」

ジョー「ど、どうする!? このままじゃオレら全員おかしくなって全滅だぞ!?」

筆原「でも、こんな意味不明な病気どうしようも……」

言乃木「だ、大丈夫ですよ……これくらい、なんとも……」

パタリ。言乃木がそう言い残していきなり倒れた。

ジョー「お、おい!?」

兎呑「……ダメだ。熱が酷くなってる。このままじゃいけない……とにかく、新しく行けるようになった島にある病院に皆を連れていこう」

湯川「わかりました! えっと、他の人たちはすいませんがこっちの方に来てもらえます!?」

砂射「了承した」

夏目「可愛い湯川さんの頼みなら聞くしかないね!」

最咲「わかったけど……勘違いしないでよね! これは仕方なく、なんだから!!」

そうして湯川を初めとしたメンバーがレストランを出る。

兎呑「さて、それじゃあ言乃木さんは私が……」

そうして兎呑が倒れた言乃木を背負おうとし――


↓2
1自分が運ぶと言う
2兎呑に任せる



ジョー「あー、待て待て。オレが運ぶよ」

兎呑「……ん? そうか。ならお願いしようかな」

兎呑から言乃木を受け取り、どっこらせと背負う。
……服越しからでもわかってたけど、本当に貧乳だなコイツ……

兎呑「……ジョー君、今まったく関係ないこと想像しなかったか?」

ジョー「してない!」

言乃木「ううん……」

オレの叫び声に身じろぎする言乃木。

言乃木「……ありがとう、ございます……」

ジョー「…………」

ジョー「……ほれ、行くぞ!」

兎呑「そうだな」



【病院】

そうして6人を病室に送り届け、オレたちはその病院のロビーで顔を向かい合わせて話し合いをしていた。

兎呑「……みんな、とりあえず症状は回復してきていた。今ではぐっすり眠っている」

正道「そうか。なら問題なのは……」

筆原「足立さん達をどうするかですね……」

ジョー「どうするって言ってもよぉ……」

普通の病気ですら専門外なのに絶望病なんてさらに専門外だ。
唯一医学に知識のありそうな兎呑も、結局は獣医なんだし……

湯川「……ねぇ、モノミさん」

モノミ「は、はいっ!?」

すると湯川が何故か同席していたモノミに声をかける。
というか、本当になんでモノミがここにいるんだっての。

湯川「モノミさんなら、絶望病の治し方とかわからないんですか? ……わからないにしても、調べられませんか?」

モノミ「あ、あちしがですか……?」

ジョー「た、確かにコイツならモノクマのしてきたことに関与できそうだけどよ……」

正道「信じられるのか? モノミはもしかしたら、モノクマの仲間なのかもしれんぞ?」

筆原「……そうですかね。少なくとも、モノミさんのおかげでモノケモノは消えているんですし……仲間なら、そんなことはしないんじゃないんですか?」

モノミ「え、えっと……」

しばらく視線を泳がしたあとでモノミは決心したように顔を上げた。

モノミ「わかりまちた! あちし、頑張ってみます!」

ジョー「お、おい!?」

兎呑「……わかった。これでもしモノミが何かの役に立てたら、少なくとも私はモノミを味方と認識しておこう」

モノミ「はいっ! 吉報を待っててくだちゃい!」

そうしてモノミが病院から出ていく。

ジョー「大丈夫なのかよ……」

兎呑「私たちを殺すのが目的なら、おそらくとっくに行動に移してるはずさ。それが無いってことは、少なくとも私たちの敵じゃないと思うがね」

兎呑「湯川さんも、そう思ったのだろう?」

その言葉に湯川はえへへと笑った。
……意外と考えてるのな。



正道「だが、まだ問題はあるぞ。それまでの間、あの6人をどうするかだ」

筆原「二次感染の危険があるのなら、むやみやたらに接触したら自爆しそうですし……」

兎呑「少なくとも、私は残った方がいいだろうね。医学の知識があるのは私だけなんだから」

ジョー「ううん……」

兎呑がここに残るのは賛成だ。看病するにはそれなりの知識がいるしな。
問題はそれ以外のメンバーなんだが……どうしよう?


★重要安価★
↓3まででこれからのメンバーの立ち回りをお願いします。コンマ一番高いレス採用
なお何も案が無ければその旨をお願いします。それならそれで話が進行していきますので

※兎呑は病院で看病するのは決定事項となっています



ジョー「……いや、筆原も病院組に回った方が良くないか? さすがに兎呑一人で患者6人を面倒見るのはキツイだろ」

兎呑「……それもそうだね。筆原さんさえ良ければ、いろいろ手伝いをしてほしいんだけど」

筆原「わ、わかりました!」

ジョー「オレらはとりあえず、何かあったときのためにモーテルの方で待機しておこうぜ。何かあったらすぐ動けるようによ」

正道「……わかった」

湯川「は、はい……」

こうしてオレ・正道・湯川は外部でモノミ同様に手掛かりを探しつつモーテルで待機。
兎呑・筆原は病院で病気になった6人を看病するという流れになった。

……しかし、病気の治し方か……図書館とかなら調べられるか?
それに、緊急時のときのために連絡手段も用意しておかないとな……

兎呑「しかし、よかったのかい? ジョー君も言乃木さんが気になるだろうに」

ジョー「……なんでそうなるんだっての」

そうやってオレが頭をフル回転させていると、兎呑がそんなことを言ってきた。

ジョー「まぁ、気にならないと言えば嘘になるけど。オレみたいなのが病院組に回っても邪魔なだけだろ?」

兎呑「否定はしない」

ジョー「そこはしろよっ!?」

――でも、なんだろうな。
兎呑は何でそんなことを聞いたんだろうか。

というわけで今回はここまで
ぶっちゃけジョーがどっちになるかを決めたかっただけなのでねさっきの安価は

しかしジョーがモーテル組になったのであまり事件の深みに関わる描写はできそうにないな……夏目視点に切り替わるまでは辛抱か

何か質問あればどうぞ

いわゆる技術者系が居ないのでねこのメンバーに…どうしょーもなかった
(前作だと首括におんぶにだっこ状態)

>>44
つまり技術者で賑やかしもできる左右田はもっと評価されるべき

991 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします sage 2014/03/24(月) 21:35:43.70 ID:2l9AKxI9o
>>1000ならジョーが影山にイタズラする

993 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします sage 2014/03/24(月) 21:36:55.06 ID:jAd2QZYAO
>>1000ならガチで兎呑が夏目を誘惑する

せっかくだしどっちかで1~2レスで書きたいと思います
どっちがいいかな……

よく考えたらジョーが影山にするイタズラははたして何を意味するのか

とりあえず少し悩んできます
たぶん兎呑が夏目誘惑からスタート
視点は夏目でいいよね

顔に梨汁をかけるというふなっしーリスペクトなイタズラ

ロリっ子病患者の影山にするイタズラと言われたら犯罪の香りを感じてしまう

>>51
残念ながら犯罪者を出すわけにはいかないので少し前の時間軸で再生お願いします


ジョーからスタート



オレたち希望ヶ峰学園の新入生がこのジャバウォック島に来て数日。
オレは周りの人間からの不当な扱いに腹が立っていた。

だってそうだろ!? ことあるごとにオレを無能扱いしてくるんだ! 特に言乃木!

なのでオレは下克上を計ることにした。
……のだが、いきなり言乃木やら他の奴等をターゲットにするのはいささかハードルが高い。なのでオレはまず影山をターゲットにすることにした。


夏目『アイツ何か梨の妖精のぬいぐるみプレゼントしたら凄い喜んだんだけど』


以前夏目から聞いたその情報を頭の中で反芻し、手に持つ小型噴射器を構える。

ジョー「オレなら……やれる!」

小型噴射器の中には梨汁を入れてある。
そう……オレは今から、影山に梨汁をかけてやる!


――ミッション・スタート!


頭の中でそんな声がした気がした。



――昼頃。ロケットパンチマーケット周辺にて

影山「…………」スタスタ

ターゲット捕捉! ククク……呑気な顔して歩いてるぜ……!
その端整な顔にフルーティーな汁をかけてやる……!

ガキの頃からこういう遊びは好きだったオレ。なので知らないうちにオレのテンションは最高潮になっていた。

影山「…………」スタスタ

3……2……1……GO!!
オレは心の中でそう繰り返すと、物陰から颯爽と噴射器を構えて飛び出した。

影山「……あら、ジョーさん。こんにちは」

いきなりのオレの登場にも動じず影山はそんなことを言う。

ジョー「くらえ影山! お前の好きな梨汁だ!」ブシャアァァァァァッ



――それはなんというか、まさに一瞬だった。

オレが放った梨汁が影山にかかるのも、
影山がなんとか反応をするのも、

まさに一瞬。
だがそれは完全に遅く、気づけば影山はオレの放った梨汁を体全体に浴びていた。

影山「……」

ポタポタと梨汁を垂らし、立ち尽くす影山。

……だが、オレは思いもよらぬ事態になっていることに気付いた。

影山「…………」

……そう。オレがテンション上げすぎてかなりの量を噴射しそれをもろに浴びたからか。

…………有り体に言うならば、透けブラなるものをしているのだ。



ジョー(なん……だと……?)

影山「………………」

これは思いもよらぬ事態。
いや、少し考えればわかることなのにオレはテンションを上げすぎてそれすら考えてなかった。

影山「……あの。そうまじまじと見られるとさすがに恥ずかしいのですが」

ジョー「いっ!?」

さらに無意識のうちにオレは視線を影山の胸元に送っていたらしく、影山は胸を腕で隠すようにしながらそんなことを言った。




言乃木「……ん? アンタらこんなところで何をしてるんだい?」

最咲「ジョーさんに影山さん、ですか?」

そこに言乃木、最咲の二人がやって来た。

…………オワタ……

ジョー「え、ええとだな」

どうやってこのピンチを回避しようか悩んでいると、影山がさらりとこんなことを言った。

影山「ジョーさんが私の下着を見るために噴射器で私を濡らしてきました」

ジョー「おおい!?」

言乃木「…………」

最咲「……ジョーさん?」

は、ははは……


――その後、オレが言乃木からお仕置きを受け最咲は影山を連れてシャワーを浴びに行ったのは容易に想像できるだろうから割愛する。


深夜のノリで書いたからキャラ崩壊が激しい……

無理に>>50を回収しようとしたらこんなことになった、ごめん



――夜時間前。兎呑のコテージ


私は今日、勝負に出ようと思う。
あの夏目君を誘惑……? してみせよう。
それで、これをきっかけに少しでも進展できれば……ああいや! この先はまだ考えなくてもいい! うん!


□■□■□


夏目視点

ある日の夜時間前。俺は兎呑にコテージに来るように言われた。
なので現在俺は兎呑のコテージに来ていたりする。そして当の本人、家主は――


夏目(なんでシャワー浴びてるんだよ……)


そう。今兎呑はシャワーを浴びている。
なんで? 俺が来る前に浴びとけよ。

そんなこんなで兎呑のシャワーが終わるのを待つこと数分。

兎呑「お、お待たせ」

夏目「おー……ようやく――ぶはっ!?」

飲んでたコーヒーが孤を描くほどに予想外な光景がそこにあった。

髪の毛が濡れてるのは当然。
風呂上がりで少し顔が赤くなってるのも、まあ当然。

……なのに……なんで兎呑は上にワイシャツ一枚しか着てない……!?

わかりやすく言うならば、兎呑は裸ワイシャツ(下着は付けてないと俺が困る)の姿でそこに立っていたのだ。

夏目「ま、待て待て待て! お前何をしてるんだ!?」

俺があからさまに動揺してるのを見てもなお兎呑は一歩ずつ俺に近づいてくる。

兎呑が一歩近づく度に俺が下がり、それを繰り返す。
すると当然壁に追い詰められるわけで……気づけば俺はベッドの端に追い詰められていた。

兎呑「夏目君……」

ぐいっと前屈みのような体勢で身を乗り出す兎呑。

兎呑「……ど、どうだね? 何か感想はあるか?」

……は?


↓2までで夏目の台詞お願い!

他力本願したらエラーであがらなかった

また。これでエラーしたらおとなしくしておこう

ちょっと書くのやっぱり止めときますね。お手数かけてすいませんでした

ではおやすみなさい、乙でした

今日は21時頃再開しますお願いします

少し遅れましたが22時から本編再開です



【モーテル】

というわけでオレと湯川、正道の三人はモーテルへとやって来たのだが……

ジョー「……どうするよ」

正道「取り急ぎ用意すべきなのはあちらとの連絡手段だろうな。何かあったときのために迅速に連絡を取り合うことを可能にしたい」

湯川「それと、何か絶望病を治すための手がかりがないか……それでなくても、医療に関しての知識を調べてあちらに送ることも重要だと思います」

湯川「兎呑さんも筆原さんも、専門的な医学はさっぱりでしょうから……」

正道「なら俺は連絡手段の確保を行おう。……医学については湯川に任せたい」

湯川「わかりましたぁ!」

……オレ、は。


↓2
1正道と行動する
2湯川と行動する



ジョー「……そんじゃ、オレは湯川を手伝うわ。連絡手段の方は任せたぜ正道」

正道「心得た。ならさっそく行ってくる」

湯川「それなら私たちは図書館にでも行きましょうか……」

ジョー「おう」


□■□■□


【図書館】

普段は滅多に来ない図書館は相変わらずバカ広く、かなりの本の量があった。

……うへぇ。見てるだけで頭痛くなってきた……

湯川「医学の本はあちらだったと思います」

対して湯川はそんなことはないのか、スタスタとその方に向かって歩いていく。

……さて、


↓2
1湯川に着いていき、医学の本を調べる
2ジャバウォック島の案内という本を手にとる
3無造作に置かれた『オカルト全集!』という本を手にとる

お風呂入ってきます
その間何かあればお答えします

もう少ししたら始まります



これは……ジャバウォック島の案内?
そういえばここの島が解放されたときの報告会で夏目と言乃木がこれについて言ってたっけ。

パラパラとページを捲る。うん、やっぱり目新しい個所はないな。

湯川「ジョーさん?」

ジョー「ああ、悪い悪い」

オレのしてることに疑問を思ったのか、湯川が少し遠くから声をかけてくる。
仕方ない……とりあえず今は目先の問題に集中しないとな。



□■□■□


【モーテル】

結論として、絶望病に関しての手掛かりはまったく無かった。
それもそうか。あのモノクマのしたことに対しての手掛かりがジャバウォック島の図書館なんかで見つかるはずもない……

湯川「ですが、基本的な医学の知識についての本は持ってきました。他にも、病人を看病するときの本とか……」

ジョー「これもどこまで通用するのかわかんねぇけど……まぁ、無いよりはマシだろうしな」

正道「そうだな……」

ジョー「んで? 正道の方は何か収穫はあったか?」

正道「……俺はあれから電気街に行って来た。あそこにはパソコンとかの電子器具が置いてあったからな」

ふんふん。

湯川「ですが、確かあそこにあったものはどれも使えそうにないものだった気が……」

正道「……いや、案外そうでもなかった」

正道はそう言って黒い機械を三つ、置いた。

ジョー「これは?」

正道「トランシーバーだろう。1・2・3と番号が振り分けられていて、どの番号のトランシーバーと会話するか選ぶ仕組みのようだ」

正道「代わりに通信相手が1つしか設定できず、通信相手に選んだトランシーバーが別のところと通信してるときは通信は成立しないとか」

湯川「へぇ……こんなのがあったんですね」

ジョー「こりゃ掘り出し物だな」

正道「だが……これでは問題の解決にはならない。結局は病院組に任せるしかないんだ」

湯川「……それは」

正道「……被害を最小限にするためとはいえ、俺達は無力なんだ」


↓3までで自由安価。ジョーのセリフをどうぞ
なおこの書き込みから10分で締め切り、その中でコンマ一番高いレス採用
何も無ければそれはそれで進行

上がってないので一応
この書き込みは安価から除外



ジョー「諦めんなって! オレらにも何かできることはあるはずだ!」

正道「……そう、だな」

湯川「えへへ、さすがジョーさん。賑やかし役の異名は伊達じゃないですね」

ジョー「うおい! オレそんな異名を名乗った覚えはないぞ!?」

湯川「よーし、とりあえずこのトランシーバーは二つ、病院に持って行きましょうか!」

正道「最後の1つはここに置いて、向こうから連絡が来たら使うとしよう」

ジョー「オレってこんなときでもこんな扱いなの!?」

……まぁ、少し腑に落ちないところはあったものの、オレたちは一度病院に行きトランシーバー二つを兎呑と筆原に渡して、この日は終わりとなった。

ちなみに、病院組は今のところ進展はなし。やはり6人も患者がいて手一杯のようだ。

でも、それならオレたちがなんとかしないとな!!

【???】

↓1のコンマ80以下で翌日事件発生

事件発生。
被害者判明まで進めていい?

把握。ゆっくりと進むので投下中の反応は構いません
みなさんの反応も見たいのでね



【翌日 モーテル】

とりあえず昨日決めたことは二つ。
朝と夜のアナウンスの前に定期連絡をする。
そして何か問題が起きたらその都度連絡をする。

それを踏まえて現在モノクマアナウンスが鳴る少し前。
珍しく早起きをしたオレはトランシーバーが置かれてる場所の前にいた。

ジョー「ふわぁ……」

と、だらしなく欠伸をしたところで目の前のトランシーバーがぴかぴかと点滅した。

まだ時間じゃないけど、何かあったのか?

そう思いオレは通信を受信した。



筆原『あ、えっと……筆原です!』

そのトランシーバーから聞こえてきた声は筆原だった。

ジョー「うーっす、おはようさん。ジョーだけど」

筆原『ジョーさんですか。おはようございます』

ジョー「んで、どうかしたのか? つーか予定よりずいぶん早いけど」

筆原『そういうわけじゃありませんけど、一応早めに連絡しておこうかなって』

こんな状況だし早めの行動は大事だよな、確かに。

ジョー「そうか。まぁ、何も問題がないのなら――」

それ以降の言葉は続かなかった。




筆原『うあっ……!?』

筆原の小さな悲鳴。
何かの割れる音。
そして、ドタドタと何かが転げ落ちるような音が立て続けに聞こえてきたからだ。



ジョー「お、おい!! 筆原!?」

オレの言葉もむなしく返事は来なかった。
それどころか、通信がそこで途切れてしまったのだ。

……まずくね?

ジョー「やばいやばいやばい!!」

と、とにかく今すべきことは……


↓2
1病院に急がないと!
2正道と湯川を起こして全員で病院だ!
3兎呑は無事なのか!?



とにかく、病院に急がないと!
そうしてオレは覚醒しきっていない頭を振り起こして病院に向かって駆けた。


□■□■□


【病院】

転げ落ちる音がしたってことは、おそらく筆原は階段から落ちたはず。

ジョー「お、おい! 筆原――」

ロビーの扉をこれでもかと言わんばかりに勢い良く開ける。
すると、そこにいたのは――


長い黒髪を乱暴に乱し、
割れた何かの破片の中にいた、

超高校級の書道家、筆原鈴莉の姿だった――

ジョー「お、おい! 筆原!?」

オレはもう無我夢中で廊下を駆け抜けた。
たいして長くないはずの廊下。それなのにこのときはものすごく長く感じた。

ジョー「筆原! しっかりしろ!!」

その廊下を駆け抜け、廊下の下に倒れている筆原の体を抱き上げる。




筆原「う、ううん……」

すると、その筆原は小さく身じろぎをした。

ジョー「……へ?」

見れば、筆原の体に目立った外傷は無かった。
て、てっきり花瓶か何かで殴られたのかと……!!

筆原「あ、ジョーさん……?」

ジョー「おお! ジョーだ! オレがわかるな!?」

ということはそれほど大きいダメージじゃなかったんだろうか。
何はともあれ筆原が無事ならそれでいい。

……本当に良いのか? 筆原が死んでなかったのは確かに喜ばしいが……これは事故じゃなさそうだ。
それなら、犯人が筆原を殺すのをミスしたってことか?

ジョー「……」


↓2
1何があった?
2兎呑はどこにいる?

※この安価が終了し次第視点切り替え



ジョー「何があった?」

筆原「ええと……今朝、病院に来てまず上の言乃木さんと足立さんの様子を見に行ったんです……」

筆原「それで、下の人達の様子を見に行こうとしたときに……誰かに突き落とされて……」

突き落とされた? 殴られたんじゃなく?

オレが柄にもなく真剣に頭をフル回転させていると――






「うわああああああああっっっ!!?」


――そんな悲鳴が聞こえてきた。


※視点変更。
少し時間を巻き戻し、夏目に切り替わります


□■□■□


俺は何をしていたのか。
そもそも、しばらくの記憶が欠け落ちているのは何でなのか。

意識が覚醒した俺の頭はそんな当然の疑問よりも、まず不思議なほどに体が重く感じていることに疑問を感じた。



それは精神的なダルさではなく、なんというべきか物理的な重さだった。
左腕がまともに動かない。いや、動かそうとしても何か重いものが乗っているのか、動かし難い。

それならと右手を動かそうとする。そちらは意外にもあっさり動いてくれた。
右手を動かし、それとなく目の前に運ぶ。


夏目「っ……!?」


その右手は紅かった。
それは普段ならあまり目にしないが、この島に来てからは何度も見てきた深紅の色。

――そう、もう見違えるはずもなくそれは血だった。

夏目「…………」

まさか、と考える。
それならこの左手に残る重みは……誰かの体なのか、と。

夏目「はは……ま、まさかな……?」

そちらに顔を動かすことは簡単なのに、俺はなかなか決意が固まらなかった。

そうしてたかだか顔を左に動かすことに数分を費やし、俺はそれを確認した。
そう。それは――



せっかく元気になったあの可愛らしい瞳もすっかり濁り、
頭から夥しいほどの血を流して、
俺の体に覆いかぶさるように乗っていたのは、


――超高校級のアイドル、最咲愛花だった……


夏目「……は?」

吐き気がした。
悪寒がした。
それ以上に……自己嫌悪がした。

なんで、最咲が?
せっかく元気になった最咲が、なんで死んでる?
絶対に守ってやるって言ったのに、なんで最咲が死んでいる?

……なんで。なんで。なんでなんでなんでなんでなんで。

夏目「……あ」

気付けば、俺は。




「うわああああああああっっっ!!?」




そんな、情けない悲鳴を出していた――


Chapter3 磯の香りのデッドエンド(非)日常編 完
生き残りメンバー
11人→10人

To Be Continued――

【モノクマげきじょう】

モノクマ「>>1はこのシリーズを立ち上げた頃からこの『絶望病から目が覚めたら覆い被さるように死体があった』っていうシチュエーションをやりたかったみたいだね」

モノクマ「君らも想像してごらん? 眠りから目が覚めたら死体が自分に覆い被さってるって」

モノクマ「……まあまあ絶望じゃない?」

モノクマ「ちなみに別パターンでは夏目クンの手に包丁が握られてるのもあって、疑いが一気に夏目クンに集まる場合もあったみたい」

モノクマ「……>>1の思考はよくわからないよ、ホント」

モノクマ「じゃ、何か質問あるかな?」

モノクマ「最咲さんのお亡くなりを嘆く声の多さにボクビックリ」

モノクマ「でもよかったよね。ぶっちゃけ今回も連続殺人発生の可能性あったんだよ?」

モノクマ「さて、改めて何かあればよろしくね!」

というわけで何も無さそうなのでここまでということで

何だか淡々と進んでいますが、基本的に投下中やそれ以外の読者側の書き込みは問題ないので
質問意見感想推理等何かあったら是非お願いします
そこから今後の展開のヒント的なのを拾ったりもできますので

では乙でした

というわけで何も無さそうなのでここまでということで

何だか淡々と進んでいますが、基本的に投下中やそれ以外の読者側の書き込みは問題ないので
質問意見感想推理等何かあったら是非お願いします
そこから今後の展開のヒント的なのを拾ったりもできますので

では乙でした

連投ごめんなさい

本日18時頃から捜査してもよろしいんです?

ありがとうございます
今回もそんなに絶望はありませんが、よろしければお付き合いくださいね
あとファイナルデッドルームのロシアンルーレットどう描写しようかな……

では18時頃に再開となりますお願いします

少し遅れましたが19時頃再開となります


Chapter3 磯の香りのデッドエンド 非日常編


ジョー「お、おい夏目――うわっ!?」

筆原「さ、最咲さん!?」

俺の悲鳴に駆け付けたジョーと筆原が病室の入り口でそんな声を出す。


キーン、コーン……カーン、コーン……


モノクマ『死体が発見されました!』

モノクマ『一定の自由時間のあと、学級裁判を開きまーす!!』


そうして流れるアナウンス。
それが何を意味するのか。それはもう考えるまでもなかった。

夏目「は、はは……」

左腕にかかる最咲の重さを痛感する。
それは俺が守ると誓った人間の、命の重さだった。


□■□■□


言乃木「さ、最咲!?」

砂射「……またなのか」

足立「くそっ! なんだっていうんだよ!」

影山「はぁ……まさか、私のあずかり知らぬところでこんなことが起きていたなんて……」

おそらくは近くにいたのか、まずはこの四人がやってきた。

湯川「さ、最咲さん……!?」

モノミ「いやあああああっっっ!!?」

さらに湯川と、なぜかモノミがやってくる。

モノクマ「いやー、ついに起きちゃいましたね第3の事件が!!」

ジョー「モノクマ……!!」

モノクマ「どうかな夏目クン! 絶望病が完治したと思ったらすぐ近くに最咲さんの死体があるなんてさ!」

…………。

夏目「そんなことはいいから。早くモノクマファイルを出せよ」

湯川「……夏目さん?」

モノクマ「おーっ、怖い怖い! まったくこれだから最近の若者は……」

モノクマ「ま、いいよ。それならさっそくモノクマファイルを……」

筆原「ま、待ってください! まだ兎呑さんと正道さんが……!」

足立「そういえば、まだ来てないみたいだな」

モノクマ「えーっ? そんな遅刻者の人なんて待ってられないよ!」

そうモノクマが不満そうに言っていると、がちゃりと病室の扉が開いた。

正道「……すまない、遅れた」

兎呑「アナウンスがあったから来てみれば……最咲さんが……」

モノクマ「ああもうようやく来た! じゃあ今度こそ……モノクマファイル!!」

そうしてモノクマが薄型タブレットのような物を全員に渡していく。

モノクマ「うぷぷ……せいぜい頑張ってね! 最咲さんを殺した犯人は誰なのか! 学級裁判でお会いしましょう!!」

モノクマファイルを配り終えるとモノクマはそうして去って行った。

……、

…………やろう。
犯人を突き止めて、最咲の仇を取るんだ……それが、俺のできる唯一の手向けだ……


【Info】
コトダマ【モノクマファイル4】ゲット!
死体発見場所は夏目開人がいた病室。ベッドに眠っていた夏目開人に覆いかぶさるようにして死んでいた。
頭部に打撃痕があり、その他には着衣に多大なる乱れがある。



――捜査 開始!

……まずはどこを調べるか。
俺は寝たきりだったみたいだし……まず状況を知ってそうな奴に話を聞いてみるべきか……?


行動力20
↓2
1聞き込み(相手の名前も)
2捜査(場所指定も)
3ヒント



【病院 夏目の病室】

最咲の死体をじっと眺める兎呑。
俺はそんな兎呑に声をかけた。

夏目「……調べないのか?」

兎呑「……すまない」

不意に、兎呑が謝罪をした。

兎呑「何か問題が起きないよう、私が病院に残っていたのに……まさか、こんなことになるなんて」

兎呑「……すまない」

俺達が絶望病とやらにかかって、その面倒を兎呑と筆原が見ていてくれていたのは話に聞いていた。
兎呑はそれなのにこんなことが起きてしまったことに責任を感じているらしい。

夏目「お前のせいじゃないさ。それに、責任を感じているのならなおさら捜査を頑張ってくれ」

夏目「俺は病気で寝込んでいて状況がまったく理解できていないから……」

兎呑「……ああ」


↓2
1病院組の活動について
2今朝はどこにいたか
3自由安価

行動力19



夏目「病院組は主にどんなことをしていたんだ?」

兎呑「絶望病に感染したのが6人で、病院に残ったのは私と筆原さんだったから、2人で3人ずつ看病していたよ」

兎呑「とは言っても、病室が思いの他少なくてね……二階の空き部屋も使ってそこには最咲さんと言乃木さんを」

兎呑「一階の病室には残りの人たちを運んだんだ」

夏目「なるほど……」

兎呑「私が担当したのは夏目君と影山さんと砂射君」

兎呑「筆原さんが担当したのは最咲さんと足立君と言乃木さんだったね」

兎呑「……まぁ、筆原さんが担当した最咲さんと足立君は症状的にも厄介でね。何度か病室を抜けだしもしたっけ」

夏目「病室をか?」

俺が尋ねると兎呑は小さく頷いた。

兎呑「とはいえ、私の知ってる限りじゃ病院の外には出てないはずだからそこまで気にかけることはないと思うけどね」


【Info】
コトダマ【病院組の活動】ゲット!
患者6人をそれぞれ3人ずつに分けて看病していた模様。
兎呑が夏目・影山・砂射。
筆原が最咲・足立・言乃木。

コトダマ【部屋割り】ゲット!
病室の部屋割りは一階に夏目・影山・砂射・足立。二階に最咲・言乃木だった。

コトダマ【病気時の最咲と足立】ゲット!
最咲と足立は筆原の看病もまともに受けず、よく病室を抜けだしたりしたようだ。


↓2
1今朝はどこにいたか
2自由安価
3他の場所へ

行動力19



夏目「今朝は何をしていた?」

話によると兎呑は病院組のはず。それならすぐに俺の病室に来てもいいものだが。

兎呑「それが、だな……」

すると兎呑は言いにくそうに視線を逸らしたあと、意を決したかのように言った。

兎呑「ここの隣の影山さんと病室で寝てしまっていたんだ……」

夏目「影山の病室で?」

兎呑「うむ……私は徹夜で看病していたから、ついそのまま寝てしまっていたみたいなんだ」

兎呑「アナウンスにも気付かないくらいにぐっすりと寝てしまっていて……二階から下りてきた正道君にアナウンスの件を聞いて、それでここに来たというわけだ」


【Info】
コトダマ【今朝の兎呑】ゲット!
今朝兎呑は徹夜での看病に負け、影山の病室で寝てしまっていたとのこと。
アナウンスにも気付かないほどに熟睡していた彼女は二階から下りてきた正道に起されたらしい。


↓2
1自由安価
2他の場所へ

2を選んでから以降の行動選択なのよね


夏目「ひとまず兎呑に聞きたいことはこれくらいだ。ありがとう」

兎呑「ああ。こっちも、そろそろ検死を始めておくよ」

そうして兎呑から離れる。
さて次はどこを調べるか……

↓2
1聞き込み
2捜査
3ヒント

※なお2で病院を選択する場合はさらに
・夏目の病室
・階段下
・階段上
・二階
からお選びください

行動力18



【病院 夏目の病室】

……実に殺風景な病室。
その病室を彩る、鮮血の赤。

夏目「…………」

とりあえず、今は何も考えるな。
最咲がなんで死ななければならなかったのか……それを見極めないと……!


↓2
1最咲の頭部
2最咲の着衣
3ばらまかれた破片

行動力18



……最咲の頭部。それも前頭部に打撃痕が1つあるな。
となると……最咲は犯人に正面から殴られたことになる。


【info】
コトダマ【最咲の打撃痕】ゲット!
最咲の前頭部に発見。おそらく正面から殴られたのだと思われる。


↓2
1最咲の着衣の乱れ
2ばらまかれた破片
3他の場所へ

行動力17



夏目「この破片は……」

最咲の周りに散乱してる破片を見る。
なにやら花瓶のようなものにも見えるが……

兎呑「……それ、各病室に置かれてる花瓶の破片だと思うよ」

夏目「各病室に置かれてる?」

兎呑「君はまだ各病室を見てないだろうからね。一応言っておこうと思って……」

なるほど……


【info】
コトダマ【割れた破片の正体】ゲット!
兎呑曰く『各病室に置かれてる花瓶の破片』とのこと。
最咲を殴打した凶器になったと思われる。


↓2
1最咲の着衣の乱れ
2他の場所へ

行動力16

安価把握ご飯で離脱

多分エスパーな人はこの時点で犯人わかってる
何かあったらお気軽にどうぞー

始まってもいいかな



……1つ気になるのは最咲の着衣の乱れ。
おそらくは犯人に抵抗したのだろうが……それにしてもこの着衣の乱れはいささか妙な気も――ん? これは……

俺は最咲のスカートのポケットから何かの布を発見した。これは……なんだ?


【Info】
コトダマ【白い布】ゲット!
最咲のスカートのポケットから発見。何が元なのかは不明。



ここで調べることはこれくらいか?

よし、次はどうするか……


↓2
1聞き込み
2捜査
3ヒント

行動力15



【病院 廊下】

ジョー「……おお、夏目」

ジョー「その、なんつーかさ……」

廊下にいたジョーは何かを言いたそうに俺を見る。

夏目「……今はやめてくれ。まず、事件をどうにかしないとな」

夏目「慰めてくれるんなら……それからにしてほしい」

ジョー「わかった」

ジョー「んで、オレんとこ来たってことは何か聞きたいことがあるんだよな?」

夏目「ああ」


↓2
1今朝何をしていたか
2何か気になることは無いのか
3モーテル組は何をしていたのか
4自由安価

行動力15



夏目「モーテル組は何をしていたんだ?」

ジョー「オレと湯川は図書館で医学の本――あと、絶望病についての手掛かりになりそうなものが無いか調べてたな」

ジョー「正道は電気街で病院組との通信手段の確保だ」

ジョー「……つっても、収穫があったのは正道の方だけだったな。モーテル組に1つ、病院組に二つトランシーバーを用意してくれたぜ」

トランシーバー?

ジョー「で、一応朝のアナウンスと夜のアナウンスが鳴ったら定期連絡するのと何か他に問題が起きたら連絡するって決めてたんだけど……」

夏目「そうか……」


【Info】
コトダマ【トランシーバー】ゲット!
正道が電気街で確保した通信手段。病院組の兎呑と筆原は各1つ所持していて、朝夜のアナウンス時と他に問題が起きた場合に連絡するよう決めていた。


↓2
1今朝は何をしていたか
2何か気になることはないか
3自由安価
4他の場所へ

行動力14



夏目「今朝は何をしていた?」

ジョー「今朝……そうだ! よく聞いてくれたな!!」

夏目「な、なんだよいきなり……」

予想より遥かに食いついてきた。何かあったのか?

ジョー「えっとだな。今朝アナウンスが鳴る前に病院の筆原から通信が来たんだよ」

ジョー「んで、少し話したらその……」

夏目「?」

ジョー「……いきなり、筆原の悲鳴が聞こえてきて。そのあと何かが割れるような音がしたと思えば筆原が階段から転げ落ちる音が……」

夏目「なに!?」

筆原まで狙われていたのか!? でも、なんで筆原まで……!?


【Info】
コトダマ【筆原襲撃】ゲット!
今朝アナウンスが鳴るより前、ジョーとトランシーバーで会話をしていた筆原が何者かに襲われたとのこと
その際筆原の悲鳴が聞こえ、何かが割れるような音がして最後に筆原が階段から転げ落ちる音がしたらしい


↓2
1何か気になることはないか
2その他自由安価
3他の場所へ

行動力13



夏目「何か他に気になることは無いか?」

ジョー「気になること? んなのありまくりだっての……」

ジョー「筆原が襲われたこともそうだし、絶望病とかいうわけわからんものについてもそうだし」

ジョー「それに何より、なんで最咲はお前の病室で死んでたんだ? それがよくわかんねーんだよな……」

夏目「それは……」

病気でふらりと俺の部屋にやって来ただけ――じゃないのか?


↓2
1聞き込み
2捜査
3ヒント

行動力12



【病院 ロビー】

病院のロビー。そこにあるソファーに筆原は座っていた。

筆原「……あ、夏目さん」

夏目「筆原。今、いいか?」

筆原「えっと、なんでしょうかね。私に何か聞きたいことでもあるんでしょうか……?」

筆原に聞きたいことは――


↓2
1今朝の襲撃について
2筆原が担当した患者について
3何か気になることは無いか
4その他自由安価

行動力12

安価把握少し休憩挟みまする

よかったら男女で好きなキャラとかいたら一人ずつ挙げてってもらえるとたぶん喜ぶ

圧倒的ジョーの人気に嫉妬やで……
女子は影山・最咲・兎呑の3強くらいかな?

関係ないですがすでにラストに登場する前作キャラは決まってますので、早くそこに行きたくて仕方ありません

あと10分くらいしたら再開

再開



夏目「ジョーからさっき聞いたんだけど、お前今朝誰かに襲われたんだって?」

筆原「っ……」

単刀直入に俺が尋ねると、筆原は少しピクリと肩を震わせた。

夏目「思い出させるようで悪いけど、よかったらその前後で何かおかしなことはなかったか教えてくれないか?」

筆原「……わかりました。えっと、その日はまず二階の最咲さんと言乃木さんの様子を見に行きました」

筆原「最咲さんはおとなしく寝てたんですが、言乃木さんはもう起きていたみたいで……念のため二人の体調を確認してから、今度は一階の足立さんの様子を見に行こうとしたんです」

筆原「そうしたら……いきなり誰かに背中から突き落とされて……」

夏目「背中から……!?」

筆原「はい。それで、たぶん私を突き落としたのは……言乃木さんだと思うんです。最咲さんは寝ているのを確認しましたし」

それは当然の考えなんだが……そうなると、筆原を襲ったのは言乃木、ということになるのか?
それと、少なくともこの時点では最咲は生きていたということになるのか……


【Info】
コトダマ【筆原の証言】ゲット!
筆原は今朝階段から突き落とされたらしい。直前の最咲・言乃木の様子から筆原は自分を突き落としたのは言乃木だと思うとのこと

コトダマ【最咲の確認時間】ゲット!
筆原が今朝のアナウンスより前に最咲を病院二階で確認している


↓2
1筆原が担当した患者の容体について
2何か気になることは無いか
3自由安価
4他の場所へ

行動力11

これってもしかして上がってない?
安価内だったら除外



夏目「筆原が担当した患者――最咲、言乃木、足立の容体を最後に確認したとき、それぞれどんな感じだった?」

筆原「……それが事件に関係しているんですか?」

夏目「わからない……けど、一応聞いておきたいんだ」

筆原「わかりました。えっと、まず足立さんを最後に診たのは昨夜です」

筆原「そのときは熱があまり下がってなかったです……おかげで酷い罵声を浴びせられました……」

そういえば足立は高圧的病? なんだったっけか。

筆原「それで、残りの二人に関してですが……言乃木さんも足立さんほどじゃないにせよ、かなり高熱みたいでした」

筆原「最咲さんは……たぶん、熱は下がってたと思います」

夏目「たぶん?」

なにやらはっきりしない言い方に俺が尋ねると筆原はこくりと頷いた。

筆原「実は最咲さん、症状が症状だったのでなかなか容体の確認ができなくて……」

夏目「絶望病に感染してる人間は全員高熱になっているんだったな」

筆原「はい。なのですが、私が最咲さんの熱を計れたのは今朝の一件だけでした」


【Info】
コトダマ【足立の最後の容体】ゲット!
直前に確認したときと比べて熱はそこまで下がってなかったようだ。

コトダマ【言乃木の最後の容体】ゲット!
足立ほどじゃないにせよ、言乃木の熱もかなりのものだったらしい。

コトダマ【最咲の最後の容体】ゲット!
他の二人に比べて熱はそこまでだったらしい。なお筆原が最咲の熱を計ったのは今朝が初めてとのこと。

コトダマ【絶望病】ゲット!
絶望病に感染した人間は決まって高熱を出すらしい。


↓2
1他に気になったことはないか
2その他自由安価
3他の場所へ

行動力10



言乃木が筆原を突き落としたというのが本当なら、犯人は言乃木なのか……?
いや、まだ決めつけるのは早い。何か証拠はないか……?


↓2
1聞き込み(相手指定)
2捜査(場所指定)
3ヒント(メダル消費)

行動力10

安価把握しました
申し訳ないが今回はここまでということで……

たぶんエスパーレベルの人じゃなくてもそろそろ犯人わかってる人はいる

更新は途切れますが、まだ眠りはしないので何か質問はあります?
無ければ
・反論ショーダウン時の全員の台詞
・パンツ
どれか載せようかと思いますが

【反論ショーダウン時の全員の台詞】


影山「それは違いますね……」反論!

ジョー「ショータイムの始まりだ!」反論!

砂射「捉えたぞ……!」反論!

足立「それには賛成できないな!」反論!

正道「……本当にそうなのか?」反論!

甘露寺「甘すぎるな……!」反論!

棋儀「王手だ!」反論!

雪咲「その推理は美しくない……」反論!

五十隅「そ、それは違いますぅ!」反論!

兎呑「さあ、激しくぶつかり合おうじゃないか?」反論!

最咲「それはおかしいです!」反論!

姶良「その意見は装飾華美すぎるね!」反論!

湯川「心が込もってないですぅ!」反論!

筆原「言葉の筆圧が弱いです!」反論!

言乃木「出直してくるんだね!」反論!

ごめんなさい何がしたいんですかね本当……

パンツは取り合えず後回しですかね
ぶっちゃけもう披露する機会無さそうですけども

ほのかちゃんのは別の場面で言わせてみたいと思った(小並)
しかし言葉の筆圧て

>>213
どの場面なんですかね……(追求)

書道家を意識しておかしくなった

>>213
どの場面なんですかね……(追求)

書道家を意識しておかしくなった

おはようございます
本日は20時頃捜査再開(予定)です

たぶんこれで捜査終わるんじゃないかな……

了解
砂射の台詞はカッコいいね、そして兎呑は流石のエロさよ
桑田のアホアホみたいに追い詰められたときの台詞も見たい、主にジョーと最咲さんの

>>217
砂射の反論台詞は数秒で思い付きましたね
兎呑は才能よりもキャラ的な雰囲気を出してみました
残りは……うん、何個かおかしなことになってる

次の更新終わりに可能だったら考えてみる

意図しないところでエロを見つけられるのはこのシリーズの伝統なのかな。御陵さんの口で慰めるもそうだし

少し遅れて21時頃再開となります
意見感想雑談支援絵等いかなる時でも歓迎ですよー

始まりまする



【病院 階段下】

筆原はこの階段から落とされた――ということは、何か手掛かりがあるならこの周辺なんだけど……


↓2
1散らばった破片
2隅に落ちてるヘアピン

行動力10



夏目「これは……?」

階段下の隅に落ちているそのヘアピンを拾う。
猫をあしらっているそのヘアピンはこれでもかというほどに女物だった。

夏目「……誰のだ?」

俺の記憶ではどの女子もこんなヘアピンは付けていなかったが……それなら、誰のになるんだ?


【Info】
コトダマ【ヘアピン】ゲット!
階段下に落ちていたヘアピン。夏目の記憶上、どの女子もこれを使ってないのだが……


↓2
1散らばった破片
2他の場所へ

行動力10



あと、この破片……これ最咲を殴打した花瓶と同じ破片だけど……

つまりこれも各病室に置いてある花瓶の破片ということか?


【Info】
コトダマ【階段下の破片】ゲット!
病院の階段下に落ちていた破片。最咲を殴打した花瓶と同じ破片ということから、こちらも各病室に置いてある花瓶の破片だと思われる。


次の行動
↓2
1聞き込み(相手の名前指定)
2捜査(場所指定)
3ヒント(メダル一枚消費)




【病院 階段上】

筆原の証言とジョーの証言を考えると、おそらくジョーにその誤認をさせた証拠があるはず……

そう思い俺は階段を上がり、二階へとやって来た。

夏目「……やっぱりか」

階段を上がってすぐのところにある窓ガラスが割れていた。
そうなると、ジョーがトランシーバー越しに聞いた音っていうのは……


【Info】
コトダマ【割れた窓ガラス】ゲット!
病院階段上の窓ガラスが割れていた。


次の行動
↓2
1聞き込み(相手の名前指定)
2捜査(場所指定)
3ヒント(メダル一枚消費)

行動力9



【病院 二階】

そうして俺はそのまま病院の二階を調べて回る。

夏目「二階に病室らしい病室は無いのか……」

あったのは会議室と休憩室だけ。
となると、最咲と言乃木はこのどちらかの部屋で休ませていたということになるが……


【Info】
コトダマ【病院二階の間取り】ゲット!
病院の二階にあるのは会議室と休憩室だけ。病室らしい病室は1つもなかった。
最咲と言乃木はこのどちらかの部屋で休ませていたのだろう。


次の行動
↓2
1聞き込み(相手の名前指定)
2捜査(場所指定)
3ヒント(メダル一枚消費)

行動力8

>>147で捜査する場所決められてたってことは、
二階の会議室とか休憩室は調べられないの?
それとも調べる必要なし?
安価なら↓

>>238
そうですね。会議室と休憩室は調べる必要ありませんので省かせていただきました


安価把握少し休憩挟みます
聞き込み対象は足立ですねー

しかしヒロインっぽい湯川空気やな

>>242
いつからヒロインが湯川だと思い込んでいた?

久々にリロードで2やってたらこんな時間に……
人ある程度観測したら捜査終わりまで疾駆します



【病院 ロビー】

夏目「あ、足立……」

モノクマ「げっ! 夏目クンが来ちゃったよ!」

ロビーで見かけた足立は何やらモノクマと話をしていたみたいだった。

モノクマ「ってわけだからボクはもう行くよ! さっきの話は好きに広めても構わないからね!」

モノクマ「つーかいちいちボクが言って行くのもめんどくさいしね!」

足立「……」

夏目「足立?」

俺の言葉に足立は顔をようやくこちらに向けてきた。

足立「ああ……夏目君か」

足立「どうかしたか?」

……どうかしたかって……


↓2
1モノクマと何を話していた?
2このヘアピンに身に覚えはないか?
3何か気になることはないか?
4その他自由安価



夏目「モノクマと何を話していたんだ?」

足立「ああ……簡単だよ。絶望病について詳しく聞いていたんだ」

足立「今回の動機はこの絶望病だっていうからさ。一応詳しく聞いておこうかなって」

なるほど……確かにそれは当然か。

夏目「それで?」

足立「まず1つ。この絶望病は感染した人は揃って普通よりかなり高めの熱を出すみたいなんだ」

足立「それも想像よりかなり高めの熱らしくて、普通の人ならその確認をしただけでかなり驚いてしまうくらいの」

夏目「そうなのか?」

後半の部分は俺も知らない情報だ……覚えておこう


【Info】
コトダマ【絶望病】がアップデートされました!
絶望病に感染した人物の熱はかなり高く、それを確認した人間はそれだけでかなり驚いてしまうみたいだ


↓2
1このヘアピンに覚えはないか?
2何か気になることはないか?
3その他自由安価
4他の場所へ

行動力8



夏目「このヘアピンに覚えはないか?」

そうして先ほど拾ったヘアピンを足立に見せる。

足立「……ごめん、わからないな。これはどこに?」

夏目「階段の下にあったんだ」

足立「そうか。すると筆原さんが襲われた際に誰かが落としたという可能性が高いね」

足立「それなら筆原さんか兎呑さんか。病院で俺達を看病してくれていた人たちに聞いてみるのがいいと思うよ」

それもそうだな……


↓2
1何か気になることは無いか
2その他自由安価
3他の場所へ

行動力7

やはりこの時間だと人が少ないですね
というわけでお風呂でしばし離脱。安価内でしたらこれは含めます

↓1とかでやった方がよさそうかな



夏目「他に何か気になることはないか?」

足立「気になること……やっぱり、なんで最咲さんが夏目君の病室で死んでいたのかだね」

足立「だって、最咲さんは二階にいて夏目君は一階の病室なんだよ?」

足立「意図的に行ったとしか考えられない……」

夏目「それは、絶望病だったからなんじゃ――」

足立「まあ、それを言われたらどうしようもないんだけどね」


↓2
1自由安価
2他の場所へ



そうして俺は足立と別れる。

……そろそろ時間が少なくなっていそうだ。
どうする? 何をする……?


次の行動
↓1
1聞き込み(相手の名前も)
2捜査(場所指定も)
3ヒント(メダル一枚消費)

行動力7



ヒント
メダル一枚消費
17→16枚

【ヘアピンの持ち主を特定するために筆原
 あとは検死をしてる兎呑に話を聞こう】


↓1
1聞き込み(相手の名前も)
2捜査(場所も)

行動力7



【病院 夏目の病室】

筆原「あ、夏目さん。夏目さんもここに用事が?」

夏目「というよりは筆原に聞きたいことができてな」

筆原「私にですか? ……今朝のことならきちんと全部話しましたが」

夏目「また新しくできたんだ」

それで、聞くべきことは――


↓1
1このヘアピンに見覚えはないか?
2何か気になることはないか?
3自由安価

行動力7



夏目「このヘアピンに見覚えはないか?」

俺がそうして先ほどのヘアピンを見せる。

筆原「あっ! これ……!」

夏目「知ってるのか?」

すると筆原は何やら視線を泳がせる。

……?

夏目「どうした?」

筆原「えっと、見覚えはあるんですけど……それ、最咲さんのですね」

夏目「最咲の?」

筆原「はい。みなさんが絶望病に感染した日に付けてきていました……それ以前は付けてなかったので、絶望病に感染していた人たちは知らなくて当然、ですね」

なるほど……でも、なんで最咲のヘアピンがあんなところに?


【Info】
コトダマ【ヘアピン】がアップデートされました!
階段下に落ちていたヘアピンは絶望病になった最咲が付けていたものとのこと


↓1
1何か気になることはないか?
2その他自由安価
3他の場所へ

行動力6

今回の更新で捜査終わると思ってたときがボクにもありました

というわけですいませんがここまでとさせていただきます
やっぱり2週間の不在が痛手でしたかね……

質問意見感想等は受け付けてますので、何かあればどうぞ

特に何も無さそうなのでここまでということで

それでは乙でした
なんだか進みが遅れてそのままエタらないか心配や……

今日18時頃から再開してみます

久々にあの花見てたらこんな時間に

一時間ほど遅れます

再開となります
今日こそ捜査終われるといいな


夏目「他に何か気になることはないか?」

筆原「気になることですか……個人的には最咲さんが夏目さんの病室で発見されたことですね」

筆原「あと、兎呑さんが影山さんの病室で寝ていたというのも気になりますし……」

筆原「一度、そのあたりを確認した方がいいかもしれませんね」

兎呑が影山の病室で寝ていたことについてか……それなら、本人か影山に聞いてみるのが良さそうだけど


↓2
1自由安価
2他の場所へ

行動力7



さて、募る疑問は山のようにあるけど……どうする?
おそらくそろそろ時間になりそうだけど……


↓2
1聞き込み(相手名前指名)
2捜査(場所指定)
3ヒント(メダル1枚消費)

行動力7



【病院 夏目の病室】

兎呑「夏目君……また来たのか」

夏目「ああ。検死はどうだ?」

兎呑「少し前に終わったよ。とはいえ、今回はこれといって収穫は無かったがね」

兎呑「あと、一応軽く私も現場の調査はしておいた」

じゃあ、俺が聞くべきことは――


↓2
1検死の結果を聞かせてくれ
2調査の結果を聞かせてくれ
3その他自由安価

行動力7



夏目「検死の結果を聞かせてくれ」

兎呑「……目新しい発見は無かったよ。頭部の打撃痕はモノクマファイルに記載されているとおり、1つだけ」

兎呑「ただ、これだけ最咲さんの着衣に乱れがあるとなると、おそらくかなり乱闘になったんだろう。ほら、最咲さんの服の袖が破れている」

兎呑に言われそちらを確認すると、確かに袖口が破れていた。

兎呑「あと、この袖口付近の最咲さんの手首に切り傷があった。これも何かのヒントになりそうだけど……」

夏目「なるほど……」


【Info】
コトダマ【兎呑の検死結果】ゲット!
最咲の着衣の乱れから、犯人との乱闘があったことが推測される。
さらに手首に切り傷も発見。


↓2
1調査の結果を聞かせてくれ
2何か気になることはないか
3その他自由安価
4他の場所へ

行動力6



夏目「調査の結果を聞かせてくれ」

兎呑「これはどちらかというと、私より湯川さんの調査の結果になるんだけど……」

言いながら兎呑は俺が寝ていたベッドの下を見る。

兎呑「キミが寝ていたベッドの下。その奥の方に包丁が発見された」

夏目「なに……!?」

兎呑「それと、一枚の布切れもな。こちらは少し手前側になるんだけど……」

兎呑「包丁の方は切っ先が少し血で濡れていた。何に使われたのかまではわからない……」

ベッド下で見つかった包丁……関係してないわけがないんだろうけど……


【Info】
コトダマ【包丁】ゲット!
湯川と兎呑がベッド下で発見。切っ先が血で濡れていて、ベッドの奥にあった。

コトダマ【布切れ】ゲット!
湯川と兎呑がベッド下で発見。こちらは包丁より手前で発見された。


↓2
1何か気になることはないか
2その他自由安価
3他の場所へ

行動力5



次はどうする……? 何か、何か忘れている気がするが……


↓2
1聞き込み(相手の名前も)
2捜査(場所指定)
3ヒント(メダル一枚消費)

行動力5



【病院 二階】

夏目「……影山」

影山「あら、夏目さん。どうかしましたか?」

夏目「……お前はここの捜査か?」

影山「ですね。何か手懸かりがあるかと思ってきてみたんですけど……」

影山「やはり二階にはこれといって手がかりはありませんでした」

やれやれと残念そうに言う影山。

影山「それで? 私に何か用事ですか?」


↓3までで自由安価。コンマ一番高いレス採用
影山に聞きたいことをどうぞ



夏目「お前が目を覚まして俺の部屋に来たとき、そこに兎呑がいたはずだけど……何で起こさなかったんだ?」

影山「ああ……そのことですか」

影山「もちろん、起こしはしましたよ?」

……え?

影山「とは言っても、兎呑さんはよほど疲れてたんでしょうね……私が声をかけてもまったく起きてくれませんでした」

影山「なので、仕方なく私だけで夏目さんの病室に向かったんですよ」


【info】
コトダマ【死体発見アナウンス前の兎呑】ゲット!
影山が言うには死体発見アナウンス前の兎呑は影山が声をかけてもまったく起きてくれなかったとのこと。


↓3までで続けて自由安価。コンマ一番高いレス採用
聞くことがなければ他の場所へと書き込んでください

行動力4



おそらく残り時間も少ない。
あとは何を調べればいい……? 何を……!?


↓2
1聞き込み(相手の名前も)
2捜査(場所指定も)
3ヒント(メダル一枚消費)

行動力4



ヒント
メダル16→15枚


【モーテル組なのにアナウンス時に病院二階にいたという正道
 あと湯川にも聞き込みをしておいた方がいいかもしれない】


↓2
1聞き込み(相手の名前も)
2捜査(場所も)



【病院 廊下】

正道「……夏目か」

夏目「正道。捜査はどんな感じだ?」

正道「……難航しているな。とはいえ、俺は基本的に頭を使うことが不慣れだからそれも当たり前なんだが……」

正道「それで? 俺に何か用事か?」

――俺が正道に話を聞きたいことは……


↓2
1今朝何をしていたか
2何か気になることはないか?



夏目「今朝、何をしていた? お前は確かモーテル組のはずだったよな? それなのに、病院二階にいたという話を聞いたんだが……」

正道「…………」

正道「……昨夜、モーテルに手紙が届いたんだ。それは言乃木からの呼び出しの手紙だった」

夏目「言乃木からの呼び出しか……?」

正道「ああ……だが、言乃木は絶望病にかかっていたから手紙を出したとは考えにくい。でも無視して本当に言乃木からだったら、それで何をしでかすかわからない」

確かに、言乃木はただでさえ絶望病というわけのわからない病気になっていたからな……。

正道「だから、俺は朝ジョーや湯川が寝ている間にこっそりと病院に向かった」

正道「……だが、会議室には言乃木はいなくてな。それどころか、何者かに薬のようなものを嗅がされ眠ってしまったんだ」

夏目「そうなのか……?」

正道「ああ……油断していたとは言え、まさか女に背後を取られたなんてな……」

女?

夏目「なんで女ってわかるんだ?」

正道「甘く見るな。気配さえあればそれが男なのか女なのかくらいはわかる。さすがにそれが誰の者なのかは判断しかねたが」

正道「返り討ちにすることもできたが……俺は女に手を出さない主義なんだ」

こんなときでもそのポリシーは貫くんだな……

夏目「ちなみにその手紙はどうしたんだ?」

正道「……眠らされた際に奪われたのか、今は持ってない」

夏目「そうか……」


【info】
コトダマ【今朝の正道】ゲット!
今朝正道は言乃木からの呼び出しに応じ、病院の会議室に行くがそこで薬を嗅がされ眠ってしまった。
なおその際の犯人は女とのこと。呼び出しに使われた手紙は奪われたようだ


↓2
1何か気になることはないか?
2他の場所へ



夏目「何か気になることはないか?」

正道「……気になることはある」

正道「俺が奪われたその手紙だ。あれがないとおそらく俺の証言の信憑性は薄いからな……」

確かにそれはそうだ。その手紙がどこに行ったのか、それは気になる……


↓2
1自由安価
2他の場所へ

行動力2



さて、どうする?
もう時間は残り少ない……何をする?


↓2
1聞き込み(相手の名前も)
2捜査(場所指定も)
3ヒント(メダル一枚消費)

行動力2

安価把握作者はお風呂

そろそろ犯人はわかる頃やでぇ……たぶん

何かあればどうぞ


コトダマ足りてる?

>>317
ギリギリとだけ言っておきますかね


神をも凌駕する速さで風呂から帰還
少ししたら再開なの

しかし今さらながらドッキリハウスでの犯行って難しくないか
あそこはどうやっても墜落死させそうだし……

再開!



【病院 階段下】

湯川「あっ、夏目さん」

階段を下りきったところでそうして声をかけられる。

夏目「……?」

声からして湯川だと言うのはわかるんだけど、周りを確認しても湯川の姿が見当たらない。
そうこうしていると、ふと階段上から声がかけられた。

湯川「こっちですよこっち!」

夏目「……ああ、そっちか」

湯川も二階を調べていたらしく、階段上から俺に向かって声をかけていたようだった。

夏目「…………」

湯川「? どうかしましたか?」

夏目「な、なんでもない。とにかく早く下りてこい」

湯川「あっ、わかりました」

そうしてトテトテと階段を下りる湯川。

……丁度いい。ついでに一応聞いておくか。


↓2
1捜査の進展具合を聞く
2何か気になることはないか?



夏目「捜査の方はどうだ?」

湯川「はい。だいたいの捜査は済ませました。それで、気になることがあるんです」

言いながら湯川はスカートのポケットから1つの袋を取り出す。

夏目「これは?」

湯川「影山さんの病室で見つけました。おそらく、睡眠薬の一種かと思われます」

夏目「なっ……!?」

そんな物がなんで影山の病室に……?

湯川「それと、これはモノクマから聞いたことなんですが……」

湯川「絶望病に感染した人は決まってその症状に該当するような行動しかできなくなるみたいなんです」

夏目「つまり、例えば嘘つき病にかかったら嘘しか言えなくなるみたいなわけか」

湯川「はい。当然単純な動作は自我の元で行えるみたいですけど」

つまり……手を動かす・足を動かす等の動作以外はその症状に見合う行動しかできないわけか。
でも、それがなんだって言うんだ……?


【Info】
コトダマ【睡眠薬】ゲット!
影山の病室で発見。カプセル状のもので、1つだけ使用されている

コトダマ【絶望病に感染した人間】ゲット!
絶望病に感染した人間は基礎的な動作を除き、その症状に見合う行動しかできなくなる



キーン、コーン……カーン、コーン……


『キミと夏の終わり、将来の夢。大きな希望、忘れない』

『10年後の8月また出会えると信じて~……』

『オマエラが信じてるのは希望かな? それとも、絶望かな?』

『ボクは断然絶望だね!』

『オマエラも、過度な希望を抱くと手痛いしっぺ返しが待ってるかもね……うぷぷ』

『ってわけでオマエラ! モノクマロックに来い!』

『……今すぐな! 10年後とかそういうんじゃないからな!』


夏目「……始まるのか」

湯川「みたいですね……」

湯川「……行きましょう。皆も、すぐに集まるはずです」

夏目「ああ……そうだな」


【Info】
捜査パート終了



【モノクマロック】

これでここに来るのは三度目か。
俺達はあのモノクマの顔岩の前に集まっていた。

ジョー「……またあんなことすんのかよ」

筆原「正直、今すぐ逃げたい気持ちしかないですけど……」

仲間同士でお互いを疑い合う、悪趣味極まりないあの裁判。
それをまたやるのかと思うと俺も気が滅入って仕方ない。

夏目「……でも、逃げるわけには行かない」

足立「夏目君の言うとおりだ。ここで逃げたら……それこそ、今まで犠牲になった人達に申し訳ない」

足立「最咲さんのためにも……やれることはやらないと」

言乃木「この中にいるクロを見殺しにして、ね……」

言乃木のその言葉に全員がぞっと背筋を凍らせる。

砂射「言乃木の言うとおりだな。少なくとも、俺達はこれまでの甘露寺や雪咲を投票という形で殺している」

砂射「……ここから出れたところで、今までどおりの生活が送れるかすら疑問になってきたな」

ジョー「で、でもそれは……!」

湯川「……言乃木さんと砂射さんの言うとおりかもしれません」

湯川「でも、これまでの犠牲になった人たちのためにもこれ以上の犠牲――そしてこんなコロシアイは終わらせないといけません」

兎呑「湯川さん……」

湯川のその言葉に兎呑がそう反応を示していると……モノクマがやって来た。

モノクマ「はいはい! オマエラ、そろそろ準備はいいかな!?」

正道「……モノミがまだ来ていないが?」

モノクマ「モノミ? ああ、あれはもう先に裁判場に行ってるよ!」

モノクマ「あれは本当役に立たないから、あんなので尺取っても無駄じゃん?」

モノクマ「ってわけだからオマエラも早く来いよな!!」

そうしてモノクマがここから去り……




ゴゴゴゴゴ………



――これまでと同じように顔岩からエスカレーターが伸びてきた。

砂射「しかし、何度見ても悪趣味だなこれは」

影山「ですが、立ち止まっているわけにもいきません」

影山「みなさんの希望の輝き、是非拝見させてくださいね!!」

言乃木「アンタは黙っててくれないか……」

そうして俺達はそのエスカレーターに乗り、そのまま裁判場へと向かう。


□■□■□


相変わらずの耳障りな機械音を鳴らしてエレベーターは地下へと降下していく。

兎呑「……」

正道「……」

ジョー「……」

全員一言も話さない。
それもそうだ。こんな場面で話ができるほど俺達は図太くはない。

――そうして数分の沈黙が場を支配し……エレベーターは停止した。


モノクマ「ようやく来たね! ようこそ裁判場へ!!」

モノクマ「さあて! オマエラの抱いてる希望がどんな形で打ち砕かれるか……しかと見届けさせてもらうよ!!」

俺達はもう何も言わない。
黙って各自の席に向かう。



――超高校級のアイドル、最咲愛花。

いつも笑顔で、元気で……でも、心が弱くて。
前回の裁判で心が折れもして、それでもなんとか立ち直って……。

そんな最咲を殺した人間が、この中にいる?

信じられない。信じたくない。
でも、俺は守らないといけない。
最咲に言ったあの言葉。必ず守ると誓ったあの言葉。

あれをそのまま守り通すのはもう不可能だけど……ならせめて、最咲の死の真相に近づきたい。それが最咲にできる唯一の手向けと信じて。

……そうして始まる。
希望と絶望が渦巻く学級裁判が……

ここから始まる。

コトダマリスト

コトダマ【モノクマファイル4】ゲット!
死体発見場所は夏目開人がいた病室。ベッドに眠っていた夏目開人に覆いかぶさるようにして死んでいた。
頭部に打撃痕があり、その他には着衣に多大なる乱れがある。

コトダマ【病院組の活動】ゲット!
患者6人をそれぞれ3人ずつに分けて看病していた模様。
兎呑が夏目・影山・砂射。
筆原が最咲・足立・言乃木。

コトダマ【部屋割り】ゲット!
病室の部屋割りは一階に夏目・影山・砂射・足立。二階に最咲・言乃木だった。

コトダマ【病気時の最咲と足立】ゲット!
最咲と足立は筆原の看病もまともに受けず、よく病室を抜けだしたりしたようだ。

コトダマ【今朝の兎呑】ゲット!
今朝兎呑は徹夜での看病に負け、影山の病室で寝てしまっていたとのこと。
アナウンスにも気付かないほどに熟睡していた彼女は二階から下りてきた正道に起されたらしい。

コトダマ【白い布】ゲット!
最咲のスカートのポケットから発見。何が元なのかは不明。

コトダマ【最咲の打撃痕】ゲット!
最咲の前頭部に発見。おそらく正面から殴られたのだと思われる。

コトダマ【割れた破片の正体】ゲット!
兎呑曰く『各病室に置かれてる花瓶の破片』とのこと。
最咲を殴打した凶器になったと思われる。

コトダマ【トランシーバー】ゲット!
正道が電気街で確保した通信手段。病院組の兎呑と筆原は各1つ所持していて、朝夜のアナウンス時と他に問題が起きた場合に連絡するよう決めていた。

コトダマ【筆原襲撃】ゲット!
今朝アナウンスが鳴るより前、ジョーとトランシーバーで会話をしていた筆原が何者かに襲われたとのこと
その際筆原の悲鳴が聞こえ、何かが割れるような音がして最後に筆原が階段から転げ落ちる音がしたらしい

コトダマ【筆原の証言】ゲット!
筆原は今朝階段から突き落とされたらしい。直前の最咲・言乃木の様子から筆原は自分を突き落としたのは言乃木だと思うとのこと

コトダマ【最咲の確認時間】ゲット!
筆原が今朝のアナウンスより前に最咲を病院二階で確認している

コトダマ【足立の最後の容体】ゲット!
直前に確認したときと比べて熱はそこまで下がってなかったようだ。

コトダマ【言乃木の最後の容体】ゲット!
足立ほどじゃないにせよ、言乃木の熱もかなりのものだったらしい。

コトダマ【最咲の最後の容体】ゲット!
他の二人に比べて熱はそこまでだったらしい。なお筆原が最咲の熱を計ったのは今朝が初めてとのこと。

コトダマ【絶望病】がアップデートされました!
絶望病に感染した人物の熱はかなり高く、それを確認した人間はそれだけでかなり驚いてしまうみたいだ

コトダマ【ヘアピン】がアップデートされました!
階段下に落ちていたヘアピンは絶望病になった最咲が付けていたものとのこと

コトダマ【階段下の破片】ゲット!
病院の階段下に落ちていた破片。最咲を殴打した花瓶と同じ破片ということから、こちらも各病室に置いてある花瓶の破片だと思われる。

コトダマ【割れた窓ガラス】ゲット!
病院階段上の窓ガラスが割れていた。

コトダマ【病院二階の間取り】ゲット!
病院の二階にあるのは会議室と休憩室だけ。病室らしい病室は1つもなかった。
最咲と言乃木はこのどちらかの部屋で休ませていたのだろう。

コトダマ【兎呑の検死結果】ゲット!
最咲の着衣の乱れから、犯人との乱闘があったことが推測される。
さらに手首に切り傷も発見。

コトダマ【包丁】ゲット!
湯川と兎呑がベッド下で発見。切っ先が血で濡れていて、ベッドの奥にあった。

コトダマ【布切れ】ゲット!
湯川と兎呑がベッド下で発見。こちらは包丁より手前で発見された。

コトダマ【死体発見アナウンス前の兎呑】ゲット!
影山が言うには死体発見アナウンス前の兎呑は影山が声をかけてもまったく起きてくれなかったとのこと。

コトダマ【今朝の正道】ゲット!
今朝正道は言乃木からの呼び出しに応じ、病院の会議室に行くがそこで薬を嗅がされ眠ってしまった。
なおその際の犯人は女とのこと。呼び出しに使われた手紙は奪われたようだ

コトダマ【睡眠薬】ゲット!
影山の病室で発見。カプセル状のもので、1つだけ使用されている

コトダマ【絶望病に感染した人間】ゲット!
絶望病に感染した人間は基礎的な動作を除き、その症状に見合う行動しかできなくなる

というわけで今回はここまで
ようやく捜査終わったぜよ……

毎度恒例の質問タイム
別に質問じゃなくてもいいんだけどね

あと本編の更新は早く見積もっても月曜以降になります

ということでもう少し質問等は受け付けてますが、何かリクエスト的なのもあればお願いします
1~2レスの短編で挟むかもしれないし挟まないかもしれない……

さすがに病院組の様子を書くと事件について何かわかられてしまうのでそれはすいませんが……

脱落組の絶望病
絶望病について覚えているときのリアクション把握。機会があれば載せてみる

というわけで乙でした
過去の書き込みを振り返ってみると本当男子はジョーが50メートル先に行ってるくらい人気ですね
そして最咲の地雷と兎呑のエロさ……兎呑ってどうしてこうなったのかね

chapter3は原作では絶望the絶望でしたがここではどうなるんですかね……
最咲さんの死のときはわりとたくさんの反応が得られましたが

では改めて乙でした
リクエストは可能なら明日1つ消化したい
他にも何かあったら書き込んでくれて構いませんので

チャプター3は被害者と犯人が人気キャラ多い

>>340
原作もそうですし、他のスレでもだいたいそんな感じですよね
ここの前作も多和良が逝ってしまいましたし……今回は誰になるのか

少し本編じゃないけど更新しても! いいかな!

エラーった

じゃあ少し更新、の前にお風呂行く

・女子全員で海水浴的な(時間軸的な意味では最初の方)
・夏目と足立とジョーでボーイズトーク……?(時間軸的な意味ではchapter2と3の間かな)
・なんか他いいのあれば

なおこれはあくまで本編とは無関係のif番外のようです
↓5くらいまでで

安価一ヶ所設けてそこまで書き上げてきます

あと時間軸は本編でのモノクマ襲来が遅れて海水浴終わった後、みたいな感じで訂正
それではしばし離脱



【ジョーのコテージ】

いろいろおかしなことが立て続けに起きながらも、それをなんとか現実として受け入れた俺達。
その中の俺――夏目開人と足立千里はジョー・ホイットニーのコテージへと来ていた。

ジョー「いやー、楽しかったな! あんなに全力で泳いだのは久々だぜ!」

足立「はは……俺も、水泳は専門じゃないからなかなかなぁ」

夏目「そんなこと言ったら俺なんて鍵師だぞ。水泳無関係じゃないか」

足立「それもそうだ。……でも、ジョー君も水泳なんてしそうにない感じだけど」

ジョー「あ? あー……まぁそうだな。消失マジックとかで水ん中入ったりはしても、ああやって純粋に泳いだりするのはなかなかなぁ」

……さすがは超高校級のマジシャン。言葉の一つからして風格が違う。

足立「それなら、今日は久々に各才能から離れた『ただの高校生』として楽しんだわけだ」

そうしてジュースを飲みながら足立がさわやかにそう言う。

ジョー「んなら、一つここいらでもういっちょ普通の男子高校生になってみるか?」

夏目「? どういう意味だよ」

意味深なジョーの言葉に俺が聞き返す。足立も視線をジョーに送っていた。

ジョー「経緯はどうあれ、今オレ達は南国の島に来ているわけだ」

足立「そうだな」

ジョー「さらに今しがた全員――までとはいかないにしても、ほとんどのメンバーで海水浴をしてきたな?」

夏目「ああ」

ジョー「となればだ! 各女子の水着姿の感想――そしてあわよくばどの女子が可愛いかを言いあうのが普通の男子高校生だとは思わないか!?」

と、物すごくテンション高くして言うジョー。

足立「あー、いわゆるボーイズトークってやつか」

夏目「ガールズトークならよく耳にするけど、ボーイズトークってなかなか耳にしないよな」

でもまぁ、普通の高校生らしいと言えばらしいんだろうけど。

ジョー「よーし……なら各自一人ずつ今気になってる女子でも言ってくか」

ジョー「まずは夏目!」

お、俺!?


↓3までで夏目が気になってる女子とその理由をお願いします

夏目「あー……気になる、ってのとは少し違うかもしれないけど、最咲かな」

夏目「ここに来る前はテレビでしか見たことのないような存在が間近にあって、なんだか不思議というか」

ジョー「なるほどな。まぁ言いたいことはわかるぜ」

うんうん、とジョーが何かを悟ったかのように頷く。

ジョー「最咲愛花と言えば舞園さやかと肩を並べるほどに人気のアイドルだ。そんな子が同じ学校の同じクラスだなんて、気にならないわけがないよな」

ジョー「これがきっかけに仲が進展して、あわよくば付き合えれば! なーんて思うのが男だよな」

足立「そこまで言ってたっけ?」

夏目「そうだ。それに俺みたいなのと最咲が釣り合うわけないだろっての」

華もあって人気者の最咲と、
鍵師という地味な才能しかない俺。

……うん、例え話にしてもありえないな。

ジョー「あー、確かにどっちかっていうと守られ系の関係になりそうだよな。知らんけど」

足立「知らないのか……」

ジョー「んじゃ、次はオレな。えーと……」


↓3まででジョーが気になってる女子とその理由を

締め切ります

ジョー「やっぱ兎呑だろ! あのけしからん胸はなんだ!」

夏目「いきなり大きな声を出すなよ……」

そして着眼点が胸か。ド変態だなおい。

足立「兎呑さんと言えば、海水浴前に少し話をしたりしたんだけど」

足立「スタイルの良さも相まって普段からああいう色気のある人なんだろうね」

ジョー「しかも女医さんだ女医さん! 保健室とかで白衣姿で足を組んで胸元を開けてる姿が容易に想像できる!」

夏目「正確には獣医な。そしてお前は少し落ち着け気持ち悪いぞ」

ジョー「けっ、なんだよクールぶりやがって。お前だって兎呑と話すとき胸とか足に目が行くタイプのくせによー」

…………、

夏目「……否定はしないが」

ジョー「へっへーん。だろう?」

ジョー「つーわけで最後は足立だ!」

↓3までで足立の気になる女子とその理由を

足立「俺は……筆原さんかな」

ジョー「おお! 和風美人か!」

ジョー「筆原もいいよなー。なんつーか、水着よりは着物が似合いそうだけど」

足立「はは……まぁ、そういう外見的なのもあるけど、一番は努力家なところかな」

夏目「努力家?」

足立「ああ。これも海水浴前に少し話しただけなんだけど……彼女、結構努力しているみたいなんだいろいろと」

足立「俺もランナーとしては努力してきてるつもりだし……彼女からは似たものな感じがするんだよ」

ジョー「似たもの同士のシンパシーってやつか」

ジュースを一口飲み、ジョーが言う。
こうして夜は更け、俺と足立はそれぞれのコテージへともど……

もど、る――


□■□■□


――長い夢を見ていた気がした。
あれは、この島に来た初日だったか。足立とジョーでくだらない話をしたんだ。



足立は筆原の姿勢に共感して。
ジョーは……うん、良くも悪くも自分のスタイルを貫いて。
俺も、最咲をなんとなく気にしていたっけ。

あれはどっちかっていうと好意よりは憧れの意が強かった。
最咲のアイドルとしての存在。仮にこの希望ヶ峰学園に来ていなくてもそのアイドルとしての自分で、どこまでも進んでいきそうな最咲。
たぶん最咲は超高校級のアイドルじゃなかったとしても、アイドルとしての自分を常に誇っていただろう。

俺は――どうなんだ?
超高校級の鍵師ではなく、ただの鍵師だったら……俺はどんな人生を歩んでいたんだ?

……やめよう。こんなこと、考えるのもアホらしい。
今俺は超高校級の鍵師なんだ。それならそれでいいじゃないか。

その才能が無かった場合なんて考えなくていい。
俺にはこれしか無いんだから――


夏目「……ん」


そうして俺は目を開ける。
視界に広がるのは真っ白な天井。
そして、体の左半分がやけに重く感じて仕方なかった――


終里

全部夢でした

ラストの伏線になったらそれはとっても嬉しいなって……

質問等何かあればお気軽にどうぞ

謎の足立・筆原押し、自分もだけど
なんとなく兎呑は(夏目以外なら)正道辺りが似合いそう

足立はしっかりした女子が好きそう
筆原と湯川のどっちかにしようと思って筆原にしたけど
あの団結はなんだったんだろうな

>>370
>>371
本当なんだったんでしょうかねあれは(すっとぼけ)

ラストと言えば強制シャットダウン枠が首括しか思い浮かびませんどうしよう

というわけで乙でした

明日(というか今日)の更新は未定ですが、ほぼ無いと思ってくれて構わないかと
もしかしたらまた短編挟むかもしれないけど

chapter3が終われば次は理不尽ドッキリハウスですね
敢えて極上の凶器使わない殺人とかアリじゃね?(暴論)

なんか夜だと書き込みはできてるのに上がらないの多すぎですね

明日か明後日更新予定です

結局短編挟みすらしませんでしたね……
許してくださいなんでもしますから!

そうですね
たぶん影山最咲がなんでもしてくれますよ(暴論)

明日は一応18時頃予定ですお願いします

ファイナルデッドルームでの影山のロシアンルーレット、コンマ判定か勝手にこっちで進めるかどちらがよろしいですかね

今のところ予定してるのが
コンマ17以下で成功。さらにchapter4での影山の行動に比例して少しずつこの範囲は大きくなっていく
みたいな感じです

失敗したらバッドですけど、幸運枠だから一回くらいはコンマ判定でやってみたい(願望)

18時頃再開したいと思いますお願いします

しかしなんだ。こういうことは言いたくないが数減るに連れて各キャラの台詞が少しずつ増えていくのは複雑だ……

寝てた

今人いたら始まりそう

始まります


学級裁判 開廷!!


モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めます!」

モノクマ「学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘できれば、クロだけがおしおきですが……」

モノクマ「間違った人物を指摘した場合は、クロ以外の全員がおしおきとなり……」

モノクマ「みんなを欺いたクロだけが、晴れて卒業となりまーす!」

筆原「それじゃあ、何から話しましょうか」

影山「あ。すいませんが議論を始める前に事件を振り返ってはくれませんか?」

影山「ほら、私ずっと寝てましたし」

ジョー「どうせ引っかき回すだけじゃねぇか……」

ジョーがそうしてめんどくさそうに言うと、足立がそこに割り込んだ。

足立「悪いが、俺も病気で寝ていたからいまいち把握できていないんだ」

影山「今回の動機である“絶望病”で事件当日寝ていた人が最咲さん含めて6人……」

影山「これはまず事件を振り返ることから始めるしかないと思いますが?」

ジョー「……ま、まぁそうだな」

砂射「事件当日病院で寝ていなかったのは正道、ジョー、兎呑、筆原、湯川だったな」

影山「それなら湯川さんに説明をお願いします」

湯川「私ですか?」

影山「ええ。ジョーさんや正道さんではいささか不安ですので」

ジョー「……この女……!」

正道「……」

……さっそく引っかき回してる気もするが。

湯川「わかりました。それなら、まずは今回の動機である“絶望病”が蔓延し始めたところから始めましょうか」

湯川「まず、絶望病に感染した人が夏目さん・影山さん・最咲さん・言乃木さん・足立さん・砂射さんの6人でした」

湯川「なので私たちはその6人と兎呑さん・筆原さんを病院に残しました」

夏目「その二人で俺達を看病してくれていたんだったな」

足立「それで、残りの4人は何を?」

湯川「二次感染で余計な感染を防ぐために私たちはモーテルで待機。連絡手段の確保と病気の完治の手掛かりを探していました」

正道「連絡手段の方はともかく、病気の方については手掛かりは何もなかったな……」

兎呑「でも、代わりに病人を看病するときのコツを調べてくれたからそれはそれで助かったけどね」

砂射「それが事件前日の話だったか」

砂射が尋ねると湯川は小さく頷いた。

湯川「それで事件当日の朝はジョーさんが病院組の筆原さんから連絡を受けたところから始まります」

ジョー「つっても、連絡の内容自体は普通だったけどな」

ジョー「で、そんときに筆原が誰かに襲われたんだ……」

その言葉に一同がシン……と静まる。

筆原「えっと、あのときは二階の言乃木さんと最咲さんの容体の確認を終えて一階に戻るところでした」

筆原「そうしたら、背後から誰かに――」

足立「背後から殴られたってわけだな?」

言乃木「え?」

夏目「待て足立。そういうわけじゃない」

足立「何を言ってるんだ? 階段下にあったあの破片が物語ってるじゃないか」

足立「筆原さんが背後から殴られ、その勢いのまま階段から転落したって」

確かにそう思っても仕方ないのかもしれないけど、それはあり得ないはずだ……

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・筆原襲撃
・モノクマファイル4
・包丁
・布切れ


足立「【今朝筆原さんは後頭部を殴打されて、そのまま転落した】」

足立「つまり今回の犯人は最咲さんだけでなく、筆原さんも殺すつもりだったんだ」

筆原「あ、そのですね……」

言乃木「すると、一歩間違えていたら『最咲だけでなく筆原も……』」

足立「殺されていたってことになるな」

筆原「だから……」

湯川「あの……筆原さんの話も聞いてあげてください……」

正道「いきなり【ヒートアップしすぎだ】」


↓2
論破or同意

ごめんなさい
飯食べてましたので再開します

正解!

夏目「それは違うな!」論破!


夏目「違うんだ足立。筆原は背後から殴られて転落したんじゃない。背中から突き落とされたんだ」

足立「何……?」

夏目「それはジョーと筆原の会話が証明している」

夏目「ジョー。筆原が襲われたときどんな音や声が聞こえてきた?」

ジョー「どんなって……筆原の悲鳴が聞こえたと思ったら、何かが割れるような音が聞こえて……最後に筆原が階段から転げ落ちるような音がしたよ」

そうだ。つまり、もし足立の言うとおり殴打によって筆原が襲われたのなら――


↓2
1悲鳴と割れる音が同タイミングで聞こえないとおかしい
2階段から落ちるのがおかしい
3割れる音が先に聞こえないとおかしい

正解!

夏目「これだ……!」!


夏目「もし殴打によっての転落なら、筆原の悲鳴と割れる音が同じタイミングで聞こえないとおかしいだろ?」

足立「……それもそうか」

影山「というよりは、単純に筆原さんに聞いた方が早かったでしょうがね」

正道「……それもそうだな。らしくなかったんじゃないか、足立よ」

足立「すまない……」

筆原「い、いえ! お気になさらないでください!」

すまなそうに謝罪する足立に筆原がそう言う。

砂射「だが、それなら犯人は何故わざわざ殴打に見せかけたのだ?」

砂射「いや、そもそもどうやって殴打に見せかけたのだ?」

次はそれについてか……
でも、それももうわかってるはずだ……

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・割れた窓ガラス
・絶望病
・兎呑の検死結果
・部屋割り
・今朝の兎呑


砂射「【犯人はどうやって殴打による転落と見せつけようとした】のか……」

砂射「ますはそれを解消させるぞ」

ジョー「『何かの機械に録音しておいた』とかか?」

言乃木「確かに電気街に行けばそれくらいはできそうだが……」

言乃木「そうなると『病気に感染してない人間の仕業』ってことになるね」

正道「だが、あそこにはラジカセの類は無かったと思うが……」

湯川「筆原さんの『近くにあるものを割った』……のかもしれませんよ」


↓2
論破or同意

正解!

夏目「それに賛成だな!」同意!


夏目「湯川の言うとおり、犯人はあるものを割ったんだ」

兎呑「ある物……?」

夏目「それは窓ガラスだ。病院の階段を上がった先にある窓ガラスが一か所割れていたから、間違いないだろう」

言乃木「なるほど……まず背後から筆原を突き落として、それからすぐに窓ガラスを割って殴打による犯行に見せたのか」

足立「それなら、階段下にあったあの破片はどういうことなんだ?」

階段下にあったあの破片。
それはあの証拠と照らし合わせればすぐにわかるはずだ……!


↓2
コトダマを提示しろ!

少し離脱しますね

今日人少なそうやな……

30分頃再開お願いします!

始まります

正解!

夏目「これで証明できる……!」!


夏目「最咲が殴打された際に使われた花瓶の破片とその階段下の破片が一致した」

夏目「さらにこれは各病室にあった花瓶の破片と同じらしいから……間違いないだろうな」

正道「つまり犯人は階段上で筆原を突き落とし、窓ガラスも割ることで殴打に見せかける……」

砂射「その後一階の病室から花瓶を取ってきて、それを割り階段下に破片をばら撒いたのか」

ジョー「じゃ、じゃあ犯人って誰なんだよ!?」

影山「さぁ……少なくとも、筆原さんは目星が付いているみたいですけど」

筆原「え……?」

影山「だってそうでしょう? 殴られたのならともかくとして、背中から突き落とされただけならだいだいの目星は付きそうなものですが」

兎呑「それは影山さんだけじゃないのかい……?」

ジョー「だ、誰だよ怪しいのって!?」

ジョーの剣幕に負けたのか、筆原は小さく答える。

筆原「……言乃木さん、です」

言乃木「アタシかい!?」

筆原「だって! 二階には最咲さんと言乃木さんしかいませんでしたし……そうなると怪しいのは……」

兎呑「被害者である最咲さんと実際に襲われた筆原さんを除けば、言乃木さんだけってことかい?」

砂射「となると……」

言乃木「ま、待ってくれ! アタシは最咲を殺してなんか……!」

怪しいのは言乃木。それは俺も思うんだけど……

本当にそうなのか? 言乃木だけが怪しいのか……?

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・今朝の正道
・包丁
・最咲の確認時間
・トランシーバー
・白い布


足立「【今回の被害者である最咲さんや実際に襲われた筆原さん】を除けば、確かに怪しいのは言乃木さんだろう」

言乃木「だからアタシは……!」

ジョー「待て待て! そうやってさっさと決めつけるのは早計だぞ!」

兎呑「とは言ってもね……」

兎呑「最咲さんと筆原さんを除けば【今朝二階にいたのは言乃木さんだけ】だし……」

兎呑「怪しいのは言乃木さんだけじゃないか?」

ジョー「そうかもしんないけどよぉ……」


↓2
論破or同意

正解!

夏目「それは違うな!」論破!


夏目「いや、今朝二階にはもう一人いたんだ」

夏目「……そうだよな、正道?」

正道「……ああ」

足立「そうなのか?」

ジョー「なんでそれを先に言わないんだよ!!」

正道「すまなかった」

夏目「今はそれは置いておこう。それより、話してくれるな?」

正道「……今朝、おそらくはジョーが起きるより前の話なんだが。俺達がいたモーテルに病院に来るよう呼び出しの手紙が来たんだ」

ジョー「手紙……?」

正道「……モーテルの各部屋には何故かポストのようなものが付属していたな? そこに入っていた」

ポストのようなもの……?

湯川「マンションの部屋のドアを思ってくれればいいと思いますよ」

夏目「そうか……」

正道「話を戻すぞ。……それで、俺はその手紙に従い病院の会議室に行ったのだが……そこで薬のようなものを嗅がされてな。そのまま眠ってしまったんだ」

影山「その手紙の差出人は?」

正道「……実物は俺が気絶しているときに奪われたみたいだから証明はできないが、言乃木だったな」

言乃木「ま、またアタシかい!?」

兎呑「……それなら、やっぱり言乃木さんが怪しいってことになるけれど」

言乃木「っ……!?」

空気がズシンと重くなる気がした。
言乃木が犯人……? 本当にそれでいいのか……?

湯川「待ってください!」

と、そこに湯川の鋭い声が響いた。

言乃木「……湯川?」

砂射「なんだ。まさか、言乃木は絶望病にかかっていたから不慮の事故だ、とでも言うつもりか?」

湯川「違います。理由はどうあれ、殺人は決して許される行為じゃありません」

兎呑「なら……」

湯川「ただ、私には犯人が言乃木さんだとは思えないんです」

……え?

影山「奇遇ですね。実は私も同じ意見です」

砂射「なんだと……? どういうことだ、説明しろ!」

湯川「……なら、犯人が筆原さんを襲った理由ってなんだと思います?」

犯人が筆原を襲った理由?
そんなの……


↓2
1筆原を殺すため
2愉快犯
3誰かを病院におびき出すため

正解!

夏目「これだ……!」!


夏目「誰かをおびき出すため、か?」

湯川「そうですね。筆原さんを殺すのが目的なら、本当に殴打すればいいだけですし……」

湯川「そう考えて間違いはないかと」

影山「と、ここで言乃木さんの絶望病の症状を思い出してみましょうか」

影山「彼女はご奉仕病になっていたんでしたよね? そんな人が単独で殺しの手伝いをするとは思えません」

夏目「……つまり、言乃木が犯人ならこれらの証拠はあからさまってことか?」


足立「その意見には賛成できないな!」反論!


足立「確かに言乃木さんは絶望病にかかっていた……」

足立「だからって容疑者から外すのはどうかと思うけどな!」

夏目「な、なんでだよ……?」

足立「夏目君が見逃してることがあるってことだよ!」

【反論ショーダウン 開始!】
コトダマ
・言乃木の最後の容体
・割れた破片の正体
・モノクマファイル4


足立「確かに彼女は【絶望病にかかっていた】かもしれないけど……」

足立「そんなの、彼女の演技かもしれないだろ?」

足立「そうじゃなくても、【今朝の時点で彼女の熱は下がっていた】かもしれないし……」

足立「犯人じゃないにしても、容疑者から除外するのは早計じゃないかい!?」


↓3まで
全員正解or正解者コンマ合計120以上で成功

正解!

夏目「その矛盾……解錠してやる!」論破!


夏目「いや、言乃木は今朝の時点で間違いなく絶望病に感染していたんだ」

足立「なに……?」

影山「絶望病にかかった人間は例外なく高熱に見舞われる……」

影山「間違いないですよね、モノクマ?」

モノクマ「はい、何も間違いありません」

夏目「それを踏まえた上で筆原にも聞くけど、今朝言乃木の容体を確認したとき、熱はどうだったんだ?」

筆原「ええっと……確かに引いてはいましたが、それでもかなり高熱でした」

夏目「そうだ。つまり今朝の時点で言乃木はまだ絶望病にかかっていたんだ!」

足立「っ……!?」

それにしても、本当にらしくない。
あの足立がここまで頭を冷静に働かせないなんて……

湯川「でも、だからってまったく無関係なわけじゃないと思います」

影山「正道さんを呼び出した手紙もそうですし、筆原さんを突き落とした件もあります」

言乃木「……何が言いたい?」

影山「つまり、言乃木さんは利用されたというのが正しいかと」

なっ……!?

影山「なんたって言乃木さんはご奉仕病にかかっていたんですから。自分から殺しはしないとしても、それの手伝いくらいはするかと」

影山「『筆原さんに休んでもらうためなんです』……とでも言ったんでしょうね」

ジョー「なんだそれ!?」

兎呑「……つまり、言乃木さんはその絶望病を利用されたってわけだね」

言乃木「…………」

影山「……さてと。ここまで言えばおそらく何人かは理解してくれたと思います」

影山「……誰が言乃木さんを利用したか」

ジョー「……は?」

言乃木「だ、誰なんだ!? アタシを利用したってのは!」

突然の言葉に動揺する言乃木達。
そんな様子を影山は眺めると――怪しい笑みを浮かべて俺を見た。

影山「夏目さんならわかりますよね? 私が言う人間が誰なのか」

夏目「お、俺……?」

言乃木「そうなのか……!?」

……そうなのか?
俺は本当に誰が言乃木を利用したのか、知っているのか……?


↓2
怪しい人物を指名しろ!

不正解!

発言力
8→7


影山「足立さん、ではありませんね」

影山「夏目さんは証拠も持ってるはずですよね? もしかして、信じたくないからわざと間違えてます?」

間違えたみたいだ……!


↓2
再安価

まさか原作の同チャプターのみんなと同じ感覚に陥ってるんじゃなかろうな
容易に言乃木に近付けて人を利用しようとする冷静さを保持していたはずの人間だぜ
筆原

不正解!

発言力
7→6


影山「筆原さんでもありませんね」

影山「彼女の自演なら彼女は窓ガラスを素手で割ったことになりますが……そんな道具はあそこにはありませんでしたよね?」


また間違えたみたいだ……!


↓2
再安価

正解!

夏目「……!」!


夏目「……もしかして、最咲のことか……?」

正道「最咲……だと……!?」

ジョー「ま、待てよ! なんでここで最咲の名前が出るんだ!?」

影山「ですが、さすがですね。大正解です」

ジョー「……え」




ジョー「えええええっっっ!?」


学級裁判 中断!

【モノクマげきじょう】

モノクマ「愛の貴公子モノクマです」

モノクマ「さてと、早くも前半終了となりました学級裁判。どうでしたか?」

モノクマ「……え? 早すぎる? 内容が薄い?」

モノクマ「久々の学級裁判だから許してあげなよ(土下座)」

モノクマ「…………」

モノクマ「さてと。一旦質問コーナーとさせていただくよ」

モノクマ「書き込みはできてるのに上がってないの多すぎないかね」

モノクマ「こういうときってとりあえず書き込みできてるからそのままでいいのかな」

じゃ、これといって何もないようなので今回はここまでで

明日で裁判終わりそうですが、まあ犯人もここまででわかりますよね

>>433
↑の意図が読みきれませんでしたが、もし気を悪くされたのでしたらすいませんでした

もうしばらくは質問意見等受け付けててますので何かあれば是非

あと明日の更新は18時頃予定です
お願いします

乙とっても嫌な予感がする

>>443
軽い絶望しか待ってませんのでご安心を

乙、>>433が言ってんのは多分スーダン2の同チャプターで怪しいけど普段の行動で
除外してるんじゃないかって事だと思う

>>447
なるほど、ありがとうございます

えー、18時頃再開となってますが今から夜勤に備えて仮眠を取るので少し遅れるかもしれません

裁判自体はそれなりに書き溜めれたんだよ……影山がまたも生き生きしちゃってるけど……

19時頃再開よろしいんです?

始まる

学級裁判 再開!


……、

…………、

………………、

影山「……あら、みなさんどうかしたんですか?」

重苦しい空気を影山がそうして打破した。

ジョー「どうかしたんですかじゃねぇよ! なんだよ最咲が言乃木を利用してたって!」

砂射「……あの女は今回の被害者なのだぞ?」

足立「それなのに……なぁ?」

さすがに信じられないみたいで、ほとんどのメンバーがそう言う。

……だが、俺も信じられない。
本当に最咲が言乃木を利用したのか? 何のために?

影山「ああ……確かに信じられない話かもしれませんね」

影山「でも私個人としてはようやく面白くなってきたと思うんですけどね」

兎呑「いい加減に……!」

影山「それとも、このまま逃げるつもりなんですか?」

……逃げる?
いや、ダメだ。逃げちゃいけない。
逃げずに立ち向かって――真実を見極めるんだ!

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・ヘアピン
・モノクマファイル4
・筆原襲撃
・包丁
・病院組の活動


正道「最咲が言乃木を利用していたってことはだ」

正道「【俺に呼び出しの手紙を送ってきたのも……】」

筆原「【私を階段から突き落とすよう指示をしたのも……】」

影山「全部最咲さんの行動ってことになりますね」

ジョー「んなわけあるかっての! だって【最咲は被害者】なんだぞ!?」

影山「まぁ、手紙の方は証拠がありませんので証明はできませんが」

影山「彼女が『筆原さん襲撃に関与している』証拠ならありますよ?」

足立「なんだって……?」


↓2
論破or同意

正解!

夏目「そうかもしれない……!」同意!


夏目「……階段下に絶望病にかかった最咲が使っていたっていうヘアピンが落ちていた」

夏目「影山はそれのことを言っている……んだよな?」

影山「そうです。ちゃんと出してくれましたか」

言乃木「最咲が使っていたヘアピンが落ちていた……?」

影山「筆原さん、アナタが最後に最咲さんを見たのは今朝で間違いありませんね?」

筆原「は、はい……」

影山「そのとき、彼女はヘアピンを付けていましたか?」

筆原「……はい」

なっ……!?

湯川「筆原さんが襲われる直前まで最咲さんがそのヘアピンを付けていた以上、他の誰かが意図的に彼女からヘアピンを奪うのは不可能でしょうね……」

影山「そのとおりです」

ジョー「ど、どういうことなんだよつまり……」

影山「そうですね……それなら、夏目さんにご説明願いましょうか?」

……は?

夏目「な、なんで俺が……!」

影山「いい加減気づいてるんでしょう? それなのに、目を背けてるなんて……それでいいんですか?」

何を、言って……!?



【ロジカルダイブ 開始!】
Q1
筆原を階段から突き落としたのは?
1最咲
2言乃木
3正道

Q2
正道を会議室で眠らしたのは?
1最咲
2言乃木
3兎呑

Q3
それらすべてを仕組んだ人物は?
1足立
2モノミ
3最咲


↓2
全員正解もしくは正解者コンマ100以上で成功

↓3までやねごめん

不正解!

発言力
6→5


……落ち着け。もう一度頭を冷やすんだ……!


↓3までで再安価
全員正解or正解者コンマ合計100以上でクリア

不正解!
発言力
5→4


……違う! これでもない……!


↓3までで再安価

正解!

夏目「推理は繋がった……!」!


夏目「……正道を呼び出して会議室で眠らせたのも、筆原を階段から突き落としたのも言乃木だ」

夏目「でも、それらすべてを仕組んだのは……最咲だったんだ」

影山「大 正 解 ですよ!」

俺の結論に影山がこれ以上にないくらいの満面な――それでいて不気味な笑顔を浮かべる。

砂射「だが、最咲が本当にこれらを仕組んだ本人だとしてもだ。その目的はなんだ?」

影山「あら、そんなこともわからないんですか?」

影山「希望の象徴であるのなら、このくらいのことは解いて欲しいんですけどねぇ……」

兎呑「まるで影山さんはわかっているような口ぶりだね」

影山「だってわかっていますからね」

……え?

ジョー「そ、そうなのか!?」

影山「はい。なんならお教えしましょうか?」

影山「最咲さんが何を目的にしてこんなことをしたのか……」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・最咲の最後の容体
・足立の最後の容体
・言乃木の最後の容体
・最咲の確認時間
・包丁


足立「最咲さんが何を目的にしていたかなんて……」

足立「本当にわかるのか!?」

影山「ええ、もちろんですよ」

兎呑「……そもそも『彼女は絶望病にかかってた』んだよ?」

影山「事件当日もそうだった、とは限りませんよ?」

影山「実は【今朝の時点でほとんど完治していた】なんてことも……」

ジョー「待て! 絶望病にかかった人間は高熱に見舞われるんじゃなかったか?」

ジョー「それに今朝の筆原が確認しているはずだ」

ジョー「【最咲は今朝の時点でもかなりの高熱だったって】」


↓2
論破or同意

進み悪いですね……

5分後締め切ります

正解!

夏目「それは違うな!」論破!


夏目「いや、確かに今朝筆原が最咲の容体を確認しているが、その時点でかなりの高熱だったわけじゃないはずだ」

夏目「……だよな?」

筆原「は、はい……少なくとも、私が担当した3人の中では一番回復しているようでした」

ジョー「な、なら……」

夏目「ああ。その時点で最咲の病気は完治していた可能性も――」


兎呑「激しくぶつかり合おうじゃないか!」反論!


兎呑「確かに最咲さんの熱は今朝の時点で回復はしていたかもしれない……」

兎呑「だけど、だからって彼女が完治していたとは限らないと思うけど?」

……確かに絶望病が完治しているかどうかのラインは明確には定まっていない。
でも、最咲がすでに完治していたと思われる根拠はあったはずだ……!!

【反論ショーダウン 開始!】
コトダマ
・絶望病
・ヘアピン
・モノクマファイル4


兎呑「筆原さんの証言を信じるのなら……」

兎呑「最咲さんの容体は【昨夜に比べて回復していたのは本当】かもしれないね」

兎呑「でもだからといって彼女が完治していたとは限らない」

兎呑「熱が下がったのは事実でも、【完治していたという事実もなければ根拠もない】んだから」


↓3まで
全員正解or正解者コンマ合計150以上で成功

正解!

夏目「その矛盾……解錠してやる!」論破!


夏目「……絶望病になってる人間の熱はかなり高熱で、それを確認した人間はすぐに異常を察知できるくらいらしいんだ」

夏目「それは逆に言うなら、驚くほどの高熱じゃなければ絶望病にはかかってないってことじゃないか?」

湯川「……モノクマ、どうなんです?」

モノクマ「あー……うん、夏目クンの言うとおりだよ」

やっぱりか……

正道「それなら、最咲が今朝の時点で完治していたのも……」

砂射「信憑性が増してきたな」

兎呑「……」

影山「そうですね。ではその信憑性をより強固なものにしましょうか」

言乃木「なんだと……?」

影山「ここでようやく現場の夏目さんの病室に目を向けましょう」

影山「あそこには拭い切れないほどに強烈な違和感がありましたね……」

強烈な違和感……?

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・包丁
・割れた花瓶の正体
・モノクマファイル4


影山「彼女が亡くなっていた夏目さんの個室……」

影山「あそこには【強烈な違和感】がありました。とても放置できないくらいのね……」

足立「俺にはわからなかったが……」

筆原「何か最咲さんの『死因と一致しない物でも落ちていましたか…?』」

言乃木「それとも、最咲の体に『不自然な点』でも?」

影山「うふふ……」

ジョー「だーっ! 笑ってんじゃねぇこの変態!!」


↓2
論破or同意

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・包丁
・割れた花瓶の正体
・モノクマファイル4


影山「彼女が亡くなっていた夏目さんの個室……」

影山「あそこには【強烈な違和感】がありました。とても放置できないくらいのね……」

足立「俺にはわからなかったが……」

筆原「何か最咲さんの『死因と一致しない物でも落ちていましたか…?』」

言乃木「それとも、最咲の体に『不自然な点』でも?」

影山「うふふ……」

ジョー「だーっ! 笑ってんじゃねぇこの変態!!」


↓2
論破or同意

正解!

夏目「それに賛成だ……!」同意!


夏目「あそこのベッドに落ちていた包丁……あれのことだな?」

言乃木「包丁?」

湯川「……なるほど、そういうことですね」

ジョー「お前らだけで納得してんじゃねぇよ! ちゃんと説明しろ!」

なんで包丁があそこにあるのがおかしいのか……
それはあの証拠を見ればわかるはずだ……!


↓2
コトダマを提示しろ!

正解!

夏目「これだ……!」!


夏目「最咲の死因は頭部を殴打されたことによる撲殺……」

夏目「つまり犯人はあの割れた花瓶で最咲を殴打したんだ」

ジョー「だ、だからなんだってんだよ!?」

湯川「もし、あの包丁を用意したのが最咲さんを殴打した人ならわざわざ花瓶で殴る必要がないんです」

言乃木「……包丁での刺殺と花瓶での撲殺」

言乃木「どっちが簡単かなんて言うまでもないね」

足立「でも、最咲さんと犯人が争ったときに偶然ベッド下にまで吹き飛んだだけかもしれないだろ?」

確かにそうだけど、あれを見ればわかるはずだ……
……包丁を持っていたのが誰なのかってことに


↓2
コトダマを提示しろ!

飯食ってきます
この書き込みから5分後締め切ります

しかし本当に人がいないな……
↓1でやるべきかしら

今回の更新で裁判終わりたいな……

人いますよね、はじまります

正解!

夏目「これだ……!」!


夏目「兎呑の検死結果によると、最咲と犯人の間に乱闘があったのは事実だ」

夏目「その際に最咲の手首に切り傷があったのを見つけた。つまり最咲はその際に手元を狂わせて手首を切ってしまったと考えるべきだ」

言乃木「そんなの……」

影山「さてと……まるで加害者のような行動ばかりしていた彼女ですが、ここまで来ればわかりましたよね?」

影山「――彼女は誰を殺したかったのか」

っ……!?

ジョー「そ、それって……」

兎呑「……」

夏目「…………」

……認めるしかないのか。


↓2
1夏目開人
2足立千里
3言乃木揺

正解!

夏目「……」!


夏目「……俺ってことだろ?」

ジョー「んなっ……!?」

影山「そのとおりです。彼女は夏目さんを殺害しようとしたんです」

影山「じゃないとわざわざ包丁片手に夏目さんの病室を訪れたりしませんからね」

足立「なら、最咲さんの目的って……」

影山「夏目さんを殺してその犯行を言乃木さんに被せていたんでしょう」

……、

砂射「性根が腐ってるな……」

言乃木「それどころか……」

ジョー「ただのクソ女じゃねぇか!」

……本当に、最咲が俺を殺そうと……?

味方だって、守ってやるって言ったのに……!?

影山「わかりますよ、夏目さん……今の状況はかなり絶望的です」

影山「守ろうと息巻いていた対象が自分を殺そうとしていた……なんて絶望的なんでしょう」

夏目「やめろ……」

影山「でも! その絶望を乗り越えてこその希望!」

影山「だから下を向いてはいけませんよ! 何度でも立ち上がらないと!」

夏目「やめろって言ってるだろ!? 何も言うなっっっ!!」

頭を抱えて叫ぶ。
もう、何を信じろっていうんだ。俺は……オレハ……


湯川「夏目さん!!」

っ……!

湯川「私には夏目さんの気持ちはわかりません……だから、不必要な同情はしたくないです」

湯川「でも! ここで夏目さんが諦めたら本当に夏目さんは死ぬんですよ!?」

湯川「今は、目先のことに集中してください!」

夏目「そんなこと、言ったって……」

湯川「まずはクロを言い当てて……それから、いっぱい悲しんでください」

湯川「最咲さんの分も、今回のクロの分も、今まで犠牲になった人の分も……」

……そうだ。俺は今、挫けてるわけにはいかない

今回のクロが誰なのか、俺はもう知っている――!!


↓2
怪しい人物を指名しろ!

不正解!

発言力
4→3


正道「……俺は筆原が襲われる前に会議室で眠らされてるんだぞ?」

しまった……間違えたみたいだ……!


↓2
再安価

↓1で

不正解!

発言力
3→2


足立「……俺の容態は筆原さんが確認してくれてるはずだ」

足立「俺も絶望病にかかってたんだぞ?」


しまった……また間違えたみたいだ……


↓1
再安価

正解!

夏目「これが俺の答えだ……!」!


夏目「……兎呑。お前なんじゃないのか?」

兎呑「……」

ジョー「……えっ!? マジで!?」

正道「だ、だが兎呑が人殺しをするなんて……」

俺も思えない。思いたくない。

でも……

夏目「だけど、正道が眠らされ筆原も襲われているこの状況。他に考えられるのはお前しかいないんだ」

兎呑「……ナンセンスだね。たったそれだけのことで一気に容疑者にされるなんて」

湯川「たったそれだけのことじゃないです」

え……?

湯川「あるんですよ。この状況で、兎呑さんが犯人だと指し示す証拠がね」

兎呑「…………」

兎呑「……なら、教えてくれるか?」

兎呑「私が犯人と指し示す根拠を……!」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・絶望病に感染した人間
・最咲の最後の容体
・モノクマファイル4


ジョー「ま、まさか兎呑が犯人だなんて……」

影山「信じたくありませんか? でも、【真実なんですよ】」

兎呑「待ってくれ。私が犯人だと指し示す根拠があるのならそれを提示してくれないか?」

兎呑「もっとも、『そんなものはあるはずがない……』」

兎呑「『何故なら容疑者はまだ私の他にもいる』」

砂射「絶望病にかかっていた人間だな……」

兎呑「【その人たちの容疑を晴らす物が無い以上……】」

兎呑「私を犯人と決めるのは早計じゃないかい?」


↓2
論破or同意

正解!

夏目「それは違うな!」論破!


夏目「……兎呑、知ってるか?」

兎呑「何をだい?」

夏目「絶望病に感染した人間は手を動かす・足を動かす等の基礎的な動作を除いてそれぞれの症状に見合った行動しかできなくなるんだ」

夏目「つまり、今回の絶望病にかかった人間で殺人をするような症状にかかった奴がいない以上――」

夏目「――容疑者はお前しかいないんだ!」

兎呑「っ……!?」

影山「ああ、ちなみに言っておきますと最咲さんのように完治していたのにも関わらず完治していないフリをしていた人はいないはずですよ」

湯川「……筆原さんの担当した人たちはもちろん、兎呑さんの担当した人たちも高熱が続いていたはずですからね」

ジョー「じゃ、じゃあ本当に……?」

砂射「お前が犯人なのか……!?」

全員の視線を受けてもなお、兎呑は黙ったままだった。

夏目「……今から可能な限りで事件を振り返る」

夏目「もし何か反論があったら、言ってくれ。もし何も無かったら……」

夏目「……素直に認めてくれ」



【クライマックス推理 開始!】

夏目「事件当日の朝、モーテル組のところにトランシーバーで連絡が来た。それに対応したのは( A )だった」

夏目「そしてその会話中を見計らって( B )は( C )を利用し、( D )の背後から突き落とすように指示をした。近くの窓ガラスを割ることで殴打による転落と見せかけ、通話相手をより確実に病院におびき出すためにな」

夏目「その後( B )は近くの病室から花瓶を持ってきて、割った。そしてその破片を階段下にばら撒いてより殴打による信憑性を増そうとした」

夏目「そうして工作を済ませた( B )はそのまま俺の病室に来て……俺を殺そうとしたんだ」

夏目「だがそこで予想外のことが起きた。犯人に見つかってしまったんだ」

夏目「おそらくその時点で( B )は( E )を持っていたはず。だからこそ二人は争いになり……そのまま、( E )は( F )の下に吹き飛んでしまった」

夏目「そうしてその勢いのまま、犯人は( G )を使って( B )を殺害したんだ……」

夏目「……振り返ってみれば、なんてことはない事件だった。ただ予想外のことが起きていて、複雑化していただけなんだ」

夏目「そうして最咲を撲殺した犯人こそ――( H )! お前しかいないんだ……!」


【キーワードリスト】
・( A )……今朝通信をしていたモーテル組の人間
・( B )……今回の被害者
・( C )……今回利用された人間
・( D )……階段から突き落とされた人間
・( E )……夏目の病室で見つかった証拠品
・( F )……夏目が寝ていた場所
・( G )……実際使用された凶器
・( H )……犯人の名前


↓3まで。全員正解or正解者コンマ合計160以上でクリア



【クライマックス推理 正解!】

夏目「事件当日の朝、モーテル組のところにトランシーバーで連絡が来た。それに対応したのはジョーだった」

夏目「そしてその会話中を見計らって最咲は言乃木を利用し、筆原の背後から突き落とすように指示をした。近くの窓ガラスを割ることで殴打による転落と見せかけ、通話相手をより確実に病院におびき出すためにな」

夏目「その後最咲は近くの病室から花瓶を持ってきて、割った。そしてその破片を階段下にばら撒いてより殴打による信憑性を増そうとした」

夏目「そうして工作を済ませた最咲はそのまま俺の病室に来て……俺を殺そうとしたんだ」

夏目「だがそこで予想外のことが起きた。犯人に見つかってしまったんだ」

夏目「おそらくその時点で最咲は包丁を持っていたはず。だからこそ二人は争いになり……そのまま、包丁はベッドの下に吹き飛んでしまった」

夏目「そうしてその勢いのまま、犯人は花瓶を使って最咲を殺害したんだ……」

夏目「……振り返ってみれば、なんてことはない事件だった。ただ予想外のことが起きていて、複雑化していただけなんだ」

夏目「そうして最咲を撲殺した犯人こそ――兎呑巳弧! お前しかいないんだ……!」


Complete!

夏目「……どうだ兎呑。何か反論はあるか?」

兎呑「…………」

ジョー「な、なんとか言えよ!」

兎呑「…………」

影山「反論は無い、みたいですね」

夏目「くそっ……」

なんでだよ……なんで兎呑が……

正道「むしろ、兎呑すら絶望病にかかっていたなんてことはないのか?」

言乃木「え……?」

筆原「そ、そうですよ! じゃないと兎呑さんが人殺しをするわけ……!」

兎呑「やめてくれ」

すると、黙っていた兎呑が声を出した。

兎呑「……こんなときに言い訳をするほど私はみっともなくないよ」

兎呑「最咲さんを殺したのは……私の意志だ」

夏目「っ……!?」

そんなこと言われたら……もう、認めるしかないじゃないか……!


モノクマ「おーっと! もう議論は済んだみたいなので投票タイムと行きましょうか!」

モノミ「うう……なんでこんなことに……!!」

モノクマ「オマエラ! お手元のスイッチで投票よろしくなんだぜ!!」


MONOKUMA
     VOTE
|トノミ|トノミ|トノミ|

学級裁判 閉廷!!

というわけで兎呑さん犯人が決まったところで少し離脱

兎呑さんのおしおきまで書き溜めます

絶望ってなんだっけ……

始まってもいいんです?
兎呑さんには盛大に死んでもらいます

モノクマ「ひゃっほーう!! 3回連続正解とか奇跡ですよマジで!」

モノクマ「えーと、今回超高校級のアイドルである最咲愛花さんを殺した犯人は……」

モノクマ「超高校級の獣医、兎呑巳弧さんなのでしたー!!」

兎呑「……」

ジョー「ほ、本当にお前だったのかよ……」

足立「しかも、絶望病にかかっていたわけでもなく……」

影山「自分の意志で、最咲さんを殺した」

夏目「っ……!!」

モノクマ「うぷぷ……今回は夏目クンには少々荷が重かったかな?」

モノクマ「何せ自分を守るために兎呑さんは最咲さんを殺したんだからねー!」

え……?

湯川「……そうですよね。計画的な犯行なら、あんな花瓶を凶器にするわけがありませんもんね」

言乃木「なら、突発的犯行ってわけだな……?」

筆原「そんなの……!!」

兎呑「……確かに、モノクマの言うとおりだよ」

ポツリと兎呑が言った。

兎呑「あの日、私は砂射君の病室から夏目君の病室に戻ろうとしていた。そのときに最咲さんが包丁を持っていたのを見てしまったんだ」

兎呑「急いで追いかけたら、夏目君に包丁を振りおろそうとしていて……当然、私は食い止めようとしたさ」

夏目「……な、なら……」

本当に、俺を守るために……!?

兎呑「何度も君たちに言おうとした。こんなことで君たちを危険に晒すのは嫌だったから……」

兎呑「でも! 怖かったんだ! 死ぬことが……夏目君に、人殺しとして見られることが……!!」

夏目「……え?」

兎呑「……私は本当に最低な女さ。こんなことをして、挙句の果てにはみんなじゃなくて夏目君に――好きな人に人殺しとして見られることを怖がるなんて」

大粒の涙が兎呑の頬を濡らす。

影山「つまり、兎呑さんは嫉妬という面で最咲さんを殺してしまったと」

兎呑「……なんでもお見通しなんだね。本当、食えない女だよ影山さんは」

影山「見透かせるのはアナタと最咲さんだけです。似たもの同士のシンパシーってやつですかね」

影山「最咲さんも兎呑さんも、方向性は違えど一つの希望に縋っていたのですから」

夏目「……なんだよ、それ……」

最咲も、兎呑も。俺を買いかぶりすぎだ……
守ると誓った女は守れず、俺を守ってくれた女も守れない――

筆原「でも! 私は兎呑さんをさげすんだりしません!」

足立「俺もだ。……今の話を聞いて責めるほど性根は腐ってない」

ジョー「あ、当たり前だ!」

それなら俺は、俺は――

湯川「……夏目さんも、兎呑さんを見てあげてください」

夏目「……」

顔を上げる。すると兎呑は涙で頬を濡らしながら、精一杯の笑顔を向けてくれていた。

モノクマ「えーと、もういいよね? そろそろおしおきタイムを……」

夏目「待ってくれよ……」

兎呑「夏目君」

モノクマ「では! 超高校級の獣医である兎呑巳弧さんのために!」

兎呑「――大好きだ」

っ……!?

モノクマ「スペシャルなおしおきを! 用意しました!!」


ぴこんっ☆

GAME Over
トノミさんが クロにきまりました
オシオキを かいしします



【超高校級の獣医 兎呑巳弧処刑執行】
【経験者は語る!? 動物の病気の怖さ!】

兎呑さんは縄で縛られています。身動きができません。
ポイッとモノクマがそんな兎呑さんを道路の真ん中に投げます。

すると向こう側から何頭もの牛が走ってきました。
モノクマは逃げますが、兎呑さんは当然動けません。

鈍い音がしました。
牛がそのまま兎呑さんに突撃していったのです。

それでも兎呑さんは死にません。なんともしぶといですね。

それを見かねたモノクマが楽にしてあげようと彼女の体に注射します。

プスリ。

するとどうでしょう。兎呑さんは苦しそうに喘ぐじゃありませんか。
そうして呼吸困難に陥り、じわじわと苦しんでいった兎呑さんはやがて動かなくなりました。


――乳び胸。
大好きな猫もかかる病気で死ねるなんて、獣医冥利に尽きますね!

……まぁ、完全にその病気ってわけじゃありませんけど?



モノクマ「うっひょー! エクストリーム!!」

…………兎呑が死んだ。
それは思った以上に俺の心を深く、深く抉りとった。

モノミ「いやぁぁぁぁぁっ!?」

言乃木「クソが……!」

ジョー「な、なんなんだよ本当よぉ……!」

足立「…………」

周りから様々な声が飛び交うなか、俺は何も口にしなかった。

――大好きだ。

最後に聞いたそんな言葉が頭の中で繰り返される。

湯川「夏目さん……?」

夏目「…………」

心配そうに湯川が声をかけてくるけど、もはやそれすらどうでもよかった。

モノクマ「うぷぷ……ねぇ、今どんな気持ち? 自分を好きでいてくれた女の子が次から次に死ぬのって、どんな気持ち?」

夏目「…………」

夏目「……どういう意味だよ」

モノクマ「あらら? だって忘れたわけじゃないよね前回のあの動機をさ」

砂射「……トワイライトシンドローム事件(仮)だったか」

モノクマ「そうそう! あれに出てくる女の子って確か夏目君が好きだったはずだけど、もしかして忘れてる?」

…………姶良に最咲。あと死んでいった女子高生達のことか。

モノクマ「それどころか兎呑さんまで夏目クンのことが好きだったみたいだけど……いやぁ、物の見事に全員死んでいってるね」

っ……!!

モノクマ「自分を好きになってくれた子がまとめて死んでいくのって絶望だよね!」

夏目「黙れよ……!」

モノクマ「むしろ夏目クンの人生呪われてるんじゃない?」

夏目「黙れよぉぉぉっっっ!!」

気づけば俺は拳を握りしめ、モノクマに降り下ろそうとしていた。

正道「やめろ!」

それを正道が羽交い締めにして止めてくれる。

モノクマ「おー、あっぶねぇ……もうちょいで殴られちまうところだったぜ……」

モノクマ「でも残念だったな! 今ボクに手を出してたら夏目クンも死んでたぞ!!」

黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ。

夏目「お前の……せいじゃないか……!」

正道「おい……!」

夏目「お前さえいなければ! こんなことにはならずに済んだ!」

ジョー「落ち着けって!」

モノクマ「えー? でもボクはあくまで舞台を整えただけだよ?」

モノクマ「コロシアイはオマエラのせいで起きてるんじゃん?」

夏目「違うっ! こんなのコロシアイなんかじゃないっ!!」

甘露寺も。
棋儀も。
姶良も。
五十隅も。
雪咲も。
最咲も。
兎呑も。

……モノクマさえいなければ、こんなことにはならなかった……!

正道「やめろ!」

それを正道が羽交い締めにして止めてくれる。

モノクマ「おー、あっぶねぇ……もうちょいで殴られちまうところだったぜ……」

モノクマ「でも残念だったな! 今ボクに手を出してたら夏目クンも死んでたぞ!!」

黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ。

夏目「お前の……せいじゃないか……!」

正道「おい……!」

夏目「お前さえいなければ! こんなことにはならずに済んだ!」

ジョー「落ち着けって!」

モノクマ「えー? でもボクはあくまで舞台を整えただけだよ?」

モノクマ「コロシアイはオマエラのせいで起きてるんじゃん?」

夏目「違うっ! こんなのコロシアイなんかじゃないっ!!」

甘露寺も。
棋儀も。
姶良も。
五十隅も。
雪咲も。
最咲も。
兎呑も。

……モノクマさえいなければ、こんなことにはならなかった……!



夏目「返せよ……あいつらを、返せよ……!」

モノクマ「はにゃにゃ? 一度死んだみんなを生き返らせろって?」

モノクマ「そんなの無理に決まってんじゃーん!」

夏目「うるさいっ! いいから返せよ!」

正道「夏目っ!!」

湯川「夏目さん……」




夏目「あいつらを返してくれよぉぉぉっっっ!!」


すべての元凶がこんなにも近くにいるのに、俺には何もできない。
今まで犠牲になったあいつらのために――俺を好きだと言ってくれた兎呑のために、俺ができることは………何も、無い……。

お風呂行くね、何かあればお気軽にどうぞ

そんな雰囲気でもなさそうですが……



【ホテルミライ 敷地内】

夏目「……」

夏目「…………」

夏目「………………」

気づけば俺はコテージのある敷地のところまで帰ってきていた。

……オレ、ハ――


↓2
1自分のコテージに
2最咲のコテージに
3兎呑のコテージに



【兎呑のコテージ】

湯川「……あ、夏目さん」

そこには何故か、湯川がいた。

湯川「……やっぱり、ここに来てくれましたね」

夏目「……」

湯川「……えっと、兎呑さんの遺品整理に来たんだと思いますけど……私も、同じなんです。それで、こんなのが……」

そうして差し出されたのは一冊のノート。

湯川「……読んであげてください」

夏目「…………」

ペラリ。


【こんなときに不謹慎だとは思うが、忘れないためにここに書き記す】

それは当然、兎呑の字だった。

【私はここから出たら、夏目君に想いを伝えようと思う】

【偶然にも手に入れた薔薇の花はそのときのために保管しておきたい】

夏目「……」

ちらりと机の上を見る。
そこには俺がプレゼントしたはずの薔薇と、さらにもう一本の薔薇があった。

湯川「……薔薇の花言葉は『愛情』なんですよ」

隣にいる湯川が小さく言うと、俺の視界が滲んでいった。

じわり。
じわり、と。


【彼のことだから、おそらく薔薇の花言葉なんて知らないのだろう】

【ほとほと、彼には呆れてしまうのだが……それでも、惹かれてしまう】

【彼にフラれても構わない。とにかく、私はここから出て――】


そこから先はもう読めなかった。

夏目「あ……」

俺の目から情けないほどに涙が落ちてしまう。
それがノートに落下し、字が滲んでしまった。

湯川「…………」

湯川「……夏目さん」

そんな俺を見かねたのか、湯川が俺を抱き締めてくれる。



湯川「……私、こういうことに不慣れだったからもしかしたら余計なことをしてしまったかもしれません」

湯川「でも、どうしても夏目さんには読んでもらうべきだと思って……」

夏目「…………」

俺は答えれない。
ただ、涙が止まらない。止まらない。止まらない。

湯川「……これで、兎呑さんの気持ちは知れましたし」

湯川「今、いっぱい泣いたら……また頑張りましょう?」

湯川「兎呑さんのためにも……他のみなさんのためにも……」

夏目「ああ……!」

もう、我慢しようとすらしてなかった。
俺は情けなくボロボロと涙を溢して、湯川の抱擁をただ受けていた。

……開いたままの窓から流れてくる磯の香りが妙に切なくて。悲しくて。

俺はもう、何もできなかった――


【14日目リザルト】

影山 少し解りあえた仲?(1/6)
足立 友人(1/6)
ジョー 友人(2/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(2/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(3/6)Dead
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)Dead
姶良 知人 (1/6)Dead
五十隅 友人(1/6)Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 知人(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【百年ポプリ】
【アンティークドール】
【天使の果実】
【戦刃ナイフ】
【トイカメラ】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】

モノクマメダル
17枚


chapter3 磯の香りのデッドエンド 非日常編 完
生き残りメンバー
10人→9人

――To Be continued

やべぇ夜勤に遅れるこのまま離脱

何かあったらどうぞ。
意見感想質問雑談支援絵これからの予想なんでもオーケー。休憩時間にでも読ませてもらいます

乙でした

こうして見返すと連続殺人でもないのにどえらい虚無感というか、絶望感が漂ってますね……

ちなみに作者としては兎呑さんが死んだことによりモチベが大幅にダウンしてしまいました……
こんなんでビックリハウス乗り越えられるんかね私は

次回更新は本日19時頃でお願いします
それまでに何か質問等が来てたらお返しいたします

ちなみに自分のコテージに行ってたらそのまま終わり、最咲のコテージに行ってたら次chapter冒頭で夏目の自殺騒動が発生してました

……本当最咲さんどうしてこうなったのか

夏目君…

結局なんで最咲さんが夏目くんを狙ったのか分からなかったな

最咲さんのコテージは触れちゃいけない地雷臭プンプンしたけど自殺騒動て……最咲さんも日記書いてた?
あと死体発見までの選択肢違ったらなのか変わってた?

>>576
御陵さんなんて比にならないくらいの絶望です

>>577
最咲のコテージ行ってたら判明してましたがね……

>>578
日記発見→最咲の行動の真意判明→夏目発狂となってましたね
死体発見までの選択肢は展開に差はあれど結果的なものは変わらなかったかと

>>579
絶望…それしか言えませんね…
最咲さんの日記見つけてたverとかもおまけでこれから書かれることはありますか?

>>580
機会があったら、まあそのうちに……(曖昧)

さてと。ロボがいないからchapter4のタイトル自分で考えないとな……

結局、最咲さんの行動は愛ゆえだったの?
ヤンデレのヤンの部分が出ちゃったの?

ギャルゲーモードで兎呑さんを狙う人が急増する予感

>>582
独り占めしたかったんです(極論)

ヤンデレ特有の発狂シーンが無かったのが微妙に残念な気もするけどそんなの有ったら心折れてしまうな

>>585
兎呑が最咲を殴打する直前にそれに似たようなやり取りはあるんですが、残念ながら夏目が絶望病になってるしさらに視点がジョーでモーテル組でしたから……


19時頃再開予定なんですがタイトルが決まらん……

いつもスマホのテザリングでパソコン使ってたのになんか制限付きアクセスとやらになって接続できんくなった。これが絶望か

タイトル案募集する
いい感じなのお願いします

あともうしばらくパソコンと格闘してきますので更新は遅れます、ごめんなさい

タイトル案は制限無しで募集してますはい

パソコン直らない。これはもうダメかもわからんね……

タイトル案ありがとうございます
もうしばしお待ちを

よっしゃ直ったひゃっほい!(錯乱)

人いたら始まる

21時頃始めます
あとタイトルは結局自分で考えました

募集したのにすいません……



『あいつってさ、今度希望ヶ峰学園に行くんだっけ?』

『みたいだよー。いいよね、才能のある人はさ』

『俺はなんか、納得いかないけどな。だって鍵師だろ?』

『ああ……地味っつーか、華やかさが無いよな。そんなのが希望ヶ峰学園に行ったって埋もれて終わりじゃね?』

――けらけらと周りの人間の嘲笑にも似た会話が聞こえてくる。

『しかも鍵師なんて、怖くない? 犯罪とかにも活用できそうだしさ』

――黙れ。何も才能がないくせに知った口を聞くな。
俺にはこれしかない。鍵師としての自分しかない。

――これが無くなったら、俺は俺で無くなるんだから……


Chapter4 崩れた希望。出来上がる絶望(非)日常編


【夏目のコテージ】

その日の寝ざめは最悪だった。

夏目「……あれって」

ぼんやりとおぼろげにある記憶。
あれは――俺、だった?

夏目「……」

やめよう。立て続けに起きてるおかしなことに頭が疲れてるんだ。
とにかく、レストランに行ってみんなと会おう……


【レストラン】

ジョー「んおっ!? な、夏目!?」

最後にレストランにやってきた俺をジョーがおかしな声を出して出迎えてくれた。

夏目「……なんだお前。気持ち悪い声出さないでくれるか?」

ジョー「お、おお……じゃねぇよ! 朝から罵倒とかおかしくね!?」

足立「夏目君、もう大丈夫なのか?」

ふと、足立が声をかけてくれる。

夏目「……いつまでも意気消沈してたら“あいつら”に怒られちまうからな」

足立「……そうかい」

足立はそうして俺の背中をバシンと叩いてきた。

夏目「いって!? な、なんだよ……」

足立「兎呑さんや最咲さんが好いた夏目開人のままでいてくれよ」

夏目「……はは、わかった」

せめて、俺を好きでいてくれた人のためにも。
今は強くいないとな……。

言乃木「ま、これで一安心はしたね。正直夏目が自殺紛いのことをしたらどうしようと思ってたから」

正道「そんなことになってたら俺が殴ってでも止めたがな」

筆原「ふふ……正道さんのパンチなんて、絶対に痛いでしょうね」

ジョー「つーかオレ一回殴られてるけどな!」

最初の公園でのときか。あのときはジョーが取り乱していたな……

言乃木「ヘタレるアンタが悪いんだろう?」

湯川「一理ありますね」

筆原「あはは……」

ジョー「何この扱い!?」

砂射「妥当だろう」

なんて会話をしていると、その来客はやってきた。

モノミ「ご報告がありまちゅ!」

ジョー「うっせ砂射! いっつもクールぶってるからって他人事だと思ってんじゃないぞ!」

砂射「実際他人事だが」

モノミ「あらら!? もしかして見えてないんでちゅ!?」

影山「ほらみなさん、モノミが何か話したいみたいですよ?」

少し離れたところで一人紅茶を飲んでいた影山がそう言った。

言乃木「せっかく無視していたのに……」

モノミ「言いまちたね!? 堂々と無視していたって言いまちたね!?」

砂射「どうせモノケモノを追い払ったという報告、だろう?」

モノミ「そうでちゅ! だから今度こそみなさんらーぶらーぶして……」

ジョー「やだよめんどくせぇ……」

モノミ「ほえ?」

正道「確かに、その他の島に行ったところで脱出できるわけもないし……」

筆原「むしろ、次の島に行く度に殺人のきっかけが増えてる気がするというか……」

言乃木「そもそも、こんな見え透いた罠に今まで乗っかっていたアタシ達が異常だったんだけどね」

足立「というわけで、モノミが何を企んでいるのかは知らないけど今回はパスさせてもらうよ」

モノミ「ほえええええっっっ!?」

モノミ「そんな……誤解でちゅよ。あちしはただ……」

モノクマ「あーもう! 見てられないなぁ!」

夏目「モノクマ……!?」

そこにさらにモノクマが加わる。

モノクマ「ダメダメな妹のためにお兄ちゃんがお手本を見せてやろう!」

モノミ「な、何を……!?」

モノクマ「『未来機関の手先』は黙ってろ!」

……え?

夏目「おい。なんだその未来機関ってのは」

モノクマ「ん? ああ、そういえばこっちはまだ知らないんだっけ」

モノクマ「前、世界の破壊者についての説明はしたよね。その組織の正式名称だよ!」

モノミ「な、何を言って……! 未来機関はそんな組織じゃ……!」

言乃木「……今、自分が未来機関の一員だって白状したね」

モノミ「……あ!?」

ジョー「だったらモノクマも未来機関の一員なのか!?」

モノクマ「いやいや、ボクは違うよ。未来機関の一員なのはモノミとこの中にいる裏切り者だけだって」

正道「そういえば、そんな話もあったな……」

モノクマ「話が逸れたから戻すけど、次の島にはオマエラの喜ぶご褒美が用意してあるんだよ!」

……え?

モノクマ「例えばそれは『未来機関の手掛かり』だったり……」

影山「……へぇ」

モノクマ「例えばそれは『船の部品』だったり……」

ジョー「何……!?」

モノクマ「例えばそれは『希望ヶ峰学園でのプロフィール』だったりね!」

夏目「……何?」

モノクマ「と言ってもそれはあんまり喜んでくれないだろうけど……まぁ、他のご褒美はいるよね!?」

モノクマ「じゃあ探索頑張って!」

そうしてモノクマが去り、残された俺達。

湯川「ええっと……どうしましょうか」

ジョー「行くしかないだろ。船の部品があれば帰れるだろうし……」

言乃木「未来機関の手掛かりってのも気になるね……」

影山「私はみなさんが行くのであれば行きますけど」

砂射「お前は来なくていいんだけどな……」

――だが、行くしかない。
船の部品も、未来機関の手掛かりも。今の俺達にはどれも必要なものだ。

……希望ヶ峰学園でのプロフィールも、あるに越したことはないだろうしな。

筆原「それじゃあ、行きますか?」

足立「罠の可能性は十二分にあるから、気をつけていかないとな」

正道「……そうだな」

なんだかモノクマの思惑に乗ってるようで気に食わないが……とにかく、今は新しい島の探索だ!



【第4の島】


ここは……遊園地か?
今までの島とは打って変わって楽しげな雰囲気だ……

……だからこそ、不気味にも思えてならないが。


↓2
1お化け屋敷
2ネズミージョウ
3ジェットコースター
4ドッキリハウス

※2か所探索後、物語進行



【ネズミージョウ】

……なにやらネズミのマークがふんだんにあしらわれているが、なんというか……

夏目「ぎりぎりだな……」

ジョー「だよなぁ……」

ちょうどここを調べていたジョーも同じ考えなのか、俺の隣でそんなことを言う。

モノクマ「ネズミ……それは忌むべき存在……」

モノクマ「……あの扉の向こう側から数え切れないほどのネズミが扉を開かせまいとガードしていて……」

モノミ「おぞましいでちゅ! いやああああっっっ!?」

……、

夏目「なんだあれ」

ジョー「知るかよ。ネズミが苦手なんじゃねぇの?」

言乃木「……ま、まさかな?」

その会話を近くで聞いていたのか、言乃木が小さく呟く。

ジョー「あ? なんだ言乃木。お前もしかしてネズミが怖いのか」

言乃木「そ、そんなわけあるかっ!」

……怖いんだな。


↓2
1この島の印象を尋ねる
2これまでのことを話す
3自由安価



夏目「この島、どう思う?」

ジョー「不気味としか思えねぇよ……人殺しさせといて遊園地なんて、悪趣味極まりないっての」

言乃木「それに対しては同意見だね。……こんな状況でもなければ楽しめたかもしれないけど」

ジョー「言乃木が?」

…………、

ジョー「ぶはっ! ちょ、想像しただけで笑いが……あでっ!?」

言乃木「ぶつよ?」

ジョー「むしろ蹴ってるだろ!」

夏目「はは……」

言乃木「……とにかく、このネズミージョウには手掛かりはなさそうだね。奥の扉も開かないし……」

夏目「他の場所に行ってみるか……」


【Info】
ジョー・言乃木との親密度が上昇しました


↓2
1お化け屋敷
2ジェットコースター
3ドッキリハウス



【ジェットコースター】


影山「……あら、夏目さん」

夏目「……影山か」

続いて俺がやって来たジェットコースター。そこには影山がいた。

影山「このジェットコースター。全員で乗るしかないんですって」

夏目「へぇ……というか、乗る気なのか?」

影山「乗れば未来機関の手掛かりが手に入るって言われたので」

影山「今、足立さんが島を回ってみなさんを集めてるところです」

……なるほど。それなら乗るに越したことはないんだろうが。

影山「それよりも、見てくださいよこのパネル」

夏目「……何かのアニメのキャラか?」

影山「下の方に小さく“シャーンス・クレ”と書かれてますね。たぶんその人をアニメ風に書いたものでしょう」


↓2
1シャーンス・クレについて話を進める
2話を変え、前回の裁判でのことを話す
3その他自由安価



夏目「……これがどうしたっていうんだよ」

影山「よく見てくださいよ。このイラスト、なんだか私と夏目さんに似ていませんか?」

影山「……というよりは夏目さんに似ている気がしますね。私と似ている要素なんて眼鏡しかありませんし」

……はぁ?

夏目「気持ち悪いこと言わないでくれるか」

影山「あはは。それは失礼しました」

影山「そうですよね。世間を賑わせているという怪盗が夏目さんと関係しているわけがありませんものね」

影山「……もっとも、私もシャーンス・クレなんて名前は初めて聞いたんですけど」


【Info】
影山との親密度、変化なし
イベントパートに入ります……



【イベントパート】

足立「お、夏目君こんなところにいたのか」

すると足立が他のメンバーを引き連れてやってきた。

砂射「ジェットコースターに乗れば未来機関の手掛かりが貰えるんだったな?」

ジョー「離せ正道! オレは断固として拒否するぞ!」

正道「暴れるな」

……?

夏目「何をしているんだ?」

湯川「それが……ジョーさん、こういう絶叫系は苦手らしくて」

言乃木「男のくせに情けない……」

ジョー「男女差別反対!」

足立「ジョー君には悪いけど、これも情報を集めるためなんだ」

ジョー「だからってなんで全員なんだよ!?」

モノクマ「うーん、でもそれがルールだからね……」

言乃木「あー、めんどくさいね。正道、頼むよ」

正道「任せておけ」

ジョー「ちょ……マジでやめて……」


ジョー「うぎゃああああああっっっ!?」


湯川「……本当に嫌なんですね」

夏目「今までで一番の悲鳴だったな……」

影山「それじゃあ、私たちも乗りますか」

そうして正道に引きずられていくジョーに倣い、俺たちも座席に乗る。

モノクマ「じゃ、全員乗ったね? では出発しまーす!!」

全員乗ったことを確認したモノクマの言葉に従い、そのジェットコースターはゆっくりと進行していった。


↓2
夏目の隣のキャラ指定
なお正道・ジョーは不可



夏目「……で、なんでお前が俺の隣なんだ」

影山「実は私、こういう乗り物が苦手でして……」

夏目「嘘をつけ」


□■□■□


ジョー「うぎゃあああああっっっ!?」

正道「これはなかなかスリルがあるな……!!」

足立「いいぞ! もっと速くしてくれ!」

言乃木「一人おかしなのがいるんだけど……」

湯川「あはは……」

影山「…………」


□■□■□


長かったようで短かった数分が終わり、俺達は再び元の場所に戻って来た。

ジョー「」

正道「おい、そこを退け出られないんだが」

ジョー「」

筆原「ダメですね……」

足立「俺も将来あれくらいの速さになりたいものだ……」

言乃木「それって人間辞めてる気がするんだけど……」

しかし本当に速かったな……苦手な人間にはさぞハードルが高いだろう。

影山「夏目さん」

夏目「なんだよ」

影山「ありがとうございます、手」

……俺は本当にお人よしだよなぁ……

モノクマ「ええっと、約一名再起不能になってる人がいますけど」

モノクマ「約束通りこれをあげるよ!」

そうしてモノクマが一冊のファイルを渡してくる。

夏目「これは?」

モノクマ「当然、未来機関の手掛かりだよ! これから何かわかればいいね!」

ジョー「み、未来機関の手掛かりだと!?」

ガタガタと再起不能になっていたジョーが覚醒する。

砂射「よし、ファイルを開けろ」

湯川「お願いします夏目さん……」

……よし、確認するか。
そうして俺は一ページ捲る。



【私立希望ヶ峰学園。そこではかつて凄惨な惨劇が行われていた
 希望ヶ峰学園生16名によるコロシアイ学園生活だ。

 最初はそんなことをしないと行動していた彼女らだったが、やがてその閉鎖的な空間の空気に疑心暗鬼に陥り、コロシア イは始まってしまった

 だが、それは突然幕を下ろす。
 生き残った生徒の団結により、黒幕が倒されたのだ。

 そうして生き残った生徒たちは――】


夏目「な、なんだよこれ……!?」

俺達が来る前にコロシアイ学園生活が行われていた……?

正道「……バカバカしいな。そんなことがあったら普通教師や警察が黙っていないと思うが」

筆原「そ、そうですよ!」

そんな思い思いの感想を述べる俺達の中、足立が不意にある場所を指差す。

足立「これ、見てくれ」

夏目「……?」

それは生き残ったと言われる、6人の生徒の顔写真と名前の欄だった。



――どこか幼さの残る顔立ちの『御門ノノ』

――男と間違えそうな端正な顔立ちの『神代真琴』

――中性的な顔立ちの『首括くるり』

――こちらも幼い顔立ちの『神原陽菜』

――これらの人物と比べると特徴的な顔立ちではないが、それでも整った顔立ちの『声伽学』




――そして、どこかで見たことのあるような顔立ちの『御陵書乃』


夏目「これ……」

この御陵という女。どこかで見たことがある……
それも、つい最近……

足立「この御陵書乃という女の人……髪型こそ少し違うけど、影山さんにそっくりじゃない?」

ジョー「なに……?」

言乃木「言われてみれば……眼鏡をかけてなかったら結構似てるかもしれないね……」

その言葉に全員の視線が影山に集まる。



影山「…………」

すると影山は小さく息を吐いて、その赤下フレームの眼鏡を取ってみせた。




ジョー「いっ……!?」

言乃木「やっぱり……」

正道「…………」

足立「思ったとおり……」


――改めて、ファイルの御陵書乃の顔写真と影山を見比べる。

……似ていた。
想像よりも遥かに、圧倒的に。

似ていた。

短くてすいませんが今回はここまでということでお願いします

何か質問等がありましたら是非是非お願いします。それ以外でもなんでも歓迎なんです

乙です
アダッチースピード狂だったんだね

>>639
たぶん足立は車に乗せたらめちゃめちゃスピード出すタイプ

次回は本日18時頃から再開予定
よろしくお願いいたします

次回は本日18時頃から再開予定
よろしくお願いいたします

次回は本日18時頃から再開予定
よろしくお願いいたします

始まる……?



夏目「お前……その顔」

影山「嫌ですね。そんな化け物を見たようにしないでください」

ジョー「いやいや! 似すぎじゃねぇか!?」

足立「……親戚か何かか? さすがに同一人物、というわけではないだろうけど……」

足立の問いに影山はふぅ、とため息を吐くと眼鏡をかけなおした。

影山「残念ながら、そういうわけではありませんしむしろその女の人は初めて見ましたね」

湯川「……見覚えもなければ聞き覚えもないってことですか?」

影山「はい」

……本当にそうなのか?
確かに世界には自分と似ている人が3人はいる、みたいな話を聞くけど……

モノクマ「あー、んでさ。ドッキリハウスの方はどうするのかな?」

話を変えるかのようにモノクマがそう言った。
……ドッキリハウス?

砂射「そっちも全員で乗らないといけないんだったな……」

正道「他のネズミージョウやお化け屋敷に他のご褒美とやらが無かった以上……」

正道「『船の部品』や『希望ヶ峰学園でのプロフィール』とやらはそこにありそうだな」

言乃木「確かにね……」

……

夏目「行こう……今回のジェットコースターだって罠らしい罠は無かったんだし、ここまで来たら少しでも多くの情報が欲しい」

足立「『希望ヶ峰学園でのプロフィール』はともかくとしても、『船の部品』は欲しいところだからな」

筆原「それなら……」

夏目「ああ。そのドッキリハウスとやらに行こう!」


――でも、俺は忘れていたのかもしれない。
いや、忘れていたんだ。

モノクマの仕掛ける罠は、いつでも俺達の予想を遥かに上回っていることに……



【ドッキリハウス】


そうして俺達はそのドッキリハウスに行くための場所にやって来た。

夏目「うわ……悪趣味だなこれ」

そこにあるのは可愛らしい形の列車。ただし先端がモノクマの顔になっていて、その可愛らしさは半減どころかマイナスを振り切っている。

モノクマ「ほらほら! 早いところ乗って!」

モノクマ「大丈夫だよ! これはジェットコースターとは違ってゆっくり進むから!」

ジョー「本当だな!? 信じるぞ!?」

足立「なんだ残念……」

言乃木「ここでアンタ少しずつキャラがおかしくなっていないかい……?」

なんて話をしながら俺達はその列車に乗り――全員が乗ると、それは汽笛を鳴らしてトンネル内に入っていった。



□■□■□


『えー、紳士淑女のみなさん! 当列車はドッキリハウスへと進行しています!』

夏目「へぇ……本当にスピードはゆっくりなんだな」

ジョー「いや、まだわかんねぇぞ……油断させといたところでいきなりドカーンと来ることだって……」

湯川「はは……」

そんな話をしていると――


『ゆっくり進んでいるからといって急な立ち上がりは予期せぬ事態を招くのでおやめくださいね!』

『……そんな暇はないでしょうけど』


――そんなモノクマのアナウンスと共に周囲に白い煙が充満した。

正道「これは……催眠ガスか……!?」

砂射「やっぱり罠だったじゃないか……!」

言乃木「ぅ……」

それは正道の言うとおり催眠効果のあるガスだったらしく、俺達は抵抗すらできないまま意識を手放していった――



【ストロベリーハウス】


夏目「…………」

夏目「……ここは……!?」

どれくらいの間気を失っていたのかはわからないけど、目を覚ましたところはまったく見知らぬ場所だった。
赤一色で染められていて、なんというか物凄く不気味な印象を受けてしまう。

正道「おい……どこだここは」

砂射「目がチカチカするところだな……」

言乃木「おい、邪魔だ体を退かしてくれ」

ジョー「うぼあっ!?」

足立「はは、ナイスキック」

他の奴らも目を覚ましたらしく、それぞれそんな風にして起き上がる。

筆原「ここは……どこなんでしょうか」

湯川「流れからすると、ここがドッキリハウスの中なんでしょうけど」

モノクマ「イエス! そのとおり!」

すると、このタイミングでモノクマが現れる。

言乃木「やっぱりかい……」

モノクマ「えーとですね。まずこのストロベリーハウスの三階が中庭――庭園となっております」

モノクマ「そんで二階がラウンジと客室! 客室は防音完備・グレード最上位の『豪華な客室』と……」

モノクマ「防音そこそこ・グレードまあまあの『普通の客室』……」

モノクマ「隙間風がなんともキツイ、グレード最底辺の『粗末な客室』となっております!」

モノクマ「一階にはファイナルデッドルームがありまして、そこにある命がけのゲームをクリアすると『極上の凶器』を貰えます。ご利用は計画的に!」

モノクマ「最後に連絡エレベーターを背にして左方向にあるイチゴ回廊を抜けると、ストロベリータワーがあります」

モノクマ「ここに関しては、是非自分たちの目で確認してください!」

モノクマ「えーと、結構矢継ぎ早に質問していったけど何か質問はあるかな?」

その長々とした説明をそんな言葉で締めくくるモノクマ。

足立「……じゃあ1つ。俺達をこんなところに連れてきた目的はなんだ?」

ジョー「そうだ! まずはそれをだな……!」

二人のその当然の疑問にモノクマは下卑た笑みでこう言った。


モノクマ「そんなの、今回の動機である『脱出ゲーム』を楽しんでもらうためだよ!!」



……、

…………、

夏目「……は?」

モノクマ「ああ、安心して? 別にジョー君みたいなアホの子でもクリアできるようになっているからさ」

影山「……まさか」

モノクマ「そのまさか! このドッキリハウスから出たければコロシアイが起きなきゃダメなのー!」

ジョー「はあああああっっっ!?」

言乃木「そこまで直球に来たかい……!」

砂射「もはやなりふり構っていられないって感じだな……!」

確かにモノクマの罠はある程度予想はしていたが、まさかここまで直球だなんて……!


□■□■□


筆原「それで……どうしましょうか……」

モノクマが去り、筆原が誰に言うまでもなく呟く。

足立「決まってるだろう? 出口を探すんだ」

影山「でも、出口があるんなら動機にはならないんじゃありませんか?」

正道「……だったら、黙って大人しくしていろと?」

キッと正道が睨む。

影山「まさか。でもよかったです! みなさんが諦めてないみたいで!」

砂射「……俺達は全員で9人だ。2人の班を3つ作り、残り3人で1つの班を作るのが妥当だろう」

足立「さっそく探索に意欲的だな。でも、そのとおりだと思う」

ジョー「影山だけは絶対に嫌だぞ!!」

影山「はは……嫌われちゃいましたね」

……俺は誰と組もう?


↓2
夏目と探索する生徒1人指名



夏目「足立、俺と行かないか?」

足立「……俺と? もちろんいいよ」

そうして俺は足立と組むことになった。
ちなみに他のメンバーは……

・湯川、影山、正道
・ジョー、砂射
・言乃木、筆原

になっている。


□■□■□


【ストロベリーハウス 二階】

そうして階段を下りた俺たちはまず二階を調べることにした。

足立「ここにはラウンジと客室があるんだったな……」

夏目「気になるところはそのあたりだ。俺はラウンジを調べてみるから、足立は客室を頼む」

足立「ああ。……その前に、1ついいか?」

探索を始めようとしたところで足立がそう言った。

夏目「? なんだよ」

足立「気を悪くしたら悪いんだけど……もう、大丈夫なんだな? 最咲さんや兎呑さんのこと――」


★ 重要安価 ★
↓3までで夏目のセリフをどうぞ
基本的にコンマ一番高いレス採用ですが、とあるキーワードが含まれているレスがあった場合そちらを採用



夏目「そんなもん、忘れられるわけない…いや、忘れちゃいけないだろ」

夏目「でも少なくとも兎呑は俺を守って死んだんだ、だったら俺が何もしないで死んだらあいつに会わせる顔がないじゃないか」

そうだ。俺がここで何もしないで死んだらそれこそ兎呑に申し訳が立たない。
俺はあいつにできなかったことを、しなければならないんだ。

――しなければ、しなければ……!

足立「夏目君」

夏目「……なんだよ」

そんな俺を足立は複雑そうな顔をして見ていた。
しばらく足立は俺をじっと見つめ――やがて、首を振る。

足立「……いいや、なんでもない」

そのまま足立は客室の方に行ってしまう。

……なんだったんだ?


【Info】
足立との親密度が大幅に減少しました
足立との関係が『???』になりました
足立との関係はまだ手遅れではなさそうです……

飯でりだっつ
何かあればどうぞ。今回は展開次第で餓死に+αが付きますのでよろしくなのです

まさかアダッチーが爆弾を抱えているとは
前に話題に出てたオーガの像が気になる

>>664
今回はアダッチーより夏目の台詞に問題があったと思います
結局は性悪な>>1のさじ加減なんですけど

銅像についてはマスカットハウス探索時に明らかに!

始まります始まります!



【ストロベリーハウス 一階】


二階の探索を終えて俺たちは一階へと下りてきた。

足立「ここにあるのはファイナルデッドルームとイチゴ回廊、あとその奥にあるストロベリータワーか」

夏目「ファイナルデッドルームは……命がけのゲームをやって、極上の凶器を手に入れるって話だったな」

足立「なら、下手に入るのは危険だな。とりあえずはスルーしておいて、みんなに勝手に入らないよう注意を促しておこう」

夏目「……ああ」

二階での探索のときから、僅かに足立の態度がおかしい気がする。
別に俺を無視してるわけではないのだが……なんだろうか。

足立「向こうの連絡エレベーターも、とりあえず後回しにして……ストロベリータワーに行ってみよう」

夏目「ああ」

そうして俺達は奥のイチゴ回廊を抜け、ストロベリータワーとやらに行く。

夏目「このスイッチを押せばいいわけだな」

奥の扉の前にあるスイッチを押す。
するとしばしの間の後でその扉は開いた。



【ストロベリータワー】


夏目「これはまた悪趣味だな……」

タワーの内部も赤一色で染まっていた。床にはモノミと思わしきイラストが描かれている。

足立「……奥の扉、ブドウの絵が描いてあるな」

夏目「確かに。ここってストロベリータワーのはずなのに……」

なんでブドウ?

足立「もしかしたらあの扉が出口かもしれないな」

足立「さっきのモノクマの見せた見取り図だと、ここの奥は何も書かれてなかったし……」

足立がそのブドウの書かれた扉の前に立ち、ドアノブを捻る。


ガチャガチャ。


足立「開かない……」

夏目「なんだって?」

俺も試すが、やはり開かない。

足立「ううん、怪しいな……。夏目君の鍵師としての技術で開けられない?」

夏目「道具も無しに無茶言うなって」

足立「そうか……なら、一度戻るとしよう。他の人たちの成果も聞いておきたいしな」



【ストロベリーハウス 一階】

ジョー「おお、夏目に足立!」

イチゴ回廊を抜けて戻って来た俺達。
そこに連絡エレベーターの前に集まっていた他のメンバーが出迎えてくれた。

夏目「何をやってるんだ?」

言乃木「モノクマが話があるらしい」

モノクマが?

モノクマ「はいはい! さてと、全員集まったみたいだし今度はマスカットハウスにご案内するよ!」

砂射「マスカットハウス?」

モノクマ「そう! この連絡エレベーターに乗った先にある、ドッキリハウスもう1つの建物だよ!」

モノクマ「詳しい説明は後でするから、早く来てよね!」

言うだけ言ってモノクマは消える。

湯川「えっと……行きますか?」

正道「そうだな……結局、今の時点で手掛かりは何もないんだ」

夏目「それなら、行くしかない……」

次こそ何かしらの手掛かりがあればいいんだが……



【マスカットハウス】


そうして無駄に振動の少ない連絡エレベーターに乗り、俺達は件のマスカットハウスへとやって来た。

足立「こっちは緑一色なんだな……」

筆原「これはこれで悪趣味というかなんというか」

モノクマ「はいはい! 無駄話はそこまでにして説明に入るよ!」

だが、どうやらマスカットハウスは基本的にはストロベリーハウスと違いはないらしく、ファイナルデッドルームが無いことと三階にモノクマ資料室というのがあること・ストロベリータワーの代わりにマスカットタワーがあることを除けば別段違いはないようだった。

モノクマ「――ま、こんなところかな? 何か質問があれば聞くけど」

ジョー「つーかよ、飯はどうなってるんだ?」

そのジョーの疑問にモノクマはこれまた満面の笑顔で答える。



モノクマ「? 必要だった?」

砂射「なっ……!?」

ジョー「いるよ! いるに決まってんだろ!?」

モノクマ「うーん……でも、タイムリミットが無いとつまんないよね?」

モノクマ「ってことだからオマエラの腹具合をリミットにしました! コロシアイが起きるまでメシ抜きな!」

筆原「ええっ!?」

夏目「つ、つまりこのままコロシアイが起きないと……」

モノクマ「餓死して死んじゃうね!」

なんだそれ……!?

ジョー「っざけんな! そんなのおかしいだろ!」

言乃木「監禁したうえに食事抜きとか……そこまでしてコロシアイをさせたいのかい?」

モノクマ「当然だよ!」

モノクマ「って言いたいところだけど、先生も鬼じゃありません! オマエラは特別として……今回限りこれらを進呈しましょう!」

そうしてモノクマはサンドイッチと紙パックのオレンジジュースを差し出してきた。

影山「これは?」

モノクマ「見ての通りサンドイッチとオレンジジュースだよ!」

モノクマ「元々食事は与えないつもりだったから、これしかないけど……食いたければ食え! ただし、ここでな!」

筆原「……この後のことを考えると少しでも何かを食べておくべきなんでしょうけど……」

言乃木「…………」


★ 重要安価 ★
↓3までで選択安価。コンマ一番高いレス採用
1食べる
2食べない(この場合は夏目だけ食べないのが確定)
3全員に食べないよう促す



……よし。

夏目「俺は食べるぞ。……筆原の言うとおり、少しでも体力は蓄えておかないとな」

湯川「……夏目さんが言うのなら」

ジョー「ま、さすがにここにまで罠があるとは思えないしな……」

一人、一人とサンドイッチとオレンジジュースを胃に流し込む。
……うん、別に何もおかしなところはない。普通のサンドイッチとオレンジジュースだ。

モノクマ「……うぷぷぷぷ」


――ただ、モノクマの笑い声が酷く耳に残って仕方なかったが。


【Info】
ルート分岐します



【マスカットハウス 一階】

結局あの食事におかしなところは何もなく、俺たちはこのマスカットハウスの探索を始めた。
班分けはストロベリーハウスと同じだ。

足立「じゃあ、俺達はまずマスカットタワーから調べようか」

足立「って、何をしているんだ夏目君? そんな銅像なんか見て」

夏目「ああ……なんだろうと思ってな」

その銅像は背の高い男のようだった。体格も良く、俺よりも大きい。

足立「……『自己犠牲野郎 有府修二』? 誰だこれ……夏目君は知ってるかい?」

夏目「いや、まったく」

夏目「……まあいいや。それよりもまずはマスカットタワーを調べないとな」

足立「ああ」

俺達はそうして銅像から離れ、ブドウ回廊を抜けてそのマスカットタワーへと向かう。

少し休憩挟みます
というか一気に書き溜めます

食事食ってしまいましたね……

コンマ判定のところまで書き溜めました。再開してもいいですか?

【マスカットタワー】

その内部もなんというか、ストロベリータワーと変わり映えしなかった。
全体が緑で覆われていて、床にはモノミのイラスト。

――そして奥の扉には今度はイチゴのマークが。

足立「これは……また、目が痛くなるような建物だな」

夏目「ああ。設計者の趣味の悪さが感じられるな……」

なんて話をしていると、背後に誰かの気配が。
振り向くと、そこには三階の探索をしていたはずの湯川・影山の姿が。

湯川「夏目さん、足立さん」

夏目「湯川? 何やってるんだお前」

足立「それに影山さんも。君たちは三階の探索に行ったんじゃなかったのか?」

湯川「それは正道さんに任せておきました。……影山さんの様子が少しおかしかったので」

? どういう意味だ?

足立「影山さんの様子がおかしいのはいつものことだと思うけど」

影山「心外な言い方ですね……まったく、少し見間違いをしただけでこれなんですから」

夏目「見間違い?」

湯川「えっと……見たらしいんです」

? 見たって……

足立「何を?」

すると影山の代わりに湯川が言いにくそうにして答える。

湯川「……甘露寺さんを」

……は?

足立「甘露寺君って……あのな影山さん、甘露寺さんはもう死んでるんだぞ? ……君のせいで」

影山「ええ、それは承知しています。……ただ、階段を上る際にそれらしき人影が見えたってだけで」

夏目「ふざけるのもいい加減に……!」

影山「だから、言ってるじゃないですか。見間違いだったって」

足立「何と見間違えたんだ?」

モノミ「あのー……」

そこで不意にモノミが現れる。
……まさか。

足立「まさか、モノミと間違えたって言いたいのか?」

湯川「三階にいたのはモノミだけだったから、そうとしか思えませんけど……」

俺達の中でも背の高かった甘露寺と、ぬいぐるみのモノミを見間違えた?

夏目「……」

それもまたおかしな話だ。
……影山の狂言と考えるのが妥当なんだろうか。

そうしていると早くも探索を終えた他のメンバーがぞくぞくと集まってくる。

ジョー「お、いたいた」

言乃木「ずいぶん早いねアンタら」

正道「……全員探索は終えたのか?」

筆原「ずいぶん早いですね」

砂射「調べる箇所もほとんど無かったからな……」

夏目「じゃあ、さっそく報告会と行くか」

そうして各自報告をしていく。
言乃木・筆原組は二階を調べたもののたいした収穫は無かったらしく、ラウンジにある電話でストロベリーハウスと連絡できるのでは? とのこと。
ジョー・砂射は船の部品と思わしきものを発見したけど、それは“ラジコン”の船の部品だったらしい。モノクマが言うには『誰も本物の船の部品なんて言ってないじゃんバーカ!』とのこと。

ジョー「あーっ、くそ! 胸糞悪いぜ!」

夏目「はは……それで、正道のところは?」

正道「三階にはモノクマ資料室というのがあるだけだった」

言乃木「なるほど。金輪際行く必要はなさそうだね」

というわけで報告会は終了。
結局たいした手掛かりは何もなく――

湯川「あ、ちょっといいですか?」

そこで湯川が口を挟む。

筆原「どうかしましたか?」

湯川「ええと……脱出の手掛かりじゃないんですけど……」

湯川「たぶんこのマスカットタワーとストロベリータワー、同じ建物ですよ」

ジョー「え?」

正道「……待て。だが壁の色も床のイラストも明らかに違うと思うんだが」

影山「あれはライトの当て方とかで変化させてるだけですよ。床のイラストも相応の仕掛けがあってこそです」

正道「そうなのか……」

湯川「なので、一つ実験をしたいんですけど」

湯川はそうして生徒手帳を取り出す。

湯川「これを床に置いて、みんなでストロベリータワーに入ってみませんか?」

夏目「なるほど。それがストロベリータワーにもあったら二つのタワーは同じということになるわけだ」

砂射「だが、それなら誰か一人だけが残ればいいだけなのでは?」

湯川「それも思ったんですけど……さすがに何かそれを阻害するための仕掛けがあると思いますよ」

言乃木「まぁ、そう簡単に仕掛けを解かれちゃドッキリハウスでもなんでもないからな……」

足立「じゃあ、行ってみようか」

そうしてタワーに湯川の生徒手帳を置いて、俺達はストロベリータワーへと向かっていった。



【ストロベリータワー】

結論から言うと、実験は大成功だった。

ジョー「……あれ、湯川の生徒手帳だよな」

湯川「ですね。ということは……」

言乃木「湯川の考えは正解ってこと、か」

正道「まったくくだらんな。これがドッキリハウスの全貌だとは……」

モノクマ「あ、オマエラに言い忘れてたことがあるんだけどさ」

ジョー「どわあっ!?」

モノクマ!? またいきなり現れるな……!

モノクマ「このドッキリハウスの中では朝と夜のモノクマアナウンスは廃止にさせてもらうよ! どうせしばらくは外に出れないんだしいいよね!」

モノクマ「あと、朝のイベントも考えてあるからそれも楽しみにしててよ! うぷぷぷ……!」

……言うだけ言ってどっか行ったな。

筆原「アナウンスが無いんじゃ、時間の目安も無いことになりますね……」

足立「まあ、それぞれのラウンジに時計があったし最悪はそれを見れば確認はできるだろう」

影山「ちなみにモノミ。今の時間は何時かわかります?」

モノミ「ええっと、夜10時でちゅけど……」

もうそんな時間なのか……

言乃木「それなら、さっさと部屋割りを決めておこうかい?」

ジョー「あー、確か三つのタイプの客室があるんだっけ?」

足立「じゃあ男子がマスカットハウス。女子がストロベリーハウスでいいかな?」

その言葉に異論を唱える人間はいなかった。

ジョー「じゃ、あとは客室の部屋割りだな」

足立「ここは公平にじゃんけんで決めようか」


↓1のコンマ下一桁で判定
1~3 粗末な客室
4~6 普通の客室
7~9 豪華な客室
0 安価下で再度判定

展開はやいな
ほい

>>700
わりとごめんなさい



足立「あ、俺が一抜けみたいだな」

砂射「二番手は俺か……まぁ、妥当なところだな」

正道「……三番手か」

ジョー「あーあ、オレらは粗末な客室かよ……」

夏目「そう言うなよ。寝床があるだけマシだと思わないと」

……まぁ、粗末な客室は勘弁してほしかったけど。

足立「女性陣は決まったかい?」

湯川「はい。私と影山さんが豪華な客室で……」

筆原「私が普通の客室。言乃木さんが粗末な客室です」

言乃木「……まあ、じゃんけんの結果にとやかく言うつもりはないさ」

影山「すいません、私が先に勝ってしまったから……」

あっちもじゃんけんで決めたのか……さすがは超高校級の幸運だな……



【マスカットハウス 二階】


そうして俺達は男女で分かれ、それぞれのハウスの二階へと向かう。

足立「それじゃあ、今日はこれくらいで休むか……」

正道「そうだな。食事が無い以上無駄に体力を使うのは危険だ」

砂射「……」

ジョー「あーあ、なんとかしないとなマジで」

夏目「……そうだな」

俺を含めた一人一人の声に覇気がない。
それほどまでに俺たちは疲れていたんだ。

そうして各自部屋に入っていく。

……さて、俺も部屋に入って寝るとするか……

ふと、何気なく視線を階段の方に向ける。
するとそこには――


背丈の高い、
白衣に身を包んだ、
……もう見ることはないと思っていた人物の姿があった。


夏目「……え?」

目を擦って再度確認すると、そこにはもう誰もいなかった。
でも、間違いない。あれは……あれは……




夏目「……兎呑?」


【15日目リザルト】

影山 少し解りあえた仲?(1/6)
足立 友人(1/6)
ジョー 友人(2/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(2/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(3/6)Dead
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)Dead
姶良 知人 (1/6)Dead
五十隅 友人(1/6)Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 知人(1/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【百年ポプリ】
【アンティークドール】
【天使の果実】
【戦刃ナイフ】
【トイカメラ】
【シナモンティー】
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】

モノクマメダル
17枚

お風呂入ってきます
何かあればお気軽にどうぞ

何故にあれ有府チョイスだったの?

精神状態+幻覚+主人公なので[ピーーー]ない
ガッツ系主人公になってしまうのか夏目君

兎呑さんはいなくなってからもメインヒロイン張れる逸材だと思うの

今回のキーパーソンは影山だよなぁ……足立も怖いしなぁ

>>709
さくらちゃんも自己犠牲で死んだし、有府でいいよね。という結論です

>>710
基本>>1は主人公を痛め付けることしかできませんので……

>>711
影山はファイナルデッドルームで活躍してもらいます
足立も、まあ別の意味で活躍します

兎呑好き多すぎィ!!

あとだいたい察しはついてるでしょうが今回は原作通りの条件に加えてモノクマの食事を食べたことにより全員が幻覚(これまで犠牲になった生徒)が見えることになってます

夏目君にはまだまだ頑張ってもらいましょうか……

というわけで今回はここまでなんです

今回の+αの幻覚作用についてはあの花をモチーフというか、元ネタにしてます。全員に犠牲者が見える感じになってますが
ゆきあつほどじゃないにせよ、夏目が壊れないよう祈っててください……

あとこんな原作ほとんどなぞってるだけの腐れ展開、すいません

では乙でした

忘れてた
↓1のコンマ1の位と10の位の合計値の2倍で判定しておく

おはようございます
本日も18時頃からのんびりと自由行動を始めていきたいです

判定結果は18ですね了解

夏目の名付け親さんは良いセンスだ(オセロット風)

18時頃再開予定よろしくお願いいたします

ちょっと遅らします

もう少ししたら始まります



【16日目】

……、

…………、

………………、


夏目「……ん」

ボロい毛布を抱くようにして寝ていた俺は、目を覚ました。
とはいえ今が何時なのかもわからない。アナウンスが無いと少し困るその事態に俺は内心舌打ちをしながら、とりあえず部屋を出てラウンジの時計を確認しに行った。


□■□■□


【ラウンジ】

……朝の9時か。
いつもよりは遅いけど、休日はだいたいこの時間に起きていたし体に生活リズムが刻まれてるのか……?

さて、どうするか。
こんな時だけど……むしろ、こんな時だからこそいつも通り過ごすのもいいだろう。
とは言っても、誰かと話すことくらいしかできなさそうだが……


自由行動・1


↓2
話したい相手の名前を



【マスカットハウス 1階】

なんとなしにふらふらとマスカットハウス内を散歩していると、あの銅像の前に砂射が立っているのを見つけた。

夏目「……砂射」

砂射「夏目か」

夏目「昨日はよく眠れたか?」

砂射「……眠らないと余計に腹が減るからな。無理してでも寝てやったさ」

いつも通りと言えばそれまでだが、砂射の言葉には元気が無いように見える。
……無理している、わけではないんだろう。


↓2
1この銅像がどうかしたのか?
2昨日見た幻覚のことを言う
3何か気晴らしに雑談(内容も)



夏目「……この銅像がどうかしたのか?」

砂射「いや、これといってどうもしないが……見てみろ」

砂射がそうしてうっすらとその『自己犠牲野郎』の文字をなぞる。

砂射「……漢字で現すととても不愉快な単語だとは思わないか?」

夏目「……そうか?」

砂射「ああ。他人のために自己を捨てるなんて、俺には到底できない行為だ」

砂射「……だからこそ、今この場で自己犠牲精神を持ってなくてよかったと思うが」

? それはどういう……?

砂射「…………」

見ると、砂射は何やら何かを探るような視線を俺に向けていた。

……なんなんだ?


【info】
砂射との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?



夏目「そうだ、これやるよ……」

砂射「なんだこれ……?」

訝しげに砂射はそれを眺め、やがて『戦刃』と書かれた面を見ると動きを止める。

夏目「……砂射?」

砂射「戦刃、か」

砂射「……すまない。少し、昔なじみ――と言うほど親しくもないんだが、とにかく知り合いを思い出してしまった」

夏目「その人が、戦刃?」

砂射「ただの同姓だろうがな」


【info】
砂射との親密度が上昇しました
砂射の希望のカケラゲット!
『戦刃という知り合いがいるらしいが、それほど親しくはないらしい。何故知り合ったのか等の経緯は不明』



自由行動・2


……さっき砂射にプレゼントを渡したことで、気付いたんだが……

持ち物が少し減っている?


↓2
話したい相手の名前をどうぞ



【ブドウ回廊】

……あれはジョーか。何をしてるんだ?

夏目「おいジョー……」

ジョー「どっひゃあっ!?」

――声をかけたら尋常じゃないほどに驚かれた。

夏目「な、なんだよいきなり……そんなに驚くことないだろ……?」

ジョー「お、おお……夏目だよな? 本物だよな?」

? なんだ……何か様子がおかしいけど……


↓2
1何かあったのか?
2頭でも打ったか?
3こんなところで何をしてるんだ?



夏目「こんなところで何をしてるんだ?」

ジョー「あー……やることもないからふらふら散歩してたんだよ」

ジョー「…………丸一日飲まず食わずって結構キツいよな。オレ、早くもダウンしかけてるんだけど……」

……まあ、サンドイッチとジュースを摂ったとは言えそれでも普通にキツいか……。

ジョー「あああああ……どうなるんだよオレ達……」

ジョー「腹減りすぎてなんか幻覚まで見えてきそうだしよぉ……」

――幻覚?


【info】
ジョーとの親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?



自由行動・3

あと時間的には1回、行動できそうだけど……。

というか、ジョーが気になることを言ってたな……幻覚、か……。


↓2
話したい相手の名前指定
さらにコンマ50以下で直前に夏目が幻覚を見る



【マスカットハウス 3階】

影山「……あら、夏目さん」

夏目「影山……」

とりあえずまだ行ったことのないところを行ってみようと思い、3階のモノクマ資料室とやらに行くとそこには影山の姿が。

夏目「何してるんだよ」

影山「いえ、せっかくですのでモノクマのことを知る良い機会だと思いまして……」

影山「敵を知るのも戦略の内でしょう?」

言いながら影山は踏み台に乗った状態で本棚を調べている。

……ついでだ。何か聞きたいことがあれば聞いておくか。


↓2
1前回の裁判について
2影山が見たという甘露寺について
3何か成果はあったのか
4ストロベリーハウスにあるファイナルデッドルームについて
5自由安価

そういえばラッキースケベあったね……



夏目「……お前が昨日見たっていう、甘露寺なんだけど」

影山「だから言っているでしょう? あれはただの見間違いだったって……」

夏目「だけど、ジョーも何か気になることを言ってたぞ。空腹で幻覚が見えそうだとか……」

その言葉に影山はピタリと手を止める。

影山「ジョーさんが?」

夏目「ああ。それに――」


↓2
夏目も幻覚を見たということを言う?



夏目「……俺も、見たからな」

影山「見た、とは?」

夏目「昨日、部屋に入るときに……兎呑のような……何かを」

正直、何を言ってるのかと笑われるくらいの覚悟はしていた。

影山「……ふむ、そうですか」

だというのに、影山はそうして何かを考え込む。

影山「……なんとなく察しは付きましたね」

……え?

夏目「どういうことだよ?」

影山「……まだ確証が無いのでなんとも言えません。せめてもう1回くらい目撃証言があれば……」

そうしていると、不意にグラリと影山の華奢な体が揺れた。

――え?

影山「あ……きゃあっ!?」

夏目「お、おい!?」

バランスを崩した影山がそのまま踏み台から落ちようとしてしまい、俺も咄嗟にそれを受け止めようと――


↓2
コンマ00~70で受け止め成功するがその際に影山の尻を触ってしまう
コンマ71~99で受け止め失敗。尻餅を付いた影山のパンチラ……?

↓3
コンマ十の位と一の位を合計し、その2倍の数値で以後の展開判定
なお上記の判定が00~70ならボーナス10
71~99ならボーナス5


この状況下のラッキースケベなんとこれくらいしか思い付かなかった。ごめんな

ゾロ目か。別に何もせんでええよね

少し離脱するけどすぐ戻ってくるー



夏目「危ない……大丈夫かおい」

影山「え、ええ。すいません……」

――結果としては無事に助けることはできた。
不本意ながらお姫様だっこの要領になっているのはいろいろとアレだが、この際それは無視しておこう。

夏目「まったく……とりあえずほら、立て――」

そうして影山を立たせようとすると――不意に右手に伝わる柔らかい感触。

影山「あっ……ちょっと、夏目さん……?」

そして普段の飄々とした態度はどこへやら。いきなりおかしな声を出す影山。


――まさかな?



夏目「うわっ!? その、悪い……!!」

不可抗力とは女の尻を揉むとは……しかもこんな状況でだ。
はっきり言うと、死にたい。

影山「…………」

コホン、と影山が咳払いをする。

影山「……最低です」

最後にそう言って影山はそそくさとモノクマ資料室を去ってしまう。

……あー、これ明日には変態と噂されてるパターンかもしれないな……。


【info】
影山との親密度がそれなりに上昇してしまいました……
???判定結果 22
影山にプレゼントを渡す暇がありませんでした……



【粗末な客室】

……時間も夜の10時だし……寝るか……。

モノクマ「うぷぷぷぷ! どうかなぁ夏目クン? 頑張ってる?」

――だと言うのに、いざ寝ようとするとコイツが来るのだから質が悪い。

夏目「なんだよ……俺、無駄な体力は使いたくないんだ……」

モノクマ「あ! もしかしてお腹空いちゃってる!?」

モノクマ「二日目が終わるだけなのに、だらしないなぁ。これだから若者は……」

モノクマ「まあ、そんなことはともかくとして。一応キミの持ち物にあった食べ物関連の物は一時的に不要物として没収させてもらったから、それを伝えに来たんだよ」

モノクマ「そっちからは何かあるかな?」

…………。


↓3までで自由安価。モノクマに何か聞きたいことがあったら
無ければどうぞ追い返してくださいな

締め切りまうす



夏目「……余計な幻覚の嫌がらせも不要なんだが」

モノクマ「あー、それね。でもいいじゃん? キミはなんだか効力が効きにくいみたいだし」

……あっさり認めたな。

モノクマ「ジョークンや筆原さんはいい感じに混乱してくれてるみたいだけどね。幻覚どころか、幻聴まで!」

モノクマ「……あと、1つ訂正しておくと。ボクはあくまで幻覚・幻聴作用を促してるだけであってその内容までは操作してないからね?」

夏目「つまり……見える幻覚の具体的な光景やその幻聴の具体的な内容はモノクマは関与してないと」

それすら怪しいがな……。

モノクマ「じゃ、最後に明日朝7時にマスカットタワーに来てね! 遅刻欠席は許さないよ!」

夏目「……わかったから、とっとと消えてくれ」

モノクマ「あらら、存外ノックダウン寸前みたいだね……ではではー……」

夏目「……やっぱり少し待て。最後に1つだけ聞きたい」

モノクマ「なんだよー! 消えろって言ったり待てって言ったり!」

モノクマ「もしかして……ツンデレ?」

……なんとなく。本当になんとなくだけど。
一応確認しておこう。




夏目「もし、この生活の中で――」


【16日目リザルト】

影山 少し解りあえた仲?(1/6)
足立 ???(1/6)
ジョー 友人(2/6)
言乃木 顔見知り(1/6)
筆原 知人(2/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(3/6)Dead
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)Dead
姶良 知人 (1/6)Dead
五十隅 友人(1/6)Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 知人(2/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【百年ポプリ】
【アンティークドール】
【天使の果実】没収
【トイカメラ】
【シナモンティー】没収
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】

モノクマメダル
17枚

お風呂やで
何かあればよろしくやで
順調に行けばそろそろ修羅場やで

順調に行くと修羅場になるってどうしたらいいかわからなくなるんですがそれは…

修羅場か
さあ、激しくぶつかり合おうじゃないか?

>>776
ごめんよ。正確にはだいぶ前から修羅場ルート入ってたよ

>>777
退場してもさすがの存在感やで姐さん

下手したらとか展開ミスったら修羅場になるってんなら避けられるけど、順調に行くと修羅場ってどうしようもねーじゃねーか!

>>779
訂正しましょう

×順調に行けばそろそろ修羅場
○どう足掻いても修羅場

はっじまーるよー
まあ修羅場っつってもヌルヌルやけどね



【17日目】

俺は目を覚ますと、唯一時計のあるラウンジへと向かった。

夏目「……7時、30分前か」

奇跡的に起きれたな……いや、空腹で寝れなかっただけか?
とりあえずマスカットタワーに行かないと……俺だけならまだしも、他の奴等に何かされるのは避けたい……。


□■□■□


【マスカットタワー】

そうして訪れたマスカットタワー。そこにはなんと俺以外の全員がいた。

正道「…………」

砂射「…………」

言乃木「…………」

……まあ、当然空気は重いんだけど。

足立「まったく……なんだって言うんだ……」

ジョー「本当だぜ……」

筆原「お腹、空きました……」

湯川「はぁ……」

モノミ「みなさん、凄いお通夜ムードでちゅね」

言乃木「死ね」

モノミ「直球!?」

なんてモノミへの態度の変化の無さに内心で呆れていると……そいつはやって来た。

モノクマ「おっ! みんなちゃんと来てるね!」

正道「お前が呼んだんだろう……!」

湯川「それで、何をさせるつもりなんですか……?」

モノクマ「うぷぷぷぷ……聞いて驚け……」




モノクマ「今から! モノクマ太極拳を始めます!」



□■□■□


モノクマ「神経を集中させ……気を集め……一気に解き放つ!」

モノクマ「ふっ! はっ! せいっ!」

砂射「…………」スッ スッ

正道「せいっ! はっ!」

モノミ「正道君が凄いやる気でちゅ!?」

というか……これ、無駄に体動かすせいで余計に腹が減るだけじゃ……!

モノクマ「そこー! ぼさっとしない!」


□■□■□


――それを割りと長い間続け……俺達はすでに息絶え絶えとなっていた。

ジョー「んだよ……これ……!」

モノクマ「なになに? もしかしてもうバテたの?」

モノクマ「ダメダメ! これ毎朝この時間にやるからね! 今からこんなんじゃ先が思いやられるよ!?」

なっ……!?

夏目「ふざけるな! そんなことしたら本当に餓死まで追い込まれ……!」

モノクマ「それならコロシアイを起こせっつー話よ! マジで!」

言乃木「このゲスが……!」

モノクマ「言乃木さんに罵倒されるなんて……ハァ……ハァ……」

筆原「こ、興奮してます……!?」

モノクマ「まあ、そういうわけだから! じゃあねい!」

そうしてモノクマが消え、取り残される俺達。

砂射「このままじゃ……本当にまずいな……」

湯川「で、でも……コロシアイなんて絶対にダメですよ!」

モノミ「そうでちゅ! モノクマの思惑に乗るなんてダメでちゅ!」

言乃木「部外者は黙っててくれないか……!」

ジョー「…………」

不意に、誰もいない空間をボーッと見つめるジョー。

足立「……どうした、ジョー君?」

足立が声をかけるとジョーはぼんやりとした顔で、誰もいない空間を指差し。





ジョー「み、見ろよ。そこに甘露寺と棋儀と姶良と五十隅と雪咲と最咲と兎呑……みんな、いるぜ?」

と言った。



……、

…………、

………………、


夏目「は?」

俺はジョーの指差す方を見る。
だけどそこには当然名前の挙がった人物はいない。それどころか、誰もいなかった。

言乃木「アンタ……何を言ってるんだい? そっちには誰も……」

ジョー「いやいやいや! ほら、見えないの? みんないるじゃんか!」

そうしてまるで“誰かと肩を組む”動作をするジョー。
当然そこには何も無いので、ジョーの手は行き場がなく下に落ちる。

湯川「……相当、危険なところまで来てますね」

夏目「おい、ジョー」

俺が一歩近づく。

ジョー「なあ、夏目には見えないの? ほら! 兎呑もそこにいるじゃねぇか!」

俺の隣――誰もいない空間を指差すジョー。
ダメだ。モノクマの仕掛けた薬の効果が早く回って来てる。とにかく、なんとかしないと……!




でも、俺のそんな考えは

ジョー「なあ! 見ろって! 兎呑そこにいるじゃねぇか!」

俺が一歩近づく度に放たれるジョーのそんな言葉に掻き消され

ジョー「『守れなくてゴメン』って、言ってるだろ!? 聞こえないのか!?」

いつしかこのジョーの言葉は俺への当て付けに思えてきて

ジョー「他の奴等だって、ゴメンって謝ってるだろ!」

俺は次第にジョーが憎くなって


夏目「いい加減にしろよ……お前……」

気付けば、ジョーの胸ぐらを掴んでいた。

ジョー「な、なんだよ……?」

夏目「なんなんだよ、お前……! さっきから聞いてれば兎呑兎呑って……!」

そのまま胸ぐらをこっちに引き寄せる。

言乃木「おい、夏目!?」

湯川「夏目さん……!?」

影山「…………」

夏目「それ、俺への当て付けか!? なあ、そうなんだろ!?」

ジョー「だから! 本当にそう言って……!」

『モノクマが仕込んだ薬の効果』
そんな当たり前なことが俺の頭からいつしか消えていた。

夏目「だったら俺にも見せてみろよ! 聞かせてみろよ!」

夏目「お前に見えるなら、聞こえるなら! 俺にだって見えるし聞こえるだろ!?」

夏目「だったら俺にも見せてみろよぉぉぉっっっ!」

正道「やめろ夏目!」

背後から正道が羽交い締めにして俺をジョーから引き剥がす。

ジョー「ごほっ……ごほっ……!」

苦しそうに咳払いをするジョーに他の奴等が集まる。

筆原「ジョーさん! 大丈夫ですか!?」

夏目「だいたい! あいつが謝ってるなんてありえないだろ!?」

夏目「他の奴等にしても、なんで謝る必要があるんだよ!?」

そうだ。謝るのはむしろ俺の方だ。

夏目「兎呑は俺を守ってくれた! なのになんで兎呑が謝る!?」

夏目「謝るのは俺だろう!? 守れなくて悪かったって! ……死なせて悪かったって!」

夏目「だから、俺は……!」

兎呑にやれなかったことを、やるしかなくて……!

正道「……おい、夏目?」

ふっと力を抜いた俺を正道が。他の奴等が訝しげに見る。
そんな中俺は全員の視線を受け……言った。


夏目「……知ってるか? 自殺でもコロシアイは成立するってこと」

昨夜。モノクマから聞いた事実をそのまま言ってみせた。

少し離脱やで
何かあればよろしくやで

【モノクマげきじょう】

モノクマ「カメラね……別にいいけど、どうする?」

1トイカメラを原作アイテムと交換
2トイカメラをオリジナルアイテムと交換
3このまま持ってる

モノクマ「どれがいいんです?」

ある程度意見は欲しいからよろしくなんですよー

人もあんまりいないし2で把握

しかしオリジナルアイテムか……
たまーにやってる名前挙げてからのやつか、御陵フィギュアみたいな感じにするか……

どちらがいいかな……

次の更新までには考えとく。それまでに何か意見あれば是非

ということで今回はここまで
修羅場というほど修羅場でもないですが、まあ生暖かい目で見てておくれや……

次回は足立と湯川が活躍……するのかな?
質問等あれば答えます
とりあえず乙でした


執念を感じさせるとある男装麗人のぬいぐるみとか

>>806
神代さん推しかな?(すっとぼけ)
候補にしておきます

スケスケカメラでよろしく

そういえば各キャラのモデルって載せたことありました?

>>808
なんですかそれ(真顔)

今日22時頃から再開予定よろしくです

4スレ目終わり間近でまだchapter4の裁判前か……前作と比べて中身が長くなってるのかな?

そんなこんなでよろしくです

乙、キャラモデルは何人か乗せてたよー夏目がキリト、影山がシノン、ジョーが城乃内、砂射が切嗣しか覚えてないけど

>>812
更新前か後にでも改めて乗せて次からのテンプレに追加しますね

夏目→SAOキリト(支援絵有り)
足立→クラナド岡崎
ジョー→遊戯王城之内
砂射→fate/zero切嗣
正道→テイルズ ガイ
雪咲→コープス森繁
甘露寺→あの花ゆきあつ
棋儀→誰だろう……?

影山→SAO朝田詩乃(支援絵有り)
兎呑→俺ガイル平塚先生
最咲→誰だろう……?
湯川→化物語千石撫子
言乃木→ココロコネクト稲葉
筆原→化物語羽川翼……?
姶良→誰だろう……?
五十隅→リトバス小毬(断定)

?が付いてたら作者も「本当にこれでいいのか……?」とか思ってる

棋儀は退場早かったからな…
五十隅はもう絶対それイメージして書いてると思った

>>816
前向きマジックしましょうか(白目)


少し早いけど人いたら更新前に例のアイテムいくつか候補決めたから安価で決めてもらいたい

・ふなっすー人形
『パチモン。大抵の人には毛嫌いされるけどマニアには好まれる……?』

・くるりん式PC
『どっかの発明家愛用のパソコン……だったのだが、可愛らしくデコられてる。おそらく何かあったんだろう』

・スケスケカメラ
『撮影者の服が透けるらしいけど、よくわからない代物』


↓5までで多数決

透けるの撮影者かよ!

>>826
撮影対象者やね、ごめんよ


でもどっちにしてもくるりん式PCが人気でな……

そろそろ始まるけど、安価出るかな……?

筆原「そ、それがどうかしたんですか……?」

言乃木「アンタ、もしかして自殺でもする気なのかい?」

言乃木の問いに空気が一段と重くなる。
だけど、さすがは言乃木だ。よく見ている。

夏目「正解だ。どうせコロシアイが起きないと出られないなら……そして、自殺でもコロシアイとして成立するのなら……」

夏目「……俺が犠牲になる。誰かが犠牲にならないといけないのなら……俺がなる」

シンと場が鎮まるのと、俺の頬に激痛が走るのはほとんど同時だった。
ガツンと頭が、顎が、視界が揺れる。

夏目「がっ……!?」

思わずそんな悲鳴を出して。誰かに胸ぐらを掴まれる。
誰に殴られたのか、それを確かめるために視線を前に送ると――




足立「……」

――足立の姿がそこにあった。

足立「ふざけるなよ!」

いつもの様子はどこにもなく、その顔は怒りを露にしていた。

筆原「あ、足立さん……!?」

筆原のおどおどとした声にも耳を貸さず、足立は続ける。

足立「何が自分が犠牲になるだよ! 残された俺たちの気持ちを考えたことがあるのか!?」

足立「いや、夏目君のことだ! どうせそんなこと考えてすらないんだろう!?」

夏目「何を言って――」

足立「隠すなよ。キミは自己犠牲を謳っておきながらその実考えてるのは自分のことだけ!」

足立「俺たちのことも、挙句の果てには兎呑さんのことすら何も考えてない!」

その言い草に俺は視界が赤くなるのを感じた。

夏目「ふざけるな! そんなことはない!」

足立「だったら聞くけど! ここで夏目君が自殺して俺達を助けたとしても、兎呑さんはそれでよくやったと言ってくれるのか!?」

足立「違うだろう!? 兎呑巳弧という人はそんな手で誰かを救うことをよしとしない人だろう!?」

ほとんど、見透かされていた。
俺が前回の裁判からまったく前を向けてないことも。
兎呑の死を自分のせいだと責めていたことも。

――自分を捨ててでも、誰かを守らなければと思っていたことも。

夏目「だったら、どうしろっていうんだよ!」

頭の中がぐちゃぐちゃになり、そんなことしか言えなくなった俺に足立は一言、大声でこう言った。


足立「知るかっっっ!!」



……は?

夏目「知るかってなんだよそれ……!?」

足立「俺も他の人たちもエスパーじゃないんだ! 今のままじゃやれることに限度がある!」

だから。足立はそう続けて俺の胸ぐらから手を離した。

足立「……まずは話そう。キミの気持ちを教えてくれ」

足立「じゃないと、助けれることだって助けれない」

夏目「……なんだよそれ」

足立「そもそも、俺が一番気に食わないのはそこなんだ。誰にも話さず抱えて……」

足立「キミの周りには兎呑さんしかいないわけじゃない。彼女はもういないけど、でも俺達がいるじゃないか」

足立「そんな簡単なことすら見失ってることが、気に食わなかった」

足立のその言葉に、俺はふと視線を足立から外してしまっていた。
なんというか、情けなく思えてきて。

言乃木「……ははっ、まさか足立がここまでキレるなんてね」

言乃木が横から笑って言った。

夏目「言乃木……」

言乃木「死にたければ勝手に死んでくれ。それでアタシが助かるのならアンタ一人の犠牲くらい安いものだ」

正道「言乃木……!」

言乃木「――なんて、ここに来たばかりのアタシだったらそう言い捨ててたんだろうけどね」

頬を掻きながら言乃木は続ける。

言乃木「まぁ、認めるのも嫌なんだけど……今までのアンタらを見てて、なんていうか……信用に値する人間なんだって思えてきたからさ」

言乃木「だから、ここでその人間の一人である夏目が自殺なんてしたら……アタシ、絶対にアンタを許さないかもね」

言いにくそうにそうとだけ言った言乃木がふいっと顔を背ける。

砂射「……」

筆原「あははっ……まさか、あの言乃木さんがこんなこと言うなんて……」

言乃木「……るさいよ筆原。茶化さないでくれるかい?」

影山「ですが、なるほど。夏目さんの放つ希望に感化されたわけですね?」

言乃木「黙っててくれ変態」

正道「……ふっ」

それを合図にそんなことを楽しげに言うみんな。

ジョー「あ、えーと……悪かった夏目。あんな幻覚や幻聴を真に受けておかしなこと言って……」

申し訳なさそうに言うジョーに俺は首を振って答える。

夏目「むしろ良い機会だったよ。……結局、俺だけ何も進めてないことがわかったんだし」

湯川「それは違いますよ」

すると、湯川がぴしゃりと言い切った。

湯川「……確かに、夏目さんは何も前に進めていなかったかもしれませんけど……」

ぐっ……!?

湯川「でも、気づけたのならその時点で『前に進めてる』んですよ」

夏目「え……?」

ポカンとする俺に湯川はにこりと笑う。

湯川「そこから先は夏目さん次第です。前に進むも引き返すも寄り道をするもよし」

湯川「自分の信じた道を進めば良いんですよ」

モノミ「うう……さすがは湯川さんでちゅ! 先生感動でちゅ!」

正道「お前のせいでその感動も七割は減少したがな……」

モノミ「ええっ!? あちし何か悪いことしましたか!?」

ジョー「自覚が無いのならスゲェよある意味……」

モノミの言葉を合図にするようにして場に笑いが巻き起こる。

……そうだ。

夏目「足立、お前ほとんどお見通しだったんだな」

その言葉だけで足立はだいたい俺の言いたいことを察したのか、一言俺の肩に手を置いて言った。


足立「――親友だからな」


【Info】
足立との親密度が元に戻りました
足立との親密度が大幅に上昇しました
足立との関係が『親友』になりました
足立の希望のカケラゲット!
『友人想いの彼は自分の親しい人が悩んでいると放ってはおけないようだ。それが彼の良いところなのだろう』
足立以外の全員との親密度がかなり上昇しました
言乃木との関係が『知人』になりました

修羅場かと思えば足立の活躍場面だったでござるの巻
とりあえず前足立が爆弾抱えてたのかと思った人は全員全裸で正座な……

しかしまさかここまで来て言乃木さんだけ『顔見知り』だったとは……おかげで【Info】で少し浮いてるじゃないか……

明日平日だしそろそろ本編更新は止めておいた方がいいかな?
もしそうなら1レス短編でも書いて消えるけども

ここ(cap4)まできて特に目立った発言も活躍も覚えのない砂射クンは浮きすらしてないよね

>>845
それ以上は言わないでそしてやめてくださいお願いします……(懇願)


↓5くらいまでで何かネタあったら1レス単位で書く
無ければ……このまま落ちる

ジョーと言乃木の漫才

他のみんなのタワー探索模様

意外と女の子っぽいとこもある影山にセクハラしまくる

もしも主人公が御陵さんだったら

>>849
>>850
優先的に書きます

>>851
これ以上影山を辱しめるのやめてあげてよ……というかこれ以上どうしろと
たぶん書けないごめんなさい

>>852
難しいけどなんとかしてみる



【レストラン】

言乃木「世の中には様々な国がある。その中でもノヴォセリック王国は知名度があまり高くないんだが……」

ジョー「そうだな。オレ、そんな国の名前生まれて初めて聞いたし」

言乃木「アンタはフランスとかイギリスとか、そんなありきたりの国名しか知らないだろうどうせ」

ジョー「なっ! そんなこと……!」

ジョー「…………」

言乃木「あるんだな?」

ジョー「文句あるか!?」

言乃木「文句は無いが、浅学だなぁと思いはする」

ジョー「あっれー!? ここは素直に文句は無いってことだけ言う場面じゃね!?」

言乃木「話を戻すぞ。でだ、そのノヴォセリック王国にはマカンゴという物があるみたいなんだが……」

ジョー「あ? マンゴー?」

言乃木「ナンデヤネーン」バッシィィィィィンッッッ!!

ジョー「うぼあっ!? ちょ! お前そのハリセンどこから出した!?」

言乃木「さて、話を戻すぞ。アンタはその黄金のマカンゴとやら、具体的になんだと思う?」

ジョー「なんだとって……う~ん……」

ジョー「やっぱ果物とかそういう系じゃね? あー、でも黄金ってなら何かの芸術作品みたいなそういう物かも……」

ジョー「やっべー! 売れば金持ちじゃね!?」

言乃木「アタシが言うのもあれだけど、アンタも大概ロマンが無いよね」



【???】

はぁ……なんとなくアイツラをドッキリハウスに閉じ込めてみたけど、コロシアイ起きるかな?
とりあえずモニタリングしよっと!


◆モニタリング中……


【筆原・言乃木ペア】

言乃木「まったく……なんでこんなことになるんだか……」

筆原「だ、大丈夫ですよ! きっと出口が見つかりますって!」

言乃木「そんな簡単に見つかったらモノクマもただのアホに成り下がるけど……」

言乃木「……」

言乃木「ところで筆原。アンタ、足立のこと好きなんだろう?」

筆原「へ!? こ、言乃木さんいきなり何を……!?」

言乃木「図星だねこれは。……アンタって意外と面食いなんだね」

筆原「そ、そりゃあ足立さんは顔立ちは整ってますけど……でも! それだけが理由じゃないって言うか……!」

言乃木「好き云々は認めたんだね」

筆原「あっ……えっと……」

筆原「そういう言乃木さんはどうなんですか? 誰か好きな人とか……」

言乃木「ああ……アタシはそんな対象はいないし、金輪際作る気もないよ。そんな勇気も資格もないからね……」

筆原「? それってどういう……」

言乃木「とにかくアタシが言いたいのは、別に誰かを好きになるのは構わないけれどそれをきっかけにしてモノクマのアホに足元を掬われないようにしなってこと」

言乃木「……どっかのバカみたいにね」

筆原「……夏目さんですね」

言乃木「……今回は兎呑も入ってるけど」

ふぅ……お風呂に行こう
何かあればよろしくなのん

とても全部捌ききれないしタワーの探索もとりあえずここで打ちきりやで、ごめん

最後に夏目と誰かのアイランドEDだけやったら寝よう
出来る限りネタバレは防ぐよ


↓3まででコンマ一番高いの

今日はアダッチーがグイグイ来るね……



【ジャバウォック島 最初の砂浜】


こうして2人でこの景色を見るのも今日で最後か……
最初はわけのわからないままに始まったサバイバル生活だったけど、やってみると意外と楽しかったな。

足立「――結局、人が死ぬなんてことにはならなかったし……」

足立「今夏目君はそう思ってるね?」

夏目「よくわかったな」

足立「そりゃもちろん、親友だからな」

夏目「よくもまぁそういうことを恥ずかしげもなくペラペラと……」

足立「キミも相当なときあるけどね」

夏目「そんなバカな……」

足立「じゃあせっかくだし、お互い今だから言えることを言い合ってみるか?」

夏目「話の切り替え方が無理やりな気もするけど……いいぞ、乗った」

足立「じゃあまずは夏目君からだ。最初の頃に思っていたことを素直に言ってみせてみなよ」


→【爽やかすぎて逆に接しにくい】


夏目「……まぁ、スポーツをしているってのもあるんだろうけどそういうスポーツマン特有の爽やかさがあったからかな」

夏目「なんかこう……接しにくい感じはあった」

足立「ははは、それ前の学校の男友達によく言われるんだよな」

足立「『お前は友人としてはこれ以上無いくらいの人間だけど、隣を並んで歩きたくはない』って」

足立「なんでなんだろうな?」

夏目「ノーコメントで」

足立「じゃあ、次は俺だな」

足立「……最初、鍵師って才能を聞いたとき「えっ?」って思ったな。なんていうか、使い方次第じゃ犯罪もできそうな才能だし」

夏目「……悪かったな」

足立「話は最後まで聞く! ……で、話してみればお人よしだし女タラシだしで結局随分印象が変わったんだ」

夏目「待て。今とても不名誉な単語が聞こえたんだが」

足立「最終的にはこうして砂浜で男二人語り合ってるんだ。世の中って不思議だよな」

夏目「それは……確かにな」

足立「ここから出ても、俺達親友で良いんだよな?」

夏目「ははっ……何を今さら」

夏目「確かに世の中不思議だから何が起きるかわからないけど、俺は足立のこと親友だと思ってるし親友でいたいと思ってるよ」

足立「……ほら、キミも相当恥ずかしげもなくそういうこと言える人間なんだよ」

夏目「……みたいだな」

そうして俺と足立はお互い笑い合う。
誰かと笑い合うのなんて久々で、少し恥ずかしさもあったけど……それでも、俺は心から笑った。

足立千里……俺の唯一無二の親友。
足立とのここでの日々がこれからの希望になるのを信じて。

ジョーさんの立場がありません……これどういうことよ

当初はジョーが夏目の親友の立ち位置を担うはずだったのに気付けば足立に奪われてる始末……

これ書いてて楽しかったから機会があればまた何度かやりたいんでよろしくなのん

とりあえず質問等あれば受け付けます
無ければ次回更新前にまた1レスでアイランドED書けたら書きたいので↓3くらいまでで生徒の名前を

姶良さん。当初では死体をいじくる女キチガイを担ってもらうつもりだったのにただの純粋デザイナーで終わってしまいましたね……
正直姶良さんは作者的に大好きでした。兎呑影山と同じくらいに

というわけで姶良了解
9時からお仕事なのでこのまま消えます、乙なのん

21時頃更新予定よろしいんです?

いや……寝てた……
マジでごめんなさい許してくださいなんでもしますから!



【ジャバウォック島 最初の砂浜】

こうしてここでの景色を2人で見るのは今日が最後か……
最初はどうなることかと思っていたけど、やってみると意外となんとかなったな。

姶良「ううーん……一時はどうなることかと思ったけど、本当いざやりきってみると清々しいね!」

姶良「修学旅行、だっけ。なんだかんだで良い思い出になったなぁ……インドア派の私には少しキツイこともあったけど」

夏目「安心しろ。採集での活躍しなささっぷりは言乃木と並んでツートップだったから」

姶良「あははー、それってつまり五十隅さんにも負けてるってことだよね?」

夏目「むしろ五十隅もインドア派なんだけどな」

姶良「……でも、そういう時間もひっくるめてここでの生活は楽しかったよ。絶対、これから先忘れられないかな」

夏目「それは俺もだな……」

姶良「というわけで夏目君も、あの約束忘れないでよ?」


→【服を作ってもらう約束】


夏目「服を作ってもらう約束だろ? むしろ忘れる要素がないって」

姶良「ふふん。超高校級のデザイナーと呼ばれるその理由を教えてあげるから覚悟しておいてね」

夏目「というよりは姶良からの服のプレゼントなんて、超高校級抜きにしても大事にさせてもらうけど」

夏目「期待してるよ」

姶良「…………」

姶良「あ、あはは……なんだか改まって考えると結構恥ずかしい約束してたんだね私たち」

夏目「そうか?」

姶良「あっ! そうだ私こういうヘアピンも作ってみたんだけど、どう!?」

と、そうしてそのヘアピンを実際に付けてみせる姶良。
……うーん。

夏目「いまいち」

姶良「え、本当!?」

夏目「というよりは俺の個人的感想だけどな。俺は普通の『姶良雪華』が一番好きだし」

姶良「……もー、またそうやってそういうことを言う……」

姶良「でも、うん。参考になったよ」

夏目「それはよかった」

……姶良雪華と過ごしたこの時間。
これが俺の今後の希望の糧になると信じて、俺はその手をそっと握るのだった……

お風呂行ってこよう……自由行動は明日に持ち越しかな……

何かあればどうぞ

人もいないし良い機会なので今回はおやすみということで

それほど何もしてませんけど乙でした


もっと絶望が欲しいから足立君か正道君あたりメカ化しよう

>>888
これといって要望もなかったしメカ化は頭から無かった、すまんべ

それに今からメカ化させても下手したら最後の裁判でロボが一人混じってることに……

18時頃今度こそ更新予定よろしくなんです……

始まってもよろしいんです?



自由行動・1


……それにしても、柄にもなく取り乱してしまったな……。

足立や湯川には感謝しないと。

さて、どうしようか。


↓2
話したい相手の名前を



【マスカットハウス 1階】

足立「お、夏目君」

夏目「……よ、よう」

とはいえ、いざこうして足立を前にすると妙な緊張が襲ってくるというか……

足立「どうかしたのか? というか、あまり外出歩いて無駄に体力を消耗するのは良くないと思うけど……」

夏目「それは、お前にも言えることだろ?」

足立「俺はランナーっていうこともあって、じっとしてるのが性に合わないんだよ」

足立「……今のこの状況だと、マイナスに働いてるだろうけど」


↓2
1先ほどのことを改めて謝る
2ランナーとしての経歴について尋ねる
3ファイナルデッドルームについて尋ねる
4その他自由安価



夏目「ランナーとしての経歴って、具体的にどんな感じなんだ?」

足立「……いきなりどうしたんだ?」

足立にとって予想外の質問だったのか、足立はそうして目を細める。

夏目「いや、深い意味はないけど……なんとなく気になったから」

足立「……そっか」

足立「とは言っても、あまり専門的なことを言ったところで夏目君が理解してくれるとも思えないし……一応次期五輪候補となってることだけ言っておこうかな?」

夏目「ご……っ!?」

足立「あと記録としてはー……100メートル走は10秒ちょっとかな」

……100メートル走10秒ちょっと?

夏目「……確か世界一速い記録が9秒58くらいだったと思うけど」

足立「俺が10秒39くらいだったから、将来的には俺が世界一になるかもな?」

夏目「相手黒人だぞ?」

足立「まあね。でもやるならそれくらいは目指さないと」

しかし、この状況で変なこと聞いたかなとは思ったけど……

……速すぎないかコイツ。超高校級の才能持ちの体育会系ってこんなもんなのか?


【info】
足立との親密度が上昇しました
足立の希望のカケラゲット!
『100メートル走10秒39の次期五輪候補。すでに世界一にもなれそうな記録を持っている』
スキル【疾走】ゲット!
『ロジカルダイブ時有効。コンマ判定を大幅に減らし、さらにそのロジカルダイブ時のミスを一回に限り無かったことにできる』



自由行動・2

……あの感じだと足立は問題なさそうだな。
それにしても、まさかあそこまで速いとは……

まだ時間はあるな。どうするか……


↓2
話したい相手の名前を



【マスカットハウス 1階】

正道「…………」

ふと、あの銅像の前で突っ立ってる正道を見つける。

夏目「おい、正道?」

正道「……夏目か。何か用か?」

夏目「いや……何してるのかなって」

正道「瞑想だ。他意はない」

そりゃ瞑想に他意も何もあったものじゃないけど……。

正道「それより、何か用事か?」

夏目「あー……」

何を話すか……?


↓2
1先ほどのことを改めて謝る
2ファイナルデッドルームについて尋ねる
3幻覚・幻聴について尋ねる
4その他自由安価

プレゼント安価忘れてたごめんよアダッチー……



夏目「あの――」

正道「やめろ、皆まで言うな」

スッと右手を突き出して制する正道。

夏目「いや、まだ何も言ってないんだが……」

正道「さっきのタワーでのことを謝ろうとしているのだろう?」

夏目「……お前まで見透かしてるのかよ」

正道「この状況で取り乱すなというのが無理難題なのだ。むしろ、お前やジョーの反応の方が正常に思える」

正道「だから、謝る必要はない。あの一件は無事に解決したんだから、それ以上は掘り返すな」

正道「……とはいえ、今だから言うがあの時足立が行動していなかったら俺がお前を殴っていたがな」

はは……正道のパンチとか、笑えないな……。


【info】
正道との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?
【百年ポプリ】
【アンティークドール】
【天使の果実】没収
【くるりん式PC】
【シナモンティー】没収
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】

ご飯離脱
何かあればどうぞ

30分に再開します



自由行動・3

……残り時間的にあと一回行動したら最後か。

…………それにしても、腹減ったな……


↓2
話したい相手の名前を



【ストロベリーハウス 2階】

言乃木「……こんな時間に女子が泊まってる方に来るなんて、アンタ何考えてるんだい?」

言乃木「もしかして誰かに夜這いでもしに来た? それとも、何か他の理由で?」

夏目「お前いきなり俺に対して辛辣すぎないか?」

別に他意は無いしそもそもまだ夜時間に値する時間じゃないっていうのは言っても意味が無いんだろうな……

言乃木「ははっ、冗談だ冗談」

言乃木「それで、本当に何か用なのかい?」

……そうだな……


↓2
1今朝のことを謝る
2女子陣の様子を尋ねる
3ファイナルデッドルームについて尋ねる
4その他自由安価



夏目「こっちの1階にあるファイナルデッドルームとかいうのについてなんだけど」

言乃木「ああ、あのピエロみたいな顔のイラストが描かれた変な部屋か」

言乃木「あそこにある命がけのゲームに勝てば、『極上の凶器』っていうのが手に入るんだっけか?」

夏目「そうそう。……そのファイナルデッドルーム、こっちの誰かは使おうとしたか?」

俺の問いから察したのか、言乃木は目を細めたあとで小さく首を振った。

言乃木「今のところはアタシを含めて誰も使ってないよ」

言乃木「まぁ、命がけのゲームをして手に入るのが『極上の凶器』なんてリスクとメリットが見合ってないしねぇ」

夏目「俺たちも、同じ感じだな」

つまり、あそこはまだ誰も調べていないわけか……


【Info】
言乃木との親密度が上昇しました


↓2
プレゼントを渡しますか?



夏目「そうだ、これやるよ」

言乃木「……香りを楽しむためのやつだね?」

言乃木「まあ、あるに越したことはないだろうけど……なんでこんなものを」

夏目「いや、香り云々より単純に似合うかなって」

これを机に飾り、読書をする言乃木。
……普通に絵になる気がするけどなぁ。

言乃木「……」

言乃木「……そうかい」

そんな俺の言葉を聞いて言乃木は何か言いたげにため息を吐いた。

……喜んでないのか?


【Info】
言乃木との親密度が上昇しました



【粗末な客室】

……腹減ったな……早く、ここから出ないと本当に全員餓死しそうだ……


そういえば、さっき言乃木から聞いた話だとファイナルデッドルームはまだ誰も調べてないんだよな……もしかして、あそこの奥に出口があるんじゃ……?


…………、


↓1
コンマ判定。80以下で夏目がファイナルデッドルームに向かう



……ダメだダメだ。あそこにあるのは『極上の凶器』だけ。それ以外には何も無い。
それにあのモノクマが出口を用意しているとは思えないし……俺にはそんな物も必要ない。

……とりあえず、寝よう。
この状況がいつまで続くのかはわからないけれど、バカな考えは起こさないぞ絶対……!


【17日目リザルト】

影山 少し解りあえた仲?(1/6)
足立 親友(3/6)
ジョー 友人(2/6)
言乃木 知人(1/6)
筆原 知人(2/6)
湯川 友人(1/6)
兎呑 気になる相手?(3/6)Dead
正道 知人(1/6)
甘露寺 顔見知り(1/6)Dead
最咲 友人(3/6)Dead
姶良 知人 (1/6)Dead
五十隅 友人(1/6)Dead
棋儀 顔見知り(1/6)Dead
砂射 知人(2/6)
雪咲 顔見知り(1/6)Dead

プレゼント
【アンティークドール】
【天使の果実】没収
【くるりん式PC】
【シナモンティー】没収
【Mr.ホチキス】
【エプロンドレス】
【とあるレスキュー隊員の人形】

モノクマメダル
17枚

【事件発生フェイズ】
↓1のコンマ85以下で事件発生
今回のクロ候補は3人どうぞ

事件発生おめでとうございます
翌日事件発生となります

ファイナルデッドルーム行くといかないとで何が変わるのかな?

【モノクマげきじょう】

モノクマ「というわけで翌日事件発生だよやったね野郎共!」

モノクマ「あっはっはっはっは。まさかこんな状況下で事件が起きるなんて誰が考えたんだろうね? ボクは知らない――知ってるけど知らない体で行かせてもらうよ」

モノクマ「さてと。それじゃあ何か質問意見等はあるかなっと」

モノクマ「そろそろこの次スレ移行の頃合いだし、せっかくだからドシドシ質問意見等くれるとありがたいよ」

モノクマ「事件だけ発生させて次スレでも良いんだけどね……」

>>933
そんなには変わらないかもしれませんすいません(土下座)

日向の時と違って良く食べ物系ぶんどれたな……
あの子普通にミネラルウォーター×99持ってるし
(人は『何も食べない』より『何も飲まない』の方がヤバいらしいよ)

あんなまとまりかけてたのに結局事件起こっちゃうのか…

>>936
すまんべ。この状況で食べ物系プレゼントされたらどう書けばいいかわからなかったんだべ

>>937
だってそうしないと……(震え声)

次スレ建ててくるべきかしらん……

【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る5【安価進行】
【スーパーダンガンロンパ】安価でキャラ作る5【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396964244/)

とりあえず次スレは立てました
こっちは埋めてもらって構いませんし、何かネタあったらやるかもしれないしやらないかもしれない

ネタは無制限で募集しておきます

最咲さんのヤンデレ全開ifとかいけない飲み会ネタとか

>>941
飲み会ネタをもう少し詳しくお願いします



【病院 廊下】

みんなが絶望病にかかり、病院にある程度の人間を残して私と筆原さんで病院に残って看病をしていこうと決めたその日の夜。
筆原さんは病院でのルールにより仕方なくホテルに戻り、私は一人それぞれの人たちの様子を見ていた。

そんな中、私は砂射君の看病が終わり夏目君の病室に行こうとしていた。

兎呑「あれは……最咲さん?」

二階へと続く方と反対の方向に最咲さんの背中が見えた。
……彼女は二階の休憩室を病室代わりに使っていたな。なのになんであんなところに?

暗い廊下でおぼろげにしか見えないその背中。
だけどその右手に持っている何かが窓から差し込む月明かりによって判明したとき――私は慌てて彼女を追いかけた。

――夏目君の病室に入って行った彼女。
間違いなくその右手には包丁が握られていた。



【夏目の病室】

兎呑「やめろ!」

最咲「っ……!?」

私が病室に入ったときに広がっていた光景は予想どおりに最悪の光景だった。
ベッドに寝転んでいる夏目君に最咲さんが今にも包丁を振りおろそうとしていたのだ。

何故最咲さんがこんなことを?
そんな当たり前な疑問が出るよりも前に私は最咲さんの腕を掴んでいた。

最咲「は、離してください……!」

最咲さんも抵抗するが、いくら同じ女同士とは言っても背丈では私が勝っている。
つまりこの取っ組み合いは私が完全有利なのだ。

兎呑「このっ……!」

彼女の手から包丁を落とし、離れたところまで蹴り飛ばす。
それはくるくると回りながらベッドの下に消えていった。

最咲「…………」

兎呑「……何をしようとしていた?」

私が包丁を落とさせた際に手首を切ったのか、うっすらとその手首から血が滴り落ちていた。
最咲さんはその手首をギュッと握っていたが――やがて口を開く。

最咲「あーあ、ばれちゃいましたか」

最咲「そうですよ。私、今夏目さんを殺そうとしました」

兎呑「……っ!?」

認めた。
こうもあっさりと、認めた。

最咲「うふふ……いいえ、違いますね。殺そうとしたんじゃなくて、一緒に死のうとしました」

兎呑「何……!?」

その頭のネジが飛んだ発言に私が呆気に取られる。
まさか絶望病のせいでここまでおかしくなっているなんて……!

最咲「違いますよ。私はいたって正常です」

最咲「絶望病もすっかり完治しました」

兎呑「なんで、私の考えが……!?」

最咲「ああ、兎呑さんには言ってませんでしたね」

最咲「実は私、エスパーなんです」

……は?
呆気に取られすぎて何も言えない私に最咲さんはさらに続ける。

最咲「なんて、冗談です。ただの経験則ですよ」

最咲「……絶望病に感染していた後遺症なのかは定かではありませんが、私記憶を少し取り戻せたんです。だから兎呑さんの考えてることがだいたいわかってしまうんです」

最咲「例えば……兎呑さんも夏目さんを好きでいる、とかね」

兎呑「なっ……!?」

最咲「まぁ、戻った記憶はそれだけじゃないんですけど……だからこそ、私は彼と共に心中したいんです。この綺麗な体と心のまま、一緒に果てたいんです」

最咲「想い人と一緒に死ねるなんて、最高じゃありませんか!」

これが最咲さんの本性なのか?
そもそも、最咲さんは何を思い出したのか?
そんな疑問を頭で思い浮かべる私を見て、最咲さんはクスクスと笑った。

最咲「今から兎呑さんが取れる選択肢は大きく分けて二つです」

最咲「このまま私が夏目さんを殺すのを黙って見てるか、夏目さんを助けるために私を殺すか……」

最咲「とは言っても、私を殺せば当然裁判は始まるでしょうしそうしたら兎呑さんは夏目さんの手で死を宣告されます」

最咲「ああ……それも素敵な展開と言えば素敵な展開ですね」

うっとりとした――でも光の無い瞳で最咲さんがそんなことを言う。
彼女は、自分が殺されないと信じている。

最咲「さて、ありとあらゆる面で臆病な兎呑さんはさっさとどこかに行ってください」

最咲「私はこれから夏目さんと一つになるんですからね……」

そのときの私が何を考えていたのか、私自身わからない。
気付けば私は近くにあった花瓶を最咲さんの頭に目掛けて振りおろしていたのだから――

とりあえず寝ます
ある程度はネタをやるかもですが、最悪>>1000に届かないまま本編再開となりますがまあいいよね

質問等あればどうぞ
ひとまず乙でした

夜になったら依頼してきます

最咲神代セットから逃げる主人公達なんてのどう

声伽影山の幸運談義……って考えたけど、この二人相性悪そうだな

>>955
残り40レス近くただひたすらに最咲神代から逃げてみます?(適当)

>>956
それには同意せざるを得ない……

以下最咲神代から逃げ切るだけのスレ

★ ルール ★
安価下のコンマで視点を判定。50以下で夏目、それ以外で御陵視点
残り30レス近くしかありませんがひたすらに逃げ切ってください。両者捕縛されるとゲームオーバー
本編でのネタバレはありません。ご安心を
このスレ特有の『一般開放日』を適用させ、この短編の時間軸では苗木達も安価次第では登場するかも
なお本編以上の見切り発車なのでグダグダになります
本日をもってこのスレは円環の理に導かれます

↓1のコンマで視点判定。条件は上記のとおり

【私立希望ヶ峰学園】

今日は一般開放――とは言っても、誰でも入れるというわけではなくて学園長からの招待状を貰った人間だけが入れる日――だ。
その選考基準が知らないけど、どうやらある一定の基準があるらしく、毎回ここを訪れる人は決まって同じ人達だけだ。

学園としても、生徒だけでなく一般の人も来るから体裁は大事にしないといけないであろうこの日の放課後。私――超高校級のレスキュー隊員である御陵書乃は今……


神代「御陵さん待って! おそろいの服を着ようよ!」


――と言って何かの衣装を持って追いかけてくるクラスメイトの神代真琴さんから逃げていた。

御陵「なんでこういうときに限って足が速いかな神代さんは……!」

普段の体育での授業では私が圧倒的に勝っているのに、こういう特殊な状況に限って彼女は足が凄まじく早くなる。
……仕方ない、まずはあそこを曲がって振り切る!

そうして私は廊下の曲がり角を曲がり――


↓1
コンマ00~50で何事もなく通貨
51~80で夏目と遭遇
81~99で御門・涼川と遭遇

いきなりゲームオーバーフラグやで


御門「あれ? 書乃お姉ちゃん何してるの?」

涼川「……書乃だ」

なんと今この場に限って会いたくないノノちゃんと氷ちゃんと遭遇してしまった……!
彼女らはやたらと状況を分析してくるし、演技を見破るのも上手い。これはなんとかしないと……!

御門「……ははーん、なるほどね」

するとノノちゃんが私の後ろを見て状況を察したのか、にやりと笑う。

あれ? 早くも詰み?

御門「涼川お姉ちゃん! 書乃お姉ちゃんを羽交い絞めにして!」

御陵「ノノちゃん本当に状況を察するの上手いよね!?」

涼川「任せて」

御陵「そして氷ちゃんもノリが良いよね本当!」

私の叫びも聞かず氷ちゃんが正面から突っ込んでくる。
仕方ない、こうなったら……


↓2
1真っ向から立ち向かう
2何か説得の言葉を……(内容指定)
3ダメだ……氷ちゃん相手に暴力はできない……



……仕方ない。こうなったら真正面から立ち向かってやる!
力ならノノちゃんはもちろん氷ちゃんにも負けないだろうし、行ける!


――むにゅ。


なんて勢い良く立ち向かったのはいいものの、手元が狂ってしまい私の手は氷ちゃんの胸元に。

涼川「ひゃっ……!?」

私に胸をソフトタッチされた氷ちゃんがビックリしたような声を出して胸元を隠すようにして私から離れる。
……チャンス?

御陵「もらった!」

その隙を見て私は氷ちゃんの隣を駆け抜ける。

涼川「こ、こら!」

御陵「ごめん! でもわざとじゃないから!」

涼川「わざとじゃないなら胸を触っていいなんて道理はないよ!」

御陵「なら今度私のも触っていいから!」

ええい、少しの恥は捨ててギブアンドテイクを出せば氷ちゃんはおとなしくなるだろう!
最悪後でまた改めて説得すればいいし、今はこの場を切り抜けることだけ考えろ――!






ジョー「なんか今男のロマン溢れる会話の一端が聞こえた気が……」

左右田「気のせいだろ。つーかあんなの日常茶飯事じゃねぇか」

ジョー「マジっすか!?」

花村「はははっ、狛枝君じゃないけど希望があふれてるね!」

左右田「お前いつからここに!?」

そうして廊下を駆け抜けて今度は階段に差し掛かる。
とにかく、一階に下りて部屋に逃げ込めばこっちのものだから、目指すは寄宿舎の自室!

私はそうして階段を駆け降りる。

夏目「……くそっ、最咲のやつ足速いな……!」

二階にたどり着いたところで一階に下りようとしていた夏目君と遭遇する。

御陵「夏目君……!?」

夏目「御陵先輩……!? いったい何を――いや、あえて聞かないでおきます」

御陵「ごめんね、そっちもだいたいは察したから聞かないでおくよ」

一個下の夏目君とはいろいろ置かれてる状況が似ている場合が多いこともあり、気の合う後輩として接している。

御陵「じゃあまずはここを下りて……!」

と私が先導になるようにして階段を降りようとしたとき、その下の方から誰かが上がって来た。


↓2までで生徒の名前一人ずつ指名。合計2人と遭遇
なお対象は御陵たちと夏目たちの学年生徒と1・2キャラ。

遭遇した相手によって展開変化

幸運コンビですか……


狛枝「つまりはね、声伽クン。ボクはキミたちの学年にいる御陵さんこそこの希望ヶ峰学園の象徴と呼べるべき人間だと思うんだ」

声伽「そうですかね……御陵さんはそういうのに祭り上げられるのは不服に思いそうですけど」

狛枝「あははっ、それでもファンクラブを設立されてる生徒なんて現状御陵さんだけだし将来的にはそうなってもおかしくはなさそうだけどな」

うわ……よりによって私のファンクラブ(私は認めていない)の会員№7の狛枝先輩だよ……。
なんていうか、私あの先輩苦手なんだよな……会うたび会うたびに希望だのなんだの言ってくるし……。

なんて私が思っていたら2人に見つかってしまった。

狛枝「おおっ、噂をすればなんとやらだね! 御陵さんの登場だよ!」

声伽「はは……最悪のタイミングで来ちゃったね御陵さん?」

うるさい……アンタらといるとおかしなことに巻き込まれるから嫌なんだよ……!


↓3までで自由安価。御陵の身に何が起きる?(声伽と狛枝の幸運的な意味で)
コンマ一番高いレス採用ですが、内容によっては別候補に

何もないところてつまづいて二人に飛び掛かる

御陵さんの身に何も起きてないので>>974採用なの、ごめんね


御陵「とにかく今は早く逃げないと――って、うわっ!?」

急がないと神代さん達はもちろんのこと、最咲さんもやってくるだろう。
なので私は階段を降りようとして――足を滑らした。

夏目「ちょ!? 階段で転ぶとか危ないですよ!?」

狛枝「うわあっ!?」

声伽「えっ」

三者三様の声を聞いて私の体は階段の上から2人のいる踊り場まで落下していき――


ドガンッ、と盛大な音を周囲に響かせた。


声伽「いたた……」

御陵「あ、あれっ!? 声伽!?」

でもどうやら声伽が落ちてきた私を受け止めてくれたらしく、私の体はすっぽりと声伽の両腕に収まっていた。

狛枝「あはは……ごめんね御陵さん、反射的に避けちゃったよ」

声伽「そのせいでボクにしわ寄せが来てるんですけどね……とりあえず、御陵さん大丈夫?」

私を抱きしめる体制のまま、声伽が尋ねてくる。


↓2
1あくまで冷静に返答する
2デレ状態での返答?
3それどころじゃない、逃げる



御陵「だ、大丈夫だからとにかく離して……!」

くうっ……こういうことに免疫無いのが災いしたのか、顔が熱い……!

声伽「……ははっ、ボクも案外狛枝先輩みたいな幸運の持ち主なのかもね」

御陵「な、何を言って……?」

そうして声伽は私の体を抱いたまま、こう言ってみせた。


声伽「だって、いつもはカッコいい御陵さんのこんなにも可愛い顔が見れたんだもの。幸運と呼ばずしてなんと呼べばいいのかな?」

御陵「~~っ!?」

そのたった一言に私の顔がさらに熱くなる。
それどころか背中に冷や汗まで流れる。声伽、たまにこういうこと言うんだから……!




夏目「御陵先輩すいませんっ!」

すると夏目君のそんな声がした。
何事かと振り向くとそこには夏目君はいなく、代わりに――神代さん、御門さん、涼川さんの三人が立っていた。


【御陵書乃が捕縛されました】

久々に御陵さん動かしてて楽しかったのに捕獲されちまいましたな……

風呂入る

今ごろ御陵さんはどこかの教室で三人の着せ替え人形にされてますね

始まる
終わり間近になったら無理矢理にでも(打ちきりにしてでも)終わるからよろしく




【希望ヶ峰学園 一階】

御陵先輩の尊い犠牲を踏み越えて俺は校舎の一階にやって来た。
ここには体育館に玄関ホール、購買部に保健室とさまざまな難関が待ち構えている。おそらく無事に駆け抜けれる可能性はかなり低いだろう。

最咲「夏目さん待ってくださいよ! ちょっと今日仕事仲間と遊びに行くからよかったらご一緒しませんかって聞いてるだけじゃないですかぁ!」

夏目「俺にはそんな空間に飛びいれるほどの度胸はない!」

最咲の仕事仲間となると舞園さやかか江ノ島盾子か。どちらにせよそんな有名人と一緒にいて何か問題に巻き込まれる可能性だってあるんだから、俺はできることなら遠慮したい(主にスクープ写真的な意味で)

なので俺はそのまま無我夢中で駆け抜けた。


↓1のコンマで判定
00~10で体育館前で大神・朝比奈・足立と遭遇
11~20で玄関ホール前で雪咲・小泉と遭遇
21~40で保健室前で罪木・兎呑と遭遇
41~60で購買部前で花笠・十神と遭遇
61~90で最咲に捕まってしまう
91~99で無事に寄宿舎へ

足立「いやー、久々に朝日奈さんと大神さんに会ったけど相変わらず二人は運動神経が良いね」

大神「だが、少なくとも走るという一点においては足立は我や朝日奈よりも勝っているだろう?」

朝日奈「ほんとにね。水中なら負けないのになぁ」

足立「ははっ、そりゃ水泳なら朝日奈さんの一人勝ちじゃないか」

その直後、体育館から出てきた足立と見知らぬ女子二人(片方はかろうじて女子と呼べそうなレベル)と遭遇した。

足立「あ、夏目君。そんなところで何してるんだ?」

朝日奈「ん? 足立の知り合い?」

大神「おおかたクラスメイトといったところだろう」

足立「ああ、そんなところ」

夏目「俺は……ええっと」


↓2
1鬼ごっこしてるんだ
2ランニングしてるんだ
3その他自由安価

夏目「ランニングしてるんだ」

間違ってはいないぞ。

朝日奈「へー、夏目……さんって体動かすの好きだったり?」

大神「ふむ、さすがは足立の友人だ。お主もまた、体育会系の肩書があるんだろう」

無いよ。俺の肩書きは鍵師っていうインドアな才能だよ。

足立「ふーん……」

ちら、と足立は俺の顔を見る。
するとそれですべてを察したのか足立は苦笑いをしてこう言った。

足立「ようし、ならここをまっすぐ行った先にある寄宿舎まで4人で競争しようか」

夏目「は?」

朝日奈「おおっ、いいね! 負けないよ!」

大神「おぬしは本当に走ることが好きだな……」

呆気に取られる俺を尻目にそんな提案をする足立。
すると足立は俺に近づいてきてさらにこう言った。

足立「大神さんはともかく朝日奈さんは下手したらガンガン話してくる人だから、こうした方が夏目君としても助かるだろう?」

夏目「……ありがとう」

足立「礼には及ばないよ。人気者はつらいね」

そうして俺はこの3人と寄宿舎まで競争という形を取ってスムーズに寄宿舎へと向かった。


トップは足立、
二位は僅差で大神さん、
少し離れて三位が朝日奈さんで最後に俺となったが、まあこの結果はどうでもいいか。


extra Chapter 逃走中~in希望ヶ峰~ 完
生き残りメンバー
2人→1人

終われ

終わる
あとは>>1000まで埋めてください

うめ

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