小鳥「は、はぁ!? キ、キスくらいした事ありますー!!」(99)

暦30近い、アラサーの私は嘘をつきました。

http://i.imgur.com/lwFMTV1.jpg

ことりさんじゅうななさい

小鳥「チュン・・・チチチ・・・チュ」

はよ

おっと また時空を捻じ曲げてしまったぜ

ことりおねーちゃん、かれしは?

わいがもらったる

小鳥「ぴー・・・ぴぃ!!!のたまごぉ!!!」


ぽんぽぽぽん!!!

さっさと書けよ

年増かわいいよ年増

貴音かわいいよ貴音

小鳥かわいいよ小鳥

ちんぽこぽこちん夫かわいいよちんぽこぽこちん夫

「ファーストキスかけてもいいですよ!!!」

はよ

P「じゃあ俺にキスの味を教えてくださいよ」

小鳥「えっ」

めでたしめでたしぴよ

小鳥さんやっつけすぎませんか

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4359805.jpg

>>19
この画像の笑いどころがわからん
突き合ったことがないからって付き合ったことまでないって証拠にはならないじゃね?

>>20
嘘ついた小鳥さんとセックス!!!

今の時代、アラサーで未婚なんて腐るほどいるでしょう。
私の友達だって、結婚した人など一握りです。
つまり選ばれた人間しか結婚できていません。

しかし、少数なグループが選ばれた側だとするならば、私もまた選ばれた人間なのかもしれません。

名誉ある……いや、不名誉ある称号。
アラサー処女。

アラサーで未婚なら腐るほどいるでしょう。
ですが、私はアラサーで処女。それに加えて年齢=彼氏なしでもあります。

これが選ばれた人間でないなら、なんなんでしょう?

本当に……この不名誉なら称号はいつ取り外せるのでしょう……

はよ

しかし、中高生のように簡単には捨てるわけにはいかない。

アラサー処女は呪いの防具のような物だけど、一部には尋常じゃない人気を誇っている……はずなんです。

一発逆転を狙うなら、失ってはいけない物のはず。


まっ、実際には怖いだけなんですけどね。テヘッ

とは言っても、私には時間がありません。タイムリミットは押し迫っています。

どんどんアグレッシブに動いていかなけらばいけないのです。
小鳥ファイトー!

「プロデューサーさん、この後暇ですか?」

おう暇だよ

>>25
おめーに聞いてねーよ俺にだよ

プロデューサーさんなら
このあと、わた春香さんと約束あるって言ってましたよ

「この後ですか? いいですよ、どこで飲みますか?」

彼は我が事務所のプロデューサーさんです。唯一の男性社員でもあります。

そして私の片恋相手でもあるんです。デヘヘ

職場が同じ事をいい事に、良くお酒のお供をしています。
地の利を生かしているんです。私って戦略上手なんですよ。

「んー。どうしましょう」

「俺はどこでもいいですよ」

「じゃあ──」

ラブホでビール

ラブホでビール

P宅でえっち

「音無さんて、変な所知ってますよね」

「そんな事ないですよ」

「いや、こういう所に来るイメージじゃなかったので」

「そ、そうです、ちょっとだけ、お、大人な町かもしれないですけど」

現在、私とプロデューサーさんは私の指定したお店に向かっている所です。
そのお店の場所が少し特殊で、道中にはラブホ! ラブホ!! ラブホ!!!ラブホ満載なんです。

何故こんな場所のお店に行くか?
完全に私の戦略です。ありがとうございます。

しかしこの初心な反応……

はは~ん、こいつ童貞だな。処女をこじらせている私には直ぐに分かりました。

なるほどなるほど、これまでの居酒屋デートで私を家に送りながらも何もしなかった理由が良く分かりました。

ここはお姉さんとしてエスコートが必要みたいですね。ぐへへ


「あっ、あそこですか?」

「そうです。さっ、入りましょう♪」

第一ラウンドの開始です。

しえん

乾杯の掛け声とグラスとグラスが触れる音。
そして喉越し。

「ぷっは~、仕事後のビールはおいしいですね」

「この為に仕事を頑張ったって感じですよね」

「さすがはプロデューサーさん分かってますねー」

「はは」

「さぁ、ドンドン飲みましょう。ほらプロデューサーさんグイッと」

プロデューサーさんはグイッとビールを飲み干して、美味いと一言。

http://i.imgur.com/ifYMf4k.jpg

支援

関係もったらめんどくさい事になりそうな女だな
メンヘラっぽいし

>>38
氏ね

「ほらほら、どんどん行きましょう」

「おっとっと、すいません」

こんな風に、プロデューサーさんのジョッキを空にしないよう減っては足して減っては足しての繰り替えし。

お酒が進むように、濃い味のおつまみも常時補填。

「すいませーん、串盛り合わせ。それと焼酎お願いします」

「焼酎ですか? いいですね」

「プロデューサーさん焼酎好きですよね」

色々な種類のお酒でちゃんぽん。

全てはプロデューサーをベロベロに酔わせる作戦。

ミイラ取りがミイラに・・・







「だからですねー、私は結婚が出来ないんじゃなくてーしないだけなんですよー」

「わ、わかりましたから」

「あぁー信じてないでしょー! ホントですよー。結婚しようと思えばスパーですよ」

「信じてますって」

しえん

案の定自分が酔ってるwww

「いーや、その目は信じていない目です」

「そんな事言われてもどうしようもないですよ」

「じゃあ、これでどうですかー」

プロデューサーさんの腕を付かみ、スムーズに自分の胸に。

んっ……

「お、音無さん何をするんですか!?」

プロデューサーさんは驚いて、猫のようにすぐに手を引っ込めてしまう。

「らーって、プロデューサーさんが信じないからー」

続けたまえ

はよ

はよ

そこまでできてなぜ処女なのか

はよ

支援

積極的なピヨちゃんも捨てがたいがやはりたとたどしく振る舞い強気に見せるもここぞってとこで足がすくんでしまう
そんな処女ピヨちゃんが大好きです

まだか

処女だからよいこともある

また処女のまま落ちていくのか

支援

おい

つづきはよ

ほ?

続き

             .'´7'´`´ヽ、
             ! 〈(从从リ|

             ヽ¶_゚.ω゚ノ、i  
             /    \
           ((⊂  )   ノ\つ))
              (_⌒ヽ

               ヽ ヘ }
          ε≡Ξ ノノ `J

.'´7'´`´ヽ、
             ! 〈(从从リ|
             ヽ¶_゚.ω゚ノ、i

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           ((⊂  )   ノ\つ))
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               ヽ ヘ }
          ε≡Ξ ノノ `J

.'´7'´`´ヽ、
! 〈(从从リ|
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           ((⊂  )   ノ\つ))
              (_⌒ヽ

               ヽ ヘ }
          ε≡Ξ ノノ `J

上げ下げ

.'´7'´`´ヽ、
! 〈(从从リ|
ヽ¶_゚.ω゚ノ、i

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           ((⊂  )   ノ\つ))
              (_⌒ヽ

               ヽ ヘ }
          ε≡Ξ ノノ `J

誰か地の文なしでいいから書いてくれ
小鳥さんを幸せにしてくれ

http://i.imgur.com/AuZdh00.jpg

頭の中は既にピンク色。あれ? おかしいなぁ。

プロデューサーさん、もうぐでんぐでんのはずなのに。

「飲み過ぎですって、音無さん」

「へー? 私が飲み過ぎならぷろりゅーさんはどーなんれすかぁー!」

飲み過ぎてないもん。なのに、頭がふわふわして口が回らない。

仕方ないなぁ、もう一回。

倒れ込む振りしてプロデューサーさんの両手を掴んで、そのまま胸にダイブ。

「どーん!」

「ちょ、ちょっと音無さん!」

「本気になっちゃいますー?」

その目、私のこと見てる? 女として、見てる? うーん、わかんない。目、開かない。

それは別に私が処女だからじゃないです。まあぶっちゃけ、飲み過ぎた。ん、眠い。

続けてどうぞ

ってダメダメ!! 一瞬だけ酔いが醒めてこれからの予定を再構築。

眠いから、寝る。違う違う! そっちの欲求じゃなくて! もっと、ピンクな方!

「聞こえますか、音無さん? 参ったな……」

プロデューサーさんだってあれだけ飲んでたら、そりゃ来るもの来るでしょ!

ただ、まあ私に対する興味が塵ほどもなければ? タクシーで返されたりもするでしょうけど?

音無小鳥、ただ処女を熟成させてきたわけではありません。さて、ここらで一発……

「……プロデューサーさん」

「あ、よかった起きましたか。あの、倒れる前にそろそろ……」

「……帰りたくない」

「え?」

決まった! 幾度と鏡に練習を重ね、度重なる哀しみと吐き気に負けず磨いた技が今花開いた!

完璧な上目遣い、体はプロデューサーさんに預け、完全密着! さぁ、さぁ! 古い手だなんて言わせませんよぉ!

「あ、いや、その……」

この俺に支援させるとは

「気持ちはわかります! でも、ほら、明日も仕事ですし!」

「……」

「どっちにしても動かなきゃ行けないんですから、俺も眠いですけどよかったらおぶりましょうか?」

小さく頷く。いや、正直眠い。これは本当に予想外。でも私を奮い立たせているのは信念。いや、執念と呼ぶべきか!

いろいろとヤル気にさせる言葉は持ってきたはずなのに、思ったように声が出ない。

とりあえずおぶってもらう。あ、これ楽かも。それでいて、気持ちいい。背中、あったかい。

「今回は俺の持ちでいいですから」

何さらっと紳士アピールしてるんだ。お前童貞だろうが!

とはいえここまでされていて今更姉貴風を吹かせるというのも……いやまだ行けるか。

この流れを逃す訳には行かない。今までのような呟きではなくて、ちゃんと耳元で囁いてあげる。

「……帰っちゃうんですか」

「えっ?」

「……私はいいですよ」

「な、何がですか?」

「……」

言葉がでなくなった。何故だ。今の私はまるで学生の頃のように胸が高鳴っていて!

鼓動が背中を通してプロデューサーさんに伝わってたらどうしようとか、言ってから今更恥ずかしくなってるとか。

そう言った小さな事も原因だったりするのかもしれない。我ながら見事な処女っぷり。

お互いに特に会話も交わさずに、プロデューサーさんは私をおぶって店の外に出た。

「……」

なんかもう、寝てしまいたい。結構辛いなぁ、飲み過ぎたなぁ。いや、それだけじゃないけどなぁ。

ネオンライトがまぶたにちらつく。あ、そっか。ホテル街だっけ。ここで一押しすればさぁ。

プロデューサーさん、実際どうなんだろう。胸、思いっきり当たってるけど意識してる?

私の言葉、伝わってる? そう思ったら恥ずかしさとか全部まどろっこしくなった。

「プロデューサーさん」

「は、はい?」

「……入りましょう?」

「なっ……」

どこにとか、言ってない。それがいいんでしょう? ふふっ、伊達に処女やってないんですから。

私に言われたら、入らざるを得ない。いえ、プロデューサーさんに断る度胸があればですけど。

私だって産まれてこの方、その……美人とは言えなくても! 平均くらいだとは思ってますし!

プロデューサーさんの今までのことを考えると……なんて、ここまで来て分析か。弱気か、私。


お待ちかねの返答。


「……いいんですか?」

適度な間の後に、頷く。そうしたらプロデューサーさんは何も言わずに前を向いて。

これも演技というか、シナリオ通りなんだけど実際に言うとなると、これほどまでに緊張するなんて。


あれだけ煽ってたけど、入るのは初めて。


ついに現れたな、ラブホテル。

律子!!

真美!

雪歩!!

貴音ぇ!!

小鳥ぃ!!!

真ォ!!

やよいィ!

美希ィ!!

春香ァ!

千早ァ!!

社長ォ!

伊織!!

>>92
撃ち負けはせんよ 当たるのであればな

亜美ぃ!!

響ィ!!

さて、決まってしまいましたな

なんだこれ

まだだ

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