凛「うーん……」
モバP「どうした凛?遊戯王のカードなんか見つめて」
凛「あ、プロデューサー遊戯王知ってるんだ。最近学校で遊戯王がすごく流行っててさ…」
モバP「ほうほう…ソリッドビジョンも開発されてデュエルディスクもバカ売れだしな(女子高生にも流行るものなのかは知らんが…)」
凛「それで友達から勧められて、いらないカードとルール本貰ったんだけどさ……」
モバP「あーもしかして効果がよくわからないとか?」
凛「そうなんだよね」
モバP「ちなみにどんなカードなんだ?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475321383
凛「このカードなんだけどさ」
【D-HERO デステニーヒーロー ダイヤモンドガイ】
効果モンスター
星4 闇属性 戦士族 攻撃力1400 守備力1600
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくり、それが通常魔法カードだった場合、そのカードを墓地へ送る。
違った場合、そのカードをデッキの一番下に戻す。
この効果で通常魔法カードを墓地へ送った場合、次の自分ターンのメインフェイズに墓地のその通常魔法カードの発動時の効果を発動できる。
モバP「D-HEROか。最近新規もきたテーマだな」
凛「それで1の効果あるでしょ?通常魔法発動って書いてあるけどさ…これとかどうなるの?」
【おジャマ・デルタハリケーン!】
自分フィールド上に「おジャマ・グリーン」「おジャマ・イエロー」「おジャマ・ブラック」が表側表示で存在する場合に発動する事ができる。相手フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
凛「お、おジャマデルタハリケーンはおジャマがいる場合発動することができるって書いてあるけど」
モバP「そうだな(凛の口からおジャマデルタハリケーンって言葉聞くことになるとは思わなかった)」
凛「おジャマがいなくてもダイヤモンドガイの効果で送られたら発動できるの?」
モバP「ああできるぞ」
凛「なんで?」
モバP「いいか、凛」
凛「?」
モバP「遊戯王でなんで発動するの、どうしてそうなるのって言葉は……ない!そういうものだと理解するんだ」
凛「え、えぇ?なにそれは…」
モバP「まあ冗談は置いといて…ダイヤモンドガイの効果で墓地に送られた時点で発動するための条件は満たした、と思えばいい」
モバP「あとはそうだな……おっ、終わりの始まりあるじゃないか」
【終わりの始まり】
通常魔法
自分の墓地に闇属性モンスターが7体以上存在する場合に発動する事ができる。 自分の墓地に存在する闇属性モンスター5体をゲームから除外する事で、 自分のデッキからカードを3枚ドローする。
凛「それがどうかしたの?」
モバP「いいか、凛。こいつもダイヤモンドガイの効果で墓地に送られたら3枚ドローする効果だけ発動できるんだ」
凛「3枚ドロー…って1ターンに1回ドローするのに3枚もドローできちゃうんだ」
モバP「強欲な壺以上の性能になるな」
凛「強欲な壺?」
モバP「いずれ分かるさ…いずれな…」
凛「?」
モバP「とにかく遊戯王は複雑なルールが多々あるが、それを乗り越えることができたら物凄く楽しいぞ」
凛「ふーん…まあ少しはやってみようかな」
モバP「ならデッキが必要だな…うーん…凛が貰ったカード達じゃデッキ組むのは難しいな……」
凛「そうなの?」
モバP「ストラク買って自分でデッキ組む方がいいが……でもダイヤモンドガイもいるし……よし!」
凛「プロデューサー?」
モバP「明日俺の家からD-HEROデッキ持ってくるから、それを譲るよ」
凛「D-HEROデッキ…ってダイヤモンドガイ以外にも同じ奴がいるの?」
モバP「ああ!さっき言ったテーマの一つだ」
凛「でもデッキ一つ貰うなんて悪いよ」
モバP「いいよいいよ、凛が遊戯王始めてくれて嬉しいし」
凛「そ、そう?」
モバP「凛は明日レッスンが入ってた筈…それが終わったら悪いけど事務所で待っててくれないか?」
凛「うん、わかった」
ーーー翌日ーーー
凛「今日のレッスンも終わったし、あとはプロデューサーを待ってれば…」
ガチャ!
モバP「悪いな凛!デュエルディスク二つ買ってて遅くなった。待ったか?」
凛「ううん、今来たとこ…ってなんで二つも買ったの?」
モバP「俺のと凛のに決まってるだろ。これをつけてプレイすると、モンスターの映像が浮かび上がるんだ」
凛「へぇ…どんな風にできてるんだろ…」
モバP「神のみぞ知る……ってそれよりこれが昨日話してた俺のD-HEROデッキだ」
モバP【D-HEROデッキ】40枚
下級モンスター×10
E・HERO エアーマン
E・HERO オーシャン
D-HERO ダイヤモンドガイ×3
D-HEROドゥームガイ×2
D-HERO デビルガイ×2
終末の騎士
上級モンスター×5
D-HERO ディアボリックガイ×2
D-HERO ドグマガイ
D-HERO Bloo-D
D-HERO ドレッドガイ
エクストラ×1
Dragoon D-END
魔法×19
旋風剣
サイクロン
手札抹殺
融合
増援
オーバー・デステニー
おろかな埋葬
闇の誘惑
終わりの始まり
デステニードロー×3
戦士の生還
死者蘇生
貪欲な壺
魔法石の採掘
幽獄の時計塔×2
スケープゴート
罠×6
D-カウンター
神の宣告
奈落の落とし穴
デステニー・ミラージュ
デステニー・シグナル
強制脱出装置
凛「なんか見たことない奴ばっかり…D-HEROってこんなに多いんだ」
モバP「最近のカードは入ってないし、このままだと戦い抜くのはキツイけどね。このデッキを凛にあげるよ」
凛「んー…そうは言ってもやっぱ貰うことはできないよ。高そうなカード入ってるし」
モバP「そんなこと気にしなくて大丈夫さ。凛にはいつもお世話になってるしな。そのお礼とでもしてくれ」
凛「世話になってるのは私の方なのに…」テレテレ///
モバP「(あーもうかわいいな)」
モバP「この先そのデッキを自分好みにするもよし、別のデッキを組むのもよし、凛の好きにしなよ。構築で迷ったことがあるなら相談乗るし」
凛「ありがとうプロデューサー…今、他にもデッキ持ってる?」
モバP「ああ、勿論持ってるぞ」
凛「ふーん…それじゃあデュエルしようよ」
モバP「おいおい、まだそのデッキの内容ちゃんと理解してないだろ?」
凛「そこは臨機応変に」
モバP「俺好みの答えだ…」
凛「?」
モバP「なんでもない。それじゃあ休憩室でやろうか」
凛「うん」
ーーーーーー
モバP「ま、習うより慣れろってのもいいかもな…デュエルディスクの準備はいいか?」
凛「大丈夫だよ」
モバP「それじゃあ凛の初デュエル……」
凛「お願いね」
モバP「\(`д´)ゝデュエッ!」
モバP「凛もこれぐらいしないとデュエリストとしてやっていけないぞ」
凛「もう…何バカなこと言ってるの。先行はもらうよ」
モバP「おう!」
凛「(最初の手札は……よしっ)」
凛「私はE・HEROエアーマンを召喚するね」
エアーマン「ヘアッ!」
【E・HERO エアーマン】
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、 以下の効果から1つを選択して発動できる。 ●このカード以外の自分フィールドの 「HERO」モンスターの数まで、 フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。 ●デッキから「HERO」モンスター1体を手札に加える。
凛「エアーマンのエフェクト発動、デッキから…(あ、この子強そうだな…)」
凛「D-HERO Bloo-Dを手札に加えるね」
モバP「ほう…!」
凛「私はカードを2枚伏せてターンエンド」
フィールド
??????????モンスターゾーン
??????????罠魔法ゾーン
モバP「(ふむ…エアーマンの『HERO』サーチ効果も理解できてるな…)」
※HEROなのでE-HEROもサーチ可能
モバP「それじゃあ俺のターン!ドロー!」
モバP「………手札から忍者マスターHANZOを召喚!
【忍者マスター HANZO】
効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1800/守1000 このカードが召喚に成功した時、 デッキから「忍法」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。 また、このカードが反転召喚・特殊召喚に成功した時、 デッキから「忍者マスター HANZO」以外の 「忍者」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
HANZO「ニンッ!」
モバP「HANZOの効果!デッキから『忍法』と名の付いたカードを一枚手札に加える!」
モバP「俺が手札に加えるのは…『忍法分身の術』!」
凛「分身の術の効果は……なるほどね」
【忍法分身の術】
永続罠
(1):自分フィールドの「忍者」モンスター1体をリリースしてこのカードを発動できる。
レベルの合計がリリースしたモンスターのレベル以下になるように、
デッキから「忍者」モンスターを任意の数だけ表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは全て破壊される。
モバP「そして手札からおろかな埋葬を発動!」
モバP「俺が墓地に送るカード、それは…」
モバP「『アルカナフォースXXI -The World』!」
凛「(?そんなものを落として一体なにをするんだろう…)」
モバP「次に手札抹殺を発動」
【手札抹殺】
通常魔法(制限カード)
手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。
凛「あっ…Bloo-Dが…」
モバP「次に強欲で謙虚な壺を発動…俺は分身の術を手札に加える」
モバP「カードを2枚伏せてターンエンド」
凛「私のターン、ドロー」
凛「(手札にきたのはデビルガイ…)」
凛「(手札にあるデステニー・ドローの効果が発動できる……)」
凛「手札からD-HEROデビルガイを捨ててデステニー・ドロー発動」
凛「デッキから二枚ドロー」チラッ
凛「そして戦士の生還発動、墓地からダイヤモンドガイを手札に戻して、そのままダイヤモンドガイを召喚」
モバP「チェーンしてHANZOをリリースし分身の術を発動する」
凛「(うーん…分身の術はデッキからモンスターを特殊召喚か…LPの半分削れちゃうのは痛いけど……)」
凛「それじゃあ神の宣告を発動」
LP8000→4000
モバP「初心者なのに躊躇せずライフコストを払うか…やるな、凛」
凛「そんなことはないけど……私はダイヤモンドガイのエフェクト発動、デッキの一番上のカードは……罠カードか、デッキの下に戻すね」
凛「(プロデューサーのフィールドにはモンスターはいない…)じゃあ…バトルフェイズ」
凛「エアーマンとダイヤモンドガイでプロデューサーにダイレクトアタック」
エアーマン「デヤッ!」攻撃力1800
ダイヤモンドガイ「ムンッ!」攻撃力1400
モバP「くっ…!」LP8000→4800
凛「私はこのままターンエンド」
モバP「…ドロー!」
【神の宣告】
カウンター罠(制限カード)
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
モバP「……」ニヤッ
凛「プロデューサーニヤニヤしすぎ」
モバP「あ、ごめん…」
凛「(そんなにしょんぼりしなくてもいいのに……)」
モバP「俺は手札から浅すぎた墓穴を発動!凛も墓地のモンスターを裏側で特殊召喚できるぞ」
モバP「俺はこの…アルカナフォースXXI -The Worldを裏側で特殊召喚」
凛「私はE・HEROオーシャンを…って守備力3100もあるんだ」
モバP「フッフッ…次は手札から忍者マスターHANZOを召喚」
モバP「忍者マスターの効果で超変化の術を手札に」
凛「(私のモンスターも破壊されちゃうカードか…)」
モバP「カードを2枚伏せてターンエンド」
【忍法 超変化の術】
永続罠
自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体と
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地へ送り、そのレベルの合計以下の
ドラゴン族・恐竜族・海竜族モンスター1体を
自分のデッキから自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、
そのモンスターをゲームから除外する。
凛「私のターン、ドロー」
凛「じゃあダイヤモンドガイの効果を発動」
モバP「それにチェーンして超変化の術発動、ダイヤモンドガイとHANZOを選択」
ダイヤモンドガイ「グオッ…!」
HANZO「フッフッフッ…」
モバP「そしてデッキより現れろ!白竜の忍者!」
白竜の忍者「……ニンッ」
【白竜の忍者】
効果モンスター 星7/光属性/ドラゴン族/攻2700/守1200 このカードを特殊召喚する場合、 「忍法」と名のついたカードの効果でのみ特殊召喚できる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 自分フィールド上の魔法・罠カードはカードの効果では破壊されない。
モバP「ダイヤモンドガイの効果は適用されてるから一番上のカードをめくれるぞ」
凛「あ、そうなんだ……」ペラッ
凛「あっデステニー・ドローだ…」
モバP「次のターン手札からD-HERO捨てなくても2枚ドローできるぞ」
凛「でもなんで効果発動できるの?もう場にダイヤモンドガイはいなかったのに」
モバP「それは俺が『効果を無効にして』破壊してないからな。超変化の場合は、墓地に送るだけだからダイヤモンドガイの効果は適用されるんだ」
凛「ふーん、じゃあ神の宣告とかだったら効果も無効にされた上で破壊されるんだ…なるほど…あっ、私はターンエンド」
モバP「俺のターン、ドロー!」
モバP「悪いな凛…」
凛「えっ?」
モバP「分身の術を発動!白竜の忍者をリリースし、デッキから合計レベル7以下のモンスターを任意の数特殊召喚!」
モバP「デッキから赤い忍者を2体、青い忍者を1体、忍者マスターHANZOを1体特殊召喚!」
赤い忍者×2「オマエダレダヨ」「ホンモノハオレダ!」
青い忍者「フッ…」
HANZO「ニンニンッ」
モバP「HANZOの効果によりデッキから渋い忍者を手札に加える!」
モバP「そしてHANZOを生贄に捧げ、渋い忍者を召喚!」
シブイニンジャカゼニナレ
シブイニンジャホノオニカワレ
渋い忍者「ファイティングニンジャシルバ-!ココニケンザンッ!」
モバP「そして俺はモンスターを反転召喚!」
ゴゴゴゴゴゴゴ
アルカナフォースXXI -The World「…………」
効果モンスター 星8/光属性/天使族/攻3100/守3100 このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、 コイントスを1回行い、その裏表によって以下の効果を得る。 ●表:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上の モンスター2体を墓地へ送って発動できる。 次の相手ターンをスキップする。
●裏:相手のドローフェイズ毎に、 相手の墓地の一番上のカードを相手の手札に加える。
モバP「The Worldの効果!当然正位置ィ!」
凛「えっえっ?」
モバP「バトルフェイズ!」
モバP「XXI -The Worldでオーシャンに攻撃!」攻撃力3100
オーシャン「クッ!」攻撃力1500
LP4000→2400
モバP「渋い忍者でエアーマンに攻撃!」
渋い忍者「磁光真空剣・真っ向両断!」攻撃力2300
エアーマン「ウワ-ッ!!」攻撃力1800
LP2400→1900
赤い忍者×2体と青い忍者でダイレクトアタック!
赤い忍者A「シュシュット」攻撃力300
赤い忍者B「サンジョウ!」
青い忍者「ニンジャジャン」攻撃力300
LP1900→1000
凛「うっ……かなりキツイ…」
モバP「ターンエンド」
凛「でも次のターンのドローで…」
モバP「アルカナフォースXXI -The Worldの効果発動!」
凛「!?」
モバP「こいつの正位置の効果!エンドフェイズに場のモンスターカード二枚を墓地に送り、相手ターンをスキップする!」
凛「そ、そんな…」
モバP「俺が墓地に送るのは赤い忍者×2体!」
赤い忍者A「マアソウナルヨ」
赤い忍者B「サスガダヨナ、オレラ」
モバP「凛のターンをスキップ!」
モバP「そして俺のドロー…そのままバトルフェイズ、渋い忍者でダイレクトアタック!」
渋い忍者「磁光真空剣・斜め両断!」
凛「ふぅ…やられちゃった」LP1000→LP0
モバP「………ハッ!?熱くなって調子乗ってしまった…すまない凛…」
凛「ううん、私もデッキ理解できてなかったからどちらにしろ負けてたかも」
モバP「やっぱ昔のまんまのデッキじゃキツイな…本当に悪かった。」
凛「だから大丈夫だって。でもBloo-Dって子は出してみたかったなぁ」
モバP「今ならもっと強いカードが出てるから、比較的楽に出せると思うけど…値段が高いカードもあるから無理しない範囲で強化しようか」
凛「うん」
モバP「そのうちこんなデッキが組みたいって思うかもしれないしな、どうする?もう一戦だけやるか?」
凛「うん。お願いします…なんてね」
凛「今日の最強カードは『アルカナフォースXXI THE World』。プロデューサー曰く決まれば気持ちいい…らしい」
凛「表の効果は自信をコストにしても発動できるみたい。でもペンデュラムってカードはコストにできないんだってさ」
凛「裏が出たらおとなしくデッキの上に手を置くって言ってたけど…なんでだろう」
今日はここまでにします
久しぶりに遊戯王復帰したら、中々面白いカードが増えてたりしたので、これを機に遊戯王×モバマスssを書いてみようと思いました
少しずつ書いていきます
後日ーー
凛「ねえプロデューサー、次のオフの日にち私と一緒でしょ。ちょっと付き合ってよ」
モバP「ああいいよ。カードショップにでも行くのか?(なんで俺のオフ日知ってるんだろう…)」
凛「まあね、他にもどんなカードやテーマがあるのか見ておきたいし」
モバP「そうかそうか、デュエリストとして良い心がけだ」
凛「デュエリストって言うほどじゃないと思うけど…あとプロデューサー」
モバP「なんだ?」
凛「もらったカードの中に『ポールポジション』ってカードがあったんだけどさ…」
【ポールポジション】
永続罠 フィールド上に表側表示で存在する、 攻撃力が一番高いモンスターは魔法の効果を受けない。 「ポールポジション」がフィールド上に存在しなくなった時、 フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番高いモンスターを破壊する。
モバP「凛」
凛「?」
モバP「悪いことは言わない、そのカードはやめなさい」
凛「えっ、なんで?」
モバP「ポールポジションを口頭で説明すると主に俺の頭が危ない…」
凛「そんな大袈裟な…まあわかったよ。別に使う気はないし」
モバP「いつかコンマイ語の説明はするよ………」ゲンナリ
ガチャ
兵藤レナ「はあ~疲れたぁ…」
モバP「あっレナさんお疲れ様」
凛「お疲れ様です」
レナ「2人ともお疲れ様~…あ!それ遊戯王じゃない。プロデューサーさんやってるんだ」
モバP「ええ、最近凛が始めたんで僕も復帰しようかなと」
レナ「ふーん…じゃあさ、ちょっと私とデュエルしてみない?」
モバP「えっ、レナさんも遊戯王やってるんですか?」
レナ「いつもとは違うカードでの熱い勝負…ふふっ、ちょっとハマっちゃってね」
凛「あー、レナさんなら確かにハマりそう」
モバP「でも僕今日はデッキ持ってきてないんですよ…凛はあるか?」
凛「あるよ。私が相手でいい?」
レナ「もちろんよ!凛ちゃん、お手柔らかに頼むわね」
ーーーーー
凛「レナさんの使うデッキ…なんだろう」
モバP「(大体予想は付くが……)」
レナ「さぁ、イカサマなし!正々堂々とやりましょう!」
凛「はいっ」
レナ 凛「「デュエル!」」
レナ「私のターンね。ドロー!」
レナ「私は『カップ・オブ・エース』を発動!」
【カップ・オブ・エース】
コイントスを1回行い、表が出た場合は自分のデッキからカードを2枚ドローし、裏が出た場合は相手はデッキからカードを2枚ドローする。
レナ「コイントスの結果は……」ティンッ パシッ!
レナ「……オモテっ!二枚ドロー!」
モバP「(二分の一とはいえ流石レナさんだ…勢い付かせたら負けるな…)」
凛「ふーん、コイントスでドローするなんてカードもあるんだ。レナさんらしいギャンブルカードだね」
モバP「そのギャンブル性に魅入られる人は多い…レナさんのデッキは間違いなく『ギャンブルデッキ』!」
レナ「(あらこのカード達は…)」
レナ「…悪いわね凛ちゃん、このターンで終わりかも」
凛「えっ?」
レナ「モンスターを裏側表示で召喚!」
レナ「そして私は手札から太陽の書!」
【太陽の書】
フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択し、表側攻撃表示にする。
レナ「さっき召喚したモンスターをリバース!」
ダイス・ポット「グヘヘヘヘヘ」
【ダイス・ポット】
リバース:お互いサイコロを一回ずつ振る。相手より小さい目が出たプレイヤーは、相手の出た目×500ポイントダメージを受ける。ただし、6の目に負けたプレイヤーは6000ポイントダメージを受ける。引き分けの場合はやり直す
モバP「やはりいたか『ダイス・ポット』!」
レナ「まずは私から…(コロコロ)」
「6」
モバP「うわ1ターン目からえげつない…」
レナ「さあ凛ちゃん、サイコロを振って」
凛「くっ…!(コロコロ)」
「1」
凛「そ、そんな…」
レナ「6000ポイントのダメージ、受けてもらうわよ」
凛「あっという間にライフが2000…」
LP8000→2000
レナ「まだまだお楽しみはこれからよっ」
凛「まだなにか…」
レナ「手札から速攻魔法『月の書』を発動!」
【月の書】
速攻魔法
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを裏側守備表示にする。
レナ「『ダイス・ポット』を裏側にするわ、そして次にもう一枚の『太陽の書』を発動!」
レナ「『ダイス・ポット』を再度リバース!」
モバP「まさか1ターンキル…!?」
レナ「さあ『ダイス・ポット』のリバース効果!振るわよ…」コロコロコロ…
「4」
レナ「さあ次は凛ちゃんの番よ」
凛「(ここで4か5か6を出さないと2000のダメージを食らって負ける…)」
凛「負けたくはないかな……」コロコロ…
モバP「凛の想いを乗せた賽の目が今勝利の栄光を……
が…..駄目っ…..!」
「3」
凛「そ、そんな…」
レナ「2000ポイントのダメージ……終わりね」
凛「」LP2000→0
モバP「(ちょっとレナさん!初心者の凛相手に何ワンキルかましてるんですか!)」
レナ「(勝負師としてキメるとこはキメないとって……)」
モバP「あー凛、なんだその…勝負の世界はそういうこともあr…」
凛「こんな風に運に身を任せて勝つデッキ……ロマンってやつかな」
モバP「あ、ああ!そうさ!ロマン溢れるだろ!」
凛「ちょっと分かるよ。1ターンでやられちゃったのは予想外だけど」
レナ「うっ、ごめんね凛ちゃん…」
凛「ただレナさんっぽくて良いデッキだなって…」
モバP「…凛、ちょっとデッキ貸してくれ」
凛「えっ、うんいいよ」
モバP「レナさん、今度は僕とやりませんか?」
レナ「いいわよ、プロデューサーの挑戦受けてあげるわ」
ーーーーー
モバP「(くっ……俺の場には『忍法超変化の術』で出した『白竜の忍者』一体のみ……)」LP2000
レナ「(『死神の巡遊』が成功してなかったら負けてたかも…)」LP2000
凛「2人とも真剣だ…」
【死神の巡遊】
相手ターンのスタンバイフェイズ時にコイントスを1回行い以下の効果を適用する。
●表:相手はエンドフェイズ時まで召喚・反転召喚する事ができない。
●裏:自分は次の自分のターン召喚・反転召喚する事ができない。
レナ「(だけど次のターン、『運命の分かれ道』で終わりにしてみせる…っ!)」
モバP「俺のターン!」
レナ「この時『運命の分かれ道』を発動!」
【運命の分かれ道】
お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、表が出た場合は2000ライフポイント回復し、裏が出た場合は2000ポイントダメージを受ける。
レナ「まずは私から………
レナ「(運さえ味方にしてる私なら……
)」ティンッ パシッ!
「裏」
レナ「う、裏だなんてそんな……!」
LP2000→0
モバP「まだ…まだチャンスはある!」
ティンッ パシッ…
モバP「…………俺の勝ちですね、レナさん」
「表」
LP2000→4000
ーーー
レナ「あーあ、負けちゃったかぁ」
モバP「でもほとんど僕がダメージ食らう展開でしたし…」
凛「プロデューサーって土壇場で運が良かったりするの?」
モバP「いや全然!」
レナ「まあ私はプロデューサーさんの勝利の女神になりたいし、ある意味この負けは必然的かもね…」
モバP「……あ、あとレナさん誕生日おめでとうございます。これ、小さいですけど誕生日ケーキです」
レナ「あら突然ね。でも物凄く嬉しいわ、プロデューサーさんのおかげで沢山コインを積めたもの」
モバP「ん?なんのコインですか?」
レナ「ふふっ、ヒ・ミ・ツ。あと私に勝ったプロデューサーさんにもご褒美あげないとね……」
モバP「それってどんなご褒美で……」
チュッ
レナ「それじゃあまたね!プロデューサーさん!(あーやっちゃった!恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!!)」タッタッ…
モバP「……………」ポケ-
凛「っ!……なに鼻の下伸ばしてるのよ」
モバP「……痛っ痛い痛い痛い!!凛つねらないで!めっちゃ痛いから!!」
ーーーー
モバP「なあ、なんで拗ねてるんだよ」
凛「……知らない」
モバP「?」
デッキ借りたのに忍者?混ぜただけ?
レナさん誕生日おめでとう
急いで書いたので急な展開になってしまいましたが、ギャンブルデッキは個人的に良い思い出なので楽しかったです。
今日はここまでになります(書き溜めはしてないので申し訳ありません)
>>60
あっ…言い訳をすると元々下敷きにしてた展開とはかなり違う修正をしたのでDと忍者混ぜてしまいました……以外気をつけます
少し再開します
ーーーオフ当日ーーー
凛「プロデューサー、カードショップってどんなところなの」
モバP「あーそうかそうか、凛はそういうのと無縁だったもんな…」
凛「つい最近まではね」
モバP「店にもよるが遊戯王以外のカードも売買したり、対戦できるスペースがあったり…」
モバP「ま、俺の家の近場に良い店があるからそこにいこう」
凛「うんわかった(プロデューサーの家の近く…か)」
ーー
ーーー
モバP「ここがその場所だ」
凛「なんか…思ったより小さいね」
モバP「その分人も少ないからな、凛にとっても好都合だろ」
凛「あー、サインとかしてたらプロデューサーとの時か……カード探す時間も減るしね」
モバP「じゃあ中に入るぞー」
モバP「おいーす、店長いるー?」
店長「……おおモバPくんか!久しぶりじゃないか!どうしたんだ?最近」
モバP「まあ仕事とか色々あってね。遊戯王自体やらなくなったってのもあるけどさ」
店長「あらら…ところで帽子被ったその子は恋人?」
凛「いえ、渋谷凛と言います(恋人…恋人か…ふふっ)」
店長「渋谷凛って…あの渋谷凛!?ま、まさか凛ちゃんのプロデューサーがモバPくんとはねぇ…」
モバP「あまり他言無用でお願いしますよ?」
店長「その代わりと言っちゃあなんだがこのモリンフェンにサインを……」
モバP「ちょっと店長!?もうちょっとマシなカードにしてくださいよ!」
凛「どうしてこのカードはダメなの?ちょっと気持ち悪い見た目はしてるけどさ…」
モバP「☆5モンスターでありながら攻撃力1550…数あるサーチカードにも引っかからないくせに奈落には落ちる有様…」
店長「だがそこがいい」
凛「えーと…とりあえずそのカードでいいならサインしますね」
店長「ありがとうね凛ちゃん!このモリンフェン大切にするよ!」
凛「ありがとうございます…」
モバP「さ、本来の目的であるカード巡りでもするか」
凛「うん、そうだね」
店長「じゃあいつも通りなんかあったら呼んでね」
モバP「はい。この店はテーマごとにカードが分けられてるから比較的目的のものが見つけやすいぞ」
凛「ふーんそうなんだ……あ、ねえプロデューサー」
モバP「なんだ?」
凛「この『暗黒界』って奴さ、墓地へ捨てられた場合って書いてあるから『手札抹殺』使ったら沢山効果発動できて強いんじゃないの?」
モバP「凛…」
凛「なに?」
モバP「よく気付いたな!そしてコンマイ語の勉強の時間だ」
凛「そのコンマイ語ってなに?」
モバP「日本語の闇さ…」
凛「?」
モバP「凛が言った『暗黒界』の効果が『手札抹殺』で使えると思ったのはなんでだ?」
凛「えっ、それは墓地に捨てられたって書いてあるからだけど」
モバP「そう、発動できる。じゃあこのカード、『手札断殺』ならどうかな?」
【手札断殺】
速攻魔法 (1):お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。 その後、それぞれデッキから2枚ドローする。
凛「うーん、墓地に送るんだから発動できるんじゃないの?」
モバP「実はな…これ墓地に捨てるには捨ててるんだが、「墓地に捨てる」って書かれてないと効果は発動できないんだ」
凛「あーうん、言われてみればなんとなくわかるよ。『手札抹殺』は墓地に「捨てる」から発動できる。『手札断殺』は「墓地に送る」から発動できないんだ」
モバP「流石凛だ、飲み込み早くて助かる。あとはコストとして墓地に捨てた場合は発動しない。「手札から捨てて発動~」はこれだな」
モバP「そして『暗黒界の雷』を見るとわかるが「その後捨てる」って書かれてるだろ?」
【暗黒界の雷】
通常魔法 フィールド上に裏側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。 その後、自分の手札を1枚選択して捨てる。
凛「うん」
モバP「それはコストとして捨てるんじゃなくて効果により捨ててることになるんだ」
凛「つまり句点が付いてる後の効果は別ってこと?」
モバP「そういうことだ」
凛「うーん、ここまでならなんとなくわかるけど…」
モバP「まあ初級だからな」
凛「でも勘違いする人多そうだよね」
モバP「このゲーム、運営がルールを把握してない部分もあるからな…」
凛「それ大丈夫なの?」
モバP「プレイヤーがルールとまで言われてるからな……まあ最近はカードの効果がわかりやすくなったりしてるから運営も努力はしている」
モバP「それとさっきコストのことを話したが…コストと効果の違い、わかるか?」
凛「それは「~して発動が」がコストでしょ?」
モバP「それじゃあ…あったあった。この『魔轟神レイヴン』の手札を捨てるのはどっちだと思う?」
【魔轟神レイヴン】
チューナー(効果モンスター) 星2/光属性/悪魔族/攻1300/守1000
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。 自分の手札を任意の枚数捨て、その枚数分このカードのレベルをエンドフェイズ時まで上げる。 このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで、この効果によって捨てた手札の枚数×400ポイントアップする。
凛「えーと…「発動する」の条件に手札を捨てるって書かれてないから効果の発動じゃないの?」
モバP「凛……」
モバP「流石凛だ!もう惚れるわ!」
凛「ば、バカなこと言わないでよ」
モバP「ごめん…とにかくカードの「捨てる」「送る」には気をつけるんだぞ」
凛「(そんなにシュンとしなくてもいいのに…)なんか他にも複雑なルールありそうだね」
モバP「あるよ…召喚権…発動を無効、効果を無効…対象をとらないデッキに戻すなど……」
凛「う、うん。なんか大変そうなのはわかったよ」
モバP「まあこれからは俺と一緒に学んでいこう」
凛「そうだね。改めてよろしくね、プロデューサー」
モバP「ああ!」
店長「いちゃいちゃしやがって……」
今日はここまでにします
タイトルがGXの4期のEDの歌詞か元ネタか懐かしい、4期はOPが好きだったは
ちょっと一瞬思いついたネタを…
ーーー事務所ーーー
蘭子「我が永遠なる友、かな子よ。それは光と影の二つの心ではないか?(かな子ちゃん、それって遊戯王だよね?)」
かな子「うん、そうだよ。蘭子ちゃんも遊戯王やってるの?」
蘭子「ふっふっふっ…我が魂に惹かれしカード達よ…(最近カードを集めてるんですっ!)」
かな子「私も最近始めたんだ~。蘭子ちゃんはどんなデッキなの?」
蘭子「うむ!『堕天使』の力を我が物としている!かな子はどのようなものを?(『堕天使』デッキですよっ!かな子ちゃんは?)」
かな子「私は『マドルチェ』かな」
蘭子「うわ~!かな子ちゃんらしい可愛いカード!」
かな子「蘭子ちゃんもイメージとぴったり!でも『堕天使』高いって聞いたけど大丈夫なの?」
蘭子「えっ?全部パックで出たよ?」
かな子「うわ~凄いなあ…」
美優「(私は『アロマージ』ですね…)」
>>87
GXのEndless Dreamって曲が元ネタです。僕もGXのOP、EDはどれも好きで、タイトルにどのフレーズを持ってこようかと物凄く悩みました
少し書いていきますが今回もデュエル描写はありません。許してくださいってかぁ?許してください
凛「『アーティファクト』『イグナイト』『U.A.』本当に色んなのがある…」
凛「でもこの…『青眼の白竜』が…うん、一番良いかな」
モバP「おっ海馬デッキ…もといブルーアイズデッキ組むか?『青き眼の乙女』とか目をキツくしたら凜みたいだしな!」
凜「(キッ!)」
モバP「ご、ごめん…まあブルーアイズはサポートカードも増えて今の高速な環境に対応できるようになってるからな。組んでもいいと思うぞ」
凜「まあいつか組むよ。今はまだ『D-HERO 』でいいかな」
凜「折角のプロデューサーのデッキだし…」ボソッ
モバP「凛!こっちに『D-HERO 」あるぞ!」
凛「………ハァ…」
モバP「結構新規追加されたけど…うーん…」
凛「どうしたの?」
モバP「なんか微妙だな…」
凛「でも使えなくはないんでしょ?」
モバP「この『D3ディーキュービック』なんかコストがあまりにもデカイし…」
【D3ディーキュービック】
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
「D3」の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。 このモンスターは表側表示で存在する間、「D-HERO」モンスターとしても扱う。
②:手札を2枚まで捨てて発動できる。 捨てた数だけ自分の手札・デッキ・墓地から「D3」を選んで特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は 「D-HERO」モンスターしか召喚・特殊召喚できない。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 デッキから「D-HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
モバP「3の効果は『終末の騎士』出した方が早いし…2の効果は…『Bloo-D』や『ドグマガイ』出すにはいいかもしれんが…」ブツブツ
凛「じゃあこっちの『ドリルガイ』はどう?」
【D-HERO ドリルガイ】
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1600/守1200
「D-HERO ドリルガイ」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ「D-HERO」モンスター1体を手札から特殊召喚する。
②:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
モバP「そいつの1の効果が特殊召喚の時にも対応してるから使い道はあるね。あと『ディバインガイ』の効果は中々良いな」
【D-HERO ディバインガイ】
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1600/守1400
「D-HERO ディバインガイ」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃宣言時に、 相手フィールドの表側表示の魔法カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊し、相手に500ダメージを与える。
②:自分の手札が0枚の場合、 自分の墓地からこのカードと「D-HERO」モンスター1枚を除外して発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
凛「『デステニー・ドロー』みたいな効果だね」
凛「あれ?この『E・HERO』の隣にある『M・HERO』はどんなデッキ?」
モバP「…………融合召喚!現れろ!新たなる『HERO』!!『HERO』にふさわしい戦いの舞台がここにある!」
モバP「融合しろよ!!」クワッ!
凛「うわっ…びっくりした。どうしたの突然?」
モバP「元は漫画で出たテーマなんだが………問題は『M・HERO』下級モンスターを出すのではなく『E・HERO』を危ない方向へと力を授けてしまったことにある」
モバP「凛は融合召喚に何枚カードが必要だと思う?」
凛「『D-END』は「Bloo-D』と『ドグマガイ』の2体と融合カードだから三枚じゃない?」
モバP「こいつらはモンスター1体と『マスク』魔法一枚で出てくるんだ」」
【マスク・チェンジ】
速攻魔法 (1):自分フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを墓地へ送り、 そのモンスターと同じ属性の「M・HERO」モンスター1体を エクストラデッキから特殊召喚する。
凛「簡単に上級モンスターが出てくるって強いね」
モバP「しかもその上級モンスターがべらぼうに強い…まずは風の『M・HEROカミカゼ』」
【M・HEROカミカゼ】
融合・効果モンスター 星8/風属性/戦士族/攻2700/守1900 このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。 (1):このカードは戦闘では破壊されない。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手はバトルフェイズにモンスター1体でしか攻撃できない。 (3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。 自分はデッキから1枚ドローする。
凛「破壊したらドローできるなんて良いね。攻撃力も高いし」
モバP「『E・HEROエアーマン』から出てこれる点も評価高い」
モバP「次に『M・HEROアシッド』」
【M・HEROアシッド】
融合・効果モンスター
星8/水属性/戦士族/攻2600/守2100 このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。 このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊し、 相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。
凛「この『E・HEROアブソルートZERO』って子から出したら相手の場全部破壊できるんじゃない?」
融合・効果モンスター
星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000 「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。 このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する 「E・HERO アブソルートZero」以外の 水属性モンスターの数×500ポイントアップする。 このカードがフィールド上から離れた時、 相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
凛「でもプロデューサー、このフィールドから離れた時ってどういうこと?」
モバP「そのまんまだ。エクストラデッキに戻されたり除外されたり、とにかくフィールドから離れるなら発動できる、漫画での最強のEさ」
凛「あ、じゃあやっぱりこの『マスク・チェンジ』とのコンボがいけるんだ」
モバP「そして口にするのも恐ろしい、最強の必要悪のHEROが……」
モバP「『M・HERO ダーグ・ロウ』だ………」
【M・HERO ダーク・ロウ】
融合・効果モンスター 星6/闇属性/戦士族/攻2400/守1800 このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 相手の墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。 (2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外で デッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。 相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
凛「除外される…だけ?そんなにひどくないと思うけど…」
モバP「凛はまだ墓地に送られるカードが除外されることの恐怖を知らないから仕方ないな…さっき話した『暗黒界』のこと覚えているか?」
凛「墓地へ捨てられたら効果発動だっけ」
モバP「それが軒並み妨害される」
凛「えっ?でも墓地へ捨てるんだから……そうか、墓地に行かないで除外されるから発動条件満たしてないんだ」
モバP「その通り。しかも墓地は第二のデッキとも呼ばれている。それが相手だけ封印されたようなものだ」
モバP「第二の効果もバカにならない。凛は『エアーマン』でHEROサーチしたのは覚えているか?」
凛「初デュエルの時ね」
モバP「そのサーチしたと思ったら手札からカードが一枚減っていた…そうなったら次に考えてた展開が乱されてしまうだろ?」
凛「そうだね。ダーク・ロウを倒せるキーカードが捨てられるかもしれないんだ」
モバP「そうだ、だからこそ今の環境では重宝されている」
モバP「他にも『シャドー・ミスト』やら『マスク・チェンジ・セカンド』やらどうして作ったってカードはあるが…」
凛「まあ『M・HERO』は組まないから別にいいかな」
モバP「D・HEROダーク・ロウ」ボソッ
凛「なにか言った?」
モバP「いやなんでもないよ!Dデッキに入れるカード探そうか!」
ーーー数十分後ーーー
店長「まいどあり~」
モバP「久しぶりにカード買ったなぁ…」
凛「そういえばプロデューサーのデッキって『忍者』以外にあるの?」
モバP「もちろんあるぞ。メタモルポ………やっぱ秘密」
凛「ケチ」
モバP「ケチじゃありません!それより凛はもう買うものはいいか?」
凛「うん。プロデューサーのアドバイスのおかげでデッキの動かし方とか分かったし」
モバP「そうか、役に立ってなによりだ」
凛「ふふっ、ありがとうプロデューサー」
店長「(いちゃいちゃすんな…)」
モバP「じゃあまたくるよ店長。」
凛「失礼します」
店長「おう、またおいで」
ーーー
モバP「結局凛送った後やることなくて事務所で書類作業か……オフなのになにやってんだろ俺」
ちひろ「でもプロデューサーさんが来てくれて本当に助かりました。私1人じゃ今日中に終わりませんでしたよ」
モバP「まあこのぐらいならお安い御用ですよ」
モバP「しかし最近の遊戯王ブーム…アイドルの中でもやってる子多いんじゃないだろうか…」ブツブツ
モバP「アイドル達の大エンタメデュエル大会!ってのも面白いかな…」ブツブツ
ちひろ「(実は私も『PSYフレーム』デッキ使ってたり…)』
毎回毎回中途半端で申し訳ありませんが今日はここまでにします
あとすいません、コメントのアイドルのデッキ予想は私が参考にさせていただく場合がございます。
再開して行きます。今回はデュエル描写やってみたいと思います
モバP「あーやっと終わったぁ…」
ちひろ「ありがとうございますプロデューサーさん」
モバP「いえいえ。んーと、そういえばそろそろのあさんのレッスンが終わる筈だよな……よし!迎えに行くか」
ちひろ「あ、それなら私が行きますよ。プロデューサーさんは休んでてください 」
モバP「ちひろさんこそ休んでてください。俺はまだまだ元気なので大丈夫です!それじゃあイテキマース!」
ちひろ「あっ、行っちゃった…」
ーーーーー
高峯のあ「ふぅ…………」
モバP「のあさんレッスンお疲れ様です」
のあ「貴方、今日はオフのはず……どうしてここにきた」
モバP「やる事もなくて事務所で作業してまして……それに丁度のあさんのレッスン終わるごろだったので迎えにきました」
のあ「そう………ありがとう」
モバP「じゃあ外で待ってまr のあ「そこでいいわ。待ってなさい」
モバP「あっはい(何時もよりプレッシャーが凄いな…)」
ーーー
のあ「行きましょう」
モバP「はい」
のあ「…………」
モバP「…………」
のあ「……………」
モバP「………車、回してきますね」
のあ「……」
モバP「お待たせしました」
のあ「…………ありがとう」
ガチャ バタンッ!
モバP「…………」
のあ「貴方、今日は凛と一緒だったみたいね」
モバP「そうですよ(なんで知ってるんだろうか…)」
のあ「若い子を選ぶ……。男としては当然のことね……」
モバP「ちょ、ちょっと何言ってるんですか!ただ凛に誘われて一緒だっただけですよ!」
のあ「………冗談よ」
モバP「のあさんでも冗談キツイですよ~ははは」
のあ「……これが……嫉妬かしらね」ボソッ
モバP「(う、後ろからプレッシャーが……)
のあ「貴方……最近の私のこと、どう思ってるのかしら」
モバP「そうですね…やっぱ出会った頃より更に美しく輝いてる気がします。それにのあさんみたいな方をプロデュースできて幸せだな…と」
のあ「…………それは本心なの」
モバP「はい!もちろんです!」
のあ「そう………」
モバP「どうしたんですか?」
のあ「………なんでもないわ」
モバP「そうですか……」
のあ「……モバP、私は貴方という存在に触れ、心に希望の星を感じ取った……私の姿を貴方に見てもらうためにとった選択は……間違いではなかったみたいね」
モバP「あ、ありがとうございます……?(褒めてくれてる…のかな?)」
のあ「………」
モバP「………よいしょっと。のあさん事務所に着きましたよ」
のあ「貴方、この後の予定は?」
モバP「特にありませんし帰ろうかと」
のあ「……デッキはあるのかしら」
モバP「で、デッキですか?遊戯王のデッキなら持ってますけど……」
のあ「休憩室で待ってなさい」
モバP「はい…わかりました…(何時もより謎が多すぎるぞ…)」
ーーーーーーーー
のあ「……待たせたわね」
モバP「いえ大丈夫ですけど。どうしたんですか?」
のあ「モバP……このデュエルに私が勝ったら…今度の休日、私に付き合いなさい」
モバP「まるで展開が飲み込めないぞーてかのあさん遊戯王知ってるんですか!?」
のあ「…………私の方は準備できている」
モバP「(つまりどういうことだ…奴をデュエルで拘束せよってことなのか…?)」
モバP「もうよくわかりませんがデュエルすればいいんですね?」
のあ「………」コクッ
モバP「わかりました。売られた勝負は買うのがデュエリスト、デュエルしましょう!」
モバP 「デュエル!」
のあ「………」
モバP「お、俺のターン!(何考えてるんだろうのあさん…)」
モバP「(手札に『HANZO』がいないのはキツイが……)」
モバP「モンスターを裏側表示で召喚」
モバP「カードを2枚伏せてターンエンド!」
モバP「(さあどうでてくる…?)」
のあ「……私のターン」
のあ「手札から『おろかな埋葬』を発動」
のあ「………墓地に送るのは『サイバー・ドラゴン・コア』」
【サイバー・ドラゴン・コア】
効果モンスター 星2/光属性/機械族/攻 400/守1500 このカードが召喚に成功した時、 デッキから「サイバー」または「サイバネティック」と名のついた 魔法・罠カード1枚を手札に加える。 また、相手フィールド上にモンスターが存在し、 自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、 墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキから「サイバー・ドラゴン」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。 「サイバー・ドラゴン・コア」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 このカードのカード名は、フィールド上・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
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