超インデックス「私の中に十億三千万冊の魔導書が記録されてるんだよ」上条「すげぇ」 (33)


超禁書目録「それでも私と毘沙門天渦巻く無限地獄の底まで一緒に来てくれる?」

上条「なんかすげぇ……何処だよそれ」

超禁書目録「……無理だよね」

上条「いや無理というか色々スケールがよく分からないというか……」

上条「って、悪い! 学校遅れちまう! 適当に出ていけよ! じゃあな!」


超禁書目録「……『大丈夫、上条当麻は遅刻せずに到着する』」




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上条「…………おっかしいな、不幸に絡まれていた筈なのに間に合った」

上条「時間的にどう考えても遅れるんだと思ったんだけどな……」


< 「上条ちゃんここの問題解いてください」


上条(っても、あいつの着てた服に右手で触っても別に何にも起きなかったしな)

上条(スーパーインデックス、とか言ってたっけか……? どこの戦闘民族かは知らないけど、魔術師なんてのはジョークだろうな)


< 「上条ちゃん!」


上条「はぁい!!」ガタッ



~ その頃 ~


「ぅ……うぐ、頼む……僕は君の味方なんだ……」


超禁書目録「それを証明出来ず、私を力づくで捕らえようとしたのが敵である良い証拠だね」

超禁書目録「それに、私は自分で自分の身は守れるんだよ」


「インデックスぅぅう……!!」


超禁書目録「『昏倒して』」


< キンッ…!

「……ぁ…………」

< ドサッ


超禁書目録「……」

超禁書目録「【自動書記】の接続を解除……」キィンッ

超禁書目録「そろそろ移動しなきゃ」スタスタ…


< 「ようやく見つけたぞ禁書目録……いや、俺様の超禁書目録」


超禁書目録「ッ……!」バッ!

超禁書目録「……貴方、は……」


フィアンマ「【神の右席】」

フィアンマ「右方のフィアンマというのは二ヶ月前に名乗っていたか?」


超禁書目録「また私を勧誘しに来たの」


フィアンマ「勧誘も何もお前が勝手に抜けたのを連れ戻しに来ているだけだが?」

フィアンマ「『中央のスーパーインデックス』、喜べよ、今日がお前の逃亡生活最後の日だ」クイッ


アックア「……」ユラァ

ヴェント「……」ジャラッ

テッラ「……」ズズッ……


超禁書目録「後方のアックア、前方のヴェント、左方のテッラ……!」


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